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沖縄県 嘉手納町

平成24年 11月 臨時会(第53回) 11月09日−01号




平成24年 11月 臨時会(第53回) − 11月09日−01号







平成24年 11月 臨時会(第53回)



          平成24年第53回嘉手納町議会臨時会 会議録第1号

 第53回嘉手納町議会臨時会は、平成24年11月9日嘉手納町議会議場に招集された。

応招議員は次のとおりである。

    1番 徳里直樹議員     3番 奥間政秀議員

    4番 新垣貴人議員     5番 照屋唯和男議員

    6番 仲村渠兼栄議員    7番 石嶺邦雄議員

    8番 山田政市議員     9番 福地 勉議員

    10番 知念 隆議員     12番 奥間常明議員

    13番 伊礼政吉議員     14番 田仲康榮議員

    15番 當山 均議員     16番 田崎博美議員

不応招議員は次のとおりである。

    なし

出席議員は次のとおりである。

    出席議員は応招議員と同じである。

欠席議員は次のとおりである。

    欠席議員は不応招議員と同じである。

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    儀間哲次   事務局長        川原田俊美  議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    比嘉忠海   総務部長        屋宜京子   福祉部長

    古謝徳淳   建設部長        古謝和秀   会計管理者

    比嘉孝史   総務課長        古謝 聰   企画財政課長

    山内 智   税務課長        上原 学   子ども家庭課長

    稲嶺強志   町民保険課長      真壁 孝   産業環境課長

    前川広充   上下水道課長      金城 悟   教育総務課長

    我那覇隆三  教育指導課長      金城 進   中央公民館長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1         会議録署名議員の指名

  日程第2         会期の決定

  日程第3 意見書案第15号 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書

  日程第4 決議案第11号 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する抗議決議

                                  以上 即決



△午前10時00分 開会



○田崎博美議長 

 ただいまから平成24年第53回嘉手納町議会臨時会を開会します。

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、8番 山田政市議員、9番 福地 勉議員を指名します。

 日程第2 「会期の決定の件」を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は、本日1日間にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって会期は、本日1日間に決定しました。

 日程第3 「意見書案第15号:米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書」及び日程第4 「決議案第11号:米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する抗議決議」についてを一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 14番 田仲康榮議員。



◆14番(田仲康榮議員) 

 おはようございます。

 14番 田仲康榮でございます。

 意見書案第15号及び決議案第11号、米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書、決議に対する趣旨説明を簡潔に行います。

 今回の事件は、オスプレイの強行配備、オスプレイの合意違反行為の繰り返し、米海軍兵による女性集団暴行致傷事件と、たび重なる米軍の横暴かって理不尽、傍若無人の無法行為に県民の激しい怒りが爆発寸前まできている中での事件であり、腹の底から激しい憤りを覚えるものであり、絶対許すことはできません。ここら辺で米軍はよき隣人という魔法のだましの言葉を返上し、沖縄から基地を全面返還してもらいたい。その気持ちを強くするものであります。町民や県民の米軍日米両政府に対する怒り、不満、憤りはもはや押しとどめることはできないところに達していることを知るべきであります。米軍日米両政府は沖縄県民にも人間の尊厳、基本的人権、生きる権利があることを強く認識してもらいたい。先ほどの新聞によってもおわかりのように、外人による外出禁止令の不徹底さも今回明らかになっております。これ以上、米軍の残虐非道な犯罪を絶対に許さない立場と、県民の人間としての誇りを取り戻すため、今回の決議、意見書を上程するものであります。

 それでは意見書案、決議案を提案いたします。議員諸兄の御賛同、御協力をお願いをするものであります。

 意見書案第15号 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年11月9日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、賛成者 同 奥間政秀、賛成者 同 照屋唯和男、賛成者 同 石嶺邦雄、賛成者 同 徳里直樹。

