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沖縄県 南城市

平成27年  3月 定例会(第1回) 03月17日−03号




平成27年  3月 定例会(第1回) − 03月17日−03号









平成27年  3月 定例会(第1回)



       平成27年第1回南城市議会(定例会)会議録

1.開議     3月17日 10時00分 宣告

2.散会     3月17日 16時07分 宣告

3.出席議員

   1番 上地寿賀子議員  11番 松田兼弘議員

   2番 知念俊也議員   12番 玉城 健議員

   3番 仲間光枝議員   13番 前里輝明議員

   4番 伊禮清則議員   14番 親川孝雄議員

   5番 新里 嘉議員   15番 大城憲幸議員

   6番 安谷屋 正議員  16番 国吉昌実議員

   7番 比嘉直明議員   17番 吉田 潤議員

   8番 平田安則議員   18番 城間松安議員

   9番 國吉 明議員   19番 照喜名 智議員

  10番 中村直哉議員   20番 大城 悟議員

4.欠席議員  なし

5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名

  事務局長      山内 博   事務局係長     浦崎輝子

  事務局主事     嶺井良太

6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者

  市長        古謝景春   教育長       山城 馨

  副市長       座波 一   教育部長      知念 進

  総務部長      當眞隆夫   上下水道部長    飯田高男

  企画部長      具志堅兼栄  産業建設部長    山村研吾

  市民部長      山入端美智子 産業建設部参事   伊集 稔

  福祉部長      小谷 肇

7.議事日程

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     平成27年第1回南城市議会定例会 議事日程[第3号]

               平成27年3月17日(火)午前10時開議

日程第1       会議録署名議員の指名について

日程第2       一般質問(7人)

           (1)比嘉直明

           (2)松田兼弘

           (3)安谷屋 正

           (4)平田安則

           (5)國吉 明

           (6)中村直哉

           (7)親川孝雄

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8.会議に付した事件

  議事日程の事件と同じ

9.会議の経過

  次のとおり



○議長(大城悟) 

 これから本日の会議を開きます。

 諸般の報告を行います。

 本日の議事日程はお手元に配付したとおりであります。

 これで諸般の報告を終わります。

 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定によって14番親川孝雄議員、及び15番大城憲幸議員を指名します。

 日程第2.これより一般質問を行います。

 なお本日の質問者は、お手元に配付してあります議事日程のとおりであります。順次発言を許します。最初の質問者、比嘉直明議員。



◆7番(比嘉直明議員) 

 おはようございます。一般質問初日のトップバッターです。頑張ってまいりましょう。

 今月3月末で、退職される職員の皆さん長い間お勤め、大変ご苦労さまでした。これからも協働のまちづくりに関わりを持つことを強く希望いたします。福祉部長お願いしますよ。

 この2、3日急に気温が高くなっております。この急激な気温の差で野菜農家さんは、大変ご苦労なさっていると思います。特に、シイタケを栽培している農家の皆さんは大変だと思いますので、ぜひ気温に負けずに頑張っていただきたいと思います。

 それでは、通告に従いまして一般質問を行います。今回も2点です。

 地すべり地区について伺います。市内の地すべり地区または地域について次の事項を伺います。

 ?市内の地すべり箇所の数と面積。?過去5年間の被害状況。?過去の土砂災害で被害に遭われた方々への対応策。この3点をお願いします。残りについては、自席にて行います。



◎総務部長(當眞隆夫) 

 おはようございます。それでは一般質問トップバッター比嘉直明議員の、市内の地すべり地区についての御質問にお答えします。

 まず1点目の、市内の地すべり箇所の数と面積については、一定の行為を制限する必要がある土地について農林水産大臣と国土交通大臣が指定する区域箇所となっており、南城市内における指定箇所は6カ所でございます。佐敷字新里の新里坂付近49.25ヘクタール、佐敷字小谷の小谷園老人ホームの裏の山手側近辺6.4ヘクタール、佐敷字伊原の集落から航空自衛隊分トン地の丘陵地60.48ヘクタール、知念字吉富の集落一帯18.94ヘクタール、知念字山里の集落一帯18.29ヘクタール、玉城字當山の郵便局前県道から糸数入口の交差点向け南側10.68ヘクタールの合計164.04ヘクタールとなっております。

 次に2点目の、過去5年間の被害状況については5カ所で災害が発生しており、昨年発生した知念字志喜屋の巨石崩落において住民に対する避難勧告1件、避難指示1件を行っております。

 3点目の、過去の土砂災害で被害に遭われた方々への対応策についてですが、現場調査後、避難を促す必要がある場合にあっては、文書を各世帯へ配布し緊急連絡先等を周知しております。避難指示を発令した世帯においては、居住者が医療機関及び福祉施設への入所により現場から退避されております。



◆7番(比嘉直明議員) 

 市内では6カ所あるということですね。ここで申し上げたかったのは、この場所からも想定しますけども南城市の地形に大きく左右されているものだと確信しています。特に斜面地帯ですね、佐敷、知念地区がかなりあるのかと思っています。玉城は一部ですね。それと土壌を見ますと、南部は意外と、クチャというか、土壌には4種類ぐらいあったと思います。マージとか、クチャを含めて4種類ぐらいあったと思います。そのクチャの粘土質ということで、土砂災害、地すべりに至っているのかと考えています。

 そこで、一つ事例を申し上げますけど、これは玉城地区で起きたことですけど、当然斜面で麓には農家さんが、ハウスがあってそこで栽培をしています。地すべりがありまして、そのハウスを半壊させてしまったと、土砂で。これは誰が直すかという話になります。そこで、産業建設で問い合わせて、県のメニュー等を調べて、本市のメニューも調べて、これを直すメニューというのは実際にはないんです。この斜面の地権者というのはいらっしゃいます、麓の地権者もいらっしゃいます。ところが、そこから土砂が流れてきて被害に遭われた農家の方が、これは自分で直すしかないのです。これはいかんなと思いまして、ぜひ今後そういう細かいメニューもつくり上げていただきたいなと、強く要望しておきます。これに対しては部長の答弁必要ないですから、検討事項でもありません。ぜひつくってください。こういう細かいのを。

 特に農家の方の被害が非常にこれは大事だと思っています。20万、30万を個人で負担するのは大変なことですよね。まして、利益がそんなに上がってないわけですから、農家の皆さん方は。そういう事例がありますので、部長ぜひこのメニューを、キメ細かな修繕といいますか、つくっていただきたい。

 道路には修繕費がございますよね。道路にはあると思います、修繕費。これは、穴があいているガードレールがどうのこうの、修繕はすぐ対応していただけますし、本市でも。ところが地すべりに対してはメニューがないということ。県にも本市も、これは一つネックになっています。ですから、どうしても地権者が負担を強いられるわけですから、これではですね大変な負担になっていくのではないかと思っています。金額が20万とはいっても農家にとっては多額ですから、どうかそこを酌み取っていただいて、きめ細かなメニューを作成していただきたい。部長お願いしますね。それについては、答弁は必要ないです。つくるものと確信しています。

 それでは次にまいります。

 私含めて、一般質問4人の方が取り上げております。それだけ議員の皆さん興味があるのかと思っております。地方創生について伺います。

 政府において、まち・ひと・しごと創生本部が設置され、人口減少社会の克服と地方の創生に向けて、本格的な取り組みが進められようとしている中、南城市の今後の方向性と取り組みについて伺います。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 おはようございます。比嘉直明議員の御質問にお答えする前に少しだけPRさせていただきたいと思います。

 去る3月14日に、なんじぃマーチの南城市職員バージョンが南城市公式youtubeチャンネルで、公開されています。南城市の市制10周年に向けて職員が多く出ています。市長も旗振りで最初のほうに出ていまして、すばらしい出来栄えになっていますので、ぜひ市民の皆さんご覧になっていただきたいと思います。

 それでは、比嘉直明議員の地方創生に係る本市の今後の方向性と取り組みについてお答えします。

 昨年11月28日に、まち・ひと・しごと創生法が公布・施行されました。

 同法は、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施することにしております。

 同法第8条で、国は総合戦略を定めることと規定し、昨年12月27日に人口の現状と将来の展望を提示する国の長期ビジョン及び、今後5カ年の政府の施策方向性を提示する国の総合戦略を閣議決定しました。

 都道府県は同法第9条、市町村は同法第10条の規定により地方版総合戦略の策定が努力義務として課されております。本市もその策定に向けた準備を今進めているところであります。

 今後の方向性につきましては、まず、地方版総合戦略に盛り込むべき施策として、まち・ひと・しごと創生法第10条第2項の第1号から第3号の規定に基づき、目標、講ずべき施策に関する基本的方向、講ずべき施策を総合的かつ計画的に実施するために必要な事項について、平成27年度中に、南城市の地方版総合戦略として策定いたします。

 また、政策分野の範囲としましては、国の総合戦略を勘案しますと、しごとづくり、ひとの流れ、結婚・出産・子育て、まちづくりに係る各分野を幅広くカバーすることが望まれておりますので、市の総合計画や、ちゃーGANJU CITY構想等各施策に位置づけられた同様な政策分野を踏まえつつ、整合性を図りながら策定に取り組んでまいります。

 なお、国においては、地方版総合戦略の早期かつ有効な施策と、これらに関する優良施策に対し支援するため、地域住民生活等緊急支援のための交付金事業を創設し、平成26度補正予算に盛り込み、2月10日に同交付金事業に係る制度要綱及び交付限度額を示しております。

 これを受け、本市は他の市町村と同様、制度要綱等を踏まえた実施計画を国に提出、3月6日に国の審査を完了したところであります。今後は、3月中に交付申請、交付決定を受け、本格的な取り組みは新年度から行う予定でございます。



◆7番(比嘉直明議員) 

 これは、これからのスタートなので、まだ準備期間なのかなと思っています。そこで、その地方創生に関わる国の方針、それから目標等を少しおさらいさせていただきます。

 まず、これはなぜそういう方針ができたかというと、これは実は、政府の骨太の方針である2014、確か7月だったと思います。人口減少、それから東京一極集中、その骨太の方針から、まち・ひと・しごと創生が閣議決定されたと思います。そこで、国は長期ビジョンを答弁のとおり示されました。まず、人口減少問題の克服としては、長期で2060年1億人程度の人口を確保すると、もう一つは成長力の確保です。2050年代に1.5%〜2%程度のGDP成長率を維持していくと。その2つを長期計画で上げました。

 そしてもう一つは総合戦略です。今答弁にありました5カ年計画です。2015年から2019年の5カ年で政策目標を掲げ施策を策定すると。実際にこの総合戦略に対してどのような支援策があるかと見てみますと、3つあります。

 1つ目は情報支援です。この情報支援というのは、地域経済分析システムを整備して情報を地方へ徹底的に提供しようという情報支援。

 2つ目は財政支援です。戦略の策定と実施、これを財政面で支援していく。

 3つ目には、人的支援。小規模市町村に国家公務員を首長の補佐役として派遣すると言っています。小規模市町村には何を基準にそう申し上げるかというと、やはり人口ですね。確か私が新聞で見たときは、5万人以下だったと思います。本市も5万人以下ですから、それに該当しますので、だから国の公務員が補佐役として本市の助言をする、そういう人的支援も入ると思っています。

 それから、戦略に基本となる目標と主な施策を見てみますと、これも3つございます。

 まず、地方における安定した雇用を創出する。それには2つあります。地域産業の競争力の強化、地方での人材育成、雇用対策です。

 2つ目には新しい人の流れをつくるです。

 3つ目に、若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえるです。

 これが国の総合戦略の主な目標と施策です。国はこれをなぜ今展開するのか、なぜ今なのかと考えていきますと、やはりこれは本会議冒頭の施政方針でも市長から述べられておりました、自己決定、自己責任、そして自立というところにどうしてもつながっていきます。国は地方自治体で安定した財源を確保して、国に頼らず自ら自治体を運営していきなさいという狙いがあるのではと、私自身はそう思っています。

 ですから、この国の政策は、これを私は最終的な施策だと思っています。この5年間で各地域自治体の力を、元気をつけ、力をアップし、財源力をアップして自立させていこうという狙いがここにあるのではないかなと。まさにそれは、国の地方分権改革だと私は思っています。

 そこで、答弁にもございました補正予算でも計上されました約1億3,700万。地方創生先行型、それと消費喚起生活支援型。この2つで多額な予算が計上されております。その予算は、これから地方版の総合戦略を策定するに当たって、いろいろなデータを分析してこれから情報を集めていって、平成27年度中に南城市版の総合戦略をまとめて、それから28年度から実施していくのかなと、そう思っています。それで、企画部長、本市もいろいろな事業を施政方針のもとで取り組んでまいりました。そして、また国から抜本的な地方分権改革で、このような施策を強いられるようになるわけですね。

 そこで本市としても、若干これは私としては困惑している点があるのではと思っています。というのは、今申し上げました、これまでの事業もやっていかなければならない、終わった事業に関しては検証もしていかなければならない、検証っていってもただごとではないですよね。やはり市民、議会が求めるのは数字で答えなさいというわけですから、普通の検証よりもはるかに時間も労働力もかかる。その中でこういう地方版の総合戦略を練っていかなければならない。これはやはり、市民目線、それから議会から考えても、しっかり取り組んでいかなければ、今後10年、20年、50年、この国についていけない、そういう時代が到来するのではないかと危惧しています。ですから、今スタート時点ですので、しっかり全職員の英知を結集して、ほんとに将来の南城市の再編につながるような総合戦略を練っていただきたいと思っております。

 本市の施政方針のもと、総合計画それから都市計画マスタープラン、土地利用計画、ちゃーGANJU CITY構想、ムラヤー構想等々ございますけど、いろいろな事業を展開してまいりましたけれども、やはり今後、自立という面を考えますとどうしても創生、総合戦略がメインになっていくのかと考えています。ぜひ、歳入につながるような戦略を練っていただきたいと思います。

 そこで企画部長、1つお尋ねしますが、我が南城市の中期の平成27年度からの人口ビジョンをどう考えているのか、お答えください。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 比嘉直明議員の再質問にお答えします。

 南城市の中期の人口ビジョン、最も大切な部分だと思います。本市におきましては、第1次総合計画では、平成29年度までにおいて4万5,000人を設定しています。都市計画マスタープランにおいては、平成37年度において5万人を想定しています。ただ、急激に人口を増やせば、まちが良くなる考え方を持っていません。南城市らしさ、地域コミュニティの確立または歴史自然を確保しながら、保存しながらやっていくまちづくり、そういうまちづくりの中で、適正な人口規模を目指して今中期ビジョンの中で検討しているところです。



◆7番(比嘉直明議員) 

 確かに、部長のおっしゃるとおり、そのとおりだと思います。私も同感します。

 私は逆に、現在の人口約4万2,000人の数字を維持できれば、私はそれなりの計画がなされるものだと思っています。減少に転じるわけですから、それを維持していくのも一つの策だと思っています。

 それから、細かいようですが2、3点私からの提言を申し上げます。まず、新しい人の流れをつくるとあります。先週の水曜日でしたか、芸大との提携の調印式がありました。あれこそ人の流れをつくるものだと思っています。私は、あれはものすごい大きな進展だと評価します。

 芸大の学生が南城市にやってきて、拠点となるシュガーホールを活用すると思いますけども、その学生が卒業後に南城市に定住できる仕組みを構築していただきたい。南城市に住ませるんですよ、卒業後。それが人の流れで、僕はあの調印式は非常に高く評価しております。

 そして強いて言うならば、市立大学等の創生というのもありますけども、そこまでは必要ないと思います。研究所等が南城市にあれば、それも大きく人の流れにつながっていくのかなと思います。

 それからもう一つ、地域産業の競争力の強化とありますが、これも非常に難しいものがあります。というのは、我が南城市の法人を見ますと、当然大手はないですよね。中小企業です。だから、資本が限られているわけですから、どうしても競争力に弱い。

 そこで私が考えていることはですね、A社とB社のコラボです。商品を開発して自前で売るのではなくて、A社とB社で共同で開発して、共同で販売していく。あるいは南城市の商品を製造メーカー全体で販売していく仕組みが構築できないのかなと、そういうふうに考えています。1社ではどうしてもマーケティング、販路の問題がございます。それを2社、3社でやっていく中では、かなり私は利益につながっていくと思います。市長も考えていると思います。このコラボについてはですね。

 ここでは申しにくいのですけれども、多良川さんとある会社が近々コラボで新商品がでます。これは新しいリキュールができ上がります。これを楽しみにしておいてください。商品名も市長が名付けているみたいですけど。

 それでは、地方創生の思い、それから南城市版総合戦略。市長に、今描いている総合戦略というのは、南城市版はどんなものを描いているのかお聞きして、私の一般質問を終わります。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 比嘉議員の再々質問についてお答えします。

 南城市の地域創生というのは地域戦略も含めてですが、議員がおっしゃるように人の流れをよくするということです。人が中心であって、長期的には地方で人をつくって、その人が仕事をつくり、まちが活性化するというのが地方創生の原点であります。南城市におきましてもそういう原点に返って、人が多く流れる、人が集まる仕組みをつくってまいりたいと思っております。



○議長(大城悟) 

 次の質問者、松田兼弘議員。



◆11番(松田兼弘議員) 

 ハイサイグスーヨー、チュウウガナビラ。松田兼弘でございます。現在、歯の治療中でございます。マスクをかけての質問をお許しください。ユタシクウニゲーサビラ。

 1点目に戦後70年、沖縄戦から70年について。今年は軍国主義の日本の敗北から70年。悲惨に極めた沖縄戦、広島、長崎の被爆の惨事から70年。沖縄県民十数万人、日本国民310万人、アジアの人々2,000万以上の尊い命を奪った侵略戦争の痛苦の教訓にたって、平和をどう築き上げるかが問われる節目の年であります。

 今も残る不発弾の不安、那覇、小禄の幼気ない幼児を含む4名が亡くなっております。糸満での作業中の男性の片目を失明する。県民生活を脅かし経済振興の弊害になり、現在も沖縄戦の負の遺産が続いております。

