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沖縄県 名護市

平成16年第134回名護市定例会 03月11日−07号




平成16年第134回名護市定例会 − 03月11日−07号







平成16年第134回名護市定例会





第134回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成16年 3月 2日火曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成16年 3月11日木曜日 午前10時00分     │
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│散       会│     平成16年 3月11日木曜日 午後 3時50分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席 29名
 欠  席  1名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  16  │小 濱 守 男 君│ 出 │
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│  2  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  17  │具志堅 興 作 君│ 出 │
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│  3  │大 城 勝 章 君│ 出 │  18  │金 城 一 隆 君│ 出 │
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│  4  │神 山 正 樹 君│ 出 │  19  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  5  │照 屋 全 哲 君│ 出 │  20  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  6  │平 敷 幸 仁 君│ 出 │  21  │島 袋 吉 和 君│ 出 │
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│  7  │金 城 善 英 君│ 出 │  22  │島 袋 権 勇 君│ 出 │
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│  8  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  23  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │渡具知 武 宏 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  11  │長 山   隆 君│ 出 │  26  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  12  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  27  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  13  │日 高 清 文 君│ 出 │  28  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │我喜屋 宗 重 君│ 出 │
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│  15  │我那覇 隆 樹 君│ 欠 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       11番 長山 隆君  12番 渡具知武豊君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   末 松 文 信 君

              収入役   稲 嶺   進 君



 総 務 部 長   宮 里 武 尚 君   企 画 部 長   徳 本 哲 保 君

 市 民 部 長   宮 里 勝 子 君   福 祉 部 長   喜 納 健 吉 君

 産 業 部 長   吉 元 博 昌 君   建 設 部 長   宮 里   尚 君

 水 道 部 長   玉 城 直 三 君   消  防  長   田 仲 康 彦 君

 企 画 部 参 事   具志堅 満 昭 君











              教育長   山 里 全 用 君



 教 育 次 長   島 袋 正 敏 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   仲宗根   洋 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   大 城 博 和 君   議 事 係 長   名 嘉   康 君

 議  事  係   奥 間   肇 君







○議長(宮城義房君) おはようございます。ただいまの出席議員は26名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。前日に引き続き一般質問を行います。1番 吉元義彦君。一般質問を許します。



◆1番(吉元義彦君) 皆さんおはようございます。ただいま議長の許可をいただきましたので、1番 吉元義彦、通告に従いまして一般質問を行います。

毎日、新聞を賑(にぎ)わしている国の三位一体改革の影響により我が名護市においても8億1,089万2,000円の歳入減となっており経常収支比率93.5パーセント、公債費比率24.7パーセントと試算され、硬直財政となっており極めて厳しい状況となっております。国は引き続き2006年度までに4兆円を削減すると決定していることから2005年度以降においては取り崩す基金も底をついていることから大変厳しい財政運営になると予想されます。

 昨日の我喜屋宗重議員の質問に対し、市長は新年度の機構改革においてしっかりと財政計画を検討していくため、部長クラスを配置して取り組むと答弁されております。財政全般に精通し一刀両断のできる優秀な職員の配置を希望するものでございます。また、今以上に行政全般に渡り、経費の見直しや無駄の徹底排除など改善運動を推進し、職員の意識改革と努力を期待するものでございます。

 それでは順次一般質問に入らせていただきます。

 質問の事項1、施政方針について

 質問の要旨(1)施政方針4、市民参加と行財政改革の推進、(3)関係機関との連携について

 循環器疾患が増加傾向にある中、北部地域において循環器外科がなく、緊急に外科手術治療を要することから北部循環器センターの新設を促進するとなっております。北部地域の医療と保健事業の充実をはかる上からも不可欠であり、緊急に整備すべきと思いますがその具体的内容について伺います。この件については、初日の平敷幸仁議員、あるいはまた昨日の我喜屋宗重議員からも質問があり理解を深めることができましたが、もう少しお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。平成15年度北部市町村議員事務局職員研修会において、北部地区医師会病院の宮田院長先生を講師に招き、北部地域の医療と保健というタイトルでご講演がされておりました。講演の中で北部における悪性新生物、循環器系疾患死亡率の高さを指摘されておりました。また保健サービス産業をモデル都市、構想案や地域資源活用健康プログラム等、高度検診プログラムの融合など北部振興事業を活用し、保健と医療のメッカ北部にしたいという先生の思いを話されておりました。

 今回の仮称北部循環器センターについても宮田先生の構想だと思いますが、私は市長の施政方針を聞き、実現に向け大きく前進するものだと期待しました。平成16年度において、北部振興会で調査、検討していくようになるようですが、その具体的内容について伺います。次に質問の事項2、土木行政について、許田から市街地へ向け国道58号線を車で通る時の名護湾を見渡すと21世紀ビーチから宇茂佐の砂浜、あるいは屋部の砂浜が白くのびて海の色と白砂の色合いがよく、大変すばらしい景観であります。当地域では区民による海岸、海浜清掃や防潮、防砂の植樹なども行い大事に海浜を守っております。しかしながら台風のたびに、国道まで海水や砂が飛散し大きな被害が出ております。宇茂佐、屋部海岸及び海浜整備について地域から要望がありますが、当局はどのように考えているのかお伺いします。

 また、国土交通省が取り組んでいる住民が親しめる里浜づくりモデル事業を導入できないか伺います。

 次に質問の要旨2、市道大土線は宇茂佐第二地区土地区画整備事業で地区内においては整備されましたが市道志味屋への連結はどのようにするのか。その整備計画について伺います。

 次に質問の事項3、文化財行政について

 沖縄の集落と屋敷景観を際立たせるものの一つにフクギの屋敷林があります。フクギは葉が厚く常緑広葉樹で暴風、防火用として屋敷保護に利用されてきた先人からの大きな貴重な財産であります。沖縄への導入は300年から500年前と文献にはあります。屋部には昭和48年に県の有形文化財に指定された久護家があります。特に屋部小学校の後方から久護家を中心とする一帯にすばらしいフクギ並木が屋敷林としてあります。以前はもっと多く残っていましたが、道路拡張工事やブロック塀に代わってどんどん減少していくのではと大変心配しております。歴史の上からも自然的な景観と緑の環境的見地からも保護すべきと思いますが、当局の見解をお伺いします。そこで少し屋部のピーアールをしておきたいなと思います。いま屋部では字史編纂(へんさん)に向けて委員会が設置され、約十年余り活動が無報酬で展開されております。そこで二巻程この記念史あたりが発刊されて、このたび2002年に写真集「屋部人々と暮らし」ということで、このようなすばらしい写真集が発刊されてます。この中にも今申し上げた屋部のフクギ並木とか、昔からの景観の変わってきた編纂(へんさん)というんですかな、そういうものがきっちりと資料として挙げられております。その中でも風景ということで、大変すばらしくまとめられていますので紹介したいと思います。「我がふるさと屋部こそは誠に風光明媚の名にふさわしい村であります。村はメーガーラ、西屋部川のことであります。アガリミャートゥこれは東屋部川ですね、屋部川の二つの清流に抱かれて前には1.5キロメートルの白浜と400メートルもあるイノウが広がりはるか遠くにはやさしい女性的な姿をした名護岳の連山と、西にはいかにも男性らしい姿をした嘉津宇岳の連山がそびえている。夏は涼しい海風が吹き渡り、冬は厳しい嘉津宇岳おろしが吹くものの一年を通して気候は温暖である。家々は裕福な村のしるしとされるフクギの木に囲まれ四季を通じて小鳥のさえずりが絶え間ない村である。」ということで表現がされております。その中にも先ほど申し上げたフクギ並木の写真がしっかりと掲載されております。昔の写真でありますから白黒であります。このように屋部小学校の後ろの部落の民家のフクギであります。このように大変すばらしいフクギがありますのでぜひ保護させていただいて、子々孫々と残していただくようにお願いしたいなと思います。以上、一般質問とし二次質問は自席より行います。よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。福祉部長 喜納健吉君。



◎福祉部長(喜納健吉君) おはようございます。吉元義彦議員の一般質問について答弁いたします。

 質問事項の1、施政方針について、北部循環器センターの具体的内容についてであります。

 平成14年8月14日社団法人北部地区医師会病院名嘉真透会長から循環器センター設立に関する要請書が北部市町村会宮城茂会長あて提出されております。その内容として北部地区医師会病院は現在、循環器内科のカテーテル治療を年間100件以上実施しております。しかし、外科手術を必要とする場合は、一、二時間かけて中南部の心臓外科病院へ搬送しております。このような問題解決のため循環器内科と外科を併設した循環器センターを設立する必要があります。次に施設の名称であります。沖縄北部循環器センターこれ仮称でございます。運営につきましては社団法人北部地区医師会、診療内容については循環器内科、循環器外科、循環器救急、次に規模であります。鉄筋コンクリート3階建てで約1,900平方メートル、運営方針は独立採算制でございます。次に職員構成についてでありますが、内科医、外科医、看護士と約60人体制でスタートしたいということでございます。

 以上の内容については北部地域の医療拡充を行い住民福祉の向上をはかるために北部市町村会で議決をされております。今後でありますが、北部市町村会として北部広域圏市町村圏事務組合、北部広域市町村圏事務組合へ事務的な手続きを踏まえ北部広域市町村圏事務組合において平成16年度で調査をしてその可能性について検討するということでございます。以上です。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) おはようございます。吉元議員の一般質問にお答えします。質問の事項 土木行政 質問の要旨(1)宇茂佐海岸については台風や高潮により住宅地への浸水被害や飛砂による住環境の悪化を防ぐため、防波堤や護岸建設の要請が平成13年10月19日付けで宇茂佐区長よりございまして海岸管理者である沖縄県にその要請を行っているところでございます。現在のところ海岸整備事業のめどは立っておりませんが、今後とも関係機関に要請していきたと考えております。

 里浜づくりモデル事業導入についてですが、この事業は海浜空間を活用していろいろなスポーツやイベントまた魚貝類など自然な生き物の復活など地域住民が主体となり浜辺の環境の保全、適正な活用、環境と共存する海辺作りを目的としましてハード面で行政が支援していく事業であります。この事業の関係機関は国は沖縄総合事務局港湾計画課、県においては土木建築部港湾課の中で取り扱っております。今後、要請のある宇茂佐屋部海岸のモデル事業導入については地域住民の意見を反映した事業が出来るよう関係機関に要請していきたいと思っております。

 次に大土線の整備計画についてお答えいたします。都市計画道路はその整備によって市街化を促進する機能をもったものでありまして、都市計画における土地利用の観点から原則といたしまして用途地域が定められた地域において都市計画道路のネットワークを形成するものとされております。市道大土線は土地区画整理地区前の都市基盤となる道路施設として宇茂佐第二土地区画整理事業と併せまして平成4年に都市計画決定がなされております。大土線の延伸につきましてはそれに伴う周辺道路の交通量変化の予測、周辺の公益施設の立地状況、及び今後の土地利用への影響など、都市計画上の観点から検討が必要でありまして。また用途地域に隣接する志味屋原の適正な土地利用を促進するための規制と誘導の手段といたしまして地区計画等の地域地区制度導入についても検討が必要でございます。従いまして今後の取り組みといたしましては大土線の延伸区間の概略設計、並びに当該地域の都市計画道路網との係わりを調査しながら検討していきたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いいたします。以上であります。



○議長(宮城義房君) 教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) 吉元義彦議員の一般質問にお答えいたします。屋部区のフクギ並木あるいはその集落景観についてでありますが、屋部区でも県の文化財に指定されています屋部の久護家その周辺のフクギが特によく保存されていてやんばるでは本部の備瀬区、それに次ぐ規模の大きいフクギの集落景観となっております。おっしゃるように屋部小学校から屋部の久護家に向かう見事なこのフクギの景観を文化財的な価値の上でも高いものと思われます。ご承知のように屋部の久護家は母屋、井戸、フクギ囲い、それから文書2点が県の文化財に指定をされております。久護のフクギ群は多分これは1737年、その頃に実は沖縄のフクギの碁盤型の集落が形成されたのではないかというふうに、民俗調査、民俗研究の権威、仲松弥秀先生の報告の中にあります。そういうことで既に300年近くも経てるというふうな歴史的な意味もありますので、私どもはこれまでも何度かこのことが話題に上がっておりまして、文化庁の専門官も来られて何度か調査を立会いしたことがございます。こういう集落景観と言いますか、碁盤型の集落とそれからフクギの屋敷林、しかも1屋敷林だけではなくて一つの塊(かたまり)としてあるという意味では、沖縄の神観念だとか、あるいは社会観とかあるいは御獄や旧家、年中祭祀、祭祀行事などとの関連からも非常な重要な意味を持つというふうに思われますので、これは私ども教育委員会はもちろんでありますが、関係課とも調整をしながら指定に向けて少し一層の努力をやっていかなければならんというふうに思ってます。これは文化庁や県の教育委員会の文化課辺りとも調整をしながら、その方向で努力をして参りたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) ありがとうございました。順を追って二次質問に入らせていただきたいなと思います。

 循環器センターの件なんですが、これまで平敷幸仁議員、あるいは我喜屋宗重議員からもいろいろ質疑がなされておりました。北部市町村会で議決、医師会病院からの要請があって、この要請に基づいて市町村会で議決されているということであります。施設については鉄筋コンクリート3階1,900平方メートルということで、社団法人医師会が運営、公設民営になりますよということでありますね。スタッフについては60名程度ということで、大変北部の医療技術の向上、あるいは施設の充実という面においては大変期待しておるわけであります。そこで、この間も平敷幸仁議員からも指摘されておりますが、管理運営の中で一番心配されるのは行政のこの運営についてまで補助金が投入される可能性もあるのかなということも心配されるということで指摘がされています。そういうことで要請の段階で市町村会でそういった経緯についての議論等があったのかどうか。あるいはまた昨日の我喜屋宗重議員からも指摘がありました、恩納村、金武町の首長については異論がなかったのかどうかですね、その件についてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) その件については私の方からお答えしたいと思います。医療圏は確かに違うかもしれませんが、この問題につきましては恩納村、金武町、宜野座村3村からいっさい反対はございませんでした。むしろ恩納村の方は循環器系の急患を医師会病院に運んでいるケースも多々あるということで、むしろ積極的に賛成をいただきました。それから設立後の運営に関しては北部12市町村、これは一致して後年度負担はできないという立場でございます。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) ありがとうございます。それで事業費の予算額等概算的に分かるのであれば教えていただきたいなと思います。それから2月の17日にですか新聞報道でありましたが、集中治療室の開設ということで北部地区で2番目となる集中治療室が開設し北部地区の医療レベルの向上につながる。あるいはまた職員の医療レベルの向上とか優秀な人材が集まってくるということで大変期待がされているような報道があります。このICUについては延べ面積が172平方メートル、ベッド数は4床、心電図や脈拍、体温などが一台で表示できる機器などを置き、担当医師が3名、スタッフ約17名で重病患者に対応できる体制を整えたということも報道されております。このようにして医師会病院については、昨年度経営の問題でも大変新聞をにぎわして私どもも大変心配をしておったわけですが、メインバンクとの話し合いも順調に進まれて今大変施設整備についても充実に向け、あるいは経営的にも好転してきているのかなというふうな感触も受けるわけであります。そういう観点から独自の経営努力でこういう施設整備はできないのかどうか。あるいはこの予算額がどのくらいの施設整備費にかかるのかというのをお聞かせ願えればお願いしたいなと思います。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 独自に病院の方で努力をしてやれないのかどうかということでありますが、それは現在の病院が抱えている累積の赤字との関係で、メインバンクがこれ以上融資をするかどうかという問題だと思います。メインバンクとの関係ということでいえば、新しい循環器センターの施設整備ということにつきましては恐らく北部12市町村がバックアップしなければこれは造れないんじゃないかというふうな認識でございます。それからこの施設のいわば概算と言いましょうか、建設のための予算でありますが、これは今施設を整備したいという、医師会、あるいは医師会病院の方から出されてきたプランでありますから、それが正確なのかどうか、あるいはそれだけの投資をして果たして運営が可能かどうか、さらにまた県立病院とのいわば医療の住み分けはどうするのか。あるいは現在名護市が運営をしております急病診療所との補完関係、関係ははどうしてくのか。そういうもろもろの問題についてやはり1年をかけてきっちりと検討する必要があるということで調査を入れるということでございます。従って現在どの程度の事業規模、あるいはどの程度の予算規模でこの施設をやっていくのかということについてはお答えできない段階でございます。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) わかりました。今の段階では市長が答弁された内容でしか答弁できないんでしょうということだと思います。平成16年度において調査、可能性についても検討していくということであります。あと1点お聞きしたいんです。場所ですね、今、医師会病院の敷地が大変手狭な、狭隘な状況じゃないかなというふうに僕は見ているわけです。駐車場の問題についてもどんどんどんどん上の方に、職員の駐車場とか、あるいは患者、外来の駐車場もこういう方向で手当てされております。1,900平方メートルの面積、3階建てということも聞いておりますが、場所の問題はどうしていくのかということと、それから現在カテーテル治療で100件以上あるということもありますが、そういう診療分野が充実することによって、ちょっと表現がまずいかもしれませんが、経営に与える影響というのは貢献されていくのかどうかというのもちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 場所の問題につきましては確かに問題が、かなり広い面積を新たに確保しなければいけないと思います。従って周辺の用地の確保ということが大前提になるかと思っております。それから経営面について申し上げますと、多分北部の南側の3町村も入れてでありますが、北部12市町村を対象にしたいわば循環器センターということではやはり経営的には厳しいのではないかという予測もしております。従いましてこの循環器センターについては、かなり高度な医療ができるようにスタッフも十分充実した施設でないといけないと思います。現在のスタッフでは恐らく無理だろうと思います。従って新たに県内県外から十分なスタッフを招聘するということが第一の条件だろうと思いますし、医療圏をさらに広げる、つまり現在北部は中部医療圏の中に吸収しようという県の大きな政策がございます。それを逆に中部医療圏まで循環器系でいえば拡大していくんだという計画とその実施がなければ経営も難しいだろうと思います。そういうことが可能かどうかということも平成16年度の調査でやっていかなければいけないだろうと思っております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 理解を深めることができました。ありがとうございます。ぜひ平成16年度でしっかりとした調査、可能性について検討していただいて、やはり救命率の向上、あるいは施設整備を充実することによって北部の医療に対する病院の充実を図っていただきたいなというふうにお願いをしたいと思います。

