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沖縄県 嘉手納町

平成25年  6月 臨時会(第6回) 06月28日−01号




平成25年  6月 臨時会(第6回) − 06月28日−01号







平成25年  6月 臨時会(第6回)



          平成25年第6回嘉手納町議会臨時会 会議録第1号

 第6回嘉手納町議会臨時会は、平成25年6月28日嘉手納町議会議場に招集された。

応招議員は次のとおりである。

    1番 宇榮原京一議員    2番 古謝友義議員

    3番 安森盛雄議員     4番 奥間政秀議員

    5番 新垣貴人議員     6番 照屋唯男議員

    7番 仲村渠兼栄議員    9番 當山 均議員

    10番 福地 勉議員     11番 知念 隆議員

    12番 金城利幸議員     13番 奥間常明議員

    14番 田崎博美議員     15番 田仲康榮議員

    16番 徳里直樹議員

不応招議員は次のとおりである。

    8番 石嶺邦雄議員

出席議員は次のとおりである。

    出席議員は応招議員と同じである。

欠席議員は次のとおりである。

    欠席議員は不応招議員と同じである。

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    前川広充   事務局長        前原信博   議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    比嘉秀勝   教育長         屋宜京子   福祉部長

    古謝 聰   会計管理者       比嘉孝史   総務課長

    金城博吉   企画財政課長      亀島 悟   基地渉外課長

    山内 智   税務課長        金城睦和   福祉課長

    上原 学   子ども家庭課長     稲嶺強志   町民保険課長

    又吉政勝   都市建設課長      宇榮原 孝  産業環境課長

    儀間哲次   上下水道課長      金城 悟   教育総務課長

    我那覇隆三  教育指導課長      天久 昇   社会教育課長

    金城 進   中央公民館長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1       会議録署名議員の指名

  日程第2       会期の決定

  日程第3 意見書案第3号 米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書

  日程第4 決議案第3号 米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する抗議決議

  日程第5 意見書案第4号 頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書

  日程第6 決議案第4号 頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する抗議決議

  日程第7 意見書案第5号 嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書

  日程第8       常任委員会の閉会中の所管事務調査の件

  日程第9       議員派遣の件

                                  以上 即決



△午前10時00分 開会



○徳里直樹議長 

 ただいまから平成25年第6回嘉手納町議会臨時会を開会します。

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第127条の規定によって、13番奥間常明議員、14番田崎博美議員を指名します。

 日程第2「会期の決定の件」を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって会期は、本日1日間に決定しました。

 日程第3「意見書案第3号:米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書」及び日程第4「決議案第3号:米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する抗議決議」を一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 13番奥間常明でございます。意見書案第3号及び決議案第3号、米軍F22−Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書及び決議案について趣旨説明を行います。

 平成19年2月17日より同機種12機が5月10日までの99日間、嘉手納基地への一時配備を皮切りに、今回が7度目であります。そのたび嘉手納町議会は、いかなる理由にせよ、恒常化につながりかねない配備及びその配備延長に対して強く抗議し、速やかな撤去を求めてきた。しかしながら、米空軍は、連邦議会による予算の制約、地域安全計画によるアジア太平洋地域の戦略的バランスに対する米空軍の軍事的な取り組みであり、同地域全体の安全保障に対する米国の責任遂行について、米国の変わらない姿勢を示すものであり、展開する部隊は国際社会に対して紛争の抑止と争いの平和的解決に米国が真剣に取り組んでいるという明確なメッセージを発信し、地域安全計画のもと、災害派遣、世界情勢の把握、海賊対策、積極防衛、戦力投入などの多様な任務遂行能力を持つ部隊が太平洋地域に展開している同計画は、日米同盟に対する米国の取り組みを示すものである。また同機種の固定化にはつながらないと回答している。では、嘉手納飛行場の現状はどうであろうか、面積1,985.5ヘクタールに主な常駐機98機、飛来する外来機種26機種、飛来する定期便、チャーター機7機種に及び、まさに米空軍航空機のオンパレードであります。復帰後県内で発生した米軍航空機関連事故は、昭和47年から平成22年12月までの38年間で522件、そのうち嘉手納飛行場内が344件、66.7%にも及んでいる。ちなみに普天間飛行場関係では14件、2.7%となっている。これからのことからして、いかに嘉手納飛行場が超過密化し危険であるかを如実に示している。さらに復帰前から平成22年までの66年間で、町内米軍航空機関連事故で墜落事故4件、町民の死亡者3名、重軽傷者24名と、尊い命までもが奪われている。また騒音発生回数も平成25年6月期において、1日平均100回以上、多い日で17日、月曜日に嘉手納地域112回、屋良地域163回、兼久地域107回、最高音はほぼ毎日90デシベル以上、特に屋良地域においては8日、土曜日、午前10時39分に100.9デシベルを測定している。これは自動車のクラクション前方2メートル、飛行機のエンジン近くの音の大きさで、影響として長時間さらされると難聴になると言われている。この事実を日米両政府は真摯に受けとめ、日々の過重な基地負担からくる恐怖感による精神的圧迫と騒音による難聴等にさいなまれ、町民の心身はもはや限界に達し、不当な差別に対して怒りは頂点に達している。私たちは人間としての尊厳を放棄するという愚かな選択はしません。小指の痛みを全身の痛みとして受けとめてほしい。この言葉を日米両政府、すべての日本国民に訴え、意見書案第3号及び決議案第3号を提案いたします。

