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沖縄県 名護市

平成17年第141回名護市定例会 12月16日−05号




平成17年第141回名護市定例会 − 12月16日−05号







平成17年第141回名護市定例会





第141回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成17年12月 8日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成17年12月16日金曜日 午前10時00分     │
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│散       会│     平成17年12月16日金曜日 午後 2時58分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席30名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  16  │金 城 一 隆 君│ 出 │
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│  2  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  17  │具志堅 興 作 君│ 出 │
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│  3  │大 城 勝 章 君│ 出 │  18  │平 敷 幸 仁 君│ 出 │
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│  4  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  19  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  5  │神 山 正 樹 君│ 出 │  20  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 義 房 君│ 出 │  21  │島 袋 吉 和 君│ 出 │
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│  7  │金 城 善 英 君│ 出 │  22  │島 袋 権 勇 君│ 出 │
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│  8  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  23  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │渡具知 武 宏 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │小 濱 守 男 君│ 出 │
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│  11  │長 山   隆 君│ 出 │  26  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  12  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  27  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  13  │日 高 清 文 君│ 出 │  28  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 慶 三 君│ 出 │  29  │我喜屋 宗 重 君│ 出 │
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│  15  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員      15番 我那覇隆樹君  16番 金城一隆君

 議事日程      別紙のとおり

 会議に付した事件  別紙のとおり

 会議の結果     別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   末 松 文 信 君

              収入役   宮 里 武 尚 君



 企画総務部長    徳 本 哲 保 君   政策推進部長    玉 城 政 光 君

 市民環境部長    比 嘉 富士雄 君   福 祉 部 長   宮 城 幸 夫 君

 産 業 部 長   宮 里   尚 君   建 設 部 長   吉 元 博 昌 君

 水 道 部 長   仲井間 宗 徳 君   消  防  長   屋嘉比 康 弘 君

 金 融 特 区 ・   照 屋 秀 裕 君

 情報化推進室長











              教育長   稲 嶺   進 君



 教 育 次 長   具志堅 満 昭 君







議会事務局出席者



 事 務 局 長   仲宗根   洋 君   次     長   幸 地 春 枝 君

 庶 務 係 長   友 寄 隆 史 君   議 事 係 長   岸 本 健 伸 君

 議  事  係   宮 城   健 君







○議長(宮城義房君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。前日に引き続き一般質問を行います。2番 宮城弘子君、一般質問を許します。



◆2番(宮城弘子君) 皆さん、おはようございます。朝一番、さわやかに一般質問を始めたいと思います。師走に入り、特に今年は大変せわしい毎日を送っているきょうこのごろです。また、今年一番の寒波が押し寄せ二、三日前からぐっと冷え込み体調を崩された方もいらっしゃるのではないでしょうか。どうぞご慈愛くださいませ。岸本市長、名護市の市長として今定例議会が最後の議会ですね。平成10年2月の就任以来、苦渋の選択をしながらいろいろな事業、イベントをこなしてまいりました。時の人として全世界から注目され、人口5万8,000の小さな名護市を世界にアピールした立役者ではないでしょうか。今後はこの名護市にとってよきアドバイザーとして提言をいただきたいものです。どうぞ、お体を大事に。ただいま議長のお許しがありましたので、2番 宮城弘子、通告に従い一般質問を行います。質問事項の1、県立北部病院産婦人科休止問題について。これまでいろいろな団体が産婦人科の存続再開に向けて大会や要請行動を行ってまいりました。北部市町村会においても3,000人規模の大会を行い、2万人以上の署名活動を行い、県に要請をしてまいりました。また、名護市婦人会においても1万5,000人の署名を集め、子を産み育てた経験のある女性やそして子育て真っ最中の母親がこの厳しい現状に声を詰まらせ涙ながらに県に訴えていた光景が思い出されます。このような要請行動もしてきましたが、しかし、その声も届かず、いまだ再開のめどや確約もなく2005年も暮れようとしております。「廃止ではない、休止ですよ、必ず再開します」という行政の言葉を信じていいんでしょうか。本当にむなしい年の瀬です。質問の要旨1、再開に向けての取り組み状況をお聞かせください。そして、2番目に医師確保ができるまでのほかの対策、例えば院内助産とかの助産師の活用はできないものか、検討をお願いいたします。質問事項の2、福祉行政について。要旨の1、夜間急病センターの後利用についてお伺いいたします。荒廃する社会情勢の中、人間関係、家族の問題、仕事の悩み、不満等あらゆる問題が身近で山積して起きています。疲労やストレスからくる体の不調や心の悩みなどが増えている昨今、いつでも落ちついてだれにも言えない悩みを相談できる場所や人材の確保が必要であると思います。常時、その場所には保健師、あるいは心理相談員等の専門スタッフが駐在していて、プライバシーの保護を勘案した健康相談、指導助言が行える場所として今後活用ができないものでしょうか。また、女性特有の悩み、相談も可能とする女性を対象とした相談室も設置できないかお尋ねいたします。質問の事項3番目、教育行政について、質問の要旨1、バイリンガルスクールの創設事業推進の進捗状況をお聞かせください。市長は就任以来、英語教育についてバイリンガルスクールの創設をずっと言い続けてきました。これまで議員の間からもこの英語教育に対する一般質問が多々出されておりました。大変このバイリンガルスクールはハードルが高いと聞いておりますが、今のその事業の進捗状況をお聞かせください。要旨の2、児童生徒の登下校時の安全確保のため、関係機関・団体・地域と密な連携を図る必要があると思うがいかがでしょうか。この点は今議会も既に3名の方から一般質問が出ています。よろしくお願いいたします。質問の事項の4番、市民サービスについて。質問の要旨1、申請手続きが簡単にできないか。と言いますのは、住民票とか印鑑証明、そして戸籍に関する証明を取る時に必ず1枚の用紙に住民票、そして印鑑証明、そして戸籍抄本とか四つ取ろうと思うと4枚にそれぞれ全部やらないといけないというのがありまして、そういうふうな前からこの相談は受けていたんですが、今回自分がそういうふうな経験をすることによって、これは大変だな、役所の内部をちょっと分かっている私でもあっち行き、こっち行き、アンチ、ムチカシムンヤというふうなことを切に感じたもんですから、本当に役所って行きづらい所です。そういうふうな書類を取りにきてドゥマンギタというふうな話もよく聞いておりますので、もっと簡単にできる方法がないものか、県内でもそういう方法をやっている所があるやなしやの話も聞いておりますので、そこら辺の検討ができないものかお尋ねいたします。要旨の2、人間ドックの受診希望者の受付方法について。転ばぬ先の人間ドック、人間ドックは一般の検診等に比べ脳ドックや婦人科検診なども選ぶことができ、いろいろな病気の予防や早期発見につながる総合健康診断です。人間ドック受診の助成金申請については、現在受付期間を設け、21世紀の森体育館で7月の末から8月の始めだと思いますが、大変暑い中で行われております。しかも早朝に行かなければ該当者から漏れるということで、午前6時ごろから待機して順番待ちをしている人もおります。大変不合理なやり方だと思っております。また、申し込みのその日に行きましたら、「もうアンタ何番だと思っているね。もう遅いですよ」とあっさり断られ職員の冷たい対応を受けたという方もおられて、何件か、ここ二、三年電話もいただいております。何年も該当者から漏れ、毎年自己負担で人間ドックを受け、現在通院しておられる方もおり、これでは大変不公平ではないかと思っております。市民の健康を守るためには対象者は平等に助成が受けられるべきだと思います。市民一人ひとりの立場に立って公正公平に事業を行ってほしいものです。毎年、同じ人ではなく、対象者を絞り、公平に行き渡るような効率の良い業務を考えてほしいものです。そうすることで経費も軽減になると思っております。ぜひ、市民の声を大事にし、市民個々を尊重して受付方法について工夫を凝らして改善してもらいたいものです。以上を質問事項とし再質問は自席から行います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) おはようございます。宮城弘子議員の一般質問にお答えをさせていただきます。まず、県立北部病院の産婦人科休止問題についてでありますが、これまで多くの方々が署名活動、それから婦人会も含めて要請行動も含めて頑張っていただきましたことにつきましては、改めて御礼を申し上げます。今回の産婦人科の休止が続いておりますけれども、先日、県の方にも確認をさせていただきました。いろいろ県外からのアプローチもあると、問い合わせもあるということはございますけれども、いまだに医師の確保に至っていないと。そういうことを先日の我喜屋議員のご質問にも答弁をさせていただきました。昨日ですか、県立北部病院の方にも改めて確認をいたしましたけれども、県立北部病院の院長名で県外の大学病院の産婦人科医局等にも医師派遣の依頼をしていると。そういう改めて取り組みの状況の話もございました。ただ、そのいずれもまだ確保には至っていないと。そういうことでございました。引き続き確保に向けて頑張っていくと、そういうことでございました。次に2番目の医師の確保ができるまでのほかの対策はないのかということでございました。例えば助産師の活用ということも宮城弘子議員がご提言をなさっているところでありますけれども、先日、病院管理局に院内助産は可能ではないかということも含めて確認をさせていただきました。ただ、助産師はどうしても医師の指示がなければ業務ができないのではないかということもございますし、北部の現在の産婦人科の状況と言いましたら民間の開業医さんの二つの病院で現在やっていただいておりますが、これは通常分娩に近い方々の出産をしていただいているということでございまして、どうしても異常分娩に係る部分につきましては、県立病院といわゆる二次医療の分野で対応をしていただかなければいけないのではないかと、そういうこともございまして、県の方にその旨、お伝えしましたら、やはりどうしても県としては産婦人科の再開に向けて、医師の確保に向けて取り組んでいきたいと、そういうお話でございました。それから、福祉行政ということで夜間急病診療所の後利用のことについてご提言がございました。健康保健センターの活用ということでご提言をいただいておりますが、大変ありがとうございます。実はこの夜間急病診療所につきましては、去った4月に閉鎖をいたしましたけれども、その後のいわゆる夜間急病診療所で受診をされていた方々がどのような形で、いわゆる一次救急が受けられるかということの状況も確認をしなければいけなかったということで、これまで推移を見守ってまいりました。先日、4月から9月までの夜間急病診療所の後の一次救急の状況を県立北部病院とそれから医師会病院の両方の病院にその状況を確認いたしました。その結果、現在、一日平均にしますと、医師会病院で約7名、それから県立病院の方で約14名患者数が増えているという報告がございましたけれども、いずれも両病院のご努力によりまして、スムーズに診療が継続をされていると、そういう報告がございました。そういうことで夜間急病診療所の後利用についても考えていかなければならないということで、私ども福祉部でも内部で検討をしてまいりました。その結果でありますけれども、この夜間急病診療所については、大変、いい施設、まだ新しいということもございまして、ぜひ、市民の保健、あるいは医療分野、福祉分野に活用できるのではないかということで検討をいたしました。いろいろな案が出ましたけれども、現在、この夜間急病診療所の跡地を市の保健センターということで活用をしたいということで、現在、その計画を進めております。その保健センターに後利用したいということの背景でございますけれども、現在、名護市では乳児健診とかいろいろ予防接種も含めていろいろやってございますけれども、拠点になる場所がないということで現在、児童センター、それから市営体育館、そういう所を借用しながら実施をしていると。たまたまそういう行事が重なったりすると場所の確保に慌てたり、あるいは通知が厳しくなったりとかいろいろそういう支障がございました。そういうこともございまして、その夜間急病診療所の跡地は保健センターとして活用してまいりたいと、そのように考えております。来年度、できましたらそのように進めてまいりたいと思います。その中の機能でありますけれども、現在の夜間急病診療所の中ではまだ一部改修をする必要がございます。そういうことで検診フロアー、それから宮城弘子議員おっしゃっておりましたけれども、心理相談室、それから健康相談室、調理の部分も含めて調理実習室、健康教室を開ける部分、そういった所の機能を持った形に一部改修をして活用していきたいとそのように考えております。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) それでは、私の方からは質問事項の3、教育行政についての要旨の1について、お答えをしたいと思います。まず、バイリンガルスクールの創設事業については、昨年度に引き続き幼稚園、小中学校の就学年齢の子どもたちのための「英語一貫教育」の実現に向けた取り組みを今年度も鋭意進めてございます。本年度はバイリンガル教育を行い得る教育施設の在り方についてということで、市の内外の関係機関との調整及び検討を進めながらより関係者間のパートナーシップを高めていく、あるいは確立をしていく、こういうことで努めてまいりました。特に英語で教育を行うスクールの創設について、その意欲と理解を示す民間の団体、例えばE−EIGOさんとか、山田先生のやっておられる沖縄児童英語教育研究会等々、そういう団体の皆さん、並びに沖縄県の科学技術研究都市形成構想の担当部局、これは沖縄県の企画部の中の科学技術振興課で担当をしておりますけれども、その担当の皆さんともこれまで活発な情報交換等々、あるいはまた、意見交換も含めて会議を進めてまいっております。この構想策定に資する研究調査を今年度「名護市国際教育の推進と環境整備に関する調査」ということで、今月の15日には調査委託をし、スタートさせるという運びになってございます。英語教育におけるより幅広いパートナーシップの確立を求めていく、伸ばすことを目的として当該分野における産官学民の連携の在り方を検討していただく懇話会をスタートさせると、これも年明け早々すぐ動いていくという段取りになっております。いずれにせよ、私たちは市長のいわゆる国際性豊かな市民の育成ということを念頭に置きながら、一貫教育が実現できる体制を作り上げていきたいというふうに思います。この間、名桜大学の先生方、あるいは関係者の皆さんとも大学でのかかわりと言うんでしょうか、そのことも含めてこれまで意見交換をさせていただきましたし、さらにまた、その施設の整備については大学院大学の関連で、県がいま周辺整備の一環として整備を見込んでいる、見込まれているという状況下の中でこの施設の整備等々については、なお、県との意見の調整、あるいは考え方のすり合わせを十分やっていく必要があるだろうと考えております。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) おはようございます。私の方では児童生徒の登下校時の安全確保に関することについてお答えいたします。このことに関しては、全く議員のご意見に同感であります。それで、ここで議員の許可をいただきたいというふうに思います。これまで、同様の質問が多くありますので、ここでは教育委員会はいま、どういうことを目指しているのかということについて述べてみたいと思います。これは議員の質問の趣旨と若干ずれる部分があるとは存じますが、大筋では同じことにつながると思いますので、どうかお許しください。教育委員会では昨年度から教育委員会独自の重点施策を策定してそれに基づいて施策や事業の展開をしているところであります。その目次構成はまずはじめにというのがありまして、次に施策推進の基本方針、それから全体テーマ、そして部門別施策となっております。その全体テーマが各年度ごとの教育全体として目指すべき目標であります。そのテーマが学校、家庭、地域の教育力を高めるということであります。そして、サブテーマが地域社会全体で子どもを守りはぐくむ、学校と家庭と地域の連携であります。その中で基本的な考え方が次のように述べられております。大人の基本的な責務として子どもを教育するということが上げられる。子どもを産み育てるという行為は人間として至極当然のことで、その権利は何人(なんぴと)も否定できない。問題は責任を果たし得るかどうかということである。その責任というのが、家庭=親の責任、学校=教師の責任、地域の責任、そして行政の責任というのが、挙げられるがそれらが個々に動いていたのでは、子どもの教育は十分にできない。教育というのは、日々の営みの繰り返しの中で行われていくものであり、子どもは地域、家庭、学校という一連の環境の中で育っていくものである。各々が主体性を発揮しつつ、なおかつ密接な連携を図り、地域社会全体で子どもを守りはぐくんでいける教育環境づくりをしていくことが教育委員会の役割、使命ではないかということであります。その実現に向けて精一杯努力をしてまいりたいと肝に銘じているところであります。そして、この名護市を平和で知的な地域社会にしていきたいと願っております。



