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沖縄県 石垣市

平成27年  3月 定例会(第3回) 03月12日−05号




平成27年  3月 定例会(第3回) − 03月12日−05号







平成27年  3月 定例会(第3回)





            平成27年第3回石垣市議会(定例会)
                 3月12日(木)
                   (5日目)
                               開 議 午前10時02分
                               散 会 午後 3時45分
 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 12 │ 福 島 英 光  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
  (な し)

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  (初日に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  浦 崎 英 秀 君

  副 主 幹 兼  宮 良 八十八 君     庶 務 係 長  伊 盛 加寿美 君
  議事調査係長

  主    査  山 盛 心 山 君     主    事  仲 田 守 善 君

              議  事  日  程 (第5号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.登野城公園の開発予定について               │
│     │ 友寄 永三君│2.新庁舎建設について                    │
│     │       │ (1) 「緊急防災・減災事業」について             │
│     │       │3.学力先進地域視察について                 │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.ヤマバレー地域の市道認定の進捗状況について        │
│     │       │ (1) 認定作業の進捗状況について               │
│     │       │ (2) 認定時期について                    │
│     │ 大石 行英君│2.廃ガラス類のリサイクルによる循環型社会の構築について   │
│     │       │ (1) 廃ガラス類の現状と現在の取り組み状況について      │
│     │       │ (2) リサイクルによる資源化産業化により新たな価値を創造   │
│ 一般質問│       │   する循環型社会の構築によるまちづくりについて      │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.県営土地改良関連事業について               │
│     │ 崎枝 純夫君│2.農業振興地域内の除外申請について             │
│     │       │3.市営八島第二団地について                 │
│     │       │4.ハウスビニールの処分について               │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.子育て支援について                    │
│     │       │ (1) 沖縄県は「子ども医療費助成」通院費の対象を拡大する方  │
│     │ 井上美智子君│   針を決めているが、石垣市の対応策について        │
│     │       │ (2) 学童保育について                    │
│     │       │2.高齢者等外出支援事業について               │
│     │       │ (1) 高齢者等外出支援事業の現状について           │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │ (2) 同支援事業の拡充・強化策(福祉タクシーの導入)等につい  │
│     │       │   て                           │
│     │       │3.自衛隊配備問題について                  │
│     │       │ (1) 自衛隊配備について政府及び関係者からの申し入れ等の   │
│     │       │   有無について                      │
│     │       │ (2) 自衛隊配備に向けた政府による候補地の調査について    │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.地方創生の取り組みについて                │
│     │       │ (1) 地域消費喚起・生活支援について             │
│     │       │ (2) 地方創生先行型について                 │
│     │       │ (3) 総合戦略策定について                  │
│ 一般質問│       │ (4) 地方創生人材支援制度について              │
│     │       │2.石垣市エコアイランド構想について             │
│     │       │ (1) これまでの取り組みについて               │
│     │ 我喜屋隆次君│ (2) 今後の取り組みについて                 │
│     │       │3.環境行政について                     │
│     │       │ (1) 本市の子ども達への環境学習について           │
│     │       │ (2) ごみ分別簡素化に向けた今年度の動きについて       │
│     │       │4.法定外目的税の導入について                │
│     │       │ (1) 導入に向けた本市の方向性について            │
│     │       │5.保育行政について                     │
│     │       │ (1) 子ども・子育て事業の進展について            │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



            平成27年第3回石垣市議会(定例会)

                 3月12日(木)

                   (5日目)



                               開 議 午前10時02分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおり、昨日に引き続き一般質問となっております。

 それでは、本日最初の質問者、友寄永三君の質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) おはようございます。ただいまより本員の一般質問を行いたいと思いますが、その前に所見を述べさせていただきます。

 去った1月28日に、スカイマーク株式会社は、民事再生法を申請し、3月29日以降の石垣空港からの撤退を発表いたしました。まことに残念なことであります。私たち石垣市において、20年以上も前から、多くの議員はじめ関係者が何度要請しても実現しなかったのが、石垣─那覇間の航空運賃の低減でありました。

 皆様もご存じのとおり、3年前には3万人の署名活動を行い、これなら大丈夫だろうと議員団がその署名を携えて要請いたしましたが、それでも運賃の低減はできませんでした。ぎりぎりの線でやっている。値下げはできないというのが他の航空会社の言い分でありました。

 しかし、スカイマークの就航と同時に、石垣─那覇間の航空運賃が、片道約1万5,000円から、約3分の1の5,000円へと運賃低減が実現いたしました。この航空運賃低減の実現は、八重山郡民にとって長年の悲願でありましたので、それを実現したスカイマーク社の功績は、八重山郡民にとって非常に大きいものであったと思います。

 今では、片道1万円でも高く感じるようになりました。それも、スカイマーク社のおかげだと思います。これからも、私はスカイマーク社の功績を忘れずに、感謝をしながら、石垣─那覇間のスカイマーク就航の復活に取り組んでまいりたいと思います。

 それでは、一般質問に入らせていただきます。

 まず初めに、登野城公園についてお伺いいたします。

 登野城公園は、二中の南側あたりになります。何年前に公園に指定したのか。2、広さはどれぐらいあるのか。3、地権者は何人いるのか。4、固定資産税は、一般の宅地と比べてどうなのか。5、今後公園の整備予定はあるのか。以上5点をお伺いいたします。

 次に、市役所新庁舎移転についてお伺いいたします。

 新庁舎建設特別委員会で、2月の4日、5日、6日、和歌山県海南市の視察を行いました。海南市では、公共施設の高台移転に国が実質7割を補助するという緊急防災・減災事業が利用できるということで、高台への移転が決まったようですが、緊急防災・減災事業とはどういうものなのか、答弁をいただきたいと思います。

 最後に、石垣市の教育行政について、お伺いいたします。

 1月13日から16日まで、3泊4日で福井県に10人の教育関係者の派遣が行われました。学力先進地視察は、具体的に何を視察したかったのか、答弁ください。

 次に、全国学力テストの結果、沖縄県内で小学生が6位から2位へ、中学生が6位から5位へと学力を伸ばし、カンムリワシプロジェクトの成果があらわれておりますが、小学生に比べて中学生の学力が余り伸びていないように思います。それはなぜだと考えているのか、ご答弁お願いいたします。

 以上質問し、再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君の質問に対する当局の答弁を求めます。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) おはようございます。友寄永三議員の1点目、登野城公園の開発予定について。5点ほどの質問がありますので、お答えいたします。

 都市計画公園3─3─4号、登野城公園は、4.2ヘクタールの面積を有し、地権者は209人に上っております。固定資産税は、公園に含まれる面積の割合に応じて、土地の評価額を1割から3割減じて課税額を算出しております。

 当該公園は、昭和43年11月26日、琉球政府告示により都市計画決定がなされております。また本土復帰に伴い、本土法に則するよう昭和52年2月10日、沖縄県告示で都市計画変更の手続を行っております。

 今後の整備については、予定地の現況は、墓地が多く宅地も点在していることから、事業実施に際し、物件移転補償費が膨大になることが予想され、財政上の課題があるため、いまだ事業開始に至っておらず、整備計画も定まっていない現状であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) おはようございます。緊急防災・減災事業についてお答えいたします。

 緊急防災・減災事業は、地方債の一般単独事業債の対象事業でございます。事業概要は、防災対策事業のうち、東日本大震災を教訓として全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災・減災のための地方単独事業等が対象となります。起債対象となる事業費については、充当率が100%で、交付税措置として元利償還金の70%が基準財政需要額に算入されます。

 同事業債を活用する条件といたしましては、単なる老朽化による移転や建てかえではなく、現庁舎が津波浸水想定区域内にあることから、災害応急対策上、移転が必要であると地域防災計画に明記されていることが条件であります。なお、現時点で、同事業は、平成28年度までの制度となっております。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) おはようございます。友寄永三議員のご質問が2点あります。順を追ってお答えいたします。

 今回の学力先進地域視察研修には、小中学校の管理職3名、教諭5名、教育委員会指導主事の2名を派遣しました。視察地は、全国学力学習状況調査、中学校の部で1位になる福井県福井市を訪問しております。目的は、本市の学力向上における課題を明確にし、先進地域のすぐれた取り組みを学ぶことにあります。

 現在行っている取り組みのどこに問題があるのか。どこが足りないかなどについて視察をしてまいりました。具体的には、事業の進め方など教師の指導力について、児童生徒の生活習慣について、宿題や補習等の実態についてなどを直接視察することで、先進地域のすぐれた実践を学び、本市の学力向上につなげていこうと考えております。

 2点目の中学生の学力は、小学生の学力と比較して余り伸びていないのは、なぜだと考えているのかについて、お答えいたします。

 1つは、教師の授業の進め方、学習方法の指導を含めた取り組みに課題があると考えます。平成26年度全国学力学習状況調査における、授業改善と学習規律等に関する調査から、本市においては、思考を深める発問や発言活動の時間、言語活動の位置づけ、ノートの活用についての指導において、全国平均値を下回っております。

 2つ目は、生徒の生活実態に課題があります。市内中学校で12月に調査した生活アンケートの結果によりますと、平日のテレビやビデオ、ゲーム、インターネット、メールをしている時間の平均が、3時間以上の生徒が3割近くするという現状があります。

 学力定着の基礎は、反復学習にあります。しかし家庭で1日3時間以上をテレビ等の視聴時間に充てていると学習時間は確保できていないということになります。4月に実施した全国学力学習状況調査でも、1日1時間以上学習している生徒の割合は、平成25年度の56%から、平成26年度は50%に減少しております。また就寝時刻が11時以降の生徒は、4割以上に上り、中学生の生活習慣は、悪化していると言えます。

 3つ目は、学習意欲の問題があります。調査結果では、将来の夢や希望がないと答えた生徒は、30%を超え、目標を持っていないことがわかります。学習意欲は、学力の重要な要素であることから、学力向上に影響していると言えます。

 以上のことから、中学校における学力向上では、授業改善と生活リズムの改善、学習意欲の向上が必要であると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、友寄永三君の再質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 登野城公園についてお伺いいたします。

 公園に指定されている土地と一般の土地は、どういった制限に違いがあるのかを答弁、お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 再質問にお答えいたします。

 公園と都市計画施設内の土地について、建築に際して一般の土地に比べて制限が課されている状況があります。構造的に簡易なもので、かつ二階以下ということになっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) これ制限があるんですが、こういう登野城公園と同じように制限を受けている地域、長い間、これで見ると、48年の間、手つかずの同じ状態である公園が、あとどれぐらいあるのか。答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 本市の都市公園は、県施行のバンナ公園を含め、25カ所の都市計画決定がなされております。

 そのうち、長期未着手公園は、街区公園で9カ所、近隣公園で2カ所、緑地2カ所、特殊公園1カ所の計14カ所となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 数にして14カ所、また48年間、最初の答弁にありましたように、予算がついていないと、予算がかかることなのでという理由はわからないでもないんですが、余りにも多い数と時間が要していると思います。ほかに何か要件がない、予定が全くないんじゃないかというようなふうにも、見てとれます。予算だけの問題ではないんじゃないかというふうに思えるんですが、それ以外に、予算以外に理由はないのか、答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 公園整備が進んでいない理由という再質問でございますが、議員おっしゃるように、一番大きなものは、財政的な面ということになります。公園事業は、補助率が2分の1ということで、道路事業の8割とかということと比較して考えますと、市町村の負担がかなり大きい状況にあります。

 さらに、従前は、都市公園の整備基準と考え方がありまして、ある程度の整備基準に達したら、補助事業の新規採択が見込めるとなったりということもありました。

 さらに、今回の登野城公園の場合においては、地権者も多数に上っておりますが、墓地がほとんどでありまして、現存する所有者になかなかたどりつけない状況等もございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 墓地が多く点在しているのは、承知ではありますが、そうでない土地を持っていらっしゃる地権者、その方たちは、長い間、その土地利用において制限を受けております。そして、今ありましたように、財政的な問題が解決するのも非常に難しいという状況にあるのであれば、何らかの見直しがあってしかるべきでないかなと。縮小するなり、廃止するなり、そういう手続があってしかるべきだと思います。

 やはり市民の財産をそのまま公園に指定しておきながら、何もしないというのは、何というんでしょうかね、地権者の権利というんでしょうか、奪っているように思いますので、何らかの見直しの方向というのは考えられないのか、当局の答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 平成20年3月策定の石垣市都市計画マスタープランでは、長期未着手の都市公園について、代替公園の検討を図りつつ、土地利用状況、当該公園の必要性、実現性を評価し、地域住民の意向等を勘案しながら、廃止、変更について検討することとしております。

 これらのことから、当該公園の縮小や廃止について、都市計画施設の変更を検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 廃止や変更を検討していただけるということですので、非常にいいことだと思いますが、具体的にどれぐらいの時間がかかるのか、その具体的な目安があれば、お願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 再質問にお答えいたします。

 どれぐらいの時間がかかるかということなんですが、今、登野城公園のみならず、全ての公園ということですので、かなり長期の時間を要するかと思います。実際の事務処理というより、各地域での意見の聴取等にかなりの時間を要すると考えられます。作業に実際に取りかかったとしても、一、二年とかという短い期間では、厳しいのかなというふうに考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 一気に14カ所をというのが、もし厳しいんであれば、そういうその地権者で意見がどんどん出てきているところ、ここを先にやってくれというその地権者がまとまって要請するような場所があれば、そこを優先順位でやっていったらどうかなと思うんですが、当局の見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 再質問にお答えいたします。

 全体的な見直しのみならず、部分的なものも優先順位をつけてというご質問ですが、急を要するもの等、優先順位をつけながらいろんな手法を検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 優先的にやっていただけるというんであれば、地権者のほうも非常にわかりやすいと思いますので、次の質問に入らせていただきます。

 新庁舎特別委員会の委員としまして、当局から資料を幾つかいただいておりますが、その中に緊急防災・減災事業という文字を見つけることができませんでしたので、当局は緊急防災・減災事業というのをいつ知っているのか、いつ知ったのか、そちらのほうの答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 友寄議員の再質問にお答えいたします。

 平成26年の2月に、庁舎建設基本構想策定の折に知って、その基本構想の中に織り込んであります。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) この内容は、実質7割の補助でありますし、石垣市もその対象地域に入っている。非常に一般的に見れば、非常にすばらしい、周辺にとっていい事業かと思うんですが、その後、策定委員会でもそれを話し合われた形跡が余り見られないのは、どういうわけなのか。

 海南市では、それが大きなインパクトとなって高台に意見が決まったというぐらいの事業なんですが、石垣市でそこまで話し合われていない、そこに何か理由があるんでしょうか。当局、お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 基本構想策定の際には、高台移転か現地建てかえという議論ではなくて、さまざまな意見、情報を聞いていくという段階でしたので、その事業の話はしておりません。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) また、それ以外に、この事業の趣旨が津波の来る範囲にあるんであれば、それに対して移転するんであれば補助するという。私が思いますに、国のほうは、高台に移転を推進しているように思うんですが、この事業の趣旨から考えますと、それは当局、どう考えますでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 緊急防災・減災事業は、東日本大震災を教訓として、全国的に緊急に実施する必要性が高く、即効性のある防災、減災等のための事業のうち、住民の避難、行政、社会機能の維持及び災害に強いまちづくりに資する事業として、津波浸水想定区域内にあり、地域防災計画上、津波対策の観点から、移転化、移転が必要と位置づけられた公共及び公用施設の移転の場合に充当される事業であります。

