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沖縄県 名護市

平成16年第136回名護市定例会 09月15日−04号




平成16年第136回名護市定例会 − 09月15日−04号







平成16年第136回名護市定例会





第136回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成16年 9月 9日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成16年 9月15日水曜日 午前10時 3分     │
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│散       会│     平成16年 9月15日水曜日 午後 3時34分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席 30名
 欠  席  0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  16  │小 濱 守 男 君│ 出 │
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│  2  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  17  │具志堅 興 作 君│ 出 │
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│  3  │大 城 勝 章 君│ 出 │  18  │金 城 一 隆 君│ 出 │
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│  4  │神 山 正 樹 君│ 出 │  19  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  5  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  20  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  6  │平 敷 幸 仁 君│ 出 │  21  │島 袋 吉 和 君│ 出 │
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│  7  │金 城 善 英 君│ 出 │  22  │島 袋 権 勇 君│ 出 │
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│  8  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  23  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │渡具知 武 宏 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  11  │長 山   隆 君│ 出 │  26  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  12  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  27  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  13  │日 高 清 文 君│ 出 │  28  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │我喜屋 宗 重 君│ 出 │
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│  15  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       26番 我喜屋宗弘君   27番 屋部幹男君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   末 松 文 信 君

              収入役   宮 里 武 尚 君



 企画総務部長    徳 本 哲 保 君   政策推進部長    玉 城 政 光 君

 市民環境部長    宮 里 勝 子 君   福 祉 部 長   宮 城 幸 夫 君

 産 業 部 長   吉 元 博 昌 君   建 設 部 長   宮 里   尚 君

 水 道 部 長   仲井間 宗 徳 君   消  防  長   屋嘉比 康 弘 君

 政策推進部参事   矢 沼 隆 夫 君   企画財政課長    親 川   敬 君











              教育長   稲 嶺   進 君



 教 育 次 長  具志堅 満 昭 君







議会事務局出席者



 事 務 局 長   仲宗根   洋 君   次     長   幸 地 春 枝 君

 庶 務 係 長   岸 本 健 伸 君   議 事 係 長   名 嘉   康 君

 議  事  係   宮 城   健 君







○議長(宮城義房君) おはようございます。ただいまの出席議員は29名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。日程により一般質問を行います。29番 我喜屋宗重君、一般質問を許します。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時3分)再 開(午前10時4分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時5分)再 開(午前10時5分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◆29番(我喜屋宗重君) 失礼をいたしました。実は、いま議長から指名をいただきまして、すぐさま休憩をして申し上げたことは、6月議会で私は辺野古の皆さん方が、辺野古の漁港前で座り込みをしている問題に対して内容がどうあれ、とにかく名護市の行政の範疇(はんちゅう)でああいう座り込みをして、説明を果たせという要求をしておられる。それに対して、どうにか行政と議会が中に入って物を動かすか、止めるか、出来ないだろうかという質問をいたしました。その時に当時の担当部長である徳本部長はここで、そういうものには、言葉の言質はわかりませんが、内容的には関知しませんと、粛々と早くボーリング調査に入れるように市は見守っていきたい。ところがですね、こういう議員の質問に対して答弁をしておきながら、二日たったら市長が出てきてこの議会が終わったら防衛施設局へ行って話しを聞いてみたい。これは、定例会中ですから、部長が自信を持って答弁したものを、二日後に覆すようでは、議員の質問に対して、非礼千万な話である。そこで、私はその時から当時の徳本部長にこの海上ヘリ移設問題を議論をしてみたいと思って、いろんな資料を調べてまいりました。ところがいつのまにか逃げてしまって玉城部長になったんで、先般お会いをさせていただいて、こういう趣旨で質問をする、箇条書きになるから、一つ準備を願いたいということです。この質問条項の活字だけを見ると、非常に人をバカにしたような質問条項になっているかもしれませんけれど、そういう背景があるということを一つ申し上げておきたいと思います。そしてさらに今、部長に渡した12日の沖国大での宜野湾市の例のヘリ事故に関して、これは両マスコミの号外であります。ところがこの中に当然ながら、私どもの沖縄県知事はおりません。一体、何を考えているのかと不思議でならない。時の権力者がこの流れの中で宜野湾市は危険だと、アメリカからも危険だと、どうにか早く移そうと、それで基地問題の基本的なスタンスとして1996年でしたか、沖縄県民はあの婦女暴行事件に関してどうにかしなければいかんということで、SACO委員会が作られて、整理縮小をやる、最終方針がでた。で、アメリカから、運用も我々が納得する代替基地を造るならば結構ですよという話になった。ところがその直後自らがこのSACO最終案を破るように、いや15年、軍民共用空港だ、で、面積はでっかくやれ。この過程の中でも、私は県知事の取った行動というのはどうしても納得できない。これは県知事だけじゃないんだ。名護市長もその考えに同調されておるんだ。ところが、あの普天間にいる海兵隊の持っている大型輸送機のC5これは、2,800メートルの滑走路がなければ、満載100%貨物を積んで離発着が不可能である。そしたら当然ながら、代替基地の滑走路も2,800メートルでなければだめですよというのがアメリカから出て来たんです、最初の案としては。ところがSACOで1,500メートルになった。後で2,000メートルになったわけですが、1,500メートルという取り決めをした。その時に日本政府はアメリカに対して、99年改正の新ガイドライン、これで県が持つ、あるいは公の持つ空港、それから港湾、言わば公の港湾、空港施設が使えるようになる。そしたら15%ぐらい20%ぐらい、この海上ヘリ基地で荷物を積んで4,000メートルの那覇空港があるじゃないか、そういう話が出て来た。そしたら今度はこんなことが発表されては大変だ。時同じくして、この議論をやってるときに、軍民共用空港だ、2,000メートル、私はここに非常に不可解なものを感じます。ただですね、今度のヘリ事故の後処理の問題、あるいは今までの身柄引き渡し、事件事故を起こした米軍の身柄引き渡しの問題。これ粛々と今みたいに軍事基地という日米同盟という問題が進んでまいりますと、いざ何かあった時に、私どものこんな小さい街の行政や政治が、どこで歯止めをかけきれるかというと、過去の例から見て非常に事が進んでしまうと難しい局面を迎えてまいります。日本の外交政策も、それから基地問題も国防という、独立国家としては大事なところもはらんでまいります。こういう問題を含んでいるならば、これから造られるであろうというものに関しては、その都度都度、名護市民が迷惑にならないように、国との整合性を、国防という整合性を持ちながら、私どもは歯止めをかける議論をしていかなければならない。ところが、沖縄県知事に関しても、名護市長の進め方にしても、もう少し正直であってほしいと思うんですよ、この全体の流れで。橋本元総理は当時、地域住民の頭ごなしにはやりませんと。小泉さんも地域とよく相談をしてやります。ところが、今行われようとしているのは、もうだれが見ても建設へ向けた行政手続なんですよ。これがあれだけ反対、あるいは沖縄県の世論もSACOの見直しも含めて、辺野古移設も含めて、それから普天間飛行場の閉鎖、早期返還も含めて、かなりのパーセンテージで今進んでいるものに対して異論を投げかけている。ところが、名護市長と稲嶺知事と当時の総理大臣だけは、どういうわけか雲の上で粛々と建設へ向けて進んでいる。ところが、出来上がってしまってからは遅くなる。ましてや今名護市のこういう風評の中で、国防という独立国家の大事なものが、振興資金と特別調整金、金で国民の、国防意識高揚と場所を与えず。説明もしないで、金で基地問題、国防問題が進んでいくということに、非常に危機感を持っております。それを背景にしている地域や団体、そういう人たちが、これからの名護市の将来を担っていくであろうという行政の進め方になってくると、非常に寂しいものがいたします。遅れた地域ならば自らの自助努力を一生懸命やる。政治や行政だけに頼るんではなくして、やはり知恵を出していく、援助さえ出せば、あるいは少しノーかなイエスかなとあいまいな態度さえすれば、すぐ後ろで、金だ、公民館造ってあげます、道路造ってあげます。住民があまり利用しない公園を何年か前に造って草もぼうぼう生えて、だれも行かんのに、また今度新しく公園を造ります。今、名護市の公民館建設も、ほとんどこの海上ヘリ基地に賛成をしている人たちの地域にがんがん造られている。私にはそういうふうに見えるわけなんです。そういう乞食根性を植えつけてしまうような精神風土を行政は、政治はやってはいけない。本当にこの海上ヘリそのものが、安全保障条約を中心とする極東の安全、平和のために、日本の1億1,000万余の国民の安全、安心のために必要だというならば、なぜその議論と説得、納得をさせないのか。その話は全部おざなり、ただ今朝の一部のマスコミ等にもありました。どうも米軍と自衛隊が一緒になるんではないか。アメリカは完璧にこの戦略を持っているわけなんですよ。2000年、それから2004年に出した米国の国防副長官アーミテージ、彼はこの東アジアの軍事担当の戦略専門としてレポートを出しておる。その中にはちゃんと2000年からブッシュがまだ政権につく前から、MDの開発、あるいは日米、これはイギリスとアメリカの軍事同盟のところまで、日米関係を引き上げていきたい。そして連合軍をつくってアメリカの指揮下におきたい。こういうレポートが、今、国防省の東アジア戦略として粛々と進められている。昨日今日に始まった問題じゃない。ただ注目すべきは、このアーミテージレポート、報告書にも、SACOに漏れたものが一つだけある。早目にアジアの基地海外移転も含めた分散化を、このSACO合意の最終案時に入れておけばよかった。これは何を意味しているかというと、やはり沖縄に駐留するアメリカ軍が、アジアどころかヨーロッパまで的確に動けるようにしなければいかん。そういうものを今指摘をして、彼もこれをどうにかしなければいかないということになる。ですから私どもはこれだけ国際条約上で、目に見えないところで、この小さな街に今造られる。段階を追って、名護市の要求、地域住民の安全、あるいは何か問題が起こったときにどこが窓口でどう処理していく、これがなくしてただ時の報道とアメリカの要求と、日本の対応に揺さぶられていては、私どもの100万余の県民どころか、名護市の5万余の市民もただ動揺するばかりなんだ。時の権力者はもっと地に足をつけて、やはり国防という体系の中で仕方ないでは済まされる問題じゃないんだ、これは。後で具体的に指摘をいたしますけれど、今、沖縄県におられる1万8,000名ぐらいの軍人、軍属の皆さん方、この人たちが、沖縄の女性に産ませて捨てて、本国へ帰って養育費も払わない。そういう子供たちが年間200名余おる。ところがアメリカ、イギリス、ドイツというのは、一体になってNATO軍に署名をして、呼びかけて、政府間同士でNATO軍に加盟をして、駐在をしたNATO軍の兵士がそこに残した家族に対しては国が養育費をきちんとやろうということになっている。私どもの日本政府は一体どこの政府かと疑いたくなるような、全部マルなんです。沖縄は金さえあげればどうにかなる。正直な話、先般、稲嶺さんがアルゼンチンから帰ってきて総理に会いたい、なんでこんなトップダウンなんですか。会えないもんですから、非常に寂しい思いをして怒りを持ってる。自らは沖縄で起こった事故現場の市民の要求の大会にも行かないで、まさしく自分の保身のため、彼が東京へ行ったのは沖縄県民のガス抜きのために行っているんではないか。それを聞いた一部の役所の官僚から、稲嶺さんが来て小泉さん会わないと言ってる。また稲嶺は金取りにか。これは風評ですからだれの責任でもないんですが、ただ現実に名護市の中小企業が産業資金を借りに行った、中小企業の皆さんが、私は2社しか分かりませんけれど、行ったら、県の窓口で名護市は直接内閣府、東京と相談したらどうか。名護市の企業はすぐ東京へ行けばいいよ。県の担当者からこういう言葉が出るということは、私どもはものすごく反省をしていかなければいかない。どこにかそのようなものが、市民に誤解を与えるような行政の、あるいは、この基地問題に関しての行政の誤解を与える進め方があったのではないか。そういう感じがしてならないのであります。そしてましてや、私どもが今、私どもがと言うより、名護市の行政が、市長も交えて、稲嶺さんにも15年問題、あるいは軍民共用空港なんていうのは、SACO合意にはありません。それから市長の受入れ条件、7項目、SACO報告にはないものを歯止めをかけて、延々と遅らせてしまった責任というのは、例えこれは法的責任は別として、やはり行政の一つの返還作業を停滞をさせた一因をなしているということを頭の隅にぜひ置いていただきたいと思うんです。ましてやこれが完成して、あるいはここに兵隊が移ってきたとする。この兵隊は海兵隊は本当に日本の国土防衛のために安全保障条約の、極東の安全のためという枠を超えないでアメリカは置こうとしているのか、これは一番私は大事な問題だと思います。1998年アメリカがイラクに仕掛けた時に、当然テレビ放映されたから皆さん方もお分かりだと思う。大使館からヘリコプターでアメリカ国民脱出を図る。その時の特殊部隊31MEUという。海兵隊の中でも、超選りすぐれた特殊部隊、これは沖縄に一つあります。もちろん7つに編成されて。アメリカの海兵隊というのは、陸上の歩兵部隊と航空部隊と、海上部隊、言わば後方支援をする部隊、これに分かれてまいります。そうするとその中から、これは基本レプトとしてはこの3つから優れた連中を一チームに作り上げて、そして海兵隊というのは、派遣をされますと、大体60日、後方支援がなくてもそこで戦いをし、生き残れという任務を負ってる。ところがこの31MEUというのは小部隊で、非常に少ない人数で、優秀な連中。これは30日で一つ何事にも耐え得るようにしなさいということで編成をされてまいります。この人たちは1ヵ月に1週間、沖縄県内で訓練をしている。これはアメリカの国防省の中に7つありまして、その内の7グループの一つが沖縄に駐在をしている。言わば外国に駐在をしているのは、この31MEUが沖縄だけにいるんです。この人たちは例えばどこかの国が動乱になった。そこにいる自国民をまず脱出をさせる。そしてこの訓練がよく行われるのが、私ども名護市のキャンプ・シュワブ。ここが一つのアメリカの大使館、ここにアメリカ国民が三々五々と、政情不安の中で逃げ込んで入ってくる。その時に国民であるのかどうかというチェックの体制、それからいろんなゲリラが混じってないかというこういう訓練をやる。そこからヘリコプターに乗せて、伊江島飛行場へ運びます。そこではじめて、大型輸送機を普天間から飛ばして、辺野古から運んできた自国民を安全な場所へ輸送機で運ぶという訓練を、1ヵ月に1週間やっている。そしてしかも半年に1回、この任務が本当にうまく人命救助のために行われているかということを彼らは認定を受けなければその31MEUの隊員としては資格が取れないんですよ。ですから何を言いたいかと言いますと、ここに海上ヘリ基地が辺野古沖に出来ますと一々国頭の先を回って、伊江島へ演習するということはどだい考えられる問題じゃございません。これは名護市の上空を飛び交うのはもう目に見えている。夜間訓練も昼間の訓練の10倍以上価値がある。これを止めるわけにはいかないと米軍司令官は言明をしているわけなんです。こういう特殊事情のある兵隊を、だれが来ようが基地さえ提供して造れば、何に使おうが市民に迷惑さえかけなければいいじゃないかでは、余りにも無責任過ぎる話だと言わざるを得ないわけでございます。そういう背景を一つ頭に置かれまして、担当部長の答弁者が政策推進部長になっておりますので、私はむしろ聞かせてほしい、教えてほしい。この海上ヘリ基地、普天間の移設というんですが一体何を造るのか機能的はどこまで造るのか。1,400名の食堂を海上に造って飯食わすと、当然、環境問題が出てまいります。アメリカの運用からもちろん下水処理はやるでしょう。ところがあれだけの滑走路に落ちる水というのは、ヘリと飛行機を使うわけですから油があります。その油は暴風時には海にそのまま汚水処理をしなくていいということなんです。こういうことがあそこに造られてくるということは、私は一体名護の行政は何を造るということ、機能がどうであるということ、これが把握されているんだろうかとそういう思いがいたします。ですから、そういう角度から何を造るのか、2番目にだれが使うんですか、この31MEUが使うということになると、私どもの沖縄の基地提供というのは、北太平洋、地球の半分を包括することになる。これは極東の安全という日米安全保障条約の極東条項を逸脱しております。これは国の問題だからとまた突っ返すのか。だれが使うかということは、使う人たちによってどういうエリアで訓練をやり、任務に就くのか一つはっきりさせていただきたいと思います。