 糸満、摩文仁にある県立平和祈念資料館に掲げられている結びの言葉は、ありったけの地獄を集めたという形容をされている沖縄戦であります。かみしめて読み上げてまいります。沖縄戦の実相に触れるたびに、戦争というものはこれほど残忍で、これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです。このような生々しい体験の前では、いかなる人でも戦争を肯定し、美化することはできないのではないでしょうか。戦争を起こすのは確かに人間です。しかしそれ以上に戦争を許さない努力をできるのも、私たち人間ではないでしょうか。戦後このかた私たちはあらゆる戦争を憎み、平和な島を建設せねばと思い続けてきました。これがあまりにも大きな傷に代償を払い得た、揺るぎない私たちの信条です、と結んでいます。

 今なお続く米軍基地の重圧、この結びの言葉こそ県民の思いであります。今も引き続く新基地の、基地のない平和な沖縄を求める建白書が原点であります。

 ドイツのワイツゼッカー元大統領は戦後40年の1985年の議会演説で、過去に目を閉ざすものは現在も盲目になると、戦後生まれの若者にも自国の負の歴史から学ぶ、自由になれないと呼びかけました。

 日本の起こした戦争を侵略戦争として断罪することは、戦後の国際秩序の土台です。日本の侵略と加害の事実を捨てることは、民主主義の道を歩む誇りと国際社会で通用をする常識です。アジアとの和解と友好への、二度と再び戦争をしない、させないと誓った憲法9条を生かした、市民の平和と民主主義の願いを生かす道であります。市長の見解を伺います。

 2.佐敷地区海岸域の環境整備について。

 (1)中城湾港環境保全計画の観測アクションプランの本市の各部の進捗状況を伺います。この資料については、議長の許可を得て配付されています。

 1点目、アクションプランの作成の背景を伺う。2点目に本市の各部の進捗状況、成果と課題を伺います。

 (2)冨祖崎区の環境整備を求めます。?排水路の改修、改善を求めます。?公民館周辺の河口周辺の砂の流入対策を求めます。?ハマジンチョウの群落観察施設の修繕を求めます。?護岸破損の修復を求めます。

 (3)新開、津波古の河口の浚渫のその後の進捗状況を求めます。

 3.商工業の振興支援について。

 (1)本市の商工業の現状を伺います。

 合併から現時点の事業所、従業員等を伺います。本市の商工業支援の現状を伺います。国、県の支援の取り組みを伺います。

 (2)小規模企業振興基本法を生かし、商工業者支援を提案いたします。これは資料をお配りしてあります。同法の趣旨、根拠の説明を求めます。



◎市長(古謝景春) 

 松田兼弘議員の沖縄戦から70年についてお答えをいたします。去る大戦において、我が沖縄県は島の姿が変わるほどの甚大な被害を受け、一般住民を含む多くの尊い命が失われました。その沖縄戦終結から今年で70年になります。歳月の流れとともに、戦争の記憶の風化が懸念されている昨今、平和の尊さを後世に伝え続け、絶えず平和を希求し、その実現に向け自ら行動していくことが、私たちの責務と考えております。

 本市では平成23年12月22日、南城市市民平和の日条例を制定し、市民が日本国憲法に掲げられた恒久平和の理念のもと永遠の平和を希求し、愛する郷土に誇りと感謝の気持ちを持ち、一人一人が平和について考え、語り合い、行動する日を位置づけることによって平和への願いを未来に向け継承していき、全ての人が等しく平和で豊かな生活がおくれるまちづくりを推進していくために、南城市市民平和の日を8月10日に定めました。平和の日制定後は、市民の協力と参加のもと平和事業を推進し、平和の意義と平和意識を高めてまいりました。

 また本市は合併によりハート形の特徴的な地形となったことから、8月10日をハートの日としても位置づけ、愛や真心、感謝、思いやりの心を平和につなげて発信してまいります。

 そのようなことから、市民平和の日には南城市らしい取り組みをこれからも展開し続け、身近な平和な日々を大切にすることを市民とともに分かち合い、二度と戦争が起こらない平和な社会の実現に向けて、平和事業に取り組んでまいります。



◎上下水道部長(飯田高男) 

 久しぶりの答弁ということで、少々緊張しております。私の答弁も本議会で最後となりますので、初心を思い出しながら頑張ってまいりたいと思います。

 それでは松田兼弘議員の、佐敷地区海岸域の環境整備について、中城湾港港湾環境保全計画に関するアクションプランで、アクションプランの策定の背景についての質問にお答えします。

 沖縄県におきましては環境基本法に基づきまして、沖縄県環境基本条例が平成12年3月に制定されております。その基本理念に基づき沖縄県環境基本計画を定め、中城湾港の持続可能な発展、利用及び自然環境の保全の目的のために、沖縄県が平成19年3月に中城湾港港湾環境保全計画を策定しております。その計画を実効性のある対策を講じるために、沖縄県及び沿岸7市町村の関係行政機関で構成をする、中城湾港行政連絡会におきまして、60項目のアクションプラン行動計画が作成されたものであります。

 続きまして、?本市の各部の進捗成果と課題についてお答えします。中城湾港港湾環境保全計画に関するアクションプランには、本市は上下水道部、市民福祉部、産業建設部、教育委員会で構成をされております。横断的な連携のもとに推進をしているところであります。

 それでは上下水道部の取り組みについて説明をいたします。水環境の観点から外部負荷対策として、下水道の整備、接続の推進があります。取り組みの内容としまして、1.整備の推進。2.戸別訪問、下水道相談の実施。3.嘱託職員、サポーター制度等の導入。4.広報活動の実施。5.浄化施設及び下水道の役割の周知。6.未接続世帯の把握。7.経済支援の7項目が上下水道部の取り組むアクションプランとなっております。進捗状況につきましては、実施中、計画中、今後検討、実績あり、目標達成の5段階で評価をすることになっております。各項目とも現在実施中であります。課題といたしましては、接続率を上げることであります。以上です。



◎市民部長(山入端美智子) 

 おはようございます。

 一般質問、本定例会の中で、市民部は9名の方から一般質問を承っております。その中で、生活環境課の部分で7名の方からいただいておりまして、今回質問の多さに、生活環境課はみんなでなんじぃの人形を私に、激励の意味でプレゼントいただいております。今日はこのようになんじぃの人形も添えて、皆さんの答弁にお答えしたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 では、松田兼弘議員の中城湾港港湾環境保全計画に関するアクションプランにおける各部の進捗成果と課題についてお答えいたします。市民部におきましては、平成26年度版で60項目中13項目のプランがあります。成果については、今後検討、計画中、実施中、実績あり、目標達成の5段階で評価をし、市民部においては13項目が実施中であります。主な内容は、合併処理浄化槽の設置、転換、管理についてホームページ等で広報活動を行い、家屋新築世帯及び単独処理浄化槽設置世帯への合併処理浄化槽の設置、転換を促し、設置にかかる費用の一部を市で負担し、設置した世帯に対し定期的に保守点検、適正な維持管理の促進に努めております。また、土壌流出の防止については、赤土等流出監視パトロールを実施し、その他の対策として水質汚濁防止法に基づき南部福祉保健所と連携のもと事業場等への立ち入り、出排水の監視、指導等の行政対応を行い、大規模事業場に対しては環境保全協定の締結を行っております。また、家庭における排水対策はホームページの広報を活用して排水対策の促進に努めております。

 さらに環境美化については、クリーン指導員やポスター等により環境美化に対する啓発を行うほか、不法投棄パトロールの実施や意識啓発の看板の設置により環境汚染を防止し、海岸清掃等の清掃活動を実施することにより環境美化に努めております。

 また、課題につきましては、不法投棄関係で目が行き届かないところに看板設置等で注意喚起をしておりますが、まだまだ不法投棄が後を絶たない状況であります。今年度はその対策として、監視パトロールの強化、監視カメラの設置、不法投棄防止ネットの設置をしてまいりたいと考えております。以上でございます。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 ハイサイグスーヨー、チュウウガナビラ。クンギカインドゥーディンユタシクウニゲーサビラ。

 私からは中城湾港港湾環境保全計画に関するアクションプランの産業建設部のうちの農林水産部門に関する進捗成果と、もう1点、佐敷地区海岸域の環境整備に関して、冨祖崎区の護岸の破損の修復のその2点についてお答えいたします。

 まず、アクションプランの進捗状況ですけれども、農林水産関係としましては、まず家畜排泄物の管理・利用に関する指導助言については、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律というものが施行されておりまして、畜産農家の方はおおむねこれに沿って管理をされておりますので、おおむね適正に管理をされているものと考えております。けれども大雨時にやはり、オーバーフローが原因と思われるような苦情が発生することもありますので、今後も指導・助言に努めてまいります。

 農薬の適正散布については、市内の農業者を対象に農薬の適正使用講習会を県と一緒に開催するなど、農家への助言・指導を行ってきております。

 環境保全型農業の促進につきましては、現在南城市内で55戸の農家の方がエコファーマー認定を受けておりますが、今後も環境保全型農業に取り組む方の増加を目指してまいりたいと考えております。

 次に、土地改良関係ですが、土地改良関係については土壌流出の防止に重点を置いております。土壌流出防止の指導でありますとか、浜崎川上流に沈砂池がありまして、そこで溜まった砂がオーバーフローしないように土砂浚渫等の管理を行い、陸域から海への土砂の流出の低減を図っております。農業生産活動の場から土砂流出を防止するということは、単に環境保全のためということだけではなく、やはり農地の地力の低下を抑えるという重要な営農活動であるということを農家の方に認識していただくなど、個々の農家の意識の高揚を図っていくことも必要であると考えております。

 次に、冨祖崎区の護岸の破損の修復でございますけれども、冨祖崎公民館の裏手から浜崎川河口付近の石積み、一部コンクリートになっておりますけれども、石積護岸は沖縄県が管理する、農地護岸となっております。県は平成25年度から、琉球政府時代に整備されております農地護岸を対象とした老朽化対策計画を策定するために、調査などを実施しております。調査自体は平成26年度、今年度で終わるということですけれども、調査結果から、冨祖崎地区の護岸につきましては、対策を要する施設ということに位置づけられておりまして、今後、高潮による被害状況の把握、当該区域が絶滅危惧種のトカゲハゼの生息地でありますとかハマジンチョウの群落があるということにも留意して、関係機関と調整を図りながら護岸修復に関する事業化の検討を進めていくと、県から聞いております。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 おはようございます。松田兼弘議員の質問にお答えいたします。

 中城湾港港湾環境保全計画アクションプラン?の都市建設課部分の進捗状況についてお答えいたします。中城湾港港湾環境保全計画は具体的な数値目標を設定するものではなく、中城湾港の持続的な発展、利用及び自然環境の保全を図るために取り組む行動計画を定めたものであり、継続して取り組むものとなっております。都市建設課では毎年7月に佐敷地区海岸清掃、公共事業における赤土等流出防止対策、民間開発行為申請時に赤土流出防止対策の指導に取り組んでおります。

 課題についてでありますけれども、毎年7月に実施している海岸清掃時に、多くの不法投棄が見られます。不法投棄をいかになくすかが課題と考えております。

 続いて(2)の冨祖崎区の環境整備についてお答えいたします。?の排水路の改修、改善について。畜舎側の排水路は、末端の排水口周辺に湾内の砂が堆積して機能を阻害し、上流からの土砂等が堆積している状況であります。その砂を除去することで、本来の機能が回復されるものと思っております。砂州等の現状を見ながら対処していきたいと考えております。

 続いて、?の公民館周辺の砂の流入対策についてお答えいたします。冨祖崎公民館周辺の砂の流入は、河口部分の砂の除去では根本的な対策にはならないものと考えております。根本的な対策として、港湾内の砂州を除去することだと考えており、全面的な砂州の除去となると、自然環境や生態系への影響が懸念されます。海岸管理者であります沖縄県と、砂州の除去について協議していきたいと考えております。

 続いて、?のハマジンチョウ群落観察施設の改修についてお答えいたします。冨祖崎区内のハマジンチョウ群落内の施設は腐食が激しく、現在使用できる状態でないことは認識しております。ハマジンチョウは天然記念物に指定され、伐採、移植等の制限があり、修復工事等が厳しい状況であります。群落内にはハマジンチョウと雑木が混在しており、平成27年度に雑木を伐採する計画があります。雑木の伐採後その状況を確認し、修復工事が可能か沖縄県と協議してまいりたいと考えております。

 (3)の新開区の河口の浚渫等の進捗状況についてお答えいたします。

 当該河口はマングローブが繁茂し河川の機能を阻害していることから、第二新開橋から上流に向かって右側のマングローブを伐採しているところであります。残りの部分については年次的に伐採していきたいと考えております。

 浚渫につきましては、マングローブの伐採後の状況や効果等を確認しながら検討したいと考えております。以上です。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 松田兼弘議員の商工業の振興支援についてお答えします。

 1点目の合併から現時点の当市における事業所数と従業者数についてお答えします。統計調査の都合上、質疑の年における数値ではありませんが、平成19年に実施しました事業所・企業統計調査及び平成24年に実施しました経済センサスをもとにお答えいたしますので御了承願います。まず、平成19年の調査時点では事業所数が1,346箇所、従業者数が8,050人、平成24年の調査時点では事業所数が1,245箇所、従業者数が7,879人となっております。

 2点目の本市における商工業支援の現状についてお答えします。本市が取り組む商工業事業者への支援として、中小企業セーフティーネット資金の審査・認定による金融機関への融資依頼を行っています。また今年度より、沖縄南城セレクション認定制度を創設し南城市産商品のブランド化を図り、商品の普及と需要増を目指す事業も行っております。市商工会に対しては補助金を交付しており、商工会はその補助金を活用し、商工業者に対し経営改善についての事業や事業者や事業予定者に対する講習会や講演会を実施しております。

 3点目の国や県の支援の取り組み状況についてお答えします。現在国においては、事業経営者の高齢化や後継者不足による事業所の減少について深刻な問題と捉えております。その解決策として、さまざまな支援策を講じているところであります。

 沖縄県は、沖縄県中小企業の振興に関する条例により県内中小企業の振興策として、経営革新の促進、創業の促進、経営基盤の強化、資金調達の円滑化、環境変化への適応の円滑化を5つの基本方針とし、19の施策を展開する50近い補助メニューがあり、市町村商工会を中心に、相談のある創業者や事業者の方へ適した補助メニューのあっせんを行っております。

 4点目の小規模企業振興基本法についてお答えします。この法律は小規模事業者を、日本経済を支える重要な存在として捉え直す大きな指針となる法律と言われております。法律の趣旨は大企業では対応できない、小規模ならではの強みを生かすニッチできめ細かい商品・サービスを提供し、事業を継続して、地域から日本経済を支える重要な存在である小規模事業者が日本経済の中心として活躍できるよう、今後、長期にわたって環境整備をするために制定されたものであります。

 この法律のポイントは大きく4つあります。

 1つ目は、小規模ならではのきめ細かい商品・サービスを提供する事業者が活躍できる環境を整えるということです。

 2つ目は、小規模事業者が女性、若者、シニア等多様な人材を活用できるよう支援していくという点です。

 3つ目は、小規模事業者を地域経済の担い手として捉え、地域を支える重要な存在と位置づけ、地域活性化に貢献するような活動を支援することです。

 4つ目は、これらの3つの取り組みを実現できるような具体的な支援のためのネットワーク構築をすることであります。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 大変な答弁、広範囲にわたりました。ありがとうございました。

 1点目から行きます。市長にお答えいただきました、戦後70年という節目の中で、若い人たちにどういうふうに平和をつなげていくかというのは大変な課題です。人口の2%しか、戦争を体験した人口が、そういう比率まで来ているという状況です。ほんとに大変な部分です。とりわけ私が思うに、本市は沖縄戦の摩文仁の6月23日からそれ以降の戦が、直接艦砲とか空爆とかがあったと思うのだけども、直接地上戦がなかったという南城市に、百名から志喜屋の方面にかけて、その辺での一定の自然環境も残された、他の県内においても特徴があります。あと、戦後の民政府時代に玉城、知念、佐敷も含めての、この地域の戦後の復興のスタートを担ったという、県内においても特徴がある市でございます。あわせてその辺も含めて、ぜひ平和の事業をしっかりとやっていきたい。この部分についても予算化されているということで、引き続き応援したいと思います。

 次、進みます。アクションプランということで、中城湾域について特に質問をかけました。多岐にわたる部署の取り組みでございます。上下水道部での下水道の設置の状況や市民部の環境問題など、一定の現場職員の頑張りというのは評価していきたいということであります。引き続き厳しい状況の中で、引き続き取り組んでいかないといけないということがあります。それで具体的に質問をかけていただきました。特に冨祖崎区も含めて環境整備ということで取り上げたのですが、私は取り上げる中で、海岸法という法律の目的の中で津波や高潮、その他海水による地盤の変動による被害を、海岸域を守っていくという部分で、このアクションプログラムの中での進捗状況を求めた経過があります。その中で、各部で頑張ってきたということを評価したいと思います。それとあわせて、この間、冨祖崎区の部分とか、質問の中でやってまいりました。環境、マングローブの県との交渉なども、一定のかたちとしては見えているのだけども、県との交渉や予算の都合上厳しい状況にあるというのも理解しています。それで冨祖崎区の部分から一定の、この間の現状も含めて取り上げていきたいということで、その後の冨祖崎の状況や区長さんとか、その辺の観点でどういうことが取り組まれてきたかについて担当部局から伺います。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えいたします。

 冨祖崎区からは河口の砂の除去の要請が市にありました。実際、今弊害になっているのが、港内の前方の砂州が排水溝の排水の弊害になっていると考えております。その中で市が河口を、砂等を管理して除去しても、前面の砂州等がどうしても排除しなければその効果が出ないと考えております。その中で県に要請をしておりますけども、まだそういう結果が出てないという状況でございます。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 再度質問します。

 冨祖崎の中で上流からいくつか公園の角など急に曲がってきてるという部分があるし、水の流れがちょっと複雑な部分があるということと、知念進さんの家の近く、公民館の周辺の、その辺でも下がっている水の流れでの、市としての改良ができないかという、その辺を伺います。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えします。