 意見書案第3号米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年6月28日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同知念隆、同古謝友義、同宇榮原京一、同當山均。

 米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書。

 米空軍嘉手納基地第18航空団は、今年1月から約4か月の予定で同基地に一時配備されているF22Aラプター戦闘機12機の配備期間について、「夏の終わりまで続く」との見解を示し今後数か月延長される可能性が出てきた。

 本町議会は、F22Aラプター戦闘機の嘉手納基地への一時配備計画が浮上してきた当初から、一時配備が繰り返されるうちに配備期間の長期化及び常駐化に繋がることを懸念し、強く反対してきた。

 今回、米軍は予算上の都合と地域安全計画の一環として、一方的に配備延長を押し付けてきた。嘉手納飛行場には外来機が相次いで飛来し、飛行訓練は過密化している。そのことにより、戦闘機の墜落の危険性、不安、恐怖心を抱き米軍の訓練強化は、周辺住民の安全な生活を脅かしている。

 基地負担軽減の実効性は一向に見えず、外来機の一時配備及び飛来増加は訓練に伴う事故の続発、騒音、悪臭被害に拍車を掛ける基地機能強化であり断じて容認できない。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、財産及び安全、平穏な生活を守る立場から、関係当局に対し厳重に抗議するとともに、下記事項の速やかな実現を強く要求する。

 記、1.F22Aラプター戦闘機の配備延長断固反対、即時撤去。2.すべての外来機の飛来及び訓練の禁止。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年6月28日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 続きまして、決議案第3号を提案いたします。

 米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年6月28日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同知念隆、同古謝友義、同宇榮原京一、同當山均。

 表題、文面については意見書と同等でございますので、割愛させていただきます。記の部分から読み上げて提案いたします。

 記、1.F22Aラプター戦闘機の配備延長断固反対、即時撤去。2.すべての外来機の飛来及び訓練の禁止。

 以上、決議する。平成25年6月28日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先、駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。

 取り扱いにつきましては、議長に一任したいと思います。



○徳里直樹議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています「意見書案第3号」及び「決議案第3号」は、会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第3号」及び「決議案第3号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

 まず原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 次に原案に賛成者の発言を許します。

 9番當山均議員。



◆9番(當山均議員) 

 9番當山です。意見書案第3号米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書に賛成の立場から討論を行います。

