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沖縄県 嘉手納町

平成25年  8月 臨時会(第7回) 08月09日−01号




平成25年  8月 臨時会(第7回) − 08月09日−01号







平成25年  8月 臨時会(第7回)



          平成25年第7回嘉手納町議会臨時会 会議録第1号

 第7回嘉手納町議会臨時会は、平成25年8月9日嘉手納町議会議場に招集された。

応招議員は次のとおりである。

    1番 宇榮原京一議員    2番 古謝友義議員

    3番 安森盛雄議員     4番 奥間政秀議員

    5番 新垣貴人議員     6番 照屋唯男議員

    7番 仲村渠兼栄議員    8番 石嶺邦雄議員

    9番 當山 均議員     10番 福地 勉議員

    11番 知念 隆議員     12番 金城利幸議員

    13番 奥間常明議員     14番 田崎博美議員

    15番 田仲康榮議員     16番 徳里直樹議員

不応招議員は次のとおりである。

出席議員は次のとおりである。

    出席議員は応招議員と同じである。

欠席議員は次のとおりである。

    欠席議員は不応招議員と同じである。

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    前川広充   事務局長        前原信博   議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    比嘉秀勝   教育長         屋宜京子   福祉部長

    古謝徳淳   建設部長        古謝 聰   会計管理者

    比嘉孝史   総務課長        亀島 悟   基地渉外課長

    山内 智   税務課長        金城睦和   福祉課長

    上原 学   子ども家庭課長     稲嶺強志   町民保険課長

    又吉政勝   都市建設課長      宇榮原 孝  産業環境課長

    儀間哲次   上下水道課長      金城 悟   教育総務課長

    天久 昇   社会教育課長      金城 進   中央公民館長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1        会議録署名議員の指名

  日程第2        会期の決定

  日程第3 意見書案第6号 米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書

  日程第4 決議案第5号 米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議

  日程第5 意見書案第7号 CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書

  日程第6 決議案第6号 CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議

                                  以上 即決



△午前10時00分 開会



○徳里直樹議長 

 ただいまから平成25年第7回嘉手納町議会臨時会を開会します。

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定により、15番田仲康榮議員、1番宇榮原京一議員を指名します。

 日程第2「会期の決定の件」を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって会期は、本日1日間に決定しました。

 日程第3「意見書案第6号:米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書」及び日程第4「決議案第5号:米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議」について一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 おはようございます。13番奥間常明です。意見書案第6号及び決議案第5号、米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書案及び決議案についての趣旨説明を行います。

 まず、今回の事故で亡くなられた搭乗員に対し、心から御冥福をお祈りします。

 さて、今回の墜落事故は、起こるべくして起こったと言わざるを得ない。嘉手納基地に常駐配備されている同型機HH60Gペイブ・ホーク救難機10機については、これまでにも12回の事故を起こしており、嘉手納町議会はその都度飛行の禁止、配備の撤回を強く求めてきた。特に嘉手納町域における訓練飛行ルートは、兼久海域、比謝川河口、比謝川沿い、屋良地域上空を地上から乗組員の表情が目視で確認できるほど低空飛行で行われている。それらの地域には兼久海浜公園、大型商業施設、保育所、幼稚園、小中高等学校、病院、むろん住宅密集地が混在し、米軍がコメントする住民居住地域上空を外して安全区域での飛行とする論拠とは整合性に乏しく、一歩間違えば大惨事になることは火を見るより明らかである。特に東北部には嘉手納弾薬庫26.58平方キロメートル、そのうち嘉手納町域が3.48平方キロメートル、南には陸軍貯油施設1.28平方キロメートル、嘉手納町域0.13平方キロメートルがあり、米軍の軍事施設としては住民居住地域と隣接する最も危険な地域として、普天間飛行場も含めて挙げられている。今回の墜落事故現場が民間住宅地域から約2キロメートルの距離からすると、我が町で万が一を想定したとするならば、想像を絶することになるであろう。