 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書

 去る11月2日深夜、読谷村古堅において嘉手納基地所属の空軍兵が村内の居酒屋で、酒を飲んで暴れた後、3階建てアパートに不法侵入し、3階に眠っていた男子中学生(13歳)の顔を殴り傷害を負わせ、器物を損壊する事件が発生した。

 米軍は、10月16日に発生した2米兵による女性暴行致傷事件を受けて、すべての軍人に対し、午後11時から翌朝午前5時までの深夜外出禁止令を発令したばかりである。店主から空軍兵に帰宅を促したところ店内で暴れ、蛮行が行われたことは極めて言語道断であり容認することはできない。

 また、本町議会では先の集団暴行致傷事件に対して10月30日に抗議決議を採択し、米軍関係当局に怒りの抗議を行った直後であり、日米両政府、米軍に強く抗議をするものである。嘉手納町内にも米兵居住者がおり、いつ同様の犯罪が発生するかわからない。今回の事件は対岸の火事ではなく自らの問題であり、断じて許すことはできない。

 深夜いきなり住居に不法侵入し、就寝中の生徒に対し暴力をふるい不安と恐怖のどん底に陥れた蛮行は、本県がいまだ米軍の占領意識丸出しの無法地帯にあるといっても過言ではない。また、このような事件が再発したことは米軍が発令した深夜外出禁止令や綱紀粛正がなんら抜本的な解決策になりえないことが証明されたものである。

 さらに、今回の事件に対する藤村官房長官の「起訴前の身柄引き渡しを要請する必要はない」との発言は全く県民の怒り、心情を理解しない日本政府の弱腰外交、米国追従の姿勢でしかなく断固抗議するものである。

 日米両政府の県民の声を無視したオスプレイの強行配備に続き、次々と起こる米兵による野蛮な暴行事件に対し、町民、県民の怒りは我慢の限界点を超えている。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、安全、財産、人権を守る立場から、米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対し、厳重に抗議するとともに、下記の事項について速やかに実現するよう強く要求するものである。

 記 1.被害者への謝罪及び完全な補償を行うこと。2.加害者の米空軍兵の職種を明確にし、早急に日本側へ引き渡すこと。3.米軍人、軍属等への人権教育を徹底し、実効性のある抜本的な再発防止策を公表すること。4.被害者に対し、心身へのケアを徹底して行うこと。5.日米両政府は、理不尽で差別的な日米地位協定を抜本的に改定すること。6.米軍犯罪の温床である基地の大幅な縮小・撤去を推進すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成24年11月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 なお、同意見書の取り扱いについては、議長に一任をしたいと思います。

 引き続き、決議案第11号を提案いたします。

 なお、決議案については内容は意見書と同等ですので、かがみ文とあて先を読み上げて提案をしたいと思います。

 決議案第11号 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年11月9日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、賛成者 同 奥間政秀、賛成者 同 照屋唯和男、賛成者 同 石嶺邦雄、賛成者 同 徳里直樹。

 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する抗議決議

 以上、決議する。

 平成24年11月9日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米四軍地域調整官、在沖米国総領事、嘉手納基地第18航空団司令官、沖縄県議会議長。

 なお、決議の取り扱いについても、議長に一任をしたいと思います。

 以上で意見書、決議案の提案を終わります。



○田崎博美議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 8番 山田政市議員。



◆8番(山田政市議員) 

 8番 山田政市です。

 米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書案第15号、決議案第11号に賛成の立場からの討論を行います。

