議事ロックス -地方議会議事録検索-


沖縄県 名護市

平成16年第134回名護市定例会 03月18日−11号




平成16年第134回名護市定例会 − 03月18日−11号







平成16年第134回名護市定例会





第134回名護市議会定例会会議録


┌─────────┬───────────────────────────┐
│招 集 年 月 日│      平成16年 3月 2日火曜日 午前10時      │
├─────────┼───────────────────────────┤
│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
├─────────┼───────────────────────────┤
│開       会│     平成16年 3月18日木曜日 午前10時00分     │
├─────────┼───────────────────────────┤
│散       会│     平成16年 3月18日木曜日 午後 7時30分     │
└─────────┴───────────────────────────┘

出席並びに欠席議員
 出  席 30名
 欠  席  0名

┌────┬─────────┬───┬────┬─────────┬───┐
│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  1  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  16  │小 濱 守 男 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  2  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  17  │具志堅 興 作 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  3  │大 城 勝 章 君│ 出 │  18  │金 城 一 隆 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  4  │神 山 正 樹 君│ 出 │  19  │山 城 義 雄 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  5  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  20  │屋比久   稔 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  6  │平 敷 幸 仁 君│ 出 │  21  │島 袋 吉 和 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  7  │金 城 善 英 君│ 出 │  22  │島 袋 権 勇 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  8  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  23  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │渡具知 武 宏 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  11  │長 山   隆 君│ 出 │  26  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  12  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  27  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  13  │日 高 清 文 君│ 出 │  28  │宮 城 康 博 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │我喜屋 宗 重 君│ 出 │
├────┼─────────┼───┼────┼─────────┼───┤
│  15  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
└────┴─────────┴───┴────┴─────────┴───┘


 署名議員       11番 長山 隆君  12番 渡具知武豊君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   末 松 文 信 君

              収入役   稲 嶺   進 君



 総 務 部 長   宮 里 武 尚 君   企 画 部 長   徳 本 哲 保 君

 市 民 部 長   宮 里 勝 子 君   福 祉 部 長   喜 納 健 吉 君

 産 業 部 長   吉 元 博 昌 君   建 設 部 長   宮 里   尚 君

 水 道 部 長   玉 城 直 三 君   消  防  長   田 仲 康 彦 君

 総 務 課 長   玉 城 政 光 君











              教育長   山 里 全 用 君



 教 育 次 長   島 袋 正 敏 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   仲宗根   洋 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   大 城 博 和 君   議 事 係 長   名 嘉   康 君

 議  事  係   奥 間   肇 君







○議長(宮城義房君) おはようございます。ただいまの出席議員は28名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 諸般の報告を行います。

 3月17日、名護市長より市議会議員と市職員の3月定例会慰労会の開催についての文書がありました。

 以上で諸般の報告を終わります。

 残っておりました16日の答弁から求めたいと思います。

 答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) おはようございます。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時7分)再 開(午前10時8分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今回、問題となっております附属機関の設置の問題につきましては、これまでの行政実例の判断によれば調査や諮問を行う附属機関は法令や条例に拠らなければ設置できないといわれております。要綱のみで設置することは地方自治法第138条の4第3項に違反し、名護市の行った行政行為は法に抵触するものと認識をしております。又、要綱に基づき報酬を支払ったことは適正を欠いていたと深く反省しおわびをするところであります。

 今後はかかることのないよう条例を整備しその条例につきましては、今議会で追加議案として上程しているところでありますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。皆様方に一定程度の混乱をおかけしましたことを心からおわびを申し上げますとともに市民の皆様にも我々の行政の判断の誤りをおわび申し上げ、かかることないよう今後努力していくつもりでございます。よろしくお願いをいたします。



○議長(宮城義房君) 他に質疑ございませんか。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時10分)再 開(午前10時11分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 先日来、この付属機関の問題があるんですが、法律上のことで確認しておきたいと思うんですけれども。この条例が法律違反、いま市長からありました138条の4第3項に違反で法律に抵触するということが認識されたのはいつの段階か、更にこの前から言っている今日に至ってもこの総額、宮城幸夫課長がこの前答弁されたとき私は質問しているんですね、議長。これの歳費について支出したものの総額を議会に出してくれと、2日間なるんですが、まだ出てこないというのは、この前は言葉で簡単に2掛ける3掛けるやればわかりますよという答弁していましたね。だったら行政として出しなさいと私申し上げたはずですよ。いまだに出てこないというのはどういうことですか、ちょっと休憩してちゃんとさせてくださいよ、答弁漏れなんですから。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時13分)再 開(午前10時15分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今回の認識の時点ということでありますが、正直に申し上げまして沖縄市の議会でこの問題が持ち上がって時点で、私どももはっきりとこの問題の重要さに気づいたということでございます。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時16分)再 開(午前10時29分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。他に質疑ございませんか。29番 我喜屋宗重君。



