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沖縄県 名護市

平成13年第125回名護市定例会 12月12日−04号




平成13年第125回名護市定例会 − 12月12日−04号







平成13年第125回名護市定例会





第125回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成13年12月 6日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成13年12月12日水曜日 午前10時 2分     │
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│散       会│     平成13年12月12日水曜日 午後 3時12分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席30名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       13番 島袋権勇君   15番 大城秀樹君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   宮 里 勝 子 君

 福 祉 部 長   徳 本 哲 保 君   産 業 部 長   岸 本 達 司 君

 建 設 部 長   宮 里   尚 君   水 道 部 長   玉 城 直 三 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君











              教育長   山 里 全 用 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   大 城 博 和 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君







○議長(島袋吉和君) おはようございます。ただいまの出席議員は28名でございます。定足数に達しておりますのでこれより本日の会議を開きます。



△日程により一般質問を行います。1番 我那覇隆樹君、一般質問を許します。



◆1番(我那覇隆樹君) みなさんおはようございます。和の会1番議員、我那覇隆樹。議長の許可がございましたので、通告順にしたがい一般質問を行います。12月議会一般質問のトップバッターとして登壇できますことを誇りに思います。また年明けの市長選挙に向けて立候補を表明なされました岸本市長にエールを送らせていただきたいと思います。就任以来4年近くが経ち、岸本市長の実績は市民をはじめ多くの人々の認めるところであります。来年の市長選挙を1ヵ月あまりにして有力な対立候補が未だに出ないということは名護市民にとって岸本市長以外には市長立候補者は存在しないと思っていらっしゃると推測してもよろしいのではないでしょうか。岸本市長はマルチメディア館、国際海洋環境情報センター、全国花いっぱい大会など数多くの事業等を推進実現されてまいりましたが、そのなかでも市制30周年の節目の年に世界主要国首脳サミットが名護市で開催され大成功を収めました。その際には膨大な予算が投じられ、道路をはじめとした様々な環境整備がなされたことを忘れてはならないと思います。迎えました21世紀には決断力の人、岸本建男市長のもとで名護市の発展のために私も微力ながら協力することを誓いまして、一般質問にはいらせていただきます。

 発言の事項1、名護市営体育館について。

 発言の要旨1、団体での利用状況および使用料金について。現在2ヵ所ある名護市営体育館での団体での使用状況が少なく、コートの空き状況が目立っています。特に名護市体育館の利用者が少なく、予約が無い場合は閉館している状況になっています。体育館のコートを利用するのは球技チームだけでなく、婦人会の踊りや、和太鼓、マーチングの練習など多くの団体が体育館を利用していますが、そういった団体の皆様に話を聞くと、継続して利用したいが、使用料金が高くて利用することができないと話していました。参考に近隣の市町村の体育館使用料金を見てみますと、全て時間制になっているのに対し、名護市は午前、午後、夜間という料金設定になっておりまして、1時間しか利用しなくても3〜5時間分の使用料金を支払う仕組みになっています。特に平日の夜間の使用は、仕事が終わった時間なので7時から9時までと2時間しか利用することができません。具体的に申しますと、名護市が21世紀の森体育館を1コート2時間利用して3,770円の使用料金に対し、今帰仁村は800円、宜野座村は1,000円、具志川市は2,500円の使用料金となっており、比べてみましても名護市はかなり高い使用料金の設定となっております。そこで利用者の負担を軽減する意味からも使用規定を時間制にできないのかお伺いいたします。

 発言の事項2、21世紀の森公園について。

 発言の要旨1、野外運動施設用のシャワー設置について。21世紀の森公園には、野球場、ラグビー場の他、サブ球場、200メートルトラックなど様々な施設があり、平日休日を問わず多くの方々が汗を流しスポーツに励んでいます。スポーツをすると汗もかくし、帰宅する際、自動車に乗る前に汗を流したいものですが、ビーチハウスのシャワー施設はボイラー設備が無く夏場のみしか開放されていません。21世紀の森公園でスポーツをする方々のために現在あるシャワー施設にボイラー設備を整え、年間を通して利用することはできないのかお伺いします。

 発言の要旨2、ラグビー場のナイター設備設置について。北部には中学校から社会人まで全部で8つのラグビーチームがありますが、そのなかでも名護のラグビーチームは県内でもとてもレベルが高く、県代表として何度も本土に遠征に行っているほどの実力があります。現在21世紀の森公園にあるラグビー場には照明設備が無く、夜間の練習および試合ができませんので、ナイター設備を設置することはできないのかお伺いいたします。

 発言の要旨3、犬の放し飼い規制について。21世紀の森公園にはスポーツだけでなく、犬を散歩させている方も良く見かけます。マナーを守り散歩をさせている分には問題は無いと思いますが、たまに鎖をはずして散歩している方がおり、ジョギングをする方々がとても怖がっています。まだ人に危害を起こす事件などはおきていませんが、そうなる前に対策をとっておくべきだと思いますが、市当局の見解をお伺いします。

 発言の事項3、東江区護岸整備計画について。東江区護岸整備計画については、県の高潮対策事業で現在二つに区分された計画があります。世富慶川より山川原から流れてくる川までを建設省海岸区域とし、建設省のリフレッシュ事業で人工ビーチにする計画があります。また山川原から流れてくる川から消防署の裏までの間は農林水産省海岸区域となっており、こちらも高潮対策をどのように計画するか考えているそうです。この2つの計画について県とどのように話し合われているのか、進捗状況をお伺いします。

 発言の事項4、火葬場周辺の整備について。

 発言の要旨1、葬列者の多い場合の雨天および夏日等における日よけ通路の設置について。葬列者が多い場合、現在ある日よけ通路からあふれて駐車場を越え、入り口付近まで葬列者が並んでいることがあります。雨天および夏日等は葬列者にとっても日よけが無いと大変だと思いますので日よけの設置、増設ができないかお伺いします。

 発言の要旨2、駐車場の拡張について。現在火葬場の駐車場が狭く、周辺の空き地等を利用している状況になっております。現在利用している火葬場向かいの空き地は来年度高等学校の宿舎の建設予定地になっており、新たな駐車場の確保が必要だと思いますが、市当局の見解をお伺いします。以上一般質問といたします。再質問は自席より行いますので、市当局の明快な答弁よろしくおねがいします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) みなさんおはようございます。それでは私の方から我那覇隆樹議員の名護市営体育館についてのご質問にお答えしたいと思います。市営体育館の21世紀の森体育館と名護市体育館の2館の方を教育委員会の方で設置しておりまして、公共施設管理センターに管理を委託しているところであります。まず最初に団体での利用状況についてでございますが、平成12年度の事務報告書の社会体育施設利用状況によりますと21世紀の森体育館、先に議員にお渡しした資料を見ていただきたいのですけど、団体数延べで438件、参加人数で3万3,834人、利用団体で107団体になっております。これは平成12年度でありますので、12年度、サミットの関係で10月からの使用状況の数字であります。そのうち21世紀の森体育館についてはメインアリーナとミーティングルームもありますので、そのなかでメインアリーナの分だけお示ししますと、236件ということで月平均39件となっております。人数にしますと、1万7,902人で、月で2,984名という数値になっております。それから名護市体育館、これは団体数で340件、参加人数で1万2,496人、利用団体が41団体、月平均で28件、人数で1,041人とこういう状況でありまして、先ほど議員のご質問のなかにありましたとおり21世紀の森体育館は増えているという状況で、旧名護高等学校の体育館については、やはり利用状況が減っている状況になっています。次に使用料金についてでありますけれども、使用料金は21世紀の森体育館は全面を使用する場合と1コートから3コート、大体バレーボールの使用するコートなど部分使用する場合に分けております。そうしますと名護市体育館につきましては、占用、部分使用に分けないで21世紀の森体育館の1コート分の額を設定しております。本市の場合は占用使用、あるいは部分使用いずれも午前、午後、夜間、それから午前、午後それから午後、夜間、それから前日というかたちで区分して料金設定しております。他の市を見ましては部分使用につきましては全て時間単位の料金で占用利用されています。ちなみに宜野湾市、糸満市、石川市の3市は時間制をとりいれておりまして、他の市は本市と同様の料金の設定となっています。通常一般の団体が使用する場合のほとんどが部分使用の1コートが使われている状況であります。本市の場合夜間については17時から21時30分、大体4時間半の設定で一括料金になっています。他の1時間2時間利用の時間制をとっている他の市町村と比べるとやはりそういう事情で高くなっている状況になります。占用使用料は体育館の規模にもよりますが、むしろそういうかたちでの比較をいたしますと低い方であります。具志川市、平良市とほぼ同じ料金となっております。そういうことで使用料金については体育館の利用者の皆様からも時間制の料金設定ができないかという声もありますので、利用のしやすい体育館に向けて今後時間制も取り入れる料金の設定を検討していきたいと思っております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) おはようございます。我那覇隆樹議員の一般質問にお答えします。

 質問の事項2、21世紀公園について。質問の要旨1、屋内施設利用のシャワー施設についてお答えいたします。ビーチハウスのシャワー施設は4月末から9月までの期間は有料で使用されております。ご指摘のとおりボイラーを設置し、フルシーズン使用することは、使用料を払ったがすぐに温水が出てこないなどの技術的な課題や管理体制の問題等がありますので、管理者であります名護市公共管理センターと調整を図りながら検討していきたいと考えております。

 質問要旨2、ラグビー場のナイター施設についてお答えします。21世紀の森公園は平成12年度までに公園計画面積26ヘクタールの内19.9ヘクタールを整備完了しまして進捗率は76.5%となっております。今後の事業の進め方につきましては、当該公園が昭和38年に都市計画決定されたものであることから、長い間土地利用の規制が行われている公園区域内の民有地において先に買収を進める必要があると考えております。したがいましてナイター施設の設置については用地買収の進捗状況や費用対効果等を慎重に見極めながら判断する必要があると考えておりますので、ご理解を賜りたいと思います。

 それから質問要旨3、犬の放し飼いについてお答えします。犬の放し飼いについては名護市の飼い犬条例により飼い主は適正な管理を義務付けられていますが、犬の散歩や運動のために21世紀の森公園を利用する場合は、頑丈な鎖や綱などで拘束するよう注意を喚起しているところであります。ご指摘のように一部鎖を離して犬を運動させている飼い主を発見した場合には今後とも適切な指導をしてまいります。また事前の防止策につきましては看板等を設置しながら飼い主への衆知徹底を図りたいと考えております。

 質問の事項3、東江区護岸整備計画についてお答えします。当該東江区護岸整備事業については、建設省と農林水産省の護岸がございまして、建設省護岸区域は全長にしまして490メートルあります。沖縄県土木建築部河川課におきまして平成13年度高潮対策新規事業として採択されています。現在の進捗状況をご説明しますと、実施設計および環境調査を平成14年2月までの工期で業務遂行中であります。

 それから質問事項の4、火葬場周辺の整備について。質問の要旨2、駐車場の拡張についてお答えします。現在火葬場駐車場は構内に遺族関係者の数十台余の車しか駐車できない状態であります。駐車場の拡大対策としましては名座喜原墓苑の基本設計をするなかで園内道路を一方通行にしまして、残りのスペースを駐車帯にするなど葬儀に参列する関係者が利用できるようなかたちで基本設計で検討していきたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) おはようございます。それでは我那覇隆樹議員の一般質問にお答えします。

