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沖縄県 石垣市

平成27年  9月 定例会(第8回) 09月14日−02号




平成27年  9月 定例会(第8回) − 09月14日−02号







平成27年  9月 定例会(第8回)





            平成27年第8回石垣市議会(定例会)
                 9月14日(月)
                  (2日目)
                               開 議 午前10時04分
                               散 会 午後 5時08分
 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 12 │ 福 島 英 光  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │    │            │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 17 │ 井 上 美智子  君 │    │            │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  (初日に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  宮 良 八十八 君

  副 主 幹 兼  伊 盛 加寿美 君     議事調査係長  山 盛 心 山 君
  庶 務 係 長

  主    事  仲 田 守 善 君     主    事  白 保 博 章 君

              議  事  日  程 (第2号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.ひとり親世帯における待機児童の認可外保育料補助について  │
│     │       │ (1) ひとり親支援となる補助対象者世帯数並びに、こども1人  │
│     │       │   当たりの月補助額について説明を求めます         │
│     │       │2.子宮頸がんワクチン接種後の副反応について         │
│     │       │ (1) 2010年度の任意接種以降、対象者数と副反応疑いがある生  │
│     │       │   徒の有無について説明を求めます             │
│     │       │3.老朽化に伴う市営プールの建替えについて          │
│     │ 長浜 信夫君│ (1) 新プールの更新計画、併せて施設構想について説明を求め  │
│     │       │   ます                          │
│     │       │4.自衛隊配備計画調査並びに市長の政治姿勢について      │
│ 一般質問│       │ (1) 市長は「慰霊の日」で、戦争に対する反省や誓いを述べた  │
│     │       │   が、翌月には基地建設を前提とした自衛隊配備計画の調査  │
│     │       │   を受け入れました。市長の姿勢、行動の乖離と落差に多く  │
│     │       │   の市民が違和感を持っております。この指摘にどうお考え  │
│     │       │   か、ご見解を求めます                  │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.新庁舎建設について                    │
│     │       │ (1) 策定委員会のスケジュールについて            │
│     │       │ (2) 策定委員会の議決方法について              │
│     │ 友寄 永三君│2.インターコンチネンタルホテル前の里道について       │
│     │       │ (1) 管理について                      │
│     │       │3.教育行政について                     │
│     │       │ (1) 本市生徒の学力について                 │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │ (2) 教科書採択について                   │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.漁業従事者支援事業について                │
│     │       │2.石垣漁港2号船揚場(ハーリー会場)船舶巻上げ機増設につい  │
│     │ 仲嶺 忠師君│  て                            │
│     │       │3.水産物展示販売施設(海鮮館)の補助金返還について      │
│     │       │4.水難救助支援船の導入について               │
│     │       │5.ご当地ナンバー(デザインナンバープレート)導入について   │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.保育行政について                     │
│     │       │ (1) 待機児童解消に向けた保育所整備の取り組み状況につい   │
│     │       │   て                           │
│     │       │ (1) 保育士確保の取り組み状況について            │
│     │       │ (2) ひとり親家庭の認可外保育施設利用料補助について     │
│ 一般質問│       │2.児童福祉行政について                   │
│     │東内原とも子君│ (1) こども医療費助成事業の対象年齢拡充について       │
│     │       │3.農林水産業行政について                  │
│     │       │ (1) 台風15号の農林水産業への被害について          │
│     │       │4.都市建設行政について                   │
│     │       │ (1) 電線類地中化について                  │
│     │       │ (2) 白保海岸(船着場周辺)環境共生型観光地づくり支援事業   │
│     │       │   のトイレ・東屋設置の進捗状況について          │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.ヒアリの侵入防止対策について               │
│     │       │2.信号機による渋滞及び混雑の緩和について          │
│     │ 箕底 用一君│3.災害等に関する本市の救済制度について           │
│     │       │4.一括交付金活用について                  │
│     │       │5.防災無線の設置率と今後の取り組みについて         │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



             平成27年第8回石垣市議会(定例会)

                  9月14日(月)

                    (2日目)



                               開 議 午前10時04分





○議長(知念辰憲君) これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおり、一般質問となっております。本定例会における一般質問の通告者は、17名であります。よって、お配りしてある一般質問日程表の割り振りで進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、本日最初の質問者、長浜信夫君の質問を許します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 「石垣市民ヌ、ケーラネーラ、マイニツガンジューシ、オールンネーラ。キュウヌフタギナヌ質問アタリル。ドーディン、チビマディ、スィキタボンナーラ」、どうぞよろしくお願いいたします。

             〔何事かいう者あり〕

 まず、冒頭に、石垣島気象台観測史上最大瞬間風速71メートルを記録する台風15号の襲来で、農水産業を中心に甚大な被害が生じました。過日、市議団で被害状況調査のために現地視察してまいりましたが、大変痛々しい現状でありました。

 被害に遭われた皆様方には、心からお見舞いを申し上げます。暦の二百十日前後は台風襲来の時期でありますので、また本市は台風常習地になっておりますので、今後とも、市民皆様方には万全の注意と対策をとっていただきますよう、ご留意並びにお願いをしたいと存じます。

 市当局には、被害施設の早期改修、回復を要望したいと思います。

 さて、少しばかり所感を述べさせていただきたいと思います。

 ことしは戦後70年を迎えました。本員は戦後生まれでありますが、これほど戦後の節目の中で日本が再び戦争への道を歩み出さないか、大変危惧を抱いております。

 歴代内閣を見ても、これほどまでにも立憲主義と民主主義を無視し、傲慢でおごりと独裁的な安倍内閣だと感じざるを得ません。

 国会は一挙与党であり、安倍内閣に唯々諾々と追随としか映らず、国民と大きな距離と乖離があります。政府はさまざまな法案や法律の名称を変えて成立を図り、戦争のできる国に突き進もうとする一連の流れの伏線を感じざるを得ません。幾つか事例を示したいと思います。

 国民に情報制限をする特定秘密保護法制定に始まり、歴代内閣が違憲としてきた集団的自衛権行使の閣議決定、外国へ輸出禁止する武器輸出三原則を緩和するために防衛装備移転三原則、自衛隊の海外派遣することを国際平和支援法、周辺事態法を存立危機事態法などと、名称表現を変えて国民を欺くこそくな手法と行為が明らかであります。

 今国会では、歴代内閣が憲法に照らし違憲とした集団的自衛権行使を含む安全保障関連法案の審議が、重大局面を迎えております。多くの憲法学者や内閣法制局長官、日本弁護士連合会、大多数の国民が違憲だと猛反対し、国民世論調査でも反対が大多数を占めております。

 政府が合憲の根拠とする1959年の最高裁砂川判決も、元裁判官や最高裁長官は、政府は勝手に曲解、解釈していると厳しく批判しております。

 時の一内閣が憲法解釈を180度変え、国会で強行採決する。これほどまでにも政府のいうことは正しいのか、大多数の国民は大いに疑問と不信感を倍増しており、立憲主義と民主主義の破壊だと声を挙げております。

 去った8月30日は、雨の中、国会周辺で学生を中心に世代を超えた12万人規模の抗議集会が開催されており、安保法案廃案を訴え、今や全国的なうねりが苛烈に広がっております。

 安倍首相のいう積極的平和主義の内実は、積極的軍国主義だと感じざるを得ません。この先待っているのは、安倍首相が憲法改正が悲願だと強調するとおり、憲法改憲と自衛隊の国軍化であります。民意を顧みない安倍首相のこの道しかないとのフレーズは、いつか来た道であり、憲法9条の戦争放棄はいつの間にか180度転換し、平和放棄だと異常な雰囲気を感じます。

 県民8割以上の大多数が辺野古新基地建設を反対を訴えているにもかかわらず、何がなんでも強行する、県内41市町村長の7割以上、国民6割余の大多数が安保法案反対を訴えても、何がなんでも通そうとする。まさしく安倍内閣は、何がなんでも内閣であり、なりふり構わず内閣であります。

 ところで、中山市長は、辺野古にもこの法案にも賛同し、本市議会は多数与党議員によって法案成立を求める決議を強行しております。到底受け入れることはできません。まるで安倍内閣を思わせる暴挙の沙汰だと市民の声が聞こえてきます。

 政府・自民党、公明党・与党は、今週中に安保法案の強行成立を目指していますが、断固として戦争法案と指摘される安保関連法案に反対いたします。

 以上、私の所見を述べさせていただきました。

 それでは、質問要旨を申し上げます。当局の明快で明確なご答弁を求めます。

 まず初めに、ひとり親世帯における待機児童の認可外保育料補助についてお伺いいたします。

 県子ども生活福祉部は、公立認可保育所に入所できずに待機児童となり、認可外保育所を利用しているひとり親世帯支援のために、一括交付金を利用して保育料補助を始めることにしております。

 そこで、本市における補助対象者となる世帯並びに子どもの1人当たりの月額補助額はいかほどになるのか、ご説明を求めます。

 次に、子宮頸がんワクチンの副反応についてであります。

 2013年7月、子宮頸がんワクチンが定期接種となり、女性特有のがん疾病予防策に明るい兆しが見えるかに思われましたが、接種後に全国各地でワクチンの副反応被害が報告され、厚生労働省は同年6月から、わずかの2カ月足らずでワクチン接種の積極的な取り組みを控え、現在に至っております。

 多数の県内各市町村議会では、副反応の早期解決と被害者の早期救済、支援を求め、意見書や要請を行っており、先月は、美ぎ島美しゃ市町村会も県に要請をしたばかりであります。

 そこで、任意接種にありました2010年度以降、本市における接種者人数と副反応疑いのある生徒の報告の有無をご説明願います。

 老朽化に伴う市営プールの建てかえについてお伺いいたします。

 現在のプールは、昭和62年に建設され、当時は県内でも50メートル仕様プールはわずかしかなく、市民待望の見事な施設として歓迎されました。

 しかし、供用開始から既に28年が経過し、至る箇所で老朽化が著しい現状にあります。市民要望に応え、早期に新プールへの更新計画を立てる必要が生じていると思いますが、今後の施設構想とあわせて当局にご説明を求めます。

 最後に、自衛隊配備計画調査並びに市長の政治姿勢についてであります。

 去った6月24日、沖縄防衛局の森 浩久企画部長が、自衛隊配備に向け、現地調査に入ることを説明のため、中山市長を訪問しております。

 前日は、慰霊の日であり、さきの大戦で犠牲に遭われた多くのみたまに哀悼の意をささげる全県民鎮魂の日でありました。

 慰霊の日は単に平和を誓うだけではなく、積極的に不戦の努力と決意を新たにする日でもあります。そのような日からわずか1日しかたたない翌日、慰霊の日を終えるのを待つかのように、防衛局から自衛隊配備計画調査開始について、市長との面談がありました。

 市長は、慰霊の日で、二度と悲惨な戦争を繰り返さないと述べた言葉をまるで忘れるかのように、基地建設を前提とした防衛局の調査を快諾いたしました。基地を置くことは、大なり小なり戦争に巻き込まれる危険と可能性が潜んでいます。慰霊の日では、戦争に対する反省や誓いを述べ、そして翌日には自衛隊配備調査に協力する、この姿勢と行動の乖離と落差に私を含めた多くの市民が違和感を持ちました。

 市長はその指摘をどのようにお考えか、ご見解を求めます。

 以上、質問要旨を申し上げました。当局の簡潔で明快な答弁と説明を求めます。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) おはようございます。長浜信夫議員の1項目のひとり親世帯における待機児童の認可外保育料補助についてお答えいたします。

 議員ご案内のとおり、沖縄県においては、平成27年10月より、公立及び認可保育園等に入所できずに待機児童となり、やむなく認可外保育施設を利用しているひとり親家庭を支援するため、その保育料を補助する制度を新たに実施いたします。

 本市におきましても、県と歩調を合わせ、関係実施要綱等の整理を図りながら、実施に向け取り組みを進めているところであります。

 議員お尋ねの補助対象となる世帯数につきましては、23世帯で対象児童数は29人となっております。次に、補助額につきましては、1人当たり月額2万6,000円を上限としております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) おはようございます。子宮頸がんワクチン接種後の副反応について、長浜議員の質問にお答えいたします。

 2010年度──平成22年になります──任意接種以降、対象者と副反応疑いがある生徒の有無についてお答えいたします。

 子宮頸がんワクチン接種につきましては、平成22年度に子宮頸がん等ワクチン接種緊急促進事業として国が創設し、平成25年──2013年になります──4月から定期接種化されております。

 その後、接種後に広範な慢性の疼痛や運動障害を中心とする多様な症状が特異的に見られたことから、2カ月後の同年6月に積極的な勧奨は差し控えるよう通知がありました。

 現在、厚生労働省は医療機関や自治体に協力要請し、これまでに報告された副反応について追跡調査をしているところです。

 本市では、平成23年度及び24年度には、石垣市子宮頸がん等ワクチン接種促進事業といたしまして、平成25年度から定期予防接種として、中学1年生から高校1年生相当年齢の女性を対象にして取り組んでおりました。

 平成23年度から平成26年度までの本市の接種対象総数は3,409人、そのうち被接種者、いわゆる接種を受けた方は1,119名です。県の調査によりますと、平成27年、ことし8月現在、県内の副反応報告件数は26件となっておりますが、現在石垣市においては、副反応の報告はありません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) おはようございます。それでは、市営プールの更新計画、あわせて施設構想についてお答えいたします。

 石垣市中央運動公園市営プールは、都市計画事業として国庫補助を受け新築され、昭和62年5月の供用開始から28年が経過しております。

 施設の概要といたしましては、管理棟とスタンドを添えた市内で唯一の50メートルプールであり、平成26年度末では約9,000人が利用をしております。市営プールの状況につきましては、平成23年2月に策定した石垣市公園施設長寿命化計画によりますと、プール各施設の健全度、劣化状況調査の結果、総合判定による全体施設改築の対応緊急度は低い状況にあります。

 しかし、当該市営プール機器等については、健全度、劣化状況調査から5年が経過しており、経年劣化が進んでいるため、今後長寿命化計画の見直しによる調査結果を踏まえ、県との調整を進めて市民ニーズに対応した施設改築を検討してまいりたいと思っております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 長浜議員の自衛隊配備に係るご質問に対してお答えいたします。

 本年6月、防衛省から自衛隊部隊配置に係る検討のための調査協力の依頼があったことはご承知のとおりでございます。

 先ほどご質問の中で長浜議員のほうから調査についての申し入れを私のほうが快諾をしたというような発言がございましたが、快諾という言葉を考えてみますと、快く喜んで了解したというふうな意味合いになると思いますので、それについては趣旨と違うということをご理解いただきたいと思います。

 それをもって、本調査に当たりましては、市民の皆様への不安や混乱が生じないよう調査に配慮をいただくようお願いをして、その申し入れに対し了解をいたしました。

 これは、事務的な調査作業であるからであります。今後とも調査、作業等につきましては、現状の対応をさせていただきたいというふうに思っております。

 従来から申し上げていますように、実際に自衛隊の部隊の配置等について、国から話があれば話し合いのテーブルに着いて、可能な限りその内容を市民の皆様に公開、オープンにしながら議論を深め、判断をしてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、長浜信夫君の再質問を許します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) それでは、再質問をさせていただきます。

 まず、ひとり親世帯における待機児童の認可外保育補助についてお伺いいたします。

 ひとり親世帯の場合、公立認可保育園の保育料は、児童扶養手当受給相当の世帯はほとんど無料になってきます。そこで、認可外保育所に預けた場合も、今回の補助によって全額無料になるかどうか、そこをお尋ねしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 認可外保育施設の利用料補助についてお答えいたします。

 基本的な考えといたしまして、公立認可保育園に入所できれば、本来負担しなくても済む認可外保育施設利用料の全部または一部を低減するものであります。認可外保育施設の平均利用料は2万6,000円で、その2万6,000円を上限として、本来公立認可保育園に入所した場合の保育料と比較し、これを上回って負担している場合は、その差額分を軽減するものでございます。

 公立認可保育園の保育料は、所得に応じた階層区分が設定されており、ひとり親家庭においては、市民税均等割が非課税の場合には保育料は無料となります。したがいまして、認可外保育施設の利用料2万6,000円を負担している場合は、その2万6,000円が最大額として軽減される仕組みであります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) ひとり親世帯の収入は、全国で見ても沖縄県が非常に厳しい状況にあります。そして、とりわけまた県内ではこの本市が大変厳しいものがあります。

 貧困問題は深刻な現状にありますけども、特に本市ですね、父子家庭の年間所得180万円、平均所得です。母子家庭の年間所得が120万円なんです。これ3年前の答弁でありました。当局の答弁であります。この大人の貧困が子どもの貧困につながっておりますので、教育の格差や、あるいは就職に影響が及ぶんじゃないかと大変そのように心配が広がるわけなんです。行政の支援強化が重要で一層求められてきますので、強力な取り組みを担当部長にはお願いしたいと思います。

 子宮頸がんワクチンの副反応についてお尋ねいたします。

 接種を済ませた女の子を持つ親御さんは、副反応が出ないだろうかと大変心配と不安であります。実態把握にはきめ細かな支援に努めるのは当然でありますけども、お隣の宮古島市では、早くから被害者の報告がありまして、6月時点で1,632人の被接種者を対象に調査したところ、98人が体調の変化を訴えたと。そのうちに10人が副反応の症状があったと報告されています。認定されたかどうかは知りません、報告は10名ありました。

 冒頭の答弁でありましたが、県内では26人の副反応の症状が報告されております。で、本市でもひょっとすると、潜在的なこういう症状に気づかず、可能性も排除できませんので、状況把握に努めていただきたいと思います。

 そこでもし、副反応の出た方が出た場合、県内で診療ができるところは琉大の附属病院しかありません。それ以外は本土に渡らんといけない状況です。そこで渡航費、医療費、宿泊費等々必要になってきます。そこのところの本市の対応をご説明願いたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 長浜議員の再質問にお答えいたします。

 副反応の報告がなされた場合の制度ということになります。ご存じのように、本件につきましては、全県的な取り組みが必要と考えております。同ワクチンによる副反応の治療は、県内においては指定された琉球大学医学部附属病院のみで、さらに県外での治療を余儀なくされる場合は、多額の費用負担となります。

 先ほどお話にありましたように、6月に保護者団体──宮古島市なんですけど──が県内全ての被接種者の被害実態を調査するよう県知事宛てに要望書を提出しております。また、全国の自治体より副反応被害の早期解決を求める意見書等が国の関係機関へ提出されております。

 現在、厚生労働省は、同ワクチンが定期接種化される前に接種した症状に出た方についても、定期接種と同様、副反応と同等の医療費を支給するなど、救済制度について検討しているところです。

 去る8月、宮古・八重山市町村会の共通事項といたしまして、美ぎ島美しゃ市町村会において子宮頸がん予防ワクチン接種後の症状に対する支援について、県知事及び県議会議長宛てに要請しておりますが、今9月議会で県の方針が示されるものと思っております。

 そのような動向も見守りながら、独自な制度についても適切な対応をしていきたい、考えていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 通院のために保護者、親御さんですね、経済的、精神的、身体的にかなり負担が大きいものがあります。また、将来を期待される多くの若者が、夢と希望ある人生を歩む、そして健康で健全で夢をつかむ。そのためにも本市の責任ある対応を、取り組みをお願いしたいと思います。

 次に移ります。老朽化に伴う市営プールの更新計画についてお伺いいたします。

 冒頭で具体的な更新時期の提示はありませんでしたけども、利用者からは競技用のプール──今現在は競技用のプールだけになっているんですが、その競技用のプールだけではなく、健康志向の機運やニーズも高まっておりますので、高齢者方の健康運動やリハビリできるプール、あるいは小さな子どもたちが自由に遊べる底の浅いプールですね、そういった要望があります。併設できないのかどうか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 議員ご提案の水泳競技や健康志向及び高齢者や子どもたちの利用できる併設プールについてでありますけども、プール施設改築構想につきましては、議員ご提案の水泳競技はもとより、健康志向などの利用などについて、水泳競技団体や中体連あるいは高体連、水泳教室利用者など、さまざまな方々の多くの意見を聴取いたしまして、幅広い観点から利用者のニーズを勘案し、補助事業採択要件に準じて今後検討を進めまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 25メートルの短水プールでも、正式な競技ができるわけなんです。ほかに多目的な利用ができますと、市民も、大変市民からも喜ばれると思います。