◆29番(我喜屋宗重君) なしでも結構なんですが、実はこの問題が発覚して数日間たってもいまだに違法性の支出金が出せないということは私はどうしても納得しかねます。節度の問題だと思う。30年前から全部出せということに対して資料がなければ、なぜ、さかのぼってできるところまで出してこないのか。なんで隠そうとするのか。ただ、これが沖縄市で報道されて再認識をしたということになっておりますけど、例えば30年間としたらその間、行政のシンクタンクである行政を信じたが故に騙された議会の責任も当然そこに伴ってまいります。どっちが悪いかというものではございません。私どもは国民の税金をあるいは市民の必要な金を預かって執行するところです。法治国家の中で法律の裏立てもないようなことを平気でやってきている。分かった時点でいつから(言葉は悪いかもしれませんが、)ごまかしていたのか、数字がいくらになるか分かりません。だから、政治家も役人もあまりいい評価は受けないんです。これだけがすべてじゃない。この2000年からこの方、国の委任事務やあるいは地方分権がいろいろなものが叫ばれて、一番住民に近い地方自治体から逆にいろんな施策を上の方にあげてくれと、改革をしてくれと言われているのに、皆さんはいまだに保守的な上から指示された、言われた制度、委員会をつくれと、それをそのまま鵜呑(う)のみにしているわけなんですよ。この中には今まだ議題にはなっていないんですが、皆さんが今回提案されている公共事業の評価委員会なんかはやる必要があるか、それを中身においては後でちょっと聞かせて、まだ議題になっておりませんので、ただ、県がやれというから、設置することができるから、じゃあつくりましょうと。ところがここで行政の執行権でやっている工事をノーと言われたときに、議会の議決権の私どもにも大変な挑戦的な言動が結果が出てまいります。もちろん、皆さんの執行権は議会の議決によって裏保証されているわけですから、ここに対して権限のない委員会が出してきたときに、どこまで費用をつかってあんなものをつくる必要があるのか。しかも都計との兼ね合いも出てまいります。大体、10年以上でいうのは都計審議委員会を通ってきた事業が多い。そういうところで分かりました、つくりましょうと、本当に必要なのかどうなのかというチェックをやったんだろうか。そこへ「その方々の報酬と報償、そういう手違いでした。ごめんなさい。」では、今回の問題は私は沖縄市の例を見ても行政だけが責任をとるべきことではないような感じがします。これを後押しした議会にも大きな責任がある。市民の皆さんは自分たちが納めた税金や予算となって出てきたものが、やってはいかんことをやった議会や行政に対して喜んで税金を納めることができるはずないんです。これをしかも「いくら出したかも分かりません。」「膨大で計算できません。」私は再度申し上げたいんですが、今、把握している年数も関係ありません。ぜひ分かる総額、今出していただきたい。これは先ほど、埼玉県とか福岡県との裁判所の判例云々の話しが出ておりますけれど、皆さんも成文法による判決よりも慣習法の法律の方が上なんです。この慣習で今ここにいる全員が納めた人たちに違反をするような決められてもいないような金を使って、これが成文法だけで裁けますか、例えどんな判例が出ようとお互いの間違い、あるいは見落としがあるかもしれない。知らないでは済まされない。この常識論を市民の皆さん方は納得すると思いますか。納税者は本当にこれでいいんだと、そこまで議会と名護市の行政は信頼を受けているとは思えない、この部門に関しては。これはぜひ、今、休憩中にでもいいし、あるいは開会中にでもいいし、今、皆さん方が数字を出せない、人の金を扱って支出を任されておって、「出せません。」と、30年全部いっぺんで出せとは言いません。分かっているところで区切りをつけてぜひ出していただきたい。そういうまあまあをするからいかないんですよ。今日、名護市議会は10時開会と決まっているはず、それを皆さんが昨日も休み、一昨日も午後から打ち合わせの時間はあるのに、一部の与党議員と執行部が話し合いをして、そのためとは言わないけど議会の開会を理由もなくつんぼ桟敷(さじき)にして、遅らせるということ事態そこに惰性があるんです。もっと真剣にやってもらいたい、もっと節度を大事にしてもらいたい。これに対して一つ答弁を。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今回の問題につきましては、議会への対応を含めて改めておわびを申し上げたいと思います。先ほどの資料の提出でございますが、実は私どもは大城敬人議員の質疑の中に、過去全部を出せという内容の質疑であったものですから、「それはちょっと今議会中には無理ですよ」と申し上げたところでありまして、一番近いところから順に整理をしていって今議会中に可能な範囲までは提出をいたしたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時37分)再 開(午前10時42分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午前10時42分)再 開(午後 1時33分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。答弁を求めます。総務課長 玉城政光君。



