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沖縄県 南城市

平成26年  3月 定例会(第2回) 03月18日−03号




平成26年  3月 定例会(第2回) − 03月18日−03号









平成26年  3月 定例会(第2回)



       平成26年第2回南城市議会(定例会)会議録

1.開議     3月18日 10時00分 宣告

2.散会     3月18日 15時54分 宣告

3.応招議員

   1番 大城竜男議員   11番 比嘉直明議員

   2番 前里輝明議員   12番 瀬底正真議員

   3番 親川孝雄議員   13番 大城憲幸議員

   4番 玉城 健議員   14番 島袋賢栄議員

   5番 松田兼弘議員   15番 国吉昌実議員

   6番 城間松安議員

               17番 屋?宣勇議員

   8番 吉田 潤議員   18番 仲村和則議員

   9番 伊禮清則議員   19番 大城 悟議員

  10番 中村直哉議員   20番 照喜名 智議員

4.欠席議員

  16番 長嶺勝盛議員

5.本会議に職務のため出席した事務局職員の職、氏名

  事務局長      城間 競   事務局主事     嶺井良太

  事務局次長     宮城房夫

6.地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者

  市長        古謝景春   教育長       高嶺朝勇

  副市長       與那嶺紘也  教育部長      當山達美

  総務部長      山城 馨   上下水道部長    飯田高男

  企画部長      新屋 勉   産業建設部長    港川 猛

  市民部長      永村玲子   福祉部長      小谷 肇

7.議事日程

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     平成26年第2回南城市議会定例会 議事日程[第3号]

               平成26年3月18日(火)午前10時開議

日程第1       会議録署名議員の指名について

日程第2       一般質問(6人)

           (1)島袋賢栄

           (2)比嘉直明

           (3)屋?宣勇

           (4)松田兼弘

           (5)親川孝雄

           (6)玉城 健

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8.会議に付した事件

  議事日程の事件と同じ

9.会議の経過

  次のとおり



○議長(照喜名智) 

 おはようございます。これから本日の会議を開きます。

 諸般の報告を行います。

 長嶺勝盛議員より、本日は欠席する旨の届け出がありました。

 本日の議事日程はお手元に配付のとおりであります。

 これで諸般の報告を終わります。

 日程第1.会議録署名議員の指名を行います。

 本日の会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、17番屋?宣勇議員及び18番仲村和則議員を指名します。

 日程第2.これより一般質問を行います。

 本日の質問者はお手元に配付の議事日程のとおりであります。

 それでは順次発言を許します。最初の質問者、島袋賢栄議員。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 おはようございます。質疑する前に、今度また3期目を当選いただきました市長、まことにおめでとうございます。またこれからは、このいつもスタートラインとして頑張っていただきたい。特に健康が大事でございます。私も経験して大変なことになりましたから、ぜひ頑張ってください。と同時に、副市長並びに教育長、合併時期で大変だったと思いますが、本当にお疲れさまでした。本当にご苦労様でした。それと、今期で定年になります部長の皆様、本当にご苦労様でございました。また、これからは一市民としてご指導、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 では、通告いたしました点についてお尋ねをいたします。最初はAEDのコンビニ設置についてであります。目の前で突然の心肺停止を起こすと、1分経過するごとに約10%助かる確率が減ると言われている中、救急車を待っている数秒、数分の遅れが人命にかかわります。AEDで応急処置することで助かる命があるなど、その必要性から市内でも公共施設各所に設置されておりますが、ただ、いざという場合に使えないと意味がありません。公共施設の場合、夜間は施設が閉じており、機械そのものが使えないことが懸念されます。そのため、市内で24時間営業しているコンビニエンスストアを活用し、地域住民はもちろん、観光客でも緊急発生時に救急車が到着するまでの間、救命処置を行うことが可能になります。そこで、現在市内各施設に設置されているAEDの数及びその活用状況はどうなっておりますか。また市内コンビニと連携し、AEDの設置を進めるお考えはないかお尋ねいたします。

 次に、市民サービスに対する指定管理者制度の効果についてであります。2003年9月、地方自治法の一部改正で指定管理者制度がスタートしてから、市内各所でもさまざまな公共施設が指定管理により管理されております。指定管理は制度の目的が施設運営面でのサービスの向上、管理運営費の削減効果が期待をされます。年々、市の財政状況も厳しくなる中で、施設運営にかかる維持管理、その削減は早急な課題であります。

 そこで、現在指定管理をしている施設の数、指定管理に移行したことで経費が削減され、市民サービスの向上が図られた施設はどのぐらいあるか、お尋ねをいたします。

 次に、市営住宅への母子家庭の優先入居についてであります。さまざまな事情により母子家庭になった家庭に対する支援についてであります。市営にはよい運営している市営住宅への入居については比較的安価で入居ができる反面、入居状況も厳しく定められており、さらに入居するための抽選などもしばしば行われております。民間住宅とは違い市営住居は、経済的に困窮している家庭への大きな支援ツールであります。母子家庭は経済的に困窮している家庭が多く、今後とも支援が必要であると考えております。

 そこで、現在の市内の母子家庭の世帯数及び母子家庭を市営住宅へ優先入居の予定はないか、お尋ねをいたします。



◎総務部長(山城馨) 

 おはようございます。それでは島袋賢栄議員のご質問にお答えいたします。

 AEDのコンビニ設置については、救急現場に居合わせた人が24時間体制でAEDを借用して救命処置が行えることから、全国の自治体で広がりつつあります。県内でも那覇市が平成25年3月に市内全コンビニ118カ所に、沖縄市が同年12月に市内全コンビニ43カ所にAEDを設置しています。那覇市では昨年6月に心肺停止状態で倒れた人をAEDで助けたという事例もあります。心肺停止の人に遭遇した場合、AEDを設置していれば救命できたと見られる事例が多く、後遺症も低減できると言われております。24時間営業で多くの人が出入りするコンビニにAEDを設置することができれば救命効果は大きくなることから、本市においてもコンビニへのAEDの設置を前向きに検討していきたいと考えております。ちなみに、市内公共施設等では現在39カ所にAEDが設置され、適切に管理されております。それから多くの方々が利用するゴルフ場においても、設置されていると伺っております。

 2点目の市民サービスに対する指定管理者制度の効果についてお答えいたします。指定管理者制度は公の施設の管理について、平成15年9月2日施行の地方自治法の一部改正により導入された制度であります。これまでの法改正以前において、公の施設の管理に関しては管理委託制度に基づき、地方自治体が出資している法人や公共団体、または公共的団体にしか管理を委託することができませんでした。これに対し指定管理者制度では、公の施設の管理主体を民間事業者、NPO法人等に広く開放し、民間事業者等が有するノウハウを活用することで施設の設置目的を効果的に達成し、住民サービスの質の向上や経費の節減等を図ることを目的としています。市では平成18年から指定管理者制度に移行し、現在85施設について指定管理者を指定しており、その中の70施設を自治会(区)が指定管理者の指定を受けています。自治会(区)以外では南城市社会福祉協議会や南城市観光協会、久高島振興会などがあります。

 経費の削減効果についてでありますが、各自治会(区)に指定管理している施設等は振興当初から自治会(区)へ管理委託をしており、職員の配置等がなかったことから具体的な額の算定はできませんが、仮に市が直営でこれらの施設を管理運営する場合、職員の配置や施設の維持管理等に多額の費用を要することから、指定管理したことによってかなりの経費の削減効果につながっているものと認識をしております。以上です。



◎産業建設部長(港川猛) 

 おはようございます。島袋賢栄議員の市営住宅への母子家庭の優先入居についてのご質問にお答えいたします。

 2月1日現在、児童扶養手当の受給世帯は525世帯となっております。また、市営住宅入居者のうち母子世帯は11世帯となっており、市内在住の母子世帯の市営住宅の入居率は約2%となっております。現在の市営住宅への入居は、公平・公正の観点から、基本的には希望者の抽選により運営しております。抽選を経ずに入居できる優先入居につきましては、災害時における住宅の滅失などの一定条件を満たしている方について行っております。しかしながら、母子家庭についてはこの一定条件の中に含まれておらず、優先入居の予定はございません。母子家庭については、家賃を算定する際に所得控除することにより対応しております。以上であります。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 先ほど部長は、この南城市ですね、39件ですが、これは聞いたら45台設置されているんですよ。それと市の管理とね、公共と介護施設等をあわせて、大体どのぐらいこの分配というのかね、件数としてどういうふうになっておりますか。



◎総務部長(山城馨) 

 お答えいたします。

 現在把握している39カ所につきましては公と言うんですかね、公共で、公で設置する部分でございまして、民間の福祉施設等で設置している部分については現在のところ把握しておりません。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 部長、これは45台なんですよ。私が言いましょう。市の管理が29カ所です。それと公共施設が8件、そして介護施設が8件です。そういうことで、私は前向きに検討するということですが、このAEDの一番の良さというのは、まず緊急に対応した場合はこの何と言いましょうかね、この後遺症が残らんということですね。とっても大事なんですよ。南城市でもあったでしょう、この守礼カントリーのほうで。あれはもう後遺症残らんでね、頑張っていらっしゃるということであります。そこで、このAEDについてはこの設置義務はありますか。



◎総務部長(山城馨) 

 お答えいたします。

 AEDの設置義務については十分に掌握しておりませんけれども、AEDについては当然設置したほうが望ましいというふうに理解をしております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 部長、これは義務にできないんですよ。というのはね、この管理する面がですね、もしですよ、この誤作動を起こしてやった場合、この設置したところは維持管理と言いましょうかね、不備を来してこれをやった場合、じゃあ賠償問題があるかと言ったら、これまた今まで法的にはないと書いてあるんですよ、厚労省からの。部長はもうちょっとこれ調べてこないと。

 そこで、今ちょっと読み上げますが、AEDの設置義務について、これは義務化はできないと。適切な管理が行われていない場合、人命及び健康に重大な影響を与える恐れがあるため、設置等に対して日常点検や消耗品の管理についての義務も発生すると。そのことから、設置者への負担は事故発生時の責任問題も生じるためとされておりますと。これは設置義務はできないそうです。

 そこで、今本市では9件のコンビニがありますね。大体これ全部入れたら270万ぐらいですよね。これ1件当たりどのぐらいですか、値段は。



◎総務部長(山城馨) 

 先ほどは失礼をいたしました。AEDについては設置義務はないということで理解をしております。

 それから市内のコンビニついては9店舗ございまして、AEDについては1器当たり約50万ということで理解をしております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 部長と全然話が合わないね。これ30万なんですよ。ただ聞いた。どのぐらい調べたかと思ってね。部長、これは30万円で買えますよ。それで今のね、とっても機械も上等になって、もう声が発声するんですよ。「何つけなさい」と。それで部長、今市が最初に入れたところは年度何年前からですか。



◎総務部長(山城馨) 

 お答えいたします。

 現在、AED設置したところで早いところでは役所のほうで、平成19年6月から入れております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 これは維持管理の面でお聞きしたいんですが、これバッテリーとパットの交換時期は何年毎にやるわけですか。



◎総務部長(山城馨) 

 大変申し訳ございません。交換時期については、何年かは掌握しておりませんが、所管の総務課ほか関係課においては適切に管理されているというふうに聞いております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 部長、バッテリーは4年に1回、そしてパットは2年に1回、そういう維持管理ができないところから、だから厚労省はこの設置義務がないと言っているんですよ。だから、最近は読谷のほうでね、こうして体育館のほうでそういう緊急事態、心肺停止があったもんだから、その中で最初に持ってきた機械がね、機械があんまりAED管理もしないで持ってきたもんだから、このパットがくっつかないわけですよ。だから、これはもうバッテリーは4カ年、パットは2カ年と、そういうふうに義務付けているわけでありますので、どうか今後本市においても再点検をして、ぜひこれは実現してください。大変なことになりますよ。コンビニでそういう前向きな答弁でございますので、ぜひ早急にですね、これはまた私も最初、じゃあコンビニに行ったこの職員も講習を受けんといかんのかと。そういう会社へ尋ねてみたら、これも設置するだけと。僕は研修受けんとどうするのかという質問を逆にしたら、これはただ設置するだけということでありますので、だから、もう那覇市も118件もこういうコンビニに全部もう完了、終了しているのでね、ぜひ南城市は9件でね、これ270万でできますよ。会社にこれちゃんと聞いてありますので、ぜひさっきの前向きな答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 10時22分)

     (再開 10時23分)

 再開します。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 先ほど部長は何、これ10件ぐらいですか、この指定管理を今やっているところは。特に久高島等においては、イラブーと言うのかね。向こう、また今度の3月ですか、更新時期が来ているんですが、もろもろを合わせてね、例えばがんじゅう駅、イノーとかね、緑の館とか、いろんな切符等々あろうかと思いますが、この辺のあれもやっぱり金額的にそういう数字的なのはわからないんですか。



◎総務部長(山城馨) 

 お答えいたします。

 自治会(区)については従来の方法と指定管理になって、極端な変動はないというふうに見ております。ただ、仮に市が指定管理した場合には、当然指定管理したほうが有利になりますよということを先ほど申し上げたところでございます。そのほかの団体については、今のところ私たちのほうではどれぐらいの節減効果があったのかなということについては、明確に掌握はしておりません。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 じゃあ、数字的にわからなければ、今現在、部長で把握しているこの良好な運営している箇所は何カ所ぐらいありますか。



◎総務部長(山城馨) 

 お答えいたします。

 現在の85施設について指定管理して、そのうちの70が自治会の管理だということを先ほど申し上げたところでございます。私どものほうでは、当然適切に管理をされているというふうに理解をしております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 全部良好な運営をしていると理解してよろしいですよね。そこでね、もし今後こういういろんな管理者が講習とかですね、こういう研修等々においては、そういうところはどういうところで、場所はどこでやるんですか。研修とか、講習とか職員のあれですよ。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 10時26分)

     (再開 10時27分)

 再開します。



◎市長(古謝景春) 

 島袋賢栄議員の質問にお答えします。

 こういう場合には、例えば久高振興会等々が経営している施設でしたら、久高の常会も含めてですね、どうするかということを議論させております。特にこの加工施設の場合、今までやってきた人たちがそれがうまくいっていないというようなことも含めて、久高全体で議論をさせるようにしております。そういった中でどうすべきかということを今議論をして、また将来の方向性を示していくというようなことを今やっております。その当初のいわゆる商品化するときも含めて、これはまた役場と相連携をしながら、いろんな形で役場がサポートできる部分はサポートしていくということでやっております。特に久高振興会の場合は4年目にして黒字になっておりますが、今もそういった健全な運営をしている中で大きないわゆる冷房とかの機器の交換の場合は、また役場がサポートするというような状況も含めて、常に相連携をしながらその運営を、順調な運営をしているということでございます。また、それと観光協会が指定されている部分については、それは当然それに関わる人件費等も含めて助成をしながら、その中で営利も含めてその採算ベースで頑張っているということでご理解をしていだだきたいと思います。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 あと2点ぐらい。今後ね、この指定管理者を請けようとする優良企業が来た場合ですよ、本市としては指定管理者を請けようとする場合にこの基準とかは設けてあるんですか。基準ありますか、基準。



◎総務部長(山城馨) 

 指定管理者の選定に当たっては、その要綱に沿って適切に判断をしております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 私の提案なんですが、これはこの第3者ね、この評価制度というのがあるんです。これは導入する姿勢はありますか。



◎市長(古謝景春) 

