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沖縄県 嘉手納町

平成25年 12月 定例会(第11回) 12月12日−03号




平成25年 12月 定例会(第11回) − 12月12日−03号







平成25年 12月 定例会(第11回)



          平成25年第11回嘉手納町議会定例会 会議録第3号

          平成25年12月12日(木) 午前10時00分 開議

出席議員は次のとおりである。

    1番 宇榮原京一議員    2番 古謝友義議員

    3番 安森盛雄議員     4番 奥間政秀議員

    5番 新垣貴人議員     6番 照屋唯和男議員

    7番 仲村渠兼栄議員    8番 石嶺邦雄議員

    9番 當山 均議員     10番 福地 勉議員

    11番 知念 隆議員     12番 金城利幸議員

    13番 奥間常明議員     15番 田仲康榮議員

    16番 徳里直樹議員

欠席議員は次のとおりである。

    14番 田崎博美議員

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    前川広充   事務局長        前原信博   議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    比嘉秀勝   教育長         屋宜京子   福祉部長

    古謝徳淳   建設部長        古謝 聰   会計管理者

    比嘉孝史   総務課長        亀島 悟   基地渉外課長

    金城博吉   企画財政課長      山内 智   税務課長

    金城睦和   福祉課長        稲嶺強志   町民保険課長

    上原 学   子ども家庭課長     宇榮原 孝  産業環境課長

    又吉政勝   都市建設課長      儀間哲次   上下水道課長

    金城 悟   教育総務課長      天久 昇   社会教育課長

    我那覇隆三  教育指導課長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1       会議録署名議員の指名

  日程第2       一般質問



○徳里直樹議長 

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、10番福地勉議員、11番知念隆議員を指名します。

 日程第2「一般質問」を行います。

 質問時間は30分以内とします。通告順に従い、発言を許します。

 15番田仲康榮議員。



◆15番(田仲康榮議員) 

 おはようございます。15番田仲康榮でございます。通告してありました5点の一般質問を行いたいと思います。

 まず第1点目は、嘉手納基地第353特殊作戦群施設拡張の断固阻止の件についてであります。米空軍第353特殊作戦群の施設拡張のための開発事業は、嘉手納基地の新たな機能強化であり町民の生命・安全・財産を守る立場から、断固反対し阻止すべきものであります。この件については、これまでもたびたび議論になり、そして議会のほうでも決議を上げている中身でありますので、直接、具体的な件についての回答を求めたいと思います。その1つは、同開発事業計画を撤回させ、断固阻止の取組み強化をということについてであります。この件について町当局の見解を伺いたいと思います。2点目は、同開発事業を進めるに当たって、米軍側から問い合わせが来てる、その地域における町の埋蔵文化財の調査結果が出たと思いますけれども、この内容と、それから今後の対応、特に保存の問題についてお聞きをしたいと思います。

 2点目に入ります。国民の知る権利を奪う特定秘密保護法に断固反対をして、その廃止・廃棄を求めたいという項目についてであります。安倍内閣が制定を急ぐ「秘密保護法」に対し、国民の各界各層から大きな不安、激しい怒り、懸念が広がっているのは承知のとおりであります。同法は1点目に、民主主義の根幹である知る権利、言論・表現の自由を脅かし、日本国憲法の基本原則を根底からくつがえすものであり、2点目に「海外で戦争する国」につくりかえるため、国家が強権的に情報を統制し、国民の言論・表現を規制するのが、この法案の最大のねらいであります。あらゆる点で憲法に反する違憲立法であることは、専門家の指摘で明確になっているのであります。法律では、特定秘密事項として、「防衛」「外交」「特定有害活動防止」「テロリズム防止」の4分野を挙げ、特に「防衛事項」に関しては、約4万件指定されるとも言われております。とりわけ、米軍基地を抱える本県、あるいは嘉手納町などで特定秘密事項の指定を受ければ、大きな規制、犯罪者にまで仕立てあげられることも考えられ、重大な人権侵害が発生する可能性も出てくるわけであります。オスプレイ配備反対など米軍基地問題への対応が弾圧、抑圧の対象となる危険性も想定されるのであります。この法律廃止に向けては、嘉手納町から真っ先に声を上げるべきものであります。このような民主主義を破壊する「秘密保護法」に断固反対をして、廃止・廃棄を強く求めるべきだという立場に立って、町長の今後の取り組み方を含めて見解を伺いたいと思います。

 3点目は、少年少女管弦楽団の結成をということについてであります。音楽教育は、子どもたちの心を豊かにし、物事への集中力を高め、情緒を豊かに発達させる、非常に大事な分野であります。最近、県内でも地域や自治体で少年少女を対象にしたバイオリンなど管弦楽の楽団結成が相次ぎ、県内でも、私の知る範囲内でも既に6団体の結成が出ているのであります。自治体で少年少女を対象にしたこれらの音楽楽団の結成というのは、地域行事や演奏会を通して、子どもたちの健全育成を図っていく上で大切なものになっております。本町の広大な米軍基地の存在は、子どもたちの豊かな情緒を育む上で大きな障害となっております。このような環境を改善し、クラシック音楽に親しみ、子どもの情緒を豊かにして人間形成を図っていくことは、本町にとって大きな課題と考えるものであります。健全育成、情緒教育を高める立場から嘉手納町少年少女管弦楽団を結成し、“音楽のまち”づくりを推進していく考えはないかどうか伺いたいと思います。

 4点目の質問に入ります。町文化センター内のトイレの階段の一部をスロープ式にできないかという件についてであります。現在の文化センターのトイレは急勾配の階段を上り下りしなければならず、障害者や車イス利用者、高齢者にとっては極めて不便であります。健常者にとっても上り下りは注意が必要であります。先ほど、行事のときに足を滑らせそうな高齢者を見かけたときに、その思いを強くしたのであります。利用者の利便性からスロープ式に一部改善できないかどうか、安全に安心してトイレが利用できるように、こういう公共の場所における改善というのは、極めて必要だと思います。見解をお聞きしたいと思います。

 5番目の質問に入ります。屋良第2児童公園、俗称パンダ公園の環境整備改善についてであります。パンダ公園は都市公園、避難場所として利用しやすい、安全な環境の中で整備改善が必要であります。下記事項の改善ができないか伺いたいと思います。1つは、公園北側水はけの部分、芝生の裏面が台風などでむき出しで土が削られ、えぐられたままの状態に置かれております。一日も早く改修すべきではないかと思います。同公園には町内を含め町外からもハイキングなどで多くの保母や子どもたちがこの公園を利用しております。けがをしない対策をとるべきではないかと思います。2点目は、同排水溝の上部のふたかけをして、安全性を図るべきではないかということであります。現地を視察すれば、当然それは構造上もふたをかけるような形になっておりますので、当局の対応を伺いたいと思います。3点目は、周辺柵の鉄パイプがさびし、見苦しい腐食もあり、改修か取りかえが必要ではないかと思います。この件については、せんだってもこの問題で取り上げたことがありますけれども、町当局がどのように検討をされたかお聞きをしたいと思います。4点目は、この地域一帯というのは町内でもハブが侵出をする地域に指定されております。そこで、公園で遊ぶ子どもたちがハブ咬傷に遭わないようにするためにも、ハブ侵入防止用の柵の設置が必要だと思います。この件についての見解を伺いたいと思います。以上で一般質問の提起を終わりますけれども、自席から個別について質問をしていきたいと思います。ひとつよろしくお願いします。



○徳里直樹議長 

 答弁を求めます。



◎當山宏町長 

 ただいま御質問がございました質問事項1の?について、お答えをしたいと思います。今回明らかになりました第353特殊作戦群区域への駐機場等の拡張整備計画についてでございますけれども、これにつきましては町民にさらなる基地負担を強いるものであり、決して容認できるものではないと考えております。このため、去る11月14日、三連協として外務省沖縄事務所、沖縄防衛局、沖縄米国総領事館、第18航空団に対しまして抗議要請行動を取り組んできたところであります。三連協として、今回の拡張整備計画は多くの問題をはらんでいると考えております。その主なものを挙げますと、まず、当該整備計画は、嘉手納飛行場の基地機能の大幅強化につながるものである。また、地域住民に隣接していることから、周辺住民に基地被害の増大をもたらすものである。沖縄の基地負担軽減という日米合意に逆行するものである。住民に黙って事を進めようとする住民無視の計画である。危険なCV22オスプレイの配備を前提としているとも思われる計画である。そして計画場所からは文化財と思われる遺物等も出土をしており、その保全を図る意味からも問題のある計画である等々であります。したがって、同計画に断固反対するとともに、計画の即時撤回を日米関係機関に強く申し入れをしてきたところであります。これに対しまして、要請先の各機関は、同計画は構想段階のものであり、決定された計画ではない。今回の文化財調査は情報収集の一環で実施しているものである。現施設は老朽化しており、その更新を検討している中での調査である。CV22オスプレイの配備は考えていないなどと回答をしております。要請先においては、いずれも構想段階であり承認された計画ではない旨の説明がありましたけれども、既に施設の絵も描かれており、整備を前提とした今回の文化財調査ではないかという疑念を払拭することはできません。したがって、本件については大きな懸念を持って、今後の動きを厳しく注視し、計画の即時撤回の姿勢を持って対処していきたいと考えております。

 次に、?についてお答えいたします。現在、嘉手納基地内の開発が見込まれております地域内におきましては、埋蔵文化財の試掘調査依頼に基づき、立ち合い確認作業を教育委員会の文化財係において行っております。試掘調査場所において、遺跡のようなものが確認されておりますけれども、試掘調査がすべて終了し、遺物遺構等の検出状況を検討しなければ遺跡かどうかの判断、あるいは遺跡の範囲等を特定することはできないということであります。米軍側による試掘調査機関は来年9月までを予定しており、試掘調査結果については現時点でお答えすることはできない状況であります。また、遺跡の保存についてでありますけれども、埋蔵文化財の保護手続として、遺跡が発見された場合には、遺跡の保存・保護のため、開発事業者と事業計画等の協議を行うことになります。その際には、長として遺跡の保存・保護を強く求めていきたいと考えております。

