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沖縄県 名護市

平成13年第125回名護市定例会 12月13日−05号




平成13年第125回名護市定例会 − 12月13日−05号







平成13年第125回名護市定例会





第125回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成13年12月 6日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成13年12月13日木曜日 午前10時 6分     │
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│散       会│     平成13年12月13日木曜日 午後 3時35分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席30名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       13番 島袋権勇君   15番 大城秀樹君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   宮 里 勝 子 君

 福 祉 部 長   徳 本 哲 保 君   産 業 部 長   岸 本 達 司 君

 建 設 部 長   宮 里   尚 君   水 道 部 長   玉 城 直 三 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君











              教育長   山 里 全 用 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   大 城 博 和 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君







○議長(島袋吉和君) おはようございます。ただいまの出席議員は27名でございます。定足数に達していますのでこれより本日の会議を開きます。前日に引き続き一般質問を行います。20番 宮城康成君一般質問を許します。



◆20番(宮城康成君) 皆さん、おはようございます。2日目の1番バッターとして一般質問、議長の了解得ていますが、その前に先月の18日、第17回名護市民劇が盛大に行われたことに対して厚く御礼を申し上げます。市民ならびに企業の皆さん方のご協力によりまして、また名護市当局からは教育長が出演してもらい、議員皆様方のチケット購入に対して厚く御礼を申し上げます。それでは一般質問に入る前に、2000年は世界首脳国によるサミット九州・沖縄大会が開催され、特に我が名護市においては、首脳会議がブセナで開かれ、無事終了したことに対して、市民一人一人の絶大なる協力の賜物として喜ぶ一人であります。2001年は希望に満ち明るい平和な年と国民は願ったと思います。9月11日未明に発生した米中核同時テロは悪夢が現実なことに全世界・全国民は朝のテレビ・ラジオ放送にくぎ付けになったと思います。理由はどうあれ、人道上からして許されるものではないと思います。12月12日朝刊によりますと一瞬にして約3,279名の人間を抹殺したことは言葉では表現できるものではないと私は思います。事件以後は米国と友好的な国々はアフガニスタンに対し、無差別報復攻撃、B52による空爆、航空母艦よりのミサイル等の集中砲撃、陸上においても各民族部隊による略奪婦女暴行、憎しみ、寒さと飢え、このような状況を米国は正義の戦いと言えるでしょうか。戦争で一番被害を被るのは婦女子であることは明白である。日米友好安保の関わり、戦後はじめて、後方支援という名のもとに自衛隊の海外派遣、山崎自民党幹事長の発言によるキャンプ開催、第9条なし崩し等々、思い出せば今から60年前12月9日午前3時神風特攻隊による真珠湾攻撃等々による歴史は繰り返されると思うのは私一人でしょうか。

 それでは一般質問に入っていきたいと思います。一つ明確な答弁をお願いしたいと思います。

 今回一般質問に2つ出しておりますが、1つは普天間基地移設についてでございます。

まず1番目に、市長は市民の声を無視し、国の手先になり移設に全精力を打ち込んでいることはメンツの問題か。

 2番目に基地移設と振興策はリンクしないと当時の政府高官、県知事、市長は定例会のたびに答弁されてきたが、今も答弁どおりといえますか。

 3番目に平成11年12月27日、受入基本条件の7項目に平成13年6月8日、提出された3工法8案について現在までの進捗状況について市長は今でも7項目実現に確信はあると断言できるか。

 4番目に平成13年11月29日付け、新報朝刊によれば軍民共用化の是非について、移設先の名護市の意見集約が詰めの段階を迎えているなかで、市長は内閣府幹部に対し、代替軍民共用空港の民間機能について、地元3区の不安を挙げ、強い疑問を11月19日に伝えた。尾身沖縄担当相、稲嶺県知事、市長は12月4日に都内で会談することが11月28日までに決まったとマスコミは報じている。そこで三者会談で辺野古・豊原両区の疑問点はどのように話され結論が出たのか。また、内閣府の安達政策統括官は市長の軍民共用について、疑問の翻意を促すと言っているが、市長はどのように考えているか。

 5番目に平成13年9月11日、アメリカ合衆国において発生した同時多発テロの影響で、県内観光産業の落ち込みは県経済に多大な損害を与えた。名護自然動植物公園の経営の悪化、職員の首切り等々、社長としてどのように立直しをするか。私は今度の沖縄観光産業に与えた最大の原因は、同時多発テロ並びに0.6%の土地に75%の基地が集中していることから一番危険な地域と思い込み、観光客のキャンセルが相次ぎ、大変な状況になっていると思うがどうか。

 6番目にSACO合意から5年経過と、政府は全体的には進展の遅れに苛立ちを見せている感がするが、市長は自信をもって移設は確実に実現できると断言できるか。

 7番目に昔は「ムヌキースルワガスー」ということわざがありましが、今は名護市民の生活は人並みに営まれていると思います。戦後一時は、米国人が沖縄県人を称して「ギブミー民族」という表現がありましたが、市長は今の県民、名護市民、あなたも含めて、今の沖縄県民は「ギブミー民族」と思いますか。札束を追い掛ける姿はいかがなものでしょうか。

 8番目に平成13年12月8日付け、夕刊両紙に岸本市長、尾身沖縄担当相は4日に内閣府で会談し、建設位置を今月末に決定と報じられている。市当局は、今まで3区とは数回話し合いが持たれているが、二見以北10区の皆様と市長・当局との話し合いは持たれず、市長の日程の調整ができないということだけで10区の皆様方の声、願いは無視できるのでしょうか。平成13年12月3日に10区の池宮、浦島、渡具知、3氏の方々から議長に対し、「地域住民に説明会を」と要請する陳情書も出されているが、どのように対応するか。民主主義とは言葉だけなのでしょうか。

 2つ目に保育所の問題で。

 公立保育所の民営化について。戦前幼稚園は、私の記憶によれば旧名護市庁前の寺に一ヵ所。また旧大兼区、今の大中1-10-2に教会経営の保育所がありました。戦前の保育園の園児といえば、本土出身の官公庁に勤めている方々の子供、経済的に恵まれている一部地元の子供でありました。戦後はいち早く各部落で事務所建設と幼稚園を建設、幼児教育を取り組んできたことがあります。一番大事な乳幼児教育を財政の件で安上がり民営化、請負にするには教育に携わっている方々は民営化については絶対反対と運動を起こすでしょう。

 それで2つ目の公立保育所の統廃合と民営化について

(1)小泉内閣の聖域なき構造改革の一環でしょうか。

(2)成人教育も大事だが人間の基礎教育は乳幼児からと教育学者は力説しています。「三つ子の魂百まで」とのことわざがあります。

(3)市長は毎年3月の定例議会で過去3ヵ年の市政方針の教育方針と民営化は基本的に矛盾しないか。

(4)平成13年7月4日に市当局は市職労に対し、3年から10年にかけて公立保育所を民営化するとのことですが、原因は財政ひっ迫だと聞いております。即廃止ではなく保護者会、職員、当局、三者の対話を通じて結論を出せないか。

 今、市内のいたる所に立てられている看板、一番の被害者は子供である。今全国の所々で、また県内でも保育事業への企業参入に保育関係者は注視していると思います。私はコスト削減・統廃合よりも、少子化時代のなかで保育行政をどのように進めていくか、今こそ市民一人一人が未来を担う幼児教育の問題を真摯に受け止め、今こそ問われている時ではないでしょうか。

 一般質問といたしまして、自席から再質問を行います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただ今の宮城康成議員の質問に対し、お答えを申し上げます。

 第1点目の普天間飛行場の移設についてということであります。移設に対し、全精力を打ち込んでのメンツの問題かという質問でございます。普天間飛行場の移設問題については、私はこれまで市政の重要課題として取り組んでまいりました。平成11年12月27日に原則的な受入表明をして以来、地元の頭越しにはこの問題は進めることはしないということで対応してまいりました。今後とも市政の重要課題として取り組んでまいりたいと思っております。決してメンツの問題ではありません。

 次に普天間移設と振興策はリンクするのかどうかということであります。これまで議会で答弁してきたとおり、北部振興策と基地移設とはリンクするものではありません。いろいろな面で振興の遅れている北部地域については当然ながら県、国もこれをバックアップするべきものだと考えております。

 次に平成11年12月27日の受入条件の7項目についてであります。7項目実現についての考え方は受入表明の際と現在変わっておりません。

 次に新聞報道をもとにした12月4日の尾身大臣、稲嶺県知事、私の三者会談ということでありますが、12月4日には三者会談は行っておりません。4日に尾身大臣にお会いした際には金融特区に対する要請を行うと同時に代替施設問題につきましては現状をお話をいたしました。そして軍民共用空港に対しては地元の一部にそれに対する懸念がありますということを申し上げたところでございます。

 次に合衆国で発生した同時多発テロと今日の沖縄の観光産業との関連についての質問がございました。米国同時多発テロによる県内への観光の影響ということは巨大な軍事基地の存在と関連があるという事実は私も認めております。しかしながら沖縄県を含む関係者は非常に努力をしておりまして、その回復に向かって尽力しているということであります。

 次にSACO合意から5年経過し、政府は進展の遅れにいらだちを見せていると、そして市長は移設は確実に実現すると断言できるのかという質問に対してお答えをいたします。SACO合意は政府の責任において実施されるものであり、この問題について私が断言するというふうなことは、私の立場としてそういうことは言えないということでございます。

 普天間飛行場移設について「ムヌキースルワガスー」ということがございました。沖縄県人がギブミー民族であるというふうな表現もあったということがありますが、残念ながら戦後の一時期、特に米軍人に対し日本人がそういう立場に置かれていたということは事実だと思います。しかしこれは沖縄県人がそうだったということではなくて、日本全国の占領地においてはそういう風潮があったということだと思います。現在は市民も含めてそのようなことはないと言えると思います。そして私としては市民の生活向上、福祉の向上を推進していくのが私の務めだというふうに理解をしております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは宮城康成議員の普天間飛行場に関連しまして、二見以北の10区の会からの市長会見の申し入れについてどうかということでありますけれども、これまでの経緯を申し上げますと二見以北10区の会のほうからこれまで申し入れがあったところでありますけれども、これまで開催に向けていろいろ調整をしてきたわけでありますけれども、その開催に当たっての開催要項をお互い作るべきではないかということの認識が一致いたしました。その要項の内容についてでありますけれども、それぞれ言い分がありまして、その調整に難航してきたという状況がありました。そういうことでなかなか合意点が見出せなかったということで日程調整等々も含めて今日まで開催できなかったとこういう状況でございます。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) それでは保育所の民営化についてのご質問にお答えをしたいと思います。まず順おいます。

 小泉内閣の聖域なき改革の一環かということでありますが、そういうことではございません。

 それから2点目の「三つ子の魂百まで」ということについては、このことは私どもも同感でございます。

 次に市長の過去3年における市政方針のなかで、今回の民営化は矛盾しないかということでありますが、全く矛盾するということには考えておりません。

 それから4点目でありますが、保護者会、あるいは職員、そして当局等々含めて話し合いをしていくべきではないかと、こういう趣旨のご質問だと思います。当然ながら私たちもこれまでも方針について各保育所の職員の皆さん、組合の皆さん、さらには市内の12法人の皆さん、そして無認可の保育所の皆さん、さらには議会の議員の皆さんにもこれまでの私どもの方針を説明をしてきたところでありまして、これからも保護者会なり話し合いをしていくつもりであります。

 ひととおり質問の内容についてお答えしましたけれども、この保育所の民営化については平成12年の1月17日、私ども名護市の第3次行政改革大網が策定されました。行政運営の法律化としての民間委託等の推進を図ることと、さらには行政改革の主要項目として保育所運営の民営化をこの大網の中で打ち出しております。これを受けて名護市保育所運営検討部会というのが組織をされまして、この検討部会のなかでかなり時間を掛けて議論を重ねてまいりました。そしてその議論の結果としての方針が部会方針として確立をされ、その方針が推進本部会にはかられ、これが部会の方針を市の方針として了承すると、こういう運びになりました。この推進本部の了承を受けてさらに私どもは今年の2月に庁議の開催をしていただきました。この庁議のなかで、この部会方針あるいは推進本部の方針を市の方針とするという庁議決定をみた上で、この説明会が順次行われてきたと、こういうところであります。なお、この資料等につきましては議員の皆さんにもお配りをさせていただいてますので、お読みいただいたと思いますが、さらにまた、この12月の1日号の「市民のひろば」に「なぜ法人への移管なのか」とこういうことについては、「市民のひろば」4ページをさいて、名護市民にぜひ理解を求めたいと、こういうことですでに出してございます。さらにまた、この方針に至る分析結果、データを含めて名護市のホームページにも載せてございまして、さらに詳細の情報については市民の皆さんが見れるようにしてございます。そういうことでは多くをこの場で議員に説明をするというまでもないと思いますけれども、基本的には市立保育所の運営費の財源の持ち出しとそれからもうひとつは本市の社会福祉分野における民生費のなかで、児童福祉費および保育所費に偏りすぎてはないかと、こういう視点です。もうひとつは保育サービスについて公立と法人の差が全く無いという状況です。それから保育所経営に対する社会福祉法人の参入がこれまで以上に容易になってきたということが挙げられているわけであります。それから既設の社会福祉法人12保育所がありますけれども、この保育所運営についても安全性・健全性等々についても全く問題はないという結論が導きだされております。そうして多様化した保育ニーズへの対応と、そして0歳児童、さらには待機児童の解消をどう図っていくのかと、こういう視点でこの方針の議論が出されてきた背景でございます。そのことを議論するなかで今回出された方針が確定をされてきたという流れにございます。私どももこれから営々現場の皆さんとも保護者の皆さんとも十分話し合いをしながら当初予定をしていた平成15年度を初年度としていくということでございましたけれども1年ずらして平成16年度を初年度として移管作業に入っていくということで、今回「市民のひろば」には掲載をさせてございますのでよろしくお願いをしたいと思います。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 再質問をやっていきたいと思います。