○議長(宮城義房君) 市民環境部長 比嘉富士雄君。



◎市民環境部長(比嘉富士雄君) おはようございます。私の方からは、4、市民サービスについての(1)、それから(2)について、お答えさせていただきたいと思います。まず、申請書につきましてですけれども、市民が容易に記入できることと住民票、印鑑証明書、戸籍と個人情報の安全で確実な取扱いを行うという点を考慮して何回か申請書を変更しております。申請書一枚にできないかということにつきましては、それぞれの申請書の保存年限が違うということからこれまで実施はしておりませんでした。しかし、保存の方法を考慮することによりこのような問題も解消されますので、市民の便利さや事務改善や経費の節減が図られるということも思いますので、県内、それから県内自治体において既に実施しているところもあり、名護市においても様式等を勘案しながら前向きに検討していくということでございます。それから、(2)ですけれども、保護世帯において病気の予防や早期発見及び早期治療等につながる総合健康診断として人間ドック助成事業を行っております。対象者は満20歳から70歳までで、名護市国保加入者で、住民検診を受けていない方となっております。人間ドック受診希望者の受付方法といたしましては、7月の国保税当初納付書に同封している人間ドック申込書、受付用紙が入っておりますけれども、必要事項を記入し、7月28日から8月1日までに21世紀の森体育館で先着順受付し、定員に達するとキャンセル待ちになるというのが、現在の状況であります。しかし、事実上は人間ドック受付が先着順となっているため、初日の体育館に500人ほどの市民が一堂に集中し、会場が熱気に包まれることからどうにか工夫してほしいという要望があります。次年度においては、暑さ対策等を緩和するために受付場所を検討していきたいと考えております。今後とも受付方法については改善を図る努力をなお一層していく必要があると考えております。それから募集の在り方ですけれども、現在、おおむね年齢別において2%くらいを募集人員として現在行っております。現在の予算で募集を公平にということで増やしていくということになりますと、助成金額を下げるということになってきます。そうすると、当然、自己負担額が高くなるということがあります。名護市の自己負担額は現在、7,300円から2万1,207円、これは医療機関によって異なりますが、他市町村と比較すると自己負担額が若干高いということもあります。もともと国保税の加入者は担税力が弱いということで、これらの徴収率にも大きく影響しておりますけれども、これ以上、自己負担を増やすと国保加入者の負担がかなり大きくなってくるという現状もありますし、現在、募集している中で今年においても532名が応募しておりますけれども、現在、その受付、承認証を発行しているのが475名で約90%くらいはそれに対応できているという現状があります。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) ありがとうございました。それでは順次二次質問を行います。産婦人科の件ですが、昨日も我喜屋議員からいろいろありました。本当に我喜屋議員の話を聞きますと、到底これは難しいんだなということを感じているところなんですが、皆さん、対策協議会というのが確かありましたよね。そういうふうな中で本当にさっき部長が答えられたことは、これは4月から同じことばかりなんです。そのような状況だったら一歩前に踏み込んで何かできるものがあるんじゃないかなと思うんです。本当に対策協議会の中でいま部長がおっしゃったようなことを、そういうふうな内容のことしかお話されてないんでしょうか、部長。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 北部地域の対策協議会というのがございますけれど、現在、県の方に産婦人科の再開に向けて技官を配置してございまして、主に病院管理局と技官とそれから県立北部病院の総務部と言いますか、事務部長を中心として医師の確保に向けて頑張っておられると聞いております。先日、月曜日にも県の技官の方に電話をいたしましたけれども、本土出張中ということでございました。その医師の件についてということもございましたけれども、まだ、その内容については確認をしてございません。ただ、先ほど申しましたようにその技官を中心として現在確保に動いているとそのように伺っております。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) 例えば県北でしたら産婦人科が一応休止でいずれ廃止になるだろう、そうしながら小児科の問題もそういうふうにきています。すると、県の医療福祉計画という中でも昨日の我喜屋議員の話を聞きますれば、いずれ、もしかしたらここ何年かうちに南部病院みたいに廃止になるのかな、病院自体がもう県立ではなくなるのかなというふうな感じもするんです。そういうふうにするとその施設を本当に南部病院みたいにどこかの施設にちゃんと委託してやるという方法も考えられるのではないかなと思っております。また、特に我が名護市には医師会病院もあります。その中において県北が当分できるまでというのはちょっとどうかなと思うんですが、そういう医師会病院の中において産婦人科医を確保して何かできる方法とか、そういうふうなものは考えられないでしょうか。そういうお話し合いがされたこととかないですか、部長。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 選択肢としてはそのような方法もあろうかと思いますけれども、ただ、全国的に産婦人科医が少ないという状況もございまして、まずは医師の確保が大前提であろうかと思いますが、県の方がどうしてもという場合は選択肢としては考えられるかもしれないというふうに思います。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) 全国的に産婦人科の医師が不足ということは分かっております。私たちも民生教育委員会で10月25日から3泊4日で研修をいたしてきました。本当に名護市がそういうふうな状況なものですから、どうにか産婦人科を再開できるような方法でということで、院内助産、助産師を利用してやっている病院があったものですから、そこも行ってきたんです。医師が一人おれば助産師が三、四名、医師が一人いて助産師が三、四名おれば完全にできるんです。すると、いま思い出してみると県北の産婦人科が休止になった時点で医師一人ではできないということで、休止になったような状況だったと思うんです。その時点で本当にそういうふうなことが分かっておれば、一人の医師を利用して助産師を何名かやればできたんじゃないかなと思うんですが、国としてもいまこの助産師を最大限活用しようということで、国としてもそういうふうな動きになっているような気がいたします。この間も県の方にお電話しましたら、県の方でも国から調査の依頼があって、県内に助産師としてどれくらいの人数が業務しているか、そして助産師の資格を持ちながらほかの医療に従事している人の調査とかもあったらしいんですが、名護市でそういう産婦人科問題が出てきてそういうふうな調査とか検討なされたことがありますでしょうか。その人数の確保とか分かっておりますでしょうか。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 先ほども申しましたけれども、いま県立北部病院に求められているのは、いわゆるハイリスクを持っておられる、いわゆる異常分娩であるとか、あるいは手術を要する、特にそういうふうな方々の分娩をするという、そういう医療がいま県立病院の方に求められているかと思っております。開業医の方ではいわゆる通常分娩、あるいは帝王切開等までは開業医の方で対応していただいておりますので、そういう意味ではやはりハイリスクの方々をいかに北部の方で出産をしていただくかということでしたら、やはり医師が常にいるという状況の方がベストであろうと思います。そういうことでこの助産師の活用についても県の方でもいろいろ動きがあるようでありますが、県立北部病院の産婦人科につきましては、是非とも医師がいて、なおかつハイリスクに対応できる体制ということからしましたら、県の方としては現在のところ、助産師の活用というよりも医師の確保方に全力を挙げていると、そういうことでございました。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) それに向けて頑張ってください。6月議会にもそういうふうな中部までのハイリスクの搬送とかいろいろな公的支援のお願いもしておりますので、併せてそこら辺の検討もお願いいたします。あと、急病センターですね、それが私も思っていたとおり、そういうふうな活動ができるということで、大変喜んでおります。私も母子保健推進員をしておりますので、そういうふうな拠点というのがとても必要だったんです。いつもきょうはここで検診できない、また、あそこでというふうな形でやっておりましたので、ぜひ、そういうふうな形での活用ができるということに大変感謝しております。その場所にはもちろん保健師とか、常時、いつでも相談できる人というのは、常駐するということを部長、おっしゃっていましたよね。そうでしたよね、確か。ぜひ、常時していないと、何のための相談室になるかということになるんです。本当にいま世の中こういうふうな心の悩みを持っている人が多いものですから、いま役所内に相談室があります。市民健康課の後ろの方に、あそこにはだれも相談しに行きませんよ。あんなにワサワサしている所に心の悩みある人とか、ちょっと家庭的ないろいろな悩みというのを落ち着いて相談できる場所ではありません、あの場所は。ですから、ぜひ急病センター、そこの方で希望といたしましては、保健師、そして専門の方、その人をぜひ置いて相談に当たってほしいんですが、一言お願いいたします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 宮城弘子議員には母子保健推進員ということで、ご協力をいただいておりまして、大変感謝を申し上げます。この夜間急病診療所の後利用で保健センターということも申し上げました。実はいまおっしゃったとおりに市役所の一部に母子保健の相談室を置いてございます。いわゆる市役所の中を通って入らなければいけないという構造になっておりまして、なかなか入りづらい仕組みになってございます。で、今回、保健センターを検討した際に、役所の健康相談室は要らないのではないかという議論も実は私どもやりました。ただ、役所にほかの用事で来られる方々もおられる。そういうようなこともございまして、当面、市役所にあります健康相談室は置いておきたいということで、現在、計画をしております。ただ、新しく保健センターを予定されている所にも健康相談室を置きたいということでございますけれど、現在、人員の問題、職員の問題もございますけれども主に乳児健診とか先ほど申しましたものは、やはり時間的に実施をするものでございまして、常時、健康相談室が置けるかどうかについては、現在、検討をしているところであります。ただ、市役所の中の健康相談室が先ほど入りづらいということもございましたので、現在、直接、外の方から入れるような仕組みの市民の皆さんから分かりやすい、そういう入り口ができないものかということで検討しておりまして、その両方で常に相談ができればいいのかなと思っております。そういうことで、現在、そのような形で両方で持ちたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) ぜひ、その方向でみんなが相談しやすい場所にできるようによろしくお願いいたします。あとは教育行政です。バイリンガルスクールですけれど、保育所、幼稚園では結構英語で遊ぼうなどでやっておりますが、せっかく幼稚園とか保育所で英語習っているんですけれど、小学校に上がると総合時間の中でちょっとやるくらいになっているものですから、バイリンガルスクール、そういうふうな英語で、国語以外をすべて英語でするということも大変いいことではあるんですが、もう少し英語というものを各学校で普段の授業の中に入れられるような努力もお願いいたします。あとは児童生徒の登下校の案内ですね。教育委員会の趣旨として全体テーマとか地域・学校・家庭というお話がありましたけれど、それは私たち議員はじめ市民は全部分かっていることなんです。それがどういうふうにしてうまく組み合わせされて、いい具合にできるかということがいま問題じゃないかなと思っております。みんな学校、家庭がやらないといけないということはだれだって分かっているんです。そういうことで本当にお互い連携を持ちながらやっていってほしいと思います。昨日からステッカーのお話とかもありましたが、私もこのステッカーを張っているんです。このステッカーを張ることによって私自身もちょっと時間の許す限り、いま子どもたちが学校から帰る時間だなと思ってぐるっと回っていると、この車にステッカーがあるというだけで意識する人もおりますので、昨日も大城秀樹さん、そしておととい長山隆さんからも話がありました。本当に1,000枚のステッカーでは何もなりませんので、たくさんのステッカーを張ってみんなに意識してもらう。ステッカーを張れば、やはり張った人も意識してそれなりの行動を起こしますので、その点もよろしくお願いいたします。それから、昨日、だれかの質問の中に太陽の家の話がありました。今までも繁議員が太陽の家の看板が小さいとか、もっと大きくできないかという意見もありましたけれども、それがまだ、実現されていないんですが、私も太陽の家のものをちょっと回ってきたんですが、本当にこの家に人がいるのかなという所にも太陽の家の看板がそのままかけられているところもあるんです。そこら辺も検討してせっかくの看板ですから、それが子どもたちの目につくように、そしていまコンビニエンスストアーがあっちこっちにできています。そういうふうな所が最良の場所ではないかなという気もいたしますので、そこら辺の検討もよろしくお願いいたします。次長、よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 議員の方から提案がありました具体的な方策を一つずつ改善をしていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) ぜひ、よろしくお願いいたします。それから、国保の人間ドックの件ですが、たくさんの人に受診してもらうと助成金が少なくなる、それはもちろんそうです。部長、行かれたことありますよね、確か光景見られたことありますか。本当に早朝6時くらいから待っている人もいるんです、しかも、7月の下旬暑い時期に。そういうふうな方法で来年からは場所とかも検討するというふうなお話ですが、ほかの市町村は助成金額、ほかの市町村よりも名護市の方が自己負担が高いということなんですが、本当に国保に関する人もたくさんいて、毎年、申し込みするけれど、受けられなかった。自営業しているものですから、朝6時ごろから行って、並んであんなするよりはシムサーという感じの人がいるんです。本当に市民に公平に、平等にとなるとそこら辺、私2万円から2万5,000円の助成の金額というのももう少し半分くらいに下げてたくさんの人が受けられるような方法もいかがかなと思うんですが、そこら辺いかがでしょうか。



