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沖縄県 石垣市

平成27年  3月 定例会(第3回) 03月10日−03号




平成27年  3月 定例会(第3回) − 03月10日−03号







平成27年  3月 定例会(第3回)





            平成27年第3回石垣市議会(定例会)
                 3月10日(火)
                   (3日目)
                               開 議 午前10時02分
                               散 会 午後 4時33分
 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 12 │ 福 島 英 光  君 │    │            │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
   ┌────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │
   └────┴────────────┘

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  (初日に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  浦 崎 英 秀 君

  副 主 幹 兼  宮 良 八十八 君     庶 務 係 長  伊 盛 加寿美 君
  議事調査係長

  主    査  山 盛 心 山 君     主    事  仲 田 守 善 君

              議  事  日  程 (第3号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│ 議案の一部訂正について                           │
│     │ 〔議案第45号 石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例〕      │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  2│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬────────────────────────────┬──────────┐
│ 番 号 │      件             名       │   処理結果   │
├─────┼────────────────────────────┼──────────┤
│     │ 議案の一部訂正について                │ 承      認 │
│     │ 〔議案第45号 石垣市職員の給与に関する条例の一部を改 │          │
│     │ 正する条例〕                     │          │
└─────┴────────────────────────────┴──────────┘

┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.スカイマークの運休・撤退に伴う今後の取り組みについて   │
│     │       │ (1) 郡民大会を開催し、国へ離島における根本的な交通政策の  │
│     │       │   あり方について改善を訴え、併せてスカイマークの運航継  │
│     │       │   続を求めるべきだと考えますが見解を求めます。      │
│     │       │2.川平保育所の認定こども園移行について           │
│     │       │ (1) 川平公民館から地域活動等で施設が狭隘化しているため、  │
│     │       │   保育所の移転を長年要請しておりますが、どう取り組み対  │
│     │       │   応なさるのか見解を求めます。              │
│ 一般質問│ 長浜 信夫君│3.新県立八重山病院建設に伴う事業所内保育所設置について   │
│     │       │ (1) 事業所内保育所の認可に向けた事業が具体化した場合、本  │
│     │       │   市の対応と取り組みについて見解を求めます。       │
│     │       │4.新県立八重山病院への離島宿泊施設設置について       │
│     │       │ (1) 離島住民の様々な負担軽減や八重山圏域の医療を守る観点  │
│     │       │   から3市町が一体となって離島住民のための宿泊施設設置  │
│     │       │   を県に求めるチャンスだと考えますが見解を求めます。   │
│     │       │5.施政方針について                     │
│     │       │ (1) 石垣港の整備について                  │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │   本市の港湾施設の多様な機能向上を図るとともに、船舶の  │
│     │       │   増加を鑑みてドッグ施設の整備が必要と考えますが見解を  │
│     │       │   求めます。                       │
│     │       │ (2) 観光施設並びに観光地の再整備について          │
│     │       │   観光客大幅増加の見通しがあるなか、明らかに観光施設の  │
│     │       │   整備が追いついておりませんが、当局はどのようにお考え  │
│     │       │   か見解を求めます。                   │
│     │       │ (3) 農業行政について                    │
│     │       │   施政方針でパイン、マンゴー、水稲等に触れておりません  │
│     │       │   が、本市はこれら作物をどう支援、奨励していくのか説明  │
│     │       │   を求めます。                      │
│     │       │ (4) 教育委員会制度改革について               │
│     │       │   新制度は、市長の意向が教育施策に反映されるため、市長  │
│     │       │   主導になることを大変憂慮いたしますが、どのような認識  │
│     │       │   とスタンスで臨まれるのか見解を求めます。        │
│ 一般質問│       │ (5) 予算編成と行財政改革について              │
│     │       │   施政方針では、今後の財政事情が厳しい旨述べております  │
│     │       │   が、膨大な建設費用となる水族館を建設なさるのか見解を  │
│     │       │   求めます。                       │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.保育行政について                     │
│     │       │ (1) 子ども・子育て支援新制度の取り組み状況と向こう5カ年  │
│     │       │   の事業計画について                   │
│     │       │ (2) 保育士確保の状況について                │
│     │       │ (3) 子ども・子育て支援新制度スタートに向けた市民周知につ  │
│     │東内原とも子君│   いて                          │
│     │       │ (4) 新制度の執行体制について                │
│     │       │2.子育て世帯臨時特例給付金について             │
│     │       │ (1) 消費税引き上げの影響等を踏まえて、子育て世帯に対する  │
│     │       │   平成27年度の臨時特例給付金の支給内容等について     │
│     │       │3.教育行政について                     │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │ (1) 図書館について                     │
│     │       │ (2) 多良間田について                    │
│     │       │4.畜産行政について                     │
│     │       │ (1) 口蹄疫侵入防止について                 │
│     │       │5.生活環境について                     │
│     │       │ (1) 悪臭防止対策としての「ヤコウボク」植え付けの推進につ  │
│     │       │   いて                          │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.法定外目的税の導入検討について              │
│     │       │ (1) 平成27年度施政方針において法定外目的税の導入検討とあ  │
│     │       │   るが具体的な内容について                │
│     │       │2.学校給食について                     │
│     │       │ (1) 給食費引上げの理由並びに引上げ額について        │
│     │       │ (2) 保護者に対しての説明について              │
│     │       │ (3) 徴収方法について                    │
│     │ 仲嶺 忠師君│ (4) 学校給食における課題について              │
│ 一般質問│       │3.川平公園整備について                   │
│     │       │ (1) 公園内浜崎御嶽へのアクセスについて           │
│     │       │ (2) 公園内喫煙所設置について                │
│     │       │ (3) 川平交番前交差点の安全対策について           │
│     │       │4.八島町第二住宅入居希望者募集について           │
│     │       │ (1) 再募集に至った経緯について               │
│     │       │ (2) 当初受付期間内申込者への対応について          │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.登野城地区土地区画整理事業の進捗状況及び新川地区(双葉・ │
│     │       │  真喜良)の土地区画整理の必要性について          │
│     │       │2.児童生徒における県内外派遣費補助について         │
│     │ 箕底 用一君│3.魅力あふれる観光地として島外資本進出等における行政・商  │
│     │       │  工会・観光協会のスタンスについて             │
│     │       │4.新規シャトルバス参入に伴いタクシー協会が死活問題として  │
│     │       │  行政と対立を起こした問題について             │
│     │       │5.当市における映画館整備等補助金設置の可能性について    │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │6.太陽光発電設置補助金活用実績及び新たな蓄電池設置補助金  │
│     │       │  の可能性について                     │
│     │       │7.新春の花火大会について                  │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.ふるさと納税について                   │
│     │       │ (1) 本市のふるさと納税の寄附件数及び寄附額         │
│     │       │ (2) 本市のふるさと納税の使用状況              │
│     │       │ (3) 本市のふるさと納税PRの取り組み            │
│     │       │2.南ぬ島石垣空港の利便性について              │
│     │       │ (1) 国際線ターミナル施設拡張の進捗状況           │
│ 一般質問│       │ (2) ターミナルテナント入居業者について           │
│     │ 長山 家康君│3.石垣市公設市場について                  │
│     │       │ (1) 施設活用の今後の方向性について             │
│     │       │4.石垣市観光基本計画について                │
│     │       │ (1) 計画の進捗状況                     │
│     │       │ (2) 達成できた部分・未達成の部分及び課題          │
│     │       │ (3) 観光関係業者・市民への周知状況             │
│     │       │5.飲酒運転撲滅への取り組みについて             │
│     │       │ (1) 取り組み状況                      │
│     │       │ (2) 今後の課題                       │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



            平成27年第3回石垣市議会(定例会)

                 3月10日(火)

                   (3日目)



                               開 議 午前10時02分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおりであります。

 それでは、日程第1、議案の一部訂正についてを議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) おはようございます。議案の一部訂正についてご説明を申し上げます。

 本定例会に提出いたしました議案において、その一部に追加訂正を要する箇所がございましたので、追加訂正をさせていただきたいと思います。

 平成27年3月2日に提出いたしました、議案第45号石垣市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の一部を次のように訂正したいので、石垣市議会会議規則第19条の規定により承認を求めるものでございます。

 訂正内容といたしまして、第16条第3項の改正規定の前に次の改正規定を加えるものであります。

 「第2条中、乗じたもの」の次に、「から1週間あたりの勤務時間を5で除したものに18を乗じたものを減じたもの」を加えるものであります。

 以上でございます。ご承認賜りますようお願い申し上げます。



○議長(知念辰憲君) 説明は終わりました。質疑を許します。

             〔(質疑なし)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) 質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。本件について承認することにご異議ございませんか。

             〔(異議なし)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) ご異議なしと認めます。よって、議案の一部訂正については承認されました。

 次に、日程第2、一般質問を議題といたします。

 本定例会における一般質問の通告者は18名であります。よって、お配りしてある一般質問日程表の割り振りで進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、本日最初の質問者、長浜信夫君の質問を許します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 皆さん、おはようございます。まず、冒頭に、まことに残念ながら2つのことに触れなければなりません。

 本議会で中山市長並びに石垣教育長、お二人から発言と謝罪がありましたが、去った2月28日、教員による飲酒運転死亡事故が発生し、若いたっとい命が失われました。本市教諭の不祥事が相次ぎ、市民には衝撃が広がっており、教諭の信頼失墜に至ったことはまことに残念であります。

 教育現場だけではなく、公職にある方は、社会的影響が極めて大きく、公序良俗の遵守はもちろんのこと、厳重なる綱紀粛正を図っていかなければなりません。

 また、私たち市民もいま一度しっかりと自戒し、全市民挙げて飲酒運転追放をお互い実践行動することが強く求められるものであります。お亡くなりになられた被害者のご冥福とご家族に心からお悔やみを申し上げます。

 また、先月20日、川崎市でわずか13歳の中学1年生が少年グループから激しい暴行を受け殺害されるという残忍で凄惨極まりない痛ましい事件が起こりました。ニュースに接するたび、大きな衝撃と悲しみで涙が出るばかりであります。

 わずか13歳で夢ある人生を去られたことは、ただただ残念の一言であります。お亡くなりになられた上村遼太さんのご冥福を心からお祈りし、二度とこのような少年の悲劇が起きないよう願うばかりであります。

 さて、あすは2011年3月11日発生の東日本大震災から4年を迎えます。いまだ復興もままならぬままに、多くの悲しみを乗り越え、被災地の方々は懸命に頑張っております。ことしの激しい冬も厳しい冬もやがて明け、春はもう間近です。

 私たちは忘れません、いつまでも。被災地の復興が一日も早くなし遂げられ、東北に笑顔いっぱいの春が訪れることを願ってやみません。

 以上、所感を述べさせていただきましたが、今、この時間には、県立高校入学試験が行われており、受験生たちは懸命に頑張っております。受験生たちのベストを祈りまして、過日通告いたしました質問要旨を申し上げますので、当局に明確な答弁を求めます。

 まず初めに、スカイマーク社の南ぬ島石垣空港からの路線運休・撤退に伴い、今後の取り組みについてお伺いいたします。

 2013年3月の新石垣空港開港を機に、スカイマーク社の新規参入によって私たち離島住民の唯一生活路線であります航空機移動コストの軽減が図られ、市民の経済的負担が大きく緩和されてきました。

 また、スカイマーク社の就航は、新空港開港との相乗効果もあり、本市観光客の増加に寄与するとともに、産業振興や経済波及効果に大きく貢献してきたものだと認識いたします。

 しかしながら、スカイマーク社は、経営悪化による民事再生法を申請し、3月29日以降、本市路線から運休・撤退する方針が明らかになっております。

 この危機的状況に本市議会は、八重山圏域に及ぼす影響と損失の大きさから、迅速に臨時議会を開会し、早速関係機関へ現行の状態が継続維持できるよう先般要請したところであります。

 先島市町村で組織する美ぎ島美しゃ市町村会もいち早く関係機関へ要請を行っておりますが、この際、離島振興の観点から、八重山圏域の重要課題として本市が主導となり、3市町を初めあらゆる団体を網羅した郡民大会を開催し、国へ離島における根本的な交通政策のあり方について改善を訴え、また、スカイマークの運航継続を求めるべきだと考えますが、ご見解を求めます。

 次に、川平保育所の認定こども園移行についてであります。

 現在、川平保育所は、地域の活動拠点となる公民館の一部を借用して、設立当初から運営がなされております。当公民館は、地域の子どもたちの保育や子育て支援が十分でなく、保護者方が困窮する現況にあることから、地域住民の理解と協力のもと、施設の一部を本市に提供し、保育所として設置を運営して現在に至っております。

 しかし、地域の公民館活動や他の社会活動等が活発な昨今にあって、施設が狭隘化しており、保育所を移転するよう10年以上前から市へ繰り返し要請を行ってきたところであります。

 本市は、平成28年度を目標に、認定こども園への移行を計画しておりますが、地元公民館から長年の要請であることから、川平保育所の幼保連携型のこども園へ真っ先に取り組む必要があると考えますが、当局にご見解を求めます。

 新県立八重山病院建設に伴う事業所内保育所設置についてお伺いいたします。

 新年度実施の子ども・子育て新制度は、平成28年度待機児童ゼロ解消に向け、いよいよ始動することとなりました。新制度初年度を前に、公立及び認可保育所、幼稚園の現場職員や保護者方は、多少なりとも期待や不安は持っておられるようであります。

 保護者方が安心して、子どもたちを預け、保育保護のシステムがスムーズに移行、運営できますよう期待をし、今後の推移をしっかりと見守っていきたいと思います。

 ところで、新県立八重山病院建設に伴い、事業所内保育所の設置が予定されております。県子ども生活福祉部は、事業所内保育所について認可化を後押しするために、新年度から施設整備費補助の検討を始めております。

 県立八重山病院の事業所内保育所の認可化に向けた事業が具体化した場合、本市の対応と取り組みについてご見解を求めます。

 次に、新県立八重山病院への離島宿泊施設設置についてお伺いいたします。

 2017年開院予定の新県立八重山病院は、八重山圏域の中核病院であり、本市を初め竹富町、与那国町、各離島からの患者さんが多数来園、利用されます。その際、患者さんのつき添いや世話を必要とする場合など、本市で宿泊をいや応なしにしなければいけない状況が出てまいります。

 この場合、竹富町、与那国町からの病院へかかる経済的負担や精神的負担の大きさは、はかり知れないほど大変なものがあります。

 そこで、新病院建設に伴い、離島住民のさまざまな負担軽減や八重山圏域の完結型医療を守っていく観点から、3市町が一体となって、離島住民の宿泊施設設置を県に要請するチャンスだと考えますが、ご見解を求めます。

 平成27年度施政方針についてであります。

 先日、公表の施政方針は、中山市政となって、私の知る範囲ではこれまでと比較して、トーンダウンしたごくごく平凡な施政方針内容であったように思いました。

 その施政方針内容について数点ご指摘し、市長の行政運営における考えや姿勢をお伺いいたしますので、ご説明を求めます。

 まず1点目に、石垣港の整備についてお尋ねいたします。

 施政方針で示されたとおり、平成25年度策定の石垣市港湾計画に基づいた整備が進められるわけでありますが、この中には港湾施設の機能についてフェリーや旅客船、貨物船等、大型船に伴う埠頭機能工場の整備が計画されております。

 しかし、本市には、船舶の整備、修繕、保守点検等を実施するドック施設は1カ所のみで船舶所有者が不便を強いられている状況にあります。

 さまざまな船舶が増加する昨今にあって、石垣市港湾計画では、ドック施設については触れておりません。

 そこで、港湾計画について、施設の多様な機能向上を図ると示されたとおり、また、本市の船舶増加に鑑みて、ドック施設の整備が必要になると考えますが、ご見解を求めます。

 2点目、観光施設並びに観光地の再整備についてであります。

 本県の観光入域客は、2014年度の歴年で前年比10%増の700万人を突破し、過去最高となりました。中でも外国観光客は、62%の大幅増となり、円安や航空路線の拡充、クルーズ船の寄港回数の増加などが要因となっております。

 本市におきましても、過去最多の112万人の入域観光客があり、予想をはるか上回る急激な増加となりました。

 そこで、方針で示すとおり、観光施設再整備計画に基づいた事業が進められるわけでありますが、現況では明らかに施設の整備が追いついておりません。本年は120万人の入域観光客を目指そうとするならば、従来どおりの計画では観光施設の不備は明白で、到底おもてなしにはほど遠く、魅力あふれる観光地とは言えません。

 あらかじめ既にわかりきっている課題でありますが、当局にご見解を求めます。

 3点目、農業行政についてお尋ねいたします。

 農業を取り巻く環境は、担い手や後継者不足、経営における資材等の高騰など、非常に厳しい状況にあります。このような中で日々頑張っておられる農家の皆さん方にとって、TPP環太平洋連携協定の交渉成り行きは重要な関心事であります。

