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沖縄県 名護市

平成12年第121回名護市定例会 12月18日−06号




平成12年第121回名護市定例会 − 12月18日−06号







平成12年第121回名護市定例会





第121回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成12年12月 7日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成12年12月18日月曜日 午前 9時59分     │
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│散       会│     平成12年12月18日月曜日 午後 4時48分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席30名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       24番 比嘉康雄君   25番 比嘉祐一君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   岸 本 達 司 君

 福 祉 部 長   玉 城 直 三 君   産 業 部 長   宮 里   尚 君

 建 設 部 長   岸 本 慶 典 君   水 道 部 長   宮 里 武 尚 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君











              教育長   山 里 全 用 君



 教 育 次 長   徳 本 哲 保 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   友 寄 隆 史 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君









○議長(島袋吉和君) ただいまの出席議員は29名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 前日に引き続き一般質問を行います。

 7番 東江新公君、一般質問を許します。



◆7番(東江新公君) おはようございます。3日目のトップバッターでございます。よろしくお願いいたします。

 議長のお許しが出まして、7番、東江新公、一般質問をいたしますが、その前に一言御礼を申し上げたいと思います。

 市民や市当局に対し、一言御礼を申し上げたいと思います。本年度は20世紀末をかざる年にふさわしく、国際、国内ども大変目まぐるしい事業がありました。1月には全国花いっぱい運動に始まり、7月には世界的な九州・沖縄名護サミットが開催され、また8月には我が名護市市制の30周年記念と大変難しい行事が山積しておりましたが、これも市民並びに市当局の絶大なるご協力によりまして、無事終了することができました。

 特にサミットにおきましては、黄色いジャンパーをつけましたボランティアの地域協力会の皆さん、大変ご苦労さんでございました。特に森首相も最後のときにガジマルの広場におきまして、大変ありがとうと、ボランティの皆さんには大変ご苦労さんでしたとお褒めの言葉もありました。これからも市行政についてますます努力いただきまして、また21世紀に向けましてもすばらしい年でありますようお願い申し上げたいと思います。

 それでは一般質問に入らせていただきます。今回は発言要旨といたしまして4点ばかり取り上げてまいっております。

 発言事項の1番でございますが、農業行政についてでございます。

 発言要旨の1、みかん農家の育成対策についてお伺いいたします。

 近年国際化が進む中で、外国の果樹、果実等の輸入が増え、本土におきましては、施設栽培等が進み、産地間競争も激化をたどり、柑橘作物等の価格は低迷が続いておる現状です。その中にあって、本年度の生産量は、これはお互い名護市内のJAの取扱い量でございますが、温州みかんで76軒の農家で291トンで6,700万円となっております。

 ある農家の話によりますと、生産費は140円と言われておりますが、今年は生産費を割る価格120円となっております。そこで温州みかんでは収支がとれないという状況にあり、農家の要望では、現在の温州みかんの品種では採算が取れないので、早目に品種を切り替える必要があるとのことです。そこで1年生苗、あるいは2年生苗から農家で育てていきますと大変な日数がかかり、苦しいとのことですので、行政側でさとうきびのように苗ほ、又は中間苗ほを作成しまして、そこで育てられた3年ないし4年の苗を農家の方に配付するシステムはできないものかお伺いたします。

 発言要旨の2点目でございます。負債農家の救済について、当局の考え方をお聞かせください。

 借金をしている大半の農家が返済に困り、苦しみ、仕事も手につかない状況にあります。また、一部の農家におきましては、返済をするために農家の命とも言われている農地を手放し、それを借金に充てている方もいらっしゃいます。また、競売に取られ、生産基盤がなくなってはもはや農家とは言えない現状だと思います。

 平成3年の名護市の農業生産額は94億円ほどありましたが、11年度には67億に減少しております。このような状態では後継者どころではないと思います。農業はますます衰退していくばかりで、昔から農は国のもととよく言われ、私たちも耳にたこのできるほど聞いておりますが、このような状態では農は滅びていくことだと思われます。そこで、この現状を打開するために、当局としてはどのような施策がありますか。お考えを教えてください。よろしくお願いいたします。

 2番目の発言事項でございます。福祉及び公園行政についてでございます。発言要旨の1、屋部の渡波屋に設置されている平和の塔、並びに六角堂周辺の公園の美化についてお伺いをいたします。

 屋部の渡波屋は昭和33年に平和の塔が建立され、軍人、軍属、あるいは戦闘協力者の御霊が約400柱祭られております。建立から長い歳月が経ちまして、平和の塔に通ずる階段が急でもあり、現在のところまた柱のセメントがはがれ鉄筋がむき出しになっている状態でございます。福祉事務所に相談しましたところ、修理はできますがつくりかえは無理だとのことでした。

 また、渡波屋には六角堂というのがありまして、その昔船旅で本土に、あるいは外国に行くときに、那覇まで行くことはできず残波岬の沖を船が通りますと、渡波屋から見送りしたと言われている大変すばらしいところでございます。昭和のはじめごろに立派な六角堂が建てられておりましたが、これも月日には勝てず老朽化し、昭和35年に六角堂をつくりかえておりますが、長年の歳月が経ち、現在では天井がはがれ鉄筋がむき出しになり、または周囲の安全ブロック棚が破損し、大変危険なところになっております。

 六角堂は、小学校生や中学校生の写生などの場所として利用されておるところでもあります。また、その下の方には屋部の守神でもありますヒジュル神、いわゆる龍宮の神様が祭られており、そのそばにはゲートボール場があります。そのゲートボール場を利用しまして、室内ゲートボール場を建設することはできないものでしょうか。幸いにして渡波屋一帯は部落有地でありますので、他人の土地は入っておりませんので、用地を買収する必要はありません。また、東側にはやまびこ保育所、南側には屋部中学、北側には屋部小学校と、大変教育環境のいい場所でもあります。「カリユシヌトワヤ、ワガムラヌクンシ」とうたわれているように、屋部村のシンボルでもあります。整備することによって、老人会やその他の団体が上手に使い、よりよい整備ができると思いますので、よろしくお願いいたします。

 発言事項の3番、土木行政についてでございます。

 発言要旨の1、西川屋部の改修工事の計画進捗についてお伺いいたします。

 第113回定例会において、私は屋部の西川の改修について一般質問をいたしております。その他二、三の議員からも一般質問が出ておりましたが、10年の10月に県会議員の安里県議に相談しまして、県の土木部長とお会いすることができました。そのときもその旨直接土木部長に話を通しております。

 それから、その後北部土木事務所へ行きましたら、地権者の同意が必要だということでありましたので、旭川区、屋部区の地権者の皆さん約95%から97%の皆さん方の同意を添えて、北部土木事務所に提出しております。市の部長、あるいは屋部支所長、屋部区長、それから議員の私たちも一緒になって3回ほど要請に参っておりますが、また先月の8日にもはんらんをしまして、被害を出しております。一刻の猶予もできなく、早く改修しなければまた被害が出るという大変危険なところでもございますので、いまのところ工事計画のめどがはっきり見えませんので、市当局のお考えをお聞かせください。よろしくお願いいたします。

 発言事項の4でございます。

 発言要旨、屋部地区内の下水道工事計画の進捗状況についてお伺いいたします。

 宇茂佐までは市街地区域計画に入り、現在の処理場で処理するとのことでありますが、屋部地区にあってはどうなっているかお伺いいたします。特にスンジャガーの上流には前上原や勝山部落があり、生活排水や汚水がそのまま地下に浸透していくようにしかなっておりません。その浸透水がそのままスンジャガーに直接流れているというような状態でございます。

 市はスンジャガーの水を飲料水として利用し、市民に供給しているところでもありますが、一日も早く下水道を完備する必要があると思います。また、企画部の話によりますと、スンジャガー上流の一帯を水源区域に指定したいというようなことでございますが、いまのままの状態では指定もおぼつかないような状態でございますので、一日も早く改善を要するものだと思いますので、よろしくお願いいたします。

 二次質問については自席から行いますので、ひとつよろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 東江新公議員の一般質問にお答えします。

 発言事項の1、農業行政について、発言の要旨(1)、みかん農家育成対策についてお答えいたします。最近は消費者の嗜好の変化、産地間競争の激化等で生産の減少を招来している現状から、より高い技術、秀品率の向上が求められております。近年栽培農家の高齢化、後継者対策、台風、病害虫対策、施設整備や沖縄の気候特性を生かした中生・晩柑品種の選定等多くの課題がある中で、去った11月29日に、名護市柑橘拠点産地協議会を設立しました。

 構成はやんばる農協、名護市、JAやんばる名護市柑橘生産部会代表、沖縄県北部普及センター、農業試験場名護支場の構成で組織され、拠点産地の形成を目的に関連機関が一体となって課題解決を推進し、みかん農家を育成してまいります。平成13年度は品質向上を目的に、タイベックマルチの事業導入を計画しております。

 それから発言の要旨(2)、負債農家の救済についてお答えいたします。昭和36年に施行されて、我が国の農業基本法が約40年ぶりに抜本的に改正され、食料、農業、農村基本法として我が国の農業の向かうべき道筋として制定されました。名護市としましても、新基本法の理念に沿った農業、農村の振興に取り組んでまいります。

 農家の負債については、原則といたしまして個々の農家の責任で償還すべき性質であるものと思いますが、農家及び農業の現状を考えたとき、何らかの支援策を考えていかなければならないと認識しております。選択肢の1つとしまして、負債農家の農業経営を安定させ、所得向上を図り、その利益からその負債償還に充てていくことが望ましいことと考えております。その他の方法での農家の支援策が可能かどうか、さまざまな視点から検討しているところでございます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 東江新公議員の発言事項の2、福祉及び公園行政について、発言の要旨(1)、屋部渡波屋に設置されている平和の塔、六角堂周辺の公園化についてお答えいたします。

 皆さんもご承知のように、名護市の歴史を調べてみますと、名護中央公園に名護城がございます。その施設の中に「白い煙、黒い煙」があります。それと同じ施設が屋部渡波屋にあり、そこは本土や海外へ移民する方々の見送りの場所でもあり、また遥拝所、それから去った大戦で亡くなりました戦没者も祭っている平和の塔がございます。

 その施設が老朽化し、建てかえじきにきております。それで公園事業で整備してくれないかというご質問でありますけれども、公園事業でしますと面積が2ヘクタール以上なければ公園事業として取り入れることができないということと、それからゲートボール場の整備、室内ゲートボール場の建設もやりますと随分莫大な金がかかりますので、今後どういう事業でするか検討していきたいと考えております。その場所は危険でありますので、安全対策の面で当面対策していきたいと考えております。

 西屋部川の工事の進捗状況ですが、先ほど東江議員からもありましたように、屋部区、旭川区の95、6%の承諾書をもらっておりますので、県の方では平成12年度基本設計を策定し、平成13年の3月まで部落で説明会をやりたいという連絡がありました。一応説明終わって後に平成13年事業化して、14年から用地交渉に入るということであります。現在の河川の工法として、これまでは5割勾配でありましたけれども、これからは2分勾配、現在の河川の2倍以上の河川になりますので、地域の皆さん、そして議員の皆さん、この河川工事に協力お願いしたいと思っております。

 それから下水道行政についてお答えいたします。昭和49年に下水道法認可を受けて、市街地については第1期事業として着手し、昭和54年に一部供用開始しております。その後経済的、社会的にも都市の状況が変わりまして、市街地周辺へ地域拡大及び開発計画等に対応するために、平成7年に事業の変更認可を受けております。認可区域面積ですが845ヘクタール拡大して事業を進めているところでございます。

 屋部区内の事業認可については、現在その認可区域に入っておりますが、現在宇茂佐第二区画整理地内で整備を平成11年から行っておりまして、その進捗状況が6%で、あと94%残っております。この94%を整備するには8年から9年かかります。そしてまた為又区域、それから大北区域を整備しますと、屋部区域は10年後下水道整備に入ります。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) それでは順を追いまして、二次質問に移らさせていただきます。

 みかんの件ですが、大分と静岡には、さっき言ったように行政側で苗を育成しそれを農家に配付というようなシステムができ上がっているようでございます。ですから、その辺を見られて、名護市でできそうかどうか検討する必要があるのではないかと思いますので、ひとつよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 その件につきましては、担当職員を現地派遣しまして研修させながら、また地元のみかん栽培農家の振興になるように頑張っていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) 生産費のことを言いました方は、そこでまたきのう旭川の方でちょっと聞きましたら120円どころじゃない、私は80円を割ったという方も出ております。それから本土におきましては、施設を利用して、それから温泉地帯でもありますので、特に九州あたり、温泉の熱を利用して出荷が早まっているわけです。10年前までは、沖縄の青切りみかんということで、大変好評でございまして、300円で売れておりましたが、ちなみに今年の出荷は8月26日から9月8日の12日間が出荷期間でございまして、いままでは出荷期間は20日ほどありましたが、それが約1週間も短くなっているというような状況で、ほとんど本土に流れているというような状態でございまして、単価が安いというようなこともございます。

 そういう中で、さっき言いましたように、現在持っている温州みかんの早生温州、あるいは極早生では到底間に合わない。何とかして新しい品種を取り入れるべきではないかというような考え方もありまして、行政側で何とか知恵を貸してくれと。あるいはバックアップしてくれというようなことでございますので、さっき部長がおっしゃったように、先進地にこういうところがございますので、ぜひ職員を派遣していただいて、新しい品種選択をしてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは2点目の農家負債について、少しばかりお尋ねします。ちょっと調べてみたら、現在、農業負債だけですが、農業負債について延べ件数で、名護市内だけで1,200件ほどが延滞しているというような状況で、金額にしますと莫大な金額、26億円にもなっているというようなことでございます。ですから、さっき言ったように、農家の命とも言われている農地を手放し、それを借金に充てている。または競売に取らせるというような状況でありますので、何とか行政側としても手助けできないものか、ひとつよろしくお願いします。部長、もう一回ひとつよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 最近農家の個々の負債が随分増えているとういことは承知しております。その中である農業団体、例えば仮称なんですが、名護市の農業を考える会というのがありまして、これには花卉生産に携わっている皆さんが組織しまして、助成を受けて云々ではなくして、お互いが技術向上を図りながら生産性を高めて、その負債返還にしていきたいということで、先月そういう会が発足されております。今後も野菜関係、また花卉関係等も何らかの支援策を考えながら、検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) ありがとうございました。市長も農林課時代もありまして、大変農業には理解があると思っておりますので、ひとつ市長のご意見を拝聴したいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 農業問題についてはJAやんはるの皆さんと、あるいは生産農家の皆さんといまいろいろ話し合いを進めている中でございまして、ただいまのご質問の件、大変重要な課題であるというふうに思っております。ただ、農業問題本当に基本的に大変構造的に難しいところがありまして、簡単に答えが出せないなといま思っております。いずれにせよ生産農家の皆さん、特に中堅の生産農家の皆さん方が大変に苦労しておられるということはよく承知しておりますので、これについては十分に取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) ありがとうございました。ちなみに、いまJA名護ではあちこちに皆さんご承知のとおり、放置された施設がたくさんございます。特にH溝、箱パイプの施設がありまして、それを利用しまして、いまのところ軟弱野菜をつくらせて、うまくいっております。ある農家の方は中山で見てきたんですが、300坪で、これは夫婦でやっておりますが、9月には36万8,000円の売上げがありまして、10月には42万3,000円の売上げがございました。自分の生活費を引いてもJAに負債をいくらかずつは返済できると自信を持っておりました。

 だがしかし、いまJAとしては軟弱野菜が南部から入っておりますので、これを何とかくいとめて、やんばる、あるいは名護市で賄うという考え方をもって、放置、あるいは放任された施設を再利用という形で利用したいということのようですが、何せ上のビニールに対してもいまのところ農家には金がなく、なかなか手を出せない。また農協もここまでは手が回らないというような現状でありますので、部長、その辺も考えてほしいなということでしたので、ひとつお答えをお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) その件につきましても部で再検討しながら、何らかの支援策を講じていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) いまのところは軟弱野菜についてはサンエーに出荷しているようでございまして、農協買上げも将来はやると、その辺まで考えているようでございましたので、教育委員会の方にお伺いしますが、次長、学校給食にこの軟弱野菜を取り入れる考えはないかどうか、ひとつお伺いいたします。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) 学校給食の食材については、現場の栄養士さん、それから所長さんの方で献立を考えて対応しているという状況にありまして、基本的に食材をどこから調達するか、これはこれまでの議会の皆さんからもかなり関心を寄せられて質問もいただきましたけれども、可能な限り地元の農家の皆さん、あるいは地元の業者から調達をしていこうと、こういうことで所長の方も頑張っておりますし、なおいまご指摘の部分については、献立の中でどのように生かされていくのか、これは栄養士さんの方の分野でありますので、議員の方からもできるだけ活用してほしいということがあった旨、私の方からも申し添えておきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) よろしくお願いします。

 それから部長、いまさき言ったように、JAではそういう放置された施設を再利用という形でやっておりますが、現在のところ3名が出荷しておりまして、何とかサンエーだけで間に合うというようなことのようでございますが、特にランが最近はだめになりまして、ラン農家に今月からもう1人、来月も1人出るということで、またある施設については、2人の別の方が借入れしまして借りてから、現在のところ準備を進めている状況でございますので、ぜひ相談に来ようかと思います。そのときはひとつ親身になって相談のってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたます。

 それでは2番目の、福祉及び公園行政についてお伺いいたします。さっき質問しましたように、現在みたいに交通が便利であれば、本土、あるいは外国に船旅で行くときには那覇まで行ってちゃんとテープで見送りしたと思いますが、昔は那覇に行くにも歩いて行くものですからできず、残波岬の沖を船が通りますと、ちょうど名護城の白い煙黒い煙みたいに、渡波屋は小高いところでございますので、皆さん知っているかと思いますが、そこから手を振って、向こうからは手を振るのは見えないと思いますが、手を振って船旅を見送ったというところでございまして、大変由緒あるところでございます。

