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沖縄県 名護市

平成18年第143回名護市定例会 06月27日−06号




平成18年第143回名護市定例会 − 06月27日−06号







平成18年第143回名護市定例会





第143回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│     平成18年 6月15日木曜日 午前10時       │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成18年 6月27日火曜日 午前10時 0分     │
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│散       会│     平成18年 6月27日火曜日 午後 3時58分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席27名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  16  │金 城 一 隆 君│ 出 │
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│  2  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  17  │具志堅 興 作 君│ 出 │
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│  3  │大 城 勝 章 君│ 出 │  18  │平 敷 幸 仁 君│ 出 │
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│  4  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  19  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  5  │神 山 正 樹 君│ 出 │  20  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 義 房 君│ 出 │  21  │         │   │
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│  7  │金 城 善 英 君│ 出 │  22  │島 袋 権 勇 君│ 出 │
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│  8  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  23  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │渡具知 武 宏 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │小 濱 守 男 君│ 出 │
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│  11  │長 山   隆 君│ 出 │  26  │         │   │
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│  12  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  27  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  13  │日 高 清 文 君│ 出 │  28  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 慶 三 君│ 出 │  29  │我喜屋 宗 重 君│ 出 │
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│  15  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  30  │         │   │
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 署名議員      24番 渡具知武宏君  25番 小濱守男君

 議事日程      別紙のとおり

 会議に付した事件  別紙のとおり

 会議の結果     別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   島 袋 吉 和 君

              助 役   末 松 文 信 君

              収入役   宮 里 武 尚 君



 企画総務部長    徳 本 哲 保 君   政策推進部長    玉 城 政 光 君

 市民環境部長    比 嘉 富士雄 君   福 祉 部 長   宮 城 幸 夫 君

 産 業 部 長   宮 里   尚 君   建 設 部 長   吉 元 博 昌 君

 水 道 部 長   仲井間 宗 徳 君   消  防  長   屋嘉比 康 弘 君

 産業建設部長    比 嘉 康 夫 君







              教育長   稲 嶺   進 君



 教 育 次 長   具志堅 満 昭 君







議会事務局出席者



 事 務 局 長   仲宗根   洋 君   次     長   幸 地 春 枝 君

 主幹兼議事係長   岸 本 健 伸 君   庶 務 係 長   友 寄 隆 史 君

 議  事  係   新 城 貴 盛 君   臨 時 職 員   上 原 岐 陽 君







○議長(宮城義房君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。諸般の報告を行います。

 6月19日付け、教育長より青少年の深夜徘回(はいかい)・交通事故防止名護市民大会について案内の文書がありました。議員各位のご参加をよろしくお願いいたします。

 6月26日付け、市長より名護市都市計画審議会委員の任期満了に伴う市議会議員の推薦について依頼の文書がありました。以上で諸般の報告を終わります。前日に引き続き一般質問を行います。29番 我喜屋宗重君。



◆29番(我喜屋宗重君) 議長のお許しをいただきましたので、通告の順序に従って一般質問をさせていただきたいと思います。今回、もうたくさんの議員の皆さんが普天間飛行場の沿岸案と言いますか、政府主導ではないか、あるいは押し切られたんではないか、いろんな角度から議論がはびこってまいりました。ただ、その中で、昨日の屋比久稔議員の質問に対しても市長は私は押し切られたんではない、宜野座村の松田や安部の上空を通らないようにちゃんとしてくれということで、私は主張してこれで合意をしたんだと。そういう基本合意の中にも部落の上、住民住宅の上を通らないということでやったんだということですが、ところが、先般、NHKの基地を考える3時間番組で在日米軍、ラーセン副司令官は、可能な範囲で飛ばないようにはするけれど、そんなものは約束できませんと。そして、合意もできませんということをNHKの公共の電波を使って全国に報道されているわけです。その会場にはあなたの後援会長、商工会長の立場で出たのか知りませんけれど、いずれにせよ、荻堂なにがしが出席をして一言も文句も言わない。異論も挟まない。これは後で詳しく述べますけれど、だれが見ても今回の沿岸案の受入れに関しては、政府が一方的な形で場所を決めてそしてのめと、もちろん細々と条件はあったでしょう。ところが、名護市から前市長のように七つの条件だと、それをガードするような提示が、文書も何一つ見えません。私はそういうところからこの問題に入りたいと思うんですが、ただ、今回質問通告に米軍再編、これは当然アメリカの世界戦略の一環として計画を2000年アーミテージレポートに基づいて基本はこれなんです。大体、イギリス以上の同盟国家に日本と軍事同盟を結んで、あるいはかつてのソビエト連邦が崩壊をした、もうだ駄目と。機敏性と主導性と兵隊の近代兵器を使った世界展開ができるようにやる。その米軍のアメリカの再編、これを熟知していないとこの議会にも出されております国民保護法、この中身においてかなり攻撃を受けた場合、市長は市民の安全のために誘導する義務が法律で明確にされてきている。そうすると、米軍再編という国際規模のアメリカの再編をどうとらえているのか。もう一つは対日軍事同盟をどういう形でとらえているのか。それから、地域、地元と政府との連携はどうなっていくのか。一つ1、2、3に関して答弁をいただきたいと思います。それからもう1点、目につくのは、言葉なんです。今回、もちろんアメリカと日本というと、英語と日本語。この解釈が防衛庁や内閣府の発表とかなり隠しているのか、どちらにも読み取れるような文面があちこちにございます。ここにその英文の原文がありますけれど、例えば市長が4月7日でしたか、東京で合意をした。時間のずれがあるので、アメリカとはラムズフェルドが、最初に名護市長、地元が合意しましたと言った時に、一番最初に発した言葉は「ワンダフル」という言葉なんです。アメリカ人が、英語圏の人たちが、交渉相手に「ワンダフル」というのは、予想以上の成果、こちらが考えてもいなかったような成果が出たときに使う言葉なんです。ですから、彼らには防衛庁といくつかの案を持ってその折衝に臨んでいたはずなんです。そこに市長は署名をやってあたかも沿岸案は私の考えていたバリエーションだ。こういうこと。そして、しかもその時に、その再編の時にグアムへ移す部隊、しかもピュアマネー、税金だよ、真水だよ。世界開発金融銀行から借りたら駄目だよと、その内政干渉ともとられるような金の支出までアメリカに日本政府は押し切られているわけです。そして非常にややこしいんですが、その過程の中で沖縄県は仮設のヘリポート案、とりあえず暫定で出してきました。ところが県が、要するにヘリポート案というのは、陸上なんです。そして、埋め立てるのか、陸上にするのかというだけの議論、ところが英文の中には「will」という、将来にわたって埋め立てますよということが明確にされているわけです。そうすると、今の飛行場ができるというのは、目に見えているじゃないですか。それで、県は埋め立ては駄目、沿岸案も駄目とは言っているんですが、その地方行政の地元は埋め立ても沿岸案も結構ですよと署名してしまっている。この整合性をどうとらえればいいのか。そして、もう一つは爆撃機なんです。英文には、今はその計画はない、「not a have plan」になっているんです。ところが、頭に「the」がついているものだから、将来は分かりませんよと。今は計画ありません。後々のことは分かりませんよ。こういう英文になっているわけです。ただ、こういう言葉の使い方です。おそらく知らずに署名をしたということはないと思うんですが、日本語の難しさ、解釈の仕方、英語の、いわば言葉にはその国々の文化が必ずついてくるんです。先般、5月の中旬ごろ、私どもの経済建設委員会は福井県へ行かせていただきました。越前市からそれから敦賀、ふと思い出しましたら、そこにあの「越前岬」という川中美幸という歌手が歌っている大変素晴らしい演歌がある。その隣の敦賀市には居酒屋「敦賀」という香西かおりという人が歌っている。大きく若狭湾をもう一つ行くと舞鶴、「岸壁の母」がある。そしてこちら側の岐阜にくると長良川、「長良川艶歌」という素晴らしい歌がある。昨日、事務局にお願いをしまして、この歌詞を全部取り出して頭の歌詞、演歌、日本の歌ですよということを抜きにして、為替のチャートに載せてみた。英語圏の人たちで、このさわりの部分だけをチャートに載せてみたら、この部分で一体何を訴えようとしているかお分かりですかということをやったら、今朝、6時に17件の返事があった。例えば、この「越前岬」には、「聞こえるはずない汽笛を聞いて」というさわりから入ってくるんです。この人は聞こえるはずがない汽笛を聞いてというのは、耳が悪かったんですかという返事がシンガポールから来ました。それで、面白いことには、居酒屋「敦賀」、「外は雨です居酒屋敦賀」というさわりの部分にシンガポールは今日も晴れです。その次に行ったのが、長良川です。あの鵜匠の見事な12本の手綱さばき。私は市長に見せたかったですね。選挙の時にあれだけの支持母体を受けてどうこれからあなたがリーダーシップを発揮して見事な手綱さばきをしていくか。これ何でこんな無駄な話をするかと言うと、日本語の難しさ、文化の違いなんです。言葉の違い。そして、先ほど申し上げましたアメリカとの基本合意書、この中にいくたりともこの英文の中にはこういう隠し文字があちこちに入っているんです。しかも、内閣府の注意書きまである。取り決めた人たち。そういう中で行われてきた今回の基本合意書に関しまして、これから1番目の米軍再編について、2番目の在日米軍再編について。3番目の在沖米軍再編について。沖縄。これをぜひ答弁をいただきたいと思います。そして、しかも前市長は国防、安全の立場から私は前の沖合いに造ろうとしている案を受けたんではない、あくまでも普天間飛行場が危険だから、危険だ、危険だと言われて8年間。発表されてから10年間。何もしない。そんなに危険ならばその歴代の政治家は一体何をしてきたのか。危険の除去というのは、政治のする仕事でしょう。何してきたか。ただ、私ども名護市ではその相中に部落から離せ、沖合いだ、埋め立てだ、そういう議論ばかりなんです。本当に自立をし、地域の地方行政を守っていこうとするならば、当然、受け入れるにしてもこちら側からの提案があってしかるべき。中身の問題。海兵隊ですから、有事の時に即応態勢が取れればいいわけなんです。アメリカは軍事的プレゼンスさえ守ってくれれば有無は言わないでしょう。いまインド洋海上にいるMPS、海上事前集積艦、あれをもっとこっちに6時間以内に沖縄から出動するというなら、置けるようにするか。あるいは今回、空中給油機が分散されますけれど、この中身をどこかに移っていただくのか、これ岩国から北海道からあちこちに移りますけれど、そういう中身の話は何もなく、ただ、沖合いか陸か、その議論ばかり。それで、こういう過程の中で、一体政治はどこまで何をこれからやろうとしていくのか、ご答弁をいただきたいと思います。もう一つは、防衛庁とあるいは防衛庁もアメリカと名護市も防衛庁や内閣、私は正直申し上げて交渉には相手がいる。一時期2月か3月ごろ飛び込んできている。どうも沖縄は地元の声をやってくれんのかなと思う人がある政党の安全調査会の会長、沖縄振興会の会長、もちろん政党の中です。一生懸命回ってまいりました。ただ、結果は我が北部12市町村はずたずたに分断されて、名護市の意見というのは一体どこにあるのかわけが分からない。この人たちは自分の地元では基地の新設というのは、みんな反対。村民、町民大会までして反対。名護市には受けろとしました。私は市長は気の毒だなと思いましたよ。周囲からこう責められたんではね。それは12市町村うまく手を取り合ってやっていくあなたの立場からすれば大変苦しい思いだったでしょう。ところが道州制が敷かれ、これから地方自治、自立経済を目指していくと言うならば、なぜその時に勇気を持ってやっていかなかったのか。そして、皆様方が官邸なのか、防衛庁なのか、外務省なのか、あるいは2プラス2の代表と両方なのか。この一連の流れを見ておると、去年の10月に結局沿岸案だと。いきなり私どもは前市長も含めて駄目だと。前市長はこの議会でも万が一強行するなら反対をして、私が最初の逮捕者になるくらい強い決意で私は納得しませんよということを明確にしておった。そしてその人たちが、段々やれこれは中間だ、最終報告は3月だ、4月だ、5月だ、閣議決定だ。こういうスケジュールがひかれてきたところで、相手が小泉さんだ。結局最後の政治決着は官邸なんです。この小泉という人は、皆さん方も執行部もお分かりのように、物すごい勢いで田中金脈をつぶしてまいりました。郵政にしろ、道路公団にしろ、ずたずたにやってきた。ところが今まで沖縄開発庁長官を務め、歴代の沖縄開発というのは大体田中派の幹部、旧経世会の皆さんがお世話になりながら、相連携をしてやってきた流れがございます。その時にどうも地元もみんな沿岸案反対だ。3月の20日ごろから3月いっぱいまで沿岸案反対だ。これはどうにか方向を向けないと、地元の反発を食うぞ。しかも名護市だけじゃない、沖縄全体の反発を食う。どうにか修正をしよう。ひどいことには1センチずらすか、1メートルずらすのか。いや、どうも地元は150メートル以上ずらさないと納得しないだろう。こういう話が皆さんのテーブルの上で、あるいは東の村長や金武の町長たちが呼ばれた食事会の中で、堂々と議論をされ、堂々とそこから携帯電話で官邸とやりとりをしている。ところが、そのころ、正直に申し上げて官邸の飯島報道官なんていうのは、環境・騒音・安全と言いながら、裏では沖縄は利権ですから振興資金、金くださいとなっている。表と裏、本音がどっちにあるのか分からんということを堂々と公言しているわけなんです。悲しいことですよ。地方自治体のこの北部のリーダの皆さん方の行動に対して、沖縄は金ですよ、金さえあげれば裏返すと。あげれば納得、説得できますよ。こういう話になってしまっている。それで3月に皆さん方との仲介をしていたある人が、ハーバービューを貸し切って、パーティーをやって金集めをやる。この修正案、二日後には駄目だ、1センチたりとも1ミリとも動かさない。地元に誤解を与える。今後の決着は官邸主導でやるということで防衛庁の事務次官と防衛庁、当時の額賀防衛庁長官とすんなり官邸主導で駄目だと、これでいく。決まってしまったじゃないですか。こういう流れを見た時に市長は名護市民を代表して、国と折衝をするなら、ただそういうドロドロとした裏の話をだれが官邸に上げていったのか。これはもう私が言うまでもなく悪いとは言いません。こんな5万、6万のまちの中に、公安調査室の職員、内閣調査室の職員、毎日のように事あるたびごとに入ってきてるじゃないですか。これは国家の安全にかかわる問題ですから当然かもしれませんけれど、こういう政治の表の顔と裏の問題等をよくわきまえながら、もっと慎重に対交渉をやっていただきたいと思います。それで危険だと言われながらなぜ8年間も政府に丸投げをしたのか。なぜこっちの案をやってこなかったのか、出してこなかったのか、口に出して言わなかったのか。今のものを答弁してください。5番目の、前議会に助役、こんな物を渡されて、それであなたは政府が示したおおよその沿岸案の海寄りというのか外側というのか、それから元の埋め立て案との範ちゅうがバリエーションだ。ここならば私どもは協議をしていいですよというのが議会への説明だったんですよ。ところが、これが3月議会。4月7日には今の案に署名をした。どこでどう変わったのか。ただ、そういうことを申し上げると、昨日までの答弁は、いや安部の上空、それから宜野座の松田の上空、それから当然辺野古も含めて住宅地域と言うんですか、その上空を飛ばないようにした。アメリカがそういう約束ごとを守ったためしがありません。すべてが破ってるとは申し上げませんけれど、冒頭に申し上げたように在日米軍の副司令官、ラーセン副司令官はこういう約束はできませんとNHKの電波に出て言ってるんですよ。討論会の中で。その中には沖縄を代表してその顔ぶれを見ると賛否の人たちもおられる。あなたの後援会長もその会場におるんですよ。こんなことを言われて、いや、そういう約束をしたから大丈夫ですなんて言わないで、何でこれが署名に至ったのか不思議でなりません。ご答弁をいただきたいと思います。それから県の暫定ヘリポート案、これも冒頭に申し上げました。ヘリポートを造りますよということになると陸上なんです。県の図面。ところが、これは県の文書であって、防衛庁と合意をしたとか検討するという文書はどこにもないんです、内閣府に。県が持ってるだけなんです。ただその時に沿岸案は県は反対。沿岸案となると、簡単に言いますと岬の両方埋め立てが入る。この権限は県知事なんです。そうするとあなた方が賛成、あなた方にはこの権限はないわけなんです。もちろん上空飛ばないとか条件はあるでしょう。それでこの整合性のない上に県を相手に、どういう施策をやろうとしているのかお聞かせいただきたいと思います。それから、7番目、8番目は振興策の中断。私はなぜなのと聞いたのは、この間の閣議決定の一番最後の文章にこの振興策を取り決めていったものを滑り込ませて廃止するとなってきた。この時に皆様方あと3年ですか、この中での計画事業に影響は出てきませんか。そして、前市長も皆さんもこれは基地とは関係ありません。北部が遅れた地域だから振興のためにやるのは当然だ。ところが皆さんの仲間である東の村長、そんなきれい事ではもう振興策はもらえませんよ。もうはっきり言った方がいいよ。名護市だけがかたくなに、沖縄県知事もそれらしきコメントを言ってるんですが、いまだにそう思っているんですか。じゃあ、何で事前の閣議決定を覆した時に振興策まで、NOという文章まで入っていますか。これを一つ。それからその影響を受ける影響度合。新しいものはおそらく今、昨日、政策推進部長の話を聞くと示されておりませんと言うけれど、中身の議論は進んでいるやに思っております。出来高払いみたいな、もうまさしく8年間放り投げた地元の行政に対する国の不信感。だからYESというなら金出すなら1,000億円投げ出してきて何も進まなかったのは、どっちが責任とるかという投げやりな報道すらあります。それを一つこの質問事項に従って答弁をいただきたいと思います。それから県が持っている沖縄県全体のバランスの振興策とのその接点、中身の整合性というのはどういうことになっているのか。ただし、今議会にも皆さんの基地関係の収入の中から、公民館問題が出ておりますけれど、私は今までこの4年間議会へこさせていただいてから、この振興策という名の下の使い方、投資のやり方、どうも私は今日までいくつか公民館造ってきた中では、昔は公民館というと部落の有志の皆さんが集まっていろんな議論をして、部落出身者から寄附を募って何十回も議論して設計をやり、段階をやり資金集めをやっていたんですよ。ところがそういうことじゃなくして、どうも最近は政治絡みの決定が多すぎるような感じがする。そうすると、それもそれは結構ですよ。私どもはおかしいではないかとは言ってもそれ以上のことは言いません。ところがそんなことをすると、困った時に地域の皆さん方の自立への精神というのを皆さん方はここから棚からぼたもちみたいな金で、スポーッと別の尺度で図ってやると地域の自立というものは段々損なわれてくる。そうすると、どうすれば造れるかという知恵を絞るんじゃなく、この中で、こうすればできるのかという脆弱(ぜいじゃく)な社会体制と知恵しか部落に生まれてこないんです。そして、そこで生じる貧困への透き間を皆さん方は政治的にうまく利用やって、それを正当化するのに奔走しているんですよ。むしろ振興策というならそのための財政ではなく、自立を確立するための枠組みの振興策にはなってないんです。ほとんどがこの絡みの中で使われている。こんなことが続くと将来にわたって決して良いことはありません。側面から見ておると。それは立派な公民館ができれば、社会設備の一つとして良いかもしれない。心も晴れるでしょう。中身が問題なんです。そういうことで、振興策そのもの全体の県のものとの答弁をいただきたいと思います。それから教育長、私はあなたに質問をしたんですよ。あなた4月8日の夜に市長の公費を使ってホテルを借りて、議会にも説明をしない時に放り投げておって、自分の用心棒よろしく、教育長たる者がこんな政治絡みの記者会見場に堂々と居座るということは一体何事ですか。これはあなたの立場というのは地方公務員法もほかの公務員よりももっと教育者の立場としての政治的な中立性は、かなりのガードで巻かれているんです。私は不思議でならない。この新聞を見た時にうそでしょうと思った。こういうことをやってくると私の立場から、私はかつて、私がこの議会へ来て2人の教育委員の同意の時に反対をいたしました。この間まで政治活動、政党活動を一生懸命やっている人が、わずか何ヵ月間で教育の中立性を一番大事にするという所へ、同意を求めてくるというのはまかりならん。本人の能力は別問題。それは優秀な人でしょう。ところがあまりにもこの人たちの市内の政治的な言動の中には偏り過ぎる。そういう立場で私は反対をしてまいりました。今度は教育長。これ不思議でならないのは、あなたにどんな流れでこの会見場に座っておられるの。これあなたがおるということは、名護市の教育委員会は、名護の学校教育の校区から校舎建設から子どもたちの教科書の選定から子どもたちの教育の方向性まで、これだけ賛否両論分かれている中で不思議でならん。これを一つ、ですから中身の、この時は4月の8日の夜ですから、市長が署名をして帰って来られて、おそらく皆さん方、与党議員にも説明があったでしょう。野党は議員とも思わないような会見の場所で、しかも議会全体にもついこの間の議会の冒頭時まで説明もない。市民の代表は一部の議員だけですか。こういう中で皆さんがこの記者会見場におられるというのは、私にはどうしても理解ができません。ご答弁をいただきたいと思います。それから最後ですが、この食育基本法、もう北部の医療体制というものは、いくら口酸っぱく申し上げてもみんな既得権の擁護に行政と一緒になって改革は何にも望めない。何にもと言うのは語弊がありますけれどほとんどございません。北部病院の産婦人科問題にしても内閣府の大臣が選挙に利用することですか。国民の生命を守るのは内閣府の仕事、しかも県立ですから。沖縄県がやるべき。そこへ4月から派遣します。開院します。うまく利用している。そして、あげくの果ては一人しか送れません。一年間です。外来は受け付けません。これが北部の医療の中でよくこんな議論ができますね。そもそも私が司令塔になって産婦人科医を集めます。こいうことが言える大臣こそが医者の配置、雇用というのがどれだけ湿り気のある医療業界の中で取られているかということが分からん証拠なんです。ネットで募集しているけれど来れません。ネットで募集して来るぐらいならどこだって不足はしませんよ。しかもこれが沖縄の担当大臣と言うんだからあきれます。こういう人は国会でふろしきかぶせて遊ばせておけばいいんです。こんなばあさんの言うことあんまり信用すると大変ですよ市長。これはあなたもだまされた方なのか、信じた方なのかよく分かりませんけれど、もうこれだけ病気になって医療現場がこういう状態なら、もう病気にならない体づくりをしっかりやらなければいけない。そのためには子どもたちの給食を預かる教育委員会も大事。それから市民の健康の市民健康課、福祉部そこも大事。それからこの食をつくる食農、育てていく育農、産業部。万が一ここで偏った食事になると病気になる。名護市の保険財政、そうすると当然推進会議を作ってどうすれば肥満で優秀だという数字が出ている名護市の子どもたちを正常で健康で病気にならない体づくりができ得ると思う。これがどういう形で議論をされているのか、私はここで推進会議という言葉を使ったんですが、いずれにせよ総合的に一つの部署だけじゃなく、どういう形でとられているのかご答弁をいただきたいと思います。後は自席から再質問をさせていただきます。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 私の方から質問事項1の1、2、3、米軍再編、在日軍米軍再編、在沖米軍再編ということについて一括して答弁させていただきます。ご指摘のように米軍再編とは、冷戦終結によりソ連の脅威が消滅し、ヨーロッパにおける全面戦争の可能性が少なくなった一方、大量破壊兵器の拡散や「9.11」のような国際テロなど非対象型の新たな脅威が出現したことによって世界における米軍のプレゼンス、兵力構成、基地の在り方を全面的に見直すことであると認識しております。在日米軍再編については、日米安全保障協議委員会で5月1日に合意された「再編実施のための日米のロードマップ」の中での、在日米軍のそれぞれの項目は統一的なパッケージになっており、一つは普天間飛行場代替施設を含む沖縄における再編、二つ目が米陸軍司令部能力の改善、三つ目が横田飛行場及び空域の一部返還、四つ目が厚木飛行場から岩国飛行場への空母艦載機の移駐、五つ目がミサイル防衛能力の向上、六つ目が訓練の移転というふうになっております。米国政府の考え方としては、全体の再編をパッケージとすることで推進し、アジア太平洋地域における抑止力を維持することであると考えております。一方、日本政府の考えとしては、日米安全保障体制を維持・発展するため抑止力を維持しつつ地元の負担を軽減することであると考えております。沖縄における米軍再編については、主なものとして在沖海兵隊司令部の兵員8,000人とその家族のグアム移転、嘉手納基地以南の基地の整理統合、縮小、嘉手納基地戦闘機の訓練分散、嘉手納基地やキャンプ・ハンセンなどの自衛隊との共同使用。そして、普天間飛行場の返還としてヘリ基地機能を名護市キャンプ・シュワブ水域に建設する代替施設に移し空中給油機の基地機能を岩国基地へ、緊急事態の基地機能を築城及び新田原へ移すというものであります。米国政府の考えとしてはアジア太平洋地域の抑止力の維持であると考えております。日本政府としては沖縄に集中する基地機能を整理統合することにより基地の負担軽減であると考えております。それから質問事項の1の4、なぜ8年間も政府に丸投げしたのかというご質問にお答えいたします。名護市は平成11年12月27日普天間飛行場代替施設の受け入れを表明いたしまして、その後、政府や沖縄県及び関係地方公共団体で構成する代替施設協議会に参加をして協議を重ねてまいりました。その結果、平成14年7月29日第9回代替施設協議会において「普天間飛行場代替施設の基本計画」が承認されてきたところであります。決して政府に丸投げしたという認識は持っておりません。それから、質問事項5の修正可能な範囲をはみ出したのはなぜかということについて答弁させていただきます。名護市が沿岸案反対と表明していたときには滑走路の延長線上に豊原区及び安部区の集落がありました。その当時は基本計画、現行案がまだ生きておりましたので、いろいろなシミュレーションした結果、沿岸案の外側のラインより海側であれば現行案のバリエーションの範囲ということで協議に応じてもいいのではないかというふうに考えました。沿岸案の外側のラインよりも陸域に重なる部分もありますが、しかしながら、私どもが現行案のバリエーションの範囲として示した意図として地元からは最低でも集落上空の飛行ルートは回避してほしいという要望があり、海側にどれだけシフトすれば陸域に飛行ルートが掛からないかというシミュレーションをした結果、沿岸案の外側のラインの位置まで寄せれば名護市の陸域は回避されるということで現行案のバリエーションの範囲としてご説明申し上げました。しかし、政府としては事業の実行可能性の点と宜野座村の上空も回避しなければ、宜野座の合意は得られないということで宜野座村と名護市の陸域を回避する案として、いわゆるV字案が提示されましたので、市長が総合的に判断して合意したものであります。次に6番目の県の暫定ヘリポート案との整合性についてでありますけれど、沖縄県の主張する暫定ヘリポート案については具体的な内容について把握をしておりませんけれども、県は「名護市の考え方を尊重する」というような発言をしておりますので、ご理解を賜りたいと思います。それから7番目の振興策の中断及び新しい振興策ということでありますが、平成18年5月30日に閣議決定された「普天間飛行場の移設に係る政府方針」は廃止するものと明記したことについては、名護市としても内容に納得いくものではないと考えております。廃止になると明記されていることによって、おおむね10年計画で推進してきた北部振興事業の在り方に大きな影響を与えるものと懸念をしているところであります。したがって、新しい北部振興事業の枠組みについては、現在政府から何も示されておりませんが、今後、開催される協議会において中身を検討することになっており、従前のとおり北部地域の振興事業が継続推進できるよう強く要請していきたいと考えております。それから、県の振興策と新しい北部振興策の調整ということについて答弁させていただきます。沖縄県の振興策については、平成14年7月10日に決定された沖縄振興計画に基づいて進められているものと認識しております。一方、これまでの北部地域の振興につきましては、平成11年12月28日の閣議決定に基づく北部振興策が中心で進められてきておりました。また、新たな地域振興策につきましては、今回の閣議決定の中で、地域振興については沖縄県及び関係地方公共団体と協議機関を設置して協議し対応するものとすると明記されており、協議機関を早期設置及び開催していただき、それを踏まえながら沖縄県と調整をしていきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 教育長 稲嶺進君。



