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沖縄県 名護市

平成13年第124回名護市定例会 09月18日−07号




平成13年第124回名護市定例会 − 09月18日−07号







平成13年第124回名護市定例会





第124回名護市議会定例会会議録


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│招 集 年 月 日│      平成13年 9月 6日木曜日 午前10時      │
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│招 集 の 場 所│       名 護 市 議 会 議 場       │
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│開       議│     平成13年 9月18日火曜日 午前10時 4分     │
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│散       会│     平成13年 9月18日火曜日 午後 3時33分     │
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出席並びに欠席議員
 出  席30名
 欠  席 0名

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│議席番号│   氏 名   │出 欠│議席番号│   氏 名   │出 欠│
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│  1  │我那覇 隆 樹 君│ 出 │  16  │宮 城 里 子 君│ 出 │
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│  2  │小 濱 守 男 君│ 出 │  17  │荻 堂 盛 光 君│ 出 │
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│  3  │長 山   隆 君│ 出 │  18  │屋比久   稔 君│ 出 │
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│  4  │渡具知 武 豊 君│ 出 │  19  │大 山 政 照 君│ 出 │
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│  5  │吉 元 義 彦 君│ 出 │  20  │宮 城 康 成 君│ 出 │
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│  6  │宮 城 弘 子 君│ 出 │  21  │我喜屋 宗 弘 君│ 出 │
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│  7  │東 江 新 公 君│ 出 │  22  │屋 部 幹 男 君│ 出 │
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│  8  │島 袋 吉 和 君│ 出 │  23  │宮 城 慶 三 君│ 出 │
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│  9  │神 山 敏 雄 君│ 出 │  24  │比 嘉 康 雄 君│ 出 │
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│  10  │宮 里   繁 君│ 出 │  25  │比 嘉 祐 一 君│ 出 │
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│  11  │長 山 一 則 君│ 出 │  26  │新 城 盛 康 君│ 出 │
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│  12  │具志堅 興 作 君│ 出 │  27  │具志堅   徹 君│ 出 │
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│  13  │島 袋 権 勇 君│ 出 │  28  │山 城 義 雄 君│ 出 │
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│  14  │宮 城 義 房 君│ 出 │  29  │宮 城 康 博 君│ 出 │
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│  15  │大 城 秀 樹 君│ 出 │  30  │大 城 敬 人 君│ 出 │
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 署名議員       13番 島袋権勇君   15番 大城秀樹君

 議事日程       別紙のとおり

 会議に付した事件   別紙のとおり

 会議の結果      別紙のとおり





法第121条による出席者



              市 長   岸 本 建 男 君

              助 役   宮 城 常 吉 君

              収入役   島 袋 利 治 君



 調  整  監   具志堅 強 志 君   総 務 部 長   稲 嶺   進 君

 企 画 部 長   末 松 文 信 君   市 民 部 長   宮 里 勝 子 君

 福 祉 部 長   徳 本 哲 保 君   産 業 部 長   岸 本 達 司 君

 建 設 部 長   宮 里   尚 君   水 道 部 長   玉 城 直 三 君

 消  防  長   古波蔵   廣 君   ダム対策室長    岸 本 宗 孝 君









              教育長   山 里 全 用 君





議会事務局出席者



 事 務 局 長   又 吉 武 志 君   次     長   玉 城 文 利 君

 庶 務 係 長   比 嘉 幹 祝 君   議 事 係 長   大 城 博 和 君

 議  事  係   吉 田 正 志 君







○議長(島袋吉和君) おはようございます。ただいまの出席議員は27名でございます。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。前日に引続き一般質問を行います。4番 渡具知武豊君、一般質問を許します。



◆4番(渡具知武豊君) みなさんおはようございます。質問に入ります前に、一言お礼を申し上げます。かねてより、許田区から要請がありました、湖辺底バス停の待合所の設置について、その件につきましては、私の方で一般質問で取り上げてきましたが、去った8月の臨時議会に予算が計上され実現の運びとなりました。誠にありがとうございました。設置に際しましては、周辺地権者と十分調整をしていただきますようよろしくお願いをいたします。それでは、議長のお許しがでましたので、新風21、4番 渡具知武豊一般質問を行います。

 質問事項1、許田〜久志導水管敷設工事についてであります。企業局の説明では、この工事の概要は、沖縄本島における導水管の体系の強化を目的とした連結管整備工事の一環として、許田増圧ポンプ場から、久志浄水場までの注水管敷設工事であり、現在整備が進められている、西系列送水管と既設の東系列送水管とを結ぶことにより、災害や事故等に対して、強い送水管の体系を構築することが目的であり、総延長5.7キロメートルのうち、トンネル部分は、3.6キロメートルであり、久志浄水場より、名護市の屋部工場適地までの工業用水管もトンネル内に敷設されており、トンネルは県道71号線の下を施工する山岳トンネル工法で採掘工事完了後、配管敷設し管の周りはエアモルタルで充てんを行う工法であるとの説明であります。ここで質問要旨の(1)、この工事の影響で、許田区湖辺底・古知屋又地域が、飲料水を供給している簡易水道の水源が枯渇し、8月6日より取水できなくなりました。企業局の説明では、概ね1年では水源が回復するとのことです。水源の水位が完全に回復する保証はありません。市は現在及び今後どのように対応するのかお伺いいたします。

 (2)、許田区は本件工事の説明をこれまで何度となく企業局に対して求めてきたところですが、河川の枯渇が発生して初めて、工事現場に状況確認のため案内されました。市は事前に区に対して、工事の概要を説明すべきではなかったのか。またこの工事について、市と企業局による書面での取り交わしはなかったのかお伺いいたします。

 質問事項2、異常潮位についてであります。8月20日から23日にかけて、異常潮位による床下浸水や道路の冠水などの被害が報道されています。市内での被害の発生状況についてお伺いいたします。

 (2)許田公民館周辺をはじめ、許田235-12番地宮里邸前の道路は軒並み30センチ程度の冠水がありました。今後この市道についての改修計画等についてお伺いいたします。この冠水に関しましては、市長の方も現場に足を運ばれて確認をしているということであります。こちらに写真がありますので。

 質問事項の3、福祉・医療行政について。質問の要旨(1)市の麻しん、はしかです、予防接種実施状況についてお伺いいたします。ここ数年はしかが大流行という記事をよく目にいたします。沖縄県では平成10年秋から平成11年春に、はしかが流行し、2000人以上の乳幼児が感染し数百人が重症となって入院して、8人もの尊い命を失った事は、まだ記憶に新しいと思います。はしかはせきやくしゃみで飛び散ったはしかウイルスが原因で感染します。はしかウイルスは感染しても、すぐに発病する訳ではなく、10日から11日間の潜伏期間があります。うつされたあと1〜2週間して症状が出始めますが、発熱・せき・鼻水とくにせきが強くなり、一度熱は下がりますが再び高熱が出て、さらには発疹が出始め発熱・せき・鼻水・結膜炎などの症状がひどくなります。はしかは感染がとても強く、他の合併症も伴いやすい重症化しやすい感染症であります。高熱と発疹が特徴のはしかは、通常子供の病気と言われていますが、平成11年成人のはしかが多く見られるようになりました。この背景には、1990年代前半に70%前後まで下がったはしかワクチンの接種率低下があると見られています。妊娠中の母親がはしかにかかると早産・自然流産・低体重児出産の確率を高めるといわれております。はしかの予防には、まずはしかワクチンによる予防接種があります。はしかワクチンは、以前は義務接種であったが、1994年から努力義務になっており、小児科もしくは内科での接種となり望ましい時期として1歳から2歳未満といわれております。我が名護市は、本年9月より、はしかワクチンの予防接種の医療費が無料になったそうであります。市のはしか予防接種実施状況についてお伺いいたします。

 質問の要旨(2)、「24時間名護市電話健康相談」の利用状況および市民への呼びかけ、広報についてお伺いいたします。2次質問は自席よりお伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。ダム対策室長 岸本宗孝君。



◎ダム対策室長(岸本宗孝君) 渡具知武豊議員の発言事項、許田〜久志間敷設工事についてのご質問にお答えします。質問要旨の許田〜久志敷設工事について現在および今後どのような対応をするのか。市として、企業局導水管工事によって、湖辺底一帯の水源地が枯渇したことに対し極めて遺憾に思っております。このことに対しまして、企業局の方に早急に対応するよう強く要請をしてまいりましたが、企業局といたしましても一応、応急的な対応をされていると報告を受けております。今後について、地下水の状況を調査し、水源が回復するよう、市としても企業局と調整を図りながら、取り組んでいきたいと、現在も企業局とそのことについて協議を重ねているところでございます。それから質問要旨の工事に対して、市の説明義務はなかったのか、また、この工事について、企業局と名護市の間で書面が交わされているかどうかというご質問でございますが、当該工事につきましては、その説明でございますが、名護市が県企業局に説明を受けたのは、西系列の導水管工事、山田から許田区までの西系列の工事についてでございます。それにつきましては、環境アセスメントおよび地元行政区の調整等については、強く要請し、名護市も関わりながら覚書を交わしてきたという経緯もございますが、ご質問の水源枯渇している当該工事につきましては、事故発生後、そのことについて、市のほうが知りえたという状況がありまして、そのことにつきまして企業局に強く抗議した訳でございますが、企業局といたしましては、この工事は、県道に集結するということで、沖縄県の道路管理下の道路整備許可をもらえればいいんだという認識であったというようなことで、市の方に報告がございました。また、市は文面で交わされた覚書そういったものは一切ございません。そういったことで現在、そのことにつきましては、ぜひとも水源地が一日も早く回復するよう現在、企業局の方と調整をしているところでございます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 消防長 古波蔵 廣君。



◎消防長(古波蔵廣君) 渡具知武豊議員の質問にお答えいたします。事項の2、要旨の1について異常潮位についてお答えいたします。8月20日から23日にかけての異常潮位の被害の状況という質問でございますので、8月20日床下浸水、3件。これは、許田1件、仲尾次1件、屋部1件、道路冠水が4件。許田2件、済井出1件、屋部1件。屋敷内冠水が1件。屋部1件。計8件であります。8月21日は、床下浸水が1件、これは許田1件、道路冠水が2件、許田2件、これは駐車場部分となっております。屋敷内冠水が、2件、許田2件、計5件となっております。2日間では、ごらんのとおりに13件が発生しております。なお、異常潮位は120センチ、それから106センチが最高値で観測されております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) おはようございます。渡具知武豊議員の一般質問にお答えいたします。質問の事項の2異常潮位について、質問の要旨(2)許田公民館周辺をはじめ、許田235-12番地宮里邸前道路改修計画についてお答えいたします。許田公民館周辺および宮里邸前の道路について、去る7月24日に大嶺区長さんの案内によりまして、現地調査を行っております。ご指摘のとおり、許田公民館前の橋、および道路、宮里邸前の道路の冠水状況を確認しております。宮里邸前の道路いわゆる許田福地2号線の改修計画については、名護市にある806路線、延長にいたしまして353キロメートルの市道の整備状況を考慮に入れ、また、地域からの道路改修要請が多々ある中で緊急性や優先順位等を考慮しながら、道路改修予算等も勘案して検討していきたいと考えています。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 名護市の麻しんの予防接種実施状況についてお尋ねでありますのでお答えをしたいと思います。平成12年度の状況でありますけれども、これは対象者が772名で、接種をしていただいたのが573名ということで、74.2%ということであります。ちなみに専門家のいうには、麻しんの流行を防止するためには、接種率を95%まで上げなければいけないだろうということがいわれておりまして、名護については、これからも接種率を高めていく努力をしていかなければならないと思います。ちなみに年々上がってはいますけれども、平成10年度でいえば、47.1%という低い数値になっておりまして、11年が54.9%、12年度が74.2%まで高まってきている、今回9月から、無料化に踏み切ったとあって、この接種率はかなりいわれている90%代まで高められていくのではないかということで期待もしていますし、担当課の方でも機会があるごとにみなさんに啓蒙を促しているところもありますので、今後の先生方のご指導もなお願いをしたいというふうに思います。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) おはようございます。質問事項の3、(2)の「24時間名護市電話健康相談」の利用状況についてお答えいたします。この電話相談事業は、健康相談、医療相談、それから医療機関の情報提供ということで、平成12年度から、実施いたしております。国の方の100%事業で5ヵ年ということになっておりますけれども、名護市の平成12年度の実績は609件でございます。その中で特に相談者の多い年代は、20歳から30歳までで、328件と過半数を占めております。相談の対象者が乳幼児のことについての相談が200件、相談内容で、痛みそれから発熱等の相談が36%、治療に関する相談が24%、相談科目としまして、小児科が28%、内科が23%、その他、整形、皮膚科となっております。それから相談の時間帯24時間で一番受付の多い時間帯が午前11時と午後の8時頃に集中しています。一番少ない時間帯は、午前3時から7時までで、一年間で4件でございました。市民への広報についてでございますけれども、12年度の事業開始時に「市民のひろば」や、「健康だより」等で登載して市民の方に周知を図っております。その事業執行の開始時点でこういうステッカーを国民健康保険を加入している世帯へ配布しております。このステッカーは3つ取り外すことができまして、下の大きい所は電話に貼るようになっております。家庭の電話ですね。上の小さいものは、アドレス帳や手帳に貼れるようになっております。それに電話番号や電話料金は無料ですと書かれております。これを国民健康保険加入世帯の方へ配布しております。今後、広報につきましても、また、「市民のひろば」や「健康だより」等でこれからも周知していきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたします。9月14日の新聞でも大きく取り上げられました。以上です。



○議長(島袋吉和君) 4番 渡具知武豊君。



◆4番(渡具知武豊君) それでは2次質問を行いたいと思います。先ほど、ダム対策室長の方からご答弁がありましたが、企業局としては、県道の下を通るトンネルなのでこの区に対して説明の義務はないと、平たく言えばそういうことだと思いますけど、この去った6月の定例会で具志堅興作議員の方から、関係行政区の定義ということで、室長の方に質問しているわけです。企業局の認識というのは、トンネルを掘削するために縦坑を掘る、そういった縦坑の工事がなされている行政区とか、また、工事車両内外のいろいろな公害、そういったものがある所を含めて、縦坑のある行政区を関係行政区と定義して説明しているというようなことでご答弁もされているわけです。であるのであれば、今回この工事の縦坑が出来ている、ポンプ場の上の県道に隣接する敷地でありまして、私は許田の敷地かどうか調べてはおりませんが、また、いろんな公害ですね、工事に関しましてはいろいろな工法があるとは思いますが、あちらの方は発破を使って工事をしている部分があると聞いております。そういった中で、自分の家の地下で時間も遅いときにポンポン音がするという苦情がくると。それも一つの公害ですよね。そういったことが現実に起きている中で、先ほどの企業局の言い分というのは、あまり理にかなうものではないと思っているわけです。この問題に関して、今延々といろいろ企業局と協議しているところではありますが、去った8月24日に沖縄タイムスの方に、県の工事で水源が枯渇というかたちで載っております。新聞にも区民の間では長年飲み慣れた簡易水道の水はおいしくてそして区民の誇りであると、このまま枯渇することは大変許しがたいと憤りを感じているということで、新聞の方に掲載されています。この水源は大きな資源でもありまして、区民の財産でもあるわけですね。この水源が20数年来、湖辺底区古知屋又地域の人が、飲料水または農業用水として取水して、渇水時期も今まで一度もこの河川は枯れたことがなかったというふうに村の年配の方がおっしゃっているわけです。その下流にはみなさんご存知のとおり、3月に完成しました親水公園があります。親水公園は水に親しむ公園として立派に作られている公園でありますが、今の状態が続けば親水公園の意味を成さないのではないかという事で大変危惧しているところであります。去った台風でかなり一定の雨量がありまして、一時若干水位も回復したかに思えたのですが、数日後確認したところ、水位がかなり低下していたと、そういう状況から判断すればこの工事による影響でそうなったというのは、誰もが思うところであります。今後許田区としては企業局と直接弁護士さんを介して協定書を交わして、水位が回復しない場合の代替施設とか水源の回復の判断等、細かい点に関しましても問題を1つ1つチェックし、鋭意努力しているところであります。そういった状況において、これから協定書を交わしていこうという事でありますが、立会人にはぜひ行政の方からバックアップしていただきまして、今起こっている問題がお互い良い方向で解決するように努力していきますけれども、それに対して市のお考え方を再度お願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) ダム対策室長 岸本宗孝君。