 また、屋部の1番地にもなっております。ここは人は住んでおりませんが。そういうところでありまして、いままた屋部には屋部寺というのがありました、また老人クラブも久護老人クラブ、大島老人クラブがございまして、久護の老人クラブはお寺、大島の老人クラブを渡波屋を、旧の1日、15日、毎日掃除しているわけです。渡波屋は何せ面積が広いものですから、なかなか徹底してできないというようなこともございまして、来る今月の29日には大島の老人会の皆さんが総出で朝から徹底してやろうということで取り組みもなっているところでございまして、何とかここを施設を整備し、すばらしいものにしたいなと思っております。

 それから雨天ゲートボール場は、私はまだ見たことはございませんが、長山一則議員の写真で見ましたが、沖縄では大東の方にあるようでございます。写真で見るかぎり大変すばらしい施設でございます。そういうことでありまして、またそれをつくることによりまして、さっき言いましたようにほかの団体も利用できるし、あるいは毎年行われている平和祈願祭のときにも十分利用できますので、いま平和祈願祭は道路を遮断しまして、道路にテントを張りましてそこで行っている状況でございますので、大変通行人に迷惑がかかっているという現状でございますので、この雨天場も含めて整備をしてほしいなと思います。

 そこは、またさっき言いましたように、昭和の初期に六角堂ができておりましたが、これも老朽化で崩れて落ちて、35年に比嘉という屋部出身でハワイに行っている方が、保育所も一緒にご寄附をなされてつくったところでもございまして、この人の心を生かすためにも、永遠に残しておきたいなと思っております。ひとつ企画部長のご意見もお聞かせお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) そこの整備については、先ほど建設部長からあったとおりでございますけれども、私の方で今後そういった制度面でどういう事業が導入できるか、それについて検討したいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) さきの一般質問だったと思いますが、名護市の場合は公園は取り過ぎて公園事業では無理じゃないかというような話もありましたので、何とかほかの事業も考えていただいて、ぜひ採択できるような方法をよろしくお願いいたします。

 それから土木行政についてお伺いします。さっきも言いましたように、北部土木事務所へ行きましたら、まずは地権者の同意だというようなことで、屋部の区長さんと旭川の区長さんに難儀してもらいまして、60名近くの皆さんの家庭を逐次回りまして説明をし、いま95、6%の皆さんの同意書をもらっておりまして、北部土木事務所、あるいは県の方にも提出しております。そういうことでございますので、ひとつ一日も早く改修してほしいなと思います。

 また雨の時期に入りますと必ずと言っていいほどはんらんしますので、このはんらんが最初の日に吉元議員からも質問がありましたとおり、少しでも雨が降りますと何せこの川は2級河川でございますが、すぐはんらんして兼久部落、あるいは私の家の前までくるんです。私の家も1回床上まで浸水しまして、そういう状況でございますので、ぜひ早急に整備できますようよろしくお願いします。

 部長、あと3ヵ月しかないですから、部長の任期中によろしくめどをつけてください。よろしくお願いします。これは何回となく一般質問に出ておりますので、そのぐらいでとどめておきたいと思います。

 4番目の排水事業についてお願いいたします。さっき言いましたように、ここは市当局は1億円余りの金をかけまして、水を浄化し、それを飲料水として市民に供給しているところでございますが、さっき申しましたとおり、ここは勝山と前上原の部落がありまして、生活排水、あるいは汚水がそのまま地下に浸透するというような状況で、それがほかのところとは違いまして、下はみんな石灰岩でございますので、それがそのままスンジャガーに流れ込むというようなところでもございます。

 匂いとか、あるいは色とかは別にいまのところございませんが、前に一遍その上流の方でみかん園をしたいというようなこともありましたが、みかんは消毒の薬散がございますので、それはスンジャガーは水を取っているので困るということで、区民から苦情が出まして、やめさせられた例もございます。

 そういうところでございますので、いつでしたかもう半年ぐらいなりますか、部長の方から屋部出身の議員を集めていただいて、この上を水源地区域にしたいということがございましたので、だがいま先言いましたように、上原と勝山がそういうぐあいで地下にそのまま汚水が浸透していきますので、大変汚れていると思われます。ですから、水源地に指定する前に、排水から生活用水から何とか整備する必要があるのではないかと思います。

 幸いに向こうは山の上に上がっていますので、機械を使わなくても屋部の下の方までは何とか引っ張れると思いますので、それでこの指定について、部長の考え方、ひとつよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 勝山区域の下水道の件ですが、いま名護市の下水道計画の図面があります。ピンクの部分が名護市の下水道区域に入っております。勝山方面は農業集落排水事業区域に入っておりますので、地域の皆さんが一応計画して、産業部の方に依頼すればこの計画はできると思います。

 それでスンジャガーの水源地域ですが、いま名護市の方で緑のまちづくりを提唱しております。この緑のまちづくりというのは、その地域に建物を規制して施設を規制して水源地を守ろうというふうな計画をしておりますので、よろしくご理解していただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) それでは産業部長にお伺いいたします。さっき建設部長が言ったとおり、農業集落排水事業の計画はあるかどうか、ひとつお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 屋部地区内の下水道計画ですが、これにつきましては農業振輿地域内の農業集落は、農業集落排水事業による整備は可能であります。しかし、現在農林水産事業は羽地地域の集落地域整備事業、羽地大川国営かんがい排水事業等で集落内の環境整備や農業生産基盤の整備を優先的に行っておりますが、これらの事業の進捗状況を見計らいながら検討していきたいと考えております。

 また勝山地区においては山間部で集落が散在しておりますし、集落排水事業が妥当かどうかは経済効果等、維持管理費を含めた検討が必要であります。また、厚生省の事業で合併浄化槽等による整備も検討する必要があると思っております。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) さっき言いましたように、この汚い水を我々は飲んでいるわけですから、ですから一日も早くここを整備しないと困るのではないかと思いますので、ひとつ真剣になって取り組んでほしいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まだ9分ほど時間はございますが、7番、東江新公、一般質問はこれをもちまして終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午前10時52分)再 開(午前11時 1分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 22番 屋部幹男君、一般質問を許します。



◆22番(屋部幹男君) 22番、和の会、屋部幹男、一般質問に入らせていただきます。

 まず一言雑感を述べながら、そのまま一般質問に入ります。

 今世紀最後の質問となるわけですけれども、新世紀にかけては、この名護市にとっても、北部にとっても、沖縄にとっても、大変重要な時期になると思います。特に新世紀の冒頭、我々は大きな問題をかかえております。明治維新の維新、維れ新たにと書いて「イシン」と読みますが、本当に冒頭は北部、やんばる維新と位置づけるようなこれからの沖縄を左右する大切な時期だと思います。また、21世紀、皆様ともども、名護市、そして北部のため、沖縄のために頑張っていきたいというふうに思っております。

 SACO合意から4年、知事が移設表明、そして市長が基地受け入れを容認して1年近くなります。沖縄の歴史的背景から、沖縄対本土、そして沖縄イコール安保の被害者、本土イコール安保の受益者の図式が成り立っている。政府は防衛、安全保障の必要性を県民に押し付けることなく、国民に説明し、責任を分かち合わなければ、基地問題は進まないと確信いたします。

 1945年沖縄戦終結、1972年復帰後も即時無条件全面返還の革新県政、基地容認の保守県政のときも、基地の問題解決には至っていませんでした。55年間の長きにわたるイデオロギー闘争を伴い、基地の問題解決を図ろうとしたが、基地は全然いまだに変わろうとしておりません。そういう意味において、SACO合意は沖縄の基地の整理統合、縮小の具体案を示したものだと思います。SACO合意を着実に一歩一歩進めていくことを望みます。そして、SACO合意だけでは終わらないということも付け加えておきたいと思います。

 発言事項1、普天間飛行場返還に伴う移設について。

 市長に就任して3年目に入るが、基地問題解決に向けた市長の所感、及び決意を伺いたい。

 2点目に、96年12月SACO合意の最終報告があり、昨年11月22日知事は普天間飛行場の名護市辺野古沿岸域を選定、昨年12月27日市長は普天間飛行場返還に伴う代替施設等の受け入れを容認した。受け入れのための基本条件が7項目ありますが、その進捗状況はどうなっているかお伺いします。

 3点目、昨今、普天間飛行場返還を柱とする現行の沖縄の負担軽減策、過重負担をアジア太平洋全体に分散するという元国防次官補、元政府高官の専門家が対日政策の報告書を発表しております。市長の見解を伺いたいと思います。

 2番目、北部振興拠点港湾について。

 115回の答弁で、市長は「サミットは成功裏に終わりました。ポストサミットに対しては海の利用、海の展開が非常に大事になってくるだろう」と答弁しておられます。北部振興、経済自立、人材育成、産業創出、雇用創出と昨今とみに使われている言葉ですが、沖縄に北部を極とする二極構造論が叫ばれている中、将来を展望、沖縄の産業体系の確立に必要なのはいつも言っておりますが、陸路と海路、港湾であります。そして空路、空港であります。

 そして最近はそれに加えて情報通信だと思います。

 本市において、北部拠点港湾港は極めて重要なプロジェクトでございます。平成11年度施政方針によると、近隣市町村や関係機関等との調整を図り港湾区域指定に向けて取り組むとあります。12年度施政方針は、整備促進に努めるとともに新たな企業の誘致や屋部地区に工場適地の整備を推進するとあります。これまでの進捗状況と今後どう対応するか伺います。

 3番目、東江護岸整備事業について。

 東江海岸の高潮対策事業の経緯と今後について説明していただきたいと思います。

 4番目に、NPO法人について。

 特定非営利活動促進法が平成10年3月国会で成立、12月に施行、最近よく耳にするNPO法人です。英語でノン・ポリフィット・オーガニゼーション、訳すると非営利団体という意味合いだそうです。営利を目的としな団体は、市民が主体となり、地域のため、人のため、世のため、社会貢献活動を行うとあります。NPOとは、市民団体の法人制度です。NPO法案が施行されて2年、国会においてもNPO税政を含めた支援策が検討されております。国民生活白書によると、NPO活動の経済効果はGNP比3.6%、金額にして約18兆円。アメリカの場合はすば抜けていて、NPO収入はGNPの8%に達すると言われております。今日のアメリカ経済の繁栄は、根底でNPO活動が支えていると言われております。

 NPO法人の持つメリットは、受託事業や補助金が受けやすいとか、2番目に公的な施設が利用しやすい。3番目、社会的な信用が生まれやすい。4番目、契約ができる、とあります。欧米はNPOの先進国であると聞いております。遅まきながら、我が日本もNPO活動の必要性を認めつつあります。

 本市においても例外ではなく、認証されたNPOの団体があります。長山一則議員のNPO法人有情会というのがあります。彼の活動の中で、これは国際交流を中心とした活動をしているわけですが、そのほかにも福祉に関して、この間身障者によるバスケット大会等、そういうことでこのNPO法人を組織して大変頑張っておられます。

 21世紀、このNPO法人は人権問題とか平和推進、あるいは多種多様な分野でこの事業が展開されていくと思います。なぜ今回NPOを取り上げたかと申しますと、我々議員が動いた中にも、NPOとしての活動がかなりあります。まず最初、我々5月渡米いたしまして、基地問題ともう1つ、我々が流出文化財の返還というのを全会一致で決議いたしましたけれども、これも琉米文化研究会というひとつのNPOの団体が、沖縄の戦中戦後を通して剥奪され、美術品として持っていかれた我が沖縄の文化財を取り戻そうということで、我々も直接NPOの一因として和の会から6名、アメリカの方へ行ってまいりました。

 NPOの団体は、政府と行政と民間とのちょうど間にあると私は理解しております。本来だったら、普通の団体が例えば流出文化財を返還するために、上院議員に会ったり、その上院議員に要請してそれを国務長官であるオルブライト長官に要請するということは決してできないわけです。本来これは県議会が議決することでありますが、本当に名護市議会が全会一致で決議して、それを直接アメリカ政府に訴えるということで、先日の具志堅興作議員の質問にもありましたとおり、アメリカから予算がつき、FBI、あるいは政府、国務省をも動かし、我々のNPOとしての活動が認められた。これもまさしく我々NPOである小さな団体がアメリカをも動かす、国をも動かすというひとつの例だと思います。

 それから去った7月サミットがありました。希望と自信の丘、スコアブランド博士の掲げたものを讃えるために、ドイツの高官、首相を招聘するということで打ち上げられました。その中で無事高官をお呼びして終わったわけですけれども、それもそのNPO団体が活動して、最初行動したものでございます。のちのちサミット市民推進会議に移るんですけれども、直接その団体は団体として国や政府、あるいはいろいろな機関に要請やお願い、あるいはそういうことができるという意味では、大変大きなウエートを占めているのではないかなと思います。

 その間我々和の会において、ドイツとEU、ユーロの通貨基金、11カ国の通貨基金のユーロ、ベルリン展を開催しました。それも間違いなくNPOの活動の一環であります。本来ならば直接団体がいって、市のサミットの推進会議を通して、それから県に上がる。県から外務省に上がる。外務省からそのEUの大使館にいくというふうなひとつのルートがとられているんですけれども、NPOの場合は、直接我々NPOの団体がその大使館へ依頼できるということでは、スピードが全然違うわけです。そういう意味においても、これからのNPO、外国に対しても、政府に対しても、大変有意義な、これからの21世紀のアメリカでは大型産業とも言われておりますけれども、大変重要な位置を占めるのではないかなというふうに思います。

 つい最近ですが、新聞で国際連合児童基金、これは一番大きいNPOのユニセフですけれども、ちょっと新聞に記事が載っておりました。いまユニセフ、子供の迫害とか、子供の犯罪も含めていろいろな問題がございます。それが県内にユニセフの常設の窓口がないということで、名護の方に国際連合の窓口をつくるという記事がこれに載っております。開設の準備室は市長の奥さん、岸本能子さんがなっておりますが、これは大変すばらしいことだと思います。

 世界のNPOは、ほかにも野生生物の連合とかいうことで、アメリカで一番大きいんですけれども、その中ではかなりの基金を集めて、世界的に動いているということでありますので、今回NPO法人、本市はどう認識し、どう位置づけ、本市の社会基盤に主要になりえるかということをお聞きしたいと思います。

 ちなみに、前回宮城里子議員が、NPOの質問をなさっているときに、確か総務部長だと思いますが、NPOはぶどうの房と同じようなものであると答弁なさっています。ようするにクラスター方式と変わらないというような発言をなさっておりますけれども、これは私はクラスターとは全然違うと思うんですけれども、その辺も含めて、宮城里子議員の、行政セクター、企業セクター以外の新しい市民サービス、公共サービスのセクターが行政とのパートナーシップのもとでこのNPOが共生していけるんじゃないかなという話でございますので、よろしくご答弁のほどお願いいたします。

 二次質問は自席より行います。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) それではただいまの屋部議員のご質問にお答えをいたします。

 第1番目、普天間飛行場返還に伴う移設についてでございます。その要旨の1点目でありますが、私の所感、決意をお伺いしたいということであります。この問題に関する私の決意は、昨年12月27日に受け入れ表明した際と現在変わるところはございませんので、ご理解を賜りたいというふうに思います。

 次に2点目のご質問であります。それについてお答えをいたします。いろいろ現在協議や要請を重ねているところでありまして、個々の項目について、それぞれの到達点を現在明らかにするのは難しい段階でございます。いずれにいたしましても、この7つの条件は私は受け入れの際に掲げた条件でありますので、これらが達成されるよう、政府に働きかけていくつもりでございます。

 要旨の3点目についてお答えを申し上げます。海兵隊の訓練の移転や兵力の削減について、米国の国防専門家、あるいはアジア問題の専門家の皆さんがいろいろ提言していることについては、マスコミの報道等を通じて承知しているところでございます。しかし、それぞれ米国内の専門家でも必ずしも一致した意見はないというふうに思っております。新しいアメリカの政権のもとで、こういう提言が今後どのよう反映されていくのか、こういう動向を見守っていきたいというのが現在の心境でございます。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは北部振興拠点港湾について、それから中身の方で屋部工場適地のことがありますけれども、この2つについてお答えしたいと思います。

 まず北部振興拠点港湾ですけれども、これは平成9年度に沖縄県の国際都市形成構想策定に当たって、港湾の整備が位置づけられております。その後名護市においても港湾整備に向けた基本計画の策定をいたしております。それから北部振興拠点港湾基本計画の検討調査をもとに、国やあるいは県、関係機関の方へ当港湾の港湾区域の設定について要請をしております。さらに港湾計画にある電源の立地というようなことで、沖縄電力等にその立地要請を行ってきたところであります。

 北部振興拠点港湾の整備についてでありますけれども、これは北部振興並びに移設先及び周辺地域振興に関する基本方針、これは政府と県、北部12市町村の考え方を1つにしたものでありますけれども、この中でこの港湾整備を位置づけしております。そういったことで、今後は北部振興事業等の中で港湾整備の実現に向けて取り組んでいきたいと、このように考えているところであります。

 次に屋部地区の工場適地の整備についてでありますけれども、これは現在入居希望企業による土地の購入が進められているところです。近くその土地の開発行為の手続を行うというような予定になっております。また工場適地内の幹線道路の整備でありますけれども、これは市道として屋部23号線の整備を行って、支援をしていきたいとこのように考えています。さらに、同地区内に工業用水を導入するというようなことで、県企業局もその計画が策定されて、順次進めるというような状況になっております。

 そういう中にあって、今後は拠点港湾もそうですが、工場適地にしても、そういった電源の立地、あるいはその他の整備というようなこともあわせて取り組んでいきたいとこのように考えておりますので、ひとつまた議員の皆様におかれましても、ご支援方お願いしたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 屋部幹男議員の発言事項の3、東江海岸整備事業について、(1)の東江海岸の事業についてお答えいたします。

 地域の皆さんから強い要望で、東江海岸整備は平成13年度新規事業として国に要請しております。先週県の方から連絡がありまして、来る12月の20日、21日に内示が出るようでございます。内示が出ましたら、事業期間といたしまして平成13年から平成19年までの事業で、7年間の事業となっております。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 東江海岸整備事業についてお答えします。沖縄県管理の名護漁港区域内の東江海岸整備事業につきましては、漁港海岸高潮対策事業として、平成14年度事業採択に向けて協議中であります。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) 屋部幹男議員の発言事項の4、NPO法人について、本市においてどう認識し、またどう位置づけるか。また、本市の社会基盤の主要になりえるかというふうなことで見解を伺いしたいということについてお答えします。