 政府は、TPP交渉で、牛肉、豚肉、米など、重要5品目は守っていくとしておりますが、当初からハードルをだんだん下げてきております。

 第1次産業は、本市にとって基幹産業になりますし、農業の根幹を大きく変えてしまう事件ですので、しっかりと抑えておく必要があります。

 そこで、施政方針では、サトウキビ、畜産について述べておりますが、パイン、マンゴー、水稲等には触れておりません。本市は、これら食物をどう奨励し、振興を図っていくのか、ご説明を求めます。

 4点目、教育委員会制度改革についてであります。

 現行の教育委員会制度は、戦後まもなく導入され、教育行政の安定性、継続性、中立性を確保するため、教育委員会の権限として、市長から独立の組織であります。しかし、昨年6月、改正地方教育行政法が参議院で可決成立し、本年4月1日に施行されることになりました。

 新教育委員会制度は、緊急事態等への迅速対応と責任の明確化が必要だという理由に基づく制度改革であり、市長の意向を反映することができるようになりました。

 施政方針では、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつと述べておりますが、教育行政の指針となる大綱の策定は、総合教育会議で協議するものの権限は市長にあります。すなわち、市長の意向が教育行政に、教育施策に反映されることとなり、市長主導となるおそれに大変不安を感じるところであります。

 市長は、どのような認識とスタンスで新制度に臨まれるのか、ご見解を求めます。

 5点目、予算編成と行財政改革についてお尋ねいたします。

 本市歳入の柱であります地方交付税の大幅な落ち込みに伴い、基金繰入金が過去最大となり、厳しい財政状況にあります。また、公共施設の多くが老朽化を迎え、更新時期が次々やってまいります。その上、将来の人口減少の可能性も視野に入れ、財政事情が厳しいとあらかじめ予測し、施政方針で述べられております。

 そのような認識を示しながら、昨年、素案がまとめられました水族館建設推進基本計画について、建設費用が80億円と言われる高額施設を建設なさるおつもりなのか、市長への見解を求めます。

 以上、質問要旨を申し上げました。当局に簡潔で明確な答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) おはようございます。今議会をもって退職前の最後の議会、一般質問になりますので、最後まで誠心誠意務めてまいりますので、よろしくお願いします。

 長浜信夫議員のスカイマークの運休・撤退に伴う今後の取り組みについてと、施政方針についての5番目の予算編成と行財政改革について、2つの質問に対して順を追ってご説明をいたします。

 まず、1点目の今月の7日で新石垣空港が開港して2周年を迎えました。開港後1年目の平成25年には93万7,024人で前年比132.2%と過去最高の観光入域客数を記録しました。

 2年目の平成26年は111万6,313人と過去最高だった前年よりもさらに119.1%に増加するなど、開港以前の想定をはるかに上回る観光客が本市を訪れています。

 その結果、地域経済への波及効果は大きく、観光産業を中心に飲食業や農水産業と、あらゆる産業の活性化を引き出すなど、雇用の創出にもつながっております。

 また、1年目は、状況を伺っていた宿泊施設や飲食やお土産品店なども徐々に改装や増築などを進めております。

 このように、予想を上回る観光客が本市に訪れ、その経済効果が出始め、いよいよ3年目の勝負のときだと勢いがつき始めたやさきに、スカイマークの3月29日をもって石垣路線撤退のニュースが流れました。このことは、好調な八重山観光に大きく水を差すことになり、観光業界を初め、さまざまな経済活動への悪影響や市民の生活路線としての価格高騰への不安が一気に広がりました。

 早速、2月の6日に県を先頭に先島の5市町村がそろってスカイマーク本社の路線継続の要請と既存の日本トランスオーシャン航空と全日本空輸へは低価格運賃の継続要請を行いました。

 長浜議員のご提言のとおり、離島地域の掲げる長年の課題である生活の足として唯一の航空路線は、離島で生活する住民を支える大切な交通手段であります。

 平成18年9月に琉球海運会社が長年にわたり低価格で海路の足として提供していた旅客部門を廃止し、また、平成20年7月には有村産業が倒産により航路廃止になりました。それ以来、離島で生活する私たちは、運賃が高くても航空路線にしか頼ることができない生活を余儀なくされてきました。

 空港会社の動向により左右される不安定な航空運賃問題は、重要な課題であり、陸続きの本土との平等な格差是正や、より安心して生活するための離島住民への負担軽減と、交通政策のあり方について、今後、国に対し根本的な政策の改善を求めていきたいと考えております。

 次に、予算編成と行財政改革についてのご質問にお答えいたします。

 水族館建設は、冬場に落ち込む観光の起爆剤として、そして、天候に左右されることなく、全ての観光客が八重山の海を満喫できる観光資源の創出を目的として計画を進めております。

 水族館建設の進捗状況といたしましては、昨年度に水族館のコンセプト等を取りまとめた基本構想を策定いたしました。今年度は水族館のイニシャルコストやランニングコスト等の概算の計算を試算を行い、基本計画として取りまとめております。

 水族館は非常に特殊で、専門的な施設であることから、莫大な費用が必要となります。このことから、水族館建設にかかる費用の全てを市単独の事業として行うことは、市の財政事情から考えて非常に困難であることから、今後、水族館の建設を進めるに際しては、国や県を初め、民間、団体、企業等に対して協力、支援の働きかけを行い、水族館建設の実現に向け取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) おはようございます。長浜信夫議員の2項目の川平保育所の認定こども園移行について、3項目の新県立八重山病院建設に伴う事業所内保育所設置について、順を追って答弁いたします。

 2項目の川平保育所の認定こども園に向けた保育所移転に対する取り組みについてお答えいたします。

 ご案内のとおり、川平地区における僻地保育所の設置は、平成7年1月に当時の川平地区の皆様から強い要望を受けまして、平成8年4月に開設して以来、この間、地域の皆様の深いご理解とご支援をいただきながら、今日まで同地域の子育て支援の場として運営がなされてきております。改めて川平公民館を初め、地域の皆様には深く感謝をしているところでございます。

 川平保育所の園舎につきましては、これまで同公民館敷地内に付随する建物を活用させていただき、同公民館との建物賃貸借契約を交わしながら、これまで4度にわたる契約延長更新をしてきたところでございます。

 公民館側からも今後の地域活動のため、これを最後の契約とし、保育所移転をしてほしい旨の要望を受けております。本市といたしましても、今契約の最終期限となる平成30年6月末までに保育所移転を考えているところでございます。

 具体的には、新年度から始まる子ども・子育て支援新制度に基づき、向こう5カ年の事業計画の中に川平地区のわかば幼稚園と川平保育所を一体化した幼保連携型認定こども園の創設を予定しているところでございます。

 したがいまして、遅くとも平成29年度中には幼保連携認定こども園を整備し、平成30年4月には移転解消する計画であります。今後幼稚園所管の教育委員会とも連携を図りながら、施設整備に向けた予算措置を含む諸条件等が整いましたならば、計画年度の前倒しも視野に入れ、早目の幼保連携型こども園開所に向け、鋭意取り組みを進めてまいりたいと考えております。

 次に、3項目の新県立八重山病院建設に伴う事業所内保育所の認可化に向けた事業が具体化した場合、市の対応と取り組みについてのご質問にお答えいたします。

 平成27年度からスタートする子ども・子育て支援新制度における事業所内保育事業の運用につきましては、改正された児童福祉法において、市町村の認可事業として位置づけられ、子ども・子育て支援法に基づく認可を受けた事業所内保育事業については、地域型保育給付、いわゆる国、県、市の補助対象とされたところであります。当事業所内保育が病院で従事する職員の子ども以外に地域の子どもが必要な子ども、一定割合以上受け入れて、地域型保育給付の対象施設となるか、あるいは、職員の福利厚生を目的とした事業所内保育事業とするかは、事業を運営する事業主の判断によるものと考えております。

 したがいまして、ご質問の新県立八重山病院建設に伴う事業所内保育所の設置については、法令に定める地域型保育給付施設として、対象になるのかを確認を行い、本市の家庭的保育事業の設備及び運営の基準に関する条例に定める基準を満たしているかなど、調査、確認をし、認可申請の手続に沿って対応していくことになります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) おはようございます。長浜信夫議員の新県立八重山病院への離島宿泊施設の設置についてお答えいたします。

 沖縄県病院事業局は、昨年7月に新県立八重山病院の基本計画を策定し、同計画に基づいて、ことし1月に基本設計を取りまとめました。

 平成27年度中の着工に向け、現在、実施設計に取り組んでいるとのことです。離島から入院される患者のご家族の宿泊施設につきましては、これまで与那国町及び多良間村が要請がなされております。

 一方、昨年12月県議会において、県病院事業局は、県立八重山病院及び県立宮古病院は、急性期医療を行う地域の中核病院として圏域内で完結できる医療を提供する役割を担っており、入院患者のご家族などが宿泊できる施設については、地元自治体や関係団体が主体で行う支援事業などに対して協力していきたいと答えております。

 本件につきましては、関係町村の動向を注視し、必要な連携をしてまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) おはようございます。長浜信夫議員の5番、施政方針について、1点目、石垣港の整備について、2点目、観光施設並びに観光地の再整備について順を追って説明していきたいと思います。

 まず1点目の石垣港の整備について、船舶の増加を鑑みて、ドック施設整備が必要ではないかとの質問にお答えいたします。

 旅客船舶運航事業者によりますと、20トン以上の船舶については、年1回のエンジン検査等での利用や19トン以下の船舶についても、のり落としやペンキ塗りなど、年に数回は船舶ドックを利用しているとのことであります。

 現在、石垣市において、船舶のドックを行うには、八重山漁港の造船所でのみとなっており、他の船舶と重なる場合、待機を余儀なくされることが頻繁にあると聞いております。

 また、当該造船所では、引き上げができない船舶については、沖縄本島の造船所でのドックを受けなければならず、負担になっているとのことであります。

 このような状況を鑑みますと、ドック施設の整備拡充等が求められていると思いますが、ドック施設は民間事業者により整備がなされるものと考えます。

 次に、観光施設並びに観光地の再整備についてお答えいたします。

 観光客の大幅増加の見通しがある中、明らかに観光施設の整備が追いついておりませんがとの質問にお答えいたします。

 観光地、観光施設再整備事業の取り組みについてお答えいたします。

 本事業は、沖縄振興特別推進交付金、いわゆる一括交付金を活用した重点的な観光施設の整備、改修を行う事業であります。

 平成25年度石垣市観光地観光施設整備計画を策定し、上位計画と位置づけ、順次整備を実施しておるところであります。本年度は、米原地区のトイレシャワー室のリニューアルを実施していますが、その他、関係機関との調整に時間を要し、作業が若干おくれているのが現状であります。来訪者の増加が見込まれるゴールデンウィーク前の供用開始をめどに、鋭意作業を進めております。

 平成27年度は、玉取崎展望台及び周辺地区のリニューアルの設計委託及び整備を行い、その後に底地ビーチの整備を予定しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) おはようございます。長浜信夫議員の施政方針について、農業行政についてお答えいたします。

 パイン、マンゴー、水稲など本市の基幹作物であるサトウキビ以外の作物の本年度の取り組みについてお答えいたします。

 まず、施政方針につきましては、1年間の施策の基本方針を示すもので、必ずしも全ての施策を記載しているものではないことをご理解いただきますようお願いいたします。

 さて、施政方針には、農水産物を活用した特産加工品づくりとブランド化という記述があり、この中にご指摘のパイン、マンゴー、水稲などを包含させております。

 具体的には、農水産物のブランド化に向けて、さまざまな農産物の新たな販路開拓の可能性について一括交付金を活用した農産物プロモーション事業を実施し、市場調査を行うなどでございます。

 このことは、しっかりと販路、マーケットを見据えた上で生産対策を進めようという姿勢を示したものでございます。

 続いて、生産対策の主なものにつきましては、マンゴーなどの熱帯果樹や野菜等の園芸作物につきまして、昨年に引き続き特定地域経営支援対策事業を導入し、栽培施設の整備を図り、園芸作物の生産振興に取り組んでまいります。

 水稲につきましては、経営所得安定対策事業の推進とあわせて、米価変動にも対応できるよう、稲作農家の体質改善を図るため、稲作農業の体質強化緊急対策事業により生産コストの低減について関係団体と連携して取り組みを支援してまいります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) おはようございます。長浜信夫議員の教育委員会制度改革についてのご質問にお答えいたします。

 地方教育行政の組織及び運営に関する法律が一部改正され、平成27年4月1日より施行されます。この法改正は、教育の政治的中立性、継続性、安定性を確保しつつ、地方教育行政における責任の明確化、迅速な危機管理体制の構築、首長との連携強化を図るとともに、地方に対する国の関与の見直しを図ることを目的としております。

 主な改正箇所の概要といたしまして5点ございます。

 1点目に、教育行政の責任体制を明確化するため、教育委員長と教育長を一本化した新たな責任者、新教育長を置くこととし、首長が議会の同意を得て任命することとしております。

 2点目に、地方公共団体に首長と教育委員会が協議、調整する場として、総合教育会議を置くことが義務づけられます。この総合教育会議は、首長と教育委員会が相互の連携を図りつつ、より一層民意を反映した教育行政を推進していくために設けられており、首長と教育委員会という対等な執行機関同士の協議及び調整の場という位置づけとなっております。

 3点目に、教育に関する総合的な施策の大綱を首長が策定することとしております。この大綱は、総合教育会議において、首長と教育委員会が協議、調整して策定することとしております。

 4点目に、教育長の事務執行に対する教育委員会のチェック機能を強化するため、教育委員が会議の招集を求める。教育長が任命された事務の執行状況を教育委員会に報告する。会議の議事録作成と公表を努力義務とするなどの規定を設けております。

 最後に、児童生徒等の生命、または身体の保護のため、国が教育委員会に指示できる規定について、いじめによる自殺等が起きた後においても再発防止のために指示できることを明確化しております。

 これらにより教育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築、地域の民意を代表する首長との連携強化、いじめによる自殺事案等の問題に対して国が最終的な教育行政の責任を果たせるようにするとして、教育委員会制度の抜本的な改革を行うものであります。

 本市といたしましては、同法改正を踏まえ、総合教育会議につきましては、総務部総務課、教育に関する総合的な施策の大綱につきましては、企画部企画政策課を所管とし、それぞれ教育委員会と連携し、準備を進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き長浜信夫君の再質問を許します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) それでは、質問項目に沿いまして再質問させていただきます。

 まず1点目のスカイマーク社の南ぬ島石垣空港からの路線運休・撤退に伴う今後の取り組みについてお伺いいたします。

 去った2月10日に日本トランスオーシャン航空JTAさんは、スカイマーク社撤退後の割引運賃商品を提示して目下販売しておりますけれども、今のところ現行との差額の大きな変化は生じておりません。

 また、その2月10日のその2日後には、全日本空輸ANAも、これに追随して同条件を提示しておりますけれども、両者とも美ぎ島美しゃ市町村会並びに本市議会の要請を真摯に受けとめて対応なさったことだとまずは評価したいと思います。

 さて、手元に2003年、平成15年国交省発出の運賃及び料金の変更命令に係る取り扱い要綱、それを入手いたしました。この中に、届け出された運賃、または料金の適用条件が新たに当該路線に参入した他の本邦航空運送事業者(新規参入事業者という)の提供する運賃または料金の適用条件と同等程度であって、かつ当該運賃、または料金の額が当該新規参入事業者のものを下回ると運賃及び料金の変更命令の手続がなされるとなっております。この文言によって、新規参入航空会社の保護と育成を図っていくルールになっていると思われます。

 しかし、この通達からは、どれほどの期間、保護を要請するのかは明記されておりません。定かでありません。また、この通達の文面に、こちらかが重要なんですけれども、社会的、経済的事情に照らして、著しく不適切であり、旅客または荷主が利用することを著しく困難にするおそれがあるものであるときも、運賃の変更命令を受ける対象になるとあります。この事例ごとに判断されるものであるが、基本的には、社会政策上の観点、社会通念等を勘案して、総合的に判断するとなっております。

 私は、この社会的政策上の観点とは本圏域は交通機関が航空機のみであること、住民の唯一移動手段であること。社会通念等々は、鉄道を中心に移動する我が国の社会通念上の運賃体系でなければならないことだと、私はそのように考えます。

 以上の観点から国交省への通達は、航空会社は本圏域において割引運賃の適用を努力すれば価格を下げる理由は十分あるという、可能だということになると思います。航空会社には、地域貢献、社会貢献という観点からも、今後は運賃、料金の体系設定に頑張っていく必要があると思いますが、しかし、経営上の問題がありますので、この先、現在の運賃がどのように変化するかはわかりません。

 そこで、私は、沖縄県や既存航空会社の運賃の低減要請にとどまらずに、冒頭、質問の趣旨で申しました離島の振興と地方の創生という観点から声を上げて手続等もありますので、公共交通移動の不平等を今こそ国に訴え、運賃体系の改善を要請すべきだと、そう思います。

 そのために、この質問の趣旨は、八重山郡民が一体となって、本圏域の交通移動手段の改善をするために、また、スカイマークの運航継続を求めるために、八重山郡の総決起大会を開催して、決議書を携えて訴えるべきだと、そのように思っておりますけれども、再度、当局のご見解を伺います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 長浜議員の再質問にお答えいたします。