 次に、当然ながら今の質問とも一緒なんですが、このヘリ基地の使用目的、あるいはこの兵隊の活動エリアを明確にしていただきたいと思います。そして、3つとも日本の今の国内法の根拠というのは、活動エリアも含めて、一体どこに持っておられるのか。これはもちろん国際条約ですから名護市が印鑑を押す場所はございません。ところがあなた方は振興資金にすかされて造れ造れと言っているわけですから、当然、その説明責任は出てくるものと解釈をいたしております。で、5番目なんですが、海兵隊はアメリカの正規軍ですか。何でこの質問をするかというと、私は前から不審に思ってる。これはSACO合意に関しても安全保障条約からくる地位協定の施設の提供、身分の保障に関しても、この条約協定の中には、言わばアメリカの国防省に所属をする陸海空の軍隊に対して、あるいは隊員に対しての身分保障と基地の提供義務というものが負わされております。海兵隊という文字はどこにもございません。で、しかも、この海兵隊はアメリカの国防組織図の中では、大統領直属の軍隊18万人、そして3つに分けられて、アメリカの西海岸、東海岸、そしてもう一つは沖縄なんです。その海兵隊の中でも特殊任務を負う。言わば公海の臨検からその地区の政情不安をあおって政府の転覆から、脱出から、彼らからすれば独裁者の暗殺まで、こういう大変な任務を負ってる特殊部隊が、しかもこのMEUという部隊は先ほども申し上げましたように7つに編成されてる。その内一つだけがこの沖縄県に、言わばアメリカ本国から外国にいるのは、沖縄県にいる31MEU部隊だけであります。

 国防総省から出されてきた運用条件、これは極端に申し上げますと、その条項の何項目かには、40年使用させてください、200年耐久性の施設を造ってください。これが運用条件になっているはずなんです。これが守られているのかどうか。それから冒頭にも申し上げました、橋本総理も稲嶺さんも軍民共用空港、15年使用問題、そして岸本市長に至っては、7つの条件。私は、市長のこれに対する都度都度の過度期の姿勢というのは非常に詭弁に満ちていると思うんですよ。あなたが第一期目当選した直後には、どうですか海上移設問題は、今でも覚えてるのは、私は比嘉市政の行政は継承するけどこの移設問題に関して全部継承するとは思っておりません、考えておりません。確かそういう表現でありました。ただこれはまず別として、この間のヘリ事故のコメントも、私はあのコメントは非常に感情的にも寂しい思いを致しました。すぐさまSACOを粛々と進めます。変更、見直しもやりません。という内容でした。宜野湾市民の苦渋に満ちた、あの恐怖に満ちた情景からすると、余りにも淡々と情けのない言葉のように新聞で見受けました。一つそういう受入れ条件は全部整理されているのかどうか。もちろん皆さんに答弁の権限はなくても、稲嶺さんのこの15年問題、軍民共用空港というのは市長もその意向を同調しているわけですからOKが出ているのか、話が進んでおるのかどうか。ここで再度確認をさせていただきたいと思います。北部振興策、振興資金、これと移設受入れは別だと、遅れた地域なんだから、国は当然北部振興はやるべきだ。ところが今は風評的にももう一緒くただ。中には、いまさら反対すると振興策が止まると大変なことになる、こういう感覚を持っている市の幹部がいる。昨日のどの課長かの答弁、SACO資金はまた延長してどうにかお願いをします。バカじゃないかと思うような、こんな答弁。確かに財政を預かっている人からは市民の多岐にわたる要求に対してはこたえていきたいと思う、どうにかして予算があればこたえていきたい。満足とはいかなくても納得の出来る返事も申し上げたいでしょう。そういう心境の中でなんでSACO資金なのか。これは質問でございませんので省きますけれど、後はSACOの最終報告はそのとおり履行されているのかどうか。5年から7年、もう最終報告自体だれが見ても壊れているんですよ。それでもバイブルみたいに粛々とこれを守って進めていくんだ。壊れたものを取り繕ってはいつかはまた必ずぶち壊れてまいります。これだけの市民の背景で行われようとする国防からくる基地建設は私は、どうしても進め方にどこかに異論があろうかと思います。それから最後なんですが、受入れリスクと、一体受入れのメリットはなんだろうか。よくこの時に、宜野湾の危機を救うために、海上ならば少しは住宅街から離れている、近いとは言え離れているから、海の上だからいいだろうと言うんですが、ところがそこにまつわる、先ほど申し上げましたアメリカの兵隊が沖縄の女性に産ませてほうり捨てていく子供たち、1年間に200名。他の国々はちゃんと国がその養育費まで協定の中できちんとしている、政府間同士で。それを沖縄だけ、あるいはだけじゃない、日本だけがその条項が政府がいつも取り上げてくれない。そしてましてや、これは活字にはなっておりませんけれど、金融特区参事に私は3度にわたって、沖縄県はこの間、プライベート銀行をどうにか導入したいということなんだ。大体4つか5つぐらいの条件条項、周囲の環境条件があるんです。法的なものは別として。その中に地政学的に、軍事にあるいは混乱に巻き込まれない地域というのがいの一番なはずなんです。スイスにしてもルクセンブルクにしても、このプライベート銀行が名をはせている地域というのは、ほとんど地政学的な軍事衝突が予想されてない地域であります。ところが私どもの沖縄県は、しかもこのMEU31なんていう部隊を常駐させるようなことになりますと、北朝鮮と韓国の問題、それから台湾海峡の台湾と中国との問題、ましてや沖縄県と尖閣列島を挟んでの中国との問題、あるいはベトナム、フィリピン、そこと領土問題と台湾、あるいはインドと、パキスタンの紛争問題。それで米軍は今度のインフォメーションの中で想定をした部隊配置を今一生懸命やろうとしている。私が恐れるのはイラク戦争をやった、この狩猟民族、アメリカのその戦争状態を、彼らには戦後というのはいつもないんですよ。1ヵ月とか2ヵ月くらいはある。しかしこの狩猟民族というのはもうどだい習性が違う、お互い農耕民族と。もう彼らはその地域で獲物がなくなると、探して行って、移動して行くんですよ。一つの敵国をつくって、そこが紛争が治まりつつあると、必ず次に仕掛けていく。その時にこれだけの部隊編成をやられてくると、何を想定しているかということはもう一目瞭然なんです。こんなところに、プライベート銀行なんていうものが、私から考えるとこのリスクの面で、これ一点だけとって、後他の条件何も加味されなくても何もじゃない。観光地域であるということだけは、どうにか条件に合ってまいります。ところがそこに金預ける人たちの課税問題が、大体金融省、財務省が握っているのが200ぐらいの法律を変えていかなければ世界で通用するようなプライベート銀行にはならないと思うんです。これを勘案したときに、金融特区の担当者はどう考えておられるのかご答弁を願いたいと思います。後は答弁を聞かせていただいてから再質問は自席から行いたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。政策推進部長 玉城政光君。



◎政策推進部長(玉城政光君) それでは我喜屋宗重議員の一般質問にお答えいたします。質問の事項1の中の質問の要旨1から4までまとめて答弁させていただきたいと思います。

 現在、移設作業が進められている施設は普天間飛行場の代替施設で米軍と民間が使用する軍民共用空港であります。使用目的としましてはSACO最終報告では代替施設は普天間飛行場のヘリコプター機能のほとんどを吸収し短距離で離発着できる航空機の運用を支援することとなっており、米軍の使用はSACO最終報告の範囲であると理解しております。民間機能につきましては1日6便の離発着が見込まれております。法的根拠としましては代替施設の建設及び米軍の使用につきましては日米地位協定第2条があります。また代替施設は民間区域を含め不可分一体的なものとして、防衛庁設置法第5条第19項に基づき防衛施設庁が整備することとなっております。

 質問の要旨5の海兵隊は軍隊かというご質問について答弁させていただきます。外務省沖縄事務所に照会したところ、日本語訳の安保条約第6条の中ではアメリカ合衆国は陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許されるとなっています。しかし英文では米国で固有名詞として使われているアーミー、ネイビー、エアフォースではなく、ランドエアーアンドネイブルフォーセスと表現されており、地上や空中、海で活躍する軍隊という表現になっています。米軍を総体として示しており、海兵隊も軍隊である、その中に含まれるということでありました。

 質問の要旨の6、米軍の運用条件を満たしているかというご質問について答弁させていただきます。普天間代替施設の米側の運用に関して、米軍及び米国国防総省の資料があるということは新聞報道等で承知しておりますが、改めて那覇防衛施設局に照会を行ったところ米側から日本政府に示されたものではなく、具体的に承知していないということでありました。今後、日米間で具体的な協議が行われるものと考えております。

 質問の7、橋本総理、稲嶺知事、岸本市長の受入れ条件は満たされているのかというご質問について答弁させていただきますが、橋本総理や稲嶺県知事の受入れ条件が満たされているかどうかということにつきましては、私ども判断する立場にありませんので、ご理解のほどお願いしたいと思います。ただ市長の受入れ条件ということにつきましては、現段階で受入れ条件が満たされておりません。今後とも7つの受入れ条件が履行されるよう、取り組みを行っていきたいと考えております。

 発言要旨8、海上施設受入れと北部振興策はリンクしているのかというご質問について答弁させていただきます。北部振興策とはいろんな面で振興が遅れている北部地域について、当然やらなければならない、国県の責務があると考えており、普天間代替施設の受入れと基本的にはリンクしていないと認識しております。

 発言要旨9、SACO最終報告は履行されているかというご質問につきましては、SACO最終報告は日米間で合意されたものであり、本報告に基づき現在いろいろ取り組みが進められている状況にあると認識しております。

 最後に発言の要旨10、受入れリスクとメリットは何かというご質問について答弁させていただきたいと思います。代替施設を受入れたリスクということでは、自然環境や生活環境への影響ということがあり、そのため基本条件を付し受入れを行ったところであります。現在、条件の履行に向けて取り組みを行っているところであります。また、一番大きなメリットとしましては、普天間飛行場が返還され普天間の危機的状況が解消されることだと考えております。以上です。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私の方からもお答えをいたします。

 まず、要旨の7番目でありますが、私の受入れ条件は満たされているかという質問に対してお答えいたします。私は常々、7条件というものを受入れる条件とするというふうに申し上げてまいりました。その7条件は今のところ満たされておりません。これからその条件整備に向けて、鋭意取り組んでいくつもりでございます。そして最終的に私の申し上げている条件が満たされないということであれば、今回、容認をしたこの普天間基地の代替施設の受入れについても拒否する場合があるというふうに申し上げてきたとおりでございまして、今後もその考えは変わっておりません。

 それから、8番目の海上基地受入れと北部振興のリンクということについてでございます。海上基地の受入れは、私は現在の普天間基地の危険性、これが大変なものがあるということで、本来なら県外に設置すべきものであると、移転すべきものであるというふうに考えてまいりましたけれども、やむなく受入れたということでございます。ただし、それは受入れが今回、普天間基地の移設の根本的な問題にかかわって、やむなく受入れたということでございまして、北部振興を前提とした、それのみの条件として受入れたわけではございません。北部振興は北部振興として沖縄県内で遅れている地域の振興は、当然、日本国がやるべきである、県もやるべきであるという観点から北部振興を要求してきたつもりでございます。

 それから10番目、受入れのリスクとメリットということがあります。これは確かに大きな問題があろうかと思います。自然に与える影響、生活環境に与える影響、あるいは社会環境に与える影響、そういうものは十分に考えられます。そのリスクを最小限にしていく努力をこれからも続けていかなければいけないだろうというふうに思っております。メリットとしましては、これは少なくとも自然環境、社会環境、生活環境、という面からいうと大きなメリットというのは考えられないかもしれません。ただ、受入れることよって、リスクを最小限にしていく、そうの努力だけは続けていかなければいけないだろうというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 政策推進部参事 矢沼隆夫君。



