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沖縄県 糸満市

平成15年第4回糸満市議会定例会会議録 09月18日−02号




平成15年第4回糸満市議会定例会会議録 − 09月18日−02号







平成15年第4回糸満市議会定例会会議録



平成15年9月18日

出席議員 26人



1番 新 垣   新 君   2番 徳 元 敏 之 君



3番 奥 田 末 吉 君   4番 上 原   勲 君



5番 賀 数 武 治 君   6番 照 屋 正 清 君



7番 前 原   晃 君   8番 奥 村 幸 巳 君



9番 長 嶺 一 男 君   10番 長 嶺   實 君



12番 金 城   勉 君   13番 玉 城 朗 永 君



14番 玉 城 隆 一 君   15番 東 江 光 野 君



16番 大 城 健 福 君   17番 照 屋 仁 裕 君



18番 玉 城 和 信 君   19番 大 城 美智子 君



20番 新 垣 安 彦 君   21番 砂 川 金次郎 君



22番 菊 地 君 子 君   23番 浦 崎   暁 君



24番 玉 城 英 明 君   25番 當 銘 孝 男 君



26番 伊 礼 哲 雄 君   27番 大 城 正 行 君





欠席議員  1人



11番 喜 納 正 治 君





 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席したものは、次のとおりである。



市  長 山 里 朝 盛 君   助  役 長 嶺 輝 一 君



収入役  上 原 健 市 君   教育長  金 城 政 安 君



                 総務企画

水道局長 仲 門 用 孝 君   部  長 山 川 国 正 君



市民部長 上 原 裕 常 君   福祉部長 上 原   悟 君



農水産商工

部  長 玉 城 一 春 君   建設部長 国 吉 真 光 君



                 教育委員会

消防長  金 城 安 秀 君   総務部長 慶留間 清 栄 君



教育委員会            議会事務

指導部長 上 原   武 君   局  長 伊 敷 康 子 君





本日の議事日程

日程第1 会期の延長の件

日程第2 一般質問

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(開議宣告午前10時03分)



○議長(大城正行君) これより本日の会議を開きます。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君) 



△「会期の延長の件」を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、9月25日までと議決されておりますが、議事の都合により、会期を9月26日まで1日間延長いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(大城正行君) 御異議なしと認めます。

 よって今期定例会の会期は、9月26日まで1日間延長することに決しました。なお、変更後の会期日程表をお手元に配布してありますので、御了承願います。

――――――――――――――――――――――――――――――



○議長(大城正行君)



△「一般質問」を行います。質問通告表により、順次質問を許します。



◆18番(玉城和信君) 一般質問を行います。

 1件目であります。糸満市の文化財及び井戸(カー)、拝所、城跡等の清掃美化、整備についてであります。

 私は、今年3月、私の経営する約1万坪のパパイヤ農園の中に、字伊原のムラガーがあります。そのカーはかつて、年に何回か村の方が草を刈り、整備をしておりました。しかし、水道の普及により井戸がだんだん放置されるようになり、荒れ果てるようになったのであります。私は、それを見かねて職員と一緒に草刈りを始めました。そして区民にも呼びかけ、カーの整備まで行うようになったのであります。さらに、話は発展いたしまして、以前のように水がこんこんとわき出てくるような、そして緑豊かな、昔のイメージをこのようにスケッチで描き、そのイメージに合致するような植樹をいたし、多くの区民が参加して植樹祭までも行ったのであります。それがきっかけになり、糸満市のすべてのカーを清掃、美化すべきだというふうな思いで、全糸満市のカーを回り、草刈り清掃を始めたのであります。仲間3人で暑い7月、8月に30日以上かけて行いました。その中で、各井戸が予想以上に荒れ果て、ごみ捨て場になっていたり、ごみで悪臭が発生したり、土砂が積もり原形をとどめない井戸もあったのであります。特に、私の出身地域である旧三和村は特にひどく、心の痛みを禁じ得なかったのであります。

 そのような中、私は、糸満高校の同級生で考古学者である、現在興南高校の教師をしております長嶺操氏と二人で糸満市のカーを主体として拝所、城跡、馬場、ガン屋、獅子、アシビナー、クムイなどを取り上げた本をつくろうということになったのであります。タイトルは、この「ふるさと糸満市再発見」というのであります。この本は、お互いのふるさと、糸満市の自然と文化遺産に光を当て、再発見への旅へと誘うものであると自負をしているのであります。失われつつある文化財や消えゆく森林、井戸、海浜など環境のあり方を問う本であると自信を持っているものであります。

 冊子をひもとくことによって、郷土への理解を深めて、特に児童生徒の総合学習の教本として生かしていただければ幸いであります。そして今、ふるさとの山、川、海など自然が消えつつあります。糸満も例外ではありません。これ以上の自然破壊や汚染に歯どめをかけるべきだと思い、地図や写真、特に航空写真を多く使っており、ふるさと糸満を多角的に発見することにより、環境のあり方も考えていただきたいというものであります。ふるさと糸満を愛し、誇りを持ち、アイデンティティーの確立につながることを期待するものであります。また、糸満市には、歴史や文化、自然風物が多彩にありますが、とりわけ字誌の発行は米須、名城と二字のみであります。与座は自費出版でやっておりまして、潮平は資料収集を行っているようであります。そして大里も検討中のようであります。本冊子で、糸満市の32の旧字を取り上げたのは、これが契機となって、他の字や糸満市以外にも波及して、次々と字誌の発行の機運が高揚することを期待するものであります。

 私は、この本をつくろうと企画をしたとき、井戸の水を飲めるようにしようと思ったのであります。近年、天然水がよく売れております。光、空気とともに水は生命の維持に不可欠であります。人体の80パーセントは水で占められ、体内から10パーセントの水分が消失すれば生きてはいけません。生命ももともとは海から誕生しました。上水道が整備され、蛇口をひねればいつでも水が出る便利な時代となりました。しかし、塩素で滅菌された水道水は敬遠され、天然水に頼るようになりました。かつて、私たちは近くの井戸や泉から水をくみ、飲用しておりました。しかし近年、樹木の伐採や化学肥料、農薬を使用し、それが大きな要因となって水源地を汚染し、今ではほとんどの井戸が飲み水に使えなくなったのであります。また赤ちゃんが生まれたときの産水や若水をくむ習慣もなくなりました。水の恵みに感謝する気持ちは希薄になっています。水の汚染は、環境を破壊する大きな要因の一つになっています。地球規模で拡大を続ける環境汚染、私たちは本当にこれでよいのでしょうか。原点に立ち返り、自分たちで身近なところでできる環境、特に井戸を再生しようではありませんか。水の恵みを改めて考えてみようではありませんか。健康の源、水、自然再生の源、水、再び井戸の水が飲めて近い将来、山、川、海がよみがえる心のふるさとをみんなで取り戻そうではありませんか。それでは具体的質問をいたします。

 1点目、小学校、中学校の総合学習の中で、年一回清掃美化等の取り組みはできないか。

 2点目、カー(井戸)周辺の土地を市が買い取り地域の方々と一緒に整備することはできないか。

 3点目、自分たちのルーツへの関心、アイデンティティーの確立につながると思うがどうか。

 4点目、市民モラルの高揚につながると思うのでありますがどうか、お伺いをいたします。

 2件目であります。市長のレインボー政策(七つの主要政策)の達成率についてであります。

 前回の6月定例会においても私は質問をいたしましたけれども、本市800人の職員がいます、300億円の予算を投入しております。そういうふうな中で、この達成率について答えが出てこなかった。非常に残念であります。その頂点に立つ市長の部下はどのような職員なのか非常に疑問と言わざるを得ないのであります。それでは質問をいたします。

 1点目、活力ある豊かな産業の振興、(ア)、(イ)、(ウ)、(エ)、(オ)であります。

 2点目、自然と調和の取れた快適な環境の創造、(ア)、(イ)であります。

 3点目、市民の健康増進と心触れ合う福祉の拡充、(ア)、(イ)、(ウ)であります。

 4点目、未来をつくる教育と生涯学習の充実、(ア)、(イ)であります。

 5点目、平和の推進と歴史文化都市の建設、(ア)、(イ)であります。

 6点目、人材育成、活用と女性施策の推進、(ア)、(イ)であります。

 7点目、健全で計画的な行財政の確立、(ア)行財政計画の確立であります。

 3件目、市立保育所の臨時職員についてであります。

 「三つ子の魂百までも」というような言葉があります。私は、その言葉を聞くたびに保育所の重要性を認識させられるのであります。昨年は、待機児童、認可外保育所、バウチャー制度の問題など、大きくマスコミを騒がしていました。それは社会全体が保育に目が向き始めたのだと思うのであります。そして、本年11月より、保育士は国家資格になります。現在、本市において、保育士は52名の正職員と臨時の職員が54名ということであり、本務より臨時のほうが多いのが現状であります。そのため、不安定な臨時職は常に不足気味であり、市外からも採用しているのであります。私は、さきに述べたように「三つ子の魂百までも」という言葉の意味を認識し、保育士の方々が本職でなくても安定し、安心して働き、そして保育士として質の高い誇りを持ち得るようにすべきだというふうに思うのであります。それでは、質問をいたします。

 1点目、本年11月より保育士は国家資格になるのでありますけれども、人の命を預かり、育てる保育士が重要視される。それに見合う待遇が必要である。(ア)経験を積んだ有能な保育士を長期間の契約の嘱託として、専門職である図書館司書並み(17万円)の報酬にすべきである。(イ)臨時の経験を生かし、有能な方からも正職員に採用すべきであります。

 2点目であります。通勤手当も支給すべきだというふうに思っております。

 4件目、ブラジル・アルゼンチン95周年記念訪問旅行についてであります。

 沖縄県の市町村の職員から59人の方々が参加をしております。この中に、本市は4人の参加でトップであります。95周年で4人でありますから、100周年になるときは何名の方が公費、つまり糸満市のお金を使って参加するのか心配でなりません。このことは、必要でありますけれども、しかし、限度というのがあると思うんです。本市の財政でどの程度が限度かと思うと、私は既に限度を超えていると思っております。そこで質問をいたします。

 1点目、本市から4人も参加したがその必要性について。

 2点目、同時期のハワイにはなぜ1人も行かなかったのか。

 3点目、市議会議長の随行として議会事務局長の必要性について。

 4点目、4人参加は本市の財政改革との関係で財源問題はなかったのかお伺いをいたします。

 5件目であります。国民健康保険税について。

 本糸満市は、去る6月に引き上げをいたしました。5パーセントで7,000万円であります。このことは、引き上げなくても運営できるものであるにもかかわらず、市民に負担を押しつけたのであります。そのため、収納率が90パーセント以下ということで、国から財政調整交付金というのが8,000万円ペナルティーとして減額されたわけであります。本市の収納率が88パーセントで、全県下で51番目なんですよ、51番目。そのため、このように減額されているわけですね。県下、38市町村では92パーセント以上でペナルティーなしであります。全額国から財政調整交付金が交付されているのであります。9市町村が90パーセント以上で、5パーセントのペナルティーということであります。90パーセント以下は、本市を含め、わずか5市町村であり、本市の市民負担がいかに重いかが伺えるものであります。山里市長は、国からの予算の獲得については、常に消極的であります。立場の弱い市民にはいとも簡単に税を引き上げるのであります。私は8,000万円のペナルティーを現実的になくし、国から8,000万円を獲得する具体的な方策を何回も議会で提案をしております。一向に聞こうとしないのであります、残念でなりません。そこで質問をいたします。

 (1)国保税徴収率について。

 (2)国保税の徴収方法。

 (3)新聞報道についてであります。

 6件目、友好都市網走市との交流についてであります。

 2,500キロも離れている網走市に派遣されている交流職員伊敷君から市の広報に「網走オホーツクの風」ということで6月から掲載されております。私は、毎月楽しみに読んでいます。本当に遠いところなんだなと実感させられるのであります。また、網走から本市に派遣されている岩内仁さんも同じように網走の広報紙に「糸満だより」で掲載をしております。全く逆のことが書かれており、実に対照的であります。このような対照的な地域との交流は個人的にはなかなかできるものではありません。時間も、金もかかるからであります。そこで航空機を両市でチャーターし、双方の市から満席で、さらに両市の物産も安価で運び込むことができるのであります。私は、北の果てであり、不便であるからこそメリットがあるのであり、ぜひ実現させたいのであります。そこで質問をいたします。

 チャーターすることの利点と問題点をお伺いいたします。以上であります。



◎市長(山里朝盛君) 玉城和信議員の御質問、件名2、市長のレインボー政策の達成率についてということでございますが、私もいろいろと達成率というのは完全に終わったということを解した場合、非常に出し方が難しいと思っております。それで、着手状況をどれだけかということで答弁をさせていただきたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時20分)

(再開宣告午前10時21分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎市長(山里朝盛君) 私がなぜ達成率でということを申し上げるのは、例えばこの政策の中で打ち出しました人材育成関係でございますが、大学等の高等教育、研究機関の誘致促進ということを一生懸命取り組みました。だが、それは実現できなかったわけでございます。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時21分)

(再開宣告午前10時24分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎市長(山里朝盛君) このレインボー政策は、市長として実施するに当たっては、糸満市の第3次総合計画の中に幾つ反映するかということになっていくわけでございます。その総合計画になって、そして実施計画になって予算がついていくという経過になるわけでございますから、今私が申し上げたいことは、このレインボー政策の中に181の項目を掲げてございます。そのうちの101項目は、これは着手並びに達成をしております。これはパーセンテージにして56パーセントになるわけです。では、それを順次お答えいたします。

 活力ある豊かな産業の振興、農業について、これが80パーセントであります。水産業について、これが29パーセントです。商工業について36パーセントです。観光について、これが41パーセントです。マルチメディアの推進20パーセントです。

 次に、自然と調和の取れた快適な環境の創造、生活環境、これは着手も含みますが58.8パーセント、自然環境、71パーセント。

 市民の健康増進と心触れ合う福祉の拡充、保健、これは56パーセントです。なお、保健福祉センターを救急診療所跡につくろうということを努力いたしましたが、県の同意は得られませんでした。福祉79パーセント。スポーツの振興33パーセント。

 未来をつくる教育と生涯学習の充実、学校教育50パーセント。生涯教育33パーセント。

 平和の推進と歴史文化都市の建設、平和行政の推進と国際交流63.6パーセント、約64パーセント。次に、歴史ある文化都市の建設、この方が57パーセント。女性政策の推進67パーセント。

 健全で計画的な行財政の確立、これが96パーセントであります。

 人材育成・活用と女性施策の推進、人材育成と活用、この方が50パーセントであります。以上でございます。

 なお、残りの件につきましては、教育長を初め、担当部長より答弁させます。なお、件名4、ブラジル・アルゼンチン95周年記念訪問事業については、議会事務局長にも答弁をお願いいたします。



◎教育長(金城政安君) 玉城和信議員の件名1、糸満市の文化財及び井戸(カー)、拝所、城跡等の清掃美化、整備について、小項目1、小学校、中学校の総合学習の中で年一回、清掃美化等の取り組みはできないかについてお答えをいたします。

 総合的な学習の時間は、国際理解、情報、環境、福祉、健康などの課題、児童生徒の興味、関心に基づく課題、地域や学校の特色に応じた課題などについて、適宜学習課題や活動などを設定して、展開しておりますが、その内容や活動などは各学校にゆだねられております。拝所や城跡等がある地域の学校では、郷土の文化についての学習を深め、郷土を愛する心をはぐくむことは大切であり、学校側とも調整してまいりたいと思います。

 次に、小項目2、カー(井戸)周辺の土地を市が買い取り地域の方々と一緒に整備することはできないかについてお答えいたします。

 カー(井戸)や拝所は、その字の成り立ちや風習、習慣を知る上で貴重な財産であります。しかし、そのほとんどが字や門中などの共同所有となっており、さらに聖域としてあがめられておりますので、文化財の保護の観点から所有者、または地域みずからが保護、管理することが好ましいと思います。したがいまして、カー(井戸)周辺を買い取ることについての計画はありません。

 次に、小項目3、自分たちのルーツへの関心、アイデンティティーの確立についてお答えをいたします。

 以前、ルーツを探ろうというのがはやりましたが、最近ではまれに市民からの問い合わせがある程度で、祖先への誇りや関心度は薄れつつあるのではないかと思われます。最近、ある門中が系図をまとめています。1冊の本として発刊されており、それを手にした人たちは自分の祖先への誇りと生きる自信を強く感じているものと思います。家系図の作成には、多くの時間と莫大な費用がかかります。身近なルーツを探る手だてとして、議員御指摘のとおり地域のカーや拝所、御嶽、さらにその周辺の自然に親しむことが地域への愛着心を助長し、ひいては人間形成につながるのではないかと思われます。私たちの祖先は、子供が生まれたときにはウブガーの水を産湯として使い、人が亡くなると清めの水として使っていました。自分のルーツに関心を持たせることで、生きる誇りが確立されるのではないかと思われます。ただ、行政でできることには限りがありますが、先ほどの総合学習での清掃美化がありますが、地域の自然や文化に触れることがアイデンティティーの確立につながるのではないかと思います。