 先ほどの答弁でもお答えいたしましたように、琉球海運、そして、有村産業が撤退をした後、八重山郡民にとっては生活の足として航空路線しかないという中で、私たちは生活をしております。そのために、今るる長浜議員が申し上げられたことはもっともなことだと思っております。

 その中で、今回、スカイマークの撤退によって、航空会社の中でもさまざまな議論が出ております。スカイマークの社長も石垣市長とお話をした中で、どうしても地域の状況、地域の生活状況、そして、生活市民の足として状況を私どもは鑑みて、最大限の配慮をしていきますというご回答をいただいております。

 これは、スカイマークしかり、また、ソラシド航空しかり、同じような見解を私たち述べておりますので、今、航空運賃の低減を、今最大の企業努力をして地域のために還元をしているところであります。

 そのためにも、私たちはもう少し状況を見きわめながら、その状況判断によっては、あるいは郡民大会をしなくちゃいけない、行動を起こさなくちゃいけないこともあるかもしれませんが、今は、企業の努力、それから、航空関係当局との今、水面下での調整を行っておりますので、その状況を見きわめていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 私は、既に先ほどの質問でもやりましたけれども、冒頭ですね、美ぎ島美しゃ市町村会も要請をなさっております。当市議会も要請いたしました。私が申し上げたいのは、それはそれでいいです。関係機関が要請しますのでね。私が申し上げたいのは、八重山圏域全体の問題として決議をやることに意味があるんですよ。それとスカイマーク社だけじゃなくて、国に対して、だから、私の質問は離島圏域における決議に伴うこういう状況の中で郡民がその改善を国に訴えるという、そこなんですよ。国に訴えないと今こそチャンスじゃないかということなんです。そこを申し上げてるわけなんですけども。

 石垣市は、平成24年1月にスカイマーク社へ早期の就航要請を要請しておりますけれども、同年の12月定例会の質問で私は、スカイマーク社へ早期の就航要請を再度なさるよう当局にお願いした経緯があります。当時の議事録です。

 LCC航空会社、例えば、エアアジア・ジャパン、ピーチ・アビエーション、ジェットスター、就航したとしても、結局のところ既存会社が出資した子会社であります。そこで、私は第3の航空会社の参入を働きかけるべきだと思いますけれども、すなわちスカイマーク社になります。当時の議事録です。そのように皆さん方に申し上げてるわけなんですね。

 あえて申すまでもありませんけれども、LCCは既存航空会社との差別化を図って、全く未開発分野の客層の開拓を目指しております。スカイマーク社とは形態が異なっております。スカイマーク社は、既存航空会社の客層獲得をターゲットに真っ向から挑戦した、強行した第3の航空会社なんです。LCCとは経営方針は異なる上に、既存航空会社のLCCは子会社ですから、私は市場における既存航空会社の運賃体系は期待できないと思うんです。ですから、私は当時の一般質問で、一般質問ですけれども、私の議事録です。読ませてください。

 「本市の将来における航空機について考えたときに、新空港ができる3月、この機会こそは全く新しい第3の航空会社の参入を考えるべきだと、そのように思っております。ただ、LCCが入ればどこでもいいというのではなく、既存会社以外の第3の航空会社を入れるべきだと、そのように思っております。私はそのことが石垣市民の将来のために最も得策になる、そのように思っています。再度スカイマークに打診してはどうですか、ご見解を求めます」。平成24年の12月定例会で私はそのように当局に要望したわけなんです。

 そこで、私が、私たちは沖縄本島に出かけるために航空機を利用する理由はさまざまです。ビジネスや観光、リゾート施設やさまざまな派遣、各種文化大会とかスポーツ大会ですね。それから、冠婚葬祭、百人百様ですけども、日常生活に不可欠なもちろん移動手段です。今県議会で離島住民と交通コスト負担軽減事業が4月1日から適用することには決まりましたけれども、既存航空会社がこの制度を逆手にとって、運賃を値上げるという可能性ももしかしたら排除できません。会社の経営がありますのでね。

 そこで、本圏域の宿命的な交通移動が課題ですので、先ほどから何度も申し上げましたけれども、国に要請すべきだと、国交大臣に──太田国交大臣に要請すべきだと、私そう言ってるわけなんです。

 市長は、もう施政方針の冒頭で、国とも連携して取り組むと発言しております。石破茂地方創生大臣も1月25日の熊本県の講演会でこうおっしゃっています。「ありとあらゆる知恵、力を用いて地方創生に総力戦で挑み、地域の特性や実情に合った取り組みを進める。地方創生の主役は市町村だ」と言っております。

 この国交省通達の文書から地元から国に訴えていけば、活路が開けるすき間があると私は十分に考えておりますので、率先して行動に移すべきだと、そのように要望いたします。

 次に、進みます。

 川平保育所の認定こども園移行について質問いたします。

 認定こども園の移行になると、現在の川平幼稚園の施設併用になると思われますけれども、施設の改修や改善等が当然必要になってまいります。川平公民館の長年の要請でありますので、当局にはできるだけ早く諸準備を手がけていただき、早期の保育所移転に取り組んでいただきますようお願いしたいと思います。知念部長に確認のご答弁を求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 川平保育所の早期移転に向けた取り組みにつきましては、川平公民館の皆様のお気持ちも十分先ほど冒頭でも申し上げましたように承知しております。それで、私どもは、移転に向けて、施設整備の条件整備等がありますので、幼稚園を所管する教育委員会とも十分に連携、調整しながら、川平地域にとって望ましい形での認定こども園の整備に取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 新制度移行後の保育所や幼稚園が、さらなる充実を図られますようにお願いをしたいと思います。ありがとうございます。

 新県立八重山病院の建設に伴い事業所内保育所の設置についてであります。

 事業所内保育所は、職員の離職防止や出産後、または育児休業後にスムーズに職場復帰ができるようにということで企業が設置しております。しかし、認可外保育所ですので、公的な助成が乏しく、運営費や保育士の給与と事業所の負担を考えると、なかなかよほどの事業所じゃないと設置できないという現状にあります。

 ところで、来年度からの子ども・子育て支援新制度施行に伴いまして、事業所内保育所でも地域の子どもたちを一定程度受け入れますと、市の認可になれば運営費の給付対象になってまいります。制度の目的とする待機児童解消や親への就業支援はもちろんですけれども、病院での看護師が不足する折、地元病院看護師の確保と医療を守る観点から考えても、直面する課題を考えると、この事業所内保育所は一石二鳥のそれ以上の効果があると、私は思います。本市は積極的に沖縄県と協力して、今後取り組む必要があると思いますけれども、部長、そこらあたりご見解を求めます。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 本市の子ども・子育て支援事業計画の基本理念には、誰もが安心して子どもを生み育てることができる。あるいは地域社会全体で子どもを育てることができる。いわゆる地域社会の実現を掲げております。

 そこで、八重山病院で働く議員のおっしゃるとおり、職員、スタッフが本市で安心して子育てできる環境整備、これはとっても大事なことであります。そういう意味で、事業所内保育所立ち上げの際には、その認可申請なども含め、積極的に連携をとり推進してまいります。議会終了次第、八重山病院と話し合いを持ちたいなと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 積極的な答弁ありがとうございます。ぜひお願いいたしたいと思います。

 それでは、新県立八重山病院に離島宿泊施設の設置についてということでお尋ねいたします。

 私たちは、ここに住む限り、永遠に離島住民です。離島で生を受けて、そして、一生を送る。私たち市民、郡民は地元であらゆる医療を受けることが可能となる完結型の病院を必要としております。また、圏域の医療を守っていく観点からも、新病院の機能を存分に生かし活用することが求められてきます。

 そこで何も病気になれていう意味じゃないですよ。そのことが病院の機能を十分に生かし、中核病院の役目を発揮向上させて、私たちに身近な病院としての位置づけができるのじゃないかと、そのように私は思います。

 ぜひ3市町で離島住民の宿泊施設の設置について要請なさることを要望いたします。

 翁長知事は、離島は沖縄の宝だと、そのように話しております。仲井眞前知事のときに、県立宮古病院ができましたけれども、県立宮古病院は約80億円の予算でありました。今回、県立八重山病院は、翁長知事は何と130億円の予算をつけております。離島振興にいかに力を注いでいくか、伺い知ることができると思います。当局にその宿泊施設の要請をなさることを、3市町一緒に県に要請なさることをお勧めいたします。

 施政方針についてお伺いいたします。

 まず、1点目の石垣港の整備についてであります。

 冒頭、答弁でありましたとおり、現在漁業協同組合がドックの運営を、施設を運営しているわけなんですけれども、今この1カ所だけなので、ドック入りするのに順番待ちになっていて、利用に利用者が追いつかないと、そういう状況だと言っております。

 そこで困っていますのが、離島航路を運航するこの19トン未満の船舶を所有する会社なんです。今あるドックは、もちろん漁業者の船舶が優先になっておりますので、順番待ちになっており、待ちきれなくてドック検査を島外でやるという、部長答弁ありました島外で、沖縄本島でやるという、そのような状況にあると申しています。

 そうなると、島外となると余計に時間がかかったり、日数がかかったり、また、費用もかさむわけなんですけれども、大変不便ですね。不便を強いられています。このような状況にありますので、船会社からはドック施設の必要性が求められております。また、本市は離島観光のハブ港であり、レジャー船、遊魚船、漁船を含め、相当数の船舶もありますので、保守点検とか、修繕とか検査等にドックは欠かせません、重要です。港湾都市として計画のご検討を要望いたします。ぜひご見解を求めますけれども、ありましたら部長、よろしいでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 船舶ドックの必要性について、また再質問にお答えいたします。

 石垣港での船舶ドック施設整備については、先ほど答弁したんですけれども、ドック施設は基本的に民間事業者等による整備がなされるものと考えております。新参入事業者の有無など、どのような形で港湾計画に位置づけられるのか。現在、運営しているのは漁港とか、そういう関係機関とも意見交換を行いながら検討してまいりたいと思います。

 なお、これまで港湾計画の改定がある中で、常にその必要性は要望があります。その中で一番問題になってますのが、もし整備を拡張するときに、これまでいろんな関係機関とも調整してきたんですけれども、位置をどこにするかとか、そういう問題があるということで、今後、港湾計画に位置づけるに当たっては、調査、研究していきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 空港のみでだけでなく、港も開かれたゲートウエー港として積極的な市当局の取り組みをお願いしたいと思います。

 2点目の観光施設並びに観光地の再整備についてであります。

 新空港開港後、本市の観光客は大幅に伸び、そして、現在も伸び続けております。市策定の石垣市観光基本計画の予想をはるかに上回っている現状ですから、観光地のトイレ、駐車場等は全く不足して、今現在お粗末であります。

 それで、私ごとで大変恐縮でありますけども、2週間ほど前に三十数年ぶりに島内を観光してきました。バスを貸し切って行ってまいりましたけれども、玉取崎展望台でトイレ休憩するわけなんです。案の定と申しますか、トイレの外まで列をなしておりまして、びっくりしました。

 男性は我慢できるんですけれども、よろしいんですが、女性はもう大変ですね。バス自体も駐車場には入れなかったんですね。道路での駐車です。そういう状況なんですね、観光地というのは。これでは、観光客は怒りますよ。本市の印象を非常に悪くしますし、もうおもてなしにはほど遠い。そう言わざるを得ないと思います。

 ほかにも観光施設は不十分ですし、環境整備が余りにもにぶいと思います。マンパワー等の組織強化を図るのに、もっとスピードアップが望まれます。これ現実問題です。もしご見解がありましたら賜ります。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 議員ご指摘のとおり、整備の状況が鈍化していることを踏まえ、今後は、企画及び人事担当部局との調整を行い、組織強化とスピードアップを図り、さらなる事業の推進に努めてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 観光地として当然のことですので、対応取り組みをお願いしたいと思います。

 3点目の農業行政についてです。特に、水稲については、県内稲作の6割を占める八重山圏域なんですけれども、一大産地であります。農家への支援については、米作、他のものも含めて怠りなきようにお願いしたいと思います。施政方針には触れておりませんでしたけれども、特に、TPPについて、もう本市農業、もう大変な影響を及ぼす懸案事項でありますので、この件はまだ政府交渉中でありますので成り行きを見守っていきたいなと、そのように思っております。

 4点目の教育委員会の制度についてお伺いします。

 現教育長、そして、教育委員長は、それぞれ任期満了までお務めなさるのが当然でありますけれども、そこで、新制度における新教育長は、当然その任期後の後ということで理解してよろしいでしょうか。答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 長浜信夫議員の再質問にお答えいたします。

 新教育長制度につきましては、適切な時期において議会の同意をご理解をいただき進めてまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 當真部長、はっきり答弁してくださいよ。実は、今のですと、私は、もう現教育長、委員長が任期を終えられて、あと3年残っていますけれども、その後の新教育長の市長の任命になる手続だなと理解しておりますけれども、當真部長、はっきり答えてください。きのうの新聞には既にそうなってるんですね、報道では。申しわけないけども。アンケートの資料がありますけれども、新聞報道されました。市長、ご存じですよね。石垣市は、平成18年の10月、つまり今の石垣教育長の任命した任期までなってるんです、當真部長。そのように答弁してくださいよ。ちゃんと報道されました。私はきのう新聞見てから、きょうの答弁でどうなるかと期待してたんですけれども、再度答弁お願いします。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午前11時05分

                                再 開 午前11時05分



○議長(知念辰憲君) 再開します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 実は、昨日の新聞報道では、もう既にそのようなアンケート調査で報道なされました。石垣市の新制度の教育委員長の任命は、現在の教育長が任命を終えた後に、任期が終えた後に任命することと、そのように答えております。そのことを確認して申し上げたいと思います。新聞報道されておるのが、その点。

             〔何事かいう者あり〕

 それで、部長よろしいですか。アンケートに答えられたの部長でしょう。よろしいですか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午前11時06分

                                再 開 午前11時07分



○議長(知念辰憲君) 再開します。長浜信夫君。



◆16番(長浜信夫君) 新制度のもとでの新教育長は、平成18年の10月以降のものになると私は理解しておきたいと思います。

 それで、私は、この新制度のもとで懸念とあわせて大変憂慮しているところがあるんですね。懸念事項幾つかありますけれども、今後、市長が任命した教育長を通して、公教育が市長の意向に偏ってしまわないかということなんですけれども、施政方針では、先ほど當真部長の答弁もありましたけれども、政治的中立性の確保を述べておりますけれども、果たして教育への政治的介入を排除できるかどうか、危惧いたします。

 市長は、4年ごとに選挙をしなければならない。教育行政は、10年、20年、30年、50年のスパンで教育行政を見ていかなきゃいけない、こういう視点が重要になるんですけれども、こういった教育効果を視点にした教育行政の長期的な展望を維持できるかどうか。市長は4年ごとにかわるかもしれない。同じ人が20年、30年やるわけでもありませんので、そのうち継続性とか安定性の確保が保証できるかどうかなんです。そこで不安があるわけなんです。

 新制度では、教育長に専門的見識とか知見、またマネジメント能力のすぐれた者と提言はしておりますけども、それよりも重要なのは、人間性、資質が大きく問われてくると思います。

 現行制度に比べて市長の任命責任は極めて重大になりますので、今後新制度におきまして、誤りがないようにご指摘をしておきたいと思います。

 5点目の予算編成と行財政です。

 施政方針で、今後公共施設が相次ぎ更新時期を迎えることや、歳入が厳しい財政状況にあって、歳出の抑制を図っていくと示しております。今後、建てかえ計画しております市役所よりも高額で工事費が80億円、維持費が7億円と言われる水族館に国、県、民間の活力を導入するという、そういったものがお話しておりましたけれども、私たちの市税が、血税がそういった大きな建物に余り偏らないように、いかないように申し上げたいなと思います。

 施政方針に示すとおり、財政状況は厳しくなります。なすべきことは、先ほど質問しました観光施設の整備とか、あるいは児童生徒への教育予算に財源を分配すべきだと、そのように思います。

 また、関連しますけれども、私を含め3名の議員が嵩田地区の市営団地の建設を訴えてまいりました。建設部長は今年度に着工する旨の答弁だったと私は理解しておりますけれども、計画はありません。市は、こういう足もとの事業の優先順位をもっと理解していただきたいなと思います。この件は、関係する課に申し上げますけれども、ちょっと議会での答弁もありました。はっきり答弁なさってますので、私から見れば議会軽視じゃないかなと、そのように思っております。

 当局は、新たな財源確保のためにということで、青年会議所、JCからの提言であります法定外目的税ですね。導入を検討するとしておりますけれども、この件は、実は、沖縄県も税の導入を検討していたんですけれども、消費税が10%に上がることが政府によって決定しましたので、沖縄県は取りやめになっておるんです。本市が法定外目的税をこれを導入するとなると、さらに税の負担をかけるということになるわけなんです。主には、社会情勢や政治状況をしっかりと判断する必要があることを申し上げたいと思います。