◎政策推進参事(矢沼隆夫君) プライベートバンキングについてお答えいたします。我喜屋宗重議員からご指摘、ご懸念のあった世界的に名をはせているプライベートバンキングとどうやって伍(ご)していくかっていうお話なんですけれど、議員のご認識のとおり、世界的なプライベートバンキングというのは、世界の特定なビックマネーを対象とした守秘性の高い銀行業務として発展してきたと思います。一方、我が国において近年始まっておりますプライベートバンキングというのは、もっと小さい規模の富裕層向けの資産管理、あるいは資産運用業務ということで、我が国においては始まっておりまして、なおかつ、その守秘性等はないと、むしろ厳しい厳格な管理をされているという形になっております。今回、7月から県が調査事業としてプライベートバンキングの研究会を立ち上げてくれたところなんですけれど、この調査事業で対象としていますのは、我が国におけるプライベートバンキング、すなわち小規模な富裕層向けの資産管理、資産運用業務ということでターゲットを考えておりますので、先ほどのご指摘のような懸念はないものというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 29番 我喜屋宗重君。



◆29番(我喜屋宗重君) まずたくさん聞きたいことがあるんですが、私は、市長も部長も、北部振興策とリンクしておりませんというのは、事故や、県外移設の報道、インフォメーションの報道が出るたびに、皆さん方の慌てふためいたコメント、もう止まったら大変だというのが、あの活字の中からひしひしと感じるんです。これ感じるのは私の自由なんですが、ただ、概況として、もうそういう子供だましのことは私は止めていただきたいと思うんですよ。本当に北部振興をやるというなら、なぜ10年だとか、あるいはSACO資金5年だとか、こんなことをやるのか。基地のある間、政府はここで面倒を見てくれよとなぜ一歩突っ込んで言えないのか。皆さんは、国と県とこことの住民の多岐にわたる要求とのそのはざまの中で、決められたとおりにしか、もちろん遵法精神を持ちながら、住民の多岐にわたる要求に、こたえるためには予算がない。それをどうにか確保してやると一部から偏ったやり方だと、私みたいに文句を言う人がいる。耐えられないわ、やっていけないわと思うかもしれませんが、その苦しみと楽しみが市長権力の座だと思いますよ。ですから、やはり自分の身の安全のために、ガス抜きだけやらんで、なぜSACOの米軍の運用や要求にあるように、40年使用させてくれ、200年耐久出来るものを造ってくれというなら、それならば50年間、北部振興は国は面倒見てくれよと市民の前にこれこれを国で造らせますと、そういうプロジェクトを全部オープンにしたらどうですか。こそこそと内閣府なんかでやろうとして、マスコミから漏れるから、誤解も生じるし、そしてうがった見方も出ると思うんですよ。これはもう日本のその防衛問題に関して、私も一時期、日本防衛研究所の一局員として約15年、西内雅先生を中心にやってきたことがあります。その時に世界を回っていて感ずることは、自らの国を自らの手で守らんと言っている独立国家は日本だけなんですよ。だからなんでもアメリカに丸投げ。最近出たクリントン政権時の、東アジア太平洋地域担当の国防副次官補をやっていたキャンベル、この人が、基地を提供し、ホスト国として我々をもてなし、一々説明を求めない同盟国として日本ほど都合のいいものはない。こんなことを言われて、外務省もODA通じてアメリカの言いなりにやっている。IMFだってアメリカの決算がなければ出来ない。金も軍事も国防も全部よその国に依存をしている政府に対して、そこが自分たちのメンツを作るために、こんな狭隘な街にものを押し付けてくるなら、なぜある間、それだけの人権の保護はもちろん、環境の保護はもちろん、そして地域振興のために、リスクをはねつけるために、我々に対してここまでやれと、これは金で計算できる問題じゃないはずなんです。だから、私はもう少しその内向きに、選挙を気にしておられるかも知れませんが、あなたは強い。私ももう一回挑戦しようかなと思ったけど、だめ、もう負け癖がついてるから。だけどね、そういうガス抜きをしないで、政府に対してもう一歩突っ込んで、言いなりにならんでほしい。そういう市長の姿勢なら私は決して協力を惜しむものじゃないんだ。ですからここで、聞かせていただきたいんですが、皆さんがSACO、一般的に言われていること、SACOの最終、言わば代替施設が出来たら、米軍は運用18ヵ月、テストをやって、機能も十分、運用も出来るとわかったら移りますよと。もちろん工事期間があります。もう一説には十五、六年くらい、ということは、皆さんが変な要求を、変なというのはその視点の問題、出すもんだから沖縄県知事もあなた方があの危険な宜野湾の飛行場をそのままにしていると言わざるを得ないんですよ。ただ、口では、あの危険は大変だから、私も批判を受けながら、リスクも負いながらあそこよりは海上の方が少しは安全でしょう、それで苦渋の選択をしたと言いながら、皆さんが出してきた条件で止まってしまっているんですか。これは角度、視点の問題だと思うんですが、その間に、県外、あるいはよく言われる嘉手納統合案、あったのかなかったのか、なぜ議論しなかったのか。ところが、先月、8月の末に、日本記者クラブで在日米軍司令官のワスコー中将が、沖縄の普天間基地を嘉手納基地に統合する案については、一つの選択案だと思っている。で、実際に協議したこともある。そんなことないないという日本政府は全くもううそ八百の話が、この記者クラブですからね、たくさんの記者の前で公然と言っているわけですよ。ところが、ここに触ると、またもう名護市の住民投票から、いろんな行政コストと言うんですか、そこまで来る決断するまでの、これが大変だからといって、みんな隠してる。しかし、当事者は、嘉手納よりも名護だと、あなたが意地張っているということになっているんですよ。意地張るのも結構なんです。やはりお互い還暦過ぎると、頑固に年取った方が長生きする。そういうところから、こういう報道がされてくると、市長の情報として、あったのかなかったのか、ちょっと待ってください。これを一つ聞かせていただきたいということと、それからさっきの金融、矢沼さん、プライベート銀行、タイミングがある。だから集中、選択、スピードだよと。このスピードの部門が欠けてる。市長は近々そういう決定機関をどうにか作ろうというのが、前の議会の答弁だったんですが、私が言ったときには、「9.11」の、アメリカのテロが起こった。それでアルカイダの資金を金融口座でものすごいチェックが行われた。不透明な金の、あるいは匿名口座、全部調べ上げた。その時に、中近東のアラブ系の金が110兆円、おおよそ、アメリカにあった。ところがほとんどが匿名口座、おかしいということで、調査している間に、行き場を失った金がアメリカの市場から出て行った。それが発覚したのが為替市場でヨーロッパのユーロ市場、とてつもない60兆円の金が、別に世界的な大きな投資家グループでもないのにそこに入り込んできて、ユーロが逆に力をつけてしまうような形になる。ましてやこれが、今度のイラク戦争の時に、あの中近東の、言わば石油のOPECの石油取引マネーとしてフランスが介入してはめ込もうとした。今、ドル決算があのオイルマネーの状態なんです。そこにユーロなんか入れてたまるかという、詭弁(きべん)が国際安保理の中でフランスとアメリカが対立をしていく。ところが後ろで粛々と進むもんだから、ブッシュのイラク攻撃のゴーサインの後ろにはこういう基軸通貨を守るための国際マネーの、国際政治の現状があるわけなんですよ。こういうタイミングを逃して、今時分からやったってもう無理だと思う。どこかに定着しているわけですから。やるというなら、あなた調整しているなら、どんな考えでやろうとしているのかもう一回答弁してください。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ちょっと答弁が長くなりそうですので、途中で休憩してもいいですね。我喜屋宗重議員のご質問に答弁をいたします。先ほどの件でありますが、私が3年前に稲嶺知事と一緒にワシントンに参った時に、ブルッキングスという戦略研究所に行きました。その際に、今、我喜屋議員がおっしゃっていたような、米軍の戦略転換の話もでました。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前11時3分)再 開(午前11時6分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◎市長(岸本建男君) ただいま、休憩中に申し上げたこと、本当は本会議中に言いたかったんですが、時間がありませんので、こういう答弁にしておきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 政策推進部参事 矢沼隆夫君。



◎政策推進参事(矢沼隆夫君) プライベートバンキングについて再度お答えいたします。我喜屋宗重議員ご指摘のとおり、「9.11」でアメリカからユーロ市場に兆単位の資金が流れたと、で、そこの根拠になるのは、もう正に議員がご指摘のとおり、そのプライベートバンキングについては預金者にとっての安全性と守秘性というのがすごく重要視されていると、全くそのとおりだと思います。で、そのために、いざとなった場合には、逃げ足が速いというかスピードが速いと、そういうご指摘も正にそのとおりだと思います。今回、立ち上げました研究会におきましては、そういうビックマネーを対象としてはおりません。もっと小規模な、小規模な富裕層という言い方もおかしいですけれど、小金持ちを対象としてその沖縄ブランドのプライベートバンキングというのが出来ないかと、先ほども宗重議員がおっしゃったように、観光に絡めたような形とかですね、沖縄の独自性を持ったプライベートバンキングについての議論を、今まで2回研究会実施されましたが、そういう方向性で検討しております。



○議長(宮城義房君) 29番 我喜屋宗重君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午前11時 8分)再 開(午前11時23分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。8番 大城秀樹君、一般質問を許します。



◆8番(大城秀樹君) 皆さん、おはようございます。ただいま議長から一般質問のお許しがありましたので、8番 大城秀樹、先に通告いたしました項目の順序に従って順次質問をさせていただきます。

 質問の事項1、教育行政の中の幼稚園教育の充実について、幼児期においては生涯にわたる人間形成の基礎を培う、最も大事な時期であり、発達の特性に応じた、豊かな心情、物事にかかわろうとする意欲、また健全な生活を営むための習慣や態度を育てることが大切とされており、そのため幼児一人一人の発達の特性を生かし、社会生活上のルールや、道徳性、豊かな感性をはぐくみ、自主性及び自立性の芽生えを培い、保育環境の整備や教育課題の改善、充実に努めることが大事になってまいります。本市においても15ヵ所の幼稚園でそれぞれの園が教育目標、重点目標、教育経営方針を掲げて、義務教育に入る前の現場で一生懸命園児のために頑張っておられる教諭の皆さんに敬意を表するところでありますが、現場ではハードの面、ソフトの面等々、多々課題が山積していることも耳にするところであります。

 そこで、質問の要旨1、名護市の幼稚園教育の課題とその解決の方策について

 ア、幼稚園教育の重要性が叫ばれて久しいが、名護市教育委員会においても、幼稚園教育の充実には力を注いでおられることと察します。ところが、教育は力を注げば注ぐほどその課題が出てくるものと考えています。したがって、いま名護市における幼稚園教育の課題はどうとらえているのかお伺いいたします。

 イ、2点目はその解決のための方策は、教育委員会としてどのように立てられておられるのかお伺いいたします。

 例えば課題の一例として1点目はハード面の環境整備として、園舎の老朽化による建て替えの計画、特に大規模校、複数の教室を持っておられる大宮幼稚園、東江幼稚園の建て替えが急がれるんではないかと思うところでありますが、2点目は人的環境として、預かり保育の支援、職員の配置、また副管理者が小学校の兼任ではなく、専任主任の配置、用務員の確保等々ですね。3点目は物的環境として、遊具の整備とそして4点目は予算の確保、充実等が目に見える面の課題ではないかと思うが、教育委員会としての課題の解決、方策についての見解をお伺いいたします。

 質問の事項の2、道路行政について、建設部におかれましては、広範囲な面積を有する本市の道路行政にいかんなく力を注ぎ、本市発展のためにご尽力されていることに心から敬意を表するところでありますが、今回、指摘しているところの市道志味屋線は、当局もご存じのように、道路改良計画がなされて久しいところでありますが、一向に工事が進まない。宇茂佐高層団地の自治会より要請書も当局に出されており、高層団地、その地域周辺の小中学校生徒の通学路にもなっており、大変に憂慮しているところであります。

 そこで質問の要旨1、市道志味屋線の進捗状況と改良工事が遅れている理由はなんなのか。具体的に説明を願いたい。

 質問の要旨2、国道449号と市道部―128砂田線と交差するところの起点の左側、そこに危険箇所があります。そこにガードレール設置してはどうかということについてお伺いいたします。

 質問の要旨3、市道部―30砂田原線の道路舗装の件についてもお伺いいたします。その件については2回ほど一般質問にも出しているところでございますのでよろしくお願いいたします。

 質問事項の3、名護市上水道水源スンジャガー保全のための地下ダム計画について、スンジャガーは嘉津宇岳に源を発し、この湧水北方の大地に降った雨水が、大部分地下に浸透、流下して、最後にスンジャガーに集中して流出、湧き出てくるという沖縄本島最大、琉球列島第二の地下水であり、その湧水水量は、平均値1日9,600トン、渇水基準値では1日6,700トンに達し、年間340万トンの膨大な水量であります。このスンジャガーの湧水量施設の保全を行うことによって、今後、名護市の最も貴重な水源としての位置づけを行い、沖縄本島第一の名水を将来ともに安心して利用できるようにすることが、今我々に課された役割ではなかろうかと思うところでありますが、このスンジャガーの総合的な保全として最も有力な手段が地下ダムの計画ではなかろうかと思います。よって地下ダムは世界で最初に沖縄で実用化され、水資源開発保全の方式であり、その地下ダムはスンジャガー付近で延長660メートル、区間の地下に止水壁を構築すれば、地下水の貯留量も増加し、渇水時の海側からの海水の浸入も防止出来るとされており、今考えに値する計画だと思うが、質問の要旨1、名護市として将来スンジャガーに地下ダムを造る構想をお持ちなのか、また地下ダムに対しての今後の名護市の考え方についてお伺いいたします。

