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沖縄県 八重瀬町

平成27年 12月 定例会(第8回) 12月11日−06号




平成27年 12月 定例会(第8回) − 12月11日−06号









平成27年 12月 定例会(第8回)



     平成27年八重瀬町議会第8回定例会会議録 第6号

         招集年月日:平成27年12月11日(金)

         招集場所:八重瀬町議会議事堂

1.開会、閉会の日時及び宣言

   開会(平成27年12月11日 午前10時00分)

   閉会(平成27年12月11日 午前11時55分)

   開会の宣告(議長 上原勝彦)

   閉会の宣告(議長 上原勝彦)

2.応招議員(16名)

3.不応招議員(0名)

4.出席議員(16名)

  1番  神谷たか子       11番  金城秀雄

  2番  照屋 直        12番  知念昭則

  3番  神谷秀明        13番  玉城武光

  4番  宮城勝也        14番  神谷清一

  5番  新垣正春        15番  中村 司

  6番  比屋根陽文       16番  上原勝彦

  7番  金城政春

  8番  本村 繁

  9番  神谷良仁

  10番  金城正保

5.欠席議員(0名)

6.職務のため議場に出席した事務局職員の職・氏名

 事務局長 永山清和    係長 宇地原 勇

7.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 町長        比屋根方次  まちづくり計画課長 嘉数成裕

 副町長       福島正惟   住民環境課長    中村通孝

 教育長       金城隆雄   土木建設課長    親泊元秋

 会計課長      金城美智子  社会福祉課長    宇地原 毅

 総務課長      金城哲生   児童家庭課長    石原朝子

 企画財政課長    金城勇誠   健康保険課長    大田 厚

 農林水産課長    山川 満   学校教育課長    新垣正次

 区画整理課長    金城 進   社会体育課長    神谷清和

 税務課長      浦崎勝男   生涯学習文化課長  新垣隆之

     平成27年八重瀬町議会第8回定例会会議録(案件表)

                      (第6号)平成27年12月11日

 会議に付した事件

? 町長提出の議案

  議案

  議案第82号 八重瀬町職員定数条例の一部を改正する条例について

  議案第83号 八重瀬町観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定について

? その他の議案

  陳情

  陳情第25号 平成28年度福祉施策及び予算の充実について(要請)

  意見書

  意見書第9号 県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書

  意見書第10号 拉致被害者等の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める意見書

  決議

  決議第7号 議員派遣の件について

本会議の次第

                           平成27年12月11日



△開議



○議長(上原勝彦) 

                           午前10時05分

 これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配布した日程表のとおりであります。



△日程第1 会議録署名議員の指名



○議長(上原勝彦) 

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、照屋直議員と新垣正春議員を指名いたします。



△日程第2 一般質問



○議長(上原勝彦) 

 日程第2 これより一般質問を行います。

 5番新垣正春議員の発言を許します。



◆5番(新垣正春議員) 

 皆さん、おはようございます。これから一般質問を行います。八重瀬町が合併して来年で満10年を迎えます。東風平においては、新庁舎も完成し、これから先は合併の成果が問われることになります。そしてまちづくりにも大きく飛躍していかなければならないと思います。この本庁舎、具志頭庁舎においても12月末でその役目を終えることになります。具志頭地域に住む人間として、非常に寂しい感じもしますが、これからまた新しい時代に向けて、素晴らしいまちづくりを町民とともに、また頑張っていきたいと思います。

 本定例会においては、産業振興と人づくり、まちおこしという2点について伺います。

 まず、はじめに産業振興についてであります。1点目、町の基幹産業は農業であると思いますが、課題も多くあります。担い手不足や農業従事者の高齢化などにどのように取り組むか伺います。

 2点目、TPP環太平洋経済連携協定が大筋合意されたと言われております。農業を取り巻く環境が厳しくなることが予想されます。今後、産業としての強い農業を推進していくためにどのように取り組んでいくか伺います。

 3点目、国においては農業の六次産業化が推進されていますが、これまでの取り組みと今後の対応について伺います。

 4点目、農商工連携についてはどのように取り組んでいくか。

 5点目、農業と観光の連携はどのように行うのか伺います。

 次にまちおこし、人づくりについて伺います。昨年12月、「汗水節の里」宣言がなされました。汗水節の心を内外に発信するとともに、町民総ぐるみで実践し、人づくり、まちおこしに努めるという宣言であります。この1年間の取り組みと、今後「汗水節の里」宣言の趣旨をどのように生かしていくか伺います。以上であります。



○議長(上原勝彦) 

 町長。



◎町長(比屋根方次) 

 おはようございます。新垣正春議員の質問についてお答えいたします。

 まず1番目の産業振興についての?についてお答えいたします。担い手につきましては、農業経営者を目指している青年に対し、青年就農給付金事業を行っており、研修期間中に最大2年間、経営開始後に最大5年間、150万円給付できる補助事業を行っております。

 また、新規就農一貫支援事業により、新規就農者に就農にあたっての農業機械、施設等及び農産物加工施設等の整備支援を行っております。これらにより担い手が就農しやすい環境を整え、担い手不足の解消を図りたいと思っております。

 また、高齢化した農業者が管理できなくなった農地に対しては、農地中間管理機構を通して担い手に対し、農地を提供し、農業経営の規模拡大ができるように支援しております。

 農業従事者の高齢化対策としては、機械化が重要だと思いますので、次年度は東風平地区へのハーベスター導入を計画しております。

 ?についてお答えいたします。TPP大筋合意につきましては、畜産業やさとうきび等、農林水産業への影響が懸念されますが、具体的な影響はまだ把握できていない状況であります。現段階での町の取り組みにつきましては未だ決まっておりませんが、今後、国の支援策も確認しながら検討していきたいと思っております。

 ?についてお答えいたします。六次産業化、地産地消法に基づく総合化事業計画において、本町では3法人が農林水産大臣から認定され、各種支援を受けております。町の取り組みとしては、六次産業化の一環として、八重瀬カラベジブランド事業を推進しておりますが、大きな取り組みがなされてないのが現状であります。

 今後、県や関係機関と連携しながら、六次産業化を推進していきたいと考えております。

 ?についてお答えいたします。農商工連携は、農林漁業者と商工業者などが通常の取引関係を超えて協力し、お互いの強みやノウハウを活かして売れる新商品、新サービスの開発、生産等を行い、事業の開拓を行うことです。

 現在、地場特産品の開発に取り組むため、町商工会で八重瀬ブランド販路構築支援事業を進め、農商工連携に取り組んでいるところであります。

 ?についてお答えいたします。これまで体験農業等を含め、地域資源を活かし活用し、観光の推進に取り組んでまいりました。今後、新年度から新設予定の観光振興課を中心にさらに関係機関の連携を深めて、農林水産業と商工業、観光振興に努めてまいりたいと思っております。

 2番目については、教育長から答弁いたします。よろしくお願いします。



○議長(上原勝彦) 

 教育長。



◎教育長(金城隆雄) 

 おはようございます。一般質問の答弁を申し上げる前に、この議場に対する最後の答弁ですので、思いを伝えたいと思います。

 合併して、本議会議場で諸議員の皆様方の一般質問等々に答えるということで、いろいろ勉強させていただきました。私を含め、また管理職もすごく精進したのではないかなと思います。

 また新しい議場になりましても鋭い指摘よろしくお願いしたいと思います。また職員を含めて、私たちは勉強して議員の皆様方の思いに応えるような形でまた頑張っていきたいと思いますので、これまでのこの議場に大変感謝申し上げて、また答弁申し上げます。

 新垣正春議員のまちおこし、人づくりについてお答えします。汗水節の里宣言につきましては、ご承知のとおり、昨年、仲本稔先生の誕生日の12月19日に合わせて、町をあげて高々に宣言し、町内外に発信しました。