 公園側の畜舎側についてもそこまで、近くまでの砂州が押し寄せております。その影響で排水の状況が悪く、そこで排水等が滞留している状況であります。その場所については、多分作業可能だと考えております。護岸のほうから重機で砂を除去できるんじゃないかと。今後、今年度にやっていきたいと、この方向で検討しております。

 それと先ほど申し上げたとおり、公民館側については課題が大きいことで、どうしても砂州が問題になってきます。市でこれを対応するとなると、そういった手続き、佐敷地区の見直し等による、これも岩礁破壊、砂の除去等も入ってきますので、これは県にどうしてもやってもらいたいと考えておりますので、要請をしていきたいと考えております。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 県との関わりという部分があると思いますので、しっかりとやってほしいと思います。

 次に、マングローブも含めての、その域の取り組みとか、事前に、港川部長のときは、その辺をしっかりとやりながらということがありました。その後の分で県との調整というのだけども、その後どういう経過をたどっているかというのも含めて、方向性も示してほしいと思うのですけど、その件いかがでしょうか。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えいたします。

 この件に関しても冨祖崎から要請がございまして、教育委員会と都市建設課の職員で現場を対応しております。その中で、マングローブとハマジンチョウが混在している状況で、今確認しております。この問題実際、一旦マングローブ、雑木等を除去してみてハマジンチョウの状況がどうであるかと、そこに重機等が入れられるかどうか、それと管理ができていくかどうか、一旦その雑木等を伐開してから検討して、教育委員会を含めて、その中でハマジンチョウを守りながらどういった工事ができるか、どういった整備ができるか、今後検討していきたいと考えております。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 一定の解決の方向性というのは見えてきたと思います。それでちょっと複雑になるもので、伊集参事から先に、津波古と新開の河口の部分での一定の伐採などは今までやられてきました。一定の評価はされているのだけども、生き物は新開とかやられてきているという部分があります。一定の評価は受けているのだけども、これは植物ですのでもう生えてきています。そういう部分で引き続き浚渫も含めてということで質問して、具体的に予算を進めているということだったのだけども、その後見えてないという部分、明らかにしているのだけども、その辺が予算の措置も含めてよく見えないということがありますのでお答えください。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えします。

 新開の河口においては、今回マングローブの伐開を今やっております。年次的に、先ほど申し上げたように、上流側に伐開していく考えであります。そして、このような状況を、効果等を見ながら最終的には土砂の除去がいいのかその確認をして、それと一旦伐開等、現場に立ち入る場合、作業をする場合は、佐敷の自然団体、しあわせまねきの会ですか、そういった方々と調整をしながら、今現場に入っている状況であります。

 今後のことについても皆さんと調整をしながら対応していきたいと考えております。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 新開については具体的に、普通の土砂でなく産業廃棄物の扱いということで問題が、ちょっとその辺厳しいことをクリアしないといかんということがあるのだけども、実際その方向でやるということの回答を得ていますので、しっかりとやってほしいと思います。自然環境については、具体的に問題ないということも言われていますので、しっかりとやってほしいと思います。この地域については、新開の橋の改築の関わりで、予算措置するという新年度の部分がありますよね、第一新開橋の。その辺での事業と一緒にやれないかも含めて、その討議の中に入ってこれなかったかということで、その辺を伺いたいのですが、いかがでしょうか。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えします。

 あの事業とは別の事業で対応していく、一緒にはできない事業であると考えております。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 早めにやってほしいと思いますので、これは環境整備ということでいろんな不法投棄の温床になっていますので、あと夏場の、前回質問したように蚊とかネズミなどもありますので、早めにということがありますのでお願いします。

 次に農業関係で、どうしても悪臭とかの部分の事業での対応が、まだ市としては生ぬるいのではないかということで、雨降りのところの豚舎の臭いなどがまだ解決されてないという部分があります。その辺での農家の指導も含めて、その辺もうちょっと強力な指導ができないかということで市民から言われています。その辺の取り組みの決意を伺います。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 松田議員の再質問で、家畜排泄物の、特に悪臭についての再質問にお答えをいたします。

 まず、家畜排泄法はどちらかというと排水に重点を置いたもので、いわゆる排水、水の環境になっております。悪臭はなかなかなっていなくて、全国どこの地域でも、悪臭対策は非常に苦労をしているところだと思います。

 南城市につきましては、まず、悪臭対策については、昨年度もそうですし、今年度もモデル事業ということで、予算を少し使って効果的な対策がないかというのを検討しております。今年は、ある菌をまくようなことをしていて、もしそれの効果がよければ、それを農家、畜産、酪農の農家の方に紹介をするというような形で対策を進めていければいいなと。今はちょっと結果待ちというところでございます。

 それと、非常に悪臭が強い場合の農家への指導ということですけれども、これは市民部の生活環境課が対応していただいておりますけれども、市民の方から苦情がある場合に、非常に強いという場合は、必要であれば臭気の調査をするなどして、最初は軽い指導からで、だんだん強めの指導、勧告まではなかったと思いますけども、そういう形でしてはおります。

 ただ、なかなかですね悪臭が多いところ、きついところというのは、農業経営、酪農経営についても大変なところが多くて、なかなかそこまで手が回らないのかなというのもあると思います。

 私の希望としては、安価な対策を、もし見つかればそれを広めていきたいなと思っております。



◆11番(松田兼弘議員) 

 しっかりと取り組んでほしいと思います。

 次に、進めます。

 中小企業の小規模企業の皆さんの応援をするということで、今大変な重要な課題じゃないかという、市民の所得を増やしていくという部分で大変な課題だと思います。

 そこで、この資料をいただいたのですが、小規模企業の皆さんが大変苦労しているということで、年度ごとに事業所も減ってくる、従業員も少なくなっているということで、これは大変な状況ではないかということで質問をしました。地域をしっかりと守っていくというのは、小規模企業の皆さんがしっかりと頑張っているから地域を支えるという部分がありますのでこの提案をしました。

 それで、企画部の部長に再度伺います。

 年々、こういう状況が少なくなっているという部分です。本市においてのこういう事業者も含めての、新しい小規模企業法の新しい制度についてのこの事業が、本市に具体的にどういう形で実現できるか、支援できるか、その辺のイメージ、考え方について再度伺います。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 松田兼弘議員の、再質問にお答えします。

 小規模事業者の定義から申し上げますと、商業、サービス企業が5名以下、製造、その他の事業が20名以下となっています。ただ、従業員数は少ないのですが、地域経済を支える基盤として重要なものだと考えています。その中で、平成26年6月に小規模基本法が成立したわけですが、それとあわせまして、小規模支援法の一部改正が行われています。その中でも、小規模事業者について支援をしていくという方針が示されています。そういう支援法と、それ以外にも小規模事業者の活性化法なども制定されていますので、そういう法律に基づいて、市としましては、市の商工会と連携していろんな事業を取り組んでいけるものだと考えています。

 まず、市の商工会が行っている事業について、少しお話しをさせていただきます。

 これは、平成25年度の取り組んだ実績ですが、各事業者に対する、経営に関する巡回指導を1,409回行っています。それと、窓口の指導を1,116回行っています。独自講演会、税に関する相談会を11回行っていまして、南部広域のセミナーについても8回、それと、資金の借入支援が34件ございます。金額にしますと、2億3,300万円余りの資金の借入支援を行っています。

 それと、小規模支援法に基づく事業者持続補助金というのがございますが、これも平成26年度の市の商工会の実績としまして25件程度の実績を擁しています。

 市の商工会につきましては、先ほど申し上げましたが、小規模事業者が減少する中で、商工会自体の発足時の会員数は929名でありましたが、一時減少したのですが、現在901件が回復しています。この組織率は県内においても、すごく最上位に位置していまして、組織率として74.8%という形になっています。

 市の商工会の取り組み状況のお知らせをしましたが、国として小規模事業者の支援をどういう形でやっているかというと、まず経済的な支援、補助金での支援がございます。これは中小企業庁で出された補助金ですが、平成26年の補正予算で相当数の補助金が出されています。その例を申し上げますと、ものづくり・商業・サービス革新補助金で1,020億円、地域工業・中小企業等の省エネルギー設置導入補助金で930億円、中小企業小規模事業者の資金繰り支援で1,380億円、それ以外にも多くの補助金を平成26年度補正予算で計上しています。

 それとあわせまして平成27年度の当初予算においても、多くの補助メニューを準備しておりまして、一例を紹介しますと、革新的ものづくり産業創出連携促進事業129億円、それと中小企業小規模事業者の海外展開戦略支援等25億円など、もろもろの支援補助メニューを準備しています。

 ただ残念なことに小規模事業者については、その補助メニューを全てキャッチしているわけではございませんので、そのキャッチの部分につきましては、商工会の皆さんが、今戦力的に、積極的に行っています。

 市としましては、議員からも提言がありました、市民一人一人の所得を上げる観点からしますと、小規模事業者または中小企業者の支援を、積極的にやっていく必要があると思っています。商工会の皆さんもおりますし、いろんな形で連携ができればと思っています。以上です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 この法律ができる前の国会の論戦の中で、特にこの事業の着目をするという部分では、従業員5人以下の小規模企業の皆さんを応援するというのが大きな着目点でございます。

 それと、担当大臣の中で茂木国務大臣がこういう答弁をなさっています。

 地域の社会を維持、発展させていく意味でも、こうした構成員は極めて重要な役割を担っているということで、小規模企業の皆さんのこの地域の果たす役割ということで評価されています。それと、人口が減少する中でも、商店街、町のこういう皆さんの取り巻く現状が厳しい経済状況も指摘して、しっかりと応援するということも、この法律の根拠になっています。具体的に地域、国が支援するということがうたわれています。あわせてこの部分では具体的に小規模業者も、ものを考えたり、計画を実施していく、



○議長(大城悟) 

 1分前です。



◆11番(松田兼弘議員) 

 経済という部分での計画もとっていくということもあります。自力で成長するというプログラムでございます。

 市の部分では、しっかりと支えてほしいということを申し上げて、市民の所得を上げていく、市民福祉を充実させていくということを、しっかりと共に応援していくという立場で、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(大城悟) 

 休憩します。

     (休憩 11時27分)

     (再開 11時35分)

 再開します。

 次の質問者、安谷屋正議員。



◆6番(安谷屋正議員) 

 まだ、おはようございますでいいですかね。スタートの前からいろいろありまして、極力12時までには終わらせると。12月議会もそうだったのですが、隣の比嘉直明議員が早速プレッシャーかかっておりますけども、あとお昼前の時間となりまして、厳しい時間ですがもうしばらくおつき合いいただければと思います。

 さて、今3月卒業シーズン真っただ中ですね。先週、玉城中学校の卒業式にお招きいただきまして参加したのですけれども、卒業生が入場のときから涙している子や卒業生を代表して答辞を述べている生徒が挨拶の途中で感極まって涙ぐむというような感動的なシーンを久しぶりに拝見しまして、心洗われる思いをして帰ってきました。

 卒業と言いますと、先ほど比嘉議員からもあったのですけれども、この3月議会を最後に小谷福祉部長と飯田上下水道部長が、この3月議会が最後ということになっています。お二方については今後の新たなステージの中で、またさらなる活躍をされることを期待しております。私にとっては、去年の9月の改選ということで半年足らずの短いつき合いがあったのですけれども、両部長、ほんとにいろいろお世話になりました。ありがとうございました。お疲れさまでございました。

 それでは、通告書に従って、一般質問に移らせていただきます。

 1.まち・ひと・しごと創生総合戦略について。

 この質問に関しては、1番目に比嘉議員も取り上げておりましたので、重複するところも多々あろうかと思いますが、確認も兼ねて再度質問させていただきます。

 平成26年12月に、まち・ひと・しごと創生総合戦略が閣議決定され、地方創生に向けた国のビジョンが示されたことを受けて、以下のことについてお伺いします。

 (1)現在の南城市の取り組み状況をお聞かせください。

 (2)総務省の方針では、地方における安定した雇用を創出するとうたわれていますが、若者の雇用対策を含めた市の方向性をお聞かせください。

 (3)新庁舎を中核とした多世代交流・多機能型の拠点づくりができないものかお伺いします。2.農業振興について。以下の2点についてお伺いします。

 (1)市の農業生産における品種別の生産高をお聞かせください。大きく分けて、サトウキビ・花卉類・野菜類の3項目でお願いいたします。

 (2)サトウキビ生産に対する補助・助成メニューを教えていただければと思います。以上、よろしくお願いいたします。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 安谷屋正議員の、まち・ひと・しごと創生総合戦略についてお答えします。先ほどの比嘉議員の答弁と重複する部分もあるかと思いますが、御了承願いたいと思います。

 まず1点目の現在の南城市の取り組み状況についてお答えします。人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本経済、日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施することを目的に、昨年11月28日に法律が公布・施行されております。

 なお、同法第8条で、国は総合戦略を定めることと規定し昨年12月27日に、国の総合戦略を閣議決定しました。

 都道府県並びに市町村においては、同法第9条、第10条の規定により、地方版総合戦略の策定が努力義務として課されており、本市も国の総合戦略を踏まえ、策定に向けた準備を進めているところであります。

 現在の本市の取り組み状況につきましては、国の平成26年度補正予算が成立したことを受けて、関連する地域住民生活等緊急支援のための交付金事業に係る経費を一般会計補正予算(第6号)で今議会に上程しているところであります。

 今後の予定としては、3月中に交付金の交付申請を行い、3月末までには、交付決定を受けることになっております。本格的な事業の取り組みは新年度から行うことになります。

 2点目の若者雇用対策を含めた市の方向性についてお答えします。

 国においては35歳未満の東京圏への一極集中を是正し、地方への人の流れをつくる政策を講ずるとしております。

 そのことを受け、本市においては今後、都市圏にはない子育てを含む住みよい生活環境の提供と地域格差に負けない地域産業の受け皿を整え、企業の誘致を推進することにより若者を含めた雇用対策を推進してまいります。

 具体的な施策としましては、新庁舎建設に伴い、民間を含めた有効な利用が可能となる大里庁舎や玉城庁舎の跡利用による企業誘致等も考えており、これから策定する南城市地域総合戦略において、若者雇用対策を含めた方向性について示していく考えであります。

 3点目の新庁舎を中核とした多世代交流・多機能型の拠点づくりについて、お答えします。

 新庁舎は、市民との協働によるまちづくりの拠点となる庁舎を基本においており、さまざまな市民交流や市民活動を創出し、市民と行政との協働を積極的に推進する交流の場として、大会議室と保健センターが必要時には一体として使用できるような工夫をしていく予定であります。また、エントランスホールは、市民の芸術作品等の展示やミニコンサート等ができるスペースを確保する予定であります。市民が協働でまちづくりを進めていくための空間として閉庁後も気軽に利用できる協働スペースも設置する予定で考えております。

 新庁舎については、市民の皆様が安心して利用できる市民にやさしい多世代にわたる交流の拠点として十分な役割を果たすものだと確信をしているところであります。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 安谷屋正議員の御質問の大きな2点目、農業振興についての御質問にお答えをいたします。

 まず、市の農業生産における生産高ですけれども、サトウキビ、花卉、野菜の大きな3つでということですけれども、平成25年度の生産高となりますけれども、サトウキビにつきましては、2万1,908トンです。花卉は、キク類で170万本、ラン類で11万5,000本でございます。野菜につきましては、拠点産地認定の3品目についての数字になりますけれども、サヤインゲンが547トン、オクラが308トン、ゴーヤーが132トンとなっております。

 なお、花卉の数字につきましては、JAを通じた出荷分、野菜の3品目につきましては、産地協議会で把握している出荷分となりますので、それ以外の出荷もありますので、実際の生産高はもう少し大きなものとなります。

 農業振興についての2点目、サトウキビ生産に対する補助・助成メニューを教えてください、ということですけれども、市で実施しておりますサトウキビ生産に対する補助・助成ですが、各地区4地区ございますけれども、サトウキビ生産組合への、サトウキビ農薬補助金の交付及び生産農家に種苗配布を実施しております。

 また、国、県の補助金が入る事業でございますけれども、サトウキビ安定生産確立対策事業というのがございまして、生産、農家の法人や団体が農業機械リースを行う場合に補助する事業も実施をしております。



◆6番(安谷屋正議員) 

 ありがとうございます。

 まず1点目ですけれど、まち・ひと・しごと創生事業が昨年の補正の予算で入ってきているわけですけれども、この予算というのは、次年度以降も同額の確保が見込めるものなのか、もしくは地方の今後を策定する5カ年のうちで計画していく地方版の総合戦略の中身によって増減する予算なのか、その辺教えていただけますでしょうか。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 安谷屋正議員の再質問にお答えします。

 まず、地域住民生活と緊急支援のための交付金事業については、2つの事業があります。消費喚起・生活支援型と地方創生先行型というのがありますが、消費喚起・生活支援型については、平成26年度の補正予算のみの事業になります。地方創生先行型につきましては、5年間の地方版総合戦略を定めるということになっています。その中で、本市が定める施策について、いろんな省庁の補助金を取っていくという仕組みもありますし、まだ具体的には出されていませんが、平成28年度以降もそういう交付金の事業が十分検討される事業だと思っております。



◆6番(安谷屋正議員) 

 今、消費喚起・生活支援型においては、平成26年度のみの予算措置ということでありますけれども、先ほどの質問の答弁の中にもちょっと出たかとは思うのですけれども、その中にはプレミアム商品券というような話がちょっと出ていたかと思うのですけれども、その消費喚起・生活支援型の内容、その辺を少しちょっと市民の方にもわかりやすいような形で内容の答弁をお願いいたします。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 それではお答えします。

 プレミアム付商品券事業ですが、この事業につきましては、消費者の喚起を促す事業です。簡単に申し上げますと、商品券の発行価格にプレミアムをつけるということですが、本市においては1万円の商品券を購入しますと、それに20%のプレミアム2,000円をつけて発行する予定です。