 市長は、施政方針で職員の先頭に立ち、市民と対話をしながら全身全霊をささげてまいりますと結んでおります。しかし、その市民との対話、説明が十分でありませんでした。

 火葬場建設地問題、不発弾弾薬庫位置問題、川平リゾート農振除外地問題、川平公園トイレ建設問題、八島第2団地の申し込み問題等々であります。

 事業を推進する上では、市民との対話、説明が最も重要で、基本中の基本であります。市長は、施政方針で決意を示したわけですから、しっかりと反省をして、有言実行なさるよう求めたいと思います。その上で、議会も今後の政治運営を注視していきたいと思います。

 さて、私の質問は終わりますけれども、今月で退職なさる職員の皆様方に長年頑張ってこられましたことに敬意を表し、労をねぎらいたいと思います。本当にお疲れさまでした。今後とも健康に留意なされ、ますますのご活躍をお祈りいたします。

 終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、長浜信夫君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午前11時13分

                                再 開 午前11時24分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、東内原とも子さんの質問を許します。東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) おはようございます。一般質問に入る前に皆様に一言ご挨拶を申し上げさせていただきます。

 昨年の3月に負託を受け、議員活動として早くも1年がたちました。この期間に数多くの出会いと研さんする機会を与えられたことに心より感謝いたします。

 今後においても初心を忘れずに市民が数年先を想像できるような未来像の持てる明るく元気な、そして、石垣にしかできないまちづくりを目指し市政の発展のために取り組んでまいりたいと思います。市民の皆様、議員の皆様には、今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 それでは、過日通告いたしました質問要旨を述べ、私の質問に入らせていただきます。

 初めに、保育行政についてお伺いさせていただきます。

 現在、待機児童ゼロを目指し、日々さまざまな検討が行われているかと思います。保育の質、量の拡大は必須であり、本年度4月からはいよいよ子ども・子育て支援新制度が始まりますが、新制度についての計画や保育士状況について幾つか確認させていただきたいと思います。また、子育て世帯への臨時特例給付金についてもあわせてお伺いいたします。

 項目1、保育行政について、1、子ども・子育て支援新制度の取り組み状況と向こう5カ年の事業計画について、2、保育士確保の状況について、3、子ども・子育て支援新制度スタートに向けた市民周知について、4、新制度の執行体制について、5、消費税引き上げの影響を踏まえ、子育て世帯へ対する平成27年度の臨時特例給付金の支給内容等について。

 次に、教育行政の図書館についてお聞きします。

 昨年の12月議会において幾つか質問いたしましたことについて、進捗状況をお聞かせください。

 1点目は、北西部の市民が近隣の学校に本を返却できるシステムについてです。

 先日の地元紙にも掲載されておりましたが、改めて現在の進捗状況についてお聞かせください。

 2点目は、読書通帳についてお聞かせください。

 次に、去る2月に行われた石垣教育の日において、柳田邦男氏の講演、「大人の気づき、子どもの成長」を聞き、子どもたちが抱える心の傷や友達づきあいの問題などを絵本を通して自分自身で気づき、考え、行動するということはとても重要なことであると非常に感動し、感銘を受けました。

 私の周りでも同じような声をたくさん聞いております。改めて講演を企画してくださった皆様に感謝申し上げます。

 私も保育所に働いている者として、絵本の大切さ、絵本の読み聞かせの大切さを理解しているつもりです。幸いにして、石垣市立図書館では、他の自治体にも誇れる事業として、ブックスタート事業を展開しています。そこで3点目に、そのブックスタート事業の概要と実績についてお聞かせください。

 次に、教育部文化財課についてお伺いさせていただきます。

 平成27年度施政方針によりますと、平久保半島東海岸には、琉球王府時代に多良間島の島民により稲作が行われたとされます。多良間田と呼ばれる田んぼ跡があり、次世代に向け多良間村との交流を契機とするためにも、資料収集を行っていくとあります。この多良間田についてどのようなものかお聞かせください。

 続いて、畜産行政、口蹄疫の侵入防止についてお聞きいたします。

 宮崎県で発生した口蹄疫は、畜産農家及び地域経済に大きな被害をもたらしたことは新聞紙上、テレビ等で報道され、記憶に新しいと思います。新空港開港以来、韓国、台湾等のチャーター便、クルーズ船が往来している中、口蹄疫の侵入が懸念されます。また、農家の方々からも多くの不安の声をいただいています。

 本市の畜産業は、農業総生産額の5割を占め、地域経済の中枢を担っており、口蹄疫が侵入した場合、畜産業、観光業、地域経済に与える影響ははかり知れないものと考えられます。このことから、本市における口蹄疫侵入防止対策についてお聞かせください。

 最後に、生活環境について、悪臭防止対策として「夜香木」植えつけの推進を提案したいと思います。

 悪臭は、人の感覚に直接訴える公害だけに古くから住民の健康で文化的な生活環境を損なうものとして問題視されてきました。現在、石垣市において下水道施設の設備がなされている地域が少なく、この問題は身近な出来事となっています。施設整備には、費用や時間等の課題が多く、早急な解決策としては難しい現況かと思われます。

 そこで私は夜香木の植えつけ推進を提案します。皆さんもご存じと思いますが、夜香木は夜に花を咲かせ、ほのかな甘い香りを漂わせます。悪臭対策だけではなく、景観対策としても有効であると考えます。島の誰もが一度は嗅いだことのある香りは、島の穏やかな自然を感じさせ、ほっとする優しさと和みを与えてくれます。

 美崎町は、市で一番の繁華街であり、特に、夜は多くの人々が集まる社交場でありながらも、悪臭問題が特に顕著であり、今回の提案に最も適した地域だと考えます。

 市民のみならず、国内外からの多くの観光客が集まる場所が悪臭問題を抱えていることは、外国人観光客たちからも指摘されている現状を見ると、市民が感じている以上に深刻であり、今後の石垣市のイメージダウンにもつながると思われます。

 夜香木の植えつけ推進によって悪臭を抑え、かつ市固有の植栽計画によって町並みの景観形成を図り、人々の五感に響くまちづくりにつながるのではないでしょうか。

 以上申し上げ、当局の誠意あるご答弁を求め、再質問は自席より行いますので、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 東内原とも子議員の1項目めの保育行政について、2項目の子育て世帯臨時特例給付金について答弁いたします。

 1項目の保育行政について4点のご質問がありますので、順を追ってお答えいたします。

 1点目の子ども・子育て支援新制度の取り組み状況と向こう5カ年間の事業計画についてお答えいたします。

 子ども・子育て支援新制度の取り組みにつきましては、現在、子ども・子育て会議で取りまとめられました石垣市子ども・子育て支援事業計画のパブリックコメントを先日終了し、これを踏まえまして、今月中旬には、市長への答申がなされる予定であります。

 また、向こう5カ年の事業計画の内容につきましては、幼稚園と保育所を一つにした認定こども園の設置を初め、教育、保育の受け入れ定員を拡充する中で、平成29年度中には、全ての待機児童をゼロにするということを前提に取り組んでまいります。

 就学前児童の教育、保育からの学童期に至る切れ目のない支援を行うことを計画の大きな目的としております。

 具体的には、初年度となる平成27年度にはハード面の施設整備を初め、ソフト面では、保育士の確保及び処遇改善等を含めて総額約10億円の予算を計上し、受け入れ定員を約150人ふやしてまいります。

 2点目の保育士確保の状況についてお答えいたします。

 待機児童の解消のためには、保育施設の整備はもとより保育の担い手である保育士を十分に確保していくことが大変重要であります。本市の保育士確保の取り組みにつきましては、沖縄県待機児童解消支援交付金を活用いたしまして、沖縄本島や本土の保育士誘致活動に取り組むとともに、沖縄県保育所、保育士総合支援センターとも連携し、地元を含めた潜在保育士の確保に向けて取り組んでおります。

 その結果、現在で23名の保育士が確保でき、うち16名の方が現在民間の保育施設や公立保育所及び幼稚園の預かり保育などへ配置が内定しております。

 3点目の子ども・子育て支援新制度スタートに向けた市民への周知についてお答えいたします。

 子ども・子育て支援新制度では、幼児期の学校教育や保育、地域の子育て支援など、これまでの保育制度が大きく変わってまいります。そのことから、教育委員会とも連携、調整を図りながら、昨年10月には幼稚園保育料の変更や幼稚園午後の預かり保育事業の変更、あるいは保育所や幼稚園の利用を希望する保護者への新たな認定制度について市民会館での説明会を開催いたしました。

 あわせて認可保育園や認可外保育施設の経営者及び保育従事者等を含めた新制度説明会の開催、あるいは市の広報紙を初め、地元機関紙を活用した一般市民向けの制度周知などに取り組んでおります。

 また、来る3月25日には、広く市民向けの新制度に関する講演会を予定し、保護者や保育関係者を初め、広く市民へ理解を図るとともに、今後も適宜制度周知へ努めてまいる所存であります。

 4点目の新制度の執行体制についてお答えいたします。

 子ども・子育て支援新制度では、ご承知のとおり、認定こども園、地域型保育事業及び地域子ども子育て支援事業など、多種多様な保育ニーズに取り組んでいかなければなりません。あわせて市の事務指導権限が付与され、新たに認可基準や確認制度等の事務量が増大してまいります。

 したがいまして、新制度の事業執行を円滑に推進していくことが求められることから、新年度より子ども政策係を新たに設置し、執行体制を強化してまいります。

 次に、2項目の子育て世帯臨時特例給付金についてお答えいたします。

 国においては、平成27年度も引き続き子育て世帯へ臨時特例給付金を支給することを決定いたしました。

 ご承知のとおり、子育て世帯臨時特例給付金は、消費税率引き上げに伴う子育て世帯への影響を緩和し、臨時的に給付措置を行うものであります。

 支給内容につきましては、平成26年度の内容とは若干異なりますが、給付対象者は、平成27年6月分の児童手当、これは特例給付を除きます、の受給者で、課税世帯、非課税世帯を問わず、要件を満たすものとなっております。

 また、給付額は、対象児童1人につきまして3,000円となっております。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) おはようございます。東内原とも子議員より図書館について北西部の市民が近隣の学校に本を返却できるシステム、読書通帳、ブックスタート事業の3点、そして、平久保半島にある多良間田について質問がございます。順を追ってお答えいたします。

 1点目の北西部の市民が近隣の学校に本を返却できるシステムについてお答えいたします。

 議員のご提言による白保以北及び北西部における借用本の返却については、現在、試行期間として学校メール便を利用し、図書館へ返却する方法を実施しており、新年度より正式にスタートする予定です。

 2点目に、読書通帳については、現在見積もりを徴収するとともに、システムの概要、経費及びランニングコストについて検討しているところですが、かかる経費が大きいため、部内及び財政当局とも調整する必要があると感じております。

 3点目に、ブックスタート事業の概要についてご説明申し上げます。

 乳幼児の絵本との出会いを通して、読書に親しむ子どもの育成につなげるため、石垣市健康福祉センターでの乳幼児健診の待ち時間を利用して、1歳6カ月の児童に絵本をその場で読み聞かせ、絵本をじかに手渡す事業です。今年度は662人を対象といたしまして18回開催しております。また、定期的に市立図書館児童室で行っている読み聞かせにも、毎週複数の親子が参加しております。

 続きまして、多良間田についてお答えいたします。

 石垣市史巡見、村むら探訪などによりますと、平久保半島の東海岸の北部崎山川、サキャンガーラの北側には、昔、多良間島の人々が船で通って米をつくっていたと言われる田んぼの跡が残っております。そこが多良間田と呼ばれており、1752年に編さんされました宮古島記事に記されており、その時点で既に伝承となっていることからすれば、多良間島の人々が平久保に通って米をつくっていた時期は、それよりもさらに古くさかのぼると推測されます。多良間島の人々が耕作しなくなって久しい歳月が経過しておりますが、多良間田跡には、今日に至るまで畝や導水路の跡が残されております。後に島の人々によって耕作されたと言われております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 東内原とも子議員の畜産行政について、口蹄疫侵入防止についてお答えいたします。

 2010年に発生し、和牛の産地である宮崎県に多大な被害をもたらした口蹄疫は、初動体制のおくれもあり、蔓延したため、29万7,808頭を殺処分し、畜産関連の損失は1,400億円と推定されております。

 口蹄疫は、牛や豚などの偶蹄類の悪性伝染病で、ウイルスで感染する法定伝染病であり、発生農場の立ち入り、搬入規制、隔離、殺処分、埋却等の発生防御対策が講じられるため、周辺交通規制や制限区域内の移動規制がひかれ、地域経済に多大な影響が懸念されます。

 本市においても空港開港以来、韓国、台湾からチャーター便、クルーズ船の寄港が頻繁に往来しており、韓国、台湾を初めとする近隣諸国は口蹄疫の汚染区域であり、侵入リスクが高まっているところでございます。

 こうしたことから、本市では生産農家への啓蒙普及を初め、空、海の玄関口に消毒マットを設置するとともに、動物検疫所を初め、県、関係団体と連携を図りながら、口蹄疫の徹底した未然防止に努めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) おはようございます。東内原とも子議員の5点目、生活環境について、1、悪臭防止対策としての夜香木植えつけの推進、美崎町繁華街における下水道悪臭防止対策として、夜香木の植えつけ推進のご提言についてお答えいたします。

 美崎町悪臭の根本的な解決に向けては、美崎町区域の下水道接続率の向上が必要不可欠であることはご承知のとおりであります。引き続き各補助制度の活用を促し、公共下水道への接続率向上を推進していく所存でございます。

 ご提言の夜香木につきましては、癒やしの香りとして古くから親しまれておりますが、悪臭防止対策としての効果などにつきましては、今後の調査研究が必要であると考えております。

 また、最近注目を集めている夜香木の花の香りを開発し、販売が開始されております。今後、道路植栽等への植えつけ推進につきましても、街角ボランティア制度等の利活用も含め、検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き東内原とも子さんの再質問を許します。東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) まず初めに、保育行政について再質問させていただきます。

 新年度から始まる子ども・子育て新制度に向け、当局におかれましては、平成29年度中に全ての待機児童をゼロにする意気込みをもって今後取り組みを進めていくことは大変重要なことであります。

 また、ハード面の整備によって、保育所の定員拡大を初め、ソフト面では必要な保育士の確保、そして、現場で一生懸命になって働く保育士の皆さんの給与改善を同時に取り組んでいただけることは、さらなるプロ意識の向上につながるのみならず、直接子どもたちの生活環境に還元され、将来の人間形成を培うものであり、まさに車の両輪のごとく必要不可欠な重要な施策であると考えます。

 そこで、1点だけお願いがあります。現場で働く保育士の皆さん、特に、臨時保育士の皆さんは、本当に安い給料でもって正職員と同じように子どもたちにかかわっています。ぜひ臨時保育士の皆さんの給与改善をさらに引き上げていただくことが保育士をつなぎとめる方策となります。そこで、そのお考えがあるのか、お聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) お答えいたします。

 臨時保育士の処遇改善の取り組みについてですが、昨年度に引き続き本年度も保育士の処遇改善を図るべく、当初予算において認可保育園、11カ園、それに公立保育所の臨時保育士分として総額約4,350万円を計上しております。

 議員おっしゃるとおり、特に、臨時保育士の給与を十分に保証していくことは、大事なことであります。今後、さらに県の待機児童解消支援交付金の配分枠の拡大が見込まれますので、これをその上積み分として配分していく方法もありますので、臨時保育士の給与改善に向け積極的に取り組んでまいります。

 以上であります。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 大変心強く思います。やはり現場で働く臨時保育士をしっかりと給与面で保証していただく、そのことが現場で働く保育士の士気高揚にもつながりますし、ひいては待機児童の解消にもつながりますので、ぜひとも給与の改善に向け取り組んでいただきたいと思います。

 これから、待機児童問題に取り組むため、新年度当初予算において約10億円の予算を投じて取り組むとありました。これこそ中山市長の覚悟と本気度が伝わってまいります。石垣市の未来を担う子どもたちへの大きな投資であると同時に、本市の子育て支援待ったなしの取り組みのあらわれであります。

 中山市長、ぜひ今後とも十分な予算を確保していただき、何が何でも子ども・子育て支援の充実を最優先に取り組んでいただくことが子育てしやすい石垣市、そして、保育士が働きやすい環境づくり、その土壌づくりをさらにさらに一歩も二歩も前進させていただきたいと願います。

 最後に、中山市長にその意気込み、今後に向けた市長の思いをぜひお聞かせ願えますでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 子育て支援については、かねてより全力で取り組んでまいる所存でございますけれども、今回特に待機児童ゼロに向けての取り組みを強化させていただいております。関係部署と、また、県とも調整ながら補助制度を受けれるものに関しては積極的に活用し、そして、できるだけ多くの子どもたちを受け入れる体制をつくっていきたいと、こう思っています。

 待機児童を解消することによって、当然、社会の中で仕事をしたいというお母さん方もまた社会に、仕事に復帰することも可能になりますので、好調な石垣の経済、さらに動かしていく上でも大変重要な政策になると思っておりますので、改めて全力で取り組んでいくことをお約束いたします。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 市長、ありがとうございました。

