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沖縄県 名護市

平成12年第121回名護市定例会 12月14日−04号




平成12年第121回名護市定例会 − 12月14日−04号







平成12年第121回名護市定例会





第121回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成12年12月 7日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成12年12月14日木曜日 午前10時 0分     │
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│散       会│     平成12年12月14日木曜日 午後 4時39分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席28名
 欠  席 2名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 欠 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 欠 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       24番 比嘉康雄君   25番 比嘉祐一君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   岸 本 達 司 君

 福 祉 部 長   玉 城 直 三 君   産 業 部 長   宮 里   尚 君

 建 設 部 長   岸 本 慶 典 君   水 道 部 長   宮 里 武 尚 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君   企 画 部 参 事   保 坂 好 泰 君











              教育長   山 里 全 用 君



 教 育 次 長   徳 本 哲 保 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   友 寄 隆 史 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君







○議長(島袋吉和君) ただいまの出席議員は24名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。



△日程により一般質問に入ります。

 11番 長山一則君、一般質問を許します。



◆11番(長山一則君) 二度目の1番くじなんですが、一番最後に1番が当たりました。それでは議長のお許しがありましたので、通告に従いまして、順次一般質問に入らせていただきます。

 質問に入る前に報告事項を少しばかり。去った11月7日から1O日まで、経済建設委員会の視察研修がございました。報告させていただきます。

 11月7日の日には岐阜県は穂積町の方で、いらなくなったビニールや木材などを再生して合成木材をつくることに成功いたしましたアイン研究所を訪ね、視察研修、見学をいたしました。

 翌8日の日には石川県は志賀町を訪ねましたが、この町では26年という歳月をかけて誘致をいたしました54万キロワットの原子力発電所がございます。昭和42年7月から平成5年5月までに運転が開始されるまでの約26年間、まさに町が賛否の2つに割れ、町の伝統である秋祭りさえ5カ年間も行うことすらできない状況にまで達し、平成5年には原発が運転を開始して、現在に至っております。

 その中では、国からの原発を誘致するために約束をされました振興計画などがあります。町の過疎化が進む一方、過疎化を活性させるために約23社の大手企業が地元工業団地に入ってくるなど、志賀町にとってメリットになる点なんですが、町の人口は減る一方で、いろいろな問題を抱えております。原発とヘリ基地ではものは異なりますが、学ぶことは多くあったと思います。

 また9日の日には、横須賀の海洋環境センターを訪ね、地球的規模の環境研究のできる施設を見学をいたしました。間違いなく我が名護市に誘致することが、市の大きな発展に値すると確信を持つことができました。

 それでは一般質問に入らせていただきます。

 発言の事項1、バリアフリーの名護市を目指してということでお尋ねをいたします。

 まず1点目に、去る9月議会一般質問で取り上げさせていただきました車椅子バスケットボール大会を名護市で開いてみませんかということでありましたが、その後車椅子バスケットチームの方から私の方に声がかかりまして、ぜひ年内、サミット開催記念ということで名護市で試合をしてみたいということで、サミット記念第1回車椅子バスケットボール選抜名護大会を計画をいたしました。11月19日に無事大会を終えることができましたが、大会日時が決まってからのその当日までの約2ヵ月間しか期問がありませんでしたが、年内で行うことがサミット記念の目的だということでしたので、かなりハードでしたが、行政からの援助でバスを準備していただいたり、体育館を安く貸していただき、本当にありがとうございました。また、議員の皆さんも多数ご出席いただきありがとうごさいました。

 大会では奈良県や神奈川県、埼玉、九州、沖縄2チームの6チームとボランティアの数を合計で合わせまして、総勢150人が参加をいたしました。また、名護高校のバスケットボールチームにはコート設営から審判の補助、応援までしていただき、大変感謝しております。試合では神奈川が初優勝をし、ぜひ来年も名護市で行いたいとのことでしたので、試合終了後は21世紀の森ビーチにおいてバーベキューを楽しみながら、屋部の若獅子会の青年たちのエイサー披露や花火大会などで、関係者の労をねぎらいました。

 市長もお忙しい中かけつけていただき、本当にありがとうございました。今回はとても急なことで行政にも御迷惑をおかけいたしましたが、ぜひ年1回が、2年に1度大会を行いたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いを申し上げます。

 2点目に、車椅子でも自由に遊べる、そして観光できる名護市ということでお尋ねをいたします。

 車椅子バスケットボール大会では健常者が車椅子などに乗ってバスケットをする体験コーナーなども行い、車椅子での動きを肌で感じ、身障者を身近で感じてもらいました。そこで市内のバリアフリーはどの程度のものなのか、参加したチームの選手に聞いてみましたが、数人の選手はみどり街にも行き、夜遅くまで飲んだとのことでした。上半身が健康であれば結構一人でも市内は自由に歩けるとのことでしたが、沖縄チームや市内の車椅子に乗っている人たちからは口をそろえて、役所の3階まで自由に行ければいいのにと言っておりました。また、21世紀の体育館前にも身障者専用の駐車スペースがあればとても助かるとのことでしたので、よろしくお願いをいたします。

 また、ホテルにおいてはリゾネックスやホテルゆがふいんなどは身障者の宿泊の対応も完壁でしたんですが、その他市内のホテルにおいてもいろいろと配慮されております。意外に名護市のバリアフリーは進んでいるようにも思います。名護市の観光ガイドブックにも、車椅子でも楽に旅行できる名護市と紹介できるように努めていただくことを希望いたします。

 発言の事項2、名護市の事業執行についてということでお尋ねをいたします。

 まず1番目に、市内の建設関係業者の総数と事業執行の割合からということでお尋ねをいたしますが、平成11年度の名護市からの事業執行予算額は総額で1年間に約70億円、そして国や県からの事業で、これは大型事業計画は抜いてこれもおおよそなんですが、約120億円が投下されているわけなんですが、現在市内に入札参加の可能な事業者が約180社ありますが、年間の事業執行高から見た場合、市の企業の皆さんの数は明らかに多過ぎると判断がで'きます。

 市内における事業をすべて市内の企業に任せることができれば、少しはよくなると思いますが、もちろん中南部の企業も入ってくるわけでありますので、土木建築業者にとってはこれから先が明るいとは思えません。最近では、北部建設業協会名護分会や北部建築士事務所協会などから、業務の発注に関する地元企業の優先などを配慮してほしいなどの陳情書が議会へ上げられてきておりますが、行政側もできるだけ市内企業を優先すると、努力することをたびたび議会の方でも答えていただいております。

 請負業者が現在市内に180社ほどいるわけですが、北部振興が大きく報じられる昨今では、まだまだ入札参加企業が増えることが予想されます。そういうことで、何らかの対応が必要ではないでしょうか。また、企業の倒産などを防ぐために、ある程度企業の統合などを指導していく必要性も、最近では出てきているのではないかなと思います。

 また、新しく土木建築業などを設立する場合においても、いろいろと指導できる方法などないものでしょうか。公共事業にも限度があると思いますが、公共事業以外に事業の少ない名護市においては、何らかの対策を考えておいた方がよいと思いますが、いかがなものでしょうか。お考えをお聞かせください。

 2点目に、名護市からの事業を落札して事業を受注する際には、完成保証人制度などがございますが、例えば、入札をする業者が1O社いて、1社が事業を受注する際、残りの9社の中から受注した事業の保証をする制度なんですが、国、県からの受注で事業を受ける場合には、西日本指名保証協会などが保証するようになっております。各市町村においてもそのようにすべきだというふうに県の方では指導されているらしいんですが、名護市においてはどのようにお考えなのかお聞かせを願いたいと思います。

 受注した業者とそれを保証する業者のどちらかが、その事業が終わらないうちにもし倒産などした場合には、とても困難な書類審査をしなければいけなくなると思いますが、そのような場合はどうされるのか、お聞かせ願いたいと思います。

 3点目に、2000年サミットが名護市に与えた経済的効果ということでお尋ねをいたしますが、2000年サミットによってかなりの大型事業が投下されたかのように思いましたが、その後今年の8月の県の事業執行予算高は、昨年に比べて約138億円も下回るなどがありまして、最近ではその影響が出てきているかのように思います。

 また、サミット期間中、またはその前の月あたりでは一般建築企業などの仕事である民間建築物の許可がおくらされるなどして、仕事が著しく低下しているように感じました。そのために約4ヵ月間も仕事のない企業が目立っております。国から企業への助成融資制度などでどうにか持ちこたえたのもつかのまで、今度は銀行からの支払いの催促に追われ、苦慮している企業が数多く見受けられます。そのあたりから、サミット前とサミット後についてどのように思われますか、お聞かせを願いたいと思います。

 発言の事項3、第112回の議会一般質問の中から再度お尋ねをいたします。

 1点目に、名護高校寄宿舎についてです。

 離島から進学してくる子供たちの多い北部地域において、ぜひ必要不可欠である寄宿舎について先の議会で取り上げをいたしましたが、おかげ様で現在全室にクーラーを設置していただいております。いまでは少しは快適になっておりますが、進学シーズンを迎え、やはり今年も千数百人の子供たちが中南部へと進学していくことが予想されております。

 そういうことで、市内の高校にも、離島から安心して預けておける施設を一刻も早くつくらなければならないと思います。岸本市長の働きによりまして、米軍基地所在活性化特別事業などで予算化してはいただきましたが、その後どのような状況になっているのか。また、当事業計画にどの程度市の意向が反映できるのか。また、建設場所はどのあたりに決まりそうなのか、お聞かせ願いたいと思います。たします。

 2点目に、市道志味屋線についてのお尋ねをいたします。今年約1億2,000万円ほどの予算がつき、いよいよ計画が進められましたが、市内のいたるところがきれいになっていく中で、志味屋線だけは変わらないと利用者の方々はよく話されます。私の方にもよく聞きに来られる市民などが多数おりまして、そのような中で雨降りなど、子供たちが傘を横にして車にかけられる水をよける姿や、でこぼこ歩道を自転車で転びそうになりながら通学をしている子供たちを見て、心の痛い思いをしております。そこで、現在の進捗状況をお聞かせ願いたいと思います。

 3点目に、屋部食品横から医師会病院までの歩道設置について。

 前回私の質問の後、草木などを伐採して少しはよくなっております。ですが、一番重要なところは屋部食品から150メートルぐらい上がった右カーブ地点ですが、雨降りなどはスリップも多く、また近くには福祉施設などもありまして、歩行者も多数見受けられます。そういうことで、歩道の必要性を利用者から要望されておりますが、再度伺います。

 これは前に議会で取り上げたときの写真なんです。そのときには全く歩道がなくて、歩道というか歩けるスペースがなかったわけですが、現在こういう感じできれいになっているんです。大分変わりますでしょう。これはずっとこういうふうに維持していまして、名護療育園の渡具知さんという方がいつも草を刈ったりしているらしいんですが、ただいまの状況で見ると、ここから歩けるかなということなんですが、前は全くこういう感じで歩くことさえ困難で、また近くに寮育園の患者さんなどもいまして、道路の真ん中から歩いたりとか、カーブを切ったときにびっくりすることがよくあるらしいんです。そういうことで、ご協力のほどお願いをいたします。

 これで一次質問とさせていただきまして、二次質問は自席より行いますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) 長山議員の発言事項の1番目についてお答えをしたいと思います。

 先般NPO法人有情会のご協力、ご主催で、車椅子バスケットボール選抜大会が名護で行われました。私も2時間ほど参加をさせていただきました。非常に障害者のスポーツというと動きその他でいろいろと心配をしておりましたが、本当に車椅子が身体の一部というふうに感じられるぐらい、敏捷なバスケットの大会を見せられました。スピードといい、格闘技に近いタックルといい、非常に感動させられました。

 参観者非常に少なかったんですが、次回から小学生とか、中学生の子供さんに見学ができれば非常にすばらしい大会になるなということを非常に痛感をさせられました。ぜひ障害者が生き生きと過ごしていけるという点で、こういう障害者のスポーツについてもいろいろと考えていかなくてはいけないというふうに思っております。

 名護市はややもするとおくれている障害者の施策について、ここ数年奮闘してまいりました。いま障害の三種の皆さんについて、JAやんばるの協力を得て旧名護農協の方で障害者センターというのをつくって、各種の相談なり、サービスなりを展開をしております。いまそこを中心にして非常に活発な動きが出てきております。ぜひ引き続き支援をしてまいりたいというふうに思っております。

 それと障害者の自立と社会参加というのがメーンテーマになるかと思うんですが、そのためにも長山議員が言われているバリアフリーについては、ぜひこれを進めないことにはなかなか社会参加が難しいという状況にございます。2年ほど前、公共施設を中心にしまして、障害者、それから福祉事務所、公共施設の官舎共同で、バリアフリーの問題点を見るために調査をしてまいりました。その結果いろいろと改善すべきものが多々あるということで改善を重ねてまいりましたが、まだまだ緒についた段階でございます。

 庁舎をはじめ、非常に障害者が使いづらいというのは否めない状況がございます。東側の増設部分を議論したときにも、その議論をうんとやりましたが、なかなかこういう駆体になっているということもありまして、改善が難しい。部分的な改善しかいまなされておりません。そういう点では、ぜひ障害者の社会参加が進んでいけるように、バリアフリーについても、関係機関、関係部署とぜひもう一歩協議を進めて連携を強化して進めていきたいというふうに思っております。ぜひ長山議員を中心とする有情会の皆さんにも、また今後ともご協力をよろしくお願い申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) それでは長山一則議員の発言事項の2、名護市の事業執行について、発言の要旨、市内建設関係業者の総数と事業執行の割合についてお答えいたします。

 市内建設業者関係の総数は、市全体で180社ございます。そのうち土木工事業者が158社、建築工事業者が土木を含めて67社、造園工事業者が土木を含めて28社、電気工事事業者、土木を含めて42社、管理事業者、土木、電気を含めて53社となっております。

 名護市における平成12年度の工事発注件数は114件ございます。市内建設業者が180社で、工事発注件数が114件ですから、建設業者の数から工事発注の件数を差し引きしますと、66社が工事受注をできなかったということになっております。平成11年度は180社ございまして、受注件数が175で、平成11年度は5社受注できなかったということになっております。

 先ほど説明申し上げましたように、公共工事を受注することができなかった会社は、経営が大変厳しいものではないかと考えております。それを打開するためには、建設業界が会社の合併を検討する必要があると考えております。指導につきましては、会社の相手方がいますので、これは建設業界を中心にやってもらえば、そういうもろもろの問題解決すると思っております。

 発言事項の2、落札した業者の完成保証人についてお答えいたします。工事を受注する場合には工事の契約がございまして、工事の契約について保証人制度があります。その保証人制度には工事の完成保証人制度と履行保証人制度がございます。本市は完成保証人制度を採用しておりまして、請負業者が倒産した場合に、工事完成保証人が引継ぎ工事を完了させることになっております。ご質問の履行保証人制度については、平成13年度に検討委員会をつくりまして、今後検討していきたいと考えております。

 それから発言の要旨3、サミット後の仕事のない業者が多いと聞いていますが、どのように思いますかという件についてお答えいたします。平成11年度はサミット関連事業で21世紀の森公園の事業ですが、前取りしまして随分事業が増えましたけれども、平成12年度は本来の事業形態になっておりまして、市といたしましても、発注事業については細かく区分して建設業界に発注しているところでありまして、やはり平成11年度は先取りして事業をやっておりますので、ある程度建設業界に影響を受けていると考えております。

 それから志味屋線についてですが、志味屋線は平成12年度新規事業として事業採択されまして、平成12年度、今年は実施計画と一部用地の補償を行っております。今後の予定といたしましては、平成13年1月までに設計を完了させ、用地補償などを執行していきたいと考えております。事業完了については、6年か7年程度かかります。

 屋部食品の歩道の件でございますが、現地を調査しましたところ、大変危険な状態でありますので、道路改良工事を導入するには時間がかかりますので、今回はガードレールで歩道を確保する予定でございます。実施については、平成13年以降になります。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは名護高校の宿舎についてということで、先ほど長山議員がご案内ありましたけれども、今回名護高校に限らず名護市内にある名護高校、北部工業、それから北部農林、名護商業、この4校を対象にいたしまして、北部学生宿舎整備事業ということで、これは先ほどご案内がありました島田懇事業で採択をされております。それを受けまして、今年はそれの基本計画をいま策定中でございます。平成13年度においては用地の購入、さらには実施設計、それから平成14年度に建築工事に着手するということで予定をしております。

 そこで課題もいくつかありまして、4校の学生が同じ宿舎に入るというようなことで、これは各学校もそうですけれども、県教育長、あるいは北部広域全体としても、それぞれの問題点もあるのでそれは協議してきちっとした形で運営に当たる必要があるだろうというようなことで、いまいろいろ検討をしているところであります。できた後については、北部広域市町村圏事務組合の方でこの運営に当たるということになっておりますけれども、中身の舎監の問題であるとか、部屋をどういう形にした方がいいんだろうかということで、いま鋭意検討を進めているところであります。

 事業の概要について少し申し上げますと、部屋数としては全体で男女含めてですけれども、60室を予定をしております。鉄筋コンクリート造の3階建てで予定をしておりまして、敷地面積については2,500平方メートルぐらい必要だろうというようなことで、いま用地についても地主と交渉を進めているところでございます。これが予定どおり進められるように、これからも努力していきたいとこのように考えております。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) それでは二次質問をさせていただきます。

 まず1番目のバリアフリーの名護市を目指してということでありますが、12年の12月7日の日なんですが、琉球新報の夕刊にちょうどこういうふうに「弱者の視点観光にも」という欄がありまして、ちょうど一般質問前でしたから僕もすごくいいものだなということで、ここにホームページのアドレスがあるんですが、ホームページをアクセスするとまだそこまで至っていないんですが、ただインターナショナルリゾートカレッジという専修学園なんですが、そこの子供たちが自分たちが車椅子に乗ってみて、観光地を全部回ってみるということで、どういうふうなバリアフリーになっているのかという調査をしているわけなんです。

 それでゆくゆくはホームページアドレスの中で、観光の状況などを伝えようということになっているんですが、観光ブックなどはすべて健常者の視点で書かれるべきだということがありまして、その辺で名護市の観光の面でも、身障者でも楽に来れますよとか、そういう身障者向けの、例えば名護城を見るんだったらどういうふうにして車椅子の方だったら上がって行って、どういうポイントで降りた方がいいですよとか、そういうものをぜひ名護市でも考えていっていただきたいなというものが1点。