 質問事項3の東江区護岸整備計画の進捗状況についてでございます。先ほど建設部担当の事については答弁がありましたけれど、産業部関係といたしましては、山川又河川河口から幸地川河口までの区間は県管理の名護漁港海岸区域になっております。県の計画としましては平成13年度に海岸保全区域の指定に向けて調査を実施し平成14年度から漁港海岸高潮対策事業として採択を受け実施設計を行い、整備をしていく予定になっているということであります。建設省海岸との歩調に合わせて整備をしていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。以上です。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) 我那覇隆樹議員の質問事項4、質問要旨1についてお答えします。火葬場の奥の方へ作業車両が常時進入していますので、それの通路の件についても考えながら雨天や日よけの通路についても検討していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 1番 我那覇隆樹君。



◆1番(我那覇隆樹君) ご答弁ありがとうございました。それではこれより発言事項にしたがい再質問を行います。まず初めに名護市営体育館の部分使用については、名護市も他市と同じように時間制を取り入れていく方向で検討したいということですのでよろしくお願いしたいと思います。使用料についてもう1点お伺いしたいのですが、他の市町村では時間制の利用料金設定以外にも使用料金を行政区と行政区外とに分けており、地元の人にとってより利用しやすい状況になっております。市民の税金で作った施設なので、市民と市民以外の料金を設けて市民にはより多く利用していただく方法もありますが、どのようにお考えなのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) それでは市営体育館を市内と市外とにとらえて、そういう設定をできないかということでありますけれども、そういうかたちでの設定も検討するに値するかと思いますけれども、教育委員会で管理している各施設との使用料の設定のなかをチェックしながらこの件についても検討していきたいと思っております。ちなみに他の市はどういう状況かといいますと、那覇、浦添、宜野湾、糸満市はそういう市内と市外という形の設定の状況をやっておりますので、今後先ほどの時間制と市内市外の区分けの取り扱いについても含めて、今後検討させていただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 1番 我那覇隆樹君。



◆1番(我那覇隆樹君) ご答弁ありがとうございました。名護市には体育館が2つもありますし、市民の健康管理の上からもそういった施設をフルに活用していただきたいと思います。続きまして野外運動設置のシャワー設置については、21世紀の森公園でスポーツをする方々の強い要望でありますので、早期にボイラーを設置する検討をしていただきたいと思います。また、21世紀の森公園ラグビー場のナイター設置については、ラグビー場はラグビーだけでなく、サッカー場としても多くの方が利用しております。先ほどの部長の答弁では公園区域内の民有地がまだ買収されておらず、買収を先に進めて行きたいとの事ですが、残り6.1ヘクタールを買収した後となりますと、かなりの年月がかかりますので並行してナイター設置を検討していただきたいと思います。次に東江区護岸整備計画について。建設省海岸区域のビーチの計画としては既設護岸から沖合い70メートルに上幅40メートルの台形状の人工リーフを設置し、既設護岸からリーフまで砂を入れて人工ビーチを整備する内容になっているそうですが、それに関する総事業費および事業完了予定をお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。事業総額は24億円であります。それから事業工期は平成13年度から平成17年度までを予定しております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 1番 我那覇隆樹君。



◆1番(我那覇隆樹君) この事についてもう1点お伺いしたいのですが、地元への説明会は、いつごろ予定しているのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。現在ボーリング中でありまして、今月いっぱいで大体基本計画を作りまして、年明けまして1月末から2月上旬頃に地元説明会を開催する予定であります。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 1番 我那覇隆樹君。



◆1番(我那覇隆樹君) 建設省海岸区域のビーチ計画については大体わかりましたが、農林水産省海岸の区域の方については向かいの土地より地盤が低くなっており、台風時や海が荒れるときは護岸沿いの排水溝からの潮の噴き上げや護岸の亀裂、陥没など向かい側の状況よりひどい状況ですのでこれらの方も早急に検討調整を進めていただきたいと思います。続きまして火葬場の駐車場拡張については名座喜原墓苑の基本計画のなかで検討していくということですので、これについてもよろしくお願いしたいと思います。以上、我那覇隆樹一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君、一般質問を許します。



◆18番(屋比久稔君) おはようございます。議長のお許しが出ましたので、市民クラブ18番、屋比久 稔一般質問をさせていただきます。一般質問に入る前に先ほど1番の我那覇議員の方から来年度の市長選挙につきまして縷々抱負を述べていたような感じがしますけれども、市長も大変であろうと思いますから、体には気をつけて頑張っていただきたいと思います。今回来年の市長選挙は、基地を受け入れるかそれとも基地は要らないという市長を誕生させるのか焦点は2点だと思います。そういうことからしますと、今回世間的にも騒がれているテロの問題、そして今沖縄で最も打撃を受けている観光産業の問題はこの基地があるが故の問題が発生していることからしまして、来年度の市長選挙は一人しか居ないという言葉もありましたけれども、こちらといたしましてはたくさんの人が立候補を表明しているということから、人選はたくさん居るということからしましてそれに考案していることであります。そういう事からしますと来年度の市長は必ずや基地は要らないという市長が誕生すると確信しております。そういうことで世間は注目しておりますので、市長も首を洗って待っておけとはいけないでしょうけども、互いに頑張っていきましょうという事です。とにかくこれは判断は市民が下すと確信しております。

 それでは台湾視察研修につきまして私の方から研修内容を発表したいと思います。去った11月6日から9日までの4日間、和の会と市民クラブの両会派15人の議員が台湾視察研修を行ってきました。研修前から屋部議員や我喜屋議員、それに市民クラブの山城議員と中琉文化経済協会沖縄事務所を訪ね、陳代表と挨拶を交わしたり、外務省磯又副所長とアポをとったり、台湾についての勉強会をしたりと準備万端で研修に臨みました。特に屋部幹男議員におかれましては、日中交流協会や中琉文化経済協会、基隆港視察をはじめ、台湾総合研究院での李登輝前総統との1時間余に渡る会談や新竹ハイテク団地と中正空港視察日程を外務省を通じて精力的にアポを取っていただきました事には頭の下がる思いであります。屋部幹男議員、大変ご苦労様でございました。さて台湾研修では世界貿易センターでの台湾経済界との意見交換が行われ懇談会式次第にそって進められました。台湾側からは駐日商務協議会会長を含め6人の方が出席され、名護市議会側から出された5項目について、すなわち1つ目に沖縄での経済貿易区金融特区構想についてという事と2番目に沖縄がアジア経済圏の一員になり得るかどうか。3番目に経済、観光、文化等の交流において台湾と善隣友好の絆を結ぶことができるかどうか。4番目に経済文化を通じて沖縄観光がテーマになり得るかどうか。5番目に経済、観光、文化等の面で台湾と沖縄の協力関係強化についてご指導アドバイスをいただきまして話し合いが行われました。経済貿易特区、金融特区構想については一番大事なアドバイスを受けております。まず第1に人材の行き来が十分にできること。これは入国管理体制が整えられているということです。2つめに市場の協力体制ができるようになるということ。これは社会的な体制が整うということです。3つめに通信体制が迅速にできるかどうかということもあります。4つめに税制の問題、これは法人税でありますけれども、香港並みに全てに17%できるかどうか、税の仕組みですね。日本の税を変える事ができるかどうかということでありました。そして5つ目には人材確保が重要であるということであります。また李登輝前総統表敬につきましては岸本名護市長からのメッセージ文を我喜屋団長が代読して届けてまいりました。立法院選挙で多忙ななか1時間余も時間を取っていただき、帰るときには今後ともお互いに名護市との連絡を取り合っていきましょうと言われたときには名護と台湾の友好が成立したように思いました。台湾の選挙が終わって台湾国民は国民党が民進党に政策の実行要請をしたのが今回の選挙結果だという判断を下されております。香港在住の某ジャーナリストは何故東アジアで唯一日本だけが台湾のような変化を起こせないのか、日本は沈んできている。台湾は沖縄との関係が深い。沈んでいる本土ではなく、台湾は沖縄から多くを学べるはずと言っています。まさにそのとおりかもしれません。今回の台湾視察研修は大変有意義で収穫のあった研修だと思います。まだ報告はたくさんありますけれども具志堅興作議員がビデオを撮っておりますので、見たい方は後で申し出ていただきたいと思います。また我喜屋団長からも後々報告があろうかと思いますので私はこのへんで切り上げまして一般質問に入らせていただきたいと思います。それでは通告にしたがいまして、

 発言の事項1、普天間移設関係につきまして。

 発言の要旨1、名護市長が言っておられるリーフ上とは何処が出した案なのか、これは何処で決めた案なのかお伺いします。

 発言の要旨2、年内に代替施設協の開催について市長が提案しているというようなマスコミ報道でありますけれども、県案すらまとまってないのにどういうわけかお聞きしたい。県を飛び越えて独自に走っているように思えてならない。名護市が移設について全て責任を持つつもりなのかお伺いします。

 発言の要旨3、那覇軍港の沖合い展開事業に関し北部の民間空港との整合性はどのように考えているのか、また民間空港の運用と経済効果が期待できるのかお伺いいたします。

 発言の要旨4、市長は位置規模は年内決定を担当大臣に表明すると言われておりますが、地元との合意はあったのかお伺いします。

 発言の要旨5、15年使用期限問題や使用協定は市長の受け入れ条件の1つだと思っておりますけど、どのように15年問題、使用協定問題が進展しているのかお伺いいたします。

 発言の事項2、名護市公有財産管理についての質疑をいたします。この問題につきましては羽地振興会から陳情第97号が総務財政委員会へ付託されて審査していくなかで市の財産管理の問題も委員のなかから指摘されたことを気にして質問をいたしたいと思っております。仲尾次ウルビー用地にかかわる件、また三原南風廻にかかわる、これはサンビーチの件であります。そして許田無断開墾にかかわる件、また為又原農場等の件は今日までの経過はどうなっているのかお伺いしたいと思っています。

 質問の要旨1、市公有財産の管理状況、特に土地建物の現況説明と市の取り組み、または市の対応についてお伺いします。専門職員の配置はどうなっているのか、このへんにつきましても総務財政委員会で今回意見書を出そうという考えもあります。3番目に財産台帳と現地の確認を担当職員は把握しているのかお伺いします。4番目に地方財政法第8条に基づいて管理運用が行われているのかどうかについてもお伺いします。

 質問の事項3、市長の政治姿勢につきまして。失業率県内9月で9.4%、10月で9.3%と最悪の状況である。台湾の某指導者は、今の沖縄は危機的状態だと語っておられました。名護自然動植物公園は第3セクターで毎年市民の血税をつぎ込み、市民から運営についての不満の声が聞こえております。これはテロによる経営悪化、これは以前から経営不振であったんですけど、それを理由に従業員の首切りを宣言、経営努力もせず本来なら、第3セクターならば出資比率による支援策等、また役員の財産提供による資金調達等を図って雇用確保を図るべき対策をとらずして失業者を出すことを市長自ら行うことはいかがなことか。また金融特区構想で雇用確保を図ることを示しながら一方で市から企業が無くなる、すなわち製糖工場の問題であります。そういうことも決めきれず、矛盾した事態が発生している。市長の政治姿勢に対する批判が市民から聞こえる。市長として率直に市民に語りかけるべきではないかと、そういうことからして市長の見解を伺いたいと思います。以上を質疑しまして後は自席より再質問を行います。よろしくお願いします。

