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沖縄県 宜野座村

平成24年第3回定例会 03月09日−04号




平成24年第3回定例会 − 03月09日−04号







平成24年第3回定例会




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┃                                                ┃
┃              平成24年第3回宜野座村議会定例会会議録               ┃
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┃ 招 集 年 月 日 │          平 成 24 年 3 月 6 日            ┃
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┃  招 集 場 所  │         宜 野 座 村 議 会 議 事 堂           ┃
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┃ 開 ・ 散 の 日 時 │開 議│  平成24年3月9日 午前10時01分  │議 長│  多嘉山 朝 安  ┃
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┃  及 び 宣 言  │散 会│  平成24年3月9日 午後5時11分  │議 長│  多嘉山 朝 安  ┃
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┃ 応(不応)招議員 │議 席│  氏    名  │出 席│議 席│  氏    名  │出 席┃
┃          │番 号│          │の 別│番 号│          │の 別┃
┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃ 並びに出・欠席議員 │ 1 │  石 川 幹 也  │ ○ │ 9 │  新 里 文 康  │ ○ ┃
┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃          │ 2 │  安 富   繁  │ ○ │ 10 │  小 渡 久 和  │ ○ ┃
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┃出 席   12 名 │ 3 │  當 眞 嗣 則  │ ○ │ 11 │  島 袋   榮  │ ○ ┃
┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃欠 席   0 名 │ 5 │  伊 芸 朝 健  │ ○ │ 12 │  仲 本   彰  │ ○ ┃
┃          ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃  凡   例   │ 6 │  當 眞   淳  │ ○ │ 13 │  多嘉山 朝 安  │ ○ ┃
┃○    出  席 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃△    欠  席 │ 7 │  平 田   悟  │ ○ │   │          │   ┃
┃×    不 応 招 ├───┼──────────┼───┼───┼──────────┼───┨
┃△(公) 公務欠席 │ 8 │  嘉手納 良 弘  │ ○ │   │          │   ┃
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┃          │ 11 │   島 袋   榮     │   │              ┃
┃会 議 録 署 名 議 員├───┼──────────────┼───┼──────────────┨
┃          │ 12 │   仲 本   彰     │   │              ┃
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┃ 職務のために出席 │事 務 局 長│  津嘉山 博 文                     ┃
┃          ├───────┼─────────────────────────────┨
┃ した者の職氏名  │係     長│  山 内 慶 一                     ┃
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┃          │村     長│  東     肇  │産業振興課長 │  山 城   智  ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │副  村  長│  仲宗根   勲  │建 設 課 長│  仲 間 正 哲  ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │教  育  長│  城 間 辰 雄  │上下水道課長 │  山 城 次 雄  ┃
┃地方自治法第121条  ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │会 計 管 理 者│  新 里 民 夫  │学校教育課長 │  平 田 嗣 義  ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃により説明のため  │総 務 課 長│  島 田 忠 博  │社会教育課長 │  照 屋 忠 利  ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │企 画 課 長│  仲 程   正  │       │          ┃
┃出席した者の職氏名 ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │村民生活課長 │  金 武   司  │       │          ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │健康福祉課長 │  末 石 森 春  │       │          ┃
┃          ├───────┼──────────┼───────┼──────────┨
┃          │農 業 委 員 会│  岸 本 宏 和  │       │          ┃
┃          │事 務 局 長│          │       │          ┃
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┃会 議 の 経 過 │別 紙 の と お り                          ┃
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        平成24年第3回宜野座村議会定例会議事日程(第4号)

                                         平成24年3月9日
                                         開 議 午前10時
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┃日程番号│ 議 案 番 号 │          件           名          ┃
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┃  1  │        │一般質問(當眞 淳・仲本 彰・當眞嗣則・新里文康・伊芸朝健・   ┃
┃    │        │     小渡久和)                       ┃
┃    │        │※一般質問中に施政方針質問追加(當眞 淳・當眞嗣則)       ┃
┃    │        │                                 ┃
┃    │        │                                 ┃
┃    │        │                                 ┃
┃    │        │                                 ┃
┃    │        │                                 ┃
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┃    │        │                                 ┃
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○議長(多嘉山朝安) これから本日の会議を開きます。(10時01分)



△日程第1.一般質問を行います。

 一般質問は、会議規則及び申し合わせ事項により、答弁を含めないで30分以内とします。なお、1回目の質問及び答弁は登壇して行い、2回目以降の質問は質問席で、答弁は自席にて行うこととします。

 通告順により順次発言を許します。

 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) おはようございます。6番 當眞 淳です。議長のお許しが出ましたので、これより通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。

 まず1点目は、中高校生の下校時の安全確保についてです。

 現在、中高校生の登下校は保護者などが送迎することが多くなりましたが、下校時は以前と同様に徒歩やバスを利用して帰宅する生徒もおります。このことを踏まえて質問いたしますが、本村において集落内の外灯の整備は大方進んでおります。しかしながら松田区や漢那、城原区の生徒たちが主に通学路として利用している幹線道路の国道329号は、住宅が道路に面していない区間において外灯が全く整備されていない状況があります。日が暮れることが早くなる冬場においては、男子生徒だけではなく女子生徒も真っ暗な道路沿いを徒歩で下校している姿をよく見かけることがあります。私も乗用車で乗せることもあるのですが、生徒たちの安全・安心な環境を考慮すれば外灯の設置などの必要性が十分あると考えます。そこで村当局の見解を伺います。

 次に2点目でありますが、基金の運用についてであります。この質問をするに当たり一言だけお断りしておきますが、私は現在、議会選出の村監査委員の立場でありますけれども、この質問の内容については、識見の監査委員とお互いに考えをまとめたということでありませんので、御了承願います。

 では質問ですけれども、2002年に金融機関の破綻が生じた場合に一定額の預金を保護する預金保護制度(ペイオフ制度)が始まりました。しかしながら現在、預金が全額保護されるのは利息のつかない決済用預金だけとなっており、利息のつく普通預金や定期預金は元本1,000万円とその利息までが保護の対象となっております。

 この流れを受け、本村においても定期預金から決済用預金への切りかえが行われたと思います。しかしながら現在、本村が預け入れを行っている金融機関の経営状況等を踏まえた場合、決済用預金から定期預金への切りかえなど基金運用の見直しを行う必要があると思いますが、村当局の考え方を伺いたいと思います。



△次に3点目であります。施政方針への質問になりますけれども、自主財源の確保についてであります。

 施政方針において本村の財政状況は大変厳しい状況にあるとされておりますが、歳出の部分ではかなり充実した内容となっており、新たな取り組みなどが数多くあります。補助金や一括交付金等の活用もあろうかと思いますが、本村の将来を見据えて村税を中心とした自主財源の確保は重大な課題であると考えております。そこで、どのように自主財源を確保していくのか、取り組みについて伺いたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) おはようございます。當眞 淳議員の質問にお答えいたします。

 まず、1番目の中高生の下校時の安全確保についてでございます。本件につきましては、国道における外灯がない箇所の現状を申し上げますと、惣慶、桑江宅付近からかんなタラソ沖縄入り口まで、さらに松田地区においては、宜野座大橋から松田小入り口までの区間ではないかと思っております。村としましては、防犯上中高生の夜間の通行は好ましくないと思っております。なお、街灯設置について国道事務所へ確認したところ、基本的には車道部分を重要視しているとのことでしたが、場所等の確認を行い、部分的に設置できるか検討したいとのことでありました。村としましても今後国道事務所との協議を行い、設置できるよう要請してまいりたいと思っております。

 次に、2番目の基金の運用についてでございます。村の基金運用の現状についてですが、現在の基金は金融機関が破綻しても元本保証される無利息の決済用普通預金で24件、そして一般普通預金で1件、定期預金11件で運用しております。ペイオフ解禁前は、政府が預金を全額保証していましたが状況が一変、平成17年のペイオフ解禁後は、金融機関の破綻時は一銀行、一法人に対して預金保険機構より1,000万円までの保証となりました。そのとき村は、これまでの定期預金から普通預金に変更したところでございます。その後、平成19年、平成20年にかけまして決済用普通預金も出ましたので、決済用普通預金は無利息で元本保証という形の預金でございました。また、その後につきましては、4件は定期預金に切りかえて、そして現在は11件の定期預金を3金融機関で運用を図っています。最近、各金融機関のディスクロージャー紙等で、平成22年7月に公的資金の返済を完了した期日、あるいは不良債権の処理、自己資本比率などの公表がなされ、金融機関の経営が好転している感がありますので、今後も村は慎重に各金融機関の経営状況を勘案しながら、最も安全な定期預金等を有利な方法で基金運用をしていきたいと考えております。

 次に、施政方針の中の自主財源の確保についての質問でございます。自主財源には村民税、固定資産税、軽自動車税などがあり、いずれも村の大切な財源であります。この財源を確保するため、戸別訪問による徴収、あるいは各区公民館での集合徴収、そして夜間の電話での督促や納税相談を実施しております。また、長期滞納者や高額滞納者には、県税事務所の指導のもと相互併任制度を導入し、滞納者の財産、給与、預金、生命保険、あるいは動産、不動産等を調査の上、差し押さえも実施をしているところでございます。さらに、平成6年に宜野座村自主財源確保対策委員会を村で立ち上げて、村長、副村長、教育長、そして各課長、事務局長、会計管理者、補佐、係長を動員して、毎年年度末には滞納者宅を訪問し、納税相談及び徴収を実施しているところでございます。その成果もあり、平成23年度は滞納者の収納率がアップしました。今後も自主財源の確保と収納率のアップを目指して、滞納額の減額に努めてまいりたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) まず、中高校生の下校時の安全確保について質問を行ってまいりたいと思っております。

 先ほど村長の答弁にもありましたけれども、現在、国道329号の外灯が少ないというか、外灯がない区間は、漢那松田線、国道との交差点の前後、それから宜野座大橋から松田にかけてということで、私も確認しております。

 そういう区間で、先ほど村長の答弁の中に夜間、子供たちが歩くのは好ましくないということがありましたけれども、現在、路線バスの本数なども減っておりまして、この時間を待つよりは歩いたほうがいいというような判断をしている子供たちも多いようです。実際、宜野座高校のバス停で待っていますと、名護の子供たちとかというのはかなり遅くまでそのバス停にいて、これはまずいと、対策をとらないといけないのではないかと思っているところでありますけれども、そういう環境もあるものですから、以前、私たちがまだ学生のころは路線バスの本数もあって、歩いて通うというのはそんなに、特に夜間についてはなかったんですけれども、現在は女子も道を歩いているというのがよくあるんです。ですからぜひともこの外灯の設置というのは必要だと。事故、事件に万が一巻き込まれたら大変だという思いがあるものですから、今回この質問をしております。先ほど国道事務所のほうに確認したら、部分的な設置も可能ですということでありましたので、連続してというのは、道路照明施設設置基準というのを確認しましたけれども、交通量が多いとか、歩行者の数が多いとかそういった理由でないと連続してできないというような規定があるようですので、そうでなくても部分的に国道にしてもらって、ぜひその辺の要請は、要請だけで終わることではなくて、設置までつなげていただきたいと思います。ただ、国道が部分的に設置したということであっても、恐らくそれでも暗いだろうということが予想されます。そういう場合に、村もこういった外灯の設置というのを検討するという余地はあるのか。選択肢としてあるのかどうか伺います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 今、御指摘のとおり、暗い箇所につきましては国道事務所にも強く要請しながら、さらに村の集落内は非常に明るい状況でございます。私たちも夜間とか早朝とか歩いてみて非常に感じていますので、そういう通学路となる国道の安全確保については、また国道事務所にも十分要請しながらいきたい。さらには、学校側としましても子供たちの集団登下校とか、そういう安全面の指導等も十分させながら対応していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 今、集落内のほうはかなり明るいということがありましたけれども、軍用地料のある4区においては、各区が電気料金を持ったり、修繕費でいろいろ対応しているところでありますけれども、本来こういった防犯灯とかというのは、ほかの市町村を見ても行政が面倒を見るものだと思っておりますので、部落にとかということではなくて、部落間の通学路とか大事な路線については、村のほうもぜひ設置についても検討して、国道だけで不十分であれば、村のほうもぜひ検討していただきたいということでありますけれども、そのあたりはどうでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 村にしましても、今4区は区が外灯等を管理していますし、2区については村が助成をしているという状況で、村内はほかの地域と比べますと、私は非常に明るい道の保全をしているのではないかと思っております。さらに、村の財政から見ましても一般財源が非常に厳しいわけですから、また関係区、軍用地料の配分される区ともいろいろと調整しながら、国道沿いの中でもそういう危険箇所については村がやるべきか、あるいは区にやってもらうべきかという、そういう面も調整しながらやっていきたいと考えています。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 区との調整もあるということでありますが、集落から離れた、特に松田などは宜野座大橋から小学校入り口まで集落とは少し離れています。一部、前原に右折して行く道があるんですけれども、そこに外灯はあるんですけれども、やはり住宅があっての外灯という設置の形になっていますので、子供たちの通学となると、やはり集落とは離れたところからもありますので、村が基本的にはやっていくべきではないかと私は思っていますので、そのあたりは要望して、次の質問に移りたいと思います。

 次に、基金の運用についてであります。先ほど答弁の中でいろいろこれまでの経緯について説明いただきましたけれども、ほかの市町村におけるこういった基金の管理の方法はどうなっているのか。その辺を把握しているのか伺いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 新里会計管理者。



◎会計管理者(新里民夫) 當眞 淳議員にお答えいたします。

 一般的に基金の運用については、定期預金のほうが主流になっていると思います。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) ほかの市町村では定期のほうがメインではないかということでありますけれども、ペイオフの完全解禁という平成14年の時期になるんですけれども、3月定例会において伊芸朝健議員がペイオフに関する一般質問を行っております。その当時の議事録を見ますと、定期のままにしておくのか、もうしばらく動向を見るのか、また期限に合わせて決済用普通預金に切りかえるかというようなことで、大変判断に苦慮されている様子がこの議事録の中にあるんですけれども、当時の屋良収入役が答弁されておりますけれども、本村では決済用普通預金のほうに切りかえたということであります。ただ、少し気になるのは、すべてが利息のつかないものにかわっているわけではなくて、定期のままにしているものもあるんです。その辺、なぜ一部は定期のままで、一部はというようになっているのか。その理由は当然、普段から出入りのあるものについては定期というのは難しいとは思うんですけれども、動かないものについても決済用のままというものがあるんです。そのあたりの判断の基準というのは、なぜそうなったのか。そのあたりについて説明を求めたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 新里会計管理者。



◎会計管理者(新里民夫) 続けて當眞 淳議員にお答えいたします。

 先ほど村長の答弁の中にありましたとおり、当初は利息型の普通預金が村の定期預金と連動しているものだったんですが、基本的に元本保証ということに重点を置いて、先ほどの決済用普通預金のほうに切りかえたいきさつがあります。結局、あくまでも元本を保証しようという考えで村のほうは切りかえていったわけです。その後、決済型元本保証のほうが主流になるんですが、これは歳計外と歳計の貯金があって、結局予算と連動する、また事業と連動するものは、元本保証である決済用に残しておいて、多少1年等、有余のあるものは決済型から定期のほうに移したということで、先ほど4件とおっしゃっていたんですが、平成20年までに農協に1件、それから沖縄銀行に3件ということで徐々に定期のほうに持って行って、現在では11件まで定期がふえてきているという現状がございます。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 徐々に切りかえてきているということでありますけれども、これも一つの自主財源の、次の質問に絡むんですけれども、自主財源の確保という意味では大切なことだと思っております。ちなみに松田区では、基金とか積立金についてはこういった定期でずっと扱っているんです。そういう現状があります。また、先ほど金融機関の経営状況についても、現在、年に2度ほど公表されておりますし、ペイオフの完全解禁のときの、指定金融機関ですので名前を出しますけれども、JAは合併とかで自己資本比率もマイナスということで、経営状況はどうなるんだということもあったようですけれども、資料を見ますと平成22年度の決算では、自己資本比率が過去最高の11.02%だったと。そういう部分では、経営状況も県内のあと2行ありますけれども、かなりいい状況になってきていると思います。私も専門家ではありませんけれども、こういった金融機関の状況などを公表されていますし、ぜひ専門家、詳しい方にアドバイスをもらうなりしながらやっていけば、定期のほうでも十分問題ないのではないかと。実際、金融破綻したという銀行もこれまで全国で1件だと。それについても定期しか扱わない特別な銀行で、地域経済のへの影響はないという判断からそういう破綻につながっているようですので、そういう状況を見たら、これだけの基金を積み立てているわけですので、ぜひその辺の運用についても見直し、検討を進めたほうがいいのではないか、そういう時期に来ていると思います。再度村長の答弁を求めます。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 今、當眞議員から御指摘のとおり、村の大事な基金でありますので、安心・安全で、さらに村に有利になるような方向での資金管理をしなければいけないということを常に考えておりまして、今の銀行の状況とか、あるいは利息の状況とかも勘案しながら、現在も幾らか定期にかえてきていますけれども、それも余り長期的な定期ではなくて、1年、あるいは半年とかそういう感じで銀行の利息等も勘案しながらやっている状況でございます。さらに當眞議員は監査委員でもありますし、やはりそういう監査指導をする立場でもありますので、皆さんの御指導を十分受けながら、また調整しながら、村としても資金管理を立派にやっていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) より安全でより有利な管理の方法をお互いに考えていけたらと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは3点目の自主財源の確保の部分について質問していきたいと思います。先ほど村長の答弁をいただきましたけれども、話の中では、施政方針もそうなんですけれども、どちからというと決められた額をいかに確実に徴収していくかというような視点ですね。徴収率アップ、それから滞納額を減らしていくという視点で見られているような気がしますけれども、村のほうの自主財源は、村税とは別の軍用地料も大きな自主財源でありますけれども、現在の杣山権利者会の考え方、また議会での決議もありますし、さらには米軍再編の流れでこの軍用地もいつまであるのかというような先行きが不透明だという部分もあります。そういう意味ではこういったものに頼らない財源の確保というのを考える必要があると思っております。自立に向けた考え方なんですけれども、また依存財源の地方交付税も、今民主党が政権をとって、地域主権ということで地方交付税もアップされてきましたけれども、いつこれが減の方向に行くかもわかりません。そういう視点からいくと、やはり税収自体をアップさせるような取り組みというのが必要ではないかと思っておりますけれども、そのあたりについて、村長の見解をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 自己財源というのが財政運営上、非常に左右されるものでありまして、これまで宜野座村は非常に税収が少ない農村地帯といいますか、そういうことから法人税、あるいは所得税という感じでは非常に少ない状況ではありましたが、しかし最近は企業等、あるいは病院等、それができてきて、法人税等がアップしてきている状況であります。今後とも税収の確保につきましては、企業も誘致しながら、さらに雇用の場の拡大をして、そういう中で人口の増も伴ってきますし、各種税のアップにつながっていくものだと思っておりますので、地域の活性化のためにもこういう関係事業所、企業の誘致も推進していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 雇用、それから税収のアップというのが必要だと。企業もふえてきたということでありますけれども、決算資料を過去のものから見てまとめてみたんですけれども、その中で雇用の話も出ましたので法人税について取り上げてみますが、法人税においては、本村における法人税の半分以上がサーバーファームに入居している企業だと聞いております。以前、平成19年に法人税が7,400万円弱あったのが、景気の問題だとかそういういろいろなものがあって、2,000万円近く落ちたという説明が、議会の予算委員会か決算委員会だったかはっきりは覚えていませんけれども、そういう説明があったと思います。そういう意味では、サーバーファームに入居している企業からの法人税というのは、村の税収に大きく影響することがわかりますけれども、どの程度の割合、法人税に占めるサーバーファームの入居企業というのは、何割程度あるのか。まずはそれをお願いします。担当課長でもよろしいです。