 特定非営利活動促進法は、特定の非営利活動を行う市民団体、いわゆるNPO団体でございますが、NPO団体に対し法人格を与えることにより、当該団体の社会貢献活動を支援するために制定されております。法律の制定は平成10年でございます。そして施行が12月1日ということになっておりますが、それから2年が経過して、社会的にも次第に周知されつつあります。県内では、現在までに23団体の申請があり、19団体が認証されております。そのうち屋部議員からも紹介がありましたように、名護市におきましては有情会の1団体が認証されているというふうな状況でございます。

 NPO団体の申請及び認証等にかかわる所管は、その事務所が所在する都道府県知事が行うことになっており、沖縄県では文化環境部の生活企画課が窓口になっております。生活企画課におきましては、13年度にNPOの支援についての指針づくりを考えているというふうなことでございまして、その中で市町村等の役割等も位置づけられるというふうな考え方をしております。

 本市の今後の取り組みにつきましては、同法において規定されている活動、例えばまちづくり推進活動、そして文化スポーツ活動、環境保全活動、地域安全活動などを行っている既存の市民団体、又はこれから市民団体として本市の地域社会に貢献する非営利活動を行おうとする団体に対しては、県との連携のもとに市としても一緒に連携して取り組んでいきたいと考えております。

 屋部議員からもお話ありましたように、サミット時における愛楽園におきますドイツとの交流、スコアブラント博士の功績を讃える、同時にまた屋我地の愛楽園の皆さんと、それからまたドイツの皆さんとの交流を図ろうというふうなことで、駐日ドイツ大使館の大使をお招きしての交流会も、琉来歴史研究会の力というふうなものも大きかったということで理解をしております。

 それからユニセフにつきましては、現在沖縄はご案内のように県内に常設の窓口がないというふうなことで、県内、特に県庁所在地でなけれぱいけないというふうなこともあるようでございまして、もし那覇市の方で設置できなければ、名護市の方でも設置できるんじゃないかというふうなことで、岸本能子さん、それからまた多くの婦人等の参加でいま取り組みをしているというような状況でございます。同時にまた、サミット時において、ヒラリー大統領夫人をお招きしての交流会をしようというふうなこともそのユニセフの一環として取り組んでまいりました。

 そういうことでNPO関係の取り組みというものにつきましては、今後名護市でも大きく活動が広がっていくものというようなことは思っております。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) 基地問題7項目あります。その中から二、三使用期限の問題、あるいは軍民供用空港、使用協定の問題等について質問いたします。手短にお願いしたいと思います。

 市長はこの間答弁の中で、環境アセスに3年、完成まで10年。そして移設して約15年、25年から30年かかる。つまり2025年から2030年の話の問題であるというふうにおっしゃっていました。私もそういうふうに認識しておりますけれども、市長の認識もそうですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) そのとおりでございます。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) これはいまから25年後、30年後の話をいま我々はやっているわけであります。その間、日米の安保は保障されるというふうに理解されてもいいと思います。ですから、25年後の話をいま我々はこの15年の問題で話し合っているという認識は一つにしてもらいたいと思います。

 代替施設協議会において、15年の使用期限の問題はなじまないということで、市長は代替施設協議会で15年問題は別途の場をつくって協議の場をつくる、できない場合は、その代替施設協議会への出席も辞さないと答弁されております。市長は15年期限の問題を話し合う協議機会とか、それを政府に求めたか。それから、これからも政府に求めていくのかお聞きいたします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 現在のところ、別途に協議会、あるいはそういう組織的と言いましょうか、正式な協議の場をもってくれというふうに特別に要求しているところではございません。ただ、これからも強く政府にはこの問題については要求をしていくというスタンスには変わりはございません。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) この15年問題に関しては、政府がだらしないというのか、腰を上げないというのか、大変県民もいら立っていると思いますけれども、15年問題は知事の公約でもあります。我々名護市議会は去年の12月23日に、15年期限において日本政府が責任を持って米政府に対し、沖縄、名護市の主張を重く受けとめ、日米交渉において結論を出すこと、これが市議会で決議したことであります。

 市長の基本条件、15年問題に関しては、当該施設の使用期限については、基地の整理縮小を求める観点から、15年の使用期限について具体的な取り組みを行うものとする。これは市長が言っております。政府の閣議決定においては、途中抜かしますけれども、これが12月28日閣議決定されておりますが、沖縄県知事及び名護市長から要請されたことを重く受けとめ、これを米国政府と話し合いの中で取り上げるとともに、国際情勢変化に対応して、本代替施設を含め在沖米軍の兵力構成等の軍事体制につき米国政府と協議していくことにする。

 その中で市議会、市長、政府、閣議決定。名護市議会、我々が決議したことがかなりハードルが高いように思うんですけれども、政府におかれましては期限問題は棚上げになっている。しかし、この15年問題に関しては我々市議会においては絶対譲れない問題である。議会の決議を、そして市長の決意を今後政府にいま以上に強く訴えてほしい。これは名護市の思い、あるいは知事の思い、そして市議会の思いということで、今後政府の方に働きかけてほしいものですが、いかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまの屋部議員のご質問のとおりに、私も行動したいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) ありがとうございます。

 続きまして、市長は代替施設協議会で、これは報道等にもありますけれども、計画される位置や工法と私が求める15年問題の解決は同時に進めなければいけないと。それともう1点、そして15年問題の決着と基本計画策定は同時でなければならない。つまり、15年問題と位置と工法、それと15年問題と基本策定があるわけです。2つの問題がありますが、両方同時決着ということですか。ちょっと整理して説明をお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私としましては、ようするに基本計画、どのような計画になるかはこれはいくつかの提案があって、その中で1つの案が最終的には地域の了解を得て決定されるだろうというふうに思いますが、そのときまでには、つまり地域の了解を得て基本計画というものが了解されるまでには、やはり15年問題というのは決着してほしいということでございます。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) 15年問題と位置、工法の問題は同時、でも基本計画策定は合意前ということで理解しております。私もその方向で進めていってもらえればなと、これはごく自然のことであると思います。

 次に15年期限問題は国内問題と発言した方が知事のブレーンの中におりますけれども、その問題に関して、国内問題なのか、市長の見解をお示しいただきたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) これは極めて日米両国政府間の問題だというふうに私は理解をいたしております。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) この問題は国内問題であってはならないと私もそういうふうに思っておりますし、政府が提供した基地の問題であります。国内問題であろうはずがありません。そういうふうに思っております。

 基地は永久使用ではないと思います。基地には期限があります。植民地もしかりです。期限がきて返還されるか、あるいは植民地の場合は独立するかという道を歩みます。歴史上永久使用などとはありえません。市長に提案があるんですけれども、普天間飛行場移設問題に関して、15年使用期限問題が日米合同委員会にかけられます。市長ともどもこの基地問題の当事者として日米合同委員会に出席はできないか。できたら意見の言える立場でできないか。

 合同委員会では、基地の問題で沖縄の思いやそして名護の思いが伝わっているのか。それから要求がちゃんとなされているのか。特に15年問題に関しては、日本政府が弱腰どころかやる気がないとしか県民には映らない。ぜひ行動していただきたいのですが、ご見解を伺います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 日米合同委員会に私が参加することが可能かどうか、そして、そこで私の意見を申し上げることが可能かどうかにつきましては、ちょっといまのところ私は確信をもって可能とか、不可能とか言えない段階にございます。しかし、発言の機会があれば、そういう機会を通じて私の考え方を申し上げていきたいというふうには思っております。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) 沖縄の地元レベルでは、日米間のやり取りに沖縄側としては関与ができない場合があります。また、協議の結果すら日米合同委員会において非公表という形で我々には知らせていないときも多々あります。地位協定25条に基づいて、維持運営は日米合同委員会、合同委員会の下に20ぐらいの分科委員会があります。その分科委員会にもやはり普天間飛行場を扱っているというのか、協議する委員会があると思いますので、市長、これからもぜひその委員会で基地問題に関しては名護市の思い、地元当事者ですから、これはちゃんと弱腰の政府だけではなくて、米政府にも強く訴えていただきたいというふうに思います。

 普天間飛行場の移設は間違いなく基地の整理縮小です。根幹は宜野湾市民の10万人に基地が危険を及ぼしている。普天間問題が、あるいは15年問題が解決しないと普天間飛行場は凍結になります。SACOの崩壊につながります。宜野湾市はもちろん、名護市、沖縄県が最悪の状況になります。1974年の移設を条件に全面返還された那覇軍港があります。復帰して2年後に全面返還されていますけれども、いま解決されていれば本当に国際港湾として、沖縄の発展に一役かって、そして那覇の玄関口として、大変な発展をみているところなんですけれども、いまの調子で那覇軍港の二の舞になってはいけないと思います。

 防衛安全保障の問題と、基地を過重に背負っている沖縄が情報を得、そして納得して理解し、新たな沖縄の基地を国民一人一人が負担を担うよう政府に提言し、深くかかわる話し合う場、そして協議の場を市長や知事にはぜひ求めていってもらいたいのですが、案として、やはり直接政府にもはっきりと我々沖縄を主張をし、名護を主張し、そしてぜひ訪米していただきたい。米政府や米軍基地関係者との協議の場をつくってほしい。

 市長は知事と同行するというような答弁でございましたけれども、我々も渡米いたしました。このSACO、基地問題に関してはサミット以前ということで我々も行きました。そういう意味においては、いま米政府も、米軍事機関においても、市長、もちろん知事ともどもも結構なことなんですけれども、市長もぜひアメリカの方へ行って、いまの米政府としては本当の沖縄の思いを、政府がアメリカに伝えていない思いを直接伝えるのもいまの市長にはできると思います。その辺はいかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 沖縄県知事が、新しい政権に自らの意思を伝えたいということが新聞報道に出ておりました。知事がそういうアクションをとるのであれば、私もぜひご同行したいというふうに考えております。先週パスポートを見たら期限切れになっておりましたので、再申請をしてあります。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) ぜひ訪米なされて、アメリカ政府に沖縄の思いを強く訴えてほしいと思います。

 続きまして、沖振法が来年の3月末で切れます。そして3次振計、沖縄新法なるものがポスト3次振計としてできますけれども、時間的に考えますと、法制度を確立する、そして沖縄新法を確立する。年明け6月ぐらいまでにはちゃんとしないと、ポスト3次振計に向けてなかなかこれは進まないだろう。ですから、時間としては限られたあと6ヵ月ぐらいしかないわけです。そして遅くとも8月までには、ちゃんとした北部振興、あるいは新たな沖縄の沖振法というのができなければいけない。そういう中で、おのずと基地問題はそれまでに決着はつけなくてはいけないというふうな時間的な見方で感じるわけですが、市長の見解を伺います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまの屋部議員の発言で、6月というひとつの区切りがございました。私はポスト3次振計のいわば法制度の整備ということに関しては、やはり7月がタイムリミットかなというふうに思っておりますし、それにつきましては大体屋部議員の認識に近い認識だというふうに思っております。

 そしてまた、ポスト3次振計の非常に基本になる部分は、多分私は1国2制度の問題になってくるだろうというふうに思っております。したがって、あと半年ぐらいの期間で、その辺の1国2制度の法整備がどこまでやれるかということは極めて重要なことだというふうに思います。ただ、それが普天間移設のいわばタイムリミットだというふうに私は考えておりません。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) ありがとうございました。ここにアメリカから、我々もユマ空港とか、ハワイの基地、いろいろな連絡を取り合っております。その中から米国ペンタゴンの方から、これは英語できていますけれども、読み上げると、将来はやはり日米合同委員会に市長、県知事が参画するということを想定した内容が書いてあります。これは確かで、そういうふうな形で米国政府から来ております。これは今ブッシュ政権を担当する高官からということにしておきますが、一応意見を述べておきます。

 次に使用協定について質問いたします。使用協定に関してはまた我喜屋議員の方からも詳しく一般質問があると思いますけれども、私の方からは使用協定の中の環境に絞って、平成9年5月、10月の間にシュワブの沖合の調査が実施されております。報告書は議員の皆様には配付されて、かなり広い分野でされております。

 平成9年の調査の分布状況等を変化して、今回またサンゴとか、藻場の補足調査が12月から入ります。これは市長から政府の方に要請したということでございますが、そしてジュゴンの生息状況にかかわる予備的調査も行われて、そしてその後また工事前に行う環境アセスの調査が三、四年あるわけです。

 市議会の決議した基本計画、閣議決定、それぞれの使用協定に関する中で一番問題になりますのは人間とか、動物とか、そういった形でありますが、いままでの調査で終わることなく、市長の方には政府の方にこの問題に関しては強く取り組んでいただきたいと思います。ちなみに環境保護に関するNATO軍の補足協定、これはぜひ使用協定、いま事務レベルでの会議ができておりますけれども、ぜひ参考にしてほしい。

 その中で、93年にNATO軍の改定された環境保護に関する条項54項Aの中に、ドイツにとって駐留軍の活動から環境保護は同協定改定の主眼の1つである。派遣国は環境保護の重要性を認識し、かつ承認する。軍隊及び軍属及び当局はあらゆる計画につけて、環境保護との両立性をできるだけ早い時期に検証するものとする。その検証の際、本協定に従ってドイツの法律を尊重し、かつ適用しなければいけない。この検証上、上記の機関はあらゆる計画が人間、動物、植物、土壌、水、大気、気候、景観に関して、あるいは文化的財産に関しても徹底した調査をし、分析し、この分析をしなければならいということがボン補足協定にあります。

 この使用協定の事務レベルでの会議が始まっておりますけれども、そういう中において、環境の問題に関して、この問題は終わることなく、ぜひ続けていってもらいたい。ジュゴンの問題もあります。含めるとノグチゲラ、ヤンバルクイナ、ほかにも9種類ぐらいの動物がいるということなんですけれども、そういうことで、ひとつ市長の見解をお願いいたします。政府にこれからも環境問題を強く取り組んでいただくのかどうかということでお願いいたます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいま屋部議員が読み上げた資料は、多分いわゆるボン協定なんだろうと思いますけれども、やはり我々もその精神でこれから後もやっていかなければいけないのではないかというふうな気がいたしております。政府にはこの問題については、当然要求すべきところは要求していくという姿勢でございます。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) 末松部長お願いします。使用協定、我々去ったアメリカを訪問して、いろいろな資料がきております。これはユマ航空から、そしてスミス基地からと、軍民共用空港としての使用協定、あるいはこちらに送られてきておりますのが、ウィンドワード軍民会議、これはハワイからのやつですけれども、そういう形で送られてきております。そしてユマ空港からは、6万人の都市なんですけれども、ちゃんとした軍民共用都市計画の上になりたって、成功例だと思います。

 そこから送られてきた、これは案ですけれども、名護空港公社とアメリカ合衆国の使用協定書がきております。そして、いろいろな汚染防止とか、いろいろなことがきておりますけれども、我々はこの問題に取り組んでいるんですが、なかなか我々の発表する場がない。我々が話し合う、我々が協議をする場がない。皆さんは皆さんで協議会ができたわけです、事務レベルの。我々市議会と皆さん、我々と県、我々と国というものがないんですけれども、まずはじめにどうしても我々と皆様との使用協定の問題にはこれからも十分協議しないといけないと思うんですけれども、その辺の話し合いの場をぜひもっていただきたいんですが、できるかできないか、お願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) いま使用協定、また名護市が抱えている課題について、議員皆様からいろいろ資料等のご提供を受けていることについては感謝を申し上げたいと思います。ただ、この案件について、いま政府機関、それから事務レベル機関というようなことでいろいろ機関設置して進めている最中でありますので、いまご指摘のところについてはどういう形ができるのか、あるいはそれができるのかどうか、可能なのかどうかについて検討したいと思います。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君。



◆22番(屋部幹男君) 知事の軍民共用空港でありますけれども、これは知事の公約であり、我々北部は20万人都市構想を目指しているわけですけれども、県の本格的な民間空港を要望しておりますが、名護市の民間空港に対する見通し、あるいは民空港に対する計画案は不透明であるし、市長、市当局からも民生に対しての見解を聞いておりません。これが私の質問でございます。後ほど答えていただきたいと思います。

 その前に、空港が地域に与える影響ということで、これはシリコンバレー、皆さんご存知のとおりICとか、コンピュータ、そして我が名護市も国際金融センターということで情報特区、金融特区を目指しております。そういう中ではどうしても空港が必要である。シリコンバレーの近くにアーバインというところがあるそうですけれども、その近くにも空港ができているわけです。

 我々将来は北部に空港を設けるわけですけれども、どうしても空港が必要になってきます。そういう意味では、市当局の方から情報特区をやるわけですから、空港に関してももうちょっと具体的な話があってもいい。こういう空港にしたい、こういう空港にしたいということがあってもいいと思うんですけれども、なかなか出てこない。

 空港は、ようするに世界の航空でみると、1990年には国際旅客は2.8億人、しかし2010年には7億4,000万人に3倍ぐらいに伸びるわけです。そして特にアジアにおいては51%が伸びる。そしてアジア太平洋への便数が77%、あと10年後です、伸びるのは。そういう中においても、やはり空港というのをぜひ国際金融センターの視野に入れてもらいたい。

 そして空港の中にはこれからまたいろいろな付加価値機能をもつものが出てくると思います。国際救急支援基地、これはジャイカの基地とか、国連の国連人道局とか、ユニセフの援助物資の供給部とか、そういういろいろなWHOの緊急とか、物流関係、物流基地、そして航空整備基地、あとは高専においてでの航空関係の整備もできると思います。

 そしてこの仕事は、移設と工法だけで水面下でいろいろやられていますけれども、これは決まればそのままスタートするわけです。その後にピラミッド式というのか、その上に空港ターミナルのプロジェクトとか、格納庫とか、海兵隊の飛行施設とか、福利施設とか、電源、水源、いろいろな仕事がこれからあるわけです。この地元の仕事が発生するわけなんですけれども、ぜひ提案として、我々地元優先の決議案をして、すべて労力だけを提供し、あとは海洋博にしてもそうなんですけれども、本土資本に持っていかれる。いまのままで工法が進むと、防衛庁、あるいは工法を決定し設置すると海洋博のようなまた二の舞を踏み兼ねない。