◎総務課長(玉城政光君) 今回の件につきましては、これまで特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例、規則が平成15年2月に整備したのが職員課であったことから、これまで職員課長が対応してまいりましたが、今回の件は附属機関の設置に関する条例整備であることから、文書法規担当の総務課として答弁させていただきますので、よろしくお願いいたします。

 これまで市で設置する委員会、審議会あるいは協議会等については短期的なものや臨時的なものが多く、それは要綱により設置されたケースがありました。これを財政上の観点から1節の報酬と8節の報償費を実質に区別するため、先ほど申し上げましたように平成15年2月に特別の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例規則の整備が行われました。その際に8節にあった報償費を1節に移行しましたがいろいろな手続きの面倒さや法令に関する見識の甘さから附属機関としての設置条例を制定することなく現在に至ったものであります。担当課長として深くおわびを申し上げます。なお、今後の対策としては要綱で設置するものと条例整備が必要なものを区別できるようなマニュアルを作成し各課の指導強化をしていきたいと考えております。

 それでは皆様にお配りしました附属機関設置条例に関する資料のこれまでの条例等がなく、支払いされた報酬あるいは報償費の総額でございます。2年ないし4年にということでありましたけれども、平成11年からこれまでの分は整備することが出来ましたので、報告いたします。

 名護市バス対策会議においては平成14年と平成15年にそれぞれ支出がありまして、2万6,000円。名護市構造政策推進委員会では平成11年から平成15年まで29万3,000円。農林漁業振興促進協議会においては平成11年から平成14年まで37万4,000円。街路樹樹種選定委員会は平成11と平成13年の2ヵ年で3万5,000円。名護市公共事業評価監視委員会は平成14年と平成15年で8万9,000円。名護市水道事業評価委員会が平成11年度のみで5万5,000円。それから名護市小作料協議会、これは平成14年度のみで5万5,000円。合計で92万7,000円がこれまで支出された額であります。以上であります。



○議長(宮城義房君) 収入役 稲嶺 進君。



◎収入役(稲嶺進君) これまでにいろいろ説明があり、あるいは質疑がありました委員の報酬等について支出を担当する側としての役割あるいは責任等のことについてご説明を申し上げます。

 まずご指摘もありましたように自治法の232条の4で「収入役は長の命令がなければ出せない」2項の方ではその命令があっても法令、又は予算に反しているかいないかということを確認しなければ支出をすることができないと。更に又、名護市の会計規則52条でも収入役の審査及び確認というようなことで、1号から9号まであります。ここでも法令、又は予算の目的に反していないことを確認する。それから債務が未確定であると認めるとき。それから金額の算定に誤りがないかどうか確認をする。それから支出科目、あるいは年度に誤りがあるかないか、それから債権者が正当であるかないか。時効が成立しているかあるいはしてないか。配当予算額を超過しているか、いないかだとか。あるいは契約締結の方法が適正であるかないか等々そのようなことをチェックをし、その上で支出をするというようなことがここでも謳(うた)われています。

 今回の報酬の支出にあたりましては添付書類としてどの項目から出す、それから誰々が参加をした、いつ開催した、出欠はどうでしたとかそのようなことを添付書類としてやっているわけですが、今のように条例でなければならないだとか、いうようなところの判断のところまで及ばなかったというようなことがございました。そのことについてはそのような対応がきちっとできていなかったというようなことについてはおわびを申し上げたいと思います。