◎ダム対策室長(岸本宗孝君) 私もこの事故が発生しまして、許田区の臨時総会に出席させてもらったのですけど、確かに先ほど渡具知議員がおっしゃるように、湖辺底の水というのは大変貴重な水で、これまで簡易水道で名護市の浄水場よりも遥かに優れて水がいいんだというような区民の異口同音した発言等がございました。その事について強く肝に命じたわけでございますけれども、確かに当該工事につきまして先ほど来も答弁しましたが、ダンプが往来し、縦坑を掘るという条件からすると当然地元と協議しなければいけない事であったということを含めて、市といたしましても企業局側に今後そういった事の無いようにと強い抗議をしております。それから今後の問題でございますけれども、企業局におかれましては、短期的な対応として現在給水体制を敷いております。しかし中長期的対応として、1年程度で水位が復旧するのではないかという見通しがあるんですけれども、復水しない場合には長期的にそれなりに恒久的な対策を講じなければならないという事も含めて、今名護市と協議を進めております。そして皆さんの方から覚書、これは許田区独自で作られた覚書、リーダーシップを取ってやったと思いますけれども。それにつきましても今後は名護市も立ち会える中で、この問題が速やかに解決し、将来において遺恨を残さないような状況を作っていきたいと考えておりますので、今後皆さんとの協議の中で市も関わらせていただきたいと思います。以上です。



○議長(島袋吉和君) 4番 渡具知武豊君。



◆4番(渡具知武豊君) 今話がありました覚書に関してなんですが、20数年前に久志地域ですか、渇水の問題が今でも、この工事の影響で川が枯渇しているということで水位が回復しないという問題が延々と続いていると聞いております。覚書というのは大変抽象的な言い回しでありまして、水源が回復しない状況をどういうふうに判断するのか、企業局と行政、区、この水源が回復しない認識もそれぞれあるわけです。ですからそういった認識を水源が回復しないのはこういうものだという事で、そういった細かい事まで協議していかないと私はこの覚書がただの紙切れになる感がしてなりません。ですから覚書にするのか協定書にするのかそのへんはこれから検討をして許田区として独自に企業局と協議をしていくわけでありますが、先ほど申しましたとおり行政の協力も仰がないとということでありますので、この水問題というのは永遠のテーマでもありますし、先ほど申しましたとおり区の年配の方々もこの水を飲んで今まで健康に育ってきたんだという自負もあります。そういった中、二度とこういった事が無いように事前に協議するのが妥当なのかという結論でありますが、これからの事を考えて事がちゃんと解決できるように行政の協力もお願いしたいと思います。

 続きまして質問事項2の異常潮位に関してなんですが、この市道の冠水に関しては、原因は公民館周辺の河川にあるのではないかと思っております。その河川に関しまして改修工事の要請という事でこれまで何度か区の方からも要請が来ているものと思われます。先日の異常潮位と台風、大雨が同時に起きた場合にさらに被害が拡大するのではないかと大変心配しているわけであります。この種の工事には多額の予算が必要であり、大変難しいとは思いますが、河川改修も含めた道路の改修計画を再度、いろんなメニューがあると思いますが、部長の方でご検討されていただきたいと思いますが、お伺いいたします。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里 尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えいたします。河川改修については、多額な予算を要することから、補助事業による事業にする検討をする必要があります。従いまして県河川課とも協議しながら補助事業の導入を図っていきたいと考えています。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 4番 渡具知武豊君。



◆4番(渡具知武豊君) 先ほど消防長の方から市内での道路冠水の被害等々が報告されております。こういった異常潮位というのは高波で押し寄せてくるのでもなくて、じわじわゆっくりとした形で浸水してくるというものでありますので、またこれからもそういった事は起こる可能性が大変大ですので、そのへんに関しましては常日頃から要望等々を徹底してお願いしたいと思います。3番の福祉医療行政についてですが、国、沖縄県におけるはしか予防接種実施状況で先ほど福祉部長の方から説明がありましたが、平成10年度の47.1%、そして11年度、12年度という事で12年度は74.2%ということで、接種率は年々高くなっているわけです。この資料の中では沖縄県全体の統計がございますが、この対象年齢を何歳までで見ているかということによって大分開きがあるわけです。それに関して説明を受けたわけですが、この統計に出されている対象年齢というのは、何歳から何歳までの対象なのかということでお聞きしたいと思いますのでよろしくお願いします。ある小児科の先生がおっしゃっておりましたが、このはしかというのは大変怖い伝染病であると。しかしたった1回の予防接種で確実に予防することができて、1歳以上の子供達がはしかの予防接種を受けて、接種率が先ほど福祉部長がおっしゃっておりました95%より以上になれば、流行を防ぐことができて、さらに根絶することも可能だと言っております。それには何と言っても親の予防接種に対する理解が必要であります。まず私達は予防に勝る治療なしという観点からわずかな注意と行動によって自分の子を守り、他人に迷惑をかけずに済むわけですから、子供にかかる災難から避けるという意識を、お互い個人個人互いに啓発し合って高めて行くべきだと思っております。また行政に関しましては、接種率の向上のためにより一層努力していただきまして特にまた、個別に地域でも、地域の代表の方とでもよろしいですし、まだ予防接種を行われていない家庭に対して接種を促すというような事も私は必要ではないかと思っておりますので、より一層の努力を期待しております。質問要旨の(2)の24時間名護市電話健康相談利用状況ということですが、この様に大変素晴らしいパンフレットがあります。24時間名護市電話受付健康相談ということで、電話番号も“名護心配無用”ということで、誰でも分かる番号になっております。その内容として先ほど市民部長の方からいろいろ相談の件数とか、内容とかに対して答弁がありましたが、できれば分かりやすい資料がありましたら、後ほどいただきたいと思っております。健康相談ということでありますが、例えばこういうときも利用してくださいということで、子供の様子がおかしいとか、ちょっとしたけがの応急処置が知りたいとか、夜中に救命で誰にも電話できないということもこの電話相談では、引き受けているということであります。休憩お願いします。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午前10時41分)再 開(午前10時42分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。4番 渡具知武豊君。



◆4番(渡具知武豊君) 休憩中にも話しましたが、大変緊急時にこういったいつでも相談できる人が身近にいるというのは大変良いシステムではなかろうかと思っております。しかしこういった良いシステムも市民に知らされてないということであれば、またこれも無駄な事だなと思いますが、そこでお伺いしたいのですが、私は特に低年齢、幼児、そういった母親にこういった事がありますよと、ぜひ知らせて欲しいと思いますので、市内の保育所等にパンフレットだけでもよろしいですので、コピーにすれば大した金額も掛からないと思います。そういったものを配布したらどうかなと要望いたしますが、お答えいただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) 今、渡具知議員が持っていらっしゃるのは、この健康だよりに載っているコピーでございます。これが今配布されているのが国民健康保険に加入している世帯の方に配布しておりますけれども、もしコピーでよろしければ、全部の保育所の方に配布していきたいと思いますのでよろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 4番 渡具知武豊君。



◆4番(渡具知武豊君) 私も簡単に保育所の方に配布お願いしますと言ったんですけど、そういった物に掲載されているのであれば、市としても皆さんに案内していますよということだと思いますけれど、私は特にこの良いシステムというのは、周知徹底させるためにあらゆる方法を使って市民に教えていただきたいという観点からお願いしておりますので、そのへんは理解していただいてよろしくお願いしたいと思います。終わります。



○議長(島袋吉和君) 渡具知武豊君の一般質問を終わります。暫時休憩します。

休 憩(午前10時44分)再 開(午前10時58分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。10番 宮里 繁君。一般質問を許します。



◆10番(宮里繁君) 皆さん、おはようからこんにちはの前でございますが、市民クラブ10番、宮里 繁、ただいまより一般質問を行わせてもらいます。まず始める前に私の発言事項、ハンセン病関係でございますが、このたび国賠訴訟で大変頑張りました原告団の金城幸子さんから私宛に、今回の賠償問題につきましては、沖縄県、先頭に立って名護市議会が去年の6月に支援決議をしたということで、お礼の手紙が来ておりますので、本人の承諾も得まして、また今日はご夫妻もおりますので、承諾を得ていますからまず紹介をしてから質問に入りたいと思います。

 名護市議の皆様、この度のハンセン病国賠訴訟の裁判で、5月11日の勝訴の判決、5月23日控訴断念。私達がようやく人間としての尊厳を取り戻す画期的な日を迎えることができたのも、ひとえに沖縄で名護市議の皆様の心温かい支援する決議を全会一致のおかげだと思っております。心より感謝申し上げたいと思っております。本当に有難うございました。私の両親も元ハンセン病患者で兄を身ごもったため、堕胎手術を要求され、療養所を逃走、私立の病院に逃げ込み、兄と私が生まれました。家族は愛楽園に入所したのですが、保育園では患者の子供は見てくれません。両親の家族にも相談しましたが、拒否されとうとう台湾へ渡りました。母の病状が悪化、台湾の療養所へ入所、私たちを沖縄の祖母に預けますが、二人とも別々の人に引き取られ、家族は一家離散になりました。8歳で発病、軍施設を利用した病院での監禁生活。孤独と恐怖のあまり毎日毎日育ての母を呼び、母ちゃんよ、母ちゃんよと泣いていました。今思いますと家畜のような生活だったと思います。あの悪夢のような日々が現在も走馬灯の様に私の頭の中を駆け巡っているのです。これからの残り少ない人生を1日も早い社会復帰をして、家族の元に戻り、啓蒙活動に少しでも役に立てるよう頑張っていきたいと願っております。最近名護市の食堂で元患者が入りますと、客は居るのに断られたり、またプール教室で申込をすると断られたりしていますが、経営者の身からしたらそうせざるを得ないかも知れません。私達のために客が入らないことになると、誰が責任をとりますか。まだまだ社会の偏見、差別は急には消えないと思いますので、今から早急に市議の皆さんに取り組んで貰いたいのです。社会復帰の出来るような環境、地域の皆様と仲良くやっていける体制を作って欲しい。熊本県では療養所の中で社会復帰した皆様に手を差しのべるため調査を始めております。県と名護市ではどうお考えでしょうか。家族や親戚が支援の手を差しのべることは難しいと思いますので、夫婦もしくは個人として生活しているほか無いと思います。偏見と差別を無くし私達が大手を振って生きていける環境を地元の名護市から1日も早く取り組んで欲しい。これからが大変だと思っておりますので、市議の皆様の力をかしていただきたく心からお願い申し上げます。愛楽園原告団、金城幸子平成13年9月11日でございます。以上です。昨日の沖縄タイムス夕刊にもございましたが、国、被入所者と和解拒否と、死亡した皆さんとも和解できないということで、昨日の夕刊にもあります。今からが正念場でございまして、私たちまた一人一人協力して取り組んでいただきたいと、よろしくお願いしたいと思います。

 発言事項1、ハンセン病元患者に対する啓発推進状況について。私は去る6月定例議会に沖縄愛楽園の存続問題に関連して、愛楽園の将来のあり方、地域住民の医療施設としての存続問題、ハンセン病の歴史や正しい理解を求める啓発活動のあり方について一般質問いたしました。これに対しまして福祉部長は5月11日の歴史的な判決をしっかり受け止め、今後行政としての対応に万全を期したい。ハンセン病への正しい知識と理解を深めるため、役所ロビーでパネル展を開催したい。岡山県で開催される所在市町村連絡協議会に市長と共に参加し、全国の状況を直に伺い、今後の対応を愛楽園の皆さんと話したいと力強い取り組みの答弁がなされました。また市長は、所在市町村の連絡会議に出席予定で、その席で各市町村がどういう事を今後展開させるか、これまでやってきたかをお伺いし、啓発活動についても交流の機会を数多く作り、名護市も一生懸命取り組みたい。将来構想についても一般の方々の診療施設、長期滞在を前提とした保養所の活用についても検討し、度々足を運んで自治会への意向などを聞いて記念会館建設についても協力していきたいと、前向きの御答弁がありました。

 発言の要旨1、ハンセン国家賠償訴訟判決が確定されて3ヵ月になります。国内各地においてハンセン病療養者、元患者に対する人権回復、偏見と差別を除去する啓蒙啓発運動が展開されつつあります。名護市におけるこれらの取り組み、方策、推進状況について伺います。

 発言の要旨2、去る7月12日、13日岡山県邑久町で開催された全国ハンセン病療養所所在市町村連絡協議会に、市長、福祉部長等が参加されています。同協議会での協議事項、状況等などについて伺います。市長は初めてでしたが、ご苦労様でした。それで市長には初めての参加だと思いますので、どのような感想をお持ちでしょうか、お伺いします。

 発言事項2、屋我地農業公園構想について。これについては宮城義房議員からも質問がございましたが、仮称屋我地農業公園構想については、株式会社ファーム、合資会社国吉設計に調査委託されて、今年8月、各議員に配布された屋我地アイランド構想、この報告書ですね、これ皆さんご覧になったと思いますが。この中に地域の課題、北部地域における位置付け、屋我地島の役割、先進事例調査、開発基本方針計画戦略のコンセプト、事業計画検討、屋我地農業公園図、運営計画の検討、整備スケジュール、立地権利調査及び土地所有者資料など、詳細に素晴らしい資料が添付されております。この公園構想が策定されていますので、各員のご協力で立派な農業公園が実現できることをお願いしまして質問に入ります。

 発言の要旨、仮称屋我地農業公園構想が策定され、その整備スケジュールに基づいて地権者に対し、意向調査を実施したと思われるが、現在までの進捗状況と今後の推進計画について伺います。

 発言の事項3、ハブクラゲ刺傷防止対策と被害発生実態について。これは平成11年の6月議会とサミットに向けて11年9月議会にも、いろいろ質問してその後改善されまして、一部の改善はございますけれども、まだまだ不明な点がございまして夏休み中いろいろ事故が発生しております。そういうことで今回も取り上げておりますのでご了承願いたいと思います。