 お答えいたします。

 今、公共的役割をしている団体、いわゆる観光協会が今指定管理をしている部分が主でございますが、そのほかの指定管理というのは体育館と、またシュガーホール等、いろんな形に今からそういう方向性が出てくるものだと思っております。それは一つの公共性と非公共性といいますか、営利の部分というのもしっかり分けながら、その部分の基準というのは作成しなければいけないということで考えております。今の状況においては、そういったことはないんですが、将来においてそういう指定管理の部分はどんどんいろんな形で進めていかなければいけないと。給食センターもしかりでございますが、そういった方向性というのはやっぱり定めていかなければいけないと思っております。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 この母子家庭へのこういう優先入居についてですが、これは普通、すぐに私も調べてきたんですが、普通、弱者というんですかね。住民福祉の見地からでも、ぜひこれは優先すべきじゃないかと。ある町村を調べてみれば、やっぱり5から6割ぐらいはこれをやっていると。さっき部長は2%ちょっととあるもんですからね。ぜひですね、この申し込み者の区分といいましょうか、こういう母子家庭を支え合うというんですか。こういうふうに、特に住民福祉というのがよくうたわれている中で、ぜひこの辺は前向きに検討してほしいんですが、再度お伺いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えいたします。

 我々としてもぜひ母子家庭を優先に入居させたいということはやまやま思いますが、しかしながら、制度的に公平・公正の観点から、今のところはそういう制度もございませんので、公募して抽選しております。去年の例を見てみますと、空きが2部屋ございまして、3名の方が、これは百名団地です。3名の方が応募をしております。そういう空きが2つの中ですね、母子家庭を優先ということになりますと、どうしても一般の方々が入居できないという状況にもなってきます。そういうことで、今後市営住宅の建てかえ等による増築、増改設、さらに新築等があれば、この制度もお互いにまた検討をして構築していく必要があるかと、そのように思っております。以上であります。



◆14番(島袋賢栄議員) 

 部長、そのお考えですね、最近そういう声が私に聞こえてくるもんだから、今日はこういう形で質疑をしているんですが、ぜひともですね、やっぱり弱者、住民福祉の見地からぜひ前向きに検討をお願いいたします。以上です。ありがとうございました。



○議長(照喜名智) 

 一般質問を続けます。

 次の質問者、比嘉直明議員。



◆11番(比嘉直明議員) 

 おはようございます。今月末にて定年なさる職員の皆さん、長い間、本市の発展と創造のためご苦労とご尽力を尽くしていただき、心より感謝いたします。また今後とも協働のまちづくりに関わりを持ち続けることを期待いたします。

 今回は3点お願いしたいと思います。まず、ブックスタート事業についてお尋ねいたします。ブックスタート事業は1992年にイギリス国において取り組みが始まり、日本では2000年から市、区町村の自治体が事業として866の自治体が取り組み、県内では21市町村が取り組んでいます。本市はこの事業の重要性をどう認識しているのか伺います。残りの2つは自席にて行います。



◎教育部長(當山達美) 

 おはようございます。比嘉議員の1点目のブックスタート事業の重要性をどう認識しているのかについてお答えをいたします。

 南城市においては2008年から毎月1回実施されている4カ月の乳児から3カ月乳幼児健診の空き時間を利用して、乳幼児及び保護者に本の読み聞かせを実施しております。南城市のブックスタート事業は絵本の楽しさ、大切さを実感する機会を提供し、乳幼児の時期から読み聞かせの方法や大切さを伝えることで、本と触れ合う最初のきっかけをつくることを目的としております。絵本を通じて親子で楽しい時間を分かち合い、子供の成長に応じて、その時期に合った本と出会うことで、赤ちゃんの心と体が豊かに育つことができると考えています。本市のブックスタート事業では本のプレゼントは行っておりません。しかし、読み聞かせの方法や本を介して赤ちゃんとの触れ合いの仕方など、ブックスタートの趣旨を十分に生かした事業になっております。今後とも実施していきたいと考えております。以上です。



◆11番(比嘉直明議員) 

 答弁によりますと、本のプレゼントは行っておりませんという回答です。これが重要なんですね。本のプレゼントじゃなくて、手渡すんです。手渡す。差し出すんじゃなくて、手渡すんです。ここが重要なんです、このブックサービス事業の。そこで、私は0歳児健診、BCGとか予防接種等に必ず受診されますね。そのときに行っていると思っていたんですが、これは今本市がやっているのはブックサービスのサポートをやっているんです。サポートそのものを。それでは事業には成り立たないんですね。乳幼児はですよ、0歳児ですね、約10カ月間、母親の胎内で成長します。そして、生まれてきて0歳児はこの母親の体温、心臓の音、それから匂い等も含む。全て生まれてからこの母親に対して強い認識を持つわけです。親子の触れ合い、子育て支援、本を親しむ環境づくり等は取り組んでおりますけれども、このサポート役も行政と住民が協働して行うまちづくりにはなっていないと、僕はそう思っています。というのは、今この部長のおっしゃっている取り組みで予算を約20万ほど消化していると思います。この20万はいわゆるサポートに対しての報酬です。違いますか。報酬です。これでは協働のまちづくりとは言えません。市長がおっしゃっている協働のまちづくりというのは、有償ボランティアじゃなくて無償ボランティアを置いて、一緒にまちをつくっていこうと、そういう意味だと私は理解していました。

 部長、重ねて再度お尋ねしますが、現在取り組んでいる、この予算も費やしている、20万で本を買って手渡す。そういう取り組みに変えていただけませんか。お願いします。



◎教育部長(當山達美) 

 比嘉議員の再質問にお答えをいたします。

 ブックスタート事業のスタートについては、生まれた子に、赤ちゃんに、保護者に本をあげて保護者が赤ちゃんと一緒に本を開く。そういったところからスタートしていると思っております。これも南城市の平成20年の9月の議会でも、今のこの話、質疑がありました。そのときも教育長、市長も考え方は一緒なんですが、本をあげる、プレゼントする、そういう時期ではないでしょうと。南城市は南城市の基本として図書館にある本を持って、この母親、赤ちゃんの保護者に対して絵本の大切さを教えると。そういったところからスタートするということで、図書館を利用してプレゼントをすることも、要するにプレゼントをすることも大変意義はあるんですが、絵本を介して赤ちゃんとお母さんが交流する体験をつくり、これは読み聞かせの中にも入っていると思っておりますので、南城市の考え方からすると絵本を読んであげるといったところで、今からも行っていきたいと思っています。



◆11番(比嘉直明議員) 

 本市は確かに図書館の整備も順調に進んでおり、利用という面では便利かと思いますが、実際問題、生まれたばかりの赤ちゃんを抱えて図書館に行きますか、という話になりますね。乳のみの赤ちゃんが寝ているか、授乳しているか。あるいは泣いているか。その0歳児を抱いたまま図書館を利用できるかというと、果たしていかがなものかなと。時間的、それからウチナーンチュは母親もパート、それから仕事に就いています。帰ってきて後、子供を迎えて、本当にそういう時間が、図書館を利用できる時間があるのかなと、そういう疑問に思います。ですから、私は先ほど申し上げた本を差し上げるというのは大事かと思います。そして、ここで問題なのは、有償ボランティアの20万をこれに変えられないかという話なんですよ。私はこのボランティアの方たちは、絶対理解してもらえると確信しています。絵本は、絵本といっても、こう0歳児ですから、文字はありませんね。絵です、絵だけです。こうパラッ、パラッとまくっていく。それを母親はお腹の上に赤ちゃんを抱いて見せて思いを伝えるわけですよね。価格としては350円から500円です。そんなもんです。南城市は年間どのぐらい生まれるかというと、出生が年間約400人です。500円で計算しても20万円の枠に収まるんですね。また、そのことがその幼少時にそういうことを取り組んできた子供たちが、赤ちゃんが、やがて幼稚園、小学校、中学校へ入学すると、これは多大な効果を生みます。何が言いたいかといいますと、それは学力向上です。この地道な取り組みですが、必ず学対に大きな成果を生むと私は確信しています。部長、今の意見はどうお思いでしょうか。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 10時46分)

     (再開 10時47分)

 再開します。



◎市長(古謝景春) 

 これは政策的なものになりますから、私からお答えをいたします。

 私は、上げるから子供がその本に親しむということは、まずないだろうと思っております。身の丈に合った個々のやり方をというのをもっと充実させるためには、いわゆる4地区に私どもは図書館がございますから、その本をもっと充実させたほうがいいだろうというようなことで、そのブックスタートの趣旨というのは十分理解をしておりますが、あげるという行為については、私も子育てをしてまいりましたし、また孫の面倒も見てきましたけれども、1冊見たらもう見ないんですね。そのまま家のどこかに置いて、それが本当に毎年、この20万ずつあげていいのかというようなことが、私は少し疑問があります。もう少し子供たちがこの図書館に行けるような環境をつくって、ぼんぼん借り入れをして、そして読み聞かせをするというようなものが、私はむしろ協働のまちづくりという基本からすると、読み聞かせのメンバーもいるわけですから、そういった方々がどんどんそういうことを、子育ての子供、親も含めてその環境をつくってくれるというのが私は好ましいと思っております。そういったことで、今もう少し検証しながら、そういったものが本当に、あげるだけの行為というのはもう少し考えたほうがいいんじゃないかというようなことで、今政策というのはやっておりません。決して、ブックスタートを軽く見ているということではなくて、大変大事な子供たちの教育においても、また常識を含めても大変大事な行為でありますが、その行為自体をちょこっと親が本を借りる行為をすれば、これは十分役割として果たすわけですね。そういったことを常に本を変えながら子供たちに読み聞かせをするというようなことが継続的にできれば、私はもっともっと子供たちの教育については素晴らしいものができるものと思っております。今、ボランティアについてのことがあります。それがそこに変えるという趣旨よりも、私どもの今方針として、政策として、私はそういうふうに考えたら、まだブックスタートを上げるという行為自体は私はまだ理解をしていないということで、今ずっと継続しておりますけれども、確かに小さい金ではありますけれども、そういうことではなくて、もっと効果を出せるようなことができないものかと。むしろボランティアの読み聞かせの方々がもっともっと多くなって、それを子供たちを集めていろんな会話をしたり、触れ合いをしたりというようなことが地域でできないものかというふうなことをしっかりやった中で、そういったことも含めて議論をすべきだということを考えております。南風原の例を見ますと、子育ての子供たちを集めて、その子供たちと一緒に語らいながらいろんなことを、子育ての支援をやっております。我が南城市でも今少しずつやっておりますけれども、そういったことの触れ合いの場を設けていくという。その中でここで本の読み聞かせをするとかということをすれば、もっともっとこの全体として盛り上がってくるわけでありますから、そういったことを含めてですね、私は制度的にその部分が先決じゃないかと、先にやるべきじゃないかというようなことを考えているところでありますから、子育て支援というのはもっと充実した中で考えてまいりたいと思っております。



◆11番(比嘉直明議員) 

 確かに市長がおっしゃるとおり、その読み聞かせ、図書館の利活用等を考えますと、その方向性も重要だと私も思います。ただ、先ほども申し上げましたけれども、教育委員会で事業をなさっている学力向上対策は年間400、たしか79万の予算をかけています。私はその479万の使い道を拝見させていただきましたけれども、一番やっぱり使っているのは調査費なんですね。県外へ行く調査費。それがおおむね占めております。学対というのは、これは合併以前からずっと事業を継続してきました。ある成果を生み出しています。当然、南城市の子供たちは県平均、あるいは県平均以上の成績をおさめるようになっています。ところが、全国に比較するとまだまだもうちょっと頑張れるかなという段階なんですね。段階なんです。それをステップアップしていくにはどういう取り組みが必要なのかなという発想から、このブックスタートを私は考えているんです。この学対の479万の予算、そこからでも捻出していただいて、今、市長は先ほど本をサービス、差し上げると言いましたけれども、手渡す。手渡せば、この子供たちが必ずや大きな成果を生むと確信しています。どうか前向きなご検討をよろしくお願いいたします。市長は笑ってますけど。



◎市長(古謝景春) 

 再度申し上げます。私はお金の問題ではないということで、ブックスタート自体の趣旨は十分理解をしているということです。差し上げるという行為自体が、本当に完全に効果があるのかということを疑問に思っているということでありますから、お金の問題ではないということはぜひご理解をしていただきたい。もっと全体としてやるべき内容の部分を充実したほうがいいですよというふうなことでありますから、ブックスタートを否定するわけでもございませんし、それをただ単に1冊あげればそれで用を足すというようなことではないだろうと思っています。もっと我々が南城市でやるべき子育て支援というのは十分ありますから、それを読み聞かせを含めてしっかりやっていくような協働体制をつくっていくことが私は大事だということを言っているわけでありますから、決してこのお金のことではないということをご理解していただきたい。



◆11番(比嘉直明議員) 

 次の質問に移ります。南城市地域物産館についてお尋ねいたします。地域物産館道の駅は道路利用者のための休憩機能、そして地域の人々のための情報発信機能、また地域の連帯機能と3つの機能を併せ持っています。2013年10月11日付で、全国では1,014カ所の国土交通省へ登録されています。本市は地域物産館も登録申請中と認識していますが、これまでの進捗状況について伺います。



◎企画部長(新屋勉) 

 おはようございます。比嘉直明議員の南城市地域物産館にかかる道の駅としての進捗状況についてお答えします。

 現在、国土交通省へ道の駅としての登録申請は行っておりません。道の駅としての登録につきましては、これまで南部国道事務所と登録申請に向けた調整をしてきたところでありますが、課題もあることから、今後も協議が必要であると考えております。その課題としましては、道の駅の要件の一つとして、24時間トイレを開放すること、それから駐車場の確保、公衆電話の設置、そのほか維持管理費のコスト増になるということであります。また現在、南部東道路の佐敷玉城インター周辺に観光振興拠点地として公共駐車場の整備を進めております。その拠点地を道の駅として登録することも視野に入れて検討していく必要があると考えております。地域物産館を国土交通省への道の駅として登録することにつきましては、観光客の誘客増に繋がる反面、来場者の駐車場の確保等の課題もあることから、平成26年度策定予定の観光施行計画評価・検証、アクションプラン策定業務の中で検討していきたいと考えております。以上です。



◆11番(比嘉直明議員) 

 公共駐車場と一緒に考えていくという答弁ですが、私がこの質疑を出したのは、もうちょっと収益とか利益とか、そういうものがつくれないかなという気持ちから出したんですね。確かに、現在1日平均1,000名から1,500名、1日平均1,200名ぐらいかな、物産館に訪れています。それ以上に集客ができる位置だと私は思っています。それにはやっぱり国道であるこの道路標識で道の駅として登録すれば、一番都合がいいのかなと思っています。ですから、これからは今後の話になると思いますけれども、ぜひ物産館も確かに課題はありますけれども、駐車場の問題、トイレの問題等の課題はありますけれども、それをクリアして道の駅の登録を行っていただきたいと強く要望いたします。

 さらに申し上げますと、この道路の横断ですよ。これは何とかならんかという気がしますね。あの国道の横断。そこから身障者、車椅子が通れるくらい、利用できる歩道橋、それがあるともっと良くなりますね。何を考えているかというと、新都心のDFSギャラリアの前の遊歩道を見て、ちょっと思い出してもらえませんか。そこには2階、この遊歩道の2階部分に上がるにはエレベーターで上がるんです。エレベーターで上がって、通常の平らな道を歩くような感じの歩道なんです。ですから、物産館側は地理的に低いわけですから、そこからエレベーターで上げて歩道橋がつくれないかなと。実は、私はそこまで考えているんですね。このスロープを緩やかにして、身障者でも通れるような仕組みを。そこまでやれば、まだまだあの一帯は伸びてくると確信しています。そして地域物産館のあり方も最終的になっていくのかなという気もします。これには莫大な予算もかかるわけですけれども、やっぱり思いはですね、つくった以上は成功させなきゃ、確かなものにしていかなければなりませんねという話なんです。それがあるとこの道路の横断に関しても、歩道橋等の設置があればもっともっといい施設になっていくのではないかと。欲を言えば切りがありませんよ。例えばモノレールの、空港を思い出してください。モノレールおりると動く歩道というのがありますよね。歩道がエスカレーターみたいに動いているんです。あれは動く歩道と言っていますね。そこまでやれとは言いません。それに近いエレベーターで上げてですね、2階からこう車椅子でも通れるような歩道橋の設置、そこまで整備していただきたいなと強く要望します。その点について見解を伺います。