 続きまして土木行政について、二次質問をさせていただきますが。先ほどの部長の答弁で防災対策等についても、あるいは住民が親しめる親水性のあるこの整備に向けてぜひ関係機関に要請をして取り組んでいきたいというふうな答弁であります。平成13年度に要請されて、整備に向けて、まだまだめどが立っていないような状況でありますので、今回こういう里浜づくりという沖縄総合事務局の、2月6日にこういう新聞報道でこの里浜活動を支援するためのモデル調査を進めていきたいということで、ぜひ市町村は念頭において参加していただきたいという旨の新聞報道がありまして、ぜひこれだと思って私は今回一般質問に取り上げております。この内容を見てみますと、里浜づくりというのは地域のコミュニティの形成に役立つとか、地域振興にも大変役立つということで、現在まだ条文化されてないという指摘もされておりましたので、ぜひ地域が主役ということでこれに合わせてソフト、ハードの整備に向けて、今回ぜひ宇茂佐、屋部のこの海浜、海岸のモデル調査に組み入れられるように一緒になって頑張ろうという気持ちであります。再度部長の心強い答弁をお願いします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。里浜づくりのモデル事業なんですが、これは事業としてはメニューあるんですが、まだ沖縄県で実施された市町村はございません。従いまして屋部、宇茂佐海岸については早い時期に両区長と相談しながら沖縄県港湾課、あるいは総合事務局港湾計画課へ要請をしていきたいと思っております。以上です。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) はい、三位一体の問題もいろいろありまして、補助金の縮減とか補助金のカットとか、いろいろ見通しが暗いわけでありますが、ぜひ頑張って共に頑張ってこれが今回モデル事業として参加できるように頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。それから要旨の2ですね、宇茂佐第二土地区画整備事業に伴う整備計画については調査を進めたいという答弁がありましたが、これはいつ進めていくのかお聞かせ願いたいなと思います。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。概略設計につきましては平成16年を計画して検討していきたいということであります。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 分かりました。平成16年ですね。今、宇茂佐第二区画で進められてきました整備事業等に付帯して、また公園事業、緑ネットワーク広場の整備とか、大変すばらしく今変わって地域住民の憩いの場あるいは健康増進の場として利活用されております。そこで宇茂佐高層、あるいは志味屋に在住する皆さんから、ぜひネットワークへの乗り入れ等も含めて、ネットワーク広場の利用についての歩きながら散歩しながら入れる整備も早急にやらないといかんじゃないかというふうな意見も、要望もたくさんあります。そういうことで今地区内の国道449号が整備されて車の往来についても大変な交通量が増えてきております。それからその449号から上の志味屋線に抜けて、それから中山線も整備されてきております。あるいはかりゆしぬ村とか、あるいは環境センターとかがありますが、この道路に抜ける車両もたくさん量が増えてきておりますので、早急に道路整備ができるように頑張っていただきたいと思います。それから志味屋の志味屋原の土地利用の問題も先ほど部長がありましたが、志味屋の志味屋原の区画整理については組合の設立ができないということで頓挫しております。そういうことで土地利用あるいは都市計画の上からもぜひこの問題についても解決すべきだと思いますので、頑張っていただくようお願いしたいなと思います。

 それから次、文化財行政ですね。教育次長の本当に意気込みを感じる答弁をいただいて安心しておりますが、一点問題があるわけでありまして。今屋部は8月踊りが140年ほどの歴史がありまして、その中でも旧の8月10日は道ジュネーというのがあります。古式ゆかしく道ジュネーをやっておりますが、その一週間前にユチミギリというのがありましてですね、道ジュネーする通りの木の枝打ちとか剪定をやっているわけでありますが、そこでこのフクギについても住民の悩みを聞きますとコウモリが夏場は来てこの実を食べたりですね、このフンが路上に散乱して悪臭と、ごみ処理に大変悩んでいるということもあります。こういう維持管理が若干必要でありますが、そういう場合にも支援できるのかどうかお願いしたいなと思います。



○議長(宮城義房君) 教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) お答えいたします。確かにおっしゃるようにフクギのかなり繁茂している集落の中では、コウモリがフクギの実を食べて、食べかすやフンを落とすというふうな状況がありますし、あるいはその落下したそのフクギの果実にハエなんかがたかるというふうなこともあります。今県内で、重要伝統的建造物保存地区として指定されているのはご承知のように竹富島、それから渡名喜島ですね、両方であります。今県内でかなり近年の様々な社会的状況の中でそういう伝統的な集落景観がどんどん消えていく。非常に残念なことでありますが、これはいわゆる単に文化財として保存するだけではなくて、観光と経済という面からも非常に重要な位置を占めているというふうに思われるわけですね。先ほどの新聞にもありましたように、竹富町では50万人近くの観光客が島に来ているというふうなデータも出ているわけであります。そういう観点からも文化財的な価値、かつての歴史的なあるいは文化的なことなどを究明していく、文化財としては当然でありますが、観光経済という面からも重要視されなきゃならんというふうに思ってます。そのためには当然その指定の段階になりますと、所有者の同意を取り付けなきゃなりません。これが一番大きな課題だろうと思います。今おっしゃるようなことでは、文化財に指定されますと多少の制約は受けます。ただユチミギリなどの軽微な変更については特に問題になりませんが、おっしゃるようなそういうふうな清掃などについては援助ができるかとういうことでありますが、基本的には文化財は所有者あるいは占有者それから市制管理者としては当該市町村、名護市になります。それから沖縄県、国指定になりますと国も当然ですけれども、その管理費用としての援助は一部補助を得て実施することは可能です。これまでも先例によりますとそうなっておりますので、そのことは可能であります。ただ指定をしていく段階でなかなか一挙に全世帯の同意を取ることは非常に難しい面があるだろうというふうに思いますから、幸いにして久護集落のほぼ中央に位置している久護家これは屋敷林も含めて指定されておりますので、そこからその指定同意を得た部分だけを指定をして、順次同意を得ながら追加指定をしていくという方法が一番いいのではないかというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 分かりました。それとすみません次長、最近心配しているのはまた立ち枯れですね。大木なんですが、屋部の公民館の隣の屋敷に植えられているフクギなんですが、ここ二、三年前から立ち枯れが2本程度出ているんですね。こういう大きなものが立ち枯れというのは、これは恐らく木自体の病気なのかあるいはまたウィルスなのかなということも心配されますので早急に原因究明をできないかどうかということをお願いしたいなと思います。



○議長(宮城義房君) 教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) フクギの立ち枯れにつきましては、私専門家でありませんから詳しいことは存じ上げませんが、これまでの例で申し上げますと樹木の方が空洞化をして、空洞化の原因は白蟻なわけですが、それにやられて立ち枯れするというケースは出ているようでありますので、それについては実際に現場を見て判断をして、私ども教育委員会で対応できるものであれば対応し、あるいはその林務の方と調整をしながら対応を考えていきたいというふうに思っております。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君。



◆1番(吉元義彦君) 次長、ぜひ横の連携も取りながら樹木医もいると思いますのでぜひアドバイス受けていただきたいなと思います。一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(宮城義房君) 1番 吉元義彦君の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。

休 憩(午前10時45分)再 開(午前10時56分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。9番 神山敏雄君、一般質問を許します。



◆9番(神山敏雄君) おはようございます。9番 神山敏雄、議長のお許しがありますので通告に従いまして順次一般質問を行います。

 質問事項の1、農業振興についてでございますけども、農畜産物の自由化、農家の高齢化、消費者のニーズの多様化、またBSE、鳥インフルエンザ等、農家を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。全国チェーン店吉野家の牛丼が姿を消し、国民の食卓に大きな影響を及ぼしております。また我が国の食料自給率についても今一度考えなければならないものだと思います。平成16年度の施政方針にもありますとおり、農業は食を提供する重要な一産業であります。いろいろな制度、事業導入を図り、農家所得の向上、育成、また若者が夢と希望の持てる農業にするため今後とも支援を強力に図ってもらうことを強くお願いを申し上げたいと思います。

 それでは要旨の1、ライスセンターの改築について

 ライスセンターの改築についてでありますが、このことにつきましては先の第133回定例議会でも取り上げました。昭和53年度事業で建てられたもので、老朽化が著しく早期の建て替えを農家は要望しているところであります。産業部長は先の定例会での答弁で、事業実施については、条件整備の理由からかなり厳しい状況にあると考えられますが、しかし市といたしましては、国及び県関係との調整を図りながら事業導入ができるよう努力していきたいというふうに思っております、ということがありますけれどもその後の国、県との調整はどのようになっているのかお聞かせを願いたい。

 要旨の2、堆肥散布機の導入でございますが、この件につきましても、先の第133回の定例会で取り上げておりますけれども、ご案内のとおり農業の基本はまず土作りであります。十分な堆肥を散布することによって作物は育ち、病気に強く増産につながるわけであります。人力で広大な農地に堆肥を散布するのは重労働であります。事業導入については農家も非常に切望しているものであり前向きに検討していただきたいと思いますが、当局のお考えをお聞かせ願いたい。

 要旨の3、果樹類の貯蔵庫センサーによる選果機の導入についてでございますけれども、果樹農家では現在、ミカンやんばる全体で1,500トン、マンゴー120トンが生産されております。農家としては計画的な出荷、センサーによる選別を行い、よりよい商品を消費者に提供しようと考えておりますが、現在その施設がなく、商品も統一されていないのが現状であります。農家としてはその選別機、センサーを入れ商品の統一化を図りたいということで要望がございます。当局のお考えをお聞かせ願いたい。

 要旨の4、お茶の(これティーパックのことですね。)ティーパックの加工機の導入ということです。現在嵐山では約10ヘクタールのお茶畑があり12戸の農家が栽培しております。製茶工場も補助事業の導入により、JAが事業主体になり現在稼動している状況でございます。農家としては生産の拡大、販路拡大の面からぜひともそのティーパックの機械を導入してもらいたいという要望が強くございます。当局のお考えをお聞かせ願いたい。

 要旨の5、北部振興策についてということで、農業関係の協議機関があると思いますけれども具体的な話し合いの内容についてお聞かせください。一次産業である農業については北部振興策による事業導入について農家は大きな期待を抱いております。市長も2期目は農業問題に力を入れたいということを表明しておられます。農家の育成、所得の向上のため協議会で話合い、十分な成果が上がるよう努力をしていただきたいと思います。協議会の内容、農家からの要望等についてのご説明をお願いを申し上げます。

 6番目の鳥インフルエンザに対する養鶏農家への指導対策についてお伺いいたします。本土では大きな社会問題になり、養鶏会社の会長夫婦が自殺をするということが報道されております。養鶏生産に者にとって大きな問題であり、幸い我が県においては鳥インフルエンザの発生報告はありませんが、予防策についてどのような指導を行っているのか当局のお考えをお聞かせ願いたいと思います。

 事項の2、道路行政について

 要旨の1、国道505号のルート変更の進捗状況ということですけども、その件については幾度となく一般質問でも取り上げて参りました。この道路はご承知のとおり、呉我の部落の中を通る道路であり、幅員が狭く、交通量も多く、特に朝夕の出勤帯という時間帯はかなりの交通量でございます。特に交通弱者と言われる老人、幼児には危険な道路であります。我々呉我区といたしましては一日も早いルートの変更をしていただきたい。そして安全安心して生活できるよう要望しております。その後の国、県との調整についてどのような進捗状況にあるのかお聞かせを願いたい。

 事項の3、観光行政について

 このことについても先の第133回定例会においても一般質問させていただきましたが、市長も施政方針の中で「風光明媚な羽地内海地区の嵐山展望所、いこいの村、遊覧船観光、ビーチ、マリンスポーツ、ゴルフ、エコツーリズム等のアクティビティも充実しております。」と言っておられます。またサントピア沖縄やんばるツーデーマーチのコースにもなっております。観光立県にふさわしい整備開発が求められているのではないかと思います。地域の皆さんのみならず沖縄県とも協議を重ね早期の事業導入をしていただきたいと思いますが当局のお考えをお聞かせ願いたい。

 事項の4、教育行政について、要旨は1、2ございます。本年、2月23日名護市内の路上で一人で帰宅中の小学1年生の女子児童が見知らぬ女性に車に乗せられ市内を約1時間半、連れ回す未成年者略取事件が発生しました。幸いにも女子児童には被害はなかったものの、精神的なショックは計り知れないものがあると思います。名護警察署の捜査により発生後4日に市内に住む女性を逮捕した。ということはほっとしているわけでございますが、子を持つ父母、地域の住民には大きな不安を与えております。二度とこのような事件が起こらないよう父兄学校地域が一体となって取り組まなければならないと思います。今後の当局の対応についてお聞かせ願いたい。

 要旨の2、国立高専の合格者の県内、県外、県内南部中部北部の割合についてもお願いをいたします。

 事項の5、生物資源利用研究所への支援について、その進捗状況についてお聞かせを願いたい。

 それと事項の6、公設市場について、現在の空き店舗の状況と対応策についての当局のお考えをお聞かせ願いたい。以上一般質問といたしまして、二次質問は自席より行いますのでよろしくお願いをいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君)それでは神山敏雄議員の一般質問にお答えいたします。質問事項の、農業振興について、質問要旨1から6までありますので、順を追って答弁させていただきます。