 次に、小項目4、市民モラルの高揚についてお答えをします。

 近年、自然に対するモラルの低下が叫ばれております。市内でも廃車やごみ等の不法投棄が後を絶たず、行政としても悩みの種でもあります。市内には多くの文化財が所在しており、その一つである具志川城跡に関して、地元によるボランティア清掃活動を定期的に取り組んでおり、不法投棄が極端に減りました。地域の自然や文化を大切にすることが文化財の保護意識につながったと思われます。自然に親しみ、地域に触れ合い、我が街に誇りを持つことがモラルの高揚につながるのではないかと思われます。教育委員会としましては、地域の自然や文化に触れ合い、親しめるように児童生徒の総合学習や市民への生涯学習を通じ、資料の提供や学習の手助けをして、市民モラルの高揚に努めていきたいと思います。以上です。



◎福祉部長(上原悟君) 玉城和信議員の御質問、件名3、市立保育所の臨時職員について、小項目1、本年11月より保育士は国家資格となる。人の命を預かり育てる保育士が重要視される。それに見合う待遇が必要である。(ア)経験を積んだ有能な保育士を長期間の契約の嘱託として、専門職である図書館司書並み(17万円)の報酬にすべきである。(イ)臨時の経験を生かし、有能な方からも正職員に採用すべきについて、順次お答えをいたします。

 まず、経験を積んだ有能な保育士を長期間の契約の嘱託として、専門職である図書館司書並み(17万円)の報酬にすべきであるがどうかとの御質問でありますが、現在、人事課の方では、全部署に対し、臨時職員と嘱託職員についての調査をしているところでありますので、その中で嘱託職員化するかどうかについて、検討して考えていきたいというふうに考えております。

 次に、臨時の経験を生かし、有能な方からも正職員に採用すべきであるがどうかとの御質問でありますが、現在のところ考えてはおりません。



◎総務企画部長(山川国正君) 玉城和信議員の一般質問にお答えいたします。

 件名3、市立保育所の臨時職員について、その中の小項目2、通勤手当を支給すべきであるについてお答えいたします。

 保育所の臨時職員に通勤手当を支給すべきであるという御意見でありますが、結論から申し上げまして、現段階では支給することは考えておりません。しかしながら、行政改革の一環として職員を削減する中で、臨時職員の活用の度合いが今後高まってくることが予想されることから、今後、他の部署の臨時職員も含めて、その確保状況が厳しくなれば通勤手当の検討もする必要があるかと思います。

 次に、件名4、ブラジル・アルゼンチン95周年記念訪問旅行について、小項目1の本市から4人も参加したが、その必要性についてお答えいたします。

 本年は、沖縄県人がブラジル、アルゼンチンに移住して95周年の記念すべき年に当たり、去る8月に両国で開催された記念式典、祝賀会には本市から長嶺輝一助役、金城政安教育長、大城正行議会議長、伊敷康子議会事務局長の4人が出席をいたしております。

 市町村長海外視察研修特別事業として、市長会より市長の代理として助役、南部市町村会より同じく市長の代理として教育長、議長会より議長、随行として議会事務局長の参加であります。日系人3万2,000人のうち70パーセントの2万2,000円を沖縄県人が占めるアルゼンチン、日系130万人のうち12パーセントの15万人を有するブラジル、という数字が示すように、沖縄県人の占める割合が非常に多い両国での式典には、本市からの4人を含めて確認できているだけで本県から37市町村、172名が参加しております。いささかなりとも両国の沖縄県人のこれまでの御労苦に報い、また熱い歓迎の思いにこたえることができたものと考えております。

 次に、小項目2の同時期にハワイになぜ1人も行かなかったのかについてお答えいたします。

 御指摘のとおり、ブラジル、アルゼンチンでの式典の終了後には、世界ウチナーンチュ会議が初めて海外のハワイで開催されております。これにつきましては、本年6月ハワイ沖縄連合会のジョージ玉城会長(真栄里出身)から丁重なる御案内をいただいたところであります。しかしながら、同時期に南米に引き続いてハワイへの出張が重なることは、各市町村の行政責任者としては課題が多いことから、市長会及び議長会等、関係4団体としましては、ハワイについては団体参加を見合わすことになり、市町村単位での対応ということになりました。本市としましては、ハワイ県人会並びにハワイ糸満市人会の皆様の御期待にこたえることができず、大変心苦しいとは存じましたが、新たな予算捻出が必要な上、日程的にも市政運営の責任者が、さらに長期間留守にすることは好ましくないとの判断から、ハワイでのウチナーンチュ会議への参加は断念した次第であります。

 次に、小項目4、4人参加は本市の財政改革との関係で財源は問題ないのかについてお答えをいたします。

 御指摘のとおり、本市の財政は、非常に厳しいものがあり、市はもとより議会の御協力をいただきながら、行財政改革を取り組んでいるところであります。そのため、本年度でもむだな経費は極力抑制しているところであります。今回のブラジル・アルゼンチンの移住95周年記念式典参加につきましては、市長会や町村会、市議長会、町村議長会など関係4団体の企画のもと、実現できたものであります。確かに厳しい財政の中の出費ではありますが、参加者からの報告によりますと、本県及び本市から移住されて95年、長年苦労され、高齢になった一世の沖縄県人、糸満市人のこれまでの御労苦の上に、今日の発展があることを目の当たりに見ることができたのは、参加した者にとっては誠に喜びに耐えないものがあったようであります。さらに、本市は過去10数年にわたり、南米子弟の研修受け入れを行ってまいりましたが、この種が確実に実っているのを実感いたしました。これを機会に、本市と南米の市人会との交流がさらに継続すると同時に、二世、三世の子弟の皆様が本市への親しみを深め、新しい時代の交流、協力関係がなお一層実現できるものと期待をしております。内外の政治経済情勢が厳しい中ではありましたが、今回の南米出張の成果は将来の本県、本市にとっても非常に意義あるものと考えております。

 次に、件名6の友好都市網走市との交流について、小項目1、糸満市、網走市間チャーター便での交流についてお答えをいたします。

 現在、糸満市と網走市を往復する時間と料金についてでありますが、乗りかえ時間等を含めると片道およそ6時間程度かかり、往復時間は12時間以上かかると推定されます。那覇空港から東京羽田空港を経由し、女満別空港まで往復料金は12万6,000円かかります。チャーター便を使った場合の料金と利点と問題点についてですが、県内の旅行代理店に確認したところ、最近の航空機は300から500名乗りがほとんどであり、航空会社は世界的に過密なダイヤの合間を縫って、航空機を調達するため最低300名の乗客が必要であるとのことであります。もし、航空機の調達ができ、契約が成立したとしても航空会社はわざわざ航空機を調達するので、定期便と比較して航空料金は必ずしも安くなるとは限らない。ただし、500名乗りのジャンボ機いっぱいの乗客を用意できるのであれば、安くなる場合もあるとのことでした。また、飛行機をチャーターした場合の便利な点は、飛行機を数回乗りかえなくても、直接目的地に飛んでくれることにより、時間的、移動時間を短縮することができることや同じ目的の仲間同士で機内を独占することなど、定期便と比較して非常に便利であります。問題といたしましては、台風接近や豪雪、国際情勢などの急変等により、チャーター機が急に飛べない状況になった場合、日程の再編が難しくなるとのことでありました。いずれにいたしましても平成13年12月1日の市制施行30周年記念事業の一つとして締結しました糸満市と網走市との友好都市交流事業が今後ともますます盛んになるための方策として、和信議員の御提案は貴重であり、今後の検討課題とさせていただきます。以上でございます。



◎議会事務局長(伊敷康子君) 玉城和信議員の御質問、件名4、ブラジル・アルゼンチン95周年記念式典訪問旅行について、小項目3、市議会議長の随行として議会事務局長の必要性についてお答えいたします。

 議会にかかる予算の執行につきましては、その権限を議会事務局長に委任されておりますのでお答えいたします。そして、最初に私が訪問することになった経緯についてもあわせてお答えいたします。

 議会議長の随行は、県内、県外の市町村議会議長会定期総会、全国市議会議長会の評議員としての役員会に同行し、議長が他市の議長と折衝しやすいように資料収集をしたり、補足説明の資料作成などがございます。また、県知事への要請等があるときは、書類の準備、先方との事務連絡をとったりして、議長の職責が十二分に果たせるようにこれまで議長随行でまいりました。今回の南米ブラジル・アルゼンチン移住95周年記念式典訪問の議長随行は、これまでとは違う形の随行でございました。御承知のとおり、本市の海外移住者子弟研修生受入事業が平成3年度から実施されました。今年で13年目になります。その間、ブラジル8名、アルゼンチン5名、ボリビア3名、ペルー6名、アメリカ合衆国ハワイ州の2名、合計24名の研修生が本市で学んでまいりました。その間の11年間研修生とのかかわりがあり、沖縄のお母さんとして親しまれて、帰国後も手紙やメールで連絡を取り合ってまいりました。その関係で沖縄県人移住95周年記念式典にブラジル糸満市郷友会会長を初め、役員一同、研修生からも帰国後の実態をじかに調査見聞され、今後の施策に、あるいは市政の御参考に資することができればと申し入れがあり、今回の訪問に私もぜひ随行させてほしいと市長、議長あてに今年6月18日付案内文書が届きました。協議の結果、議長の随行として訪問することに決定いたしました。その費用につきましては、当初予算の議長の費用弁償、国外旅費の範囲内から予算流用させていただき、今回の訪問実現に至りました。以上でございます。



◎市民部長(上原裕常君) 玉城和信議員の件名5、国民健康保険税についてお答えさせていただきます。

 まず1点目の小項目1、国保税徴収率についてでございますけれども、平成14年度の国民健康保険税の徴収率は現年度分で89.36パーセント、滞納繰越分で13.80パーセント、全体で68.08パーセントとなっております。平成13年度と比較すると、現年度分で1.15パーセント増、滞納繰越分で1.38パーセント増、全体で0.55パーセント増とそれぞれふえています。調整交付金のペナルティー対象税目である医療一般分では、平成13年度87.22パーセントに対して、平成14年度は88.34パーセントで1.12パーセント改善していますが、減額率は依然として7パーセントであります。

 次に、2点目の国保税の徴収方法についてでございますけれども、国民健康保険税はすべて普通徴収で行いますが、その徴収方法としては、口座振替、徴収嘱託員による訪問徴収、役所、金融機関での窓口徴収があります。その内訳としまして、平成14年度現年度分の全収納額11億724万9,000円のうち、口座振替額が3億3,354万3,000円で30.12パーセント、徴収嘱託員徴収分が1億6,019万4,000円で14.47パーセント、窓口徴収分が6億1,351万1,000円で55.41パーセントとなっています。

 3点目の新聞報道についてでございますけれども、国民健康保険税減免申請者家族の預貯金を同意を得ずに調査したことについては、市としましては、国保税が被保険者である世帯全員の所得、資産の合算で課税するため、同じ被保険者である家族についても国保税の賦課徴収の調査権を定めた地方税法第707条第1項第1号に定められた納税義務があると認められる者の範囲にあるものとして実施したものであります。しかしながら、国の見解では減免の承認に当たり、同一世帯に属する被保険者の資産や収入等の調査により、担税力を確認することは行い得るが、納税者本人以外の被保険者については同意なしに調査を行うのは地方税法上好ましくないとしています。市の主張が認められず、結果として関係者に御迷惑をおかけしましたことに対しまして、大変申しわけなく思っております。平成15年度以降の減免申請については、減免申請における預貯金等の調査につきましては、家族の同意を得るようにしております。



◆18番(玉城和信君) 1件目の方なんですけれども、私はカーの周辺を市有地や字有地などで持っているところもありますけれども、そうじゃなくて、個人有地の部分については多くはないと思うんですね。せめて市が買い取っていただけないかということなんですけれども、この私有地になっている分はどの程度あるのかお伺いしたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時55分)

(再開宣告午前10時56分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育委員会総務部長(慶留間清栄君) 玉城和信議員の再質問にお答えいたします。

 現在のところ、実態を掌握しておりませんので、何件あるかについてはお答えできません。



◆18番(玉城和信君) 先ほどの答弁の中で、私の質問に対して非常にいい答弁をしていただいたんですけれども、皆様が出しております糸満市の教育という中に、一番最初の方に郷土の自然や文化に誇りを持ち、人間性豊かな云々と書かれていますね。私は、そういう面で私が今回このように本を発行するわけですけれども、この中身について、部長は多少読んでいただいたんですけれども、その感想についてお伺いしたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前10時57分)

(再開宣告午前10時58分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育委員会総務部長(慶留間清栄君) ただいまの御質問であります、和信議員が近いうち発刊される予定であります「ふるさと糸満市再発見」の刊行物につきましては、具体的にまだ読んでおりませんので感想は差し控えさせていただきます。



◆18番(玉城和信君) 本糸満市の潮平ガーが国登録有形文化財の第1号として登録されましたね、この件につきまして私は、登録する方法としてある一定の文献にそれなりの形態と写真等があれば可能であるというふうなことが言われておりますけれども、私は、このカーについても私自身がこのように写真に撮って、それなりの記載をして、詳しくやっておるならばこの「琉球歴史回廊」という本がありますけれども、これは沖縄開発庁が平成12年に出されたものであります。こういうふうな形で登録もできるし、さらにまた、この本の中身から国からの予算を取りやすくなるというふうなことを聞いておりますけれども、その件についてお伺いしたいと思います。



◎教育委員会総務部長(慶留間清栄君) 再質問にお答えいたします。

 御質問の内容につきましては、琉球歴史回廊構想推進事業の中で井戸の整備ができないかということでございます。「琉球歴史回廊」の報告書の中で多くのグスクや拝所、井戸などを位置づけ、琉球の歴史をひもとく貴重な遺産を保護、活用することなどがまとめられております。琉球歴史回廊構想推進事業では、県内で行われている遺跡復元事業や散在する歴史的遺産間の連携、連結を目的とする道路事業など、登録することによって技術的な相互援助や計画の統一性などを図るのを目的としているようです。各事業を進める上で、事業の広域的公開と予算の確保が優先されるなどの特典があるようですが、問い合わせをいたしましたところ、同事業には直接的な補助制度はないとのことでありました。したがいまして、同構想の中での井戸の整備はできないということになります。以上です。



◆18番(玉城和信君) この「琉球歴史回廊」の活用によって、直接の予算はないにしても、それを活用することによって予算の獲得がしやすくなるというのは御承知ですよね、部長。ですからそういうふうなことで、そういうものを活用していただきたいと思います。それと豊見城市の方でこういうカーなどの整備に予算を出しているようでありますけれども、御存じでしょうか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時02分)

(再開宣告午前11時03分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育委員会総務部長(慶留間清栄君) ただいまの豊見城市の場合の実態につきましては、掌握しておりません。



◆18番(玉城和信君) 2件目のレインボー政策についてでありますけれども、きょうはニュータウンの方々がお見えでありますので少しばかり触れたいと思います。

 2点目の自然と調和の取れた生活環境の方なんですけれども、昨日ニュータウンの近くで信号機の点灯式がありました。私は、この議会で何回も取り上げようやく実現したものであり、非常に喜んでいるところであります。しかしながら、東側の方の信号機がまだできない、非常に難しいようであります。しかしながら、これは市長が動けばできるんじゃないかというふうに期待をしております。私も県の方の交通安全対策室、向こうの方にも行ったんですけれども、いろんな調整の仕方が難しくて簡単じゃないということを聞いているんでありますけれども、市長の政策の中にこの交通安全施設についての政策がないのはなぜでしょうか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時04分)

(再開宣告午前11時05分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎市長(山里朝盛君) 区分の方でそうなってしまったわけですが、市民の健康増進と心、福祉の市ということでとらえたわけです。確かに交通安全ということに対して軽んじているわけではございませんので、御理解のほどよろしくお願いします。



◆18番(玉城和信君) ぜひ、軽んじないでまたニュータウンの東側の方の信号機についても、市長も積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 次に、7点目の行財政について96パーセントの達成率だというふうなことでありますけれども、非常にこの件については、組合の方からもいろいろ言われておりまして、本当に96パーセントの中身をお聞きしたいのですが、お願いいたします。