 その宣言の目的は、作詞者の仲本稔先生生誕110周年を迎えるにあたり、生誕地の八重瀬町を汗水節の里とし、歌詞に込められた6つの心を町ぐるみで自ら実践し、人づくりとまちおこしに努めることであります。

 昨年度は、仲本稔生誕110周年記念事業としまして、シンポジウムと汗水節の心、普及啓発の舞台発表等を開催しました。また、毎年2月にやえせ桜まつりで開催される町文化協会主催の汗水節大会も町連携のもと開催しております。

 さらにコーラスサークル汗水節愛唱会は、退職教職員約30名で結成され、以来、町内の各種行事で練習の成果を発表しております。

 また汗水節の里宣言を機に、東風平中学校区域の学校へも汗水節の心の普及啓発を図るとともに、実践活動等々についてもアピールしたところであり、特に東風平中学校においては、お昼の清掃活動中には、汗水節の曲を流して、その普及を図っているところであります。

 今年度は、11月23日の勤労感謝の日に汗水節の里宣言記念事業が開催され、子ども汗水節大会で町内幼稚園児や小学生による踊りや歌が披露され、その後、汗水節の里啓発協議会が設立されました。

 町としましても時宜を得た汗水節の里啓発協議会の発足を喜ぶとともに、今後とも可能な限り啓発協議会と連携するとともに、その活動をバックアップしていきたいと思います。

 特に今後の記念事業等のイベントや将来構想の具志頭三差路での汗水節の里モニュメント建立等々への一括交付金活用等々も含め検討していきたいと考えております。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 それでは、何点か再質問をしたいと思います。まず、町の農業ですけれども、実は平成27年7月に沖縄県市町村民所得ということで公表されています。これは平成24年度分なんですが、八重瀬町の農業の純生産額というのが出ているんですが、平成18年に合併以来、ほとんど減り続けているという状況があります。一度だけちょっと増えたことがあるんですが、平成18年に純生産額が26億1,900万円だったのが、平成24年には21億3,000万円というように、これは県の統計の数値でありますけれども、農業に一生懸命みんな頑張っているにも関わらず、なかなか純生産額が伸びていかないという状況があります。

 八重瀬町の産業の全体で、この農業というのは22億円ぐらいで、6.5%ということで非常に少ないんですが、少ないにも関わらず町の基幹産業としての価値は非常にあると思います。要するに県外というか、外貨を稼いでくると。町内で資金が回っているということではなくて、他所からお金を流入してパイを大きくするという役目が非常に大きいですので、ぜひ力を入れなければならないと思っているんです。課題も多い農業ですけれども、先ほど町長からありましたように、いろいろ取り組んでいるということはよくわかります。

 そして、農家の高齢化というのは、前から言われていますけれども、県全体でも本当に高齢化になっています。これは平成27年11月に県が発表した2015年の農業センサスの概数なんですが、県内では農家数が7%減少、それから販売農家の就業人口も11%減少していると。平均年齢も県で64.5歳、町では65.1歳ということです。さらに65歳以上が占める割合というのがあるんですが、県全体では65歳以上が54%、町内では57%、八重瀬町はかなり高い方に位置付けられております。

 そういうことで、非常に重要な農業であるんですが、なかなか後継者も育たない。そして生産額も上がらないという状況ですので、今までどおりの施策は当然としても、新たに何か考えていかなければいけないんじゃないかなということで、いつも考えているわけですが、その中でいま国が進めている六次産業化というのがあります。

 先ほど町長からは町内においては、3法人がその事業が認定されているというお話がありました。これの認定のちょっと中身をわかる範囲内で結構ですので、ちょっと説明してもらえますか。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。3法人が株式会社みどりファーム、あと有限会社あらぐさ、そして株式会社シードウィンという3法人が農林水産大臣の認定を受けて事業を展開しております。

 まず、みどりファームの方では、エコフィールドを活用した県産島豚ブランド化事業ということで取り組んでおります。

 あと有限会社あらぐさにおいては、規格外野菜ともやしを利用した商品の加工、販売事業を展開しております。

 株式会社シードウィンにおきましては、パッションフルーツ、バナナ、ドラゴンフルーツ、パインアップルを利用した加工、直接販売事業を展開しております。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 有難うございます。町内では農業振興ということで拠点産地化といいますか、ピーマン、あるいはオクラ、マンゴー等産地の拠点化をやっていると思うんですが、農業は天候に左右されますし、所得も一定ではないというようなことで、非常に厳しい職業になるんですが、安定して生活ができるような農業、そして楽しめる農業というようなことからしても、いろんな方法を考えながらやらないといけないと思います。

 それがまた六次産業化でもあると思いますが、例えば具志頭地区では、昨日もお話ありましたがピーマン、非常に重要にして、また盛んであります。ピーマンの例えば加工食品というのがいろんなところであるんですが、町内ではこれがまだ進められていない。これは4〜5年前にもそういう話はあったんですけれども、農家の皆さんも趣旨はよくわかるんだけど、自分たちだけではそこまで手が回らないというようなお話でした。

 ですから、六次産業化というのは、農家が直接やるものではあるんですが、なかなか手が回らないという状況ですので、行政の方からもいろんな情報提供、あるいはアドバイス、助言とかが必要ではないかなと思います。

 例えば、ピーマンとか、オクラについて規格外というものの処理があるんですが、普通、規格外があると、漬け物にしたり、また加工品というか、そういう形になると思うんですが、八重瀬町内のそういう拠点作物、ピーマンとか、オクラとかの出荷できない規格外のものがいくらぐらい出るのかというようなものを調査したことがあるのか。その辺どんなですか。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。規格外に関しましては、調査は実施しておりません。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 規格外の出荷できないものを加工して商品化して販売できるというようなことにすれば、農家の所得向上にも繋がるわけですし、いろんな面で影響が大きいと思いますので、ぜひ規格外のものを利用するという意味で、どのぐらいの廃棄が出ているのか。それを調査をして、これが加工食品を開発していけるというのであれば、それにもみんなで取り組んでほしいと思うんですけれども、もう一つはそういう規格外以外にも、農産物の再利用というか、二次製品としてできないか。例えば、マンゴーなどではマンゴージュースとか、いろいろなところで作られていますけれども、なかなかそれが進んでないんじゃないかなという気がしますので、そういう体制が作れればできるのか。それともそのものがないのか。その辺も調査をしながら、可能性があるのであれば、マンゴー農家の皆さんと一緒に検討していかなければならないんじゃないかなと思っています。

 ちなみに、11月、南部水道企業団で所管事務調査がありまして、福島へ行ってまいりました。福島の郡山で泊まったんですが、その近くに田村市というのがあって、そこがピーマン、非常に力を入れているということで、ピーマンで栄養ドリンクを作っているということを聞いて、今取り寄せていますので、届いたらみんなで味見して、八重瀬町もできるかどうかちょっと検討してみたいと思うんですが、ピーマン2個分を50ccの栄養ドリンクみたいにして、そこに漢方薬とかを入れて販売していると。

 昨日ハーブの話もありましたけれども、そういうハーブとピーマン、ミックスをしていろんな商品開発ができないかということもぜひやって、ピーマン農家の所得拡大と、それからもっと若い人たちに農業の魅力を発信できるような感じで取り組んでほしいと思います。先ほどカラベジを商工会がやっているということですけれども、このカラベジももう5〜6年ぐらいになるんじゃないかなと思います。商工会任せなのか。あるいは役場としてどう関わっているのか。町長は、カラベジにも一緒になって取り組むということなんですが、何か最近停滞しているような感じがするんですけど、これからどういうふうに具体的にカラベジのプロジェクトと商工会と一緒にどう取り組んでいくか。その辺のところをちょっとお願いいたします。