 それとこれはお願いなんですが、当日車椅子バスケットボール大会に行ってその反省会の場で、ちょうど市長が来ていただいて、市長は真っ先にトイレを見に行かれたらしいんです。そうしたらトイレに鍵が入っていて、すぐ市長の方が連絡をして鍵を開けていただいたんです。これは市長がいなければ、僕たちだけならばおそらくできなかったでしょう。その後トイレを使いに行ったらトイレが使えなかったということを後で聞いたんですが、そこの確認も含めてお願いをしたいなということで、二次質問お願いします。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) いま出ております事項については、ぜひ障害者団体協会と話を進めながら、実態調査含めていろいろと手を打ってまいりたい。障害者に関してはいま輸送サービスもやっておりまして、ただ、障害者全体に通じているかというのが少し気になりますが、そういうものも含めて、在宅障害者のいわゆるフォローができるように心していきたい。観光施設についても、話題としては内部でも出ております。ぜひその向きに取り組みをしていきたいというふうに思います。

 それから、ビーチの方のトイレの件については、管理上の問題もあって夜間閉めているというふうに思っているんですが、ぜひ利用する際にはそういう連絡を取り合えばクリアできるというふうに思います。そういう点で、気づかいと言いますか、心づかいが足らなかったなというのを痛感をしております。ぜひ支障のないように改善をしていきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) よろしくお願いします。故障して使えなかったということですから、その辺もう一遍調べていただいて、それと21世紀体育館前ちょっと忘れたんですが、そこの方にも駐車スペースとして、身障者用の駐車スペースのマークでも書いていただいて、1台ぐらいは確保していただけるようにお願いを申し上げます。

 続きまして、去った112回の議会の一般質問の中から、屋部食品から医師会病院までの間の件なんですが、それもよろしくお願い申し上げますが、ただ夜はちょっと暗いですので、外灯を設置していただけるように努力していただけませんですか。

 それが1点と、あと志味屋線について、これはちょっと時間が長過ぎるのではないかとすごく懸念するわけなんですが、ただ僕が言っているのは、例えば、これは市民の目から見たことですが、新しい道はどんどんできていくのにどうしてこの道だけはこんなに時間がかかるんだというのが、皆さん納得いかないわけです。例えば、いまおそらく重たい病気にかかられて病院にかかっている人は8年では亡くなっているんじゃないかなと、いい道路を使えないわけです。そういうことで、ぜひ6年から8年からかかるというのは努力していただいて、もっと短くする考えはないのかどうなのか、その2点お尋ねいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) それでは屋部食品から北側の方に通る歩道設置の件に関連しまして、外灯について、名護市でもたくさん要望あるんですが、一応外灯についても検討していきたいと考えております。

 それから志味屋線は随分おくれておりますけれども、現在の段階では6ないし7年かかるとなっておりますが、努力してできるだけ期間を短くしていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 11番長山一則君。



◆11番(長山一則君) ぜひ早く事業が完成するようにお願いいたします。

 それと歩道はかなり悪いですから、その辺も回って見ていただいて、子供たちの通学に支障のないように計らっていただきたいなと思います。それと市民の皆さんにもなるべく志味屋線の道路計画は報告できるようにしていただければ一番ありがたいんですが、例えば市民のひろばとかそういうもので、実はこうこうで時間がかかっていますというようなことを言っていただかないと、本当にこの道路はよくなるのかという懸念をみんなしているところですから、その辺はご理解をしていただきたいと思います。

 同じく名護高校の寄宿舎の件に関係してなんですが、いろいろな北部振興のもとに、島懇事業だとか、基地関連の事業だとか投下されておりますが、現在でも食肉センターの問題、海洋環境センターの問題、これからまた工業専門学校などもあるわけなんですが、名護高校の寄宿舎の事業に対しましても、どうにか私たちの意見を反映できないか。例えば、海洋センターの問題にしても、食肉センターの問題にしても、その準備委員会の中に議員から何人か出ていただいて、そういう委員会を設立していただいて、市民の声がもっと末端に届かないと、きのう実は食肉センターの件でも視察をしてきたんですが、大型の動物は殺せない、牛は殺せない、そういう問題がありながら30億円の振興計画で予算がつくわけです。

 それは法律的な勉強をしていくと、確かに可能なんです。法律を変えるという表現をしたらおかしいんですが、そういうものがあって、そういう研究会みたいなものがあれば、ものは小さくつくっていって、予算が投下されてもその予算に応じた適用ができるのではないかなということで、僕はこれからのそういう振興計画なるものは、議員の中からも何人か出ていただいて、行政でもそういう委員会を設立していただいて、それが本当にいいのか悪いのか、そして市民の反応はどうなのかということを聞けるような機能をつくるべきではないかと思いますが、その点で答弁をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 今後の振興事業を採択するに当たって、いまご指摘のような市民全体の意見を集約する必要があると考えておりますけれども、これまで採択したことについては、当面の課題として各市町村が抱えていた事業でございました。いま寄宿舎についても、離島3村大変困っている、あるいは国頭だとか、遠方からの子供たちがなかなか入れない。あるいはいまの宿舎の状況が大変いまの時代の二―ズに対応できてないと、こういったことがあって、緊急にこれはやる必要があるということで採択をしてきた経緯がございます。この中身については、設計の段階でいろいろと意見を聞きながらやっております。

 ご指摘のことについては、これまでも海洋センターもそうでしたけれども、そういった説明が足りなかったということについては反省をしておりまして、皆さんの意見を集約する方法をどうすればいいのかということについては、検討をさせていただきたいとこのように考えております。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) 答弁ありがとうございます。説明が不足していたとかそういうことではなくて、計画するときに、この建物はこういうふうにつくりたいとか、そういうふうにやっていきたいというのを計画の段階からやらないと、例えば食肉センターがどういうふうにわからない間に30億円決まりましたよと。きのう僕たち向こうへ行って、大里村まで行って、どういうふうな計画なのかということを聞いてきたわけなんですが、行くまでもなくここで説明のできるような委員会というか、こうしていけばどのようなものができるんじゃないかなというような、そういう事前に、30億円が決まるまえに、例えば30億円になるだろうとかいう前に十二分に検討しあって、つくっていけるものを設立委員会というのか、そういうものをすべてつくって、北部振興に対応していくというようなところでつくれませんかという質問なんです。それとあともう1点、名護高校の寄宿舎の場所はもう決まっていらっしゃるのかどうなのか。場所のことだけお願いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 大変失礼いたしました。先ほともお尋ねたったんですが、答弁漏れです。場所については、この4校の学生宿舎ということでありますので、4校の利便性の高い場所を一応物色していこうということで、いま二、三交渉しているというふうにさっき申し上げましたけれども、利便性の高い地域にありますので、それを相談しているということであります。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) これは一昨年に取った情報なんですが、1年間で約1,200名北部から進学を南部の方にやっているというデータを取ってきたんです。それをまず10年間で考えると、1つの高校がいらなくなるという計算が出るわけなんです。そういうことで、伊江島と伊平屋の高校生を持っている親御さんなんか会ってみると、どうしても名護に子供を預けると、アパートを借りてやると酒を飲むようになったとか、たばこを吸うようになったとか、親とものを言わなくなったとか。でも南部は1LDK専用のマンションなんかでも大家さんがしっかりしていて、条件もしっかりしていて、親密な付き合いができるというような話もあったりするんです。

 ですから、そういうところではいろいろと指導していくところもあるのではないか。例えば1LDKを主に建てて、学生向けに貸出しているところに対しても、その親御さんなどとの話し合いだとか、そういうものもやった上で貸して上げるべきだよとか、そういうシステムもちょっと考えていただければなと思いますので、よろしくお願いいたします。ぜひ早目に北部の離島の子供たちが安心して預けられる施設をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 続きまして、市内建設業者の総数ということから関連して、その3点についてまとめて伺いますが、まずどうしても最近北部の業者の中から仕事が南部の業者が多過ぎるとか、本土の大きな会社が来ますよという話があるんですが、そういう中で、北部の業者を守っていくということで、分離発注と言いますか、例えばシロアリ工事社なんていうのは名護に4件しかないんです。4件しかないけどこのシロアリ工事社というのは全部電話してみたら、皆さん仕事が少ない少ないと言っているだけなんです。では、名護市の事業でシロアリ工事社がどのぐらいやっているのかなというと、ほとんど南部の人が入っているんです。

 そうなれば、分離発注でしてあげるべきだなというのも、またシロアリなんていうのは薬が特別ですから、薄くして散布してしまえば値段を安くすることができるわけなんです。そういう問題は後では出てきておるわけなんです。2年もしないうちにシロアリが入ったとか。ですが、発注された仕事のシロアリ対策があってもそれはその企業がやるわけなんです。自分で下請けを探してくるわけですから、そういうことでは分離発注ということを考えていただいた方がいいのかなと。すべての仕事に関して、その辺でどう思うのかお尋ねいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) お答えいたします。

 名護市には事業を発注するために選定委員会というのがございまして、助役を中心に各事業の課長21名います。人数については後で報告します。その中で例えば外廓線など道路工事をする場合に、街路樹等についても分離発注しております。そして建築関係については、その選定委員会の中で、地元業者だけを選定しようというふうに選定委員会の方で十分話し合いしてやっておりますので、これから事業を発注する場合には、分離発注などを考えていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) ぜひその細かい事業所も把握していただいて、分離発注というふうにしていけば少しは楽になるのかなど思いますので、よろしくお願いします。

 それと、これは先日聞いた話でまだ調べてはないんですが、本部町あたりでは町が事業執行する場合に、必ず町内の建築業者、土木関連業者に仕事を与える。その下請けで、例えば技術が伴う、すごく高級な技術が伴う場合であっても、その仕事を受けた業者の下請けとして外部の業者が入ってくるような例があるらしいんですが、そういうことに努めていくべきだと僕は思うんですか、その辺でどう思うのか伺います。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 名護市では、土木関係、建築関係については、名護市の業者を指定しております。他の地域からは入ることができません。そして、特に大きい10億円とか、うちの図書館みたいな大きなものについてはJVを組ませてやっているんですが、その請負の中に下請けも名護市の業者を使うように指導しております。名護市でできないものについては、市外にお願いしてさせる方法もとっておりますので、ご理解お願いします。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) この辺これからも僕も努めていろいろ勉強していこうとは思うんですが、部長、なるべく市内の業者に仕事が落ちるように、これから努力していっていただきたいと思いますが、関連して、第106回の議会一般質問で、建築主事の話をしたことがあるんですが、部長ご記憶にあられると思うんですが、現在も建築主事は土木事務所の方だと思うんですが、どうしても名護のことを知らない人が名護の建築物に対して許可を出すというよりは、行政の方で対応した方が、これはもちろん人口25万人以上という法律があることは存じておりますが、確か具志川とか石川市においてもちゃんと建築主事を置いております。そういうことで、努めて行政内で置くことについてお伺いをいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) お答えいたします。

 建築主事は、建築基準法によりまして、25万人以上の都市に設置を義務づけられております。沖縄県では那覇市、浦添市、沖縄市、宜野湾市、具志川市などが設置しております。建築主事につきましては、設置するに当たっては、免許を持っている方が2人以上いなければできないということで、名護市の職員には現在1人おるんですが、最近平成11年の5月に建築基準法が変わりまして、名護市内の業者、民間でもできるということになっておりますので、名護市の建築主事の設置については、いま役所の方で行革とかいろいろありまして、これをすぐ設置するということはできませんので、今後勉強していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) ぜひこれからいろいろな北部振興も投下されること等もありますので、建築主事は行政内に置かれるように配慮していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それと同様に、大変に難しい問題で、180社余りの建設関連の人たちが有権者三万四、五千人の中におられるわけですから、これはこれから先も皆さん競争していかなくてはいけないなというふうに考えられるわけです。名護市の事業執行が11年度で約80億円、国、県から120億円、合計で200億円なんです。そうすると180社で割ると、どんぶり勘定なんですが、1億円の年商しか上げられないということになってくるわけです。

 そういうことでは、これから入札をするテクニックだとか、事業者はどんどんまた増えていくと思うんです。どうしても北部に来れば仕事はたくさんあるという勘違いをしがちなところもありますので、そうなると1社、2社倒産していくうちに、みんな助け合っていますから、関連で倒産していく。

 そういうことまでも行政がある程度は面倒をみていかなくてはいけないところにきているんじゃないかなということが感じられますので、法律面だとか、いろいろな対策をこれからしていかなくてはいけないと思いますので、私も経済建設委員長として、そういうところを経済建設委員の皆さんと一緒になって今後研究してみようとは思うんですが、部長の方でもその辺もっともっと研究していただきたいなと思いますので、ひとつよろしくお願いを申し上げます。

 これで私の一般質問は終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時55分)再 開(午前11時11分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 20番 宮城康成君、一般質問を許します。



◆20番(宮城康成君) おはようございます。12月と言えば何かしら55年前を思い出して、いろいろと頭が痛い季節でございますが、12月のこの8日、大東亜戦争が勃発したということだけで、非常にいま沖縄において継続的に被害者がたくさんいらっしゃるということを思い出すわけですが、きょうはセンスル節でもと思ったんだが、これは後日ということで、実は私きのう満73歳というような年で、悪友と悪女が集まりましてちょっと2時ごろまでやった関係上、ちょっと頭もおかしいところもあろうと思いますが、そこはご勘弁のほどお願いします。

 まず一般質問に入る前に、議員諸公の皆さん方に御礼を申し上げたいと思います。去った11月18、19日、第16回名護市民劇を公演しましたところ、市民の皆さん、企業の皆さん、議会の皆さん方の絶大なるご協力によりまして、予定どおり明日の5時に100万円社協の方に贈呈するというふうにいま段取りを進めております。大変ありがとうございました。

 それでは一般質問、発言事項4点ほど出してありますので、これから議長の許しがありますので順を追って一般質問を行いたいと思います。

 今年は名護市民にとっては2000年サミットの首脳会議が部瀬名の万国津梁館にて開催され、無事に終了したことは、この上もない同慶のいたりでございます。市長、三役、具志堅強志調整監ほか職員に対し、深甚なる敬意を表します。

 もう1つの県民の喜びとは、長年先祖代々引き継がれてきた文化遺産が、世界遺産に登録された琉球の王国の城及び首里城ほか8カ所の関連遺産群に対し、歴代国王並びに先人に対し県民は心から感謝すると同時に、私たちは今後遺産を子々孫々に継承する義務があるのではないかと思います。しかし、いま県内では4年前の普天間移設の問題が惹起し、反対、賛成と相対立し、賛成の人は「ジンドゥ宝」というのを第一に、自然破壊も顧みず、振興策、活性化という悪夢に侵され、心ない行動に出ることについて、心から怒りを覚えるものでございます。また、心ある学者、平和を愛する国民等々は、名護市の何百年、何千年と引き継がれた大自然の財産を大事に継承する。心ある名護市民は「ヌチドゥ室」を合言葉に頑張っていくことでしょう。

 それでは一般質問に入ります。

 まず発言事項の1でございます。普天間基地辺野古地先への移設について。

 市長、県知事は事あるごとに15年と言明しているが、15年という根拠について具体的な見解をお願いいたします。

 2点目に、いま市民、県民及び平和を願う国民は、基地移設について注目していると思います。一番大事なことは、地元住民との対話を重ねることが大事だと思いますが、12月6日の報道によれば、対話集会は来年1月以降だと報じていますが、確実な対話の時期について、何カ月毎に開催されるのか、ご答弁願います。

 3点目に、国際的にも価値ある希少動物ジュゴンについて、施設局の平識基地対策室長は、12月6日タイムス、新報朝刊に、調査は保護のためではないと、沖縄大学のジュゴンネットワーク事務局長の土田教授を訪ね、同ネットが10月に提出したジュゴンの予備的調査の目的などを聞いた公開質問状に口頭で回答した。平識室長は、調査は代替施設協議会の協議に資する目的であって、ジュゴン保護のためではないと強調したとのことでございます。市長はジュゴンについてどのような見解をお持ちでしょうか、お答え願います。

 4点目に、12月6日報道各社の報道よりますと、第2次森改造内閣の顔ぶれによりますと、1996年11月頃、当時の首相として、普天間飛行場の移設返還を公表した張本人が、今度は行政改革沖縄北方対策閣僚として君臨、「短命内閣」だとは思うが、移設の件で大激震を起こすのではないかと思う。市長は沈没寸前の泥沼内閣の基地移設仕掛人橋本氏に対して、市長の提起した7項目の受け入れ条件の中で、特に15年問題について期待できるでしょうか。お答え願います。

 発言事項の2、市営市場の公衆トイレ改修について。

 この件についてはずっと何回もやっておりますので、企画室長ももうあきれているか、またはどうするかということでございますが、一応地域の皆さん方の要望もありますので、また今度改めて出してきたわけでございます。

 1点目には、土地の件はどうなっているか。

 2点目に、市場で働いている皆様方並びに買い物なさるお客様から苦情、または要請はないか。

 3点目に、改修について当局はいつまで現状のままでいくのか。障害者にも利用できるスロープ式のモダンなトイレに改修しては。

 3番目に、大西トンネル北側入口車道の雨降り時の雨水解消についてでございます。

 この大西線はトンネルができまして、そして大西線が改修されてから非常に市民に喜ばれているし、朝昼晩、そして特に小学生の通学路になっています。そういうことで、地域の皆さん方からも高く評価されています。

 こういうすばらしい事業をなさった岸本建設部長にお願いするわけでございますが、道路両側の排水溝調査について、大西トンネル線は朝の出勤時、5時以降の帰宅時、学生の登下校、交通量が多い。雨降りの日は歩道を通る方には車が通るたびに泥水をかけられる状態で、一日も早く改修が望まれています。

 3点目に、道路工事については手落ちはなかったか、お答え願います。

 4番目に、大西区7班夢が丘保育所周辺の私道改修でございますが、これも何十回というふうにやって、このうち私も終わるのではないかと思っているんですが、せめて在任中に何とか完成してもらいたいと、岸本部長に願うものでございます。

