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沖縄県 名護市

平成13年第125回名護市定例会 12月17日−07号




平成13年第125回名護市定例会 − 12月17日−07号







平成13年第125回名護市定例会





第125回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成13年12月 6日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成13年12月17日月曜日 午前10時 3分     │
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│散       会│     平成13年12月17日月曜日 午後 3時54分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席29名
 欠  席 1名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 欠 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       13番 島袋権勇君   15番 大城秀樹君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   宮 里 勝 子 君

 福 祉 部 長   徳 本 哲 保 君   産 業 部 長   岸 本 達 司 君

 建 設 部 長   宮 里   尚 君   水 道 部 長   玉 城 直 三 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君











              教育長   山 里 全 用 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   大 城 博 和 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君







○議長(島袋吉和君) おはようございます。ただいまの出席議員は28名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。

 諸般の報告を行います。平成13年12月11日道路整備促進期成会同盟会長より「道路維持財源の確保を求める意見書の採択について」の文書がありました。

 平成13年12月11日、ジャパンITソサエティ代表幹事より「名護市議会イントラネットライブ配信プロジェクト提案書について」の文書がありました。

 平成13年12月11日、ジャパンITソサエティ代表幹事より「名護市9月定例議会の地域イントラネットへの中継プロジェクト報告について」の文書がありました。以上で諸般の報告を終わります。

 前日に引き続き一般質問を行います。16番 宮城里子君、一般質問を許します。



◆16番(宮城里子君) みなさん、おはようございます。大変暖かい12月ですけれども、今年最後の一般質問をいたしたいと思います。

 テレビなどで、よくリストラされた男性が我が家から出勤するような格好で公園で時間を潰しているというような場面をテレビドラマの中でよく見かけます。これまで、ドラマの一場面というような感じで見てきたんですけれど、最近、ほんとに身につまされるそういう事件を聞きました。37歳になる男性が、リストラされたことを家族に知らせることができないで、雇用保険の給付期間中はよかったのですが、それが切れても再就職のめどがたたないで、泥棒して捕まったというニュースでした。不景気がここまできているのかという思いをいっそう深めました。インタビューしてたんですけれど、ある男性の方が、家族にリストラされたことをなぜ言えなかったのかなというインタビュアーの声に、「そんなこと言えませんよ、男として」という返事でした。自分もどうなるかわからないけれど不安ですよというテレビのニュースがありました。泥棒して生活を支えていたということに、大変痛みを感じております。長引く全国的な経済不況のなかで、特に沖縄はアメリカ中枢部における同時多発テロと相まって新たな基地被害として先の見えない状況におかれていますが、冷え込んでいる沖縄観光に少し明るい兆しがみえてきたようです。今月の22日から来年1月6日までの年末年始の沖縄線の飛行機の予約が53万人で、平年並みに回復してきたというニュースがありました。その陰には業界、行政、マスコミなどの協力と努力があったと思います。県ホテル旅館環境衛生共同組合が200万円を融資で調達し、ホテル利用者に2,000円を割り引くといった「一人一泊県民運動」の展開は知られているところです。那覇市では市職員一泊運動の集いがもたれたようです。修学旅行をハワイから沖縄へ変更した浦和南高校の空港での歓迎セレモニー、迎える側も感謝の気持ちで一杯だったと思います。茨城県立松丘高等学校の修学旅行中止を撤回させた沖縄尚学高校の地域国際交流研究クラブの若い行動力、生徒は電子メールで「沖縄に来て自分自身の目で安全性と基地の現状を見てほしい」と訴えております。来年1月の修学旅行の歓迎が目に見えるようです。3月まで来県校の歓迎や交流を行うとのことですが、10代の発信者に心から敬意を表したいと思っております。

 質問にはいります。現下の厳しい失業情勢に対応した雇用対策として、国は緊急地域雇用創出特別事業を予算化いたしました。沖縄県への配分は70億円、県から名護市への配分は基準額の800万円に調整額7,457万4,000円で、配分限度額は8,257万4,000円の試算だということです。事業期間は平成17年3月31日までの3年間となっております。次のことについてお伺いいたします。

 発言の事項1、緊急地域雇用創出特別交付金における、名護市の雇用推進事業計画と失業者の把握。発言の要旨(1)、都道府県が実施する事業、市町村が実施する事業で、国の示す推奨事業例を雇用拡大にどう取り組むか、今後の取り組みについて伺います。1、文化・教育面では、社会人の教育補助者としての受け入れ事業、これは県の事業としてもあるようでございます。それと、歴史資料・遺物の整理要員による地域文化の向上を図る事業。2点目の環境面においては、森林作業員による森林整備の強化を通じて環境保全を図る事業。それから2点目に、良好な景観の形成を進めるための都市・地域環境の改善や海岸・河川・観光地等の美化事業。3点目にゴミマップの作成、それによる放置された廃棄物の撤去。3の福祉・保育面では、作業所支援、子育て支援、介護予防サービスの実態調査と介護予防サービスの展開。4点目に地域IT観光への寄与等の支援ですけれど、地域住民のIT活用能力向上のサポート体制を指導する事業。2点目に、地域NPOの支援。5番目に、失業者の把握等があればお願いします。それから、ネオパークと市内観光関連において失業者が出ております。今回の失業対策でどのような雇用が可能か伺います。

 若年者雇用対策、発言事項の2です。(1)パソコン一ヵ月講習会(情報リテラシーコース)がありますが、受講者の就職状況はどうなっているか。(2)インターンシップとトライアル雇用の推進について、推進する計画があるかどうかという点についてです。今読み上げましたのは、国の推奨事業です。その中から、名護市が取り組めそうな項目を選んであげましたが、ひとつひとつ説明をいただくと長くなりますので、簡潔に名護市が取り組む事業について具体的にお答えしていただきたいと思います。

 発言事項の3、音楽療法の普及と講座の開設について。発言の要旨1、音楽療法は「音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の向上に向けて、意図的、計画的に活用して行われる治療技法」と、このように定義されております。今後、音楽療法普及のためにも音楽療法講座の開設が必要です。音楽は人々に感動や喜び、安らぎを与えます。そして、心身を躍動させる不可思議な力を持っています。そうした音楽の持つ効果を生かして、さまざまな治療に役立てようというのが音楽療法です。音楽療法は、主に病気や病気の後遺症による心身障害などの機能回復を図るために役立てられ、その成果が注目されております。むしゃくしゃとした時など大きな声で歌を歌ってすっきりした経験が私もあります。大きな声を出すことによって呼吸が深くなり、肺から取り入れた大量の酸素が脳細胞を活性化するといわれております。琉球民謡が流れると踊りだす友人がいます。このように音楽は、リズムを取りながら身体運動を誘発します。

 施設で高齢者が、若いころ聞いたことのある元気の出るような曲をかけて歩行練習をしますと、いつの間にか体が動き出すということです。数を1、2、3と数えて訓練することとは段違いの効果で、それは音楽が感情に働きかけ、身体的な運動とも密接に結びついている結果だと言われています。最近では、企業なども音楽療法による「メンタルフォーラム」の開催が増えているようです。音楽療法士も少ない現状ですが、介護や医療の現場で広く理解を深めようと研修会が行われております。音楽療法によって、精神障害や知的障害、痴呆症の高齢者等の問題行動が減ったとの症例も報告されております。講座開催についてどう考えておられるかご検討をお願いいたします。

 以上、一般質問といたします。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) おはようございます。それでは、宮城里子議員の一般質問にお答えいたします。緊急地域雇用創出特別交付金における名護市の雇用推進事業の計画と失業者の把握について答えいたします。それから、若年者の雇用対策について、要旨の1、2についてのほうを私のほうからお答えいたします。

 それでは、緊急地域雇用創出特別交付金における名護市の雇用推進事業の計画と失業者の把握についてでございます。都道府県が実施する事業、市町村が実施する事業で国の示す奨励事業雇用拡大に取り組むのか、今後の取り組みについて伺いたいということで、1から5までをお答えいたします。緊急地域雇用創出特別交付金は、現下の厳しい失業情勢にかんがみ、構造改革の集中調整期間中の臨時の雇用緊急特別措置を目的として行われる雇用創出の事業でございます。特に沖縄につきましては、テロ風評被害等にかんがみ、傾斜配分がなされております。今回の事業につきましては、平成14年度から16年度の事業でございまして、交付額につきましては、先ほど里子議員からありましたように8,257万4,000円となっております。これを受け商工観光におきましては、事業実施希望者により事業計画を提出していただき、調整を図りながら国の示す奨励事業を参考に名護市として6つの事業の計画を作成しております。1つめに、文化教育関係といたしまして、名護市教育委員会中央図書館が行う、図書館資料整備事業。これは、平成14年、15年度に行う事業で、総事業費が2,905万6,000円で新規雇用者が12名となっております。2番目の福祉保育関係に関しましては、長寿障害課が行う在宅障害者の活動支援事業は平成14年度に行う事業で、総事業費が878万4,000円、新規雇用者は9名となっております。

 それから、地域振興についてでございますけど、IT推進室の行うエンジニア雇用創出事業で、平成14年度から16年度までの間、総事業費は1,333万5,000円、新規雇用者は12名。環境保全といたしまして、農林水産部の行う森林病害虫防除事業で平成14年度に行う事業で、総事業費は1,200万円、新規雇用者は4名となっております。環境美化といたしまして、商工観光の行う花の里づくり事業、観光地の美化事業。花の里づくりは平成14年度から16年度まで行う事業で、総事業費が1,472万2,000円、新規雇用者18名。観光地美化事業は平成14年度の事業で、総事業費は498万7,000円、新規雇用者が5名となっております。以上6つの事業は、いずれも雇用効果の高い事業であり、平成16年度の間に新規雇用者は60人となり、雇用の拡大に十分につながるものと考えております。

 失業者の把握についてでございますけど、名護市の失業者につきましては、市内の実態を把握するのが難しいわけでございますが、名護公共職業安定所に登録されている求職者数だけでも10月末現在で336人となっております。そして、求人数が130人となっておりますが、今回の雇用創出事業で少しでも雇用促進を図っていきたいと考えております。今回の交付金制度は、現下の厳しい雇用情勢をかんがみ、構造改革の集中調整期間中の臨時応急処置を目的として交付されるものでありまして、ネオパークと市内観光関連の事業等を対象に行うことはできません。商工観光の行う観光美化事業で、今回のアメリカ同時多発テロの影響により失業した方々を優先的に多く雇用したいと考えております。なお、沖縄県が実施する雇用促進事業につきましては事業説明が行われておりませんが、市との関わりがありましたら連携を取りながら、雇用の促進を図っていきたいと思います。今回の事業計画につきましては計画案ができておりますけれど、まだ決裁を得ておりませんので、決裁を得たのちに資料として提出させていただきたいと思っております。

 2番目に、発言事項2の若年者雇用対策についてです。(1)パソコン一ヵ月講習会(情報リテラシーコース)受講者の就職状況についてでございます。パソコン一ヵ月講習会(情報リテラシーコース)は、雇用能力開発機構が、就職促進に向け行っている職業訓練のひとつで、毎月変わりますが、名護市のマルチメディア館で行う月もあります。9月に名護市マルチメディア館で行った講習会には、窓口業務を担当している名護公共職業安定所より9名が受講しました。そのうち7名については就職先を斡旋し就職したということでございます。それから、インターンシップとトライアル雇用についてでございます。インターンシップとトライアル雇用は、学生が企業等において実習・研修的な職業体験をする制度で、いわゆる企業実習でございます。名護市内では、北部工業高校と名桜大学が率先してインターンシップを実施しております。同校の学生の受け入れにつきましては名護市にも毎年依頼があり、職員課で対応しております。インターンシップは質の高い人材を育成するために注目される制度であり、今後名護市においても積極的に推進していきたいと思っております。障害者及び高齢者をトライアル雇用する事業につきましては、助成する制度は県におけるところの事業でありまして、名護公共職業安定所などでも行っており、雇用の創出について大きく付与しているところであります。しかし、若年者をトライアル雇用する事業につきましては、助成制度が今年12月1日付けで初めて設立されたところでありまして、公共職業安定所でも制度周知に向け、事業者等への周知に関しては、これから徐々に行うとのことでありました。名護市といたしましても、名護公共職業安定所との連絡を密にしながら、制度についての周知の啓蒙に取り組んでいきたいと考えております。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) それでは、音楽療法の普及と講座の開設についてというご質問であります。この音楽療法について、私どもまだ中身についての勉強が十分にできているという状況ではありませんけれど、先ほど議員の方からもありましたように、精神面のケアと言いましょうか、そこに目を向けた新しい医療の転換ということが言われて、全国では岐阜県の方でこの研究が盛んに行われているということを伺っております。この音楽療法については、今日まで科学的にもいろんな形でこの効用が実証されてきているという状況にもあるようでありまして、名護においては昨日、手をつなぐ育成会と言うんでしょうか、大兼久さんが会長をされておりますけれども、第2回の集まりが昨日あったようであります。参加者も50名という皆さんが参加をして楽しい有意義な一日を過ごしたと、こういうふうに伺っておりまして、第1回が今年の7月にもたれて、そして第3回を今回の音楽療法士の高良先生ですか、先生の恩師を招いて年明けの2月にさらに講座を広げていきたいと、こういう動きが市内でもありまして、さらにまた老人施設、それから療育施設でもこの音楽療法を取り入れているというところが徐々にではあるけれども広がりを見せていると、こういう報告を受けております。県内においては、行政として沖縄市のほうが盛んに講座をもって、音楽療法の技法を高めていこうということで動きがあるようでありまして、私たちも福祉部の行政のなかで議論をしたということではありませんけれども、ぜひこのことを参考にしながら、私たちもこれからは音楽の持つ心の安らぎと言うんでしょうか、こういうことが結果としてストレスの解消になるとか、あるいは老人痴呆の予防の効果にも十分期待されているということもありますので、ぜひ検討を加えて、私たちのそれぞれの現場の皆さんとも今後とも話し合いをしながら、行政として対応できる部分について進めてまいりたいと、こういうふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子君。