 今年1月から約4カ月間の予定で米空軍嘉手納基地に一時配備されているF22Aラプター戦闘機12機が今年の夏の終わりまでとどまるとの発表があった。F22A戦闘機は平成19年2月から約4カ月間12機が一時配備されたのを皮切りに、私が把握している一時配備だけでも平成21年1月から約3カ月間12機、例年5月末から4カ月間の12機、平成22年5月末から3カ月間の12機、平成23年1月から4カ月間の15機、平成24年7月から6カ月間12機、そして今回7回目となる今回は、今年1月下旬から約4カ月間の予定で約300人の隊員を伴い、2飛行隊12機が配備されております。本町議会は、意見書及び抗議決議で指摘しているとおり、F22A戦闘機の嘉手納基地への一時配備が繰り返されるうちに、常駐配備につながるのではないかと当初から懸念をし、一時配備のたびに抗議決議を採択し、強く反対してきたところでございます。その危惧が現実になろうとしていることに強い憤りを覚えます。飛来のたびに嘉手納基地所属の戦闘機は他の外来機と合同で、飛行訓練を繰り返し、激しい豪雨のごとく爆音をとどろかせ、また深夜、早朝を問わずエンジン調整音などが人々の安眠を妨げ、町民の心身の健康に甚大なる悪影響をもたらしております。今回の配備延長の理由として発表されている米国防費の強制削減の対応措置として、米本土での訓練が制御をされる反面、嘉手納基地に配備されているF22A戦闘機に関しては、現在運用の制限はないとの報道もあります。その実情の背景に日本政府の思いやり予算が影響しているものだ、本町議会としての思いやり予算政策そのものに言及せざるを得なくなるだろうと考えております。またオスプレイ強行配備に対し、根深い反発の声が渦巻いている中、米国防費の強制削減のしわ寄せによる今回の配備延長に対し、基地周辺住民の反発の声を真摯に受けとめようともしない日本政府に対しての強い憤りを禁じ得ません。過重な基地被害の押しつけに町民の不安と怒りが増大し、我慢は限界に達しつつあり、爆発寸前であります。

 よって、嘉手納町民の安心、安全かつ平穏な生活を守るため、強い決意と覚悟を持って立ち上がらなければならないときが来たとの認識に立ち、意見書案第3号米軍F22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書に賛成の討論といたします。



○徳里直樹議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第3号:米軍F−22Aラプター戦闘機の配備延長に断固反対する意見書」を採決します。

 「意見書案第3号」について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○徳里直樹議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第3号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いにつきましては議長一任ということでありますので、沖縄県には本日6月28日、沖縄防衛局へは7月1日、議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第3号:米軍F−22Aラプターの戦闘機の配備延長に断固反対する抗議決議」について討論を行います。

 討論ありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「討論なし」と認めます。

 これで討論を終わります。

 これから「決議案第3号:米軍F−22Aラプターの戦闘機の配備延長に断固反対する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「決議案第3号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、嘉手納基地第18航空団へは、本日6月28日、議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 日程第5「意見書案第4号:頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書」及び日程第6「決議案第4号:頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する抗議決議」を一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 13番奥間常明でございます。意見書案第4号及び決議案第4号、頻発する米軍F15−イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書案及び決議案についての趣旨説明を行います。

 F15イーグル戦闘機の墜落事故以来、10回以上もの緊急着陸が行われている。これはあくまでも目視確認できる時間帯、場所であり、風向きによっては西側方向、北谷方面への着陸も想定できる。その場合は、基地外からの目視確認が困難であり、その実態については正確な回数はつかめないと思われる。

 さて、かねてから同型機については、油圧系統のふぐあいが指摘され、エンジントラブルは枚挙にいとまがない。特に平成6年4月4日、午前9時23分ごろ、同型機1機が嘉手納基地を離陸直後、嘉手納弾薬庫地区内、沖縄市白川に墜落し爆発炎上した。幸いにも人身や建物等への被害はなかったものの、墜落現場付近には観光施設や住宅地があり、一歩間違えば大惨事を引き起こしかねない事故があったのは記憶に新しいところであり、これらを含め、同型機の事故はこれまでに175件を優に超し、嘉手納基地常駐機事故の約34%を占めている。昭和54年9月29日から沖縄に配備が開始され、昭和56年3月27日に配備が完了した。その後、米国本国では新機種導入によりF15イーグルはお払い箱同然で、リペアを繰り返しながら現在に至っている。

 これまでたび重なる事故に対する強い抗議に米軍は有能な戦闘機であると言い張り続け、その原因について、一切真実を公表せず、沖縄県民の人命軽視とも受け取られておかしくない飛行訓練、緊急着陸を繰り返し行ってきている。言語道断、横暴極まりないその態度に、我々は怒り心頭である。

 それでは意見書案第4号及び決議案第4号を読み上げて提案といたします。

 意見書案第4号頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年6月28日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同知念隆、同古謝友義、同宇榮原京一、同當山均。

 頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書。

 米空軍嘉手納基地所属のF15イーグル戦闘機が、去る5月28日に国頭村安田の南東約59キロ沖合の海上に墜落した。事故発生後、在沖米空軍はわずか二日後には「所属するすべてのF15イーグル戦闘機の点検を終了し安全性が確認された」と墜落原因の究明を待たず飛行訓練を再開した。

 嘉手納町議会は、同型機が墜落事故などを起こすたび、事故原因の早急な究明と公表、再発防止策の徹底を訴え、同機種に重大な欠陥があるとの疑いと老朽化を指摘してきた。

 しかし、米軍はF15イーグル戦闘機について、グレードアップし新品同等に近い状態であると老朽化及び構造的な欠陥を認めていない。

 安全性を唱えた米軍の説明に反して、飛行訓練再開後、わずかな期間内に10回以上も緊急着陸を繰り返している。緊急着陸は、機体の安全性欠如、墜落の危険性を示すものであり、町民居住地上空での飛行は断じて許せるものではない。

 また、地元住民への不安を解消できていないにもかかわらず、軍事訓練優先で現状を把握しきれていない日本政府の住民軽視の姿勢にも強い憤りを感じる。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、財産及び安全、平穏な生活を守る立場から、関係当局に対し厳重に抗議するとともに、下記事項の速やかな実現を強く要求する。

 記、1.F15イーグル戦闘機の緊急着陸の原因の公表。2.F15イーグル戦闘機など航空機の再点検整備の徹底。3.F15イーグル戦闘機部隊の撤去。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年6月28日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先、内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 取り扱いについては、議長に一任いたします。

 続きまして、決議案第4号頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年6月28日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同知念隆、同古謝友義、同宇榮原京一、同當山均。

 表題、文面については意見書と同様でありますので、朗読を割愛させていただきます。記の部分から読み上げます。

 記、1.F15イーグル戦闘機の緊急着陸の原因の公表。2.F15イーグル戦闘機など航空機の再点検整備の徹底。3.F15イーグル戦闘機部隊の撤去。

 以上、決議する。平成25年6月28日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先、駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。

 決議案に関しても意見書同様、その取り扱いについては、議長に一任したいと思います。



○徳里直樹議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています「意見書案第4号」及び「決議案第4号」は、会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第4号」及び「決議案第4号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

 まず原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 次に原案に賛成者の発言を許します。

 12番金城利幸議員。



◆12番(金城利幸議員) 

 12番金城利幸であります。まず賛成討論に入りますが、その前に引き続きこのような基地関連の事故が起きるたびにこの提案をいたします。そして皆さんとともに抗議、要請行動を行うわけでありますが、ある意味では、事務的な作業、あるいは手続的な作業と顰蹙をかわないかという懸念も持ちながら、この町の議会議員としては、そういうわけにはいかないだろうと。その都度、問題の解決に向けては真摯に受けとめて、一つ一つつぶしていかないといけないだろうという思いで、この場に立っておりますので、どうぞ御理解をお願いしたいと思います。

 頻発する米軍F15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書、抗議決議案に対しての賛成の討論を行います。

 5月28日の墜落事故、その原因究明を待たずして、地域住民の不安は今続いており、いまだ解決することはありませんが、日夜、F15戦闘機の訓練は続き、結果として緊急着陸が続いております。委員長報告にもありました。復帰後、普天間が一番世界で危ない基地だと言われておりますけれども、嘉手納を忘れてはだめですということです。嘉手納で起きている危険の数は普天間の比ではないということであります。その多いものがほとんどが実はこのF15の緊急着陸であることが先ほどの数字の報告もありました。