○議長(宮城義房君) 市民環境部長 比嘉富士雄君。



◎市民環境部長(比嘉富士雄君) お答えいたします。公平にということで、できるなら国保に加入されている該当する20歳から70歳までの方全部が受けられれば一番公平になると思いますけれども、やはり資金的なものもありますし、必要に応じてやはり節目、節目で受けられるようなことに強化をしていくということも方法としてはありますので、今後ともその方法については、改善していきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) 予算の面と言いましたらいま2万円のものを一人1万円にすれば同じ枠内でたくさんの人が受けられますので、その辺もぜひまた考慮に入れてください。後はもしかしたら、申し込みに来る人たちですね、今までのお話を聞きますと申し込みした人全員がほとんど受けられますよということではあるんですが、実際受けた人は500人以上、その倍はいると思うんです。ということは行ったけれど、どうせ受けられないから申し込み行かないというふうな方もいるものですから、ぜひ何か機会がありましたら、部長、そこに申し込み来られた方とかいろんな人にその人間ドックのこういうふうなものに対してのアンケートみたいなものでも取ってみたらどうかと思うんですが、いかがでしょうか。



○議長(宮城義房君) 市民環境部長 比嘉富士雄君。



◎市民環境部長(比嘉富士雄君) お答えいたします。方法については、これまで行政の中で議論をしながら運営をしてまいりましたけれども、先ほど弘子議員から提案のありましたアンケートについてぜひ18年度へ向けて実施していきたいなと思っております。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) よろしくお願いいたします。最後になりますが、市長に最後のお願いがあります。「ジンカハイカーヤ ウスカユカミジカ ワカアユヌシガタイチガムドユラヤ」ということで、確か何年か前ですか、源河のアユのことについても一般質問で取り上げたこともあります。市長は市長になられる前によくアユセンターの方にも足を運ばれたような経緯があるようでございますが、そのアユの問題とかも本当に源河、名護市の産業としてできていけるような方策もあれば、また、お聞きしたいし、私も源河出身の議員として昨日もいろいろ地域の公民館のお話がありましたが、私も本当におかげさまで伊差川に素晴らしい公民館ができて大変地域の拠点の場所として大変有効活用されております。源河出身として「イャーヤドゥウヌ伊差川やアンチ上等の公民館シコーティフッター源河チャチナトンバーガー」というような私が行ったりするとそういうふうなことも言われておりますが、本当に市長としてこの8年間頑張られて、そして志半ばで去って行かれることに対して大変寂しい思いがするのは、私一人ではないと思うんですが、ぜひまた、いろいろな市政に対するこの思いとか、特にいま私が言いましたアユの話とか源河の公民館とか前向きなお言葉がいただけたらなと思います。一言よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先日も源河の豊年踊りを見せていただきました。確かに施設は公民館、老朽化しているなという気がいたしましたので、担当部局には早速検討させたいと思います。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君。



◆2番(宮城弘子君) ありがとうございます。同僚の平敷議員も一生懸命また二人力を合わせて頑張りますので、一つよろしくお願いします。それでは市長、本当に8年間お疲れさまでした。これで宮城弘子、一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 2番 宮城弘子君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午前10時52分)再 開(午前11時 3分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。13番 日高清文君、一般質問を許します。



◆13番(日高清文君) おはようございます。一般質問に入る前に一言申し上げます。14日から一般質問が続いておりますが、その間、各議員が岸本市長の勇退について、いろいろ意見を申し上げ、道半ばの勇退について残念だという発言もありました。私も同じ立場であります。出処進退誤らずという前比嘉市長の教訓のお言葉があります。その教訓の言葉は直筆の署名と実印が押されております。その直筆を持っているのは、何名かの議員が持っているのでしょう。まさに岸本市長は出処進退誤らずという名護市の将来に向かって比嘉前市長ともども勇気ある決断に深く深く敬意を表するものであります。勇退なされても行政・議会に対してその経験豊富な頭脳のお力添えをいただければ幸いに思います。市長の健康には一段とお気をつけて頑張っていただきたいと思います。