◆16番(宮城里子君) ご答弁ありがとうございます。産業部長、先ほど詳しく6つの事業についてお話いただいたんですけれど、64人の雇用が見込まれるということですね。2004年までの仕事と合わせてですね。そのなかで雇用の方法なんですけれど、どういう採用の方法を取られるのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。今回の事業につきましては、総事業費の80%以上が人件費に使わなければいけないということでございます。そして、各事業ごとに各課から出ている事業でございますけれど、商工観光課は2件、農林水産は1件、それから教育委員会、IT推進室、福祉部の長寿障害課となっております。これにつきましては、先ほどもお答えいたしましたけれど、まだ上司の決裁がおりておりませんので、詳しい資料がありますけれどこれを読み上げたらきりがありません。ということで、中身につきましては議員の皆様にわかっていただきたいということで各課のほうで対応していくとありますので、各課に任していきたいと思っております。いずれにいたしましても、特別ということでありますので、お互い今回の風評によるところの雇用の創出、解雇に伴うものとか、こういうものに使っていけるのではないかと思っております。特に、農林水産課の事業に入れているところの松くい虫の防除につきましては、予算のほうで県から3,000万円余り、それからこの対応費として2,000万円、そして合計6,000万円余りの予算を計上しておりますけれど、こういう雇用対策がありますので、民有林につきましても、県が補助できないところのこれで手当てしていけると思っております。雇用形態につきましては、半年間ということになっております。そういうことで、今回の事業で来年度で終わるものと、2ヵ年、3ヵ年続けていくものとありますので、半ヵ年のローテーションでやりますということでございます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) 森林作業員による森林整備の強化ということで、いま沖縄で松くい虫の件が注目されているわけなんですけれど、今回の補正予算の中でも、先ほど部長がおっしゃっていたように、県が3,102万2,000円で、名護市が一般財源から3,462万7,000円、合計で6,414万9,000円とこれまでにない高額なんですけれど、それで森林組合に委託するということだったんですけれど、先ほどのお話では4名の方が新規雇用になるということなんですけれど、だいたいどれくらいの方々がその事業に従事するんでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。この4人という雇用ですけれど、これにつきましては新規でございます。そして、沖縄北部森林組合のほうに事業を委託するわけですけど、これにつきましても先ほど説明したとおり、高度公益機能松林、それから地区保全松林等に該当しないその他の松林についてでございまして、こういうことで新規の雇用につきましては伐倒、それから伐倒したものの排出、焼却等に雇用されるということで、これは森林組合の職員以外に新たに4名が雇用されるということでございます。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) わかりました。組合員が何名いるかちょっとわからないのでお伺いしたんですけれど、これだけの大きな事業ですので、またもっと新たな雇用ができるのかなと思って伺ったんですが、結構です。

 それから、作業所の支援のことについて先ほどもありましたけれど、障害者の小規模作業所にも作業支援等ができるということです。例えば、「虹の橋」というのがあるんですけど、製品が売れないという実情があるんですよ。そういう形ですれば、どんなに製品を作っても障害の方々に関する換金ができないという、そこらへんのアドバイス等もしていかなければならないと思います。その支援に対して、例えば、作業所に補助指導員というかたちで半年間ですけれどできないかと思います。そういう面での作業所の支援に、障害者施設の支援についてお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 今回の緊急雇用対策に関わる部分においては、私どもすでに補助事業が展開されている部分について補填的な役割を果たしてはいけないというようなふうに、この今回の事業の中身については理解をしておりまして、ただこのなかでどういう形で組み合わせができるのかについては引き続き産業部長も含めて相談もしてみたいと思いますけれど、現段階ではすでに補助事業として展開しておりますので、このなかでの現時点での具体的な議論ということについてはまだやっておりません。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) わかりました。でも、各地域の特性を生かしていくというのが、地域のニーズに答えていくというのがひとつの雇用の目的でもあると思います。四角定規で規定だけを表に出してやっていくと、事業が全部できなくなってしまう可能性が当然出てくるわけなんですよね。そこはぜひ知恵を絞ってやっていただきたいと思います。

 もうひとつ、文化教育の件で先ほど図書館の整備ということで14名の雇用が見込まれてるということでした。例えば、今回の補正の中でも出てきましたけど、平良さんの写真資料の整理と、お一方委託なさっておりますので、膨大な資料だと伺っているんですけど一人でできるのかなという心配がございます。市史編纂室でも調査や整理、発掘等いろんなものをこれから整理していかなくてはならないというのもございます。先ほど図書館が事業の中に入っていると聞いて大変嬉しく思っておりますけれど、博物館、それから花の里づくりも入っているということでしたので、それで雇用が見込まれると思いますし、やはり文化の名護市を目指すのであれば、基礎的なこういう資料というものをきちっとしていって多くの方々に見せていくというのは大事な作業になると思います。図書館は、今申し上げましたなかでまだ事業が追加できないかどうか。それと併せまして、12名で半年間なんですけれど、事業内容によってはあと半年延長してもいいというそういう方向性もあるようでありますので、まだ事業が始まっていないのでわかりませんとおっしゃらないで、だいたい資料の量がわかると思いますので、その点についてお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。細かい各課からの事業につきまして、いま計画書ができておりますけれど、ちょっと勉強不足だということで各課のほうに答弁させますので、ひとつよろしくお願いしたいと思っています。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 教育委員会も今回の雇用特別事業についてお願いをしているところでありますけれども、特にいま平成11年の開館以来いろいろな図書の整理をしてきているわけですけれど、まだ未整理の図書が約14万冊ございまして、この14万冊の中には地域資料の整理事業とか、それから旧図書館からの移動の資料がまだ未整理で、それから寄贈された資料の整理が残っているということで、こういう資料の整理をしていくということでお願いをしているところでありますけれど、平成14年、15年にかけての事業をお願いしているところでありまして、年間200日程度6名という形でやっていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) 観光の事業の件で5名の雇用ということでしたけど、内容がよく把握しておりませんので、その点についてお答え願えればと思います。それから、セーフティーネット補償と貸付という制度、県の方でございますけれど、リゾート観光局の調査によりますと10月の観光客30万3,400人、昨年度より19%減だということです。人数にすれば7万2,900人の減少ということなんですが、幸いに台湾が37.1%増になっていて、どうにか多発テロの基地被害を少し緩和させてくれたようです。北部広域市町村圏事務組合で、北部地域観光関連業者の緊急対策会議というのが開かれておりますが、市も同席なさったと思いますが、パートやアルバイトでいま10月現在で140人中100人が自宅待機ということです。私の友達も一時解雇で、それが撤回されて自宅待機になっていて、いま夜の仕事で一生懸命生活を支えておりますけれど、そういう感じで100人ほどの自宅待機があるということです。それから名護、本部、恩納、今帰仁、国頭、伊江村の宿泊、観光施設のキャンセルの数字が出ておりますけれど、一般、団体で1,611件、修学旅行で1,902件、それから一般団体のキャンセルの人数にして10万1,991人、修学旅行が35万428人で、合計3,511件で、人数にして56万1,498人のキャンセルになっております。金額では40億435万4,000円という、そういう被害というんですか、出ております。同時多発テロに関連する中小企業者を対象にしたセーフティーネット補償、それから貸付の適用、名護市では旅館、それから貸切バス、観光施設等が対象になっております。そういう制度があることを周知されているのか。もし、そういう制度を使っている名護市内の観光施設等がありましたら、制度関係について周知のことと、すでに対応されているということがありましたらお願いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。セーフティーネット補償制度でございますけれど、この内容につきましては、補償限度額が2億円以内と、それから無担保補償が8,000万以内と、それから無担保補償に補償付きが1,000万円以内となっております。名護市のこの補償制度の活用しているということにつきましては、いま手元に資料がございませんので調べて時間が間に合うのでしたらお答えしたいと思います。それから、補償制度につきましては、いま一番大きな問題になっておりますところのネオパークの件につきましてはちょっと難しいということでお聞きしております。そういうことで、手元に詳しい資料がございませんので、時間内に資料がありましたらお答えしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) ありがとうございます。先ほど、長山議員の資料の中でホテルで16、民宿で8ヵ所、それからいこいの村、観光施設で13ヵ所というふうに出ております。それを含めた6市町村の先ほどの被害額でしたので、きっと大変な年末ではないかとそのように思っております。ぜひ、身近な私たちの名護市の市民ですので、状況等をぜひ把握していただきたいと思います。