 まず質問の要旨の1、2につきましては、去った133回の定例会でも議員の方から一般質問が出ておりまして、その中で1のライスセンターの改築についてでございます。

 現在のライスセンターは昭和53年に建築されたということで非常に老朽化しているということは十分認識をしているところでございます。現在、運営は農協が行っておりまして、その中で26名程の稲作農家が利用しているということであります。同施設の改築につきましては、現在補助事業を導入して整備を図っていきたいというふうに考えておりまして、国、県とも調整を進めているところでございます。しかし、国が平成16年度より新しい米政策改革を実施するということがありまして、事業導入については厳しい状況にあるということがあります。しかしながら市といたしましてはこれまで県に対して事業導入の要請を行い、あらゆる事業メニューでの可能性について調整を図っているところでございます。また平成16年度にはブランドニッポン農作物供給体制確立事業としてソフト事業を導入し、水稲の協議会を発足させライスセンターの建設を含めて産地育成に力を入れていきたいというふうに考えているところでございます。

 それから質問の要旨2、堆肥散布機の導入についてでございます。

 平成15年度の堆肥出荷状況を見ますと、12月末現在で前年度実績の2,125トンを上回っており、今期予想は対前年比22パーセント増の2,600トンを見込んでいるところでございます。堆肥の出荷数量増加の状況を見ますと、農家の基本である土作りへの関心が高まってきており、持続性の高い農業生産をめざし、有機農産物など安全安心な農産物の栽培へ移行していると考えられます。市といたしましても人力での堆肥散布が重労働であることにかんがみ堆肥の出荷、散布体制を確立すべく堆肥センターへの堆肥散布機導入を検討しているところでございます。

 それから質問の要旨3、でございます。

 果樹類の貯蔵庫センサーによる選果機導入についてでございますけど。

 農産物総合貯蔵選果施設の整備事業ということで、事業導入を予定しているところでありますが、施設整備には多大な経費が必要とすることから整備に先立ちまして、必要性、現状状況、施設規模、運営管理方法等を客観的な立場から検討する必要があるということで調査事業を導入しながら計画をしていきたいというふうに考えております。従いまして平成16年度においてこの調査計画事業を導入しながら整備について検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。

 それから質問の要旨4、お茶のティーパックの加工機の導入についてでございます。

平成8年度、高付加価値型農業等育成事業により整備された加工施設において加工過程において必ず出てくるモッケ、粗い目、残渣等を再度粉砕機で加工しティーパックに詰めるということは歩留まりの向上、製品化率の向上、製品の多様化、販路拡大の可能性が広がるということで市といたしましてもお茶の生産向上をさせる有効な機械だというふうに考えております。事業導入につきましては平成16年度ブランドニッポン農産物供給体制確立事業においてソフト事業を実施予定しているところであります。これを踏まえて平成17年度以降に事業の導入整備ができないかということを検討していきたいというふうに思っております。

 それから質問の要旨5、でございますけど、農業関係の協議会、具体的な話し合いの内容についてということでございますけど、北部振興事業について現在、北部広域事務組合で平張り施設の導入に向けて事業調査を実施しているところでございます。調査事業の中身につきましては第三者の立場で具体的な意見を聞くということで、昨年の12月25日に計画策定にかかる検討委員会が立ち上げられております。その中身には農家の代表、あるいは市町村、JAなどの関係者が入っております。平成16年度以降において、平張り施設が導入できるよう計画策定に助言をしているところでございます。今年度中に事業調査の結果報告が出される予定となっております。また北部振興策による農業関係施設の整備につきまして、今後も引き続き需要があるというふうに認識しております。市といたしましてもそれぞれの事例によって関係者会議を開催し農家の意見を反映させながら生産支援に積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 それから6の鳥インフルエンザの対策ですございますけど、我が国において79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザが発生したことの報告を受けまして、沖縄県畜産課、あるいは県畜産保健衛生所と協力をし、養鶏農家に対し予防対策、消毒、異常な鳥を発見した場合の対応の仕方について説明会などを開いて対応してきたところでございます。また説明会に参加できなかった農家につきましても資料の配布等を行い、高病原性鳥インフルエンザに対する意識啓蒙を図っているところでございます。また県北部家畜保健衛生所による北部管内の高病原性鳥インフルエンザについて養鶏場の立ち入り検査及び電話聞き取りによる調査によりますと平成16年1月12日から1月19日までに産卵鶏157戸、ブロイラー19戸、その他4戸で1,461,615羽の調査をしたということがございます。その結果によりますと、現在までにすべて異常が無いということを伺っております。さらに学校関係につきましても調査を行っておりまして、これにつきましても現段階では異常が無いということを伺っております。この問題につきましては、先日、我喜屋宗重議員にもお答えしたように、現在沖縄県の方がいち早く防疫対策本部を設置するということ等の新聞報道もございます。そういう沖縄県との連携を図りながらこの対策に取り組んでいきたいというふうに考えております。

 それから質問の事項3の観光行政についてお答えいたします。嵐山一帯の観光開発についてでございますけど、この問題につきましては再三再四、神山議員の方から質問が出されておりまして、我々としても重要な課題というふうに認識しております。また我部祖河川取水にかかる同意の条件の中でもそういう要望がなされておりまして、名護市としてもこの要望に答えていくという回答がなされておりまして、十分取り組んでいかないといけないという認識はしておりますけど、なかなかその整備メニューが見つからないということで今日に至っております。これからも整備の方向に向けて鋭意努力をしていきたいというふうに考えているところでございます。

 それから質問事項の6、公設市場について、現在の空き店舗状況と今後の対策についてお答えいたします。名護市の公設市場は区画店舗数が50区画ございます。現在営業されてる店舗が39店舗でございまして、従いまして空き店舗が11店舗というふうになっております。今後の対策でございますけど、商工会、市場通り会の皆さんと懇談会を重ね、月の18日を市場の日として設定しいろんな企画をしながら市場の活性化が出来ないかということで今通り会、商工会のなどとの話し合いを進めているところでございます。また空き店舗の解消方法でございますけど、広く一般の市民にも啓蒙を図りながらあるいは市民のひろばあたりなどで、募集を図りながら、空き店舗の解消に取り組んでいきたいというふうに思っております。以上でございます。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 神山敏雄議員の一般質問にお答えします。道路行政の補助国道505号の進捗状況についてお答えいたします。事業主体でございます北部土木事務所に確認しましたおり、これまで3ルートの路線を比較検討した結果、海岸線ルートで事業を進めるとのことであります。現在、費用対効果の算定をしておりましてその結果が出来次第本庁で精査を行いまして沖縄総合事務局との協議に入る予定との報告を受けております。また昨年9月に同事務所より道路建設への地元要請事項の取りまとめの依頼がございまして11月に要望書と背後の埋め立て土地利用計画図を提出しております。以上が現在までの進捗状況となっております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前11時21分)再 開(午前11時22分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) 神山敏雄議員の一般質問にお答えいたします。これまでもう何名かの議員の方から一般質問を受けて答弁したとおりでありますけれども。去る2月23日の未成年者略取事件については大変残念な思いであります。そのことに関しましては3月1日に保護者の代表の方だとか名護警察署の生活安全課の方、教育委員、それからPTAや公民館長の各種団体の代表者などに集まっていただいて小中学校長の校長もそうですが集まっていただいて、具体的な対応即行動できるような対応を今したところであります。さらに教育委員会でも引き続きこれまでやってきた登校時のパトロールを継続をしていきたいというふうに思っております。これから全市民がやはり子どもの安全を大人が守るという意識を持たせて一人一人ができることから始めるというふうな取り組みを展開する必要がありますので、その中でも特に登下校時の巡回パトロール、それから防犯ブザー携帯を、もっと強力に携帯を呼びかける。それからいわゆるこれまでいろいろと対策のための話をしてきましたけれども、より具体的な即行動できるようなことを一層地域や関係団体、各学校に協力をお願いをしていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 企画部長 徳本哲保君。



◎企画部長(徳本哲保君) それじゃ教育行政の中の高専の件についてお答えをしたいと思います。まず合格者の県内、県外あるいは県内の中南部、北部の割合ということでのお尋ねでありますので、順を追ってお答えをしたいと思います。まずその前に先だっても申し上げましたけれども3月、今月の8日に最終的な合格発表がなされております。その状況の中で全体的に175名が合格をしたというふうになっております。その内県内の合格者が170名ということで、率にして97パーセントになります。県外の合格者が5名でありまして3パーセントと、それから県内の南部地域の合格者が56名になります。率にして32パーセントになります。それから中部地域の合格者ですけれども71名で41パーセントになります。北部地域の合格者でありますけれどもこれは30名で17パーセント、こういうことでそれから宮古八重山地域の合格者が13名ということで、7パーセントと、こういう構成になってございます。

 それから質問事項の5の生物資源利用研究所の支援についてのこの間の進捗状況についてのお尋ねであります。

 先だっても答弁を、屋比久稔議員の答弁と同じような答弁になりますけれども、私どもはこの間研究所への支援の方法と言うんでしょうか、支援策について沖縄県あるいは北部広域市町村圏事務組合の事務局これは北部市町村会も兼ねておりますけれども、事務局の皆さんとも何度か意見交換、あるいは調整を重ねてまいりました。県としては当分の間、研究事業の委託を通して支援をしていく意向としております。北部市町村会及び北部広域市町村圏事務組合事務局としても北部全域の農業活性化及び雇用の創出などの振興にも資するものと認識あるいは理解をしているものと考えております。現在のところ北部市町村会や広域としての全体的な議論にはいたっておりませんけれども、研究成果が本市のみならず北部地域全体の振興にも期待されるということから今後北部市町村会やあるいは広域の方でも支援のあり方について検討がなされていくと考えております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ありがとうございました。順次質問をしていきたいと思います。農業振興についてでございますけども、そのことについては要旨の方で6つぐらい挙げておりますけども、ほんとに農家としましては北部振興策ということに対して我々一次産業である農家もぜひその恩恵を受けたいというのが農家の皆さんの声でございます。そういうことでいろいろ難しい面もあろうかと思いますけども、極力、農家の立場をご理解いただきまして、ぜひとも出来る事業導入については早期にそのことについて前向きに検討をしていただきたいと思っております。一番目のライスセンターの改築でございますけども、市長の施政方針の中でも「昭和53年度事業で羽地地区に導入されたライスセンターの老朽化に伴い農業生産総合対策条件整備事業により同地域に新たなライスセンターを整備し、米の品質向上を図ります。」ということで施政方針の中でも謳われております。私が一番心配するのは、もしこのライスセンター、非常に老朽化しているということでございますので、それが他の地域にその予算が持っていかれたら北部地域の農家はどうなるんだろうかということで非常に危惧しております。そういうことについて事業導入についての考え方をもう一度お聞かせくださいと。それと2番目の堆肥の散布機の導入ですけども、それは部長も先ほどおっしゃっておられましたけども、ほんとに一輪車で撒くとなると大変な労力を要するわけです。しかし機械を入れると約半時間で一反歩、300坪ぐらいは撒けるというふうなことがJAの試験で実証されておりますので、その辺についてもほんとに厳しい農家の現状を考えた場合には、ぜひともということ、早期ということが考えられます。そういうことでその2点ちょっとお聞かせ願いたいと思います。



○議長(宮城義房君) 産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君) このライスセンターの改築につきましては、我々としても要請を受けた時点から早急に県の方とも調整を図ってまいりました。その中で県としてもある程度の理解を示していただきまして、これは必要だということで現段階で予算の方にも計上させていただいております。しかし先ほど申し上げたように国が平成16年度より米の政策改革があるということで非常に今そういう問題で厳しい状況にあるということでございますので、そうは言っててもしかし必要性はあるという認識を持ってますのでぜひ今年でやっていきたいというふうに考えております。それから堆肥の散布機の導入でございますけど、この件につきましては先ほども申し上げたように重要性だということで認識をしてます。従いましてできましたら今年の最終補正であたりでも計上できないかということを検討してますので、ぜひご理解を賜りたいということでございます。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 早期の実現に向けて頑張っていただきたいと思います。それから3番目の果樹の貯蔵庫センサーということでありますけども現在、やんばるでは温州、タンカンで約1,500トン、生産高において約4億円ということですね。それとマンゴーにおいても我が名護市でも120トン、やんばる全体では600トンと1億2,000万円というふうな金額になっております。今、みかんの選別についてはセンサーが無いものですから、中身の糖度を測るために各農家、各地域から持ってくるものを2キロぐらい採取して包丁で割ってそれを測って糖度を測っているような状況なんです。そうじゃなくてもう少しそれだけの生産量があるわけですから、ぜひともセンサーによる選別と糖度を測るということであれば統一した品物を全国に発送できる、消費者の方に提供できるというふうなこともありますので、その辺もぜひ検討していただきたいと思います。

 それとお茶のティーパックの加工機なんですけども、先ほど部長もおっしゃっていたように我々その嵐山の方には約10ヘクタールというお茶畑がございます。そして生産量といたしましても24トンという年間の生産量ございます。販売金額にいたしまして約2,800万円ということがあります。先ほども部長おっしゃっていたようにティーパックにすることによってそのものが付加価値が生まれてくるわけです。今他の業者からの引き合いもあるんですけども、現実にその機械が無いもんですからそのものまでいっていないと農家としてはぜひそこまで入れていただいて、所得の向上につなげればという思いを持っております。ぜひその2つについて、特に果樹のセンサーについてはもう早期にやる必要があるものだと私は認識しております。ということでその2点についてお聞かせください。



○議長(宮城義房君) 産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君) 果樹類の貯蔵庫及びセンサーによる選果機の導入、この件につきましては果樹生産部会の方からも強い要望を受けております。従いまして現在先ほど神山敏雄議員がおっしゃっていた北部振興策事業をどうにか導入して整備できないかという話等がありますので先ほど私が答弁したように平成16年度において調査をまず入れてみようということで検討してるところでございますので、早急にその調査を入れて事業の実施に向けて取り組んでいきたいというふうに考えております。それからお茶のティーパックの加工機についてでございますけども、これにつきましても平成16年度についてはまずソフト事業で計画性などを踏まえた上での調査をしながら今後導入に向けて取り組んでいきたいというふうに考えてるところでございますので、よろしくお願いいたします。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) それから北部振興策、名称は定かではないんですけども、先ほど会があると、その中で具体的に今作業を進めているということをおっしゃっておりましたけども、具体的に平張りという話なさっていましたけれどもその他にも農家としては諸々のことがあることもですよ、その中でどのように農家の要望に答えていくかと、具体的に作業があると思うんですけども、そのことについて少しご説明ができればお願いを申し上げたいと思います。



○議長(宮城義房君) 産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君) やはり事業を実施していくうえには行政側だけではどうしようもないというふうに考えております。従いましてやはり利用する皆さんの意見を反映させた施設じゃないといけないというふうに理解しております。例えば今ご指摘のある北部振興事業の中においても施設を整備するうえにはこれを使っていただく農家の皆さんの意見の反映というのは当然必要だろうというふうに認識しております。従いまして事業導入にあたっての取り組みとしては農家の皆さん、あるいはJAの皆さん、あるいは県の技術的な部門の意見の反映をしながら、聞きながらこの事業の立ち上げをしていきたいというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ぜひともそのように農家の強い、その振興策に対する思いということがございますので、ぜひともその辺の農家の意をお汲み取りいただいてぜひ実行できるようにお願い申し上げたいと思います。

それから鳥インフルエンザに対することですけども、発生してたら大変なことでございますので、先ほど部長おっしゃっていたように啓蒙活動を徹底いたしまして、来ないことにこしたことはないけども、これからも養鶏農家には指導よろしくお願いしたいと思います。

 質問の事項の2、道路行政について先ほど部長は3ルートの内海岸ルートに決定をしたということでのお話がございました。今現在、その費用対効果の算定ということでそれが出た時点で本庁との協議をするというお話でございましたけども、その算定の時期は概ねいつ頃になるのかお聞かせ願いたい。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。費用算定の時期は平成16年5月末と伺っております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 平成16年の末ですか。5月、はいありがとうございました。505号についてはこれまでも私何回も取り上げて、また部落、呉我区としましても一日も早いルートの変更ということがございますので、ぜひとも国、県との調整を早期に図りまして実現に向けてお願いを申し上げたいと思っております。