○議長(上原勝彦) 

 企画財政課長より答弁を求めます。



◎企画財政課長(金城勇誠) 

 お答えいたします。現在、商工会の方でカラベジブランド構築事業ということで、カラベジを推進しておりますが、農業者、そして事業者、どちらにも有益な関係を作ることがこの事業でありまして、農家の意向と事業者の意向を調整しながら、今後ともカラベジを推進していきたいと思いますが、いま町産の農産物を使用した加工品等をこれからも商工会とタイアップしながら、カラベジの推進に努めていきたいと思っております。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 それから具志頭紅芋、非常にブランドとしては有名ではあるんですが、なかなか伸び悩んでいるんじゃないかなという気がします。今日の沖縄タイムスの新聞に久米島の紅芋の記事が載っております。生産が相当伸びていて、久米島町としてもこの加工品のためのそういう設備を計画しているということです。

 これは六次産業化では、農家個人でもできると思うんですが、それぐらいの大きな資本というか、そういう準備をできる方が非常に少ないんじゃないかなと思いますので、ぜひその辺もせっかくのブランドが立ち上がってきていますので、久米島に負けないようにやらないといけないんじゃないかなと思います。今、具志頭の紅芋というのは、生産量というのは伸びているのかどうなのか。その辺ちょっとわかりますか。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。紅芋、甘藷としてまとめてですけれども、現在328トンの出荷があります。売上高にしますと、約3,200万円程度ということであります。

 去年までは芋生産組合で活動していたんですけれども、今年からJA関係の芋生産部会ということを立ち上げまして、農協とも連携してこれからまたどんどん収穫高を上げていこうという取り組みを今後進めていくということであります。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 いろいろ農家の話を聞くと、イモゾウムシ、アリモドキゾウムシとかいろいろあります。こういう害虫で、半年育てても望まれる出荷がなかなか少ないということでためらう農家も多いということですので、久米島はこれを根絶したというふうになっているんですが、その辺その対策を県の農業研究所あたりと一緒にやって、あるいはまた品種改良とかにも取り組んでいけば、具志頭芋のブランドも上がっていくし、農家の所得も向上していくんじゃないかなと思いますので、その辺もぜひ検討していただきたいと思います。

 そして農商工連携、あるいは六次産業化なんですが、なかなか農家で資本がなくて思っていてもできないということもありますが、2年ぐらい前ですか、六次産業化のファンドというのもできているそうです。この六次産業化については、いま国が施策としてやっているんですが、これは県に下ろしてきてやるというような方向性もあります。

 おもろまちには、そういう六次産業化サポートセンターというのもできていて、そこでいろんなガイドも出しています。六次産業化のプランナーというのも登録されていて、必要があれば派遣をして、いろいろ相談にのるというような形になっていますので、ぜひそういう仕組みも利用して町内の生産農家にプラスになるような施策というか、事業を展開して、農業の生産額が落ち込まないで右肩上がりで上がっていくような農業に取り組んでほしいということを最後に要望しておきたいと思います。1番目については、以上で終わりたいと思います。

 次に汗水節の里宣言に関連してなんですが、教育長からはその協議会の活動をバックアップしていくというお話がありましたので、協議会の皆さんが一生懸命、汗水節を普及しながらまちづくりをやろうという、非常に意欲をもって取り組んでいますので、まちづくりは行政だけじゃなくて、住民と一緒に協働の精神でやるというのが一番ですので、ぜひその組織と一緒になって、役場はお金を出してもらえれば、いろんな事業をやってもらえると思いますので、役場が推進したい事業、あるいはまた協議会が進めたい事業、いろいろ協議をしながら、そういう精神で人づくり、まちづくりをやっていきたいと思いますので、ぜひ教育長、町長の後押しもお願いをして、30分になりましたので、私の一般質問をこれで終わりたいと思います。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 これで、5番新垣正春議員の一般質問を終わります。

 次に、7番金城政春議員の発言を許します。



◆7番(金城政春議員) 

 皆さん、おはようございます。待ちに待ったこの庁舎の最後の一般質問者となりました。とりを務めるのは、11月20日の日に友達がみえて、一般質問書いているんだけど、彼がコーヒーを飲みに来たもので、出せなくて行ったら、金城政春、あんたは最後ですよ。はぁー、まさかひゃーと思ったんですよ。その経緯があって、この素晴らしい議場で最後のとりを務めることになったことに本当に感謝して、また議場に大変有難うございましたと言いたいと思います。

 それで、新しい庁舎に移ってもまた今度はトップバッターがいいのかなって、それをいま思っています。これからもよろしくお願いいたします。

 では、通告書に基づいて質問したいと思います。1番、足腰の強い農家の育成について。近年、キク類の価格低迷や相次ぐ台風襲来、曇天・長雨・猛暑により農業生産を取り巻く環境が悪化し、厳しい状況にあります。町長は施政方針で「農業は台風や干ばつなどの天候や病害虫に影響されますが、その対策を講じつつ足腰の強い農業の推進に努めます」と述べております。それで下記の件を一括交付金事業により補助できないかお伺いします。

 ?トラクター及び農業機械購入、資材購入について。?自然災害に強い施設(パイプハウス等)について。?既存ハウスの補修、補強について。?防風対策、農薬飛散防止対策用ネットについて。

 (2)家庭ごみと不法投棄ごみについて、お伺いします。八重瀬町は個人、団地、アパート等の世帯が増え、各家庭から出るごみの排出量はどうなっているか、下記の件についてお伺いします。

 ?過去3年間、町内から出たごみの排出量の推移と費用、またごみの減量化対策はどのように推進しているかお伺いします。?町内で不法投棄の多い場所と処分にかかった費用、町として不法投棄防止対策はどのように取り組んでいるかお伺いします。

 (3)山羊生産農家の育成について。沖縄では、昔から山羊肉を食べる食文化があり、「山羊汁」「山羊さし」が主なメニューである。この食文化を維持しながら山羊の香りが苦手な方や観光客向けに美味しい山羊肉を提供して山羊生産農家の所得を上げるためにお伺いします。

 ?八重瀬町の山羊生産部会に加入している農家の数と飼養頭数は何頭か。?町として山羊生産農家の為に優良品種山羊の導入の計画はあるかお伺いします。

 (4)後原石川原土地改良区内の道路舗装整備について、お伺いします。石川原土地改良事業は、平成元年に終わってから舗装整備もされないまま、27年が経過しています。雨が降ってコーラルが流され、製糖期前にコーラルを入れて整備するのが繰り返しである。雨が長い間降らない時には、車が通ると粉塵が舞い上がるそうです。そこで、舗装整備ができないかお伺いします。再質問は自席の方でお伺いします。



○議長(上原勝彦) 

 町長。



◎町長(比屋根方次) 

 金城政春議員の質問にお答えいたします。まず1番目の足腰の強い農家の育成について、この件については、先日にも同様な質問があり、繰り返しの部分になりますが、1から4まで一括してお答えいたします。

 トラクター及び農業機械購入、資材の購入、既存ハウスの修繕補修については、一括交付金事業では個人、法人の負担に充当する事業、又は事務及び個人、法人の資産を形成するための事業、又は事務は原則として交付金を充てることはできないとのことになっており、一括交付金の活用も厳しい状況だということであります。

 自然災害に強い施設、既存ハウスの補強、防風対策、農薬散布防止対策用ネットについては、既存の補助事業及び県の一括交付金事業等を活用しておりますが、それらに該当しないものについては、町の一括交付金事業として導入できるよう、近隣市町村を調査し、現在JA各生産部会の要望を取りまとめております。