 そういう中で地元にどういう仕事を地元中心に与えるか。やはり政府発注ではなくて、第三セクター、これはいろいな形があると思いますけれども、県、市、あるいは銀行3行、そして電力、そういう中でちゃんとしたセクターをつくる。そしてこれは普天間移設の設備が、そして仕事が終わったときには消滅する。資金は国から出ます。そしてそういう意味においてもぜひ考えていただきたい。そして移設工法においては別の企業がやりますけれども、上のほかには地元の企業がやることがたくさんあるわけです。保守メンテナンスも含めて。そういう意味で、もう最後になりますけれども、まとめて、長々しゃべりましたけれども、よろしくお願いいたします。

 そして、私の一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私はこの新しい移設される基地のことについては、やはり地元の意見が最も優先されるべきだろうというふうに考えております。したがいまして、いま位置や工法等について私が申し上げる段階ではないというふうに思っております。位置や工法が地元の同意のもとに確定した段階で、私は具体的なことについては申し上げるべきじゃないかなというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 22番 屋部幹男君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後12時 3分)再 開(午後 1時31分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 6番 宮城弘子君、一般質問を許します。



◆6番(宮城弘子君) 皆さんこんにちは。議長のお許しがありましたので、6番、一般質問を行います。

 ミレニアム、ミレニアムと大騒ぎした今年もあと2週間で終わりです。西暦2000年、本市においてはいろいろな行事が催されました。全国花いっぱい大会、九州・沖縄サミット、市制30周年記念行事と目まぐるしい1年でした。当局の皆様は大変お疲れさまでした。

 その中でも特にサミットの開催が最大の関心事ではなかったでしょうか。皆さんも既にご承知のとおり、通訳は任せてということで、去った12月9日にやんばる語学ボランティア友の会が発足いたしました。北部12市町村のボランティアで組織し、やんばるのイベントを通訳や翻訳で支持するというもので、沖縄サミットで協力したボランティアらのやんばる版、設立総会に集まったのは68人で、学生から会社員、そして主婦と職業はさまざまで、年会費2,000円を支払っての参加だそうです。

 英語、スペイン語、中国語、韓国語の4カ国語で、やんばるで行われるイベントの語学支援はやんばるで賄っていきたいという、この間つくられました国際会議場でもある万国津梁館も活動の標的に入っているそうです。この間完成しました国際交流会館が活動の拠点となっています。

 「サミット効果がなかなか感じられない中、目に見える形で、しかも市民レベルで誕生したことを歓迎したい」と報道されていたのを皆様も覚えていらっしゃると思います。この記事を見たとき、これこそサミットの大きな大きな贈り物ではなかっただろうかと感じたところです。

 また市内においては、先ほど屋部幹男議員もお話しておりましたとおり、女性グループにより、世界中の子供たちが平和に健康で暮らせるための活動として、ユニセフの支部づくりに向け勉強会を始めたところです。何と心温まるニュースでしょう。私もその会員の一人として、今後の組織づくりに、またいろいろと当局のご協力をよろしくお願いいたします。

 それでは通告に従い、発言の事項1、子育て支援センターについて。

 最近の核家族化の進行に伴い、母親がゆとりをもって子育てができる環境づくりがとても重要な時代になってきました。子育て支援センターは、家庭で乳幼児を育てている方々の育児に関する相談に応じたり、育児講座や行事を通しての交流保育と子育てのお手伝いをする施設です。

 要旨の1、平成12年度の新規事業で、公立の中央保育所でスタートしていると思いますが、利用状況等をお伺いいたします。

 2点目、現在、公立の保育所で実施されていますが、今後の事業の展開等をお伺いいたします。

 発言の事項2、老人福祉サービスについて。

 高齢社会が進展する中で、高齢者が地域で健やかに暮らし続けていくことができる社会の実現を目指して、介護保険サービスの推進、保健、医療、福祉サービスの充実、社会参加の促進を積極的に進めていくことが大きな課題となっております。社会生活が地域中心となる高齢期において、地域で高齢者の一定ある程度の支援を受けとめることができるような条件整備、つまり地域が主体となって支える福祉社会を築き上げることができるよう、コミュニティ活動に対する支援やボランティアの養成等を進めることが求められています。

 以上の観点から、要旨の1、病気や障害、ねたきり、高齢などの理由により、日常生活を営むのに支障のある方に食事をお届けする配食サービスがあります。配食することによってお年寄りの安否が確認でき、また偏食になりがちな栄養のバランスを保つという効果も期待できます。本市でも2カ所で配食サービスが行われていますが、そのサービスの内容、利用料、利用方法、対象者の状況等をお伺いいたします。

 要旨の2、公民館を利用して行われているミニデイサービスの状況をお聞かせください。

 発言の事項3、総合的な学習の時間について。

 平成14年度からの本格的な実施に向けて、今年の4月から移行措置がとられたことから、各地域でさまざまな取り組みが進められています。総合的な学習時間とは、地域や学校、子供たちの実態に応じ学校が創意工夫を生かして、特色ある教育を行う。また、国際理解、情報、環境、福祉、健康など、従来の教科をまたがる課題に関する学習を行うことを骨格とするとうたわれています。

 これまでとかく概数的と言われてきた学校の授業を変え、知識を詰め込む教育から体験を重視した教育への一大転換を図るというものである。人と人とのかかわりを通じて、ゆたかな心の育成、自ら課題をもち、自ら学び、考える力を育てながらの生きる力の育成を目指している。

 1点目、国頭教育事務所に問い合わせたところ、管轄の全学校実施しているということですが、名護市の状況をお伺いいたします。

 2点目、総合的な学習を行う上で、地域に住んでいる人の協力が必要と聞いております。地域人材との協力体制をどのように考えているかお尋ねいたします。

 発言の事項4、職員の服務について。

 名護市役所を訪れる市民の皆さんは、お年寄りから若い人たちまで、この問題についてはかなり厳しい批判もあるようでございます。これまでも議会において幾度となく一般質問で取り上げられております。地方公務員法服務の根本基準ということで、第30条「すべての職員は全体の奉仕者として、公共の利益のため勤務し、かつ職務の遂行に当たっては全力を挙げてこれに専念しなければならない」とあります。

 1点目、日常の言動、市民応対の姿勢には気をつけて、公務員の倫理を常に再確認をして市民への対応をしてほしい。まだまだ窓口については改善されていない。市民が入りやすい、笑顔のある親切な市役所であってほしい。

 2点目に、身だしなみ、服装です。市役所は公的な場であるということを念頭に、公務につくべきと考える。そのようなことが多々市民の声として聞かれます。当局としても窓口改革としていろいろな研修等を行っているようです。市民の訪れて気持ちのいい市役所ってどんなところでしょう。

 ただいま申し上げましたように、市民に対する職員の対応はもとより、私たち議員にとっても市民は厳しい目で見守っています。特に私たち議員は24時間公の存在であり、私の時間というものはありません。したがって、私たち議員も日ごろの言動や言葉づかいにしても、自ら謙虚な態度で臨まなければならないと自分に言い聞かせているところです。

 発言の事項5、河川整備について。

 我部祖河川の改修工事は、昭和56年計画以来年次的に着々と進められ、地域住民は一日でも早く工事が完成することを心待ちにしています。異常気象とも言いましょうか、今年も三、四回の集中豪雨がありました。そのたびに喜知留川と合流する地点では、家屋の床上、床下浸水や農作物が被害を受け、農作業の機械等の使用不納と多大な被害をこうむっています。たび重なる水害にやり場のない気持ちから、行政に対する不満を募らせています。工事の進捗状況等をお伺いいたします。

 発言の事項6、羽地の振興について。

 私たち羽地振興会は、大兼久善義会長を中心に、6名の議員と各区の区長、有識者、各団体長、その他の人で組織され、これからくるであろうと思われる我々羽地の時代に向けて、地域づくりに頑張っているところです。宮城鐵夫顕彰記念事業銅像建立につきましては、補助金及び敷地保全の事業費等について、市当局のご協力で羽地支所の構内に沖縄一立派な銅像が建立され、12月26日には除幕式が行われます。市当局のご協力に対し、屋比久議員もお礼を申しておりましたが、期成会にかわり私の方からもお礼を申し上げます。

 さて、羽地の振興については、先に神山議員の羽地内海のしゅんせつの問題、また屋比久議員の北部総合運動公園の問題と重複する部分は避けて、私は村づくりの中、特にサイクリングロードについてお伺いいたします。

 1点目に、サイクルスポーツの普及と北部振興を柱として、ツール・ド・おきなわをさらに発展させ、一般市民レベルまで常時利用できる安全なサイクリングコースの整備を図ること。コースとしては、山紫水明な多野岳のふもとと風光明媚な羽地内海を中心として、各部落及びネオパークや今帰仁のワルミ、そして屋我地、古宇利を結ぶコースの設定など、市長のお考えをお聞かせください。

 2点目に、羽地支所庁舎の建設について。

 去った6月議会で屋比久稔議員の一般質問に、SACO事業で建設したいと答弁がありましたが、羽地支所の建設については、具体的な実施計画、スケジュール、調査費等、どのように検討なさっているかお伺いいたします。

 以上質問といたしまして、二次質問は自席から行います。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) それでは発言事項の1、2について私の方からお答えしたいと思います。

 まず子育て支援センターについて、この支援センターは今年から中央保育所の方で開所しております。今年は初年度ということで、前半は利用が非常に少なかったんですが、徐々に利用が増えております。相談事業で申し上げると、これまで41件ほどございます。当然子育てにかかわる悩みの相談を受ける、そして指導する、そういうたぐいのものと、もう1つは、子育てサークルを育成していくというのが主なセンターの仕事になります。そういう点では、先ほどの子育ての相談を受けることと、サークルをつくるということでは、現在あるサークルと交流をしていくというのが主な仕事になっております。12月に入って、12月だけで相談が12件ぐらいございます。そういう点では、やっと軌道に乗るなとこういう感じでございます。

 それから、この地域子育て支援センターそのものは、1カ所で十分だという状況にはございません。ぜひ毎年増やしていく予定でおります。その際は、できるだけ地域性を考えて、地域バランスを考えて、準備を進めていきたいとこういうふうに思っております。

 2点目の老人福祉サービスについてお答えしたいと思います。まず配食サービス、これについてはこれまで介護保険の外の事業としての大きなメニューの1つであります。市内2カ所でこの事業を進めておりますが、このサービスの内容は、高齢者にふさわしい食事を提供するというだけでなくて、当然配食の際にお元気かどうか、体の調子はどうなのかという安否の確認をいたします。

 当然その際に調子が悪い、だれかに連絡をとらんといかというときにはその連絡もちゃんとやる。ですから、留守だから弁当だけを置いて帰るというふうな状況にはしてございません。必ず隣近所をあたって、どこにいらっしゃるのかということを確認をして、お元気なのか確認をしてということでおります。そういうことで、配食プラス安否確認をすると、こういうことでございます。

 それから利用料については、これはお一人原材料費分350円はお願いを申し上げております。それから利用方法については、配食サービスを受けたいという申請書を直接市役所に提出をしてもらう。また、自分で動けない場合には、周りの皆さん、主として支援センターの皆さんがいまそのかわりに動いていただいております。支援センターを介するとか、隣近所の皆さんにお願いをすれば、大体役所に届く形になります。役所ではその人の置かれている状況を調査をいたします。そして、どのくらい、何回食事が必要かということも含めて調査をした上で、健康状態を確認した上で、配食の回数とか、配食の中身、内容を決定をして、配食サービスに移るという形になります。

 対象者ということですが、これは当然在宅の皆さんのサービスに関しては、食が基本でございますが、食に欠ける皆さんということですので、いわゆる調理が困難な独居老人、または老人世帯だけの皆さん、または障害者と、こういうふうにできるだけいまの段階では制限をしてございます。

 2点目のミニデイサービスについてでございますが、これは介護保険絡んでぜひミニデイサービスを全域的に展開をしたいということで、何度か区長さんや民生委員の皆さん通じて呼びかけをしてまいりました。市として21カ所今年展開をしたいということで、11月いっぱい現在で申し上げると、16カ所がいまミニデイサービスを実施をしております。内訳を申し上げると、月4回ミニデイサービスをしているところが3カ所ございます。それから月3回やっているところが1カ所、月2回やっているのが9カ所、いまスタートということで1回のところが3カ所でございます。

 市としては、月2回をぜひやっていただきたい。そのための支援を申し上げたいということでずっとPRをしてまいりました。そういう点では、ぜひ月2回以上できるように、支援をしてまいりたいというふうに思っております。

 それから子育て支援、ミニデイサービス、これに絡んで公民館で将来展開がどうなんだろうということでございますが、公民館は地域のセンターでございます。ですから、できるだけ地域のほとんどの階層の皆さんが公民館に出入りをする。こういう地域づくりをぜひ進めていきたい。それをある面では福祉の面からぜひ公民館を位置づけをしていきたいということで、ミニデイは基本的には公民館で。これが広がっていろいろしてまいりましたら、従来から言われている放課後児童対策事業として、公民館で子供たちの集まる場が確保できればと、こういうふうに思っております。

 子供やお年寄りが公民館に集まる。それを支援するボランティアの皆さんとか、婦人会の皆さんが何らかの形でまたかかわってもらえれば、それだけで公民館の機能が拡充をする。地域づくりに大きく寄与する。こういうふうに考えております。そういう点では、ぜひ公民館の活用、いろいろな面で計画をしてまいりたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) 平成14年度から完全実施をされる総合的な学習の時間への対応ということで、名護の状況についてお尋ねでありますので、お答えをしたいと思います。

 まず、名護の状況についてでありますけれども、12年、13年が移行期間とこういうことの位置づけをいたしておりまして、各小学校、中学校においても、年間35時間程度組み入れてほしいということで、各学校では現在取り組んでいる。それから新年度、平成13年度については、年間50時間から70時間を組み入れてほしいということで、教頭、教務主任研修会、去った先々月でしたでしょうか、そこで研修会を持ちまして、この確認をしているところであります。

 なお、平成14年度完全実施をされますと、小学校で105時間、中学校で70時間から105時間ということで、大変時数が大きくなってまいりますので、これが完全実施に向けた体制と言いますか、そのことは十分万全を期していきたいというふうに、現在取り組みを行っているところであります。

 さらに、委員会としては、この総合的な学習の時間に移行していくということでの研究校を指定をしてございまして、2年指定で、12月、今月の8日には屋部小学校が2年次の研究のまとめを公開事業として展開をいたしました。屋部小学校においては、後での質問に触れますけれども、地域人材の活用ということでは、この地域の皆さんにもゲストとして授業を展開していただいたと、こういうことが報告をされてございます。

 さらに中学校においては、大宮中学校が今年度、来年度という2年次の指定をする中で、全体の学校の先生方にぜひこのことを共通理解として、あるいは共通確認として14年度に向けていきたいということで現在取り組みをいたしております。

 それから地域の人材の活用についてでありますけれども、この件についても、どうしても総合的な学習の時間を展開していくと、こういう面ではどうしても欠かせない分野になってまいります。このことについては、私ども学校教育課を通じて各学校に地域の人材リストをつくってほしいということで呼かけもしながら、行政としても積極的にその支援をしていきたいというふうに考えておりまして、屋部小学校においては、もう既に地域の人材リストとして43名が登録をされているようであります。

 これはそれぞれの地域における学校でのかかわりということになりますので、その地域の皆さんが他の学校での支援をするということについてはまだ流動的な流れもあるのかもしれませんけれども、いずれにしても学校の地域の人材を活用していくという面では、それぞれの地域の実情に合わせた人材をリストしてほしいというふうに取り組みをしているところであります。

 いまの人材リストについては、各学校長を中心にして学校でやっているわけでありますが、どうしても行政の方の支援がほしいという学校については、学校長の推薦を受けた形で、私ども教育委員会、教育長の方で委嘱状を交付する。いわゆる名護市学校支援ボランティア講師に関する要綱ということで、昨年の11月に要綱を制定をいたしまして、教育長の方から委嘱状を交付をする中で、学校とのかかわりを積極的に支えていこうというふうな取り組みを行っているところであります。

 いずれにしても、地域と学校という取り組みを今後とも大事にしながら、そして総合的な学習の時間が議員のご案内のようなねらいどおりの展開ができるように、私たちも精一杯頑張っていきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。



◎総務部長(稲嶺進君) それでは4番目の職員の服務についてお答えをいたします。これまでにも何名かの議員の皆様方から、職員のあるべき姿、あるいはそのサービスのあり方等について、何度も質疑を受けたり、あるいは一般質問で質問を受けたりというようなことでやっておりますが、大変心苦しく思っております。

 おっしゃいますように、地方公務員法でも、全体の奉仕者としてのことがちゃんと明記されております。まず法律にはないにしても、それは当たり前のことですが、さらに職員は市民の皆様に対する対応、あるいはそのサービスのあり方については、常平生から心して臨まなければいけないというふうに思います。

 ただいまのご質問につきましては、具志堅興作議員の質問に対しても少しお答えをいたしましたが、11年度に研修をやりました。これまでにない方法ということでやりました。1つには、まず役所で市民を相手に、あるいは業務を進めていく上で想定されるいろいろな分野に対して、それをドラマ風につくり上げたテープがあります。その場面場面に対してどんなふうに対処すべきかというようなことを描いたビデオでありますけれども、これは全職員を対象に、1本2時間かかりますけれども、それを4回に分けて、ほぼ職員全員が受けられるようにというような対応をいたしました。

 窓口対応についてとか、あるいは仕事の改善について、それから市民の皆様方からいろいろ事業の進め方等について注文があったとき、そういうようなこと等に対する対処はどうすべきか、どうあるべきかというようなことをほぼ全員が受けられるようなことで対応はしてきておりますけれども、いまご指摘のように、まだまだ市民からの厳しい批判があります。それからその改善に向けてもまだ十分ではないというようなご指摘を受けております。これについても 、これからも一層職員のサービス改善、あるいは服務のあり方について、なお一層取り組んでいきたいというふうに考えております。

 2点目の身だしなみについてですけれども、実は以前は職員に対して事務服を貸与していた時期がございました。しかしそのときには、年に夏服1度、あるいは冬服1回というようなことでやっていまして、十分な貸与ができずに、ほとんどが私服の状態であるというようなこともありました。そういうようなことで、なかなか統一することはできませんでしたので、その効果についてあまりないのではないかということで、貸与は現在のところやめております。