 今回、予算額に計上しているプレミアム商品券の事業費が7,400万。それに係る経済効果が4億4,400万になります。

 それ以外に地産地消応援プレミアム商品券事業というのがございます。この事業につきましては、南城市の地産地消についてプレミアムをつけるという部分ですが、主に南城市でとれた農産物、水産物についてプレミアムつけて、商品を喚起しようということです。この事業については、事業費で400万円です。プレミアム率が30%。5,000円の商品券に対して6,500円のプレミアム、1,500円のプレミアムをつけて発行するというものです。

 3点目が、南城市ふるさと名物商品消費拡大事業というのがありますが、これは観光客または市内外の人たちに、南城市のふるさと名物商品を売り込んで消費を拡大する事業です。総事業費1,000万円です。これのプレミアム率につきましては40%を予定しています。効果としましては932万5,000円が効果としてあげられております。先ほど申し上げました地産地消の消費効果につきましては、1,300万を見込んでおります。



◆6番(安谷屋正議員) 

 消費喚起という観点から、また地産地消も含めた上でのプレミアム商品券という形の取り組みであるということで、大変いい取り組みだと思いますし総額で1億近い予算措置がされているということなので、ぜひ多くの市民がその恩恵を受けられるようにしっかりした周知活動、計画を立てていただければと思いますが、最後のほうに出てきましたふるさと名物商品消費拡大の事業の中でも1,000万の予算を充てて、40%のプレミアム率があるという答弁がございましたけれども、先日の新聞報道で政府から、ふるさと名品開発促進協議会というものを立ち上げた上で、このふるさと創生事業を後押ししようというような報道がありましたけれども、その内容について、今把握しておられる情報があればちょっとお聞かせいただけますか。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 お答えします。

 ふるさと名物商品と旅行券などの主な指定に関する方針が国からも出されておりまして、具体的な取り組みについては、ふるさとの中で自慢できる産品を域外、南城市でしたら市内外または全国にそれを売り込もうという性質のものです。

 組織をつくって有効的に売り込むという方法も国のほうでは示されています。南城市におきましては、昨年、南城セレクションという商品について、そういう付加価値をつけています。その南城セレクションの商品を中心に消費拡大をする予定であります。



◆6番(安谷屋正議員) 

 国からもそういう方針を出して、地方を応援しようというような取り組みがあるわけですので、ぜひそれを有効に連携して活用して、これが多分地場産業の育成にもつながっていくものだろうと思いますし、それによる税収アップも期待できるかと思いますので、そこのところをしっかり取り組んでいっていただければと思います。

 2点目の若者の雇用に向けての企業誘致等、新庁舎をつくった後の大里庁舎や玉城庁舎の跡利用を模索しながら企業誘致をしていくというような答弁がございました。それについては市長の施政方針等いろんなところでまちづくりが示されていますので、そこはまた市民が納得するような形で進めていただけるよう期待して、3点目に移らせていただきます。

 今3点目の質問を上げた理由は、医療法人タピックさんとこの南城市、古謝市長との信頼関係、そういったものの中でいろんなタピックさんの事業展開もなさっています。そういう中で医療ツーリズムや、いろんなものが施策づけられているのですけど。

 今、地元の人間として気になっているのが、せっかくそこに新庁舎ができる、南部東道路のインターチェンジも来るというような利便性を利用して、ぜひタピックさんの協力も仰ぎながらクリニック的な、今玉城、知念地域にはそういった医療施設というのがない状況です。そこで例えば、ユインチホテルには温泉施設もありますし、スポーツ施設もあります。そういう中で、南城市役所に行くついでにそういった医療も受けて、そういうサービスを一元化で、その地域に行けばコンパクトな空間でサービスを受けて半日、1日を過ごして帰れるというような拠点づくりができないものかなというのがあって、総務省の地方戦略創生の位置づけの中にも小さな拠点づくりということも上げられていますので、その辺ぜひタピックさんに対して、そういった協力依頼等やっていけるのかどうか、その点も含めて市長の所見をお伺いできればと思いますが、よろしくお願いいたします。



◎市長(古謝景春) 

 ふるさと創生というのは大変難しい課題ではございますけども、我々が目指しているのが今そのような形で進んでいるということをぜひ御理解をしていただきたいと思っています。

 私は当初から都市部に一極集中するというのは、もう疲労が起こっているということで、それはずっと唱えてまいりました。そのために那覇広域圏からの都市計画の離脱というのは、そういう意味が込められております。

 つまり、これまではコンパクトシティを目指して社会資本整備を抑えていく、1つの町をつくれば社会資本の整備が少なくて済むというような状況だったのですが、むしろ今は人口が集中したがために土地の値段も価格も上がって、1m当たりの道路をつくるにしても相当の金がかかる、排水路をつくるにしても相当金がかかるというような状況ですから、そういういわゆる一極集中をむしろ郊外に出していく。そういうことによって社会資本の整備の非というのは抑えられていくと私は捉えております。今こそ、那覇広域圏とかそういう広域圏の都市計画を外して、自らの市町村が切磋琢磨して頑張っていくことが、私は求められるんだろうと思っております。その先駆的役割を南城市が担っていくということで、今、その都市計画を実施しておりますが、私はそれと同時に今の少子高齢化における医療費を抑えていく策というのは、医療制度に問題があると思っております。

 今専門医が相当多くなっておりますけども、その専門医ではなくて総合医を育てていく。つまり1カ所の病院に行けば全部治療ができるというようなことを目指さないと、今の日本の医療費は抑制できないだろうということで、その総合医をタピックさんで育ててくれないかということで、宮里社長にお話しをして、我が南城市に総合医ができるようなシステムをつくりたいということで、今の医療ツーリズムを含めて、そういった方向性で実施したいということで、その方向で向かっております。

 病院もそこでつくって、医療ツーリズムをやりながら地域を活性化させていく。そういう連携のあり方というのを考えていこうということで今模索をしております。そういったことができるということ。

 私も沖縄県国民健康保険団体連合会の理事長として、とにかく沖縄県そして全国の医療費を抑えていくためには総合医を育てていく、そういうことが大事だということを常に唱えておりまして、医師会のトップの方もまさしくそのとおりだというようなお話しをされておりました。

 そういうことで我が南城市におきましては、この庁舎ができるならば南部の防災拠点として避難できるような、アリーナも含めて検討すべきじゃないかというようなことも含めて今後大きな夢を持ちながら進めてまいりたいと思っております。以上です。



◆6番(安谷屋正議員) 

 ありがとうございます。今そういう答弁が出て逆にびっくりしてはいるのですけど、そういう方向で検討しているということですので、ぜひやっぱりこれというのは、もう既に進んでいますけども少子高齢化、それがピークを迎えるに当たって、例えばおじいちゃん、おばあちゃんを家族で市役所の用事しながら病院へ送りながら、また家族の方はそこで温泉につかったりとか、ジムで汗を流したりとか、そういったコミュニティづくりといいますかね、ここ何年ずっと市長の構想の中にもありますようにムラヤーや、いろんなこういうコンパクトな拠点づくりというのがうたわれていますので、その代表格となるような取り組みを、ぜひこの中核施設のもとでやっていただければと思います。そこまでの答弁いただきましたので本当にありがとうございます。

 それでは質問の2番目に移っていきたいと思いますが、まず始めに、先ほど答弁の中で、生産ベースで、ちょっと申しわけございません。質問の仕方が生産高となっていたので、トン数や重量で出てきていますけども、その内訳を概略で構いませんけども、もし金額ベースで把握されているのであればお伺いしたいのですが、よろしいでしょうか。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 安谷屋正議員の再質問にお答えいたします。金額ベースということですが、すみません今ちょっと手元に資料がございませんので、花卉についてのみ出荷額のデータがありますので、花卉についてのみですけれども、菊類ですと平成25年度で4,760万円、ラン類で1,330万円という数字になっております。



◆6番(安谷屋正議員) 

 お昼の時間も過ぎましたし、そろそろざわつくころかと思いますので手短にいきたいと思いますが、この農業振興については取り上げた理由が、サトウキビ農家さんが、ハーベスターが入らないところ、あるいはハーベスターが入っていたにしても、次年度以降の株出しを見据えてやっぱり手刈りで収穫すると。これJAさんが取り組んでいるのですかね、サトウキビの援農隊がありますよね。手刈りで収穫していただける、細かいトン当たりの手当てとかそういう金額は今言いませんけども、実を言うと刈りとりをしている皆さんが、今の単価ではもうちょっとやっていけないと、引き合わないということで条件の悪いところとか、畑が勾配だったり、手入れ状況が悪くて雑草が生えているところというのは断られる事態があるとお伺いしました。

 そこで沖縄においては、先ほどランとか菊とか金額で聞くとかなり大きな生産量だなというのは思うのですけども、やっぱりある程度植えつけして最初の肥培管理さえしっかりしとけば、収穫3月、今の時期ですかね2月から3月にかけての収穫時期を迎えられると。サトウキビもやっぱり昔から沖縄の農業を支えてきた基幹作物ではありますので、その辺に対する援助というのがあればと思って取り上げています。市の施政方針の中でも農林水産業の振興発展という7つの項目の中の1番手に上げてうたわれているわけですから、そこの部分ももう少し手厚くというか、幅広く手当てできないものかと思ってこの質問をさせていただいています。どうにか、要するに今そういう刈り取りをなさっている皆さんが請け負っている事業プラス、あといくらあればそういうことを今後も続けていけるんじゃないかなという、そこの幅の部分を市として助成するという手だてができないものなのかどうか、唐突で申しわけないのですが、検討していただけるのか、そういう何がしかの補助メニュー的なものがあるのかどうかをお聞かせください。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 安谷屋議員の再々質問にお答えいたします。なかなかサトウキビ生産については、特に人手がかかる部分が多くて、そこに対して援農隊とか、そういう形で人件費を出していくには、なかなかこう合わなくなってきているというところで、そこに対する補助も含めて何らかの手当て等はできないかということだと思います。

 今実施しているサトウキビ自体は、確かに面積的には南城市内でも非常に多いので重要な産業ではあります。ただサトウキビだけで言いますと、ずばり砂糖ですけど、その価格というのは国際価格と競争力は全くなくて、国から補助をいただいてやっているところです。ただサトウキビというのは、沖縄県にあった作物ということで、これ自体は保護していかなければだめだということで、国からもいわゆる価格差異の補助金ということで手厚いものをいただいているところだと思います。

 市としては先ほど言いました事業もありますけれども、それ以外に土地改良ですけれども灌漑事業ですね、いわゆる水をかける事業も今進めております。なかなかサトウキビはほっとけばいいという話でありましたけれども、やっぱり植えつけたときにすぐ干ばつが起きたときに水をかければいいとかいうような形で、サトウキビには水かけなくてもいいという方もいらっしゃいますけど、やはりかけたほうが必ず効果が出ますし、あまり水をかけたら薄くなりますけども、ある程度目方で価格になるということもありますので、灌漑を進めていって安定的に一定の収入が得られるような形に進めていくというのも1つの考え方、1つの支援だと考えております。

 あとは手刈りのところですけれども、そこはなかなか難しいところだと思います。私たちの考えとしてやはり機械のリースの事業もあります。機械リースについては、ハーベスターだけではなくて、いわゆる苗の植えつけの機械も含めてリースになりますので、これからの方向性としてはやはり規模拡大をしていただいて、もしくは集団で団体をつくっていただいて、そこで機械を使った形を進めていってもらうのがいいのかなと。そういう形であれば何らかの助成というのも考えていくことも可能かと思います。要は人手が足りなくてどんどん人を入れていくということは、単価をどんどん上げていくという施策になってしまうので、そこのところに入れていくというのはなかなか難しいところだと思います。やはりボランティアのところ、なかなか人手をどんどんかけていくというところは補助事業はなかなか馴染まないと考えております。



◆6番(安谷屋正議員) 

 どうもありがとうございます。確かに国の政策等も大規模化、集約化ということで土地中間管理機構とかそういった方向性を打ち出していますので、今の答弁でいたし方ないのかなという気はしますけども、やっぱり小規模農家もいらっしゃることは事実なので、そういった方々が細々とやっているということも加味しながら何がしかの方策、また議会も執行部も一緒に考えていければなとは思っています。

 あと最初の質問でも聞きましたけど、そういったところもトータル的に農業を含めて第一次産業から全てを含めた上でトータルとしてのまちづくりということに向けて今度のまち・ひと・しごと創生事業ですかね、その取り組みに関して南城市からまた先駆的な提案、取り組みができていければなという期待もありますし、そこに対する執行部の皆さんの頑張りを期待して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(大城悟) 

 休憩します。

     (休憩 12時13分)

     (再開 13時30分)

 休憩前に引き続き、議会を開きます。

 次の質問者、平田安則議員。



◆8番(平田安則議員) 

 平田でございます。午後一番、私も眠たいのですけども、皆さんも多分眠たかろうと思いますが、まずは私のゆっくりした言葉でしっかり目を覚まして頑張ってまいりましょう。

 まず、質問を始める前に、13日の夜、南太平洋の島国バヌアツ共和国を超大型サイクロンが直撃し、いまだに通信や交通が途絶し4日目となるが、被害の全貌がわからないとのことで、大変心配な状況が続いております。朝のユニセフの状況によれば、6万人以上の子供たちが被害を受けているという情報もございますけども、まだ、未確認情報ですので詳細はわかっていないということだそうです。1日も早い救援救出支援活動が開始され、住民の皆様の安全が図られるよう心よりお祈りしお見舞いいたします。

 そこで、皆さんに提案でございます。バヌアツ共和国、これから被害の全貌がはっきりしてまいりますと、かなり壊滅的な悲劇を、被害を受けているという情報もありますので、これから先、皆さんの募金活動と赤十字とで始まってまいると思いますので、どうか皆さんの御協力をお願いいたします。

 ちなみに私の個人的なことなのですが、12年前からユニセフの子供たちへの募金ということで、私はビールが大好きなものですから、ビール缶がよく集まります。それを貯めて、その売り上げをユニセフの子供たちのために募金活動を続けております。皆さんもよろしく御協力お願いいたします。

 それでは、一般質問通告に従いまして行います。

 まず、1点目。防災支援体制及び取り組みについてお伺いいたします。

 東日本大震災から4年、いまだプレハブの仮設住宅で暮らす被災者は、1月末現在で8万1,730人おられるとのことで、ピーク時より3割減少したとのことですが、復興へはまだまだ厳しい道のりだとの思いをしております。

 そのような情況下で、知念漁協の皆さんが宮城県塩釜市の仮設住宅でモズクの炊き出しを行った。また、当市の職員も派遣し復興支援との新聞報道に接し、これまで同様、被災地域の方々に継続して笑顔が届けられるような支援を継続していくことの大切さを再認識いたしたところです。

 自然災害による人的災害には、直接的な被災・その後の被災に大別されると思います。そこで、我々南城市の地域防災力を高める観点から、次の点について市の支援体制及び取り組みについてお伺いいたします。

 ?佐敷幼稚園・小学校・中学校の津波襲来への対応計画、その実施状況及び検証結果、その結果に対する見直し事項等についてお伺いいたします。

 ??で実施するための決断は、どなたが行われるのでしょうか。また、その方の情報収集方法・連絡手段、これは校内であったり、対行政的であったり、対対外的であったりについてお伺いいたします。

 ?シュガーホールの不特定多数の観客に対する津波襲来への対応計画、その実施状況及び検証結果、見直し事項等についてお伺いいたします。

 ?避難後の被災を防ぐため、避難所での対応対策についてお伺いいたします。

 まず、安否の確認方法。2番目に対幼稚園児・小学生・中学生、対不特定多数の方々、対高齢者の方々、それぞれに対する対応対策についてを伺います。3番目に緊急避難所の確保。4番目に支援物資の確保及び輸送手段についてお伺いします。

 大きい2番目。佐敷東地区活性化について。佐敷東地区は、合併して10年を迎える今日に至るまで、旧佐敷町時代に策定されたマリンタウンプロジェクト計画の頓挫したこと、また、新たな事業展開がない等、活力低下が指摘され閉塞感があります。

 市長の施政方針でも、佐敷地区活性化に向けて、合併に伴う土地利用計画変更等を踏まえ、引き続き港湾計画の見直し、海岸道路整備に向けて検討してまいりますと述べられておりますが、次の点についてお伺いいたします。

 ?これまでどのような検討がされたのか、その結果は、その結果にどのように対処されたのかお伺いいたします。

 ?その検討は、庁内、識者等による審議会または外部委託による検討でしょうか。

 ?佐敷東地区活性化に向けての、海岸保全・港湾計画見直し・道路・公園緑地計画等を専門的に検討するプロジェクトチームを設置し検討することも必要と考えるが、見解を伺います。

 3.まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定について。

 まち・ひと・しごと創生法が施行され、本市でも自由度の高い交付金が平成26年度補正予算で計上されたところですが、来年度からの本格実施に向け、市のまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定するよう努めなければならないとされていますが、策定に当たっての市の基本方針をお尋ねいたします。以上、よろしくお願いします。



◎教育部長(知念進) 

 こんにちは。本来ですといつも方言でグスーヨー、チュウウガナビラということで私始めたいと思ったのですが、ちょっと風邪気味でこれ言うと舌を噛みそうな感じがしますので、率直に答弁にお答えしたいと思います。

 それでは平田安則議員の1点目?佐敷幼稚園・小・中学校の津波襲来への対応計画その実施状況及び検証結果、見直し事項等についてお答えいたします。

 津波襲来時の対応については各幼小中学校で計画が作成されています。また、避難訓練も各幼小中学校で行われており、避難所の確認、避難経路、避難誘導等について課題を確認し、計画の見直しが行われています。

 次に??の実施の決断はどなたが行うか、また情報収集方法・連絡手段についてお答えいたします。

 避難の決断は学校長または教頭が行います。情報収集についてはテレビやインターネット、電話やファックスなどあらゆる使用可能な通信手段を使います。また、教育委員会と学校で情報の共有を図り、状況に応じて市の放送システムや広報車を活用し市民への呼びかけを行っていきたいと考えております。以上でございます。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 こんにちは。