 1点目に、市民は等しく公平に、すばらしい住環境の中で生活を営む権利があると思うが、あの地域はどうでしょうか。

 2点目に、改修する意思はどうなのか。

 3点目に、もし地域住民が生活権をたてに訴訟でも起こしたら市は受けて立つのか。

 以上4点について一般質問をしていきたいと思います。また再質問は自席の方から、ひとつ言葉も悪いところもありますが、少々ご理解の上、1時間じっくりと岸本市長にお願いしたいと思います。再質問は自席から行いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまの宮城康成議員のご質問に対して答弁をいたします。

 まず、普天間基地の辺野古地先への移設に関するご質問についてお答えいたします。

 1点目の、使用期限15年と明言している根拠について、具体的な見解ということでありますが、名護市はもとより本県はこれまで戦後55年の長きにわたって基地の負担をしてまいりました。新たな代替施設については、建設に約10年、我々が申し上げている使用期限15年としても25年間になるわけでございます。したがって、基地の固定化を避けるという市民、あるいは県民感情等から判断した15年期限ということでございます。

 2点目の住民との対話集会につきましては、助役が直接当たっておりますので、助役に答弁をさせます。

 3点目のジュゴンにつきまして申し上げます。世界的にみて、絶命のおそれのある種でありまして、本県の海域に生息する貴重な動物であることから、その保護を図ることは極めて重要なことであると思っております。しかしながら、なお防衛庁が現在実施しているジュゴンの調査は、代替施設の基本計画を策定するための予備的調査であるというふうに私は認識をいたしております。

 4点目の、第2次森内閣の件についてでありますが、私は15年問題については、受け入れ条件の中で政府に対して要望をいたしました。これを受けまして、政府は閣議決定において私からの要請を重く受け止め、米国政府との話し合いの中で取り上げるとしております。基地の提供責任は日本政府にあり、政府が責任を持って明確な考え方を示すべきであるというふうに考えておりまして、したがって私は、今後とも政府に対し、この問題については強く要望していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 助役 宮城常吉君。



◎助役(宮城常吉君) 普天問基地の移設に関連いたしまして、地元住民との対話の開催につきましてのご質問にお答えいたします。

 二見以北10区の会の皆さん及びヘリ基地反対協の皆様方どこれまで協議をしてきましたが、日程及び会の持ち方等につきまして、なお引き続き協議をする必要があるということで、来年に年明け協議を重ねていくと、こういうことで合意に至っております。したがいまして、市当局としては、開催ができるような方向で今後皆様方と協議を重ねていきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 宮城康成議員の市営市場内の公衆トイレの改修についてということで3点ほどありますので、お答えいたします。

 まず1点目の、市営市場内の公衆トイレの土地はどうなっているかということでありますけれども、これは名護市の所有の土地でございます。

 それから2点目の、トイレについて市場から苦情、あるいは買い物客から苦情などが寄せられてないかということでありますけれども、以前はちょっと清掃などが不十分であったというようなこともあって苦情をいただいておりましたが、いまはそういう苦情はいただいておりません。

 3点目の改修についてということですが、ご指摘のように障害者対応と、先ほどバリアフリーとの関係で、いまそういった設備がなされていないということは事実でございます。前にも申し上げましたけれども、トイレの改修については計画的に進めていきたいというふうに考えておりまして、既に計画もある程度やっておりますけれども、事業制度等の導入等の関係でいま着手に至っていないわけであります。そういったことで、今後も鋭意努力していきたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 宮城康成議員の発言事項の3、大西トンネル北側入口車道の雨降り時の雨水解消について、発言の要旨(1)、道路西側の排水口の調査についてお答えいたします。道路改良工事を施工する場合、設計業者が道路の設計に必要な基本的な調査を行って設計しておりますので、問題はございません。

 発言事項の要旨(2)についてお答えいたします。大西線は区画整理地区の幹線道路、区画道路などの整備に伴いまして、交通量がかなり多くなっております。ご指摘の箇所は大雨時、台風時に水がたまり、歩道を通る方にご迷惑をおかけしております。水がたまる原因についてでございますが、道路の両側の側溝にグレーチングが設置してありますが、雨水とともにごみや木の葉がグレーチングの穴をふさぎ、水たまりの原因となっておりますので、今後道路管理を強化し、対応していきたいと考えております。

 それから発言の要旨3、道路工事に手落ちがなかったかということでございますが、公共工事をする場合に、事業完了届が出まして、その後名護市の検査官がくまなく検査をしまして、この道路については合格済みでありますので、問題ございません。

 発言事項の4、大西区7班夢が丘保育園周辺の私道改修についてでございますが、この指摘の私道については、建築基準法第42条第1項5号の規定により、道路の位置指定を受けている道路でございます。昭和52年12月19日付で特定行政庁の指定を受けております。

 私道の改修については、本来開発業者、これは築造社と言いますが、開発する人が両方の側溝をきちんとして、舗装して名護市に引渡しやるべきですが、今回の道路は開発人の名義となっております。その道路については地権者の同意があれば舗装できるようになっておりますので、もう一度地権者と会いまして、同意を得ることができれば舗装していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 再質問をさせてもらいます。

 1点目の件でございますが、県知事は2001年早々訪米するとの情報がありますが、普天間移設先決着、そして首長として市長は知事に同行し、クリントン大統領並びに国防長官、政府高官に沖縄県民の思い、市民の基地に対する55カ年余にわたる思い、悩みを県民、市民の代弁者として直訴してはということでございますが、市長、いかがなものでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は前の議会でも、知事が今度訪米なさる際には同行したいというふうに申し上げております。ただ、クリントン大統領にお会いするか、あるいは違う新しい大統領にお会いするか、多分私は新しい大統領にお会いした方がいいだろうと思いますので、もし訪米するならそういうふうなチャンスを知事と一緒に持ちたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) きょうで大統領は決定するとかいう情報もありますので、ブッシュさんが大統領になれば、基地問題も解決できるのではないかという期待をするわけでございます。

 代替施設協議会で話し合われている使用協定についてでございますが、まず1番目に、どことどこが協定を結ぶのか。結んでも相手の米国と結ばなければ何の意味もない。市長はどうするのかについて、市長のご答弁をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまのところ使用協定につきましては、名護市と防衛庁で協定を交わす。立会人として県が立ち会うということになります。もちろん基地使用は最終的には両政府間の問題になりますから、私どもがいま目指している使用協定の締結が、すなわち100%基地の使用を縛るものではないという認識は持っております。しかしながら、協定はあくまでも協定でありますから、日本政府はその協定を名護市と結ぶことによりまして、米軍への交渉態度をきちっとしていかざるを得ない、そういう効果はあるというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 協定は国と国というようなことでございますが、何といっても地方自治体、公共団体の首長の権限も私は大きいのではないかと思います。そういう面では、知事とともに使用協定についてはあくまで市長の名を連ねてその協定を結ぶのが建前ではないかと思うんですが、市長いかがなものでしょう。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) これは自治体と国との協定ということで、私どもはあくまでも名護市と防衛庁との協定というふうに考えております。ただ、それを保証するものとして県知事に立会いをお願いすると、そういう考え方をいまのところは持っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それは防衛庁と協定を結ぶということなんですが、それなりにその協定の中身について、やはり法治国家であるお互い日本において、または本県において、名護市においても、それなりの筋を通してやるべきではないかと思います。そこで、キャンプ・シュワブの使用についてはどうなっているでしょう。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この協定の中には、現在ある基地の内部で発生している問題についても、その解決のための道筋をつけるような、そういう内容にしたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それは道筋をつけると、それが一番大事なことではないかと思います。市長もそういうことで道筋をつけながら、きちっとした使用協定を結んでもらいたい。

 それで名護市は県と米軍が使用協定を結んでいるのか。ただ、いま言われているキャンプ・シュワブについては、名護市と防衛施設庁との協定になるということで、名護市は県と米軍当局との協定についてはどうなっているでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 現段階で既存の米軍施設については、特に協定は交わしているのはございません。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 企画部長は交わしていないということなんですが、もし名護市が協定を結ぼうということになると、結ぶことはできるのか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) これは多分県内、あるいは国内では北富士演習場がやっていたかどうかわかりませんが、県内でもしこの協定を結ぶとしたら、初めてのケースになると思います。したがいまして、これにつきましては相当に慎重な対応が必要だと思います。しかし、国は結ぶと言っているわけですから、結ぶことは可能です。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 結ぼうと思えばできるということなんですから、お互い5万5,000市民の生命、財産を守るという立場からしても、きちっとこういう使用協定は結ぶべきじゃないかというふうに思うわけですが、その結ぶぺきかどうかという市長の一言お願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は結ぶべきと言っているのではなくて、結ぶと申し上げているつもりでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) では、結ぶべきとは出ないで、結ぶというような市長の見解でございますので、結ぶということで、市長、ひとつその点はぜひともきちっと筋を通して、結ぶという答弁をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 日本政府と名護市で協定を結ぶというふうに申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それでは次に2点目の件ですが、それは対話集会ということで助役が答弁なさっておったんですが、皆さん住民との対話は一番大事なことではないかと思うんです。万が一の場合に被害をこうむるのは地域住民であって、そういうことからして、本土とか、那覇とかいうことではなくして、実際にいま基地を抱えている名護市において、万が一の場合に被害をこうむるのは辺野古地域3区、それから以北10区というふうに言われるのではないかと思います。

 それも来年1月以降ということでございますが、この対話について、いまきのう、きょうと毎日のようにアメリカのMV22オスプレイの墜落について大々的に報道されているわけですが、市長は去った6月ですか、私のオスプレイについての質問に対して、資料を持ち合わせていないというような答弁があったわけですが、現在はもうそれは9月、12月というふうになっているし、このオスプレイの事故、墜落によって19名、4名、また多くの軍人が亡くなっている。このオスプレイについては、学者とか専門家はみんな口をそろえて、非常に危険な物体であると。

 それが2001年にはひとつの実験として配備される。それから2005年には計画的に沖縄に配備される。そういうことになると、いま普天間基地が移設の問題で議論されているわけですが、万が一国家権力でこの普天間基地が名護に移設された場合には、当然名護市に配備されるということになると思うわけですが、その点について、こういう危険な欠陥オスプレイを名護に配備を許すのかどうか。それは平成14年2月、市長の任期もありますが、継続するということでこのオスプレイについての見解、ひとつ市長の見解をお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私の政治生命がそのときまで継続するという前提で答弁してくれということであるわけでありますけれども、私はやはり昨日の報道、今朝の報道を見ましても、やはりオスプレイは非常に現段階では危険な段階の開発でしかない。危険な開発レベルでいまあるというふうに思っております。これを即沖縄の基地に配備するということについては、私個人としても反対でございます。したがいまして、この開発レベルがいまのレベルで推移して、そしてそれがもし移設先の名護に配備されるということでありましたら、私はそのときは反対をします。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市民の生命、財産を守る立場からして、万が一アメリカ大国が来月、再来月というふうに強引に配備しても、ノーということで市長はいま答弁なさったわけですが、これはごく当然のことだろうと思います。と言いますのは、宜野湾市長がきのうのマスコミでこの危険な物体の配備に対して、絶対反対というふうに表明なさっているわけですから、そういうことで、アメリカの高官、軍事専門家も危険な物体、MV22オスプレイは今後どうするか見直すべきではないかと、そういう談話もマスコミを通じていろいろと出ています。

 オスプレイについては、1983年から始まって12月、きのう、一昨日の4名の死亡まで、1O回余りの事件、事故が起こっています。こういう恐ろしい物体のオスプレイを我がこの沖縄、平和な名護に配備というのはとんでもない話でありまして、これはひとつ市長ともに手を取り合って、体を張ってでも阻止することが大事なことではないかと思います。そういうことで、最後に一言、市長。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 配備される時期まで私が市長であるかどうかははっきりしないわけでありますけれども、もし私がそうであれば、そしてその段階でまだオスプレイの開発のレベルがいまのレベルであれば、当然私は反対をいたします。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長頑張って、合うところもあるし合わないところもあるわけだから、合うとこはろ何とかお互いに仲良く手を取り合ってやるというのも、行政のいいところではないかと思います。

 それから、平成12年10月3日に、総理大臣官邸でいろいろと沖縄の問題が議論されているわけですが、市長はジュゴンの問題で、保護すべきだと強い声で要請をなさっている。その基本計画策定前に調査してもらいたいということを首相官邸で沖縄問題の協議会の中で発言なさっているわけですが、このジュゴンについはていろいろな意見もあります。だがしかし、現在のところ結局北部の東海岸が生息最適地であるという学者もいらっしゃいます。そういうことからして、そこにヘリ基地移設をやった場合には、これは当然ジュゴンに対しては大変なことになるのではないかということでございます。

 希少動物であるジュゴンについて、国家レベルでいろいろ議論している。そういうことで、また地元の当事者である市長が、こういうジュゴンについての徹底的な調査をしてもらいたいという要望をされているわけですが、それについて防衛施設局の施設室長は、ジュゴンネットワーク事務局長の土田教授に対して、これはジュゴンを保護するための調査ではない。あくまで代替施設の資料として調査をしているんだというようなことをおっしゃっているわけです。

 そうなると、ではジュゴンは2番、3番であって、問題は基地移設が大事であると言わんばかりの平識基地対策室長の表現については私は納得いかないわけでございますが、市長としましても、沖縄の代替協議会の中で要請した手前、この室長の発言に対して市長はどう思われているか、市長のお考えをお聞かせ願います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 現在行われている事前調査と言いましょうか、それは代替協議会の協議の場に提出されるための資料であるというふうに私は思っております。しかし、基本計画が作成されましたならば、その後やはりきちんとした環境アセスメントを行うべきでありますし、その中でジュゴン対策も当然講じられるべきだと。保護のための対策も講じられていくだろうというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長の答弁もごもっともで、いまはただ事前調査の協議会ということでございまして、実施計画、実施、そういう段階になった場合にはきちっとした調査もしながら対応するべきだというふうに市長もおっしゃっていますので、その時点ではきちっとして、首長としてこの問題についてははっきりと政府にもの言うし、知事にもの言う。ただ、要請だけでは生ぬるいのではないかと思うわけです。知事にしても、クリントンさんに要請しますとか、アメリカ国防長官に要請します、そんな子供の使いみたいにやるのではなくして、当事者としてきちっとものが言えるし、また言う責任があると思うんです。

 130万県民、5万5,000市民の生命、財産を考えた場合には、そういう意思で国、県に当たるべきではないかと思います。いまさきの市長の発言、私は当を得ていると思うし、あと一回、市長、きちっとやると、これだけでいいですから、お願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 宮城康成議員の期待にこたえられますよう、しっかりとやっていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) よろしくお願いします。

 次は県が要望している滑走路は、中型ジェット機の離着陸が可能で、オーバーランやフェンスなどの安全対策に必要な距離も含めて、2,400メートルの長さを想定しているとのことでございますが、もし2,400メートル滑走路が実現した場合には、地域の環境破壊、事件、事故の発生、基地公害等々、言葉では表現できないほどの数になると思います。市長はどのように考え、どのように対応していくか、お考えをお聞かせ願います。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) ただいまの件につきましては、あくまでも資料入手のための仮設的な寸法を示しておりまして、これが具体的にどうなるかについては今後の代替施設協議会の中で協議されることだというふうに認識をいたしております。

 その後のご質問の環境破壊云々につきましては、私どもも条件等を示しておりますとおり、最小限の規模にしていただくように努めていきたいと、このように考えております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 最小限の被害とか、公害とかいうのではなくして、基地はいりませんと、そう言ってもらえばこういうもろもろの問題は解決つくわけです。お互いに何も感情をむき出しにけんかする必要もないし、そういうことで、最終的には市長の腹一つでございますので、基地はノーということをお願いするわけでございます。

 市長は就任早々大変な激務で、精神的にも、肉体的にもいまが一番気の抜けない毎日だと思います。そこで、市長は平成14年2月の改選期までには、移設実現に向けジンドゥ宝ではないかとなりふり構わず邁進するか、または5万5,OOO市民のヌチドゥ宝を大事に移設を阻止するのか。本音をお聞かせ願います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は昨年の12月27日に、条件付きで移設を容認した立場でございます。もちろん市民の生命、財産を守るのは私の仕事であります。しかしながら、同時にまた北部の経済振興を図っていくのも私の仕事の一つでございます。そういう立場で、私は昨年の12月27日の声明を発表したわけでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長とすれば、これは当然振興策も大事だろう。前市長が、私が一般質問でこれを取り上げたら、ジニン宝、ヌチン宝とやったものだからマスコミがおもしろおかしくやったものだから、両方そう言えば同じ大事なことではあるわけです。大事なことであるが、だがしかし何で名護市民がこういう責任、または犠牲をこうむらなければいけないのかというのが、名護市民の現実なる思いじゃないかと思います。

 そういうことで、振興策もいいでしょう。振興策私反対ではないです。振興策は55カ年余にわたる日本政府の責任の名のもとにやるべきであって、これを基地とリンクしてやるとかいうことは、これは納得のいかないことでございます。これは橋本元総理、今度沖縄担当大臣、橋本さんが言った。リンクしないということは当時たえず言っておったわけです。だから一番こわいのは、あの4カ年前に普天間移設を名護にもってくるというた張本人が沖縄担当大臣として何をしでかすのかというような不安が先に立つわけでございます。そういうことがないようなことで、市長は橋本にあれするのではなくして、名護市民によってこのもろもろの問題解決に向けてやってもらいたいと思います。