 その前に台湾前総統の李登輝総統の名刺でございます。(名刺を見せながら)普通の名刺はこれくらいですけれども、こういうふうに赤で、触りますと目の見えない方でもわかる点字でその赤い、その縁は金縁でになっておりましてなかなか我々にはまねできないと。僕は来年の選挙で使ってみようかなと、そういう前総統の名刺でありました。これをお見せしたかったんでよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) おはようございます。屋比久 稔議員の一般質問、普天間移設関係についてということで質問要旨の1,2,3そして5を私の方からお答えします。まず初めに1番ですが、リーフ上とは、とありますが、市長がリーフ上とおっしゃっているのは、辺野古区代替施設等対策特別委員会から示されたリーフ上2案のことを言っておられます。それから2番目に県を飛び越えて独自で発しているように思われることですが、これについては3工法8案について沖縄県はそれぞれの関係部署において県独自の検討を進めていると聞いています。県はそのことについて県の立場でご判断されるものと理解しております。また市として判断することは当然でありますけれども、代替施設の建設場所につきましては国、県を含む代替施設協議会で決める運びとなっております。名護市といたしましては現在のところ地元の意見集約にあたっているところでございます。次に3番目の軍民共用空港との関連だと思いますけれども那覇空港の沖合い展開と今回の軍民共用の民間空港との整合性はどうかと。それから更に経済効果が期待できるのかということでありますけれども、代替施設が軍民共用飛行場となることにつきましては、沖縄県の方で北部圏域の定住人口の増加による県土の均衡ある発展を実現するための基本インフラとしての施設であると。それから雇用機会の創出や産業振興を図り、地域経済発展の新たな拠点を形成すると、そのような事を申しております。それから将来の北部地域の発展に、このことについては大きく寄与すると期待しているところであります。更に需要予測についてでありますけれども、これは先だって県議会でもありましたけれども沖縄県がこれまでいろいろと調査を重ねて、第2回の代替施設協議会において、県の方から内容を報告されてそれが了承されたという状況でございます。それから5番目の15年使用期限問題や使用協定はどのように進展しているかでありますが、まず初めに15年期限につきましては今後も沖縄県と連携いたしまして政府に要請していきたいと考えているところでございます。また基地使用協定につきましては私共庁内において7月に設置しました基地使用協定検討プロジェクトチームによりまして、現在鋭意その検討を進めている状況でございます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 質問事項1番、普天間移設関係についてのなかの要旨の4番についてお答えします。私が位置、規模の年内決定を担当大臣に表明しているといわれていることでありますが、私が尾身大臣に年内に位置規模を決めるということを申し上げたことはございません。12月4日の尾身大臣との会談の際にも現在の地元の状況を説明し、地元にはまだいろいろな意見があると申し上げたわけでございます。それから質問事項の3、ネオパーク等々のご質問についてお答えします。ネオパークにつきましては、いろいろな経営努力をしてまいりましたけれども、本来脆弱な体質のなかで今回の風評被害による打撃をまともに受けたわけであります。私も経営者の長として誠に残念ではありますが解雇者を出さざるを得なかったということについては経営者として皆様にお詫びをしたいと思っております。ただ現在ネオパークにつきましては特別委員会の方で検討をしていただいている最中でございまして、そのなかでいろいろなことが指摘されてくると思っております。そのご指摘に対しましては素直にこれを受け入れ、経営改善の努力を今後も続けていくと申し上げておきたいと思っております。出資比率による企業の支援策ということもおっしゃっておられますが、この出資比率は名護市が50%の出資をしているわけでありまして、名護市の方が支援策を考えなければいけないだろうと思っております。このようなことと関連して製糖工場のことも出されておりますけれども、製糖工場につきましては私共が情報を得たときには既に役員会で具志川への移設を決定した後でございまして、そういう段階では具体的に打つ手が無かったということであります。ちなみに申し上げますと、私がこの情報をキャッチしたのは昨年の羽地支所前の宮城鉄夫先生の除幕式の時でありまして、そのときは既に役員会の決定終了後でございました。そういう事情でそれにつきましては打つ手が無かったということであります。幸い食肉センターにつきましてはまだ打つ手が残された段階で情報をキャッチしたので、走りながらではありますが、とりあえず今それに対応をしているという状況であります。市民に対し語りかけるべきだと思いますけれども、私はあらゆる機会にそういうことを申し上げていきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) それでは市有財産に関することについてお答えいたします。1番目の公有財産の管理状況でございます。そのなかでも特に具体例をあげましてご質問がありましたので、それについてお答えしたいと思います。まずウルビーの跡地の件でございますがこれについては地料の問題や契約がスムーズにいかない状況が続いておりましたけれども、これまで何度か交渉もし、弁護士の指導も受けながら進めてまいりました。それで11月初めに入りましてから鑑定料、今依頼中であります。12月20日までにはそれが出る予定になっていますが、その鑑定が済み次第土地の明渡し交渉に入る予定になっています。それから許田の無断開墾でありますが、これは前にもいろいろ委員会の方で説明を申し上げておりますけれども、契約の状況が整わずにこれまで放置されてきた実態がございます。しかしそういうことではいけませんので、当事者と話し合いをしまして過去10年に遡って、賃料の損害相当の損害金としてそれらを収めてもらう。そしてそれらが整ったときに契約を結んでそこで農業をしてもらうことで進めています。