 それでは、次に移らさせていただきます。子育て世帯臨時特例給付金についてですか、平成26年度に引き続き27年度にも給付金が支給されることになりました。

 子育て世帯の計画支援となるものであり、大変ありがたいことだと思います。

 ちなみに、平成26年度の給付金の支給実績、見込みはどうなっていますでしょうか。ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 福祉部長、知念 修君。



◎福祉部長(知念修君) 平成26年度の子育て世帯臨時特例給付金の支給実績見込みについてお答えいたします。

 対象児童数は5,330名、世帯数は2,873世帯、対象児童1人当たり1万円でしたので、支給総額は5,330万円となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。やはり子育て世帯は若い方が多く、また、年収的にも必ずしも高所得ではありません。ぜひ平成27年度におきましても、子育て世帯への給付支給が行き届くようにしっかりと広報等を含め、周知していただきたいと思います。

 また、支給漏れがないように取り組んでいただきたいと思います。この制度は、子どもの育成の場である家庭の保護、尊重と子どもの健全育成を目的としたものであり、給付を受けた世帯に対しては、給付金の目的、趣旨及び受給者の責務をあわせた周知徹底していただきたいと思います。

 子育て支援で、親子が笑うまちづくりとして取り組む中、待機児童問題はたくさんの課題があると思いますが、働く親を支援するということで、これからも念入りに取り組んでいただけるようよろしくお願い申し上げ、保育行政に対する質問を終わらせていただきます。

 続いて、教育行政について再質問させていただきます。

 北西部の市民が近隣の学校に本を返却できるシステムについて、石垣市立図書館を利用する北西部の方にアンケートを実施した結果、石垣市立図書館での返却は不便と、そう思わないが半々だとのことですが、私はそれよりも学校での返却が可能となった場合には、約7割から8割の方が利用するという回答に注目すべきだと思います。

 白保から以北を含め、北西部の住民のほとんどは北西部の市民が近隣の学校に返却できるシステムを利用すると思いますので、ぜひ住民の利便性を考え、学校の方とも調整していただき、進めていただきたいと思いますので、ご意見をお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 北西部の市民が近隣の学校に本を返却できるシステムについて、もう少し詳しく説明いたします。

 対象地区は、白保から崎枝までの北西部といたしまして、月曜日から金曜日までの午前9時から午後4時までに各学校の事務室へ本を返却していただき、返却された本は週2回、学校メール便にて回収したいと考えております。現在は、試行期間として実施しておりますが、土曜日、日曜日の運用も含め学校現場の意見も聞きながら4月からのスタートに向け取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 読書通帳については、財政的に厳しいとの答弁ですが、人は通帳にお金がふえれば喜ぶものです。読書通帳にも同じことが言えると思います。読んだ本の数がふえ、本の題名が記帳されていれば、年をとり、読書通帳をながめたときに、いろんな思い出がよみがえり、さらに読書熱も高まることだと思います。

 これは教育委員会が進めている家読事業にもつながるかと思いますが、どうですか。当局のご見解をお願いいたします。また、ぜひ市長の考えもお聞かせください。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 読書通帳というのは、読んだ本の履歴が残るものであります。自分の読んだ本の履歴を見ることで、また、いつ読んだかも知ることができることで読書熱が高まると言われております。

 また、小さいお子さんを持つ保護者にとりましては、お子さんにどのような本を読んであげたかの記録が残せますので、一生の宝物になると言われております。ただし、導入費用が大きいことでもありまして、また、予算にかかわることでもあります。財政当局の意見も参考にしながら調整を図っていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 読書通帳ていうのは私今回初めてお伺いさせていただいたんですけれども、趣旨としては大変すばらしいことだというふうに思いますし、図書館の利用率も当然上がってくるものだと思います。先ほど部長から答弁ありましたように、自分が過去に読んだ本を、また時期を経て、何年前にこの本を読んだというようなことが思い起こされるというのは大変すばらしいことだと思いますので、今後、予算と財政等を調整しながら、導入できるように取り組んでいきたいと思っています。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。ぜひ財政と調整していただき取り組んでいただけたらと思います。

 次は、ブックスタート、このブックスタート事業は、他市のほうからも石垣市はすごいですね、うらやましいとまで言われていました。ぜひいつまでも続けていただきたいと思います。

 そこで、私からの提案です。絵本のプレゼントは、乳幼児だけでなく、幼稚園を卒園する園児たちにもプレゼントすることはどうでしょうか。園児たちは、大いに喜ぶことが想像されます。もしそれができなければ、新しくスタートする子ども・子育て支援新制度で認定こども園に絵本をたくさんそろえていただきたいと思います。ぜひ検討していただきたいと思います。

 最後に、柳田邦男先生も講演の中で、絵本は人間の人格形成に多大な影響を与えるものであることから、大人の読み聞かせといつでも子どもたちが絵本や本を手に取り、読むことができる環境をつくることが大切だと話されていました。ぜひその言葉が実現できることを期待するとともに、お願いを申し上げ、図書館に対する質問を終わりにいたします。

 続いて、多良間田について再質問させていただきます。

 再度、市長へお伺いさせていただきます。先ほどの答弁にあるように、多良間田の歴史は260年以上前からありながらも、現在においては跡地を観察することも困難な状況であるとのことですが、資料収集にとどまらず、多良間田跡地についても何か具体的な方針がありましたらお聞かせ願います。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 先ほど答弁いたしましたように、古くから多良間島の人々は、石垣に来て稲作をしており、近年では牧場経営との関係で白保の方々が耕作していたとも聞いております。

 また、現在、多くの多良間出身の方が石垣に住んでいますので、今後ともその歴史的なつながりを深く理解できるような資料を収集し、多くの方に多良間田のことをより知っていただく方策等を考えて、さらには多良間の方たちもさらなる交流が図られるよう取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) 市長にも具体的な方針がありましたらお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 多良間田につきましては、施政方針のほうでも述べておりますように、次世代の多良間村との交流の契機にもなると思っております。多良間村の伊良皆村長ともかねてから話が、要請がありまして、石垣市にある多良間田をぜひ調査してもらって、文化財に指定するのか、もしくはどういった状況で活用できるのかということを教えてもらいたいと。将来的には、多良間村長のお話では、多良間のほうから実際にその多良間田に学生、子どもたちが田植えに来るような体験学習のようなものもしてみたいというような意見もございましたので、そういった要望等にも応えられるように、今後調査をして、どういう形で活用できるか、取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。ご答弁にもありましたように、古くから多良間村の人々は、石垣に来て稲作をしており、近年では牧場経営との関係で、白保の方々が耕作していたことも聞いております。また、現在、多くの多良間出身の方が石垣に住んでいます。

 1771年の明和大津波での石垣からの支援は、現在に至るまで多良間村の多くの方々に感謝されています。また、10年ほど前には、石垣市、多良間村、多良間郷友会、三者が連携をとり、多良間田跡地において子どもたちの情操教育に役立てる計画を立てたものの実現されなかったという経緯もある中で、ことしの施政方針に中山市長が多良間田について触れていただいたことは、多良間村の方々を初め、多良間郷友会の方々は大きな関心を寄せています。

 今後ともその歴史的なつながりを深く理解できるよう資料を収集し、多くの方に多良間田のことを知っていただき、さらなる交流、また子どもたちの情操教育として体験学習などにも役立てられるよう取り組んでいただくことをお願い申し上げ、多良間田に対する質問を終わりにいたします。ありがとうございました。

 引き続き、畜産行政、口蹄疫侵入防止対策についての再質問をさせていただきます。

 仮に口蹄疫が発生すると、完成した家畜は、ワクチンでの処理は対応できないのですか。また、口蹄疫が及ぼす社会的影響はどのようなものなのが考えられるか、教えてください。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 口蹄疫が発生した場合、ワクチンの対応はできないのか。それから、口蹄疫が発生した場合の地域経済に及ぼす影響について2点お答えいたします。

 まず、1点目のワクチンの対応でございます。ワクチン接種につきましては、日本では殺処分を前提とし、感染拡大を未然に防止するための緊急措置として認められております。近隣諸国の中国、韓国、台湾等、東南アジアでは、口蹄疫の汚染区域で常時ワクチンを接種しておりますが、外見上、完治しているように見えても患畜はウイルスを保有した新たな感染源となり、発生しているのが現状でございます。

 また、ワクチンを投与することは国際的にも非正常国と見なされ、本国からの肉の輸出ができなくなり、国際的な信用を失うことになります。日本は口蹄疫正常国として国際的にも認知されており、家畜伝染法に基づいた処置を講じているところでございます。

 次に、口蹄疫が発生した場合の地域経済に及ぼす影響についてお答えいたします。

 口蹄疫は、家畜伝染病法に基づき発生地点から半径10キロメートルの地域を移動制限区域、半径20キロメートルを搬出制限区域に設定されます。消毒ポイントが設置され、周辺の交通規制がひかれ、家畜の移動、人間の移動、自動車の移動が制限され、地域で開催されるイベントの開催の中止や、観光客、外食産業にも大きな影響を与え、地域経済の機能が全て停止状態となります。

 また、家畜の処分等に時間を要するため、正常化期間が長期化する可能性が示唆され、地域社会に深刻な打撃を与えることが予想されるところでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。もう1点、世界的に口蹄疫で被害をこうむった国での事例がありましたら教えていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 2001年に米国、それ以前に、オーストラリア、ニュージーランドで発生しております。オーストラリア、ニュージーランドでは、初動体制のおくれにより、一部野生動物まで患畜が発生し、口蹄疫の終息まで長きにわたる時間を要し、地域経済に大きな被害をもたらした経緯がございます。

 オーストラリア、米国は、世界でも牛肉輸出国であり、地域経済に大きな打撃を与えたことを体験しておりますので、オーストラリア、ニュージーランドでは、入国管理を徹底し、実施しており、防疫体制を強化しているところでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 東内原とも子さん。



◆6番(東内原とも子君) ありがとうございます。法定伝染病である口蹄疫の伝染力がほかに類を見ないほどに強く、畜産業の生産性に大きく打撃を与えることが十分理解できました。本市における畜産業は、地域経済に欠かすことのできない産業として位置づけられておりますので、口蹄疫の侵入防止については、関連機関と連携しながら、水際での万全な対策を講じていただくとともに、この件についての周知にも力を注いでいただくことをお願い申し上げ、口蹄疫侵入防止対策に対する質問を終わりにします。

 最後になりますが、悪臭防止対策としての夜香木植えつけ推進については、再質問はございません。

 私の意見を述べさせていただきたいと思います。夜香木の香りは、石垣市民であれば、誰もが知る香りであり、島で育ち、島を離れた若者たちにも懐かしいにおいとして記憶にとどまるものと思います。今後、島外からの人々にも思い出の一つとしてとどまる香りとなっていけたらと思います。

 夜香木は、香水にも利用されており、石垣島産の香水はことしの1月11日の第1回香り─1グランプリにおいてプロダクト部門で準グランプリを受賞し、注目を浴びており、このように夜香木は、島の観光資源にもつながると考えます。

 単に公害対策についての解決ではなく、植栽計画を通して環境計画、観光産業への貢献につながっていくことが重要だと考えます。

 植栽計画については、夜香木にとどまらずハーブフェスティバルとも連携を図ったまちづくりが進められるのではないでしょうか。

 悪臭防止対策の効果などについては、研究、調査していただけるとのことでございますが、その際には、ぜひ夜香木だけではなくニオイバンマツリやスタージャスミンなどほかの他の島の植物も同時に行っていただき、悪臭防止対策としての植栽計画を検討、推進していただけるよう、ぜひよろしくお願いいたします。

 以上をもちまして、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、東内原とも子さんの質問は終わりました。

 それでは、午後1時30分再開することとし、それまで休憩いたします。

                                休 憩 午後 零時15分

                                再 開 午後 1時32分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の質問者、仲嶺忠師君の質問を許します。仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) こんにちは。それでは、先日ご通告申し上げました項目につきまして本員の所見を述べながら質問、提言いたしますので、当局の明確、簡潔な答弁を求めます。

 まず初めに、法定外目的税の導入検討についてお尋ねいたします。

 この件につきましては、これまでにも何度か議会で取り上げられてきましたが、議論や検討も消極的で先送りされてきた感が否めない中、昨年11月に若い世代の青年経済人を中心とした社団法人八重山青年会議所の主催による「八重山が抱える環境問題」と題した勉強会の開催があり、その中において環境問題を改善、保全するための直接的な効果を上げる方法がなく、持続的改善努力が必要と感じ、本市に対して環境協力税の導入の検討を強く要望するとのご提言をいただきました。

 また、平成27年度施政方針の結びにおいても、法定外目的税の今後の導入を視野にさまざまな角度から検討していくと明記されており、その具体的な内容についてご答弁をお願いいたします。

 次に、学校給食についてお尋ねいたします。

 本市における学校給食費が、平成2年の改定以来25年ぶりに引き上げられることとなり、保護者の方からさまざまな意見が寄せられており、この件について取り上げさせていただきました。

 そこで、次の点についてお尋ねいたしますが、1点目に、給食費引き上げ理由並びに引き上げ額について、2点目に、保護者に対しての説明について、3点目に、徴収方法について、4点目に、学校給食における課題について、以上4点についてご答弁をお願いいたします。

 次に、川平公園整備についてお尋ねいたします。

 この件につきましても、川平地域住民の皆様や川平公園周辺にて事業を営む皆様から意見やご要望を受け、取り上げさせていただきましたので、次の点についてお尋ねいたします。

 1点目に、公園内浜崎御嶽へのアクセスについて、2点目に、公園内喫煙所設置について、3点目に、川平交番前交差点の安全対策について、以上3点についてご答弁をお願いいたします。

 最後に、八島第二住宅入居希望者募集についてお尋ねいたします。

 今月完成を予定している八島第二住宅は、昨年10月6日から10月10日までの期間において、入居を希望する方々への入居申し込み受け付けがあり、6部屋の募集に対し5部屋の入居希望者の申し込みにて受け付けを締め切ったにもかかわらず、再度6部屋の入居希望者を募集するという理解しがたい行政行為に、当初応募した入居希望者からは、行政に対する不満や不信感の声が多くあり、この件を取り上げさせていただきました。通常においては、募集枠に足りない一部屋を再募集するのが常識的なことであると考えます。

 そこでお尋ねいたしますが、1点目に、再募集に至った経緯について、2点目に、当初受付期間内申込者への対応についての詳細をご答弁お願いいたします。

 以上、申し上げ、必要に応じ自席より再質問いたします。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 仲嶺忠師議員の平成27年度施政方針において法定外目的税の導入検討とあるが、具体的な内容についてとのご質問にお答えいたします。

 法定外目的税は、地方税法に定める税以外に自治体の条例により独自に税目を新設できる税です。平成12年4月に施行された地方分権一括法による地方税法の改正により創設され、これまで国が管理する地方税法の束縛から地方が自主的に課税できる制度です。これにより、地方自治体は、財源確保を目的として、全国の多くの自治体が調査研究に取り組み、平成26年4月1日現在、都道府県で29件、市町村で7件の計36件あります。県内では伊是名村、伊平屋村、渡嘉敷村が環境協力税として法定外目的税を導入しております。

 法定外目的税の具体的な内容につきましては、明確な方針はまだ定めていませんが、自主財源の確保という観点から、これから外部との意見交換や庁内においてさまざまな角度から議論し、調査検討してまいる所存です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 仲嶺忠師議員より学校給食について4点のご質問がありました。順を追ってお答えいたします。

 まず、1点目の給食費の値上げの理由並びに引き上げ額についてお答えいたします。

 本市の学校給食費は、平成2年度の改定以来、25年間見直しをしておりません。その間の食材の高騰や消費税の増税等についても献立を工夫するなど対処してきましたが、その対応についても限界となっており、値上げせざるを得ない状況となっております。

 今回の値上げ額は、1食当たり、小学校30円、中学校40円となっており、改定後の1食当たり給食額は小学校235円、中学校265円となります。

 次に、2点目、保護者に対しての説明についてですが、給食受配校のPTA会長の代表者及び校長などで構成されている石垣市立学校給食センター運営委員会を中心に話し合いを進めてまいりました。経緯について述べたいと思います。

 8月26日、第1回臨時学校給食センター運営委員会を開催しております。給食費及び給食内容の現状を話し、値上げについて審議していただくようお願いをいたしました。

 9月25日、第2回臨時学校給食センター運営委員会を開催しております。他市の状況も勘案しながら、上げ幅等について話し合いを持っております。

 12月16日、第2回学校給食センター運営委員会、他市の状況も勘案しながら、上げ幅等について話し合いを行っております。

 そして、保護者への説明については、食育だよりでお知らせすることを確認いたしました。

 1月7日、食育だより、給食受配校の全保護者へ発刊し、保護者の皆様へ給食費の値上げを検討していることをお知らせして、PTA会長へは後日の話し合いの場に保護者皆様の意見を集約して出していただくよう依頼いたしました。

 1月21日、第1回PTA会長との話し合いを持っております。PTA代表からは、値上げについてはいたし方ないが、給食内容の充実や未納者対策を行ってほしい。値上げ額を示してほしいなどの意見がございました。

