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沖縄県 嘉手納町

平成24年 10月 臨時会(第52回) 10月30日−01号




平成24年 10月 臨時会(第52回) − 10月30日−01号







平成24年 10月 臨時会(第52回)



          平成24年第52回嘉手納町議会臨時会 会議録第1号

 第52回嘉手納町議会臨時会は、平成24年10月30日嘉手納町議会議場に招集された。

応招議員は次のとおりである。

    1番 徳里直樹議員     3番 奥間政秀議員

    4番 新垣貴人議員     5番 照屋唯和男議員

    6番 仲村渠兼栄議員    7番 石嶺邦雄議員

    8番 山田政市議員     9番 福地 勉議員

    12番 奥間常明議員     14番 田仲康榮議員

    15番 當山 均議員     16番 田崎博美議員

不応招議員は次のとおりである。

    10番 知念 隆議員     13番 伊礼政吉議員

出席議員は次のとおりである。

    出席議員は応招議員と同じである。

欠席議員は次のとおりである。

    欠席議員は不応招議員と同じである。

職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

    儀間哲次   事務局長        川原田俊美  議事係長

    嵩本さゆり  庶務係長

地方自治法第121条の規定による出席者は次のとおりである。

    當山 宏   町長          神山吉朗   副町長

    真喜屋 清  教育長         比嘉忠海   総務部長

    屋宜京子   福祉部長        古謝徳淳   建設部長

    古謝和秀   会計管理者       比嘉孝史   総務課長

    金城睦和   福祉課長        古謝 聰   企画財政課長

    上原 学   子ども家庭課長     稲嶺強志   町民保険課長

    金城博吉   社会教育課長      真壁 孝   産業環境課長

本会議に付した事件は次のとおりである。

  日程第1         会議録署名議員の指名

  日程第2         会期の決定

  日程第3 意見書案第13号 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書

  日程第4 決議案第9号 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める抗議決議

  日程第5 意見書案第14号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書

  日程第6 決議案第10号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議

  日程第7        議員派遣の件

                                  以上 即決



△午前10時00分 開会



○田崎博美議長 

 ただいまから平成24年第52回嘉手納町議会臨時会を開会します。

 これから本日の会議を開きます。

 日程第1 「会議録署名議員の指名」を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第120条の規定によって、6番 仲村渠兼栄議員、7番 石嶺邦雄議員を指名します。

 日程第2 「会期の決定の件」を議題とします。

 お諮りします。

 本臨時会は、本日1日間にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって会期は、本日1日間に決定しました。

 日程第3 「意見書案第13号:欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書」及び日程第4 「決議案第9号:欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める抗議決議」についてを一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 14番 田仲康榮議員。



◆14番(田仲康榮議員) 

 おはようございます。

 14番 田仲康榮でございます。

 意見書案第13号及び決議案第9号、欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書、抗議決議に対する趣旨説明を簡潔に行いたいと思います。

 まず、第1点目は、9月9日の10万3,000人が参加した県民大会でのオスプレイの県内配備反対の県民総意を無視した日米両政府、米軍に対し、厳しく抗議の意思を表明することであります。

 第2点目は、これまで指摘されてきたように墜落多発の欠陥機オスプレイに対する日本政府の安全宣言と日米合同委員会での合意事項が配備強行のための全くのごまかしに過ぎず、飛来初日から合意違反を繰り返しても、なおかつ、本格運用に向けた訓練を市街地上空や学校、病院など公共施設の上空で傍若無人に実施し、墜落の危険性、爆音を撒き散らしていることに対し、県民、町民の激しい怒りを表明することであります。

 第3点目は、とりわけ、嘉手納基地へのオスプレイ飛来の目的が弾薬補給にあり、年間1200回も飛行を計画しており、町民の生命、安全、財産が極度に脅かされる事態が想定され、訓練実施は絶対容認することができないとの強い拒否の姿勢を明確に示すことであります。

 第4点目は、オスプレイ配備や嘉手納基地への飛来が日米安保条約上の権利として強行するならば、町民や県民の命、安全を守る立場から基地の全面返還はもとより、安保条約の見直しを県民の声として日米両政府に強く求めざるを得ないという意思を明確に示す必要があるということであります。欠陥機オスプレイの配備は県民、町民差別の蛮行であり、県内配備強行と嘉手納基地への飛来配備は絶対容認できるものではありません。以上のことを強く求めていくということが、今回の決議、意見書の提案の趣旨であります。議員諸兄の御賛同をお願いするものであります。

