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沖縄県 読谷村

平成24年第410回読谷村議会定例会会議録 09月20日−05号




平成24年第410回読谷村議会定例会会議録 − 09月20日−05号







平成24年第410回読谷村議会定例会会議録



第410回読谷村議会定例会会議録



第17日目(9月20日)本会議 午前10時01分 開議





出席議員は次のとおりである。

      1番 知 花 徳 栄 君         2番 比 嘉 郁 也 君

      3番 仲宗根 盛 良 君         4番 伊 波   篤 君

      5番 當 山 勝 吉 君         6番 大 城 行 治 君

      7番 當 間 良 史 君         8番 上 地 利枝子 さん

      9番 山 城 正 輝 君        10番 城 間   勇 君

     11番 嘉手苅 林 春 君        12番 津波古 菊 江 さん

     13番 山 内 政 徳 君        14番 長 浜 宗 則 君

     15番 照 屋 清 秀 君        16番 上 地   榮 君

     17番 伊 佐 眞 武 君        18番 國 吉 雅 和 君

     19番 新 垣 修 幸 君





欠席議員は次のとおりである。





地方自治法第121条の規定により、説明のため本会議に出席した者は次のとおりである。

 村    長   石 嶺 傳 實 君      副  村  長   池 原 栄 順 君

 教  育  長   比 嘉 源 勇 君      総務企画部長   儀 間 敏 光 君

 建設経済部長   比 嘉 隆 雄 君      生活福祉部長   仲宗根 盛 和 君

 教 育 次 長    喜 瀬   栄 君      会計管理者    知 花   毅 君

 総 務 課 長    安 田 慶 知 君      会 計 課 長    山 内 勝 美 さん

 企画財政課長   與那覇   操 君      税 務 課 長    小橋川 清 弘 君

 農業推進課長   福 地 政 勝 君      跡地利用推進   大 城 友 誼 君

                         課    長

 土木建設課長   新 城 直 喜 君      都市計画課長   古 堅   守 君

 商工観光課長   浜 川 秀 樹 君      健康環境課長   真栄田 敏 光 君

 福祉課長     大 城 真悠美 さん     健康保険課長   大 湾   勇 君

 住民年金課長   仲村渠 英 二 君      こども未来課長  新 里 紹 伝 君

 診療所事務長   與那覇   準 君      健 康 増 進    矢 貫 卓 博 君

                         センター長

 教育総務課長   山 内   猛 君      学校教育課長   知 花   優 君

 生涯学習課長   玉 城 秀 友 君      文化振興課長   仲宗根   求 君

 給食調理場所長  伊 波   靖 君      水 道 課 長    比 嘉 憲 友 君





職務のため本会議に出席した事務局職員は次のとおりである。

 事 務 局 長    知 花 俊 治 君      事務局次長    山 内 明 秀 君

 議会主事補    儀 間 和 麻 君





本日の会議に付した事件は次のとおりである。

 日程1.一般質問







○議長(新垣修幸君)

 これより本日の会議を開きます。

 昨日に引き続き一般質問を行います。



△議席14番・長浜宗則議員の一般質問を許します。



◆14番(長浜宗則君)

 村民の皆さん、傍聴席の皆さん、早朝より御苦労さんでございます。議席14番・長浜宗則、通告書どおりに一般質問をさせていただきます。その前に今朝の新聞等でも大きくありましたオスプレイの普天間基地配備が、いよいよ28日には沖縄県に配備されるということの報道がございました。全く県民大会からわずか10日しかたっていませんけれども、県民の意思を逆なでするものであり、決して許されるものではありません。県知事、全41市町村が反対し、県会議員、全市町村議員が反対決意した、あの9.9、10万人余りの県民が結集したのは何だったのでしょうか。我々は強く政府に訴えながら、引き続き闘いを継続する必要があると思います。沖縄の安全は沖縄が守るということを申し上げておきます。一般質問に入ります。

 1.防災・防犯・減災から。?各公民館の自主防災組織化への取り組み状況は。?防災と読谷村景観条例との整合性は。?村としての減災のダメージコントロールはどうなっていますか。お願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 御質問の1の?についてお答えいたします。現在、長浜区、渡具知区、そして大添区が自主防災会を発足しております。今年度は、楚辺区と都屋区の設立を目標にしております。次年度以降は、各字区長と調整の上、村全域に範囲を広げ「自分たちの地域は自分たちで守る」ということを実践していただきたいと考えております。最終的には、自助、共助の体制を整え、公助として災害対策本部との連携を図ってまいります。

 次に、?についてお答えいたします。海岸線の低地については、津波警報発令時に早く高いところに避難することが鉄則ですが、場所によっては高台がなかったり、また高台まで距離がある場合があります。そこで、ホテル、マンション、アパート等高い建物と災害時の避難場所としての協定を結ぶことがあります。御質問の趣旨は、一方で高い建物を奨励し、また一方では景観条例等で高さ制限をすることに矛盾を感じてのことだと思いますが、災害時における災害協定は、既存の建物を対象に結んでいくと考えております。

 次に、?についてお答えいたします。地震等の大規模な自然災害というのは、発生そのものを防ぐことができないので、いざ災害が発生した時に被害を最小限に食いとめるための取り組みのことを減災と言います。つまり、地震が起こったら、津波が来るから避難しようと自然に行動できる環境づくりから始まります。自助、共助、公助のうち、まずは自分の身は自分で守る「自助」、地域や身近にいる人同士が助け合う「共助」こそが災害による被害を少なくするための大きな力となります。そのために地域防災会の設立と地域主導の防災訓練の強化を現在行っています。



◆14番(長浜宗則君)

 くしくも9月1日は防災の日でありました。その日に村内、県内でも防災訓練とか、そういう啓蒙があったかなと思うと、余り記憶にございません。大震災の教訓を踏まえ、自然災害の被害をできるだけ減災社会をどう構築するかが、今問われています。ハード面や共助や公助の地域や近隣の人がお互いに助け合う共助、自分の自宅の耐震構造等を行う自助が今や行っていますけれども、もし、大きな震災が同時発生した場合に、まちや消防などの限られたすべてを守ることができるでしょうか。恐らく私はできないと思います。そのために自主防災組織、各地区で今既に3カ所がそういった訓練をしたということですけれども、その中身をどういった訓練をやったか。それを確認したいと思いますので、お願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 防災訓練につきましては、平成23年度に長浜区と渡具知区のほうが開催しております。長浜区につきましては、どちらもそうですけれども、海沿いであることから津波についての災害訓練をしております。長浜区は長浜の運動場のほうまで、災害が起こって防災無線が流れて、それから20分には避難できるかということを検証するということが大きな目標でありました。その目標に向かって20分のうちに避難のほうは、ほぼ終了はしました。しかし、それをやるに当たっての問題点とか、課題とかをそこで抽出していっております。渡具知につきましても、海沿いでありますので、津波についての防災訓練を行い、渡具知区のほうはなだらかな地形になっておりますので、避難する場所としては古堅南小学校になっておりまして、そこまで20分の間に避難をするというような避難訓練を行いました。



◆14番(長浜宗則君)

 訓練の内容としましては、恐らく避難訓練、救助訓練、それと消火訓練、炊き出し訓練等がありますけれども、それはちゃんと実施されたかどうか確認します。



◎総務課長(安田慶知君)

 今申し上げましたのは避難訓練であります。炊き出しにつきましても、アルファ米という米を実際に地域の方々に炊いていただいて、そこでお配りをして試食をしております。消火訓練等については、消防の協力を得ながら開催しております。



◆14番(長浜宗則君)

 こういった自主防災が最近叫ばれてきたのは、確認したんですけれども、阪神淡路大震災、1995年1月でしたか、約6,000名ぐらいの命が奪われています。そこで救われた人命のうち、実に9割が自力、家族、友人、地域の人に救われたということから、地域防災組織等が大変クローズアップしたのが、この時代からではないかと思います。そこで今、読谷村が取り組んでいる全地域にそういった組織の構築をやるということですけれども、渡具知、長浜、大添の3字から申請があった自主防災会について、いろんな行政に対する手続ですね。どういうことをすればいいのか。そういう手続の順序があれば、それをお願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 自主防災会の結成につきましては、役場のほうに申請することになりますけれども、まず、その勉強会等を重ねて、地域の中で自主防災会で防災についての知識を高めていただきまして、その中で各班編成、役割分担とかも含めて、そういったものをまとめて、要綱のほうをつくっていただいて、それで申請をすることになります。



◆14番(長浜宗則君)

 実はこれ昨今の新聞に載っていますけれども、豊見城市の与根という自治会で、そういった自主防災ができたということがありました。そこの中には自主防災組織を支援するために、補助金交付要綱とかあって、その中に機材の購入で初年度50万円、防災訓練で毎年上限5万円の補助金があるということですけれども、読谷村としては3カ所の防災訓練をされていますけれども、その組織にどういった予算措置がされているか、お願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 今お話された自主防災会の設立でちょっと抜けていたのがありましたので、最後に総会のほうで決議をしていただいてからの申請になります。今、御質問の自主防災組織の結成補助金でありますけれども、結成をした段階で補助金のほうが交付されます。防災訓練を実施する場合にも補助金があります。そして資機材、備品等を購入する場合の補助金もございます。平成23年度の実績で言いますと、長浜区が結成補助金が19万8,000円。防災訓練時に6万円。資機材の購入で36万4,000円。渡具知区が結成補助金として19万5,000円。防災訓練の補助金として6万6,000円。大添区が結成補助金として17万1,000円。これが平成23年度の実績になります。今年度また大添区のほうは防災訓練を予定していますので、それにあわせて補助金の支出と、あと渡具知区と大添区については、資機材のほうの補助金のほうを支出する予定であります。その資機材の内容についてのまだ詰めがされておりませんので、これはそういう詰めが終わった段階で支出する予定になっています。



◆14番(長浜宗則君)

 そこで読谷村としては自主防災組織補助金交付要綱等はつくっていますか。



◎総務課長(安田慶知君)

 これは去年、平成23年度に読谷村自主防災会育成等補助金交付要綱を作成しております。



◆14番(長浜宗則君)

 豊見城市の交付状況ですけれども、50万円というのは1回おろしたら10年間は後はありませんよと。ただし、毎回防災訓練をすることによって5万円は上限として支給しますという要綱なんですけれども、今回読谷村で長浜とか渡具知区、毎年そういった防災訓練を実施したいということになれば、補助金は交付されるんですか。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前10時16分 休憩

     午前10時17分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎総務課長(安田慶知君)

 先ほどの要綱第8条のほうに、結成補助金については1回限りということであります。そして資機材については5年に1回、それ以外の規定はありませんので、防災訓練についてはその都度、支出していくということになります。



◆14番(長浜宗則君)

 年一回では防災の意識の向上についてはちょっと弱いのかなと。そういった意識向上をするためには毎年1回、2回ですね。継続的にしていかないと、地域住民の方たちでも忘れてしまうような環境ですから、ぜひ防災自主組織を早急に各地区につくっていただいて、村民の啓蒙にやってほしいなと思います。先ほどダメージコントロール、減災の社会をつくるということですけれども、これは2011年8月でしたか、こういった自主防災組織が県内の組織率が2010年4月で6.6%とかなり低い。全国平均で74.4%の中で、ほんとに10分の1もないぐらい低いと。これはある意味では共助に起因するような形の数字とは言えないかと大変懸念するんですけれども、今後、地域の住民はだれが守るかということを言いますと、やはりだれかに守ってもらえる前提にみずからの力で的確に素早く行動することが求められる。ですから、みずから主体的に自分ですね。みずから守る自主ですね、この要素が今後必要になってくるかなと思います。災害時にもし孤立した場合に、地域が生き延びるためにも、自立した地域づくりが早急に求められています。ぜひ、こういう機会ですから、各地区に、まず地区の核となるのは区長ですよね。区長がそういった意識を持って、地域住民との対話を深くし、早急に総会を持って決定して地区で動くということが必要と思いますけれども、私たち議会は政務調査費を使って震災地、東北へ行ってまいりました。その中で感じたのは、やはり現場を見るということは大変重要なことだと確認します。そこでぜひお願いしたいのは、そういった地域のリーダー、区長たちがその現場へ行って、じかに確認して、やはり必要性をほう助して、そこで組織をつくっていくことの確認をするのが大変必要かなと思いますので、ぜひ予算を使ってもいいですから、区長たちの現場へ行って、ほんとに災害地の声、そういったことを聞きながら、早急に災害に強い読谷村を構築していくようにひとつお願いを申し上げまして、次の質問に移っていきます。その前にちょっと確認だけですけれども、災害協定がありますよね。今何カ所ぐらいと災害協定を結ばれていますか。



◎総務課長(安田慶知君)

 災害協定につきましては、何カ所ということでいいんですか。10カ所です。



◆14番(長浜宗則君)

 次の質問に移っていきます。2.読谷村の農業政策から、?読谷農業ブランドである紅イモの過去3年の生産量と生産農家数は。?読谷村で生産されている銘柄は何ですか。?紅イモのバイオ苗の普及状況はどうなっていますか。お願いします。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 御質問2の?についてお答えします。本村における甘藷の生産量及び生産農家数は、村内の事業所等からの聞き取り調査により、次にように試算しています。平成21年度、生産量約882トン、生産農家数約50戸。平成22年度、生産量約811トン、生産農家数約50戸。平成23年度、生産量1,113トン、生産農家数約50戸。

 御質問2の?についてお答えします。読谷村で栽培される甘藷の品種、または通称で区分され、現在村が把握しているのは「備瀬」、「沖育96−1−15(通称:美恋紅)」、「沖育1−1−7(通称:甘多)」、「読谷あかね」の4種類の栽培を確認しています。

 御質問2の?についてお答えします。バイオ苗種苗育成施設は、平成22年度バイオ苗種苗育成施設整備事業によって整備されました。栽培技術や各機器の操作等については、沖縄県農業研究センターの指導を受けつつ、平成23年度の夏以降、本施設での運用を開始しています。これまでに生産した種苗は約1,500本となっており、現在は品質の安定化に向けて、検証を行っているところであります。



◆14番(長浜宗則君)

 このシーズンは、飛行場返還される前は、いつもそこに県内外の保育所の子どもたちが紅イモの体験学習ということで、イモ掘りに毎日、多くの方が見えていたけれども、読谷飛行場からほとんどイモ畑が消えてしまいまして、読谷のブランドとその紅イモが最近生産も落ちているということも聞いています。あっちこっち行きますと、読谷の紅イモはおいしいんですけれども、最近虫が入って、なかなか食べられないね、ということの村外の人たちの意見もありました。紅イモは品種は宮農36号とありますよね。それと備瀬、沖夢紫があると聞いておりますけれども、その紅イモの盛んになった1972年座喜味区の方で比嘉栄次郎さんと真栄田昌永さんに栽培をしてもらって、そこが読谷の紅イモの発祥ということで、大変貢献した方がいらっしゃいます。その後に備瀬が栽培され、その後に沖夢紫が登場しますけれども、今回この中で沖夢紫、これのほとんど生産されていないというのがどういう形でこの銘柄が消えていったのか。その原因とは何だったのでしょうか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 今、答弁申し上げました4品種については、おおむねどの世帯でも栽培がなされております。今御質問にあります沖夢紫も品種としてはございます。栽培している農家もございますが、数量が少ないということで、村としておおむね生産出荷がされている品種については、ただいま申し上げました4品種ということでございます。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前10時27分 休憩

     午前10時28分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 生産とともに生産量という形で出てまいりますが、どうしても近年、生産量が減ってきているために村としての現在把握している分については4品種ということで、沖夢紫については数量の減ということでの内容でございます。



◆14番(長浜宗則君)

 沖夢紫は以前、読谷村が率先して拡大にやってきたんだけれども、どうして沖夢紫が今ほとんどもう生産がないという原因ですよ。そのイモ自体の問題なのか、いろんな形ありますよね。そこを答えてください。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 どうしてもその品種については、反収が少ないということでございます。



◆14番(長浜宗則君)

 わかりました。そこで今、読谷村のブランド化されましたポルシェの紅いもタルトもそこの一環と思うんですけれども、この読谷村で生産されたイモ、平成23年度は1,113トンありますけれども、ポルシェに搬入されるトン数がわかればお願いします。ポルシェが使われている量ですね。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 大変申しわけございません。数量についてはちょっと新しい数字がございませんで、後日またよろしくお願いいたします。



◆14番(長浜宗則君)

 噂に聞きますと、ほとんど村内の供給では足りなくて、県外まで供給をお願いしているということを聞いていますので、せっかく読谷のブランドですから、村内で極力生産して、農家もそこに潤うような形の、そういった生産技術等もやっていかないといけないなと思いますけれども、何せ今、特に問題になっているのは、イモゾウムシという害虫との闘いだと思うんですが、今後、虫をどうして防ぐかというのは、その中で検討されているか。今回やったのはバイオで炭化して、それをつくっていくと言うんだけれども、生イモの生産が少ないということを聞いています。そこにつながるような政策は持っていますか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 近年特にイモゾウムシ等、病害虫が多くなってきてございます。やはり農家のほうにおきましても、原虫対策ということで、ぜひ圃場のほうで焼却処分、あるいは袋詰めの処分をしていただきたいということで、これまで指導もしてきておりますが、やはり畑の中ではきれいにされているんですけれども、畑の周囲のほうにどうしても残渣が残されておりまして、その残渣からまたさらに虫が発生するという繰り返しになっております。そこで8月に開所式を行いましたバイオマス試験研究施設におきまして、病害虫に遭った被害イモをぜひ搬送していただいて、そこで炭化にして、またその炭化にしたのを畑に戻していこうという、今試験研究施設がスタートしたところでございます。そういう病害虫に対してはどうしても密度を下げていかなければいけないという計画を持ってございますので、そのほうで害虫の密度を下げて、イモの単収につなげていきたいというふうに思っております。



◆14番(長浜宗則君)

 紅イモの産地として読谷村、特に島尻マージですね、そこに紅イモがとても生産があうということです。また、紅イモはとても健康食でありまして、アントシニアンは動脈硬化にも効果があるということで、今の生産がどんどんふえるような農業政策の一環として、村を挙げて取り組んでいただいて、農家とも連携しながらやっていければなと思います。そこで、読谷の紅イモということで、これからも子どもたちにも十分浸透していかないといけないと思いますけれども、このデータによると、給食ですね、調理場所長お願いします。過去にはかなり給食に出たという経緯がありますけれども、昨今の紅イモを使った給食の供給はどういう形になっていますでしょうか。



◎給食調理場所長(伊波靖君)

 平成23年の実績から言いますと、紅イモチップ、切りイモですね。ごま団子等になっております。



◆14番(長浜宗則君)

 ぜひですね、そういった健康食で、いい農産物ですから拡大しながら、農家ともイモ部会の方たちとも連携しながら、安定供給できて、子どもたちに喜ばれる給食をつくってほしいなと思っています。それとバイオ苗がありますよね。これはたしか南部農林高校と連携して、大変脚光を浴びたんだけれども、その後の動向が見えてないんですけれども、どうなったでしょうか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 以前に南部農林高校のほうとのバイオ苗の提携をしてございましたけれども、数量のほうが確保できないということで、その事業については断念をしてございます。そして新たに今回、バイオ苗の普及ということで独自で県農業研究センターのほうと提携をいたしまして、昨年度バイオ苗の施設を完成させて、去年の夏から稼働している段階でございます。



◆14番(長浜宗則君)

 ぜひですね、いい苗を拡大しながら、こういう害虫に強いとか、生産が高いとか、そういうもので、ひとつ頑張ってほしいなと思います。次に3番へ行きます。

3.一括交付金から。?南部地区に複合型多目的施設の建設を伺います。?読谷村民体育館の建設を伺います。?南米との交流事業の創設を伺います。



◎副村長(池原栄順君)