○議長(宮城義房君) 助役 末松文信君。



◎助役(末松文信君) 今回の件につきましては、私、助役としても事務の最高責任者としておわびを申し上げたいと思っております。

 この間、この件に限らず度々の不祥事で議員の皆さんをはじめ市民の皆さんにご迷惑をおかけしているということについては深く反省をし、今後このようなことがないよう職員ともども注意を喚起をしながら、緊張した中で業務を遂行していきたいとこのように思っておりますので、一つよろしくお願いを申し上げたいと思います。



○議長(宮城義房君) 29番 我喜屋宗重君。



◆29番(我喜屋宗重君) 市長の言葉が聞けないのは非常に残念でなりません。私は犯人探しをしているんじゃないんです。これはここに配られましたどの協議会か、昭和51年から今日までまさしく違法、適当でない支出をやってまいりました。議会も予算決算、それから議会が代表を出している監査委員もここまで認めてきました。これは行政の皆さん方だけの責任じゃない、議会も道義上これはどうしても責任をとってもらわなければいかないと思います。感じなければいかないとも思います。そういうことで、先般の公印の何を言っているのかね。本当にこんなことをしてそのまま済まそうとするの。公印の使用のときに私は市長に「これは少し組織的な問題もあるんではないか」と言ったらちょっと視点が違いまして、市長は組織的なものじゃないと思う。ところが私は指しているのは長年ここにおられる皆さん方は行政の各ポジションのプロとしてやってきた。プロとして自信があるものですからついいつの間にか安易な見落としをしたものが法律に触れるような形で今日出ていると言わざるを得ません。そのためには緊張感を持たなければいけません。それをチェックする我々議員もつい見落としてしまいます。そして監査委員会もこれは見落としてしまって今日まできている。ある意味では幸いこの時期に気づいたから私は長い目で見たらいいのではないかと思うんですが、ところが今、申し上げるまでもなく日本社会というのは年間32,000名の(端数もあるんですが)自殺者を出している。そのうち73パーセントが健康と経済の行き詰まりから、50歳以上の自殺者の64パーセントが経済の苦しんだ中での自殺なんです。こんな時期に納税をしていただいた、その使い道、本来ならプロであるべき行政の皆さん方とそれをチェックする議員、議会の方々が見落としてしまっている。悪意はなかったにせよ結果は重大な問題があろうかと思います。そういう意味では私はどうしてもこの問題、だれが悪いというものじゃないんです。全体が悪いんです。別にどの部局のどのポストのどの肩書きが犯人だということじゃございません。もう一度緊張感を持つような形で市長に答弁を願えればと思うんです。しかも3月議会というのは(どの議会でもそうなんですが、)長年行政で頑張ってこられた方々が最後の議会です。一生の思い出をかけながら今同席をしてやっているんです。そうしたらこの人達はここでこのレベルの議論をやっておるともう「老兵は消え去るのみ」という程度で終わるしかないんです。30年も40年も役所におって市民のために一所懸命努力をやってきた。名誉ある撤退にはならないんです。他に与える影響が大きいということなんです。そういう意味では私は議会も行政も納税者に対して行政は議会に対してじゃないんです、お互い一緒になって納税者に対してこの問題に関しての釈明を自らの(行政と議会は違いますから)各々の立場できちんと明らかにする必要があろうかと思います。そういう意味で私は市長の最後の言葉を聞かせていただきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私の今回のこの件に関する見解につきましては、午前中私の方から述べさせていただきました。大変古い時期からこういういわば法に抵触する形で委員の方々に支出を行ってきたということについては、深く反省をし、納税者である市民の皆さん、そして議会の議員の皆さんにおわびを申し上げたいというふうに思っております。なお、給付と言いましょうか、支払いを受けました審議委員あるいは委員、その他行政の為に一生懸命やっていただいた方々に対しましては決してその方々への努力に対して不正な支出をしたということではなくて、そういう委員の皆様はそれぞれ行政の意思決定あるいは行政行為の執行にあたっての適切なアドバイスをいただいたわけでありますからその方々には特におわびを申し上げたいなと思っております。今後、長年の慣習に流されることなく改めてこの問題につきましては再検討いたしまして、二度とこういう間違いが起こらないように職員ともども頑張っていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後1時49分)再 開(午後1時50分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。20番 屋比久 稔君。