 そこで、現施設の課題は、皆さんご存じのとおり、夏場期間中は暑くて泳ぐには不向きであること、直射日光が強烈で水温も30度を超えるぬるま湯状態になっている。また現在プールの供用期間、稼働期間は4月から9月なんです。利用者からは年間を通して使えるようにしてほしいと、そういう要望もあります。施設の有効活用と市民サービスを念頭に置くならば、私は屋内プールになるんじゃないかと、そう思っておりますけども、当局はどのようにお考えでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 プールの改築計画につきましては、夏場における直射日光を和らげる対策の必要性については、認識をしております。また、プールの通年利用につきましては、冬場の寒い中での利用になりますので、利用者や関係者の意見等も聴取しながら、市民ニーズに応じた施設計画の検討を進めてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 暑さ対策とか寒さ対策になりますと、年間通じて考えれば、必然的に屋内プールになると思うんですよ、私、そう思います。今後、市民の幅広い要望とかニーズを調査していただいて、プールの建てかえを進めていただきたいと思います。

 本市は市庁舎の建てかえも控えておりますし、厳しい財源状況であることは承知しております。しかし、市民サービスを後退するわけにはまいりませんので、関連施設等も大変重要でありますけども、真っ先に優先すべきは市民のために施設を提供して還元することが大事だと思います。そこを考慮していただきたいと思います。

 次の質問に移ります。自衛隊配備計画調査並びに市長の政治姿勢についてお伺いいたします。

 これからの質問は政治的な部分になりますので、これは市長からの答弁をお願いしたいと思います。議長、お願いいたします。

 市長の政治姿勢と行動についてでありますが、去った7日、日本記者クラブ、東京のほうですけども、安保法制案、辺野古新基地建設、自衛隊配備等々について、市長はわざわざ東京で会見を行いました。この意味と意義は何でしょうか、お尋ねいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 東京の記者クラブで会見をいたしましたが、それにつきましては、以前から記者クラブのほうから会見の要請を受けておりました。私といたしましては、その会見のためだけに東京に行くわけにはいきませんので、今回、千葉ロッテマリーンズの応援ツアー、そしてまた、千葉での石垣島デーの開催がありましたので、その前後でということでお話をさせていただいて、先方と調整した結果、7日に記者会見をさせていただきました。

 その際、意義といいますか、私のほうで向こうのほうでいろんな発言をさせていただきましたが、沖縄の中でも多様な考え方があるということを各メディアのほうでも伝えることができたことに対しては、意義があったのではないかなというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 市長は、二度と悲惨な戦争を繰り返してはならないと「慰霊の日」で誓い、そして冒頭でも質問しましたけども、翌日は戦争に巻き込まれ標的となるような基地建設の調査を──調査を容認するというかな、認めたと、そういうことになるんですけども、私は、わずか1日でまるで舌の根も乾かぬうちに、手のひらを返す軽挙妄動に見えるんです。例えると、きのうは羊であすはオオカミに豹変というような印象を持つんですね。

 そこでお尋ねいたします、市長。市長は、戦争体験者の教訓を継承する大切さを常々述べられます。施政方針でも述べて、平和推進事業ですね、このようにちゃんと毎年実施しているわけですけども、そこで、体験した方々の後世へ語り継ぐ真の目的は今何だと市長はお考えなのか、ご見解を賜ります。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 まずは、戦後70年たちまして、当時戦争を体験した方々がもうご高齢でおられて、また、多くの方々はもう亡くなられているという状況でございます。

 私は、常々思っております。これは私だけではないと思いますが、戦争は決してするべきではないと思っておりますし、また、その戦争によって多くの罪なき人々が犠牲になったわけですから、そういう悲惨なことは二度とするべきでないと思っております。

 その意味においては、戦争を体験した方々から戦争というものはどういったものなのかということを、今、これからの次の時代を担う子どもたちにもしっかりと伝えていかなければならないというふうに思っています。

 私も小学校、中学校のころ、平和、そしてまた高校のころ、平和学習ということで、実際に私の祖母から戦争の体験談を聞き取り調査するような学習もさせていただきました。

 やはりその際に感じたことは、二度とそういう戦争など悲惨なことはしてはいけないというふうな意識が芽生えました。実際にその後や今も思っております。

 ただ、自衛隊の配備等の話につきまして、翌日に舌の根も乾かないうちにというふうな発言をされましたけども、戦争を絶対にしてはいけないということと、国を守るという、それに備えると、万が一のために備えるということは、同列に並べて戦争をしないという考え方のもとに、自衛隊のことについては否定するということに話をつなげることは、私は間違っているというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 市長のおっしゃるとおり、まさしく悲惨な戦争は二度と繰り返してほしくない、してはいけない、このような思いと気持ちで、私たちは悲痛な苦しい体験者方、ご高齢の方々は語っていると、そのように思います。

 それを私たち真摯に受けとめて後世に語り継いでいくということが、私たちの今の責務だと、責任だと、役目だと、私はそのように思います。

 そこで、市長、もう一つまたあるんですね、済いません、市長、終戦の日になりますけども、平和祈念の鐘打式がございました。そこで市長は、戦後70年、罪なき多くの方々が犠牲になった事実を忘れてはならない。戦争はいかなる理由をもっても正当化できない。先ほどの答弁もありましたけども、これまさしくこのように述べているわけなんです。

 発言もっともですけども、しかし、市長は、去った7月6日、那覇市で開催された衆院平和安全法制特別委員会では、自公推薦の参考人とした意見陳述で、戦争に参加することができる。もしくは巻き込まれるおそれのある安保法案に賛同しております。私は、この平和祈念鐘打式での発言と参考人として安保法制賛成の発言がどこかかみ合わない、どこか矛盾する、どういった発言が出てくるんだろうと僕は理解に苦しみます。そこの2つの場での発言を私は相入れるものではないと思いますけども、市長のご見解を求めます。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 長浜信夫議員のご質問の趣旨を拝聴いたしますと、安保法制が戦争法案だと、また徴兵制につながるというような話をされている法案に反対の方々の意見と同様かなというふうに思っております。

 しかしながら、私は、安保法制については賛成、できるだけ議論をしっかりと重ねた上で、今国会での成立を求めるという立場を表明させていただきました。

 これは、日本の安全保障の中において、平時から切れ目のない安全保障をしっかりと確立することが必要だというふうに思っています。これは何も戦争をするための法案ではなくて、平和を守っていく中でも我が国の安全を脅かす状況が起こった場合に、それにしっかりと対応できるための法案整備だというふうに思ってるからでございます。

 先ほど申し上げましたように、決して二度とあのような悲惨な戦争はしてはならないというふうにも思っておりますし、現在の日本がその法案が通ったからといって、ほかの国に侵略していくような国だというふうには思っておりません。ですから、私たちは賛成の立場を表明させていただいておりますが、これは石垣市民も含め、日本全体の安全保障を担保するものだというふうに思っていますし、今後とも戦争をしない、戦争はさせないという思いは非常に強く思っておりますので、これは堅持してまいりたいというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 市長は、たびたびおっしゃいます。みずから自衛隊を誘致はしない、発言しています。冒頭答弁でも、調査を受け入れたのは事務的な作業だということでありましたけども、一見公平性を保っているようには見えますね。

 しかし、これまで議会でも尖閣問題の発言や平和安全法制特別委員会で中国の脅威をたびたび発言なさる。もちろん脅威はあります。自衛隊を進める国の意向に、今の答弁もそうでありますし、容認してるわけなんですね。

 このような経緯からして、市長は既に自衛隊配備の決定を本市に持ってることは明確じゃないですか、市長、どうですか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 本心はどうかというお話になりますけども、本心どうのこうのではなくて、実際に以前から申し上げていますように、私自身が自衛隊の配備について、誘致をすることはありませんというふうな発言をさせていただいております。仮に配備の話があった場合には、テーブルに着いて議論を重ねて市民の皆様にできる限りオープンにして、議論を重ねた上で判断をしていきたいというふうに考えております。

 現状、調査の受け入れを表明をさせていただきましたけども、例えば石垣にどれぐらいの部隊を配備するとか、どこの場所に持ってくるというような話等は一切来ておりませんので、現状で私として自衛隊の配備についての判断はしておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) これまでの経緯を見てきますと、私は自衛隊配備については、私は既定路線だと、そのように感じるわけなんです。

 それで、去った7日、東京に戻りますけども、日本記者クラブで辺野古新基地建設を容認して安保法案に賛成、そうなると市長は、防衛問題で自衛隊に反対する理由が見つからないわけなんですね。

 で、配備に前向きな発言がたびたび散見されるというような印象を受けます。国防は国の専権事項だと市長はおっしゃるんですけども、辺野古問題、安保法案は積極的に発言なさっている。自衛隊も国防問題なんです。

 で、自衛隊配備をまた国の専権事項だと、従来どおり、こういってまた煙に巻いて逃げることのないようにちゃんと真っ正面から取り組んでいただきたいと。そして、市民に説明をしていただきたいと、そのように思うわけなんです。

 そこで、市長、お尋ねいたします。自衛隊配備計画候補地について、防衛局が民間業者に委託した資料なんですけども、本市は4月25日に防衛局へ文書の開示を求めて了承しております。

 届いたのが、ようやく7月の27日、防衛局から資料が届きました。早速資料を閲覧させていただきましたけども、しかし、この資料は既に3月下旬に公開された文書で、防衛省は4カ月もの間、おくらしているわけなんです。配備計画予定地の本市がこれまで資料公開を求めても、一向に届かないことに4カ月もおくれたわけなんですよ、既に3月に公開された資料。そこで市長は何の疑問を持たなかったのか、迅速に開示を求めて催促をすべきじゃなかったのかと私は思うんですね、そこのところどうでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画政策課長、南風野哲彦君。



◎企画政策課長(南風野哲彦君) 長浜信夫議員の再質問にお答えをいたします。

 開示請求に当たりましては、4月の24日付で開示請求を行っております。その後、防衛省のほうからは、5月21日付で開示決定等に係る事務処理及び調整に時間を要するといたしまして、30日の延長の文書が届いております。

 その後、6月の24日付で開示の決定を受けまして、その後、庁内の決裁を経て7月9日付で開示の申し出を行っております。その後、防衛省のほうからは7月の28日付で文書を受領しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 一連の事務的な流れがあったとしても、私は既に3月に入手した文書なんですよ、手に届いた文書は。だから、この4カ月もおくれているわけなんですね、防衛省から。だから、そこのところもっと市民に情報の開示を迅速に、皆さん日々不安は募るだけですからね、やるべきじゃなかったかなと、そこの質問なんです。

 さて、この文書開示でありますけども、計画予定地エリアを特定できる切り土とか図表は全て黒塗りされております。市はそこで納得されたのかどうか。それも国の専権事項だ、防衛省からのこの部分しか開示できないということに納得なされてるのかどうか。

 また、あるいは市長にお尋ねしますけども、それと別に市長は、個別に防衛省からその黒塗りされた予定地を聞かされているかどうか、そこのところ答弁を求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 長浜信夫議員の再質問にお答えいたします。

 資料につきましては、情報公開法に基づき請求した資料の状況であると認識しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 開示されました資料の黒塗り部分も含めまして、自衛隊の配置の候補地等については、一切何の情報も得ておりません。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 今の段階で市は計画予定地を独自では全く知らないと、解析もしていないわけなんですね。国の文書には疑問持たず、今のままですよ、今の資料に疑問持たずに、また大まかな策定、特定作業もしない。

 しかし、これではちょっと僕、市はどうかなと思いますよ。例えば、他の政党に大変申しわけない、7枚ありますけども、日本共産党さんは候補地を7カ所提示して、市長にそういう分析を解析して提示しましたね。

 市はまた、市は独自でまた、そこを確認するというかな、もっと精査して僕は作業すべきと思いますね。それが市民に、そして市はこのように考えているような情報を皆さんに提供するとか、このようなものがあってもいいかなと私は思うんです。

 重要な問題になりますので、もっとこういった問題を向き合って、姿勢というかな、責任、そして真剣さを持っていただきたいと。少しでも市民に情報を提供していただきたいと、私はそのように思います。

 私の手元に本市に届いた資料と同じ「南西地域(25)資料収集整理業務」、平成25年の3月に作成されたものです。市に届いたものは膨大な資料ですけども、これは本市に係る部分だけですので、薄いですけども、同じものです。

 3月に入手しました、ことしの。市は7月のやつ、さっき私が質問したけどもね、ちょっと遅過ぎるんです。

 この資料と市の資料を閲覧したときに、比べてみました。市に届いた資料の黒塗りの部分がふえているんですよ。多いんです。同じ資料ですよ。これ照らしてみたときに、もう国の情報隠しは明らかでしょう。同じ資料なんですよ、手元にある資料は。

 ですから、私はこの質問してるわけなんです。国は既に3月に資料を配布して出回っている。入手しました。でも予定候補地の本市が請求してもなかなか届かない。先ほどは防衛省の事務手続が時間が要した話をするんですけども、届いたのは4カ月おくれ。これって市長、おかしいですよ、どう考えたって。だから、私は防衛省に資料の請求催促をしたですかと、そこの質問なんです。

 そこで、防衛局長は、調査の実施時期については市と調整していきたいと、そうおっしゃっておりました。現在、その調査はどうなっているか。現状説明、範囲でご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 防衛省より候補地等の調査についての報告はございません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) そのうちにも調査は済んでいることだと思いますけども、市長はたびたび繰り返します、みずから自衛隊を誘致することはない、情報は市民にオープンする、そういう立場でありますけども、そこで、極めて大事な部分です。配備の決定はどのような形でなさるお考えなのか、市長のご見解を求めます。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 現状でまだ自衛隊の配備について調査には入っておりますが、決定している事項はないというふうに認識しておりますので、配備の決定方法等について、ここで今議論すべきではないというふうに思っていますが、ただ、以前から申し上げていますように、実際に配備計画等、話があった場合にはテーブルに着いて話をしっかり聞かせていただいて、その内容を市民の皆さんにオープンに公開して、議論を重ねた中で判断していきたいというふうに思っていますので、仮に決定するにしても、何らかの判断をするにしても、その時点での判断になりますので、現状で今、どんな方法で決定をするとか、いうことは答弁すべきでないというふうに思っています。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 現時点では早いと、結局のところは市長自身が決めるのか、議会が関与するのか、あるいは住民投票なのか、それとも他に方法があるのかどうかなんです。市民はそこにいて大変注目をしていると思いますので、いずれ明確にしていただきたいと思います。

 最後に、最後になります、本市で自衛官の募集業務について、市長の姿勢をお伺いしたいと思います。

 中山市政になりまして、自衛官募集業務も活発になりましたし、市長も積極的に推進しております。過日、自衛隊石垣出張所が中学生保護者宅を戸別訪問して、募集業務を行っておりました。そのような報道もありました。率直に言って私は違和感を感じました。

 そこで、先日、中谷防衛大臣は「適切ではない」と発言しております。石垣出張所は訪問した保護者方におわびをする必要があると考えますけども、市長はどのようにお考えですか。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 自衛官募集業務についてでございますけども、防衛省で判断されることだと認識しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) いやね、だから防衛省の判断は適切じゃないと判断したわけなんですよ。それを石垣市民の保護者宅に伺っているんですよ、地元の出張所は。市長として見過ごしていいんですか。保護者は自衛官が制服を着けて戸別訪問いきなりひょっこり来たら、皆びっくりしますよ。不安持ちますよ。だから、石垣市民のそういった訪問を受けた保護者に、市長として私は石垣出張所におわびを申し上げたほうがいいんじゃないですかと、それが市長の務めだと思いますけどもね、私はそのように思います。

 そこで、いろいろきょうは自衛隊問題について、市長の政治姿勢含めて自衛隊配備のことについてお伺いいたしました。私は、自衛隊問題で新空港もそうでありましたけども、この狭い島で私たち顔見知りの市民が多い中で、住民同士が親子、兄弟、家族がいがみ合うような状況になってほしくない、自衛隊問題でですね。また、させてはいけない、そう思います。

 しかし、市長は、国防問題を熱心に話されて、中国の脅威論も持ち出す、北朝鮮の脅威論も持ち出すわけなんですけども、そして、自衛隊配備は必要だというニュアンス的な発言をなさっております。私は、安全保障は防衛力だけに頼るんじゃなくて、外交や政治的、経済的、社会的関係、あるいはさまざまな安全保障の手段と方法があると思うんです。

 外交や政治的には首脳会談を頻繁に持つとか、閣僚会議をやるとか、あるいは経済的には貿易、観光と、そして社会的には文化交流と民間交流といろいろさまざまあると思います。これも安全保障なんですね、さまざまな対応の仕方があると思うんです。

 防衛強化策で安全保障を求めるのは、いつか来た道です、力に力の対抗、そして緊張感を高めるだけ、そして外部の環境を悪化しているだけ、僕はそのように思うんです。

 だから、政治的な外交手段によって、私は安保保障を図ることが、それこそが最大の安全保障の道じゃないかと私は思います。

 ただ、政府に追随して、政府の片棒を担ぐような人であってほしくない、私はそう思います。市長の安全保障の考え方は、持っていくと私からすると、大変きついようですけども、日本一幸せあふれる石垣市どころか、日本一不安を招く石垣市になると思います。私はこのように申し上げたいと思います。

 そこで、今後もこの自衛隊配備問題について、多くの市民も関心を寄せておりますし、また、防衛省の国の北海道周辺のソ連の脅威が消えて、冷戦抗争が消えて、そして南西諸島に防衛の強化をシフトしたという現状でありますけども、しかし、この島にだけは基地は置いてほしくない、私はそういう思いで質問させていただきました。

 今後もまだまだこの配備問題は市長にお尋ねするところがあると思いますので、また次の機会に質問をしたいと思います。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、長浜信夫君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午前10時56分

                               再 開 午前11時07分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。次の質問者、友寄永三君の質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) おはようございます。一般質問の前に、私の所見を述べさせていただきます。

 8月には2つの台風、13号と15号が私たちの石垣市を襲いました。特に15号は、最大瞬間風速71メートルと過去経験したことのない風速を記録しました。台風に対しての備えはほとんどの方々がなされていたと思います。しかし、予想以上の強風により、石垣市だけでも4億2,000万円近くの被害が出ました。被災された方々初め、関係者の皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、復旧活動に取り組んでいただいた方々、今でも取り組んでおられる方々に心より感謝申し上げます。

 それに関連した新聞報道によりますと、沖縄電力は台風15号の被害による停電の復旧作業に当たるため、那覇空港から石垣空港に職員35人を送ろうとしましたが、旧盆の帰省ラッシュで民間の航空機やフェリーが満席なために送ることができず、急遽石垣市を通じて自衛隊の輸送用ヘリによる沖縄電力職員の輸送を陸上自衛隊に要請し、実現したと載っておりました。

 それがなければ復旧はもっとおくれていたということを考えると、市政をあずかる立場の危機管理としてすばらしい判断だったと高く評価し、私の一般質問に入らせていただきます。

 まず初めに、新庁舎建設についてお伺いいたします。

 1、新庁舎建設基本計画策定委員会のスケジュールについて、2、新庁舎建設基本計画策定委員会の議決方法について。

 次に、インターコンチネンタルホテル前の里道(真栄里宮鳥1号線)についてお伺いいたします。

 344メートルの長さの真栄里宮鳥1号線は、約175メートルが一部市道認定されております。これはいつ市道認定したのか、全体的な流れも含めてお教えいただきたいと思います。