 1月30日、第3回臨時学校給食センター運営委員会を開催いたしまして、第1回PTA会長の皆様との話し合いの内容を受けて、栄養価や量の観点から値上げ額案の決定及び未納者対策としてPTA、学校、行政で話し合いの場を設けることなどを確認いたしました。

 2月5日、給食費値上げについてのお知らせ。給食受配校の全保護者へ値上げ額案を掲載したチラシを作成し、全保護者へ配付し、意見の集約をPTA会長へ再度依頼しております。

 2月17日、第2回PTA会長との話し合い、集約した意見、内容で、値上げ額や未納者対策について話し合いを行い、値上げ額について同意をいただいております。また、そこでは、未納者対策を強化していただきたいとの意見がありました。

 2月18日、第3回学校給食センター運営委員会、2回のPTA会長との話し合いにより、運営委員会として値上げ額案を決定しております。

 2月23日、教育委員会の2月定例会におきまして、石垣市立学校給食センター会計規則の一部改正を議決しております。

 3月10日、きょうです。食育だより、給食受配校の全保護者へ発行いたしまして、平成27年4月からの改定された給食額を保護者へお知らせしております。

 3月25日、予定ですけれども、「広報いしがき」4月号に、全市民へ給食額の改定のお知らせを考えております。

 以上の経緯で額を決定しております。

 3点目の徴収方法についてです。現年度分については、口座振替と現金での徴収があり、また、滞納分については、現金徴収及び児童手当からの徴収も行っております。

 次に、4点目、学校給食における課題についてですが、今回、PTAの意見をお伺いしたときに、高学年の給食の量をふやしてほしいとか、未納者対策をしっかり行ってほしいとの意見がありました。今後、このような課題解決に向けて積極的に取り組んでまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) こんにちは。仲嶺忠師議員の質問項目3、川平公園整備について、4、八島第二住宅入居者募集について、順を追って答弁してまいりたいと思います。

 まず、川平公園整備について、順を追ってお答えいたします。

 1点目の公園内の浜崎御嶽へのアクセスについては、現在、公園内の駐車場整備を進めていることから、車両の乗り入れ規制を行っておらず、自由に乗り入れできる状況となっております。駐車場整備完了後は、公園利用者の安全確保の観点から、緊急車両や管理車両のみの乗り入れに限定する必要があると考えております。

 しかし、御嶽の神事等の利用に支障を来さないよう、車両の乗り入れを含め、地域と丁寧に調整を行った上で沿路整備等に当たってまいります。

 次に、2点目の、喫煙所の設置についてお答えいたします。

 都市公園内の喫煙については、条例で禁止している行為ではありませんが、健康増進法第25条には、室内またはこれに準ずる環境において多数のものが利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずるように努めなければならないとの記述もあり、公的な施設では、喫煙所の設置など、受動喫煙防止を図る必要があると考えております。屋外での喫煙所の設置を地域の意見を伺いながら検討してまいります。

 3点目の川平交番前交差点の安全対策についてお答えいたします。

 県道川平高屋線の整備により、市道との十字路になっていますが、市街地からのレンタカーが減速なしに進入するなど、危険な状況にあるとの地域の声が届いております。

 それを受けて、先週、八重山警察署に信号機設置について相談してきましたが、大変厳しいとの回答でした。事故の危険を回避するためには、交差点へ進入する車両の速度を落とす必要があると考えます。八重山土木事務所と調整の上、適切な対応が図られるよう検討してまいります。

 次に、2点目、八島第二住宅入居希望者募集について、再募集に至った経緯についてお答えいたします。

 本件は、今月完成予定の八島第二市営住宅に係る入居者募集に伴うものです。ご承知のとおり、公営住宅建設には公費、国庫補助金及び市負担金などが導入され、また、家賃算定にも家賃低廉化を目的とする補助金が交付されます。したがいまして、その恩恵の享受という観点から、入居募集の際は、広く対象者に周知しなければならないと考えております。

 八島第二市営住宅の整備につきましては、八島市営住宅の供用開始後、戸数増、新築を強く求める要望を受け、関係機関とのさまざまな協議の上、新設に至った経緯がございます。

 昨年10月に行った当該市営住宅の漁業者向け住宅入居申込募集については、水産課、漁協との連携が不十分であり、対象者である正組合員に再募集情報等が十分に周知されていなかったものと判断いたしました。

 したがいまして、当該団地建設の目的に添うべく対象者である正組合員への周知を確実なものとした上で、再度、募集を実施することに決定した次第であります。

 次に、2点目の当初受付期間内申込者への対応についてお答えいたします。

 当初の募集期間内に申請をした方々への対応についてですが、申し込みの際に提出いただいた関係書類は、今回の募集にも効力があるものとして取り扱いをいたしました。また、昨年10月募集時において、期限内に申し込みをされたとしても、当初の募集期間終了時点で市が決定通知等の交付もしていませんので、入居に関する優先権は発生しないものと考え、再募集に応募された方々と同様の扱いで抽せんを行いました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き仲嶺忠師君の再質問を許します。仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 順を追って再質問をしていきたいと思います。

 まず、法定外目的税導入検討についてですが、法定外目的税の導入については、何のために何に幾らの予算が必要かについて議論が必要だと考えられます。また、目的税の徴収ありきでは、信頼関係の構築が困難であり、先ほどの答弁によりますと、自主財源の確保の観点から外部との意見交換や庁内においてさまざまな角度から調査、検討していくとのことではございますが、市としてどのような目的税の導入を検討しているのか、現時点において、そこをご答弁お願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 法定外目的税が国の方策として地域に合った処方箋づくりに支援をしていくっていうのが目的になっておりますので、私どもも今回の市長の施政方針に訴えましたように、新年度で具体的にどういうものが石垣に一番適しているかということを内部、外部の意見を議論を交わしながら、そして、庁内においてもきちっと議論を深めて内容を決めていきたいと思っていますので、今現在では最初の答弁でもお答えしましたように、具体的な方策はまだ決まっておりません。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 現時点において具体的なものはないということなんですけど、この目的税導入から、全国で先ほどの答弁にありますように、全国でさまざまな目的税が導入されているわけですけど、一番有名なものといいますか、それが特に取り上げられていたものが、東京都の宿泊税で、それもありますし、また、県内においての先ほど答弁ありました伊是名、伊平屋、渡嘉敷のほうの入島税というものがあります。

 いずれにしましても、この両方、いずれにしましても、その地域の住民の方対象ではなく、地域の住民以外の方に対しての税金をかけてるという部分だと私は認識してるんですけど、さて、昨年11月のそのJCの──青年会議所の勉強会において、環境協力税という形で導入を検討すべきじゃないかというお話もありました。この中で、このようなデータが出てるんですけど、2013年4月から2014年3月までの1年間、これ石垣市環境課のほうのデータなんですけど、観光客数が98万人となり、前年度比が32%増となりました。それに対して、事業系のごみが前年度比で7.8%ふえてるんですよ。逆に、家庭系のごみに関しては前年度比2.9%の減となっている。これ明らかに観光客の増加に伴ってごみの量がふえてるという明らかなデータですよね。

 そこで、これ以前にも議会で取り上げられて議論された中において、やっぱりこの石垣に来る観光客の皆様にもこの環境税という形で観光客を対象とした目的税を導入すべきではないかという議論がなされてましたけど、その件について、部長、どのようにお考えですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 質問にお答えいたします。

 首都圏と違い離島圏域、また地方市町村においては、いかに観光客を誘致していくかというのが大変な観光増の、私どもの観光地の仕事になっております。その中で、観光客に特化した観光税にすると、誘客をお願いしていて、来たら観光税を取りますよというのは、ちょっと厳しいという意見もさまざまな観光関連の皆さんからありますので、その辺も含めて本市を訪れた観光客の満足度を高めるために、受け皿整備やサービスの強化を本格的に推進し、さらに一日でも多く延泊したくなる、もっと食べたくなる、もっと買いたくなる、そういう魅力づくりに官民挙げて取り組み、消費させる仕組みを築くことが大事だと思います。そして、それが活発な消費活動を促し、地域産業の活性化を図るために、これまで以上に官民一体となって取り組んでいかなければいけないと思っています。

 また、観光、先ほどの伊是名村に関しては、これは、観光客だけじゃなくて、住民も含めて出入りする人からは環境税として取っています。東京都のほうは、誘客をしなくても、必要があって必ず訪れる首都圏でありますので、そこと比較にはならないと思います。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) おっしゃるとおり比較にならないと言われればそこまでの話かもしれませんけど、これ目的税を導入するに当たって、僕は観光客の皆さんからいただいほうがいいんじゃないかというふうに思ってるんですけど、市民はごみの有料化に伴って、ごみを出すのにお金をかけてるんでよ、今ね。お金を支払ってごみを出してる。しかし、観光客の皆さんだってごみは出すんですよ。事業系の皆さんは、それまで含めて宿泊料金に入ってますよという言いますけど、何も宿泊場所だけでごみを出すわけではないんですよ。近くのコンビニに寄って、物を買えばそれがごみになるというのは当たり前のことですよね。

 ですから、この目的税を導入するに当たっては、一番の問題点ですよ。観光客の皆さん、もちろん利用者の皆さんから、皆さんに負担してもらうものに対しては、そんなに、この利用者の皆さんの負担はそんなに反対は出ないんですよ、実際。

 僕も実際ダイビングショップを経営しておりまして、観光業です。そのダイビングに、潜りに来られるお客様に、石垣の海を守るため、自然を守るために、幾らか負担していただけないものかどうかという話し合いをしたことがあるんですよ。ぜひとも協力したいと。それが100円だろうが、200円だろうが、500円だろうが、1,000円だろうが、この海が守れるんであれば、どんどん協力したいと、取るべきですよという、このようなお話をいただいてるんですよ。

 ですから、もちろん魅力のあるこの観光地をつくり上げていくためには、財源が必要となってくる、何をするにしてもね。その財源をどうするかという部分なんですよ。財源を確保するためにはどうするか。自主財源だけでは非常に厳しいですよ、実際。それをどうするかという部分で、この八重山に訪れる観光客の皆様から負担していただくという、これは筋が通ってると思いますが、部長のほうのご見解をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 これまで議員がおっしゃるように、何度もこの法定外目的税に関しては、ここ十数年、意見を交わしてまいりました。しかし、今回は、これまではテーブルの上にのせませんでしたけれども、今回は施政方針の中できちっとうたっておりますので、私どもは今議員がおっしゃったさまざまな問題、課題を含めて、慎重に検討しながら、勉強しながら、そして、先進地の状況も踏まえながら、前向きに検討していきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) これ目的税を導入して、全国では成功例もあれば失敗例もあるんですよ。それも私は十分認識しているんですけど、県内における伊是名、伊平屋、渡嘉敷村、この部分なんですけど、環境美化、環境の保全、観光施設の維持整備費にこのいただいたお金を使わさせていただいてるわけですけど、税収に関して、これはその村にもよりますけど、300万円から900万円程度の税収があると。

 しかし、部長、部長が先ほど言ったように、観光業界の皆さんが反発してるのは僕も認識してるんですけど、現時点で、この課税によって観光客の減少傾向はないと、はっきりデータが出てるんですよ。ですから、石垣、八重山の観光業界の皆さんが反発するのもわかりますよ、実際わかります。これまで観光が落ち込んできた中において、いかにして単価を下げて、それでも客を運んできていただくかという部分があったものですから、そういうのを理解できるんですけど、しかし、その以前議論されていく中においては、まだまだ時期が早いんじゃないかと、このような話が出てた中で、もう今こそ時期だと私は考えているんですね。ですから、じゃほかに何があるかと言いますと、本当に今思いつくものがないんですよ。だから、観光に来ていただく方に対してそれ相当の負担をしていただこうというだけだって、実際100円いただいたとしても、100万人以上観光客の方が来てるわけですから、それだけで幾らになります、1人から100円もらったとして、1億円になりますよね。その1億円の財源をもって今問題となっている最終処分場の、もうそろそろいっぱいになりますよね。その最終処分場の件にしろ、クリンセンターのいろいろな改善にしろ、サンゴの保全にしろ、そのような部分において、観光施設にしろ、そのような部分において、その財源を使って、もっと観光客の皆さんに石垣の魅力を知ってもらうという部分を考えていけば、この観光客の皆さんに対して負担していただくっていう方法しかないのかなというふうに考えますけど、再度、ご見解のほうお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 先ほども申し上げましたように、やっとテーブルの上にのせて議論をしていく、前向きに検討していくっていうスタンスに立ちましたので、もう一つは、先ほどお答えいたしましたけれども、まだ、全国で市町村では7市町村しかまだ取り上げていないと。その中でも観光に特化したところは4件、沖縄県の伊是名市、伊平屋市、渡嘉敷村を含めて、北九州市の4件しかないということで、この辺も含めながら調査をし、そして、具体的に進めるに当たっては、条例案を作成して、それから、国の許可をもらうまで約2年ぐらいかかるそうです。そのために、ことしはそのテーブルに上げて議論を深めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 部長、4件しかじゃないんですよ。7件中4件もあれば半分以上なんですよ。4件しかじゃないんですよ、4件もあるんですから。

 僕はいつも行政の皆さんに言うことは、また前例がないとか、余り前例がないのでっていう、その言葉が結構返ってくるんですよ。前例がなければ、前例をつくるのが行政マンの仕事じゃないんですか。ぜひとも、この議論を検討して、大臣からの認可をもらうためには2年かかると。ぜひ2年後に、もう僕は2年後とは言いませんよ。本当は1年後でも早急にこの件を導入していただきたいなというふうに考えていますので、全国の事例含めて関係機関ともしっかり調整していただいて、導入に向けて頑張っていただきたいなと思います。もちろんこの徴収方法について、県内、先ほど言った自治体においてはフェリーでの入島しかないということで、徴収も安易にできてるという話も聞いていますよ。

 この石垣にいますと、飛行機があったり、飛行機と船、両方から入域ができるという部分で、じゃどこの部分でそのお金を、税金をいただくかという部分出てくると思うんですけど、私は、エアとか船舶ではなく、ホテルの皆様に協力していただくしかないと思うんですよ。これは、観光客の皆さんに負担していただくためには、ホテルに泊まる方が観光客て間違いないと僕は。ビジネスで来る方もおられますけど、しかし、ホテルのほうで徴収してもらう以外ないと思うんですよ。航空機にしますと、もちろん地域の住民も飛行機に乗る。それをどうやって選別していくかっていうのは、難しい話。一度もらって、再度還元するって、こんな面倒くさいこともできないと思いますので、ぜひ宿泊業界の皆さんに協力していただいて、理解をしていただいて、この部分を導入、検討、しっかりとやっていただきたいなというふうに思いますので、部長、再度答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。

             〔何事かいう者あり〕



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 今含めたことも全部含めて、さまざまな角度から議論をしていきたいと思っております。調査研究しております。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 部長、しっかり取り組んでいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 それでは、次の件について質問を変えたいと思います。

 先ほど給食費の値上げの額ですね。1食当たり30円、小学校30円、中学校40円、それで、1食当たりの額が小学校235円となる、中学校は265円となるというご答弁をいただきましたけど、ちょっと月額がどれぐらい変わるのかというの教えていただけますか。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 月当たりですけれども、18食と計算しております。その中で今回給食額4,230円、小学校ですね。中学校が4,770円で保護者負担金が、小学校におきましては3,474円、差額468円、それから、中学校につきましては先ほど申し上げましたように、給食額4,770円で、保護者負担金が3,960円、差額648円、年当たりに換算いたしますと、差額で190食と計算いたしまして、差額で小学校で4,940円、中学校で6,840円となります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 小学校で500円近く、また、中学校では700円近く上がるのかな。その中で、教育委員会のほうとしましては、これ部長の先ほどの答弁によりますと、数多く、その関係者の方、PTAを含めた関係者の方との意見交換なり説明会なりしてきたというご答弁ですけど、さてそこですね、今回の給食費の値上げに対して、保護者の皆様から反対等はなかったんですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 保護者への対応なんですけれども、値上げにつきましては、食育だよりなどの広報紙を保護者向けに2回発行し、PTA会長との話し合いを2回行うなど説明に努めてまいりました。そこで、保護者皆様の意見といたしましては、値上げにつきましては25年間、給食費の見直しがなかったこと、昨今の物価高、何よりも子どものことを考えると、やむを得ないでしょうという意見が多数でした。会の中では、反対意見はなかったものと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 反対はなかったということですけど、これは私も子を持つ親として十分理解して別に反対することもないんですけど、市民の方、保護者の方からこのような話もあったんです。滞納額があるから給食費を値上げするんですかっていう、そういう意見も多くあったんですよ、実際ね。この説明があるまでですよ。だから、説明がなされないまま値上げ検討してるという部分が出てきたときに、なぜ上げるのと。消費税が上がったから、それとも滞納額が多くなってきたから給食費を上げるんですかっていうお話がありましたが、そのようなことは絶対にないですよね、答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 質問にお答えいたします。

 今回の値上げに関しましては、滞納額があるからとか、そういったことでは値上げしておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) それでは、お尋ねいたしますけど、今年度はまだ出てないと思うんですけど、前年度分でこの給食費の徴収率と未納額についてご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 平成25年度で申し上げます。収納率は98.65%で、これは県内で1位であります。