○議長(多嘉山朝安) 金武村民生活課長。



◎村民生活課長(金武司) 當眞 淳議員にお答えいたします。

 年度別でいいますと、平成18年が全体で2,652万5,000円の法人税がありましたけれども、その中で1,366万3,100円、約50%というのがサーバーファームという結果になっております。そして平成19年は7,631万4,100円が法人税でございましたけれども、サーバーファームが6,290万2,900円で約82%。そして平成20年度が4,964万6,500円。そしてサーバーファームが3,681万9,000円、割合が74.2%です。

 パーセントだけでいいですか。平成21年度が79.6%です。平成22年度が62%です。平成23年度はまだ決算が出ていません。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 今、説明を受けましたけれども、かなり大きいな比重、この法人税の中でサーバーファームの入居企業の影響というのが大きいんだなというのがつくづくわかりますけれども、サーバーファームの運営状況を村としてはどのように判断されていますか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) サーバーファームの運営状況としましては、今のサーバーファームの利用料金、要するに企業からの家賃でそこのすべての管理費、それからそこを管理する職員の給与、それを賄いつつ、また残りのものについては、基金等に充当しながら長期的に管理運営ができる方向で運営しているところでございます。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 今、利用料金の中で基本的に村の持ち出しが全然ないという状況かと思うんですけれども、そういう状況で運営しているということですけれども、施設の運営だけに注目したらそうだとは思うんですけれども、ただ、入居企業の税収が落ち込んでいるというような流れからいくと、あわせて入居企業の業務の一部が別のほうに移ったという話も聞いております。具体的に何というところまでは把握しておりませんけれども、県内の類似施設もかなりふえてきましたし、また、県の21世紀ビジョンのほうでは、情報特区というのも全県的にやっていこうという流れもあります。サーバーファームに法人税を確保していくという意味では、サーバーファームの入居企業が安定してそこで経営できるという体制づくりも必要だと思うんですけれども、そのあたりの対策ということは検討されているんでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 サーバーファームにつきましては、名護市も含めて宜野座村も情報特区という形で特区を持っていますので、企業に対する税の減免措置もやっているところでございますので、それを大いに活用しながらやっていきたいと。さらには、私としましてはまだまだ本来のサーバーファームを誘致した事業の目的達成はされていないと思っていますので、今後はそれに付随する事業の整備もしながら、そして入居企業が入りやすいように、さらにそこの職員が働きやすいような施設の整備も必要ということを考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 付随施設の整備、以前から企業との交流会に議会も一緒に参加させてもらっておりますけれども、若い女性が多く働いておりまして、託児所などの要望も当初から出ています。ほかの地域ではそういうのも整備されている施設も当然ありますし、周りの環境を見てもすばらしい、海を前面にというような景観としての優位性はあるんですけれども、飲食店とか、そういう食事の問題とかというものについては、弁当とか軽食でしか対応できていないということもあります。先ほど情報特区の話もありましたが、これも全県的にやっていこうという動きもあると聞いております。そういう意味では、サーバーファームにわざわざ来るという優位性、そういうものがどんどん薄れつつあると今思っております。また、企業の話によると、北部で人材の確保が難しいということで、村長も御存じだと思いますけれども、そのあたりも中部、うるま市だとか、名護市からもかなり入っているようですけれども、やはりそういう人を確保して、結婚して子供を産むとこっちでは働けないというような環境に今はなってしまっていると思うので、そういったものについては多少コストはかかっても、それが企業安定してそこで経営できるということになれば、また税収での跳ね返りがあるのではないかということも十分期待されると思います。そういう意味で、施設だけの運営のコストではなくて、税も含めた視点で考えていく必要があろうと思いますので、そういった付属する施設の整備というのは早目に対応していく必要があるのではないかと思いますが、再度、答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 全く御案内のとおりでございます。私も常に内閣府なり、国からの皆さんがサーバーファームの視察等に来たときは、説明もしながら、そしてまだまだ当初の目的とする定住人口の増、あるいは雇用の対策という大きな目的の趣旨には達していませんと。今はまだその段階ですよということで強く申し上げておりますし、また今後、北部連携活性化事業の中でも、先ほどありましたように保育所の施設整備とか、あるいは食堂もありますし、もっともっとあるかと思っていますし、さらにはこれだけの従業員、若い皆さんが宜野座で働いている以上は、さらに宜野座の地域との交流も図りながら、あるいは宜野座の地域のいろいろな面の活性化も図られると思っておりますので、今後ともこの整備については、継続して最後までしっかりとした目的を達成できるようにしたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) そのあたりの取り組みというのは時間的な余裕はそんなにないとは思いますので、前向きに取り組んでいただきたいと思います。ただ、これについては区とも連携をとっていいのではないかと思っております。例えばそこに食堂をつくるとか、そこで地元のおばちゃんたちを雇うとか、そういう区としての雇用の広がりも考えられますので、そういった相談については可能なのかと思っておりますので、ぜひそのあたりをよろしくお願いします。

 自主財源の確保とは少しずれますけれども、今村長から雇用の場として求めているぐらいのものはできていないということがありました。きのう、村内の人が何名働いていますかというのを確認したところ、施設管理の人が10名、それ以外に39名という状況のようです。向こうに入るカードを発行している枚数が480枚あるという中で、地元にありながら働いている人が少ないという現状があります。この辺については、関連質問になりますけれども、名護市の子供たち、小学生などがこっちにキャリア教育の絡みで視察に頻繁に訪れているみたいです。ただ、地元の子供たち、宜野座村の小学生、中学生は全然来ないというようなことも、その施設が村民のものとはかなりかけ離れた位置にあって、雇用の場という感覚がないと思うんです。目標としての職場として感じられないところにあるわけです。そういう取り組みもしていかないと、いつまでたっても宜野座村の人が働こうという形にはならないと思うんですが、その辺の取り組みはどうでしょうか。関連ですが、お願いします。



○議長(多嘉山朝安) 仲程企画課長。



◎企画課長(仲程正) 當眞 淳議員の質問にお答えします。

 まず、サーバーファームの雇用の取り組みですが、サーバーファームの管理室の職員が各学校で雇用の場、またはサーバーファームのPRとして活動しているんですが、月2回から3回程度、各企業の訪問とか企業の説明会、中学校、高校への学校訪問とかを行って、雇用の場があるという意識づけはするように努めております。中学校においてもキャリア教育の一環として体験学習の受け入れとか、年1回はそういう活動もやっております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 小学生がここに足を運んで来ているという現状はありますか。企画課の職員がそこに行くという形ではなくて、子供たちがこっちに来て、じかに働いている姿、そういう最新型の施設の中で働いている様子というのを小学生が目の当たりにするようなことというのはあるんでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 仲程企画課長。



◎企画課長(仲程正) 残念ながら、現在、小学生が見学に来たという事例はありません。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 名護市はそういうのを積極的に行われているんです。名護市の子供がサーバーファームにたくさん来ているんです。そういう意味では、これは企画の仕事とかということではなくて、学校教育課も別々にやるのではなくて、そういうことは村の雇用の発展ということを考えればやっていく必要があると思います。そのあたりも答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 城間教育長。



◎教育長(城間辰雄) 當眞 淳議員にお答えします。

 確かに小学生も職場見学ということで、現在那覇市、県庁とかそういうところを修学旅行と合わせる、あるいは身近な職場見学として取り組んでいるのが現状だと思います。ただ、村内のサーバーファームに関して、そこを見物というか、視察に行っているかというのは、多分、計画して行われていないのではないかと思います。確かに當眞 淳議員がおっしゃられたとおり、村内の雇用をふやす、雇用の場として考えるんだったら、サーバーファームはすばらしいところなんですけれども、ただ、そこに就職するための活動というんですか、働く場というんですか、そこがどういう状況なのか、これは高校とも絡めて、どういう技術を持っていて、どういう資格をとってそこで働くとか、そういう明確なものがはっきりしないということもありまして、なかなか村民が喜んでサーバーファームで働きたいという気持ちが弱いのではないかという気もしています。小学校、中学校から職場見学をしっかりさせて目的意識を持たせるような取り組みもこれから行っていきたいと思っています。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 今の答弁は疑問なところがありますけれども、小さい段階でこういうものを見せるということが一つのイメージ、ここで働きたいということにつながると思うんです。そういう状況、どういった仕事があるというのはまだ確認されていないようですので、例を挙げますと、例えば携帯電話でずっとゲームをしている。コンテンツとかというんですけれども、そういうゲームをずっとやっていて、この利用者からのどういうふうにやるんだとか、そういうものをここで説明する仕事もあるみたいです。そういうのはゲームの好きな子などはやりたいですよね。ぱっと関心を持ちますよね。そういう選択肢がいろいろあるんだというのを見せる必要があると思うので、そういうのが雇用の場につながって、結局住まいがあって所得税、そういうふうにして広がりが出てくると思いますので、そういう研修はよその地域から宜野座村に来ていますので、それを純粋にこういう施設を見せても、子供の感じ方、大人の感じ方ではなくて子供がどう感じるかというところを、好奇心を動かすような取り組みが必要だと思います。これは時間がないので終わります。ぜひその辺を検討してください。

 最後に、村税の中で最も大きいのが固定資産税なので、それについて触れたいと思います。今、村税条例の第71条に固定資産税の減免というのがあるんです。個人ではなくて企業の場合について質問させていただきますけれども、この減免を受けている企業は現在何社ありますか。企業名はよろしいです。また、額はどの程度の額を減免されているのか質問します。



○議長(多嘉山朝安) 金武村民生活課長。



◎村民生活課長(金武司) 引き続き當眞 淳議員にお答えいたします。

 今、減額特例を受けているのが2社です。トータルでよろしいですか。平成22年度が650万円です。そして平成23年度が570万円です。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 額がかなり高額なんですけれども、先ほど村の職員、係長以上が総出で住民の滞納、またいろいろ納税の取り組みをしてると言っておりましたけれども、その額からすれば、この減免の額というのはすごく大きな額になっていると思います。その減免の理由というのはどういう理由と、その減免を決定する経緯、どのような経緯を踏まえてそういう減免決定となっていくのか、それもあわせてお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 金武村民生活課長。



◎村民生活課長(金武司) 減免の理由なんですけれども、例えば観光振興地域に指定されている業者なんですけれども、その業者が観光振興地域の特例を受けているんですけれども、その特例の基準が余りにも厳しくて、特例を受ける額が余りにも低額ということで、それでは村が誘致して特例を受けるメリットがないのではないかということで、それを平成22年度から条例施行規則を決めて、そういう特例を受けさせております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) 2社ということでしたけれども、どの程度税を納めているかというのはわかりませんけれども、この税の減免については慎重に行わないといけないのではないかと思うんです。経営が厳しい、観光振興地域のメリットが少ないということもありましたけれども、経営を支えるというような形での減免になっていくと、今後、新たな企業なり、いろいろな法人なりが入ってきたときに、同じような減免をしてくださいという申請が出てくる可能性も十分予測されます。そういう税の減免という前に、その業種の業績を伸ばすような取り組みのほうをまず先にしてから、どうしても村に影響が大きいというようなことであれば減免という形になるのかと思うんですが、その2社についてはそういった取り組みというのはされているんでしょうか。業績を支えるような、村として支援していくというような取り組みというのはされた上での減免なのか、そのあたりを確認させてください。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 村としましても企業を誘致して雇用の場をつくろうと。さらには村の、先ほど申し上げましたように、法人税等、税収の確保ということでやってきているわけです。その中でも企業の経営がうまくいくように、入りやすいようにということで5年間の減免措置として、2割の減免ですけれども、限定つきなんです。そういうことをやっている状況であります。さらには、先ほどの質問の中で當眞議員は、かんなタラソ沖縄の企業についても減免する方向にして企業の誘致をしたほうがいいのではないかと、そういうこともおっしゃっていたところでございますので、村としましても大局的に、村のプラスになるような方向で企業の誘致をしながら、いろいろな面、雇用から、あるいは地域の活性化、あるいは特産品の活用、農産物の活用、水産物、いろいろなものを含めて大局的に判断して企業誘致をしている中でございますので、また、その減免についても、宜野座村だけではなくてほかの地域でもそういう特例措置をやっている経緯がございまして、村もそういう規則のもとにやっている状況でございますので、御理解いただきたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 

 暫時休憩します。             (10時54分)

 再開します。               (10時55分)

 東村長。



◎村長(東肇) 先ほど答弁の中でかんなタラソ沖縄と申し上げましたが、タラソではなくてサーバーファームの企業の誘致の件でございましたので、訂正をさせていただきます。



○議長(多嘉山朝安) 當眞 淳議員。



◆6番(當眞淳) サーバーファームの企業については減免という意味ではなくて、いろいろ入居しやすいような環境づくりという、情報特区とかという優位性がなくなるので、その優位性を維持できるような、ほかのところに負けないような取り組みが必要ではないかという話で質問したつもりであります。その辺、誤解のないようにお願いします。

 もう時間もなくなりましたので、いろいろと申し上げましたけれども、税収が上がったら地方交付税が下がるという国の制度の問題もあろうかと思いますけれども、やはり税収のアップというのは村の自立にとって重要な課題だと思っておりますので、ぜひ積極的に取り組んでいただきたいと思います。要望して、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(多嘉山朝安) これで當眞 淳議員の一般質問は終わりました。

 暫時休憩します。             (10時56分)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

                      (11時07分)

 順次発言を許します。

 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) おはようございます。早速ですけれども、さきに通告してあります件につきましてお伺いをいたします。

 質問書を提出した2日後の2月26日に、一括交付金に関する詳細が新聞に発表されました。さらに、同月28日に開催されました全員協議会の資料にも本村の計画等がありましたので、この場でお聞きするのも躊躇いたしますけれども、せっかくの機会でありますので、確認をしながらお伺いをしたいと思います。

 1.本村の一括交付金活用について。

 沖縄県が本土復帰して本年で満40年を迎えます。これまでさまざまな振興計画施策のもと、曲がりなりにも大きく発展をしてきました。これまでの方式と違って、一括交付金は沖縄県が国に対して強く要望して、沖縄振興計画の始まる今年度に合わせて導入されました。ソフト関係の交付金として803億円、道路や港湾整備などのハード関係交付金として771億円がその内訳となっています。ソフト関係の交付金は国による縛りがなく、その配分について県と41市町村は「沖縄振興会議」を開き、県の継続事業分200億円を除き、県300億円、市町村303億円となっています。41市町村が303億円をどのように配分するかが焦点となっておりましたけれども、41市町村が協議を重ねた結果、全会一致で決まったと、先ほど述べたとおりであります。そこでその経緯、本村の取り組み等についてお伺いをしたいと思います。

 次に、2.漢那ウェーヌアタイ(一帯)の村管理についてお伺いをします。

 この一帯を私たちはダキ山と称しております。昔にはこの地域にはチンブク竹があり、その竹を管理して生活の糧にしていたと聞いております。そのダキ山を整備して竹をふやし、その竹を活用して地域活性化につなげられないかと、漢那区の行政委員会の一つであります産業振興委員会が調査研究、研修を実施し、報告書をまとめて平成21年10月に漢那区へ提出したところであります。その後教育委員会から、この一帯は県内でもまれな植生が見られ、また学術的にも非常に価値の高いウェーヌアタイ遺跡があるので、いましばらく待っていただきたい旨の申し出があったとお聞きしております。この一帯は年数回、漢那区の団体が草刈り作業を行い、環境美化に取り組んでいるところでありますけれども、しばらくすると草木が繁茂して、一帯に立ち入ることさえはばかられる状態であります。そこで自然観察や散策、学習の場として村の管理下に置くことができないかお伺いをしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 仲本 彰議員にお答えいたします。

 まずは本村の一括交付金の活用についてでございます。2012年度から創設される沖縄振興一括交付金(仮称)の市町村間の配分についてでございますが、先ほどもありましたように、県内41市町村で構成する沖縄振興市町村協議会が2月25日に開催され、2012年度のソフト交付金303億円について、市町村間の配分額が決定されました。303億円のうち20億5,000万円を各市町村に5,000万円ずつの均等割とし、残り282億5,000万円を人口や財政力などの指標により配分が決定をされました。本村への配分額は2億2,000万円となっており、2012年度、平成24年度の予算へ37事業分として1億4,475万円計上しているところでございます。その内容は観光振興、教育振興、人材育成、農林水産業振興、そして文化振興、福祉の増進という形で計上をしているところでございます。なお、本事業は国の交付要綱等がまだ示されていない中でありますので、個別の事業の採択については若干変動がある可能性がありますので、また県と調整しながら執行したいと思いますし、さらに残りの交付決定額につきましても調整しながら、補正で予算化していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 城間教育長。



◎教育長(城間辰雄) 仲本 彰議員の漢那ウェーヌアタイ(一帯)の村管理についてお答えいたします。

 漢那ウェーヌアタイ、俗称ヨリアゲの森公園は、漢那集落の東にある森で、1978年に沖縄県が実施した御嶽林調査では、沖縄県内でも最大規模のアマミアラカシ群落を有する貴重な森であるとのことが報告されています。漢那区では、ウェーヌアタイの森内にある1990年の漢那ダム事業で整備された遊歩道を活用することで地域の活性化を目指しているところと聞いております。現在、宜野座村教育委員会では、漢那区の依頼、協力、先ほど竹林の話がありましたけれども、その件で漢那区の依頼、協力を得て今年度、新城和治先生(琉大の元教授)、それから島袋 宏先生(元学校長)、それから日越国昭先生(恩納村博物館長)に依頼し、ウェーヌアタイの植生調査を今年度実施いたしました。過去の調査結果も含め、ウェーヌアタイには県内でも貴重なアマミアラカシ群落がよく残っていることから、将来には村の指定文化財を経て国の天然記念物まで指定できる可能性が指摘されています。ちなみに、国の天然記念物に指定されると、文化財の管理費という名目で国から地方交付税が100万円ほど加算され、また、文化財の保全を目的とした整備であれば、国からの事業80%の補助が受けられるとのことです。そういういろいろなことから、現在ウェーヌアタイの管理は大部分が漢那区の区有地ということになっており、漢那区が管理しております。教育委員会としては、今後も漢那区の御嶽として、それから漢那区の鎮守の森、漢那区民の心を繋ぐ場所として、今後も漢那区で管理運営していただきたいと思っています。しかし将来、村の指定文化財または国の天然記念物に指定された際には、その管理や活用について漢那区と村で協議していく必要があると考えております。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 少し質問していきたいと思います。

 まず、新聞に発表がありましたけれども、均等割の5,000万円についてはよくわかります。しかし、残りの1億7,000万円のものは、何で1億7,000万円になったかというのがよくわかりません。その辺よく村民から、何で宜野座村は41市町の中の40番目であるのかよくわからないと。私もこの資料ももらったんですけれども、よくわかりません。村長でも結構です、総務課長でも結構ですが、その辺、わかりやすくお願いできますか。たくさん傍聴人もおりますので、わかりやすい説明をお願いしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。 

 当初、新聞に載りました配分では、均等割はない方向の配分でした。その指標というのが、まず85%を人口割、そして面積割で見ていますと。そして15%につきましては離島地域、そして人口の減少地域、高齢化率の高い地域、財政力の弱い地域と、そういう形でこの指標で15%配分された中で、そういう結果から見ますと、宜野座村は先ほど御案内のとおり、41市町村のうち40番目となりました。その指標を見ている限り、私は本島の小さな自治体、村で、さらに人口が伸びつつある村、財政力も少々ある村には、その指標は非常に不利になっていますということで、私は強く不満を申し上げてきたところでございます。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 今、説明を受けてもなかなかわからないんですけれども、沖縄振興市町村協議会の会長翁長那覇市長は全会一致で了承されたと記事に出ておりますので、それはこれで決まったということでありますけれども、今度はお金の活用について、先ほども37事業が平成24年度予算のほうに反映されているという話であります。村長の施政方針の中でも、その辺について触れられておりますので、この37事業について個別にここで聞くことはありませんけれども、この施政方針で示されている点について少しお聞きをしたいと思います。