 次に観光行政ということでありますけども、そのことについても先の定例会でも申し上げましたけども、ほんとに観光立県をめざすということであれば嵐山の展望台というのも、県内有数の風光明媚な観光地だということは当然のことであります。そういうことでそこのものを、今ある建物をぜひとも改築していただきたい。そして観光地とは言うけども、そこは水道がない。費用についても大変金のかかることだと思います。しかし国営の灌排事業で農地の方にも水が来ているわけでございます。そしてその水を利用する。そしてそこに飲料水にできる機械、少しろ過装置と言うんでしょうか、なるものを入れてやればそれも利用できるんじゃないのかなと私は思います。その辺技術面もあろうかと思いますけどもそれについて是非いろんな観光地だと、そして施政方針の中にも市長は謳っているわけですよ。そういうことでぜひ観光ということも観光早急に開発すべきじゃないのかなと思っております。それからその展望台から羽地内海を見下ろした時に、そのちょうど真下の方に車の廃車が約100台くらいあるわけですよ。でそこの店の方、そして観光団の方からはそういうすばらしい景観の場所に、眼下にそういう廃車置場があるということはいかがなものかということで観光団から方のご指摘があるようでございます。そういうことで市のそれに対する指導はできないのかどうかお聞かせ願いたい。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午前11時43分)再 開(午前11時44分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。産業部長 吉元博昌君。



◎産業部長(吉元博昌君) 先ほど休憩中に申し上げたようにいろいろな制約があろうかと思いすので、水管理をする土地改良組合とも調整を図りながら検討していきたいというふうに思っております。それともう1点車の廃車の件でございますけど、私まだこの現場、確認していないもんですから、早急に現場を確認させていただきまして対応を検討していきたいというふうに思います。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) ぜひ、そのようにお願いを申し上げたいと思います。それから教育行政についてでございますけども、ほんとにショッキングなことが我が本市でも発生したということ非常に残念なことではあります。しかしもう二度とこのようなことが起こらないようにということで委員会としても新聞報道によりますと3月1日に臨時校長会で対策を確認ということでの報道もなされております。これは関係者のみならず地域全体が問題を認識して、同じ共有認識の下でこれに立ち向かわなければならないものだと思っております。さっき大城秀樹議員の方からもその件についてございましたけども、大北小学校の方では全員にブザーを配布ということでありましたけども、名護市内の学校全体に防犯ブザーを携行させるということはお考えがないのかどうかその辺ちょっとお聞かせ願います。



○議長(宮城義房君) 教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) 全児童に防犯ブザーを携帯させるのが最も望ましいわけですけども、大北小学校の例で申し上げますと大北小学校はバザーや一部寄付を受けて、募って、全校生徒にブザーを配布したということであります。自分たちの子どもは自分たちで守るという大原則からして私はもっとお父さんお母さんやあるいは地域の方々が危機感をもって対応すべきだというふうに思っておりますので、そういう学校、PTA、家庭、地域が強く協力をしてこの防犯ブザーの携帯についての啓蒙と言うんですか、協力をこれから要請をしていきたいというふうに思っております。現在教育委員会の予算などでおっしゃるような予算などで対応するということは今のところ考えておりません。やはり先ほど申し上げましたように親がそういう主体を強く持つということが非常に大事だといういふうに思います。危機意識をもっと持つことがものすごく大事だというふうに思いますので、そういう意味で再度そのことについてプッシュをしていきたいというふうに思っております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) わかりました。それから国立高専の合格者のものなんですけども、当初は私4月からの開校について、国立ということで本当に沖縄県内の子ども達がどれくらい入れるのかなということでございましたけども、県外からの方は5パーセントだということで、安心とは言いませんけども厳しい条件になるんではないかと。我々の地域の子ども達がどれくらい、それに合格するんだろうということで、非常に危惧しておりましたけども、幸いに県内の方が95パーセントということでございます。県内を見てみますと先ほどご説明があったとおり、我々名護北部の方については17パーセントということで、県内からすると先島を除けばかなり低いのかなという感じがするわけですよ、で41パーセントですか、32、北部の方が17パーセントいうことだと僕は承知しておりますけども、部長、その辺についてどういうふうに感じているのか、一言お聞かせ下さい。



○議長(宮城義房君) 企画部長 徳本哲保君。



◎企画部長(徳本哲保君) これは子ども達の選択といろんな高校へのですね選択ということもあるんでしょうけれども、私どもとしては今回の30名の合格、17パーセントを占めるということについては、大変、当初予想していた数以上の合格者が誕生したということでは喜んでいるところであります。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 実は40名超して合格はしてたんです。ただ子ども達あるいは親の選択がありますから別の学校に進んだと、その結果30になったと、そういうことであります。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 即戦力の技術者という養成の学校でございまして、ほんとにやんばるはじめ、沖縄県のものづくりの子ども達を育成ということでありますので、これからもそういう面についても是非力を入れていっていただきたいと思います。それから生物資源利用研究所への支援についてでございますけども、そのことにつきましては何月だったでしょうか、先の平成15年6月13日に生物利用研究所への早期支援を要請する決議ということで全会一致でその決議がなされております。そして生物資源研究所の所長である根路銘国昭博士も現在研究所の方で一生懸命頑張っておられます。そういうことでこの施設に対しては市長も今度の施政方針の中でも述べられていますように、やんばる全体そして名護からということで、本当に先生が持っているノウハウを活用して、いろんな薬用、そして製薬ということまで考えれば、一大産業がそこで発生してくるだろうと僕は思います。そういうことでは我々議会の決議もあることでありますので、ぜひともこの生物利用研究所については前向きに考えていただけないものかということで、再度お聞かせ願いたいと思います。



○議長(宮城義房君) 企画部長 徳本哲保君。



◎企画部長(徳本哲保君) 議員ご指摘のように議会の方からの要請決議ということもいただいております。これはまた同時に名護市以外にも沖縄県、そしてさらには北部市町村会等々お出しになられたということも伺っておりまして、私どもとしてはうちの議会の方からの要請のあった県内の関係するところ、例えば沖縄県、そしてさらには北部市町村会の事務局、あるいは広域の方での事務局と、こういう形でそれぞれの考え方、意見交換をさせていただいたということがこれまでの流れとして答弁をさせていただきましたけれども、ただ残念ながら今全体的な議論というところにはまだ至っていないということもありまして、これが今後議員ご指摘のように先生の持つ社会的な期待と言うんでしょうか、そのことについては全体が共通するところであるだろうというふうにも考えておりまして、今後も広域の中、あるいは北部市町村会の中で検討がなされていくだろうというふうに思いますし、私どももまた構成員、名護の立場から参加をしていきたいとこういうふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄君。



◆9番(神山敏雄君) 公設市場についてですね。ほんとに以前は郊外の大型店舗ができない以前はほんとに我々名護市民の台所として、ほんとに市場の機能を果たしていたわけですけども、現在は郊外の大型店舗ができて、昔の市場の面影はないわけですけども、18日という日を市場の日ということで設定し、誘客という考えもあるようですけども、ほんとに公設市場を抜本的に対策しない限り、そういう日にち云々、またちょっとした宣伝ではとてもじゃないけども、それの再現ということは不可能かと思います。そういうことでぜひとも今後ともまた市場についてはいい知恵を出し合いながらそこを活性化につなげていただきたいと思います。9番 神山敏雄、以上で一般質問を終わります。



○議長(宮城義房君) 9番 神山敏雄議員の一般質問を終わります。答弁の訂正の申し出がありますので、答弁をさせます。企画部長 徳本哲保君。



◎企画部長(徳本哲保君) 大変申し訳ありませんでしたけれども、昨日の大城秀樹議員のご質問の中と今の神山議員の合格者の数が少し間違っておりました。これ生物資源工学科の中の高専からいただいたデータでは7名という、国頭地区ですね、7名ということがありましたので私はこれを合計すると32名ということで昨日は答弁をさせていただいたわけですが、この7名の数字が間違いということがわかりまして、実質数は5名ということで合計30名、先ほど神山議員に答弁させていただいた30の数が正しい数字でありますので、お詫びをして訂正をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。


休 憩(午前11時58分)再 開(午後 1時32分)




○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。23番 比嘉祐一君、一般質問を許します。



◆23番(比嘉祐一君) 議長のお許しがでましたので、23番、一般質問に入らせていただきます。今回、予算議会とありまして今回は質問事項といたしまして、名護の兼久公園整備について、これはグランドの上の方でございます。2番目に人材育成事業、これはこれから我が名護市が迎えますその金融特区、これとも関連いたしますので非常に大切な件でございます。施政方針の中から、情報金融特区について、これはこの間の専門家会議等を踏まえ一つ聞いていきたいと思います。

 ではまず、第一点目の名護兼久公園整備について

 名護兼久公園は名護市陸上競技場の北側に位置している公園でありますが、同公園の整備について、平成8年3月の定例議会において当時の荻堂議員の一般質問におきまして、同地域は雑木が繁茂し荒廃し、蚊やハエが発生している、これらを除去し良好な環境を保全する旨の質問に対しまして、当時の建設部長は同公園は7.6ヘクタール整備すべき地区公園として位置付けられております。整備については平成8年度を初年度とする、第6次整備5ヵ年計画において平成11年度に着手する予定となっていると答弁しております。またさらに同議員は平成12年12月の定例議会におきまして、平成8年3月の同公園の整備に対する市の答弁を踏まえまして、同公園の整備について一向に進展の兆しがないが、今後の整備計画については質問したところ、平成8年当時の建設部長とは別の部長になっていて、その部長は公園の面積が大きいため長期的な視野に基づき計画をする必要があり、具体的な計画は策定されていないと答弁され、前部長よりトーンダウンした発言となっております。さらに平成10年6月の定例議会においても前2回の同公園の整備計画についての質問を踏まえて、同公園は第6次公園整備5ヵ年計画で整備着手が予定されているようだが、その整備計画、墓の移転問題、指導体制についての質問に対し、現在の宮里建設部長は第6次公園整備計画とは平成8年から平成10年まで、国の公園整備目標は一人当たり9.5平方メートルで、本市は平成13年度末で7.25平方メートルで基準値に達しておりません。公園整備につきましては今後も財政状況を検討しながら整備を図っていきたいと答弁しております。この答弁は質問の要旨からちょっと離れておりまして、その場しのぎの答弁としか受け取れないという感もするわけでございます。その当時すでに第6次公園整備計画年度の最終年度の平成14年であるが、実際には予算化されておりませんでした。今後どのように整備していくのかその具体的な説明をお願いしたいと思います。同公園は市の中心部に位置し景観上からいたしましても早急に整備すべきだと思います。また同公園は雑木が繁茂し、荒れ放題になっていて、夏場になると蚊やハエが発生し、環境衛生上悪影響を及ぼしている。この公園の面積が7.6ヘクタール、市有地にも56基の墓があり、私有地にもある関係上、市は財政状況を見ながら長期的な視野に基づき、計画する必要があるとしております。市は今後ますます財政状況が厳しくなっていくことから、この公園の整備は当分できないとしているように受け止められます。先ほど申し上げましたとおり荒れ放題の公園をこのまま放置しておいていいのかどうか、財政が厳しい中であっても必要な事業は知恵を絞って施行していくのが行政の責務だと私は考えております。公園事業は50パーセントしか補助金が交付されません。事業執行は難しいと担当職員は説明しておりますけども、しからば他に方法はないのか、他の制度の利用できなかったのか、例えば振興事業費とかあるいはまた都市計画街路事業費など、考えられなかったかどうか。事実現在外郭線及びグランド西線は振興事業費で事業を施行しているものと思います。もし振興事業費が活用できるとするならばグランド東線、街路ナンバーが2の3の3、この同公園の東側を貫通して外郭線に結ぶようになっている。ちょうどこの大西トンネルのようになることが予想されるのであります。東側の相当の部分が街路事業によって整備されることになると思われます。このように小さくてもできるものから実施していくことが私必要ではないかと思うわけです。もしこの振興事業費で施行できるとするならば振興事業費も期限があると思います。あと残されたあと5ヵ年でしょうか。この振興事業の期限内に実施すると思います。また整備されるまでには雑草を除去し、雑木の枝打ちをして、風通しを良くして、蚊やハエの発生しないを環境をすべきだと思います。その公園の中には私有地もあるのでその所有者には環境浄化について行政指導すべきだと思っております。市には空き地にかかる環境衛生の保全に関する条例がございます。同条例の第3条には空き地の管理者の義務といたしまして、空き地の管理者は当該空き地を適正に管理し、雑草を繁茂させてはならないとしている。ただこの条例の空き地の定義が、これは住宅地域としているので、この地域に適用されるかどうか検討いたしまして、適用されない場合は条例を改正して、適用させる方法もあるのではないかと考えております。この公園地域は平成9年に設立されたまちづくり委員会において、整備計画が策定されてます。その計画によりますと一つ目西側の森は墓地公園、その森の裾野、裏側と東側は駐車場、それで2番目メインポールの裏側サブグラウンド、3番目は東側の森は頂上に遊歩道をつけた公園と、このように整備計画がなされていたわけでございます。そこでまちづくり委員会が策定された整備計画ですね、建設部で整備計画との整合性についてこの辺お聞かせ下さい。

 続きまして、発言事項の2番目の人材育成について伺っていきたいと思います。施政方針の中でも述べられておりますように、かつては名護英語学校から多数の米国留学生を輩出し、その人達の多くが現在の沖縄の教育や産業界などの沖縄復興の基礎、基盤作りに係わり、沖縄をリードした人達だということは周知の通りでございます。時代の変遷を経て今いみじくも市長の提唱する小さな世界都市の実現は、今申し上げましたとおり先人達のようなフロンティアスピリッツ旺盛(おうせい)で個性感覚に秀でた人材の育成にその命運はかかっているのではないかと思うのであります。市長はこれまで類のない一国二制度的な国際情報金融特区を国に認めさせ、さらにはまた金融テクノロジー開発特区の創設を目指し、政府の高いハードルをもめげずに地方の自立、地方の独自性、そのポテンシャルを高く掲げ挑戦しております。そのことはすばらしいことであり、ここに市長を支える一人として声高らかにエールを送りたいものであります。

 さてその人材育成についてでありますけれども、市長は施政方針の中で小中高における英語一貫教育構想の検討に入ると申しておりましたがこれもまたすばらしく、大胆な構想だと私は思っております。しかし一方では国際情報金融特区が認定されてから既に1年余、今目前で展開されている、インフラ整備や企業誘致、そして金融テクノロジー開発特区の実現など短期的に対応を迫られているのが現状にあるのではないでしょうか。地方の小さな自治体が挑むこの壮大な構想を実現するためには優秀な人材の確保こそが、大きな鍵を握っているのであると私は思っております。まずは一つ目には短期的な人材確保、二つ目には中期的人材確保、三つ目には長期的視野で捉えた教育システムの確立による人材の育成などが挙げられるのではないかと思うわけでございます。その一つ目の短期的な人材確保とは即戦力に成り得る人材の確保であります。先の金融専門家会議でも取り上げられたようでございますけれども金融商品に強く、情報関係にも精通し、さらには英語等、語学等に堪能な人、いわゆるこの3点セットの能力を有した人材の確保であります。これは大変難しい課題であると思いますけれども市長はどのようなお考えか、この辺をお聞かせ下さい。この二つ目のですね、中期的な人材の育成についてでありますけれども、先に述べましたアメリカ留学や、国費で国立大学等への派遣制度は戦後沖縄の復興に資すべき人材育成に多大な貢献をしてきたものと思います。そこでこれは提案ではございますけれども、現在の名護やんばる出身の高校生、大学生を対象に先の3点セットの能力を身につけてもらうためにすなわち名護版、あるいはまた北部版の留学生派遣事業の創設で、北部やんばるの子弟たちに夢と希望を抱かせるような奨学金制度の導入など考えられはしないだろうかと思うわけでございます。この辺もお伺いいたします。そしてまた三つ目にですね、長期的な視野での教育システムの確立については市長が提案する英語一貫教育構想はすばらしい発想だと私は思っております。その前段といたしまして幼児期から英語に馴染ませることも大事だと思います。これは昨日の大城秀樹議員からもおっしゃっておりました。幼稚園や小学校低学年からネイティブスピーカーによる英語に親しみ、また外国人との交流による異文化を体験するには小さな国際都市を形成するための最も底辺の部門の力量を高めると思うのであります。幼少低学年期からの英語指導プログラム等について、この辺も伺っていきたいと思います。