 それから、若年者雇用対策についてお伺いしたいと思います。名護市の公共職業安定所管区なんですけれど、高等学校の新規卒業者の求人、求職、就職の状況なんですが、名護職安の上地さんとお話伺ってきたんですが、今回のテロにおける事件で観光業界が大変厳しいと。連日就職口の拡大のために企業等を回ってローラー作戦をしているということで、なかなか電話しても外出中ですというのが多かったんですけれど、本人にお伺いしましたら、いま就職口拡大のために飛び回っているのでなかなか管内にはいないですよとおっしゃっておりました。高等学校の新規学卒者の求人、求職、就職の状況というのがございます。これは、名護公共職業安定所管内のなんですけれど、今回平成14年の3月に卒業予定が1,191名です。就職希望者が298人です。高校で。やはり25%の人が就職希望として出されております。県内の就職希望が210人、県外が88人ここでも県内志向という傾向が出ております。求人数は248人で県内が36人、県外が212人です。就職決定者は58人で19.5%です。結局240人の方が就職希望で、新規卒業者の方々がまだ就職を希望しながら職についていないという状況です。このように見てきますと、本当に若い人たちの職が、もちろん中高年の職もリストラで失われているんですけど、若い人たちの職場もなかなか開拓できないというそういう現状です。トライアル雇用についてちょっとお伺いしますけれど、昨日の新聞に県の緊急雇用対策の一環として、県の委託を受けて沖縄県ソフトウェアの事業共同組合が、若年未就職者、それからこれは中高年も入っておりますけれど、離職者を対象にしてIT研修とインターンシップを組み合わせた実践的能力開発講座というものを行っていて、その中では半年間トライアルで仕事のミスマッチをなくするようなこともできますし、就職先も企業を募って来年の4月の採用時期に合わせたスケジュールを設定してこの事業が行われているようなんですけど、全コースに採用を予定する組合加入企業でのインターンシップを導入したということで、20歳から58歳までの未就職者、離職者100人が受講していると、そしてその中では、3ヵ月間の講座のプログラムなんですけど、採用をきちっと取り付けて行っているというところのインターンシップの効果が発揮されてきていると思うんです。これは県の事業なんですけれど、名護市でこのような若年者に対するそういう企画はないか、事業の計画はないかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。先ほど里子議員からありました、新規高校卒業者の就職率が悪いということでパーセンテージもあげておりましたけれど、今年度の新規高校卒の北部地域の企業合同面接会が、平成14年度1月10日ゆがふいんで行われることになっております。これが最後の就職活動になると思いますので、市といたしましても各高校に呼びかけて、この合同面接会に参加するよう呼びかけていきたいと思います。それから、トライアル雇用の制度につきましては、雇用保険法の第20条のほうで規定されております。再就職を促進するということで制度が創出されておりますけど、これにつきましても、中途の退職者を中心に行うということで、所定の給付といたしましては19日から300日だということでございます。そして、中高年、障害者雇用の機会の創出事業といたしましては、障害者を3ヵ月以上雇用した場合に、事業者に対しての雇用の奨励金を支給するとか、雇用に入る前に支援の必要な人についての障害職業訓練の実施とかということと、それから、各種リハビリテーションの処置も利用できるということでございます。この手続きにつきましては、各地域の職業安定所の方で取り扱っているということで、ちなみにこの奨励金の金額につきましては、出費日数によって変わりますけど、1日から7日雇用した場合には月額1万4,700円、8日から15日間では4万4,300円。それから、16日以上勤めた場合には5万9,000円の推奨金が交付されるということでございます。それから、雇用の促進についてでございますけど、ちょっとメモが入りまして、今回宜野座村にオリックスコールセンターが開店するということで、従業員約60名の雇用が見込まれているということでございます。これにつきましても、商工会等に呼びかけて雇用の促進を図っていきたいと思っております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) ありがとうございます。先ほど、障害者雇用機会創出の事業ということでいろいろお話しがありましたけれど、北部の名護市でも障害者の支援センターができております。支援センターのほうでやっていくと思いますけれど、連携を取りながらやはり縦も横も協力しあいませんと、うちに引きこもってなかなか出てこない人たちもおりますので、そういう面での行政の働きかけも大事になってくると思いますので、ある制度はしっかりと使っていきながらやっていただきたいと思います。それから、先ほど若年者のITトライアルで講習は行わないかと言ったんですけれど、先ほど部長がおっしゃった事業で予算は満杯なんでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) これにつきましては、平成14年度から16年度ということでありますので、各課の事業を調整しておりますけど、緊急に必要なものとか障害者に対する支援とかにつきまして予算の範囲内で組み換えできるかもしれませんので、こういうことにつきましては、各関連する課と調整しながら対処していきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) なんかまだ余裕がありそうで少し期待を持たせていただきますので、しっかりと調整していただきたいと思います。それから、離職者支援金のことなんですけれど、雇用対策としてネオパークの解雇者の失業保険等はどうなっているのかということと、それから今回の国の補助、県の補助があるのは対応できないということだったんですけれど、8人の雇用の凍結がございますよね。沖縄でも2002年の春闘にワークシェアリングの検討を明記するというようにうたわれております。厚生労働省もワークシェアリングに関する調査、研究報告をいろいろ発表しております。それで、目的別に4つのタイプに分類されております。確かに分類されたひとつの中を考えましても、現在のような緊急雇用に対する、緊急の事態に対するものとしていろいろ考えなければならない労働の形態ではないかという思いはしております。確かに、ワークシェアリングはひとつの事業を分担してやるわけですから、それは確実に時間の短縮のなかで賃金の抑制等はございます。しかし、100人クビにして50人残るのと、100人そのままにして時短でどうにかやりくりするというのではおのずと違ってくると思うのです。ですから、こういう苦境を乗り越えるためには、広く浅くという方法も考えていかなければならないと思いますけれど、ネオパークはそういうような感じでしばらく可能になっていくのかどうか伺います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。ネオパークの件につきましては本当に名護市内の皆さん、それから議会の皆さんにも多大なご迷惑をかけておりますけど、いま質問にありました雇用保険につきましては、勤務時間が4時間半以下の職員にはありませんけど、4時間以上の職員につきまして、臨時職員につきましても雇用保険は適用されるということで、整理解雇でありますのでこの分保険の支給期間が長いということも聞いております。それで、ネオパークの経営につきましては、名護市の議会の特別委員会のほうで審議していただいておりますので、皆様方の手を借りながら、今後の経営に向けて頑張っていきたいと思っております。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) 失業保険の対象者はいるということですね。やはり、自営業が失敗したという方たちや離職者ですでに期間の過ぎた人たちに対する支援というもの、離職者支援資金という制度がございますよね。その制度は、離職の日から2年以内、特別の場合は3年以内。1年以内の期間で支援をするということなんですけれど、趣旨といたしましては雇用保険制度の枠外にいる倒産した自営業の方、パート労働者の失業、それから、雇用保険の給付期限が切れた方、生計の維持が困難となった失業者の世帯に対するセーフティーネットとしてこのような事業があります。給付は月額20万円以内となっているんですけれど、それが1年以内の期間です。それから、経過措置としては5年以内、年利3%という利息は付くんですけれど、貸付額が多くなるときは二人の連帯保証人もいるようにはなってきますけど、原則として一人、こういう制度がありますので、失業した方々へのそういう制度の活用というものに対しても、ぜひアピールしていただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。こういう詳しいことにつきましては、里子議員がおっしゃることにつきましてちょっと答弁できかねますけど、これにつきましては県の事業で、名護公共職業安定所、ハローワーク等で事業を実施しているということで、いま要綱等を見ながら答弁しているわけですけど、いずれにいたしましても、いまネオパークの件がありましたけど、4.5時間以下の方につきましては雇用保険の適用がございませんけれど、これ以上に勤務している方につきましては、全職員、臨時職員問わず雇用保険の適用になっているということでございます。



○議長(島袋吉和君) 16番 宮城里子。



◆16番(宮城里子君) 時間も残り少なくなってきておりますので、最後ひとつだけですけれど、名護市の雇用創出特別交付金についてですけれど、緊急創出で8,000万円余りきておりますが、県のほうは70億円の10%にあたる7億円を配分保留しております。そういう面で、ぜひまた事業を新たに県に要請できるもの、そういうものはしっかりやっていただきたいと思います。これから、平成17年の3月31日までこの事業が施行されるわけなんですけれど、その中でもぜひ実のある対策をしていただきたいという、そういう思いがいたします。といいますのは、これまで本当に雇用対策というのは行われてきているんですよね。私も新たに資料を取り寄せてびっくりしたんですけど、緊急雇用開発プログラムということで、平成10年の4月に雇用対策として出されている。それで、雇用活性化総合プランとして平成11年、予算1兆円、それから、緊急雇用対策として平成11年の6月に出されて、緊急経済対策における雇用対策といって平成11年ですね。そして、平成12年の5月、平成12年の10月、平成13年の4月、今回と結局8期にわたって雇用対策として出されています。思い出しましたら、緊急経済対策というのが、そういう雇用対策の一環だったということなんです。緊急でということで私たちも補正予算の中で急遽取り入れられたことで、なにがなんだかわからないままに予算化されていったというそういう傾向があります。今回みたいにもろに不況を身近で感じるようになっての雇用対策となると一生懸命考えました。ですから、いま申しあげたいのは、今回の雇用対策をとおしながら国が打ち出してくる雇用対策に対して、あまりにも安易な方向を取ってきたんじゃないかなと、緊急経済対策というのが雇用対策と結びつかなかったという点はとても私自身は反省しているんです。国としては、もうこれ以上の政策的な手の打ちようがないというその8期までの雇用対策に対して、もうこれ以上の対策は出てきようがないというような状況まできていたという危機感を持っていなかった。これは、行政も同じじゃないかという気がいたします。ですから、県の7億円の配分保留に対しても、しっかりと取っていただきたいと思います。この、議場にいる私たちを含めて、それから、この庁舎で働いている方々を含めまして、本当に世間でいわれているようなリストラの対象になるわけではありません。年末を悲痛な思いで迎えるというわけでもありません。ですから私も自分の立場、責任を感じながら、しっかりとやっていきたいと思いますので、ぜひ今回の雇用対策に対しては予算の値を出して対策できるところ、めい一杯やっていただきたいということを要望いたしまして終わらせてもらいます。



○議長(島袋吉和君) 宮城里子さんの一般質問を終わります。暫時休憩します。


休 憩(午前11時 3分)再 開(午前11時15分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き一般質問を行います。30番 大城敬人君、一般質問を許します。



◆30番(大城敬人君) 皆さんおはようございます。議長のお許しがありましたので、30番、一般質問を行います。質問の事項に入る前に、報告とお礼を申し上げます。マスコミの報道でご承知のように、去る11月29、30日の両日、鹿児島・沖縄間の戦時遭難船舶犠牲者に対する厚生省主催による初めての洋上慰霊祭が挙行されました。1982年昭和57年6月に戦時遭難船舶の湖南丸の事故報告書を、県民の前に初めて紹介いたしました。ここに至る経過のなかで、先般お亡くなりになられた故瀬長亀次郎元衆議院議員のお力添えがあったことを改めてご紹介申し上げます。瀬長さんが三井船舶から乗船名簿を提供させていなければ、遭難船舶の今日はなかったといっても過言ではありません。病床に臥されてからも、お見舞いに行ったおりに叱咤されたことを昨日のように思い出しています。ここに、謹んで瀬長さんのご冥福を祈りたいと思います。瀬長さんのように、立場の違いをこえて多くの市民、県民に愛される政治家になるよう努力してまいりたいと思います。1983年に戦時遭難船舶遺族会が結成、今日まで遺骨収集、遺族補償を国に求めて19年目になります。この間、鹿児島県、山川町のB&Gセンター敷地内に、水底の歌という少女のブロンズ像を建立しました。その時は、比嘉鉄也前市長から、名護市の桜の花51本の寄贈がありました。10年たって今日、この桜が咲いているようであります。JAやんばるから菊の花のご協力をこれまでの海上慰霊祭の度にいただいてまいりました。今回も、JAやんばるから菊の花のご協力をいただきました。この場所から、改めてJAやんばる花き部会の皆様に、特にいろいろお世話いただきました花き部会長の神山議員にお礼を申し上げます。ありがとうございました。今回で議員になって94回目の一般質問になりました。ところで、この海上慰霊祭の模様は、すでにマスコミ等でご承知かと思いますが、今回の慰霊団を乗せた船は、三井船舶のふじ丸という2万3,340トンの巨大な船で、こういうふうに大きな船でした。また、海上、船の中に500名が入るホールがありまして、こういう慰霊祭が行われました。また、県からは比嘉副知事、また、国会議員の参議員島袋宗康議員も、国会議員でただ一人この慰霊祭にご参加されて弔辞も読んでいただきました。このようにして慰霊祭が進みました。また後で、みなさんのところには回したいと思います。

 市長が就任されて1期目の最後の定例会であります。市長は初出馬表明で海上ヘリポート建設問題については、これを凍結しというふうに言われました。これがそのときの平成10年11月5日の岸本建男署名による名護市長選挙出馬表明でございます。平成11年、県知事が普天間基地の代替施設の移設先を辺野古沿岸域に決定しました。これを受けて名護市議会では12月22日から23日の未明にかけて、これまで2度にわたる全会一致のヘリ基地反対決議を反故にして条件付き受け入れ案を多数で可決。12月27日、市長は議会の議決を経たとして普天間基地の移設について7つの条件をつけて受け入れ表明を行いました。あれから、2年になろうとしています。市長が就任最初の3月定例会でノーサイドを宣言されました。4年間があっという間に過ぎました。いよいよ本番開始のときがきました。明けて2月3日は、天下分け目の市長選挙があります。前回市長は、凍結で政策論争をはぐらかすことに成功したと思います。しかし今回は、普天間基地代替施設、是か非か同じ土俵で争うことになりますので、逃げずに正々堂々と市民の審判を受けてもらいたいと思います。4年間の岸本市政に対する市民の審判が下されるわけであります。平成9年12月21日行われた、名護市の米軍ヘリポート基地建設の是非を問う市民投票の結果は、反対が条件付きも含めて1万6,639票。賛成が条件付きも含めて1万4,267票。反対票が賛成票を2,300有余票を上回りました。しかし、比嘉前市長はこの結果を無視して米軍ヘリ基地建設を受け入れ辞職しました。民主主義の多数決原理を踏みにじる暴挙であります。その結果、多数決に従わない児童生徒が増え、民主主義を否定しかねない現象が教育現場で起こったりして、深刻な問題になりました。このように、社会のルールが踏みにじられることは、絶対に許されるものではありません。現に地方自治の原理原則である住民自治が普天間基地代替施設移設問題で、再び踏みにじられようとしています。振興策を振りかざして、住民の意思決定を蹂躙するような事態が岸本市長のもとで行われていることについて、質問を通じて明らかにしたいと思います。当局は質問について簡潔にお答えいただきたいと思います。

 質問の事項1、普天間基地代替移設問題について。質問の要旨(1)、移設場所の選定について市長は、辺野古区の行政委員会の決定が行われていないのに、ほぼ同意を得たなどと断定されています。根拠は何か伺います。(2)普天間基地代替施設移設場所選定にかかわる辺野古区に設定された特別委員会について伺います。(3)末松文書について伺います。末松文書を議会に提出することを強く求めます。(4)辺野古区民が求めている3工法8案について説明会を行うべきであると考えます。市長の見解を伺います。(5)市長は辺野古区民に対して、場所選定について民主主義的手法によって場所選定を行う意思がおありかどうか伺います。(6)市長が提示された7つの条件の一つである使用期限15年の活字がマスコミの報道から消えつつあります。15年問題についての見解を伺います。その他の条件について具体的にどのように進んでいるのか伺います。質問事項の2、名護自然動植物公園について。(1)ネオパーク人員整理に関連して市長の経営責任を問います。市長と役員は辞任すべきと考えます。市長の見解を伺います。質問の事項3、名護市食肉処理施設整備事業食肉機械設備工事請負契約に関すること(1)名護市食肉処理施設の整備事業機械設備について落札ができなかった経緯を説明すること。質問の事項4、災害問題について。(1)私有地の為又1219-52道路斜面が崩落して、隣接住宅の影響が考えられる。市の財産の保全は考えられないのか市の見解を求めます。これらについての説明を若干加えていきたいと思います。