◎教育長(稲嶺進君) 我喜屋宗重議員の9番目の質問にお答えをいたします。教育の政治的中立性の立場にある者として、というようなことでのご質問だったかと思いますけれども、おっしゃるとおり、教育委員会や教育行政は地方自治を尊重する、そういう中に教育の政治的中立性と安定性を確保するというようなことから教育行政の執行機関として設置されているということは言うまでもございません。しかし、いわゆる市長部局が行っている一般行政とそれから教育行政それは全く別々で作用して、それが行われるということはございませんで、もともとその調和を図り、あるいはお互いに協力支援する中で進めていかなきゃいけないという立場にあります。例えば財産の取得や契約、いろんな諸契約、それから人事等々も含めてほとんどが長の持っている権限でありまして、いろんな場所において市長、一般行政と共同歩調をとりながら進めなきゃいけない、そういう状況にあります。今回の場におきましていろいろとご質問ある中で、こういう内容についてはとても重たい行政課題であろうというふうに私も認識をしておりますけれども、あの場は、いわゆる行政をつかさどる市長が重要な判断を示す、あるいは発表するという一つの行政行為としての市が設定した場所であります。そのようなことで私も教育行政を委任された一つの機関の一員としてあの場に参加をしたものでありまして、それも先ほど申し上げましたように行政行為の一つとして行政をつかさどる市長が発表する場という行政行為の場に私も参加をしたというようなことでありまして、政治的な場に参加をしたというようなことではないというふうに認識をいたしております。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 私の方から食育基本法のことについて答弁をさせていただきます。まずはじめにお断りをしなければいけないので、経過を申し上げますけれど、食育基本法は昨年の6月に制定をされておりますが、その法律の根本と言いますか、背景は食を大切にする心の欠如、あるいは栄養バランスの偏った食事、不規則な食事の増加、肥満や生活習慣病の増加、あるいは伝統ある食文化の喪失などいろいろ食を巡る環境が日本で変わってきたと、そういうようなことがございまして、食は人の生きる基本であるという理念の下に昨年文部科学省、厚生労働省、農林水産省その三つの部門が連携をして取り組まなければならないという、そういうような背景で食育基本法というものが制定をされております。そういうことで私ども名護市でも先日福祉部と教育委員会と産業部で調整会議を持ちました。その調整会議の結果、この食育基本法の事務局は当面は福祉部で持とうということになりましたので、代表して私の方から答弁をさせていただきます。食育基本法が制定されて国においては総理大臣が会長になっております推進会議が立ち上げられております。その法律ではそれぞれ都道府県、それから市町村においても推進会議を立ち上げ、そしてその推進会議の中で食育推進計画を策定しそれを実施するということになってございます。全国的に都道府県でも推進会議を立ち上げている所が数ヵ所ございます。沖縄県においては現在推進会議ではなくて庁内の連絡会議を立ち上げている状況にございまして、8月ぐらいまで連絡会を立ち上げるという状況にあるようでございます。名護市においても庁内の連絡会議を先ほど立ち上げるということで申し上げましたけれども7月、8月ぐらいに県の動向を見ながら庁内で連絡会を立ち上げ、推進会議を立ち上げる基にしていきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 29番 我喜屋宗重君。



◆29番(我喜屋宗重君) まず政策推進部長、最初から私は言っているんですよ。当事者の在日米軍、ラーセン副司令官が可能な範囲で飛ばないようにはするけれど、絶対に飛ばない約束はできない。こういうことが活字になってまた電波に乗って日本中飛び回ってるんですよ。当事者がそう言っているんですよ。それを宜野座村の松田、安部、最初はそこの上空にかかったからそれでかからないように今のV字やりました。だから合意しました。これでは市民の説得力には欠けるんです。交渉には相手のあること、いま言えないことがあるかもしれない。盛んに今、極東の通訳官、いわば日本が敗戦をし、あるいは沖縄が復帰をした時、米軍の方から段々移転問題からそれから核の扱い問題、密約があったというのがポロポロ出てきている。相手一国と交渉するわけですから、日本政府もその時には言えない問題があるかもしれない。それならば、可能な限り説得、納得いけるようにあなた方は議員に対しても市民に対しても説明する必要がある。だれが見たって3月議会で示されたこの図面の範ちゅうが、俗に言うV字滑走路ができてそこまで食い込んだものの、バリエーションの範ちゅうです。で、あなた方の主張は、昨日の屋比久議員の質問に対しても宜野座の松田、安部の上空飛ばない。これだけだったんですか。環境問題は議論の対象になったの、ならなかったの。ところが当のアメリカの副司令官が公然とこういう話をしてるんですから。約束はできない。どうするの。それからもう一つ、沖縄の基地の軽減と言って稲嶺さんも一部は評価できると言うけれど、今回グアムへ移る7,000名と言われる兵隊の中身を見てください。将校クラスでしょう。頭脳集団です。沖縄県内で酒気運転をしたり、婦女暴行をしたりヌスドゥしたりする一般兵隊はほとんど動かない。そのエリート集団である司令部隊がグアムへ移るんですよ。それでもって、総体的な数が減ったからといって喜んでおれますか。本当に沖縄県民の苦痛の叫びである基地撤去は被害、騒音の、あるいは人的被害、事故それに対する政治家への声なき声の悲痛な叫びでしょう。それをやっておると、率的に言うと起こしている一般兵隊はそのまま。エリート集団である司令部含めてその家族、それはグアムへ移します。本当にこれで喜んでおれますか。あなた、先ほどの言葉の軽減問題はこれは納得できるもんじゃない。それをもう一回答弁をしてください。それから教育長、これはいま名護市の置かれている基地行政というのは一般行政ではないでしょう。これだけ市民が二分して注目の的になり、この間の世論調査においても80数%が沿岸案反対という時に受け入れました。それであなたがそこへ同席する場所じゃないと思いますよ。それは、稲嶺進個人ならいい。肩書きがあるから厄介なんですよ、日本は肩書き社会なんですよ。おー教育長もおるのか、教育現場もそういう方向なのか。これを一つ今の、一言ずつ答弁をしてください。福祉部長、これ、去年の6月に法律ができて急いでやらなければいかんで、7月には小泉総理が議長になって施行されてるんですよ、一ヵ月後。それでもってこれから8月ぐらいにはというのは遅すぎる。人間の体というのは、口から入るもの以外に何も得られないんですよ。これを正常な形に戻すプランを行政が先導して早急にやらんと駄目だと言っているんですよ、遅すぎるというんです。ご答弁ください。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) それでは、飛行ルートを遵守させることについてでありますけれども、それにつきましては名護市と防衛庁の間に4月7日に交わした基本合意書の中に、しっかりと平成14年7月29日に合意した代替施設の使用協定に係る基本合意書を踏まえ使用協定を締結するということも言っております。そういう中で使用協定の中身について、政府が責任を持って米国政府と協議すべきだというふうに考えております。それから、沖縄県の負担軽減についてでありますけれども、沖縄県全体としては8,000名の海兵隊がグアムへ移転するということと、中南部、嘉手納以南の基地が返還されるということについては、トータルとして日本政府としてそれは基地の負担軽減になるんだというような、これは一般的な負担軽減の考え方ということで申し上げたところであります。