 まず1番目に12月5日に尾身沖縄担当相との会談の件でございますが、市長は尾身沖縄担当相と会ったんだが、その中身については位置・工法の問題ではないというようなことで、集約はできてないということでございますが、豊原区の行政委員会の皆様方と2回、3回と会談を持ち、行政委員会からの意見も拝聴したということになっておりますが、まだまだ豊原区の行政委員会としては結論を出していないと、ただ振興策は考えなくてはいけないというようなことを委員会の中で出たということでございますが、まず地域住民との意見の集約ができなくて位置決定はできないと、そういうことからすると、まずは地域住民と条件の問題でどのように、そしてどこまで結論的なことが出たのか、それがないと到底、地域の皆さん方は認めるわけにはいかないというふうになると思うのですが、それについてはとことん、この残された、今日は13日でございますのであと残された10何日の日程で、果たしてそこまでできるのかどうか、それについてお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 地域の意向集約ができるのかというご指摘でありますけれども、先だっても申し上げましたけれども、次回の協議会に向けて集約していかなければならないとこのように考えております。また地域の結論が出ていないなかというようなお話もありますけれども、これも決して地域のなかで結論を出すというよりも地域の意向を集約して市長がそれを持って次の協議会で述べるということを考えておりまして、私どもといたしましても次回の協議会までに地元の意向を集約していきたいとこのように考えております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それじゃあですね、地域の皆様方の意見を拝聴するというようなことなら年内位置決定ということについてはどのように考えておられますか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) そういうことができるかどうか、今、意向を集約しているところでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) これは今まで政府、知事との話し合いのなかで、この位置決定という点については突っ込んだ議論はされてないと、また答弁も得ていないということなのでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほども申し上げましたように現況を申し上げたということでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それから基地移設と振興策はリンクしないと、これはこの移設の問題が出てからずっと比嘉前市長からその問題は絶えず答えはしないと、振興策は振興策で基地移設は移設というような形で答弁をずっと受けてきたわけですが、今の状況から見てリンクしないとはっきり言えるでしょうか、市長はしないということなんですが。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先日、野中元官房長官も名護市においでになって講演をしていただきました。野中さんも北部振興ということと基地移設はリンクするべきものではないとそういうふうにおっしゃっております。私もそのとおりだと思います。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) それは野中元官房長官がそういう形で説明があったということでございますが、それは今現職の大臣でもないし、元官房長官という肩書きで飴とムチ行政の表れじゃないかと、うまい具合に地元の住民に企業にこうこうだということで納得させて移設を促進すると、そういうような感もするわけでございます。それでいま、今度の12月議会の補正にも現れているとおりリンクはしないということは、これでは果たして立証できるのかということは、旧久志地域への補助金の高額配分は移設承認促進のための札束による懐柔策ではないかと思うわけです。と言いますのは、12月補正でも久志地域に実に13億3,100万円の予算が傾注されていると、その中には10款5項1目13節に少しではあるが、宇茂佐・山入端・中山公民館の設計委託料が入っている。残り全部結局は久志地域の振興策に配分されていると、これで振興策とリンクしないというふうに言えるでしょうか。答弁願います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) こういう予算を地域に配分することによって地域の心が傾くとかそういうことは僕はないと思います。これはたまたま遅れた久志地域の振興のための予算であり、地域がもともと要望してきた事業に対する予算の配分でございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 地域に対する配分という市長の答弁ですが、確かに地域振興策というのは私は大事なことだと思います。ただでさえ久志地域はクシナトンというような表現があるように地域の皆さん方にいろんな批判的なことで言われているのもよくわかります。だがしかし、今度の移設の問題が起こってから、あの地域へこういう高額配分はリンクしないと、それよりも名護も含めて、名護の市街地も含めて振興策をやるべきではないかと。例えば今、十字路を中心にしたシャッター通りの開発はいかがなもんでしょうか。これから少しでもこういうところに予算をまわしてお互いに地域の振興策を名護の顔である十字路一帯をどう見るのか、これいつまでも今の市長の選挙事務所の前のほうですかね、そこは市長の選挙事務所の看板で幾らか明るくなっていますが、そこにまわすべきではないでしょうか。提正、後援会事務所ですね。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この段階で選挙事務所を作るのは違法行為でありますから、あくまでも後援会事務所でありますので、誤解のないようにお願いをいたします。

 まさにおっしゃる通りでございます。ですから昨日も長山 隆議員の質問に答えて北部振興策の中のいわゆる公共500億の中で十字路商店街は考えていきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 十字路中心の地域の振興策については名護市の活性化、また振興策というような、「青図面」はできているということを聞いているのですが、これいつの話やら、ちょっとわからないですが。そういうことからしても、何で13億もあの地域に配分する、それから少しでも名護の十字路中心街にできるような努力はするべきではなかったと思うのですが、市長の今後の努力を聞かせていただきたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私の誤解でなければ良いのですが、交付金を一部は名護のほうにもまわしてくれという要望なのかどうか、これはちょっと誤解だと思いますが、私はこれは今の質問からそういうふうに受け取れるところもあったものですから、誤解ならそのようにおっしゃっていただきたい。私はこれまで市長に就任して以来、久志地域の皆さんといろいろな会合を持ちました。絶えず言われてきたことは名護に合併してきて後悔していると、久志はいつも取り残されてきたという発言を何度も耳にいたしました。ですからそこに交付金を重点的に今回入れるということについては議員の皆様方のご理解も賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) その内容についてはいろいろとこれは議会も真摯に考えながら前向きにやらなくてはいけないと思うのですが、そういうなかで7項目についてなんですが、市長が受入表明した7項目についてその時点では滑走路は1,500mと、だが今は2,600mになっているということで、これですると15年問題、これは昨日も出たし、定例会の度にこの問題は出るのですが、市長は7項目のうちの1つでも欠けた場合は受け入れをしないという表現もなさっていたわけですが、この件について市長は現時点で、政府からあれやこれやといろんな形で圧力もあると思います。そういうなかで市長も現時点でこの7項目についてはいかなることがあろうが守るということなのかどうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 再々申し上げているように7項目の実現に対してはこれに向けて最大限の努力をするということであります。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 7項目については認めるということで、実施に向けて取り組むということですが、それについて知事の選挙公約である軍民共用というのが後で出てきたわけですが、この軍民共用についてはいろいろと専門家の方々から言われております。果たして「民」のほうでこの名護市辺野古地域のほうに移設する飛行場に必要なのか、それから北部から本土であろうが外国であろうが輸出する品物というのでしょうか、いろいろ空港を利用するものがあるのかどうか、それと安達内閣統括官は軍民共用について市長が地域の皆様方の疑問があるということを内閣に対して進言したというようなことで、この安達氏が市長に会ってその本意を即すというような記事があったわけですが、これについての内容について安達氏と会ってどのような話をそして結論はどうなったのかお答え願います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 軍民共用の「民」の部分の需要については部長のほうに答弁をさせます。安達統括官が私に会ってどういう話をしたのかということでありますが、私は一政治家として一人の国家官僚の発言で動かされるということは絶対にしないつもりでございます。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 昨日、屋比久稔議員にもお答えしたとおりでございますけど、県のほうでいろいろと調査した結果、一日に6便で3往復という需要予測が出ております。また貨物についてもコンテナの数等々いろいろと説明がございましたけど、これも以前の第2回代替移設協議会のなかで説明がなされて了承されたということでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 先ほど市長は安達氏と会談し、その問題点を話し合ったということなんですが、それは安達氏と会談し結論は今のところまだ出ないというふうに、あるいはこの結論はいつ頃出るのかお答えして下さい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私が内閣府の統括官と会って、何か結論を出さなくてはいけないということはないんです。今回の普天間移設の問題については結論を出すのはあくまで協議会でございます。誤解のないようにお願いしたいと思います。なお、私は金融特区の問題、その他さまざまな振興策の問題等で安達統括官とは何度もお会いをいたします。この問題について、ただしこの普天間基地の問題について二人で結論を出すということは何もございませんので、再度申し上げますが誤解のないようにしていただきたいということであります。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 誤解じゃなくして、マスコミを通じて報じられている内容なんです。と言いますのは3区の皆様方が今、移設の中味について、軍民共用について疑問があると、そういうことがあるので市長が内閣に対して地元の3区ではこうこうこういうことで疑問があるんだということに対して安達内閣統括官がこの内容について市長がもしそういうことで疑問を持つんであるなら困るので、市長の疑問を解いて移設を推進するというようなことで安達氏は私は市長に会うということじゃないかと、何も市長がわざわざ行ってこの問題について言うということではなくて、マスコミを通じて得た内容を私は聞いているわけです。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) マスコミの皆さんも非常に誠実な方が多いわけですから報道については責任を持ってお書きになっていると思うのですが、今私はこの場で宮城議員にこのとおりでしたと言っているのですからそれを信じていただきたいということであります。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長本人がおっしゃることですから少しは認めましょう。

 それから観光産業の落ち込みについてですが、今、お互いの名護市の動植物公園のキャンセルというのは惨いものであります。数字を見たらこれでは沖縄県内のホテルあらゆる観光施設が大変な目にあっているということは、この数字から出ているわけですが、私もこのとおり沖縄にはあまりにも基地が集中していると、これが原因で観光客が足を止めている。キャンセルに繋がっているということでございますが、今の状態は私はこの動植物公園の落ち込み、不安定な営業というのは何もテロの問題だけというわけではなくて、その以前からずっと続いているということは、今までの毎年の予算の一般会計の繰り入れから見てもそういうことが言えるんではないかと思います。そういうことで、今後もこのテロ風評の問題で私は動植物公園の入客と言いましょうか、経営というのは非常に厳しい問題に直面するんではないかと思います。そういうことで今、特別委員会で議論しているわけですが、結論も2、3日うちに出ると思います。そこで率直に私は動植物公園の運営・経営というのは今の時点で考えた場合には、私は不可能じゃないかと。これよりはこの際基地問題を絡めて国に県に経営を任すということも一つの案じゃないかと思うのですがこれについてどうでしょう、市長。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私も大賛成でございます。国や県がこのネオパークを経営していただけるなら私どもも楽になるわけですから、そのとおりでございます。この最初の株式会社が倒産をした際に私どもが引き受けざるを得なかった。その前に海洋博公園の一つのブランチといいましょうか、支店としてやってもらえないかということもみんなでお願いをしたわけであります。それはちょっとやれないということで断られました。その後県にも共同経営をお願いしたわけでありますが、これもできないということで断られました。そして現在があるわけであります。私どもは島田懇談会事業で今からこの公園を何とか立て直しができないかということで事業を計画し、予算をつけているところでありますので、しばらくはその結果を見守っていただきたいと思っております。大変に経営は厳しいですが、しかし議会の皆様方が当時全会一致で存続決定をしたネオパークでございますから、そういうのはもうしばらく私どもも経営責任者として頑張ってみたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長も同感ということでございますが、これはひとつ市民運動でも起こして国に持っていきなさいというふうなことでやれば何とかできるんではないかという夢もあることでございます。

 それから名護市にはヘリ基地反対協、それからヘリ基地いらない名護市の未来をひらく会というような組織があります。今この問題でいろいろと会合を持ちながらみんなで議論しているなかでございます。5ヵ年も経過し、そしていろんな形で取り組んでいますが、この両組織、また他に市民投票で協力した市民の皆さん方もひとつになってヘリ基地は要らないというような運動をやっているわけですが、今の状態で市長はこの基地移設を推進するというようなことで、市長は現在、国・県から押し進めているこの移設の問題について国家権力に迎合するような形でこれを盾に移設を推進すると。または移設に対して反対という市民の声を大事にするというようなことからして今の市長の考え方の一端をお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 国との関係においては地方自治の本旨に劣らないような精神で対応していきたいということでございます。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長もそういうことで地方自治でできることは地方自治でというようなことで、こういうような内容でということなんですが、私はこの移設というのは名護市だけの問題ではなく全県、そして日本国内の問題として大きな比重を示している、関心が持たれていることだと思います。もし名護の移設が国家権力、札束攻勢で飴にムチ攻撃でこれを許した場合には、お互いの未来永劫に子や孫に対してどうするかという一つの責任の問題もあると思います。そういうことからして一時的な経済効果だけを見るんではなくして、あの60年前の大東亜戦争の悲劇、こういうものも考えた場合には私は二度と戦争ということはやってはいけない、起こしてもいけない、加担してもいけないと思うわけでございます。私は議会において戦争に関係した一人として強くこれを市長に要望するわけですが、これについて市長の考え方お願いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 二度と戦争を起こしてはいけないということについては、全くそのとおりだと思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長、人間にはいろいろと問題もいつ惹起するかわかりません。いつ何時、万が一、またはまさかという表現のことが起こるということも事実なんですね。あの9月11日の中核テロは、まさか、というのが全世界の皆様方が考えたことじゃないかと思います。まさか、あんな大それた殺人のような大事件が起こるとは誰も思っておりません。これが世の中に起こるということもありうるというわけです。そういうことからして私は来年2月の市長選挙で万が一、まさかというようなことが起こった場合には前市長は受け入れて辞任しました。岸本市長はまさかということが起こった場合には責任を持って撤回をする勇気はあるかどうか伺います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私の誤解かも知れませんが、ちょっと質問の意味がわからなかったんですが、2月3日に選挙に負けたらあっさり辞任しなさいということはこれは当然でございますので、そういたします。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 辞任するだけじゃなくして、撤回して交代すると。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 2月3日に向けて一生懸命頑張りたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) まさかはないと思いますよね。だがしかし、ありうることもありますということでございます。