 それから三原の南風廻ですが、これはサンビーチのゴルフ場に関する件ですが、これは長い提訴を経まして12年の3月21日に名護市側が勝訴して、原告から控訴がございました。しかし、何度も公判を繰り返しておりますけれども、今月の12月13日に結審の予定となっております。それから4番目に為又の野菜農場の件がございました。これは当初は農業組合法人ということでスタートして当初のうちはうまく進行していたのですが、途中から賃料の納付が滞りまして、しかもそこで農場の経営状況が悪いと、そこで農業をしていく上でも支障をきたしている等々の話を聞いていますが、いずれにしましても早めに産業部の方とも調整をしながら今進めている状況でございます。それから2番目の専門職員の配置につきまして、専門職員ということで配置することはできておりませんけれども、職員にはいろいろな研修、法律の講座、民法等の法律講座あるいは研修あるいは講習会等で質の向上を図りながら対応をしております。更には今係争中とありますけれども、特に問題のある件については顧問弁護士などと相談しながらあるいは指導を仰ぎながら処理していきたいと考えております。それから3番目の財産台帳と現地の確認あるいは担当職員を配置しているかとのことでございます。これにつきましては行政財産については、各課が管理することになっています。これについては決算書の財産に関する調書のところで数字で表しておりますけれども、特に普通財産の場合、山林が多いものですから、それについては地籍図に赤い色で塗って位置が見分けられるようにということで把握できるように努力していますがまだ十分ではありません。これから更に処理の方法、これからはコンピュータ管理ということで処理、管理の方法をとっていかなきゃいけないと思います。いずれにしてもすごい財産の量でございますので今大変困難を極めている状況でございます。それから地財法の第8条に基づいての管理運用が行われているかということでございます。その8条には地方公共団体は常に良好な状態においてこれを管理し、その所有の目的に応じ最も効率的にこれを運用しなければならないとあります。この財産のなかには公有財産、あるいは物品、債権あるいは基金等もあります。普通財産につきましては先ほども申しましたように適切に処理されてない分もございます。これにつきましてはこれから法的手段も含めて弁護士とも相談をしながら解決に向けて努力をしたいと思います。更に管理運用についても適切な処理ができますように職員には研修を積ませ、専門職と言われるほどに研修を積ませていきたいと思います。以上です。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) それでは質問の事項1番と3番は関連しますので続けて2次質問させていただきます。まず先ほど企画部長はリーフ上案は何処が出した案なのかというのに対しての答えが辺野古区の行政委員会が出しているとおっしゃっておりましたけれども、リーフ上とは何処のことなんですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) リーフ上の定義はあるわけですが、先日辺野古の代表の皆さんと市長の間でリーフの認識についてすり合わせしたところなんですが、そこで確認したことを申し上げますと、普通干という物がありまして、前に図面で説明したところからすると、雲形になっている、それがリーフだと確認しております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 部長、リーフの定義とは通常は干潮時に海面に出ている環礁のことを言うんです。それだと幅20センチか30センチしかないんですよ。ここは。それでは幅600メートルの基地は入らないんですよね。そうするとリーフ上建設位置の案、これはいつ誰が出した案なのかね。お伺いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 辺野古の方から意見として出されているのはまず1つはリーフを含む外洋側とそしてまたリーフの一部を含めた外洋側と、こういうことでありますので、陸側から言いますとリーフの内側になりますが、内側の線上から今言う幅を取ると。ですから一部は外洋側に出るという状況であります。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) そうすると企画部長、辺野古の特別委員会に企画部長が出したリーフ外の建設困難とした意図は、根拠は何ですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 屋比久議員、私先日臨時議会の折でしたか、私の考えていた根拠はそれであるという内容でお話しましたけれども、この前私が申し上げたときにこの冊子を提示しながらやりましたけれども、このなかにリーフ外についてはこれこれ数多くの課題があるということで厳しいですという状況がこのなかに盛られているのでそのことを地元に報告いたしましたとこういうことでございます。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 臨時議会でもこういうふうに説明されておりますけれども、この根拠を企画部長はおっしゃいました。そうするとその根拠に対してそういうことを述べたことは市長の意思であるのか、もしそうであるなら辺野古区民に対してリーフ上かリーフ内の建設を市長が押し付けたことになるんですよ。どうなんですか。これは企画部長がこう言っているのですから。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 私は特別委員会の方からそういうご質問がありまして、それに答えたものでありますけれども、これについてもぜひ文書でお願いしたいということがあって文書で提出したと。このことについては市長がというよりも私企画部長、末松文信の方での回答ということでご理解賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) これは文書で一部長が市の部長が出すんですから公文書になるんですよね。これも出せないということでいろいろもんでいたんですけど。後で情報公開条例で出さなきゃいけないことが来るかもしれませんので出してください。それでは岸本市長が、これはマスコミ報道でございますけれども11月24日にリーフ上案容認と受け止めたことについて同行政委員はこれは継続審議で容認ではないとやっておりますけれども、名護市長はこれリーフ上案容認と受け止めていらっしゃるのかどうか、もし市長がこのリーフ上容認ということであれば、代替施設協も年内に開いてほしいということもおっしゃっておりますので、そのなかで市長はそういう位置決定には辺野古、久志、豊原の決定無しにはすぐに市長はそのことを代替協議会でおっしゃるのかどうか。これは県もまだ位置決定はやってないんじゃないかなと思いますけれども、市長としてはいかが思いますか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 現在意見を集約している途中でありますから、私がいまどの案で行けということを言うことは今のところ考えてはおりません。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) それでは代替施設協は今月開催される時には、市の決定としては、3区の関係団体の決定がなければ、市の案として代替協に提案しないと考えていいわけですね。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 地元の意向に逆らうようなことは、私はやるつもりはございません。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 代替施設協の年内開催について市長、これは県と市長は4日に関係大臣と話し合いをしまして、そして県は5日ですか、稲嶺知事が大臣とお話するわけでありますけれども、この代替施設協の開催については県との調整がされているのかどうか。そして県案は代替協で出してくるのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 次回の代替施設協の日程につきましてはこれから日程の調整をしていくところでありますけれども、県との調整もやるのかということでありますが、これは事務レベルのほうではいろいろ調整をしないと日程をこなすことができないだろうと考えております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 年内には位置、規模決定はないと。地元の決定がされなければ代替協でも市の意見をここで述べなくてもいいというわけなんですね。市の意見としては位置、規模決定するにあたっては代替協ではまだい言えないということですよね。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 市長のほうから年内に代替協開催したいということがございますので私共としましては次の代替協までに地元の意見の集約をしていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) ちょっとおかしい状態です。今、次までに市の決定を考えていくというのはね、まだ辺野古、久志、豊原は決定していないわけです。年内には決定は無理だという話もでてきているわけですから、関係団体の決定がなければ市の案を代替協に提案しないということでなければ、地域の頭ごなしにはやらないということとは矛盾していくんではないですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先ほども申しましたように、意見集約の努力はしますが、地元の意向に逆らうようなことはしないと、こういうことであります。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) この代替協につきましては地域の意見が集約ができない状態では代替協では提案しないということで理解しておきます。ところで市長、米軍基地を作るのになぜ辺野古区民、地元住民が建設位置をはじめ、工法、規模に至るまで選んだり決めたりしなければいけないのでしょうかね。知事や市長にその権利は無いと思いますがいかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 全て地元住民が決定しなければならないということはないと思います。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) わかりました。そういうことで、地元の意見は聞くが、決定ということでは地元ではできないということでありますので、この件については県や国、そうでなければ普天間移設はできないということで認識しておきます。それから15年問題についてでありますけれども、日米両政府でこれがあまり協議されてないということで、アメリカはずっとこれを留保してきた。これで本当に15年問題が解決できるのかですね。担保を取られているのかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先日の防衛庁長官がアメリカに行かれていろいろな話し合いをしたということを報道では知っております。その際にも15年問題は出てきていないと私は思っています。今後も日米両政府にはこの問題については誠意を持って交渉をすべきだと思っております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) これは協議されていないと市長も答弁されておりますけれども、昨日県議会でもそういうことがあったそうで、15年問題それと日米地位協定。その問題に対しましては市長の受け入れ表明の1つであります。そういうことからしますとこの15年問題の解決なしに、あるいは地位協定の解決なしにはこの普天間移設は進展しないと理解してよろしいですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 使用期限の問題は国の責任で、誠意を持って米国政府にあたるべきだと考えております。必ず良い結果がでるものだと思っております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 私が聞いているのは使用問題だけでなくして、市長が今受け入れされている1つであります15年問題、あるいは使用協定の問題でありますけれども、これは国の責任でもって地位協定、使用協定の問題においては善処されると言っておられますけども、15年問題も市長の基地受け入れの条件の1つであります。今まで市長はこの条件の1つでも解決しなければ、基地の受け入れは駄目ですよと言われてきておりますので、15年問題の解決なしには基地の受け入れはありえないと理解してよろしいですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 地位協定については今事務レベルでも協議を重ねている最中であります。これについては必ず使用協定については使用協定が結ばれるような条件を作っていきたいと思っております。使用期限の問題につきましては、これは私が前議会で申し上げましたように、米軍側のマスタープラン策定までにはぜひ結論を出していただきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 15年問題、次の策定まで結論が出るのかどうか非常に難しいですね。これが解決できないことがあるならば、担保も取れていないということでありますので、それもできないのに位置とか規模を市が決定するということはおかしいことです。市長がもし15年問題の解決がもし難しいならば、担保も取れてないと。今アメリカで先ほど言われています協議もされてないということがあれば、アメリカも拒否しているのでありまして、これは非常に難しい問題だなと。特にテロが発生してからは米国は基地の存在を非常に重く見ているわけでありまして、我々地元から受け入れ条件を満たさなければ基地は撤回するんだと示さなければ、市長が今頭の中で考えていらっしゃるような振興策だけですね、物事が運ぶとするならば大変なことを残すんじゃないかなという気がしますんで、市長15年問題をぜひとも解決できなければ、そして担保を取れなければ、この基地問題は進展しないということを明言していただきたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私もそうですが、知事もこの問題については一生懸命努力するだろうと思いますし、国においても誠実に対応していただくということで、目標を設定して頑張っていきたいと思っています。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 15年問題とか市長の基地の受け入れ条件が満たされない状態においては、基地はノーだということを明言しなければいけないと思っております。私はこの基地受け入れ条件を、これを1つでも欠けるんだったら基地は要らないよと心のなかでは思ってるんだろうと私は解釈しています。それで市長、市長の役割というのは、3番の政治姿勢の問題ですけど、このただ基地問題に関しても、市長の姿勢は国に向けるんじゃなくて市民の立場に立って政治をおこなわなければいけないのじゃないかと私は考えるわけです。市民の生命と財産、そして生活を守ることがわが名護市の市長ではないかと思っています。国のほうだけに目を向いて、市民を蔑ろにして、そういうことはないのかどうか、今一度胸に手を当てて考えていただきたいと思います。どうでしょうか市長。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は私なりに自分の立場は市民に置いていると考えております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 市民においているというのは見解の相違かも知れませんが、それにしても名護動植物公園の問題やあるいは農業問題、観光問題と大変なことになっています。それに目を向けてほしいなと思っています。そこを真剣に考えていただきたいと思いますがいかがですか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 農業問題や観光問題、その他いわゆる既存の産業の振興については絶えず考えているつもりでありますし、ただこういう努力だけではどうしようもない問題のなかでどう活路を見出して行くかということが今一番問われていると思います。たとえば狂牛病の問題もそうであります。あるいは米軍の同時多発テロの問題もそうでありますが、我々の外の状況で中の産業が非常に難しくなるということが現実に起こっていますので、そういうことに対する対応をどうしていくか、議会が終わりましたらプロジェクトチームを発足しましてこれに対応していくことも既に決まっておりますのでご理解を賜りたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) ぜひこのプロジェクトチームなるものを発足させて基地問題だけに頭を悩まさず、我々市民に目を向けて市政を行っていただきたいと思っております。それでは次に公有財産の管理についてお聞きしたいと思います。先ほど総務部長の方からありました、1番問題は総務財政委員会でも問題になったんですけども、専門職が居ないと。たとえば羽地のウルビー工場の件につきましてもね、仲尾次の工場の件につきましてもこれは、この担当職員が一生懸命やれば既に解決していた問題ではないかなと思っています。現在の財政課長は非常に努力をしておられましてこのウルビーにつきましても12月20日までに鑑定が済み次第土地交渉に入るという段取りになっています。これはもう間もなく解決できるかもしれません。そういうことでまず担当の職員が直に足を運んで関係団体と関係者との話し合いを進めていかない限りは、これはただ訴訟を起こしたりするだけで解決できる問題ではない。専門家の指導を仰ぎながら処理をしていくということであるんですけど、これは宅建主任とか家屋調査士免許所持者を配置して敏速な処理体制を持っていかんとこんなにたくさんの財産の管理を今の財政課でできるもんじゃないと思っています。これは市長にお聞きしたかったんですが、政治的な問題もあるもんですから。ぜひこの担当課に専門職員を配置することができるのかできないのかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) お答えいたします。先ほどご指摘のありました対象事件に対しましてどう取り組んでいくのかというのが一番の問題だと思います。足を運ぶことしかり、そのことによって対面によってそのことを解決していくというようなことにも時間をかける必要があるということであります。実はこれまでもなかなか解決が得られませんでしたのは、その当事者と何度も話し合いを持ってきたわけですが解決に至らない。どうしようもなくて訴訟に及ぶようなことになってきているわけであります。もっと早く訴訟というかたちをとれば解決も早かったのかも知れませんが、なかにはそういうようなことで時間が経過してきたというのもあります。これでは待っておれませんので法的な手続きを取って対処しなければ解決できないという段階に来ておりますのでそういうような方法を取りたいと考えております。それから専門職につきましては職員のなかにはいろいろと個人で資格を取っている人達がおります。その職員の経歴のなかにそれが記入されておるんですが、実は宅建の資格を持っている人は1人しか居ません。実はその本人も土地関連を扱う場所に配置をされておりまして財産管理の方に配置はされておりませんけども、そういう意味では資格をもっている人というのは今1人しかおりませんのでなかなかすぐにはかなわない状況となっています。それらを補うために職員には研修をさせ、いろいろ弁護士とも相談をさせながら質を高めていく方法で何とか解決を図りたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 財産管理については普通財産については相当な財産があり、全部を把握するのは困難であると先ほど言っておられたものですから専門職員を置いてぜひ職員体制の増を図って財産の十分な管理をしていただきたいなと思っております。それから為又野菜農場の件もそうでございますけれども、これにつきましては、市長、この経過等を踏まえてそれの書類を提出することはできますか。為又農園です。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 先ほど為又農場の件については経過の一部を申し上げましたけれども、これについては農協と産業部の担当課の方でこれまで何度も話し合いを続けておるんですがなかなか解決に至らない状況があります。我々は財産を貸与している観点からかかわっていますが、事業そのものについては農協を通じてできた事業でございますのでそれについてまた産業部の方から答えていただきます。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) 失礼いたします。この件につきましては資料として出せるかということでありますが、うちの担当の者と話しまして出せる資料につきましては出していきたいと思いますのでしばらく時間をいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 担当課長、これは資料提出できるわけですよね。これは農協とのかかわりが発生している状態でありますので、これは立派に調整して市の土地、財産であるところにまた農協もかかわってきているというようなこともありますのでそのへんも立派に調整して進めていっていただきたいと思っています。それから二見のゆかり牧場用地に、下の国道のトンネルの件でありますが、そのことについて何か聞いていますか。



○議長(島袋吉和君) 財政課長 大城弘行君。



◎財政課長(大城弘行君) ただいまの質問にお答えいたします。二見のトンネルですが、これも二見以北の活性化のためには早めに国道を整備していただきたいということでトンネルも今交渉を進めております。トンネルについてはその被圧、それから耐力度その関係上二見の牧場跡については補償はなんらないんだと、国道を管理している県の土木事務所からそう聞いています。それでむりのない部分については用地を買収するということで現在進めております。向こうからの話では次年度以降早急にこの解決を図りたいという事で数回に渡って話し合いを持っているし、用地の売買についても交渉中ということでございます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 何故私がトンネル関係をいうかと言いますと、許田の導水トンネルの関係でそこに2次的に因果関係が発生しているという事で企業局との問題が発生しています。トンネルを作ると、このゆかり牧場はゆかり産業に賃貸借をやっているわけですけれども、しかし財産は名護市のものであります。そこに発生するであろう、いわば水の枯渇とか、ため池の枯渇問題が発生してくることもあろうかと思います。そして財産に対して地上権あるいは地下権の問題でトンネル工事に対する国との交渉等についてどのような措置を講じられるのか疑念なものですからお聞きしておきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 財政課長 大城弘行君。



◎財政課長(大城弘行君) 今の地下の権利の件につきましてもそのことを国道を管理している県の土木事務所に問い合わせたところ、大きな建物、例えば杭を打つ、トンネルの上に大きな杭を打つ10階建ての建物を打つとか、そういう時にはまた再度協議しますという事でその被り圧が現在のところなんら支障が無いという事で補償はありませんということと、それともう1点はこっちに池があります。その池についてはそのトンネルとの因果関係が認められる証拠が出た場合についてのみ、それは補償交渉に応ずると言う事で、そういうことも弁護士とも相談しましたら枯渇した場合については金銭的に補償するのかあるいは代替的にため池を作っていくのかというのを、地権者である名護市それから朝日産業の代表者等も交えながら相談していくということを今やっているいうところでございます。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君。



◆18番(屋比久稔君) 時間が来ましたので、特にこういう市の公有財産については総務財政委員会のなかでも今ウルビー工場の案件で付託がありまして、そのなかでも議員のなかからも指摘をされております。そういうことで公有財産管理につきましては関係部局、市としては、厳重にやっていただきたいなと。そしてそのために総務財政委員会としての意見書も提出することになっていますんで頑張ってください。以上18番一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 18番 屋比久 稔君の一般質問を終わります。暫時休憩します。午後は1時半からお願いいたします。


休 憩(午前11時49分)再 開(午後 1時34分)