○議長(宮城義房君) 教育長 稲嶺進君。



◎教育長(稲嶺進君) 他の一般行政と同列にというそういうようなことは申し上げません。確かに大変な課題だとは思います。しかし、先ほども申し上げましたけれども、あの場は名護市が会場設定をし、そしてその長である市長がそこで発表したというようなことで行政行為の一つであったというふうに認識をし参加をしたということでございます。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 推進会議の立ち上げを早急にやるべきだというお話しでありますが、実は先ほど申しましたように沖縄県の計画がまだできておりませんし、推進会議も立ち上げられておりませんので、沖縄県全体のフレームとして名護市がどういうふうに動けばいいのかということもございますので、やはり沖縄県の計画も含めて検討しながら名護市も作っていきたいとそのように思っております。



○議長(宮城義房君) 29番 我喜屋宗重君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午前11時 2分)再 開(午前11時13分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。7番 金城善英君、一般質問を許します。



◆7番(金城善英君) 皆さん、おはようございます。7番 公明党の金城善英でございます。議長の許可がございましたので、私にとって16回目であり任期最後の一般質問となりますが、どうかよろしくお願いいたします。

 太陽の日差しが容赦なく照りつける本格的な夏の到来でありますが、立候補予定の議員の皆様にとっては、既に熱い、熱い戦いが行われていることと思います。私もその一人でありますが、頑張ってまいります。そして、勇退される議員の皆様は本当にご苦労さまでした。議長のお許しがありましたので、一般質問をさせていただきたいと思います。

 それでは質問の事項1、農業振興についてお伺いします。これまで北部振興策事業による農業支援で平張り施設などの農産物被害防止の施設整備が進められておりますが、生産性の向上や防風、鳥獣被害防止に大きな効果があり農家の皆様や関係者には大変喜ばれているところだと思います。次なる農業支援策で菊栽培農家の出荷作業の省力化に極めて有効な機械のことでありますが、その機械、自動選別結束機、通称「花ロボ」と言われておりますが、各農家に設置されれば、さらに農業振興に資するのではないかと思っております。そこで質問の要旨(1)自動選別結束機(花ロボ)導入についてお伺いいたします。次に、農業は作物ができてなんぼ、いくらの世界でありますが、作物を育てるためには多くの労力と時間がかかります。そして、出荷してはじめて市場などを通じて消費者に渡っていきます。これまでの苦労が報われる瞬間であります。時には、生産過剰の場合などは豊作貧乏と言われ箱代にもならない場合もあります。少しでも生産意欲をわかせる施策として出荷箱代や鉢代などの助成ができないのか。そこで質問の要旨(2)出荷箱代、鉢代の助成についてお伺いいたします。次に質問の事項2、子育て支援について。2005年の合計特殊出生率が1.25人と過去最低を記録しました。歯止めが掛かっていない現状の中で政府、与党は今月20日に少子化対策に関する協議会で、新たな少子化対策を決定したとのことであります。児童手当への乳幼児加算0歳児から2歳の導入や出産育児一時金の支払方法の改善、企業の子育て支援行動計画の公表義務づけの検討などを柱に、7月に閣議決定する骨太の方針に盛り込まれるとのことであります。このほか、妊娠中の健診費用の負担軽減や不妊治療の公的助成の拡大なども考慮されるとのことであります。少子化対策に特効薬はないと言われる中で、一歩前進に期待したい気持ちであります。我が名護市におきましては、合計特殊出生率はこの三、四年大体二人を推移していると思いますが、そうであるからこそ子育て支援策をさらに充実していかなくてはならないと考えます。公明党が連立政権に入って7年、少子化対策の大きな柱の一つであります児童手当制度の拡充を強力に推進してまいりました。全国での支給対象者数は連立を組んだ当初、平成11年で241万人であったのが、今年4月からは1,310万人という5倍強の拡大になると言われております。そこで本市の場合はどうなのか。質問の要旨(1)今年4月施行の児童手当制度の支給対象年齢の拡充で「小学3年生までから小学6年生修了まで」引き上げられましたが、本市でのア、支給対象児童数。イ、支給総額。ウ、手続きの進捗状況についてお伺いします。次に(2)のブックスタートについて。本年4月から市民健康課において赤ちゃん絵本などを紹介するパンフレットやガイドブック、市立中央図書館の案内などが入った「絵本と赤ちゃんのご案内セット」を母子手帳の申請時に手渡されているとのことでありますが、この絵本と赤ちゃんのご案内セット、いま申し上げたように図書館の案内だとか、絵本と赤ちゃんの推薦図書とかの紹介ガイドブックが入っておりますが、これが母子手帳などの申請時に手渡されております。このご案内セットには、絵本を通して親子間のスキンシップやコミュニケーションをはぐくむのに大事な事柄が書かれております。私は高く評価しておりますが、受け取った方々の評価はどうなのか気になるところであります。どのように取り組まれているのかお伺いします。次に質問の事項3、行財政改革について。情報通信技術の目覚しい発展で10年前とは比較にならないほど便利になりました。一部自治体ではIP電話の導入を図って通信費のコスト削減ができたとのことであります。本市をはじめ多くの自治体においては財政が厳しい中、どのように行政コストを削減できるのか、あらゆる角度からの検討も必要と考えます。積極的に検討していただきたい。そこで質問の要旨(1)IP電話の導入についてお伺いいたします。次に現在名護市のホームページでは会議録が自宅では開くことができなくて不便を感じている一人でありますが、名護市の議会ではどのようなことが議題となり議論されているのか多くの方々が関心を集めている自治体の一つが我が名護市議会ではないのかなと思います。全国、世界へ情報を迅速に、また正確に伝える方法としてインターネットは有効な手段であります。そこで、質問の要旨(2)議事録のインターネットによる情報開示についてお伺いいたします。次に質問の事項4、道路行政について。質問の要旨(1)外廓線道路整備の進捗状況と道路照明などの各種安全対策について。(2)為又中線道路の整備計画と道路照明などの各種安全対策についてお伺いします。以上、一般質問とし再質問は自席より行います。答弁は事項ごとにお願いします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 質問の事項1、(1)、(2)についてお答えいたします。(1)自動選別結束機・通称「花ロボ」の導入についてでございますが、平成16年度から平成18年度にかけて実施してきた北部振興事業は、平成15年度調査報告を受けまして被害防止施設として施設整備をしてきたことろであります。花ロボ導入については、総合事務局から被害防止施設には当たらないということで、導入は見送られた経緯がございますので、本市においては事業実施されておりません。次に出荷箱、鉢代の助成についてでございますが、生産農家における農業経営の中で、県外出荷の作物においては輸送費の問題や資材コストの問題は農業経営に係るウエート比率として常に気になる存在となっております。一例を取り上げますと、JAおきなわ北部地区柑橘生産部会においては、出荷コストに係る輸送運賃の問題や資材コストの問題を取り上げ、コスト低減による所得向上に向けて改善対策を進めてきた経緯がございまして、実際には資材の種類や形状の検討等を行って一箱当たり単価を10円から50円のコスト低減が図られてきたと聞いております。本市における厳しい財政状況の中でご質問のあります箱代や鉢代の助成については、極めて厳しい状況にありますので、先ほど例に上げました生産部会等の改善対策を参考にしながら検討をお願い申し上げたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君