 このことから、事業の必要性や即効性、さらにはそれぞれの自治体の実情を鑑みて、策定した防災計画に位置づけられることが重要であり、国が高台移転を推進しているとは認識しておりません。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 12月の議会でも提言させていただきましたが、現地と高台案のちょっと抜けているのは、やっぱり高台案と現地跡地の再開発はセットだと思います。

 高台に移転するということに対しての地域の美崎町の方々の心配ごと、不安は、経済が落ち込むんじゃないかと。そういうのを空洞化するということがよく新聞に載っておりますので、それを解決する、その心配をなくすという意味でも、高台に移転しても、この跡地でこれだけのものができれば、市役所以上の集客能力のある建物であるかもしれませんし、また何らかのアイデアがあるかもしれませんので、もっと跡地の、跡地をどういうふうにしたらいいのかというのも、一緒に投げかけて考えていただいたほうがいいと思います。それを提言いたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 教育行政のほうなんですが、中学生の学力が小学生と比較して伸びていないという理由が、何か二つあります。中学校の先生方の指導力といいますか、全国の指標ですか、比較すると、少し落ちているというようなことがありました。

 そしてまた、石垣の中学生の子どもたちの生活習慣が、余り勉強になじんでいない。テレビやインターネットや、そういうものを見る時間のほうが、1日3時間を超えて非常に長くなっていると、そういうふうな意見がありましたが、では、どうすれば、中学生の学力を上げることができるのか。どういうふうにして中学生の学力を上げようと考えているのか、答弁のほうをお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 友寄議員の再質問にお答えいたします。

 中学校における授業改善と生活リズムの改善に向けて、教育委員会としてどのような対策をとっていくかというご質問だと思います。

 教育委員会といたしましては、授業改善の方法として、八重山教育事務所と連携し、教員の授業力向上に向けた研修の充実を図ります。

 具体的には、小中連携で行っている研究会のテーマに位置づけて取り組むように働きかけます。各学校へは、お互いの授業を見合う活動の回数をふやして、指導力を高めていく活動の充実を働きかけていきます。生活リズムの改善につきましては、各学校に対して、計画的な実態調査の実施と生活ノートの活用等を含めた改善策について働きかけていきます。

 また、保護者には、親の学びあいプログラムを実践したり、相談窓口を設けるなど、支援を行います。

 さらに、地域の自治会や協力を求め、広報啓発やフォーラムなどを実施し、子どもを見守る機運を高めてまいります。

 学習意欲の向上は、児童生徒に、夢、希望を育ませ、目標を持たせることが大切だと考えております。特に中学生は、みずからの将来について考え、目標を持つことが学習意欲につながります。学習意欲は、学力向上の最も大きな原動力となります。各学校には、進路指導の充実、体験活動等の充実を図り、夢や希望、目標が持てるよう働きかけを行っていきます。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 去年から、カンムリワシプロジェクトの成功で、学力が非常に上がって、望ましいことであるんですが、やっぱり学力というのは、一年一年上がったり下がったりという部分もありますので、気を許さずに、ことしのように先進地の視察を、できましたら毎年やりながら、ぜひ沖縄一の学力を目指して、これからも取り組んでいただきたいと要望いたしまして、私の朝一番の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で友寄永三君の質問は終わりました。10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午前10時34分

                                再 開 午前10時46分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、大石行英君の質問を許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) おはようございます。さて、質問の前に所見を述べさせていただきます。

 南ぬ島空港開港2年目を迎え、本市もさらに加速度を増して、アジアゲートウェイ、国際交流拠点都市としての歩みを続けていくことに対し、市民ともども喜び合いたいと思います。

 また、昨年12月には、ベートヴェン第九「歓喜の歌」のコンサートが市民会館大ホールにて盛大に行われ、平和発信の島として、平和象徴の島としての平和の心を全国に発信できたものと確信をいたします。

 歌は、平和へのメッセージと言われますように、これからもあらゆる角度から、平和の心を、平和の歌を全国に全世界に発信していけたらと思うものでございます。改めて実行委員の皆様をはじめ、関係者の皆様に感謝の意を表したいと思います。

 さらに、去る2月、本市では、初となる全国ハーブサミット、ハーブフェスティバルが開催をされました。新聞でも報道されましたように、大盛況で、改めてこの島々がハーブのメッカとしての限りない可能性を秘めているか。そして何より市民皆様の関心度の高さに感動をいたしました。

 このような企画は、一過性で終わることなく、ぜひとも今後につなげていけたらと念願をいたします。実行委員をはじめ、携わっていただいた多くの方々に心から感謝の意を表したいと思います。

 島々の自然の力、ハーブの力によって旅人が心身ともに癒され、希望を胸に飛び立てる国際観光都市へと発展することを願いつつ、質問に入りたいと思います。

 まず初めに、ヤマバレー地域の市道認定についてでございます。

 私は、昨年6月、ヤマバレー地域の生活道路が余りにも劣悪であるため、早急な整備が求められる旨を質問いたしました。

 私の質問に対しまして、当局はこう答えております。今現在、農道になっております。農水部から市道認定の調整をしながら、まず建設のほうで市道認定をした上で、中期的、長期的に整備をしていきたい旨の答弁をいたしております。

 このように相当前向きな答弁をされましたが、あれから大分月日も流れ、残念ながら今のところ、その動きが余り感じられないのは、なぜでしょうか。大変に危惧を感じましたので、今回、再質問となった次第でございます。

 当局は、本気で認定作業に取り組むお気持ちは、おありかどうか。あるとするなら、その進捗状況、そして具体的な認定時期について答弁を求めたいと思います。

 次に、廃ガラス類のリサイクルについてでございます。

 我が国は、平成12年に循環型社会推進基本法を制定し、国の進む方向性を明確に示されました。また本市においても、平成25年石垣市一般廃棄物処理基本計画を策定し、基本理念としての4R、いわゆるごみとなるものを断る、発生の抑制、再使用、再生利用を図り、循環型社会の形成を推進すると高々に宣言をしております。

 その中でも、私は、持続可能なまちづくりのためには、再生利用、いわゆるリサイクルが最も重要であると考えます。この観点に立って、本市のごみ処理を見た場合に、循環型社会を目指すにしては、どこか不十分な点がありはしないかという、考える次第でございます。

 もし、このような不十分な点に、果敢に挑むならば、正真正銘の循環型社会を目指すまちとして、その第一歩を踏み出せるものと確信をいたします。それは何かと申しますと、廃ガラスにおける資源化とリサイクルのことでございます。

 現在の廃ガラスの対応は、収集をして島外に排出をする。しかも色の仕分けに相当な人件費をかけておられる。そしてなお一部は、埋め立てに廃されるということでございます。いま一度、この課題は、深く探究すべき課題であります。

 私は、本市の確たる資源である廃ガラスを確実にリサイクルして、循環型社会のモデル地区としての構築が必要でないかと思うものであります。あわせて廃ガラス類の現状と現在の取り組みについて答弁を求めます。

 以上、質問要旨を簡潔に述べさせていただきました。明快なるご答弁を切に望むものでございます。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君の質問に対する当局の答弁を求めます。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 大石行英議員の1項目、ヤマバレー地域の市道認定の進捗状況について。1点目、認定作業の進捗状況、2点目、認定時期についてお答えいたします。

 初めに、認定作業の進捗状況についてお答えいたします。

 市道の認定には、石垣市道路認定基準に関する要綱に基づき、認定がなされます。現在、作業は現地での状況調査を行っております。現在の道路は、南北に19%以上の勾配のきつい箇所等もあり、現地での目視での調査を行っております。

 次に、2点目の認定時期については、現在、農道を管理している農林水産部むらづくり課とも協議し、市道認定に向けて進めてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 済みません。ちょっと休憩を。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午前10時55分

                                再 開 午前10時55分



○議長(知念辰憲君) 再開します。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 失礼いたしました。大石議員の廃ガラス瓶のリサイクルによる循環型社会の構築について、2点、ご質問がありますので、お答えいたします。

 まず1点目、廃ガラス瓶類のリサイクルの現状、取り組みについて、お答えいたします。

 本市では、市民皆様のご理解、ご協力のもと、五種分別により、ごみ処理を行っております。廃ガラス瓶類については、資源ごみとして収集しております。各家庭から排出される場合は、透明の袋にペットボトル類と一緒に入れ、各地域ごとに設けられたごみの資源ごみの日に出していただいております。

 さらに、最終処分場において収集した後、最終処分場において廃ガラス瓶類のみ分別されますが、その収集量は、平成25年度で約485トンとなっております。これらは、容器包装リサイクル法によって、環境省より指定法人に指定されている日本容器包装リサイクル協会と再商品化業務契約を締結し、輸送処理後、リサイクルされております。

 したがいまして、法の趣旨に従い、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保が図られていると思われます。資源循環型社会の構築に確かに努めております。

 2点目、資源化産業化による新たな価値の創造、循環型社会の構築についてお答えいたします。

 平成12年に制定されました循環型社会形成推進基本法は、我が国が目指すべき循環型社会の姿を明確に提示しております。

 その理念は、大量消費・大量廃棄の社会を見直し、廃棄物の発生抑制、リサイクル資源の循環的な利用、3点目に適正な処分の確保となっており、天然資源の消費を抑制し、健全な物質循環と環境への負荷ができる限り低減される社会と定義されております。

 本市でも、平成25年度から向こう10年間を計画期間とする石垣市一般廃棄物処理基本計画を策定しており、同計画に基づき廃棄物の施策を推進しているところです。

 本計画の基本理念といたしまして、市民、事業者、行政がそれぞれの立場で、協働により先ほど申しましたような4R、いわゆるリフューズ、ごみとなるものを断る、リデュース、発生抑制、リユース、再使用、リサイクル、再生利用の4Rの普及を図り、循環型社会の構築を推進すると定めております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、大石行英君の再質問を許します。なお、大石行英議員よりパネル等の使用の申し入れがありますので、それを許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) このたび2点ほど質問させていただきました。1点目のヤマバレー地域の市道認定についてでございます。

 冒頭でも述べさせていただきましたように、昨年6月、市道認定の質問をいたしました。当局としては、その必要性を感じ、即市道認定の調整に入るという旨の答弁をたしかいただいたと思います。あれから8カ月、月日は流れておりますが、遅々として進んでいるようには感じられませんし、その動きが見えないということで、今回、再質問するわけでございますが、本市は平成24年にも回答されました防災計画に基づいて、いかに防災・減災が大事かと、あるいは安心・安全の町が大事かということが強調されておりますが、かのヤマバレー地域においては、ふぐあいな陥没した道路や、お年寄りにとっては非常に危険きわまりないと思えるような道路が散在をしておりまして、その整備は急務を要すると私は思っておりましたので、再質問をいたしました。

 この市道認定が遅々として進まない理由は、一体どこにあったのかという点から、まずお聞きをしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 昨年の議会での質問以来、むらづくり課とは、ふだんの日常的な管理、今後の利用等について調整を進めてきておりました。その中で、むらづくり課の行う今後の事業において関連があるということで、これまで待っておりましたのが実情であります。今後は、むらづくり課のほうからは、そこでの農地上の整備についてはないというふうな回答受けておりますので、これからスピード感を持って調整していきたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま部長から、ぜひスピード感を持って調整をしていきたいということでございました。ヤマバレー地域の市道認定については、何本かの路線がございます。どのような角度で、どのような路線から進めていきたいという構想ございましたら、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 中期的、長期的に整備を定めていきたいというふうに回答いたしましたが、このことに関しましては、ヤマバレー集落の東西になだらかな道路、県道から県道へ接続している道路を先に市道認定を行いながら、順次他の路線も認定を行いたいという計画であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 多少具体性が見えてまいりました。市道認定を行いたいという強い思いを持って、作業にこれから取りかかっていくということでございますが、何事も目標が大事でございます。今年度、市道認定をもし仮に行うとするならば、いつを目標設定として調整されていくのかという点について、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。具体的な時期、内容についてお答えいたします。

 今後、開拓財産、農道の所管課は農林水産部むらづくり課と市道認定協議を行い、移管された後、議会へ市道認定へ向け、27年度中に認定の作業を行ってまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 27年度内の目標を目指すということでございますが、6月からはや1年が経過しようとしておりますので、ことしもまた延々と延ばし延ばして、せっぱ詰ってということではいけないと思います。何事も余裕が大事です。ですから、6月7日、9月7日ということも含めて、これは明確に目標設定すべきだと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 施設管理・すぐやる課長、宮良信則君。



◎施設管理・すぐやる課長(宮良信則君) 時期についてですが、27年度中、おおむね9月をめどに、地元の同意等も得ながら、申請等も得ながら進めてまいりたいと思います。地元の協力が一番必要だと思いますので。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 27年度内、そしてまた9月をめどに進めるという力強い表明がございました。県道からヤマバレー地域、大海原を見晴らして、また背後にあの雄大な於茂登連山が広がっております。これほどの絶景の地で、ただあの生活道路のみが余りにも落差があり過ぎると。

 最近は国際観光の町を目指しておりますので、いろんな海外の方々もヤマバレー地域の絶景の砂浜に観光に来られるということも聞いておりますので、その通過地点にあのヤマバレーの生活道路を通過してるということも考えますと、本当に石垣の観光のメッカとしても大事な道路になると思いますので、ぜひすばらしい、ヤマバレーの景観だけじゃなくて、ヤマバレーのあの道路も本当にすばらしいと言えるような道路の整備を、ぜひお願いしたいものと思うのであります。

 次に移ります。廃ガラスにおけるリサイクルについてということで質問をいたしました。なぜ、私はこの質問を取り上げたかということを申し上げますと、いろんな角度がございます。本市は最終処分場の長寿命化を目指しております。現場へ行って感じることでございますが、それこそ今にも飽和状態でなんなんとしておりまして、あと何年、この最終処分場が延命されるのかということについては、非常に危機感を感じております。

 それから、我が国も、そして本市も資源循環型社会を目指すと。もはやこの地球はそのような方向性を示していかないと、限られた資源を、これから続く人類のために、どうしても守っていかなきゃならないと。このような視点から、我が国も循環型推進基法を制定されたものと思われます。

 その意味において、また本市においても、昨年ですか、石垣市エコアイランド構想というものを策定されました。このサブタイトルの中に、新たな価値の創造による持続可能発展を目指した島づくりということがうたわれております。新たな価値を創造する。循環型社会を目指すけれども、その中で新たな価値を創造するということは、一体どういうことなのかということを、私も思索をしてまいりました。