 それで身だしなみのあり方については、職員個々のそれぞれのモラルに任せている状況でございます。それにしても、やはり目立って印象が悪いというようなことがある場合には、それぞれの課長、あるいはその課の皆さんの中でお互いを注意しあって、それらの改善をしなければいけないというふうに思います。それについてもサービスの一環として、それから名札の着用等も含めて、なお一層その改善に努力してまいりたいと思います。

 それから羽地支所庁舎の建設についてです。ご指摘のようにかなり古い、昭和43年に建設されたということでありますから、もうかなり古いものになっております。これについて、これまでは農林関係の制度事業、あるいはそのメニューを使って何とか展開をしていきたいというふうに考えて進めてきたわけですが、その制度事業が市内各地でいま展開されておりますが、その事業をやるにはまだしばらく時間がかかるというようなことで、去る6月の定例会で市長もお答えいたしましたけれども、北部振興策の中で何とか手当できる方法がないものかというようなことで申し上げております。

 その実現性についてはまだできておりませんが、実は北部振興策関連の基本構想、基本計画というものが13年度でつくられてまいりますので、ぜひこの中に位置づけられるようにということで、我々もまたバックアップをしていきたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 宮城弘子議員の発言事項の5、河川改修について、発言の要旨(1)についてお答えいたします。

 我部祖河川は奈佐田川から名護宜野座線、今帰仁線と言いますが、までの河川事業はほぼ完了しております。第2工区は名護宜野座線から稲田小学校東側を通る市道西土改良11号線の橋まで計画されております。護岸工事、橋梁改修については、平成13年度完了予定でございます。上流のせきについては、地域の皆さんと協議し撤去するようになったようでございます。あとは同意書をもらって、撤去するというふうに受けとめております。

 それから今後の計画といたしましては、西土改良11号の橋から上流の改修は、平成14年度改修計画を策定しまして、実施については平成16年以降になるようでございます。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは宮城弘子議員の羽地振興についてということで、羽地振興会からは4項目ほど要請案件として上がってきておりますけれども、その中でもサイクリングコースの整備ということでございますので、その分についてお答えをしたいというふうに思います。

 宮城弘子議員からご説明がありましたように、やはり名護やんばるの中で開催されておりますツール・ド・おきなわであるとか、あるいは名護ツーデーマーチ、これはウォーカーの皆さんですけれども、それからジョギングも最近は特に盛んになってきております。そういった中にあって、お互いスポーツコンベンションという視点から地域を整備していこうと、こういう考え方が一つあります。

 その中にあって、羽地内海を中心とした整備計画という意味では、ご案内のようにいまワルミ架橋を屋我地に架ける。それから屋我地から古宇利架橋が架かる。そういったそれぞれのアクセスが準備できますと、本部半島一帯としての計画ができるというようなことで、特にそういった橋がつながったりしますと、羽地内海の周遊コースということが大きなテーマになるだろう。あるいは羽地内海の自然を活用したイベント、そういったことについてもしっかり今後考えていく必要があるだろうというふうに思っております。

 ご指摘のサイクリングコースであるとか、あるいはジョガーがジョギングできるコース、あるいは歩け歩けの皆さんが歩けるコースというようなことで、いろいろな形のイベントが開催できるようになるというふうに思っておりますので、今後国とか県、あるいは私ども名護市が整備するものがありますけれども、それぞれの立場立場の中でそういった位置づけをしていって、いまおっしゃるような振興につながればというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) 各部長、ご答弁ありがとうございました。それでは順次発言の事項に沿って、二次質問をいたします。

 子育て支援センター、去った7月から確かオープンしています。それで順次やはり月を追うごとに利用者が大分増えてきております。その対象となる子供、乳児というのが、多分全部で名護市に4,320人いて、その中で1,473人は保育所に入っている方だと思うんです。残りの約2,800人ほどは、そういうふうな支援センターが地域にあれば利用できるという対象の方ですので、またさっき部長の話を聞きましても、これから順次地域を考慮しながらつくっていくということですので、そこら辺は部長の答弁があまりすばらしいものですから、私二次質問する部分がないです。

 ただ、そこで担当している保育士の先生から、事業はスタートして月々利用者の方は増えてきていますけど、もっと宣伝と言いますか、そのやり方、何か自分で各公民館を回って、こういうふうな事業がありますよということで各公民館全部回られたらしいんです。あと市民のひろばにも1回しか掲載しておりませんし、そういうふうな宣伝方法と言いますか、PRの仕方、どのような形でやっているんでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) 新しい事業を始める際にはいつも広報はポイントになって、なかなかスタートが立ち上がらないという問題がございます。この地域子育て支援センターも広報誌に載せる、担当が公民館を回るとかいうことをしても、直接当事者に響かない、届かないというのも多々あります。

 そういうこともありまして、この地域子育て支援事業の件については、特に対象となる皆さんの母親、そういう点では乳幼児健診の場所に行ってPRをする。それから予防接種、各地区でやっていますが、この予防接種の現場、母親学級、そういうところへ行ってPRをしているようですが、おそらく繰り返しPRしていかないと、全体的に広がらないという問題があるかもしれません。そういう点では、ぜひいまの指摘をこういうものを加えて、さらに広報がうまく行き届くように、ぜひ工夫を凝らしてまいりたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) ありがとうごさいました。ぜひ地域を中心に、どうしてもこれからの時代というのは地域型になってきますので、地域を中心に、そういうふうな事業がすばらしく展開できるように、また部長ひとつよろしくお願いいたします。

 それから老人福祉サービスについてですけど、いまかりゆしの方と羽地田井等の方で、ハイサイやんばるです。私はこのハイサイやんばるの点からちょっと質問いたします。いま配食サービス全体で106名の方が利用しています。その中で田井等の方で利用している方は四十四、五名ぐらいです。いま現在四十四、五名の方が利用はしているんですが、私もその事業を立ち上げたときに、地域、羽地内、田井等、伊差川、山田、そこら辺をそういうふうな事業が始まるということで、皆さんもしあれでしたら弁当の配達もできますよ、月曜日から金曜日ということを聞いておりましたので、何名か紹介しながら、その事業を一緒にやった経緯はあるんですが、その利用している人たち、9月から10月にかけてちょっと調査をしたことがあるんです。

 いま45名の方が利用はしているんですけど、それはやめていったり、また新しい人が増えて常時45名なんです。その中にはやめていった人たちの話をちょっと聞いてみますと、やはり食事というのはせめて温かいぐらいの食事というのを届けられてほしいんです、私たちだってそうです。ピグラームンムチクーシカン、やはりちょっとでも温かいものが欲しいんですけど、そのやめた人の理由というのが、ほとんどピグラームンムチチーナーというふうな意見が結構聞かれたんです。

 中にはちょっと口に合わないとかいうこともあったんですけど、その口に合わないというのは、やはり診断書をもらっている人が22名もいますので、それなりの食事、薄味にしないといけないとか、ちょっと油分を控えないといけないというのがありますので、それは理解できるんですど、ちょっと冷たいものというのをどうにか何か、特にこれから冬場に向かいます。そこら辺を部長何か検討できないでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) いま配食サービス2カ所でやっていまして、60人がハイサイやんばる、45人がかりゆしの方ということで利用しておりますが、ハイサイやんばるの利用者の中に、弁当が冷たいということでおやめになったのが何名かおられるという話は3ヵ月前にもこういうお話が出て、私どもも当事者と話し合いをいたしました。

 担当している栄養士さんとも会っていろいろ議論をしましたら、遠距離の配達もあるというのも一部はあるんですが、栄養士さんの主張では、なかなか温かいといろいろと夏の衛生面での問題もあるということでいろいろと指摘もありまして、いま高齢者共同組合が那覇で手広くこの事業をやっているんですが、すべて同じスタイルでやっておりまして、おそらく冬場にくると冷たいというのがもっと影響するのかなという心配を皆さんの方にお伝えしてございます。

 ただ、弁当を入れている容器の問題とか、それから夏場にかかる衛生管理の問題、温かいと食事をつくった食べ物が非常に傷みやすいということもあってこの容器にしているということなので、いろいろ検討いただきたいということを要望をお伝えをしてございます。

 向こうの主張では、いったん出して、温めて食べる分についてはレンジで少し温めていただいた方が、衛生上は正解ですとこういう主張でございました。そこまで手間暇かけてやるという高齢者の一人暮らしですから、なかなかやれないということもあるので検討いただきたいという申し入れをやっているところでございます。苦情は苦情として相手の方にもお伝えしながら、できるだけの改善はしていきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) せめて冬場だけでも温かい弁当箱、カタログにありますよね。あれは2,000円ぐらいしたですかね。ちょっと値段的に高いかなと思ったんですけど、私たち去った民生教育の視察研修へ行ったときに、東久留米でしたか、温かいものをつくってそのまま本当につくった状態で運べるコンテナではないですけど、何かありました。すみません。資料不足で写真を撮ってなくて申し訳ないんですが、センターでつくって、温かいものをお膳に乗せてその場所まで配送するというシステムがあったんです。

 我々名護市でも、やはりそれぐらい、いままで頑張ってきたお年寄りに対して、それぐらいのことはやってもいいかなと思うんですが、それは予算的なこともありますから、せめて私この弁当箱、部長、どうにかできないでしょうか。どうせいますぐできるとは言わないと思いますので、それは前向きに考えてほしいと思います。ひとつよろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) せめて冬場ということもありますので、ぜひこの旨については強く申し入れをしていきたい。おそらく200食に近い準備を相手はやっている。当然容器の入れ替えというか、配達して次の配達をするときに回収するということですから、200食以上の分の容器は確保されているということがありますので、部分的な改善でもぜひやってもらいたいということでの、そういう主張は申し上げたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) ありがとうございました。

 次に3番目の総合学習ですけれども、もうちょっと時間ありませんので、こういうふうな総合学習というのが、10年、15年ぐらい前からでも行われていたら、いまのような子供たち、学校の状況というのが少しは緩和されていたような部分もあるのではないかなと思うんです。

 これから平成14年に向かっていきますので、あとは先ほど14年から小学校で105時間、中学校で70時間から105時間と次長はおっしゃっていましたから、これからの国際化の時代に向けて、小学校の方でどうしてもこの総合学習の中で英語教育というものを、時間割は学校長の責任ですからどうのこうのとは言えないと思うんですけど、教育長が、よし名護は小学校に英語教育を総合学習の時間でぜひ入れてみようかというぐらいの意気込みはどんなでしょうか、教育長。



○議長(島袋吉和君) 教育長 山里全用君。



◎教育長(山里全用君) ご指摘のことは、随分前から児童英語ということで取り入れようというふうなことは叫ばれているわけですが、それをだれがどういうふうにやっていくかという問題とか、あるいは学校での時間をどう設定するかということについてはまだ具体的にはいっていませんが、大変いいことだと思いますので、そのことも考えていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) ぜひ前向きに考えてください。あと、だれが、どこで、どういうふうに教えるかというのは、いま中学校で退職した先生方、私も何名か友達がいるんですけど、地域に何か自分がもっている技術というものを還元できる場所がないかなということを常々私たち話もしておりますので、そういう方の協力も得られると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。

 そして先ほど地域の人材の活用の件、私も屋部小の資料をもらっていますので、屋部小学校では何名かの方の人材リストも挙がっております。学校を中心にこうしてやっていくとは言うんですけど、その学校から出てきたそのリストをやはり教育委員会の方で、名護市教育委員会としてのリストもあってもいいのではないかなと思います。県の教育委員会は確かデータバンクということであります。そういうような形で、それも資料が学校でできれば必然的にできるものと思いますので、そういうことでぜひよろしくお願いいたします。

 あとは職員の服務のことについてですけど、先ほど平成11年とかにビデオ研修とかなさったという部長のお話がありましたけれども、それでもまだやはり市民から指摘されているということで、もちろん大変だと思うんです。1日何十名、何百名の人と対応するわけですから、私も別に職員のことをどうのこうの言うつもりはないんですけど、私も議員になって6ヵ月ぐらいしたとき、やはりある市民の方からいろいろな手紙をいただいたり、名護市役所はこうだよと、この手紙を見るとやはり怖いんです。

 ですから、そのときにはまだ全然議会のことも役所のことも何もわかりませんから、一般質問で取り上げることもできません。でも2カ年間一緒に議会活動しながら、そして皆さんの一般質問とか質疑を聞いている中で、結構こういうふうな問題が多いものですから、今回はちょっと勇気を出して取り上げた次第でございます。

 やはり役所というのもひとつの企業と考えたときは、社長である市長を中心に、そして助役、収入役、そして部課長、職員、やはり全部ががっちりスクラムを組んではじめて、すばらしい会社にもなるし、すばらしいまた役所づくりもできると思うんです。我々議員としても、またできる分というのは協力いたしますので、すばらしい名護市になるようにぜひみんなで頑張っていきましょう。

 あと制服の件ちょっと服装ということでお話しましたけど、やはりいまは制服がなくなっている。それはもちろん特に女性はファッション、色彩感覚、いろいろ個人差もあって、それは一概にどうとは言えない部分もあるんですが、二次質問で聞こうという間に部長が名札の件話したからちょっと聞けなくなったんですけど、職員も全部名札はあるわけですか。ですから、そこら辺も名札の徹底ということ。

 なぜかと言いますと、いつでしたか、去年、一昨年ぐらい前役所に訪ねていったら、だれが職員なのか、市民なのか、そして非常勤なのかわからないという意見が結構聞こえたんです。ですから、制服があればもちろんわかるんですけど、せめて名札だけでも全部着用してほしいという、これは要望にかえます、時間もありませんので。

 あと、研修というのをビデオでやっていると言っていましたね。部長、研修はビデオでやっていると言っていましたよね。やはり研修は画面から見ているより、実際社員教育をしているところとかありますね。そういう専門のビジネスもありますので、もしかしたら予算もちょっとかかると思うんですが、そういうふうなものにも取り組んでみてはどうかと提言だけいたします。

 あと河川整備です。例の工事はそのようにずっと着々と進められていくということですので、その中でせきがあります。あれは地域の皆さんと協議し撤去することになりましたとありますが、それはいつごろ決まったんでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) せきの撤去については、何日に協議したということは聞いていませんけれども、地域の皆さんと話し合いして、各部落の同意書をほとんどもらっているようです。あと2カ所もらっていないようですから、2カ所もらったら撤去作業に入ると言っております。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) ようするに、我部祖河、伊差川、山田、内原、振慶名、そこの区長連名で、確か平成何年かに市の方にそういうふうな改修と井ぜきの撤去の要請を出されていると思いますので、その中でまだ二、三カ所同意書をもらっていないというところがありますので、なるべく、そして早目に私たちもそういうふうな地域の事業がスムーズにいくように、我々議員としてもまた協力できる分は協力やりますので、同意書を行ったけどもらえなかったよと一回であきらめないで、できる分協力しますので、本当に我部祖河川改修が一日でも早く改修するように望みたいと思います。

 ということは、この間の11月の8日にも1時間ぐらい集中豪雨のときも、ちょっと洪水警報が出るとやはり心配なんです。地域の床上浸水、床下浸水というのが常々ありますので、パッとジープを出して行ってみると、本当にひざまで道路に水がたまるという状態なんです。そういうふうなこともありますので、一日も早い改修ということを地域の方は望んでおりますので、あわせてよろしくお願いいたします。

 それから最後に、市長、サイクリングロードですが、市長がツール・ド・おきなわのときにも大会長としてのインタビューもありました。これを読んでいると時間足りませんので、ぜひ今度、さきほど神山議員の答弁の中に平成15年を目標に国道505号をやっていきたいというふうなものもありましたので、そこら辺の道路の実施設計入る前に、このサイクリングロードなども一緒にできる方で進めていってほしいんです。

 そして、あとは羽地の庁舎、まだいろいろなものは決まっていないと、事業の何が適当か決まっていないんだけれども、13年度の基本構想の中に位置づけられるように頑張ると言っておりますが、ぜひ羽地のために、何か調査費でも来年13年度にできるという一言でももらえないでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 羽地、屋我地については、羽地内海基本計画ができ上がっておりますので、それにあとどういうふうに具体的な事業を乗せていくかということについては、ただいま宮城弘子議員からご指摘がありましたように、具体化させていたきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君。



◆6番(宮城弘子君) ありがとうございました。期待していますよ、私たち羽地の6名の議員は。

 時間もあと1分24秒、今回の一般質問は、市民からの相談というものを中心にいろいろな角度から取り上げてみました。老人福祉問題とか、子供の問題、そして学校、子供たちの教育の問題とかも取り上げましたが、政治は生活なりとよく言われます。お互いに知恵を出し合って、切磋琢磨しながら、すばらしい名護市づくりにまた協力してみんなでやっていこうという願いを込めつつ、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 6番 宮城弘子君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時32分)再 開(午後2時49分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 14番 宮城義房君、一般質問を許します。



◆14番(宮城義房君) 皆さんこんにちは。一般質問許されておりますので、宮城義房、一般質問をさせていただきます。発言事項は4点あります。第1点目に屋我地漁港について、第2点目に大堂原貝塚について、3点目に北部振興策について、4点目に九州・沖縄サミットを終えての4点について質問をさせていただきます。

 まずはじめに、屋我地漁港について伺います。

 漁業を振興していく中で、漁港は欠かせない施設であります。漁民だけでなく、地域社会にとっても漁港は重要な役割を果たしています。しかし、多くの国民が地域社会における漁港の重要性について、十分認識しているとは言いがたいものがあります。現在国民の中に、公共事業に対する厳しい目が注がれています。それ以上に公共事業は無駄なものとの認識すらはびこっています。そのような風潮の中、漁港整備事業の新規採択が大変懸念されるところであります。現実に漁港は国民全体に対しても重要な役割を担っていることを知るべきであります。

 漁港は、国民への水産物の安定供給、国民への豊かな余暇空間の提供、そして地域社会の形成、漁港背後の住民の生命や財産の保全及び沿岸域の管理等の多面的な役割を持っています。一方で、今日の公共事業に対して、より一層の効果と効率性が求められているのも事実であります。事業の妥当性をより客観的に判断するための評価システムの確立も必要でありましょう。費用対効果分析は、今後の公共事業においては強く要求されるところであります。他方、漁港については、受益者が広域、多種にわたるため、便益を把握するのが難しく、定量化するのに困難な側面もあります。現在漁港指定申請されている位置は、近くに自然の水路があり、漁場へも近く、漁民にとっては利便性、燃料の節減、漁業就業時間の短縮、安全性の確保等、さまざまな面で効果が期待されます。このような観点に立って、次の質問をいたします。