 まず村長は施政方針の中で、この一括交付金について、宜野座村健康村を継続して村民の健康づくりにつなげていくと。また、有機の里宜野座村のさらなる推進をして、宜野座エコビレッジの確立をする。観光施策、農水産業と連携して活性化を図る。教育についても、教育環境の整備を継続して人材育成を図るということで、かなり力を入れているというのがこの施政方針で見られます。そこで、まずこの中の教育についてお聞きしたいと思います。

 先般、宜野座高校の校長先生と少し話をする機会があったんですけれども、今、宜野座高校が非常に盛り上がってきていると。村長の施政方針の中にも出ておりましたけれども、21世紀みらい塾のおかげで国公立大学の合格者もかなり輩出してきて、非常にムードがよくなっているということで言っております。そして、きょうまで行われる高校の入学試験も定員割れにならなくて、2次募集しなくて済むという話をされておりました。非常にムードがよくなってきているということであります。その話をしている中で、宜野座高校をもっとよくするためには、寮の整備ができないかという話でありました。離島とか中南部から宜野座高校に行きたいんだけれども、寮がないだめにできないんだと。今、ゴルフクラブもつくって、来たいという生徒たちがいるけれどもできないんだという話がありまして、それを何かの機会に話してくれないかという校長先生からのお話がありましたので、今この場で話をしているわけでありますけれども、このソフト関係の中で村長の頭の中にその辺の構想があるのか、その辺をまずお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 宜野座高校の寮の整備についてはたびたび聞いております。私としましても必要性を感じております。寮をつくることによって、北部の離島の生徒が宜野座高校に来られると。また、受験生もまず寮があるかどうかということを確認して受験申し込みをしているという状況もありますので、やはり寮の必要性は強く感じております。しかし、この寮の整備についても、私も県の教育長にも直接お話をしまして、これは必要性がありますと、ぜひ考えてもらいたいということをお願いしたところでございますが、しかし、この事業主体というのはあくまでも宜野座高校側でありまして、校長先生が早目に県なりにそういう設置要請をやっていただきたいということを思っています。また村としましてもいろいろバックアップしながら、いろいろと調整があれば、村も調整しながら、ぜひできるような方向で推進していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 村長の考えの中に支援をしていきたいということが確認できましたので、うれしく思います。12月には安富 繁議員が、宜野座高校があることによって地域の活性化もあるし、経済効果も図られているんだと。これは村民だれもが認めるところであります。もし、宜野座高校が廃校の目にあった場合は、当該区である宜野座区においては相当な経済損失が出てくるだろうということがありますので、ぜひその辺、先ほど村長の答弁にありましたように、何かの機会にまたそういうことを訴えながら取り組んでいただければと思います。

 次に、交付対象事業の中に観光振興もうたわれております。また、情報通信産業の振興もうたわれております。そこで私が日ごろ感じているところでありますけれども、観光推進事業は非常に盛り上がってきているという印象を受けております。少人数ながら非常に頑張っていると思いますけれども、そこで観光振興、情報通信と絡みますけれども、本村のホームページを見ますと、なかなか生の情報が発信されていないと思います。きのう、きょうも見ておりますけれども、一例を申し上げますと、阪神タイガースのキャンプ情報がまだ残っている。去年のものも残っていると。その辺、この予算書の中にもホームページの更新といいますか、その辺が計上されておりますけれども、これは企画課長にお聞きします。本村のホームページの更新は、どこでどういうふうにやっていらっしゃいますか、お聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 島田総務課長。



◎総務課長(島田忠博) 仲本 彰議員にお答えいたします。

 村のホームページのリニューアルというんでしょうか、見直しということだと思うんですが、平成23年度予算に計上しておりまして、今現在、総務課のほうのIT関連の職員がおりますので、それを中心にして今、見直し作業中でございます。もうじき仕上がる段取りでございます。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 現在は職員のほうでやっていて、手が回らなかったということですね。村のホームページにアクセスしますと、漢那区の情報が出てきますね。多分御存じだと思います。漢那区長は週に3回ぐらい、今はやりのツイッターというんですか、そこで区の情報を発信しているんです。そういう形でできるんです。村においてもこういうソフト関係の予算がつくということでありますから、その辺をぜひ、専属の方が発信するような形で。1年前の情報を見てもだめなんです。例えばいついつ宜野座村でこういうものがあると、あったという生の情報をぜひ発信できるようなシステムといいますか、それをつくっていただきたいと思います。それが観光推進にもつながっていくのではないかと思うんです。やはり生の情報が皆さんは必要でありますので、その辺をできるように今年度のもので取り組むのか。一括交付金の中でやっていただけるのか、その辺もう一度答弁をいただきたいと思います。ひとつよろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 島田総務課長。



◎総務課長(島田忠博) 仲本 彰議員に再度お答えいたします。

 やはり情報というのは重要なことでございますので、これは現在、平成23年度予算で進めている事業でございますので、それは早期に仕上げます。

 それから一括交付金につきましては、今後いろいろな事業の内容によって、その辺を考慮していきたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) いずれにしましても、この一括交付金の事業というのは、よく言われているんです。各自治体のジンブン勝負だと言われております。あらゆる英知を結集して、村民のためにできるような形でぜひ取り組んでいただくよう、これは要望をしていきたいと思います。その個別の事案については、これから予算審議の中で必要なところにつきましてはお聞きをしていきたいと思います。そして今、ソフト関係でありましたけれども、ついでに申し上げます。ハード事業についてはどうなっていらっしゃいますか。村長、この配分とかは決まっていらっしゃるんですか。その辺はどうでしょうか。771億円がハード事業となっているようでありますけれども、その辺はどうなっていらっしゃいますか。把握している範囲でお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 今、県の要綱がまだ定まっていない状況でありまして、ソフトについては配分は決まっているわけですけれども、その使途についても非常にどういう形で使っていいのかわからない状況でありますし、さらに宜野座村では2億2,000万円ということで、どの程度のものの事業にできるのか。ハードについてもできないとは言っていませんし、できると言っていますので、それが基金としてもできるのかということもありまして、それから継続に使えるような方向ということもありまして、いろいろと錯誤している状況でございますが、しかし、その状況を踏まえていかないと、私は一括交付金の配分のところでいろいろと質問もしましたが、これからの21世紀の沖縄らしいビジョンづくりということを踏まえている中で、このように配分の差をつけるというのは納得いかないと。要するにお互い地域づくりにいろいろ努力しなければいけないという中でもありますが、その中で予算の制限をされたらどうするのということを私は強く訴えたところでございまして、そういう結果から5,000万円は何とか出したという状況ですが、私としてはこれでも少ないと思っていますし、これからの地域づくりのためにはもっと事業の予算が必要だし、さらにはもっと使い勝手のいい予算にしてもらいたいということもありますので、そういう面をいろいろ勘案した場合、この地域差の配分をこんなに大きく持たしていくのは私は問題だと思っておりますので、今のハード事業につきましても、実際にどういう事業をどれだけやっていけばいいのかということも実際に具体化されていません。ただ、継続事業については継続で交付されているという形にしていますけれども、今後いろいろ使途について県と協議しながら、またその対応、本当に地域の責任と知恵の戦いということになってきますので、十分取り組んでいきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 私が今聞こうと思っていたことを村長が話をされました。まだ先が見えないという部分も非常に多いということでありますので、その辺また、次の方も同じような質問をされると思いますので、そのときに私もどういう答弁をされるか注目したいと思います。

 次に、ウェーヌアタイについて話を聞きたいと思います。先ほど教育長が答弁されました。実はきのうも私、そこに行ってきたんですけれども、漢那区にとっては聖域でもあるし、非常に神事高いところというか、そういう場所であります。こちらは昔、チンブク竹がたくさんあって、それを活用していたという歴史もあります。漢那区のある委員会で、ここを何とか昔のように竹を植えて、この竹を活用して村おこし、地域おこしにしようという話があったわけです。そこが出発点でありますけれども、その竹を植えてやろうとしたら、ここは沖縄県でも非常にまれな地域であるので、植生に特色があるところであるので、これは少し待ったほうがいいですよという、先ほどの教育長の答弁でありました。そのとおりだと思います。そこで、今は区管理となっておりますけれども、ここに見学というか、学校の勉強に、郷土の勉強に地域の保育園児や小学生の低学年がアマミアラカシの話をしておりましたけれども、アマミアラカシと言ったらどんぐりですね。この11月のころになるとどんぐりがたくさん落ちるんです。それを拾いに来ます。そこで、そういう学習の場とかにしたらどうかということであります。もちろん区も草刈り作業をしたりして整備していますけれども、村として向こうに文化財の説明板をつけてありますね。その辺もあって、村と一緒にこの辺をうまく活用できないか。先ほどの一括交付金事業の中の教育とか、あるいは観光振興に結び付けられないかと思っているんですけれども、その辺、教育長は考えがありませんか。同時にやるとか、一括交付金の中にこれを整備していこうという考えはないですか。



○議長(多嘉山朝安) 城間教育長。



◎教育長(城間辰雄) 仲本 彰議員にお答えします。

 御指摘されたこと、今初めてでございますので、これから社会教育課、学校教育課含めて、子供たちの活用も含めて検討していきたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 私、先ほど何と言いましたか。正式にはアマミアラカシですね。これはどんぐりなんです。そこにたくさん群生していまして、11月ごろにそれを拾いによそから来る方も結構います。それを教材に使えないかということなんです。そうすることによってこの地域を生かす。竹で活性化をしようとしたんですけれども、この植生を利用して活性化が図れないかと。観光振興の中にも入れられないかという話なんです。その辺はまだ事業の芽もないと思うんですけれども、ぜひそこの中に入れていただけないかという話なんです。今、県の条例も見たんですけれども、文化財の補助金等については、必要があればどうのこうのと書いてありますけれども、先ほど国の指定を受ければ国から助成があって、国のお金も活用できるという話がありましたけれども、今の段階では村からは全然出ておりません。その辺の中で学習の場として、あるいは散策の場としてすれば非常に結びつくのではないかという気がするんです。その辺どうでしょうか。企画のほうでもいいですけれども、この一帯を観光振興、教育等と結びつけて、そういう構想は入れられないのかどうか。その辺、答弁をお願いをできますか。村長でも結構です。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 私のほうからお答えいたします。

 私は非常に大事なことだと思っております。お互いで自分たちの地域の資源をいろいろと調査していますので、どの地域の資源が村の紹介する上で観光資源になるかということも含めていますので、こういうすばらしい地域は自然体験もできますし、また子供たちの学習もできます。今、民泊も兼ねて子供たちの体験学習に多く来られていますので、村内でこういう地域があるということも含めて、紹介しながらやっていきたいと考えています。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) 今、村長から検討していきたいという話がありました。これは当該区だけの問題ではなくて、村とタイアップして、この場所をぜひ活用していきたいと思います。実はきのう、夕方に1人で行ったんですけれども、ここは遊歩道が設置されておりますね。資料を見ましたら、1988年に防衛庁予算で整備したと書いてありました。年2回、草刈りをするんですけれども、きのう行ったら足がすくむといいますか、ハブが出てきて歩きにくいところが結構ありました。また、遊歩道に大きな木が倒れていて、一昨年はなかったんですけれども、去年の台風が倒れたと思います。遊歩道をふさいでいて、そこを飛び越えることができなくてUターンして元の道に戻ったんですけれども、そういう形で、せっかくの資源の場所でありますから、ここを防衛庁予算で整備もしたという遊歩道の経緯あるようでありますので、この辺の整備を兼ねてやったらいかがかなと思います。これは村からお金は出ないと思います。ただ、現状を教育長はごらんになったことがありますか。倒木も確認できましたか。木が倒れているのも。



○議長(多嘉山朝安) 城間教育長。



◎教育長(城間辰雄) 最近はないです。



○議長(多嘉山朝安) 仲本 彰議員。



◆12番(仲本彰) そういう状況でありましたので、ぜひその辺を村と一緒になって、区と一緒になって、この文化財の価値を高める上でも、ぜひこの辺のことを考慮していただきたいと思っております。

 今回、質問をするほうも余りまとまっていなかったと思います。ただ、一括交付金の中でこういう施設も入れていただけば大変ありがたいということだけを要望して、今回は終わりたいと思います。御検討をよろしくお願いしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) これで仲本 彰議員の一般質問は終わりました。

 順次発言を許します。

 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 通告した5点について、一般質問させていただきたいと思います。これは超長期的な課題も含めて、宜野座が今後自立していくためにはという根底のもとに今回の質問をしておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。

 まず最初に、1.松田カタバルの蘇生とキャンプ・シュワーブ制限水域の変更について。本当は開放についてと言いたいんですけれども、今の現状からしてなかなかいきなりはできそうもありませんので、変更についてとしてありますので、よろしくお願いします。

 松田カタバルは1960年代以前は、きれいな砂浜、干潟でカニ、エビ、魚等が、特に稚魚等が豊富なところであった。その後、パイナップル栽培のため開墾、戦車道、高速道路、土地改良事業等の工事により赤土が流出して海岸海浜汚染の代名詞となり、沖縄タイムス、琉球新報等の新年号で報道されてきた。それに対応するため国、県、市町村がタイアップして水質保全対策事業及び防衛庁の補助事業で赤土対策のためのダムを設置してきました。その結果、一時のような赤土流出は減少したが、カタバルには大量の土砂が堆積している。

 このような状態を改善するために、赤土の除去を人口、自然現象をたくみに組み合わせた事業を取り組む必要があると考えている。

 また、海岸、干潟がキャンプ・シュワーブの訓練水域になっているため、工事の実施計画に支障を来している。村長はこのような現状を改善するために、下記のことについて取り組む決意があるのかお伺いします。

 まず、?松田カタバル海岸及び干潟の蘇生計画の策定と事業の実施。

 ?キャンプ・シュワーブの訓練水域の変更。

 それから2.再編交付金について。この再編交付金、新たに基地の負担がふえるところに対して国が考えたもので、環境アセス、それから事業の実施等に協力するところに基本的には出すと。だけれども先日の沖縄タイムスにも出ておりましたとおり、村長の答弁を共通の理解をしますと、国があげているから、法律上もらえるからもらっていると。これにつきましては私も反論する気はございません。ただ長期的に見た場合に、再編交付金というのは後の世代に重くのしかかるものでありますから、このお金の使い方については、後の世代のために何かやらないといけないのではないかということで出しておりますので、ひとつよろしくお願いします。

 それから3.沖縄振興特別推進交付金、先ほどから話題になっています一括交付金。本交付金は国の会計検査の対象となり、その事業効果が求められるものだと聞いております。本村としてどのような事業メニューをつくり実施していくのか、村長の考え方をお伺いします。

 この件につきましては、再編交付金と一括交付金、村のメニューを見ていたら同じようなものが出てくるんですけれども、特に私がお聞きしたいのは、役場の考え方だけではなくて、村民から広く意見を聞いて、いかにすればこの地域がより豊かになるかということで、取り組む気があるのかということをお伺いしたいと思います。



△次に施政方針についてのことですけれども、まず、宜野座型エコ農産物の有利販売についてということですけれども、本村は平成22年3月に有機の里を宣言しましたが、ベビーリーフ栽培の4農家を除けばエコ農産物は皆無の状態だと私は思っています。そのような現状でエコ農産物の有利販売が施政方針で重要施策として取り上げられているが、栽培技術の確立もできていない現状では順序が逆だと思うが、村長はどう考えているかお伺いします。

 それから2番目の宜野座村エコビレッジ構想について。この件については、下に書いてある委託料の2,724万6,000円というのは予算書の見間違いでございますので、これは飛ばして、具体的にどれぐらいの費用で委託するのかということも含めてお聞きしたいと思います。

 エコビレッジ構想について。国際交流村において本村エコビレッジ構想の公開講座が開催されましたが、村民の参加が少なく大変寂しい思いをしました。当局の取り組みについてお伺いします。

 まず、1.推進協議会のメンバーの人選と委員の数。

 2.構想策定の委託業者の選定と予算の出所。

 それから3.構想の主な内容。以上、お伺いします。よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 當眞嗣則議員にお答えいたします。

 まず、カタバル海岸及び干潟の蘇生計画の策定と事業の実施についてでございます。松田カタバルは、古くはヤンバル船の行き交う水深のある美しい水域であったと聞いているところでございます。しかし、戦後の開発による赤土の堆積は干潟をさらに浅くし、表層の砂を除くとヘドロ状の土が長年にわたり堆積をしている状況にあります。これは當眞議員の先ほどの説明のとおりでございます。このような中、昭和50年代には埋め立て計画が策定され、養殖場や運動公園等の計画はありましたが、当時、その開発もできない状況がございました。現在はそこの開発計画、蘇生計画等の策定はしておりません。今のところ予定もございません。しかし、松田カタバル干潟は久志岳を背景に風光明媚な景観を有する貴重な地域でありますので、自然環境を生かした環境保全型の事業、地域の活用につきましては十分模索、検討していかなければならないと思っております。

 次に、キャンプ・シュワーブ制限水域の変更についてございます。キャンプ・シュワーブ訓練水域の変更につきましては、訓練水域も陸上部同様に返還等の変更については重要な日米の協議事項として位置づけられていることから、非常に厳しい状況にあります。また現在、普天間飛行場の移設による日本、米国、そして沖縄が非常に緊張関係でありまして、訓練水域の変更を申し出るとかそういうことについては、時期ではないと思っております。しかし、先ほどのカタバル海岸及び干潟の蘇生、観光と関連して海浜の活用を考えますと、制限区域の変更は、御指摘のとおり、将来に向けて必要でありますし、また今後の検討課題だと思っております。

 次に、再編交付金についてでございます。これまで実施した事業、年度、事業費、事業効果についての質問でございます。本案件は、平成19年度に米軍再編に係る駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法が施行され、米軍再編により負担が増加する防衛施設が所在する市町村に対し、再編交付金が交付されることとなり、本村も交付対象市町村として防衛大臣から指定をされているところでございます。まず、キャンプ・ハンセン訓練場内で自衛隊の共同使用、自衛隊訓練を実施することに対する交付金につきましては、平成19年度に297万8,000円、そして平成20年度から平成23年度までにそれぞれ2,975万4,000円の合計1億2,199万4,000円が交付されています。そのすべてを福祉の増進及び医療の確保に関する事業として、任意予防接種や健康づくり支援事業、わが村健康プロジェクト事業等に活用されております。また、普天間基地の辺野古移設に伴うキャンプ・シュワーブ分の再編交付金につきましては、平成20年度に漁民活性化施設実施設計、そして宜野座中学校校舎改築の実施設計及び人材育成基金事業として合わせて2億3,170万1,000円。平成21年度は、漁村漁民活性化施設建設事業及び人材育成基金事業に合わせて1億6,550万5,000円。平成22年度は、宜野座中学校外溝工事と人材育成基金事業、地域資源魅力向上事業及びかんなタラソ沖縄の改修事業に合わせて1億7,668万9,000円。平成23年度は、産業振興基金事業として基金に1億9,006万2,000円。これまでに7億6,395万7,000円が交付され、平成23年度分はこれから交付される見込みとなっております。キャンプ・ハンセン、キャンプ・シュワーブ合わせて今年度までに8億8,595万1,000円が交付されますが、児童生徒の学力向上や宜野座高校から国立大学への現役合格者の誕生など、教育レベルの向上や漁業者の活動拠点、村民の健康づくりの意識の高揚などの事業効果があらわれていると思っております。

 次に、沖縄振興特別推進交付金についてでございます。これにつきましては、先ほど仲本 彰議員にも答弁しましたのと同様に、本村への配分額は2億2,000万円となっております。2012年度予算へ37事業分として1億4,475万円を予算計上しております。なお、本事業は国の交付要綱等が示されていない中でありますので、個別の事業の採択については若干変更がある可能性がありますので、県と十分調整しながら執行してまいりたいと思っております。交付要綱が決まって行けば、村の事業もこれからやるべき事業がたくさんございますので、村に有益になる事業、高率補助の対象になるもの、それを選定して取り組んでいきたいと考えています。

