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沖縄県 浦添市

平成10年  3月 定例会(第104回) 03月11日−04号




平成10年  3月 定例会(第104回) − 03月11日−04号









平成10年  3月 定例会(第104回)

        第104回浦添市議会定例会会議録(第4号)



 第104回浦添市議会定例会第4日目は平成10年3月11日午前10時より浦添市議会仮議事堂において開かれた。



1.出席議員は次のとおりである。



       1番   渡久山  朝  一     15番   宮  城  重  哲

       2番   知  念  シゲ子     16番   宮  城  英  吉

       3番   具志堅  全  輝     17番   奥  本  道  夫

       4番   高  良  光  雄     18番   大  城  実五郎

       5番   与  座  澄  雄     19番   亀  川  雅  裕

       6番   松  原  正  夫     20番   島  尻  忠  明

       7番   西  銘     勉     21番   金  城  秀  雄

       8番   比  嘉  愛  子     22番   佐和田     直

       9番   下  地  秀  男     23番   川  上  宰  夫

      10番   仲  座  方  康     24番   又  吉  謙  一

      11番   棚  原     宏     25番   又  吉     栄

      12番   石  川  清  義     28番   又  吉  正  信

      13番   赤  嶺     昇     29番   上  原  憲  英

      14番   佐久川  昌  一     30番   大  城  永一郎





2.欠席議員は次のとおりである。



      26番   又  吉  真  孝     27番   下  地  恵  典





3.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者は次のとおりである。



     市     長   宮 城 健 一    福祉保健部長   翁 長 盛 正

     助     役   照 屋 寛 順    都市計画部長   具志堅 光 男

     収  入  役   吉 長 盛 勝    建 設 部 長   福 里   済

     教  育  長   福 山 朝 秀    消  防  長   赤 嶺 洋 海

     水道事業管理者   澤 岻 勝 雄    教 育 部 長   宮 里 良 一

     総 務 部 長   銘 苅 紹 夫    指 導 部 長   大 城 淳 男

     企 画 部 長   又 吉 英 蔵    水 道 部 長   前 島 明 男

     市 民 部 長   吉 村   清





4.職務のため出席した事務局職員は次のとおりである。



     事 務 局 長   銘 苅 敏 守    議 事 係 長   具 志   進

     次     長   朝 崎   ロ伊    主     事   外 間   修





5.議事日程





             議 事 日 程 第 4 号

           平成10年3月11日(水)午前10時開議



 1.一 般 質 問

  1 宮 城 重 哲      4 島 尻 忠 明

  2 又 吉 謙 一      5 上 原 憲 英

  3 又 吉 正 信





6.本日の会議に付した事件



   会議に付した事件は議事日程第4号のとおりである。

1



○棚原宏議長 これより本日の会議を開きます。         (開議時刻 午前10時00分)



△一般質問



○棚原宏議長 日程第1.これより一般質問を行います。

 通告順により登壇の上それぞれ発言を許します。宮城重哲君。



◆宮城重哲議員 おはようございます。通告に従いまして一般質問を行います。よろしくお願いいたします。

 小中学校の学校教育のあり方についてお伺いいたします。近年子供たちによる凶悪事件が相次いでおります。昨年の神戸市の連続児童殺傷事件をきっかけに、ことしも続発傾向にあります。ことし1月28日栃木県黒磯市で起きた中学校での女性教諭が1年生の生徒にナイフで刺され、死亡した事件を初めとして東京都での中学生によるパトロール中の警官をナイフで襲うという強盗殺人未遂事件、それから郵便局強盗事件、中学生女子による老人の殺傷事件等、今月に入って3月10日名古屋市内での男子生徒による包丁での殺傷事件、それから埼玉での生徒同士による殺人というように、また県においてはきのうですか、おとついですか、玉城村内での中学3年生による後輩への暴行、そして殺傷事件と、ことしに入って約30件近く発生しているということであります。小中学生のこのような衝動的行動の原因はなぜなのか、全く見えない状況の中でのことであると現場の先生方は言っております。このような子供たちの背景にあるものは何なのか、キレる、むかつくなど、短絡的なことで起こるようでありますけれども、何に起因しているのか、このような総合的な原因究明と対策が今緊急の課題として指摘されております。このことについて、教育委員会としての考え方をお聞かせ願いたいと思います。

 また、本市における指導はどうなっているのか、これもお聞かせ願いたいと思います。

 さて、こういった一連の事件の背景を自分なりに推察してみますと、もちろん社会の大人の言動がマスメディアを通じた子供の社会の中に飛び込んでくる状況にあります。また、家庭環境の崩壊や社会環境の悪化、マスコミ報道に見られる大人社会の汚職事件に対する結末のあり方、子供たちの社会への悪影響を及ぼしていることを見逃してはならない一つではないかと。こういったことがうっぷん晴らしとして時にはむかついたりキレたりする行動に走らせているのではないか。

 また、今までの学校教育の中での画一的な詰め込み教育、管理教育体制、偏差値教育による輪切り、点数主義、全体主義教育、学校の閉鎖的な中での逃げ場のないところの学校社会、また学歴偏重主義教育がもたらす塾社会の中での競争社会等、全く余裕やゆとりのない学校生活を余儀なくされているのが現状ではないでしょうか。全体の中での遊ぶことさえできず、追い詰められ、授業についていけない子供たち、自暴自棄になって自分が受け入れられている実感が持てないという悲しい現実、いじめや不登校、保健室への駆け込み等々、燃え尽き症候群の子供が増えている現状、今学校教育の変革が求められている。このような中で公立学校の校長、教頭の任用資格の見直しによる民間人の登用も考えております。試験制度の廃止も一部の学校で実施されております。

 それから、点数主義での子供の輪切り、要するに小学校の5段階評価、中学校での10段階評価、こういう教育システムの抜本改革と、また高校進学率で見られる92%台ということに対して1,600人あまりの中退者の問題など、中学校が一元的な成績評価に基づいた生徒の進学先を割り振るマシーン化したやり方の問題、なぜ個人、個人に合ったよいところを伸ばして評価してやれないのか、輪切りの弊害が出ているのではないのか、これらのことについて先ほど述べた校長、教頭の任用試験の見直しによる民間人の登用あるいは試験制度の廃止の実施、それから点数主義での子供の輪切りに対する考え方、高校進学率92%台という中での中退者の問題、これらについて御見解を承りたいと思います。

 それから、これから21世紀に向けた社会が情報通信社会に入ります。こういう日に日に進んでくる状況の中で学校教育の中でのデジタル社会における教育がこれからなされなければなりません。インターネット活用の現状と課題、活用の考え方などがあります。こういうのがこれからの日本の教育の中での取り組みになろうかと思いますが、こういうインターネット活用について、この件についても御答弁を願いたいと思います。

 あとは自席にて再質問をさせていただきます。よろしくお願いを申し上げます。



○棚原宏議長 大城指導部長。



◎大城淳男指導部長 おはようございます。宮城重哲議員から、小中学校の学校教育のあり方についてたくさん御質問がございました。六つほどだったというふうに思いますので、お答えしていきたいと思います。

 一つ目の最近青少年による殺傷事件についてということでございました。栃木県の女教師の殺害事件についてお答えしたいというふうに思います。最近このような事件は誠に残念なことでございまして、憂慮にたえないところでございます。どうしてこのようなことになってしまったのか、事件に至る子供の心の動きについては今後の専門的な解明を待たなければならない点もございますが、いずれにいたしましても人間としての基本的な倫理観や規範意識の問題が問われております。命の大切さ、重さ、物事の善悪などといった人間としての大事なことを改めて子供たちに確かなものとして育てていく必要があるというふうに思います。

 委員会としての対応でございますが、今月の去った3月4日に校長連絡会を持ちまして、その中でこの殺傷事件を取り上げまして、刃物の所持検査等をですね、そういったことについてもどうするかということ、それから根本的な対策、それから当面のやるべきことということで話し合いを持っております。検査に当たっては、子供たちに理解を求めていくと。なぜ検査しなきゃならないのかということ、それから父母にも理解を求めて、いつでも検査できる体制を校長は整えていくということをしております。それから、校長会だけじゃなくして、その翌日の5日には生徒指導主任を集めまして、そこでも対策を話しております。それから、先月末だったと思いますが、警察とまた生徒指導主任も集めまして、そこでも対策を話し合いしております。

 それから、二つ目の公立小中学校長、教頭に民間人を登用する件についてでございますが、現在中教審の小委員会で今月の末に公表する中間まとめに盛り込んで6月予定の答申に向け、審議が進められているところであります。これは、見守っていきたいというふうに考えております。

 それから、三つ目ですが、進学率と高校中退者の関係についてでございますが、全国では進学率が96.8%、中退者は11万1,989人で2.5%に当たります。本県は、1996年度を見ますと、中退者は1,691人で3.2%となっております。全国と同じような増加傾向にあるようでございます。中退の主な理由といたしましては、一番多いのが進路変更及び学校生活、学業不適応であります。全体の76.4%を占めております。このような状況は憂うべきことでありまして、対応していかなければならないというふうに考えます。そのためには、一つ、多様化した生徒を受けとめる高校教育の改革があると思います。二つ目に、原級とめ置き者、休学者への手厚い対応、個別指導などがあります。三つ目に、明確な目的意識を持たず、周囲の雰囲気に流されて進学する生徒が増えていることが背景にあるのではないかというふうに思います。小学校から中学校に向けての進路指導の強化が大事になってくるというふうに思います。

 それから、四つ目でございますが、これからのインターネット活用をどのようにしていくかという御質問でありますが、昨年の11月4日文部省は記者会見で2003年度、平成15年度ですが、すべての小中高等学校と養護学校をインターネットで接続する方針を明らかにしております。これからのマルチメディア時代に向けて、学校でもインターネットは情報教育のかぎになると思っております。本市では、現在前田小学校、これはマルチメディアを開発研究をしていく文部省の指定校でございます。と浦添小学校、これも文部省の開発校でございます。今英語教育をやっておりますが、港川小学校が、3校がインターネットによる学習を進めております。

 五つ目の質問でございます。点数主義で子供を輪切りにする教育システムについてでございますが、評価等は業者テストを使って進路を決めていた経緯もあります。これまでにですね、業者テストを使って進路指導をした経緯もございますが、昭和51年県教育長からの通知文書によりまして、業者テスト等の自粛が求められました。その以後、進路指導は、学校の指導計画に基づきまして教師が行う観察や調査、相談等を通して個々の生徒の能力、適正、進路希望に基づき行われることになり、現在は次第に改善されてきているところでございます。

 最後の方ですが、試験制度、中学校に中間テストとか期末テストとかいう試験制度がございますが、この廃止についての御質問でございます。子供の評価は、新しい学力観とともに改善され、興味、関心、態度や子供の自己評価も加味した総合的な評価を各学校で工夫、改善を加えながら進めているところであります。子供のよさを伸ばす、やる気を出させる評価へと改善される方向にあります。以上で1回目の回答としたいと思います。



○棚原宏議長 宮城重哲君。



◆宮城重哲議員 再質問をいたします。

 近年の子供たちの学校あるいは学校外での事件、事故が多発していることに対しては大変憂慮すべき事態に陥っているものだと思います。そういう中で日教組の大会において、先生方からの悩みが報告されているわけですね。そういう一連の流れの中での先生方の訴えていることについて、ちょっと新聞に載っているのを読んでみたいと思います。

 悩む教師の浮き彫りということで、不登校や校内暴力、子供との溝に困惑、その中で子供と世代間ギャップや常識、価値観の差、子供の心の中が見えにくい、気持ちがわからない、気持ちが伝わりにくく深くかかわれない。こういうような学校の中での先生方の実態の浮き彫りだというようにとらえられています。