 そういった前提で、ひとつ別の視点から切り口を見ましたけれども、近々の沖縄防衛局への問い合わせで米軍側の回答がありましたけれども、その要点は4つあると考えます。1つ目は、基地所属すべてのF15戦闘機、これを点検し、安全に飛行再開ができることを確信しておりますということであります。2点目は、周辺地域、それとパイロットらの安全は最重要であるということを明言しております。さらに3つ目は、墜落事故は調査委員会の作業が終了し、報告書が出されるまでは公表しない。これを繰り返しているわけですが、あれからもう1カ月が過ぎました。調査には30日から90日かかると私たちは聞いておりますけれども、その間にしかし予防着陸、緊急着陸は頻繁に行われております。特に注視したいことは、防衛局の問い合わせがありました。2007年に嘉手納基地所属のF15が機体のひび割れのために長期間飛行停止をしたが、今回は機体に構造的なふぐあいがないだろうかという質問に対して、米軍側の回答は、調査報告が出るまでは公表できない。したがって、周辺地域とパイロットの安全は最重要とする。この淡々とした回答を繰り返しております。ところがあれからこの嘉手納基地ができてから、そしてF15が配備されてから相当数の時間がたち、相当数の訓練が開始されました。当然です。老朽化するのは当然なんです。形あるものですから。それをリニューアルしたからといって新品同様だというまやかしの答弁は私たちも聞いております。そしてこのことに関して、特にここで特記したいことは、実はせんだって、この国は震災災害を体験しております。そしてすべての震災災害におきましては、余震、予兆があると言われております。そうすると私たちの嘉手納基地、もしその基地関連に対して余震、予兆があるとするならば、緊急着陸以外、これ以外何ものでもないという思いがして、今回特に力を入れたいと思うものであります。何よりも遠く県外から嘉手納基地を眺めていると、空言であります。そして特に中央である東京都のあの暖かい部屋、あるいはクーラーのきいた部屋で嘉手納基地のことを想像してもわからない。そういう意味で、私たちはまずは基本的に嘉手納町民、そして基地周辺の人々、そして県ともに、県内、県外に対して、この危険度をやはり根気強くアピールしていく必要があるであろうと思います。今回はF22Aラプターの再配備の延長、あるいは沖縄市の基地返還土地で発見されたドラム缶の問題もありますけれども、しかし、私はこのF15の緊急着陸、この緊急着陸という部分、この数字を特にマスコミの皆さんに訴えたい。これを報道してください。それをなくして嘉手納の危機は語れない。そういう思いで、繰り返される要請行動を行いますけれども、この余震であるということ。そのことを強調しておきたいと思います。たくさん危機感を訴えたいのですが、次回もありますので、これらを一連の姿勢として、頻発する米軍F15イーグル戦闘機の緊急着陸に対しての意見書案、抗議決議案に対して賛成の討論としたいと思います。



○徳里直樹議長 

 1番宇榮原京一議員。



◆1番(宇榮原京一議員) 

 1番宇榮原京一です。私も頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する原因の公表、整備の再点検の徹底及びF−15イーグル戦闘機部隊の撤去を求める意見書案第4号及び決議案第4号に賛成の立場から討論を行います。

 米軍嘉手納基地所属のF15イーグル戦闘機が去る5月28日、午前9時ごろ、国頭村の東南東約59キロの海上で墜落する事故を起こした。海上とはいえ、この海域ではパヤオ漁の漁船が操業中で、一歩間違えれば人命、財産にかかわる重大事故にもつながりかねず、町民に大きな不安を与えたばかりか、在沖米軍はその2日間には、所属するすべてのF15イーグル戦闘機の点検を終了し、安全が確認されたと原因究明を待たずし、飛行訓練を再開したが、墜落事故以来、すでに十数回以上のこの一月の間に緊急着陸を続けている。緊急着陸については、米軍は事故防止のための予防的措置と説明するが、緊急を要するということは事故につながる危険性を伴っているということでしかありません。このような事故が頻発することは、極めて異常であり、断じて許すべきものではない。密集した民間地域上空を飛来する米軍機が万一、墜落することがあれば、住民を巻き込む大惨事につながることは必至であります。我々は事故発生のたび、事故原因の早急な究明と公表、再発防止策の徹底を訴えてきたが、一向に改善の兆しが見られない。今回のたび重なる事故は、米軍の航空機整備及び管理体制に問題があると疑わざるを得ない。米軍は同機種の高い安全性を主張するものだが、当機種は製造から既に40年近く経過しており、老朽化が強く指摘されているところでございます。在沖米軍には、今回の墜落事故の原因を徹底究明し、再発防止策を公表し、解決するまで飛行の中止訓練を求めてきたが、住民無視も甚だしく、米軍の無神経さに激しく抗議するものであります。本当に一歩間違えれば、人命、財産にかかわる重大事故につながりかねない。頻発する米軍F15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する原因の公表、整備の再点検の徹底及び米軍F15イーグル戦闘機部隊の撤去を求め、賛成の討論といたします。