 それで、私なりの調査によりますと、毎年、この町から約500トンの廃ガラス製品が島外に排出されてる。正式には485トンですか、排出をされてる。もちろんこの排出においての輸送費は、石垣から1円も出てはいない。しかし、その500トンの廃ガラスの仕分けに、人件費として毎年400万円以上の人件費がかかってる。予算が投じられてるということを考えたときに、そしてなおかつ、割れたガラス瓶等は、そのまま最終処分場に、専門家によると100トンから200トン、そのまま埋めて処分をされてるということを考えたときに、果たしてこれでいいのかなと。100トン、200トンといっても、10年間で約1,000トン突破します。この500トンが毎年送られてるけど、これも10年で5,000トンになります。

 これ本当に、先ほど4Rの話ございましたけども、再生利用されたならば、どのような価値を生んでいくかということにおいて、非常に私は興味を持って、もしかしたらこの島の大いなる活性化のために、この廃ガラス瓶は資源化、あるいは再利用化、ぜひ、すべきじゃないかと。あらゆる方面に新たな価値を創造することができるというふうに私は感じまして、八重瀬町の沖縄発の廃ガラス瓶を再利用した、資源化した工場がございまして、そこでその工場において、ありとあらゆる廃ガラス、色は関係なく、どんな形状であっても、割れたものであっても、即資源化ができるという工場を私は視察をしてまいりました。

 その中で廃ガラスを利用して、実はスーパーソルという新たな、わかりやすくいえば人工軽石といいますか、そういう製品を生み出して、それがあらゆる分野で活用されてるということを突き詰めてまいりましたので、これを活性化することは、このタイトルにうたわれてる新たな価値を創造することに通じるということを考えまして、今回質問になったわけでございますが、この環境生活課としまして、担当部局として、改めて廃ガラスの再利用について、ご見解を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 廃ガラスの再利用についてお答えいたします。

 先ほど述べましたように、石垣市ではリサイクル法に従いまして分別し、協会のほうに送って再リサイクルさせていただいております。そのほうが安定性が保てるという考えで、法の趣旨に乗って事業を行っております。

 本市では、廃棄物処理法で規定されておる一般廃棄物を対象として、家庭から排出される廃ガラス瓶の利用、瓶の処理を行っており、事業所から排出されるものは別扱いとされております。現在、その商品化については、まだ検討の段階ではないと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま部長から廃ガラスの資源化については、今のところ考えていないということでございました。ここで改めて質問いたします。

 国も、そして本市も資源循環型社会を構築しようというふうに宣言しておられますが、本市としては本気で循環型社会を構築していこうという本気度について、まずお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 本気度と申しまして、お答えいたします。

 先ほども、繰り返します。石垣市の4次基本構想計画にも載っておりますし、資源循環型社会を目指す、エコアイランドを目指すということに沿って、25年度に一般廃棄物処理計画を策定しております。その計画に基づいて循環型社会を構築する、そういう理念を持って取り組んでいるところです。計画的に取り組んでいるところでありますので、リサイクルのさまざまなやり方、新しいまた課題が出てきた場合には、それぞれ対応していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 余り廃ガラスのリサイクルについては、興味を示してないような感じがいたしますが、ここで簡単な紙芝居をご披露申し上げたいというふうに思います。先ほど私がスーパーソルというお話をしましたね。スーパーマンじゃないですよ、スーパーソル、スーパーソルとお話しました。そもそもスーパーソルとは一体何なのかという紙芝居をいたします。

 スーパーソル、見た感じもまさに軽石です、軽石、この軽石が廃ガラスのいかなる色、関係なく、これを見事に粉砕をしまして、メリケン粉の粉のように粉にしまして、これがいろんなノウハウ、技術によって軽石に生まれ変わるんですよ。この軽石がただ軽いからという軽石じゃなくて、多孔質、排水性、超軽量、通気性、保水性、あらゆる機能を持った軽石に大変身するわけです、大資源に。これをいかに生かしていくかということが、今問われてるわけでございまして、先ほど500トンの廃ガラスが島外に排出されてる。しかも、100トンから200トンは埋め立てをされてる。

 竹富町においては、その廃ガラスは産業廃棄物としてまた埋め立てる。与那国においては、即穴に埋められてるということを含めて、専門家によると、約1,200トンの廃ガラスが、恐らく八重山の島々で排出されるであろうと。これをまさにスーパーソルに変身させることによって、八重山の島々、あらゆる部門において活性化するよと。

 例えばスーパーソルは環境を変えるというのがございますが、ありとあらゆる汚水処理にもろ過材として活用されてます。

 スーパーソルは未来を変える。雨水有効利用の基本法が成立しました。雨水を有効するための、この浄化剤としても活用されてます。

 スーパーソルが土木を変える。土木工事にも大いに活用されてます。道路の舗装にも活用されてます。八重山土木事務所の事業でも活用されました。

 スーパーソルが緑化を変える。この町の公道の植栽の下にもスーパーソルが活用されてます。スーパーソルが園芸を変える。園芸作物の栽培にも有効だ。このようにすぐれた特徴を持ったスーパーソル。

 最後、スーパーソルが農業を変える。これはまた特に重要であります。植物が生育するには3つの要素、窒素、リン酸、カリ、特に牧草類、イネ科の牧草類においては、スーパーソルにはケイ酸という要素が入っておりまして、ケイ酸が最も重要であると言われています。これは沖縄高専のほうで研究をして、そのデータを得ておりますが、特に石垣市においては、今採草地が約2,000ヘクタールあると。

             〔何事かいう者あり〕

 もう少し拝聴してください。2,000ヘクタール、そして水田が474ヘクタール、トータルして大まかに約2,500ヘクタールの草地、水田がある。イネ科の植物に非常に有効である、考えていきますと、石垣のブランドとなっている石垣牛を支える、この牧草地の活性化に、あるいは水田の活性化に大いに効果があると。そしてまた建築を変える。建築資材にも活用されてます。

 そのようなことを考えますと、約1,000トン余りの廃ガラスをただ島外から搬出していいのか。そして割れ瓶を、割れガラスをそのまま最終処分場に埋め立てていいのかということについて、非常に大きな私はポイントがあると思うんです。ですから、余り興味を示さない、関心度がないということは、本気で循環型社会を構築しようという気持ちがあるのかということに、非常に疑問が湧いてくるわけです。

 今、簡単な紙芝居しましたが、この工場は八重瀬町にございます。実際にスーパーソル、生まれる瞬間を私は視察してまいりました。簡単な紙芝居、これで終わりますが、部長、紙芝居を見た部長さんの感想をよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 関心がないわけではないもので、ご理解いただきたいと思います。大変関心を持っております。すぐれた商品だというお話も聞いております。スーパーソルに限らず、企業が商品化する、あるいは循環型社会を目指して産業化するということは、とってもよいことだと考えております。そういう意味で、この商品の使用のされ方、あるいは利用のされ方も関心を持って見てるところです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 紙芝居の力は偉大でございまして、関心を持ってるというふうに部長の心も変心したようでございます。関心があるならば、座して待つだけではいけないと思います。スピード感が大事だということも伺っておりますので、特に循環型社会を構築するために、関心があるならば、400キロ離れた八重瀬町のスーパーソルが誕生する、その工場の現場に駆けつけて探究すべきだと、研究すべきだと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 機会があれば視察したいと思います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 機会があれば、機会はそう簡単には来ない。機会は自分でつくる以外ないです、機会は。生きてる以上、忙しい日々が続いてますが、機会は自分でつくって、早急にこの議会が終わったら訪ねて、それで初めて関心があるかないかというのは度合いがわかるわけです。関心がないわけで、関心ありますと宣言されたわけですから、議会終了後でも即アクションを起こすというお気持ちがなければ、その関心度は私に伝わってきません。ぜひ、その思いを伝えていただきたいと思いますが、もう一度よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 繰り返しになるようですけど、機会があれば、ぜひ行ってみたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 機会があればというのは、恐らく機会、なかなか来ないかもしれないですね。非常にショックを感じますね、私は。もっともっと前向きな答弁ができないもんですかね。これでは関心があるということには絶対なりません。機会があればということでは。機会をつくって、早急につくって参りますという答弁はできないですか。それでこそ、本当に循環型社会をつくろうということが伝わってまいります。どうですか。

             〔何事かいう者あり〕

 わかりました。押してもだめなら引いてみなとは言いませんが、その機会を早急につくっていただいて、現地の視察をよろしくお願いしたいと思います。

 先ほども紹介しましたように、廃ガラスを資源化する、産業化するということにおいては、この町のまちづくりの大きな方向性を決するということでございまして、本市の産業化の活性化にも大きくつながっていくということを考えてみましたときに、本市の企画としても廃ガラスの資源化、産業化は真剣に取り組む課題であろうと、連携をして、いうふうに思われます。廃ガラスの活性化について、あるいはまた先ほども部長に申し上げましたように、現地視察について企画課としての思いをよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 大石議員の再質問にお答えいたします。

 きのう、おとといと企画政策課長を含めて熱い議論を、ロマンを語らせていただきました。先ほどのスーパーソル、いわゆる人工軽石、廃ガラスのリサイクル活用ということで、今全国ではまだ40%しか活用されていないということで、その特徴としては、地球に優しく、土に還元し、土壌と類似成分である。2つ目に、透水性と保水性の両面につくり分けができると。3つ目に、無機鉱物性なので燃えないと。4つ目に、軽量であり、用途に応じて比重をコントロールできる。また5つ目に、簡単な施工ができる。6つ目に排水性、多孔性、通気性、保水性、超軽量、またエコであると。7番目に、ろ過効力があり、消臭、脱臭、浄化作用があると。

 活用としては、1つ目に、建築、道路舗装や土手や岸壁工事の資材として活用される。2つ目に、農業や土壌改良資材として活用される。3つ目に、造園や園芸資材として活用される。4つ目に、緑化や環境保全資材として活用される。5つ目に、雨水貯留槽や防腐資材としても活用される。6つ目に、防犯資材としても活用されるということで、多岐にわたる利活用が期待されているということで、まずは産業の部分で活用していく中で、その効果を確認をしていきたいと思っております。

 それから、昨日も企画政策課長含めて、部長も含めて必ず見てきなさいというご指示がありましたが、企画政策課長として機会をつくって、ぜひ担当部署と一緒にすばらしい施設を拝見しに行きたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 企画政策課として現地視察、何としても行ってみたいという思いを述べられました。何事もバランスが大事ですので、環境生活課と連携をとって、今その表明を聞いて、恐らく部長も、やっぱり行きたくなったというふうに、うずうずしてるような状況が伝わってまいりますんで、時間も若干ございますので、改めて長嶺部長、今の心境をよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 先ほど企画部長がお話したとおり、連携をとりながら対応したいと思います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 企画部長、市民生活部長、連携をとって早急に、百聞は一見にしかずという名言もございますので、よろしくお願いをしたいと思います。

 廃ガラスの再利用について、ここで二人の博士の名言を紹介したいと思います。もったいないという言葉は、世界広しといえども、日本という国しかないらしいですね、もったいないという言葉は。まさに最終処分場にガラス瓶を埋める。500トンの廃ガラスをそのまま排出してしまう。本当にもったいないと思います。これ何としても再資源化すべきです。

 そしてもう一点、アメリカの最先端を走るレスター・サローという博士がいます、経済学者です。この学者いわく、世界で最も富める国とはどういう国か。これは鉱物資源があるとか、いろんな資源があるということを富める国と言うのではないと。この国の国民の皆さんがどれだけの冒険心と、どれだけの探求心を持ってるか、これを富める国というと言われています。

 ですから、再資源化についても、本市がどれだけの冒険心、探究心を持って臨むかということが富める国、富める島をつくる第一歩だと私は思います。富める国とは、冒険心と探求心というふうに強調されております。

 私は冒険心と探求心において、どの市町村にも引けをとらないという思いを持って、リーダーシップをとってもらっております中山市長の廃ガラスに対するこれからの方向性について、所見がございましたらよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議員ご提案の廃ガラスのリサイクルについては、非常に興味があるものでありますけども、廃ガラスに限らず、この島の面積も限られてるものでありますので、また最終処分場も延々と埋め立てが続くわけでもございませんので、できるだけごみの数を減らす、また埋め立ての数を減らすというのは、当然行政を運営するものとして必要なものだと思っております。

 さらに、廃ガラスの瓶のリサイクルが可能になれば、そういった延命化も図られますし、瓶以外の缶とか、そういったものも今取り組んでるところでございますので、当然その一環として、瓶についても検討を進めていきたいというふうに考えます。

 ご提案の分についても、私も出張の機会があれば、機会をつくって見させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ぜひ関係部局、そしてまた市長におかれましても、機会があればじゃなくて、機会を即つくっていただきまして、現場をぜひ調査研究していただきたいと、このように思います。

 現在、八重瀬町において廃ガラスの再利用、新しい製品をつくる、スーパーソルをつくる工場は、恐らく総予算で2億円かかったと言われています。一括交付金で工場をつくるとするならば、約、石垣は4,000万円ぐらいの負担になるかと思いますけども、例えば廃ガラス瓶を毎年仕分けするだけで、5カ年で約、石垣市は2,000万円の予算を活用してます。そして、約1,200万円かけて搬出をしてると。そうすると10年で1億2,000万円という予算が消えてしまいます。

 そのようなことを考えていきますと、廃ガラスの再利用、リサイクル、そしてこの島が産業を含めて大きく変わるということを考えましたときに、しっかりと工場を視察して、1日も早くプラントがこの島で稼働するならば、八重山全体の活性化にもつながっていきますので、そこら辺も含めて、市長も早急に視察をお願いしたいと思いますが、そこ辺も含めて補完する意味で、もう一度決意をよろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 最終的には廃ガラスの製品化された後の製品の活用方法等もございますので、現状の石垣の工事、また農業等の利用する可能性も判断しながら、早急に取り組めるような体制をつくっていきたいと思います。

 一括交付金を活用できて、その後の運用等、いろんな課題等も出てきますので、それについては研究させていただいて、可能であれば対応させていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 市長も大変やる気満々で、関心度も高いということでございますので、ぜひ、国も進める循環型社会構築の先陣を切って、この島がモデル地区であると言われるように、また観光都市としても、ある意味で循環型社会のモデルをつくることによって多くの、また全国の観光客の皆さんも研修視察に訪れることと思います。観光にも大きく貢献するものと思いますので、できたらスピード感を持って真剣に進めていただきたいことを念願をいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、大石行英君の質問は終わりました。

 それでは、午後1時再開することとし、それまで休憩いたします。

                                休 憩 午前11時35分

                                再 開 午後 1時02分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の質問者、崎枝純夫君の質問を許します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) こんにちは。2月28日、飲酒運転によるとんでもない事故が起こってしまいました。余りにも衝撃的なことと、家族、身内を身近に知る者として、どうしても話しておきたい衝動に駆られた私の思いに、少し時間をいただきたいと思います。

 故喜舎場泰明君の三、四歳のころ、鮮明に覚えております。祭りの宮鳥御嶽でじいちゃん、ばあちゃんに手を引かれ、肩車ではしゃぎ、初孫ということもあり、溺愛する姿は、地域の人がうらやむ光景でありました。優しい、真面目、素直、最近の彼の評価でございます。老いたじいちゃん、ばあちゃんは俺が面倒見る、一緒に寝起きをともにし、女手一つで育ててくれた母には、優しい言葉を常にかけてたと聞きます。最近、彼女もでき、幸せを夢見て、希望に満ちた人生に思いをはせていた矢先のこと、無念の一言に尽きると思います。