 私は、自分の子供は、小学校、中学校関係で学校の中身を見てまいりましたけれども、確かに今子供たちがですね、いろんな形で管理されている、余裕がないわけです。それは、もちろんその学校の中での子供を教育する一環として大事ではあるかもしれませんが、子供たちそのものの個人、個人の心の悩み、そういったものを深く受けとめてくれる先生方が少ないんですよね。ましてや私は茶髪がいいとか悪いとかということに関しては、それは個々の個人の問題ですけれども、中には起用してもいいんじゃないかという人もいらっしゃる。それが、即悪いところにいくか。僕は、そう感じないと思います、自分としては。そういう問題を引き起こす子供たちの内心、こういうことについて先生方一人一人がよくおわかりでしょうか。こういう子供たちは、直接会って話聞きますと、小学校か中学校の段階に入ってこういう自分を目立たせようという一つのあらわれだということを言っております。それで、その子たちは頭がいいんですよ。小学校から中学校へ入る子供として。ところが、中学校へ行ってから小学校との学校生活、学園であるべきところの学校生活が、要するに自分の気持ちに合っていないような状況になっている。金銭せびりやいじめ、こういうものがあるわけですね、中には。だから、そういったものを個々個人の先生方がやはりその生徒一人一人に対して話し合って教育していく。保健室登校というのがあらわれでありますね。そこに飛び込んで保健室の養護教諭と話し合いを持つ。こういう状況になっているのはなぜなのか。学校全体がそれをいま一度やっぱり見てみる必要があるんじゃないか。茶髪の子供たちが何で外に出るんですか。わかりやすい授業を、一人一人の個人に合ったような授業のつくり方、我々が中学校あるいは高校行っても勉強してきた英語教育、数学、高校で習う微分積分がどこに生かされておりますか。英語でも皆さん方中学、高校で勉強してきて、大学まで行ってきて、その英語が生かされていない。そういう教育のあり方が果たしていいのか。

 もっと日本の国というのは職業をいろんな形で、上は総理大臣から下は一般の労働者の皆さん方までおるんです。職業というのはたくさんある、選択。そういう方向に目を向けていくという教育がなされないのか。ヨーロッパには、ちゃんと親の後を見て徒弟制度みたいな形で親の仕事を継いでいく自信満々たる仕事をやっておる。ところが、日本は学歴偏重社会という形で欧米に追いつけ、追い越せと、そういう教育をしている中でこういった今の現状があるんじゃないかなと私は思うのであります。いま一度この件について学校でのそういう教育のあり方というのを改革、改善していくというのは、浦添市立ですよ、浦添市の中の学校は、ほかにはなくても、浦添がまず先駆者となってやるべきものは何なのかということも教育委員会の使命です。そういうのをもっと文部省がどうのこうの言う前に、先ほどの試験制度の廃止についても独自で校長の権限でもってやれる。それやっておるところあるんです。栃木県鹿沼市の市立、この前新聞に出ていた東中学校ですか、こういうことも大事だと僕は思っているんです。子供たちが行き詰まっているんですよ、現状。それをどのように発散しているかといったら、もうこれしかないんですよ、行き場もない。だから、もう少し教育というものについては将来の浦添の中学校の皆さんは浦添市民として浦添市を背負って立つ。沖縄県の子供たちは、沖縄県民として県を背負って立つ。そういう気概を持って育てることも大事じゃないかなと思うんですが、その件についていま一度御答弁ください。



○棚原宏議長 大城指導部長。



◎大城淳男指導部長 お答えいたします。

 一つには、先生方が子供たちにゆとりを持って心の悩みも聞いてあげられるような時間をつくってくれないかと、そういったことがあったように思います。これは非常に大事なことだというふうに受けとめております。茶髪をして学校に来る子もおりますが、ある学校ではですね、こういった子供たちは心の状態が容姿にあらわれているというふうにも考えられますので、この子供たちをすぐ規則違反だから学校に来るなということじゃなくしてですね、通学させながらこの子供たちと話し合いをし、そして心を変革していくことを期待していくと、そういうふうな姿勢で教育委員会も校長先生方にはお願いをしているところであります。

 確かに子供たちが心がキレるとかですね、今衝動的にいろんな事件を起こしているんですけれども、その背景にですね、背景といいますか、どんな場合にむかつきあるいはキレるかということを、もう新聞で御存じのことかもしれませんけれども、そういったかつて荒れた経験を持っている中高校生を集めましてですね、聞いたことがあるんですね、ある研究所で調べたことがあるんです。これは、東京の世田谷の研究所のようですが、14名の中学生、高校生含めましてですね、どんな場合に教師に対してむかつくかというようなことを聞きましたら、ばかやろうって言われたときですね、実際にそういう場合もあるんですね。こんなこと言っちゃいけないんですけれども、そう言われたときにキレてしまうと。それから、せっかく友達とつき合っているんですが、あの子とは、友達とつき合うなとか言われたときとかですね、それから自分なりに成績が悪いなりに頑張っているのにもっとまじめにやれと、頑張れと言われたときと、それからクラス仲間の面前でですね、注意されたとき、あと幾つかあったと思うんですが、主なものを挙げているんです。

 女子教員の殺傷事件もございましたが、あのときも先生とその子供の信頼関係がいま一つだったんじゃないかなというふうに思うんです。もう亡くなった方にどういうこともあれですが、言いたくないんですけれども、信頼関係ができていなかったというのは、産休でお休みになったとかいうようなこともあって、この子供がですね、保健室登校を繰り返していたということ、それから部活動が何かこの子ができない状態、けがかな、何かやっていたんだそうですね。そういったとき、いらいらしていたこともあったというようなこと、資料を読みました。そういったときに遅刻したということで、注意されてカッとなったというようなことで、やはりこの注意の仕方ですね、子供への接し方、言動ですね、これはやはり教員の研修の中で資質の向上ということをうんと図っていかねばならないなと、こう思っているところです。校内研修とか、あるいは教育委員会の研修、たくさんありますけれども、その中でやっているところですが、特に子供の心をよく聞いてあげると、悩みを聞いてあげるというのは、今よく言うカウンセリングマインドで子供たちに接していくということが非常に大事になってくるわけですね。本市でもそれは非常に力を入れて、2年に1回の講演会があるんですが、その中でカウンセリングマインドについてということで権威者の方に講演をしていただきました。全先生方集めましてですね、去年はそういったこともやりました。

 それから、中間テスト、期末テストの廃止についてということで栃木県の鹿沼東中学校の校長先生の英断といいますか、そういった実践なさっておられるということで話ありましたが、私も資料を見ましたが、現在のいじめとか不登校とか殺傷事件とか、大変たくさん学校教育の中に課題を抱えている。これをどうすれば解決するかということを考えられてですね、これを改革するために、学校を改革するためにということで取り組んでおられるということを聞いております。そして、新しい時代に向けての新しい学力観に基づいてですね、問題解決学習とか創造力、表現力、そういったのを養う、また心も育てるというような人間教育をやる上で中間テスト、期末テストを、これはどちらかというと、知育中心になりがちだということでそういった面で弊害があるということで、その点校長先生がですね、考えられて実行なさったと。父兄にも約10カ月ぐらいかけてですね、理解を求めてやってきたということですね。そして、ことしは実技教科の4教科をテストなしでやってきたと。そして、新年度、本年度ですね、4月からは試験なしでやっていくというようなことを言っています。これ非常に文部省も初めて聞くということで注目をしているところです。私も、これは大変その校長先生の意欲とかこれからの子供を育てていくということで、すばらしい校長の姿勢だなと思っているところでございます。



○棚原宏議長 宮城重哲君。



◆宮城重哲議員 学園の中で先生方自身も追い詰められているというかな、子供を見るだけじゃなくて学校の教科にいろんな教科があって、その教科の中でいろんな書類を提出していかなきゃならんという状況の中で子供と接する機会も少ないと。そういう中で起こった事件というのも多々見逃せないと思いますね。こういう学校を追い詰めていったこのような教育のあり方というのは、もう少し掘り下げて根本的なところからやはり底辺である市の教育委員会、そこから、あるいは市町村の教育委員会から県の教育委員会に、集まりあるわけですから、そういったところにもやっぱり提言をして、県からまた各県の団体のそういったのがあるはずですから、そこから国に対してどうすればいいかというところの配慮が下からなければならんわけです。トップダウン方式ばかりやってくるから、ちっとも解決の糸口が見つけ切れないわけです。僕は、今の世の中は、昔はトップダウン方式で結構だったと思います。いいことはあるかもしれません。しかし、一般の国民が抱えている問題というのは、底辺の皆さん方しかわからないんですよ。そういったところからくみ上げていって、そこで議論していって解決していくというのが本来の趣旨じゃないかなという気がするんです。ひとつそういったところも自分なりの浦添市は浦添市なりの独自の教育もあってしかりじゃないかなという気がします。

 先ほど教育の中での輪切りの問題がありましたけれども、中学校、小学校のように5段階評価、それから小学校の5段階評価、中学校には10段階評価がありますが、その評価の方法、1学級の子供をどのように評価しているのか、そのあれがありますよね。例えば1は7名とか5は7名とか、そういうあれがありますね。それの段階はどのようになっていますか。ちょっと教えてください。例えば生徒数の、40名おりますね。10段階評価の場合は40名を7名ずつは1の評価とか、それからちょうど1から5の評価がありますね。5は15名とかそういうあれがありますよね。それどのようになっています。



○棚原宏議長 休憩します。                  (休憩時刻 午前10時35分)



○棚原宏議長 再開します。                  (再開時刻 午前10時36分)

 大城指導部長。



◎大城淳男指導部長 お答えいたします。

 これは、絶対的じゃないんですけれども、1と5が7%、2と4が24%、3が38%、これが相対評価になりますが、これは評価の改善が言われましてですね、これは目安でありまして、絶対評価も加味しながらやっているわけでございます。



○棚原宏議長 宮城重哲君。



◆宮城重哲議員 なぜ私がこれを聞きますかといいますとね、もうはっきりこの評価の仕方でね、例えばこの子の持っているある子供たちと一つ一つの感性の持ち方があるわけです。この子は、この問題についてはだれよりも負けない素質がある。そういった評価の仕方、これこういうような評価の仕方だと、どうしてもこの個人の持っているものを何かつぶしたような形になるんじゃないかなというような気がしてならないわけです。だから、こういう評価でいいのかどうかというような判断は、それは偉い先生方じゃなければわからんでしょうけれども、私個人の考えとしては、1人の子供のもっといいものを見つけてあげてそれを生かしていく。それで、こういうものがあなたはすばらしいからここに進んだ方がいいんじゃないかと。画家とかいろんな職業たくさんあるわけですね。皆さんの教科の中には、音楽もあれば絵画のあれもあるわけですから、そういったものを見つけて育てていってあなたの目標はここですよと、小学校の段階からやればいいはずなんですが、小学校でもそういう段階をつけられている、今上からそういうぐあいにやってきている。やはりそういったものをもっと評価の方法を変えて子供をすばらしい方向に育てていく、こういうものが本来の教育じゃないかなという気がするわけです。だから、高校に進学しても全部行かした。しかし、自分の進むべき道が不透明、探せない、そういう中で学業不振から、中学校で全くできない者が高校まで入っていって自分の進路も見つけられない。そこで、中学校の段階の教科もわからん人が、高校の教科が余計わかるわけがない。そういう中で学業不振で中退者が多くなるというところにもあるかと思いますね。そういうことで、ぜひ学校のこれからのシステムづくりをですね、考えていって提言もしてもらいたい。これは、独自の教育ができるところはそのような形をとってもらいたい。

 それから、先ほどの定期試験の廃止の問題も、これは浦添市の教育委員会だけじゃなくても全体の中でも取り上げていけるような問題、これも要するに高校中退率と進学率の兼ね合いがあります。

 それから、学校の運営の問題にしても、民間人を登用することによって、文部省はそういったものについても考えられております。これからの点数主義社会というものも、やはり考えていかなきゃならんというような時代に来ております。どうか学校教育のあり方については、子供たちが伸び伸びともっとわかりやすく、レベルを低くしてでもいいですから、今掛け算、九九のわからん子供たちも大分いるそうですよ。こういう教育はおかしいんじゃないですか。あんな微分積分を習うより、掛け算、九九一生懸命させた方がずっといいですよ。こういう話聞いておるんですから、ぜひ教育のあり方については、こういう全く目に見えない小中学校の子供たちの衝動的行動がですね、わかりませんので、そういったところも踏まえて十分に考えて教育に邁進してもらいたいと思います。よろしくお願い申し上げます。終わります。



○棚原宏議長 又吉謙一君。



◆又吉謙一議員 神森中学校の改築について。この問題については、5回目ですかね、約5回程度になります。あえてなぜ質問するかと申しますと、御存じのとおりですね、13年度から高額補助が打ち切られます。それを逆算したときにどのような作業が必要なのか、今まで質問した中で明確にお答えになっていない部分がありますので、あえて質問しております。そういった状況をかんがみたときにどのような形でですね、これから作業をされていくのか明確にお答えいただきたい。それと同時に、市長、聞きますと、市内小中学校をお回りになっているようですが、そのときにですね、今回は神森中学ということで質問出しておりますが、牧港小学校であるとか、あるいは浦添中学であるとか、当山小学校であるとか、改築が必要な学校があります。どうお思いかですね、まずお答えいただきたい。

