議事ロックス -地方議会議事録検索-


沖縄県 石垣市

平成27年  6月 定例会(第6回) 06月17日−04号




平成27年  6月 定例会(第6回) − 06月17日−04号







平成27年  6月 定例会(第6回)





            平成27年第6回石垣市議会(定例会)
                6月17日(水)
                   (4日目)
                               開 議 午前10時01分
                               散 会 午後 5時23分

 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 12 │ 福 島 英 光  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

欠 席 議 員
  (な し)

1.地方自治法第121条の規定による出席者 
  (初日に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  宮 良 八十八 君

  副 主 幹 兼  伊 盛 加寿美 君     議事調査係長  山 盛 心 山 君
  庶 務 係 長

  主    事  仲 田 守 善 君     主    事  白 保 博 章 君

              議  事  日  程 (第4号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.プラネタリウム建設促進の取り組みと今後の展望について   │
│     │       │ (1) 調査研究の状況について                 │
│     │       │ (2) 国・県の関係者との意見交換の状況について        │
│     │       │ (3) 国・県への要請について                 │
│     │ 大石 行英君│ (4) 今後の取り組みについて                 │
│     │       │2.新川海岸保全施設の更なる有効活用について         │
│     │       │ (1) 新川海岸保全施設の概要について             │
│     │       │ (2) 快適で、安全・安心な遊歩道としての活用について     │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.オープンデータ市民参加型のICT活用について       │
│     │       │ (1) 市のICT活用状況について               │
│ 一般質問│       │ (2) 今後の取り組みについて                 │
│     │       │2.戦後70年、市内戦跡の保全について             │
│     │       │ (1) ヘーギナー壕、掩体壕等の史跡保存について        │
│     │ 長山 家康君│ (2) 白水地区の管理状況について               │
│     │       │3.南ぬ浜町について                     │
│     │       │ (1) 進捗状況について                    │
│     │       │ (2) 東側、開放地の管理状況について             │
│     │       │4.ふるさと納税の取り組みについて              │
│     │       │ (1) 変更点について                     │
│     │       │5.旧空港跡地の救急搬送車の利用について           │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.市立幼稚園及び小中学校における暑さ対策について      │
│     │       │2.保育行政について                     │
│     │       │ (1) 待機児童解消対策の現状と課題について          │
│     │       │ (2) 放課後健全育成事業の取り組みと課題について       │
│     │       │3.介護サポートポイント制度の導入について          │
│     │ 石垣 涼子君│4.マイナンバー制度について                 │
│     │       │ (1) 現段階の取り組みについて                │
│     │       │ (2) どうのような効率化が図られるのか、またそのデメリット  │
│     │       │   について                        │
│     │       │5.児童生徒のスマートフォン利用状況について         │
│     │       │ (1) スマートフォン利用の課題と対策について         │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│ 一般質問│       │1.消防緊急搬送問題について                 │
│     │       │ (1) 消防力の基準について                  │
│     │       │ (2) 救急車両の緊急搬送業務について             │
│     │       │ (3) 緊急搬送業務の業務再開について             │
│     │       │ (4) 消防法に抵触する緊急搬送業務が何故今までできていたのか │
│     │ 仲間  均君│2.尖閣諸島問題について                   │
│     │       │ (1) 尖閣諸島問題について中山市長のスタンスについて     │
│     │       │ (2) 尖閣諸島及び周辺海域の自然環境の保全について      │
│     │       │ (3) 漁業資源の管理について                 │
│     │       │ (4) 尖閣資料館建設について                 │
│     │       │ (5) 尖閣商標登録のその後について              │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.補助金適正化法について                  │
│     │       │ (1) 違反した場合、どのような事が起こるのか         │
│     │       │2.教科書選定について                    │
│ 一般質問│ 前津  究君│ (1) なぜ非公開にしたのか                  │
│     │       │ (2) 規約について                      │
│     │       │3.自衛隊問題について                    │
│     │       │ (1) 市長の考えについて                   │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



             平成27年第6回石垣市議会(定例会)

                 6月17日(水)

                    (4日目)



                               開 議 午前10時01分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおり、昨日に引き続き一般質問となっております。

 それでは、本日最初の質問者、大石行英君の質問を許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) 質問の前に、一言所見を述べさせていただきます。

 蝉の鳴き声とともに本格的な夏の到来を感じます。市民の皆様、いかがお過ごしでございましょうか。ともにリズムある日々を送りながら、この夏を乗り切ってまいりましょう。

 それでは、質問に入ります。

 1点目に、プラネタリウム建設促進の取り組みと今後の展望についてでございます。

 さて、私は昨年12月の議会におきまして、プラネタリウムの建設の構想について質問をいたしました。なぜこの質問を取り上げたのかと申しますと、天文の関係者によりますと、石垣の八重山の星空資源の魅力は、近年特にすさまじい勢いで脚光を浴びているとのことであります。八重山の星空資源は、世界遺産にも匹敵するものとも言われ、星にまつわる民謡・古謡など、星文化の宝庫とも言われており、この貴重な資源を生かして、国際観光都市実現のため活用すべきだとの意見に接する機会がございました。

 国立石垣島天文台VERAの電波望遠鏡、星まつり、日本三選星名所・星空サミット等々、これほど本市の星空資源が注目を集めていることは、本市の歴史上、特筆すべきものだと私は考えております。このような観点から、国際級の星空資源を最大限活用するには、国際級のプラネタリウムの建設がぜひとも不可欠だと訴えさせていただきました。

 私の質問に対しまして、大得局長は確信を持って答弁をされました。ぜひ国際級、願わくば財源を確保しながら、世界に誇れる、あるいは日本に誇れるプラネタリウムの建設ができたらと、大石議員と同じ気持ちで歩んでいきたいと思っていますと、このように力強い答弁をいただきました。あれから大分月日も流れましたが、その後の進捗状況も含めて、4点ほどお尋ねをいたします。

 まず1点目に、その後の調査研究の状況について、2点目に、国・県の関係者との意見交換の状況について、3点目に、国・県への要請について、4点目に、今後の取り組みについて、以上4点、明確なるご答弁を望むものでございます。

 次に、新川海岸保全施設のさらなる有効活用についてお伺いをいたします。

 舟蔵公園の西付近から観音堂灯台までの海岸については、新川海岸保全施設が整備されておりますが、近年の健康志向の高まりにより、市民ウオーキング、ジョギングなどに多く利用されているところでございます。

 また、新川海岸沿いにはホテルなどの観光宿泊施設が多く建設され、数多くの観光客がサンセットを楽しみながら、遊歩道として利用されているところであります。大変すばらしい石垣市の観光資源の一つになっていると私は考えます。

 この資源にますます磨きをかけるならば、本市観光の発展のみならず、健康都市いしがき実現のためにも貢献できるものと確信をいたします。新川海岸保全施設の概要と、快適で安全・安心な遊歩道としての活用についての見解を賜りたいと思います。

 再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) おはようございます。ご答弁申し上げます。

 私のほうの先ほどの議事録の思いは、プラネタリウムに対する建設への思い、あるいはその理念、あるいは方向性というものにつきましては、今も変わりませんのでご報告を申し上げます。

 続きまして、4点のご質問にお答えをいたします。

 まず、1点目の調査研究の状況についてでございますが、沖縄県内には現在、国営と那覇市営の2カ所のプラネタリウム施設がございます。その2カ所の事業概要や整備維持管理コスト面など、情報を現在収集しているところでございます。

 2点目の国や県、関係者との意見交換の状況についてでございますが、国立石垣島天文台やNPO法人八重山星の会、石垣市観光交流協会などと意見を交わしているところでございます。

 3点目の国・県への要請につきましては、その規模や予算、その他必要な事項について調査研究を重ねるとともに、本市の現状等を勘案しながら、適切な時期を見て見解を諮ってまいりたいと考えております。

 4点目の今後の取り組みについてでございますが、プラネタリウムは、星空の魅力を観光資源及び見るだけではなく、星、その星座の名前や、それらの由来、さらには宇宙に関心を高める教育学習の場として、その活用が大変期待をされております。また、悪天候時にも対応できる施設として、観光客等においては大変効果が期待できる施設になります。

 このように、教育や観光の視点から、その設置意義は十分認識をいたしているところでございます。

 しかしながら、本市が現在計画を進めている施設整備との整合性や、あるいは会議場や展示室、学習室やショッピングコーナーなどの複合的な機能を備えた施設の整備が大変、その展望が期待されているところでございます。

 そのような中、プラネタリウム建設及び維持管理等経費の財源確保などの大きな課題がございますので、その施設規模や経営経費、その他必要な事項について、本市の現状に鑑み、引き続きあらゆる可能性を調査研究してまいりたいと考えております。

 一方で、本市には、国立天文台の2つの観測施設や石垣島天文台に併設した星空学びの部屋がございます。また、星にまつわる民話や古謡、星見石の文化等がございます。南の島の星まつりや星空資源広報事業の継続実施も含め、本市の星空の魅力を体験、体感できる取り組みを進めてまいります。

 プラネタリウムの建設につきましては、今後とも市民ニーズや関係者の意見聴取などを積み重ね、本市の中長期的ビジョンとして取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) おはようございます。それでは、大石行英議員の新川海岸保全施設のさらなる有効活用について、2点のご質問がありますので、順を追ってご説明申し上げたいと思います。

 まず、1点目の新川海岸保全施設の概要についてお答えいたします。

 海岸保全施設は、海岸法に基づき指定された海岸保全区域内において、台風や高波等による海水の浸入や海岸線の侵食を防ぐ目的で整備された堤防、護岸等を指します。

 新川海岸保全施設は、舟蔵海岸西端の漁港区域と港湾区域の境界から観音崎灯台付近までの海岸線に、昭和48年から平成2年度にかけて、港湾管理者である石垣市が海岸管理者として整備し、管理してる護岸であります。その延長は3,021メートルとなっており、護岸タイプとしては、波返し型が1,912メートル、親水性を取り入れた傾斜型が1,109メートルとなっております。

 2点目の快適で、安全・安心な遊歩道としての活用についてお答えいたします。

 近年の健康志向の高まりや自然と接する機会を求めて、市民のウオーキングやジョギングコースとして新川海岸保全施設が利用されております。

 また、新川海岸沿いにはホテルなどの観光宿泊施設があり、宿泊客がサンセットを楽しみながら、散歩道として利用しているところを多く見受けられます。

 海岸保全施設は、台風や高波等による海水の浸入を防ぐなど、国土を保全する機能が求められている一方、海域への親水性や自然環境等の共存なども重要な役割だと考えております。

 今後とも、海岸保全施設が安全で快適な空間として市民に広く利用されるよう、適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き大石行英君の再質問を許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) おおむね前向きな答弁をいただきました。しかし、1歩でも2歩でも前に進めたいとの思いで再質問をいたします。

 先ほど大得局長から、12月の大石議員との気持ちは一緒だという思いは今も変わらないという決意が述べられました。その変わらない思いを念頭に置きながら再質問をさせていただきたいと思います。

 答弁の中で、市民のニーズ、あるいは関係者の意見等を聴取しながら、積み重ねながら、いろいろとノウハウも集積をしていきたいという内容のご答弁がございました。この半年間、市民のニーズ、あるいは関係者の方々と積み重ねた意見の内容等ございましたら、ご報告お願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えします。

 いろいろな話し合いの、意見交換会の場がございます。そういう中にあって、世界に誇れる貴重な星空と星文化を、学校教育、生涯教育、観光資源として活用し、国内はもとより、世界からのビジターに紹介していくということは大変望ましいということであるということの方向性等の意見は一致をしているものだと思っております。

 本市の実情に鑑みながら検討しますと、長中期的ビジョンとして、国際会議場や展示室などの複合的な施設の一環として、30メートル級の国際レベルのプラネタリウムの設置ができればということでのイメージ構想をしているところでございます。八重山の星空、星文化のすばらしさを世界中に、幅広い分野に紹介するためには、国際級の施設というのは大変有意義かということでの方向性、意義が確認をされているところでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 関係者との意見交換の中では、世界に誇れる施設と、そしてこの世界に誇れる星空資源を世界にアピールしていきたいということで意見も一致しておるし、国際級のプラネタリウムをぜひつくりたいということにおいても意見を一致してると。しかも、複合型の30メートル級の、直径ですね、国際プラネタリウムの建設も、ぜひ建設したいという思いで一致してるということでございます。

 大変前向きな答弁でございますが、この星空資源をいかに有効に生かしていくかということで、本市には、国立の天文台、そして国立の電波望遠鏡等がございますが、国立の天文台の関係者、あるいはまた、長年にわたってこの星空資源をいろいろと市民に紹介してこられた八重山星の会、あるいはまた、観光協会等の皆さんとの意見交換も恐らくなされてきたと思いますが、その意見等についても所見ございましたら、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) 先ほどのご質問と重なりまして、答弁もほぼ重なりはしますけれども、方向性、理念というのは一緒ではございます。ただ、市民ニーズ、あるいは関係者の意見ということでの半年間の話し合いの中には、本市では、星の島石垣島の定着と星空資源の魅力を広報する事業の一環としまして、これまで南の島の星まつりや星空サミットの企画をしているところでございます。

 そういう中にあって、その事業の一環としまして、移動式の小型プラネタリウムの上映会をしているところでございます。市民や観光客で毎回満員に近い状況での上映会の状況がございます。

 また、国際的にも省エネが叫ばれ、国際ダークスカイ協会東京支部では、八重山の星空保護区を認定を応援しようということで、石垣市観光交流協会も本年度、事業活動を認定をいたしまして、その支援をしていこうという動きがございます。

 星空を守ることが観光資源として活用され、その機運がますます高まりまして、プラネタリウムを大きな役割を持つということできちっと計画が立てられ、位置づけられましたら、もう一歩前進することが可能かと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいまの局長のご答弁で、ほぼこの石垣島のプラネタリウムの構想なるものが、ほぼ輪郭が見えてまいりました。

 先ほど局長は、これほど機運が高まってるということはすごいことだという話がございました。行動を起こすには、この機運が高まった時、時を逃してはいけないと思います。長期的なビジョンを描いているにもかかわらず、現時点においては、予算面において研究課題があるということでございますが、では、どうすれば、この石垣市が描くプラネタリウム構想が実現できるのかという可能性も探ってくということでございますが、その可能性について、局長はどのようにお考えですか。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) ビジョンはビジョンとして、方向性、将来、中長期的なビジョンというものはきちっと考えていくということは、方向性は必要かと思っております。

 今議員おっしゃる、その要請の時期ではないかというお話等を踏まえますと、いろいろ思案をしているところではございますが、国・県への要請の時期につきましては、その施設の規模や経営スキーム、費用対効果、継続的な経営ができるのか、いろいろ検討しなければならない項目がたくさんございます。

 那覇市の状況、あるいは国立の海洋博公園における海洋博公園プラネタリウムの施設等を経営状況を調査をしながら、本来、石垣市が持つべき施設なのか、あるいはまた、石垣市直営あるいは国立で建設しようが、ランニングコストは石垣市持ちになる可能性もございます。そういうことで、将来的財政維持が可能かどうかも含めながら、その要請の時期を検討していきたいと考えております。

 現在、きちっとしたプラネタリウムとしての基本計画、あるいは基本構想というのをきちっと庁内で確立をいたしておりませんので、そこら辺をきちっと整理をし、熟度を上げた後の適切な時期での要請行動が望ましいものだと考えております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 方向性とニーズも踏まえ、しっかりと先進地の状況も調査をして、しっかりと計画をつくって、適切なる時期に要請をしたいということでございますが、それでは、しっかりと要請できる、その計画をつくる時期はどのようにお考えですか。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) 今般、国のほうにおきましては、市町村まち・ひと・しごと創生総合戦略ということで、本市も石垣市の総合戦略を策定することになります。そういう石垣市バージョンの総合戦略の中に、この5年間にこの事業が織り込めることができるのかどうか。

 石破茂地方創生担当大臣は、熱意と創意工夫のある自治体を国は全力で支えるということを表明しておりますので、その石垣市独自の地方の熱意ということで、それが地方版として戦略的に位置づけができるのであれば、1歩可能性が進むものだと思いますので、その戦略の中に庁内の中で意見を反映をしながら、財政的な問題、将来的な維持管理の問題等含めて戦略にのせられるのかどうか、この5年間にのせられるか議論をしてまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 局長が今、ただいま話したように、地方創生は、その熱意と創意工夫だということを紹介されました。ぜひその熱意と工夫をしっかりと熱く熱く燃やしまして、この5年間の戦略にしっかり組み込んでいくというふうにしていただきたいなというふうに思います。

 このいろんな関係者の話も総合しながら、私もプラネタリウムに関しまして若干所見を述べさせていただきたいなと、このように思っております。

 平成25年3月7日、新空港開港の日でございました。3月7日の8時18分、始発便が飛んだ時間であります。私はその瞬間から、八重山の歴史は大きく変わったんではないかというふうに感慨を深くしたものでございます。

 観光客におきましても、その開港以来、過去最高の入域観光の記録をつくり、昨年は112万、そして、ことしはまた120万という大きな目標に向かって進んでいるわけでございますが、この観光の勢いをどうすれば持続可能な八重山の観光に結びつけていけるかということが非常に重要なポイントだと思います。

 そのためには、地の利を生かすということです。地の利とは一体なんでしょうか。専門家によりますと、この北緯24度線の私たちこの石垣八重山の星空は、偏西風、このジェット気流が非常に安定をしてて、88ある星座の中で84までしっかりと見ることができると。そして、21等星全て見ることができるということが背景となって、日本三選星名所のトップに本市が位置づけられてると。ナンバーワンであるということを含めまして、このすばらしい星空資源をどう生かすかと。

 先ほど、今紹介しました88の星座の話だけではなくて、春夏秋冬、年間を通して星を堪能することができると。例えば春は南十字星、また島ではパイカブシ、南の星と呼ばれるケンタウルス、アルファ星、ベータ星、夏には南北に流れる、あの雄大な天の川、そして秋にはアケルナル、また冬には、この星を見ると長生きできると言われているカノープス、いわゆる南極老人星。独特なこのような星文化、そしてまた、生活に根差した星見石、先人たちは、この星見石を見ながら、農業、漁業に生かしていかれた。この島は星文化の宝庫である。生活と密着してるということを専門家は述べておられるわけです。

 日本一の星空があり、また、あの有名な小説「銀河鉄道の……」で紹介される星々が輝く石垣島でもあるということを考えていきますと、天気にも左右されない、昼夜利用できるプラネタリウム、しかも、国際級のプラネタリウム、これは、先ほども局長述べたとおりでございます。

 このようにして、国立の石垣島天文台、VERAの天文台、そしてなおかつ、国立のプラネタリウムができたとすれば、まさに星の町として完璧ではないかというふうに専門家は述べておりますし、名実ともに星の島になりますよと、このように述べております。

 旅人が本当にこの島に来て、この星空を堪能し、心洗われ、また一生懸命働いて、もう一度この星の島に帰ってきたいという思いで旅立っていくということを考えますと、この国際級のプラネタリウムの設置の意義は、幾重にも深いものがあるというふうに私は考えております。

 最近、私は時々、満天の星空を眺めながら先人たちのことを思います。100年、200年、300年前の先人たちもこの星空を見ていたんだなと。そしてなおかつ、新空港のそばに2万年前の人骨が発掘されましたが、あの2万年前の先人たちも同じ星を見てたんだなという思いに駆られます。不思議な思いに駆られます。

 そしてまた、最近、聞くところによりますと、世界の天文学者は、東京、京都でシンポジウムを開くよりも、この石垣で開きたいと、参加したいという声がふえてるそうです。それはなぜかといいますと、京都、東京で国際会議を開いても満天の星空を眺めることはできない。しかし、この石垣島で国際級のプラネタリウムがあるとするならば、シンポジウムの後に満天の星空を眺めることもできると。ですから、参加するなら、ぜひ家族で参加したいという声もあるそうです。

 そして、最近、特に大手旅行社、大手旅行雑誌の皆さんが天文台を視察して、もはや南十字星とか、星まつりとかいう単独のこのイベントだけではなく、年間を通してこの島に旅行者を送りたい。年間を通して。そのための星の魅力を教えてほしいというふうな取材が多いそうです。そして、取材を終えた後に、あとはただ1つ、プラネタリウムだけですねというコメントを残して行かれるそうです。

 私は思いました。天文台の方に聞かれても、観光協会の方に聞かれても、星の会の皆さんに聞かれても、そのとおりですと、国際級のプラネタリウムがぜひ今必要ですというふうに異口同音に話しておられます。局長もおっしゃいました、これほど機運が盛り上がったことは、本市の歴史上かってなかった機運ではないかと私は思います。

 地方創生の話もございました。この国際級のプラネタリウムの建設、あるいは誘致は、まさに時代の要請であり、世界の人々が憧れを持って訪ねてみたい、そのような島づくりの大きな戦略になり得ると、私は思っております。

 そこで、この機運を逃すことなく、電光石火、時代の要請でございますので、行動力ある中山市長がしっかりと、しかるべき機関にしっかりと要請していく、直訴していくと、その行動力と使命が今市長には託されているんではないかと私は思いますが、中山市長の決意をよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 大石議員のプラネタリウムの建設促進についてお答えいたします。

 先ほど来、るる促進に向けてのいろんなご提言等いただいておりまして、局長が答えたとおりのものでありますけども、私どもの石垣市の星空というのは、これは世界に誇れる星空でありますし、今後、観光資源として十分に生かしていけるものだというふうに認識もしております。

 国立天文台のところに、一括交付金を活用しまして星空学びの部屋ということで、三鷹の天文台と同様の4D2Uという施設を導入させていただきました。その後、利用者の方々も1万人を超えてくる利用者がいて、非常に好評を得ているとこでございます。

 なおかつ、星の専門の方々からもお話をお伺いさせていただきますと、プラネタリウムというものについても、現状の天然の星空があるからいいというわけではなくて、そのプラネタリウムを見ることによって、さらに学習した中で本物の星空を見るということは大変重要だというふうに聞いております。

 子どもたちの教育施設、また観光施設としても、今後活用は十分に可能だと思いますので、ぜひ石垣にもプラネタリウムをつくりたいという気持ちは、私も議員と同じ考えでございます。

 ただ、問題は予算の財政的なものになりますので、施設の優先順位等、いろいろな課題があると思います。それらの課題を1個1個解決していくために、さまざまな知恵をかしていただきながら取り組んでいきたいというふうに思ってますし、もし財源の確保が可能であれば、すぐにでもつくりたいという気持ちはあるということをご理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま市長から、プラネタリウム、すぐにもつくりたいという思いは大石議員と一緒ですという決意を述べられました。先ほど述べさせていただきましたように、これほど機運が上がってる時はないというお話をさせていただきました。一番鶏は、時を告げるために鳴きます。ウグイスは春を告げるために鳴きます。その時というものを非常に大事にするわけですね。