 発言の要旨、県薬務衛生課では去る6月1日、ハブクラゲ発生注意報を発令し、ビーチ管理者等に刺傷事故防止を呼びかけたが、特に宮古、八重山では刺傷事故の続発が報じられている。名護市内のビーチでも刺傷被害が報じられているが、9月現在の被害実態と市の被害防止の取り組み対策について伺います。参考まで私は名護21世紀のビーチ、それから幸喜、喜瀬のビーチを去った15日に現場を視察してまいりました。施設が整って防止柵があるというものの、参考までにこれはハブクラゲ進入阻止ネット設置状況ですが、これは21世紀のビーチはこのように素晴らしく事故防止の看板、それから現在はネットは暴風のため取り除いておりますけれども、21世紀のビーチはこのように素晴らしくされています。そして喜瀬ビーチ、あくる日幸喜ビーチは、サンコーストリゾートビーチにはこのように素晴らしく禁泳区域の浮きをされております。上のほうはちゃんと整備されております。下が幸喜ビーチですが、そこには市民ビーチと大きな看板もあります。そのところがまだまだ立て看板も無いし、あるいは倒れたかも知れません。そしてそれもありません。そういう状態にもなっていますので比較のために写真を写しております。そして参考までに金武町まで回っております。金武町では各地域にこういうようにして、海岸に立て看板を頑丈に鉄の方でやっております。これは金武町がやっているものです。それから喜瀬ビーチに行きますと、このようにビーチにボートでたくさん人員を輸送して金を取っている状態でございますが、市当局はその点は確認していますか。ボート3つで子供たちを乗せて、危険防止のあれも無い、これですね。10名余り乗せていますけれども。これは漁業組合関係とも同意書が必要と思いますけれども、その付近で遊ぶ人だけですから。こんなにたくさん、救命胴衣もちゃんとやられていません。いろいろな安全条例で届出も必要なんですよ。これは実態を把握していなければ確認して、把握をしておれば説明してください。ではただいまの3点について一般質問します。2次質問は自席より行いますので、よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) それではハンセン病療養者に対する啓蒙啓発活動の状況というお尋ねですが、これと関連して岡山県で開催された所在市町村の総会の状況等という事の2点についてお答えをしたいと思います。まず私たちは去る7月23日から27日の間、ハンセン病を正しく理解するパネル展ということで、役所ロビー内で開催いたしました。ちょうど夏休みに入る期間でありまして、学校に対する事前のPRについては少し遅れましたけれども、教育委員会の協力を得て急遽各中学校の校長先生にこのパネル展の状況について、内容を急ぎでファックスしていただいて、夏休みの自由研究の題材という形でも結構だから、ぜひ足を運んで欲しいということを委員会を通じて各学校にも要請をいたしました。この間市民全体へのパネル展への呼びかけとはなりませんでしたけれども、多くの皆さんがこのパネル展を見ていただいたと思っています。なお今回は予防協会の協力を得ながら県庁のロビーで展示された一部を拝借をし、さらに担当課の方では愛楽園自治会の皆さんともどういう形で展示をしていこうかという協議を重ねながら、短い期間ではありましたけれども、名護独自の展示会ができたのではないかと思っております。そしてこのパネル展を見た感想というのでしょうか、意見箱を設置し、皆さんにも私たちの今後の取り組みの課題にしていきたいということで設置をしましたが、数多くの意見が寄せられております。このことは議員にもコピーでまとめた物を差し上げておりますので、一緒にこの中からアイディアを生かしながら今後の展開にしていきたいというふうに思っております。なおこのパネル展を通じて教育委員会では学校教育課長を中心にして、県との調整をかけながら各中学校で移動展を開催しようということで、今始まっているかと思いますが、各中学校にパネル展また教育委員会独自の工夫をした形で移動展を今始めております。どうぞ機会がありましたら足を運んでご覧いただきたいと思います。なおこの啓発活動については私たちはこれからも議員の皆さんの知恵もかりながら、そして現場の愛楽園自治会の皆さんとも協議を重ねながらより深く市民に理解が得られるような形で展開をしていきたいと思っております。それから7月12日、13日岡山県の邑久町で行われました所在市町村の平成13年総会がありましたけれども、この席には市長と議会からは副議長も参加をしていただきました。私も初めての参加でありましたけれども、この中では今後の判決を受けた後の対応という形でそれぞれの市町村が抱えている課題等も出し合いながら、あるいはこれまで取り組みをしてきたものを含めて、意見交換会がなされました。総会としては総会の名において決議文を決議いたしまして、総理大臣を含めて関係する機関にその決議文を送付するということになりました。この決議文の内容については、社会復帰支援事業の充実をぜひやってほしいということと、それから医療体制の強化による充実と、そして看護、介護体制の充実、ハンセン病を正しく理解するための学校教育と啓発、予防の推進という事が中心となって決議され、そして関係機関に送られるということになります。翌日でありますけれども、邑久町の邑久光明園に参加者全員で行きました。この園では納骨堂に全員で献花をするということをしながら施設の全体状況を見せていただきました。その後園の自治会の役員の皆様、約20名くらいの方に参加いただきましたけれども、私たち参加者と園の職員の皆さん、そして自治会の皆さんということで6グループに分かれて、小さな討論会を持ちました。討議内容については自由討議という形でやりましたけれども、6グループともそれぞれが在園者、いわゆる入所者の皆さんが平均年齢が74・5歳になっているという状況下の中で、今後の課題として園をどうしていくのか、全国的にも言われていることでありますけれども、このことが大きな関心事として議論になりました。そしてこの議決の中にもありましたように、看護・介護体制の中に今後の充実がどういう形で求められていくのだろうかという関心が示されて、この事を今後持ち帰って、私たちがどういう形でそれぞれの行政で検討していくのかという大きな示唆もあったのですけれど、いずれにしてもこのことは今、所在市町村における今後の重要な課題になっていくだろうと思っております。私たちもまだまだ勉強不足な面も否めませんけれども、ぜひ議員の皆さんとも協力をしながら、そして園の将来構想というのでしょうか、平良、宮古の方ではやっておりますけれども、そういう形も含めてぜひ今後の検討としまして大事にしていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私も福祉部長と一緒にハンセン病の療養所の所在市町村の集まりに行ってまいりました。日程の都合で2日目の現場調査はやらなかったわけですが、初日、戦前から実は珍しい写真が残されておりまして、戦前から戦後にかけての写真の撮影会に参加することができました。やはり非常に園の皆様方が大変苦しい歴史を背負って今日まで生きてきたということが良く分かるようなフィルムでありました。そういう物を踏まえて今後、私共所在市町村に何が出来るかということについても自治会の皆様と相談しながらこれから後の対策を考えていきたいと考えております。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) 質問事項2の屋我地農業公園構想について現在までの進捗状況と今後の推進計画についてお答えをします。宮城義房議員にもお答えしたところでございますが、屋我地農業公園構想につきましては、平成12年度に地元の代表者それから有識者等で検討委員会を設置いたしました。本構想の取りまとめをしてきたというようなことでございます。宮里繁議員にも委員になっていただきました。ご意見、ご提言をいただきまして、報告書を策定できたことについては感謝申し上げたいと思います。その間、地元の方々屋我地の5区の皆様に対して説明会を実施いたしまして、それから議員の皆様には先例地を調査していただくと。そして地権者に対する意向調査をしたという状況でございます。地元住民の皆様におかれましては、この構想の1日も早い実現を望んでいる状況と思っています。予定地の面積でございますが、約36ヘクタールございます。地権者が135名。筆数にいたしまして412筆があります。そして所有権の地権者以外に仮登記等の設定とか抵当権とかの設定とかもございまして114筆あると。さらに相続に関する権利、それから借地権小作権等々いろいろ課題があるというふうな状況でございます。地権者に対する意向調査でございますが、47.9%の回答があったということでございます。約半分近くの回答の状況でございました。その半分近くの中で売買しても良いという地権者の方が26.2%、それから賃貸しても良いという方が14.5%ということで、この方々2つ合わせて40.7%という状況でございます。そして保留というか考えて最終的に決断したいという方が46.4%。明らかに土地は売りませんと反対の方が5.7%。それから無回答が7.2%という状況でございます。いずれにしても屋我地農業公園の構想、それの実現に向けまして地権者の皆さんのご理解が必要であると。今後とも地権者の理解を求めていかなければならないという状況にございます。今後12月までの間にこの問題に決着をつけなければ、特に土地問題でございますから1年2年待てば何とかなるものではないということでございまして、地権者に対する説明会を行いました。同意を得たいと。そして事業実施に向けて取り組んで行きたいという考えでございます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。



◎総務部長(稲嶺進君) ハブクラゲ関連でお答えを申し上げます。9月10日現在での被害の状況を報告いたしますと、医療機関、病院等からの報告では14件となっております。しかし公共施設管理センターが集計したところによりますと19件となっております。その内、消防の方で病院に搬送したのが10名というような状況になっております。この被害を受けた方々については、今ネットを張っているのですが、ネットの中での被害というのも数件入っております。これは上のほうから入り込んできたのかどうか分かりませんが、そういう状況とそれから、8月にかなり集中をしております。これについては台風のために一時ネットを引き上げて、それから台風が去った後張ったわけですが、多分その時に入り込んできたのかも分かりませんけれども、8月に数が集中しているのは、多分それが理由ではないかと思います。後、被害防止の取り組みですが、21世紀のビーチの方では今220メートルのネットを設置をしておりますが、市内各場所、泳げる場所はたくさんあるわけですが、なかなか今手が届きませんで今は21世紀の森ビーチのみにネットを張っております。それからネットの中は定期的にハブクラゲがいるかいないかどうかを監視員の方で監視して退治をしたりやっております。さらに被害にあった場合には酢の準備をしておりまして、誰でも使えるように準備をしております。その他にもポスターやチラシや看板等でもその危険の呼びかけをしてございます。これは管理センターが設置した看板もございますが、喜瀬ビーチ、幸喜の方も設置したのですが、台風で倒れたのでしょうか、設置をしております。その他に環境衛生課の方でも看板は設置しているようでして、喜瀬ビーチから済井出の方まで久志も合わせて、羽地、屋部、屋我地も合わせて14カ所にその危険を知らせるための看板等を設置をして呼びかけているというような状況でございます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 消防長 古波蔵 廣君。



◎消防長(古波蔵廣君) 予防に対する啓蒙でありますけれども、うちの消防本部でも年間を通じて先生方もご存じの通りの心肺蘇生法、それから止血、そういう講習をやっておりましてその中で、市内の各小・中学校の養護教諭、また他の先生方、希望者が大分おられます。特に一番多いのは名護市役所の職員課の方で、市職員あるいは保育所の先生方を必ずうちの方で心肺蘇生法とか止血法を学ばせております。その中でハブクラゲ対策といたしましては、応急処置の方法、総務部長が答えました食酢をかけて、それから真水で洗って、もまないというふうにして応急処置の方法を指導しております。これについては保育所の先生方だけではなく、今現在名護市で外部各団体、老人会、各種会社、企業団体の受講者が殺到しております。その中で夏場に向けてハブクラゲの対策はさせていただいております。休憩をお願いします。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午前11時31分)再 開(午前11時33分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。消防長 古波蔵 廣君。



◎消防長(古波蔵廣君) 休憩中に申し上げた通りでございまして、我々の方も気にかけたいと思います。以上です。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) 答弁ありがとうございました。この度市長を始め福祉部長、最初に連絡会議に行ってまいりましてただいまの報告を聞きました。協議会で話されることは今から体制をどうするかということでございますので、ぜひ実のある対策をとって、特に沖縄県では愛楽園の方が患者数も多いし、まず過去の所在市町村の連絡会議の開催状況を見ますと、48年度に始まりまして、東京東村山、そして49年、50年に沖縄県の名護市で行われております。そしてその次が平成5年、名護市です。次が平成11年度沖縄県平良市、というように沖縄県で3回開催されております。そういうことで、もし当時の資料がございましたら、後でまた見たいんで準備をよろしくお願いしたいと思います。それから先ほど推進状況につきまして福祉部長からパネル展を開催したという事がありまして、大変ご苦労様でした。私もその日の朝8時半に行きましたら、既に準備されておりまして、私の思いとしては、オープニングセレモニーでもあるかなと思ったんですが、それで見ますと誰もいない、案内人もいない、それから次に行きましても説明する人もいないというのがこれで、それで先ほど意見箱があって、私に届けたというのですが、それはまだ来ていません、私の所には。結果、福祉部長は先ほど上げたと言ったのですが来ていませんので、参考までに出してください。それで啓発運動について参考になるのがありますので、実は、去年私たち民生教育委員は、東京の「全生園」を視察して参りました。その時に素晴らしい文集がありました。それは、「はばたけ」といって、小中学校生が「全生園」を視察しまして、そして90年の記念に募集したらたくさんの応募があって、それを本にしているわけです。それは参考までに事例としてありますので、紹介いたしましょう。ハンセン病に対する正しい理解と偏見、差別啓発運動の事例を2点ほど紹介いたします。