 それでは意見書、決議を提案したいと思います。

 意見書案第13号 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年10月30日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、賛成者 同 奥間政秀、賛成者 同 照屋唯和男、賛成者 同 石嶺邦雄、賛成者 同 徳里直樹。

 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書

 米海兵隊の新型垂直離着陸輸送機MV22オスプレイは、県民の激しい島ぐるみの反対にも関わらず10月1日から随時、配備が強行され12機の配備が完了し、本格的運用に入っている。MVオスプレイの強行配備に断固抗議し、強く撤去を求めるものである。MV22オスプレイは配備初日から住民地域上空や学校、病院など公共施設上空での飛行を繰り返し、県民に墜落の恐怖、不安を与え、爆音、重低周波音を撒き散らし、危険飛行を強行している。

 日本政府の「安全宣言」や日米合同委員会の「合意事項」が配備のための「抜け穴」であることをMV22オスプレイの10月1日の配備初日以降10月15日からの本格運用の実態は如実に示している。米軍当局は、「安全性が優先であり、人口密集地は飛ばさない」「基地外は、原則固定翼モード、基地内の離着陸はヘリモードにしている」との言明、合意がMV22オスプレイの飛行訓練の実態でいかにでたらめであるかを事態は証明している。

 10月23日からは、夜間訓練も開始し、92デシベルの爆音が発生し、県民生活、環境を破壊している。事故多発のMV22オスプレイは、すでに去る15日の本格運用時に嘉手納基地上空まで訓練飛行しており、嘉手納基地での弾薬補給、離着陸が「環境レビュー」で年間1200回実施される予定である。これが実施されれば、町民の生命、安全、生活環境が脅かされることは明白である。同機の嘉手納基地飛来は断じて容認することはできない。

 最悪のMV22オスプレイは、危険な普天間基地から直ちに撤去させ、普天間基地も即時閉鎖し、無条件で返還すべきである。

 本町ではこれまでもB52爆撃機など各種軍用機の墜落事故を体験しており、これ以上、悲惨な事故が引き起こされることは絶対許すことはできない。日米両政府が日米安保条約を理由にオスプレイの配備強行を続けるならば、安保の見直しを県民の声として求めていかざるを得ない。

 よって、嘉手納町議会は町民の生命、安全、財産を守る立場から欠陥機オスプレイの普天間基地への強行配備に厳重に抗議するとともに、下記事項の速やかな実現を強く求めるものである。

 記 1.垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの県内配備を撤回し、即時撤去すること。2.MV22オスプレイの嘉手納基地への飛来を禁止すること。3.米海兵隊普天間基地を即時閉鎖し、無条件返還すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

平成24年10月30日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 なお、意見書の取り扱いについては、議長に一任をしたいと思います。

 引き続き、決議案第9号を提案したいと思います。

 なお、決議案についての内容については、意見書と同等でありますので、かがみ文とあて先を読み上げて提案をしたいと思います。

 決議案第9号 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年10月30日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、賛成者 同 奥間政秀、賛成者 同 照屋唯和男、賛成者 同 石嶺邦雄、賛成者 同 徳里直樹。

 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める抗議決議

 以上、決議する。

 平成24年10月30日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 駐日米国大使、在日米軍司令官、在沖米国総領事、在沖米軍四軍調整官、第3海兵遠征軍司令官、沖縄県議会議長。

 なお、決議の取り扱いについても、議長に一任をしたいと思います。

 以上で意見書、決議案の提案を終わりたいと思います。



○田崎博美議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 7番 石嶺邦雄議員。



◆7番(石嶺邦雄議員) 

 7番 石嶺邦雄でございます。

 欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書案第13号と合わせて決議案第9号に賛成の立場から討論を行います。

