議事ロックス -地方議会議事録検索-


沖縄県 糸満市

平成15年第5回糸満市議会臨時会会議録 10月17日−01号




平成15年第5回糸満市議会臨時会会議録 − 10月17日−01号







平成15年第5回糸満市議会臨時会会議録



 平成15年10月17日糸満市議会臨時会が本市議会議事堂に招集された。



出席議員 26人



1番 新 垣   新 君   2番 徳 元 敏 之 君



3番 奥 田 末 吉 君   4番 上 原   勲 君



5番 賀 数 武 治 君   6番 照 屋 正 清 君



7番 前 原   晃 君   8番 奥 村 幸 巳 君



9番 長 嶺 一 男 君   10番 長 嶺   實 君



11番 喜 納 正 治 君   12番 金 城   勉 君



13番 玉 城 朗 永 君   14番 玉 城 隆 一 君



15番 東 江 光 野 君   16番 大 城 健 福 君



17番 照 屋 仁 裕 君   18番 玉 城 和 信 君



19番 大 城 美智子 君   20番 新 垣 安 彦 君



21番 砂 川 金次郎 君   22番 菊 地 君 子 君



23番 浦 崎   暁 君   24番 玉 城 英 明 君



25番 當 銘 孝 男 君   27番 大 城 正 行 君





欠席議員  1人



26番 伊 礼 哲 雄 君





 本議会に職務のため出席したものは次のとおりである。



事務局長 伊 敷 康 子 君   次  長 豊 平 朝 信 君



議事係長 金 城 邦 宏 君   主  査 前 田   淳 君



主  事 上 原   亘 君   主  事 照 屋 勝 矢 君





本日の議事日程

日程第1 諸般の報告

日程第2 会期の決定

日程第3 会議録署名議員の指名

日程第4 議員提出

     議案第12号 沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める

           意見書の提出について

日程第5 議員派遣の件

――――――――――――――――――――――――――――――

(開会宣告午前10時27分)



○議長(大城正行君) これより平成15年第5回糸満市議会臨時会を開会いたします。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君)



△この際、「諸般の報告」を行います。

 今期臨時会は、日程として上げてあります沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書を付議すべき事件として、地方自治法第101条の規定により菊地君子君外11名から臨時会の招集請求を行っておりますので御報告いたします。

 以上で、諸般の報告を終わります。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君)



△次に、「会期の決定」を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、議会運営委員会の答申のとおり、本日1日といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって今期臨時会の会期は、議会運営委員会の答申のとおり、本日1日とすることに決しました。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君)



△次に、「会議録署名議員の指名」を行います。

 今期臨時会の会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、14番 玉城隆一君、16番 大城健福君の両君を指名いたします。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君) 直ちに本日の会議を開きます。



△議員提出議案第12号「沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書の提出について」を議題といたします。

 本案については、提出者長嶺實君外9名の賛成者でもって提案されております。提出者の提案理由の説明を求めます。



◆10番(長嶺實君) 文案訂正をお願いいたします。下から10行目あたり、本市議会では、平成12年12月に貴職あてに「県立南部病院の規模縮小…」の下の方、南部病院のさらなる「発展」を「充実」に訂正お願いいたします。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時29分)

(再開宣告午前10時31分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) 議員提出議案第12号 沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書の提出について、地方自治法第99条の規定により、沖縄県知事に対して別紙意見書を提出し、また沖縄県議会議長に対しては、別紙要請決議を提出するものであります。

 それでは、意見書を読み上げて提案理由の説明といたします。



沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書



 沖縄県立南部病院は、南部保健医療圏域における公立の中核病院として昭和57年4月設立、以来20年余にわたり、糸満市民を初めとする南部保健医療圏域住民の医療機関として生活に定着し親しまれてきた。

 また、南部保健医療圏域における民間医療機関との医療連携機能面でも大きく貢献していることは、南部地区医師会等が高く評価しているところである。

 平成13年度における南部病院の利用状況をみると、病床利用率87.8%、入院延べ患者数が6,170人で一日当たり平均入院患者数263人、外来延べ患者数136,631人で一日当たり平均外来患者数557人となっておりいずれも前年度を上回っている状況である。また救急患者数も12,490人にのぼり民間医療機関で実施が困難な救急医療にも大きく貢献している。

 本市においては唯一の救急医療機関でもあり、これまでに喘息の大発作を幾度となくおこし、時には意識不明・心肺停止の状態で救急車で搬送されたことのある住民は、県立南部病院の廃止の情報に「非常に不安、大変心配している」と訴えている。長年、通院等で利用している地域住民からも、不安と同時に存続を訴える声が相次いでいる。