 これまで度重なる米軍機の事故発生直後に現場の状況確認のための立ち入り、事故原因の徹底究明、公表を強く求めてきたが、米軍側の対応、回答は納得のいくものではなかった。さらに米空軍ライト・パターソン基地の閉鎖された環境管理部門のホームページで、HH60救難用ヘリの回転翼に放射性物質ストロンチウム90が使用されていることから、環境汚染、人体に及ぼす悪影響が問題視されている。しかし、嘉手納基地はマスコミ取材に対し、事故機にストロンチウム90は使われていないと回答したが、県の調査結果が出るまでは疑念は払拭されない。なぜならば、これまでがそうであったように、県独自の調査結果は米軍の当初の回答と相反する結果が示されてきた事実があるにもかかわらず、それを一向に認めようとせず、迷宮入りさせようとする手法をとってきた。これらの根源にあるのは日米安保、日米地位協定にほかならない。事故を受けての日本政府の対応は事故原因の究明、再発防止等の安全確保策、迅速な情報提供を米側に要請したが、F15イーグル戦闘機の墜落事故にも見られたように、踏み込んだ強い姿勢というものが全然感じられず、形式的パフォーマンスとしか私たちには受け取れない。日本政府は国民の生命、財産、安全の保障を守る重大な責務を負っている。47都道府県中、沖縄県だけがその担保として過重な負担を背負わされている現状をいつまで続けていくのか。戦後68年、復帰後41年たっても一向に変わらぬ基地被害に苦しむ嘉手納町民の切実な声を今こそ受け取ってほしい。多くの犠牲者が出る前に。

 それでは意見書案第6号及び決議案第5号を提案いたします。

 意見書案第6号米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年8月9日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同當山均、同古謝友義、同知念隆、同宇榮原京一。

 米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書。

 平成25年8月5日午後4時頃、嘉手納基地所属のHH60救難用ヘリコプターが、キャンプハンセン内訓練場にて訓練中に墜落炎上した。

 墜落現場は、住宅地から北西約2キロ離れた大川ダムの北端で、東側約1キロには沖縄自動車道が走っており、また、付近の松田区には保育所、幼稚園、小学校もあり、一歩間違えば住民を巻き込む大惨事になりかねない事故であり、県民に大きな不安と恐怖を与え、さらに日常的に本町居住地域で飛行訓練をしていることから、町民は大きな衝撃を受けている。

 墜落したHH60救難用ヘリコプターは、今年6月5日に東村の米軍北部訓練施設内への緊急着陸をはじめ、これまでにも緊急着陸がたびたび発生したことで、墜落事故を懸念しその危険性を指摘してきた。

 同型ヘリを含め米軍機の墜落事故は、今年5月の沖縄本島北部の米軍訓練海域へのF15イーグル戦闘機の墜落事故や今回の事故を合わせると、復帰後45件発生しており、年に1回以上墜落事故が起きていることになる。

 嘉手納飛行場では、F15イーグル戦闘機など航空機の緊急着陸が頻繁に繰り返されており、訓練の激化、過密化の実態があらためて浮き彫りとなった。

 我々はこれまでも、事故原因の早急な究明と公表、完全なる安全確保ができるまでの飛行の禁止を求めており、訓練優先で安全性の軽視は決して容認できるものではない。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、財産及び安全、平穏な生活を守る立場から、米軍及び関係当局に対し厳重に抗議するとともに、下記事項を速やかに解決するよう強く要求する。

 記、1.墜落事故原因の徹底究明及び公表までの間の飛行停止。2.具体的な事故再発防止策の策定及び公表。3.住民居住地上空での飛行訓練の禁止。4.過重な基地負担、過密な訓練の見直し。5.日米地位協定の抜本的見直し。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年8月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 (あて先)内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 あて先の取り扱いについては、議長に一任いたします。

 続きまして、決議案第5号米軍HH−60救難用ヘリコプターに関する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年8月9日、嘉手納町議会議長

徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同當山均、同古謝友義、同知念隆、同宇榮原京一。

 決議案第5号米軍HH−60救難用ヘリコプターに関する抗議決議。中身については意見書と同様でございますので、読み上げることを割愛させていただきます。記の部分から読み上げていきます。