 まず、普天間基地の移設先を選定する辺野古区の特別委員会についてなんですが、これらの構成人員等々について求めたいと思います。その点がちょっと質問で漏れていましたのでお伺いします。あとは、これらについて自席から再質問をしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 質問事項の1、質問の要旨(1)についてお答えいたします。設置場所の選定について私がほぼ同意を得たというふうに断定していると、その根拠は何かということについてお答えいたします。私は去る12月4日に、尾身幸次内閣府沖縄担当大臣とお会いし、これまでの意見集約状況を説明した際に、地元にはまだまだいろいろな意見がありますが、年内には意見集約を図りたいという旨のことを申し上げました。同意を得たと断定したわけではございません。

 次に、質問事項の1要旨の(5)についてお答えいたします。辺野古区に対し、場所選定について民主主義的手法によって場所選定を行う意思があるかどうかということについてお答えいたします。これまでの議会で答弁してきたとおり、私は地元の意向に逆らってこの問題を進めることはしないということで対応してまいりました。これからも、地元住民の意向を尊重しながら進めていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 発言要旨の(2)、(3)、(4)、そして(6)、(7)についてお答えをいたします。まず(2)の特別委員会についてでありますけれども、辺野古区代替施設等対策特別委員会は、辺野古区区長の諮問機関として区長が任命されたものであります。区内部の組織であるというふうに理解しておりまして、市当局がそれについて言及する立場にはございません。そしてさらに加えてその構成メンバーを出していただけませんかということでしたけど、これも区行政のことでありますので私どもからその構成メンバーについてご報告する立場にもございません。それから、3番目の末松文書についてでありますけども、これにつきましては、これまでも何名かの議員にお答えしておりますけれども、地元の議論に影響を及ぼす可能性があるということで、いま辺野古区や豊原区のほうでそのことについて意見集約中でありますので、いましばらく公表を控えたいというふうに思います。

 次に4番目でありますけども、3工法8案につきましては、6月4日の第7回代替施設協議会で提示されて以来、これまで市議会であるとか、地元3区合同委員会等々で説明を行ってきたところであります。次に(6)と(7)について合わせてお答えをいたします。これまでの議会で答弁してまいりましたように、15年問題につきましては、今後とも沖縄県と連携し、政府に要請をしていきたいとこのように考えているところでございます。その他の受け入れ条件につきましては、我喜屋宗弘議員、宮城康博議員の一般質問に答弁したとおりでありますので、ひとつご理解を賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 質問の事項の2、ネオパークの件でありますが、人員整理に関連して、市長の経営責任を問うと、市長と役員は辞任すべきと考えますがというご質問に対してお答えいたします。私も、ネオパークの社長として十分に経営責任は感じておりますし、今後の対応についてもじっくりとこれを推進していきたいと思っております。ただ、役員に対していえば、株主の皆さんも一部役員に入っていたのでありますが、すべて市以外の株主の皆さんは役員を辞退いたしました。現在、役職員を中心に残っていると、そういうことでございます。いま役員が私と、市関係の役員が手を引きますとほとんど役員が残らないという状況になりますので、しばらくは現体制で頑張っていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) それでは、大城敬人議員の一般質問にお答えいたします。質問事項3の名護市食肉処理施設整備事業食肉機械設備工事請負契約に関することにつきましてお答えいたします。今回の名護市食肉処理施設整備事業につきましては、29億円余の工事費で事業費が厳しいなかで8工程工種9区分にわけて分離発注し、機械設備工事以外は落札しており、契約及び仮契約を締結しております。しかし、機械設備工事は、4グループの共同企業体で11月30日に入札を執行しましたが落札にいたりませんでした。その結果、地方自治法施行令167条の2、第1項第6号の規定に基づき随意契約をすることを決定し、今回入札に参加した企業体に改めて随意契約についてお願いいたしましたところ、全員が辞退するとの回答がありました。よって、指名業者以外の企業と随意契約について準備を進めています。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) おはようございます。大城敬人議員の一般質問にお答えいたします。発言事項の4、災害問題について。質問の要旨(1)についてお答えいたします。当該地域は旧名護町時代に払い下げされた土地で、当該道路はその際に払い下げされた農地のための農道であります。先日、当該農道の法面崩落を調査しました結果、農道に隣接した字為又1219番地の67の土地の法面が崩落し、道路敷きにかぶさっているのが現況であります。したがいまして、公共土木施設災害復旧事業により、道路災害を復旧できるのは国道、県道、市道であることが前提でありますから、当該個人住宅法面の災害については適応除外になりますので、ご理解をお願いいたします。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午前11時33分)再 開(午前11時38分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) いみじくも、岸本市長の先ほど5番目の民主主義的手法について私はここで正したいと思うんです。岸本市長は、このヘリ基地の条件付きの受け入れ表明をされたときに、記者会見で名護市の議会の議決があった。漁業組合の決議もあった。それよりも近いところの豊原や久志、辺野古の同意を得たということを記者会見でおっしゃっておられます。しかし、平成12年3月の第18回定例会において、この辺野古や豊原の同意が実体のない、特に豊原の問題については実体のないものであるということを、この3月定例議会に末松企画部長が文書でもって議会に提出して、議事録にちゃんと載っているんですよ。なんと言ってますか。「市長が表明した前日の平成11年12月26日には、辺野古区長及び辺野古区行政委員ならびに豊原区長その他の方々に市長の表明について説明をし、ご理解を求めるため電話をいたしましたが、豊原区については電話が繋がらず、表明後に報告させていただいたところでございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。したがいまして、平成11年12月26日に豊原区長及び行政委員のメンバーにも電話で連絡をしたとの答弁につきましては、私の記憶違いでありましたので訂正をし深くお詫びを申し上げます。以上、平成12年3月21日企画部長 末松文信」と書いているんです。まさにこの経過にいたる中身は、辺野古の当時の行政委員長が言われたように、市長側から、末松さんからどうですかと言われたので、「大事なことは皆さんで決めたらいいんじゃないですか。全く同意はしていません」という返事でしたよね。これをあたかも同意があったという勝手に決めて、こういうことでどんどん進めてきたというのが今日の姿です。ところで、いま辺野古の住民から、普天間基地代替施設移設問題について辺野古区民への説明会を求める要請書というのが平成13年12月の何日でしたか、区長に対して出されている。この中で、後半の部分が極めて我々こんな状況があっていいのかなと思われるくだりがあるので、これちょっと読み上げてみたいと思うんです。「普天間基地代替施設の移設問題について、これまで政府と沖縄県、そして名護市は、地元の頭ごなしには行いませんと内外に宣言してこられました。しかし、辺野古区の現状は、区民に全く説明もなく知らされず、区民が蚊帳の外におかれたままで、区民の頭ごなしにことが運んでいます。区民にとって将来の暮らしにかかる重大な問題であります。区民ひとりひとりの生活権、居住権や環境問題など、それぞれの生存権にかかる問題であります。このような重大な問題を、特別委員会といった区民の承認を得ていない委員会が勝手に場所の選定について答申することなど、私たちは認めることができません。しかも、これまで明らかなように特別委員会の委員長が、名護市に対してリーフの外は厳しいとの文書提出を求め、名護市は末松文書なるものを特別委員会に提出して場所選定の答申を行ったと報道されています。区民をばかにした言語道断の茶番劇です。このような茶番劇で作られた答申を行政委員会が追認するということは、すべて政府の意のままに作り上げられた場所選定と言わざるを得ません。このようにして、辺野古区民の将来を決定することは独断専行であり区民として認めることはできません。寄らしむべし、知らしむべからず。といった戦前のような非民主主義の手法によって、重大な決定を押し付けることは、住民が主人公をうたった憲法を蹂躙するものであります。よって、情報を広く区民に開示することが求められています。私たち辺野古の区民として、普天間基地代替施設にかかる問題について、区民に対して説明会を開くことを強く求め、要請といたします。区長におかれましてご検討のうえ、速やかにご返事くださいますよう重ね重ねお願い申し上げます。普天間基地代替施設移設問題について区民への説明会を求める区民有志。」これは20名の方が出されたということで新聞にも報道のあったところですが、この中身どうなんですか市長。これで、辺野古の皆さんの同意を得たとか、この場所の選定ができたと思うなどとできるんですか市長、見解を求めます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほどの答弁でも申し上げましたように、断定をしたということはございませんので誤解のないようにお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。


休 憩(午前11時43分)再 開(午後 1時46分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。休憩します。