◎市長(古謝景春) 

 大変素晴らしいご提言ありがとうございます。あの地域はまた景観も配慮しなければいけないというふうなことで、向こうに桁をつけると全部見えなくなるということもありますし、その部分も含めて全体的にどうあるべきかというふうなことは少し議論をする余地があると思っております。危険性を除去するというのは、当然そういった歩道橋を設けるのはいいかと思いますけれども、お客さんの入り込みというのはそんなに変わらないだろうと私は踏んでおりますが、その物産館の誘導の仕方をどうするかというのは、今の道の駅の部分というのは大変大事なことであります。それは今すぐやると駐車場がパンクするんじゃないかということも、それを確保することが先決じゃないかということで、今、主管課のほうでもその方向で今交渉に当たっておりますが、全体計画として今この動線の流れをどうするかということも含めて、委託でそれをきっちり方向性を定めた上で実施していこうというふうなことを考えておりますので、ひとつよろしくお願いします。



◆11番(比嘉直明議員) 

 次の質問に移ります。市道仲程〜南風原3号線、この道路は大里時代からの懸案事項だと思っております。この道路の整備計画について、今後の整備計画について伺います。



◎産業建設部長(港川猛) 

 比嘉直明議員の市道仲程〜南風原3号線の今後の整備計画について、ご質問にお答えします。

 市道仲程〜南風原3号線については主要幹線道路、地域幹線道路を補完する補助幹線道路として位置付けがあり、南部東道のインターチェンジアクセス軸や、知念・佐敷からのアクセスを担う道路、また通勤・通学道路として重要路線として認識をしております。今後の道路整備計画でありますが、南城市道路網整備計画の中で市道仲程〜南風原3号線は長期整備計画路線として位置付けされており、平成33年以降とありますが、西原南風原線の整備が完了すると交通量の増加が見込まれますので、道路整備計画の見直しを含めて検討していきたいと考えております。以上であります。



◆11番(比嘉直明議員) 

 しっかりこの道路は整備していく必要があると思います。通学というのもありますが、また4月からはごみ収集車の、大里地域はこの道路を利用すると思います。そういう意味では必要じゃないかなと思っていますから、ぜひ盛り込んでいって、実現に向けて取り組んでください。以上で終わります。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 11時05分)

     (再開 11時20分)

 再開します。

 次の質問者、屋?宣勇議員。



◆17番(屋?宣勇議員) 

 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。チャーガンジューシー、アッチミセービーガヤーサイ。今朝の新報、タイムス両紙に私の一般質問を後押しする記事が載っておりました。消費者被害6兆円と。昨年度ですね。今日の新聞ではないんですが、消費者庁の情報で平成24年度、消費者のこの消費額ですね。消費額が283兆円ということで、もう国家予算の3倍をお互いが消費に使っているという実態がございます。それでさまざまな社会的な問題が出ておりますので、それを背景にして一般質問を進めてまいりたいと思います。

 まず、今日はもう主たるものは1点であります。消費者教育の推進についてでございます。平成24年8月、国会において消費者教育の推進に関する法律、消費者教育推進法が可決成立しております。この法律は消費者の保護からさらに踏み込んで、消費者自らの消費生活に関する行動が現在及び将来の世代にわたって社会経済情勢及び地球環境に影響を及ぼすことを自覚して、消費者の自立を支援する目的で制定されております。そのために幼児期から高齢期まで学校、家庭、地域、職域等において食育、環境教育、国際理解教育、法教育等を含めた消費生活に関連する消費者教育の推進を基本理念としております。そして国の責務、地方公共団体の責務を定めて、年齢等に即した体系的で教育の場所を問わない多角的視点と、各種教育施策の有機的な連携を図って、国民一人一人が消費者、市民社会の担い手として参画することを内容としております。そこで以下のとおり質問をいたします。

 (1)南城市消費生活相談室の機能拡充について。?消費生活の被害、悩み解決の相談活動に加えて、被害・悩みの実態分析を生かした消費者教育、出前講座等の啓発活動の機能拡充ができないか伺います。

 (2)南城市食育推進計画の策定について。?南城市食育推進計画の運用状況について伺います。?食育と消費者教育の有機的な連携について伺います。

 (3)南城市環境基本条例について。?南城市環境基本条例及び環境基本計画で定められた環境教育・環境学習の推進が具体的にどのように実施されているか伺います。

 (4)幼・小・中学校における消費者教育の推進について。?幼・小・中学校における消費者教育はどのように実施されているか伺います。

 (5)地域における消費者教育の推進について。?ミニデイサービス、高齢者等関係団体、地域関連行事等において消費者教育はどのように実施されているか伺います。

 (6)消費者教育推進地域協議会、消費者教育推進計画について。?消費者教育推進法でいう市町村単位での消費者教育推進協議会の設置及び消費者教育推進計画の策定について、南城市で取り組む計画があるか伺います。よろしくお願いいたします。



◎市民部長(永村玲子) 

 屋?宣勇議員の消費者教育の推進に関するご質問について、順次お答えいたします。

 まず1点目の南城市消費生活相談室の機能拡充につきましては、現在本市ではNPO法人消費センター沖縄と「消費生活相談員委託業務」を締結し、公休日を除く毎週火曜日10時から12時、午後1時から4時まで大里庁舎2階に南城市消費生活相談室を開設し、専門相談員による消費生活相談を実施しております。消費者教育、出前講座等の啓発活動につきましては、県民生活センターの消費者教育講座を活用し、高齢者団体等へ講座開催の呼びかけを行い、希望する団体において実施しております。本市と委託契約を締結しているNPO法人消費センター沖縄は、県民生活センターの業務も受託しており、本市に派遣されている相談員が本市の相談内容の分析、事例等も踏まえた消費者教育、出前講座等を実施している状況であります。今後は各種団体等への呼びかけを強化し、さらなる啓発活動の機能拡充を図っていきたいと考えております。

 次に2点目の南城市食育推進計画の運用についてのご質問にお答えいたします。本市において「南城市食育推進計画」については策定せずに、健康増進法に基づいて平成25年度に策定しました「健康南城21計画(第二次)」の中に包含して「食育」に取り組んでいるところでございます。子供たちの健やかな成長や市民が健康な生活を送るため、生活習慣病予防の観点から食育の単なる周知にとどまらず、「親子手帳の発行時」、「妊婦教室」、「乳幼児健康診査」、「特定健診の結果返し」、さらに平成25年度から実施しております「中学生の生活習慣病健診の結果返し」などの機会に市民一人一人がそれぞれのライフステージに対応した適正な食品(栄養素)摂取ができるよう、食育活動を精力的に行っている状況であります。

 次に食育と消費者教育の有機的な連携についてでありますが、食育は食に関する消費者教育と重なります。消費者が大量生産、大量消費、大量廃棄の経済の波に流されてしまう存在から、一人一人が食品の安心、安全という最も基本的なことに関心を持ち、食品に関わる様々なことに思いをはせることができるように、これまでの消費者教育・啓発の取り組みに一工夫、一言つけ加えることで、食育と関連した消費者教育を行うことができるものと考えます。消費者教育講座等へ講師を派遣している県民生活センターにおいては商品テストに関する業務もあり、食品の添加物等の実験、食品表示等なども絡めて、食品と関連して消費者教育の推進を図っております。本市においても自ら食品の選択ができるよう、メニューのエネルギー表示や油の量、砂糖の量、1日の野菜必要摂取量等の食品表示を玉城庁舎1階正面玄関に1カ所、大里庁舎1、2階のフロアに3カ所、保健センター内に1カ所、市民の目に触れやすい場所に常時展示しております。

 次に3点目の南城市環境基本条例について、環境教育・環境学習の推進が具体的にどのように実施されているかについてでありますが、学校教育においては毎年11月の第3水曜日を「環境教育の日」と定め、各学校においてそれぞれの実情に応じた体験活動・調べ学習・講話などを実施しております。また環境教育の推進に向けて、毎年小中学校より各1校をモデル校として位置付け、指定を受けた学校では日常的に取り組んだ内容をより意識した環境教育を計画し、周知を図るなど具体的に実施しており、ほかの小中学校においても日常的な取り組みを実施しております。

 さらに市民を対象とした環境教育・環境学習の推進については、事業者及び市民等が環境の保全及び創造についての理解を深める施策として、毎年、事業者や市民に呼びかけて雄樋川クリーンアップ作戦を実施しており、継続して行うことにより雄樋川は以前に比べて水質も良好になりつつあります。このことは市民の環境保全に対する意識の高揚に繋がった結果だと理解しております。また、これからの川づくりについて考えていこうと、沖縄玉水ネットワークと協力して「雄樋川・天願川 川づくり観察会」を実施し、雄樋川の現場において河川全体の自然の営みを視野に入れた川づくりについて学習し、うるま市天願川では住民による川づくりの現場を視察。その後「天願川生き活き会」と天願川の河川浄化活動を通してのまちづくりの取り組みについて意見交換会を開催しております。

 また、親子がともに環境について学習する機会を設けるため、親子を対象に遊びながら学べる「ECO買い物ゲーム」という出前講座を児童館で実施するとともに、学校での自然環境の観察会や環境に配慮した掃除の仕方を学習するなど、子供たちの環境学習の授業の際に、市職員や地域のボランティアである環境クリーン指導員を派遣し、学校現場への支援にも取り組んでいるところでございます。以上、環境教育・環境学習の推進については、南城市環境基本条例及び環境基本計画に基づき関係各課と連携し、横断的に取り組みを実施しております。

 次に6点目の消費者教育推進地域協議会の設置、消費者教育推進計画の策定につきましてはご承知のとおり、消費者教育の推進に関する法律が平成24年8月20日に閣議決定され、22日に公布、12月13日施行されました。同法第20条で消費者教育推進地域協議会の設置につきましては、都道府県、市町村の努力義務として明記されております。消費者教育推進地域協議会の設置状況については、現在のところ全国の市町村で2自治体、沖縄県、県内市町村においては未設置となっております。国においては地方公共団体に制度の具体的な取り組み等について情報提供や支援を行うこととされておりますが、同法についての説明会等も今後行われる予定であり、現在本市において同協議会の設置について検討を行う状況にはございません。今後、国の支援、県や県内市町村の取り組み、動向等の情報収集をした上で検討していきたいと考えております。また、消費者推進計画の策定につきましては、同法第10条の規定において、市町村は国の基本方針、都道府県消費者教育推進計画を踏まえて策定するとされていることから、県の推進計画策定後に検討していきたいと考えております。以上、市民部関連の答弁とさせていただきます。



◎教育部長(當山達美) 

 屋?議員の消費者教育の推進について、(4)?の幼小・中学校における消費者教育の実施状況についてお答えをいたします。

 学校における消費者教育の教科に関する主な内容といたしましては、小学校は家庭科で「物や金銭の大切さに気づき、計画的な使い方を考えること」、「身近なものの選び方、買い方を考え、適切に購入できること」があります。中学校では社会科で「金融教育などの仕組みや働き」、家庭科では「販売方法の特徴について知り、生活に必要な物資・サービスの適切な選択、購入及び活用ができること」などがあります。そのほかにも総合的な学習の時間や道徳、特別活動等を通して行っている環境教育や食育、国際理解教育等も消費者教育と重なる部分も多くあり、その関わりを意識し消費者教育を実施しております。以上です。



◎福祉部長(小谷肇) 

 おはようございます。屋?宣勇議員の消費者教育推進について、(5)地域における消費者教育、?ミニデイサービス、高齢者等関連団体、地域関連行事等において消費者教育はどのように実施されているかについてお答えします。

 地域ふれあいミニデイサービス事業における消費者教育につきましては、定期的ではありませんが、委託先である社会福祉協議会と連携し、県消費者生活センター担当による「消費者教育講座」や与那原警察署駐在員による「交番講座〜オレオレ詐欺」、「高齢者安全対策講座」等の開催を通して高齢者の詐欺等被害防止に努めております。また、市内でも発生しました両替詐欺未遂等、高齢者を狙った事件の発生情報が入り次第、ミニデイ担当者によるチラシの配布等の注意喚起を行っております。市老人クラブ連合会等に対する消費者教育の取り組みにつきましては、特に実施はしておりませんが、市の消費者生活担当部局、県の消費者生活センターとの連携、情報の共有化を図り、高齢者が詐欺事案等に巻き込まれないように消費者教育に努めてまいります。



◆17番(屋?宣勇議員) 

 ありがとうございました。1から6まで質問をしたわけですけれども、1から5までは南城市での取り組みの実情ということで、この消費者教育法ができて、その中身を見てみますと、南城市というのは結構取り組んでいる部分が多いなというのがこの印象として持ちました。今日の参考資料ということでA3サイズで配っておりますけれども、大体南城市の取り組み状況をイメージしますとダブる部分も多々あるかと思います。市民部長からございました健康南城21計画(第二次)ということで、第2期特定健康診査等実施計画ということで、これが平成25年3月に策定をされたということで、これと今回のこの消費者教育法を照らし合わせてみますと、非常にこの類似している部分が多いということがございます。そこで、大体はもう先ほどの答弁である程度理解できましたので、この消費者教育推進法と、それからこの南城市の取り組みの現状を照らし合わせながら、一つ一つこの確認をして再質問に繋げていきたいと思っております。

 まずこの消費者教育法の概要としては、大体5つぐらいの大きな論点テーマがございます。1つ目はこの目的で、どの法律にもございますけれども、国民の生活の安定と向上に寄与するということで、これは自ら考え、自ら行動するという自立した消費者の育成が最近特に必要性を、いろんなこの問題が発覚する中で出てきているということで、この法律ができたということであります。

 2点目のこの基本理念、これが非常に重要になってまいります。消費生活に関する知識を習得し、適切な行動に結び付ける実践的能力の育成を図るということで、この消費者教育における教育とは何なのかという位置付けがこの基本理念のほうで示されております。先ほどのこの健康南城21のですね、58ページか、21の1のほうで似たようなものは、例えば生活習慣病の基本的な考え方ということで、生活習慣病予防のためにはライフステージを通して適正な食品、栄養素摂取が実践できる力を十分に育み発揮できるように支援をしていくと。それから特定保健指導の基本的考え方ということで、特定保健指導は内臓脂肪型肥満に着目し、生活習慣病を改善するための健康指導を行うことにより、対象者が自らの生活習慣における課題を認識し、行動変容と自己管理を行うということで、行動変容というのは実際に体を動かし、生活様式を変えていく。その中で自己管理をしっかりやっていくというのが保健指導の基本的な考え方なんだと。これはある意味、この消費者教育基本法の基本理念とも相通じるものがございます。