◆20番(屋比久稔君) この前からいろいろと費用弁償あるいは条例なくして支払いされた過去も今日今出てきたわけでございますけれども。そのようなことで先ほど我喜屋宗重議員が議会も当局も責任があるという話しがありました。したがいまして、今日は議会の責任ということで「求められる意識改革」、これは今日の新聞にちょうど載っております。なぜ、今日の新聞にこういうものが載っているのかと思って少し見てみましたら、やはり我々議員というものは行政の監視役ということからこれは私たち議員も責任があると、と言いますのは、平成10年、私たちが特別職の職員の非常勤の報酬に関する審議をやっていますね。そこには規則で定めるということがある。そこで見抜いておればその時点から既にこれはそのような11年という決算額から皆さんは出しているんですけど、そこで見落としてしまっているということもあります。それからしますとやはり執行部を監視できなかったという議員の反省もありますけれども、かと言って私たちは当局の追認機関でもないということも申し上げまして、先ほど出ております92万7,000円という不法に支払いされた額というのがありますけれども。そういうふうな事例からしてやはり責任の所在をどういうふうにやるのかということをやらなければいけない。私たちも先ほど我喜屋宗重議員がおっしゃったんですが議運を開いて(ちょうど今日も終了後議運あるかもしれませんが)議運の中でそういうことを取り諮るというふうなことがありますが、その問題を我々議会も責任をもってそれを対処しなきゃいけないということもやらなきゃいけないんじゃないかなと思っております。そういうことで当局もその問題に対する、やはり報酬を受け取った方に対してはそれなりの仕事をやられたわけですから、その方たちにはこういうふうに責任はございませんが、そういう条例をやはり今までこういうふうにやってきたということに対しての責任はきちっと今回、ピシャッとやっておかないと、又、責任の所在も、裁判もそうなっている、いろいろと2通りの判決がでているという話もありますけれど、そうじゃなくして我が名護市で今現在発覚してこれは沖縄市だけの問題じゃないと、名護市で発覚した問題の責任の所在をどういうふうに明確に処理したかということをさせるべき必要があるんじゃないかと。それが市民に対する説明責任じゃなかろうかと思っておりますので、ぜひ、議会も議運でもって責任の所在をはっきりしていただく。そして又、同時に行政当局も責任の所在はどうするんだということは、92万7,000円という金だけではないと思います。その前からのものもあろうかと思うんです。それに対してこれは時効もあるかも知れませんが、それは明確にやっていただきたいなというふうに思っております。我々も先ほど議長がおっしゃったようにこの責任、意識改革の中で責任体制をどうするかということも議運で諮っていただきたいなとそういうふうに思っておりますが、責任問題をどういうふうに行政当局は思っていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今すぐここでお答えできませんけれども、我々もそれについては行政内部で検討してみたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 長い休憩に入る前に休憩中に通告していた事柄に全部お答えいただいて非常にありがたいと思うんですけれど、議事録を見た方はなんで収入役が出てきたんだろうとわけのわからない話しなんだろうと思うので、ちょっと整理しながらお話しをもう一度お聞きしたいんですが、今我々に上がっている条例はこれは138条の4第3項の規定に基づき附属機関として設置したいんだということなわけですよね。その規定に基づく設置もないにもかかわらず今まで委員会としてこの規定に基づく委員会じゃない形での委員会はあったわけですよ。そのことに対してお金が支出されていたと税金が。これは適切かどうかというと不適切であるという認識は、今、議会と行政当局は認識は一致しているというふうに私は思います。もう一つ多少議論のあるところは報償から報酬に変わったと、報償はある意味で言えば反対給付みたいなところもありますから、その役務に対して報償していたんだとしかし報酬になるということはこれは給与に準じますから、そこで問題はちょっとここの変わり目をどのように考えるのかとか、いろんな事柄があるわけですが、しかし、138条の4第3項の規定に基づかない委員会に対して給与等の支給をしていたと、給与等と、この場合は給与ではないんですけれども給付を行っていたわけですからね。それは204条の2、支給することができないという項目に反して支給していたんだという、このことは認識は一致できますよね。先ほど市長、助役の方からもいろいろお話しありましたし、232条の4第2項に基づいて収入役が行わなければいけない事柄が従前たる形ではできていなかったということについて、収入役からの謝罪はあったというふうにそれは収入役そのように認識していいんですよね。問題なんですが、そういう形で給付を行っていた、これ税金ですからね、税金を法律に基づかない形で拠出していたという事柄で平成11年度の決算額から平成15年度の(これはまだ決算済んでませんから)支出額ということで、足掛け5年間にわたることを見ていくと、92万7,000円。この92万7,000円が法令に基づかない形で先ほど来お話ししているように地方自治法の204条2に違反していて、同時に232条4に基づいて収入役がチェックしなきゃいけなかった事柄がされずに給付されていたんだと、これは大問題です。ですよね、それは認識一致できますよね。じゃあどうするのかという事柄について市長、行政として今のご答弁では「今はすぐお答えできないが我々行政内部として考えていきたい。」というお話しですけれど、この支給92万7,000円が法律に反して出ていたんだというわけでしょう、法律に反して出ていた金をそのまま放置するわけにはいかないでしょうそれは。これについては処理の仕方、等々をどうするのかもうちょっと明確なご答弁をいただかなければ、それは一昨日の段階でわかっているんだから、この条例案が上程されたときに。それでいろいろすったもんだあって、一日空けて今日にきているわけでしょう。昨日一日の間にそういう事柄も含めて整理する時間はあるでしょうが。そこをちょっと明確なご答弁をいただきたい。そして先ほど来、話しが出ているようにこのような事柄をチェックできなかった我々の問題もあるだろうというふうには思います。このことについては議会運営委員会でも議論していただきたいということで、再三再四今、各議員諸侯からも出ていますから、それは我々も議論はしますけれど、いずれにしても行政当局として、市長は最高責任者ですからもちろん責任は免れないでしょうし、先ほど助役のお話しにもあったように事務的レベルでの責任を負っているのは助役なわけですからね、収入役は収入役で最後の出口、税金を拠出する際の最後の出口なんだからこのお三人の責任は免れませんよそれは。これをどう考えるのかそれを行政内部で検討しますなんて話しじゃないでしょう。そのことについての考え方の根幹くらいは示さなきゃ、そこは明確にしていただきたい。で、然(しか)る後に、私はこれはあんまりズルズル引っ張る話しじゃないんだから。議会運営委員会でもある方向性、議会としてこのことについてどう対処するんだという事柄は議会の中でも話し合うべきですよ。それをこの条例案を処理してその後本会議のいつか、又、やろうという話しじゃないと思うよこれは。もう、はっきりさせよう一つずつ。そこは明確にしていかないと先に進めないよ、よろしく。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この問題について三役が集まって話し合いをするという時間は物理的にありませんでした。私は一昨日の便で東京へ行って昨日の最終便で帰ってきたものですから三役あるいは関係部長、課長、そろってこの問題にどう責任をとるのかという話し合いはまだなされておりません。したがって今ここで即座に答弁するわけにはいかないと申し上げておるわけでございます。



