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沖縄県 北谷町

平成19年  5月 臨時会(第321回) 05月17日−01号




平成19年  5月 臨時会(第321回) − 05月17日−01号









平成19年  5月 臨時会(第321回)



     平成19年第321回北谷町議会臨時会会議録(1日目)

  招集日時 平成19年5月17日(木)11時00分

  招集場所 北谷町議会議事堂

    開会 平成19年5月17日(木)11時00分

    閉会 平成19年5月17日(木)11時31分

出席議員

   1番 金城紀昭議員

   2番 照屋正治議員

   3番 玉那覇淑子議員

   4番 渡久地政志議員

   5番 目取眞 肇議員

   6番 仲地泰夫議員

   7番 田場健儀議員

   8番 仲村光徳議員

   9番 與那覇美佐子議員

  10番 中村重一議員

  11番 稲嶺盛仁議員

  12番 洲鎌長榮議員

  13番 阿波根 弘議員

  14番 大嶺 勇議員

  16番 安里順一議員

  18番 亀谷長久議員

  19番 宮里友常議員

欠席議員

  15番 新城幸男議員

  17番 與儀朝祺議員

説明のため出席した者の職氏名

  副町長            源河朝明

  教育長            瑞慶覽朝宏

  総務部長           阿波根 進

  住民福祉部長         平田 實

  建設経済部長         神山正勝

  教育次長           謝花良継

  総務課長           佐久本盛正

  企画財政課長         山内盛和

  情報政策課長         多和田滿夫

  税務課長           宮城百合子

  会計管理者兼会計課長     幸地 清

  福祉課長           松田つや子

  子ども家庭課長        津山雅春

  経済振興課長         照屋一博

  都市建設課長         嘉陽田朝正

  施設管理課長         末吉英夫

  学校教育課長         平 哲夫

  社会教育課長         大城 操

  水道課長           照屋信雄

職務のため出席した事務局職員の職氏名

  議会事務局長    稲嶺盛徳

  議会事務局次長   稲嶺盛和

  主任主事      兼島淳子







   平成19年第321回北谷町議会臨時会議事日程(第1号)

               平成19年5月17日(木)11時00分開会

日程第1 会議録署名議員の指名

日程第2 会期の決定

日程第3 発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議

日程第4 発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書

日程第5 発議第15号 教科書検定に関する意見書







平成19年5月17日(木)



△開会(10時00分)

(開会宣告)



○宮里友常議長 

 ただいまから平成19年第321回北谷町議会臨時会を開会します。

(開議宣告)



○宮里友常議長 

 本日の会議を開きます。



△日程第1 会議録署名議員の指名



○宮里友常議長 

 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員は会議規則第120条の規定によって、11番 稲嶺盛仁議員及び12番 洲鎌長榮議員を指名します。



△日程第2 会期の決定の件



○宮里友常議長 

 日程第2 会期の決定の件を議題とします。

 お諮りします。本臨時会の会期は本日5月17日の1日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

    (「異議なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 異議なしと認めます。したがって会期は本日1日間と決定しました。



△日程第3 発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議



△日程第4 発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書



○宮里友常議長 

 日程第3 発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議及び日程第4 発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書の2件を一括議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。

 照屋正治基地対策特別委員長。



◆照屋正治基地対策特別委員長 

 おはようございます。先程、新事務局長からごあいさつがありましたが、新部長、課長の皆さん、議会と共に一緒に頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議並びに発議第14号の意見書について、一括して趣旨説明を行います。

 嘉手納飛行場から発生する騒音については、本年1月16日から北側滑走路の改修工事やF22の一時配備によって、北谷町地域では環境基準を超える騒音が増加し、町民生活に甚大な影響を与えている。昨年1月から4月の月平均と本年1月から4月の月平均のうるささ指数を比較すると、3月はほぼ一緒でありますが、それ以外は増加しており、これ以上の騒音被害は住民生活にとっても我慢の限界であります。そしてF22の深夜・早朝飛行の中止についても、三連協が5月10日に抗議行動を行っており、深夜・早朝の離陸については、昨年7月にも5日間で4回、今年1月6日と7日の2日間にも米本国への演習のため、25機が午前2時過ぎから100デシベルを超える騒音を撒き散らした。本町議会においては、幾度となく騒音防止協定や騒音軽減を求めてきたが、パイロットの安全や運用上、やむを得ないとの理由で地域住民の安眠を妨げている深夜・早朝の飛行や離陸、騒音被害に対し、基地対策特別委員会では、去る5月15日に委員会を開き全会一致で抗議決議、意見書を提案することといたしました。