 以上で一般質問といたします。私の質問は12時で終わりたいと思いますので、よろしく当局のご答弁お願いしたいと思います。以上です。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) それでは幼稚園教育の課題及びその解決の方策についてお答えいたします。幼児期における教育の重要性は教育委員会も重々認識をして、幼稚園教育の目的を達成すべく努力をしているところであります。その日々の教育活動の実践を通して、いくつか課題を挙げられるわけですけれども、先ほど議員から指摘あったとおり、ほぼ一致するところであります。

 まず1点目はやはり施設設備の整備、2点目は障害児教育の充実、3点目には預かり保育、4点目には現場体制の充実というのが挙げられます。それらをみな網羅して実現していくための予算の充実も当然課題として挙げられます。

 まず1の施設設備の整備についてでありますが、現在、名護市には15の幼稚園があります。その内昭和56年以前に建築された園舎が11園あります。中にはかなり老朽化が進んでいる建物もあり、出来るだけ早急に整備をしていかなければならない課題であります。教育委員会では老朽化の著しい園舎、あるいは古い園舎から計画的に改築を進めていく予定であります。また、遊具や砂場、名護市内全幼稚園に設置しておりますけども、幼稚園教育において大変重要な施設であると認識しております。今後も安全面、衛生面に十分配慮して整備をしていきたいと考えております。

 2点目の障害児教育の充実についてであります。障害児につきましては、障害の程度にかかわらず保護者の意向、要望を受入れ市立幼稚園で保育をしております。本年度は5園に6名の障害児を受入れております。その場合、障害児加配として臨時職員を配置して、安全管理や生活面の補助的な役割を担ってもらっているのが現状でありますけれども、その幼児がそのまま小学校に入学することも考える配慮が必要であると思います。障害児教育については、養護学校とのかかわりもあることから、県立養護学校及び沖縄県教育庁との連携を図りながら、市立幼稚園における障害児教育の在り方についての検討、研究を進めていきたいというふうに思っております。

 3点目の預かり保育についてであります。本市においては大北幼稚園、久辺幼稚園において、預かり保育を実施しております。そのことに関しては、保育園とのかかわりや、学童保育とのかかわり、さらに子育て支援に関するボランティア団体等とのかかわりなど検討、調整を要する課題が多々あることから、大北幼稚園、久辺幼稚園における検証が非常に大事になってくると思います。預かり保育の拡大に関しましては、現在実施している2園において十分に検証し、さらに文部科学省、それから厚生労働省が提唱する幼稚園と保育所を併せた総合施設のモデル事業の動向や社会情勢の推移を見極めた上で、慎重に対処していきたいと考えております。

 それから4点目のいわゆるこの人員の配置と現場体制の充実についてでありますけれども、本市における市立幼稚園においては園長、副園長を小学校の校長、教頭が兼任して、幼稚園には学級担任の教諭のみを配置しているのが現状であります。近年、保護者や価値観やニーズの多様化とともに、本市では預かり保育や障害保育に取り組んでいるところでありますが、その対応をより充実させていくためにも、財政と諸条件をかんがみながら専任主任の配置等、検討課題として取り組んでまいりたいと思います。それらの課題を実現していくために最も重要なのが予算でありますけれども、現在、教育予算、平成16年度の名護市の教育予算は一般会計の中で13.8%を占めておりますけれども、できるんでしたらそれも相談しながら充実を図っていけたらというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 大城秀樹議員の一般質問にお答えします。

 質問の事項2、道路行政の質問の要旨(1)志味屋線の進捗状況についてご説明いたします。当該道路は為又、白銀橋付近の県道、名護、本部交差点を起点としまして屋部幼稚園に接道する国道449号交差点までの区間の総延長にしまして2,460メートル、幅員が11.0から13.5の計画になっております。事業期間が平成12年から平成20年までの間を予定をしております。平成15年度末現在の整備状況は国道449号バイパス交差点から中山線交差点付近までの間の延長にしまして635メートルが改良済みとなっております。平成15年末までの進捗率は32%となっております。それから平成12年度から年次計画により事業を進めておりますが、用地買収及び物件補償の伴う事業のため、事業規模が大きくまた国からの補助金の予算配分が限られていて、計画どおりの事業執行が出来ないのが現状であります。今後、用地買収等の進捗状況も勘案しながら、早期整備に向けて努力していきたいと考えております。

 それから質問要旨の2、ガードレール設置についてお答えいたします。ガードレール設置につきましては、平成16年度の交通安全対策特別事業で対処していきたいと考えております。実施につきましては、今年の11月か12月ごろにガードレール設置をしていきたいと考えております。それから質問要旨の3でありますが、砂田線の道路舗装については、当該道路の総延長が約500メートル、平均幅員が4メートルございまして、早目に舗装整備を検討しておりますが、舗装整備となりますと、市の財政事情、その他の関係でいま直ちに実現というわけには、厳しい問題がございますが、今後とも努力いたしまして、早期に整備出来るよう努力していきたいと思いますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。以上であります。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 質問事項の3の要旨1についてお答えをしたいと思います。まず議員ご案内のように名護市の自己水源については、表流水源の3ヵ所、そして地下水源が2ヵ所の計5ヵ所から取水をしております。現在、スンジャガーからの取水量は自己水源の内、約50%に当たると言われておりまして1日約8,800立方メートルを取水しておりまして、現時点では極めて貴重な水源となっております。水質から見ますと表流水は比較的良好でありますけれども、地下水については蒸発残留物が多く、水質の改善のための蒸発残留物の低減化処理の必要が出てくるとこういうことで、表流水に比較して処理経費がかなりかかるということの状況にあるようであります。今後、羽地ダムからの取水量の拡大に伴って私どもとしては地下水の利用を抑えていきたいという考え方を持っておりまして、上水としてのスンジャガーへの依存度が低くなっていくのではないかと、こういう見通しを持っております。このようなことから現時点において水量確保のための地下ダムということの計画はしてございません。なお、ご指摘の地下ダムについては今後の課題として、農業用水、あるいは名護市全体における工業用水の需要が見込まれると、こういう状況の中が、出て参りましたらその段階で検討を加えていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) では、2次質問を時間まで若干やっていきたいと思います。ただいま教育次長の方から一点目ですね、園舎の建て替え時期にきてる園舎もあるという話を伺いました。優先順位をつけるとどこの園舎から要するに教育委員会としては執行していきたいのかちょっとお聞きしたいと思います。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) まず最初に今考えてるのは、大宮幼稚園を考えております。今回予算審議にもありました校庭を拡張、そういう計画がありますけどもその後に、幼稚園の整備も一部含めながら考えております。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) やはり、園児の皆さんが快適に、そこで半日過ごすということは非常に園舎の環境というものが大事になってまいります。教諭の皆さんも名護市職員の一員であられるし、各幼稚園交代、転勤等々で、いろいろ知っているところお聞きしますと、保育室の状況が悪いとか、そしてまた老朽化して天井がはげ落ちてくるとか、非常に危険な状況の中で今保育、子供たちを預かっていかなければならないという、お話も伺っておりますので、鋭意努力なされまして、園舎の増改築は早目に進めていっていただきたいなと思っております。大宮幼稚園の方から、優先順位として先に建て替え計画があるということを伺っておりますので、その辺よろしくお願いしたいと思っております。そして人的環境といたしまして、今、障害児の児童の皆さんもニーズがあって受入れていかなければならないと、それにはヘルパーの皆さんもまた採用しなければならないと、いろいろありますけれども、すぐさまいろいろメニューが出てくると予算の関係でなかなか難しいというお話がありますけれども、この教育予算、先ほども次長話されておりましたが、名護市の一般会計の当初予算の13.8%になっているということで、平成11年度から平成16年度まで推移を見ていきますと、大体30億円なんなんとしている教育予算であられると、平成15年度は40億円超えておりますけれども、これは東江中学校の増改築に携わる予算で、そして今回は、またその予算が、平成16年度は減額されているということです。本市の総務費16.89%ありますが、やはり教育費の予算を3%上げることによって、総務費と肩を並べていくという、そうすれば年々40億円程度の教育予算が執行されるんではないかなと思っておりますが、その辺の予算の配分はいかがでしょうか。どうですか、企画財政課長、3%ぐらい上げて、要するに教育委員会が予算の件で四苦八苦してますので、やはり子供たちを健康に育てていくためには予算が必要なんですよ。そしてぜひ来年度は、3%ぐらい上げて、40億円くらいの予算を作ってはどうかという話でありますが、どうですか。



○議長(宮城義房君) 企画財政課長 親川敬君。



◎企画財政課長(親川敬君) それではお答えいたします。議員諸侯ご案内のとおり、今国においては三位一体改革ということで、既に平成17年度においても交付税が3.7%減額と、交付税では額が出ております、率がですね。一方、国庫補助金関係についても既に地方6団体が3兆2千億円程度の削減を求めていると、で、一方財源移譲が予定されているのはその内の3兆円ということを言われています。そういう状況の中で財政的にはかなり厳しい状況ではあります。そういう状況ではありますけれども、常々、名護市長が福祉に後退はあってはならないということと、それと、人材育成については必要だというスタンスでおりますので、どれくらいということで今お答え申し上げることについては、ちょっとまだいろいろ勉強させてほしいんですけれども、そういうスタンスでいるということだけお答えさせていただきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 教育予算も、福祉予算も後退させてはならないと、これは市長常々申されております。やはり、予算が伴わなければ物事が執行できないというのが現状でありますので、その辺、教育委員会も粛々と、それなりの予算でしっかりと頑張っているところは、認めていきたいなと思っております。南米の非武装中立国、軍隊を持たない国、コスタリカにおいては、国家予算の半分以上が教育予算であると、そういうふうなお話も聞くわけです。だから、いかに教育に力を入れていこうとすれば、予算が伴っていくかということですね。そういうことで、今後も予算調達にしては教育委員会に目を向けながら頑張っていっていただきたいと思っております。そしてまた、預かり保育への支援状況でありますけれども、現在、大北幼稚園と久辺幼稚園がテスト的と言うと、ちょっと口悪いかなと思いますが、今実施されておりますが、この成果はいかほどなのかちょっとお伺いします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 現在、大北幼稚園、それから久辺幼稚園でパイロット的に預かり保育を実施しておりますけれども、とりあえず大北幼稚園が1ヵ年経過しております。今この成果に関しては、検証して集計しているところなんですけれども、現在、我々の方で、成果として挙げられるのは、まず幼児にとってどうであったかと、子供にとってどうであったかということなんですけれども、これは子供の生活環境が同じ場であること、したがって生活や遊びの連続性が持てるということが一つ、それから基本的な生活習慣の一貫性が図られる、そして、自分を理解してくれる教師がいつも身近にいることによる安心感があるといったような、この通常教育活動との関連が図られるということで、教育効果が期待できるということであります。それから保護者にとっても、午前午後の生活の連続性があるということで安心感が持てるという効果も、一応、声も聞いております。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) これを機に、また地域のニーズがあれば拡大していくのかどうかですね、その辺について。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 預かり保育の拡大に関しては、現在実施しているところから、やはり課題も見えてきていると。成果もありますが、課題も見えてきてますので、それを一通り検証した上で、結論を、判断をしていきたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 次は物的環境についてでございますが、遊具の整備なんです。ブランコ、滑り台、ジャングルジムとかいろいろありますが、砂場の砂の入れ替え、これは衛生面非常に大事なことではないかと思いますが、サイクルは大体、年何回なのか、あるいは何ヵ年に1回なのか、その辺ちょっと伺っておきたい。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) そうですね、砂場。特に子供の教育にとってみれば砂で遊ぶ、なじんで遊ぶというのは非常に重要な教育で、衛生面が特に重要な件だと思います。そのために、この砂を何年間で替えなさいとか、そういう規定はないんですが、今までやってきている実績からしますと、五、六年に一度ほど切り替えをしているという状況であります。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 人的配置の件でありますけれども、今までは幼稚園の中にも専任主事というのがおられまして、今、管理者が小学校の校長先生、副管理者が教頭先生ということで、その主任、専任主任の配置についてはどうお考えになっておられますか。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 専任主事、現在、名護市は教諭が兼務で主任をしております。専任主任の配置なんですが、複数の学級がある学校、それは非常に効果があるのでないかというふうに考えております。しかし、いろんな条件がありますので、それを実施できる条件がありますので、そういった諸条件をかんがみながら実施に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 今後ともまたよろしくお願いいたします。時間がございませんので道路行政ですね。道路改良期間が平成12年から平成18年と今部長お話されておりますが、20年ですね、これ平成15年の3月の一般質問では平成12年から平成18年とお伺いしておりますけれども、2年は延長されたんですか。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。当初は平成12年から平成18年予定しておりましたが、なんせ用地買収が難航しておりまして、その関係で2年間延長をしております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 部長も大変ご苦労なさっていると思いますけれども、志味屋線というのは宇茂佐高層団地の子供たちが通学路として屋部小学校、中学校に毎日通っております。この地域の保護者、そして皆さんから一日も早く改良を進めていっていただきたいなというお話があります。そして道路も600メートル有余は新しく改良されておりますけども、残された部分に防護さくがなく、非常に危険だなという保護者のお話もお聞きしますので、その辺ぜひ早目に進めていっていただきたいなと思っております。そして平成14年度に13件の物件、そして6件合意されたと。後7件残っているというお話がありますが、この7件について今の進捗状況どうなのかちょっとお伺いします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。進捗状況なんですが、用地補償が今執行済みが33%、物件が56%残っております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君。



◆8番(大城秀樹君) 完成が平成20年までの予算ということでありますので一つまた努力をなさっていただきたいなと思っております。そしてやはり、部長、行政等々で執行されていくのはやぶさかではございませんけれども、やはり地域には屋部振興会とかあるいはまた区長会とかいろいろありますので、その旨お話をしていただいて、みんなで早目に地権者と合意なさって、道路が改良されていくことをまた望みます。よろしくお願いします。