 質問の?南部地区に複合多目的施設の建設を伺うについて、お答えをいたします。南部地区の複合多目的施設の建設につきましては、これまでも古堅公民館跡地等に子育て支援等を含めた複合施設整備ができないか検討してきております。しかし、一括交付金を活用しての子育て支援等を含めた複合施設の整備につきましては、県内でも建設費の内諾を得た事業はなく、本補助金を活用できるかは今後県と情報交換等を行いながら検討してまいります。

 ?読谷村民体育館の建設を伺うについて、お答えをいたします。同施設は、平成12年度に作成されました村民センター地区整備基本計画において、村民センター地区への建設を検討してまいりました。今後は、現在取り組んでおります第2次読谷補助飛行場跡地村民センター地区跡地利用基本計画策定の中で再度検討してまいります。

 ?南米との交流事業の創設を伺うについて、お答えをいたします。今回の一括交付金では、内閣府より6町村が南米、ハワイ、台湾等への海外派遣事業の内諾を得ております。本村ではこれまで平成5年から現在まで読谷村海外移住者子弟研修生受入事業協力会と協力し、南米はボリビアから7名、ブラジルから13名、アルゼンチンから10名、合計30名の海外留学生の受け入れを行っております。一括交付金を活用して、読谷村から南米も含んだ海外への派遣交流につきましては、派遣先の治安や受け入れ体制の確保等が可能かどうか検討してまいります。



◆14番(長浜宗則君)

 この南部地区への複合多目的施設の建設は、私は議員に当選した2004年からずっと言い続けて、かれこれもう七、八回、皆さんに質問していますけれども、なかなか実現がされていません。南部地区の未加入率の高さもそうですけれども、そういった子どもたちがほとんどお家の中で過ごしているのではないかということで、大変懸念していたんですけれども、とうとう10年たってしまいました。この子たちが果たして読谷村に愛着を持つでしょうかなと思って、心配している最中であります。当初はNTT施設の再利用とか、その後、今の古堅公民館の跡地を利用した施設ができないかということで、歴代の助役とか村長は検討する余地はあるけれども、なかなか財源がないから厳しいということで、今日まできています。読谷村として古堅公民館跡地の利用計画も見えてこない現状ですけれども、再度問いますけれども、古堅公民館跡地にそういった施設をつくって、南部地区の活性につながるようなことを考えていませんか。再度お願いします。



◎副村長(池原栄順君)

 私たちとしてはその必要性は非常に理解をして、幾らか議論をしてまいりました。今回も一括交付金でできないかというのを県のほうに打診はしてみました。それで福祉と教育という部分についてのいろいろ交付金の要綱等について、まだはっきりしない部分があるということで少しその辺は認められない状況がございました。再度、交付要綱の見直し等がこちら読谷から、県を通して、その辺の利活用等については議論をしていくべきだろうというような形で、できる限りその方向で動いていきたいということでございます。



◆14番(長浜宗則君)

 これは9月の11日に載った情報ですけれども、一括交付金の中で学習支援、子ども支援も一括交付金の対象になりますよということの見出しが出ているんですけれども、子育て支援の対象として、今一括交付金の適用が可能ではないかと思うんですけれども、そこをもう一度お願いします。



◎副村長(池原栄順君)

 今年度につきましては、メニューもほぼ大体埋まってきました。それで今指摘があったように、幾つかやはり市町村から打診をしながら、内閣府として検討している部分がございまして、その辺は緩やかにそれは考えていくということはあるんですけども、今県からそういう要綱等についての、まだ具体的な具申等がありませんので、ただ、前向きにとらえていきたいという形は申し入れはずっとやっております。



◆14番(長浜宗則君)

 なぜかというと、南部地区にそういった施設がないんですよね。そこでずっと問い続けているわけですけれども、ぜひ実現に向けて、鋭意努力をお願いしたいと思います。それと体育館ですけれども、前の勤労者体育センターですかね、これも2回ほど質問をされています。もう築30年余りで耐震構造もされていないということで、とても心配ですけれども、本来の村民センター地区の基本計画の中にはあったんです。そこでもう一度、村民体育館の建設に向けての取り組みは検討されているかどうか、お願いします。



◎生涯学習課長(玉城秀友君)

 体育センターにつきましては、体育館ですが、築31年を経過しております。ただいま議員のほうから耐震に耐えられない建物ではないかという、ちょっと御発言がありましたけれども、そのほうにつきましては確かに旧基準で体育館は建設されておりますので、耐震審査というのがありますので、その辺でもって、一定程度の震度にどれだけ耐え得るかという審査は出てくるので、現段階でこの建物が危ないという認識はないと私は思っております。そういうわけで、今体育館の建設につきましては、いずれにせよ31年を経過しているところもあり、今後、村民センター地区への建設を最初の答弁申し上げたとおりに、今後の建設計画を入れられるか、今計画をやっている途中でございます。



◆14番(長浜宗則君)

 今回の一括交付金の中でも残波の芝の入れかえとか、野球場のリフォームとかに2億円余りを使っていますけれども、今ニーズとしては体育館のほうが、むしろ村民からは高いのではないのかなと思いますので、鋭意そこも検討されて、村民のニーズに合った施策をひとつお願いします。

 ?の南米との交流事業。たしか海外移住子弟の研修があることは聞いていますけれども、ほとんど村民にそれが浸透しているかどうかちょっと疑問なんです。私も来ていることはわかるんだけれども、どういう形で取り組んでいるか。いつ帰ったかと思うと、後で読谷広報にしか載りません。これも研修ですから、もう一報ですよね。やはり今南米に村民の方がいっぱいいると聞いています。南米には昔からの習慣とか、方言とかが残っているということですから、ぜひ次の世代同士の交流をしながら、そことのパイプ役として国際的豊かな子たちにするためにも、どうでしょうか。やはり交流事業としてこれを拡大化ができないかなと思いますけれども、どうでしょうか。その検討は可能性ありますか、お願いします。



◎企画財政課長(與那覇操君)

 今年はブラジルのほうからお一人方、今研修中でございます。約半年ぐらい研修していくわけですけれども、先ほど副村長の答弁にもありましたが、南米に関しましては治安の問題がよく言われます。それともう1つ、懸念されるのは、例えばそれを交流というか、研修を実現する場合に、どれぐらいの期間を設定するのかというのがまず1つございます。我々もう20年研修生を受け入れてきておりますが、いわゆる役場の仕事として、一人の担当がほぼ24時間つきっきりという感じで対応しています。ホームステイ先との調整ですね。あと研修先との調整、あるいは夏場になりますとエイサーがありますから、夜も出て行って、そこら辺の調整等ということで仕事としてやっております。ただ、これを逆に向こうの村人会のほうに送った場合に、向こうとして、そういった組織は、組織と言いますか、役場というわけにはいきませんので、あくまでも個人的にというか、なりますので、そこら辺が例えば半年も何カ月も同じ家で対応できるのかというのも実は懸念があります。もう1つは、どういった形を研修してもらうのかということです。よく南米の方々、20年超えていますが、こっちで勉強するのは大体三線であったり、伝統文化であったり、あとはコンピューターとか、そういった先進技術ですね、日本のほうは進んでいますので。どういった形で送るのかということもあります。このお話はかなり前から村人の方々もお話はございます。昨年のウチナーンチュ大会でもそのお話は出ました。ですが、なかなか送り先、受け入れる側の体制がかなり負担がかかるのではないかなというふうに我々は考えております。そこら辺がクリアできれば、先ほど言いましたように一括交付金の活用もできているという事例もございますので、前向きに考えてもいいと思うんですが、ただ、受け入れ先がほんとに実現可能かどうかというのも、もう一回意見交換もする必要はあると思っております。



◆14番(長浜宗則君)

 前向きの答弁ありがとうございます。実はもう既に30名近くの方が体験をしているんですよね。そういう人も地域で恐らくリーダーとして頑張っているようなことも聞いていますので、ぜひボリビアの読谷村人会からも派遣すれば受けていいというようなことも聞いていますので、その辺の情報も入手しながら、ぜひ交流事業で培われた体験というのはとても重要なことです。私は10何年、子ども交流事業に参加しているんですけれども、ほんとに短期間で子どもたちが変わってくるんです。やはりいろんな体験をすることによってできる。そういう環境をつくっていかないと、人材をつくるのが読谷の目標ですから、そこに加担しながら、ぜひすばらしい人材で読谷を今後リードする人たちをつくってほしいなという思いであります。ひとつ検討をよろしくお願いします。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前10時48分 休憩

     午前10時49分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎村長(石嶺傳實君)

 長浜議員、御意見のとおり、今三世、四世ということで、ほんとに交流が読谷村に来ていただくだけでも非常に厳しいような関係ができてきていると思っています。また親戚同士というのは親戚ですから行くんですけれども、果たして読谷村とどうなのかということでは、もうちょっとこちらからも今あるようなことも含めて、一括交付金の活用とかも含めてやっていきたいと思います。南米だけではなくて、ハワイとか、またほかにも海外もあるかと思いますので、そこら辺は今企画課長も言っていたように検討していきたいと思っています。



◆14番(長浜宗則君)

 4番目に行きます。4.こども医療費助成から。?償還払いから自動償還払いへの移行の考えは。?現物支給の導入の課題は。



◎こども未来課長(新里紹伝君)

 御質問の4の?についてお答えいたします。自動償還払いは受給のため村窓口へ申請に出向く必要がなく、自動的に村から医療費助成金が給付される方式となることから、利便性が高くなると認識しております。しかし、県内医療機関が統一して自動償還払いの制度に対応できなければ混乱を来すことが考えられます。現在、県のほうで自動償還払いに向けた検討を始めたところでありますので、県との情報交換を密にしてまいります。

 次に、?についてお答えします。沖縄県こども医療費助成事業補助金交付要綱の規定により、助成の方法は償還方式となっており、市町村が現物給付を導入した場合は、県補助の対象外となることから、村の財政負担が大きくなります。



◆14番(長浜宗則君)

 こども医療費助成事業の受給のあり方ですけれども、現状としてはとても手続がややこしいと。窓口で払って、またいつか役場に来て、1年以内に申請しないとこの立てかえたものが償還が戻ってこないという、もう大変二重、三重の今の現状です。たまには少ないからいいということで放棄する方もいると聞いています。そこで県も今対応しているように自動償還払い、そういった受給手続が必要なくなるわけです。そのほうで県も検討に入ったと聞いていますけれども、今課長の答弁では、県内全医療機関がそこに対応しないと厳しいということもあります。これは負担は減るが、たしか受診等の立てかえは、そのままなんですよね。例えば低所得者とかが、立てかえができないときは病院に行けないという形になるんです。確かに前回もこういう話を聞いたときに、課題が指摘されたのは安易に、ただ何でもかんでも病院に行かれて受診するという、コンビニ受診が懸念されると。それと今の小児科の医師不足もしかりですけれども、とてもパニックになって対応できないような状態ですよということでありました。ほんとに今そうでしょうか。風邪をひいたとか、急に熱が出たときにしか行かないと思います。そこの対応として、財政的にも国保の負担も減額措置がとれるということで、財政調整機関がカットされるということも聞いております。そういったもので国保の財政経営運営にも影響を及ぼすということとか、そういった県のこども医療助成事業補助金要綱では、補助金の対象となる支払いは償還払いと決めているから、それにやるということですけれども、どうでしょうか、軽減するためにも今県も推進していますけれども、村としては県が認めればすぐ導入するということなんでしょうか。



◎こども未来課長(新里紹伝君)

 先ほど答弁したように自動償還払いというのは利便性が高くなると認識しておりますので、村としても自動償還払いのほうが利用者にとっては有利ではないかというふうに考えておりまして、県のほうがそういった形で今具体的な検討に入っておりますので、その方向でまた県との連携、情報交換も行ってまいりたいと思っております。



◆14番(長浜宗則君)

 次の現物支給の課題ですけれども、全国では現物支給が主流で75%の市町村が採用したとあります。これを見るとほんとに沖縄県はおくれているのかなということになりますけれども、なぜ現物支給が必要かと言いますと、だれも平等に助成が受けられる現物支給のほうが必要と。お金がなければ病院に行けないのかと、そういう懸念も出てくるわけですけれども、この現物支給のこの財政負担が多くなるということは、恐らく県の補助対象から外れているからということでしょうか。



◎こども未来課長(新里紹伝君)

 沖縄県こども医療費助成事業補助金交付要綱の規定に基づきますと、償還方式ということになっておりますので、読谷村が現物給付に変えた場合、県の補助がなくなるということになります。それからしますと、平成23年度の実績で言いますと、県補助金の約2,500万円、その2,500万円が村の負担になるということになります。



◆14番(長浜宗則君)

 ほんとにこれ財源も県が2分の1、村が2分の1ということであります。今の利便性だけでは問題だということですけれども、県内の導入するところはないんですよ、1カ所も。これは県の14から15%の減額があるから、なかなかそこにはいけないということですけれども、やはりこれは県とも調整しながら自治体ですね、受給資格者証だけもらえば、あとは病院に行かれてどんどん自治体で償還するということがあれば、子どもたちが健康にいろんな面でできるかなと思いますので、もしあれば村からもそういう提案をどんどんやってもらって、現物支給になるようにお願いしたいと思います。

 最後に、特定健診に入っていきます。?平成24年度目標の到達予想はどうなっていますか。?未受診者の過去3年の年齢別の理由は何ですか。?村民の健康に対する意識の動向は変わったのでしょうか。お願いします。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 まず最初に?にお答えをいたします。特定健診の受診率の推移を報告いたします。初年度の平成20年度31.6%。2年目の平成21年度32.8%。3年目の平成22年度37.3%。4年目の平成23年度は速報値になりますが、41.0%となっております。対前年度比、毎年1.2ポイントから4.5ポイントの増加となっております。最終年の平成24年度の予想といたしましては、平成23年度の同等以上と考えております。

 次に、?にお答えをいたします。過去の特定健診の未受診の理由を報告いたします。平成21年度は3年以上未受診者を抽出し、個別訪問を行い、聞き取り調査を行っております。全体の集計のみとなりますが、1位が通院中、2位が受診予定あり、3位が職場健診ありとなっております。

次は、年代、年度、未受診理由の上位3位までを報告いたします。40代、平成22年度、忙しい、通院中、職場健診受診。平成23年度、通院中、個人で受診、これから受診予定。次に50代を報告します。平成22年度、通院中、職場健診受診、忙しい。平成23年度、これから受診予定、通院中、個人で受診。次に60代、平成22年度、通院中、職場健診受診、忙しい。平成23年度、これから受診予定、通院中、個人で受診予定。最後に70代であります。平成22年度、通院中、忙しい。平成23年度、これから受診予定、通院中、個人で受診。以上でございます。

 最後に?にお答えをいたします。特定健診の受診率が、平成20年度31.6%から平成23年度41.0%、9.4ポイントの伸びや保健指導率が平成20年度20.4%から平成22年度58.2%、37.8ポイントの伸びに伴い、糖尿病等の医療機関外来受診が、平成18年1,114人から平成22年に1,412人、298人の増加がありました。よって、重症化予防につながっていると考えております。このようなことからも村民の健康に対する意識の動向は、かなり上向いていると言えます。以上でございます。



◆14番(長浜宗則君)

 年々大体2%か3%ずつ上がっているのは成果として届いております。これ、いろんな施策があったんですよね。日曜健診とか、あるいは健康サポーターを養成してやるとか。そういう効果はこの数字の上昇率で判断してよろしいでしょうか。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 議員おっしゃるとおりでございまして、まずは住民の皆さん、みずからの健康を守るという意識を持って、受診率が向上していると。それでもって地域の皆さん、いわゆる地域の区長から推薦をいただきましたサポーターの皆さんの足で地域の皆さん、住民に健康のお話をしていただくということ等を含めまして、つけ加えて申し上げますと、平成23年からスタートをいたしましてサポーターでございますが、地域の区長お二人が去年は参加していただきました。今年度、8区の区長や会長がサポーターに入っていただきました。そのようなことで地域の皆さんの力添えは大変うれしく思っております。そのようなことから受診率の向上につながっていると考えております。



◆14番(長浜宗則君)

 この対応は行政区入っている方たちの対応ですね。行政区未加入の方々の受診率とか、そういう未加入の未受診への対応はどういう形でやっていますか。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 サポーターの皆さんの主な仕事といたしましては、地域という行政区加入ということになりますが、それ以外の未加入の皆様に関しましては、我々職員のほうで随時地域ごとに回りながら啓蒙等、あるいは受診勧奨等を行っております。そのような形で全体を押し上げるような形で数値も上がっていっているということで報告をさせていただきます。



◆14番(長浜宗則君)

 読谷でも国保税の問題が昔あって、たしか平成20年には4億4,000万円の不足が生じまして、たしか平成21年からは繰入金を3億円を限度としてやっております。平成21年には赤字を繰り上げしてやっていますけれども、そういう形で健診が上がれば国保との関連性というのはどういう形でとらえていますか。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 これまでたびたび国保の担当課のほうからお話をしていただいているところでございますが、本村の国保1人当たりの金額は低い水準にあるということは御理解いただけると思うんですが、私ども健康を守る、あるいは適正化を目指しているところの課といたしましては、やはり早目早目の予防で外来治療を行っていただく。いわゆる通院とか薬等でまずは低い医療費でもって抑えていくと。ですから最終的には人工透析等の大きい医療費がかからない手前で抑えていくということで保健指導に力を入れているというところでございます。



◆14番(長浜宗則君)

 確かに今の特定健診は重症予防化につながるということで、今課長のほうからありますけれども、一番問題になっているのは糖尿病ですよね。そこのほうでできたのが一番透析ということがあります。この透析も2011年には全国で30万4,592名、医療費が1兆5,000億円、1人当たり約500万円の費用がかかるということであります。年齢については70代後半ということでデータ出ていますけれども、村内の透析者の年齢別数は御存じでしょうか。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前11時05分 休憩

     午前11時06分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 手元の資料で申し上げますと、これひと月間の5月を例としました国保側からの提供でございますが、失礼いたしました。これは人工透析ではなくて、それに至る糖尿病の分です。数値としましては先ほどの数値になります。60代といたしましては408名から548名で約140人。50代が約60人の増でございます。透析ではございませんということで、手元の資料はその手前の糖尿病という形になります。



◆14番(長浜宗則君)

 糖尿病の場合、生活習慣病ですから、これは確かに早期発見、早期治療をすれば治るということは聞いていますので、今後健診率もいいんですけれども、いわゆる未受診の方たちの底上げが大変重要かと思います。特に今この特定健診の対象が40代から70代になっていますけれども、これからは20代から一般健診の対象者も広げていって、この子たちが将来、重症化にならないような対応として、ぜひその辺のデータを分析しながらやってほしいと思います。特に生活習慣の中でも生活指導が去年から医者を委託して、重症化にならない前に医者と対応して指導をうかがうということで、大分成果が出たと聞いていますので、ぜひそういった医者による対面指導ですね、これ去年はどのぐらいの回数で何名ぐらいあったかどうか。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前11時08分 休憩

     午前11時09分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 昨年度の実績でございますが、9回の回数で延べ19人の皆さんに直接医者のほうから相談等をいたしております。



◆14番(長浜宗則君)

 読谷村のキャッチフレーズ、がんじゅうの村づくりの中で、4点ほど施策項目がありました。1.村民みずから健康づくりを行う。2.村民と事業所等が一緒になって健康づくりを実践する。3.村民が健康づくりを地域、字で一緒になって支え合う。4.役場体制の強化と連携して健康づくりを総合的に行う。ということで課長からの答弁としては、そういった成果が見られたということでよろしいでしょうか。