 以上です。

             〔(未納額は)という仲嶺忠師議員〕

 滞納額は平成19年度から25年度までの累積で、平成27年1月31日現在におきまして1,291万9,177円となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 25年度徴収率で98.65%ということで、これは徴収率がいいほうだと思うんですよ。しかし、先ほど言いました滞納額、これはどのように徴収していこうと考えているのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 現在、考えておりますのは、保護者の児童手当ですか。それからの現年度分に関してはその徴収を行っております。済みません。過年度分のみを同意を得た保護者の児童手当から徴収しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 過年度分については、児童手当から徴収してるということなんですけど、これ間違いなく回収はできるんですかね。子どもは、年齢とともに子ども手当がもらえなくなりますよ。それでも回収はしっかりできますか。再度ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。

             〔何事かいう者あり〕



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 まずは、現年度分からちゃんと徴収できるような体制等を考えてまいりたいと思います。過年度分につきましては、何らかの方法等をあわせて考えてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 部長、現時点でなくて、過年度分はそこから取ってるわけですよね。これは私からの提案なんですけどね。僕も同じように、その小学校、中学校の子どもたちを持つ親と、保護者の方ともお話し合いをさせていただいたときに、この児童手当、児童手当が支給されてる方、退職なさってる方ね。それは給食を食べてる方々を対象に、要はね、年齢で言うとそうなるわけですよね。それだと、それですと、過年度分を児童手当から引くのではなく、徴収するのではなくて、現年度分、これを児童手当から徴収していただくという、児童手当というのが年に3回ですか、4カ月分の3回出ますよね。そのほうが徴収率も100%、もちろん児童手当、所得制限があってもらえない方もいますけど、そうすることによって、より100%の徴収率に近い数字上げられる、滞納者がなくなるんじゃないかなというふうに私は考えるんですよ。過年度分のみを児童手当から引くのではなくて、現年度分、現年度分を児童手当から徴収するっていうことは、保護者の方から財布から給食費が出ていくことはないですよね。もちろん児童手当は子どもために使いなさいて支給されてるものですから、それに使うことに対して特に異論もないと思うし、先ほど言ったように滞納はなくなる。そして、本当はあってはいけないことなんですけど、その給食費、子どもたちに持たせた給食費を紛失したとか、そのような心配もなくなる、ですよね。それを考えていくと、現年度分もその児童手当から徴収するのか一番いいのではないかなと思いますけど、お考えのご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 給食費の徴収に関しましては、検討委員会のほうでも問題となっておりまして、それで、今回、議員ご提言の案に関しまして、検討委員会のほうに投げかけ、そこの中でも検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) ぜひとも先ほども申し上げましたように、滞納がなくなるという部分、そして、紛失等もなくなるという部分で、この児童手当から徴収していただけるように改めてお願いしたいと思います。

 それで、そのPTAの皆様との話し合いの中で、高学年の給食の量をふやしてほしいとか、このような話があったということなんですけど。私がPTAの皆さんと話したときに聞いたお話なんですけどね。

 ある学校で、高学年の方が、小学校なんですけど、5年生、6年生の子どもたちが給食が足りないと。おかわりがしたいと。そのときに担任の先生が、おかわりがしたいのなら、1学年、2学年のとこ行っておかわりしてこいと、そのような話が実際あったんですよ。それを考えると、その高学年が1年生のとこ行って本当はよくないと思うんですけど、それを考えると、低学年の量を1割でも2割でも減らして、これはしっかり計算してもらって、どれだけ残りが出てるかというのを計算してもらって、低学年の少し量を減らして、高学年のを少しふやしていくというのも検討すべきではないかなと思うんですけど。今現在一緒ですよね。1年生から6年生まで量は一緒ですよね。それを考えると、ぜひそれをやっていただきたいなと思うんですが、それについて検討していただけないですかね。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 確かにそういう話も検討委員会の中で出てまいりました。私どもも給食を残すということなく、また、給食費を有効に使う意味からも、その辺の例えば低学年のものと高学年の給食の量を少し変えようかなと検討もしていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) この量を少し変えることによって、しかし、給食費が同額てなると、また、保護者の皆さんから不満も出るかもしれないです。何で1年生は少ないのに五、六年生は多いのに、給食費の額は一緒なんですかっていう話も出てくるかもしれません。しかし、1年生の子どもだって、五、六年生になるんですよ、いずれは。それを考えたら別に料金は一律でもいいと思うんです。それでも不満が出るようだったら、その分、低学年の子どもたちに対する給食費を一、二割減らす。ふやした分の高学年の方の給食費を一、二割ふやす。このようにすれば、何の不満も出てこないし、もちろんそのつくった給食は残ることもなくなってくると思いますので、ぜひとも子どもたちの食育のためにもしっかり検討していただきたいなというふうに思います。

そこで、市長にお尋ねしたいんですけど、私が今回提言させていただきましたその児童手当からの給食費の徴収並びに先ほど議論してます給食の量の調整等について、市長のほうとしてどのようなお考えをお持ちか、ご答弁のほうお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) ご質問の件なんですけど、量については、確かに高学年、6年生とか1年生で食べる量違ってきますので、同じ量であるならば、6年生のほうには不足ぎみになるだろうというふうに思います。私も小学校の給食に一緒に教室で食べたこともありますけれども、やはり1年生、2年生残す量が多いというのを見ておりますので、同じ給食であるならば、粗末にものを捨てないというのも食育にもつながりますので、そのことはぜひ検討していきたいと思っております。

 児童手当からの拠出につきましては、これ制度的なもの等も含めまして検討して、可能であって、そしてまた、親御さんからも了解が得られるようであれば、制度としては導入も可能かと思いますので、これは早急に検討させていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) この給食の件に関して市長からもいただきまして、前向きに検討していくというお話ですので、しっかりと検討して取り組んでいただきたいなというふうに思います。

 それでは、次の質問に移りたいと思います。川平公園整備についてですが、先ほどの答弁にもありましたように、御嶽の行事、これ川平の方から聞くと、年に必ず24回はそこの御嶽に訪れるそうです、必ずね。それ以外に、もう何十回といくと。それに対して今市が考えているように、今、入っていく進入路をふさいでしまうと、どうやっていくんですか。高齢者の方が多いですから、いろんなものを持っていくのに、あそこから歩いていくのも大変という話もしています。それなら、ぜひともそこに車両を乗り入れできるような道路なりなんなり整備していただきたいなと思うんですけど、現時点においてそのような計画があるかどうか、ご答弁願います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                                休 憩 午後 2時19分

                                再 開 午後 2時20分



○議長(知念辰憲君) 再開します。都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 再質問にお答えいたします。

 浜崎御嶽の利用について進入路の確保というご質問でございましたが、現在、川平風致公園に駐車場を2カ所施工、それから予定をしておりまして、低いところ、高いところというふうにやるんですが、低い部分におきましては、現在もう整備済みであります。その整備済みの駐車場の奥のほうから御嶽の脇に進入路を計画しておりまして、今年度施工予定しております。細かいおさまり等につきましては、地元の意見をしっかり反映させられるように手順を踏んで施工に当たりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 今、計画があると、整備予定という答弁ですけど、そこに進入路がある。あわせて駐車場の整備まで検討してるのかどうか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 再度のご質問にお答えいたします。

 御嶽の脇に進入していって、御嶽付近に駐車場の整備ができないかということですが、今、現在検討中でありまして、ご質問の趣旨に沿った整備を行ってまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 進入路をつくるだけですね。先ほど言いましたように高齢者の方ですよ。入っていってバックで出てくるっていうのは、非常に厳しいです。しかもUターンする場所も必要。となると、やはり駐車場の整備が必要かなと思いますので、ぜひそれをやっていただきたいと思います。

 また、あわせてこれグラスボートの業者さん並びにあそこを利用して今ダイビング船を出してるダイビング業者の皆さん、いるんですけど、この道路が今使ってる道路を進入できなくなり、新たな道路計画がないとその船に燃料の補給なり、ダイビングの資材なりなんなり運ぶことがもうできなくなるんですよ。手で運んでいく。ご存じのように、ダイビングというものは、またタンクを持って、タンクがないとダイビングできないので、タンクを持って歩いてビーチまで行くのかっていう部分あるんですね。ましてや、じゃそこの部分を使わないで、よその場所でそういうことをやってくださいて言いますけど、そういう話も出てきますけど、実際その方々は、もう前からそこを利用してて、そこから別に移動する場所もなく、もうそこでやってるんですよ。それまで含めると、その御嶽の利用者並びグラスボートの事業者、そして、ダイビング事業者に対しても、ぜひこの先ほど言った進入路並びに駐車場の整備を利便性のいいように整備をしていただきたいなというふうに思いますので、ぜひともよろしくお願いします。

 その川平公園についての2点目、喫煙所の設置。公園内は禁煙にはしていないという話ですけど、大体、全国どこ行っても公園内は禁煙になってるんですよ。喫煙場を設けられてる。この問題を取り上げる経緯は、実は、その川平の皆様からいただいたお言葉で、たばこ、私も喫煙者ですけど、喫煙するほうなんですけど、たばこを吸う方の中には、マナーの悪い方がいると。いわゆるポイ捨てですよ。そういうことをしている方がいるという中で、どっか1カ所喫煙所を設置して、そこでしかたばこを吸えないような場所をつくっていただけないかという話があった。

 しかも、そのマナーの悪い方は、あそこ川平の集落ね、排水口、グレーチングのとことかに、川平小中学校の子どもたちが「この先は海です」という。見たことあります。そういうペイントしてますよね、下に。そういうのが書かれてるにもかかわらず、そこにたばこを捨てる方がいると。もちろんたばこを吸う方全員が全員そうじゃないですよ。本当にマナーの悪い方がそれをしてると。

 そんな中で、ぜひともその喫煙場所を設置していただきたいと。先ほどの答弁で公園内は喫煙を禁止してないというお話ですけど、実際たばこ吸うのはどこで吸ってもいいというわけじゃないんですよ。ですから、受動喫煙とか、そういうのもありますので、ぜひ今整備している駐車場の部分とか、そこら辺まで含めて、どっか1カ所でもいいですよ。ぜひ喫煙場所の設置を検討していただきたいと思うんですけど、ご答弁のほうお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 喫煙所設置に当たっては、これまでいろんな公共施設、屋外主要な施設のそばには、場所を決めて設置いたしております。川平公園におきましても、一番何カ所か、今言うタクシー運転手とか、そういうたまり場。

             〔(タクシー運転手、俺は言ってないよ)という仲嶺忠師議員〕

 どうも失礼しました。失礼しました。そういう一番効率のいい場所に設置、検討していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) ぜひともしっかりと設置していただきたいと思うんですけど、一応今の言葉、削除しないと大変なことにならないですか。訂正したほうがいいんじゃないですか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 失礼しました。先ほどの言葉、利用者というふうに訂正させていただきたいと思います。

             〔(川平公園利用したということでしょう)という仲嶺忠師議員〕



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) ぜひ設置をしていただきたいと思います。

 それでは、川平公園の3点目、川平公園交番前交差点、部長も認識しているように、道路が整備されて、私も実際あそこでずっと見てたんですけど、市内から来た車がスピードを一切落とさずにそのまま走り去っていくんですよ。とても危険ですよ。これまでは、そうでなかったと。もちろん今は幸いにも事故は起こっていないんですけど、その安全対策を考えた上で、信号機の設置、もしくは、あの凹凸のある道路がありますよね。自然と速度を制限させるようなでこぼこがありますよね。そういうものを設置していただきたいなと思うんですけど、先ほどの答弁では信号機設置、大変厳しいという回答だったと。

 しかし、事故及び事件は、未然に防ぐものなんですよ。今事故が起こってないから信号機の設置は厳しいですよと、そんな話じゃないんですよ。どう考えても、あそこ危ないです、本当に。

 ですから、一日でも早くこの安全対策をしていただきたい。私、砂川県議を通して、この件についてちょっと県警本部の方と相談させていただいたんですけど、もちろん優先順位があるのはわかってますよ。現在、石垣市においては2カ所設置予定ということで、その後になるかもしれないが、石垣市からしっかりと要請を上げてくれと、それで設置に向けて検討するというお言葉をいただいてますので、ぜひ、ただ話し合いではなく、しっかりと、あそこには信号機が必要ですというのを県警のほうに要請していただければなと思いますけど、再度ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 あの場所については毎年毎年整備を進めてる中で、ゴールデンウイーク等、特に観光バスとかもありますので、それについてはこれまでも八重山土木事務所さんと整備を進めるに当たって検討、あるいはどういう対策がいいのか、そういうのを踏まえております。

 それで、ことし、来年も含めてですけれども、駐車場入り口とかの整備もありますので、それとあわせて、この減速なり、この交差点についての対策を何とか必ずやっていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 県警のほうからしっかりと要請してくれというお話いただいてますので、ただの話し合いではなく、しっかりと文書でもって、ぜひ必要だ、なぜ必要なのかと。僕は、川平小学校の前にも必要だと思ってるんです。実際はね。川平小学校の前に横断歩道、川平小学校から下側にも子どもたちがいるんです。通学路なんです。そこに交差点も何もないところだから、もっとスピードを出して車が来ますよ。それを考えたら、川平小学校の前にも、反対側に渡るための手押しの信号があってもいいのかなというふうに思ってますので、そこまで含めて、ぜひ県警のほうに要請をしていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 さて、次の質問に入りたいと思います。

 私も弁護士の方に相談して、この問題、再募集の件に関して弁護士の方にいろいろ確認しました。再募集に関しては、法的には何の問題もないですと、それはわかった。

 しかし、再募集に至った経緯について、皆さん方が、業者の方々がしっかりと周知をしていなかったと、周知不足だったという、これも認めている。僕が聞いた、当初受付期間内申込者への対応についてというのは、どう対応されたんですかという話を聞きたかったんです。何も優先権が発生しないから、再募集、応募された方と同等な扱いでしたと、こんな話じゃない。その方々に対してどのようにお話し合いを持ってきたのか、ここら辺のご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 当初期間内に募集された方々につきましては、二度ほど建設部のほうで今後の対応とか、今言う優遇措置とかについてどういうことができると、それとできないことについても調整して、説明してまいりました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 二度ほど説明してきたということですけど、この件、部長、僕は昨年の11月ぐらいからこの件、部長といろいろ話してるんですけど、その方々が役所に乗り込んできて、そのような話し合いをしたわけですよね。役所から何の説明も、というのは僕、あえて全ては言いませんけど、そのときの役所の職員の対応とか、そこら辺で応募した方は相当不信感なり不満なり持ってるという、このような話をさせていただきましたよね。そのときの対応が悪かったとかね。役所が決めたことだから、そうですよと、こんな感じだったと。

 ですから、もっと丁寧な説明があってもよかったのではないかなというふうに考えますので、二度とこのようなことがないようにやっていただきたいと思いますが、聞くところによりますと、先週ですか、その抽せんがあったと、そうですよね。先週ですよね。先週抽せんがあって、当初応募した方、5名の中の3人が漏れたというふうに聞いてますが、そのとおりですか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 そのとおりでございます。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 3人の方が漏れてしまったという、もちろん法的に何の問題もなかったと、優先権も発生してないということで、その方々も理解はしてるんですよ、しようがないと。

 しかしながら、この当初受け付けをした5名の方、漏れた3名の方、この3名の方が市に対して損害賠償請求した場合、賠償する可能性があるかどうか、認識してますか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 可能性があるというふうに聞いております。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) 部長、答弁どおりなんです。可能性あるんですよね。実際ね。その最初に応募した方、5名の方は、6部屋を募集してて、5人の応募しかなかったから必ず入れると、期待してたんですよ。彼らはね。期待してたにもかかわらず、その期待を裏切られたとか、もう入居できると思って、現在住んでる住宅の解約手続等をしていた場合、部屋から出る場合に、前もっていついつ出ますと言いますよね。そういう手続をしていた場合に、実際3名の方が入れなかった。その3名の方が、もしそれをやっていて、不動産業者というのは空き予定だと、すぐいつごろから入居できますと、募集もかけるんですよね。

 それで、もしその方が出ますと言っていて、その部屋が入居募集をかけられて、入居が決まってた場合は、その方はどうしても引っ越ししなきゃいけなくなる。その場合においても、実損が発生したということで、損害賠償請求される可能性あるんです。そこまで認識してますよね。

 ですから、今回3名の方がどういうあれをとるか、僕は確認はしていませんけど、何人かに聞いたら、そこまではやらないよという方もいました。

 しかしながら、今回のこの行政がした行為に対しては、相当の不満と不信感を持っています。

 ですから、今後二度とこのようなことがないように徹底していただければなというふうに思います。もちろん、これは建設部のみならずじゃなくて、全ての部署において一度市が約束した、期限をつけたものに対して、冒頭にも言ったように、足りなければ再募集はいいと思います。