○議長(島袋吉和君) 休憩以前に引き続き会議を開きます。17番 荻堂盛光君。一般質問を許します。



◆17番(荻堂盛光君) 皆さんこんにちは。議長の許可を得ましたので17番通告にしたがいまして一般質問を行います。

 発言の事項1の教育行政についてでありますが文部科学省は新学習指導要領を平成10年12月に告示し、いよいよ平成14年度から本格全面実施されます。新要領では自ら学び自ら考える力などの生きる力を柱とした新学力観などを打ち出しております。しかし教科内容が3割程度削減されることなどから児童生徒の学力低下が進む恐れがあると一部から指摘されていますし、また文部科学省は新学習指導要領を最低基準とする見解を示しているがそのとらえ方などについて十分に理解されてない面もあるとされています。そのような状況のなか平成13年4月21日に新しい指導要録の通知が出されております。今回の指導要録の改善で特に重要な点は評定を絶対評価に改めた事と総合的な学習の評価を学校の工夫にゆだねたことにあります。評定を絶対評価で記入するのは戦後はじめてのことであり、学校によっては戸惑いもあるだろうとの指摘もあります。また総合的な学習においても各学校に様々な活動が行われるものであるからその評価基準は各学校で決めるのが適切であるが、有効な評価基準をどう定めるかは学校にとってかなりの負担になるのではないかといわれております。各教科の評定のあり方とともに総合的な学習の評価については教育委員会や教育センターの積極的な支援が欠かせないとのことであります。そこで次の点を質疑します。

 質問の要旨1、平成14年度から本格実施になる新学習指導要領に対応した指導要録の様式などをまとめた新しい指導要録の改善通知が先般、文部科学省から出されております。これは地方分権の観点が重視されていて、指導要録の作成に関して、できるだけ教育委員会や学校の主体的判断にゆだねようとしております。その点に関しての教育委員会の見解をお伺いします。次に学校教育法社会教育法が改正されております。その内容をみてみますと奉仕活動の法制化、奉仕活動実施の環境整備を促し学校教育と社会教育の両面から奉仕活動の充実を図ることとあります。教育改革国民会議で推進が打ち出された児童生徒の奉仕活動のあり方を検討するため文部科学省は本年度全国48ヵ所で清掃や介護、緑化などを中心にボランティア事業を展開するとしております。児童生徒の奉仕活動については教育改革国民会議が報告書で奉仕活動を全員が行えるようにするとした上で、小中学校で2週間、高校で1ヵ月間共同生活などによる奉仕活動を行うと提案しております。子供たちのボランティア精神の育成は人格形成、公共物を大切にする心、思いやりの心を育む面などを考慮にいれますと、この度の奉仕活動の法制化はまさに特筆すべき事だと考えます。そこで発言の要旨2を質疑します。

 発言の要旨2、教育改革関連3法が改正されております。そのなかで特に意識が大きいのは、小中高校における奉仕活動を法制化したことではないかと考えます。法律は各学校の努力規定にとどめているが、法制化により、今後学校教育における奉仕活動の本格的な実施が期待されますが、教育委員会ではどのように考えておられるかお伺いします。次にインターネット社会における危機管理や倫理やマナーを児童生徒にどう教えていくかでありますが、昨今はIT時代を反映し、家庭学校や地域社会へインターネットが急速に普及しております。インターネットの普及は子供たちの教育の面から見ましても情報活用能力の育成、わかる授業の手助け、そして開かれた学校つくりの一環としての役割等々と教育効果に果たす役割は実に枚挙に暇がありません。しかしながらドラッグやポルノなどの有害情報、犯罪にかかわる違法情報の氾濫が問題になっているのも事実であります。そのようなことからいたしましてインターネットの仕組みEメールの使い方、インターネット社会の見知らぬ相手からのメールの山の対処方法、メールをめぐるトラブルから身を守る方法、掲示板やチャットの説明など早急にインターネット社会における危機管理や倫理、マナーを児童生徒に教えていく必要があると考えます。教育委員会の見解をお聞きします。

 発言の事項2、情報公開条例および個人情報保護条例について。皆さんご承知のとおり情報公開制度は国県市町村等が保有している文書や資料等の情報で住民が知りたいと思う情報を法律の規定や個人のプライバシー保護のために公開できない情報を除き、請求に基づいて公開する制度であります。情報公開の制度は市民が行政についての関心が高まり、市政について十分に知ることができ、市政への住民参加の促進につながる。また行政への監視機能が強まるなど情報公開制度の実施に伴う効果、影響は絶大なものがあると確信しております。ちなみにわが国の平成13年4月1日現在での情報公開制定自治体を見てみますと、全国の市町村数で2,124市町村、制定率65.4%。市で見てみますと650市で制定率96.7%でありまして、市に限ってみると高い数値を示しております。本県におきましても県が平成4年、市町村では昭和63年の那覇市を皮切りに6市町村で制定されております。わが名護市も去った9月定例会に両条例案が上程され、審議し引き続き総務財政委員会に付託され慎重に審査を重ね、付帯決議1、情報公開を制定する理念に基づいた原則公開、運用取り扱いをしっかりやってもらいたい。2、施行日以前の公文書についても速やかに情報の整理等に取り組んでもらいたい。3、市当局は審議の過程から公開されることと原則公開に向けての運用規定等を含めるよう努めてもらいたいなどを付して採択。いよいよ平成14年4月1日から施行されます。ただこれから平成14年の施行に向けて、膨大な文書の整理、管理、公文書目録の作成、市民への周知徹底を図るための広報活動、職員の意識向上と課題は山積していると思われます。これから実施までの期間、多忙を極めることと推察しますが担当職員のご奮闘を期待するものであります。いずれにいたしましても情報公開制度を実効有らしめるには主権在民に則った条例と文書管理と職員の意識の向上が不可欠だと考えます。以上を申し述べまして次の5点を質疑します。

 1、本市でも平成14年4月1日から情報公開条例と個人情報保護条例が施行されますが、公文書の管理、整理方法について施行の日以降と施行の日以前の公文書に分けて説明をお願いします。

 2、情報公開条例第25条および個人情報保護条例第42条の目録の作成および閲覧方法についてお伺いします。

 3、施行後の情報公開窓口業務をどのような体制で臨むのかをお伺いします。

 4、職員に対しての公文書整理に関する意識の向上と情報公開制度の意義についての認識を深める必要があると思われるが、どう考えているかお聞きします。

 5、市民への周知徹底を図るための広報活動をどのように展開していく考えかお伺いします。以上一般質問とします。再質問は自席から行います。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。教育次長 宮里武久君。