 ところが、県立病院の今後のあり方検討委員会幹事会は「南部病院の廃止または経営移譲の検討」を盛り込んだ報告案をまとめている。

 それによると廃止の理由として、南部病院については、南部医療圏域に県立病院が二つあることや、民間の総合病院や市立病院等があり医療環境が十分に整備されていると述べているが、到底容認できるものではない。

 本市議会では、平成12年12月に貴職あてに「県立南部病院の規模縮小及び機能低下に反対する意見書」を提出し、南部病院のさらなる充実を強く要請したところである。にもかかわらずこのような報告案がまとめられたことは大変遺憾である。

 また、医療環境が十分に整備されているとしているが、現に南部病院において入院・外来患者232,000余人の県民が利用している現状のもとで廃止、経営移譲を打ち出すことは、今後利用者に身体的負担や経済的負担を強いることになり到底理解を得ることはできない。

 よって本市議会は、県民の生命を守る立場から、沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対するとともに、その存続を強く要請する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。



  平成15年10月17日

                          糸 満 市 議 会





○議長(大城正行君) 本案に対する質疑を許します。



◆18番(玉城和信君) 沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書の提出について、質疑を行います。

 まず、委員長あれですかね、この件については私は前回の議会のとき、討論の日にこの記事が載っていました。9月26日でございます。そのときに私は討論の中でも県立病院が廃止されるというふうなことについて非常に遺憾だというふうな表明をしたわけでありますけれども、市当局といたしまして、そのときに情報をキャッチしたのはそのマスコミからなのか、それともそれ以前はどのような状況で情報のキャッチをしていたのか、市当局の状況を委員長にお伺いしたいと思います。

 次に、県議会の方でも取り上げられたようでありますが、私は新聞に掲載されている部分しか知りませんけれども、その中身について詳しいことがおわかりであればお聞きしたいと思います。

 3点目であります。南部病院は今廃止だと、県立病院の役割は終えたんだというふうなことを言っておりますけれども、中部病院については、ここ数年の間に非常に強化、充実され、増築もされておりますね。中部においては医療機関は南部よりははるかに多いと思うんであります。そういうふうなことで考えますと、南部病院がこのように廃止の方針だというふうに言われるのは、私は非常に遺憾でありますけれども、この件について中部病院との比較について委員長の見解をお伺いいたします。

 それと、この意見書の中に、南部に二つの県立病院があるというふうに記載されておりますけれども、那覇市も含まれてなのか、またどの部分が南部なのか、どの病院なのかお伺いをいたします。以上です。



◆10番(長嶺實君) 和信議員の質疑にお答えをいたします。

 市当局の情報、南部病院の廃止、経営移譲についての情報はいつだったのかということでございますけれども、それについては当局の方に確認をいたしましたら、新聞報道、マスコミ報道で知ったということでございます。

 それから県議会での質疑のあり方はどうだったかということでありますが、これは新聞報道で取り上げているとおり、玉城ノブ子議員が検討委員会のあり方について質疑を行っているというのが新聞報道のとおりでございます。

 それから中部病院、南部病院の問題については、議会運営委員会では審議、そしてまたそういった質疑はありませんでした。

 4点目の南部病院、那覇病院についても特に議会運営委員会では質疑は行っておりません。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時41分)

(再開宣告午前10時41分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) お答えいたします。

 南部にある病院はどこかと、那覇病院と南部病院の両方でございます。那覇市も含まれております。



◆18番(玉城和信君) 今の答弁でありますけれども、市当局はマスコミの報道で知ったということでありますが、私が非常に残念でならないのは、大学院大学の問題についても非常に情報が遅かったというふうなことでありますけれども、私は市当局というのは800人の職員、臨時職員を含めて、嘱託職員を含めて今いるんですよ。そういうふうなことと、もう1点は、2点目の質疑をいたしましたけれども、この県議会議員も糸満市には2人もおります。県当局にも糸満出身の方、幹部の方がおられます。そういうふうなことを考えますと、市当局は常々以前から我々議会といたしましても平成12年11月27日に意見書が出されておりますが、当然このことについては情報があるべきだというふうに思っているんです。しかしながらこれがなかったというのが非常に残念でならない。そういうことで私は、今後とも市当局がもっともっと情報をキャッチするような努力をしていただきたいのでありますが、ここで質疑をいたします。

 まず、県議会での内容についてもっと詳しく今後どういうようにするかということが新聞報道に出ていたと思うんですが、私詳しく見ていないんでわかりませんけれども、委員長の見解をお伺いいたします。