 そしてスンジャガーの地下ダムの件でございますけれども、これをお話していくと時間もオーバーしていきます。名護市も今後検討されていくということでありますけれども、多分50年先かなと思っておりますが、しかし、やはりスンジャガーのわき水というのは古来我々人間が生きていくためには必要な水であり、そしてまた雨が降らないときは逆流していくんですね。潮が入って来るということもあり、ぜひ、地下ダムで止水壁を造って、そこに1年365万トンをぜひ取水させて、そしてそこから生活用水、工業用水、そして農業用水と引いていっていけばいいんじゃないかなと思っております。昔そういうふうな話がありました、昔の名護町長であられました方が西洋へ行政視察行ってきたと。そこでその道路の幅員を見て「アッシャビヨーこんな大きな道路」ということで、やはり道路網が大きくなればそれだけ町の活性化につながっていくということで、持ち帰って名護の町議会でお話をしたら、当時の議員は「ヌーガ、ウッピナーナ道路造るか」と「飛行機ルトゥバフナ」ということで、反対されたということで、その弊害が要するに名護の十字路、このちっちゃな町の市街地の活性化の弊害になっているんじゃないかなと思っています。そしてまた名護バイパス、為又近郊等国道58号線等々は道路拡張によってこの周辺地形が非常に伸びて栄えていっている。やはり道路網の拡大、大きいのは大事だなと思っております。やはり先見性を持ちながら、見ながら物事をやっていくことが一番大事ではないかなと思っております。最後に、この地下ダムの予算は約60億円かかるそうです、専門家の話では。ではこの予算どこから持ってくるかというと、今、沖縄は基地に強いられております。その見返りと言うとちょっとおかしいかもしれないけれども、今だったらこの60億円、国に要求出来るんではないかという専門家の話もあります。けれどもそれはそれとして、今後、名護市として鋭意取り組んでいっていただきたいなと思っておりますのでよろしくお願いします。ちょうど12時になりましたので、これで大城秀樹一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 8番 大城秀樹君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後12時00分)再 開(午後 1時31分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。1番 吉元義彦君、一般質問を許します。



◆1番(吉元義彦君) 皆さん、こんにちは。本日、議場にすばらしい名護市の女性ネットのメンバーがお座りで大変私も緊張しています。一時間ほどお付き合いして、頑張っていきたいなと思っております。

 皆さん、こんにちは。午後一番ということで、大変眠い時間だと思いますが、女性ネットの皆さんが傍聴であります、真剣に頑張っていきたいと思います。しばらくの間、お付き合いの程よろしくお願いいたします。

 ただいま、議長のお許しがありましたので、1番 吉元義彦、通告に従いまして一般質問を行います。

 質問の事項1、名護市上水道水源(スンジャガー)流域水源保全について伺います。この件につきましては、私は平成14年3月第126回定例会でも一般質問で取り上げ、当局の考えをお聞きしてきました。スンジャガー水源は名護市の自己水源の2分の一、名護市上水の三分の一を賄う重要な水源であります。また、渇水によっては地表水の水量が少なくなった場合において、なお一層、重要性が増加すると言われております。このように名護市にとっては、非常に重要な水源としての位置を占めております。例えば、スンジャガー水源の有水量に相当するダムの建設費用は約90億円に匹敵すると言われております。このように、スンジャガーの水源とその流域は大切に保護しなければ今後安定した水源ではないということで、これまで3度にわたり名護市は調査を実施してこられました。保全に向けて検討を重ねてきたと思いますが、その後の経過について伺います。

 質問の要旨1、水源の保全計画について条例の制定や、あるいは開発指導要綱を策定した方がよいということで、これまで検討されてきたと思いますが、その結論としては、どうなっているか伺います。

 2、ドリーネ一帯で12.1ヘクタールの買い上げ計画がありましたが、その進捗状況はどうなっているか伺います。

 3、スンジャガー湧水の塩水化防止対策も本水源の保全の中で、重要事項と指摘されておりますが、その対策はどうなっているか伺います。

 4、スンジャガー湧水(ゆうすい)の湧水量(ゆうすいりょう)、地下水位と降水量などについて監視体制は確立されているか伺います。

 5、自己水源の確保を図っていることから、本県の厳しい水事情の緩和に大きく寄与していると思慮する。よって県へ何らかの支援策を要請すべきだと思いますが、当局の考えを伺います。

 次に質問の事項2、就業対策について伺います。フリーターや若年失業者の就業対策とともに、働く意欲に欠ける若い無業者の増加が社会問題になっております。若年無業者とは求職活動をしていない被労働力人口のうち、15歳から34歳で、学校を卒業した後、進学もせず、結婚もしていない人などのことを指すそうでございます。厚生労働省の2004年版労働経済白書の発表によると、若年層はただでさえ失業率が高く、問題となっており、無業者の増加は社会の維持や発展に大きな影響を与え、憂慮する事態になっている。特に沖縄県の場合は全国以上に深刻で、2003年で見ると、高校新規卒業者の28.1%、大卒者は42.7%、無業者となっていると。その背景の一つに、公務員や教員志望の多さや、県内企業の脆弱性ぜいじゃくせいや有力企業が少ないと指摘されております。また白書では、若年層が習得すれば企業に採用される可能性が高まる能力として、一つ、コミュニケーション能力、二つ、基礎学力、三つ、資格習得、四つ、責任感を挙げております。そのほとんどが社会人としての基本的なことばかりで、そうした教育が欠けていると、無業者を減らすために、産業界だけでなく、教育現場など国民各層の意識を喚起し、若年者の意欲や能力を向上させることが重要と提言しております。このようなことから、厚生労働省は地域での雇用創造に取り組む市町村を総合的に支援するとともに、職業紹介、情報提供について、民間との連携強化など新年度に向けて事業の準備を進めているとお聞きしますが、名護市においても、情報金融特区の指定を受けている上から、制度を活用して、就業対策に生かしていく考えはないか伺います。

 質問の要旨1、名護市における若年者失業率はどのような実態になっているか伺います。

 2、若年雇用の促進及びリストラや、自営業廃業者などで早期再就職の必要度が高い求職者に対し、就職相談窓口を設置する考えはないか伺います。次に土木行政について伺います。午前中の大城秀樹議員との重複もあると思いますが、そのまま進めさせていただきたいと思います。

 質問の要旨1、市道志味屋線道路改良工事の進捗状況及び工事区間について伺います。

 2、平成16年度工事箇所はどこですか。平成17年度以降の計画についてお伺いします。

 3、宇茂佐高層団地自治会より要請されている件について、当局はどのように考えていますか伺います。

 4、屋部幼稚園が工事にかかると思いますが、その移転計画について伺います。

 5、屋部川緑道の管理について伺います。除草、樹木の管理など。

 以上一般質問といたします。

 それから、この場をかりて、去った9月5日の台風の最中の対応、職員の対応について、頭が下がる思いをしたことを少しばかり報告させていただきたいなと思います。

 私も消防団に入っておりまして、ちょうど5日の午後1時から非常招集がかかりまして屋部支所に待機ということで、屋部分団の消防団の10名が待機をしておりました。今回の台風については復帰後最大の勢力ということで、沖縄気象台においても、65メートルの瞬間最大風速が予想されるということで、大変な危機感を持って対応していたわけであります。午後の11時ごろ、吹き返しがそろそろ出たかなという最中だったと思います。ちょうど午後11時ごろ、私どもも消防団車両一台で屋部支所管内の市道、あるいは県道449号を偵察、警戒をしたわけでありますが、ちょうど屋部川沿い449の東屋部橋だったと思いますが、ここに名護市道路パトロール車とそれから2トン車の伴走で、本当にまだ風も強いんですが職員が待機をし、既に2トン車には枝など、台風で折れた枝など、道路の封鎖があって恐らく片付けた枝だと思います、これも積まれて待機されているわけですね。やはり職員として、しかも日曜日、台風という中で、これだけ責任を持って対応している職員に対して敬意を表したいと思います。本当に建設部長、名護市の道路の現場等を預かる身として、本当に気を引き締めながら、今後もこういう災害に強い、対応できる職員体制で頑張っていただきたいということをお願いしたいと思います。恐らく朝までそういう対応で大変だったんじゃないかなと思いますが、大変ご苦労さまでありましたということを言わせていただきたいと思います。

 二次質問は自席より行いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 質問事項の1に関連して、要旨の1、2、関連しますので一括してご答弁をさせていただきます。まず、市といたしましては、これまでスンジャガー流域について全域を保全の対象とすべきだということで開発についても、抑制をする方向で対応してまいりました。しかしながら、平成12年に浄化槽法が改正されまして、平成13年4月からは、下水道等整備地域で建築物を新設する場合は、合併浄化槽の設置が義務付けられましたことから、当該地域における個人住宅建設等、小規模なものついては、問題が生じないだろうというふうに認識をしているところであります。またその他の開発行為につきましては、個別に相談をしていただきまして、水質、水量に影響のないよう指導することで対応してきておりますし、またこれからもそのような対応をしていきたいというふうに考えております。こういう状況、法改正も含めた状況の中から、議員のご質問の件については、私ども関係する水道部、あるいは関係部課等の、それぞれ担当の皆さんとの意見調整をしてきました結果、新たに現時点で、条例等を策定して、統一的な規制等を行うということについては、当面必要ないのではないかということで今そういう状況で対応させていただいているところであります。次に、ドリーネ一帯の買い上げはどうなっているのかということでございますが、平成13年度にスンジャガー流域保全公園建設事業用地として現在2.4ヘクタールの買い上げを実施をしてございます。以上であります。



○議長(宮城義房君) 水道部長 仲井間宗徳君。



◎水道部長(仲井間宗徳君) それでは、吉元義彦議員の一般質問にお答えします。私の方では、3、4、5関連しますので答弁いたします。スンジャガーわき水の塩水化防止対策でございますが、平成15年度の実績でスンジャガーから日量約8,800トンの取水を行っておりますが、過剰取水により地下水量が減少し塩水化がおきないように取水場に水位計、塩分濃度の目安となる導電率計を設置し、中央浄水場で常時監視を行っております。さらに塩水の混入があるかどうか確認するため、毎月塩素イオン濃度の測定を行っており、現在のところ塩素イオン濃度は48ミリグラムパーリットルから150ミリグラムパーリットルの範囲内にあり、水質基準である200ミリグラムパーリットルを下回り、良好な状態を保っております。また水質についても、農薬を含め異常値は検出されておらず、良好な水質を維持しております。次に湧水量、地下水の水道などの監視体制についてお答えいたします。湧水量の測定には、湧水地点に直接計測出来る施設を築造する必要がありますが、湧水地点が海岸に近接していることと、湧水口が多数あり、施設を築造するのは困難のため、湧水場において取水する井戸の取水量水位及び導電率計器で監視を続けたいと思っております。また降水量については浄水場に設置されている、雨量計を参考にしたいと思っております。

 5番目の自己水源の確保を図っていることから、本県の厳しい水事情の緩和に大きく寄与していると思慮すると、よって県に何らかの支援策を要請すべきじゃないかということについてお答えいたします。県において自己水源を持つ水道事業体への取水流域保全のための支援制度は現在ないために今のところ要請は考えておりません。以上でございます。



○議長(宮城義房君) 産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君) それでは、私の方から質問事項の2、就業対策についてお答えいたします。

 まず、一点目の名護市における若年者失業率の実態はどうなっているかということでございますけれど、平成12年の国勢調査によりますと、名護市の完全失業者数が2,683人、完全失業率が10%となっております。県全体でどうなっているかと申しますと、完全失業者が57,440人、完全失業率9.4%となっておりまして、本市の完全失業率は県全体からいたしますと、0.6ポイント程度高い状況になっております。その時点で若年者につきましての調査と言いますか、資料が出されてないような状況にありまして、名護市における若年者の失業率は把握されていないような状況になっております。平成16年7月における沖縄県の労働力調査によりますと、沖縄県全体における完全失業率は8.4%となっておりまして、前の月に比べますと2,000人減少の5万4,000人となっているところであります。その中で若年者の完全失業率は12.7%となっておりまして、議員からも指摘がありましたように、若年者の失業率が非常に高い状況にあるということでございます。しかし、この若年者の失業率につきましても、前の月に比べますと、約2.2ポイント低下しているというところがありまして、県全体からいたしますと、緩やかではありますけれど、やや改善の状況にあるんではないかなというふうに認識をしております。

 それから質問事項の2、就業相談窓口の設置についてでございますけれど、名護市における労政及び雇用促進に関することにつきましては、産業部の商工観光課が窓口となっております。就業支援といたしまして、県の連携も図りながら、県の雇用対策課で計画されている雇用対策事業なども取り入れながら対策に取り組んでいるところでございます。求職者に対する支援といたしましては、現在、名護公共職業安定所が窓口となって、テレホンサービス、あるいは求人情報等について案内をしているところであります。名護市においてはイントラネットが整備されている状況にありまして、現在そのイントラネットを利用することによりまして、全国のハローワークの情報が瞬時に見れるような状況にあります。しかし、それが市民の皆さんが周知しているかというと、そこまで至っていないんではないかなというふうに認識しております。今後、そういう情報の提供、あるいはこういう機器の利用などを市民の皆さんに周知させる必要があるんではないかなというふうに思っております。そういう取り組みをしながら、雇用の改善を図っていきたいというふうに考えております。以上です。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 吉元義彦議員の一般質問にお答えします。

 質問の事項3の道路行政についてお答えします。

 要旨の1、なんですが、当該道路は為又白銀橋付近の県道、名護、本部交差点を起点としまして屋部幼稚園に接道する国道449号、交差点までの間、総延長にしまして2,460メートル、幅員11.0メートルから13.5メートルの計画となっております。平成15年度末の整備状況は、国道449号バイパス交差点から中山交差点付近までの間、延長にしまして635メートルが改良なされております。平成15年度末までの進捗率は32%となっております。事業実施期間につきましては、平成12年から平成20年までを計画しております。

 それから質問要旨の2、についてお答えいたします。平成16年度の工事箇所は国道449号バイパス交差点から屋部1679の3、比嘉さん宅までの間、延長にしまして約200メートルを計画しております。平成17年度は比嘉さん宅から屋部幼稚園付近までの間、延長にしまして280メートルを工事する計画であります。それから平成18年以降につきましては、中山線交差点から県道名護、本部線までの間、延長にしまして1,160メートルを計画しております。