 政府は、安全宣言なるものを発表し、米軍は岩国基地に陸揚げしたオスプレイ12機の試験飛行を行い、ついに10月10日、普天間基地にすべての機体が配備され、現在運用されております。これは全国各地の自治体及び住民、沖縄県民の願いを踏みにじる暴挙であり、断じて認めることはできません。我が県では、9月9日、本土復帰後、最大規模10万を優に超える県民大会が開かれ、6月の宜野湾市民大会から来月まで県内各市町村でも大会が行われるほど、今回のオスプレイ配備運用は、県民及び嘉手納町民にとって、最大級の危機感を意味しております。墜落事故が懸念され、配備に反対する住民の声に押され、日米両政府は9月19日、オスプレイ配備を前に運用ルールである安全確保策に合意しました。しかしながらこの内容は基地周辺では可能な限り学校や病院など、人口密集地の上空を避け、移動の際は可能な限り水上飛行する。運行上、危険性が高いとされるヘリモード飛行は米軍施設の上空に限定する。低空飛行訓練の最低高度150メートルに限定。普天間での夜間飛行回数を従来のヘリコプターの回数並みに制限するなどとしておりますが、合意から数日後、岩国では住宅地上空を飛行、この沖縄県でも市街地上空を複数のオスプレイがヘリモードで飛行しております。合意した途端に守られないルール、今までと一緒ではないでしょうか。日米合同委員会ではまとめた運用ルールもすぐ破られ、住民の不安を払拭し、安全保障をするどころか、安全とはほど遠い行為が続いております。アメリカ国内では、住民の声が反映され、オスプレイの訓練の先送りや撤回が相次いでおります。日本という主権国家で在日米軍の特権を許さず、県民、町民の命と安全を守ることを第一にオスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を国に求めていくことが私たちの使命であります。これ以上、嘉手納町への基地の過重負担は我々町民、未来を担う子どもたちのためにも許されないことであり、嘉手納町議会として今こそ声を上げることが責務だと考え、私の賛成の立場での討論といたします。



○田崎博美議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第13号:欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める意見書」を採決します。

 「意見書案第13号」については、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を願います。

     (賛成者起立)



○田崎博美議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第13号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては、議長一任ということでありますので、後日、日程調整の上、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所へ議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第9号:欠陥機オスプレイの配備撤回・撤去、嘉手納基地への飛来禁止を求める抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、「決議案第9号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、後日、日程調整の上、第3海兵遠征軍司令官と、在沖米国総領事へ議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 日程第5 「意見書案第14号:米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書」及び日程第6 「決議案第10号:米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議」についてを一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。

 8番 山田政市議員。



◆8番(山田政市議員) 

 8番 山田政市です。

 意見書案第14号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書、決議案第10号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議についての趣旨説明をいたします。

 さて、先日同事件に関しての新聞投稿が掲載されていましたのを抜粋して読み上げます。10月17日早朝、新聞を手にびっくり、大変なことになった。2米兵女性暴行容疑者逮捕の大きなニュースだ。腹の底から怒りが込み上げてきた。報道によると、1995年、本島北部での少女暴行事件以来、実に14件にも上る大事件がある。ほかに泣き寝入り事件もあるはずだ。今回の被害女性の訴えた勇気を絶対に無駄にするな。このような大事件は米軍基地がなければ起こり得ないことである。だれのための日米安全保障条約なのか。沖縄だけ犠牲になれでは許されない。事件を重く受けとめた関係者は、日本政府も共犯者だと言っている。私も全く同感である。一人一人の人権はすべて平等である。なぜ、とめられぬ沖縄の米兵事件。日本政府の弱腰姿勢が大きな原因だ。以上であります。

 ところで同事件について、仲井眞弘多知事は、在沖米軍基地は日本全体の安全保障のために必要だと言われても理解するのは無理な話だと述べ、頻発する米兵事件によって、在沖米軍基地の維持が難しくなっていると。これからも事件が頻繁に起こるのであれば、基地の全面撤去もやむを得ないとのことを断言しています。在日米軍には日米安保条約に基づき、我が国を防衛する役割があるのは承知していますが、もはや在沖米軍は県民に苦痛をもたらす暴力組織としての存在感が大きいことを指摘して、意見書案、決議案を読み上げて提案いたします。

 意見書案第14号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年10月30日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、賛成者 同 奥間政秀、賛成者 同 照屋唯和男、賛成者 同 石嶺邦雄、賛成者 同 徳里直樹。

 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書

 去る10月16日、午前3時30分ごろ、本島中部の住宅街において米テキサス州フォートワース海軍航空基地所属の米海軍上等水兵と三等兵曹2人による女性暴行致傷事件が発生した。同事件は、嘉手納基地をかかえる嘉手納町民はもとより、周辺住民や県民に大きな不安と衝撃を与えている。

 当該事件は人通りの少ない早朝での帰宅途中に行われ、野獣のような蛮行そのもので、卑劣きわまりない行為であり被害者の人間としての尊厳を踏みにじり、精神的にも肉体的にも大きな苦痛を与えるものである。