 ちょっと保育行政について、民営化についてもう時間もないんですが、部長の答弁ではあくまでこれは12年の行政改革の一環として提起したということでございます。これは全国的に行財政改革といろいろと財政をひっぱくする原因があってこうなったと思いますが、それにしても、何は切り詰めても教育問題だけは私は切り詰めるべきではないと思います。特に乳幼児教育は大事な問題だとこれは各学者の皆さん方もおっしゃっております。そういうことからしてお互い名護市の未来をになう、あの子供たちの保育についてはいかなることがあっても手を抜いてはいけないというようなことでございます。それについて市長の答弁どおりひとつ前向きに関係者と話し合いをしながら、いい方向で、それから教育行政から手を抜かないように市長の市政方針のとおりやってもらうということで市長、その点についてご答弁願います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 保育行政のことにつきましては私は若干、宮城康成議員とは考え方を異にしていると思います。第一私は保育行政は福祉の問題であって、教育の問題ではないんではなかろうかというふうに思っております。しかしながら、おっしゃるように福祉だから手を抜いてもいいというふうな問題でもないと思います。一生懸命頑張ります。ただ私の考えは、今日の状況では既に法人保育所も名護市が経営する保育所もレベルはもう全く同じところに来ていると、これは民営化しても子供たちの福祉に何らマイナスはないという見解でこれを進めているわけでございます。福祉から手を抜くということはございません。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成君。



◆20番(宮城康成君) 市長の力強い保育行政に手抜かりはないような形で今後もやっていくということでございますが、それにしてもあの名護市内の保育所周辺に立てる立て看、あれを見た場合には市民の心痛むところもあるんじゃないかと思います。これは子供愛すれば故にそういうことも出てくると思います。そういうことも真摯に受け止めて一つ保育行政の担当の方、部課は、部長中心に今後話し合いを進めて円満解決なところでやっていくように、切にお願いをしまして時間になりました。20番終わります。



○議長(島袋吉和君) 20番 宮城康成議員の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。10分程度。

休 憩(午前11時7分)再 開(午前11時7分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。5番 吉元義彦君、一般質問を許します。



◆5番(吉元義彦君) 皆さんおはようございます。大変ご苦労さまでございます。ただいま議長のお許しがありましたので新風21会派5番吉本義彦、一般質問を行います。一般質問に入る前に私の所感を少しばかり申し述べたいと思います。来年2月に実施されます名護市長選挙に岸本建男市長が市民各界各層を網羅した多くの市民団体をはじめ、市議会与党会派の推薦を受けまして再出馬することが正式に表明されました。誠に頼もしく大変心強く感じているところでございます。2001年も後半に来て世界中を震撼させた米国同時多発テロ、日本国内での狂牛病の発生等、国内外の情勢は極めて深刻な状況にあります。また地方分権、行財政改革の推進、雇用の創出、少子高齢化などの多くの政治行政課題が山積しております。この課題解決に向けた諸政策を講じ、名護市の発展に頑張ることのできる政治家は岸本建男市長のほかにいないと思います。1期4年間で困難を乗り越え、すばらしい実績が表れております。一歩一歩着実に政策が実現されております。一例を申し上げますと中央図書館の建設、名桜大学施設の整備拡充、国際交流会館、マルチメディア館、NTT104番号案内センターの誘致、全国花いっぱい大会の開催、九州・沖縄サミット開催のホストシティーとしての成功、市政30周年記念事業、特に九州・沖縄サミット開催のホストシティーとして重責を達成できた自信を今後の市政に大きく反映させることで小さな世界都市を目指すとしており、大変夢があり、若者に希望を与えるものだと思います。国際海洋環境情報センター、名護市食肉処理施設整備、また昨今大きな山場を迎えた沖縄国際情報金融特区創設等、枚挙に暇がないほど頑張ってきたものと高く評価されるものだと思います。去った12日の沖縄国際情報金融特区創設市民大会での市長の挨拶の中で金融特区にかけている市長の並々ならぬ決意・情熱・思いがひしひしと伝わり参加者の皆さんを感動させたものだと思います。その結果が今まさに表れたものだと思います。今後とも健康には十分ご留意下さいまして頑張ってくださりますようお願いを申し上げます。私も屋部出身の立場から絶大なる応援を惜しまない所存でございます。それでは少々前置きが長くなりましたが通告にしたがいまして一般質問に入らせていただきます。

 去った9月に発生した米国における同時多発テロにおける観光産業の風評被害、あるいは日本で初めて発見された狂牛病による風評被害が沖縄県の経済に甚大な被害を及ぼし、大変な2001年の師走を迎えております。各方面に深刻な影響を与え、不安は当分消えそうにない状況であり、大変憂慮しなければならないと思います。狂牛病の感染牛が確認されたことにより国は緊急対策を展開し、去った10月18日より食肉用のすべての牛を対象に全頭調査を全国で一斉に開始いたしました。これにより今後は検査の結果、安全な牛以外、屠畜場から食用として出回ることはないとして農林水産・厚生労働両大臣により安全宣言もなされました。しかし、この感染経路や発生原因が今だ解明されておらず、国民の不安心理は完全に解消されていない状況にあります。この影響で消費者の牛肉離れ等が生じ、畜産農家や食肉関連業者等に甚大な被害が及んでいます。とりわけ我がやんばるの生産農家においても次のような被害が出ております。

 10月の今帰仁村営家畜セリ市場においてセリ価格が9月セリとの差額が平均1頭当たり9万762円の差額となり、大暴落となっております。また、その暴落により出荷の繰り延べによる飼料代の増加等、肥育経営農家においては大きな混乱が生じております。肥育生産農家のほとんどが素牛を購入していることから肥育生産農家の存続さえ危ぶまれており、ひいては肉用牛繁殖農家に与える影響も必至と考えられます。このような状況を踏まえ、狂牛病問題の対策を講じ生産農家を守ることが緊急であると思慮します。

したがいまして、質問の事項1、名護市牛生産農家に与える狂牛病の影響はどうなっているか伺います。

 (1)市場のセリ価格の影響は素牛、飼育牛、老廃牛、乳牛について

 (2)セリ価格の暴落に伴う農家への支援対策はどうなっているか。また、狂牛病感染防止対策は万全であるか当局に伺います。

 次に質問事項2について、名護市は55ヵ字がありそれぞれ公民館があります。最近公民館も新築され施設内容も充実し素晴らしくなっております。そのようななかで公民館を拠点としていろいろな活動が盛んになっております。私の住んでいる屋部区においても平成2年に新築し、婦人会をはじめ各団体で利用し、区民の教養の向上、健康の増進、情操の順化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に大きく寄与していると思います。以上のようにして公民館が整備されるに伴い、より充実した活動を展開し、区民の拠り所として地域がますます活性化できるような公民館の利用振興について名護市当局はどのように考えているか伺います。

 質問の要旨(1)、各区において公民館でのミニディサービスの実施状況はどうなっているか伺います。

 (2)、学校週5日制が平成14年度から完全実施されるに伴い各公民館を拠点とした児童生徒の健全育成の取り組みはできないのかどうかお伺いいたします。

 次に質問の事項3、区長からの要望事項について進捗状況を伺います。

 質問の要旨(1)勝山区長より与那川上流大又河川の改修について

 (2)屋部区長より屋部23号線工場適地への支援道路整備について

 (3)為又区長より為又地域に郵便局の誘致について

 (4)宇茂佐区長より北部農林高等学校敷地内の墓地の買収及び墳墓の移転について名護市から県教育長への働きかけについてお伺いします。

 以上一般質問とし、再質問は自席から行いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) おはようございます。それでは吉元義彦議員の一般質問にお答えいたします。

 私のほうからは質問事項の1、名護市牛生産農家に与える狂牛病の影響はどうなっているかということにつきまして、(1)から(3)までについてお答えいたします。まず(1)のセリの価格の影響、これにつきましては素牛、飼育牛、老廃牛、乳牛についてであります。去る9月10日に本土で発生した牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病の影響を受け、牛肉消費の落ち込み、枝肉価格の下落等により10月の各地の家畜セリ市場の取引はこれまで経験したことのない暴落となっております。名護市内の大部分の生産農家が出荷する今帰仁セリ市場も例外ではなく、10月のセリ市では発生以前と比較して素牛(子牛)で22%、それから肥育牛、老廃牛が約20%から45%の価格の落ち込みとなっております。狂牛病の発生を受け、国の方では10月18日から食肉処理時における狂牛病の全頭検査を実施をしております。11月のセリ価格が回復したかに思われましたが、2頭、3頭目の狂牛病の発生により12月のセリ市では再び落ち込んでいる状況でございます。これにつきましては数字は今までの今帰仁各セリ価格の結果に基づきまして、資料がありますので全議員にお配りしたいと思いますので数字の読み上げをカットさせていただきます。

 それから2番目のセリ価格の暴落に伴う農家への支援対策はどうなっているかということでございます。セリ価格の暴落に伴う対策につきましては生産に対する助成として10月18日から狂牛病の全頭検査が実施されましたが、そのスクリーニング検査を受検するために計画していた出荷期日を繰り延べ、肥育牛及び廃牛に対し、出荷調整助成金として1頭当たり肥育牛2万円、老廃牛8千円が支給されます。他に計画していた飼料への出荷期日を繰り延べた肉用子牛に対しては出荷調査助成金として1頭当たり1万円の助成制度があります。また経済的に影響を受けた大家畜農家の家畜農家生産者の経営の維持、継続に必要な低利で短期の運転資金として大家畜経営維持資金があります。貸付期間につきましては去った10月5日から今年12月31日の間に受付をしているということでございます。原則といたしましては、肉用牛及び乳用牛が1頭当たり10万円、繁殖雌牛が1頭当たり5万円、貸付利率にいたしましては1.6%以内となっております。償還期限につきましては1年以内となっております。なお貸付利率につきましては国が低利の1.6%を示しておりますが、今回沖縄県におきましては1.01%利子を補てんするということになっております。こういう貸付利率は、このようにして県の補てんも合わせますと0.59%になる見込みとなっております。これにつきましては融資を行う窓口といたしましては農協が行うということになっております。そして農協におきましては生産者に説明会を3回ほど行っております。しかし市内の農家からの申請はなかったことになっております。

 それから3番目の狂牛病感染防止対策は万全かについてお答えいたします。狂牛病発生後の県内各市町村を含め、名護市でも沖縄県関連機関と連携を図りながら市内の肉用牛、乳用牛について飼養農家の立ち入り検査を行っております。その結果、市内においては狂牛病の症状を示す牛は見当たらず、また給餌されている餌につきましても肉骨紛入りの飼料は認められておりません。安全性が確認されておりますので、農家等につきましてはその後も肉骨紛の給餌の禁止を呼びかけ、チラシ等の配布を行い万全を期しているところであります。また狂牛病の発生に伴う状況の変化に伴い、消費者の信頼を得、安心して消費できる畜産の整備をするために、平成14年の1月から3月までに全ての牛に個体識別耳表の装着を進め、耳表いうのは耳に表示をするということです。個体追跡を可能とする家畜個体識別システムの構築を図ることになっております。これにつきましては県の畜産課では12月26日に生産農家、市町村の担当者、JAと関係者に説明会を行うことになっております。

 そして風評被害を補足する取り組みについては、11月18日に県産和牛の安全をアピールしようと県経済連、北部振興会、地区農協組合長会、関係者によるところのやんばるの和牛の安全宣言を行っております。やんばる和牛の焼肉1千食の試食会も行っております。そういうことで肉骨紛入りの餌を使用していない安全なやんばる和牛ということで安全と安心を消費者にアピールしているところでございます。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 各区におけるミニディサービスの実施状況についてお答えをしたいと思います。まず私ども名護市のミニディサービスの助成実施要項が昨年、平成12年の4月1日から施行されて動いておりますけれども、このミニディサービスの目的と言いましょうか、このことについては名護市ミニディサービス助成事業は在宅老人等の憩いの場づくりを図るとともにレクレーション等のサービスを行い、高齢者の社会的孤立感の解消、健康維持等を図ることを目的とするということで事業実施要項を定めております。この間、多くの集落でその事業の実施がされておりまして、それぞれ大変楽しく地域の特色ある工夫でこの事業が展開をされているというふうにまずご報告しておきたいと思います。

 今年でありますけれども、平成13年度は新たに11地区が指定を受けまして、現在28地区でこの事業が実施されております。実施回数については上半期、これは4月から9月ということですが、391回を数えております。参加者は延べ人数にして8,455名が参加をしているという報告をいただいております。なお、このそれぞれの地区で55の集落、私たちは55の集落にこの事業を展開をしたいということでありますけれども、現段階では28地区ということでございます。ちなみに名護地区において、名護地区15地区中6区が実施をしていると。それから羽地地区については15中12区が実施をしております。久志地区については13地区中5地区が現在実施をしていると。そして屋部地区が7地区中5地区が実施をしていると。残念ながら屋我地地区については5字ありますけれどもまだミニディサービスの事業がたち上がっていないという状況でありまして、55の集落中28ということでございます。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 私のほうからは字公民館利用振興についての各公民館を拠点とした児童生徒の健全育成の取り組みはできないかというご質問にお答えしたいと思います。字公民館を拠点とした児童生徒の健全育成については議員もご案内かと思いますけど、現在区長をはじめとする区民の区域活動や子供会や青少年教育会の役員を中心とした青少年活動を行っているという状況であります。子供会でも2002年の学校週5日制の実施に向けてその重要性を認識されていて、子供たちがより多く生活体験、あるいは活動体験を得られるようリーダーの研修会や異文化体験交流を開催し、リーダーの要請と子供会の加入に務めているところであります。教育委員会としましては子供会のない区においては青少年の育成者や指導者の掘り起こしを行い、地域の人材を生かした事業を展開し、児童生徒の健全育成を行っていきたいと考えているところであります。