 次に、質問事項2についてお答えをいたします。今回、政府与党により強行採決をされた特定秘密保護法案につきましては、これまでの国会審議においても、また多数の有識者等からも数多くの問題点が厳しく指摘をされております。その主なものを挙げますと、次のとおりであります。特定秘密は指定があいまいであり、行政機関の恣意的運用により秘密事項が拡大されかねない。特定秘密は指定期間が長過ぎるため、政府機関が行った行為の正当性、適応性のチェックが事実上不可能となる恐れがある。また、情報公開という不正の抑止効果が失われる可能性がある。罰則の強化により、不正を告発する者がいなくなり、組織の自浄作用が失われかねない。処罰規定は特定秘密を扱う相手に接触し、取材をしようとしただけで教唆や先導の罪が成立する可能性がある。メディアの取材行為が規制され、国民の知る権利が損なわれる可能性がある。秘密を指定する政府を監視する第三者機関が設置されていない。この法案がなぜ必要なのか、現行法では本当に不十分なのかの疑問に政府が十分に答えていない。世論調査でも、この法案には大多数が反対をしている。等々法律が抱える問題点は枚挙にいとまがございません。この法律の運用いかんによっては、懸念されているような事態が起こり得ることも十分に考えられます。米軍基地が集中する本県や広大な米軍基地が所在をし、基地問題が頻発する本町においては、基地関係の情報は極めて重要であると考えております。これまでも情報の大部分はメディアから提供されており、もしもそれがなされなくなった場合、あるいは特定秘密への抵触や抵触する恐れがあることを盾に、関係機関等からの情報入手が困難となった場合、私たちは基地問題の蚊帳の外に置かれ、基地運用の実態を知ることができず、町民の生活や安全を守るための有効、迅速な対応が困難となる可能性も否定できません。さらには、基地や軍用機等の監視活動が大幅に制限されかねないということも懸念されます。よって、多くの問題点を抱え国民主権、国民の基本的人権を脅かす恐れのあるこの法律には反対するものであり、したがって、この法律については廃案にすべきものと考えております。



◎天久昇社会教育課長 

 3の少年少女管弦楽団の結成をについて、お答えしたいと思います。少年少女管弦楽団の結成は、青少年の健全育成のために貢献できるものと考えております。しかし、少年少女管弦楽団となると、弦楽器が主体となる編成となります。現在、嘉手納町においては管楽器を趣味とする方が多数いらっしゃると思いますが、弦楽器は少ないと思われております。今後、弦楽器に取り組む青少年が増え、少年少女管弦楽団の結成を要望する児童生徒、地域の声が上がり、環境が整ったときには教育委員会としてどのような奨励、援助ができるか協議してまいりたいと考えております。



◎又吉政勝都市建設課長 

 質問事項5の?から?は関連しますので、一括してお答えいたします。屋良第2児童公園、通称パンダ公園は、昭和60年3月に供用開始し、地域の憩いの場として整備されました。しかしながら、遊具等の老朽化もあり平成22年度にリニューアルを実施しております。御質問の場所につきましては、公園北側水はけの部分、芝生のり面の土のむき出し、同排水溝の一部にふたがない。周辺柵の鉄パイプの腐食等を確認しました。安心安全に利用してもらえるよう、早急に改修・改善していきたいと考えております。また、あわせてハブ侵入防止柵も設置する方向で考えております。



◎天久昇社会教育課長 

 4番の町文化センタートイレ階段の一部をスロープ式にということの質問にお答えしたいと思います。今年度においてバリアフリー化に向け11月末に基本設計を発注しており、議員指摘の改善すべき点についても検討課題として取り上げております。建物を調査し、協議を重ね、基本計画案を取りまとめていきたいと考えております。



◆15番(田仲康榮議員) 

 これからは一問一答で進めたいと思います。特殊作戦群の施設拡張については、先ほどの町長の答弁に町民の意向が反映していますので、ぜひその方向で取り組んでいただきたいと思います。それから、私はこの関係で米軍側がこれまでこの計画に対して出してきたコメントの中で、非常に警戒しなければならないものだとして、2点ほどあるんですけれども、1つは米軍側の言い分では、この拡張の中で整備用格納庫というのが航空機の運用場所から遠く離れているので、今回、集中整備をするのだというような言い方をしているのですけれども、実際には特殊作戦群というのは現行のままでも、実は作戦行動が展開されているわけです。だから、決して米軍側が言っているような形でこの施設拡張が計画されているものではないんだということを私は明確にしておきたいと思います。それともう1点は、CV22のいわゆる空軍用の特殊作戦機を嘉手納基地に配備をするという関係で拡張がなされるんじゃないかという指摘に対して、彼らはこれまで承認された計画や両国間の合意はありませんということをずっと言っているわけですけれども、考えてみるとMV22オスプレイの場合も、結局1年ぎりぎりのところで配備直前に日本政府もそれを公表する。あるいは米軍側もその計画があるも含め、長いこと隠して平気でMV22オスプレイの沖縄への配備計画等を進めてきたわけです。ですから、日米両政府というのは、そういう外交問題については、ずっとこれまで地位協定の問題ということで、それから安保条約に絡む問題というのはほとんど重要な部分については十数年も、あるいは事によっては20年近くもひた隠しにしてきて、実際に直前になって配備をすると、統合をするというパターンで今までやってきているわけですから、この件については最後までやはり見方についてはきちんとして、やはりこの問題への対応をお願いしたいと思います。なぜ、私がそれを申し上げるかと言いますと、つい最近、9日ですけれども、多くの町民が目撃したと思うんです。MV22オスプレイが10回近くも嘉手納基地上空を通過をして、読谷方向に行ったり、あるいは北中城方向に行ったりするような訓練をやっているわけです。これは今始まった問題じゃないんです。以前にもこういうのがありました。これは何を意味するかというと、やはり嘉手納基地に配備するための滑走路の周囲飛行訓練、あるいは地形をよく見ておくという、いわゆる新しい航空機を配備する場合の事前段階での訓練なんです。ですから、それを見ると353部隊の新規拡張というのはあらかじめ計画された部分の実践段階に来ているんじゃないかと思慮するものですので、ぜひ町長も三連協の今は会長をされていますから、絶対にこれ以上の嘉手納基地の機能強化については反対だという姿勢をぜひ示していただく。形としてはやはりMV22オスプレイの配備の二の舞を踏まないように、阻止行動も含めた形の対応を要望しておきたいと思います。

 2点目は、秘密保護法の問題ですけれども、私は町長席のほうに私たちの党が作成をした「国民の目・耳・口をふさぐ、これが秘密保護法だ」というパンフレットを資料としてお届けしましたけれども、この中身を見るにつけ、本当に嘉手納に住んでいて、これまで基地を監視行動してきて、それから町の基地渉外課の存立そのものも含めて、この秘密保護法が実践段階で、結局どういう対応をするかというのは、実はここ二、三日の間でも報道自体を規制するという、自由民主党の石破幹事長の発言にも見られるように、本音がぽつんぽつんと出てきているんです。実は、強硬採決される前に、この指摘というのはやってきているんだけれども、こういうことは全くありませんということで、逃げの一手で結局、強行採決してきたわけですけれども、これが結局、成立した途端に、いわゆる国会審議で質疑をされたものが、図らずも出てきているわけです。ですから、それからすると、特にこれだけの嘉手納基地を抱えている本町にとっては、この法の施行段階、結局13日に公布をされて、一年後にはいわゆる発効するわけですから、この問題については、きちんと憲法違反の立法だという立場から、私はこの法律の問題をとらえる必要があると思います。議会のほうも全会一致でこの法案の法律の廃止、廃棄を求めていますので、ぜひその立場から頑張っていただきたいと思っております。この問題について、忌憚なくお聞きしますけれども、三連協のほうでこの問題に対してコメントをするとか、あるいは行動を起こすというようなことは、現時点では考えられていませんですか。



◎當山宏町長 

 私の立場としては、先ほど申し上げましたように、この法律には反対であり、多くの問題を抱えている法律ということで、廃案にすべきだということを先ほど申し上げました。ただ、三連協の中では、三連協としては、これが三連協の組織の規定あるいは規約等にどのように関係するのかということも踏まえないといけないと思いますけれども、現在のところは三連協として、これについて特別にコメントするということについてはまだ検討しておりません。



◆15番(田仲康榮議員) 

 この問題についてはですね、お渡ししたパンフレットの中に具体的な内容と、今後、本当に危険だという内容が記されていますので、ぜひごらんになっていただきたいと思います。私はこの問題で、今朝の新聞にも出たんですけれども、結局、報道機関の報道との関係で、実際に知る権利そのものが臆されてしまいかねないという、そういうのが実際に法執行の中枢にいるような、政府に大きな影響を与える人が、あからさまに報道の自由を規制するような、これは後で訂正をしたんですけれども、前に発言したのは本音だと思います。ですから、それからすればジャーナリストの鳥越俊太郎さんが、実はこの成立前にいろいろコメントを出しているんですけれども、やはり行政が国の最高機関である国会の上に存在する。それを進めていく人たちが、結局、国民の反対の声を耳にしない。全く戦前回帰型のファシズムとも思えるような、そういう環境をつくり始めているということで、警鐘を鳴らしています。ですから、この件については、やはり国民が審議過程も含めて強硬採決した経過をよく見ていると思うんです。それで、この前の議会の決議の中でも提案者が触れたんですけれども、この秘密保護法の今後の修正廃止というものに82%の国民の声が世論調査の中で出てきている。実際に法の執行の段階では70%が法案改正ということが明確になっています。これはですね、共同通信だけじゃなくて、大手の新聞社のところでもほぼ同じような結果が出ております。ですから、こういった問題含みの違憲立法ですので、再三繰り返すようですけれども、絶対にこれは一年待たずと言うように、やはり発効する前に息の根をとめる。よく、出たときに息の根をとめるというのは、町長の言いぐさですので、その立場からも、ぜひ町民の知る権利を守る、あるいは基地の問題についてもきちんと解決できるような、従来の仕事ができるような体制に持っていけるように、ひとつ頑張っていただきたいということを申し上げて、次の質問にかえたいと思います。