休 憩(午後1時47分)再 開(午後1時49分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは、文書の提出できない理由についてお答えいたします。辺野古区代替施設等対策特別委員会に提出した文書につきましては、去る11月21日の臨時会の場においてご説明申し上げましたように、現在、辺野古区や豊原区において意見集約中でありますので、地元の議論に影響を及ぼす可能性があるということで、しばらくは公表を控えたいと思いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 先ほど、末松文書なる公文書が、辺野古区で設定された特別委員会の求めに応じて提出され、それがいま今日、豊原区の議論の主要にやられていると、これは極めてアンフェアだと思います。ようするに、3工法8案から辺野古地域、豊原地域に場所の選定をしなさいといいながら、その場所を選定する人々に対してこれは難しいですよといった類の政府や県の意思をまとめたものを出す。これは、まさに圧力であって何ものでもないんです。ようするに、その地元がフェアに議論することを制限する。こういうものになっているんです。ですから、おそらくここで公にできないんでしょう。そういうことは私は、市長、皆さんは地元にフェアにその審議を求めたと思うんですが、本来特別委員会が求めてくる場合には、常識的に言えばこれは今さっきいみじくも末松部長が言ったように、辺野古の特別委員会だからこの構成とかそういうのをわかりませんということを言いながら、自分たちの手前にその押し付けについては、相手が何であろうと辺野古の特別委員会であろうと文書を持っていくと、そういうことをやっているんですね。これは、今さっきの答弁とまったく矛盾したことで、特別委員会の構成は触ってはいけない辺野古の自治の問題だというんだったら、当然こういう文書だって出せるはずがないんだ。その段階でお断りするのが筋というものです。そういう矛盾したことをあえてやっているところに、今日の恣意的な結論を急ぐという形が行われているんだと思います。そういって、あえて4番目、(4)の3工法8案について説明を行うべきであると私は考えます。それはどういうことかというと、辺野古の区民は辺野古の区長さんに対して説明会を求めている。私は、これまでの経過の中で、市長も尾身担当大臣に言われたという答弁がありましたが、そういう状況の中で、私は名護市が自信を持って3工法8案については説明会をすべきではないかと、いまや辺野古は、先ほども読み上げたように大変苦労している。私は今回のこのやり方は非常に卑怯だと、この手法は卑怯なやり方だと。なぜかというと、本来ここでお尋ねしますが、埋め立て200ヘクタールになりました。200ヘクタールの埋め立てというのは、本来どこの権限ですか。部長、答えてください。200ヘクタールの権限はどこですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 権限の前に、その工法についてはまだ決定を見ていませんので、それにお答えをする必要はないと思います。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 議長、質問に答えさせてよ。200ヘクタールの埋め立て、いまは何もヘリポートの話していませんよ。200ヘクタールの埋め立ての権限について聞いているんです。法律的な制度の問題を聞いているんです。答えなさい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) いま議論していることが代替施設関連のことでありますので、私は先ほど工法についてはまだ決まっていませんのでお答えできませんということでありましたけれども、一般常識的にというお話であれば、これがもし埋め立てということであれば、200ヘクタールということで事業者は国でありますので、防衛施設庁になるというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 一般論で200ヘクタールの埋め立ては防衛施設局、国の許可です。したがって、本来地元はできませんと言ったって、国がやる気があればできるものです。それをあえてなぜ辺野古や豊原に地元で決めなさいと言っているかというところが、今日の手法としての卑怯なやり方、地元に全部責任を転嫁するという、こういう地元の人を苦しめるようなやり方でもって地元が決めたんだと、将来にわたってこれからずっと地元が決めた特別委員会が決めた。こういうやり方で自分たちは責任の無いようなかたちを取ろうとしているところに大きな問題があるわけです。したがって、そういう点で言えば、市長、12月いっぱいで代替施設協を開催する。それまでに、末松部長も意見の集約をすると言っているんですが、地元の意見としては、豊原はもう12月中出せませんと言っているんです。そういう状況だったら、この代替協にどのように報告するのか伺いたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は、この問題については地元に全責任を負わせるというつもりは全くございません。最終的には私の責任において、私が責任を取って判断をいたします。さらに、代替施設協議会のお話の協議の内容でありますが、事実は事実のとおり明らかにするのが、今回の代替協の目的でございます。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) この前、辺野古の行政委員長と区長さんがお見えになって、市長に辺野古の行政委員会は特別委員会の答申を一応市長に報告されたというふうに思います。その中で、答申に出されてきた案はどれとどれなんですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) その際に答申を携えて市長室に来たわけではありませんので、私は答申の内容については知らされておりません。口頭での報告でございました。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) どういう口頭の報告ですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 位置については特別委員会の案を尊重いたしますと、規模については継続で審議をいたしますと、こういうことでありました。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 特別委員会の案、位置についての案はどういう案ですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) リーフ上、あるいはリーフを含む2案というふうにおっしゃっておられました。そして、そのことの詳細については、先日来末松部長が答弁をしているところでございます。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 末松部長、今度の3工法8案の中に、リーフ上B1案、B2案、B3案ありますね。この案の中のいわゆるすべてですが、一番豊原に隣接しているところの距離は何メートルですか。例えば、ちなみにリーフ上B2案については、滑走路の中央から2,180メートル。それから、Bの3案は1,900メートル。それから、リーフ上B1案は1,800メートル。それで、豊原との一番隣接したところと、中央じゃなくて接近したところ何メートルですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 資料の中では、辺野古の公民館の位置から滑走路までの距離を示しておりますが、豊原の海岸からどのくらいかということについては、ちょっと計測してみないとわかりませんけれども、いま出されている案の中でリーフ内A案、これは杭式桟橋工法のリーフ内案が1,500メートルとなっておりますので、今のところ8案の中で一番近いのはどれかというご質問ですので、杭式桟橋工法のリーフ内案が1,500メートルというふうになっております。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午後1時59分)再 開(午後2時13分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは、大城敬人議員のご質問の代替施設のリーフ上B1案のクリアランスについては、陸上とのクリアランスは393メートルで、これはおおよそです。いまスケールを使ってやっていますから正確な数字ではありませんで約393メートルです。それから、B2案につきましては714メートル、それからB3案についてはおよそ429メートルの距離でございます。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 辺野古の集落中心から、これまでの代替施設についての3案、いわゆる答申が特別委員会から出されたといわれるリーフ上、このことについて一番近いところの距離を私がなぜ出したかということに関連してお尋ねしますが、去る3月の10日1時から3時まで行われましたヘリコプターのデモフライト。その時のデータでは、騒音測定結果1.1キロで80デシベル、平和の塔、辺野古区で83デシベル、それから1.4キロでも82、83と出ています。そこで、そうするとこの地点は極めて近いので、ヘリコプターの騒音というのはすさまじくなるということは誰が聞いても距離からしたらわかることです。そこで、ちょっとお尋ねしたいんですが、この写真これはいま最も近い地点にある牛舎です。ここに牛舎があるの知ってますか。このような今の案でいくと、牛舎が大変に被害を被るということがあります。それから、ここに今船舶が漁業をしています。辺野古の漁民は、平島などの内海で漁業を営みます。これは、サザエがあるんですが、皆さんもこの辺野古のリーフ、これは非常に美しいリーフなんです。これは私も一緒に泳いで撮った写真なんですが、プロのカメラマンが撮った写真なんですが、こんなに美しい海なんです、辺野古は。そして、旧暦の3月3日には、このリーフで皆さんが全県的にサザエを採りに来ます。古波蔵 廣さんは地元ですからよくご存知だと思います。私もいったことがあるんですが、冬の12月の深夜に行きますとすごいサザエがいるです、夜中の干潮には。こういう豊かな海は、魚の産卵地域なんですね。それでお尋ねしたいんですが、リーフ上という、これまで辺野古の皆さんはリーフの外だという話があったんですが、今回横やりが入って末松文書なるものによってリーフの外は厳しいという結果を押し付けられてこういう案が出てきたんですが、世界の、少なくともアジアでリーフの上にこのような海上の施設がある地域がどこにあるのかちょっと教えていただきたい。答弁いただきたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 事例としてリーフ上に建設された飛行場があるかということでありますけれど、そのことについては掌握しておりません。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) オーストラリアのリーフの上に飛行場があるという写真は見たことがあります。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 1997年の9月3日、これは過去に市長に質問をした、いわゆるSBF海上施設機能分析と運用構想というのがありまして、あるいはアメリカの1998年3月の会計検査委員のダンカン・ハンター下院議員の報告、会計検査委員からの報告で海外におけるプレゼンスの中に、この両方ともSACOの問題について触れているんですね。どういうことを触れているかということについてですが、ダンカン・ハンター下院議員の報告の6ページ、和訳された冊子の6ページですが、「SACO合意の実施に伴いふたつの環境問題が発生する。ひとつは、基地を造った後の汚染問題があるということと、第2の問題は、海上ヘリポート建設に伴って周辺のサンゴ礁など海洋への影響が懸念されていることである。米国はヘリポートの運用にあたっては沖縄の自然環境を保全する方向であるが、施設の恒常的な運用はサンゴ礁など周辺の海洋の汚染を引き起こす恐れがある。例えば、航空機をはじめとする施設の運用に使用される燃料や洗浄液などの物質が流出する事故が発生すれば、危険な事態が生ずる。日本政府はサンゴ礁の状態を確認する調査作業を実施している」というふうな報告があるんです。サンゴを守れということで、こういうアメリカ側の2つの調査報告書の中に、ひとつは今さっき申し上げましたSBF海上施設機能分析と運用構想、普天間航空基地の移設計画というなかで、「環境問題として米国政府は、普天間飛行場の移設を日本政府と調整し、沖縄の天然資源を保全し保護する方向で達成したい。次の項目は、考慮されるべきである。Aサンゴ礁の潜在的な被害は避けられるべきである。」特別委員会がこういう知識はもちろんなかったでありましょう。このように、米国が環境問題に非常に力を入れて、特にサンゴ礁は国土の保全にどうしてもなくてはならないというのが、これまでも常々米国側から言われていることなんですが、そういうものの上にものを造るというようなことが果たして行われていいのかどうかということで、部長にお尋ねします。こういうことに対する辺野古の評議会の決議で、文書がかつて市長に出されているのですが、まずこれから読み上げます。「これは、例のキャンプ・シュワブ沖の代替ヘリポート建設工事調査実施反対についての要請」というのが、平成9年1月16日辺野古区長、宮城利正様から、名護市長当時の比嘉鉄也殿に出てるんです。これは、辺野古の行政委員会で決定した決議の要請文として出されているものですが、この中でどういうことを述べられているかというと、「当区は、国策である基地をできるだけ理解に努めてきた地域でありますが、今回のヘリポート建設については、地域が最も大切に守ってきた美しい海浜、サンゴ礁の汚染破壊と騒音を伴うヘリポート建設、それを前提としたキャンプ・シュワブ沖のメガフロート工法等の工事調査を受け入れないよう地元を代表して要請いたします」ということで、この辺野古の区民の財産だけではなく、県民も等しくやっているいわゆる自家用漁業、この地域である辺野古のサンゴ礁については守らなければいけないという認識を辺野古の行政委員会、最高決議機関でこれを意思決定して、これを市長に要請されている。これがいつどのようにして覆されて、今回の答申になっているのか認識しておりますか。それと、この文書について認識してますか。答えてください。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) まず要請文書については、いま敬人議員が読み上げたとおりでございます。その当時と今とどう変わっているのかということでありますけれども、このことについては、辺野古区の行政委員会の考え方だと思いますので、私のほうからコメントをするわけにはまいりません。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 聞くところによると末松部長は、今回のこの3工法8案に対しまして、リーフの外の深いところは厳しいという文書を出されましたね。そして、辺野古は従来から決議をされてリーフ内はだめだということがとっくに決議されているんです。そうなってくると、選ばれるのはリーフの上ということは歴然としているんです。私はここで先ほどの文書の中に、辺野古の皆さんのしたためた文書の中に茶番だと。ようするに、3工法8案のなるものを示しているけど、もともと内もだめ外もだめですよ、3つのうちから選びなさいと言っていることでしょう。こういう恣意的なことが、地元の選択に押し付けがましくやっていることが、皆さんとしてはなんの苦痛も感じないんですか。いま辺野古の皆さんが、このように美しいサンゴを守らなければいけないということや、あるいは地元からなんの説明も受けていないということのなかで市長、辺野古の区民に対する説明が必要だと思いませんか。答えてください。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 行政委員の皆さんが辺野古の皆さんに説明するという計画があると聞いております。3区合同委員会、あるいは市議会にもこれまで説明してきたところでありまして、これから後、辺野古の住民に私のほうから直接説明する日程はございません。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 市長の民主主義的な手法というの、反対意見を持っている人がいるところに出たくないというのが、市長の基本的な考え方のようですけれども、もう一度聞きます。これは、地元住民が辺野古区の説明会を不満とし不十分とし、市長に求めたときにもあえて拒否をされるのかどうか。はっきりしてください。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 少なくとも、年内にそういう機会を作ることは不可能でございます。日程的に調整がつけば、説明会を開いてもいいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) それならば、私はこの問題でいま、辺野古の皆さんに調整がつけば説明会をするという市長の答弁を得ましたので、これは辺野古の皆さんにとっても、そういう要求が出てくるでありましょうが、ここで、それならばなぜ二見以北の皆さんとお会いにならないか。その点について説明を願いたい。このように思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 11月から、ずっとその件については私のところの職員と二見以北10区の会が話し合いをしてきたようであります。そして、11月の2日間、いずれの日にかでやりましょうということになっていたんですが、どっちのほうも都合が悪くてできなかったということでございます。そして、12月に会いましょうということですから、12月はとても時間が取れませんということであります。これも年が明けて、いずれ日程の調整がつけば、それはそれで実施をしたいということでございます。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 先日は、二見以北の代表の方と助役を交えて、市長の意向として今後お会いすることはないという正式な答弁だったんですが、いまの答弁のニュアンスは、チャンスさえつくれば二見以北の皆さんと話し合ってもいいというふうに取れるんですけど、そのように理解していいのかどうか。ご答弁いただきたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) そのとおりであります。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 二見以北の皆さんにとっては、これまでに2年間100回の申し入れをしてきました。これは、2年間も市民と会わないというのは、絶対に許されるものではないんですよ。市民はすべて等しく対応されなければいけない。というのは、市長は、賛成の方々がいらっしゃる地域には出かけていくが、そうでないところには出かけていかないということは、これまでもそういうことは表明されていないと思います。ようするに、賛成でも反対であろうと当然行くべきだと思うんですよ。この場合に、いまさっきの折り合いの話なんですが、いいですか市長、これまで担当の職員と二見10区の皆さんとは折り合いは全部ついているんです。市長が夜はいけない。そういうことでそれもいいでしょう。すべては、みんなクリアして、後は会うだけなんです。そのことについて、先日の話の経過があるだけに、このことについては、私は都合がつけばということだけで言われたのでは、今までと2年間同じことを繰り返している。都合をつけて会うというふうに答弁していただきたいんですが、いかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 賛成のところには出かけて反対のところには出かけないということについては、それは事実認識の間違いでありますから改めていただきたい。私は、賛成のところに行って住民説明会をしたということは一度もございません。ですから、これにつきましてもなかなか1月は日程が厳しくなると思いますから、それは敬人議員もよくご承知だと思いますから、いまそれについては、明確に答弁はできないというところであります。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 全部聞いているんですよ。私いま、市長が賛成の人のところには行かないが反対の人のところに行かないとは言っていないと言ったんですよ。何聞いているんですか。だから、いま都合の話ではなしに、これは約束として市長の意思なんです、時間を取るということは。いま残されているのは市長の意思なんです。したがって、市長がいま言われたように選挙を目前にして大変に忙しいことはよく知っているんです。しかしながら、2年間も市民と会わなかったということは大変なことなんです。そこを、やっぱり払拭して、ちゃんと選挙に臨まれるということがベストだと思うんですが、その点についての努力はされるのかされないのかどうなんですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 努力はいたします。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) たくさんの人が聞いておりますから、努力はやっていただきたいと。これについて努力というのは、やっぱり自ら能動的に主体的にやるということであって、それもまた都合がつかなかったなどという詭弁はもう通用しないと、そのように思っていただきたいと思います。ところで、1の中の使用協定の問題なんですが、使用協定の問題で私は三共地域からずっと一貫してこの騒音の問題について出してきまして、いよいよもう年の瀬も押し迫っておりますが、三共地域3区の区長さん3名で、今回のヘリ基地反対の、三共地域としては認めるわけにはいかないという文章をしたためて、今週中に市長に対して提出するということを区長さんたちが決めたようであります。その点は今週中に行うと思うんですが、繰り返し私は、今日でもなお辺野古から伊江島にいくヘリコプターが騒音を撒き散らして、このように編隊も組んでいくということでこの地域のルートについて市長は、使用協定の問題の中でルートの問題もちゃんとやるということを言っているんです。しかし全くこれらについては、進展がない状況があります。そこで、これまでの経過等を含めて簡単に説明していただきたい。特に防衛施設局が三共地域と辺野古の間に騒音測定装置を設置するということを局長が表明されて久しくなりますが、これらについて三共地域の地元からは、自分たちと設置場所について話し合いをしたいという意見も出されているんです。これについてもどのように考えるか答弁をいただきたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) これまで、敬人議員から再々ご要望がありまして、防衛施設庁といたしましても、騒音測定を実施したいということでございます。その日程等々、設置場所については地元の皆さんとも調整をしながら設置させていきたいと、このように考えています。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) これは1996年11月22日に、喜瀬、幸喜、数久田、世冨慶の区長さんたちが比嘉鉄也市長に対して、あの当時のヘリポートに反対する要請をした写真であります。残念ながらその中の一人の比嘉許田区長は故人になってしまいましたが、現在三共地域の区長さんがいまのような状況で申し入れたいということでありますので、その点についてはいまありましたように、三共地域の騒音測定等々を含めて、それだけではなくてヘリ基地の今日の状況、3工法8案が出ている状況のなかで三共地域は基本的に反対だということを文書で申し入れをするというのですが、これらについてちゃんと対応してもらえるのかどうか部長、答えてください。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) そういう要請がありました場合には、受けとめたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 私はこの4ヵ年間を顧みるに、特に2年前のヘリ基地の問題については、市長に過日一般質問でこれほどSACO関連の予算をいただいたときには、後はとうとう答えられなくなる、いわゆる、市民に対して条件が受け入れられなければ撤回をするなどとおっしゃったんですが、これができなくなるのではないかということを一般質問で出したことがありますが、そのときにはそういうことはないというふうに言っておられました。しかし今回の予算等みてますと、すべてがSACO予算になっておりますし、こういう状況のなかでは、悪い言葉で言えばSACOに買収されているんじゃないかというふうな感じがするくらいの凄まじいSACO予算がやっていると。これは地元のニーズというのがありますから、財政的にどうするかということで市長が答えられたとおりの面もあるかと思いますけど、あまりにもSACO関連予算が膨大になってきて、いよいよこの条件が認められないというようなことになっても、撤回ができないんじゃないかという感じがしてなりません。そこでお尋ねするんですが、15年問題の決着はどうしてもやらなければいけない市長の公約であります。それから、7つの案の条件もそうでありますが、これらについてひとつでもこれが条件を満たされなければ撤回するというのが市民との約束でありますが、このことについては変わりないのかどうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) これまで答弁してきたとおりでございます。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) 去る一般質問で基地使用協定の中身が、沖縄政策協議会の中身と瓜二つの場所があるという指摘をしまして、これは市長もお認めになったように、活用して何が悪いんだというふうな言い方もされたんですが、まさに、沖縄政策協議会の中身をそのまま使用協定の中身とされております。そこで私が懸念しているのは、この決定にいたるこれまでの状況のなかで、例えば…。失礼しました、受け入れ条件…。