 東京都東村山「多摩全生園」では、市内小学校の社会科授業として高松宮記念ハンセン病資料館の見学、そこに大きな素晴らしい資料館がございます。この資料館の見学を実施しております。そして2つ目には人権尊重教育推進委員会において、園の自治会長を講師に招いて教員の新任研修の講演を開催していると、新しい教員の皆さんに実態を把握してもらうためにこういう開催をしているわけです。そして次に啓発普及活動において、既成概念を打破するのは困難であり、既成概念の無い若い人にハンセン病を理解させる目的で、さっき言ったように「多摩全生園90周年祭」に際し、市内の小中学校生から作文を募集したところ、市内の各学校、教育委員会の協力を得て、約1000編に及ぶ作文が寄せられたと。その中から44編選定されまして作文が平成11年12月の発行でございますが、はばたけの中にあるわけです。その感想を作文の中に3編がございますので、入所者も長年に渡って各学校に赴いて講演したり、資料館に見学に来た学生に説明したりしているが、「多摩全生園」はどんなところか分かった、この作文の中ですよ。だからハンセン病は職員に発病した人がいないような、伝染力の極めて乏しい感染症であるのを知った。既に治っているのに長い年月隔離されているのは不当であるなどと表現している作文が多く、この少年たちが将来に向けてハンセン病に対する偏見、差別、排除に大きな力になっていると思います。それから事例2でございますが、名護商業高校では2年前から野外学習という事で野外活動をしまして、行って来てからいろいろ新聞を発行しております。これは参考までに持ってきておりますけれども、その中の一部を紹介しましょう。作成者小浜守武、この方は高校を卒業しておるようです。人権の無い人々という題で作っております。沖縄愛楽園、その左の写真は沖縄県の名護市屋我地にある愛楽園。ここにはハンセン病による偏見を受けている人々が病気の治療法も分かっているのにもかかわらず、いまだ苦しんでいる場所であるということで写真を載せております。ハンセン病は治るか。そもそもハンセン病というのはライ病によって起こる感染症で人から人にうつるが、ライ菌は感染力が弱く、菌自体非常に弱いため培養は未だにできない。薬を飲んでも患者の皮膚から3〜4年ライ菌がでる。1980年代に動物試験ができるようになり、ライ菌を動物にうつしても、発病せず菌は薬によって死んでいることが分かった。薬を2日間飲めば、その人の出す菌で感染することは無いということである。しかし、この病気はかつては不治の病とまで言われたが、今は風邪より低い感染率で、感染しても死にかかわる病気では無い、そんな事にもかかわらず、世間の人々は昔のイメージでしか捕らえられず、偏見を持っている人が少なからずいることは確かである。それからこんな事があって良いのかということです。その昔までは国による強制隔離政策、強制不妊手術など、国はまだその責任をとっていない。今では県内患者による裁判を起している。しかし、真の真実を国民が知るまでには国民自体に興味を持たせ、自らの目で、耳で聞くことにより社会的な偏見や差別をなくしてあげようではないかということであります。そして野外学習を終えての結びでございます感想、僕はこの沖縄に住んでいて、沖縄愛楽園という名自体は知っていたが、この愛楽園がどんなものか、何処にあるのか知らなかった。だけどこの野外学習を終えて今まで分からなかった、知らなかった事が分かるようになって良かった。そしてこれからはできるだけこの愛楽園を知らない人たちに教えるようにして2度とこんな悲しい出来事が薄れずに、できれば支援もしたいと思います。というふうに学校の高校生の皆さん、2年前から取り組んでいます。そういうことで今私が述べた「多摩全生園」の啓発運動、事例、それから商業高校の事例をお聞きになってその思い、学生に対する今後の啓発、それから運動の取り組み、方策について福祉部長、教育長の所感を伺いたい。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) この子供たちの思いというものをぜひ行政の中でも皆で共有していきたいというふうに思いますし、今後の私たちの取り組みにも参考にしながら生かして行きたいと思います。先ほど意見箱に寄せられた意見の方は、議員の方には、議員というのは宮里議員の事でありますけれども、お届けしたと思いましたが、少しばかり紹介をしておきたいと思います一番印象深かったのが、入所者の方々の陶芸、押し花でした。愛楽園に行った時に案内してくださった松岡さんも入所者でしたが、思慮深く教養のある方で驚きました。僕は今まで入所者の方々は差別を受けてきて、また後遺症を持つというだけで、なんのまともな理由も無く能力が劣るというイメージを持っていたようです。自分としては差別の意識を持っていたとは思っていないが、無意識の部分で全く健康に生活している人に対するイメージと、入所者の方々に対するイメージに差があったようです。だから僕は、これからこういった微妙な部分にも考えが行き届くようになりたいです。そうすることで自分自身にも社会にも良い物が生まれればと思いました。という事も寄せられました。それからもう1点、ハンセン病について、こういう形で展示したくさんの人々に伝えていくことはとても大切だと思います。誰もが興味を持ってそのパネル展を見てみようという気持ちが重要だと思うので、もっと読みやすく明るい環境を作ってみるのもいいかと感じました。それからふるさと学習で私の班はハンセン病を調べることになりました。それで先生にこのパネル展を見てきたらと言われて見にきました。ハンセン病のことは最近良くテレビでやっていたけど、あんまり詳しいことは知りませんでした。でもこのパネル展を見て、今までの考え方はとてもおかしいなと思いました。ビデオはちょっと難しかったです。

 それからハンセン病の歴史をコンパクトに知ることの出来る大変貴重な催しです。判決後の各療養所での取り組み、国、県の対応に注目されるところです。今後患者の方々がどう社会復帰するのか難しい問題だと考えていますと。こういう幾つか寄せられましたので、4点ほど紹介をしてみました。



○議長(島袋吉和君) 教育長 山里全用君。



◎教育長(山里全用君) 所感をということでございます。本当に宮里議員のハンセン病についての真剣な取り組みに胸を打たれると言いますか、という感じで聞いておりました。教育委員会としましては、学校教育課の方が主ですけれども、学校の授業で取り扱うようにと。内容はハンセン病の理解、それから人権の問題。それから人間の過ちの問題。そういうのを取り扱うには大変良い教材だからぜひやってくれという事で、学校教育課としては、ある程度のひな形というか、そういうのを示してやっていくということでございます。

 それからもう1つは先ほど福祉部長からもお話がありましたが、パネル展示。これはかなりの展示物を用意して9月の14日から11月の12日まで名護市内の各中学校でやります。名護市長のメッセージとか自治会長のメッセージとかいろいろな資料を展示しておりますが、非常に嬉しいことに作品の展示物、これを愛楽園の方から提供していただいて、かなり貴重な作品のようですが、押し花とか陶芸品、提供していただいております。私たちも非常にこういうことについてこれから一過性的な考えでは無くて、継続的にやっていくこと、ハンセン病を教材としながらその中の奥に潜んでいる価値、それを教育の材料として扱わなければならないなと思っております。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) 答弁ありがとうございました。その意気込みで取り組みをよろしくお願いします。先ほど、福祉部長が紹介はありましたが、商品も名前をもって分かれば非常に素晴らしい点もありますので、今の資料は各議員にも参考までひとつできましたら配付お願いします。8月29日にハンセン病と人権を考える総会がございまして、市の三役、課長、部長のみなさんに案内状を出してありますけれども、2名参加しておりました。そういうことでは啓蒙の活動にどうするとかいっても口先だけではないかと言われては困ります。これは、苦言ではありません、全体で考えこういう場合には協力してもらいたいということを要望します。沖縄美ら島9月号、その中にハンセン病について正しい理解をしていますか、ということで大変素晴らしいのがあります。県議会が考えてあるその内容の中に普及啓発等の強化、8月1日に県職員を対象にハンセンの講演会をしたと新聞にあったとおりでございます。末尾に各学校においても今後人権を守る日や特設授業等においてハンセン病について指導することになっております。教育長がありましたようにひとつお願いします。一般社会との交流、この最後に去った7月29日には各市町村長宛文書で、さらに8月16日には市町村助役会議の場で、入所者の里帰り、療養所の慰問あるいは市町村行事への参加の呼びかけなどを行うよう協力を依頼しましたということがごさいますがそういうことは把握していますか。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) この議員の言われた中身について、目を通していませんので後ほど見せていただきたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) 県においても各市町村に対してその件について十分検討せよというアドバイスがございますのでよろしくお願いします。屋我地アイランド構想につきましては、私も対策委員で3日間視察しました。みなさんに配られました屋我地農業公園構想。これは5月に出来まして私達はその時点でもらっております。対策委員と各区長そして各区からいわれました対策委員、私としては3日間視察してきたものですから、その報告会をかねて各部落でやったものだと思っていたのですが、意向調査の件で済井出、屋我あたりからあまり意味が分からないのでどうなったのかと貸してもいいのか、売ってもいいのかということで2、3回質問があったものですから、そういうことを出しておりますけれども、意向調査の件で47.7%ありましたが、先ほどありましたようにファームの社長は12月まで市が確定しなければできませんよということを言っていましたよね。それに対して市は各部長や対策委員に対して、それを広報するようにとか報告するようにとアドバイスはしていないんですか。それともできなかったんですか。



○議長(島袋吉和君) 調整監 具志堅強志君。



◎調整監(具志堅強志君) お答えします。地権者等に対する説明については、12月までにやらなければこういった代物は1、2年待っても出来るものではないと早めに説明をして理解を求めた方がいいということはファームの久門渡社長の方からもお聞きしておりました。戻りまして報告書等を点検しながら地権者の状況等を調べているという状況でございます。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) この構想については賛成なんですが、特に仮の現場は去った海洋博の時に本土の皆さんが土地を買ってその後放置したとか、登記にありますように名護市内では12、県内30、県外20、合計135とあります。これは大変難しいことなんですよね。5月13日に先進を終えまして、第3回の委員会がありました。小浜議員からも難しい問題でもあるので、自分の羽地の真喜志の河川の関係の事例を出して、ぜひ協力会を支持して市民に対してどんなものをするんだということを詳細に説明しなければいかんではないかと話がでましたよね。そういうことで、これをやっておれば難しくは無かったと思うんですが今からでも遅くはありませんのでその面についてもう一回検討して屋我地の要項の50ページの方に、今回のプロジェクトは沖縄北部特別振興対策事業の一環でありますよと、屋我地島用地を責任をもって整備活用するにあたり、事業主体は名護市でなければなりませんと、最初からファームさんがそういっています。早めに地権者に理解のあるようにしてお互いに協力し合って頑張っていきたいと思いますからよろしくお願いします。それから、ハブクラゲ対策ですが、私自分の担当かなと思っていつも気にして、やっぱしお互いは市民の生命、財産を守らないといけないし、先ほど統計がございましたが、一般質問をしたらその関係の方の場所を行きまして、例えば保健所。保健所の資料もらいました。全く違いますね。海洋危険物事故発生いう機関によるこれは医療機関によるわけですが、9月12日現在で28件あります。ハブクラゲの刺された場所は参考まで、豊原、許田、湖辺底、源河の海、幸喜ビーチ、屋我地、名護ビーチ、辺野古海岸、瀬長の浜というふうに28件保健所の方が確認したのが一覧表もらってきているわけです。そういうことでこの間15日に喜瀬と、幸喜を回りましたら、目の前でちょっとした軽症が、酢をかけ手当をして帰した人がたくさんいると「何名ぐらいいますか」と言ったら幸喜だけで10名位いるそうです。そういうふうに大変被害は続発しておりますのでこれに対する予防といいますか、それから保健所ではこのような資料をたくさん作っておいたんですよ。欲しいものも予算の関係で自分で作れませんので、早速希望すればたくさん貰えますので各学校に対してもたくさん上げるようにそのような資料も活用してもらいたいと思います。それから参考まで沖縄県では、公安委員会に対して届出てあるのが58箇所ありまして、その内、ネットを張ってあるのが33件というふうなことでまだまだ全体的に予算関係上で整えておりませんので今月いっぱいは水泳をやるそうでございます。ですから来年に向けて、先ほどいったように危険防止の標識とかそれが無いところについては、ひとつご検討なされてやってもらいたいと思います。参考までに、ハブクラゲ被害が1999年が165件、2000年が128件、特に7、8月が多いというふうなことです。それから応急処置としては、酢をかける、触手をはがす、冷やすの三原則でございます。そして人工呼吸をすると、息の止まったものはですよ。そして救急車を呼ぶというふうなことであります。休憩お願いします。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。

休 憩(午前11時57分)再 開(午前11時58分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) 今さっき申し上げたようにそういうような状態がございます。それから、6月18日にそこで音楽祭かなんかをやった時に、市の方にも連絡してなんか許可をもらったかという話がありましたが、その事実はございますか。



○議長(島袋吉和君) 総務部長 稲嶺 進君。



◎総務部長(稲嶺進君) 音楽祭の件については、報告は受けておりません。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君。



◆10番(宮里繁君) 名護署においては、市の方にも立会いでやって、それから県の方とも一緒にやったということでありますがこれはまた後で確認してください。そういう情報がありますので我々も注意しなければいけません。特に名護市は、私、前の仕事で53年7月に暴力団を壊滅しました。それから、県内においても暴力団のいない名護市、そういうことで進入阻止もはたし、就任してすぐその時に5ヵ年ぶりに名護市に暴力団を進入させないという評決をしていただきました。そういうことで今のところ情報でございますので確認してやっていきたいと思います。それから先ほどのボートの件でございますが、管轄は違ってもこれは喜瀬の方の海岸から出て、海でやっているわけですから漁業とも関係あるわけです。結局、法律は違うかどうか分かりませんが安全規則の11条あたりに、営業する場合は公安委員会に届出なければいけない、そして地域の漁民のみなさんの同意も得ないといかんというのがありますので、今回は参考にしてこういうのがあるということを皆さんに言います。何かその実態は確認されていませんか。環境センターあたりから、何かあったと思うんですがね。これは、あるビーチのほうの方が船を二つ、三つ持ってきてそこに来るお客さんから乗せて、半時間なり時間も控えています。撮影時間が13時45分に行って14時何分かに帰ってきていました。そういう事態がありまして、子供達も乗ってるしこれは転覆でもしたら大変なことになります。そういう救命胴衣の関係、安全の関係、漁民としての地域の関係もあると思います。今回は参考にして市の方でも立場上確認してもらいたいと思います。以上で一般質問を終わります。



○議長(島袋吉和君) 10番 宮里 繁君の一般質問を終わります。暫時休憩します。午後は1時半からお願いいたします。


休 憩(午後12時 1分)再 開(午後 1時32分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引続き会議を開きます。27番 具志堅 徹君、一般質問を許します。



◆27番(具志堅徹君) こんにちは、午後の一般質問を行います。今日はインターネットで各公民館で映像や音声が流れております。これにはこのインターネットでセットしていただいた皆さんのおかげでもあります。本当にありがとうございます。ぜひ一定時間各市の公民館で一緒にこの市議会の動きを見ていただきたい、見届けていただきたい、こういう思いです。どうぞ時間をとって下さい。一般質問に入る前に今日は例のアメリカにおけるテロの事について私達日本共産党は、不破哲三議長と、志位和夫委員長の名前で世界各国の首脳に政府所管としてぜひ今の問題を考えて欲しいと思いも込めた書簡を送っています。その書簡を紹介して一般質問に入りたいと思います。テロ根絶のためには軍事力による報復ではなく、法に基づく裁きをということでアメリカの同時多発テロ事件に関する各国政府首脳への書簡を送ってあります。9月11日にアメリカで起こった同時多発テロは、多数の市民の命を無差別に奪う、憎むべき野蛮国であります。絶対に許されない卑劣な犯罪行為です。このようなテロ行為は、いかなる宗教的信条や政治的見解においても正当化できるものではありません。これは、アメリカへの攻撃に留まらず、国際社会全体に対する攻撃であり、世界の法と秩序に対する攻撃です。日本共産党はこの野蛮なテロを根絶する事は、21世紀に人類がこの地球上で平和に生きていく根本条件の一つになると考えています。日本共産党は、事件直後テロの犠牲者、負傷者とご家族関係者の皆さんに心からの哀悼とお見舞いを表するとともに野蛮極まるテロ行為を深い憤りをもって糾弾しました。同時にわが党はテロの根絶のためには軍事力による報復ではなく法と理性に基づいた解決が必要であるという立場を明らかにしてきました。この点で私達が今、懸念を深めているのは軍事力による大規模な報復の準備が進められているということです。テロ犯罪に対して、軍事力で報復する事はテロ根絶に有効でないばかりか地球上に新たな戦争とそれによる巨大な残骸をもたらす結果になり、さらに一層のテロ行為と武力報復の悪循環をもたらし無数の新たな犠牲者をうみ事態を泥沼に導く危険があります。私達はその事に対する深い憂慮の念から事態の打開と解決のための私達の見解と提案を政府にお伝えし国際社会に訴えるものです。ひとつ私達は今必要な事は性急に軍事報復を強行する事ではなく法に基づく裁き、すなわち国連が中心になり国連憲章と国際法に基いてテロ犯罪の容疑者犯罪組織支援をした者を逮捕し、裁判にかけ厳正に処罰する事だと考えております。このように私達日本共産党は各国への政府首脳への書簡を送っております。文字通りテロは絶対許してはなりません。そういう意味で皆さんと一緒に平和について考えたい、とりわけ沖縄、私達名護市には巨大な海兵隊の基地が作られようとする動きがありますからそういう意味でも決して黙過できない状況であります。ところで身近な問題として、少し触れておきますが、海上基地建設の頃から、お年寄りのおじいちゃん、おばあちゃん達が頑張って命を守る会ということで事務所を持っております。この事務所がガラス窓が割られたりして三度もこのわずかな期間で10月4日、そして10日、16日の3日にわたって裏から表から横から割られて窃盗が入っております。その他、汀間の十区の会の事務所のガラスも割られるという事件も発生しています。この事については名護警察署が名誉にかけて犯人をちゃんと捕まえていただきたい、こういうことを許してはならないと思います。その他いろいろありますけれどもこのような事件を許してはならない、そういうことの思いも込めながら一般質問を通告に従って行いたいと思います。二つの主な項目で、新しい巨大な海兵隊航空基地を作ってはならないということであります。二つ目には、福祉行政について、質問の要旨を述べます。