 復帰後の米軍関係者等による犯罪件数は、平成23年12月末時点で5,747件にも上る。そのうち、女性暴行事件は未遂を含め、127件となっている。

 このような行為は「日米地位協定」における不平等な米軍優先の実態が占領意識を助長し米軍関係者による事件に影響している。県警は、容疑者の2米兵が次の任地のグアムに向かう直前に逮捕した。あと1時間半遅れていれば、地位協定が壁となって、捜査に重大な支障を来した可能性が高い。

 同事件は、基地がある故の起こるべくして発生した残虐非道な犯罪である。県民の間では「米軍犯罪を防ぐにはもはや基地の全面返還しかない」との強い怒りの声も上がっている。あらためて、不平等で屈辱的な日米地位協定の抜本的な見直しを強く求めるものである。

 嘉手納町議会は、これまでも米軍人、軍属等の事件事故が発生するたびに再発防止策、綱紀粛正、教育を徹底するよう強く求めてきたが、それにも関わらず、またしても今回の事件が発生した。米軍基地をかかえる本町でもこのような犯罪が起こる可能性はあり、断じて容認することはできない。

 よって、本町議会は女性の人格と尊厳、県民、町民の人権・生命・財産を守る立場から今回の事件に対し強い怒りをもって厳重に抗議するとともに、下記事項の速やかな実現を強く求めるものである。

 記 1.被害者及び家族への謝罪と完全補償を行うこと。2.加害者の厳正な処罰を行うこと。3.米軍人・軍属への徹底した綱紀粛正、人権教育を根本から見直し徹底し、実効性のある具体的な再発防止策を速やかに公表すること。4.日米地位協定を抜本的に改定し、基地の整理縮小・返還を促進すること。以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。平成24年10月30日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 内閣総理大臣、外務大臣、防衛大臣、外務省沖縄大使、沖縄防衛局長、沖縄県知事。

 なお、この意見書の取り扱いについては、議長に一任いたしたいと思います。

 引き続き、決議案第10号を提案いたします。

 なお、決議の文案については、意見書案と同じでありますので、かがみ文とタイトル、あて先について読み上げて提案をしたいと思います。

 決議案第10号 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議。

 上記の議案を、別紙のとおり会議規則第14条の規定により提出します。平成24年10月30日。嘉手納町議会議長 田崎博美殿。

 提出者 嘉手納町議会議員 田仲康榮、提出者 同 山田政市。賛成者 嘉手納町議会議員 福地 勉、同 奥間政秀、同 照屋唯和男、同 石嶺邦雄、同 徳里直樹。

 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議

 以上、決議する。

 平成24年10月30日、沖縄県嘉手納町議会。

 あて先 駐日米国大使、在日米軍司令官、在日米海軍司令官、在沖米国総領事、在沖米海軍艦隊活動司令官、沖縄県議会議長。

 なお、この決議の取り扱いについても、議長に一任をしたいと思います。

 以上で提案を終わります。



○田崎博美議長 

 これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「質疑なし」と認めます。

 これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。

 まず、原案に反対者の発言を許します。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 5番 照屋唯和男議員。



◆5番(照屋唯和男議員) 

 5番 照屋唯和男でございます。

 意見書案第14号、決議案第10号の米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書及び抗議決議について、賛成の立場で討論します。

 復帰後の米軍関係者の犯罪件数が5,747件、そのうち127件は未遂を含め、女性暴行事件であると。そして、今回また起こったのかというのが大半の県民の言葉である。よき隣人と唱えているにもかかわらず、これまで米軍や施設から県民はなぜか一方的に嫌な思いをさせられています。米側からは日本は我々の最も大切な同盟国の一つで、信頼できるパートナーであり、太平洋地域の平和と安定の基盤であると言われていますが、安保条約がかすむほど、県民、町民は不安を持っており、米側への信用は失われています。今回の事件を起こした米兵、海軍兵士は厚木基地から10月14日に沖縄に入り、任務を終え、犯行当日の16日、午前にホテルをチェックアウトして、グアムに出発する予定だったと。沖縄を離れる日に犯行に及ぶということは明らかに悪質であります。米軍はこれまでも事件が起きてから綱紀粛正や二度と起こらないように再発防止策を唱えていますが、日米地位協定の改定と根本的な考え方を変えていかなければ解決しないと思われます。事件を起こしても基地内に入ればわからない。県外、国外に移動すれば罪から逃げられるというような安易なレベルの低い発想でいるのではないでしょうか。日米地位協定の中で間違った発想のもとにいるのではないでしょうか。基地間を移動することを考えて、計画的に行われたと思われる卑劣な事件、このようなことが二度と起きないように沖縄に入る米軍の条件として、入る前に徹底した教育をし、規律を守るように常に監視、指導を徹底してもらいたい。今回の海軍兵士による事件は道徳心のない非人道的で、最低な行為で女性の人権を踏みにじった残虐卑劣な事件であり、絶対に許されるものではなく、心に深い傷を負った被害者以上に起こした罪に対して重い刑罰を与えるべきである。いずれにせよ、今回の事件に対しては強い怒りを覚え、強く抗議するべきであるため、米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書及び抗議決議に対しては、賛成であります。