◆7番(金城善英君) 産業部長ご答弁ありがとうございました。かなり答弁では厳しいお答えが返ってきました。農家の皆さんにとっては少しでも励みになるように私はそういう観点から質問させていただきましたけれども、当初、花ロボに関しては希望として出されておったと、しかしながら、被害防止策には当たらないということでけられてしまったという状況でありますが、現在、新しい自動選別結束機が、通称花ロボのことですけれども、出まして非常に性能の良い機械でありますが、菊生産農家にとっては大変すばらしい機械で、旧来の機械とは違って物すごい性能の高い機械でありますけれど、これをぜひ取り入れたいけれども、菊自体が安値で安定しているような状況の中でかなり厳しい状況であります。それでこの花ロボの導入ができないかという声が大変強くありました。現在、懸命に営々と努力しながら経営されている農家の支援が今だからこそ必要ではないかと強く感じているわけです。農業を取り巻く環境は厳しいとよく言われております。ずっと長い間言われております。農業従事者の高齢化、また、担い手の不足で将来の農業に深刻な時代に現在ありますので、一生懸命に頑張っている農家を支援していただきたい。その生産者を支援することが流通、販売、加工など、様々な分野に大きな経済的な波及効果が生み出される、そのことは間違いないと思っております。そして、過疎化していく農村地域を守る、そのような観点から支援を検討していただきたい。また、農家にとっても今回は菊栽培農家のことでありますけれど、彼岸向け出荷、あるいは正月向け出荷が主だと思うんです。その時は、人手が不足する、年度末で公共工事も多い、そういう中で出荷作業というのは、相当な労力も時間も集中してくるんです。その中において、花ロボは相当な威力を発揮するんじゃないかと、相当期待しているわけです。そこで、農家にとっても生産意欲がわく、省力化が図れる。作業の効率化で人手不足を補える。ましてや、所得の向上につながるなどメリットも大変大きなものがあります。いずれにしても先ほど箱代のご答弁もいただきましたけれど、各団体で大変な努力をされてやっておられることを伺いました。含めてこれからそういう声が強いので農業団体、農業生産法人やJAにしても、沖縄県花卉(かき)園芸農業共同組合とか、いろんな方々とぜひ話し合いを持っていただきたい。協議会を持っていただけないか、ご答弁をお願いします。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) ただいまご指摘のあった件につきましては、関係機関、関係団体とも協議しながら善処していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) ぜひ、生産者の皆さんの身になって、行政としても何らかの支援ができないか、前向きに検討していただきたいと強くお願い申し上げます。それでは、事項2の子育て支援について答弁をお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 子育て支援について答弁をさせていただきます。今年4月から児童手当制度が改正されまして、これまでの小学校3年生から小学校6年生まで支給対象となっております。現在の状況について申し上げます。まず、支給対象児童数でありますが、これについて、住民基本台帳上の数字として申し上げますので、窓口で支払いする全員の数ではないということで改めて前置きをして説明させていただきますけれど、1歳から小学校3年生までの数で6,374名、小学校4年生から6年生、これが新たに増加する分でありますが、2,174名、それから新たに出生される、いわゆる新生児の予定でありますが、約706名程度を予定しておりまして、合計で9,254名でございます。それから支給総額でありますけれど、平成17年度、昨年からしますと、約1億7,000万円くらいが新たに歳出が見込まれます。合計しまして、6億7,000万円程度が児童手当の予算として計上をしております。それから、手続きの進捗状況ということでございますが、6月に現況届けを出していただいております。去った6月の16日で窓口に現況届け、新たに支給対象となられた方々を含めまして、約60%程度が6月16日現在で手続きを済ませてございます。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) それでは、ブックスタートの取り組みについてお答えいたします。現在、中央図書館においては、毎週土曜日の午後にお父さん、お母さん、それから小さいお子さんを対象にボランティアの会や職員による絵本の読み聞かせ、紙芝居を行っております。そうすることによって、言葉で伝えながら、絵本の楽しさを知らせ、絵本とのふれあいを図っております。毎回、20名から30名の親子が参加して大変好評であります。それから、議員おっしゃるとおり、今年度から市役所の市民健康課と市民課の窓口において母子健康手帳を交付する時とか、出生届を出す時に「絵本と赤ちゃん」というパンフレットを配布して絵本の紹介、案内をしております。また、羽地地区センター図書室でも絵本の紹介を行って絵本を通しての親子のふれあいに取り組んでおります。中央図書館の利用状況も乳児や幼児のいる20代の若い保護者、その利用者が最近増えてきております。絵本とテレビと言うんでしょうか、文字と映像の決定的な違いというのは、想像力、イメージ力が育つかどうかというふうに言われております。今後は、絵本を読むことによる楽しさと言うんでしょうか、それを感じさせるために先ほど申し上げた関係課ですけれど、その関係課と連携してパパ、ママ教室とか、乳幼児健診日に図書館の職員が出向いて行って、絵本の紹介等を行ってどんどん広げていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) ご答弁ありがとうございました。絵本を介して親子間のスキンシップやコミュニケーションがよりはぐくまれる、その取り組みがますます充実してきたと大変うれしく思っております。ブックスタートという名称を用いておりますけれども、ブックスタート事業の絵本をプレゼントするということはありませんけれども、本来の理念や趣旨を踏まえた取り組みであります。本当にそのことに対しまして心から敬意を表しております。そこで、一つ、提案がございまして、絵本と言えば昨年10月20日発行の「程順則ものがたり」という絵本がございます。私も議員の皆さんにも販売推進されたと思うんですけれど、私も購入させていただきました。読んでみると大変素晴らしい、また手作りの絵本であります。本当に素晴らしい絵本であります。本当に感動しました。それで、程順則、名護親方ですけれど、名護市民だけではなく、沖縄県民にとっても誇るべき偉人名護親方の物語が立派な絵本になっております。ちょっと中身をご紹介させていただきたいと思いますけれども、この物語は名護博物館前にある銅像のおじいさんのお話しです。から始まって要するに六つの教えを分かりやすく簡潔に説明されている。子どもにとっても大人にとっても素晴らしい絵本だと思っております。それで、この程順則の生き方、あらまし、六つの教えの意味を現代に即して解説されております。あとがきの方を読ませていただきたいと思いますけれども、あとがき、「人として最も大切な思いやりの心や感謝の心、精いっぱい頑張る心は六諭のこころ、沖縄の誇るチムグクルも根幹は六諭のこころ、悠久の時空をこえて(300年)今も生きつづける沖縄の誇る偉人、程順則名護親方寵文、その徳は名護聖人とたたえられる。しかし、その実績や六諭のこころはまだまだ知られていない。徳育の不易のこころ、未来を担う子どもらに六諭のこころを伝えたい、知ってほしい、実践してほしい、そして心豊かな子どもらが健やかに育ってほしい、そんな願いが絵本となった。この絵本が多くの人々に親しまれ、程順則の思い、六諭のこころがすべての子どもらの心にすくすくと芽生えていくことを祈念いたします。」ということで、発行は名護幼稚園園長の比嘉啓文先生です、監修は教育専門指導員であられる安田和男先生。この絵本はスタッフが幼稚園教諭の皆さんが制作されたと。すべてに携わったということが記されております。この絵本を先ほど言いました絵本と赤ちゃんガイドと一緒でもいいです。その時に、「程順則ものがたり」の絵本を「絵本と赤ちゃんのご案内セット」と一緒に手渡してはどうだろうかと、ご答弁お願いします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 議員おっしゃるとおり、教育委員会においては六諭に関係する本を3冊発行しております。一つは先ほど紹介にありました絵本「程順則ものがたり」であります。これに関しては幼稚園、市内の保育園の全児童に対して現在配布をしているところであります。母子健康手帳の交付時や出生届の時に新生児に対して1冊ずつ配布できないかということでありますが、それに関しては大変可能なことだと思いますので、検討していきたいと思っております。そのほかに「六諭のこころ」といって、六諭衍義ですが、六諭の内容を紹介した本も出版をしております。これは小学校、中学校の児童生徒を通して各家庭に行き渡るように配布をしているところであります。ところが、残念なことに親に届いていないところと家庭に届いているんですが、親があまりこれに興味を示していないという話もおいおい聞いておりますので、もし議員の方々、そういう市民にお会いになるんでしたら、「六諭のこころ」を薦めていただきたいと思っております。それからあと一つ。いろは歌。程順則が六諭の内容を広めるために琉歌に乗せたいろは歌がありますけれども、それの発行もしております。これについては教育委員会、学校教育課の方で販売をしております。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) 教育次長ありがとうございました。いろんな取り組みをされております名護親方程順則にかかわることで大変素晴らしい取り組みをされていることが伺えました。私もしっかりと、これは一生涯勉強していくべきものだなと、また、配布するだけではなくて、しっかりと一生涯学習していける、反復して学習していけるこのことが非常に大事だと痛切に感じております。いろんな程順則に関する本が紹介されておりましたけれども、名護市民にとっても非常に誇れる方ですので、私も勉強しながら皆さんにも普及できたらいいなと思っております。また、この本も多くの人に親しまれるように頑張っていただきたいと願っております。ありがとうございました。それでは、事項3の行財政改革についてご答弁お願いします。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) それでは、事項3の1と2についてお答えをしたいと思います。議員ご案内のようにIP電話はインターネットで使われている技術を利用して音声を変換し、インターネット網で音声通話をつなぐ電話サービスというふうに理解をしております。これによって同じIP電話サービスを利用しているユーザー間においては、通話料が無料になると、さらに一般加入電話から携帯電話双方、それでかけた場合においても距離に関係なく低料金で利用が可能になるということにおいては、まさに私どもの行革の一環として、あるいは財政の確保という観点からも極めて検討に値する内容だろうと理解をしております。ただ、これについていろんなコストの削減と言うんでしょうか、そういうものについては一般的には2割から3割の節減、節約ができるというふうに言われております。そしてまた、片方では停電等が出てきたときには使えなくなってしまうというリスクも一方ではあるようでありまして、その状況を勘案しながら、これを取り入れるという時におけるスケールメリットも考慮してこれからも検討を重ねていきたいと思います。ただ、全国的にもこのIP電話の導入ということが先例がたくさん本土においてはあるようでありまして、そのことは少なくとも導入をされている自治体においては、市町村合併を契機として導入に踏み切っていったというようなことが言われておりまして、まず、そこのところも含めていわゆる初期投資においては、かなりの額が試算されておりまして、その初期投資の額と年間のコスト節減をしていく、この関連を対比しながら検討をしてみたいと思っております。それから要旨の2でありますが、現在、イントラネットを使用して庁内、あるいは市内の端末へ情報提供を行うということでは、平成13年度に既に稼動をしてございます。現行のシステムでインターネット公開については、現在の収容機能が極めて弱いのではないかということが言われておりまして、全国発信をしていくということになってくると、どうしても一斉にアクセスが集中するという状況になった場合、これに対応できないということが言われております。現在の機能はおおよそマックスで100件ほどが同時アクセスをすると機能麻痺(まひ)になるだろうと言われておりまして、この件についても、民間の会議録システムサービスを利用して対応していくのか、あるいはお互いの機器の構成をかえていくのかということについては、それぞれの立場から費用対効果等も含めて検討をさせていただきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) 徳本部長、大変ありがとうございました。私は、このIP電話についてそれほど知識があるわけではございませんけれど、これまで通信手段が非常に発達してきて、これまでの固定電話に比べて、それに加えて、普及はじめのころより大分安くなってきたとはいえ当初は貸し出し、携帯にしても貸し出し、リースとかでやっている当時ですね。1分何百円だという時代もありましたけれど、これは一人に1台携帯があるようになって、本当に大変な技術革新でありますけれど、しかし、経費的にはまだまだ、個人的には家計費を結構圧迫している。一自治体としても大変なコストがかかっているんじゃないかという観点で、少しでも通信費にかかるコストを削減できればいいなと思って質問させていただきました。もろもろの回答がありましたけれど、確かにそのとおりだと思っております。ただ、本当に便利にはなったけれども、携帯電話の通信料金、インターネットの接続、あるいは維持管理費が莫大なものになるんじゃないかと思って、そういう意味で少しでもコスト削減が図れればいいんじゃないかと思っております。いずれにしても時代はどんどん進んでまいります。その時には、その方がふさわしいのか、先ほど停電の場合には使えなくなるという緊急事態には大変なことでありますので、本当に慎重に検討して、よければ、つながるのであれば、時代の推移を見ながらやっていくべきだろうと思います。また、議事録のインターネット配信については、他の自治体ではこれは当たり前のようにされております。名護市においてもぜひ情報開示を、いつどこでもだれがでも知ることができるというものでありますので、やるべきだろうと思っております。それについてはしっかりとまた検討して費用対効果とかもありますでしょうし、アクセスが100件以上ある場合にパンクするだろうということもありますので、そういった面で検討していただきたい。よろしくお願いたします。それでは、事項4の道路行政についてご答弁をお願いします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) それでは、質問の事項4の道路行政についてお答えをさせていただきます。外廓線の道路整備の進捗状況と道路照明などの各種安全対策はどうなっているかということでございますけれど、都市計画道路の外廓線でございますけれど、起点が県道名護宜野座線、北部福祉保健所の裏側の交差点を起点といたしまして、大西線、それから名護中学校裏側の柳原線、県道名護本部線、グランド西線、宮里大北線を経由いたしまして、終点がJA名護本社の横の国道58号までの間でございまして、総延長が2,230メートルということでございます。整備された箇所につきましては、起点側の県道から名護中学校裏側の柳原線までの区間につきましては区画整理事業で既に完了いたしまして、710メートルが供用開始されております。それから、名護中学校裏側の柳原線からグランド西線までの間の740メートルにつきましては、平成16年度で街路事業として整備が完了いたしまして、既に供用開始されているところでございまして、残りの区間につきまして、現在、平成10年度から事業着手いたしまして、進捗状況といたしましては用地取得が約89%、物件補償につきましては96%の執行となっております。工事の整備につきましては、延長が780メートルのうち373メートルが完了しているというところでございます。現在、平成19年度の事業完了を目標にして鋭意進めているところでございます。それから、道路照明などの安全対策がどうなっているかということでございますけれど、道路照明につきましては道路照明設置基準というのがございまして、それに基づいて道路照明が設置されております。特にどういうことかと申しますと、その設置基準によりますと、信号機の設置のある交差点については、この設置基準に基づいて道路改良事業の中で整備をしているということがございまして、現在、起点の県道名護宜野座線の交差点から大西線の交差点、それから柳原線の交差点、それから県道の名護本部線の交差点の4ヵ所につきましては、基準に基づいて道路照明を設置しているところでございます。それから、その他の安全対策と言いますか、これにつきましては、ガードパイプ、横断防止のためのガードパイプを歩道に設置しているというところでございます。それから、道路照明で補完できない箇所がどうしても出てくるだろうということで、交通安全事業を導入いたしまして、道路照明を設置しているのがございます。これにつきましては、平成16年度に6基、それから平成15年度に5基、それから平成17年度に2基をこの外廓線の中に設置しているところでございます。現在、事業中の箇所につきましては、今後整備の中でそういうものも含めて検討する必要があるのではないかと考えているところであります。それから、質問の要旨の2の為又中線の計画はどうなっているかということでございますけれど、為又中線につきましては、平成18年度、今年度の事業採択をいま予定しているところでございまして、採択されますと、5ヵ年で整備していきたいという計画になっております。延長といたしましては680メートル、幅員が11メートルの両側に歩道が設置されるというような状況でございます。起点が名護本部線の交差点でございまして、終点が柳原線との交差点ということになっております。当然、道路照明につきましても、先ほど申し上げました設置基準がございますので、それに基づいて設置をしていきたいと考えているところでございます。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) 吉元建設部長、大変ありがとうございました。外廓線道路整備事業についてご答弁ありましたけれど、この道路、19年度で完了目標というご答弁がありました。本当に全面供用を大変待ち望んでいるところであります。そこをいろんな通りの名称もおっしゃっておりましたけれども、開通した時には、市立中央図書館、又は宮里市営住宅、大宮小、名護小、名護中が一本の道路で結ばれることになります。その際に、児童生徒をはじめ、多くの歩行者が通行するようになるのではないかと思っております。そして、やがて完了整備される大宮小裏ですけれど、この外廓線が整備されることによってまた児童生徒が通行するということにおいて、現時点でいろいろな要望がありまして、ファミリーマート大南店がございます。そこは、名護本部線の道と交差する所と、グランド西線の交差する間、それとこれから完了するであろう大宮小裏の通りですね、まだ完了していませんけれど、そこら辺が通学路にしては暗いんじゃないかという思いから道路照明を、車の通行にしても、歩行者にしても道路照明を設置していただいた方が交通安全事業ということで取り入れることになるかと思いますが、ぜひ、車の通りがある時は一時期明かりがあり、足元を照らされるんですけれど、そうでなければ非常に暗いという状況があります。今後、学校間がある、また琉球製罐の方から中央図書館の方のアクセスが良くなっていく中で、歩行者が多くなる、車の交通も多くなる中、道路照明とか、あるいはほかの安全対策も必要だろうと思っておりますので、何とか交通安全対策をしっかりとやっていただきたい。また、同じように為又中線道路の起点は名護本部線の方が起点になりますが、それから柳原線680メートルの道路がこれから5ヵ年計画で整備される。ちょうど起点になる所ですけれども、非常に大宮小学校、大宮中学校に通う児童生徒たち、また、その親の皆さんがこっちは暗くて本当にしょうがないと私も再三訴えまして、防犯灯という意味で1基はつけていただきました。その際には本当にお世話になりました。企画総務部長のお力、本当にありがとうございました。今度、ここが交差する、十字路ではないんですけれど、接道するという意味で交差点の方が明るくなると思います。しかし、まだまだ上の方は照明が足りないので、何とか設置できないものかと思っております。お互い、所管が違ったりしてなかなかまとまらないこともありますけれど、ぜひ、児童生徒、あるいは通学路、歩行者の身になって明るいまちづくり、照明の実際に明るいという意味ではないと思うんですけれど、活気ある明るさ、また本当に照明の明るさということで、人の和で明るいまちづくりを行っていただきたいと思います。そのことに関してご答弁いただいて、時間が来ますのでそれで私の一般質問を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 外廓線の未整備の区間については、ご指摘のあったように大宮小学校の裏側については、まだグランド西線との区間、一部工事が終わってない所がございまして、これから整備していかないといけないのではないかと考えております。その中で、当然、交差点部分については、道路照明設置基準などに基づいて設置していきたいということでございます。それから、それで対応できない場合には先ほど申し上げたように交通安全事業などを検討しながら整備を図る必要があるのではないかと思っておりまして、そういう意味ではこの区間が供用開始された場合には、当然交通の量も増えていくだろうという認識を持っております。そういう中で検討していきたいということでございます。それから、為又中線でございますけれど、これについては、今年から始まるということでございますので、実施設計をする中でそういう道路照明の設置も当然念頭に入れながら設計をしていきたいということでございます。以前から金城善英議員が、名護本部線の照明についてどうにかできないかというご指摘がございまして、この件につきましては、私どもといたしましても県土木事務所あたりにもそういう要望を申し上げてきたところでございます。どうしても道路管理者としては、道路照明設置基準がございますので、それに基づいてしかできないということ等がございますので、そういうのもご理解を賜りながら歩行者の安全対策を図っていく必要があるのではないかと思っておりますので、総務の方で所管している防犯灯などの設置も横の連携を図りながら検討していく必要があるのではないかと考えているところでございます。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) 大変ありがとうございました。私にとって任期最後の一般質問、本当にありがとうございました。これまで4年間弱ですけれども、議員の皆様、そしてまた市長をはじめ、市当局の皆様、なかんずく市民の皆様には心から感謝申し上げます。本当にお世話になりました。これで任期最後の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後0時 4分)再 開(午後1時31分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。19番 山城義雄君、一般質問を許します。