◎健康環境課長(真栄田敏光君)

 これは私ども役場は当然でございますが、まずは住民の皆さんの御協力があってのことだと思っておりますので、これからも引き続き、役場行政の健康づくり等につきましても、御協力いただきたいと考えながら、第2期も次年度から始まりますので、今後ともよろしくお願いしたいと考えております。



○議長(新垣修幸君)

 長浜宗則議員の質問は終わりました。

 休憩いたします。

     午前11時10分 休憩

     午前11時22分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。

 休憩前に引き続き一般質問を行います。

 議席8番・上地利枝子さんの一般質問を許します。



◆8番(上地利枝子さん)

 村民の皆さん、傍聴席の皆さん、こんにちは。本日は民生児童委員、そして地域福祉研究会の皆さんが傍聴にいらしていることに感謝を申し上げます。ありがとうございます。議席8番の上地利枝子でございます。第410回読谷村定例議会におきまして、通告の順に従い、一般質問をさせていただきます。

 まず大きい1番目、防災計画については、いろんな議員の皆さんが今回質問をされております。私は今回は防災計画の1点に絞って皆さんに確認をさせていただきたいと思います。本村の防災計画についてでございます。自主防災組織の組織化と活動状況についてをお伺いいたします。



◎総務課長(安田慶知君)

 御質問の1についてお答えいたします。現在自主防災会を発足しているのは3字であります。長浜区、渡具知区、そして大添区が結成しております。昨年度から海岸線沿いの字につきまして自主防災会の設立を推進してきましたが、楚辺区及び都屋区につきましては、いまだ結成されておりません。今年度を目標に該当2字とは、設立に向けて調整していきます。その後、村全域に範囲を広げ「自分たちの地域は自分たちで守る」ということを実践していただきたいと考えております。最終的には自助、共助の体制を整え、公助として災害対策本部との連携を図ってまいります。



◆8番(上地利枝子さん)

 以前に沖縄大学の稲垣先生の防災に対する講演会がございました。稲垣先生は阪神淡路大震災を体験して、その体験をもとに講演会を行っていらっしゃいました。そこでの役割についてを大きく報じられておりますけれども、災害のときの役割、自助、先ほどから答弁にもございます。自助、共助、公助がありますと。自助の部分で7、共助の部分で2、公助の部分が1、災害のときは「自分で自分の命を守る」ということが大きな減災につながってくるんだということの講演でございました。ということは、「みずからの命はみずから守る」ということが災害においては必要だと思います。そのことからして、やはり自主防災会、自主防災組織の立ち上げというのはすごく重要になってくると思うんです。その1年間で私たち読谷村は3字ということで今答弁をいただきましたけれども、その自主防災組織を立ち上げて、その立ち上げるための皆さん公的な部分が一応必要になってくると思います。公助が1とはいえ。そのための啓蒙活動であったり、そして防災教育の面で必要になってくると思いますが、現在、組織化をした自主防災会、自主防災組織の活動内容、現在防災組織を立ち上げて、次どういう展開をしていくのか。どういう展開を考えているのか。そして役員体制について答弁をお願いしたいと思います。



◎総務課長(安田慶知君)

 自主防災会に対しての活動内容ということですけれども、これについては渡具知区のほうは今年度の活動といたしまして、子ども会を対象とした防災訓練を開催しております。これは8月19日に行われました。具体的な内容としましては、海抜表示を渡具知区の海岸沿いのほうに今掲示をしておりますが、それの場所の確認を子どもたちと一緒に回ることによって、私たちも参加して、その場所が海抜何メートルであると。津波が来るとここは危険なところだからということで、海抜表示の説明も赤、黄色、青と色分けもされているというようなことをお話をして、その場合、古堅南小学校に向かって避難をするというような内容のことを話しながら、字内を回っております。その後、消防による消火訓練等を行っております。このときの参加者が子ども会、子どもが35人、父母11人、渡具知区の防災員が21名、役場から4名、消防から5名、合わせて76名が参加しております。渡具知区につきましては、10月に防災訓練を実施することを今検討をしているところであります。長浜区につきましても、防災訓練を今年度も開催する予定でずっと調整はしておりましたけれども、当初8月ごろ予定しておりました。諸事情いろいろ字の事情等がありまして、それが今、日程が変更になりまして、11月を目標に計画しております。大添区につきましては、自主防災会発足以来、2月から毎月のように会議を開催しております。その中で避難地の見直しとか、防犯パトロール隊の立ち上げをしたり、いろんな活動をして、9月23日に字の防災訓練を開催する予定になっております。トータルで9回の会議を開催しておりまして、そのうち8月、9月については、私たち総務課のほうも参加させていただいて調整をしております。最終があした、また会議を開催して、そこで最終の会議にしまして、23日に防災訓練を開催してまいります。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午前11時30分 休憩

     午前11時31分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎総務課長(安田慶知君)

 役員体制につきましては、設立のときに役員名簿を提出していただいていますけれども、中には充て職になっているところもありまして、字の役員がかわったことによって、防災会の役員も変更になっている部分もあります。



◆8番(上地利枝子さん)

 自主防災組織、防災会を立ち上げて、積極的にその後の訓練等、いろんな活動について動いているということに評価をしたいと思いますが、確認をさせていただきたいのですが、役員体制の中に、地域にいらっしゃったら、元消防職員であったり、そして民生児童委員であったり、婦人会は毎年役員体制が違ってくると思うんですけれども、あと赤十字奉仕団であったり、地域のそういう方々も役員体制の中に入っているのかどうかを答弁をお願いをしたいと思います。



◎総務課長(安田慶知君)

 役員体制につきましては、字のほうで役員のほうは決めておりますので、特に私たちのほうから元消防職員を配置してほしいとか、赤十字の方を配置してほしいとか、というようなことでのお願いはしておりません。ただ、やはりそういう方々が当然役員のほうには入ってきているのかと考えております。確認はしておりません。



◆8番(上地利枝子さん)

 ぜひですね、そこら辺は把握していただきたいと思います。というのは民生児童委員、やはり要援護者の方々の情報は民生児童委員の方々がしっかり情報としてはキャッチしていますので、民生児童委員の方々も役員体制の中に入っていただいて、避難時の要介護の方々の避難するときの誘導、指導的な立場に立っていただきたいということを要望したいと思います。あと避難したときに、例えば今後の展開なんですけれども、避難所生活の体験シミュレーションについては本村としては行う考えはあるのかどうか。避難したときのその避難所の生活を体験するシミュレーションです。それを考えていらっしゃるかどうかを答弁お願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 避難所の体験というのは一時避難所から宿泊を伴うことになっての二次避難所への体験だというふうに考えますが、今の段階ではそこまでの、まだ準備をしておりませんので、今後検討のほうをしていきたいと思います。



◆8番(上地利枝子さん)

 災害が起こって、一時避難は皆さん割と避難訓練でされているんです。しかし、避難をしたとき、避難所でやはり生活をするときの体験というのはすごく重要になってくるんです。例えば避難所の体験をすることによって、不安感が出てくると思います。例えば集団生活の中でどういった形になるのか。そして食事がございます。トイレ、そして持病を持っている方もいらっしゃると思います。そしてペットですね、ペットは今家族同様に扱っていますよね。そのペットの問題もございます。そしてお風呂の問題、そして先ほど来、述べました要介護、要援護者の方々、高齢者の方々が避難したときにどういった形の生活をおくれるのかということを、避難生活のシミュレーションを体験することによって、その課題が見えてくると思うんです。そこでいま一度検討ということではございますけれども、いま一度答弁をお願いしたいんですが、今後そういう避難所生活体験、どのような形で、村としてどういった形で自主防災会が立ち上がった後とか、今自主防災組織が立ち上がっている方々を先駆的にシミュレーションをやっていくのかどうか。そこら辺をちょっと考えがありましたら答弁をお願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 現在、自主防災会自体が設立されているのが3字でありまして、今年度都屋、楚辺の設立に向けて、これから調整をしていくところであります。その後も各字の防災会の設立の調整を次年度以降、進めていくことになりますので、二次避難所での模擬体験と言いますか、そういったことはすごく重要だと考えてはおりますけれども、新しく設立したところとの防災訓練とか、そういった指導とかを含めて、その部分まで私たちができるのかというところを検討しながら対応していきたいと思います。



◆8番(上地利枝子さん)

 ぜひ、それはシミュレーションを行っていただきたいと思います。そして災害はいつ、何時起こるかわからないということで、災害の時間帯によっては、村民だけではなくて、例えば職場の関係者もいらっしゃいますよね。他の市町村から読谷村にいらっしゃっている方々がいらっしゃいます。そして観光客がいらっしゃいます。そういった方々への想定した啓蒙活動です。例えばその方々に対する情報発信はどのような形で考えているのか。先ほど海抜表示については色分けをして表示をしているという渡具知の、その情報もございますが、海抜表示についても各字早期に必要があると思うんです。というのは、やはり村外からいらっしゃる方々への情報発信のために、そして避難場所と避難ルートについてはそういう方々について、どのような形で情報を提供するということを考えていらっしゃいますでしょうか。答弁をお願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 今海抜表示のお話がありました。渡具知区、それと残波からアリビラにかけての海岸線のほうに掲示をしてあります。これから長浜、楚辺、都屋については、今検討しているのは字の皆さんを巻き込んだ掲示の方法を検討しているところであります。今年度は海岸線を中心にということになります。それとあと、ハザードマップのほうも今作成しておりますので、ハザードマップで避難場所とかの確定をしていく中で、避難路についても海岸線を中心に掲示をしていきたいというふうに今考えております。観光客そういった方々の避難とか、そういうふうな話ですけれども、これはきのうお話したエリアメールというものがありまして、携帯電話で地域のその状況が発信できるようになっておりますので、台風16号のほうで情報発信を今回初めて行っておりますので、それをもっと拡充をしていって、地域にいる方々すべてにその情報が行き渡るようにしたいと思います。今ドコモのエリアメールのほうの実証をしておりますけれども、auとソフトバンクについても申請のほうは今しております。これは向こうから許可がおりてパスワード等が送付されてくれば、その3社についてはエリアメールが送られるということになります。



◆8番(上地利枝子さん)

 ぜひ早急に実施していただきたいと思います。あと1点ですが、備蓄についてでございます。例えば庁舎内は備蓄はございますよね。避難場所に対しての備蓄、例えば水であったり、毛布であったり、そして食料、最低限必要な備蓄もやはり避難場所には必要だと思うんですが、そこについてはどのようにお考えでしょうか。



◎総務課長(安田慶知君)

 今避難場所ということなんですけれども、例えば台風が発生したときの自主避難がございました。その方々については避難場所を役場のほうに指定をして、役場内にある畳間のほうを利用していただきました。役場の中にはもちろん毛布も枕も装備しておりますので、それを使っていただいて対応をしております。文化センターのほうにも枕や毛布については準備はしてございます。飲料水、それ以外の備蓄品という話でしたけれども、今のところは役場内での保管になっております。



◆8番(上地利枝子さん)

 なぜそういうことを話をするかというと、去る7月2日から7月5日まで議員何名かで東日本の大震災が起こった宮城県を中心に視察に行ってまいりました。見ることによって、その悲惨な状況を手に取るようにわかる。そして体験している人たちの声を聞くことによって、大変さがほんとに身にしみて感じたということなんです。その中で小さな区ではあるんですけれども、蛤浜地区の区長の体験を聞くことができました。その区は小さい集落ではあるんですけれども、近くは海、見晴らすと山、山と海に囲まれている区なんです。そこが今回の災害のときに陸の孤島化をしてしまったと。3日間、だれも気づかない、どこも気づいてくれない。避難した人たちは3日間、公民館で震えと寒さと、飢えですよね。唯一、蛤浜区の区長は災害に対する意識が高くて、備蓄3日分を用意していたと。公民館にですよ。食料、そして水、この区の方々が避難したときに、どうしても3日分は必要だということで常日ごろから用意していたということで、だれも気づかない区の方々は3日間、自衛隊が探して、自衛隊の救助が来るまでに、その3日間の飢えをしのいだという体験がございました。やはり地域のリーダーが、そういう意識で私たちの、自分たちの地域は自分たちで守っていくという姿勢が、やはり減災につながってくるということなんです。それからしますと、私たち読谷村全域、広いですよね。どの区がひょっとしたら、1つの字が陸の孤島化をするかもしれないです。その中で例えばそこに備蓄品がない。食料がない、水がない、どうしますか。大変ですよね、そういう意味では避難場所に何日か分の、その避難の区域の、区域に合った備蓄は必要だと思うんですけれども、今後どのように考えるでしょうか。そのことを聞いて答弁をお願いします。



◎総務課長(安田慶知君)

 現在ハザードマップのほうを作成中でありまして、避難場所の指定についてもあわせてやっていきます。現在指定されている避難場所としては、すべてが役場周辺の施設になっております。それ以外だと運動場とか公園とかになりますので、そこには宿泊施設自体がありませんので、今考えられるのは避難する最終的な場所としては役場周辺ということで考えています。避難場所をもっと村内の設置指定した場合には、将来的にはそこも考えていかなければいけないところではありますけれども、そもそも今読谷村自体が備蓄している数も村民が3日間避難をした場合に、それをすべて賄える分も持っていませんので、まずはそこから備蓄品をふやしていくことから進めていきたいと思っています。



◆8番(上地利枝子さん)

 それはしっかり考えていただきたいと思います。9月1日は防災の日ということで定められております。年1回は9月1日を防災の日と設定されているわけですから、早目に村内23字、自治会も含めて自主防災会を早目に立ち上げていただいて、そして年に1回は村全域で防災について考える。そして防災についてしっかりと認識していただきたいと思います。そのことによって災害に強い読谷村ができ上がってくると思いますので、ぜひよろしくお願いをいたします。次の質問に入ります。

 2.読谷村地域福祉計画の進捗状況についてでございます。?福祉委員会の設置はどうなっていますか。?コミュニティソーシャルワーカーの配置について。?災害時要援護者避難支援体制づくりについて。?相談支援センター設置状況についてをお伺いいたします。



◎福祉課長(大城真悠美さん)

 2の読谷村地域福祉計画の進捗状況についてお答えいたします。?についてですが、現段階では、まだ設置しておりません。今年度から設置に向けて、社協と福祉課で協議を行い、地域見守りネットワークを構築するための事業を計画しております。この事業を展開するために、大木区、長浜区をモデル地区に選定し、社協、福祉課、区長、民生児童委員、地域の有志等で協議を重ねております。まずはモデル地区で日常的な声かけや見守りに努め、地域住民を主体的とした福祉委員会の設置に努めていきたいと考えております。

 ?についてですが、社協に社会福祉士等の専門職の配置が設置できないかどうかで、現在協議を重ねているところでございます。

 ?についてお答えいたします。昨年度は要援護者の実態調査について、災害時における支援希望者の把握を行いました。今年度は要援護者の台帳及び要援護者マップの整備を図ってまいります。また災害時における要援護者の避難支援を適切かつ迅速に行うため、読谷村災害時要援護者支援計画を年度内に策定いたします。

 ?についてですが、基本的には中学校区単位の2地区に設置をしたいと考えておりますが、相談支援センターの設置には、まだ至っておりません。



◆8番(上地利枝子さん)

 ?のモデル地区として、大木区と長浜区に選定した理由についてお伺いします。



◎福祉課長(大城真悠美さん)

 まず中学校区、2校ありますけれども、2地区をモデル地区にしたいという考えがありました。それでなぜ長浜区と大木区なのかということなんですが、読谷中学校区は長浜地区、先ほどからもいろいろ御質問がありますけれども、長浜区は自主防災組織を立ち上げた地域でありまして、昨年度そういった訓練も行っております。それで地域的なエリアにしても線引きがしやすいというか、そういう地域ということで長浜区を選定しました。古堅校区の大木区なんですけれども、大木区は地域のエリアが割と長田区とか牧原区とか、そういった形で字が混在している地域ということと、そういう面が長浜区と少し違うかなということで、また大木区というのは民生児童委員が5名いらっしゃいますので、そういう点でやはりモデル地区としてネットワークづくりができないかどうかということで選定いたしました。



◆8番(上地利枝子さん)

 ただいまの答弁の中で、読谷中学校区と古堅中学校区、中学校区に分けた形の地域福祉計画の中でもそういうふうにうたわれておりますが、その中で?のコミュニティソーシャルワーカーを配置ということでございますけれども、コミュニティソーシャルワーカーを配置するときの意義についてお伺いをしたいと思います。



◎福祉課長(大城真悠美さん)

 地域福祉計画の中で、重要なポイントとしてコミュニティソーシャルワーカーの配置ということで、17ページにうたわれておりますけれども、コミュニティソーシャルワーカーというのは保健とか医療とか、福祉分野のサービス等のコーディネーター的な役割ということで私どもは認識しております。今実際、相談支援体制なんですけれども、お年寄りの場合は包括支援センターとか、それから子どもの場合は子育て支援センター、障がいの場合は障がい者の相談支援専門員とか、社協は社協で困り事とか、心配事相談という形で、それぞれの分野で相談は実際的には行われております。それをさらに地域でコーディネートしていけるような専門職の配置が必要かなということで、地域福祉計画にはうたっております。コミュニティソーシャルワーカーをどこに配置したほうがいいのかどうかという協議を社協のほうといろいろと協議しておりますけれども、県内のコミュニティソーシャルワーカーがいらっしゃる地域をいろいろと勉強させていただきましたら、やはり社会福祉協議会、地域福祉の核となる組織ですので、そこに配置したほうがいいのではないかということで、以前は行政のほうで設置しますという過去にそういう答弁もあったみたいですけれども、ちょっとやはり協議をいたしまして、できたら社会福祉協議会にコミュニティソーシャルワーカーの配置ができないかどうかということで、今協議中という段階です。



◆8番(上地利枝子さん)

 今前向きな答弁をいただきました。私も以前にこの場でコミュニティソーシャルワーカーの配置についてお願いしたことがございます。そのときに答弁の中では行政のほうでワーカーを置いていくということの答弁がございました。私としても今課長の答弁がございました社会福祉協議会のほうでコミュニティソーシャルワーカーを配置をしていただくというのが地域の末端まで福祉のサービスが受けられるということになってくると思います。特に私も何年か前、主任児童委員をさせていただきました。民生児童委員の皆さんの抱える課題というのがすごく大変な課題がいっぱいございます。というのは、民生児童委員は自分のエリアを持っていらして、そのエリアの中でいろんな相談を受けます。エリアの中で相談を受けるその内容がいろんな内容なんですね。不登校問題であったり、それから精神障害の問題であったり、生活保護の問題であったり、そういった相談を受けた民生委員はそれは守秘義務ですので、自分で抱えてしまっているという現状がございました。そういう中で負担を強いられているという何年か前の体験の話もございました。そのときにある民生委員の話で、制度の狭間に困っているんだけども、制度には該当しない。生活に困っているけど、生活保護にはならない。不登校で子どもたちの支援をしていただきたいんだけれども、どこに行けばいいのか。そういうことでいろんな形で悩みを聞いていると。その中で生活に困っている人たちに対して、自分のお家のお米を少し分けてあげたり、そして商品券を少し分けてあげたりと、やはり困っている人たちに手を差し伸べていたのが民生児童委員、今でもそうだと思うんです。しかし、それは負担が過重になってくると民生委員のなり手が少なくなってくるという懸念があるんです。唯一、私たち読谷村は62名、100%の民生児童委員、ほかの市町村は欠員がある中で100%の皆さんがボランティアをしっかりやっている。そして民生委員に対して協力をしているということに対して、やはり行政側はしっかりサポート体制をとらないといけないと思うんです。そういうためには民生委員が抱えている課題等を吸い上げるための専門職、それがコミュニティソーシャルワーカーの役割だと思います。先ほど答弁の中にワーカーはまだ設置は協議中ということがございました。福祉計画の中の予定ではワーカーの配置は、平成24年度までに1カ所配置ということになっていますよね、スケジュールでは。そうすると、平成24年度でワーカーをしっかり置いて、その後、平成25年度でしっかりした体制を試行的に取り組んでいく予定です。そして平成26年度からはもう1カ所、例えば中学校区、古堅中学校区、読谷中学校区がございます。どこにワーカーを置くのかまだ決定ではないと思うんですが、平成26年度には2つの圏域でワーカーがしっかりサポート体制になってくるということが重要だと思うんですけれども、もう一度、コミュニティソーシャルワーカーの社協と協議中とはあるんですけれども、めどとして今年度可能なのかどうか。答弁をお願いします。