◎教育次長(宮里武尚君) それでは荻堂盛光議員からの教育行政についての質問にお答えしたいと思います。3点ほどありますので順を追って説明していきたいと思います。1つ目でありますが、議員からのご質問にもありました新しい指導要領の改善通知につきましては平成13年4月21日に文部科学省から各学校における指導要録の改善等における通知がありました。指導要録の作成については文部科学省が評価の観点や参考様式を示し、それを基に県教育委員会は基準を示し、指導要録の統一性が確保できるよう市町村教育委員会に対し必要な指導、助言を行うことになっています。本教育委員会においては平成13年6月28日に第2回校長会におきまして指導要録の改善等や評価観のあり方についての研修を行ってきたところであります。そのなかで総合的な学習の時間の観点別評価については、学校の主体性に委ねられていることにかんがみ、早めに評価の観点を作成するよう指導いたしました。また様式の作成等につきましては現在検討中でありますが県教育委員会が示す参考様式等も参考にしていきたいと考えております。次に2点目でありますけれども議員のご案内のように平成13年6月29日の通常国会で学校教育法の一部を改正する法律の3法が成立したところであります。そのなかの1つに学校における様々な奉仕、体験活動の促進、充実があげられます。その意図するものは奉仕活動することによって他人に共感し思いやる心を育む。自分が大切な存在であることを実感する。青少年が社会に参画していこうとする意識の向上を図る等々であります。本教育委員会としましては毎年教育主要施策を策定しておりまして、そのなかで福祉、ボランティア教育の推進を目指してということで、学校教育においては児童生徒が社会の一員としての自覚を深め、奉仕活動の意義を理解し地域等における社会貢献や社会参加の活動を重視し身近な人々との交流活動を進めて、実践的な態度や社会性を育成すること。実施にあたっては幼児、高齢者、障害のある人々との触れ合いや生活体験等の充実を図る工夫をすること。それと合わせてボランティア体験活動を積極的に推進し、自ら学び考え行動できる豊かな心と社会奉仕に対する実践力を高めるよう勤めること。という方針に基づき現在取り組んでいるところであります。今後ともより強力に奉仕活動を充実推進していきたいと思います。最後に3点目でありますけれども、現在全小中学校にインターネットが接続されて様々な学習に利用されております。インターネットは児童生徒の自主性や主体性を伸ばし、調べ学習等に大変便利な学習手段であります。議員が危惧しております問題に対処するためには早い時期から児童生徒にコンピュータ操作等の技術的なものを教えると同時に個人情報の大切さや相手の立場になって情報を発信するなどの情報倫理、マナーといった道徳的なものを教えていく必要があります。本教育委員会では、本年6月14日全小中学校の情報担当者等を集め、情報倫理についての講習会も行っております。学校現場でも情報倫理を含めた情報教育が計画的に行われつつあります。特に安和小学校では技術的なものと道徳的なものとのバランスを取りながら学年に応じて計画的に授業実践が行われているところであります。このような授業計画と実践事例を他校に広げていくとともに、職員の研修を今後とも継続的に行っていきたいと考えております。それによって児童生徒が主体的に判断し、選択していける情報活用能力の育成を強力に推進していこうと考えております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) それでは情報公開条例および個人情報保護条例に関連した質問にお答えします。1番目の文書の管理整理方法、それから施行日以降と前の文書に分けての質問がございました。まずは管理整理の方法でありますが、これまでその方法論についてはいろいろ先進地の調査をしまして勉強をして参りました。ファイリング方式など含めていろいろ考えてみましたんですけど、現行やっております簿冊方式が一番慣れてきておりますので、それを整理をしていく形の方が良いだろうということで簿冊方式を採用するとなっております。それからその際には検索できるような文書分類表を作成しているところでありますので、それによって管理あるいは整理をしていくことになります。更には今コンピュータソフトを導入する方法ということでシステムの開発について委託をしているところでありますのでそれができましたならば、起案の段階から全てシステム化して簿冊を管理するようにしてまいりたいというように思います。そのことによってその課でも処理、整理棚、書庫も決めておりまして、どの棚にどの段には何時のものがあると、どういうものが入っているというような形での整理の仕方をしていきたいと思っております。これらも全てマニュアル化して職員が間違いの無いように、あるいはすぐに対応できるようにというのをこれからもやっていきたいと思っております。更に施行日以前の処理につきましてはこういう文書分類表、いわゆる旧と表現したほうがよろしいでしょうか、そういうことで新しいものに馴染むような整理の仕方をしておりませんのですぐそれには対応できないと思います。ただしそれらについても年度の近いものから順次この方式によって整理を進めて参りたいと思います。それから2番目の目録の作成と閲覧方法ですが、先ほども申しましたけれども、新しい文書分類表というものを作ることにしまして、これらが全てソフトでシステム化されたなかで整理をされ、あるいは管理をされていきます。そういうなかで作られた分類表が各課で整理される。そしてそこに配置されることになります。更には情報公開窓口にもそれを準備して閲覧に寄与するようにしたいと思います。それから情報公開窓口の体制ですけれども、これまで先進の例を見ましても、一番多いところで年内で90件から100件くらいという状況になっているようでありますので、別途新しく作るのではなくて現在総務課の方に窓口を開設して一連の対応をしたいと思います。先ほども申し上げましたが文書分類表を作りましてこれを全てコンピュータで検索できるようにしますので、その窓口でこの文書はどこどこの課にありますということでできますので、まず窓口にいらしていただきますと、担当の方で書類審査を行い、その後各課で受理をして公開をしていく体制でいきたいと考えております。それから4番目の職員の意識の向上であります。これにつきましてはご指摘のとおりであると思います。一番最初に、この受理をしますと各課の課長の判断で公開をするしないの判断をしますから、それを取り扱う職員についてもきちんとした認識のもとに対応しないといけないと思っておりますので、これまでの過程では部長、課長、係長クラスまでは情報公開について講習会をして参りました。更にこれからは全職員対象にその認識を高めるために講習会を順次開催していきたいと考えております。そのときには係長、課長の皆さんにはおさらいのつもりでもう一度講習会に参加していただいて遺漏のないようにしてまいりたいと思います。それから市民への周知徹底ということでありますけれども、まず最初に「市民のひろば」で情報公開条例あるいは個人情報保護条例ができた、それの使い方についてまず「市民のひろば」に掲載していきたいと。それから区長会等を利用して、それらの場で理解を深めていただきたいと思います。更にはインターネット、名護市のホームページもありますからそのホームページに利用方法等などを紹介して呼応することによって市民への周知を図ってまいりたいと思っております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) それでは順次2次質問をさせていただきます。先ほど教育次長の答弁にもありましたように去った6月28日に第2回校長会において指導要録の改善や評価観のあり方についての研修などを持たれたということで評価の鑑定の作成と様式の作成を進めるようにと、そして様式の作成については検討中であるという答弁があったんですけれども、この新学習指導要領は教科内容が3割程度削減されることから児童生徒の学力低下が進む恐れがあると一部から指摘を受けていることもありますし、また保護者にとってもかなり心配されている方がおられるんですね。その件に関してどのように考えておられるか。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 教科の3割削減といいますか、それが学力低下につながるのではないかという懸念があるとのご指摘でありますけれども、これまで知識偏重に偏っていたのは事実でありましてそれらの知識のみではこれからの課題に対する解決が十分になさないという強い反省の下で今回この教育改革がなされてきたわけであります。知識を多く身に付けさせることではなくて、義務教育においては将来に役立つ、働く力となる知識、いわゆる基礎的、基本的な学習内容のみを新学習要領に位置付けたところであります。そのようなことから新学習要領の下での学力低下はないものと考えております。将来を担う子供達の基礎学力をしっかり身に付けさせることが大切でありまして、教育委員会といたしましてもそのようなことで学校への指示助言を勤めていきたいと考えているところであります。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 文部科学省は今回の新学習指導要領を最低基準とする見解を示しているんですね。そのとらえ方については十分理解されてない部分もあるわけで、この指導要領すなわち教科書に載っているものをこの目標と内容を最低限全ての子供たちに教えないといけないということでこれまでは応用力についても指導されていたわけですけれども、最低限の子供たちに教えないといけないことを打ち出していると私は理解しているんですけども、この最低基準ということを教育委員会ではどのように受け止めておられるのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) ただいまの質問、基準でありますけれども、学習要領を教育課程の基準でありますけれども、これが学校教育法第20条、あるいは学校教育法施行規則第20条に謳われておることを基準としておりまして、この件については平成12年度、13年度のそういうことで教育過程の移行期間ということで位置付けられておりまして、教育委員会としてましてもそういうことで校長研修会や教頭あるいは教務主任、研修会等で新学習指導要領の改点の実施や狙いを内容を詰めていって浸透行って参りました。そういうことで今後とも学校と連携を密にしてこういう新教育課程の編成がスムーズに行われるよう指導、助言をやっていきたいということでありまして、先ほども申しましたように学校教育法第20条あるいは第25条の基準であります。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 今回の指導要領の改善で特に重要な点は評定を絶対評価に改めたことと、総合的な学習の評価を学校の工夫に委ねたことでありますけれども、観点別学習状況ではこの段を設けて絶対評価を導入されたのは昭和55年で既に20年が経過しておりましてその観点にしては問題が無いんですが、今回評定を絶対評価で記入するのは戦後初めてでありまして学校によってはかなり戸惑いがあるのではないか。絶対評価というのは子供たち一人一人の学習の進行と達成度を見る点ではすぐれておりますけれども、教師の主観が入り込む要素があって評価の客観性に難点があると言われておるんですね。その点からいたしますと今回この評価の客観性、信頼性をどう高めるかという点に関しては、今後の学校の大きな課題であると私は思います。この2点に関して、特に絶対評価に関してどう考えておられるかお願いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 今回の絶対評価の導入は新しい指導要領の下での評価のあり方を示したものでありまして、子供たち一人一人が学習指導要領に示す各教科の基本的な内容を確実に習得させるなどの観点からの実現状況を理解するための評価であると理解しております。先ほど議員の方からもいろいろとありましたけれども、新しい指導要録においては学習指導要領の各教科の目標に対応した評価の観点が関心、意欲、態度あるいは思考、判断、技能、表現、知識、理解の各4つの観点が各教科ごとに示されております。教育委員会としましても今回国立教育政策研究所、教育課程研究センター等において研究開発されている評価基準等や各教育センターで研究開発された評価基準や評価方法等を参考にしながら作成して、これを各学校に提供したいと考えております。各学校においては、評価のあり方についての研修を深めていくよう指導していきたいと考えております。また、各学校においては学校の評価方針や評価方法、評価体制等についての教師間の共通理解を図り、より客観性と信頼性のある評価活動ができるよう指導、助言していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 今回の総合的な学習を打ち出しているわけですけれども、これは放課後に行うものではなくて、中学校でありましたら9教科外にこの総合的な学習の時間を新しく設けるということになっておりまして、小学校の3、4年生で年間105時間、小学校5、6年生で110時間、それから中学校では70時間から130時間設けるようにということであるわけであります。そして時間割に組み込むわけですから、名称も総合的な学習の名称をいろいろ各学校に委ねるということで、例えばチャレンジの時間とか人文の時間とかあるいは学校名を取って付けても良いしあるいは、のびのびの時間などいろいろやって構わないということらしいですけども、この教育委員会ではこの総合的な学習をどのように位置付けておられるのかお伺いします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 今回の新学習要領の目玉でありますこの総合的な学習の時間、これは各教科等で得た知識やあるいは技能とか生かされ、総合的に働くことができるよう創出されている時間であります。ですから自らに課題を見つけ、自ら学び自ら考え問題を解決する能力や学び方やものの考え方を身に付けるのが狙いだと理解しております。総合的な学習の内容としましては、例えば国際理解あるいは情報、環境、福祉、健康などの横断的な総合的な課題や児童生徒の趣味、あるいは関心に基づく課題に基づいて各学校が創意工夫を生かした学習活動を展開することになりますがその内容はあくまでも例示でありまして、それらの一部またはそれら以外の課題を扱うことができるようになっております。学習活動の展開にあたっては体験的な学習問題解決的な学習を重視するとともに、指導体制、あるいは地域の教材、学習環境の積極的な活用ができるようになっていますので、そういうことで今後とも指導をやっていきたいと考えております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) この総合的な学習についての各学校での評価の観点ですけども、具体的に定めて児童生徒にどのような力がついたかということを文章で記述することを求めているわけですね。そうすると評価基準をどう定めるかが大きな課題になると思うんですが、その点に関してはどう考えておられるのかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 総合的な学習の評価についてとありますが、児童生徒の学習過程の状況や学習の成果などについて、良い点、あるいは学習に対する意欲や態度、進歩の状況を踏まえて評価することが求められておりますので、数値的な評価をするのは適当ではないと理解しております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 今回の学習指導要領の改善で特に評価について大きな課題になっておるわけでございますけれども、学校は日常的に児童生徒や保護者に対して十分に説明して共通理解を深める説明責任があると考えているのですけれども、その点に関してはどういうふうに考えておられるか。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) この学習指導要領についてこれまで各学校において児童生徒に対して一学期の最初の教科のオリエンテーションの時間等において、教科における評価の基準や方法について説明を行っております。保護者に対しては学級PTAやあるいは保護者会議等で説明してきております。平成14年度からの学習の評価については確かに議員のおっしゃるように学校はこれまで以上の児童生徒あるいは保護者に対して納得いくまで十分説明をして、共通理解を図りながら進めるべきだと考えておりますので、今後とも教育委員会としても十分指導、助言をやっていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) それでは発言要旨2の奉仕活動について再質問します。先ほどの答弁の中で本市でも福祉ボランティア教育充実を目指して奉仕体験活動を強力に推進していくという答弁があったんですけども、現時点において、本市の小中学校においては奉仕活動はどの程度行われているのかまた奉仕活動は教育委員会あるいは学校、PTA、地域社会その他様々な諸団体との連携と協力は不可欠であると考えるんです。その点に関して本市の奉仕活動の小中学校における奉仕活動の実態といいますかそのことと合わせてお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 奉仕活動の実態の数値ではまだつかめておりませんけれども、大体市内の小中学校においてほとんどの学校で奉仕活動を実践しております。内容としては校外での清掃活動や緑化活動、あるいは福祉施設の訪問、老人会との交流などで奉仕活動をしておりまして、また協力体制については学校職員以外にも保護者や婦人会、あるいは地域の方々、あるいは県の環境保全課とか、あるいは羽地支所の職員とか、そういうかたちでの協力をしながら今までやってきた経過があります。そういうことで奉仕活動の一層の充実を図るために先ほどご説明した総合的な学習の時間を活用しながら今後とも取り組みを強化していきたいということであります。またそういう教育をするなかでPTAや地域社会あるいは様々な団体の協力を仰ぎながら今後とも子供たちの奉仕する心と実践力を育成していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) それでは発言の要旨の3点目にうつります。インターネット社会において子供に対して有害情報、犯罪にかかわる違法情報の氾濫が問題になっておるわけでありますけれども、先ほど答弁のなかで6月14日に各小中校の情報教育担当者を集めて講習会を開いたということと、それから小学校では安和小学校が計画的に実践されているという報告があったんですけども、本市で子供たちにインターネットによる被害が発生したことが、実態があるのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) 先ほどそういうことで全学校でインターネットを活用して学習効果をあげていることでご答弁しましたけれども、各学校にあるインターネットについてはマルチメディア館を通したインターネットでありますので、私の記憶では10月1日でしたかフィルタリングソフト、ワクチンサーバを導入して各学校の児童生徒に有害なインターネットを接続できないようなチェックをしたとお聞きしていますので今のインターネットでは問題は発生していないという状況であります。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 児童生徒に危機管理、倫理、マナーをどう教えていくかは大きな課題であるんですけども、本市にもマルチメディア館というすばらしい施設があるわけですから、連携を強化して指導にあたるべきだと考えます。それから1999年にNECがインターネットの安全な活用方法や楽しみ方を体験を通じて学ぶ教育プログラムを開催しているそうなんです。そしてNPO団体のサイバーエンジェルスというところもそういうような活用方法や倫理やマナーを教えているらしいですけど、そういったところを通して連携を強化して指導にあたる等は考えておられるかどうか。