 次に、宜野座村型エコ農産物の有利販売についてでございます。當眞議員は、販売よりも生産のほうの取り組みが先ではないかという御質問でございましたが、本村では平成22年3月に有機の里宜野座村推進基本計画を策定し、3月20日の村産業まつりにおいて、有機の里宜野座村を宣言いたしました。現在、有機の里推進基本計画の理念を遂行するため、宜野座型エコ農業推進部会、食育健康増進部会、環境保全活動推進部会、交流観光推進部会、宜野座エコ農産物販売促進部会において検討を実施しているところでございます。當眞議員の御指摘にベビーリーフ栽培の4農家以外についてはエコ農産物は皆無だとの意見がありましたが、現在、宜野座村農家で減農薬、減化学肥料の3割減を栽培するエコファーマーの認定を受けている農家が13名、作物についてはベガナ、テゴロナ、ミズナ、カラシナ、ホウレンソウ、ベビーリーフ、リーフレタス、カボチャ、ヘチマ、サヤインゲン、トウガン、レタス、ゴーヤー、イチゴ、15品目でございます。そして減農薬、減化学肥料5割減の沖縄県認証特別栽培農産物の認証を受けている作物が、ベガナ、テゴロナ、ミズナ、カラシナ、ホウレンソウ、リーフレタス、トマトの7品目が認定をされているところでございます。村においては、宜野座エコ農産物のロゴマークを作成し、版の制作、出荷袋の印刷などを作成し、安価で農家に提供しているところでございますが、直接大手スーパーと取引している農家以外については、JAに共選出荷を行っており、宜野座エコ農産物のロゴマークの出荷袋が認められておらず、有利販売に支障を来しているところでございます。そのことから平成24年度においては、宜野座エコ農産物の直売促進、販売促進を重要課題として、販売促進部門の嘱託職員の設置、さらには重点分野雇用創造事業を活用いたしまして4名を雇用し、宜野座エコ農産物の選別から出荷までできるような体制をつくってまいりたいと思っております。販売促進部門の嘱託職員については、各大手スーパーとの価格交渉を含めた取引等を担当させてまいりたいと思います。栽培技術の確立につきましては、宜野座村農業研究センターを産業振興課内に設置しており、現在2名の嘱託職員が農業アドバイザーとして農家への栽培技術指導、試験、研究等を行っているところでございます。

 次に、エコビレッジ構想についてでございます。推進協議会のメンバーの人選と委員の数についてでございますが、平成23年度に策定された宜野座エコビレッジ構想報告書の実現化に向けて、平成24年度は新たに宜野座村エコビレッジ推進協議会を立ち上げ推進してまいりたいと思います。委員につきましては、農家を含めた有識者6名、そして村の職員3名を選定して実施したいと思っております。

 構想策定の委託料につきましては先ほどございましたが、これにつきましては、3目の農業振興費全体の委託料でございまして、誤解でございましたので、そのアドバイザー報酬費、委員報酬等につきましての費用分としては55万9,000円が計上されているところでございます。宜野座エコビレッジ構想の主な内容につきましては、滞在型体験農園(クラインガルテン)の整備、SCA(地域支援型農業)の推進、そしてアテモヤ、あるいはレンブ、熱帯果樹等の新規戦略作物の栽培を推進していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 質問の途中ですが、質問が大分昼食時に食い込むのが予想されますので、引き続き午後に継続していきたいと思いますのでよろしいですか。

 暫時休憩します。             (12時03分)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

                      (14時02分)

 順次発言を許します。

 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) この航空写真は、平成22年1月に写したものなんです。これを見て一目瞭然にわかると思いますけれども、カタバルの入り口の赤土というのはすごいわけです。だけれども、普段はこのような格好で見えないわけです。土にそのままなってしまっていますけれども、実はカタバルというところは赤土がたまるからだめだと言っているんだけれども、見方を変えればすごく流れが穏やかで、稚魚が生息するには最高の場所だと言われているわけです。制限水域ではあるんだけれども、昔の話をしますと、自分たちが小さいころ、小学校ぐらいまでは足を一歩を変えれば必ずカニを踏むというぐらいいたわけです。これが先ほど説明しましたいろいろな事業によって、今まで汚れてできていない。それから海の魚でも稚魚の段階はそこで育つものですから、そこをきれいにするということは、カタバルをきれいにするということは、宜野座村全体の漁場にもすごく影響するということがあって、どうにかならないかと。これはブルドーザーを入れてどうのこうのという、そんな話ではないんです。自然の営みとあわせてこの赤土を吸い出すような方法とかいろいろあるようですから、できるだけ専門家を入れて、その再生計画というのか、これができないかということで聞いているんですけれども、再度、村長の考え方をお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 午前中答弁しましたように、将来に向けては非常に重要な箇所だと思っておりますので、今の段階では、そこに汲水機を入れてどうのこうの、整地しろとかそういう考えは持っていませんし、また今後どういう形で、どういう整備をしてどう活用していくかと、これがまず大事だと思っていますので、そういういい活用方法が出てくればそれなりに検討していきたいと思っています。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 私が持っているこの図書、最近いただいたものです。企画で発注した事業で宜野座村地域資源活性化プランというのがあるんですけれども、このプランの中に宜野座の海浜の話が入っているんですけれども、カタバルの話が一つも出てこないんです。これは意識的に除いたのか。村長の今の答弁からしてみたら、何も利用できないから、観光資源として利用できないから除いたのかどうか。どう考えておられるのか、再度お聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 仲程企画課長。



◎企画課長(仲程正) 當眞嗣則議員の質問にお答えします。

 今年度、地域資源活性化プランを作成したわけですが、その中でいろいろな宜野座村の資源はどういうものがあるのか、ハード、ソフト交えて検討したわけですが、カタバル、干潟については正直言って漏らしておりました。訓練水域という意識もありまして、話に出てこなかったということであります。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 安心しました。意識的にこれを除いているんだったら宜野座の行政は後ろに走っているなと思ったんですけれども、先ほどの村長の答弁では全然時期ではないというんだけれども、工事はできないにしても、ぜひ今の段階で調査すべきことがたくさんあると思うんです。後で一括交付金のところで質問しますけれども、今できることがないのかどうか、ぜひそこを検討していただきたいと思います。

 それから防衛といろいろ今まで調整する中で、地域住民とトラブルを起こしてまで自分たちの考え方を固守しようという考え方は以前はなかったわけです。例えばその代表的な例として、戦車がビーチに上がってきてみたり、リーフを荒らしたりすることに対して、ここは入っていけませんよということでポールを立ててもらったりしていろいろやっているわけです。私事で大変申しわけないんですけれども、あのときはまだ区長でした。そのときに、カタバルとかヒーピーの浜などというのは区民が今までなれ親しんできた自然だし、そういうすばらしいところなので、ここからここまでは地域の人たちが入る場所として確保できませんかという話をしたら、何というんですか、このような考え方だったらいいよと。要するに全面的に解除しなさいという話をしなかった裏には、最低、ここら辺までの調整というのはできはせんかと。特にこのカタバルにつきましては、護岸が住宅地域のすぐそばで、かさ上げだけして終わろうという計画にまだなっていますよね。だからそういうことを考えてみたら、ある程度の距離を外に出して護岸というのをつなげたらという話と、突堤が出せたら、砂がたまって潮風が吹き上げることもなくなると私は思っているんですけれども、そういうことを基本的には考えてこの変更計画ができないかということで聞いたわけですけれども、再度村長、そういうことでもだめなのかお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 シュワーブの海上訓練区域という形で今、カタバル海岸のほうは訓練区域として位置づけされているわけですが、しかし実際には、シュワーブの近くでまたそれらの区域が示されて、いろいろ漁業の入っていけない区域とか、あるいは漁業をやっていい区域とか、そういう形でいろいろと区域の指定の規制というのがあるわけです。それで、以前にも戦車がリーフに上がってきてリーフの岩礁破砕もあったということで、それに対して米軍もおわびもしながら、今後しないようにということを答えて、さらには海上戦車のカタバルに上がっていく航路というのか、湾の入り口とか、そこにも立標を立てて、そういう目安をつくりながらやっていこうと。これまで、こういう形でやってきたところでありまして、さらにカタバルの護岸の工事につきましても、以前にも御質問のありましたように、県のほうの事業でやっていまして、県のほうは防衛との調整の中でまずは今の区域しかできなかったということで現在の護岸の事業を進めているわけですけれども、しかし、我々としても将来はカタバルの活用とか、あるいは周辺の海浜の活用、さらには防潮林の幅がない、あるいは駐車場もないということから、できるだけ沖合に出せる範囲は出してくれということも要請してきているところですから、これについては今後、県も検討していこうと。当面は高潮対策というか、その対策がまず第一だからということで現在工事をやっているわけですけれども、今後は海浜利用からして、そしてカタバルのこれだけの面積というのは非常に大事な場所、位置だと思っていますので、将来に向けて大きな活用があると私は思っておりますので、焦らずしっかりと考えていきたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 村長にここまでおっしゃっていただけるんだったら大変話はしやすいと思います。実はこの場所は365日入っていけない場所ではないんです。演習通報でいつからいつまでしますから、そこに立ち入らないでくださいという時期が、1年中それが通っているわけではないという話と、それから今でも一般の住民がずっと出入りしている、そういう場所でありますし、それと戦車が入るのも、戦車道に行くわけだから、当然この進入路というのは大体決まったような感じになっているわけですから、防衛庁、それから米軍、市町村、県も一緒なって、その辺の調整はできないのかと、そういうことがあって質問しているんです。それと過去の例を申し上げて大変申しわけございませんけれども、先ほど県が事業主体だから、県に任せているというような感じで私は聞こえたものだから言うんですけれども、県がやっているものでも各ダム、今の鍋川ダムからJAおきなわ研修所、全部軍用地だったんですけれども、そういうところ、市町村が中心になって交渉して、それに県も一緒になってという感じで調整してきたわけです。そういうことはできないのでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 全くそのとおりでございます。私も以前から一緒でありますので、これまでは村が、むしろ県よりも村のほうがお願いしていけば、軍用地の開放とか施設の整備について非常に早くできた経緯もございますし、今も市町村の意見というのが非常に大事だと思っておりますので、やはり県だけに任せているわけではなくて、やはり村としてもその必要性を訴えながらやっている状況であります。また、ほかの事業についても、今そういう形でやっているところでございます。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) ぜひそのような感じでお願いしたいと思いますけれども、地元のいつも話の話題になっているのは、この場所で魚火祭りをしてみたいねと。特に、カタバルのシンカは昔は潮が引いてくると、エビをさばいたり、魚をさばいたりしていろいろなことをやってきたところなんです。だからそういうことからしてみても、豊かな海の基礎というのは何といっても蘇生することではないかと思っていますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。時間がたくさんありますので、次に移ります。

 次に、再編交付金の話でございますけれども、この再編交付金、冒頭でも申し上げましたとおり、後の世代のために今なすべきことは何なのかということを中心にうんと論議をしてやっていただきたいと、またやってきたと私は思っています。特に事業によりましては、海の問題から教育の問題、健康の問題、すべて必要なものだと思いますけれども、ただ、使い方としてベターなのかと。ベストなのかということをもう一度考えていただきたいと思うんです。ローマ健康駅伝の旅とかというのがありますけれども、実際に参加者というんですか、延べではなくて実際の参加者というのは一体いくらいるんだろうという話と、それから新聞で最近おもしろいことが書かれているんです。沖縄タイムスのこの間の記事を見ますと、沖縄県は65歳未満の死亡率というのは、男子はワースト1、女子2位、働き盛りの健康問題は深刻だということになっているんですけれども、その中でどんな病気が主なのかと言ったら、やはり肝臓疾患、慢性閉塞性肺疾患が最も多く、その次に、男性の場合には大腸がんや自殺などがワースト10内に入っているというふうになっています。この流れは本村も全く同じ流れだと私は思っているんです。この健康問題をするんだったら本当に必要な人たちにターゲットを絞って、しつこいくらいに呼びかけというのができないものかと思いますけれども、その辺の対応の仕方を見ていて、少し的を得てないのではないかと。大まかな遠くからの一つの目標として定めるには食事、運動、休養、それからストレスの解消というのは健康にいいですよということはだれでもわかるんですけれども、具体的にどんなことが問題なのかということに焦点を絞った行動がされているのどうか、そこをお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 先ほどの答弁もそうでしたが、質問の内容も少ししっかり把握していなくて、最後に當眞議員が申し上げた漁火祭りとか何とか申し上げていましたね。私としてはいつも言っているんです。要するにカタバルの活用をしなさいと。ぼんぼん活用して前例をつくりなさいと。それで今、子供会などもそこでカタバルの遊びとかいろいろやっていますし、むしろもっとそこの活用したイベントをしていただければ、それが慣例になっていって、カタバルの活用についてその場所の区域の制限も開放も我々はできるわけですから、今の中で、できる範囲で大いに活用してもらいたいと。これは常に私は申し上げているところでございますので、カタバルの今の状態での活用が決してできないということは私は思っていませんので、大いに活用していただきたいと思っています。

 次の健康づくりの点でございますが、必要な人に呼び掛けて具体的にやったらどうかと。それが効率的ではないかということですが、私も健康づくりは、自分の健康は自分でつくるということで、まず村民の健康意識の高揚を図っていこうということで健康村宣言もして進めてきたところでございます。そういう中で、私も就任以来、自分の方針としては、人づくり、人材育成と健康づくり、それから地域の経済活性ということを3本柱にして重点にやってきたわけですから、その中でも健康というのは非常に重要視していまして、なかなか単独事業でもそれについての予算措置というのが非常に厳しい面もあったものですから、そういう中で再編交付金も活用しながら、まずは健康づくりの意識高揚を図っていこうということで、企業からの提案もありまして、この健康プロジェクト事業を推進したわけですが、そういう中で一生懸命やって、健康づくりの意識が幾らか高まってきたということ、また各区においても健康づくり事業の健康ウォークなり、健康教室なり、事業の展開もやってきているわけですから、その意識の高揚を図ってきたとは思っておりますし、今後はもっと具体的に集中していく方向、特に今、住民健診もまだ50%もいかない状況ですから、受けてない人には、村民は必ず必要ですよという形でみんなが受ける体制、例えば義務化というか、何か村の補助とか、やはり私は健康診断も一緒ではないかということも考えていますので、今後いろいろ調整しながらぜひ検討診断を受けて、早期発見、また治療とか、そういう形で健康づくりを推進していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 私はすべて否定しているわけではないんです。私が言いたいのは、これはだめではない。宜野座は全国ワースト1になってしまっているかもしれないんですよね。だからそういう中でどうしたら立ち直るかと。先ほどの新聞を見ていたら、今長野県がトップになっているんですけれども、元々長野県というのはずっと下だったんです。だからみんながその意識をつくって頑張ったおかげで長野県は男女ともトップにのし上がってきているわけです。だからそう考えてみたら、具体的な目標を出して、お互い行政も住民も、各種団体も含めてムードをつくっていく必要があるのではないかと。何でそんな話が出てこないのかなというのは、以前、学生時分ですけれども、静岡にミカンの研修に行ったことがあるんです。そうしたら向こうではヤノネカイガラという虫がいて、これはふ化してから一週間以内に薬剤散布しないと絶対死なないんです。だからその何日前からか発生予察をして、これをしないと周辺に迷惑をかけますよという話から始まって、これをやらないと罪人になるぐらいの感じで有線放送で流していたんです。こっちは防災無線があるわけですから、この大変な事業というのは、財政面もさることながら一番は健康面から、そういうムードづくりができないものかと思いますけれども、担当課、少しお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 末石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(末石森春) 當眞嗣則議員にお答えいたします。

 絞ってムードを高めるという前提のもとに、この2カ年と半年間、区を回りながらこの健康プロジェクト事業を推進してきました。3月いっぱいでこの事業は終わりますけれども、かなりの意識づけができてきたと考えております。特に各6字において住民会議、そしてリーダーが登録されて、毎月のように研修を受けながらやってきているその人材ができております。そこで4月1日からの新しい事業には、まずは健康推進指導員を配置しまして、これは後々一括交付金でいくと思いますけれども、そういう推進委員を配置して、そして6字に30名の健康推進員を委嘱して、今後は取り組んできたことをしっかりしていこうと。その一番の目標は、特定健診の受診率を65%まで高めていくのが目標でございます。それをトップにして、枝葉の生活習慣病をいかに治していくか。そしてその生活習慣病がよくなってきますと、糖尿病予備軍、今120名ぐらいおります。その人たちをいかに継続的な医療に向けていくかということで、平成24年度からの最大の目標は糖尿病の予備軍をいかに減らしていくかということに絞りながら、特定健診の受診率アップということで進めていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 今の話を聞く前に本当に聞きたいのは、防災無線等も使って、広報だけではなくていろいろなメディアを使ってやれないものかということで聞いたんですけれども、そこはどうでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 末石健康福祉課長。



◎健康福祉課長(末石森春) 再度お答えいたします。

 防災無線等々、活用はしております。聞いている方もいらっしゃると思うんですけれども、集まりにくい状況、なかなか打っても響かないという現実があるような気がしまして、再度その辺の模索をしながら検討していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) この件はこれだけにしまして、次は一括交付金、この件について質問してみたいと思います。

 先日、決定された沖縄県の市町村長、知事も集まって検討した資料によると、41市町村中40位になって2億2,000万円と。考えようによっては、少ないけれどもある意味では恵まれた自治体なのかと私はそう思ったわけです。何もしなくていいかというと、県の一括交付金のリストを調べてみたんです。そうしたら宜野座村でやるべきだというような仕事がたくさん入っているんです。逆に少ない分だけ県は宜野座村のことについていろいろ調査してもらえませんかということで交渉できないものか。例えばの話、自然環境の保全・再生、防災戦略構築事業とかサンゴの保全・再生事業、それから赤土流出防止海域モニタリング事業、それから沖縄の自然環境保全に配慮した農業活性化支援事業、沖縄沿岸地域の総合的な利活用推進事業とか、見てみたら3分の1ぐらいは宜野座村にすごくマッチするような事業があるものですから、ぜひこの事業についてはそこも視野に入れて考えてもらえないかという話と、それから一般の住民の中にはいろいろなアイデア持ちがたくさんいるから、これは今から始まる事業ですから、いかにすればこの地域が活性化されるか、この一括交付金、従来の国の補助制度ではなかなかくみ取れなかったものを、こんな事業ができたらこんなにおもしろいことがたくさんできるんだよ、経済効果もこんなに上がるんだよと。費用対効果もばっちりですという人たちが私はいるのではないかと思っているものですから、その辺、今後のこととして、住民の意向をくみ上げるような気はあるのかどうか、そこをお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 一括交付金の活用については、いろいろと沖縄県の21世紀ビジョンの中の沖縄らしい地域づくりということを目的にしていまして、その中で使い勝手のいい方向で行こうと言っているわけですが、しかし、なかなかその要綱なり、それが見えてこないというのが現状でありまして、また村においても、この一括交付金の枠というのが決められているわけですから、その枠目いっぱいの活用というのが前提だということで、まずそれを優先的に活用していくということを考えていまして、その中で実際にはそれに対する8割補助という形ですから、その2割の一般財源の準備もしなければならないということもありまして、それも含めて考慮しながら、さらに村で整備すべき事業、やるべき事業がある中で一括交付金に適用できるものは優先的に一括交付金を活用していきたいということを考えておりまして、さらには、今後整備すべき事業とかに向けても、それの調査、あるいは計画づくりというか、そういう調査、構想づくり、そういう方向も前向きにやって後年度の事業につなげる方向で、村に有益になるような方向でいきいたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 本土復帰した直後の話を少ししますけれども、ちょうど今みたいに人口、面積というのが一つの基準になって、市町村当たりの基準財政事業というのが大体決まっていたんです。だけれども時間がたつにつれて、地域のやる気でできるところ、できないところがたくさんあって、宜野座村はあちこちで逃がしたものをたくさん拾ってきた過去の経験があるわけです。それは何でできたかというと、やはり地域の皆さんの意見を吸い上げる気持ちがあったからできたのではないかと私はそう思っているんです。だからその辺、それをあわせて職員をやる気にさせる。一番効果的な投資というのは私は研修だと思っているんですけれども、いいところ、悪いところを見せて、宜野座村の将来を考えさせるようなことまでできないものかと。できたら専門職の職員の枠を幾つか決めて、宜野座村が今後進めていくものについて、特別な技術員とか、特別な能力を持った人たちを別枠で採用するようなことも考えられないかと思っていますので、村長はどうお考えなのかお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 當眞議員がおっしゃるように、これまで土地改良事業なり、あるいは県の事業なり、年度の末になって他市町村が事業できないものについて宜野座村で対応できないかということで、宜野座村はたくさん受けてきてやってきた経緯がございます。そういう中でそれを対応できるというのは、職員の心、また技術職員の頑張りもあるんですが、一番よかったのは私は財源だったと思っています。やはりどうしても裏負担というのがないとできません。他市町村もそういうのに充てる財政裏負担ができなくなって、あるいは急に対応できないということから出てきたと思っておりますが、しかし、今の本村を見ますと、今年は分収割合で5対5になった関係で約9,000万円の村の自主財源は減っているんです。その9,000万円というのは事業をすれば、実際にそれを2割負担すれば相当の事業ができるんです。だから今、非常にそれが困っている状況ですから、果たしてこれからの事業とか入れる場合に、それの対応もできるかどうかというのは非常に厳しい状況があるということで、今回の予算編成の中でも一括交付金の中で1億4,000万円余り入れているわけですが、これもすべてができるかどうかはまだ確定ではありません。だから県の要綱がまとまれば財政の組み替えも出てきますと。そうなった場合に一般財源の持ち出しが出てきますということになっているんです。だからその辺については、ぜひ議員の皆さんも御理解していただきたいということを思っています。