 発言事項の1、屋我地漁港について。

 発言の要旨(1)、平成12年度予算の中に、漁港建設費費用対公果分析業務委託料と漁港建設環境影響調査業務委託料が計上されています。漁民をはじめ、地域住民にとって長年の夢が現実に向かって一歩踏み出したものと喜んでいるところであります。漁業振興や地域振興のためには漁港は重要な施設であり、一日も早い事業採択が望まれます。漁民や地域住民の10年来の要望であり、大きな関心をもって見守っています。

 公共事業の見直しや新規事業に対しても厳しい目が注がれている昨今、大変気になるところであります。事業採択に向けでどのように進捗しているかを説明願いたい。また、今後の展望もお聞かせ願いたいと思います。

 続きまして発言事項の2、大堂原貝塚について。

 (1)古宇利大橋建設に伴う調査の中で、5000年前のものとみられる爪形文士器と曽畑式土器の出土が報道されました。また今回県内では、最古の土器と同じタイプの薄手の土器の破片が大量に見つかったとのことです。今後の発掘調査で遺構が見つかる可能性の高いとの報道です。大変貴重な出土品の発見が続いているようですが、現時点での調査の状況説明を願いたい。また、出土品の活用はどのように考えておられるか伺いたい。さらに、発掘跡地の活用計画もありましたら、お示し願いたいと思います。

 続きまして、北部振興策の一つとして位置づけられております、名護市食肉処理施設整備事業について伺いたいと思います。

 この件については、新風21の吉元義彦議員をはじめ、ほかの議員からも質問が出されております。この事業については、事業費用が膨大な額であることもさることながら、北部振興策の主眼であります雇用の問題、北部の畜産振興にも大きくかかわってまいります。生産農家をはじめ関係団体、農業関係者にとっては重大な関心事であります。

 ただ、去る11月29日の北部振興協議会の採択ということもありまして、間もないため、事業内容については十分議論されているとは言えません。農業関係の専門家であります吉元義彦議員の正鵠をついた質問で、問題が大分明らかになりつつあります。吉元議員の大動物の処理施設の質問に対して、現在の予算では足りないので、県の現在持っている調整金による対応も考えていきたいという答弁があります。

 また、県外先進地の視察研修の質問に対しても、現在予算はないが、流用が許されるのであればそのような対応をしたいというような前向きな答弁がありました。そのような状況を踏まえて、次の質問をいたします。吉元議員や屋比久議員への答弁と重複する部分は避け、答弁し忘れた点や付け足したいことについてご答弁をいただければと思います。

 発言事項の3、北部振興策について。

 (1)名護市食肉処理施設整備事業について。

 去る11月29日の北部振興協議会第5回会合で、名護市食肉処理施設整備事業が採択されました。現在の沖縄県食肉センターの名護分工場は老朽化も激しい状況の中、と畜場法施行規則の一部を改正する厚生省令により、衛生措置の通達が出されています。それに伴って大動物は平成12年3月での許可の期限が切れ、小動物も平成14年3月までの許可期限となっています。新しい施設建設には莫大な資金が必要であり、大変懸念されるところであります。北部地域は畜産の盛んな地域であり、畜産振興の面からもと畜場はぜひとも必要であります。

 それと同時に、北部振興策の眼目であります雇用の創出という大きな役割をも担っています。北部の畜産業についてどのような考えを持っておられるか伺いたい。また、名護市食肉処理施設整備事業の内容についてもご説明願いたい。これは先ほどもいいましたとおり、重複する部分は避けてご答弁をいただければと思います。

 続きまして九州、沖縄サミットを終えて、サミット記念館の建設について伺います。

 2000年7月という月は、20世紀の中で最も印象深い月の一つであります。沖縄県民や名護市民にとってはなおのことであります。G8サミット名護市開催決定から7月21日の開催日までわずか15ヵ月であります。過去25回のサミットのうち、日本開催では沖縄県名護市開催が初めての地方開催となりました。開催決定の喜びもつかの間、地域が何をどのようにすればいいか皆目検討がつかないまま時間は進行していきます。

 また一方で、さまざまな人々が、さまざまな観点で、さまざまなことを提言しています。そのような状況の中で最終的にたどりついた結論めいたものは、いにしえからの国際交流を行い、異なる文化、文明を受け入れてきた沖縄人の優しさ、温かさの心でお迎えをするというところに集約されたような気がします。

 沖縄の心を基本姿勢にサミット推進市民会議を設立、環境美化事業、交流事業、広報事業、観光イベント事業が始まったのであります。花いっぱい運動やクリーンアップ事業はほとんどの市民が参加した事業でありました。それから友好姉妹都市子供サミットやフランス沖縄友好の1日事業は、子供たちの夢を大きく広げました。希望と自信の鐘感謝祭事業にあっては、名護市とドイツの絆をさらに深めました。地域安全協力会のボランティア活動、語学ボランティアのツアーガイド活動の輪は、かつてない大きな広がりを見せました。各国の首脳や随行団、そしてプレスの皆さんは、それぞれに沖縄の心を感じとっていただけたものだと思います。

 私たちは九州・沖縄サミットを「沖縄の心を世界へ、世界の目を沖縄へ」というスローガンで取り組んでまいりました。二度とないでありましょう世界的な行事を一過性のイベントにしてはなりません。去る12月4日に行われましたフランス艦艇の寄港によります歓迎式典や市民との交流会は、オランダ墓がとりもつ縁で実現いたしました。サミットを契機に、私たちは今後も沖縄、名護の情報をさまざまな形で世界に向けて発信していくべきであります。このような観点から質問をいたします。

 発言の事項4、九州、沖縄サミットを終えて、サミット記念館の建設について。

 去る7月に開催されました名護サミットは成功裏に終えることができました。日本においては初めての地方開催であり、沖縄県にしても、名護市にしても、暗中模索をしながらおもてなしに努めました。市民全員の参加協力のもと、サミットの成功をおさめることができたものだというふうに思っております。

 私たちはサミット期間中、いかにして名護の情報を世界に発信するかを腐心しました。また私たちは、サミット効果はサミットが終わった後で出てくるものだとも言ってまいりました。ただサミット効果を待っているだけではなく、名護の情報を世界に向け発信し続ける必要があります。そのためにもサミット記念館の建設を急ぐべきであります。沖縄県の大きな産業であります観光産業にも大きく寄与するものだと確信します。お考えをお聞きしたいと思います。

 二次質問は自席から行います。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 宮城義房議員の質問にお答えします。

 発言事項の1、屋我地漁港指定について。屋我地漁港の新規指定につきましては、平成12年9月20日の国の漁港審議会で承認され、現在各関係省庁との最後の協議が行われ、その協議回答を得た後に国の官報に告示されて、漁港法上の漁港となります。その目安いたしましては、平成12年度中ということで沖縄県農林水産部漁港課から承っております。今後の計画といたしましては、平成13年度から設計調査等と一部工事に着手する計画で進めておりますので、ご理解を願います。

 発言事項の3、北部振興策について、発言の要旨(1)、北部の畜産業についてどのような考えを持っているかについてお答えいたします。

 肉用牛については、飼養規模の安定的拡大を図りつつ、家畜導入事業等を活用し、優良雌牛の導入を図るとともに、能力検定の優れた種雄牛を利用して、計画的に資質良好な肉用牛の生産と経営安定のため一環経営の推進を検討していきたいと考えております。

 乳用牛につきましては、生産、経営管理技術の改善、優良乳用牛の導入及び牛群能力検定による牛群改良の推進、飼料受給率の向上等により、生産の合理化、乳量、乳質の向上を図っていきたいと考えております。

 豚については、経営安定のための一質経営を推進し、労働生産性の改善、飼料効率の向上などにより、低コスト化を検討していきたいと考えております。また、地域環境保全問題に関する法律等の施行などにより、早急に家畜糞尿処理施設の整備を図る必要性から、当該関連事業の導入推進を検討していきたいと考えております。

 採卵鶏につきましては、地域の環境保全に留意し、後継者も経営していけるような生産地設の整備の推進と、飼養管理技術の向上、飼料要求率の改善による生産コストの低減を図り、経営の安定を推進していきたいと考えております。

 ブロイラーにつきましては、輸入自由化品目で生産上厳しい状況にありますが、しかし、県内の生産供給率は半分にも満たしておらず、今後の外食産業の需要増も見込めることから、飼養管理技術の向上と生産コストの低減化を検討していきたいと考えております。

 山羊につきましては、飼養頭数としてはそれは多くないものの、中山間地域における一作物として、地域振興に資するものとして品種改良、生産増殖を図っていきたいと考えております。

 それから名護市食肉処理施設整備事業の内容については、吉元議員に答弁したとおりでありますので、ご理解を願います。それから今後のスケジュールなんですが、名護市食肉加工処理施設整備事業の協議会を立ち上げしまして、議会承認、実施設計、建築工事を進めていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) それでは大堂原貝塚に関連していくつかのご質問がありましたので、お答えをしたいと思います。

 まず大堂原貝塚は、ご案内のように弥生時代から縄文時代にかけての遺跡とされておりまして、九州縄文前期の曽畑式土器、それから痕文土器、さらに古い爪形文土器が出土されております。この出土品の活用の件でお尋ねでありますが、この件については法的にも出土品の帰属ということについては、所有権は名護市にあるということでございますので、この活用の方法等については、学校の教材含めた地域での活用ということで当面考えておりますけれども、具体には担当課の方でさらによりよい活用の方法を模索していきたいというふうに考えております。

 それと発掘跡地の活用の件でありますけれども、この現場については記録保存の調査ということでございまして、現行では橋げたかあるいは駐車場として活用されるということの見通してあります。いずれにしても、この出土品については調査終了時において展示なり、その成果を担当の方では公表していきたいというふうに考えております。

 県の土木事務所との調整ということもありますけれども、現場にはこの遺跡の状況等を説明板にして設置をしていこうということで、担当の方ではいま調整をしたいということでありますけれども、これから先現場の状況によっては、あるいはまた違った活用の方法が出てくるやもしれないということでございます。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) 発言事項の4、九州、沖縄サミットを終えて、サミット記念館の建設についてのご質問にお答えします。

 2000年7月21日から23日までに開催されましたG8サミットは、市議会の議員はじめ多数の市民ボランティアの協力のもと、成功裏に終了することができました。名護市がG8サミットから得た最大の成果は、市民が1年余りの準備期間をえて、ホストシティーとしての役割を、手さぐりしながら着実に果たしたという自信と誇りだと思っております。今後においても引き続き市民が英知を結集しまして、名護市を発信し続けることが大事だと考えております。

 サミット記念館の建設につきましては、サミットが開催されましたまちとしての発信、モニュメント効果もあわせもつと考えております。これまで新聞等で県においても計画中との報道もあり、市としても展示資料等の問題も含め、活用方法を考慮した上で、県と調整を図りながら、北部振興策での可能性も検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 14番 宮城義房君。



◆14番(宮城義房君) 屋我地漁港について、産業部長からの答弁をいただきました。9月20日に国の漁港審議会で承認されたということで、大変うれしく思っております。それもまた関係省庁、それから地方公共団体との意見の聴取等もあろうかと思いますが、そういう中で名称、種類、区域の指定と、そういうものが決まってくるものだというふうに思っております。また、今後の展望にしましても、13年度から設計調査や一部工事着手ができればと、そういう形で進めたいということで、大変心強い答弁をいただきました。

 こういう形でぜひ長年の屋我地地域はもちろん、羽地、そういう漁協関係者、それから地域の皆さん方の大変な要望でありますし、それが現実になりつつあるということは大変うれしく思っておりますので、今後それを速度を速めるという思いで進めていただきたい。また、今後施設の内容等について、地域の要望をも、また漁民の要望をも入れていきたいと思いますので、そこらあたりもひとつよろしくお願いします。大変期待しております。

 それから2番目の大堂原貝塚についてということでありますが、まず名護市の中にいろいろな文化財、史跡等があるようでありまして、ざっと見ても30近く出ているようでありますが、その活用の部分において、なかなか目立ったうまく活用しているなというのが見えないような気がするわけであります。特に私現場を見て感じるのは、屋我地の中にも屋我城がありますし、我部の塩田、サバヤ貝塚、サバヤ貝塚というのは県指定ということになっているわけでありますが、サバヤ貝塚の側まで行ったって、何が貝塚なのか、文化財というのがわからないんです。ただ、小高い森、がけみたいなところがあるだけの話なんです。

 それでオランダ墓も屋我地の中にあるわけなんですが、オランダ墓の場合には、今回フランスとの非常に大きな交流、親睦の架け橋となったという部分もありますので、その活用もうまくできたし、長年屋我地地域の中でそれが学校や教育関係者はもちろんのことでありますが、地域の人たちも大分理解をされて、それが保全されたという部分もあります。また市の方でも指定をしていただいた関係もありまして、それをうまく活用したなという気がいたします。

 しかし、ほかを見ても、なかなかそういう活用の仕方というのが目に見えてこない。そういう部分において、今回の大堂原の貝塚なんですが、いろいろ新聞報道でしか知らないという部分はあるんですが、曽畑式の土器というのは、県内では3番目の発見だとも言われておりますし、また北部では初めてだというふうにも言われております。その貝塚をいかにして今後、もちろん教育面に使えるというのはだれしもが感じるわけでありますが、もっとほかの活用のやり方があるのではなかろうかなと、そういうふうに思っているわけであります。

 いまの時点での活用のあり方は次長の方からお話いただいたわけでありますが、遺構の発見というのも今後可能性が非常に大きいということを聞いております。遺構が発見された場合の対応のやり方、まずいまの状況であれば、その貝塚を調査をした後にはそれを埋め戻すという形で駐車場ということになるわけですね。ですけど、もし遺構が出てもそういう形になっていくのか。仮定の問題で申し訳ないですが、そのままの形での活用というのはまず考えられないでしょうか。そこらあたりお願いしたい。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) ご質問の遺構が出た場合にどうなのかということなんですけれども、それは当初から、遺構が出ても埋め戻していくという形での調査に入っているということでありますので、ご理解願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 14番 宮城義房君。



◆14番(宮城義房君) いま遺構が出てもそのような形で埋め戻しをして駐車場ということでありますが、いまの活用の状況であるならば、今後そこらあたり埋め戻して駐車場にするにしても、何かの形でここにこういう発掘がされたんだということを記念にするものができればなという気がしますので、この件に関しましては、今後その調査の状況を踏まえながらまた皆さん方と協議をして、いい活用の仕方を考えてまいりたいと思いますので、ひとつ今後ともよろしくお願いをしたいなと思っております。

 北部振興策の中での食肉処理施設の件でありますが、部長から吉元議員やまた屋比久議員へも答弁がありましたし、いまどれを聞いたって、すぐ部長が、また市当局が即断をして答弁をするということには至らないかというふうに思っております。それで私の方から提言として申し上げますので、ぜひ協業組合の中で議論の俎上に乗せていただいて、それを現実のものとして、北部振興策につなげてほしいなとこういうふうに思っておりますので、その提言を申し上げておきたいと思っております。

 まず今回の場合、大動物の処理施設がその計画の中に入っていないという、大変懸念をしているところでありまして、その建設というのは内容の中にぜひ入れてほしい。そうしなければ大変北部の畜産の振興という観点からマイナスな面が出てくるだろうと思いますし、北部の振興策がそれでは実のあるものにならないのではないかというふうな心配をするわけであります。

 と言いますのは、やはりこういう大動物の処理というのはいままでもあったわけでありますが、平成12年度の3月で許可が切れてしまった。それで今後は大里のと畜場で、それを一括してまとめてやろうと。北部にはその施設はつくらないでおこうというのが、この間私ども議員が大里の食肉センターに行ったときにもその話をしていたわけでありますが、しかし、いままであった大動物のと畜場がなくなるということは、その関係者にとっては大変な問題が起こってくるわけであります。

 まず、大里村まで行くとなりますと、大変時間的なもの、もちろん労力もそうなんですが、高速を使えば高速代が出ますし、燃料賃も高くなります。それから、いま大里だけで十分にと蓄をやる需要を満たしているかという、私そのときに質問をしたんですが、会社側の言い分では、十分対応しているような返事でありましたが、実際にと蓄を依頼している方々にお会いしたり、また畜産に関係する人たちにお会いしてお話を聞きますと、実際の問題として、自分の予定する日にと畜をしてほしいという予約をしてもなかなかできないというのが実情であります。

 ですから、こういうことがいままで北部でできたものが、実際大里まで行かなければならないとなりますと、金銭的な負担、それはもちろんあるわけであります。ちょっと休憩をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時24分)再 開(午後3時26分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。14番 宮城義房君。



◆14番(宮城義房君) 先ほど休憩中にお話をしたんですが、私決してそういうことを勧めるわけではありませんが、そういう関係者の方々のお話によりますと、それも起こりうるであろうということも言っておりますので、そういう観点からもぜひ北部における、現在お互いが計画をしております北部のと畜場、それを大動物もと畜できるような形でやっていただきたいなというふうに思っております。

 それから2点目に、雇用問題ということも絡みます。いま名護分工場で五、六十名の方が働いているということを聞いているわけでありますが、その身分保障の問題も考えていかなければいけないでありましょうし、それから中部食肉の分を北部の方でということになりますと、向こうの雇用の問題も出てくるかと思うんです。

 ですから、向こうにいま請負をしている業者がそのまま職員を中部あたりからそのまま引き継いでいきますと、はたして北部振興策と雇用の問題どうなるかなと、そういうところも気になりますし、しかし、もちろんいま働いている方々の身分の保障というのもあるわけですから、そこらあたりをいかに整合性を持たせて解決をしていくかという、大変大きな問題あります。

 また、北部振興策というお互いが一番主眼にしておりますのが、地域に仕事をということでありますので、雇用の問題というのはこの中でも非常に大きな比重を占めるものだというふうに思っております。今後しっかり議論して、考えていかないと禍根を残すことになりますので、そこらあたりもしっかり議論してほしい。