 3番目の住民オーケストラの件についてですけれども、私はこの件については、県内でも私が知り得る範囲内でも6カ所、実はこれまでに結成をされております。それぞれの地域、あるいは自治体によっても特色があるんですけれども、やはり共通しているのは、子どもたちの情操教育、そしてそれを通じて集団の力をやはりお互いが認め合うというような形でも力を養っているというのがあります。そういう意味では、このジュニアオーケストラの結成というのは、確かに大人数になるわけですけれども、予算上の問題もあるかもしれません、しかし、これからの町のソフト分野を充実をして発展をさせていくという面からすればですね、私は少々お金がかかっても、子どもたちに対する教育の面、あるいは情操教育を進展をさせるという意味からすれば、一つの投資だという意味合いで、ぜひ教育委員会には頑張っていただきたいなと考えております。私が調べた中で、中城のジュニアオーケストラのほうが県内では一番古いんじゃないかと言われていますけれども、ここでは、例えば一例申し上げますと、母の日に母の日コンサートというものを設定をして、町民を招いた演奏会をやっております。先ほど課長からも言われたんですけれども、嘉手納は確かに金管楽器を中心にしたものがあります。これはすばらしいと思うんですけれども、やはりこれからは金管だけじゃなくて、弦楽あるいは木管ですね、いわゆるフルートとかオーボエとかクラリネットとかですね、そういった楽器も含めたもの、あるいは打楽器ですね。そして弦楽器はオーケストラが中心になりますので、バイオリンとかコントラバスとか、いろいろあります。こういったものを総合的にアレンジしたのが結局、楽団という感じで演奏されるわけですけれども、ここで1つ編成をするとですね、確かに本格的になると50名から60名近く、これは大楽団になるんですけれども、しかし、宮古島のジュニアオーケストラ、ここも非常にすばらしいんですけれども、インターネットでも動画が出ています。ぜひごらんになってほしいと思うんですけれども、ここについてはですね、やっぱり中心になるような楽器で編成をして、十数名規模のいわゆる編成です。ですから、編成の仕方についてはいろいろあると思いますので、町内にも音楽関係の指導者がいらっしゃいます。学校を退官された先生方にも音楽教師がいらっしゃいますから、そういう皆さん方も活用しながらですね、ぜひジュニアオーケストラを編成できないかということで、今回、この問題を取り上げておりますので、ひとつ基本的に教育長の見解をお聞きしたいと思います。



◎比嘉秀勝教育長 

 ただいまの田仲議員の見解、大変、賛同を得るものであります。ただし、先ほど私どもの課長が申し上げたとおり、現時点では弦楽器を志向している子どもたちが、余りにも少なすぎる。御案内のように、金管等々に関しては非常に小学校段階、嘉手納小学校、嘉手納中学校、非常にすばらしいレベルに仕上がってきております。あれは一般ではブラスなどでも結成をされておりますし、音楽をもって情操教育に当たるということは非常にいいことだとは思いますけれども、これから町民こぞって、そのようなムードが高まり、あるいはその弦楽を嗜好していく子どもたちが徐々に出てくるということになれば、その方向も検討させていただきたい。このように考えております。



◆15番(田仲康榮議員) 

 私も、機会あって少し、こういう音等にはなかなか親しむことができなかったんですけれども、最近、それを少しかじるようになって、音楽のすばらしさというのを感じるようになっているんですけれども、嘉手納町の場合は、そういう意味では施設は整っていますので、ぜひ金管の皆さん方でも例えば弦楽とかですね、あるいは打楽器とか、木管ですね、こういったものもやっている方がいらっしゃると思うんです。大体、音楽でこういったものに参加している皆さん方というのは、大体、複数できるような知識を持っていらっしゃいますから、できれば既にこういう取り組みをしているところにも呼びかけをしてですね、弦楽関係で編成できるような部分の募集もしながら、ぜひオーケストラを編成できるようにしていただけないかということであります。町には合唱団も結成されておりますし、例えばバックは少年少女弦楽、要するにオーケストラでバックは整えて、組合せるというやり方でも、これは十分音楽の効果というのは出していけますから、演奏なども含めて、ぜひオーケストラが編成できるように、ひとつお願いしたい。一番直近のものが那覇のジュニアオーケストラが今年の8月に結成されています。これも琉球フィルハーモニーという楽団がありますけれども、そこの楽団員が指導者になって、小学校1年生から高校2年生までを対象にして、月2回の練習をしながら、来年は定期演奏までこぎつけようということで今、頑張っているそうです。ですから、そういうところの結成の状況も含めて、ぜひ調査をされて、ひとつ検討課題に入れていただきたいと思います。

 次の質問に入りたいと思います。文化センターのトイレの件については、先ほど担当課長のほうから基本設計の関係で検討課題の中に入っているということでしたので、ぜひ、現状を見ると極めて狭いところで改修・改善をするというのは難しい状況があると思うんですけれども、ぜひ利用者の立場からすれば、これは一刻も猶予できないと思います。私も実は、もうちょっとで転げ落ちそうになったことがあったんです。これは健常者の人も、あそこでそういう体験をされただろうと思いますので、ぜひスロープが一部できるようにお願いをしたいと思います。これをひとつ要望しておきたいと思います。

 それと、屋良パンダ公園の整備ですけれども、現場調査をされたと思いますので、多くの子どもたちがぎりぎりまで行っているんです。溝のある所まで。ですから、向こうに転げ落ちたら大変ですので、一日も早くけがをしないような、そういった環境整備と、それからハブが実際に上にあがってくるのを私は何回か見ています。ですから、そこも含めて柵をつくって、安心で安全に子どもたちが遊べるような公園、都市公園というのをひとつ目指して努力をしていただきたいということを申し上げて、一般質問を終わります。



○徳里直樹議長 

 しばらく休憩します。10分間休憩します。



△午前10時45分 休憩



△午前10時55分 再開



○徳里直樹議長 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 おはようございます。13番奥間常明です。一般質問を6点通告しております。一問一答方式で行いたいと思いますので、答弁のほどよろしくお願い申し上げます。

 まず、質問事項の1キャロライン・ケネディ新駐日大使の嘉手納訪問を提案という件でございます。ケネディ新大使が11月15日、午後日本に到着され、19日に天皇陛下に信任状を奉呈し、正式な活動を始めました。同大使は任命前から米本国において知名度抜群であり、オバマ米大統領のよき理解者として、また選挙対策本部の中枢的立場にいて、大統領からも絶大なる信頼をされている数少ないスタッフであるということでございます。まさにその関係は、お互い直通で話し合える間柄だと言われています。そういう方が駐日大使として任命されたことは、大統領が自身の残り任期中に日米関係の再構築を模索しつつ、ある一定の結果を出したいあらわれではないかと思われます。そのために、日本での亡くなられた父親、ジョン・F・ケネディ元大統領の人気にあやかり、政治・経済・文化に深く触れることにより、日米関係を良好でより強固なものにつくり上げていく意図を早速示したものではないかと詮索するものであります。着任後、東日本大震災被災地、原爆投下された被爆地の訪問等でその印象を強く日本国民に示しているところであります。その先々で実状及び現状を感慨深く視察されたと報じられております。また、核軍縮で世界平和を全世界にアピールし続けるオバマ大統領の名代的立場と、父親、元大統領ジョン・F・ケネディ氏がキューバ危機の時、米ソの核による軍事衝突を回避させた和平交渉を誇りとして、自身の外交政策の重要なスタンスの1つであることがうかがわれ、核の脅威と廃絶を唱える地元の人たちに期待と共感を与えました。このような中、アメリカの軍事予算は限界に達し、緊縮財政の中、大きな転換期を迎えています。おのずとそのツケは日本に矛先が向けられ、日米安保を根拠に、極東における平和的軍事施設の必要性を認めさせ、膨大な財政出動を求めています。そして、そのキーストンとなるのがここ沖縄ではないでしょうか。ジョン・F・ケネディ元大統領の主な発言の中に、1961年6月、フィリピンの基地が十分に当てにならないとすると。沖縄がなければハワイまで後退するしかない。何とかして沖縄の基地だけは置いておきたいと記録されています。あれから52年たった現在まで、その発言は呪縛のごとく私たちに基地の過重な負担を負わせ続けています。もし、大使が亡き父の意思を継ぎ、それをバイブルとして軍事施策に取り入れているとすれば、また、取り入れようとすれば、沖縄県にとってはまったく受け入れがたい施策であり、断固反対の立場を明確に示す必要があります。そのためにも、仲井眞知事が要望した沖縄県訪問が実現した際には、普天間基地もさることながら、嘉手納基地、そして嘉手納弾薬庫、また、最も重要なことは狭隘な住民居住地域で、常に危険と隣り合わせで暮らしている住民生活の実情をぜひ知っていただき、沖縄の基地問題解決、嘉手納町民の加重な基地負担軽減への足掛かりにつなげればという思いを込めて、提出した次第であります。御答弁お願いいたします。



○徳里直樹議長 

 答弁を求めます。



◎亀島悟基地渉外課長 

 質問事項1の質問要旨1にお答えします。議員の質問の趣旨は最もだと思います。この件に関しまして11月26日、外務省沖縄事務所に対し、新駐日米国大使の沖縄県訪問の際は、嘉手納基地の視察もぜひ日程に加えるよう申し出を行いました。



◆13番(奥間常明議員) 

 基地だけの視察ということで、理解してよろしいんでしょうか、要望したのは。



◎亀島悟基地渉外課長 

 具体的な日程については、要請の段階ではまだ具体的なことは一切決まっていないということでしたので、今のところテーマになるのは、恐らく新聞記事では普天間のほうが新聞記事では取り上げられていたかと思います。ですから、その際、嘉手納のほうに訪問するときは、やはり基地がテーマになるのではないかとは思っています。ただ、具体的な日程とか道順云々については、全く決まっていないということでした。



◆13番(奥間常明議員) 

 ちょっと課長答弁では、何か弱々しい感じがいたします。そこで、三連協の会長もなさっていらっしゃいます當山町長、三連協で3首長等々では、この辺に関して、この件に関してはどのようなお考えを今現在持たれているか、お聞かせいただきたいと思います。



◎當山宏町長 

 この件についてはですね、三連協としてはまだ何の検討もしていません。ただ、奥間常明議員からの質問等もございましたので、基地渉外課を通じて外務省から事務所のほうに、もし大使が来沖する機会があれば、ぜひ嘉手納町の実態も見ていただくという意味で、日程に入れてほしいという要望をさせていただいたということです。今の段階ではそういう情報です。



◆13番(奥間常明議員) 

 過去に外国から大物政治家が来沖した際に、200年の沖縄サミットもそうでしたけれども、あまりにも県民がそのことに対して一喜一憂して、その後、果たして沖縄の基地問題はどのように進展していったかと言うと、解決どころか、軽減どころかますます強化されているというのが私の受けている実感でございます。ですから、ここケネディ駐日大使を嘉手納に呼びこんで、いかなる結果が出るかということは、あまり大きな期待はしておりませんけれども、しかし、足を踏み入れていただいて、肌で嘉手納町の実情、住民の暮らしを感じて見ていただき、また、直接町民と会話をする機会をつくっていただければ、ぜひ生の声も大使の耳に入れていただいて、その後の沖縄県の基地問題に対する、今は日米両政府が進めている再編縮小について、ヒントなどそういうものにつながっていければと思っておりますので、町長におかれましては、三連協の会長という立場でぜひともそこら辺、踏み込んだ形での嘉手納訪問について働きかけていただきたいと思います。要望しておきます。