 それから、内閣総理大臣官邸でいろいろ沖縄協議会が開かれたわけですが、軍民共用ということで代替施設の民間機を活用し、雇用機会の確保や産業の振興を図り、地域経済拠点にする。那覇空港の平成1O年度の国内線乗客実績は約1,000万人で、全国5位である。貨物は14万9,000トンで全国4位であるというふうに県の方から資料を提出されているわけですが、ではもし軍民共用空港がこの名護の辺野古地先に移設された場合の見通しについて、これは市長はまだそこまではいかないだろうと思いますが、大体の見通し、例えば、那覇が1,OOO万なら名護、やんばるから関西、東京、あらゆるところに軍民共用空港から旅立つ方々、お客について、また貨物について、年聞、沖縄、北部で生産される農作物の数からして、実績から見て、それについてどのようにお考えなのか、ひとつご提示お願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) それにつきましては、第2回目の代替施設協議会において、県の方から報告が出されております。その資料は皆様の方にもお配りをしております。いま細かい数字まで私は覚えておりませんので、その資料を参考にしていただきたいなというふうに思っております。ただ、それが確実にそのようになるかどうかという検証は大事だろうと思っておりますし、我々もそれについてはこれから検討していきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長がおっしゃるとおり、何もいま決まったことではないと言えばそうなんですが、だがしかし、政府は辺野古地先に移設ということを着々と進めているわけです。だから、金をかけて東京に呼び集めて、こうこうこうだよと、アメですかして、そして納得をさせて、そして北部の振興というのはこういうものだということを内閣官房長官が番頭になって皆さん方に要請しているわけですが、国というのは結局は国の政策を実行し、推進するのにはその相手方としては犠牲になるところもあるということでございます。

 それがお互い今度移設の問題で騒いでいる、名護市の普天間基地移設辺野古地先の問題じゃないかと思います。それが、こういうお互い名護の遺産、自然、これを守るためにも、お互いは体を張ってでも、基地なるものは絶対に受付はできないというのが本音ではないかと思うわけでございます。

 そういうことで、いま市長にいろいろと質問したわけですが、いままで4カ年余にわたって、毎回私定例会で基地問題を取り上げてやってきていますが、結局市長が受け入れ表明した7項目について、その7項目はいまも変わりはないのか。または、この7項目の中から何々は認める、何々は認めないというようなことで、もし7項目が1つでも欠けたら認められないということであれば、ひとつ市長、そこはまた政治家でございますので、きちっと受け入れ表明した7項目については、1点でも欠けたらだめだということをはっきりひとつ答弁をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 7項目に対しての私の考え方は、昨年の12月27日の声明文を出したときと同じでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長は定例会のたんびに、昨年の27日の受け入れ表明時点での7項目を提示した点は、絶対に1つでも欠けたらだめだということを毎回おっしゃっているので、非常に心強く思うものでございます。それに、ひとつ今度出てきましたオスプレイについて、これもひとつ付け加えて、これも絶対にだめだということをひとつ市長、責任ある発言をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) オスプレイの配備計画まで私が責任を持っていまの立場にいるかどうかということは明確でありませんので、あくまでも仮定で申し上げます。いまの段階のオスプレイの開発状況では、これは配備すべきではないというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 米国もいろいろ改造とか、または構造とか、いろいろ改善するということも専門家は言っていますが、はたして短期にそんなにすぐできるかどうか。技術というものはわかりませんが、そこはまた米国の専門家の言うことでございまして、できるならば改善もできないし、修理もできないと、そして使われないというのが私の願いでございます。

 そういうことで、お互いに名護市民の5万5,000の生命、財産を守るということについては、私はみんな同じ考え方だと思うんです、基本的には。ただ、道を右から行くか、左から行くか、真っ直ぐ行くかということでございまして、結論は1つだと思います。そういうことで、今度の12月、20日もすれば正月というようなことで、いろいろと思い残すこともたくさんあると思いますが、ただただ気になるのはこの基地問題だけでございまして、何とか一日も早く基地問題が解決ついて、そして、さんさんと照り輝く太陽を拝みたいと思うわけでございます。

 そういうことで、市長のさらなるご奮闘をお願いすると同時に、平成14年も乗り切って、ともに手を取り合ってできるところはできるということで、頑張っていきたいと思います。それでは、時間ないですから、市場のトイレのことなんですが、部長、あなたはいつも大規模な改修なんとかかんとか言いますが、あれはいつの話で、夢みたいな話をして、50メートルの道路をつくって、そして市場をみんな買い物公園、いろいろなものをやって、そして駐車場を4階とか、地下ということばかり聞いていますが、これはいつの話なのか。自分の年齢も計算して、責任ある発言をしてもらわないと大変ですよ。

 あの市場に行くとだれでも「クササヌ、ナグノマチヤアンチルカガヤー」というのが市場の周辺利用者の言葉なんです。ですから、ひとつそこはトイレの改修、障害者も使えるような、民主的な世の中の、男女共同とか、障害者も共同、これを大事にしながら、ひとつモダンなトイレをつくってもらいたいと思います。それはいつと言ったらまたどうなるかわからないから、いつということではなくして、要請として一日も早く実現に向けて頑張ってもらいたいと思います。

 それから3番目の大西トンネル、これも雨が降るたびに水をかけられてワジワジするところなんですが、先ほど部長の答弁では、原因がわかったというようなことでございますので、管理面で今後きちっとやってもらう。あれは雨が降っているときに行かないとわからない。平生行っては舗装されているんだから。あんなすばらしい道路はないわけですから、ひとつ雨降りに行かれて現場をしかと見て、ひとつやってもらいたいと思います。

 7班のこれも何回となくやって、私もどうなっているかと。地域の皆さん方は税金は公平に払っている。そうしながら一方的にこういう道路の住環境。これはとうてい向こうの皆さん方は許せる問題ではないわけです。たとえ私道であろうが方法があると思います。それは先ほど部長もおっしゃったので、そういう面で地域の皆さん方とお互い私たち議員もいろいろと協議をしながら、地主を説得して、何とか仮舗装でもいい。タール舗装。そういうものでもいいわけですから、ただ雨が降るときには泥がはねられない。そして天気のときはごみがたたない。

 向こうは保育所に70名余の子供たちがいますから、これの送り迎えだけでも相当の車の交通量なんです。それに通学路にもなっています。そういうことからして、名護市は農道でも舗装しているんです。排水溝もきちんとやっている。何でこういう文化都市の名護市に舗装がされないかということが不思議の一つでございます。そういうことで、部長、いろいろと財政問題、又は地主との権利問題いろいろありますが、そこはそこで人間は話せばわかる。話してわからない人はいない。何とか納得するようなことで、対話を通じて、地域の皆さん方と、地主とも対話をしながら、この道路の改修、これはぜひともやってもらいたい。

 これは私は2001年の大きな課題になるのではないか。3月議会でまた準備しますから、ひとつそういうことで前向きにすばらしい建設部長がいろいろと足跡を残していますから、大西区民はみんな見ています。だからひとつ、あと2つだから、何とか部長ひとつよろしくお願いいたしまして、時間もないですから、20番、一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後12時10分)再 開(午後 1時28分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次は東江新公君となっておりましたが、吉元義彦君と交替、また吉元義彦君と具志堅興作君との交替の申し入れがございましたので、このように行います。

 12番 具志堅興作君、一般質問を許します。



◆12番(具志堅興作君) こんにちは。始めます前に一言。

 6月定例会での一般質問で私が、そして先の9月定例会で我喜屋議員が、我が沖縄県から流出した文化財の返還についての要請を兼た海外視察研修についてのご報告を行っております。我々名護市議会全会一致で可決した決議文を手に、屋部幹男議員を団長とした7名の要請視察団を組織し、在米日本大使館をはじめ、ワシントン、ニューヨーク、ユマ、ハワイなどで要請行動を行ってきたわけでありますが、喜舎場静夫氏を理事長とする琉米歴史研究会のこれまでの活動とあわせ、そうした我々の行動が非常に具体的なアメリカ政府の対応につながったものと理解し、沖縄タイムス、琉球新報、両紙の記事と、アメリカ政府の協力をいただく直接的なきっかけとなったニューヨークタイムズのウィリアム・H・ホーネン記者の記事を読み上げ、成果ある喜びの報告にしたいと思います。

 平成12年9月12日の朝刊と夕刊に、両紙それぞれ記事が掲載されておりました。「沖縄県で米軍が本国へ持ち帰った流出文化財について、アメリカ政府は、国防総省、国務省、連邦捜査局FBIなどの協力をとりつけ、流出文化財の発掘や返還に必要な手続について、アメリカ政府予算で県職員ら3人を米国に招待し、2週間の研修を行う考えであることをアメリカ大使館広報文化交流部のウィリアム・G・クロール次長が明らかにした。クロール次長は、今年5月の名護市議会の要請などを受けたのち、アメリカ政府として文化財返還に向けて全面的に協力することを決めた。研修を通して返還に必要な手続として何が重要かを見つけてほしい。国務省、FBIを含め、関係機関は文化財が沖縄に戻るよう協力する。」といった内容でありました。

 2000年7月20日、サミット直前のニューヨークタイムズの記事。「沖縄は経済会議で戦後に失われた美術品に焦点を当てることを願っている。ウィリーム・H・ホーネン。沖縄の指導者は今週開催されるG8サミットを、1945年に米軍が沖縄を占領したとき、個人の家や公共施設、そして神社などから消えた文化財を早く取り戻すためのチャンスと期待している。今日までに仏像や仏典を含む流出した文化財100点以上が、米国退役軍人や遺産として相続した方々から返還された。そして、その中で少なくとも1点は米国税関に強制的に返還されたようであります。

 しかし、ドイツの日本研究所の学者ピーター・クラインは最近は、沖縄からきた美術品が米国の21カ所の美術館にあることがわかったと報告している。第二次大戦後に多くの美術品が展示されているようであり、それらの美術品は戦時中、又は終戦直後に略奪されたものと信じられている。いまだにみつかっていない最も大切な美術品は、大日本帝国が沖縄を併合するまで沖縄を統治していた琉球王が着用していた頭飾り(かぶりもの)である。その頭飾りは真珠、金、ヒスイ、そのほかにも宝石などを散りばめた絹性で、ヘルメット型のものである。1945年以降公の場所では確認されていない。

 先月G8サミットが開かれる名護市から6名の市議会議員訪米団がワシントンに飛び、クリントン大統領と政府高官に、米国政府が沖縄の文化財がどこにあるか見つけ出し、返還のための手続を取ることを呼びかけ、決議文を手渡した。市議会訪米団のリーダー屋部幹男は、ニューヨークで、G8サミットは経済問題のみでなく、沖縄から持ち出された文化財にも注意を払うことを望むと語った。長山一則は、沖縄の伝統楽器である三線をならって、沖縄の文化史に対する関心が深まった。80年前につくられた三線を弾くとき、琉球王族がいる前で三線が弾かれた昔の宮廷の生活を思う。しかし、先祖がつくったものがほとんど残っておらず、私の夢は中途半端になってしまうと語り、小濱守男は86歳の父から沖縄の歴史を教わった。しかし、父の話してくれたことが本当かどうか証明するものはないし、手にできるものは何も残っていないと語った。

 沖縄から持ち出された文化財の返還運動で大きな役割を果たしている琉米歴史研究会会長の喜舎場静夫も、クリントン大統領は我々が何を求めているか知っている。大統領が手ぶらで沖縄に来るならば、我々と米国との関係はまずいものになると語った。そうした強い主張もあり、この要求にこたえて、国務省は第二次大戦以降に失われた美術品に関する沖縄の深い関心を認識していると述べた。声明では紛失した美術品はFIBがデータベースのリストを作成し、連邦の盗難美術品リストにリストアップしつつあると語っている」。いま読み上げた以外にも記事は続きますが、以上、報告といたします。

 それでは議長より発言の許可が出ておりますので、発言事項の1番目、行政サービスについて2点ほどご質問します。

 まず発言要旨の1、平成3年関係当局に対しまして、自治省行政局振興課長から「さわやか行政サービス運動」についての文書が送られていたと思われます。市役所は市民に対する最大のサービス機関であるとの考え方を示したものであったかに聞いておりますが、実際それがどのような内容のものであったのかご説明いただきたい。また、それが先に述べたようなものだとするならば、そうした通知を受け、どのように対処してこられたのかも具体的にご説明願います。

 発言の要旨2、行政運営や行政手法には同一の地方自治法に基づいていても各自治体で違いが見られ、その際はその中に入ってみなければわからないとも言われております。我が名護市においては、友好都市との間で、職員の相互派遣を行っているようであり、短所を気づき、長所を学んでくるという極めて有効な研修制度が実施されているようであり、そうした研修などはよりよいサービス、よりよいまちづくりを考える上で非常に大事なことだと理解いたしております。

 ところが、そうした行政当局の政策的な努力がありながらも、市民の行政サービスに対する不満や苦情が耐えないのも事実であります。お役所仕事ということが言われますが、もちろん決してよい意味では使われません。仕事が遅い、不親切、金がかかる、書類が面倒だなどの意味で使われており、いずれにしましても耳の痛い話であります。関係当局におかれましてはそうしたことにも耳を傾け、実際に問題があるとするならば改善に努力されることを期待いたします。

 さて、分権に伴い処理すべき事務量も増加する一方で、市役所もリストラを求められている時代だとも言われているようであり、これまで以上に事務処理の効率化が求められているとの理解をいたします。そのことともあわせ、一言申し上げたいのでありますが、日々行う業務には、事務処理なども含め実は通例や慣例となっていて、気づかない問題点があったりもするのではないでしょうか。

 大阪のある自治体には、市民数名をある一定期間嘱託職員として採用し、市民のプライバシーにかかわらない部署で職員に交じって働いてもらい、事務処理を含む業務上の問題点などを冷静に判断していただき、適切な指摘、提言を求め、市政に反映させているようであります。そこで、我が名護市においても、市民に市役所の仕事を体験してもらい、職員の気づかない点などアドバイスいただき、行政運営に反映させていくような市民参加型のモニター制度を導入していくことについていかがお考えがお伺いいたします。

 発言事項の2、消防行政について。

 発言の要旨1、救急車による搬送中の救命率が日本は諸外国、特に米国に比べては3分の1と極めて低く、そうしたことから、平成3年救急救命士法が制定されたようであります。現在その資格を得た隊員が各地で活躍中であるとも聞きます。本市消防本部でも平成8年に1人、平成10年に2人と3人の救急救命士が誕生し、活躍されているものと思われます。

 ところで、この資格、応急処置の範囲を拡大し、救命率か高める目的から、かなり高度な専門的な教育を受けるものと予想されますが、どれくらいの訓練期間を要しているのか。それと現在何名の救急救命士がいらっしゃるのか。本市の救急体制の整備計画の中で、最終的には何名の救急救命士を養成する予定なのかもあわせてご説明ください。

 それから、救急隊員と救急救命士の応急処置のできる範囲の違い、救急救命士が配置されて、現在までに救命率につながったと思われる活動事例があったならば、ご報告お願いいたします。

 発言の要旨2、救急車の出動体制についてお伺いいたします。

 ご承知のように、消防法施行令で、救急隊は救急自動車1台及び救急隊員3人以上をもって編成しなければならないと規定されております。救急業務を無理なくこなすための3人以上の乗車義務だと理解しております。心配すべきことでもないと思っていたのでありますが、ある地方で、救急車を出動させる際2人乗車が常態化しているとの報道がされていたようであり、本市においてはこうした実態はないかと思いますが、3人乗車が確実に実行されているかなど、出動体制の現状についてお伺いいたします。

 発言事項3、道路行政についてお伺いいたします。

 関係当局におかれましては、これまでにも横断歩道やカーブミラー、そして信号機、外灯などの設置や整備と、通学路を中心とした市道管理などへの積極的な取り組みには大変感謝申し上げます。さて、市民からは至るところでさまざまな疑問や要望が出てまいります。もちろんすべてに対応するには財政的にも問題の出てくるところでございますが、結果が出ないまでも理解深まるお答えがいただけるならばよしとされることも期待できるのではないでしょうか。そうしたことを踏まえましてご質問いたします。

 以前一般質問でも取り上げ、舗装道路の改修を要望した商業高校前の宇座線、その歩道部分を例にお伺いいたします。先日その歩道の幅員の件について相談を受けました。正直なところ私自身は車での移動が多く、気づかないことでありましたが、通勤や通学、ウォーキングなどに利用されている市民からは、その歩道は幅員が狭く歩きづらい上、場所によっては2人がすれ違うこともできないところもあるようで、もう少し歩道が広くならないものですかとのことでした。

 そうした相談を受け、実際にその場所を歩いてみて気づいたのでありますが、一部大変狭く歩きづらい場所があるのも事実でありました。しかし、その場所は歩道に隣接する空き地から伸びている雑草が原因であり、除草すれば少なくとも2人が通れるぐらいの広さはあるように思いました。申し上げた場所につきましては、早急に現場確認の上対処いただけるようお願い申し上げます。

 ところで、幅員の拡張については、財政的にも非常に大変なことだと思いますが、少数ながらもそれを要望する市民の声がありますので、そのことについて基本的な考え方でもよろしいですので、一言ご答弁いただきたいと思います。

 それから、先に述べた場所以外にも、市内の歩道の幅員には違いがあるように思われますが、どのような基準で歩道が整備されているのか、ご説明ください。それと歩道についての整備計画などはあるのでしょうか。お伺いいたします。

 それから側溝の整備についてでありますが、例えば北部工業高校西側から農業大学校前の柳原中線を例に申し上げるならば、側溝の整備はなされているものの、ふたのついていない側溝を大分多く見受けるのでありますが、それは何か理由があってふたなしとしているのでしょうか。少人数ではありますが、そこは児童生徒らの通学路にもなっています。歩行者の立場からすれば、歩道の整備もされていない場所でもあり、車も大分多く通ります。側溝にふたがあるだけでも少しばかりは安心して歩きやすくなるのではないかと思います。ふたをしていない理由とあわせ、そのことについていかがお考えなのかお伺いいたします。

 発言事項の4、代替施設協議会から質問いたします。

 11月29日、第4回の代替施設協議会が開催され、防衛庁の調査された航空機騒音などの生活環境についての資料をもとに協議が行われたと思います。資料はいただいておりますので、少し疑問に思うところを質問したいと思います。

 騒音予測コンターを作成のための設定条件についてであります。項目2の飛行回数について、普天間飛行場移設に伴う機能では、普天間飛行場の実績から近年では最多の離発着回数をもとに設定したものと理解いたしております。民間飛行場としての機能の飛行回数にある中型ジェット機2回と小型ジェット機4回の離発着回数は、どのようにして出てきたのですか。もしこれが県の方から出された民間旅客の需要予測や貨物の需要予測をデータとしたものなら、素朴な疑問なんですが、この便数で民間空港としての運営ができるのでしょうか。