 ですから、このような機運が盛り上がった時に、また、市長もトップセールスで、東京行かれる機会はこれからも数多くあるとは思いますが、あらゆる機会、あらゆる可能性を通じて関係機関に直訴していくということは必要じゃないかと。時間とか、そういうものを全て有効活用して、あらゆる機会を通じて関係機関にも訴えていくという、その決意をよろしくお願いします。一言ご答弁よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 東京等、さまざまな仕事がありますので、その際、時間を確保して、そういった関係機関と要請活動等もさせていただきたいというふうに思いますが、ぜひ私だけでなくて、議員の皆様方の後押しとか、また市民の皆様の後押しとかもあればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ありがとうございました。ぜひとも市長も関係機関にぜひ直訴していただきたいと、このように思います。また、私も議会を通じて、またいろんな形で、その可能性を見出しながら、関係機関にも訴えてまいりたいと、このように思います。そして、1日も早く、名実ともに世界に誇れる、世界の人々が憧れる星の島を一緒につくってまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、新川海岸線の話に移ります。

 先ほどるる述べていただきました。先日、私の友人が、大石さん、最近は健康志向のために、新川海岸をゆっくり歩いていますと。サンセット遊歩道と呼んだほうがいいのか、あるいはサンセットロードと呼んだほうがいいのか知らないけども、あの夕日を見つめながら、左手に竹富島、小浜島、あの雄大な西表島を見ながら歩くと、非常に健康にもいいし、気持ちも癒やされるし、最高ですよと。これを遊歩道としていろんな形で整備していけば、もっともっと観光のスポットにもなりますよというお話を聞きまして、ある日ある時、つい最近でございますが、友人と2人で歩いてみました。

 歩いてみますと、舟蔵公園の入り口からしばらくは、何といったらいいんですかね、雑木林に覆われたトンネル状になってるんですね。それがある程度続きまして、また視界がぱっと開きまして、またある程度行きますと、小川が何本かかかっておりまして、小さな橋がかかっておりまして、その眺めを堪能しながら歩くんですけども、少し危険だなと。ちょっと気を許すと、この小川に転落しかねないという箇所があったり、それをまた、その小さな小川を乗り越えながら進んでいきますと、今度はルートインの近くに差しかかりますと、何とこの海岸沿いに約50メートル、ハマユウがびっしりと生えていまして、しっかりと花を咲かせているんですね。この眺めもなかなかいいねと。もしこのハマユウの眺めが50メートルから100メートルになり、100メートルが200メートル、300メートルになったとしたら、まだまだ新たな景観が創出できるねと。これはさほど難しいことじゃないねという思いをしながら、ルートインのすぐ近くまで歩いていきました。

 全長、観音堂まで約3キロと言われますが、この3キロを歩き通すというのは、常時歩いてる方なら別だけども、長いと感じる人もいるだろうし、ちょっとコンパクトに区切ったほうがいいと感じる人もいると思いますが、それぞれに特色があるんですね、それぞれに。

 また、中には、サンセットロードもいいけれども、夜景もなかなかいいよと。左手に石垣の市街地のネオンを見つめながら、竹富島、小浜島のかすかな明かりを見つめながら、そしてあの遠い西表は見えなくなるかもしれないけど、それを見ながら、そして満天の星空、この潮騒、潮の香りを嗅ぎながら歩くと、このコースもなかなかいいですよという、いろんなアドバイスもいただきました。

 ですから、これは隠れた観光のスポット、磨けばもっともっと光るスポットになるねという思いを実はいたしました。そのような自分の実感を込めまして、何点か再質問をさせていただきたいと思います。

 先ほど答弁の中にございましたけども、より安全で、そして快適な空間にすることが、なお一層市民にも観光客にも親しまれる遊歩道、あるいは散歩道になるのかなと思いますが、その点いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 大石議員の再質問にお答えいたします。

 新川海岸保全施設につきましては、冒頭でもご答弁申しましたように、昭和48年から平成2年にかけて整備された施設であります。整備してから長年経過がしていますので、箇所によっては沈下や亀裂等が見受けられます。より安全で、より快適な空間とするためにも、施設点検の実施や老朽化の著しい箇所については、補助事業等を導入して早目に改修を図っていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ぜひ総点検、そしてまた、老朽化の箇所についてはどのような対策を講じるかということも含めまして、先ほど補助事業を導入したいということもお伺いしましたので、ぜひともまたよろしくお願いいたします。

 どうすれば、より広く市民に利用されるかということも、また大事な点かと思います。割とあの海岸線、サンセットコースを知らない人が結構多いんですね。それを市民の健康増進のためも含めて、観光発展の件も含めて、どのように具体的に管理をされていかれるのかという点についてはいかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 新川海岸保全施設の具体的な管理につきましては、第1次的に海岸の保全機能を高めるという施設維持管理と、あるいはまた、快適に自然と接するための空間をつくるという、2つの維持管理があると思われます。

 利用者からのごみの散乱等の通報があった場合には、ごみの回収等を、清掃等を適宜対応して行っております。また、周辺の宿泊施設の管理者の方々に、施設前面の清掃などの依頼をしておりまして、快適な環境づくりに協力をいただいてるところであります。

 今後は、定期的な施設点検を実施するとともに、引き続き利用者並びに宿泊施設管理者の協力を得ながら適切な管理をしていきたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ぜひ適切な管理をお願いしたいと思います。

 さて、百聞は一見にしかずと申しますが、私も実際その遊歩道を歩いてみて、いろんなことを実感いたしました。当局といたしまして、あの遊歩道を歩いてみて、その実感、もしございましたら、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 私も歩いてみました。夕方でなくて、朝、早朝6時半ごろ歩いてみたんですけども、議員のおっしゃるとおり、西側にあるもんですから、西表、小浜、そして竹富と、各島々が一望されます。そしてまた、朝のちょうどカーチバイが吹いてますので、非常に心地よい南風が吹いて、足元を見ると、今言うハマユウ、砂浜にはハマグルマですか、花等が咲いてまして、大変快適な空間だなと、そのような感想を持っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 大変快適な空間だなと。その空間をさらにさらに、もっともっとすばらしい空間にしていただきたいなと思います。

 先ほども若干触れましたが、日没後、今度は満天の星座を眺めながら、あの遊歩道を有効活用するにはどうするかという考えがございますが、星空の町ですから、光害が出るといけませんので、足元をしっかりと照らしながら満天の星空を堪能しながら歩くサンセット後の遊歩道の活用ということも大事になってくるかと思いますけども、そこら辺いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 日没後の足元の安全対策ですけども、照明等の設置が考えられますが、新川海岸保全施設につきましては、海水の浸入や海岸線の侵食を防ぐ目的で設置された施設でありますので、遊歩道としての機能は携えておりません。

 また、施設整備から長年経過してることから、改修が必要な箇所は、今後、補助事業を導入し改修を図りたいと考えております。

 現時点では、散歩、ジョギング等についての現状の利用をお願いしたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 世界には、この国にも、我が市にも、たくさんの数え切れない道路があります。ある専門家によりますと、どういう道路が一番すばらしい道路かという見解をお伺いしたことがございます。それは、いつまでも、どこまでも歩いていたいという思いを抱かせる道路、これが最高の道路というふうに聞いたことがございます。

 そのような観点から、世界には、フランスあたり行くとヴィクトルユーゴー道路とか、また、茅ヶ崎行くと加山雄三通りとか、いろいろ名前の冠せられた道路があるそうですけども、どこまでも歩きたいという思いにさせるためにはいろんな工夫が必要です。

 先ほど紹介しましたように、50メートルほどハマユウの植栽感動したということを紹介しましたが、その植栽も含めて、いつまでも、どこまでも歩きたいと思いにさせられることも大事かと思いますので、ご所見を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 大石議員の再質問にお答えいたします。

 散歩道に植栽をすることは、散歩をする人の心を和ませ、疲れを癒やす効果があると、大事なことだと思っております。

 しかし、新川海岸線は、植物にとっては潮害や塩害など非常に受けやすい場所でありまして、生育環境は最も厳しい環境にあります。そのような中で、先ほどお話しました、足元にハマユウが見事に咲いております。そしてまた、砂浜にはグンバイヒルガオなどの海浜環境に適した自然植生が生き生きと生育しておりまして、また花も咲かせているような状況であります。

 新川海岸は、このような自然植生が観察できる場所でもありますので、人工的な植栽は必要最小限に行い、快適な空間づくりを行うと、ここが重要だと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 部長の自然が非常に大事だという思いが伝わってまいります。必要最小限だとしても、新たな景観を創出するということは非常に大事ですので、そこら辺、また念頭に置きながら、このハマユウの植栽についてはご検討をいただきたいなと、このように思います。

 舟蔵公園の西口からスタートするわけですけども、舟蔵公園には立派な駐車場がございます。3キロのこの距離の中で、ある一定の距離に、その海岸線の近くに適切な駐車場は必要だなという感じがいたしました。その点も含めて、より市民からもお年寄りからも子どもからも、いろんな方たちからも親しまれる遊歩道にするためには、それなりの駐車場の配置も今後検討していくべきだというふうに私は思えてなりませんが、その件いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 新川海岸の駐車場につきましては、観音崎灯台のそばに、環境海岸整備事業を導入いたしまして、新川海岸緑地公園を整備しております。その中で、十数台駐車ができるような施設整備が完成して、供用開始されております。

 新たな駐車場整備につきましてですけども、現在のところ、新川海岸の背後地は保安林や、そして民有林、民有地等が混在しております。そのような状況ではありますけども、新たな海岸環境整備事業などの導入するときに、駐車場の施設整備ができるかどうか、可能かどうか検討してまいりたいと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) サンセット遊歩道と言うにふさわしい新川海岸保全施設が、これからもますます磨きをかけられて、市民にも観光客にも親しまれると、そういうロードになってほしいなというふうに思います。

 あの見事な景観を思い浮かべていただきたいと思うんですが、まさにあの遊歩道を詩人が歩けば、間違いなく詩が生まれるなと。音楽家が歩けば曲が生まれるかもしれない。恋人同士歩けば恋が深まるに違いない。いろいろ想像はできますが、それこそ隠れた観光スポットでございます。

 ぜひ中山市長もあの遊歩道を歩きながら、いろんな山々が見えます、あの山この山、中山と言ってね、いろんな山が見えます。この山を見ながら、1度は中山市長もあの遊歩道を歩いてみてはどうかというふうに思いますが、市長、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 先ほどの大石議員のご提案の部分でございますが、遊歩道の部分というか、その通り自体は何度か歩いたことはありますが、最近は歩いておりませんし、今のようなご提案をいただいて、意識して歩いてみたら何が見えてくるかということもありますので、ぜひ1度、機会を見つけて歩いてみたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 国際級のプラネタリウムの建設、そしてまた、市民からも観光客からも愛されるサンセット遊歩道の建設に向けて、当局、そして私たちもしっかりと力を合わせて、1歩でも前に進めるように頑張っていきたいと思います。どうもありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、大石行英君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午前10時54分

                               再 開 午前11時06分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。次の質問者、長山家康君の質問を許します。長山家康君。



◆4番(長山家康君) おはようございます。本日、2人目の一般質問をさせていただきます。

 1つ目は、オープンデータ、ICTの利活用についてです。

 ICTとは、情報通信技術のことです。また、オープンデータとは、機械判読に適したデータ形式で、2次利用が可能な利用ルールで公開されたデータであり、人手を多くかけずにデータの2次利用を可能とするもののことです。

 政府は、平成24年に電子行政オープンデータ戦略を策定し、平成25年には世界最先端IT国家創造宣言を閣議決定いたしました。その中では、オープンデータ、ビッグデータの活用の推進をうたっております。

 全国的に見ても、現在、多くの自治体がオープンデータの活用に力を入れ始めております。最も注目を集めている自治体が福井県の鯖江市であります。鯖江市では、あらゆる公共のデータが特設ホームページに一元化されており、容易に閲覧、利用することができ、民間の方がそれらのデータを使い開発したスマートフォンアプリも同特設ホームページで公開されており、すぐに利用することができます。公開データも、一時避難場所から道路工事情報、また観光情報や文化財の情報、また議員全員の名前や住所、また選挙ポスターの掲示場所など、さまざまな情報が公開されております。

 これらの公的機関のデータを公開することにより、行政の透明性の向上や新たな市民サービスの創出、市民生活の質の向上、市民協働のまちづくりの推進等の効果が期待でき、私もICTの活用、オープンデータの活用が本市においても重要になってくると考えております。

 そこで、当局にお伺いいたします。1、本市のICTの活用状況、2、今後の取り組みについて答弁を求めます。

 次に、市内各地に点在する戦跡の保全について質問いたします。

 戦後70年を迎えることし、さきの大戦について理解を深めようと、先日、市内各地に点在する戦争の遺跡を見てまいりました。恥ずかしながら、今回初めて存在を知る戦跡も多く、この石垣市においても戦争があったという歴史を肌で感じることができました。教科書で学ぶことも大切ですが、実際に足を運ばなければ、戦争の追体験はできないものだと思っております。

 今回訪れた戦跡を幾つか取り上げますと、ヘーギナーの壕・三連結壕は市内に残る最大の壕であり、佐世保航空隊石垣島派遣隊が建造し、平得の住民や朝鮮人らが徴用され、主につるはしを使って作業を行っていたそうです。

 また、大浜の掩体壕は、海軍南飛行場の附属設備として建造され、市内に現存する唯一の掩体壕であります。

 本日の報道によると、慰霊の日を前に行った県民世論調査によると、沖縄戦の記憶が風化していると答えた人は68%に上がり、今の世代に受け継がれていると答えた20%を大きく上回っております。終戦から70年もの月日がたち、戦争体験者の方々もご高齢になりました。当時の様子を語る方々も減少しております。

 今後は、これらの戦跡群が生き証人として戦争の記憶を語り継いでいかなければ、さらに記憶が風化してしまいます。これらの戦跡は保存しなければ破壊されてしまいます。これらの価値を後世に伝えるためにも、遺跡群の文化財指定を含め保存が必要だと考えますが、当局の答弁を求めます。

 次に、白水の戦争遺跡群についてです。

 市の文化財にも指定されております白水遺跡群ですが、戦時中の避難生活や戦争マラリアの記憶を伝えるこれらの遺跡の管理状況についてお伺いいたします。

 それでは、次の質問に移ります。南ぬ浜町についてお伺いいたします。

 現在、南ぬ浜町の整備が進められておりますが、その進捗をお伺いいたします。

 次に、東側の開放地、南ぬ浜緑地公園の管理状況についてお伺いいたします。

 次の質問に移ります。ふるさと納税についてです。

 3月議会でも取り上げ、斬新な発想で取り組むとの答弁をいただき、石垣市では早速見直しを行っておりますが、今回の変更点についてお伺いいたします。

 最後に、旧空港跡地の救急車の利用についてお伺いいたします。

 消防本部から大浜地区への緊急出動要請があった際、旧空港跡地を横切ることで時間短縮ができ、住民への不安も解消できると考えますが、消防としてご見解を伺います。

 以上、質問の要旨を申し上げました。再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君の質問に対する当局の答弁を求めます。総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) おはようございます。長山家康議員の1項目め、オープンデータ市民参加型のICT活用について、1点目の本市のICT活用状況についてお答えいたします。

 オープンデータは、機械判読に適したデータ形式で、2次利用が可能な利用ルールで公開されたデータであり、人手を多くかけずにデータの2次利用を可能とするものと定義されております。

 本市の各部署が所管しているさまざまなデータについては、市ホームページ上で機械判読に適した形式での公開はしておりません。そのため、オープンデータとしてICT活用はなされていないのが現状でございます。

 2点目の今後の取り組みについてお答えいたします。

 高度情報通信ネットワーク社会の形成に関する施策を迅速かつ重点的に推進するため、平成13年に内閣にIT総合戦略本部が設置されました。また、公共データの活用促進に集中的に取り組むための戦略として、平成24年電子行政オープンデータ戦略が作成されております。

 本市といたしましては、各部署が保有している公開可能なデータをオープンデータとして公開していくことは、新たな市民サービスの一環として検討してまいります。具体的には、各部署が保有するデータの調査を行い、データの公開に関する基準作成や制度設計等が必要となります。

 次に、4項目めのふるさと納税の取り組みに関する変更点についてのご質問にお答えいたします。

 ふるさと納税は、自治体に寄附を行うと、一定の上限まで寄附額のうち2,000円を超える部分の全額が所得税及び個人住民税から軽減される仕組みとなっております。制度改正により、平成27年1月1日以降の寄附につきましては、これまでの上限額の枠が2倍となり、さらに4月1日以降の寄附につきましては、一定の要件を満たせば、これまで寄附者自身が行っていた確定申告の手続が不要となるなど、ふるさと納税がしやすい仕組みとなっております。

 これらを受けまして、本市といたしましても、より多くの方に寄附をしていただける魅力ある制度となるよう、特典品の開拓とカタログの作成、特典発送時間の短縮などの改善を行います。

 さらに、平成27年5月よりポイント制を導入いたしました。その際に付与されるポイントの名称につきましては、ぱいーぐるポイントと命名し、本市公認のマスコットキャラクターである、ぱいーぐるを全国へ周知、認知させるように工夫してございます。

 今後は、この制度を活用し、本市におけるふるさと納税のリピーター獲得にも力を入れていきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) おはようございます。長山家康議員より2点の質問がございます。順を追ってお答えいたします。

 初めに、ヘーギナー壕、掩体壕等の史跡保存についてお答えいたします。

 ヘーギナーの壕、ヘーギナー三連結壕や市内に複数残る掩体壕などは、現在のところ文化財指定はされておりません。記録のための調査は実施されておりますが、特別な保存措置などはとられていない状況です。

 戦跡を石垣市の文化財に指定するには、市指定史跡名勝天然記念物指定基準のうち、史跡の指定基準に基づき、石垣市の歴史の正しい理解のために欠くことができず、かつその遺跡の規模、遺構、出土遺物等において、学術上価値のあるものについて、石垣市文化財審議会での審議を経て諸手続を進めてまいります。

 なお、これらの指定作業には、どうしても土地所有者の同意が必要となります。現在、石垣市内で確認されている戦跡の多くは民有地にあります。文化財保護法上では、分布調査の報告書などに掲載されたものは埋蔵文化財の周知の遺跡と同様な扱いとなり、その他で、何らかの開発が計画された際には、文化財保護法に基づく指導をしております。なお、壊してしまった場合には、当然、同法上の罰則規定も当てはまります。

 しかしながら、議員ご指摘のとおり、戦後70年を迎え、戦争の記憶が年々風化していくことが懸念されております。戦跡は、その地に残された戦時中の記憶そのものであり、重要であると考えておりますので、行政も積極的に保護に努めてまいります。

 2点目の白水地区の管理状況についてお答えいたします。

 名蔵白水の戦争遺跡群は、戦跡としては唯一、石垣指定の文化財史跡として指定されております。そこには、今でも、ご真影を祀った壕や八重山支庁壕、避難した人々が利用したかまどの跡、敵襲から逃れるために掘られたタコつぼやL字壕と呼ばれるものなど、多くの痕跡が残されております。

 教育委員会といたしましては、当時の痕跡をそのままとどめておきたいと考え、戦跡めぐりなどで簡易な下草払いをする以外には大規模な伐採などは行っておりません。

 また、野外に残る戦跡の課題ではありますが、例えば平和教育のためには、当時の人々の痕跡をできる限りそのまま見せることで、当時の様子を想像しやすいという面もあります。反面、遺物などをそのまま放置しておりますと、勝手に物を動かしたり、遺構を壊したり、物を持ち出されてしまうこともあります。この点につきましては、今後も検討を続け、関係各課と調整しながら、適正な保存管理計画をつくる予定です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 長山家康議員の南ぬ浜町について、2点のご質問がありますので、順を追って説明いたします。

 まず、1点目の進捗状況についてお答えいたします。

 南ぬ浜町の整備事業については、港湾計画に基づき、市事業として、人工海浜及び緑地整備、小型船だまり整備、臨港道路整備、国事業として、大型旅客船岸壁整備工事を実施しております。

 市民が待望している人工海浜及び緑地整備については、全体的な完成は平成34年度を予定しておりますが、東側突堤から約300メートル区間はビーチ覆砂やシャワー室等、附帯施設整備を今年度に実施し、早期の一部供用を目指しております。

 大型旅客船岸壁が平成30年度末に完成予定となっていることから、これらと連結する臨港道路整備を並行して実施予定であり、小型船だまりについても、今年度から防波堤のブロック等製作の工事を着手いたしております。

 2点目の東側、開放地の管理状況についてお答えいたします。

 ご質問の緑地公園につきましては、これまで新港地区緑地公園またはサザンゲート広場などと呼ばれておりましたが、昨年、新港地区の町名が決定されましたので、名称を南ぬ浜町緑地公園としております。

 同緑地公園は、南の島の星まつりなどのイベントで利用されるほか、緑地散策、ジョギングやバーベキュー等の多くの市民及び観光客の憩いの場となっております。公園の管理につきましては、定期的に樹木の剪定や除草を行うとともに、トイレ等の清掃を実施し、快適な利用環境の維持に努めてるところであります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) おはようございます。長山家康議員の旧空港跡地の救急車利用についてお答えをいたします。

 現在、消防署より大浜地区への救急出動は、旧空港跡地の北側、また南側を迂回して対応しております。緊急出動時、旧空港跡地を横断しての出動となれば、大浜地域への現場到着時間は短縮され、救急救命率の観点からも有効であり、必要性を感じております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き長山家康君の再質問を許します。長山家康君。



◆4番(長山家康君) それでは、順を追って再質問をさせていただきます。

 まず、ICTの利活用についての再質問をさせていただきます。

 情報技術の急速な発展や、またグローバル化、そういった環境の中でのICTの活用は待ったなしの状況です。先ほど各部署が保有するデータの調査を行い、データの公開に関する基準作成や制度設計等の取り組みの必要とのことでした。冒頭に述べたように、ほかの先進地の事例を参考に、力を入れて取り組んでいただきたいと思います。

 さて、このICTの利活用について、またオープンデータの取り組みについて、1つ提案をさせていただきます。去った4月6日に、同僚議員とともに愛知県の半田市に行政視察に行ってまいりました。そこで、マイレポはんだ事業についての説明を受けてまいりました。このマイレポはんだというのは、アプリケーション、フィックス・マイ・ストリート・ジャパンというスマートフォンアプリがあるんですけども、それを使うことによって、市民と行政が協力し、地域の課題を共有、解決していくための仕組みであります。