 2点目、埋立て1号線及び73号線沿いの公共施設に津波・高潮等の監視カメラの設置をということでございます。本題に入る前に、昨日で東日本大震災発生から、ちょうど1,000日が経過し、しかしそれでも不明者の捜索、復興事業が今だ行われている中、政府は国土強靭化整備法なる法案を成立させて、ソフトそしてハード面での防災対策が動き出しております。今後ますます国民の意識が高まることを願うものであり、そのような中で西浜区自治会自主防災組織では11月16日、土曜日の午前中に住民各関係機関団体協力のもと、防災避難訓練を行いました。これまで行われた訓練では、最高の180人余りの参加者があり、この件に関する区民の意識の盛り上がり、そして自主防災組織の充実度が顕著にあらわれた結果であったと考えられます。さて、11月8日にフィリピン中部を襲った台風30号で亡くなられた5,924名の方々へ哀悼の心を捧げ、消息不明の1,779名の方々の無事をお祈りし、被災され現在懸命に復興、再出発をされようとしている避難民約400万人の方々へお見舞いを申し上げる次第であります。今度の台風は、中心の気圧が一時的に895ヘクトパスカル、最大瞬間風速が90メートルに達し、7メートルの高潮が約150キロメートルの広範囲の沿岸部を襲い、多くの犠牲者を出したことは皆様方の脳裏にまだ鮮明に記憶されていることだと思います。台風の気圧が低い程、海面から持ち上げられる効果があると言われ、気圧が1ヘクトパスカル低くなると、海面は1センチ上がるとされ、台風30号では吸い上げ効果で1メートル上昇した可能性があると言われています。地球の温暖化によって、それに伴って年々、海面水位が上昇。強い台風の増加も予測されており、世界的にも高潮被害が増える恐れが指摘され、日本も警戒が必要だと新聞報道に専門家のコメントがありました。特に沖縄県においては、年間を通して2桁以上の台風が常に通過する。そのたびに人身、農産物、インフラ等に大きな被害、経済損失を与えています。嘉手納町で唯一海岸線に面している西浜区と比謝川河口沿い嘉手納漁港に隣接している北区、南区の旧製糖工場跡地、水釜562番地地域については、特に注意が必要であり、その対策は早急に講じるべきであると考えております。そこで監視カメラの果たす役割も必要不可欠ではないでしょうか。なぜならば、高潮の襲来状況や事前の避難状況を把握し、交通安全対策、襲来後の現場捜索での情報提供等々が挙げられます。以上を申し上げ、兼久海浜公園、水釜町営団地、高層団地、マルチメディアセンター、福祉センター、漁業組合、県営団地、いずれか適当と思われる場所に監視カメラの設置を提案いたします。



◎比嘉孝史総務課長 

 質問事項2についてお答えいたします。議員御提案の防災対策用監視カメラの設置についてでございますが、まず、現在の本町の防災情報の入手方法といたしましては、一般的にテレビ、ラジオ、インターネット、国・県からのパソコンメール、あるいは専用ファックス、防災専用の携帯電話へのメール、全国瞬時警報システム、Jアラートですね。県の防災情報システムなどを活用して、防災情報を入手しております。さらなる情報の入手方法といたしましては、御提案の監視カメラによる映像はかなり有効的なものであり、特に津波災害、高潮災害については、直接人が海岸に行って、それを確認することは大変危険であることからも考えて、有効な情報源と考えております。現在、海岸沿いの公共施設につきましては、兼久海浜公園、町営水釜高層団地、第2団地、マルチメディアセンター、総合福祉センター、漁業施設等が想定されております。関連するシステムを調査したところ、携帯電話会社による環境に関する観測情報を得るシステムとしての災害監視支援システムや、総合的に防災情報を管理する減災コミュニケーションシステムなどが考えられております。防災カメラ設置により、正確な情報の入手などが考えられますが、その管理や運用、さらには町民に対する周知方法など課題もございます。総合的な防災システムの1つとして、どのように構築していくか検討をしてまいりたいと考えております。



◆13番(奥間常明議員) 

 ぜひ設置の実現をお願い申し上げます。3点目、甘藷による町おこし。我が町は、野國總管の功績により、日本初の甘藷伝来の地として全国にその名をアピールしました。それが2005年、50年に一度の祭典、野國總管甘藷伝来400年祭だったと思います。当時のフィーバーぶりは、今だに脳裏に焼きついて離れません。猫もかしこも總管様と甘藷にまつわる話、そして創作演劇。商品開発等々でヒートアップしておりました。あれから8年、つわものどもが夢の跡ではございませんけれども、一部の方々がそれぞれの専門分野で熱心に取り組み、「いもっち」なるゆるキャラも頑張り、保育所あたりでは子どもたちの遊戯の音楽として野國總管に関する音楽等々も地元の保育士の作詞・作曲等で普及しているところであります。しかしながら、去る「いもの日」に関してもそうですけれども、これまで何か庁内においては節目節目では野國いもに関する町民の意識を高揚させるような動きはありますけれども、年間を通して、通年を通しての野國いもの取組みに関しては弱いような気がいたします。今回、質問に上げております甘藷栽培の普及と町内での消費を促進し、地場産業、地域振興策として地元の町民が役場が指定した野國いもの品種の配給を受け、そしてそれを栽培、収穫した野國いもは農家及び一般町民から町がJA嘉手納、あとほかの嘉手納振興等々でもいいです、委託して買い取ってもらい、まず手始めとして町内の公共施設で食事をとっている保育所、幼稚園、小中学校、支援センターの子どもたちをまず対象に、給食の食材として、またおやつの食材として使うことを提案したいと思います。さらに、よく嘉手納町は耕す農地がなく、頭を耕しているところでありますけれども、この農地の確保が一番のネックになろうかと思います。そこで黙認耕作地もありますし、あと、ここに書いてありますように、沖縄防衛局が移転補償で買い上げた国有地等々もあります。そこはまちの特殊事情をかんがみいただいて、所在地自治会に使用目的を県で許可してもらい、甘藷の栽培ができればと思っております。その収穫した果実の収益に関しては、自治会の雑入として活用し、自治会のさらなる各種団体等々の活動の寄与になればと考えております。また、甘藷は大分以前からスーパー健康食材として重宝されております。野國總管が甘藷を伝来した当時と、そして戦前、戦中、戦後のしばらくの間は飢餓から人民を救った食材でありますけれども、ここ最近は、特に沖縄県においては長寿日本一の座も長野県あたりに取られてしまい、長寿県沖縄のイメージが今はダウンしているところであります。そこで成人病、糖尿病、ほとんどのそういう病気に対しても有益だというデータが上がっております。そこら辺も勘案して、加工品で産業振興、まちおこしということは大変厳しいかと思います。なぜならば、実は私、20代から30代、40代にかけて町の商工会青年部、そして沖縄県商工会青年部連合会の一員として、九州8県及び日本の本土のそういうまちおこしを盛んにやっている先進地を視察・研修してきた経緯がございます。昭和50年代、当時のまちおこし・村おこしの先駆的な県として、元自治省の事務次官を退官されて大分県知事になられた平松守彦氏が提唱して、一村一品運動でまちおこしに成功した大分の九重町、そういうところもあって、また昔から食べている食材を1つ商品と化し、成功した長野のおやきとか、また里山、野原に咲いている花を摘んできて、それを出荷して、その売った果実でもってハワイ旅行をする地域のお年寄りの皆さんとか、地元にあるものをあえて加工しないで、そのままの状態で商品として、地元の名産品として世に出して成功した事例が結構ございます。逆に、名前をあえて申し上げてもよろしいでしょうね、宮城弘岩さんという沖縄県の振興物産に関しては大変たけた方で、この方の講演の中においてはですね、こういうことをお聞きしたことがあります。柳の下にもドジョウは2匹とはいないと。例えば、甘藷に関してはですね、お隣の読谷村で製菓工場を大々的に営んでいる某メーカーのタルト、これで先駆けが取られてしまったと。だから、今後そういう同じもので、品種でもって産業振興という名目で物づくりをするには、大変厳しいものがあるのではないかなということで、ぜひ沖縄県の芋に関して、特に嘉手納町では健康食材として、町民にまずは提供して、嘉手納町民をまずは元気にしていくまちづくりを提案したいと思います。それが「甘藷伝来のまち 嘉手納」から「甘藷で健康・元気な町 嘉手納」を高らかに宣言することでございます。



◎宇榮原孝産業環境課長 

 質問事項3についてお答えいたします。芋の栽培につきましては、町内では野國いも研究会やその他数名の農家で芋栽培を行っております。収穫量としましては、現在さほど多くなく、出荷は野國總管まつりの際の芋ほり競争や、産業まつりなどに出荷しており、また、個人売買及び自家消費する程度の収穫量になっており、JAおきなわを介して大量に出荷をしている状況ではないとのことです。生産農家から減量の理由をお聞きしたところ、1点目に、本町では農作面積が少ない上に、土壌が固く土壌改良に手間がかかる。2点目に、害虫による不作品が多いため、出荷品として出せない。3点目に、販売ルートの確保が困難で、また農業者の高齢化、担い手が不足しているなどのことでありました。このことを踏まえ、御質問の1点目の町内において栽培収穫された甘藷を町が買い取り、学校給食用食材としての活用については、耕作者に確認したところ、定期的な供給や注文される収穫量に達しない状況もあることから、その対応は厳しいと聞いております。しかし一方、学校給食調理場では、これまで町内農家からニンジンやジャガイモ、大根、葉野菜等を同調理場にて買い取りし、給食献立に取り入れ児童に提供しており、今後はできるだけ地元の農作物を利用して地産地消を活用していきたいと聞いております。

 2点目の防衛省買い上げ用地の活用につきまして、その可能性はあるものと考えておりますが、いろいろな条件や制約等もあることから、現在進められております嘉手納町土地利用計画策定の中で現在検討作業を行っていると聞いております。

 最後の3点目の野國いものアピールにつきまして、アピールにつきましては野國總管まつりや産業まつり等で出品し、野國いもの紹介等を行っておりますが、ブランド化と普及促進については、芋の生産が余りにも少なく、なかなか進まない現状にありますが、町内商店街においては野國いもを原料として製造された商品が数点あり、嘉手納町野國いものピーアールには幾分なっているかと考えます。担当課においては、野國いものアピール、または地産地消の推進、まちおこしの起爆剤としてなり得る観点から、芋栽培耕作者に対し、今後何らかの支援、施策は必要かと考えております。



◆13番(奥間常明議員) 

 再質問を用意してございましたけれども、残り時間があと8分ということで、あと3点残っておりますので、次の機会にまた再質問等々をさせていただきたいと思います。ちょっと早口になりますけれども、お聞きづらくなる点も多々あると思いますけれども、よろしくお願いいたします。