 もちろんそうしたことはこれから県と協議していく課題だとは思いますが、少なからず現段階においても、北部地域の自立的発展と振興につながる空港運営を想定した現実的な便数を条件としたものでなければならないと思いますが、そのこととあわせ、もし民間機の飛行回数が増えると、航空機騒音の限界位置として辺野古から1.1キロとか、1.4キロとか示されていることにも違いが出てくるのではないかと思いますが、そのあたりどのように理解されているのかお伺いいたします。

 11月21日には市長より要望されていた実務者レベルの協議として、実務者連絡調整会議が開かれたようでありますが、どのような方々がメンバーとなり、どのようなことが話し合われ、それがどのように反映されているのか、またはいくのか、お伺いいたします。

 次に15年使用期限についてお伺いいたします。知事はさきの第4回協議会の中でも、本協議会の協議事項ではないとしながらも、15年使用期限問題の解決に積極的に取り組んでいただくよう要望されていたようであります。我が市長におかれましても、第1回の協議会で、本協議会の本来の協議事項ではないかもしれませんが、基地使用協定や使用期限などについて別途に協議していただきたいと申し上げているようでありますが、その後政府からは具体的にそのことについての取り組みがあったのでしょうか。まだ何の反応もないとするなら、市長はそれをどのように理解なされているのですか。

 市長の申し上げてきた条件の中でも極めて大事な問題としているならば、あらゆる機会にこの問題について要望され続けることが必要ではないでしょうか。代替施設協議会も具体的に進みつつあります。そうしたことからもこの問題についてはさらなる取り組みを期待いたしますが、そうしたこととあわせ、いま一度市長の15年使用期限に対する基本的な考え方をお聞かせください。

 以上一般質問といたします。二次質問がある場合には、事項ごとに行いたいと思います。ご協力よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。総務部長 稲嶺 進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 具志堅興作議員の行政サービスの点について、その中でもさわやか行政サービス運動の件についてお答えをいたします。

 このさわやか行政サービス運動というのは、実は昭和63年から始まっておりまして、これは閣議決定によって各省庁、それから全国の地方自治体でもこういうような運動を展開する必要があるというようなことで、実は昭和63年度からそのようなことが行われております。そしてそれは、先ほど申しましたように、各省庁、それから全国の各自治体というようなことで展開する必要があるということで、先ほどおっしゃいました通知が各市町村にも届いております。

 そのさわやか運動の主な内容と言いますと、窓口サービスの改善、それから公共施設を利用する場合のサービスのあり方、ほかに国民、市民と接触する公務サービス、そういうような大きな項目の中で細かくチェックをしていく、そういうような内容でございます。

 そのときに、通知文の中にも、これは全国的に、しかもこれは持続的に展開する必要があると。実施に当たってはその趣旨にかんがみて、諸経費、その要員とか経費や人員の増だとか、そういうことにならないようにということに留意をして進めるぺきであるというようなことも付け加えて、そういう通知がなされております。

 こういう通知を受けて各省庁では各制度を利用する中で、改善を図っていくというようなこととしております。それから窓口のサービスについては、職員の接遇の問題、言葉づかいや事務処理の速さの問題、迅速に処理をするとか、そういうようなこと等についてうたわれております。こういうことが通知も受けましてでございますが、各市町村でもそれに対応するためのいろいろな方法が講じられてきております。

 我が市においては、市長は窓口革命ということも申し上げてまいりましたけれども、改善していくためにはやはり職員の意識改革が一番大きな問題であるというようなことから、外部からの講師を招聘するということと、そのような研修を進めていくためのビデオであるとか、編集されたものがあります。そういうものを使いまして、職員全体、これは全員が研修できるようにということで、これまでも何日かにわたってそれをずっと継続し、一人も残らず研修が受けられるようにというようなチェックをしながら、受けられるようにということで進めてまいりました。

 こういうようなことを内部で行ってはいるんですが、ただいまご指摘がありますように、市民の間からはいまだ接遇の問題やらその対応について苦情があるというようなことは、現状としてもあります。これは前に意見箱の件でご質問いただいたこともありますけれども、そういう意見箱の中にもいまおっしゃるような内容のものが投書されております。これについては、これからも継続的に実施をし、それが改善につながるように努めていきたいというふうに思います。

 2点目のモニター制度の導入についてです。これは非常に建設的な提言をいただきまして、大変ありがとうございます。これについても先ほどの運動の中に、例えば民間におけるノウハウの活用等というのもございます。先ほど嘱託制度を用いて実施したというところもあったようでございますが、民間におけるノウハウを活用して改善を図っていくというようなこともございます。現在では意見箱を利用して、役所を訪れる市民の皆さんの意見を集約する形でありますけれども、これだけではやはりまだ不十分であります。

 現在整備を進めておりますイントラネット、これがこの12月には大方ハード面の整備は済むようでございますので、来年以降それを十分に活用して、これは各公民館、学校、それから各施設等が連結されることになりますので、そういうようなものを十分に活用し、いろいろな方面からの意見を収集し、それらを分析し、改善に努めていきたいというふうに思います。いまご提言のありましたモニター制度についても、同時に検討してまいりたいというふうに思います。

 なお付け加えて申しますと、現在行革の大綱ができて、それぞれ実施計画の作成の段階にきております。それについては行革を進めていく中でも、十分にそのことを位置づけて、展開をしてまいりたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君。



◆12番(具志堅興作君) ありがとうございます。1点だけ、いまの件とは若干質問を変えますけれども、友好都市研修ということで松尾村に3人の方、それから滝川市の方に3人の方、それと滝川市実務研修というのがございますが、どう内容的に違うのかだけちょっと説明いただけますか。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 滝川市におきます実務研修につきましては、1年間の期間をそれぞれ職員を派遣しあって、実際に業務につきながら勉強する、研修をしていくというものでございます。それから単発でやっております派遣、3名ないしあるいは2人をそれぞれの友好都市に派遣をしておりますが、それは2泊3日かあるいは3泊4日という短な期間で、ある一定のテーマについて職員からの応募に基づいてやっております。自分たちが抱えているテーマを、例えば滝川市はどうしているんだろうかとか、あるいはその方法を習いにいきたいというようなことで、あるテーマをもって行くのが短期的な研修でございます。そういう違いがございます。



○議長(島袋吉和君) 消防長 古波蔵 廣君。



◎消防長(古波蔵廣君) 消防行政について、要旨の中で救急動態はどうなっているかということだと思うので、具志堅興作議員の質問にお答えいたします。

 その前に、救急隊と救急救命士ということで質問の大半が出ておりますので、救急隊員と救急救命士の資格の違いをちょっと説明させていただきたいと思います。まず最初救急隊員と申しますのは、沖縄県消防学校の救急課程において、消防庁長官が指定した救急科目、受講科目、それを135時間を修了してはじめて救急隊員として認知される。そして救急車両に乗車できる。これが救急隊員の資格です。

 救急救命士というのは、この救急隊員の資格を有して、さらに5年以上救急車両に乗務経験者を国が指定する救急救命士研究所に6ヵ月間勉強させていただいて、さらにそこを卒業して救急救命士の国家試験に合格したものが、救急救命士の資格者であります。いま私申し上げた救急隊員と救急救命士の資格の違いはそうであります。その中で、いまうちの消防本部51名私含めておりますけれども、救急隊員が救急救命士含めて47人います。この47人はすべて救急車両に乗務できる有資格者であります。

 では質問の内容で、救急救命士が現在何名おられるかということでありますが、現在5名救急救命士がおります。平成13年度、来年度ですけれども1人養成する計画にしております。ただ、将来的にはうちの方では高規格車を2台持っておりますので、この高規格を走らすときには救急救命士を乗務させなければいけません。したがって、この2台を十分運用するには8人の救急救命士が必要です。したがって、来年1人お願いしますので、さらに追加して平成15年度ぐらいまでは8人の救急救命士をそろえたいと思っております。

 ただ、いま全国の救急活動を見ていますと、高規格車1台に、救急車1台に救急救命士1人を配置すればよろしいんですが、一番ベターな方法は、救急隊員全員が救急救命士で有資格者である方が一番望ましいというふうに言われております。できれば名護市の方でも、将来的にできればその方がいいだろうというふうには主観的に考えております。

 次に救急救命士と救急隊員の業務の違いというご質問がありますので、皆さんの方に資料を差し上げております。これについて救急隊の業務と救急救命士の業務をちょっと説明させていただきたいと思います。皆さんの資料の中の上の方に、一番左側の表136、救急隊員の行う救急処置の原則というのがあります。その原則論に従って、その右側の表13の7、救急隊の行う観察事項の基準、これは救急に走る場合に相手方の観察をよくしなさい。この観察の基準についてはいま1から8まで、顔貌、表情や顔色を見るから下の8の周囲の状況等まで、これを基準として次の表の13の8、右側、救急隊員の行う応急処置、左を基準として救急隊のこの応急処置が気道確保から始まって、人工呼吸、胸骨圧迫心マッサージ、下からずっとその他までが救急隊の行う応急処置です。

 その右側に表13の9というのがあります。これは救急救命士の行う救急救命処置と明確にうたわれます。これについては、左の救急隊員の行う処置を含めて、プラスこの表にある処置をしなさい。これについては準医療行為になりますよと。したがって、高規格車には救急病院とのコンタクトがいつでも取れるようになっていますので、医師の指示を仰ぎながら処置をしなさい。これについては除細動、それから気道確保、輸液等々があって精神科領域、産科、小児科というふうにして医療分野まで入れる。さらにこれについては医師の指示を仰ぎなさい。これが救急救命士と救急隊員の違いであります。

 これを全部説明すると大変時間がかかりますので、議員の皆さん方、後で読んでいただければよろしいかと思います。

 続いて3点目の質問で、平成11年度の消防年報からという議員の質問がありましたので、救急救命率の効果というのが出ています。平成11年のこれは歴年ですから、1月から12年までの間の心肺蘇生対象者の蘇生率、行為を行った蘇生率が17%です。それから今年の12月1月から1O月まで、高規格車を走らせたのは7月ですから、まだ10ヵ月、高規格車走らせてからまだちょっとしかなりませんが、その間までの確かな数値ではないですが、おおよその数値で心肺蘇生率の蘇生が22%。したがって、これから見てみますとかなり効果が出ているだろうというふうに推測されます。

 次に要旨の2の救急車の出動体制についてですが、ご案内のとおりうちは51名いるんですけれども、実働部隊が普通は40人、所の部隊で所長を省いて39人で出動体制しております。したがって、消化隊、救助隊、救急隊と各隊を分けるにはいきません。すべて消防車両、それから救急車両相乗りで業務をこなしております。したがって、1警防係が13人という体制で3交替でやっていますが、その13名の中で救急の出動体制については、まず1隊3人、それから第2出動が同じく3人で、いつでも1と2は準備しております。

 だがしかし、年にあまり多くはないですが一、二回は一度に救急車両が3台出動する場合が出てきます。そのときは例の消化隊を急遽救急隊に切り替えて、第3出動の準備はさせております。それの繰り返しで、1日24時間の業務を担当させております。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君。



◆12番(具志堅興作君) 消防行政についてはなかなか一般質問でも取り上げられることがないようでありますので、通告はしてないんでありますが、1件だけ、例の消防行政の広域化についてのお話があったように思うんでありますけれども、現在どのようになっているのか、一言いただけますか。



○議長(島袋吉和君) 消防長 古波蔵 廣君。



◎消防長(古波蔵廣君) 先ほどは失礼しました。議員の質問の中で、救急車両が2人体制で出動しているというところもあるということでありましたので、ちょっと答弁漏れですが、これは実際にあります。これについては田舎というより都会の方で、例えば東京都の方でこれはあるようにあります。理由は、救急車両が走っても交通渋滞の場合になかなか車をよけてもらえないらしいです。したがって、救急の策として、ポンプ車両を1台消防自動車を先導に出して、それで道をあけてもらって、後ろから救急車両に2人乗って出動するという体制もあるらしいです。

 そういう世の中になって大変困ったなという話もしておりましたけれども、ただし2人体制というのはうちの方でも頻繁ではないけれども、たまに職員が欠員になった場合、救急というのは緊急ですから、いる人員で対応して走らす場合はあります。

 ただいまの質問、広域化についてお答えいたします。国、県、市町村で沖縄県の消防広域をどうするかというふうにして既に平成8年度から話し合われまして、県の指針というのは出ております。沖縄本島を3つに分けて、北部、中部、南部というふうにして、沖縄県本島内を3消防本部に分けて消防体制をしいていこうというのが国、県の指針であります。

 それについては各市町村の代表、それから各消防本部の代表で平成8年度からその議論に入って、大体骨子はまとまって、冊子として各市町村に配付されていると思います。これが一番最終年度、平成19年度まではぜひやっていただきたい。それについて広域合併を前提として行政を行うならば、各消防車両と消防行政に対する補助金等については考えてあげましょうというのが、国の考え方であります。

 だがしかし、確か我喜屋宗弘議員から広域についての質問が確か前ありましたので、私そのときにお答え申し上げましたけれども、名護市の場合は一番最終年度、平成19年度にやるならば広域にした方が私はべタ一じゃないのかなと。理由は、いま名護市の場合は出張所、それから分遣所というのはございません。いまその計画は一つあります。210.6キロ平方メートルを完全にカバーするには、あと2つの出張所が必要です。というのは、自己的考え方かもしれないけれども、広域合併する場合は、完壁に地元である名護市を完全に視野に入れて、消防行政が完壁にカバーできるような体制をつくってから、私は広域やるならばいいだろうと。そういうふうに消防本部を預かるものとして考えております。

 もう1つの理由は、広域合併した場合のお互いの市町村の持ち出し分というのがありますから、現在名護市は消防需用費の大体72%しか使っていません。まだ余裕あります、予算的に。だがしかし、この北部、名護市以外の消防本部は既に100きって、各市町村の単費持ち出し分があるものですから、そのあたりを完璧に管理者と相談しながら、それで平成19年にお互い名護市は完壁にカバーしてからやった方がいいですよということでお願い申し上げているところであります。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 具志堅興作議員の道路行政について、歩道整備と側溝整備についてお答えいたします。

 まず最初に、歩道整備についての基準はあるかということについてお答えいたします。道路改良工事をする場合には、交通量調査、いろいろな調査を行いまして、25メートル道路とか、16メートル道路、そして12メートル、あるいは9メートル道路というふうに道路の種類がたくさんあります。例えば、標準道路として12メートル道路をつくる場合に、車道が7メートル、それから両サイドの歩道が2メートル50となっておりますけれども、道路改良工事する際に用地交渉があります。この用地が計画どおり土地の取得ができない場合に、歩道は2.5メートルから2メートルというふうに小さくなるときもございます。

 それから宇座線の歩道についてお答えいたします。宇座線の歩道につきまして現地踏査しましたところ、工業高校に向かって右側の方、80センチ程度の植樹帯がございます。そういう関係で歩道が小さくなっているということと、歩道外から雑草が歩道にしげり歩道が小さくなっておりますので、歩道の清掃等で対応していきたいと考えております。

 それから柳原中線の側溝についてですが、そこも現地踏査しましたところ、側溝のふたがございませんので、今年から年次的に計画して、側溝のふたを整備していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君。



◆12番(具志堅興作君) 建設部長、基本的に側溝にはふたがつくものなのかということもちょっと理解していないんですけれども、ふたをしていないというのは何かそういうお考えがあってとか、理由があるのかなということと、もう1点は、先ほどの宇座線の歩道の部分で、例えばこういう狭いところがあったとすれば、それを拡張するということは可能なのか。いわゆる用地買収の件もいまありましたので、それが可能であるものなのかどうなのかということについて、ご答弁いただけますか。お願いします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 柳原中線の側溝のふたの件についてでございますが、この道路改修工事したときには周辺に家屋が少なくて、多分農道的な考え方で側溝のふたがないと、私はそういうふうに、実際にまだ調査していないけれども、そういうふうに考えております。

 歩道の拡張についてでございますが、道路工事が完了したものについては単費でやりますので、市の財政事情を勘案しながら、地権者の理解が得られれば、拡張も可能だと思います。

 それから宇座線の側溝のふたについて、本来ならば道路をつくって側溝まで入れるとふたをつける義務がありますけれども、どういう事情がわからないけれども、そういうことでついていないということになっております。



○議長(島袋吉和君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時17分)再 開(午後2時23分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。企画部参事 保坂好泰君。



◎企画部参事(保坂好泰君) それでは航空機騒音のご質問でございましたので、若干のご説明をいたしたいと思います。

 議員ご指摘のとおり、第4回の協議会でありました航空機騒音につきましては、米軍の件に関しましては平成8年度で一番騒音発生回数が多かった状況を参考にして、騒音の予測コンターをつくった。それから民間の方ですけれども、これは実績はございませんので、これも先ほど議員のご指摘のとおり、第2回の協議会で県の方から民間航空の需要ということで報告がありまして、その中で県の方としては将来空港ができた際には、1日に6回の需要があるだろうということの想定で、この航空機騒音のコンターをつくったということでございます。

 そういうことですから、もちろん民間の需要が伸びていけば、数値の方はどうなるかわかりませんけれども、需要が伸びていけばコンターの方も変化してくるということは想定されるだろうと思います。いずれにしましても、現在は騒音につきましては予測ということでございまして、今後場所とかのことにつきましては協議されていくものというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは発言の要旨2の方について、私の方からお答えいたします。

 11月21日に設置されました実務者連絡調整会議、これにつきましては先に市長の方から代替施設協議会において要望されたものであります。それを踏まえて、代替施設の使用に関する協定及び名護市内の既存の米軍施設及び区域に係る事項について協議することが目的とされております。

 その構成メンバーですけれども、私ども名護市からは企画部長、それから那覇防衛施設局から施設部長、ほかに外務省、それから内政審議室、防衛施設庁本庁及び沖縄県の実務者レベルという形になっております。今後名護市と政府機関が締結する協定等について協議を行うということであります。また、代替施設の運用段階においても、そのフォロ一アップを行うこととしております。そういったことからして、実効性の確保が図られるものと考えているところであります。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 3点目の使用期限問題につきましては、私は受入れ表明の際に強く国に申し入れたつもりでございます。その考え方は基本的にはいまも同じでございます。この問題につきましては、最終的な基地の提供責任は日本政府にありますから、日本政府に対して強く申し入れをしていきたいと思っております。特にSACO合意の、あるいは普天間基地移設のきっかけをつくった元総理が今回沖縄担当になっております。したがいまして、できるだけ早い機会に担当大臣にお会いしまして、私からこのことを再度申し上げたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君。