◆19番(山城義雄君) 議長のお許しがありますので、19番 市民クラブ 山城義雄、通告いたしました質問の事項、質問の要旨に沿って順次一般質問をいたしたいと思います。まず、質問の要旨の1、三原志根垣川のしゅんせつについて。本河川は、土砂の堆積やダンチクや雑草の繁茂によって洪水のたびごとにはんらんし、河川の機能を発揮できない状況にあり、また、環境を著しく損ねている現状を確認の上、早急に対応願いたいと思いますが、当局のお考えを伺いたいと思います。質問の事項2、マリンフォレストリゾート株式会社について。地域の活性化に大きく寄与するものと期待された同社の事業は、中断して数年が経過いたしました。ついては、次の要旨についてお伺いいたします。マリンフォレストリゾート株式会社の現状について。イ 事業再開の見通しについて。ウ 賃貸料の納付状況について。3、現在の代表取締役社長のお名前は。名前を教えていただきたいと思います。質問の事項の3、汀間嘉手苅橋の架け替えについて。本件について平成9年3月第106回定例会でも質問いたし、次のような答弁を得ております。現在この橋については、耐久調査を進めております。その調査の結果を待ちまして橋の改修について、農林サイドで可能か、建設サイドで可能か事業の検討をしていきたいと考えています。こういう答弁でございました。ついては、次の要旨について伺いいたします。耐久調査の結果。事業の検討の結果。今後の対応についてお伺いいたします。質問の事項の4、二見以北10区における交流拠点整備事業について。本件については、平成18年3月定例会でも質問いたしました。改めてお伺いいたします。本年度で事業採択及び用地造成を予定しているとの答弁をいただきましたが、下記の事項について改めてお聞きいたします。事業の採択について。用地の確保及び造成について。取り組みの現状と今後の見通しについて。質問の事項の5、一般廃棄物最終処分場の用地の確保について。本件については、平成16年3月にも一般質問いたしました次の点についてお伺いいたします。ア 現処分場の延命に努力されていますが、何年度まで延命可能か。イ 現処分場が供用開始までの間、旧処分場へ持ち込まれたごみは、処理能力をはるかに超え、掘り返しがえし処理したため、降雨時には赤土や汚物の流出により下流の汚染を招き、地域住民から大変なおしかりを受けた苦い経験があります。したがって、用地の確保は最重要課題と考えます。用地選定、確保にどう取り組まれているか。具体的に説明をお願いいたします。質問の事項の6、汀間漁港について。県管理の汀間漁港を名護市に移管することについて詳しくご説明を願いたいと思います。質問の要旨7、普天間飛行場代替施設について。政府と名護市間で合意した沿岸案に関連して質問をいたします。建設場所は政府案を基本に周辺住民の生活の安全、自然環境の保全、同事業の実行可能性に留意して政府と名護市間で合意されております。まず、1番目にV字型滑走路で民間上空の飛行ルートは回避できるかもしれませんが、明らかに規模拡大であり、MV‐22オスプレイの配備等を含めて機能強化の懸念はないかお伺いいたします。2番目に日米合意のV字型の滑走路の長さは1,600メートル。二つの100メートルのオーバーランを有する1,800メートルとなっております。市長の要求はSACO合意の滑走路1,300メートル、オーバーランを含めて1,500メートルとなっております。そこに大きな食い違いがあるわけでありますが、今後、どう対応されるか、また、市長の要求の実現の可能性についてお伺いいたします。3番目に辺野古海域の浅瀬と大浦湾側の深い海域の広大な埋め立ては、ジュゴンや多種多様な海洋生物への影響や海流の変化による土砂の堆積や移動等による環境破壊が懸念されますが、どうお考えか。4、日米合意による代替施設の工法は原則として埋め立てということですが、市の要望を反映してのことか。自然環境の保全上、埋め立てが良いという判断の根拠は何でしょうか。5番目に閣議決定によると具体的な代替施設の建設計画、安全、環境対策及び地域振興については、沖縄県及び地方公共団体と協議機関を設置して協議し、対応するとしています。北原防衛施設庁長官は6月2日の定例記者会見で、建設計画を日米間で年内に策定し、その後に政府と地元で作る協議機関を立ち上げて内容を説明するとの考え方を示したとの報道があります。これについて市当局の見解をお伺いいたします。6番目に協議機関設置の予定はいつごろですか。知事は今のところ参加を拒否いたしております。7番目に代替施設の使用協定について。額賀防衛庁長官は米軍との使用協定の締結に否定的ですが、政府と名護市の間で実効性のある使用協定が結べるのかどうかお伺いいたします。8番目に普天間飛行場の移設に係る政府方針。平成11年12月28日閣議決定は廃止されました。したがって、従来の振興事業について、平成18年度の事業をもって打ち切られました。平成19年度以降の方向性と今後の対応についてお伺いいたします。以上、一般質問といたしまして、再質問の必要なものについては、自席からいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 私の方からは質問事項の1と3について、お答えをさせていただきたいと思っております。まず、1の三原志根垣川のしゅんせつの件でございますけれど、これにつきましては、一般質問の通告を受けた後、早速現場を確認させていただきました。先ほどご指摘がありましたように、集落の入り口の橋梁付近を前後といたしまして、結構土砂が堆積し、雑草なども繁茂しているという状況があります。それと、養鰻場の近辺もそういう状況がありまして、早急にその対策は考えないといけないのではないかなと考えているところでございます。したがいまして、私どもが予算で持っている中で、早急にできるのかを含めて検討していきたいと思っております。それと、しゅんせつして後の捨て場の問題もあるものですから、それについては地元の区長さんを含め、関係する地主の皆さんとも調整を図りながら検討していきたいと考えております。それから、質問の事項の3の嘉手苅橋の架け替えについてでございますけれど、この件につきましては議員の方からも先ほど説明がありましたように、平成9年の3月に改修についての質問が出されておりまして、その中で耐久調査を進めているということでございました。アからウ関連しますので、一括して答えさせていただきたいと思います。嘉手苅橋は橋長が45.2メートル、幅員4メートルの鉄筋コンクリート構造で、建築について橋歴板を見てみますと、1962年の2月に竣工しているというような形になっておりまして、整備後、既に44年くらいたっていて、非常に外観を見ても老朽化している状況にあります。この調査でございますけれど、平成8年度に調査が行われておりまして、内容といたしましては外観の調査、あるいはコンクリートの圧縮強度試験、それから中性化試験、それから配筋の状況調査と併せまして、塩分量の測定などの調査をされております。その結果から判定いたしますと、ご指摘のように非常に老朽化が進んでいるというところがありまして、安全性が低下しているというような指摘をされているところでございます。そういうことも受けまして、架け替えについて事業化の検討でございますけれど、架け替えにつきましては市道にも位置づけされていると、それと奥には農道がございまして、農林の事業でも整備ができないかといろいろ検討いたしましたけれど、現在まで採択基準に合わないということでなかなか整備が進んでこなかったというような経過でございます。そういうことで、今後、どういう対応を考えているかということでございますけれど、現段階で私どもが予定している国交省の事業、あるいは農林省の事業でなかなか採択基準がないということ等もありますので、今後は防衛施設局の事業なども含めて検討する必要があるのではないかということでございますので、その辺の事業の採択基準なども検討しながら架け替えについて進めていきたいと考えているところでございます。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 私の方からは、質問事項の2の要旨のアからエについて、お答えをしたいと思います。まず、アとイについてでありますけれど、マリンフォレストリゾート株式会社からの報告によりますと、現在、同社については新たに開発資金計画とその調達に向けて努力をしているということが報告としてなされておりまして、資金のめどがつき次第、開発工事を再開していきたいという希望を持っておられるようであります。それからウについてでありますが、平成17年度までの賃貸料については、すべて完納ということになってございます。それからエの代表取締役社長については小南喜一さんでございます。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) それでは、私の方から山城議員の質問事項の4と7についてお答えをしたいと思います。まず、4番目の二見以北10区における交流拠点整備事業についてでありますけれど、この事業の採択についてどうかということであります。本事業につきましては、平成18年度の北部振興事業の非公共事業ということで、その非公共事業の一次分として事業採択できるように、北部広域市町村圏事務組合や内閣府との調整をこれまで図っておりました。しかし、ご承知のとおり平成18年5月30日の閣議決定で、平成11年12月28日に閣議決定された「普天間飛行場の移設に係る政府方針」が廃止されたということから6月12日には北部12市町村の全首長で防衛庁長官、安倍官房長官等を訪ね、従前のとおり北部地域の振興を継続推進できるようにと要望をしております。二見以北の地域の活性化を目的に「二見以北地域振興会」を立ち上げ、地域住民による自主事業として「地域振興わいわい祭り」などいろんな活動が行われており、その活動の拠点となる施設として本施設をぜひ整備しなければならないと私たちも考えております。本事業につきましては、計画どおり実施できるよう政府に強く要望してまいりたいと考えております。それから、用地の確保、造成についてでありますけれど、これにつきましては、平成16年度の名護市東海岸地域における地域交流拠点基本計画の中で、国道331号二見バイパス整備にかかわる残地、それを候補として予定をしております。その候補地につきましては、現在、国道331号の道路敷きとして管理をしているのが沖縄県でありますので、県の管理の道路用地となっていることから、管理者である北部土木事務所と調整をしております。行政財産から普通財産への移しかえ、それをやることによって購入ができるということでありますので、そういう事前調整をしております。その後に予算措置を行って、用地を確保したいということを考えております。造成工事につきましては、18年度に土木設計を行って、19年度には造成工事を実施したいと考えているところであります。今後の見通しということにつきましては、現在、18年度事業として実施できるよう取り組んでいるところであります。この事業につきましては地元の強い要望を受けて進めてきた事業でありますので、ぜひ、整備をしなければならないと考えております。今後につきましても、予定どおり平成18年度に用地取得、土木設計、19年度には建築設計、造成工事、平成20年度には建築工事、外溝工事、平成21年度に遊歩道工事というような当初の計画がございますので、その計画のとおり進めていけるよう努力していきたいと思っております。それから、事項の7番目で普天間飛行場の代替施設については、八つほどの事項の要旨のご質問がございました。まず、1点目につきまして規模の拡大によってMV‐22オスプレイの配備が行われる懸念はないのかというようなご質問でありましたけれど、代替施設へのMV‐22オスプレイの配備について政府に確認をいたしましたところ、米国から沖縄配備についての具体的な計画を有していないという回答を得ているということであります。それから、2番目の滑走路の長さについてでありますけれども、日米両政府の合意において滑走路の長さが1,800メートルとなっているということでございますが、名護市といたしましては、軍専用施設ということであれば、SACO最終報告の範囲とするということを強く要望してきたところであり、今回の合意は極めて遺憾であります。平成18年4月7日に「普天間飛行場代替施設の建設に係る基本合意書」で基本合意したのは、建設場所についてであり、滑走路の長さをはじめ具体的な建設計画については、今後誠意を持って継続的に協議し、結論を得るということになっておりますので、政府においては基本合意書に基づき対応していただきたいと考えているところであります。質問の要旨3番目の辺野古海域の浅瀬と大浦湾の深い海域の広大な埋め立てについて環境破壊が懸念されるというようなことについてでありますけれども、普天間飛行場代替施設については、市民生活に著しい影響を与えない施設計画を策定することが大切であり、海洋生物等自然環境に与える影響につきましても、今後、具体的な建設計画及び環境影響評価等で明らかになるものと考えております。できるだけ影響を与えないような施設にするということが重要だと考えておりますので、これからの協議の中で政府にそのような措置を講ずるよう求めていきたいと思います。それから、4番目の要旨です。代替施設の工法は原則として埋め立てということで、市の要望を反映されてのことかというご質問でありますけれども、平成18年5月1日、日米安全保障協議委員会で合意された「再編実施のための日米ロードマップ」の中で、普天間飛行場代替施設の工法は原則として埋め立てとなるというふうになっております。このことについては、私たちも承知をしております。しかしながら、平成18年4月7日に「普天間飛行場代替施設の建設に係る基本合意書」で基本合意したのは、先ほども申し上げましたように建設場所についてであり、具体的な建設計画については、今後誠意を持って継続的に協議し結論を得るということになっておりますので、市が工法について議論をしたということはこれまでありません。それから、5番目の北原防衛施設庁長官が6月2日に定例記者会見で「建設計画を日米間で策定し、その後に地元で作る協議会に内容を説明する」というようなことを発言したという報道がありますが、このことについては、平成18年4月7日の基本合意書で防衛庁長官と合意したのは、建設場所についてであり、建設計画については、今後、防衛庁と沖縄県、名護市及び関係地方公共団体は、この合意を基に普天間飛行場の代替施設の建設について誠意を持って継続的に協議し、結論を得るとしていることから建設計画及び滑走路の長さ等の発言については、協議事項であり、基本合意書に基づき誠意を持って対応していただきたいと考えているところです。それから6番目の協議機関の設置の予定はいつごろかということでありますけれど、平成18年5月30日の閣議決定において、具体的な代替施設の建設計画、安全・環境対策及び地域振興については、沖縄県及び関係地方公共団体と協議機関を設置して協議し、対応するとなっておりますけれど、現在、その開催時期については未定であります。7番目の代替施設の使用協定について、防衛庁長官は使用協定の締結に否定的であると、市の実効性のある協定を結べるかどうかということであります。4月7日に基本合意した「普天間飛行場代替施設の建設に係る基本合意書」において、政府は平成14年7月29日に合意した「代替施設の使用協定に係る基本合意書」を踏まえ使用協定を締結するものとするとなっており、使用協定を遵守させるためにこれから具体的な協議を進めていき、より使用協定が実効性のあるものにできるように努力していきたいと考えております。8番目の要旨、「普天間飛行場の移設に係る政府方針」が廃止されて19年度以降の北部振興事業の方向性と今後の対応ということでありますけれども、今議会において比嘉祐一議員をはじめ、何名かの議員の皆様のご質問にお答えしたように、平成18年5月30日の閣議決定の中で地域振興については、沖縄県及び関係地方公共団体と協議機関を設置して協議し、対応するものとすると記されており、新しい振興策はその協議機関の中で協議されるものと考えております。名護市としては、これまで北部振興事業として計画されてきた各種事業については、継続して実施できるよう強く要望していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 市民環境部長 比嘉富士雄君。



◎市民環境部長(比嘉富士雄君) それでは、私の方からは質問事項の5、質問要旨の(1)ア、イについてお答えいたします。要旨の1、アについてお答えいたします。現処分場の延命可能な年限については、「名護市廃棄物処理基本計画」を策定いたしました平成16年3月の時点では、当時の搬入量で推移していくと、平成18年度中には満杯するという試算がありましたが、その後、搬入されてくるペットボトルを破砕処理し、さらに処分場から掘り起こして破砕処理しております。平成17年度には、リサイクルセンターが完成し、今年度から供用開始し、びん、缶を再資源化するための処理をしているところでございます。これまでは隣接する粗大ごみ処理施設において廃プラスチック、廃ビニールの処理をしていましたが、搬入量の半分近くが処理できずに、そのまま埋め立てられている状況でありました。今後は廃プラスチック、廃ビニールの全量を減溶処理したいという考え方を持っております。最終処分場の延命年限につきましては、現状の埋め立て処分状況では平成21年ごろまでと推測していますが、過去に埋め立てられた廃プラスチック、廃ビニールの再処理等を進めることによりさらに延命を図ることが可能と考えております。嘉陽区の理解を得ながら基本計画に沿って最大で平成25年度までの延命を目標としております。つい最近、6月の初旬ですけれども、測量を入れまして残容量をチェックしております。現在の測量の結果によりますと、3万9,000立方メートル、大体年間1万2,000立方メートルくらい入ってきますので、大体4年ちょっとくらいの延命が可能だという計算になっております。次に(1)、イについてお答えいたします。ご指摘のとおり、前の処分場では掘り返しによる赤土や汚水等の流出により下流域の汚染があったことについては承知しております。現処分場については管理型処分場でありますので、場内において雨水及び汚水はきちんと水処理をして下流域へ放流しています。また、水質検査については専門業者に委託して、毎月実施し基準値を保つように管理しております。用地選定・確保については、平成18年度から職員一名を配置し計画に沿って用地選定等の作業を遂行できるよう準備をしているところでございます。それから、今後の具体的な日程でございますけれど、平成18年度は用地選定の開始をいたしまして、19年、基本設計を考えております。それが19年度に向けようとしております。それから20年、21年については、環境調査が必要になってまいります。22年が整備計画、それから23、24、25と更新工事という日程を組んでおりまして、26年には供用開始ができるような日程で作業を進めているところでございます。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 私の方からは質問事項の6、汀間漁港の名護市管理移管についてお答えいたします。汀間漁港は昭和62年6月13日に県管理の第一種漁港として指定を受けております。第一種漁港はその利用範囲が地元の漁業を主とするもので、原則として市町村が管理することとなっております。汀間漁港についても本来は名護市で管理すべき漁港でありますが、漁港整備当時の名護市の漁港整備に関する技術力や名護市以外の漁船の利用が見込まれていたことから、県管理の第一種漁港として整備、管理が行われてきております。今般、沖縄県で策定した「新沖縄県行政システム改革大綱」の中で、地方分権時代における住民に身近な行政を担う市町村の役割が重要であるとして、地元に密着した漁港の維持管理については、県が行うより地元市町村が実施した方が、より住民サービスの向上に寄与できるとの考えから県といたしましても、汀間漁港の基本施設の整備が完了次第、財産及び管理を名護市に移管する検討を行っていると伺っておりますので、よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) では、再質問をいたします。事項の1の志根垣川のしゅんせつについて答弁をいただきました。大変ありがとうございます。これについてごらんになったと思います。やはり、土砂の堆積、あるいは雑草等の繁茂、これによって流れが非常に悪くなっているところがあります。これで今年度において、しゅんせつできないかどうか検討するというふうにお答えがありました。できないかどうかじゃなくて、できるように検討願いたい、今年度についてですね。これについてもう一度よろしくお願いしたい。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 確かにご指摘のありましたように、いま私どもが持っている予算の中で、ほかの河川の関係もあるものですから、そういうものも含めて総合的に判断していきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) よろしくお願いしたいと思います。次にマリンフォレストリゾート、これについては、ご存じのように一時事業を始めまして工事も半ばまで進捗しておりましたが、途中で中断いたしております。今のような現状で続いていきますと、やはり河川とか海浜に赤土等の流出で環境の汚染につながっていくというようなこともありまして、地域ではこれは早く事業を再開し、地域の活性化につなげていくことはできないものかと、非常に大きな期待をしているところであります。それだけ広大な市有地を名護市は貸しているわけですから、会社ともよく連携をとって状況をいつも把握しつつ1日も早く進めていただきたいと思っております。これについては、答弁は要りません。それから、嘉手苅橋の改修についてであります。いまさき詳しくご答弁ありました。これにつきましては、やはり相当老朽化いたしております。ちょうどあの時の質問の中でも、嘉手苅橋が架かる汀間川というのは、活用の仕方によっては、地域の活性化の交流空間として大きな資源になり得るといったようなこともあって、東海岸地区の整備計画策定の場合もいろいろ問題を提起いたしております。これはまちづくり懇談会の中でもいろいろ検討されてまいりました。その時に、ちょうど岸本建男前市長の助役時代、こういうように部長の答弁を補足いたしております。この橋は「私もこの間、見させていただきました。相当に老朽化しており、架け替える必要があると考えています。実は私ども東海岸の整備計画を作りましたが、久志地域にスカイスポーツ、海のスポーツの拠点を作らなければいかないと考えています。いまおっしゃる河口部分にヨットとか、そういう海洋レジャーの集積基地をつくれるのではないかと感じております。そうすると、今の嘉手苅橋は場合によっては移動して架け替えることになるかもしれません。」こういうようなご答弁をいただいております。これは今後、架け替えに向けていろいろ取り組んでいかなくちゃいかないと思いますが、架け替えする場合には、やはり汀間川の活用も念頭に入れて地域とも十分に話し合いしながら進めていっていただきたいと思います。これについてもう一遍。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 嘉手苅橋の件につきましては、先ほど山城議員からもご指摘がありましたように、当時、岸本前市長が助役時代にそういう答弁をなされておりまして、その背景を調べてみますと、その当時は名護市の新総合計画の後期計画というのが位置づけされておりまして、その中には大浦湾のウォーターフロント構想とかいろいろあったというふうに認識しているところであります。その後、第3次名護市新総合計画などが策定されておりまして、その中には地区別計画に基づいて整備していきたいというような形になっております。ただ、ご指摘がありましたように地区別整備計画の中でも東海岸地区の中にはそういう形のものがあります。それと、その後に東海岸地区の二見以北の10区の地域交流基本計画が平成17年の3月に策定されておりまして、その中では汀間川の利用と言いますか、活用方法などが明記されておりまして、その中でどういう位置づけをされているかということでございますけれど、その中では河川を生かしたリバーウォッチングとかそういう形のものの活用がいいんではないかという位置づけ等があります。先ほど、整備する時には地域の皆さんとも十分調整を図ってもらいたいというご指摘でありますので、私どもが整備をするにはそういうものも踏まえて、事業制度もいろいろあろうかと思いますので、そういう中で地域の皆さんの意見も聞きながら整備の方法を考えていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) ぜひ、そういうふうに取り組んでいっていただきたい。4番目の二見以北10区における交流拠点整備事業についてであります。これについては、いまさきも説明受けました。やはり北部振興策というものについては、県土の均衡ある発展といったようなことで、周辺地域との振興とは全く別に切り離して振興策があったわけです。これは議会でも何人かの方々がいろいろ質問しておりますが、基地とはリンクしておりません。というようなことであったわけです。しかし、去った閣議決定によってこれはやはり振興策自体というのが、基地とのリンクといったようなことをちゃんと明確になっていると思うんです。その辺との関係でちょうどのっかかっている振興策、二見以北の交流拠点、そういうものも全部廃止になるかどうかという心配があったわけです。いまさきの部長の答弁では計画どおり実現していくように努力しますというようなことでありました。これについては、やはり当初の考え方できちんと進めていっていただきたいと思います。もう一遍お願いいたします。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 5月30日の閣議決定でそのようなことで、平成11年12月28日の閣議決定を廃止するとされたことについては、私たちもとてもこの件については、残念に思っているところでございます。しかし、これまでも北部振興については、基地とリンクしないでこれまでも進めてきたということもありますので、その点については今後とも強く継続を要望して事業の実現に努力をしていきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) ご答弁ありがとうございます。次に一般廃棄物最終処分場の用地確保について、これについて二、三回同じ問題を取り上げてまいりました。なぜ、私がこういうことを心配するかと言うと、これは前に新しい処分場を造った場合に供用開始まで旧処分場に処理能力をはるかに超えるくらい持ち込まれまして、掘り返しがえしそこに一応持っていかなくちゃいけない。新しい処分場の供用開始まで随分無理して処理したことがあります。そういうことで、私も議員になってじきでありましたので、地域住民からどうなっているんだということで、随分おしかりを受けたこともあります。そういうことを考えますと、これは最終処分場でありますが、これについてはどこへ行っても迷惑施設だということで、なかなか受入れが困難だということがあります。今でも南部地域でそういう処理施設を造るためにいろいろやっておりますが、3ヵ年かかってやっと決定したということになっております。しかし、糸満市をはじめ、周辺に反対した集落もあり、まだ完全には煮詰まっていないというのが現状であります。そうなりますと、やはり何といっても用地というのはきちんと確保しておかないと、造るにも1ヵ年、あるいは2ヵ年供用開始まではかかると思います。そういうものを計算に入れますと、やはり早目にめどづけしておかなくちゃいけないだろうというように考えております。今度、はじめて聞いたわけでありますが、最終処分場は最初21年まで実際の計画では処理できるという計画だったと思いますが、生活様式の多様化、人々の増加等でごみの量も増え、ややもすると、平成18年では満杯になりはしないかというような心配で、この延命に非常に努力してまいっております。いま聞いておりますと、25年までは大丈夫だというようなことになっておりまして、やはりその期間に用地の確保については、万全を期していただきたいなと思っております。これについて答弁は要りませんが、一つ努力をお願いしたいと思います。それから、汀間漁港についてであります。これについて、県管理の漁港でありますが、これは管理を名護市に移管するということですね。これについて、ご答弁にもありますが、これを移管することによって、市としてのメリットと言いますか、これについてもう一遍説明をお願いしたいと思います。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 移管後の維持管理費は、地方交付税で約850万円程度予定しております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) 移管される場合には、きちんと整備してその後に引き取ってもらいたいというようなことと、汀間漁港の設置以来、随分、汀間川の流れが変わってきており、砂が随分堆積するようになりました。将来、その川をいろんな面に活用していくためには、やはりしゅんせつが必要になってまいります。そういう場合には、もちろん県管理の河川でありますから、しゅんせつは県がしなければなりませんが、そういう場合には、一つ市はしゅんせつについて、地域の要望に沿ってしっかり県と交渉して進めていただきたいと考えます。これについてお答えをお願いします。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) ただいまご指摘のあった件につきましては、沖縄県とも調整を図りながら、また地元とも調整をしながら善処していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) 次は基地関係に移らせていただきます。要旨の1についてでありますが、MV‐22オスプレイの配備については、米国から具体的な計画はないということを、政府はそう言っているわけですよね。これについて本当にそういう懸念はないのかどうか。配備されるという懸念はないのかどうか。というのは、在沖米軍トップのジョセフ・ウェーバー四軍調整官がマスコミのインタビューに答えて、普天間飛行場のCH‐46の後継機としてMV‐22オスプレイが2014年から2016年の間に配備される見通しであることを明言したというふうにあります。それから、額賀防衛庁長官は4月20日の衆議院の安全保障委員会でキャンプ・シュワブ沿岸部に建設される代替施設へのMV‐22オスプレイの配備について、将来海兵隊の輸送ヘリをオスプレイに代替していく予定であると聞いているというようなことを答弁しております。それから、小泉首相は5月11日、在日米軍再編の最終合意に関する衆議院本会議で、キャンプ・シュワブ沿岸部に建設される普天間飛行場代替施設へのオスプレイの配備について、将来、現在米海兵隊が使用している輸送ヘリをオスプレイに代替していくものと承知していると。そういう可能性を認めているというようなことであります。これについて、本当に何の懸念もないのかどうか、もう一遍お答え願いたい。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) MV‐22オスプレイの件につきましては、私たちは政府から先ほど申し上げたような回答を得ているわけですけれど、そのような懸念があるということを言われておりますので、私たちとしても代替施設の滑走路の規模については、SACOの合意の範囲内でぜひ1,500メートルにしていただきたいということを強く要望しているところであります。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) 部長、滑走路については、SACOの合意の範囲内でしていくという努力をしたいというようなことをおっしゃっております。これは、4月20日の衆議院安全保障委員会で額賀長官の答弁として1,800メートル、これはオーバーランを含めての滑走路は昨年秋の在日米軍再編の中間報告で、日米合意に明記されそれに基づいて地元と協議したというような答弁をなさっているんです。これは、もう決まっているんじゃないですか、1,800メートルというものについては。だから、1,300メートルになる可能性はあるのかどうか。これについてお答え願います。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) これまで何度もお答えさせていただいておりますけれども、4月7日に名護市が防衛庁長官と市長が合意した基本合意書の中では、建設位置についてのみの合意であります。その他の具体的な建設計画については、今後協議していこうというようなことになっておりました。それが、日米合意の中で1,800メートルと書かれたことについては、名護市としては承知できないと、ですから、納得していないというようなことをこれまでも申し上げております。そういう意味では、今後、協議をする場所で市としては、強くそのことをSACOの合意の範囲内で、滑走路をもう一度考え直してもらいたいということを強く要望していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) 合意はいたしましたが、何かしら多くの問題点が先送りされているといったような感じがいたします。これはご答弁にもありましたけれども、やはり北原防衛施設庁長官は6月2日の定例記者会見で、建設計画を日米間で年内に策定し、その後に政府と地元で作る協議機関を立ち上げて内容を説明していくというような報道です。これ、そういうふうに進む可能性があるんじゃないですか。お答え願いたい。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) このことについても、基本合意書の中ではそういう今後建設計画については、誠意を持って継続的に協議するということになっておりますので、当然、地元が先に協議をして米側と交渉に当たるべきだというのが私たちの考え方であります。ですから、そういうことについては、市長がその報道があった時に、抗議をやっております。北原長官に対してそういうような抗議のことも実施しておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君。