 4点目、町を草花で彩るラウンドカラーづくりをということで質問に出しております。国道、県道、町道沿いの緑化は図られているが、路地についてもさらに進めてはと思う。そこで、住民主導の緑化推進運動の啓蒙を行ってはということでございます。先日ですね、今回答弁をされた担当課長のほうには事前に1つの事例として、皆さんよく御存じの北中城村大城区の認定団体名が大城花咲爺会、老人主導による修景緑化活動等の夢あるふるさとづくり。65歳以上を会員とした花咲爺会では、手作りで花と緑に囲まれた芸術の里づくりを進めて、集落内の環境美化に努めています。今後も同会がコンクール等を計画するなど、夢のあるふるさとづくりに花を咲かせているという事例。

 もう1つが、南風原町のかすりの道です。これは琉球かすり会館を起点に、糸の針のばし場や織物工場、機械製作などを巡る約2キロメートルの散策道です。そこを字本部、喜屋武、照屋にかかる先ほど申し上げましたが、全長約2キロメートルの生活道路を、通常は行政が行っていた道路の整備、インフラ整備以外にですね、地元の人たちが手作りで草花を植えて1つのオアシスづくりをやって成功しているという事例でございます。それを踏まえまして、町としても今後、そういう形での緑化推進運動について取り組む施策について、御見解をお聞かせいただきたいと思います。



◎宇榮原孝産業環境課長 

 質問事項4についてお答えいたします。奥間議員から事前に北中城村の大城区、南風原町のかすみ通りの資料のほうをいただき、中のほうを拝見させていただきました。ありがとうございます。お答えいたします。町内の緑化推進活動については、当議会においてもこれまで何度か質問やご提言がございますが、現在、本町におきましては町内の緑化推進にかかわる取り組みとして、2つの事業を現在実施しております。

 1点目の事業が緑化推進嘉手納支部の事業として、毎年5月のみどりの日を記念に、町内を緑と花で彩り、町民の緑化意識の高揚を図る目的でハイビスカスやミニサンダンカなど、四、五種類の花の苗木、400鉢を町民対象に無料で配布を行っております。

 2点目の事業がCGG、クリーン・グリーン・グレイシャス事業であり、花苗を毎年6月、10月、2月の3回に分け、各公共施設の管理団体に無償で配布しております。1回につき約8,000鉢を提供しております。毎年、緑化推進期間中には啓蒙活動として、ポスターの掲示やパンフレットの配布等を行い、町民による緑豊かなまちづくりを促進してきました。担当課においては、全町民が緑化活動に関心を持ち、各地域で花のあるまちづくりに意識が高まれば、街並みの風景も変わり、まち全体が住み心地よい雰囲気になるだろうと考えております。しかし、議員提案の生活路地の植栽緑化につきましては、これまでもお答えしましたように、路地などの個人用地、あるいは私道への緑化は行政が個人の土地に介入するときには、地主からの要望や地主の承諾、整備後の維持管理などの諸条件を整えた後、できれば地域を代表し、地域自治会から要望書を提出していただきたいと申し上げてきました。議員提案につきましては、現在まで担当課には直接住民や自治会等からの問い合わせや要望がございません。しかし、今後、地域活動の中で緑化活動の支援要望があれば、苗木の無料提供や作業用具の提供など、支援協力していきたいと考えております。



◆13番(奥間常明議員) 

 いろいろとハードルがあるようでございます。そこら辺はですね、今後また地域住民、そして担当課の皆さんと私も膝を交えてお話し合いをしながら、嘉手納町がよりよき地域になることを、ひとつともに協働という形で参加させていただきたいと思います。とにかく、まちづくりは行政主体では無理だと思います。町道沿いに設置されているプランターの維持管理に関してもですね、ところどころによってはきれいに管理されているところもありますけれども、場所によっては雑草が生いしげ、ごみ箱同然。逆にまたその歩道を通行する人たちの障害、特に車いす使用者の方々にとっては大変大きな障害となっていることも事実でございますので、ぜひ現場を視察していただいて、必要ないと認められるプランターについては撤去していただき、今後は路地上栽培、クルチの下あたりの路地を有効活用した緑化推進をぜひ考えてみてはどうかという提案をしておきたいと思います。

 5点目、町道48号線の交通安全対策。昨日も2番議員からもありましたし、これまで自治会、他の議員等からたびたびだされている件です。しかしながら、事実上は幅員の狭さが災いし、最善の対策がとられておりません。特に数箇所の路地から子どもたちの飛び出しによる事故もたびたび起こっています。今一度、知恵をしぼり対策をとっていただきたいと思います。



◎又吉政勝都市建設課長 

 質問事項5についてお答えいたします。御指摘の場所は幅員も狭く、児童生徒の通学路でもあり、担当課としましても安全対策は重要と考えております。これまで歩道部を示すライン引きや、車の徐行を促す看板を設置しております。さらに運転者に注意を促すため、歩道部の着色の検討や看板につきましても文字だけでなく絵も採用し、強調した看板を設置していきたいと考えております。



◆13番(奥間常明議員) 

 今回、質問事項として取り上げた、これが県道になっておりますね、町道です、訂正していただきたいと思います。別に嘉手納町内の歩道で危険性が高いのはそこだけではございません。ほかにもあろうかと思いますので、そこら辺も含めましてぜひ調査して、危険箇所については早急な対策を講じていただきたいと思います。今回は町道48号線ということでありますけれども、この道路は学校の登下校、そして福祉センター利用者、またあらゆる生活道路として老若男女、健常者、障害を持っている方々まで、多くの人々が行き来している道路でございます。対策として、まず1点目に、3差路への徐行、一時停止を促す意味での点滅信号の設置、カーブ地帯でのドライバーの死角になる箇所への限定的な強固なガードレールの設置、路面反射鏡の増設、歩道縁石の障害物の撤去、車いす使用者の歩道の確保など、まだほかにもあろうかと思いますが、悲惨な事故が発生し尊い命が失われる前に、最善の策を講じていただきたいと思います。

 続きまして6点目、最後でございます。比謝川遊歩道の維持管理について。川沿いの石灰岩を敷き詰めた歩道路面等々の苔等の除去及び雑草除去を定期的に行ってもらいたいということと、落石のおそれがある崖地、崩壊危険地域ですね、についても数箇所見当たるが、その対策はどうなっているのか、遊歩道の一部に陥没のおそれがあるがその対策、他にも危険箇所があるかと思われるが、調査はなされているか。あれば示していただきたいと思います。



◎又吉政勝都市建設課長 

 質問事項6の?についてお答えいたします。川沿いの石灰岩を敷き詰めた歩道路面の清掃につきましては、昨年度、中部土木事務所において実施しております。中部土木事務所と連携をとりつつ継続実施に向け働きかけを行います。除草作業は、雑草の伸びぐあいを委託業者が目視で確認、時期を判断し年4回実施しており、継続して実施してまいります。

 ?についてお答えいたします。当該箇所は昨年度に、急傾斜地対策の基本設計を行い、本年度実施設計を発注いたします。それを踏まえ、次年度より危険度の高い箇所から順次、急傾斜地の対策を行っていく予定であります。

 ?についてお答いたします。現場を調査したところ、歩道部の一部に亀裂、沈下が見られましたので、早急に修繕対策を実施していきたいと考えております。

 ?についてお答えいたします。現場を調査したところ、擬木の一部が破損、傾いていたところも確認しました。これらにつきましても早急に修繕対応したいと考えております。



◆13番(奥間常明議員) 

 同歩道の町管理、県管理ですね、中部土木事務所の管理班だと思います。そこら辺についてですね、管理状況等々についても質問をしたいと思っておりましたけれども、これは次の機会に行いたいと思います。特に崖地崩壊対策事業については、県営団地については工事が段階的に行われておりますけれども、遊歩道地域については崖地崩壊がところどころ発生しているにもかかわらず、まだそのような工事等々について考えられていないようでございます。特に比謝川大橋との接続付近の9危険箇所については、もう長い間、立ち入り禁止の仮設のゲートが設置されておりますし、屋良城跡公園付近についても不幸な事件があった以降、そのゲートの設置がいまだ続いている状態で、他の対策がまだ講じられていないのでございます。そこで、このような場所に関してもですね、ぜひともまた緊急時及び事故発生、事前の未然防止ということで、取り組んでいただきたいと思います。



○徳里直樹議長 

 しばらく休憩します。



△午前11時43分 休憩



△午後1時30分 再開



○徳里直樹議長 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 一般質問を続けます。

 8番石嶺邦雄議員。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 8番石嶺邦雄でございます。一般質問のほうを2点通告しておりますので、順を追って質問をしていきたいと思います。1番目のほうですね、空き家問題におかれましては、本来、所有者等が解決すべきだと理解しております。しかしながら、地域の人たちから「どうにかならないか」という声で、今回質問をさせていただきます。

 1.町内迷惑廃屋への対応を。人が住まなくなった家は、年月がたてば柱などが腐り倒壊の危険度が増す上、強風が吹けば壊れた戸や屋根などが近隣に飛ぶ可能性があります。ごみの不法投棄や放火を含め、火災発生の懸念もあります。子どものたまり場やホームレスの出入りなど、犯罪の温床にもなりかねません。空き家の増加は、景観上の問題だけではなく、犯罪や放火の要因になることなどから、住民は日々不安を抱きながら生活をしております。空き家問題で悩ましい点は、所有者の私有財産であるため、現行の法律ではあくまで所有者の管理責任に委ねられており、近隣には迷惑状態になっていても、第三者が勝手に解体や撤去などの処分ができないところです。あくまで所有者による状況改善を期待するしか手の打ちようがなく、一歩踏み込んだ対処はできておりません。しかし、条例制定により所有者に対し一歩踏み込んだ働きかけを行う自治体も出てきておりますが、そこでお伺いいたします。?現在、このような廃屋は町内に何件あるか。把握をされているかですね。?嘉手納の99番地の物件は大変危険だと理解するが、そのままの状態では台風などで近隣の方へ損害を与えてしまうことが想定されるが、どのように考えておられるか。?埼玉県所沢市で空き家・空き地の管理に関する条例が制定されてから、全国各地の自治体で同様の条例が制定されておりますが、我が町でもその条例を制定し、その中で「行政代執行」を盛り込み対応をすべきでは。



○徳里直樹議長 

 答弁を求めます。



◎比嘉孝史総務課長 

 質問事項1の?についてお答えいたします。現在、総務課で把握しております、著しく保安上危険で、また著しく衛生上有害と思われる空き家につきましては、自治会長会の席において各区の自治会長から確認をしたところ、東区に2件、中央区に2件、北区に2件、南区1件、西区1件、西浜区2件の合計10件となっております。