 簡単に実例を説明いたしますと、例えば市民が道路のアスファルトの陥没を見つけた際に、当アプリを使い写真や場所、情報を投稿しますと、その投稿を市担当者はパソコンなりで確認し、投稿内容を見て対応することができるということです。投稿内容はまたオープンであり、市の職員以外も、どなたでも見ることができます。ただいまアスファルトの例を出しましたが、これは不法投棄や、また落書き、違法ポスターや、また外灯の故障など、多くの事例でも活用が期待でき、市職員ではなく、市民で対応できる場合は市民で対応し、協働で解決を図ることができます。

 一見聞いてみると、現在、石垣市においては、すぐやる課が行ってる業務と似てるようなところがありますが、現在、石垣市の場合、電話がかかってきて、1度場所の特定や確認に手間がかかるかと思います。現状の問題としては、市の職員でパトロールはしているが、担当職員だけでは見回り切れないだとか、電話や書面では場所、状況が伝わりにくく、現地確認、対応に時間がかかってしまうだとか、現在、対応状況を市民が見えにくいというとこで、市民からの不満というのも募っていくのかなというふうに思います。

 また、市民としましても、問題を見つけても、例えば陥没してるところを見つけても、どこに連絡していいのかすぐにはわからなかったり、例えば業務時間終了中だったり、休日だったり、いつ連絡していいかわからないという状況の中で、こういった取り組みを、このアプリを使うことによって、対応の迅速化や効率化を図ることができると思っております。何とこれが無料で導入できるということで、一応検討をしていただきたいと思っております。

 また、この導入の可能性について、1度、当局の見解をお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) 長山議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどすばらしい事例、データ、またホームページ等からのアプリ、新しいシステムの導入についての提言でございます。そのような提言につきましてですけども、本当に迅速な対応が可能かと、今感じました。早速内部で検討していきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 検討していただくということで、中山市政は全国に先駆けて、さまざまな先進的な取り組みを、例えば電子黒板だとかをすることによって多くの成果を上げています。ぜひともこういった先進的な取り組みを先駆けて取り組むことによって、さらに市民サービスを充実させていただきたいと思いますが、このことについて、市長の見解もお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議員ご提案の案件でございますけども、部長答弁もありましたけども、市民生活の向上、そしてまた、これを利用してさまざまなニーズに応えることができるようになると思いますし、事業所も含めまして、このデータ利用というものが今後の活用にできるのであれば、ぜひ前向きに取り組んでいきたいというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 前向きに取り組んでいただくということで、これは無料なんで、いかにやるかにかかってると思いますので、ぜひとも取り組んでいただきたいと思います。

 それでは、オープンデータの質問は終わりまして、次に戦跡の保全についての再質問を行います。

 先ほど教育委員会から答弁をいただきましたが、例えばこれらのヘーギナー壕や現存する戦跡を活用して、現在どのような取り組みを市は行っているのか。また、今後どのように活用していくのかお答えをお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 ご質問では史跡ということでしたけれども、未指定の物件が多いため、ここでは戦跡としてご説明させていただきます。

 未指定の戦跡の保存、平和学習への利用についてですが、平和学習への戦跡利用については、これまでも文化財課においては戦跡めぐりを開催し、指定文化財についても、その所在を周知し、学習に活用してきております。

 また、沖縄県の事業により、県内にある戦跡につきましては、詳細分布調査報告書等が発刊され、資料の整備を進めております。

 しかしながら、戦跡の中には、落盤やコンクリートの剥離なども見られております。今後も安全面に配慮しながら、資料提供、それから戦跡めぐりの開催などで活用を続けてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 現在も平和学習などに利用されているとのことですが、現在のような保護状況、保全状況が続きますと、これらの戦跡はいずれ朽ち果てて、八重山での戦争の記憶も薄れていくと考えておりますが、これらのような事象に、市としてはどのように対応していくのかお答え願います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 近現代の建築物等、つまり戦跡のうちコンクリーなどを用いたものについては同様ですが、その保護対策については、現在のところ、その明確な解決策はないとのことです。長崎の原爆ドームで行われてる方法を参考にいたしますと、崩落しそうな天井や壁を建物の内側から鉄骨で支える方法や、コンクリートやレンガの壁に樹脂を注入し補強する方法などはあります。

 これらは、外観をできる限り変えないことを目的に実施されるものですが、樹脂の注入は耐震強化も図れるとの検証結果があるようです。ただし、この樹脂注入につきましては、1回当たりの施工に多額の予算が必要になること、それから3年に1回程度のメンテナンスを要します。そのほか、石灰岩や砂岩を削り貫いた壕や洞穴を利用した自然壕などについても、その崩落を完全にとめることは、技術的に現在のところ不可能と言われております。

 例えば南風原町にある沖縄陸軍病院南風原壕群は、見学人数の制限、それからヘルメット着用など、使用した上で、その一部を公開しております。現状を維持し続けることは困難であるとのことでした。

 ただし、議員ご指摘のとおり、戦跡が壊れてしまうこと、また、記憶の風化が進んでしまうことについては最も懸念されることですので、延命措置を図るにはどのような方法があるのか、国や県からも情報を得ながら研究していきたいと考えております。

 また、戦争の記憶が薄れるということについては、戦跡を守るだけではなく、学校教育とも連携しながら伝え続けていかなければならないものと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 検討していくとのことですが、冒頭に述べましたさまざまな戦跡群、ヘーギナー壕や掩体壕、また、そのほかにも於茂登岳周辺の戦跡群などたくさんあります。一方で、白水の戦争遺跡群は文化財指定をされており、一方で、これらの同じような歴史をたどってきた戦跡群は未指定であると。

 背景や、その状況は違うにしろ、これらの戦跡には文化財に指定する価値があると私は考えておりますが、その点について、教育委員会はどのようにお考えかご答弁を願います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 ヘーギナー壕、掩体壕、それから於茂登岳周辺の戦跡群等が文化財指定に値するかですが、石垣市の文化財指定につきましては、石垣市の文化財に関する例規でその方法が定められております。石垣市文化財保護条例第4条第1項に、文化財を指定するのは石垣市教育委員会とありますが、同条例第4条第3項に、指定をする際には、あらかじめ石垣市文化財審議会に意見を聞くとされております。

 事務局の作業といたしましては、ある程度調査研究が進んできますと、諮問という形で文化財審議会に諮り、審議会からの答申を受けて、教育委員会へ指定の同意を求めております。指定に際しましては、文化財の所有者、保持者または権限に基づく占有者から同意を得ることが明記されておりますので、関係者の所有権、財産権等を尊重した上で、同意を得て指定を行っております。

 先ほど答弁いたしましたとおり、戦跡につきましては、石垣市文化財の指定・認定・選定及び選択基準のうち、史跡の選定基準に、戦跡その他戦争に関する遺跡が明記されておりますので、基準には沿っていると考えております。

 ただし、誰が決めるのかという点につきましては、最終的な承認は石垣市教育委員会となりますが、そこに至るまでは、調査研究にかかわる多くの方々がいらっしゃいます。さらに、石垣市文化財審議会での議論及び答申が必要となります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 指定に当たり、石垣市文化財審議会の開催が必要とのことでありました。戦後70年の節目の年であります。今まで50年、60年と節目の年を迎えられて、いまだに保護、保全、また文化財指定が行き届いてない戦跡群があります。今回を節目に、1度、石垣市文化財審議会を開催しまして、市内に点在する戦跡群の保全に向け、再度検討をする必要があると思います。

 でないと、80年、90年、100年たってもこのままの状況であり、語り部たちがいなくなる今、こういった物証も戦跡も朽ち果てていくものだと思います。いま一度、石垣市文化財審議会を開催し、これらの戦跡群の保全に向け、再度検討をお願いしたいと思いますが、当局の答弁を願います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 石垣市文化財審議会に関する規則第4条に、審議会は委員長が招集し、会を主催するとあります。同案件について、審議会からの要望があれば、事務局としては早急に対応したいと考えております。

 また、今議員から提案がありましたように、戦跡等についても早目に審議会を開催できるよう努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) ぜひ1度、検討するためにも審議会開催に向け取り組んでいただきたいと思います。

 次に、白水の管理状況についての再質問を行います。

 その前に1つ、この名蔵白水の戦争遺跡群の文化財指定の経緯を含め、説明をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 名蔵白水の戦争遺跡群は、日本軍の統制下で強制労働させられた地元住民によってつくり出された遺構群であるとともに、戦時下の石垣島における住民の苦難に満ちた避難生活を顕著に残し、戦争を特徴づける場所であるとの答申を受け、指定されております。

 そのいきさつですが、先行研究の精査や事前調査の上、平成20年6月19日、石垣市教育委員会教育長から文化財審議会委員長に宛て諮問がなされております。その後、文化財審議会による現地視察や調査研究が進められまして、平成21年3月26日に文化財審議会より答申がありました。

 事務局では並行して、地権者である石垣市の所管する部に同意を求め、同年3月24日に同意書を得ております。これらの資料が整った後、平成21年3月30日付、石垣市教育委員会告示第1号にて、名蔵白水は戦争遺跡として告示されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) この文化財指定されている白水の戦争遺跡群の現在の活用状況といいますか、利用状況というのはどのようなふうになっているのかお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 白水戦争遺跡群の活用状況ですけれども、現在は戦跡めぐりなどで活用するとともに、石垣市教育委員会文化財課ホームページや冊子「石垣市の文化財」で概要紹介しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 戦跡めぐり等で活用されているということでした。私は、これらの遺跡群を、ほかの都市の修学旅行生や、また、誰が訪れても順路がわかるように、標識案内板の設置が必要だと考えております。

 聞いた話によりますと、八重山の平和資料祈念館に県外の方が訪れて、ちょうどこの戦争マラリアの遺族が訪れて、1度現地を訪れて、冥福を祈りたいということで訪ねてきたそうです。ですけども、紹介しても、どうやって行けばいいのかわからないだとか、かなり道は複雑で、案内することができないということもあって、この遺族たちは行くことを断念したというふうに聞いております。

 私も足を運んでみました。かなり木が生い茂っておりまして、また、道もどこを進んでいいのかわからないというところでした。

 今回、この平和学習に活用するに当たり、最低限の標識や看板などが必要だと考えております。それらの設置の可能性も含めまして、当局の見解を求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 同地は、現在、国立公園の範囲内及び石垣市自然環境保全条例の校区内、さらに今後は、名勝川平湾及び於茂登岳としても追加指定される予定であります。そのため、目立ち過ぎる看板等の設置には不向きであると考えますけれども、簡易なものについては、関係する機関と調整の上、可能だと考えます。

 現状を維持するために、1度に多くの人たちが立ち入ることは好ましくありませんが、実際に県内にある戦跡では、1度に立ち入る人数、時間を制限しているところもあります。これらの管理方法または看板の設置等につきましても、できる限り幅広く、戦跡でありますので、多くの方々に紹介できるような方法を考えてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) ほか自治体の取り組みも参考にして対応していくということでした。また、冒頭の答弁でもありました、これらをどうやって保存管理していくかということを決める保存管理計画を策定していくとおっしゃっておりましたが、ぜひともしっかりと取り組んでいただきたいと思っております。

 これらの戦跡を、価値をいま一度見直し、この石垣でも、八重山でも戦争があったという事実を私たちは忘れてはいけないと思います。また、今後起こるかもしれない、そういったことが二度と繰り広げられないためにも、私たちは何をしなければいけないのか、いま一度考えなければいけないと思っております。

 それでは、次の質問に移ります。

 次に、南ぬ浜町の進捗状況について再質問をいたします。

 人工ビーチの一部供用開始についてですが、当初の工程表よりおくれております。それらの理由と、また、再度おくれる可能性というのはあるのかどうかというふうなことをお聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 再質問にお答えいたします。

 人工ビーチの一部供用開始につきましては、当初、平成26年度末の暫定的な供用開始を目標としておりましたが、平成26年度の覆砂や突堤整備並びにシャワー室等、附帯施設整備等のおくれによりまして、平成27年度末としております。

 再度おくれる可能性についてですけども、現時点では年度末を目指しておりますが、ご承知のように、人工ビーチにつきましては工事途中でありまして、突堤整備や覆砂等の投入があり、工事の進捗によっては、水質が落ちつくまでの間は海水浴場として条件を満たさない場合も考えられますので、おくれることもあり得るかなというふうに考えております。

 また、あわせまして、監視員等の人員配置や安全対策等、器具、装備の問題もありますので、一部供用開始に向けて取り組んでまいりたいと、そのように思っております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 市民、観光客が楽しみにしている施設ですので、なるべくおくれないように、今年度末オープンに向けてしっかりと取り組んでいただきたいと思います。

 また、供給開始後ですが、このビーチの運営というのはどのようにしていくのかお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 再質問にお答えいたします。

 来年度以降も東側突堤整備を引き続き実施するために、今回は一部供用開始になります。これにつきましては、安全面を考慮して、限定的な使用となることから、当面は直営での管理を考えております。施設がある程度整った段階で、指定管理者の管理なども含めて検討してまいりたいと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 所管事務調査等で市内各地のビーチを回っていますと、維持管理というところですごく難しい問題が起きてきているというところでした。お金が足りないというところが主なところではありますが、これらの維持管理費、今回供給開始する人工ビーチの維持管理費というのはどのように捻出するのかお聞かせ願います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 収入のことになるかと思います。当面の収入といたしましては、コインシャワーやコインロッカーの使用料を予定しております。将来的には、ビーチバレー、それとビーチサッカー、それとバーベキュー等のエリアの占用料、あるいは出店等利用などの収入を予想しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) しっかり維持管理費を捻出していただき、しっかりときれいなビーチを維持できるように管理していただきたいと思います。

 そのほかのこの南ぬ浜町の整備、地区の計画未策定の区域の今後の見通しとしてはどのようになっているのかお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 計画未策定の地区というのは、人工ビーチの右側の、西側のことだと思いますけども、人工ビーチの西側部分につきましては、当初、ビーチとして整備する予定でありましたが、ダイビングやヨットなどのマリンレジャーエリアとしての整備をする要望が多々ありまして、現在、さらに検討をしているところであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) この南ぬ浜町、私が小学校のころに下敷きが全校生徒に配られまして、いろんな水族館やホテルなり、結構夢のあるような、大人になったらそこを利用できるんだと思った記憶があります。しかし、一向に進まない中で、市民のみんなもどうなってるんだというところが多いかと思いますので、なるべく前倒しにできるなら前倒しにして、これらのエリアを整備していただきたいなというふうに思っております。

 次に、この南ぬ浜町の緑地公園についてお伺いいたします。私もよくこの南ぬ浜町の緑地公園利用するんですが、利用するし、また、私の知人も利用して、よく聞く言葉が、汚いというところでございます。

 実際に、今回質問するに当たり、緑地地帯を回ってみました。緑地は、サザンゲートブリッジの上から見てみるときれいなんですけども、実際に中を歩いてみると、ごみが散乱していたり、道路の通路にキャットフードが散乱していたり、不法投棄のようなものもあったりだとかしておりました。

 南側のあずまやで、私が行ったときに、市内の老人ホームの方が集団で来て、ゆっくり休憩をとられていたんですけども、そこも汚かった現状がありました。実際に私も座ってみると、汚いだけではなく、臭かったり、今度はハエがたかってきたりと、すごい不快な思いをしました。これらはなぜなのかと考えたときに、緑地を今後どのように清潔に保っていくかというのが重要になってくるかと思っております。

 市当局としては、この南ぬ浜緑地公園について、常時汚い状況、不衛生な状況を今後どのように清潔に保っていくのかというふうに、どういうふうに保っていくのかというお考えをお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) 再質問にお答えいたします。

 緑地公園の管理につきましては、定期的な樹木の剪定や除草などを実施して、快適な利用環境の維持に努めてまいっておりますが、東側エリアでは、バーベキューをした団体などがごみを持ち帰らずに、そのまま放置する場合が多々見受けられます。その都度、清掃等の回収を実施しているところであります。

 ごみの持ち帰りにつきましては、看板による表示や、あるいは現場を見回ることによりまして注意喚起を行っております。しかし、ごみ放置がまだまだ見受けられる状況にあります。引き続き注意喚起を行うとともに、清掃等について回数をふやすなど対応してまいりたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 注意喚起や清掃の回数をふやすことも大切だと思いますが、根本的には、緑地が悪さをしてるんではないかというふうに思っているところなんですけども、その緑地公園の緑地の経緯というか、緑地をつくるに当たった背景をお伺いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) お答えいたします。

 緑地公園の存在意義と思います。緑地公園の東側の部分は、平成5年度から平成9年度にかけて整備をされております。サザンゲートブリッジから埋立地であります南ぬ浜町へのエントランスとして、築山による植栽が緑豊かなイメージを醸し出す、そういう目的での緑地となっております。

 また、周囲に歩道やバーベキューなどもあり、多くの市民に利用されてるとこであります。橋を渡ってくるときのエントランス、そのような続きで緑を整備してるところであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 緑地部分なんですけども、緑地がある影響で、皆さんあそこでバーベキューされたときに、ごみを捨てたり、猫が住みついたり、悪臭が漂ったり、全ていろいろな原因がそこからきてるかとは思っております。海埋め立てて、緑地をつくるために埋め立てをしたのかという声も聞こえてきたりします。

 私は、緑地を1度見直して、例えば全部伐採したりして、ある程度の植林にとどめ、もっと広大なバーベキュー広場なりをつくったほうが、清潔感を保つことができ、さらなる市民のニーズも満たすことができるのかなというふうに考えておりますが、これら東側の緑地の見直しを必要と考えますが、当局としてはどのように見解がありますか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、向井信夫君。



◎建設部長(向井信夫君) ご説明いたします。

 築山の植栽につきましては、遊歩道周辺の樹木の剪定や枯れ葉等の除去などを年に数回行っておりますけども、植栽内部の剪定が十分でなく、生い茂ったところが見受けられます。また、当該地は非常に埋立地、海のすぐそばということもありまして、非常に生育に、環境に厳しいとこがあります。長年の時間をかけて、やっとこのような状況が生育したという状況もあります。

 しかしながら、議員ご指摘のように、課題も多々ありますので、緑のあり方について再度検討していきたいと、そのように思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 再度検討していただいて、現在のままではおかしいと思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。

 南ぬ浜町の質問については以上で終わります。

 次の質問に移ります。

 次に、ふるさと納税についての再質問をいたします。

 ふるさと納税についてなんですけども、ポイント制を導入したということでありましたが、還元率のほうはどのように変化したのかお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画政策課長、南風野哲彦君。



◎企画政策課長(南風野哲彦君) 長山議員の再質問にお答えいたします。

 還元率についてでございますけれども、還元率については40%を還元率として、ちなみにでございますが、1万円寄附した場合ですと4,000ポイントというふうになります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 40%ということで、約2倍ほどに上がったのかなというふうに思いますが、3月に私が取り上げて、また、5月からポイント制を導入して、返礼品の見直しも行ったということで、新たにパンフレットを見させていただきました。ポイント制を導入したことによってリピーター獲得に力を入れてるということですが、いろいろ考えてこのような特産品の選定をしたかと思いますが、どのような、返礼品選定に当たり何を考慮したかお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 零時01分

                               再 開 午後 零時01分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画政策課長、南風野哲彦君。



◎企画政策課長(南風野哲彦君) 長山議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどのご質問でございますけれども、今回の変更に当たりまして、これまで特産品の中で使っていた物をさらに見直しをしまして、地域の特産品、石垣牛とか、あるいはかまぼこ、あるいは織物、あるいは焼き物とか、そういった物を入れまして、現在、20点ほどの特典でございまして、今後、40点ほどまでその特典をふやしていきたいというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 3月の議会で、他のふるさと納税を活用して、1億円、2億円、5億円を寄附を受けている自治体の取り組みを紹介して、魅力ある返礼品の選定をしていくということでありました。今回、パンフレットを見させていただいたら、少し寂しいなというふうに感じてしまいます。ほかの先進自治体の取り組みを見てると、この返礼品の品目は大体多いんですが、食べ物を扱ってるところが、大体このふるさと納税ランキングの上位を占めています。

 一方で、今回の石垣市のを見ていますと、縫いぐるみが結構多いと。基本的には、納税する人は大人であります。縫いぐるみ嫌いではないんですけども、これが魅力ある取り組みなのかと、少し首をかしげてしまうところがあります。

 一方で、リピーターを獲得するという意味でも、食べ物であれば何度も寄附して、何度も利用してくれるかもしれませんが、この商品の内容だと、本当に本気で寄附を、1億円、2億円目指しているのかという姿勢が全然見えてこないところであります。

 もちろんふるさと納税は自治体を応援するというところではありますが、この制度を利用して、財政状況厳しい中ですから、新たな財源確保のためにもっと力を入れていただきたいとは思っておりますが、もう一度、他の自治体を参考にして、どういうふうな商品であればもっと寄附をいただけるのか検討していただきたいと思いますが、その点についてご答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 企画政策課長、南風野哲彦君。



◎企画政策課長(南風野哲彦君) 長山議員のご質問にお答えいたします。

 先ほども申し上げましたが、今現在、特産品の特典のさらなる開発といいますか、商品をふやす取り組みをしております。今お手元で見られておりますカタログでございますけれども、これにつきましても、もっと見やすくするために、新たなまた商品カタログというのも今検討しておりまして、近々、またこれも多くの方々に見ていただける。見て、本当に石垣にはこういう物があるのかというようなものも、手にとってわかりやすくするためのカタログづくりというのも今検討を進めているところでございます。

 特典につきましても、今やっているものをさらに、海産物等も含めまして、いろいろな特産品、特典を入れていきたいというふうに考えておりまして、今後さらに特典をふやしていきたいというふうに考えて取り組んでいるところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) さらなる充実を図って、10億円ぐらい寄附いただけるような取り組みをお願いしたいと思います。その際、パンフレットをもっと改善するということでしたので、もっと商品の説明だとか、魅力が伝わるように取り組んでいただければいいなというふうに思います。

 また、関連して、ふるさと納税で集まったお金の使い道の事業報告というのが、なかなか見えてこないのかなというふうに思います。ホームページで確認しても、平成24年度の事業報告書、しかも、金額は幾ら使ったのかというところまでは見えてこないので、応援してくれてる、寄附していただいてる方に、どういうふうな使い方をしたのか、わかりやすいように発信していく必要があると思いますので、そこもひとつ考慮していただきたいと思います。

 ふるさと納税の再質問については以上で終了します。

 次に、旧空港跡地の救急車利用についてですが、昨日、福島議員も同じような趣旨の質問をされていたので、再質問は行いませんが、消防に聞いたところ、消防本部から大浜地区に昨年、平成26年度、121件の出動要請があったと。平均所要時間が、ぐるっと回って5分かかりましたということでした。