 それと、高額補助についてですが、4分の3からいわゆる本土並みになったときには3分の1になるようですが、一つの例を挙げて神森中学などがどの程度の予算が必要なのかですね。それで、それが4分の3から3分の1になったときにどの程度の差があるのか。3分の1というと大分補助率が減るわけですから、多大なる負担をですね、市民にかけることになりますので、早急に解決をしていただきたいということでの質問でございます。

 あとは再質問があれば自席で行います。よろしくお願いします。



○棚原宏議長 宮里教育部長。



◎宮里良一教育部長 又吉謙一議員にお答えいたします。

 神森中学校の改築についてのスケジュールが明確になっていないということの1番目の御質問だったかと思いますが、神森中学校の改築につきましては平成11年度に耐力度調査、これは平成9年度の16回実験で認められて、平成10年度から12年度の実験になりますが、その中の11年度に耐力度調査、そして12年度に基本設計を予定し、13年度実施設計あるいは管理委託及び設計工事、さらには14年までまたがるスケジュールになるという予定になっております。

 それから2点目に、これが、高率補助がなくなった場合どうなるのかという2点目の御質問だったと思うんですが、まず最近の例をとって、一つの例として御説明申し上げたいと思いますが、まず最近改築した学校は浦城小学校でございますが、この完成で11億5,000万ほどの、これは概数ですが、11億5,000万ほどの総額が本土並みの補助率になってまいりますと、5億2,000万ほどの補助ということになります。それで、差額が約6億3,000万ほどは持ち出しというような状況になるかと思います。



○棚原宏議長 又吉謙一君。



◆又吉謙一議員 あと一点、市長にですけれども。



○棚原宏議長 宮城市長。



◎宮城健一市長 お答えいたします。

 市長として市内の教育施設といいますか、それは一通り回っておきませんと、何かそこにいろいろなものがあるんじゃないかということで実際に全市内の小中学校を回ったわけであります。保育所等もそうでありますけれども、やはりですね、今おっしゃるように、教育部長からありましたけれども、やっぱり古ければ古いほどですね、改築は必要だなというようなことは痛感をしております。そのほかにも学校敷地の問題やらですね、いろいろ是正すべき点はたくさんあると見ました。ただ、それぞれほとんどがもうかなりの財政を要するだけにですね、これはもう順序よく、いわゆる教育委員会の計画等も見ながらですね、やっていかんといかんなというふうに感じているところであります。



○棚原宏議長 又吉謙一君。



◆又吉謙一議員 再質問がありますので、再質問させていただきます

 まず、作業がですね、11年度から始まって耐力度検査ですか、テストを始めて12年度基本設計あるいは13年度には実施設計、あるいは工事ということで14年度が完成、大変厳しいスケジュールですね、部長。これは、少し間違うと、1校もできないというような状況にあるわけですよ。それだけに私はあえて質問をしているということで御理解してほしいと思います。

 それから、先ほど言ったように、これをですね、10年度以降になってきますと、浦城小学校の例を出しておりましたけど、11億5,000万が約6億の持ち出しですか、になるということでですね、大きな損失をこうむるわけですよ、ある意味ではね。ですから、あえて質問しているわけで、本当に間違いのないようにですね、11年度、14年度完成を目指してぜひ御検討をお願いしたいということであります。

 それと、また、中学校についてだけではなくて、市長は大変予算の面でも厳しい状況があると思いますけど、あえて14年度から以降になりますと、さらに厳しい状況になりますのでね、今のうちに何とか他の浦添中学である、あるいは当山小、あるいは牧港小学校についてもですね、この際一気にですね、改築なども考えられてはいかがですか。そういうことで大変厳しいとは思いますけど、申しわけありません。いま一度御答弁いただけませんか。



○棚原宏議長 宮里教育部長。



◎宮里良一教育部長 御指摘のように、神森中学校につきましては何とか改築の高額補助の範囲内でいけるかという感じしますが、それ以外の学校につきましても、できるだけ関係部との調整を図りながら計画の前倒しができればということで努力を重ねていきたいと思っております。



○棚原宏議長 又吉謙一君。



◆又吉謙一議員 部長ね、ぜひ頑張っていただきたいと思いますが、皆さん前に、去年のですね、夏休み中に市内の中学校にクーラーがまだついていないのは神森中学だけだということで、古い庁舎のクーラーを利用してぜひクーラーだけでも取りつけてほしいという要望を、たしか一般質問を通じてしたところですね、あれもまだ約束したにもかかわらず取りつけられていないというのが現状であります。そういったことから見てもですね、皆さんきちっとした答弁をしておきながらやっていないと。そういうのもありますのでね、これはあくまでも、これ一つ間違えば中学校もできないような状況になりますので、今新築についてはたしか85%ですよね。改築については75%という高い補助率があるわけですから、それをぜひね、念頭に入れながら当然やっているとは思いますけど、そういったこともありますので、ぜひ頑張っていただきたい。要望を申し上げて終わります。以上です。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 通告に沿って一般質問を行います。

 まず、1点目、浦添バイパスの早期実現について。県と那覇市に隣接する本市は、地理的な条件や中北部を結ぶ道路交通の要衝に位置することから、これまで人口急増とともに商業活動も年々発展しております。特に利便性があり、さらに重要なことは交通アクセスだと思います。そのことから国道58号拡幅整備と並行し、浦添バイパスの早期実現を推進する必要があります。

 そこで、当局の考え方を伺います。まず1点目に、当局の取り組みの経過について、2点目に国の早期実現に向けての考え方が見えましたらお聞かせいただきたいと思います。

 2点目、浦添21未来都市未来都市ビジョンの考え方。本市は、急速な市街化とともに人口増加が著しく、商業都市の機能も着実に進んでおります。しかしながら、近年は北谷ハンビー地区や、那覇新都心整備計画や、お隣の宜野湾コンベンション地区整備構想等によって、周辺地域での商業集積の進展が予想されております。このような中、浦添市が商業都市としてさらに発展するためには、他地域と違うユニークで未来のまち、ショッピングで楽しみ、憩えるような環境づくりが強く望まれていると思います。

 また、本市は本格的なホテルが皆無の状況にあり、この間多くの市民から一日も早く都市ホテルを誘致するよう強く望まれております。このような行政課題に対し今後のまちづくりの手法として基本構想浦添21未来ビジョンの考え方を伺います。

 あとは自席において再質問を行います。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 又吉正信議員に御答弁を申し上げます。

  まず、浦添バイパスについて、その経過でございますけれども、御案内のように沖縄県の経済的あるいは流通の動脈と言われております国道58号が浦添地域、特に城間の牧港ショッピングセンターを基点として大変渋滞を引き起こしているということで、その渋滞緩和策の一つとして浦添バイパスの早期実現が要望されてきておりますのは御案内のとおりであります。この件につきましては、平成3年度に国道58号のバイパスの必要性があるということで関係省に対して要望し、今日までおおむね毎年要望してきている状況にございます。

 それから、これの2点目の国の取り組み状況といいますか、考え方等についての御質問ありますけれども、国の方ではこの浦添バイパスのことを浦添道路と称しております。現在南部国道事務所の方では、浦添道路の景観及び予備設計が終わりまして、西海岸道路と併用する区間については橋りょうの予備設計も行っております。しかし、浦添道路のルート承認については、まだという状況にあります。そこで、平成10年度は本省のルート承認を得て、バイパス部分の方と国道58号の拡幅、区間の詳細設計に入りたいというふうに聞いております。

 次に、大きい2点目の21世紀都市ビジョンについてでありますけれども、この21世紀未来都市ビジョンにつきましては、本市の行政課題となっております拠点中心商店街の形成というものと、浦添バイパス計画沿線に進出の動きがありました宿泊コンベンション施設による地域活性化を図るべく、平成7年度に調査されたものであります。御指摘の区域が、市街化調整区域が大半を占めているということ等もありまして、浦添バイパスと連動する形で計画されてきたものと理解をしております。

 そこで、市街化調整区域については、都市計画法7条によって市街化を抑制すべき地域というふうにされておりまして、当面の考え方としてはこの開発の基本となるべき浦添バイパスの整備促進を図りながら、その進捗の状況に応じてその実現方に努力をしていきたいと、あるいは御指摘の地域の開発等について関係者の皆さん方と詰めをしていきたいと、要するにこのビジョンをもとにしてバイパスの進捗状況にあわせる形で調整をしてまいりたいというふうに考えております。



○棚原宏議長 10分間休憩いたします。             (休憩時刻 午前11時00分)



○棚原宏議長 再開いたします。                (再開時刻 午前11時13分)

 又吉正信君。



◆又吉正信議員 一通りお話を聞きましたけど、再質問を行います。

 まず、1点目のバイパスの早期実現についてですけど、当局の取り組み経過について先ほど説明を受けました。私ども一般的な市民の立場で解釈しますと、7年前から国道の拡幅があると。その拡幅は、大体50メートルぐらいだろうというお話を多くの皆さんが聞いた経過があると思います。それについてですね、実際国道58号の拡幅はどのぐらいの範囲で検討されているのか、もしおわかりでしたらお聞かせいただきたいと思います。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁申し上げます。

 国道58号の渋滞緩和の対策として、南部国道さんが拡幅計画を立てていると。いわゆる構想的な段階では、南部国道さんは50メートルの中で計画のビジョンが入ってはおります。ただ、その後国道58号という名前にちなんで総幅員58メートルがいいんじゃないかとかですね、そういう内部での論議もされております。ただ、今現実的な拡幅として急浮上してまいりましたのは、SACOの最終報告で発表されておりますように、3ヘクタールを返還というふうな記事が載っております。これから押しなべて考えると、大体15メートルぐらいになるかなという理解をしております。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 先ほどですね、日米特別行動委員会、SACOの最終報告というようなお話を聞いたような感じがします。3ヘクタールというと大体15メートル、既に私も承知していますけど、私も浦添市がですね、7年前に交通緩和の要請ですか、要望したというときも大体50メートルという話があったんじゃないかなという感じはいたしますけど、その辺はどんなになっていますか。あくまでSACOの土地の返還の計画に沿っての今のお話なんですけど、実際はどういった要望をしてきたのか、その経過もお聞かせいただきたいと思いますけど。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁申し上げます。

 国道58号のいわゆるバイパス機能的な要請については、第一義的にはやはり御案内のように現在の国道58号の慢性的な交通事情、いわゆる渋滞状況というものに対する改善というのがあります。ただ、それをいわゆる現在の国道そのものを幅員拡幅させるに当たっては、やはり軍用地を一部開放させてそれを充てるというのがある意味においては早期につながるんじゃないかという視点等もございまして、過去に50メートルを返還要求された経緯等もあるという中から、あるいはまた軍用地転用計画の中でも50メートルという考え方等があって、南部国道さんに対しても、あるいは南部国道さん自体も地域の振興という立場から、50メートルの一応いわゆる基本計画なるものは策定されていたわけです。ただ、これがSACOを初めとしてなぜおおむね15メートルの返還になったかということについては、まだ詳細なことは聞いておりませんけれども、やはり渋滞緩和と、それといわゆるそれらの道路の景観に寄与するという線で経済の効果というんですか、投資効果といいますか、そういったところから建設省そのものが会計検査等のことを踏まえてこういうふうなことになったんじゃないかなという推測はいたしております。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 一通り御説明をいただいたんですけれども、まず軍用地地主の地権者としての立場としてですね、私は前田の市民から意見を聞いていますので、先ほどから質問をしております。実は、皆さん50メートルセットバックして地権者は道路拡幅の計画に沿って用地取得がされるという考えを持っている人が大勢いるようです。先ほどですね、日米特別行動委員会のSACOの報告に沿って考えますと、大体土地は3ヘクタールと、平均して大体15メートルだろうという話を今お聞きしています。しかしながらですね、国の考え方としては、基地を抱える市町村には長い間我々の心遣いが足りなかったと、おわびをしたいと。沖縄は内閣が総力を挙げて取り組む課題として基地問題の取り組みは憂慮ならない課題であると。SACOの結論は第一歩であり、米軍基地の整理縮小、統合は引き続き米国と推進していきたいという考えであれば15メートルの話はないと思うんです。もう少しいろんな角度で検討して、私ども浦添市は浦添市の考え方をですね、もっと反映させる考えも必要じゃないかなと思います。