○徳里直樹議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第4号:頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する意見書」を採決します。

 「意見書案第4号」について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○徳里直樹議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第4号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては議長一任ということでありますので、沖縄県には本日6月28日、沖縄防衛局へは7月1日、議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第4号:頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する抗議決議」について討論を行います。

 討論ありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「討論なし」と認めます。

 これで討論を終わります。

 これから「決議案第4号:頻発する米軍F−15イーグル戦闘機の緊急着陸に対する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「決議案第4号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、嘉手納基地第18航空団へは、本日6月28日、議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 日程第7「意見書案第5号:嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書」を議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 13番奥間常明議員。



◆13番(奥間常明議員) 

 13番奥間常明でございます。意見書案第5号嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書について趣旨説明を行います。

 枯葉剤貯蔵問題については、これまでに沖縄に駐留した退役軍人が沖縄での貯蔵使用を証言しているものに対して、米国防総省は、聞き取り調査も行わず、日本政府による独自調査も行わず、それらを否定した報告書がまとめられました。政治は真実を明らかにしないだろうと痛烈な批判を浴びせている退役軍人、同氏はまた今後、こうしたドラム缶などが地中から出てくるはずだとも指摘しております。

 県内ではこれまでにも返還された米軍恩納通信所跡地から有害物質PCPの検出や、北谷町美浜の米軍射撃場跡の土壌汚染についても同様の有害物質が摘出され大きな問題となりました。さらにさかのぼると、昭和42年5月14日以来、嘉手納町において基地内からの航空機燃料及び洗剤ABSの流出事故により、地下水、河川を汚染し、屋良地域で17件、嘉手納地域でも同種の汚染が判明され、火をつけるとぱっと燃え上がる、燃える井戸として危険な状態にあったため、すべての井戸にふたがかけられ、現在でも使用されずにいます。特に沖縄市を源流とする比謝川は流域面積49.66平方キロメートル、河川延長17.55キロメートルの大半が米軍基地として接収され、基地は中流域に広がり、嘉手納弾薬庫を含め、水源涵養の源として1日当たり取水量9,002トンであります。また基地内には嘉手納井戸群があり、1日当たり取水量2万トン、合流する長田川も1日当たり取水量9,003トンを含め、それらが北谷浄水場へ送られ、北谷町、沖縄市、北中城村、宜野湾市、中城村、浦添市、那覇市へ飲料水として配水されている貴重な水源であると同時に、河口には漁場があり、今回の発見は県民に対して大きな不安を与えました。

 それでは意見書案第5号を読み上げて提案といたします。

 意見書案第5号嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年6月28日、嘉手納町議会議長徳里直樹殿。

 提出者、嘉手納町議会議員奥間常明、同照屋唯和男。賛成者、嘉手納町議会議員金城利幸、同知念隆、同古謝友義、同宇榮原京一、同當山均。

 嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書。

 去る6月13日、米軍嘉手納基地の返還跡地である沖縄市サッカー場工場現場からベトナム戦争時に健康被害を引き起こすダイオキシンを含む枯葉剤等を供給していた総合化学品メーカーの社名が記載されているドラム缶が十数本見つかった。

 同社が危険な枯葉剤製造の最大手企業であることから、社名の記載のあるそのドラム缶の内容物が人体や環境に強い影響のある有害物質ではとの疑いが取り上げられている。

 これまでにもベトナム戦争に関わり米軍北部訓練場での猛毒のダイオキシンを含む枯葉剤の散布作業に携わった米兵の後遺症認定報道や、枯葉剤が入ったドラム缶を北谷町海沿いの返還地に埋めたとの証言などの新聞報道があり、環境汚染が払拭されない中での今回の事件は、県民へ大きな不安を募らせている。

 早急に周辺一帯の土壌及び水分分析を行い、環境に影響が出ていないか、汚染されていないか徹底した調査が必要である。

 よって、嘉手納町議会は嘉手納基地を抱える自治体として、町民の生命、安全、平穏な生活を守る立場から、関係当局に対し、下記事項の速やかな実現を強く要求する。

 記、1.速やかに詳細な調査を行い、その結果を公表するとともに米軍への照会も含め返還前後の当該地域の情報公開を行うこと。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成25年6月28日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先、内閣総理大臣、防衛大臣、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 意見書の取り扱いに関しては、議長に一任したいと思います。