 それから3つ目のテーマとしては、消費者教育推進の柱が大体3つぐらいございます。1つは、消費者は保護から今後は自立支援のための教育を推進していくということで、保護から教育のほうに力点が移っていったということでございます。それから2つ目には、消費者教育は全市民を対象にあらゆる場所で推進をしていくということで、幼児期から高齢期までの段階的な特性に配慮して学校、家庭、地域、職域で推進をしていくと。これはこの健康南城21によりますと、この21の第二次の計画の対象ということで、この計画は乳幼児期から高齢期まで全てのライフステージに応じた健康増進の取り組みを推進するため、全市民を対象とすると。そして、この健康を支えるための社会環境の整備ということで、個人の健康は家庭、学校、地域、職場等の社会環境の影響を受けることから、国民が主体的に行うことができる健康増進の取り組みを総合的に支援していく環境の整備を図っていくということで、この辺もこの南城市がつくった健康南城21(第二次)と相通じるものがございます。そして、3点目は他の教育と有機的な連携を図っていくということで、先ほど言いましたけれども、食育、環境教育、国際理解教育、金融経済等の法教育ということで、これが本来のこの消費生活というものに他の教育と連携をしながら、有機的に教育を推し進めていく必要があると。この4つというのは、近年、消費者の自立支援に不可欠な教育啓発の活動であると言われておりまして、消費者教育が十分に機能をしていないのは、この4つの教育が連携されていないからだというふうな反省のもと、この消費者教育推進法ができたようでございます。これを南城市のほうでは関係機関との連携ということで、庁内のこの関係機関と連携を図っていくということは当然ですけれども、医師会や歯科医師会、薬剤師会、それから健康づくり推進協議会や他のこの団体等と関係機関と行政が共同して進めて、この健康南城21というのは推進をしていくというふうなことで、これもこの相通じるものがございます。

 そして、次4点目には市民の将来像をこの消費者教育基本推進法の中にはうたわれております。市民消費者を消費者市民社会実現の担い手として位置付けて、公正かつ持続可能な社会形成の担い手としているということでございます。これについては南城市環境基本計画、平成24年4月に作成した資料で、市長のほうで初めのところで述べておられます。この本計画はこの南城市環境基本計画ですね。本計画では本市が目指す将来の環境像として、海と緑と光あふれ、持続可能な社会を実現する南城市を掲げて取り組んでいくというふうにうたわれております。

 そして5点目に我が国、そして特に南城市民の今日的課題の解決をこの推進法では提起しているということで、消費者教育で一体何を実現しようとしているのかということで、これは大きく2つございます。1つは、循環型社会の実現を図っていくということで、生産、流通、消費、廃棄、再生、これの循環を持続可能な社会として実現を図っていくと。そのためには、児童から高齢者まで年齢に応じた知識の習得と実践的能力の育成が求められているということでございます。今回、南城市内で一般廃棄物の最終処分場建設も決まりまして進めておりますが、このような視点から見てくると理解も深くなってくるのかなと思っております。もう1点の柱は、消費者個々人の安定した生活を実現するということであります。食育、環境教育、国際理解教育、金融経済等の法教育で消費者としての知識を習得し、適切な行動に結び付けて実践的能力を身に着けると。そうすることによって、冒頭で出ました消費者庁の資料であります。悪質業者と消費者とのトラブル、高齢者等を狙ったさまざまな詐欺被害、これらを防止し解決を図っていくということで、このように消費者教育推進法を見てまいりますと、我が南城市が取り組んでいる課題解決に向けてのさまざまなテーマと非常に類似をするのがございます。先ほどのこの健康南城21計画(第二次)というのは、ある意味では今回のこの消費者教育法と照らし合わせて検討をしていくならば、私は素晴らしい内容の南城市の消費者教育の推進計画というのが策定できるんじゃないかと思っております。それで時間がございませんので、それぞれのテーマについてはさておき、まずこの県が策定した後に検討するということでございましたが、私はもう今から南城市では準備ができると、南城市独自のこの推進計画策定に向けて準備ができると思いますので、これはどの所管課が担当して進めるのか。市民部長、ひとつお願いします。



◎市民部長(永村玲子) 

 屋?議員の再質問にお答えいたします。消費者教育の推進につきましては、屋宜議員の述べたとおりだと理解をしております。今後、推進協議会の設置、消費者教育推進計画につきましては、所管は生活環境課、市民部になるというふうに考えております。ただし、地域の特性を踏まえた推進計画ということになりますと、現在、市においては県と連携をして消費者教育を進めているという状況にありまして、いろんな課題を抱えている現状において、すぐさま推進計画を策定する必要があるかどうかも含めて、今後、県の動向等を踏まえて進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。



◆17番(屋?宣勇議員) 

 教育長にお伺いします。このように今度、消費者教育推進法というのができまして、教育という視点が非常にこの生きる力を幼い頃から培っていって、大人になって高齢者になっても生きる力を培っていくためには、やっぱり消費者教育が大事だと。しかも、消費者教育というのは非常にいろんな多方面に繋がっていると。これを学校教育でどうやっていくかと。実は、これまでやろうとしてもなかなかできなかったのは、その専門の先生方がなかなか見つからない。それと学校教育全体の中でこの消費者教育の時間がなかなか見出せないというふうな課題として国は挙げております。そういう意味で、南城市としてこの消費者教育をこの学校現場で、あるいは幼稚園で推進していくためにどうしたらいいかというふうな部分を、教育長の所見をお伺いしたいと思います。



◎教育長(高嶺朝勇) 

 お答えをいたします。

 南城市では環境教育の日というのを定めました。当初、私は条例にしたいと思ったんですけれども、ちょっとそこまではいきませんでしたが、先生方には環境教育は将来教科になるのではないかと私は言っているんです。今、地球温暖化がすごい進んで、昨日のテレビニュースでしたか、このまま温暖化が進めば災害に遭う、災害をこう何ですか、修復する費用がすごい膨らむというふうなニュースもありました。ですから、環境教育は非常に重要になる。これは今、消費者教育とも切っても切れない関係であります。環境に優しい消費、あるいはエネルギーを使い過ぎないとか、そういうふうなことと非常に関連をしております。それで環境教育の日を通して、実は幼稚園から中学校までですね、この日は意識をして体験的な環境学習をしてほしいということでお願いをしています。机の上のお勉強だけじゃなくてですね、学校でそういうことを中心にやりますが、先ほど答弁がありましたように、家庭科、社会科、あるいは理科、総合学習、いろんな立場で消費者教育の実践をしております。今後は、私はこれは幼児から高齢者までですから、ムラヤー構想との関係で各公民館でさまざまな社会教育としての事業を展開して、消費者教育を充実させないといけないと思っております。

 少し長くなって申しわけありませんが、例えば私なんか年代は航空券を買うのにインターネットではちょっと買わない人が多いんじゃないかと思います。しかし、うちの息子たちはもう当然のようにネットで買います。こういうふうな時々刻々と変わる消費生活、こういうふうなものに対応できる市民にするためには、学校教育だけではもう修了できないんです。ですから、社会教育でやるしかない。一方で消費者教育の非常に根幹の部分、この部分についてはどうしても学校を卒業するまでにやっておかなきゃいけない大事な部分もあります。そういうことで、学校教育と社会教育を組み合わせてしっかりした消費者教育ができるようにしていきたい。当然、市民部も一緒に、関係機関が一緒になってやるべきだと考えております。



◆17番(屋?宣勇議員) 

 最後に市長にお伺いいたします。答弁ありましたように、南城市は非常にこの進んだ実践をなされているなというのが感想でございます。



○議長(照喜名智) 

 残り1分です。



◆17番(屋?宣勇議員) 

 そういう状況からしますと、この消費者教育のこの推進計画というのは、県が策定を待ってから考える、進めるんじゃなくて、今からやっぱり準備をしながら南城市らしい計画というものをつくっていくと。そういう意味で、南城市はさまざまな部署で頑張っておりますので、それを消費者教育というところに視点を置いて、いろんなところにこの分野を広げていくと。今日はもう消費社会、消費革命と言われておりますので、その中で市民が安心安全で暮らしていける、どうしていくかというのが市長の役割だと思いますので、市長のお考えをお願いいたします。



◎市長(古謝景春) 

 屋?宣勇議員の質問にお答えいたします。

 これまで無秩序に生産活動が行われ、人間も贅沢に暮らす、そういう視点が社会全体で歪みが生じてきたというのは、これは否めません。そういった中でこの消費者教育の推進に関する法律が制定されるということは、これは私は複雑多様化した現代社会における、健康で幸せに暮らせるような道しるべを定めるというようなのが、この教育推進計画になるんじゃないかと思っております。当然、この部分は県の消費者教育推進計画と整合性を合わせながら、我が南城市がどうしていくかということも含めて、今後推進会議を立ち上げた中でそれを検討していくということになるだろうと思っております。ぜひまたお知恵をかしていただきたいと思っております。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 12時00分)

     (再開 13時30分)

 それでは再開します。

 午前に引き続き一般質問を続けます。

 次の質問者、松田兼弘議員。



◆5番(松田兼弘議員) 

 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。松田兼弘でございます。今議会の私の一般質問は、生活環境の向上、子育て支援、河川整備による市民の生命、財産を守り、産業振興に繋げていく、こういう市民の願いを持ってまいりました。市民の願い、しっかりと答えていく。チバティーナービラ、ユタシクウネゲーサビラ。

 1点目に、新開地区周辺の環境整備について。1に生活道と生活排水の改善整備を求める。丸大佐敷店近くの旧民間分譲住宅地、病院、公共施設、商業施設や児童生徒の登下校の通学路になっております。昼夜とも車と人の往来があり、交通事故も発生している。豪雨時には浸水もあり、早急の整備を求める。

 2番目に、新開第1、第2橋の老朽化対策の進捗状況について伺います。

 3点目に、水路の浚渫や浄化整備を求める。佐敷老人センター、給食センターから新里、新開、津波古に接する水路は河口から漂流ごみ、不法投棄や泥土の流入、雑木の繁茂によるネズミ、蚊の発生により周辺住民の衛生環境が悪化しております。早期の浚渫と雑木の伐採を求める。

 大きい2点目に、浜崎川周囲の改善利用について。1番目に、流域の改善事業の進捗状況を伺います。

 2点目に、周辺住民への説明等の進捗も伺います。

 3点目に、仲伊保港護岸整備について。1番目に、整備の進捗状況、あわせて住民への説明、理解について県の取り組み、市の取り組みを伺います。

 4番目に、就学援助について。ピカピカのランドセルに夢を膨らませ、入学式を心待ちにしている子供たちや進級に心弾ませている子供たち。一方、保護者にとっては学用品などの準備で出費もかさむ月でございます。義務教育は無償、憲法第26条にうたわれております。就学援助の改善を、充実を求めるものであります。1番目に、本市の事業内容を伺います。?支給内容と単価、小学校、中学校学用品、通学費、学校活動費や入学児童の生徒の学費、修学旅行、学校給食、医療費等を伺います。算定基準や認定の仕組みを伺います。次に、保護者への制度内容と申請の方法を伺います。次に、過去5年の申請数と受給状況を伺います。準要保護世帯への支援策を伺います。

 次に、就学援助の拡充を求める。準要保護世帯への国庫補助の復活を国に求める。または市の独自の給付を求める。次にひとり親世帯への支援を求めるでございます。よろしくお願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 こんにちは。では、松田兼弘議員の1点目の生活道と生活排水の改善整備についてお答えいたします。丸大佐敷店周辺の分譲住宅地は道路幅員が5メートルあり、両側に側溝が整備されております。交通安全対策についてですが、分譲地内の道路幅員は5メートル確保されており、車両通行に支障があるものではありません。付近道路の現状を見てみると路上駐車が多いことから、交通安全上、大きな問題と考えております。市としても、丸大佐敷店前の市道新開中央線の交差点付近にポールを設置し、路上駐車対策を行っておりますが、依然として路上駐車がなくならない状況になっております。道路調査対策は地域住民のご理解とご協力が重要となりますので、ご協力のお願いをしたいと思います。排水機能についてですが、分譲住宅地は道路両側に側溝が設置されており、排水能力の不足ということではないと考えております。この付近は低地帯となっていることと、海岸近くになっているため、満潮時と雨量が重なったときに影響を受ける可能性がありますが、排水機能を維持することにより浸水対策が図れるものと考えているので、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。

 2点目の新開第1橋、新開第2橋の老朽化対策の進捗についてお答えいたします。新開第1橋、新開第2橋の老朽化対策につきましては、補助事業の社会資本整備計画、平成26年から30年の策定に反映されており、計画期間内で要望し採択されれば、随時整備を進めていきたいと考えております。

 3点目の水路の浚渫の浄化整備についてのご質問にお答えいたします。当河川の流域は津波古集落内を初め、馬天小学校付近、市道佐敷大里連絡線の丘陵地帯の一帯と、小谷区、新里区のほぼ全域の地域から流域となることから、かなりの量の生活ごみが流されている状況であります。また、海岸から漂流したごみと排水路から流れてきたごみの堆積の原因により、ネズミや蚊の発生を誘発されているものだと考えております。現状の対策としては、毎年7月ごろに地域の皆さんの協力のもとで海岸清掃でごみ回収を行っておりますが、流域の範囲が広過ぎることから改善には至っていないのが現状であります。根本的な対策をするには、河川内の堆積している泥土の浚渫を行う必要があります。なお、浚渫するには多額の費用を要することから、年次的に浚渫できるよう維持管理の予算の範囲内で調整していきたいと考えております。また、河川の最上流部の付近、これはみなもとや付近の雑木については早急に対処する予定であります。

 次に松田兼弘議員の浜崎川流域の改修事業についてお答えをいたします。1点目の浜崎川流域の改修事業の進捗状況についてですが、沖縄県南部農林土木事務所計画調整班において、平成24年度に行った流量調査の結果、国道から上流の合流部4カ所において水位上昇が認められました。その対策として平成26年度から平成27年度にかけて沖縄県が「県営農業基盤整備促進事業」により、河川合流部の改修を行うことになりました。平成26年度に実施計画、平成27年度に工事着工を計画しております。

 2点目の周辺住民への説明等についてですが、平成26年度の実施計画完了後に浸水被害を受けた近隣の関係者を対象に行う予定であります。

 次に仲伊保港護岸整備についてお答えいたします。仲伊保港護岸整備については、管轄である南部土木事務所河川港湾班に今後の計画について問い合わせたところ、本年度においては実施計画を終え、平成26年度事業により各漁業組合への岩礁破砕の法的手続を行い、その後、護岸内の磁気探査業務を終えた後に本工事の着手ということでありました。また、住民への説明につきましては実施計画に入る前に一度、区民説明会を開催しており、今後の予定としては受注業者が決まり次第、工事着工の案内通知を予定しているということであります。

 土木事務所としての住民説明会については必要に応じて開催するかは検討するとのことであります。また、市としても関連する排水工事がありますので、状況に応じて区の評議委員会等において説明を開催する予定であります。以上です。



◎教育部長(當山達美) 

 松田兼弘議員の4番目の就学援助についてお答えをいたします。

 (1)本市の事業内容の?支給内容と単価については、学用品は年額で小学が1万1,100円で、中学が2万1,700円。通学用品は年額、小学校、中学校ともに2,170円。校外活動費は年額、小学が1,510円で、中学が2,180円。新入学児童生徒への学用品は小学が1万9,900円で、中学が2万2,900円。修学旅行費は小学が1万円で、中学が5万5,000円。学校給食費は小学校、中学校とも実費分全額負担しております。医療費は小学、中学ともに自己負担額を除いた分を、自己負担額を給付しております。

 ?の算定基準と認定の仕組みについては、生活保護基準表を用いて算出した生活保護基準額を基準とします。また世帯の収入額については、申請された年の前年、または前々年度の給与、児童扶養手当、児童手当、公的年金等を合算し、社会保険料等控除額を差し引いて算出しております。算出された生活保護基準額未満の世帯について認定をしております。