 質問事項1の?についてお答えいたします。議員御指摘のとおり、空き家等につきましては、本来、所有者の管理責任が問われるところでございます。99番地の物件につきましては、以前からその建物がだんだん老朽化していっておりまして、今回、中央区からの要請がございました。町といたしましても台風時あるいは強風時に木造トタンが飛ぶ心配があるということの要請を受けまして、まず、町としても緊急避難措置といたしまして、物件全体にネットをかぶせて木材等が飛ばないような対処をしております。

 質問事項?についてお答えいたします。物件そのものに対する措置については、財産権等の理由により行政が行うことは困難であります。建築基準法では特定行政庁が建築物または敷地の所有者等へ勧告・命令をすることができ、所有者等が措置を講じないときは代執行も可能となっております。しかし、特定行政庁、いわゆる建築主事を置いていない嘉手納町では、その執行はできません。特定行政庁の沖縄県と連携して取り組むことができればと考えております。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 再質問をさせていただきます。1番のほうで回答をいただいた6行政区で10件あるんですけれども、このうち中央区の今の99番地に関しては、現在知名自治会長が当初なったときからの空き家でですね、当初は普通にサッシもあったんですけれども、サッシが盗まれ、どんどん老朽化して屋根も崩れ落ち、本当に空き家ではなく廃虚の状態であります。今言った10件のうちにですね、期間的に長く放置されている、どの程度放置されているかとかまで把握されているのかが1点と、それと今の行政代執行は嘉手納町単独ではできないというのをお聞きしてですね、ぜひ県と絡めてできないのか。また1点、やはりこの解体・撤去等には費用がかかります。その中で今現在、嘉手納町におきましては住宅リフォーム支援事業のほうで補助金が出ていて30万円でしたか、補助金が出ているんですけれども、そのリフォーム事業の枠の中で、その解体費にも充てられるようなやり方はできないか、そうでなければリフォーム事業とは別途で解体する場合に、長期放置されている物件に関して何年以上とか期間を設けてですね、近隣に本当に迷惑がかかっているような物件に関しては、その解体費用の一部を補助するような措置はできないか、お伺いいたします。



◎比嘉孝史総務課長 

 お答えいたします。質問事項1の?について、現在、明らかに廃屋に近い形になっている空き家と申しますか、そういう物件につきましては2件を承知しております。残りは現在、長らく人が住んでいないという状態だと認識しております。

 質問事項1の?についてでございますが、以前にも空き家等の撤去を推進するための撤去費用の補助等ができないか検討をしてみたいと回答いたしましたけれども、やはり建物所有者と土地の所有者との権利問題や、あるいはまた建物所有者の意識、庭等を使うという形の意識の低さとかがありまして、なかなか制度化に向けての課題がいろいろ高いものだと考えております。

 今、リフォーム事業との関連でございますけれども、リフォーム事業につきましては、あくまでも家屋の補修等にかかるリフォームでございます。したがいまして、それの撤去費用には充てられないということでございます。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 先ほど県と連携して、どうにかできないか検討をしていくということですが、ぜひ本当に近隣に住んでいる方々は顔見知りの方々で、役場の職員の若い子も近くに住んでいて、皆から会うたびに「どうにかできないかな」という相談を、顔を合わすたびに出ております。過去にもですね、伊波さんのほうからもいろいろありましたけれども、やっぱりどうにか解決策をぜひ見出して、早急なる措置をしていただきたいと思います。先ほども話に出ていました、自治会長のほうも今回、台風前に青年会を使って草木を撤去して、あとは総務課のほうでネットのほうは対応していただいたということで、感謝を申されていましたが、本当に自分らで中央区の有志で壊してもいいからというぐらい、皆の気持ちがありますので、ぜひ今後の速い措置等をお願いいたします。それでは2番の質問のほうに移らせていただきます。

 2.町内行事(各種イベントや講演会)の充実についてです。今年度、私はPTAや子ども会の役員をさせてもらっていますが、たまたま今年だけなのか学校行事や町の関連行事等、本当に過密でですね、PTAとかいろいろな会合で保護者のほうから「毎週毎週、続きすぎで、ちょっときついね」ということで、よく話が上がっております。今年度はいろいろ町内の伊敷猛さんが九州の会長になったり、いろいろまた九州のPTA大会もあって、たまたま重なっている年なのかなとも感じるんですけれども、しかしながら、その中でももう少し調整方ができないかなという部分も含めまして今回の質問になっております。この辺の保護者とかのクレームを受けてですね、講演会等の日程や講師選定のほうをどのようにされているのかお伺いいたします。?学校関係や各種団体との日程調整はされているか。また、それはいつごろなされているのか。各種団体、PTA、商工会を含めですね。?講演会等の講師選定についてはどのように協議しているか。著名で講演料の高い方などは集客などでは助かるが、講演内容などもしっかり精査した上で選定はなされているか、お伺いいたします。



◎天久昇社会教育課長 

 2の?についてお答えいたします。議員御質問にありますように、今年度は講演会などの日程が集中していると思っております。極力、学校関係や各種団体との同時期開催は避けるよう、学校行事予定表をもとに計画をしておりますが、各団体においても、それぞれの講演などを計画・実施しており、会場の空き状況、講師との日程調整により難しい点がございました。教育委員会会議、町校長会などで報告・連絡・相談を行い、また、各種団体の情報をとりながら事業を遂行してきましたが、結果的に関係者や町民の皆様方に対し、厳しい日程を強いることとなり、そのため学校関係や各種団体との日程調整については課題が残る結果となってしまいました。大変申しわけなく思っております。教育委員会といたしましても、集約できる事業などを精査し、平準化できるよう努めてまいりたいと考えております。

 2の?についてお答えいたします。今年度においては教育委員会、庁議にて講演会についての了承をいただいております。今までの講演会においてのアンケート調査により、音楽関係、教養関係の2講演を計画しておりました。1つ目の音楽関係については、音楽に親しみ、子どもの情緒を豊かにして人間形成を図っていくということを目的に、本町にはカデナシンフォニックブラス・レモンという楽団があり、また、小中学校の吹奏楽部が活発になり力をつけていることから、関係する音楽関係者を検討いたしました。その際、全国高等学校選抜吹奏楽大会の審査員も務めている、世界的なサックス奏者のマルタさんのお話があり、中学校ブラス・レモンとの共演も可能で、予算的にも大分抑えることが可能ということで、今回の採用となっております。

 2つ目の教養関係については、近年、地方自治体では講演会などをほとんど行っていなかった池上彰さんや、嘉手納町にて講演会をしてもらいたい旨、趣意書を送付し、一年越しに実り、小中学校の児童生徒を交えた講演会が可能ということで採用しております。今後もアンケート調査をもとに講師、講演会、講演内容などを課内で検討・精査して選定していきたいと考えております。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 今回、やっぱり過密でですね、先ほどのマルタさんの時は午前中はウォーキング大会で、中央区に関してはお昼にグラウンドゴルフ大会を入れてしまって、本当にかつかつの状態でした。しかしながら、やっぱり著名な方も呼べるというのは、また嘉手納町のいいところであります。その中でですね、今回、大体が講演会がある場合、町内限定で嘉手納町は募集しますけれども、今回、自分もちょっとマルタさんのには行けなかったんですけれども、子どもたちは第一部で一緒に接してですね、本当にいい経験になったかと思うんですけれども、実質、聞いたところによると、場内は半分近くしか埋まっていなかったと。今後、池上彰さんを呼んだ場合は、多分、町内でもいっぱいするかとは予測するんですけれども、やはりああいう方々を呼んで、本当に満員で埋めるぐらいのために、今後は講演内容によっては町内限定も必要なんですけれども、少し近隣市町村、町外枠といいますか、必要かなと感じます。実際、今回マルタさんの講演会ともしくはほかの講演会の中でですね、町民以外、嘉手納町外の方で、町外からも参加できないかという問い合わせがなかったか1点ですね、お聞きしたいと思います。それに関して、また今後、講演会は町内限定でなく、そういう枠まで検討できるのか、その2点よろしくお願いします。



◎天久昇社会教育課長 

 再質問についてお答えしたいと思います。1点目の町外からの問い合わせ等はなかったかについてですが、電話等、またチケットをもらえないかという問い合わせが実際にございました。

 2点目の件についてはですね、課で今、ちょっと課題として思っておりまして、講演会の周知方法とチケットの配布方法などについてですね、また今後検討をしていきたいと考えております。大変申しわけございません。町外の枠も含めて検討をしていきたいと思っております。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 ぜひですね、枠としても町外ですけど町内で仕事をしている方とか、また、方法もあるかと思うので、ぜひ検討をしていただきたいと思います。それと、あと1点ですね、質問の内容的に社会教育課のほうへの質問になっているんですけれども、頭の鏡のほうで各種イベントの充実というのを含めまして、この中で商工会などというので、イベント、今現在、町内に各種イベントがございまして、その中でも8展開で、またネーブルにおきましては前夜祭、道の駅におきましてもビヤガーデン、去る先週の日曜日にありました、新規商工会青年部の事業で、街コン等を現在イベントをやっておりますが、補助金なしで自主財源で頑張っている事業がございます。現在、イベント補助金といたしましては、YOU・遊・比謝川、ビール祭り等、予算がありますけれども、今後はイベントの充実ということで、イベント補助金の金額の見直し等を検討できないかですね、この場を利用して質問したいと思います。



◎宇榮原孝産業環境課長 

 再質問にお答えします。町内関係者が各種イベントの活動をすることについては、町の活性化、商店街の活性化に結びつくようでしたら、我々町としても、ぜひ協力していきたいと考えており、常々から願っていることであります。先ほどの支援金の支援のお話ですけれども、まずは商工会のほうで、商工会の中でも地域活性化、あるいは商店街活性化の支援事業がありますので、その中で商工会と御相談していただいて、それから、その制度をぜひ活用していただきたいなと思っています。



◆8番(石嶺邦雄議員) 

 ぜひ、元気プロジェクトの予算のうちから、いろいろ使えるような方法なり対応をしていただきたいと思います。今回、去る街コンのほうですね、商工会のほうでも当初は60名になったらどうしようということで、あと105名の方が町内外から集まって大成功をいたしました。その中でも南城市、大宜味村、本部町からも来ておりまして、参加者にアンケートで職場、住所、また、どうだったか内容のアンケートも全部とりまして、リストはできております。本当に、嘉手納って58号線沿いしか通らないんですけれども、こんな中にいいお店があるなということで好評をいただいて、本当に次年度も開催してほしいというアンケートもありまして、中には、もう少し年齢を上げてほしい等、いろいろございましたので、こういういい事業をぜひ次年度以降も商工会青年部で続けていきたいと思います。補助金の予算は商工会といろいろ詰めていきたいと思います。以上で一般質問を終わります。



○徳里直樹議長 

 一般質問を続けます。

 11番知念隆議員。



◆11番(知念隆議員) 