◎生活福祉部長(仲宗根盛和君)

 先ほど課長から答弁があったように、今どちらかというと、まだお話し中、そして研究中という段階でございますので、今年度はちょっと厳しいかと思っております。



◆8番(上地利枝子さん)

 先ほど答弁がございましたけれども、福祉委員会は長浜区と大木区に、両方に委員会をモデル的につくってスタートするという答弁がございました。福祉委員会を設置してモデル的にスタートしたとしても、コミュニティソーシャルワーカーが存在しないとその意味がないと思うんです。例えばコミュニティソーシャルワーカーが中堅区にいて初めて、やはり福祉委員会の役割というのが、そこでモデル的に試行ができると思います。そのことからしますと、早目のコミュニティソーシャルワーカーの配置を、部長の答弁がございましたけれども、ぜひとも今年度は厳しいということでございますけれども、できたら平成25年、来年の初めにはそれがスタートできることを希望したいと思います。その中で、福祉計画の中の18ページなんですが、相談支援センターの確保というのがございます。平成23年度にその拠点を検討して、平成24年度には1カ所確保ということがございます。その相談支援センターの設置に向けてはどのような形、今設置していないということで答弁いただいているんですけれども、相談支援センターとコミュニティソーシャルワーカー、福祉委員会との整合性についてを答弁お願いします。



◎福祉課長(大城真悠美さん)

 ただいまの御質問は相談支援センターの確保をどうするかという趣旨だと思いますが、先ほども申し上げましたけれども、相談支援体制というのは必ずしも、とっているというか、そういった段階ではなくて、結構それぞれの分野で充実してきているのかなという印象は持っているんです。例えば障がい者は障がい者相談支援専門員がいらっしゃるし、子育て支援に関しては家庭児童相談員とか、それから地域の困り事とか、そういうのは社協の触れ合い相談員とか、お年寄りに関しては地域包括支援センターの社会福祉士がおりますので、そういった形でそれぞれで相談業務自体は充実してきているのかなという印象はあります。ただ、それをトータル的にコーディネートできる専門職というあたりが今ちょっといない状況なんですけれども、それを設置する場所とかというのも、コミュニティソーシャルワーカーが地域にいらっしゃらないと、この場所というのもセッティングできないんです。そういう意味でちょっとまだ今、スケジュール的には今年度の設置とか、平成26年度に設置とかという形で計画の中にはうたわれておりますけれども、今は申しわけないんですけれども、社協とか地域の方々と協議をし始めている段階ですので、どこどこに設置しますとか、そういった具体的なことはちょっと協議中ですという形でしかお答えできません。



◆8番(上地利枝子さん)

 今の答弁からしても、やはりコミュニティソーシャルワーカーの配置というのが重要になってくると思うんですが、相談支援体制については、各分野でしっかり行われているということは評価を私もしております。その中で集約する形のワーカーというのは必要だと思うんです。そこで社協に配置するということは困難なのかな。社協の体制、それから人材なのか、そこら辺ちょっと部長、どうですか。そこら辺答弁をお願いしたいんですが。



◎生活福祉部長(仲宗根盛和君)

 こういう設置に関して具体的なお話し合いをさせている段階でございますので、これからそれを煮詰めていくということになります。ですから今の社協の体制でそれを設置するということは厳しいかと思いますので、ここら辺の手だても含めて、これから相談をさせていただくということになろうかと思います。



◆8番(上地利枝子さん)

 実は、2000年以降、日本の社会福祉の方向性ということを調べたところ、やはり2000年以降は地域福祉で推進するということがございます。その中で地域福祉計画の策定、そしてコミュニティソーシャルワーカーの配置であったり、福祉圏域の設定、住民参加の推進は市町村の施策展開にとても重要であると私は考えております。地域福祉計画の25ページですが、その中で専門機関、団体との連携強化が上げられております。その中でも社会福祉協議会との共同による地域福祉の推進は必要不可欠だと思います。社会福祉法第109条を見ますと、社協は地域福祉の推進を図ることを目的とする団体に位置づけられており、その取り組み事業としましては、社会福祉を目的とする事業の企画及び実施、新しい事業の展開です。2番目に、社会福祉に関する活動への住民参加のための援助。これはボランティア活動に対する社協の援助。3番目に、社会福祉を目的とする事業に関する調査、普及、宣伝、連絡、調整及び助成ということが上げられております。ことからして、社会福祉協議会を強化することは必要不可欠だと考えております。ぜひ組織体制をしっかりつくっていただき、地域福祉計画に上げられている取り組み、すばらしい計画書ができているわけです。平成23年度に。これにのっとった計画をしっかり実施していただくことをこの場で希望して、次の質問に移ります。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後0時06分 休憩

     午後1時32分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。

 議席6番・大城行治議員がおくれる旨の連絡を受けております。

 休憩前に引き続き一般質問を行います。



◆8番(上地利枝子さん)

 3.本村5小学校、2中学校児童生徒の相談活動についてでございます。平成22年度、平成23年度、平成24年度の青少年センター、心の教室、スクールカウンセラー、それぞれの相談内容と相談件数について伺います。?関係機関との連携はどうなっていますか。?不登校の生徒の人数は。お伺いいたします。



◎学校教育課長(知花優君)

 3の質問についてお答えをいたします。平成22年度の青少年センターの相談件数は総計812件(電話8件、来所724件、訪問80件)で、心の教室相談員の相談は1,492件です。平成23年度は、青少年センターの相談件数114件(電話6件、来所103件、訪問5件)で、心の教室相談員の相談は1,161件です。平成24年度は、青少年センターの相談件数は、8月現在で12件(電話5件、来所5件、訪問2件)であり、心の教室相談員の相談件数は532件です。

 青少年センターの相談内容としまして、主なものから3つほど紹介いたします。?心理の問題、?不登校、?問題行動。心の教室相談員の相談内容としまして、主なものから3つほど紹介いたします。?不登校、?家庭環境、?友人関係。スクールカウンセラーに関しては、沖縄県教育委員会の「スクールカウンセラー等配置事業実施要項」により、読谷中学校、喜名小学校、古堅中学校、古堅南小学校に配置されております。平成22年度の相談件数は87件。平成23年度の相談件数は118件。平成24年度8月現在の相談件数は42件となっております。相談内容としまして、主なものから3つほど紹介いたします。?不登校、?家庭環境、?発達障害。

 続きまして、3の?の質問についてお答えいたします。関係機関との連携については、各学校における担任教師、教育相談担当やこども未来課の家庭児童相談員、福祉課等。また必要に応じて医療機関等、関係機関との連携をとっています。

 続きまして、3の?の質問(不登校)についてお答えいたします。小学校におきましては、平成22年度4人、平成23年度10人、本年度7月(1学期)現在で5人の報告があります。中学校におきましては、平成22年度17人、平成23年度19人、本年度7月(1学期)現在で15人の報告があります。



◆8番(上地利枝子さん)

 今の答弁の中から少し再質問をさせていただきたいと思いますが、平成22年度の相談件数と、平成23年度の相談件数が相当違いますよね、数字的に。その要因は何でしょうか。



◎学校教育課長(知花優君)

 ただいまの質問、平成22年度と平成23年度の青少年センターの相談件数が極端に違うという御質問にお答えいたします。平成22年度の青少年センターの相談件数は812件ですけれども、平成23年度青少年センターは、相談件数が単に減ったのではなくて、平成22年度までは学校訪問、そしてセンターへ通所しています児童生徒の通所分、そして、その保護者の面談等々の件数を、平成22年度までは計上しておりましたけれども、平成23年度からはその分を計上しないため、数値的に減っております。



◆8番(上地利枝子さん)

 内容については理解をいたしました。そこで、おのおの役割についてをお伺いします。青少年センターの役割と心の教室相談員、そしてスクールカウンセラー、それぞれの役割について答弁をお願いします。



◎学校教育課長(知花優君)

 青少年センターの役割について、特に青少年センターは本人の通所相談。それと保護者の相談。それから現在聞きますと過卒者、中学校を卒業された皆さんの相談のほうも承っております。続きまして、心の教室相談員は、現在、読谷中学校と古堅中学校にはお二人常駐でしていますけれども、本人の相談、そして保護者の相談、そして学校の職員の相談を承っております。続きまして、スクールカウンセラーは、特に内部の児童生徒の相談と教員、先生方の相談を承っております。



◆8番(上地利枝子さん)

 わかりました。最後の?のところなんですけれども、不登校の数が思ったよりちょっと多いかなという私の見解なんですけれども、不登校の子どもたちが学校に通えない理由、例えば怠学で学校に来れないのか。心因性なのか。そういった分析はなさっていますでしょうか。答弁をお願いします。



◎学校教育課長(知花優君)

 小学校におきましては、心因性の原因もありますけれども、家庭環境、学習障害等が大きな要因でございます。中学校におきましても、やはり心因性の不登校もございますが、学習障害等ありますけれども、一番多いのが中学校におきましては、遊び、非行型の不登校が多いということでございます。



◆8番(上地利枝子さん)

 怠学でやはり遊びとか、学校の生徒指導にひっかかるために学校に来れないという子どもたちは、以前から多いということを聞いていますけれども、そういった子どもたちに対する学校側の対応、特に中学校は、先生方はどのように対応していますでしょうか。



◎学校教育課長(知花優君)

 学校側はですね、まず学級担任を窓口にして、登校しない生徒のお家を訪問したり、それから電話をかけたり等々をやっております。それから保護者のほうに電話をかけたり等々をやって、それでもやはり登校してこない場合は関係機関、特に私たち学校教育課もそうですけれども、福祉課、こども未来課等々も関係しますので、連絡をして家庭訪問等々もやっていただいております。



◆8番(上地利枝子さん)

 実は私も心の教室相談員、読谷中学校で七、八年ぐらい相談員として、そこにいた経験がございます。学校側の生徒指導の先生の対応によっては、不登校を未然に防ぐこともできるんです。というのは、やはり怠学、例えば服装が乱れているとか、髪を染めて、生徒指導の面でひっかかる子どもたちをどういうふうに支援するかということが、とても課題なんです。学校にこの子たちが登校することによって、ほかの子どもたちの秩序が守れないということで、登校を拒否する先生もいらっしゃいます。しかし、私がいるころ、比嘉 達先生、生徒指導の先生でいらしていたんですけれども、その子たちを時差登校を促して、登校しない子どもたちはお家まで迎えに行って、登校をさせるわけです。登校したときに生徒指導室のその一室を子どもたちに提供して、そこでおのずとやはりこういう子どもたちは学習のおくれがあるんです。数学、それから漢字ですね、書き取りとかが、ほんとに書けない子どもたち。自分の名前さえ漢字で書けない子どもたちがいました。中学校でですよ。そういう子どもたちを達先生はしっかり受けとめて、そしてその教室の一室で、その子たちを朝からずっと教育をするんです。そうすると、この子たちは教室には行けなくても、達先生の元には行くようになるんです。服装がどうのこうのということで、門の前で帰してしまうと、この子たちは地域で悪いことしかしないんです。例えば空き巣に入ったり、それでまた生徒指導をして、また捕まえてきて、もういたちごっこだったんです。それを学校側が受けて、そして学習支援をする。この子たちが何が原因なのかをちゃんと聞いて、それに対応していく。そういう誠意が見られると、子どもたちというのは登校してくるんです。そういう姿勢があるのかどうか。例えば15名というのは私は多いかなと思うんです。15名の子どもたちが何らかの形で引きこもる。学校に来れない。じゃあだれが指導するのと。だれも指導する人いないですよ、学校では。地域では。地域でそのままにしていくと、どんどん悪くなるだけなんです。そういった子どもたちをいかに社会が、大人が受け入れる体制づくりに努めるかというのがとても大事なことだと思うんですけれども、ここら辺どのように考えていますか。教育長に伺いたいたと思いますが、どうですか。



◎教育長(比嘉源勇君)

 私たち教育委員会といたしましては、子どもたちの居場所づくりというのが、一つのキーワードだと思っております。そして学校において、子どもたちの居場所ということは学級、教室であります。そして、その教室の中で大多数を過ごすのが授業時間でありますので、今教育委員会としては、各学校の先生方にも、いわゆるわかる授業、そして参加する授業ということで、この子どもたちが授業時間を楽しく教室で過ごせるようにということで、いろいろ方策をとっております。そして、その中の一つとして、3年前に芽出しをさせていただきましたが、実質的には去年、一昨年と本格実施になっている、いわゆる学習支援員の配置もその一環だと私たちはとらえております。いずれにしても、いろんな方法をとりながら、関係機関、青少年センターの先生方も所長以下、一生懸命に取り組んでいただいておりますので、今後ともそういう取り組みの充実を図っていきたいと思っております。



◆8番(上地利枝子さん)

 読谷村は独自の相談員配置ということで、心の教室相談員を配置して、しっかりその相談活動に従事しているということには高く評価しております。やはり子どもたちはいろんな分野で、いろんな大人たちが、例えば悩んでいる子どもたち、生徒指導に係る子どもたちというのはどっちかというと、だれかに寄り添ってほしいという思いがあるんです。その中で子ども目線で、しっかりこの子に対応できるのか。そして、子どもたちは評価を嫌うんです。例えば数学は何点、国語は何点、こういう子どもたちであればあるほど、評価する大人は避けます。そして、あと自分の今のありのままを受け入れる大人を欲しいんです。ありのままの姿を欲しているんです。そこに向き合っていける大人をいかにそこに配置できるか、そこに配置するかというのが、今後この子たちを立ち直らせる大きな要因になってくると思いますが、そこで沖縄市あたりは適応教室というのがございます。先ほど答弁の中で青少年センターのほうで過卒の子どもたちもセンターのほうで預かって、そして、そこで学習支援をしたりとか、やっているということの答弁がありましたけれども、適応教室で、例えば学校に行けない、そして学校に行ったら生徒指導にひっかかる。そして家庭に行くとだれも自分の相手をする人がいない。そういった子どもたちは勉強はしたいんですよ。勉強をしたいという思いはあります。中学校2年、3年になると、こういう子どもたちであればあるほど、ほんとに焦り出すんですね、受験に向かって。そのときにとってもかわいそうな思いをするんです。だから適応教室でワンクッションを置いた形の、そういった子どもたちを支援する体制ができないかどうか。読谷村独自で。適応教室的なことができないかどうか、それを答弁お願いします。



◎学校教育課長(知花優君)

 ただいま適応指導教室に関して御質問がありましたけれども、適応指導教室、本県におきましては10カ所に設置をされております。それは大体市でありますけれども、教育研究所がそばに併設されていて、主管が教育研究所となっております。手持ちのほうにも沖縄市の教育研究所のものがあるんですけれども、この適応指導教室の対象なんですけれども、心理的、情緒的要因による不登校児童生徒に対して、個々の状態に応じた指導支援を行うことにより、人間関係の改善と児童生徒の自立を促し、学校適応を図るとともに、学校復帰を目指すということで、適応指導教室が不登校に特化したものであり、特に心理的、情緒的にちょっと不安のある児童生徒を対象にしておりますので、本村においては心理的なそういうものの不登校の声にも、今おっしゃるように学習支援、学習障害、それから遊び型不登校がちょっと多いものですから、それに関しましては先ほど教育長の答弁もありましたけれども、現在行っている学習支援配置事業、それから特別支援配置事業、今年度から通級指導教室が読谷小学校、古堅小学校で行われております。それから、その日の学び振り返り研究事業が今年9月から実施しております。既に古堅中学校で始まっていますけれども、読谷中学校は学習支援員の採用ができれば10月から実施できると思います。以上のような委託事業等々を充実して、また、さらに青少年センターの機能の充実を図り、不登校の児童の問題には対応していきたいと考えております。



◆8番(上地利枝子さん)

 取り組みはよく理解しました。しかし、不登校の子どもたちがこれだけいるということは、やはり何らかの形の対応は必要と思いますので、ぜひとも、そのことについてはまた追って質問をさせていただきます。以上、終わります。



○議長(新垣修幸君)

 上地利枝子さんの質問は終わりました。

 ただいま18番・國吉雅和議員より、9月18日の一般質問における発言について、会議規則第64条の規定により、お手元に配付しました発言取消申出書に記載した部分を取り消したいとの申し出がありました。

 お諮りします。議席18番・國吉雅和議員の申し出のとおり、これを許可することに御異議ありませんか。

    多数「異議なし」を唱うる。



○議長(新垣修幸君)

 異議なしと認めます。したがって、議席18番・國吉雅和議員の申し出を許可することに決定しました。

 次に、議席2番・比嘉郁也議員の一般質問を許します。



◆2番(比嘉郁也君)

 皆さん、こんにちは。一般質問3日目の3番、逆の意味でホットスポットのような気がします。お疲れさまだと思います。もう少し頑張りましょう。6月でしたか、7月でしたか、FMよみたんの村長の出番の番組で、読谷村でサイクリング大会があると。石嶺村長が話をされていたもので、何のことかなと耳を傾けてよく聞いていましたら、村内一周、30キロコースがあって、村長みずからも参加したいというふうな話だったのかなと思って、私も商工観光課へ行って、要綱をもらってきました。村長は折りたたみ自転車で、何ののぼりかわかりませんが、のぼりを立てて走っているのを見たことがあるものですから、サイクリング大会で折りたたみ自転車は、孫の自転車があるものですから、これは私でもできるなと思って、30キロコースがめんそーれコース、それから古宇利島折り返しの130キロコース、それからダイナミックスコースということで、本島北部、辺戸岬一周。それから途中返しの180キロというのがあるみたいでして、私は130キロはできるだろうと、日ごろジョギングをしているものですから、ちょっと自信過剰で申し込んだんですが、でも、大会要項を見てみましたら、専門店等で整備された自転車で参加することと書いてあるんです。これはしまったと思って、一念発起、日ごろからサイクリングをしている人を見ていましたら、うらやましく思っていたものですから、上等自転車を買いました。オフロードから走るのをクロスバイクと言いますね。それからオンロードから走るロードバイクというのがあるんですが、その中間、シクロクロスというのを求めて、朝5時半から1時間ほど読谷補助飛行場を1時間程度練習していたんですが、気持ちいいですね。それでしばらくひと月ぐらい練習しましたか、試走をしようということで友人と二人、名護を折り返し行ってきました。その日は盆明けの日曜日で快晴で、爽やかで、ほんとに気持ちのいい汗を流して帰ってきて、喜名の信号から県道12号に入って、家路に着くわけですが、ほんとに気持ちいいですね。ということで何を言いたいかと言いますと、事故には気をつけましょうということで、私も気をつけながら、きのうも健康増進センターへ行ったんですが、室内のバイクですね、矢貫センター長の指導も仰ぎながら、参加できるようにまだ希望を捨てておりません。頑張りたいと思います。村長はいつもスポーツコンベンションの誘致に取り組むんだということで頑張っていらっしゃる中で、こういうすばらしい沖縄本土復帰40周年記念の全国サイクリング大会を、この読谷村を発着点にこういうイベントができる。ほんとにすばらしい誘致をなさったなと、御苦労さまだと申し上げたいと思います。この大会の成功をともに祈りたいなと、期待したいなと思います。この中にはどなたか参加される方もいらっしゃるかもしれませんが、ともに爽やかな汗を流したいなと、そう思っております。