 最後に、教育行政についてお伺いいたします。

 1、本市生徒の学力について、2、中学校の教科書採択についてお伺いいたします。

 再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) 友寄議員の新庁舎建設についてのご質問にお答えいたします。2点ございましたので、順を追ってお答えいたします。

 まず、策定委員会のスケジュールについてのご質問でございます。

 現在、新庁舎に関する基本計画の策定作業を鋭意進めておりまして、石垣市新庁舎建設基本計画策定委員会において、議論を進めているところでございます。

 これまで新庁舎の建設位置や事業手法などについては、利便性、防災、まちづくり、経済性などさまざまな観点から検討を積み重ねてきたところでありますが、先月にも第5回の委員会を開催し、その際、市議会における石垣市新庁舎建設に関する調査特別委員会の委員の方々のご意見も伺わせていただいたところでございます。

 次回は10月中旬ごろの開催を視野に入れ、前回第5回目の議論も踏まえ、準備を進めているところでございまして、年内を目途に一定の方向性が出せるように努力をしていきたいと考えてございます。

 次に、2点目のご質問であります策定委員会の議決方法についてお答えをいたします。

 庁舎建設基本計画の原案を作成するに当たりましては、策定委員会において検討を重ね、結論を導き出していくということになりますが、その決定方法につきましても、今後の策定委員会でご議論をいただきたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) ホテル前の里道の管理及び市道真栄里宮鳥1号線についてお答えいたします。

 国道390号から市道真栄里南大浜線に接続する里道につきましては、平成17年に国から法定外公共物として贈与を受けております。

 また、国道390号からホテルの進入路に至る区間は、市道真栄里宮鳥1号線として平成7年に市道認定を受けております。市道の概要といたしましては、延長174メートル、幅員は最大6.3メートル、最小2.1メートルでございます。

 また、ホテルの進入路と並行して、約170メートルの里道が市道真栄里南大浜線に至っております。この里道は、ホテルの進入道路と一体として利用されている状況にございます。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) おはようございます。友寄議員より本市生徒の学力について、教科書採択について、2点の質問がございました。順を追ってお答えいたします。

 初めに、平成27年4月に行われました全国学力・学習状況調査について、小学校は県内上位の成績を維持しております。中学校においても、全国との差を縮め、改善傾向にあります。

 また、市内大規模の中学校において、3教科で県の平均正答率を上回る結果を出し、学力向上への道筋も見えております。

 また、同日に行われた生活実態調査では、本市の児童生徒は将来の夢や目標についての項目で、全国や県より高い数値を示しておりまして、大変よい状態にあると言えます。県内の地区別平均正答率については、今年度から公表する予定だと伺っておりますが、現在のところ県はまだ公表しておりません。

 次に、中学校の学力向上の取り組みについてお答えいたします。

 学校においては、全校体制による取り組みの強化が必要です。教師の指導力を向上させるため、先生方が一丸となって授業改善を推進することが重要です。

 また、放課後の補修や長期休業中の学習も充実させていく必要があります。そのためには、週時程の見直しや学校行事の精選が大切だと考えております。家庭では基本的な生活習慣の確立と学習習慣の定着が必要となります。

 そのため、本市では、部活動において活動時間を決め、全中学校で統一した実践を行っております。今後は、生活ノートの活用を含め、対策をより一層強化してまいります。

 本市教育委員会の取り組みといたしましては、教育環境の充実強化があります。個に応じた学習や生活指導を充実させるために、学校教育支援員、外国語学習支援員、学校ICT支援員、特別支援教育支援員等の授業をこれまで以上に充実強化してまいります。

 続きまして、教科書採択についてお答えいたします。

 教科書の採択は、学校で使用する教科書を決定することで、その権限は公立学校で使用される教科書については、学校を設置する市町村の教育委員会にあります。今年度は平成28年度から31年度の4年間、中学校で使用する教科書の採択年度に当たり、関係法令及び文科省通知、八重山採択地区協議会規約に基づき、公正に採択を行いました。

 教育委員会の採択会議では、八重山採択地区協議会の選定結果に基づき、県教科用図書選定資料、教科書調査員による調査研究報告書などを参考に、慎重な審議を行いました。

 本市教育委員会は、教科書採択について、採択権者の権限と責任において、公正かつ適切な採択を行うことができました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、友寄永三君の再質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 新庁舎の件なんですが、年内には一定の方向性を出せるように努力するというのがあります。この一定の方向性というのは、市長に対して答申を出せるということだと考えてよろしいでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 年内を目途に答申を出すという方向で取り組んでまいりたいというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 今、今回、新庁舎建設のスケジュールを取り上げているんですが、来年の28年度に緊急防災・減災事業債の締め切りを迎えております。それに間に合うような結論を出せるように策定委員会では取り扱っていただければと思います。

 続きまして、里道の件について質問いたします。

 インターコンチネンタルホテルの前の里道の件なんですが、どういう経緯でホテルの道路と並行して今の里道が利用されるようになったのか、お伺いいたしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 当該里道は平成17年に国から譲与を受けた法定外公共物であります。国道390号からホテルに至るホテル所有の進入道路と一体として里道が利用されております。当該進入道路は、市が国から法定外公共物として譲与を受けるかなり以前から整備されておりまして、平成17年に譲与を受けるとき、どういう経緯で里道が現在のように利用されているか記載されているものがなかったため、わからないような状況であります。

 また、このことについて、国の財務出張所や当該ホテルへ出向き、至る経緯について聞き取り調査を行ってまいりましたが、両方ともよくわからないというのが状況でございます。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) この里道は344メートルの長さあるんですが、一部だけ市道認定されております。174メートルだけの市道認定、一般的に考えると一つの里道ですので、全部を市道認定するのが普通かなと思うんですが、途中の174メートルだけが認定されております。このいきさつ、半分は市道認定されていない、どうして半分だけ認定されていたのか、そこら辺もお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 当該里道の選定は、国道390号から斜めに約174メートルで、ホテルの進入路に接続されております。それからまた、南側へ約170メートルが進入道路として並行し、当該進入道路の一体として市道真栄里南大浜線に至っております。

 国道390号から進入道路に至る約174メートルは、平成7年12月に市道真栄里宮鳥1号線として認定を行っております。そのときホテルの進入道路は既に整理されておりまして、一般車両も通行している進入道路として接続されるため、市道認定はなされなかったと推測されます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 多分皆さん、どこのことなのかなと考えている方もいらっしゃると思います。今、市道認定されて、されなかった里道の現状、そこら辺現状とどういう場所であるというところを説明いただければと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 ホテルの進入路と一体と利用されておりまして、道路の植栽部分や外灯の設置部分、あるいは場所によっては車道部分等に利用されると見受けられます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) ホテルの私有地である、その道路、ホテルの私有地ですので、公衆用道路ではあるんですが、ホテルの私有地になっております。そこの植栽部分や外灯の設置場所になっていると。この状態でいいのかということなんですが、今後、里道の取り扱い、その道路、今のままでいいのか、今後の取り扱いをどう考えているのか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 ホテルの進入道路としての利用されている里道の取り扱いにつきましては、今後、当該ホテルとその取り扱いについて協議をしていきたいと、そのように考えております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 私の記憶する時点でも、その道路ありましたので、四、五十年前かなと思います。かなり前からその道路は使用されております。当時の担当の方もいらっしゃらないと思いますし、書類もないと思います。その状態ですので、やっぱり今部長がおっしゃったような利用者とホテル側と十分な話し合いを持っていただきたいと思っております。

 ただ、今の状態でいいとは思われないので、進展するような話し合いをしていただければと思います。

 次に、移ります。教育行政ですね、今回、新聞にありました去年に引き続きまして、ことしも10人規模の学力先進地視察ということで、先生方を、ことしは秋田のほうだと思います、派遣するということになっております。去年は福井のほうに派遣したと記憶しております。その10名規模の大勢で派遣したその後、その方たちの何か、その方々が学んできた何かが実際石垣の教育の現場で生かされているのかどうなのか、お伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 昨年度は、全国学力・学習状況調査で、中学校の部において全国一位の福井県福井市を視察してまいりました。今年度は小学校の部で全国一位の秋田県を視察することにしております。

 福井県では、小中連携や授業力向上のための協力体制が充実しておりました。また、授業ボランティアによる支援、授業以外の学習時間の確保、家庭学習への支援、全学年協力した清掃活動などがありました。

 視察後、市内の中学校では、始業前の朝の学習の見直しと放課後の補習体制の強化を行うなどの改善を努めております。

 市教育委員会といたしましては、学力先進地域のすぐれた取り組みを参考といたしまして、朝の活動や放課後の補習活動を含めた学習時間の設定を全学校に働きかけ、学校教育支援員の効果的な活用を図りながら、今後ともしっかり学校現場を支援してまいります。

 また、小中連携のあり方や授業ボランティアについても、関係機関と協力して推進するなど、学校、家庭、地域、行政の連携を一層強化して、学力向上を図っていきます。

 先ほど述べましたように、市内大規模の中学校におきまして、県の平均正答率を上回る結果、また、小学校におきましては、上位の成績を残していることから、成果は出ているものと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 私は、最初に今石垣市の学力順位を聞きたかったんですが、まだ県のほうが公表していないということですので、順位はわからないんですが、今の部長の答弁を聞きますと、学力は上がっているというふうに理解してよろしいんでしょうか。

 小学校は学力向上を去年6位から2位、で、中学生が6位から5位というふうに上がっておりました。ことしもそれをわずかばかりだと思うんですが、似たような形で上がっているのかなと推測しております。

 やはり問題は、中学生の学力向上をどう考えるかということだと思いますが、冠鷲プロジェクトでクラブ活動をする前にすき間時間すき間学習というんですかね、そういうのを小学生は取り組んでやっているという冠鷲プロジェクトでありますが、そういうことを中学校に適用できないのかどうなのか、お伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 中学校におきましては、学校教育支援員を増強し、授業や放課後、長期休業中の支援体制を充実させていきますが、小学校において推進している冠鷲プロジェクトの中学校への事業拡大につきましては、中学校に適したまた冠鷲プロジェクト──すき間学習ですか、そういったものなどを考えながら、今後取り組んでいきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 答弁にありましたように、市内大規模校、中学校の話なんですが、中学校の中で3教科とも県の平均を上回る正答率があるとの報告がありました。

 一般的に企業で考えてもそうだと思うんですが、どこかの会社がいい業績を上げたら、どうしてそこがいい業績を上げたのか、まねてみたり、学んでみたりすると思います。

 県の平均を上回る一つの学校が出たということをいい前例として、成功事例としてほかの学校にも紹介したりするのか、この学校は何がよくて学力が伸びたのか、まずはどうして伸びたのかをまず考えないといけないと思うんですが、それを見つけた場合に他の学校にも成功事例として紹介していくほうがいいんじゃないかと思うんですが、そこら辺の考え方をお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 今回、成績のよかった学校の取り組みといたしまして、全国学力・学習状況調査の内容を分析し、特に定着の弱かった各活動について、授業改善を行ったことと、朝の学習時間の確保、放課後の補習体制など、学校で職員一丸となって共通実践を図ったことがよい結果に結びついたと考えております。

 今後は、その学校の取り組みについて、各研修会にて紹介するとともに、共通実践事項についても検討し、また今回派遣される先生方を中心に、前年度派遣された先生方を中心にしながら、いろんな実践事項を検討し、早い段階での実施に向けて調整を図っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 中学校の教科書問題なんですが、ある一部の団体から秘密裏に教科書を採択してるというような批判がありました。それに対する採択協議会の意見をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 教科書採択は、石垣市と与那国町の両教育委員会の審議に基づき規約を定め、両市町の選定委員で構成された協議会で選定を行い、両市町の権限と責任において教科書を採択するという責務を果たすことになります。

 今回の採択は、文科省からの通知、平成28年度使用教科書の採択についてなどに従い、終始静ひつな環境の中、採択権者の権限と責任におきまして、公正かつ適正な採択を行うことができたと考えております。

 今回の採択につきましては、一般の市民からも静ひつな環境を保っていたことに対して、一定の評価とともに支持も受けております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 4年前の教科書採択と、もう本当に考えますと打って変わって静ひつな環境で今回は採択ができたのかなと、本当にゆっくり話し合いができたのだろうなというふうに推測いたします。

 次も、こういうような形で静ひつな環境で次の教科書採択もできるように要望いたしまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、友寄永三君の質問は終わりました。

 休憩します。それでは、午後1時30分再開することとし、それまで休憩いたします。

                               休 憩 午前11時36分

                               再 開 午後 1時32分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の質問者、仲嶺忠師君の質問を許します。仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 皆さん、こんにちは。質問に入る前に所見を述べさせていただきます。

 台風17号及び18号から変わった発達した低気圧によって、関東から東北地方にかけて記録的な豪雨となり、甚大な被害状況の中、被害に遭われました皆様方に心よりお見舞い申し上げます。

 また、本市におきましても、相次いで襲来した台風13号及び台風15号において、被害に遭われました市民、郡民の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 特に台風15号につきましては、観測史上最高となる71メートルもの最大瞬間風速を記録し、石垣市を中心に八重山諸島全域においては、甚大なる被害をもたらしました。

 市当局におかれましては、国、県と連携を図り、被災された方々への支援策を含め、一日も早い復旧に努めますようお願いいたします。

 さて、たび重なる台風の襲来にて八重山諸島全域が甚大なる被害状況に置かれてるにもかかわらず、沖縄県のトップリーダーである翁長知事は、地元選出の砂川利勝県議に、被害状況の視察の遅さを指摘され、?嶺善伸県議には、早急な視察を促進され、台風襲来の1週間後に急遽視察に訪れたことは、離島軽視といっても過言ではないと思うのは本員だけでしょうか。

             〔何事かいう者あり〕

 また、竹富町においても、台風13号の襲来にて新城下地の港のブロックの崩壊、台風15号の襲来においては、中学校体育館の屋根の崩壊等、石垣市同様に大きな被害を受けているにもかかわらず、今回の翁長知事の視察においては、竹富町役場へ訪問し、被害状況を確認する日程も組まれておらず、竹富町役場の前を素通りし、台風被害視察とは何ら関係もなく、当初の視察日程スケジュールにもなかった八重山平和祈念館を訪問したと聞いたときには、あきれるばかりか強い憤りを感じてしまいました。

 辺野古問題も大事なこととは承知しておりますが、市民、郡民、県民が被害に遭っているときに、最優先すべきは市民、郡民、県民の生命と財産を守り、安心安全な生活を確保することではないかと強く訴えさせていただきます。

 それでは、先日、ご通告申し上げました項目につきまして、質問、提言いたしますので、当局の明確、簡潔な答弁を求めます。

 まず初めに、漁業従事者支援事業についてお尋ねいたします。

 本市における漁業従事者支援事業については、どのような事業があるのか、詳細についてご答弁お願いいたします。

 次に、石垣漁港2号船揚げ場(通称ハーリー会場)の船舶巻き上げ機増設についてお尋ねいたします。

 現在、2号船揚げ場においては、船舶巻き上げ機が3基設置されていますが、船の大型化により巻き上げ用滑車も大きくなり、20キロ近い重さがあります。また、ワイヤーロープも太く、重いロープとなり、船を揚げる場所によっては、50メーター近くもの距離を重く大きな滑車とワイヤーロープを引っ張っていかなければならない状況にあり、2号船揚げ場を利用する漁業者の皆様から巻き上げ機の増設を求める声が多くありますので、当局のご見解をお願いいたします。

 次に、水産物展示販売施設(通称海鮮館)の補助金返還についてお尋ねいたします。

 国や県、石垣市の補助金を受けて建設された水産物展示販売施設が、居酒屋として利用されているのは目的外使用に当たるとして、県からの指導を受け、八重山漁協は補助金を返還すると決定し、今定例会において補正予算案に計上されていますが、目的外使用となった経緯の詳細をご答弁お願いいたします。

 次に、水難救助支援船の導入についてお尋ねいたします。

 機動性の高い水上オートバイに連結して、河川や海などで要救助者を容易に船上へ引き上げ、その場で直ちに心肺蘇生法などの処置ができ、処置を行いながら搬送が可能なものとして大阪府摂津消防では、水難救助支援船が導入されております。

 去った7月17日に本市消防本部において、水難救助支援船を利用した救助訓練が行われたとお聞きいたしましたが、その訓練成果のご見解を賜ります。

 最後に、ご当地ナンバー(デザインナンバープレート)の導入についてお尋ねいたします。

 2007年に愛媛県松山市が原動機付自転車及び小型特殊自動車向けの雲形のナンバープレートを導入したのに続いて、全国の市町村にも広がり、ことしの5月現在、365の市町村がご当地ナンバーを導入し、今後もふえ続ける見込みとのことです。

 ご当地ナンバー導入については、地域特性を生かしたデザインを工夫することにより、観光振興や名物の知名度向上を目的とされる部分があり、観光立市宣言をしている本市においても、早急に導入すべきだと思いますが、当局のご見解を賜ります。

 以上、申し上げ、必要に応じて自席より再質問いたします。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君の質問に対する当局の答弁を求めます。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) こんにちは。仲嶺議員、質問3点についてお答えいたします。

 漁業者支援事業についてお答えします。離島における漁業再生活動の支援事業としまして、漁業の活性化及び維持を図ることを目的に、離島漁業再生支援事業を取り組んできております。

 今年度は3期目の10年目に入り、新川、新栄町、登野城、八島町の漁業集落が共同して、漁業の再生のために行う取り組みとして、種苗放流や禁漁期間を設定する資源管理、浮き魚礁漁業の技術向上等の漁業の生産向上を図る取り組みを行っています。

 また、漁業における創意工夫を生かした取り組みとして、マグロ船主会による流通体制の調査、集魚灯漁業による新たな取り組み、魚介類の地産地消を推進するためのお魚まつりの実施等、漁業者の支援事業として継続して取り組んでおります。

 2点目の船舶巻き上げ機増設についてお答えいたします。

 石垣漁港2号船揚げ場全長210メートルの間に、漁船巻き上げ機3基が設置してあります。昭和59年で1基、平成12年度に沖縄水産業構造改善事業で2基設置してあります。漁船も巻き上げ機間の長いところでは、80メーターあることから、議員ご指摘の滑車やワイヤーの持ち運びに大変苦労しているところであります。

 今後は補助事業の採択条件を視野に、事業主体となる八重山漁協と調整しながら検討していきたいと考えております。

 質問3点目の水産物展示販売施設の補助金返還についてお答えします。

 水産物展示販売施設は、平成4年度に水産業構造改善事業ふるさと活性活用交流促進施設整備事業により整備した施設で、八重山漁協が水産物の販売促進と魚食普及を目的に運営してきましたが、漁協直営事業での運営が厳しくなったため、平成13年度より漁協組合員への施設利用契約に基づく運営、また平成17年度より、石垣市経済振興公社による運営を図ってきましたが、平成26年9月の沖縄県条例検査において、施設の目的外使用を指摘されました。その後、漁協、県、国との協議を重ねてきましたが、最終的に漁協として、自営事業での施設運営は過去にも赤字を計上した経緯があることから断念し、財産処分承認申請の最終調整に入っております。今回は、財産処分承認申請に基づく国、県、市への補助金返還となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) こんにちは。仲嶺忠師議員の水難救助支援船の導入についてのご質問にお答えいたします。

 周囲を美しい海に囲まれたここ石垣市は、年間を通してマリンレジャーが楽しめるということで、多くの観光客がマリンレジャーを目的に訪れています。

 また、地元でもマリンレジャー愛好家が年々増加の傾向にありますが、その反面、水難事故の危険性が懸念されます。

 石垣市消防本部の調べでは、平成25年には20件、平成26年20件、ことしは現在16件の発生件数となっています。このことに対する対応としては、事故を未然に防ぐ防止活動、事故発生時での被害を最小限に抑える的確迅速な救助・救急活動が重要であり、その対策強化に努めているところです。