 降りしきる雨の葬儀の日、天をも悲しんでいると、みなも感じたことでしょう。至るところからすすり泣きが聞こえてまいりました。おじである信升さんは弔辞で肩を震わせ、末尾で切々と訴えておりました。飲食をともにした10名と言われる方々の責任の所在はどうなるのか。常習性はなかったのか。事件の真相究明、情報開示、私からも強く徹底した調査を教育長、市長へと要望いたします。

 あってはならぬ、この事故、複雑にも、双方とも不幸なのであります。風化させてはなりません。同級生であります長山家康君、先日のあなたの指摘、訴えに同感します。我々の議員で何ができるのか。ともに考え行動していきましょう。

 去った2月18日、本市の市議団4名が名護市辺野古に行った旨、報道がありました。余りにも唐突な行動でびっくりいたしました。目的は尖閣を守っている海上保安庁を激励するためらしい。

             〔何事かいう者あり〕

 ならば、あなたたちが行くところは間違っている。尖閣で日々一生懸命頑張っている方々は、海上保安庁11管区でございます。ここ石垣におるのでございます。事務所へ行ってしっかり握手して、労をねぎらえばいい。そこだったら私も行きたい。何なら尖閣まで行って、現場で横断幕を引っ張って、尖閣列島、広げたほうが効果あったかもしれません。

             〔何事かいう者あり〕

 戦後70年、いまだ基地に苦しめられている沖縄県民が、さらなる基地の建設にさまざまな思いにはせた方々が、新基地に反対しております。知事選で民意は得たりと思いきや、国は話し合いのテーブルにさえも着かない。強引に進める国家権力の横暴に対する国民の怒りなのでございます。県民の怒りなのでございます。私自身、彼らの思い、行動、十分理解できるものです。

             〔何事かいう者あり〕

 当日100名余の工事阻止を訴える方々がいたと聞きます。そこになぜ4名の石垣市議があえてこの時期に、こういう行動をしなければならなかったのか。しかも、基地とさほどかかわりのない、この石垣から、まことをもって理解できません。しかも、石垣市議会のネーム入りのジャンパーを4名ともつけていたと聞きます。

             〔何事かいう者あり〕

 あなた方は我々全議員の代表なのか。ましてや。

             〔何事かいう者あり〕

 前の日は議員研修の日で、私も含め議員みな那覇にいました。言うなれば公費で那覇まで行って、那覇まで来た流れの行動ということか。

             〔何事かいう者あり〕

 これは果たして好ましいのか。

             〔何事かいう者あり〕

 いささか首をかしげるものでございます。案の定、10分ほどで退散に追いやられ。

             〔何事かいう者あり〕

 事のなきを得たと聞いてます。お互いの思想信条の違いは理解し合えると思います。その前に民主主義を信じたい。平和を思う気持ちは同じと思います。

 一般質問に入ります。

 国営関連事業について。いよいよ来る年度より本格的に事業が始まります。国営で281億円、約10年の工期でございます。その関連事業で480億円、巨費が投じられます。その県営及び団体営事業の概要についてお尋ねいたします。

 次に、市の発展、島を守るという観点から、農振法は最も重要な位置にあります。一部見直し除外の申請の現状をお尋ねいたします。

 3点目、農業用のハウスビニール等の処分についてお尋ねいたします。

 八島第二団地の件につきましては、取り下げさせていただきます。

 再質問は自席にて行います。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 崎枝純夫議員の質問にお答えいたします。

 まず1番目、国営関連事業につきまして、国営事業関連である県営及び団体営事業の概要についてお答えいたします。

 まず、国営石垣島土地改良事業につきまして、平成26年7月9日、土地改良法に基づき、申請人代表から農林水産大臣宛てに、国営石垣島土地改良事業の申請が行われました。農林水産省における当申請の審査の結果、適当であるとされ、土地改良法に基づく手続を経て、事業計画が確定いたしました。

 次に、ご質問の県営及び団体営事業の概要をご説明いたします。

 関連事業の事業工期は、平成26年度から平成44年度までの19年間でございます。事業費の総額は480億円であり、地区数では県営事業で12地区、団体営事業では26地区を予定しております。

 また、県営事業における事業採択面積は20ヘクタール以上であり、団体営事業は5ヘクタール以上の受益が採択要件となります。現在、整備に取り組んでいる県営事業では、大座地区が採択され、事業実施中でございます。平成27年度には川原地区、平成28年度には星野、大里地区の採択を予定しております。

 団体営事業では、村中第2地区、開南地区、久宇良地区、大弥原地区の4地区が採択され、現在、事業実施中であります。平成27年度には三川地区、平成28年度には伊野田南地区、栄第2地区を予定しております。今後とも国、県と協力しながら、関連事業を進めてまいりたいと考えております。

 次に2番目、農業振興地域内の除外申請についてお答えいたします。

 平成26年9月1日から10月31日に受け付けをした石垣農業振興地域整備計画の一部見直し、変更申出書の件数は、除外申し出が8件、編入申し出が1件でございます。現在、農業委員会や庁内関係各課、また関係機関等から意見照会を行い、現地調査や過去の農地の取得に係る経緯、除外後の計画内容、その他詳細かつ慎重な調査を行っているところであります。

 今後は、庁内関係課長から構成される石垣市農業振興地域整備計画策定連絡調整会議を開催、その後、庁議を開催し、市の方針を確定して、県との事前協議を行う予定でございます。

 3番目のハウスビニールの処分についてお答えいたします。

 農業用廃棄プラスチックの排出量について、まずお答えいたします。

 平成25年度に農業生産で排出された農業用廃棄プラスチックは122トンで、内訳としてはビニールハウス等から排出される塩化ビニールが約37トン、マルチ資材や肥料の包装資材である農業用ポリフィルムが約85トンで、いずれも産業廃棄物として処理されております。

 リサイクル施設の整備につきましては、本島の施設園芸が盛んな自治体が広域で施設を整備し、廃棄プラスチックを処理しておりますが、課題も多いと聞いております。

 また、本市の廃プラスチックの排出量では、リサイクル施設の整備は困難な状況であり、そのため本市では、廃プラスチック適正処理協議会で指定された産業廃棄物処理業者に処理を依頼するよう指導しているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、崎枝純夫君の再質問を許します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) いよいよ国営事業、来年度から始まります。この事業は、平成20年度、協議会ができてます。その前に国からの調査がありまして、それに並行して、当時の大?長照市長、農水部長の黒島直茂さん、名蔵川土地改良区の局長、喜舎場博三さん、その3名で農水省に行って要請したという経緯があります。

 新空港、一つのめどがつきまして、石垣の大きい事業という形で、農業振興のために、この大型事業、それを持ってこようと、このプロジェクトは非常に大きいものでありますから、国営として10年間、181億円の巨費が投じられます。

             〔(200)という者あり〕

 失礼しました。281億円の巨費が投じられます。それに関連しまして480億円、関連事業として投じられます。これをいかに遂行していくか。現執行部の手腕が問われるところでございます。まず関連事業、480億円の関連事業、これの工期、これをお答え願えますか。何年間で480億円を使うのか、工期。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 冒頭も答弁したとおりでございますけども、事業工期は平成26年度から平成44年度までの19年間でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 失礼しました。回答で答えてましたね。この事業の工種、工事の種類、国営事業は北部まで配管の事業をすると、目的があります。関連事業として、どういう作業をなさるのか、お答えお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 関連事業の工種についてお答えいたします。

 関連事業の工種につきましては、用水路、排水路、スプリンクラーなどの農業用排水施設、それから農業用道路、区画整理、暗渠排水、客土、農地造成、それから防風林やのり面保護工などの農用地保全、フェンスやスクリーンなどの土地改良施設保全等がございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) さまざまな工種があると聞いています。主なものを今答えてもらったと思ってます。防風林等、そういう今の、前の土地改良のひとつ反省も生かしまして、石が、小石が多いやら、勾配が険しい、雨が降ったら土が流される。畑を掘り起こせば石がごろごろ出てくる。そういう以前の土地改良の反省も生かしまして、これに目を向けて本当にやってほしいなと思ってます。

 まず国営の事業があります。これ11年間かけてやりますが、年度ごとに。

             〔何事かいう者あり〕

 国営ですね、国営は11年ですね。年度ごとに一応工期は終わるんですが、その工期が終わった時点で、終わったところの供用は使えるのかどうなのか。これどういう方法で、11年間、これが終わるまで水は使えないのか、この辺、ちょっとお尋ねします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 国営事業整備が進んでいくにつれて、段階的に供用開始するのかということでございますけども、これは順次供用開始することにより、農家が早目に農業用水を使用できるように考えております。つまりパイプがつながったところから、供用を開始できるようなところから供用開始していくというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) わかりました。そのようにお願いします。土地改良でありますから、農家は優良農地、それを望んで土地改良させるものであります。現存の表土が表土以下に悪い農地になるということはないだろうけど、その中に堆肥を投じて、さらに優良農地にするという形での農家への返還方法、それは考えてるのかどうなのか、この辺、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。区画整理完了後に堆肥投入についてお答えいたします。

 区画整理で表土機械を行った場合、圃場においては基本的に地力増進のため、10アール当たり4トンを限度として投入をいたしております。なお、パイン生産地区につきましては、堆肥を希望しない農家もおられることから、農家と調整しながら投入を進めてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 有機農業というのが今から盛んに行われると思います。土の利用方法、そういうのはまた農業、それによっても大分変わってきますんで、状態のいいような形でという一つの方法が目的だろうと思います。この県営及び団体営、事業の関連事業におきまして、県営のものと団体営のものがありますね。その割合を教えてもらえませんか。480億円の中での県営が事業するものと、団体営が事業するものと、この割合、教えてもらえませんか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 県営と団体営事業の割合についてお答えいたします。

 関連事業の全体事業費は480億円、このうち県営事業が316億円で、団体営事業は160億円になります。割合としましては、おおむね66%と34%になります。また受益面積別では、全体の受益面積は1,148.2ヘクタール、うち県営781.3ヘクタール、団体営で366.9ヘクタール、割合はおおむね68%と32%になります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 団体営、そのうち石垣市の、市の事業として扱うものですね、これが34%。ちなみに、県全体で平均の割合が大体60%と聞いてます。50から60%と聞いてます。ちなみに、隣の宮古島では70%、これが団体営と。できるだけ地元のほうにこの予算を組み入れて、地元で頑張ろうという姿勢がこの辺に見えるわけで、今のこの割合だと、ちょっと少ないかなという思いがいたします。この辺の努力について何かあれば。せめて50%ぐらいには持っていけないものなのかどうなのか。その辺の考えはあるでしょうか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 県営と団体営事業の割合につきまして、宮古の状況は存じ上げておりませんけども、市の事業執行とか県の事業執行、それから地域の状況を見ながら決めたものでございますので、ご指摘の趣旨は理解するところはございますけども、工期等々も踏まえた中で決めているものでございます。こうした中でまた進めていきたいというふうに思っております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) もう事業は始まってると思います。来年、再来年から膨大な、年間での工費がかかると、事業が進むという形になると思います。その上でも、できるだけ地元の業者を使ってというのが基本的になると思うんですが、我々議員としても、県営は県営で、地元の業者にとお願いしますという、この要請をしようと思ってます。

 そういう中でできるだけ、これは事務的な経費も、そういう流れの中でこの予算が使えると、そういう話も聞いてますんで、できるだけ石垣に金が落ちるような施策に持っていったほうがいいんじゃないかという思いがあります。ひとつご努力お願いしたいと思います。

 次に行きます。農振除外の件です。今回の一部見直しで除外申し出が8件あると聞いてます。申請理由には農家住宅とか一般住宅、そういうものであると思われますが、除外後はどのような用途になってるのか、用途別の状況を明らかにしてもらいたいと思いますが、お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 今回の一部見直しで、除外申し出8件の内訳でございます。除外申し出を申請用と別に分類しますと、農家住宅の建設が2件、一般住宅建設が3件、ドーム型アンテナ塔建設、それから居宅介護施設建設、農産物加工販売施設建設、それぞれ1件ずつで合計8件となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 復帰後に石垣の土地が大分買い占められたという経緯がありまして、このときに農地法適用いたしまして、石垣のこの土地を守っていこう、それと発展させるための一つの守るという観点から、農振法に基づいて、全ての居住地以外、農振にかぶせたと、一つの経緯があると思います。

 必要な部分は必要な部分と、どうしても石垣の発展のためには、こっちは農振から外さなくちゃいけないと、そういう仕組みの中で、この農振法が適用されて今日まで来てますが、農振法におきましては、農地法との絡みがありまして、農振除外されたからといって、すぐこちらに物が建つというもんでもないと思います。農地であれば農地法、農地法の中にも畑の分類がありまして、1種農地、優良農地からランクづけされまして、1種農地、これは物を建てていけないよと、2種農地、3種農地と、そういうランクづけがされてます。

 そういう中で、今回の申請地には除外後、第1種農地と思われる農地があるのかどうなのか、わかればご答弁お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 農業委員会の意見によれば、申請地8件のうち第1種農地が4件、第2種農地が3件、非農地が1件となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 申請件数8件に対して第1種農地が4件と、半数以上を占めてるということですね。農地法上、先ほど言いましたが、第1種農地は優良農地、原則として転用不許可という対象になります。

 しかしながら、優良農地を確保する一方で、社会経済上必要な土地、需要に対応するために不許可の例外が認められてる。この不許可の例外に該当する場合のみ転用が許可されるということになっておりますが、厳しい審査が課せられております。

 今回の一部見直しの農振除外審査についても、優良農地を極力守るという観点から、農地法や農振法の趣旨を踏まえて、慎重な審査をお願いしたいというのが、私の今回のこの質問での趣旨でございます。

 今あるところで、そういう動きがあるという話も聞いてますんで、慎重かつ、こっちは、こっちにクリアするところがあって、課長クラスでの審査、今受け付けたばかりと思います。次に庁議でいくと思います。庁議には市長もかかわってるのかわからないですが、副市長以下、この辺での慎重審査がされると思います。こういうときに市長も交えて、その現場に足を運んで、こっちで本当に適切なのかという判断を含めて、判断していただきたいなと思っております。

 次に行きます。今の件は近々結果が出るような話も聞いてますが、追っかけて私、また質問するかもわかりませんので、ひとつお願いします。

 ハウス用ビニールの件でございます。不法投棄や野焼き等を防止するために、資材を販売する業者等との廃プラスチック処理に関する、そういう話し合いがなされたことがあるのかどうなのか、お答えお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 不法投棄や野焼きを防止するため、資材を販売する業者等と廃プラスチック処理に関する話し合いをしたことがあるのかという問いにお答えいたします。

 廃プラスチックの不法投棄や野焼き等の防止については、関係機関や団体で構成される石垣市農業用廃プラスチック適正処理推進協議会を通して、農業用廃プラスチックの適正な処理についての協議や、生産農家に対する指導、助言を行っているところでございます。