 平田安則議員の1点目の?シュガーホールの不特定多数の観客に対する、津波襲来への対応計画その実施状況及び検証結果、見直し事項についてお答えします。

 シュガーホールについては、津波襲来への対応計画についてはシュガーホール単独での対応計画は策定しておりません。南城市地域防災計画ならびに南城市文化センター消防計画で対応しているところであります。

 次に実施状況でありますが、昨年は11月5日に佐敷地区で行われた沖縄県広域地震津波避難訓練へシュガーホール職員も参加をしております。

 実施についての検証については、シュガーホールからの避難ルートなどの検証を行っております。

 見直し事項としては、シュガーホールについては500人規模の収容ホールであり、海岸線に面していることから津波襲来時には迅速な避難対応が求められていることから、市地域防災計画に沿った避難訓練を繰り返し実施し体制強化をする必要があると考えております。



◎総務部長(當眞隆夫) 

 平田安則議員の防災支援体制及び取り組みについての?その後の被災を防ぐための、避難所での対応対策についてお答えいたします。

 はじめに避難所での安否確認方法については、避難所で避難してきた方々の避難者カードを作成し、離散家族の把握等に努めることになっております。また、防災システムでの安否確認機能メールを構築しており、安否確認機能メールに登録をすれば災害発生時にJアラートと連動して安否確認のメールが送信される仕組みとなっております。

 次に、幼稚園や小中学校では避難先で引率の教師が名簿による人数確認を行い、学校で最終確認をしている教師と連絡を取り合い、校内に残っている児童生徒がいないか確認を行うことになっております。避難所では安否確認、食糧、水等の配布、その他被災者の情報把握、災害情報の伝達などが行われます。今後は避難所運営マニュアルの作成を検討し、高齢者や不特定多数の避難者に対応した避難所での円滑な運営を行えるよう対策を検討してまいります。

 緊急避難所の確保については、佐敷地区は海抜の低い地域が広がっているため、避難所は高台の10箇所を指定しております。

 支援物資の確保につきましては、現在イオン琉球株式会社等と食糧・生活物資の提供協定を締結し支援物資の確保に努めております。支援物資の受け入れ体制を整え、仕分け保管等を行い、必要な避難所に輸送をいたします。また、備蓄食糧についても適宜必要個数を配布し、対応してまいりたいと考えております。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 平田安則議員の佐敷東地区活性化の質問にお答えいたします。

 1点目の?これまでの検討結果とその対処についてでありますが、佐敷東地区は中城湾港港湾計画において佐敷東地区と位置づけられ、住宅、公園、公共施設等を整備する内容となっております。しかし、平成18年の市町村合併により、土地利用が見直されたことにより、その必要性が低下し埋め立てによる開発は環境に悪影響を与えると同時に投資効果に疑問があり、中止した経緯があります。そのために都市計画を見直すことにより、住宅用地を確保することが可能になります。

 しかし、同計画地に本市の公共財産である築島があり、長年にわたる台風の影響により浸食が著しい状況となっております。これまでに築島の保全と活用の可能性について検討を行っております。その結果、築島護岸整備とその周辺の埋め立てを伴う土地利用については、クリアすべき課題が多くあり、ハードルが高いとの結論となっております。

 具体的な活用方策については干潟を活用した体験型観光、環境学習の場等としての利用が上げられております。検討結果を踏まえ、公安管理者の沖縄県と築島を整備し、環境学習の場として活用できないか調整を行ったが、築島周辺を含む佐敷干潟には希少生物が多く生息しているため埋め立てを伴う整備は非常に厳しいとの回答となっております。築島の整備については非常に厳しいと考えており、今後は海岸道路整備の可能性について検討を行っていきたいと考えております。

 2点目の検討は、庁内、識者等による審議会等、外部委託等による検討か、についてお答えいたします。その件については、外部委託による検討となっております。

 3点目のプロジェクトチーム設置についてお答えいたします。地域活性化については、市全体の検討すべき課題と考えており、特定の地域、地区のための専門部署を設置することは考えておりません。以上であります。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 平田安則議員のまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に当たっての、市の基本方針についてお答えします。

 まち・ひと・しごと創生法は、少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯止めをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくために、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施することを目的に、法案の閣議決定が昨年9月29日に行われ、11月28日に公布、施行されました。

 なお、同法第8条で、国は総合戦略を定めることと規定し、昨年12月27日に国の総合戦略を閣議決定しました。都道府県は同法第9条、市町村は同法第10条の規定により、地方版総合戦略の策定が努力義務として課され、本市もその策定に向けた準備を進めているところであります。

 策定に当たっての市の基本方針につきましては、まず、地方版総合戦略に盛り込むべき施策として、まち・ひと・しごと創生法第10条、第2項、第1号から第3号の規定に基づきまして、目標、講ずべき施策に関する基本方向、講ずべき施策を総合的かつ計画的に実施するために必要な事項、この3つについて、平成27年度中に南城市の総合戦略として策定いたします。

 具体的な政策分野としましては、国の総合戦略を勘案しますと、1点目に仕事づくり、2点目に人の流れ、3点目に結婚・出産・子育て、4点目にまちづくりに係る各分野を幅広くカバーすることが望まれておりますので、市の総合計画や、ちゃーGANJU CITY構想など、各施策に位置づけられた同様な政策分野を踏まえつつ、整合性を図りながら、策定に取り組んでまいります。



◆8番(平田安則議員) 

 いろいろ丁寧にお答えいただきまして、ありがとうございます。

 まず、確認させていただきたいことが、小学校、中学校、幼稚園も含めてですが、避難訓練もされているということですが、何回ほど実施されたか。そして、そこで課題を確認し、見直しを行われていますということですが、何回行われて、どういう課題があって、どう見直されたのかについて御説明お願いいたします。



◎教育部長(知念進) 

 平田安則議員の、防災訓練が何回行われて、見直しがどう行われたかということについて、お答えいたします。

 学校における避難訓練等についても、毎年、これは防災の日等々、島尻消防の協力も得ながら訓練を実施しております。その際、課題といたしましては、津波等々、大津波とか高さによりますけども、10メートルとか想定した場合には、学校範囲内では厳しいのがあるということで、佐敷中学校におきましては、国道を渡って、つきしろの宮までの避難経路を、実際、訓練で、何分くらいで全生徒が避難できるのかという実証訓練をやっております。小学校につきましても同じことでありますが、避難場所をつきしろの宮と想定しての訓練が行われています。幼稚園も同様でございます。

 ただ、地震とかそういう形になった場合に、つきしろの宮一帯も、今度は課題として言われるのは、崖崩れ等の心配はないのかというのがありまして、そういったものに対応するための見直し等も必要ではないかという形で、そういったものを検討しながら見直し計画に取りかかっているというところでございます。



◆8番(平田安則議員) 

 訓練も毎年行われている、課題として国道を越えての避難であるということで、いろいろ御苦労もされているということですが、私の質問の意図は、皆さんはもう既に御承知と思うのですが、東北大震災の話がありまして、小学生たちが、99.8%の皆さんが助かったという事例がございます。そのことについて、特に細々申し上げませんが、釜石市鵜住居地区の話ですけども、2,926名の小学生、中学生の方が無事に避難されて、5名の方は、不幸にもお亡くなりになったということですが、そういう事例もありますので、日常から頻繁に避難訓練とかそういうものを重ねて、特に佐敷地区は津波が来たら32分で到達するとも言われております。高さ7メートルの遡上のですね。そういう意味でかなり壊滅的な被害を受ける可能性もありますので、日常からのそういう教育、しっかりやっていただきたいということで、あえてそういう御質問もさせていただきました。

 その中で一つ、ちょっと気になったのが、私、どなたが決断するのですかということをお聞きして、学校長、教頭が行いますという話をされていましたけども、これは災害から身を守るという意識の中では、かなり考え的にちょっとおかしいのではないのかなという思いを持っています。

 自分の体を自分自身で守る、そういう判断を子供たちにも日常からつけていかなきゃいけないという思いをしておりますので、その避難訓練の中で、例えば地震が来たらすぐ逃げるんだという、みんなで声をかけ合って逃げるんだという、そういう意識づけを日常からやっていただければ、もっといいのかなという思いがしております。

 とにかく、そういう災害については、指示待ちではなくて、自分自身から先に逃げる。そして周りのみんなに声かけながら逃げていく。近くに年寄りや幼稚園の子供たち、小学校の子供たちいれば中学生が率先して声をかけて、逃げようということを声かけて一緒に逃げていく。そういうことが大事だと思いますので、そういう点からも1つこれからの訓練の中で生かしていただければいいのかなという思いであります。

 次、その後の避難所における対策ということですが、復興庁の資料からですが、災害関連死ということで直接津波に襲われたのではなくて、避難所に行かれてからそこで亡くなられたという方が、細かい数字持っているのですけど、あえて人数は言いませんけども17%。3月11日現在の被災者のうち17%が、その後に亡くなられたということが復興庁の数字で出ております。そういうのを防ぐということで、その後どう考えているのでしょうかということを質問にさせていただきました。

 そこで避難所において、高齢者の方がかなり集まってこられると思います。そういう方々に対するケアをどう考えておられるのかについて、担当どなたか存じませんがよろしくお願いいたします。



◎総務部長(當眞隆夫) 

 平田安則議員の再質問にお答えいたします。避難した後のいろいろなケアの部分でございますけれども、南城市、当然大規模災害になりますと行政だけではどうしようもないということで、いろんなところと災害協定を締結しております。その中には老人福祉施設ともいろいろ災害協定を結んでいまして、万が一あったときにはそういったところの支援を受ける体制というのを、協定を結んでおります。

 実際起こってみないとわからないとありますけれども、そういった部分で地域をあげてそういう高齢者等々の弱者の対策については取り組めるものだと確信しております。



◆8番(平田安則議員) 

 そういう事前協定も既に締結されて準備もされているということで少し安心したところです。

 少し私の提案ですけども、小学校、幼稚園、中学校、そしてシュガーホールに来られた方々が1つの方向に向けて多分避難しなければいけないのだろうということで考えますと、かなりの人数が1箇所に集まって避難されるという状況になると思います。

 そこであの周辺の、例えば国道331、佐敷の6号線が新里からその方向へ伸びております。支援物資の問題であるとか、そういうものにいろいろ障害が出てくる可能性がかなりあると思います。そこでそういう問題を解消するために、例えばつきしろの宮付近に今避難されているということなので、その近くに日常的には尚巴志の記念館みたいなものを、資料館みたいなものをつくって、そこに緊急物資の備蓄をしておいて、できれば記念像も建てていただいて日常からシュガーホールに行かれる皆さんがそこに足を運んでいただいて、シュガーホールに来たときは、もし何かあるときはそこに避難できるということを日常的に示しておけば緊急時の対応としてしっかり対応できるんじゃないかなという思いがありますけども、そういう唐突な提案で申しわけないのですけども行政として検討してみる価値があると思うのですが、いかがでしょうか。



◎総務部長(當眞隆夫) 

 平田議員の再々質問でございます。非常にいい提案をいただきましてありがとうございます。今後南城市も公共施設の統廃合も含めて再配置計画等々ですね、検討していくことになります。その中でやはり今後防災等も念頭に入れたそういった施設の配置というところが恐らく求められてくると考えています。今後そういう部分についても検討しながら、公共施設の配置については考えていきたいと思います。



◆8番(平田安則議員) 

 佐敷地区、津波予測の災害では私が調べたとこなのですが約80%以上の居住地域が被災するということも考えられますので、しっかり市でもそういう方向性について御検討をよろしくお願いしたいと思います。

 次時間ありませんので、2点目に移ります。

 2点目については、私、前の9月の議会のときにも少し質問させていただきました。そのときからどういう検討がされたのかということを少し確認したいなということで御質問させていただきましたけども、答弁の内容を見るとほとんどある意味進展してないのかなというのが実感としてあります。

 その中で合併当初から今の状態が続いている。今の海岸線がずっと残っている。そういう中で今朝、松田議員からの質問にもありましたけども、県の天然記念物ハマジンチョウ群落というのも砂州が海岸側に寄ってきて直接波がその場所まで越波してくるということで、既に現地調査もされたということなのでその実態を把握されたと思うのですが、その件について、さらにこれまでの港湾計画、変更についての作業加速させる必要があると思うのですが、それについて見解を伺います。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えいたします。平田議員においては前回も御質問がございました。

 実際あの当時と今ちょっと変わったところは海岸道路の概略調査を入れているということであります。その中において環境に影響がどう出るか今調査を進めているところであります。

 1点目はそれだけでございますけども、先ほど午前中の質問の中であったとおり湾内砂州ですけども、大分護岸寄り、陸地寄りに寄っているという影響で排水等に大分影響をもたらしていると。

 それとハマジンチョウの群落地においても、実際真水と塩水、海水ですね。混じって合流した中で多分ハマジンチョウは育成していくと考えておりますけども、どうしても砂州の影響で海水の流入がうまい具合にいってないのかなと考えています。その中で雑草、雑木が繁茂していっているのではないかと考えております。これについても午前中に答弁申し上げたとおり雑木を伐開して影響を見ながら今後検討していきたいと考えております。以上です。



◆8番(平田安則議員) 

 雑木等が生えてどうこう、それも来年度で伐採するということですけども、私の言っていることは、そこに砂州が寄ったことによって越波してくる。越波してくるということは波が直接来て、そのハマジンチョウそのものを持って行ってしまう。要は台風被害でなくなってしまうという可能性もあるわけです。現実に海岸沿いについてはもう既にハマジンチョウそのものが倒された状態です。そういうものへの改善を早急にやるためには、やっぱり港湾計画そのものの見直しを早めていかなければいけないという思いをしておりますので、そういう面での取り組みをしっかりお願いしたいということであります。

 そしてその砂州によって、これも松田議員からあったとおり、冨祖崎公民館の前が、水が滞留してかなり泥臭い状態になっております。浚渫を県と協議しなきゃいけない事項なので、それもかなり時間を要するということですが、ある意味そこに滞留するということは、ゴミが詰まる。新開地区ではマングローブを伐採して流水を良好にしようということでやっておられるわけですから、その場所においても、例えばマングローブを一時的に伐採して流水をよくしてそういう堆積物を拡散させるとか、そういうことも有効だと思うのですが、いかがでしょうか。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えします。

 ハマジンチョウ群落の護岸については、農地を守るための護岸と位置づけされております。実際老朽化して、ところどころによって台風のたびに被害が出ている状況であります。

 実際、河口においては市が管理ということになってますが、その中で実際、河口を清掃するにおいても、ここを取るだけではかえってここに雑排水を貯めてしまうというふうになると考えられますので、どうしても沖側の砂州も含めて検討の協議を、実際早期にやって、一連的にその対策も取っていきたいというふうに考えております。以上です。



◆8番(平田安則議員) 

 時間もございませんので、私から一方的にお話しさせていただきますけども、いろんな状況がありますけども、今の状態を長く放置すれば、最悪ハマジンチョウ群落の消滅ということも心配されますので、早急な対応をよろしくお願いしたいと思います。また、冨祖崎公民館前の滞留物についても、これはやっぱり県の計画との問題もあるので、早急な、これについても。それと仲伊保地区の緑地についても人が入れないような状況ですので、これも港湾計画とのからみがあるということですので、そういう全体的なことをからめて、なるべく早いしっかりとした取り組みをお願いいたします。

 それともう1点、県の。



○議長(大城悟) 

 残り1分です。



◆8番(平田安則議員) 

 湾岸道路計画が与那原から馬天港に向けてありますけども、それもあわせて南城市にとってものすごく重要な要因でありますので、これは与那原町での問題ではありますけども、当市からもアプローチかけていただいて、なるべく早くその道路が開通できるような方策を御検討いただきたいと思います。

 閉塞感という話しましたけども、これも中長期的な目線で見れば目標をしっかり定める、そして短期的に見ればそういう間近な問題をちょっとずつでも解決していけば、やっぱり閉塞感ということも解消していけるものだと思いますのでこれから、市の当局の皆さんも大変御苦労されていると思いますけども、これからもしっかり。



○議長(大城悟) 

 時間です。



◆8番(平田安則議員) 

 取り組み、よろしくお願いいたします。時間になりましたので、終わります。



○議長(大城悟) 

 次の質問者、國吉明議員。



◆9番(國吉明議員) 

 ハイサイ、グスーヨー、チューウウガナビラ。5番目の國吉明ヤイビン。ユタシクウニゲーサビラ。

 先週は中学校の卒業式があり、ピアノの指揮者が泣いている姿を見てもらい泣きをしました。今週は小学校の卒業式があり、大いに感動したいと思います。

 きょうは3月17日、語呂合わせでミイナーの日だと思いますが、317でミイナ。高校受験の合格発表の日であり、南城市の受験者が全員合格していますように願っています。今月で退職される福祉部長や上下水道部長、南城市に貢献された方々、お疲れさまです。これからの活躍を願っています。

 それでは、一般質問に行かせていただきます。

 1.県道48号線の船越バス停上り線の整備について。

 (1)船越バス停上り線に関するこれまでの整備要請について。(2)整備を進める上での課題等。

 2.雄樋川沿いの粉じん対策について。

 雄樋川沿いについては、船越土地改良で整備された優良農地と沖縄県が整備した雄樋川農業用排水路があります。そこを縦断するように未舗装の道路があり、農業者の幹線道路として利用されております。しかし、長年にわたる粉じんにより農作物の発育障害があり、農家が困っています。以下の点についてお伺いします。

 (1)今後の粉じん対策について。(2)対策の時期。お願いします。



◎市民部長(山入端美智子) 