 11番知念隆です。きのうは議会を延長しましたので、本日は短縮をしたいと思います。よろしくお願いします。一般質問を3点通告してありますので、通告どおりに行います。一問一答でよろしくお願いします。

 それでは早速、1番目の質問を行います。「安心こどもカード」の導入についてお伺いをいたします。近年、保育所や幼稚園、学校において食物アレルギーの子どもたちが増えています。昨年12月、東京都調布市の小学校で、給食の後、食物アレルギーによる症状で、小学校5年生の女子児童が死亡する事故が起きております。食物アレルギーを持っている子どもが安心して学校生活を送るためには、保護者と先生方がアエルギーの予防方法や、万一、症状が出たときの対策を決めておくことが大変重要であります。群馬県渋川市では、このほど市内の小中学校などで児童生徒が病気やけが、アレルギー症状で救急搬送される際、学校と消防署などが迅速に連携できるよう、子どもの病歴などを記入する緊急時対応の安心こどもカードを作成し、運用を始めました。皆さんの前に関係課のほうにはあると思います。A4版の紙1枚です。項目としては12項目ぐらいありますけれども、これは高齢者の方の安心キッですか、高齢者のための安心キットとありますけれども、それの子ども版のようなものです。子どもを対象にした緊急時対応のカード作成は、全国初の取組みということであります。そこで次の点について伺います。?本町におけるアレルギー疾患のある児童生徒の人数について。?平成24年度、急病やけがなどで緊急搬送された児童生徒の数は何人か。?全国的に「こども安心カード」を導入する自治体が増えておりますが、本町においても導入が図れないか、お伺いをします。



○徳里直樹議長 

 答弁を求めます。



◎我那覇隆三教育指導課長 

 それではまず1の?からお答えします。現在、各学校で掌握している食物アレルギーの数は屋良小学校22名、嘉手納小学校40名、嘉手納中学校43名、幼稚園3名であります。

 質問事項1の?についてお答えします。平成24年度、救急車を要請し病院へ搬送した児童生徒の数は、屋良小学校3件、嘉手納小学校1件、嘉手納中学校2件、幼稚園0件であります。搬送別理由の分類では、アレルギー1件、けが4件、過呼吸1件であります。

 質問事項1の?についてお答えします。現在、各学校では救急車搬送の際には、養護教諭等が保健調査票を持参し、病院へ搬送しております。こども安心カードと保険調査票はその記載内容において、ほぼ同様のものであると考えます。今後、学校における、こども安心カードの導入につきましては、現状の対応の評価、保健調査票との関連及びその効果性について養護教諭等と意見調整を行い、判断したいと考えます。



◆11番(知念隆議員) 

 思ったよりですね、アレルギー性の疾患のある児童生徒が多いなという感じであります。合計で100名余りですね。この東京の事故も他人事ではなくして、いつ本町においても起きるかもわからない感じであります。この事故で亡くなった生徒は、前もって分かっていて、アレルギー性を除去したものを最初は食べたんですけれども、おかわりをするときに間違えて混入したものを食べてしまったという間違いですね。そういった現場ではいろいろな間違いも起こる可能性もありますし、いざというときに迅速に対応できるよう、今は保健調査票で対応しているようでありますけれども、比較してどれがいいのかですね、しっかり検討をしていただきたいなと思います。これもA4版で調査項目があって、保護者の個人情報もありますので、もちろん保護者の同意も得ないといけませんけれども、大変私は評価しております。これは全国でも始まったばかりでありますし、沖縄県においては、恐らくどこもやっているところはないんじゃないかなと思います。そこで教育長、「いいことは嘉手納から」ということで、しっかり今、平成26年度にやれば、嘉手納町が県内で初の「こども安心カード」となると思いますので、ぜひその辺も含めてコメントをお願いします。



◎比嘉秀勝教育長 

 先ほど課長の答弁がありましたように、内容的には関連を持っている調査票を持って、今は対応をしているということであります。今後はより効果的な、あるいは詳細に子どものケアができるような、そういうカードを目指して今後、導入の検討等々を進めていきたいと考えております。



◆11番(知念隆議員) 

 ぜひ、ご検討をお願いします。あと、食物アレルギーに関しましては、これからももっと子どもたちが増えてくると思いますので、共同調理場の方法を含めて、しっかりと事故が起きないように取り組んでいただきたいと思います。

 それでは2番目の質問に移ります。町税の徴収率向上に向けた取り組みについて、お伺いをいたします。税務課に対する一般質問を行うのは初めてであります。あまり得意分野ではないものですから、これまではやらなかったんですけれども、山内課長の出番もあったほうがいいのかということで、質問に取り上げました。税金の徴収は町行政にとって大変重要であり、また、我々は10月には総務委員会で研修をしてきた経緯もありますので、質問をさせていただきます。

 本町においては町民税初め地方税の収納率が向上の傾向にあると思いますが、その取り組みについて何点か伺います。?これまでの徴収率向上向けた取り組みについて。?町民税や固定資産税の納付方法について。コンビニ収納やクレジット収納で納付率向上をさせている自治体もあります。本町の予定はどうなっているのかお聞きします。?本町における町民税、特別徴収の割合は幾らか。?前納報奨金制度について。特別徴収になっている町民との公平性の立場から、前納報奨金制度を廃止する考えはないか、お伺いいたします。



◎山内智税務課長 

 質問事項2の?についてお答えをいたします。町税の徴収率向上に向けた具体的な取り組みとしまして、納め忘れや督促に応じない納税者に対し、電話督促や催告書による納付の促進、納付相談受付を継続的に行っているところであります。また、長期にわたり納付の意思を示さない滞納者につきましては、財産調査を行い、預貯金、不動産の差し押さえを実施しております。今後も公平公正な課税に努めながら、滞納処分の更なる強化を図ってまいります。

 次に?についてお答えいたします。本町におきましては、現在、コンビニエンスストア収納委託の平成26年度開始に向けた準備作業を進めているところであります。収納事務を行う種類は、町税のほか国民健康保険税、後期高齢者医療保険料、公営住宅等使用料、保育料となっております。なお、クレジットカードによる納付につきましては、全国的に導入率が低い状況にあります。総務省が全国地方自治体へ聞きとり調査により行った結果によりますと、利用者に対して納付額に応じた決裁手数料の負担が生じることや、車検用納税証明書の発行が即時にできないなどの諸課題が挙げられております。つきましては、今後も既に実施している市町村の状況も参考にしながら、導入の必要性につきまして調査研究をしてまいりたいと考えております。

 ?についてお答えします。町民税の納税義務者に対する特別徴収者の占める割合が平成25年度当初賦課ベースで72.8%となっております。

 ?についてお答えいたします。前納報奨金制度におきましては、納税者の積極活用が定着しているとともに、納め忘れによる滞納の防止や納税意識の喚起に貢献しております。つきましては、同制度の廃止につきましては、特別徴収者が同制度を活用できないことや、廃止にしたことに伴う影響等、諸課題を整理しながら制度の見直しも視野に入れた調査研究を引き続き進めてまいりたいと考えております。



◆11番(知念隆議員) 

 それでは再質問を行います。1番目に関しまして、どれぐらいの徴収率が向上しているのかですね、最近の数字でよろしいです。再質問で数字の話はするなということだったんですけれども、分かる範囲でお願いをしたいと思います。最近の徴税率が伸びている状況についてですね、お答えください。

 それと、クレジット払いに関しましてはですね、よくクレジットカードを使うとポイントがたまるということで、御希望をする方もいるんですけれども、そこら辺は非常に難しい点もあると思いますので、ゆっくりというか慎重にやっていただければいいなと思います。あと、特別徴収に関しましてはですね、私たちが10月に行った青森県の三沢市はですね、特別徴収のあれが7割ということでした。といいますと、それからしますと本町のほうが向こうよりも、三沢市のほうよりも特別徴収の率が高いわけですから、向こうの三沢市のほうはですね、平成26年度から特別徴収を廃止するということで言っておりました。すみません、これは前納報奨金制度を廃止をするということが決まったということを聞いております。前納報奨金のメリットというのは、国からの交付金、交付税が入る前に早目に税金を納めていただいて、その分予算執行がやりやすいということを聞いておりますが、本町におきましては財政調整基金の残高がありますし、繰替運用によってですね、当面の資金不足といいますか、それを活用することもできますので、今、前納報奨金が約2,000万円近くあったと思うんですけれども、その財政調整基金を活用してですね、この前年報奨金制度がもしなくなった場合には2,000万円近くの予算が福祉とか子育て支援とか、そういったものにも利用できるわけですから、その辺もひとつ勘案をしていただきたいなと思います。とりあえず?の徴税率のほうからお答え願います。



◎山内智税務課長 

 過去3年間の徴収率の推移を御報告いたします。平成22年度91.23%、平成23年度92.47%、平成24年度92.9%となっており、年々上昇している状況にあります。



◆11番(知念隆議員) 

 年々、徴税率が向上しているということは、大変評価をしたいと思います。ただ、私たちが行きました三沢市におきましては、市民税に関しては現年分で98.3%という、非常に高い徴収率を出しております。嘉手納町の税務課のほうも一生懸命やっていると思います。向こうの、三沢市の例を少しだけ申し上げますと、6名の税務課の職員が地域を6つに分けて、それぞれの地域を1人が担当してやっております。訪問はしないと。訪問をして徴収は行わないと。もっぱら来てもらう。しかしながら5時までですとなかなか仕事の関係で来れない方もおりますので、6時半まで窓口を延長して来ていただくと。そういうことで町税率を上げているということであります。あと、私は徴税率が上がることは大変評価するんですけれども、中にはやはりいろいろな事情がありまして、失業をしたとかですね、いろいろな経済的な状況で払いたくても払えない方もいらっしゃると思いますので、何がなんでも徴税率を上げるために厳しくするのではなくて、しっかりと町民の話も聞いて、相談も聞いて、丁寧に親切に納税相談をしていただきたいなと、そういう心ある執行のやり方もぜひやっていただきたいなと思います。あと、報奨金の廃止につきましては、田崎議員のあしたの質問にも出ておりますので、私のほうはそれ以上は聞かないでおきますので、御理解を願います。