 1分1秒を争う大切な、要請者は1秒でも早く来てほしいと思いますので、この点についてはしっかりと取り組んで、大浜地区の住民たちの不安を和らげるように、各課連携して取り組んでいただきたいと思っております。

 以上で、私の一般質問を終了します。ありがとうございます。



○議長(知念辰憲君) 以上で、長山家康君の質問は終わりました。

 それでは、午後1時半再開することとし、それまで休憩いたします。

                               休 憩 午後 零時08分

                               再 開 午後 1時31分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。次の質問者、石垣涼子さんの質問を許します。石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 皆様、こんにちは。早速ではありますが、過日通告いたしました項目につきまして質問要旨を申し述べ、私の質問に入りたいと思います。

 まず1点目は、市内幼稚園及び小中学校における暑さ対策についてであります。

 連日、うだるような暑さが続く中、教室内の温度は30度を超える日が続いております。学習環境として望ましい教室内の温度、10度以上から30以下とする、文科省の学校環境衛生基準を満たすことのない状態が連日続いております。

 本市の幼稚園や小中学校における暑さ対策について、これまで何度も一般質問や委員会等で取り上げられ、そのたびに財政的に厳しいということで、なかなか子どもたちの学習環境を適正に改善できなかった状態でありましたが、今議会、私を含め3人の議員が一般質問で取り上げており、1日目の箕底議員への答弁の中で、当局は、既に設置されているクーラーや扇風機の修繕や取りかえを行い、学習環境の維持に努めることを示されました。

 そこで、現状をお伺いするとともに、その修繕、取りかえの時期や維持管理体制のあり方について、当局にお伺いいたします。

 2点目は、保育行政についてであります。

 子ども・子育て関連3法の施行に伴い、本市におきましても、5カ年間の子ども・子育て支援事業計画が示され、事業主体として、質の高い幼児期の学校教育、保育の総合的な提供、保育の量的拡大・確保、教育・保育の質的改善、地域の子ども・子育て支援の充実に向けて、さまざまな事業が実施されているところです。

 新制度に移行したこともあったのか、ことし4月1日における本市の待機児童数は206人、潜在的保育ニーズが約600人という中で、昨年度の3倍以上の数に膨れ上がっております。

 そこで、待機児童ゼロを目指す本市の待機児童解消対策の現状と課題についてお伺いするとともに、ニーズはありながら、なかなか校区単位の整備の進まない放課後健全育成事業、いわゆる学童、児童クラブの取り組みと課題についてお伺いいたします。

 3点目は、介護予防事業についてであります。

 今回策定された第6期パールプランの中で、本市の今年度の高齢者人口9,275人、高齢化率は18.9%に対し、10年後の平成37年の高齢者人口は3,677人増の1万2,952人、高齢化率は26.2%となっております。あわせて、介護保険給付額、今年度見込み約30億円に対し、10年後の平成37年度の介護給付額の見込みは約11億円増の約41億円になっております。介護予防に目を向け、地域で健康に住み続けるための対策を、私たちは本気で取り組まなければならない時代になっていると思います。

 そこで、介護認定を受けていない65歳以上の方対象に、介護サポーターポイント制度や介護ボランティア制度という名称で介護予防に取り組んでいる自治体が全国には数多くございまして、その中でも、全国で2番目にその制度を導入した東京都千代田区の取り組みについて、ことし2月に視察してまいりました。大変いい取り組みではないかと当局に提言をし、その導入についてお伺いするものであります。

 4点目は、マイナンバー制度についてであります。

 政府広報を初め、市の広報においても、マイナンバー制度について掲載されるようになりましたが、まだまだ周知不足の感が否めないこともあり、現段階の取り組み状況と、この制度によりどのような効率化が図られ、どのようなデメリットがあるのか、当局にお伺いいたします。

 5点目は、児童生徒の携帯電話、スマートフォン利用状況についてであります。

 携帯電話やスマートフォン等の通信機器端末の普及率が、児童生徒の中にもかなり広がっております。それと同時に、青少年が関係する事件、事故において、携帯電話やスマホが利用されていることもご承知のところだと思います。

 年齢が上がるとともに、その所持率も上がっており、とても便利なものである一方で、使い方によっては非常に課題のあるものでもあります。

 そこで、市内児童生徒の携帯電話やスマートフォンの利用における課題と対策について当局にお伺いいたします。

 以上、5点の質問に対し、当局の誠意ある的確な答弁をよろしくお願いいたします。

 では、再質問につきましては自席よりさせていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 石垣涼子議員のご質問にお答えいたします。

 市立幼稚園及び小中学校における暑さ対策ですけれども、学校の学習環境の中でも暑さ対策は重要な課題だと認識しております。これまで石垣市教育委員会では、扇風機の修繕や増設、日よけ、カーテンの設置、屋上断熱塗料の塗布、保健室、管理諸室及び特別教室への空調機設置などを行っております。

 また、平成26年度には、小中学校各教室の温度調査を行い、石垣市立小中学校校長会の小学校及び中学校の代表、八重山地区養護教諭研究会の小学校及び中学校の代表などの委員からなる石垣市立小中学校学習環境調査設備整備計画検討委員会を設置し、温度調査結果のデータを提供し、参考にしながら、学習環境の改善について検討を重ねているところです。

 教育委員会といたしましては、検討委員会で整備事業全体計画や整備計画優先順位等が示されるまでの間は、既に設置されてる全てのクーラーや扇風機などの修繕や取りかえを行い、良好な学習環境の維持に努めます。あわせて、検討委員会には、冷房設備に係るイニシャルコストやランニングコストについても、文部科学省の補助事業などの活用を提案したいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 石垣涼子議員の2項目めの保育行政について、3項目の介護保険サポートポイント制度の導入についてのご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 保育行政、1点目の待機児童解消対策の現状と課題についてお答えいたします。

 待機児童解消に向けた保育施設整備に向けては、本年度当初予算及び明許繰越費等を含め総額約12億円の予算を投じて、約450人規模の定員拡大を図るべく、現在、その取り組みを進めております。

 新制度に伴う県説明会を受け、先月は地元の関係事業者向けの説明会を開催し、法人認可申請手続や関係必要書類等の確認、あるいは各種補助金の手続、流れなど、早急な事業着手に向け説明会を開催したところであります。

 一方、必要な保育士確保に向けては、国は今通常国会に国家戦略特区、特別区域法案を提出し、これまで年1回してきた保育士試験、いわゆる通年試験のほか、新たに地域限定保育士試験を追加して、年2回実施する運びとなり、とりわけ全国でも待機児童を多く抱える神奈川県を初め、そして沖縄県を含めた4府県が特区制度に指定されております。

 本市としても、地元在住の保育士をふやすため、その試験対策に向けた集中講座を開設すべく、必要な研修費等の予算を確保し、現在、NPO法人沖縄学童保育支援センターと提携し、去る土曜日、6月13日から第1回目の集中講座を開催実施しているところであります。現在、既に応募のあった36名が資格取得を目指して受講しており、ぜひ地元から多くの合格者が出るよう、その支援に努めてまいります。

 2点目の放課後児童健全育成事業の取り組みと課題についてお答えいたします。

 議員ご案内のとおり、本年4月からスタートした子ども・子育て支援新制度で、国は公的施設内、いわゆる学校敷地内や余剰教室等を活用した放課後児童クラブの設置促進を推奨しています。あわせて、離島僻地においては、1人からでも学童クラブが開設できるよう、新たな特例制度が設けられ、国県補助金の対象となりました。

 これを受けまして、本市においても本年4月に、野底小学校の保護者の皆様の熱い要望により、マーペー学童クラブが新設され、第1号の公設民営型学童クラブが誕生しております。このことは、今後の学童クラブ設立に向けたモデルケースとなるものであります。ぜひ地域においては、保護者会など学童クラブを立ち上げたいなどの要望がありましたら、小学校校区に1クラブの設置を目指し、教育委員会との連携を図りながら、学校施設等の提供など、その積極的な支援に努めてまいりたいと思います。

 3項目の介護保険サポーターポイント制度の導入についてお答えいたします。

 この制度は、介護支援ボランティア制度と称され、ボランティア登録していただいた高齢者が施設等で行ったボランティア活動に対して、ポイントを得て、当該ポイントを換金することで、実質的に介護保険料の支払いの一部に充てることができるような仕組みであります。

 この制度は、1つに、高齢者の介護予防、生きがい増進、2つ目に、高齢者の活躍の場の創出、3つ目に、住民相互による地域に根差した介護支援などの社会参加活動、4つ目に、にぎわいのある地域づくりなどの効果が期待され、導入する自治体がふえてきております。

 県内では、那覇市、南城市の2市で取り組みが行われており、本市でも今後、主体的に市民の皆様にかかわっていただきながら、誰もが住みなれた地域で、健康で生きがいを持って生活が続けられるために、この行政と協働でスクラムを組んだ介護保険サービス、介護保険サポーターポイント制度の導入に向け調査研究してまいります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) 石垣涼子議員のマイナンバー制度に係る2点のご質問について、順を追ってお答えいたします。

 1点目の現段階の取り組みについてお答えいたします。

 社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度は、社会保障・税制度の効率性、透明性を高め、国民にとって利便性の高い、公平公正な社会を実現するための社会的インフラでございます。

 日本国内に住所を有する全ての人を対象に、本年10月から12桁の個人番号が通知され、平成28年1月より、医療保険や児童手当等の社会保障、税務署に提出する申告書等の税務に関する手続、被災者台帳の作成事務等の災害対策に使用されます。

 このナンバー制度の施行に備え、本市では本年3月より、本市ホームページにマイナンバー制度に関する特設ページを開設し、マイナンバーを取り扱う事務ごとに特定個人情報保護評価書を順次公表し、あわせて市民へ必要な情報を発信しているところでございます。

 制度施行以降は、番号利用に伴い、個人番号を含めた特定個人情報の保護を必要とするため、本市の個人情報保護条例を改正する必要があります。その準備を現在進めているところでございます。

 また、住民基本台帳ネットワークシステム等のシステム改修につきましても、システム業者とともに順調に作業を進めているところでございます。さらに、職員の体制を整えるため、本年4月に職員向け勉強会を開催し、今後、制度施行までに、窓口担当職員を中心として処理業務の事務勉強会を実施する予定でございます。

 市民への周知といたしましては、本年5月号の「広報いしがき」に掲載し、周知を図ってるところでございます。今後は、新聞、ラジオといったメディアを通じて情報を発信してまいります。

 また、事業者向けへの周知といたしまして、マイナンバー制度に係る関係機関と協議し、市民や事業者向けの制度説明会の開催に向け検討してまいります。

 2点目のどのような効率が得られるのか、また、そのデメリットについてお答えいたします。

 市民のメリットいたしまして、これまでは、何らかの申請、申告に当たり、さまざまな機関窓口から必要書類を取得する必要がございました。マイナンバーを利用することにより、関係機関がそれぞれ管理する情報を正確、迅速に連携できるようになることから、申請、申告に必要な添付書類が省略され、申請の簡素化、待ち時間の短縮が図られ、金銭的、時間的コストといった市民の負担を軽減することができます。

 行政機関のメリットとしましては、行政機関同士で世帯情報や所得情報等の情報を連携できることから、照会、審査といった作業が正確かつ迅速にすることができるため、業務の効率化が図られます。

 一方で、課題としましては、制度施行後は、新たな個人情報を多くの職員が取り扱うことになりますことから、職員への周知、また勉強会を通しまして、情報漏えい防止を初めとする安全管理措置を徹底してまいります。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 石垣涼子議員のご質問にお答えいたします。

 児童生徒の携帯電話、スマホの利用状況についてお答えいたします。

 平成25年10月に沖縄県教育長が、公立の小学5、6年生と中学1年から3年生を対象とした携帯電話やスマートフォンの使用について聞いたアンケートによりますと、自分の携帯を持っているという本市の小学生は26.5%、中学生は43.5%、そのうちスマートフォンを所持している割合は、小学生が20.3%、中学生が57.7%となっております。

 あなたは携帯電話やスマートフォンを何に使っているかという質問につきましては、小学生は52.3%が家族との連絡、22.8%が友達とのメールまたはLINEと答えております。同じ質問につきまして、中学生は36.5%が家族との連絡に、43.8%が友達とのメールやLINEに携帯を使っていると答えております。

 また、平成26年度全国学力学習調査における調査では、携帯電話やスマートフォンを持ってる6年児童のうち12.7%が平日に1時間以上通話、メール、インターネットをしていると答え、中学3年生においては55%が1時間以上と答えております。

 携帯電話、スマホ利用の課題については、昨年10月に行われた、児童生徒の携帯電話、スマートフォンなどの利用について、学校を対象としたアンケートから、使用状況を管理できない保護者への対応、メールやLINEによる児童生徒間のトラブル、フィルタリングが徹底されていないこと、家族間での約束事ができていない家庭もあること、夜間の長時間使用による昼夜逆転が見られ、それが原因で遅刻、欠席、授業中の居眠りなどの問題が出ております。

 また、携帯電話、スマートフォンなどによる不登校、ネットによるいじめなども課題となっております。

 石垣市教育委員会といたしましては、学校に対し、携帯電話などの取り扱いに関する学校方針を周知すること、携帯電話などの安全使用やサイバー犯罪防止について出前授業を積極的に活用することなど通知を行っております。

 また、保護者が多く集まる機会を捉えて、フィルタリングの依頼や有害情報の危険性、家庭内におけるルールづくりなどについて周知するよう通知しております。

 今後は、市の校長会やPTAなどの関係団体と連携し、携帯電話などのルールづくりと、学校いじめ防止基本方針をもとにしたネットいじめの防止に向けて取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁が終わりました。引き続き石垣涼子さんの再質問を許します。石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) それでは、順を追って再質問に入りたいと思います。

 まず初めに、暑さ対策についてでありますが、現状としまして、市内公立幼稚園と小中学校における扇風機及びクーラーの設置台数と故障数について当局にお尋ねいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 まず、扇風機についてお答えいたします。幼稚園が設置218台、故障10台、小学校が設置1,549台、故障278台、中学校は設置773台、故障145台となっております。

 次に、クーラーについてお答えいたします。幼稚園が設置46台、故障4台、小学校が設置199台、故障35台、中学校は設置114台、故障26台となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今、合計数は出してなかったんですが、扇風機におきましては、幼稚園から中学校まで設置台数2,540台、うち故障、幼稚園から中学校まで434台ございます。

 その中で、前回、市長選の際に市長が公約されておりましたので、その当選後、大分普通教室等の扇風機の修繕や取りかえ等、1度、平成22年度にやっておられますが、そのときの台数把握していましたら答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 1時54分

                               再 開 午後 1時55分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) お答えいたします。

 平成22年度で修繕台数は326台です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) その年、大分小中学校の扇風機の修繕、取りかえ、市長の公約のおかげで326台。その後も約30台ばかり故障が出て、その後、それに対応しているというふうに聞いております。1,000万円余っていたかと思います。

 今回、幼稚園から中学校まで、故障台数、今435台という答弁がございました。そのときに326台、その後30、約350台、その年度でやってるかと思いますが、それを100台も超える故障台数が今現状でございます。

 特に普通教室の天井型のものですね。教室によっては、4台設置してる教室もあれば、6台設置してる教室もあります。東向きのところ、南向きのところ、教室の場所によって暑さはさまざまでありますが、中には4台プラス、天井の4台か6台プラス壁かけに5台とか、4台設置して、実は個別に見ていくと、1クラスに9台とか、11台設置してるところもあります。中には、故障が修繕されないままのところも個別に見ていくとあるわけなんですが。

 箕底議員の答弁で、学習環境の改善ということで前向きな答弁をいただきました。では、この修繕の時期でありますが、財政的なこともあるかと思います。ですが、暑さが大変続いておりますので、せめて子どもたちの学習する教室、優先的になるべく早く対応していただきたいんですが、その時期について当局に答弁いただけたらと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 早い時期ですね。6月から手がけまして、夏休み中には全て修繕したいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今、夏休みまでにはという時期を答弁いただきました。ぜひともことしの夏は、子どもたちがより涼しい環境の中で学習ができますように、整備のほうぜひよろしくお願い申し上げます。

 クーラー、扇風機は設置されたとしましても、なかなか温風状態。扇風機が回っていても、33度、35度という報告を聞きます。今、検討委員会の中で、優先順位については検討されていくという話でありましたが、クーラーについては、かなり設置費及び維持、そしてまた、電気料も含めてかなり高額になることが容易に予想されるわけでありますが、それにも増して、その中で学習している子どもたちのことを思えば、何としてでも予算をつけていただきたいという思いは皆さん一緒だと思います。

 そこで、その時期なんですけれども、ことしは夏休みまでにということで答弁いただきました。ですが、前回、22年度改修して、今年度まで、よく学校現場から声が上がってくるのは、新学期に間に合わせて整備していただきたいという声が、要望が数多くございました。

 いろいろ財政的な事情もあるかと思いますが、現状把握と、その対応、どうにかして学校現場のほうと連携をとって、暑い、特に4月、5月の暑さと夏休み9月ぐらいの暑さは違うというふうに言われております。特に4月、5月は環境になれること、そして暑さに体がなれるということで、かなり子どもたちも暑さになれに対するものが難しいというふうなことがよく聞かれますので、新年度に合わせて、今後も、来年度以降も対応していただけるような形で取り組むことができないかどうか、これぜひ確認させていただきたいんですが、当局の答弁のほうお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 現在、検討委員会のほうで、優先順位等、そういうものの検討をしております。そして、当局としましては、設置費、それに向けて補助事業、それから一括交付金などが使えないか提案してまいりたいと思います。

 その中におきまして、優先順位等が決まりましたら、早目に対応できるように考えてまいりたいと思っております。何せ予算が伴うことですから、ランニングコスト等もあります。その辺につきましては、検討委員会の中でも検討させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) ぜひ検討委員会の中で、あわせて改善に向けて取り組んでいただきたいと思います。

 さて、クーラーの設置の件についてでありますが、クーラー設備費の補助メニューの中で、文科省のメニューの中で、大規模改修の際の補助率が一番高かったようなと私記憶してるんですけれども、現在、登野城小学校が改築に向けて、今仮校舎の建築が始まっている状況にあるかと思います。登野城小学校、次、石垣小学校、石垣中学校まで今計画に上がっているかと聞いております。この3校につきまして、このクーラーの設備等の計画があるのかどうか答弁いただけたらお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 まずは登野城なんですけれども、仮設校舎があります。その中ではクーラーも設置される予定ですし、新校舎のほうにもクーラーは設置する予定であります。

 以上です。

             〔(あと2校)という石垣涼子議員〕

 あと2校のほうですか、2校のほうにつきましても、新校舎建設と同時に設置をしていく予定です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今、3校についてのクーラー設備の計画等を答弁いただきました。ですが、かなり維持管理費、ランニングコスト、当局がおっしゃるとおり、かなり予算が伴うものであります。このことで、まだかける予算がかけられない状態が生じてしまっては元も子もありませんので、維持管理のあり方も含めて、そのあたり、検討委員会の中で十分に議論を交わしていただきたいと思います。

 これで、この暑さ対策の質問については終わりまして、次の質問に移りたいと思います。

 2点目、保育行政についての再質問に入りたいと思います。

 冒頭でもいろいろ答えていただきましたけれども、待機児童の206人の内訳、その前年度の比較もあわせて答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 本年度の待機児童の年齢別数と前年度比についてお答えいたします。

 ゼロ歳児が19人で前年度比5人の減、1歳児が115人で前年度比89人の増、2歳児が36人で前年度比30人の増、3歳児が23人で前年度比20人の増、4歳児が13人で前年度比12人の増、5歳児がゼロ人で前年度と同じであります。以上、27年度待機児童合計で206人、前年度比146人の増であります。とりわけ1歳児及び2歳児においては、前年度比で大幅な増となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今答弁いただきました数でありますが、待機児童を抱える自治体、どこも同じような状況だと思いますが、特に1歳児の待機児童数が突出してる状況かと思います。ゼロ歳から、ゼロ、1、2ですね、それで約、待機児童数の約8割がゼロ、1、2を占めておりますので、この低年齢児の待機児童対策が重要ではないかと思っております。それにつきまして、当局に答弁を求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 先ほどの待機児童の年齢別の数からもご承知のとおり、特に待機児童が多いのがゼロ─2歳児の低年齢児童であります。まずは、本年度の待機児童の状況、分析を十分に精査し、次年度に向け取り組むことが重要であります。

 例えば今後新たに開園する保育所定員の年齢別受け入れ定員数など、不足する数を把握し、その不足する定員数を今後どう対応し、賄っていくのかという調査分析が必要になろうかと考えております。その点をしっかりと踏まえまして、次年度以降の待機児童対策に向け鋭意取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) この計画の中で、小規模保育とゼロ、1、2に対応する事業があったかと思いますが、この現段階での、当初の計画にあったものと多少変更があるところも出てきてるかと思いますが、その辺の課題等、答弁いただけたらと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 議員ご指摘のとおり、小規模保育事業をゼロ─2歳が見ておりますので、その数をいかに今後ふやしていくかということが大事だと思います。現在のところ、認可外保育園から小規模保育事業へを3カ所の保育園が今提出しておりますので、我々は事業所に認可外、特に保育園に託児所等も含めまして、いかに小規模事業をふやして、ゼロ─2歳からの定員をふやしていくか、これも一つの大きな、今後取り組んでまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 1歳児の待機児童数が多いのは、連休明けの時期と重なるからという理由がほとんどだと思いますが、この辺をしっかり対応していかないと、母親が社会復帰、職場復帰できない状況になります。

 今、地方創生のほうでもいろいろ出てますけれども、その仕組みづくりをすることが、しっかりこの地域の活力、また将来、どんどん高齢者もふえてまいります。福祉にかかる費用もだんだん高額になってまいります。しっかりこの子育て施策、そういう意味でも、特にゼロ、1、2の対策、十分に検討していただけたらと思います。

 その定員を増にするに当たっても、保育士の確保、資格取得の件、さまざまな課題がありますが、保育士確保の件、今回、地域限定保育士の話が出てまいりましたけれども、ほかにもあわせて取り組み等がありましたら答弁求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 保育士確保の取り組みについては、これまで島外から新たな保育士確保の取り組みを初め、保育所総合センターへの照会、あっせん、ハローワークや本市ホームページ及び広報紙、あるいは月刊誌での募集、また、本年度新たに、先ほど議員がおっしゃられました集中養成講座を開設し、努めています。