 それから次に区長からの要望の進捗状況について(4)にお答えする前に吉元議員のご理解を得るために休憩をいただいて今までの報告をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 休憩をします。

休 憩(午前11時41分)再 開(午前11時40分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) では一般質問の内容のほうのお答えをしていきたいと思います。平成13年の9月に宇茂佐区長から北部農林高等の敷地内の墓地の買収及び墳墓の移転補償についての要請を受けております。教育委員会といたしましては現地の確認は済んでいますが、先ほど休憩中にお話した内容がありますので現在県教育庁への具体的な要請は行っておりません。今後、県教育委員会の担当とも十分と連携を取りながら要請を行っていきたいと思いますので、そういうことでご理解をいただきたいと思います。以上です。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 吉元義彦議員の一般質問にお答えします。

 質問の事項3、区長からの要請の進捗状況、質問の要旨(1)、(2)についてお答えします。

 最初に与那川上流大又川河川の改修についてお答えいたします。当該勝山地区で土地改良事業の計画があると伺っております。土地改良事業がなされますと工事にはこれまでよりも大量の汚水が短時間に河川に流れ込んでくるものと予想されますので、その対策といたしまして、河川堆積土の除去作業を実施していきたいと思います。また河川護岸の決壌については、その都度災害復旧工事等で対処していきたいと思いますのでご理解を願います。

 質問の要旨(2)、屋部23号線工場適地への道路整備についてお答えいたします。屋部23号線道路新設改良工事は平成11年度事業採択されております。現在の進捗状況は用地取得が72%程度まで完了しております。今後のスケジュールといたしましては、平成14年度で用地買収及び一部工事に着手していきたいと計画をしております。事業の完了は当初平成14年度予定しておりましたが、予算等の都合もございまして平成16年度を完了予定としておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは吉元議員の質問事項3の区長からの要望事項ということのなかで、(3)為又区長よりの郵便局設置についての要請についてということがありますけれども、現在名護市内には10ヵ所の郵便局が設置されておりますけれども、そのなかでも市街地では4ヵ所が設置されております。郵便局の設置については概ね人口8,000人規模の地域に設置することが目標になっているようで、現在その要件は満たしているとこういうふうに言われております。しかしながら為又のほうから要請がありますように、近年為又周辺に大規模店であるとか住宅が立ち並んでいるとこういう状況がありますので、その地域の人口の増加も近年著しくなっているという状況にありますので、そういった人たちの利便性を確保するために私どもとしては、名護郵便局を通じまして沖縄総合通信事務所のほうに設置の要請をしていきたいと考えております。またその実現に向けて地元の皆さんのご協力をいただきながら努力をしていきたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) それでは順次二次質問に入らせていただきます。

 狂牛病の問題、ウシ海綿状脳症の問題については、今、沖縄県の農業の三次振計のなかで達成している農業の作目部分においては、この畜産の中でもこの牛部門が唯一達成されている部分でありまして、今回のこの狂牛病の影響で大変大きな影響が出ていて、沖縄県農業においてもますます深刻な状況に陥っていくんではないかということで大変私は心配しております。ちょうど平成元年あたりが沖縄県の農業の絶頂期ということで一時は沖縄県のウリミバエが解禁されて、沖縄農業は飛躍的に伸びて、5千億産業を目指そうと亡くなられた松田善登大先輩の提唱もありました。そういうことで昨今のこの農業問題は当初から議論されておりますとおり大変疲幣している状況であります。今回のこの狂牛病の問題でこの畜産農家に与える影響は計り知れないものがありますので、先ほど産業部長のほうから農家への支援などはどうなっているかとお伺いしましたら、助成金として国の方から1頭当たり肥育牛で2万円だとか、あるいは素牛で1万円だとかそういうことで支援があるということで聞いておりますが、それと低金利による融資もあるというのですが、これでは到底、今の畜産農家の狂牛病の影響は克服できないんではないかなということを懸念いたします。とりわけ一番大事なものはこの風評を払拭しなければいけないんじゃないかということで、これはやはり消費拡大の運動を今徹底的にどういう方向からやらなければいけないかということを議論すべきではないかなというふうに思います。とりわけ沖縄県知事も参加してパレット久茂地前でやられているし、それから我が名護市長もJAやんばるの要請で羽地のJAやんばるのモーレの前でこういうふうに消費拡大を安心まーさん県産牛ということでやられております。ぜひそういう方向付けをもちろんJAが中心となって関係機関を立ち上げてそれをなさなければいけないと思いますので、そういうことを含めて行政としてどういう支援ができるのか、あるいは例えば、給食センターあたりでの給食のメニューにもっと県産牛を利用できないかどうか、そのあたりについてちょっとお伺いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。確かに今議員が指摘されたように風評によるというところもあると思います。いずれにいたしましても全国的なものでありまして、こういう国のほうも助成制度、それから短期間でありますけれども生産者に対する経営にかかわる財政援助ということでやってきていますけれど、それから先ほども申しましたとおり、沖縄県においても利子補給ということで助成をしております。しかし名護市における財政的に厳しいところにおける個々農家に対する支援はできないということだと思っております。いずれにいたしましても、風評被害、それからこの肉の使用につきましてはJAさんとも協力しながら名護市としても先ほど指示がありましたとおり大量に使用しているところの学校給食等につきましては教育委員会と相談しながら、取り入れていけるかいけないかにつきましてやっていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) そのように部長、関係機関からの要請等も改めて入ってくるものだと思います。そういうふうにしてぜひ取り計らっていただきたいなというふうに思います。その問題ことあるごとに申しあげましたように、これは我が名護市一自治体だけではどうしようもない問題でありますので、今、やんばる和牛会同組合を中心として要請書を県知事あるいは県会議長あたりに要請していくということもやられています。その話し合いのなかで参加された北部家保あるいは普及センター、JAやんばる、経済連の畜産センターの皆さんがそういう今の問題をどういうふうにすれば一早く克服できるかということが取りまとめられております。そのなかでもやはり学校給食への県産和牛の優先活用及び助成とあるいは量販店への県産和牛の流通拡大・助成、それから狂牛病検査体制の強化、肉骨紛処理施設の整備・促進、それから在沖米軍、自衛隊への消費拡大協力、県内消費者向け消費拡大キャンペーンの実施ということで近々これが要請されてくると思います。それでこういった関係機関だけでは取り組みが弱いようにも思います。それで去った4日に我々が念願でありました北部食肉処理施設整備事業が着工する運びとなりまして、今まさにやんばるの畜産農家の経営の安定を含めてスタートをきったということで喜んでいた矢先でもありますし、そういうもろもろの問題を克服するためにぜひ北部振興会あるいは北部市町村を網羅した形でこの運動を盛り上げていただくように市長のほうに改めてお願いを申し上げたいと思います。そのへんについて市長の考えをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) テロの風評被害、畜産関係の狂牛病の発生と国内外の特に沖縄の観光関連あるいは生産農家が大変な打撃をこうむっているということを聞いております。私も一般質問終了後の19日に臨時部長会議を開いてそういう二つのダブルパンチの対策を早急に進めるようなプロジェクトチームを作ろうと思っております。ただ今のことも含めまして、チームの中で迅速な対応ができるように考えていきたいというふうに思っております。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひそのようにして取り組んでいただいて、ぜひ今のこの風評被害の克服をして経済の活性化に頑張っていただくようにお願いをしていただきたいと思います。まさに先ほど宮城康成議員からも一般質問の中にありましたが、観光産業に与えている影響、それからこの狂牛病の風評被害については、ウチナーンチュの本当のチム心ということでユイマールの精神でぜひ私どももこの牛肉マーサン沖縄県産牛の愛用を、あるいは沖縄でも一泊運動をぜひ展開していきたいと思います。ぜひ議員の諸侯においてもご理解いただきまして、一日当たり家族団らんでホテルのリッチな気分を味わってこの今の情勢の克服に一役買っていただきたいことを申し上げておきます

 次に質問の事項2の公民館の利用の振興についてお伺いします。先ほど福祉部長から現在のミニディサービスの実施状況が詳しく説明されて、やはり公民館を素晴らしくしていくなかで、こういう事業もどんどん取り入れられて地域住民の福祉の増進とかというもろもろのことにおいて利用されていくというのが大変喜ばしいことです。特に屋部区においても公民館の二階のほうに図書室もあります、屋部区においては。蔵書もいくらかございますが、例えば地域には教員を退職された方とかあるいはこういう有識者がいろんな技術を習得、定年退職されたなかで、知識を豊富に持っている方がいらっしゃいます。それで小学校においても今、総合学習のなかで地域のこういうボランティアをなさって子供たちの指導にあたるということで教育委員会でもこれを進められていると思います。そういう人材を地域にもこういう体制を設けて、あるいは名護市教育委員会で登録をして各地域公民館へのそういう場での人材派遣ができるかどうか、あるいは公民館での読み聞かせなどのことを今後推し進められないかお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 今、お話していた人材育成の活用についてでありますけれども、今、学校教育のほうで学校で人材の登録をされた資料が一部作られているものがあります。これを総合的に集約して冊子を作ろうということで今考えておりますけれども、例えば先ほどお話のありました退職された先生方はどうかということでありますけれども、やはりそういう地域のボランティアというかたちで具体的に言いますと習字とか空手とか舞踊、玩具作りということで先ほど、うちのほう答弁として公民館の活用ということでそういう展開ができないかということで取り組んでいきたいと思っております。それから地域イントラネットが各公民館にございますので、パソコンをとおしてこういう子供たちの興味、関心がいかせるような環境整備をして、地域文化ということでの拠点ちしての活用もできないものかと、児童生徒の健全育成に向けて、取り組んでいきたいと思っておりますので、ひとつご理解をいただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) ぜひ次長もおっしゃったとおり、短期間では大変難しいと思いますが、何らかのきっかけを作りながら地域のほうにおろしていただいて、区長さんを中心とした地域の評議委員とかあるいはこれに関連する学事奨励会等もございますので、そのあたりをぜひ連携を取りながら進めていただいて内容の充実を図っていただくようにお願いをいたします。

 次に区長さんからの要望の進捗状況についてお伺いいたしますが、屋部区長からの23号線工場適地への支援道路の整備についての関連で、今、屋部1号線については先の補正予算で仮の設計を入れているということを聞いております。その屋部1号線の起点から新道路23号線に向けた山手側の仮設計もこの事業と同時にできないかどうか、これを再度伺いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えいたします。これにつきまして1号線同様、県道449号から旭川線までの交点まで1号線同様計画設計する予定であります。以上です。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦君。



◆5番(吉元義彦君) はい、わかりました。ぜひ今回の調査でやっていただいて1号線の次には実現できるように、また部長の尽力をお願いしたいと思います。少し12時過ぎましたので私の一般質問これで終わります。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 5番 吉元義彦議員の一般質問を終わります。暫時休憩します。午後は1時半からお願いします。


休 憩(午後12時 5分)再 開(午後 1時33分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。19番 大山政照君、一般質問を許します。



◆19番(大山政照君) こんにちは。ただ今議長のお許しがありましたので、市民クラブ19番大山政照、一般質問にはいらさせていただきます。その前に9月11日米国で起きた同時多発テロにより世界中が恐怖に陥れられ、今日も中東アフガニスタンではテロの中心人物であるとされるビン・ラディン氏捜索のためタリバンやアルカイダとの戦争が続いています。テロ攻撃を許さないとする名の元に日本では自衛隊法の改正など有事法制化に向けて着々と法整備が進められ、平和憲法が脅かされつつあります。一方経済においては国内全体が不況に入り、高失業率のなかにあって、特に沖縄県においては、9.4%と全国一の高失業率のなかにあります。観光立県として発展してきた沖縄県は今回の同時多発テロにより基地があるが故に危険な地域とされ、観光客が激減し、不況に加え、経済的に大きなダメージとなっております。見通しの立たない状況になっているということも事実であります。戦後沖縄基地は日米安保条約の要としてベトナム戦争、湾岸戦争など常に米国の世界戦略に使われ、脆弱な経済基盤の脱却はおろか、国の財政支援でしか生きていけない構造がはっきり浮かび上がった気がします。普天間の代替施設の移設条件の問題はリンクしないとしながら地域の振興にどんどん国のお金をつぎ込む手法を取り、住民の意思を曲げていくことは今後どのようになっていくのか取り返しのつかない事態になるような気がしてなりません。それでは一般質問に入らさせていただきます。当局の明確な答弁をよろしくお願いします。

 質問事項の1、普天間飛行場代替施設について。6月8日代替施設協議会で政府より3工法8案が提示され、国が投げたボールを県や市が検討するかたちとなっております。提示され半年が経ちその間水面下でいろいろな調整作業が行われてきたと思われます。空港の形態・機能・建設場所など地元で論議されている状況はマスコミを通じてしか知る由もないわけであります。

 質問の要旨(1)軍民共用について地元辺野古区は反対意見が強くまとめることができない状況であり、継続審議としているが、ア、地元は賛成なのか、反対なのか、市長としてどう判断していくのかお伺いします。次にイ、地元が決定か反対を下さないなかで、県知事は推進すると言っているが、地元の頭越しではないのか。市長としてそのまま県知事のいう県案を認めるのかどうか伺います。15年の使用期限問題や使用協定などの中味が決まっていないことに対し、市長はどう対処していくのか伺います。

 次に発言要旨(2)、建設場所について、地元辺野古区はリーフ2案を含む同区対策委員会の答申を尊重するが了承したわけではないとされていますが、市長は辺野古区の意見はまとまったという見解で、対応しているが、その矛盾をどう思うのか伺います。