○田崎博美議長 

 6番 仲村渠兼栄議員。



◆6番(仲村渠兼栄議員) 

 米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書及び抗議決議について、賛成の立場から討論いたします。

 アメリカは人権を守る大国だとよく言われております。日米安保を私は支持する立場ではありますが、日米安保条約で、アメリカは日本国民の身の安全を守るということがありますが、私たち特に沖縄県民の人権を守ったのでしょうか。平成23年12月時点で、提案理由を述べました山田議員からありました5,747件のうち、少女暴行事件未遂を含めて、女性に付する事件が127件となっております。平成7年9月4日に沖縄北部で起きましたキャンプ・ハンセンに駐留するアメリカ海軍3名により、北部で楽しく買い物をしていた12歳の少女を拉致し、負傷させた事件は、沖縄県民の怒りは8万5,000人を集結させ、沖縄の心を県内外、そして世界が注目を浴びた行動に発しました。今回の事件で沖縄警察と沖縄県警の対応がとてもスピーディーであった。これは日々の訓練だと思います。沖縄署におかれましては、通常の各署にある交通課やいろいろな課がありますが、基地関係の米兵に対する担当係は数名配置されているのが現状であります。このことは県民や県外の皆様はほとんど知っておりません。なぜそういうのを配置しないといけないのか。そして人権とは何なのか、もう一度一緒に県民、そして町民が考えないといけないと私は思って、賛成の討論を行っております。

 本町議会は、県民、町民の人権と生命、財産を守る立場から、この事件に強い怒りを持って、厳重に抗議することが重要だと思っております。再度、マスコミ等も来ておりますが、女性には何の落ち度もありません。人権を守ってほしい。その立場で強い強い抗議、そして意見書を賛成の立場から申し上げていきたいと思います。



○田崎博美議長 

 ほかに討論はありませんか。

     (「進行」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 これで討論を終わります。

 これから「意見書案第14号:米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する意見書」を採決します。

 「意見書案第14号」については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。

     (賛成者起立)



○田崎博美議長 

 「起立全員」です。

 したがって「意見書案第14号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この意見書の取り扱いについては、議長一任ということでありますので、後日、日程調整の上、沖縄防衛局、外務省沖縄事務所へ議長及び基地対策特別委員で要請行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 次に「決議案第10号:米海軍兵による女性暴行致傷事件に関する抗議決議」を採決します。

 お諮りします。

 本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、「決議案第10号」は、原案のとおり可決されました。

 なお、この決議の取り扱いについても議長一任ということでありますので、後日、日程調整の上、在沖米海軍艦隊活動司令官と在沖米国総領事へ議長及び基地対策特別委員で抗議行動を行い、その他の機関に対しては郵送でこれを行いたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって、以上のとおり決定しました。

 日程第7 「議員派遣の件」と議題とします。

 お諮りします。

 議員派遣の件については、別紙のとおり決定することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって議員派遣の件については、別紙のとおり決定しました。

 お諮りします。

 会議規則第45条の規定により、第52回本町議会臨時会において、議決された結果生じた条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。

 御異議ありませんか。

     (「異議なし」と言う声あり)



○田崎博美議長 

 「異議なし」と認めます。

 したがって条項、字句、数字、その他の整理を要するものについては、議長に委任することに決定しました。

 これで本臨時会に付議された事件は、すべて終了しました。

 会議を閉じます。

 平成24年第52回嘉手納町議会臨時会を閉会します。



△午前10時39分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

 嘉手納町議会議長 田崎博美

 嘉手納町議会議員 仲村渠兼栄

 嘉手納町議会議員 石嶺邦雄