 今後、県及びJA等関係機関と連携しながら支援策を決定し、平成28年度に予算化していきたいと考えております。

 2番目の家庭ごみの不法投棄について、お答えいたします。?番目、町内から出るごみについては、各種のごみがありますが、燃えるごみの搬入量について申し上げますと、平成24年度が6,107トン、25年度は6,144トン、26年度は6,320トンで、年々増加する傾向にあります。

 町の負担金としては、塵芥処理、ごみの処理負担金として、平成24年度1億1,880万9,000円、25年度は1億2,278万円、26年度は1億3,716万2,000円となっております。

 ごみの減量化対策としましては、生ごみを処理するための生ごみ処理機及び処理容器の購入を補助しております。また、段ボール箱を利用し、生ごみを堆肥化する際の堆肥を無料化で提供しております。

 環境型社会の構築、並びに最終処分場への搬入量抑制に向けて、尚一層、徹底した分別収集を図る必要がありますので、住民への啓発周知を図っていきたいと思っております。

 ?について、お答えいたします。不法投棄の多い場所は、町内全域の墓地周辺、それから原野、人気のない場所、道路沿いの草地等となっております。不法投棄物の処分にかかった費用は、平成24年度が40万8,320円、25年度が54万3,402円、平成26年度が62万5,420円となっております。

 不法投棄物の種類については、テレビ、洗濯機、エアコン、冷蔵庫等の電気製品、タイヤ、ソファー、草木、それから磁気及び金属くず等、多岐に渡っております。

 防止対策としては、不定期の巡回パトロールと不法投棄場所への看板設置を行っております。今後は、町広報誌ホームページを活用して、不法投棄防止の啓発活動に取り組んでいきたいと考えております。

 3番目の山羊生産農家の育成について、お答えいたします。1番の八重瀬町山羊生産部会に加入している農家は、6農家であります。飼育頭数は55頭であります。

 2番目についてお答えいたします。現在、久米島町では一括交付金を活用した久米島山羊振興活用化事業で地域ブランド確立のために山羊小屋を建設し、優良品種の導入や人工授精用保管器などを導入していますが、本町では現在のところ、導入計画は持っておりません。

 4番目の後原石川原土地改良区の道路舗装整備について、お答えいたします。当時、石川地区土地改良事業で整備した道路は農道でしたが、その後、町道に認定され、1路線以外は補助事業の導入ができず、舗装されぬまま現在に至っております。

 地区内には、未舗装の路線があと5路線あります。現在、安里地区内で進めている補助事業の農業基盤整備促進事業を活用し、町内の未整備な道路を整備する計画で、県とヒアリングを進めてきましたが、沖縄振興予算の減額に伴い、農林水産費も減額となり、新規事業採択が見送られている状況になっております。

 県からの明確な回答ではありませんが、当分の間、県内の継続している事業に優先的に予算配分し、継続事業が完了次第、新規事業を採択していくようであります。

 今後も継続して採択されるよう申請していく予定でありますが、事業採択時期は見通せない状況であります。以上であります。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 今、私事ですけど、ちょっと話にくいのは歯の治療中で、仮歯を入れて、本当に申し訳ないです。お聞き苦しいと思うんですけど、よろしくお願いします。

 では、1番目の同僚議員が前に同じような質問したので、そんなに質問ないんですけど、ただ1番のトラクターは個人の所有ということでできないけど、3〜4名でグループ作ってやったらどうなるか、その辺は教えてもらえますか。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。個人には個人の資産の形成になるということで難しいという答弁をしております。それが3〜4名のグループごとになった場合に可能かどうかということは、まだ県の方に確認できてなくて、できるかどうかというのは、今のところわかりません。

 ただ、3名、4名でグループを組んで、そこが事業主体になって、例えば機械の保管場所、使用目的、使用形態、管理体制等の具体的な実施計画をまとめていただければ、それをもって県の方と調整をして、それが可能かどうかというのを確認していきたいというふうに思います。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 副町長。



◎副町長(福島正惟) 

 私からもご答弁申し上げたいと思います。一括交付金事業は、先ほど町長が答弁したとおり該当しないような状況もありますけれども、いま金城議員からご提案のあった3〜4名まとまれば、可能なのかということでありまして、可能なところが結構多いと思います。

 ただし、これについては例えば農業機械等につきましては、この一括交付金事業の趣旨から鑑みて、おそらく別の農林水産省が補助をしております農業機械等の購入、それに該当していくことになるのではないかと思います。機種によって、いろいろ制限等もありますけれども、補助事業があれば、その補助事業を活用していただければと思います。

 補助事業に該当しないようであれば、そういう形で生産組合と言いますか、そういう形の組合を立ち上げて、おそらく3農家以上、あるいはまたこの機械で耕していく畑が1,500でしたか、面積規模等が従来の補助事業に該当するような面積、それと農家の数、そういうものを持っていけば、おそらく今言いました農水省あたりの補助事業ないものについては、適用できるのではないかと思います。

 そういう形で指導していくよう農林水産課の方には話していきたいと思います。それについては、農業機械のみならず、今町長から答弁のあったパイプハウスであったり、そういう形のものも数名集まって、その組合的なものを作っていけば可能になるのではないかというふうに考えますので、そういう指導方をするように農林水産課の方でも取り組ませていきたいと思います。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 ぜひ事業は、いま菊農家、菊の価格が下がっているんですよ。それで県外の方からキク農家に草花類ということで、アスター、スターチス、トルコキキョウ等の栽培要望があるんですよ。だから、その辺も導入するならパイプハウス、今度も何件かあるんですけど、ぜひ課長、28年度も検討してもらいたいと思いますけど、どうかよろしくお願いします。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。トルコキキョウに関しましては、県の一括交付金事業で災害に強い栽培施設の整備事業というのがございます。平成27年度におきましては、町内の農家3戸がその事業を活用して、パイプハウスを導入していくということになっております。

 28年度についてもその事業を活用して、町内の農家3戸を導入していくということで、今計画を進めております。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 課長、ぜひよろしくお願いします。これで1番を終わります。

 2番の方の家庭ごみの不法投棄ですけど、アパート、個人、八重瀬町3万人も超えて、どうしてもチリが出るんですよね。自分も生ごみなんかは、自分のアタイグヮーで埋めて、なるべく出さないように。そして段ボールごみ、これも使って肥料作っているんですよ。それをまた畑に撒いたりしてやっていますけど、課長、あの費用ですけど、年々24年、25年、26年、前までは島尻、いま東部の方に行っているんですけど、その辺金額的にどうなったか教えてもらえますか。



○議長(上原勝彦) 

 住民環境課長。



◎住民環境課長(中村通孝) 

 お答えします。塵芥処理費用に関しましては、平成24年度、25年度に関しましては、南城市と八重瀬町から搬入された燃えるごみ、資源ごみ、燃やせないごみ、有害危険ごみ、粗大ごみの搬入量割で算出されております。

 その関係上、今申し上げたごみの総搬入量、それでもって負担金が南城市と八重瀬町で計算して算定されるということで、燃えるごみに関していくら費用がかかったかということでありますけれども、それに関してちょっと数字が出ておりません。あくまでもいま申し上げた5種類のごみの搬入量の割合でもって南城市と八重瀬町で25年度までは負担金が出ております。

 平成26年度につきましては、最終処分場建設のため、燃えるごみの搬入先が東部清掃施設組合が搬入先になっており、先ほど町長が申し上げておりましたように搬入量が6,320トン、処理費用に関しましては6,397万8,000円の塵芥処理費用になっております。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 これぐらいごみが多くなったら、それだけ費用がかかるということで、それで先ほど町長も答弁あったんですけど、年に何回ぐらい、要するにコンポストとか、段ボール、このごみの堆肥を作る勉強会とか、今年何回ぐらいやったか、その辺を教えてもらえますか。



○議長(上原勝彦) 