◆12番(具志堅興作君) まず15年使用期限についてのことでありますけれども、午前中の宮城康成議員の一般質問の中から答弁いただいた内容で理解深まるところがありましたので、もうこれ以上の質問は私の方からございません。

 騒音予測コンターにだけ1点よろしいですか。基本的な仮の調査だということでの話なものですからそれは了解なんでありますけれども、例えば民間の飛行回数が変われば、このコンターの状況がどうであるかというのは資料としてすぐに、例えば極端ですが、20回になっていたりとか、30回になったりとかした場合のコンターのデータと言いますか、いわゆるうるささ指数なんて表されているものがすぐに取り寄せできるんじゃないのかなと思ったりもしているんでありますが、そんな簡単なものじゃないですかね。

 これはぜひ資料要求された方がよろしいんじゃないか。多分計算的に表したものだと思いますから。それと先ほど私が質問の中でも言いましたけれども、県の出された予測、いわゆる需要予測をもとにとありましたが、これはあくまでも旅客の予測数ですよね。貨物の予測というのはその段階では5便、いわゆるコンテナ数20コンテナということで、日当たり5便は飛ばせるような確か予測が出ていたんじゃないかと思うんです。

 だとするならば、5便がどういうふうな出方なのかちょっとわからないんですけど、ここから飛んでいくのが5便なのか、往復でということではありえないので、2.5とかいう数字になっていくのかわからないですけど、この数字が入ってのものなのかということで、ちょっと教えていただけますか。



○議長(島袋吉和君) 企画部参事 保坂好泰君。



◎企画部参事(保坂好泰君) 1点目の民間飛行機が伸びた場合どうなるかというふうな話ですけれども、ご承知のとおりうるささ指数というのは、1日の中でどういう機種が、あるいはどういう時間帯に離発着をするのかということによりましても、このうるささ指数というのは大分変わってまいります。明け方に離発着するのか、あるいは真昼に離発着するのか。あるいは民間航空機がボーイングの767なのか、737なのかというようなことで大分中身が違ってくるというふうに聞いております。それで、20機とかいうようなことがすぐ出せるかというふうなことになりますと、ちょっと難しいのではないかなというふうに思います。

 2点目の貨物の話ですけれども、これも貨物の量も将来の予測を含めまして、日に6回という計算でやっております。貨物の量も含まれております。含まれての民間航空機の離発着の回数ということでございます。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君。



◆12番(具志堅興作君) わかりましたと言いたいんですけれども、含まれていますか。第2回か、県から提出された資料がございましたが、あれは旅客需要予測データというのと、それから貨物予測需要データというのは別途で、ここにいわゆる3往復ということで6便、いわゆる旅客の方で、それから貨物の方では別途で5便というふうに出ていたのかなというふうな、私の方の理解の間違いですね。わかりました。

 ということで、私の一般質問は終わります。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 12番 具志堅興作君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時31分)再 開(午後2時43分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 5番 吉元義彦君、一般質問を許します。



◆5番(吉元義彦君) 皆さんこんにちは。一般質問初日ということで、午後2番手のスタートでございます。大変眠い時間になっていると思いますが、しばらくの間お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

 それでは、新風21会派、吉元義彦、ただいまより議長のお許しがありましたので、通告に従いまして一般質問に入ります。

 いよいよ今世紀最後の師走に入り、迎える21世紀も押し迫ってまいりました。今年は我が名護市において主要国首脳会議の開催、また市制30周年記念行事等、大変忙しい年だったと思います。特に主要国首脳会議は、開催地としてのホストシティーとしての責任を十分果たし、沖縄県名護市の知名度を大きく内外にアピールできたと思います。

 また、昨年12月の閣議決定に基づき、政府、沖縄県及び北部12市町村が一体となって、北部振興協議会が発足されました。既に北部振興協議会も5回開催され、平成12年度の北部振興事業として、我が名護市において非公共事業4件、IT産業等集積基盤整備事業、屋我地アイランド構想策定調査事業、移設先地域活性化計画策定事業、食肉加工施設等再編整備事業、また、公共事業1件、国営かんがい排水事業等が採択され、進められることになっております。人材育成や産業振興による雇用の拡大等、名護布及び北部地域の持続的発展を図るための施策が一歩一歩実現できることになり、大変喜んでおります。

 とりわけ平成9年4月1日施行のと畜場法施行規則の一部改正する厚生省令による大動物は平成12年3月まで、小動物は平成14年3月までにと畜場の遵守すべき施設の衛生保持及び衛生措置について施設の改善整備を行うよう通達が出され、沖縄県食肉センター名護分工場の問題が取りざたされてまいりました。関係機関や世冨慶区長さんより要請があって、平成12年3月29日に我が名護市議会で新たな食肉処理施設の改善整備に関する要請決議をし、沖縄総合事務局長、沖縄県議会議長、沖縄県知事に要請をしてまいりました。その要請行動が実り、去った29日の第5回北部振興協議会で名護市食肉処理施設整備事業が北部振興事業で採択されました。

 発言の事項1、名護市食肉処理施設整備事業について。

 畜産部門は、中南部から北部へ産地がシフトする傾向にあり、北部地域にあっては、畜産の拠点産地の形成が重要となる。そのような中で畜産振興対策の強化が必要であり、食肉処理施設の整備計画について伺います。

 北部から南部大里村まで牛の運搬賃は年5頭単位で2万3,000円、1頭増すことに2,500円が加算されます。また、運搬中での事故、あるいは運搬される牛のストレスによる肉質低下等、生産農家に与える損失は大きいものがあります。よって、今回の食肉処理施設整備計画の中に、なにゆえ大動物のと畜は計画されていないのか、お伺いいたします。

 また、北部の観光行政について、九州、沖縄サミットの開催、さらに琉球王国のグスク群と関連遺産が世界遺産に登録され、かなりの観光誘客効果が期待されます。そのような中で沖縄県の長寿食文化として、黒豚、アーグーという豚でございます。これは北部農林で教鞭をとっておられました具志堅先生が中心となって復活をさせて、TBSの動物奇想天外でも収録録画放映されることもなさっております。そういうことで、大変この黒豚の栄養価等が注目を浴びております。

 そういうことで、このアーグーを復活させ、その肉でハムやソーセージを製造し、工場を見学させて販売をする。また、児童生徒の教育学習としての見学ができる日本一の食肉処理施設、あわせて畜産物処理加工施設の整備はできないか伺います。

 3点目に、流通基盤整備をするとありますが、とのように整備をするのか。

 発言要旨の(2)、食肉処理施設整備に伴う名護市の畜産振興対策について伺います。

 現在我が名護市にも、やんばる和牛改良組合、あるいはJAの関係組織の中に、肉用牛部会が136名、和牛改良組合が177名、養豚部会が25名、養鶏生産部会が35名ということで生産活動をいろいろと展開して頑張っております。そのような中で、?優良種畜の確保と導入について、どのように考えておるのか。

 それから?既存施設の家畜排泄物の管理適正化及び有効利用の促進をどのように推進していくか伺います。

 我が名護市管内においても補助事業等で導入されて、ある団地が養豚団地が6団地、それから牛団地が3団地ございます。その団地の施設の整備管理をどのように推進整備させていくのかお伺いいたします。

 発言事項の2、北部地域の農業振興に関する要請について。

 発言要旨の(1)、平成12年2月18日付けで北部地区農協長会第17号、北部地区農業委員会第11号文書で名護市長で要請がありました畜産振興対策について伺います。

 ?県内の素ひなの供給は大部分を県外に依存しており、輸送コスト、輸送中の事故、品質低下等が問題になっている。その整備を図る必要がある。

 ?優良繁殖牛供給センターを設置してもらいたい。

 ?子牛の育成技術の実証展示を目的とする子牛育成センターを設置してもらいたい。

 ?肉用牛の生産農家が保有する優良牛種の改良増殖のため、一定期間繁殖牛改良増殖の助成措置を講じてもらいたい。

 以上の件について、名護市の方針を伺います。また、要請機関に対しどのように対処なさってきたか伺います。

 発言事項の3、国道449号道路整備事業について。

 発言の要旨1、名護バイパス工区の進捗状況について伺います。

 安和から山入端につきましては大変すばらしく整備されておりまして、本当にいままで砂利トラック公害、ダンプ公害という通りが、安和のこの海岸沿いのすばらしい整備に地域住民は大変喜んで、あるいはドライブのドライバーにも大変和まれるあずまやなどが設置されてすばらしくなっております。こういうことで、この名護バイパス工区の屋部から宇茂佐土地区画整理管内の状況についてお伺いします。

 発言要旨の2、屋部前田原貝塚の発掘調査の必要があるが、県は早急に事業着手するため、平成11年度予算に調査費を計上し名護市に調査委託しているが、市の対応はどうなっているか伺います。また、調査工程はどうなっているか。工事期間に影響するのかどうかお伺いいたします。

 この件については、本当に屋部住民がダンプ公害で大変だということで、安和、山入端はもう整備され、あるいは土地区画整理管内においても随時整備されてきているんだが、屋部管内についてはまだ一向に整備されないということで、最近は老人会、あるいは婦人会、組織挙げてどうなっているかということで、集まりのたびに話が出ております。そういうことでありますので、そのあたり誠意あるご答弁をお願いしたいと思います。

 それから発言事項の4、21世紀の森公園整備事業について。

 発言の要旨、市民の健康増進触れ合い憩いの場として、広く市民に利用されている21世紀の森公園に、運動器具を設置する計画はないかどうかお伺いします。例としまして、名護中央公園内Jゾーンに設置している運動器具でございます。

 発言事項の5、土木行政について。

 発言の要旨1、面屋部川からのはんらんによる屋部区、兼久一帯の床下浸水、あるいはこれは床上もございます。被害が大雨のたびごとに発生しております。その改善が早急に望まれておりますが、当局はどのように対応していただけるのかお伺いいたします。

 少しばかり畜産の飼養頭数を少しここで報告しておきたいと思います。これは沖縄県の畜産という県農林水産部の畜産課がまとめている資料でございますが、肉用牛が北部の伊江村、今帰仁村、国頭村、ベスト1Oが発表されておりますが、その中に1位、2位、3位、4位までは八重山と宮古でございます。石垣市、竹富町、城辺町、平良市が順を追って、その次5位から伊江村、6位が多良間村、7位が与那国町、8位が今帰仁村、9位が国頭村ということで、先島を除くとほとんどお互いのやんばるの町村でございます。

 それから豚については、国頭村が1位でございます。2位が糸満市、我が名護市が3位、5位が大宜味村、6位が具志川市、7位が具志頭村、8位が東村ということで、ほとんどやんばるの方で生産されているというのが平成10年度の実績でございます。ちなみにお互いがヒージャーグスイしている山羊の飼養頭数、1位が東風平町、我が名護市が2位、3位が今帰仁村、4位が具志川市、多良間村、本部町というふうに続いております。

 それからお互いの名護市の畜産の粗生産高、畜産の部門で29億7,100万円ということで、肉用牛が1億3,900万円、それから豚が13億3,600万円という数字になっております。ちなみに農業粗生産高、耕種を含めると67億4,300万円ということで、約50%近く畜産部門で占めているということでございます。

 以上一般質問といたしますが、当局の誠意あるご答弁をご期待申し上げます。二次質問は自席より行います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 吉元義彦議員の一般質問にお答えします。

 発言の事項1、名護市食肉処理施設整備事業についての発言の要旨(1)の?についてお答えします。大腸菌O−157等による全国的な食中毒の発生を契機に、と畜場法施行令及び同法施行規則が改正され、と畜場におけると畜解体の過程での汚染防止措置を講じるためにと畜場の施設構造基準が見直され、沖縄県食肉センター名護分工場においては、平成12年4月から大動物のと畜ができなくなっております。沖縄県においては、大動物のと畜はその処理量からしまして、1カ所のと畜場で実施することで沖縄県食肉センターでの整備を進めており、名護市が設置する予定の新と畜場には計画はされておりません。

 発言要旨の?ですが、新施設整備は食肉等流通体制整備事業で整備しますので、ハム等の加工施設は別の制度での整備となり、今回は計画しておりません。

 それから?、新と畜場を整備した後においては、本島内のと畜場は沖縄県食肉センターと2カ所のと畜場が稼働することになりますので、大部分が中南部に運ばれる状況から、より産地に近い地域でと畜することにより、流通コストの低減や流通機能の合理化が図られると考えております。

 発言事項1の発言要旨の(2)についてお答えします。

 豚については全国的に発生した豚のオーエスキー病により、平成2年から、県では県外豚の導入中止措置がとられてきました。これに伴い、オーエスキー病の発生していない外国から種豚を導入し、県の種畜センターを中心に優良種豚を増殖し、農家へ払下げを実施してまいりました。本市においては、県で実施している県有優良種畜貸付豚の利用や本市の単独事業で実施している優良種畜導入事業を活用しております。

 ?、家畜排泄物の管理の適正化及び利用の促進に関する法律により、家畜の糞尿の野積み及び素掘りでの処理はできなくなりました。平成16年までの猶予期間で施設の改善等を実施する必要があり、既に実施しているところでありますが、全農家を対象としての整備計画を平成13年及び14年に策定して、実施していきたいと考えております。

 それから発言事項の2、北部地域の農業振興に関する要請について、発言要旨の(1)の?についてお答えいたします。

 県内の素ひなの供給は大部分を県外に依存しており、輸送コスト、輸送中の事故、品質低下等が問題になっております。その整備を図る必要があるについてお答えいたします。市内の養鶏農家の素ひなは、やんばる管内の農家はほとんどが中城村にある琉球孵卵場から導入しており、その他の一部農家は具志川市の沖縄県養鶏農協から導入しております。そのふ化については、豊原にある全沖ブロイラーに委託して利用農家に供給しておりますが、その施設が老朽化が著しいので、補助事業での整備について検討していきたいと考えております。

 ?優良繁殖牛供給センターを設置してもらいたいということについてお答えします。肉用牛については全国的に銘柄化が進む中で、産地間競争に打ち勝ち、持続的に発展していくには良質、安全で新鮮な牛肉を供給することが重要であり、その生産体制を一層強化してまいります。現在県内における肉用牛の供給は、石垣市にある沖縄県肉用牛供給センターで実施しておりますが、北部地域での必要性について、県や畜産関係者と調整して、検討してまいりたいと考えております。

 ?子牛の育成技術の実証展示を目的とする子牛育成センターを設置してもらいたいについてお答えいたします。肉用牛繁殖農家で生産された子牛を、離乳後から競り出荷までの約7ヵ月の間、預託して共同育成を行う施設でありますが、その施設整備については費用対効果等の面から、生産農家の意向等を確認した上で、牛の生産振興に向けて検討をしてまいりたいと考えております。

 ?肉用牛生産農家が保有する優良牛種の改良増殖のため一定期間についてお答えいたします。本市の単独事業で優良繁殖雌牛指定保留事業で、1頭当たり10万円の助成事業を実施しておりまして、今後とも継続してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 吉元議員の発言事項の3、国道449号線道路整備事業について、発言の要旨(1)、名護バイパス工区の進捗状況についてお答えいたします。

 国道449号線の進捗状況についてでございますが、用地の補償についてはほとんど終わっているようでございます。字屋部石小堀の一部、字屋部前田原の貝塚のあるところだけ残っているようであります。この場所は貝塚の採掘のため、道路の設計の変更もありうるということで、用地取得が残されているようでごさいます。

 国道449号線の完了につきましては、県の計画によると、県の計画どおりいきますと平成16年完了予定でありますが、貝塚の発掘作業いかんによっては延びる可能性もあるというふうに県の方々は話しております。

 それから21世紀の森公園事業の整備について、21世紀の森公園の運動器具設置についてお答えいたします。21世紀の森公園の整備については、昭和60年に作成された整備計画がございます。人工ビーチの設置など、当時の状況とは異なる点もございますが、各施設の配置や植栽計画など、整備計画の基本的な考え方を踏まえて整備を進めております。ご指摘の運動器具の設置につきましては、基本計画の中で位置づけられており、整備する必要があると考えております。

 21世紀の森公園は、九州、沖縄サミットの関連事業として海浜部分を含む沿路など整備が進み、また昨今の健康ブームによりジョギングやウォーキングなどをする人が増えております。したがいまして、ご指摘の運動施設はジョギングやウォーキングの前後行うストレッチのできる機能を持つトリムを中心に検討し、平成13年度設置していきたいと考えております。

 次に土木行政について、西屋部川のはんらんによる屋部区、兼久一帯の床上浸水の改善についてお答えいたします。ご指摘のとおり大雨のたびに兼久一帯の住宅が床上浸水し、地域の皆さんにご迷惑をかけております。その改善策として、西尾部川河川改修の実施設計ができた時点で北部土木事務所と調整し、検討していきたいと考えております。早ければ平成13年度調整し、平成14年度事業化に向けて検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) それでは国道449号の工事に関連した屋部前田原貝塚の発掘調査の件でありますけれども、これまでの県との調整を進めてきているようでありますけれども、県と私の方の担当課との調整によれば、この発掘調査については記録保存としていこうと、こういうことで調整がなされたようであります。現在市教委としましては、屋我地大堂原の貝塚、それから部瀬名南遺跡の調査と、こういうことでいま事業を展開しておりまして、これが終了次第県と正式に委託契約を交わした形で調査に入っていこうと、こういう段取りをしております。

 なお、2パートに分かれて事業を展開しておりますけれとも、部瀬名の方が平成13年、来年度で終了するという予定をしておりまして、これと並行した形で新年度には試掘調査に入っていく。これは449号のいま議員の方からの指摘をされた場所でありますけれども、来年度には試掘調査に入っていく。そして14年度には正式に着手していけるのではないかと、こういう見通しを持っております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) 食肉処理施設の問題につきましては、私どももきのう議長を中心として沖縄県食肉センターを視察することができました。向こうでの金城社長のお話もいろいろ聞きながら感じたわけでございますが、やはり大動物、特に牛についても産地がどんどんやんばるの方に増えてきているということを申し上げていたわけなんですが、認識は少し金城社長との違いがございましたが、やはり中南部を1つとして、あるいは北部を1つとしても、大体同じ頭数ぐらい飼養されているわけであります。