 質問要旨の3、宇茂佐高層団地自治会よりの整備要請についてでありますが、当該事業につきましては平成12年度から年次計画により事業を進めておりますが、昨今、国の方針によりまして、補助事業の予算配分が厳しく、計画どおりの事業執行が出来ないのが現状でありますが、今後、県と調整を図りながら、平成18年度に着工出来るよう努力していきたいと考えております。

 質問要旨の5、屋部川緑道の管理についてでございますが、名護市としましては宇茂佐第二土地区画整理内の道路施設に関しましては、市道認定及び管理引継ぎがまだなされておりませんので、除草、樹木等の管理に関しましては、引継ぎが完了するまでの間は、組合と調整の上、組合と共同で職員及びボランティアによる管理作業を計画していきたいと考えております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 質問の要旨4、屋部幼稚園の移転計画についてお答えいたします。屋部幼稚園は昭和50年1月に建築され、現在29年経過しております。老朽化が著しいため、教育委員会としては園舎の新増築改築を予定しています。建設部の志味屋線道路改良計画によるとその屋部幼稚園は支障物件になるとのことからその移転、改築については、建設部と調整を図りながらその実施時を決めていきたいと考えております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 順次二次質問をさせていただきたいと思います。

 まず、スンジャガーの流域水源の保全の件につきまして、去った平成14年の3月の一般質問で質問をした時に、ちょうど条例の制定やあるいは開発指導要綱を策定した方がいいという検討を今進めているというご答弁でありました。それから2ヵ年余り経過してきているわけであります。先ほどの企画総務部長の答弁では、個別に相談すると、あるいはまた当面必要がないと、条例制定やあるいは開発指導要綱等についてはですね。そういう中で、ドリーネは一番重要なポイントであるということで、それまで2.4ヘクタール買い上げられてきているわけですね。そういう中で、今後、このドリーネの買い上げについては、しなくてもいいのかどうか、考えているのかどうかですね。あるいは水道部におかれても話しをお伺いすると、羽地大川ダムの供用開始に伴っての6,000トンの枠が、名護市に出てきたと。幅広く大きな枠が充てられてきているので、スンジャガーの水源についてはそれでカバーできるんじゃないかなというふうな少し話もやられております。その中で、私どもは名護市の上水の三分の一を賄う、大変重要な水源ということを認識してきたわけでありますが、そういう羽地大川ダムの完成やあるいはそういう水事情の緩和によって、そういう考え方が生まれてきたのかということをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後1時59分)再 開(午後2時 1分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 休憩中に経緯については申し上げさせていただきましたけれども、いずれにせよ、現時点で各部局の意見としての方向性は、今、急いでという結論にはなっておりませけれども、しかしながらこのスンジャガー流域の保全についての議論というものは、もうかれこれ10年以上も議論されてきた経緯もございますし、私どもとしても、出来るだけ速やかにですね、この件についての方向性をしっかり結論を出していきたいというふうに考えております。それからドリーネの残りの部分、これは平成10年でしたか、調査報告書の中で12.1ヘクタールほど買収した方がよいのではないのかと、こういう調査の結果が出て参りまして、それを検討している中での2.4ヘクタールを現時点では買い求めているというところでございます。したがって、これからどういうメニュー、あるいは事業の展開と言うんですか、水道も含めた展開ができるのかということについては、関係部との調整を進めながら、市としての考え方と言うんでしょうか、それを出していきたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 水源地の保全をどう考えるかということで随分対応が変わってくるだろうというふうに思います。例えば今帰仁、本部の将来の合併ということを考えた場合、今帰仁、本部にはご承知のように水源がありません。したがって名護市、本部、今帰仁が一つの市になった場合は、市で水源を確保しなければいけないという問題が出て参ります。そういう長期的な観点に立った場合、今、吉元議員ご指摘のスンジャガー水源というものは非常に貴重な水源になるだろうというふうに思います。したがって、先ほどからうちの担当部長が当面という言葉を使って説明しておりますが、我々がどこまで先を見て、スンジャガー水源を水質確保していく方法を取るかということはあるいは重要な課題になってくるかもしれないというふうにお答えをしておきます。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) この保全の問題、方法と言うんですか、それについては条例やあるいは開発指導要綱の案があって、今先ほど部長が説明したとおり、当面は必要ないと、あるいはまた先ほど市長の答弁では合併とかの関連が出て来た場合には、長期的に見た場合にはどうかということもあるわけであります、まだ未確定ということですね。そういうことで、当時の調査報告によりますと、この一帯面積が501.5ヘクタールですね。それで現行法、農振農用地とかいう規制、規則の維持の中で保全が出来る面積が232ヘクタール、あるいは先ほどこの新規に法的規制する考え方の面積については67ヘクタールあるというふうなことでありました。このドリーネの部分についても、ちょうど市長は国からの補助金等で買える方法はないかということも答弁されておりまして、やはりドリーネ部分については、長期的展望からも重要だと思いますので、今後ともこれは補助金の手当てをして、ちゃんと保全措置が講じられるようにやるべきだと思います。そういう考え方で進めていくのかどうかですね、お伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) そのように対応して、努力をしてまいりたいというふうに思います。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) それから午前中、大城秀樹議員からも塩水化の防止策のちょうど、平成11年度の報告書に、ちょうどこの地下ダムの提案もされておったと思います。それで先ほど水道部長の答弁で、塩水化対策についての答弁にはこれになっていないような感じがするわけでありますが、幸いにして塩水濃度は基準以下だということで、今問題はないということであるわけでありますが、このスンジャガーの地形上の問題がちょうど取水口が低すぎて、潮水が入り込んでいくと、特に大潮等の場合においてはそういう潮水が入り込む危険度があるよということも指摘されておりまして、午前中も大城秀樹議員のこの対策については、地下ダムの方法がいいんじゃないかというまとめがあったわけであります。費用対効果も含めて、地下ダムにおいては当面考えておりません、という答弁でなさっておりますが、しかし、今現に8,000トン余り取っているわけでありまして、今度ちょうど渇水があり制限給水等も県企業局なども入る寸前であったわけですね。そういう自然状況もいつ何時起こってくるかもわからないわけですね、そういうことで、ちゃんとした塩水化の防止策は考えるべきだと私は思うんですが、その件について、今のままでいいのかどうか、あるいは長期的、また未確定の部分もあるということもあるわけでありますので、この辺はどうなのかと、話によると平成3年ごろに実際に塩水が入り込んだという話もお伺いするわけでありますので、その辺の対策はやるべきじゃないかなと思いますが、部長どのように考えますか。



○議長(宮城義房君) 水道部長 仲井間宗徳君。



◎水道部長(仲井間宗徳君) スンジャガーの水源なくして名護市の上水道は成り立たないわけでありますけれど、塩水が幾分入ると、ならば海側から止水壁を設けてやればそれは解決するわけでございますけれど、これは簡易的にやった場合に止めることが出来ませんので、どうしても本格的に地下ダムということになるものですから、そうなると大城秀樹議員が言われた60億円もかけて、水道事業で展開するということになると、これはまた料金に跳ね返ってくるという事態になりますので、今、水道部としては羽地ダムの供用開始が来年になっておりますので、向こうからの水を3,500トン増やして、出来るだけスンジャガーの水を減らしていくという考えで進めておりますので、今本格的にですね、そういう塩水対策に金をかけてやるという考えは持っておりません。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) すぐにこうやるべきということではないと思います。それとですね、部長、今水質については問題ないということでありますが、平成9年ですか、8年ですか為又の方に硬度処理する施設を造っておりますね、実際スンジャガーの水は硬度が高いということで、硬度を低くしなければいけないという処置をされていると思います。1リットル当たりいくらかかっているんですか経費は、コスト。



○議長(宮城義房君) 水道部長 仲井間宗徳君。



◎水道部長(仲井間宗徳君) 現在のところ、1リットルというより、1トン20円かかっております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 分りました。原価も若干掛かっているようであるし、それだけ羽地大川ダムの供用で枠も増えてきたということであるし、さらには沖縄県企業局の方にもそういう事情お伺いしたら、我々から水買った方が安くつくんじゃないかという話もありました。確かにスンジャガーの水については今、上水以外にも使う考えがあるかというと、また農業用でもあるのかというとすぐには恐らくないだろうと見ております。しかしながら、長期的な展望に立つと、またはっきりと確定はされないということでありますので、今後とも調査研究と言うんですか、やはり水問題というのは大変な問題でありますので、今後とも水の安定供給と安全なおいしい水を供給していくようにまた水道部はじめ頑張っていただきたいと思います。

 次に就業対策についてお伺いいたします。窓口の設置については既に商工観光課の方であるということで、あるいはまた促進等の問題については県とのタイアップ、ハローワークの連携というふうな答弁をいただきました。豊原の方に、雇用開発能力だったか、すばらしいこの施設が出来ております。たまたま私どもの会派で勉強会の時に玉那覇所長にお会いしていろいろお話を伺いし、施設も視察させていただきました。名桜大の生涯学習センターもすばらしく完成して施設もすばらしいなということを感じたんですが、あれのミニチュア的な設備だと思うんですが、まだオープンして間もないということもあってか、研修カリキュラムも相当いいものが予定されてるんだけれど研修生が少ないということで、そういう中で市町村自治体にも宣伝をうんと広げていきたいということもありましたので、ぜひ商工観光課でも施設を視察して、今後の啓蒙(けいもう)、あるいは宣伝等に頑張って、雇用の促進あるいは若年者の資格の取得、あるいは研修に大きく寄与できるような方向で頑張っていただければと思います。それと、この就業対策については、群馬県の太田市で実際に就職支援センターが大変好評ということで新聞の広告にあるわけであります。例えばセンターは今年6月からオープンされて、3台のパソコンで、太田市と周辺地域の求人検索が出来ると、そういうことで大変利用者も多いということで、先ほどイントラネットの話も部長の方でされておりましたので、せっかく名護市もすばらしくネット化されておりますので、ぜひこれをうんと活用して、支援を出来るようにやっていただければと思います。特に市民への周知が大事と言いますので、管内、企業にもぜひ参加させてこういう状況を説明して、改善に向けて努力していただきたいなと思います。特に名護市は市長が小さな世界都市を目指して今金融特区、あるいは情報特区を推し進めて、10年に2,000名の雇用を創出するということでありますので、ぜひ矢沼参事の方からもそういうこの施設活用、あるいは雇用支援を出来るようなことに対して頑張っていただくようにお願いをしたいと思います。

 それから次の土木行政ですね。特に志味屋線の問題については大城秀樹議員からも促進をしてくれということでありますので、時節柄、補助金の削減の影響もあるというふうなこともお伺いしてるんですが、特に先ほどもありましたが、宇茂佐高層団地からの要請については、特に雨降りなどの場合、本当に実際に行った場合、子供たちが傘を差してカッパを着けながら登下校している。あるいはそういう水たまりの車道の方からの泥水を跳ねられるというふうな状況、あるいは歩道の沿線の雑草の問題、こういう問題について、ぜひ子供たちを安全に登下校出来る環境については、私どもの最低限の使命だと思いますので、部長、ぜひ工事が完了するまで手抜きしないで監視して、安全な登下校が出来るように環境の整備をしていただくようにお願いいたします。

 それから屋部幼稚園について、教育次長の方から答弁ありました。建設部等との調整をして早急に進めていきたいということでありましたが、今からこの調整は入るわけでありまして、具体的なものはまだ分かってないわけですか。その辺について。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 屋部幼稚園の移転、改築に関しては今から調整を進めていくということであります。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 午前中は大城秀樹議員から質問がありまして、今回、吉元義彦議員からの質問があって、屋部の議員の皆さんそろって勉強会でもして、今回の議会に臨んでいるであろうかという気もいたしますが、それはそれで非常にいいことですから、再度私の方から答弁をさせていただきます。この屋部川沿いの志味屋線は名護一悪い市道だと私は何度も地元でしかられております。地元から市長を出しても役に立たんというふうな非難も受けているところでございますが、これにつきましては何とか予算を、確かに厳しい面もありますけれども、北部振興費の公共を使う方法がないかどうか、それを考慮しましてなるべくスピードアップをしたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 市長の大変力強い答弁をいただきました。正にそのようにできれば大変助かると思いますので鋭意努力をしていただきたいなと思っております。

 それと、志味屋線の問題はもう一つ、終点になるんですか白銀交差点は、あの一帯が交差点の問題の大変な問題だと思いますので、この件についても、部長、ぜひ早急に、今予算については市長が頑張るということでありましたので、早目に出来るように頑張っていただきたいと思います。

 それから幼稚園の件は、ぜひ話しが決まり次第、当然、教育次長、小学校の校長、職員の先生方にも計画を報告するようにお願いしたいと思います。特に屋部小学校は近々120周年の記念事業も予定されているそうですので、これも念頭に入れて、ぜひお願いしたいなと思います。ありがとうございました。一般質問を終わります。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君の一般質問を終わります。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時21分)再 開(午後2時34分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。15番 我那覇隆樹君、一般質問を許します。



◆15番(我那覇隆樹君) 皆さん、こんにちは。今日は珍しく私の一般質問にもたくさんの女性の方が見えております。私のファンなのか全く関係ないのかなぞではありますが、ちょっと緊張しておりますが、張り切って一般質問を行っていきたいと思います。

 市政会15番 我那覇隆樹、議長の許可がございましたので、通告順に従い一般質問を行います。

 発言の事項1、名護市へ転入した方への対応について

 発言の要旨1、転入、転出の際にアンケート調査を行うことについて

 市政において人口の増減は大きな影響力を持っています。当市への転入や当市からの転出の際、その転入者、転出者に対し、転入理由や、転出理由などのアンケート調査を行うことによって、名護市がどのように変わってきているのかを知ることが出来ると同時に、今後の施策を進める上での有力なデータを集めることが出来ると思いますが、アンケート調査を行うことについてお伺いいたします。