 それと、4点目の質疑をいたしましたけれども、南部には那覇市も含まれるかということについて、那覇市も含まれるということでありますが、那覇市を含むと三つになりますよね、県立那覇病院があります、そして県立精和病院があります。そういうことで三つあるんですが、私は南部というのは那覇市を含まないんじゃないかというように思うんです。ここで我々もはっきり認識しておかないといけないのは議員27名当然なんですが、この認識が違っているとこの意見書もおかしくなるということを十分お互い27名、認識しないといけないと思うんですよ。私はそういう面で、あと一つは精和病院だというふうに考えるんですね。そうなると精和病院というのは精神科で総合病院じゃありませんので、そういうことでこの件について、再度南部というふうなものは那覇市も含まれるのかということについてお聞きしたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時44分)

(再開宣告午前10時45分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) 和信議員の質疑にお答えいたします。

 委員長の見解はということでございますけれども、これについては、私特別に見解を申し上げることはありません。

 それから今、南部圏域というのは那覇市も含んでおりますので、精和病院は精神病院ということで特別枠だということでございます。したがって、那覇病院、南部病院で二つということでございます。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時46分)

(再開宣告午前11時38分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) 和信議員の質疑にお答えいたします。

 県立病院が南部圏域に三つあるんじゃないかということの御質疑でございますが、南部には那覇病院、南部病院が地域医療機関という位置づけをされてございます。そして、精和病院については、精神科医療分野を担うセンター的機能病院と位置づけていると、ですから今度の審議会の答申の中では地域医療としてのとらえ方ということでございます。

25番(當銘孝男君) 委員長にひとつ強く要請をしていただきたいということで、質疑になろうかと思いますが、この県立南部病院の今回の意見書については、前回の規模縮小の意見書も同様でありますけれども、前回は平成12年11月27日にあったんですけれども、そのときも議会は一生懸命議会を招集して強くやりました。そしてこれから、平成12年から約3年経過しておりますけれども、当局はその間何をしてきたのか。そして今回の南部病院についても新聞に、これ沖縄タイムスなんですけれども、9月26日に新聞に報道されました。私がここで一番残念なのは、この約3年間、そして今回もそうでありますけれども、そしてその中で市長は9月30日にヨーロッパの方に行かれております。私はそういうことが新聞に報道されたら当局も三役いますから、指示を出してすぐ対応するような方向性が何でできなかったのか。議会はきょう臨時会を開いておりますが、そういう中で委員長に強く当局に対しての要請をしていただきたい。そして委員長から議長の方に強く要請をして、こういう大事なときにこのような方向性をとれないということは市民にとってもこれは大きなマイナスになります。そういう意味で委員長の見解を聞いて、委員長の考え方をひとつお聞きしたいと思います。そして当局に対して強く要請をすることをお願いをしたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時42分)

(再開宣告午前11時42分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) 當銘議員の質疑にお答えいたします。

 確かにこの問題については、議員の中から臨時会の要請を受けてきょうの臨時会でございますけれども、それについてはやはり当局も十分認識をしていただいて、それから迅速に動くように、また議長にも、今後ともまた議会の皆さんが一つになり、こういった問題に積極的に取り組むように、またお互いも協力しながら当局と連携をとってやっていきたいというふうに思っております。



◆25番(當銘孝男君) 今、議会運営委員長に強い決意を述べていただきました。議長もこの要請を受けて早急に対応していただきたいことを希望して、この意見書に大いに賛成するものであります。以上で終わります。



○議長(大城正行君) お諮りいたします。

 本案に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって本案に対する質疑を終了いたします。

 お諮りいたします。

 本案については、委員会への付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって本案については、委員会への付託を省略することに決しました。

 本案に対する討論を許します。

 お諮りいたします。

 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって本案に対する討論を省略いたします。

 これより採決を行います。

 議員提出議案第12号 沖縄県立南部病院の廃止、経営移譲に反対し存続を求める意見書の提出について、本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

 起 立 25人



○議長(大城正行君) 起立全員であります。

 よって本案は、原案のとおり可決されました。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君)



△「議員派遣の件」を議題といたします。

 本件については、県知事及び県議会議長あて意見書を手交するため、議員派遣承認要求書が提出されております。

 お諮りいたします。

 本件については、お手元に配布してあります議員派遣承認要求書のとおり決することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって本件については、議員派遣承認要求書のとおり決しました。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君) お諮りいたします。

 今期臨時会において議決されました意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君) 以上をもちまして、平成15年第5回糸満市議会臨時会を閉会いたします。

(閉会宣告午前11時46分)



 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。



糸 満 市 議 会



議   長  大 城 正 行



14   番  玉 城 隆 一



16   番  大 城 健 福