 今回の新しい水難救助艇を利用した救助訓練の成果についてですが、実際に海上でデモンストレーションを兼ねた水難救助訓練を実施しました。訓練した職員によりますと、現在使用している水難救助資機材では、要救助者の搬送のみの対応となっていますが、新しい水難救助艇は、水上での安定性にすぐれ、迅速な要救助者の収容ができ、艇上で効果的な応急処置が実施可能であるという報告を受けています。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 仲嶺忠師議員のご当地ナンバーの導入に関するご質問にお答えいたします。

 近年、全国で原動機付自転車等のナンバープレートを利用して、まちをPRする市町村がふえております。このまちをPRするデザインナンバープレートを総称して、ご当地ナンバーと呼んでおります。

 標準的なナンバープレートにつきましては、総務省の通達で示されておりますが、これに拘束力はなく、実際には各市町村が条例でデザインを決定しております。

 本市では、石垣市税条例第91条第1項及び税条例施行規則第25条様式112号で規定されております。

 平成19年に愛媛県松山市が雲形のご当地ナンバーを最初に導入したことで、他の市町村にも広がっており、平成27年5月現在、365の市町村がご当地ナンバーを導入しています。ちなみに、県内では南城市を初め5市町村が導入をしております。

 本市では、平成29年度に市制施行70周年を迎えることから、記念事業としてご当地ナンバーの導入に向け、平成28年度から先進地への調査など具体的に取り組みたいと考えております。

 導入の目的といたしましては、市制施行70周年の大きな節目を記念して、本市にゆかりのあるデザインプレートを作成することで、郷土愛を深め、地域の連帯感を高めるとともに、観光立市として観光振興や地域振興を図りつつ、知名度のさらなる向上を目指すこととしております。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、仲嶺忠師君の再質問を許します。仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 順を追って再質問に入っていきたいと思います。

 まず、漁業支援事業についてでございますが、先ほどの部長の答弁によりますと、離島漁業再生支援事業として、10年間取り組んでいて、漁業集落単位での支援や、また船主会への支援など、いわゆる団体への支援だと理解しますが、農業従事者の方々のように、人・農地プランというのが農業にありますよね、それで個人的に支援してる事業等あるんですが、漁業者に対してもそのような支援事業がないかどうか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 再質問にお答えします。

 似たような事業で新規漁業就業者確保事業という事業がありまして、青年就業準備給付金事業であります。これにつきましては、漁業への就業へ向け、漁業学校等で学ぶ若者に対して行う給付金支援があります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 学校へ通うということの支援ですか。というのは学費等、そのようなものの支援という形で理解してよろしいですか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) そのように考えております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) それでは、あくまで漁業者を育てるという意味の学校なりなんなりに通うための費用だというふうに理解しましたけど、人・農地プランというのは、年間150万円ですよね、年間150万円、その150万円に関しては、農業機械に関して使用してもいいし、生活費に充ててもいいとか、多分そのような形だと、結構自由に使えるお金だと思うんですけど、そのようなものは漁業者に対しては、先ほど部長が言ったものとは別にね、そのようなものはないですか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 1時49分

                               再 開 午後 1時49分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) お答えします。

 人・農地プランのような個人に対する支援事業についてはございません。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 漁業者に対して個人的に支援するようなもの、そのようなものが、人・農地プランのようなものがないというお話だったんですけど、私ちょっと調べてみますと、これかねてから水産課長にもずっと言ってたんですけど、漁業者に対してもこのようなプランがメニューがないのかという話はずっとさせていただいていたんですけど、昨年、平成26年度、昨年の11月に与那国町のほうで与那国町漁業担い手育成プランという、このような事業を導入してるんですよ。

 これ内容をいいますと、新規で漁業をしたいという方に対して、また既存の漁業者に対しての支援事業なんですけど、これ一括交付金を利用しているんですけど、新規就業者、または既存就業者の方が、船を買いたい、船を買いかえたい、もしくはエンジンが壊れたからエンジンを買いかえたい、その他漁具、漁船に関する装備品に、何にでも使えるような補助制度があるんですよ。

 しかも、これ与那国町が80%を持つ、8割負担ですね、その残りの2割を与那国町漁協がその個人に対して貸し付けするという、このようなすばらしい制度で、上限も2,500万円まで貸し付けできるということですね。

 現在、僕、与那国町漁協に確認したところ、もう既に、平成26年の11月からスタートしているという部分なんですけど、既に中古艇を10艇ほど取引されていると、この制度を利用してですよ。新たにまたことしの末ぐらいにまた1艇、中古艇をですね、また購入する予定があるという、このようなすばらしい支援制度が与那国町にあるんですよ。

 漁業者の皆さんは、親から譲り受けた船、古い船を使って漁業に出て、やっぱりエンジンの限界が来てると。で、エンジンを載せかえたい。しかし、高価なものだからなかなかそれができない。もしくは、親と一緒にやっていて独立したいけど、やはり若いということで、若いからその予算がない、お金がないからどうすることもできない、そのようになっているんですね。

 この与那国町の漁業担い手育成プランというのを使えば、上限が2,500万円ですよ、1件当たり。そこまで補助をしていただいて、漁業に従事することができるという、これすばらしいプランなんですよ。

 そして新規就業者、これ自立系支援という形になるんですけど、この対象者も50歳未満──結構広いですね、50歳未満というのはね。で、既存漁業者に関しては65歳未満、これだけ幅広いんですよ、この支援を受けれる年齢も。このようにすばらしいものがあるにもかかわらず、なぜ石垣市はこのような事業を導入しないのかなと思うんですけど、当局のご見解のほどお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 先ほどの与那国町の担い手プランにつきましてお伺いいたしました。お伺いしますと、与那国町において一括交付金事業を活用した与那国町担い手育成プランというものにおきまして、一括交付金を使って中古船を6隻、漁業設備貸し付けなどを行っているということで、事業費については今のところ3,100万円の補助事業を行っているというふうに伺っております。

 以上です。

             〔(議長、休憩)という仲嶺忠師議員〕



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 1時54分

                               再 開 午後 1時54分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 失礼しました。石垣市においても、支援事業の導入のため、今後採択要件の確認及び漁業者のニーズも図りながら、導入に向けて検討してまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 導入に向けて検討していきたいと言ってるんですけど、先ほど部長が答弁した、学校へ行くための支援とかあるっていう話をしていましたけど、これ与那国町の漁業担い手育成プランの中には、チャレンジ体験、わずか数日から1カ月間、このチャレンジ体験というのも支援されているんですよ。

 この支援内容というのは、生活支援まであるんですね。住環境の支援、研修費用、給与まで、月15万円の給与まで支援してるんですよ。その後に、またチャレンジ体験から育成研修という部分に入ると、生活支援、1年半まで、約1年半の間、先ほど言ったように研修費用や給与等の支援、住環境、これは別途検討するとあるんですけど、そういうふうに支援がされている。

 研修から1年半過ぎて3年目までは、研修費、給与等は最高20万円まで支援すると。漁業しやすい環境をつくり上げているんですよ、ここで。その後に自立するとなった場合、船を初め何でもこの上限2,500万円までに8割補助しますよと。2,500万円超えた場合は、その2,500万円のうちの8割を補助します。2割は与那国町漁協が貸付制度というか、貸出制度ということで、漁協が一応1回出して、その水揚げ、その方の水揚げのうちから月々返済していく、もしくは一括返済、それを10年間のリース契約を結ぶと。10年後どうなるかというと、それは本人のものになると、このように書かれてるんですよ。協議の上、その所有者を変更できると。

 このようなすばらしい制度で、行政の皆さんはいつも前例がない前例がない、議員のみんなが提案したときには、前例がないから調査検討してまいります。前例ありますよ、ここ。同じ八重山郡ね、八重山広域において、与那国町においてこのようなすばらしい事業をね、県内では与那国町しかないみたいですけど、しかも、別に町からの持ち出し分もないですよ、これは。全て一括交付金。このようなすばらしい制度、部長、再度どう思うか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 同じ答弁になりますけれども、石垣市としても導入に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 導入に向けてって言いますけどね、漁業者のためには振興基金ありますよね、沖縄漁業の、ありますよね。それが今、漁業者内では使い勝手が悪いと。実際予算は、基金はあるけど、なかなか使えない予算、こんな評判なんですよ。ある漁業者が集魚灯の設備を整えたいとなったら、今やっている既存のはえ縄なり一本釣りなりなんなり、それを廃業しないと集魚灯はつけられない、このような制度ですよね。

 だから、なかなか基金を使って何もできないと、そんな状況なんですよ。これを見ると、集魚灯の設備、漁業にかかわる全ての設備はこれで負担できるんですよ。補助してもらえるんですよ。市長のマニフェストには燃料費が高騰していると、漁業者に向けて燃料費の補助、燃費軽減装置等含めてそのようなものも補助していきたいということも書いてありましたけど、現在、漁業者の方で燃費軽減装置をつけようとしている方もいます。それも各メーカーが出してて、100万円近いものもあれば、10万円ぐらいのものもあります。さまざまなものがある中で、結局これも沖縄県としては、沖縄県内における実証実験がないから、これに対しての補助金が出せないと、このような回答なんですよ。

 しかし、先ほどから何度も申し上げますように、この担い手育成プランを石垣市に創設してやっていけば、全て賄える、全て補助してもらえる、支援してもらえると、このようなすばらしいプランとなっていますので、部長にまた聞いても導入に向けて検討してまいりますと言うけど、調査検討と言いますけど、実例があるんですから、新年度の交付金の要求にこれ絶対のせるべきだと思うんです。ぜひとも再度、一歩踏み込んでご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 同じ答弁になりますけれども、採択要件の確認及び漁業者のニーズを確認しながら、導入に向けて検討してまいりたいということです。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 利用者のニーズをって、ニーズはたくさんありますよ。これ導入したら石垣市の漁業者はみんなこれ使いますよ、ニーズは間違いなくあると思いますので、ぜひこの制度を早期に導入できるよう調査検討していただいて、導入していただきたいなというふうに思います。

 それでは、次の質問に移ります。石垣漁港2号船揚げ場、通称ハーリー会場ですね。そのハーリー会場には現在、巻き上げ機が3基あるんですが、先ほど冒頭にも申し上げたように、あそこの2号船揚げ場が、多分総延長210メーターだったと思います、ですよね、課長。210メーターの中で3基、しかも一番距離感のあるところでは80メーターある。単純に半分にしても40メーター、その距離をこの重い滑車とワイヤーロープ、ワイヤーロープ持ってて40メーター歩くわけじゃないんですよ。2センチ以上の太さのあるワイヤーロープ、あの重いワイヤーロープを40メーター分引っ張ってくるんですよ。そうですよね、課長。

 そこで、先ほどの答弁によると、部長の答弁では、議員ご指摘のとおり、滑車や重いワイヤーを持ち運び大変苦労していると、これ問題を認識しているわけですよね。大変苦労しているという、私が問題提起していることに対して認識しているんであれば、なぜ改善しないのか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) お答えいたします。

 新設の巻き上げ機に関しては、対象漁業者グループの形成や受益者負担の問題で、今進展していない状況であります。今後、事業主体の八重山漁協と話し合いながら、事業採択に向けて取り組んでいきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 漁業者と話を聞きながらというんですけど、実際もう漁業者からは、もう本当に早く、一日でも早く巻き上げ機を設置してほしい。しかも1基でなく、あと2基増設してほしいという声あるんですよ。

 だから、事業主体となる八重山漁協との話し合いといいますけど、漁師の皆様方はもう強く訴えているんですよね。漁協が動かないのか、市が動かないのか、どっちかわかりませんけど、そのように認識してるんであれば、漁協から声がなくても、水産課からこういう問題が来てるけど、漁協はどう思いますかというぐらいの、逆にこっちから話を投げないと来ないということもありますので、ぜひ議会終了後に八重山漁協と話し合いを持っていただいて、早期に対応していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 それでは、次の質問に移ります。水産物展示販売施設、このことなんですけど、これは以前から問題となっておりまして、目的外使用、その結果が補助金返還となるわけですよね。目的外使用ということは、補助金適正化法違反なんですよね、そうですよね。適化法違反ということで、その返済の金額、補助金返済の金額、この詳細についてお尋ねしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 目的外使用ということで、補助金の返還をやるということになります。国庫補助金につきましては1,730万2,153円、県補助金につきましては432万5,746円、市補助金につきましては453万5,580円の合計2,616万3,479円となります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 合計で2,600万円余り、国が1,700万円、そして県が430万円、そして石垣市は450万円余りということなんですけど、石垣市も補助を出しといて、しかも現在漁協が公社に、委託なのか貸し付けなのかわからないですけどね、やってる。その公社に石垣市は株主で入っていますよね。それ問題じゃないんですか。補助金を出しておきながら、その補助金を出した漁協が公社に──だから委託なのか、貸し付けなのかわからないですけど、それをやっていると。その公社が、公社には石垣市に株主として入っている。

 ということは、石垣市は黙認してたのかという話になってくるですよ、何も指導していないでしょうって。石垣市としては何の指導もしていなくて、この違法な現状を黙認してきたとしか考えられないですけど、そこのとこご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時06分

                               再 開 午後 2時07分



○議長(知念辰憲君) 再開します。水産課長、平良守弘君。



◎水産課長(平良守弘君) 仲嶺議員の再質問にお答えします。

 経済振興公社は、八重山漁協の準組合員として今回利用契約に基づいて、八重山漁協と経済振興公社、利用契約に基づいて運営していたという経緯があります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 公社が漁協の組合員、準組合員だから、私これも疑問があるんですよ。公社は水揚げも何もしていないんですよ。水揚げをしないということは、負担金も何もないのに、漁協の準組合員、内容を聞いたら魚食普及のために水産物を販売していると。それはもう僕は疑問が相当あるんですけど。

 ちょっと質問を変えていくんですけど、その建物、仮に補助金を返還したら漁協のものになりますよね。その建物が建っている土地、これはたしか市有地だと思いますが、この土地の貸付条件とかどのようになっているのか、ご答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 再質問にお答えいたします。

 当該用地は登野城漁港内の水産課管理の行政財産となっております。登野城漁港施設用地等利用計画に基づいた土地で、用地目的は漁村再開発施設用地となっております。利用形態は漁業者住宅やシーフードレストラン、民間資料館などと漁村集落の再開発や水産振興による地域活性化を図るような土地の利用目的となっております。

 現在、石垣市から八重山漁協に対しては、石垣市漁港管理条例第2条において、占有許可を与えております。占有許可については免除しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 部長の答弁によりますと、漁港内用地ですよね、漁港用地ですよね。漁港施設ですよね、要はね、土地もね。それを石垣市は漁協に対して占有許可を出していると。しかも貸地料は無料、減免してるんですよね。無料なんですよね。市民の財産である土地を漁協に貸して──漁協に貸してるという部分に関しては、その目的に合うかもしれん、漁業振興の部分でね。

 しかし、居酒屋として営業されているものを、それ無料で土地を貸してるんですか。あそこの土地は300坪ありますよ。周辺の、あの国道沿いの周辺の土地の貸し付けは、僕は調べたところでは400坪あって、その400坪の土地の貸地料は大体20万円ぐらいだって言ってるんですよ、月20万円。

 漁協は、石垣市からただで借りて、公社に20万円の家賃を取っていますよね。あくまで建物代というかもしれない。しかし、あの建物を利用する人は駐車場を利用しているんですよ。その建物が乗ってる場所も石垣市の土地なんですよ。片やただで借りて、片や20万円で貸してる。そこで利益を出している。おかしくないですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時11分

                               再 開 午後 2時12分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 現在、上物だけの返還についてを考えておりますが、これについても、目的外使用ということになれば、ちょっと国、県などとも調整してみたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 現在建物だけの件で、建物の件で国、県と調整して補助金返還になったわけですよ。明らかに土地も目的外使用になるわけですよね。用途変更しない限り行政財産ですから、目的外使用ですよ、これは。漁業振興のための土地を居酒屋経営のために貸してる、しかもただで。明らかに目的外使用でしょう。

 これは同時並行して進めていかないと、おかしくなりますよ。建物を漁協が払い下げします。補助金返還ということは漁協のものになりますよ。しかし、土地はまだ石垣市のまま、行政財産だから売り払いもできないとなったら用途変更するしかないんですよ。

 しかし、このような前例をつくってしまうと、今後もっともっとこのようなことが出てこないですか。

             〔何事かいう者あり〕

 10年前ですよ、たしか10年前やったと思います。僕は1期目の議員だったころですね。新川のある漁港用地を刺身屋をやっている方がいました。それで魚食普及という部分で、その海産物を利用した食堂までやっていた。それが、いつの間にか用途変更され、別の人に名義が変わっている。その名義が変わった後に、そこをすぐ転売、高価な額で転売して、そこで利益を得た人もいるんですよ。

 しかも、その土地の隣接のたしか8筆だったと思いますけど、その8筆については、市有地公売で入札にかけられて売られているんですよね。これが当たり前なんですよ、市有地を公売する場合ね。ただ今借りてるから、それだけの理由で安く払い下げしてしまった場合に、もっともっと大変な問題が起きてくる。

 ですから、これは建物と土地を並行して考えていかないと、今後もっと恐ろしい問題に発展していきますよ。部長、そのことについてどう考えますか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時15分

                               再 開 午後 2時15分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 目的外使用ということで、今県との最終調整という段階に入っておりますので、そこも含めて土地、建物一体としての考え方をまとめていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 建物に関しては、もう目的外使用というのがはっきりしてるわけですよね。土地に関してもそうなるわけですよ、絶対。だから、別個に考えるんではなく──何度も言いますけど、別個に考えるんではなく、建物が解決したら土地をやりますじゃなくて、一体として考えないと、絶対おかしくなりますので、ぜひ建物の件とあわせて土地の件も早期に、早急に解決してほしいなというふうに思っています。

 漁業者の皆さんは、じゃあ、自分がとってきた魚を漁港用地で売って、居酒屋やっても何の問題もないのか。私だって借りたいよ、ただで借りられるんでしょう。そんな話ばっかりですよ、今。しかも、市民の財産ですよね、あの土地はね。それをただで貸してると。しかも貸してるところに漁協というワンクッション置いてるかもしれないですけど、石垣市が株主になっている会社があると、これこそ大きな問題となりますので、この件について早期に解決していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、次の件について再質問していきたいと思います。

 消防の件なんですけど、この水難救助支援船、私はあえてこう言いました。これはなぜかというと、水難救助を支援する船として開発されたものですから、あえてこう言っています。今では製品が開発されて、水難救助艇という形になっていますけど、先ほどの答弁によりますと、水上での安定性にすぐれ、迅速な要救助者の収容ができ、そして船上でも効果的な応急処置ができる。心肺蘇生なりなんなりできると。

 現在使用してる、あれはライフフレッドといってビート板の大きいみたいなものに輪っかがついたやつでね、僕はトライアスロンの救助部門でジェットスキー出たことあるからわかるんですけど、ビート板の大きいみたいのをジェットスキーの後ろにつけて、操船も難しくなりますよ、あれは。

 それと、要救助者以外は乗せることがほぼできないです。引っ張り上げて、その引っ張った人がジェットスキーの後ろに座って、要救助者を押さえる、それぐらいしかできないです。