 それと職員の研修につきましては、今研修もさせていますので、それからプロジェクトチームをつくって、それの対応はどうかということも教えているかと思っていますが、別枠での採用というのがどういう形なのかはわかりませんが、今のところは厳しいのかと思っておりますし、さらには一括交付金なり、あるいは北部振興事業なり、新しい事業の芽出しについては、どういう事業が考えられるかということを各課に全部募りながらやっているところでありますので、本村がやるべき事業の有利性のあるものから事業採択してやっているところでございます。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 先ほど分収の話まで、お金の話まで出ていたんですけれども、過去に宜野座村がやってきたことというのは一般の住民は余り知らないのではないかと思うんです。例えばの話、この土地改良事業、よその自治体では土地改良区に補助して仕事をさせているんです。宜野座村の場合はそうではないんです。過去にほとんどが債務負担行為を起こして、議会の承認を得て、10年間でこれぐらいの仕事をするから、この費用については私たちが村で持ちますよということにして起債をしたものだから、財政力指数との兼ね合いもありましたけれども、当時は特別交付税で56%戻ってきたんです。だからいろいろ英知を集めて財政運営をしていけば、またうまくいくのではないかと。また、それ以上にすばらしい話がたくさん出てくるんだったら、それはそれなりの今後の課題かと思いますけれども、ひとつその辺はぜひ検討していただきたいと思います。

 それから次に移りますけれども、有機農産物の件ですけれども、この議会、私も参加して有機の里をつくるための研修もいろいろやってきました。そうしたら何が難しいかというと、継続的に誇れるような品物をつくれば、売ることについては客は幾らでも呼べると私は今でも思っています。だからその体制をどうつくるかというのが一番の課題ではないかと。幸いなことに宜野座村には未来ぎのざがある。すごいアンテナショップになります。物によっては首里とか那覇からもたくさん買いに来ています。久々に私もこっちに出しましたけれども、今回も相当売れています。そうしたら、物というのはおいしくて、栄養価があって安全なものだったら自然に人は集まってくるんだなと。村長がいつもおっしゃっています健康村をつくる、スポーツ村をつくるという話がありますけれども、このスポーツと食事というのはすごく関係があって、また、いろいろな病気に対しても、生活習慣病に対してもこの物なんですから、そこをきちんとつくれる技術体制。計画書につきましては、これぐらいの計画書はつくれないのではないか。私は全国的にも誇れるようなすごい計画書だと思っています。あとはどのようにして実施するかということがポイントだと思っていますので、その辺をぜひ考えていただきたいと思いますけれども、先ほどの件はボタンのかけ違いというところまでいってしまいましたけれども、できたら同時スタートでも、特に自分たちが本当に安定してきちんといい物がつくれる、量も質も確保できるという体制をつくれるように努力していただきたいと思いますけれども、その辺の決意だけお聞かせください。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 當眞議員もこれまで農業の専門でやってきまして、宜野座村農業の中では先駆者でございます。また、行政の中でも長年の経験もありますし、やってきたと。まず復帰の後からの農業基盤整備からやってきまして、宜野座村はいち早く県内でもトップクラスの基盤整備、土地改良事業を推進してきました。さらに、かんがい排水につきましてもすべて整備されてきまして、今は防風林の体制と赤土流出対策の勾配修正をやっているところであります。だから農業の基盤については非常に先駆的にやってきたと思っていまして、その中で、果たして今農家がこの基盤の農地を活用しながら本当に安定した収入を得て経営をしているのかといったら、そこにはやはり疑問もありますし、中には優秀で頑張っている農家もいますが、全体的に言いますとまだまだ非常に厳しい中だということを思っていますので、台風なり、あるいはTPPなり、いろいろな面で農業に対する厳しさがあるわけですから、その対応、助成もしながら、そしてまた、我々行政的には持続する農業というものをやらなければいけないということを思っていまして、今有機の里も宣言しました。そして安心・安全な農産物を生産して提供することが農業の発展だと。さらには生産者と消費者の顔が見える体系の農業、そして農業はいつまでも生産の場だけではなくて、その空間は交流の場、健康、癒す場ということで考えていまして、幸いに今回、エコビレッジ構想ということで総務省の予算を得て、その構想づくりを平成23年度はやっているわけです。そしてそれは何かと言いますと、安心・安全なものを見ながら、生産者と消費者が交流できるものをつくっていこうと。さらには体験農業、体験学習もさせながら、さらにはCSAということで農業の会員制、都市の裕福な皆さんというか、都市の皆さんに農業の会員となってもらって、生産されたものを定期的に買うと。前もって会員は予算をあげて、そして生産されたものはその会員に全部あげていくと。そして農業が持続される。さらには台風とかそういう災害などでも生産者には負担をかけないで、お互いに負担を持とうということで農業を支えていこうという制度でありまして、私は生産手段だけの農業だけを考えてこれまでやってきたわけですが、これからの農業というのはそういう新しい展開の農業もあるということで今回、宜野座エコビレッジ構想をやったわけですから、今後はそれも推進しながら農業が持続して発展する。要するに健康につながる事業、農業ということで、特に健康村も宣言しています。それも関連しますが、やはり運動からの健康と農産物、食からの健康、あるいは農産空間の健康の場ということがすべて関係しているわけですから、行政として大いに推進していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 村長のエコビレッジというのは集大成だと私は思うんです。ただ、会議に参加して残念でしょうがなかったのは、1回目、全部で参加したのが60名、そのうち宜野座村の人は18名、これは役場の職員も含めてです。それと2回目、全部で57名が参加しているけれども、宜野座村の参加者はたった10名しかいない。その中に役場の職員が五、六名ぐらいいるんです。だからこういうことについて、どのようにして住民に対して語りかけていくか。実はすごいんだよという話です。商売している人に言わせれば、宜野座村ぐらい宣伝しやすいところはない。畑もすばらしい。つくる体制もできている。見本もある。ただ、できていないのは何なのかというと、今までなかなか仲間がつくれなかったと。要するに仲間づくりです。きちんとした品物を安定的にきちんと出せたら買う人はたくさんいます。特に国内だけに限らず、中国の東の沿岸には約1,000万円以上の所得を持った人が1億人いると今言われています。だからそういう人たちが中国の品物よりも日本の品物が欲しいと言っているんです。何で欲しいかといったら、向こうは私たち以上にお金を持っているんです。だからこういう人たちが、おいしくて、安全で栄養価があるものが食べたいという人たちもいるものですから、そういう人たちにPRできるような質の高いものもつくっていいのではないかと。私が個人的に見て、沖縄は農業で見たらどんなところなのかと。私はある教授に言われたんです。台風があって、干ばつがあって、病害虫があって、やせ地で消費地から遠くてと、5つぐらい並べたんです。だけれどもこれは考え方によっては、長い日本列島の中で一番南にあって、40日ぐらい早い。この40日ぐらいの時間の有利性というのはうまく生かせば相当いけるよということだったんですけれども、最近マンゴーがビニールハウスにしただけで、世界で今一番おいしいマンゴーは沖縄のマンゴーではないか。私は宮崎県の太陽のタマゴというのを食べてみましたけれども、味に関しては沖縄にまだ絶対勝てません。しかもこの沖縄の赤土というのはすごいんです。だからサトウキビオンリーではなくて施設も含めてできたらなと。それと機能性食品といつも言っているんですけれども、パインとかトマトとか、パパイヤとかというのはすごい機能性食品なんです。それを高品質で安定してできるような施策が展開できたらうまくいくのではないかと。一つだけ提案しますけれども、今の一括交付金でも再生交付金でもいいですから、平張りで虫の入らないような、今、花で使っているものを野菜でもやっていけば、熱帯果樹のすごい見本がつくれるのではないかと、そう期待しております。その辺、一つの提案ですけれども、村長はどうお考えでしょうか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 沖縄の農業は非常に注目されてきております。そして宜野座村の農業も非常に注目をされていまして、今おっしゃるように、これまでの地産地消もありますけれども、やはりエコファーマーとかで出している野菜も大手のスーパーで消費しているわけですが、そこでもさばけないものについては、今香港にも出そうかということを計画して、試験的にもやっているところでありますし、さらには北海道にも、冬場の中で沖縄の自然栽培された野菜が北海道で新鮮に食べられると。ほかにも出そうという形で、これも県の助成、県の方向で宜野座村の野菜、トマトなども北海道に送って今、試験をしているところでありまして、こういう沖縄の農業は有望視されていますけれども、その中で、どういうものかということはこの消費者、特に富裕層の皆さんが食べるものについては、安心・安全、低農薬、できるだけ農薬を使わないものということを言っているわけですから、我々は消費者のニーズに対する生産の指導をやっているところでございます。いろいろとパインとかトマトとか、パパイヤにしても北部振興事業の中で平張りハウスを入れたのは私は非常に正解だったと思っておりますし、なお、それの推進もしなければいけないと思っています。さらに、今エコファーマーのやっている農業のあり方についても、去年5月の2号の台風とか、9号の台風とか、本当に台風に影響されなかったんです。翌日から同じように出荷されて、市場からも信用を得て喜ばれたものですから、だからもっとやる農家がいれば、それなりの施設もふやして、もっと特産地としての位置づけをしてやっていきたいということを考えているわけでありまして、もし沖縄で消費できなければ海外、あるいは本土にも出荷していくということを考えておりまして、今ほかの市町村が宜野座村をよく見に来て、今後またそれをやろうということもいろいろと情報が入っているものですから、だから私としては、もっと宜野座村の農家には、しっかりやっている農家をまず見ていただいて、もっと幅を広げていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 當眞嗣則議員。



◆3番(當眞嗣則) 大変いい答弁をいただきまして喜んでおります。ぜひ前向きに、今の落ち込んだ農業の体制をもう一度みんなが沸き立つような施策を展開して盛り上げていただきたいと思います。

 以上を申し上げまして、一般質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(多嘉山朝安) これで當眞嗣則議員の一般質問は終わりました。

 順次発言を許します。

 新里文康議員。



◆9番(新里文康) さきに通告した点を質問させていただきます。これまで當眞嗣則議員、仲本 彰議員が同じような質問をしておりますが、また質問して村長の答弁を伺いたいと思いますので、よろしくお願いします。

 1.再編交付金についてですが、平成21年度〜平成23年度まで、先ほど村長は平成19年度からもらえたと言っているんですが、私が調べたところでは平成20年度の補正で再編交付金が来たのではないのかと考えていますので、平成21年度からとやってあります。そこで、各課のこれまでの予算の使途について伺いたいと思います。

 また、農業関係や漁業関係の予算にも活用できるのかお伺いします。

 2.一括交付金について。均等割5,000万円、基本配分額1億7,000万円、合計で2億2,000万円。その予算の活用については、先ほどから1億4,000万円の予算は組み入れてあると言っておりますので、その辺についても説明を求めたいと思います。

 3.軍用地料について。軍用地料の分収歩合の条例化(村100分の50、当該区100分の50)にする考えはないか、村長の見解を伺いたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 新里文康議員にお答えいたします。

 再編交付金についてでございますが、これにつきましては、當眞議員のときも質問がありまして詳しく内容を申し上げました。平成21年度から平成23年度までの再編交付金の額や使途につきまして、先ほどお答えしたとおりでございますが、その中で漁業関係の活用についてはできないかという御質問もございましたので、それにつきましては、漁村漁民活性化施設の整備事業に1億5,312万1,000円を充当してございます。さらに平成23年度のキャンプ・シュワーブ分の再編交付金として1億9,000万円余りを去る補正で基金に繰り入れしましたが、これは新年度、平成24年度から産業振興基金として、和牛の改良といいますか、今村内の牛が非常に高齢化して、なかなか改良もできない状態ですので、それを年間25頭ぐらいの牛を村が貸し付けして、五、六年で村内の牛の若返りと、それから後継牛の育成を図っていこうということを今進めているところでございまして、さらには漁民の漁場の活性化、漁民の所得も非常に厳しい面がありますので、今後の漁場の活性化ということでサンゴの養殖なり、あるいはウニの放流なり、そういうものをしながら漁場の活性化、さらにはその漁場の調査も含めてやっていきたいと。そしてこれからの漁場での体験漁業、遊漁を含めた新しい漁業の取り組みができるような体制づくりということで、五、六年かけてやっていこうということで基金を創設したところでございます。

 それと一括交付金につきまして、均等割の5,000万円の交付金の活用についての御質問でございますが、この均等割の5,000万円と、これまで資料で出された額を含めて、みんな要綱は一緒でありますので、それを分けて活用するということにはなっておりません。先ほど申し上げましたように、県の要綱が決まれば、村の有利になる事業から選定して採用していきたいと考えております。

 軍用地料について。軍用地料の分収歩合の条例化を村、区、5対5でする考えはないかという御質問ですが、本村の財政状況は非常に脆弱な財政基盤であり、国や県の財政状況と、あるいは交付税、あるいは補助金等にも非常に左右される部分があり、毎年、予算編成には厳しい状況であります。今後とも厳しい認識を持って取り組んでいかなければなりません。よって、自主財源の確保は重要な重みを持っておりまして、その中でも財産収入、軍用地料は本村の財政運用に大きな影響を持つ財源であります。分収比率につきましては、私も歴代村長も村が60%、当該区に40%の条例化はしてもいいだろうということでこれまで答弁をしているところでございます。村としましては、これまでの公共施設の維持費、あるいは老朽化に伴う修繕費、さらに村民の文化生活に係るニーズに対する対応、そして予期せぬ災害等、特に今年の東日本大震災とか、台風の災害とかに備える基金としての財源確保、さらにはこれからの大型工事等の導入に伴う財源の確保をするためにも基金も必要ですし、また、これから計画的に財政運営ができるようにして、決して6対4にするからすべて単年で使うということでありませんので、長期的に基金として置きながら計画的に財政運営ができる体制にしていきたいということを考えておりますので、今の5対5での条例化では厳しいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 再編交付金、キャンプ・ハンセンのほうは自衛隊が共同使用するので、キャンプ・ハンセンは2,975万4,000円ですか、残りが普天間飛行場移設関係のキャンプ・シュワーブの辺野古移設の交付金ということになっているようですが、村長はこの普天間飛行場の移設、それは予算をもらっている以上は容認したということで考えてよろしいですか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 新聞にもおととい、沖縄タイムス、琉球新報にも書かれましたが、また補正予算の中でも質問があって答えましたが、私はそれの使用については、使っていいのか、あるいはもらわないほうがいいのかということも迷いまして、いろいろ皆さんとも私は調整をして意見も聞きました。そしてこの再編交付金の位置づけというのは、いろいろ事業があるわけですが、自衛隊の共同使用につきましては即やるという体制のもので、実際に共同使用をやっている状況でございまして、辺野古につきましては、名護市と宜野座村に再編交付金が交付されるわけですが、名護市が受け入れ地元ということと、宜野座村は隣接、あるいは関係するということで宜野座村にも再編交付金を交付しようということになっているわけです。私は決してそこにつくることを容認をしてもらうという気持ちはございません。これはあくまでも調査とか、環境アセスとかいろいろあるわけですが、それの進捗状況によってしか交付されない交付金でございまして、結局、前払いではなくて後払いの方向ですから、私としてはもらってもそれを村民のために広く活用していけば、今、宜野座村も非常に厳しい中でありますし、あるいは将来に向けて自立するためには、やはり経済の基盤をつくらなければいけないということと、産業振興、あるいは漁民を含めての振興事業、さらには人材をつくらなければいけないと、さらには健康をつくらなければいけないと、そういう形を主体にしながら活用している状況でありまして、後世のためにということを考えてもらっている状況でございます。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) この再編交付金の説明は、防衛庁から議員も一度は聞いているわけです。それで名護市は初めから反対ということでもらっていないわけなんです。それで県知事が補助事業にと言ったときは、宜野座村もこれだけの予算をもらっているので、我々も容認としか考えられないんです。そこでその再編交付金ですが、これまで積み立てした額、去る6日に補正で1億9,000万円をやりましたが、3月末で2億6,000万円ぐらいありましたか、3月の予算に幾らか取り崩して入れたと思うんですが、その1億9,000万円を合わせると基金は4億円余りあるという格好になるんですが、その辺はどうですか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 當眞議員のときにも説明をしましたが、これまで再編交付金で村が受けたのは約8億円余りです。そしてそのうち基金にしているのが4億2,700万円余りあります。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) この事業はハードはできない、ソフトしかできないということでしたが、村長は先ほど漁業組合の事務所をつくったということで、工事はハードではないんですか。その辺を伺います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 これまでハードにできないというのは、基金からの使用でございまして、それもまた今回改正されまして、基金からハードに使えるということになりました。漁業組合の活性化につきましては基金活用ではありませんでしたので、直接の事業でありました。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) これまでの予算を見てみると、基金に積み立てをしてから基金を取り崩して使っているような感じを受けるんです。そうすればハードにも使えるのか、もう一度お願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 先ほども申し上げましたように、ハードにも使えるようになっておりますので、今、条例の改正案を出したところでございます。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 農業関係をお聞きしたいと思います。