○議長(島袋吉和君) 教育次長 宮里武尚君。



◎教育次長(宮里武尚君) ただいまのそういう団体等についてもこれからも皆さんのお力添えを得ながらやっていかなきゃいけないと思います。そういうことで、これからも私たち教育委員会も検討してやっていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) それでは続きまして情報公開条例および個人情報保護条例についての発言事項2について再質問させていただきます。実施日以前、4月1日以前の公文書については順次移行すると。この実施日以前であっても明確に判断できる公文書の場合には公開請求があったときは、公開すべきだと私は思うんです。そのことに関してはどのように考えておられるか質疑します。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 最初に荻堂議員からもございましたように委員会からの付帯のこともございまして、この条例は当初から原則公開ということがまず1つでありますので、整理のできたものは対象にするべきだと理解をしております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 次に文書目録の作成についてなんですけれども、公文書の数が相当数にのぼると思うんですよね。これを保存年数別に、あるいは文書分類別に作成するには相当の時間と職員の専門的知識が必要と思うんですけども、条例施行までの4月1日までに果たして間に合うのかどうか。もしできない場合にはどう対処するかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君



◎総務部長(稲嶺進君) 現在でも整理すべき文書については例規集のなかであげられております。今回はそれらをコンピュータソフトのなかで、新しい分類表のなかに組み入れていくということでありますから4月1日には作業が間に合うと思っています。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) この情報公開条例の対応は総務課の窓口で対応すると先ほど答弁があったんですけども、この公文書の収受とか起案の検索業務を果たして4月1日から実施できるのかどうかそのへんに関して。それから先ほど職員の研修の説明の件があったんですけど、もう少し具体的に後3ヵ月しかないわけでありまして、具体的に職員の研修について説明をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君



◎総務部長(稲嶺進君) 先ほどお答えいたしましたけれども、ソフトの開発委託をしておりますが、これが1月には運用できるかたちで納入してもらいますのでソフトができあがりましたら早速講習会に入りたいと思います。これはそんなに時間がありませんから、職員全体を対象にしてやりますので、いっぺんではできません。各課別とか各部別とか日程を組んで研修会を持っていきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 市民への周知徹底に関して先ほど部長は「市民のひろば」と、それと区長会で説明すると、それからインターネット等による方法等を取っていきたいということをおっしゃっておられたんですけども、市民がよりよく理解するためには、わかりやすくするために、専用の広報紙、例えばチラシ等を作成して全世帯に配布するとかそういう方法はできないのかどうかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) それも含めて考えたいと思いますが、例えば「ひろば」のなかでもページを割いて利用の仕方を説明することによって対応が可能ではないかと考えております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 名護市が出資している出資法人がありますよね。そして補助団体もありますけれども、その指導方法、情報公開についてはどのように考えておられるかお聞きします。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 100%出資のものは全部対象とすることになっていますからこれについてはすぐに対応して参りたいと思います。後は補助金の計上願い、それから申請となります。そのときに情報公開法の主旨を説明をし、補助を受けている団体も誠意を持って対応できるように、補助金の申請の段階でそういう指導をしてまいりたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 今の答弁のなかに補助団体の指導方法は補助金指令の中で指導するということであったんですけれども、これでは不十分ではないかとおもうんですね。ちゃんとした指導マニュアルを作って指導すべきだと思うんですけども、公開できるものとできないものあるわけですから、こういう指導マニュアルを作って指導すべきだと考えるんですけども。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺進君。



◎総務部長(稲嶺進君) ご指摘のとおりそういうような受付の仕方とか公開の仕方とかマニュアルを作った上で指導していきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君。



◆17番(荻堂盛光君) 答弁ありがとうございました。まだ時間あるんですけど、これで17番 一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 17番 荻堂盛光君の一般質問を終わります。暫時休憩します。10分程度。

休 憩(午後2時21分)再 開(午後2時37分)



○議長(島袋吉和君) 休憩以前に引き続き会議を開きます。3番 長山 隆君。一般質問を許します。



◆3番(長山隆君) 皆さんこんにちは。一般質問の初日の最後をむかえ、お疲れのところでしょうがしばらくの間お付き合いよろしくお願いします。早めに終わりたいと思いますので、明快なる答弁よろしくお願いします。先月11月2日に行われました世界のウチナーンチュ大会の名護市出身者の激励会を私、9月議会の一般質問でお願いいたしましたところ、盛大に挙行していただきまして大変ありがとうございました。市長を初め関係各位の皆様にお礼を申し上げます。実は私のおばさんがペルーで生まれ、12、3年前に76歳のときに初めて沖縄に引き上げてきました。そして久しぶりに友達と会うのが非常に楽しみにしていましたので、そのような質問をしたわけであります。久しぶりに会ってペルーの状況や友達の話を聞き、非常に懐かしがっておりました。やはりテロの関係でキャンセルした方も何人かいるようで残念がっていましたが、90歳近くになりますが、次回のウチナーンチュ大会も参加したいといっておりますので、ぜひこのような盛大な歓迎会を開催していただきたいと思います。それでは議長のお許しがでましたので、3番 長山 隆通告にしたがいまして順次一般質問に入らせていただきます。

 発言の事項1、道路行政について。

 発言の要旨1、勝山伊豆味の新設道路についてであります。9月議会でも勝山区のシークァーサーの問題を取り上げましたが、今勝山区では地域活性化のために非常に盛り上がっているところです。物産センターや土地改良事業等で活発に話し合いがもたれているところでございます。そのなかで将来地域活性化をしていく上で道路の整備が不可欠だと思います。本部から渡久地、山入端線が計画廃止になった現在では、伊豆味の方への道路を作り、観光客の誘致を図りたいということです。勝山の嘉津宇岳一帯は国定公園に指定され、コノハチョウを初めとする貴重な自然植物が自生している非常に重要なところではありますが、自然と調整しながら地域が活性化できるような道路が新設できるかどうかお伺いいたします。

 発言の要旨2、国道449号の山入端、安和間の台風対策についてでありますが、南側からの台風の襲来の度に道路に砂や海水がたまり通行止めになること度々であります。街路樹も育たないようでありますので、その対策についてお聞きしたいと思います。

 発言の要旨3、砂防ダムの砂の除去についてでありますが、本来砂防ダムは砂を堆積させるために作って、砂がいっぱいになるとまた別のところに作るという事でしたが、今の状況では新たに作るのも難しいようですし、また勝山区の方では土地改良も予定していますので、更に堆積が早くなると思いますので、砂の除去ができるかどうかお伺いします。

 発言の要旨4、与那川の河口の改良について、潮の流れの変化により、急激に砂が溜まるようになり、非常に河口の閉塞状態が続いているようです。11月の初め頃に浚渫工事をやってもらったんですが、早、水が流れない状態になってきています。与那川河川の改修工事が予定されていますが、河口については予定されていないようですので、抜本的な対策が必要だと思いますので河口の改良ができるのかどうかお伺いいたします。

 発言の事項2、工場用地についてであります。各地域では過疎化をなくし、活性化を図るためにいろいろな取り組みがなされています。半島の未来を託す能登空港をキャッチフレーズに昭和41年から取り組んできた空港がいよいよ平成15年に開港予定であります。15年も前に観光資源に恵まれた能登に観光リゾートの広大化、多様化、生活化、大都市との交流拡大等の住民生活の向上、企業立地および地場産業の振興、雇用の拡大、大都市との時間的距離を大幅に短縮し、観光振興だけでなく、工業団地への企業誘致を計画し、空港から徒歩で1分のところに総面積34.6ヘクタールの23区画の産業団地を本年から分譲を開始し、開港と同時に工場も操業できるように事業が進められています。それから去った11月19日から経済建設委員会で中国の上海に視察行ったんですが、その中身については経済建設委員長から細かく話があると思いますけれども、私の感想だけ述べたいと思います。行く前には上海のイメージとしては、汚れた川に船を浮かべ、その周りに寄り添うようにレンガ作りの家が並んでいる港町だと思っていたんですが、飛行機のなかから上海を見た瞬間、空港を間違えているんじゃないかと目を疑いました。30から40階建ての超高層ビルがぎっしりとそびえ立っていたのです。現在の中国は飛ぶ鳥を落とす勢いで経済が発展していると聞いていましたが、そこまでになっているとは思っていませんでした。1日1本の割合で超高層ビルが建っているようであります。蘇州工業団地と松江区工場団地を見てきましたが、ただ広すぎて唖然とするばかりでした。いろいろな条件を整えて区画整理をし、企業がすぐ建築できるように1区画約1キロ四方くらいの土地を準備して世界各国へ企業の誘致活動をしているという話を聞き、地元の人を雇用するという説明を受けました。日本企業も参入しています。安い賃金で働いている皆さんが作ったものを、安くて良いものとして、私たちはユニクロや100円コーナーが売れているようでは日本の景気回復はないような気もいたします。あまり夢物語を話しているだけではいけませんので、現実に戻しますが、名護市で予定している屋部工業適地でありますが、当初の予定は市内の4つの業者が移転する予定であったと思いますが、地権者との問題でなかなか進展していないようですが、この事業は屋部地域のみなさんは雇用拡大や産業育成のために非常に重要な事業として私たち屋部出身議員も代わる代わる取り上げているところであります。その事業は国の工業立地法に基づいて進められてきた大事な仕事だと思いますが、事業を執行していくためにも北部振興対策事業を導入して区画整理をして、市内はもちろん、県内外から企業を誘致し、工業団地を作ってはどうかと思いますがご意見をお伺いいたします。