 今後は、保育士資格をお持ちで、職場復帰を目指している皆さんの保育現場への復帰支援も含めて前向きに検討してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今、保育士確保の話、答弁いただきましたけれども、しっかりと対応していただきたいと思います。それにあわせて、今議会でも出てましたけれども、公立保育所のあり方について、民営化という話が出てまいりました。それにあわせて、28年度以降の採用を控えると当局から答弁ありましたが、当初、この公立保育所のあり方については、検討委員会の中で検討をしていくと。この新制度の計画、5カ年間の中で、どういうふうなことが、施設面も含めて、老朽化の問題も含めてやっていくという話がございました。

 そのこと今取り組んでいる最中に、28年度の採用を控えるということは、ことしの夏に控えている採用試験に保育士という項目がなくなるということでしょうか。当局に答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) 石垣涼子議員の再質問にお答えいたします。

 公立保育所の民営化についてでございますけども、公立保育所、市立の保育所でございますけども、これまで、現在もでありますが、本市のさまざまな保育ニーズに対応し、大きな役割を担ってきていると十分認識しております。

 その中で、保育所の民営化については、民営化の場合、運営費において、国・県の支援があり、また、公立保育所においては、運営費において、市の一般財源での負担であります。さらに、民間による多様な保育サービスが期待できると考えております。また、施設の整備に当たっては、民営化の場合、国の補助が受けられるなど、そういう大きな多くのメリットがございます。

 このことから、県内各地においては既に民営化を進めております。本市の公立保育所においても、築40年を超える施設等がございます。民営化に向け早急に取り組む必要があると考えております。

 民営化に当たっては、公立保育所の意義、役割等を十分勘案するとともに、市民の皆様や職員、保育所の職員に不安のないような適切な計画を策定してまいります。このような、今後の民営化を見据えるに当たり、公立保育所における本務職員について、平成28年度から採用を控えることといたしました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) では、検討委員会の中での話し合いを待ってでは遅いんでしょうか。今、これだけ資格取得の方を石垣に呼び寄せようと、必死になって予算をかけて取り組んでいる現状にあります。そのような中で、新制度が始まったばっかりのこの時期に、公立保育所の保育士の採用枠をしばらく控えるということは、ゼロにするということとイコールだと私は認識したんですけれども、このことについて、では、福祉部長のほうから答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) それでは、ご説明させていただきます。

 この公立保育所のあり方検討委員会は現在準備しております。ただ、公立保育所をすぐなくすというものではなくて、新制度をスタートしたこの子ども・子育て支援新制度の中には、向こう5カ年計画の計画があるわけです。これには、どうしても民間でできないものは公立保育所が補完しないといけないもんですから、即なくすというものではなくて、その辺を公立保育所が調整機能を持ってるということなんです。

 そして、今部長が答弁されたのは、保育士を採用しないじゃなくて、本務を採用しないということなんですね。つまり今後、公立保育所のあり方も、本務ではなくて臨時保育士、保育士が大変大事ですので、その辺を、先ほどありましたように、例えば新栄町保育所ですと40年間、あるいは登野城保育所ですと三十数年という形で、もう建てかえの時期なんです。大変危険な状況なんです。

 そういう中で、次どうするかというときに、今後のあり方からしたら、民営化に持っていかないとつくれないんです。その内容は、結局今ある市有地を民間に貸して、そこで保育所をつくってもらうと。それには、県から8分の6、市から8分の1補助、事業所が8分の1となってるわけです。ですから、この沖縄県においても、全てこのように保育所を民営化でやってるわけです。

 ですから、そういう意味で、この5カ年間の中で公立保育所はしっかり調整機能を果たして、その後、この検討委員会をつくったからすぐというもんではないです。ずっと5年後、6年後という長期的な計画になると思いますので、そういうご理解をお願いしたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 民営化が、これまで石垣市の取り組みが遅いということも、各市町村はもう既に取り組んでいることも、これはもう十分承知しております。しかしながら、この中で、私も、あり方検討委員会の資料、ほかの市町村の資料も取り寄せて読んできました。障がい児保育であったり、公立保育所でしかできない役割というのが十分確認をされ、議論をされ、その上でさまざまな整備をしていった経緯はあるかと思いますが、このタイミングで、どうしてもこの公立保育所の枠は控えるという判断は理解されるのかどうか。

 ことしの採用試験に向けて取り組んできた方たちはどうなるんですか。来月、要項配付で始まりますよね。それに向けて一生懸命受験勉強頑張ってきた方、試験やってきた方にとっては、大きな問題ではないかと私は認識してるところでありますが、民営化、十分この意義も理解しております。そのあたり、大きな反響はあるのではないかと危惧してるところであります。

 今後、検討委員会の中で判断されていくということですので、その役割、公立保育所でしかできない役割、十分議論深めていただきたいと思います。

 次、放課後健全育成事業、この計画の中にも、公設民営で校区単位で取り組んでいくと、この新制度の策定、事業計画の中には記されております。しかし、公設ということは、ある程度場所も限られております。今までも上がっては消え、上がっては消えした場所もたくさんあります。

 今後、野底のほうで始まりましたけれども、また運営が十分落ちつくまで支援は必要じゃないかと思います。天川のほうのこともありました。募集かけた後に、存続ができないという事態が発生して、大変困っているお母さんたちからたくさんの声が寄せられたことも記憶に新しいかと思います。このあたり、今後の校区単位での取り組みについて、当局に答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 学童クラブの公設民営方式に向けた、小学校に1クラブ単位で設置する取り組みにつきましては、先ほども申し上げましたが、マーペー学童クラブのような保護者会が中心となって立ち上げた、大変いい例だと我々は思っています。

 また一方では、本市の学童クラブを先導的に担ってこられた、石垣市学童保育連絡協議会の持つ運営ノウハウなどを十分に生かし、その運営を担っていただくことも、また大変重要であると考えております。公的施設内に学童クラブを設置することによって、その運営側の経費の低減と安定化が図られるとともに、保護者の保育料の負担軽減にもつながります。公設民営方式の学童クラブを校区単位で拡張し、シェアを広げていくためにも大変有効でありますので、石垣市学童保育連絡協議会との連携も含め、鋭意取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) この中で、公設、ずっと言ってきてますけれども、公的施設移行支援事業というのがあるかと思います。上限3,000万円まで。その3分の1の市の負担で設備が整えられるという補助メニューでありますが、その活用については、何も上限使わなくてもいいので、那覇なんかでやってるような、校区内にプレハブでもできるんですよ。入り口だけ別にすれば。

 このあたり、十分、設置者の教育委員会のほうと協議を図っていただいて、なるべく早期に、こういった事業もあるので、対応していただけないかと思いますが、この補助メニューの導入についての当局の考え方お示しいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えします。

 今議員のおっしゃられたとおり、我々、先ほどもご説明しましたけど、現在、野底マーペークラブが空き教室ということなんですが、実際は空き教室がなかったもんですから、ランチルームということで、学校のご理解、それから教育委員会と連携してやってるわけなんです。

 しかし、今後、この放課後児童クラブ、この学童クラブが確実に続きますよという形のものがあれば、今議員がおっしゃった、この補助金を使いながら、おっしゃるように、この補助金につきましては一括交付金でできますので、3,000万円限度としてできますので、その辺をできないものかということで、即その体制に持っていきたいなと考えております。

 この野底のマーペークラブのものが、野底が明石、あるいは平久保、川平と、そういう中で、例えば北部西部地域にもどんどん広がっていけば、保護者会がそういう要望があれば、我々は常に相談に乗って、一緒に取り組んでまいりたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) ぜひ十分に、この計画の中に、5カ年間の中に載っている計画、事業ですので、しっかりと協議を重ねて、子どもたちの居場所づくりに取り組んでいただきたいと思います。

 それでは、次の質問に、再質問に入りたいと思います。

 3点目、介護予防事業についてであります。

 まず、本市の介護保険事業の認定率と介護認定を受けてない方の数について答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 介護認定率は、平成26年10月現在で介護認定率21.6%。この数字は、全国より4ポイント、沖縄県より2ポイント高い数字になっております。その2割が介護認定、あとの8割は元気なお方だということであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 今、千代田区の介護保険サポーターポイント制度の導入についての考えをお聞きする前に、今さまざまな介護保険事業されているかと思います。今、国の地域包括の動きもありますので、その中において、より地域の中で健康で住み続けられることを目標にしてるかと思いますが、この介護保険予防の課題について、総じて答弁していただけるのであれば、当局にお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 介護予防の課題なんですが、その前に、現在、パールプラン第6期計画の基本方針を3つあります。それを読まさせていただきます。

 1つ目に「いつまでも健康で活き活きと暮らせるまちづくり」、2つ目に「介護が必要になっても住み慣れた地域で暮らし続けるまちづくり」、3「地域力を生かし、共に支え合う安心して暮らせるまちづくり」、これが基本方針であります。この3つに基づいて、第6期計画パールプランを我々、ここ平成27年度、本年度から向こう3年間、これを柱にやっていこうと考えております。

 そして、議員が今おっしゃられました介護予防の課題でありますが、まず認知症への取り組みであります。

 本市では、現在、認知症の方が1,213人いらっしゃいます。4月から、認知症への取り組みを強化するため、地域包括支援センターに認知症地域支援推進員を置き、認知症の方への支援、家族への支援に取り組んでおります。

 また、本年度6月4日には、これまでケア会議で話し合いを重ねてまいりました、認知症SOSネットワークを発足いたしました。これはどういうことかといいますと、認知症の方などに、外出して家に戻れなくなった、行方不明になった場合、地域包括支援センター、警察、消防、コンビニエンスストア等が情報を共有して、連携して捜索するものであります。

 これまでは、家族や介護の事業所が単独で捜索しておりましたので、ネットワークの構築により、迅速に広い範囲内で対応ができるものと思います。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 現在、特養施設等にいる方、ほとんど認知症の方だと伺っております。この認知症のほうも国策として今国が取り組んでいるような状態でありますから、本市におきましても大きな課題かと思います。介護はじわりじわり突然やってくるんですね。このあたりにつきましても、介護予防施策、私たち若い世代にも、どうにか、高齢者の方だけではなくて、私たち若い層にも向けた介護予防施策があってもいいのではないかと思っています。

 その中で、冒頭に質問いたしました、千代田区の介護保険サポーター制度についてでありますが、これは、ボランティアセンターが、社協が中心となっている組織がありまして、そこにカードを持って、いろいろなボランティア活動をしたときに、介護施設であったり、給食とか、調理とか、そういったものでボランティアした際にポイントあってためていって、それを、いろんなやってる自治体によって、その還元方法はさまざまであるんですが、千代田区においては、5,000円だったら上限8,000円というふうにして、これを介護保険料に充てられるというような仕組みづくりをしています。

 ボランティアをやった自分の活動が、自分の介護保険予防にもつながり、また、実際そういった事業所に行って介護をされる状態をまた見て、介護の状態も学ぶ機会にもなりますし、そういった意味では、いろいろプラスアルファ、いろんな効果がある事業ではないかと思い、提言させていただきました。

 その導入について、当局のお考えをお示しいただきたいと思うんですが。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 涼子議員の東京都の千代田区でしたか、大変貴重なご提言ありがとうございました。現在、沖縄本島においても、那覇市、それから南城市がその取り組みをしておりますので、那覇市と、そのまま我々がやるというわけではなくて、南城市とまた人口の違いとか、いろいろな環境の違いがあります。そういうことで、石垣ならではの地域の実情に合った、そういう取り組みができないものか、しっかりと調査研究してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 視察しましたときに、実は千代田区に本社があるカルビーなんですけれども、カルビー、実は千代田区に本社があるということで、協賛ということで、ボランティア、このポインター制度に登録している方々、ある一定にいきましたら、カルビーのお菓子がもらえると。それを孫に持って、大変喜ばれていると。

 そういった方の孫とのかかわり、自分のおじいちゃん、おばあちゃんが、そういった社会参画をし、地域の中でつながりを持ち、その上でも、ご自分たちで循環バスや自転車等で移動をしてされているということは、そういった意味では、すごく地域の中では重要な施策ではないかと思います。ぜひ調査研究を重ねていただきまして、よりよい介護予防事業につなげていただけたらと思います。

 では、次の再質問に入りたいと思います。

 第4項目めの再質問、マイナンバー制度についてであります。

 いろいろ流出問題もございまして、今審議が先延ばしになっている状態ではありますが、10月に付番されて、申請、そして来年の1月には交付。このスケジュールのところで、今変更は聞いておりませんので、進めるのであれば、このスケジュールどおりいくのではないかと思いますが。

 そもそも個人情報を扱うものでありますから、大変流出しないかと、漏えいしないかという心配が多々寄せられているところだと思います。そもそも安全性に絶対というのはないわけでありまして、リスク管理、リスク対応について、それをどう想定しているのか、当局に答弁お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) 石垣涼子議員の再質問にお答えいたします。

 リスク管理等に関するご質問でございますが、制度施行後は、新たな個人情報を多くの職員が取り扱うこととなります。職員への周知、勉強会を通しまして、情報漏えい防止を初めとする安全管理措置を徹底してまいります。

 具体的な措置といたしましては、制度面において、マイナンバーを用いた手続では厳格な本人確認を義務づけ、番号法の規定によるものを除き、特定個人情報の収集、保管、特定個人情報のファイルの作成を禁止することを徹底し、システムにおいては、マイナンバーを利用するシステムへのアクセスできる人を制限し、アクセス記録を管理監督してまいります。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 条例改正等も含めて、今後やらなければいけないことはたくさんあるかと思いますが、まだまだ庁内でも、この取り組みについて始まったばかりだと聞いております。

 また次に質問を残しまして、その前に、今このマイナンバー制度なんですけれども、住基ネットの普及率、本市4.8%、5%近くだったと思いますが、この普及率の高いとは言えない、国も同じような状況だと思いますが。そのような中で、このカードの利用分野について、いろいろ広報などに載っているのは、印鑑登録証であったり、図書カードであったりというようなことがありますけれども、この普及率を上げるために、こういったこともできますよと国は示してるわけなんですが、法定されている利用分野以外に、今自治体として独自利用する計画があるのかどうか、現段階でありましたら答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時33分

                               再 開 午後 2時33分



○議長(知念辰憲君) 再開します。総務部長兼企画部長、當真政光君。



◎総務部長兼企画部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 独自利用の計画があるかということでございますけども、番号法でございますけども、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に規定する事務以外においても、社会保障・税、災害対策に関する事務で、自治体の条例にその利用について定めることにより、独自にマイナンバーを利用することができます。

 また、個人番号カードにつきましても、その利用方法を自治体の条例に定めることにより、独自に活用することができます。

 本市におきましては、現在、独自利用についての計画はございませんが、今後、必要に応じて検討してまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) 信夫議員も質問の中で話しておりましたが、今、必要に応じてと、検討していくというふうな答弁もありましたが、どんどん個人情報ひもづけされていくんじゃないかというような懸念があるのは事実であります。その上でも、庁内のリスク管理、セキュリティーに関しての管理はしっかりとやっていただくようにお願いいたします。

 それでは、次の再質問に行きたいと思います。

 5点目、児童生徒の携帯、スマホ利用の課題と対策についてであります。

 初日、長浜議員の質問の答弁の中にもありましたけれども、利用目的、小学校に比べて中学校に上がると、家族より友達との利用にぐっと利用率が上がっていますね。また、高校や、その年齢いくともっとだと思いますけれども、スマホ購入のきっかけとして、試験勉強、何番以内になったからとか、高校受験合格したからとか、そういった理由で購入する機会が多々あるかと思いますけれども、その中で懸念されているのが、出会い系とか、そういった有害サイトにつながる危険をどう制御できるかという課題が実際あるようであります。

 フィルタリングという機能、設定をしてるかどうかという話もありますけれども、実際、八重山警察署に行って話を聞いてまいりました。いただいた資料なんですけれども、今、酒、たばこ、薬物の講話よりも、携帯利用、また有害サイト、そういったフィルタリングについての講話依頼のほうがふえてるというような話をしておりました。

 いただいた資料なんですけれども、「STOP!ネット犯罪」とか、「あなたのお子さんは大丈夫!?」とかいうのありますけれども、この中で、被害に遭った、犯罪を犯した子どもたちの多くはフィルタリングを利用していませんでした。

 今から何年前ですかね、平成20年か21年あたりに、青少年が安心安全に利用できるインターネットの青少年インターネット環境整備法というのが成立されたかと思いますが、それに合わせて、携帯電話やスマホを販売する会社において、フィルタリングを説明する、購入者に対して説明するというのが義務化されたことが、これはもう知っているかと思いますけれども。

 なかなかフィルタリング、よく使うアプリとか、もので、どうしてもフィルタリングが設定されてしまうと、そのあれが使えないとかいうことがあって、フィルタリングを解除してしまったりとかいうようなことがよくあるようで、なかなか設定率を上げるというのが難しいというふうに聞いております。

 その中で、平成25年度に県の教育長が実施しました携帯電話やスマートフォンに関する調査では、あなたは携帯電話やスマートフォンへフィルタリングを設定しているかという問いに、小学生では56.7%、中学生では42.7%が、設定されているかどうかわからないというふうに答えています。また、出会い系サイトや性的、暴力的なサイトなどにアクセスをすることについていけないと思うかという問いに対して、そうは思わない、また、わからないというふうに答えた小学生は12.8%、中学生では26.2%となっております。

 このことに対して、有害サイトへのアクセスに関する対策、これから夏休みを迎えます。島外に出る機会も数多くありますし、興味関心のままにやってしまうという機会も随分ふえてくるかもしれません。その前に何か対策ができないかということでこの質問をしたわけでありますが、今申し上げました有害サイトへのアクセスに関する対策について、当局はどのように考えているのか、答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 携帯電話やスマートフォンの使用につきましては、平成25年度の調査では、携帯電話やスマートフォンを使用してる本市の小学生の半数以上、中学生では半数近くが、フィルタリングが設定されてるかどうかわからないと答え、出会い系サイトや性的、暴力的なサイトなどにアクセスすることについていけないという問いに対して、そうは思わないとか、またはわからないと答えた小学生の数は、先ほど議員がおっしゃったとおりであります。

 そのような中、沖縄県において、ネット被害の未然防止に向けて、沖縄県青少年保護育成条例を改正いたしまして、携帯電話事業者等に対して、子どもによる使用の確認、フィルタリング等の説明、スマートフォンの無線LAN等に関する説明について義務を課しております。保護者に対しては、管理義務、フィルタリングを利用しない旨の申し出等を課す条例が昨年7月1日に施行されております。

 これらの現状を踏まえまして、石垣市教育委員会といたしましては、今後、関係団体に携帯電話などのルール作成の協力依頼を行いまして、石垣版携帯電話などのルールづくり実現に向けて取り組んでまいります。

 また、学校に対しては、学校説明会や入学式などの各種機会を捉えまして、保護者に携帯電話購入時におけるフィルタリングを設定を推奨していくように働きかけて、児童生徒の規範意識や危険回避能力、それから情報モラル向上に向けて、県作成のネット被害防止ガイドラインや携帯電話等の安全使用及びサイバー安全防止に関する出前授業を積極的に活用して、子どもたちの携帯電話に対するモラルを高めていきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 石垣涼子さん。



◆3番(石垣涼子君) ぜひ子どもたちをそういった被害から、事件、事故につながらないような、そういった被害から守っていただくような取り組みを引き続きやっていただくように重ねてお願い申し上げます。

 冒頭に質問いたしました、児童生徒の、幼稚園も含めて暑さ対策についてでありますが、今回、質問をするに際して、市街地、全部は回れなかったんですけれども、中心市街地ほとんど見させていただきました。それ以外に、扇風機やクーラーはもちろんのことなんですが、黒板が薄れて字が書けないというようなことでありましたり、箕底議員の一般質問でもありました、消火栓、ほとんどがもうさびて朽ちているよと。中には、放送機器が聞こえなくて、防災訓練のときに、緊急時に大変な思いをしたとか、さまざまな声が寄せられております。

 それに全て応えていくには大変な費用もかかりますし、さまざまな整備が必要かと思いますけれども、あわせて一歩一歩、子どもたちの学習環境づくりにぜひともこれからもお願い申し上げまして、これで本員の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、石垣涼子さんの質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 2時43分

                               再 開 午後 2時55分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、仲間 均君の質問を許します。仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 皆さん、こんにちは。

 質問に入る前に、所見を述べさせていただきます。

 危険な米軍普天間基地の辺野古移設問題について、民意は反対だといって連日のように反対派をたたえる、そして書き立てる新聞報道に憤りを感じるのは私だけでしょうか。

 県民、市民は、真実を知りたいと思うがいかがか。

 反対派は、自衛隊は要らないという、米軍基地はなくせという、ならば誰がどのようにして命を守るんでしょうか。

 日米安保条約の中で、粛々と暮らせばよいのでしょうか。

 敵は、何もしなければ攻めてこないという人がいます。話し合いで解決できるという人がいます。

 今、尖閣は、連日のように中国海警の公船が領海侵犯を繰り返し、中国の領海だと言って、日本の領海を我が物顔で往来しているのが実情であります。

 そのような中、話し合いで解決ができるのかということであります。

 まさに、平和的な話し合いによる解決など微塵もないような、中国のやりたい放題の軍事的行動が、日常的に行われていることを知るべきであります。

 そのような中国に対しては、力による均衡のための日ごろからの準備が行われて、初めて、反対する皆さんを初め、国民の命が救われるのであります。まさに、備えあれば憂いなしなのであります。

 さて、翁長知事は、4月11日から中国を訪問しました。

 その中で、翁長知事は、尖閣諸島問題や普天間基地の移設問題について、地方自治体の長が触れるわけにはいかないと言っております。

 訪問目的は、経済と観光客誘致と言っております。

 それからすると、翁長知事は、基地は反対だが、尖閣諸島は中国に占領されてもいいということなのでしょうか。

 まさに、尖閣問題について、いかに無関心なのかを如実に物語っております。

 さらに、翁長知事は、先月、アメリカ政府と話し合いをしたいといって訪米をいたしましたが、成果はないに等しいと言っても過言ではありません。

 しかし、マスコミ報道では、翁長知事の発言だけで、成果はあったと書き立てております。

 果たしてそうでしょうか。疑問に思うのは私だけではないと断言するものであります。いかがでしょうか、皆さん。

             〔何事かいう者あり〕

 それでは、早速、一般質問に入ります。

 まずは、市消防緊急搬送問題についてお伺いをいたします。

 消防力の基準については、市町村は火災の予防、警戒及び鎮圧並びに救急業務等を行うために、必要な最小限度の施設及び人員を定めるものとするもので、地方公共団体は、基準上、水準の消防力を確保すべく、努力をすることが要求されているものであります。

 さて、石垣市における救急業務については、広大な面積を抱える中で、平成3年に川平、伊原間分遣所が開設され、平成6年9月には出張所となり、救急業務が開始されております。