◆19番(山城義雄君) 5万9,000人余の市民の生命、財産、これを守るといったような立場で今後、いろんなものが出てくると思いますが、名護市の考え方を強硬に貫いていただきたいと思っております。時間も切れましたので、これで私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 19番 山城義雄君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時32分)再 開(午後2時43分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。28番 宮城康博君、一般質問を許します。



◆28番(宮城康博君) こんにちは。これで最後ですので、1時間、追加議案もあるようなので、できるだけ早く終われたら終わりたいと思っておりますので、ぜひ、ご協力をよろしくお願いしたいと思います。議長の許可が出ましたので、28番 宮城康博、一般質問を行わせていただきます。今回、基地建設問題についてということで、要旨1点だけ通告させていただいております。市長の施政方針や選挙公約と今回の拡大沿岸案受入れの整合性についてお尋ねします。市長が受け入れられたものを何と呼ぶのかということで、いろいろ悩みましたが、新沿岸案という言い方もあるし、V字型沿岸案という言い方もあるし、どういうふうに言ったらいいのかなと、沿岸案と当初呼ばれていたものが拡大しているのは事実動かしがたいことですので、拡大沿岸案受け入れということについて問うことにしました。整合性というふうに言っていますが、この間、今回の一般質問で先輩議員諸侯からいろいろお尋ねがありました。整合性というのは、要するに何も論理的な矛盾がないということが言われているわけですが、市長の施政方針を読み上げますが、「普天間飛行場代替施設の問題につきましては、平成17年10月29日の日米安全保障協議委員会で合意された沿岸案は、地元の頭越しに合意されたものであり、受け入れることはできないと考えております。基地問題につきましては、地元の理解が不可欠であり久辺3区をはじめ、関係機関、団体等の意向を踏まえ適切に対応してまいります」というのが市長の施政方針でありました。3月の議会でやりとりをして、この関係機関、団体の中には我々市議会も入っているということについては、議会の中で議論して確認済みであります。で、しからば今回の受け入れについて、我々議会の意向は踏まえられたかというふうに言うと、これは踏まえられていないというのは議員諸侯はみんな知っていると。具体的な修正案の提示があれば、速やかに議会に報告するということも市長はおっしゃっていました。しかし、その報告もなく受け入れがなされ、この6月定例会、冒頭で私たちは6月定例会の議案の上程の後に、ついでに説明するのではなくて、上程の前にこれは礼儀としてここまで放っといた事柄についても深く反省をして冒頭に説明をすべきであるという事柄でいろいろ議論をさせていただきました。係るような事態が生じていて、これが施政方針どおりだと。施政方針とは何も矛盾もしていないんだということについては、さすがに市当局も言えることではないだろうと。だとしたら整合性はないというふうにしかないんだろうというふうに私は思わざるを得ません。その整合性について、いやそうではありませんと、整合性はありますと、公約や今まで言ってきた事柄に何も反していませんと。それでもなおかつこういう事実があるにもかかわらず言うんであれば、それはそれで、ご答弁いただいてやりとりをしていこうと思います。1点しか質問の通告していないので、お互いの認識を合わせるために何が起こったのかという事柄について、いろいろ整理をしていきたいと思っています。市長、99年の12月に我々が徹夜で議会を行い、私は反対の立場でしたが、移設整備促進決議が上がり、そして、12月27日に前市長が受け入れを表明なされ、28日に閣議決定がなされていった。あれは、軍民共用空港でした。今回は軍事空港です。軍民共用空港を受け入れる事柄については、これは我が名護市は沖縄県知事からの協力の要請があって、その県知事からの要請を受けて、岸本建男前名護市長はそれを受け入れたというのがここまでの経緯です。しかし、今回、市長が合意してきたのは、軍民共用でもないし、使用期限がついているわけでもない。これは名護市において軍事専用空港、米軍基地を受け入れるという物すごい重大な意思決定をなされてきたと。これは99年の事柄とは全然、わけが違うような事柄が起きているんだという事柄は一つ我々は現状を認識しなければいけない。これについても市長もそのことについては、あまり異論のあるところではないだろうと思います。で、市長が4月7日でしたか基本合意をして、後の5月1日でしたか、日米が米軍再編ロードマップ等々を2プラス2で合意して、その後閣議決定というのがなされていくという流れが市長が基本合意をなされた事柄で引き起こされてしまったと、その閣議決定、手元に全文があるんですが閣議決定で何がなされたのかということについて、私はびっくりしたのは末尾を読み上げますが、閣議決定全文の末尾で、「これに伴い、『普天間飛行場の移設に係る政府方針』、平成11年12月28日閣議決定は廃止するものとする。その後、平成18年度においては上記の政府方針に定める地域振興に基づく事業については実施するものとする。」というふうになっている。今回の閣議決定、市長が基本合意なされてこの道筋が額賀長官と一緒になってつくってきて、やって起こった閣議決定で99年の閣議決定は廃止した。この廃止については、いや聞いていないというふうに市長はおっしゃるかもしれないが、しかし、実際に閣議決定ではそうなった。99年の閣議決定における北部振興は何だったのかという事柄については、この間も私、市当局にお話しさせていただきましたが、99年の閣議決定で行われた北部振興は、あれは基地建設とはリンクしていない。99年の閣議決定の文章を、閣議決定のどの文章をどう読み込んでもこの閣議決定における北部振興は、基地建設とはリンクしていない。そうとしか読めません。この手元に「普天間飛行場の移設に係る政府方針」という99年の閣議決定があるわけですが、この閣議決定は構造的にはどうなっているかというと、1、普天間の代替施設について、2、地域の振興についてと、2段階構えになっている。で、地域の振興については、1、2、3あって、1が普天間飛行場移設先及び周辺地域の振興、2が沖縄県北部地域の振興、3が駐留軍用地跡地利用の促進及び円滑等という三つになっていた。この2番目の沖縄県北部地域の振興というのは、閣議決定の中では「第14回沖縄政策協議会の了解を踏まえ今後別紙2の方針により確実な実現を図ることとする」とあります。これは沖縄政策協議会というもので、了解されてそれをやるんだと。普天間飛行場移設先周辺地域の振興については、これもやはり沖縄政策協議会の了解を踏まえて別紙1の方針により確実な実施を図ることとするというふうになっているんですが、移設先及び周辺地域の振興の財源は、北部地域の振興、いわゆる北部振興の財源から優先的に措置するというふうになっていたわけです。ですから、移設先及び周辺地域の振興がなくなるのは、それは移設先じゃなくなるんだったら、なくなるからいいんですが、北部振興というのが、リセットされるいわれはどこにもない。沖縄政策協議会というのは何かと言うと、96年に沖縄県知事と全閣僚がそろって沖縄のことをどういうふうにしていくんだという事柄で沖縄の政策を話し合う、そういう場を作りましょうということで、当時、橋本内閣だったかな、橋本首相の下でそういう沖縄政策協議会が作られていくわけです。で、こういう沖縄政策協議会の中で意思決定された、オーソライズされたものが何ゆえに今回の閣議決定でリセットされていくのか。これはあってはいけないことだ。こんなことをやられているという事柄についてはもっと怒るべきですよ、行政として。しかし、行政は怒っているのか、何なのか分かりませんが閣議決定されて以降、北部の自治体の首長たちみんなで要望、陳情に行く、北部振興は続けてください、うんぬんかんぬんというふうになるわけですが、この中で皆さんが陳情している北部振興というのは、いわゆる基地建設とリンクしている北部振興なのか、基地建設とリンクしない北部振興なのか。これはとても大切な論点だろうと思う。しかし、今現在やられているのは、明らかに基地建設とリンクしている北部振興ですよ。陳情している事柄も。と言うのは、我が名護市の政策推進部長が、この間、再三再四新しい協議会でこのことをちゃんとやっていくんだと、新しい協議会で話をしていくうんぬんというふうになっていますが、新しい協議会とは何ですか。閣議決定の中に、今回の閣議決定の中に書かれているのは、どういう協議会のことが位置づけられているかというと、「具体的な代替施設の建設計画、安全・環境対策及び地域振興については、沖縄県及び関係地方公共団体と協議機関を設置して協議し、対応するものとする」と。これは明らかに基地建設とリンクしている振興策、地域振興ですよ。そういう協議会の場で北部振興の継続をお願いするんだと、であるから早く協議会を開いてほしいと。それは話の順序立てが違う、新しい協議会をするうんぬんではなくて、北部振興は基地建設とはリンクしていなかったんだという事柄を明確にして、その上で要求、要望をしっかり行い、いわゆる新しい基地建設についての建設計画等々を作る協議会とは別途北部振興を継続する枠組みを作りなさいと。内閣府とその話をしてくるべきです。だって、今までの北部振興は内閣府所管だったんですよ。今回これでやられる協議機関は防衛庁所管ですよ。内閣府はこの間の報道で何と言っているか。防衛庁の手つきは乱暴だと。お手並み拝見だと、どこまでできるか。そんな簡単な話ではないというふうに内閣府だって言っていますよ。私は沖縄側からの首長たちが毒を食らわば皿までもみたいな勢いで北部振興の事柄を要求している今の事態というのは、非常に誤っている。沖縄においての地域振興というのは、復帰した当時、沖縄振興開発計画が進んでいくわけですが、これは去った大戦の戦禍、惨禍、同時に異民族支配の中でのご苦労、そういうもろもろについて、償いの心を持って誠心誠意日本国政府は沖縄の地域振興に尽くしていくんだということになりました。で、新しい振計の中でも沖縄の地域特性等々にかんがみて、三次にわたって振興開発をやってきたが、それでもいっていない、このことを反省してしっかりやっていくんだというので位置づけられているんです、沖縄の振興は。北部振興だけが何ゆえに基地建設とリンクした形、いま行われているような要望、陳情しながら基地建設とリンクでも何でもいいからというような議論をしなきゃいけないんですか。これは絶対間違っている。おそらく市長がやった事柄の一番の過ちはそのことだと思う。今回の閣議決定が示しているのは、沖縄をそのように扱うということです。沖縄の地域振興はそのようなものなんだと。であるから、新しい振興策等々についても原発方式で事業の進捗状況に応じて振興していくうんぬんかんぬんという話がまことしやかに報道もされている。沖縄の地域振興の在り方は30年、復帰から30数年たって変わったんだと言えば変わったのかもしれない。しかし、こんな形で踏みにじられていっていいものなのか。私はそうあってはいけないと思うし、この間そういう話をずっと市長にも、ないしは行政当局にもしてきました。ここに沖縄復帰25周年記念式典というのが、1997年11月、私はその当時、ヘリポート基地建設の是非を問う市民投票をやろうということで運動をしている真っ最中でしたが、宜野湾市のコンベンションセンターまで行って抗議の意思を橋本首相に示そうという事柄で、デモをやったりいろんなことしてましたが、その沖縄復帰25周年記念式典における式辞があります。この橋本内閣総理大臣は演説の中で、とても長いいい演説なんですが、ある部分はですね。とてもひどい部分を含んでいると私の立場としてはそういうふうに言わざるを得ない部分があります。一つ読み上げますが、「最重要の課題は、普天間飛行場の返還とその代替施設の建設であります。大田知事との最初の会談で市街地の中に存在する普天間飛行場の危険性に関し、知事の強い懸念を伺い私はそうした状況を一刻も早く解消すべきであると考え、直後のクリントン米大統領との首脳会談でこれを提起し、昨年4月、(昨年というのは1996です。)96年4月合意に至ったものであります。安全、騒音、自然環境などを考慮し、現時点における最善の選択肢として普天間飛行場より規模を大幅に縮小し、必要がなくなった場合には撤去できる海上ヘリポート基本案を先般、地元の皆様に提示いたしました。」というのがあります。撤去可能な環境やいろんなものに対して考えていけば、これくらいに縮小しなければいけないんだというのが、あの時提案されたものなんだと。あれが今どうなりました。陸の上に乗り上げ規模も拡大し、撤去は全然できないものになっている。あれから10年たって、10年たって何でこんな悪いものにならなきゃいけないの。本当にひどい話だと私は思います。で、北部振興について、この時の橋本龍太郎内閣総理大臣は言及しております。「沖縄の地域振興を考えるに当たり県土の均衡ある発展に目を向ける必要があります。豊かな自然を有し、大いなる発展の潜在的可能性を有する北部地域の振興は政府にとっても積極的に取り組む課題であります。市街地再開発、港湾などの基本インフラ整備、女性の社会参画への支援、北部の水と緑の観光の地域づくりの促進などが重要な課題であり、地元と相談しながら真剣に検討を進めてまいりたいと考えております。以上のような考え方を骨子として沖縄経済振興の在り方について、さらに検討を深め」うんぬんかんぬんということで沖縄経済振興21世紀プランという形に結実していく。この時に北部振興について一国の総理大臣が言及し、記者会見の中で「これは基地建設と海上ヘリポートとリンクですか」と問われて橋本首相は何と言ったか。「悲しい」と、「リンクはしていません」と、であるから悲しいとそんなふうにとってくれるなという言い方をしていた。その北部地域の振興が今回の閣議決定で99年はまだ沖縄北部地域の振興というのは、基地建設とまざまざとリンクした形ではなかった。しかし、今回の閣議決定、市長がV字案で合意してきて起こった閣議決定では、明らかに基地建設とリンクしてしまった。市長が行った事柄、行った仕事は97年当時を振り返ると撤去可能な海上ヘリポートであったものを撤去もできない、滑走路も拡大し、規模も拡大し、陸に乗り上げてしまった基地にして同時に振興策を基地建設と完全にリンクさせるという仕事をなさったとしか言いようがない。これがいま起こっていることだというふうに私は断じざるを得ない。いかなる基地であるのかですよ。この間、閣議決定された基地が。一番はっきりしているのが海の上であったものが、陸に乗り上げていると、陸に乗り上げて滑走路も拡大して、なおかつ埋め立て等々が行われるものになっていると。同時に、条件つきであったものが無条件になって、とにかく基地建設が進むというふうになっていくと。例えば軍民共用であったり、15年使用期限であったり、うんぬんかんぬんで条件を99年はつけていたんですよ。それが、全部なくなった。これが政府の意思なんだと言えばそのとおりなんでしょう。しかし、そういう事柄を沖縄側から一緒になって手を携えて政府とまだ闘う姿勢を見せているかのごとく言うが、しかし、この閣議決定を導き出していく仕事をやったのが名護市長なのではないかと、10年かかりましたよここまで。10年かかって何でこんな最悪な、最悪のところにいかなきゃいけないのか我々は。私はちょっと深い憤りであります。この問題について、市長がいろいろおっしゃっている事柄をすべてを理解しないというわけではないが、しかし、理解に足るような話は市長から一度たりともまともに聞いていない。助役が我々に一度示してくれた案で、ここにL字型になっている、これがいわゆる政府が示したものだったと。で、名護市が言っていた軍民共用空港はここの位置ですよと、今まで政府と一緒になってつくってきたものは。で、この範囲内ですと、平島、長島を除いてこの辺野古崎にちょっとかかるのかな、等々という事柄で示されていたものが今現在どうなったかと。完全にこのL字型のものに乗り上げているでしょう。後は滑走路の向きの問題でV字か何か知りませんが、そんな事柄に極小化されている。問題のすり替えじゃないのかな。陸に乗り上げていること自体は大問題なんじゃないんですか。滑走路の延長上に集落があるやないやうんぬんかんぬんという事柄は、それはそのとおりなんだろうが、そういう言葉で交渉なされたんだろうが、しかし、陸に乗っかってその周辺に住宅があり住居がありうんぬんかんぬんという事実は動かしがたいでしょう。で、NHKの番組でしたっけ、我喜屋宗重先輩がご紹介していましたが、私もあの番組を見ましたけれども、その滑走路V字で着陸専用、離陸専用、そんなことは起こり得ないというのは、これは米軍当局の立場から言えばそのとおりでしょうし、そういうような発言を米国側はする。当然ですよそれは。彼らとしては。であるから、いわゆるV字案にしたからといって、どうこうなると。要するに地域の住民生活環境が守られるとか、騒音があるやなしやうんぬんかんぬんなどという事柄は、これはちょっとリアリズムの観点から言うと、何のリアリティーでもない。