 それとですね、先ほどの牧港補給地区は276ヘクタールのうちですね、今回ここに接する土地の返還ということで3ヘクタールになっていますけど、返還の影響を受ける地域もしくは施設は残された基地内に移設をするという考えが報告書には掲載されています。それ考えた場合に、15メートルじゃなくて50メートルを要求しても私は構わないんじゃないかなと。浦添市としては、交通緩和とか今後の中北部の道路の導線にも当たるし、商業活動も年々発展していけるような環境をつくるためにも、ぜひとも再度南部国道さんに要求するのは要求し、要望するのは大いに要望してほしいということで一応質問を変えます。

 続きまして、浦添21未来都市ビジョンの考え方ですけど、この21未来都市ビジョンの地域を一応策定しておりますけど、その地域の策定は何ヘクタール予定されておりますか。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 正確な数字がちょっと出しにくいんで、おおむねですね、50ヘクタール。このビジョンの方では、北が空寿崎ですね、南が国道58号を越えて浦添ショッピングセンター、既設のですね、そして西は軍用地の境界線、東の方は現在のいわゆる下港川の集落ですね、これを外した地域ということで御理解をお願いいたします。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 未来都市ビジョンはですね、浦添市にとっては将来のまちづくりが非常に期待できる地域だと私は確信をしております。

 そこで、約50ヘクタールのうちですね、緑地部分が意外と多いような感じをいたしますし、また再開発をしなくちゃいけないという部分も、これはたくさんあると思います。その辺も含めての計画の策定がされてきたのか、それもお聞かせいただきたいと思います。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁申し上げます。

 この21ビジョンについては、浦添バイパス、浦添道路と言っておりますけど、これの開通された暁においては、当然いわゆるコンベンションが立地している宜野湾市の方から浦添市の方につながっていくということで、その沿線が確実に延びていくという可能性は十分予測できるわけです。そういったことを先取りしていく形でのビジョンということになっております。

 それと、もう一つは、この沿線へのいわゆる都市型リゾートホテルといいますか、それの進出等の動きがございまして、それをも含めた形での地域整備計画というのがなされております。今御指摘にありましたように、そういったことを前提として考えた場合において、既存の商業のあり方についてどうするのかといったこと等が当然問われなければならないわけです。すなわち競合の問題がありますし、共倒れということも、また場合によっては予測されます。そういったことを方向づけあるいはまた調整をする、いわゆるたたき台をまずつくる必要があるだろうということの視点に立って今回のこのビジョンができ上がったというふうに私は理解をいたしております。

 そこで、今指摘された再開発等の問題については、これは現実問題としては大変厳しいものがあります。これは、当然ながらそこの地主あるいは商業者が十分ひざを詰めて物事を、いわゆる利害を十分わかった上でやらないと採算性が合わないということも考えられます。したがって、これはあくまでもたたき台のビジョンであるというふうなことをまず認識していただきたいということがまず1点ですね。

 それと、もう一つは緑地部分が相当のエリアとして位置づけられております。これは、いわゆるそこに位置しているシリン川という河川があります。この河川の改修事業と、それからがけっ縁の景観のいい場所があります。それを複合的に整備する手法として何があるだろうかということで、いわゆるエコロジー的な公園というものを全体に抱き合わせてまず提案がされているということです。これについても、やはり都市公園としての位置づけ、統合を含めて実施をされていくということになりますので、都市計画上の位置づけを前提として進んでいくと。その場合に一番大事なのは、そこへ包含されていく地権者の皆さん方がどのような考えを持っているかということが、ビジョンを推し進めるにおいての大きなポイントになります。それと、一番お互いがこのビジョンの中で注目していかないといけない問題としては、まず大半が、特に国道58号の裏側、いわゆる西側の縁の部分はほとんどが調整区域であるということです。調整区域は、原則として市街化を抑制するということですので、当然国道58号バイパスが決定をされ、これに伴っての開発予測に対してまちづくりというものが出てまいりますので、そこら辺のにらみ合わせが今後の行政の進捗にとって重要な課題となってくると思います。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 大変面積が広くてコンセンサスもたくさん得るような状況じゃないとなかなか進むことができないというような感じも受けますけど、その前にですね、実際この浦添バイパスができないことには、この21世紀未来都市ビジョンというのは実際できないのかどうか。なぜかといいますか、宜野湾バイパスがですね、もう手前まで来ているんです、コンベンションから。浦添の隣接している場所でとまっています。那覇のですね、西海岸道路も実は安謝の方でとまっているんですよね。そういうことを考えた場合に、一番浦添市が弊害になっていると、道路形態にとっては。実際に浦添バイパスの先ほどのお話もそうなんですけど、国道50メートルセットバックという話が実際は15メートルしかできんだろうと。実際、浦添市は7年前から取り決めはどういう形でやってきたのか。国道58号だから58メートルセットバックした方がいいとか、ここは地権者との絡みもありますから、地権者にとってはよきにせよね、公共的なものができるんであれば、これは大方賛成もできるんじゃないかなという感じもします。しかしながら、15メートルの話を聞いて、SACOの報告は一昨年ですかね、平成8年に報告を聞いて私は大変ショックを受けています。かといって、行政は停滞なく進めなくちゃいけないという状況であれば、なおかつ強く要請して、強く要望する必要が私はあるんじゃないかなと。私どもの市長も、基地の返還、跡地利用ということで一生懸命取り組んでいきたいという考えがあるんであれば、もっとこれに対しての要請をする必要があるんじゃないかなと思います。なぜかといいますか、その延長線上に今お話をしている未来都市21ビジョンとしての一応策定がされています。面積としても50ヘクタール、大変大きな規模です。その事業の手法としてもですね、特定商業集積整備法に基づく整備や市街地開発事業、先ほどの市街地開発という話も再活用という話もしましたけど、それと先ほど緑地を生かしたエコロジーパークの事業等の導入も私は提案は十分できると思います。そういうことを考えた場合にですね、いかに浦添の隣接している那覇、宜野湾との接点がつくれないような状況で浦添市の将来の商業の集積、また商業の発展というのが非常に厳しいものがあるんじゃないかなという感じをいたしております。

 そこでですね、実はその地域において軍用地の返還された地域が今調整区域で一部残っていると思います。その残っている面積をお聞かせいただきたいと思います。

 その面積に対してですね、行政当局はどういう考えを持っているのか。実際返還されてもう10年経過しています。現状としてそのまま放置されると、お互いのね、新しいこの未来都市を再現する那覇の新都心と同じような状況に置かれて、二十数年も経過しないと実際、形にして見えてこないのかなと。地権者はしっかりと固定資産税を払っているそうです。しかし、10年前から収入は全くないと。大変困っているような状況が、この未来都市ビジョンの範疇の中に入っております。近々この浦添バイパスができるような形になると、土地の有効利用、隣接している部分もありますので、大いに将来の浦添市の街の顔が再現できる地域でもあると思いますけど、その面積と更地のですね、再開発に、もしくはその事業手法に対しての考え方もありましたらお聞かせいただきたいと思います。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁いたします。

 軍用地の返還面積が幾らかという御質問でありますけども、突飛なものですからデータ持っていませんで、地図上で予測できると、大体9ヘクタールから10ヘクタールぐらいに見当がつきます。

 御指摘の土地については、これは復帰以前に返還されておりまして、なおかつその後の都市計画の用途見直しの中、要するに新都市計画法というのが適用される中で市街化調整区域になっているということで、確かに今御指摘の点においては行政上のある意味においては課題、現段階では課題と言いますけれども、その時点では大きな一つの見落としじゃないかなという感じがいたします。ただ、やはり法律は法律ですので、現在の調整区域の中で、それではいかに対応すべきなのかということを考えた場合においては、やはり袋地状になっています。接道というのが全くない状況の中では、いわゆる個人がこれを利活用するというのは大変厳しい状況にあります。しかも、面的に約10ヘクタール近い面積でありますので、そういったことを考えると、一番可能性として高いものは、都市計画法に基づくいわゆる29条の開発行為を行うということが考えられます。この場合には、調整区域であっても開発行為はできます。その場合に開発手法としては、地主で一丸となった組合施行もありますし、デベロッパーがいわゆる買収をするなり、あるいは包含をして開発する方法もあります。あるいはまた、区画整理法で言う一任施行というのもあります。これは、1人の地権者に全部委託をしている格好ですね。それから、市施行というのも考えられます。これは、いわゆる小規模というのが大体10ヘクタール以下を小規模区画整理ということを言われていますけれども、市町村施行でも5ヘクタール以上できるという方法もありますしですね、こういったところは地権者というのがあくまでも中心になりますので、そこら辺のことが考えられると。ただ、行政課題としてそれを解決する方法としては先ほど申し上げましたように、国道バイパスというのがそこへ実現として、要するにプログラムが組まれた段階では、やはり何らかの形でアクションを起こさんといかんだろうと。それが市政としては21未来ビジョンというものを一つつくって、これをベースとした進め方を模索するということだろうというふうに私は理解いたしております。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 部長の考え方も若干理解もできます。しかし、このビジョンを今後進める考え方としてもいろんな道路形態の考え方が多く重なり合ってくると思います。特に先ほどからお話があるように、国道58号の拡幅の浦添バイパスの話、将来的には西海岸道路、ましてや県道38号線との拡幅の関係、また浦添−与那原線の幹線道路の接点とかいろんな形でのかかわりが出てきます。そういう中においては、今申し上げたようにですね、将来的に非常に地理的な条件として大変恵まれている状況が将来目に見えてくるような感じがいたします。しかしながらですね、既存の浦添市の総合計画とか浦添市の都市マスタープランとかですね、牧港補給地区の跡地利用計画、ひいては隣接するサンパーク通りの商店街のビジョン、これは平成元年に出されていますけど、全く機能がされていません。そういったものとの整合性を図りながら周囲のね、地域のこのビジョンの進め方ということを今後考えなくちゃいけないと思いますけど、先ほどお話がありましたように、その地域の開発の方法として5ヘクタール以上とか10ヘクタール以上とか、いろんな形の開発に関する考え方が出てきたと思いますけれども、その手法の考え方は実際今後持っていく考えがあるのかどうか。既存のままでですね、このビジョンだけで終わってしまうのかどうか。

 先ほど私も商業集積の方のお話もいたしましたけど、この都市ビジョンの中においてはしっかり絵にかいた形でこういうのがあるんですね。ことし商業集積法に基づいてやると、こういうことも不可能じゃなくて大変可能なんです。近年はね、駐車場対策という形で町の中に駐車場を確保する場合にいろんな形のね、助成をしましょうとか何ヘクタール以上ね、共有する土地がありましたら商業集積法の適用を受けてね、大変有利な条件で国は支援していきましょうという考えも、これ近年はたくさんあります。そういったことを考えた場合にですね、しっかり絵にかいてですね、立派なのがね、将来見えてくるのかなと。非常にみんな期待もしていきたいし、その期待に沿うような形で考えていくときにですね、行政当局はどちらかというと、ビジョンをつくるの大変うまいんですけど、進めていくのがね、5年以降経過しないとなかなかね、進まないというのが近年私が聞いた範囲で感じております。ですから、せっかくビジョンつくった状況ですから、ことし、来年からでもすぐスタートしていかないと、この話は10年先になるということを言っても過言ではないんじゃないかなと。まずできるところからやっていくべきじゃないかなと。そういう話をする中において、先ほどの5ヘクタール、10ヘクタール、地権者との絡み、いろんな環境をクリアしなくちゃいけないと思う中において、緑地の部分に対しては地権者に対しても理解は得やすいんじゃないかなとか、いろんな考え方が出てきます。そういったもろもろをですね、総体的に考えて、特に地権者が非常にね、長年待ち望んでいる、返還されて借地料、土地代は入ってこないわ、固定資産税はしっかり払わんといかんし、かといっていろんなね、土地を求めているね、皆さんが暗躍して大変迷惑をしている地域でもあるんですよ。周囲の先輩方言っていますけど、絵にかいたもちにならないようにですね、もちはしっかりつけてもらいたいなということで、まず先行してできるような環境づくりをやるためには、先ほど浦添バイパスの話もありましたけど、それと並行して今後どういう手法でまず先に取り組んでいくのか、それから少しお聞かせいただきたいと思います。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御指摘のとおりですね、やはりこのビジョンの持つ方向性というものについては十分理解をしているつもりです。やはりこれの根幹をなすものが何かということになりますと、冒頭の質問にお答えしましたように、やはり浦添バイパスという一つの動脈がそこへしっかりと位置づけされないと、このビジョンは確実に死にます。そういったこと等もありまして、基本となる浦添バイパスの実現に向けて昨年の暮れもいわゆる南部国道の事務所長、そして副長、そして直接担当する調査課長らと我々は詰めをしております。その中でやはり宜野湾バイパスがもうすぐ完成を見るもんですから、これのいわゆる南進と、延伸という形でのプログラムを早急に策定をするということで南部さんも進んでいるようです。その中で西海岸道路ですので、西海岸道路というのと浦添バイパスというのが競合します。今西海岸道路がやや建設省の認定でトラブっているのは、まだ那覇市側のルートがしっかり定まらないために起点、終点が定まらないという点もあります。それで、おくれた場合はこのバイパスが先行するという形になるわけですね。もし西海岸が先行した場合、じゃこのバイパスどうなるのか、とんざするのかということもありまして、これについて今度は県道として整備をしていくということの考えも出てまいりまして、県ともその情報交換をし、かつ県も当然そういった形であれば県がこれを対応していくべきだろうというような調整を行っているところであります。したがいまして、今又吉議員からも御指摘がありますように、できるものからまず手をつけていくというのが基本でありますので、今後も努力をしていきたいというふうに思っております。