 住民環境課長。



◎住民環境課長(中村通孝) 

 燃えるごみの中で、生ごみの処理に関しては、今ちょっと課題になっているようでありますが、八重瀬町におきましては、現在、このコンポストではなくて、段ボールを使っての堆肥農場ということで、1袋当たり400円でございますけれども、これは町民からの求めに応じまして、そのときにお配りをしているということであります。

 この普及に関しましては、今年は各種団体等を対象にした講習会をまだやっておりませんが、以前に町の女性会、町の老人クラブ連合会、中央での学級においてコンポストの普及と、いっぺーじょーとー君という肥料ですけども、それの普及啓発を行っており、随時、町民の方からその講習会、あるいは説明会を求められた場合には、足を運んで行って普及啓発を図るということの内容でいま取り組んでおります。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 自分もコンポスト、それから段ボール、これ、いっぺーじょーとー君を入れて堆肥作っているんですけど、これまた自然にも環境にもいいし、また、それだけ生ごみを出さないようにするにも本当にいいと思います。ぜひ町としてもこういった研修会、それから各自治会でもいいし、こういうふうにできますよというのをチラシ等を見せてやってもらいたいと思います。

 では、次に移りたいと思います。皆さんも大好きなヒージャー、山羊汁、山羊さし、最近、山羊の人気で山羊肉が相当上がって、セリの価格もだいぶ上がっております。それでこの前、山羊生産農家に行って聞いたら、1時間に3〜4名ぐらい、山羊売ってくれんかねって、そのぐらい山羊の肉が本当に見直されております。

 この沖縄県の山羊の肉は、約600年前から脈々と受け継がれたと思われています。ヒージャーグスイ、昔から私も大好きで、昔オジーターが昔はお家で屠殺をやったんですけれども、焼いて洗ったら、政春、あっちから酢グヮーと醤油を取ってこい。何するかなと思ったら、肉を取ってつけて食べるんですよ。これもオジーターが殺す人の特権かなと思うんですけど、みんなの前でこれ言っていいかわからないですけど、とにかく山羊汁、山羊さし、本当に美味しくて、大学の偉い先生が山羊だけでは血圧は上がらん。これに付随して塩を多く入れた方が血圧が上がるよと言って、その後、山羊食の見直しをして、本当に多くなっていると思います。

 とにかく山羊は、ヒージャーグスイと昔から言われております。先ほど久米島町の方でも一括交付金でやっているけど、本部の方もやっているんですよ。本部は、もとぶピージャー生産事業ということで、一括交付金でやっておりますけど、八重瀬町の55頭、あちらは桁が多いです。28年度目標が600頭です。これ聞いたら、本当にすごいと思うんですけど、近いうち本部へ行って、山羊を生産している方、同僚議員に友達がいて山羊を飼って、この山羊は乳を絞って牛乳みたいな販売したり、それからアイスクリームなんか作って販売しているので、ぜひ見に行こうと思うんですけど、それで課長、生産組合、いま組合員が6名と言うけど、これは何名ぐらいでこの補助金をもらえるとか、そういう計画とかあると思うんですけど、どんなでしょうか、飼養頭数もあります。この辺お願いします。



○議長(上原勝彦) 

 農林水産課長。



◎農林水産課長(山川満) 

 お答えします。今、山羊生産部会が6名ということであります。何名以上揃えばできるかということではなくて、久米島も本部も生産法人を立ち上げて、組織が強化されております。その中で将来的に何頭まで増やしていきたいという計画のもとで実施されている事業です。

 ですから、こちらが何名揃って何頭導入したら、その事業が一括交付金が活用できるということではなくて、まずは組織を生産法人で計画をまとめていただきたいということであります。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 ぜひ、この沖縄の山羊文化を大切にするために、これからおそらく山羊生産部会に加入する方はいっぱいいると思います。個人個人で2、3頭飼っているのがいるんですけど、この辺もまとめて、ぜひこの沖縄の山羊文化を進めてほしいと。

 また、この跡地、観光拠点の方です。3坪のあれに入れたらいいかなと私は思うんですけど、ぜひ課長、部会のこともあるんですけど、立ち上げてよろしくお願いいたします。

 最後の方にいきます。この土地区画改良は平成元年に終わってもう27年、それでいま南城市の方が半分、舗装しているんですよ。だから八重瀬町はそのままコーラル、あっちはアスファルトして、町民がどうして南城市やっているのに八重瀬町はできないかということで、ちょうど半端なんですよ、境界線挟んで、あっちは舗装して、こっちは舗装してないんですよ。

 先ほど町長が答弁していたんですけど、ぜひ課長、事業があったら、もう27年になるから、何か一言お願いいたします。



○議長(上原勝彦) 

 土木建設課長。



◎土木建設課長(親泊元秋) 

 金城政春議員の質問に答えたいと思います。私もこの議場でとりを務める答弁になるかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。金城議員もとりですので、私も答弁の方はとり務めたいと思いますので、よろしくお願いします。

 この道路は、現在、その他町道ということになっておりますけれども、整備できなかった理由は、当時、土地改良事業で農道ということで整備、コーラル敷きの道路を整備したんですけれども、その後、旧具志頭村ですけれども、村道に格上げをして、その他町道ということで現在に至っております。

 本来であれば、町道ですので国交省の事業で整備すべきでしたけども、整備するには条件がありまして、まずその条件の一つが、この道路沿いに2軒以上の住宅、民家がないと採択要件を満たさないということでありまして、金城議員、現場はよくわかると思いますけれども、民家があるところは舗装されていますよね。確か2カ所ぐらいされていますので、それ以外はほとんど周辺畑ですので、町道整備にはできないということでありました。

 その後、20数年も経って整備しなかったのは、私も現在の土木建設課に来て、まだ4〜5年しかならないんですけれども、ちょっと理由としてはわかりませんけれども、今後この事業をするにあたって、一番いい方法は、前に安里地区をやったように町道でありますけれども、町道から農道に下げて、農水省の補助事業を取り入れようということで進めてきたんですけれども、先ほど町長からの答弁がありましたけれども、採択基準がだいぶ変わりまして、それとまた予算関係もありまして、採択がまだなされてないということであります。

 担当課としては、県と随時ヒアリングを持ちまして早急に事業採択してもらって整備していきたいと思います。現在、南城市とこの八重瀬町の境界ですけども、ちょうどこの道路の半分ぐらいの南城市が現在、舗装工事をしてい、この後原の方のこの道路が特に目立つようになってきています。私も現場見に行っていますのでわかりますけれども、町としても早めに事業採択をして、この石川地区だけではなくて、他の地区内の農道、あるいは町道もあるかもしれませんけれども、整備をしていきたいと、今担当課の方では計画していますので、よろしくお願いしたいと思います。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 金城政春議員。



◆7番(金城政春議員) 

 課長、有難うございます。もう本議場でのとり、7番議員金城政春、一般質問をこれで終わります。有難うございました。



○議長(上原勝彦) 

 これで、7番金城政春議員の一般質問を終わります。



△日程第3 議案第82号(上程〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第3 議案第82号八重瀬町職員定数条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。

 本案について提案理由を求めます。町長。



◎町長(比屋根方次) 

 議案第82号八重瀬町職員定数条例の一部を改正する条例について。

 首題のことについて、地方自治法第96条第1項の規定により、別紙のとおり提出し、議会の議決を求める。

 平成27年11月30日提出、八重瀬町長 比屋根方次、八重瀬町議会議長 上原勝彦殿。

 提案理由、平成27年8月に八重瀬町職員定員管理計画を策定し、類似団体等の状況を考慮した適正な職員数にするため所要の改正を行うものである。

 詳細については、担当課長から説明申し上げます。よろしくお願いします。



○議長(上原勝彦) 