 発言の事項3、市街地再開発についてであります。今までも数多くの議員の皆さんからいろいろな角度から質問が出されている非常に重要で難しい問題です。市街地再開発は我が名護市だけでなく、沖縄県内はもちろんのことで日本全国で取り組んでいる大きな課題だと思います。朝市で有名な輪島商店再開発事業を新風会派の視察研修で見て参りましたが、商店街を6つの通り会に分けて、各々の組合を設立し、特色ある名前を付けて事業を取り組んでいるところであります。まだ50%ぐらいの施行率でありますが、完成したところは車道と歩道を平らにし、その境に街灯や街路樹を植え、また車のスピードが出ないようにと美化的なことも兼ねて全面タイル張りにしていました。また、改装の済んだ建物は通り会の名前であるY字の文字をデザイン化して丸のしたに横一を書いた建物の壁があります。こういうマークですね、丸書いてその下に一を入れてYと言うことで、みんな建物をある程度同じような規格にしてあるという手法です。そして毎月第2土曜日には地域住民によるイベントを開催して、活性化に取り組んでいるとの事でした。我が名護市においても十字路を中心として市街地再開発基本計画が策定されています。それによりますと、商工会館前から漁協入り口までの間を幅50メートルのシンボルロードを作り、その地下に駐車場を配置し、道路の両側に高層ビルを建てる計画があります。それはちょっと時間が掛かると思いますのでそれを中心として周辺の通り会を改装し、活性化を図りながら進めていけば比較的早い時期にできるのではないかと思いますが、事業を進めていくにも通り会の皆さんの理解とやる気がないとできませんが市としても早い時期に取り組んでいけるかどうかお伺いいたします。以上を一般質問とし、2次質問は自席より行いますので当局の答弁よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁をお願いします。建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) 長山隆議員の一般質問にお答えします。質問の事項1、道路行政について質問の要旨1〜4まで順次答弁いたします。要旨1、勝山伊豆味線への道路新設について。当該地域は嘉津宇岳から本部町伊豆味に掛けて動植物の豊富な地域でありまして、環境への影響が大きい道路改良事業や林業開設事業等の大掛かりな改良は避けまして、自然散策の楽しむことができる遊歩道の設置ができないものか関係機関と調整を図っていきたいと考えております。2、国道449号、山入端安和間の台風対策についてお答えいたします。当該道路は台風および荒天時等には波飛沫が道路に降り注ぎ、同時に砂も堆積し交通止めになる状況にありまして、早めにその対策を講ずる必要があります。名護市としましても、道路管理者である沖縄県北部土木事務所への問い合わせに対しまして、防護護岸のタイプを決定するための委託を12月中に発注、準備中との報告を受けております。市といたしましても検討、工法等について協議しまして、対策を検討していきたいと考えております。3点目に砂防ダムの砂の除去についてお答えいたします。当該砂防ダムの管理は沖縄県となっておりますので、関係機関に対しまして調査と対策等を強く要請してまいります。また上流部の勝山区では土地改良事業が計画されているとの事であり、更なる土砂流失が懸念されますので関係機関、および地元区とも調整を図りながら砂防ダムの増設を検討していきたいと考えております。それから要旨の4、与那川の河川の改良について。与那川河口の改良については、最近頻繁に河口閉塞が発生しておりまして、名護市で年間2回程度土砂を除去しております。その対策については、関係機関とも調整を図りながら解決策を検討してまいりたいと考えております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) それでは長山隆議員の一般質問にお答えいたします。発言事項の2と3についてお答えします。質問事項の工業用地、屋部工場適地に北部振興対策事業が導入できないかについてでございます。屋部工業適地は新たな企業の誘致や名護市の市街地またはその周辺の住宅地域に立地している工場を工業適地に誘導し、適正な工場の立地を図る目的で工場立地法に基づき、平成10年3月31日に工場適地の指定を受けております。工場適地を指定することにより、企業の誘致、市内の工場の再配置等を行い、産業の振興はもとより住環境の整備も図れるものと思っています。更に指定地域に入居する企業につきましては、名護市課税免除条例等による税制上の優遇措置、国の補助金制度などを受けることができるようになっております。質問にありました北部振興対策事業が導入できないかということにつきましては、去年、平成12年度に沖縄総合事務局と調整を行ってきましたが、用地取得につきましては既存の制度では事業の実施は難しいという回答がありました。それから名護市が今まで要請してきました県企業局による工業用水の名護市への導入に伴い、今年度から工業用水の配管敷設工事も施工されており、近々工業適地まで配管される予定になっております。屋部工業適地としての整備が整いつつあります。なお現在市内の企業が屋部工業適地に工場を移転したい旨、名護市に申しでがありますが、一部地主との交渉が難航しておりまして、入居の決定に至っておりません。しかし市といたしましても地主に対して協力を得られるよう話し合っていきたいと思います。そういうことでできるだけ早く入居できるようにこのうちも努力していきたいと思っております。それから旧商店街の開発およびイベントの開催についてでございます。名護十字路を中心とする中心市街地の再開発活性化につきましては、昭和61年3月、中心市街地整備計画が策定されてから昭和63年3月、名護十字路再開発基本計画、平成8年3月に名護市市街地総合再生計画、平成9年3月に名護市街地再開発基本計画、平成10年3月に名護市小売商業活性化ビジョンが策定されました。これら5つの再開発基本計画につきましては、地元権利者、それから地権者、商業者を対象に説明会、勉強会が行われてきましたが、先ほど長山議員もおっしゃっていらしたように、地権者のコンセンサスが得られないまま今日にいたっている状況でございます。昨年の5月に名護市商工会を中心に市街地活性特別委員会が発足し、勉強会が開催されております。市と地域住民、商店主、商工会等の懇談会、勉強会を重ねていき、中心市街地活性化基本計画を早期に策定し、中心市街地の再開発を実施できるよう努力していきたいと思います。現在、イベント開催につきましては今回で4回目を迎える世界の家庭料理フェアーを空き店舗を利用して毎年開催しております。名護市在住の外国人留学生、就学生等が参加して、市民レベルの国際交流と十字路商店街の活性化を目指して開催してきました。平成10年度には商店街は空き店舗対策モデル事業を導入し、空き店舗を利用したイベント等を事業として触れ合いプラザガジュマル館がオープンし、演奏会、絵画展等様々なイベントを開催してまいりました。今後も関係者と連携をとりながら活性化につながるイベント等を計画し、実施していきたいと思っております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 市街地の活性化についてはご承知のようにいくつかのプランが作られてまいりました。そのなかでも特に再開発での計画はまだバブルの時代の発想で作られていたためにとても実現が困難だと思われる計画になってしまいました。そういうわけでなかなか商店街の了解も得られなかったわけですが、私も先月、商店街の皆さんあるいは商工会の皆さん、そして名護市の商工観光課の職員等を交えて振興開発についてどうすべきかという会合に出席をしてまいりました。そのなかで着実に実施できるような施策を講ずるべきだという意見がありましたし、そのためには北部振興費の公共の部門を投入してぜひやっていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) 答弁どうもありがとうございました。それでは順次2次質問に入りたいと思いますが、道路行政のなかの勝山伊豆味線の問題は国の天然記念物等があるということでなかなか勝山の開発というのはできなかったんですけども、勝山区としては現在のところ屋部からあがってくる道路が一本整備されているだけで後は昔の道路しかないと。そうすると今非常に燃えているなかで活性化の事をいろいろ頭のなかで考えていくとどうしても行き詰まるのが道路だというわけですね。いろいろものは作っても、お客さんは来るかということになると、道路が無いから来ないんじゃないかなという消極的な意見に変わってくるという。そういう意味からしても渡久地側の波線ができなくなっているし、それから琉球セメントの西側に下りてくる道路も難しいと。岩山が多くて金もかかるし経済効果も無いということで八方塞がりみたいなかたちになっていますので、自然と共生する形で伊豆味に車を置いても勝山まで歩いてきて動植物を見ながら、そして物産センターを利用するようなかたちの物が取り組んでいけるのかどうかそれが1つですね。それから2番目の449の台風の件でありますが、これは我々たまたま新風が北陸に研修に行っているときに10月16日に台風が襲来しまして、ホテルに戻ってテレビのスイッチを入れたら安和山入端通行止めと出ているものですから歓喜して喜んで良いのか悲しんでいいのかわからないのですけど、非常に複雑な気持ちであります。その映像を見ると道路にきれいに砂を敷いたようになっているわけですよね。国道としては大変見苦しいのではないかなと思います。それで先ほど朝一番の質問のなかで我那覇隆樹さんから質問のあった高潮対策ですね、これも安和山入端のなかで取り組んでいけるのかどうか。金額的には莫大な金額がかかると思いますが、そのへんが検討できるかどうかお聞きしたいと思います。それから3番目の砂防ダムについては、これは随時やっていくと担当者の話も聞いておりますが、どうしても勝山の土地改良が進んでくると自然に早くなると思うんですね。ですからこういう関係で上から流れてくる砂と海のほうから流れてくる砂とで河口の方で、この前4日間掛けて一生懸命浚渫作業をしたのが、10日経ったらまた詰まっている状態がきているものですから、今は住民からの苦情は無いですが、夏場になると溜まった水が臭いということで良く話があるものですからそのへん、この対策を県の土木事務所と十分に煮詰めてやっていただきたいということですけど、これまとめて答弁よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。勝山伊豆味線につきましては、地元区あるいは関係機関との調整を図りながら先ほど答弁しましたように自然散策のできる道路ができないか、そのへんの要請を図っていきたいと考えております。それから2点目の国道449号山入端安和間の台風対策でありますが、これにつきましても現在防護護岸の海域決定のために県としては設計、委託を12月中に発注するための準備中と伺っております。それから砂防ダムとそれから与那川の河口につきましては、昨日も現場を拝見しまして、河口のほうちょっと屯ブロックを大体10メートルくらい積み上げてその上に生コンを流し込んで砂防堤みたいな形でやって行けば海岸からの砂の流失がなくなるんじゃないかと昨日感じております。そういうことにつきましても今後部で検討しながら対策を練っていきたいと考えております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) どうもありがとうございます。そういうことで河口の閉鎖については浚渫するにも莫大な費用が掛かっているわけですので、今話ししたとおり屯ブロックを敷いて上からコンクリートを流せば一回の浚渫の半分くらいの値段ではできるんじゃないかなと思いますんで検討よろしくお願いします。それでは2番目に移っていきたいと思います。2番目の屋部工場適地につきましては屋部区域としては非常に雇用の面から重要な事業だとしてみんな注目しているところでございます。一昔前までは若いのは遊んで年寄りは一生懸命働いていたということですけれども、この不況が長くなってきていて年寄りも定年退職して働く人がいないというお家が出てきているという実態もあります。ちゃんとした定職は無くてみんなアルバイト的な仕事で生活をつないでいるというのがあるもんですから。昔は建築現場で土方の仕事はいくらでもあったんですが、今はみんな機械化されて仕事が奪われて土方仕事も無いんもんですから、このへん早いうちに地主の皆さんの協力も得てやっていただきたいと思います。その次3番目ですね、再開発についてでありますけども、この再開発というのもあちこちの地域でみんな一生懸命取り組んでいるところであります。この前の情報では宮古でも活性化を図るために商店街の真ん中に自動販売機みたいな空き缶回収機を置いて、空き缶を入れると当たりかはずれが出るわけですよ。当たりが出るとこの商店街のなかの何々商店の商品割引券100円とか200円とかが出てくるわけですよ。これが出てくると子供はこれを持ってお店に買いに行ってやっていると。そういうことで、自然に空き缶もなくなってきていて子供たちも商店街によく来るようになっているということであります。そして東京の方でも家庭の生ごみを回収してそれを農家に持っていって堆肥にしてこの商店街で売るという形で大変人気を博しているということであります。ですからこういう市街化開発をしていくなかにバイパス通りに既に大きい店舗が出ていますけれども、向こうは車で行くと、この商店街は歩いてゆっくり地域の人そして観光客も一緒に探索できるようなシステムですね。駐車場に降りてお店に入ってゆっくり探索しているうちにいつのまにか駐車場に戻っていたという感じの街づくりをできるのかという事と、もう1つは輪島でも第2土曜日にはみんな集まるようにイベントを開いているとそういう形のものができるかどうか最後にこの2点お聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。屋部の工場適地につきましては先程も答弁いたしましたけれども、市内の企業がこっちに入居したいという事であります。一地権者のですね、土地の取得についての交渉が難航しているのがですね、これを市も一生懸命努力して企業からの申し入れについてなるべく早くこちらに移転できるように頑張っていきたいと思っております。そして雇用につきましてはこちらに工場ができるという事になりますと、地域のほうから雇用についての要請がだいぶ出てくるんじゃないかと思っておりますので、先ほどは環境の保全とかいう事をやりましたけれども一部的には雇用の創出が非常に大切な事じゃないかと思っております。それから市街地の活性化につきましては長山隆議員の専門的な立場から特別委員会も設置して地権者、それから商店主、それから市、関係団体とが勉強会をやっているという事ですので、長山隆議員のビジョンを活かしながら、なるべくいい街づくりをやっていきたいという事で先程市長が振興対策事業で公共事業でもとりくんでいきたいという事でありますので、これに向けてなるべく早く案をまとめて実施ができるように皆でご協力していただきたいと思っております。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 先日の商店街、商工会集まっての話し合いのなかでやはり今大事なのはテーマを決めて街を変えていくことじゃないかということで話が一致いたしまして、例えば今おっしゃるようにいつのまにかまた駐車場に戻るというような、例えばバリアフリーの商店街とか、そういうのに作り変えていくとか、あるいは長山議員の資料を拝見させていただいたんですが、建築についても統一性というか、テーマがありますね、テーマというのを決めてその上でやりたいと考えています。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君。



◆3番(長山隆君) どうも有難うございます。非常に重要な問題でありますのでぜひ早いうちにやっていただきたいと思います。約束の30分ちょっと過ぎてますけどこれで3番 長山 隆一般質問を終わりたいと思います。有難うございました。



○議長(島袋吉和君) 3番 長山 隆君の一般質問を終わります。本日はこれで散会いたします。ご苦労様でございました。

散 会(午後3時12分)