 さて、議長の一般質問の許可がありましたので、早速質問に入ってみたいと思います。1、民生委員、児童委員の待遇改善と市の老人の福祉向上について。国の委嘱でありますが、市の意見をお聞きしたい。(1)民生員、児童委員へ市からの補助金の内訳について。2番目に平成16年度と平成17年度現在の活動報告状況は何件なのか伺います。3番目に民生委員、児童委員のこれからの待遇改善についてどう対処されるのかお聞きしたい。(4)当局として民生委員、児童委員の皆様方が督促とか詐欺まがいの事実婚についての調査については、深夜までにわたって行われる実態について当局は把握しているのかどうかを伺います。こうした危険を冒しながら真剣に調査している実情を踏まえながら市民全般の福祉向上に当たっております。その件について併せてお答えください。本件につきましては、平成6年12月議会でも同様なことを取り上げた記憶がございますが、全くのボランティア活動にもかかわらず、待遇に今一欠けたところがあると思わざるを得ませんので、あえて質問しますが、そもそも民生委員、児童委員というのは、民生委員法、昭和23年法律198条に基づき市町村に置かれる民間篤志家であります。知事の推薦により厚生労働大臣が委嘱する任期3年の名誉職で児童福祉法に基づく児童委員を兼任しております。その人数は全国で約21万人とされております。主な任務は一定地区を担当して住民の生活状況への熟知、保護を要する人々への適切な指導、福祉施設との密接な連絡、その機能の助長、福祉事務所と他の関係機関事務への協力等で地域の福祉要求をくみ上げる重要な役割を担っています。というのがその内容でありますが、ちなみに我が名護市民の活力ある豊かな福祉社会の実現を目指して民生委員、児童委員の方々第一から第四民児協、約103名が5万8,000人余の市民のため、昼夜ひたすら福祉の活動に頑張っておられることに私も市民の一人として常に感謝しているところであります。この仕事は全くのボランティアでその方たちが全市民の触覚として活動しなければ、我が名護市の福祉活動は皆無に等しいと言っても過言ではないと思います。仕事の内容も複雑多岐にわたり、老人福祉に関することから児童、母子、父子家庭に関すること、また身体に障害を持つ方への福祉、その他生活相談、児童の更生指導、生活福祉資金、貸付償還督励等、この仕事は多忙にわたっての活動であります。本当に頭の下がる思いで一議員として市民福祉向上についてはもとより民生児童委員の皆様方に対する支援活動をも活発に展開していき、行政に対して正すことはきちっと正していきたいとこのような考えを持っております。さて、そこで我が名護市の人口は年々着実に増加しつつある中で21世紀の老齢人口とその福祉についてどう対応しているのか、また、福祉全般について国、県に右へ倣いするのではなく、我が名護市独自のビジョンを持ち、真剣に取り組んでいく必要があると痛感するものであります。先ほども申し上げましたが、民生児童委員の福祉への情熱は委嘱状を受けた103人全員が等しく持って鋭意努力しているところでありますが、民生児童委員へ市として支出している予算総額はいくらなのか、また内訳についてお聞かせください。さらにお聞きしますが、平成16年度、平成17年度の前半における活動状況も併せてお願いします。さらに申し上げます、民生児童委員のこれからの待遇改善についてどう対処されるのか、国からの委嘱とはいえ仕事しているのはすべて我が市民を対象としてなさっているのですから、当然ながらその待遇改善には十分考慮すべきであると思いますが、当局の積極的なるご見解をお聞きしたい。また、民生児童委員の20周年記念時に市長は発行誌のあいさつの中で「行政といたしましても、高齢者保健福祉10ヵ年戦略ゴールドプランに代表されますように、これからの福祉サービスは、いつでも、どこでも、だれにでも受けられることが最大の目的であることを深く認識し、さらなる努力を続けてまいる所存であります。」と述べられております。そのことについては、私は機会あるごとに申し上げております。また、一市民としてその発言には力強く思うと同時に大いに期待しているところであります。ところで、その発言は当時の比嘉市長の発言でありますが、そのプランは現市長にも引き継がれていると認識しております。その当時の福祉部長の答弁には「平成7年から平成11年までの5ヵ年を対象期間としてゴールドプランを上回る計画目標を掲げまして、政府内での事務折衝を進めている状況でありますが、まだ案の段階でありますので、当面状況を注意深く見守っていただきたいと考えております。今後とも市における高齢者保健福祉施策につきましては、「あけみおプラン」に基づいて推進していくわけでありますが、平成8年度が計画の中間年度となりますので、新ゴールドプラン等の国や県の施策の動向を把握しながら計画の見直しを行って、施策を進めていきたいと思います。」と答弁なされましたが、本件につきましては、新たな介護保険法が導入された関係で本市では第三次あけみお福祉プラン、名護市高齢者保健福祉計画及び第二期介護保険事業計画が導入され、平成6年当時の福祉部長の答弁は第三次あけみお福祉プランに移行したものと理解します。以上を申し上げまして、先ほどの質問にお答えください。2番目の環境整備について(1)花の里づくりの強力な推進活動について伺います。この事業の目的を見ますと、名護市は沖縄県北部の中核都市としてその恵まれた自然環境を生かし、水と緑と観光のまちとして潤いと安らぎのある地域景観の形成を図ることにより、観光産業を中心とした地域振興を進めている。本事業の実施で緑化活動の基盤整備が進められることにより、栽培管理技術及び知識の普及と啓蒙(けいもう)、実践活動を積極的に推進し、市内の各地域住民や団体等により市民活動として取り組まれている花いっぱい運動を支援することができる。その結果、個性と魅力ある地域を形成し、長期滞在型観光の定着を図ることができるとありますが、一生懸命取り組んでいる区とそうでない区と、今一花の里づくりは推進されていないような気がいたします。つまり、地域によってはばらつきがあるということであります。私たち大中区においては、保健所裏通りの花壇を区長を先頭に老人会、婦人会、子ども会を中心にして、季節ごとの花を植えてそれぞれの管理の下で、施肥、水やり等を行っている。また、去る6月4日においては、大中区民で21世紀ホテル前の花壇に2,500本の花を植栽し、今は植え付けた苗がきれいに花を咲かせて道行く人の目を楽しませております。市民はそれぞれの分野で花づくりに努力していると思いますが、私たちが望んでいる花の里づくりにはいまだ到達していないような気がいたします。この事業の目的を達成させるためには市民、区民一人びとりが事業の目的を今一度理解し、本来の目的に沿った努力が必要ではないでしょうかと痛感するところであります。ちなみに花の審査大会において、周囲を一時的にプランターで飾り付け審査が終わったら全部枯れているという状況よりは、むしろ地植えして慈しみ深く丁寧に育ててこそ本当の意味の花いっぱい運動ではないかと思います。私はプランターに植えるのは悪いということを申し上げておりません。土のある所では地植えが植物にとっても元気のある花を咲かせるのではないかと申し上げているのです。要するに審査のための一時しのぎでは花いっぱい運動の目的にはそぐわないと思っているわけであります。どうか、主管当局も今一度地域を回り年間を通して優秀と認められる区を推挙していただきたい。例えば三原区、豊原区、辺野古区、大中区等、その他自信を持って名のり出てくる区もあるかと思いますが、これから花の里づくりは主管当局にげたを預けるのではなく、私たち市民、区民が一丸となって実践しなければその運動はほど遠いものがあります。その意味で今後、本市として目的を完全達成するためには時間がかかると思いますが、その強力なる推進状況について展望、又は計画でもありましたらお聞きしたい。つけ加えておきますが、これは市長の政策の一つでもありますので、よろしくお願いいたします。3、本市の防犯対策についてお伺いいたします。(1)おれおれ詐欺と振り込め詐欺の実態について伺います。(2)児童生徒の登下校時の犯罪防止について。この件につきましては、二、三の議員からもありましたが、あえて私の方からも質問させていただきます。県警の発表によりますと、今年1月から10月までに県警が認知した振り込め詐欺の発生件数が未遂を含む前年同期に比べ49%の増の279件で被害額が同7.4%減の約9,950万円に上ることが11月22日、県警捜査二課のまとめで判明しております。それからしますと、月平均は約30件でほぼ毎日被害が出ている計算になります。振り込め詐欺が全国的な問題になっている中で依然として被害が増加の傾向にあることが明らかになっております。県警においては、現金を要求されてもすぐには振り込まず落ち着いて周囲の人と相談して対応してくださいと注意を喚起しております。犯罪種別ごとに調査しますと融資保証金詐欺で205件、被害総額約6,680万円で、次いで架空請求詐欺が68件で2,455万円、そして親族になりすまして金をだまし取る通称おれおれ詐欺が6件で約815万円となっております。このような状況下の中で約10ヵ月間で1億円もの大金がだまし取られております。人の弱みに付け込んだ悪質な犯行は決して許されるものではありません。この不況の中で餓死する人もいるというのに人をだましてあぶく銭で暴利をむさぼることはとても人間のすることではない。当局としていかなることがあってもこのような犯人は早急に逮捕し、犯罪を未然に防ぎ明るい住みやすい安全なまちとしていただきたいと強く要望すると同時に、本市においても警察当局にその働きかけをお願いしたい。次に子どもの犯罪の被害について伺います。今年11月22日の午後0時50分ごろ広島安芸区で下校中の小学一年生の女の子が殺害されました。思い起こせば私たちの身近な場所でも拉致、誘拐、殺人事件がありました。ご存じだと思いますが、某中学でした。この問題も決して風化させてはなりません。一つの警鐘として永遠にこの中学生の冥福を祈り、二度と我がまちからこのような悲しい出来事が起こらないよう市民全員が心して犯罪防止に取り組まなければいけないだろうと痛感するところであります。ところで昨年まで学校周辺と子どもたちの下校時に不審者が子どもたちに近寄って道を尋ねるふりをしていかがわしい行為をしようと騒がれたりして、一時は不穏な動きがありましたことから、付近住民が立ち上がり自主防犯体制をつくり、現在は車両に防犯ステッカーを張って下校時の警戒警らに当たっているところですが、犯罪はいつどこで起こるか、予測のつかないのが大きな特徴であります。窃盗事件であればある程度絞り込んで予測を立てられます。しかし、殺人等凶悪な犯罪はいつどこで起きてもおかしくない時代になってしまいました。あの広島安芸区の児童も下校時の道路からわずか外れた所で被害に遭い、悲しい出来事になってしまい本当に残念でなりません。しかも、犯人は外国人で出稼ぎに来て犯行に及んでいる状況ですが、我が市も近年、外国人をよく見かけます。外国人みんなが悪い人とは限りませんが、明星大心理学の先生の新聞での談話を見ますと、「転々と職をかえる人には日本人との接点がなく、寂しさや疎外感を抱えている。雇用主が公的な情報を提供したり、日本語を学ばせるなどの努力が必要だ。」と話しています。このような状況から私たちは自分の子どもは自分で守るんだという自衛防犯意識を高め、学校地域関係機関との連携はもとより、私たちの住む環境から犯罪を一掃するという新たな気風をつくる必要があるのではないでしょうか。と、ふと考える時があります。いずれにしましても、パトロールだけでは事は済みそうにありません。もっと防犯意識を高める。児童生徒及び父兄へ注意喚起なるものが一層必要ではないでしょうか。当局のお考えをお聞きいたします。4番目、外廓線における手動式信号機及び横断歩道の設置について、(1)登下校時の小学生が立ち往生している場所は大中二の10の14番地リカ美容室の前です。(2)名護小・中学校裏門の横断歩道の標示について伺います。本件は北部福祉保健所の裏通りを東西に走る外廓線でありますが、交通量が多く速度もかなりあり、横断者も車列の途切れるのを待って横断していますが、小学生になると立ち往生する場面が見受けられ気が気ではありません。子どもたちを含め、付近住民が安心して横断できる手動式信号機の設置が必要であります。手動式信号機の設置に時間がかかるのであれば、せめて横断歩道の標示だけでも早急に進めていただきたい。そして、名護小・中学校の裏門の横断歩道の標示もお願いいたします。特に名護中学校は登下校とも裏門からの出入りが多く登校時においては毎日交通整理をしている状況であります。また、父兄が生徒を送る車両がかなりの交通量になっているため、生徒の安全を確保することからも横断歩道の標示が必要でありますので、学校側とタイアップして早急なる対策をお願いしたい。以上を申し上げまして自席から再質問させていただきます。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私も8年間の市長を続けてくる中で、非常に市民がボランティアとして大変に活躍をなさっているそういうものをたくさん見てまいりました。民生委員とか児童委員、まさにそういう存在だろうと思います。決して活動は派手ではないけれど、やはり世の中の一隅を照らすことによって社会を明るくしていくと、そういう非常に素晴らしい活躍をしている方もいっぱい見ましたし、あるいは、体育指導員、そういう形で我々のボランティアとして社会を明るくしていく、青少年を育成していくと、そういう方々もたくさんお会いすることができました。今回、市長を去るに当たってはそういう皆さんに心から感謝を申し上げたいと思っております。ぜひ、日高議員も議員として継続的にそういう組織、あるいはそういう人々を支えていっていただきたいと思いますし、行政におきましてもぜひ今後もそういう活動に十分支援していくという態勢はつくらせていきたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) それでは、日高議員の民生委員について答弁をさせていただきます。昨年の12月に民生委員さんにつきましては、大幅な改選がございました。約40数名だったかと記憶してございますが、新しい民生委員さんが今回多くなっていただきました。そういう中にありまして、これまで民生委員さんの活動につきましては、先ほど市長の方からも御礼の言葉もございましたけれども、私現場を預かる者としても民生委員さんの日ごろからのご活動には、心から感謝を申し上げます。改めて申し上げたいと思います。それでは、民生委員・児童委員への市からの補助金の内訳ということでございます。現在、民生委員さんにつきましては、社協の一部を借りまして事務局を置いてございますけれども、平成16年度は約680万円、17年度につきましては、約750万円の助成をしてございます。それから2番目の平成16年、17年の活動状況ということでございますが、平成16年度の総件数ということで民生委員さんが扱っていただきました件数が1万7,000件余にわたります。それから平成17年度9月末の現在でございますが、約1万1,000件ということで活動をしていただいております。3番目の民生委員・児童委員のこれからの待遇改善ということでございますが、先ほど日高議員もおっしゃっておられましたけれども、民生委員さんにつきましては、社会奉仕の精神ということで、民生委員法の第1条にうたわれておりまして、本当にボランティアという形で活動をしておられることになっております。そういうことで民生委員さんにつきましては、活動費として現在、県の方から年間で5万8,400円の活動費が支給されてございます。それから市からの補助金の部分を活用して定例会等につきましては、費用弁償としておあげをしてございます。待遇改善ということでありますが、本当に先ほど申しましたように民生委員さんの活動につきましては、私ども行政の手の届かない所、そういう所を補佐をしていただいておりまして、深く感謝をしております。社会奉仕という大きな理念で民生委員活動をしておられます。そういうことで、現在のところ、待遇改善については金額でおこたえすることはなかなか難しいかと思いますけれども、民生委員活動を通して本当に民生委員さんが活動しやすい環境ということで、例えば制服の支給であるとか、あるいは最近名札の方、これもおあげするようにということで、事務局からお話もございましたので、ぜひ、そういうことでやっていきたいと、そういうことで考えております。それから、4番の方ですけれど、民生委員さんにはいろいろな調査をお願いしてございます。特にここにある事実婚とか、あるいは児童扶養手当に該当するようなそういうような調査もお願いしてございますけれど、深夜にわたってということがございますけれども、私どもは調査のお願いはしておりますけれども、やはり調査をされる方々の適切な時間に調査をしていただくようにしていただいた方がよろしいかと。特に深夜にわたってということになりましたら、危険な部分もございますのでできるだけ適切な時間に調査をお願いしたいとそういうふうに思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) おはようございます。