 質問の要旨(3)住民説明会について、当初ヘリポート基地建設時には国が市内各地で説明会を行っていますが、今回はなぜ国や市は説明会を行わないのか伺います。

 次に質問事項2、真喜屋ダム建設に伴う建設事業について、真喜屋ダムは平成10年3月、本体工事に対する覚書締結以来、建設地が一部地権者の了解は得られていませんが、法的処置に向け着々と完成に向け進められております。農業用ダムとして市の農業に寄与できるものとして期待しております。そのなかで水系3区として要望している集落整備事業について質問の要旨(1)現在の集落整備事業の進捗状況について伺います。

 質問の要旨(2)真喜屋大川河川整備の進捗状況について伺います。

 質問の要旨(3)ダム建設に伴う覚え書の履行について伺います。

 質問の事項3、遊休農地対策について。現在名護市は約100ヘクタールの遊休農地があり、県でワースト1にあげられているようですが、その解消に向けて質問の要旨(1)現在市で対策が進められている遊休農地の対策の進捗状況について伺います。以上一般質問とし、再質問は自席より行います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは大山議員の一般質問にお答えいたします。まず普天間飛行場代替施設についてということで(1)の軍民共用についてアとイがありますが、併せてご答弁したいと思います。軍民共用につきましては、賛成とか反対という結論を出しているわけではありません。辺野古区行政委員会におきましては規模が大きくなることへの懸念が出たということと、それから豊原区行政委員会においては地域の振興と民間空港は切り離せないという声があるということを聞いております。また軍民共用空港は知事の公約でございますので、これまで閣議決定や代替施設協議会においてもそのことを踏まえて議論を重ねてきたところでござます。市長は市長としての立場でこれからの意見を述べていくものということになります。

 それから次に15年使用期限と使用協定のことについてお答えをいたします。15年使用期限につきましては、日米両政府間で具体的な取り組みを行っていただくよう沖縄県とも連携しながら政府に要請していきたいと思っております。また基地使用協定につきましては庁内に設置してあります使用協定のプロジェクトチームにより非常によい検討を行っているという状況であります。

 次に建設場所についてということでございますけれども、このことは11月21日に開催されました辺野古区行政委員会では特別委員会の答申を尊重するということで意見がまとまったという報告を受けております。そして場所を決定をし、了承したということをお尋ねですけど、そのようなことは言っておりません。したがいまして、矛盾するものではないというふうに考えております。

 次に3番目の住民説明会についてでありますけれども、これまで第1回代替施設協議会から第7回代替施設協議会の内容につきましては、これまでも何度かお答えいたしましたように、名護市全区長を含む78団体にその都度その資料を送付いたしまして、さらには「市民のひろば」にも協議会の概要を掲載して参りました。3工法8案につきましてもパンフレットを配布するなど、その周知を図ってきたところでございますので、一つよろしくお願いしたいと思います。私の方からは以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) それでは大山政照議員の一般質問にお答えします。私のほうからは2と3についてお答えいたします。質問の事項の2の真喜屋ダム建設に伴う整備事業についての要旨の(1)と(3)についてお答えいたします。

 真喜屋ダム関連の要望の整備手法といたしまして、集落地域整備事業が稲嶺地区、真喜屋地区として計画されました。その進捗状況についてご説明いたします。稲嶺地区につきましては8メニューの事業が行われまして、これにつきましては平成12年度の繰越がありますけれども、今年度で100%終了しております。それから真喜屋地区でございます。真喜屋地区につきましては7メニューで、全体事業費といたしましては、計画が6億円、実施したのが6億3,500万円でございます。これにつきましては計画が平成9年から13年でございますけれども、事業の見直し等がありまして、工期の変更をしております。平成9年から15年度というかたちになっております。これにつきましては先ほど申しましたとおり、工事のメニューの変更がありまして、工期が伸びているという状況で、15年度に完成の予定でございます。事業全体の計画が6億円、実施が完了しますと7億1千828万8千円、それから中川地区でございます。これは川上区と仲尾次区の分でございます。これは8メニュー、事業費といたしまして6億円、それから実施した結果が7億1千5百万円、これは100%で平成13年に完了いたしております。発言要旨の3のダム建設に伴う覚え書の履行についてということですが、真喜屋ダム本体工事に関する覚え書は平成10年3月30日、羽地大川農業水利事業所長、名護市長、真喜屋大川ダム水系の3区の対策委員長の3者により、交わされた覚え書があります。確認事項の第1に明記されているように回答で約束された事項につきましては責任を持って履行していくつもりであります。このなかで集落整備事業で整備できない項目があります。これにつきましては沖縄県、市の建設課等で事業を調整しながら整備をしていきたいと思っております。この内容につきましては要望事項のなかに26の要望事項がありますけれども、これにつきましては1つ目は整備事業でできなかったという事業につきましては産業道路よりマンゴ団地へ至る道路の舗装整備でありますけれども、これは別メニューでやっていきたいということでございます。それからビンジュル森とテンヨウ森の公園化という遊技場の設置につきましても他のメニューでできるよう県、それから建設課と調整していきたいということでございます。それから発言事項の3の遊休農地対策についてでございます。これにつきましては現在名護市で進めているところの遊休農地の対策事業の進捗状況につきましては、13年度計画といたしまして10ヘクタールを予定しております。そして12月現在の進捗状況は8.4ヘクタールでございます。このほかの残りの1.6ヘクタールにつきましては関連機関と調整を図りながら早めに解消していきたいと思います。これにつきましては13年度中に完了したいと思っております。内容につきましてはさとうきびの夏植えとそれから春植えということになっております。事業費につきましては832万円でございます。あと残りの1.6ヘクタールにつきましては今年度いっぱいで終了させていきたいということでございます。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 大山政照議員の一般質問にお答えいたします。質問事項の2、真喜屋ダム建設に伴う整備事業について。質問の要旨(2)真喜屋大川河川整備の進捗状況についてお答えいたします。

 真喜屋大川河川整備事業は現在整備基本方針及び整備計画の策定を進めているところでございます。今後のスケジュールとしましては整備事業に地元の意見を反映させるために地元説明会を平成14年2月に開催を予定していると伺っておりますのでご理解をよろしくお願いいたします。以上です。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) それでは再質問をさせていただきます。市長は軍民共用の民間機能について難色を示された経緯がありますが、現時点で民間機能について問題点は、あるいは懸念されている部分はクリアされているのか伺います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私が難色を示しているという一部新聞報道がありました。私が難色を示しているのではなくて、地元のなかに難色を示す雰囲気もありますとあのような見出しになっておりました。まだ軍民共用の問題については現在も意見の集約を行っている段階でございまして私はまだ結論を出しておりません。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 今、結論を出したわけではないということなんですが、ただ地元で心配している地元の考え方を伝えただけであるということでよろしいでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) そのとおりであります。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) それでは軍民共用の民間の機能について県は利用人口を20万人、あるいは航空機の離発着が3往復で6便と貨物は1日43トン程度ということで試算をして前にも説明出ておりますが、今あるローカル空港のなかで21空港中19の空港が赤字運営をしているということもあります。その額が40億というふうなことも言われています。そういうことでこの機能的にまだはっきりしない、県の考え方としてはその試算でやるんだということが議会のなかでも言われているんですが、市としてこれで十分やっていけると思うのかどうか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) このことにつきましては、県の調査結果を踏まえまして第2回でしたか協議会において県からも説明がありました。そこでの当時の運輸省ですか、今の国土交通大臣の方からもそれは妥当な線だろうということの意見がありまして、私どもといたしましても独自に調査したわけではありませんけど、そういったしっかりした調査のなかであるので、そのことについては市の立場で調査をしていないのでわかりませんが、こういった県のデータについては、尊重していかなければならないだろうというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 今の答弁では県の考え方あるいは協議会のなかで妥当な線だろうということで市としてはそのまま進めるということになりますが、そうなりますと先ほども言いましたローカル空港の21空港中19空港は赤字だということがあります。それだけの赤字を出しながら実際に供用を開始した場合にはそういうようなことになって、これは大変だということにもならないという要素を含んでいますが、それについて市としてはその経営内容とかそういうものには全くタッチしないで、運用は県がやるのか、あるいは国になるのか、そのへんの考え方をお聞かせ願いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 民間部分の運用主体がどうなるかというようなことだと思うのですが、これは協議会の中でも県が中心となって進めていくというようなことがございまして、その際にも私どもとしても地域の負担がでないようにということについて常々お話しているところでありまして、将来における運用主体は県が中心となってやるということでございます。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 運営主体は県であるということでありますが、私たち今年5月に経済建設委員会で民空部分の調査ということで三沢空港とそれから秋田の大館能代空港を見てきたわけでございますが、そのなかで三沢空港につきましては国、軍民共用でありますが、国、あるいは防衛庁はその運営に当たっての詳細は把握しているようでありますが、とりわけ56万人くらい周辺に人口を持ちながらも利用している利用率のなかでは大変運用は厳しいという空港長の説明もあったわけですが、それから大館能代空港に行きますと2,000mの滑走路で1日3往復の便が飛んでいる空港でありますが、規模は民間部分としては非常に似ているんではないかと思うのですが、当初の見込みよりも3割程度しかないということで15万から17万人くらいの利用客で推移しているようでありますが、それも年間の運営として3億円の赤字を出している。これは県の運営主体でありますから県が負担をしているということがありましたが、十何万人が使っても年間3億の赤字が出るということでやはりこれ以下になるんではないかという心配もあるわけですが、そうなった場合には国の主体としてやっていくんだと今の時点では議論も出てないのかなと思うのですが、非常に全国的にもローカル空港の運営が厳しいということははっきりしていますので、そのあたりも今後考えながら一つ進めていくのでしたらそのようにしていただきたいと思います。次に15年使用期限問題、昨日来、15年使用期限の問題いろいろ質問出されているわけですが、これまで市長としては基本計画と同時決着とならなければならないとしてきたんですが、今も変わりはないのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 使用協定については今、鋭意協議を重ねているわけでありますけれども、これはいつまでかということを先の議会でも市長からありましたように軍民併せての所要を決めるマスタープランを作るまでに整備するということになっておりますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) マスタープランまでにはと、15年使用問題もいろいろと日米間で重ねているわけですが、米国は明確に拒否しているなかで、非常に難しいと思うのですが、知事は受け入れ条件として15年期限を自ら国に求めています。今現在行き詰まった状態で米国に拒否をされて全然進展してないと、新たに防衛庁長官がこの間防衛首脳会議の話し合いをやっているわけですが、そのなかでも議題にも上らないという非常に行き詰まった状態でありまして、基地の提供責任は政府にあるということを県知事は言っているわけです。よって責任は政府にあるとしています。この15年問題を自ら国に条件を提示して、行き詰まったらその基地の提供責任は政府にあり、よって責任は政府にあるんだというふうなことが今県議会のなかでも議論されているわけですが、市長も知事と同様に条件として15年期限を7つの条件のなかに取り組んでいるわけですから責任は政府にあるとしている。政府がこれをどのように結論を出すのか先のことだと思うのですが、もしそうなる場合に、そのマスタープランまでに15年期限問題は決まらないといけないということでありますので、市長もまた知事と同様に行き詰まった問題のなかでの15年期限問題は、責任は政府にあると考えているのかどうかお聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) この問題は日米両政府が誠意を持って話し合いをしなければ解決しない問題だと思っております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 日米両政府が誠意を持って交渉しなければ解決できない問題であることであります。そういうことですからこの15年問題については国に責任があると考えるのかどうかということを私は聞きたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 防衛の問題、安全保障の問題は極めて国に責任のあるものだと認識しております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) それで防衛の問題であり、国に責任があるということであります。そうなりますと今県知事の言う責任は政府にあるということでありますので市長も同じ考えだなということが伺えるわけですが、そうなりますと国に責任があるから、責任は国にあるので15年問題は解決しなくても建設は可能という判断もありうると思うのですがどう思いますか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 建設前にぜひ解決すべき問題だと思っております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 建設前に解決しなければこれはできない問題だということで、昨日から答弁しているように、それがクリアできなければ建設はできないというお考えとよろしいでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 建設前にはぜひ解決してもらいたい問題と考えております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 建設前には解決してもらいたいということですが、これは解決しなければ建設はできないということで考えて良いですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほども答弁しましたように、建設前にはぜひ解決すべき問題だと、そういうふうに申し上げているところでございます。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) すべき問題であり、しかし、それを解決しなければ建設をしないという明確な返事はないわけですが、それはそれとして今後市長も推移を見てやりたいということだと思いますので、今回はこういうふうに私なりに理解しておきたいと思います。次に辺野古区住民が区長に対して移設問題にからんで区民説明会を求めています。そのなかで区民の了承を得ていない特別委員会が選定することは認められないということで独断選考であり情報の開示を区長に求めております。そのような状態がありながら、市長は今後地域の意見を集約して施設協議会に臨みたいということでございますが、今のなかでそういうふうな地域のあの辺野古区一区のこともまだまとまっていないなかで、市長は施設協議会に集約して臨んでいくというのですからそのようななかで市長はどのようにして意見を集約したいと思うのかお考え聞かして下さい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 意見集約ができていない状況ではないかという指摘だと思うのですが、他の議員にもお答えしましたように、次回の代替施設協議会の前までには意見を集約していきたいというふうに考えております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 今地元と言われる3区のなかでは区民自体が非常に考え方がまちまちで、まとまっていないということがありますが、そのほかに豊原区は年内のまとめは困難だと、それから久志区においては移設自体が反対だという決議までしてこういう状況にあるわけです。そのなかで地元3区は足並みが揃っていないと思うのですが、揃っていると思うのか、揃っていないと思うのか、それをお聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 3区においては3区でなる合同行政委員会なるものも組織されておりまして、常々3区はそういうことで一体的に物事を考えていこうという意識におられるということを認識いたしております。しかしながらこの件についてはそれぞれの意向があるようですのでそのへんも私どもも認識しながら対応していきたいとこのように考えております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 一体的にまとめるという3区地域だということですが、この問題についてはそれぞれまだできていないということであります。これは次の代替移設協議会いつになるかわかりませんが、年末になるだろうと予想されるわけですが、それまでには集約できると、まとめられることができると考えられますか、今の時点で。お聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 努力していきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) ひとつその地域の考え方がどうまとまっていくかということも私どもも最大の関心事でありますが、いろいろと末松部長から文書でもって地域の特別対策委員会とかそういうなかの調査なども文書でまとめていたという経緯も今まで説明あったわけですが、市として、非常に政府の考え方に沿った形で地元を押し曲げていくような手法は絶対取らないでいただきたいと思いますが、どうですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) そのようにしたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 地元の意思を絶対尊重していただきたいと思います。