 この現在使用している、水難救助機材と今度新しく開発された水難救助艇の違いのご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 現在使用している水難救助用機材は、議員おっしゃるように1枚のボードに取っ手がついた構造となっておりまして、要救助者を水上から引き上げて搬送するのみの機材でありまして、要救助者を含めて2名程度しか乗れないと、そういうことで搬送中の応急処置を実施することができませんが、新しい水難救助艇は、4名の隊員が乗船可能で、スロープ機能により意識のない要救助者を容易に水上から艇上まで収容することが可能となり、引き上げと同時に心臓マッサージ等の応急処置をすることができますので、要救助者の救命率の向上につながるものと考えております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 消防長がおっしゃったように、この機材に関しては本当に、たしか要救助者を含めると5人ですか、隊員が4名ぐらい乗れる形なんですけどね、私、ちょっと訓練立ち会おうと思ったんですけど、なかなか時間がとれなくて行けなかったんですけど、これまでの摂津消防の部分の訓練の模様とかそういうのを見させていただいているんですけど、私が見てもすばらしいと思うんですよ。よくこのようなものを開発してくれたなという部分でね、7月に石垣市消防では訓練をしたと。それで、実際訓練をしてみてすばらしい成果があったと、このように消防長も答弁しているので、ぜひこの水難救助艇を導入してみてはいかがかと思うんですが、ご見解のほどよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 実際に、使用しての先日の訓練の結果で、同船は迅速な救助、また迅速な応急手当てが可能とのことですので、要救助者の救命率の向上につながりますので、一括交付金を活用しての導入に向け関係課と調整をしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 一括交付金を活用して導入に向けて調整をしているというお話しです。

 先ほど、冒頭消防長の答弁で、平成25年度は20件、平成26年度は20件、そして今年度、現時点においてまた16件の水難事故が発生しているということではありますけど、この石垣市、今年度末3月には、たしか3月ですか、人工ビーチも一部供用開始されると思います。あそこも外側は流れが速いし、あけてしまうとちょっと微妙だなというふうに思っているんですけど、これからもマリンレジャー、レジャー業者もふえているんですよ。

 でまた、国道、県道から簡単にビーチに市民がおりていける、観光客もおりていけるという部分で、もっともっと海での事故が多くなってくるんじゃないかなというふうに私ちょっと懸念しているんですけど、実際、消防長、この水難事故、件数は本市において多いですか、多いと思いますか、どうですか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 先ほども冒頭に申し上げました25年が20件、で、26年20件ということで、人口比でいいますと多いと思われます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 人口比で見ると多いと、私も本当に多いと思っているんですよ。この水難救助艇なんですけどね、備えあればというふうに考えていたら、AEDと一緒ですよ、使わないのが一番いいんですよ。

 しかし、あれば非常に便利に、しかも操縦性がよくて、そして迅速な人命救助ができる点、あればいい、しかしなければないなりに対応するかもしれない。でもやはりこのようにすばらしいものがあるんであれば、また先ほど言いましたように前例がないではなくて、大阪の摂津市のほうなんですけどね、しっかりとこれ導入しているわけですよ。

 本市においても、先ほど言いましたように、人工ビーチが来年3月には一部供用開始される。そのうちに全面供用開始してもらおうと思いますけど、人工ビーチ、底地ビーチ、米原ビーチ、それ以外にも大崎ビーチなりなんなりね、たくさんビーチがあるんですよ。

 赤崎のほうだって、車をとめてすぐおりれるようになっているんですよ。やはり水難事故が多いというのであれば、このようなすばらしい機材をどうしても導入していただきたいなというふうに思っておりますが、導入時期についていつごろを検討をしているのか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 具体的に導入時期についての明言はできませんが、現在早期の導入に向けて取り組んでおります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 具体的時期は言えないと、行政の皆さんはいつもそうなんですけど、7月に海上訓練を実施したと、海上だけではなく座学までやったと思うんですけど、でも9月には導入計画を迅速に進めていると、各課と調整しているというお話しなんですけど、消防長、もっと一歩踏み込んで、二歩も踏み込んでいつごろを導入時期目指したいか、ご答弁お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 なるべく早期の導入を目指して関係課と調整を進めてまいります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 時期的なものは明言できないということですけど、先ほど言いましたように、来年3月には人工ビーチの一部供用開始の予定もありますので、ということは市民、観光客の皆さんが泳ぐ場所がふえるということは、その分事故は多くなる可能性もありますので、一日も早い導入をお願いしたいと思います。

 それでは、最後の部分についての再質問をしていきたいと思います。

 ご当地ナンバー、いわゆるデザインナンバープレートですね、70周年を迎える平成29年度に記念事業として導入を検討していると、予定していると言いますけど、2007年からスタートしたこの制度、遅いと思いませんか。もっと早くできないですかね、部長、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 導入の時期ということでの再質問でございますけども、やはり市制施行70周年というのは大きな節目でございます。それにあわせて市にゆかりのあるデザインということで、ご当地ナンバーを作成する、そういうことで始めていきたいと思っております。で、次年度はその準備をする年と捉えております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 次年度準備をして、70周年を迎える29年度に導入を考えてると。全国的にもこのデザインナンバープレートというのは、そのご当地のゆかりのあるものやご当地キャラクター、またそのゆかりのあるアニメのキャラクター、さまざまなものがあるんです。

 ここでちょっとだけ紹介したいんですが、まず、これですね、いわゆる一番スタートとなった松山市の雲形ナンバープレート、本来、これまでは四角だったプレートが雲形になっているんですよね。これが一番のスタートです。

 全国にいろんなものを僕探してみました。徳島市、おもしろい形ですよ、そこに阿波踊りが描かれている。浜松市、ホンダの場所ですね、バイク、オートバイの形をしていると。しかもローマ字でhamamatsu書かれている。もっともっと紹介していきますけど、会津若松市、お城があってSAMURAICITYと入っているんですよ。

 須賀川市、ウルトラマンが描かれているんです。なぜかというと、円谷プロの円谷さんの出身地ということで、ウルトラマンの絵を描いてある。余談ですけど、この78という番号、これは欠番だそうです。ウルトラマンがM78星雲から来たということで、この78番だけは欠番になっているみたいです。

 千葉県に行くと、今度はまたルパン三世、描かれているんです。いろんなものを見ていくとね、本当にあと3件ほど紹介しますけど、鎌倉市、海が描かれてあって江ノ電が描かれてある。鎌倉といえばもう江ノ電ですよ。茅ヶ崎市、サーフボードが描かれてあったり、本当にご当地のゆかりのあるものを描いて形にしたり、もっとすごいのは大野城市、地名だけじゃなくて、「古代の歴史息づくまち」って、こんな文言まで入っているんですよ。

 ほかにももっといろいろありますよ。石垣市で、仮にこのデザインナンバープレートを導入するとした場合、さて、本市の観光振興や地域振興を図り、ご当地のものをPR意味を含めて導入したいと言っていますので、本市においてどのようなものがあるのか、ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) ゆかりのデザインということで、どのようなものがあるかということでございますけど、まだ、デザインについては今後公募にするのか、また市は石垣島フラッグ等もございますので、どのような形でデザインを決めていくのか、今後検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 本市においても、いろいろありますよ。農林水産物でいえば、パインがあったり、マンゴーがあったり、サトウキビがあったり、また魚もね、水産業でいう魚もありますよ、マグロだってありますよ。何でも石垣市においてはデザインできると思う。石垣牛を含めて八重山牛を普及させたいんであれば、牛の形にすればいいだろう。しかしそれをしてしまうと、竹富町が怒るのかなという部分もありますし、オオゴマダラにしろなんにしろ、石垣市にはたくさんあると思う。

 しかし、あえて私が提案させていただきたいのは、石垣島がベストダイビングポイントナンバーワンとして、ことし15年連続のベストダイビングポイントに選出されました。導入は2年後の29年でしたか、言っていますけど、間違いなく私は、17年連続のナンバーワンポイントになると思っています。石垣といえばダイビング、ダイビングといえばマンタ、マンタの形をかたどってやるべきだと私はあえて提案させていただきますけど、これ以前に私は、マンタが高確率で会えるから、石垣に来るダイバーの方多いんですよ、実際にね。マンタ記念日までつくってはどうかというのを何年か前にも提言させていただきましたよ。

 ですから、海のイメージが一番いいと思う。部長が言うように市制施行70周年記念事業として、内外に発信したいと言いますけど、そんなものどこの市町村でも何周年というのは来るんですよ。それだったら、石垣といえばダイビング、海がメッカですよ、ダイビングがメッカですよと。しかも現時点において15年連続ベストポイントナンバーワンなんですよという部分を含めて、それをアピールすることがもっともっとコマーシャルになると思うんです。ぜひそこら辺も考えていただきたいなというふうに思います。

 それで、公募するのか、市の職員が考えるのか、またデザイナーに頼むのか。最近デザインに関してはいろんな問題が出てきますので、そこら辺はしっかりしていただきたいと思いますが、現時点においてどのような手法で考えていますか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時33分

                               再 開 午後 2時33分



○議長(知念辰憲君) 再開します。総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 先ほどいろいろとご提言をいただきました。また、内部のほうでもこれから検討していくということでございますので、本日のご提言も踏まえながら進めていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) ぜひともしっかりとした方向でもってすばらしいナンバープレートをつくっていただきたいなというふうに思います。

 それで、私が今回なぜこの質問をしたかというと、今、私が質問しているものに関しましては、原動機付自転車、いわゆる原付バイクですね、その部分の質問をしましたけど、実は自動車においても、過去に2回ご当地ナンバーというのが出されているんですよ。

 第3弾が、日本経済新聞によりますと、来年度平成28年度には、自動車用のナンバーも解禁になるのではないかというふうに方針が出ていると。現在、沖縄県に住む方の車、沖縄ナンバーですよね、それを沖縄という一くくりではなく、石垣島というそのナンバーをぜひ自動車が解禁になった際には、原付バイクにもそうですよ、原付バイクにもこの石垣島と入れてほしいんですよ。その自動車に関しても、石垣島ナンバー、これをぜひやっていただきたいな。

 なぜこういうことを申し上げるかというと、国や県の出先機関、それと大手企業の出先機関、出張所がある企業等は、転勤でここに来ても自動車の場所、使用する場所を変えないんです。ということは、特に軽自動車、軽自動車の税金は、本来なら各市町村に落ちるはずなのに、よそから来たナンバーをつけたまんまである車というのは、石垣市の道路を走ろうが排気ガスを出そうが何しようが、この石垣市には税金が落ちてないんですよ。それも大きな問題だと思いますので、その件まで含めて石垣島の車ですよというのをわかるように、ぜひそのような制度を導入していただきたいと思います。

 最後に部長、再度ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 軽自動車の課税標準の課税客体の件まで、課税の件まで、標準の件まで言及されてございます。そういうこともありまして、ご提言につきまして、しっかりと庁内で議論をしていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 今回5点の質問をしましたが、いずれにしましても、しっかりと執行部の皆様に取り組んでいただいて、早期解決、早期導入ができるようお願い申し上げ、私の質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、仲嶺忠師君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 2時37分

                               再 開 午後 2時49分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の質問者、東内原とも子さんの質問を許します。東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 皆さん、こんにちは。去る、先月の13号、15号とたび重なる台風において、皆様には、ここに謹んでお見舞い申し上げます。

 また、台風18号においても、関東地方、栃木・茨城地域で数十年に一度の規模の大雨特別警報が発令されるほどの大雨で、多くの方々が被害に遭われましたことについても、あわせてお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 八重山諸島を襲い、猛威を振るった台風は、至るところに大きな爪跡を残しましたが、人的被害は小さく、死亡事故がなかったのは不幸中の幸いでした。

 今後においては、山林などの樹木が枯れ果て、有害鳥獣のイノシシやクジャクなどが餌を求めて、農家にさらなる被害をもたらすのではないかと危惧しております。

 しかしながら、時は一刻一刻と進んでまいります。旧盆明けより徐々に暑さも和らぎ、石垣島も秋を感じる季節となりました。秋は実りの季節です。これから始まる実り豊かな時期に心を弾ませ、秋風のような軽やかさを持って、今期も頑張っていきましょう。

 それでは、過日通告しました質問要旨を述べ、私の質問に入らせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 まず保育行政について、1点目、待機児童解消に向けた保育所整備の取り組み状況について。

 待機児童解消に向けた保育所の整備が着実に進められていて、定員拡大が見込まれそうですが、さきず、平成27年度の新たに整備された保育園についてお聞かせください。また、平成28年度以降に開園を予定している保育園の整備状況についてもお尋ねいたします。

 2点目、保育士確保の取り組み状況についてであります。

 先般、国家戦略特区、これは人材を呼び込む経済活性化につなげる制度として沖縄県が指定され、そして地域限定保育士試験が来る10月に実施されますが、その取り組み状況はどうなっているのかをお聞かせ願います。

 あわせて地域型保育従事者の資格取得に向けて研修が先般、市主催で実施していますが、その状況についてもお聞かせ願います。

 3点目、ひとり親家庭の認可外保育施設利用料補助について。

 当局においては、ひとり親家庭認可外保育施設利用補助事業の実施に向けた必要な補正予算を今議会に計上しています。そこで、ひとり親家庭への保育料利用の助成内容等について、詳しくご説明ください。

 2項目の児童福祉行政についてであります。

 1点目、子ども医療費助成事業の対象年齢拡大について。

 子どもを持つ親にとっては、子どもの医療費の負担は家計にも響く大きな負担であります。今回、当局においては、子ども医療費の通院費の対象年齢を拡充すべく取り組んでおりますが、その概要について詳しくお聞かせください。

 3項目めは、農業行政についてです。

 台風15号の農林水産業の被害について。

 去る8月23日、本市を襲った台風15号は、最大瞬間風速71メートルを観測し、これは統計開始以来最も大きな数値になりました。

 その被害については、さまざまなメディアでも報道され、皆さんもご存じかとは思いますが、農林水産業においても、これまでの台風よりも大きな打撃を受けたと思います。13号に引き続き、15号と続いた台風被害、その被害状況について具体的にお聞かせください。

 4項目めは、都市建設行政についてです。

 電線類地中化について。

 旧盆前の住民生活に大きな影響を与えた台風15号に関連した質問になりますが、8月30日に内閣府の松本洋平大臣政務官が台風被害を視察し、市長が台風で電柱が倒壊する被害があったことを報告され、電線類地中化の協力要請をされてました。

 その視察の中で、松本洋平大臣政務官からは、電線類地中化については、これまで環境を意識して行ってきたが、防災の観点からも効果がある。国としても今後検討していくという言葉をいただいております。

 また、9月1日には台風被害視察に来られた沖縄県知事からも、電線類地中化については優先順位を考えながら行う必要があると、前向きな言葉が報道されていました。

 そこで、電線類地中化についての本市の現状をお聞かせください。

 5項目の都市建設行政については、白保海岸(船着き場周辺)環境共生型観光地づくり支援事業のトイレ・あずまや設置進捗状況についてであります。

 自然環境の保全に配慮した持続的な観光地づくりを目指す地域に対し、その関連施設等の整備を支援し、地域住民の利便向上にも寄与する環境共生型観光地づくり事業を導入し、白保海岸の環境整備を計画していただいているところでございますが、その後の進捗状況を具体的にお聞かせください。

 以上申し上げ、必要に応じて再質問は自席にて行いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 東内原とも子議員の1項目、保育行政について3点のご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 1点目の待機児童解消に向けた保育所整備の取り組み状況についてお答えいたします。

 現在、保育所整備につきましては、本年度の当初予算並びに前年度からの繰越明許費を含めて、総額約12億円を投じて、現在保育所整備に取り組んでいるところであります。

 具体的には、本年度新たに認可保育園1園、こどもの家保育園が去る6月に開園したのを初め、既存の認可保育園2園、みよし保育園、緑ヶ丘保育園が増改築による定員枠を広げ開園しております。

 また現在、既存の認可保育園1園、やしの実保育園が増改築による定員拡大に向け建設中で、年明け完成を予定しています。

 また、新たに認可保育園3園、海邦保育園、みやら子宝保育園、まきら第2保育園の創設及び事業所内保育園1園、おき託児所の創設に向け事業申請を受け付けしており、年度内完成を目指しております。

 そのほか、さらに6事業所より施設整備の希望・意向を受けておりまして、本市としても本年度確保した予算の満額執行に努めながら、民間活力を最大限に生かした保育所整備に努めてまいります。

 2点目の保育士確保の取り組みについてお答えいたします。

 保育士確保に向けては、先般、沖縄県が国家戦略特区の指定を受けたことから、本市においても去る6月から隔週の土日曜を利用して、地域限定保育士試験に向けた試験対策のため集中講座を実施しております。現在36人が集中講座を受講し、10月実施予定の地域限定保育士試験に向け、ぜひ一人でも多くの保育士を輩出できるよう、その支援に努めているところであります。

 あわせて、新制度に伴う地域保育従事者の資格取得に向けては、去る2月に地域型保育従事者研修を実施し、受講者64人の中42人が修了証を受け、その中から現在、小規模保育事業B型や預かり保育事業の保育従事者として勤めております。

 3点目のひとり親家庭の認可外保育施設利用料補助についてお答えいたします。

 本事業は、ひとり親家庭に対する認可外保育施設利用料の全部または一部を軽減することにより、ひとり親家庭の生活の安定と就業の促進が図られ、その後の自立を促進することを目的とし、本年10月1日より、沖縄県の実施要綱、県補助10分の9にあわせて実施するものであります。

 支給対象者は、児童扶養手当及び母子・父子家庭等医療費助成事業の受給者で、かつ27年度の公立及び認可保育所等の入所申請を行ったもので、定員に空きがなく待機児童となり、やむなく認可外保育施設を利用している児童が対象となっております。

 次に2項目の児童福祉行政の子ども医療費助成事業の対象年齢拡充についてお答えいたします。

 子ども医療費助成事業は、子どもの疾病の早期発見と早期治療を促進し、その健全な育成を図るべく、通院費の助成を県2分の1、市2分の1の負担割合でもって、3歳児までを対象とし、実施しているところであります。

 今般、沖縄県においては、平成27年10月から通院に係る対象年齢を現行の3歳児までから就学前まで拡大して実施する運びとなりました。

 本市におきましても、子育て支援、あるいは少子化対策の観点からも、県と歩調を合わせて通院費助成の対象年齢を拡大し、本市の次代を担う子どもたちの健やかな成長に寄与すべく、今定例会においてこども医療費助成条例の一部改正並びに必要な補正予算を計上するなど、10月実施に向け鋭意取り組みを進めているところであります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 東内原とも子議員の台風被害についてのお答えをいたします。

 今回の台風15号被害は、2週間前に襲来した台風13号による被害から生育回復を図る途中の農作物を中心に多大な被害をもたらしました。台風15号による被害は、8月31日時点で、サトウキビを中心とする農作物被害が2億2,361万7,000円、畜産関係においては、家畜や牧草の被害が460万円、畜舎等の施設被害が1億1,320万円、水産関係施設においては、漁船被害等で920万円、漁港防波堤等の施設被害で600万円、種苗供給施設等で水産関係施設被害で850万円、魚類養殖場やウミブドウ養殖に係る水産被害は700万円となっており、大きな被害となっております。

 土地改良施設の被害については、農道、のり面崩壊等2,155万7,000円となっており、総額3億9,367万4,000円の被害となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 電線類地中化と白保海岸の環境共生型観光地づくりについての2点がございますので、順を追ってご説明いたしたいと思います。

 まず1点目、電線類地中化についてお答えいたします。

 本市の電線類地中化につきましては、沖縄県が国道390号の海邦銀行前からチャレンジ前の区間650メーターを平成20年度に事業完了いたしております。また、平成21年度より着手した国道390号の平得交差点から730交差点までの区間、総延長2,820メートルのうち、平成26年度までに2,350メーターの電線類地中化が完了いたしております。

 今後の電線類地中化計画につきましては、平成28年度以降に国道390号の平得交差点から沖縄県八重山合同庁舎付近までの1,100メーター区間を着手する計画であります。

 また、平得交差点から新空港までの通称新空港アクセス道路におきましては、計画の8.8キロを全線電線類地中化とすることとしており、重点整備地区の平得交差点からタナドー線までの2.2キロ区間は、道路工事と同時に敷設し、電線類地中化を計画する計画となっております。