 緊急業務が開始されるに当たっては、人命にかかわることとして、国や県との話し合いが行われ、現状の体制で急患輸送が行われる条件として、消防法で定められている救急体制を改善することを条件に、スタートしたものと聞き及んでおります。

 消防法では、救急車1台につき、3人以上の救急隊を編成し、そして現状に当たらなければならない。

 川平、伊原間とも、要件を満たしていないのは、まさに明らかであります。

 ご承知の上で、ドッキング方式による搬送時間の短縮を図り、とうとい人命の保護に当たってきたことは、ご承知のとおりであります。

 消防の責任は、市民の生命、身体及び財産を保護するとともに災害を防除し、及び不慮の災害にかかる被害を軽減することとされております。

 そこで、お伺いをいたします。

 1点目は、消防力の基準についてであります。

 2点目は、救急車両の緊急搬送業務についてであります。

 3点目は、緊急搬送業務の業務再開について。

 4点目は、消防法に抵触する緊急搬送業務が、なぜ今まで行われてきたかということであります。

 以上、4点について明確にご答弁を賜りたい。

 次に、尖閣諸島問題についてお伺いをいたします。

 中山市長は、日本固有の領土で、石垣市の行政区域である尖閣諸島については関心を示し、特定非営利活動法人が発行している広報紙において、次のように述べられております。

 それは、「尖閣諸島周辺海域においては、中国公船の領海侵犯が頻繁にある中で、海上保安庁による巡視船の増強と海の安全がさらに強化されることは、漁業従事者はもとより、石垣市民の安心につながり、領土・領海の重要性を改めて認識している」と述べております。確かにそのとおりであります。

 その実態については、現場を見る限りにおいて、厳しい状況であることは間違いのない事実であります。

 さて、私は現場主義をモットーとして、尖閣諸島問題について、現地視察などを通して現状を訴えてきたことは、ご承知のとおりであります。

 先週も、地元の漁船2隻で、尖閣諸島周辺海域で、漁労を通して現状をつぶさに見てまいりましたが、中国公船による領海侵犯は日常的に行われ、周辺海域の安全は、海保の巡視船による警備でかろうじて守られているというのが実情であります。

 領土・領海の重要性を改めて認識しているのであれば、実態をつぶさに把握し、漁民の安心安全を確保するためには行政として何をすべきか、問題を直視して改善策を講じるべきであると思います。

 そこで、お伺いをいたします。

 1点目は、尖閣諸島問題について、市長のスタンスについてお伺いをいたします。

 2点目は、尖閣諸島及び周辺海域の自然環境の保全についてお伺いをいたします。

 3点目は、漁業資源の管理について。

 4点目に、尖閣資料館建設について。

 5点目に、尖閣商標登録、その後について、それぞれ市長みずから明確なご答弁を賜りたいと存じます。

 以上、質問を申し上げましたが、必要とあれば自席より再質問をしたいと思いますので、市長並びに消防長の誠意ある、明確なるご答弁に期待をいたします。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君の質問に対する当局の答弁を求めます。消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) 仲間 均議員の消防緊急搬送問題、4点のご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 まず、1点目の消防力の基準についてお答えいたします。

 消防力の基準は、平成17年に消防力の整備指針に改正され、これまでの必要最小限の基準から、市町村が適正な規模の消防力を整備するに当たっての指針に改められました。

 その指針に基づいて算定した石垣市の消防職員は、147名となっており、現在59名の職員数と比較すると、充足率は40.1%となっています。

 2点目の救急車両の緊急搬送業務についてお答えいたします。

 消防法に基づく消防救急業務とは、救急隊員資格を有する消防職員3名以上をもって編成し、実施しなければならないとされています。

 石垣市消防の伊原間、川平、両出張所で、これまで実施していました救急搬送業務は、救急業務に示されている3名の隊員を確保することができないため、直接、病院まで搬送せず、搬送途中で本所救急隊に引き継ぐという形で対応してきました。

 そのことは、乗せかえということで、搬送患者にとって望ましくはありませんが、消防法には抵触していないという認識で続けてきたところです。

 本所より遠隔地にある北西部の地域の方々の救急救命率の向上はもとより、搬送時間短縮のため、救急搬送業務を続けてきました。

 3点目の緊急搬送業務の業務再開についてお答えいたします。

 今回、これまで行ってきた救急搬送業務は、消防法施行令第44条に抵触するという内容の通知を受け、現在、両出張所の救急業務は、出張所ポンプ隊が現場に先着し、応急手当を施し、その後、到着した本所救急隊へ引き継ぐ、法令を遵守したPA連携での対応に切りかえ、実施しています。

 また、北西部地域の方々の救急体制に対する不安を、一日でも早く解消するため、次のことを実施し、伊原間、川平、両出張所に、常時3名の職員を確保し、消防体制の強化を図っていきます。

 1つは、空港消防職員7名のうち3名の職員を配置がえし、空港消防へ4名の賃金職員を配置することです。

 そのことにより、3名の職員を伊原間出張所へ配置することが可能となります。

 2つ目は、消防本所非番職員を川平出張所へ1名、常時派遣し、3名の職員を確保し、消防体制の強化を図ります。

 4点目の消防法に抵触する緊急搬送業務が、なぜ今までできていたのかについてお答えいたします。

 伊原間出張所は平成13年11月から、川平出張所は平成20年4月から、それぞれ2名体制の救急搬送業務を実施してきました。

 2名の職員での搬送は、本来の救急業務ではありませんが、救急搬送業務としてなら実施可能と捉え、これまで行ってきましたが、平成27年5月28日付で、沖縄県知事公室長より改善を求める通知を受けました。

 今回の件につきましては、石垣市消防本部に、救急搬送業務に対する解釈の違いがあり、このような事態になりました。

 今後は、北西部地区の市民の皆さんの不安を一日でも早く解消できるように取り組んでまいります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 仲間議員の尖閣諸島問題についてのご質問、5点についてお答えいたします。

 まず、尖閣諸島問題についての私のスタンスと尖閣諸島及び周辺海域の自然環境の保全について、さらに尖閣資料館建設についてにお答えをさせていただきます。

 1点目、尖閣諸島問題についてのスタンスについてですが、尖閣諸島は我が国固有の領土であり、本市の行政区域であることは紛れもない事実でございます。

 このことから、他国が主張しています領土問題は、そもそも存在しないというふうに考えております。

 次に、2つ目の尖閣諸島及び周辺海域の自然環境の保全についてお答えいたします。

 尖閣諸島は、石垣島から約170キロ離れている、絶海の孤島という地理的な状況にあります。

 このことから、類いまれなる自然環境を有し、固有の動植物が確認をされております。

 しかしながら、1970年代に、つがいのヤギが持ち込まれ、野生化し、現在では数百頭とも言われるほどに繁殖をいたしております。

 その結果、島の植物を食い荒らし、表土はむき出しとなり、生態系の崩壊など、自然環境は大きく悪化し、貴重な固有種の絶滅が危惧されているところであります。

 周辺海域におきましては、マチ類、カツオ類など、多くの魚がとれる良好な漁場として昔から知られております。

 しかしながら、先ほど申し上げました、ヤギの食害によります陸域の生態系の変化による影響は、陸域のみにととまらず、周辺海域への影響も懸念されるところであります。

 これらのことから、尖閣諸島及び周辺海域の自然環境につきましては、保全に向けた早急な対策が求められているところであります。

 そのためには、この尖閣諸島の状況を、多くの方々に広く知ってもらう必要があると考えております。

 その知ってもらう手段といたしまして、昨年度におきまして調査事業を実施し、わかりやすいジオラマ等の作製もいたしました。

 今後は、これらを活用し、多くの方々に尖閣諸島の自然環境について知ってもらうよう努めると同時に関係機関に対し、環境保全について何らかの施策を講じられないものか、要望をしてまいりたいと考えております。

 次に、尖閣資料館についてお答えをいたします。

 尖閣諸島は、本市の行政区域であります。

 そこにはかつて人が住んでいたという歴史、また太平洋戦争末期に起きた尖閣列島戦時遭難事件による悲劇、世界に誇れる自然環境、ヤギによる食害によって失われつつある貴重な固有種など、多くの方々に知ってもらいたい数多くの事柄があります。

 しかしながら、尖閣諸島は、石垣島から海を隔てて約170キロということから、日常生活において、直接、触れ合う環境が非常に少ない状況にあります。

 このことから、尖閣諸島を知る機会が少ないのが現状であり、したがいまして本市といたしましては、市民の皆様を初め、世界中の多くの方々に、尖閣諸島を広く、正しく知っていただきたいと考えております。

 そのために、石垣島での尖閣諸島資料館が必要であると考えております。

 議員ご提案の尖閣諸島開拓の日の制定の際に、資料展を開催いたしましたが、貴重な写真、資料等も多く、大変好評を博しました。

 資料館が開設できれば、教育的施設、観光施設としても有効活用できるものと考えております。

 北方領土に関しましては国が資料館を整備しており、竹島に関しては島根県が資料館を整備しております。

 しかしながら、尖閣諸島に関する資料館は現在のところありません。

 よって、尖閣諸島資料館を、国、沖縄県に整備をしていただきたいと考えているところであります。

 これらのことは、国、県に対しても、働きかけてまいりたいというふうに思っております。

 次に、漁業資源の管理についてと尖閣商標登録のその後についてに回答させていただきます。

 漁業資源の管理につきましては、平成23年の漁獲データがありますが、マグロはえ縄漁や一本釣り漁の実績から、マグロ、カジキ類やマチ類やハタ類の好漁場であると認識をいたしております。

 商標登録につきましては、八重山漁協によります尖閣商標登録後は、平成24年の八重山漁協の初競りにおいて、尖閣周辺で漁獲されましたマグロを尖閣マグロとして出荷をいたしております。

 その後は、八重山漁協によりますと、尖閣諸島での漁業行為を自粛していることから、八重山漁協からの尖閣商標での出荷等は、見合わせている状況だというふうに聞いております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。

 引き続き、仲間 均君の再質問を許します。仲間 均君。



◆1番(仲間均君) では、まずは消防のほうから質問をしてまいります。

 消防長、日ごろから市民の安心安全を守っていただく、そして昼夜を問わず警備に当たると、任務に当たっているということから、消防長を初め、職員に対して、敬意を表したいなと思っております。

 そして、消防というものが、いかに市民にとって大事なものかということを、私はこの質問を通して訴えながら問題点を指摘したいなと、こう思って今回の質問を取り上げました。

 まず、消防長にお伺いします。

 消防長、消防の任務についてご説明賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 消防組織法第1条に、消防の任務が規定されてあります。

 読み上げます。

 「消防は、その施設及び人員を活用して、国民の生命、身体及び財産を火災から保護するとともに、水火災または地震等の災害を防除し、及びこれらの災害による被害を軽減するほか、災害等による消防車の搬送を適切に行うことを任務とする」、以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) さて、消防力の基準でございますけれども、消防力の基準の中で人員の基準は守るべきことなのか、それとも守らないでいいことなのか、消防力の基準からして人員の基準はどうなっているのか、ご答弁を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) 基準は、当然、守るべきであるというふうに認識しております。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 基準は守らなくちゃならない、ならば伊原間、川平出張所に消防ポンプ車ですか、その名称と何台あるのか、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 まず、伊原間出張所にポンプ車1台、現在は使用してない、救急搬送車として使用していた救急車が1台、水上バイク牽引車1台、水上バイク1台あります。

 以上でございます。

 川平についても同様です。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) このポンプ車というのは、どういうポンプ車なのですか、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) 2,000リッター水槽つきが、川平に配備してあります。

 また、伊原間では、5,000リッターのタンク車を配備してあります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 今の消防ポンプ車の件、それから救急車の件、これは全て消防力の基準に照らし合わせて、皆さんが運用していると思っているんです。

 そこで、お伺いしますが、今回、先ほど、消防長、あなたが言われた、沖縄県から通知を受けたと。

 では、お伺いしますが、沖縄県からどのような通知を受けたのか、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 読み上げます。平成27年5月28日付で、総務部長と私宛てに、沖縄県知事公室長より通知を受けました。

 見出しについては、「救急業務に係る関係法令の遵守について」ということで通知がありました。

 文書内容については、「消防行政は、住民の生命、身体及び財産を災害から保護する責務を有する重要な行政である。

 その責務を負う消防機関は、関係法令及び基準等を遵守し、義務を遂行することが求められているところである。

 しかしながら、貴消防本部は、救急業務実施に当たり、下記の事項について消防法に基づかない不適切な運用がなされている。

 貴職におかれては、関係法令を遵守し、早急に適切な消防体制を整えるとともに、今後の改善計画を報告いただきたい。

 なお、本通知は、消防法第38条に基づく指導として発出するものであることを申し添える。

 記。消防法施行令第44条、救急隊は救急自動車1台及び救急隊員3人以上をもって編成しなければならない」、以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 沖縄県知事公室長から、こういった文言が、改善命令が来るというのは、私はいかがかなと思ってるんです。

 そこで、お伺いするんですが、沖縄県の担当部署はどこなんでしょうか、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 知事公室防災危機管理課です。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 知事公室防災管理課という前に、担当部署がありますでしょう。直接の管轄では、私はないと思ってるんです、それは。

 本来は、改善命令のときは、一、二回の文書は来て当たり前なんです。

 なぜ、そういう文書も来ないで、いきなり来て、改善命令というのを出すんですか。まさに、中山市政いじめだと思ってるんです、これは。

 そこで、お伺いをするわけですが、先ほど、私、申し上げたと思うんですが、平成3年に分遣所ができたんです。当時、半嶺市政です。半嶺市政。

 そして、平成6年にして大浜市政になるわけです。

 ところが、分遣所からいきなり出張所に格上げするんです。これは人事刷新なんです。

 だから、先ほど、私、聞いたのは、この消防力の基準からして、人員は遵守しなければならないかというのを聞いてるわけです。

 あなたは、先ほど遵守しなくちゃならないと言っておりましたけど、じゃあ、そこでお伺いしましょう。

 分遣所とは、さて何をもって分遣所と言うのか、そして出張所とは何をもって出張所と言うのか、答弁を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 平成6年9月に、伊原間、川平、両出張所は、分遣所から出張所へ名称を変更を行いました。

 分遣所、出張所等の名称については、各消防本部で決められているもので、分遣所での人員が何人以下、また出張所での人員が何人以上というような法的規制はありません。

 実はこの件について、先日、沖縄県防災危機管理課を通して、総務省消防庁救急救助課に照会をしました。確認をしました。そういう回答を得ています。

 また、沖縄県内での消防本部で、出張所と分遣所を併設している消防は、実はありません。

 18本部あるんですけど、そのうちの11本部が出張所を持っています。分遣所を持っているのが3本部です。両方ともないのが4本部です。

 ということで、出張所を持っていて分遣所を持っているというところは、どこもないです。

 また、那覇市消防局の国場出張所は、3人で勤務をしていますが出張所という名称を用いています。

 また、本部今帰仁組合消防本部の今帰仁分遣所は、6名で勤務していますが、分遣所という名称を用いています。

 このように出張所と分遣所での人員等の規定等はありませんので、格上げではなく名称変更ということになると思われます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 消防長、法的根拠はないと、あなた言ったんだけど、今、その先に、消防の基準について、私、聞いてますよ。

 だから、ポンプ車は何台あるんですか、どういうポンプ車があるんですかと聞いてる。

 法的にうたわれているんですよ、人員が、これが根拠なんだよ。

 つまり、もうこの出張所ができたときから法的に破られているわけ、法の遵守がされてないわけなの。

 だのに、なぜ今ごろになって改善命令かと、私、言ってる。

 うたわれているでしょう、法律に。これ、消防法です。だから、私は先ほど聞いた、あなたに。

 この中に、自動ポンプ車1台について、4名はいなさいよとうたわれているの。その中に救急車は3名ですよとうたってる。7名、常時いないと、出張所は運営ができないの、本来は。

 しかし、しかし、当時の半嶺市政は、密集地と市街地に分けて、広大な面積だから、広大な面積だから、伊原間は2人体制で分遣所にしようじゃないかといってやったんです。

 そして、分遣所というのは、何を、あんた、言うかというと、分遣所って本体から小隊を派遣することです。派遣と言うといつでも退去できるんです。

 しかし、出張所だったらそうはいかん。出張所は、役所が責任を持って仕事をさせるところを出張所と言うんだ。

 私は、この質問する前に、消防の防災ハンドブックというのを買ってきた。

 これ、消防の皆さんの試験は、みんなこれでやるのね、これを見て勉強して質問してるんです。

 何で法律を破ってできたものが、今ごろになって来るんですか。私はそれが不思議だと思ってるの。

 しかも、知事公室長から、担当部署からではなくて、とんでもない話だ。中山市政いじめじゃないか、これは、と、私は思います。

 基地問題を反対するから、消防まで……

             〔何事かいう者あり〕

 やるのかなと思うの。

 そして、中山市政は頑張っているよ、50名から59名にふやした、職員も、そうでしょう。余り市長を褒めたくはありませんけど。

 そこで、お伺いをしますが、この救急業務をするときに──私は聞き取りで皆さんのところから聞いたんですが──話し合いによって、県、国と話し合いして、この業務を開始したというふうな、私、聞き取りはもう既にしておりますので、さて、どういったような話し合いがなされて、緊急業務が開始されたのか答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 今の2名体制での搬送業務を続けた件なんですけど、これは冒頭でもお答えしましたけど、救急隊、救急法で言う救急隊とは3名での実施ということが法律で決められています。

 そこで、3名がそろえられなくて、そこで2名でできる方法ということで、これを、この急患搬送業務を始めました。議員おっしゃる乗せかえ、ドッキング方式です。

 そういうことで、これはこの出張所管内が広大、また遠隔地にあるということで、北西部の方々の搬送時間短縮、また救命率向上を目的に、石垣市独自で始めました。

 そのときには、県の担当とも、ご相談はさせてもらったんですけど、やっぱり3名は余りふさわしくないということで、絶対にダイレクトに病院に運んではいけないよという約束のもとで始まりました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 消防長、私が質問しているのは、法的根拠でもって3名体制はしなさいよと言われているものを2名にしたんだと、ところがどうして2名にしたのかなと、2名にしたときには話し合いがなされたんだろうと、その話し合いは中身としてどのような話し合いなのかと、皆さんはドッキング方式をやって、2人体制でできると言うかもしれんけど、それでも法的根拠では示されてないんです。法の遵守がされてないんです。

 みんな同じように話し合いをしたんだったら、沖縄県も国も、石垣市と話し合いしたんだったら、改善命令がいつごろ出ますから、それまでには改善をしてくださいという話し合いがあって、初めてしかりじゃないの。

 何もない、根拠がないで許可するのかって、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 実は、今回の救急搬送業務廃止の件につきましては、去る3月に、2人での救命法についての詳細を県に確認しようということで、担当が県に確認をしました。

 そのときに、初めて、石垣市消防署出張所で、まだ2人体制で急患搬送業務をやっているということが発覚したということで、そこでいろいろ3月後に県から指導を受けて、早目に改善しなさいということで、この件につきましてはもう私たち確認しましたので、近いうちに文書で指導させてもらいますということで5月の通知になりました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) つまり、3月に担当が県に行って、そこで改善命令を受けたんですか。

             〔(電話で)という消防長〕

 電話で受けたんですか。通常、文書主義でしょう、行政は。電話でやっていきなりストップですか。県というのはそういうものなんですか。

 そのまま続ければいいじゃないか、じゃあ。

 いきなり改善命令が来て、やめてくださいというのは、北部地区の皆さんの命を絶つというのと一緒だよ。

 翁長県政に入れた人もいっぱいいますよ。この石垣市民が、全部が全部、翁長反対じゃないんです。

 これは、政治的意図があると言っても過言ではない。

             〔何事かいう者あり〕

 政治的意図があると言っても過言ではない。中山市政いじめに入ってんだよ、これは。

 だから、そういったことを我々はしっかりと受けとめて、当然、改善すべきは改善すべきものだろうと思うけれども、私が考えるのは、消防業務が、20年以上も違法に放置されたままで来たということなんです。大浜市政から、ずっとですよ。

 それでも、改善命令、出なかったんでしょう。

 何で、今ごろになって改善命令が出るかっていうの。

 市長、消防長の見解を賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 この件につきまして、冒頭からお答えしているように、確かに20年近くこの搬送業務をやってるんですけど、県が確知というんですか、わかったのが3月ということです。

 まだやっているのかということで、そこでの改善命令が5月28日付で出たということで、その文書をいただいて、即、私の判断で、じゃあ、PA連携にしようという、法は絶対に遵守しなければいけないですので、法の範囲でできる活動をしようということでPA連携に切りかえました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 消防長、法の範囲でできると言ったって、あなたは解釈の違いでもって、話し合いでもって、2人体制でやってきたと言ってるじゃないですか。

 何で話がころころ変わるの、答弁がこう変わったら質問はどうなるの。

 消防長、あなたは、答弁書で「救急搬送業務に対する解釈の違いがあった」と書いている。どういう解釈の違いがあったのか答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 解釈の違いについては、急患搬送業務が途中ドッキングして、直接、運ばなければ、これはできるというふうに解釈をしておりました。

 これが去る5月28日の通知でもって、初めて私もわかったということで、これはもう即、改善しなければいけないということでの判断です。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 急患搬送業務で、ドッキング方式でできると思った。

 だったら、話し合いしてないの。あなた、先ほど、話し合いしたでしょうって、話し合いしましたと言ってた。

 こういうふうに、質問に対する答弁がころころ変わっていったら、私どうなるの、何のための質問しているのかわからないじゃないか、こうなったら。

 そうすると、これはあなたの判断でやったということ、あなたが消防長になったのはいつですか、答弁してください。消防長になったのはいつなの。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えします。

 平成23年の4月1日付で拝命をいたしました。

             〔(平成23年)という仲間 均議員〕

 はい、そうです。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) しかし、答弁書によると、伊原間出張所が平成13年11月から、川平出張所が平成20年の4月からなってるよね。

 このこと、わからんということ、わからんでただ答弁書に書いただけ。

 だから、あなたが言ってるのは、ちぐはぐでもう全くわからんよ。このときに、引き継ぎのときにも、あなた、話し合いしてないの。

 既にやられているわけ、平成13年の11月に。そして、川平出張所は平成20年の4月からやってる、大浜市政のときにはやってるんですよ。

 この話は聞いていないんですか、聞いていたんですか、何でしょうか、答弁賜ります。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) この急患搬送業務については、スタート時は、これは県も確認してオーケーと、了承済みの中でスタートしたと伺っています。