 次に市長は自ら12月4日尾身沖縄担当大臣と会談して年末に代替施設協議会を要望して翌日知事・尾身会談で合意されて、国・県・市でリーフ上にした位置・民空部分を含めた規模の調整が図られる見通しとなったということで地元がまとまっていないなかで、進めようとしているのですが、これは地元の頭越しではないのかどうかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) まとまる見通しとなったということでありますが、それは記事を書いた方の考え方でありまして、私どもはそういうふうに申し上げておりません。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 新聞記者の書いた記事がこのようになったというだけで市長はまとまったということでありますということで、ぜひ過ちのないようなまとめ方をお願いしたいと思います。もし、地元がまとまらない場合、年末の代替移設協議会の開催はどうなるのか。まとまらないとだけの報告にするのかですね、またあるいはまとめる自信があるのかどうかお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 次期の代替移設協議会までには集約できる部分は集約をしていきたいと考えております。自信があるかということでは、これは相手のあることですからこれは何とも申し上げられません。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 相手のあることだから自信があるとかないとかは言えないということですが、そういうような自信があるとかないとか言えないなかで、なぜ年末に協議会を持つようなことになったのかお聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 協議会を私が開催を要望したことは事実であります。これは一つには選挙において私の立場を明確にしたいということがございました。それと努力をして地域の方にわかっていただくという最大限の努力をするということで年末に開きたいとそういうことを申し上げたわけです。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 選挙において市民がわかりやすいような方法でやりたいという思いからそうなったということとそれから今後努力していくというふうなことでございます。そういうことで選挙日に一番問うのは手っ取り早い手法かなとも思いますが、ぜひお怪我のないように、一番迷惑をこうむるのは市民でありますから過ったことにはならないように一つお願いをしたいと思います。

 それから昨日の議会お昼時間でしたか午前の日程終わった後で、議会事務局の前で二見10区の会の皆さんと少しトラブルが発生したようでありますが、これまでに市長はいろいろ約束をしたと、3回もその約束を反故にされて二見10区の会は非常に憤りを覚えているというふうななかで昨日のようなことになったと思うのですが、もう少し市長として正々堂々とどういう摩擦が起きるかはわかりませんが、自分の思いというものを正々堂々と日程を取って10区の会やこういう市民に対して会見をすべきではないかと思うのですが、どうでしょうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 11月にはうちの事務局のほうで10区の会の皆さんと2日、期日を限定して日程調整を行ったそうであります。それで調整ができたようでありますが、たまたま最初の日は余りにも近すぎたということでそれは少しまずいだろうなということ。それで次に調整の済んでいた次の予定日は私が急きょ上京しないといけないということでそれがだめになったというふうに聞いております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 事務当局と回答の調整のなかで2日限定でやるという日程もできたのですが、近すぎた欠点と次の日程では上京しなければいけないということであるんですが、こういういろんな市長の日程的に厳しい面々もあると思うのですが、これまでに市長が受け入れ表明をし、いろんな形で二見以北10区の会やらあちこちからの会見申し入れもきて、会見を申し入れているわけですが、その二見以北10区の会に対して市長は自ら出向くことはしないと、あるいは企画部長や助役のほうで終わっているようなことであるわけですから、我々から見ると非常にこそこそしているなという部分しかないわけですね。市長が主体性を持って事務当局に任せるんではなくて、市長自らがそれに臨むべきだと思うのですが、お聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今年は年末までびっしり日程が詰まっておりますので、今年は対応できないということを昨日申し上げたところでございます。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 今年は日程がびっしりで会えないと、では年が明ければそういう日程も取れる可能性もあるというわけですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 日程が取れるときにはそのように対処したいと思います。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) ぜひこういう建設問題に絡んでの不満やあるいは意見交換もできないという状況のなかでことが進んで行けば行くほどその辺のわだかまりがうっ積していくわけでありまして、その日程が取れれば会見をしてもいいという今の返事でありますので、ぜひ日程を最低でも一つ早めにそれを実現させていただくようにお願いしたいと思います。

 基地問題、移設問題についてはこれで終わりまして、真喜屋ダム関連で質問させていただきたいと思います。真喜屋ダムは当初52億円のベースで事業費が計画されて、今の現段階では提体の基礎構工が弱いということで、当初のボーリング調査よりも岩盤が少し弱い軟弱だということで右岸側の弱い部分をグラウト処理工でもって今基礎の補強をしているようでありますが、予想以上に工事費がかさんで157億という当初の3倍になるようであります。それから平成16年中の試験溜水に向けて今進んでいるわけですが、その供用開始と16年試験溜水してその後供用開始と聞いております。このなかでダムの下流の整備で、これは地元の対策委員会のなかからも要望が出されて、その整備が出されているわけですが、地元の要望どおり整備できるか今はっきりしておりません。まず今水利事業所あるいは県土木事務所、名護市でその地元要望に添ったかたちで整備できるように一つ当局も考えていただきたいというそういう取り組みも必要であると思うのですが、当局はどのようにお考えですか。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) ご指摘のことにつきましては前向きに対応していきます。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 前向きに対処しないと困るわけですが、これは当然ダム建設に向けた覚え書にもでありますので、河川としての整備が来年の2月から地元の説明も始まって、いよいよ工事も着手されるということでございますが、今私が言っているのは上の橋から多野岳のある是体の下までのその間の整備であるわけでして、水利事業所としても河川は県の管理ということでありますので、地元のダムの要望に沿って整備させるには国もかかわって協力しないと絶対できるものではないと、県だけの考えで進めると地元の要望が届かないのではないのかなということもありますので、ぜひ市が国と市と地元の対策委員会でまとめた覚え書となっているわけですが、県が入っていないわけでして、そういうなかでいささかもお互いの声が届かないことのないような整備にしていただきたいというふうに思って今言っているわけですから、一つ再度もう少し地元の声を聞いて整備するというくらいの強い返事を聞きたいと思いますが、建設部長。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。先ほどの覚え書の件についての要望事項のなかで第1番目にあげられましたのは、真喜屋大川の河川の2級河川の認定についてということであります。これにつきましては2級河川に指定されておりますので県とダムを担当してあります羽地大川水利事業所と市と一緒になって早急に解決していくような話を進めていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 本当に前向きにやっていただけるという返事がいただけましたので、一番心配しているのは真喜屋のダム対策委員長をしている小浜議員だと思うんです。我々対策委員会のなかで委員長を支えながら頑張っているわけですが、地元の要望が実現するような形で一つ取り組んでいただきたいと思います。

 次に遊休地対策でございますが、現在産業部の農政係のほうで休耕地を集約をして解消に向けて取り組んでいるという点では敬意を表したいと思います。今年度10ヘクタールの目標でありますが、それを達成しても残り名護市においての90ヘクタールの遊休地があると思います。その解消に向けて今後どのように取り組んでいくのかお聞かせ下さい。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。この遊休地の解消対策事業につきましては平成11年度から実施しまして、本年で3年目でございます。今年度は10ヘクタールということでありますけれども、毎年10ヘクタール程度の遊休地の解消に向けて事業を進めていこうと思います。次年度に向けてもやっていきたいということであります。今までの実績といたしましては平成12年度の12月末日の集計といたしましては受益面積が996.4ヘクタール、それから耕作の放棄されている土地面積は114ヘクタール、そしてこの率が11.4%となっております。そういう関係で毎年事業費というのもたくさんつけるということもできませんので、10ヘクタールほどの規模につきましては毎年実施していきたいと思います。そのほかに中山間事業として山地事業として昨日も決裁をやったのですが、2件で5ヘクタールの遊休地の解消ができるような事業も取り組まれているということもありますので、他のメニューでもこういうことができるということになっておりますので、市としても事業を導入しながら解消に努めていきたいと思っております。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君。



◆19番(大山政照君) 別のメニューを使って解消できるものは解消していくという産業部長のお考えでありますので、非常に県内ワースト1であると言われる遊休地ですので、ぜひ担当部局一生懸命努力してもらって遊休地の解消に努めていただきたいと思います。それで遊休地に関連して昨日も製糖工場の問題が屋比久稔議員からも触られていましたが、今、球陽製糖は具志川の川田の工場は来る製糖期から稼動させるということで職員も全て移りまして、今、球陽製糖は解体作業に入って大部分の施設が解体されるということで解体作業も進んでいます。そういうことからしますとそういう遊休地対策を北部ですから各市町村がもう少し早めにそういう事業を取り入れていろんなかたちでやっておけば球陽製糖の中部への移転はなかっただろうと思うのですが、非常にタイミング的に悪い部分もありますが、ぜひ遊休地第一次産業の基でありますので、農地を遊休化させると元もこもありません。これだけの基盤整備事業を投入して金も注ぎ込んでやってきた畑を遊休化させるということは非常に情けない話でありますので、当局もぜひその面に向けて頑張っていただきたいと思います。以上19番一般質問として一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 19番 大山政照君の一般質問を終わります。暫時休憩します。10分程度。

休 憩(午後2時29分)再 開(午後2時43分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。11番 長山一則君一般質問を許します。



◆11番(長山一則君) 眠たいとは思いますが、今日は提案でございますので、ぜひ聞いていただくとありがたいのですが。それでは議長のお許しが出ましたので通告にしたがいまして順次一般質問に入らせていただきます。

 質問に入る前に少しばかり報告・要望等をいたしたいと思いますが、先日臨時議会が11月28日にあったわけですが、その後和の会におきまして、今問題になってあります動植物園の中を視察をいたしました。それと同時に比嘉専務にもお会いしまして今の状況など詳しく聞いてきたわけですが。これが23日の午後1時ぐらいの写真なんですが、このころになるとだいたいお客さんが入りかける時間なんですが、ほとんどお客さんがいない状況で、この入口側のコーラだとかちょっとした飲物等の販売所があったのですが、それもすべて撤去されている状況でありまして、中に入っていきますと100mほど遊歩道進んで見てみますと入口から人が入ってこないんですよ。我々の後ろから6人の観光客が歩いているだけで最後まで出て行くと一人も会わない、交差しないというような状況でこれは大変なことだなと、これはちょうどエミューが飼育されている所でヤギとかこういうところが放されている場所もほとんどヤギに餌を買って与える人がいないものですから、結局餌代も準備をしなくちゃいけないというような状況になっているそうです。そういうことなのでよろしくお願いします。

 それから先日来提案されております火葬場の祭壇の件ですが、あれも質疑したかったのですが進行が早いために質疑できなくてこの場を借りて若干残しておこうかなということで議事録のほうにですね、実はこれは康成先輩が祭壇の必要性を訴えて賛同している一人でありますが、ただ年間一千万以上かかって収入が400万前後しかない葬祭場です。民営化が叫ばれるなかでは一人当たり行政側としては8,000円の使用料ということで出してありましたが、1,500名で5年間で返せるというふうな答弁もなさってありました。ですが恐らく1,500名、1,500名じゃないか540名か、年間使われる数ですが、年間153件でしたね、すみません、の使用者がいるということで1件当たり8,000円で5ヵ年もあれば元に戻るかなという算定もしていたんですが、恐らく153件あまりの人がその祭壇を使っていただけるかということを考えてみなくちゃいけないと思うのです。これは大変な問題で葬祭屋からしてみると営業妨害にもなる可能性もあるわけです。葬祭屋の皆さんは百数十万のものを貸しておくわけですから、そこで行政のほうで祭壇を準備して置くということは大変良いことなんですが、8,000円というのは余りにも安くないかなと。若干は理に適った金額を出すことにおいて運営もやりやすくなりますし、そのなかで生活保護を受けられている方だとかそういう方々には火葬料金も無料にしても私は結構だと思うのです。そういったことでこの祭壇の貸し出しする費用というのは今後はかっていってなるべくならば独算方式でいけるような採算のとれるような祭壇の料金にしていただければと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは質問に入らせていただきます。今回の質問事項は経済建設委員会の中国視察からと地方分権について提案をいたしますとの2点でございますのでよろしくお願いいたします。

 まず一番目に11月19日から4泊5日の日程で経済建設委員会において中国の上海市と蘇州市を視察いたしました。目的は現在の経済の状況から観光事業、そして工業団地などについて調査をすることにおいて私たちの名護市のために何か役立つものが見つけられるのではないかということで行ってまいりました。上海市におきましては上海人民対外友好協会の暖かいおもてなしを受けてまいりました。私たちは上海市人民政府経済会の李副長と会談をいたしまして、上海市の詳しい経済事情から観光面、今後行おうとしている事業などについて教えていただきました。人口1,700万人の上海市ですが、観光客は年間100万人程度の入りですのでもっと観光面にも力を入れていきたいとされておりました。経済面に至りましてもものすごい勢いで伸びておりますが、ただ中国国内総生産高GTPのほうは年間一人当たり780ドルとまだまだ低く、我々日本人の一人当たりのGTPは3,203ドルと桁違いであります。そういう関係から名護市で現在計画をされております金融特区構想などのアジアとのかかわりについての難しさも実感したところもございました。ですが、次第に豊かになった中国国民が海外へ旅行する機会が増えていることは間違いありません。上海市政府においても観光面で交流ができれば面白いとのことで来年の1月23日以降に名護市を訪問したいという要望も受けてまいりました。こういうチャンスはぜひ活かしていきたいと思います。文化交流のいい機会だと思いますが、できましたら我が名護市内の観光宿泊施設の数だとか、また全体で市内に泊まられる部屋というのですか、これが幾つぐらいあるのか、また年間の観光事業など教えていただきたいと思います。また、上海や蘇州の工業団地も2ヵ所ほど見学させていただきましたが、その規模においては52k?以上もありまして、言葉では説明できませんのでぜひ行って見るといいと思います。この2ヵ所の工業団地を見てきたわけですが、どのぐらいの大きさがあるのかと聞きましたらここから三十何キロメートル、幅が三十何キロメートルですよという話をするわけです。そういうことで非常にびっくりしたわけですが。