 JAおきなわを初め、肥料や農畜産物資材を販売する事業所も推進協議会の構成メンバーとなっておりますので、不法投棄や野焼き等の防止等、農業用廃プラスチックの適正な処理について、同協議会の中で話し合うとともに、農家への指導、助言をともに行っているところでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 農家が資材を購入するときに、購入する数量に応じて処理費用を課して、賦課して、使用後の販売業者に集積して、その後、適正に処理する等の、この対応を検討したことがあるのかどうなのか。ひとつご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 農業用資材を購入するときに、廃プラスチックに係る費用を上乗せし、使用後の廃プラスチックを資材販売業者が処理するという方法について、先ほど申し上げました石垣市農業用廃プラスチック適正処理推進協議会の中で議題として検討した経緯がございます。

 しかしながら、販売した資材と廃棄物として集積された資材との分別が困難なことや、集積場の確保と廃棄物の水切りや汚泥の除去等、廃棄するときの適正な処理についての指導が十分に対応できないなど課題が多く提起され、現在のところ具体化に至っておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) この協議会をもっとよりよく生かして、今の現状の農家のビニールハウスの処分状況、それに大分苦慮してますんで、ひとつこの辺を改善させていただくようにお願いしたいということです。

 不法投棄とか野焼き、休憩します。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午後 1時40分

                                再 開 午後 1時40分



○議長(知念辰憲君) 再開します。



◆13番(崎枝純夫君) このビニール等の処分については、農家の負担になっております。このビニール等が果たす役割、それはもちろんご存じと思いますが、環境を含めて我々の自給率を高めると、農家の一生懸命の姿のあらわれの資材投入でございますので、ひとつ環境を守ってるという、そういう面も含めまして、これに関して石垣市の市の助成が少しでも農家に分け与えられればいいかなと思ってます。ご検討お願いしたいと思います。

 提案として、私のきょうの一般質問終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、崎枝純夫君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午後 1時41分

                                再 開 午後 1時53分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、井上美智子さんの質問を許します。井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) こんにちは。さきに通告いたしました事項について一般質問を行います。申しわけありませんが、質問の順序を変え、最初に自衛隊配備問題について所感を述べながら質問させていただきます。

 ことしは戦後70年、アジア太平洋地域で多くのとうとい命を奪った侵略戦争の痛苦の教訓に立って、平和をどう築くのかが問われる節目の年です。市長は平和行政にかかわって、施政方針で、「世界中から多くの人々が本市を訪れ、交流を通じて、国際交流拠点都市として、本市が世界平和にも貢献できるものと信じております。「観光は平和へのパスポート」、これは、1967年の国際観光年スローガンであります。そして、本年は戦後70年の節目を迎えます。戦争を経験した方が高齢化していく中、その記憶を風化させることがないよう、多くの市民に平和について考える機会を提供してまいります。また、戦争の教訓を次世代に語り継ぎ、平和への思いを次世代にしっかりと引き継ぐ」と述べられました。

 私も平和への思いを引き継ぐことに何の異論もありませんが、引き継ぐべき教訓とは何でしょうか。私は多くのとうとい犠牲の上に、二度と戦争はしないと誓った憲法9条を生かし、平和を築くことだと考えております。沖縄の命どぅ宝の思いで、戦争につながる軍備増強、基地は平和と共存できないと考えます。

 ところが、1月15日の新聞で、平成25年度から引き続き27年度も防衛省予算に宮古、石垣両島を対象にした自衛隊部隊配備検討のための現地調査は約2,000万円を計上、具体的な配備先の検討は進めると報道されました。

 そこでお伺いします。1つ目は、自衛隊配備について、政府及び関係者からの申し入れ等の有無について。2つ目は、自衛隊配備に向けた政府による候補地の調査が実際行われたかどうかについて答弁を求めます。

 次に、子育て支援についてお伺いいたします。

 子どもの医療費の助成は、病気にかかりやすい子どもたちへの保険の向上、保護者の皆さんの経済的負担をなくすために、ぜひ必要なものです。去る2月に東京都千代田区役所へ視察に参りましたら、高校卒業までの医療費が無料化されていました。地域柄、家賃は高いにもかかわらず、子育て支援が充実しているため、若い方の世帯数が年々ふえているそうです。

 市長の施政方針にも、「人口が減少に転じる前に、増加傾向にある今のうちに具体的な対策を講じる必要がある。そのためには、子育てをしやすい環境づくりが重要である」との考え方が示されています。

 沖縄県では、「子ども医療費助成」通院費の対象を現在の3歳以下から就学前までに拡大する方針を決めていますが、石垣市の対応策について答弁を求めます。

 次に、学童保育についてですが、保護者から学童保育実施の要望が寄せられています。とりわけ中、西、北部地域の団地などでは、多くの子育て世帯が入居しています。ところが、小学校に入学すると、近くに祖父母など子どもを預けるところもなく、市街地から遠いこともあり、民間の学童保育の利用もできず、放課後は子どもの居場所がなく大変困っています。

 そこでお伺いします。学童保育の現状について、また今後の計画についての答弁を求めます。

 最後に、高齢者等外出支援事業についてお伺いします。

 ますます高齢者社会が進む中、今までみずから運転していた高齢者が運転できなくなることや、路線バスやまちなかじゅんかんバスなどではカバーできない地域がまだまだあるため、新たな外出支援事業が求められています。所得の低い年金生活者にとっては、タクシー代は大きな負担になるが、どうしても病院へ行くときは利用せざるを得ないという方もいらっしゃいます。65歳以上の方が経済的にも負担にならないような外出支援事業の強化が求められています。

 宮古島市では、既に宮古島市高齢者外出支援タクシー利用助成事業として実施されています。石垣市でも、こうした外出支援事業の導入が必要ではないでしょうか。

 そこでお伺いします。1つ目に、高齢者等外出支援事業の現状について、2つ目に、同支援事業の拡充・強化策、福祉タクシーなどについてご答弁をお願いします。

 以上、質問を申し上げましたが、当局の誠意ある答弁を期待し、再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。石垣市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 井上美智子議員のご質問についてお答えいたします。

 自衛隊の配備について、政府及び関係者からの申し入れ等の有無、2点目が、自衛隊配備に向けた政府による候補地の調査についてのご質問でございますが、以前に新聞報道等で政府が自衛隊部隊の配備について、南西諸島への配備する方向というような旨の報道があったことは承知をいたしておりますが、議員ご質問の自衛隊配備について、政府及び関係者からの申し入れ等の有無については、石垣市へ自衛隊を配備するという具体的な話は、今のところ来ておりません。

 また、自衛隊配備に向けた政府による候補地調査についても、本市へは話は来ておりません。宮古島市のほうに話が行ってるということは、これも報道で承知をいたしております。

 以前から申し上げてますとおり、自衛隊配備につきましては、具体的な話があった場合には、市民の皆様にオープンにして議論を進めていくというふうに申し上げておりますので、その考えは今も変わっておりませんので、ご理解のほういただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 井上美智子議員の1項目の子育て支援について、2項目の高齢者等外出支援事業について答弁いたします。

 1項目の子育て支援については2点のご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 1点目の、沖縄県は「子ども医療費助成」通院費の対象を拡大する方針を決めているが、石垣市の対応についてのご質問にお答えいたします。

 現在、本市の子ども医療費助成の範囲は、通院費は3歳まで、入院費は中学卒業までとなっております。議員ご承知のとおり、沖縄県は平成27年10月から、通院費の支給範囲を就学前まで拡大することとしています。

 本市におきましても、保護者の経済的な負担軽減と子どもたちの健やかな育成を図ることを重視し、あわせて改正後の本市財政負担も考慮しつつ、県同様に通院費の支給範囲が拡大できるよう検討してまいります。

 2点目の学童クラブの現状と取り組みについてお答えいたします。

 本市の学童クラブの現状につきましては、平成27年2月末現在で、民設民営型の学童クラブが7園ございます。また、7園に対する在籍児童数は合計134名となっております。

 今後における学童クラブ設置に向けた取り組みにつきましては、本市の子ども・子育て支援事業計画の向こう5カ年計画において、今後小学校校区に1カ所をめどに、公設民営型方式による学童クラブの開設を促進していく取り組みを掲げております。

 また、これまでは10人以上の放課後児童クラブに対し、国、県の交付金対象とされてきましたが、今般の子ども・子育て支援新制度では、新たに平成27年度から離島、僻地に限っては、1人以上からでも交付金の対象とする旨、先般、国からの交付金通知があり、今後におきましても、ぜひ北西部地区などの小規模校においても、放課後児童クラブが開設できるよう取り組みを進めてまいります。

 次に、2項目の高齢者等外出支援事業は2点のご質問がありますので、順を追って答弁いたします。

 1点目の高齢者等外出支援事業の現状についてお答えいたします。

 本市では、高齢者のうち一般の交通機関を利用することが困難な在宅の要援護者高齢者に対し、外出支援事業を平成15年度より、石垣市社会福祉協議会へ委託し実施しております。

 対象者は65歳以上の諸要件を満たす高齢者で、車椅子を利用してる方、あるいは歩行障がいにより何らかの補装用具を使用している方、または人の介助が必要な方などであります。

 サービスの内容といたしましては、週2回を限度とし、利用者の居宅から医療機関、介護予防事業所及び公共施設までを500円で利用することができます。

 これまでの利用状況につきましては、利用件数で平成24年度、299件、実績額149万5,000円、平成25年度、195件、実績額97万5,000円、平成26年度、278件、見込み額139万円となっております。

 2点目の同支援事業の拡充・強化策(福祉タクシーの導入)についてお答えいたします。

 福祉タクシーとは、道路運送法第3条に掲げる一般乗用旅客自動車運送事業を営むものであって、一般タクシーの事業者が福祉自動車を使用して行う運送や、障がい者等の運送に業務の範囲を限定して許可を受けたタクシー事業者が行う運送のことを言います。

 今後、本事業がタクシー協会への委託実施が可能かどうかなども含めて調査研究をしてまいります。

 なお、高齢者の外出支援事業につきましては、現在、運用面で要介護3以上の方を対象にしておりますが、今後範囲を広げ、できるだけ多くの方が利用できるよう配慮してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、井上美智子さんの再質問を許します。井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) それでは、自衛隊配備問題について再質問を行います。

 去る3月3日、衆院予算委員会で日本共産党の穀田恵二衆議院議員が沖縄の基地問題で質問しています。穀田衆議院議員の質問と中谷防衛大臣の答弁をご紹介した上で、市長のご見解をお伺いします。

 穀田議員が沖縄を中心とする南西諸島地域で沖縄本島、先島諸島にそれぞれ部隊を配置すると書いた文書があると指摘した上で、このような部隊配備を検討しているのではないかという質問に対し、中谷防衛大臣は、中期防に基づく南西諸島における警備部隊の配置については、平成25年度予算で沖縄県の先島諸島及び鹿児島県の奄美群島の有人島を中心に調査業務を実施するとともに、自後、具体的な候補地を選定のための現地調査を行って、総合的な検討を進めているところですと答弁を行っています。

 この防衛大臣の答弁は、既に平成25年度予算で先島諸島を調査し、自衛隊配備に向けた候補地を選定、検討を進めているということを明らかにしています。こうした国会での質疑を見ておりますと、市長に対し、何らかの形で自衛隊基地配備の打診があり、話し合いがあったのではないかと考えられます。いかがでしょうか。本当に政府や関係者から自衛隊の配備に向けた話はありませんでしたか、再度答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 繰り返しになりますけれども、自衛隊の配備についての具体的な話は来ておりません。調査についても、私のところには話は来ておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) さらにお聞きしますが、昨年2月26日、衆院予算委員会で日本共産党の赤嶺政賢衆議院議員が、石垣への調査問題を取り上げた際に、防衛省大臣官房審議官は、現在、委託業者のほうで作業中、業者の方がいろいろなところを調査している。まだ、その報告が上がってきている状況ではございませんと述べ、いずれにしましても、防衛省としては、部隊の配置場所については、関係自治体のご理解を得ながら決定していきたいと思っておりますと答えています。

 さらに、昨年5月20日の県紙の報道では、防衛省は14年度予算で関連調査費として6,000万円を計上、13年度の候補地選定調査を踏まえて、概略の施設配置図や工程表の作成、概算工事費の推算をする予定とあり、委託業者の調査は既に終了し、配備に向けて作業が進んでいることが推察できます。

 再度お尋ねしますが、このように防衛省は石垣市も含め調査を行い、自衛隊配備の候補地を決定する段階に来ていると推察できますが、防衛省などから市長への打診はないのか、重ねて答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 先ほど来からのご質問の件で、例えば南西諸島のほうに自衛隊の配備を考えてるというのは、当然、今報道等で出ている話でございます。議員ご指摘の委託業者が調査ということに関しましても、私のほうに一々報告が来てやることでもないと思っておりますので、私のほうには話は来ておりません。防衛省、また政府関係者、その他関係者の中から自衛隊配備についての打診、また調査等についての報告等も来ておりませんので、重ねて申し上げます。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 市長、勝手に国に調査させて、勝手に国が候補地を決めさせて、はい、わかりましたとでも言うつもりですか。ぜひ、市長みずから防衛省に行って、その真意を確かめて、本当に調査してるということが、しっかりこうやって新聞でも報道されてますので、ぜひそれを追及してきてください。調査内容を私たち市民に公表するように、ぜひ追及して問いただしていただきますようお願いしたいんですけど、市長、もう一度答弁お願いします。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 自衛隊の配備につきましては、先ほど来申し上げてますように、石垣島への配備等、調査も含めてですが、そういった話があった場合には、その話を市民の皆様にオープンにして議論していきたいという話をさせていただいております。

 委託業者が調査したかどうかを真意を確かめるとか、その調査の内容をオープンにしてほしいとかということで、私から防衛省なりに要望する考えはございません。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 市長は石垣市の自衛隊配備について、私たち市民はとても懸念しています。昨年の市議会議員選挙でも、多くの市議候補が自衛隊配備について反対、あるいは慎重な考えであることをマスコミの取材で表明しています。

 私自身は、石垣市の将来を観光産業と第1次産業を軸とした経済社会を築きたい、平和な石垣市には、自衛隊の配備はあってはならないことを強く主張しておきたいと思います。

 平和は軍事力では実現できません。70年前の沖縄戦が私たちに教えています。紛争があっても絶対に戦争にしない。外交交渉で話し合いで、平和を守る道をしっかり進めることを市長に求めたいと思います。

 石垣市の未来は、憲法9条で守る、この立場で取り組むことを強く求め、市長に本当にぜひ防衛省のほうに追及していただきたいと願って、次の質問に移ります。

 次に、子ども医療費のことで再質問いたします。

 先ほどの答弁で、本市の財政負担も考慮しつつ、県同様に通院費の支給範囲が拡大できるように検討すると言われました。そこでお伺いしますが、検討するということは、県にあわせて10月から実施するということでしょうか、ご答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 子ども医療費の拡大についてお答えいたします。