○徳里直樹議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています「意見書案第5号」は、会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「意見書案第5号」は、委員会の付託を省略することに決定しました。

 これから討論を行います。

 まず原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 次に原案に賛成者の発言を許します。

 15番田仲康榮議員。



◆15番(田仲康榮議員) 

 15番田仲康榮でございます。意見書案第5号嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書に賛成の立場から討論を行います。

 まず1点目は、今回の事件の最大の問題は何か、これが問われております。ベトナム戦争時に米軍が枯葉剤削減に使用した猛毒ダイオキシンが混入した枯葉剤の製造を行ってきた米国最大手の化学メーカー、ダウケミカルカンパニーの社名入りドラム缶が十数本もサッカー場工事現場から出土し、市民や県民に大きな不安を与えている事であります。ダウケミカル社は米国化学メーカー37社のリーダー的役割を果たし、ベトナム戦争時に枯葉剤を製造して米軍に納入した化学企業であります。日米両政府は、返還跡地とはいえ、化学物質が入っていたと思われるドラム缶を地中に投棄したことに責任をとり、なぜドラム缶が埋められたのか、あるいは内容物は何か、この種の事件は嘉手納基地内の他の場所でも存在しないかどうか、徹底した土壌分析、環境汚染への調査を実施すべきであります。もちろん調査に要した費用は国が持ち、分析結果等の公表を速やかに行うべきであることを強く指摘しておきたいと思います。

 第2点目は、今回の事件に関し、米化学メーカー、ダウケミカル社がドラム缶の種類や文字がエージェントオレンジ、いわゆる枯葉剤輸送に使われていたものとは違うと、枯葉剤である可能性を否定していることではあります。同社の否定の根拠は、米国防総省が沖縄での枯葉剤貯蔵や使用を全面否定した調査報告書に基づいており、その上で沖縄の米軍にエージェントオレンジ、枯葉剤を出荷したことはないとしております。果たしてそうでしょうか。沖縄で米軍は60年代から70年代にかけて枯葉剤をまき、地中に埋めた。沖縄からアメリカに帰った米軍兵士らはその事実を証明し、現時点でも後遺症に苦しんでいる。日米両政府は現場の調査さえ行わず、沖縄にその後放置したままだ。この話はベトナムで枯葉剤作戦で大きな被害を受けたベトナム国民、米軍兵士、韓国軍兵士を三十数年にわたって追跡取材をし、枯葉剤問題の暴露、追及してきたフォトジャーナリストの中村悟郎さんの証言であります。中村さんは米軍が行った1961年から1971年の10年間の枯葉作戦はいまだに深い傷跡を残していると警告をしております。劇毒性のあるダイオキシンは高濃度で混入していた枯葉剤散布による被害は、我々の想像をはるかに超えるものであります。ダイオキシンは、第1級の発がん物質であり、遺伝毒性があると言われており、ベトナムでは第1世帯のみならず第2世帯、第3世帯へとその影響を残しており、残虐な化学兵器そのものであります。ベトナムではアメリカの費用でベトナム国内での被害実態調査が実施されていると言われております。ダイオキシンが人体にいろいろな臓器、器官に影響を与え、人間を死に至らしていることは周知のことであります。今回の沖縄市での事件は、もし仮にダイオキシンが混入した枯葉剤に関係するとなれば、人体や環境に重大な影響を与えることになり、大変な事態に結びつきかねません。米国防総省や化学メーカーの枯葉剤否定をうのみにせず、徹底した調査を行い、その対応策を強く求めるべきであります。

 第3点目は、米軍嘉手納基地内で同様の事態がほかの地域でも発生する可能性があり、実態調査を行うよう強く求めるということであります。米軍基地で過去にも化学物質に関係したドラム缶が発見されたり、あるいは六価クロム、PCBなど猛毒性の化学物質が地中に漏れたり、航空機の清浄剤の河川流出など、いろいろな事件を引き起こしており、この際、米軍嘉手納基地に対する実態調査を日米両政府に強く求め、調査結果を公表させるべきであります。