 一つ目に、2001年6月8日政府が3工法8案を提出、市長はこの問題工法選定だけが突出している解決を図るべきではないと主張したと報道されているが具体的に何を求めているのか。二番目に15年の使用期限協定と使用協定締結について現状況はどのように認識していますか。七つの前提条件をどうつなぐのか。環境アセスの実施について市民の自らの命に関わる大事な事であります。市で主体的に調査するのが基本ではないかということです。さらに防衛庁の調査ではなく、環境の調査を求めることについて。五番目に日本科学者会議の専門家による調査が行われました。9月7日、第2回沖縄米海軍海上基地学術調査の報告が行われました。これは2001年3月に政府防衛庁が発表提案した沖縄米海軍海上基地名護市辺野古沖に関するもろもろの文章について、1997年第1回沖縄米軍海上基地学術調査の結果及び今回の海上及び陸上調査など第2回学術調査結果をふまえて検討を加えると、そして住民生活の安全や自然環境保全等についての問題点を指摘し、今後の判断材料を国民に提供する事を目的としたこの報告の受け止めにして具体的な公文にそって伺いたい。これも具体的に項目上げてあります。藻場について、珊瑚について、プランクトンについて。プランクトンについては政府は全く軽視しております。さらにジュゴンに関すること、潮の流れのシミュレーションの結果について、工法の安全性に関すること、工法ごとの環境影響に関すること、軍事、政治など社会科学的見地からどう見ているのか、その他100年確率という状況の台風の被害などについて各断層があるということがあります。その事についてお聞きしたい。

 二番目に福祉行政について、来月から介護保険料の満額徴収が強行される事になっております。収入が少ない市民への負担を軽くする対応策が検討されていると思いますが、現況について数字資料でお示し下さい。国民健康保険制度の改悪が進められているようですが、政府からの具体的な告示などがあるのか。あるとすればきちっと説明していただきたいと思います。健康保険本人負担の3割負担、また、高齢者医療の75歳以上の引き上げ等について70歳から74歳までの年寄りは今の2倍から3倍の負担になるということです。さらに三つ目に、市立保育所の今後の方向方針についてお聞きして、あと詳しくは一問一答で質問したいと思いますのでよろしくお願いいたします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) それでは、27番 具志堅 徹議員の一般質問、質問事項の海兵隊航空基地を新しく建築することについてこの要旨の1、2、3の方は市長の方からお答えします。4と5は私の方からお答えさせていただきます。

 まず1についてでありますけれども、去る6月8日に開催された第7回代替施設協議会において代替施設の規模、工法、具体的建設場所について3工法8案が政府から示されました。市長がこの問題だけが突出して解決を図るべきではないと申し上げましたのは、名護市としてはこの問題のほかに使用協定の問題、それから使用期限の問題、さらには北部振興の問題等と、政府と調整していかなければならない多くの課題がありました。これらの課題を同時並行的に進めるべきであるという認識に立ちまして要望したところでございます。それから2番目ですけども、15年使用期限問題につきましてはこれまで市長からも何度も述べられていますように、日本政府が米国政府と話し合いを進めているところでありますけれどもまだ結論が出ていないというような認識にございます。それから使用協定の締結について、それにつきましても市長が述べられておりますように、地元の意見や関係団体等の意向あるいは議会の皆さんの調査結果等を踏まえてじっくりと取り組んでいきたいとこのように考えているところであります。次に、4番目の環境アセスについて、アのところで、自分たちにかかわる大事な事であり市で調査する事が基本ではないかということでございますけれども、環境アセスの点については、環境影響評価に基き事業者が実施する事になっておりまして市で調査するという考え方はもっておりません。イの方ですが、防衛庁の調査ではなく環境庁の調査を求めるということについてお答えいたします。環境アセスメントにつきましては先ほど申し上げましたように、法に基き事業者が実施し、環境大臣が意見を述べるものと理解をしております。ただし第3回以降の代替施設協議会につきましては、環境大臣も出席されておりまして、ジュゴンの広域調査など環境庁としても具体的な検討が行われるものとこのように考えているところでございます。次に、5番目の第2回沖縄米軍海上基地学術調査報告の受け止め方について具体的な項目にそって伺いたいということですけれども、まず調査を行った調査団の皆さんに、それだけご苦労してその海域の調査などを行われたというようなこともありまして、そういった行為につきましては、心から敬意を表したいとこのように思っております。また、その中でご指摘がありました内容につきましては、今後参考にさせていただきたいとこのように考えております。それから、先ほど報告書を読ませていただいたのですが、見ますといろいろな内容が掲載されていますけども、こういった項目につきましては今後環境アセスメントを行う中で具体的な検討を行っていくものと考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 3番目の7つの前提条件をどうつらぬくのかということについてお答えいたします。受け入れの際に示した7つの前提条件については、それが確実に実施されるための明確で具体的な方策が明らかにされるのが必要であると考えております。今後も調整を続けていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 私の方から福祉行政について3点ほどお答えしたいと思います。まず介護保険料の低所得者への減額措置について検討しているのかということでありますけれども、現時点で名護の方ではまだ検討には入っておりません。この件については、マスコミ報道でもかなり全国の状況が紹介されている状況のようでありますけれども、私の方では厚生労働省がこの単独減免を実施する場合ということについては、個別の申請により判定をし収入のみに着目した一律減免を行わないようにと。さらにまた減額のみとし、全額免除は行わないと、保険料減免分は保険料財源で賄い一般財源の繰り入れは行わないようにと、3つの規準を示しておる訳でありますけれども、今3原則を厳守をしているところが、13年今年の4月現在で43市町村、それにこだわらないで実施をしているところが96ヵ所あるということで増える傾向であるということでは、担当課の方でも十分受け止めているようであります。私ども今後の状況、推移ということも見守りながらこの件について、去った3月議会でも前部長の答弁でもありますように、タイミングをみてということもありますが、他の市町村の状況も見守っていきながら考えていきたいと思っております。なお、県内では那覇市が一応実施しているという状況であります。

 それから、高齢者の医療についてでありますけれども、私どもの方にも具体的な状況についての連絡は入っておりません。これもマスコミの流れを見る段階にありますけれども、この点についても注意深く状況を見ていきたいというふうに思います。現段階でこれについてどうかということについてちゃんとした答弁が出来る段階にはないということでご理解を願いたいと思います。

 保育所の今後の方向、方針ということでありますが、この点については既に議員の皆さんにも8月の7日に諸会派の説明会の中で、一定の時間をいただきました。その前には与党会派の皆さんには説明をさせていただきました。関係する所にも資料をお上げしながら、一定の市の方針ということで説明会ももってきたところでございます。平成15年度を初年度として平成24年までに市立保育所を社会福祉法人等に移管していきたい方針を出してございます。なお、関係法令等のうけざらについては遵守をしていける条件であることが前提になっておりまして、これが具体的な取り組み、関係する場所に再度調整もかけながら進めていきたいと思っております。なお、現在ある8保育所という方針でありますが、全体的には保育人数の減少、定員割れ等、保育所運営条件がかなり弱いところについては別途、対策を考えるという方針を作りながら現在進めているところでございます。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 市民部長 宮里勝子君。



◎市民部長(宮里勝子君) 質問事項の2、国民健康保険制度の改定が進められているようですが、政府からの具体的な告示がどうなっているか資料で説明しなさいということでございますけれども、先ほど福祉部長からもありましたようにまだその改正につきましては、政府から何も告示が来ていませんので、私どもはテレビや新聞等のマスコミから情報を得ているというようなことでございますので、その件についてはご理解をいただきたいと思います。それからアの健康保険本人負担3割についてお答えいたします。健康保険につきましては、国民保険と直接関わりがございません。もし3割負担になった場合、本人負担が現在は2割ですのでその分について個人負担が増えるということは大変厳しい状況になると思います。健康保険は、組合保険で、直接の健康保険との関わりは全くございません。先ほどもありましたがマスコミでの情報ですけれども、70歳から74歳まで医療費の負担が増し75歳に引き上げられる時にはこれは国保のところに回ってくると考えております。現在2,104名70歳から74歳までの方がおられます。この方々が国民健康保険の方に、まわってくるということは考えられます。以上です。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 先日からいろいろありますから、6月議会で私が質問して3工8案の集約プロジェクトチームを作って対応するということですが、この前からの様子を聞くとプロジェクトチームを作ったが現在まだ機能していない状況でしたが、その確認をしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 今のご質問は、使用協定のプロジェクトチームだというふうに考えて、これについては先日も申し上げましたように、庁内でチームを立ち上げて独自の情報収集、あるいは議会の皆さんの中間報告等参考にしながら鋭意に進めている状況でございます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 6月から現在まで何もしていないと申しわけ程度に人を配置したという感じを受けます。2番目に地元の合意形成をどういう手順でやるつもりなのかということですが、去った議会でも市長判断のよりどころとして久辺3区、議会、漁協の3つを上げておりさらに地元というのはこの3者だけなのかとお聞きしたい。残りの52区はどうなるのか。さらに農業など関わって塩害などおきますけれども、農協や農民などはそういう説明をしないのか。さらにはそういう施設が出来ることによって、教育委員会に大きな影響を与えます。そういう学校現場を預かる教師の意見などはどのように集約するのか。教育現場の声は無視して押し付けようとしているのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 地元3区については、出来るだけ広い意見の聴取を行いたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 今地元という事で、地元は3区だけではないという事があって私はあえてその他の字、村、そしてもろもろの団体について上げたんですよ。名護市民、ひいては山原のこの一帯が皆影響を受けるわけですが地元3区だけ、議会だけという形でこれが名護市民の意思であるかのようにあるいは、北部の住んでる皆さんの意見であるかのように集約していくことについて、これは矮小化しすぎるのではないか、そういうことでもう一度地元の範囲についてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私は、常々地元は久辺3区と申し上げています。ただこの影響は3区に留まらず周辺地域にも及ぶだろうという事でお隣の宜野座村、東村、周辺地域という呼び方をしております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 私はそれほど追及せずひとつびとつ淡々といきますから。3工法8案だけが突出して解決を図るべきではないといいながら、こうした市民への説明会は一切行っていない状況が市長の答弁でありました。防衛庁の3工法8案のパンフが全戸に配布されているわけです。この「市民のひろば」に挟まれて区長の手元をとおして市民に配られる形になっております。市の行政機構を使ってのやり方に市民からどういうことなのかということであります。結局、配布したから市民の説明は終わったと、市として責任ある説明会を各地域でもたないで、いわゆる農業団体や学校の先生や婦人会や老人会、その他各団体を行ったことにして、結局区長に責任を転嫁する、こういうことになりはしませんか。このビラ、パンフというのか、これが全戸に配布されておりますよね。これは出所は防衛庁になっています。私も最近これを見てビックリしたんですが、これまで防衛庁の下請けに名護市はなった試しはないはずですが、この事務委託その他県のかかわりで福祉その他の資料が配られたりしていますけれども、防衛庁のこういう資料は4年前、3年前には防衛庁は自ら防衛庁の職員やあるいは沖縄の施設庁の職員を動員して配ったんです。ところがこれが行政機構を通して配られていることについて、これは許しがたい事ですので、その責任は何処にあるのか、そしてこういう事を今後続けて良しとして、区長に責任転嫁をするのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) このことにつきまして既にご案内の通り、第7回の内容について市民のひろばで広報したところでありますけれども、それでは小さくてよく分からないというような事もあって、それに代わって広く市民にお知らせをするという意味で防衛庁にわざわざ作っていただいたというのが経緯でありますので、ご理解のほどよろしくお願いします。それとそのことが区長さんに責任を転嫁することなのかという事でありますけれども、決してそういう事ではなく、広く市民に広報という事で行いましたのでご理解お願いします。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 明らかに防衛庁のものなんです。名護市が配るべき性質の物ではないんです。これを配って説明をした、了解を得たという証拠付けにするのはとんでもない。皆さん4年前、3年前は名護市民の皆さんに防衛庁はこういうきれいなビラを配った。覚えているはずです。皆さんの主体でやったんですから。これも皆さんが住民投票の前に海上基地というものはこんな小さいものなんですよと、大した事ありませんよと配ったビラなんです。皆、防衛庁が動員して配ったんです。これも、未来はあなたの手で、市民の皆様の街づくりをお手伝いしますというような感じで配ったんです。これが海上基地を作るときの防衛庁や施設庁、国の出てきたときのビラなんです。こういうことで彼らで自分でやっているんです、実際。正に「命どぅ宝」の考えからの普天間飛行場移設反対の「命どぅ宝」の気持ちで海上ヘリポートを考えていますということで、防衛庁はこういうビラを配っているんです、文字通り。そのことが今全く無視されて手先というか手伝いをさせられているというか、やるべきじゃない事に手を染めているという事に変わってきている。しかも今回は1,500メートルじゃなくて、皆さんが配ったことによって倍になった。施設、全区の区長さん、このビラはあなた方が配る物ではありません。これは防衛庁が配るものなんです。しかも海上基地建設反対で1,500メートルの基地はいらんと住民投票で結論がでた。その倍の施設を今度作るから、よろしくお願いしますということで、これが市民に示された。そしてその責任をあなた方、区長に責任を負わされるんです。とんでもない話ですよ。どうぞインターネットをみておられる区長さん、真剣に受け止めてください。今名護市長は国の言いなりになって防衛庁の仕事を名護市民の税金を、皆さんの手当てでこれをやっている。配らなかった区長は責任を問われたらえらい目にあいます。配る必要は無いんです。これは防衛庁がやるならまた別。私たちの市民の税金、事務委託費には入っていません。そのことをぜひ真剣に受け止めていただきたい。これは防衛庁のやるべき、しかも私たち市民が決定された海上基地建設を遥かに上回る2倍の危険な巨大な基地を作るための、押し付けのビラなんです。この事をぜひ考えていただきたい。これが皆さんも見た覚えのある、インターネットでは白黒で分かりにくいと思うんですが、これは文字通りきれいなカラーです。このきれいなカラーが拒否されたんですよ。普天間で5分の1だったという発言があったりもしましたけれどね。こういう事が押し付けられているという事を私はここで指摘しておきたい。そのことについて行政責任、これは区長には無い。そのことをハッキリさせながら、これを回収して欲しい。そのことについてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) これは先ほども申し上げましたように、私共として1つの広報という事で宜野座村、東村ともご相談をしてこのような対応をした訳でありますけれども、ご案内の様に代替施設協議会の中で協議された内容でございます。それを市民に知らせるのは私たちの義務だと考えております。常々皆さんからご指摘がありますように、説明責任があるという一環でお考えいただければ良いかと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 日本科学者会議の学術調査の結果、3工法8案のいずれもサンゴや藻場を破壊し、ジュゴンの生息環境を破壊することが指摘されています。台風や大地震について過去100年を基準にしているが、東海大地震の予知体制は150年を想定していると。明和の大津波規模のものが発生すれば、基地そのものが陸地に運び込まれる。こういう事が十分予想される。再度市長の見解を伺いますが、3工法8案の中に市長として選べるものがあるのか。市民、私たち議員に、これでは選べないからプラス1案も考えてはどうかという提案もありました。そのことも含めて選びようが無い。海上基地よりも2倍になって被害も大きい、生活環境も破壊される、ジュゴンもおかしくなるから選びようが無いんですよ。この選びようが無いものを持ってきたんです。政府が1つ決めれば押し付けになるということで、8つの案を持ってきて選んでくださいという事で市民に責任を転嫁する。本当にずるいやり方ではありませんか。ずるいです。選びようが無いんです。海上ヘリポートの2倍です。市長、あなたは何をお選びになりますか。お聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私として今、この案が良いという決断ができる案はありません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 要するにこの8つの案では選びようが無いという事をはっきりしていただければいいんですよ。自分で選べない物を市民に、地元ということで3区に、地元ということで漁民に、こういう押し付けはずるいやり方なんです。自分でも選べないものをお前選びなさい、こんな事はやっちゃならんです。休憩してください。