 県が10月から実施予定の通院医療費の助成対象を就学前まで拡大して実施するに当たっては、冒頭でも申し上げましたけど、まずは本市の財政負担等もありますので、そこは検討しながら、県にあわせて一緒に実施することが我々は望ましいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) ただいまの答弁は、県にあわせて県内市町村とも統一して実施することが望ましいということですが、県内では既に高校卒業までが4自治体、中学校卒業までが11自治体、就学前が12自治体で実施されています。41自治体のうち27自治体、実に65.8%が既に無料化が行われています。統一して実施することが望ましいというのであれば、石垣市は直ちに実施すべきではないでしょうか、重ねて答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 実は子ども医療費助成額なんですが、約6,500万円です。そのうち半分が石垣市、半分は扶助費として県から出ます。そういう中で財政事情、ここ市町村変わりますので、我々としてもできるだけ早目に期間を延長して拡大したいと考えております。まずは県が10月に就学前まで拡大して実施しますので、我々もそれにあわせて、まずはそこを検討していきたいと。検討したいというか、実施していく方向で取り組みたいと、そのように考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 市長に改めてお尋ねします。

 市長は日本一幸せなまちづくりを公約に掲げ、子育て支援を強めるとおっしゃっています。全県の65%の自治体が実施をしているのに、おくれをとっている状況でいいのですか。少なくとも県にあわせて10月から就学前まで実施をすべきではありませんか。私の希望は中学卒業までです。ぜひ市長の決意をお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 先ほど部長が答弁したように、10月から県の制度がスタートいたしますので、それにあわせて確実に実施させていただきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) やっと確実に実施するという答弁をいただきましてほっとしました。ぜひ中学校卒業まで考えてください。よろしくお願いします。子育て支援を強化、子どもたちの健全な成長のために、年次的、計画的に拡大されることを強く要望して、学童保育についての再質問に移ります。

 先ほどの答弁で、学童クラブの在籍児童数は134名ということですが、希望者全員が学童クラブへ入園されているのか。それとも、入園を希望しながら入園できない児童がいるのか。石垣市全体の実態についてはいかがでしょうか、明らかにしていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。学童クラブに入れない児童についてお答えいたします。

 現在のところ、市街地に7つの学童クラブがございます。入れない児童はいないものと承知しております。

 しかしながら、昨年実施しました子ども・子育て支援事業計画のニーズ調査では、放課後児童クラブへの利用意向調査結果として、例えば近くに児童クラブがあれば利用したい。あるいは保育料が安ければ入りたいなど、潜在的な利用希望者は約470名程度いるものと見込んでおります。

 したがいまして、子ども・子育て支援事業計画では、向こう5カ年以内に小学校校区に1カ所の学童クラブが設置できるよう努めていく計画を掲げております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) ただいま市街地に7つの学童クラブがあって、入れない児童はいないと答弁がありましたが、そうでしょうか。私の聞くところでは、これらの学童クラブは、ほとんどが同じ施設の保育園を卒園した児童が利用しております。また、ある学童クラブでは、名蔵小学校の児童を1年間、頑張って受け入れました。しかし、とても大変ということで、今は断っているということです。入りたくても入れない。市街地以外では、入れる学童クラブがないのが実態であります。

 市のニーズ調査でも、近くにあれば、保育料が安ければ入れたいなど、潜在的な利用希望者は470名になっています。子どもたちの健全な放課後を保障するには、各小学校区ごとに低額の保育料で入れる学童クラブが必要だということです。

 そこでお尋ねします。27年度4月以降に実施される野底と市街地を除く地域の実施計画はどうなるか、答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午後 2時23分

                                再 開 午後 2時23分



○議長(知念辰憲君) 再開します。福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 5カ年計画における放課後児童クラブの推進計画についてです。

 本市の向こう5カ年計画では、先ほども申し上げましたが、ニーズ調査に基づく潜在的な利用意向数を踏まえ、今後、小学校校区に1カ所をめどに、地域実情等も勘案しながら、公設民営方式による放課後児童クラブの設置を促進してまいります。

 昨日も答弁いたしましたが、実は今、野底小学校校区において、公設民営型の学童クラブを教育委員会と連携しながら、また学校とも話し合いを進めております。ぜひこれも4月から実現できるよう、今その準備を進めております。

 また、新制度では特例制度として、離島僻地においては、児童数が10名以下でも補助金交付が可能となります。それで北部、西部、中部地区などの小規模校においても、今後は学童クラブの設置が可能となります。ぜひ公設民営方式による放課後児童クラブの設置促進が図られるよう、教育委員会や学校管理者とも連携、調整をしながら、積極的に設置に向けて取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) きのうの答弁でもありましたように、野底小学校での学童保育が実施されるということで大変喜んでおります。それでも、まだまだ中北部では不足です。今度1年生の子どもさんがいらっしゃる方は、本当に必死になって学童保育を探していらっしゃいますけど、結局遠くまでは迎えに来てもらえないということです。ぜひ、年度途中でありますが、夏休みからでも実施する、そういうぐらい必要なお母さん、お父さん、切実な思いです。どうぞよろしくお願いします。

 学童クラブは、小学校に隣接した敷地に施設があるのが一番理想です。何校も回って子どもたちを迎えるために、30分バスの中に揺られるときもあるそうです。1校区に必ず1つ、これは切に求められていることです。ただいまと言って帰れる場所になっている学童クラブは、異学年との人間関係など、社会に出るためのその子の人間形成にとって、とても大事な役割を果たしています。

 しかし、交付金もまだまだ少ないため、保護者の負担も多く、交通量のふえている地域では、どの子にもクラブに入れるようにすることで、子どもたちの安全を守ることもできます。学童クラブへの早期の対応を切に願います。

 それでは、次の再質問に移ります。次は高齢者外出支援についてです。現在の高齢者等外出支援事業の対象と内容、実績などについて答弁がありました。この支援事業を利用できる対象者は何人ですか。これらの対象者が希望どおり利用できている体制になっていますか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 外出支援サービス事業を利用できる対象者といたしまして、平成27年度当初予算で1月30件、年間360件分を計上しております。予算額は180万円となっております。また、利用体制につきましては、利用者が希望すれば週2回の範囲内で予約の上、利用することが可能となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 最初の答弁で、外出支援事業の範囲を今後広げるということですが、どのように広げるのでしょうか。具体的にお答えください。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 現在、社会福祉協議会に事業委託を実施しております。運用面で現在、要介護3以上の方を対象にしており、範囲が限られています。しかし、今後、対象者の枠を広げた柔軟な利用範囲を検討した上で、要綱等の見直しを図ってまいります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 今、民間のタクシー会社で介護タクシーというのをなさっているんですけど、1カ月106回ぐらい利用されているそうです。ますますこれから高齢化の社会ですので、ぜひ利用範囲が広げられるよう見直しを行ってください。

 しかし、これだけでは高齢者のニーズに応え切れないと思います。寝たきりの夫を88歳の高齢者が介護しているのですが、自分自身もつえが必要な状態です。夫がたびたび入院し、その食事などの介助のため病院通いが必要になり、タクシーを利用せざるを得ません。タクシー代は年金暮らしの中では大変ですと訴えられております。

 宮古島市では、宮古島市高齢者外出支援タクシー利用助成事業が実施され、65歳以上で住民税非課税、介護認定を受けていないひとり暮らしの高齢者や、高齢者のみの世帯の方が対象となっています。今後の高齢者社会を考えると、石垣市でもこのような支援事業が必要だと思いますが、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 石垣市におきましては、宮古島市と類似した事業で、高齢者の社会参加助長と経済的負担を軽減する目的から、65歳以上の非課税世帯の方で市街地以外の地区にお住まいの高齢者を対象に、シルバーパス事業を東バス株式会社へ委託し実施しております。

 内容といたしましては、全路線バス乗り放題できるシルバーパスの半額助成があります。半年間1万円で利用できることができます。平成25年度には、延べ140人の高齢者が利用されております。

 また、石垣市では、市内においては、まちなかじゅんかんバスが運行しており、シルバーバスと併用して利用されますと、より利便性と負担軽減が図られるものと思われます。

 さらに本市においては、高齢者の活動拠点である老人福祉センターへつなぐ福祉バス運行補助金を交付することで、高齢者の利便性を高めております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 高齢者が生涯にわたって社会参加し、生きがいを抱きながら安心して暮らせる石垣市へしていくためには、この外出支援事業の拡大は絶対に必要な課題だと考えます。

 宮古島市での高齢者外出支援タクシー利用助成事業など、ぜひ取り入れていただいて、本当に積極的な取り組みを要望して、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、井上美智子さんの質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午後 2時32分

                                再 開 午後 2時42分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、我喜屋隆次君の質問を許します。我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 皆さん、こんにちは。本日、最後の質問者、我喜屋隆次でございます。もうしばらくの間、おつき合いのほどよろしくお願いいたします。

 済みません。早速ですが、一部追加と訂正をお願いしたいと思います。質問要旨の1番、地方創生の取り組みについての(3)総合戦略策定とありますが、その前のほうに「地方版」というのを追加と、3番、環境行政の(2)ごみの分別簡素化に向けた「今年度」というところを「新年度」に訂正をお願いいたします。

 それでは、一般質問をさせていただきます。

 政府は、平成26年9月3日付で、閣議決定により、まち・ひと・しごと創生本部を設置し、まち・ひと・しごと創生法の施行に伴い、平成26年12月2日からは、同法に基づく法定の本部として、司令塔機能を担うと位置づけております。

 また、日本の人口の現状と将来の姿を示し、今後示すべき将来の方向を提示する「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」及びこれを実現するため、今後5カ年の目標や施策、基本的な方向を提示する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が取りまとめられ、平成26年12月27日に閣議決定されました。

 まち・ひと・しごと創生法の第1章では、我が国における急速な少子高齢化の進展に的確に対応し、人口の減少に歯どめをかけるとともに、東京圏への人口の過度の集中を是正し、それぞれの地域で住みよい環境を確保して、将来にわたって活力ある日本社会を維持していくためには、国民一人一人が夢や希望を持ち、潤いある豊かな生活を安心して営むことができる地域社会の形成、地域社会を担う個性豊かで多様な人材の確保及び地域における魅力ある多様な就業の機会の創出を一体的に推進することが重要となっていることに鑑み、まち・ひと・しごと創生について、基本理念、国等の責務、政府が講ずべきまち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための計画の作成等について定めるとともに、まち・ひと・しごと創生本部を設置することにより、まち・ひと・しごと創生に関する施策を総合的かつ計画的に実行することを目的とするとあります。

 今定例会の補正予算でも、地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金として約1億7,000万円の予算が組まれており、これも地方版総合戦略の策定・実施の財政的支援の一つ、緊急的取り組みの経済対策であり、地方創生とは何か、国の示す長期ビジョン、総合戦略を的確に把握し、しっかりと取り組む必要があります。

 そこで、石垣市の地方創生について、どのように取り組んでいくのかお伺いします。1点目に、地域消費喚起・生活支援について。2点目に、地方創生先行型について。3点目に、地方版総合戦略について。4点目に、地方創生人材支援制度について。以上、4点についてお聞かせください。

 次に、石垣市エコアイランド構想について伺います。

 南ぬ島石垣空港が平成25年3月7日に開港してから2年がたちました。昨年は多くの観光客が来島し、111万6,000人と過去最高を記録しました。これも本市の最大の魅力であり財産でもある、豊かな自然環境があってこそだと思います。

 また、次世代の子どもたちにも、今ある自然環境を残すためにも、エコアイランド構想は必要不可欠だと考えます。エコアイランド構想も策定し、ことしで2年目を迎え、これまで環境への負荷低減の取り組みをさまざま行っていますが、これまでどのような取り組みを行ってきたのか。また、今後の取り組みについて、当局の考えをお聞かせください。

 次に、環境行政について伺います。

 今月の9日から不法投棄撲滅月間がスタートしました。悪質な不法投棄や廃棄物の不適正処理をしては、生活環境に支障を及ぼすだけでなく、自然や都市景観を損ね、観光振興にも影響を与えかねない重要な問題です。

 撲滅月間に伴い、富野小中学校の児童生徒の皆さんが学校前を通過するドライバーに不法投棄とポイ捨て防止を呼びかけるチラシを配布したとの新聞記事が地元紙に掲載されていました。富野小中学校の生徒、先生、関係者の皆様に敬意を表します。

 このように不法投棄撲滅に協力する方もいれば、一部の心ない方の不法投棄などの行為が、子どもたちがかかわることで、不法投棄の抑制につながるという思いから、環境学習の実施の提案をしてきました。

 今回、環境学習が行われたとの報告がありましたが、どのような内容だったのか、また子どもたちの反応をお聞かせください。あわせて、ごみ分別簡素化に向けた新年度の取り組みについてお聞かせください。

 次に、法定外目的税の導入について伺います。

 法定外目的税導入については、私も所属している一般社団法人八重山青年会議所の環境改善委員の石垣聡委員長を初めとする会員のメンバーと東京大学の田中先生や有識者を交えて、1年間、調査研究してまいりました。

 この八重山のすばらしい自然環境を守りつつ、未来を担う子どもたちに引き継ぐためには、今何をしなければならないのかという思いから、環境協力税の必要性を再認識いたしました。今回、平成27年施政方針にも取り上げていただき、導入に向けた議論が活発になることと思います。

 そこで伺います。法定外目的税導入に向けた本市の方向性をお聞かせください。

 最後に、保育行政について伺います。

 中山市長の公約でもあります、待機児童ゼロに向けた取り組みが進み、認可保育園の新設、認可保育園への移行に伴う新年度予算も計上されております。また、27年度施政方針でも、公立幼稚園9園の幼稚園型認定こども園への移行並びに公立保育園1カ所の保育型認定こども園の施設整備に取り組むとあり、就学前の子どもたちへの教育が進めば、学力向上にもつながることと考えます。

 待機児童解消、学力向上、さらには子どもたちを預けられる環境が整えば、母親の社会復帰、雇用の創出にも期待されます。保育士の確保、処遇改善等の課題もあると思いますが、保育行政、子ども・子育て事業の進展をお聞かせください。

 以上、質問し、再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君の質問に対する当局の答弁を求めます。総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) ご質問の1項目めの地方創生の取り組みについて、1点目、地域消費喚起・生活支援型について、2点目、地方創生先行型についてお答えいたします。

 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金は、プレミアムつき商品券の発行など、地域における消費喚起に関する地域消費喚起・生活支援型と地方版総合戦略の早期かつ有効な策定・実施に関する地方創生先行型に分けられております。

 本市では、地域消費喚起・生活支援型事業といたしまして、プレミアムつき商品券発行事業、少子化対策給付事業の2事業を、地方創生先行型事業といたしましては、石垣市総合戦略策定事業、キャッシュレス環境整備事業、外国人観光等誘客事業、保育環境充実事業の4事業、計6つの事業を計画しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 我喜屋隆次議員の5つの1項目め、地方創生の取り組みについて、2項目め、石垣市エコアイランド構想について、4項目め、法定外目的税の導入についての5点の質問に、順を追ってお答えいたします。