日高議員の一般質問にお答えします。質問の要旨2、環境整備についてお答えいたします。平成10年に花の里づくりを提唱した名護市は、花の里づくりの会を結成いたまして、これまで全国花いっぱい名護大会、九州沖縄サミット開催を契機に名護市管理花壇をはじめ、各区独自の花壇が設置されております。さらに現在、島懇事業による各区ふれあい花壇、モデル花壇、土づくりセンター等の整備を図りまして花の里づくりの環境整備が進められているところであります。花の里づくりの推進活動は市民活動の拠点であります花の里づくりの会を中心に活動しておりまして、各区、各種団体等のボランティアで支えられております。許田区長浜原にあります土づくりメインセンターで年間約180万本の種苗を生産しております。例を申し上げますと、春のフラワーキャンペーンには百日草、メランポウジウム、秋のフラワーキャンペーンにはマリーゴールド、サルビア等の種苗を各花壇等へ植え付けを実施しているところであります。最近ではさらに増産の要望がございまして、市民の意識の高揚がうかがえます。また、花壇を管理してもらう里親としまして、ボランティアで各団体が積極的に活動しておりまして、市民が親しめる花壇としてこれからもより一層広く呼びかけながら充実を図りまして市民全体に根づいた花の里づくりを目指していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) それでは、質問事項3の1、おれおれ詐欺と振り込め詐欺の実態についてお答えをしたいと思います。議員ご案内のようにここ数年、全国的にもこの種の犯罪が急増しているということについては、私たちもマスコミ報道等を通して承知しております。お尋ねの名護署管内における被害実態でありますけれども、せんだって名護署に問い合わせをさせていただきました。振り込め詐欺としては19件が認知されているようであります。被害額としては538万円ということでございます。振り込め詐欺は、架空請求、融資保証金詐欺、おれおれ詐欺とに分けられるようでありますけれども、その内訳として架空請求が4件、融資保証金詐欺が15件、おれおれ詐欺については現時点では確認をされていないようでございます。私どもとしてもこの種の犯罪については、一層手口が巧妙化してきているということもあって、関係機関、いわゆる警察機関等とも含めてしっかり横の連携を取りながら、市民が被害に遭わない対策を可能な限りとっていきたいと思っています。なお、この数年と言いましょうか、今年に入っても市民の方から二、三の問い合わせ、あるいは相談が寄せられているようでありまして、私たちとしてはより専門的な立場で相談に応じていただける警察の機関、それから県民生活センターへの相談を勧めているというところでございまして、直接何らかの形で接触があった場合は請求する側との直接交渉は極力避けてほしい、避けてしかるべき機関に相談をしてその対応をお願いしたらどうかということを直接私どもの方では案内をしているところであります。なお、今年の9月号ですか、市民のひろばにもその案内窓口の広報をさせていただいておりますので、市民にとってはごらんになったらこの件についての相談はここにやればいいというふうに理解をいただけているものと思います。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 私の方では児童生徒の登下校時の犯罪防止についてお答えいたします。この件に関しましては、議員のおっしゃるとおり自己防犯意識を高めていくということが基本であると認識しております。そのために教育委員会で考えていることは、三つのことを柱に展開していきたいと思っております。まず、一つはこれまで来、ずっとお話していますとおり、日常生活のリズムの中で、あるいは日常の仕事の中で無理なく継続的に行える活動の展開を考えております。この活動の例として長山議員にも答弁いたしましたけれども、全国的な例としては長野県におけるお年寄りたちの活動であります。これは子どもたちの登下校時に合わせて日常水まきをしたり、庭の掃除をしたり、花壇の手入れをしたり、そういうことを通して子どもたちに目を配っていくという活動であります。名護市においてはどういうことが考えられるかと言うと、長山議員の提案にあった老人会による散歩運動とか、それから現在既にやっておりますステッカーを使った郵便配達用の車にこのステッカーを張って啓蒙(けいもう)を促すとか、そういうふうに細かい、具体的にはいくつか考えられると思います。2点目には、公民館を拠点にした地域活動を再評価していけないものかどうかということであります。これも前の議会でも事例として鹿児島市の取り組みを紹介した経緯がありますけれども、過去10年間で全国の県庁所在地で犯罪が減少している唯一の市であります、鹿児島市は。これはどういう活動をしたかと言いますと、小学校区ごとに校区公民館を建設しまして、その公民館を拠点にして青少年の健全育成とか体育際とかいわゆる区民運動会、そういうものとか文化祭、そういったものを行っております。その結果、全国のほとんどの自治体では犯罪が増加しているんですが、鹿児島市においては18%の犯罪が減少していたという結果が出ております。その地域活動と犯罪の減少とがしっかりとした因果関係があるかどうかはよく分かりませんですが、結果としてそういうのが出ているということであります。これから学ぶことは地域コミュニティーをしっかりさせることによって犯罪も防止していけるのではないかということであります。既に名護市においては、55の区に公民館を設置しております。従来、しっかりした地域コミュニティーが形成されてきて、その公民館を拠点にした各々の区の活動が活発に行われておりますが、その活動を再評価して、その地域の活動に子どもたちを積極的に参加させることによって子どもの教育ができないものかどうかということであります。3点目に考えているのは、警察をはじめとする関係機関との連携ということであります。各々各関係機関は専門的な分野というのがありますので、それぞれの持ち分、役割というのを重複しないようにうまく組み合わせた活動、いわゆるパトロールにしても何にしても。そういうものができないものかどうかということであります。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 質問の事項の4、外廓線における手動式信号機及び横断歩道の設置についてお答えをさせていただきます。質問の要旨の1でございますけれど、リカ美容室前の信号機と横断歩道の件でございますけれど、当該箇所は外廓線が県道名護本部線までの間が供用開始されたことに伴いまして、確かに交通量が増えているというふうに認識しているところでございます。現在、この箇所を現場踏査してみますと、外廓線とそれから県道の名護宜野座線の距離が約300メートルくらいありまして、ちょうど中間くらいの位置にあると、約150メートルくらいの位置になっているということがあります。また、外廓線の部分で北部福祉保健所あたりの裏側の部分がちょうどカーブになっておりまして、視界が取りにくいということ等もあります。議員ご案内のように、信号機の設置とあるいは横断歩道設置については、道路管理者が設置するということではございませんで、公安委員会の設置の規定になっておりまして、そういうことからいたしまして、公安委員会とも協議をしながら進めていかないといけないのではないかなと思っております。小学校の登下校時の通学路ということでありますけれど、この付近からの通学に関しましては、小学校まで行く経路といたしましては、大西線がございますけれど、大西線との交差点で信号が設置されております。この部分で横断していければ非常に信号も制御されておりまして安全ではないかと思っておりますけれども、確かに150メートルの距離があるということで利便性が、いま指摘ある場所で設置されれば利便性が図れるということではありますけれども、その間に、設置されない間についてはそういう安全な経路を通っていただければと考えているところでございます。それから、質問の要旨2の名護小と中学校裏門の横断歩道の標示についてでございますけれど、現在、横断歩道につきましては、名護小学校の裏門の部分で1ヵ所設置されております。しかし、現場を見てみますと、区画線の標示が結構薄くなってきているということもありますので、標示につきましては、今年度の事業の中で取り組むことができないかということを検討していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 先ほど、市長から民生委員、児童委員に対する感謝の言葉、誠にありがとうございます。それから、部長、10年前の民生委員がたったの68に対して、その後、現在103人と1.5倍、一気に人数が多くなっています。その当時の活動報告が1万3,000件です。現在が1万1,000、前回1万7,000ですか、かなり民生児童委員の活動が多くなっております。それから、あの当時は68人に対して422万円という議事録がありますが、今回、平成17年が750万円というような金額になっておりますが、これからも一層、民生児童委員はボランティアでありますので、本当に純粋なボランティアでありますので、その待遇面については、また一層神経を使ってその改善に努力をしていただきたいとそうお願いいたしますが、その件についてもう一度部長の方から力強いお答えをお願いします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 先ほど申しましたように民生委員さんの活動につきましては、大変心から感謝を申し上げております。その活動費、あるいはその助成費につきましてはこれまでも継続してまいりましたけれども、民生委員の活動の中でどうしても地域住民とのトラブルとかいろいろなことが考えられますので、そういう意味では民生委員さんたちとのいわゆる連携と言いますか、ご苦労されている部分についてのカバーを含めてぜひ一緒に手を取って民生委員さんと社会福祉の向上に頑張っていきたいとそのように考えております。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) それから、部長、民生委員、児童委員に対して調査報告がありますよね、これについての報告期限と言いますか、そういうような規定がありますか。報告書を何日まで出しなさいという規定がありますか。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 先ほど申しましたように民生委員さんたちにはいろいろな調査をお願いしてございます。そういうことでその調査によっては、ぜひ期限をお願いする場合もございますけれど、なるべく余裕のある範囲で調査はお願いしたいと思っております。最近、私どもの方から児童扶養手当の調査をお願いいたしましたけれども、期限のあるものについては、民生委員さんたちには時間的にも負担をかける場合がございます。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 私がなぜその報告期限のことを聞いたかと申しますと、実は、この調査、つまり民生委員さんの調査の内容については、微に入り、細に入り、調査する項目があるし、また、これについて非常に綿密さというのが必要なんです。そうなると、時には深夜も調査を行っておりますし、また、会えない時もあるんです相手方が。そうしますと、期限をもって報告しなさいと言われると、しり切れトンボになって途中で調査を打ち切るというような格好になってしまうんです。綿密さが欠けてしまうんです。そういうことでやはり余裕を、ゆとりを持った調査をさせてほしいなというようなお願いで質問したわけであります。それから、福祉関係でありますけれど、平成6年の新ゴールドプランに向けて厚生省がホームヘルパー6万8,000人の増員と日帰りの特別入浴給食サービスセンターで現行計画の3,000から1万3,000ヵ所の増、ショートステイが1万床から一気に6万床にするという発表がされましたが、その金額は3,000億円と巨額な金額になっていたわけなんですが、結局は新しい介護保険法が施行され10月からは施設入所に対するホテルコストの徴収が実施されております。そして、2006年4月には新予防給付を軸にして二度目の介護報酬との同時改定となります。さらに医療保険制度改革の進行に伴い介護保険法の外部環境も大幅に変更していくことが考えられます。このような状況を踏まえ、介護保険法の5年ぶりの改定について本市の対応としてどのようなお考えをお持ちなのかお聞きいたします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 国の方でゴールドプランが発表されましたのは、1990年でございました。その時に実は西暦2020年の団塊世代の方々が65歳に到達するということで、その当時国民の4分の1は高齢化社会になると、そういう状況を受けましてその30年のうちの前期の10年を対応できる体制を取ろうと、そういうことでゴールドプランが発表されました。その後、さらに10年をかけて新ゴールドプランというのを発表されました。しかしながら、ご案内のとおり、平成12年に介護保険法が施行されましてこれまでの新ゴールドプランが引き継がれる形で今に至っている。そういうことでご理解をお願いしたいと思います。そういう中にありまして、現在、介護保険法が改正されました。私ども市の方で現在、介護保険の事業計画と高齢者の保健福祉計画の見直し作業が進められておりまして、明けて2月ごろにはその見直しをされた計画ができ上がると、現在、そういう作業をしてございます。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) それから産業部長、あの花の里づくりの花に対する審査がありましたが、この審査方法についてどういった方法で審査しているのか。それから、もう1点、花の里づくりについて現在の取り組み状況、これをお聞かせください。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) お答えします。審査方法につきましては、審査要項がございます。これに基づいて審査委員15名の皆さんが厳正なる審査を行っております。それから、花の里づくりの事業なんですが、これはガーデンコンクール、あるいは講習会の開催等々の事業を年を通してやっております。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 時間も残り少なくなっておりますので、児童生徒の下校時の犯罪防止についてですが、55ヵ字の区長さんに各字別、例えば大中区防犯パトロールというような各字、名前を入れて防犯の磁石式のステッカーを警察から配られたということで、区長さんはおっしゃっておったんですが、それと他町村のことを言うと語弊があるかと思うんですが、私が一番よく知っている北谷町は老人会のネーム入りの軽車両でテープを流して町を回っているんです。例えば宮城区であれば宮城区の老人、それから桑江区であれば桑江区の老人会が当然防犯ステッカーを張って活動に当たっているんですが、これはローテーションを組んでいるんです。例えば午前中が老人会、午後から婦人会、そして後半にPTAというようなローテーションを組んで毎日なんです。人は当然かわるんですが、こういった考えはお持ちじゃないですか、次長。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 先ほど申し上げた関係機関、あるいは団体との連携という中にはそういうことも入っております。各々PTAにしてもあるいは警察にしても、その他の婦人会、老人会、各々一番動きやすい時期、あるいは活動しやすい時期、あるいは形というのがあると思いますので、それを重複しないようにうまく、先ほど申し上げたローテーションを組みながらやっていけたらと考えております。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 名護小と中学校の裏側の、先ほど建設部長がおっしゃっておりました横断歩道。小学校の場合は確かあって大分ペイントがはがされているということで、名護中は以前から引かれてないそうです。校長先生が何回か関係機関に訴えているようですが、なかなか日の目を見ないということであえて私が一般質問しているんですが、特に雨降りの交通量が大変なんです、両方とも。結局はいま民生委員が中心になってあいさつ運動の中で交通指導も兼ねてやっているんです民生委員の皆さんが。正門、裏門ですね。雨が降ると子どもたちがひかれるんじゃないかとビクビクして僕らは対応しているんですが、中学校の裏門はぜひ歩道のペイント、後は旗を持った指導員がおりますので、この歩道のペイントさえやっておればなお安全確保ができるんじゃないかと思うんです。部長、もう一度答弁お願いします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 吉元博昌君。