 ?の保護者への制度案内と申請方法については、毎年1月上旬に市内各小中学校の中学校3年生を除く全児童生徒へ、次年度への案内を配付しております。また市広報誌、ホームページへも掲載し、周知を図っております。申請は基本的には就学している学校へ提出することとしていますが、学校に直接提出することが困難な場合は、教育委員会でも受け付けをしております。

 ?過去5年間の申請数と受給状況については、平成21年度の申請者は356名、受給者が286名で、率にして80.3%。平成22年度は申請者は459名、受給者が342名で、率にして74.5%。平成23年度の申請者は536名で、受給者が410名で、率にして76.5%。平成24年度の申請者は547名、受給者が375名で、率にして68.6%。平成25年度の申請者は514名、受給者が423名で、率にして82.3%が受給を受けております。

 ?の準要保護世帯への支援対策については、就学援助制度によって就学に必要な基本的援助はできているものと考えております。

 (2)の就学援助の拡充を求める?の準要保護世帯基準をもとの国庫補助の復活を国に求めるについては、準要保護児童生徒就学援助費が平成17年度から税源移譲が行われました。国庫補助が廃止され、現在、地方交付税で予算措置がされております。

 ?の市の単独の給付を求めるクラブ活動費、生徒会費、PTA会費については、市の就学援助事業は経済的理由により就学が困難と認められる児童生徒の保護者に対して義務教育に必要な援助を行うという制度の目的に照らし、本市の財政状況や他団体の動向も視野に入れ、総合的な観点で支援をしております。現段階ではクラブ活動費、生徒会費、PTA会費の追加は予定しておりません。

 ?のひとり親世帯の支援を求めるについては、算定において1人世帯、両親世帯を区別して算定は行っておりません。しかし、申請する年度において生計維持者等が死亡した場合には認定基準である生活保護基準1から1.5に上げて認定を、支援をしております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 港川部長から順次お願いします。よろしくお願いします。

 港川部長、長らくご苦労様でした。今日でしっかりと質問をしたら採点を「良い子の歩みで」、しっかりと120点をとれるように、しっかりとやっていきたいと思います。

 新開の周辺について、民間の周辺の宅地の跡ということで、幅員も狭い等、全てのいろんな形で一度、普通の土地の、今の段階でも規格とちょっとずれているんじゃないかという調査もありました。側溝も浅い、道幅も浅い、水の流れも良くないという部分で、これはもう何としても住宅地が多いという部分です。その辺の部分でもうひと押しできなかったという部分。何かあの土地、市道ができないとか、その辺での部分が何か壁があるんじゃないかという部分があるんですよ。その辺の観点からいかがでしょうか。



◎産業建設部長(港川猛) 

 松田議員の再質問にお答えいたします。

 この住宅地なんですが、これは復帰以前にある民間会社が開発されたものだと聞いております。その部分におきましては市道に認定された場所、それからされていない場所もございます。それとされていない場所につきましては、当然これがまた民間用地であるということで、所有権の移転がなされていないということで市道には認定されていないという状況であります。当時のですね、当時はこの道路の幅員を見てみますと5メートルございます。5メートルということは、十分に道路の車の車両の2台のすれ違いが十分できるということで見ております。また私も現場を確認しました。それと同時に、側溝が道路の両端についております。ということで、それだけの雨量においての水量の容量につきましては、十分なる排水ができるかなと、そのように見ております。そういった関係からすると、定位置という部分もございますが、その辺に浸水被害ということは、我々ちょっと総務課のほうとも履歴をちょっと見ているんですが、そこが住宅地で冠水したということはまだ情報として聞いておりません。と同時に、集中豪雨において大潮等あった場合にはやはり水はけが悪いということで、何らかの形で水が溜まる可能性は十分にあります。ということで、今までの私の調査の件では、排水路においては十分なる機能を果たしているというふうに見ております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 具体的に再度調査を入れて改修するということで、理解でよろしいでしょうか。



○議長(照喜名智) 

 逆です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 ちょっとごめんなさい。蓋とかが割れているんですよ。水もあるし、その辺の詰まりがあると。その辺の部分をもう1回やるということで、整備をするということに再度お願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 今の状況では十分なる排水は機能しているということで確認しておりますので、これを新たに整備するということではございません。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 具体的にね、私も雨降りに行ってきたんですよ。具体的にその辺の水は跳ねたりすると。その辺の部分での、どういう時に行ったかというのはわからないので、やっぱりもう1回再度調査するということで約束、お願いしたいと思います。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 住宅地よりもちょっと低地であります丸大の道路沿いに排水機能を擁している排水パイプがございます。この詰まりは確認をしております。この詰まりのために丸大周辺はちょっと水が溜まるという状況を確認しております。よって、この排水パイプをちゃんと維持管理すれば、ちゃんとまたその部分については排水機能が確保されるものだと思っております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 わかりました。地元の皆さんと一緒に調査も入れていますので、しっかりとやっていくと。再度その辺については住民の皆さんと一緒にね、そういう被害とかも含めて引き続きやっていくということで、そのまま報告したいと思います。

 次に進めます。新開の2つの橋、第1橋と第2橋。前回は強度の部分についての質問をしました。今、つきしろの橋の部分での事業をやっています。同じ老朽化のランクということで、3つの部分がそういう状況にあると、古い状況にあるとありますので、早急の部分です。それで私の提案で屋?議員が言ったように、新聞もそういう応援のあれが出ました。本年2月27日に橋の老朽化対策ということで、緊急性も含めて早期に、市道もお金も十分出すと書いてあります。その辺の部分での国の動向も、県の動向も含めて早目に進めていくということで、その辺での取り組みの状況を伺います。よろしくお願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 今おっしゃったとおり、今、国交省におきましては自治体に向けての老朽化に向けてのトンネル、それから橋梁等につきまして5年に一度の点検義務が課されております。そういう中で、国としてもその部分につきましてはしっかりと支援していくということで支援策も出ておりますので、我々もこれに基づいて今後老朽化された橋梁についてはしっかりとまた対応していきたいと、このように考えております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 これについてはしっかりと事業を取り入れてやっていくということで、よろしくお願いします。

 次に排水について、ちょっと若干質問の部分と場所の部分で確認したいので、ちょっと休憩…。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 13時57分)

     (再開 13時58分)

 再開します。

 質問を続けてください。



◆5番(松田兼弘議員) 

 その辺の部分ですね、海からのごみとかが入ってくると。あと投棄もある。あと木が繁茂していると。傾地のところにね。あと排水溝の部分でも水が入っていると。最初の部分では抜本的にさらうのもあるし、木の伐採もあると。予算的にこれを浚渫するためには一定の予算もかなうということで、全体的にかなうかもわかりません。当面、何としても木の伐採を早目にやってほしいと。普通の道とは違って、お互いの草を刈りようというわけにいかないんですよ。やっぱり護岸もあるし、高い部分もあるし、よじ登れない部分もあります。危険を伴うという部分では、どうしてもこれはもう行政の仕事でしかできないという部分がありますので、その辺での早期にやる部分と抜本的にやる部分、その辺での見解をお願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 今、河川についてなんですが、大変河川ののり面において、ガジュマルとかススキとか結構繁茂しております。それもですね、その辺のまた地域住民にお願いすると大変危険な場所でございますので、危険が伴うことでございますので、これは住民の皆さん方にはお願いできないということを踏まえて、しっかりとまたシルバーさんにお願いするなり、それに向けてのまた対策を早急にやっていきたいと思います。それと同時にマングローブの周辺なんですが、大変いろいろと漂流物がですね、ビニール等々が引っかかって、そこがまた土砂が堆積していろんな弊害を起こしているという状況であります。そういったものにつきましては、できる限り早目に不法物を除去する、ことも含めて検討していきたいと。さらに浚渫につきましては、多大なる経費を要しますので、年次的に計画を立てて浚渫をしていきたい。そのためにはやっぱり下流側の南部土木ともしっかりと協議をしながら進めていきたいと考えております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 抜本的な部分と早急な部分は早目にやってほしいということです。明快なお答えをいただきました。ありがとうございます。

 それから、なかなか河川という部分と上下水道という部分での流れを含んでなかなか難しいと。規模的には与那原のああいう部分と泡瀬とも違うということで、予算の部分がなかなか難しいということがありました。インターネットで調べたら、環境省の部分でのそれに違い事業があるんじゃないかという、平成4年なので、大分時間も経っているということで、再度その辺の国の動向とかもね、その辺はアンテナを広げてもらって、若い世代にもまた引き続きやってほしいということでお願いします。

 次に進みます。次に浜崎川の改良事業について、本年度の事業に入ってまいりました。この辺については台風時に住民の皆さん、私どもの県議の玉城ノブ子県議も一緒に、当時の仲宗根部長も含めて地元の区長さん、あと仲村議員も前里議員も一緒に調査して、住民の意見も入れながらということで十分県にも、南城市知念の出身の土木部長さんでした。しっかりとやるということで位置付けられています。その辺の部分でね、今の状況の部分で具体的にどういうふうに進んできたかという部分での取り組みの進捗状況を伺います。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 今、松田議員からあったとおり、この事業につきましては平成24年度から着手をしております。ということは、まず平成24年度におきましては流量の調査をしております。それに基づいて計画はされ、それから平成26年度には実施計画、今年度です。そして平成27年度には工事を着手するという運びになっております。それもやっぱり地域住民がしっかりと、冠水の被害が出たということを含めて、そういう要望の賜物だと、そのように感じております。我々としても県とまた調整しながら、早急に工事が着工できますように協力をしていきたいと、そのように考えております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 具体的に水害から財産、命を守っていく。あわせて産業に農業の部分での進めていくという、産業振興もあわせてやっていくということでありますので、ぜひ引き続きご奮闘お願いしたいと思います。

 次に仲伊保の湾ですね。これも台風時に調査しまして、具体的に、これは津波古の海岸線が飛ばされたとか、そういう時の部分でした。護岸がもう真っ二つに割れていると。近くに砂の部分があって、産業の部分での拠点でありますのでね。あと近くに仲伊保の集落もあるという部分でありますので、一定の区民説明会もありました。これも勝盛議員、私も参加しました。ここ仲伊保の区長さんも一生懸命やっています。その辺の部分ですね、若干ちょっと進行状況がよく見えなかったという部分がありましたので、今の状況とあわせて、他の部分も関連すると思いますので、その辺を含めて、関連の事業も含めてどういうふうに進んでいるかという部分での進行、進捗状況、取り組み状況を伺います。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 仲伊保の護岸工事の進捗についてなんですが、これも本年度、この平成25年度には実施設計を終えております。そして、いよいよ平成26年度からですね、新年度からは工事着工に入るということで、いろいろとまた法的手続、これは漁業組合との岩礁破砕の法的手続、さらに磁気探査等も含めて工事に着手するということで、県のほうからは伺っております。それと同時に、南城市独自の仲伊保からのいろいろ今まで問題になっております排水路が直角になっていて水をはかないということで、仲伊保地域に多大な迷惑をかけているということも含めて、これも今回改修する予定でございます。そういったことで、どうしても県と市の排水が接続する箇所でもありますので、お互いにまた連携しながら事業の早期の完成に向けて努力をしていきたいと、そのように考えております。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 この地域、浸水したという部分であるし、前古波津議員も一生懸命、家の近くであるということで一生懸命やっていますので、引き続きご奮闘をお願いしたいと思います。

 次にですね、就学援助について教育関係を伺います。これは質問をする中で、今本当に就学援助を受けられない人たちの部分での生活保護の近い人たちのボーダーラインの人たちが大分増えてきたという部分があります。大変苦労していると思います。特に今までの、小泉政権の後からのやっぱり国庫の部分から地方交付税にこうやられたという部分での、やっぱり現場の人たちが大変な思いをしているという部分。住民も大変だけれども、その部分での皆さんの意見を酌み取りながら、そういう子供たちを支援する現場の人たちの大変な思いもあると思います。その部分でですね、ぜひそういう中でもやっぱりしっかりとやっていただくという部分があります。その辺の部分でですね、市町村によっても大変な思いをしているというのがあります。クラブ活動費とか生徒会費とかPTA会費等以外の部分で大変な住民の負担があるということがあります。学校によっては大変な部分があるということで、その辺での住民の部分とかPTA会費とか、その辺の部分での徴収の部分を含めて、現場のどういう部分が大変な状況があるという、この一定の部分は確かめたつもりです。聞き取りもしながらね。その辺での、いわゆる部長が取り組んでいる皆さんの現場のという状況、取り組みの状況、ぜひみんなの状況をお話してほしいなと、現状を。



◎教育部長(當山達美) 

 再質問にお答えをいたします。

 PTA活動費、生徒会費、クラブ活動費等につきましては、PTA会費、詳細には把握しておりませんが、PTAの活動費につきましては市のPTA連合会と各幼小中のPTAには活動費として教育委員会、市のほうから一応補助しているとあります。クラブ活動費と生徒会費につきましては、詳細には把握しておりません。しかし、クラブ活動の中でも中体連、小学校は小学校の部、いろいろとこの活動の中で県大会とか全国大会、そういったところの派遣につきましては、教育委員会のほうでも援助している。生徒会費につきましても、文化面、あるいは発表会がありますね、いろいろと。そういったところの県大会、全国大会、そういったところの派遣費につきましても援助しているということであります。以上です。



◆5番(松田兼弘議員) 

 この部分でのなかなか各市町村、苦戦しているようです。大変な思いでやっているという部分で、なかなかその辺でどういう形で応援するかという部分でありますので、ぜひ引き続きこの部分をどんな形で、予算をどういうふうに持ってくるかと、子供たちのほうにやっているかということで、引き続き後輩たちにしっかりと受け継いでほしいなと思います。

 次に教育長に、本当に今の不況下の中で苦しい家庭、生活の大変な状況の中で、今パートをかけ持ちしながら、夕方の時間にいないと。子供たちと一緒に成長過程が見られないと。本当に成長が、子供たちの成長や喜びをよくわからないという部分。本当に子供たちが親が必要な時にいないと。そういう部分でそういう事業をやって、これからもそういうふうに応援しながら、苦しい時に応援をして、次の部分でしっかりと頑張っていく。子供たちと一緒に過ごせるという部分がこの就学援助の精神だと思います。その辺での教育も含めてね、長年取り組んだ教育長、その辺も含めて、また今までの苦労も含めて、教育行政に携わってきたこの部分について教育長に敬意を表しながら、今から将来を担っていく南城市の良い子たちに向かってその辺を含めて、また若い世代の子供たちも含めて、メッセージも含めての考え方を伺いたいと思います。



◎教育長(高嶺朝勇) 

 お答えいたします。

 今、質問の趣旨は大変よく理解しております。ただ、あえて申し上げますと、現在の教育は豊かさとの戦いであるということをしばしば言われるんです。松田議員のあれを否定しているわけじゃありませんが、これはよく言われることで、例えば高校生、ほとんど全てスマートフォンを持っている。象徴的なことを言えばですね。そういうふうなことで、便利さ、豊かさとの戦いであると。貧困は、貧しさは教育の敵じゃないと。むしろ味方であると、こういうふうなことを教育学者はおっしゃるんです。貧困も程度によりますけれども、要は貧困に押し潰されない精神力といいますか、志、これが大事だろうというふうに思います。歴史上の人物にも、あるいは私たちの周りにもですね、この貧しい家庭から身を起こして立派なリーダーになった方々がたくさんおられることも事実であります。そういう方々は、その心の支えになっていた人がいるんですね。親であったり、教師であったり、友人であったり、本当に心の支えになった人たち。拝金主義に流されないで、自分をしっかり持ってこう頑張ってこれた。そういう方々が成功しているというふうに私は思っております。南城市では先ほどからありました、子供が親を必要としているときに親がいないという状況は確かにたくさんあって、心の痛い話であります。ただ、わずかな取り組みでありますが、例えば百名小学校に放課後児童クラブですか、こういうのがありますし、今福祉のほうでもそういうことをまたいろいろ計画しております。