 (会場より「いま使用協定じゃなくて受け入れ条件だから。7つの条件のことだから誤解しないように」との声あり)

 失礼しました。私が指摘してきましたように、市長は偶然そうなったというような答弁をされたんですが、12月27日に受け入れにしましても、それから、その経過にいたっても政府関係機関から出されたアクションプログラム、そして日程等についても、そういう流れがありありと偶然の一致とはいえあまりにも事前に出された、そういう政府のプランに基づいて流れが行われてきたと。今回も、3工法8案につきましても、末松文書なるものが国と県の意向にそって市がまとめてそれぞれ豊原や辺野古、特別委員会に提出させたようでありますが、これはまさに、一方では振興策の予算を絡めながら、名護市に反対の意見を有無を言わさないと、そういう状況のなかで実際に事が進められてきて、我々名護市民が押し付けられてきたというふうな感じがしてなりません。そこで、私は最後に伺いますが、このような美しい辺野古の海、自然、そして、そこで生を営んでいる方々が、これほど生存権の問題で強く訴え出ているときに、これをあらゆる形でもって強行、推進するということは、私は許されないと思います。市長にとって、この問題について撤回する意思はないのかどうか、最後にお聞きしておきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) いま撤回する意思はございません。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君。



◆30番(大城敬人君) そもそも最初から撤回する意思はなかったと思います。この使用協定等々の撤回文というのは、これは市民騙しであったとしか私は言いようがないと思います。そういう立場に立って、来年の2月に行われる市長選挙は、まさに市民のそういう基地反対の、新たな基地建設反対の審判を、洗礼を受けるだろうと、私は市民と共に基地反対のために全力をあげて頑張っていきたいということを意思表明しまして一般質問終わります。



○議長(島袋吉和君) 30番 大城敬人君の一般質問を終わります。暫時休憩します。10分程度。

休 憩(午後2時41分)再 開(午後2時51分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。27番 具志堅 徹君、一般質問を許します。



◆27番(具志堅徹君) こんにちは。いろいろ長引いて時間もかかっているんですけれども、最後までお付き合いください。よろしくお願いします。

 先日、和の会の我喜屋議員からも、日米安保条約についての言及がありました。海兵隊は、逸脱しているんじゃないか。後で、逸脱とは言いすぎたかなという感じがありましたが、文字どおり新しく作る海兵隊、日米安保条約にも逸脱していると、私も自席のほうから応援をしたことなんですけども、彼は言いすぎたかなという話もあったんですが、本当に逸脱していますね。この日米安保体制を見直す声がいろいろ出ているんです、多くの人々から、後藤田正晴元副総理、これは自民党の副総理が朝日新聞の3月20日付けで「今後10年の日本の進路は」のインタビューに答えて、「平和と自立と共生だ。自立とはアメリカからの自立で、軍事同盟の時代ではなくなるから日米安保条約は見直し友好平和条約に切り替えるべきだ」というようなことなども、元副総理などが発言をしておるし、日米関係に関しては、また寺島実郎さん、三井物産の戦略研究所長が「日米関係に道筋を通し、相互敬愛のためにも米軍基地の段階的縮小、撤退を実現すべきであり、東アジアの安全保障に向けて基地のない日米協力を構想すべきだ」と、毎日新聞のこれは2000年8月13日に出したりしております。そういうように、広範な人々から日米安保体制についていろいろと取りざたされている。沖縄における米軍基地の大きな状況について大変な事態になっているということがあります。そのことについて触れておきたいと。いま小泉内閣は沖縄名護市の辺野古沿岸に、アメリカ軍基地について、年内にも代替施設協議会を開こうと場所工法などについての政府計画案3工法8案から選べと迫っております。この3工法8案はいずれも総延長2,700メートルで、かつて提案された海上ヘリ基地の2倍以上です。戦闘機や輸送機の発着もできます。いまアメリカが戦略として配置しようとしているのがこの機種です。これがMV22オスプレイ。この機種がいまどんどん訓練をしている。この機種、実は3度ほど墜落をして、23名ほどの米軍が死んでおります。死んでいる家族からは、実験台に使われているということで抗議がアメリカ本国で起こっております。しかしこれを、新しい基地に配備するということが言われています。これが、MV22オスプレイ、飛ぶときにヘリコプターのように上昇して、そして滑空していく。朝鮮半島、台湾も自由に行ってこられると、そういう能力があると。これは、先の何度かの議会でも示したことですが、こういうことを忘れてはいけない。新しく造ろうということについてこれが忘れられるようなことにあってはいけないというので、ぜひこのことについても認識をひとつしていただきたい。こういうことで持ってまいりました。そして、新しく造られようという基地の大きさ。実は防衛庁が作ったこのビラ、代替施設の規模などについて、このビラを区長さんを通して全区に配布するという、これです。(ビラを提示)こういうのを皆さんは配っております。防衛庁の資料です。これを見るだけでは、あまりにも規模が小さいので、つい先日地元の皆さんに写真で見せたらびっくりしたというような報道がありましたが、文字どおり私はこれまで、普天間基地がどういう実態なのか市民に明らかにしなさい。海兵隊の能力はどういうものなのか明らかにしなさいということで要求したんですが、市長はそれを反故にして、文字どおり防衛庁の下請け機関としてこういうのを配ったということが、いま一体どういう立場に立っているのかと、住民の立場に立つのかどうかということが真剣に求められるのではないかということです。基地の居座り、そしてその基地の大きさが写真で見て辺野古に持っていったから大きかったと、辺野古の基地を沖縄に持ってきて名護の市街地に持ってきたらどうなるかと、これです。(資料を提示)名護城から今の中央図書館、そして、ここの三叉路の距離。名護城から我々の図書館の距離まである2,700メートルです。市街地がすっぽり入ります。そして、いま丸いコーンを付けておりますけど、このコーンは、つい先日行われた平和大会、この平和大会でアドバルーンを上げました。アドバルーンを上げて、するとこの地域から名護城のアドバルーンがとっても見にくい場所にあるんです。こういう状況に立ってるというので、この市街地が全部入る。名護城から図書館、そして、そこの野球場のところの三叉路、バイパスの。こういう状況になっているということをぜひ認識して、海上に浮かべて大きいということで地元の行政委員会はびっくりしたけども、名護市街地ではこんなに広くなるんだよということをぜひ認識していただきたい。こういう思いを地図におとしてみました。そして、皆さんのところにビラを配ってあるんですが、このビラが私の測量したものでできたビラです。そういうことも含めて、いま本当に私たちがどのような状況におかれているかということを認識しながら、新しい基地を造らせてはならないという住民の思いが、当局や国、県の圧力で、それならしようがないのかなということでリーフ外だという提案をしようとしたら、乗り込んでいったのが、いわゆる当局、文字どおり末松文書ということですから、そのへんについては、介入しているのは誰なのかということを見ていただきたい。ぜひそういうことで、これからの質疑にも、質問にも答えていただきたいと思います。時間もないから進めますが、それから、この海域は忘れてはならないと思うので持ってきました。これはジュゴンの空中一回転したときの琉球新報の記事です。この基地の金網の奥で新報の取材で一回転したということがあります。こういうようなことなども、忘れてはならないことだということで持ってまいりました。ぜひ、この起こっている状況を忘れないで、過去を思い、普天間基地がどういうものかを思い、なぜ普天間基地が出ていってほしいと思ったのか、このことについて念頭に入れながら受け入れようとするのがいかに危険かということで質疑、質問いたします。長くなりましたが、項目ごとにいきます。

 新しい海兵隊航空基地建設について。はじめに新基地建設計画の撤回中止を求める立場から以下質問する。岸本・尾身会談にかかわって以下質問する。市長自ら進んで代替協開催を要請したことは、基地の積極推進への方向転換か。そうであるならば、理由を示していただきたい。もともとは反基地を唱えていた市長だと思います。2番目に、地元で意見集約ができていない現状を「大筋リーフ上2案容認」とすりかえている。地元は結論を出しておりません。リーフ上容認は国と市長の意向であり、地元の意向ではありません。押し付けてはいけないと思います。国の意向を地元に押し付けて、「地元は大筋容認です、早く代替協を開いてください」というやり方に市民から反発が起きております。名護を売り渡すやり方は絶対に承服できません。4番目に、辺野古の行政委員会が尊重するとした答申はだれもみたことがない。先ほどこれで空転いたしました。14名の行政委員会しか知らないだれも知らないものを「決めた」と言っても、それは一人芝居ではありませんか。5番目に、市長は5万5,000人市民に責任を負っているはずです。市民の知る権利に答えてください。情報公開の時代です。民主主義を尊重してほしいということです。3工法8案について久辺3区をはじめ市民はまともな説明は一回も聞いていない。市民は、質問の機会も保証されないままでいいのかと。名護市政の民主主義が大きく崩れようとしております。今後市民への説明会なしで代替協に望むつもりなのか。名護市民の意見は集約されたというつもりなのか。これは大事なことであります。しかし市長は、集約されなくても場合によっては出かけるというようなたわ言みたいなことを言っておりましたが、これは絶対許されません。これから、集約作業をするというのであれば、現時点で唯一市の見解が示されている末松文書も明らかにすることが必要だ。できないと言っているから話にならない状況ですけど、航空写真を先ほど地元の行政委員会が見てびっくりしたというこの航空写真。これでは小さいから気づかなかったということですから、例の航空写真を防衛庁からちゃんと受け取って本庁や各支所に示して、こういうものだということを市民に閲覧させること、これが市長の取るべき住民への民主的なサービスです。市民への説明会を、せめて支所単位で行うべきではないか。こういうことについてお聞きします。市長判断の拠りどころとしていた「地元、漁民、議会」の意見はどのように集約されたのか。尾身大臣にはどのように伝えたのか。今後の集約作業はどのように行うか。その計画を示していただきたい。

 あと、市長の7つの受け入れ条件とのかかわりで聞きます。7つの受け入れ条件は、集約作業の中でどのように検討されたのか。検討プロジェクトチームができているようですけども、動きがよくみえないなかで報道などが進んでいるような気がします。具体的に報告してください。受け入れの前提条件である「住民生活に著しい影響を及ぼさない」「自然環境への影響をできるだけ小さくする」とはどのように検討したのか。4年前の海上基地より規模が2倍になっております。本当にクリアできるのか。リーフ上2案で内海は守れるのか。IUCN(世界自然保護連合)決議の違反ではないか。藻場が守れるか、ジュゴンが守れるのか。そういうことについて、はっきりさせていただきたい。