○議長(島袋吉和君) 休憩します。


休 憩(午後2時 9分)再 開(午後2時10分)




○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 不穏当な事にもなると思ってあえてなんですが、選べない物を選びなさいというのは許せないんです。卑怯です。これをぜひ受け止めていただきたい。この私たちが住民投票で拒否した海上基地、本当に半分でした。これは戦争に繋がる基地だから。昨日一昨日のテロの事件も我々が狙われているかもしれない。住民は心配している。こういう状況があるんです。攻撃目標になりかねません。今回のこういうアメリカの事件、平時で起こっているということですから、良く見なければなりません。名護市民は文字通り加害者にも被害者にもならない、こういう決意を示した事だと思います。さらに自然環境破壊、生活環境破壊、教育環境破壊にNOという判断を下したのが住民投票です。それを市長は受け入れ表明をしました。どんな基地になるか明らかにしないで、中身を隠して受け入れ表明を行った。ここに重大な問題があります。市民の反対にあうことを避けるために選挙では凍結、ノーサイドという発言をしました。条件をつけて、条件を呑まなければ撤回もありうると言いました。市長、今正に撤回をし、白紙に戻す、これが求められます。結論を急ぐ必要は無い。この前から出ております日米協議の現在のアメリカのテロの情勢では難しいということで、このような状況下では基本計画案の合意はありえない。私は思うのですが、そういう意味で今の状況で日本政府はアメリカ政府がこのテロの事件による野蛮な行為の収拾に頭が混乱しています。この時7つの問題や15年の問題や使用協定などは全く結論が今出せません。先送りです。そういうことですからもう、やめたと。今回はこれで白紙に戻そうということになりませんか。そういう事をもう1度、市長にお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 使用協定の問題、あるいは使用期限の問題等々を含めて政府との調整をする機関がこういう状況の中では先送りされるだろうと私も予測をしております。しかし白紙になるとは考えておりません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 市長のいろいろな条件を同時進行という話なんですよ。いろいろ7つの条件や使用協定やその他振興策など同時進行です。ところが今やろうとしているのはまず8つから選びなさいと。選んで後から同時進行は足踏みしておいて、決まってあとから何とかしようと。ここはちっとも進まないで作ることだけ先に進めようと。作ろうとすることだけ。そのために防衛庁の仕事まで市長が引き受けて、こういうビラも配るという、これは逆立ちした方向なんです。これをぐっと引っ込めて、要するに今とどまっている所、ここに進もうとする基地建設を引っ込めて同時進行にするためには、凍結か白紙に戻すかしかないんではないですか。ノーサイドで、ノーサイドにしよう。スポーツマン精神を発揮して市民の命を守るために一言ノーサイドの勇気ある決断が今求められると思うんです。市長、もう1度お聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 軽々な決断は避けたいと思いますが、慎重に検討しながら最終決断を出したいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 囲碁の言葉に、私囲碁が好きなんですが、下手の考え休むに似たりというのがあるんですよ。碁を打ちながら一生懸命やっていてちっとも打たない。そしたら考えていると思っていたら考えていなくてどうしようもない。それで下手な考えは休むに似たりと、休んでいるのと同じだよという囲碁の言葉があるんです。慌てることは無いけれども、結論を遅らせて基地建設だけ先に認知するような事では、結局思考停止、市長は自分の思考は停止させておいて、防衛庁だけは先に進ますという、こういう事に繋がるんですよ。だから今急いで結論を、やめたという結論を今出せば早くも無いです。急いでいる事にならない。自然な事なんです。アメリカで起こっているテロ行為、これなどが今沖縄もその標的の1つになりうると。しかも辺野古の弾薬庫がある。こういう事を含めて私たちが本当に命が危険にさらされる状態を今食い止めるためにも、そして沖縄にいる私たちだけでなくアジアの人々に銃口を向ける巨大な基地なんですよ。これを作らせてはならないというのは先送りする必要は無くて今、市長はこういう基地は作らせてはならない、とんでもない、海兵隊の基地は作らせてはならないという思いをぜひ決意を固めていただきたい。そういう事についてもう1度お聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) ただいま下手な長考休むに似たりというお言葉をお使いになりましたが、私としては50手先を読むのに一生懸命考えている状況だと申し上げておきます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) あまり時間も無いのでもう一度だけ。日米協議は現在の状況では難しいということを市長も認知していますよね。今の状態では日米協議は行われないだろうと。このような状況では基本計画案、市長がこの前答弁していた15年問題や使用協定、マスタープランの完了結論という事で、基本計画マスタープラン基本設計、実施設計、工事に入りますということで、基本計画もマスタープランもどちらかといえば私も良く分からないのですが、そんな感じでズラズラと並べて基地は先にしておいてこういうのは後で認知しておくような話があったわけですが、文字通りこのような状況では基本設計案の合意はありえないと思います。そのことについて市長、どうお考えなのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私どももこういう状況の中では防衛庁なり内閣府なり、あるいはその他の省庁とじっくり話をする時間はございません。ですからそれについてはもう少し時間を掛けてじっくり考える事が必要かと思っているところでございます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) ゆっくり考えるという事はいわゆる凍結なども含めて、本当にじっくり真剣に受け止めて市民の命、ひいては県民の命、ひいてはアジア諸国、平和を願う人々の命を守るという意味で巨大な基地を作らせてはならない。こういう事について市長がじっくり考えて合意はありえないという立場を貫いていただきたいと思います。そんなに時間も無いので次の福祉の関係でお聞きしますが、福祉事務所の答弁がありました。それについて1つ1つ、本当にかいつまんで聞きますから、聞いてください。市民に行政の計画が届いていないという事を私は思うのですが、その事について市民の望む保育のあり方が行政に届いていない。この両面についてどうお考えですか。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) 市民の考え方が行政に、あるいは行政の考え方が市民に届いていないということでしょうか。私たちはその様には考えておりません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) これは大変な事で十分に知らされているということですね。皆さんの意見が。例えば労働組合との話し合いも、団交の項目では無いと拒否をするような状況になっております。それから地域の婦人会の皆さん、あるいは子育て最中の若い女性の皆さんなどが、今のこのような具体的な状況を知らされない。新聞ですらっと2〜3行で見る程度であって、実際どういう段取りになっているか知らない。というのを指摘しておきます。皆さんは十分知らせているような声ですから。こういう建設について準備をしている方々がおられるのか、その状況を聞きたい。今の状況では市民に知らされていない、労働組合との合意も得られていない状況では準備が不十分であるということも含めて、2点についてお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 福祉部長 徳本哲保君。



◎福祉部長(徳本哲保君) まずは今後の保育所の運営方針ということで、まずは市の方で方針化したのが今年の2月であります。これを受けて今年度取り組みを進めようということで私の方で担当課と調整をしながら進めているところでありますけれども、その前に昨年の12月の段階で現場の所長会の皆さんには一定の方針に向けてということで話し合いが持たれたと伺っております。そして今年度入って6月から8月の7日・9日までということでは、各保育所の職員の皆さん、そして与党会派、あるいは諸会派の皆さん、そして職員組合を含めて、そしてその後に法人の保育所を経営されている皆さん、所長会ですね。さらには市内の無認可保育所の代表の皆さん、それぞれ説明会を持たせていただきました。私たちはこの事を踏まえた上で、もちろん職員組合との話し合いも今後続けられていくと思っておりますけれども、なお、保育所のそれぞれの保育所の保護者の皆さんとも今後話し合いをして行きたい、そして市の方針の理解を求めていきたいと考えているところであります。そういうところでは現段階で保護者の皆さんに降ろしていくということにはなっていませんけど、今後のスケジュールとしてはその様に考えております。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 保育所の削減の問題については那覇市でも同様の方針をだしているようでありまして、先日の新聞に保護者の方から市長に抗議の申込みがあるということも出ておりまして、我々もそれについて十分に保護者に我々の考え方を納得させるような接触は十分にやりたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 保育所についてはまだいろいろありますけれども、引き続き元の事に戻して海上ヘリポート基本案との比較にかかわって、防衛庁が出している説明がないです。主として軍民共用空港になったことにより、規模が拡大しております。海上ヘリポート基本案において確保する事としていた米軍機能を強化するものではありません。わざわざこれとの関係で、皆さんの資料で海上ヘリポート案からの件で皆さんが調査に配った資料には、機能を強化するものではありませんとわざわざ断ってあるんです。2倍になりMV−22が配備されるというようなことなどもありながら、これが機能強化するものでは無いという防衛庁の報告書があります。皆さんそれについて海上ヘリポートが約40ヘクタール程度、この代替施設が倍の55ヘクタール加わっているわけですが、そのことについてどうお考えですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 受け入れの際に規模についてもSACO合意の範囲と、それに加えて民間空港を含めた中で最小限の規模にしてくださいという事をご要望申し上げてきたところで、それを軍の方ではおっしゃる通りということで、加えて民を入れたときに、中型ジェット機を就航させるにはどうしても2,000メートルの滑走路が必要であるということに伴ってそれぞれの基準値を挿入していったらその規模になったというのが経過でございます。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 機能強化するものではないという防衛庁の言っていることを皆さんはその通りだと認めたいということですか。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 先ほども申しましたようにSACO合意の範囲ということでそれ以上強化するものでは無いと考えております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) これは明らかにごまかしというか、SACO合意というのは何なのかということを市民の皆さんに明らかにしないといけないけれども、普天間の基地より基地を維持加工するという量の面においても、質の面においても普天間の基地を維持加工する。それだけじゃなくてついでになお大きくするということなんです。だからいくら防衛庁、あなた方がなんと言っても1,500メートルのものが2,500メートル、2,600メートルになるというこの事実を、1,500メートルより2,600メートルが小さいという感覚、同じという感覚、拡大されていないという思い。これは勝手に思うのは良いんですが、面積だけで事実として倍の規模になるという、その事についてだけお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 面積については専門的な知見も加えたなかで検討した結果、最小限面積が必要だということで、協議会でも協議された事でございますので、そのとおりでございます。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 長さの点だけで言えば、ただいま具志堅議員がおっしゃったようにヘリコプター基地だけを作る場合の全長よりも1,000メートル強長くなります。そのとおりです。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 今いみじくも長さの件と併せてヘリコプター基地だけだという意味の話もしておりましたけれども、ヘリだけじゃなくてアメリカは文字通りMV−22オズプレイも配備するという計画、これが5ヵ年前で、今年来年あたりには配備される予定だったんです。政府の計画ではもうそろそろ着工もして完成する方向で動いているはずです。ところがあの海上は今、正にまだそのまま残っているんです。ついでですから、今インターネットで白黒ですが、こんなにきれいな海なんですね。この海が丸ごと真っ黒い物体で押しつぶされるということになるんです。ここにジュゴンが住んでいるんですね、藻場として。これがジュゴンがめったに撮られない空中の1回転ということで撮影されたジュゴンですが、私たちも先日もオーストラリアに行ってきました。オーストラリアのジュゴンはこんな感じだったと、撮影されたり絵になったりしております。同じオーストラリアの関係でジュゴン基金の皆さんが出しているこういうのがあります。文字どおりこのジュゴンが生きるという、この事はこの海が豊かな海、サンゴが命を生み出している海、ここなんです。こういうところに皆さんがなんて言おうと、ただ面積だけ長いだけというものだけではなくて、文字どおり内容も軍事施設配備の機種の内容も今の倍以上の基地が作られようという、こういう事なんです。このことについて、どうしても皆さんに真剣に認知をして、今基地がある事を認知している方々でも、新しい基地を作らせてはならないという思いを持っている方々、その方々にテロ攻撃を受けるような戦争体験、こういう事を今一度思い起していただくために、市長、今日は私たち学術調査関係の事も聞こうと思っていたんですが、そこをすると時間も無いので、この基地の内容が強化されるということについて本当に気付かないのか、気付いていて言わないのか、今の普天間以上の物では無いというのか、この基地の内容についてもう一度どう受け止めているのかお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 今の普天間以上の物ではないと思っております。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 時間も差し迫っているからこれ以上話もかみ合いませんけれども、防衛庁の仕事を引き受けたり、あるいは基地の内容を矮小化したりするのではなくて、やはり市民の命、財産を守るという、名護市長として、ノーサイド、凍結、撤回という方向にぜひ進んでいただきたい。いろいろ同時進行の話、ずっと市長がやってるんですが、今の政治情勢の下で日本政府もアメリカも、もうやって会話しておれない、ですから遅れる。であれば、今一度踏みとどまって、凍結する、白紙撤回するということに思考が変えられないかどうか最後にお聞きしたい。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 正に今の段階では撤回は考えておりません。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君。



◆27番(具志堅徹君) 何時考えるのか、ちょっと時間も無いので併せて次の機会にまた自然環境の事も含めて7つの前提条件などについても引き続きこの事は市民の命にかかわる大事な事ですのでお聞きしたいと思います。時間が来ましたのでこれで一般質問を終わりたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 27番 具志堅 徹君の一般質問を終わります。暫時休憩いたします。

休 憩(午後2時33分)再 開(午後2時48分)



○議長(島袋吉和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。28番 山城義雄君、一般質問を許します。