 では抗議決議、意見書を提案いたします。

 発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議。

 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

 平成19年5月17日 北谷町議会議長 宮里友常殿。

 提出者 北谷町議会議員 照屋正治、渡久地政志。

 賛成者 北谷町議会議員 仲村光徳、與那覇美佐子、中村重一、玉那覇淑子、安里順一、洲鎌長榮、大嶺 勇。以上でございます。

 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議。

 本町では、日常的に嘉手納基地から発生する航空機騒音被害に悩まされている。特に本年1月16日から北側滑走路の改修工事に伴い、環境基準値を超える騒音が発生し、騒音発生回数や騒音レベルが増加傾向にあり、町民生活に甚大な被害を及ぼしている。

 また、去る5月10日には、一時移駐していた米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターが米本国へ帰還するため、運用上の理由で午前3時頃から午前4時30分頃の間に早朝離陸を強行した。早朝の離陸は日中に目的地へ着陸するための措置との理由であるが、整備上の都合で離陸できなかった2機においては、同日午前10時25分頃離陸しており、他の基地を経由して帰還することが十分可能と考えられる。

 本町議会においては、幾度となく深夜・早朝の飛行中止の要請を行ってきたが、米軍並びに国の姿勢は、基地周辺住民を軽視した基地の運用であると言わざるを得ない。

 さらに、今後も最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの暫定配備もありうるとのことであるが、いかなる理由にせよ到底容認できるものではない。

 よって、北谷町議会は、町民の生命、財産、安全を守る立場から関係機関に対し、厳重に抗議するとともに、下記事項について速やかに実現するよう強く要求する。

          記

1 22:00から06:00までの間、すべての航空機の飛行活動、エンジン調整等を行わないこと。

2 住宅上空での飛行を禁止し、旋回を海上において実施すること。

3 本国への帰還や訓練等においては、他の基地を経由し、深夜・早朝の飛行は行わないこと。

4 最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの暫定配備を行わないこと。

 以上、決議する。

 2007年5月17日 沖縄県中頭郡北谷町議会。

 あて先、駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米国総領事、在日米軍沖縄地域調整官、嘉手納基地第18航空団司令官。

 以上でございます。

 次に発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書でございますが、提出者、賛成者は同じでございます。

 文案もほぼ同じで、本文末尾の「強く要求する。」を「強く要請する。」に「以上、決議する。」を「以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。」に改めてあります。

 あて先、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、防衛施設庁長官、外務省特命全権大使(沖縄担当)、那覇防衛施設局長。

 以上、議員諸兄の御賛同をよろしくお願いいたします。



○宮里友常議長 

 これから発議第13号及び発議第14号についての質疑を行います。

    (「質疑なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。発議第13号及び発議第14号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 異議なしと認めます。したがって発議第13号及び発議第14号は委員会を省略することに決定しました。

 これから発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議について討論を行います。

    (「討論なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第13号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する抗議決議を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。

    (賛成者起立)



○宮里友常議長 

 起立全員です。したがって発議第13号は原案のとおり可決されました。

 これから発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書について討論を行います。

    (「討論なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第14号 嘉手納基地から発生する騒音被害及び米空軍最新鋭ステルス戦闘機F22Aラプターの早朝離陸に対する意見書を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。

    (賛成者起立)



○宮里友常議長 

 起立全員です。したがって発議第14号は原案のとおり可決されました。

 ただいま可決された発議第13号及び発議第14号については、関係機関に直接手渡し、又は郵送といたします。直接手渡しにつきましては、日程が決まり次第、行動に入ります。

 お諮りします。要請団は宮里友常議長、亀谷長久副議長、照屋正治基地対策特別委員会委員長及び渡久地政志同副委員長をもって要請したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 異議なしと認めます。したがって要請団は正副議長及び基地対策特別委員会正副委員長をもって要請することに決定しました。



△日程第5 発議第15号 教科書検定に関する意見書



○宮里友常議長 

 日程第5 発議第15号 教科書検定に関する意見書を議題とします。提出者の趣旨説明を求めます。

 4番 渡久地政志議員。



◆4番(渡久地政志議員) 

 ただいま議題となりました発議第15号 教科書検定に関する意見書について、提案の趣旨説明を行います。

 この件につきましては、既にマスコミ報道等で御承知だと思いますが、文部科学省が年度末に公表する教科書検定結果で、2008年度から使用される高校教科書で集団自決、日本軍関与を削除する件であります。

