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沖縄県 嘉手納町

平成25年  1月 臨時会(第56回) 01月11日−01号




平成25年  1月 臨時会(第56回) − 01月11日−01号







平成25年  1月 臨時会(第56回)



          平成25年第56回嘉手納町議会臨時会 会議録第1号

 第56回嘉手納町議会臨時会は、平成25年1月11日嘉手納町議会議場に招集された。

応招議員は次のとおりである。

    1番 徳里直樹議員     3番 奥間政秀議員

    4番 新垣貴人議員     5番 照屋唯和男議員

    6番 仲村渠兼栄議員    7番 石嶺邦雄議員

    8番 山田政市議員     9番 福地 勉議員

    10番 知念 隆議員     12番 奥間常明議員

    13番 伊礼政吉議員     14番 田仲康榮議員

    15番 當山 均議員     16番 田崎博美議員

不応招議員は次のとおりである。

    なし

出席議員は次のとおりである。

    出席議員は応招議員と同じである。

欠席議員は次のとおりである。

    欠席議員は不応招議員と同じである。

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    儀間哲次   事務局長        川原田俊美  議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    真喜屋 清  教育長         比嘉忠海   総務部長

    屋宜京子   福祉部長        古謝徳淳   建設部長

    亀島 悟   基地渉外課長      比嘉孝史   総務課長

    金城睦和   福祉課長        古謝 聰   企画財政課長

    稲嶺強志   町民保険課長      山内 智   税務課長

    真壁 孝   産業環境課長      上原 学   子ども家庭課長

    前川広充   上下水道課長      金城 悟   教育総務課長

    我那覇隆三  教育指導課長      金城博吉   社会教育課長

    金城 進   中央公民館長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1         会議録署名議員の指名

  日程第2         会期の決定

  日程第3 意見書案第17号 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書

  日程第4 決議案第12号 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する抗議決議

                                  以上 即決



△午前10時00分 開会



○田崎博美議長 

 ただいまから平成25年第56回嘉手納町議会臨時会を開会します。

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、15番 當山 均議員、1番 徳里直樹議員を指名します。

 日程第2 「会期の決定の件」を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって会期は、本日1日間に決定しました。

 日程第3 「意見書案第17号:CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書」及び日程第4 「決議案第12号:CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する抗議決議」についてを一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 14番 田仲康榮議員。



◆14番(田仲康榮議員) 

 14番 田仲康榮でございます。

 おはようございます。この趣旨説明に入る前に、一言だけ皆さんに御報告を申し上げたいと思います。この決議を上げる前提で本日臨時議会を開くということで、せんだって嘉手納基地第18航空団の司令部と沖縄防衛局に対して、この決議の取り扱いの問題についてぜひ伺いますからという話を米軍当局と防衛局に行っていたわけですけれども、昨日、防衛局のほうは、今日の午後に承りたいということで回答があったんですけれども、いわゆる当事者である米軍基地当局からは、この件について次のような言葉を付して、正式に会うことも文書を受け取ることも拒否するという回答が今朝一番にありました。この理由については、在日米軍が地元の新聞等、マスコミで報道された後に明らかにした文書、「日本またはアジア太平洋地域におけるCV22オスプレイの配備について、いかなる決定もなされておらず、日本政府に対していかなる計画も通知しておりません」と、この言明を繰り返して、先ほど申し上げましたように、会うことも文書を受け取ることもできないという回答がありました。この米軍側の対応に対して、厳しい抗議の姿勢を改めて示していきたいと思います。とりあえず、そのことを冒頭に報告をさせていただきます。

 それでは、趣旨説明に入りたいと思います。

 14番 田仲康榮でございます。

 意見書案第17号、決議案第12号、CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書、抗議決議に対する趣旨説明を簡潔に行います。