 さらに、これはあんまり目立ちませんけれども、幼稚園教育を午後2時まで保育にいたしました。前は午前中でしたね。そして学校給食も出して、預かりも6時まで延長して、親によっては6時半ごろになる方もいらっしゃるそうです。これも幼稚園教育の充実という立場でやっておりますが、子育て支援にも私は繋がっていると思います。

 さらに申し上げれば、一昨年から学校の夏休みを1週間短縮いたしました。そして給食も出しております。結局、親たちは働きに行きますから、小学生、中学生でも預かる人がいない。こういう子供たちが1週間早く学校に出ることによって、安心して学校に預けて親たちは働けると、こういう部分にも繋がっているというふうに思います。先ほど部長からありました派遣費の支援もやっていますし、英検にも補助はしていますし、奨学資金も一応準備をしております。そのほかにミントンの会とか、うふざとぬ会とか、さしちぬ会とかちにん太陽ぬ会と言って、学習支援のボランティアたちが活動しておりまして、放課後の学習、あるいは受験勉強、こういうふうなものをサポートしております。さらに部活動ですね。例えば子供たちで、小学生で言えば少年野球、あるいはバスケットボールなんか。これも非常に大事な活動だと思っております。今、高千穂町に子供たちを24、5名送っておりますが、これは子供たちの地域活動を活発にしたいというふうな思いでやっております。もちろん十分じゃありませんが、これからもっと頑張りたいと思います。

 最後にメッセージということでありましたので、私はよく「知・徳・体」といいますけれども、一番大事なのはやっぱり「体」だろうと、丈夫な体、健康。そして強い精神力。最近は鬱に潰される優秀な方もいらっしゃいますが、強い精神力。そしてもう一つはですね、「知」というよりも、私は高い志、高い志があって、心がしっかりしていて体が丈夫であればですね、「知」の部分は必要に応じて社会に出てからも勉強できますし、また今の時代は学校の勉強だけで間に合う時代じゃありません。生涯学習の時代ですから。そういう点でですね、高い志と、強い心と丈夫な体、これをメッセージにしたいなと思っております。ありがとうございます。



◆5番(松田兼弘議員) 

 教育長、ありがとうございました。時間も迫ってきましたので、最後に市長へ伺います。しっかりと花丸をいただいてください。

 平成26年の市の重点施策の中に、心豊かな人材を育む教育文化のまちづくりということで上げています。本市の将来を担う子供たちがふるさとに誇りと愛着を持ち、心身とも健やかに成長すること、全ての市民の願いとうたわれています。本当に子供たちが育っていくと実感されます。昨年ですね、子供の貧困対策という推進法ということで、議員立法が成立しています。子供の将来が生まれ育った環境によって左右されない困窮状態にある子供が健やかに育成される環境整備をするということでうたわれています。国と地方自治体が協力し、子供の貧困対策を総合的に策定し、実施するということが明確にされています。これはあわせてですね、具体的にしています。今問題になりました授業そのものが、予算を元の国庫補助に戻して、やっぱり市町村の負担が大変な状況にあると。そういう部分で、ひとつは国に求めていくと。あともう一つは貧困の連鎖をさせない。今、親も子も生活保護の世帯が続いていると。この部分を応援しながら、生活保護はもう断ち切って、こう予算も正常に戻していくという姿勢を。その中で子育てを市の街づくりの基本に据えていくと。その辺での部分でのこういう取り組み、市長の今後の取り組みも含めて所見を伺いたいと思います。



◎市長(古謝景春) 

 松田兼弘議員の質問にお答えいたします。

 教育長が答えた内容で、教育委員会の全てのことを答えたと思いますが、私はこれからどうすべきかということは、子供たちも含めて地域全体で支えていくようなことをしていかなければいけないということで、ムラヤー構想というのはその原点なんですね。地域で子育ても含めてみんなで支えていこうというようなことが、これからの将来のあるべき姿だと私は見ております。それと同時に、南城市に産業を興して若者が働けるような環境をつくっていくということを目指そうということで、今その雇用の面、そして企業の誘致の面も含めて、それを実施していくというのが、我々はその方向性に進んでおります。それと自立心というのをもっと高めていくというのが大事だと思っております。実は私も役場入っての時点は6万円しか給料はありませんでした。子供は3名いました。それをサトウキビも4台つくって、それで住宅の返済もして、そして土日はアルバイトして、ブロック積みして5万円ぐらいの賃金をもらったり、そういう人間ハングリー精神を持ちながら自分が生きていくという、そういう前向きな姿勢を持てば、私はどうにかいろんなことでもできるだろうと思っております。そういうことも含めて、その環境をしっかり我々がつくっていくということが大事な視点だと思っておりますので、すぐ給付という視点ではなくて、もっともっと働ける環境、そして雇用の場も含めて、自立できるような形でもやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(照喜名智) 

 時間でございます。

 一般質問を続けます。

 次の質問者、親川孝雄議員。



◆3番(親川孝雄議員) 

 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。昼間ヌ2番ミー、親川ナトーヤイビン。近グルヤ、アマクマウトーティ、島クトゥバチケールチュヌチャーガ、ウフクナトーンネーソーイビン。クンドゥヌ議会ウトーティン、部長ヌチャーヤ、「ハイサイ」カラウチンジャチョーイビータン。マタ副区長ガンザシクチヌ島クトゥバヨ、ンブラーサヌ。アッサミヨー、イッペーチチグトゥーヤイビータン。副市長、グブリーナイビタン。副市長ヌウチナーグチ、島グチ、イッペーチチグトゥーヤイビータン。ジンカニヤ、チケーシンデー、ヒナティルイチャビル。ヤシガ、クトゥバンディセー、チケーシンデードゥーヌムンナティ、アジクータールナイビール。セカインカイフクティイカリール、ウチナーヌ宝ヌンデビーガ、ウチナーヌ宝ンディヤットール歌三線、ウドゥイハジミ。セカインカイフクティイカリール文化、マムティイチルタミニン、ナルビチウチナーグチチケールグトゥスセー、マシェーアイビランガヤ。アネ、ユネスコヌトーティン、ウチナーグチヤ独立言語ンディチ、ミトゥミラットーイビセ。トアンセ、一般質問ヌンカイ、ウチティイチャビラ。チュウーヤワンネー、ターチウカガティーケーヤンディチ、ウムトーヤイビン。

 その前にですね、3月いっぱいで卒業なさる部長の方々には長年大変お疲れさまでございました。卒業されてもこれまで培ってきた経験を生かして、今後とも市の発展に寄与されることを期待いたします。

 それでは一般質問に移ります。

 まず1番目に、デマンドバスの実証実験の実施状況についてでございます。南城市は地形的条件による路線バス等の公共交通機関が少なくて不便なために、昨年の12月9日より、予約型乗り合いタクシー、愛称「おでかけなんじぃ」の実証実験がスタートをしております。65歳以上の南城市民や観光客を対象に、南城市内であればどこでも送迎するという画期的な試みで、新聞やテレビでも大きく報道をされました。その実証実験の実施状況について、次のとおり伺います。

 (1)対象者の登録状況について。

 (2)利用状況、これは1日当たりの利用者の数等です。

 (3)利用者の利活用目的、行き先等について。

 (4)市民からの反応や要望等について。

 (5)観光客の利活用状況について。

 (6)その他。この(6)のその他というのは関連事項を再質問で入れていきたいということで書いてありますので、そのようにご理解をいただきたいと思います。

 次に2つ目の質問です。知念岬公園の環境美化及び体育館の維持管理についてであります。知念岬公園は中城湾から太平洋に連なる広大な海域にサンゴ礁で結ばれた津堅島、久高島及びコマカ島が点在する景観の素晴らしい場所であり、ここを訪れる観光客は増加の一途をたどっております。また、この公園の近くには世界遺産の斎場御嶽があり、その斎場御嶽の駐車場が平成25年、昨年の11月に閉鎖をされたため、公園の駐車場は常に満車の状態になり、多くの観光客が行き交う場所となっております。このように眺望が素晴らしく、多くの人が訪れる公園であるが、一方で公園の芝生や駐車場には野良猫のふん、空き缶、たばこの吸い殻等が散乱して見苦しい状況にもあります。また、多数の観光客が公園内の体育館のトイレを利用することから、トイレの汚れもひどい状況にあります。南城市の観光の一大スポットになっております知念岬公園を持続発展させるためには、周辺環境の美化及びトイレ、施設等の管理をする要員の配置が必要だと考えますが、市長の見解をお伺いします。なお、南城市知念体育館はバレーボールやバドミントンを楽しむ市民を初め、中高校生のマーチングバンド練習、文化展、老人会の運動会、税金の確定申告、ハイサイダンスコンテスト、これは名前が今年から変わっているようであります。その予選ですね。それからトレーニングルームの利用など、年間を通じて多くの市民に広く活用されておりますが、利用者からは施設内の照明が暗いという苦情があり、その対応策についてもお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。



◎企画部長(新屋勉) 

 ハイサイ、グスーヨー、企画部長の新屋リチョーイビン。ユタシクウネゲーサビラ。これ以上方言しゃべるとぼろが出ますので、親川孝雄議員の質問にお答えしたいと思います。まずデマンドバスの実証実験の実施状況についてお答えします。

 1点目の対象者の登録状況についてお答えします。3月4日時点で1,084名の方が登録をしております。地域別では玉城地域が314名で1番多く、佐敷地域が257名、大里地域が256名、知念地域の183名、それからつきしろのほうが74名の順となっております。

 2点目の1日当たりの利用者数についてお答えします。運用開始の12月9日から3月4日までの間に延べ4,050人、1日平均47.6人が利用しております。12月の時点では1日当たりの平均利用者数は27.2人でありましたが、3月には66.3人と上昇傾向にあります。

 3点目の利用者の行き先についてお答えします。利用者の行き先につきましては、沖縄メディカル病院が217名と最も多く、玉城中央公民館が約160名、アトールが約120名、馬天入り口のバス停で120名、イオンタウンイオン大里店が110名などが主な行き先となっております。スーパーや医療機関以外にも公民館などの公共施設やスポーツ施設などへの移動も見られております。また市外への境界に近い馬天入り口のバス停や屋宜原バス停、それからサンエーの八重瀬前であります。で降りる方も多く、市外への移動手段としても活用されていると思われます。

 4点目に、市民からの反応や要望についてお答えします。現在、利用者アンケートを実施中であり、正確に把握はしておりませんが、運行当初に行った簡易アンケートの結果によりますと、利用者の87%はデマンドバスを利用してとても満足と答えております。また、デマンドバスに対する要望につきましては、50%の方が特になしと、特になしということは満足しているということですね。と回答しております。それから15%の方が楽な乗り降り、予約オペレーターの対応について改善を望む声がありましたが、これはもう既に改善を済ませております。

 5点目の観光客の利活用状況についてお答えします。ドアtoドア型で36人、3月1日からスタートした周遊型で20人の合計56人の利用となっております。観光客の行き先等については地域物産館、おきなわワールド玉泉洞、安座真船待合施設の順に乗車が多く、馬天入り口バス停や稲嶺十字路バス停で降りるケースが多く見られております。以上のことから、地域物産館などの主な観光施設までは路線バス等で訪れ、デマンドバスで市内を観光した後、市外との境界に近いバス停で降りて路線バスで帰るというパターンが多いと思われます。なお、バス停以外の行き先についてはおきなわワールド、安座真船待合のほか、垣花樋川や知念城跡などのバラつきがあります。観光客の利用促進に当たってはデマンドバスの周知を図ることが重要であることから、市内の宿泊施設やカフェなどの観光施設にポスター掲示などの協力をお願いして周知を図っていきたいと考えております。以上です。



◎産業建設部長(港川猛) 

 親川孝雄議員の2点目の知念岬公園の環境美化についてお答えいたします。

 知念岬の維持管理につきましては、シルバー人材センターを活用し、年8回の除草作業及び空き缶回収を行っていますが、斎場御嶽の駐車場の閉鎖に伴い、利用者が増えたことにより周辺の汚れが多くなっている状況であります。今後は利用者に注意を喚起しながら、状況に応じて回数等も増やし、環境美化に努めてまいりたいと考えております。以上であります。



◎教育部長(當山達美) 

 親川孝雄議員の2点目の知念岬公園の環境美化及び体育館の維持管理についてお答えをいたします。

 知念体育館周辺につきましては、体育館管理人が毎朝周辺を回って空き缶やごみ拾いをやっている状況であります。体育館内外やトイレは南城福祉会と契約を結んで、週1回の清掃を行っております。また体育館施設内の照明については、現在利用者に調査を依頼する準備を進めております。見積もりも出た時点で適切に対応したいと考えております。以上です。



◆3番(親川孝雄議員) 

 順を追って再質問に移りたいと思います。

 デマンドバスの実証実験の実施状況についてでございますが、この件では議会からの要求資料の中にも添付をされておりました。また委員会での議論もありました。利用者から喜びの声を私も聞いております。この件の質問事項の回答を見ますと、登録者数が3月4日現在で1,084名ということですが、私も登録をしておりますので、その中の1人に入っております。利用者の数が、運行開始から3月4日までに延べで4,050人、1日平均では47人程度が利用して、3月は66人と上昇傾向にあるということであります。そしてまた利用先としてはスーパーや病院が多いということになっておりますが、このような状況、結果に対して、今後の方向性も含めてどのように考えておられるのか、部長、お願いします。



◎企画部長(新屋勉) 

 親川議員の再質問にお答えします。

 今後の方向性ということでありますが、現在、今日ですね、第3回の地域、公共交通の会議を実施しております。この会議は今無償の実証実験をしているんですが、有償で実証実験、有償にするためのいろいろな関係機関との交通会議をして、有償する場合に料金が幾らぐらいになるかとか、あとバス会社とかタクシー協会も含めて、民業圧迫にならない、相乗効果があるような仕組みをつくろうということで関係機関が集まって会議をする場であります。これが今日行われまして、また4月にもですね、その第4回の会議を予定しております。この4月の中には有償運行の実施、事業計画というのをつくりまして、そして順調に行きますと10月には有償の実証実験をスタートするという形を予定しております。これで最短ですが、仮に10月から有償の実験がスタートするとですね、またこの実験の結果を見て料金についても検討していきたいと思っております。以上です。



◆3番(親川孝雄議員) 

 この市民からの要望等ではですね、87%が満足をしているということで、大変いい実証実験をなさっているなということで、私も評価をするわけでありますが、対象者が65歳以上ということで、足腰の不自由なことから病院等に行く場合、1人では利用が困難で、どうしても付き添いが必要な対象者もいらっしゃると思います。現実的な対応も含めてですね、対象者の拡大も考えられるのか伺います。民業圧迫という話もあったんですが、どうしてもこれはそういった不自由の方の場合は誰かが、家族の誰かが付き添っていかなければ、なかなか1人では利用も難しいと思いますので、そこら辺お願いします。



◎企画部長(新屋勉) 

 親川議員の再質問にお答えします。

 対象範囲の拡大ということであります。これは一括交付金を利用する時に交通弱者の支援と、それから観光客の案内というような趣旨でこの事業はスタートをしております。そういう意味で、今は65歳ということで無償の実証実験をしております。この対象を拡大するものについては、この実証実験をしながら範囲の拡大という形を検討していきたいと考えております。ただ1人で、介助者の場合はですね、現在は認めて、運用で認めたりしているケースはあると思いますから、これはもうその実際利用する時にご相談いただければと思っております。ただ、この実際の有償になる場合はですね、65歳以上という制限はもうなくなりますので、そのときはまた有償による実証実験を踏まえて、またいろんな多様な利用状況を検討していきたいと考えております。