 2番目に蘇州市にあります名護親方、程順則の父親程泰祚のお墓についても質問をいたします。

 私たち経済建設委員会も遠い歴史を辿りまして蘇州市に行ってまいりましたが、ここでも暖かいおもてなしを受けると同時に私たちが来ることを待ち望んでいたと聞かされました。実は平成3年6月蘇州市から程順則の亡くなった場所が特定され、復元の話が持ちあがりました。当時蘇州市の市長は友好の逸話として名護市との友好交流が更なる発展を告げるとの思いを前比嘉市長に宛て、所感を送られております。それに対しまして比嘉前市長も墓標の復元は中国と沖縄の友好の掛け橋として高く評価するとのことを送り返しております。平成6年10月19日に比嘉前市長と我喜屋宗弘前議長をはじめとして程順則の子孫名護弘一氏を含めた一行が現地の程泰祚の墓標の除幕式に出席をしております。あれから7年目の私たちの訪問に当時程泰祚の墓を探したり努力をしていただいた蘇州氏の外務担当のトウ・ゲンセンさんはとても喜んでおられました。名護市と蘇州市を結ぶ友好の墓標を現在も手厚く手入れをしていただいております。程順則の子孫の名護さんはたまに来ていただいておりますが、名護市からは何の連絡も入らなくなっている。現市長が当選をしたときも祝いのメッセージを送りましたと言っておられました。当地を忘れずに経済建設委員会が来ていただいたことに対してとても嬉しいと話されておられました。もっと深く交流をしていきたいと申されておりました。また蘇州市の市長から現在のままでは墓標が雨ざらし状態ですので東屋を上のほうに作りたいとの要望が出されております。そのことに関しまして当局のお考えをお聞かせ下さい。また現在までの7年間をどのような交流をアジアの皆さんとやってきたのか同時にフィリピンやハワイなどとの交流をしておりますが、現在どのように行われているのか詳しくお聞かせ願いたいと思います。

 写真を紹介したいと思いますが、これがちょうど上海の李福相と会談をさせていただいたときの写真であります。これが上海市です。本当に近代的なビルが建ち並んでおりまして、低いビルというのは20階より低いのはないというくらいの街でして、すごく感動してびっくりもしました。これは松江区というところの工場団地の入り口のほうでインフォメーションをするのですが、幅三十何キロメートルという敷地をこういうふうに絵図で表してボタンを押すと何処どこというふうにわかるように近代的な設備がちゃんと整っておりまして、近代的な大きな都市に変わりつつある上海市の紹介ですが、またこれが平成6年の4月22日に琉球新報で紹介された程泰祚の墓の位置を確認したという蘇州市との記事なんですが、実は皆さんご存知だと思いますが、帰ってきてすぐに私孫が生まれたんです。ですから程泰祚の泰を使って泰斗という名前を付けさせていただきました。忘れないためにもと思いまして、ですからどうしても墓の上に東屋を作って孫たちが尋ねる日を楽しみに見ていきたいなと思っております。当時、鉄也市長と蘇州の市長と交わした手紙がありますので、机の上に私置いておきますのでぜひご一読下さい。

 同時に当時の除幕式の墓の様子などがありましたので市史編纂室のほうからいただいております。これが恐らく程泰祚がここで過ごしたんではないかと言われている場所で、現在やっとこれくらい残っていて、あとは全部ビルになっているわけなんですが、面影だけは残っておりまして、恐らくここに船を着けて交流をしていたんではないかというふうに歴史に触れることができました。

 これが私たち経済建設委員会が行きました程泰祚の墓標の前です。記念撮影を撮って、ウチナーウコーと島酒を持ってウートートゥしてやってきましたので、そのほうで答弁のほうよろしくお願いします。

 発言の事項2、地方分権について提案をいたしますとのことで5つの要旨を順次質問をいたします。地方分権の必要性に至っては過去二度ほど一般質問で取り上げております。私のほかにも我喜屋議員も二度ほど、比嘉祐一議員からも前回の議会で取り上げていただいておりますが、私が地方分権制の必要性を強く感じたのは我喜屋議員が議長をしている時に地方村アカデミーの市町村職員中央研究所での市会議員の特別セミナーに出席をさせていただいてからなんです。今回はその必要性を私なりに考えてみました。

 まず一番目に名護市と今帰仁村、本部町との合併の可能性についですが、これは互いの地域の人々がこの必要性と合併の意味を深く理解しあえることは言うまでもありません。まず3つの地域が合併するとなると面積はどのくらいか、名護が6367万坪あります。今帰仁村が1,207万坪あります。本部町が1,644万坪あります。合計9,218万坪ありますが、約1億坪の面積を誇る県内最大の大地主になるわけでありまして、比べて考えると東京都の山手線が4つ入る規模になると思います。現在屋我地から古宇利島へ橋が架けられていることはご存知かと思いますが、名護市から橋が架けられる橋は当然名護市になるべきだと私は思います。私は理事長を務めているNPO法人有情会におきましてすでに現地の人たちと合併に関しての研究会も開いております。合併に対しては一般に地域の人たちの理解がいかに必要か、そのような活動や試みが始まってから行政が対応していくとなると地方分権の必要性が問われる昨今、いつでも対応ができるように行政にも早急に係を置くべきだと思います。当局の考えをお聞かせ下さい。

 2番目に仮称、北山市を目指してと勝手に名称を決めて提案いたしますが、その根拠も考えております。過去に4村1町の合併で名護市ができてから現在も名護だけが発展をしてきたかのように言われております。それと同じく本部と今帰仁と名護の合併を他の2つの地域で説明をしますとすぐ名護にシマを持っていかれるような思い込みがあって即反対をする人が多く見られます。1372年に初めて琉球と中国が交易を始めてから、また琉球国内において670年ほど前三山統一される前アジアにおいて幅広く使われていた北山という名前の元に北山市などという名称で3つの地域が合併できるのであれば、この北部地域の大きな発展につながると思いますので、仮称北山市を目指して合併を推進していこうと思います。

 3番目に日本の南側の玄関としての沖縄県北部地域の将来について、名護市、今帰仁村、本部町がもし合併することができたら、合併をした市町村に対して新市町村建設促進法の適応を受けて新しい都市づくりが可能になります。そういうことから新しい庁舎を名護市三土是あたりにつくるとすれば1町1村1市の中心部になり3つの地域からの連携を行いやすい。現在の庁舎は支所でも良いのではないか、などの大掛かりな街づくりを私たちの手で考えることができる。また県内一番の総面積と人口15万人を目指していくことができれば、アジアに向けても日本に向けても一つの都市として自信を持って紹介することができます。国からの合併特例法により、20年間ほどあらゆる面で整備されていきますが、地方分権の持つ本当の意味は独立をした自治体をつくって国の世話にならずに生活していくことであります。

 そういうことで4番目に自主財源の確保についてということで提案します。私は過去に議会一般質問でアジア各国の紹介を行ってきました。そこで私の主催するNPO法人におきましてベトナムにはコンピューターを寄付いたしました。20トンの漁船を自分でベトナムへ持っていき、交易の約束を図る計画なども出してありました。またベトナム政府の力を借りて留学生を名桜大学へ入学させることも行ってきました。ミャンマーには現在郵政省からの補助で新品の農業用ポンプ3台を送っております。年内にはポンプが作動します。タイのほうには医療機器を送るために現在準備をいたしております。その結果ベトナムと日本との交易が可能になり、その調印式のインフォメーションを私が連帯化することになっておりました。過去にベトナム政府の代表が沖縄県を訪れていただき、ミャンマーにおきましても政府の代表が名護市を訪れています。現在近隣のアジアから貿易として日本へ送られる物資は石炭・石油をはじめとして、穀物・作物や木材にいたるまで相当な量が船で運ばれております。沖縄県の西側を通る船でも一日130隻以上あります。もしもアジアからの品物が北部の港で選り分けをされて、日本本土へ高速フェリーなどで運ばれるのならアジア地域の人々は船の片道分の燃料を節約することができる。安和から塩川までの採石場の石山も残り少なくなっております。20から30万坪くらいのフラットなデッキはすぐにでも確保できると思います。私はこういう交易のやり方などすでにアジアの国、3つの国と約束を終え賛同していただいておりますので自信があります。大阪・神戸港の港の売上は年間6千億円以上もあり、もしこの北部でやりとげれば沖縄県の一般財源に近い事業だといってもおかしくないと思います。沖縄における地理的な状況から見て、日本本土企業が沖縄県をアジア的な発想でとらえていただいても経済の水準は日本本土に似てきているこの沖縄県で、直接物価の安いアジアに乗り込んでいっていいというわけですから、企業の誘致などとても無理だと思っております。ですから日本企業もしくはアジアの国々から日本へ向けて出されたものを低い料金で預かって選り分けをして、日本へ送るためのシステムが一番良いのではないかと思います。

 5番目に合併協議会の設置についてなんですが、私は近い将来、協議会が発足することができないかと考えております。協議会がいつ発足しても対応できるようにいろいろな面々から行政の皆さんにも地方分権について研究をしていただきたいと思います。

 要旨(1)から(5)まで一つづつお答えをしていただきたいと思います。とりあえず北部地域の地図を作ってみたので、ちょうど色塗りしているのが名護市、今帰仁、本部となっておりますが、古宇利に橋が架かると古宇利の住人に名護市字古宇利になりませんかということをアプローチすればなりたいともちろん言ってきますよ。50分の1の住人集めればいいわけですが、そういうことでぜひまずは今帰仁を名護にくっつけて次は本部をくっつけて三土是あたりに新しい庁舎をつくるということは出されるわけです。20年間国が我々を地方分権特例法のなかで暖かい目で見てくれる法律があるわけです。そういうことで3つの市町村をくっつけて北山市という新しい市をつくるという夢がありまして、またアジアとの距離を考えてみたんですが、地図はちょっと小さいのですが、沖縄県北部のほうからベトナムのダナンまで約3,000kmあります。ハノイまで2,300kmあります。それを逆に換算しますと青森までの距離で終わるわけです。ですからアジアの皆さんが日本へ入るときには本当に沖縄は大きなインフォメーションができる役割を持つ島になるわけです。近い将来、このベトナムのダナンというところからミャンマーという国を超えてインドまで国道8号線という道路計画が今なされています。もしそれができた場合には物資はすべてベトナムから出ることになりますので、危ないマラッカ海峡を渡らずに直接ベトナムから内側の国の物資を運ぶことができます。そうなったときに日本に持っていく品物は沖縄でとめることはできないのかと考えたときに130数隻の船が行き交って通っているわけです。ですが今日本の法律ではまず神戸だとか東京などに陸揚げされたものを再度沖縄に持ってくるような法律しかないわけです。新しい4次振計ができて特別制令法ができるならば、我々が独立して品物をここに預かってここから出せるような方法をとっていけるような地域づくりというのですか、そういうことができれば台風以外いつでも接岸のできる天然の港をもっているわけですから、おもしろい北部地域の将来が約束されるんではないかということで一次質問はこれで終わりまして二次質問は自席より行います。よろしくお願いを申し上げます。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。私のほうからは名護市内のホテル数、それから観光施設ということで数字をお答えさせていただきます。ホテルにつきましては16ホテルがあります。これにつきましては部屋数が1,295室、収容人員が3,488人、民宿が8つの施設があります。室数が64室、収容人員が245人、それから国民宿舎としては、いこいの村があります。室数が21室、収容人員98人、それから観光施設が14となっております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは長山一則議員の一般質問にお答えいたします。まず視察研修からということで蘇州市における程順則のお父さんのお墓の東屋を作りたいという要望があるがどうかということでありますけれども、これともう一つはもっと交流関係を深めるべきだという要請があったということでありますが、その東屋をつくるということについては今後検討させていただきたいと思いますが、交流事業はどういうことをやっているかということでありますが、程順則の足跡を追ってということでこれまで市の事業として教育委員会のほうが取り組んでまいりまして、そのビデオ作成等々がこれまでなされてまいりました。そのあとに写真をやっている市民の皆さんがグループで向こうに視察に行って交流を深めていると。いってみれば民間交流が行われているということであります。市としてどういう交流がこれからできるかということについては今後検討していきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 地方分権について答弁をいたします。長山議員には毎回ユニークな提案をいただいていつも感心をしているところでありますが、今回もまた壮大な提案をいただいております。私のほうで答弁をさせていただきます。