 以前は肥料の補助金は50%でした。今は金肥が7%ですか。そこで、そういうふうな基金がある以上、その補助金を農家に。例えば村長は施政方針で、サトウキビが台風の被害でまれにない4,000トン、普通は8,000トンとか7,000トンあるのに4,000トンしかないとうたわれているわけですから、その辺、再編交付金というのは、先ほどからあるとおり迷惑料だという考え方で、被覆材などをいろいろ入れて、金肥の補助金を増額する考えはないですか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 金肥の増額についてはできないかということでございますが、これまでの農業のあり方というのを先ほども申し上げましたように、やはり環境に優しい、そして持続できる農業を展開しようということで有機の里を宜野座村は宣言して、今、新しい方向に向かって推進しているところでございます。そういう中で金肥の補助をするというのは、やはり年々減らしてきておりますが、一挙に減らすことはできませんから何とか徐々に減らしている状況でありまして、できるだけ金肥は使わない。村は補助しないような方向を考えていまして、さらには堆肥の有機栽培ということもありまして、サトウキビも非常に反収が落ちているという、そういうことから今堆肥10トン、平成23年度も反当り10トンを導入しようという事業をやっているんです。そして今年、平成24年度もやりますし、そういう中で堆肥で地力を上げて、サトウキビだけではなくて野菜にも影響するわけですから、そういう形で進めていきたい。さらには被覆とか、ほかの施設の助成については、まだ検討する余地もあると思っております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 先ほどから有機の里とかエコビレッジとかそういう話で、化学肥料を使わない農業ということで先ほどから耳にしていますが、例えばサトウキビは金肥、化学肥料がないとできないと思うんです。堆肥はまくのに大変なんですよ。そういうことですから、私の考えは基幹作物のサトウキビが堆肥だけに本当に頼っていいものかということになっていくわけです。野菜についてはそれでいいかもしれません。だからその辺の関係でサトウキビも4,000トン割ると施政方針でもうたっているわけですから、もう一度その辺をお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 繰り返す形になると思いますが、やはり堆肥の活用というのが私はどうしても有機の里の中で推進しなければいけないと。それで昔を振り返ってみますと、昔は、昭和50年代か、まだ金肥が出ない時期はほとんど有畜栽培でやっていました。そして土地改良事業も入ってきて、さらに金肥が非常に開発されてきて、堆肥は年々減ってきて金肥に頼る農業が出てきて、その弊害があると私は思っております。やはり農業というのはもっと有畜農業で、有機農業で展開していかないと、将来の農地の活用の展開はないということも考えているわけですから、やはり行政的に助成をしていくのは、そういう方向性を考えながら補助、助成をしていかなければならないということを考えております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 昔と言いましたら、昔は余りサトウキビがないんです。あのときは堆肥でつくれる時期ではないんです。ですからアタイグヮの野菜とかはし尿を汲んでかけたりそういうことをやっていたんです。だから今ではサトウキビは金肥がないと反収は上がらないと思います。ですから今の農家の皆さんは自立経営資金も借りることができない。借り入れも農協を通じてやっているんですが、今農家の皆さんは非常に困っているんです。だからその辺もある関係上、そういう補助金を野菜には金肥7%とかして、サトウキビも載っているわけですから、それから毎年、国会議員が台風の被害がいろいろあるので、サトウキビの種苗の補助をしてくれと新聞で見た覚えがあるんですが、だからその辺を考慮すると、再編交付金を利用して金肥の増額も考えられないか、もう一度お聞きします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 やはり政策の一連性というか、一括性はしっかりやらなければいけないと私は思っていますので、農家が独自に金肥を使うか、これは農家の努力だと思っております。しかし、補助につきましては金肥を段々減らしていく農業を推進しようということをやっているわけですから、そこは御理解していただきたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) わかりました。次は漁業関係に入りたいと思います。

 施政方針でウニの放流事業は前年度同様、それが6日の補正のとき、いろいろ一般質問を出しているわけですからあのときは余り質問しなかったんですが、あのときにウニの30万円の減額補正がされていましたね。それは漁業組合と相談しての減額補正なのか。その辺を聞きたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 山城産業振興課長。



◎産業振興課長(山城智) 新里文康議員にお答えいたします。

 当初予算で72万円計上いたしまして、34万2,000円の減額となっておりますけれども、これは実績に基づいて補助したということになりますので、その分だと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) ですからそのウニの放流を72万円から34万2,000円減額補正するということは、約半分近くの減額補正になるわけですね。もっとウニの放流。今回、漁民の皆さんの漁獲高が少なかったと思うんです。ですから減額補正しないでそれだけかけてやるべきではないのか、課長に伺います。



○議長(多嘉山朝安) 山城産業振興課長。



◎産業振興課長(山城智) そのあたりは漁協のほうと細かい調整ができていなかったかもしれませんが、ただ、これまで補助事業なんですが、離島漁業再生支援推進事業というのがありまして、その中でもウニの放流とかの事業がございましたので、そこで大分予算を投入していたために減額になったかと思います。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 減額補正をしたことは、もう終わったことなのでいいわけですが、これからはそういう減額をしないで、今、漁民の皆さんは大変だそうですから、その辺を減額補正しないで予算の活用をきちんとやっていただきたい。それから今回、再編交付金でサンゴの生息状況等の地先海域環境調査という予算が載っているんですが、その説明を詳しくお願いできませんか。



○議長(多嘉山朝安) 山城産業振興課長。



◎産業振興課長(山城智) 新里文康議員にお答えいたします。

 調査業務委託料の漁場づくり事業の件であると思いますが、これは昨今、漁業の漁獲量、近海の漁獲量が減っているということで、これからの漁業事業、生き残ると言ったらなんですけれども、これから新たな事業が展開されてなくてはいけないということで、これは観光事業もこれからは視野に入れていかないけといけないということがありまして、先ほどもいろいろな事業でサンゴ礁が少なくなった、消滅したところを、ある事業で赤土を取り払った。そうしたらそこにサンゴ礁が再生してきたということなどもありまして、そういった漁場づくりというんですか、サンゴを失ったところをそういった事業を活用して、新たなダイビングポイントの整備も兼ねていこうということで、まずは将来にわたってその事業を展開するためにそういった調査委託をしていこうということでございます。もちろんその中にはウニの放流とかそういったことも含めまして、海域全体はそういった場所にはならないかもしれませんが、まずはポイントづくり、そういったことをまず手始めにしていこうという計画のものでございます。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) これはウニの放流とは違って調査委託料ですよね。漁場づくり事業、ウニは別の予算であるわけです。それでこの委託事業、例えば赤土とかヘドロとかがついているサンゴを洗って再生するという調査をするのか。それともヘドロを洗わないでただサンゴを植える場所の調査なのか、その辺、もう1回お願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 私のほうから。これは初めての平成24年度事業でございますので、これは漁業組合ともまずは将来の漁業の活性化に向けてどういうことをすればいいのかという話も聞いて、こういう調査も必要、あるいはウニの放流も必要、あるいはこれからダイビングポイントの設置も必要といういろいろな意見がございましたので、それに向けられるような体制の調査もしながら、そしてまたハードにつなげればハードもやるということを含めてやっていこうということで、今回予算を生み出していることですから、まだ細かい事業の内容、詳細につきましては、漁民とも調整をしながらやっていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 調査委託というのは業者にさせると思うんですが、この調査は漁民ができないんですか。例えば漁民は宜野座村の海をみんな知り尽くして、どこのサンゴが非常に赤土をかぶったり、泥をかぶっているかよくわかっていると思うんです。だからその調査を業者にさせたら、向こうも別の潜水のダイバーを頼んできて調査をするかもしれませんし、その辺の雇用もどのように考えていますか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) これの調査は企業に委託しようとは思っていません。これはあくまでも漁業組合とのお互いの事業でありまして、漁業組合も活用して、自分の漁場を自分たちでつくっていこうという趣旨ですから、それを村は助成していこうという考えですので、内容等についてはしっかりと漁業組合と調整して実施していきます。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) わかりました。漁業組合とよく調整して、今、漁民の収入がない、生活に困っているという話も大分聞きますので、その辺をひとつよろしくお願いします。

 それから一括交付金についてですが、県下で40番目ということは、下から2番目で2億2,000万円ということですね。それは先ほどもありましたが、宜野座村が非常に財政力があると考えているわけですね。そこで均等割の5,000万円というのが気になるんですが、その辺を村長はどのように考えていますか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 均等割の5,000万円につきましては、この経緯から申し上げますと、当初は均等割りはなかったんです。宜野座村は同じ順位で、40番目で1億8,000万円しかなかったんです。それで私はこの協議会の中で、知事も含めておかしいのではないかと。これはお互い沖縄の21世紀ビジョンをつくろうという中で、41市町村と県が一緒になって国を説得して勝ち取ってきたものと。これは知事、あるいは市長会長もよく言っていることですので、私もそれは同意していますが、また知事初め、この関係者の努力に対しても敬意を表しましたが、しかし、配分については私は納得しませんよということを強く申し上げて、例えば3億円なり、全部均等割してもよかったのではないのかと。そして沖縄らしいビジョンをつくるなら、沖縄はまず各市町村において何かそれを一つの目的にする事業もみんなで統一的に展開してもいいのではないかということも意見を申し上げましたが、やはりそういう市町村の取り組みに任せるという形にしてそういう形になりましたが、そういう中で次年度から何とかやりましょうという町村会の会長の決めたものでありましたが、私はこれでは納得いかないということを強く申し上げて、その中でまた市長会と町村会の役員が集まっていろいろ話をして、やっと5,000万円はみんなにやってもいいのではないかと。そういう中で配分した結果で1億7,000万円プラス5,000万円となって2億2,000万円となったわけですが、事業の内容については、一つの要綱の中でしか活用されませんので、活用方法については、先ほど申し上げたとおりでございます。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) それから宜野座村の一括交付金の那覇市との割合を見ますと、那覇市は宜野座村の24倍、それも下地代議士が新聞に1回載っておりまして、不公平すぎると。人口割でそういうことをして、那覇市が50億円余りですから宜野座村の予算に匹敵するぐらいの交付金をもらっているわけですから。もうそれはいいとしまして、今回この一括交付金で30余りの事業等、1億6,000万円余りの予算を組み入れたと。その8,000万円ぐらいは補正すると思うんです。そこでバキュームカー購入が3,000万円入っているんです。その件について、例えば先ほどからサトウキビの話をするんですが、各部落のサトウキビ生産組合がありますね。その培土できるトラクター、大体1台170万円から180万円ぐらいしかしないと思うんですが、それを各区にやるということはできませんか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 管理機はどうかということですが、今年、平成23年度も宜野座区と惣慶区にはハーベスターの導入をしてきました。トラクターも含めて導入しようということで計画をしたわけですが、国の補助の中で2つはできなくてハーベスターだけやった経緯がございます。管理機について果たして助成の対象になるかどうかというのは今わかりませんので、やはり必要性はあると思っていますし、また部落としても置いたほうがいいのか、これも各生産組合の意見も聞きながら、もしこういう事業でできるのでしたらまたそれなりに考えていきたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) その件はバキュームカーがそういう補助事業に入ってきたから、私は小型のトラクターもできるだろと、そういう考えで質問しましたが、検討するということでありますので、よろしくお願いしたいと思います。

 最後に軍用地料の配分ですが、ちょっと関連しますので村長にお聞きしていいですか。12月で村長の任期満了ですが、3期目に向けて立候補する予定があるのか教えてもらえませんか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) いきなりですが、私の本音を申し上げたいと思っています。

 私はこれまで2期7年間、村政を担い、また公正、公平で地域特性を生かした村民参加の行政を基本姿勢として推進してまいりました。その間、議会を初め職員、村民の皆様の御支援と御協力に対しては心からお礼を申し上げたいと思っております。3期に向けては多数の村民から、これまで実施してきた諸施策の充実発展と、そして今、計画して進めていますかんなタラソ沖縄周辺のホテルの建設、さらにはかんなタラソ沖縄の経営改善、そして農業、水産業の活性化と観光との連携、そして災害、特に東日本大震災もありましたし、今後は災害に備えた高台への住宅地の造成、さらには阪神タイガースを主体としたスポーツ交流、観光事業と、諸事業の実現を図り、村経済の活性化に向けてやるべきだと強い要望があり、私としましても過去の村の3期の経緯を見ますと、非常に厳しいことと存じておりますが、村政はかわればよいということではなく、いかに村民のニーズに対応していくかが行政の使命だと確信をして、また事業中途で退くということは村民に対しても、また事業関係者に対しても、これまで村政を負託された者として意に反するのではと思い、村民が安心して生き生きと楽しく暮らせる村をつくるため、3期に向けて頑張る決意をしたところでございます。よろしくお願いいたします。



○議長(多嘉山朝安) 新里文康議員。



◆9番(新里文康) 去る2月28日に、各4区の共有権者会の会長と副会長8名の皆さんと議会全員の皆さんが懇談会を持っております。その中で、やはり今回は村長選挙があるので、今回が一番そういう要望をやりやすいと、権者会の役員からそういう話も出まして、そこで村長も立候補を予定しているということでありますので、聞きますと、3名の方々が立候補する予定であると。そこには軍用地の分収歩合、これは答弁はよろしいです。私はこれだけ言って終わりますので。軍用地料の分収歩合を政策公約に上げて立候補する可能性もあると。そういうことですので、ひとつ村長も念頭に置いて、この分収歩合については検討していただきたいと要望して、私の質問は終わります。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) せっかくの質問ですので、私も自分の思いがありますので、答弁をさせていただきたいと思います。

 私も一方的に6対4でやろうという気持ちは持っておりませんので、各権者会もありますし、代表もいますし、また村民もありますし、その皆さんと協議をしなければできないということも思っておりまして、私も昨年12月でしたか、4区の権者会の会長と、それから副会長も見えていましたが、区長も一緒になって我々行政の執行部と私以下三役、一緒に話し合いをしました。村としてはこれからの事業のあり方とか、いろいろな面で体制の財政計画とかを示しながら、また皆さんの御理解もいただきたいということを説明しましたが、おっしゃるように、4区としてはどうしても5対5は必要ということをおっしゃっていました。しかし、お互いとしては意見交換したことは私はよかったと思っていますし、また議会の皆さんも先日やったようでありまして、最終的にお互いの結論というのは、議会の皆さんが今後の宜野座村の財政状況をどう考えていくのか、それも含めて考えていけばいいかと私は思っていますし、私としましては、ある財政、ある予算の中でしか事業はできないわけですから、その分でしか住民サービスはできないことですので、村民の皆さん、住民、また議会を含めて、皆さんがどういう判断をするかだと思っております。私はみんなと話し合いをしてしかいけませんので、公約の中に何対何でやるとか、それは入れようとは思っていません。



○議長(多嘉山朝安) これで新里文康議員の一般質問は終わりました。

 暫時休憩します。             (15時30分)

 休憩前に引き続き会議を開きます。

                      (15時45分)

 順次発言を許します。

 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 議長のお許しを得ましたので、さきに通告いたしました件についてお伺いいたします。

 まず初めに、1.観光行政について。観光振興において、事業開始当初は行政主導であったが、現在は地域住民による観光推進協議会が運営を行うが、より村民と行政の協働が進んでいると言える。このような状況の中、観光客の満足度を上げるには地域のホスピタリティーが重要で行政、村民の観光に対する意識の醸成や本村は多くの地域資源に恵まれたにもかかわらず、その資源が活用されず観光のイメージが薄いとも感じている。そこで地域おこしを進めるために地域産業の活性化を主眼として地域資源のブランド化を積極的に推進する必要があると思うが、組織(推進)体制や資源整備計画等についてお伺いします。

 まず、?これまでの取り組みと現状と課題と今後の新たな取り組みと方策は。

 ?観光振興基本計画の状況は。

 ?宜野座村地域資源活性化プランの推進方策、体制等は。

 2.観光推進協議会について。

 ?実施状況は。

 ?行政との連携、協働で取り組んでいるのか。

 ?組織体制の整備は。

 ?平成21年度予算要請のカットの理由は。

 3.優良推奨品の認定について。村特産品の優良産品を推奨することで開発意欲が高まることから、その認定については。

 4.学校給食の食材について。学校給食の食材調達については、福島原発事故による放射性物質が問題になっています。

 ?本村の管理、検査体制は。

 ?地元農業育成の観点から地元食材調達率の現状は。以上、よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 伊芸朝健議員にお答えいたします。

 まずは観光行政についてでございます。観光行政についてのこれまでの取り組みと現状と今後の課題と新たな取り組みと方策についての御質問ですが、まず、これまでの取り組みと現状について説明申し上げます。

 平成20年度に村観光推進協議会が設立され、観光の推進体制が整備されました。設立に伴い、同協議会と連携を図りながら、これまで村内の宿泊施設を初め、体験学習等の受け入れ態勢、自然、文化系の各種施設、飲食店などの状況を掘り起こし、会員の意向等も踏まえ、本村にマッチした観光メニューの開発をして現在取り組んでいるところでございます。また、観光シンポジウムの開催を初め、共催という形でのカンナリゾートマラソンの実施、各種イベントにおいて観光PR等を行っています。一昨年開催された九州及び全国高校総体のカヌー競技が本村で実施されましたが、その際には、選手などの宿泊を協議会で受け入れ、村内の宿泊施設にあっせんしております。その効果もあり、新たに本土の高校や大学のカヌーの合宿受け入れも行っております。さらには、阪神タイガースのキャンプ期間中に観光案内所を設置し、来訪者に対し本村の魅力を発信したところ、宿泊施設や飲食店の紹介、長期滞在や来年の宿泊予約、あるいは体験の申し込み、かんなタラソ沖縄など、各施設の問い合わせなども多くあり、期待以上の効果があったと考えております。さらに、今年度は県内の旅行会社、一般を対象に各種体験を中心としたモニターツアーを実施したところ、旅行会社の好評を得ております。また昨年、第2回カンナリゾート10マイルマラソンが実施されましたが、今年は規模を拡大し県内外から多くのランナーを呼ぶような魅力ある大会の実施に向け、各関係機関と調整を行っているところでございます。このように徐々にではありますが、観光の振興に向け動き出しております。

 これからの課題と新たな取り組みとしましては、自然、文化、漁業の体験を中心とした受け入れ態勢の充実を図るとともに、ホテルなどの宿泊施設やかんなタラソ沖縄と連携した観光プログラムを実施していけるよう、観光推進協議会、商工会、阪神協力会等、各関係機関と、より一層の連携に努めてまいります。また、役場の推進体制を強化するため、機構改革も検討をしてまいります。次年度には松田鍾乳洞が整備されることにより、鍾乳洞を活用した体験メニューの実施やカヌー合宿の誘致、民泊事業の誘致など、本村の新たな観光資源の活用と充実した体育施設を大いに活用し、県外からの観光客の誘致に力を入れ、各種施策を検討していきたいと考えております。

 また、方策といたしましては、1 鍾乳洞、宿泊施設、飲食店、スポーツ合宿、民泊事業、阪神タイガースキャンプなどとの地域資源間の連携や周辺市町村との連携。2 村内外への情報提供を図る地域資源活用に係る積極的な情報発信。3 地域資源を活用した事業を促進する地域資源活用に係る助成制度の活用。4 商品券を活用した地域協働による取り組み。以上、4つの方策を軸にした推進体制を整えていきたいと考えております。

 次に、観光振興基本計画の状況でございます。村では、昭和63年2月に第2次宜野座村観光計画の下位計画として、宜野座村観光振興基本計画が策定され、本村の観光が推進されてきました。同計画は、宜野座リゾート、宜野座ロングビーチリゾート、臨海道路整備、漢那、惣慶ビーチ、松田カタバル干拓、漢那ダム周辺整備及び総合施設センターの7つの整備計画が示され、計画の一部は整備されております。また、同計画は平成7年までの計画でありましたが、その後は第3次宜野座村総合計画へ引き継がれております。

 次に、宜野座村地域資源活性化プランの推進方策体制等はでございます。宜野座村地域資源活性化プランは、平成23年度キャンプ・シュワーブ再編交付金を活用した宜野座村地域資源魅力向上事業の一環として策定されました。このプランは、埋もれていた地域資源の掘り起こしやこれらの地域資源を生かした地域活性化に向けた取り組み、推進方策及び推進体制等について調査し取りまとめたもので、宜野座村の自然や歴史、文化財、イベントや特産品、宿泊施設など、10分野に分類された197の地域資源を活用する提案がなされております。今後はこのプランを地域活性化に生かすとともに、村観光振興協議会や村商工会のほか、村内各小中学校などにも大いに活用していただくことを期待しているところであります。