 次に育英会についてでございますけれども、名護市育英会は昭和54年に発足いたしまして、当時は市からの補助金と一般からの寄付金、それから合併前の旧町村からの繰入金をもって運営されてきていると思います。現在は市からのの補助金はなく、資金の回転によって運営されているものと思います。そこで現在の育英会の運用状況についてでございますけれども、例えばこの資金の状況、奨励金の貸与はどのように貸付されているのか。それと現在の貸与生は何名であるのか。そしてまたこれまでの貸与生の総数は何名になっているのかですね、卒業生の活躍状況、更に貸付金の回収状況はどうなっていらっしゃるのか。現在の資金内で希望者を充足させているのかこの辺も詳しくお聞かせください。現在の育英制度は資金の都合等から貸費生を対象に貸付を行っておりますけれども、名護市これからは重要な事業が予定されていると思います。これからの社会は高度な知識が必要とされることと思いますけれども、これからの名護市を背負って立つ若者に高度な知識と技術を養成するために、育英事業の中に給付制度を創設することができないか。幸い名護市には国立工業高等専門学校が設立されます。また隣の恩納村には高度な人材育成するための国立の大学院大学が設置されることに決まっております。このように名護市は人材育成の教育環境が整っていると思います。貸費制度について名護市育英会長である市長の見解もこの辺をちょっとお聞かせください。

 また人材育成にもう一つの方法といたしまして、即戦力を持つ人材育成が必要ではないかと考えております。名護市はこれから金融特区、電子自治体、ISOなど高度な技術と知識を有する人材が必要ではないかと思われます。そこで短期間で専門的な技術、知識を取得するために派遣制度、あるいは留学生制度、職員の中からあるいは外部から起用して専門機関または専門学校等に派遣する、これは短期間の養成が必要とすることから1年後または2年が適当ではないかと思います。延長しても3年ぐらいでないかと思うわけでございます。もちろんこれは公費派遣または留学ですから一定の条件を課す必要があると思います。然らばそのような人材を採用した方が即戦力があってよいと思われがちです。語学、高度な技術、専門知識が備わった人は少ないと思います。仮にこのような人がいるとしても現在名護市の給与体系、とうてい採用条件が合わないと思うのであります。情報金融関係を例にとりますと、直接ダブリン辺りに派遣いたしまして、必要な語学と知識を習得させることが必要ではないかと感じております。行財政改革の中、人員削減や財政状況が厳しいおり難しい問題ではありますけれども名護市の将来を考えた場合必要ではないかと私は強く考えております。この辺市の見解をお聞かせ下さい。

 このような事業を行うには現在任意団体である名護市育英会を人材育成センター的な役割を果たすため、公的位置付けをするためにはこの育英会を法人化する必要があると私は考えております。この辺は市はどのようにお考えかこの辺もお聞かせください。

 次に私が本当に大きな事業として今一生懸命岸本市長の下で取り組んでおります情報金融特区についてでございます。これは名護市が第4次提案に対する金融庁の回答がでております。これは新聞紙をちょっと読んだんですけども、このキャプティブ、パスダックですね、この回答は具体的にどうだったのか。それと今後の見通し、パスダック、キャプティブ保険に対して今後の見通しはどこにあるのか。それとこの間沖縄金融専門家会議が行われておりますけれども、この開催の目的はどうなのか、開催の状況、それと開催の意義はどうだったのか、これをわかりやすく一つ具体的に教えていただきたいと思います。以上一般質問といたしまして、二次質問は自席よりさしていただきます。一つよろしくお願いをいたします。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 比嘉祐一議員の一般質問にお答えします。質問の事項1、名護兼久公園整備について、要旨の1、2、3。はじめに公園の整備計画についてお答えいたします。名護兼久公園はご承知のとおり地形が急峻であることと、市街地の中にある公園としては面積が大きいうえに区域内には145基の既存の墓がございます。名護兼久公園は過去の答弁で平成11年度に着手する予定であると答えておりますが、現在行われている、都市公園事業に比べ事業を実施するのに墓地移転問題等の大きな課題がございまして、現在まで事業化ができなかった状況であります。今後どのように整備していくのか具体的な説明を求めます、につきましては、まず地域の合意形成、事業化に向けた関係機関との調整を行ううえに、公園の基本計画を行わなければなりません。その基本計画に基づき、どの事業制度で行えば事業化に向け、対応していけるのかを国、県等との、関係機関と調整を図っていきたいと考えております。また財政事情の厳しい中であっても知恵を絞って施行していくことが行政の責務で、小さくてもできるのから実施していくことが必要ではないか、については基本計画を行い、個別に検討して実施できるものについては関係機関と調整を図りながら実施に向けて考えていきます。また整備されるまでは、雑草を除去し、雑木の枝打ちをして、風通しを良くして、蛾、蚊の発生をしない環境にすべきだと思います、については現場を調査し、関係部課とも調整を図りながら対処していきたいと考えております。次に道路との係わりについてお答えいたします。兼久公園の計画区域周辺には北側に外郭線、西側にグランド西線、東側に山手線及びグランド東線が都市計画決定されておりまして、その内グランド東線が未整備となっております。その兼久公園とグランド東線とは区域が重なった形で都市計画決定がなされておりますが、通常の街路事業で考えた場合、オープンカット工法となりまして公園区域が分断されることから公園機能を損なうこととなります。その代案といたしまして、トンネル工法のご提案がございますが、新規の街路事業については費用対効果が求められておりまして、補助事業幹線道路でのトンネル工法による整備についての補助採択は厳しいものと考えております。従いまして当該道路につきましては公園整備計画の検討と併せて都市計画の見直しをする必要があると考えております。次にまちづくり計画と整合性についてお答えいたします。まちづくり計画は第三次土地利用計画を策定するにあたり地域より出された課題、構想をまとめたものと承知しております。当該まちづくり計画の中には本公園で実施することが出来ない墓地の造成も含まれておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。以上であります。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 部長、名護兼久公園は総面積で7.6ヘクタールあるといわれておりますが、そのうち市の土地はどれくらいで、個人はどれくらいあるか。または市有地、個人の有地の地目はどうなっているかこの辺をちょっとお答えください。また、56基の内、最近造られた墓は何基あるのかこの辺も踏まえてお願いします。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。公園面積が全体で7.6ヘクタールであります。その内市有地が4.9ヘクタール、この内訳としましては、墓地敷地が2.2ヘクタール、畑が0.1ヘクタール、雑市有地これは陸上競技場ですが、2.58ヘクタールその他が0.2ヘクタール、これは公衆道路。そして個人有地なんですが、個人有地につきましては2.7ヘクタール、墓敷地が0.15ヘクタール、畑が0.29ヘクタール、原野が2.16ヘクタールその他が0.1ヘクタール。それと最近敷地内に墓が造られたのかどうかということでありますが、これは平成7年1月に確認して以降新しい墓はできておりません。以上です。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 墓の建造には規制する法令等はないのか、例えば墓地とか埋葬等に関する法律などですね。少なくとも墓の建造にはこの地目が墓地でなければならないと思うわけです。そうしますと墓のある市有地の地目は墓地になっているのかどうか。それと地目が墓地であっても市の許可が必要ではないかと思います。名護町時代に造られた墓は墓地指定があって造られているかもしれませんですけれども、これが最近になって造られた墓地はいくつかあります。最近はないわけですね。いま建造禁止の看板も立っておりますが、今後、現在の墓の移転補償の問題が出てくるんではないだろうかと私は思っております。そこでそういった補償問題にどのように対処なさるかこの辺も一つお聞かせ下さい。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。市有地の地目は墓となっております。それからあの移転補償の件なんですが、市有地に建っている墓についても補償移転をしなければならないという認識をしておりますが、補助事業による移転補償をする場合にも補助者との協議が必要だと考えております。以上です。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) それからまちづくり委員会で制定されました同公園の整備計画は各区から4名の委員が選出されております。数日かけて審議され、区選出の委員は策定にあたって、地域の意見を聞いて策定されているものと私は思っております。これはまったく無視できないことというものではありません。今後、公園整備にまちづくり委員会が策定した整備企画をどう取り入れていくのかこの辺は聞きたいわけです。区といたしましては南区ですね。東側はトンネル工種を希望しているのが圧倒的住民の意見でございます。平成8年当時の建設部長は「同公園の整備については第6次公園整備計画おいて平成11年に着手する予定となっている」と答弁しております。また平成14年に部長は「第6次公園整備計画とは平成8年度から平成10年度までの計画となっています」とこれも答弁しているわけでございます。そうしますと平成8年当時の部長から3人の部長代わってきております。同公園の整備について引継ぎがあったのかどうか、平成11年度から毎年公園事業が8件程度予算化されてきております。どうしてこれまで計画してこなかったのか、この辺も私どもはちょっと理解に苦しむのがあるわけですよ。この辺も一つ説明お願いします。これまで何人かの議員が、なぜ私がこういうこと言うかというと、この間、宮里繁議員でございましたか、ずっと康成議員が、過去8名の議員がこれに対しては問題提起をしているわけでございます。一向に進展しておりません。今後の具体的な計画踏まえながらこの辺一つ説明お願いできますか。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。1点目のまちづくり策定委員会での整備計画をどう取り入れていくのかということにつきましては、第三次土地利用計画を策定するにあたりまして地域より出された課題、構想をまとめたものでありまして、本公園は地区公園といたしまして、都市計画されたものでありまして、都市計画の観点から検討する必要があるんじゃないかと考えております。それから計画しながらどうして実施しなかったのかということにつきましては本公園は他の公園と比べまして墓の移転が145基と多くありまして、墓の移転問題等の大きな課題があることから公園整備計画がなされなかったのが現状であります。それからプロセスでございますが、本公園の基本計画を行い、その後関係機関と調整を図りながら検討をしていきたいと考えております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) これはどこの市民課か建設課かわかりませんですけど、公園整備にあたって平成8年度の部長答弁ですよ、「そこには個人有地があるので、環境保全については環境衛生課と合議したい」と答弁している。そこで雑草を刈り取りし、蚊やハエの発生をしないための環境保全について、環境衛生課はどのような行政指導をしてきたのか、この辺も区民から出てきているわけですよ。環境衛生課と合議をどのような話し合いをされたか、この辺ちょっと、これはどこの課に属するんですかな。お願いします。



○議長(宮城義房君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) お答えいたします。今の件につきまして申し訳ないんですが、現場を確認いたしまして個人有地につきましては所有者と管理者と調整をしながら指導していきたいと、そして関連する部の方とも調整をして、その雑木の掃除をやっていきたいと思っております。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) この公園計画につきましていろいろ立場のある責任者の立場にかわって意見が違ってくると。特に今回私は助役に直接お聞きしたいんですけども。行政改革とか、機構改革の中で、縦割り行政では行政改革とか機構改革は意味がないと思うわけです。としますと同じ事業をエリアにあっても公園街路事業は建設部、墓地環境保全部は市民部、まちづくり事業については企画部と横の連携はまったく無いのが現状でしょう正直言って。縦割りで事業を進めることは無駄な時間と費用の私は浪費ではないかと思っているわけですよ。それでまた部長の交代があった場合は文書規定等で引継ぎ書を作成して、引継ぎしていると思いますけども、さらに議会でも一般質問や議案、質疑についても、その顛末(てんまつ)についても私は記録すべきではないかと思っているわけですよ。一事案について人事の交替によって、答弁も異なってはいけないと私は思っております。私どもは、議員は市民の代弁者でございますのでそのことについてですね、人事管理のこの最高責任者である助役のご見解をどのようにお考えかこの辺をちょっとお聞かせください。



○議長(宮城義房君) 助役 末松文信君。



◎助役(末松文信君) ご指摘のように行政内部においては、これ全般にわたっての仕事をしなくちゃならないわけでありますけども、たまたま機構上それぞれの分野毎に職務が分担されているとこういうことでありますけれども、今ご指摘の公園整備等々についてはその中でいろんな部、課に該当するその仕事がある場合があります。そういう場合はそれぞれ連携を取り合って仕事を進めてきておりますけれども、今の名護兼久公園、これにつきましては以前からグランドとの関係等々もあって、それぞれが対応してきたところでありますけれども、今各部長が答弁されたようになかなか全体としての公園整備を具体的に進める計画というか、これがオーソライズされてないとこういうことがあって、それ以前にまた他のプライオリティの高い公園もあって、ここにはなかなか着手できてないというのが実情でありますけれども、今ご指摘のように地域住民からその苦情等々が寄せられているというようなことで、そういった緊急なものについてはさっそく手当てしなければならないだろうとこう考えておりますけれども、いずれにいたしましても、役所としては一体的に物事を進めるということが基本でございます。



○議長(宮城義房君) 教育次長 島袋正敏君。



◎教育次長(島袋正敏君) 事項2の人材育成事業の要旨1、2、3、順を追って答弁をいたします。まず市の育英会の運営状況につきましては名護市が合併して以来、平成14年度までの資料によりますと延べで貸付人員519名、貸付総額が4億6,150万円になっております。毎年度の貸付につきましては貸付金を回収してそれを原資として運用しておりますが、だいたい平均的に言いますと毎年20名程度になっております。貸付金につきましては県外が月額3万円、県内が月額で2万5,000円、それぞれ入学準備金として10万円となっております。ちなみに平成15年3月末現在の状況をみてみますと貸付人員が60名、貸付総額が2,082万円となっております。それから給付制度につきましては、現在のところ貸付金の原資が、毎年いくらかの寄付はございますが、貸付金の回収以外にはほとんど見込めませんので、予算の規模からして今のところは給付制度はちょっと考えておりません。いわゆる給付制度にもっていくためにはですね、やはり原資が小さすぎる、それをどういうふうに確保していくかというのが今後の課題だろうというふうに思います。恐らく給付制度にもっていきますと、原資が数億、あるいは10億を超える規模の原資がないと給付制度にはもっていけないんではないかというふうに思っています。これは一つの課題として検討させていただきたいというふうに思っております。