◎建設部長(吉元博昌君) 先ほども申し上げたように横断歩道の設置については、当然公安委員会との協議が必要になってくるわけでございますので、先ほどの外廓線との位置の話もございましたので、併せていま中学校の裏門の場所にも必要ではないかというご指摘でございますので、両方含めて検討していきたいと思っております。よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 質問は時間の都合で前後しますけれど、振り込め詐欺が名護署管内で発生した平成16年のことは先ほどおっしゃいましたか。81件で800万円と。それから、防犯の件ですが、県教委は地域によって独自マニュアルの必要性の感覚に若干の認識の差があるというような指摘をしています。それで、学校独自でマニュアルが100%になるよう進めているということでありますが、本市の各学校の防犯対策のマニュアル、これは何%に達していますか。次長。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) これも各学校実施しています。全学校において実施して管理マニュアルを作成しているところであります。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君。



◆13番(日高清文君) 以上で一般質問を終わりますけれども、市長、助役、収入役、そして各部長、課長、職員の皆さん、今年は大変ご苦労さまでありました。それから平成18年度は皆様方にとって輝かしい年であることをお祈り申し上げ一般質問を終わります。



○議長(宮城義房君) 13番 日高清文君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後0時 4分)再 開(午後1時30分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。26番 我喜屋宗弘君、一般質問を許します。



◆26番(我喜屋宗弘君) こんにちは。26番 我喜屋宗弘、議長のお許しをいただきましたので、一般質問を行います。質問の事項と質問の要旨があります。質問事項1、名護市議会議員として在職6期、24年間を振り返って。質問の要旨1、名護市民と市役所、議会に心から感謝を申し上げます。質問事項の要旨2、地方主権、国際自由化の時代に向かい、名護市政を取り巻く環境は大きく変化しています。私は道州制をにらんだ時に北部20万人の人口を見据えた北部市町村合併の検討、行財政改革、基地問題、情報通信産業や金融特区、農業問題、少子高齢化問題、社会福祉、教育、年金、医療、南北縦貫鉄道の要請、県立北部病院の産婦人科休止問題と多くの対応事項があると考えています。名護市長はそれらについての明確な方針、政策、名護市の将来像を示す必要があると思うが、どのように考えるか。質問の事項2、普天間飛行場移設問題について。1、名護市辺野古沿岸部への移設という日米合意をどのように考えておりますか。2、日米地位協定3条にある管理権をどのように考えるか。3、環境影響(破壊)問題をどのように考えるか。という3点であります。1番の名護市議会議員として在職6期、24年間を振り返って。私は昭和57年の9月に名護市議会に籍を置きましてから、早いもので24ヵ年過ぎたところであります。ちょうど思い出に残っているのは、名護市の入会権問題を1年間かけて調査をしたことがございます。青森県の小繋(こつなぎ)事件から、そして私たちの沖縄県東村の川田の入会権闘争、そのような入会権の報告書を1年間かけて集約をして名護市議会にも報告をいたしました。そして、分かったことは結局は民法にある入会権と、それから地方自治法にある旧慣使用権という権利を法律の整合性を結論を出さずに今日に至ったがために、私たち名護市がどのような解釈を持ってこの問題を処理していくのかということに、まだ結論が出ていないのではないかとこのように思っております。あるいは水源基金の問題でありますが、水源基金も永久に私たち北部の水源地から水を中南部に送るのであれば、永久に何らかの形で北部に振興策としての対応をしていただきたいということで、その当時、試算をしましたら水道料金1立方に10円程度加算すれば10億円近くの数字になるので、北部12市町村の中での水源地域への水源手当てをすべきだと主張してきたのでありますが、いまだかつて実現はしておりませんが、しかし、県は一理ありということでご承知のとおり6億円の県費でいまその6億円を消化しているところであります。願わくば、私たちが子どもや孫の時代になって、「水源地から水をずっと中南部に送る見返りはどうしたんですかお父さん、お母さん」と聞かれた時に、「お父さん、お母さんがみんなその当時消費してありません」では、私たちはこれからの子どもたちに説明がつかない。是非ともその件も議論を続けてほしいと思います。また、5年くらいかけた軍用地差額補償問題も3億2,000万円、本当に名護市議会の委員会が防衛施設庁に直接行って、その要請をした時に私は防衛施設庁の土地調査官に「我喜屋さん、あんたは何の権限を持って県も乗り越えて直接防衛施設庁に来るんですか。」とこういうことを言われて、「では、一たん沖縄に帰ってもう一回決議をして決議書を持って施設庁に来ますので、ご検討をお願いします。」ということで、取り組み始めて5年くらいかけて3億2,000万円の是正をしていただいたことを思い出します。また、楽しかったことはハワイ・ヒロ市の姉妹都市の調印式も10周年も私は行きましたが、本当に外国との姉妹都市、非常に楽しかった。あるいはアルゼンチン、ペルーとの85周年もたくさんの先輩がアルゼンチン、ペルー、ブラジルと南米に行かれて、その当時本当に貧しかった私たちの沖縄県の中で「沖縄県では生活がやりづらいということで私たちは南米に来たんですよ」という一世の話を聞いた時に、これからもしっかりと沖縄県の経済対策はやらなきゃいかんなとこのように思っておりました。そして、1970年の復帰対策特別措置法の施行に従って、社会資本の整備と県民所得の本土並みを掲げて本当にいろんな対策をしていただきましたが、社会資本の整備は整いつつあります。しかし、県民所得の本土並み、あるいは自立経済への道、そのあたりに私たちはいまだかつてその状態をつくり上げられておりません。これから地方分権社会、国際自由化の社会に向かって分権社会の中における地方議会の任務はさらに重たくなります。是非ともしっかりと対応していただきたいとこのように思います。また、名護市民と市役所の皆さんにもこれから迎える分権社会はそんなに楽しいことだけではありません。自分たちで判断して自分たちの地方主権を主張するならば、当然、そこには責任が伴ってきます。そのことを覚悟して特に2007年を境目として護送船団中央集権の時代は、はるかかなたに消えてなくなります。これからは、自分たちが自立経済をつくり上げる努力を覚悟を決めてやらなきゃならん時代を迎えているものだとこのように思います。そういったことがいま頭の中に本当にいろんな思いで思い出されるところであります。そして、私たちの岸本市長におかれましては、8年間、自立経済を何とか仕上げたい、この一念で努力されたことに心から感謝と敬意を表します。質問の事項2、普天間飛行場移設問題についてでありますが、その議論は私たち名護市にとって避けては通れない問題であります。特に3工法8案であるとか、あるいは市民投票を行った時代から私たちの名護市を真っ二つに割って、親兄弟がいがみ合う、夫婦が意見が違う、あるいは友達同士で立場が違う、このような立場の人が名護市民にたくさんでき上がって、いつの間にか、大きな溝ができてきたのではないだろうか。もうその辺の話はしっかりと冷静に両方で話し合って、名護市民の総意に従って結論を出していくという最終の時期に入っているのではなかろうかとこのような思いでいっぱいであります。そして、いろんな案が出ては消え、いろんな案がまた、新しく作られた。その中で日米合意をしたキャンプ・シュワブ沿岸部への案は全く地元へ説明もしない、あるいは滑走路が1,800メートルになる、あるいはここに駐機場をつくる、埋め土をするという。その発表が新聞に載った時に、私は汀間の漁港から漁船を借りてその位置をほとんど新聞にある正確な位置を海の方から見てみました。そこは辺野古の区民が貝をとる、小魚をとる、あるいはまた海の生態系で非常に重要な小魚の生息地だなとこのような判断をしたわけであります。したがって、その滑走路から輸送機が飛び立った時に、真下に部落の住居地域がある。どれほど宜野湾と人口は違っても一人ひとりの人命のかかっている人家の上を輸送機が通るということを地元にも何も説明もしない。そして条件も何も詰めもしない。このような乱暴なやり方があるだろうかと、このような思いでいっぱいであります。そして、来年の3月以降、できるだけ早い機会に特措法という法律を作るという海を埋め土するその浅瀬は、国土交通省が管轄をしている国有財産であります。しかし、それを使用する権限は県知事に法定受託事務として預けてあるんです。県知事の印鑑がないとここを埋められないのです。したがって、そこを使用する権利を今度は国が剥奪をするという。あるいはまたここに、漁業権が民法上の契約事項として成り立っているんです。そことの調整もしない。そういった形でやられた時に、私たちの日本国の民主主義は一体どこに行ったんですか。あるいは、地方分権社会の地方の主権をどう守るんですかと。今の地方自治法にも私たちの権限はあるんです。地方自治法2条に。安全対策はどうなの。環境はどうなの。騒音はどうなの。これは地方自治法上、地方自治の長の権限の部類に入るんです。それも全部検討せずに国が取り上げていいものかどうかということを考えた時に、決して手続き上も、この位置からしてもどの観点からしてもこのキャンプ・シュワブ沿岸案については、同意できない。私はこういうふうにはっきりと自分の所見として述べているつもりであります。そして、私たちの沖縄県がなぜこんなに長らく基地問題に悩んできたか。恐らく地位協定第3条にある米国の管理権、日本国憲法の法律が届かない憲法の空白地帯、その管理権の中で行われた事件、事故、いろんな訴訟問題でどんなことがあったかと。例えば厚木基地の騒音の問題、それから飛行差し止めの問題、いろんな事件、事故があったけれども、沖縄県には特に整理されないままこの管理権の重みによって訴えた事件、事故が最高裁判所で結論を出さない。出せないんです。ここは日本国憲法の法律の届く場所ではないので。日本国憲法の98条の2項にある外国との条約はこれを誠実に遵守する義務があるという国際条約を守る義務があるんです。したがって、最高裁判所もそこに触れないのです。そして、明らかに訴訟を起こした側が正論なのにそのために統治行為論という形で片付けられていく。いわゆる国会の多数のいる内閣がどう判断するかにゆだねると。このような結論を最高裁判所のほとんどの日米安保条約関係の訴訟問題の結論であります。では、世界はどうしたかと。ドイツ、イタリア、日本と三国同盟を結んで第二次大戦に入って後、ドイツもイタリアもそこは直してきたんです。自国のドイツ、イタリアの国内で外国の軍隊が訓練をするならば、ドイツ国民の許可が要りますよと。いわゆるキャンプ・シュワブで訓練をするならば、名護市民の使用協定の中にある範囲ならいいけれど、その範囲を外れる時には名護市民との話し合い事項になりますよと。こういったことがイタリアもドイツもしっかり整理されてきたのに、この件をしっかりと日米間で話をしないためにその縮図である沖縄県にそのまま60年間もいろんな問題が発生してきた原因の最もな根幹にある地位協定3条であります。そして、そのほかに、ドイツもイタリアも外国の軍隊が駐留して環境を汚したら帰る時には環境を原状回復しろとこのようにちゃんとなっている。日米地位協定だけは、環境を汚したら話し合いをします。しかし、出て行く時の責任は書かれていないために、北谷町にPCBのドラムが残る、あるいは恩納村にPCBのドラムがたくさん残っていたと。この環境を汚した人が後片付けしなさいよという当たり前のことが地位協定に明記されていない。したがって、その地位協定改正問題についても、今後必ず責任ある日本国の政治を預かるグループが整理をしてくれるものだと私は期待と希望を申し上げるところであります。3番目、環境影響問題をどのように考えるかとなっておりますが、環境を守りながらリサイクルして私たちが生きていく社会にしっかりと私たちはこれから議論をしなければならない。ある人はそのままいくと、地球環境は50年でだめになるとこういう極論を話す人もおります。お互いの環境はお互いのものだけではありません。子孫代々この社会で生きていくためには、環境を汚さずにどのように地域を活性化していくかという非常に重要な時期に入っているものだと私も思います。そのことについては、リサイクル社会をしっかりとこれからつくり上げてほしいなとこう思います。質問事項は一たん終わりましたが、私の思いを述べさせていただきましたが、1点だけお答えをいただきたい。質問事項の2の質問の要旨の2に地位協定第3条の管理権は、早い機会に日本国側に返すべきものであります。したがって、その件について市長の所見をいただきたい。あとは自席から行います。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) 私の方から質問事項の2の2について、一次答弁はさせていただきたいと思います。管理権の件ですけれども、日米地位協定3条により在日米軍が提供施設区域内であらゆる措置をとることになっているということから、地元自治体が提供施設区域の使用状況を把握できない等の問題が生じております。このような観点から軍転協の構成員として航空法や環境保全に関する日本国内法の適用、それから基地内への立ち入り等について日米地位協定の改定を要請しているところであります。