 ということで、きょうは2問ほどの一般質問しか出していませんけれども、まず1番目に、児童少年向けの読本「読谷の先人たち」についてであります。これは手前みそという誤解もあろうかと思いますけれども、なかなか皆さん、これまで発刊して8年ですか。どなたも取り上げないものですから、ちょっとここで改めて取り上げてみたいと思います。このことは皆さん共通認識だと思いますけれども、読谷村のすばらしい先人の皆さんの足跡を訪ねるということは、ほんとにロマンがあって、勇気をもらう。そしてまた子どもたちにも伝えたいなというふうな、こういうことだろうと思います。私はこれ、議員になる前から常々思っていまして、議員になってすぐ読谷村人物列伝の冊子の発行、刊行をということで、執行部に何回となく一般質問をしたわけですけれども、執行部からは、こういう英雄伝的な人物列伝というのはやらないと、はっきり言われまして、ちょっとおかしいなと思って、1カ年ぐらい経過しましたら、嘉手納町には「嘉手納町の先人たち」という冊子ができていまして、これだと思いました。それで「読谷の先人たち」ということで、子どもたち向けの読本、図画と言いますか、そういうものも入れながら、子どもたちが読みやすいようなものをつくれないかということで、何度か一般質問をしましたが、最初の質問から5年ぐらいしてから実現したのかなと今思っております。ほんとはこれは取り上げる予定ではございませんでして、2番目の比嘉次郎さん、佐久川清助さんをほんとは取り上げるつもりだったんです。ところが、これを調べていくうちに、資料館のほうで屋良朝苗先生の回顧展があったものですから、そこでまた私自身、6冊目なんですけれども、買い求めて、改めてまた読んでみました。改めて読んでみましたら、ほんとに感動しますね。後ほど触れますけれども、果たして読まれた人、皆さん同じように感動なされたと思うんですけれども、果たしてこの感動というのは村民に行き渡っているんだろうかということで、ちょっと疑問に思ったものですから、今度取り上げました。児童少年向け読本「読谷の先人たち」について、?改めてその発刊の趣旨と意義について伺います。?発刊部数と配布・販売実績はいかほどですか。?村民への読本のさらなる周知浸透へ取り組むべきではないでしょうか。お答えください。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 御質問1の?についてお答えします。「読谷の先人たち」は、平成16年度に読谷村史編集室で編集、発行した読本です。内容は、14、15世紀ごろの人物である泰期や護佐丸に始まり、20、21世紀の人間国宝である金城次郎、与那嶺貞、玉那覇有公氏までの読谷の代表的な先人16人の功績を紹介しております。この本は、特に児童生徒らにたくましく生きた読谷の先人について学んでいただきたい趣旨で発刊しており、児童生徒らにみずからの将来の目標に向かう際に、読谷に生まれたことに誇りを持って、たくましく世界へ羽ばたいてもらいたいという願いが込められており、読谷村を支える人材育成に資する読本としての発刊の意義があります。

 次に、1の?についてお答えします。発刊部数は、平成16年度末に3,000冊を発刊しております。配布実績は村内の学校や図書館、各字公民館等へ約300冊を配布しており、販売実績は、平成17年度から平成24年8月末日、約800冊で、配布と販売の合計は約1,100冊です。

 次に、1の?についてお答えいたします。御指摘のとおり発刊から8年が経過した今、再度、さらなる周知浸透の工夫が必要かと考えます。特に学校と連携し、児童生徒の保護者の皆様への周知を工夫していきたいと考えております。



◆2番(比嘉郁也君)

 ちょっとだけ当時の安田慶造村長のあいさつの言葉を御紹介したいと思います。「どうか、児童生徒の皆さん、そして御父母の皆さんも、この1冊の本から読谷の先人たちが強い精神力でたくましく生きた歴史を学んでいただきたい」というふうに力強くおっしゃっていますし、また当時の教育長 比嘉 隆先生も、「児童生徒にはぜひ知ってもらい、先人たちのことを将来のための一つの目標にして、誇りを持って世界へ羽ばたいていただきたいという願いからであります。ある古人の伝記を通して、その時代、つまり読谷の過去を知ることにつながります。そのことが今日の読谷の姿にまたつながっていくのです。歴史とはそうした人々の生きた証のつながりなのです。そのつながりの中に、まさに私たちが生きていることにもなります。新知見、新しく知り得たことを含めて書かれており、大人にも読みごたえのあるものになっております。ぜひ、全村民に御一読いただきたいと思います。私どものこの願いが、皆様に届きますように祈念申し上げます。」というふうなメッセージが載っております。まさにそのとおりだと思います。ということで、?の中で今課長、答えていますけれども、販売実績は800冊程度だと。配布も含めて3,000冊のうちで、1,100冊ということなんですが、そのことについてはどのように考えていらっしゃいますでしょうか。その実数に対しては。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 今回御質問があって、この数字を確認しておりますが、当初、平成16年度に発行して、学校、図書館、あるいは各字公民館、当初の年度に広報を通して配布しておりますけれども、その後、購入、配布も当初年度でやっておりますので、毎年50冊前後できょうまで推移してきております。資料館の発刊物の場合、通常印刷は500部、あるいは1,000部の範囲で印刷しておりますけれども、この読本の場合は、先ほど御紹介した、あいさつ文にもあったように、たくさんの方に読んでいただきたいということで、当初から3,000冊、これまでの発刊物にはない3,000冊というのが印刷されており、まだ3,000冊すべてを配布、あるいは販売はできていない状況ですけれども、この8年たったこの機に、改めて配布、活用をやっていきたいなと考えているところでございます。



◆2番(比嘉郁也君)

 今の聞きようによっては、最初の3,000冊が多かったのかなというふうにも聞こえるわけですけれども、それにしても年50冊程度の推移であるということから、まだまだ売れ続けているというふうに理解してよろしいでしょうか。ということですけれども、?のところで、その認識に基づいて学校と連携し、児童生徒の保護者の皆さんへの周知を工夫していきたいと考えますという答弁であるわけですけれども、そこら辺のところ、大体この具体策みたいなもの、幾らぐらい売ればいいのか。そういったところの具体的な目標数値等もございますでしょうか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 配布あるいは売り上げの冊数等は、今数値では押さえてはおりませんけれども、今周知の案として、小学校であれば学年を決めて毎年、例えば小学校4年生になると、村内5校の学校のほうに回覧なり、あるいはこちらから出向いて行って、こういった冊子があるというのを保護者が集まる機会に広報をしたり、あるいは中学校でしたら、中学校のある学年、例えば中学2年になると2年の保護者が集まる機会に読谷の先人の冊子がある。あるいはこういった内容が書かれているという、出向いて行っての紹介ができないかなと考えております。あともう1つは、先人にゆかりのある校区、あるいは字に出向いて皆さんの校区、あるいは字にはこういった先人の方がいて、こういった書物にもなっておりますという広報ができないかなと考えたりしております。



◆2番(比嘉郁也君)

 そうですね、私は先ほど販売というふうなことを使いましたけれども、やはり周知、周知することによって、この実績はついてくるのかなと思います。という意味では、今課長も答えられておりましたけれども、この冊子があるという周知を村民の皆さんへ周知するということをいかに工夫するかということが私は大切だろうと思うんです。ということは、まだこの存在を知らない村民の方々はたくさんいらっしゃるのかなと、逆に思うわけです。今学年を決めて、年度ごとに具体的にやっていく。それから各字、校区というふうなお話もありましたけれども、村内には各種団体等もあるわけですから、恐らく老人会の皆さんでも知らない人がこの本をとったときに、なぜもっと早く知らせてくれなかったのかなという、逆にお叱りを受けるような可能性もあるのかなとも思ったりするんです。そういう意味ではほんとに手を尽くされて、こんなすばらしい読本ではあるんですが、中に書いてある先人たちのすばらしい歩みを知るという共通認識を持つということが一番大切であるわけですから、そこら辺のところを押さえていただいて、まだまだ努力していただきたいと思います。最後になるんですけれども、比嘉教育長、突然で申しわけありませんが、今月いっぱいというお話も聞いておりますので、感想等ございましたら、よろしくお願いします。



◎教育長(比嘉源勇君)

 ただいま周知方法等については、担当課長からもありましたけれども、私も改めて議員の質問等を受けて、この本を手にしたときに、大変すばらしい本だなというのを改めて感じましたけれども、今周知方法について、私なりに一つ考えたことは、私たち教育委員会は今年から各学校において読書の勧め、子どもたちに本を読ませましょうという取り組みを今年スタートさせております。これは本を読みましょう、何冊読みましょう、何冊読みましたということではなくて、小学校1年生から中学3年生までありますので、それぞれ発達段階に応じて、この学年ではぜひこういう本は読んでほしいと。そういう思いの本があるはずですから、各学校で学年別に必読書と言いますか、お勧め本という、タイトルはそれぞれ学校でいいんですが、余りまた多くてもあれですが、20冊から30冊程度はぜひベストアップして、例えば5年生だったらこの本は読みましょうと、リストをつくって。そういう取り組みを今年からお願いをしております。その中でこの読谷の先人たちをどこかの学年で、ぜひ入れていただいて、そしてこのリストは必ず御家庭のほうにもそれぞれ学年ではこういう本はぜひ読んでほしいということで学校では勧めていますということでお知らせをしていただきたいと、お願いをしてありますので、読谷の先人たちがそのリストに入っていくことによって、こういう本があるんだ、どういう本なのかしらということで、お母さん方あたりも関心を示していただいて、手にすることによって、やはり徐々に広がっていければいいのかなと。それからなおかつ、販路の拡大にもなればいいのかなと思っておりますので、いま一度各学校の校長先生方を中心に、できるだけそれぞれの発達段階といっても本の内容からして小学校の高学年か中学生あたりがいいかなと思っていますので、何とか必読書の中にこれが入れることができないかなということを今議員の質問と答弁等を聞きながら思い出したところでありますので、ほんとにありがとうございました。



○議長(新垣修幸君)

 大城行治議員が出席であります。



◆2番(比嘉郁也君)

 どうもありがとうございました。まさにそういうことを地道に実行していただければ、我々全村民が村づくりに向かう理想を共有することができるのかなという思いでありますので、今後とも頑張っていただきたいと思います。次に進みます。

 2.一括交付金の活用について。?読谷村特有作物サトウキビの読谷山種と佐久川イモの展示圃(ガラス室)を整備すべきことについて。ア、当局の所見を伺う。イ、ほかに読谷村の特有作物はあるか(楚辺クラガー等)。?紅イモの育苗施設をさらに充実させることについて。ア、現在紅イモの梢頭部バイオ育苗に取り組まれていますが、現状では到底農家の需要を満たすにはほど遠いと思うがいかがか伺います。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 御質問の2の?のアの一括交付金を活用して、読谷村特有作物サトウキビの読谷山種と佐久川イモの展示圃(ガラス室)を整備することについてお答えいたします。農業振興を図る上では、反収や品質を求めることから、県農業研究センター等が育苗したサトウキビや甘藷等の優良品種を村としても今後も推奨していきたいと考えておりますので、読谷村に関係する品種の展示圃等の設置は考えておりません。

 次に、御質問の2の?のイについてお答えいたします。読谷村史からしますと、楚辺の比嘉次郎氏が育成した「読谷山種甘庶」(サトウキビ)と比謝の佐久川清助氏が育成した「佐久川イモ」、また甘藷(イモ)で自然実生から育成された「楚辺暗川」(スビクラガー)が読谷村に関係する品種と確認しております。

 次に、御質問の2の?の一括交付金を活用して、紅イモの育苗施設をさらに充実させることについてお答えします。現在、良質な紅イモ苗を増殖するために作業を進めておりますが、より良質な苗の増殖を目指すことから数回のバイオ苗の検証が必要であります。そのことから農家への配布はもうしばらく時間を要します。また、農家への配布方法ですが、農家が作付予定している圃場すべてへの苗の配布は考えておらず、農家は役場から配布されたバイオ苗を農家みずからの苗床でふやしてもらい、その後、作付予定している圃場へ移してもらうことを考えております。そのようなことから、現在のところは増設は考えておりませんが、内部の機材等の充実は随時検討を続けてまいりたいと考えております。



◆2番(比嘉郁也君)

 わかりました。一般質問を終わりますというわけにはいかないのが、この一般質問でありまして、課長、なぜ1問目に読谷の先人たちを取り上げて、2問目に佐久川清助さん、比嘉次郎さんを取り上げているかと、そのリテラシーですね、そこら辺はちょっと酌み取っていただかないことには、私の一般質問、私の設問自体が悪いかもしれませんけれども、ちょっとそこら辺を酌み取っていただきたかったなということであります。要するに農業振興を図る上で、反収や品質を求めることから、優良品種を村として今度も推奨していきたいと考えております。それが当然農業振興に資するということは重々わかるわけです。しかし、私たちの先人たちが、読谷村の先人たちにも比嘉次郎さん、佐久川清助さん、お二人とも取り上げられております。この中で二人とも並々ならぬ努力を自分で重ねて、読谷山種ということを全県に広め、遠くは宮古まで、戦後までこの読谷山種がつくられていると。読谷山種の育成、究明ということで、いろいろ書かれているわけですけれども、台湾のローズバンブー種にすれば純糖度において少し衰えども、蔗茎百分中可製糖率はかえって優っている。これは黒岩という読谷山牧原の沖台拡殖製糖株式会社の社長になって、戦前、校長先生として沖縄に赴任された方の研究の中で、うたわれているわけなんですけれども、ほんとにすらばらしい読谷山種であるわけですし、それから佐久川清助さんの比謝生まれの方ですが、8年の歳月をかけて、1つの新しい品種を固定しましたと。そして1925年、大正14年ごろ、奨励品種となりました。戦後も品種を育成するための親株となって、1950年ごろまで優良品種を生み出しました。という実学者である佐久川清助さんということで、こういう長い年月をかけてすばらしい作物をつくったということに、ほんとに感動を覚えますし、これは私たちは、この読本の中でも当然知ることはできるんですが、それと同時に農業振興を図る上からも、これらのすばらしい先人たちが残された手法を展示圃に、私が言うガラス室というのは温室、20坪程度の温室を想定しています。サトウキビも20坪、佐久川イモの20坪ぐらい、この中身の展示圃はどういうふうにするかちょっと私もまだ頭は固まっていませんが、そこで実物を見せて、読谷の先人たちの読本にあるような説明版をそこに設置して、皆さん読谷村の先進農業センターに見学に来られる方々、県内からいらっしゃると思うんです。ひょっとしたら県外からもいらっしゃっているかもしれません。読谷村誇ろうではありませんか。このお二人をですね。そういうことにおいては、その一括交付金というのを産業振興だけばかりからとらえても、これはちょっとアウトになるのかなと思わないでもないんですけれども、沖縄の特殊性、そういう教育振興という面からも私は可能かと思うんですが、交付金活用は可能だと思いますか、課長、もう一度お答えください。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 大変ありがとうございます。読谷村のこれまでの偉人等がその当時の物のない時代に努力を重ねて、読谷山種をつくり上げてきたということについては、大変感謝をいたしております。ただ、村としてもそういう品種について後世に残せる部分と、それから現在は農業振興で生産量を重視しておりまして、いかにどう生産量を上げて、農家の所得に結びつけるかということも、一つのまた方法ではないかと思っております。ただ、種の保存につきましては、やはり専門的な知識も必要になってくるかと思いますし、また管理等も出てくるかと思うわけなんですけれども、今現在ほぼ多くのいろんな形での各種の種の保存については、沖縄県の農業研究センター、旧農業試験場になってまいりますけれども、そちらのほうで専門的な技術によって保管をしている状況でございます。必要な場合に研究センターのほうから、相談をして、譲ってもらっている部分でもございますので、現段階、一括交付金での活用については難しいのかなと。要するに読谷だけのその種の保存ということになってくるのかということについては、非常に難しい部分はあるかと思っております。



◆2番(比嘉郁也君)

 これは種の保存ということではないんです。これは課長の情熱だと思います。先ほども申し上げましたけれども、産業振興とある一面も私はあるだろうと思うんです。これ前回の一般質問でも申し上げましたけれども、やはり一括交付金の活用について、まず自分で自己規制してしまうというのが、一番まずいのではないかなと。また2番目にだれかがやるだろうと。あんた方の分野だろうというのが2番目に悪いだろうと。皆さんの中に比嘉郁也が今主張しているのは賛成だという皆さんがいらしたら、ぜひ部課長会議でもプッシュしてください。課長の情熱に火をつけてください。なぜそこまで言うかと言いましたら、佐久川イモの展示は比謝区の皆さん方が佐久川イモ発祥の地ということで、このように立派な碑もつくられて、その前にカズラもちゃんと植えられていて、いつでも目にすることができます。イモといえばそういうものだろうと、見てなんだと思う方もいらっしゃるかもしれませんけれども、しかし、読谷山種というのは、私の知識が正しいかどうかはわかりませんけれども、側枝に特徴のあるキビだったような、私はこれ書物で見たのか、ちょっと私も記憶定かではないんですけれども、この実物を皆さんに見ていただくというのも私は大切だろうと思うんです。ぜひ課長、もう一度課内で議論して、だめと言われて、そうですかと引くぐらいでは何もならないのです。そういう産業振興の皆さんのモチベーションと言うんですか、農家の皆さんのモチベーションを上げるためにも、農業後継者のモチベーションを上げるためにも、こういった施策も必要だと私は思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 次に2の?ですが、皆さんはすばらしいバイオ苗の育苗に取り組んでいて、ほんとにすばらしい取り組みをなされているなと私は大賛成であります。しかし、波平の農事実行組合で、被害イモの炭化施設とバイオ施設を見学させていただいたんですけれども、これでほんとに大丈夫かなと素直に思ったものですから取り上げました。農家への配布はもうしばらく時間を要しますとおっしゃっています。要するでしょうね。あの規模でしたら。そこでどうするかということでの私の提案であります。皆さんとしては、農家は役場から配布されるバイオ苗だけに頼るのではなく、その苗を自分で苗床でふやしてもらいたいというのが基本スタンスだろうと。それはそれでいいと思います。でも、根本の役場から配布される苗自体、ほんとにその数量で足りるのかなと、根本のところを言っているわけなんです。今のままだったら1,000坪植えるとして、何年と言うんですか、何回転すれば1,000坪を満たすのかな。それから先ほど長浜宗則議員の答弁にもありましたけれども、イモ農家が50戸いらっしゃるということで、この方々の栽培圃に行き届くのにどれぐらいを想定なされているのか、そこら辺のところをもう一度伺います。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 ただいまの苗の増殖等については、大体約1,500苗を今つくっている段階でございます。この苗につきましては大体1年半ぐらいかかります。そのために今しばらくお待ちくださいということでの時間を要しますということでの御答弁を申し上げたわけなんですけれども、どうしてもバイオ苗の育成には時間がかかることがございまして、まず試験管ベビーと言うんでしょうか、そういう形のわかりやすい意味で言っても、大体4カ月かかってくるわけです。それから苗のちょっと大きい瓶のほうに移して、半年かかってくるわけです。それから圃場にその苗を植えていきます。そうするとそこでも約4カ月から5カ月、あるいは6カ月かかる場合もございますので、どうしても1年はかかってしまうわけです。ですから、これまでつくった苗は1,500本ございますけれども、これをまたさらに、その中から優良の苗を選んで、それから育成していくという形になっていくものですから、まだまだ時間を要するのかなと。ただ、時間を要するにしても、こちらも職員みんなで頑張っておりまして、来年度の夏あたりには読谷の生産農家のほうに限定をした形で配布ができるのかなというふうに今見ております。