◎市長(山里朝盛君) 健全で計画的な行財政の確立ということで、11の項目を上げておりますが、そのことについては、先ほどから申し上げておりますが、着手はしております。百人委員会の市民参加型行政の推進ということは至っておりませんが、そのほかの件については、やっているという意味でございます。それが96パーセントになります。



◆18番(玉城和信君) 健全で計画的な行財政の確立というふうになっておりますけれども、皆様方が出しております中期財政見通しということで出されているものがあります。これを見ますと、公債比率が現在で17.2パーセント、平成15年度が19.4パーセント、平成16年度が24パーセントになります。そして平成17年度が22パーセント、平成18年度24パーセント、平成19年度25パーセント、平成20年度25パーセントということで、公債比率がこんなに高かったら恐らく財政破綻ですよ。それが96パーセントの達成率というのが市長の考え方はちょっと私の考え方と違うんでありますけれども、これに対する考えはいかがでしょうか。



◎市長(山里朝盛君) ただいまおっしゃいますように、確かにうちの財政状況が今、厳しい状況にございます。そのことについては、今行政改革をいかに推進するかということで取り組んでおります。この財政を立て直さないことにはこれからさきの事業計画、また市財政のあり方が問われるわけでございますので、確かに厳しいという現状に基づきまして対策をしようとしている次第でございます。



◆18番(玉城和信君) 財政の関係がついでに出たんで、3番目を飛ばして4番目に移りたいと思うのでありますけれども、皆さん4人も行ったということでありますが、この4人の費用というのはかなりあると思うんですね。この費用の内訳についてお聞きしたいんですが。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時09分)

(再開宣告午前11時10分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎総務企画部長(山川国正君) 再質問にお答えいたします。

 南米に行ったときの旅費でございますが、先ほども答弁の中で、市長は市長会で積み立てしてございます。それで市長の代理ということで助役が参加したんですが、これが84万4,400円です、これは市長の分ですね。今度は、市町村会の中で積み立てしておりまして、これが教育長が市長のかわりということで参加しておりますが、69万7,000円です。あとは議会事務局長が申し上げましたように、議長と事務局長が参加したということであります。



◆18番(玉城和信君) この件については、先ほども申し上げたように本当に4人という必要性があったのかどうか疑問に思うのでありますけれども、先ほどブラジルから招待状があったというふうなことでありますけれども、当局に届いた招待状を資料としていただきたいんですが。



◎総務企画部長(山川国正君) お答えいたします。

 資料要求がございますので、後でコピーして…、今ですか。ブラジルの糸満市郷友会会長大田清栄氏より、これは6月18日付で市長と議長あてに来ておりますので、両方コピーをして提供したいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時13分)

(再開宣告午前11時14分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆18番(玉城和信君) 議会事務局長にお伺いいたしますけれども、議会にも来たようでありますけれども、議会の方からも出していただけますか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時14分)

(再開宣告午前11時15分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆18番(玉城和信君) これは封書で来たんですか、ファックスですか、どちらですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 封書で送られて来ております。



◆18番(玉城和信君) 封書であれば、この封書のコピーをいただきたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時16分)

(再開宣告午前11時16分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆18番(玉城和信君) 議会事務局長にお伺いいたしますが、先ほどの答弁では海外子弟の云々でありましたけれども、その海外子弟研修のために行かれたということでありますけれども、議会事務局の職務分掌にはどの部分にこの海外研修に行けるような要件の職務分掌があるのでしょうか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 議長の随行としまして、これまで先ほど御説明しましたように全国市議会議長会等お話しました。今回の南米訪問はこれまでと違う議長の随行ということで、ブラジル、アルゼンチン、糸満市郷友会長からの案内状もございました。そしてこれまでの研修生受入事業の検証につきましても、実際に見てほしいということもございましたので、先ほど申し上げましたように、これまでと違う随行の形でございましたけれども、私は、議長がまた記念式典とか、糸満市郷友会の会長主催の交流会の席でもいろいろと議長のごあいさつもありました。そして郷友会長、それから研修生からも多くの激励も受けてまいりました。議長がやはり、公式の場における職責の遂行を全うするためには、私は随行をして、それを補助するために必要ではないかと思っております。



◆18番(玉城和信君) 今の答弁は、意味がわかりませんでした、はっきり申し上げて。私が質問しているのは、職務分掌の中にどの部分がありますかということです。



◎市長(山里朝盛君) 今回のブラジル・アルゼンチン95周年の参加について、私は90年の式典に参りました。そのときから…、非常に私どもの受け入れのことについてがあったわけでございます。確かに今、議会事務局長は議会におられるんですが、そういう中においても果たした役割があったためにそういうことで変わりました。職務分掌はございません。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時20分)

(再開宣告午前11時20分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎市長(山里朝盛君) 職務分掌にはございません。しかし、この要請にこたえるために、議長に協力をいただきまして…、行ってもらった次第です。



◆18番(玉城和信君) 公務員は文書で始まって、文書で終わると言いますよね。糸満市は文書がなくても行われるんですよ、それが糸満市の実態ですね。本当に大変なことですね。これまで海外に事務局長が随行した経験はありますか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 これまで5年節目に南米移住記念式典祝賀会には歴代議長が参加しておりますが、随行はついておりませんでした。



◆18番(玉城和信君) この封書は議長あてですか、どなたあてですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 ブラジル糸満市郷友会長から電話がありまして、どちらあてに送ったらよろしいかということでお電話がありましたので、私は事務局長あてに送ってほしいと、一つの封書に市長と議長の文書を入れて下さいということをお話いたしました。それで私の名前で送られてきております。



◆18番(玉城和信君) 職員は、非常にこの件について疑問を持っていろんなうわさが出ています。それで私は、当局から議会に届いたもの、議会からもらったもの二つ突き合わせてみました、違うんですね。この違いは何ですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 最初はファックスで送られてまいりましたので、その中には郷友会長のサインがございませんでしたので、またもう一度再度お電話入れまして、やはり正式な文書ですので、サインをして送って下さいということで封書で届きました。



◆18番(玉城和信君) それで、またおもしろいのは、このサインとまたこのサインが違うんですね、この違いは何でしょうか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 サインの違いと申しますが、公文書の方の会長のサインは御本人が書いたものと信じております。そして封書の場合は、郷友会の事務局の方に依頼して送られたものではないかと思っております。



◆18番(玉城和信君) とにかく電話でやりとりをして、伊敷康子さんあてに送って下さいというようなことで送らせたということが明白になったわけですね。非常に残念であります。このような財政難にあえいでいると、職員は厳しくサービス残業をさせているにもかかわらず、こういうことをやる。この文書そのものもうそっぱちであるんじゃないかというふうに言っている方々も多いんであります、非常に残念であります。そこでお聞きしますが、議会の中で、議長の旅費についてはどのような説明がなされたのでしょうか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 当初予算ではビジネスクラスとして費用弁償国外旅費として192万1,000円予算計上されました。そしてその予算の範囲内で事務局長への国外旅費として予算流用をさせていただいております。



◆18番(玉城和信君) それじゃあ議員をだましたということですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 当初予算では、議長がビジネスクラスで行くということで予算計上いたしました。そして、6月18日付の文書もございましたので、市長、議長あてに文書が届きまして、両方で協議の結果、ビジネスクラスの予算の範囲内で局長の予算を流用させて、そして議長には大変申しわけなかったんですけれども、エコノミークラスで出張をいたしまして、だましたとかそういうことではないんです。当初予算はビジネスクラスで行くということで議長の予算を計上いたしまして、そして郷友会長の方からも文書が届きましたので、市長と議長の方で、双方で協議の結果、予算の範囲内で流用してということで決定いたしました。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時27分)

(再開宣告午前11時28分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 当初予算で計上するときには、確かに議長がビジネスクラスで行きますということで予算計上いたしました。それも総務委員会で御説明申し上げました。そしてこの6月18日付の文書が届きましたので、執行部の方でも予算が厳しいので議長のビジネスクラスの予算の範囲内でということで協議の結果決まりましたので、そういうふうにして流用させていただきました。



◆18番(玉城和信君) 問題は、皆さんがこういうふうに説明をやって、議会に説明をしたんですよ。説明したからには当然そのようにやるべきでしょう。そうじゃなければ、そうではありませんと、議会に説明してもいいんじゃないですか、議会みずからが自分たちで説明したものについて簡単に覆すようなことをやっていいんですか。それが予算制度の問題ですか、節内流用だからこれはとやかく言いませんけれども、この皆さんは多く出しておいて、後で縮めて行こうというような魂胆が最初からあったんじゃないですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 最初からそういうことではございません。



◆18番(玉城和信君) 行く行かないの問題はともかくとして、平成15年2月6日に来ているんですよ、市町村会からは。そのときに当然当初予算に組まれているんですよ、ほかのところも。そういうことであれば、なぜまともに、きちっと議会にも説明してそういうふうに行きますということをやらなかったんですか。そこが職員からもみんないろんな不平不満が出ているんですよ。議会がこういうふうなことをやっていのかと、ここが問題なんですよ。なぜ、当初で組まなかったのかというのが問題なんです、どうですか。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 当初予算では、議長お一人で行くということで計上いたしました。最初からなぜ二人組まなかったかということですが、私につきましては、当初は予定はございませんでしたが、6月18日付の文書もございましたので、ぜひ私もまた今回行って、研修の経過とか効果を自分の目で見たいということもありましたので、予算流用いたしました。



◆18番(玉城和信君) こういうことで、糸満市の予算というのは、予算ないないでたくさんあるんですよ、本当に恐ろしいぐらいあるんですよ、この建物、坪当たり121万5,000円でつくっているんですよ。そういうふうなことをやって、走りながら考えると、これも走りながら考える一つの予算執行の方法なんでしょうか、市長はいつも走りながら考えると言いますけれども。



◎市長(山里朝盛君) 今回の派遣については、6月になって…。臨機応変に対応したのは確かです。



◆18番(玉城和信君) これからいろんなこと、皆さんの要求も臨機応変に対応させるようにさせましょうね、すばらしいですよ、すぐできますよ。非常に残念でありますけれども、私はこの文書の問題も意図的、当局に来たものと議会に来たものが違う。そしてまた、この封書のあて先も議会事務局長で来るはずがないんです。本来なら議長に来るはずです。これが議会事務局長伊敷康子で来ています。こういうふうな、意図的に、作為的に行われたということが非常に残念でならないし、議会をこういうふうにだましたということについても憤りを感じております。その間に、議会運営委員会やその他の中に、皆さんにも、与党の皆さん聞いたかもしれませんが、私は一人会派だから聞いていませんが、こういうことでみんなにこれを伝えるべきじゃなかったでしょうか。この件についていかがでしょうか、局長。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時34分)

(再開宣告午前11時34分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎議会事務局長(伊敷康子君) お答えいたします。

 やはり、議員皆さんにこういう経過になったことは御説明すべきだったと思います。大変申しわけございませんでした。



◆18番(玉城和信君) 次に、3件目でありますが、保育所の臨時職員の嘱託について検討するということで非常にいい答弁をいただきました。ぜひ部長、頑張って下さい。またこれも臨機応変、走りながらどんどん考えて下さいね。

 次であります。チャーター便についてでありますけれども、答弁は非常に厳しいというふうなことでありました。私は、先日一般質問を出す以前から航空会社にも問い合わせをし、先日は、JTAの社長の方にもお会いしてきました。非常に厳しいということはよく承知しております。しかしながら、具体的に組んでいく中で、具体的な数字が出てくるというんですよ。今、JTAの方では青森石垣間の方でやろうとしているようであります。そういうことで、それを参考にして私の方にお伝えしますということにもなっておりますけれども、一般的に、こういうものは具体的に組まないとだめなんですね。私はアシアナ航空にも行きました、日本航空にも行きましていろんな話を聞いたんですが、事例といたしましては、6年前にアシアナ航空で韓国に行って210名行ったようでありますけれども、800万円で往復したようですね。10年前に130名でこれも800万円かかって福州市に行ったようです、これ日本航空のようです。また、そのほかにもあるようでありますけれども、そういうことでひとつ具体的に組んで、網走までというのは6時間かかると言いましたね、直行便なら3時間弱なんですね、2,500キロですから。JTAの方からお話聞いてみますと、沖縄の便を使うべきだというふうに私思っているわけでありますけれども、JTAにはB3という機種が一番大きくて150名乗りなんですね。これに荷物も満載して、人も満載していけば往復でやればわずか3万円で行けるんじゃないかと、私は1,000万円ではできるというふうに考えているわけであります。ですから、往復やると3万3,000円、そしてまた貨物を満杯積載するとそれなりの料金になるだろうというふうに試算をしております。ぜひ、夢のある網走糸満間の交流をチャーター機でやってみようじゃありませんか。私は、この実現のために市長とともに頑張りたいと思っております。以上です。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午前11時37分)

(再開宣告午前11時51分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆18番(奥村幸巳君) こんにちは。玉城和信議員の次に、嵐の後の静けさの中、奥村幸巳が一般質問をいたします。

 一般質問に入る前に、恐縮ではありますが近況報告をさせていただきます。実は、去る7月1日国民健康保険の加入手続きを済ませました。後日に、納付書が送付されてきまして開封したところ、数字を見て我が目を疑いました。2年ちょっと前に比べ年収がかなり下がりましたが、国民健康保険税は大幅な支出となりまして、団体職員時代の月の支払いは2万7,700円、今回の国民健康保険税は年収が減ったにもかかわらず、月額に直すと5万3,287円、その差額が2万5,587円、なんと2倍近い出費となりました。我が身に降りかかって、これまで観念的にとらえていたことを反省し、団体負担のありがたみを今さらながら感じております。介護保険もしかりですが、歳出に合わせて税金等を上げるのではなく、市民福祉を後退させることなくむだな歳出を抑えるにはどうすればいいのか、市職員も我が事の問題として研究を重ね、対策を講じ、市民福祉向上にこれまで以上に頑張っていただきたいと念願いたします。このたびの介護サービス計画書点検嘱託員、介護報酬明細書点検嘱託員設置が上程されたことに対し、大いに期待しております。

 次に、海の駅への公共用地賃貸借の件で一言言わせていただきます。

 きょうの一般質問で取り上げる予定でしたが、市当局との交渉は順調だとの話が小耳に入り一般質問から外しました。一般質問締め切り後にいまだ平行線をたどっているとの情報にびっくりいたしております。糸満市唯一のNPO法人「はばたき」のこれまでの実績にはすばらしいものがあります。今回、計画している海の駅は身体障害者に自立の道を歩ませるためにも、ぜひ実現させなければならないものと思っております。水産加工場創設による新たな就職への道が生まれ、豊富な水産資源、トビウオの水産加工品は、漁業者の生活の安定化、直売場、レストラン経営による観光産業への貢献、ファーマーズとの連携による顧客誘致の拡大、地産地消等、波及効果は大きなものがあると思われます。この海の駅が早急に実現できるよう、市当局の新たな視点での検討と市長の英断を期待して一般質問に入ります。

 その前に、一般質問事項に訂正がありますので、御訂正をよろしくお願いいたします。件名1の広域行政について、小項目3、「南部広域市町村圏事務組合10周年記念講演及びシンポジウム」というものを「平成15年度ふるさと市町村圏推進事業「南部広域圏の21世紀ビジョンを描く」=講演とシンポジウム=」、それと最後の方の市当局が「参考にしたい点」を「取り組みたい点」について御訂正お願いします。ちょっと順序が狂いましたが、同じく件名1の広域行政についての小項目2、最後の方の今後の役割と期待についての「期待」を「課題」に訂正お願いいたします。

 それでは、件名1、広域行政についてお伺いします。

 市町村合併のあるなしにかかわらず、広域行政組織の強化を図る必要があると思われるが、構成団体の一員として次の3項目について、市長の御見解と御答弁をお願いいたします。

 小項目1、南部市町村会等任意団体を含む南部広域行政組織のこれまでの成果について。

 小項目2、南部広域市町村圏事務組合及び南部広域行政組合等の今後の役割と課題について。

 小項目3、平成15年度ふるさと市町村圏推進事業「南部広域圏の21世紀ビジョンを描く」=講演とシンポジウム=の評価と市当局が取り組みたい点について御答弁お願いします。