 沖縄市での事件は、専門家のお話では、返還前は基地内廃棄物の処理場だったと言われており、嘉手納基地内にも同様の廃棄物処理場が存在するのは十分想定されるものであり、米軍への照会も含め、返還前後の情報を公開することは極めて重要であります。その際に、調査分析に当たっては、国防衛局の意向に左右されない中立の大学陣を含めた専門家による透明性の高い調査で、徹底した調査究明を求めることが大事であることは言うまでもありません。かつて2002年に発生した北谷町の返還地で発見された枯葉剤が入っていたドラム缶の調査で、国は健康被害を与える程度ではないと調査結果がうやむやにされた実態を今、想起すべきであります。

 以上の立場から意見書案第5号沖縄市地域で発見された米軍ドラム缶の内容物の調査を求める意見書に賛成するものであります。



○徳里直樹議長 

 7番仲村渠兼栄議員。



◆7番(仲村渠兼栄議員) 

 7番仲村渠兼栄であります。嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書の賛成の立場から、私の話をしたいと思います。

 まず、きょうここに今、賛成討論ということでありますが、それを後押ししたのは私の友人でありますサッカー関係者からの要望であります。このドラム缶が出たサッカー場は、FC琉球の公式戦のサブグラウンドとして使用されております。また小学校、幼児からシニアまでのサッカー大会、県大会、そして国際大会が行われております。特にサッカーの試合が終了した後は、ユニフォームの交換等、そしてクールダウンということで上着を脱いでいろんな柔軟体操を頻繁に行っております。サッカーは、スポーツ競技の中で世界一の人口を誇っております。そういう施設の中で、ましてはスポーツコンベンションシティとして沖縄市が全国に発信しようというときに、このような枯葉剤に内容が似たようなものが出ているということであります。まず除草剤というのはどういうものなのか、これは現在、私も農協にいまして、除草剤というのは一般で市販されている除草剤はキャップ1杯約500から1,000倍なんです。ドラム缶10個となるとどれだけの効果の除草剤なのでしょうか。とても恐ろしい除草剤だと思います。この除草剤は化学兵器としてベトナム戦争で米軍が使用されております。そしてダイオキシンを含むと特に毒性が強く、散布地域の国ではがん、先天性の異常、流産、死産が現在も多発しております。このような毒性のあるダイオキシンを含んでいるということの土壌を、私も現場にサッカー関係者と行きました。約90センチ近くを掘り起こしたら出てきたということであります。ぜひ皆さん、マスコミの皆さんもサッカーというのは世界一のスポーツ競技であります。そういう中で、これが出たというのは、私たち嘉手納町議会も絶対に米国、そして日本国に対してどういうのが出たのか、そういうのを内容を早期に公開する。私たちは沖縄市と同様に、基地周辺跡地の利用をこれに対して、日米共同使用等も含め、私たち15%にしか住んでいない嘉手納町等もあります。ぜひこのような速やかな調査、そして公表を米軍に、そして関係政府に求めていきたいと思います。以上、発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書に対して、私の賛成の討論といたします。



○徳里直樹議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第5号:嘉手納基地返還跡地から発見されたドラム缶の内容物の調査を求める意見書」を採決します。

 「意見書案第5号」について、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○徳里直樹議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第5号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては議長一任ということでありますので、沖縄県には本日6月28日、沖縄防衛局へは7月1日、議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関へは郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 日程第8「常任委員会の閉会中の所管事務調査の件」を議題とします。

 文教厚生常任委員長から、所管事務のうち会議規則第75条の規定によって、お手元にお配りしました所管事務の調査事項について、閉会中の継続調査の申し入れがあります。

 お諮りします。

 委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。

 日程第9「議員派遣の件」を議題とします。

 お諮りします。

 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することに決定しました。

 お諮りします。

 会議規則第45条の規定により、本臨時会において議決の結果生じた条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○徳里直樹議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって条項、字句、数字、その他整理は、議長に委任することに決定しました。

 これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成25年第6回嘉手納町議会臨時会を閉会します。



△午前11時16分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 徳里直樹

 嘉手納町議会議員 奥間常明

 嘉手納町議会議員 田崎博美