○棚原宏議長 又吉正信君。



◆又吉正信議員 一通りお話を聞きましたので、一応私はこれで終わりたいんですけど、その前にですね、まず他力本願にならずですね、ビジョンを作成している思いを持ってですね、基本的な考え方をまず先行しながら進めてほしいということを要望いたしまして、終わります。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 通告に従って一般質問を行います。

 近年ノーマライゼーション、いわゆるだれもが社会に参加する機会の持てる環境づくりを支援する活動の一環として、重度障害者や知的障害者を持った人に働く場所を提供する会社、障害を持った人にも働きやすい職場づくり、地域、社会と連帯した福祉ショップの展開など、お互いの暮らしに身近なところでノーマライゼーションの輪が広がりを見せております。市長の施政方針の中でも、「温かい人間環境をつくる」の中で「障害者の自立と社会参加を促進し、障害者社会参加促進事業など、関連施設の充実に努めてまいります」とあります。さらに、当市浦添市地域福祉計画てだこ福祉プラン21にもノーマライゼーションの思想に基づく障害者が暮らしやすいまちづくりを総合的に進めていく、特に自立した生活の基礎となる住宅対策や就労の受け皿づくりなどへの対応が重要な課題と明記されており、浦添市においても大変重要課題と認識しております。

 そこで、私が9月定例会の一般質問で行いました養護学校卒業予定の当市出身の生徒を公立保育所で雇用できないものか質問いたしましたところ、予算等いろんな面を勘案して対処いたすとのことでございましたが、その後どのような経緯になっているかお聞かせください。

 2番目の災害時における緊急体制についてでございます。先月17日の集中豪雨により、当市においても至るところで災害が発生したことはテレビ、新聞で御案内のとおり御存じだと思いますが、当市においての災害時における緊急体制はどのようになっておりますか、お聞かせください。

 さらに、市域を流れる県管理の2級河川等についても災害が起こっておりますが、それについても市長の施政方針の中で市民の生命と財産を守り、快適な生活環境の形成を図るため未整備地区の早期整備を要請してまいりますとありますが、どのような要請活動を行うのかお聞かせください。

 3番目の公共工事の執行率についてでございます。公共工事は、当市における経済波及効果は大なるものがあると思います。

 そこで、お聞かせください。発注件数はどれだけですか。2番、発注金額はどれくらいですか。3番、執行率はどうなっておりますか。その中で数ある区画整理事業の中から大宮地区土地区画整理事業についてもお伺いをいたします。大宮地区区画整理事業が長引いておりますが、当初の事業施行期間はどのようであったのか、またその後の事業施行変更期間はどのようになっておりますか、お聞かせください。

 再質問は自席にて行います。よろしく御答弁のほどお願いいたします。



○棚原宏議長 翁長保健福祉部長。



◎翁長盛正福祉保健部長 島尻議員の1番目の御質問で、障害者の雇用問題についてお答えをいたします。

 お尋ねの心身に障害を持つものの雇用につきましては、御承知のように現在認可園であります法人保育園で実施をしている状況でございます。公立保育所におきましても、来る4月から非常勤職員として認容をするべく準備を進めているところであります。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えを申し上げます。

 災害時における緊急体制につきましてですけれども、市内に災害が発生し、または発生が予想される場合においてその災害規模に応じて体制が違ってまいります。いわゆる大きな災害につきましては、法にのっとりまして災害対策本部というのが設置されます。しかし、今回恐らくお尋ねの中のいわゆる災害規模の種類によって今起こっているようなものに対しましては、総務課の方で一時的な窓口になります。そういう中で各関係部署の方で職員と連絡をとり合いまして対処していくと、そういうことになります。以上です。



○棚原宏議長 福里建設部長。



◎福里済建設部長 島尻議員の災害時における河川の整備についてお答えいたします。

 本市を流れております県管理の河川につきましては、小湾川と牧港川がございます。牧港川の方におきましては、下流の方は整備されておりますけれど、小湾川の方につきましてはまだ国道58号から下の方が整備されていないという状況でございます。今後組踊劇場と、そういう関連もあろうと思いますので、内部で調整して整備方要請していきたいなというふうに考えております。

 それから、もう一点の公共工事の発注状況についてでございます。建設部の方に平成10年2月末における執行依頼につきましては、工事関係が88件、契約金額が73億1,239万3,000円、執行率が91.34%となってございます。



○棚原宏議長 具志堅都市計画部長。



◎具志堅光男都市計画部長 大宮地区についてお答えいたします。

 当初の事業施行期間、昭和54年3月から昭和62年3月、その後5回の事業計画変更がなされておりまして、現在の期間ですね、これは昭和54年3月、これは始まる時期は当然同じでございまして、から平成13年3月までとなっております。



○棚原宏議長 暫時休憩いたします。              (休憩時刻 午前11時56分)



○棚原宏議長 再開いたします。                (再開時刻 午後1時15分)

 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 一通りの御答弁ありがとうございます。それで、再質問をさせていただきます。

 1番目の件なんですけど、これ一応4月からということなんですけど、これ非常勤務になっているのは予算の問題なのか、それとも何かいろんなこれに至る経緯でそういった非常勤務しかできないということでしょうか、そしてその期間は何カ月ごろ予定していますでしょうか。



○棚原宏議長 翁長福祉保健部長。



◎翁長盛正福祉保健部長 お答えをいたします。

 この制度につきましては、御承知のとおり入所児童処遇特別加算制度に基づく制度でございまして、その場合に加算の対象となる職員は次の要件を満たしているということが条件にありまして、高齢者等、この等という場合に障害者も含まれております。を職員の配置基準以外に非常勤職員として雇用する場合にこの制度を適用するというふうになっておりますので、制度そのものが非常勤を対象にするということでございます。

 そしてまた、期間でございますけれども、1年間ということでありますけれども、市の臨時職員の認容等を行う場合に6カ月という形で区切っておりますので、6カ月ずつ区切って1年間ということでの予算になります。

 そして、1日の勤務でありますけれども、時間帯にいたしまして1日5時間の勤務ということで考えておりまして、年間の勤務時間数が1,235時間というようなことで考えております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 これまで法人認可保育園でなされていたことを今回公立保育園でも行うということですので、大変意義深いものがあると思いますので、ぜひ今回テストケースにして、次年度からも継続していただくようお願いをいたします。

 それに関連してあと一点お聞きしたいんですけど、総務部長の方に。庁舎の清掃業者がおりますけど、聞くところによりますと、この清掃業務に携わる方はですね、一応入札で業者は変わりますけれども、雇用の関係でほとんど同じ方が雇用されているということですけど、その辺の入札するときに業者の方にお願いなんですけど、これ障害者だけということではちょっとまずい面もあると思いますけど、シルバーの皆さん、また浦添市に在住の皆さん、そして障害者の皆さんも落札してお互いに業務契約を結ぶ場合には採用してもらえませんかという指導というか意見書とかはつけていただくようなことはできませんでしょうか。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えいたします。

 委託業者のそれに従業員といいますか、従事なさっている委託業者の職員についてそういう趣旨からいわゆる障害者の雇用を促進するといいますか、そういう趣旨からのお願いをということの御質問だと思いますけれども、一つにはですね、やはり入札制度そのものが御承知のとおり自由競争の中で動いていると。そういう中で従業員に対しての一定の条件をつけることがですね、妥当かどうかも含めまして、少し今後は考えていきたいと思っております、基本的なことについてはですね。ただ、難しい面があるんじゃないかなという気がいたします。

 それと、ただですね、実際に、落札をした業者についてそういう趣旨を踏まえまして可能な限りですね、身障者に雇用の機会を与えるという意味から御協力をお願いしたいという程度のことはですね、おっしゃるとおり話していきたいと思っております。以上でございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 先ほど申し上げましたように、てだこ福祉プラン21の中にも福祉の風土づくりの中で目標事業といたしまして障害者の自立と就業の面も掲げておりますので、やはり目標事業と掲げたその目標に向かっていくというのは周りから見ても当然でございますので、ぜひ条件をつけるんではなくてどうですかというふうにお願いをしていただけますことを要望いたしますけど、その辺いま一度御答弁をよろしくお願いします。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 おっしゃることにつきましては十分理解したつもりでございますので、落札をした業者が決まりましたらですね、早速その趣旨をお話をして可能な限り御協力をお願いするということで行っていきたいと思っております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 どうもありがとうございます。

 質問の2番に移らせていただきます。私の方で災害時における緊急体制ということで質問をいたしましたけれども、私はせんだってのことは一つの例としてですね、確かに災害規模は小さくて一応総務部の部署として対応していくということなんですけど、私はそれをきっかけにして当市の災害体制がどのような体制になっているかというのをお聞きしたいんですけど、その辺よろしくお願いします。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えいたします。

 まず、災害につきましてですね、主管課としては総務課という位置づけがされております。緊急的な体制につきましては、御承知のとおりその緊急性にかんがみて第一線としてやはり動き出すのは消防署ということになろうかと思います。そういう中でいわゆる災害対策に対する体制というんですか、そういうことにつきましては地域防災計画を定めなさいということになりまして、うちの方もそういうことで地域防災計画は定められておりますけれども、その中から見るとですね、まず災害の規模というんですか、そういうことをある程度予測をして、大規模な災害というようなものにつきましては災害対策本部を設けなさいと。そして、あるいは常日ごろからの防災の点検等を行いながらそういう、あれは警報と言うんですが、気象警報とかですね、そういうことに基づきまして警戒地域とかそういうところにつきましてはそういう情報が入り次第そういう巡回というんですか、災害時に巡回をする、あるいは定時の巡回をするとかですね、そういうことをやりなさいというのがこの防災計画の中で定めてあります。そういう意味では、すべて体制としては総務課の方でそういう体制の事務のですね、窓口はそこにあると。しかし、実際に例えば台風時等において動くのはあらかじめ決められたものに基づきまして担当主管部の主管部課の方がですね、この職員がそれぞれ担当するところを回って、巡回をして危険防止あるいは情報収集に入るという体制で行われております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 市民の生命、財産を預かる立場から、日ごろからそういった啓蒙活動はもちろんでございます。そして、当然こういった災害はいつ何時起こるかわからないわけですので、その辺のいろんなものに対処する準備はなされていて当然だと思っております。

 そこで、お聞きしたいんですけど、ふだんより災害時に対応するためにですね、最低限のブルーシートとか土のう及び土のう袋とか、松くいとかトラロープ、そういったものは今現在どれくらい確保しておりますでしょうか。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えを申し上げます。

 いわゆるそれに備えてですね、今の状態において確保しているという物資はございません。緊急的にその時々に応じてですね、購入を図っていくということであります。緊急体制につきましてのそういうものにつきましては消防の方で幾らかはあると思いますけれども、災害対策本部、いわゆる災害のそういう規模に応じて応急措置としてのものとしては確保してございません。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 これはですね、やはり災害になると、私が言うまでもなく、その地域は大分混乱するわけですので、そこで災害起きてからそれを手当てするというのは大変厳しい状況があると思います。最低限それぐらいは備蓄して置いておくのが妥当なそういう体制ではないかなと思いますけど、これは今後もそのような状況でなされていくわけでしょうか。