◆2番(比嘉郁也君)

 1年半、頑張っておられることは、それは承知しておりますし、だからこそ規模を2倍、3倍、人員も2倍、3倍に拡大していただいて、私はこれ1年半たてば、それで終わるような事業ではありませんよね。ずっと続けていかなくてはいけないだろうと思いますし、また先ほど午前中の質問にもありましたけれども、絶対数が足りない状況であると。それからしても、私はこれはもう少し育苗の生産体制を見直していただきたいということなんです。これは私は十分可能だと思うんです。私は育苗施設の専門知識はないんですが、いい例が菊の育苗促成施設がありますね。あれは自分で苗を育てたら、比較的長い時間かかるけれども、この促成施設にした場合は、これは半減でしたか、随分短縮される施設ですよね。あれは私はすばらしい施設だと思います。ああいう施設をイモの苗の育苗にも応用できないのか。そういうことまで考えていただきたいということなんです。これはどうですかね、課長の感覚として。応用できるのかできないのか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 菊に例えていただきましたけれども、菊の場合は大体摘み芽と言うんでしょうか、あれが5センチから10センチ以内の、もう既にでき上がったものを植えていくものですから、それを菊の育苗施設のほうに入れて、3日たてば、また圃場に出せるという形になっております。ところが、ここにおいてはバイオ苗については、一、二ミリの小さい芽を摘んで、試験管のほうに入れて、バイオ育成していくものですから、どうしても時間がかかってしまうわけです。そして品種についても、やはりいい品種を選んで育成をしていくということになります。これまでもずっとイモについては栽培をされてきております。イモのカズラを切って植えていくということでありますけれども、どうしても読谷特有の紅イモの紫がどうしても部分的に劣化していくわけです。そのために優良種苗を選んで、それを育成して、その苗を広めていこうというのがこの事業でございます。ですから、この苗についても二、三回刈り取った後には、また新しい苗を植えていこうということでの作業になってくるかと思います。そういう形で当バイオ苗の部分については、どうしても時間がかかるのかなと思っております。



◆2番(比嘉郁也君)

 時間がかかる、かからない。これ応用できませんかということを言っているんです。要するに試験管で4カ月、それからビーカーの中ですか、それで半年ということの答弁をなされましたね。その半年を3カ月、2カ月に短縮することができるのでしたら、今の選別でも半分を3分の1に選別の時間も短くなりませんかということなんです。これは研究する、私は余地はあると思うんですが。研究もしませんか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 時間の日にち等の短縮ということでございますが、もし、そういう方法ができるのであれば、農業試験場がもう既に取り入れていることだと思います。我々は農業試験場のほうで1年を通して、読谷でこういうことをしたいということでお願いを申し上げまして、向こうの試験場の協力を得まして、こういう方法で取り入れてくれということでやっております。以前に南部農林高校の御協力のもとにスタートをしてみたわけなんですけれども、どうしても量産的に同じような形だったわけなんですけれども、量産的に量産の生産ができないということで、南部農林高校のほうとは事業の中断ということでお世話にはなりましたけれども、そういう形で御協力をいただきました。試験場のほうにおきましては、現在こういう方法でということでの指導になっておりますので、単独で早くできる方法がもし探せるのであれば、また検討もして、試験場のほうとも調整もしたいわけなんですけれども、今の段階はスタートしたばかりですので、もちろん夢は大きく、早くということにもなるわけですけれども、今じっくりバイオの育成の時間でございますので、大変申しわけございませんが、現段階では職員とともにその方法で今頑張っているところであります。



◆2番(比嘉郁也君)

 誤解なさらないように、頑張ってないということでの質問はしておりませんので。皆さんが頑張っているからこそ、それをさらに実のあるものにできるようにという趣旨で質問をしております。南部農林高校の皆さんの御意見も聞いて、指導も受けながらということですけれども、中部農林卒の意見も聞いていただいて、さらに研究を深めていただきたいと思います。終わります。



○議長(新垣修幸君)

 比嘉郁也議員の質問は終わりました。

 次に、議席13番・山内政徳議員の一般質問を許します。



◆13番(山内政徳君)

 村民の皆様、こんにちは。9月定例会において一般質問を行いたいと思います。早速1番から質問を行います。

 1.防災・減災について。現状の取り組み、東日本大震災後どう変わったか。



◎総務課長(安田慶知君)

 御質問にお答えいたします。平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、自助、共助、公助の精神の大切さがいかに重要かを教訓として学習しました。実際に災害が起こった場合は、まず自分の身は自分で守り、次に地域が協力し合い、さらに災害対策本部と連携し協力し合い災害を乗り切っていくことが大事になります。平成23年度、本村では自主防災会の発足を推進してきました。その結果、長浜区、渡具知区、大添区が自主防災会を設立いたしました。そのうち長浜区と渡具知区は、防災訓練を実施することができました。その3字は、防災、減災について積極的に活動し、学習、研修を行っております。区民から被災者を出さないために一生懸命頑張っておられます。村としましてもできる限りの協力を行い、減災への取り組みをサポートしていきます。



◆13番(山内政徳君)

 防災については多くの議員が質問をして、課長も答弁に疲れているのかと思うような感じもありますが、この東日本大震災の後、どう変わったかということは、私たち議員も防災とかについての考え方は非常に変わったと思っています。議員も全員が全く激変したと。震災を経験して。また議員も自分の任期中に震災が発生しましたので、執行部のほうも4万村民の命を預かる立場として、相当引き締まったと思います。ですから、その後どう変わったかという質問をしました。それで、担当課長は現地を見られたんでしょうか。



◎総務課長(安田慶知君)

 私のほうはまだ、被災地のほうには行っておりません。



◆13番(山内政徳君)

 部課長で現地をごらんになった方はいらっしゃいますか。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後2時44分 休憩

     午後2時45分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎総務課長(安田慶知君)

 村長、副村長、教育長については被災地のほうを行っておりますけれども、部課長については、まだ行っていません。



◆13番(山内政徳君)

 そばからいろいろありますけれども、別に追及しようという意味で聞いているわけではないです。誤解をしないでいただきたいと思います。また、多くの議員から区長会の皆さんも見てほしいとか、いろいろありましたので、私も全く同じ意見で、私は別に区長会に限定するわけではありませんが、やはり現地を見ないと始まらないと思います。それと、皆さんが一生懸命取り組もうとしている防災の村民との認識をどう共通認識を持って、高めていくかということは、これは大変だと思います。また、日ごろ生活に追われている村民の方も多くいらっしゃいますので、それは役所のほうで考えてくれるんだということが起こるかもしれません。また、村民みずから自分が住んでいる地域に似せて、その現地を見た場合、沖縄でそういうことが起こったら、自分の家はこうなるんだなと。そういうことを家族を持っていらっしゃる方はいろんな心配を自分の立場に応じて、お家で両親を見ている方とか、いろいろあると思います。そういう意味で共通認識を持ってもらいたいという意味で質問をしているんですが、ですから、私としてはできるだけ多くの村民にその場所を見てもらいたいと。特にこちらにいらっしゃる部課長は全員見てもらいたい。一遍に行ったら役所も困りますので、何回かに分けて見て、そして部課長会議があるなら部課長会議で、防災に関する会議があるんでしたら会議を開いてやってもらいたい。多くの村民の、またそういう危険な、危険という表現はまずいかもしれませんが、海辺に近い地域の方々も多くの村民にそこは見てもらって、そうすると最初に自助がありますので、7割は本人の責任ですよと。役場が一生懸命やろうとしても、命は助けられませんよと。やれるのはここまでですとか、そういう議論ができると思うんです。そういう意味で、村長に質問をしたいんですが。部課長に現地を見てもらうという認識はないですか。



◎村長(石嶺傳實君)

 今議会いろんな方からそういった御質問もございました。また実際、議員の皆さんも行っているということなんですけれども、私たちも3時間、すべての日程の中で3時間だったんですけれども、現場を見て、やはりものすごいことが起こったんだということを一瞬にして感じております。職員の研修については、時間と経費を調整しながら、逐次送っていきたいと思っております。



◆13番(山内政徳君)

 村長は喜名に住んでいますので、考え方もいろいろあるかもしれません。また海辺に住んでいる方の考え方もあると思います。また、予算も私はどこに予算をかけるべきかなと、こういう防災のときにですね。やはり現地を見るのに一番予算をかけるべきだろうと、村民もどういう形をとれるかわかりませんが、たくさんの予算をつけていただいて、なるべく多くの方に見てもらって、地域の防災計画は一緒につくってくれと。皆さんも見たでしょうという形で、同じ目線で同じスタンスで取り組んでいかないと、今までの防災計画が悪いとは言いませんが、非常に他人任せというか、例えば地域で村民が道とか、避難ルートとかを見たときに、ほんとに村民が心の底から意見を皆さんに言うように、そういう形で村民を変えていかないと、中身のある防災計画にはならないと思いますので、そういう意味で私は1,000万円だろうが、2,000万円だろうが予算を組んで、ちゃんと現地を見てもらって、同じ目線でスタートをしましょうと。みんな家族の命がかかっていますので。また、来ないということであれば、対策はしないでいいわけですから、来るという前提でやるわけですから、これは部課長の中でも私は温度差が大分あると思います。私は一緒に現地を見て、その場でそういういろんな話を聞けば、変な議論にはならないと思います。みんなそこを見てくれば。ですから、そういう意味でもう一度、村民の方々の現地の視察についても検討はできないか、答弁をよろしくお願いいたします。



◎総務企画部長(儀間敏光君)

 先ほど来、この震災に関して、しかもその後、今年でしょうか、皆さん議員におかれましては、現場を見ることが大事なことだろうということで、現場を視察されての御質問だということは真摯に受けとめていきたいというふうに思っています。私も個人的にはそのことについて、多くの職員と、それから村民も現場を見るべきではないかなという考え方に私立っていました。そして、そのことについて一括交付金でどうにかできないのかなという思いも私は内部のほうで議論しました。そしたら一括交付金は全国的に事例は防災関係では、こういった設備とか備品とか、そういったものを購入するものは事例として挙げられているんですが、人件費的なものについては、全国的に事例がないというか、馴染まないというか、そんな感じになっているものですから、これはちょっと残念だなという私の思いでした。ではあるんですけれども、やはり一括交付金は活用できないにしても、百聞は一見にしかずというふうな諺もございますので、やはり多くの方々、村民を含めてですね、執行部も含めて、やはり現場を見ることが大切ではないかというふうに私も感じておりますので、もう少し内部のほうで議論して、どういうふうな形でその現地に行くのか、そして人数的にはどのぐらいにするのかも含めて、少し検討をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



◆13番(山内政徳君)

 私は皆さんがそういうぐあいに取り組めば、村民は執行部がいかにこの防災に真剣に取り組んでいるかということも肌で感じて、それに反応して一生懸命皆さんとの意見交換やら、協力やら始まると思いますので、よろしくお願いをしまして、次に進みたいと思います。

 次、いじめの問題ですが、これも何名かの議員から出まして、答弁の内容は大体わかっておりますが。2.いじめ問題について。本村の状況は。よろしくお願いします。



◎学校教育課長(知花優君)

 御質問2についてお答えいたします。本村のいじめの状況につきましては、過去5カ年間のデータを御報告いたします。小学校において、平成19年度に2件、平成20年度に2件となっております。中学校におきましては、平成19年度4件、平成20年度3件、平成21年度2件、平成22年度1件、平成23年度3件、そして本年度におきましては7月(1学期)現在で2件の報告があります。



◆13番(山内政徳君)

 今議会で何名かの議員がいじめ問題を取り上げていますが、これはもう皆さんも御承知のとおり、非常に問題になりまして、その後のマスコミの報道を見ますと、ちょっと理解できないような学校現場と教育委員会との温度差であったり、いろいろあったものですから、村民も私も含めて、本村はどういう状況にあるのかなと。そういう気持ちで何名かの議員も質問をしたと思いますが、担当課長、本村の現場を預かる課長として、そういう報道を見て、また本村を見た場合、どういう印象がありますか。



◎学校教育課長(知花優君)

 いじめということに関してですけれども、いじめとは当該児童生徒が一定の人間関係にあるものから、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより精神的な苦痛を感じているものとされており、心身に大きな影響を及ぼす深刻な問題ととらえております。そこで、いじめに対する基本的な考え方としまして、1つ目に、いじめは絶対に許さない。2つ目に、いじめはどの子にも起こり得るということ。3つ目に、子どもの発するシグナルに敏感に反応することが重要だと考えております。対策としましては、早期発見を第一に、見逃さず、見落とさず、見離さないという生徒指導や、教育相談体制を確立するとともに、学校、家庭、地域、関係機関、団体等が緊密な連携を図って、早期解決に努めていくことが重要であると考えております。



◆13番(山内政徳君)

 続きまして、教育長にも、もうちょっと違う視点で御答弁をよろしくお願いします。



◎教育長(比嘉源勇君)

 昨今のいじめに関する報道に接したときに、やはり教育に関する職にある者としては大変心を痛めているところであります。それで私たち教育委員会としては、いじめ対策についての基本的な考えということで少し話をさせていただきたいなと思っています。まず、私たちは学校においては、子どもたちは心身ともにまだ発達途中である子どもたちですので、そういう子どもたちが集団生活をする場においては、必ずいじめというのは起こり得ると。そういう認識のもとで対応する必要があるだろうと。そのとき、いじめの傾向が見られたら、早目に対応をする。そして徹底的に対処するということ。それからいじめは許さない。友だち同士で許さないという認識、それから加害者にはならないような指導の徹底。そういうことも学校においては必要だろうと思っております。ただ、これは学校だけではなくて、家庭においても子どもたちの指導というのはやっていただきたい部分があると思っております。家庭においては、他人が嫌がることはやってはいけないという徹底、指導の徹底ですね。これは家庭生活においてもぜひ必要なことではないかなと思っています。それから今、私たち読谷村の教育委員会においては、地域においては「地域の子は地域で育てる」ということで、声かけ運動ということでお願いをしております。どうも子どもたちが集団で集まって、何か動きがどうもおかしいなと思ったときに、そこを見逃すのではなくて、まずは「こんにちは」とか「こんばんは」という声かけをしながら、「何をしているの」とかいうようなことの、まずは声かけをするということの徹底、そうすることによって子どもたちも自分たちも周りの大人に守られている。そして見守られているということで追憶をするだろうということでありますので、いま一度「地域の子は地域で育てる」という優しさの声かけ運動を全村民で実践をしていただきたいなと思っています。

 それからもう1つ、非常に心に残っていることは、実は子どもたちのいじめの中にあることは、冷やかしとか、からかいというのがよくありますよね。それを聞いたときに、今から五、六年ぐらい前ですが、あるテレビ番組でお笑い出身のタレントで今は映画監督でも大変有名な方ですが、その方がこんなことをおっしゃっていたんです。とても印象深かったのでメモしてあったんですが、笑いの80%は差別である。お笑い界の皆さん、どうでしょうか、皆さん。現在、お笑いブームということでよくお笑い番組がありますが、中身を見てみると、何名かのグループがいるんですが、必ず一人、二人ターゲットにされている人がタレントの中でもいるような感じがします。そういうときに家族でテレビを見ながら「おもしろいね」ということではなくて、そのときに「今、何々さんはどんな気持ちだろうね」とか、あるいは「周りにいる人はどんな気持で、こういうことをしているのかな」ということで、一緒に見ている親が子どもに声を発することによって、そこに単なる笑い番組ではないなということを感じてほしい。でも、今社会全体ではお笑いブームということで、結構そういうのが起こっているのではないでしょうか。それが冷やかしや、からかいということにもつながっているのではないかなと思って、大変心配をするところであります。そういうことでは、学校だけの問題ではなくて、学校、家庭、地域、そして社会全体で子どもたちを見守っていく必要があるのかなと思っています。いずれにしても、読谷村の教育委員会では、いつも校務研究会とか、いろんな研修会を通して、子どもたちの安全、安心の確保はすべてに優先するという思いで、いつもまた話をさせていただいているところでありますので、そういうことをまた村民の皆さんも御理解いただいて、御協力をお願いしたいなと思っております。



◆13番(山内政徳君)

 担当課長と教育長のいじめに対する決意を伺いましたので、いじめという問題はいじめる側が100%悪いと。また子どもたちの最大の教育環境は教師であると。そういう意味で読谷村の教育行政を預かる皆さんがマスコミのああいう報道されたようなことが読谷村では絶対起こらないと、そういうことを日ごろ各学校の校長とも気持ちを一つにして、頑張っていただきたいと思います。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後3時03分 休憩

     午後3時20分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。

 議席7番・當間良史議員と議席9番・山城正輝議員が所用のため退席であります。

休憩前に引き続き一般質問を行います。



◆13番(山内政徳君)

 3番に移りたいと思います。3.公民館・村営住宅等の耐震化について、質問をいたします。



◎都市計画課長(古堅守君)

 御質問3についてお答えいたします。耐震化の問題につきましては、建築物の耐震基準が重要であると考えております。耐震基準は、建築物等を設計する際に、それら建築物等が法令で定められた耐震性があるかどうかの基準であり、この基準をクリアすれば建築の許可がおりるものです。この耐震基準については建築基準法で定められておりますが、昭和25年に施行された旧耐震基準と、昭和56年に改正された新耐震基準がございます。現在、問題となっているのは旧耐震基準の建物であり、早急な耐震対策が求められています。御質問にあった公民館の耐震化につきましては、村有施設の中で旧耐震基準で建設された施設は喜名公民館と高志保公民館となっています。なお、喜名公民館については改築する予定です。村営住宅については、古堅(S59〜60)、瀬名波(S61〜63)、喜名(H3)の3団地ございますが、すべて新耐震基準にのっとり建築されていることから、改めて耐震化を行う予定はありません。



◆13番(山内政徳君)

 私も耐震化については余り専門ではないんですが、皆さんが管轄をしている公民館の中での答弁ですよね。その中で今、喜名公民館はつくりかえの準備に入っていますのでいいんですが、高志保公民館はどうなるんですか。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 農業推進課のほうが所管として見ている高志保公民館がございますが、高志保公民館については、昭和55年2月に完成をしてございます。耐震基準については、昭和56年以降でございますので、耐震基準にはまだ至ってございませんので、高志保公民館のみということになっております。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後3時26分 休憩

     午後3時27分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎農業推進課長(福地政勝君)

 高志保公民館についての耐震診断についてなんですが、これについては耐震診断を入れていく形で進めてまいります。



◆13番(山内政徳君)

 今、村管理ということで皆さん答弁をしていただきましたが、読谷村にはそれ以外の公民館もたくさんありまして、その公民館も多分避難場所にもなるのかなと。また、安全対策はどうなるのかという意味で、今皆さんが管理している以外の公民館の件については、どうなりますか。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後3時28分 休憩

     午後3時29分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎生涯学習課長(玉城秀友君)