 それから法人化につきましてでありますけれども、今申し上げたようなことと関連いたしまして、最近の需要の増大や給付制度の創設事業の拡大などを考えますと、確かに必要なことではあるというふうに思いますが、今後これにつきましては引き続き検討させていただきたいというふうに思っております。それからご質問のその内容の中に追跡調査はどうなっているかということもありましたけれども、卒業生のその後の活動状況、活躍状況については把握を今のところいたしておりません。と申しますのは、当育英会の貸付につきましては、一つは家計が苦しくて学費がなかなか月々工面できないというところで経済的な支援が中心になっているということ、もちろんその経済的な分野で頑張ってほしいと、それで卒業後はその活躍してほしいという旨もありますけれども、経済支援ということが一つの大きなポイントになっておりますのでそういうこともあって追跡調査はいたしておりません。以上であります。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 先ほどのやり取りの中で私は市長に3点ほどお願いしたいとご答弁お願いしておりますが、一つ目は3点セットの能力を有する人というのはそういう簡単に得られません。現在金融関連企業でバリバリやっている人をヘッドハンティングして呼び寄せて名護市に迎えるなど思い切った手法を取り入れるなどしてみたらどうかと思うんですけど、この辺いかがでございましょうか。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 比嘉祐一議員がおっしゃるとおり、オールマイティな人材の育成、確保というのは大変に難しい。また長期に時間をかけて育成しなければ出来ない問題であります。従って当面名護市としてもあるいは名護市に進出する企業としても、当面の人材はやはり名護市以外から確保せざるを得ないという事態がしばらく続くと思います。我が名護市においてもその通りでありまして、その企業からのヘッドハンティングあるいは企業以外でもそうですが、もう既に十分対応できる能力を備えた人を市の職員として連れてくるということについては、これまでも努力してきておりますし、ある程度目途は立ってるということでございます。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 昨日も市長はステップの段階に入ったとおっしゃってくれました。この新しい制度がもしだめでありましたら、この現在ある市育英会を財団法人化して市内企業等の協力を得まして資金量を増やしまして、それでまた現在実施しております内容に、特待生プラスアルファのメニューを取り入れて育英会全体をグレードアップすることは、この辺についてはいかがお考えでしょうか。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 現在、奨学制度につきましては名桜大学もかなり手広くやっている状況にあります。そういう現在の奨学制度実施している他の組織等も勘案をしてまた新しく国立高専もできるわけですから、恐らく国立高専もそのような奨学制度を取り入れるだろうと思いますけれども、そういう外部の組織団体とも調整をしながら、今ご提案の財団法人化、あるいは別団体と言いましょうか、役所の中の組織ではなくて外部にそういう組織を作って、人材育成のために尽力をするということがもし可能であれば、そしてそれが良いという判断がつけば、そういうこともまたやってみる価値はあるなというふうに考えております。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 現在、那覇市などで一部自治体で採用している例もあるようですけども、この各学年でカリキュラムの中に位置つけるなどもっと系統的な学生環境が整備される必要があると私は考えております。しかし現在の制度の中では無理があるというのであれば、ここら辺教育特区の指定を受けるなど別の手当て手段も必要ではないかと考えます。その辺のことも踏まえて市長どのようにお考えでしょうか。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 那覇市をはじめいくつかの学校で週1時間ないしは2時間、全小学生、中学生、義務教育だと思いますけれども、全義務教育の生徒たちに英語の事業を実施するという試みがすでになされております。そして宜野湾市ではいわゆる教育特区の指定を受けましてそういうことを実施するという方針で現在動いております。しかし私が申し上げてるのは、これは他所(よそ)の自治体のことをとやかく悪くいうわけではございませんが、たぶん週1回とか週2回とかの英語の授業で、かつ全生徒にそういうことを実施しても、例えば私が英語をしゃべれないように、たぶん顕著な効果は出ないんではなかろうかというふうに実は私は考えているわけでございます。これは決して他所の自治体の試みを悪くいうわけではございません。ただ私の義務教育の経験から申し上げて、週何時間か、あるいは高等学校、大学と英語を学んできたつもりでありますが、私は英語をしゃべれないんでありまして、そういうものと違うシステムにしなければ多分いけないだろうと、というのが一貫教育の発想でございます。多分戦後名護で一生懸命勉強したあの英語学校の生徒達も英語漬けの授業を受けたんだろうと思うんです。ですから私はそういう授業の可能な新しい学校制度、学校制度じゃありません。新しい学校をつくってその学校でそういう一貫教育をやっていくということが、どういうものかと。これは現在、静岡の沼津市にあります加藤学園でやっておりまして、今度の3月に初めての高校生が卒業し、たくさんの生徒が欧米の大学にストレートで合格してるという事実があります。また群馬県の太田市これは教育特区の指定を受けまして、来年の4月開校予定のいわゆる英語の一貫教育、小学校1年から中学3年、義務教育ですから中学3年までの私立の英語学校を作るという準備を今進めております。そういうものを参考にしながら、私どももこの1年間、一貫教育制度の可能な学校の創設に向けて検討に入っていきたいとそういうことでございます。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 最後にもう1点聞かせてください。この人材派遣は先ほどのダブリンの市長が名護市を訪れて市長と友好的であったと思いますのが、ダブリン市長を通じてこれはダブリン市の金融特区で研修してもらう。そしてまた、留学については海外においても情報とか金融関係を教える専門校へ留学させる。即戦力を持つ人材を養成して、名護市の情報とか金融のエキスパートとして活躍してもらう。というのは貸与制度については文字どおり貸付ですから、後で返済していかなければなりませんが、給付制度は返済の義務は免除されるわけですね、そうしますとそのかわり一定の条件を付さなければならないと私は考えております。そうしますと優秀な子弟で家庭の事情で進学できない場合など、これは市の将来の人材育成のために専門学校等希望する旨給付する制度でありますので、これは先の人材派遣、留学制度の後続的な要素も含まれる制度ではないかと私は思っております。市としてはどういった対処なさるか。お願いします。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 確かにおっしゃるのは非常に効果的な、すぐ成果の出る方法だと思いますので、それは検討させていただきたい。さらに留学する前のいわば予備知識、それをどう与えて留学させるかという問題もあろうかと思うんです。そこで昨日我喜屋宗重議員から提案がありました、ビジネススクールの問題等も含めて今の問題検討させていただきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) 今後名護市の若者達に夢と希望を与えるようにですね、人材育成については一つ市長よろしくお願いしたいと思います。次に金融特区お願いします。



○議長(宮城義房君) 企画部参事 具志堅満昭君。



◎企画部参事(具志堅満昭君) 金融特区に関する答弁をいたします。構造改革特区への第4次提案に対する金融庁の回答は次の通りであります。まずキャプティブ保険については残念ながら特区としての対応は出来ないとの回答でありました。その主な理由は再保険いわゆるキャプティブの主催もと、親もとである一般の保険会社は特定地域に留まらずに保険契約の普及を行っており、再保険を受けるものキャプティブが破綻した場合の影響は特定地域に留まるものではなく、広く国内金融制度一般の問題として捉える必要があるということであります。そのことをどう論破していくかということは今後の課題であります。次にパスダック構想については、英文開示及び書類の提出については、平成16年度中に改正法案を国会に提出し全国的に対応するとの回答を得ました。またグローバルETFの募集取り扱いの際の届出についても、英語によるディスクロージャー及び添付書類の英語による提出について、平成16年度中に処置をし、全国的に対応するとの回答を得ました。このように規制緩和に関する議論は着実に進展しているものと認識しております。次に今後の見通しについてであります。キャプティブは日本の保険制度で認められていないため、その特長や優位性がフルに生かされてない現状であります。しかしながらリスクマネージメントの重要性が増大し、キャプティブが一般的に行われている現在の世界経済のすう勢をかんがみますと、近い将来、日本だけが蚊帳の外にいるわけにはいかない状況がやってくるものと推測できます。実際海外にキャプティブを設立している日本企業が多数あり、名護市の金融特区においてキャプティブ保険制度が認められますと、欧米並みに日系企業によるキャプティブの設立が期待できます。次のパスダックについてでありますが、名護市がアジアの金融センターへと発展していくためにはアジアにおけるハブ機能を持つ国際証券市場の創設が重要な要件となります。現在、財務省を中心にアジア域内での多様な債券市場を育成しようというアジア債権市場構想をめぐる動きがあり、反アジア資本市場の形成が期待されるところです。今後その構想とタイアップする手立てを考えることは、極めて重要になってくると思います。キャプティブ保険及びパスダックの外国証券保険業者の登録手続きの緩和の提案については、金融庁の回答は厳しいものがありますが、県内外の世論を喚起して今後とも粘り強く提案していきたいと考えております。また金融の専門家を招いての会議を開催するなど新たな提案を受けながら実現性の高いところを見極め、将来アジアの金融センターとなるまでの規制緩和を求めていきたいと思います。

 次に沖縄金融専門家会議についてであります。まず会議開催の目的であります。その目的は二つあります。一つは金融専門化に向けてITの発展と金融技術革新の現状の確認をし、それらのことを金融特区を該当した金融ビジネスへいかにして適用していくかを探求することであります。二つ目は沖縄県民に向けて、いかに金融特区を活用して、自らの発展の契機とし、沖縄自立型経済を構築していくかを検討するということであります。次にその開催状況についてであります。2日間にわたり県内外から金融関係者、研究者約250人が参加し、その内100人は県外からの出席者でありました。専門家のプレゼンテーションやパネルディスカッションにおいて、テープデリバティブ、カタゾロフィーボンド、保険リスクの証券化、プライベートバンキング、観光産業との連携など、沖縄の地理的特性を生かした様々なビジネスモデルの提案がありました。中でも特筆すべきはテレビ会議を使っての日本銀行、福井俊彦総裁の後援者代表挨拶がなされたことであります。次に開催の意義についてであります。それは5点ほど考えられます。1点目が福井総裁自らがテレビ会議に出席し、日本銀行が金融特区のサポートをしていくということを意思表示したこと。2点目は金融特区についての議論がなされ、様々なビジネスモデルが提案されたこと。3点目は全国から集まった金融の専門家や研究者が名護市で一堂に会し、専門家のネットワークが形成されたこと。4点目は地元金融機関や経済界の意識を喚起することができたこと。5つ目にマスコミなどを通して全国に金融特区の認識を高めたことであります。以上であります。



○議長(宮城義房君) 23番 比嘉祐一君。



◆23番(比嘉祐一君) はい、どうもご苦労様です。この金融特区、確かに一つの大きな事業でございます。参事、おおいに頑張っていただきたい。それと、玉城推進室長も一生懸命3ヵ年間金融特区業務につきまして、今年4月に県にお帰りになると伺っておりますが、本当にありがとうございました。これからも我々にアドバイスをお願いいたします。以上でもって一般質問を終わります。



○議長(宮城義房君) 比嘉祐一君の一般質問を終わります。

暫時休憩いたします。10分程度とします。

休 憩(午後2時31分)再 開(午後2時44分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。30番 大城敬人君、一般質問を許します。暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時44分)再 開(午後2時45分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。



◆30番(大城敬人君) それでは、30番、議長の許可がありましたので一般質問を行います。今日は趣向を少し変えていきたいなと思います。いつものことなんですが、質問の事項や質問の要旨を読んでから後で写真説明などしますと何がなんだかわからないというのがありますので、今日は少しさかさまにしまして、まずは今日これから入っていく話しのイントロという感じで、皆さんに目を視覚を通じて見てほしいなということでぜひ写真から説明しようとこのように思います。それでは一般質問の事項にも直接的な関係ではないんですが、我々が一貫して基地整理縮小をうたっている辺野古のキャンプ・シュワブの演習場の模様、これも廊下に2月19日の大演習の写真、このうちから3枚取ってまいりましたが、これは「命を守る会」の富田晋君が現場で撮った写真であります。このように戦場さながらの状況です。これについては市長にも差し上げておきたいと思いますが、このようにものすごい大演習を行っていると、このことは海兵隊のキャンプ・シュワブが、米軍がこの展開する世界の紛争地に直結してると、イラクに派遣される3000名の海兵隊の皆さんの演習だったんだろうと思いますが、相当大規模なものが行われたと、この前後してヘリコプターなどによる夜間演習もありまして、いろいろと地域住民の不安を醸(かも)し出したわけでございますけどもそういうのがありました。それから今日は私たちにとっては少したまには笑ってもいいんじゃないかなという感じもしますのでこの写真を説明させていただきたいんですが、今廊下に横断幕張って、写真を張ったらさっそくニュージーランドの研修の成果が出まして、金城議員からいわゆる題目について「ファインディング・ニモ」という呼び方を向こうにファインディング・ニモと書いてあったりしたので、さっそく指摘を受けまして書き換えておきました。実はですね、市長、ニモの映画はご覧になりました。何もそんな顔をしなくてもいいですよ。第76回アカデミー賞をもらったんです。作品賞ですね。大体の皆さんはよく知っておられるんだと思いますけども、世界的に大ヒットした映画があるんです。皆さんこれが映画の看板でございまして、そしてファインディング・ニモ、子どもさんとか孫とか一緒に見にいったんじゃないんですか、これがその宣伝のポスター、それからキャラクターですね。思い出してください、微笑ましい周りにお父さんとニモの絵本からとったものでありまして著作権に触れるかもしれませんけれど、お許しをいただきたいと思います。これをなぜ皆さんにお見せするかというと、市長に提案があるわけです。その辺から話し入っていきたいと思います。実はオーストラリアのカクレクマノミ、イソギンチャクと共生をしている魚がおるんですが。この映画が大ヒットしたおかげで沖縄のカクレクマノミが非常に危険にさらされている。乱獲されてですね。それはやめてもらわないといけないんですけれども。この映画はディズニーで作られているにもかかわらず、アメリカにはこの魚はいないわけですね。オーストラリアから沖縄まで生息しているいろんな種類のカクレクマノミがいるわけですが。これがフィリピンのカクレクマノミなんです。これが粟国村のカクレクマノミ。これが大浦のカクレクマノミなんです。そんなに変わらない。もっと大浦には見事なこういうサンゴと共生するそういうカクレクマノミがいる。さらに皆さんが美味しそうなクブシミですね、慶三さんこれ美味しいんですよ。それからサンゴです。私も去年ここで皆さんに申し上げましたように、8月31日に3,000メートル泳ぐと、その練習をどこでしたかというと、なにを隠そう大浦湾なんです。大浦湾には毎週土曜日、辺野古の浜の清掃しまして、それから若者たちが東恩納琢磨の指導でカヌーの練習をしているんです。そのカヌーの練習をしながら私は泳ぐと、カヌーは苦手だからですね。そういう中でこのサンゴを全部見てまいりました。こういう状況にあります。皆さん、これ見事ですよ。こんなに大浦湾は豊かですごいと、それで私は議会を通じてアオリイカの卵なんです。もちろんクブシミも卵を産んでおります。ここに卵を産んで、見えますか、前の方の白いヤツね。これの写真が廊下にぎっしりと展示されております。名護の大浦湾にこれまでジュゴンだけかなと思ったら、何を我々は気がつかなかったかなと思うんですが、これほどすばらしいサンゴと熱帯魚の海が展開しているまさにパノラマですね、すばらしい光景です。大浦湾すごい、そしてジュゴンもいる。これが一昨日の新聞の日本テレビが撮影したジュゴンですね、それが一面トップに出ましたが、こういう形でジュゴンもおれば様々な豊かな生物がここにいると、自然が豊かであると、このことで市長、提案をしたいんですが、緊急提案ではないんですが、一般質問に沿ってやらなければいけない問題ですからお聞きいただいて、返事いただきたいなと思うんですが。世界的に有名になって、アニメで有名になったファインディング・ニモの物語、これと観光とを結び付けて、この市長も観光に力をいれるという施政方針がありましたが、そのことと結び付けて、いわゆるニモツアーというのを、ニモツアーこれいいんじゃないんですか皆さん。賛成なら手を叩いてください。ニモツアーというので名護の自然の海、豊かな海を紹介すると。今だとニモが見られるというだけでわんさと来るんです。これもう間違いなしですね。そういうことで、ぜひ観光協会も今この場から呼びかけたいんですけども、大浦湾のニモツアー。まずはカヌチャのお泊りのお客さん達にも観てもらおうと、グラスボートも2台ぐらいになってきてます。それから波の静かな日にはカヌーがそこで借りられると、そういうことでエコツアーをして頑張っている東恩納さんとかその他何名かおられますから、東村に負けずにそういう点での大浦湾のエコツーリズム、ニモツアーというのを是非すぐに商工観光課も頑張って具体的な案を作ってもらったらいかがかなと。まずこういうことからお互い初めていこうじゃないかなと、こういう世界の情勢、今やインターネットで世界が結ばれている状況の中で名護の市役所から発信してニモツアーをしてますということを名護の市役所のインターネットで全世界に発信してくださいよ。いかがですかな市長。そうすれば瞬く間に名護市が観光の面でも脚光を浴びるし、こういう形で非常に平和的に大浦湾、そしてジュゴンの棲む海を観光の方向に持っていくという、我々当初から名護市が庁議で決定した具体的な政策が展開できるんじゃないのかなと。それに加えまして1月25日にですね市長、実は今度63本のボーリングをやるというところで、ジュゴンの藻の食み跡が見つかりました。これ新聞でと承知かと思いますが、現場の写真です。どうぞ見て下さい。このようにジュゴンもここにはいるのかいないのかといった議論が時たまやられたりしますが、しっかりジュゴンはこの地域で棲息をして、頑張っていると。そして一昨日にはゆっくりジュゴンが大浦湾から出てきたと、そして安部まで行って小さい3匹の魚と戯れるようにして泳いでいるというんですね。「ひねもすのたりのたりかな」。一昨日は非常に穏やかな海面と気温ということで春日和だったものですから、ジュゴンもつい散歩に出てきたのかなと思いますが。そういう形でやはり、私たちは世界的に絶滅が危惧されているジュゴンを守るという、本来我々人間として地球を大事にするという本来的な点からしても、私たちはこの地域を自然を守るということが大事じゃないかなとこのように思います。ところで一方では生臭い話があるわけです。我々地域住民の意思を無視して、金武町では先日来、都市型訓練地型の基地をつくると、しかも政府は既に入札までさせていると。私は思い出しますのに、恩納村の都市型訓練施設、出来上がったものを、オバーたちと一緒に反対運動をして撤去させた。あの時機動隊にごぼう抜きになったオバーたちが、怪我(けが)をしながらも行って離されたらまた戻ってきて加わるというそういう状況で、ちょうど今の比嘉副知事が村長でしたから、共に一緒に座り込みもし闘いました。それからこれまでのやんばるの闘いというのはそういう点で、安田におけるハリアー、これも毎日安田に通いまして、とうとう伊江島が取るということになりましたが、そういうことで伊江島もハリアーはSACOの決定に基づいていなくなると、本国に帰るということになりましたが、そういう闘いがありました。それから本部におけるP3C、これも50cc のオートバイを買って、毎日毎朝5年間通いまして、今日いまだに着工させないという闘いがあります。そういう点で日頃、やんばるは一つとおっしゃっている市長におかれて、やはり金武町の都市型訓練施設というのは、あれだけ金武町民がベニヤ板1枚ずつの文字で、断固反対という意思表明をしておられる、これに対して我々が手をこまねいて金武町頑張ってくださいというものではないだろうと、特に我々名護市はこの都市型訓練基地が建設されると今レンジ4でやっている小型ロケット弾とかいう様々なものがレンジ10に来るんじゃないか、そういう方からすると、さっそく軍特委でも取り扱いはしているものの、これらに対する名護市議会の意思の表明というものがいまだに無いんじゃないかなということでありまして、この場から今議会において何らかの我々議会として、同じ北部に住むものとして、村民挙げて反対している基地の建設の問題について、私たちが目をつぶるのはおかしいんじゃないかなと、そういう意味でぜひ軍特委におかれて、これらの問題について積極的な意思表示が出来るように今議会で取り組みを頑張っていただきたいなということも提案をしたいと思います。