◆28番(山城義雄君) 議長のお許しが出たので、28番、市民クラブ、山城義雄、通告いたしました質問の事項、質問の要旨に沿って順次質問を行います。当局の明快な御答弁をお願いいたします。本市は市制施行以来、3次に渡って総合計画を策定し、それに基づいて諸施策を展開いたしております。第1次の総合計画では美しい自然を守ること、生活生産基盤を確立する事、市の将来を市民の手で握る、これを原則に計画が策定され、昭和48年から昭和62年まで15年間、それに第2次新総合計画は街づくりの基本方向に海浜都市の形成、中核都市の形成、教育文化都市の形成、地場産業の育成、ネットワークの形成をあげております。そのように策定され昭和63年度から平成11年度までの12年間適用されております。第1次から第2次までの総合計画に基づく諸施策の実施によって我が名護市は、北部の中核都市として目覚しい発展を遂げてきております。人口計画では6万5,000に対し遠く及びませんが、市制施行時に比べて、2次計画の終了時におきましては1万2,000程度増加しております。ところが周辺農村地域では、医療、福祉、教育、住まいと日常生活との利便性を求めて、若者が市街地ないしは近郊へと流出いたしまして、過疎、高齢化の進行により、地域の活力は相対的に低下、地域整備も立ち遅れ、地域間格差も拡大して参りました。このような状況にかんがみて、第2次新総合計画の後半におきましては、バランスの取れた地域の発展を図るべく地区別整備計画を策定し、それに基づいて施策の展開がなされているものと思います。東海岸地区は最も整備の遅れた地区として、他の地区より1年半ないし2年余り先んじて平成8年10月に整備計画が策定され、それに基づいて着々と整備が進められております。しかしながら一歩中に足を踏み入れますと、市民生活に支障をきたしている事柄が山積いたしております。そこで、その中から次の件について質問をいたしたいと思います。

 質問事項1、生活環境の整備についてであります。汀間集落道3本の舗装と、排水溝の整備について。この集落道については再三担当部所による現地調査も行っておりますが、進展が無く、住民生活に大きな支障をきたしており、整備は急務と思われます。計画があるかどうかお伺いしたいと思います。2番目に、瀬嵩集落南側の山林、これは保安林になっております。保安林と居住区との境の排水溝がありません。排水溝の設置が必要であると思います。それから保安林の木の成長に伴って台風時の木の揺れによりまして、崩落や倒木で家屋への被害が懸念されます。防止策について県に進言していただきたいと思います。これについて当局のお考えをお伺いしたいと思います。

 発言事項2、道路行政についてであります。市道の改修、舗装について。三原志根垣線、三原安部股線、天仁屋有津線、この3つの市道は昭和50年頃、導水トンネル工事の終了に伴いまして、補修工事として県企業局が簡易舗装をして以来20数年経過しております。その中で路面や路肩の損傷が著しく、住民生活に支障をきたしており、改修舗装の時期にあると思います。これについても計画がどうなっているかお伺いいたします。

 発言事項3、松くい虫の防除についてであります。本件につきましては平成13年3月の第122回定例会でも取り上げました。市長から松くい虫防除特別処置法、これは時限立法でありますが、時限切れで国庫補助が打ち切られ何度か陳情もしたようでありますが、予算確保が出来ず、大変苦しいなかで対策を講ぜざるを得ない。しかしできる範囲で対応していきたい。それから産業部長からは、森林病害虫防除法の適用になったため、適用される範囲が保安林など公益的機能の高い高度公益機能森林またその周辺にある松林については地区保全林として指定を得たものに限られたために、全面的な駆除は困難。しかし、出来る範囲で平成12年度から久志地区の防除を実施している旨の答弁をいただきました。全面的な徹底駆除の困難さを伺い知ることができました。しかし、その後一向に収まる気配は無く、被害は拡大するばかりであります。そのままでは森林資源、自然環境、自然の景観の喪失を招き、多面的に大きな損失を被る事が懸念され、改めて質問させていただきます。質問の要旨については、松くい虫の異常発生で拡大する被害には目を覆うものがあり、森林資源、自然環境の保全の上からも徹底防除が望まれます。どのような対策をお考えか、情勢も前とは変わったかと思います。これらについてまず1番目の徹底防除のための予算確保について、2番目に住民生活に及ぼす被害木、危険木の処理について。あと一つ加えておきますが、名木等いろいろあります。それらの保護について特に施策があるのかお伺いいたします。

 質問事項4、害鳥対策について。農業をとりまく環境は海外農産物の輸入増大、産地間競争の激化に伴い、農家所得は低迷を続けており、厳しい局面にあります。一定の所得を安定的に確保することが農業経営にとって重要であり、農家ではコストの低減、高品質の生産を目指して努力を払っていることと思います。しかし近年カラスの異常発生は目にあまるものがあり、露地栽培の野菜、果樹類のほとんどに食害を及ぼし、対策のためのコスト上昇や食害による品質や数量の低下で農家に大きなダメージを与えております。この対策も急務と思いますが、これについてもこの間、我喜屋議員からも質問がありました。改めて質問をさせていただきます。カラスの異常繁殖によって露地栽培の農作物への被害が拡大しております。これから後の冬春期野菜やタンカン等への被害が懸念されます。シロガシラやヒヨドリ等も含めて有効な被害対策は無いかどうかお伺いいたします。

 質問事項5、導水トンネルによる河川の枯渇、減水問題について。枯渇及び減水の調査を本市はINAに委託して平成10年から11年にかけて調査が行われました。対象河川としては有津川、大浦川、汀間川上流の福地川、それから大浦川左支川の大股川、汀間河川左側支川のゲイア川、それに杉田川、以上の6つの河川について調査を行っております。一日2,500トンが導水トンネルに流入しているとの事です。トンネル周辺の地下水構造に影響を与えたことを考えられる導水トンネルは、河川水の減水への影響を与えているものと考えられるとなっておりまして、2万5,000トンの内の5,400トン程度が河川水から流入しているという調査結果でありますが、これらについては決して納得のいくものではありません。しかし要旨の1にありますように、原因調査の結果、枯渇減水の一要因をなしていることは、企業局も認めております。市としてはどのような内容で企業局と交渉を進めておられるか、あるいは内容について地域にも説明されているのかお伺いいたしたいと思います。

 質問事項6、赤土の流出防止について。これにつきましては要旨にありますように、マリンフォレストリゾートのゴルフ場開発工事によって、洪水のたびに赤土の流出で海浜が汚染され、地域のひんしゅくをかっております。大部分が市有地でもあり、徹底した行政指導をしていただきたい。市の考え方をお伺いいたします。

 質問事項7、代替施設に関連して。代替施設の規模は2,600メートル(一部2,700メートル)で幅が730メートル、SACO決定の海上ヘリポートの規模、長さ1,500メートルで幅600メートルから大幅に拡大されました。この拡大は軍民共用飛行場になった事によるものであり、米軍機能を強化するものではないことを殊更に強調いたしております。次の点についてお伺いいたしたいと思います。

 質問の要旨1、軍民共用飛行場の需要見込み、これについて需要が見込まれるのかどうかで、これだけの大きな飛行場で、民空部分についてでありますが、この需要見込みについて立つのかどうか市の考え方をお伺いしたいと思います。前に県の方からは来て説明しております。十分という話でありますが、市の方ではどう考えておられるか、これについてお伺いいたします。

 質問の要旨2、米軍機能の拡大、強化が可能な空港であると思いますが、これらについてはどうお考えかお伺いしたいと思います。

 質問の要旨3、15年使用期限問題の決着に先が見えない現状では、長期固定化の懸念はないのかどうか、これについてもお伺いしたいと思います。以上を質問といたしまして、再質問がある場合は自席からいたします。よろしくお願いします。



○議長(島袋吉和君) 市当局の答弁を求めます。建設部長 宮里 尚君



◎建設部長(宮里尚君) 山城議員の一般質問にお答えします。質問事項の1、生活環境の整備について。質問の要旨1、汀間集落生活道の舗装と排水溝の整備についてお答えいたします。当該生活道路の改修整備については、地方改善事業で平成14年度から年次的に整備していきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。それから質問事項の2、道路行政について。質問の要旨1、市道の改修舗装について三原志根垣線、安部股線、天仁屋有津線についてお答えいたします。当該路線の改修については、県企業局において平成20年度から東系列導水トンネルの老朽化に伴う大々的な補修工事を行う予定で、そのための工事用道路として市道の道路整備を平成17年度から平成18年度に行う予定との説明を受けております。その整備対象路線に当該路線も含まれております。企業局の行う改修整備に関しては、現在道路用地に提供している土地の買収、幅員6メートル以上とする事等を協議していきたいと考えております。なお当該3路線の道路整備の実施時期については、他の整備路線に優先し整備いただくよう強力に要請してまいります。それから市道安部股線において、現在道路決壊が発生し、交通に大変支障をきたしておりますが、その復旧については名護市において災害復旧事業を導入し、整備していきたいと考えておりますのでご理解をお願いいたします。次に質問事項の6、赤土の流出防止について。質問の要旨、マリンフォレストリゾートゴルフ場開発工事についてお答えいたします。マリンフォレストリゾート株式会社は、平成11年7月に当初の開発許可業者である株式会社シャロンにより、地位継承をうけまして、字瀬嵩区から字汀間区に至る約157ヘクタールの区域を対象にゴルフ場開発を進めておりまして、昨年の6月に工事着工しております。当該事業所は昨年も深刻な赤土流出問題を3回発生させており、その際にも名護市及び沖縄県より防災計画の見直しを含めた赤土流出対策を厳しく指導し、文書による謝罪と流出防止対策の報告がなされております。しかしながら今年に入ってからも、大雨の度にゴルフ場造成現場から汀間漁港周辺海域への赤土流出を発生させており、漁業関係者はもとより、地域住民へ多大なご迷惑をおかけしております。このように昨年来当該事業所からの赤土流出が度々発生し、十分な改善がなされていないことから、名護市においても、連絡協議会の場で、企業側の工事施行計画の改善やのり面、造成面などの赤土流出発生源の早急な措置を求めると共に、より厳しい指導として開発協定書に基づく赤土流出防止対策等の改善指示を文書により行ってきたところであります。一方、開発行為許可権者である沖縄県においては、環境保全課より5月31日付けで沖縄県赤土等流出防止条例に基づく改善命令が出されております。今後この開発現場につきましては、沖縄県との連携も図りまして、徹底した現場管理と赤土流出の発生源対策を進めていくよう、より強い行政指導をとっていきたいと考えておりますのでご理解のほどよろしくお願いします。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) それでは産業部関係につきまして山城議員の一般質問にお答えします。質問事項の1、生活環境の整備について。要旨の2、瀬嵩集落南側保安林と居住区との境の排水溝の設置について。1番目の大雨の度に保安林から汚水が居住区に入り込み、湿気が高く住みよい住環境ではなく、排水溝の設置が必要かと思われるが。2番目の保安林の成長に伴い、台風時の木の揺れによる崩落や倒木による住家への被害が懸念される事につきまして、防止対策として県に進言していただきたいということにつきまして、関連する質問でありますので、一括してお答えいたします。先ほどの議員のご指摘の通り、保安林は瀬嵩27番地の1の瀬嵩区所有の保安林であると思います。この件につきましては去った8月8日付けで瀬嵩区長から市に要請があり、担当課として現況調査をしております。県の北部林業事務所とも現況を確認しておりますので、早急に排水施設の整備と保安林の保全を図る工事を行うよう、調整を進めているところでございます。質問事項の3、松くい虫の防除について。質問の要旨の1、松くい虫の異常発生で拡大する被害、森林資源、自然環境保全の上から徹底的な防除が望まれるが、その対策についてということについてであります。この1の徹底防除のための予算の確保につきましてと。今年度松くい虫の被害の状況は、二見以北の海岸地域及び稲嶺から源河の西海岸地域で特に被害が目立っております。先に大城秀樹議員の質問にもお答えしたとおりでございますが、市における松くい虫防除対策費といたしましては996万円が計上されております。駆除の費用といたしましては特別伐倒駆除の費用といたしまして、1立方メートル当たり4万4,410円、さらに燻蒸処理につきましては立方メートル当たり3万2,040円。1立方メートルと申しますのは平均して松2本分で、このような経費がかかるということでございます。本市の松林は2,608ヘクタール。県が駆除する高度公益機能森林が215ヘクタール。市が駆除する地区保全松林が918ヘクタール。地主及び管理者が駆除するその他の松林が1,475ヘクタールとなっております。このように広大な松林を有している本市におきましては、国、県からの助成がなければ駆除ができないような状況でございます。8月29日に改正されました県農林水産部と北部市町村との行政連絡会議におきまして、松くい虫の対策についての要望に応え、県といたしましては平成14年度から5年間程度で根絶を目指すとの事でありますので、市としても県と調整を図りながら取り組んでいきたいと思っております。それから新聞の報道でもおわかりのとおり、北部市町村からの要望に答えまして、県の農林水産部の緑推進課におきましては、県の補正予算に1億1,000万円の防除費が計上されておりますので、当初計画より広範囲の処理ができるものと思っております。2番目の居住区、居住生活に及ぼす危険木の処理につきましてということでございます。原則といたしましては所有者及び管理者がやる事になっておりますが、今年度から県の単独補助で、その他の松林につきましても2分の1の補助ができるようになっておりますので、予算の範囲内で県と調整しながら処理できるか検討していきたいと思っております。なお三原区からも要請のありました危険木につきましては現場を確認しておりますので今年度で処理いたします。それから名木の対策についてでありますけれども、名木の対策につきましては点滴による防除を実施している状況でございます。

 質問事項の4、害鳥対策について。要旨のカラスの異常発生による露地栽培の農作物への被害が拡大しており、冬春期野菜やタンカン等の果樹などへの被害が懸念されるが、シロガシラ、ヒヨドリ等害鳥による被害について有効な対策は無いかということでございます。野鳥による農作物の被害につきましては、農家の方々に大変厳しい状況があります。先ほどの義雄議員の質問にもありました、カラス、シロガシラ、ヒヨドリ等による農作物の被害は平成12年度の調査で鳥獣類による農作物の被害状況は、被害面積2万2,650アール、被害量44万8,000キログラム。被害金額にいたしまして7,300万円余の多額の金額になっております。今議会でも3名の議員の皆様から同様の質問がありましたが、行政といたしまして農家の方々の要望に応えられないのが現状でございます。露地栽培の農作物の防除につきましては、防風防鳥ネットによる平張り施設が有効とされており、実績をあげているところでございます。本市におきましてもタンカン、パイナップルについて平張りの施設、防鳥ネットの事業として平成8年度から平成12年度まで、6,900万円の事業費を導入して実績をあげておりますが、今年度1ヘクタールの事業を実施する予定になっております。このように平張り施設が被害対策、品質の向上に有効であることが実証されておりますが、10アール当たり160万円から200万円という経費が掛かりますので、厳しい名護市の財政状況の中では思うようにいかないのが現状であります。県においても単費で予算が計上されておりますが、全県的に要望が多く、市町村への助成が思うようにできない状況になっております。今後県農林水産部の補助事業として導入できないか、県とも連絡を図りながら国へ要請していきたいと考えております。以上でございます。