 次に、観光推進協議会についてでございます。実施状況は行政との連携、協働で取り組んでいるのか。組織体制の整備は。平成21年度予算要請のカットの理由はということがございます。観光推進協議会の実施状況につきましては、平成20年度に村観光振興協議会が設立され、観光の推進体制が整備されました。また、平成22年度からのふるさと雇用再生特別事業を活用して、村内の宿泊施設を初め、体験学習等の受け入れ態勢、自然、文化、芸能、各種施設、飲食店の状況を掘り起こし、村内にマッチした観光プログラムの開発や観光ガイドの養成等を実施しています。そのほか、平成22年度に漢那ダム湖畔にて開催されたカヌー全国高校総体においても、選手や関係者の宿泊や食事等の受け入れを行うことにより、今ではカヌーの合宿地として定着しつつあります。またその他のスポーツ合宿の誘致や民泊事業、旅行業者へのモニターツアー、宜野座バーガーによる村おこしなど、各種イベントの開催や村の観光の情報発信を行っております。

 次に、行政との連携、協働については、産業振興課や企画課、阪神協力会などと連携を行い、先進地視察や観光パンフレット作成事業の委託、村内各種祭りへの参加や阪神タイガースキャンプへの観光案内所の設置など、連携を密にして行っております。

 次に、組織体制といたしましては、生涯企画部会、宿泊サービス部会、加工販売部会、体験学習部会の4部会で構成しており、会員30名で各部会に所属しております。また、次年度も雇用事業を導入し、新たな観光メニューの開発を行うことにより、観光推進協議会が独立した体制を目指していきたいと考えております。

 平成21年度予算のカットの理由につきましては、村は200万円の補助金を計上しておりましたが、議会との諸事業の計画等の調整がございまして、諸事情によりカットした経緯がございます。そしてまた9月補正で対応した経緯がございます。

 次に、優良推奨品の認定についてでございます。村の特産品の優良産品を推奨品とすることで開発意欲が高まることからその認定についてはということでございます。宜野座村の特産といたしましては、農林水産物として紅じゃがやカボチャ、マンゴー、イチゴ、モズク、海ブドウなどがあります。また、それらを利用したじゃがめんやカステラ、もち、のり、ゼリー等のほか、民間でも村の農水産物を加工した商品があります。特産品の優良推奨品の認定につきましては、昨年のやんばる産業まつりで推奨品として認定されました宜野座バーガーがありますが、推奨品として認定されたことで消費者の関心が高く、認知度が広まっていることから、村といたしましても、また今回の産業まつりにおいて推奨品を認定する方向で進めております。



○議長(多嘉山朝安) 城間教育長。



◎教育長(城間辰雄) 伊芸朝健議員の御質問、学校給食の食材について。本村の管理、検査体制についてお答えいたします。

 本村の管理、検査体制については、児童生徒に供する学校給食用物質の安全・安心に供するため、学校給食食材については次のように取り扱っています。学校給食物資は、財団法人沖縄県学校給食会と一般業者から調達しています。沖縄県学校給食会の取り扱い物資、食材は、基本物質、米穀、パン、麺、小麦粉、牛乳と一般物質、おかず用食品、加工品を調達しています。基本物質の産地は、米穀は福岡県産、パン、小麦粉はアメリカなどの輸入小麦、牛乳は沖縄県産牛乳100%を県内指定業者で加工、供給しています。共同購入物資のおかず用食品及び加工品等の一般物資は、国、県等で行った放射線検査とは別に、沖縄県学校給食会独自で検査を実施しているとのことから、暫定基準値以下の食材を取り扱っているものと判断して使用しています。一般業者からの食材については、平成23年12月21日に村内の納入業者に対して、学校給食納入時説明会を実施いたしました。内容については、地元産、宜野座村産、沖縄県産を最優先とし、次に放射能対象地域外や外国産の食材などを有効に活用すると。放射能検査対象地域外からの食材調達が困難な場合には、栄養士と事前調整してもらい、食材変更なども行っています。なお、検査対象地域の食材については、供給元に対し放射能検査等や安全性の確認結果についての書類提出や情報提供の協力を依頼いたしております。村独自の検査体制につきましては、現段階で取り組むのは人材、機器、それからタイミング等、いろいろ難しいことがありますので、厳しいのではないかと考えております。したがって、安全・安心な食材の供給につきましては、ただいま申し上げたような取り組みを強化していきたいと考えております。

 次に、地元農業育成の観点から地元食材調達率の現状はということですけれども、学校給食食材における地元食材調達率について、野菜は20.7%、果物は2.5%、畜産物35.3%、農水産物8.9%、全体で19.2%を占めております。なお、トウガン、ヘチマ、パパイヤ、卵については100%村内産を使用しています。カラシナ、キャベツ、ゴーヤー、キュウリ、トマト、モウイ、モズク等が50%でございます。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) まず初めに、観光行政の?なんですけれども、私のほうで読み上げてから質問に入らせていただきます。

 地域資源活用の効果と豊かな自然や歴史、文化、芸能、イベント、公共施設、特産品、食の店、宿泊、体験、現在やっているグリーンツーリズム、それからブルーツーリズム、総合産業を地域活性化を生かした観光と交流の場づくり、それから情報発信の認知度を高めることから、施設の整備、観光客への案内板の設置計画、説明板、それから村内ガイドの養成等について、観光行政として、村としてどのように取り組んできたのか、これについてお伺いします。

 先ほど村長からありました高校総体、大変盛り上がった高校総体でありましたけれども、カヌーの維持管理、それから今後、このカヌーの管理運営をどこがやるのか。それは指定管理するのかどうか。その件についても民間委託するのかどうか、答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 山城産業振興課長。



◎産業振興課長(山城智) 伊芸朝健議員にお答えいたします。

 ただいま看板、そしてガイド養成についてということでありますけれども、これまで観光案内板につきましては、きめ細かな再編交付金事業ということで、まず文化センターの壁でしょうか、国道側のところに観光案内板の設置と、未来ぎのざの広場の駐車場のところに観光案内板を設置したところでございます。そして観光ガイドにつきましては、観光協会のほうからチラシが村民に回っていたと思うんですが、観光ガイドの募集ということで募集をかけて、これまでガイドの養成等も実施しております。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) カヌーの維持管理についてはどうかということでございましたが、現在、カヌーの維持管理については役場、企画課のほうで管理をしております。将来につきましては、また観光振興協議会なり、あるいは管理できる体制が整えば、委託も考えていきたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) やはり日ごろ言葉で観光、観光といろいろ話をしますけれども、その実施に向けては大変困難なわざだと思っております。その中で宜野座村には地域資源がたくさんありますけれども、これをうまく活用されていないということがだれしも知っているところでございます。その中でやはり観光客、先ほどからおっしゃる阪神タイガースのキャンプの場合には、今年7万人余りの方を集客されております。そういう方々が素通りをしないように、そこを阪神協力会のほう、きちんと観光推進協議会もありますので、そちらにおいて村内を案内する、そういう方策も行政のほうで取り組んでもらいたいと思います。先ほど産業振興課長からありましたように、地図は文化センターとか未来ぎのざにありますけれども、だれでも車に乗ってやってくるので、見るのは村内の皆さんなんです。これから松田の鍾乳洞、いろいろ開発事業もありますけれども、一つの事例として国道に案内板をつけるとか、またマップもつくりながら、このマップと現地が合うような観光全体の見直しが必要ではないかと思うんですが、その辺の答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 山城産業振興課長。



◎産業振興課長(山城智) 伊芸朝健議員にお答えいたします。

 まずキャンプでの案内というんですか、村内を観光できる、散策するということはできないのかということなんですけれども、今回もガイドブックを観光協会の窓口というんですか、案内所のところに置いて、観光のガイドを配っております。そして、これは総務省の地域活性化生活対策臨時交付金という事業で、観光村づくり事業というもので村内のガイドマップをつくって、ポケットサイズで持ち歩けるようなものを無料配布しております。そして、これも再編交付金事業で企画課のほうでつくってあるんですが、宜野座村の魅力満載ということで、お助け情報誌ナビ助ということで、これは村内の食べ歩きとか、ほかの施設、飲食店などの案内をポケットサイズにまとめたものを今回無料配布してございます。幾らか効果は出てきたのかなという感じを持っております。

 そして先ほど来おっしゃっておりました文化センターの壁にある案内板につきまして、確かに車から見るとなかなかゆっくり見れないということもありますので、今後はゆっくり見られるような案内板も、場所等を検討しながら必要なのかなと思います。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) ?については、これから取り組みが大変時間を要するもので、関係機関と十分煮詰めて今後この対策をやっていただきたいと常に要望いたします。

 次に、?観光振興基本計画、先ほど村長からありましたように、基本計画は昭和63年2月に観光振興の基本方向の計画、それと併用した第2次総合計画の村づくりとセットとなっているような内容でございまして、当時からこの文言の内容自体は、月日はたったんですけれども、現状と余り変わりはないというのが実情ではないかと思っております。こういうことからしまして村長が予算面も、いろいろ新規事業もございまして、この辺の取り組みに応じた基本計画の策定を十分検討されていただきたいと思いますけれども、今後どういう形で基本計画を進めていくのか。先ほど団体等もありましたけれども、もっと輪を広げてできないかどうか、よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、当時の観光振興基本計画は県においてトロピカルリゾート構想という言葉がありまして、その中で特定施設というのを入れようということで、宜野座ロングビーチ、そして宜野座リゾート開発という形の認定を受けるために、そういう計画をつくったものでございます。そして現在は、第4次宜野座村基本構想の中で観光振興ということも含まれていますので、それを引用しながらやっていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 観光振興については大変奥深いものがございまして、ひとつ官民一体となった観光振興をすることによって集客、あるいは村民の所得に還元するところもございますので、今後頑張っていただきたいと思います。

 次、?宜野座村地域活性化事業のプランなんですけれども、地域活性化プランはこれまでの総合産業の集大成と私は思って思っております。村の将来像と地域活性化に向けた村づくりに取り組んでいることは評価いたします。本活性化プラン策定を実現するには、第4次総合計画との両輪で村づくりの方向性をぜひ積極的に進めてもらいたいと思いますが、それに一つ私がこの資源プランの中で安堵したものがございます。その中に自然資源整備計画、これは漢那福地川周辺整備計画です。この構想が大変いいなと私は感じておりますけれども、これは絵にかいたもちなのか、実現性のあるものなのか、答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 仲程企画課長。



◎企画課長(仲程正) 伊芸朝健議員の質問にお答えします。

 まず、今ある宜野座村地域資源活性化プランは、第4次基本構想の後期基本計画を補完するものとして作成したものですが、この中で各区担当職員等の意見をいろいろ聞きながら取りまとめたものであります。その中で漢那福地川周辺整備ですが、これについては前々からいろいろ計画もあり、漢那福地川の周辺整備、漢那ダム周辺の整備構想、そういうのをまとめまして、それとあわせて未来ぎのざ周辺も考えておりました。この中にカヌーの体験とか埋め土した広場の利用構想とかいろいろありまして、現在いろいろな方面にこの整備計画を働きかけている状況ではあります。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) この整備計画の中に水と緑と太陽の里宜野座とありますけれども、その歴史の中に1609年から1624年ごろ、漢那はお茶の発祥地とあるんです。その辺、ただ物とか、現実にあるものではなくてやはり歴史を振り返って、大事なものは持っていくべきではないかと思うんですけれども、その計画の中にどうにか入れて、観光の目玉にできないかと思うんですが、どうですか。



○議長(多嘉山朝安) 仲程企画課長。



◎企画課長(仲程正) 再度お答えします。

 漢那ダム周辺が沖縄県の茶の発祥地ということで、漢那ダム湖畔公園の上に記念碑があるわけですが、実は漢那ダムの事務所からも、ここはお茶の発祥地なので、全国からお茶の木を集めてお茶の発祥地としてもっとPRできないかということは村にも相談が来ております。前向きに検討していきたいということは返事しております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) お茶の発祥地のそういう整備については、今検討中であると理解していいですか。

 次に、観光推進協議会についてお聞きしたいと思います。観光推進協議会は、先ほど村長からありましたように、実施状況、今、観光推進協議会の職員も少ない中で、村の観光に関する事業については大方観光推進協議会におんぶされているような感じを受けます。その中で、村の中でいろいろ観光に関する企画とか、それから産業振興課等にもございます。これをばらばらにしないで一つにまとめたイベント的な課をつくれないのか。今の状況では観光推進協議会に大変重荷だと思うんです。この観光推進協議会を充実させるには、今の職員体制では全然無理なので、やはりどこの観光協会に行ってもキャンペーンガールとか、そして村の観光協会だけでは雇用しないで、あらゆるところにこのキャンペーンガールが出向いて、仮に阪神タイガースのキャンプインの場合は、運動場に行って花束贈呈とか、ミス沖縄みたいな、少しイメージは大きいんですけれども、ああいう感じでやることによって宜野座の相乗効果が出てくるのではないかと思います。そのためには、産業振興課のほうのずっと地下に観光推進協議会はあるんです。やはり観光推進協議会は宜野座村をPRする場所であるものですから、何でああいう隠れたところに観光推進協議会があるのかと。やはり日の当たる場所に観光推進協議会を設置しないと、村のPRができないのではないかと私は思うんですけれども、そのことについて答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 宜野座の観光振興につきましては、非常に歴史が浅いと。観光推進協議会を立ち上げたのも平成21年でしたので、非常に浅くて、また、これも村の助成、補助事業で対応していまして、さらに昨年は雇用対策を使いながら2人の職員を配置してきて、今3人体制ですか、そういう形でやってきた経緯でございます。さらには、村にも観光と地産地消を推進する担当を1人配置して、現在、一緒にやっている状況でございます。推進協議会の皆さんは本当に一生懸命頑張ってきて、今非常に盛り上がりつつありますし、会員も30人という形で常時、この協議会も持ちながら一生懸命頑張ってきていると、私は非常に思っております。また、事務所につきましても、今、地下のほうでやっていますが、非常に利便性とか出入りがよくてやっているのかとも思っておりますが、いずれはしっかりしたところでさせていきたいと思っておりますし、また行政の機構改革につきましても、私は昨年から新年度に向けて機構改革をして、阪神タイガースのキャンプをいつまでも社会教育課で見るわけにはいかないでしょうということで、観光とスポーツ振興課という形でつくっていこうかということも昨年、いろいろと議論をしたわけですが、なかなかその結論には達しなくて、流されて、あと1年おくれという形になっておりますが、いずれにしても平成25年度に向けては、私がもし継続する場合には、私は阪神タイガースをターゲットにしていますので、阪神タイガース観光課といいますか、とにかく阪神タイガースもターゲットにしたような形での観光推進課を設置して、一つの課として阪神タイガースも含めた、そして今の村の花の村づくりも含めた地域づくり、さらには村の祭り等も一緒にして一つの課をつくって推進していきたいと考えておりますので、平成24年度中、今年いっぱいはそれの検討期間ということで、十分調整させていただきたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 村長も前向きな姿勢でありますので、ひとつそういう方向で頑張っていただきたいと思っております。

 それと観光推進協議会の組織体制の整備でございますけれども、今日まで知名会長を中心に30名の会員が一緒になって頑張っているところでありますけれども、今後、組織体制の整備は担当課と観光推進協議会、あるいは商工会と一緒になった取り組みを、また、これからブルーツーリズムを体験する漁業組合、それぞれの関係者が集まって、宜野座村の観光の受け入れはどういう形でするのか、観光協議会を中心にやるのか、それぞれ別々でやるのかということも含めて、関係者が集まって話をする必要があると思いますけれども、この辺についてどうお考えなのか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 村の観光振興につきましては、観光推進協議会を中心にしながら、また行政も一緒になって、そして商工会も漁協も、この推進をするのは民間も全く一緒なんです。そういう連携を図っておのおのの立場で観光を推進しながら、そして横の連携をとって村全体の観光振興を図っていくというのが今の考えでございますので、全体の協議をしっかりしていきたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) わかりました。くどいようですけれども、村長、先ほど申し上げたキャンペーンガールについては、ぜひ検討してください。どこに行っても、これは村の顔なので、観光協会だけではなくて村の案内も含めたそういう方なのですから、余りこだわらずに頑張っていただきたいと思います。

 それと平成21年度予算の件についてはわかりましたので、これで終わりたいと思います。

 3の優良推奨品の認定についてですが、推奨品の認定の目的は、生産、製造、加工される産品については村産業まつりの趣旨に基づき、優良品について推奨を行うことによって消費者の認知度、理解、信頼を深めることによって、その普及や販路開拓を図り、行政主導で産業の振興に大きく寄与するものだと私は思っております。そのことについて、ぜひ生産者が意欲を持って、村が自慢をして売れるものを認定して商品を販売するという一つの考え方だと私は思っていますけれども、村長、もう一度それについてお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 特産品の開発につきましては非常に重要なことで、観光を推進するためにはどうしても特産品が必要だと強く感じております。せっかくこれだけの阪神タイガースファンも、先ほど7万人ということもおっしゃっていましたが、何とかお土産を持たす方法を考えていかなければ、我々の経済の活性化につながらないということからも、この特産品の開発、お土産の開発、それを推進しなければいけないということを考えて、常にその開発推進について今やっているところでございます。商工会の中でも一生懸命やっていまして、その開発もやるということで、それを村も助成しながらやっていきますし、さらには各事業所なり、あるいは家庭でもこういう特産品につながるものがもしあれば、ぜひ出してもらって、今回も第1回としまして、村の産業まつりの中でこの推奨品の認定という形でこれを出してもらって、審査員のほうで5点ぐらい認定して、それを特産品として頑張ってもらえるような体制、そしてそれが次の段階で村の特産品という形になれば、さらにそれも特産品として認定して、なおそれが事業化できるような体制も含めて、村はいろいろと設備なり、備品なり、事業ができるような体制の支援もしていきたいと。そういう段階を踏まえていきたいということを阿考えております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 推奨品につきましては、今、村は特産品として、農業からするとジャガイモが産地指定を受けたんですけれども、最近はこの産地指定も少し遠ざかっているというようなことがございます。現在、行政としてはカボチャ、これに大変取り組んでいるようですけれども、2月の末に南風原町で推奨品を認定して、その推奨品のいろいろなものをつくっておりました。何をつくったかというと、カボチャの素材を主軸にカボチャそばとか、それからアイスクリームとかコロッケとか、1つのものから8種類を物産展でやっておりました。これはすごい企画だと思いまして、今回この推奨品のほうに提言したわけでありますけれども、この推奨品の認定をひとつ検討していただいて、次は特産品のコンテスト、こういうものにも幅広くボリュームがあって、そういうブランドの方向に向けていただければと思いますが、村長いかがですか。答弁をお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 先ほど申し上げましたように、まず推奨品の認定をして、そしてそれが継続されていって、段階を踏まえて、次は審査の中で特産品としていけるんだったらまた特産品の認定をして、さらにそれに対する支援もやっていきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) ひとつ頑張っていただきたいと思います。

 次に、4の学校給食の食材についてでありますけれども、きょうの新聞にもありましたように、食品に関しては放射能の検査が大変厳しくなりますよと。特にきょう掲げている学校給食の食材、児童生徒は成長期でありますし、一歩間違ったら食品をあげることによって脳の低下とかいろいろ健康にもかかわってくるものですから、この質問をしているわけでありますけれども、実際、今教育委員会においてはみんな栄養士に任せているのか。メニューとかレシピなどを実際に把握されているのか。それと給食センターの衛生状況はどうなのか、この3点について把握されているのかお伺いします。



○議長(多嘉山朝安) 平田学校教育課長。



◎学校教育課長(平田嗣義) 伊芸朝健議員にお答えいたします。

 メニューについては、実際、教育委員会の私たちがこのメニューにしなさいという指示はやってはございません。栄養士のほうで具体的に栄養のバランスを考えて、月々のメニューを作成して、子供たち、あるいは保護者に提供してやっているところです。そして衛生面の件につきましては、給食センターの老朽化が非常に厳しい状況ではあるんですが、いろいろ保健所なりからこの点は改善してほしいというところについては、できるだけ改善していくような方向で実際、今のところはやっているところです。保健関係につきましては、今のところ載っているというような状況だとこちらも認識しております。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 学校給食センターについては大変重要な場所でありますので、しっかりと現場を見ていただきたいと思っております。この給食の食材について、今放射線の問題が社会問題になっているんですけれども、実際そういう放射線の検査というのは県がやっていると新聞にあるんですけれども、地元ではそういう検査とか、低農薬とか、そういう検査をする器具はありますか。