 次に、白保海岸の環境共生型観光地づくりの支援事業のトイレ、あずまや設置状況についてお答えいたします。

 環境共生型観光地づくり事業は、自然環境の保全に配慮した持続的な観光地づくりを目指す地域に対し、その関連施設等の整備を支援し、地域住民の利便向上に寄与するもので、本年度は白保地区に本事業を導入し、白保海岸の環境整備を行うものであります。

 当該事業につきましては、本年度、基本計画の策定及び実施計画を予定しており、去る市議会6月議会において補正予算を計上し、予算確保したところであります。

 進捗状況につきましては、施設等の実施設計に向けて、白保公民館や保全利用協定締結事業者へ事業の概要説明を行い、環境整備に係る意見交換会を行っているところであります。

 また、今後、県及び事業関係者との事業調整協議を進め、年度内に実施設計業務を完了し、平成28年度、施設整備の工事着手に向けて鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、東内原とも子さんの再質問を許します。東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 再質問は順を追ってさせていただきます。

 それでは、保育所整備について再質問をいたします。

 先ほどの答弁にもありました。本年度、かなりの保育所の整備が予定されてますけども、そこで新たに保育所が整備される地域といいますか、場所といいますか、それを詳しく教えていただけますでしょうか。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 新たな保育園の設置予定場所についてお答えいたします。

 まず、県立八重山病院の北側あたりの大川地域に認可園1園と事業所内保育園1園の創設を予定してます。次に、白保小学校の近隣の白保地域に認可園1園、宮良地域に認可園2園、石中南側の字石垣地域に認可園1園、旧空港跡地の北東側に認可園1園、大中南側の大浜地域に認可園1園、平真団地西側の真栄里地域に認可園1園、さらに真喜良地域に1園の増設を予定しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) わかりました。本年度と来年度に向けて、さらに10園という大きな増設になります。潜在的な待機児童は、以前の調査で600人。本年度の保育所整備で450名の規模が解消すると話しておりましたけども、さらに6事業者がふえるとなると、潜在的な待機児童も解消される見込みになるのではないでしょうか。特に3歳未満児が待機児童としてたくさんいます。その増設に当たり、3歳未満児の入所が拡大できることを期待したいと思います。

 実は私も夕方の買い物ついでに大型スーパー、お子様連れのお母さんたちにヒアリングをしてまいりました。保育園をふやすに当たって、少し懸念してるところもありましたので、それも含めヒアリングしました。

 そしたらお母さんたちから、仕事は決まっていたのに入所できないので断念したと。そして、役所からここの保育園に行きなさいって指定されるけど、自分の行きたい保育園に入れなかった。それで選べる保育園にしてほしいという。そして、ぜひ待機児童解消に向けて保育園の増設は急いでほしいという、いろんな声をお聞きすることができました。早目の増設をぜひお願いしたいなと、たくさんのお母さんたちは期待しているところでございます。

 それでは次に、保育園が増設されると一番気になるのは、保育士確保についてです。それでは、保育士確保についてお尋ねいたします。

 先ほどは地元における保育士確保のための保育士養成のための集中講座の実施や、地域型保育従事者研修による資格取得に向けた取り組みの説明をしていただきました。地元にいながら資格を得ることができる仕組みづくりは、とてもいいことだと考えます。

 そのほか、県のほうでは、今回、保育士年休取得等支援事業を実施するようであります。石垣市でも民間保育所で働く保育士が自由に休暇を取得できるよう、保育士年休取得支援事業を実施してもらいたいと思いますが、その件についてお伺いいたします。答弁よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 保育士の年休取得等支援事業についてお答えいたします。

 現在、県においては補助事業として制度設計がなされ、今後、市町村へも事業紹介があろうかと思います。ぜひ保育士が必要なときに休み、休みが容易に取得できるよう、年休代替保育士を雇用することで、その対策を図っていきたいと考えております。また、そのことが保育士の離職防止を図る観点からも有効でありますので、ぜひ実施に向けて検討してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 私の保育士経験から申しますと、確かに保育士は仕事をしている中、在園している子どもたちを優先にするため、そして保育の状況、そしてその日のデイリープログラムなどの状況によって、休みをちゅうちょしたり、休みがとれなかったりとか、いろいろありました。また、保育士も子育て世代だったりすると、家庭との両立が難しいということで悩んでる保育士もたくさんいました。

 そういう中で年休代替保育士を雇用するということは、年休がとりやすく、そしてまた働く保育士が次に向けて頑張ろうという、充電ができるのではないかと、すごく期待しております。ぜひ、その施行を行ってほしいなと思います。よろしくお願いいたします。

 それでは、ひとり親家庭の認可外保育施設保育料補助する、再質問に入りたいと思います。ひとり親家庭認可外保育料補助についてお尋ねいたします。

 ひとり親世帯においては、子育てをしていく上で、ふだんの生活費はもとより、医療費や教育費、そして保育料など大変な大きな負担となっております。長浜信夫議員の質問でもありましたように、子ども1人当たり、月額2万6,000円を上限として補助することの答弁がありました。

 そこで、認可外保育施設や対象世帯に対しての制度周知はどうされるのか、その点についてお聞かせください。お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 制度周知についてお答えいたします。

 当事業は、沖縄県が一括交付金を活用し、県が主導する事業となっております。去る5月には沖縄県の担当者と本市担当職員による説明会を、対象保育施設となる認可外保育施設18施設に対し、既に説明会を開催しておりまして、ある程度制度周知はなされております。また、今後、実施に向けての詳細な説明等を加えて取り組む予定であります。

 あわせまして、対象世帯26世帯については、所管の児童家庭課において、公立認可保育園の入所申し込み状況等を把握しており、対象者へは直接的な周知が図られますし、また、市の広報紙等を活用して、広く市民に周知にも努めてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) では、ひとり親家庭の認可外保育補助については、兄弟がいる場合は、その世帯の保育料補助額はどうなるのか、そのほうもお尋ねしたいと思います。お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 兄弟2人が認可外保育施設を利用している場合の保育利用料の補助についてお答えいたします。

 例えば兄弟2人いる世帯が公立認可保育所に入所した場合には、仮に保育料が第1子の場合1万円、第2子の場合は半額になりますので5,000円とした場合を基本としてお話したいと思います。

 その場合、認可外保育施設の利用料は、1人当たり2万6,000円を上限としていますので、第1子の軽減額として2万6,000円から1万円を引いた1万6,000円が、第2子の場合は半額の5,000円ですので、2万6,000円から5,000円を引いた2万1,000円がそれぞれ軽減されまして、1カ月当たりの世帯の軽減額は合計3万7,000円となり、保育料負担が軽減される仕組みとなっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 再度確認ということでお伺いしたいんですけど、第1子の軽減額として1万6,000円、それは認可公立保育園が1万円だった場合に、そして認可外だと2万6,000円だった場合に、その差額分ですよね。第2子の場合は、公立認可は半額ということになってますので、その5,000円が、半額の分が2万6,000円から差額分がされて3万7,000円ということになりますよね。ありがとうございます。

 ひとり親家庭の認可外保育料補助については、10月からの施行と聞いてますが、そうですか、大丈夫ですか。10月からの施行ですか。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) おっしゃるとおり、10月1日からの施行です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) こんなすばらしい保育料の補助事業があります。臨時施策ではなく、継続した取り組みになるよう、ぜひ力を入れて頑張っていただきたいと、よろしくお願いいたします。

 それでは、質問の医療助成事業について質問させていただきます。

 対象年齢が3歳児までから就学前までに拡充されることになりますが、その対象見込み数及びこれに要する予算額等についてお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 対象見込み数及び必要な予算額等についてですが、子どもの医療費の対象年齢拡充に伴う対象児童数は4歳児635人、5歳児612人、6歳児643人、合計1,890人を見込んでおります。

 また、その医療費助成額として必要な予算は737万円を、今定例会に補正予算を計上してございまして、また財源につきましては、県2分の1、市2分の1となっております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 子ども医療費助成事業の対象年齢が6歳まで拡充されるということは、冒頭の答弁でもありましたように、将来を担う子どもたちの健全な育成と子育て世帯の経済的負担をさらに軽減できることと思います。まさに、この事業も子育て支援、少子化対策に寄与できると考えます。10月からの施行に向け、鋭意取り組んでいただきたいと思います。

 これで保育行政の質問は終わらせていただきます。

 次に、農林水産業について再質問させていただきます。農業行政の農林水産業について再質問させていただきます。

 大きな打撃を受けた現状から、生産者の生産意欲の喪失が心配になります。被災に遭われた皆様が、もう一度頑張ろうという生産意欲が持てるような環境づくりが大切だと考えます。

 そこで、農家、漁家の被害の支援策はどうなっているのかお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 再質問にお答えいたします。農家、漁家の支援策について、どうなってるかの再質問にお答えいたします。

 それでは、耕種、畜産、水産と順を追って、支援対策についてご説明いたします。

 サトウキビを初め各種農産物の支援につきましては、沖縄県営農相談窓口と連携をし、公的災害復旧資金に係る利子助成等を含め、農協の支援策と連携し支援できるよう、関係者と検討を進めているところでございます。

 特にサトウキビにつきましては、被害が甚大であったことから、さとうきび増産基金事業を活用し、夏植え種苗、株出しの補植、病害虫防除対策等、次年度以降の生産振興に資するため、サトウキビ農家の支援策に向けて取り組んでいるところでございます。

 畜産関係においては、台風15号の影響により、67カ所の牛舎、食肉センター、粗飼料であるロール等が被害を受け、被害額は1億1,320万円となっております。特に牛舎のトタン被害が圃場に散乱している状況にあります。

 この状況に鑑み、本市としてもJAおきなわ、関係機関と連携をとりながら、トタン回収に2班体制で、各地域の処理に万全を期しているところであります。

 しかしながら、サトウキビ畑に散乱しているトタンについては、サトウキビの生育回復に伴い発見できないものもあり、効果的な回収対策について検討しているところであります。

 この状況を踏まえ、台風対策のため、牛舎建設については慎重な行動対策を講じていただくとともに、建物更生共済等の保険に加入していただきますようお願いしているところでございます。

 水産関係においては、今後の支援策としては、漁船被害においては、漁船保険の対応となっております。魚類養殖場における水産物被害に関しては、沖縄県漁業災害対策特別資金利子助成事業において、水産制度資金の借り入れに対する利子助成について、県と調整をし、支援できるよう検討しておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 農家とは違って、漁家のウミンチュは、台風被害ということよりも、台風の前、そして台風の後に漁に出れないことが一番痛手だと、そういうお話もウミンチュの方から聞いてました。

 それでは次に、さとうきび増産基金事業を活用して支援策に向け取り組んでくださるということですが、そのさとうきび増産基金事業の内容について、詳しく説明をお願いしたいと思います。お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) お答えいたします。

 基金事業の概要についての説明をさせていただきます。

 平成24年度創設された事業で、平成23年度に発生した不作からの回復に向けて、これまで取り組んできました。本年度から台風、干ばつ、病害虫発生等に対応した対策をとるための事業としてスタートしました。災害の個別に発動要件は異なりますが、今回の台風の被害率が10%を超える被害であることから、発動されることになります。

 具体的には、病害虫防除策、種苗への助成、かん水作業の実施、株出し作業、株出し管理作業の推進、土づくりへの支援、適期肥培管理の推進等が事業メニューとなります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 細かいご説明、本当にありがとうございます。自然災害の内容や被害状況に応じ、本年度の単収や生産量が下がらないようにする対策であり、次年度に引きずらないための対策支援ということがよくわかりました。そのさとうきび増産資金が活用可能かどうかは当局にお尋ねすればいいのですか。

 本市の基幹作物であるキビは、厳しい気象条件のもと減収が続き、農家経済は危機に瀕しています。増産基金の活用ができれば本当にありがたいです。農家への周知を徹底するよう、広報などをしっかり行って、手厚い支援をお願いしたいと思います。

 続きまして、オクラやゴーヤ、その他の野菜についての支援策はあるのかどうか、お聞かせください。

 ゆらてぃく市場では、地元農家からの野菜がないということで、オクラなどは沖縄本島から取り寄せているということでした。一年中あるオクラやゴーヤがないのは、販売店においても痛手であり、通常この時期は毎日、200から3袋は売れていたとのことです。これらの野菜や果物の生産農家にも支援策を講じていただきたいと思いますが、支援策があれば教えてください。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 野菜についての支援策についてお答えいたします。

 ことし相次ぐ台風襲来により、疲弊した農業生産者の経営の早急な回復を支援するとともに、市場や消費者のニーズに応える農産物を、安定的に供給を図る上で重要であると考え、堆肥購入に関する補助について検討してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 野菜の地産地消ができるように支援していただきたいと思います。

 続いて、畜産関係において再質問させていただきます。

 現在、牛舎の散乱してるトタンの回収については、万全を期していただいておりますが、しかしながら、キビ畑の中やその他の圃場にも、まだ散乱してるものが見受けられます。それらはキビ収穫間近な圃場では、すぐには回収できない状況であり、キビ収穫が終了するまでの期間、トタン回収作業が行われるかどうかお聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 再質問にお答えいたします。

 議員ご案内のとおり、ことし収穫のサトウキビ畑については、車両や人が圃場内に入ることによる折損被害が発生する可能性があることから、サトウキビの収穫期間中も実施してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) サトウキビ収穫時にトタン回収ができるということで、少し安心しております。

 続きまして、農業共済についてお聞かせください。

 ある程度は自分の財産は自分で守るという意識が必要ではあると思います。農家の方々にとって共済保険はとても重要なものであると考えます。備えあれば憂いなしという言葉もあるように、サトウキビの共済に加入していれば、農耕機具も安い価格で借りることができ、機器を持たない農家でも作業を行えるということで、大変助かっていますよという農家の声もありました。

 反面、渇して井をうがつ、必要に迫られてから慌てて準備をしても間に合わないとの例えの話もあります。共済に加入しておいたほうがよいと思うのですが、現状、何割の方が加入しているのでしょうか。また、共済の内容についても、詳しくご説明お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 再質問にお答えいたします。

 平成27年度産の畑作共済、サトウキビ共済加入については、有資格農家数1,217戸、有資格面積1,305ヘクタール、加入戸数395戸、加入面積503ヘクタール、加入率は38.6%でございます。

 ここではサトウキビ共済についてご説明いたします。加入条件は、10アール以上サトウキビを栽培している農家が対象となり、風水害、干害、冷害、その他気象上の災害、火災、病害虫及び鳥獣害、共済の事項の対象となります。責任期間は発芽から収穫までの期間で、補償の内容は全相殺方式となり、農家ごとに基準収穫量の8割を補償いたします。

 また、沖縄県においては、台風の自然災害による農業被害が多いため、共済掛金が全国平均と比べて高い状況にあります。このため、農業共済に加入する農家の負担軽減と共済加入を推進するため、農業共済加入促進支援事業を実施しております。

 サトウキビ共済は農家負担金約2割相当の肥料、農薬等、ハーベスターの農作業委託料の費用を支援するものでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。農業共済保険に加入は、石垣で38.6%、与那国で64.2%、竹富町で65.2%、宮古が54.7%、多良間が78.5%、沖縄県の全体平均が53.8%、そういうパーセントから見ても、石垣の加入率は少ないと見受けられますので、周知は徹底していただきたいなと思います。

 数多くのメリットがあるということで、保険の費用はかかるということもあって、ちゅうちょされてる方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、十分にメリットについて把握されてない農家の方々もたくさんいると思います。

 本市も農業共済組合に補助金を拠出してるとのことをお伺いしました。関係機関と連携し、農家への啓発をするとともに、再度内容の周知については行っていただき、今後も農家の方々の支えとなっていただくことを切にお願いし、農業行政についての質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。

 続きまして、都市建設の電線地中化について、再質問をさせていただきます。

 電柱が1本倒れたら、電線がつながってるというだけに、次々と電線が切れ停電をします。これこそ伝染病って私は考えます。

 本市における電線類地中化の重要性は、景観形成に始まり、防災対策としても極めて大きな意味を持ってると思います。

 その理由として、海外からの観光客も数多く見られる八重山という地域、風土を生かすため、安心・安全、快適な暮らしができる安定したライフラインを供給する上では、最も効果的な手法の一つだと考えます。

 そこでお伺いいたします。地中化するのに電柱1本当たり、かなりの費用がかかるとお聞きしました。具体的にはどの程度かかるのでしょうか。また、従来の電柱設置工事費と電線類地中化工事費の比較についてもお聞かせください。答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 電線地中化の建設工事と従来電柱設置工事との比較になりますけども、電線類地中化工事につきましては、1キロメートル当たり、整備費は一般的に4億円から5億円と言われております。従来電柱設置工事の約20倍の工事ということになります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 莫大な予算がかかる、そして必要になることはわかりました。でも、災害地への緊急車両の派遣も、電柱が倒壊してしまうと障害になって大変不都合になります。それでも電線類地中化は必要かと考えます。

 そこで、今後計画を進めるに当たって、優先順位があるかとは思いますけども、空港から390号線に通る白保、宮良、大浜の道路においても進めていただければと考えます。その地域は観光客も通り、また市民の皆様の利用も多い場所であり、景観、安全面、どちらの側面からも重要度が高いと思いますが、本市のお考えをお聞かせください。答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) ご説明いたします。

 国道390号線につきましては、一般県道石垣空港線、いわゆる新空港アクセス道路とともに、新石垣空港と市街地を結ぶ幹線道路として重要な機能があると位置づけております。

 国道390号線の電線類地中化につきましては、本市都市計画マスタープランにおきまして、電線類地中化の推進を図り、良好な道路景観形成や自然災害の防止を図ると位置づけられております。幹線道路の電線類地中化につきましては、今後とも県と調整を進めていきたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) いろんなことを考えて進めて、推進していただくと確信しておりますけども、参考までに提案として、地中化事業を推進する体制として、電線類地中化協議会ということも設置していただき、道路管理者、電線管理者、地方公共団体と連携をとって、早目の推進していくことも、一つの協議会として進めていただけるんじゃないかなと思いますので、参考までに提案させていただきます。

 最後になりますけども、世界的観光地を目指そうとしてる石垣市において、観光客の集中する地域における電柱地中化は、必須問題として考えるべきであり、さらには停電時における大小の宿泊施設における食品保存の問題や、今後大きな出荷を見込む石垣牛やマグロ等の保存を考えてみても、優先事項の一つにすべきだと考えます。

 特に今後、さらに海外からの観光客が増加することにより、さらなる島の景観を向上させる意味でも、日本各地の有名観光地である京都や日光を見ればわかるように、ほとんどが電柱の地中化を済ませています。

 そして、今後も必ず来るであろう、毎年発生する大型台風後の早期復旧を考えても、必要不可欠な問題であります。住んでよし、訪れてよしのまちづくり、ぜひ優先順位を検討しながら、電線類地中化を推進していただけるようお願いいたします。

 これで、地中化についての再質問は終わらせていただきます。

 続いて、白保海岸、トイレ、あずまや設置の進捗状況については、再質問はございませんが、最後に一言だけ述べさせてください。

 白保サンゴ礁地区保全利用協定を締結した環境共生型観光地づくり支援事業は、石垣市では初めての事業とお伺いしました。今回の計画が環境整備として成功すれば、今後活用されるであろう本事業のモデルケースとなり、さらなる本市の発展につながることと確信しております。地域住民、関係者においては、今後、さらなる意見交換を重ねた上で、1日も早い完成を心待ちにしておりますので、ぜひお願いしたいと思います。

 以上をもちまして、私の一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、東内原とも子さんの質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 3時45分

                               再 開 午後 3時57分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、箕底用一君の質問を許します。箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 皆さん、こんにちは。一般質問初日目の最後になります。いましばらくおつき合いを願いたいと思います。

 去った台風15号の襲来で甚大な被害が起き、電気、電話等の不通があり、電力会社やNTTには災害復旧作業を最大限取り組んでいただきまして感謝を申し上げます。被害に見舞われました住民の皆様には、心からお見舞いを申し上げます。