 これが、5月28日に至るまで、可能だとずっと解釈を誤っておりました。

 これがもうだめだという通知を受けたもんですから、PA連携に切りかえたということでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 私は聞き取りのときに、この急患搬送業務、救急車両を使ってのドッキング方式、この件については、国、県と話し合いをしたという聞き取りはもう既にしてるわけです。

 それに基づいて私は質問しているわけ。

 この救急隊の救急車の輸送というものは、特殊な事情があって、それでも許されたんだなあという解釈での質問なんです。

 ところが、今、質問すると、もうしっちゃかめっちゃかになってますが、具体的に、ではどのような話し合いを国、県とされたのか、こういうされたような形跡とか、そういうものはありませんか。

 恐らくこの事業を展開したときに、話し合いされていると思うんです、間違いなく。

 石垣市が勝手に2人体制で、消防力の基準からして3人でやりなさいよと言ってるものを、2人体制でやった、さらに消防力の基準からすると、自動ポンプ車が1台あると、仮に、そうすると、これは4名になると、7名体制にならないといかないものを2人体制で、しかも救急車のドッキング方式までやりなさいという指示は、私はないと思うんです。

 だから、そのときにどういった話し合いがされて、2人体制になったかということなんです。

 あなたが言う、消防力の基準、人員数は守らなければならないという話をした。もちろん、それはその法律の中にもうたわれている。

 そういう流れの中があるからこそ、ここは大事な問題だから聞いてるわけです。

 これがしっかりと話し合いされているにもかかわらず、いきなり停止の問題来ると、もう、これ、中山市政いじめだなとしか、私は思わない。

 基地を反対したらみんな反対するか、冗談じゃない、こう思うわけです。

             〔(議長、ちょっと休憩をしながら)という者あり〕

 休憩は求めません。私がやってない。

             〔(事実の誤認があるよ)という者あり〕

 関係ないです、そういうのは、私が質問してるんだから。そういうふうになるんだよ。

             〔(県はそう言ってないよ)という者あり〕

 いや、言わなくてもわかるんですよ、知事公室から。

             〔(いや、いや、事実の誤認が)という者あり〕

 黙れ、うるさい。

 だから、そういったようなことがあるからこそ、大事だからこそ言ってる。

 この辺の話を少し申し述べてください。知事公室から来るというのは、そういう問題よ。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) 冒頭にも申し上げましたが、伊原間、川平、両出張所は、職員2名体制ですので、3名の搭乗人員が法律で義務づけられている救急隊として救急業務を行うことができないため、直接、病院まで搬送せず、本署救急隊に引き継ぐ……

             〔(だから、それわかるって)という仲間 均議員〕

 救急搬送業務として実施してきましたが、そのことを3月に県担当が知り、協議の上、今回の消防組織法38条に基づく、法令の遵守についての改善通知を受けることになりました。

 これまで法に抵触してないとして捉えて、2名体制での救急搬送業務を続けてきましたが、石垣市消防本部に救急搬送業務に対する解釈の違いがあり、このような事態に至っています。

 ですので、議員がおっしゃる県のいじめとは思っていません。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 消防長、どうしてそういうことが言えるんですか。

 冗談じゃないですよ、知事公室長から来るということは、いじめにしか当たりませんよ。本来なら担当から来るべきなの、担当から。

 ただ、2人体制ということは、どうしてもその運営に関して、人件費の、多額の人件費が出るもんだから、みんな厳しい状況の中でやってるからこういうふうになってる。

 しかし、石垣市は、本当に人命を守るために、どのようなことを講じたらいいのかという戦略を持って、ここはやってきたと私は思ってるわけです。

 だから、最初から法律はもう破られている、出張所をつくったときから。

 時の政権によって、あるいは市政によって、その運営方法も変わっていくわけです。

 そういう中で、やはり我々議員はしっかりと見届けて、そういう注意しながら、喚起を起こしながら質問しなけりゃならないと、このように思ってるわけです。

 もう一度、申し上げますけど、知事はいじめじゃないと、しかし私は知事公室からこういったような文書が来るということは、いじめの何物でもないなと思ってる、これは。

 中山市政の、いいですか、いじめに入ってるんですよ、これ、間違いなく。やじが幾ら飛んでも、やじが幾ら飛んでも。

 だから、消防法というものも遵守しなければならないけれども、予算のかかることだから、やっぱり予算をどうして切り詰めて、どのようにしてすれば、石垣市の消防業務がよくなるかなということをしっかり考えているからこそ、人員もふやしているじゃないですか。

 この件につきましては、私は、消防にかかわる問題は人命にかかわる問題と思ってますので、いきなりとめられるというのはおかしいと思ってる。

 消防法の44条、これのご説明を願いたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時47分

                               再 開 午後 3時47分



○議長(知念辰憲君) 再開します。消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) 読み上げます。

 消防法施行令第44条、「救急隊は、救急自動車1台及び救急隊員3人以上をもって編成することができる」、以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 消防法の44条は、このことじゃないでしょう。消防法の44条。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時48分

                               再 開 午後 3時49分



○議長(知念辰憲君) 再開します。消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 消防組織法において、「救急業務の実施責任主体は市町村にあって、市町村の消防は条例に従い、市町村長がこれを管理する」と規定されており、法令に抵触したことに対しての罰則の規定は特に定められておりません。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) それからすると、いきなり停止ということは、私はしなくてもよかったんじゃないかなと思っています。

 だから、やっぱりこの件に関しては、消防法は違反をしているということは明らかかもしれんけれども、ところが平成6年から違反しているの、既に、これは。

 平成6年から違反しているのにもかかわらず、今ごろになって改善命令が来るというのも、私はおかしいと思うからそのように申し上げている。

 私が申し上げたいことは、何が言いたいかというと、平成6年に人事を刷新するために、分遣所から出張所に格上げした。これがそもそもの間違い。

 だから、密集地と市街地の違いがありますでしょう。3,000名未満ですよね、石垣は。しかし、広大な面積を擁しているんだと。だからこそ、あえて分遣所として、2人体制で分遣所を置いたわけなんです。

 ところが、いきなり格上げしてしまった、そこから法律が守られていないということです。

 そして、私が聞いた話は、救急車を運用するのに当たって、話し合いをされたといって聞いていたんですけど、そもそも話し合いというものは、今の消防長の頭にはもうありませんので、改善をして救急体制をスタートしたいということなんですが、この間、新聞読んで大体中身はわかりますが、いつごろから、どのようにして、どのような配置の仕方をしてスタートをするのか、ご答弁賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 今後のことなんですけど、7月1日より、伊原間を空港より3名異動させて3名体制を実施します。

 また、川平は、非番職員を充てて3名体制を実施します。

 ということは、伊原間、川平が同時に救急車としての活動ができるという、この北西部から、直接、八重山病院、また徳洲会へ搬送できるという体制がとれます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 仲間 均君。



◆1番(仲間均君) 今回の消防の質問につきましては、全く納得のいかない改善命令、私はそう思っています。

 平成6年から、もう既に法的に破られて違法な運用がされてきたわけ。

 そのことは言わずして、人の人命にかかわるような消防業務についてのことをとめるということ自体に、私は何らかの意図があって、こういうことをしてるんじゃないかと思っているわけです。誰しもそう考えますよ、誰しも。

 今の翁長県政がそこまでやるのかなと、もう何回も言う、そこまでやるのかなと、これは離島の石垣市をいじめる何物でもないと思っています。

 ですから、早目に改善をして、早目に改善して、早目に運用して、そして地域の安心安全、それを守っていただきたいと思います。

 これで、消防の質問を終わります。

 尖閣問題につきましては、地域の声を、そして行政区域の首長の声を、国はしっかりと聞いてもらいたいなと思っております。

 国は、自民党政府は、尖閣諸島に船だまりをつくるというのが公約です。公約、私も自民党の一員であります。その公約をしっかりと守ってもらいたいなと思っています。

 ところが、今では、寂しいながら、棚上げにしかならないなと思っています。

 私は、尖閣やって20年になります。

 そういう流れの中で、やはり行政区の島が、自分の島がしっかりと守られて、初めて平和が来るんだと思っています。

 平和だ、平和だと唱えて、これがいつまでも平和だったらみんなそうします。

 しかし、世界の平和と安定は、力と力の均衡で全てが保たれているんです。

 そのことを、私はこの基地を反対する皆さん、知ってるのかなと思うんです。

 だから、辺野古に行っても演説するんです。

 幾ら、市長が、この尖閣諸島周辺海域の、あるいはまた尖閣諸島の島の保全、環境を唱えても、上陸ができなけりゃ何にもなりません。そして、調査ができなけりゃ何もなりません。

 議員は、調査なくして発言なしという言葉どおり、自分の目で見てしっかりと現状を把握して、この議場で訴えることこそが、私は議員の務めと思っていますから、これからも尖閣は生かしていただきたいなと思っております。

 これで、私の質問は終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で仲間 均君の質問は終わりました。

 休憩します。

                               休 憩 午後 3時56分

                               再 開 午後 4時14分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、前津 究君の質問を許します。前津 究君。



◆14番(前津究君) 皆さん、こんにちは。

 それでは、一般質問に入りたいと思います。

 質問1点目、補助金適正化法についてご質問いたします。

 去る6月12日付の八重山日報の報道によると、旧海鮮館が目的外使用とのことで、国、県、市から交付された補助金について、漁協が一括返還することになりました。

 このような事態に至った経緯と、今後どのようなことが起こり得るのかお聞きします。

 質問2点目、教科書選定についてご質問いたします。

 教科用図書八重山地区協議会の総会が、6月5日に開催されましたが、非公開と決定したとのことです。

 非公開にしたその理由をお聞きしたいと思います。

 質問3点目、自衛隊問題についてご質問いたします。

 この質問については、4人の方が同様の質問をいたしております。

 これまでの市長答弁を聞いていると、多くの疑問が出てきましたので、確認するため、重複すると思いますが質問したいと思います。

 まず初めに、なぜ防衛省の調査業務に協力するのか、その理由をお聞きしたいと思います。

 それでは、自席より再質問を行いたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君の質問に対する当局の答弁を求めます。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 前津 究議員、質問1項目めの補助金適正化法について、違反した場合、どのようなことが起こるのかについてお答えいたします。

 補助金等にかかる予算の執行の適正化に関する法律の目的は、補助金等の交付の不正な申請や不正な使用の防止、その他補助金等にかかる予算の執行並びに補助金等の交付適正化を図ることを目的としております。

 また、同法で補助事業等により取得した財産の補助金等の交付目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸し付けまたは担保に供してはならないとうたっています。

 違反した場合については、目的に沿った適正な施設に戻すか、あるいは補助金等の返還も視野に、事業主体の漁協と調整を図っていくこととなります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時17分

                               再 開 午後 4時18分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 前津 究議員のなぜ非公開にしたのかついて、お答えいたします。

 平成28年度使用教科書の採択について、文部科学省初等中等教育局長より通知があります。

 通知では、「静ひつな採択環境を確保するため、外部からの働きかけに左右されることなく、採択権者の権限と責任において、公正かつ適切な採択を行うこと。

 また、採択にかかる教育委員会の会議を行うに当たっては、適切な審議環境の確保等の観点から検討を行い、会議の公開、非公開を適切に判断するとともに、公開で行う場合には傍聴に関するルールを明確に定めておくなど、適切な採択環境の確保に努めること」とあり、今回の会議においては、委員全員の合意のもと非公開としております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時19分

                               再 開 午後 4時19分



○議長(知念辰憲君) 再開します。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 前津 究議員の自衛隊問題についての市長の考えということで、なぜ調査業務へ協力するのかというようなご質問だったと思いますが、お答えさせていただきます。

 以前より申し上げていますように、国防や安全保障につきましては、国の専権事項だというふうに認識をいたしております。

 それにつきまして、私はこれまで一貫して申し上げておりますけれども、自衛隊の配備につきましては、市長として誘致をすることはありません。

 しかしながら、仮に配備という話があった場合には、市民の皆様へ話をオープンにして、適切に話し合っていきたいというふうに考えております。

 その意味におきましては、調査業務等については、これを拒否するという考えもありませんので、協力体制をとらせていただきたいと思っています。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。

 引き続き、前津 究君の再質問を許します。

 なお、前津 究議員より、参考資料の使用の申し出がありますので、それを許可いたします。前津 究君。



◆14番(前津究君) それでは、順を追って再質問をしたいと思います。

 補助金適正化について、八重山日報にも、2回にわたって記事が掲載されておりました。

 その事実確認のために質問しますけれども、この補助金適正化違反というか、そういう実態があったのかどうか、どういうことでこういう事態に至ってしまったのか、概略でいいです、ちょっとその辺を説明してもらえますか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 概要について説明いたします。

 施設の概要につきましては、平成4年度ふるさと資源活用交流促進施設整備事業としまして、水産物展示販売施設であります。

 それから、施設運営につきましては、平成5年4月1日に、水産物展示販売施設運用を開始しております。

 それから、平成13年5月に、漁協と南活会、漁協組合員の組織が利用契約を締結しております。

 それから、平成17年に、八重山漁協が株式会社石垣経済振興公社と利用契約を締結してございます。

 平成25年11月に、今の地元業者の営業が開始されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) その利用の流れはわかったんですけど、適正化法違反なのかどうか、これだけです。

 どういった点で適正化違反とみなされたのか、その点を短くでいいですから答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時23分

                               再 開 午後 4時23分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、半嶺重行君。



◎農林水産部長(半嶺重行君) お答えいたします。

 その施設につきましては、水産物展示販売施設となっておりますので、今のところ違反となります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時24分

                               再 開 午後 4時24分



○議長(知念辰憲君) 再開します。



◎農林水産部長(半嶺重行君) 目的外使用という形になります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今の居酒屋さんが使用しているということが目的外ということで、一括返還をすることになったと、この件については、この海鮮館については、たしか石垣市のほうからも補助金、そして過去には市の公社ですか、一緒に取り組んできた経緯もあります。

 今回、県と国のほうにも補助金の返還ということで、何か新聞報道によると、調整、話し合いが進められているということでした。

 この問題は、補助金も出している石垣市が地元にいる、石垣市も監督責任は重いと思います、こういう事態になったのは。

 これもまたあなた方の落ち度で、翁長県政が悪いと言うんですかね……

             〔何事かいう者あり〕

 いやいや、これは中山市政をいじめてるんですかね、そうじゃないでしょう。あなた方の監督責任が、黙っていた、だからこういう事態に発展したんです。

 何もかもが、翁長県政による中山市政いじめじゃありませんよ。

 これは、中山市政のずさんな監督が行われた結果だと、その結果が、早目に指導しておけばいいのに、漁協に多額の一括返金という事態になったのは、この辺は石垣市にとっても道義的責任は大きいということを指摘しておきます。

 今回の再質問、聞きますけども、補助金の返還の総額というのは一体幾らぐらいになるのか、お聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時26分

                               再 開 午後 4時26分



○議長(知念辰憲君) 再開します。水産課長、平良守弘君。



◎水産課長(平良守弘君) 再質問にお答えいたします。

 平成4年度に、水産物展示販売施設として、この展示販売施設を運用してきておりますが、目的外使用というのは、水産物展示販売施設を運用しているところでしたが、今回、県の条例検査の中で、目的に沿っていないということで指摘は受けているんですが、ただいま県と調整している段階で、まだ違反というわけではなく、またもとに、目的に沿った適正な施設に戻すことも考えながら検討している段階でありますので、まだ違反というわけではありません。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 新聞報道では、これ、返還するというのは、違反しているから返還するわけですよね、補助金を。

 その辺で、何か漁協の中でも話し合いをされているということなんですが、違反がなければ何で補助金を返還するのか。

 それと、これがこういう発覚した、自分たちはこれは適法に運営していると、今の答弁では言ってましたよね。

 本当にこういう事態になって、違反もなかったのにとか、ちゃんとルールにのっとって運営していたと、今になってそういうのが発覚したと、一括返還の補助金を求められている中で、今後、これをどのように市として指導監督、また現在の、今、居酒屋が入ってますよね、今、入居している方に、業者も、今後どのように市として取り組んでいくのか、土地は石垣市の市有ですよね、この辺も含めて、今後、石垣市の対応どうしていくのか、今後の対応策をお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時29分

                               再 開 午後 4時29分



○議長(知念辰憲君) 再開します。水産課長、平良守弘君。



◎水産課長(平良守弘君) 前津議員の再質問にお答えいたします。

 事業主体である八重山漁協と再確認しながら、今後は土地の面も含めまして、今後、検討していくことになると思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 話をまたもとに戻します。

 ちょっと今、つじつまが合わないので、もう一回確認したいんですが、補助金適正化法について、現状では違反しているのかしてないのか、イエスかノーかだけです、これだけです。もう一度、答弁を求めます。お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時30分

                               再 開 午後 4時30分



○議長(知念辰憲君) 再開します。水産課長、平良守弘君。



◎水産課長(平良守弘君) 再質問にお答えいたします。

 補助金適正化法に違反しているかどうかということですが、まだ違反しているわけではございません。

 今後、県と漁協と調整しながら、今はそういう段階でございます。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕

 違反と決定はしていませんということです。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) だから、今、県と国のほうで補助金返還に向けての話し合いしてますよね、それはやってない。

             〔何事かいう者あり〕

 だから、現状では違反という結果は出てないけど、今そういうの、新聞報道によれば補助金を返還するという流れに進んでますよね。

 だから、違反があったから、補助金を返還するという流れだったらわかるけど、ちょっと僕、頭悪いんで、整理、理解できないもんだから、どのように認識すればいいのか、もうちょっとわかりやすく説明してもらえますか。

             〔(新聞報道が間違っていたというんですか、じゃあ、違うだろう)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時32分

                               再 開 午後 4時33分



○議長(知念辰憲君) 再開します。水産課長、平良守弘君。



◎水産課長(平良守弘君) 再質問にお答えいたします。

 目的外使用という形で指導は受けております、事実。

 それ、決定しているわけではありませんので、現在、今、本当に漁協と県と調整中ということです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) まだ決定通知がないから、違反とはまだ言えないという、今、グレーゾーンの中にあるということですよね。

 だけど、今、話し合いしている中は、もう違反ということになって、保証額、補助金の返還というのが話し合いしているということになれば、この流れを行けば違反という結果にたどり着くのではないのかなというふうに思っています。

 これ以上、課長に言っても、当事者というか決定下す行政ではありませんので、これ以上、質問をしても同じような答弁しか出ないので、次の質問に入ります。

 久しぶりの教科書問題です。4年たつの早いですね。

 そこで、ご質問いたします。

 その前に、規約、前回と今回、改正があったと新聞報道で知りましたけれども、改正されたポイント、どういうポイント、点があるのか、説明をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 前津 究議員のご質問にお答えいたします。

 今回の規約改正は、義務教育、小学校の教科用図書の無償措置に関する法律の改正に基づいての改正であります。

 法改正の概要といたしまして、1、共同採択地区における市町村教育委員会の協議の方法に関する規定の整備、2、採択地区の設定単位の変更、3、採択結果及び理由等の公表です。

 そこで、今回の規約改正の主なポイントは3つです。

 1つ目は、共同採択地区内の市町村教育委員会は、採択地区協議会の協議の結果に基づき、種目ごとに同一の教科書を採択しなければならないと改正されたことから、協議をより慎重に行うために、採択員の構成メンバーを6名から8名へ改正しております。

 2つ目は、教科用図書の選定の方法についてです。選定の方法につきましては、委員全員の一致により決するとし、決まらなかった場合は投票で選定するなど、協議会の選定結果がより重要となっていることから、選定方法を明確にしております。

 3つ目は、議事録等の公表についてであります。これも、無償措置法第15条におきまして、市町村教育委員会などが教科書を採択したときは、採択結果及び理由等を公表するよう努めるものとするとされています。

 したがって、今回の改正規約においても、このことを明確に位置づけております。

 なお、議事録等の公表につきましては、採択が終了した後に行う予定であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 非公開は後でやって、最初に規約の件から再質問いたします。

 今回、規約されたということですが、この規約の改正について、どこでどのように議論したのか教えていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 今回の規約改正は、義務教育、小学校の教科用図書の無償措置法に関する法律の一部改正に伴うものでありますが、同法第13条第4項におきまして、採択地区内の市町村教育委員会は、協議により規約を定め、当該採択地区内の市町村立の小学校及び学校内において使用する教科用図書の採択について、協議を行うための協議会を設けなければならないとあります。

 したがいまして、今回の規約改正に当たりましては、与那国町教育委員会、石垣市教育委員会の双方において、規約の審議がなされ、改正内容についても事前に事務局で調整をして、教育委員会の定例会のほうで認められております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今の答弁で、与那国町と石垣市の両教育委員会でやったというんですけど、これ合同にやってるんですか。それとも、各教育委員会の定例会で、持ち帰ってやったのかどうか。

 それと、石垣市の教育委員会で話し合われた日にちを教えてください。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時39分

                               再 開 午後 4時39分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 今回の規約は、両教育委員会の定例会において承認されております。

             〔(日にち)という前津 究議員〕

 日にちは、石垣市では5月28日です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) この採択協議会、教育委員会から何名とか、定員の枠がありますね。

 この協議会に委員として送り出す、その話し合いしたのはいつでしょうか、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 採択協議会に送ります委員には、5月28日の定例会の中で承認しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) もう一つ、学識経験者についての選任も行われたのか、この5月28日にですね。

 それと、諮問について、協議会に諮問を図るという決定もされたのかどうか、この2つ。

 5月28日に、学識経験者を選任したのかどうか、諮問について、協議会で諮問を図るという決議をしたのかどうか、この2つ、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時41分

                               再 開 午後 4時41分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 今、手元に詳しい日程表がないんですけれども、諮問は6月1日に行ったと考えております。

 なお、学識経験者におきましては、まだ1人増ということだけしか、お話できません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 学識経験者1人は決定していると、6月5日の総会のときには、この学識経験者、参加していましたか、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 今回の学識経験者ですけれども、与那国町から1人、それから石垣市1人、合計2人になりますけれども、今回の定例会におきましては、学識経験者は参加しておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 6月1日に諮問を図ったという、先ほど答弁ありました。

 この諮問は、教育委員長名で行うのか、教育長名でやるのか、できたらこの諮問を図ったという文書をちょっと見せてもらえますか、手元にあったら。答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 諮問は教育委員長名で行っております。

 ただし、今のところ、日にちのほうは、手元に書類がありませんので申しわけないんですけれども、はっきりと何日と言うことができません。

             〔(6月1日に諮問を図ったということですか)という前津 究議員〕

 6月1日に諮問はしております。

 その文書に関しては、起案日がいつかというのは、まだ手元にないのでお答えできません。

             〔(起案日じゃなくて、6月1日に諮問、図ったら文書あるべきでしょう、あるんでしょう)という前津 究議員〕

 文書はあります。今、手元にはございません。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) この文書は公開することできますか、今。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時44分