 次に、件名2、環境行政についてお伺いします。

 環境問題は、全世界の最重要問題として国家間の話し合いなしでは解決できない状況ですが、もとを正せば人間の普段の日常生活から生じたもの。糸満市国土利用計画を踏まえて環境行政の視点から具体的にどのような対応、対策をしていくのか。文中の語句の意義について、また地域で現実に起きている自動車修理工場移転建設問題を例にとり、許認可事務処理経過と環境問題の視点からの今後の行政的対応策はいかなるものかということで、小項目1、糸満市国土利用計画の作文の中で表現している誘導、指導強化、保全に努める、調和を図る等の具体的方策について、日常的にどのように対応しているかをお伺いします。

 小項目2、大里区への自動車修理工場移転建設問題について。

 これに関しましては、自動車修理工場移転建設の具体的な許認可事務処理経過について御答弁をお願いいたします。

 次に、件名3、予算編成及び執行の優先順位について。

 政策は予算を伴って実現されることは自明の理であります。行政は継続なりの言葉のとおり、継続がなければ政策は無策となるといっても過言ではありません。実施計画が予算編成に当たっての骨子となると思われるが、優先順位の名のもとにころころ変わる実施計画、市当局は伝家の宝刀よろしく使う優先順位、市当局の事業計画執行の際の虎の子的存在、優先順位を乱発しておりますが、その優先順位とはいかなるものか、非常に興味があります。

 小項目1、優先順位の定義について、わかりやすく御教示方々御答弁をお願いいたします。

 以上の件について御答弁をお願いしまして、本席での質問を終わります。



◎市長(山里朝盛君) 奥村幸巳議員の御質問、件名1、広域行政について、小項目1、南部市町村会等任意団体を含む南部広域行政組織のこれまでの成果についてでございますが、南部市町村会、これは昭和23年に設立しております。財団法人南部振興会、これは昭和40年に設立しております。など、設立以来、構成18市町村の地方自治、産業経済、教育文化、社会福祉等の振興発展、地域振興団体の補助育成、さらには多様化する行財政需要に対応するため、財政の健全化、市町村職員の資質向上、行財政に関する調査研究等を行うとともに、市町村相互の連絡調整を円滑に進め、かつ関係団体との連絡調整を密にして多くの事務事業に取り組んできたところであります。長年にわたり、南部地域の振興発展に大きく寄与してきており、その成果については、枚挙にいとまがありません。特に、財団法人南部振興会については、南部地域の振興と活性化や諸問題の解決促進を図るため、南部関係団体をまとめ、連携協力により国、県や関係機関等への要請活動を積極的に行い、多大な成果を上げてきております。また、人材育成を図るための育英事業や高等学校、教育機関施設等の建設や誘致に取り組んできました。さらに、南部地区の畜産共進会の開催や南部家畜セリ市の開設、南部地区農業用プラスチックリサイクルセンターの開設など、産業振興などにも取り組んでいます。南部の広域行政組織はほかに島尻地域振興開発推進協議会や南部地区市町村議会議長会、島尻市町村教育長会、南部広域行政組合など、多くの組織があり、それぞれに大きな役割を果たしてきております。今後とも南部地域の振興発展と諸問題解決に取り組むことが期待されております。

 小項目2、南部広域市町村圏事務組合、これはさきの18市町村と浦添市を含みます。及び南部広域行政組合等の今後の役割と課題についてお答えいたします。

 南部広域市町村圏事務組合は、旧自治省の推進するふるさと市町村圏の選定を契機に、圏域の総合的かつ効率的な広域行政圏施策の充実、強化を図るため、平成4年に複合的一部事務組合として設立されたものであります。当該組合では、地方自治法の規定に基づき、広域的な事業として広域市町村圏計画の策定、広域観光事業、広域文化事業、広域的健康づくり・スポーツ及びレクリエーション事業、広域的人材育成及び人材活用に関する事業や今日どの市町村にとっても大きな課題となっている廃棄物処理の広域化に係る調査研究や広域的火葬場、斎場建設計画などの大きな役割が課されております。現在、第3次南部広域行政圏計画を策定中であります。これは南部の特色ある圏域づくりを目指して、新たな沖縄振興計画などとタイアップして、21世紀におけるさらなる飛躍に向けた広域行政圏の計画を示し、それぞれの市町村や国、県が連携して、効果的に施策を展開するとともに、地域住民やNPO組織、企業、関連団体などがそれぞれの役割を担い、協力していくことにより南部圏域のさらなる発展につながるものであります。このように、南部広域市町村圏事務組合や南部の広域行政組合等の目的は、構成する市町村や南部地域の今後の振興発展や特性ある圏域づくりを目指すものであります。今日、市町村合併等に伴い、広域行政の枠組みと役割が大きく変化することが予想されます。そのため、市町村合併の状況に伴い、広域行政のあり方や広域行政の役割の変化に合わせて広域行政組織の見直しを行い、組織の統廃合を検討する必要があります。今、その作業を行っております。現在、南部広域市町村圏事務組合と南部振興会を初めとする南部の広域行政組織の事務局統合の検討を始めたところであり、組織の効率化を図り、21世紀におけるさらなる発展を目指した南部広域圏づくりを行い、南部地域の諸課題解決に取り組んでいくものであります。

 小項目3、平成15年度ふるさと市町村圏推進事業「南部広域圏の21世紀ビジョンを描く」=講演とシンポジウム=の評価と市当局が取り組みたい点についてお答えいたします。

 講演について、21世紀の地域づくり、南部広域圏への期待と題して沖縄国際大学の大城保教授が講演されました。その中で大城教授は、地域はこれまでの国家主導体制から脱却し、将来の世代にどのような社会を受け継がせるかをしっかり考えることが必要である。南部広域圏についても将来の世代に財産を受け継がせる視点を持って広域行政を進め、南部地域の望ましい将来はどんなものかを考えてほしい。そして、みんなで南部の大きな夢を描き、どれが実現可能かを検討して取り組んでいくべきだと提言しています。シンポジウムについては、私を初め翁長那覇市長や津波佐敷町長、 屋?大里村長、仲村座間味村長の5名の首長がパネラーとしてそれぞれの意見を述べております。私は、南部振興会長という立場もありましたが、糸満と慶良間の海域を利用してつくり育てる漁業や観光とも連携した、見せる漁業の開発に取り組んでいきたい。そして、農業や水産業と観光を連携させることで、活力ある産業を創造したい。それが新たな南部観光の確立にもつながると提言いたしました。他の4名の首長による意見や提言につきましても、21世紀の南部地域の発展を図っていく上で大変貴重な提言などであり、有意義なシンポジウムであったと高く評価しております。また、シンポジウムの中でもありましたように、これからの南部広域圏の発展のキーワードは環境、文化であると考えております。これらの提言等は本市の市政運営などにも大いに参考となる事項でもあり、南部広域圏と連携を図りながら今後の市政運営に生かしていきたいと考えております。

 そのほかの御質問につきましては、担当部長より答弁をさせます。



◎市民部長(上原裕常君) 奥村議員の環境行政について、小項目1、糸満市国土利用計画の作文の中で表現している誘導、指導強化、保全に努める、調和を図る等の具体的方策についてお答えいたします。

 国土利用計画においては、都市計画、農業振興地域整備計画、地域森林計画等の各種土地利用計画制度を活用していく中で、その土地利用が地域環境に応じ適切に行われるよう各計画相互の調和を図っていくものであります。また、各種開発行為については、各個別規制法に基づく、開発許可制度等の適切な運用により、開発行為者に対し適切な土地利用、地域環境の保全、地域振興等の面から各課個別の指導を行っております。違法開発業者に対しては、法令を所管する各課個別の指導と合わせて合同調査を行い、国、県、市の関係課の合同で指導するための意見交換会などを行い、各法令に基づき適正に指導していきたいと考えております。



◎建設部長(国吉真光君) 奥村幸巳議員の御質問、件名2、環境行政について、小項目2、大里区への自動車修理工場移転建設問題についての許認可事務処理経過についてお答えいたします。

 平成15年5月20日に申請人から開発行為許可の申請があり、現地を調査し、同年5月28日に沖縄県へ進達し、同年6月13日に沖縄県から許可を受けております。その後、平成15年6月27日に申請人から建築確認申請があり、同年6月30日に沖縄県の建築主事へ送付し、同年7月30日に建築主事からの確認を得ております。



◎総務企画部長(山川国正君) 奥村議員の質問にお答えいたします。

 件名3、予算編成及び執行の優先順位についてお答えいたします。

 奥村議員の御質問のとおり、実施計画は予算編成に当たっての指針となるもので、実施計画を基本として予算措置をしておりますが、選定された事業であっても社会的、経済的な諸条件の変化、市の財政事情等、事業を取り巻く環境等に変動があった場合は、実施計画のローリング等を行い、毎年見直しを行い、修正を行っております。予算編成における優先順位については、予算編成方針で義務的経費を除く事務事業について、実施計画をもとに事務事業ごとに優先度、財源的有利性、緊急度、事業実施熟度等を考慮して設定をしております。以上でございます。



◆18番(奥村幸巳君) 自席から再質問をいたします。

 まず、件名1の広域行政について、小項目1、南部市町村会等任意団体を含む南部広域行政組織のこれまでの成果については、市長の明解な答弁からしまして、その成果については私も認めております。

 次に、小項目2、南部広域市町村圏事務組合及び南部広域行政組合等の今後の役割と課題について、これにつきましては、やはり時代の趨勢によってどうしても南部広域行政圏の行政組織の中身について検討する必要が出てきていると思います。市長の答弁の方でこの統廃合が今検討中だという話を聞いておりますが、その中に南部広域行政組合が入っていないと思いますが、それはどういう理由によるものでしょうか。



◎市長(山里朝盛君) 事務局は統合いたします。そして、南部広域市町村圏事務組合の仕事も南部振興会の仕事もやるわけです。南部振興会の中で行政組合の仕事もやっていく、現在やっている仕事を継いでいくというような体制で進めようということを今事務段階で検討しているところでございます。



◆8番(奥村幸巳君) 再度お伺いしますが、これは町村会の方に地域振興協議会というのがございます、市長が会長をされておると思いますが、そういった部会制というような格好で組織的にやられるのか、それとも完全に一つの組織としてまとめるのか、その点はいかがでしょうか。



◎市長(山里朝盛君) 現在の南部振興会におきましても、そこにおいて町村会の事務もやっているし、幾つか複数の行政団体の事務をやっているわけです。これを向こうにおいても続けます。だが、場所は1カ所にして、そして上に立つ部課長は減らしていこうという考えでございますので、その行政事務をなおざりにするということはございません。



◆8番(奥村幸巳君) 今回の南部地区のこういった組織がいろいろございまして、統合問題について検討しておられるわけですが、既に、北部は平成9年ですか、それから中部が平成12年、残り先島を除きまして南部ということになっておりますが、いつごろをめどにされているのか御確認します。



◎市長(山里朝盛君) 新年度発足をめどにやろうということで今事務調整中でございます。そして事務局も今自治会館の中にスペースがございますから、そこへ南部振興会の主たる事務は移してそこで仕事をしようということでございます。今、離島の市町村長から那覇まで来て、なお東風平まで行くというのは大変な仕事であると、そういうことでぜひ自治会館を中心としてやってほしいということですから、私どもその方向で今検討中でございます。



◆8番(奥村幸巳君) ただいま全国的にも県内でも地方分権、そして市町村合併問題が吹き荒れておるわけですが、糸満市が現在のところ合併の意思がないということでかなり無風状態となっております。そういった中で将来的に合併の問題が出てくるかもしれませんが、そういった広域の行政組織の充実、それを図っていけばまた南部は一つという言葉がございましたが、それが行政組織的にうまくかみ合っていくよう、市長に対してもまたお願いをいたしたいと思います。

 続きまして、小項目3、平成15年度ふるさと市町村圏推進事業「南部広域圏の21世紀ビジョンを描く」=講演とシンポジウム=の評価ということで市長にお伺いしましたが、私も同感でございまして、非常に大きな成果があったと思っております。私も出席したわけですが、かなり沖縄国際大学の大城保教授の大ぼらを吹こうという話でかなり首長さん方もスケールの大きい話をされておりまして、それに対して糸満市からも幹部が大分参加されておると思いますので、一言ずつその部に関することに関して感想をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時23分)

(再開宣告午後0時23分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆8番(奥村幸巳君) 改めて質問いたしますが、例えば佐敷の津波元徳町長さん、パネラーとして文化一体感推進へということで南部が一体となるために歴史的資料などが収集できる南部総合図書館、南部総合資料館を建設してはどうかという意見がございましたが、教育長は参加されましたでしょうか、それについて部長さん方どなたかおりませんか。それで総合的に、市の方に戻ってきて、庁議だとか部内会議とかの中でそういった話し合いが持たれたかどうかお聞きします。



◎市長(山里朝盛君) 戻ってきて役所でこれこれをやろうじゃないかということは、まだ話はしておりません。今、南部にある図書館の図書目録を一つにしたらどうかとか、そういう話は具体的に話が進んでいるところでもありますので、確かに広域的に考える、広域的にみんなでやろうという機運にあるのは確かでございます。今、行われております南部やNAHAマラソン、これも南部広域の事業の一つでございます。



◆8番(奥村幸巳君) ちょっと質問の前に、市民部長は参加されましたか。実は、屋?由章大里村長のディスカッションの中で、いわゆる河川ネットの構築ということで大里村には南部を流れる国場川、それから長堂、饒波川、報得川、雄樋川の源流があると、これらの川にも畜産排水などが流れ込み、環境浄化が大きな課題になっていると、そこで水系の市町村による河川ネットワークの構築を提案したいと。そういったものについて、私は何度か報得川に関しては質問いたしておりますが、これまでの答弁では上流側の報得川に対する意識がどうも糸満市とずれているんだという話がございましたが、ただいまの大里村長の考え方をどういうふうな形でとらえているか今答弁できますか。



◎市民部長(上原裕常君) 今の御質問は、屋?村長がおっしゃっていたネットワーク化ですか、それについてどのように考えているかという御質問だろうと思いますけれども、それにつきましては、今現在、保健所をベースにしましたそれぞれの水系別の各市町村の協議会があります、その中である程度のことはカバーできるんではないかというふうに思っています。



◆8番(奥村幸巳君) 建設部長は出席されましたよね、同じくその河川ネットワークの中で環境対策の推進とともに、昔の川に戻すため連携を図ると、川べりに自然を残しながら遊歩道をつくればまた癒しの場にもなると、これをぜひ南部広域圏構想に位置づけてもらいたいというふうな話もされております。私も報得川に関しては、いわゆる県の管理道路そういったものを整備して、こういったウォーキングをするとか、市民の広場、それから上流側の町村との交流の場にしてもらいたいということで、建設部長には話をしておりますが、それを聞かれまして、部長は今後そういった南部の市町村、大里村が源流になっておりますので、その関連町村との広域圏構想というんですか、そういった中で積極的に推進していきたいということでございますが、それについて御意見をお聞かせ下さい。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時29分)

(再開宣告午後0時30分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎建設部長(国吉真光君) 奥村議員の再質問にお答えいたします。

 シンポジウムにつきましては、ソフト部門についての話がございましたけれども、ハード部門の整備については、現在検討はしておりません。するかどうかについても現在、その件についても検討はしておりません。



◆8番(奥村幸巳君) 山里市長のお話では、非常に糸満市にとっても影響を与えるものだと、そういうふうな話が出ておりましたが、各部長さん方がその講演とシンポジウムに参加もされておりませんし、その後の内容、新聞でも出ておりますが、その内容についてもあまり把握していないということではちょっと…。また、後発というのか、じっくりと構えていくというのか、のんびりと構えていくというのか、そういった形になるおそれがありますので、今後、改めてディスカッションの内容を、私、今テープを起こして冊子にしようと思っておりますので、ぜひ御検討をいただきたいと思います。

 次については…、休憩お願いします。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時32分)

(再開宣告午後0時32分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆8番(奥村幸巳君) 質問を切りかえまして、ある程度の説明をしたいと思います。仲村三雄座間味村長さんのお話の中で、南部離島振興会館が欲しいという話がございまして、これは本島在住者とのコミュニケーションの場、それから特産品の展示販売所、それから高校以上の子供たちが本島へ進学するので経済的な負担が大きいと、その会館には学生寮も併設したいというような話がございました。今、糸満市の方では土地開発公社がかなりの土地を保有しておりますが、そういった離島振興会館の誘致とか、そういったこともぜひ私は検討してもらいたいと思います。これにつきましては、離島の若者たちが集まってくると、国道バイパスが完成しますと、那覇までも短時間で行きますし、豊見城、那覇あたりの高校、それからもちろん市内にも高校がありますし、南部商業、南部工業、向陽高校と、いわゆるこの埋立地を中心にして、非常に交通にも便利なところがありますので、糸満の活性化にも通じるんじゃないかと。それから将来的な離島航路、観光とかを含めてのですね。そういったものも導入していけるんじゃないかと思っておりますので、その辺も検討してもらいたいと思います。