○議長(島袋吉和君) ダム対策室長 岸本宗孝君。



◎ダム対策室長(岸本宗孝君) 山城議員の質問事項、導水トンネル河川枯渇、減水問題について。発言要旨のどのような内容の交渉がこれまで進められてきたのか。そして内容等について地域説明なされているのかどうかということでございます。まず導水トンネルによる河川枯渇、減水問題につきましては、企業局との交渉をこれまで進めてきております。特に河川枯渇について大きなテーマとして、これをどのように今後対処してゆくかということに付きましてこれまで議論を重ねてきております。その中で先ほど質問の中にもありましたように、コンサルによる調査の結果、4,400トンから5,400トンという量がトンネル内に湧水しているという事でございます。このことにつきましては、これまでの水特委員会の中でも説明したわけでございますが、市内9河川の内、川に還流するというのが可能な河川というのが、有津川、三原福地川、三原白雪東支川、西支川、大浦川、杉田川、これにつきましては放流計画を進めているところでございます。しかし、放流困難な河川と言いますか、これが汀間川とテマダ川、ゲイア川、楚久川、この4つにつきましては土被りがかなり深いと、高いところにあることもあって、距離的にもかなり遠いということも含めてこれから地元、企業局と協議して可能な限り河川管理をしていきたいということで河川管理については具体的な議論を進めているところでございます。それから環境への影響につきまして、これはいうまでもなく湧水が2万5,000トン日量トンネルに入っていますので、これが河川枯渇の最大の要因だということも含めて、一日も早くトンネルを改修し、そして極力河川からの流入量を減らしていくような事が急務ではないかということも含めて導水トンネル内の改修計画を進めているところでございます。しかし西系列の改修が終わらないと東系列の改修が困難だということもありまして、それをにらみながら検討を進めているという状況でございます。それから飲料水につきましてでございますが、飲料水につきましては地元簡易水道を利用されている区もかなりあります。そういった飲料水に支障をきたす、あるいは影響を与えるような状況があれば企業局側としても調査をし、それに対応していきたいということでございます。それから農業用水につきましても同じような事で、可能な限り改良していくんだということでございます。それから特に名護市がこれまで企業局と重点的に議論してきた、もちろん湧水の2万5,000トンの扱いでございます。この2万5,000トンにつきまして市といたしましては、久志地域の浄水が現日量最大で3,500トンの能力しかないということもありまして、将来ヘリポートの問題もあるんですけど、久志地域の振興を図っていくためにどうしても日量8,000トンから1万トンの水が必要だというような事も予想されます。そういった事も含めて将来、久志地域の振興を図るために湧水相当分といいますか、それに見合う水源を確保してもらうというような事で現在企業局側と話を進めておりまして、ある程度目処が立ってきておるわけでございますけれども、現在も協議中でございます。大体5点が中心となってこれまで議論をしてきております。

 質問要旨の2番目でございますけれども、地域への説明がどうなっているかということでございます。これまでも企業局の説明につきましては、企業局サイドからすれば、いろいろな形で現場を踏査し、技術的なことを含めて検討しなければならない事等もございまして、なかなか進展しないという状況もあったわけですけれども、平成10年度の5月に調査結果の説明とそして市の今後の取り組み方等についての基本的な考え方といいますか、それは説明しております。それを受けまして企業局との協議の結果、具体的に河川放流についてどうするのかということ等も、技術的な工法を決定した時点で再度説明会を持っていくということで一応了解を願っているところでございます。現在企業局との話し合いの中では工法等についてもまとまったということもございますので、来月中旬頃には再度地元への説明会を持っていきたいと考えております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 企画部長 末松文信君。



◎企画部長(末松文信君) 7番目の代替施設に関連してということで、質問要旨の3点についてお答えしたいと思います。まず1点目ですけれども、軍民共用飛行場の需要見込みは立つのかということについて名護市としてどうなのかというようなご質問であります。具体的には県の方が中心となって需要予測の調査をやりましたので、それに基づいて答弁させていただきます。沖縄県が第2回代替施設協議会において説明されました代替施設の民間機能についての考え方によりますと、旅客需要については年間約20万人、貨物需要につきましては一日当たり約43トンを見込んでいるとの事でございました。それが同協議会で考え方が示されまして、その協議会において当時の運輸大臣の方から県の予測については妥当なものであるとの旨のご発言がありまして、その協議会で需要予測について了承されたと、こういう経緯がございますので、名護市としてもそういった協議会の中で協議された事について理解をして、需要は見込めるものと考えているところであります。それから2番目の米軍機能の拡大強化が可能な空港になると思うが、ということでありますけれども、この件につきましても、これまでいろいろと議論いただいておりますが、SACO合意の中で、代替施設はあくまで普天間飛行場の移設でありますので、米軍機能の拡大強化にならないものと考えております。そのためにこれからの使用協定等々についても、ぜひ詰めていきたいと考えております。3番目の15年使用期限問題につきましては、これまで市長も述べてきたところでありますけれども、日米両政府と話し合い、結果を示すべきであると考えております。以上3点についてお答えいたします。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 生活環境の整備についてでありますが、一部写真を持ってくるのを忘れましたが、今汀間でこういうふうに3本の集落道が、ちょっと見えにくいと思いますが、雨降りの度にぬかるむというようなことであります。だから随分前から望んでいるんですが、このうちの奥側に入っていきますと、この集落道、こっちに見えるんですが、これがこっちに来ています。そうしますと途中までしか排水はありませんので、ずっと流れてきて民家がありますが、水浸しですね。一度水が入ると一週間、二週間このような状態ですね。これは同じ日に写してありますが、これは雨降りから三日目に写してあるんですよ。三日経ってもこういう状態で本当に大変なことなんです。だからこれについては一日も早く整備していただきたいと思っておりますが、もう一度部長、お願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。厚生労働省の補助事業で平成14年度から年次的に改善していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくおねがいします。以上です。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 14年というのは来年だと思うんですよね。来年から1本ずつでは遅いと思うんですよ。なるべく同時に出来るような方向で努力していただきたいと思います。これについては市長にも決意のほどをお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 前の厚生省の事業で排水のついていない道路については排水をつけて舗装するというメニューがありますので、来年から入れると言っていますから、要望としてはかなり早い実現だと僕は思っております。すいません、勘弁してください。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 今市長から来年から入れると、ただしこれは排水の付いていないものというのですが、中には排水があっても舗装されていないものですから排水が浮き上がって水が入っていかない、そういうことでぬかるんで、非常に生活に不便をきたしているという状況があります。こういうものについてもひとつ現場を調査されて1日も早くできるようにしていただきたいと思います。それから、瀬嵩の保安林についても県となるべく早く出来るように調整したいという事ですが、保安林と居住区がくっついておりまして、素掘りでやったりするんですが、なかなかうまくいかない。それでやはり保安林の下の排水、それと合わせて崩落防止、木が非常に高くなっていっていますんで、非常に危険な状態だと思います。それについて部長、もう一度お願いします。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) 保安林につきましては早急に対処したいと思いますが、事業については今決裁中でございます。早速県に要請しましてなるべく早く事業が施行できるようにお願いしていきたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) よろしくお願いしたいと思います。それから市道の改修舗装について。これについても前から何回もお願いしてありますが、やはりこの道路については他のものとは少し形態が違いまして、各市道、県と関わっております。こういう事で整備する場合にやはり県との調整もあれこれ必要かと思いますが、志根垣線と有津線、これについては企業局のトンネルの補修待ちということですが、これは市の方でまた空くまで待つというと、これは住民感情も大変ですので、必ず平成17年といわなくても企業局と相談してなるべく早くさせていただくようにお願いしたい。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。維持補修については、名護市の方でやってまいります。その後の改修等については、早い時期に県企業局へ要請を図っていきたいと考えております。以上であります。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 少し聞き遅れまして、安部股線については災害復旧工事で整備するということですが、これは災害復旧といっても、安部股線全部を適用できるんですか。やはり河川が崩れた部分だけということですか。



○議長(島袋吉和君) 建設部長 宮里尚君。



◎建設部長(宮里尚君) お答えします。災害事業につきましては災害の発生した場所を改修していきたいと考えております。以上です。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 災害が発生した場所だけ市道の改修をやっていくという事でありますが、全線に渡り路面路肩、痛んでおりまして、これについても早急に出来るような方法を講じていただきたいと思います。それに松くい虫の関係についてであります。まず県がやっているのが現在では森林病害虫防除法に基づいて高度公益機能森林、これは市が防除をすると。それから地区保全林は市の方でやっていただくということです。それからその他のものについてが随分な面積、これはいろいろあるかと思うんですが、防除ということについてやっぱりなかなか難しいと思うんです。なるべくは全面的にやっていただきたいんですが、どうしても予算確保が難しい点もあるようであります。県木が泣いているんですよ。県で1億1,000万円ですか、今度予算を計上しているようですが、この予算についてはどういうようなところの防除を目的としているのか、これについてもしわかりましたらお願いしたい。



○議長(島袋吉和君) 産業部長 岸本達司君。



◎産業部長(岸本達司君) お答えいたします。この件につきましては県の緑推進課におきまして今予算の計上で議会に審議中でございますので、詳しい内容についてはまだ分かっておりません。しかし皆さんもご覧のとおり、具志川以北、非常に松くい虫の被害が出ております。特に高速道路につきましては具志川地域が非常に厳しい状況だと思います。そういう事で北部から要望されました件が、予算がつきまして、県が1億1,000万円という予算をつけておりますので、この中でも松林につきましては6割5分くらいは北部地域になっております。いずれにいたしましても今年度厳しい状況の中で補正を認めてもらったということですので、北部につきましても配分が多分多く持たされると思いますので、この件につきましては現在予算を計上しているものより多くの駆除ができると思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) 北部森林組合で平成4年から松くい虫の防除費について防除した実績について調べてみますと、平成4年が3億3,000万円、平成5年が3億1,000万円、平成6年が3億2,000万円、平成7年が2億3,000万円、平成8年が2億円ですよ。それから平成9年度になりますと、1億1,600万円、それから10年度が9,900万円、11年度が1億300万円、12年度が1億300万円、これはやっぱり森林病害虫防除法によるものだと思いますが、こういうふうにして防除を全般的にやっている間は、ある程度発生を抑えていると思いますが、予算が少なくなっていくにしたがって、発生が多くなっております。

 それから防除する時期についても非常に研究しなければいけないのではないかと、これは分かっていると思うんですが、今年も少し防除時期が遅れたんではないかと思いますが、このへんについては今後防除機関とも連絡をしてなるべく適時やっていただくようにお願いしたいと思っております。

 それから質問事項の5であります。これについて今説明がありました。そして県の方は2万5,000トン、トンネルに入っているのですが、その内の4,400トン、これが河川水から入っているんだというような事でありますが、どうも納得できないわけですよ。というのは約4分の1ですか、5分の1しか河川水から入っていないというような事でありまして、やはりそこにこれだけ入っていかなければ河川に戻っていく水なんだと思うんですよね。しかし河川水からはこれだけしかトンネルに入っていないと。それだけしか戻さないんだというような考え方なのであります。こっちにちょうど最近名護碑文記というのですか、各碑がありますが、沖縄導水トンネル竣工記念碑というのか、これは私、最近分かったんですが、これに当時の水問題で非常に苦労した施設庁具志堅さんがこういう事を書いてあります。

 導水トンネルは久志全域を北から南まで貫通する形で配置されるため、工事着工から時を得ずして、毎分20トン、一日に2万8,800トン。実に名護市の給水量、当時は5,300トンぐらいだったそうです。それの5倍強に相当する河川水がトンネルに流水する予想も出来ない出来事が発生したと。河川水の低下や沢水の枯渇による簡易水道の断水、農業用水の不足から生じる農作物の被害等が続出し、さらに学校教育現場まで影響を及ぼしたと書いております。

 そして県企業局の着工前における説明では、近代土木技術で施工するトンネル掘削工事は、一滴の水も漏れません。トンネルに湧水しません。名護市や住民の方に迷惑の掛かることはしませんという説明があった。しかし昭和49年5月25日から27日まで3日に渡って水よこせ運動が起きたと。これは瀬嵩にトンネルを掘ったために漏水し、水が無くなって住民の実力行使の際にも企業局は工事を進めさせてください、掘削が終わりコンクリートで巻き立てする事によって水は完全に戻りますと住民に説得した。それがいかに虚偽だったか現状を見ればよく実証しているという事を書いてあるんですよ。だから当時2万8,000トン余り入ったために水が切れたと言っているわけですから、4,500トンが入り込んでいるというのにはなかなか納得がいきません。

 これについては後々やっていきたいと思いますが、そういう現状であります。それから内容についての、今後の取り組みについてもやはり地域にも十分説明をしていただきたいと思っております。これについては9月の4日に大川の河川と志根垣の川を9月の4日に写しております。これは水一滴もありません。水無川になっています。後でこういう事が起きては困ります。

 時間が僅かしかないので、最後にちょっと7番の代替施設に関連して聞いておきます。SACOの合意に基づくものであり、その機能はSACO合意によるものであるということであります。こういう事が言われております。これは平成12年3月の定例会での新聞報道によりますと、「軍民共用空港をアメリカは呑む代わりにキャンプ瑞慶覧の米兵の民間住宅を含めた移転とか、現在普天間と同様大型輸送機による離着陸の柔軟運用を認める等、日本政府に非公式に打診している」と。

 こういう質問に対しまして市長から、「私は地域の米軍、軍属施設移転については地域の皆さんと十分相談しながら検討を進めていきたいと思う。滑走路のヘリコプター機能以外の使用については断固としてこれに反対するつもりです」というような事を答弁されておりますが、平成12年9月の定例会においては滑走路の使用をSACO合意の範囲内で認め、それ以外は認めませんと答弁を訂正されました。SACO合意の範囲内というのは結局1,500メートル、滑走路は1,300メートルですね。それだけの長さあるいは幅が600あればそれだけで十分機能するような航空機であると理解していいのかどうか。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) 私がSACO合意の範囲内と申し上げているのは、今正に山城議員のおっしゃった範囲内での航空機の使用ということであります。もし軍民共用になることによって実質的には、この空港が2,000数百メートルになるわけですから。それに合わせた軍側の航空機の利用がなされるということであれば私はこの空港そのものにも反対したいと思います。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) あと時間少ししかありませんが、お願いします。SACO決定に準拠すべき方針というのがあります。この方針のBに普天間飛行場の運用及び活動は最大限可能な限り海上施設に移転する。そして海上施設の滑走路が短いため同施設では対応できない運用上の能力及び緊急事態対処計画の柔軟性、これについては戦略空輸、後方支援、緊急代替飛行場機能及び緊急時中継機能等は他の施設によって十分支援されなければならないというようになっております。ただここで懸念するのは、海上基地が1,500メートルに制約されて短いという事から他の機能を別に分散していくようになっておりますが、やはり滑走路がそれだけ延びていけば、これは短いためにこうするんだということですから、伸びていくことによって、さっき懸念した新聞報道で懸念した事が起きはしないかと懸念するんですが、もしこういうことが起こるようであったら一体この歯止めは何処でどう掛けていくのか、基地の使用協定の中でそういう物までできるのかどうかお伺いしたいと思います。



○議長(島袋吉和君) 市長 岸本建男君。



◎市長(岸本建男君) あらゆる方法を使って、もちろん使用協定でも当然述べられると思いますが、あらゆる方法を使って過剰な、要するに2,600に合わせた形での航空機の使用はできないようにあらゆる手段を尽くしたいと思っております。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君。



◆28番(山城義雄君) どうもありがとうございました。以上で質問を終わらせていただきます。



○議長(島袋吉和君) 28番 山城義雄君の一般質問を終わります。本日はこれにて散会いたします。ご苦労様でした。

散 会(午後3時53分)