◆3番(親川孝雄議員) 

 現実的な対応として、体の悪い方、あるいはまた弱者の方には相談をしながら付き添いの方も乗っけたりもしているということで理解をいたしました。有償になりますと、今度はまた年齢の撤廃等も考えておられるということで、これはいい方向性だと思っております。南城市内にはですね、南部農林高等学校、それから南部商業、南部工業、それから向陽高校などの1本の路線バスでは通学ができない地域の高校生も数多くいると思っております。子育て支援の観点からも、利用先の延長というのは考えられないのか、これを伺います。



◎企画部長(新屋勉) 

 親川議員の再質問にお答えします。高校とか通学の場合の市外への乗り入れというような理解でお答えします。

 この事業につきましては、南城市内でこれをやるということで、この事業の趣旨で一括交付金で事業を採択されております。市外に出るところまでこれでやってしまうと、もちろん民業圧迫もあるんですが、このほかの地域ではその市内でバスを、これを利用するときに地域振興券みたいな形で、例えばスーパーとか病院とかよく利用するところからこのバス運賃の逆にポイント制とかあって、それを使うことによって市内の病院、企業、そういうのも潤うという地域振興にも繋がるわけですね。そういう意味では、ほかの市外まで範囲を広げてしまうとそういう部分が崩れるというのもありますので、ですからそういう意味では隣の市町が同じようなデマンドをやれば、そこのつなぎを考えるのは可能だと思いますが、市の中で市外の範囲まで拡大するということは、現在はそこまでは考えておりません。



◆3番(親川孝雄議員) 

 いろいろとクリアすべきハードルもあるわけなんですけれども、どうしても僕はせめてのその高校生が通学に利活用ができれば、非常に親として助かると思うんですよ。このデマンドバスは予約乗り合いタクシーとも言っておりますので、タクシーとの考え方も含めてですね、何とか知恵を出して規制のクリアができないかですね。有償になった場合でもいいと思うんですけれども、部長からお答えにあった隣の八重瀬町のほうとも連携をしながら、ぜひこの4カ所の高校に対しては通学が可能になるようなことを取り組んでいただきたいなと思います。

 それから実証実験では車両の側面に「おでかけなんじぃ」と表示をしております。一般車両と区別をしておりますが、遠目に見た場合ですね、65歳以上という方々が対象者で活用していますので、遠目に見た場合には利用者からはデマンドバスが来たということを確認しづらいというようなこともあるのではないかと思います。本格運用に際しては、タクシーと同じようにデマンドバスの屋根の上にタップランプをつけるとか、そういった工夫も必要ではないかなと思いますので、そこら辺も考えていただきたいなと思います。

 いずれにしましても、このデマンドタクシーは非常にいい実証実験だと思います。1月の末に我々は会派で国に行きました。参議院の会議室で官僚の方々も一緒になって、いろんな勉強会をした中でですね、このデマンド交通に対しては非常に今いい評価をしておりましたので、ぜひですね、今後ともいい方向でこのデマンド交通が活用、そして事業としてうまくいくことを、非常に私も期待をしております。私も娘が向陽高校に行っておりましたので、3カ年間知念から通うのにもう大変でした。そういったことで、ぜひですね、せめて高校生をそのバスでうまく通学が可能になれば、非常に親御さんが喜ぶと思いますので、ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 それでは次に移ります。知念体育館、岬公園の環境整備と体育館の維持管理なんですけれども、これにつきましては、体育館のフロアを利用する場合は市内の方だと1時間当たり1,000円ですか、市外の方は2,000円と言っていますよね。ところが、フロアに立ってみますと本当に薄暗いんです。これ、そこの管理をしている方に聞いてみたんですが、48灯この電灯があるみたいですが、その中で18も切れているんですね。それから非常に薄暗い感じがして、それだけ利用する方々からは非常に困っているという声を聞いておりますので、ぜひ取り組んで、この回答の中には業者のほうに依頼をしているようでありますので、早速これはやっていただけるんじゃないかと考えておりますけれども、ぜひですね、利用のしやすいような施設にしていただきたいと思います。

 それと、これは教育委員会と都市建設課両方、公園は都市建設課、それと体育館は教育委員会ということで所管が違うわけなんですけれども、再質問もアマハイ、クマハイするかもしれませんが、この昨年の11月に体育館が、斎場御嶽の駐車場が閉鎖されたということに伴って岬公園の駐車場の利用者が激増しております。中にはかなりのスピードで駐車場に向かう車両も見受けられます。事故防止の観点から、公園への進入路に徐行を促すような立て看板の必要性も感じておりますので、そこもぜひ取り組んでいただきたいなと思います。

 それと玉城の体育館はですね、聞くところによりますとシルバーが毎日清掃をしているということを聞いております。それは事実なんでしょうか。事実であれば、現状では玉城の体育館よりも知念の体育館のほうがトイレの利用状況なんか多いと思うんですよ。1日100人を超すと言っていました。何か行事があるときにはもう500人、1,000人という利用者もいるようでありまして、週1回の掃除ではちょっと弱いんじゃないかというふうに思いますので、そこら辺もぜひ検討していただきたいなと思います。その件でよろしくお願いします。



◎教育部長(當山達美) 

 知念体育館のトイレ、今の物産館ができた前と今の現状、体育館のトイレを使う来客者が増えているということは報告を受けております。いずれにしてもトイレはきちんと清潔でなければならんと思っておりますので、週1回ではなくて、今後きちっとできるように検討していきたいと思っております。

 体育館内の照明、18灯が消えているということも確認をしてきました。それについても早急にこれは対応をしたいと思っています。



◆3番(親川孝雄議員) 

 教育部長から前向きな答弁をいただきました。ありがとうございます。さっきも申し上げたんですけど、岬公園は都市建設課、体育館は教育委員会ということで、それぞれ所管は違うと思いますが、そこは横断的に対処をして、使いやすい、また利用者が、あるいは来訪者が気持ちいいようにしていただきたいなと思います。利用者や来訪者からの意見、要望、あるいは物を言わぬ声もあると思います。訪れる人々の気持ちに寄り添って、もてなしの心を忘れずに、小さなことにも気を配ることで観光振興に取り組めば、リピーターを増やすことにも繋がると思います。以上、2つの質問に対しまして大所高所の視点で、俯瞰の目を持っておられる市長の所見を伺って、私の質問を終わります。



◎市長(古謝景春) 

 親川孝雄議員の質問にお答えいたします。

 本当、こういう議論ができるということが大変嬉しく思っております。当初、この知念岬公園を計画する時に、私は企画財政課長の身であって、あるお二方の議員から、ここに公園をつくっても人は来ないから、これだけの金は投資すべきじゃないということで、相当議論を重ねました。それで半分ぐらいの予算に削られて、下の駐車場、下も全部買い上げて駐車場にして、オートキャンプ場もつくろうというような計画だったんですが、それはもう断念をして、今の部分になりました。私も東京に3年住んで、自分も帰ってきてその魅力に気付いて、その公園の発想を持ったというようなことでありますが、当たり前に来ると感じないんですね。それと同時に、まだこの地域でもそうですが、あんなへんぴなところに人が行くのかという発想も南城市内でもあるんですね。物産館をつくるときもそういう議論がございましたけれども、それを私どもがやるということは、人が来ないところに人を呼び寄せるような施策を展開していくというのが行政の役割だというようなことで、今ちょっと着々と人が寄るようになっています。そういった関係で、おもてなしの心というのは大変また大事な視点でありますし、その自然を守っていくということも、また未来永劫に、継続的に人が来れるような状況にしていくというようなことでございますから、しっかりその沖縄のアイデンティティも含めて、おもてなしの心を大切にしながら来て、気持ちがよくて、また来たいというリピーターを寄せ付けるようなことをしっかり方向性を定めてまいりたいと思っています。



○議長(照喜名智) 

 休憩します。

     (休憩 14時57分)

     (再開 15時15分)

 再開します。

 一般質問を続けます。

 次の質問者、玉城健議員。



◆4番(玉城健議員) 

 ハイサイ、グスーヨー、チューウガナビラ。今日の最期の一般質問でございます。お付き合いのほどよろしくお願いいたします。今議会で退職なされる副市長を初め、教育長、そして部長の方々、長い間、南城市のために大変お疲れさまでございました。来年の人生を楽しんでいってください。お願いいたします。

 それでは一般質問にまいります。3点通告してございますが、2番目、3番目については自席で行いますので、まず1点目、雄樋川の防災対策についてでございます。

 1番目、雄樋川は大里の大城ダムを起点に玉城の船越・愛地・前川石川原、前川(玉泉洞)を通って港川へと流れていきます。大雨時には氾濫し、県道17号線から下流の下河原橋、向こうの下のほうからは土地改良区の中で2カ年ぐらい前ですかね、大雨で出荷前に積んであったサトウキビの山がガードレールを越えて流される被害も出たこともあるくらいの水量です。雄樋川の流れは前川(玉泉洞)のガンガラーの谷のところで、ガマの中に入っていきます。ガマの入り口は大きくて、出口がかなり小さくなっていて、大雨時にはガンガラーの谷の遊歩道も冠水し、危険な状態です。最近ではガマの出口には農業用のビニールや流木等が流されてきます。万が一、ガマの出口に引っかかって詰まった場合には大変なことになると心配する市民の声があります。そこで以下の点について伺います。

 1番目、市はどのくらい把握しているのか。お願いいたします。

 2番目に、雄樋川の管理はどのようになっているか。上の排水まで含めてお願いいたします。

 3番目に、その件について調査する必要があると思いますが、どのように考えるかお願いいたします。

 4番目には、この雄樋川には2カ所の農村集落排水処理施設があり、雄樋川へと放流していますが、川の増水時と放流時間が重なった場合の対策はどのようにしているかをお願いいたします。以上、よろしくお願いいたします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 では、玉城健議員の1番目の雄樋川防災対策についてのご質問にお答えいたします。

 まず1点目の市はどのぐらい把握しているかについてですが、雄樋川の下流域は2級河川に指定され、沖縄県が整備し管理しておりますが、冠水被害の報告を受けたことはございません。しかし、上流部の大城ダムから玉泉洞までの間、異常気象の時の集中豪雨時には県道86号線や県道48号線、県道17号線が冠水し、交通安全確保に支障が出ております。また排水路の氾濫による農地や農業用施設に冠水被害が発生していることは把握しております。

 次に2点目の雄樋川管理については、雄樋川の上流部は農業用排水路として位置付けがされており、排水路の維持管理、除草の管理、転落防止安全柵の管理を行っております。また水路に堆積している土砂等は、平成27年度土地改良適正化事業にて予算の範囲内で土砂の浚渫を行う計画をしております。

 3点目の調査の必要性についてですが、冠水被害の最大の原因はガンガラー谷のイキガ洞のはけ口付近が狭く、上流の流域面積から流れてくる雨量をはける容量ではないことを確認しております。観光ツアー等が利用されていることから、イキガ洞の保全をしながら対策になることから、調査については洞窟を専門とする有識者の意見を聴取し、関係者玉泉洞とも十分に協議し、被害防止の改善に努めていきたいと考えております。以上です。



◎上下水道部長(飯田高男) 

 玉城健議員の4点目の農村集落排水処理施設から雄樋川への放流についてお答えします。

 農村集落、正式には農業集落でございます。農業集落排水処理施設からの処理水の放流につきましては、現在玉城第5処理場から1日576立方、大城地区で96立方、合計で672立方が放流されております。排出方法としましては、3時間おきに8回に分けて放流をしております。1回の放流量としましては、玉城第5処理場で72立方、大城処理場で12立方、合計で84立方が放流されております。雄樋川の断面排水量からしますと、ほとんど変化が見られません。増水時に放流時間が重なった場合においても、及ぼす影響は少ないと考えております。汚水処理施設は住民生活におきましても重要な施設で、機能を中断することが許されない半永久的な施設であります。特に自然災害時においては水道、下水道は最も必要なものであります。大雨時においても処理機能の維持は重要なものであります。処理サイクルを変更することはリスクが大変大きいことからも、処理水の放流には特段のご理解をお願い申し上げます。以上であります。



◆4番(玉城健議員) 

 ありがとうございます。資料として珍々洞の入り口ということで写真を配付してありますのでご覧ください。昨日は全くの偶然でですね、この場所を議員の皆さんで視察してもらった。私のためにこれを組んだのかなと思うぐらいのことでありました。ただ残念なことに、お客さんがいるということでこの場所は見ることができませんでしたが、写真の下のほうですね。これはこの珍々洞ですね。この入り口でございます。雄樋川が、川からガマの中に入ってくるところがこの大きな写真ですね。この同じ位置から方向を変えて写した写真であります。奥、上の写真が出口なんですね。もうかすかに光が見えるくらいの穴になっているということであります。ご存じのとおり、雄樋川というのは、2級河川はこの玉泉洞の下のほう、港川から堀川からのところでありますが、これに流れる農業用排水となっていると。正式にはですね。それでもお互い通称として、もう雄樋川として捉えておりますので、その形での質問でございますので、含めてよろしくお願いいたします。

 昨日も視察しましたが、この遊歩道ですね。大きな竹が生えているところでありましたが、あの遊歩道が手すりまで氾濫すると。DVDも持っておりますが、そのときの写真ですね。事務局へ行ったら、これはもう印刷できないなということでありますが、後でまた部長には見てもらいたいと思います。本当に実際、お客さんを止めて、もう危険ですからということでストップするということでありますので、この場所の改良はぜひよろしくお願いしたいということです。この場所ですね。なかなか難しいですよ。川なのか、ガマなのか、この先からは、この川はどこに行っているかわからないくらいの状態で、四方八方穴に入ったり、もう大雨のときはここからも水出てくるかなというぐらい、とても調査しないとわからない状態で、私もその話を聞いて、下のほうからずっと入ってきたんですが、あと迷子になりそうな感じで、どこ歩いているのかなというぐらいのところであります。やはり玉泉洞の専務さんに話を聞いたら、普通、雨がないときはガマに入っていると。水が見えなくなるわけですね。そして、雨が降って増水した場合にはこの潜るのが間に合わなくて、今度は上のほうから流れていくと。それでこのビニールとかですね、そんなのが長く木に絡まったりしているわけです。この市民の方はですね、愛地の方なんですね、これ心配しているのは。ここが詰まった場合、愛地までいっぱいどうなるのかねということで調べてみたら、やはりこういう出口がかなり小さいということになっておりました。この川の管理ですので、これ壕とかそういうところは管理のほうはどこまでが県の管理なのかという、ここら辺のガマが本当に複雑になっておりますので、そこら辺、部長はわかりますか。



◎産業建設部長(港川猛) 

 玉城健議員の質問にお答えをいたします。

 この部分につきましては、ガマの部分につきましては、どこが管理しているかについてはまだ把握はしておりません。2級河川ということで、港川から堀川の上流部ですね。というのは、元のフィッシングパークのところまでは2級河川という位置付けがあります。それから上流については、私どもについてはまだ管理は、把握はしておりません。ということで、この洞窟についても、この部分が市の管理すべき河川なのか、農業用の用水路としての位置付けなのかについては、また今後調査していきたいと思っております。以上です。



◆4番(玉城健議員) 