 記、1.墜落事故原因の徹底究明及び公表までの間の飛行停止。2.具体的な事故再発防止策の策定及び公表。3.住民居住地上空での飛行訓練の禁止。4.過重な基地負担、過密な訓練の見直し。5.日米地位協定の抜本的見直し。

 以上、決議する。平成25年8月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 (あて先)駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。

 あて先の取り扱いについては意見書と同様に議長一任いたします。



○徳里直樹議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています「意見書案第6号」及び「決議案第5号」は、会議規則39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第6号」及び「決議案第5号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

 討論はありませんか。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 1番宇榮原京一議員。



◆1番(宇榮原京一議員) 

 おはようございます。1番宇榮原京一でございます。私は、米軍HH60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書案第6号及び決議案第5号に賛成の立場から討論を行います。

 さて、去る8月5日午後4時過ぎ、宜野座村松田の米軍基地キャンプ・ハンセン内の訓練場の山中に、米空軍嘉手納基地所属のHH60救難ヘリコプター1機が訓練中に墜落炎上し、乗員4人中1人が死亡、3人が負傷する事故が発生した。現場は住宅地から約2キロ離れた大川ダムの北端、同型機はこれまでにも幾多のトラブルを発生させており、今年の6月には東村高江の県道から250メートル離れた北部訓練地内に、また平成21年4月には渡名喜村が管理するヘリポートに緊急着陸をしており、原因究明、具体的な再発防止もままならない中、我がもの顔で米軍機は町内住宅地上空等を日常的に飛行しており、日々墜落の恐怖に住民の不安ははかり知れない。また嘉手納基地所属の航空機は去る5月28日にF15戦闘機が本島沖に墜落したばかりだ。またその2日後、事故原因が明らかにしないまま点検が終了したと説明し、飛行再開したものの、直後に緊急着陸を繰り返している。事故が起きるたびに、事故の再発防止はもちろん、日本側に情報がすばやく、正しく伝わらない状況は変える必要があると思う。警察や消防の立ち入りが不可能で、情報が錯綜し政府も事故から数時間以上たっても正確な情報はつかめずじまい。こんな状況では事故の再発防止にもつながらないし、近隣住民の不安は募るばかりであります。本土復帰後、墜落事故は頻繁に起きており、9年前にも沖国大で墜落事故が発生している。今後も同様の事故が起きないという保証はない。密集した民間地域に万が一墜落するとすれば大惨事になるということは必死である。米軍嘉手納基地所属の航空機の事故原因の徹底究明と、具体的な再発防止策の公表、住宅居住地上空の飛行禁止を求め、賛成の討論といたします。



○徳里直樹議長 

 7番仲村渠兼栄議員。



◆7番(仲村渠兼栄議員) 

 7番仲村渠兼栄でございます。私も意見書、抗議決議に賛成する立場から討論を行いたいと思います。

 まず、内容については、今、1番議員から詳しくありました。私のほうは少し視点を変え、今回は米軍ヘリコプターの墜落事故で米軍が6日朝から現場周辺の上空で報道ヘリなど、民間機の飛行を制限していることが7日の朝、国土交通省へのマスコミの取材でわかったことであります。

 この現場は、日本が航空管制を行う空域であり、米軍から事前連絡もなく、国土交通省は制限に効力はないということでありますが、ただ、管制業務を行う那覇空港事務所は付近の航空機に対し、米軍が飛行制限をしていることを伝えており、事実上、容認している状態であります。これは何を隠そう、日米地位協定を糧に米軍が行っている行為だと私は思っております。そして米軍は6日、午前10時20分以降、現場から半径11キロの上空、3キロの空域で民間機の飛行を制限する通知文を関係機関に発出しているということであります。7日の夕方には半径5.5キロ、上空600メートルまでの制限空域を縮小したという報告であります。計器飛行が公式の飛行機は対象外で、那覇空港を発着する旅客機に影響はなく、通常どおり運航しているという報告であります。