○棚原宏議長 休憩します。                  (休憩時刻 午後1時28分)



○棚原宏議長 再開いたします。                (再開時刻 午後1時29分)

 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えいたします。

 大規模な災害を想定した意味でのですね、いわゆるそれに緊急的に使う資材とかそういうことについては今手配をしてございません。普通の状態における災害というんですか、小規模というんですかね、そういうものにつきましては先ほどちょっと答弁いたしましたけども、消防の方で対応すると。そして、その補充分をですね、速やかにこちらの方で補充をしていくというような形で対応してございます。

 それから、災害基本計画の中においては、防災計画の中におきましてはいわゆる食糧の備蓄という問題がございます。これにつきましても、現在のところ確保されておりませんけども、これは運動公園内にですね、そういう屋内多目的運動場ですかね、それの地下の方に備蓄を想定した倉庫をこれから計画をして、そして備蓄計画に基づきまして今後実施をしていくという考えをしてございます。以上です。



○棚原宏議長 福里建設部長。



◎福里済建設部長 道路と河川関係、私の方で管轄しておりますので、私の方から補足説明させていただきます。

 先ほど島尻議員の市内を流れている県管理の河川、小湾川と牧港川ということでございましたけれど、安謝川もございます。訂正させていただきます。その道路、そして河川の件につきましてはですね、災害時とか大雨、ふだんのそういう危険災害が起こる可能性のある場合には総務の方と連携とりながら道路課、それから下水道課ですね、そちらの方の職員が必要に応じて待機をしております。そして、随時パトロールをし、何かそういうものがあればその場で応急措置をしていく。そして、それが職員で対応できない場合は年間契約として道路関係、そして下水道関係、維持契約をしております。そういうところの業者と連携をとりながら、応急に対応しているということでございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 私もこの地域計画書を見てですね、そういった体制の確立は、連絡体制は一応は形になっております。ただ、私が申し上げたいのは、連絡体制が確立していても、そのようなこういったいろんなブルーシートとかそういった対処するものがなければ、幾ら連絡してもどうすることもできないんですよ。それと、これから計画していますということですけど、災害はきょう今から来るのか、あした来るのか、また10年後に来るのか、これはお互い自然災害ですので、その辺早目にですね、対処していただきたいと思っております。そして、消防の方でもブルーシートとか松くいとか土のうは今どれぐらい在庫として、参考までにお聞かせください。



○棚原宏議長 赤嶺消防長。



◎赤嶺洋海消防長 お答えいたします。

 土のう50袋ほど常時保管してございます。それから、ビニールシート、本来であれば砂も保管してございます。実は、交通事故等においても道路にガソリンが漏れる、油が漏れる、二次災害のおそれがあるということで、本来道路管理者が行うべき道路の清掃、後片づけなんですけれども、これらについても通常の勤務時間であればいいんですが、深夜、休日に及ぶ場合担当がいないということで、今消防の方で応急的に砂をまいたり、そういうこともお手伝いをしている状況でございます。



◆島尻忠明議員 ブルーシート何枚ぐらいあります。



◎赤嶺洋海消防長 現在10枚ぐらい保管しております。せんだっての経塚で10枚やりまして、それからまた追加がありまして、この間の徳嶺のところの現場から2筆離れたところの保栄茂さんの前、それからその間にまた駐車場ありまして、せんだっておとといも前田の方で造成工事の土地がありまして、やはり一部土砂崩れがありまして、擁壁の基礎が見えて出動依頼がありまして、おとといの深夜ブルーシートで覆ったところでございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 そういったものは最低限100枚ぐらい、それでもあれなんですけど、ぜひちゃんといつでも対応できるようにその辺確保しておいていただきたいと思います。

 そして、市長のまた施政方針の中でも、阪神・淡路大震災を教訓にして地域防災体制の一層の充実に努めてまいりますとありますけど、私の記憶が間違っていなければ、あのときこの災害の規模の程度もありましたけど自衛隊の皆さん方、たくさん活躍して災害復旧に努めておりましたと記憶しております。当市においても、そういった規模の程度によりますけど、そういった要請を行うほどの災害が出ましたら、当市としても自衛隊に要請はいたしますかどうかお聞かせください。



○棚原宏議長 休憩します。                  (休憩時刻 午後1時35分)



○棚原宏議長 再開します。                  (再開時刻 午後1時36分)

 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 お答えいたします。

 この防災会議の、骨幹たる防災会議委員というのがございますけども、会議の委員、その中に11管区とか陸上自衛隊第1混成隊とかですね、あるいは電力関係とか、その災害に関連されるような主要な部署につきましては委員の中で構成されておりますので、その辺は常に連携を持ってやるという仕組みが確立されてございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 それでは、やはりそういった災害の場合は自衛隊に一応要請するということで理解してよろしいですか。

 それでですね、やはりそういった災害に対してはお互いに訓練はなさっていると思うんですけど、当市浦添市でもそういった自衛隊と連携をとりながら合同訓練をなさるという御計画はございませんか。



○棚原宏議長 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 市単独でですね、そういう広範なもので訓練をやるということは今のところ想定してございません。ただ、県としてはですね、定期的といいますか、全県的な中において行われております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 こういった災害というのは、お互い冷静ではありませんのでね、幾ら訓練していても、ふだんなかなかお互いでいろんな連絡体制とか訓練の状況がわからなければ人命にかかわることですので、市長の方でいろんなこともあると思いますが、ぜひそういったものを、やはり人命にかかわることでございます。ぜひ合同訓練をまた実施していただくよう要請をいたします。

              (何事か言う者あり)



○棚原宏議長 静粛にお願いします。

 休憩します。                            (休憩時刻 午後1時39分)



○棚原宏議長 再開いたします。                (再開時刻 午後1時39分)

 銘苅総務部長。



◎銘苅紹夫総務部長 防災会議というのが年に1回程度行われておりますので、防災委員の中においてもそれぞれのそういう皆さん、そういう中でお集まりをいただいておりますので、その中にですね、今の御提言があったということを含めまして、ただ浦添の規模でですね、そういうものがどの程度でできるのかですね、その辺を含めまして考えさせていただきたいと思います。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 やはり市民の生命、財産、快適な生活を守る立場から、ぜひその辺前向きに御検討していただきたい、そのように要望いたします。

 質問を変えます。3番目の公共工事の執行率についてですけど、15節の工事は94.3%とお聞きをしましたけど……

              (「91.34」と言う者あり)



◆島尻忠明議員 91.34ですね、委託料の方は何%ぐらいでしょうか。



○棚原宏議長 福里建設部長。



◎福里済建設部長 お答えいたします。

 委託関係につきましては、これも2月末現在でございますけれども、60件、4億8,062万4,000円、執行率にいたしまして61.65%ということでございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 15節の工事は91.34%でまあまあの執行率とは思いますが、13節の委託料が61.6%とちょっと低いんですけど、その辺はどのような関係でこういったふうに低くなっているんでしょうか。



○棚原宏議長 福里建設部長。



◎福里済建設部長 お答えいたします。

 2月末現在、先ほど申し上げましたように60件、予算額にいたしまして7億7,952万4,000円の執行依頼が出ているわけですね。そのうちの4億8,000万余、そして執行率にしますと61.65%ということなんですけれど、先ほど災害のときも申し上げましたとおり、年間委託契約というものがですね、8件ほどございます。それが半年でやると。そういうことからいたしますと、要するに単価契約なんです。ですから、年度末で締めてやっていくと。それを計算していきますと、おおむね九十四、五%いくということで、ほぼその事業の執行率からしますと妥当な線だろうというふうに考えております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 ありがとうございます。冒頭で申し上げましたように、公共工事における我が市の経済効果というのは大なるものがあると思いますので、ぜひ今後とも執行率の方をまた高推移でいくことを御要望いたします。

 次の大宮地区の区画整理事業の件で大分長引いておりますが、その事業費の推移についてお伺いをいたします。事業計画における当初事業費と現在の事業費は幾らになっておりますか。

 そして、保留地の処分状況についてもお伺いをいたします。これまでの事業において処分した保留地は何%ぐらいになっておりますか。それから、当初保留地処分金総額と現在の保留地処分金総額とはどのようになっておりますか、お聞かせください。



○棚原宏議長 具志堅都市計画部長。



◎具志堅光男都市計画部長 お答えします。

 まず、事業費の件ですけれども、当初事業費が28億円でございます。それで、これまでの物価の上昇などの変化によりましてですね、現在は70億2,000万でございます。

 それから、保留地の処分状況でございますけれども、全体の保留地面積が9,119平米ございます。そのうち約4,997平米、率にしまして54.8%が処分済みになっております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 済みません。当初保留地処分金額と現在の保留地処分金額も教えていただきたいんですけど。



○棚原宏議長 具志堅都市計画部長。



◎具志堅光男都市計画部長 お答えします。

 当初予定しておりました処分金の総額が7億6,100万円でございます。現在の分が11億1,800万円の予定でございます。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 事業計画が長引いている分、やはり事業費もかさむわけでございます。それに比例するんですけど、またそれに推移して保留地の一応金額も上がっておりますけど、事業費に比べると大分差があります。ぜひですね、こういった長い間協力してもらっております地権者もございますので、当初計画した事業計画が延びているわけですので、当初計画したいろんな予定のあった考え方もですね、この長い間では変えていかないといけない部分もあると思いますので、その辺もぜひ踏まえながら早目にこの工事、区画整理事業を完了していただくことがやはり市民、そして国民の税金で行っておりますので、ぜひその辺をよろしくお願いいたします。

 最後になりますけど、清算業務についてお伺いをいたします。事業を完了をさせるためには清算業務がありますが、その業務についてはどの程度進んでおりますでしょうか。



○棚原宏議長 具志堅都市計画部長。



◎具志堅光男都市計画部長 お答えいたします。

 大宮地区につきましては、現在の事業費ベースが86.5%という進捗率でありまして、この清算業務については今その時期ではありません。もっとですね、その事業を進めてですね、終盤に近づいてからでないとこの清算についての内容が出てこないということでありまして、したがいまして現在の残事業を考えますと、先ほど事業期間を申し上げたんですが、もうしばらく延ばさなければですね、完了できない予定でございまして、したがいまして今の私どもの予定ではですね、その清算業務は恐らく平成15年度以降になるんではないかと考えております。



○棚原宏議長 島尻忠明君。



◆島尻忠明議員 こういったいろんな地権者絡み、こういった区画整理事業はなかなかほかを見ても前には進みにくい部分はあると思いますけど、ぜひ当市、そして地権者、いろんな関係各位と協力して早目に終了させることがお互いにとってもいいことだと思いますので、ぜひその辺を踏まえまして円滑なる業務が行われて早目に、できれば、期間延長というお話もありましたけど、期間内で終了させるようにお願いをいたして質問を終わります。ありがとうございました。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 本日最後の質問になりますけれども、よろしく御協力のほどお願いいたします。通告に従いまして質問を行います。よろしく御答弁のほどお願いいたします。

 1番目でございますけれども、生活環境項目として、平成10年1月21日のタイムスに県内の河川会議の調査結果がございました。施政方針の中でも、市域に流れる2級河川は市民の生命と財産を守るために快適な生活環境を守らなきゃならないというふうな項目もございます。前後しますけれども、(1)の?についてお伺いをいたします。市内の小湾川、牧港川下流は水質調査の対象になったのかどうかを教えていただきたい。また、結果がわかれば報告をしていただきたいと存じます。

 それから、?でございますけれども、独自の市内の河川の調査がなされたのかどうか、その結果を教えていただきたいと存じます。

 ?、県と沖縄総合事務局、これも1月21日のタイムスでありますけれども、実施した結果、久茂地川と安謝川は95年度より水質が悪化をしているとありました。安謝川は本市と隣接しており、那覇市と水質の件で話し合いが持たれたのかどうかを御答弁いただきたいと存じます。