 最後に、翁長雄志那覇市長、下水道処理をした中水道を農業用にということで、かなりのスケールの話がありました。これは国家的事業ではないとできないと思いますが、いわゆるそういった発想ですね、糸満市の公共下水道もすべて上から下へということで、海へ流すと、仲村三雄座間味村長も下水道については、中腹、そこから河川に流すような形で既にやっておられるという話を聞いております。そういったところも今後、いろんな情報等を収集して南部と一体化した形で、糸満市独自の考えではなくて南部は一つということでよく話をしますが、本当に行政的に、組織的にそして職員の交流を図りながら南部を含めて糸満市の発展を考えてもらいたいと、そういうふうに提言いたしたいと思います。

 それからこの中水道についてですが、これは財源的に大きなものがあると思いますが、これにつきましては、かなり実現性はあるんじゃないかと思います。建設部長に最後にお伺いしますが、この件に関して国の方で検討中だと言っておりますが、そのことは御承知でしょうか。



◎市長(山里朝盛君) 実は、この中水道利用についてということは、南部の農業振興を含めて、また環境をよくするためにみんなで取り組もうということ、本島南部、本島にある市町村、島尻といいますが、そこが中心となって考えました。今、那覇市の下水道の水が10万トン余り毎日捨てられておりますので、その水を活用しようということで、総合事務局にも提示して、今豊見城市の方で試験をしております、水の質、それからどのようにして利用するか、これをぜひとも南部の地下ダムが引かれていない地域の農業振興と河川の流れをよくするためにこれを取り組もうということでやっております。かなり話は進んでいるところであります。



◆8番(奥村幸巳君) 件名3の予算編成及び執行の優先順位について、小項目1で優先順位の定義について質問いたしましたが、先ほど総務企画部長がお答えになりましたとおりに、いろいろ実施計画が骨子となるであろうが、社会情勢によって変わっていくと、社会情勢というのが非常にくせ者でありまして、その社会情勢というものはある程度想定をして、その実施計画はつくられていると思います。たったの3カ年です。これが中長期計画であれば10年、5年とかなり変化が激しいと思います。そのローリングという言葉も非常に簡便に使っているような感じがしてなりません。いわゆるローリングすればいいんだというふうなその考え方、それから予算で明許繰越ができると、本文にかわってただし書きを乱用すると、そういった考え方そのものを私は改めてもらいたいと、これは議会で何度も話しておりますが、これについて質問というよりも、発想の転回というのは、意識の改革というのは私はそういったところにあらわれてくるんじゃなかろうかと思います。それについて、私の考えを披露しまして、その件に関しては終わります。

 最後になりましたが…。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時39分)

(再開宣告午後0時40分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆8番(奥村幸巳君) 大里区への自動車修理工場移転建設問題が出ておりますが、それにつきましては、法的には何ら問題ないと、ただし地域の問題として大里には由緒ある嘉手志川があると、その中の地下水脈の汚染、それから農業用水の汚染等があります。こういった地域の実情を踏まえて業者への指導ができなかったかどうか、それについてお答えお願いします。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時40分)

(再開宣告午後0時41分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎建設部長(国吉真光君) ただいまの御質問にお答えいたします。

 開発許可申請が出た時点で意見を付すことができなかったかということでございますけれども、その件に関しましては、開発区域及びその周辺に及ぼす重大な事項があるかどうかということを御指摘かと思うんですが、開発許可の時点においては、県の方から調査事項が示されておりまして、そこに都市計画に関する問題、あるいは他の法令に関する問題、それから周辺の状況等、こういうものについて調査をして出してくれというようなことでございまして、その件に関しましては、今御指摘の排水問題についても計画におきましては雨水については側溝で処理をするということと、汚水については合併処理浄化槽によって側溝に放流されるということで、設計書に基づいてその意見を付して調査事項を書き込んで進達をしております。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時43分)

(再開宣告午後0時44分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎建設部長(国吉真光君) 先ほどの御質問に補足をさせていただきますけれども、市の方に対しまして開発許可申請が出た場合においては、法令に照らし合わせて進達をするわけでございますけれども、議員おっしゃることにつきましては、地域の反対運動等によって開発行為そのものが断念された事実もあるんじゃないかというようなことでございますけれども、おっしゃるように地域の反対運動によって断念したということは聞いておりますけれども、法律に照らし合わせて市、あるいは市町村の段階でそれをとめたということではございません。以上であります。



◆8番(奥村幸巳君) 時間がありませんので、最後の質問をいたします。

 この申請書が自動車修理工場となっておりますが、現実的には別の、いわゆるステンレスの加工所が建設されます。これにつきまして市が責任を負うのか、県が責任を負うのかいずれでしょうか。



◎建設部長(国吉真光君) お答えいたします。

 申請につきましては、自動車修理工場となっておりますけれども、その修理工場そのものが用途の変更があったかどうかということについて、その用途の変更そのものに抵触するかどうかですね、現時点ではちょっとわかりかねますので、その辺について関係当局ともちょっと照会をしてみたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後0時47分)

(再開宣告午後1時43分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆13番(奥田末吉君) こんにちは。食事後で眠いかもしれませんが、おつき合いお願いします。一般質問に入ります前に、去る11日に14号台風の直撃を受けました宮古地区の皆さんにお見舞い申し上げたいと思います。16日現在、被害額が約54億円という数字が出ておりますが、今朝の報道によりますと68億円という数字が出ております。災害発生後1週間たっておりますが、全容が把握できない状況であり、最終的な被害総額判明は3カ月以上かかると言われております。死傷者95名、被害の状況から見てこれが糸満市に直撃されたらと思うだけでもぞっとします。災害救助法の適用外ということで県は県知事を本部長に災害復旧支援対策本部を設置して、昨日17日に宮古6市町村長と県議団、国会議員の皆さんは、政府に対して局地激甚災害地域指定を要請しておりますが、台風15号が心配される中、国、県の早急な災害復旧に期待して、島民の皆様が一日でも早くもとの静穏な生活に戻れるのを祈りたいと思っております。

 それでは、通告表に従って一般質問に入ります。

 9月1日は、防災の日です。大正12年9月1日、関東大震災の日でありますが、あれから80年。昭和35年6月17日に防災の日を決めまして、この日を中心に防災思想の普及、防災訓練等、地域の実情にふさわしい行事を地域に合わせて実施するものとされております。関東大震災から80年、阪神・淡路大震災から8年、「のど元過ぎれば熱さを忘れる」よく使われる言葉です。震災の教訓はたくさんありますが、それらの中で大事なことは命を守ることだと思います。災害で壊れた家や道路は再建できますが、失われた命は絶対戻ってきません。7月に観測史上初めて発生した宮城県連続地震では最大震度6強という強い地震にもかかわらず、死者は奇跡的にゼロであります。これは住民が日ごろから地震に備えていたことが大きな要因と考えられます。「備えあれば憂いなし」この言葉のとおりであります。阪神・淡路大震災で被害の大きかった西宮地区の住民調査によると、消防、警察、自衛隊などによって救出された人は非常にわずかで、救出された人のうち、実に96パーセントが住民などによる救出とされています。つまり、人命救助の主体は地域住民だったということであります。防災思想の普及、訓練がいかに大切か。阪神・淡路大震災は行政の能力の限界をはるかに超えるものであり、消防や行政の力の及ばないところで住民が大活躍したというあかしでもあります。これらの教訓から自分の命、家族は自分で守るという意識、日常の啓蒙活動の重要さが何よりも必要だということだと思います。

 去る8月27日、沖縄県警の広域緊急援助隊による防災訓練が糸満新漁港広場で行われました。糸満市消防本部も参加しております。市民への広報も不十分な中、平日で学校の夏休み期間中にもかかわらず、440から450名近い市民の参加があり、関心の高さが伺えます。新聞報道では、総勢650名の参加とあります。9月1日、政府は南関東直下型地震や東海地震を想定した総合防災訓練を埼玉県入間市などを会場に実施しました。内閣府によると、全国で130万人が参加したと言われております。沖縄においては、9月3日、2003年度の県防災訓練を平良市トゥリバー地区を中心に県庁と宮古6市町村で実施、68機関、1,500人が参加して行われましたが、その10日もたたないうちに14号台風の直撃には本当に残念でなりません。大阪府においても9月4日、今世紀前半の発生が懸念される東南海・南海地震による津波に備えるため、大阪湾沿いの府内12市町村の職員約120名が参加して大規模な防災訓練を行っております。

 防災の日に関連した国、県内の状況等、一部について述べてまいりましたが、さて糸満市は新庁舎移転後、避難訓練等がいまだ実施されていない状況ですが、危機管理、消防、救急の現状、必要性、行政の責務について昨年来この席でるる述べてまいりました。消防救急行政については、昨年来行政としての意識は改善されつつあることは認めますが、まだまだ不十分だと思います。内閣府は去る8月2日、消防・救急に関する世論調査の結果を発表し、高齢化社会の進展で予想される救急車出動件数の増加に対応できるよう、財政措置を伴っても体制を充実すべきと考える人が91.3パーセントに上ると発表しております。消防庁は住民の意見をしっかり行政に反映させたいとしております。

 本日は、防災行政と緊急地域雇用創出特別事業について質問したいと思います。

 件名1、防災行政について、県は、平成15年4月28日、県と52市町村などの防災情報や行政情報を交換する県総合行政情報通信ネットワークを開局し、大容量の光ファイバーや地上マイクロ波多重回路を幹線として52市町村の自治体や消防署、県立病院、教育センターを接続、衛星回線で通信網を二重化(バックアップ)するなど、最先端の通信網を構築させております。このネットワークの完備で気象台からの台風、地震情報、県庁からの災害情報などが自動的に音声やファックスで一斉通報される機能や行政間の電話、ファックスで通話料がかからない内線化も実現、住民基本台帳や国民健康保険、介護保険、教育、医療分野のデータも同通信網で交換できるとされております。特に、災害時に県警ヘリからの映像を配信したり、遠隔地システム、テレビ会議も可能ということで幅広い活用が期待されております。そこで質問に移ります。

 小項目1、この行政ネットワークは一般行政事務の中では活用されていると思いますが、防災の面から生かせるような検討を行ったことがありますか。

 小項目2、消防本部との連携について、検討されましたか。

 これにつきましては、市役所と消防との横の連携についてであります。

 小項目3、すばらしいシステムが構築されておりますが、市内全域に対する防災という観点からいろいろなシステムが考えられると思いますが、防災無線等の導入について検討されたことがありますか。

 小項目4、糸満市の防災事務担当課、係の現状はどうなっておりますか。

 他市町村においては、防災担当者の配置について消防と本庁との人事交流などいろいろと工夫、検討して配置したようでありますが、ここで一例を紹介したいと思います。名護市、庶務係長が本庁から消防に出向、帰任後は総務課の防災担当に就く。久米島町、空港消防課に課長兼署長で出向、防災担当兼務。宜野湾市、専任の防災係長に本庁職員が配置されている。那覇市、3年前から総務課市民防災係に2名、副主幹と係が消防から出向しております。そのほかに一般行政職員を2名配置しております。これに関連して質問いたします。

 小項目5、市は、消防本部との人事交流により、専任の防災担当者を配置すべきと思いますが、検討する考えはありませんか。

 次に、小項目6、糸満市消防本部は、緊急雇用創出特別事業を導入し、管内の防災施設情報をデータベース化する事業を進めております。本事業の内容について説明をお願いします。

 続いて、小項目7、消防本部は、消火器及び消火栓の取り扱いについて、勤務の状況が厳しい中、管内72カ所の集落に対し、8月1日から12月18日の約4カ月をかけて説明会を計画しております。1カ月を経過して、私も参加いたしましたけれども、市民の関心度、参加状況、この件について何回目の実施か報告をお願いします。

 続いて、小項目8、市は、防災マップの改定を検討されていることと思いますが、防災施設のデータ資料、消火栓状況等を含め、消防本部との連携が大切と思います。作成に当たって消防本部と連携して行うべきと思いますが、いかがでしょうか。

 小項目9、市民に対する災害情報伝達の手段としてFMたまん等糸満市内にある情報通信関連の施設を最大限に活用する方法を検討する考えはありませんか。

 次に、件名2、緊急地域雇用創出特別事業についてであります。

 国は、平成13年度末の臨時国会において、地域の実情に応じた緊急かつ臨時的な雇用を創出するため、3,500億円の補正予算を計上しました。当交付金は現下の厳しい雇用、失業情勢に対処するため、構造改革の集中調整期間中の臨時応急の措置として、国が各都道府県に交付金を交付し、当該交付金を財源に県が新たに創設した基金を活用して、県及び市町村が地域のニーズを踏まえて、独自に創意工夫を凝らした事業を直接、または民間企業やその他の法人等に委託して実施し、公的部門における緊急臨時的な雇用の創出を図るものとなっております。県は、平成13年12月定例会において、沖縄県緊急地域雇用創出特別事業基金条例を制定、当該交付金を財源とした基金の造成並びに県及び市町村が独自に計画する緊急地域雇用創出特別事業の事業費を計上し、事業を開始、当該事業の実施期間は平成16年度までとなっております。なお、依然として厳しい雇用情勢の中、不良債権処理を加速する過程における影響に対処するため、中小企業における雇用の安定並びに雇用機会の創出を図るべく、平成15年1月通常国会において、緊急地域雇用創出特別交付金として800億円が増額され、沖縄県の配分額は当初交付額と追加交付額を合わせて83億4,500万円であります。平成13年度から平成16年度の糸満市の配分額は1億1,049万9,000円で、市は平成14年度から本事業を導入し、商工水産課の担当者が各担当部局と調整しながら最大限の効果を上げるべく奮闘している姿に敬意を表したいと思っております。特に、平成15年度は当初予定外の枠外配分を確保して、福祉部の保育支援事業470万円、消防の消防水利及び防災情報確認調査事業1,011万7,000円と、合計1,481万7,000円の追加事業を含めて、平成15年度の総事業費は5,347万2,000円となっております。この事業の特性から市内在住者を雇用するという条件があり、3カ月から6カ月間の短期間とはいえ、雇用、就業機会の創出と経済、地域活性化の面から大きな効果があるものと思います。この事業を最大限に活用すべく、いかに多くの事業を確保するかと積極的に取り組んでいる姿勢は頼もしくさえ感じます。

 そこで、本事業の平成14年度の実績と平成15年度の実績(予定)、平成16年度の予定についてお聞きします。

 (ア)平成14年度の実績について、事業件数・雇用効果・金額。(イ)平成15年度の実績(予定)について、事業件数・雇用効果・金額。(ウ)平成16年度予定額をお聞かせ下さい。

 以上、本席からの質問を終わります。



◎市長(山里朝盛君) 奥田末吉議員の御質問、件名2、緊急地域雇用創出特別事業についてお答えいたします。

 小項目1、本事業の実績・予定について、(ア)平成14年度の実績、(イ)平成15年度の実績(予定)、(ウ)平成16年度予定額についてお答えいたします。

 緊急地域雇用創出特別事業の趣旨、目的、経緯については、奥田議員の御指摘のとおりであります。各年度の事業件数、雇用者数、事業費は、(ア)平成14年度事業件数が5件、雇用効果として雇用者数267人、金額3,723万6,000円、(イ)平成15年度事業件数8件、雇用者数76人、金額として5,347万2,000円と予定しております。また、平成16年度は1,979万1,000円の事業費となっております。

 そのほかの御質問については、担当部長及び消防長より答弁いたします。



◎総務企画部長(山川国正君) 奥田議員の御質問にお答えいたします。

 件名1、防災行政について、小項目1から順次にお答えをいたします。

 小項目1、「県総合行政情報通信ネットワーク」が開局し、幅広い活用が期待されていますが防災の面から活用を検討したことがありますかについてお答えをいたします。

 平成15年4月より、沖縄県総合行政情報通信ネットワークが全面運用開始されております。同ネットワークは従来の音声中心の防災行政無線から通信回線の大容量化、デジタル化を図り、高速で信頼性の高い情報網を構築したものであります。御質問にもありますように、国保ネット、介護ネット等、幅広い活用がなされているところでありますが、本来の目的は、防災行政通信用として設置されたものであり、現在活用されております。

 次に、小項目2の消防本部との連携について、検討されましたかとのことでございますが、沖縄県総合行政情報通信ネットワークは、県と県内52市町村及び21の消防本部が接続されております。ネットワークの構成局である市町村及び消防本部間においては、平常時はもとより、非常時においても連絡網は構築されており、必要に応じ、常時連携は可能であります。