○議長(宮城義房君) 26番 我喜屋宗弘君。



◆26番(我喜屋宗弘君) 市長にお願いをしたんですが、政光部長がかわって答弁をされたようですので、そのまま理解をいたします。いろいろ議論をしたいところでありますが、私、今日の目的は長い間、24ヵ年間本当にお世話になりました。また、これから先、名護市、それから名護市議会が市民とともに発展をしていくことを心から願って私の一般質問といたします。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 26番 我喜屋宗弘君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後1時55分)再 開(午後2時11分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。7番 金城善英君、一般質問を許します。



◆7番(金城善英君) こんにちは。ただいま議長より許可がございましたので、7番 公明党金城善英、これより一般質問をさせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。一般質問に入ります前に少しばかりごあいさつさせていただきたいと思います。今回の定例会は岸本市長にとって最後の定例会であります。1998年、平成10年2月の市長就任以来、2期8年間、特にバブル経済の崩壊から続く長期的な景気低迷の中で国も地方も財政が大変厳しい状況の中での市政の運営であったと思います。また、重要課題であります普天間飛行場移設問題では地元受け入れ側市長として言葉では言い表せないほどの苦悩の連続であったと推察いたします。そのような中で、小さな世界都市の実現に向けて総合学園都市構想、国際情報通信、金融特区構想、人材育成など北部の中核都市である名護市の発展、建設に多大なる尽力を捧げてこられました。市長の公約、政策が次々と実現していく中での出馬断念は大変に驚きました。ますます重要な時期に差し掛かっている時であるだけに本当に残念であります。市長の構想力、実行力、リーダーシップには卓越したものがございました。市長がまいた種は必ず大樹へと育っていくことを信じております。これまでのご公務本当にご苦労さまでした。そして、明年1月22日執行の名護市長選挙には3名の先輩現役議員が立候補予定者になっておられます。多くの有権者の信任を獲得され、それぞれ大勝利できますよう心からお祈り申し上げ一般質問させていただきます。

 平成11年、1999年12月28日閣議決定の普天間飛行場の移設にかかわる政府方針に基づいて北部振興並びに移設先及び周辺地域振興に関する基本方針の移設先及び地域振興が平成12年から着々と推進されているところでありますが、岸本市長はじめ市当局の皆様におかれましては、市民の福祉向上と市勢の発展のために全力で取り組まれていることに対しまして、心から敬意を表したいと思います。この北部振興事業も5ヵ年を経過し、残る約5年間で自立型経済の構築へ向けて基盤づくりの仕上げをしなければならない段階にあるものと思います。また、平成14年、2002年7月に本市は日本唯一の金融業務特別地区、いわゆる金融特区が制定され情報通信産業特別地区、いわゆる情報特区とともに沖縄の自立的発展を目的とした沖縄振興特別措置法2002年4月施行によって規定された制度で、名護市はその全域を情報特区、金融特区として指定を受け、国際情報通信金融特区構想を推進しております。情報通信・金融特区は名護市をはじめ北部の振興だけでなく、沖縄の自立経済構築のための成長のエンジンとなると言われ、その成功に大きな期待がかかっております。

 質問の事項1、北部振興事業について。質問の要旨(1)北部振興事業の目的に雇用機会の創出と定住条件の整備等を図るとあります。そこで、ア、本市におけるこれまでの誘致企業数、雇用者数(男女別、年代別)と居住地域をお伺いします。イ、定住条件には、どのようなものが挙げられるのかお伺いいたします。(2)情報通信・金融関連企業の集積や沖縄工業高等専門学校の開校などに伴って、辺野古、豊原、久志地域の発展には目覚しいものがあります。当該地域のさらなる発展や、活性化のために地元の皆さんとの連携は大切と考えます。そこで、ア、雇用主や雇用者の要望はないかお伺いします。イ、学校の職員や学生の要望はないかお伺いします。ウ、地元の方々の意見や要望はないかお伺いします。エ、行政はどのようにかかわるのかお伺いします。質問事項の2、子育て支援について。先の9月定例会一般質問で取り上げさせていただいた事柄で、本市で誕生した子どもたちを祝うための記念品の贈呈について、「子どもの誕生は、両親はもとより地域においても喜ばしいことでありますので、有意義で喜ばれるような事業が考えられないのか総合的に検討をする必要があると考えております。」とのご答弁をいただきましたが、あれから検討されたのかお伺いします。(2)県立北部病院産婦人科の再開の見通しについてお伺いします。質問の事項3、通学路の安全確保について。幼い子どもの尊い命が奪われる重大な事件が頻発しております。最近も広島県と栃木県で小学1年生女児が下校時に誘拐殺害される事件が相次いで起こりました。いずれも下校時における通学路での事件でありました。悔やまれてなりません。通学路の安全確保のために平成16年9月定例会一般質問、平成17年2月岸本市長へ陳情、今年9月定例会一般質問で取り上げさせていただきました県道84号線にかかわる防犯灯の設置についてお伺いいたします。質問の事項4、松くい虫防除対策について。沖縄自動車道を南下するたびに宜野座村、金武町、うるま市の山林に広がるリュウキュウマツの松くい虫被害状況には目を覆いたくなるくらい無残な光景が広がっております。平成14年から始まった県が5年間で被害根絶を目指すとした松くい虫ゼロ作戦も今年と平成18年度を残すだけとなりましたが、一向に被害がおさまらないように思います。それどころか、被害が増えているように思います。本市におきましても、森林病害虫防除事業も実施されてきていると思いますが、1、これまでの取り組みと効果、今後の取り組みと課題をお伺いします。2、県や周辺市町村との連携についてお伺いします。3、米軍基地内や民間地での対応についてお伺いします。以上、一般質問とし再質問は自席より行いますので、どうかよろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) それでは私の方から質問事項1の北部振興事業について。そして要旨の1についてまず答弁させていただきます。本市におけるこれまでの誘致企業数、雇用者数ということでありますけれども、まず、北部振興事業でこれまで取り組んできた効果には、目に見えない企業の誘致等もありますし、また、北部食肉センターのようなそういう所での雇用者数というのもありますけれども、まず、今回ご指摘の件はIT関連の三地区におけるそういう情報金融特区構想の中で指定を受けた企業がどのくらいかというようなことだと思いますので、そこについて答弁をさせていただきます。まず、企業誘致数につきましては、マルチメディア館で16社、みらい1号館が1社、みらい2号館が2社、その他の施設に入居した企業が5社、そして国際海洋環境情報センターも含めますと、合計で25社のIT関連企業が名護市に集積をしております。雇用者数につきましては、マルチメディア館で133人、みらい1号館が162名、みらい2号館が46名、その他の施設が78名、そして国際海洋環境情報センターが40人で合計で459名となっております。男女別では女子が多くて男子の約2倍ということで、男子150名程度に対して女子は300名くらいということであります。それから年代別では、10代から60代まで幅広く採用されておりますけれども、特に20代と30代が圧倒的に多くて20代が205名、30代が129名ということで334名を占めております。全体の73%であるということです。それから、居住地域につきましては、名護市内が261名で市外から通勤している人が198名であります。それから次のイの定住条件についてということでどのようなものが定住条件として挙げられるかということでありますけれども、例えば道路網の整備とか、公共下水道の整備、集落排水等の整備、住宅。宅地等の整備、医療・保健・福祉関連施策の充実、地域コミュニティー拠点の整備、公園及びレクリエーション等の施設の整備、教育環境の整備ということで魅力ある定住条件としてこれらのことが挙げられるんではないかと考えております。それから、要旨の2について答弁をさせていただきます。まず、雇用主や雇用者からの要望ということで、どのようなことが企業主とか雇用主から出ているかと言いますと、入居企業に勤めている人は若い世代が多いということもありまして、周辺に託児所の設置をしてほしいというような要望があります。それから、勤務地が豊原ということもありまして、アパート等の建設を要望していると、近くにアパートが欲しいというようなこともあります。それから、専門知識を有した即戦力となる人材確保ができればという要望があるということです。それから、みらい2号館以降の新たな企業入居設備が欲しいということもあります。それから、働きながら近くにやはり医療機関も欲しいということが要望として挙がっております。次に学校の職員や学生の要望ということでは、学校の方からも学校に保健室はあるんですけれども、治療の判断が難しいものもあるので、近くに診療所があればいいというようなことでの要望があります。それから、公共バスの本数が少ない、そのために公共交通機関の充実を要望しております。それから、高専周辺の街灯設置の要望もあります。そして、学生ということもありまして、周辺に書店があればいいなということの要望もあります。それから、地元の方々の意見とか要望はどういうことかと言いますと、これは平成12年、13年の移設先周辺地域活性化構想を受けて、平成14年に辺野古、豊原、久志、それぞれのまちづくり構想調査というのを実施してきております。その調査の中で地元から道路や下水道の整備、公園・緑地の整備、小中学校の整備、そして、情報通信・金融関連企業の集積基盤の整備、医療・保健・福祉関連施設の整備、そして交流拠点の整備、住宅地の整備、漁港・海岸の整備等ということでたくさんの提案がされております。それらを一まとめにした報告書として移設先地域生活環境整備計画策定事業として報告書が作成されております。次に行政がどのようにかかわるかということでありますが、地元住民や入居企業、沖縄高専等から要望されておりますこれらの事柄につきましては、辺野古、豊原、久志のまちづくり計画や移設先地域生活環境整備計画で示された報告書を踏まえつつ、公共事業で行政が対応できる部分は行政で実施し、それからアパート、託児所、店舗等の民間ができる範囲は民間の活力を得て実現が図れるよう努力していきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 市民環境部長 比嘉富士雄君。



◎市民環境部長(比嘉富士雄君) それでは質問事項の2、子育て支援について。要旨(1)について、私の方からお答えさせていただきます。ご質問のことにつきましては、内部でも議論をいたしております。その中で他市の状況も調査してみました。現在、2市において写真立てや記念バッグが進呈されているという状況でございます。以前は植木等の配布等も行った市もあるようですが、市民のニーズが少ないということで、とりやめになって廃止している状況にあります。名護市においてもご存じのようにこれまで誕生カードを進呈しておりましたが、市内の民間産婦人科において素晴らしい成長日記やアルバムが進呈されているという状況から廃止した経緯があります。財政の厳しい現状を考えますと今後ますます需要が高まる子育て支援策に予算を活用できるような施策が必要だと考えております。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 北部病院の産婦人科の再開の見通しということでご答弁をさせていただきますが、これまでも県の方では産婦人科医の確保に向けて努力をしていただいておりますけれども、いまだに確保のめどが立っていないとそういう状況にございまして、現在のところ、再開の見通しについては立っていないという状況でございます。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 北部病院の産婦人科につきましては、取りあえず私立の病院の方から産科はともかく婦人科だけでも何とか再開できないかという要望がありまして、県の担当部の方で実はいまインターネットでどんどん流しているところであります。それを見て先月、奈良県の公立病院の50代のお医者さんが実は現場を見にいらしたわけでありますが、妥協点が得られずにお断りされたという経緯があります。これからもそういう形で医師会病院とも共同しながらお医者さんを探していきたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) それでは、3の1についてお答えをしたいと思います。まず、白銀橋から中山方面への県道84号線はこれまで議員からも再三言われております多くの児童生徒が通学路として利用されている道路でありまして、これまでもこの地域の防犯灯に対するご指摘をいただいてまいりました。私ども市としても対応を検討してきたところであります。この当該道路の管理部署である沖縄県北部土木事務所に対しても区や関係者の皆さんから要望、要請が出されたということについての進捗を確認してまいりました。これによると、平成18年度までに県道84号道路改良事業が完了予定となっているということから所定の照明設計を行った上で3ヵ所、白銀橋給油所前、診療所前バス停、旧県道取り付け箇所に照明施設を設置したいということで予定をしているようであります。そのように回答をいただいております。議員や地元区長の現地踏査によってその必要箇所がいくつか私どもの方にも寄せられました。その設置箇所、要望箇所とそれから県がこれから計画をしている照明において、さらに調整、整合を図りながらこれが重ならないように有効な防犯灯としての役割を果たす照明に向けて関係区と調整を図った上で対応をしていきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 産業部長 宮里尚君。