 2番目に、市民生活に関連して、農民の生活支援対策について、名護市の対策はどうなっているか。これは、宮崎県の都城市の実践例で市も調べていると思いますので、これは時間があれば具体的に答えてほしいのですけれども、なければ調査をしているかどうかでよろしいです。牛海綿状脳症に関連して。この(2)に私立保育所の全廃計画、福祉行政の後退である。行政の公的責任の放棄であると思うがいかがかということで、逐一また質問したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいまの具志堅 徹議員の質問に答弁をいたします。まず、第1点、基地建設問題でありますが、その中の質問要旨のアの?であります。市長自ら進んで代替協開催を要請したことは、基地の積極推進への方向転換か、ということであります。本議会において屋比久議員やその他の議員の皆様のご質問に答弁したとおり、私は去る12月4日に尾身内閣沖縄担当大臣とお会いし、これまでの地元の状況を説明した際に、地元にはまだいろいろな意見がありますが、年内には意見集約を図りたいと考え、その旨を申し上げました。代替施設の建設場所については、これは代替施設協議会で決められていくことでございます。積極推進への転換かということでありますが、これだけの基地を受け入れるのに積極的にこれを推進していくということは、私はだれが市長になってもできないと思います。やむを得ない事情があってこういうふうにやってきたものなんだとご理解を賜りたいと思います。

 次に、2番目の地元で意見集約ができていない現状での「大筋リーフ上2案容認」というふうに私が尾身大臣に申し上げた、あるいはマスコミにそういうことを言ったということだと思いますけれど、11月21日に開催された辺野古区行政委員会では、位置については特別委員会の答申を尊重するということで意見がまとまったということを私は申し上げているところでございます。

 次に?でございますが、国の意向を地元に押し付けて、「地元は大筋容認です、早く代替協を開いてください」というやり方は絶対に承服できないということであります。「地元は大筋容認です」というようなことは、私は申し上げておりません。私が受け入れ表明して以来、地元の意向に逆らってこの問題を進めることはしないということで対応してまいりました。これからも、地元住民の意向を尊重しながら進めていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは、私のほうで?のところをお答えしたいと思います。辺野古の行政委員会が尊重するとしたことについてですが、辺野古区の行政委員会は辺野古区の組織でありますので、それにつきまして私どもから言及することは差し控えたいというふうに思います。それから?です。?につきましては、これまでの答弁でも申し上げましたように、市民への周知方法といたしましては、第1回代替施設協議会から第7回代替施設協議会のこれまでの内容を、名護市、全区長を含む78団体にその都度送付すると共に、市広報誌「市民のひろば」にも協議会の概要を掲載してまいりました。3工法8案につきましても、パンフレット等を配布するなど、その周知を図ってきたところでございます。次に?でございますが、イの現時点での市の見解が示された私の文書ということでありますけれども、これにつきましては、これまで答弁したとおりでありますのでご理解を賜りたいというふうに思います。それから、ロとハでありますけども、これについては一括でお答えしたいと思います。すでに地元において航空写真を使って説明をし意見集約を進めているところでありますので、ご指摘のことについてはいまのところ考えておりません。

 尾身大臣に「地元、漁民、議会」の意見はどのように集約されただろうかと、そしてそれをどのように尾身大臣に伝えただろうかということでありますが、先ほど申し上げましたように、地元にはまだまだいろいろな意見がありますということをお伝えしたところでございます。そしてこれから後、いわゆる関係団体、関係地域、地元、そういうところの意見集約を図っていきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは、発言事項の1の中の発言の要旨(2)の中の?、?、?についてお答えをいたします。まず?でありますけども、7つの受け入れ条件の検討につきましては、先日、我喜屋議員、それから、宮城康博議員、大城敬人議員の一般質問等にもお答えしたとおりでありますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。?でありますけども、「住民生活に著しい影響を及ぼさない」そしてまた、「自然環境への影響をできるだけ小さくする」ということにつきましては、代替施設協議会で検討を行っているところでございます。今後政府において基本計画策定後、環境影響評価を実施するなかで、さらに具体的な検討が行われるものと考えております。次に?でございますけれども、地元から提示されました案は、代替施設協議会の中で自然環境の影響を含め、技術的検討が行われるものと考えております。また、IUCNの決議につきましては、日米両政府に対する要請となっており、私どもとしてそれについての意見を差し控えたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) 具志堅 徹議員の一般質問にお答えいたします。2番目の発言事項の市民生活に関連して、農民生活の支援対策、牛海綿状脳症に関連してと都城市の質問がありましたけど、これにつきましては調べております。この件につきましては、先日、吉本議員にもお答えしたとおりでありますが、特に都城市の支援対策につきましては、流通支援対策事業、中小企業経営安定緊急対策事業というのが沖縄県にないものが支援策として設置されているということでございます。なお、名護市におきましても、テロ風評による被害および狂牛病対策につきましては、プロジェクトチームを19日に立ち上げ、支援策を検討していくということになっております。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 保育所の全廃計画、福祉行政の後退ではないのかと、こういうことでありますが、このことについては先に宮城康成議員からも同じような内容のご質問がありました。私たちは、検討部会の概要をこの12月号の「市民のひろば」に掲載をし、市民の皆さんの理解を求めたいと、こういうことで流しているところでありまして、私たち今回まとめたのは、このことで生み出されてくる財源等について延長保育あるいは一時保育、夜間保育、休日保育等々さらに特別保育の充実拡充に向けた対応をしていこうと、こういう大きな狙いを込めながら今回の計画を策定したと、こういうことでございますのでご理解を賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 市長が年内にもということで申し入れたことについてよく理解できないので、どういう理由で年内に開いてほしいという要求をしたのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ひとつめは、辺野古区のほうからリーフ上2案という案が出てきたということがひとつ、それにしたがって、意見集約というのが可能になってくるんじゃないかということがひとつでございます。もうひとつは、選挙の前に私の考えていることを選挙民に理解してもらって、そして、わかりやすい選挙をするのが一番いいのではないかということを考えて、この2点からでございます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 先ほど話した日本平和大会の実行委員会、名護市に1,700名の本土からの皆さんと、県内の300名、約2,000名の集会が11月の29日から12月の2日まで、述べ4日間もたれました。その日本平和大会の実行委員会で11日に伊藤防衛施設庁長官に面会をしております。それで、新基地建設計画の中止を申し入れました。重要なことは、この席上、伊藤長官は「年内にもと言っているのは名護の市長で、自分たちは年内に決めろとは言っていない」と明言しています。名護の市長が求めたんでやるんであって、私たちは年内じゃなくていいという感じです。これははっきりしているんです。国のほうがそこまで言っているのに、まだ時間はあるのに、とことん市民の論議を保証して、誤解などがあると皆さんが言うのであれば誤解も解く、理解してないとなれば理解もさせる。時間を取って地元の意見の集約をきちんと進めるべきではないか。このことがいま求められるんです。釣り上げた魚にはエサをあげないという話もあるんです。魚釣りはエサまいて魚集めて釣り上げるんですよ。釣った魚はもうまな板です。こういうことも含めて、とことん市民の論議を保証するということをなぜしないのかということがあるんです。地元の意見集約をきちんと進めるべきだと、それが終わるまで代替施設協議会で勝手な解釈をして、いろいろあるといいながら勝手に解釈して報告して受け入れようというわけですから、逆立ちした話じゃないかと。そのことについて、なぜいまの趣旨説明では、リーフ上の2案が出たというのは、リーフ外だというときに末松氏や県の副知事などが押しかけていって「アレーナランドー」と、1兆円もかかるし20年もかかるからだめだということで排除して、「アンシシカタネーラン」ということでリーフの2つの案が出たんですよ。これだって、無理に嫌だというのを8つから選べと言われて選べないものの中のひとつ、これを選んだんです。そういうことについて、もうひとつは選挙前だからわかりやすいという話になっているけど、選挙前にわかりやすいと言いながら、ちっとも曖昧な形でわかりやすくなっていないんです。誘致をするのか拒否するのかはっきりしない状態で、地元に責任を転嫁して自分の意思ではないわけです。そういう意味も含めて、わかりやすくと言うことで私の解釈がなかなかわかりにくいものですから、年内にもと言っているのは名護の市長だと、伊藤防衛施設庁長官が自分たちは年内に決めろとは言っていないと明言している。このことについて、事実関係と同時に市長の考えをお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 伊藤長官がなんと言われたか私は知らないわけでありますけれども、やっぱり一番早く開いてほしいのは、実際は防衛施設庁じゃないですか、私はそう思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 伊藤防衛庁長官責任も転嫁していけないんですが、どう言ったかわかりませんではなくて、政府が望んでいるからそれに同調してやりますということですね。住民の声は聞かないけれども、防衛庁が望んでいるから、その望んでいる立場に立って私は行政執行するということですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) いや、そうは言ってないです。向こうからやってくれと言われたことは一度もありませんから、別にやりましょうと施設庁長官が私に言ったことは一度もありません。私はこの時期がいいと自ら判断しただけであります。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) ですから、あなたの勝手な思いで防衛庁がそう思っているのではないかという勝手な感覚で、そうであろうからと言われはしなかったけど自分でやりましたというようなことは、相手がどう思おうと、防衛庁がどう思おうと市長は市民の立場に立って民主主義的な手法でちゃんと話し合いを聞いて、段取りよくやったっていいんですよ。それを自ら望んだというのが理解できない。もう一度お聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほどご質問にお答えしたとおりの二つの理由で、私のほうが開催を要望したと、そういうことであります。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 二つの理由にもっと詳しく付け加えて私のほうで解説すると、今度の12月の補正予算、この補正予算は文字どおり私は買収予算だという表現もしたんですが、このSACO交付金、これで地域の土地を買い公民館を造ってあげます。100%です。こういうことの予算、これがSACO交付金で今度ポンと出てきました。7億円、この金はなんですか。この金が入るのはあなた方が基地を認めたら入りますよ。認めなければこれは入りませんよ。康博議員からの質問で、来年に持ち越したら市長が変わったりして、康成議員あたりがもしものことがあったらという発言もあったんですが、変わったりしてやめたというときにこれは返還されるのかということについて質問したら、返還されませんという答弁ではありました。ところが、実際は返還しなければならないような仕組みも含めて、皆さんは地元に説明しているのではないですか。7億の金はあなた方が位置を認めないとパーになるよと、選挙利用でそういうことの思いも含めてこの位置決定のために急いで、「チッカキクルビ」するかも知らんよ、今年出かけるのは。こんな状況であなたは選挙と絡めて出かけていくということで解釈できるんですが、いかがですか。お答えください。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 地域の振興事業につきましては、地元の皆さんの長年のご要望も承りながら、今回そういった財源が出たので、それを手当てして処置しているというこういう状況でありまして、決してこの問題とすり替えてやっているとこういうことではありませんので誤解のないようにお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) するなといってもそういう解釈にしかならないんですね。そして、私いま反対協の皆さんと一緒になって地域にビラを配っていますが、それの項目について市長の立場もお聞きしたいんですが、地元の皆さんが航空写真に多くのショックを受けたというのがあります。これは文字どおりその辺野古の行政委員会が見てびっくりしたということですから、知らされていない人はもっとびっくりするんです。軍民共用空港を合わせて、あまりの大きさに驚きびっくりしたと。それで、市民に納得させるために本庁や各支所にこの航空写真を飾ったらどうかと主張したんですが、もう一度市の行政サービスとして市民に明らかにする、知らせるという、これは私が要求した普天間の基地の実態を知らせなさいというだけではないんです。たったこの写真を示すだけもできないのかどうかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 先ほども答弁申し上げましたけども、これは地元辺野古、豊原からのほうからも要請がございましたので、その写真をお持ちしてちゃんと説明を申し上げたということでございますが、いまご指摘のようなことについては、改めて実施するというようなことは考えておりません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 考える能力がなければしようがないんだけど、これはぜひちゃんと能力をつけて考えて、市民サービスをしてほしい。それで、地元が大筋容認したと伝えておるんですが、辺野古にしても豊原にしても行政委員会は結論を出していないんです。継続しているんです。また、稲嶺県知事の公約である軍民共用空港にも反対しているんです。したがって、今月中に建設位置を決定するという岸本市長の発言は、地元の頭越しに下した独断だと私は思うんですが、独断と言われて市長の見解をお伺いしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 最終的には私の責任において、この問題は決断をいたします。しかし、独断でやるという気持ちはございません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 時事通信で配信された記事では、文字どおり市長がどんどん進めているという報道になっているという部分があるんです。そういうことも含めて地元の集約をすると言うけれども、実際は集約をしているんじゃなくて押し付けているという解釈になります。文字どおり独断だと。また、先ほどから出ている99年の12月の基地受け入れ表明の際に市長は、15年使用期限や「住民生活に著しい影響を及ぼさない」「自然環境への影響をできるだけ小さくする」などの7項目の受け入れ条件を公約したと、何一つ具体化しておらず、これらの条件がすでに破綻していることはだれの目にも明らかなんです。公約どおり基地受け入れを撤回すべきだと。これが、普天間飛行場返還に伴う代替施設(ヘリコプター基地)等の受け入れについて。これは、2ヵ年前ですけれども、このヘリコプター基地の2倍のものが今度来るわけで、これ自体も条件を満たしておりません。その2倍のやつだったら条件以前の問題なんです。この安全の問題でも基本計画にいま足を踏み入れようとしています。機能及び規模についてもSACO以上のものになろうとしています。実施体制の確立についてもどんどん進行しております。自然環境への配慮で環境影響評価を実施するということについても全く、規模やなんかみんな決めてあとに実施するということですから、順序が逆立ちしているといったようなことがあります。こういうことについて、もう一度、市長が最後に述べているように、この計画が頓挫したら受け入れを撤回するという表現になっていますから、2ヵ年前の公約についてどういうお考えなのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 度々申し上げてきましたように、このことについてはいまも2ヵ年前と同様の考え方であります。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) そういう状況で進めますけども、名護市民が住民投票で拒否した海上ヘリ基地の倍になるという巨大基地。これが造られれば先ほど見せたオスプレイも含めて、戦闘機や大型輸送機が配備されると。名護市上空も含めて伊江島に飛んでいくわけですから、昼夜問わず騒音のまちとなる。ジュゴンの住む海、サンゴは広範囲に破壊され、潮流の変化に加え航空機の洗浄による、洗うことによってPCB汚染などで環境、生態系の破壊が起こります。台風時に押し寄せる辺野古沖の波は、わが国最大級の波浪だと防衛庁が言っているんです。この防衛庁の資料でね、これにちゃんと書かれてあります。このことによって防波堤にくだける潮のふぶきはこの名護市街地にも飛んでくる。そのことによってなにが起こるかというと、農作物、農業などに大きな被害をもたらす。これは、専門家も指摘していることです。いまでも農業破壊が進んでいる状況で、さらにこういうものを造ることによって名護市の農業が破壊される。それだけではありません。3,000名余の海兵隊がここに駐屯する。いま2,000名余りおりますから、5、6,000人の海兵隊が移駐します。この海兵隊が全県でも、全国でも事件が多発しています。市民の女や子供たち、女性に対する不安は大変なものです。こういう市民生活を脅かされるということについて、安心して住めないということについて、市長はそれでもこの方向に自ら進もうとしているのか。国も要求していない会議にわざわざ自分で召集かけさせているということについてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほど来申し上げていますように、代替協を私が要望した理由は2つありまして、この2つにつきましては、先ほど答弁したとおりでございます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) ですから、生活を脅かすいま指摘したことについて、それでも認めるのかと。私が指摘したことについての危険性について何も感じないのかどうか。そのへんについてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) どの程度の海兵隊が常駐するのか。それについてはまだ情報を知らされておりません。多分、いまの場所にはおっしゃる3,000名は、いまの人数に加えて3,000名は入らないだろうと思います。ですから、どういう方法をとるのかまだわかりませんが、私どもとしては海兵隊が駐留することによって生じる事件事故については、すでに何度も経験しているところでございますが、これについてはできるだけこれを防ぐような方策を市民と軍と両方で考えていきながらやっていくしかないというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) いま不安はあるけれどもなんとかするということだけれども、なんともならないんですよね、こういうことは。事件が起こったり、事故が起こったり、あるいは殺人が起こったりしたあとでは間に合わないんです。これは、我々の目の前のことだけだけども、軍隊そのもの海兵隊は、我々を守るんじゃなくて中近東も含めて外に出かけていく殺人部隊だと、殴りこみ部隊だと。皆さんを支える議員の中からもそういう表現がありました。私もそのとおりだと思うんです。よその国に出かけていく殴りこみ部隊なんだということについてぜひ自覚をしていただきたいし、こういうものを持ち込んではいけない。ところが、つい先ごろ野中さんが来られて、基地があるから安全だという講演をして帰られて、皆さん拍手喝さいしたようですけども、そのへんの事実がどうか聞いた人に録音とってもらわないといかんけども、そういう発言があったと新聞にも報道されているようです。それで、久間元防衛庁長官が、海上ヘリ基地を誘致するときに観光資源になるというような発言をしたんです。これも、野中さんのつい最近の発言と同じだなということですが、基地との共存共生を市民に押し付けて、同時にいま起こったのが同時多発事件、アフガニスタンの報復戦争によって、沖縄観光の危険がはっきりしました。名護市の観光協会も7億円余の、旅館関係やその他の業者も含めて被害を受けました。とりわけ、市長が社長であるネオパークもとんでもない結論を出して半分の職員のクビ切ると。議会では、これまかりならんということで凍結をした、こういう経過を含めて観光産業に与える影響からしても、そして先ほど指摘した農業に対す破壊からしても許されないということですが、そういう理解について市長はどうお考えですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 基地そのものが観光資源になるということは、これは私もおかしな発想だと思います。ただ、観光客を運んでくる分には民間空港がうまく機能すれば、北部の観光にはプラスになるかなというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 運んでくるといってすぐ運んでくるというような感じになっているけど、民間空港と米軍の空港の利用度合い、少なくともどんなに利用しても3往復で6便ぐらいの状況であるとか。ところが、米軍は何百回も使うんで、実質米軍専用の基地を倍以上に造って提供するという防衛庁や政府の思惑、その思惑に同調して市長もそうしましょうと、先取りしていこうというわけですから、市長は防衛庁の職員でもなければ国の官僚でもない。文字どおり名護市民の生命、財産を守る立場に立つ市長なんです。それで、嘉手納の町長やその他の保守的な市長村長が必死になって自分たちのまちを守るために頑張っているんです。これは、厚木基地周辺の航空機騒音ということで、この厚木の「市民のひろば」なんです。これで、文字どおり厚木でこういう状態になっていると。どういうことかと言うと、先頃もキティホークの話が出ましたけど、厚木基地周辺の航空機騒音は、横須賀を事実上の母港とする米空母キティホークの動向に左右されますと。横須賀にキティホークが入港するとそれと前後して艦載機約70機が厚木基地に飛来し、空母が出港するまでの間、飛行や離着陸を繰り返しますと。同艦載機は大きな騒音をもたらすジェット戦闘機が中心のため、厚木基地周辺では通常時よりも航空機騒音が激しくなりますと、以下こう続いていて、これは厚木の「市民のひろば」なんです。広報なんです。文字どおり自民党保守の市長です。嘉手納の町長もそうなんです。3月の施政方針で嘉手納基地を撤去せよというような施政方針を出すほどなんです。ですから、国の立場という話ではなくて市民の立場、住民の立場に立つという発想をぜひ持っていただきたいという思いで、私は再三質問もしているわけです。そういう意味で、住民に対していまの責任ある事態を説明するということが大事ではないか。そういうことで、二見10区との面会についても断られたということで、党の皆さんを支える議員からも「こんなことはないよ」と、民主主義的にきちっとして、きちんと現況を報告すべきではないかと。そういうことは、文字どおり私一人のことではなくて議員のほとんど総意がちゃんとあって説明すべきではないかということなんですよ。そういうことで「市民のひろば」でも市民の立場に立った報告をしてあるんです。こういう立場になぜたてないのか改めてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私はすべからく市民の立場に立たないで行政をしているというつもりはございません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) これはものの見方考え方もあって、やはり自分ひとりで勝手に思ったり思わなかったりする独断的なことだと、私は先ほど言いましたけれどもそのとおりで、客観的にどうなのかということをぜひプロジェクトチーム、その他あなたを支える皆さんとも話し合って、こういう民主主義的な手法がなっていないということについて指摘をし、きちっと民主主義を尊重した政治を進めていただきたい。そこで、私たち先日オーストラリアに行ってまいりました。先ほどオーストラリアのサンゴ礁の上に空港があるという話を聞いたものだからびっくりしているんですが、オーストラリアそんなこと本当にありません。沖縄より大きいグレートバリアリーフがあるんですが、本当に大事に大事に運用しています。そこの中に大学、ここ名護市にも来られましたヘレン・マーシュさん、ジェームスクック大学の教授でIUCNの海牛類専門家の皆さんから、メッセージが送られています。時間もありませんから、最後にこういうメッセージの紹介をして、ぜひ市民の立場に立ったことで政治を進めていただきたい思いで訴えます。このヘレン・マーシュさんが、IUCNの海牛類専門家グループの教授からメッセージがありました。