 最初の答弁のほうでは、村有施設としてとらえ答弁させてもらいましたが、ちなみに14施設ございます。村内にはふれあい交流館を含めて、23の公民館があると思っております。残りの耐震基準に達していないと思われる公民館が、宇座公民館、大湾公民館、比謝矼公民館、長田公民館のこの4つの公民館が昭和56年以前に建てられた公民館だと思われます。



◆13番(山内政徳君)

 今4カ所の公民館を答えてもらいましたが、すぐというわけにはいかないかもしれませんが、この4つの公民館についてはどういう考え方でいればいいのか。各字で検討をするべきなのか。皆さんで働きかけるのか。また、防災という観点から見れば村がかかわるのが当然であるのか。答弁をお願いします。



◎副村長(池原栄順君)

 今、読谷村の管理している部分と、自分たちでつくって管理している部分がございます。村が管理している部分につきましては、喜名公民館は今回取り壊しということで、高志保については、診断を入れると。それでどうなのかというふうな判断をしたいということであります。今ほかの公民館については若干公民館と協議をしながら、相談をして、その状況を見て、いずれにしても耐震の診断は入れないといけないと思います。その費用等を含めて、一応相談をしたいなと思います。



◆13番(山内政徳君)

 よろしくお願いします。それと村営団地ですが、全部基準は満たしているという答弁ですが、この団地については24時間そこに住んでいるという点でまた、公民館とはちょっと違うのかなということで、ちょっとわからないので質問をしますが、村がつくって使ってもらっている団地等に関しては、新しい防災計画、皆さん今からつくっていきますね。それとの整合性は、要するに私が言いたいのは、淡路大震災以降の新しい基準の耐震基準ではないということですね。ですから、そういうことは別にこれからもずっとやるつもりはないのか。それとも、それを必要に応じてやるのか。答弁をお願いします。



◎都市計画課長(古堅守君)

 村営3団地は、新耐震基準というのは、昭和56年6月1日以降に着手したものですけれども、淡路大震災で倒壊した建物のほとんどが、昭和56年以前の建物であったということから、新耐震基準はまだ生きております。3団地はすべて新耐震基準で施工を行っておりますので、今耐震化の予定はないということであります。



◆13番(山内政徳君)

 安心して住んでいいということで、よくわかりました。今、高志保公民館を初め、5カ所ありましたので、早目に耐力度調査を入れて、安心できる公民館づくりに努力をしていただきたいと思います。次に進みたいと思います。

 4.読谷バイパス(大木地域の現在利用されている道路)の草木の管理はどうなっているのか。



◎都市計画課長(古堅守君)

 御質問4についてお答えします。読谷道路の除草については、通行の安全確保ができない場合、運転者から歩行者や、交通安全対策等の視認性が確保できない場合等、状況に応じて対応していると南部国道事務所より伺っております。また、読谷道路(大木〜古堅)について、今年度は8月22日から除草作業を着手して9月上旬に完了しております。



◆13番(山内政徳君)

 この場所はわざわざ、何で取り上げたかというと、何度か村民から苦情がありまして過去にもあって、なぜかというと、大木公民館の前から入っていって、大木の交差点からおりてくるところの場所がありますね、出ていく場所。そこが非常に向こうから走ってくる車が下り坂で速いこともあって、またちょっと内にへっこんでいるものですから、非常に見えにくくて、ひやっとすることが何回かあるということで、異常に草が生えます。ものすごい状態になったときに刈ります。前にも一度そういうことで刈っていただいたんですが、これ皆さんの管理ではないものですから、ただ、あんな異常にまで草が生えてから刈っているというこの状態について、もうちょっとこまめにできないのかということで、村民から苦情があったのか、あったから連絡をしたのか、向こうは何もしなくて年に何回かやっているのか、ちょっと答弁できればお願いします。



◎都市計画課長(古堅守君)

 苦情等は地元の大木区の区長等からお話は聞いておりますが、国に対しては適切に除草をしていただくように要請はしております。国も予算の関係があるのか、年に何回ということではないんですけれども、答弁書にあるように、条件に応じて対応すると言っておりますので、連絡をこれからもとりながら要請していきたいと思います。



◆13番(山内政徳君)

 以前も今、課長が答弁されたような考え方であったと思うんです。しかし、ああなるまで、国ですか、これ。国が放っておいたという認識でいいですか、県ですか。国ですね。ちょっとあれは普通自分たちは村道、県道より異常ですよね、あそこまでやるというのは。多分今、課長はそう答えてもまた起こるのかなと。村民から見たら村がやっているのか、県がやっているのか、国がやっているのか関係なくて、村内にあるものですから。もう1つ聞きたいのは、村民から苦情がないと皆さんは国に伝達しないのか。あれはちょっと異常ではないのということで指摘するのか。そこら辺はどうなっています。



◎都市計画課長(古堅守君)

 別の要件等で国の事務所と調整会議をする場合においても、直接担当ではないんですが、その方にその維持管理を適切に行うように要請はしております。その方から維持管理担当に伝えていただくような、機会あるごとに要請はしております。



◆13番(山内政徳君)

 ということは皆さんは努力されているが、向こうが聞かないだけだという理解でいいですか。そういうことですか、ちょっと答弁をお願いします。



◎都市計画課長(古堅守君)

 その都度、危険な状態にあれば、私たち要請はしておりますが、なかなかすぐにはできていない状況もあるかと思います。今後も必要に応じて要請をしてまいります。



◆13番(山内政徳君)

 単なる草ではなくて、私は車の関係でも話しています。あそこまで見通しが悪くなっても、交通安全協会とか、嘉手納警察署とか、そういうところと協議はしないということですか。あそこまで道路に草が出て、何メートルも草が出ている状態が、またもう一回起こるという可能性もあるということだったら非常に困るものですから、適切にそれは向こうから処理しますということを原資はとってもらいたいということでお願いをしたいんですが。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後3時40分 休憩

     午後3時46分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎都市計画課長(古堅守君)

 何度も申し上げますけれども、引き続き、国には適切な管理を要請してまいります。



◆13番(山内政徳君)

 副村長にも一言強く言ってもらえますか。答弁をお願いします。



◎副村長(池原栄順君)

 その都度ですね、私たちも中部町村会とか、県の町村会とか、国とか県との年に何回か協議がございます。そういう指摘はありますけれども、なかなかやってもらえない部分がありますので、再度その辺は強く要望したいと思っています。



◆13番(山内政徳君)

 私も村民から電話があって、私もあそこよく利用するものですから、異常だなとは思っています。村だったらこんなことしないだろうなと思いながら、しかし、村民は村にしか苦情は言いませんし、村議にしか苦情は言いませんし、過去にも何度かあったものですから、もうないでしょうと。ちゃんとやってくれるでしょうと思ったら、ものすごい、皆さん見ていると思います。すごい状況になりまして、新聞でも取り上げてくれればいいんですが、そこまで放っておくというのは非常に問題だと。単なる草が生えているというだけだったらいいんですが、車の問題もありますので、事故が発生したときも、これだれに責任があるのかということになっても困りますので、そういう点で、今課長答弁されましたけれども、村民にもこの電話があったら私は副村長がちゃんと約束しましたので、県には強く申し上げるということを申し上げますので、よろしくお願いします。これで一般質問を終わりたいと思います。



○議長(新垣修幸君)

 山内政徳議員の質問は終わりました。

 次に、議席17番・伊佐眞武議員の質問を許します。

 休憩いたします。

     午後3時43分 休憩

     午後3時44分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◆17番(伊佐眞武君)

 村民の皆さん、こんにちは。日本共産党、読谷村議会議員の伊佐眞武です。第410回読谷村議会定例会において一般質問を行います。まず初めに、今大問題になっているオスプレイの配備問題について、質問をいたします。このことにつきましては今朝の新聞報道では、あす岩国で飛行し、10月から普天間飛行場で本格運用を始める方針と報道されております。いよいよこのことはオスプレイ配備が目前に迫ってきていることであります。去る9月9日に開催されたオスプレイ配備に反対する県民大会は、基地問題では県民の抗議の意思を示す大会として、復帰後最大の大会となりました。そのことで読谷村も実行委員会を結成して、県民大会に大きく貢献したことはほんとに高く評価しております。復帰後最大の県民大会となった理由は、配備予定のオスプレイがこれまで何度も事故を繰り返す欠陥機と言われているからであります。そしてまた、県民は軍用機の墜落の恐怖を身を持って体験していることからであります。その代表的なものは、1959年6月30日に旧石川市の宮森小学校に米軍戦闘機が墜落し、小学生ら17名が命を奪われ、先生方を含め210人が負傷する大惨事がありました。そして、1961年には旧具志川市の川崎で米軍のジェット機が墜落して、住民二人が亡くなっております。この2つの事故に共通しておりますのは、パイロットが危険を察知して脱出して、無人になったジェット機がそのまま小学校や民間住宅に突っ込んでおります。さらに、1965年にはここ読谷村でもヘリから落下したトレーラーの下敷きになって、少女が圧死した事件がありました。このことにつきましては、読谷村の方々も記憶に残っている方が多いと思います。そして、1968年には爆弾を積んだベトナムへ向かうB52爆撃機が離陸に失敗して、弾薬庫の手前で墜落しています。弾薬庫に墜落すれば大惨事になっているところでありました。そのときの事故のときは、私もまだ小学校6年生だったんですけれども、そのときの事故の爆風による大変な衝撃は今でもはっきりと覚えております。すぐ、私の庭の前にもほこりや鉄の破片が降り注いでおりました。そして、最近では2004年に沖縄国際大学への墜落事故であります。そのときの事故はCH46大型ヘリでありましたが、このヘリは今大問題になっているオスプレイとは違って、オートローテーション機能が働いて、グラウンドにいる学生を避けて、校舎に墜落したということであったようであります。オスプレイ問題については県議会を初め、県内41全市町村議会も反対の抗議決議を上げているにもかかわらず、日米両政府はオスプレイ配備を強行しようとしています。法的根拠はもちろん日米安保条約でありますが、別の大きな理由として、アメリカ国内の軍産複合体の存在があります。オスプレイの開発計画は、1980年代当初、国防総省も巨額の費用がかかることや開発段階からの相次ぐ事故を受けて、兵士の命を無駄にしないためにも、生産を中止すべきとの国防総省からの意見もあったようであります。しかし、この意見も軍事産業の圧力や、その企業が立地している地域の議員の圧力により反対され、オスプレイの開発が進められた経緯があります。このことは日米両政府と一部の利権集団によって、ここ沖縄への犠牲が押しつけられている構図であるとも言えます。ここで本題に入ります。

 オスプレイ問題は、これまで連日新聞等で報道されていますが、改めて問題点に触れておきたいと思います。1.オスプレイ配備による読谷村への影響について伺います。?オスプレイは安全性の問題でどのようなことが指摘されていますか。?隣接する嘉手納基地との関係で、どのようなことが懸念されますか。?トリイ通信施設とのかかわりでは、どのようなことが懸念されますか。?9.9県民大会読谷村実行委員会の今後はどうなっていきますか。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 質問1の?についてお答えいたします。マスコミによる情報しか持ち合わせておりませんが、?オートローテーション(自動回転)機能が欠如し、エンジンの緊急停止時に安全に着陸できない。?通常のヘリと比べて、VRS(ボルテックス・リング状態)で制御不能になりやすい。?通常のヘリと比べて、PIO(パイロットの動作に起因する振動)が発生しやすい。?左右に回転翼があるという構造上、油圧・電気・機械系統が長く複雑になり、不具合が生じやすい。?飛行に伴い発生する渦巻き等により、ほかの航空機と近接飛行していると制御不能になることがある等の欠陥が指摘されております。

 次に、?についてお答えいたします。米軍がオスプレイの運用に関して記した環境レビューの中に「弾薬搭載のために、嘉手納飛行場にて年間約1,200回(着陸及び離陸)を実施する」米軍は嘉手納基地でオスプレイに弾薬を積み込み、月に3回、県内の訓練場で射撃訓練を実施するということが示唆されておりますので、場合によっては村内上空を通過する可能性も否定できない状況になると思われます。

 続きまして、?についてお答えいたします。トリイ通信施設では、管理着陸帯が3カ所示されておりますが、訓練等の運用は示されておりません。

 さらに?についてお答えいたします。読谷村実行委員会につきましては、県実行委員会や関係市町村の動向も視野に入れて、今後も取り組んでいきたいと考えております。



◆17番(伊佐眞武君)

 何点か再質問をしていきます。まず初めに、オスプレイのオートローテーション機能の欠如についてでありますが、ちょっと調べたんですけれども、従来のCH46のヘリは回転翼の直径が15.5メートルとなっております。それに比べてオスプレイは11.6メートル、非常に小さいです。そして機体そのもの重さなんですけれども、CH46、従来のヘリなんですけれども、これが重さが7,700キロとなっております。それに比べてオスプレイの場合はなんと1万6,000キロであります。そのことによって常々指摘をされておりますオートローテーション機能は、これは万が一すべてのエンジンがとまった場合の最後の安全装置であるんですけれども、空気抵抗によってプロペラを回して、揚力が生まれるんですけれども、オスプレイの場合はその揚力よりも重すぎるために落下すると。そういうことで構造的にも非常に欠陥があるということになっております。それから答弁の中で、?のほうなんですけれども、これは構造上、機体の左右にエンジンがあるために回転翼に不均一な形の気流が発生して、非常に制御不能になりやすいということだと思います。

 それから?から?につきましては、左右に2つの回転翼があることによって、非常に不安定になって故障も起こりやすいと。これが従来のこれまでのヘリや航空機に比べると考えられないような乱気流が発生するために、操縦が極めて難しいということです。これは総合すれば決してパイロットの操縦技術ではなくて、構造的に欠陥があるということが浮かび上がってくると思います。このオートローテーション機能の欠如につきましては、これまで国防総省内で長年分析官をしていた、よく新聞に出る名前なんですけれども、リボロ氏も証言しているんですけれども、オートローテーション機能が欠如している場合は、民間機の場合、アメリカでは連邦航空局の安全基準を満たしていないそうなんです。それで民間機の場合はこういうヘリは飛ばせないということになっているらしいです。ところが軍用機の場合は、法律が適用されないものですから、オスプレイは今飛んでいるんですけれども、これが今度沖縄に来ることになっている。これはアメリカ本国では非常な広大な土地であるんですけれども、アメリカ本国と比べられないような人口密集地である沖縄に配備された場合、ほんとに沖縄県民の命を何とも思っていない。そう言っても過言ではないと思います。

それでちょっと質問をしていきたいんですけれども、答弁にある嘉手納基地の中で年間1200回も離着陸訓練をすると。これは毎日3回以上の訓練があるということであります。それで答弁の中で県内の訓練場で射撃訓練を実施するということを米軍が発表した環境レビューの中で示されているということであるんですけれども、この射撃訓練をする場所ですね、訓練場はどこを想定しているか。その環境レビューの中に示されていますか。まず、この1点を伺います。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 ただいま議員のほうからありました米軍の2012年4月のMV22、沖縄配備及び日本での運用に関する環境レビューの中で、MV22は航空機または兵士が使用する実弾を搭載するため、嘉手納飛行場までの短い距離4.5マイルを飛行すると。MV22の装備の中に3つの機関銃がありまして、これを嘉手納基地で積んで、そして射撃が必要ということで訓練をすると。それに資料に基づくとMV22は平均月3回、これらの射撃訓練が必要とされていると。現在、CH46Eが実施しているように、MV22中隊は許可された水域上の射撃場で、当該訓練を実施するというふうに環境レビューのほうに書かれております。それで県の基地の概要というのを調べまして、訓練水域がどの程度あるか調べてみますと、沖縄の周辺には29カ所あります。29カ所の中に射爆場とか、射撃場がありまして、それにつきまして防衛局のほうに、この訓練水域とか、訓練場というのはどの辺にあるのかということを聞きました。防衛局としては、基地の運用については防衛局のほうから照会は難しいということで、これは返事できないということでした。ということですので、県の資料でしたから、県のほうにも確認をしました。県としましても、この基地の運用に関しては防衛局のほうへ照会をしているということですから、防衛局が回答したとおりですというふうなことですので、この運用がどういうふうに行われているかというのは、今のところ確認ができないという状況でございます。



◆17番(伊佐眞武君)

 訓練場はどちらでやるのかということの質問なんですけれども、やはりこれは運用上、公表できないということなんですけれども、ただ沖縄県内、あるいは海域を含めると29カ所あると。通常のヘリでもキャンプ・ハンセンだとか、あるいは伊江島射爆場、鳥島、さらに沖縄県を取り巻く広大な海域があります。そこで引き続き、従来のヘリに比べて、訓練区域を引き継いでオスプレイは沖縄上空を飛び回ると思うんですけれども、それで答弁の中でも、場合によっては村内上空を通過する可能性は否定できないということがあるんですけれども、これは例えば具体的にはどういう場合に上空を通る可能性があるんですか。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 これは嘉手納飛行場で弾薬を積んで、そして飛行モードで飛んでいくわけですから、飛行モードで飛ぶ場合は大体対潜哨戒機、よくその辺を飛んでいますね。ああいう旋回になると思うんです。ですから飛行モードで飛んでいくという場合については、そういうことも否定はできないということです。



◆17番(伊佐眞武君)

 今の答弁を聞きますと、やはりオスプレイが一番危ないのは、着陸と離陸する場合なんですが、ちょうど今の話では、嘉手納基地で弾薬を積んで飛び立つ場合に、その操縦段階に入ると思うんですが、非常に危ない段階に上空を通るということですが、この読谷村も非常に危険なことだと思います。それで、またもう1つは嘉手納基地と伊江島補助飛行場なんですけれども、そこに向かう場合ですね、地図上でも、これ新聞にも示されていたんですけれども、普天間飛行場から伊江島飛行場へ向かう場合、現在読谷村の西海岸のちょっと沖のほうを通って伊江島に向かっているんですが、地図上では普天間飛行場から伊江島飛行場の経路の直下に読谷村があるんです。そういうことも考えますと非常にこれは大変危険な状況になるなということを心配しているんですけれども、あともう1つ、読谷村に関連して、トリイステーションなんですけれども、ここでは通常の訓練は今でもやっていないし、今後もやらないだろうということで予測されるんですけれども、ただしかし、管理着陸帯ですか、そういうものが3つあるということで、何らかの形で緊急的に着陸することがあり得ると思うんです。それは今までのCHヘリですね、58とか46があるんですが、この従来のヘリでもトリイステーションに飛来したことは過去にありますか。要するに事前に役場のほうに通知と言いますか、報告はあるんでしょうか。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 この環境レビューの中に着陸帯は今69あります。69の中で戦術用着陸帯というのが50ありまして、これは訓練をするところです。新たに6つつくっておりますけれども、管理着陸帯というのはVIPの輸送や医療避難、緊急または特別の目的のために使用されるというふうに書かれておりますけれども、これについて事前に今まであったかというと、私が見た範囲ではありました。確認はしていないんですけれども、事前の通知はありません、今までは。ですから緊急におりるということはあるということです。CH46と一緒になりますから。



○議長(新垣修幸君)

 休憩いたします。

     午後4時04分 休憩

     午後4時05分 再開



○議長(新垣修幸君)

 再開いたします。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 ヘリが来たときに通告があったかということですけれども、私が来てからは通告はありません。通告があったという引き継ぎもまだ見てはいません。



◆17番(伊佐眞武君)