○議長(宮城義房君) 28番 宮城康博君。



◆28番(宮城康博君) 市長、休憩中だったっけさっき、「実は一年前に気づいていたんだ」というお話しじゃないですか、ウチの法規担当は。あれから一年間ですよ、物事は気づいた途端にやらなければいけないことがあるでしょう。私は言いたくはないけれど、気づいた瞬間に議会に対してその説明をして、どのように処理していくかについて「行政としてしっかり精査していきますから」というくらいの事柄は、我々は皆さんから上がってくる条例案や予算、そしてその事柄をどう執行したかの決算をずっとやってきたんだ。その我々に対して気づいたときにすぐさま言うのが私は信義の問題だと思うよ、議会との関係においては。それを怠っていた一年間、そして同時にこれが追加議案として上がってきたのはいつですか。昨日、一昨日の話しじゃないでしょう、追加議案として上程するための準備もしていたんでしょうが。そのときに上がってきたらどんな議論になるかというのは分かるでしょう。この2、3日の話しじゃないよそれは。確かに物理的に昨日は市長出張でいらっしゃらなかったわけだから、一昨日からのこの3日間のあいだで3人話し合うということは、なかったかということはあるかもしれないけれど、これ以前に話し合っとくべき事柄じゃなかったのか。これをこの3日間のせいにはできないよ。そんな事柄は市長、物理的な話は分かる、時間がとれなかった事柄については、しかしそれ以前にとるべきであったはずだ。かかる問題については当然、認識すべきですよ。我々は法に基づいて仕事をしているんだから。法治主義なんでしょう。このことをそういうふうに認識してどのように予算及び市民の税金の使い道として不適切であったと、不適切であるんだったらどのようにするかという事柄は、不適切であったということに気づいた一年前にやっとくべきことでしょう。私は3日間の話しをしているんじゃないよ。気づいた一年前から今日までの間に三役はどんな話し合いをしてきたんですか。先ほどの答弁は私には聞くわけにはいかない。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 担当部局が気づいていたということは確信をもってそうすべきだというふうには思っていたというわけじゃないわけです。これはやはり付属機関としてそれなりの条例整備をすべきじゃないかなということは気づいていた。しかし、いろいろ担当部局もあったんでしょう、周辺を見回してやはり同じ状況でやっているとかいろいろあったんだと思います。したがって私は責める気はないわけです。私個人としては。やむを得なかったのかなと思っております。そして今の責任の取り方についても今後の課題と残しているわけですから、十分に三役、担当部局、検討してそれなりの対応をしたいというふうに思っています。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時6分)再 開(午後2時6分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。20番 屋比久 稔君。