 小項目3、防災無線等の導入について検討されたことがありますかについてお答えいたします。

 小項目1、2でお答えしました沖縄県総合行政情報通信ネットワークにつきましては、沖縄県、県内市町村、県内消防本部を結ぶ通信網であります。市民に防災及び行政上の情報を提供するには、これとは別に防災行政無線を導入しなければなりません。同事業を市内全域に導入するとなると4億円から5億円程度の予算が必要と思われます。補助事業としては、総務省の消防庁、防衛庁、農林水産省等がありますが、いずれも地域の限定や補助率が低いため、検討を要します。市内全域となると財政上厳しいものがありますので、地震や津波等が発生した場合、比較的被害が大きいと思われる市街地や低地域について、先に導入できないか今後検討していきたいと考えております。

 次に、小項目4、糸満市における防災事務担当課、係の現状についてでございますが、防災事務担当課、係は総務企画部総務課行政係となっております。担当者は行政係長が兼務をいたしております。

 次に、小項目5、市は消防との人事交流を図り、専任の防災担当者を配置すべきと思いますが検討する考えはないかについてお答えいたします。

 本市においては、これまで消防職員の専門を生かした人事交流、または専門技術を取得するための市長部局からの出向等を行った経緯はございません。しかしながら、奥田議員のお話によりますと、他市においてはこのような交流があるとのことでありますので、今後検討をしていきたいと考えております。

 小項目8、防災マップの作成に当たって消防と連携して行うべきと考えますが、検討する考えはないかについてお答えいたします。

 本市の防災マップは、平成10年度に作成されたものであり、新しくつくりかえる時期にきております。新しいマップの作成に当たっては消防から意見も聞き、連携をとって作成をしていきたいと考えております。

 小項目9、市民に対する災害情報伝達の手段としてFMたまん等糸満市内にある情報伝達に利用できる施設(公民館)等を最大限活用する方法を検討する考えはについてお答えいたします。

 地域コミュニティー放送FMたまんにおきましては、定時に本市の広報番組、糸満市役所だよりとして行政情報等を放送してもらっております。その契約書の中で、災害時緊急情報放送として災害時等の情報は、通常の放送に優先して市民に伝えることになっておりますので、FMたまんを活用したいと思います。また、自治会等が保有している放送施設も利用できるのではとのことでありますが、現在、市内にありますこれらの放送施設は、すべて有線で結ばれているものであり、災害時、津波や地震等が起きた場合、通信機能が麻痺することが考えられますので、非常時の通信網としては適当ではないものと考えております。以上でございます。



◎消防長(金城安秀君) 奥田末吉議員の御質問、件名1、防災行政について、小項目6の消防本部は、管内の防災施設情報をデータベース化する事業を進めておりますが、事業内容について説明をお願いします、についてお答えいたします。

 糸満市緊急地域雇用創出特別事業は、消防本部が管轄する防火水利、消火栓、危険物施設、防火対象物など、約2,000項目を現地雇用員が実態確認調査作業を行い、最新情報をデータベース化された住宅地図上にインプットし、消防管理システムの情報として画面上にあらわすことを目的としています。総事業費が1,081万5,000円で、既に事業がスタートし、来年3月末までには完了することになっています。総事業費のうち、人件費の割合が8割以上を占め、新規雇用人員の割合も8割以上を確保するという従来型の公共事業にはない職業能力開発といった、人的投資効果も期待できる特色を持っています。就職難で支障を来している失業者に対し、IT能力の向上を図る機会をつくるこの事業は、新規雇用の創出のみにとどまらず、人命にかかわる迅速な救助活動も支援し、日々の業務をスムーズに運用するために、必要なデータベースも構築する一挙両得の事業であります。

 続きまして、小項目7の「消火器及び消火栓の取り扱いについて」説明会を72カ所の集落で計画し実施しておりますが、1カ月を経過しての市民の関心、参加状況、実施回数は、についてお答えいたします。

 火災は他人事ではありません。だれもが自分の家から火災は出ないと思っています。自分の家を守るためにも隣の火元を消さなければ守れません。お互いに助け合うことが肝心です。自分の家に消火器などの備えをするのはもちろんのこと、消火訓練が催されるときは隣近所を誘い合わせて進んで参加していただきたいと思います。消火器の使い方なども実物を使って覚えておけば、いざというときに備えてある消火器を落ち着いて操作することができます。消火器は初期消火の主役です。そのため、消防本部におきましては、災害のない住みよいまちづくりの一環として初期消火に有効な消火器や消火栓の取り扱い説明会を先月1日から始め、12月18日までに全市の自治会で実施する予定で進めています。去る7月22日の自治連絡員会において、趣旨説明を行い、広報いとまんでもお知らせをし、また自治会の広報マイクを通し参加呼びかけをしておりますが、これまで10カ所を終えたところでありますが、参加者が少なく、関心が薄いのかなと思っています。この種の説明会は、かなり前にも希望する自治会を対象に実施したことがあります。



◆3番(奥田末吉君) 県総合行政情報通信ネットワークの活用なんですが、本庁から消防と役所の方は直接行っていますが、やはり横の連携ができなければ別々になると思います。そこで、質問にもありました糸満市における防災担当課の係の問題であります。これについては、今行政係長が兼務ということでありますが、ちゃんとした調整を検討すべきだと思っております。これについて他市の状況等も含めて今後検討していきたいということでありますので、現在、本当にその業務について対応、これは6月定例会でもお聞きしましたけれども、できる状況ではないと思いますがどうでしょうか、お答え下さい。



◎総務企画部長(山川国正君) 防災担当、先ほど答弁しましたように行政係長が兼務でやっているわけですが、あと1人は情報センターの職員が流動化で一応、応援はできるような体制はとっております。そういうことであるんですが、いざということになると、やはり十分ではないと思っておりますので、今後行革との絡みもございますが、他市ではこういう交流もあるということで提案もございますので、検討をしていきたいと考えております。



◆3番(奥田末吉君) 今に関連しますけれども、全く状況わからない職員にさせるということ自体が自分の片手間と一緒です。業務の位置づけをはっきりして、分担をぴしゃっと明確化すべきだと思いますが、それについて検討されますか。それと、先ほど質問しました消防の経験者との人事交流を含めた根本的な検討が必要だと思いますがどうですか、お答えお願いします。



◎総務企画部長(山川国正君) 先ほども申し上げましたが、行革との定員管理の全体的な絡みもございます。といって、今言う防災というのは人命を預かる部分もあるわけですから、その辺も含めて今後専任の担当を置くか検討をさせていただきたいということであります。



◆3番(奥田末吉君) 今のに関連します。行政改革とか機構改革とか、そういうのを持ち出されてこられます。この時代に今までの既成の機構、行政組織で厳しいために検討されたのが行革推進室でもあるし、それだけ専門家の皆さんが検討されてきたことと思います。それだからこそ、なお、今の市の現状はどうなのかという観点からこういうのが検討されなかったこと自体が、まずもって市の責任は重大だと思います。そこで行革がありますから、機構改革がありますからという答えでは納得できませんので、姿勢の問題だと思います。それについてお答え下さい。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後2時21分)

(再開宣告午後2時22分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎総務企画部長(山川国正君) 姿勢の問題じゃないかということでありますが、確かにそうだと思いますが、今すぐ置きますというようなことは答弁できませんが、全体の中で今言うように行革がございますので、この防災の重要性も認識しておりますので、全体の中で検討させていただきたいということであります。



◆3番(奥田末吉君) ぜひ、これは一番大事なことだと思いますので、市長を初め、各部長、職員も含めてぜひ来年度にでも…、そのためにはまず皆さんの知識の問題だと思いますので、認識を改めてもらいたいと思います。そこで、次へ移ります。

 消防本部との連携について、検討されましたかということでありますが、必要に応じ連携は可能というのは、これもやっぱり担当の問題に絡んできます。それから防災無線等の導入、無線という問題と別にして、あらゆる方法が検討されると思います。それについては、予算の確保の仕方の問題も、補助事業の話ありましたけれども、これを考える余裕がないわけですよね、行政係にしても、総務課長にしても、自分の仕事の片手間ですので、だからやっぱりそういうものも含めてやはり真剣に、それならそれで消防の担当者に余裕があれば、また仕事、業務として一番認識を持っているところですので、そういう対応の仕方もあると思いますし、年齢のいかれた、また事務能力のたけた消防職員の皆さんもおると思いますので、連携は絶対必要だと思いますので、ひとつ真剣に考えていただきたいと思います。

 先ほど消防長が消火器の取り扱いについて説明会とかありましたけれども、平日となりますと、今は共稼ぎ夫婦が多くて大変です。私の聞いた範囲では、昭和62年、それから4、5年前、消火栓を設置した時期、それから区長さんがかわった時点で要望があればやっているということでもありましたけれども、地域要望が少ないために今までなかったのを今回は消防の方から各自治会に呼びかけて、連絡員さんを通してやっているということでありますが、この厳しい中で一生懸命やってまず啓蒙を図ろうということが本当にすばらしいことだと思います。ただ、参加した皆さんから聞きますと、やはりこういうのを知っておかなければいけない、区長がかわったらもう何もわからないよという状況です、地域では。先ほども述べましたけれども、日常の啓蒙を率先してするためにも消防体制の充実、それから役所で対応する担当者の問題、これにすべて引っかかってきますのでよろしくお願いします。

 緊急地域雇用創出特別事業の話をきょうしましたけれども、役所の各関係部局、それぞれいろんな事業がないか、少ない予算で何とか事業をとれないか一生懸命やっておられると思います。今回は消防の件もありまして、消防の方もこれをとっていたらいつまでもできないのが今回こういうことで本当に案を取り上げてもらってやっておりますけれども、農業問題、土木建築、福祉部の皆さんも、皆さん一生懸命やっておられますので、本当に今回一部だけ取り上げましたが、それについては職員の皆さんも頑張っていただきたいと思いますし、また皆さんも力づけて、市長以下、激励していただきたいと思っております。すばらしい実績でありますし、課の事業もこういうのを皆さんが、職員が関心を持って頑張ってもらうような雰囲気づくりをぜひしていただきたいと思っております。この消防のデータベース化が完成しますと、これも防災マップにも十分使えますし、消火栓がどこにあるのかわからない地域の人、せっかく200メートル範囲とか400メートルとか話ありますけれども、どこどこにあなたのところありますよというのも関心が薄いのが市民であり、そういうことでマップについては急ぐことはないと思います。また、つくり直しても意味がありません。連携してやっていただきたいと思います。

 そこで、もう一度総務企画部長に確認します。このネットワークの活用について、横の連携、体制を整えるためにこれから検討していく考えがありますか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後2時28分)

(再開宣告午後2時28分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎総務企画部長(山川国正君) お答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、この県総合行政情報通信ネットワークは県と市町村、そして消防本部を結ぶネットであるわけですが、今申し上げましたように今までは県からの一方通行の部分があったわけです。これからは消防本部と市と、横の連携ですね、これも十分これからはやっていきたいというふうに思います。



◆3番(奥田末吉君) そこで先ほど述べました質問事項には上げていませんが、この新庁舎ができましてから避難訓練が実施されておりませんよね。これについては、計画はありませんか。



◎総務企画部長(山川国正君) この庁舎の避難訓練の計画はしておりませんが、庁舎といえどもいろんな災害の可能性があるわけですから、そういったあたりも消防と連携を取り合っていきたいというふうに思います。



◆3番(奥田末吉君) 計画がありませんがとはっきり答えるところがおかしいんじゃないですか。本当に情けないです。まだ、言いたいことはいっぱいありますけれども、防災会議でも招集して、本当に糸満の防災をどうしようとかという検討会を持つぐらいの気概がないと、もし大きい災害があった場合、本当にここ役所孤立しますよ、今の現状では。たまたま台風14号がそれましたけれども、これが糸満に当たっていたらどうなっていました、今ごろはパニック状態です。だからこれは絶対に避けて通れないことですけれども、やっぱり日ごろからの心構えを、だれが責任者か、市民は一人一人は何を考えなければいけないかというのはやっぱり啓蒙していくのは一番大事な仕事だと思います。計画はありません、予算がありません、機構改革が問題です。これでは通用しなくなりますということで、先ほどから私の一般質問はユンタクが多くて質問は簡単にやっているんですが、答弁をいただいているんですけれども、それぐらい言いたいことがいっぱいあるからです。これからもこれについてまたやっていきたいと思いますけれども、市長、本当にこれから先、糸満は防災については何とかなるだろうという気持ちですか、それとも何とかしなければいけないという気持ちですか。お願いします。



◎市長(山里朝盛君) 台風の発生、また県内にくるということになりますと、私どもはこの会議を招集して、対策を立てておりますが、普段からの対策、だれが何の担当だということには今至っておりません。ぜひ、そのようにみんなが認識をして、市民の財産、生命を守る立場からもこれは非常に重要なことでございますから、今後このことについては、十分認識を深めるようにやっていこうと思います。



◆3番(奥田末吉君) 防災会議は別にしましても、防災条例をせっかくつくっております、担当、各部長さんは全部入っておられます。日ごろからそういう面で議論をしていただきたいと思います。とにかく、糸満に住んでよかったと、安心ができるということで、市民の皆さんが安心した毎日を送れる、しかし災害は人間では対応できない限界はあります。しかし、その心得だけ、準備だけは絶対必要ですので、だれがやるのかともう一度考えていただきたいと思います。以上で終わります。



◆10番(長嶺實君) 一般質問に入る前に、先ほど奥田議員からも台風災害、そしてまた被害を受けられました宮古島の皆様方にお見舞いの話がございましたけれども、まさに今回の台風14号というのは、宮古島に大きな被害をもたらしたことは皆さんもマスコミ等で御承知のとおりであります。今、なお生活線、いわゆる電気、水道が復旧されていない状況にあるということでございまして、それと同時にまた、学校施設においても図書館が水浸し、あるいはまた体育館の屋根が吹っ飛ぶというような学校関係においても大きな被害を受けられていることでございます。そういう状況において、私たちも一日も早い宮古島の日常生活が完全に戻られるように、そして皆さんとともにお見舞いを申し上げたいと思います。

 それでは、通告表に従いまして、一般質問を行ってまいります。

 まず、件名1、武富地区土地区画整理事業について一般質問を行います。

 本件につきましては、これまで一般質問を行ってまいりましたが、事業実施に向けて地区界の測量調査、そしてまた地権者への事業計画閲覧と今日まで組合準備会、あるいはまた市の都市計画課、県の都市計画課と会議を持ちながら組合設立に向けて取り組んでおられますが、これまでの進捗状況と県の事業認可はいつごろなのか、また事業認可を受けた後、当組合の設立はいつごろの予定なのか、今後の事業計画と事業面積についてお伺いをいたします。また、本事業は地権者が事業主体となり、組合施行で事業が進められるわけでございますが、事業実施によっては、組合員の負担額の増も考えられますが、現在、進められている市道、北波平武富線の路線を延長し、この事業地区内への路線を市道認定し、補助事業の導入ができないかどうか当局の考え方についてお伺いをいたします。

 件名2、ふれあい漁港漁村整備事業について質問をいたします。

 糸満市においては、地域活性化を図る目的で平成4年に水産庁より、糸満地区マリノベーション拠点漁港漁村総合整備計画、いわゆるふれあい漁港漁村整備事業の認定を受け、沖縄県と一体となって本事業を推進しております。当局は、これまでふれあい地区の開発は平成16年度供用開始を目標に、庁舎内にプロジェクトチームを配置してこられました。特に、フィッシャリーナの整備にかかわる部分については、糸満市が整備をするであろうもろもろの施設の設計予算を債務負担行為で対応して事業を展開してきたところであります。また、プロジェクトチームの担当を私たちは議員団の勉強会に招聘し、ふれあい地区事業の進捗状況、今後の計画等についても意見交換を行ってまいりました。

 私を含む7名の議員で、去る7月に議員研修で千葉県の鴨川マリーナを視察する機会がありました。ここは当初第三セクターで経営しておりましたが、事業が行き詰まり現在は民間企業が引き継いでおりました。糸満市は全国の第三セクターの失敗事例や成功事例をもとに、ふれあい地区整備計画書はマリーナ経営を熟知した先生方から意見を聞き、この計画書を作成したと聞いております。計画書に基づいて今後とも事業が展開されることを期待しております。

 さて、現在国道バイパス事業にともない株式会社新糸満造船がふれあい地区造船団地内に移転準備が進められ、同時に市内の小型造船業者やその他船舶関連業種も誘致し、国内でも例のない造船団地形成を計画しているようでございますが、その中でも長期滞在施設誘致も含め、雇用面や設備投資面で大変な期待をしているものであります。そこで質問をいたします。