                               再 開 午後 4時45分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 少し誤解がありまして、今、確認しましたら、諮問した日は5月28日、これは定例会のほうで行っております。

 それで、6月2日に規約の改正をやっております。

 諮問した文書につきましては公開できます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 5月の28日に諮問をしたと……。

             〔何事かいう者あり〕

 5月28日でしょう、だからその文書を出せるかと言うんです。出せる、じゃあ、後でください。

 規約、前回と違って、今回、7条ですか、原則公開という条文、盛り込んでありますよね。前回ありました、なかったですよね、原則公開というのは。

 そちらからもらった前回の規約と新しい規約、僕、もらったんだけど、そのときには前回のは載ってないんです。

 なぜ、原則公開という条文を盛り込んだのか、その辺のいきさつを教えていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 これも、通知のほうで、できるだけ公開するようにという通知がありました。

 それに伴い、公開するという文章を入れてあります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 以前と違って、せっかく原則公開という条文を盛り込んだのに、結果を見るとしょっぱなから非公開だと、その理由は静ひつな環境だと、静ひつな環境が破られる可能性があるから非公開にしたんですよね。

 お聞きしますけれども、静ひつな環境が破られるということは、どういったことに基づいてそのような判断をしたのか、静ひつな環境が破られるおそれがあるから非公開にしたんですよね。

 静ひつな環境が破られると断定した、その根拠をちょっと教えていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 今回、文科省の通知におきまして、教科書採択の公正確保ということで、静ひつな環境もありますけれど、あと一つございます。

 ちょっと読み上げます。

 1つが、静ひつな環境の文章です。

 「静ひつな採択環境を確保するため、外部からの働きかけに左右されることなく、採択権者の権限と責任において、公正かつ適正な採択を行うこと。

 円滑な採択事務に支障を来すような事態が生じた場合や違法な働きかけがあった場合は、各採択権者が警察等の関係機関と連絡を図りながら、毅然とした対応をとること」、その次に……。

             〔(わかります。いいです)という前津 究議員〕

 採択にかかる教育委員会の会議を行うに当たっては……。

             〔(この条文わかります。読んでます。いいです。わかります)という前津 究議員〕

 いえ、読み上げさせてください。

             〔(いや、読まんでいいです)という前津 究議員〕

 よろしいですか。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 質問を続けてください。前津 究君。



◆14番(前津究君) 今、出すなと言ったじゃないか。今、出すなと言ったじゃないか。静粛にしてくださいと言ってください、中山市長に。市長らしくないよ。いつもごちゃごちゃ、答弁持ってるんだろう、まあ、いいよ。

 静ひつな環境といいますけれども、今、読み上げた文書、通知の中に、これは教科書会社とか、その宣伝とか、そういう販売員というか会社員が、これ働きかけしないように、そのために静ひつな環境と言ってますよね。

 だからこそ、そういう事実があった場合は、警察とか呼びなさいと……

             〔何事かいう者あり〕

 ちょっと黙って。

 平成27年度の文科省について、こういうことも言ってますよ。

 「教科書採択は、採択権の権限と責任のもと、教科書の内容についての十分な調査、研究について、適切な手続により行われるべきものであることを踏まえ、適切かつ公正な採択の確保を徹底するようお願いします。また、開かれた採択を一層推進すること」ってあります。

 開かれた採択を一層推進するという通知も出てますけれども、この辺については、なぜ同じ通知でありますけど、平成20年の、この開かれた採択を一層推進する、これは協議会公開してもいいということじゃないですか。

 だから、私は言うんだけど、一般市民が傍聴することが、何で静ひつな環境を壊すことになるんですか。

 市民をそういう目でしか見てないんですか、あなた方は。はい、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 議員は静ひつな環境だけ取り上げておりますけれども、今回の改正のほうには、先ほど読み上げようとした文章が追加されております。

 そこまで……。

             〔(持ってます、持ってます)という前津 究議員〕

 そこまで読み上げないことには……

             〔(ああ、いいです、持ってます、読んでました)という前津 究議員〕

 理解できないと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今回の協議会は、冒頭から最後まで役員会も含めて、全部非公開とすることなんですか、する方針なんですか、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 全部非公開にするかということですけれども、今回は、八重山地区採択地区協議会は、与那国町教育委員会と石垣市の教育委員会、2つの教育委員会で構成されております。

 そのため、公開でやるのか、非公開でやるのかは、その都度、委員長のほうから各委員に諮りながら決められていくものだと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 協議会を公開している自治体、70%、多分、超えていたと思います。

 その大方公開する中であって、説明責任、じゃあ、この協議会の委員の皆さんは、権限と責任というんですけど、この責任という部分に公開する、説明責任を果たす、白日のもとで教科書を選定すると、その責任があるのではないのかと、非公開にすることによって何ら不都合なことあるんですか。

 もっとオープンにしたほうがいいんじゃないかなと思います。

 前回、8月30日ですか、協議会の役員会、玉津教育長の議事録読んだら、これだけ社会的に関心を寄せているから公開にするんだというような議事録載っております。8月30日の役員会は公開になりました。

 そのとき、多くの市民、駆けつけたんですけれども、傍聴の手続、傍聴のルールとかの説明ありましたけれども、あのときでも公開したんです。

 公開して、ずっと途中で非公開にすることなかったんです。9月の全員協議会のときも公開しました。

 だから、これだけ社会的、4年前もこれだけ教科書問題、全国の社会問題になって、事件になったんだけれども、それを踏まえるんであれば公開すべきじゃないですか。

 だから、公開して、もし大騒ぎすれば、傍聴手続、ルールにのっとって、出ていきなさいとか、そういうことをやるべきじゃないですか。

 最初から、市民に対して説明責任を果たそうとしないのが中山市政なんです。

             〔何事かいう者あり〕

 いや、横からぐちぐち言うから僕は言ってるんだよ。議長、中山市長を注意してください。

             〔何事かいう者あり〕

 あなたは私と対話したいから……。



○議長(知念辰憲君) 静粛に願います。



◆14番(前津究君) じゃあ、この委員の人たちは、教科書を選ぶ権限はあります。責任というのは問われないんですか。

 子どもたちが使う教科書ですよ。

 じゃあ、みんな非公開にすると、新聞報道によれば、委員の人たちの名前も公開しないんですか。委員の人たちの名前も公表はしないんですか、それ、答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 子どもたちの教科書を選ぶ場所であるからこそ、委員の皆さんに静かなところで審議していただきたいと考えております。

 なお、公開に当たりましては、採択が終わった後に議事録、教育委員会の定例会の議事録並びに採択地区協議会の議事録も、みんな公表する予定であります。

 我々は、それでもって説明責任は果たせると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 前回も、この説明責任が不十分だったからこそ、今回、公開したほうがいいんじゃないかと、透明性を持ったほうがいいんじゃないかというふうな考えに立って質問をしてるんです。

 私は、前回の公民の教科書の育鵬社、調査員の推薦が、ランクの推薦の順位度が低いものが、いきなりふたあけると採用、採択になっていたと、そのときの採択に賛成した委員の名前たちも、新聞報道で、先生も、教育長もそのうちの1人でした。

 だから、なぜ、この育鵬社を、評価の低かった育鵬社をなぜ採択に至ったかという説明責任が、今でも私は疑問に思うところです。

 順位づけをやってました。だから、じゃあ、そのときの──じゃあ、教育長にお聞きする。

 そのとき委員でしたけれども、育鵬社を選定した、評価の低かった育鵬社をなぜ採択したのか、その辺の説明をお願いできますか。

             〔何事かいう者あり〕

 教育長に問うてる、あなたは委員じゃなかったでしょう。



○議長(知念辰憲君) 時間を延長します。教育部長、成底啓昌君。

             〔何事かいう者あり〕



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 前回の教科書採択に当たっては既に決定がなされ、子どもたちのほうにも教科書が配布をされております。

 そこでもって、今回、守秘義務も委員の皆様には課しておりますので、そこでそのときの委員がどのような状況にあったのか、答える必要性はないと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今回の守秘義務というのを、各委員も調査員の方も知り得たこと、守秘義務と言います。

 じゃあ、人に義務を求めるんであれば、この守秘義務を具体的にその内容を教えてください。

 あなたは、こういうこと言ったです、ああいうこと言った、守秘義務違反だよと、後で圧力かけられるおそれがあるから、ここは人に義務を果たすわけですから、その具体的な内容を言ってください。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 今回、規約のほうで守秘義務を課しております。

 その協議会の委員として、教科書採択にかかる情報で、公表することによって採択事務に支障を来すような事態が生じるおそれがある情報のことを知り得た秘密と言い、それを守っていただきたいというのが、今回の守秘義務になっております。

 具体的には、協議会の委員名及び教科書調査員名、その他、協議会において個人が特定されるような内容や調査員の調査研究の情報等が考えられます。

 協議会の委員に守秘義務を課すことは、公正かつ適正な採択を行う上で必要であると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今の答弁を踏まえて、協議会を公開するという基準は、静ひつな環境を守られることと守秘義務が守られれば、公開してもいいということなんですよね。

 公開してもいい、公開というか、そういう守秘義務のものと静ひつな環境を保つことが条件となれば公開してもいいんですよね、どうなんでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 我々はその2つも大切ですけれども、一番大事なのは、教育委員の皆さんが自由に意見が交わせる場所、その提供、その場所の確保こそが、今回の教科書の採択には必要じゃないかなと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) じゃあ、そこで私からの提案なんですが、私たちの知る権利として、新聞記者、取材すること、入れさせてください。お願いします。

 新聞記者に、守秘義務と氏名の今言う公開しないことと静ひつな環境、新聞記者が会場で暴れ回るわけないでしょう。

 だから、それを新聞記者を中に入れてくれるかどうか、答弁お願いします。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 先ほど申し上げましたように、採択地区協議会の委員の皆さんが、静かな、誰にも、邪魔ではないんですけれども、そのような環境で協議会を行いたいといった場合には、それが優先されると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今、いろいろと公開する、非公開にすると、4年前ですか、一般市民が情報開示請求求めて、一連の教科書採択の件に関する情報公開求めました。

 そのとき、ある審議会開かれて、その結果、読まれたことあります。

 きょうの新聞にも一般市民の方が投稿してあったんですけど、この審議会の結果というのを知っているかどうか、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 情報公開の請求があった場合には、それに応じております。

 また、教科書の採択を行った後は、採択結果、理由など、採択に関する情報を積極的に公表すると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 情報公開の大学教授も含めて、前回、情報公開しても、なかなか公開しようとしなかった資料とかいろいろあります。

 この審議会の結果の報告を、調査員の氏名とかなどは非公開としてもいいけど、それ以外のものは、全て公開しなさいというふうにあるじゃないですか。

 あなたが、今、非公開にするというものは、審議会で否定されているじゃないですか。

 審議会の調査員の名前以外は公表すべきであったという審議会の判断結果を、どう踏まえているのか答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 今回、前回のことの反省というわけではありませんが、文科省からも、採択の結果につきましては公表するようにという通知文が来ております。

 それに伴いまして、私たちも、今回の採択にかかる結果等の資料に関しましては公表する予定でおりますので、それによって市民の皆様の知る権利、それから説明責任を果たせていくんじゃないかなと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 委員の氏名も非公開、どのように決定されたのかわからん、事後報告で納得しなさいと言っても納得できません。

 これは採択権限があるのは各教育委員会ですよね。その採択の全責任について、教育長が責任を持つということで理解してよろしいですか、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 採択する教科書におきましては、地教行法の中で、教育委員会の責務として記載されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 前津 究君。



◆14番(前津究君) 今回の協議会、規約改正で、せっかく原則公開とか、前回は規約の改正から全部、最初から、しょっぱなから混乱起きて、いろんな問題に、大きな問題に発展したんですが、私は今回は期待していたんです。

 公開にして、いろんな透明性を持たせて、含めて、市民と一緒に考える。これが説明責任を果たすことだと、私は期待していたんですが、前回よりますます悪くなっとる。

 公開、非公開、非公開にする部分が余りにも多すぎて、教育委員会は何かやましいことをするのかなと、前回も前回でやったもんだから、何を今度はたくらんでいるのかなと、多くの市民が思ってるんです。

             〔何事かいう者あり〕

 それだけをして、教科書採択については、はっきり言うと、市民に対して、もう説明する責任なんかないというふうな、教育委員会の皆様の冷たい態度が明らかになりましたので、僕は寂しいなということを、僕は、あなた方、もうあれですよ、もうこんな姿勢だと、はっきり言って石垣市の教育委員会は、市民の皆様から反感買うということを僕は忠告して、次の質問入ります。

 市長、お待たせいたしました。質問いたします。

 前回、佐藤副大臣、来られたと、その面談の様子の議事録を入手いたしました。議事録、議事録か、会議録というの、ちょっと休憩お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 5時07分

                               再 開 午後 5時07分



○議長(知念辰憲君) 再開します。前津 究君。



◆14番(前津究君) これは何も裏からとったというわけじゃないですよ、ちょっと情報公開でとっとるんです。

 何もやましいことしない、私はやましいことしない、公開にする。

 それで、市長がいつも言葉のフレーズでよく出す国の専権事項、国の専権事項、この会議録を読むとおもしろいです。

 「国防、安全保障に関しまして、国の専権事項でございますので、それに対しては協力体制はとっていきたいと思っております」、その後に続く文章では、「自衛隊の配備計画については、市民の前でオープンにし、市民の皆さんの声を聞きながら判断させていただきたい」というふうにある。そういうふうな発言をしているんです。

 だから、国の専権事項というのが、国の専権事項だからコミットできない、国の専権事項の問題だから発言は差し控えると、絶対コミットしないというのが、僕はそのように受けとめていたんだけど、国防、安全保障については、国の専権事項でございますので、それに対しては協力体制はとっていきたいと、国の専権事項については、今まで物は言えないと、だけど協力はするということを言ってるんです。

 普通だったら専権事項であれば、物も言えないし、協力も……。

             〔何事かいう者あり〕

 国のやることはやって、ただはたから見ているだけしか、そういう立場じゃないんかなというふうに思ってるんですけれども、中山市長、自衛隊の基地、本音はどうですか、本音は。だから本音でしゃべりましょうよ、本音で。

 何か、自衛隊の配備については、本音でしゃべれない何かがあるんですか、ないでしょう。市長、すごいよ、市長が書いた本、議会で直接言ってないけど、すごいなあ、この本、これ4章に分かれているね、4章に分かれている。

 この4章の見出し、タイトル読むだけでも、すごいな、第1章……。

             〔何事かいう者あり〕

 だから、言ってます、やってます。うるさいです。

 第1章、尖閣諸島は石垣市に属する、サブタイトルで領土編入の歴史と生活(入門編)。

 第2章、中国は尖閣諸島を侵略する、石垣市から見た日本の危機。

 第3章、尖閣諸島の実効支配強化を急げ、地域から国を守る。

 第4章、尖閣諸島が握る日本の未来、教育が描く平和と安定ということで、そういう4章から成り立っています。

 各項目を見ますと、すごいね、自衛隊、第4章、自衛隊が尖閣の未来に果たす役割、石垣市民は自衛隊を受け入れるというふうな項目が書いてあります。

 読みましたよ、読みました、読みました。

 だから、今から中身言います。

             〔何事かいう者あり〕

 だから、この内容を読みます。

 この見出しに沿って、「尖閣諸島を国有化したからには、国は尖閣諸島も含めて国境離島防衛を考える義務が発生する。そのためには、明確な方針を持った法整備を初めとして、さまざまな対策を講じていかなければなりません」、そういうふうに書いてある。

 このさまざまな対策を講じなければいけないということは、具体的に何を意味するのかは書いていません。

 僕が読むとしたら、これはまさに石垣に自衛隊の基地を配備したほうがいい、その対策とったほうがいいんじゃないかと、暗に言っているように私には読めるんです。

 第3章、尖閣諸島の実効支配強化を急げ、「その中で石垣港が海上自衛隊の船が出入りする基地ではなく、母港のような対応をとることで、石垣島周辺の海は海上自衛隊が守っているというPRにもなると思いますので、私は前向きに検討したいと考えています」、母港ですよ、寄港地じゃなくて、母港という意味合いは、佐世保とか横須賀の原子力空母、母港となっていますね、ああいう港を見ると、補給とか修繕とか、隊員の宿泊施設とか、これも一概に軍事基地じゃないですか。

 「母港のような」と、市長自身が言ってるじゃないですか。ここ、そうなんです。

 だから、ここまである程度、この本では自分の素直なことは書いてあるのに、何でこの議場でははっきりと物言えないのかな。

 そういう市長の態度を見て、僕は歯がゆくて、市長らしからないです。

 市長は竹をさっぱり割ったような、これはいかん、これはいいと、僕は、そういう青年市長かなと僕は期待してたんだけど、ちょっとこの自衛隊問題に対しては歯切れが悪いということで、僕はちょっと不信感を持っております。

 力と力の均衡で平和と安定が保たれていると、はっきり言って防衛省の官僚であった柳澤協二さん、「抑止力を問う」本と「亡国の安保政策」というこの本、これはいろんな大学教授、外交、軍事のいろんなエキスパートが一緒に書いた本「虚像の抑止力」、外務省の情報局長をしていた孫崎享さん、この本を読むと、尖閣有事は絶対に起こり得ないと、なぜかと言うと、アメリカと中国は、経済的にも貿易でも、国債の保有にしても、お互いに経済的に依存していると、孫崎享さんが言うには、日米安保条約第5条適用と、どちらかの国が攻撃された場合には、日本有事を想定した場合、直ちにアメリカ軍が参戦してくれるかというと、今までオバマ政権もそうだったんですが、尖閣有事は日米安保の適用はすると言うんですけれども、この5条で縛りをかけてるんです。

 それぞれの国の憲法の手続において参戦をすることと、北大西洋条約では、アメリカも安保条約を結んでるんですけれども、そのような縛りはないです。

 NATOの締約国が攻撃されたときは、アメリカ軍は自動的に直ちに参戦することができると、だから尖閣で有事が起きても、中国とアメリカが経済大国となる中で、本当にけんかするのかなと、全面戦争するのかなということは考えられないと。

 アメリカの軍事のエキスパート、それと日本の外交軍事の専門家の皆さんも、そのようなことをこの本で主張して論文も書いております。

 力と力の均衡で平和と安定が保たれていると、それはそれで一理あるかもしれないんだけど、実はこの本にも書かれてあるんですけど、沖縄の海兵隊というのは、今、現実に沖縄にいる海兵隊は31連隊だったかな、ちょっと休憩お願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 5時16分

                               再 開 午後 5時17分



○議長(知念辰憲君) 再開します。



◆14番(前津究君) 沖縄の中に今いる大部分を占めるのが海兵隊で、第31海兵編成隊、31MEU、ミユーというその部隊と、第12歩兵連隊というのがあるそうです。

 これについては、沖縄に駐留する期間は、わずか二、三カ月程度だと、ほかは海上、アジア太平洋のパトロールとか軍事演習で、ほとんど海外とか、また国内の県外への訓練して、沖縄にいるのが実質二、三カ月程度だと、そういう中にあって、抑止力というものが沖縄は空洞なんです、二、三カ月の間。

 果たして、辺野古に新しい基地をつくることが抑止力につながるのかなと思えば、そうではないんだというような方々が、そういう見方をする人が多いです。

 今からゆっくりしてください。

 元防衛大臣の森本敏さんが、辺野古への移設は唯一の解決策じゃないんだと、沖縄に置くのは、政治力が沖縄以外で引き受けるところがないから、仕方なく沖縄につくるんだと、そのようなことを言っておりました。

 海を埋め立ててまで、あのような広大な基地をつくるのが、幾ら損益考えても、実質上、沖縄には海兵隊いないんですから、新たな基地をつくるというのはどうも合理的ではない。

 今後20年、30年後、中国の経済台頭、軍事力も比べると、はっきり言うと、経済大国が戦争を起こすというような、そういうばかげたことはあり得ないんだと、それはアメリカの政権にいた中枢部の人もそう言っておりますし、日本のそういうスペシャリスト、専門家の人たちもそういう認識であります。

 むしろ怖いのが、韓国と中国、中国と台湾が、この20年後、30年後、統一する。その中で、日本が東アジアの孤立してしまうわけ、そういう懸念が強くなってきとる今だからこそ、外交に力を入れるべきだと、この石垣島に自衛隊の基地が来たら、日米地位協定で米軍来ますよ、自由に使いますよ。

 だから、使うから……

             〔何事かいう者あり〕

 だから、このようなシマンチュの宝は、平和な島だと、癒やしの島だと、歌と踊りの島、これが我々が先人から受け継いできた宝なんだと私は思います。

 軍事的なものはこの島には似合わない。

 だから、私は、自衛隊の基地には、きっぱりとして反対の意思をあらわしたいと思います。

             〔(よく言った)という者あり〕

 ありがとうございます。

 市長は、この尖閣の危機については、いろいろな声高に危機感ばかりあおってるんだけれども、そこでお伺いしますけど、企画部長でもいいです。

 ことしの施政方針に尖閣という文字は入っていたのかどうか、施政方針に尖閣という文字が入っていたのか、尖閣に関する施策、施策は盛り込んであったのかどうかお聞きします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 5時21分

                               再 開 午後 5時21分



○議長(知念辰憲君) 再開します。前津 究君。



◆14番(前津究君) 自分で書かれた自分の施政方針ですよ。

 尖閣の文字が入ってるのか、入ってないのか、すぐわからないといかんのやないですか。

 翁長知事が中国行って、尖閣のこと何も言わなかったら、翁長知事はけしからんと、そのような話が今回この議会でありました。

 市長のお仲間である砂川利勝県議、翁長知事の所信表明のときに、尖閣に触れてないとすごい怒ってました。

 ことしの4月の市長の施政方針の中に、当事者である市長が、尖閣という言葉が入ってないのは「すごい」異常だと思う。

 尖閣という声高に危機感は言うけれども、施政方針に尖閣という文字すら載ってない、これが私は「異常」だと思う。人を攻撃できるような立場じゃないじゃないですか。

 砂川利勝議員も言ってますよ、県知事に、県知事の所信表明に尖閣というのが載ってない。すごい怒ってましたよ。

 市長、これは新聞の記者席かな、コラムでも、ちらって紹介されてましたけれども、その当事者である石垣市の市長が、尖閣というものに対しての、本当にどこまで尖閣についての危機感を感じているのか私は疑問に思う。

 それを申し上げまして、私の一般質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、前津 究君の質問は終わりました。

 これで本日予定の一般質問は全て終了しました。

 それでは、明日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

                               散 会 午後 5時23分