 部長もちょっと調べないとわからないということでありますので、ぜひ調査をして、どういう形でこれ氾濫するのを止めるのかということでですね、やはりあの雄樋川排水については、本当にあの道路にあふれるぐらい満杯の水が行くわけですね。そこでその中に入っていくというのは、とてもじゃないがはかないなと。それでかなり前川・愛地のところまで水かさが上がっていくのかなということで考えておりますので、ぜひですね、詳しい調査をして、よろしくお願いいたします。

 そしてですね、また特に、先ほど上下水道部長もちょっとこの、全く影響はないと言っておられましたが、500トン、600トンも1日に流すんです。ちょうどそのあれは、冠水する時は10分か15分ぐらいでパーッと上がってくるわけですね。その時間にあった場合には、全く良くないとは思わないんですが、調整もできないということでありますので、ぜひですね、これについてできるのかどうか。やはりその10分間は止めることについては大丈夫でありますので、これ本当にガマ、ぎりぎりまで道路、県道超すぐらいまで行きますのでね。あのときは恐らく影響ないとは言えないと思いますので、それについてもう少し詳しく調べてもらいたいと思いますが、よろしくお願いします。



◎上下水道部長(飯田高男) 

 玉城健議員の再質問にお答えいたします。

 排水路につきましてですけれども、1回の放水量というのが84立方であります。これは3時間おきに一応流しているということでありますので、約1分間では2.8立方ですね。1秒間では0.05立方ということですね。かなりの、そんなに水量的には多くないということで、現在、雄樋川の断面、幅ですね、恐らく7メートルぐらいあると思います。約半分の5メートルぐらいに抑えたとしても、1センチ程度の増水量ということで、ほとんどもうミリ単位の増ということで考えられますので、それを下流のほうに流してもそれほど大きな影響はないというふうに考えております。以上です。



◆4番(玉城健議員) 

 8回に分けるということで、そんなに影響はないということで、きれいに排水が整理されたらそれも大丈夫なのかなという感じを受けました。管理面についてですが、先ほどの同市の質問の中に、市民部長が雄樋川玉水事業という話をなさっておりましたが、その事業についてもう少し詳しくお願いいたします。



◎市民部長(永村玲子) 

 玉城健議員の再質問にお答えいたします。

 平成25年度におきまして、9月7日ですけれども、主催のほうがウチナー玉水ネットワークですね。あと協力者ということで、共催ということで南城市は所管のほうで、生活環境課のほうで関わっております。あと南城市民大学ですね、それから八重瀬町の企画財政課、それから財団法人沖縄県公共衛生協会、共催へはこの4団体が関わったということでございます。目的といたしましては先ほど申し上げたとおりでございますが、スケジュールといたしましては9時からですね、八重瀬町から始まりまして、雄樋川の河川改修工事の現場視察、それから天願川の住民による川づくりの現場視察。その後、天願生き活き会との昼食会と交流ということで、あとは南城市、八重瀬町のほうで解散ということになっておりますが、特に昼食会のとき、交流におきましては最後はカチャーシーまで出て、素晴らしい交流会だったということで伺っております。以上でございます。



◆4番(玉城健議員) 

 いきなりありがとうございました。なぜかと言いますと、昨日見た段階でも、もう川がですね、やはりこれはまた豚舎の何かが流れているなという、汚れが見えたんですよ。あれだけ遊歩道の中の川の水が茶色くなっているというのは、ちょっと問題だなと。やっぱり環境面もですね、これは今八重瀬町も関わっているということでありますので、向こうは八重瀬町との境界線で、豚舎は八重瀬町からも来るわけですね。大雨降ったりしたらすぐ来るということで、やはり南城市の分についてはもうかなりきれいになっています。もう魚も見えるぐらいきれいになってきておりますが、昨日見た段階では、やはりまだこれに何か流れているなという感じがいたしました。

 それでですね、この八重瀬町との連携について、どういう形やっているのかお願いいたします。



◎市民部長(永村玲子) 

 玉城議員のご質問にお答えいたします。

 八重瀬町との連携につきましては、担当所管課のほうではかなり情報交換を行っている状況にあります。先ほど申し上げました雄樋川のクリーンアップ作戦実施につきましても、こちらのほうも八重瀬町との連携でもって行っている事業でございます。そちらのほうは毎年ですね、実施しておりますので、南城市のほうから遠い市にですね、八重瀬町側のほうからも動員がありまして、一斉に地域に分かれてごみ作業といいますか、河川のごみをとるという作業、私も今年度は参加させていただきましたけれども、かなりのごみが出ておりましたので、それも出発式等ですね、集合場所が南城市と八重瀬町、同時に出発式を行って、分かれて作業をするということで、情報の共有に関しましては、私のほうではできているものと感じております。以上でございます。



◆4番(玉城健議員) 

 部長の答弁の中には、雄樋川クリーンアップでいつも清掃しているということであります。私もいつも参加していますので、ごみの多さにびっくりしているわけでありますが、このごみじゃなくてですね、この畜舎の排水なんですよ。これについてはやはり、これは八重瀬町も含めてやらないといけないと。現在ですね、保健所が牛舎とか畜舎をどんどん回ってきて、南城市ではもう畜産関係が悲鳴を上げるぐらい来ると。相当緊張感を持ってやっているということで、かなり効果が出ているということを言っていました。これは畜産、農家の方がもう大変だよと、しょっちゅう回ってきてという話をしていましたので、そのぐらいやらないと、やっぱり八重瀬町もかなりこれは入ってくるというのはわかっていますので、玉泉洞さんのほうもですね、何かあった場合にはすぐ飛んで行って、いろいろまた役所に情報をくれたり、もう敏感なんですね、向こうは。そういうことでありますので、ぜひもっとこの畜産関係のものについても交流して、情報を共有してですね、せっかくあれ2万年前の原人が住んでいたところをですね、汚して観光客ががっかりしないようにということでですね、やってもらいたいと。その点についてはぜひよろしくお願いしたいと思います。

 次に移ってみたいと思います。2番目に南城市産業祭りについてでございます。合併して8年、これまで市の産業祭りが開催されていませんが、南城市の特産品を初め、観光、商工業等、あらゆる産業を紹介し、元気な南城市のさらなるPRをするために南城市の産業祭りの開催が必要と思われますが、市としての考え方をお願いいたします。



◎企画部長(新屋勉) 

 玉城健議員の2点目の南城市産業祭りの開催についてお答えします。

 南城市産業祭りを開催することにつきましては、南城市内で活動する生産者の生産意欲の高揚と、特産品や観光のPR、商工業の振興を図る意味で有意義であると考えております。南城市では、これまで一括交付金を活用した地域特産品開発及び販売促進計画策定事業や、ハーブフェスティバル等を実施してきました。また、関係機関との連携により農林水産省の公募事業を活用した「南城市食のモデル地域実行協議会」による商品開発、厚生労働省の公募事業「実践型地域雇用創造事業」を活用した新たなウェルネス商品の開発など、特産品開発に向けた取り組みが進みつつあります。現在、南城市の特産品及び農産品、工芸品のPRや販路拡大の場としては、商工会や関係団体が中心になり、ハーブフェスティバル、それから尚巴志ハーフマラソンなどの市主催のイベントの開催時、そしてクラフトフェア、半島芸術祭、マンゴー祭りなど独自のイベントとしての展示即売等を実施しているところであります。産業祭りを開催し、さらなる持続的な発展を図るためには、企業等による商品開発促進が必要であり、ほかの市町村同様、行政主導によるものではなく商工会など、関係団体主導による積極的な企画提案が必要だと考えております。今後は市商工会など、関係団体の取り組み状況も踏まえ検討していきたいと考えております。以上です。



◆4番(玉城健議員) 

 ありがとうございます。合併して8年ですね。南城市はもう本当に他地域からいろいろ頑張っているねと、新聞にもいろいろなイベントが出ていると。その中で一番産業面でのPRが不足しているということを思っております。例えば、畜産共進会も以前は各地域でやっていたのが、今は糸満の畜産、競り市場でやっていると。広報誌にもちょっとした、僕の見落としかもしれませんが載っていないと。そういう情報の不足もありまして、出してはいるんだけれども、この地域でやらないものだからなかなか市民が触れる機会が少ないと。もう関係者だけで終わっているということを感じます。確かに畜産関係については、あれだけ大きな牛とか大変疲れるということで、本当に出品するのを敬遠する場面もありますが、やはりまた県とかで南城市の乳牛とかもですね、かなりの上位の成績を収めていると。そういうものをぜひ地域でも紹介をしてやっていければいいかなと私も思っております。そしてまた野菜等ですね、それもまた特産品もいっぱいあると。まずは小さいものからでもいいからやって、それをもっと充実させていくという形で、何とかそういう形で開催できないかということで、この考え方に関しての市長の見解をお願いいたします。



◎市長(古謝景春) 

 これまでのいわゆる特産品開発等々、いろんな形で仕掛けをし、そして発表会もいろんな形でやっております。物産館もその発想からつくったということであります。また、ここの奥武島でも魚市場がまたできますから、そういったことも含めてですね、一過性ではなくて、毎日でもこの特産品が売れるような状況をつくっていくというようなのが大事だと思っております。

 それともう一つはですね、今役場庁舎建設の構想がございますけれども、私が長岡に行ったときにですね、長岡の市庁舎の前は一般に開放をして、いろんな商品をここで売っておりました。それも一つの地域活性化の観点から、それも含めて検討したらどうかということで今指示をしてございます。こういう年に1回ではなくて、常時こう開発したものが発表できるよう、そして販売できるようなシステムが私は好ましいんじゃないかと思っております。産業祭り等については県もやっておりますし、また我々の尚巴志ハーフマラソンとか、そういったものでもいろんなものを提供しておりますから、そういったことを行事とともに並行してやっていくということも大事ですから、永続的にそれができるような、宣伝ができるような体制を整えてまいりたいと思います。



◆4番(玉城健議員) 

 ただいまの答弁の中では、市としてこの市が主催する産業祭りとは、これは計画しないということですか。



◎市長(古謝景春) 

 お答えをいたします。

 先ほども申し上げましたように、商工会とか企業も連携しながらその方向性を探っていくということは部長がお答えしましたので、私はあえて重ねては答弁をしなかったということでご理解していただきたい。



◆4番(玉城健議員) 

 答弁書の中にも、行政主導によるものではなく商工会、関係団体の主導による積極的な企画提案ということが書かれておりまして、その方向で進めていくというお答えで、そういう理解でよろしいですか。



◎市長(古謝景春) 

 お答えいたします。

 そのとおりでございます。



◆4番(玉城健議員) 

 それも大変立派な考え方とは思いますが、やはり一番足腰の弱い一次産業とかですね、そういうところはある程度行政側も力を出して引っ張って、それから軌道に乗せるということも必要かと思いますので、行政側としてでもですね、そういう方向をつくれるような応援をお願いしたいと思います。

 それでは次に進みたいと思います。よろしくお願いいたします。

 3番目にグスクロード公園のコア施設の展示物についてでございます。これも写真をお配りしてありますので、ご覧ください。大変見づらいと思いますが、その現物も大変見づらくて、そっくりそのまま写っておりますのでご了解ください。本当に何が何やらわからない状態でございました。質問にまいります。グスクロード公園内のコア施設の昔の農業・農村風景の展示がされておりますが、展示物が色あせ、破損して見にくい状態になっております。新しく張りかえができないか伺います。よろしくお願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 玉城健議員の3番目のグスクロード公園のコア施設の展示物についてお答えいたします。大変丁寧に写真まで提示していただきまして、ありがとうございます。本当に何が何かわかりませんが、この場をもちましておわび申し上げます。

 さて、グスクロード公園のコア施設に関しましては、平成13年の折、島尻東地区田園空間整備事業にて整備されております。展示物はデータ焼き付けの写真をラミネート貼りで展示されておりますが、事業完了後10年以上が過ぎ、経年劣化によってラミネートが腐食し、写真も見苦しい状態になっており、景観を損なっている状況であります。早急に撤去したいと考えております。また新たに写真を永遠にわたり展示するには、湿気やカビ除去をする空調設備等を備えなければならず、公文書館のように室内展示等の環境が違うことから、張りかえることについては難しいと考えております。ほかにいい方策がないか、検討していきたいと考えております。以上です。



◆4番(玉城健議員) 

 もう写真のとおりでありまして、もう早く片付けないと、これはもう大変だと思いました。

 ここは民泊受け入れしている場所なんですね。これはもう本当に元気な南城市を見せるには、かなり心苦しいなといつも見ておりましたが、まだそんなものかなと見てきたら、もう見事にそのまま残っていましたので写真を撮ってまいりました。本当にですね、こういう施設の中であれだけの民泊、観光客が来る場所でそういうものがあるというのは、やはりもうこの観光の面から行っても大変マイナスなイメージであると思います。これを展示するには、張りかえるには大変湿気とかいろいろあって難しいという答弁でございましたが、ペンキで書くなり、とにかく屋外でできるような方向で、これは大変見たらいいものなんですね、昔の風景ということで、この地域の。これはとっても上等で、このまままた何らかの形で残してほしいなということでありましたので、自分は感じましたので、恐らく民泊で来た人たちは確実にあそこでこれを見ますので、それをこのラミネートとかそういうものではなくて、ほかの方法でぜひやってもらいたいということでありますので、これについてもう1回よろしくお願いします。



◎産業建設部長(港川猛) 

 お答えします。

 大変見苦しい状況下でございますが、私も昨日ですね、早速現場を拝見しました。まさしくそのとおりでございまして、本当に写真自体ですね、今おっしゃるとおり、本当にいい資料なんですよね。これを何とかそのまま残せるかどうかも含めて、しかし、ここのグスクロード公園は皆様方もご承知のとおり、大変湿気の多いところなんですよね。それをどういうふうにクリアするか。それと同時に、最近またいろいろと技術が発展しておりますので、その辺も含めてですね、もっといい方策がないか検討してまいりたいと思っております。以上です。



◆4番(玉城健議員) 

 この展示物がされているところは看板状になっているんですね。ちゃんと回りが看板がかけられるような鉄板になっておりますので、何とか工夫すればできると思いますので、よろしくお願いいたします。

 次にですね、やはりこれだけの観光客が来て南城市を迎えて送るところでありますので、観光の立場からそこに「いらっしゃいませ」とか、「ありがとうございます」とか、「また、どうぞ」とか、「メンソーレ」とか、そういう観光に来た人たちへのメッセージも発信できる場所ではないかなと思っておりますので、これについてよろしくお願いします。



◎企画部長(新屋勉) 

 玉城健議員の再質問にお答えします。

 このコア施設の写真については、私も非常に昔の写真で素晴らしいものだと思っております。ただ、観光の立場からはですね、観光客にどう見せるかというのもありますが、これにつきましては今、サイン整備事業とかありますので、そういうものの中でどういうことができるか検討していきたいと考えています。



○議長(照喜名智) 

 本日の会議時間は議事の都合により延長します。



◆4番(玉城健議員) 

 ぜひですね、そういうメッセージ的な言葉を書いたら、本当に気持ちよく南城市から帰っていくと。そしてまた大きくなって観光しに来ると。南城市良かったなと、再びまた南城市に訪れるということになると思いますので、ぜひそういうメッセージ的なものも書いてもらいたいと思います。本日は3分を残しますが、大変いい答弁でございましたので、ぜひそれを実行するということを本当に期待しまして、あと2分になりましたが、本日の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(照喜名智) 

 これで本日の一般質問を終わります。

 以上で本日の日程は全部終了しました。

 次回は3月19日(水曜日)午前10時から本会議を開き、一般質問を行います。

 本日はこれで散会します。お疲れさまでした。

     (散会 15時54分)

 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。

      議長   照喜名 智

      署名議員 屋?宣勇

      署名議員 仲村和則