 それから、2でございますが、浦添ようどれの発掘調査は私たち市民や県民にとって、夢とロマンを与えております。新聞にも大きく掲載をされました。本市の教育委員会では、浦添城跡整備基本計画の第1期事業として、本年度から文化庁補助金によるようどれの復元整備に着手するとのことでございます。また、本市の入り口にも発掘された数々の品物が展示をされております。浦添城跡から大量の出土品を勉学のためにもですね、市として、今の仲西小学校にあります資料館が非常に狭い、しかも見学しようにも勉強しようにも不便を感じております。そういう意味で、せっかくの浦添城跡からの大量の出土品がございますので、仮称でありますけれども、市の博物館というものをそろそろ考えていいのではないか、こういうふうに思いますが、市の考え方をお聞かせいただきたいと思います。

 3、それから海上基地建設に関する県の意見聴取の中、これも1月19日だったと思いますが、私はここでおわびと訂正をしていただきたいと存じますが、宮城市長をして「地方自治法の根幹をなす」ということは、これは新聞をよく見ましたら、山内村長の言った発言でありまして、中身はですね、基地が過密な沖縄で県内移設は難しい、市民投票の意見は反対が過半数であったので、その結果に従うのが当然であるというように、当時名護市の住民投票を踏まえて海上基地に対する見解が述べられております。その後、容認する市長選挙の結果は全く逆な結果が出ました。そういう中で、今市長はどのようにその問題をお考えになっておるのかをお聞かせいただきたいと存じます。

 それから、4番目でございますが、新聞には県の三役とか、あるいは市長の動静、日程というのが毎日掲載をされます。一般市民も市長の日程を見て相当なスケジュールの過密だなと思ったり、ああ、きょうは県外へ行ったんだなということを知ることができますし、私たち市会議員もそれを見て、初めて催しを知るときが多々ございます。

 そこで、お伺いしますけども、県外出張も地方紙に掲載されました。今年に入ってから県外出張の記載事実に間違いはなかったのかどうか、その辺をお聞かせをいただきたいと存じます。

 5番目に、公営葬斎場についてでございますが、組踊劇場の誘致については、当局を初め関係者に心から感謝を申し上げる次第であります。その誘致の結果を見て、葬斎場が組踊劇場のそばにできるんだということを多くの市民が初めて知ったという事実であります。そして、残念なのは公営葬斎場が隣接するんで好ましくないということで取りやめになったいきさつを聞いておりますが、今後の市当局の取り組みについて御説明をいただきたいと存じます。

 あとは自席において再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。



○棚原宏議長 宮城市長。



◎宮城健一市長 お答えいたします。

 ただいまの3番につきましてはですね、私の発言に関する問題でございますので、お答えしますけれども、質問は、いわゆる住民投票は海上基地反対をする方が圧倒的に多かったと、それは見解の相違であります。それから、市長選挙については逆であったというようなことになっておってですね、今どう思うのかという問題でありますけれども、これはですね、二つの選挙につきましては、一つはどっちかというと基地問題だけを問うた住民投票でありますしね、それから一つは4カ年の首長を決めるということでございますので、基地問題以外の要素もかなり含まれるわけでありましてですね、ストレートにこれ比較することはちょっと無理じゃないかなという感じがいたしますが、いずれにしろ逆の結果が出ているのは事実でございます。これにつきましては、私もよくわかりませんけれども、そういった違いがあるというだけは申し上げておきたいと思います。

 そしてですね、基地問題の解決は、基地の整理縮小を促進していくことであります。これが私の基本的政策であります。ただ、海上基地問題もまさに基地問題でありますので、基本的にはそれと変わりがないわけでありますけれども、一方では名護市独自の問題でもありましてですね、これは前の議会の場合も申し上げたわけでありますけれども、いわゆる名護市独自の問題であるというこの点もですね、十分配慮されなければいけないという問題であると考えているわけであります。したがいまして、海上基地問題では名護市民の自主的判断を尊重すべくですね、引き続きその推移を見守ってまいりたいというふうに思うわけであります。



○棚原宏議長 吉村市民部長。



◎吉村清市民部長 市内河川の水質調査の結果についてお答えいたします。

 まず、牧港川が指定になって調査対象になっているかという御質問でございます。これは、環境基本法の中の環境基準のC類型というのに分類されておりまして、牧港川は指定を受けておりまして、それが昭和55年の6月に指定を受けております。そのために県環境保健部による平成8年度の水質検査の測定結果が出ておりますんで、報告をしておきたいと思います。

 まず、水質測定の項目でございますが、かなりあります。その中の代表的な検査項目として、生物化学酸素要求量、これをBODと言っておりまして、水中の汚濁物質が微生物によって分解される際に消費をする酸素の量のようです。それは、微生物が汚濁物質を分解するわけですから、酸素が少ない方がいいということで、その値が低い方が好ましいという値でございますが、これが平成8年度3.7ミリグラム、1リットルのうちですね。それから、3.7ミリグラムから48.5ミリグラムというような内容になっておりまして、これは上流、中流、下流によっても違うんですが、河口口においては環境基準の5ミリグラムをクリアしております。特に御心配をいただいておるカドミウム等の公害物質、これについては人の健康の保護に関する環境基準の項目の調査、これすべてクリアしております。

 それから、独自の河川調査がなされているかどうか、そしてその結果についてでございますが、独自に牧港川、そして小湾川、それから港川の海域、これはカーミージーのことでございますが、その水質を実施をしております。牧港川、小湾川の両河川につきましては、測定地点3地点を定め、2カ月ごとに1回実施をしております。また、海域については年1回の実施でございます。ここでもですね、独自の調査結果でも、平成8年度の結果ですが、牧港川では先ほどの生物化学酸素要求量、BODでございますが、これは6回の平均で10.1ミリグラムから45.8ミリグラムと。そして、小湾川が同じくBODについて10.3ミリグラムから13.6ミリグラムの測定値であります。それによりますと、環境基準の5ミリグラムより高い値を示しているということでございます。これは、都市河川として生活排水による影響が考えられております。

 それから、那覇市との水質の件で話し合いが持たれたのかどうかですが、御承知のように安謝川は石嶺町を起点に末吉公園内、さらに本市と隣接をしておりまして、那覇港港湾域に流れる県管理の2級河川であります。

 御質問の安謝川の水質につきましては、これまでに那覇市との具体的な話し合いは持たれておりません。今後平成9年3月、昨年の3月ですが、生活排水対策重点地域に浦添市が指定されています。そういうことで浦添市全域がその対象となっておりますので、その一環として牧港川、小湾川、また安謝川の水質改善について生活排水対策推進計画策定の中に織り込みたいと、このように考えております。



○棚原宏議長 宮里教育部長。



◎宮里良一教育部長 上原議員の2番目の御質問にお答えいたします。

 仲西小学校旧校舎の文化財資料室は、市内出土の貴重な文化財を展示する仮の施設として一般へ公開しておりました。しかし、御指摘のように交通の不便な場所ということもあり、利用者の数は少ない実情でありました。昨年の新庁舎の建設で、仲西小学校旧校舎跡にありました文化課文化財係はあかひらステーションビルに移転しました。これに伴い仲西小学校旧校舎の文化財資料室は管理上の問題もあり閉鎖し、現在は出土文化財の収蔵庫として使用しております。しかし、これまでに市内から出土した文化財は数多くに上り、また浦添城跡の発掘調査でも琉球の大交易時代の扉を開いた浦添の歴史を象徴するような貴重な遺物が出土しております。浦添城跡整備の進捗とともに出土遺物の展示と浦添の歴史、文化を開設する博物館施設が遅かれ早かれ必要になると思っております。現在は、財政事情が厳しい中で博物館を建設する具体的な計画を策定するには至っておりません。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 上原議員の質問4番と5番について御答弁をさせていただきます。

 市長の日程の中でことしに入ってからの県外出張についての御質問でございますが、ことしになってから2回ほど県外出張をいたしております。この件につきましては、新聞に記載されているとおりでございます。

 それから、公営葬斎場についてでございます。先ほども上原議員からもお問い合わせがございましたように、新聞報道にもございますが、国立組踊劇場(仮称)でございますけれども、これが浦添地先に決定をしたと、立地を見たということで、それを受けるような形でそれに隣接した場所に葬斎場候補地としてこれまで取り組まれてきていたわけです。そのことについて2月3日両市長が会談をする中で、国の施設としての国立劇場と近接するような形での共存については、これは大変厳しいものがあると、いわゆるこれまで国立組踊劇場の進め方ということで検討していく中で環境問題が大分論議されていた内容もあって、難しいということで両市長間で共通認識をしているわけです。

 そこで、この葬斎場についての候補地は白紙に戻すということで合意したわけなんですが、そこで火葬場の問題については那覇市においても大変重要な課題であると、緊急な課題であるということで、今後の対応として那覇市と浦添市が共同して今後も取り組んでいただけるようぜひ協力をお願いしたいというふうに市長の方に申し出がございました。これに対して浦添市側としては、現在第2次基本計画の中でもこの公共葬斎場について位置づけがされております。これについては、近隣市町村と協力をしていく中、広域葬斎場としてその促進を図るという位置づけがなされておりますので、また運営上の問題、いろいろのことを加味した場合においては、利用度の問題等も含めてですね、やはりこれは単独葬斎場というのは大変財政上も厳しいという点からは、当然いわゆる広域的な葬斎場として取り組むべきだろうということで考えております。そして、これについては即その後状況等、いわゆる事情等について関係当局に対して御説明をし、これからの取り組み方について緊要を要するということから、ぜひともまた今後とも御協力をお願いしたいということでの状況説明等については既に終わっておりまして、事務方の方でそれに向けて取り組んでいる状況であります。



○棚原宏議長 10分間程度休憩いたします。           (休憩時刻 午後2時10分)



○棚原宏議長 再開します。                  (再開時刻 午後2時24分)

上原憲英君。



◆上原憲英議員 質問漏れがありますので、自席からですが、質問をさせてください。1番目の(1)の?小湾川、牧港川の両河川の今後の工事の計画があるかどうか、お聞かせください。



○棚原宏議長 建設部長。



◎福里済建設部長 上原議員の1番目の(1)の?にお答えいたします。

 小湾川の下流の方が未整備となってございます。また、牧港川につきましては、パイプラインより下流の方はほとんど整備がなされております。両河川とも2級河川で県管理河川敷となっておりますので、御質問の趣旨を踏まえ、県に整備方を要請していきたいというふうに考えております。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 この件につきましてはね、何回か取り上げて質問をしてまいりました。特に小湾川の河川、国道58号から下流の方です。質そのものも本当に基準に合うのかなと思うぐらい悪いんです。あれはもう川じゃないんですね。前も申し上げたように、マンホールが二つあるんです。ですから、水の流れがない。左側は軍に入って整備ができないという前回の答弁がありました。今の建設部長の場合に、てだこの入り口に看板がある。ススキで覆われて、本当にこれ川なのか橋なのかわからない、国道58号から。そういうことで質問をしたわけでありますけれども、そのときに小湾川の海の方からは五、六十メートルは工事をしていただきました。当時私申し上げたんですが、沖縄食糧に係る部分は公園化し、道にするんであれば無料で提供しますよと、時の常務はそこまで言っていただきました。その後全然手つかずになっているわけですね。そのときの答弁が、ここから、国道58号から小湾川に向けてはですね、右側、国道58号を越えてですよ、右側は軍用地にかかるんでちょっと手がつけられませんということでありましたけれども、今考えてみましてね、あの工事を浦添小湾川として外観からも見てですよ、やった場合に相当かかるんです。そうすると、あの橋をつくって今の小湾川の両サイドに道ができていけばですね、これ西洲に抜ける道、一方通行よりははるかに交通緩和になるんですよ。そういう意味で県にも国にも小湾川の工事を、橋をつくっていただきたいと、こういう気持ちでいたわけですけれども、まだ要請もしていない、前へ進んでいないということになりますとね、これは非常に僕は情けないなという感じがいたします。僕は、早急にあの小湾川の橋を、国道58号の橋をきちっとね、整備をし、そして河川沿いに道ができるように工事を進めたら、まさに上流から西洲まで道が通っていくわけです。相当交通の便でも便利になるはずなんです。そういう計画を持っていなかったのかどうかね、その辺部長お答えいただきたいというふうに思います。