ごまかし以外の何物でもないというふうに私は言わざるを得ない。で、これは、いわゆる市長が、3月議会の施政方針でおっしゃっていた沿岸案については駄目だというふうに言っていたものとどう違うんですかと。これが沿岸案なのか、そうじゃなくていわゆる海上案と言われていたもろもろのバリエーションの範囲内だったら検討できるんだなどということを末松助役はおっしゃっていましたが、これはそのバリエーションの範囲内なのか、いわゆる沿岸案なのか。これは明らかに拡大沿岸案でしょう。そうとしか言いようがないですよ。だって、一時期言われていた沿岸案よりも滑走路を2本にしたことによって拡大している。これは動かしがたい事実なんだから、拡大沿岸案としか言えない。でもこれをそう言ってしまうと、自分の公約というか、議会においても施政方針の中でも示していた事柄に反することになるので、市長としては口が裂けても言えないかもしれないが、これは図面を置いてちゃんと見てみれば論理的にお話しにならないと言わざるを得ないと思います。こういう事態の中で、市長は今後どうしていくのか、いわゆる振興策も基地建設問題とリンクさせないという事柄で政治的に立場の違う議員であったとしても我々いろんな議論を重ねてきて、北部振興そのものはこの閣議決定の文言から基地建設とリンクしていないと。であるから、北部振興については、受け入れ先及び周辺自治体の振興というのは、明らかにリンクしているという事柄でこの間ずっと議論してきましたが、これから起こるものは、基地建設とリンクした北部振興しかないんですよ、今のままだったら。そのことについては私は政策推進部長もそうですが、助役、このことについては本気になって北部の自治体は怒らないといけないですよ。この間、12市町村長たちで閣議決定以後なのかな、要望、陳情に行かれたようですが、一つ私は皆さんに指摘しておかなければいけないのは、4月7日でしたか、防衛庁において市長も記者会見なされた、額賀さんと一緒に。その記者会見の中で滑走路の長さ等々を再三記者はこれは眼目だということで、3回も4回もそれを重ねて聞くんだが、それをごまかして今回は位置の決定であるうんぬんかんぬんということで、そこについては言及されていないんですが、市長が記者会見なされて後だったか前だったか北部の自治体の首長さんたち、北部振興会等々ですね。ですから、東村長及び金武町長、近隣の村長ということで、宜野座の村長も同席なされてましたが、これはその時の記者会見の模様は防衛庁のホームページで全部読めますので、必要であれば皆さん、検索して読めばいいと思いますが、東村長が記者に問われて、新聞記者なのかテレビの記者なのか私は分かりませんが、記者会見に出ていた記者の方が、岸本建男前名護市長は、北部振興と基地建設はリンクしていないと、これはリンクではないんだという事柄で北部振興の必要性及び北部振興の閣議決定における位置づけやうんぬんかんぬんについてお話しをなされていましたが、先ほど来の額賀長官や皆さんのお話しを聞いていると、いわゆる北部振興というのは、これから起こる振興というのは、基地建設とリンクするというふうにしか受け取れないんですが、いかがなものでしょうか。というふうに記者に問われて、宮城茂東村長はこの問題について、本音と建前を使い分ける時代は終わったと、明らかにリンクしますと。であるから、北部振興を要求します、し続けますと。新しい枠組みの中で北部振興やりますうんぬんと。続けますと言っているんです。この記者会見の席上で4月7日に既にその時に、北部振興はリンクしちゃった。宮城茂村長は本音と建前を使い分ける時代は終わったというふうに発言なされてそういうふうに言っているんです。それから以降、宮城茂さんは、北部市町村会の会長なのか、市町村長会の、その方を先頭に立てながら名護市長は北部広域圏事務組合の長ですから、それぞれ三者、金武の町長も含め役割をお持ちのようですが、それで東京やいろんなところに要望、陳情に行っても明らかに北部振興はリンケージしていますよ、今のままいけば。それがそうではないんだと言うんであるんだったら、それなりの対応しなければ、覚悟を見せなければ、政策推進部長がこの間、いわゆる北部振興の事柄について先ほど山城義雄先輩の質問に対してもいろいろお答えになっていましたが、私たちは従前を続けていただきたいということで要求し続けるうんぬんと言っているけれど、それはどこでやるんですか。新しい協議会でって、新しい協議会は先ほどの閣議決定を見る限りは基地建設について建設計画を話し合う協議会ですよ。それとは別に要求すべきことなんじゃないの。北部の首長たちは本気になって怒るべきですよ、こんなことやられて。それを怒らないというのは、皆さん一蓮託生ですよこんなことをやっていたら。沖縄の未来を、我々の子や孫の時代を、沖縄の存在をこんなふうにして売り渡していいんですか。絶対やっちゃいけない。このことについては、これは政治的な立場とか基地建設に対してのお互いの意見の違いなどというのは、どうでもいいことですよ。こうなったら私は。しかし、沖縄における振興やうんぬんかんぬんを基地建設とリンク、バーターをあからさまにしてどうのこうのしたらもう物もらい政治ですからね。物ごい政治ですからね。そんなことをやっちゃいけない。そんなことをやってしまったら、私は自分のオットー、オッカーもそうですし、オットー、オッカーやそれ以上のものウヤファーフジ、みんなに申し訳ない。ウチナンチュ、アンチマディナーということですよ、これは。ここはしっかり名護市としていやそうじゃないんだと。リンケージしていない北部振興をこのまま継続させるんだと。平成18年度でというふうに閣議決定ではなっているが、あの北部振興は、いわゆる基地建設とはリンクしていなかったはずだと。であるから、別途場所を作って沖縄政策協議会でも何でもいいですよ、そういう中でもう一度オーソライズしてやり直していくんだという議論をしなきゃ。やっているの皆さん。やっていないじゃないか。新しい協議会というのは、市長が合意してどうのこうのというVでしょう。そのVのための協議会の中でこんな話をしようとしているんだったらやめた方がいい。ここは毅然として切り離して、基地建設のことは基地建設のことであるだろう。それは市長の意思決定もあるんだから、政治的立場もあるでしょう。それはそれ、これとこれは別だという事柄を言えるのか、言えないのか。言う気があるのか、ないのか。あるんだったら、そのことを態度で示さないと。今までの答弁を聞いている限りではそれは一切ない。そこは政策推進部長が、市長もそうおっしゃっていたけれど、みんなで話し合って、意思決定した事柄について政策推進部長が成り代わって答弁なされている。それは私もよく分かる。それはチーム名護市ですよ、今は。そのチーム名護市としてどう考えるのかということについては、これはここで言うだけではなくて、明確な意思表示として示さないと。そういうことをやらないで、このままずるずる行くと大変なことになる。そういう事態になっているんだということをまず分かるべきです。それと同時に、やはりこれは沿岸案ではないというふうに市長はおっしゃるが、市長、これは沿岸案なのか、拡大沿岸案なのか、新沿岸案なのか、V字案なのか何なのか、何でもいいよ。こんな言葉遊びしたってしょうがない。陸に乗り上げたことについてどう思うんですか。乗り上げていないんですか。滑走路を一生懸命交渉したと思う。1メートルと言っちゃいけない。1センチというべきだと。小泉首相は沖縄に間違ったシグナル送っちゃいけないというふうに言ったでしょう。でも、みんなが頑張ったおかげで50メートル、100メートルは海の方にずれたのかな。それはあるのかもしれないが、しかし、L字型になっている大浦湾の方もつぶす、あの大きな駐機場なのか何なのかわけの分からない施設を造る場所、それもそのままでしょう、今回だって。こういう事柄について、一つずつ、いいのこれを沿岸案と呼ぶのか何なのか。V字案についてもいい。市長や等々は要するに民間地の上空うんぬんを外したんだと飛行経路でというけれど、そんな事柄を米軍が守るはずがないというのは、みんな分かっているわけでしょう。だから、使用協定だというけれど、使用協定の中でこのことについては、岸本建男前市長の時に議論しましたよ。使用協定の一つずつの項目を全部挙げて、いわゆる普天間や嘉手納の騒音防止協定の中でやっている項目とどこが違うんですか、皆さんが覚書交わしたものは。嘉手納や普天間の騒音防止協定の中に飛行経路はないですか、ありますよ。その飛行経路は守られていますか。普天間の実態がどうなっているか皆さん分かっているでしょう。にもかかわらずここへ来たらそうなるという担保はどこにあるんですか。これは日米合同委員会の合意ですよ、あの騒音軽減措置は。いま我が国の安全保障条約体制の中で一番意思決定の強いのは、2プラス2ですよ。しかし、通常は地位協定において位置づけられている日米合同委員会でしょう。この合同委員会で合意した決定事項である騒音軽減措置、その中に飛行の場周経路や等々位置づけられているにもかかわらずそんなことお構いなく飛んでいるんです。であるから、騒音防止協定ではいけない、基地使用協定を結ぶんだということでいま嘉手納町は動いているんでしょう。細かくは言わないけれど、照屋寛徳衆議院議員なのかな、照屋寛徳先生が質問趣意書を出していて、二つ、今回の米軍再編に伴う名護への基地建設の事柄について、1,800メートルを1,500メートルにするという名護市側からの要望について、日米で話し合う用意はあるかと質問趣意書を出したらまだ何も決定されていませんと、しかし、去年の合意、日米の米軍再編に伴うあれを基本にやっていくという事柄で名護市長とも合意したということを承知していますと。あれを基本にって何ですか。あれは1,800メートルですよ。閣議決定される政府答弁の中にも1,500メートルにするという話はどこにも出てこない。これが現実でしょう。で、同時に嘉手納飛行場の基地使用協定を結ぶ気はあるかという質問趣意書を別途、照屋寛徳衆議院議員が出したらそのことについて政府は、閣議決定された答弁の中で何と言っているか。嘉手納町の言っている基地使用協定というのは、何を指しているのか意味が分かりませんと。嘉手納町においては、嘉手納基地の周辺においては騒音防止協定を日米が本当に努力して積み上げてその結果、騒音防止協定を作りましたと。これを実効あるものにするために政府としては全力を尽くしますというのが、関の山ですよ。政策推進部長は使用協定でうんぬんかんぬんということをこの間ずっとおっしゃってますが、画餅(がべい)だってこんな話は。現実を見て我々は議論しなければいけない。そこのところを明確にしていく必要があると思うので、これで降りますから降りたらまずご用意されているご答弁あるでしょうから、それを受けて二次質問等々しながらお互いの理解を深め、そして問題点は何なのか。そのことについて、これは私はもちろん政治家だから、政治家の立場をもってしゃべりますが、その政治を超えて市民の生命と財産を守るためには我々せめてこの部分については、認識を一致して名護市としては向かわなければいけないというレベルがあるはずですよ。そこは、お互い信頼し合いながら、その地点をどうつかみだすのかと。そこを見ていくのか。で、一丸となって言うべきは言うというくらいのことをしないと、大変なことですよ。首長の意思決定というのは、とても重たいものである。名護市の大統領なんだから。その重みを十分認識した上で、さて、どういうふうに政府に向き合っていくのかという事柄を本気になってこの場で、もう一般質問最後ですから、我々これ終わったらまた議員選挙で新しい議会が構成されてどうこうなるけれど、にしても市長、行政と議会が両輪であるんだとしたら、ここのレベルは胸襟を開いて、この長い年月ずっとこの問題に向き合ってきたこの場で新しい議員にではなくて、この場で我々に話をすべきですよ。それで、必要だったら今定例会の最終日に北部振興の事柄について、我々は意見書、決議案作ったっていいじゃないか。今回の閣議決定、閣議決定そのものが閣議決定だよ、これは行政の、我が国行政の最高の意思決定だから。しかし、おかしいことはおかしいということは言わなきゃいけないよ。名護市議会ここにありというのを示そうじゃないですか。行政はどういうつもりなのか、名護市の意思もここで、あまり時間がないので多少議論しながらお互いが認識一致できることがあれば、そこの地点についてはやっていこうじゃないかというふうに私は思っているので、短い時間、20分しかありませんが、ちょっとゆっくり議論ではなく話し合いをしていきたいと思います。二次質問等々は自席から行いますので、よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) それでは、私の方から市長の施政方針や選挙公約と今回の拡大沿岸案受入れについての整合性についてということについて答弁させていただきます。平成17年10月29日の日米安全保障協議委員会で合意された沿岸案はそれまで一度も協議されたことはなく頭越しであり、また滑走路延長線上に豊原地区及び安部地区の陸域がかかっていることから、市長の施政方針や選挙公約で反対を表明してきたところであります。しかし、政府は日米が合意したこの沿岸案で押し切るようなことが言われている中、現行案のバリエーションの範囲であれば、協議に応じるということも申し上げておりました。市としては、これまで久辺三区の方々や市議会与党議員をはじめ関係機関、団体等の意向の把握に努めてまいりました。その中で地域住民の生活の安全を確保する上で、辺野古地区、豊原地区及び安部地区の上空の飛行ルートを回避することは譲ることのできないラインだと考え、これまで防衛庁と話し合いを重ねてまいりました。その結果、4月7日に防衛庁が示した内容はこれまでの名護市及び宜野座村の要求にある民間地区の上空を飛行しないということが示されましたので、市長が総合的に判断され基本合意を交わしたものであります。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 時間がないのでぱっぱっぱっと行いたいと思いますが、陸に乗り上げたことについて、どうだろう3キロ沖合いとか2キロ沖合いとか、この間再三再四いろんな事柄やってきて、滑走路の延長上に集落がないうんぬんかんぬんという、V字案という話なんだが、それよりも何よりも施設そのものが陸に乗っかっちゃっているじゃないか。このことについては3月議会でも私は議論したよ。その陸に乗っかったことについてどう考えるの。それは動かしがたかったってことなの。そこは明確にしてくれないかな。ないしは、陸に乗ったのは、もう本当に何というの、本意じゃないと言うんだったらそのことも含めて。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 政府が示した10月29日の沿岸案というのは、私たちもそれまで一度も言ったことがない、いきなり出されたと。しかし、それを見た時に、これじゃあとてもじゃないけれど、住民の理解が得られないということで、海側に出すことをずっと要求してまいりました。しかし、政府はその中の1センチも動かさないんだという強硬な姿勢が感じられました。そういう中でせめて飛行ルートに民間上空がかからないようにしてほしいということの最低のラインが確保されたということで、現在の案になって合意をしたというようなことでありますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 政府が強硬でそういう中でぎりぎり踏ん張って民間地上空を飛ばないような飛行経路が取れるようなものにしたんだということを主張なさりたいんだろうが、陸域に乗り上げて、なおかつ埋め立てで、だってこれ閣議決定以降だったっけ、いわゆる再編のロードマップ等々でも埋め立てであるというのは、明確に書かれているから。そういうふうになって恒常的な基地を造ることになった。99年の12月に名護市議会で徹夜の議会をやり、そして27日に名護市長が受け入れ表明なされ、28日に閣議決定されたものとは全然違うものなんだよ今回。そのことについてはどういうふうに考えているの。大変なことだと思うんだ私は。要するに単に陸域に乗っかったうんぬんかんぬんとか、皆さんの交渉のスタンスとしては、相手は何も聞かない、1センチも動かさないと言っている中から民間地の上空は外す努力はして、外しましたと、そのことだけは分かってくださいよと言っているんだろうが、しかし、99年には軍民共用であり、どうのこうのであったと、使用期限もあったんだよ、にもかかわらずそれが全部じゃない。であるから県知事は、こんな協議会には参加もできないと言っているわけ。沖縄の現状を考えた時に、大変なことがいま名護市の受け入れ表明によって起ころうとしているんだが、そのことについてはどう思うのかということについてお尋ねします。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時29分)再 開(午後3時30分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市長 島袋吉和君。