 総務課長。



◎総務課長(金城哲生) 

 それでは、補足説明をさせていただきます。お手元の議案書3枚目をお開き下さい。新旧対照表の方で説明をいたします。右側が改正前、左側に改正後となっております。下線部分の方が改正となります。

 最初の改正ですが、第2条第1号、議会の事務局の職員、改正前が5人、改正後3人です。第2号です。町長事務部局の職員、改正前が183人、改正後が163人。そして第5号、教育委員会の事務局の職員及び所管に関する学校並びに学校以外の教育機関の職員、改正前が58名、改正後が50名となっております。

 2枚目をお開き下さい。附則としまして、この条例は、公布の日から施行するとなっております。よろしくお願いいたします。

 それでは、さらに補足ですが、議案と一緒に今回、皆様のお手元に八重瀬町職員定員管理計画をお配りしてございます。今回の職員の定数の改正につきましては、合併して10年になりますが、今回が初めてになります。それで合併後、合併の際には248名という職員数がありました。

 人口に比べて、職員数が多いということで、その時点で行政改革委員会の方から職員が退職をした際には3分の1、33%の採用ということで3人辞めて1人採用ということで、この10年間やってまいりました。その結果、現在、町職員全体で187名と、248名から187名という形になっております。

 近年の状況等、行政事務の増加、また新たな事業等いろいろと入ってきまして、現状の職員数では厳しいということでありまして、今回この職員定員計画の方も新たに見直しをさせていただきました。

 そして今回、この職員定数の提案につきましては、毎年、全国の類似団体等と比較で行われます定員管理診断表、お手元の資料の4ページ、こちらの方で平成18年度の類似団体と八重瀬町の比較を載せてございます。

 現在、公表されているのが平成26年度の数値になりますが、類似団体の職員数、普通会計の職員数が193名でありますが、八重瀬町につきましては180名という形になっております。そしてこの部分を鑑みまして、お手元の資料の7ページ、これはこの先5年後、平成31年度まで町の人口を推計しまして、その人口に基づいた職員数はどの程度になるのかということで出してございます。平成27年度に192となっていますが、これは推計のものです。平成31年度が222名という形になっております。

 8ページの方に本計画で、これから先、八重瀬町で職員数についてこのように採用をして徐々に220名に近づけていきたいということで計画をしております。

 さらに、その後ろの方に資料がこれは公文書の控えを添付してございます。平成27年8月21日付けで八重瀬町行政改革推進委員会会長より答申として文書をつけてございます。その2枚目の方には、町長からこの委員会への諮問事項ということで諮問を行っております。諮問の事項につきましては、職員の定員管理の数値目標の基本方針の見直しについてということで諮問をしております。

 そして答申の方、これ下記の部分を読み上げて説明に代えたいと思いますが、第一次八重瀬町行政改革大綱実施計画の定員管理の数値目標の基本方針に基づき、職員の採用は退職者の33%以下と抑制してまいりましたが、これまでの職員の削減の取組みにより他類似町村と比較して本町の職員数が少ない状態となっています。

 今回提案された「八重瀬町職員定員管理計画」の基本方針、部門別職員数の数値目標に基づき、職員の採用においては、職種ごとに必要な人数を精査するとともに、住民サービスの低下を招かないよう、事務事業や新たな行政課題に対し的確な処理等ができる体制、適材適所による職員配置・業務量に応じた職員数の確保、類似団体等の状況を考慮した計画的な職員採用に努めるよう要望しますということになっております。



○議長(上原勝彦) 

 これより本案についての質疑を行います。質疑はありませんか、知念昭則議員。



◆12番(知念昭則議員) 

 合併して10年間、執行部側が退職者の3分の1をしながら、そして10年間我慢しながらずっとそれをしてきたということに関して非常に評価し、そしていま職員が頑張っているということも評価します。

 そして10年目の今度見直そうと。私、皆さん方がやっているものに関して、ただ一つ引っ掛かるのが議会事務局なんです。この5から3にするということです。これはずっと言ってきたんですけれども、議会事務局は他の部局とちょっと違うところがあるものですから、それについては少しの余裕もできないかというようなことでいつも言ってきたんですけど、実は議会事務局は平成18年に法改正により、いろんな仕事の内容で取り組まなければいけないようなのが出てきております。

 それで今の定数3ではどうかなということなんですけれども、できたら私は3じゃなくて4の方がいいんじゃないかと、これまでも言ってきたんですけれども、皆さん方には皆さん方のあれがあると思います。

 ただ、これから後の議会、それから執行部側をうまく活かす、そして町政をするためには、ある程度、精査しながら考えていかなければいけないところもあるだろうということで思っております。

 そして人口もこの前3万人になったと。そして課の再編も、観光振興課というのもできてくるというような、非常に目まぐるしく変わっている町政の中で、議会の果たす役割というのは出てくると思います。

 実は、議会の中でもこれまでは総務と経済産業という二つの常任委員会から去年、一昨年から広報委員も常任委員会にして、3委員会にしました。これからあとは、この課の再編の中では、もっと常任委員会をひょっとしたら専門的に増やさなければいけないんじゃないかというような懸念もあるものですから、そういうふうな提案をしたものであります。

 私の今の質疑に対して、執行部がどういうふうに考えているか、それについてまずお伺いしたいと思います。



○議長(上原勝彦) 

 副町長。



◎副町長(福島正惟) 

 私の方から答弁申し上げます。執行部の考え方はどうかということですけれども、この議案件につきましては、さっきの全員協議会の中でもご説明申し上げましたように、類似団体等の規模をもとに弾き出してきている数字でありまして、その形でその数字でもって、今回は提案をしているというところはご理解いただいていると思います。

 知念議員がおっしゃっているのも重々理解できます。ただ、いま知念議員がおっしゃっていた3万人を超えて、今後、議会の強化であったり、いろいろお話がありましたけれども、それは先の話であって、今それ決まっているものではないことです。それについては、我々執行部も各担当課から、こういうふうにあってほしい、こういうふうに人員を増やしてほしい、こういう業務もやりたいので当然ながら職員数も勘案してくれという要望が多々来ております。

 これにつきましては、先の議案件で課設置条例いろいろ議決していただきましたけれども、それと絡みまして、全課長で組織する事務改善委員会の中で継続して議論していこうということで、平成28年度中には取りまとめていきたいというふうに考えておりますので、その中でこの議会事務局の職員数についてもいろいろ議論していって、今回出している定数条例の変更もあり得るということでご理解いただきたいと思います。



○議長(上原勝彦) 

 知念昭則議員。



◆12番(知念昭則議員) 

 その場その場にあったような対応も必要ですので、そして28年度以降も議会事務局も含めた、そういうような精査をしていくということですから、ぜひ私たち議会も執行部も車の両輪のごとく働かなければ、八重瀬町の発展のためにはならないと思っておりますので、ぜひそういうところも鑑みながら、そして議会の中では議長がトップですので、議長に我々の方からも申しますので、それも勘案しながらぜひ進めていってもらいたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(上原勝彦) 

 ほかに質疑はございませんか、新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 1点だけ、平成30年度220人という数字なんですが、類似団体を調査したということなんですが、この類似団体の中で、部制を敷いているところがどのぐらいあるのか。定数条例というのは組織機構図とセットになっていると思うんですが、この類似団体調査した中で、部制を敷いているところが何件あったか、お願いいたします。



○議長(上原勝彦) 

 総務課長。



◎総務課長(金城哲生) 

 お答えをいたします。この類似団体というのが全国の中で、この類似団体それぞれ決められておりまして、八重瀬町につきましては、八重瀬町と同じ類似団体が全国で137だったと思います。その中で、類似団体といっても人口がすべて3万人前後ということではなくて、2万人超えたところから4万人近いところまでありますので、その中で部制を敷かれているところもあれば、ないところもあると思います。ただ、これを細かく調べた資料はありません。