 オスプレイの沖縄への強行配備が昨年10月に行われた際、本町議会は沖縄配備絶対反対の強い意思表示を行い、嘉手納基地に対する飛来にも断固反対の姿勢を明確にしてきました。昨年11月17日には950名の町民を結集し、全町的な町民大会を開催し、日米両政府、米軍当局にオスプレイの撤去を強く求めてきたわけであります。今回の空軍仕様のCV22オスプレイの配備計画は、このような町民の意思を全く無視する、到底許されない傍若無人な言語道断の差別待遇であり、厳重に抗議し、その撤回を強く要求するものであります。

 オスプレイが配備されれば爆音激化、町民の命と安全、生活が一層脅かされることは明白であります。今回のオスプレイの嘉手納配備計画は、基地機能を一層強化し、町民への基地被害を増大させるものであり、計画の即時撤回と嘉手納基地へのオスプレイ配備の中止を強く求めるものであります。

 以上が町民の意思を明確にするため、今回の意見書、抗議決議を提案するものであります。議員諸兄の御賛同と御協力をお願いするものであります。

 それでは意見書案、決議案を提案したいと思います。

 意見書案第17号 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年1月11日、嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、同 照屋唯和男、同 奥間政秀、同 石嶺邦雄、同 徳里直樹。

 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書。

 米政府が米空軍嘉手納基地に2年後の2014年から16年にかけて空軍仕様の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイ、9機を配備する計画を昨年12月までに日本政府に伝達していたことが1月8日分かったとの報道がされた。同配備計画は、当事者である嘉手納町など関係自治体にも全く通知されず、きわめて重大である。日夜、爆音など各種基地被害の増大にさいなまれている町民のオスプレイ配備絶対反対の全町的な強い意思を踏みにじる許しがたい言語道断な差別的決定である。心底から激しい怒りを禁じえない。

 日米両政府、米軍当局に満身からの強い憤りと抗議の意思を表明し、同配備計画の即時撤回を強く要求するものである。

 嘉手納町民は、普天間基地に配備された海兵隊仕様のMV22オスプレイの強行配備や嘉手納基地への強行飛来に強く反対し、オスプレイの即時撤去を求めてきた。MV22オスプレイは、昨年10月配備後、日米合意事項さえことごとく破り、激しい爆音発生、人口密集地や学校上空通過、夜間飛行など住民無視の訓練を繰り返し、町民や県民に墜落への不安、恐怖心を与えている。

 空軍仕様のCV22オスプレイは、昨年6月、米フロリダ州で墜落事故を起こすなど事故多発機で安全性にきわめて疑問を呈しており、重大な欠陥を持った航空機で嘉手納基地配備を絶対容認することは出来ない。とりわけ、CV22オスプレイは、米空軍第353特殊作戦群への配備となり、低空飛行訓練など危険性の高い訓練や演習が激化する可能性が考えられ、墜落への恐怖、不安を一層増大させ、町民の生活環境破壊につながるものとなる。

 今回のCV22オスプレイの嘉手納基地への配備計画は、これまでの米軍再編に伴う日米合意の「負担軽減」が全くの嘘であり、嘉手納基地の一層の機能強化、増強でしかないことを明確に示すものである。これ以上の嘉手納基地の機能強化は断固拒否する。もし、CV22オスプレイが強行配備される事態になれば、本町議会は、断固とした配備阻止の姿勢を示す決意を表明するものである。

 よって、嘉手納町議会は、CV22オスプレイの嘉手納基地への配備に断固反対し、町民の命と暮らし、安全、平穏な生活環境を守る立場から、人間の尊厳の名のもとに、同配備計画の即時撤回を強く求めるものである。

 記 1 CV22オスプレイの嘉手納基地への配備計画を撤回し、オスプレイ配備を中止すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成25年1月11日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 内閣総理大臣 外務大臣 防衛大臣 外務省沖縄大使 沖縄防衛局長 沖縄県知事。

 なお、同意見書の取り扱いについては、議長に一任をしたいと思います。

 引き続き、決議案第12号を提案したいと思います。

 同決議案の内容については、意見書案とほぼ似通っておりますので、本文は割愛をしてあて先等を読み上げて、提案にかえたいと思います。

 決議案第12号 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成25年1月11日、嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、同 照屋唯和男、同 奥間政秀、同 石嶺邦雄、同 徳里直樹。

 CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する抗議決議。

 以上、決議する。平成25年1月11日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 駐日米国大使 在日米軍司令官 在沖米四軍沖縄地域調整官 在沖米国総額事 嘉手納基地第18航空団司令官 沖縄県議会議長。

 なお、この決議案の取り扱いについても、議長に一任をしたいと思います。

 以上で意見書、決議案の提案を終わりたいと思います。



○田崎博美議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 8番 山田政市議員。



◆8番(山田政市議員) 

 8番 山田政市です。

 意見書案第17号、決議案第12号、CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書案及び抗議決議案に賛成の立場からの討論を行います。

 米国政府は2年後をめどに、嘉手納基地に垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの配備に着手することを日本政府に伝達していたことが明らかになりました。マスコミ報道によると、配備が実現すれば海兵隊の普天間飛行場で本格運用されている12機を含め、計30機以上が配備されることになり、沖縄はアジア太平洋地域で最大のオスプレイ拠点となる。普天間では、昨年12月から12機のMV22が本格運用されている。今後、さらに12機が加わり、今年7月にも24機体制へ移行する予定。CV22は特殊作戦用だが、輸送用のMV22と基本構造はほぼ同じで、低空飛行用の地形を読み取るレーダーが装備されている。また、米国南部のフロリダ州では昨年6月、CV22の墜落事故で複数の負傷者が出たとも報じています。オスプレイは安全性の問題が強く指摘されており、墜落の恐怖ははかり知れなく、その上に猛烈な爆音をまき散らすことから、全県下に不安や怒りの声が上がっています。極東最大の嘉手納基地を抱える本町の町域の83%が基地で占められ、約1万4,000人の町民は残されたわずか2.56平方キロメートルの中でひしめき合った生活を余儀なくされています。つまり、縦横2,560メートルの正方形に相当する面積の中に、約1万4,000人の町民が超過密の中にへばりつくかのように多くの住民が住んでいることになります。

 當山町長は今後の配備に対し、「県民、町民を愚弄するものとしか思えない。占領意識の省庁ではないか。昨年11月7日に開催したオスプレイの配備反対住民大会に引き続き、第二弾の住民大会開催を検討する」と述べています。そして、さらに當山町長は、「状況によっては嘉手納基地の撤去運動に発展するかもしれない」と不退転の決意を述べております。

 さて、以前米太平洋海兵隊のジョセフ・サンプソン戦略コミュニケーション部長は、CH46は古い、オスプレイに変えていかなければならないと語り、使用から40年以上が経過するCH46の老朽化による安全性を指摘しています。まさにそのとおりであります。したがって、CH46はすべてスクラップにし、そして危険極まりないオスプレイは県内配備を阻止させることであります。以上の経緯をかんがみ、CV22オスプレイの嘉手納基地への配備を即時中止することを日米両政府に強く訴えて、賛成の討論といたします。以上であります。



○田崎博美議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第17号:CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する意見書」についてを採決します。

 お諮りします。

 意見書案第17号については、原案のとおり決定することに賛成者の方は起立願います。

     (賛成者起立)



○田崎博美議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第17号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては議長一任ということでありますので、本日防衛局へ議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第12号:CV22オスプレイの嘉手納基地配備に対する抗議決議」についてを採決します。

 お諮りします。

 本案は、原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって「決議案第12号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって以上のとおり決定をしました。

 お諮りします。

 会議規則第45条の規定により、第56回嘉手納町議会臨時会において議決の結果生じた条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に一任されたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、議長に一任することに決定しました。

 これで本臨時会に付議された事件は、すべて終了しました。

 会議を閉じます。

 平成25年第56回嘉手納町議会臨時会を閉会します。



△午前10時21分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 田崎博美

 嘉手納町議会議員 當山 均

 嘉手納町議会議員 徳里直樹