 私は米軍人関係者による事件、事故が発生するたびに脳裏に浮かぶのが、18年前の平成6年9月、沖縄視察のため来県中の宝珠山 昇防衛施設庁長官の沖縄の基地問題についての発言であります。同長官は、沖縄の基地は戦略的に極めて重要な位置にあり、日米安保反対だ、基地撤去だという話し合いの余地のない世界から基地と共生、共存する方向に変化してほしいと時代錯誤も甚だしい挑戦的な発言をしました。つまり、迷惑料として、それ相当の基地関連の交付金を与えているのだから、我慢しなさいとのことであります。このような理不尽な発言は基地あることから派生する事件、事故、爆音等に身をさらされている嘉手納町民、沖縄県民の心情を全く理解していないことのあらわれであり、当時の本町議会は同長官の即時解任を強く要求をしました。ところがそのかいもなく、同長官の基地との共生、共存発言から1年後の平成7年9月4日に沖縄県民、日米両政府を震撼させた痛ましい大事件、沖縄駐留3米兵による少女暴行事件が発生しました。その後、県民の怒りは頂点に達し、宜野湾海浜公園で8万5,000人もの県民大結集の中、少女暴行事件を紛糾し、地位協定見直しを要求する県民総決起大会を開催いたしました。

 さて、同少女暴行事件から17年が経過しました。しかしながら、基地から派生するもろもろの事件、事故は今日においても日常的に続いており、それらの軽減は戦後この方、大きな課題として引きずっております。その証に、去る8月18日、午前4時30分、那覇市内において在沖米海兵隊員による強制わいせつ致傷事件が発生しました。それから約2カ月後の10月16日、午前3時30分、本島中部において米テキサス州フォートワース海軍航空基地所属の米海軍兵2人による女性暴行致傷事件が発生、そして同事件からわずか17日後の11月2日の深夜、今回の米空軍兵による住居不法侵入、中学生傷害事件が立て続けに発生いたしました。格言に災害、災難は忘れたころにやってくるとありますが、基地のある沖縄ではまさに災害、災難は立て続けにやってくるとなるのであります。そして、その都度、理不尽で差別的な日米地位協定を抜本的に改定することを強く要求するのですが、日米両政府はかたくなに拒否し続けています。そのことによって、加害者に厳しい罰則が適応できず事件、事件が繰り返し起こっているのが現状であります。

 そこで事件、事故発生の即時の抑止効果となる妙案がないかを私なりに考えてみました。その結果、思いついたのが米兵の綱紀粛正策として、民間地域への外出の際、本人の顔写真付きの日本語で表記した一目見ただけで身分や所属部隊等がわかる身分証明書を常時首から下げて、緊張感を持たせることによって、犯罪が激減するのではと私なりに考えました。今の話はこういったものを、私たちも米国総領事館に入る場合は、必ずこういったものをさせられます。そういう意味でやはり私たちも米軍が基地から外に出た場合は、こういうのをやれば身分、写真入り、そして紙の色を変えて、例えば米空軍であれば赤とか、そういう形で書いて、一目見てここはどこの所属だと、あとは写真があれば、なかなかそういう悪いことはできないのではないかなと思っております。私はそのことによって、かなりの効果があるものと確信するものであります。ぜひ、米軍側に協力を求めて実現させようではありませんか。當山町長、三連協でもぜひ検討してみてください。

 むすびに、在日米軍は日米安保条約に基づき、我が国を防衛する役割があるのは承知していますが、今日の状況が続くのであれば、もはや米軍は沖縄県民に苦痛をもたらす暴力組織としての存在感が大きいことを強く訴えて、賛成の討論といたします。



○田崎博美議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第15号:米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する意見書」を採決します。

 「意見書案第15号」については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。

     (賛成者起立)



○田崎博美議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第15号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては、議長一任ということでありますので、後日、日程調整の上、沖縄防衛局へ議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関については郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第11号:米空軍兵による住居不法侵入・暴行傷害・器物損壊事件に対する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、「決議案第11号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについては議長一任ということでありますので、本日、嘉手納基地第18航空団司令官へ議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 お諮りします。

 会議規則第45条の規定により、第53回本町議会臨時会において、議決された結果生じた条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、議長に委任することに決定しました。

 これで本臨時会に付議された事件は、すべて終了しました。

 会議を閉じます。

 平成24年第53回嘉手納町議会臨時会を閉会します。



△午前10時21分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 田崎博美

 嘉手納町議会議員 山田政市

 嘉手納町議会議員 福地 勉