 加えて今も時間を気にしながら提案をしているわけですが。この際運営委員長にお願いを申し上げときます。昨日の我喜屋議員の一般質問でも時間不足だなというのは皆さんもお気づきになっていると思いますが、ずーっと私はここで言っていきましたが、我々は答弁まで1時間に制限されていることによる消化不良、結局は昨日の大城勝章議員の質問に対しましても去年と同じ内容で答弁をするということが1番目にあったんですが、こういう形で実際に私たちはこの場で市民の声を反映させて、行政に反映させて、諸々の問題を解決していくという観点からしましたら今のようなやり方、提案は30分から40分でやるとしても、答弁までいれるということは省いてそのことが緊張感を生み出し、真面目に我々議会において議員に答えるというそういうことじゃないと、皆さんが4年間どんなに頑張っても実際に市民の声が反映されたかなと、いうふうなことがいろいろと疑問視される。それであってはいけないと思うんです。議会議員は四六時中、地域やその諸問題に取り組んで、これをそれぞれ行政との折衝もしながらだと思うんですけども、議会では議事録に載せるということはあるとしても、ここでの回答がやはりちゃんとした回答でないとおかしいんではないか。何時間頑張っても検討しますと終わったんじゃものにならない。そういう点ではお互いが名護市全体を良くしていくという観点からするならば、これは極めて我々議会の取り組みとしては不十分だろうと。従って現運営委員長の間に改革をして、その辺については是非やってほしいと、今回議会運営委員会は精力的に議会の定員数についても積極的な資料を集めながら本市の議会のあり方というのを検討しておられていることについては、衷心から尊敬申し上げる次第であります。よくぞここまで検討されたなというふうに思っております。従って我々が長い間議会議員が言ってきた、このような時間の問題についても、全国的あるいは全県的な調査の上に速やかに本来のあるべきような一般質問のあり方というのを、全国の統計見たらすごいですね、運営委員長、名護市の一般質問の回数、陳情の件数、抜群ですよね、それから臨時議会の回数ですね、抜群なんです。皆さんお手元に渡ってないのかなこの資料は、すごいですね。我々はほんとに3千3百といわれた自治体の議員として、名護市議会の活動の中身がこれほど全国平均よりもずば抜けているということに誇りを持ちます。そういう意味では私今回一般質問103回目と、連続ですね。これからも健康に気をつけながらやっていきたいなということで、だいたい写真の説明の方はそれで皆さんも頭の中に入ったんじゃないかなということでまだ説明のパネルはありますが、質問を続けていきたいと思います。

 質問の事項の1番目ですが、普天間飛行場の代替施設に関して

 (1)平成15年3月17日現地技術調査について一般質問で質しました。1年が経過しました。ジュゴンの棲む辺野古の海域は市民をはじめ県民にとってもかけがいのない豊かな自然であります。琉球諸島を世界遺産にしようと頑張っている多くの人々と共同してこの自然を守り抜きたいと思います。琉球諸島が世界自然遺産の候補に推薦されました。候補として、残念ながら推薦には至りませんでした。市長の見解をお聞きします。

 2番目に、第二回代替建設協議会にも代替無しで普天間返還との報道があります。情勢の推移について市長の見解を求めたいと思います。なぜかというと市長は7つの条件を決められたときに、苦渋の選択。全国どこも基地を引き取ってくれるところがないと、従って苦渋の選択として、条件を付けて容認しますと言って、初めて我々の市民投票で過半数が反対したにもかかわらず、これが踏みにじられた後を受けての議会の決議、そういったことを受けて市長はやられましたが。市長、アメリカがこの前報じられているように、代替なしで普天間危ないから閉鎖しようというのであれば、正に市長のおっしゃっていた基地の取るところが無くてもいいということでありますから、この際積極的に、宜野湾市長も5年以内に無くしてほしいとも言っておりますし、名護市への移設というのはもう必要ないんじゃないか、アメリカがそういっているんだから。それに対してどうも報道を見てますと、日本政府の方が、何か今になって強引に基地を我が沖縄県民に押しつけるかのような言質が受け止められます。先日市長ともお会いしたであろう、一昨日の朝、お会いされた外務大臣、副大臣にしても、相も変わらずこんなことはないんだというような否定をしながら、我々に過重な基地を50年以上にわたって押し付けながら、更に21世紀にも我々沖縄県民にこのような基地を押しつけるというのはこれは絶対に許してならないと。機会あればこういったことについて積極的に反対の立場、表明していただいて、今回のようにこれはチャンスだとアメリカがそう言っている以上我々もそうだということを、是非市長のあの時の表明の意思からすれば、初心にかえればその通りだと思うんですよ。米軍が代替なして移せるんだというのであれば願ったり叶ったりじゃありませんか、しかも市長はそのことについてお答えいただいて、北部振興策とはリンクしないと新聞紙上でお答えなっている。その通りです。橋本首相は普天間基地の移設と北部振興策はリンクしないと明言しているわけでありますから、その点でもこの際市長の考え方というのをしっかりとお聞きしておきたいなと。

 次に3番目ですが、第二回代替施設建設協議会について地域住民への説明を求める決議を全会一致で採択しました。しかしいまだに地域住民への説明会が行われていません。どうするつもりですかと。

 私は今日の市長のお答え如何によっては、専門家の皆さんとも協議して、地方自治法第10条1項に違反するという、そのことで市長を法的に見解を質してみたいなと。と言いますのは戦争に敗れて、我が日本は天皇制から今日の民主国家になったんですが、その中で大きく変わったものは、主権在民なんです、市民が主人公なんです。この憲法の規定に基づいて地方自治法第10条があります。「第2章、住民、住民の意義及び権利義務、市町村の区域内に住所を有する者は、当該市町村及びこれを包括する都道府県の住民とする。住民は法律の定めによるところにより、その属する普通地方公共団体の役務の提供を等しく受ける権利を有し、その負担を分担、分任する義務を負う。」このことはどういうことかということを解説されてるものをお読みしたいと思うんですが、「住民について市町村の区域内に住所を有する者は当該市町村及びこれを包括する都道府県の住民とされる。地方自治法第10条、市町村の区域内に住所を有する者はすべて住民であり自然人たると法人たると問わない。また人種、国籍、性別、年齢、行為、能力等は住民足るべき要素とされていない。住民は法律の定めるところによりその属する地方公共団体の役務の提供を等しく受ける権利を有し、その負担を分任する義務を負う。同上の2項、役務の提供とは、地方公共団体及びその機関によって行われる一切の利便、サービスの提供をいう。住民はこれらの利便、サービスの提供を何人も同じ資格で区別無く平等に享受し得る。負担を分任するとは、その団体が各種の行政活動を行うに当たって要する経費について、その団体の住民が負担を分かち合うことである。負担には地方税のみならず、分担金、使用料、手数料、受益者負担金等、法律の定めるところによって住民に課せられる全てのものが含まれる。」ということで市長のこの間における普天間基地の代替施設の移設問題について一貫して住民を排除してきたことはこの地方自治法に反しているじゃないかとつくづく思うところであります。これほど明確に住民は差別されることなくこの役務を享受することができると言っているわけでありますから、こういうことによって説明会を評議委員会が行政委員会が部落の各種が一体だということだけによって地域住民を差別的に排除して行われているということはこの法律、憲法に違反していると改修せざるを得ない。しかもこの前の説明会9日に我々名護市議会に10日に説明があって、9日に辺野古の3区、そして10日には10区の方での説明、議会終わってからあったんです。そしたらそこに安部の婦人会の会長の代わりとして参加された人が拒否した。そして安部の婦人会の会長の代わりと言っているのにもかかわらず、排除されてる。これは一体どういうことか。正に、市長は憲法でいう主権在民、住民こそが主人公、市民こそが主人公がというこの基本的な観点、それから地方公共団体の首長たるに課せられている住民の生命財産これを守らなければいけない義務、これを非常に軽んじているんじゃないかと。辺野古の皆さんは繰り返し行政委員会に説明を求め、公開質問状を出し、そして今日まで求めてきているわけですね。しかも子や孫にかかわる重大な決定についてなんら教えられてないと悔しいと言ってるんです。同じ名護市民でありながら、一部の住民は知らされて、多くの住民は知らされない。こういう差別があったらいけないんですよ。どういう観点、見解でこんなことしてるのかはっきり質(ただ)しておきたい。私はこの後、ヘリ基地反対協の皆さんと助役の説明もあったかと思いますが、実は2月10日の説明会に私は防衛施設局に地域住民への説明はどうなっているんだと言ったら、名護市から求められておりませんので、このことについてコメントできませんと言ったんだ。そして助役に伺いましたら、助役はやる気はないとこのことは二見以北の10区のところでもおっしゃっている。これは新聞で報道されている。一体、地域住民どう思っているんだと、皆さんは今日の日本が、代議制によって民主主義の運営をされているというのはご承知だと思うんですけども、だからといって議員はあるいは市長は正式な公職選挙法に基づいて選ばれているんですよ。地域住民の区長に、あるいは行政に代わって説明をしなさいなどということは無理だということを、二見以北10区の区長さんなどもおっしゃっておられる。しかもその日にはいろいろと意見も出ている。この間における説明会では久志3区においてもいろいろ説明が求められたりしている。そういうことが繰り返しあるにもかかわらず、正式な要請があるにもかかわらず拒否していると、これはまったく地方自治法第10条の1に違反しているとしかいいようがない。今日の市長の答弁如何によって私は専門的な方々と相談をしてこれについての法的見解を求めていかなければいけないなと。これが地方議員たるものの当然のやるべきことじゃないのか、このように思っております。明快な答弁をお願いしたいと思います。

 4番目に那覇防衛施設局が行った説明の中で、解明されなかったことについて質(ただ)したい。63本のボーリングと藻場、その他について質(ただ)したい。ということで、これについても説明会の時間があまりにも短くて、すり合わせをしましょうと言っても防衛施設局は逃げてしまうし、しかも今回この第2回代替施設建設協議会後の1月25日に日本自然保護協会が、先ほど市長にお見せしたように潜りました。非常に寒い日で午後からの潜りは中止したほどです。それほど潜り慣れている皆さんもがたがた震えて大変だったんですが、幸いにもジュゴンの食み跡が生々しくここにあったわけです。そういうことで、私もがたがた震えてくる皆さんを午前中ずーっと寒い風の中お待ちしてまして、見つかったぞと言った時にはほんとにああよかったなということでお互いに喜びあったわけですが、このようにして自然を守るというのは命を懸けて頑張ってるんですよ、市長。市長はこの問題が起こった当初において亡くなられた海の科学者でキャサリン・ミュージックさんという方がおられたんですが、残念ながら若くして亡くなられましたが。アメリカの財団などの研究予算で沖縄の海を潜っておられたんですが、その方と若い頃に岸本市長も辺野古の海を潜られたという話をこの議会で答弁されました。であるならばこんな豊かな海ですね、そしてジュゴンがいる。その63本のボーリングの足が藻場に1平方メートルしかつきませんと言ったこの後から調査してみましたら、12ヵ所ちゃんと藻場があるんです。45パーセントも藻場があるんです。そういう実態を調査すると。これは全部お人任せです、他人任せです。自然保護団体や環境省などが調査してますが、名護市はこの間一切やっておりません。これに類するのが5番目の質問ですよ、普天間飛行場の現状について名護市はどれほど知っていますか。普天間飛行場の面積、駐機の数、種類、騒音の実態及び騒音に関する協定と実態について、これについてお答えはいただきません。聞きたいのはただ一つなんです。これは数字上の問題をお聞きしただけなんですが、これらについてはだれでも知っていることなんです。聞きたいのはこの7年間に市長自ら普天間に行って、騒音の激しい状況をお調べになったのか。名護市議会は泊り込みで騒音の実態を調べてきました。これは宜野湾市が作成した騒音の実態です。年間騒音回数が35,530回、85デシベル以上が平成14年、254回、そういう状況でここにグラフがありますが、名護市議会もこの中で今申し上げました3万5,530回の上大謝名の地点で測定器を持って、2ヵ所でやったんです。泊り込みで、実態はその通りなんです。そういう状況を私たちは辺野古に持ち込んではならないと、辺野古の住民に同じような思いをさせてはならないと、辺野古でいえば汀間地域、それから宜野座村の松田地域、これが上大謝名の状況になってくるわけです。そういうことで協定も結ばれているなら、この前久しぶりに名護市軍特委員会が普天間の宜野湾市の方に赴きまして普天間基地を見てまいりました。宜野湾の担当の方は率直にこの協定なんていうのは結ばれているが守られていませんとはっきり言いました。市長はこの間、ずっと使用協定を結びます、なんとかおっしゃってきてるんですが、この使用協定が米軍と結んだって破られるのですよ、市長。市長が言っているのは米軍とじゃないんですよ、政府と沖縄県と名護市でしょ。だれが当事者でだれが守る側なのか。まったくそこには存在してないんですよ。ですからこういう形で使用協定がやられるからというふうなことで一般市民を説得なさろうとしているかもしれませんが、この宜野湾市の実態を見たらこんなのあてにならないですね。宜野湾市の担当職員がこの間の結果について、ほんとに率直に言っているんですから。そういうことで私がお聞きしたいのは、市長自らあるいは担当職員でもいいですよ、7年間も経って一度も行ってないんであれば、現場行ってくださいよ。どんなに大変かと。そのことほんとの気持ち、本心で辺野古に持ってくるのかどうか、そういったことをお聞きしたいんです。