 それから、協業組合における出資割合の問題があります。いま8業者が株の持合いということになるような話も聞いておりますが、お互いの北部地域で養豚をしている、またそういう団体とか、食肉業者が、食肉センターの中で参入をしていけるのかどうかということ。それをまず地域から少し声を拾っていく必要もあるんじゃなかろうかと思うんです。

 その面に関しては、と畜場に参入しないと精肉の移出補てん金がもらえないという話もちょっと聞いているんですが、そこらあたり十分確認はしていないんですが、参入しなければ移出の補てん金がもらえないということになりますと、大変また今後業者から農家に対しても大変困ることでありますので、そこらあたりも議論の俎上に乗せてほしいなと、そういうふうに思っております。

 この間大里の方も視察研修をしましたし、それから名護分工場の方も視察研修をしましたが、お互い議員が視察研修する中で、雨靴と白衣、帽子等をちゃんとした中で仕事をしている中を視察をするということになります。いわゆる仕事の邪魔になるばかりでなく、非常に衛生面とかいうものが今後問題になろうかというふうに思っているわけであります、ですから、もしそれを設計する段階において、視察研修はあるものだという想定のもとに設計をしてほしい。

 いま子供たちが食べ物に対する考え方というのが、なかなかちょっとおかしいと言えばおかしいのかなと思うんですが、肉というのが肉の塊であるという、そのまま存在しているという誤解をしているという子供たちも、本当に笑い話のようですがそれもあるわけですし、豚という生き物を、また牛という生き物を我々が飼って、そして増やしていく中で肉として生産をしている。そういうことを子供たちが知らない部分もあるわけですから、今後教育の面から、いわゆる学校の教材としてのそういう視察も考えられるわけでありますので、そこらあたりも考えてほしい。

 肉の塊がそのままあるような食というものの考え方が現在あるということも私たちは驚きでありますが、しかし現実の問題としてあるわけですから、ぜひそういう子供たちの視察にしても、いろいろな方々の視察を前提にしてその企画をして、設計をしていただきたい。

 こういうことでいま6点ほど申し上げましたが、それをぜひ協業組合の協議の中、また先ほどありました名護市の中の協議会というのも設立をするということでありますから、その中で議論をしていく中で、立派な食肉センターをつくっていただきたいなというふうに思っております。

 それからこの問題、非常にいろいろな利害がぶつかるということもありまして、また経営や運営の問題もはらんでおります。そういう中で事務レベルでどうしても結論が出せないとか、そういう事態も想定をされるわけであります。そのときに市長の政治的な判断というのも求められるときも、そういう場面もあろうかと思いますが、そこらあたりは北部地域の振興、それからもちろん畜産の振興というのは前提なんですが、北部地域全体の振興の中で、また振興策の中でそれが行われるわけでありますので、これらの問題をさまざまな視点から市長にも政治的な判断を下すときには、しっかり北部のためになるような政治的な判断を下していただきたいなと、こういうふうに思っております。

 私が申し上げました事務レベルにおける6項目ぐらい申し上げたんですが、そういうことに対して、部長、しっかりやるということを決意の表明をしていただきたい。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 ご指摘のあった件につきましては、ワーキングチーム、あるいは運営主体の皆さんと慎重に検討しながら推進していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 14番 宮城義房君。



◆14番(宮城義房君) 慎重の中にも決断すべきときにはしっかりと決断をして、北部振興のために頑張っていただきたいなと思います。

 それでは4番目の九州・沖縄サミットの中で大変な、もちろん当事者はそうなんですが、市民、県民、大変多くの人々の協力の中でサミットが成功裏に終了したことでありますし、それを今後私たちがいかに沖縄県の振興、北部の振興に生かしていくかということは、大きな課せられた課題でありますので、それをまずひとつの手立てとして、先ほど申し上げましたサミットの記念館なるような形のものができればなというふうに思っております。

 それはアメリカの、ちょっと場所は忘れたんですが、映画俳優が足跡とか、手形をしたところがあったんですが、それが非常に観光のスポットになっているということで、サミット市民会議の中でも首脳の手形がもらえないかということも議論をしたんですが、それはちょっと無理なようでありました。いずれにしても、そういう記念になるべきもをつくって、北部の観光にぜひ生かしていただきたい。

 また、子供たちにしても、名護市で2000年にこういうことがあったんだよ一ということを記憶をさせながら、また海外に飛躍していただくというために、そしてそういう記念館をつくることが私たちの大きな情報の発信になろうかというふうに思っております。そういう中で、この記念館の建設については、今後さまざまな形で、さまざまな面に波及するかと思います。そこらあたり、どなたかご答弁いただければ。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまのご質問の内容は、非常に私も大切な問題だと思っております。特に我々沖縄県でサミットが開かれたということにつきましては、亡くなりました小渕前総理の大変なお世話にもなっているわけでございます。したがいまして、サミットを記念するとともに、小渕さんを偲ぶことができるような、そういう内容の記念館ができないものかと、いま県でも検討しているようであります。県と十分に調整をしながら、この問題については実現を目指していきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 14番 宮城義房君。



◆14番(宮城義房君) 市長の方からも大変力強い答弁もいただきました。県との調整が必要であろうかというふうに思っておりますが、どういう形にせよ、その記念館の建設はぜひ急いでいただいて、現実のものとしていただきたく思っております。

 私きょう4点を質問をさせていただきました。屋我地の漁港について、それも大変前向きな取り組みの中で、非常にいい形での進展がされている、展開がされているということを聞いてうれしく思っておりますし、それも今後とも引き続き頑張っていただきたく思っております。

 それから大堂原の貝塚の件でありますが、それもいまの時点での考え方としては、このようなものかというふうに思っておりますが、また新しい展開、また新しい知恵がありましたら、お互い模索をしながらいいような方向で進めていただければなと、こういうふうに思っております。

 食肉処理施設、それは本当に今後北部の大変大きな柱にもなろうかというふうに思っておりますので、しっかり頑張っていただきますことをお願いをいたしまして、私の一般質問を終わらせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 14番 宮城義房君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。定刻4時に22分前でございます。長山 隆君の一般質問が終了するまで時間を延長したいと思いますが、ご異議ありませんか。

  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議ないようでありますので、時間延長することに決定されました。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時36分)再 開(午後3時52分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 3番 長山 隆君、一般質問を許します。



◆3番(長山隆君) 皆さんこんばんは。私はくじ運がいいためにいつも最後にあたっているものですから、こんばんはとずっと書いて置いてありますので、それからさせていただきます。

 本日最後の質問者となりましたが、議長のお許しが出ましたので、3番、長山 隆、一般質問をさせていただきますが、皆様もお疲れのようですので、早目に終わりたいと思いますので、最後までよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。

 さて、コンピュータ2000年問題で揺れ動いた昨年末とは違い、今年は第42回全国花いっぱい名護大会、G8九州・沖縄サミット開催、市制30周年記念事業と、歴史に残る大事業をことごとく大成功裏に導き、国内外にアピールできたことだと思います。市長をはじめ市当局の皆様のご努力に敬意を表すものであります。

 20世紀の締めくくりの年としては、非常に充実したすばらしい年であったと思います。迎える21世紀は、平和で住みよい環境づくりをしていかないといけないと思います。今回は環境に関連することを3点を質問していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは順次一般質問に入らせていただきます。

 発言事項の1、スンジャガーの保全対策についてお伺いいたします。

 このスンジャガーが湧水は、太古の昔から絶えることなくこんこんと地下からわき出る澄んだ良質の地下水であり、一日約1万トンを流出するまさに自然が与えた最大の贈り物であります。私たちも中学校時代は、学校の帰りにはよく下におりて水を飲んだものです。そのときの水の冷たさとおいしさは、いまでも忘れることはありません。

 嘉津宇岳から安和岳にかけて、その一帯約5平方キロメートルが流域面積と言われています。この広大な面積を維持管理していくことは大変なことだと思いますが、現在名護市水道使用量の約半分の1日7,500トンを取水し、市民生活に大きく貢献しているところであります。この地域には山林、畑、集落、砕石場といろいろな施設があり、保存していくことは難しいこともあると思いますが、将来、人口が8万、あるいは10万と増えていくときには、水源の確保は非常に重要なことだと思います。安全で安心しておいしい水が飲めるよう対策が必要だと思いますので、次の3点についてお伺いいたします。

 平成11年度に6ヵ月間をかけてボーリング調査が行われていると思いますので、その結果についてお伺いいたします。そして、その結果によって保全すべき範囲と方法についてお尋ねいたします。

 続きましては発言事項の2といたしまして、花の里づくりについてであります。

 今年の1月28日に開催された第42回全国花いっぱい名護大会や7月のサミットにおいては、市内のいたるところにきれいな花が咲き乱れ、道行く人々の目を楽しませ、またメディアによって全世界に発信されたことだと思います。その画面を見て観光客が増えることだと思います。観光立県を目指す沖縄としても、それを機に続けていくべきだと思います。

 市長の施政方針にもありますように、まちを美しく、市民が誇れるまちにし、県外や海外から多くの人々に来ていただく場所にも、またここに住んでいる人が豊かな生活を送るためにも、花が咲き、蝶の舞うまちづくり、きれいな共有空間を創造していこうと強調しておられます。

 花は人々の目を楽しませ、心の安らぎと潤いを与えるものであります。今回の土づくりセンター計画は非常にすばらしい時宜を得た事業だと思います。学校単位に17の住区に分け、土づくりや苗づくり、植付け、水かけと一貫した管理をし、花を咲かせて、つくり育てるという子供たちの情操教育とともに、大人から子供までの地域づくりのためにも非常に大切なことだと思います。各部落にメインの花だんをつくり、多年草の部分と一年草を区別し、年中花の咲く地域づくりを目指し、各住区がよきライバルとして競うという、大変すばらしい花の里がつくられることだと思いますので、次の3点についてお伺いいたします。

 各住区を回って懇談会を行っていますが、その進捗状況についてお聞かせください。

 それから銘柄づくりの計画があるのかどうか、お伺いいたします。

 それと土づくりセンターの進捗状況についてもお伺いいたします。

 発言事項3、有害鳥獣防除についてお伺いいたします。

 昔は山里にしかすんでいなかったカラスやマングースは、最近では住宅地までおりてきて、トマトやキュウリ等を食い荒らすという話をよく耳にすることがあります。カラスが鳴くとあまりよいことがないということで、不吉な鳥として扱われてきましたが、最近では屋敷の中まで入り込んできてごみをあさったり、なきわめいて大変な横着ぶりです。

 それからマングースについては、ハブを駆除させるためにわざわざ外国から8匹ほど導入されたと聞きましたが、その繁殖力が強いもので、あっと言う間に全県を制覇する勢いであります。マングースの導入によって、沖縄の生態系が変わったと思います。直接ハブを食べることはないと言われていますが、ハブの卵を食べるので、最近は小さいハブはいないと言われています。初期の目的は達成しているので、その辺で頭数を制限してもよいと思います。

 それから犬については中南部から持ってきて捨てているので、いくら駆除しても間に合わない状態であるようです。その頭数と被害状況をお伺いいたします。

 最後に、松くい虫についてであります。四、五年前に異常発生し、一時はおさまったかに見えましたが、最近また具志川市、石川市あたりから異常発生してきていますが、その対策が急がれるものと思われますが、その被害状況と対策についてお伺いいたします。

 以上一般質問とし、二次質問は自席より行いますので、答弁よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは長山 隆議員の一般質問にお答えいたします。

 まずスンジャガー保全対策についてということで3点ほどありますので、それぞれお答えいたします。まずボーリング調査結果についてでありますけれども、今回5本を調査しております。その延べ長さといたしまして189メートルの調査を行っております。その後水位の連続観測ということで、いま6ヵ月行っております。現在も琉球大学の協力をえて継続中でございます。

 その調査結果ですけれども、平成3年度に行ったスンジャガーの流域、水文調査の調査結果を裏打ちするものと言えるというふうに考えておりまして、スンジャガー河口から扇状に広がっている不透水層の内側において、北側は長山議員がおっしゃるように嘉津宇岳に及んでいる。その全体の面積としては、5平方キロメートルの流域面積になっている。実際くみ上げている水量からしてもそうですけれども、先ほど長山議員がおっしゃっていたように、1万トン以上の日量の水量があるだろうということでは、沖縄本島においては最大の湧水があると言われております。

 そういう中にあって、2点目の保全の範囲ということでありますけれども、これは調査している中で5.42平方キロ、これについてやはり保全する必要があるだろうということであります。それから保全の方法でありますけれども、これにつきましては、いまスンジャガーの水源流域と言いますか、この中を6つのゾーンに分けて保全する必要があるだろうというようなことで、まず1つには、開発を禁止する必要があるだろうという範囲がひとつございます。その中にあっても、地権者との関係でどうしても買い上げが必要な場所も発生してくるだろうと。

 それから現行の法規制を維持しながら保全するということ、あるいは新たに法規制をして保全する。あるいはこれだけの面積ですから、全部一つの規制というわけではなくて、指導とか、あるいは地権者の協力を得ながらやっていく地域、そういったことを考えておりまして、6つのゾーンに分けて保全対策をとった方がいいのではないかというようなことで、いま検討を進めている最中でございます。

 それから、今年度もその実効性等の調査をしなければならないというようなことで、いま調査を継続しているところであります。今後においては、地権者や地域の皆さんの協力を得ながら、スンジャガーの水域保全計画を策定していく必要があるだろうというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) 発言事項の2、花の里づくりについて、3点ほどこ質問がありますのでお答えします。

 まず1点目に、各住区の進捗状況についてということであります。花の里づくり事業は、沖縄米軍基地所在市町村活性化特別事業、いわゆる島田懇談会事業として事業採択を受けました。今年度は実施設計を行いまして、平成13年度より本市の55の区において、段階的にふれあい花だんの整備と、各住区を対象とした土づくりセンターの整備を行っていくものでございます。そしてまた、同時にフラワーシティー名護を実現していきたいというふうなことで考えているところでございます。

 本事業の実施につきましては、花の里づくり基本計画をもとに、これは11年度に基本計画作成しているわけでございますが、その基本計画をもとに、小学校区を単位とする住区ごとにそれぞれ4回の事業懇談会を行いまして、花だんの設置場所、それから植栽花木の種類、かん水の施設、それから土づくりセンター整備などの基盤整備についての需要と要望について意見交換をしまして、それらをもとに具体的な実施設計作業を進めているというところでございます。

 次に2点目の、各住区の銘柄づくりの計画があるかお伺いしますということのご質問にお答えします。花の里づくり事業は、名護市全域において花いっぱい運動を展開していく上で必要な基盤整備とあわせて、それぞれの地域で個性あるふれあい花だんを整備していくものであります。このふれあい花だんは各地域の環境条件と地域住民の花木に対する嗜好、要望を聞き取り、それぞれ個性ある花だんとなり、地域のイメージアップにつながるものとなるよう計画していきたいと考えております。

 花の里づくり基本計画では住区ごとに計画をするというふうなことでございます。そして12年度には施設計画をする。そしてこれを具体化していくのは13年度から15年度ということで、次年度から具体的な実施に入るというふうなことを考えているところでございます。

 それから土づくりセンターの進捗状況について、3点目でございます。土づくりセンターについては、原則として住区を対象に設置いたしまして、関係区が共同で日常的な維持管理をしていくことを前提にしております。しかしながら、立地条件や維持管理にかかる地域負担の過重など、地域ごとに条件や要望が異なること、それから生ごみを堆肥として有効活用する機能を土づくりセンターで担うようにする必要がある等の理由により、小学校、または中学校の校内への設置の適否も含めて、その設置箇所を検討しているところでございます。

 土づくりセンターの管理の件でございますが、小学校の区域につきましては非常に厳しい、無理があるというふうないろいろなお話がございまして、中学校に置くというふうなことも調整中というようなことでございます。例えば、羽地小学校区域におきましては、羽地中学校の方でそのセンターを置く。それからまた、久辺小学校区域においては久辺中学校においてやるというふうなことでございます。特にコンポスト等の機械については、屋部小学校のみでいま現在入れているところでございますが、次々と各学校にも入れたいというふうなものでございます。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 長山 隆議員の一般質問にお答えします。

 発言事項の3、有害鳥獣防除についての発言の要旨(1)駆除頭数について、(2)被害状況について、(3)松くい虫の被害状況についてお答えいたします。

 (1)の有害鳥獣防除についてなんですが、沖縄県における鳥獣保護及び狩猟に関する法律に基づく駆除鳥獣は、イノシシ、カラス、それからタイワンシロガシラ等であります。農作物に被害を及ぼす野生鳥獣の捕獲については、県知事、又は環境長官の許可を受けてその捕獲が許可されます。名護市における12月現在の駆除状況は、イノシシが23頭、カラスが140羽となっております。またマングースについては、名護市では被害の報告もなく、駆除実績もありません。また犬については、有害鳥獣に含まれてはおりません。

 (2)の被害状況についてお答えいたします。今年の被害報告については、字久志、安部、喜瀬、幸喜、真喜屋、川上、旭川、勝山、安和区から報告があります。作物ごとの被害状況についてご説明申し上げますと、マンゴー、パイン、みかん、田イモ、さとうきび、野菜等となっております。

 発言要旨の(3)、松くい虫の被害状況についてお答えいたします。松くい虫の被害状況については先の補正予算の質疑で説明しましたが、9月末までの被害木が全体で3,505本となっております。その内訳については、高度公益機能松林で80本、地区保全松林で2,223本、その他の松林で1,202本となっております。今年被害が増えている地区は、源河、三原、安部、嘉陽区で目立っておりまして、駆除方法は焼却処理で対処していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまの答弁にちょっと補足いたしますが、以前に山城議員からの質問に答弁したことがありますけれども、松くい虫の被害が東海岸の二見以北にまでどんどんいま広まっております。これに対しては、先ほど部長が言いましたように、駆除対策はあるわけでありますが、いま2つの点で非常に困難を極めております。1つは、空中からの薬剤散布ができないという点でございます。これは本土の場合は空中からの薬散が主な対応でありますけれども、沖縄の場合海が非常に近い、あるいは集落の簡易水道があると、いろいろな事情から空中薬散ができないという非常に大きな問題があります。