 発言の要旨2、転入者を対象とした区加入の勧誘について

 他の地域から転入した当初はだれでもその地域になじめるのかという不安や心配があると思います。特に小さな子供がいる家庭では、子供が学校でうまくやっているのか、いじめには遭っていないのかなど、身近な相談相手や地域でのコミュニケーションの場を求めていると思います。当市では毎年人口が増えてきておりますが、転入の際、区への加入を勧めているのかお伺いいたします。

 発言の事項2、市町村合併について

 発言の要旨1、現在の取り組みについて

 去った131回定例議会でもこの問題について取り上げましたが、去年の4月に企画部に市町村合併担当主幹を配置し県内各市町村、そして県の担当課へ出向いて資料の収集をしているとのことでした。また、助役を中心とする市町村合併問題検討委員会を庁内に立ち上げ、本格的に議論をしているということでしたが、その後どのように進められているのかお伺いいたします。

 発言の要旨2、近隣市町村との話し合いについて

 昨年4月、今帰仁村と本部町から市長へ下記のような要請が挙げられています。まず今帰仁村からは市町村合併についての勉強会をぜひ立ち上げてもらいたいという要請で、本部町からは任意協議会、または法定協議会を立ち上げてもらいたいという要請がありました。そこで庁内だけではなく、近隣町村との話し合いをなされているのかお伺いいたします。

 発言の事項3、名護中央図書館の運営について

 発言の要旨1、図書館の利用状況について

 名護中央図書館が開館して6年目になりますが、ここ数年の利用状況と月別、曜日別の利用状況と、メインとなる開架のほかにAVホール、展示ホール、会議室、クラフトルームといった施設が備わっています。この4施設の年間を通しての利用状況をお伺いいたします。

 発言の要旨2、祝祭日の開館について

 仕事の都合上、平日は利用することがあまり出来ないので、土、日曜日に加え祝祭日にも図書館を利用したいという声をよく聞きます。私も祝祭日に利用をしたい一人ではありますが、沖縄県内の図書館を調べてみましても、祝祭日開いている図書館は残念ながら一つもありませんでした。他都道府県はどうなっているのか調べたところ、39の都道府県、150ヵ所の市営図書館が祝祭日の一部、またはすべての祝祭日を開館しておりました。市民サービスという観点からも県内初の祝祭日の開館をしてみてはと思います。まず試験的に一部の祝祭日から開館するやり方もあると思いますのでお考えをお伺いいたします。

 発言の要旨3、返却されない本の対応について

 長期滞納をして返って来ない場合、どのような対応をしているのか、また現在の滞納数についてお伺いいたします。

 発言の事項4、児童虐待について

 発言の要旨1、名護市の状況について

 連日、ニュースや新聞報道で児童虐待が取り上げられておりますが、県内でも増加傾向にあるということです。我が名護市ではどのようになっているのか。相談件数や人数、また、どのような虐待が多いのかお伺いいたします。

 発言の要旨2、児童虐待防止ネットワーク会議の設置について

 今年の10月に児童虐待防止法の一部が改正されます。その中の8条には、「市町村または福祉事務所の長は、必要に応じ、近隣住民、学校の教職員、児童福祉施設の職員、その他の者の協力を得つつ、当該児童との面会、その他の手段に応じ、児童相談所への送致を行うものとする」と細かく市町村の今後の取り組みの強化をうたっています。県内の市町村ネットワーク設置の状況を見てみますと、現在設置されている市町村が8市3町で今年度予定が1市2町、平成17年度予定が2町となっており、県内の市では名護市と糸満市がまだとなっています。県からも早目の設置を求めていると思いますが、関係機関や、団体への連携を強化し、児童虐待防止、早期発見及び家庭への支援を図るためにも早期にネットワークの立ち上げをしなければなりませんが、お考えをお伺いいたします。

 以上一次質問といたします。再質問は自席から行いますので、市当局の明確なご答弁をよろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。

 市民環境部長 宮里勝子君。



◎市民環境部長(宮里勝子君) 我那覇隆樹議員の一般質問にお答えいたします。

 質問事項の1、名護市へ転入した方への対応について

 質問要旨(1)についてお答えいたします。

 まちづくりや施策を進める上で市民の生活状況を把握するため、アンケート調査を行い有効なデータを収集することは必要なことだと思います。ご質問のように転入、転出の届出を含め、市民の出入りの多い市民課の窓口を利用し、アンケート調査を行うのも一つの方法だと思いますが、転入、転出の際、市民課が中心になってアンケート調査を実施することは、追跡調査というふうにとらえられかねない。またはそういう誤解を招く恐れがあります。プライバシーの保護の問題等予想されますので、市民課でのそういう調査については難しいんではないかと思っております。

 次に質問要旨の2についてお答えいたします。

 転入者の行政区への勧誘につきましては、強制ではありませんけれども、窓口の方で、口頭で対応しておりますけれども、口頭だけでは案内を忘れたりする場合がございます。今後、各行政区の住所、それから電話番号を一覧にした勧誘、そして簡単な行事等を入れたチラシ等を準備して勧誘を進めていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 発言事項の2の市町村合併について、要旨1と2についてお答えをしたいと思います。

 まず、現在の取り組みということでございますけれども、昨年、企画部に市町村合併担当主幹を配置して取り組んできたとこういう流れを議員の方からも指摘がございましたので、それに沿って少しばかり説明をさせていただきたいと思います。まず、去年の段階では企画部でございました。企画部の中にとりわけ市長室の中に市町村合併担当主幹を配置をし、市長室長と連携を取りながら、庁内の組織を作り、市町村合併についての話し合いを持ってきたところであります。これは議員ご案内のとおりでありますけれども。名護市の合併問題検討委員会ということを立ち上げました。去年の6月に立ち上げて、第一回検討委員会から今年の2月までの間、合計9回ほど開催をしてまいりました。この間、これまで議員ご案内のように、今帰仁村、あるいは本部町からもご案内の要請、あるいは何と言うんですか、口頭での話し合い、文書での要請と、こういうことも出て参りました。私どもそれを受けながら庁内での検討を繰り返してきたわけでございますけれども、とり合えず私ども委員会は助役を委員長として部長会のメンバーで構成し、さらにまた幹事会という課長会、あるいは係長の一部メンバーも加えながら庁内での検討を進めてまいりました。その内容については、名護市における5町村の合併した時の状況、33年前の状況等を検証しようと、こういうところから始まりまして、いろんな課題をテーマにしながら進めてまいりまして、検討委員会としての中間報告的なものになりますけれども、報告書としてとりあえずは平成15年度まとめてございます。これと同時並行に先ほどご案内の今帰仁村、本部町からの要請もあったということを受けて、とりあえずは北部の12市町村の合併担当の担当者会議を持ってみようと、そして各市町村、12市町村がどういう考え方をお持ちなのかとこういうことを含めて、担当課長会議を名護市で開催をいたしました。こういうその合併についての勉強会はぜひやっていくべきだというのが全体の、課長の皆さんのご意見でありましたし、私どもはそれを何度か名護で開催をするとこういう流れに、同時にやってございます。併せて、北部12市町村の担当課長会の皆さんからは事務レベルでの議論ということではなくして、いわゆる助役レベルの議論にもっとこう深めるべきじゃないのかというご意見もございましたし、そのことを受けて北部の助役会の中で、合併問題研究会ということが組織をされました。したがって、この助役レベルの研究会とそしてそのもとにそれぞれの12市町村での合併担当課長を幹事として構成をするという一定の組織を作りまして、去年は北部地区合併調査研究会の第一次報告書としてまとめさせていただきました。これも各議員の皆さんにもお配りをさせていただいたかと思うんですが、これを受けて現在、結論としては一次報告書の中でも継続して話し合いをし、研究をしていこうという結論になっておりましたので、これがその継続というところで、私どもの担当の方も庁内のまとめと、それから助役会の報告書等々を、この間分析をしながらやってまいりましたけれども、情勢の変化と言いましょうか、このことはもう議員も既にご案内だと思うんですが、金武町の町長さんが今年の2月に、いわゆる合併については全体ということじゃなくして、宜野座村、金武町、恩納村で当面考えていきたいというようなご発言があったようでありまして、それと同時に、私どもはマスコミを通じてしか知りませんけれども、今帰仁村においては合併はしないという公約を掲げて立候補された村長さんが当選されたということもあって、さらにまた、伊是名村、伊平屋村の対応と、そして伊江村の対応と、こういう全体的な状況が昨年度と若干、若干と言うか、かなりの情勢の違いが出て来たということもあって、現段階では私どもが昨年度取りまとめた庁内のまとめと、そして助役を中心とした研究会の一次報告書の中身の分析をしつつその状況を今探っているとこういうところでありまして、残念ながら全体で一堂に会してこの議論を今年度進めたということには至っておりません。以上であります。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) それでは質問の事項3、名護中央図書館の運営についてお答えいたします。

 質問の要旨1、図書館の利用状況についてであります。その利用状況、平成15年度を例に取りますと、大体、開館日数が265日、毎年その前後ですね。来館者数が20万5,694人、一日平均しますと776人であります。貸し出し冊数が29万910冊であります。1日平均にしますと1,098冊です。大体月別の利用者なんですが、約3万人前後で推移をしております。その内一番多いのが夏休みの8月、これは最も利用者が多いです。週別に見ますと、水曜日とそれから土曜、日曜日が多いです。夏休みは土日の利用者は非常に少ないという結果が出ております。それから来館者数、貸し出し冊数に関しては、平成15年度は若干利用者数が減っております。これはイントラネットの整備で一時つながらなかった時期があるということもありまして、若干その分だけ減ってるということであります。それから、本の貸し出し以外の主な施設の利用状況でありますが、AVホールは平成15年度で約59回、延べ利用者数が2,450人、展示ホールが年17回、稼働日数が154日、会議室年48回、延べ利用者数が2,047人、クラフトルームは61回で、682名の利用者となっておりますが、この利用者数に関しては年ごとに変動があります。けれども利用回数に関しては、大体その前後で推移をしてるということであります。

 次、質問の要旨2、祝祭日の開館についてであります。まず、現在の図書館の活動状況を説明しますと、まず中央図書館は2交代勤務制度をとっております。土日を開館しまして、月曜日休館、祝祭日も休館という状況であります。それから移動図書館が一台ありまして、月25ステーションを1回ないし2回、巡回しております。それから現在準備中でありますけれども、羽地地区会館内に分館の設置を今準備しております。こういう活動状況でありますけれども、それを基にして、祝祭日の開館については、NPOによる対応とかそれから博物館とか中央公民館とか他の施設がありますけれども、そういった施設の開館も含めて総体的に検討が必要であると思います。それから現在、文化の日など、そういった祝祭日の開館が可能かどうか検討をしているところであります。

 質問の要旨3、返却されない本の対応についてであります。返却期限の過ぎた本、資料等につきましては、年間、原則として1回督促状を発送をしております。9月3日に発送した平成14年度末の返却本を例にとりますと、督促状を発送した未返却資料数が1,874件、9月11日現在で返却された資料数は223件となっております。そのほかにも、来館時に早期返却を促したり、他の利用者から予約が入った場合には、直ちに電話催促を行っております。なお、平成15年度の滞納、要するに返却されてない分、それは現在4,732件、これはビデオテープも含めて4,732件となっております。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 我那覇隆樹議員の質問事項の4、児童虐待について、名護市の状況はどうなのか、それから児童虐待防止ネットワーク会議の設置についてお答えをさせていただきます。