 1点目の地方創生における総合戦略策定についてお答えいたします。

 総合戦略の策定については、まち・ひと・しごと創生法に基づき、地方公共団体へ策定の努力義務が定められており、策定に当たっては、国の総合戦略を勘案し、それぞれの自治体における人口の現状と将来の展望を示した地方人口ビジョンを策定し、このビジョンを踏まえ、地域の実情に応じた、今後5カ年の目標や施策の基本方向や具体的な施策をまとめた地方版総合戦略を策定するものであります。

 石垣市においては、平成27年度策定に向け、市民、産業団体、大学関係者、金融機関等で構成する委員会を設置し、広く関係者の意見を反映できる仕組みを構築していきたいと考えております。

 2点目の地方創生人材支援制度についてお答えいたします。

 地方創生人材支援制度は、地方創生に積極的に取り組む市町村へ意欲と能力のある国家公務員や大学研究者、民間人材を市町村へ派遣する制度で、地域の変革に活用する意欲を持っている市町村、総合戦略を策定し実施する市町村、原則5万人以下の市町村を対象として人材を派遣するものであります。

 石垣市としましては、我が国の人口が少子化により減少している中、本市の人口は幸いにも増加傾向にあることから、減少に転じる前に、具体的な方策を講じる取り組みを進めるための目玉の一つとして、地方創生人材支援制度に基づき派遣の要望を出しているところであります。

 3点目の石垣市エコアイランド構想におけるこれまでの取り組みについてお答えいたします。

 石垣市エコアイランド構想は、平成25年6月に策定し、新たな価値の創造による持続可能な発展を目指した島づくりを目標に、これまで取り組みを進めております。

 主な取り組みとしては、波力発電の可能性について、沖縄県と協力して取り組みました。また、バイオマス資源の活用するため、メタン発酵プラントの設置や太陽光、雨水利用施設への助成、市内の道路照明、防犯灯、農村集落内の防犯灯のLED化、自然環境保全の必要性を周知するため、PRペットボトルウオーターの配布、EV船の導入、サンゴの移植、オニヒトデの駆除、景観形成向上行動計画の策定、水道施設を利用した小水力発電や太陽光発電事業の可能性調査等の取り組みを進めてまいりました。

 4点目の今後の取り組みにつきましては、エコアイランド構想の趣旨を庁内に周知し、関係部署での取り組みをさらに進め、同構想に示した施策の実現を図りたいと考えております。

 5点目の法定外目的税の導入に向けた、本市の方向性についてお答えいたします。

 法定外目的税は、地方税法に定める税以外に、自治体の条例により独自に税目を新設できる税です。平成12年4月に施行された地方分権一括法による地方税法の改正により創設され、これまで国が管理する地方税法の束縛から、地方が自主的に課税できる制度です。

 これにより財源確保を目的として、全国の多くの自治体が調査研究に取り組み、平成26年4月1日現在、都道府県で29件、市町村で7件の36件が導入しております。県内では伊是名村、伊平屋村、渡嘉敷村が環境協力税として法定外目的税を導入しております。

 このようなことから、石垣市としましても、法定外目的税については、自主財源の確保の観点からも、さまざまな角度から調査検討してまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 我喜屋議員の環境行政について、2点、順を追って回答いたします。

 まず1点目、環境学習についてお答えいたします。

 石垣市の将来を担う子どもたちへの環境学習は、この恵まれた自然環境と景観を未来永劫に守っていくためにも大変重要であり、議会においてもご提言いただいておるところです。

 各学校のカリキュラムでクリーンセンターや最終処分場の社会見学がこれまでも行われているところですが、去る1月23日には富野小学校のご協力を得て、全学年児童を対象に、石垣市のごみの処理と姿について環境学習を実施したところです。

 内容といたしましては、まず教室での5種分別区分、家庭ごみの行方、処理施設の紹介、ごみ排出量、ごみ不法投棄件数やボランティア件数などについて学習してもらいました。

 その後、実際に不法投棄現場を見学してもらいました。テレビや洗濯機など身近な家電製品やごみなどの不法投棄がされてることに、子どもたちは心を痛めてる様子でした。こんな大人にはなりたくないねとの感想もあったようです。

 児童生徒への環境学習を強化すべく、平成27年度の取り組みといたしましては、先月、教育委員会を通し、各学校への新年度の学習に組み入れていただくよう、協力を依頼しているところです。

 2点目、ごみ分別簡素化への取り組みについてお答えいたします。

 一般廃棄物の収集処理につきましては自治体に委任され、ごみ分別方法も各市町村ごとに異なっております。議会においても、さまざまなご提言があることから、平成27年度には検討委員会を立ち上げ、最終処分場の延命化や廃プラ類の焼却の影響など、ごみ処理のこれからの課題を議論していただくことにしております。委員の構成は、有識者や市民など12名を予定しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 我喜屋隆次議員の5項目、保育行政についてお答えいたします。

 子ども・子育て支援新制度につきましては、議員ご案内のとおり、全ての家庭が安心して子育てでき、育てる喜びを感じられることを目的として、各自治体では子ども・子育て支援事業計画を策定し、4月からの新制度スタートに向け、鋭意取り組んでるところでございます。

 本市におきましても、子ども・子育て会議において取りまとめられた石垣市子ども・子育て支援事業計画に基づき、年次的に子育て環境の整備・充実に向け、事業を推進してまいります。

 具体的には幼稚園と保育所を一つにした認定こども園の設置を初め、教育・保育の受け入れ定員を拡大する中で、平成29年度中には全ての待機児童をゼロにすることを前提に取り組んでまいります。

 就学前児童の教育・保育から学童期に至る切れ目のない支援を行うことを、計画の大きな目的としております。初年度となる平成27年度は、ハード面の施設整備を初め、ソフト面では保育士の確保及び処遇改善等を含めて、総額約10億円の予算を計上し、受け入れ定員約450人を確保するものであります。

 今後、認定こども園、地域型保育事業及び地域子ども・子育て支援事業など、多様な保育ニーズに対応していくとともに、市の事務指導権限が新たに付与され、施設整備に向けた認可基準や確認制度等の事務量がふえてまいります。これらの事務事業を円滑に推進していくことが求められることから、新年度から子ども政策係を新たに設置し、執行体制を強化してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、我喜屋隆次君の再質問を許します。我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) それでは、順を追って再質問させていただきます。

 地方創生についてですが、先ほど冒頭でもお話しましたが、今定例会の補正予算でも地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金として約1億7,000万円の予算が組まれました。先ほどの答弁で、地域消費喚起・生活支援型の事業として、プレミアム商品券の発行事業、また少子化対策給付事業、2つの事業、そして地方創生型、地方創生の先行型事業として石垣市総合戦略策定事業、キャッシュレス環境整備事業、外国人観光客誘客事業、保育環境充実事業、4つの事業を計画しているとのことですが、この6つの事業ですが、どのような事業なのか、詳細をご答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 財政課長、知念永一郎君。



◎財政課長(知念永一郎君) 地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金は2本立てになっておりまして、地域消費喚起・生活支援型で2事業、地方創生先行型で4事業、実施をいたします。

 事業内容といたしましては、プレミアムつき商品券発行事業、これはプレミアム率20%程度の商品券の発行を予定しております。商品券は、電子ポイント等による発行を検討中で、事業費は6,984万9,000円でございます。

 少子化対策給付事業、これは従来より実施してる市単独の学校給食費補助金の補助額を拡充し補助するもので、事業費は4,144万3,000円でございます。

 石垣市総合戦略策定事業、これは将来の人口減少への対策を講じるための石垣市総合戦略の策定へ向けて、専門的なデータ分析等を加えた戦略を策定する計画で、事業費は800万円でございます。

 キャッシュレス環境整備事業、これは域内消費限定の電子ポイント等機能をあわせ持つ電子マネー等の決裁端末の普及を促進するもので、事業費は1,800万円でございます。

 外国人観光客等誘客事業、これは観光誘客の促進と観光ボトム期の解消を図るため、台湾等のアジア圏からのインバウンド誘致を行うもので、事業費は1,770万円でございます。

 保育環境充実事業、これは保育施設における諸活動に係る費用や質の高い教材、教具の整備などに助成を行い、安心・安全な保育環境整備促進に取り組む事業で、事業費は1,504万4,000円でございます。

 以上の6事業を実施する予定でございます。事業費の総額は、地域消費喚起・生活支援型で1億1,133万7,000円、地方創生先行型で5,874万4,000円、あわせまして1億7,008万1,000円でございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) ありがとうございます。昨年の年度末に閣議決定されて、本当に忙しい中の事業の展開だったと思います。これらは繰り越してからの新年度の事業実施とのことですが、外国人観光誘客事業など、多くの方が訪れるように、しっかりとまた告知等をしていただきながら、またプレミアム商品券の金額の設定等、そういったものをしっかりやっていただきたいなというふうに思います。

 次に、地方版総合戦略についてですが、地方創生事業の中で一番重要になる部分が、この地方版総合戦略だと思っています。国は地方への多様な支援と切れ目のない施策の展開をしていくとしています。その中で、内閣審議官からの通達というものをインターネットのほうから引っ張ってみました。

 基本的な考え方ということで、地方公共団体による地方人口ビジョンと地方版総合戦略の策定、各地方自治体が自主性・主体性を発揮し、地域の実情に沿った地域性のあるものとすることが重要であると書いております。

 また、まち・ひと・しごと創生は我が国の喫緊の課題であり、早急に取り組みを進める必要があることから、各地方公共団体におかれては、速やかに地方人口ビジョン及び地方版総合戦略の策定の基本方針を明確にした上で、遅くとも平成27年度中には地方人口ビジョン及び地方版総合戦略を作成していただきたいという通知が来ていることと思います。

 それでお聞きしますが、策定に向けたスケジュールはどのようになっているのか。国の次年度予算編成等あります。10月から11月までには策定しなければならいのかなと思いますが、スケジュールについてご答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 我喜屋議員の再質問にお答えいたします。

 平成27年度に策定する地方版人口ビジョン・総合戦略で、まち・ひと・しごとの基本目標や具体的な施策等を作成し、あわせて目標指標等の作成を行います。このことで平成28年度以降から地方創生に係る交付金の活用が可能となり、子育て支援や雇用、その他のまちづくりなど課題解消に向けて取り組みに活用できることになります。平成28年度に向けて取り組んでまいります。27年度から策定いたします。

             〔(策定のスケジュールです。10月か11月までにはもう出さないといけないと思うんですが、これをいつごろまでに出せるのかという質問ですが)という我喜屋隆次議員〕



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午後 3時10分

                                再 開 午後 3時10分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 28年度の活用になりますので、27年度内に策定をさせていただきます。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 28年度スタートでありますが、これは総務省から資料いただいた中で、27年度から地方版総合戦略の早期かつ有効な策定実施には手厚く支援というのが、27年度からスタートすることになっております。これをぎりぎりまで延ばしてしまうと、本市においてもかなりマイナスになると思いますが、もう一度答弁、何月までに策定をしなければならないのか、スケジュールをお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 何事もスピードが大事ですので、できるだけ早目に、年度内と先ほど言いましたけども、年度内の早い時期に策定をさせていただきます。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 京都府の、早いところでは3月、今月の前半にもう策定したということで、多分第1号としてインターネットのヤフーニュースのトップページにも踊っておりました。これ各地域の実情に沿った施策をしないといけないということから、できるだけ早く迅速に、そしてしっかりこの事業内容を把握していただいて取り組んでいただきたいと思います。

 地方創生事業の取り組みについては、今後、石垣市の市政運営にどのように反映させていくのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 石垣市の人口の特徴は、合計特殊出生率が高いことにあります。このことは多くの若い世代を受け入れる環境があるということであります。安心して産める、育てられる島を目標にして、離島県の離島市である地理的な不利性を逆手にとった地方創生につながるモデル的な事例になると考えております。

 このことから、石垣市においても地方版総合戦略を策定することは、今後のまちづくりを進める上で重要であり、全国の先進事例としてつながるケースになるものと考えております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 市政運営にどのように反映させていくかということなんですが、うまく反映させるためにも、目標、指標や細かい分析が必要となります。

 国は情報支援として、各地域が産業、人口、社会インフラなどに関し必要なデータ分析を行い、各地域に即した地域課題を抽出し対応できるように、地域経済分析システムを開発中とのことでした。このようなシステムをフルに活用していきながら進めていただきたいと思います。

 それでは、地方版総合戦略は、石垣市にとってどのような意味を持つのか、答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 先ほどの答弁と重なりますが、もう一点、平成27年度の施政方針では、地方創生を進めるに当たって、子育てをしやすい環境づくりの推進が重要であるとして、子ども子育て・支援事業計画に基づき、幼稚園や保育園等の整備を進めるとして、待機児童ゼロに向けて、着実に歩みを進めるとしています。

 それから、先ほどの答弁と同じになりますが、全国の先進事例として、モデルケースになるように努めてまいりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 地方版総合戦略策定は、これから本市にとって重要な位置に置かなければなりません。総務省の資料によりますと、抜粋しますが、地方版総合戦略の早期かつ有効的な施策・実施には、先ほど、これしゃべりましたが、手厚く支援とあります。これが27年度、28年度以降は、先ほど部長が言ってました、答弁にあったように、新型交付金の本格実施とあり、地方版総合戦略に基づく事業・施策を自由に行うとあります。そうなると、市長の掲げた公約や施政方針を力強く推し進めることができるのではないかなというふうに思います。市長の公約や27年度の施政方針との整合性は、どのようになっているのか答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午後 3時16分

                                再 開 午後 3時16分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 質問の内容が似た質問になっておりますので、施政方針に含めても、先ほどの答弁と同じように、27年度の施政方針で、地方創生を進めるに当たって、子育てをしやすい環境づくり、また子ども・子育て支援事業計画に基づき、幼稚園や保育園等の整備を進めるとして、待機児童ゼロに向けた着実な歩みを進めるということになっております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) そこで、また市長のほうにもお伺いしたいと思います。市長が考える地方創生事業の全体像、どのような内容というか、ビジョンを持っているのか。また、今回、先ほど部長も答弁で言われました、子育て支援が重要な施策になるのか、ご見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 地方創生につきましては、新たに設けられた制度、そしてまた関係するまち・ひと・しごと戦略本部も、創生本部も立ち上がっておりますので、これは各地方自治体、いろいろとエントリーしてるところ、あると思いますが、この事業が導入できれば、石垣市としては、今後、課題になってるものを一つ一つ解決していく有効な手段でないかなというふうに考えております。

 特に地方の中で人口がふえているという特殊性、特にまた合計特殊出生率も高い地域でございますが、国が50年後も1億人を維持するための出生率と目標に掲げておりますが、石垣市は今2.2でございます。全国の市の中で3番目という高い出生率ですが、これをできるだけ3に近づけるような政策を打っていきたいと思ってます。

 そのためには子育てしやすい環境をつくる必要があって、また地方、離島、国境離島も含めて離島ということで、子育てに関しても、いろんなさまざまなコストがかかる地域でございますので、そういった親御さんに対する支援もできるような政策を打ち出していきたいというふうに思ってます。