◆20番(屋比久稔君) この件は大変重要でございまして、この案件を、今日で通さないといろいろ問題が出るんじゃないかと思うんですけれども。やはり責任の所在というのははっきりさせなきゃいけないんじゃないかなという観点から議員も自らを律してそれをどうするんだということをここではっきりさせた方がいいんじゃないかということからしまして、議運を開いて議会の態度をはっきりして、市当局も今後そういうことがないようにするということもありますので、市当局としての責任の取り方をどうするんだということをここで附属機関に関する条例は今後こういったことがないということをはっきりと市民に示すべきじゃないかなということからして議運を開いて10分でもいいからすぐできると思いますので、その間、市当局あるいは三役話し合われてどうするんだということをはっきりと責任体制をとってもらいたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。


休 憩(午後2時 8分)再 開(午後2時10分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。6番 平敷幸仁君。



◆6番(平敷幸仁君) 議事運営ということも含めてということなんですけれど、議会運営委員会を開くということについて、やはり今の課題かなり難しい課題を多く抱えていますので、スムーズにこの議会を進めるという意味で議会運営委員会を開くというのも賛成なんですけれども、ただし、先ほどからありますように議会としての責任をどうするのかとか、その議会としての責任の有無を議会運営委員会で審議するということもあるだろうと思うんですね。そうであるとするならばそれをどう市民に伝えていくのかという問題。今の当局の質疑に対する答弁に対してどのように議会として対応するのかという問題も含めていろいろあると思うんです。ただ、議運を開いてどうしましょうかといっても、諮問機関ですから議長の方でどれとどれとどれについて議会運営委員会で協議をして結論を出して本議会に諮ってほしいというふうにしてくれないと、又、全体いろいろな意見があるわけですが、思惑が外れた形での委員会の結論が出てくると又混乱しかねない、この辺のところを整理をした上で議運を開かせていただきたいというふうに思うんですがいかがでしょうか。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時12分)再 開(午後2時15分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時15分)再 開(午後3時52分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。時間延長についてお諮りをしたいと思います。定刻4時に8分前でございますが、追加議案の日程が終了するまで時間を延長することにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。よってそのように決定されました。

 暫時休憩いたします。


休 憩(午後3時 5分)再 開(午後7時24分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。先ほど開催されました議会運営委員会の結果について報告をさせます。

 暫時休憩いたします。

休 憩(午後7時25分)再 開(午後7時27分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。ただいま報告のありましたとおり処理することにしたいと思いますので、ご了解をお願いいたします。

 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今回のことにつきましては、私をはじめ責任のある者が今議会において度々謝罪をしてきたところでありますが、改めて議会と市民に対して正式に謝罪を申し上げたいと思います。



 これまで市で設置してきた委員会等は短期間臨時的なものが多くあり、その性質にかかわらず要綱で設置することがありました。このことは市当局の法令に関する認識の誤りによるもので条例で設置すべき附属機関を要綱で設置したことは地方自治法第138条の4第3項に違反し、法に抵触する行政行為でありました。

 ここに至るまでの行政行為を深く反省し、市民にお詫びをするとともにこのように議会の大事な時間を費やしましたことにつきましてもお詫びを申し上げます。このことについての責任の取り方としては三役の給料月額の5パーセント、二ヶ月の減額をもって臨みたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 2004年3月18日

名護市長 岸 本 建 男

 以上でございます。



○議長(宮城義房君) 日程変更についてお諮りいたします。本日はこれにて散会として明日19日水曜日は追加議案の処理をしてその後議案質疑の日程に変更したいと思いますが、ご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議ありませんので、このように決定されました。

 本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

散 会(午後7時30分)