 國吉明議員の1点目、県道48号線船越バス停上り線の整備についてお答えいたします。

 船越バス停上り線に関する整備要請については、これまで要請はありませんが、区からの要請があれば、道路管理者である南部土木事務所へ要請をしていきたいと考えています。

 (2)の整備を進める上での課題等についてですが、この場所は集落内からの市道と県道が交わるT字路となっており、船越公民館側から県道へ出る際にバスが止まっていると現状では右折が難しいと。引き込みを設置することで右折可能となるかと考えております。しかし、停車バスが発車する際にはバストの接触が起こり得る恐れがあります。設置については、十分な検討が必要だと考えております。以上でございます。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 國吉明議員の、2.雄樋川沿いの粉じん対策についてお答えをいたします。

 雄樋川の両岸には道路、市道と農道がありますけれど、道路がずっと連続してあります。その一部区間、特に農道部分については一部未舗装道路が残っておりまして、以前から玉城地域や大里地域からの長年の懸案としてあげられてきた部分であると認識をしております。

 國吉議員御指摘のように、道路沿いはサトウキビ、サヤインゲン、葉野菜、果樹等の営農がなされておりまして、生産意欲の高い受益農家の方がいらっしゃる地域であると認識しておりますが、その道路の未舗装によって、例えば農産物を運ぶ際の荷傷みでありますとか、走行する車両が巻き上げます粉じんが、特に葉野菜などにかかる場合の被害といったものに悩まされているという話を地元からお聞きし、区長からの対策の要請も受けておるところでございます。

 未舗装の農道の舗装につきましては、農家の方々の生産意欲を低下させることがないように、平成25年度から農業基盤整備促進事業を使いまして、特に土地改良の終わった農道の部分についてはアスファルト舗装をするという事業を市内一円で実施してきております。

 國吉議員御指摘の、雄樋川沿いの農道整備、雄樋川の具体的には大城橋、大城の運動公園から稲又橋付近の600メートル程度、もう1カ所、下川田橋付近から県道48号線を越えて若久橋まで600メートル強の区間は未舗装道路となっておりまして、この部分につきましては平成27年度、来年度に舗装の工事を実施する予定として予算案に計上しているところでございます。



◆9番(國吉明議員) 

 大変よくわかりました。

 前後しますが、雄樋川沿いの粉じん対策については、今回対応していただける旨の答弁をいただき大変感謝申し上げています。誠にありがとうございます。

 再質問のバス停留所の上り線でのことですが、船越小学校前の那覇向けのバス停留所はバス停引き込み線がないため、交差点の真ん中でバスが止まっている状況でございます。後ろから来た車が、停車しているバスを追い抜こうとして、部落内から来た車と接触事故を起こすことが多々あります。その勢いで、歩道に車やバイクが突っ込み、歩行者が巻き込まれる可能性があります。安全確保のためぜひともバス停引き込み線をつくってほしいと思いますが、どうでしょうか。



◎市民部長(山入端美智子) 

 ただいまの、國吉明議員の再質問、これは強く、やはり小学校が近くにございまして、ちょうど國吉議員の熱い思いが、今入ったのかなということを感じております。

 今後の私たちの取り組みといたしまして、船越区から、必要である旨の要請をぜひやっていただきたいと思います。

 そして市におきましては調査検討ということになります。調査検討をどのようにするかと言いますと、市民の足の役割であるバスの利用状況等の調査、そして車両交通安全がらみで、車両の右折、交通量の調査をしたいと考えております。

 そして今交通安全の部分で大変危惧されております、國吉明議員のおっしゃる安全対策については、与那原署との相談もやっていきたいと考えております。

 県道との調整をする前に、まずは市と区からの要望、市での検討をして、その後県道に要請をもっていくと、というのはやはり現状ですね、状況把握をしっかりといたしまして、引き込みを入れるということになりますと、地権者とのからみ同意ということもあろうかと思います。それも含めて考えながら、沖縄県南部土木事務所へ相談、要請等々をしていきたいと考えております。

 私ども、やっぱり生活環境課におきましては、交通安全対策、子供たちを守る地域となっておりますので、その辺も含めてぜひ考えていきたいと思っております。以上でございます。



◆9番(國吉明議員) 

 先週の半ばに、小学校前で調査しまして、車の数が約507台、1時間で7時半から8時半までなのですけど、数を数えて車等が507台、路線バスが4台、バイク20台、部落内が100台、歩行者小学生が123人、そういうことが結果で出ていますので、区から要請が来るのを待つのではなく、担当部局からも積極的に話をしてもらい、引き込みができるよう対応してほしいと思います。

 学校の安全の面から、教育長の所見もお願いいたします。



◎教育長(山城馨) 

 國吉明議員の御質問にお答えいたします。

 やはり将来の子供たちの安全・安心というのが一番大事でございます。危険性があるという調査結果もでておるようでございますので、それが実現できるように努力してまいりたいというふうに考えております。



◆9番(國吉明議員) 

 最後になりましたが、市長の所見をお願いいたします。



◎市長(古謝景春) 

 お答えいたします。

 確認いたしますと停留所には引き込みがないということで大変危険な状況であるということを前から私も思っております。何カ所かありますけれども、早急に県に要請をして、危険な状況を回避するように申し上げたいと思っております。



◆9番(國吉明議員) 

 最後に本当にありがとうございました。

 いい結果が出ますように、お願いいたします。私からは以上です。



○議長(大城悟) 

 次の質問者、中村直哉議員。



◆10番(中村直哉議員) 

 皆さん、こんにちは。先週から若干声がかすれておりまして、大変お聞き苦しい点もあろうかと思いますがご容赦いただいて、しっかり頑張っていきたいと思います。

 慣例ですとここで休憩になるのかなと思いまして、本当に不意を突かれました。喉もうがいをして参加しようかと思っていたのですけど、後で議長に強く言っておきたいと思います。

 質問に入ります前に、この議会を3月末で定年退職をされる部長様が毎年おられます。今回は上下水道部長の飯田部長、そして福祉部長の小谷部長が3月末日を持ちまして、長い公務員生活を定年退職ということであります。大変お疲れさまでした。また私は産業教育委員会に所属しておりますが、その委員会の中では、城間教育総務課長も今回定年退職を迎える1人でございます。長年、給食行政に携わっていただいた城間課長の苦労に、ねぎらいの言葉というか、今後もよろしくお願いしますということで、これからまた3名の方、そしてほかに退職される方々には、これまでの経験を生かして一市民としてまた新たな人生設計をして頑張っていただきたいと思います。

 それでは通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。

 今回大きく発言事項の3つをあげております。よろしくお願いいたします。

 まず、市長の施政方針についてでございます。3月3日の市長の施政方針について、以下について伺います。

 ?水産業の振興について養殖業の支援を継続的に行うとありますが、具体的にどんな支援を考えているのか。

 ?サッカー以外のスポーツの誘致活動とありますが、現在計画があるのかどうか。

 ?合併10周年を記念し南城市の教育の日を制定とありますが、具体的な取り組みをお聞かせください。

 ?グスクロード公園の遊具の老朽化に伴う安全対策とありますが、その詳細とその他の公園の整備について伺います。

 大きな発言事項2点目、南斎場についてであります。平成26年6月26日に供用開始となった南斎場でありますが、以下について伺います。

 ?利用したいが火葬炉の空きがないため、2、3日待たされるとの声があるがどうか。

 ?仕方なく他の斎場を利用した場合、市民の金銭的負担はどうなるのか。

 ?今後火葬炉をふやすことは考えられないか。

 大きな発言事項3点目です。地域の課題、要望についてであります。地域での課題や要望について、以下について伺います。

 ?奥武島いまいゆ市場への進入路と市道奥武島一周線の接道部は、停止線あるいは中央線が消えてはっきりしないため事故が起きやすい。改善できないか伺います。

 ?玉城郵便局前の交差点の改良工事が中断していると思うが、今後の予定を伺います。

 ?市道喜良原新里長作原線が開通すると、交通量が大幅に増加すると思われます。起点及び終点の交差点改良と信号機設置についての所見を伺います。

 以上3点です。よろしくお願いいたします。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 中村直哉議員の大きな1点目、市長が行いました施政方針についての内容、その中の細かい1点目ですけれども、?水産業の振興の中で養殖業の支援を継続的に行うということでありますが、具体的にはどのような支援を考えているのかという点でございますが、本年度実施しようとしておりますのは、知念漁協が志喜屋漁港にモズクの網干し場を整備するというものがございますので、それに対する助成を平成27年度予算で実施することとしております。網干し場が整備されることにより、生産されるモズクへの異物の混入が減って、モズクの品質向上が図られます。また、モズク養殖者の作業の負担も軽減されるものと考えております。



◎教育部長(知念進) 

 それでは中村直哉議員の質問にお答えいたします。

 まず、施政方針について?サッカー以外のスポーツの誘致活動とありますが、現在計画があるかどうかについてお答えいたします。現在南城市においては、県のスポーツツーリズム推進事業と連携したプロサッカーキャンプや大学のサッカーチームのキャンプを誘致しています。また、大学の陸上競技部の強化合宿にも陸上競技場が利用されております。特にサッカーに関しては、陸上競技場の芝の管理に努めたことから、南城市陸上競技場においてJ2、J3のチームのキャンプや練習で多く利用されるようになり、昨年は県内初のなでしこリーグ公式戦が開催されました。今年度も5月に開催予定であります。そのほかにも体育館を利用して、個人ではありますが、プロゴルフ選手のトレーニングで利用されたこともございます。今後とも利用しやすい施設の維持管理に努めてまいりたいと考えております。

 次に?合併10周年を記念し、南城市の教育の日を制定とありますが、具体的な取り組みをお聞かせください、についてお答えしたいと思います。南城市教育の日は、市町村合併10周年を記念し教育の日を設定、本市の学校教育に対する市民の意識と関心を一層高め、学校、家庭、地域の教育力の充実を図ることを開催の趣旨として実施いたします。具体的な取り組みとして、平成28年1月31日日曜日に開催し、午前中は各幼小中学校で学校を公開、保護者や市民の皆様に幼児、児童、生徒の学校生活を参観していただきます。授業参観後、午後からは全体会の会場を移し、教育の日のセレモニーを開催します。セレモニーでは、年間を通して活躍のあった幼児、児童、生徒の善行賞や活動賞の表彰をメインに、教職員並びに関係者の教育実践賞、功労賞を設け、表彰式を行います。幼児、児童、生徒の1年間の頑張りを表彰、激励することにより、今後の学校生活や家庭生活にプラスになるような取り組みになればと考えております。また同様に、教職員及び関係者を表彰することにより、本市の学校教育のさらなる向上、発展に努めていただきたいと考えております。さらに講師を招聘しての教育講演会や、成果のあった学校の実践を発表するなどして、幼児、児童、生徒の学力向上及び青少年の健全育成に多くの市民が関心を高めるよう南城市教育の日の計画を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 中村議員の質問にお答えいたします。質問1番での?施政方針についての公園整備についてお答えいたします。グスクロード公園の遊具は、老朽化により遊具として機能しないものや、腐食等による危険な状態の遊具もあります。平成27年度において、危険遊具の撤去や、新たに遊具の設置を計画しております。その他公園の整備につきましては、大里城址公園の整備を継続実施しております。平成26年度までにパークゴルフ場、体験交流センター、多目的駐車場、調整池等の整備を終えております。平成27年度には、複合遊具、展望台、遊歩道、雨水貯水タンク、調整池管理道路の整備を予定しております。

 続きまして大きな3番目、地域の課題、要望についての?奥武島の市道の件については、現在いまいゆ市場付近の停止線及びカーブの外周線のライン引きを業者に発注しております。市道奥武島一周線の停止線や中央線等については、南城市その他の地域の市道を含めて総合的に検討していきたいと考えております。

 続きまして?玉城郵便局前交差点については、県道バイパス、旧県道、市道が交差する五差路になっております。また玉城小学校、中学校にも隣接し、通学路に指定されているところであります。以前に県へ交差点改良を要請したところ、現状で整備済みとの回答を得ております。しかし交差点形状が複雑なため、進入の際、直進や右折がわかりにくい状況であります。再度、公安委員会及び関係機関と調整の上、改善に向けて取り組んでまいりたいと考えております。

 続きまして?市道喜良原新里長作原線は、起点が県道86号線喜良原、終点がユインチホテル前となっており、沖縄県公安委員会との交差点協議の中では信号機は設置せず、標識などで対応することとなっております。しかし起点側の喜良原交差点は十字路であることや、交通量も多くなると予測されることから、信号機設置に向けて今後も沖縄県公安委員会と協議していきたいと考えております。



◎市民部長(山入端美智子) 

 中村直哉議員の大きな2番目、南斎場についての質問についてお答えいたします。

 まず?利用したいが火葬炉の空きがないため2、3日待たされるとの声があるかどうかについてですが、南斎場においては6つの火葬炉があり、午前5件、午後5件、合計10件の火葬を行っております。2、3日待たされる要因として、沖縄独特の友引を避けて火葬する場合や、亡くなられる方の時期が重なり火葬件数が増えたことにより、希望時間帯に予約が取れず待つ場合があると思われます。特に1月、2月については、火葬件数が増えたことにより火葬を待つケースがあったため、現在は午後3時からも一般火葬ができるよう対応しているところです。これは理事会において対応するとの意見があり、検討された結果、対応となっているようです。

 次に?仕方なくほかの斎場を利用した場合の負担はどうなるのかについてですが、1番目に近い浦添市にある、いなんせ斎苑が5万円、沖縄市にある沖縄葬斎場が4万円、よって、いなんせ斎苑で2万5,000円、沖縄葬斎場で1万5,000円の負担増となっております。

 次に?今後、火葬炉を増やすことを考えられないかについてですが、時期的に利用者数が多い日もあり、一部利用者にも不便をかけている場合もあると思いますが、供用開始の6月、去年の6月26日から2月末日までの1日平均利用件数は約8件となっております。また、供用開始して1年も経たないことから、今後の利用状況の経過を見ながら検討していくとの、南斎場事務局からの回答を得ております。以上でございます。



◆10番(中村直哉議員) 

 順を追って再質問、確認をしていきたいと思います。よろしくお願いします。

 最初の施政方針についてでありますが、実際、市長が思いを語られております。それをまた具体化していく、具現化していくというのが各部局の仕事だろうということを考えております。単純に振興策といっても、他のいろいろなバランスもありますし予算の兼ね合いもあります。また、今年度だけなのかという問題もありますので、その点を踏まえながら再質問させていただきますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 まず水産業の振興についてでありますけれども、先ほど部長からの答弁においては、今年はモズクの網干し場を志喜屋漁港につくりたいと、それによってモズクのいろんな支援ができるだろうということでお話がありました。まさしくその通りだと思いますけれども、南城市ではほかにも海ブドウやアオサなど、いろいろ養殖をしているものもあります。今回こういう質問をしたのは、そこまで今回、平成27年度ですが、そういうことも考え方の中に入っているのかどうか。金額が少ないにしても、モズク以外の養殖、先ほど言った部分についても、支援をしていこうという考え方が根底にあるのかどうかというのを確認したかったのですが、その辺はいかがですか。今回、予算が計上されていない。だけどしっかり次年度以降、そういう形で進めていくという方向性があるのかどうか、所管としては恐らく全体的な部分もあると思いますので考えているとは思いますが、その辺の確認をまずしていきたいと思います。よろしくお願いします。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 中村直哉議員の再質問にお答えいたします。水産業の振興で養殖業への支援ということですけれども、今年はエビ養殖、来年度はモズクへの支援をするという予定でございます。中村議員は、ほかにも海ブドウ、アオサもあるということで、今後全体でどうかということですが、今後も養殖業があればその支援については継続をして、継続というか継続するかどうかは別ですけれども、今後も支援をしていくということは間違いございません。ただどの作物、養殖の品種をどうしていくかというのはまた、その全体の生産量でありますとか、漁協とかそういったところからの要望も踏まえて検討をしていくということになります。ただやはり補助事業を実施していくという場合、水産業の場合はある程度ボリュームというか、漁協とかそういった単位の分量があったほうが、補助事業としては仕組んでいきやすいと。非常にボリュームが小さいとか、実施している漁家の数が少ないという場合には、これまでの手法ではなくまた別のものも考えていくということがあるかと思います。海ブドウにつきましても、もう少し広めてやっていきたいという話もありますし、また別の養殖業の話もありますので、それぞれ養殖する内容によってまた支援の中身も変わってくるので、それぞれあがってきただけではなく、漁家の方とも話をしながら検討していきたいと考えております。



◆10番(中村直哉議員) 

 ありがとうございます。今平成26年度がエビ、平成27年度がモズクという形で今後も何らかの支援策を打っていきたいということでおっしゃっていただきました。先ほど平田議員からの話もありましたが、東北にモズクを持って行ったりしている方々も中にはいます。毎年売り上げから少しずつお金を出し合って、毎月寄付をしている団体もございます。また、北海道の物産フェアにコマガイ、地方ではティラジャーと言ったりしますが、これを北海道の物産展に出して、沖縄、南城市をPRする活動をしている方々もいらっしゃいます。ですからもちろん、そういう方々というのは補助どうのこうのということではなく、自分たちの活動の中で頑張っていこうというのはもちろん持っていますけれども、また地方創生とも絡んできますけれども、やはり頑張っている方々にも光を当てていくというのは今後も必要なんじゃないかと思い、こういう質問を出しております。よろしくお願いいたします。

 サッカー以外のスポーツ誘致の件ですが、今5月になでしこリーグの公式戦開催の予定がありますと。ただ、具体的にまだどの競技を今後も誘致活動しますというのは、先ほどの部長からの答弁からすると、まだ確定はしていないようですけれども、今はそういうものを含めて、例えば大学の陸上部がというものがありましたので、そういう部分をちょっと大きめに見て、一般の企業の陸上部を呼んだり、そういう展開をするのか、あるいは例えば、今沖縄でプロスポーツのキャンプと言えば野球、サッカーがありますけれども。また沖縄にはバスケットボール、そしてハンドボールのチームがございます。そういった屋内競技の部分で考えているのか、それともあくまでも陸上競技場で使用できるスポーツを考えているのか、その辺の考え方はいかがでしょうか。お願いいたします。



◎企画部長(具志堅兼栄) 