「ジュゴンの専門家として、またIUCNの海牛類専門家グループのメンバーとして、私は沖縄東海岸に計画されている飛行場の環境影響評価の過程に懸念を抱いています。私はこの地域を訪れ、この地域が日本で最も重要なジュゴンの生息地であることを知っています。また第2回世界自然保護会議において、日本政府に対してジュゴンの保全計画の立案と、米国海兵隊普天間飛行場の移転にともなう環境影響評価の実施を求める勧告が採択されたことを理解しています。提案されているいくつかの候補地はジュゴンの主要な生息地にあることから、私は候補地を決定する前に、広範な方法書に基づいた包括的な環境影響評価を実施することが極めて重要であると確信しています。したがって、私は、提案された飛行場計画が、絶滅に瀕したジュゴンの個体群と生息地に与える影響に関する自主的な環境影響評価を、日本政府が完遂させることを強く求めます。この環境影響評価は、検討中の8案すべてに対して行われるべきです。」

 というようなメッセージが届けられております。この立場に立った環境影響調査を先にやると、そのことがいま市長のとるべきことであって、そういうことをやめて場所を設定する、しかも住民の頭越しにやるというのはとおりません。そういうことについて、IUCN国際自然保護連合よりのメッセージや、これいま紹介できませんが、いまのヘレン・マーシュ教授からのメッセージ等について見解をお伺いしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 3名の皆さんがグレートバリアリーフ、そこの調査に行かれたことについては報告書もいただいて読ませていただきました。それについては敬意を表したいというふうに思います。そのIUCNの要請は、わが国と米国政府に要求がされているわけでありますけれども、それについては私どもが代替施設協議会でいろいろご提案してきたなかで、先の第7回協議会において環境省から、大臣のほうからジュゴンの調査についてはこの基本計画とは別途に、沖縄県と協力して実施するというご発言がありまして、いま県と国のほうで調整して実施に向けて調整をしているという状況になりますので、その結果が出ましたら対策等が明らかになるというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 時間もないので急ぎますが、同時多発テロ事件が発生しました。そのことによって県内の基地が緊張したということで、アフガニスタンの攻撃が始まりました。報復戦争が起こりました。いま普天間基地はどうなっているのか。新聞の投書でも度々向こうの状況が投書で見ることができます。市長は、そのことについて、向こうで飛び交っている飛行機の機種、あるいは飛び立つ回数など等、日常的なものとどのぐらいの差になっているかなどについて調べられておりますか。調べられておればそのことについてお聞きしたい。なければないでいいです。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) テロが発生した時期、これは各施設とも警備のレベルを上げたというようなことと併せて、訓練も嘉手納あたりでは多くなったのではないかと、そういう情報を聞きましたけれど、具体的な内容については掌握しておりません



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) それは、住民の声は新聞の投書なんかにでますけれども、機種やその他についてはいろんな形で公表もされたりしますから、ぜひ調べてどういう状態なのかについては、やっぱり報告していただきたい。そのへんについていかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 宜野湾市役所のほうで、たぶんデータを持っているのではないかと思いますから、早速問い合わせて報告をいたしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) それで市長、SACO合意、これでは5年ないし7年で普天間を撤去するということなんでしょうね。もう5年経っています。あと2ヵ年待てばいいわけで、その間そのまま普天間の基地を本国に持って帰ればいい話なんです。SACO合意後とはそういうものです。同量、同質。同じ量か、同じ質かを移す条件なものですから、いまは量も大きくなり質も高くなり、破壊力も5倍になるという基地になったら目も当てられないわけですから、普天間の基地、あと2ヵ年後本国にもって帰ってくださいということですでに5ヵ年間おさえてありますから、そのおさえてきたということは、これは市長の実績なのか市民の運動の力なのか知りませんが、移設条件でいま国は必死になって市長を食い殺そうとしているのかもしれませんけれども、文字どおり住民の声、県民の声、平和を願う人々の声で5ヵ年間ストップしているわけです。引き続きストップさせようではありませんか。そのことについて、ぜひお聞かせください。きっぱり、3工法8案は入れられないと、白紙撤回を求める思いも込めてご答弁ください。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) あと2ヵ年待てば本国に普天間基地が移設するということが事実であれば、これは一番いいことだと私も思います。それから、3工法8案につきましては、辺野古の皆さんがいずれも拒否しているわけですから、私は辺野古の皆さんが選択した方法が一番いいだろうと思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) あと10秒くらいしかないからなんですが、文字どおり辺野古の皆さんも地域の皆さんも合意しているわけではないんです。3工法8案を受け入れられないということなんです。ですから、その立場に立って行動していただきたい。そのことを最後に申し上げて、時間も来ましたので終わりますけれども、いま市民に民主的な手法で政治を進めていただきたい。民主主義を大事にする方向で進めていただきたいということを申し添えて、時間が来ましたので終わりたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君の一般質問を終わります。

 お諮りいたします。本日、神山敏雄君まで一般質問となっておりましたが、この際、神山敏雄君の一般質問は明日に変更していただくことにご異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

 ご異議なしと認めます。よってこのように決定されました。休憩します。

休 憩(午後3時53分)再 開(午後3時54分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。ご苦労様でございました。

散 会(午後3時54分)