 もう1つは、これまで松くい虫防除は国庫補助金をいただいておりましたけれども、これが時限立法であったために、国庫補助金がいまなくなってしまった。したがって、市町村や県の単独事業としてやらなければいけないものですから、財政的に非常に厳しい状況にあって、なかなか思うように進まない。この2点が非常に大きなネックになっていることを申し添えておきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 岸本達司君。



◎市民部長(岸本達司君) 長山 隆議員の発言事項の有害鳥獣の防除についての中の駆除頭数についてということで、犬の件がありましたので、これにつきましては環境衛生課が担当していますので、答弁させていただきたいと思います。

 野犬等の処理につきましては、市外からの持ち込み及び被害状況については実態を把握しておりません。野犬、不用犬等の処理状況につきましては、毎年600頭前後の頭数を処理しております。なお、野犬等の処理につきましては、各区の区長を通じて環境衛生課に連絡していただきますと、環境衛生課の職員が捕獲処理するということになっておりますので、区長を通じてご連絡をいただきたいと思います。

 ちなみに、去年の1年間の実績を申し上げますと、野犬の処理で486頭、不用犬として31頭、死犬として35頭、死んだ猫の処理でございますけど79頭、合計631頭となっております。なお猫の被害につきましてはいろいろ聞いておりますけれども、自然保護団体から動物の虐待だということで、いまのところ自治体として処分できないというふうになっております。そして猫につきましては死んだものの処理ということになっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) それでは二次質問をしていきたいと思います。

 まずスンジャガーの保全についてでありますが、これは私たち地元のものとしては、このスンジャガーの保全の仕方によって地域の開発が大分変わってくると思います。名護市は20年ぐらい前ですか、水を取り始めたのは。その間の水質の変化とか、そういうものがあったら聞かせてもらいたい。

 昔から勝山、あるいは上原という住宅地があって、昔はたれ流しではあったんですけど、最近はみんな浄化槽を使って流してくるということで、トイレのものは問題ないと思うんですけど、一番困るのが台所と風呂場なんです。風呂場と台所から出てくる水が一番汚い水であって、トイレから出てくるのはきれいな水なんです。浄化槽から出てきますから。

 そういうことで、私は沖縄に本土から帰ってきて最初のころから、沖縄でも合併処理の浄化槽ができないかなということで思っていたんですけど、ようやく今年の10月1日の確認申請の許可のものからは、合併処理の浄化槽を使わなければいけないということになったことは非常にうれしく思います。お金としては約3倍ぐらいかかるんですけど、これはずっと長い目で見ると、自分たちの住んでいる環境をきれいにするという意味からは、非常にいいんじゃないかと思います。

 そういうことで、この5平方キロメートルの中をどういう区分けしてやるか。あるいは現在勝山のみかん畑、あるいは住宅地、そして砕石場、砕石場の跡地の利用も含めて、今後どういう形でもっていくのか。私の考えとしては、住宅ぐらいはこの保全地域につくっても別に問題ないんじゃないかなと思います。地下室とかそういうものをつくって、地下まで掘ったときに地下水の流れが変わる可能性はありますけれども、住宅から出てくる水の程度では地下水にためる、そして自然というのは回復するカが非常に強いわけです。

 ですから、昔から勝山、あるいは上原の人たちが住んで、昔はトイレのものをそのまま流したり、あるいは畑にかけたりしても水質というのは変わらなくて、ずっといままで保ってきていますから。今度浄化槽ができて、そういう形で水をきれいにして流すということであれば、むしろ水をためる意味からはいいんじゃないかなと思います。これはあまり集水口の近くまでもっていくと水の流れを遮断する可能性はありますが、遠いところでは大丈夫じゃないかと思います。

 それと同時に、先ほど部長の答弁で、近いところは規制して管理すると、そういうところでも芝生を植えて多目的の運動公園、サッカーをするとか、あるいはグラウンドゴルフをするとかという程度のものであれば使えるんじゃないかと思いますけれども、この辺の調査についてもやってあるかどうか、まずお聞きしておきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) まずはじめに、この間スンジャガーの水質に変化はないかということでありますけれども、私が聞いた範囲では、一時期長雨があったときに、赤土と言いますか、色が染まったというような状況でくみ上げ停止した時期もあったようですけれども、それ以外の変化についてはよく聞いておりませんので、後で水道部長からあるかもしれませんので、よろしくお願いしたいというふうに思います。

 それから、開発の関係でどういう規制をやるのかということで、住宅程度の開発はいいのではないかというようなご指摘ですけれども、いま考えているのは、特に水源の近いところに大きなドリーネがあって、そのドリーネを中心とした周辺については完全に保全する必要があるだろうとこう言われておりまして、この部分は何とか新しい制度を設けながらやっていきたいなとこう考えております。

 それ以外について、あと5つのゾーンに段階的に分けて保全を図る必要があるだろうということで先ほど申し上げましたけれども、これは全面的に開発を規制するという意図ではなくて、場所、あるいはいまの産業とのかかわり合いもありますけれども、そういったものを全体的にいま調査しておりまして、その中でこのゾーンについてはこういう規制ていいだろう、あるいは一方のゾーンではまた新たな規制の方法があるだろうと、こういったことでいま検討して、研究会もいま重ねてやっている最中でありますので、そういった状況がまたわかりましたらご報告を申し上げたいとこのように考えております。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 岸本達司君。



◎市民部長(岸本達司君) 水質の保全について、私の方からご答弁いたします。

 スンジャガー地域の水質の保全につきましては、環境衛生課の問題として、大変重要なことだと思います。し尿処理及ぴ生活雑排水の処理につきましては、いままで合併浄化糟という施設が効果的であるということで進められてきました。先ほど長山 隆議員からもご説明がありましたとおり、浄化槽法の一部改正がありまして、平成13年、来年の4月1日からはいままでの単独浄化糟という施設は使えなくなりまして、合併浄化槽一本に絞られます。そして法律の名称も合併浄化槽ということではなくして、浄化槽というふうに規制されます。

 そういう中で、今後は建物を新築する場合におきましては、合併浄化槽の義務づけがなされますけど、既存のものにつきましては、水道の原水水質の保全事業の促進に関する法律というのがありまして、国の方も予算の範囲内ということでございますけれども、改善する場合の補助制度があります。これにつきましては、一番環境衛生課としてお願いしたいことは、従来12年まで毎年7基から8基の合併浄化槽の補助をしてきましたけれども、この補助を受ける方々を探すために非常に苦労しました。これにつきましても、一般住民から改造したいということがありましたら、こういう盛り上げに基づいて、市としても政策的に取り上げていけるのではないかなと思います。

 いままでの予算措置の執行の仕方につきましても、建築許可申請のあった方々を訪ね回って、この合併浄化槽の施設を使用していただきたいということでやってきましたので、今後の改修につきましては、市民からの盛り上げが大切になるのではないかなと思いますので、これらにつきましては、皆様方のご協力もお願いしたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 水道部長 宮里武尚君。



◎水道部長(宮里武尚君) 水質の件で水道部、水を預かっている関係上、そういうことでご答弁したいんですけれども、降雨時後に濁水の発生時期が早まった以外には、特に水質の悪化は認められないということで、一応担当の職員の方からも報告を受けておりますので、今後ともそういうことで水道を預かるものとして、その保全に向けても注意をしていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) どうもありがとうございます。琉球セメントの話を聞いても、向こうも20年以上前から取っていたんですけれども、水質そのものは全然変わっていない。ということは、勝山で土地改良、あるいは砕石場がどんどん進んでいっても水質というのはそんなに影響ないと。ですから、先ほど企画部長からあったように、集水口から500メートルとか、あるいは七、八百メートルの近い範囲だけを制限して、あと残りは従来どおりの保全の仕方で大丈夫じゃないかなと思います。

 先ほども話しましたけれども、地下室とか、そういう大きな建物をつくるときにはちょっと規制する必要はあると思いますが、従来どおりやっていっても構わないのではないかと思います。

 それから、先ほど建築確認で合併処理という年間あったんですけど、私もこちらで10年以上設計事務所をして、たった2件しか合併の工事は取れませんでした。これは正直な話、金額が高いですから、家主さんに相談してもなかなかオーケーしてくれないというのが現状でありましたけれども、今度からは法的にこれをつくらないと住宅がつくれないということでありますので、どんどんそういう意味での下水道の改善がなされていくと思いますので、それも含めて、これからの計画に役立てていただきたいと思います。

 最後に二、三点ちょっと聞いておきたいのは、西屋部川の改修工事が行われます。それとの関連についてと、それからもう1つは、スンジャガーの対策の業務を見ると、将来地下ダムをつくっていきたいというような計画もあるみたいですけれども、その辺の実用性があるのかどうか。

 それから、現在7,500トン水を取って、琉球セメントが1日200トン当たり取っているわけです。そうすると1日に約2,OOOトンぐらいの水がいま計算上余っているということで、それを利用したプールとか、何とか、こういう施設をスンジャガーの周辺につくっていけるものかどうか。この3点についてちょっとお聞きいたします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) まず1点目に、西屋部川の改修との関連でどうなるかということですけれども、西屋部川といまのスンジャガーとの間には不透水層があるようでありまして、西屋部川とは直接は関係がないというふうに思います。

 それから、地下ダムの建設の提案があるけれどもこれはどうかということでありますけれども、おっしゃるように、余剰水もこれだけあるのではないか。その湧水を全部使ったらどうかというようなことなどもあって、いま地下ダムの提案はされております。しかし、それだけやるだけのメリットがあるかどうかということにつては、今後の検討課題にさせていただきたいというふうに思います。

 それから余剰水を使ってスンジャガー一帯に何か水を使った計画がないかということでありますけれども、いまのところそこまではいっておりませんけれども、スンジャガー流域の全体の調査とあわせて、どういう活用方法があるのか、また検討をしてみたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) 我々地域としては、スンジャガーを挟んで屋部小学校区域、安和小学校区域と分かれていますので、そこで寸断されるとよけい島流しになったような感じで、安和は西の外れになって、いままでもなかなか電波が通らなかったと言われていますので、ぜひその辺は地域のことも考えながら、そして立派な水が末永く取れるような保全対策を考えていってもらいたいと思います。

 それでは2番目に、花の里の件に移りたいと思います。

 名護市では昭和48年に、市の鳥としてメジロ、それから花木として桜、その桜とメジロは非常にマッチしているわけです。さくら祭りのときに、桜の中をメジロが飛び交うというのは非常に心和むいい風景であります。そしてその次に、花がテッポウユリで、蝶々がコノハチョウになっているわけです。

 コノハチョウというのはあまり僕の感じからすると合わないような点もありますが、去った10日にPTAの国頭大会があって、兼次小学校に行きましたら、兼次小学校の校長先生に、いいのがあるからということで蝶々小屋を見せられたんです。その蝶々小屋でコノハチョウとオオゴマダラを飼育していますけど、コノハチョウについては非常に飼育が難しくてできない。湿地帯を好むとか、温度の関係からいろいろあって、これは難しいので、自然で保護する方がいいのではないかと言われております。

 そして、名護市でも嘉津字岳一帯にしか現在このコノハチョウというのはすんでいないわけです。ですから、このコノハチョウを保護するということもひとつの花づくりと同時に、大事なことではないかなと思います。

 ちょっと休憩願えますか。



○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後4時32分)再 開(午後4時33分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) そういうことで、コノハチョウの飼育はちょっと難しいところもありますので、私が提案したいのは、オオゴマダラを名護市内いたるところに飛ばすということはどうかなと思いまして、提案したいと思います。

 オオゴマダラの食蝶はホウライカガミと言いまして、皆さんよくご存知だと思いますけど、兼次小学校の先生の話では、オウゴマダラというのは、必ずホウライカガミに卵を生む。そしてそこで成長して蝶になるまで約50枚ぐらいの葉っぱを食べるということで、ほかの植物、あるいは花に影響はないということで、約5メートルの10メートル、高さ3メートルの小屋をつくって、その中で僕が行ったときには25匹から30匹ぐらいオウゴマダラが飛び交っているわけです。そして、そこで下の方に花を植えて、花のそばにさらに脱脂綿を入れて、ポカリスエットが一番好物らしいんです。そうすると、僕が行ったときは3つぐらいこの皿にとまって、一生懸命蜜を吸っているわけです。

 そうすると、あまりいい花じゃなくても、蝶々が飛んでいるだけで非常にきれいに見えるわけなんです。ですから、そういうことからして、今度名護市内のあちこちの花壇の後ろ、邪魔にならないところにホウライカガミを植えまして、そして蝶々を飛ばすということをすれば、市長の施政方針の中にもあるように、蝶の飛び交うまちということで、大変すばらしいものができるんじゃないかと思いますので、その辺をひとつご検討してもらえるかどうか、お答え願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) お答えします。

 蝶の飛び交う名護市づくり、それからまた花いっぱいというふうなことで、花だんの周辺、上空を蝶が舞うというのは、花と蝶ということで一対になるものだというふうなことで考えるわけでございますが、いま蝶を誘う花だんということで、仲尾区の方でホウライカガミを育てようというふうなことで考えているということでございます。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) ひとつよろしくお願いします。ホウライカガミというのはツル性でありますので、どこにでも生えるし、非常に病気なんかに強い植物でありますので、ぜひこれを植えて、名護市いっぱいに花を咲かせていただきたいと思います。

 それから、土づくり関連事業の中で、私たち安和住区の方でもいろいろ問題になりましたけれども、電気料と水道料の関係の管理費を少し面倒をみてもらえないか。それは非常にすばらしい事業で、各地域として三区としてやりたいんですけれども、そうするとこの経費負担の問題でいろいろ意見が出まして、土地はある程度探してあるんですけど、なかなか事業が前に進まない状態でありますので、ぜひその辺も、学校施設の中であれば学校から電気をもらって、あるいは水をもらってできるものかどうか。

 それから、花の里づくりの会員というのが2,OOO名ぐらいいらっしゃると思うんですけど、その方たちとの協力体制は今回のこの花の里づくりとは直接関係ないのかどうか。この2点についてお聞きしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) お答えします。

 花の里づくり会の皆さんには、今回の7月のサミット時に、それからまた昨年からの名護市内におけるいろいろな花だんづくり、花づくり等々にいろいろな協力をしていただきました。ある意味では相当のバックアップをいただいて、名護市内の環境美化ができているというふうなことで考えているところでございます。

 土づくりセンター各住区ごとに設置するというふうなことでございますが、その指導については花の里づくり会の皆さんで一応担当するというふうなことでございます。そして電気料、維持費というか、土づくりセンターの維持費あたり電気料とか水道料、そういったものについては基本的には住区の皆さんで負担していただくというふうなこになるわけでございますが、学校区を担当としてやる場合に、学校の中の維持費として一応負担を考えるということでございます。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) どうもありがとうございます。ぜひこれはすばらしい事業でございますので、我々安和区を例えると、安和、山入端、勝山3区というのは、なかなか普段一緒にやることがないものですから、こういうものを通して、子供から年寄りまで、みんなこの土づくりセンターでわいわいしながら花の苗の植付けまですべてできるようにしたいということで、いま非常に盛り上がっているところでありますので、ぜひこの事業を推進させ、そして成功させるようにひとつよろしくお願いいたします。

 それでは最後に、有害鳥獣の件ですけれども、おかげ様で449号が安和から部間まですばらしい道路ができて、朝晩ジョギングする人が相当増えてきているんです。ですから、そこでジョギングする人たちがいつも犬に追われるということで、この犬対策を何とかしてもらえないか。ほとんどのイヌが首輪をつけた犬が、ジョギングしていると必ず後ろからついてくるということで、なかなか女性だけでは走りにくいということもありますので、その辺をぜひ保健所とも相談してやっていただきたいと思います。そういう年間の駆除の計画とか、そういうものはあるんですか。ひとつお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 岸本達司君。



◎市民部長(岸本達司君) お答えいたします。

 先ほどもご答弁しましたけど、愛玩用として飼った犬を管理せずに放置しているということで、だんだん野生化しているということと、それからいま先ほど長山議員からもありましたとおり、市外からも持ち込まれているんじゃないかなというところもあります。ですから、本来からすると、愛玩ですから、かわいい動物ですから、本当にきれいに管理していただきたいんですけど、何せいまのご時世、自分の責任はよそに転嫁するというような風潮もありまして、非常に困っています。

 ですから、いま指摘されたとおり、こういうもので困っているのでありましたら、区長を通じて環境衛生課の方に連絡していただきたい。そして、環境衛生課は計画ということではなくて、その都度都度処理していきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) ぜひひとつお願いしまして、すばらしい道路がみんなが楽しく使えるようにしていただきたいと思います。

 それから最後に松くい虫についてでありますが、先ほど市長からもいろいろ答弁ありましたけれども、松くい虫をいまの状態では枯れてから処理するという状態になっていて、なかなか追っつかないとは思いますが、この前の一般質問で、グリーンガードの方法をとっているということでありますが、そのグリーンガードはどういう形で、年間何本ぐらいやっているのか。それおわかりになりましたらお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 グリーンガードにつきましては、数量的に資料を持ち合わせておりませんので後ほど資料で提出したいと思います。松の大きさにもよりますが、大体9本前後ぐらい1本に打ち込みます。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) ぜひひとつよろしくお願いします。うわさによると久辺小学校の前の松も枯れかかってきているといううわさもありますので、ぜひその辺は調査して、松くい虫は年をとったものにしか入っていかないものですから、ぜひその辺を調査して、何十年、何百年かけて育ってきたすばらしい松を大切にしていただきたいと思います。

 それでは時間ちょっとありますが、これで一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君の一般質問を終わります。

 7番 東江新公君から一般質問に対しての発言の訂正の申し出がありましたので、許します。7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) 午前中私が一般質問した中で、排水道行政についてということの中での発言について、訂正しておきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午後4時46分)再 開(午後4時47分)



○議長(島袋吉和君) 7番 東江新公君。



◆7番(東江新公君) 休憩中に申し上げましたことについて発言の取り消しをお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) お諮りいたします。ただいま7番 東江新公君より一般質問の発言の訂正願いがありましたが、申し出のように訂正することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。よってこのように決定されました。

 本日はこれにて散会いたします。

散 会(午後4時48分)