 このように米軍は良き隣人という言葉を数回使っておりますが、1人の軍人が死亡、3人の軍人の重傷等々があります。亡くなった軍人の遺族はどのような気持ちなんでしょうか。またこのヘリの格納庫はこの議場から約300メートルしか離れておりません。警察署からは約100メートルの位置に格納庫があります。日々ここで日常の整備が行われているのも現状であります。1人の生命を奪った事故であります。その事故機を整備している格納庫が目視できるところにあるというとても複雑な気持ちであります。いかなる理由があれ、訓練優先ではなく、沖縄に、そしてこの本町における何らかの形での米軍ヘリの墜落事故は大きな衝撃を残しております。

 去年の6月定例会に、私もこの救難ヘリにつきまして一般質問を行いました。去年の12月6日17時15分に住民からの電話がありました。私もたまたま道の駅にいまして、その米軍ヘリを確認しましたが、何と県道74号線の上空ではなく、民間機側をとても低空飛行をしているのを確認しております。近くの住民は写真をとったり、ビデオをとったりしているのも目撃されております。そういう中でのこういう事故が起きたのは偶然でしょうか。私は必然だと思っております。ぜひ今回の1名の生命が奪われた事故に対して、関係者の、やはりトップは早急に謝罪をし、県民に対しての何らかのコメントをいただきたいと思います。

 ぜひこのような事故が二度と起きないように、私も賛成の討論とさせていただきます。



○徳里直樹議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第6号:米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する意見書」を採決します。

 「意見書案第6号」について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○徳里直樹議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第6号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては、議長一任ということでありますので、沖縄防衛局、沖縄県並びに外務省沖縄事務所には本日8月9日、議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第5号:米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議」について討論を行います。

 討論ありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「討論なし」と認めます。

 これで討論を終わります。

 これから「決議案第5号:米軍HH−60救難用ヘリコプター墜落事故に関する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「決議案第5号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、沖縄県議会へは本日8月9日に議長及び基地対策特別委員で要請を行い、嘉手納基地第18航空団へは8月13日に議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 しばらく休憩します。



△午前10時24分 休憩



△午前10時25分 再開



○徳里直樹議長 

 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第5「意見書案第7号:CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書」及び日程第6「決議案第6号:CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議」について一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 13番奥間常明です。意見書案第7号及び決議案第6号、CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書案及び決議案についての趣旨説明を行います。

 CV22オスプレイの配備に関しては、これまでにも嘉手納町議会は、いかなる理由があるにせよ恒常化につながりかねないこの配備は断固反対し、強く抗議をして撤回を求めてきたところでございます。しかしながら米空軍は、町民、県民の声を無視し、配備の決定を報道する状況に至っています。

 ここでまず、嘉手納飛行場の現状は果たしてどうであろうか。これまでにも幾つかの議案の趣旨説明の中でも申し上げてまいりましたけれども、嘉手納飛行場の現状は面積1,985.5ヘクタールに、主な常駐機98機、飛来する外来機種26機種、飛来する定期便及びチャーター機7機種に及び、まさに米空軍航空機のオンパレードであり、復帰後、県内で発生した米軍航空機関連事故は昭和47年から平成22年12月までの38年間で522件、そのうち嘉手納飛行場内が344件、66.7%にも及んでいる。ちなみに普天間飛行場関係では14件、2.7%となっている。これらのことからして、いかに嘉手納飛行場が超過密化し、危険であるかを如実に示している。さらに復帰前から平成22年までの66年間で町内の米軍航空機関連事故で墜落事故4件、町民の死亡者3名、重軽傷者24名と、尊い命までもが奪われている。また騒音発生回数も今年に入って6月期においては、1日平均100回以上、多い日で17日月曜日に嘉手納地域112回、屋良地域163回、兼久地域107回、最高音はほぼ毎日90デシベル以上、特に屋良地域においては8日土曜日午前10時39分に100.9デシベルを測定している。これは自動車のクラクション前方2メートル、飛行機のエンジン音近くの音の大きさで、影響として長時間さらされると難聴になると言われている。