 早速質問に入りたいと思います。

 ヒアリの侵入防止対策についてであります。

 南米原産のヒアリは、荷物などに紛れ込み、1930年から40年代にテキサスやアラバマなどに、米南部に生息域を拡大しております。世界各国の治安の安定に伴い、国際交流や貿易、海外旅行等の流れで、21世紀に入り、オーストラリア、ニュージーランド、マレーシア、中国など、さらには2004年にお隣の台湾にまで生息域を拡大するなどして、環太平洋諸国に急速に分布を拡大しております。いずれにしても、侵入経路は明らかになっていないのが現状であります。

 台湾では、アカヒアリと呼ばれ、政府がみずから動き出し、2004年に台北市内にヒアリの防除を目的とした国家ヒアリ防除センターを設置し、緊急用の電話やファクスを開設して、ヒアリに関する情報収集や相談の受け付けなどを行っております。

 なぜ、各国々がヒアリに対し脅かされているのか調べますと、ヒアリは攻撃性が強く、巣を襲撃したりすると、集団で襲いかかる習性を持っております。まさに地上のスズメバチであります。腹部の先端にある毒針で何度も刺し、アルカロイド系の強い毒による痛みや発熱、じんま疹、激しい動悸等の症状が引き起こされ、またアレルギー性のショックで昏睡状態になることもあり、米国では年間100人以上もの死者が出ている状態であります。さらに、飼い犬やペットや牛、馬、鳥など、家畜への刺傷被害も数多く報告されております。

 日本では外来生物法により特定外来生物に指定され、警戒を強め、水際対策が求められていることであることから、当局の見解を求めます。

 次に、信号機による渋滞及び混雑の緩和についてであります。

 新石垣南ぬ島空港開港後、格安航空参入などによって、格安な運賃の実現や観光地としてのPR活動で観光客の入域も着実にふえ、同時にレンタカーの登録車両台数も増加している状況であります。

 本市の市民生活交通体系は、自家用車依存度が高く、本員調べによりますと、平成26年度で3万5,316台で、登録世帯で計算しますと、1世帯に1.5台の保有状況であります。このようにマイカーとレンタカーの普及が著しくなるとともに、天候不良や時間帯的なもので、道路交通の混雑も常態化しております。

 本市は、平成22年に実施された国勢調査によりますと、将来的に人口は増加傾向であることが示されており、27年8月現在で4万9,078人となっており、過去最高の人口となっております。

 近年、石垣市内における住宅の建築は、開発行為などによる宅地の分譲やリゾート開発、旧空港跡地利用計画も含め、新しい集落的なものができつつあります。現在、新石垣空港アクセス道路整備も行われ、西地区においては新川真喜良地区団地の新築建てかえ工事も予定されております。

 インフラ整備は重要であり、道路は自動車、自転車、歩行者、通行、人や物資の輸送などを行う交通機関としての役割のほか、市街地の形成や地域住民の日常生活、経済、防災、環境、社会活動を支える最も基礎的なインフラであることは言うまでもありません。

 今後もますます道路交通の混雑や渋滞が常態化し、混雑を避けるために、住宅街の細かい道路に進入したために、飛び出しや出会い頭事故に遭う確率がふえるなど、運転者へのストレスがふえることが予測されております。

 本市の経済成長を後押しする観点からも、混雑や渋滞の緩和、解消に向けて求められていますが、当局の見解を求めます。

 次に、災害に関する本市の救済制度についてであります。

 近年、エルニーニョ現象などで世界全体が異常気象状態になり、あらゆる気象変動が確認されております。本市も去った台風15号が襲来し、観測史上最高となる南南西の風71メートルの最大瞬間風速を記録いたしました。

 このように天災地変の影響から、農林水産物の被害や施設、家屋、車両等の破損など、さまざまな被害をもたらしております。そんな被害に遭った方への救済は、農業共済や漁業共済、災害保険等がありますが、本市独自での被災された方々に対して救済制度があれば、答弁をお願いいたします。

 次に、一括交付金についてであります。

 さて、一括交付金制度が始まり4年余りたちますが、沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金は、当時の仲井眞県政時代に政府と交渉し、使い勝手のよい一括交付金が実現された次第でございます。当時の仲井眞県政が、いかに沖縄県民のためにご尽力をいただいていたか、目に見える制度であるのではないでしょうか。

 以来、石垣市の最重要課題を優先的に、一括交付金を活用して事業展開を現在行っている状況であり、その一括交付金を活用して、施設整備や観光誘客事業、児童生徒への派遣補助や市民生活に直結する事業を展開していただいているところであります。

 一括交付金の期間は10年間としておりますが、仲井眞県政から翁長県政に変わり、政府との対立を見ていると、一括交付金も時間の問題なのかなと思わざるを得ませんが、重要度の高い一括交付金は有効に活用していただきたいものであります。

 そこでお尋ねいたします。住民や企業間の間では、行政主導な事業が多いなどの声が聞こえてくることから、民間企業からの提案を募集する窓口などを設けられないか、ご見解をお願いいたします。

 次に、防災無線の設置率と今後の取り組みについてであります。

 防災無線に関しましては、同僚議員も何度か質問しております。近年、日本のみならず、世界的に地震による津波警報等が出され、特に太平洋側の広範囲に当たる日本は、海外で起きた地震、津波などの影響を受け、津波警報、避難命令等が多くなっていることはご承知のとおりであります。本市でも、明和の大津波を受けた過去もあり、津波で島の人口が半分になるなどの経験をしております。

 最近では、北朝鮮による人工衛星と称する弾道ミサイル発射実験が平成24年4月と12月に強行され、弾道ミサイル発射方向の軌道下であった当市では、落下の危険性もあり、市民の生命、財産を危険にさらされ、迅速な情報提供や避難誘導、防災無線を活用したJ─ALERTシステム、全国瞬時警報システムで一斉放送されました。しかし、防災無線がない集落もあり、迅速な情報提供、避難誘導できない地域もいまだにあります。

 最近では、防災とは関係ないチャレンジデーの呼びかけ等を、防災行政無線を活用しております。このことからも、難聴地域においては、行政サービスの格差も生じているのが事実であります。設置率及び今後の取り組みについてご見解をお願いいたします。

 以上で質問要旨を述べました。再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君の質問に対する当局の答弁を求めます。市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 箕底議員のご質問にお答えいたしたいと思います。2点、続けて答弁させていただきます。

 まず1点目、ヒアリの侵入防止対策についてお答えいたします。

 ヒアリは別名アカヒアリとも呼ばれ、漢字で書きますと火の蟻と表記されております。刺されるとやけどのような激しい痛みが生じます。南米中部原産のアリで、体長は2.5ミリから6ミリの赤茶色の小型のアリです。毒性が強く、毒針で刺されるとアレルギー反応により死に至ることもあります。人体への被害等を及ぼすことから、外来生物法により特定外来生物に指定されております。

 環境省によれば、国内での生息はまだ確認されておりませんが、アメリカやオーストラリア、台湾、中国など環太平洋諸国において定着していることが確認されております。国内への侵入、定着を警戒する必要があります。万が一、ヒアリが発見された場合、速やかに環境省へ報告することとなっております。

 環境省や関係機関、沖縄県に確認いたしましたところ、いずれも現時点でヒアリの侵入については、特段注意すべきとの情報は持ち合わせておらず、侵入防止対策として、現在特別な対策マニュアルはできておりません。

 農林水産省植物検疫所では、国外から持ち込まれる農作物や植物の検疫に際し、害虫同様にヒアリもチェックの対象となっております。空港や港の検疫で発見された場合は、税関を通じて環境省に報告することとなっております。

 なお、植物防疫所の記録によりますと、過去10年間、国内での発見事案はゼロとなってるそうです。

 環境省は、平成21年度に注意を促すパンフレットなどを作成し周知をしているところです。また、情報収集にも努めております。

 石垣市といたしましては、今後とも国、県、関係機関と情報を共有しつつ、侵入防止対策について適切に対処していきたいと思っております。

 続けて、2点目の災害等に関する本市の救済制度についてお答えいたします。

 火災や台風などの災害等に対する本市の救済制度については、私のほうでは住居被害についてのお答えさせていただきます。

 石垣市小災害り災者見舞金支給要綱に基づき、見舞金の支給と、本市を経由して県のほうに申請いたします見舞金の支給があります。

 見舞金の種類といたしましては、災害による死亡者への弔慰金、あるいは災害による負傷者、あるいは住居の被害を受けた方への見舞金等があります。

 この救済制度については、被災者の保護救済並びに1日も早い自立更生への助長を目的として、見舞金としての支給であります。

 被災者支援策であります石垣市小災害り災者見舞金申請につきましては、台風15号関係でありますけど、現在8件あり、既に1件、ほか7件についても手続中でありまして、速やかな支給ができるよう対応していきたいと思っております。

 なお、新聞等でも市民にお知らせして手続、あるいは問い合わせ等もしていただくように周知しているところです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 箕底用一議員ご質問の2項目め、信号機による渋滞及び混雑の緩和について、5項目め、防災無線の設置率と今後の取り組みについて、2点のご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 まず、信号機による渋滞及び混雑の緩和についてのご質問にお答えいたします。

 南ぬ島石垣空港の開港を機に、入域観光客が増加いたしました。観光客の増加と相まってレンタカーが大幅にふえ、交通量が増加してることはご承知のとおりでございます。

 交通渋滞は、一般的に交通が円滑に流れず滞る状態、すなわち道路容量を上回る台数の自動車が道路を走ろうとする場合、交差点の信号箇所などで前の車が詰まってるため走行できなくなる状態と考えられております。

 市内におきましても、場所や時間帯により渋滞箇所が生ずることがございます。対策といたしましては、渋滞の要因調査による総合的な道路交通網の整備が必要になろうかと考えられます。道路管理者等関係機関と連携し対応してまいりたいと考えております。

 また、信号機による渋滞、混雑の緩和につきましては、その原因の調査等について、所管であります沖縄県公安委員会と連携し、今後、適切に対応してまいります。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) 箕底議員の一括交付金活用についてのご質問にお答えをいたします。

 沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金は、沖縄の振興に資する事業、沖縄の課題解決のために実施する事業に充てられる交付金で、自主的な選択に基づいて自由度の高い事業として実施することが可能となっていることから、観光振興、農林水産業振興、教育振興など、本市のさまざまな課題解決のために活用をしているところでございます。

 この一括交付金の活用に当たっては、これまでも民間企業などからの提案を踏まえ事業化したものもあるところでございます。議員のご指摘も踏まえまして、今後、事業の採択に当たりましては、より民間企業等からの創意工夫にあふれた事業提案等も参考としながら、関係部署との連携を図りつつ、一括交付金の趣旨にかなった効果的な事業の実施に取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 失礼いたしました。防災無線の設置率と今後の取り組みについてお答えいたします。

 平成17年から運用開始しております防災行政無線は、沿岸部を中心に各集落に一括交付金を活用するなど整備拡充に取り組んでおります。

 本市では、各集落や難聴地域の解消に向け、合計65基の防災行政無線整備を目標としております。今年度は内陸部の川原集落に1基を整備いたします。これにより54基となり、整備率といたしまして83%になります。

 また、今後の取り組みといたしましては、一括交付金の活用を通し、難聴地域の解消といたしまして、防災無線子局の増設、防災行政無線スピーカーの機能改善を図り、防災無線の整備拡充に取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、箕底用一君の再質問を許します。箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 再質問を行っていきたいと思います。

 まず、ヒアリ侵入防止対策についてでありますけれども、ヒアリについては余り聞きなれないかと思います。最近、各マスコミ、メディアもテレビを通して、NHKのほうからもヒアリの侵入について、いろいろと取り上げられております。ヒアリがいかに恐ろしいアリかというような報道も、いろんなメディアも取り込んできております。もちろんメディアが報道すると、もちろん市民の皆さんは、ヒアリに関して興味を持ち始めて、どういった生態なのかというようなところにくると思います。

 このヒアリに対して、アメリカのほうでは1900年代から生息を拡大して、近年では台湾のほうでも2004年に発見されて、台湾のほうでは収拾がつかないぐらいに分布、生息してるという状況であります。

 もちろん私が言いたいのは、もちろん国内に入れないのは当たり前の話でありまして、なぜこの質問するかと。お隣の台湾が、それだけヒアリに対して危機感を持って、政府を挙げて対策を組んでると。そして、まさに石垣のほうでは台湾と、また韓国とか中国とか、いろんな観光誘客的なものを取り組んでいる状況で、口蹄疫と同等、水際対策というものが求められてくると思います。

 その件に関して、ヒアリに対して農畜産の、もし石垣にヒアリが入った場合においての被害想定とされるものは何なのかというところに伺いたいと思いますけども、まずは農政サイドのほうから、どのような被害が起きると予測されてるか、答弁を願います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) ヒアリの侵入した場合の想定ということでありますけれども、ヒアリについてのものでは、ヒアリが農業にとってどのように被害を及ぼすかということですけども、ただ言えることは、ヒアリはアブラムシやカイガラムシと共生関係にあるというふうに伺っておりますので、農作物への被害も出るだろうというふうに想定はされます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 農作物、そういった観点からも畜産、畜産もおっしゃってました、今、聞き逃したんですけども、農産物だけでした。済みません。畜産のものも答弁いただければなと。ヒアリが畜産に対する影響の答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時21分

                               再 開 午後 4時21分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 動物への被害等が考えられるというふうになってますが、飼い犬やペット、牛、鳥などの家畜への刺傷被害も多く報告されてるというのがありますので、そういうことが想定されると思います。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) いろんな被害が想定されますけども、もちろん農作物の被害、家畜に対する被害、アリが一度侵入してしまうと、どこでどのように生息するのか、極めて難しい判断になると思います。なので、水際対策というのは一番必要だろうということで、私もいろいろ国関係の機関と話を聞いてみました。

 植物防疫所という、石垣市のほうには出張所があるわけでございますけども、そちらの話を聞きますと、台湾スタークルーズ等が来るとき、そして海外からの客船が来るとき、国際線が来るときには、この植物防疫センター、防疫出張所の皆さんが一人一人手荷物検査をするそうです。税関と連携とってるということですけども、その中に食べ物の持ち込み、例えばリンゴとかミカンとか、そういったものを持ってくるときに、そういったものにヒアリがついてないか、いろんな虫がついてないか見るという作業を行っているそうです。

 そのようにして水際対策を行っているという状況ですけども、荷物等も国内外からも運ばれてくることもありますけども、なかなか水際対策というものは、非常に厳しいなという状況であります。

 なぜ厳しいかというと、今、石垣の植物検疫所の職員は3名体制ということでありまして、今3名体制で今のスタークルーズ、そして各客船が来るとき、また国際線がかぶるときもありますけども、そのようなときにどのように対応しているんですかという話を聞きましたら、もちろん職員3名体制でやっているんですけれども、場合によっては那覇からの派遣を要請して対応している状況であると聞いております。

 でもしかし、これは国だけでさせて対策ができるものでは、私はないと思っております。ヒアリというものに関しては、これは特定外来生物に指定されていまして、もちろん港湾の働いている皆さん方も、ヒアリに対して、また特定の外来生物に対しての周知徹底はなければいけないと思うんですね。いつ、どこで、そういったものが出てくるかわかりませんので、水際対策的なものに関しましては、市が先頭に立って、既存の港湾の中に入っている事業主さんと、そういった会議とかで、そこら辺の周知をさせるべきじゃないかなと思っていますけども、そこらに対しての市の考え方はどうですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 外国から石垣港へ船舶が寄港される場合には、先ほどご説明がありましたように、国の機関であります那覇植物防疫事務所石垣出張所において、船舶から島内へ持ち込まれる農作物や植物の害虫のチェック等の対応を行っております。

 ヒアリも、そのチェック、防除対象となっておりますので、本市といたしましても、円滑な防除、検疫が図れるように、植物防疫事務所と連携をとりながら取り組んでいきたいと、このように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 市のほうも連携とりながらやっていくと思いますけども、侵入経路としましては、人が持ってくる荷物の中に紛れ込んで持ってくるということもありまして、なかなか水際で発見しづらいということもあって、せんだって、琉球大学の農学部の大学教授の辻さんという方が、ヒアリに対しての講話を行っておりますけども、その中に、ヒアリは入ってから、四、五年たってからしかわからないだろうというような、大学教授も見解を示されておりまして、入った後の対策的なものをしっかりと考えておかなければ、石垣市、また八重山も、かなりのヒアリに対する、根絶に向けた莫大な費用がかかってしまうなというのが目に見えています。

 まずはヒアリを発見したら、どこの地域にいたのか、そしてどこのどの辺にいたのか。そして、時間帯的、そこら辺の半径何メートル以内にいたかというようなものも、これは対策的なマニュアルをしっかりとつくっておかなければ、迅速に対応できないんじゃないかなと考えておりまして、そこら辺の対応策マニュアル、要するに侵入、事後侵入、侵入したときの対応、対策、そこら辺はどのようにしていくのか、ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 ヒアリについては、大変危険性が強いし、毒性が高い、強いということで、大変警戒が必要ということであります。

 先ほどもお話したように、環境省の「ストップ・ザ・ヒアリ」によりますと、まず対策、駆除方法としても何点か載っております。薬剤、液剤をまく、あるいはベイト剤をまくという駆除方法も載っております。万が一、刺された場合の対応も載っております。

 そして、先ほど議員からもお話がありましたように、まず情報をいち早く環境省のほうに連絡していただくと。そして、その疑い、あるいはヒアリと思われた場合に、それを捕獲等の手引もありますので、この手引文に沿って、市民に周知を図りながら、必要な対策はとっていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 環境課のほうにもまた再度お尋ねしますけども、石垣市の外来生物と言われる要注意外来生物、特定外来生物の数を把握してますか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 外来生物についてお答えします。

 これも同じく環境省がさきにパンフレットをつくって周知されております。これによりますと八重山諸島という区域で載っておりまして、特定、先ほど言いましたように、特定については何々、カエルのほうが主であります。何種類かということ、数字的にはまだ私のほうで把握しておりません。申しわけありません。

 あるいは要注意、そして特定にハイイロゴケグモなど、写真つきでパンフレットができております。これもあわせて市民への周知も図っていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 環境課のほうでも、いろいろと環境対策としてごみ問題とかいろいろとありますけども、環境課のほうではごみ問題だけが所管ではないと思っておりますので、このような要注意外来生物、特定外来生物、このように持ち込み、いろんなペットとかも、そういった持ち込みもされておりますので、そういった実態把握はされていないかと思います。そういったものが実態把握できるようなものはできると思うんですね。

 そこら辺をしっかりと条例制定して、外来生物を持ち込むときには市の許可が必要だと。どこどこで、どのようにして飼うというような状況も、そしてまた死亡したら、亡くなったら、その届け出もしっかりやると。そこら辺もやらなければ、外来生物の侵入に向けては、厳しいのかなという考えもしております。

 また、ヒアリに関してですので、ヒアリは各アジアでも発見されております。外来生物ということでありますけども、ヒアリも一つの侵入的なもので、今、市のほうもしっかりと対策やらないといけないと思います。

 口蹄疫のほうも同様な考えだと思うんですよ。口蹄疫侵入防止は、国を挙げて、今いろいろと対策をやっていまして、その対策を横の連携で、石垣市のほうも対策協議に入っているかと思います。

 このようなヒアリが一歩入ってしまうと、これは人体にも影響があるヒアリですので、かなり厳しい、入ってきたら厳しい状況になるんじゃないかなという考えであります。

 万が一、入ってきた場合には、石垣に生息したときには、きのう各小学校で行われました運動会等ありますよね。運動会も外でできないような状態になる時代も来るかと思われます。そういった時代にならないように、対策をしっかりとやっていただきたいなと、そう思う次第でありますので、よろしくお願いしたいなと思います。