 2番目に国保について、時間が25分残りですので、後はちょっと読み上げていきたいと思います。国保に関連して1、国民健康保険税に関連してお尋ねします。外国人国保税加入者の国保税についてどのような措置が行われていますか。個人に償還されるべき高額療養費の未払いについて、平成10年度分から一覧表にして議会に提出してもらいたい。

 3、生コン行政について、1、東江中学校の校舎建築に関連して生コンを中部から仕入れる環境をつくることについて12月議会に求めました。お伺いいたします。

 4、市長選挙に関連して企業との癒着を質(ただ)すと、名護市の市長選挙において岸本建男後援会が7,200万円寄付を集めました。関連資料を分析しました。名護市の発注する土木建築の指名競争入札において、後援会の寄付行為の多少が入札の回数に比例していることが明らかになりました。市長の見解を求めます。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時21分)再 開(午後3時23分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 今、市長にお渡ししたんですが、企業献金と落札の結果、建設土木の平成15年4月から12月までの回数と金額です。このグラフは対数計算によるグラフで、高校入試の時のように内申と評価が違いますよね、内申と試験の点数を相関関数を作るんですが、そういう形で作ってありますので、非常にわかりやすくなっているわけですね。ここに今金額言いました、この金額を言った会社とどのような関係にあるかというと、若干順番は違いますが、このこれまでの回数が、土木建築合わせて、1番が16回、2番が15回、3番が15回、4番が13回、5番が14回、6番が15回、7番が10回、8番が12回、9番が11回と、ここにこのグラフ106件です、これいいですか、106の企業全部について入札の回数を調べました。そして政治資金についての調査をしたものです。そうすると、皆さんにお見せしてるのは100万円以上の、ここにかたまってますね、100万以上の寄付、これがですね、ここ見て下さい15、6回にかたまってる。寄付が少ないのは回数が減るというこういう相関関係にある。これは私は前回からいろいろ申し上げてきました、そして助役は、近年コンピューターを非常に使っているので、非常に計算も精密度が上がっていると、しかしながら11月までの71件の中で99パーセントを超えるのが7件、99.21あると、これは12月の議会で数字を全部申し上げましたから詳しく申し上げませんが、95パーセント入札額が予定価格に対してあるのが93.42パーセントあると、71件ありましたと、そういうことで指摘してきたわけです。従って入札というのは指名委員会があるし、なぜ指名委員会があって、このような偏重が起こるのかなと、コンピューターはそこまではじいてくれるのかなと、いう疑念を私は持っております。従ってこの入札額と落札額の99パーセントという異常な状況もさることながら、どうして政治資金の寄付の多いものがなぜここで落札回数が増えるのかというのは、はなはだ私はまだ疑問なんです。解明されていないんです。これから引き続きこれはやっていかなければいけない。ここに防衛施設局の1年分の落札と予定価格がありますが、この分厚い資料全部公表です防衛施設局は。予定価格と落札価格。こういう状況にあるのになぜ名護だけがこんな遅れてることをやっているのか、極めて疑問に思います。従って次の問題ですが、私は市長を選挙違反だと申し上げてきたんです。しかし残念なことに告訴ができない、なぜできないか。実はこの議会で明らかになりましたように市長は臨時議会における答弁と12月議会と答弁を変えました。これは弁護士の指導があったのかどうかしりません。通常、選挙違反にならないような答弁をなさいました。しかし臨時議会で各個別の会社を名刺を配ってやったんだというそのことが議論になったときには認めました。それが変わった。なぜ変えなければいかなかったのか、ここがはなはだ問題なんです。でなぜこれが市長の立場になれば、告訴も出来ないのかなという感じなんですが、実は各会社に回りまして名刺を配った日、何月何日の何時ということがないと警察は受け付けませんので、それを確認しに行きますと仕事がもらえなくなると、そう言っているんですね。そうなればお手のもんですよ、どんなことしたって仕事できないよということになれば、市長がそう言っているじゃないんですよ、会社にいる人達がそう思っているの。これ市長正常ですか。こんな名護市になってしまっているんですよ今。私は非常に嘆かわしいと思いますね。市長は言葉を変えて、たまたま長いこと行ってなかったから行ったんだといって、当初認めた各会社を回りましたという前言を取り消しておられますけども、私はこういうことが通るはずが無いと思っているんです。今申し上げました調査に基づく企業と行政の癒着と思われるようなこういうあり方、これは早く一掃しないと名護市は大変なことになるんじゃないかなという感じがしてなりません。フェアな企業の活動、自由競争とそういったことにならなくなってしまうんじゃないかなというふうに感じます。そういった点でやはり市長は、この前入札に自らは触ることのできない立場にあるとおっしゃったんですが、これは審査委員会、あるいは選考委員会とか、そういう条例上の立場であって、行政の最長たる市長がこのような疑念や、疑問、いろんな問題についてメスを入れるのが、市長のあるべき立場であるんじゃないかと思うんです。そういうことをやらずして私は関係ない、私はその立場にないということで逃れられるもんじゃないと思うんですよ。今ここで市民の多くの人が聞いているわけですから、やはり今日はそういった問題についても払拭(ふっしょく)するような明快な答弁をしていただきたいと思います。



○議長(宮城義房君) 市当局の答弁を求めます。企画部長 徳本哲保君。



◎企画部長(徳本哲保君) 普天間飛行場代替施設に関連して、順を追ってお答えをしたいと思います。まず要旨の1でありますが、平成16年度の世界自然遺産に知床が推薦されたと、このことは報道を通して承知をしております。候補地に選定された我が琉球諸島、小笠原諸島がありますけれども、知床に絞られたと。今回推薦されなかった琉球諸島と小笠原諸島は条件が整い次第、推薦書の提出を目指すということで聞いておりまして、私ども、市としても注目をしていきたいというふうに考えているところであります。

 次に要旨の2であります。3月9日ですが、逢沢外務副大臣とお会いした際に、報道にあるような事実はないと。政府としては閣議決定に基づき代替施設の移設に向けて取り組みを進めていく旨のお話でありました。普天間飛行場代替施設の移設につきましては、市といたしましてはこれまで同様の取り組みを行っていきたいというふうに考えております。

 要旨の3であります。代替施設建設協議会や代替施設協議会等の内容につきましては、市としても公表に努めてまいりました。これまでも繰り返し答弁をさせていただいておりますけれども、市民のひろばに掲載をするとともに、各区をはじめ市内の76団体にその資料を送付させていただいております。さらにまた首相官邸のホームページにも協議録や資料が掲載されているところであります。協議会等の内容に関する地域への説明ということでは、これまで久辺3区並びに久志地域の役員を対象とした説明会を開催しているところでありますが、地域住民を対象とした説明会につきましては市としても検討を行っていきたいというふうに考えております。それから要旨の4であります。ボーリング調査については、潜水調査の結果を踏まえ、藻場やサンゴへの影響が提言されるよう位置が選定されており、また実際のボーリング調査にあたっては、貝類その他についても配慮して実施されるとのことであります。名護市としては藻場、サンゴその他への影響が少なくなるよう配慮された調査が行われるものと考えております。次に要旨の5であります。質問の中でごく限定された内容に絞られておりますので、そのようにお答えをしたいと思います。私どもは議会がこれまで実施したような長時間にわたる調査ということは行っておりませんけれども、現場の確認ということについてはこれまでも何度か職員を通じてやってございます。宜野湾市や沖縄県の担当職員との情報交換や普天間飛行場に関連する資料等の提供を受けるなど、普天間飛行場の実態の把握に努めてきているところであります。それに関連して、使用協定の話がございました。代替施設の基地使用協定については私どもも実効性のあるものになるように今後とも取り組みを強化していきたいというふうに考えております。以上であります。



○議長(宮城義房君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) 大城敬人議員の一般質問にお答えいたします。質問事項の2、国保に関連して、質問要旨の(1)についてお答えいたします。現在、名護市で国保に加入している外国人は135名おります。世帯にしますと116世帯でございます。外国人の国民健康保険適用につきましては、外国人登録をした時点で指導されておりますけれども、名護市に1年以上の居住をするとそれが認められている者について国保に加入することができます。例えば名桜大学の学生等においては、学生証で確認をして国保の適用を行っております。外国人登録に登録後、国保年金課におきまして聞き取り、そして簡易申告で税を課税しております。2年目からは税務課の資料によって税を課税しております。それから徴収業務は、その徴収につきましては名護市民と同様に普通徴収で行っておりますし、また保険手帳の切り替え時におきましては滞納等がある場合につきましては、英和文を文章にして通知をして窓口の方に来所していただいて、指導をしているという状況でございます。

 次に高額療養費の支給についてお答えいたします。高額療養費の支給につきましては、国保加入者の方が病院等に一部負担金を支払いまして、その一部負担金が自己負担限度額を超えた場合に、国保の窓口におきまして高額療養費支給申請をすることにより、自己負担の限度額を超えた額を支給します。その申請期限は診療月の翌月の1日から2ヵ年ということになっております。該当者につきましては、レセプト確認後、国保年金課から国民健康保険高額療養費支給通知書を再三送付しております。高額療養費支給申請書の手続きを適正にした方には、高額療養費をちゃんと漏れの無いように支払いを行っております。それから未申請につきましては資料を添付してありますけれども、未申請で時効消滅した方々につきましては、ほとんどの方が病院の窓口支払いをしていない方ではないかと思われます。その他には支給額が例えば100円前後であるというようなものも結構な件数あるのではないかと思っております。



○議長(宮城義房君) 暫時休憩いたします。

休 憩(午後3時38分)再 開(午後3時40分)



○議長(宮城義房君) 休憩前に引き続き会議を開きます。市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) 今休憩時間に説明をしたように、高額療養費の自己負担限度額を超えた分につきましては、本人が役所の方に、国保の窓口で申請をして始めて貰えるものであるというようなことでございます。以上で説明終わります。



○議長(宮城義房君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 大城敬人議員の一般質問にお答えします。質問の事項3、生コン行政について、要旨の(1)についてお答えいたします。名護市が建築工事を発注するにあたりまして、特段、北部の生コンを使用しなければならないとか、中部の生コンでもかまわないとか、現場説明等で何か明記するとか、口頭での指導をするなどのことは業者に対して行うことはありません。本市としましては、生コンクリートは所要強度を有し、構造耐力、耐久性、耐火性等に対する有害な欠陥がないかを確認し、材料が所定の品質を確保されて、工事が円滑に行われることが重要かと思われます。コンクリート材料について、建築物に使用する鉄筋コンクリートが所要の性能を満足するようにするためには使用する前に材料個々の品質について、必要な試験を行い、または工場から提出された計画調合書を確認し。これについてはですね、一応、生コンの搬入から打設までの時間帯がございまして、普通気温が25度以下の場合は練り混ぜ合わせから120分以内で打設しなさいと、また25度を超える場合は90分以内で打設しなさいということで、今回、東江中学の工事を受注しました4業者の中には、中部の具志川の生コン工場から計画していた業者もおりますが、東江中学校までの搬入時間が90分以上かかるということで、今回、中部の生コン工場からの取入れを止めまして、今回4業者は北部の生コン工場での購入となり、工事が進められております。以上です。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) お答えいたします。まず質問の事項1の要旨2についてでありますが、普天間代替施設が報道の通りであれば、私はその方が一番望ましいと常々言っている通りでありまして、その見解についてはいまだに変わっておりません。

 次に要旨の5でありますが、それにつきましては私も何度か普天間に行きまして、現地で調査をしております。特に総領事の官邸が一番うるさいという話も聞きまして、そこで2回、調査をしております。それから生コンの関係のことでありますけれども、私は常々名護市発注の工事につきましては、名護市の皆さんがその恩恵にあずかるべきだという考え方でございます。従ってそういう機会がある時には、私は業界の皆様にも出来るだけ名護市内の業者を下請けとして使っていただきたいと、あるいは材料も名護市のものを使っていただきたいと言っているところでございます。

 次に質問の事項4の、要旨の1でありますが、先ほど大城敬人議員からいただいた資料は落札結果の資料でございます。ただし、質問の要旨の1について言えば、入札回数だと聞いておられます。巧みなすり替えだと私は思っております。入札回数においては私は常々公正を欠くことのないようにというふうに職員を指導してきているつもりでございます。更にまた、現在ある指名に関する委員会は私が建設部長の時代、多分平成元年の前後だと思いますが、入札において公正を欠いちゃいけないということで私が作った委員会でございます。従って私がその趣旨に反するような、その精神に反するような入札指名の介入などするはずがないわけでございます。ご理解を賜りたいと思います。



○議長(宮城義房君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 選挙の問題について触れられないのはどうしてかわかりませんが。今の入札についてですね、市長、誤解したらいけませんよ。これは落札回数について名護市建設課で調査したものですよ。いいですか、私が調査したんじゃないですよ。それから更に落札回数については名護市内の業者の確認も得ているんです。建設課だけではミスがあるだろうと思いまして信じないわけじゃないんですが。その辺の業者の確認も私得ていますから、その点についてはもう一度私の方も確認したい。今答弁待ってください。それはそれでいい。市長は先ほどの答弁漏れているでしょう。私の選挙についてどうなんだということについて答えてません。時間がないのでこれについて今市長はものすごく場違いな答弁をしておりますのでお尋ねしたいんですが、12月議会で市長は入札について自分は触る立場にないという答弁してるんですよ。もちろんですよ。触ったら大変だという私も発言していますよ。そうじゃなくてこのような疑惑が持たれる、いわゆる選挙資金の多額の寄付者が指名の回数が多いということはどうなんだと、おかしいんではないかと、しかもはっきり申し上げますが食肉処理施設において、談合を違反して、26パーセントの談合を逸脱して、24パーセントで落札した企業があります。Aランクの、これについて明らかに回数が減らされているんですよ、減らされていますよ。そういうしっぺ返ししてるんですよ現実に、もしこれが事実でないというなら調査してもいいんですよ。そういうことがあるわけだから、市長がそういう疑惑を持たれないようにやったらどうかと私は言っているんであって、市長がこれにかかわってどうのこうのしたと一言も言っていませんよ、市長。あなたがそれ正してくれと言ってるんですよ。そういうことだから勘違いしないでくださいよ。やってるんなら仕方がないんですけど。



○議長(宮城義房君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は選挙違反をした覚えはまったくありません。さらにまたただいまの入札に関して言えば、再々申し上げているように私が入札が公正に行われるように委員会を作ったわけでありますから、疑惑を持たれるということ自体、そういう疑惑を私に言ったのはあなた一人でございまして、私は他にそういう疑惑を持たれているというふうには思っておりません。



◆30番(大城敬人君) 身に覚えのあることを言われると怒るといいますから多分そうなんでしょうな。一応私は事実の解明を、やはり議会の立場としてはやる、釈然としないことについては市民に対してちゃんと質(ただ)すという立場がありますから、今のように回数が談合から抜けたから減らされたなどという実態があるわけだから、市長の言っているのはあたらないと。私は市長に疑惑を向けたわけじゃないんだから、そういったことについても誤解の無いようにしてほしい。ちゃんと毅然(きぜん)として、公平、公正な行政をやっていただきたい。以上で終わります。



○議長(宮城義房君) 30番 大城敬人君の一般質問を終わります。本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

散 会(午後3時50分)