 この事実を日米両政府は真摯に受けとめ、日々の過重な基地負担から来る恐怖感による精神的圧迫と騒音による難聴等にさいなまれている町民の心身はもはや限界に達し、不当な差別に対して怒りは頂点に達している。政府の言う目に見える形での過重な基地負担の軽減化は、嘉手納基地に限ってはもはや軽減化どころか、ますます強化されているのが現実であり、米国発本土経由沖縄着のこれまでのパターンを見直していただき、すべての国民で応分の負担を分かち合うという基地負担の軽減化をさらに図っていただきたいものであります。

 そのことを強く訴え、意見書案第7号及び決議案第6号を提案いたします。

 意見書案第7号CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年8月9日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同當山均、同古謝友義、同知念隆、同宇榮原京一。

 CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書。

 平成25年7月30日、「米太平洋空軍のカーライル司令官がCV−22オスプレイの配備先として嘉手納基地と横田基地が候補地であると明言した」との報道がなされた。

 今年1月にもCV22オスプレイの嘉手納基地への配備計画が報道されたことに対し、嘉手納町議会は配備計画の撤回と中止を強く要求し、三連協による「CV−22オスプレイの嘉手納基地配備に反対する三連協住民大会」が開催され、嘉手納飛行場周辺住民を挙げて反対運動を展開してきた。

 同型機は、昨年6月、米フロリダ州等で複数の墜落事故を起こすなど事故多発機で安全性に極めて疑問を呈しており、MVオスプレイより事故率の高いCVオスプレイが嘉手納基地に配備されれば、町民の安全な暮らしは破壊されかねない。

 また、嘉手納飛行場は住民居住地域に隣接しており、騒音被害と恐怖感に恒常的に苛まれている。周辺住民の忍耐はすでに限界に達しており、これ以上の基地被害の増大に繋がる一切の配備を断じて容認することはできない。

 基地負担の軽減が実感できないなか、住民の切実なる声を無視し配備計画を着々と進めようとする日米両政府に対し人命軽視、県民差別と言わざるを得ず、強い憤りを抱く。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、財産及び安全、平穏な生活を守る立場から、関係当局に対し厳重に抗議するとともに、下記事項の速やかな実現を強く要求する。

 記、1.CV22オスプレイの嘉手納基地への配備計画を撤回すること。2.嘉手納基地の機能強化をやめ、負担軽減を確実に実施すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年8月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 (あて先)内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 あて先の取り扱いについては、議長に一任したいと思います。

 続きまして、決議案第6号CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年8月9日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同當山均、同古謝友義、同知念隆、同宇榮原京一。

 CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議。中身については意見書と同様でございますので、記の部分から読み上げさせていただきたいと思います。

 記、1.CV22オスプレイの嘉手納基地への配備計画を撤回すること。2.嘉手納基地の機能強化をやめ、負担軽減を確実に実施すること。

 以上、決議する。平成25年8月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 (あて先)駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。

 あて先については、意見書案同様、議長に一任いたします。



○徳里直樹議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています「意見書案第7号」及び「決議案第6号」は、会議規則39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第7号」及び「決議案第6号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

 討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「討論なし」と認めます。

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第7号:CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する意見書」を採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第7号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては議長一任ということでありますので、沖縄防衛局、沖縄県並びに外務省沖縄事務所には本日8月9日、議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第6号:CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議」について討論を行います。

 討論ありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「討論なし」と認めます。

 これで討論を終わります。

 これから「決議案第6号:CV−22オスプレイの嘉手納基地への配備報道に関する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「決議案第6号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、沖縄県議会へは本日8月9日に議長及び基地対策特別委員で要請を行い、嘉手納基地第18航空団へは8月13日に議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 お諮りします。

 会議規則第45条の規定によって、本臨時会において議決の結果生じた条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、議長に委任することに決定しました。

 これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成25年第7回嘉手納町議会臨時会を閉会します。



△午前10時39分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 徳里直樹

 嘉手納町議会議員 田仲康榮

 嘉手納町議会議員 宇榮原京一