 ですから、なぜ名護処理施設には大動物ができないかということを私帰りながらも少し考えたわけですが、いままでの話を聞くと、やはり県の畜産課の考え方、あるいは大里にある県食肉センターの考え方が中心となって全面に出てきている感じがしまして、少しばかりこれでは納得いかんなということを感じたわけでございます。特にJAやんばる、農家の最前線で指導、畜産の振興を図る上からいろいろと取り組みされているJAやんばるの組合長、専務、常務、担当部長の話を聞いても、これはやはり北部の方で大動物のと畜もやらなければいけないのではないかということも話を聞いたわけであります。

 そういうことで、とんとん拍子にこの計画が上がってきて、生産農家の意見の集約とか、あるいはこういったJAやんばる、指導機関の意見の集約とかがまだとれていないんじゃないかなという感じがして、いままでこういった話をやったのかどうか。その辺ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。その件につきましては、計画以前から沖縄県がJAやんばるの関係者、あるいは北部地域における養豚業者の皆さんとそういう問題について話し合いがなされてきたというふうに伺っております。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この問題につきましては、確かにご指摘のとおり、大動物の処理のためのラインを増やすべきだという意見が、ほかの市会議員の方からも出ております。私ども25日に県と改めてこの問題について話し合いをする機会がありますので、そのラインをどうするかということについても、県の畜産課、あるいは部長と調整をしてみたいと思います。ただ、この計画をつくる段階では、JAからも、あるいは経済連からも、大動物の処理については注文は全くありませんでした。そういうことでご理解をいただきたいと思います。

 さらにまた、これに大動物の処理工程を1つ入れるとなりますと、現在の予算の予定している30億円ではとてもじゃないですが15万頭処理の能力を持った施設はつくれないわけであります。ですから、その部分をどうするかという予算的な措置の問題もありますので、あるいはそれは例えば県が毎年50億円持っている例の調整費の中から、北部の食肉センターと言いますか、今回の処理施設のために上乗せをしてもらえるかどうかという検討も必要だろうと思います。いずれにせよ大動物の処理が絶対に必要だということであれば、何らかの予算を考えなければいけません。そういこともありまして、もう少し検討させていただきたい。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ただいまの市長の説明で大体理解ができましたが、いま本当に農家の置かれている状況、これは耕種、それから畜産含めてそうなんですが、大変農家の経営が厳しくて、行政から、あるいはこういう関係団体を含めて、どうにか対策を講じていかなければ、重要な問題が山積しているのではないかなというふうに感じるわけでございます。

 先ほどは部長の答弁からはこういった生産者の意見、あるいはJAからの意見も集約やられてきたのではないかという見解を少し話されておりましたが、我々地域に帰りまして、法事とか、あるいはちょっとした集まり、部落での話にも出ますが、これでは北部振興事業でこういう事業メニューの中で実施されるからには、やはりやんばるの農家の将来展望を開けるぐらいの、思いきった整備を図っていかなければいけないのではないかということでお叱りを受けます。

 さらには、この畜産部門の食肉販売の面も含めて、生産から販売まで、この機会を契機に、私はJA関係、あるいは農家、それから行政も含めて、牛肉の品質、あるいは育成技術の農家の技術向上を深める上で、ぜひいろいろと研究すべきじゃないかなというふうに思います。例えば、牛肉については今帰仁のせり場でせり買参人が落としていくわけなんですが、末端農家まで、せりされ、これがどのように県外で売られて、評価されて買参人、食肉販売業者が儲かっているか。そのあたりが情報が農家まで伝わってこないということもありまして、県も生体出荷ではなくて、枝肉出荷を奨励やろうということで、11年度から1頭あたり3万5,OOO円の補助をして、なさっている状態であります。

 そういうことで、平成11年度の実績について資料をいただく機会がございましたのでちょっと報告しますと、この目的は、県内の肥育牛生産者の肥育技術の確立を促進し、県内肉用牛の肥育基盤の強化を図ることを目的とされているわけです。それで実証調査奨励金を交付するということで、平成11年度の交付実績が、農家数で52戸、それから助成頭数で5,173頭、助成金額で1億8,105万5,000円という、県の方でこれは13年度まで3カ年間続くわけであります。そういうことで、県もそういう肥育農家の技術の向上を推進するための施策も出されているわけです。

 ですから、いま大里の方で四、五千頭年間と殺されているわけですが、こういう県の奨励事業も含めてくると、やはり年間のと畜数量もはね返ってくるわけです。そういう事情もございますので、ぜひお互いの名護市の今回の計画の中にも、やんばるの牛はここでつぶすことをやってもらえるようなことを、ぜひ市長頑張っていただきたいなというふうに切にお願いをしたいと思います。

 もう1点私が心配しているのは、この8業者の協業組合が設立されてスタートするわけであります。これはと畜場の施設を整備されてここに入って、それぞれの営業でまた販売されていくわけでございます。ですから、例えば豚の場合は預託という事業がございまして、それぞれ中部食肉、沖縄畜産、あるいは県食もそれらの農家に預託をさせて、原料豚の確保をやっているわけであります。それでと畜場を利用してこの枝肉で処理されて、それを自社のカット室でカットされて販売されていくわけでございます。

 もちろん営業もそれぞれの営業でなさっていくわけでありますので、この管理運営について、ぜひ8社の企業の行政指導についても、これは県と名護市が大きくかかわっていって、この指導の連携をとらなければいけない問題も出てくるではないかなというふうに感じております。

 それと今回の計画につきましてはまだこういう協業組合の話し合いもまた十分されていないようでありますので、ぜひいまの名護分工場の職員の身分補償の問題も含めて、特に部長、県中心となって身分の補償できるように、呼びかけをお願いしたいと思います。

 あと1点目は、きのうも議長、それから議員の二十四、五名で県食を視察研修してきたわけでございますが、やはり百聞は一見にしかずで、工場施設を見ることによってまた理解も深められるし、あるいは先ほども僕は冒頭で申し上げたとおり、日本一、あるいはハイテクと言いますか、すばらしい処理場を建設していかなければいかんわけであります。

 それで県外、特に九州、あるいは愛知県にあると畜場を議員中心にして、議員の中にも議長をはじめ、あるいは屋比久議員も人工受精士の免許も保持しているということもあって、大変詳しい議員もたくさんいらっしゃいます。そういうメンバーを組んで、県外、宮崎あたり、あるいは九州、先進地を視察し、すばらしい施設の整備に向けて頑張るべきじゃないかなというふうに感じております。この件について、予算措置もあろうかと思いますので、この件については宮城助役の方から、どのように考えていらっしゃるかご答弁いただきたいと思います。お願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 助役 宮城常吉君。



◎助役(宮城常吉君) 大変難しい話でございますが、現在の畜産費の中には、施設整備に関する県外視察というような費用がございません。したがいまして、仮に必要だとすると、どこからか流用してきて措置すると、こういうふうなことになりますので、議会の皆様方がご了解いただけると、このような流用の措置をして予算を計上していきたいと、こういうふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひ工面していたたいて、この施設整備に向けては議会、それから当局と一糸乱れぬ考え方で進めさせていただくように、ご希望申し上げたいと思います。

 それから、先ほどアーグーという黒豚を少しお話しましたが、このアーグーについては、名護市の博物館の方で剥製で展示されているそうです。ぜひ足を運んでいただきたいなというふうに思います。

 あと1点、先ほどありましたが、北部地区農協長会、あるいは農業委員会の会長名で市長に要請があったわけであります。この件については、12市町村全部回られて要請をしているということで、2月にこの要請があったわけでありますので、その後北部市町村会、あるいは広域事務組合等も含めて、こういった問題、大きな畜産の振興対策に向けて話し合いされているのかどうか、市長、ひとつ検討されたのかどうか、ちょっとご答弁お願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 正直に申し上げますと、まだこの話し合いの結果、あるいは内容については私のところには報告がまだまいっておりません。多分担当部局の方で検討している段階だろうと思っております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) わかりました。農協もいま大変苦しい状況でありますので、足を運びながら、私たちも農協出身議員として情報提供しながら、頑張って支援をできる限りやっていきたいというふうに思います。

 それから発言事項3の国道449号整備事業について二次質問を行います。

 この前田原貝塚の発掘調査がまだ実施されていなくて、用地買収もままならない。あるいは設計の変更もありうるということで、僕は大変びっくりしているわけでありますが、先ほど次長の答弁では、14年度に調査実施できるのではないかということであります。向こうはこの間屋良土木事務所長の話を聞くと、8,OOO平方メートルこの対象面積があるということで、1パーティーでこの調査していくと、大体1年間で1,000平方メートルしか調査できない。そうなりますと8年間かかるということで、これは頓挫するんじゃないかなということで大変心配したわけであります。

 そういうことで、部瀬名が13年度に終了するということでありますので、14年度2パーティーでいつでも4カ年間かかるわけです。そうなってしまうと16年度の事業終了に間に合わないじゃないかなというふうに考えるわけですが、その辺もう少し誠意あるご答弁をお願いしたいと思います。次長、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) 工期等については、県の方と再度全体の流れについての調整が必要になるのではないかというふうに考えますけれども、先ほど冒頭で申し上げましたように、私たちの体制ということにおいては、先ほど申し上げましたが、13年度に終了するひとつのブロック、パーティー、この部隊が並行して来年度に試掘調査に入っていくということでありまして、さらにまた屋我地の大堂原が14年度には終わるだろうと。長くて15年度の前段ぐらいで持ち越すかどうかという状況にもありますけれども、全体の流れをもう少し見ていがなければ、何とも確答と言うんでしょうか、2パーティーを入れるということについては申し上げるわけにはまいりませんけれども、委員会としてはできるだけの努力はしていきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひ8,000平方メートルという面積が対象にかかっているということでありますので、できる限り工事に支障のない調査方法と言いますか、そういことも考慮していただいて、16年度の供用開始に向けて頑張っていただくように、次長、3パーティーぐらい増やせるぐらい考えていただけませんか。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 徳本哲保君。



◎教育次長(徳本哲保君) この調査については、私たちもいま職員の体制含めて2パーティーが限度だろうというふうには思いますけれども、いずれにしてもいろいろな手法が考えられるかと思います。例えば、ほかの近隣の町村の調査員にも声をかけていく。場合によっては県の文化課の方もこの工事の状況ということをとらえていくときに、全体でフォローしうる体制がとれれば一番いいんでしょうけれども、そういところも含めて、県の調査員も含めてどう支え合えるのかということも、これも含めて考えていきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひ次長、よろしくお願いいたします。屋部はいつも後回し後回しでやられているような状況で、これでは5名の議員も選出されているのにあんた方はということを言われないうちに、ぜひ頑張ってご協力をお願いしたいと思います。

 それから21世紀の森公園整備事業については、先ほど部長のご答弁の中で、13年度に設置したいということで、この間たまたま中央公園時間あって行ってみたら、本当にすばらしい用具が設置されておりまして、ジョギングをしたり、あるいはウォーキングをして歩いた後、このストレッチ運動、大変気持ちがいいわけであります。ただジョギングとか、あるいはウォーキングでは健康の増進にはならないそうです。

 そういうことで、こういった運動器具があれば、一人で楽しみながらできるということでありますので、ぜひすばらしく整備された21世紀の森公園でありますので、もっとまた利用者にすばらしい運動器具を設置していただいて、楽しめるようにさせていただきたいと思います。13年度によろしくお願いいたします。

 それから5番目、土木行政についてなんですが、西屋部川の改修工事の設計あたりが13年度にできるだろうということでありますので、この13年度の設計ができれば、いま言った兼久一帯、小橋川商店の前の道路ですが、毎回大雨があるたびごとに逆流して、西屋部川からの逆流と床上浸水、あるいは床下浸水の被害が出ているわけであります。13年度に県が設計できれば14年度に事業導入できるのではないかということでありますので、ぜひそのようにやっていただきたいと思います。

 また、この兼久一帯は特に地盤が下がっているわけでありまして、旭川、名護運天港線の路面の雨水からも伝わって、ここに雨水がたまるようになっておりますので、この辺の問題も並行してやらなければ、これは横断側溝あたりもう1回きちっと検討するなりして、ここに水がいかないようにやる工夫も必要ではないかなと思います。

 特にまた西屋部橋のはんらんから出て豊里商店の前、それから東江新公議員もいらっしゃいますが、毎回向こう一帯どんどん水かさが上がっていくわけです。それで西屋部川の西屋部橋の橋梁の下にパイプがあります、水道管が。あれは名護市のものなのか、企業局のものなのか、ちょっとお聞かせ願えませんか。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 西屋部川の橋の下50センチ下の方にパイプが通っております。これは水道管で、名護市の水道管となっております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) 大雨のたびごとに川のはんらんの要因はここなんです。そういうことで、この抜本的な改善すべき問題もここにかかわっていると思いますので、部長、ぜひこれも河川改修のときには、橋梁の整備について、早目に取り組みしていただくようにお願いしたいと思います。

 それから運天港線の整備、これはまだ虫食い状態であるわけです。先ほど申し上げたとおり、勝山病院の下の方の水をここに流さないようにするためにも、運天港線の整備もこれは県に強く申し入れていただきたいと思いますが、この辺の進捗状況をちょっとお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 名護運天港線、地元では旭川線と言っているんですが、地域の皆さんの協力が得られず虫食い状態で残している状況であります。北部土木事務所と調整した結果、西屋部川の改修工事と関連して、1つの事業として整備していこうと調整やりましたので、いまのJA農協の前のところをみんな買い上げて、交差点を改良しようということで調整なっておりますので、ご理解お願いします。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひ一挙に事業が進められるような雰囲気が出てきましたので、ぜひ部長、鋭意努力していただいて、県との調整も踏まえて、改善できるようにお願いしたいと思います。

 5番、吉元義彦、一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。定刻4時に17分前でございますが、9番 神山敏雄君の一般質問が終了するまで時間延長することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時41分)再 開(午後3時51分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 9番 神山敏雄君、一般質問を許します。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時51分)再 開(午後3時52分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 一般質問初日の最後ということで、皆さんには大変お疲れだと思いますけれども、しばらくの間お付き合いのほどお願い申し上げたいと思います。

 一般質問に入ります前に、一言申し上げたいと思います。

 本年は1月の全国花いっぱい名護大会に始まり、7月の主要国サミット、市制30周年記念事業と非常にハードな年だったものだと考えております。特に7月に行われました主要国サミットにおいては、事件、事故等もなく無事終了したことは、当局はもとより市民が一丸となって主要国サミットの成功に向け協力した賜物だと思います。迎える2001年は、本市にとって北部振興策の事業導入等大型事業プロジェクトが導入されておりますが、当局と議会がカを合わせ、市政の発展、市民の生活向上に向け頑張る所存の一端を申し上げ、これから順次一般質問に入らせていただきます。

 発言事項の1、道路行政についてでございます。

 1点目の505号のルート変更についてでありますけれども、この問題については、第114回の定例会でも一般質問いたしましたが、道路が部落の中央を通っているわけであります。当局もご存知のとおり、道路の幅員が非常に狭く、歩道もないことから交通弱者と呼ばれている老人や子供たちにとって、大変危険な道路となっております。

 特にこれから収穫期を迎えるさとうきびの操業時期には、さとうきびを満載した大型ダンプカーが頻繁に往来するため、区民にとっては海岸線からの道路を早急に整備していただくよう願っておるわけであります。当局も北部土木事務所や関係団体に対し、ご尽力なされていることはご承知しておりますけれども、区民としては交通安全の面から、安心して暮らせる生活環境の早期実現を切望しているところであります。その後の経過と今後の見通しについて、当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 発言の要旨2、この問題についても先ほど申しましたように、前の定例会で取り上げておりますが、当局は早速一部分について約50メートルの間舗装していただき、本当にありがとうございました。この道路は約30年前に舗装された道路でありまして、あちらこちらで道路がめくれ、おうとつができている状況であり、舗装道路とは言いがたいものがあると思います。もちろんこの道路は部落の生活道路でもあり、また稲田小学校の児童生徒の通学路にもなっております。雨天時には水たまりができるなど、児童生徒の通学路としても早急に舗装が必要だと思いますけれども、当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 発言事項の2、農業問題についてでございます。

 農業経営を取り巻く環境は、私が申し上げるまでもなく厳しい現状下にあることは周知のとおりでありまして、農畜産物の国際自由化、農業従事者等の高齢化、後継者問題、長引く景気の低迷、需要の低下、異常気象等による農作物の不作といったことで、農家にとっては厳しい現状であります。農家においても、いかにすれば生産の拡大、生産物のブランド化、コストの低減、販売ルートの問題等に真剣に取り組み、JAの指導部を中心に、生産農家と会議を重ねているところであります。

 我が名護市においても、農業生産基盤の整備はほとんどの地区で整備なされて、土地改良事業、施設団地等が整備されているものだと思います。しかし、多額な資本を投入して基盤整備がなされな土地改良区の遊休が、あちらこちらの地区でも見られているわけです。また施設においても同様なものであります。遊休化した農地、施設の原因についてはいろいろな理由があると思いますけれども、問題の解決のため関係機関とも協議を持ちながら、早期に対策を打つ必要があるのではないかと思います。

 そこで発言の要旨1、遊休農地について。

 遊休農地解消に向け当局は鋭意取り組まれていることだと思いますけれども、その取り組み状況についてご説明を願いたいと思います。

 発言要旨の2、遊休施設について。

 施設についても鋭意取り組まれ、努力していると思いますけれども、その取り組み状況をご説明願いたいと思います。

 発言の要旨3、産地育成対策事業、平成10年度についてでありますけれども、平成11年3月に事業費5,401万7,000円を投じて完成した伊差川にあります仲嵩ゴーヤー団地でございますけれども、現在3名の組合員の農家の皆さんがゴーヤー栽培に取り組んでおります。初年度から順調な生産販売で、所得を上げ喜んでいると聞いております。この施設は台風にも強く、ビニールも5カ年は張り替えしないでできる特殊なビニールで、毎年の張り替えする必要がないことからコストの軽減にもつながり、生産農家にとっては喜ばれているものであります。そこで、生産状況をご説明願いたいと思います。