○議長(上原勝彦) 

 新垣正春議員。



◆5番(新垣正春議員) 

 県内の類似団体は、今まで北谷、南風原とか、いろいろ言われたんですけど、どこどこか、何団体か、それだけでもわかりますか。



○議長(上原勝彦) 

 副町長。



◎副町長(福島正惟) 

 今、ご質問のあることに関連することだと思って答弁したいと思いますけれども、数については総務課長の方で答弁いたします。

 部制を敷く気があるのかどうかという質問に落ち着くのだろうと思いますけれども、今のところ、この合併した当時、当時の町長から2年目でしたか、庁議の中で部制を敷きたいということで検討しなさいということで話し合いを持ちました。

 ほとんどの課長から反対であると。今の現体制で課制でいいという意見があって、この部制が敷かれてないところもあります。

 町としては、当然ながら部長、部制にすれば、三役からすればかなり執行体制がうまくいくのかなというところもありますけれども、職員、ただその部制を置いて部長職を置くことになると、その部長の数だけ、すべてではありませんが、職員にしわ寄せがいくというところの懸念がございまして、部制を取りやめたという経緯がございます。



○議長(上原勝彦) 

 総務課長。



◎総務課長(金城哲生) 

 お答えをいたします。類似団体、全国で134団体あります。そして県内では西原町、26年1月1日現在の人口が3万5,337人。そして南風原町、こちらも26年1月1日の住基人口が3万6,584人。そして読谷村、こちらの26年1月1日の人口は4万1,051人。そして北谷町、こちらの人口が2万8,566人となっております。

 すみません、部制については、それぞれ組織機構、手元にありませんので。



◆5番(新垣正春議員) 

 わかりました。以上です。



○議長(上原勝彦) 

 ほかに質疑はございませんか。

    〔「質疑なし」と呼ぶ者あり〕

 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただ今議題となっております議案第82号については、会議規則第39条第3項の規定により、委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って議案第82号については、委員会への付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

     [「討論なし」と呼ぶ者あり]

 討論なしと認めます。

 これから議案第82号八重瀬町職員定数条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。

 お諮りします。本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って議案第82号については、原案のとおり可決されました。



△日程第4 議案第83号(委員長報告〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第4 議案第83号八重瀬町観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定についてを議題といたします。

 本件については、委員会での審査を終えております。委員長の報告を求めます。八重瀬町本庁舎跡地利用等に関する審査特別委員会委員長、中村司委員長。



◆八重瀬町本庁舎跡地利用等に関する審査特別委員長(中村司議員) 

 報告書を読み上げる前に若干訂正をお願いしたいと思います。報告書の冒頭部分の2行目です。一番下の2行目の副町長及びとありますが、副町長は出席しておりませんので、訂正をお願いします。

 それから真ん中の委員の意見の部分で、下から2行目の事業の慎重を期すことが事業の賛否とありますが、これを成否に訂正をお願いします。大変申し訳ございませんでした。

 それでは、委員長報告を申し上げます。平成27年12月11日、八重瀬町議会議長 上原勝彦殿、八重瀬町本庁舎跡地利用等に関する審査特別委員会委員長 中村司。

 委員会審査報告書。

 本委員会に付託された議案第83号八重瀬町観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定については、12月2日に担当課長の出席のもと慎重に審議されました。その経過と結果は次のとおりであります。

 まず、条例の提出時期は早すぎるのではないかとの質疑に対し実施設計の段階までには指定管理者を指定し、彼らの意見を反映したいとの答弁があった。しかし、委員からは指定管理者にあたっては、慎重を期すことが事業の成否につながるので、早期の決定については多くの委員から反対との意見が出ました。

 議案第83号八重瀬町観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定については、審査の結果、全会一致で可決であります。

 詳細の審査経過や意見等につきましては現在、特別委員会継続中のため委員会報告書として、特別委員会の中でまとめる事といたします。よろしくお願いします。



○ これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

     [「質疑なし」と呼ぶ者あり]

 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

     [「討論なし」と呼ぶ者あり]

 討論なしと認めます。

 これより議案第83号八重瀬町観光拠点施設の設置及び管理に関する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長報告は可決であります。

 本件は、委員長報告のとおり可決することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って議案第83号については、委員長報告のとおり可決されました。

△日程第5 陳情第25号(委員長報告〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第5 陳情第25号平成28年度福祉施策及び予算の充実について(要請)を議題といたします。

 本件については、委員会での審査を終えております。委員長の報告を求めます。総務厚生常任委員会委員長、知念昭則委員長。



◆総務厚生常任委員長(知念昭則議員) 

 委員長報告を行います。平成27年12月11日、八重瀬町議会議長 上原勝彦殿、総務厚生常任委員会委員長 知念昭則。

 委員会審査報告書。

 本委員会は、付託された陳情案件につきまして、12月2日に各委員出席のもと慎重に審査を行いましたので、その結果を会議規則第77条の規定により報告いたします。

 陳情第25号平成28年度福祉施策及び予算の充実については、審査の結果、全会一致で採択であります。

 報告書につきましては、2枚目以降にお配りしてありますので、どうぞご配布してありますので、よろしくお願いいたします。以上。



○議長(上原勝彦) 

 これより委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

     [「質疑なし」と呼ぶ者あり]

 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

     [「討論なし」と呼ぶ者あり]

 討論なしと認めます。

 これより陳情第25号平成28年度福祉施策及び予算の充実について(要請)を採決いたします。

 本件に対する委員長報告は採択であります。

 本件は、委員長報告のとおり採択することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って陳情第25号については、委員長報告のとおり採択されました。



△日程第6 意見書第9号(上程〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第6 意見書第9号県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。知念昭則議員。



◆12番(知念昭則議員) 

 意見書第9号、平成27年12月11日、八重瀬町議会議長 上原勝彦殿。提出者、知念昭則。賛成者、本村繁外6名。

 県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書。

 上記の議案を、別紙の通り会議規則第14条の規定により提出する。

 提案理由、翁長県知事は10月13日、普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古の埋め立て承認を取り消した。この翁長知事の決断に対し約8割の県民が支持を表明した。これに対し、防衛局は「私人」になりすまし、国土交通大臣に翁長知事の埋め立て承認の取り消しの無効の審査を求め、その採決が出るまでの効力の執行停止を申し立てた。

 さらに、11月17日には、翁長知事による埋め立て承認の取り消しは違法だとして国土交通大臣は翁長知事を相手に代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に提訴している。県民多数の民意を無視し、米軍新基地建設を強行する政府に対し強く抗議するため意見書を提出する。

 県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書。

 米軍普天間飛行場の辺野古移設をめぐり、翁長知事による埋め立て承認の取り消しは違法だとして、石井国土交通相は11月17日に翁長知事を相手に代執行訴訟を福岡高裁那覇支部に提訴した。国と地方自治体の代執行訴訟は2000年の改定地方自治法施行以来、初めてである。翁長知事はこの事に対し、県民にとって「銃剣とブルドーザー」による強制接収を思い起こさせるものだと述べている。

 こうした安倍政権の新基地建設に向けた一連の強権的手法は、翁長知事の意思と沖縄県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊するものであり、法治国家として到底許されない暴挙である。

 沖縄の「新基地建設反対」の民意は、名護市長選、県知事選、衆議院議員総選挙などで繰り返し示され、翁長知事による前知事の埋め立て承認を取り消した英断については、直近の世論調査で約8割の県民が「支持」していることでも明らかである。