 まず名護、今帰仁、本部の3市町村の合併についてでありますが、これはいずれは私はそういうふうなことになろうかと思います。ただ今すぐこれについて係りを設置し、職員を配置し、検討をするのはまだ時期早尚ではないかという感じはいたしております。先日も12市町村長の集まりがありまして、初めて合併問題が論議されたわけですが、今帰仁においてはいずれ名護市と合併をしなければいけないだろうという話しもありましたけれども、本部町からはそういう意見は今は全くない状況でございます。むしろ国頭3村の合併というのが一つ県案で提示されておりますけれども国頭3村はむしろその際名護と合併したほうがいいのではないかという意見が出ているわけでありまして、そういうふうに非常に大きく考えていきますとなかなか実現までには、まだまだ時間がかかるなという気がいたしております。仮称北山市ということでのご提案もありましたけれども、これは偶然、私も合併するなら北山市がいいと申しあげてきたところでありまして、意見が一致しているなと思っております。なおそのときの市役所の位置等についてもやはり三土是あたりがいいのかなというふうに私も考えておりまして、それについても意見が一致しているなという気がいたしております。

 また日本の南側の玄関としての沖縄県北部地域の将来の発展の可能性とその方向性をお話していただきました。特に大港湾をつくってそれを実財源の確保に充てていくという構想でありますが、ちょっと私も安和港湾の話しは考えておりましたが、ここまで大きな計画としての港湾問題については役所内でも論議されておりません。したがって今この財源確保とそれから港湾の設置についてはちょっとまだお答えできる段階にはないんではありますが、ご提案として聞いておきます。さらにこれだけ多くの財源を確保し、かつ、地方分権を確立していくということも含めて合併協議会の設置ということでございますが、これにつきましては近々市町村の集まりもありますので、一応今帰仁、本部の意向については確認をしていきたいと思います。以上です。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 市との関係で言えばハーリーの交流をしたりということでありますけれども、フィリピン・ダバオとの交流では、昨年のサミットでは子供サミットを開催したわけですが今回はテロとの関係でかなり厳しい状況だということで今年の交流は取りやめにすることにしております。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) ご答弁ありがとうございました。ということで経済建設の視察研修ということの説明をさせていただいたわけですが、質問の事項1のほうからなんですが、私が提案をしていきたいのは観光面でどうなるかということで部屋の数も聞いたのですが、部屋室数の合計の資料が今ここにきているのですが、これ平成6年の話しをして申し訳ないのですが、平成6年当時は約1年間で21万人の宿泊者がいたわけですね。そのときに宿泊のできる部屋というのは恐らく、1,700くらいの部屋があったわけです。それを21万で割ってみると1日575名ですから1,000室が空いているというような名護市の状況だったわけです。それがサミット前後から大分良くなりまして、かなり今は宿泊される方は良くなっていると思うのですが、その空き状況がどうなのかということを本当はお聞きしたかったわけですが、何戸の部屋が名護市内にあって、どのぐらいが結局空いているかということで名護市の状況をこと細かく知ることができるわけなんです。例えば中国との交流というのを今提案を申し上げているわけなんですが、それと現在のフィリピン、しいてはハワイとの交流はどのようになっているかということをお聞きしてお答えをしようと思ったのですが、ただ交流というのは観光面でもどんどんやっていくことが一番大切だと思うわけです。それで観光客をどうにか向こうから誘致できないかというふうに行政のほうでも頑張っていただきたいということを要望して、その返事をお聞きしたい。いいですか。そういうふうにお願いしたい。

 もう1点、蘇州市について、それも蘇州市のほうでは観光客の往来もできるんではないかということもすでに話されていたり、そういうインフォメーションも欲しいと言っておりました。それと前市長がいらっしゃってから6年間、ここの委員長なるものがずっと毎朝草を引いたりしてあげているわけです。そういうことをどういうふうに思うかというのが私は心の問題が大切だと思うわけです。それで東屋を上にふいて、それから更なる交流をしたいという要望がありますので、持ちかえって考えるよりは私は即答してきたわけです。やりましょうということで。これは名護市の代表で、あの時私は市長の代わりの言葉だと思っていたわけですから、一緒にやりましょうということで返事を出しております。東屋も500万ほどかかりますよと言っておりました。それも前向きに対応したいという返事を出しております。図面も描いて送りたいということも言っておりました。それも結構だということで言っておきました。というのは、これは行政の皆さんが行わなければ議員の皆さんとか市民にお願いして、寄付金を集めて募って持っていくくらいの気持ちがあってもいいと思うのです。我々の先祖の歴史ある方を預かっていただいて、今までもなお毎日、たまにかもしれませんが、草を取ったりしているということでの交流をしたいということでの人口500万人の都市から言われたときには我々喜ばなくちゃいけないと思います。そういうことで上海市に帰ってもその旨お伝えをしました。そして上海市では、上海直通便というのが那覇空港に降りているわけでありまして、大体どれくらいの人を送れますかというお話をしたら1週間に200人くらい送れるという話しはやっておりました。ならぜひ名護に来てもらいませんかと言いましたら、1月の23日以降に上海人民友好協会が代表者を名護に送って、宿泊施設がどれくらいあるかと見てみたいなと。中国の方というのは絵を描かすと海を茶色く塗るんですね。ということは青い海を見たことがないんです。なら青い海を見に来るのなら名護が一番良いですよと話しをしております。そうしましたら「調べに来る」という返事が返ってきているということは非常に大切なことで、同時に上海の雑技団ですか、サーカスがありますが、そういうサーカスを名護に置いてみてはどうかと言うと、スペースはあるのか、市の土地を貸してもらえるのか、そうなれば上海の雑技団をそのまま持ってきてここでやれば観光客等が見に来るのかという問題等がありまして、それができれば名護市に初めて見るものができるんですね。そういう意味合いを含めて私たちの経済建設委員会の視察研修というのは本当に大きな拾い物をしたかのように思っております。

 それと商工観光関係にちょっと戻らせていただきますが、名護には我々名護の人がお土産を持っていけるものがないわけなんです。例えば程順則の饅頭があるでもなし、最近屋部先輩がガジュマルのガンタ君を演壇の前に飾っておりましたが、そういうもので何かあればなと思うのですが、名護市の何処をまわってもないわけなんです。ですからなるべく視察研修へ行くときには、市内の観光民芸品、動植物園だとかフルーツランドあたりからお土産を買っていくようにしているわけですが、名護発というもの名護というものがついているものがないわけです。これは行政でも感じていただいて、観光協会があるわけですから、そういうふうな名護から出て行くときに、名護のイメージを取り持ったものがあるべきじゃないかと思います。それと企画部長も知ってお願いしたいわけですが、名護市の要覧を今コピーしているものしかなくて、残念ながら中国にインフォメーションするのもそういったコピーをしたものを持っていかなければならない状況であったので、これには議会議長のコメントだとか、あと我々議会議員の顔がなくて、それも非常におかしいねと指摘を受けました。

 それとアジアの国々をまわったときにはメダルにこの街の名前が書かれていたり、市長の言葉が彫られていたりする盾だとか、そういうものがあったりするわけですよ。これから国際感覚でアジアに向けて、しかも西洋あたりにも向けて、金融特区構想とかそういうものを持っているのであれば、やはり市長室に尋ねて来た人だけには名護市のお土産を持たされるような、記念になるような盾みたいのが必要だと思います。以上のことに対して質問いたします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) 誠に申し訳ございませんけど、質問の通告のなかで友好とか、それから人材育成ということがありましたので、企画のほうにお願いしておりました。そして今質問のなかで観光とか施設のことが出てきましたので、急きょ取り寄せましたけど、私のところに届いたものが沖縄県のものしか届いておりませんので、後ほど、資料として出したいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。

 今の長山議員のこの指摘につきましては私も同感でございます。私も滝川の交換職員と今も長いこと付き合いをしております。お土産を送ろうとしても名護から本当に名護らしいお土産が見当たらないというのがございます。そういうことで今、ご指摘にありましたとおり、観光協会とか商工会ともお互い話しのなかから、こういう特産品の創出について考えていきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) せっかく海外研修に行かれるにあたって地元の資料がコピーだったということでは大変申しわけなく思っております。そういうことがないように準備をしたいと思っておりますが、今のいう市政要覧について議員の先生方の名前であるとか顔写真を載せたらどうかというようなご提案でございますが、これも一時期はやっていたわけですが、その間それはないほうがいいという話しもあったりして、いろんな意見があって今の状況になっております。しかしながら海外研修あたりでは、この名護市がどういう状況にあるのかと一目でわかるようなガイドブックというか、これはぜひ必要だと考えておりますので、今後整備をしていきたいと考えております。

 それから東屋の件ですけれども、これは長山議員が約束してきたということでありますけれども、長山議員の思いが実現できることについては今の市民活動も含めてNPOの活動も含めて、お互いいいかたちがでるように検討してみたいなと考えておりますが、いずれにいたしましてもこの東屋そのものが、何か私どもが考えていると墓標の上に東屋があるというのは見たことがないわけですから、あとでまた詳しいお話を聞かせていただければと思います。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) できればさっき、部長、観光面の話しもしましたので、観光客の誘致についてこれは取り組まなくてはいけないわけです。ですから再度答弁お願いします。ハワイだとか中国にしても、例えば来月もしいらっしゃったときに何もわかりませんじゃ面白くないですので、観光面でもし向こうがご協力していただけるんであれば、精一杯やりますというくらいの話しは出ましたよということを今日は夜帰ってメール打たなければならないわけです。実は血が早いもので僕、北京政府に連絡をとって向こうのほうから外務省にお願いをして、僕は今議会休ませて、上海に行って向こうで打ち合わせをするというようなメールも入ってくるわけなんです。それだけできると思えばぱっと返事をしなければいけないというところもありまして、ですから私も名護の歴史に残る先代が向こうで厚く葬られてて、しかもまた周囲の清掃なども完璧にされて名護の方々が見に来てくれるのを望んでいるのであれば、こういう議会の視察研修のなかに4ヵ年に一度くらいは、みんなで交代づつ入れていっても、毎年多分旅行で10名くらい送りこめる付き合いはできると考えておりまして、そういうことがこれからも望ましいことだと思いますので、それと先ほどNPOの話しもしましたが、私は500万自分で集めるつもりなんです。皆さん議員の皆さんから5万づつ取れば大体揃いますから、皆さんが10万づつ出せば揃うわけです。そのくらいの気持ちで持っていかないと名護市は動かせないです。そういうことで。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 今うちの消防長のお話を聞きましたら上海に少年野球チームを送ってすでに始まっているようであります。報告をしておきます。

 それから今の観光、あるいは人の交流のことですけど、観光について言えば私どももそれは基幹産業というような位置付けもございますので、これからも力を入れていきたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午後3時29分)再 開(午後3時30分)



○議長(島袋吉和君) 再開します。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 蘇州あたりからの交流ということについては私どもも積極的に協力していきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 11番 長山一則君。



◆11番(長山一則君) そういうことでこの交流の問題から発生する観光客の問題は、どんどん地域の業者の方にふっていただいて、今わからないところで消防長がおっしゃっていたようにすでに上海に少年野球チームが行っているのならば、これを反映させて、暖めて、情報を持っている皆さんじゃないといけないわけです。そういうことでやはりインフォメーションに重点を置いていただければなということで提案をいたします。

 地方分権ということで再度、市長からお言葉を頂戴しましたが、12市町村のなかでも確認を取っていきたいという答弁があったわけですが、確認を取っていきたいということだけでも非常にありがたいことで、以前企画部長が私に答弁したときには、地方分権などまだ考えておりませんと、そういうことを議論したこともありませんと確か5、6年前にはそういう話しがあったわけです。地方分権に対してですね。まだそういう教育ですか、そういうものも細かくやっておりませんというようなことがありましたので、あれから時間がたって私は必要性を感じているのと同時に役所の庁舎の2階から3階の事務局のほうに抜けていく階段のほうの掲示板に地方分権について必要なことだとこれは皆さんが張っているわけですから、やはり皆さんはそういうふうに努力をしていくべきだと思いますし、また北部をどのように変えるかということにおいては私がもっている法人組織のなかでアジアに行っているのも近々アジアとの交易が日本が盛んになれば我々はその品物を選り分ける機能を持つだけでも十二分に食べていけるんではないかという思いがあったりもして、今ささやかれている軍民共用空港などに関しましても当時ベトナムの公安省の大臣の皆さん一行がいらっしゃったときには市長はちょうど出張でいなくて助役が対応したのを覚えておりますよね。そういうことで夕方は一緒に食事しましたでしょ、市長が経済人を集めていただいてゆがふいんの上で約束を取ったときに、名護市から物が入れられたり出されたりするときに、もし通じ合うことがあれば、ベトナム政府は関税を取りませんという返事を出していたということは、ベトナムの公安省で残っているわけです。だから私は関税というのが意義深いものだと思って、さっき申し上げたように地図見せましたでしょ。このベトナムのダナンという国からインドあたりに向けて国道8号線というのができたら、ここにある品物はすべてダナンで集められていくわけなんですよ。だからこういう品物はぜひ沖縄で留めていただきたいという約束を当時話しをしたり、ただそれは一般の我々地方自治体の議員なんですが、そこまでも関与してもおかしくないと思うし、またそういうものが街つくりに行くゆくは発展していってもおかしくないなと、来年から私のほうで地方分権とはどういうものなのか、3つの市町村がくっつけばどういうような街になりますよということをまず教えなくてはいけないものですから、そういうチラシを作って配布を始めていって、みんなが賛同するような雰囲気になったときには協議会が発足する可能性もありますので、そういうところでは興味を持っていただいて名護はどのように変えていくのかということでは子供の将来とか孫の将来なんて言うのですが、私はそういうことは嫌いで、20年後に自分が楽しているかどうしているかということをやってのければ、子供たちは追いかけてくるものではないかということで、できれば20年後死んでいるかもわかりませんが、20年後にどういう時代を見たいというおもいですから、そういうことでぜひ細かく連携を取っていただければと思いますので、10分間ちょっと早いですが一般質問終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(島袋吉和君) 長山一則議員の一般質問を終わります。本日はこれで散会いたします。ご苦労様でした。

散 会(午後3時35分)