○棚原宏議長 福里建設部長。



◎福里済建設部長 お答えいたします。

 小湾川沿いですね、仲西ゲートの道路近辺まできれいに整備されて、おっしゃるとおりこれを国道の下を通していきますと非常に便利になるだろうというふうに考えております。ただ、おっしゃる整備計画につきましては県の方に問い合わせたところ、今のところ計画がないというような話でございました。そして、先ほど組踊劇場周辺整備ということ等も出てきておりますので、それと絡めながらですね、内部で検討し、調整もしながら、そして国、県の方にですね、浦添の計画がこういうふうにできるんであればどうですかというようなことも提言して要請もしていきたいなというふうに考えております。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 非常にチャンス到来だという感がいたします。組踊劇場はできるわけですから、今小湾橋を、国道58号をつくってですね、そしてその下に河川に沿って道が西洲の方向に向かっていく、そして組踊劇場に通ずるようなことになればですね、まさに西洲の埋立地と浦添は一つの線で結ばれる。これ非常にいいチャンスではないのかと。僕は、これ政治生命をかけてね、市がやっていく、県に要請する、こういう意気込みを出すチャンスではないのかと。軍の中から道を通すのも結構でしょう。それよりは、今言う組踊をそれに準じて要請をしていく、こういう政治姿勢をですね、今出さないとこれ到底できそうもない。大きな工事だと思います、国道58号をとめてやっていくわけですから。そういう意味では、今部長がお話がありましたように、ドッキングをさせた形で交通緩和のためにもぜひこれをとらまえてやっていただきたいというのが一つと、そのために浦添の小湾川の流れがスムーズにいきますし、河川の浄化につながっていく、こういう二つの観点からですね、政治的に取り上げて頑張っていただきたい、こういう要望を申し上げたいと思います。

 続きましてですね、浦添ようどれの問題でございますけれども、今あかひらステーションビルに移ったということでございます。これは、前々から私指摘をしておりますけれども、今仲西校区の方には場所として適地は前の資料館の跡、そこを地域住民の意見を取り入れながら市民的な役割のある建物をつくる考え方はないのかどうか。私は、移っていただきたいということと同時にですね、新しいこういう発掘が出てくるわけですから、前にも提案いたしました。図書館、美術館はできました。その間に浦添の市民会館の裏側に破砕工場跡がありますね、今シルバーの皆さんが使っている。あの用地を使ってですよ、浦添市の文化、歴史、そういったものをできる箇所を、僕は博物館と書きましたけれども、伝統工芸的なものも網羅したものをつくったらどうなんだ、考えたらどうなんですか、そういうことを前回も提案をいたしました。僕は、計画をですね、持って、何もあした、あさってやれということじゃなしに5年計画、10年計画でそろそろ考えていいのではないか。教育長、その辺もね、ひとつ答弁をしていただきたいなと。せっかくこういうすばらしいのが出てくるわけですから、そして将来は浦添城跡をつくろうなんて夢を持っているわけですから、まず一般市民が勉強できるように、学術的に勉強できるようなその施設をつくったらいかがなんだろうかと。計画的に今つくれということじゃないけれども、ビジョンを持って示していただきたいなということで再質問したいと思いますが、いかがでしょうか。



○棚原宏議長 宮里教育部長。



◎宮里良一教育部長 再質問にお答えいたします。

 現在御指摘の仲西小学校旧校舎跡は、敷地としては小学校の教材園あるいは職員の駐車場として今使われております。そして、建物については文化財発掘に伴う遺物収蔵庫に使われております。さらに、文化協会の事務室と会議室、さらにてだこ学園の事務室という形で使われておりまして、当分の間そういう形に使っていくと思いますが、将来的には平成12年中長期浦添市の総合計画、2次計画が終わりますんで、その後の計画の第3次計画の枠にそういった今御指摘の複合的な施設、これまでその場所、使い方いろいろ提案がございましたんですが、これからそういう中長期的な計画に向けて検討させていただきたいなということで考えております。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 ぜひですね、今度のようどれの発掘のための補正予算も出ているわけですから、今後いろいろなものが出てくる、非常に市民は関心を持っていると思います。そういう意味でいち早く美術館はできた、市の美術館として。図書館も早目にできた。他市に負けないようなこういったことも考えていく必要があるんだろうというふうに思います。どうか第3次計画の中には組み入れてですね、いい資料館なりあるいは歴史的な会館ができますことを要望したいと存じます。

 3番目でありますけれども、市長の御意見賜りますと、よく施政方針の中で浦添市の88回定例会、軍港問題について106回臨時会で全会一致があったんで尊重する、これはもう大きな民意だというような感じがしてなりません。当然といえば当然かもしれませんけれども、しかし時によってこの問題は議会で変わってくる可能性は十分ある。例えば県のですね、石垣空港の問題を踏まえて答弁を聞いていますと、副知事はそういうことを言っているんですね。議会の決議をすべて民意として受け取ってですね、という内容があって、決議がイコール県の意思決定になるというようなことはないと。事情によっては変わってきているわけですね。石垣空港の問題と県との違いはあるにしても、議会の議決そのものがすべてではないですよと、民意として重く受けとめましょうと、非常に柔らかい内容になっているわけです。しかし、本市の場合は、市長の中で再三出てくるのは、88回定例会、106回定例会は全会一致だった。反対決議をしているので、市議会と歩調を合わせながら反対の意思を明確にしていきますと。これが例えば5年後、10年後埋立地が出てくる、西海岸の開発が出てくる、軍港問題が出てくる、そのときに経済問題と絡んで出てまいります場合に、必ずしも前回のような考え方で一致を見る反対決議ということは当たらない、こういう気がいたします。これに固守しておりますと、議会が仮に反対でもしたら沿っていきますということになりかねませんので、もう少しその辺は文言を変えてですね、重きを、重視をしたい、こういう気持ちに、柔軟性のある回答が必要でないのかなという考え方を持っておりますけれども、施政方針の中ではもう明快にやっていきますというような形なんですけれども、時と場合によって変わっていくわけですから、そのときの状況というものを踏まえながら議会の決議というものを重きにしていきたいという文言に変えることができないのかどうか、考え方がないのかどうか、再度御答弁をいただきたいと思います。



○棚原宏議長 休憩します。                  (休憩時刻 午後2時38分)



○棚原宏議長 再開します。                  (再開時刻 午後2時38分)

 宮城市長。



◎宮城健一市長 議会で書かれたようにですね、全会一致で決議されているということは、これは間違いないわけですよね。ただ、今議員がおっしゃる御意見の、かたくなにというようなことではないわけであります。そうじゃなくして議会の意思もこうなっているんで、それをですね、覆すようなこともまだ出ておりませんので、これは尊重しなければいけないと。こういうたぐいの私の感じなんです。したがって、この軍港問題につきましてはですね、私も当初方針でも示してあるように、私自身もここに軍港が来ることに反対という基本的なものがあるわけですよ。それもあわせてですね、議会のそういった決議も尊重してこういうふうな書き方をしてありますということなんです。それが変われば、それはまたそのときでですね、いろいろ検討しなければいけないというふうに思っております。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 もう時間がありませんので、次に移りますが、ぜひこのことはですね、流れがあるわけですから、その流れを十分踏まえながら提案をして施政方針をしていただきたいなという感じをしております。

 次に、4番目でありますけれども、部長から新聞の報告、これは間違いなく二、三回ありました。私新聞の切り抜きを持っていますけれども、明快にですね、回答をいただきたいんですけれども、タイムスの中にですね、1月12日、13日県外出張になっていますけれども、そのときの県外出張、明快にちょっとお答えください。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁いたします。

 御指摘の1月12日月曜日から13日火曜日の1泊2日、東京への出張ということになっております。出張目的といたしましては、これまで国立組踊劇場の、仮称ですけれども、誘致促進期成会のいわゆるバックアップもあって、これまで何度か要請をしてまいったわけです。そのかいあってと申しますか、浦添に位置決定がされたという報告を受けて、いわゆる関係省庁に対しての今までの御苦労の労をねぎらうとともに感謝の意をあらわすということで市長が出張いたしております。それに同行者といたしまして議会議長、そして期成会の会長である文化協会の会長、それから副会長であります商工会議所の会頭、それに事務局から私と課長が同行しております。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 再度聞きますけれども、12日、13日、間違いありませんか。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 間違いございません。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 実は、1月12日に市長がゴルフをやっていた、こういう報告を私承っております。たしか俗称ウンタマ、沖縄カントリーですか、12日の日にゴルフをやっていましたよと、県外出張でありながらどういうことですか、間違いないですか、こういうことを言われているんですが、そのときはゴルフやっていませんか。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁申し上げます。

 これについては、多分に時間的なずれといいますか、出張の時間的なずれからおっしゃっていることが出てきたんだろうと思います。と申しますのは、12日、要するに出張はですね、午後からの便で出張いたしておりまして、いわゆる空港へ向かっておりますのは14時45分に公用車でもって自宅を出ております。私が便乗いたしておりますので、間違いございません。



○棚原宏議長 上原憲英君。



◆上原憲英議員 そういう中でね、やっぱり新聞は1日を費やしているという出張を見ているわけですよ。ですから、誤解を生むような形のね、やり方では困るなと。ゴルフだったらゴルフときちっと書いて何時から何時までと。大体庁議何時から、来客何時からとありますよね。丸々1日としか理解できませんよね、一般市民は。だから、何ですかと言われても困るわけなんで、今度はきちっとした報道をしていただきたい。記者会見よく食事会やるでしょう、ティータイムあるでしょう、ちゃんとやっていただきたい、これ要望しておきます。

 それから、最後になりますけれども、時間ありませんが、公営葬斎場の問題、これはですね、僕ほとんど総論賛成で各論反対、皆さんはこういうことを今までやってきておりますけれども、その流れをちょっと聞かせていただきたいと思うんです。南部広域における葬斎場、これ平成5年から始まって9年の4月1日から変わっていますね。そして、相当見学もなさっている。そのときの内容、流れ、そして平成9年の4月1日つくった今度は北斎場の葬斎場の内容についてね、箇所について説明を求めます。



○棚原宏議長 又吉企画部長。



◎又吉英蔵企画部長 御答弁申し上げます。

 まず、今の質疑については2点ほどに分かれてまいります。1点目は、去った4月1日からの取り組みということと、その以前に大きく分かれてまいります。確かに上原議員から御指摘がございますように、昨年の4月以前につきましては、南部広域市町村圏事務組合の中においていわゆる広域行政としての斎場をいかにあるべきかということで論議がされております。これは、そういう計画等の意思決定機関としては各首長が一堂に会するいわゆる理事会というのがございます。これをもとにと申しますか、いわゆる斎場検討委員会というのが設置されておりまして、これは助役会というものでもって組織されております。これまでの流れから記録等を見ますと、いわゆる南部広域の中で斎場計画というのはどうあるべきなのかということで論議がされて、細かい点は研究部会としての助役会でやられておりますけれども、その中で先進地等も視察されております。そういう中で人口の状況あるいはエリアといいますか、区域の状況からして、広域行政として、あるいは広域葬斎場としては3カ所程度に将来まとめるべきであろうという考え方が出ております。そして、南斎場、北斎場という言葉使って、そして東斎場という考え方があります。その北斎場の位置づけとして、浦添市と那覇市が包括する、要するに行政区域として包含するところに北斎場をつくった方がいいと。それから、糸満を含めて南の方には南斎場というふうな考え方で位置づけを見ております。その中でやはり緊急性と具体的な取り組みということで、北斎場からそれでは具体的に取り組もうじゃないかというふうなことでその会議が出発をしております。その中で場所として当時南部広域の中で候補地として話し合われたのが、御案内のように港湾区域内の最終処分場のいわゆる計画地があります。これは、港湾計画に変更された9ヘクタールでございますけれども、この中に3ヘクタールを斎場に充てようという考え方が出されております。

 その後緊急性があるということで、那覇は独自に場所等をいろいろ模索した経緯があります、もちろんこれは港湾区域内においてですね。そして、その中で一つずつ暗礁に乗り上げる形もありますけれども、候補地の一つといいますか、の中に那覇港湾管理者が管理をしている港湾緑地といいますか、その中に一つ候補地をという考え方で話がいわゆる事務レベルで出ているわけですね。それに具体的な法手続等も含めて、あるいは運輸省との具体的な詰め等も、要するに運輸省というものの内諾がないと具体的に進められないということもあって、これの具体的な取り組みとして去った4月1日からその計画を具体的に打診するような形でプロジェクトを組もうやというようなことで4月1日からこれがスタートを切ったということであります。その内容等については、先ほど上原議員からも御指摘があったとおりであります。



○棚原宏議長 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 本日はこれにて散会いたします。                   (散会時刻 午後2時50分)