◎産業部長(宮里尚君) 私の方からは質問事項の4、松くい虫防除対策についてお答えさせていただきます。まず、1点目に昭和48年沖縄本島で初めて松くい虫による被害が確認されまして、平成5年には北部地域を中心に約4万2,000立方メートルの被害を受けております。平成5年をピークに被害は減少傾向にありましたが、平成12年以降は被害の増加傾向が確認されております。このことから、沖縄県では松くい虫被害の蔓延防止を図る目的で平成14年に沖縄県松くい虫の防除に関する条例を制定しまして、平成14年度から平成18年度までの5ヵ年間を松くい虫ゼロ大作戦と位置づけて保全松林3,626ヘクタールを指定しまして、緊急性の高い場所から順次防除事業を実施しております。名護市といたしましては、県と連携を取りながら、平成14年度から平成16年度にかけて約3億7,000万円余の事業費でもって約1万7,000本余の被害木の駆除を実施しております。この結果、保全松林区域内における松くい虫被害については、目に見える形での効果が出ていると考えております。今後の課題といたしましては、現行の対策方法では被害絶滅までには莫大な予算が必要となりまして、また、現在の財政状況を考えますと、非常に厳しい状況であろうかと思われます。したがいまして、現在の沖縄県での研究が進められております天敵による防除や松くい虫に強い松への転換等、より効率性の高い対策方法の確立をもって早目に防除方法の転換を図っていくことが重要であると考えております。次、質問事項の2についてお答えいたします。松くい虫防除対策については、先ほども言いましたように沖縄県松くい虫の防除に関する条例で沖縄県は松くい虫の防除に関する総合的かつ広域的な施策を策定しまして、これを実施するものすると。また、これに当たっては、市町村との連携に努めるものとすると規定されておりまして、この規定に基づいて毎年県と関係市町村による松くい虫防除対策会議を行いまして、この中で具体的な松くい虫防除対策についての協議が行われております。質問事項3についてお答えいたします。米軍基地内の防除対策については、沖縄県、関係市町村及び那覇防衛施設局の三者で協議を行いまして、協議結果に基づきまして那覇防衛施設局が防除対策を実施しております。また、民間地域での対応については、沖縄県で指定した保全松林内においては、沖縄県や名護市で防除対策を実施しているところであります。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) ご答弁ありがとうございました。いくつかの要望と再質問をさせていただきます。人と産業の定住条件の整備を推進する観点から北部振興事業について再質問をさせていただきます。北部振興事業が実施され辺野古、豊原、久志地域の発展には目覚ましいものがあります。企業の誘致や学校の開校による波及効果は様々な方面に影響を与えてまいります。住宅、商業施設、飲食店、ご答弁にもございました託児所、医療施設など、この地域で暮らす人々、誘致企業に通勤する方々、そしてこの地域で学ぶ学生の皆さんなどにとって施設の充実や生活環境の整備など利便性を求める方々が多くいらっしゃると思います。北部振興並びに移設先及び周辺地域振興に関する基本方針に北部地域の振興を考える時、定住人口の増加が北部地域の活性化、ひいては県土の均衡ある発展を図る上での基礎的な課題であると。中間を省略させていただきますけれども、雇用機会の創出に向けた産業の振興が喫緊の課題となるとともに、定住条件としての魅力ある生活環境の整備を図ることが必要であるとあります。先ほど、ご答弁の中でも誘致企業、また学校の開校に伴って当初のまちづくりの計画の時とまた、実際にいろんな職場、学校に訪れる方々が多くなっている中で本当にいま生きたご要望と言うんでしょうか、生まれてきていると思うんです。先ほどもございましたようにアパート、医療機関、そしてIT関連の企業に勤める方、女性が大半であると。男性の2倍は女性で若い女性300名。そして男性で150名ほど。というご答弁がありました。それに伴っていろんなニーズが生まれてきていると思います。それで、行政としての対応も積極的に皆様と地元の皆さん、関連ある方々と話をしてアンケートを取るなり、生きた意見を聞いて積極的にかかわっていってもらいたいなというような気持ちであります。そのことに関して行政の対応、民活を利用するというお話もございましたけれども、それをどう生かすか、民活をどう生かすかという行政としてどのように働きかけていくのか、意見をお聞きしながら基本方針に沿ってやっていくことは存じておりますが、具体的にどう動かれるのかご答弁、見解をお伺いしたいと思います。



○議長(宮城義房君) 政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) ただいまのご質問ですが、確かにアパート、託児所、医療機関ということで今すぐにでも必要な施設としては、企業の皆さんからの要望はたくさんあります。特にアパート等につきましては、当該地域で大変需要がこれからも出てくるんではないかと思っています。高専も今現在、2年生までしかおりませんが、将来5ヵ年生ですので、3年次、4年次となりますと寮から出ていく希望者が多くなると、そうすると周辺に学生向けのアパートが必要になります。来年からすぐにでもアパートがあればというような要望もあると聞いております。それから、みらい館で働く人々も市外から通勤している方も結構いるわけです。そういう方も職場と住居がすぐそばにあれば大変子育て、そういう面でも助かるということがあります。それだけの人がここに集積しているわけですから、やはりまず、必要な施設はアパートとかそういう住環境だろうと思っております。そのことについては、先ほども申し上げましたけれども、やはりそういうものは民間が積極的に取り組んでいただければと、呼び水としてまずはそういう企業集積をしているわけですから、そういう民間の活力を期待していきたいと思っていますし、そのことについては、今後の動向と言いますか、予想されることについては私たち行政側からも地元の区長さんや有力な方々に対しましてこれからこういう施設が必要になるんだということをいろんな場所で提案しておりますし、先ほども申し上げました市としてのまちづくり構想の中で公共事業としてできる部分については、また、それなりにこれから取り組んでいきたいとそういうふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) ご答弁ありましたように緻密な連携の下でまちづくりに積極的にかかわっていただきたいと思います。せっかく企業を集積して、学校も開校され人が多く集まっている。そこからさらに定住条件を整備してさらにさらに加速度的に企業の集積、あるいは人が集まる環境をつくっていただきたいと思います。せっかく来た方々が逃げないように楽しいまち、明るいまち、安全なまちをつくっていきたいと思っておりますので、またお力添えよろしくお願いいたします。もう一つ、いま情報通信金融関連産業の集積に向けていろいろと進めておりますね。それで、企業の入居希望と言うんですか、こちらがどんどんアプローチしてやっていると思うんですが、その企業の動向とさらに行政でやるべき施設、先ほどありましたけれど、3号館の建設が待たれるというご意見もあったとおっしゃっておりましたけれども、それに関してバランスとれているのか。本当に振興策事業を活用できる間にどんどん進めていかないといけないのか。そこら辺のバランス的なものをご答弁いただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 金融特区・情報化推進室長 照屋秀裕君。



◎金融特区・情報化推進室長(照屋秀裕君) 名護市の方に進出する企業がまだあるのかという部分とそのバランスはとれているのかという質問だと思いますけれども、現在、マルチメディア館、みらい1号館、2号館、既に満杯状態の実績でございます。24社452名の実績がございます。そういった中でこれまでも何度か上京して企業誘致について活動しております。大手信託銀行、そして地方銀行等ヒアリングを実施しているところでございます。金融特区の各種助成制度、施設の使用料、そして人件費は非常に魅力的であり人材育成等の事業も評価できるというふうな話を伺っております。そのためにも施設の準備ができるのであれば、十分進出企業を探すことが可能であるというふうに認識をしております。なお、現在他地区で大きなコールセンターを展開している外資系の金融機関が大きな施設を名護市が提供できるのであれば、名護進出を前向きに検討するといった話も出てきております。そういった意味でもいまおっしゃられましたみらい3号館の建設についても熟度を高めながら計画をさせてもらいたいというふうに考えています。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君。



◆7番(金城善英君) ありがとうございます。しっかりと、着々と成功へ向けて頑張っていただきたいものと思っております。次の子育て支援についてお伺いいたします。市民部長、誕生カードというお話だったものですから、私あえて誕生証書という形でお話させてもらいたいと思うんですけれど、これまで誕生証書、出生届の際に贈呈されていた経緯がありました。そのことに関して去った議会で初めてご質問させてもらいました。今回も取り上げさせていただきましたけれども、誕生証書についてもいろいろ意義があったわけでございます。児童憲章昭和22年ですか、作られた児童憲章があったり、あるいは市長のお祝いの言葉があったり、手形、足形のセットがあったりしていたわけです。これもこれまで大事に活用されていた方もいるわけです。また、逆に答弁でございましたように、民間の産婦人科の方でもっといいのがプレゼントされているということでありますので、不必要な方も確かに出てきているということで削ったということなんですけれども、私にとっては子育て支援に一生懸命頑張る議員として、こういったちょっとしたことなんですけれども、削っていただきたくないなという、むしろ増やしていくべきであって、何かもっと喜ばれるようなものに活用できないかということで取り上げさせてもらいましたけれども、去った議会でも申し上げましたけれども、社会保障給付費の中で70%以上が高齢者向け、そのうち3.8%が子育て対策に向けられている。割合にしてみれば本当に微々たるものです。ということで、しっかりと、これは一市民課では、市民課の範疇を超えるんじゃないかと。名護市の政策として名護市で生まれることは本当に誇りに思えるまちなんだというような政策的なものをもってやっていかないといけないと考えております。ぜひ、前向きに、全庁的に子育て優先社会を、子どもは社会全体で育てていく、守っていくという気風を持っていくためにもぜひ復活させてもらいたいという気持ちでおります。これは福祉行政、あるいは教育行政にもいろんな分野にまたがると思うんです。ぜひ、その点の方をよろしくお願いいたします。私の気持ちが伝わったと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。2の県立北部病院の産科再開に関して。これは本当に子育て支援の根幹的課題であります。先ほど岸本市長からもご答弁いただきました。いろんな方面で考えていらっしゃるんだなと思いました。私立の病院を活用してでも本当に1ミリの前進でも、1センチの前進でもできるように頑張っていただきたい。早急な解決を望んでおります。どうかよろしくお願いいたします。3の通学路の安全確保について。地元区長さんと調査もさせていただきまして、本当にいま夜、夕方6時は暗くなり、足元も見えないくらい、県道のそばの歩道でありますけれども、本当に明かりがほしい。朝は6時半までまだ暗い。朝、散歩をされる方もいらっしゃる。歩け歩け運動ですね。夕方は部活を終えて夕方帰る児童生徒。低学年の子もおりました。本当に心配でなりません。また、死角もあります。そこら辺を事前に予防できるように設置方、積極的に、前向きに検討して早急な設置をお願いしたいと思います。ぜひ、よろしくお願いいたします。最後に松くい虫防除対策ですね。あと2年度残っております。保全地区松林ですか、それを集中的にやるということで、それ以外のものは結構目立つわけです。民間人にとってはどうしたんだろうと、松くい虫撲滅作戦どうなっているんだろうというふうな疑問もあると思うんです。これで私も分かりました。しかし、残しておくとまた何倍にも増えるというような話なので、財政的な問題もありますので、新しい研究されて、新しい対策をやっていかないといけないということでありますので、ウリミバエ、ミカンコミバエ撲滅した沖縄県でありますので、そういった対策も不妊虫ですか、それを放ってやるような話も出てくればなと。とにかく媒介するマダラカミキリ虫ですね、そこら辺の。松がゼロにならないように美しい松が、松くい虫ゼロ大作戦なんで。本当にこういう思いです。本当に美しい沖縄の誇れるリュウキュウマツが青々と茂っているようなものにぜひ回復を願っております。最後に一句を歌ったらどうかと秀樹議員がおっしゃっていますけれど、そこら辺の才能はないんですが、「県木が 虫にくわれて赤松に 県の予算も赤字かな」という詩がありましたけれども、そこら辺、これは安里進県議がおっしゃった話でしたけれど。終わりに私にとって市長とのお付き合い、3年と数ヵ月でありました。その間、本当に多大なご指導、ご鞭撻を賜りました。そういうことに対しまして心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。これからは、お体を大切にされてください。ご家族の皆様のためにも、またご自身のためにも。勇退されても名護市のために貢献されることをお祈りしまして、これで私の一般質問とさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 7番 金城善英君の一般質問を終わります。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

散 会(午後2時58分)