 教科書ができるまでは、教科書出版会社による編集、文部科学省が審査する制度で検定、そこに合格し、各市町村教育委員会などの採択を経て発行使用されます。

 今回、検定において、日本軍が集団自決を強制したとの記述7か所、5社7冊に対し、修正を求める検定意見書が初めてつき、いずれも検定前の申請では、集団自決について、日本軍に強いられ、日本軍により追い込まれたなどと記述明記していたが、軍関与の削除となりました。悲惨な戦時体験をした沖縄では、多くの生存者からも重い口を開き得た証言は、紛れもない事実であります。

 今回の検定結果は、明白な生きた証言まで否定するものであります。ここ北谷町は米軍の上陸地点であり、当時の北谷住民は、悲惨な地上戦が始まる第一歩の異様な光景を目の前にし、想像できないような恐怖を感じたことだと思います。歴史は是も非もすべて正しく次世代へと伝えなければいけません。

 よって、速やかに検定意見が撤回されるよう要請すべきだと考えております。

 それでは提案させていただきます。

 発議第15号 教科書検定に関する意見書。

 上記の議案を別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。

 平成19年5月17日 北谷町議会議長 宮里友常殿。

 提出者 北谷町議会議員 渡久地政志、中村重一。

 賛成者 北谷町議会議員 玉那覇淑子、照屋正治、仲村光徳、與那覇美佐子、目取眞 肇、金城紀昭、仲地泰夫、與儀朝祺、田場健儀。

 教科書検定に関する意見書。

 沖縄県は、日本において唯一地上戦が展開され多くの住民が犠牲になっている。特に北谷町は、米軍の上陸地点となり、統計表では北谷住民の7人に1人が戦争犠牲者となった。本町発刊「北谷町の戦時体験記録」によると、戦争犠牲者の中には、直接米軍の砲爆撃等による被爆死だけではなく、日本軍に「食料強奪」「壕追い出し」「非国民・スパイ視容疑」などで死に追い込まれた沖縄県民が多数いたことは、その聞き取り調査による戦時体験証言から考えても歴史的事実である。

 2008年度から使用される高校教科書の検定結果の公表で、沖縄戦における「集団自決」の記述について「日本軍による強制又は命令は断定できない」との検定意見により、日本軍による命令・強制・誘導等の表現を削除・修正させられていたことが明らかになった。

 その根拠として文部科学省は、日本軍による命令を否定する学説が出てきていることや自決を命じたとされる元軍人らが起こした裁判などを挙げている。

 しかしながら、係争中の裁判を理由にし、かつ一方の当事者の主張のみを取上げることは、文部科学省自らが課す検定基準である「未確定な時事的事象について断定的に記述しているところはないこと」を逸脱するばかりか、数多くの戦時体験証言や歴史的事実を否定するものである。

 本町は、平和の礎や北谷町非核宣言、北谷町民平和の日制定など「命どぅ宝」の考えの下に平和な社会の建設に努め、アジアや世界に向けて平和を希求する心を発信しつづけてきた。

 戦後は世代交代があいまって、戦争を知らない世代が増え、歴史的教訓である戦争体験を風化させず、後世に正しく語り継がなければならない。

 よって、本町議会は、沖縄戦の歴史を正しく伝え、悲惨な戦争が再び起こることがないようにするためにも、今回の検定意見が速やかに撤回されるよう強く要請する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成19年5月17日 沖縄県中頭郡北谷町議会。

 あて先、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、文部科学大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄担当)、沖縄県知事。

 以上、提案いたします。御審議の上、議員諸兄の御賛同をよろしくお願いいたします。



○宮里友常議長 

 これから質疑を行います。

    (「質疑なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。発議第15号については、会議規則第39条第2項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 異議なしと認めます。したがって発議第15号は委員会付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

    (「討論なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第15号 教科書検定に関する意見書を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は御起立願います。

    (賛成者起立)



○宮里友常議長 

 起立全員です。したがって発議第15号は原案のとおり可決されました。

 お諮りします。これまで本臨時会において議決されました決議及び意見書、その他の案件の条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、会議規則第45条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。

    (「異議なし」という声あり)



○宮里友常議長 

 異議なしと認めます。よって条項、字句、数字、その他の整理は議長に委任することに決定しました。

(閉議宣告)



○宮里友常議長 

 以上で、本日の日程は全部終了しました。会議を閉じます。

(閉会宣告)



○宮里友常議長 

 平成19年第321回北谷町議会臨時会を閉会します。



△閉会(11時31分)

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

           平成  年  月  日

      北谷町議会議長

      署名議員

      署名議員