 中村議員の御質問にお答えします。施設を所管するのは教育委員会ですが、このスポーツコンベンション、イベント等については、観光と関係する部分もありますので私のほうでお答えさせていただきますが、昨年の確か10月か11月にユインチホテルさんと共同で、プロサッカーと大学のほうに、うちの市の陸上競技場または体育施設を使わないかという営業を行っています。今年度も引き続き教育委員会と連携をしながら、そのような誘致活動を行っていきたいと考えています。南城市につきましては、ご承知のとおり陸上競技場、素晴らしい環境にあります。冬は北風を防ぐということで多くの団体から注目を浴びていますので、そういうものを上手く活用することによって、多くのプロまたはアマチュアの団体を呼び寄せることができるかなと思っております。それと議員からもご提言がありましたバスケット、ハンドボール等について、県内でもプロのチームがありますが、そういうところにも声をかけて、ぜひ南城市で公式戦、またはキャンプなどを行わないかどうかについて、誘致をしていきたいと思っています。ただ、野球等につきましては、うちにはまだ野球場が、整備がされていません。整備をするとなると相当の経費を伴いますので、野球については十分議論をした中で、誘致をするかについては検討していきたいということで考えています。



◆10番(中村直哉議員) 

 お願いいたします。サッカー場を使うにしてもいろんな話があったかと思いますが、芝の育成期間なども含めて、年間を通してというのがなかなかできない。それとは別に屋内競技の場合、プロスポーツの場合というのは、室内の室温を何度にしなければいけないというルールがあります。年間をとおして、例えば25度など。そうすると空調設備にお金をかけないといけないという、いろんな課題が出てくるかとは思いますが、今そういう方向で動いているというのが、では何が、効果が生まれるのかというと、やはり南城市の子供たちが実際にプロの選手の動きを見て、それで夢をはせるという、すごい大きな効果が出るのではないかと期待しておりますので、ぜひともよろしくお願いいたします。

 施政方針についての中身についても、今後の動きにかかってくると思いますので、方向性だけを確認したいと思います。よろしくお願いします。

 次は教育の日の制定ということであります。先ほど28年の1月31日に開催をするということで答弁いただきました。自分のイメージとしては、平和の日というのが8月10日に制定をされております。なので、中学校の場合は第3日曜日が家庭の日ということで県内全部制定されていますので、ある意味、そういう何月何日かというのを制定しましたと。制定したことによってこれを毎年、そういうことで、例えば1月31日は南城市の教育の日だと、その日をいろんなイベントで表彰したり、子供たちを激励したりするということなのかと思ったのですが、先ほどの答弁からすると、今回10周年の記念事業として1回だけこの日にやるというふうに僕は捉えましたが、その辺の詳細をちょっと説明していただきたいと思いますし、31日に、午前中は各幼・小・中学校で学校を公開しますと。午後は一つの会場に集まりますとありますが、全体会場ということでありますけれども。南城市の小中学校、午前中は学校授業を公開して、全体を集めるとなると、果たしてどこなのかなと。普通は各学校でやって、午前中は各クラスで見てください、全体会は午後やりますというイメージですが、これからすると、1カ所にまとめるのかというイメージを持ったのですが、そうじゃないのかどうか。その辺を含めての説明をまたお願いいたします。



◎教育部長(知念進) 

 中村直哉議員の再質問にお答えいたします。教育の日を1月の末日にということで年度限りかというふうに、ちょっと勘違いされているように思ったのですが、これにつきましては南城市の10周年を記念して、今後においても南城市の教育の日は1月の末日として継続していくということでございます。教育というのは365日、私はいつも教育の日であるというふうに捉えておりますが、皆様方もそのとおりだと思っております。しかしながらその日を制定することによって、市民にもこの日は教育に関心を持っていただいて、ぜひ今後の子供たちの育成の力になっていただきたいなということも込められています。そういった意味でこれの実施にあたっては、南城市教育の日の定める要綱というのも制定して、今後進めてまいりたいというふうに考えております。

 全体会議ということで、これにつきましては午後の日程として、当初は会場を、確かに一堂に会してできる会場ということで、シュガーホールということで計画しましたが、今のところ日程的な形で、シュガーホールそのものの日程もありまして、今場所については検討しているところでございます。一堂に会してできる会場として、そういった教育の日のセレモニーは開催してまいりたいと考えております。



◆10番(中村直哉議員) 

 毎年1月末を教育の日として考えていると。できる限り南城市全体会を1カ所でやりたいという思いが伝わっていますので、よろしく、またお願いいたします。

 次、グスクロード公園の遊具についてですけれども、グスクロード公園と大里城址公園の名前が挙がりましたので、しっかり市民、これまで一般質問等でもかなり出ていますけれども、そこの2地区については今回遊具が整備されるということで、非常に喜んでおります。あと気になっているのが、例えば佐敷や知念あたりの計画があるのかどうか。その辺はどうですか。参事。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 再質問にお答えいたします。今南城市の公園、全体的に問題が生じているところもあります。実は地域で管理しております。農村公園等です。整備されたのが20年程度になっていると。どの地域においてももう老朽化していると。今現在、各区長さん方から撤去、再整備の要請とか、いろんな要請が来ております。その中で今、都市建設課の部分ではグスクロード。今回ふるさと納税基金を活用して、取り壊しと撤去と、新たに遊具を入れるということを決定しております。それと継続して大里城址公園やっていくが、今全体的な構想がまだできていない状況であります。知念も佐敷も、今現在ある冨祖崎、それと新開の公園をどう取り扱うと。また地域からも、地域に公園整備ができないかという要望もございます。知念においても、ほとんどが農村公園。それと知念岬公園が今賑わいがある公園でありますけれども、今後一定的に、南城市の公園のあり方を大里公園を整備後、そのほかの地域の地区においても検討していきたいというふうに考えております。以上です。



◆10番(中村直哉議員) 

 この公園の整備については確かに参事がおっしゃるように、小さい公園から大きい公園からいろいろあって、各区長さんあたりからもそういう要望がでているというのは重々承知でありますので、まだ今のところはそういう方向性は、はっきりはしていないけれども、今回はグスクロード公園に関してはふるさと基金、大里城址公園は整備事業の一環として整備をしていく。ほかの公園についても今から方向づけをやっていきたいということで、理解をいたしました。ぜひいい方向で、いい方向というのは最低でも佐敷、知念あたりにもそういう新しい遊具ができて、近場の公園で子供たちが遊べるような環境をつくっていただけるような方向性を示していただければなと思っています。期待していますのでよろしくお願いいたします。

 続いて、南斎場についてでありますけれども、先ほど部長のほうからもありました。まず確認ですが、去年6月から南城市の方とか南城市以外とか、そういうのを確認しようと思ったのですが、部長の答弁から1日平均約8件ということでありますので、その辺は聞かないことにして、実際に南城市の方で、南斎場ではなく、例えばいなんせや、沖縄葬斎場、そういったところ、要は、負担は増になるのだけれども、例えば葬儀の日程とかいろいろあると思いますので、そういう致し方のない判断をして、そういうところを利用された方がいるのかどうか、把握しているのであればその辺をちょっとお願いいたします。



◎市民部長(山入端美智子) 

 ただいまの中村議員の、市民の負担というところの部分で再質問をされているかというふうに承っております。私のほうで、南斎場を利用していない南城市の方の火葬件数ですね。これは南斎場がオープンしてから、浦添市にある、いなんせ斎苑利用者のほうで7名利用したということで情報を得ております。南斎場のほうでも沖縄の独特の友引をなかなか火葬し得ないという部分につきましては、3時、一般火葬となりますと、どうしても火葬するのに2時間を要するということがあります。そうしますと南斎場が配慮をして、今回、3時から2時間となりますと超過時間があるというふうなことを私たちは見ております。最良に、最善を尽くして対応されているということを感じております。以上でございます。



◆10番(中村直哉議員) 

 なぜ今回南斎場をやったかといいますともちろん、ちょっと待つ時間があったように、2、3日あるいは4、5日待たされたよと。それが冬だったからよかったようなもので、これが夏場だと大変なご苦労がご遺族の方にはあるだろうと。そういう思いから、その火葬炉を、今6基ありますけれども、なんとか増やす方法があるのではないかと考えています。また、地元が玉城ですので、これまで玉城の火葬場で玉城の地域の方というのはやっているわけです。そうするとやっぱり、感覚的に2、3日、すぐ申し込んで翌日とかにできていたものが、遠くもなるし時間も待たされる。さらに金額的負担もふえるということであれば、やっぱり理解を求める部分と、またこれは衛生上の問題などいろいろありましたので理解をしていただく部分と、そしてまた行政側で対応してあげられる部分があるのではないかと。そうすると6基あるものを例えば8基。いなんせが8基ですので8基とか、増やすことが可能であるならばその方向に動いたほうが、今すぐには恐らく部長がおっしゃるようにできませんので、そういう方向性でアクションを起こしておかなければ、今後やっぱりそういう利用をされる方というのも多くなってくるのではないかと。高齢化社会でありますので、今後さらにそういうことは起こりうるであろうと。平成29年でしたか平成39年でしたか、それまでは、そこから人口は減少傾向ということですけども、それまでは沖縄県は人口は増える傾向にあるという調査結果もありますから、今からそういうのはやっぱり動いておくべきだろうと。ただやはり、一部、南部広域市町村圏事務組合の議会でも、この南斎場の建設についてはいろんな議論があったということで前里議員からも聞いています。その南斎場についてはなかなか、すぐ落ち着いたということも聞いていませんので、増やすとなるとまた新たな問題もでてくるのかなと。ただ、あの建物についていうと、増設、増炉できる可能性を秘めている建物じゃないかというのが、自分の考えです。その点についてはいかがですか。お願いします。



◎市民部長(山入端美智子) 

 中村議員の再質問です。南斎場におきましては、6つの炉が準備されております。今中村議員がおっしゃったように、あと2つ炉を準備できる構造体制は整っております。そういうことからしますと、今後状況いかんによってはあと2つ準備が可能だということで、私たちも今後市民の皆さんの、利用者の皆さんの声を聞きながら南斎場のほうに調整をして、図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。



◆10番(中村直哉議員) 

 今部長がおっしゃったように、建物自体は増設できる、その準備はされていると。あとは先ほど言ったように1年しか経っていないという部分と、また新たな負担が生じてきますので、関係する市町村の皆さん、あるいは市民の皆さんの予算、考え方というのが非常に大事な部分にはなると思います。今後すぐにはできないというのは事実ですので、そういう方向性を持ちながらぜひ検討を進めていってほしいなと思います。よろしくお願いします。

 最後です。地域の課題、要望についてですけれども、奥武島については停止線を発注してあるということですので、安心をいたしました。今後夏の時期に向けて、非常に人が訪れる。もう毎年のように夏場は人が多く訪れておりますので、事故を大変懸念していましたが、そういう一時停止線ができることによって、多少は安全喚起ができるのかなと思っております。ありがとうございます。

 そしてまた、玉城の交差点の改良工事と喜良原については、予定はないのだけれども、信号の設置も予定はないのだけれども、今後検討するということでの、



○議長(大城悟) 

 残り1分です。



◆10番(中村直哉議員) 

 答弁であります。やはり向こうは庁舎もいきますし中核地になりますので、信号はやっぱりあるべきだと思います。南城市としてはぜひともここに信号は必要なのだという、そういう強い意気込みで協議会には臨んでいただきたいと思いますし、玉城の郵便局前の交差点も、あれで整備が完了していると到底思えないです。現地を見ると。歩道があって、あとは適当にされているというのを見ると、あれで整備が完了というのはちょっと納得できないです。その辺について参事の見解はいかがですか。



◎産業建設部参事(伊集稔) 

 中村議員の再質問にお答えいたします。私もちょうど、小学校のところで信号待ちをしておるときに、屋嘉部から出てくる車が本道に抜けて、実際は赤ですが、初めて通る方だと思うのですが、大きな道路に出て行くのを確認しております。相当危険な道路であることは確認しております。実際、信号等のあり方ですね。急に整備は厳しいというふうに考えておりますけれども、信号等の停車等の表示の仕方等も再検討すべきじゃないかというふうに考えております。それと喜良原の交差点においては以前にも、私が生活環境課にいたときもこの喜良原の交差点については、確か中村議員でしたか、糸数から抜ける道にも質問がありました。その当時よりも中核地も整備されると、余計交通量が多くなると考えられますので、根底においても、県との協議の中で十分やっていきたいというふうに考えております。以上です。



◆10番(中村直哉議員) 

 最後に、教育長の教育の日に対する思いと、市長の南斎場に対する所見を伺って、私の一般質問を終わりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



◎教育長(山城馨) 

 中村議員の御質問にお答えします。私は学校あるいは家庭において、毎日が教育の日であるということは言うまでもございません。しかしながら今回、合併10周年を記念いたしまして、1月の最終日曜日を教育の日として定めていきたいというふうに考えております。これについては教育に対する市民の意識と関心を高めていきたいなと考えております。そしてまた、南城市のあしたを担う子供たちの健やかな成長を願って、ぜひ市民全体で、そして学校、家庭、地域及び行政が連携をとって、この教育の日をぜひ成功させていきたいなというふうに考えております。

 南城市の子供たち、先生方、一生懸命頑張っております。そういった頑張りを、ぜひまた表彰してみんなで祝福して、今後のさらなる健全育成、学力の向上も含めて子供たちの健やかな成長を図っていきたいと考えております。ぜひ成功させていくためには、やはり学校、家庭、地域もそうですけれども、議員の皆さんの御理解、御協力も必要でございますので、今後とも御支援、御協力をお願いしたいと存じます。



◎市長(古謝景春) 

 お答えいたします。

 本件につきましては、冬場の大体11月から2月まで亡くなる方々が多いということで、期間的な部分があるということを我々聞いております。そういったことですから、夏場のことは心配ないだろうと思いますけれども、冬場をどう乗り切るかということで、先月の2月の12日の理事会において与那原町長より、与那原町民が5日待ったこともあるというお話があって、私は早急にこれを改善すると。今まで3時以降は炉を動かしておりませんでした。それを実態に合わせた部分でやれば、それは問題解決するのではないかというふうなことで、確かうちの母から始まっております、2月の14日でしたから。3時以降からやって、今現在そういう形でニーズに合わせたことをやっているということで聞いております。そういったことですから1日3体を、その6炉で焼けば3×6=18ということで、そういうことが可能になるということで、今その対応をしているということを聞いております。



○議長(大城悟) 

 休憩します。

     (休憩 15時18分)

     (再開 15時30分)

 再開します。

 次の質問者、親川孝雄議員。



◆14番(親川孝雄議員) 

 グスーヨー、チュウウガナビラ。チュウヌ一般質問シーバンヌ親川ナトーイビン。アチャヌ18ニチェー、ヒガンヌイリヒナトーイビレー。ナア春ヌシチンチカクナティ。チュウナギンデーアレー、アチサヌナチヌグトゥドゥアイビリヤサイ。ナマカラアトゥヌクバーティチューランディウムトーイビン。トウアンセー、一般質問ウンヌキャビラ。

 その前に同僚議員からもありましたけれども両部長、小谷部長それから飯田部長、長い間ほんとにお疲れさんでございました。お二人ともまだまだ若々しくてとても定年には見えません。どうぞこれまでの経験とノウハウを今後ともまた南城市の活性化のために生かしていただきたいと思います。小谷部長は個人的な件ですけど、非常にパッションフルーツの専門家でありまして、これまでもいろいろ栽培に指導を受けた経緯がございます。どうぞ今後ともまた御指導をよろしくお願いしたいと思います。お二人以外にも定年なさる職員がおられると思います。本当に長い間お疲れさまでございました。

 それでは一般質問、移ります。

 きょうは2点用意しております。

 まず、不法投棄ゴミの対策についてであります。ゴミの不法投棄対策につきましては、これまでも立て看板による注意喚起やパトロールの実施等で取り締まりが行われていると思いますが、不法投棄者とのイタチごっこの状況にあり、一掃できないのが実態だと思います。不法投棄を行う人は農道の行きどまり地点や人目につきにくい場所、また夜間などに投棄をしていることが考えられます。

 南城市には玉城・知念地域を中心に国道、市道及び農道沿いから海を望む景勝地や絶景ポイントが多くあります。景観そのものが貴重な南城市の観光資源であります。しかしながら、この貴重な観光資源も不法投棄のために景観が損なわれ、観光客に悪いイメージを与えることになります。観光客にも喜ばれ、住みよい南城市を実現するために不法投棄の一掃に向けてパトロールの強化とあわせ、斬新な対処策が講じられないか伺います。

 それから2つ目ですけど、柑橘類を枯死させるカミキリムシの防除策についてであります。柑橘類の中でも特にシークヮーサーは、古くは庶民の普段着であったバシャージン、芭蕉布からつくったバシャージンを洗濯するときの洗剤として活用されていたようです。現在でもイカ刺しを始め、あらゆる刺身の調味料や酢の物、揚げ物などに、また夏ばて防止の飲み物や血糖値の上昇を抑制する効果があると言われ、私たちの生活に広く利用されております。しかしながら、近年カミキリムシの食害によるシークヮーサーの枯死が目立っていることから、防除策を講じられないか伺います。以上、よろしくお願いいたします。



◎市民部長(山入端美智子) 

 お疲れさまです。

 最後、親川孝雄議員の質問にお答えいたします。

 まず1点目のゴミの不法投棄対策については、不法投棄監視パトロールを行いながら廃棄物及び廃家電の回収を行ってきております。着実に不法投棄物は減少してきてはいるのですけれども、まだまだ多いのが現状です。玉城、知念地域は国道を中心に海を眺める絶景ポイントが多く存在し、観光客も多く訪れることから、やはりきれいな景観を守ることが重要であります。不法投棄された場所には次々に新たなゴミが捨てられていく傾向があるため、不法投棄物を回収し、捨てられないような環境づくりをつくっていくことが必要であります。そのために不法投棄監視パトロール及び廃棄物回収作業を継続して行っていく予定であります。回収してもすぐ不法投棄される場所については、監視カメラを設置していく予定でございます。以上です。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 親川議員の2点目、柑橘類を枯死させるカミキリムシの防除策を講じられないかとの質問にお答えをいたします。