 発言の事項3、名護市ゲートボール場の整備について。

 高齢化社会の中、介護保険が平成12年4月からスタートしているところでありますが、介護を必要としない元気なお年寄りが毎日市営ゲートボール場に、また各部落ごとのゲートボール場に集まり、健康維持増進を図りながら、コミュニケーションの場として活用しております。名護市ゲートボール協会には現在31チーム、360名余りの会員の登録があります。そのほかにも同好会等もあり、児童生徒も参加し、年々盛んになっているのが現状であります。年間の大会も名護市長杯をはじめ、名護市選手権大会、厚生年金受給者大会、JAやんばる年金友の会大会、年間に15回ほどの大会が行われております。

 お年寄りの健康増進、コミュニケーションの場として整備していただきたいと思いますけれども、そこで発言の要旨1、現在名護市ゲートボール場は5コートありますけれども、4コートについては整備がなされております。西側のコートがいまだ未整備になっている状況にございます。そのコートの整備と全5コートを芝を植えていただきたい。また、用具入れのコンテナを設置していただきたいと思いますけれども、当局のお考えをお伺いいたします。

 きょうは傍聴席の方に名護市ゲートボール協会の金城会長さん、そして役員の高良さん、伊芸さんというゲートボール協会の役員の方もお見えになっております。そういことで、当局の前向きなご答弁をいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 発言の事項4、観光行政について。

 嵐山展望台一帯の開発については、第116回定例会でも一般質問いたしましたけれども、展望台から眺める羽地内海の景観はすばらしく、また土地改良された広大な農地にはお茶畑、パイン畑、さとうきび畑等が広がる景観は、観光に訪れる皆さんはすばらしい景観だということを言ってくれます。またJTBの観光バスが1日8回もホテルの方から観光客を乗せ、嵐山展望台をコースに取り入れております。タクシー、レンタカー等による観光客も多数訪れて、にぎわいを見せているところでございます。

 20年前に展望台もでき、駐車場も完備はされておりますが、建物も古く、改築し、整備してはどうなんでしょうか。あわせて周辺の整備を行い、観光客の増加を図ることについてお伺いしたいと思います。

 発言の事項5、羽地内海のしゅんせつについてでございますけれども、それは羽地振興会の中でもうたわれておりまして、以前に振興会としてご要望しております。

 発言の要旨1、羽地内海は現在ヘドロが堆積し、漁民にとっても死活問題である。早急にしゅんせつする必要があると思料されますけれども、当局のお考えをお伺いしたいということです。

 以上一般質問としまして、二次質問は自席から行いたいと思いますので、当局のご答弁をよろしくお願い申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 神山議員の道路行政について、国道505号のルートの変更について、その後の経過と今後の見通しはどうなっているかについてお答えいたします。

 国道505号については、これまで北部土木事務所と数回にわたり調整をしてきております。ルートの変更に係る羽地内海は、特定重要港湾、国定公園、鳥獣保護区域の法的規制がかかっており、関係部署の許可が必要であります。いまのところ特定重要港湾等の許可申請の資料を作成中であります。着手につきましては、関係部署の許可がおり次第実施していきたいと考えております。着手予定は、平成15年を目標に努力しているところでございます。

 それから2点目の、羽地102の西土地改良12号線の舗装についてでございますが、そこは平成11年度50メートル程度舗装やっております。今回は穴埋めなどの補修工事をやっていきたいと考えております。

 発言事項の3、名護市営ゲートボール場の整備について、発言の要旨、未整備コートの整備及び全コートの芝生化についてお答えいたします。

 名護ゲートボール場の整備につきましては、現在名護市ゲートボール連盟の方々が仮に整備していただき、ゲートボール大会時に使用しているところでございます。整備につきましては、ゲートボールがお年寄りの健康増進、ストレス解消、なくてはならない老人の楽しみのスポーツであると認識しております。21世紀の森の他の施設整備も念頭に置きながら、対処していきたいと考えております。

 コートの芝生化につきましては、利用者の方々の使用方法や管理方法など、総合的に意見を交換しながら、今回は2面のコートの芝生化を考えております。

 それから用具入れの設置については、単なる用具入れなどではなく、ゲートボールの普及に伴う大会の開催など視野に入れ、大会運営のための小規模な管理棟のようなものができないか、検討しているところでございます。

 それから羽地内海のしゅんせつについてお答えいたします。羽地内海のしゅんせつにつきましては、屋我地区域から海浜保全のためにしゅんせつをしないようにという陳情がございます。そしてまた、羽地振興会からはしゅんせつするようにと要請がございますので、それぞれ各地域の皆さんと調整しながら、関係官庁の意見も聞きながら、今後検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 神山敏雄議員の一般質問にお答えします。

 発言の事項2の農業問題について、それから発言の要旨(1)、遊休農地についてご説明いたします。お手元に配られてある資料から説明をしたいと思います。農地利用権設定実績なんですが、これにつきましては平成11年度63件ありまして14万3,519平方メートル、平成12年度12月現在、これが36件ございまして11万7,584平方メートルとなっております。次に遊休地解消事業実績でありますが、平成11年度21件、これが10万2,440平方メートル、平成12年度12月現在が9件、10万6,183平方メートルとなっております。

 次に遊休農地や荒蕪地の解消は、農業従事者の高齢化や兼業化等が進んでいる現状において、非常に厳しい状況にありながら、名護市においては平成11年度から堆肥の助成を図りながら、遊休地解消事業を展開しております。それから平成11年7月時点での調査における名護市の基盤整備された農地面積が981.7ヘクタールで、そのうち遊休化した農地面積が87.9ヘクタールとなっております。平成11年度の遊休農地解消事業により1O.2ヘクタール、平成12年度10.2ヘクタールを解消しております。また、現在パインの新品種導入事業による遊休農地解消も1ヘクタール取り組んでおります。

 今後食料農業農村基本法においては、遊休農地等は事業導入の支障となりますので、農業委員会ともども遊休農地解消にこれまで以上に努力をしていきたいと考えております。次に発言の要旨(2)、遊休施設についてお答えします。名護市全域の遊休施設は8万6,526平方メートル、坪数にしますと約2万6,202坪あります。平成12年4月、JAやんばるの農家支援対策室、関係農家を中心に遊休施設を活用して、農家支援を進めております。現在キクにおいては5,940平方メートル、野菜においては3,630平方メートルの面積を耕作して頑張っております。今後とも関係機関、関係団体等とも協議しながら、対策を講じていきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

 次に発言の要旨3、産地育成対策事業における仲嵩ゴーヤ団地の生産状況についてお答えします。事業概要なんですが、事業名が平成10年度ゴーヤ産地育成対策事業であります。事業実施主体が仲嵩ゴーヤ生産組合、これは戸数3戸であります。地区名が仲嵩地区であります。施設面積が鉄骨ハウス6,300平方メートル、これは9棟です。事業費が5,401万7,000円、そのうち補助金額が4,284万4,000円となっております。

 次に生産状況についてこ説明申し上げます。平成11年度実績は、ゴーヤを主体に生産量で1万9,690キロ、出荷額で1,087万3,000円となっております。事業導入後初年度ということもありまして、土壌条件、それから作業段取り等の不慣れな面もありましたが、しかし平成11年度、沖縄県野菜フェスティバルにおいて組合員が農林水産大臣賞を受賞するなど、また去った台風8号、14号においては被害を受けることなく、生産を継続しております。今後においても、関連機関と連携を取りながら、組合員全員の栽培技術の高位平準化等を図り、生産性及び所得の向上に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは神山議員の観光行政についてお答えをいたします。

 以前にもいろいろご提案いただいたわけでありますけれども、今回も嵐山一帯の観光開発についてということで、展望台の改築も含めてどう考えているかということでございますが、ご案内のようにその地域というのはすばらしい景観を持っていて、たくさんの観光客が訪れているところでございます。そういったことで、来られる観光客へのサービス提供ということと、あわせてそこで売られている農産物の提供ということがあると思うんですけれども、その一帯については、近年にあっては団体ツアーというよりも、むしろ県内のお客さん、あるいは個人的にレンタカーなんか借りて回ってくるお客さんがかなり増えていると、こういう状況を伺っております。そういった人たちにこたえるためにも、その一帯の整備は必要であるというふうに認識をしております。

 具体的な取り組みといたしましては、私どものいま羽地内海地区整備計画をつくってありますけれども、その中にもここの整備についても位置づけされておりますので、周辺地域の整備とあわせて、今後整備に努めていきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 順を追いながら、二次質問をさせていただきます。

 まずは道路行政についてでございますけれども、その件については、当部落としても、平成元年あたりから市の方に対して要請を出しております。そういうことで、さきの定例会でも市長の答弁にもございましたけれども、極力早期実現を目指して県、国とも調整を図り、実施していきたいというようなご回答を得ております。我々当部落としましても、本当に危険な状況にある道路だということを認識し、区民の総会、会合等には常々その問題が出てくるわけでございます。

 そういう状況もございますので、ぜひとも先ほど部長の方から15年という話がございましたけれども、できますれば一日も早いそれ以前のめどが立てば、区民としても非常に幸いだと思っております。そういうことで、市長の方も一言お願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この道路につきましては、確かに神山議員がおっしゃるとおり、海岸側に出した方がいいとういふうに私も思います。ただ、以前にその話がありました。そのときは呉我の皆さんが、意見がなかなかまとまらなくて、計画がつくれなかったといういきさつがあります。したがいまして、今回はぜひ地域の皆様方の意思を十分に統一していただいて、我々が動きやすいようにしていただけれぱというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 我々当部落としても、そのような線で意志統一を図っておるわけでございますので、当局の方もひとつよろしくご尽力のほどお願い申し上げたいと思います。

 それから羽102の西土地改良12号線の件なんですけれども、平成11年の段階で約50メートルほど舗装していただいて本当にありがとうございます。稲田小学校、振慶名中線をはさんで、いま我部祖河川の方から企業局さんが取水ということで、ほぼ工事も終わりに近いわけですけれども、学校の方と振慶名中線のところまではきれいに道路拡張、そして舗装ということがなされております。

 先にも申したとおり、そこの道路は我々の生活道路、そして稲田小学校の児童生徒の通学路だということでありますので、特に最近は先の大雨でくぼみが大きいということで、特に夜間の自転車乗りについては転倒ということもあるわけでございます。そういうことで、そこは一部分と言わず、その区間を全面早期舗装ということで、部長、いかがでございましょうか。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 舗装につきましては優先順位がありますので、今回現場を見ますと穴のあいたところを調べておいて、後でまた検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ひとつ早急な実施をお願い申し上げたいと思います。

 それから羽地内海のしゅんせつということですけれども、我々羽地振興会の中では、しゅんせつをやって、ひどいところでは2メートルほどのヘドロも堆積されているという状況でありますので、漁民の皆さんも、定置網に例えばボラ等かかってもせりの方に出せない。ということは、ヘドロの泥を食っているものですから、臭いということで商品化にならないということもございまして、羽地振興会としてはしゅんせつを希望しているわけでございます。先ほどもありましたけれども、ほかの地区からもあるようでございますので、その辺は調整を図って、検討していただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 羽地内海のしゅんせつにつきましては、羽地内海のしゅんせつをすることによって屋我地地域の海岸等の砂が減っていったということで、しゅんせつについては控えるようにという陳情がございます。その件について、羽地振興会から要請があるようでございますので、地域の皆さん、屋我地の皆さん、そして羽地の皆さんとも十分話し合いして、県と協議して検討していきたいと考えています。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) その件については先ほど申したように、ひとつ地域の皆さんとも吟味をしていただきたいものだと思います。

 次に農業問題について二次質問をいたします。

 先ほど部長の答弁もいただきましたけれども、遊休地、そして遊休施設については鋭意努力しているということで私も理解をいたします。ですけれども、せっかく多額な資本を国、県、市と補助をいただきながら、不毛地にするとか、また遊休施設ということを見れば、本当にこれでいいのかということがあります。そして、本当に若者が夢を抱いて農業に従事できるということを整備することからも、ぜひとも一層当局におかれましては努力をしていただきたいものだと思っております。

 そこで、遊休地解消事業について、名護市が実施している遊休地の解消事業についてお伺いしますけれども、事業実施主体はどこなのか。また、協力関係についてお聞かせを願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。

 遊休地解消事業の事業実施主体でありますが、これは名護市、やんばる農業協同組合、それから球場製糖株式会社、北部地区さとうきび生産振興対策協議会等でありす。関係協力機関でありますが、これは名護市農業委員会、農地流動化推進委員、各区の区長、それから北部農業改良普及センター、これに沖縄県農業試験場名護支場等となっております。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ありがとうございます。次に実施時期と実施区分について、それと事業の実施内容についても、2点についてお聞かせ願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 宮里 尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 事業の実施期間でありますが、毎年4月から11月、事業実施の地区については名護市管内の遊休農地であります。それから事業内容なんですが、遊休農地の解消といたしまして、毎年10ヘクタール遊休地解消、これにさとうきびの新植、これは10ヘクタール分、それと堆肥、これが10アール当たり大体4トンしますと、10ヘクタールでは400トンの堆肥導入して遊休地解消を図っております。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 3番目の産地育成対策事業なんですけれども、そこは私もたびたび現地まで行っていろいろ農家の皆さんと直接お話し、見たりやっているわけなんですけれども、特に先ほども申しましたように、夏場の暑い時期にでもそこのハウスは、ビニールも先ほど申しましたように5カ年と、そして去った台風にも何ら被害がなかったということ。そして、ハクレイシャというビニールがありまして、その中で真夏の暑い時期でもこのカーテンをすることによって、遮光が50%落とせるという状況で、真夏ハウスの中におていも長期的な生産収穫ができるということで、農家にとっては本当にこれまでにない収穫だと。そして、台風時にも何らびくともしない、すばらしい施設ができたということで非常に喜んでおります。

 そしてその中の生産者の一人が、今年インゲンの部門で全国表彰、農林大臣賞というすばらしい賞をいただいております。そういうことで、部長、これからもそういうモデル的な農家をぜひとも指導徹底、そして生産の増につながるように、皆さんの方でしかとご指導していただければ、すばらしいモデル農業として、後継者育成の面においても非常にいい結果が波及するだろうと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げたいと思います。

 次に3番目のゲートボール場の整備についてでございます。いまある既存の名護市ゲートボール場というのは、本当にトイレ、そして4コートについてはすばらしく設備はされております。駐車場も完備して、大変すばらしいものではございます。しかし、全県の大会というのが具志川市の方で行われるようですけれども、向こうは全面芝ということなんです。そういうことで、例えば、土の上での感覚と芝の上の感覚というのはおのずと違うわけです。

 そういうことで、先ほどの部長のご答弁の中で、2面は早急に実現したいということのお話ありましたので、それはぜひとも13年度の早い時期に、2面のコートの整備に着手していただきたいと思います。ひとつ確約をお願い申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 岸本慶典君。



◎建設部長(岸本慶典君) 2面については平成13年度実施していきたいと考えています。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) それからそのコートについてですけれども、逆に一番西側の方については、コートは使用できる状況ではありますけれども、4面に比べると整備がなされていないというのが現状であります。そういうことで、そこの整備も含め、そして先ほど用具入れのコンテナについては、大会もそこで行われるわけですから、何かの制度を導入して小屋ということでありましたので、そういった面もあわせて、健康なお年寄りの皆さんの健康維持を図るという目的で、ぜひともその問題については早期の実現を望むところでありますので、よろしくお願い申し上げます。

 そこでこのゲートボールについては、もちろんその整備については建設部の方が主管だと思うんですけれども、お年寄りとの関係もございますので、福祉部長、ひとつ福祉の観点から一言お願い申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 玉城直三君。



◎福祉部長(玉城直三君) 福祉部としていくつか付け加えたいと思います。

 実際ゲートボールについては長い歴史がある。お年寄りの健康づくりとか生きがいづくりという点では、非常に貢献したスポーツであります。特に名護の場合には市長杯ゲートボール大会などを見てもおわかりのように、後期高齢者が主流をなしております。大体平均年齢にして80弱という皆さんであります。ですから、チームによっては、チーム平均年齢が八十二、三ではベスト3に入らないと、こういう状況にありまして、後期高齢者の健康づくり、生きがいづくりという点では非常に貢献をしてきているスポーツであるという評価をしております。

 先ほど31団体、360名ぐらいということでしたが、実際には会費の関係でこういう人数になっているかというふうに思います。同好者を入れるとこの2倍はおられるとこういうふうに見ておりまして、できるだけお年寄りの皆さんがゲートボールがしやすい環境づくりというのは、行政としてこれがゲートボールがなければすぐ医療に流れる、又は介護サービスに流れるとこういう状況でありますので、ぜひ行政としてもできるだけ環境づくりについては支援をしていきたい。

 整備については、先ほど公園の内部で建設部の業務なんですが、福祉部の方からもできるだけプッシュをして、環境づくりには一緒に協力をしていきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ありがとうございました。名護市のゲートボール協会というのは、私も呉我のゲートボールの一関係者としてたびたび大会にも一緒に参加させてもらっている関係でありますけれども、去った12月3日の日曜日にも、歳末助け合いゲートボール大会ということで、大会参加の中から10万円ほど名護市社協の方にも歳末助け合いということで寄附をやっております。そして聞くところによりますと、毎年そういう活動も行っているようでありますので、そういうもろもろのことを加味しまして、建設部長、ひとつよろしくお願い申し上げたいと思います。

 次に嵐山の開発についてでございますけれども、ここは皆さんもご存知だと思うんですけれども、本当に風光明媚なところで、展望台から下を眺めた場合にはすばらしいものがあります。そういうことで、建物も展望台そのものも20数年たつわけですから、本当に現代の観光にマッチした建物ということで、建物そのものも改築整備し、そしてその一帯を開発することによって、我々名護市の観光はもちろん、経済も大きなプラス面が出てくるのではないかなと思っておりますので、このことについても、部長、ひとついろいろメニューを駆使しながらやっていただけるようにお願い申し上ると同時に、そこにある我々の生産物、農産物についての販路の拡大にもつながるだろうと思っております。

 そういうことで、ぜひご理解の上、早期の実現をお願い申し上げ、9番、神山敏雄の一般質問といたします。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 9番 神山敏雄君の一般質問を終わります。

 本日はこれにて散会いたします。

散 会(午後4時39分)