 行政不服審査法は、行政庁の違法又は不当な処分その他公権力の行使に当たる行為に関し、国民に対して広く行政庁に対する不服申立ての道を開くことによって「国民の権利利益の救済を図る」ことを目的としている。然るに、辺野古への新基地建設を「唯一の解決策」とする国の機関・防衛局の意見を国土交通省が審査して工事継続を認めるなどというのは、公平性、客観性を欠いた法の悪用でしかない。

 戦後70年、県民の生命と安全を脅かし、県経済発展の最大の障害となっている米軍普天間基地の閉鎖・撤去は、保革を超えた県民の総意であり、普天間基地の県内移設断念、オスプレイ配備撤回が「建白書」の主旨である。民意を無視し、不法を重ねて新基地を強引に建設することは、県民を愚弄するものであり、断じて許されるものではない。

 沖縄へのこのような強硬姿勢に対し、他県ではオスプレイ訓練を拒否されたらすぐに白紙撤回する事などは、明らかに二重基準である。沖縄県民の民意は無視しても構わないという政府の意識があるのではないかとすら思えてくる。

 国際法に反し、県民の土地を米軍が強制接収して建設した在沖米軍基地の成り立ちと沖縄の苦難の歴史を踏まえ、うちなーんちゅの誇りと尊厳をかけて、「新基地の造らせない」とする翁長知事の揺るぎない姿勢と県民の圧倒的意思は、政府のどんな強権的手法をもってしても断じて屈することはない。

 よって本町議会は、県民の生命と安全、沖縄の自己決定権と人権を守る立場から、安倍政権による辺野古への新基地建設に向けた埋め立て承認取り消しの「一時効力停止」「代執行の提訴」「本工事着手」の強権的手法に対し、怒りを込めて抗議し、新基地建設工事の即時中止を強く求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

 平成27年12月11日、沖縄県八重瀬町議会。

 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、内閣官房長官、外務大臣、防衛大臣、国土交通大臣、沖縄及び北方対策担当大臣。

 以上であります。



○議長(上原勝彦) 

 これより本案についての質疑を行います。質疑はありませんか。

     [「質疑なし」と呼ぶ者あり]

 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただ今議題となっております意見書第9号については、会議規則第39条第3項の規定により委員会への付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って意見書第9号については、委員会への付託を省略することに決しました。

 これより討論を行います。討論はありませんか。

     [「討論なし」と呼ぶ者あり]

 討論なしと認めます。

 これから意見書第9号県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書を採決いたします。

 この採決は、起立によって行います。起立しない方は、反対とみなします。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、ご起立願います。

     [起立多数]

 賛成多数であります。従って意見書第9号県民の圧倒的民意を踏みにじり、地方自治と民主主義を破壊する政府の強権的手法に抗議し、米軍新基地建設工事の即時中止を求める意見書については、原案のとおり可決されました。



△日程第7 意見書第10号(上程〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第7 意見書第10号拉致被害者等の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める意見書を議題といたします。

 提出者の説明を求めます。宮城勝也議員。



◆4番(宮城勝也議員) 

 意見書を読み上げる前に一言、毎年12月10日から16日まで北朝鮮による人権侵害問題への国民の認識を深めるとともに、国及び自治体では拉致被害者の早期帰国に向けた各種取り組みを集中的に実施する北朝鮮人権侵害問題啓発週間と定められています。

 この機会に拉致問題に対する認識を一層深め、早期帰国、真相解明を求める、その思いを今から読み上げる意見書に託したいと思います。

 それでは、意見書を読み上げます。

 意見書第10号、平成27年12月11日、八重瀬町議会議長 上原勝彦殿。拉致被害者等の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める意見書。

 標記の件について、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。提出者、宮城勝也。賛成者、神谷たか子外13名。

 拉致被害者等の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める意見書。

 北朝鮮による日本人拉致問題は、重大な主権侵害であり、かつ、許しがたい人権侵害である。

 警察庁の発表によると、沖縄県においても北朝鮮による拉致の疑いが排除できない失踪者が32名存在し、うち25名は沖縄県警察本部のホームページでもその情報が公開されている。拉致被害者の帰国を待ち望んでいるご家族の高齢化も進んでいることから一刻も早い問題の解決が求められている。

 安倍内閣は昨年7月、拉致被害者全員の救出に向けて日朝協議を再開した。しかし、その後具体的な進展のめどは立っていない。

 よって本町議会は、下記の事項を政府において実現するよう強く要請する。

 記、1 北朝鮮に拉致された多くの被害者を一刻も早く救出し、早期帰国を実現すること。2 北朝鮮による拉致の可能性が排除できない失踪者の真相を早急に解明すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成27年12月11日、沖縄県八重瀬町議会。宛先、内閣総理大臣、外務大臣、拉致問題担当大臣。



○議長(上原勝彦) 

 お諮りします。ただ今議題となっております意見書第10号は、委員会への付託及び質疑、討論を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 ご異議なしと認めます。従ってただ今議題となっております意見書第10号については、委員会への付託及び質疑、討論を省略することに決しました。

 これから意見書第10号拉致被害者等の早期帰国と拉致問題の真相解明を求める意見書を採決いたします。

 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。よって意見書第10号は、原案のとおり可決されました。



△日程第8 決議第7号(上程〜採決)



○議長(上原勝彦) 

 日程第8 決議第7号議員派遣についてを議題といたします。

 お諮りします。決議第7号議員派遣の件については、別紙のとおり決定することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従ってただ今議題となっております決議第7号については、別紙のとおり決定いたしました。



△○ 日程第9 総務厚生常任委員会の閉会中の継続調査申出書についてを議題といたします。

 総務厚生常任委員会委員長から目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によってお手元にお配りしました申出書のとおり、閉会中の継続調査申出書があります。

 お諮りします。委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。

△○議長(上原勝彦) 

 日程第10 経済産業文教常任委員会の閉会中の継続調査申出書についてを議題といたします。

 経済産業文教常任委員会委員長から目下委員会において調査中の事件について、会議規則第75条の規定によってお手元にお配りしました申出書のとおり、閉会中の継続調査申出書があります。

 お諮りします。委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。



△閉会



○議長(上原勝彦) 

 お諮りします。会議規則第45条の規定により平成27年八重瀬町議会第8回定例会において議決された事件の条項、字句、数字その他の整理を議長に委任することにご異議ありませんか。

     [「異議なし」と呼ぶ者あり]

 異議なしと認めます。従って本定例会において議決された事件の条項、字句、数字その他の整理を議長に委任することに決定しました。

 以上で、本日の日程は終了しました。

 次にセレモニーを行います。平成14年7月、約2億6,800万円の事業費により具志頭中学校跡地をリニューアルして具志頭村役場新庁舎として活用してまいりました。

 そして平成18年1月1日、旧東風平町と旧具志頭村が合併して10年間八重瀬町の本庁舎として活用され、10年間の施策を各分野で担ってまいりました。この10年間で大きな八重瀬町の飛躍が成果として出ております。

 いよいよ来年1月4日より新しい統合庁舎での業務に入るわけでありますが、今日の本会議の最後に具志頭本庁舎への感謝と新庁舎での八重瀬町の限りない発展を祈念し、最終の議会、議場の場で万歳三唱で労を労いたいと思いますので、全員ご起立願います。その場において、新垣瞳主事も参加いただくよう、議長から申し出てありますので、事務局の方に。

 それでは、具志頭本庁舎の議場に感謝を込めて、そして新庁舎での八重瀬町の限りない発展をご祈念申し上げて、万歳三唱しますので、ご唱和お願い申し上げます。

     [万歳三唱]

 有難うございました。

 これをもちまして、本日の会議を閉じます。

 これで、平成27年八重瀬町議会第8回定例会を閉会いたします。

                        《閉会 午前11時55分》

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

      議長   上原勝彦

      2番議員 照屋 直

      5番議員 新垣正春