◎市長(島袋吉和君) 市長の公約違反、施政方針違反についてということでありますので、述べたいと思います。平成17年の10月29日の日米安全保障協議委員会で合意された沿岸案は、久辺三区や安部上空並びに辺野古上空に重なると、陸上部分もあるということで反対をしてきたわけであります。これまで、久辺三区の方や市議会与党議員をはじめ、関係機関、団体等の意向の把握に努めてきたところであります。その中で地域住民の生活の安全を確保する上で、辺野古地区、豊原地区及び安部地区の上空の飛行ルートを回避することは、譲ることのできないラインだと考え防衛庁と話し合いを重ねてまいりました。その結果、4月7日、防衛庁が提案した内容は、これまで名護市及び宜野座村の要求にある民間地区の上空を飛行しないということが示されたので、基本合意書を交わしたところであります。したがいまして、選挙公約及び施政方針に違反したとは考えておりません。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) それはあなたが、それは生命線だから選挙公約違反しましたと言ってしまったら大変なことになるだろうから。しかし、助役、助役が示してくれた図面があった。航空図が。あれの中に描かれていたL字型があった。政府が示した沿岸案と現行案があった。この政府が示した案が、ほぼ同じだろう。ちょっと大きくなっている。これは、沿岸案ではないんだとか、何とか、今まで言ってきた事柄と、要するにこれは政治生命がかかっているから、公約違反しましたうんぬんかんぬんは言えないだろう。言わなくていいよ。言えないんだったら。しかし、子どもだって分かるぞ、あの絵を見たら。何なのかということについては。やめて。そんな答弁をしながら、そんなふうにしながら自分の政治生命を保とうなんていうのは、私はお寒い。堂々と、いや政府はこういうふうになって、このまま行けば大変なことになるところだったのをここまでは、こうしたんだと。で、ある部分については、批判のそしりを受けるのは免れないというぐらいのことは、覚悟を決めてしゃべらないと、市長。いつまでもあれは沿岸案じゃありません、うんぬんかんぬんなんていうのは、オウム返しで言っていては駄目。とてもじゃないけれど、そんなことでは話にならないということだけは指摘しておきます。これは、議場外でも我々市民としてとてもじゃないけれど、こんなことを是認するわけにはいかないので、それと同時にもう一つ。北部振興策を今回の、これ皆さんがやったわけじゃないよ、政府がやったんだよ。北部振興策を基地建設とリンクさせてチャラにした。チャラにして新しい振興策をうんぬんというふうにした。それは別に市長がやったわけではない、助役末松文信がやったわけではない。そのことは分かるよ。しかし、こうなってしまった事実は事実としてあるじゃないか。このことに対してはどういうふうに認識し、どういうふうにしていくのか、そこはちょっと明確にしておこうよ、お願いします。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 平成11年の閣議決定が廃止されて、そしてその中に書かれている地域の振興ということについては、消されたということでありますけれど、これまで北部振興策として10年1,000億円という事業が進められておりましたけれど、それはその閣議決定に基づいて実施されていたということがあって、今回、この閣議決定の一番最後の方で書かれたということについて、私たちはとても納得のいくものではないということで、ずっとこれまでそういうことを申し上げてきたところであります。今後、その中に書かれております地域振興については、協議機関を設置して協議するというようなことになっておりますので、その中でしっかり北部振興事業について実施できるように努力をしていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時35分)再 開(午後3時37分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) そのような北部振興、地域振興についての協議機関が別途作られるというのは、どこでどういうふうにオーソライズされているのか教えてください。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 協議機関の設置につきましては、まだ枠組みであるとか、私が協議機関を別だというようなことを言いましたけれども、そういうことを含めてまだ決定をされているものではありません。まだ、そういうような話し合いというのは、一度も持たれておりません。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) それはないということじゃない。議会における答弁であまり確度の低い事柄をまるで現実する確度が高いかのごとく言うのはやめて。で、一つ市当局にお尋ねをするが、北部振興は、いわゆる基地建設とはリンクしていなかったんでしょう。リンクしていなかったものが、今回の閣議決定で廃止されたんでしょう。廃止されたことによってやられる根拠がなくなったわけでしょう。そうだよね、北部振興が続けられる根拠が。しかし、新しい地域振興というのが、今回の閣議決定の中で位置づけられているから、その中での話というのが出てくるかもしれないが、これは基地建設と明らかにリンクしているんだ。論理的にはそうなっているんです。北部振興策が、しかし、沖縄政策協議会でオーソライズされた政策だという事実は生きているんです。であるんだとしたら、沖縄県が言っているように、そんなふうにしてなくせるものではないという事柄を沖縄県と一緒になって話をすべきじゃないの、政府に対して。そこは名護市としてどう考えているのかな。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) これらのことについて、議会終了後、また沖縄県の考え方を伺い調整をしていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 基地建設を推進する事柄については、相手、防衛庁は本気だから日米の合意を履行するためにどうのこうのと彼らのスケジュールに乗って、皆さんキュッキュッキュとやられるだろうけれど、自発的に動かなきゃいけない事柄は、自発的に動かないと相手のスケジュールとかほかの機関のスケジュールに乗ってどうこうできるものじゃないよこれは。いま、部長は、この議会終わったらすぐと言うけれど、本当にすぐやらないと。で、このままいくと皆さん物ごい政治、行政をやらなきゃいけなくなるよ。そうじゃないんだから、そこは理路整然とやれるようにしておかないと。最後に、市長、お尋ねしよう。99年の12月27日に岸本建男前市長が、受け入れ表明をなされてこの問題は走り出してきた。先ほど私、演壇でもお話しましたが、あの時、軍民共用であり、15年の使用期限がありなどというものではあったが、普天間代替施設であることについては変わりはないわけで、岸本建男前市長がどうであったか、行政の継続というのはもちろんあるだろうが、いまの島袋吉和市長がどうなのかということが一番重要になってくる問題だと思うんだが、前市長は七つの前提条件というのをつけてね、係る前提が実行されないんだったら受け入れを撤回するものであるというふうに市民の皆様に約束するというふうにおっしゃっていたんです。いま、市長は、私は市長自身からはあまり聞こえていないんだが、滑走路を1,300メートルにするうんぬんかんぬんというのは、どこの場で協議していくのか私にはよく分からないけれど、そういうような名護市側からの条件が入れられなければ、基本合意そのものをもう一度白紙に戻して名護市として考えざるを得ないということなのか、そういうことを約束するのか。市長は。重要なことですよ。額賀長官と一緒に合意した島袋吉和市長が合意した基本合意書は一つ破られているんだから、日本政府に。閣議決定の前に沖縄県や関係自治体にちゃんと報告して、どうのこうのすると言っていたじゃない。書いてあったじゃないか。それやられてないんでしょう。こんなことまでやられて、それでも唯々諾々(いいだくだく)と受け入れだけはやり続けるというのは、間違いです。いま、名護市側から出している滑走路の問題やいろんな事柄、地域振興の事柄、これは北部振興とはリンクしていない、こういう事柄をちゃんと整理して日本国政府は沖縄に対して向き合うべきだと、そうしないんだったら、名護市としても市民の生命財産を守る立場から大人がうそ八百、うそでごまかしてこの社会作っていますといったら、我が名護市の子どもたちどうなる。市長、今まで言ってきた事柄がやられないようだったら撤回する、そういうことも在り得るんだという事柄について、前市長はおっしゃっていたよ。島袋吉和市長はどうなんだろう、お尋ねします。



○議長(宮城義房君) 市長 島袋吉和君。



◎市長(島袋吉和君) これまで防衛庁長官といろいろ話してまいりましたが、お互いにしっかりと合意したところは守っていただくということは再三言っておりますので、守っていただくようにやっていこうと思っております。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 守っていただくようにと。要するに市長は撤回することなども言わない。こういうふうになってくると、結局、私がジャーナリストだとしても、名護市はもう政府と基本合意した事柄が破られても、唯々諾々(いいだくだく)と新基地を受け入れていくんだということですよ。そんな事柄を我が名護市の市長、別に防衛庁からの出向で来ているわけじゃないんだから、名護市の市民の代表として仕事しているんだから。その仕事をやらないで、政府、防衛庁の代理人としてここでそういう行政としてやっていくというんだったら、辞めていただくしかないですよ。そういう議論になるんだ。1年たっていないから今すぐリコールなどということは起こり得ないとしても、今のやり方でこんなでたらめな進め方をやり、地域振興の事柄も完全にリンクされている、我々なめられているんですよ。相当厳しい思いを市長はやってきたんだろうが、しかし、市民を守るためには相手と正々堂々と闘うと、意思を撤回するんだと受け入れした事柄についても、やみくもに撤回するんではないと、約束を履行しないようだったら撤回するというくらいのことは言うべき。そのことも言えないということは、唯々諾々(いいだくだく)と今後も進めますと、官邸や防衛庁に、市ヶ谷に行ってしゃべってきた事柄と沖縄に来てしゃべることが違うということで守屋さんは言う。飯島さんでしたっけ、内閣官邸でもそういう話になっている。であるから、信用されなくなる。でもされているんだろう。それは我々が分からないところで。重要なのは、市民に対して約束することなんだと。市民に対して約束した事柄は履行されなければいけない。しかし、継続があり、もろもろの大きな力の中で、よりベストを目指せないんだ。ベターなんだという時にも市民と約束したことだけは、絶対守るんだというふうに決意していないといけないんじゃないかな。であるから、前市長は、それらが受け入れられない、前提条件が履行されない、その場合には白紙撤回を市民と約束したんですよ。でも、島袋吉和市長は、それを約束しないという事柄が今般の議会において私は十分分かった。今後とも議論を続けていきたいが、もうこれで時間だから終わりますけれど、9月に戻ってこれたら、その時には市長に撤回させるためのみに全力を尽くして頑張っていく決意を申し上げて一般質問を終わります。お疲れさまでした。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君の一般質問を終わります。以上で一般質問は全部終了いたしました。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時46分)再 開(午後3時47分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。お手元に配付してありますように、市長より追加議案1件が提出されております。この際、日程追加第1 議案第74号の件を日程に追加したいと思いますが、ご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしとのことでありますので、このように決定されました。市長から提出されました日程追加第1 議案第74号の件を議題といたします。市当局より提出議案の趣旨説明を求めます。

市長 島袋吉和君。



◎市長(島袋吉和君) 追加議案といたしまして、議案第74号 屋我地漁港整備工事(その4)請負契約についての議案1件を提出いたしますので、皆様の慎重なるご審議と速やかなる決裁をよろしくお願いいたします。なお、議案等の説明並びに質疑に対する答弁につきましては、助役をはじめ、各部課長等にもさせたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) お諮りいたします。定刻4時に12分前でございますが、本日の日程が終了するまで時間延長することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。よって、そのように決定されました。議案第74号屋我地漁港整備工事(その4)請負契約について、説明を求めます。産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君)





△議案第74号



屋我地漁港整備工事(その4)請負契約について


 屋我地漁港整備工事(その4)請負契約を次のとおり締結したいので、議会の議決を求めます。
1 契約の目的  屋我地漁港整備工事(その4)
2 契約の方法  指名競争入札
3 契 約 金 額  126,000,000円
4 契約の相手方 名護市字振慶名39番地
         有限会社 金光建設
         代表取締役 又吉永喜

 平成18年6月27日提出
名護市長 島 袋 吉 和
提案理由
 議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例(昭和47年条例第15号)第2条の規定により、本案を提出します。




 資料の74、表紙を開けまして屋我地漁港整備工事概要なんですが、平成18年度は下の方にあります。平成18年度工事概要といたしまして、橋梁下部工、橋台2基、橋脚3基を設置する予定であります。次の図面、屋我地漁港計画平面図を参照願います。左側中間、中央にあります長方形の赤い所、陸側と漁港側にある所が橋台であります。真ん中にあります赤い丸三つありますが、これが橋脚であります。一番後ろの方に漁港全体図の写真があります。今回は、橋台2基、橋脚3基でありますが、その後に船揚場、第一護岸、あるいは航路しゅんせつ等が発注予定であります。よろしくご審議をお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 日程により市長提出議案に対する質疑を行います。議案第74号 屋我地漁港整備工事(その4)請負契約について質疑を許します。



○議長(宮城義房君) 20番 屋比久稔君。



◆20番(屋比久稔君) 議案第74号につきまして質疑を行います。実は、この件につきましては、屋我地漁港建設に伴うということで、宮里繁議員が一般質問をなされていたんですが、その関係で、これは潮流の異変によるものだと、地域の民宿を営んでいる方にお聞きしましたら、この漁港建設が始まってから浸食も激しいんだという話もありましたが、その関連で漁港建設と浸食との関連は、調査はいつごろできるのか、その辺をお聞きしておきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。産業建設課長 比嘉康夫君。



◎産業建設課長(比嘉康夫君) お答えいたします。この事業は平成20年度まで予定しております。したがいまして、環境調査も含めて、今年は海の中の調査とかそういったものもこれから入れます。いま言いました海浜に関しても一番当初の地形の測量を含めて全部やっておりますので、その辺のものを見極めながら再度20年事業、年度内では調査を入れていきたいということです。



○議長(宮城義房君) 20番 屋比久稔君。



◆20番(屋比久稔君) 20年度と言いますと、あと台風来たりいろいろやりましたら環境の変化というのは、非常に激しいものですから一般質問でも出ていたとおりモクマオウの木が倒れたり、やがて民宿の軒まで浸食がきているものですから、その辺の関連性もあるんじゃないかといういろいろな憶測であるんですけれど、そういったことが地域住民から言われておりますので、その辺のものも含めて下部工事との関連で進行していただきたいんですけれど、その辺についてどうですか。



○議長(宮城義房君) 産業建設課長 比嘉康夫君。



◎産業建設課長(比嘉康夫君) お答えいたします。現在、ご指摘のあります変化もありますので、それを踏まえて十分に調査を入れて対処していきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 3番 大城勝章君。



◆3番(大城勝章君) 今回の請負契約含めて全体事業費が19億円ですか、今回いくらになるのか。それと、工事の出来高が何%になるのか、2点お願いします。



○議長(宮城義房君) 産業建設課長 比嘉康夫君。



◎産業建設課長(比嘉康夫君) お答えいたします。金額等に関しては、いま契約金額のもので提示しておりますが、パーセンテージで進捗の報告をしたいと思います。平成17年度までに50.58、金額にして11億2,634万6,000円ということです。平成18年度、完了すると69.17%の執行率ということになります。



○議長(宮城義房君) ほかに質疑ございませんか。

 (「質疑なし」と呼ぶ者あり)

 質疑がないようでございますので、これをもって議案第74号についての質疑を終わります。

 (市当局退場)

 これより議案に対する討論採決を行います。議案第74号 屋我地漁港整備工事(その4)請負契約について討論を許します。

 (「討論なし」と呼ぶ者あり)

 討論なしとのことでありますので、これをもって議案第74号の件について採決を行います。本件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。よって議案第74号は原案のとおり可決されました。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

散 会(午後3時58分)