 また、こういった水際対策という話ですので、せんだって、ことしの5月に口蹄疫が台湾で発生しまして、かなり今、国のほうも危機感をあらわしているところであります。

 口蹄疫といいますと、最近余り口蹄疫の話とかも聞かないなと思うんですけども、口蹄疫、こちらに都道府県宛ての動物検疫所長宛てに、環境省のほうから通達が来ているものがありますけども、台湾で発生した口蹄疫、しっかりと対策をしてくださいという通達が来ております。

 それに伴って石垣市は、この通達、見たことあります。口蹄疫に対しての通達、そういった県のほうからも話とか何か来ておりますか。まだわからないですか。

 このように一つ、一歩間違えば、経済的に大打撃を受ける、そのような外来的なものでもありまして、口蹄疫の問題もありますので、水際対策はしっかりと行っていただきたいなと。

 これからまた国際交流もますます活発になってきますので、そこら辺を畜産も含めて、観光も含めて、生活課も含めてやっていただきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 この質問は以上です。

 信号機による渋滞及び混雑の緩和について再質問いたします。

 信号機による渋滞及び混雑の緩和に関しては、私、何を申し上げたいかというと、本当に皆さんもわかるように、混雑する地域、場所というのは、ある程度決まっております。サンエーの前とか、あと2号線と産業道路が交流するドラッグストア交差点、シェル前、それと旧空港のバイパスと、バイパスから来る旧空港の信号機のところ。あと一つは宮良自動車、大きいアコウ木がある道路ですね。そこら辺を中心として混雑が見えます。

 それは時間帯的なものであるんですけども、時間帯的なものでは、曜日的にも関係しますけども、当市として混雑状況を把握しているか、していないかだけお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 混雑状況の把握ということでございますけども、時間帯によって、ご指摘のございました真栄里サンエー付近、美崎町730付近、大川ゆいロード、新川荒引橋付近等々で混雑が発生する場合があるということを把握してございます。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) このように当市のほうも混雑する場所というのは把握されているわけでありまして、今後、混雑解消に向けた対策というのが求められていると思います。

 以前にも一般質問した経緯がありますけども、全体的な道路交通網の見直しといいますか、新しい道路計画もあるかと思います。また、新空港のアクセス道路、また南大浜地区の開発も含めて、そういった道路計画もあるかと思います。それはハード事業でありまして、時間的にかなりかかってくるものがあります。

 しかし、混雑を解消しようと思えば、何をやればいいのかなと考えますと、信号機の設置状況等のまた秒数、また時差式信号機、そういったものに入ってくるのではないかなと思います。

 八重山署の交通課のほうにも問い合わせをいたしまして、課長のほうからいろんなお話も聞きました。私は信号機、時差式信号機にする場所もあると思います。時差式信号機にする場所もありまして、それが適用、その信号機のほうがいい場所、その信号は悪い場所というのがかなりあると思います。

 それをなぜ言うかといいますと、宮良自動車さんの大きいアコウ木がある道路ですけども、そこら辺の車幅が小さ過ぎて、右に右折しようとすると、車両がいますと、前方に車がとまっていますので、とまらなければいけません。信号が黄色から赤に変わるときまで前方車両は通行してきて、曲がろうとしたときは赤なんですね。1台しか通れない状況になる。次、後ろから来る車も右に曲がろうとする。そのような状況が続きますと、どんどん混雑するような状況に入ってくる。

 そこは時差式信号がいいのか。それとも横断歩道は横断歩道専用で渡っていただいて、その後に車両専用の信号として進むべきかどうか、いろんな考え方があろうかと思います。そのような話を交通課に伺いますと、時差式信号機に変更するのは可能かという話は聞いております。しかし、今ある既存の信号機を丸一式交換しないといけないということでありまして、かなり費用がかかるということであります。

 しかしながら、今の混雑の状況を考えると、これはただ、ただ見て、その日を過ごすわけにもいきません。混雑が解消することによって、当市の経済の後押しの成長にもなるような気がします。混雑が運転者に対してのストレスにもなってしまって、大変危険な運転する方も見られます。混雑すると狭い路地に入って回避しようとするような考えの方もいらっしゃいますけども、そのときに何が起きるかと、出会い頭の事故が起きる、また飛び出し等の事故が起きると、そういったものが出てきます。そういったことをさせないためにも、スムーズな道路交通環境をつくっていただければなということで、八重山署の課長に伺いました。

 本市も、そういった把握をしているという状況ですので、何らかの対策をつくっていただきたいなと思います。その何らかの対策をつくっていただくためにも、今、交通安全協会もありますよね。そして、石垣市がつくりました交通安全基本計画というものがございますよね。そういったものに特化して、基本計画の中にも、混雑の状況の場所等においては改善が必要だと、いろいろと検討しなければいけないとか、そういったものもしっかりと組み込んでいただければなと思っておりますけども、交通安全基本計画、いつ策定見直しの時期に入りますか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時40分

                               再 開 午後 4時41分



○議長(知念辰憲君) 再開します。総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 交通安全基本計画でございますけど、本年度、5カ年計画ということで、本年度、見直しの時期ということでございます。ご指摘を踏まえまして、計画の見直しに取り組んでまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 交通安全基本計画ですけども、この中に地域や住民の主体性の重視という項目がありますけども、資料持ってますか、部長。

             〔(資料持ってないです)という総務部長〕

 持ってないですか。その中に何が書いてあるかといいますと、道路交通環境の整備を効果的、効率的に進めていくためには、地域や企業、住民がみずから安全で安心な交通社会を構築していこうとする前向きな意識を持つことが重要であることから、計画の策定や事業の実施に積極的に参加協力していく仕組みをつくるなど、道路交通環境整備における地域や住民の主体性を重視する取り組みを推進するというところもあります。

 このようにしっかりと地域住民、そしてまた企業等の意見も聞きながら、交通混雑するためにも解消に向けたもの、そういったものも対処できるんじゃないかなと思います。そこら辺をしっかりとやっていければなと思いますけども、石垣市において交通状況、調査したことがありますかどうか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 本市において交通量の調査等は実施してございません。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 当市のほうでは、交通量の調査はしていないということなので、まず実態的な把握はできてないということであります。しかしながら、道路を走っていますと、歩道上にカウンターを持っている方々がたまにいらっしゃいますよね。それはどこの所管でやっているのかと調べますと、八重山土木事務所道路整備班がやっているというところもありまして、また5年に一度、総合事務局のほうも交通の状況を統計とるために調査に入ると。これがことし、その時期に当たるということで、これから実施するそうです。

 土木事務所に確認とりました。私も資料いただきまして、時間帯的な交通の状況が、車両が何台通るかという、そういった調査されたものがありまして、見てみますと朝の8時から9時が、これは大浜、登野城ですけども、687台で、そして夕方の4時から、夕方の4時は863台、6時は931台、どんどん夕方につれて車が激しくなってくると。ほかのものも、国道バイパス通りも同じようになっております。夕方になると886台、バイパス通りの一番ピーク時が5時の920台となっていると。石垣港ターミナルから730交差点付近も朝の8時、9時がピークになりまして、そして2時台からまたさらにピークが始まりまして、6時までピークが続くというような状況であります。

 このように数値的にも数字的にも明らかになってきておりますので、それは何のために調査やってるんですかという話を聞きましたら、ただ実態調査をしてるだけということなので、そこら辺は市のほうも、調査されている土木事務所もありますので、そこら辺と連携をとっていただいて、全体的な道路交通の信号機のあり方を検討していただきたいなと思いますけども、いかがですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 副市長、漢那政弘君。



◎副市長(漢那政弘君) 箕底議員の信号機についてのご質問でございますが、まず道路の渋滞の要因としましては、ハードな面では、当然道路網全体のネットの問題が一つあります。そして、先ほど具体的に個別的な話をされていましたが、その箇所の道路自体の構造にも当然原因、要因があるわけでございます。

 一方、ハードな話だけじゃなくて、信号機などまさにソフトな話でございまして、道路交通の方法、簡単に言うと車両の速度の設定、それから先ほどありました右折帯、左折帯が設置できるかどうか。それから、一方通行の設定等々、さらに時間のお話をされてましたように、時差出勤、そういうふうなトータルの取り組みが大変有効でございます。

 先ほど5年に1回の道路センサスの調査がございまして、道路の交通量調査、5年に1回してまして、それをセンサスとして出るわけでございますが、先ほどの箇所は国道のほうの箇所、アコウ木ですので、国道ですので、ちゃんと調査もされております。

 いずれにしましても、信号機の時間調整というのは大変重要でございますので、それにつきましては道路管理者、それから公安委員会、もちろんそういう地域のそこの商店街等々、関係者の皆さんと連携をしまして、交通渋滞の要因を分析して、市としても適切に対応をしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 八重山署のほうでは、こういった交通状況が自分たちには手元に資料がないと、調査されてないということなので、まず調査しないとわからないということでしたので、教えてあげました、土木事務所のそういった資料ありますよと。総合事務局にも、そういった資料がありますと。そのようにまず横の連携がとられていないがために、情報がないということがありますので、そこら辺はしっかりと調査されたものもありますので、それを踏まえて、石垣市が先導に立って、本市の混雑状況ですので、これは国道がとか県道がとか、こういったものではなくて、もちろん市道から県道に合流する地帯もあって、そこが混雑する状況でありますので、サンエーさんにも企業努力で何とか交通の緩和的に場所を、入り口を移動してもらえないかと、そういった方法もあるかと思います。そういった方法を改善することによって、混雑も改善できるところもありますので、そこら辺は交通安全協会と検討部会があるかと思うんですけども、そこら辺でもやっていただきたいなと思います。

 八重山署のほうに調査してやっていきたいということもありますけども、市のほうからも要請があれば前向きにやっていきたいということもおっしゃっておりますので、そこら辺はしっかりと行ってほしいなと思いますけども、再度副市長、副市長のほうから前向きなご答弁、混雑に向けて解消していく意気込み、お願いします。



○議長(知念辰憲君) 副市長、漢那政弘君。



◎副市長(漢那政弘君) 交通渋滞に関する意気込みを答弁してくれということでございますので、先ほど申しましたように、国道だから市道等は関係ないということじゃなくて、国道だから逆にたくさんの資料が、調査資料があるわけでございますので、先ほど申しましたように、交通渋滞にはいろんな方法がございますので、それを駆使をしまして、交通渋滞の緩和、解消に向け、市が先頭になって頑張っていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 前向きに取り組んでいただきたいと思います。

 この質問終わりまして、次の質問に移ります。災害等に関する本市の救済制度についてでありますけども、先ほど冒頭でもご答弁がありましたように、本市の救済制度があるということで、なかなか周知できていないところもあるかと思いますけども、今回の台風15号によって、かなりの被害が起きまして、市のほうは申請に来られた方に対して職員派遣して、どれぐらいの被害状況なのか、一部破損、半壊、全壊というような状況で考えているというんですけども、私は、全壊とか半壊とか、そういった、要綱には書かれております。でも、全壊、半壊とかしていない自宅もあったりとか、一部損壊とかあったりするところもあったりしたり、この基準、判断というのはかなり厳しいんじゃないかなと。そこら辺の基準的な判断は、どのようにして行っていくのか、お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 災害があれば市の職員が速やかに調査しております。その調査、被害調査を見ながら私たちも防災課と連携しながら対応することになっておりますし、また市民にも新聞等で周知してるところです。

 基準については、国が救助法等で定めた基準に基づき、条件等をやっております。全壊、半壊、半壊の2分の1、一部損傷ということで、住む家、住家が損傷して生活が困難だというのがまず基本にありまして、住家被害の基準に基づいて石垣市も対応しているところです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 本市の救済制度、どれだけの住民が申請されたのか、ご答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 被害状況について8件ありまして、全壊が3件、それから半壊等が3件、その他一部損壊、そして負傷等が出ておりますので、現在申請について手続中であります。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) このように全壊、そして半壊、3件、3件と、また一部損壊的なものも申請されてる方がいらっしゃいますよね。そこら辺の方に対してのご説明というのは、どのようになさってますか。一部損壊に対しては、救済制度は受け付けられませんですか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 現在、市の制度では一部損壊、いわゆる基準等によりますと、一部損壊の定義づけが、全壊及び半壊に至らない程度の住居の破損で補修を必要とする程度のものとする。ただし、ガラスが数枚破損した程度のごく小さなものは除くということです。そういう説明をしながら、また必要があれば現場を調査して対応しているところです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) わかりました。この台風15号での被害状況の見舞金の支給、現在支給されている。

             〔(されてる方もいます)という市民保健部長〕

 されてる方もいる。支給金額というのは上限があるんでしょうか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 時間を延長します。市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 制度についてなんですけど、全壊の場合が5万円から10万円、これはまた家族数によっても世帯数によっても違いますので、例えばひとり世帯の場合、全壊の場合は5万円となっております。半壊の場合は2万5,000円と。人数が2人から5人までは10万円、5万円が加算されまして、6人以上、1人ふえるごとに6,000円、あるいは半壊の場合は3,000円という加算がされた見舞金となっております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) このようにして世帯数によっては金額も変わってくるというような状況でございます。今回、このような被害に遭われた方からいろんな相談を受けまして、何とか市のほうでそういった救済制度ないかということで調べますと、そういった制度がありましたので、安心しましたけども、適用範囲内が限られていまして、かなり受けられない方もいらっしゃるなと見受けました。これは一つの一軒屋がある方に対してのような気がします。家屋が半壊とか損壊とかいうと、家を持っている方だけの対象的なものかなと。

 あとはアパートに住むとかマンションに住むとか、そこら辺は不動産の保険制度で適用されている範囲もありますけども、中には自分の家が一部破損して、そこから風や雨が入って畳やテレビ、電化製品が壊れたと。そうすると被害額にしますと、約50万円以上の被害想定額でありまして、建物に関しては保険入っていますけども、保険適用外のところもありまして、災害があるときには沖縄公庫さんとかも救済について窓口を設置したりいただいていますけども、なかなか貸し付け、融資に向けて、融資受け付けられないという状況もあるそうです。

 なので、石垣市独自でこのような被害に遭われた方々に対して無利子で貸し付けできないのか、上限額を決めて。下水道課でもやっていますように、下水道接続するときには30万円の補助ありますよとか、10万円の補助ありますよとかありますよね。そこら辺で貸付制度もあって、下水道の水道料金から徴収、下水道料金徴収するというような制度もありますけども、このように何らかの貸付制度、災害時においての救済、何らかの災害制度を何とかつくっていただけないのかなという声もありますので、そこら辺のご答弁いただけないかなと。どういった見解持っていますかということで、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 大変制度の網からこぼれた、実際に被害に遭われた方々もいます。大変、そういう方に対しても現実的に対応が必要じゃないかと考えております。生活の支援については、おっしゃるように支給するという方法と、あと一つ、あるいは負担を軽くするという方法と、手続等、あるいは税金等を減免するとかいう方法も考えられます。その辺の制度も拡充しながら、あるいは新しい制度について、どのようなことができるか、これは関係課とまた協議しながら調査研究して、できるだけ1日も早い生活復旧ができるように対応していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) できるだけ一部損壊とか、そういった方々に対しても被害状況の金額の状況、把握をしていただいて、どのぐらいの規模の被害だったのか、それを見ながら、貸付制度が、新しい制度ができることを切にお願い申し上げまして、この質問は以上です。

 次に、一括交付金についてでありますけども、一括交付金については最重要課題を前提として、いろいろと取り組んでいる状況でありまして、また観光誘客プロモーション事業とかいろいろと行っておりますけども、各企業から、自分たちも一括交付金を活用できるような環境はつくれないのかという相談もございまして、ぜひ、そこら辺は窓口に来た方だけに対応するんではなくて、「広報いしがき」とかも、来年度事業に向けて民間企業枠というようなものも設けられないのか、そこら辺も相談受けまして、そこら辺、何とかできないのかなと思いますけども、そこら辺のご答弁、見解をお持ちでしたらよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 一括交付金の活用に当たりまして、民間からの提案踏まえて事業化を検討していくということは、民間の創意工夫を生かした地域振興を進めるという観点でも重要であると考えています。

 一方で、一括交付金の活用に当たっては、沖縄の特殊性を踏まえつつ、真に沖縄振興につながる事業を実施していくということが必要でありまして、まさに事業の内容本意で判断されるべきものでありますので、あらかじめ民間提案枠として一定の枠を設けるといったことは、慎重な検討を要する部分もあろうかというふうにも思いますけれども、いずれにしても、民間の創意工夫にあふれた提案を生かしながら事業創設していくという観点は重要でありますので、今後、交付金事業の趣旨等のさらなる周知も図りつつ、より広く民間の知恵を生かしていけるような取り組みを工夫してまいりたいと、このように考えております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 部長の答弁にもありますように、民間企業のそういった提案も含めながら図っていきたいと言ってますけども、これまで民間企業が提案した、提案を踏まえて事業実施に至っている事業というのは、どれぐらいありますか。何件ぐらいありますか。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 具体的に民間の提案で事業化したものはどれくらいあるかという割合について、そういったデータは持ち合わせていないところでございますが、ただ通常、私ども具体的な事業化を検討するに当たっては、当該事業の関係の民間企業等も含めてさまざまな意見交換、情報交換をして、そういったキャッチボールをしながら具体的な形にしていくということでございますので、そういうことからすれば、民間事業者のアイデアを踏まえて事業化したものというのは、かなりの割合になるのではないかと、このように考えております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) これは一括交付金、有効に活用できるような、使い勝手のいいものですので、ぜひ企業からの提案も受けてやっていただきたいなと思いますけども、企業もどこに行けば受け付けてくれるのかわからない、今の市の状況なんですね。どこの窓口に行けば一括交付金の話ができるよというような広報的なものも、ぜひ「広報いしがき」にでも出していただけるような状況はつくれないのかどうか、ご答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 議員のご指摘のとおり、どこに行けばそういった情報が得られるのか、どこに行けばこういった提案ができるのかと、こういった情報もしっかりと広く周知していくといったことが重要であると思いますので、今後、広く民間の知恵を生かしていける、そういった取り組みを工夫してまいりたいというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 例えばですけども、一括交付金の事業に乗せる場合において、何月の時期にそういった事業提案とか、いろいろと相談されに来たほうが、時期的な問題ですけども、いいのか、そこら辺をお答え願いたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 事業の提案について、いつというふうに限定して決まってるものでもございませんが、翌年度の事業ということを見据えて考えれば、11月ころ、11月から12月にかけての時期であるというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 11月ごろの時期にかけて、これがまた来年度の予算編成とかいろいろと提案する時期のころだということでありますので、ぜひそこら辺も含めて、企業の皆さん、民間の皆さんに情報を流していただいて、そういった石垣市の発展のために有効に活用、提案ができるような状況がありましたら、どこどこの部署に来てくださいというような窓口を設定していただいて、「広報いしがき」にも載せるなり、そしてフェイスブックなりLINEなり、そういった広報的なものが必要じゃないかなと思っておりますので、そこら辺、最後踏み込んで、「広報いしがき」に載せていただけるのか、周知できるかどうか、ご答弁お願いいたしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、須藤圭亮君。



◎企画部長(須藤圭亮君) お答えいたします。

 議員のご指摘も踏まえまして、広く民間にしっかりそういった周知がされるような、そういった取り組みを工夫してまいりたいというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 新しい新任部長、須藤部長、大変前向きな答弁で、本当に親近感湧く部長ですので、これからも石垣市の発展に寄与する部長として名を残していただくように、そしてまた議員団と調整していただくようにご尽力いただきたいと思ってますので、今後ともあと任期の中、いろいろと調整して頑張っていただきたいなと思ってますので、どうぞよろしくお願いします。

 私の質問は以上です。



○議長(知念辰憲君) 以上で、箕底用一君の質問は終わりました。

 これで本日予定の一般質問は全て終了いたしました。

 それでは、明日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

                               散 会 午後 5時08分