 カミキリムシは柑橘類が好きなようで、その柑橘類の樹幹に卵を植えつけて、そこから成長した幼虫が幹に穴を開けて、中を食い荒らしてしまって、木自体を枯らしてしまうというような被害があるということでございます。このカミキリムシの防除についてでございますが、南部農業改良普及センターと沖縄県病害虫防除技術センターへ問い合わせましたところ、沖縄県の南部地域では、シークヮーサー栽培の大きな被害は報告されていないということで、防除対策事業というのは実施していないということでしたが、南城市内はどうかというのは、まだ全体を確認しておりませんので、まずは南城市内のシークヮーサー出荷農家の状況を確認した上で、対応を検討していきたいと考えております。



◆14番(親川孝雄議員) 

 不法投棄のゴミ問題がイタチごっこの状況にあるのですけれども、部長の答弁によりますと、着実に不法投棄の投棄物は減少してきているということで、非常に喜ばしいことだと思います。

 畑の行き帰りに、専用のパトロール車を、前はよく見かけていたのですけど、現在も継続して実施はしておられますよね。今回のこの答弁で、回収してもすぐに不法投棄される場所については、監視カメラを設置していく予定であるというように前向きに対処策がされて、大変いいことだと思って喜んでおります。

 「故郷の地球を、汚すのは、人間だけ。この星を清めるのも、人間だけ」という標語があります。この不法投棄ゴミが発生する要因としましては、道徳心の低下、あるいはモラルの欠如が考えられますが、人は誰でもわがままな身勝手な心を持ち合わせていると思います。しかしそこで理性が働いて、わがままな心を抑えるのが大人ではないかと思うのですけども、不法投棄をしている人たちは、理性を失った心ない人だと思いますが、捨てられている物を見ると、家電類の粗大ゴミには冷蔵庫であるとか洗濯機、テレビなどが見受けられます。

 私は、南城市内に不法投棄をしている者は、必ずしも南城市民であるとは限らないと思っております。南城市内には、人目につきにくい農道が数多くあることから、南城市外からも持ち込まれて捨てられているのではないかと危惧をしております。

 人目につきにくい夜間など、不法投棄する不逞な輩もいると思われることから、私は警告の立て看板の文字を蛍光性のものにすることも一案ではないかと思いますが、今の看板は蛍光性ではないと思うのですが、どうでしょうか。



◎市民部長(山入端美智子) 

 親川議員の再質問にお答えいたします。

 蛍光性のあるものになりますと、やはり遠くからもよく見えるというところで、機能、看板をつくるのに、そういったお金を出せば買えるはずだというふうに考えておりますが、私どものほうでは、数多くの看板をつくること、そして設置をすることを考えますと、コスト的な面を考えて白黒、あるいはカラーの色を少し、色の配色を少し落としてということで準備をしてございます。

 標語の文面については、捨てる方に心を打つような、心が痛みませんかということで、打つような文言等を準備して設置をしております。

 今回の監視カメラ設置の事業につきましては、先ほど親川孝雄議員のおっしゃった、斬新的な取り組みだというふうに、私は考えております。人目につかないところ、自然がいっぱいあるところ、外部からも、中部、南部、那覇からも、もしかしたら来ているのではないのかなという懸念があります。捨てられている場所に行きますと、中を見てみますと、南城市以外のもの等々が見受けられますので、よそから入ってきているのではないのかなというのが一理あります。

 そうしますと、監視カメラを設置して、それを活用して確認をとる、その設置に当たりましては、公、マスコミを活用しまして、南城市は監視カメラを設置します、危ないですよ、ちゃんと見ていますよ、という部分を実は強調したいなというところがあります。

 上位法で罰則規定もございます。しかし捨てる方の状況も、私たちはどういう情況かはわかりませんけれども、まずは注意喚起も含めて指導という部分も含めて入っていきたいと考えておりまして、公、沖縄県内域に発したいなというふうに思っています。

 今回の不法投棄未然防止事業協力というのは、東京都にある一般社団法人家電製品協会と協力協定、覚え書きを締結いたしまして、平成27年4月1日から28年1月31日までということで今回取り組みをいたします。50%の補助事業であります。特に内容といたしましては、監視カメラの設置、それから防止ネットの設置、南城市におきましては傾斜等があり、傾斜等に捨てられるゴミの回収につきましては、大変危険を伴う事がありまして、私達も苦慮しているところであります。そういったところを、鑑みて防止ネットの設置そして成果を出しておりますパトロール、パトロールの実施も含めて今回この事業で取り組んでいくということで計画を、予定をしております。以上でございます。



◆14番(親川孝雄議員) 

 さすが部長、本当に斬新なアイデアで東京の公益法人との協定も結ばれたということで、本当にこれが効果的にかなり改善されていくのではと期待をしております。

 傾斜地に大きなやつが捨てられていると、これは私もそのように感じております。大型の不法投棄物については、農道より下段の下の段差のあるところにトラックから投げ下ろしたのではないかと思うような感じがあります。今現状は、雑木であるとかススキのおおい茂った中に捨ててあるのが見うけられますけども、その状況は普段はススキや雑木に隠れておりまして、非常に見えづらいわけです。台風で雑木がなぎ倒されたときや、年に2、3回実施される各集落の清掃作業の後などに、この見苦しい状況がさらけ出されます。そのような場所に、この看板ですけど、市内の小中学生から、不法投棄者の、部長も心に打つと言っておられたのですが、良心に訴えるような標語を募って看板を掲げることはいかがでしょうか。子供たちに標語を募集する、これ、いかがでしょうか。



◎市民部長(山入端美智子) 

 ただいまの親川孝雄議員の再質問でございます。

 一つの教育の一環というところになります。大きく地球を守るというところの部分から入りまして環境問題等々、子供たちからその関心を持ってもらう、学習をしていく一環といたしまして、今、親川孝雄議員のおっしゃった、子供たちから看板の標語を募っていくということは大変いいアイデアだというふうに考えております。ぜひ、そういった子供たちを巻き込んで、子供たちへの地球を守る、環境を守る、大切な学習をしていただくという場に、今の手法を使わせていただきたいと考えております。以上でございます。



◆14番(親川孝雄議員) 

 部長、ぜひお願いいたします。

 純真な心からの小中学生の標語には、きっと大人の心を打つような名文句が誕生すると思います。

 聞きましたら、これから学校教育との関連もありますので、教育長の所見が伺えれば幸いです。



◎教育長(山城馨) 

 親川議員の御質問にお答えいたします。

 非常に、環境を保全するということは大事なことでございます。そういった中で、南城市は環境教育の日を学校で取り組んでおります。その中で、今、御提言があります標語ポスターの募集についても検討できるのかなと考えております。



◆14番(親川孝雄議員) 

 急に振って、申し訳ありませんでした。

 ぜひ、教育の面から、子供たちも一緒に南城市の環境問題には取り組めたらいいなという思いがありますからお願いしました。純真な小中校生の奇抜なアイデアも必ずや発想されると思います。

 これ、去年の何月ごろでしたか、ある週刊誌の記事にあったのですが、東京近郊の町の、とある駅の隣に病院があるようですが、その病院の駐車場は駅の側にあるということから、通勤通学のための放置自転車が後を絶たなかったようです。病院利用者の車の駐車にも支障を来すほど自転車がいっぱい。駐輪禁止の看板を立てたわけですが、ほとんど効果がなくて、放置された自転車に非常に困った病院長は一計を案じまして、駐車場に大きな看板を立てて、その看板に「この駐車場に放置された自転車は主もわかりませんので、自転車が必要な方はどうぞ御自由にお持ち帰りください」、それを書いたところ、病院長のアイデアが勝りまして、この放置自転車が一掃されたという記事がありました。

 そういう奇抜なアイデアが出ればおもしろいなと思ったものですから、小中学生から募った標語にも病院長に勝るような名文句、奇抜なアイデアが出てくるのではないかと思っておりますので、ぜひ、その件については実施をしていただきたいと思います。

 この不法投棄のゴミの一掃については、簡単には解決できない問題だと考えておりますが、市長の施政方針に市政運営の基本姿勢がありまして、7つの基本政策が掲げられております。その中の5番目に、安全で安心、快適な暮らしを支える住みよいまちづくりという項目がありますが、不法投棄ゴミの問題も、この項目に合致するものと思います。市長の所見を伺います。



◎市長(古謝景春) 

 お答えいたします。

 全国的にもゴミ問題は、ポイ捨て条例ということで、どんどん条例で規制をしていこうというようなことで話題にもなったのですが、その後は効き目がないということが言われておりますが、これは、刑罰ではなくて過料という条例罰ですから、過料というのは、過ち料ということで刑罰でもない過ぎる過料ということですが、科学の科ではないということで、そんなに禁止になるようなことではなかったということで、その部分を私はむしろ刑罰に変えたほうがいいのではないかと、そうすれば、これを捨てたら罰金を取るということにすれば防げるのではないかと思っております。これを捨てるということは一つの犯罪行為として捕まるわけですから、そういうことが本来、産業廃棄物みたいな感じの捉え方であればゴミももっと少なくなるのではないかと思っております。

 また東京都は、スージミチグヮーは、酒飲んだ人たちが立ち小便をするようでありますが、そこには何が描かれているかというと、鳥居マークが描かれているのです。そういうことによって、やらなくなったと。精神的な負担を与えるということも一つの防ぐ方法だということが言われておりますが、私は、前のどなたかに答弁したかと思いますけども、小さいお墓を置いたらどうかという話をしましたけども、沖縄の精神文化等々を考えますと、そういうことも一つの防ぐ方法じゃないかと思っております。捨てさせないという雰囲気をつくることによって、我が南城市がゴミの捨て場ではないということを植えつける意味でも、このポイ捨て条例で、本来は過料ですが、南城市は100万円罰金します、過料しますよということで、議会等で議論をしながら全国を騒がすのも一つの手かなと思っておりますが、そういうことも含めていろんな角度からゴミを捨てさせない、そして市民全体でこういう地域を守っていく、事も含めて、今後、検討していくべきだと思っております。



○議長(大城悟) 

 本日の会議は、議事の都合により延長します。



◆14番(親川孝雄議員) 

 もう、これで終わります。なのかと思ったのですが、延長ということでやります。

 市長、どうもありがとうございました。過料だけで済ませるのではなくて、もっと厳罰ということもありました。本当に市長らしい奇抜なアイデアだなと思います。

 沖縄では、昔は鶏が逃げ歩くのはトゥイバツというようなこともあったようでありまして、いろいろと工夫をする中で、あるいは知恵を出す中で、あるいはまた子供たちも一緒に巻き込む中で、奇抜なアイデアも出てくるのではないかと思います。

 今議会には、山入端部長おっしゃっていたのですが、9名の議員が市民部関係で質問出しているということでありました。この問題も粘り強くやっていけば、必ず効果が出てくると思います。私たち議員は、紅一点の山入端部長のきれいな声に質問しながらも癒やされております。ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 次、2番目にまいります。

 柑橘類を枯死させるカミキリムシの防除策についてでありますが、答弁を見ますと、普及センターや病害虫防除センターに問い合わせたところ、南部地域では大きな被害はないという意外な答弁ですけれども、確かに北部地域に比べて、この南部では生産者がこれをなりわいとしている農家なんかはほとんど少ないと思います。多分、議長と前の長嶺議員あたりはこれやっていたのではないかと思うのですけれども。そういった意味からでは、農家からの苦情とかそういったよりも、やっぱり南城市内ではシークヮーサーは多くの民家の屋敷に植栽をされております。そして活用もされています。

 近年、カミキリムシの被害により、枯死する状況が目立ちますが、厄介なことにこのカミキリムシは、幼木のころは被害が見られません。成木になって花や実がつくころに食害が始まって、幹に穴を開けまして、枝が枯れ、全体に被害が広がりまして枯れてしまいます。

 このカミキリムシにつきましては、柑橘類のほかにもクワであるとか、ゲッキツ、センダン、そういったものにも害を及ぼしております。

 せっかく南城市では、年に2回ですか、オープンガーデン等もやっていますので、ほとんどの屋敷にこのシークヮーサーやミカンが植えられています。そのオープンガーデンしている民家のほうでも、これが枯れている様を見ると本当に、興ざめすると思いますので、ぜひそこら辺はシークヮーサーについて今後いろんな利用価値も出てくるのではないかと思います。

 シークヮーサーには美白効果もあるということを、琉球大学と中部大のチームが確認をしたという新聞記事もあります。これがそうですけれども、シークヮーサーに美白効果ということで、これ皮の成分がメラニン抑制をすると琉球大学教育学部の照屋俊明准教授(理学博士)と、それから中部大学の車炳允准教授、これは中国の方ですかね。同大大学院の禹済泰教授らの共同研究チームがこのほど、シークヮーサーの皮に含まれる成分ノビレチンにメラニン生成抑制作用があり、美白効果があることを発見した。あわせて、県産業公社、産業振興公社の補助事業を活用し、シークヮーサー残さからノビレチンエキスを効率的に抽出する製法も確立をしたと。シークヮーサーを活用した新たな化粧品や健康食品の開発につながる研究成果として注目をされそうだというふうな新聞記事もあります。そういった意味では、確かに我々南城市を含めて、南部地区ではそれを生産・出荷している農家は数少ないと思うのですけれども、いろんな効果があって価値のある柑橘類でありますので、ぜひまずこの問題に関しましては、南城市だけが取り組んでも解決につながりません。ですから、他の市町村であるとか、あるいは病害虫防除所、それから普及センターとも連携をして、ぜひ南部地区でもこの防除作業というのをやっていただきたいなというふうな思いがあります。これについて、担当部課長会あたりもあるのでしょうかね、南部地区。そこら辺での提案ができないものか、部長お願いします。



◎産業建設部長(山村研吾) 

 親川議員のカミキリムシ、柑橘類へのカミキリムシ被害についての再質問にお答えをいたします。先ほど南部になかなか、なりわいとしてシークヮーサーをつくっているところが少ないということで確かに、質問の通告があってから担当課で調べたのですが、南城市内でどこでやってるかと。たまたま議長がやってらっしゃるということで、そこを見せてもらったようですけれども、JAに聞いても、要は出荷のルートがつかめないので、たまに市内を走っていて見ることはあっても、農家とか出荷ということでは押さえられないというのが現状で、それほど少ないというのが南城市の現状でございます。

 先ほど、親川議員からありましたけれども、シークヮーサーはいろいろな役に立つものがあるということで、各家庭で植えられているということもあるということですので、そういったものを使ってらっしゃることもあるのかなと。基本はそういうものが中心になるのかなとも思っております。

 それで、防除についてですけれども、先ほど南部のほうの農業関係機関に問い合わせをしたというお話、回答させていただきましたが、北部の普及センターと大宜味村のシークヮーサーの産地協議会のほうにも問い合わせをしております。当然、向こうでもカミキリムシ被害はあるのですけれども、いわゆる地域としての防除作業は行っていないという回答でございました。個々の農家が、個々、個人の通常の営農活動の中で防止対策、駆除対策をしているということでございました。非常に沖縄県の5割、6割のシークヮーサー生産を占める大宜味村でも行われていないということですので、それはもう圧倒的に少ない南城市地域で防除対策を大々的に実施するというのは、なかなか難しいのかなとも考えております。

 あと、また近隣の市町村についても問い合わせをしましたけれども、防除への支援等はまだ行っていないということでございました。この地域でやるかというのは、やはりどういった被害状況かということと、私の考えからすると、やはり基本的には個々の農家、もしくは家庭の庭先であればお庭の手入れという中でやっていただくのが、まず、最初かなと思っております。

 防除対策としましては、成木の根元から30センチ、50センチの間に卵を植えつけるということですので、対策としては根元部分に防虫ネットやビニールシートカバーをして、もしくは防虫剤を塗布すると。見栄えはよくないわけですけれども、そういった形で特に成虫が活動する夏場にそういう形で防止策をしてもらうと。

 また、虫が不幸にもついてしまった場合には、穴が開くということですので、その穴に直接ですね殺虫剤を、今はノズルがついた殺虫剤もありますので、そういったもので駆除するというのが一般的な方法であると聞いております。

 先ほど言いましたように、なかなか農家の方が見つけられないということと、家庭、特に沖縄の民家の軒先にあるものということですので、カミキリムシの駆除、防除対策について、広報に載せる、もしくは、ちょっとビラのほうはなかなかあれかもしれませんけれども広報に載せるとか、そういった形で、個々人で実施していただけるような対策について、まず周知をするということが私たちでまずはやるべきところかなと思います。

 また全土でやるというのは、シークヮーサーを県外に出していくと。その中に実につくということであればやると思いますし、あとは沖縄全体の果樹が全部なくなってしまうということで、また全体的な防除もあると思いますけれども、まだ、言いましたように、大きな、そこまでは深刻な被害に達していないと。達してからでは遅いということでありますけれども、まだ行政が動き出す段階にはないのではないかなというのが現状でございます。

 まずは、カミキリムシの個人の方でもできる市販の殺虫剤も効くというようなことでございますので、そういったもののですね、駆除、防除策の周知から始めたいと思います。



◆14番(親川孝雄議員) 

 ありがとうございました。深刻な被害、報告や状況もないということで、一斉防除とか、そういったことは関係機関もやってないということで、個人的な対応が当面やるべきではないかということで、理解をしております。

 これまで、ウリミバエやミカンコミバエの根絶事例もあります。関係機関がそういったことの対策をしてもらうのはかなり効果が出ると思うのですけれど、先ほど休憩時間にお茶を飲みながら同僚議員から不妊化虫離したらどうなるかなと、非常にこの効果あると思いますけれども、現状は個々人でやるべきだというような状況でありますので、ぜひそこら辺で私の質問は終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(大城悟) 

 これで本日の一般質問を終わります。

 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 次回は3月18日水曜日、午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。

 本日は、これで散会します。

     (散会 16時07分)

地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

議長    大城 悟

署名議員  親川孝雄

署名議員  大城憲幸