 そのためにも今回の地方創生の制度、何としてでも石垣市も活用できるような体制をつくっていきたいと思ってますし、その実行ができる中であれば、一つは子育て支援を柱に掲げますが、同じように国境離島ということで観光、そしてまた産業の振興、そういったものもこれまでと違った政策を、国と直結して事業を行うことが可能になるかというふうに考えてます。予算等、また制度等、この新しい制度をうまく利用して、石垣市独自の戦略を組んでいきたいというふうに考えてます。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 市長、どうもありがとうございました。この事業、本市にとって本当に最大のチャンスじゃないのかなというふうに思っておりますので、しっかり取り組んでいただきたいと思います。

 先ほどスケジュール等がまだ確定されてないようなので、ぜひともこのスケジュール、早目に策定していただくとともに、策定委員会の設置とか、そういったのは今、計画はあるのか、答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 新年度に入りましたら、早速立ち上げていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) かなり遅いと思います。本当にスタートしてる地方自治体もあるし、これはしっかりスケジュールを組み立てていただいて、また策定委員会というのも設置しないといけないと思うんですよ。また、それに係る委員の構成はどのようにしていくのか等々含めて、新年度と言わず、本当にきょうからでもしっかり取り組んでいただきたい。そうすることによって、また27年度内にいろんな手厚い支援が受けられるということになると思いますので、しっかりこれを取り組んでいただきたいなというふうに思います。市長、それについてお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 先ほど部長のほうの答弁の中でもありましたけども、石垣市は総合戦略を策定して実施する予定でございます。国に対しても国家公務員、もしくは専門的な大学、もしくは民間の研究機関の人材派遣のほうを要請いたしております。この人材が石垣市のほうに派遣されるということが決まりましたら、新年度の組織体制の中で地方戦略、石垣のほうの地方創生を戦略的に進める部署を設置して、そこで事業を推進していこうというふうに考えております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 市長、あと1点だけ教えてください。今回、また人材支援制度、これは短期間なのか、それとも常に1年間いるのか、そこら辺は決まっておりますか。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 今のところ、私どもが政府に対して要請、要望しているものに関しましては、おおむね2年程度をめどにして、常勤の職員をお願いしたいというふうに要望しております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 内閣府のホームページも見させてもらいました。常勤というだけで、年数がわからなかったものですが、しっかり、地方版総合戦略をしっかりまた組んでいただいて、そして切れ目のない国からの支援、直結した形でいろいろ展開をしていただきたいと思います。

 今回、2月の中旬ですか、また知念議長初め、我々議員5名と総務省のほうに勉強会に参加させていただきました。西銘恒三郎副大臣のほうは、こういった離島にいるがゆえになかなかできない部分というのが、これを使いながら多くのチャンス、可能性があるということを伺いました。しっかりこの地方版総合戦略を策定していって、27年度、早いうちに策定させていただきたいと思います。

 それでは次に移りたいと思います。エコアイランド構想について伺います。

 冒頭の答弁で多くの事業を実施したとのことでした。今回、この実施した中で課題等はあったのか。またあったのであれば、どのようなことが課題だったのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 我喜屋議員の再質問にお答えいたします。

 平成25年度策定の石垣市エコアイランド構想により実施した事業における課題等でございますが、これまで実施してきた事業では、防犯灯、道路照明、防災灯におけるLED化により二酸化炭素の削減が図られるものと考えております。事業を実施する上での課題としましては、国の補助金を活用するとした場合、補助率が60%の事業となると、財源の問題や一括交付金が活用できないなどの課題があります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 補助率が60%、一括交付金が活用できない事業等々があるということで、しかし、これ平成25年度に策定した石垣市の本当に必要不可欠なエコアイランド構想だと思います。また、いろんな角度から環境に対する負担の負荷の低減、そういった形からしっかり取り組んでいただきたいというふうに思います。

 それでは次に移ります。離島というところで、限られた場所です、本市は。エコアイランド構想に取り組んでいくことが物すごく大事だと思いますが、新年度、平成27年度、エコアイランド構想に関する事業は、どのようなものがあるのかお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 平成27年度、エコに関する事業については、太陽光発電への助成事業や雨水利用に対する助成事業、不法投棄等支援事業、公共施設における緑化事業、石垣市風景計画改定事業などを実施することとしております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) ちょこっとこの質問をいろいろ調整させていただいて、ふと思ったのが、この事業は全て企画の事業でしょうか。これは全部分かれて、説明お願いしていいですか。どういったあれで、今企画のほうで答弁が来てるのか。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 企画のほうでいろいろ取りまとめて、それでそれぞれの所管課へ振り分けをしております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) そうなると各課との整合性だったりとか、構想に沿った事業を展開するときのこういった連携というのは、しっかり密にとれているんでしょうか、答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 3カ月ごとに確認をいたしまして、事業の進展、進捗状況、市長、副市長も交えながら調整をしております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) エコアイランド構想は本当にさまざまな角度から、環境に対する対策をしなければならないのかなというふうに思います。何をすれば環境への負荷の低減につながるのかをしっかり取り組んでいただいて、そういったものをぜひ調査をしていただきたいと思います。今、石垣において、どういったものが環境に対する負荷が大きいのか。そういったものを含めて、それはまた市民の皆様にもしっかり周知していくというふうな調査をお願いしたいと思いますが、答弁、お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 環境負荷の低減を進めるに当たっては、ごみの発生抑制、分別収集、再利用や再生利用等を強力に推進することで、一定の低減が図られるものと考えております。

 しかし、環境負荷の要因は多岐にわたりますので、関係部署とも連携し、あらゆる方策を検証してまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 本当にさまざまな角度から、大事な自然の環境保全に努めていただきたいなというふうに思います。

 次に移らさせていただきます。環境行政について伺います。

 まずは環境学習を実施いていただいたことに、本当に感謝しております。本来なら廃棄物を適正に処理、処分しなければならないですが、適正に処分していれば、このような学習等もしなくていいのかなというふうに思います。

 しかし、不法投棄がなかなか減らないのが現状で、さまざまな対策が必要だと思います。27年も環境学習を実施していくと思いますが、教育委員会、また学校関係者との連携が必要だと思いますが、この辺はどのように連携を図っていくのか、ご答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 子どもたちの環境学習、27年度の展開なんですけど、平成27年度においては幅広い、楽しく学べる、身近な問題として環境学習を展開したいと考えております。環境については、子どものときからの学びが大変大切だと思っております。各小学校のカリキュラムに環境学習を組み入れていただくよう、教育委員会を通して協力依頼をしておるところです。

 また、教育委員会と連携して、4月に予定されてる学校校長会の研修会において、改めて環境学習の内容等についてご説明を申し上げ、協力を呼びかける予定です。さらに、学校以外での環境学習についても、その機会を持っていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) ぜひともまた教育委員会、また学校関係者で粘り強く呼びかけ、そして子どもたち、今の石垣のごみの問題、不法投棄の問題、さまざまな問題をしっかりと伝えていただいて、勉強させて、学ばせていただきたいなというふうに思います。

 次に、ごみ分別の簡素化に向けた取り組みについて伺います。

 先ほど検討委員会を設置していただくとの答弁がございました。委員の人数は12名ということでありますが、人選はどのようにするのか、参考にするのか、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 検討委員会についてお答えいたします。

 最終処分場の延命化の課題などを検討する委員会を平成27年度早々にも設置すべく、関連予算を計上させていただいております。本委員会の委員構成は、先ほど申しましたように12名を予定しており、大学教授等廃棄物に詳しい有識者、専門家を初め、関係機関の団体や地元住民を含めて委員会を構成したいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 大学教授、また廃棄物に詳しい有識者を初めとしまして、検討委員会の設置の時期はいつごろ予定してますか、答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 4月明けましたら、早々にでも取りかかりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 早急な設置をよろしくお願いいたします。

 また、クリーンセンターの近隣地域への説明等も行わなければならないと思いますが、その説明等はどのように行っていくのか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) クリーンセンター等にかかわる説明会等についてお答えいたします。

 ご承知のとおり、石垣市クリーンセンターは、さまざまな経緯の後、関係地域住民、直接的にかかわる地元関係者のご理解とご協力を得て建設された経緯があります。

 先月、意見交換を持ったところです。名蔵地区、あるいは嵩田地区、あるいはバラビ道地区の住民との意見交換をしております。さまざまな意見が出ておりました。地域住民にはダイオキシン類や排ガスの発生濃度などに大きな関心を寄せているものだと感じました。丁寧な説明を行っていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 建設当初、ダイオキシン類だとか、そういった有害な煙等々が人体に悪い影響を及ぼすんじゃないかということで、クリーンセンターのほうには塩化系のプラスチック類、当初はビニールも多分入っていなかったんじゃないかなと記憶しておりますが、そういった経緯があります。しっかり、今の施設だったらこういったものも、バグフィルターだったりとか、そういった集じん機だったり、しっかり除去できるよということを説明していただいて、またダイオキシンも、前も少しお話しましたが、燃焼の部分でダイオキシンが発生しないというメカニズム等々もしっかり確立されています。そういったものもしっかり説明しながら、親切丁寧な説明をよろしくお願いいたします。

 それでは、次に移らさせていただきます。次、法定外目的税の導入について伺います。

 今定例会でも仲嶺議員、また今村議員が取り上げて、答弁は出尽くした感があります。部長、このファイル、見たことありますか。

             〔何事かいう者あり〕

 昨年11月に八重山青年会議所が市長のほうに要請を出したファイルです。この中身はごらんになられたんでしょうか、答弁、お願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 青年会議所からいただいた要請文に関しては、一通り読ませていただきました。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) その中に書いてありますが、石垣島の環境改善・保全し、未来へ引き継ぐためにをテーマに活動し、環境協力税の導入を視野に入れ、実現に向けて今できることを策定しました。

 我々八重山青年会議所は、環境協力税の入り口、誰を対象にするかという部分ですが、いろいろ議論がありますが、観光客だけに負担を負わせることはできないだろうと。飛行機等乗ってきた、着陸、石垣に入ってきた方に対して、そういった環境の協力税という形でできないかなというふうなことを確認をしております。これは本当に多くの方がこれまでもいろんな形で提案、提言してきたということも聞いております。

 しかし、環境を保全をするに当たり、どうしても財源が確保、安定的な財源を確保しないといけないという観点から、今回、法定外目的税の導入という形で施政方針のほうにも載せていただいていることと思います。

 また、東京大学の田中先生のお話によると、地元の協力、理解がなければ成立しない案件という言葉もいただいております。こういった中でパブリックコメント、またワーキング会議、また市民等の意見を十分に精査しながら、また慎重に議論をより活発に進めて取り組んでほしいなと思います。それについて答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 議員のおっしゃるとおりであります。先代から守り続けてきた石垣島が誇る環境、これを末代に、そして2年前に新空港が開港して、ますます石垣島が注目を集めて、アジアのゲートウエイとして、これから戦略として観光産業を進めていく上には、どうしても環境を守っていかなくちゃいけないと思っております。

 そういう面では、永遠の課題であります財源の問題、それから環境をどう保全していくかという問題に関しては、私たちも真剣に考えていかなくちゃいけないと思っておりますので、さまざまな角度から、さまざまな関係機関、そして関係者、多くの皆さんのご意見を拝聴しながら、先ほど議員からも提案がありましたように、ワーキングチーム、いろんなグループもつくりながら進めていきたい、慎重に進めていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) ぜひとも本当に、部長がまた答弁がありました。ようやくテーブルの上に乗ったという部分というのは、物すごい大事なのかなと思います。その中でしっかりまた議論して、いいものをつくり上げていただきたいなというふうに思います。

 それでは、次に移らさせていただきます。保育行政について伺います。

 先ほどの答弁の中で、27年度、約10億円の予算を投じて保育施設の整備を行うことになっていますが、具体的な内容等についてお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 新年度の定員拡大に向けた施設整備についてお答えいたします。

 まず、既存の認可保育園のうち、みやら保育園、まきら保育園の2園において第2保育園を開設し、計120名の定員を拡大すべく整備を行います。また、新たな認可保育園として、仮称でありますが、八重福保育園が定員80人規模の新設整備を行います。認可外保育園においては、まいふなー保育園、竹の子保育園の2園が新たに認可保育園として、計160名の定員拡大に向け整備を行います。

 事業所内保育事業においては、現在のところ、2事業所において、定員60名規模の整備予定があります。合計7園の保育施設整備が予定されております。

 また、公立幼稚園8園、おおはま幼稚園、まきら、なぐら、あかし、のそこ、いのだ、ひらくぼ幼稚園においては、園舎の一部改修工事等を行い、平成28年度の認定こども園へ向け取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 児童家庭課は、これまで保育業務等に加え、新たな保育ニーズや新制度に伴う認可権限や指導権限等も加わります。また、認定こども園など幼児教育も加わりますが、子ども政策係の具体的な人員配置についてお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 4月からの子ども・子育て支援新制度を円滑に進めるために、児童家庭課内に新たに子ども政策係を設置し、職員4名の配置を検討しております。配置内容といたしましては、主に施設整備工事等を担当する専門の技師1名を初め、保育認定担当1名、幼児教育担当1名、そして幼児教育と保育、地域子ども・子育て支援事業など、新制度の業務に特化した特命の主幹1名、計4名が新たに設置される予定となっております。

 なお、係長職においては、現在、新制度担当主査1名が26年度より配置されております。

 以上の人員体制でもって、当面の新制度業務を円滑に執行できるよう努めてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 新制度に伴う新たな子ども政策係なんですが、これ市長のまた希望でもあります、子育ての部分のさらに推進していく課になると思いますが、人員配置で本当に大丈夫かなという感があります。逆にこんだけ、先ほどの地方版総合戦略の中でも子育て、そういった部分に力を入れていくという中で、係じゃなくて課でもいいのかなと。人員もしっかりまた多く確保していただいて、そこに新たな事業が入ってきますんで、業務が負担にならないように、そういったもので、しっかり随時見ていきながら、的確な人員配置をお願いしたいと思いますが、それについて答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 この子ども・子育て支援制度は、これまで第7回にわたって、いろいろ計画を立ててまいりました。その事務量は大変膨大なものであります。ここで国も県も待機児童解消ゼロに向けて、積極的にいろんな基金も活用しながら、補助もありながら、そういう時期を逃すと、なかなかできるものもできなくなりますので、平成27年度に支援係を、政策係を設置し、議員がおっしゃるとおり、できれば課ということでありますが、すぐにというわけにはいきませんので、まずはこの4名の配置でもって、しっかり取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 我喜屋隆次君。



◆11番(我喜屋隆次君) 僕もしっかり見ながら、本当に4名で大丈夫かなというのをチェックしながらやりたいと思います。

 これで私の一般質問を閉めますが、また今度、定年を迎える皆様、本当に長い間、ご苦労さまでした。また地域へ戻っても、しっかりまた市政発展のために、いろいろとまたお力をかしていただきたいなというふうに思います。どうもありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、我喜屋隆次君の質問は終わりました。

 これで本日予定の一般質問は全て終了いたしました。

 それでは、明日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

                               散 会 午後 3時45分