 小項目1、ふれあいビーチとフィッシャリーナの供用開始は、これまでどおり平成16年で理解してよろしいのかどうか。

 小項目2、造船団地及び長期滞在型施設用地の処分見通しについてお伺いいたします。

 小項目3、当該地区の経済効果について。

 (ア)投資的効果について、(イ)雇用効果について、(ウ)税収効果(固定)について。

 以上、本席から質問いたします。



◎市長(山里朝盛君) 長嶺實議員の御質問、件名1、武富地区土地区画整理事業について、小項目1の進捗状況についてお答えいたします。

 武富地区の土地区画整理事業は、平成6年の説明会以来、準備委員会の委員を中心に準備を重ね、また関係機関との調整も同時に進めてまいりました。その結果、法律で定める地権者の同意書及び必要書類、関係機関との協議等が整ったことから、事業の施行者となる糸満市武富土地区画整理組合の設立のための認可申請書を平成15年3月20日に沖縄県知事へ提出しております。組合設立認可は平成15年10月ごろまでには取得できる予定であります。なお、事業認可は、この設立認可をもってかわることとなっております。

 次に、小項目2の今後の事業計画についてお答えいたします。

 今後の事業計画は、字武富の仲間田原、後原の各一部を区域とする約16.9ヘクタールについて平成15年度から平成21年度までの間に事業を進めていく計画であり、事業初年度となる今年は、組合設立のための総会を開催し、組合役員の選出と平成15年度予算を決定し、設計等の業務を中心に進めていくことになります。事業計画の詳細な内容及びスケジュールについては、設立総会で選出される組合役員によって策定される実施計画等により進められることになります。

 次に、事業地内の市道整備の費用負担についてお答えいたします。

 既存の市道、北波平武富線の延長線上に計画された事業地を横断する幅員15メートル、延長348メートルの道路と市道仲間田原線で事業地内にある幅員8.5メートル、延長176メートルの2本の道路については、公共施設管理者の負担とすることで、糸満市と組合準備会が平成14年3月12日に事前協議をしております。この道路については、市道認定し、補助事業として整備できるよう努力してまいります。

 そのほかの御質問については、担当部長より答弁をさせます。



◎農水産商工部長(玉城一春君) 長嶺實議員の御質問にお答えいたします。

 件名2、ふれあい漁港漁村整備事業について、小項目1、ふれあいビーチとフィッシャリーナの供用開始について、小項目2、造船団地及び長期滞在型施設用地の処分見通しについて、小項目3、当該地区の経済効果について、(ア)投資的効果、(イ)雇用効果、(ウ)税収効果について順次お答えいたします。

 1点目、ふれあいビーチとフィッシャリーナの供用開始は、当初の平成16年4月の予定が沖縄県と糸満市の調整の結果、平成17年4月に延期され、特にフィッシャリーナの海上係留施設が沖縄県単独事業で実施されることになり、また本年度整備予定の陸上駐艇場整備が平成16年度に延期されることになりました。

 2点目の造船団地及び長期滞在型施設用地の処分見通しについては、まず造船団地については、数回の市内造船関連業者を対象とした事業説明会や2回のアンケート及び個別訪問を実施し、おおむね処分の見通しはついていると認識しております。長期滞在型施設用地につきましては、かなり大きい用地を一括処分する計画でありますので、(1)全体の表示登記、(2)処分価格決定後に本格的な企業訪問を実施したいと考えております。なお、非公式にはホテル関連業者並びに開発業者等が市役所訪問や現地視察を行っております。

 3点目の当該地区の経済効果についてお答えいたします。

 まず、(ア)の当該ふれあい地区開発にかかる投資額を概算で申し上げますと、沖縄県関連事業、土地開発公社、糸満市、民活事業は、平成15年度現在見通しで約127億円と予測しております。(イ)の雇用効果につきましては、約250人程度を予測しております。しかしながら、ふれあいビーチやフィッシャリーナの民間導入を最大限生かせれば、この数値はかなり伸びると考えております。最後に、(ウ)の税収効果でありますが、当該開発地区がおおむね計画どおりに推進すれば、土地、家屋、償却資産税は少なくとも3,800万円以上を予測しております。以上です。



◆10番(長嶺實君) 件名1から再質問を行ってまいります。

 まず、市長の答弁の中で、平成15年3月に事業認可に向けて県に組合設立の申請をしたということでございます。その中で、平成15年の10月に事業認可がおりる予定ということでございますが、それで理解してよろしいでしょうか。



◎建設部長(国吉真光君) 長嶺議員の再質問にお答えいたします。

 10月初めに設立認可がおりる予定であると聞いております。



◆10番(長嶺實君) それまでの県への事業認可については、大変な御苦労があったと思っております。この組合設立に向けては、本当に平成7年ぐらいからかなりの期間を要したわけですね。実際の計画の中でも1、2年ぐらいおくれているんじゃないかなというふうに思っておりますけれども、しかし、ようやくその芽が出てきたということを大変うれしく思っております。当局の、そしてまた組合の準備会の皆さんにも敬意を表したいと思っております。そういうことでございまして、その中において、事業計画の中において今16.9ヘクタールが今度地区内の事業計画ということでございますね。それで先ほど私は、北波平武富線の延長線を、そこの地区内の道路を市道認定をしていただきたいと、そして工事を進めていただきたいというふうに申し上げましたけれども、答弁からしますと市道整備、幅員15メートル、これは北波平から田里線に抜ける道路かなと、理解しておりますがそれでよろしいでしょうか。



◎建設部長(国吉真光君) お答えいたします。

 北波平から武富までは北波平武富線が通っております。その延伸部分ということで、武富から田里線ということで御理解いただきたいと思います。



◆10番(長嶺實君) この路線は今整備をされておりますけれども、非常に重要な路線になるかと思っております。そういうことでぜひ整備をしていただきたい。これは、今答弁の中でも市道認定をし、整備をしていくということでございますので、大変うれしく思っております。と言いますのは、恐らく糸満市内において組合施行でこういった区画整理事業というのは全く初めてだと思っております。そういう中において、できるだけ組合員がその事業の負担増にならないように、そして私は常々申し上げておりますけれども、糸満市の北の玄関口だというふうに思っております。そういうふうに豊見城市と境界線のあるまちづくりが本当に組合員と同時に、あるいはまた当局と一体となった事業が立派に成功するように、そして他の市町村からもこの事業を進めてよかったと、武富地区の区画整理においてはすばらしい事業だというふうに言われるように、これはまた組合の皆さん方と十分に話し合いをしながら、当局も全面的にバックアップをしていただきますようにお願いを申し上げます。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後2時52分)

(再開宣告午後2時52分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) ふれあいビーチとフィッシャリーナの供用開始は平成16年の予定が平成17年ですか。平成17年4月と1年延びるということでございますか。その中で県の事業がおくれるということなんですか、もう1回そこら辺の御答弁をお願いします。



◎農水産商工部長(玉城一春君) 長嶺實議員の再質問にお答えいたします。

 先ほど沖縄県と糸満市の調整の結果、平成17年に延びることになりましたというふうに申し上げましたが、今、市で当初計画していたポンツーン、メンバーズバースですが、それを県にお願いすることになって、それぞれ、それの実施の時期がずれたというような要因もございまして、いろんな調整で平成17年4月に延びました。



◆10番(長嶺實君) そこでちょっとお伺いしたいのですが、去る3月の最終補正の中でポンツーンの予算等について予算計上したんじゃないですか。その点についてまず説明をお願いいたします。



◎農水産商工部長(玉城一春君) 長嶺實議員の再質問にお答えいたします。

 去る3月で債務負担行為でやりましたのは、設計のみであって本体は設計が終わってからという予定でございました。以上です。



◆10番(長嶺實君) ということは、そこの地域の設計、それから計画等については、市の方で計画を進めていくということでよろしいですか、部長。



◎農水産商工部長(玉城一春君) 再質問にお答えいたします。

 ポンツーンにつきましては、設計につきましては、既に市が発注しておりますので、それは市がやりますと。ただ物は県でつくって下さいということでございます。



◆10番(長嶺實君) それでは、今糸満市が進めているフィッシャリーナの維持管理計画等について市の考え方をちょっとお聞きしたいと思います。



◎農水産商工部長(玉城一春君) 再質問にお答えいたします。

 現在、県の方とはいろんな工事の調整は進めておりますが、そこの維持管理、運営、そこについての具体的な話はまだ入っておりません。これからでございます。



◆10番(長嶺實君) 具体的な話はできていないということですね。そのフィッシャリーナの将来について、県の考え方はどのように思っているのかお聞きしたことがございますか。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 まだ、正式な話はしておりませんが、今までの話で当初の計画は、管理運営が第三セクター方式で話をしておりましたが、現在、県と市と公社と一緒になってやっているプロジェクトの中で数年前から、これ全国的に見ても第三セクターは無理であろうと、別の方向を考えるということでの話を聞いておりますが、具体的にどうするかという話の内容まではまだ立ち入っておりません。



◆10番(長嶺實君) 確かに今のこういった施設においては、第三セクターというのは非常に厳しい状況にある。先ほど私も話しましたけれども、千葉県の鴨川もそういうことでございます。そういうことで、部長の答弁では第三セクターは無理であろうと、そうであれば、やはり今進められている事業というのは糸満地区内ですよね、もちろん。そうであれば、本市が主体性を持ってそういった維持管理を進めていく、あるいはまた民活方法もあろうかと思いますが、そこら辺の考え方はないのかどうかちょっとお聞きしたいと思います。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 非常に管理についての負担等、まだ十分でないところもありまして、それを

市が受けるとかそういうことまではまだ至っておりません。ただ、今議員からお話がありますように、方向性としてはPFIも含めて、いろんな角度から今後調査していこうというふうに考えております。



◆10番(長嶺實君) 私があえて今申し上げたのは、このプロジェクトチームというのをつくって今まで非常に頑張ってこられた。その思いというのはこの担当じゃなければわからない。そしてまた、ぜひ成功させたいというような形の中で、これまでこの事業を私は展開してきたものだと思っております。そういうことで、ぜひこのプロジェクトチームの思いを、そして糸満市の発展のためにもぜひこのチームが成功して、この事業がスムーズに展開されるように私は非常に期待をしておりますけれども、部長はどのようにお考えですか。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 今、御指摘のとおり、本事業は将来の糸満市の活性化さえも左右するぐらいの大きな事業であるというふうに思っております。プロジェクトにおきましてもそれだけの問題意識を持ってこれまで取り組んできております。これからもそういう大きな事業ということで、ぜひそれが成功するよう一緒になって頑張っていきたいと思います。



◆10番(長嶺實君) ぜひ、部長頑張っていただきたいと思います。

 次に、小項目2、造船団地、それからまたこういったホテル、いろんな別荘村とかいろんな関連施設がございますね。そういった中において、やはりある程度処分の見通しはついているということで、これは造船団地の件でございますか、もう1回答弁お願いします。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 先ほど回答いたしましたのは、今おっしゃる造船団地の分でございます。



◆10番(長嶺實君) 皆さんの資料によりますと、大きな造船が一つ、そしてまた小型関係が五つの処分ということでございますけれども、それで理解してよろしいですね、部長。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 それでよろしいと思います。



◆10番(長嶺實君) それからホテル関連業者とか開発業者が現場を見に来られたということでございますね。これは今処分価格が決定していないということでございますけれども、その処分価格、土地の評価価格が決定するのは大体いつごろの予定でございますか。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 これは早い時期という話はいたしましたが、何月までにという具体的なことはまだ聞いておりません。これは公社と調整して早い時期にできるよう調整したいと思います。



◆10番(長嶺實君) まだ具体的には詰めていないということでございますが、そこの処分価格、土地の価格というのは、今潮崎町が分譲されておりますけれども、そういった価格と大体似たような価格の設定になりますか。それとも、それよりまた処分価格が下がるのかどうか、そこら辺をお伺いしてよろしいですか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時02分)

(再開宣告午後3時03分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 正式な価格決定はこれからですが、推定でよければ安くなるという担当の話でございます。



◆10番(長嶺實君) 先ほど、当該地区の経済効果についてお伺いしたんですが、平成15年度までに127億円ですか、設備投資、事業投資されていると…。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時03分)

(再開宣告午後3時04分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆10番(長嶺實君) そういった事業の中で今進めているわけなんですが、雇用効果が250人程度見込まれるということですね、それと同時に、事業が民活されるとさらに雇用効果は拡大するということでございますか。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 今、試算で250人程度ということですが、先ほども申し上げましたとおり、順調にいって民活がスムーズにいけばこれ以上出てくるでしょうということでございます。



◆10番(長嶺實君) そこのフィッシャリーナの中にはいろんなクラブハウスとか、商業テナントとか、あるいはタラソ施設とか、ダイビング関連とか、フィッシング関連とか、いろんな関連事業が計画されておりますよね。そういった中での、そしてまた地区外の全体的な雇用効果だと思いますが、そういった流れの中で、将来事業計画を2021年度に事業が終わるということでよろしいですか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時06分)

(再開宣告午後3時06分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 関連事業につきましては、平成20年度に完了するという予定でございます。



◆10番(長嶺實君) 平成20年度が最終年度ということでございます。そういった中において、最終的には3,800万円余りの税収が見込まれるということでございますね、こういうふうに今糸満市でこういった事業を展開して、そういった税収というのは非常に厳しい状況の中で、これだけの事業を展開して、それだけの税収が入るということは非常に大きな、魅力のある大型事業じゃないですか。そういう面からぜひ成功をさせていただきたい。特に、フィッシャリーナ関係においては、恐らく約300隻ぐらいの船が係留、または陸上に保管できるというような事業でございますよね。そういうことでございますので、そこから上がる税収というもの、また事業の収入というものもかなりのものがあると皆さん計画されております。そういうことでございまして、こういった事業を早目に進めていく、特にふれあいビーチ、フィッシャリーナについては、早目に展開をしていくということが一番大事じゃないかなと私は思っております。と申しますのは、この事業が成功することによって背後地、いわゆるホテル関連、そういった造船関係の業者が参入してくるんじゃないでしょうか。これは今、まさに海のレジャーの時代ということで非常に魅力のある事業だと私は思っております。そういう観点からしまして、このフィッシャリーナを成功させ、そしてまた背後地がスムーズにこの売買ができるような事業計画を、しっかりとしたプロジェクトチームを生かしてこの事業を展開して成功させていただきますようにお願い申し上げ、そしてまた最後に部長の決意を聞いて質問を終わりたいと思います。



◎農水産商工部長(玉城一春君) お答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、糸満市にとってものすごく大きなプロジェクトであります。ぜひこれを成功させなければならない事業だと思っておりますので、プロジェクトチームの担当と一緒に頑張っていきたいと思います。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時09分)

(再開宣告午後3時27分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◆12番(金城勉君) こんにちは。本日最後の質問者になりますので、しばらくおつき合いのほどお願いをいたします。

 それでは、通告表に従い、一般質問を行います。

 件名1、教育行政について、小項目1、教育センターの設置についてお伺いをします。教育長を初め、関係部長の力強い御答弁をお願いいたします。

 教職員の資質向上に向けた専門的、実践的な研修は多様化した教育課題の解決に不可欠なことだと思います。少子高齢化へ進展する中、教育を取り巻く社会状況も大きな転換期を迎えておりますことは御案内のとおりであります。将来の日本社会を支える豊かな人間性と多様化に適した人づくりが急務であると考えます。ところが、教育現場ではいじめ、校内暴力、登校拒否等、大きな社会問題となっており、残念ながらその傾向は増加の方向へと進んでおります。教育環境は、抜本的な教育改革が最も重要な状況下に置かれていると考えます。教育センターの設置については、これまで一般質問の中でも取り上げられた経過からして、早急に取り組みをしてほしい課題であったと思います。そこでお尋ねをします。

 県内11市の中で教育センターが設置されていない市は本市を含めて2市だけ、広域1と8市は既に設置されております。そこで教育委員会は、市独自の教育センターを持つのが望ましく、今後とも検討してまいりたいと答弁しておりますが、どのように検討をされたか、早急なる実現方について期待を寄せるものであります。教育長を初め、関係部長の御答弁を求める次第であります。