 それでは、3番目の質問に移ります。防災対策についてお伺いをいたします。先月、11月16日、土曜日に西浜区で津波を想定した避難訓練が行われ、多くの区民が参加し、無事訓練を終了しました。これには西浜区在住の奥間常明議員、新垣貴人議員、前議員の山田政市さんも自主防災組織の一員として参加をしております。役場からは當山町長初め神山副町長、古謝建設部長、総務課の職員にも参加していただきました。今回の訓練は事前に西浜区自治会の広報召集をし、徹底した周知活動を行いました。広報かでなのほうでもチラシを入れていただいたり、広報に力を入れました。その広報活動が功を奏し、約200名近くの区民に参加していただきました。中には訓練開始の合図が鳴る前に避難を始め、時間前に避難所の町営水釜高層住宅に集まってきたお年寄りの方も多く見かけられました。関心の高さがうかがわれます。そこで本町のさらなる防災対策拡充のために、次の点についてお伺いします。?災害時の支援協定について。応援協定とも言いますけれども、災害時に食料品などを確保するための町内企業、特にスーパー、サンエーなどとの支援協定が必要と考えます。状況はどうなっているのかお伺いします。?福祉避難所の指定締結状況について。避難所生活は不便なことが多く、健常者でも長時間の滞在は厳しいものがあります。障害者や介護を必要とする人にとっては、さらに大変であります。介護ができる環境の福祉施設の避難所が必要になりますが、福祉避難所の指定状況はどうなっているのか、進捗状況についてお伺いをいたします。?避難タワーの計画について、場所と規模など現時点における計画はどうなっているか伺います。?自主防災組織の結成に向けた取り組みについて。未結成の自治会の会長や地域の団体役員などに呼びかけ、自主防災組織についての研修会を開催してはどうか提案をします。?西浜区の自主防災組織に防災用資機材取得費助成をしてはどうか。災害時の停電などに備え発電機やリアカー等の購入、資金助成をする考えはないか伺います。



◎比嘉孝史総務課長 

 それでは、質問事項3の?についてお答えいたします。現在、協定を結んでいる町内の企業はまだございません。しかし、平成22年9月に嘉手納町商工会と嘉手納町災害時応急対策支援活動に関する協定書を締結しております。これに基づきまして、これまで町総合防災訓練への参加や独自の防災訓練を実施していただいております。また、東日本大震災においては、本協定書により飲料水、おにぎりの提供を商工会から行っていただきました。そのほか飲料メーカー2社とは災害協定を締結しております。沖縄コカ・コーラーボトリング、沖縄ペプシビバレッジ、庁舎に置いてあります自動販売機においては、災害時には無償提供されるという災害協定を締結しております。

 質問事項3の?についてお答えいたします。まず、福祉避難所の概念ということで御説明させていただきますと、福祉避難所とは既存の建物を活用して、介護の必要な高齢者や障害者など、一般の避難所では生活に支障を来す人に対してケアが行われるほか、要援護者に配慮したポータブルトイレ、手すりやアクセススロープなど、バリアフリー化が図られた避難所のことを指すとなっております。想定いたしましては、町内の病院、各老人施設等が想定されます。現在、福祉避難所の指定は現在行っておりませんが、福祉部とも調整の上、指定を目指していきたいと考えております。

 質問事項3の?についてお答えいたします。まず、避難タワーの設置の考え方といたしましては、津波避難ビルや津波避難場所までの避難の確保ができない場所に、相当規模の避難タワー設置が必要と考えられております。本年度、沖縄県より提示された本町の避難困難区域といたしましては、兼久海浜公園の一部でございました。これにつきましては、その公園区域内でスポーツ等に興じている皆様が実際の避難をせざるを得ないときには、避難困難区域と指定されております。まだ調整中でございますが、兼久海浜公園の近くには大型の商業施設がございます。その大型の商業施設との津波避難ビル、もしくは緊急避難場所等の締結をすることにより、本町内の避難困難区域が解消されるものと考えております。このことを含めまして、現状といたしましては避難タワーの設置については検討をしておりません。

 質問事項3の?についてお答えいたします。西浜区の自主防災組織の自主的な立ち上げ、積極的な避難訓練の継続実施など、活発な活動については本町といたしましても大変敬意を表しているところでございます。これを刺激にしていただいて、まだ未結成の自治会についてもぜひ自主防災組織の結成をお願いしたいと考えております。毎月定期的に行われております自治会長会の場においても、各自治会長への協力依頼は行っているところでございます。研修につきましては、今年度も沖縄県主催による研修会へ西浜区、北区から参加をしていただきました。これについても一歩前進と考えております。

 質問事項3の?についてお答えいたします。去る9月定例議会におきまして、一括交付金を活用した避難施設防災強化整備事業といたしまして、消耗品等備品購入費を提案し、御承認いただいております。その中で各自治会、社会福祉協議会、中央公民館、道の駅等への基本的な資機材、食料品を含む生活用品の備蓄を予定しております。具体例といたしましては発電機、発電機燃料、工具セット、担架、拡声器、カセットコンロ、投光器、トイレに関するセット、毛布などが予定されております。資機材等の配置後に、さらに必要な資機材があれば、また改めて調整し、対応をするか検討していきたいと考えております。



◆11番(知念隆議員) 

 再質問をさせていただきます。?です。応援協定、支援協定ですけれども、今、分かりやすいのは自動販売機の災害時における提供ということ。あとですね、大規模災害の場合にはどうしても食料等が不足しますので、早急に食料が確保できるようなスーパー等々ですね、早目の締結を得ていただきたい。あと、自治体同士でも応援協定というのがございます。八戸市におきましては41カ所と応援協定を結んでおります。我々が研修をしたときにも、こういう話がございました。避難者が当初の予想よりも大幅に増えまして、9,000名の方が避難所に避難して、用意していた毛布が2,000枚しかなかったと。そこで応援協定を結んでいる群馬県の伊勢崎市から毛布が2,000枚調達されて大変助かったと、このように言っておりました。現実に考えてみますと、例えば津波が来た場合には嘉手納町、読谷村、北谷町、この西側一帯ですので、同じように被害を受けて、とても応援なんかはできないわけですけれども、逆に東側ですね、沖縄市、うるま市、あるいは金武町あたりと応援協定を結んでおけば、お互いに困ったときは助け合うことができると。あるいは南部の南風原町とか被害が重ならない地域を選んで、これもやはり自治体同士で応援協定を提携していたほうがいいかなと思います。それもぜひ御検討をお願いします。

 あと、?の福祉避難所の指定ですけれども、実際に病院とか比謝川の里とか、そういったところと具体的に話し合いが持たれたのかどうか、お聞きしたいと思います。



◎比嘉孝史総務課長 

 ただいまの御質問にお答えいたします。ただいまの防災計画、策定会議も終わりまして、今、町の防災計画の製本中でございます。これを受けまして、今後は福祉部と調整しまして、早急にどういう形で締結できるのか調整してまいりたいと考えております。



◆11番(知念隆議員) 

 あと、?と?について、少しだけお聞きしたいと思います。この避難タワーについてはですね、先ほど商業施設がもし避難ビルとして指定された場合には、公園の近くに例えば避難タワーを設置しなくても大丈夫かということですけれども、この避難タワーにつきましては一括交付金も活用できるわけですから、私はぜひつくっていただきたいなと思います。例えばですね、西浜区におきましても、中央あたりだったら西浜コミュニティセンターより北側をマルチメディアセンター、高層住宅、町民住宅、避難する場所はあるんですけれども、中央寄りです。中央から南側に行きますと高いビルがなかなかありませんので、やはり逃げ遅れたときの事も考えまして、児童公園、西浜区の公園等におきましても公園の邪魔にならないように、柱だけあれば真ん中は使えるわけですから、その辺もぜひ検討をしていただきたいなと思います。見解を求めたいと思います。

 あと、4番目の?の自主防災組織の結成について課長、自治会長会等でもお願いしていると思うんですけれども、なかなか現実には「お願いします」ということでは前に進まないと思います。実際に今、西浜区以外にできていないのが現状ですから、やはり皆さんは難しく考えているかなと思うんです。自主防災組織というと、非常に責任のある大変な組織じゃないかなということを考えていると思いますけれども、我々が行きました八戸市におきましては、まず、町内会の会長さんとか副会長とか団体の役員さん、ここでいえば自治会長、あるいは副会長、そういった方々をお呼びして、自主防災組織というのはこういうものなんですよということを説明すればつくっていただけると。実際、八戸市におきましては、組織率が80%近くになっているんです。嘉手納でいえば6行政区のうち5つはできているような感じになりますので、あと、現在の西浜区の自主防災組織の活動状況も紹介しながら、会長さんを呼んで話をしていただいたり、そういうふうにすれば私は結成模範じゃないかなと。やはりこの自主防災組織をつくれば、大変行政の力強い味方になると思います。実際に災害が起きたときに、役場、消防、警察の手ではもちろん足りないわけですから、自助共助という形で自主防災組織があれば、みずから助けていくということで、行政の強力な味方ができるわけですから、私は自主防災組織を結成することは大変重要なことであり、行政にとっては積極的に粘り強く働きかけることが必要と考えます。これは行政のほうが以外と苦労するかもしれませんけれども、結成された暁には行政にとっても大変助かる組織であります。実際、西浜区の区民祭りのときも自主防災組織の方が出店をやって、自主防災組織で物を売って売り上げをつくったりとかですね、まつりにも寄与できるわけです。そういうこともありますので、ぜひもう一度、この働きかけについての答弁をお願いしたいと思います。



◎比嘉孝史総務課長 

 まず、避難タワーの設置についてお答えいたします。これについては、確かに一括交付金等にメニューがございますが、先ほど申し上げました沖縄県より指示された本町内の避難困難区域ということで、こちらに該当する場合ということでございます。今後、商業施設との調整等を考えてまいりますけれども、この調整等がもしだめな場合につきましては、改めてその避難タワーの設置等も視野に入れていかなければならないかと考えております。

 それから、自主防災組織の立ち上げでございますが、やはりその自主防災組織というのは、自主的な立ち上げということがまずメーンでございます。地域から、やはり自分の区の自主防災についてどうするんだという機運がなければ、行政がいくら指導をしてもなかなか立ち上がらないのではないかと思います。その点、西浜区につきましては災害があった場合、すぐに津波等の被害を受ける地区だということで、区民の皆様が危機意識を持たれまして、その自主防災組織を立ち上げまして、その後、目覚ましい御活躍、活動をなさっていると感じております。やはり町といたしましても、ほかの区につきましても災害は西浜区だけではないということを申し上げまして、自主防災組織を立ち上げていただきたいと、これからもお願いをしてまいりたい。した暁には町としても積極的にかかわってまいりたいと考えております。



◆11番(知念隆議員) 

 ぜひよろしくお願いします。言いたいことはたくさんありますけれども、今回、防災の研修を受けてきまして、近々議会から研修の報告もございます。そのときにまた詳しく申し上げたいと思いますので、きょうのところは以上で終わります。



○徳里直樹議長 

 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 本日はこれで散会します。



△午後2時30分 散会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 徳里直樹

 嘉手納町議会議員 福地 勉

 嘉手納町議会議員 知念 隆