○議長(多嘉山朝安) 平田学校教育課長。



◎学校教育課長(平田嗣義) 再びお答えしたいと思います。

 器具、機材については、給食センターにはございません。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 私も余り専門的なことはわかりませんが、やはり消費者、それから子供を守る立場から、ぜひ安全・安心な管理体制を十分やっていただきたいとお願いします。よろしくお願いします。



○議長(多嘉山朝安) 平田学校教育課長。



◎学校教育課長(平田嗣義) その件に対しましては、先ほど教育長のほうが答弁なさったような関係で、基本物資については学校給食会からの提供ということで、向こうについては万全なる体制で提供しているということと、そしてどちらかと言いますと村内の業者のほうに野菜とか、果物とかを供給依頼している関係もありまして、その辺については昨年12月の段階で県内産、村内産を重視して使いますと。できるだけ地産地消を重視して提供をお願いしますということを申し上げながら、そして放射能が出ている17都道府県のものについては使わない方向でうちの教育委員会としては取り組みをしまして、どうしてもこの17都道府県のものでなければ困るという場合には、この品物が本当に安全なものなのかどうかということを提供する業者に具体的に提示してちょうだいということも踏まえて、説明会をしながらやっているところでございますので、伊芸議員がおっしゃったように、子供たちに安全な食材を与えていくという方向の基本的な線は持ちながら、今後の給食の提供に向けては取り組んでいきたいということでございます。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 十分な検査体制をよろしくお願いしたいと思います。

 最後になりますけれども、?の地元農業育成という観点から地元食材調達率の現状はという質問しております。これは先ほども教育長からもありましたように、地元の食材が全体で19.2%が供給されていると。今、村長からもありましたように、たくさんの有機栽培、エコ栽培の15ぐらいの品目があったんですけれども、そんなにたくさんありながら19.2%というのは、村民の農産物の活用からするとどうかなと思うんですけれども、農家からすればこれは大変なことだと思うんです。その辺、食材の供給、注文等については全部栄養士さんとか、だれかに一任されているのか。決裁の時点で何か検討の余地はないのかどうかお伺いします。



○議長(多嘉山朝安) 平田学校教育課長。



◎学校教育課長(平田嗣義) 食材の地産地消の件についてなんですけれども、実際、野菜等ができる時期というのは一定限りという格好がありまして、どうしてもその時期に使いたいけれどもという場合に、村内の農家のほうで供給できるかというとなかなか厳しいところがあるということもありまして、できるだけ時期に応じた野菜等につきましては、村内を優先して活用しているという状況ではございます。今、品目の中で100%活用というものと、あるいは50%程度活用しているものと、あるいは20%活用しているものというのがございますけれども、やはりこの時期にできるものについては活用している状況で、給食の中で今おっしゃるような、夏場に向けては葉野菜はなかなか農家もつくれないということもあって、今後、年間を通して農家の皆さんがつくることができて、給食センターで活用ができるような体制を村の中でも検討して行って、産業振興課と連携をとりながら、その辺に向ける農家等の育成というのも今後は必要になってくるのではないかと。実際、農家がつくっているものを使っていないではなくて、あるときにはすべて村内のものを活用しているという状況ではございます。



○議長(多嘉山朝安) 伊芸朝健議員。



◆5番(伊芸朝健) 最後でありますけれども、農産物だけではなくて、それと連携した加工品が村内にたくさんあります。平成10年に宜野座村の特産品としてじゃがめんができました。その後、学校給食に余り使われていないというのが現実なんです。私も当時の教育長、学校教育課長の方にも、行政が特産品を使わないとどうするのかと言った時期がありました。これは要望なんですけれども、村の特産品についてはいろいろ予算との絡みもあろうかと思いますけれども、その辺は業者と調整しながら、地元にはこういう商品があるんだよという食材教育をぜひ今後検討していただきたいと、要望を申し上げて終わります。



○議長(多嘉山朝安) これで伊芸朝健議員の一般質問は終わりました。

 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長します。

 順次発言を許します。

 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 議長のお許しを得ましたので、一般質問を行いたいと思います。一般質問に入る前に、一言お礼を申し上げたいと思います。平成23年度の6月定例会において、一般質問で加工センター、直売センターの軒の延長についてを質問いたしたところ、12月25日にまでに完成して、宜野座特産品加工センターフェスティバルと北海道物産展が共用して行われました。そして12月31日のカウントダウンも無事終了して、すばらしい年を迎えたことと思います。これも村長を初め担当課長の御苦労があったからこそであります。大変ありがとうございました。話に聞けば、村の一業者がボランティアで工事していたということには深く感謝申し上げます。村の皆さんも、課長の皆さんもひとつその業者に御礼申し上げていただきたいと思います。それでは通告した件につきまして、質問をさせていただきたいと思います。

 まず1点目に、宜野座村の特産品づくりについて。東日本大震災から今月11日で満1年になりますが、いまだ復興の兆しが見えない地域もあります。早急に復興を望むものであります。そして東日本大震災の影響で農産物の高騰が進み、私たちの食生活にも大変な影響を及ぼしております。そういった観点から、全国で地域の地元の産業をおこすことを目的として努力している町村が多くあります。我が宜野座村もその一村であると思います。「水と緑と太陽の里」をキャッチフレーズに対外に売り出している我が宜野座村ではありますが、村内に自慢できる特産品は見当たりません。「地産地消」を推進していくためにも努力して宜野座村の特産品づくりに邁進していただきたい。そこで村長にお伺いします。

 ?村としての特産品について。それは品目指定です。

 そして、?近い将来特産品を計画についてお聞きしたいと思います。

 2番目に、南米研修生受入事業及び南米3カ国青年派遣事業について。前回、平成22年12月定例会において質問しました南米研修生受入事業と南米3カ国青年派遣事業について再度質問いたします。

 その中で、?米国(ハワイ州)の青年研修受入についてをお聞きしましたところ、検討するということでありましたので、今回この返事をもらいたい。

 そして、?もそうです。役場職員の研修派遣について。これは公務で行ってもいいという村長の答弁でありましたけれども、今回その職員の参加者がいなかったのかどうか、この点をお伺いしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 小渡久和議員にお答えいたします。

 宜野座村の特産品づくりについてでございます。村としての特産品についてと、近い将来、特産品をつくる計画についてでございます。本村における特産品は、農水産物としてジャガイモや紅じゃが、カボチャ、マンゴー、イチゴ、モズク、海ブドウなどがあります。加工品としては、平成6年度に村商工会が特産品開発を手掛け、現在も未来ぎのざで販売されているじゃがめんがあり、また村の農水産物を活用したカステラ、もち、のり、ゼリーなどを未来ぎのざにおいて加工・販売しております。また、民間でもフルーツを利用したジャムや、また村のパイン等を原料とした飲料水、民芸品、工芸品等もあります。昨年度から村商工会において新しい特産品の開発事業を行っております。村といたしましてもその事業に支援を行っており、今後の特産品の開発につきましては、地域で生産されたものや豊富にあるものを活用した高付加価値のある特産品の開発に、農商工連携を図りながら取り組んでいきたいと考えております。平成24年度の商工会の事業につきましても、宜野座村の水を使って酒をブランド化して宜野座村特産品としてできないかという調査研究をする予定でございます。さらに将来に向けては、宜野座村の豊富な水を販売するような水の工場、あるいは新規にキノコ、あるいはミミグイ等の特産品化についても研究していきたいと考えております。

 次に、南米研修生受入事業についてでございます。その中で、米国(ハワイ州)の青年研修生を受け入れる考えはないかということでございますが、米国ハワイ州村人会との交流について、ハワイにも多くの村出身者がいらっしゃいますが、南米3カ国のような組織としての運営がなされていることは確認できません。ハワイにおいても村人会を立ち上げられ、村人組織として150名程度で活動し、各種取り組みが進められているとの情報もありますが、まだ実態の確認はされていません。また、昨年10月に開催されました世界のギノザンチュの集いの際に、お会いしたハワイ村人会関係者に名簿の提出等を依頼いたしたところですが、その後、まだ連絡をいただいていない状況でもあります。ハワイ村人会組織の現状を把握する上でも直接ハワイを訪問して、現地の村人会関係者と宜野座村との交流等についての意見交換をする必要もあるかと思っております。また、ハワイのほうでも宜野座村との交流をぜひやってもらいたいという趣旨の要望もございました。

 次に、南米3カ国青年派遣事業についてでございます。役場職員の研修派遣についてでございますが、今年度も公募と同時に役場内に募集チラシ等を配付しながら、職員の派遣研修生への応募の呼びかけを行いました。職員から問い合わせもあったようですが、実際の応募には至りませんでした。引き続き役場職員の派遣について、各課長、局長へ周知を徹底し、職員に対して積極的な応募を促し、次年度は役場職員の研修派遣を実現させていきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 最初の特産品づくりの件ですけれども、村長は私が言おうとした水を使って宜野座村をおこしてはどうかと、私が提案しようと思っていたんですけれども、先に言いましたので、それを細かくお聞きしたいと思います。

 私は、特産品と観光はリンクすると思います。特産品がなければ観光もできないと。観光があるから特産品もつくれるというリンクをすると思いますので、そういった観点からお聞きしたいと思います。

 最初に平成7年度に、亡き新里文和さんがいつも許田にある水のことを言っていました。私はこれを最近思い出して、この水は名護市の皆さんが今現在使っているかどうかわかりませんけれども、前は使っていて、すごい清流であるということ、私もそこは見たんですけれども、本当にもったいないという気がする場所であります。その場所を使ってどうかと、私は伊芸村長のときに1回話をしたことがあるんですけれども、それはなかなか実現に至らなかったわけでありますが、ちょうどそのときにかたばる作業所が下にありましたので、そこまで引っ張ってきてそこでできないかと。そうすればそんなにコストもかからないから、私はそれが万全ではないかということも言ったんですけれども、なかなかそういう事業がないということでできなかったんですけれども、そういうことがひとつ「水と緑と太陽の里」であります。水を生かし、そして緑を生かし、そして太陽のもとで遊ぶという一つのキャッチフレーズで特産品の推進をしていただきたいと思います。

 そして今、村長がおっしゃったじゃがいもが主でありますけれども、それに対して水産物、いろいろなものはあるとは思います。それは私も思っております。特にそういったものをどういった方法で売り出していけるかが問題なんです。最近は観光推進協議会がいろいろラジオからもよく宜野座村のアピールをするわけですけれども、この前もパンフレットに特産品のつくり方、そういったものも載っていましたけれども、すごくそういったアピールが必要だということです。村長にひとつお聞きしたいのは、今後この加工場を中心にした開発、ただじゃがめんですと言ってもこのじゃがいもが本当に、こんなことを言ったら叱られますけれども、みんなが喜んで食べるかと。また食べたいというじゃがいもを開発する必要があるのではないかと思うんですけれども、そこのところはどうですか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 加工品といいますか、こういう農産物からの加工というのは、いつまでもそれがそのまま特産品と続くことはないと思っております。また新たな特産品の開発も重要でありまして、次々開発もしていくべきだと。そしてこれまでじゃがめんは一つの事業としてやった経緯がありまして、宜野座村の特産品として今やっていますが、これもじゃがいもの生産も非常に厳しい中でありまして、さらにはそれのコストの問題もありますし、それからすると非常に経営、販売が厳しい。普通の一般のそばよりも高く売らなければできないという状況から、なかなか伸びない状況でございます。しかし、物としてはいいということを思っておりますので、限定品なりしながら、こういう価値観をきちんと示しながら、特産品として販売していただければいいかなと思っております。

 さらには、これから牛も更新ということもありますので、それの一環として廃牛になる牛につきましては、それも何とか肥育して、そして最終的には宜野座の牛肉という形にして、特産品化につなげてくれという感じでお願いしているところでございますので、またその頑張りについても期待をしていきたいと思っております。

 先ほどの水につきましては、宜野座村はまず水が豊富だということと、宜野座村は水の質がいいということで評価を得ております。そういう中、村の水道事業は非常に赤字経営で村の財政を引き出してやっている状況がございまして、その中で将来の水道をどうしようかという水道のビジョンもいろいろと検討しているわけですが、今、水道の運営委員会の中では、やはり宜野座の水でいったほうがいいと。私は企業局からの水も考えたほうがいいのではないかということも考えていたわけですが、宜野座村の水を活用していきたいということが委員の皆さんの意見だということを聞いておりますので、水工場をつくって、宜野座村の水をなお販売していくような体制にすれば、この水道の経営もうまくいくのではないかということを考えておりますので、それに対するアドバイスをする方もいらっしゃいますので、非常に参考にしながら事業化も検討していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 加工につきましては、いつも前向きで研究しないとできないと思いますので、それはひとつ研究していただきたいと思います。

 水に関してですけれども、今水はガソリンよりも高いですよね。ガソリン1リットル、今から高騰しますので、150円ぐらいになると言われております。でも水500ミリリットル100円、1リットル200円、まだガソリンのほうが安い。そのように水商売というのは本当は欠かせないと思うんです。我が宜野座村は水が豊富でありますので、その水商売、ペットボトルで水をつくって売るという、これは東村もあります。東村の天然水といってありますけれども、ああいうふうなお互いウォーターとグリーンとサンでありますので、そのウォーターを売り出すものとして、ひとつ頑張っていただきたい。この物は北部振興策ではできないのか。そして再編交付金ではできないのか。これもひとつ答弁できますか。それでいつごろそのめどに検討するのか。今年度でやるのか、それとも村長の任期が本年度でありますので、本年度でやってもらわないと次の方にとられるおそれがありますので、いい物は早目にということがあります。ひとつ御意見をいただきます。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 事業につきましては、即ということはできませんので、やはり計画を練りながら、そして地域資源を大いに生かしていくということから始まっていきますので、今年の段階ではぜひ関係機関と調整しながら芽出しができれば早目に出していきたいと考えます。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 村長は先ほど水と酒ということであったんですけれども、ずっと前にでしたか、宜野座村に酒造工場がつくれないかということであった時期もありました。それが敷地を探せなくてできなかったんですけれども、今回の酒というのは工場はつくらないという話を聞いたんですけれども、それはどういった方法でやるつもりなんですか。それをお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 続けてお答えいたします。

 新しい工場の建設については非常に厳しいということを聞いておりますし、それでまずは宜野座村の水を持って行って、それをブレンドして宜野座の酒として出そうかということを研究しようということですので、私は非常にいいことだと思っておりますので、それを進めたいと思っております。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 1番目に関しては最後の質問になります。

 有機の里宣言も平成22年度に行われておりますので、沖縄の皆さんはアピールが下手なんです。内地の皆さんはアピールが好き。野國總管が持ってきた芋も向こうに持って行ってサツマイモとか何とか言っていますけれども、マンゴーでもそう、ゴーヤーでもそう、そういうふうに内地の皆さんはすごくアピールがうまい。だから私はこのアピールの時代だと思うんです。私もアピールしたいんですけれども、宜野座はヘチマの里というものをつくってくれないかと。ナーベーラーの里でもいいです。各家庭に少しずつ植えさせて、それを大いに加工とかいろいろなことでやって、これをアピールすれば、有機の里&ナーベーラーの里ということも、これは私の考えですけれども、それはひとつお考えになって、どんな形でも結構です。そういう要望であります。

 では、研修生のことについてお伺いします。先ほど村長もおっしゃったとおり、太平洋戦争終了後、復興目指す沖縄の一番貧困なときにハワイから金銭、物資両面で大変お世話になった経緯があります。これで沖縄が発展したとも言われております。そして3年前に新聞にもありましたけれども、沖縄に船で豚を600頭ですか、500頭ですか、送ったという話もありました。ですから昔の沖縄の豚というのは育ちが悪いんです。1年余っても出荷できない育ちの悪い豚だったんです。このハワイから来たランドレースという品種が半年で出せるんです。それで沖縄の農家の皆さんはすごく儲かったという話も聞いております。そしてパインでもそう、いろいろなことがハワイから来ているわけです。ですから私は前にはこの村人会の組織というのがあったと思うんです。これでずるずるになっていったら、このハワイの皆さんも3世、4世になったら本当に申しわけないと思うわけでありますので、ひとつ村長としてどういう対応をするかお聞きしたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) 全く小渡議員がおっしゃるとおりでございまして、ハワイのほうも村人会が結成されているようでございますが、また日本語の話せる会員も少なくなっているということから、集まりにも100名程度は集まってやっているようです。そして正月とか新年会を開催するなり、あるいは8月にはピクニックとして運動会をやっている状況があるようでございます。それでハワイの皆さんもできたら宜野座との交流をぜひやってもらいたいという気持ちもあるようで、これまで村は南米3カ国とは推進してきましたが、ハワイとのこういうつながりを持っていなくて非常に残念でもありますし、また向こうのほうもそう思っていると。私はたまたま平成元年にハワイに行きました。ちょうどハワイ移民90周年の時期でございまして、そのときの村人会の皆さんともお会いしまして、いろいろ話をした経緯がございまして、その後に伊芸村長が翌年ですか、ハワイに行っていろいろと話し合いをした経緯もございますので、それからずっと20年以上交流を図れていないという状況がございます。しかし村としましては、これまでずっと村の広報は送っていますので、村の状況につきましては村人会長を通しながらハワイの皆さんには幾らか知られているということもありますので、何とか早い時期にそういう話し合いが持てる場を検討していきたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) これに関しては、村長、ひとつ前向きに向こうの役員とも交流を図ってぜひともやっていただきたいと要望を申し上げます。

 最後になりましたけれども、役場職員の南米3カ国派遣についてでありますけれども、なかなか希望者がいないということでありますけれども、私は本音だったら若い者はいると思うんです。いろいろと公務が忙しいとか、いろいろな形で、はっきり言うと課長の皆さん、係長の皆さん、上司の皆さんに迷惑をかけるのではないかというもので控えているのではないかと、少しはそういうふうに思うわけでありますけれども、今回新しく採用された、4月2日ですか、1日は日曜日ですから2日に辞令交付があると思いますけれども、その採用された職員から募集したらどうですか。村長、そこのところはどう思いますか。



○議長(多嘉山朝安) 東村長。



◎村長(東肇) とにかく私は職員を行かせたいということを思っております。しかし、新しく採用する職員を即行かせるということは、もう少し検討しなければならないのではないかと思っております。まず役場職員が行くことと、また一般の皆さんが行くことでは立場が非常に違うんです。だからそういうことからしますと、ある程度役場の内容も知りつつ、そして向こうの村人会の皆さんとか研修生の皆さんとある程度行政的な立場も持ちながら、しっかりと研修、交流してくるのが役場職員となればそういうかかわりになるかと思っておりますので、そういう面で考えたいと。さらには、こういう研修制度を職員が一番理解して、そして国際化に向けての行政の取り組みをやっていくという立場から考えて、ぜひ職員は行かせたいと考えております。



○議長(多嘉山朝安) 小渡久和議員。



◆10番(小渡久和) 最後になりましたけれども、そういうふうに私は役場の職員の皆さんが見聞を深めたほうが、仕事にしろ、対外的にいろいろな交流を交えるにしろ、すごくプラスになると思います。ですからぜひとも1人は村内から、1人は役場職員からという一つの目的を達成していただきたいという希望を申し上げます。

 申しおくれましたけれども、ハワイ交流に関しましては、村長は先遣隊を行かせて、これは予算の伴うことでありますので、これは返答はしなくて結構ですので、そういう考えも持っていただいて、私の質問を終わりたいと思います。



○議長(多嘉山朝安) これで小渡久和議員の一般質問は終わりました。

 これで一般質問を終わります。

 本日の日程は全部終了しました。

 これで散会します。御苦労さまでした。

                      (17時11分)