 本市の児童虐待の状況でございますが、昨年度、平成15年度に名護市の方で家庭児童相談室で取り扱った相談件数は年間で2,995件となっております。その内、虐待に関する相談件数は延べ件数で209件となっております。全体の相談件数からしますと約7%が虐待に関する相談ということになってございます。虐待の内容別に見てみますと、特に保護の怠慢、あるいは保護の拒否、あるいはその放置ですね、そういうことを専門用語ではネグレクトという表現をしてございますが、その件数が一番多くて延べ件数で166件、実人数にしますと23人ということになりますが、虐待の中では約80%を占めるという状況になっております。次に多いのが身体的虐待、これは延べ件数で43件、実人数にしますと7人、約20%の内容となっております。次に児童虐待防止ネットワーク会議の設置についてということでございますが、虐待の防止のポイントということになりましたら、やはり発生を防止をすると、発生を予防するということがまず1番ということになりますが、そのほかに次に早期発見、あるいは早期対応、そしてそれらに対する保護、あるいは支援、そういうものがポイントになろうかと思います。特に早期発見、早期対応ということになりますと、地域の方々からの、あるいは民生委員さん、そういう方々からの情報提供、保育園、学校など児童と身近に接するところからの情報提供が早期発見につながります。その情報に基づきまして、保護支援などの活動を行っておりますのが、私どもに置いております、家庭児童相談室ということになります。現在、名護市には3名の家庭児童相談員を置いておりまして、常時相談、あるいは電話での相談等に当たっているということでございます。そういう家庭児童相談室の運用をしてございますが、それらの児童虐待の防止を迅速かつ適切に対応するということのためにも、家庭児童相談室が持つネットワークを強化する形で構築をしてまいらなければならないと考えております。そのネットワーク会議でございますが、私どもとしましては庁内ネットワーク、市役所の中における関係課で構成をするネットワーク会議、それから庁外、関係機関とか団体などの網羅した形のネットワーク会議、二つを予定してございますけれども、庁内のネットワーク会議につきましては、出来るだけ早急に、年度内と言いますか、すぐにでも立ち上げる準備を現在進めてございます。庁外ネットワークにつきましても現在、その準備を進めているそういう状況にございます。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) それでは再質問を行っていきます。まずはじめに名護市へ移住した方への対応についてお伺いいたしますが、アンケートを取ることについて、市民環境部長より難しいという答弁をいただきましたが、今後のまちづくりに関する有効なデータを集めるということですので、企画総務部の方で答弁をしていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時5分)再 開(午後3時5分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 私ども、アンケートの取り方、住民のニーズあるいは意向をどういうふうに、いわゆる施策に反映をさせていくのかということについては、今回、私どもが導入したISO9001の中の品質マニュアルの中でもその手順が示されております。いわゆる、それぞれの事業を展開をしていく段階で、あるいは計画をしようという段階でもそうだと思うんですけれどもそれぞれの担当部局の方で、事業展開する際には市民の意識、意向調査を進めていく、市民の声をまず集約し、そしてそれを施策にどう反映させていくのかということについては、それはマニュアル化されておりますので、それに沿ってこれから具体的には各部局の方で展開されていくものと考えております。したがって市民のまちづくりについての行政に対する意向と言うんでしょうか、提言を受けていくということは、とても大事なことだと思いますし、ぜひそれを各部にも推進をお願いをしていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) ISOの方でも、事業の計画という段階で市民の声を聞いているということですが、私個人としては事業を考える際のデータとして持っておいてもいいのかなと思っています。次に区加入の勧誘についてですが、先月、県外からの転勤で家族全員で名護市に越してきたが、区に加入させてほしいと本人自ら公民館を探して区加入のお願いということで来ていたそうです。その方は名護市へ越してきたけれども、名護市のこともまた区のことも全く無知で大変不安を抱えていたそうです。東江区としては山手線の立ち退きにより区を離れていく人や、アパートに住んでいる方がなかなか区に加入していただけないということもあり、転入者の方からわざわざ公民館を訪ねて加入させてくださいということで来ていたことに対しては大変喜んでいたそうです。転入者の加入については、その転入者と区、両方にメリットがあると思います。例えば転入者については区で行われるいろいろな行事に対して参加することができ、地域でのコミュニケーションがとれるということと、また、子供の教育にも良いということが挙げられます。また区にとっては、区の運営費が増えるわけですから、思い切って区の行事が進められるということがあります。ぜひ、当局としても区への加入を勧めていただきたいと思いますが、窓口でただ、区への加入をお願いしますというのではなく、先ほど部長もおっしゃっていましたが、簡単なチラシやパンフレット等でかまいませんので、区で行う年間行事や、区に加入した場合の利点等を記載したものを配布していただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。あと少し区の在り方についてお話をしたいと思いますが、最近、ニュース報道などで、青少年犯罪や家庭内暴力といったことがよく報道されていますが、そういった時代だからこそ、地域でのコミュニケーションというのが大事になってきているのではと思います。末端の行政ともいうべき区に加入していれば、区民の情報が公民館に集まりますので、大体の家庭の事情や、どこの子が現在どういう状況にあるといったことも把握することができます。そういうことで、区においてDVや児童虐待といったものの早期発見にもつながると思いますが、このようなことからも区の在り方について市としてどのようにお考えなのかお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 区長会を所管させていただいている、事務局を担当させている部局として答弁をさせていただきたいと思います。まずその前に市民環境部長からも答弁がありましたけれども、いわゆるその区への加入の促進をどう図るのかと、このことについては市民環境部としてのとらえ方として答弁を先ほどやっていただいたわけですが、私どもも区長会の皆さんといろいろお話し合いをする時に、議員、先ほど心配されているようなことがよく出て参ります。区に在住をしながら、加入をなかなかしていただけないということもたまたま議論になってまいります。このことについては、区としてどういう手法があるのかなと、あるいは行政として何かいいその知恵がないのかなということはこの間もずっと区長さんの皆さんとも会議の中で話し合いをしているところでありますが、いかんともしがたく、これといった妙案がまだ出てこないというのが実情でありまして、今日、議員からせっかくのご質問、あるいはご提案でありますので、早速この件、こういう事例もあるんだということも含めて、ぜひ区長会の中で披露させていただきたいというふうに思っております。それから区の在り方についてどうなんだということなんですけれども、私どもは区の行政については、区の区民の意思に基づいて運営されているものだというふうに受け止めております。ただ、事務委託料との関係で言えば、委託業務をお願いしているという関係と、それから区のいわゆる規約、総会の意思に基づいた区の運営ということでありますので、行政でこういう区の作り方ということについてはなかなか申し上げきれないというのが、私の今の見解でございます。いずれにしても区長さん方からの相談等があれば、私どもも十分自分たちの立場での考え方あるいは相談には乗っていきたいなというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) よろしくお願いいたします。次に市町村合併についてお伺いいたします。先日、東村の村議と話をする機会がありました。東村はエコツーリズムに力を入れているが、名護市が合併をするか否かを決めてもらわないと、東村の今後のビジョンが見えてこないと言われておりました。私は市長ではありませんので、「合併します」とも、「しません」とも答えられませんでしたが、名護市がもたもたしていると周辺の町村にも影響が出るということを考えていただきたいと思います。現在、各町村いろいろな動きがあるということを、先ほど答弁いただきましたが、任意協議会を立ち上げ細かく話し合いをこれからしていくべきだと思いますが、合併をする、しないにしても一つ一つ期限を決めるべきだと思います。そういった期限を決めることについてお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 企画総務部長 徳本哲保君。



◎企画総務部長(徳本哲保君) 当初の答弁でも、今年に入っていろんな状況の流れの中でまだ一度も開催をされていないという現状、これは現実の問題でありますので、このことを受け止めながら、出来るだけ早目に12市町村の助役の皆さんで構成されている調査研究会の中でも継続してこれはずっといこうということを結論付けておりますし、例え、例えと言うとちょっと語弊がありますけれども、金武町の町長さんが今年の3月議会で、議会であのような答弁をされたということもありますけれども、名護市から出来るだけ早い時期に助役会が持てるようにということで、ぜひ助役とも調整をしながら、そして、私どもは事務担当をしている担当課長会、いわゆる助役の調査研究会の中では幹事会になりますけれども、幹事会が起こせられるようにぜひ調整をしていきたいなというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) この問題は避けて通れる問題ではないと思いますので、早急に取り組んでいただきたいと思います。市町村合併において、県は県全体の将来構想を描く必要があると思いますが、北部は北部地域としての将来図を早急に描く必要があると思います。例えば産業や人口の采配や、この地域は自然を生かしたエコツーリズム地域に、この地域はお年寄りたちにやさしいウェルネス地域に、この地域はリゾート地域にと、各地域の特色を生かしながら自立できるまちづくりを進めていかなければいけないと思います。そのことを考慮しながら、これからも早急に取り組んでいただきたいと思います。

 次に名護中央図書館の運営についてですが、図書館の利用状況については先ほどいろいろとご答弁いただきましたが、現在、図書館の入会者数はどれぐらいなのか。人口比率でいくとどうなっているのか。また今後、入会者を増やすための取り組みについてお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) 図書館の入会者数、これは登録者数ということで答弁させていただきたいと思います。これは平成15年度は26,038名となっております。これはやや少しずつ毎年増えていっております。それから人口比率、いわゆる市の人口に対する登録率と言うんでしょうか、それは平成15年度で36.6%というふうになっております。それから今後、入会者を増やすための取り組みといたしまして、現在広報宣伝活動を行っております。その一つが図書館で発行している「がじゅまる」という冊子を発刊しておりますが、それによる活動と、それから保育所による親子環境づくりというのがありまして、そこでの呼びかけを行っております。それから今後、計画している取り組みといたしまして、図書館へ行こうキャンペーンを考えております。それからタイムスとか新報、各社で行っている新入学生での集いでの呼びかけなども考えております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) 中央図書館には立派な施設がありますが、利用案内のパンフレットには施設の説明がされていません。その後、図書館長に尋ねてみましたが、図書館で毎月発行されている「図書館通信がじまる」というのがあります。これが「がじまる」ですけれども、その中には毎月の各行事のカレンダーや移動図書館のことや、図書館に関することが細かく書いてあります。またその中でも、表紙の方には館長が書いてあります、「ターミーの館長日記」には、館長のお名前がタミコさんですので、一月にあった出来事や、館長の考えや、本の紹介など分かりやすく書いてあります。読者の皆さんには館長日記がとても待ち遠しいというようなファンもいるようですので、館長の図書館に対する情熱というのが伝わってきます。ただ私としては、この「がじまる」を「市民のひろば」と一緒に配布をするか、もっといろいろな所に、配布場所を設置していただければ、より多くの市民に図書館をピーアールすることが出来るのではと思いますので、その件についてお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) それではお答えいたします。確かに発行している「がじまる」それはもっともっと増やしていこうと考えておりますけれども、まずは学校とか保育所とか、こういった機関、施設がたくさんありますので、そこを通してのピーアールを図っていきたいということと、企画総務部と相談して、もし間に合うんでしたら、「市民のひろば」への折込、これは月1回の発刊になりますので、調整でき出来るんでしたらそのような工夫もやっていきたいというふうに思っております。それから図書館活動を広げていく、一つの有効な方法として、いわゆるリクエストを利用者側からもらって本を増やしていくということも利用者を増やしていく方法ではないかというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) ありがとうございます。次に返却されない本の対応についてですが、先ほどの答弁でも、電話での催告や、督促状の送付など、現在行っているということですが、本といっても市の財産でありますから、例えば電話をしても全然つながらないとか、どこに行ったか住所も分からないという場合は、市民課と連携を取って移動先を調べ、返却にも力を入れていただきたいと思います。最後にもう一点、移動図書館についてですが、以前に日高議員の方からも質問があったと思いますが、現在、小中学校を中心に32のステーションを月1回から2回のペースで回っているということですが、利用状況から見ましても子供たちが移動図書館が来るのを大変楽しみに待っているということが分かります。そこで、ステーションの設置について、以前からもっと増やしてほしいという市民の声も多いと思いますので、よろしければ各字の方にもステーション設置が出来ることを考えながら、もう一台の移動図書館の増車というのも考えてみてはと思いますので、お伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 教育次長 具志堅満昭君。



◎教育次長(具志堅満昭君) そのことは将来の分館構想とも非常に関係してくると思いますけれども、これは配書、つまり本の配布ですね、そういったことも配達も含めてその方向で検討してみようかというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 実はこれは、私の一期目からの選挙公約でまだ実現出来ていないのが非常に残念でありますけれども、名護市には55の公民館があります。そして、今古い公民館については順次建て替えを行っております。その際に、例えば中山公民館のように子供たちがクーラーの中で本を読めるような部屋をちゃんと作ってもらっております。だからそういうところを、言わば図書館の分館としてうまく使う方法の方が、いわゆる移動図書館よりももっと効率的かなということを今考えておりまして、私の直接の管轄ではありませんが、図書館の方にもそういう話し合いを今しているところであります。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) 私は子供のころ、あまり図書館を利用しなかったので、ディキヤーではありませんでしたが、子供たちを日ごろから図書館を利用するということの楽しみを覚えさせて、デキヤーをたくさん育てていただきたいと思います。

 次に児童虐待についてですが、現在、名護市の方では児童虐待防止ネットワーク会議の設置については庁内で設置をするということで検討をしているということですが、現在、ネットワークを立ち上げている9市7町の中でも具志川市、南風原町、また豊見城市もそうだと思いますが、庁内でのネットワークの設置をしているそうですので、庁内のネットワーク設置を早急に進めていただきたいと思います。あと少し話を聞いたのですが、児童養護施設なごみが児童虐待なども取り扱う相談所みたいなものを設置するということで、県に申請しているということを少し聞いたのですがその件についてお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) 先ほど申しましたように庁内ネットワークにつきましては、すぐにでも立ち上げるという準備を現在進めております。それから、市内にあります児童養護施設の方で現在、児童家庭支援センターを設置をするということで、この10月にも発足をする予定と聞いております。この事業は、コザ児童相談所からの委託業務ということで、主に相談、あるいは児童相談所との連携が中心になるかと思いますけれども、特に先ほど申しましたように早期発見、あるいは早期対応については期待をしているし、それが機能することによって虐待の事案が早期に解決されるということで期待をしているところでございます。この設置の内容についてでございますが、24時間対応、それからセンターが閉まっている時には、児童養護施設がございますからそこの方に電話をつなぐということで24時間対応の相談が可能であるということを聞いております。通常はソーシャルワーカーが午前9時から6時まで常駐をすると、残りにつきましては施設の方に回すというそういうふうな体制と聞いております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) ご答弁ありがとうございました。ぜひそういったところとも連携を取りながら取り組んでいただきたいと思います。

 最後にもう一点お伺いいたしたいのですが、那覇市など人口密集地の方で多いということですが、母子家庭で小さな子供を家に残して夜仕事をしている家庭が多いようです。家庭の事情等もあるとは思いますが、それが保護の怠慢や拒否に当たるというケースもあるということで、夜間保育などで対応しているところもあるそうです。名護市でもそういった支援体制を取っておく必要があると思いますが、そういった計画があるのかお伺いいたします。



○議長(宮城義房君) 福祉部長 宮城幸夫君。



◎福祉部長(宮城幸夫君) ご案内のとおりに夜間の保育に欠けると言いますか、そういう事情のご家庭がございます。現在、名護市では特に公立保育所の民営化に向けて取り組んでいるところであります。平成17年度には、やなぎ保育所を民営化をするということで現在準備を進めてございますが、現在、平成18年度の4月に東保育所を民営化するということで実は計画を進めてございます。その東保育所はまだ施設の方が十分使える施設ということでございますので、その東保育所の運営をしていただく社会福祉法人さんにお願いをするということで、実際、夜間保育をしていただこうと、そういうことで調整をしてまいりたいということで考えております。実施時期は平成18年の4月からということで準備を進めております。夜間保育の時間ですけれども、現在のところ、およそ午前の1時か2時ぐらいまで可能であればそのようにやっていきたい、そういうふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君。



◆15番(我那覇隆樹君) ぜひそういった支援体制を取っていただきたいと思います。最近では身体的な虐待よりもネグレクトによる虐待が多くなってきており、発覚するのも時間が掛かるということです。そういった意味からも地域や学校、福祉事務所等のネットワークを設置し、情報収集や早期対応に取り組んでいただきたいと思います。幼いころの虐待により、その子が大きくなって非行や犯罪を犯すケースというのも多いということですので、非行や犯罪のない名護市を進めていく上からも、これからもこの児童虐待防止に力を入れていただきたいと思います。これで15番 我那覇隆樹一般質問を終わります。



○議長(宮城義房君) 15番 我那覇隆樹君の一般質問を終わります。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

散 会(午後3時34分)