 小項目2、退職された教職員のOB活用方についてお伺いをします。

 文部科学省は、2002年度から実施された完全学校週5日制を導入し、学習内容や指導方法を示した新学習指導要領に基づく学校教育がスタートをし、はや1年余が経過しました。本件については、平成14年3月、平成15年3月定例会においても一般質問を行い、教育委員会の対応についてお伺いをしたところであります。この新しい制度のもとで、勉学に励んでいる児童生徒が伸び伸びと学習活動になじんでいるか検証する意味からも、再度お伺いをする次第であります。特に、運用面については、各学校へゆだねている現状に御提言を申し上げたいと思います。糸満市内には、多くの退職された教職員OBの先生方がおられます。その先生方については、長年教鞭をとってこられた実績があり、専門的立場から指導できるわけであります。そしてOBの先生方は職務上、自己研さんをする意味からも多くの教材、本を持っておられます。OBの先生方を活用して地域に根差した教育指導、あるいは地域とともに歩む教育指導が可能となります。子供たちのことについては、父母や地域の皆さんで見てもらえませんかということが本筋で、大きなねらいでありますが、特に土曜日、日曜日の接し方は非常に問題であり、それを解決して初めて週5日制の課題解決につながるものではないでしょうか。そういう意味で地域の受け皿づくりをする見地からも教職員のOBの先生方を活用する方法を御提言申し上げる次第であります。本件について、教育委員会としてどのように認識しておられるか御所見をお伺いします。

 件名2、報得川環境浄化対策事業について、小項目1、報得川環境浄化対策事業に伴う講演会及びフォーラム等に対する行政的支援についてお尋ねをします。

 報得川は、糸満市内東西に流下する河川で、子供たちが水遊びをしたり、農業用水として利用されるなど、清らかで自然の美しさに満ちあふれた川でありましたが、現状では、家庭用排水や事業所からの廃棄物等により環境が悪化しており、その対策が急がれております。本件についても、本員は平成6年12月定例会、平成8年3月定例会、平成9年3月定例会において、それぞれ一般質問を行い、環境浄化対策について行政当局に質問をし、いろいろと御提言を申し上げてきたところであります。残念ながら、今もって改善が見られない状況にあります。水質汚濁を解決して、市民の憩いの場となる河川敷の復活に市民は大きな期待を寄せているものであります。そこでお尋ねをします。

 このたび、流域住民を先頭に糸満市民が将来にわたって環境保全の意識を高めていくことを目的に、美ら報得川フォーラムを開催する旨、美ら報得川フォーラム実行委員会が組織されました。今後は、実行委員会を中心に報得川環境浄化対策事業へ強力なる民間活力団体となることでありましょう。行政当局にとってもありがたいことであり、美ら報得川フォーラムを実施するに当たり、行政的支援も必要であり、御提言を申し上げる次第であります。本件について行政当局はどのように認識しておられるかお尋ねをするものであります。前向きな御答弁をよろしくお願い申し上げまして、本席からの質問を終わり、あとは自席から再質問させていただきます。



◎市長(山里朝盛君) 金城勉議員の御質問、件名2、報得川環境浄化対策事業について、小項目1、報得川環境浄化対策事業に伴う講演会及びフォーラム等に対する支援についてお答えいたします。

 美ら報得川フォーラムについては、5月中旬に糸満市商工会を通じてフォーラムを開催したい旨の話がありました。本市としても、報得川浄化対策については、長年にわたって取り組んできたところであります。今回のフォーラム開催に際しては、支援を行いたいと考えております。

 そのほかの御質問につきましては、教育長より答弁いたします。



◎教育長(金城政安君) 金城勉議員の御質問、件名1、教育行政について、小項目1、教育センターの設置についてお答えをします。

 教育センターの設置については、指導主事の配置、運営にかかる経費など、多くの課題について検討してきたところでありますが、市単独での設置より、南部広域行政の中での設置が望ましいと考えております。御承知のとおり、島尻管内には平成6年度から島尻教育研究所が設置されております。平成15年度後期までに133人を受け入れ、そのうち61名が糸満市の幼稚園、小中学校から派遣されており、学習指導法の工夫、改善及び学級経営、生徒指導等の充実に向けた研究に取り組んでおります。このように、島尻教育研究所の研究員の約半数を糸満市内の教諭で占めており、市内の幼稚園、小中学校教諭の研究意欲は高まっていると考えております。また、市内の教職員のみの研究より、島尻地区の研究教諭が一堂に会し、切磋琢磨する中でより研究内容が深まり、実り多い研究になると思われます。教育委員会としては、今後とも県教育庁や島尻教育研究所と連携を図りながら、市内の幼小中学校教諭の資質の向上を図っていきたいと考えております。

 小項目2、教職員のOBの活用についてお答えをします。

 糸満市教育委員会では、市民の持つ専門知識や蓄積してきた学習活動の成果を活用するため、その人材情報を糸満市生涯学習ボランティアバンクへ登録しております。学校を退職された教職員も登録され、学校での総合的学習、平和学習、環境学習、地域の歴史学習等の講師及び夏休み等での水泳指導の講師として活動されております。今後、教職員OBの登録と学校や地域での学習活動への協力について強く呼びかけていきたいと考えております。以上です。



◆12番(金城勉君) 報得川環境浄化対策事業について、自席から再質問をしたいと思います。

 市長の御答弁の中で、報得川環境浄化対策事業については長年にわたって取り組んできたところであり、今回のフォーラム開催に際しましては、支援を行いたいと考えておりますというありがたいお言葉をいただいたわけでありますけれども、本件について関係団体から要請がなされたかどうかお尋ねをしたいと思います。



◎市民部長(上原裕常君) 要請があったかということでございますけれども、正式な文書でもっての要請はまだございません。



◆12番(金城勉君) 正式な要請文書が届いていないということでありますけれども、要請書が出た場合にはどういう形で支援をしていかれるか、または協力できるかが行政に課された責務だというふうに認識をするものでありますけれども、支援の方法、物心両面からなる支援が可能かどうかひとつ御答弁をお願いします。



◎市民部長(上原裕常君) 支援の具体的な方法ということでございますけれども、今現在、事務方の方で調整をしている最中なんですけれども、まだ団体の方から具体的にどういった形で支援してくれというような要望はまだ出されておりません。したがいまして、今後、団体の方からそういった要望が出てくると思いますので、その中でお互いに協議しながら協力していきたいというふうに考えております。



◆12番(金城勉君) 関係団体から要請が必ずあると思いますので、物心両面からなる御支援の方法をひとつよろしくお願いを申し上げたいと思います。報得川については、以上でございます。

 それから教育長、教育センターについて再質問をしたいと思います。

 本件については、砂川金次郎議員から平成10年から平成14年にわたって4回、教育センター、あるいは教育研究所の設置について質問が出ているわけですね。そういう意味では、私も関心が強くありまして、早期実現に大変期待をしていたところでありますが、残念ながらまだ実現をしていないというのが現状だと思います。教育委員会の立場と申しましょうか、この教育センター、あるいは教育研究所の設置については、糸満市の教育委員会が決めることであって、県が決めることではないと思うんですよね。そういう意味では、やる気のある姿勢があれば糸満市の教育委員会でも十分できるものだというふうに思っておりますが、その辺はどういうふうに認識しておられるか御答弁をお願いします。



◎教育長(金城政安君) 再質問にお答えします。

 前から確かにこの質問が出ているということはよく知っております。ただ、私たちが検討したものは、この教育センターを糸満市でつくってやるよりは、むしろ広域の方が充実した教師の研修になるんじゃないかなとこう思っております。それから財政面からも約4,100万円ぐらいこの島尻教育センターは費用がかかっております。糸満市は880万円を今負担しておりますが、そういう財政面からしてもむしろ広域の方がいいんじゃないかなということです。それから先生方の研修の実績からいたしましても、さっき申し上げたとおり約半分が糸満市の先生方が研修を受けております。先生方の総人数からしますと、島尻では約4分の1に当たりますが、半分の研修を受けているという実績からしてもその方がいいんじゃないかなということ。あと1点は、やはり糸満市でやる場合は1人、2人ぐらいしかできないわけですね、年間多くても4人ぐらいですね。そういうことで先生方の研修を進めていく中においての先生方の切磋琢磨という意味からも、広域から集まった者が、特に幼稚園は14市町村から集まった先生方と接しながら研究を進めた方がもっと効果があるんじゃないかなという観点からやはり広域がいいという判断をしたわけでございます。以上です。



◆12番(金城勉君) 形をかえて質問をします。

 演壇の方でも申し上げたんですけれども、これまで教育委員会の答弁は、市独自の教育センターを持つのが望ましい、今後とも検討してまいりたいというふうに従来答弁しておられるわけですよね。そういう意味では、市独自で持つのがいいんじゃないかと。そして、これまで133名の教職員を受け入れたと、皆さんの報告ではそうなっていますけれども、これは広域での研修を受けてのことだと思いますけれども、独自の教育センターを持つことによってそれだけの力が出るんじゃないかなと私そう思うんですよ。そういう意味では、これまでの教育長の御答弁の中では市独自の教育センターを持つのが望ましいということで答弁しておられますけれども、前任者の教育長からこの教育センター設置については、どういう申し送り事項があったかこれをお伺いしたいと思います。



◎教育長(金城政安君) お答えをします。

 引き継ぎの中におきましては、教育センター設置の引き継ぎはございませんでした。



◆12番(金城勉君) これは文書ではなかったかはわかりませんけれども、口頭でもなかったですか、お答え下さい。



◎教育長(金城政安君) お答えします。

 特にありませんでした。



◆12番(金城勉君) 実は、この一般質問をするために資料集めをしたんですよ。前任の教育長にお尋ねをしました。教育センターや教育研究所の設置については、申し送り事項に入っていますかと言ったら、文書でははっきり申し送りしたかよくわからないけれども、口頭では十分各部長には申し上げたというふうに承っておりますけれども、その辺はいかがですか。



◎教育長(金城政安君) やはり引き継ぎの場とか、その後では全くありません。これは自信を持って言えます。



◆12番(金城勉君) もう1回聞きますよ。引き継ぎの中では文書でやったかどうかはっきり覚えていないけれども、口頭では十分申し送りをしたという前任者のお話ですけれども、そうすると今の教育長の答弁では全くないということのようでありますけれども、前任者の勘違いかな、そこら辺をもう一度確認しますけれども、本当に文書か、あるいは口頭でか、本当になかったかどうか再度確認をしたいと思います。



◎教育長(金城政安君) 先ほど申し上げたとおり、ありませんでした。



◆12番(金城勉君) 残念ですね。前任者は確かに申し送りをしたと言っているんですよ。だからこそ、教育委員会の立場として市独自の教育センターを持つのが望ましいという答弁もしておられると思うんですよね。それを引き継ぎあった、なかったで水かけ論になっちゃっているんですけれども、私はそういうものではないと思いますよ。その当時の部長たちが今おられるかどうかわかりませんけれども、その当時の部長たちには強く申し入れをしてありますという返事をもらえたんですよ。それで私は確認をとっておりますけれども、もうこれ以上追及は無理かな、自信持って申し送りはなかったと言えますね、再度お尋ねします。



◎教育長(金城政安君) さっき申し上げたとおりです。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時51分)

(再開宣告午後3時52分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育長(金城政安君) お答えします。

 特にこういった話はなかったです。



◆12番(金城勉君) 相当行き違いがあるようでありますので、本件については、さらに前任者にも聞きながら対処していきたいなというふうに思います。

 それから教育長は、本件については、広域が望ましいということで答弁しておられますけれども、一応私のところに資料があります。平成13年11月22日、沖縄県教育研究所連盟というところから出されている教研連のあゆみと。これを見ますと、ほとんどの市町村にあるわけです。独自で持つ方が望ましいということがはっきり言えるんじゃないかなと思います。そういう意味では、必ずしも広域が望ましいというのとは違うんじゃないかなと。何も広域が望ましいんだったら、各市町村広域でつくった方がいいんじゃないかなと思いますよ。そういう意味では、必ずしも広域が妥当だという考え方はなじまないんじゃないかなというふうに思っております。その中で、この資料にもありますように、11市の中で本当にないのは糸満市と他の1市ぐらいですよ。あとは独自の教育センター、教育研究所を持っておられるわけですね。この資料からはっきりしていますので、そういう意味では市独自のセンターを持って初めて他市並みの教職員の研修が可能だというふうに認識を新たにしていただければなというふうに思いますが、本件についていかがなものでしょうか。再度確認をしたいと思います。



○議長(大城正行君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。



◎教育長(金城政安君) お答えをします。

 今、広域でやっているのは島尻だけですね。残りは市段階で、町村段階ではないわけです。今市段階におきましても大変行き詰まっていると言いましょうか、広域がいいなという意見があちこちの教育委員会からあるようです。結局、この指導体制の問題とか、いろんな問題からしまして考えますと、やはり広域がいいなと中部でも、北部でも、あなた方はどうしているかと聞きに来るところもあります。そういうすべての面を考えて、私は広域で進めた方がより充実した教職研修になるんじゃないかなということでお答えをしたわけでございます。以上です。



◆12番(金城勉君) それでは教育センター、あるいは研究所について市独自のセンターがむしろ望ましいということで質問をさせていただきましたけれども、本件について何回ぐらい広域がいいか、市独自がいいかの会議を持ったことがありますか。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時56分)

(再開宣告午後3時57分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育長(金城政安君) お答えします。

 回数においては、何回と今自信を持って言えませんが、部長会、課長会の中においても話し合いをやっております。以上です。



◆12番(金城勉君) 教育センター、研究所等については、市の方針として広域が望ましいということであれば、それもやむを得ないのかなというふうに思いますけれども、しかし、こういったものについては教職員とも話し合いをしたことがおありですかな、どうですか。設置についてですよ。



○議長(大城正行君) 休憩いたします。

(休憩宣告午後3時58分)

(再開宣告午後3時58分)



○議長(大城正行君) 再開いたします。



◎教育長(金城政安君) 以前にはあったかもしれませんが、私が来てからこうしたいという話はしましたが、正式な議題としては話されてはありません。



◆12番(金城勉君) 教職員の意見の反映はまだされていないということで認識してよろしいですね。そういうことであるんでしたら、やっぱり市独自のセンターを、あるいは研究所を設置するのが望ましいのではないかなと本員は思いますので、さらに検討を含めて設置できるような形で前向きに取り組んでいただきますことを強く要請しておきましょうね。

 次に移ります。教職員のOB活用についてでありますが、答弁の中では、今後とも教職員OBの登録と学校や地域での学習活動への協力方について強く呼びかけていきたいということでありますので、ぜひそういう形で対応していただき、前向きな取り組みをお願いしたいなというふうに思っております。

 それに、週5日制度がスタートしてから1年余が経過したわけでありますが、今日において地域での学習活動が最も大切ではないかなというふうに思います。そして、課題解決する意味においてもOBの先生方を大いに活用してもらった方がよりよい地域活動ができるのではないかなと思うと同時に、また地域の受け皿づくりにも反映するだろうというふうに思いますけれども、そこら辺も含めて所見をお願いしたいと思います。



◎教育委員会指導部長(上原武君) 金城勉議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどの教育長の御答弁にもありましたように、まず先に教育委員会といたしましては、教職員OBの方々に登録のお願いをしていきたいと思います。現在も出前講座であるとか、地域の総合的な学習の中で先生方は随分活躍しておりますけれども、今後の方針といたしましては、名簿を作成していきましてその先生方を登録いたしまして、十分に協力をお願いしていきたいと。その後でさらには、その先生方の知的な部分とそれから先生方が所蔵している本とかそういったものも、できましたら協力や提供をお願いするとか、そういうふうな方向まで進めていきたいと考えております。



◆12番(金城勉君) 教職員OBの登録が優先的だということでありますので、ぜひこれも進めて下さい。そうすることによって、先生方は待っているんです、皆さんが声かけるのを待っておられるんですよ。私のところにも何名かお話がありまして、こういう形で、地域で貢献したいというふうなお話もあったし、そして今、部長から答弁あったように、私演壇からも質問しましたけれども、多くの教材を持っておられるんですよ。これを大いに活用する場が欲しいというふうなことも言っておられますので、そういう意味では教育センターともつながりは出てくるわけですよ。そういうことでありますので、ぜひ教職員OBの活用を、皆さん方教職員OBをもうちょっと大事にして下さいよ、大事にすることによってまた皆さん方にその反映があるし、子供たちに対する反映が可能ということになるわけでありますので、ぜひそういう形でOBの皆さん方を大切にしながら、まだまだ活用できる教職員OBもいっぱいおられるわけでありますので、地域に根差した教育指導をしていただきたいなというふうに本員は思う次第でありますので、ひとつよろしくお願いを申し上げて、一般質問を終わります。

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○議長(大城正行君) 以上で、本日の会議を終了いたします。

(散会宣告午後4時03分)