 トリイ基地にも通常の訓練がないものの、やはり緊急的に何らかの形でこれまでヘリが来たことがあるということなんですけれども、しかも来る場合、あるいは出る場合には役場に事前報告はないということなんですけれども、このことは米軍の都合でいつでも来れる状態だと思うんです。これ仮にオスプレイが来た場合に、ほんとに懸念されることになるんですけれども、そういう読谷村にも何らかの形で影響が出てくるんですけれども、やはり県民大会が終わって、県民の総意を日米両政府にぶつけた形になっているんですけれども、しかし、なかなかその権力の壁は厚いと。そのときに県民大会を一過性に終わらすのではなくて、今まで各市町村の取り組みの実行委員会、読谷の場合は答弁では今後も取り組んでいきたいということなんですけれども、もし仮に取り組んでいく場合に、今後どのような、まだ具体的でなくてもいいですから、どのような取り組みが考えられるか。このあたりをもう一回、課長からお伺いします。



◎跡地利用推進課長(大城友誼君)

 オスプレイの配備、10月ということも示唆されておりますので、このオスプレイの配備に対して、実行委員会の規約も事務局に一任すると。それで解散はしておりません。県の実行委員会と足並みをそろえて、いろいろ配備阻止に向けて取り組んでいくということは、実行委員会のたびに確認をしておりますし、今後も再度、実行委員会を開いて、村民大会あたりも開催をするのか、あるいは立て看板を立てて、配備阻止に向けて取り組んでいく、あるいは募金とか、そういう問題も今後話し合っていかないといけませんし、また、9.9の報告もやっていきたいと思っていますので、今後いろいろ取り組んでいきたいというふうに考えております。



◆17番(伊佐眞武君)

 いろいろ取り組むことになると思うんですけれども、まさに歴史的な闘いになってくると思うんですけれども、今さき看板の話も出たんですが、例えば具体的な取り組みとして、今大湾交差点に大型の看板があるんですけれども、ああいうところ、見えやすいところを活用して、オスプレイ配備反対の看板とか、ほんとに村民が一目でわかるような看板を、これを全県に広げていって、そういうことも考えられるのではないかと思います。いずれにしても引き続き、全県と連携しながら取り組んでほしいと思います。最後に、焦眉の課題になっておりますオスプレイ配備について、4万村民の命と健康を守る立場から、村長から所見と今後の取り組みの決意を伺いたいと思います。



◎村長(石嶺傳實君)

 41市町村長、市町村議会、そして県議会や県知事を含め、いろんな立場の人が結集して、復帰後これまで最大の県民大会が開かれまして、そこでオスプレイ配備反対の決議がされております。これ非常に重いのがあると思います。にもかかわらず、昨日、外務、防衛両大臣が共同宣言をして、あす岩国で飛行して、近々沖縄に配備を強行していこうとしていることについては、これはもう断じて許してはいけないと思いますので、今後とも関係機関とも連携しながら、粘り強く配備反対の取り組みを行っていきたいと思っています。



◆17番(伊佐眞武君)

 今、力強い答弁がありましたが、ほんとに日米両政府の権力は大きいんですけれども、これまで沖縄県民の闘い、歴史的な闘いがあったんですけれども、ほんとにこの闘いは日米両政府を動かしてきた経緯があるんです。例えばB52の爆撃機の撤去、あるいはサリンと言われていたんですけれども、毒ガスの撤去ですね。そして何よりも非常に大きいのがサンフランシスコ条約上、不可能と言われていた祖国復帰ですね。これは不十分な形ではあったんですけれども、これも沖縄県民は闘いを勝ち取っています。そういう意味では今回のオスプレイの配備問題も県民の団結と力を強めていけば、展望もきっと開かれてくると思いますので、力を合わせて頑張っていきたいと。それで議会のほうも何らかの知恵を出して、いろいろ考えていかないといけないと思います。そういう意味でこのオスプレイの配備問題、まさに県民の命と尊厳を守る闘いであって、沖縄県民の側に道理はあると思うんです。そこに確信を持って頑張っていきたいと思います。ともに頑張っていきましょう。2番目の質問に入ります。

 2.去る8月15日に提訴された「沖縄戦国家賠償訴訟」について伺います。?訴訟の意義を伺います。?民間人被害の実態調査をする場合、どのような課題がありますか。?民間人の死傷、財産の喪失等を補償する場合の基準はどのようなことがありますか、3点伺います。



◎生活福祉部長(仲宗根盛和君)

 御質問の2の?についてお答えします。「沖縄戦被害・国家賠償訴訟」は、沖縄戦で被害を受けた民間人やその遺族の皆さん40人が国を相手に1人当たり1,100万円、総額4億4,000万円の損害賠償と謝罪を求める訴訟を那覇地裁に提起した民事訴訟でございます。原告側弁護団長が訴訟の意義について、マスコミに述べておりますが、紹介しますと「沖縄戦の民間被害者は援護法の適用拡大で救済された住民もいるが、同様の被害を受けた住民でも補償を受けていない状況がある。戦争被害への救済が軍人や軍属、準軍属しか補償されない。または援護法の適用拡大でも一部の住民しか補償されていない状況は、「二重の差別」と言わざるを得ない。この訴訟は、戦争で被害を受けた民間被害者等に等しく謝罪や賠償を要求するだけでなく平和を希求する訴訟だ」として、主張されております。

 ?についてお答えします。この事件は、民事訴訟でございますので、おのおのの被害状況をみずから特定し、立証し、被害金額を積み上げる必要があるものと考えています。実態調査に関する課題についてもみずから解決する必要があります。これらの課題について答えられる立場ではございません。

 ?についてお答えします。この事件における補償基準については、掌握しておりません。本事件の1人当たりの補償金額については、同様な事件としての東京大空襲訴訟の金額と同額となっているようですが、これらの金額に関知する立場ではございません。



◆17番(伊佐眞武君)

 今答弁で、やはりこれは民事訴訟であって、行政の立場から裁判の中身だとか、課題については答えられる立場ではないということは、十分理解はしております。ただしかし、このことに関して、もう1つちょっと注目すべき動きがあるんですけれども、その前にこの訴訟をちょっとだけ触れるんですけれども、この意義については、弁護団長が言われているように、法の下の平等の見地から、二重の差別の解消、そして平和を希求する憲法の理念が問われている。まさにそういう訴訟だと思います。それでもう1つの動きと言いますのは、これまで国に戦争被害の国家賠償を求める訴訟は何回か全国であったらしんですけれども、いろいろ大変な財政を伴う問題でもあるし、大変重たい訴訟なんですけれども、いろんな例があって、戦争中は国民は受忍論と言って、原告の請求を却下された経過があるんですけれども、この内容ですね、これ琉球新報の今年の8月15日付の新聞なんですけれども、ちょっと抜粋して読ませていただきたいと思います。「全国の民間被害者らは、国を相手に謝罪と賠償を求めて訴訟を起こしてきたが、裁判所は戦争の損害は国の存亡にかかわる非常事態のもとでは等しく受忍しなければならなかったとする受忍論により、原告側の訴えを棄却してきた経緯がある。しかし、2009年12月の東京大空襲訴訟の東京地裁判決では、請求は棄却したものの、立法を通じて解決すべきだと指摘。この判決を受けて、民間被害者への被害を立法の立場から救済するために太平洋戦争中の空襲被害者の援護法制定を目指す超党派の議員連盟が空襲被害者等援護法。もう1つは沖縄戦時行為被害者援護法の法案を検討。これを今国会で上程する」という旨の新聞記事があります。それにもう1つ、このことと関連して、これも新聞記事なんですけれども、沖縄民間戦争被害者の会で、今国会で議員提案予定の沖縄戦時行為等援護法案で、遺族への弔慰金ですね、遺族への死者1人当たりの弔慰金や後遺症、障がい者への障害給付金を等級1級で100万円等と盛り込むことを承認したということが記事になっております。そういう内容の訴訟が今国会で動いていると思うんですけれども、この援護法についての国会での審議状況ですね、このことは読谷村のほうでは把握しておりますか。



◎生活福祉部長(仲宗根盛和君)

 新聞にもあります超党派の国会議員が今国会で提案を予定しているということがあったんですけれども、せんだって、ネットで前の国会の法案の状況を見ているんですけれども、ちょっと探せなかったです。そんな状況かなと今思っております。



◆17番(伊佐眞武君)

 今国会は休会中で、その前の審議日程には上っていなかったということで、なかったと思いますけれども、やはりこの問題は、今後日程に上ってくると思うんです。そういう意味で注目しておきたいと思います。いずれにしましても、この裁判のもとになっている沖縄戦ですね、沖縄戦はほかの戦争と比べて特異な戦争であったと。要するに住民が戦争の犠牲に巻き込まれたと。これはいろいろ理由があると思うんですけれども、数字を上げてみますと、この沖縄戦で米軍が1万2,500人亡くなった。日本本土の軍人が6万5,900人です。沖縄出身者の軍人、軍属が2万8,000人、沖縄の民間人が9万4,000人亡くなっているんです。そういう意味で住民を巻き込んだ戦争ということで、世界的に見ても非常に異常な戦争であったということが言われております。民間人は5人の1人の割合で県民は亡くなったということが言われております。ところで、その沖縄戦のときに、ここ読谷村の当時の人口、そして沖縄戦で亡くなった被害者の人数ですね。できれば民間人でも軍人と軍属それぞれわかれば数字を示していただきたいんですけれども、お願いします。



◎生活福祉部長(仲宗根盛和君)

 人口についてでございますけれども、これは1940年時点の国勢調査の人口になりますが、男が7,513人、女が8,370人、合計1万5,883人となっております。あと戦争で犠牲になった人数でございますが、このほうが援護法に基づく弔慰金裁定状況というのが、今年の3月時点の数字がございまして、その受給者の数がございますが、軍人、軍属として2,040人がその受給をしているということがございます。あと民間の方の犠牲者の数になるんですけれども、ちょっとストレートに民間人の数字というのは特定されてない状況がございまして、現在、平和の礎に刻銘されている読谷村関係者の数というのが、これが昭和16年6月23日現在の数ですが、3,839人刻銘されております。このほうは軍人、軍属、民間人、合わせての数字になりますので、読谷村全体でこれだけの人数が犠牲になったと。この数についてはどんどん少しずつ補強されて、判明した時点で補強されておりまして動いております。ですから、平成16年時点よりも少し多くなっているのではないかなと思っております。これからしますと、民間人の数としては約1,800人の方が犠牲になっておられるということでございます。



◆17番(伊佐眞武君)

 当時の人口が1万5,000人余りということで、亡くなったのが3,839人ですか。ということは4人に1人以上の割合で犠牲になったということです。読谷村は米軍が上陸した地点であって、これから同じ過ちを繰り返さないためにも、できれば行政のほうも今度の訴訟はそういう平和を希求する意味のある訴訟ですから、そういう面からも側面的に、例えば町村会でそういう訴訟があるとか、国会で援護法制定の動きがあるとか、こういう話題をぜひ少し提供するというか、このぐらいの側面的な支援をぜひやっていただければなというふうに思います。次の質問に入ります。

 3.村内の戦跡や歴史上の史跡について伺います。?戦跡や史跡については、村内外にどのように周知していますか。?戦跡や史跡周辺の整備、案内板、説明板等、より充実していくべきだと考えますが、どうでしょうか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 御質問3の?についてお答えいたします。戦跡や史跡の周知は「読谷村の戦跡めぐり」や「読谷村文化財めぐり」の冊子の配布や販売、読谷村役場ホームページ掲載のバーチャル平和資料館において情報発信を行っております。また適時、文化財めぐりを各種団体や学校と連携し実施したり、観光案内所喜名番所や歴史民俗資料館においては、読谷村の主な戦跡や史跡について展示紹介し、村内外への周知を行っております。

 次に、3の?についてお答えいたします。チビチリガマや掩体壕等の戦跡や座喜味城跡や木綿原遺跡、喜名番所跡、古堅国民学校校門跡等、史跡の一部については、整備が行われ、説明板を設置しているところでありますが、その他の戦跡、史跡についても条件を整え次第、随時整備し、説明板の設置について、充実させていく必要があると考えております。



◆17番(伊佐眞武君)

 読谷村の戦跡や史跡の周知の方法なんですけれども、1つには、今の答弁で「読谷村の戦跡めぐり」、もう1つは、「読谷村文化財めぐり」ということで、本になっていると思うんですけれども、これはまだ私も見たことがなくて、これはどこに行けば手に入るんでしょうか。各書店でも置いてあるんですか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 「読谷村戦跡めぐり」、「読谷村文化財めぐり」は、歴史民俗資料館村史編集室で販売しております。戦跡めぐり、そして読谷村史戦時編等は書店でも購入いただけます。



◆17番(伊佐眞武君)

 2つの本のほうも書店に置けば、より一般大衆に広がっていくと思うんですけれども、それを要望しておきます。もう1つの質問なんですけれども、文化財めぐりは、各種団体や学校と連携して実施していると。これは1年に何回ほどの頻度でやっているのか。そして、その周知ですね、文化財めぐりをやっているという、この周知方法はどういう方法でしょうか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 文化財めぐりは、文化振興課職員が講師となって行っておりますけれども、年数回です。主に依頼を受けているのは、村内の小学校、中学校、あるいは読谷村に赴任した初任者研修、先生方の研修の際に行っております。あと適時、婦人会、あるいはPTA連合会の団体の依頼があったら対応しております。この文化財めぐりを行っているという周知、特に文化財めぐりをやっていますと周知はしておりませんが、学校の場合は慰霊の日の前後の現地めぐりの際に申し込み、あるいは依頼がございます。



◆17番(伊佐眞武君)

 読谷村にある戦跡や史跡ですね、これほんとに村民が共有できる観光資源であり、文化資源だと思います。それを答弁のほうで座喜味城跡だとか、木綿原遺跡、数々の遺跡を整備してきているんですけれども、これを今後随時条件整備をして、随時整備をしていくということなんですけれども、まず提案したいのは、村内にも相当の数の有名、無名の戦跡、史跡があると思うんですけれども、これを整備していく場合に、ちょっと時間がかかるものですから、まず優先的に各字の公民館と言いますか、行政区でもいいですし、各字ごとにいろいろ村内には戦跡、史跡があると思うんです。そういう史跡を知ることは将来の子どもたち、現在の大人社会でも言えることなんですけれども、過去の歴史の上に現在があるわけなんですけれども、これは先ほど比嘉郁也議員からも「読谷の先人たち」ということで紹介する中で、引用されていたんですけれども、やはり現在の我々は過去の歴史の上にあると思います。そういう意味では史跡を学習することは非常に意義があることだと思うんです。それを考えるとやはり整備していく優先順位ですね。まずは各字の公民館に、この字にはこういう史跡があるという説明板ですね、案内板と言いますか、まずこれをやってはどうかということなんですけれども、その点についてはどうでしょうか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 地域の歴史文化等は地域の先輩方が後輩に伝えていってもらいたいということで、議員御指摘のとおり、各字の史跡、文化財等を各字単位でやっていけたらなと思っております。そこで今回一括交付金事業を活用して、5カ年かけて村内の各字の、22の字の文化財マップ、そして案内板を始めたところでございます。その案内板を活用しながら、これまで以上に字の歴史文化、史跡等、戦跡等、御案内できる成果物が完成していくものと期待しております。



◆17番(伊佐眞武君)

 この史跡というのは、現代、今ある私たちがずっと先輩から受け継いで、次は次の世代に引き渡していく、引き渡すと言いますか、各世代間で言い伝えていって、生活の中に活かしていって初めて価値があると思うんです。そういう意味で文化村読谷村として、この辺の条件整備もしてもらいたいと。これはなかなか経済効果にはつながらないかもしれませんが、やはり質の高い文化村をつくっていく意味で、この見地も大事だと思います。それでこの地域の史跡を学習する意味でも各字だとか、いろんな地域の行事だとか、あるいは学校の行事でもいいです。そこで案内するガイドですね、これが今は不足していると思うんです。平和ガイドは村の行政と別に組織があると思うんですけれども、あれとは別に、史跡の説明できるガイド養成ですね。この辺が不十分ではないかと思うんですけれども、これにも力を入れたらどうかと思うんですけれども、この点についてはどう思いますか。



◎文化振興課長(仲宗根求君)

 御指摘のとおり、文化財ガイド養成の必要性はあると考えております。ただ、入り口部分でガイドという名前に固定した養成ではなくて、今、各字の文化財マップをつくりながら考えているんですけれども、まずは地域のことを再確認したい。そういった作業に参加したいという感じで、マップづくり等を行って、そして地域で再確認したことを伝えていこう。あるいはガイドとして頑張っていけるのではないかなという取り組み方法としては、ダイレクトにガイド養成というわけではなくて、各字で子ども会、あるいは各種団体へ、文化財マップ等を活用した、あるいは先輩方の知識を活用した催しを展開し、そしてその中からまた人材と言いますか、ガイドをやってみたいという方が誕生していければなという順序で今取り組もうとしております。



◆17番(伊佐眞武君)

 いろんな取り組みの中で、ガイドをやりたいという希望者を拾い上げていってもらいたいと思います。次、4点目の質問に移ります。

 4.庁舎前広場について伺います。この庁舎前広場につきましては、いつも感じていたことなんですけれども、樹木や芝生がきちんと管理されて、現状でも潤いと安らぎを与える効果はあると思います。しかし、それでも少しもったいないような気がしたものですから質問に取り上げたんですけれども、具体的質問として。?村民に開放して、憩いの場にしてはどうか伺います。



◎総務課長(安田慶知君)

 御質問の4の?についてお答えいたします。役場庁舎前の広場は、芝の保全等のため、現在団体等への貸し出しを行っておりません。憩いの場にするというのは、自由に出入りできるようにすることだと思いますが、他団体への広場の使用については、これからも許可をしない方向で考えております。ただし、木陰等を利用して涼んだり休憩したりすることは特に問題はないと考えております。



◆17番(伊佐眞武君)

 私、質問の念頭にあるのは、団体は全然私は考えていないんですけれども、役場に用があって来る個人、個人なんですけれども、まず再質問の前に、現在庁舎前の広場ですね、ここは庁舎維持管理規則ですか。その規則の中で、どういう位置づけがなされているか。伺います。



◎総務課長(安田慶知君)

 読谷村庁舎管理規則がございまして、その中の第2条に定義がございます。そこで、この規則で庁舎等と言っているのは、村の庁舎及びその敷地、その他の設備ということになりまして、その広場も庁舎等ということで表現がされております。



◆17番(伊佐眞武君)

 今庁舎の附帯設備ということで位置づけられている説明だと思うんですけれども、団体が使う場合、何かと業務に支障が出てくると思うんです。そういう意味でもちろん私はそういう団体は全然眼中になくて、先ほど言ったように役場に用事に来る個人、個人ですね。その方々が非常にいい場所であるもんですから、今でも庁舎の中にも待ち合いのいすがいっぱいあるんですけれども、やはり庁舎の外に非常に緑のある空間の中で一休み、せっかくの空間があるものですから、例えばベンチとか、できれば遊具とか設置して、子ども連れにも開放して、憩いの場にできないかという趣旨なんですけれども、答弁の中には下のほうで、ほかの団体には許可しないが、ただし、木陰等を利用して涼んだりするということは特に問題ないということで言われていますので、例えばベンチとか、そういう設置したらどうかと思いますが、いかがでしょうか。そのことは役場の職員にも常に村民が見えれば、住民の福祉の向上の観点から非常にいい効果が出ると思うんですけれども、このあたりはどう思いますか。



◎総務課長(安田慶知君)

 役場前の広場については、例えば夏場とか、子どもたちが蝉取りをしたりとか、そういったような利用の仕方もしています。土日に親子連れで来て、そういった涼んだりしているのも見ています。そういうところからしても、その場所でいろいろと憩いの場になれるようなことがもしできるのであれば、その辺は検討していきたいと思います。



○議長(新垣修幸君)

 伊佐眞武議員の質問は終わりました。

 本日の会議はこれまでにとどめ、散会します。



     午後4時38分 散会