 しかし、足りてない部分に対しての募集はいいと思うんですけど、それをゼロベースでやってしまうということに対しては、やはり理解しがたい部分でありますので、ぜひともこのようなことが二度とないようにお願いしたいと思いますので、再度部長よりお言葉をいただければと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 今回の事案につきましては、市の丁寧さ、周知不足、それが招いたのが要因だと思っております。改めまして、こういうことになったことに対しては当初期間内の募集を行った方についておわびを申し上げます。その上で、今後こういうことがないように行っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 仲嶺忠師君。



◆2番(仲嶺忠師君) これをもちまして私の一般質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、仲嶺忠師君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午後 2時38分

                                再 開 午後 2時50分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、箕底用一君の質問を許します。箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 皆さん、こんにちは。一般質問に入る前に所見を述べさせていただきます。

 東北の大震災からはや丸4年がたちます。被害に遭われた東北の皆様方へのご冥福をお祈りをしますとともに、一日も早くもとの生活に戻れることをお祈り申し上げます。

 さて、せんだって新聞報道にもございましたけれども、石垣市大浜出身のキックボクサーで、WPMF日本スーパーウェルター級王者廣虎、本名、根間裕人プロキックボクサーが昨年12月の大会で、WPMF日本ミドル級チャンピオンの座を獲得し、2階級制覇をいたしました。

 彼は、来る5月31日、沖縄のコンベンションセンターで開催されます「TENKAICHI76」大会で、WPMFスーパーウェルター級の世界王者戦に挑戦します。彼の挑戦に当たり後援会が立ち上がり、充実したトレーニング環境を整えようと、三大プロジェクトが企画され、支援者募集を呼びかけているところであります。具志堅用高さんに続いて、世界チャンピオンの王座をかち取れるよう、地元住民としても、私も応援していきたいと思います。

 彼の日本ミドル級チャンピオンという実績を踏まえ、応援していくに当たり、石垣市としても市民に夢と希望を与えてくれる未来のスターということで、所見ではありますが、応援のバックアップ体制を整えていただきたいと思います。

 それでは、一般質問に入ります。

 1番目に、登野城地区土地区画整理事業の進捗状況及び新川地区(双葉・真喜良)の土地区画整理の必要性についてであります。

 登野城土地区画整理事業は、昭和52年5月、事業計画が決定し、同年より事業を開始して、今日まで約37年間の事業を行ってきていますが、その進捗状況を伺います。新川地区(双葉・真喜良)の土地区画整理事業の必要性については、防災や緊急搬送といった住環境の面で課題が多い地域としてもご承知のとおりであります。土地区画整理の必要性について、ご見解をお願いいたします。

 次に、児童生徒における県内外派遣費補助についてであります。

 多くのスポーツ大会や文化講演発表会は沖縄本島の開催であり、離島の子どもたちにとって交通面での格差が生じており、保護者の金銭的負担が大きな課題となっております。県内外派遣費補助について、25年度、26年度の実績と総人数と補助額、そしてその25、26年度の比率を伺います。

 次に、魅力あふれる観光地として島外資本進出等における行政・商工会・観光協会のスタンスについてであります。

 当市は、戦後復帰後、高度経済成長とともに、島外資本の進出等で雇用も伸びた時期もありましたが、しかし、バブル崩壊とともに、島外資本は撤退するなどといった時期もありました。再び景気の回復とともに、近年島外資本の進出もあり、雇用の面や失業率の改善、市民生活の向上に大きく貢献するなど、大手スーパーや観光企業には感謝してる次第であります。

 しかしながら、一方で、地元企業や小売業者に与える影響は大きいことから、このように島外資本の進出等による地域の商工業者にとって悪条件が重なっていくことが予測されます。商工会や各会員も売り上げ確保など、新たな事業の検討、実施を行い、地域の特産品を生かした島外への積極的な販路を開拓し、さまざまな情報を取り入れ、情報化社会をうまく活用しながらの独自の経営展開を切り開いていかなければならない時期に来ているのもご承知のとおりであります。これからますます当市には島外資本の進出等が予測されることについて、当市のスタンスをお伺いいたします。

 次に、新規シャトルバス参入に伴い、タクシー協会が死活問題として行政と対立を起こした問題についてであります。

 このことについて、行政側の対応について時系列で答弁をお願いいたします。

 次に、当市における映画館整備補助金設置の可能性についてであります。

 当市は映画館がない離島で、映画を鑑賞する機会を提供しようと、一括交付金を活用して、毎年2日間の開催で約500万円もの予算を組んで、平成24年度からシネマフェスティバル事業を実施しております。一括交付金事業は10年間と言われており、既に3年も経過しております。当市には映画館がないのはご承知のとおりでありますが、毎年約500万円もの予算を組み、年にたった2日間開催するよりも、一括交付金事業を映画館整備補助金事業として設置し、民間で映画館をしたい企業に活用させ、毎日が映画を楽しめるように推進するべきと考えるが、ご見解を伺います。

 次に、太陽光発電設置補助金活用実績及び新たな蓄電池設置補助金の可能性についてであります。

 エコアイランド構想に基づき太陽光システム設置補助を行っていますが、その実績と現在の要綱の範囲を広げ、太陽光発電システム及び蓄電池設置補助金要綱に範囲を広げることができないか、ご見解を伺います。

 次に、新春花火大会についてであります。

 去った2月20日と21日に行われました石垣市主催の新春花火大会でありますが、同花火大会は観光の需要が落ち込む冬場の時期に沖縄地方で大切にされている旧正月を祝うイベントとして企画し、花火がメーンの祭りとしては今回が初めてであり、冬場の時期では国内でも類を見ないイベントとして、当市の観光誘客にもつながると期待しております。

 しかしながら、余りにも突発的なイベントであり、イベントがあることすら知らない人も多くおりました。冬場の観光誘客につなげたいのなら、しっかりと関係機関を通して広報宣伝に力強く取り組んでいただきたいと、強くご指摘申し上げます。

 さて、今回の花火大会の予算でありますが、全て公金、いわゆる税金で行われたことに疑問を抱いている市民も多くいます。

 したがいまして、突発的なイベントになった理由と執行予算の内訳及び公金の使い道として適切か否か、ご見解をお伺いいたします。

 以上、質問要旨を述べました。再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君の質問に対する当局の答弁を求めます。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) こんにちは。箕底用一議員の質問、1点目、登野城地区土地区画整理事業の進捗状況及び新川地区(双葉・真喜良)の土地区画整理の必要性について、4点目、新規観光バス参入に伴いタクシー協会が死活問題として行政と対立を起こした問題について、順を追って答弁いたします。

 初めに、登野城地区土地区画整理事業の進捗状況についてお答えいたします。

 本事業は、公共施設の整備改善を図り、健全な市街地を造成することを目的として、昭和52年5月に事業計画を決定し、同年より事業を開始しております。事業面積は、本地区が50.1ヘクタール、飛び地区が10.2ヘクタールの合計60.3ヘクタールとなっております。

 進捗状況は、事業費ベースで総事業費107億700万円に対して、平成26年度の見込みで90億400万円、進捗率84.09%となっております。また、事業の完了時期につきましては、平成32年3月末を目標としています。

 次に、新川の双葉・真喜良地区の土地区画整理の必要性についてお答えいたします。

 同地区の生活道路は幅員が極端に狭い箇所や配置が適切になされていない箇所があり、災害時の避難経路や緊急車両の進入路の確保などの問題があります。現在、土地区画整理の手法ではなく、新川団地などの建てかえにあわせ、地域防災機能の向上について検討を行っておるところです。道路の拡幅や行きどまり道路の解消により、災害時の避難路確保について検討を行っております。

 次に、4点目、新規観光バス参入に伴いタクシー協会が死活問題として行政と対立を起こした問題についてお答えいたします。

 今回の新規定期路線バスは一般乗合旅客自動車運送事業として、地方運輸局長の認可を受けて南ぬ島石垣空港と離島ターミナルを運行するものですが、その認可のためには起終点のバス停留所が必要であるとして、事業者から市所有施設の離島ターミナル内へのバス停設置に係る許可申請が昨年6月6日に出されました。

 その後の時系列としましては、6月30日、当該設置許可申請に関してタクシー協会から建設部長に対し、許可しないよう口頭で要請がありました。

 4月4日、申請事業者から6月30日付で、沖縄県から空港施設設置許可がおりた旨報告があり、市も早目に許可するよう要望がありました。

 7月7日、市長へタクシー協会から口頭で、反対要請がありました。

 7月17日から24日にかけて、ターミナル事業者に対して定期バス参入による混雑状況などのヒアリングを実施し、朝夕の混雑は懸念されるが、調整は可能ではないかとのことであったことから、市として許可方針で進めました。

 8月5日、タクシー協会と面談し、許可方針である旨を伝えるとともに、タクシー乗り場の遠距離、近距離の配置等の改善案などを提案し、理解を求めましたが、売り上げへの影響や交通渋滞などで、理解を得られませんでした。

 8月28日、観光バス事業者と9社を集め、利用状況と調整会議を開催、その後のバス停乗り場及びバスプールの利用方法の検討の参考としました。

 11月20日、申請事業者から、早期に許可をしてほしいとの要請書が出されました。

 12月16日、これまでの庁内関係課における検討等を踏まえ、またこれ以上先延ばしすることは好ましくないことから、許可を行うことを決定いたしました。

 12月22日、許可をするに当たってタクシー協会へ事前説明を行いましたが、これまでどおり、売り上げ減による生活への影響や交通混雑などの理由により、受け入れられないとのことでありました。12月24日、許可方針に対してタクシー協会役員から許可しないよう要請があるとともに、乗務員の抗議行動がありました。

 12月25日、タクシー協会及び乗務員から、市長へ緊急要請書が出されました。

 平成27年1月14日、タクシー協会から議会へ請願書が出されました。

 1月15日、議会への請願に関して建設土木委員会から意見の聴取がありました。

 1月21日、タクシー協会に対し、要請事項の回答を行うとともに、バス停設置許可について再度理解を求めましたが、得られませんでした。

 1月29日、議会への請願に関して、建設土木委員会から2回目の意見の聴取がありました。

 1月30日、これまで慎重に検討を重ねた結果、許可せざるを得ないことから、庁議においてバス停設置許可を行うことを決定いたしました。

 2月4日、事業者に対してバス停設置の許可を行いました。

 2月9日、タクシー協会から市に対して、許可に対する抗議文が出されました。

 以上がこれまでの経過となりますが、バス停設置許可については、庁内関係課による検討やターミナル内事業者並びに観光バス会社等からの意見聴取やターミナル内の利用状況、観光客等の利便性など総合的に勘案して、バス停設置許可を行いました。その間、数回にわたり、タクシー協会は申請に対する行政手続として許可せざるを得ない旨の説明を行ってまいりました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 箕底用一議員のご質問にお答えいたします。

 児童生徒における県内外派遣費補助につきましては、いわゆる一括交付金を活用いたしまして、一括交付金ですけど、沖縄振興特別推進交付金による石垣市児童生徒の市外派遣に関する補助金交付要綱を制定いたしまして、市外で行われる小中高生のスポーツ大会や各種コンクールなどへ参加する際の父母の負担軽減や競技力の向上のための派遣費補助を実施しております。

 平成25年度の実績といたしまして、件数で128件、1,295万円、人数にしますと、県内で2,294人、県外で203人、平成26年度には3月4日現在で、件数で204件、3,455万6,000円、人数にしますと、県内で3,799人、県外で301人です。対前年比で、人数で61%、補助額で37.5%の増であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) こんにちは。お答え申し上げます。箕底議員一般質問項目の3番と5番と7番、あわせましてお答えをさせていただきます。

 魅力あふれる観光地として島外資本進出等における行政のスタンスについてお答えをいたします。

 魅力あふれる観光地づくりを島内資本のみでなし遂げることは、物理的に無理がございます。自由経済社会である日本国内にあって、島内、島外資本という差別化や垣根は経済進展の疎外要因にもなりかねませんので、行政のスタンスとしましては、自由経済活動を推進する考えでございます。

 しかしながら、地元企業や島内経済循環が持続発展するような施策の展開はもちろん必要であり、足腰の強い地元企業育成強化を推進していかなければならないものだと考えております。

 一方で、島外資本の進出は必ずしも不合理や不条理の要因をもたらすものではないと考えております。地方税である法人市町村民税や償却資産等を含めた固定資産税等の税収増につながり、また雇用創出により従業員の所得増になり、市民税が発生をいたします。

 さらには、設備投資や消費活動による経済の還流が起こり、結果としまして市全体の景気の活性化を促すことになると思います。そういう意味合いにおきまして、島外からの資本注入は大変重要なことだと考えております。

 なお、商工会、観光交流協会のスタンスにつきましては、私どもの立場からはお答えを差し控えさせていただきたいと考えております。

 続きまして、当市における映画館整備等補助金設置の可能性についてお答えをいたします。

 かつては本市にも数カ所の映画館がございました。家庭用ビデオの普及や現在では高性能テレビやスマートテレビ化、インターネットによる高画質の動画配信、さらに消費者の趣味嗜好の多様化など、周辺環境の変化によりまして集客力が低下し、現在に至っていると思われます。

 映画館経営に係る費用としましては、年間30本程度の作品を上映する場合、作品上映料といたしましては約1,000万円ほどの費用がかかるようでございます。その他維持管理費や人件費等が加わりますと、莫大な経費となるようでございます。

 ご質問の映画館整備等補助金設置の可能性につきましては、これまでに市民のほうから私どものほうに要望や相談事を承ったことはございませんが、他県におきまして補助金で運営した事例等がございます。

 ところが、その補助を受けました経営者につきましては、その経営がうまくいかず、圧迫された経費となり、破綻をした事例等があるように伺っております。今後このような状況を細かくリサーチし、慎重に検討していきたいと考えております。

 ところで、本市は平成24年度から一括交付金を活用して石垣島シネマフェスティバル事業を実施してまいりました。最新の上映システムを使用し、ロードショー作品や八重山諸島で撮影をされました映画などの上映会を行うとともに、地元アーティストなどによる屋外パフォーマンスにより、島の自然や人の魅力を国内外に発信をし、映画やドラマ等のロケの誘致につなげることとあわせまして、市民や観光客に島の魅力や劇場で鑑賞する映画の楽しさを再認識してもらうことを狙いといたしまして、今後とも継続していく中において、地元事業者による事業委託の可能性等の調査研究も視野に入れ、市民の文化水準、創造性の向上をあわせて図ってまいりたいと考えております。

 続きまして、新春の花火大会についてお答えをいたします。

 新石垣空港(南ぬ島石垣空港)開港後の観光需要を好調なまま安定化させ、地域活性化につなげることが観光行政の一つの重要な役割と考えております。年間を通した誘客の取り組みが課題としてある中、新しい観光誘客の取り組みとしまして、去る2月20日、21日に日本最南端石垣島新春、いわゆる旧正月花火大会の開催をいたしました。開港効果によりまして、元気のある自治体として評価され、躍進する本市の観光にさらに勢いをつける方策として開催をさせていただきました。2日間で延べ1万2,500名の来場者並びに見学者等で、にぎやかに実施することができたものと考えております。

 また、台湾や韓国から春節休暇を利用した国際チャーター便も各2便2往復の運行があり、外国人観光客に対しましても、本市滞在中における付加価値をアピールすることができたものと考えております。

 先ほど議員、突発的なイベントになった理由というお尋ねでございましたので、お答えを申し上げます。

 今回実施をいたしました新春花火大会は、本市一括交付金の入札等の執行残と変更を含めた不用額等を利用させていただきましての組み替え補正でございまして、去る12月議会において補正をさせていただいたところでございます。かねてから冬季の観光イベントの創出が課題としてありました。このことに対する事業として取り組んだものでございます。

 また、冬季運休となった台湾からの国際線及び韓国からの国際チャーター便の春節の誘客を促す目的も含めて実施をさせていただいております。

 広報宣伝につきましては、沖縄県内のコンビニエンスストア等へのポスターの提出、ゆいレール、いわゆるモノレールの中での中吊り広告を行いました。さらには、テレビやラジオの無料パブリシティでの展開、そして地元紙紙面でのイベント情報や広告での告知に取り組ませていただきました。

 また、今回は、いわゆる前夜祭に当たる20日を広報的な機能を含ませていただきまして実施をさせていただきました。その結果、延べ2日間で1万2,500名の集客の実現をいたしております。

 また、無事にイベントを開催できた実績を今後の広報宣伝に活用してまいりたいと考えております。よって、ご指摘のとおり、広報及び誘客方法につきましては、開催意義初め、冬場の観光誘客につなげるよう、また今後も改善に向けてもしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。

 執行予算の内訳や公金の税金の使い道についての適否等についてのお尋ねもございましたので、お答えをさせていただきます。

 今回の執行予算額は1,700万円規模でございました。2日間の内訳としましては、花火、レーザー関連費が約860万円、ナイトマーケット関連費が約270万円、警備運営施行費が約400万円、広報費等で約170万円でございます。この予算額を仮に集客数で単純に割りますと、1人当たり1,360円の入場料が実現できることになりますけれども、逆に言いますと、その集客人数であれば1,300円程度での入場で実施が可能ということも言えるかと思います。

 次に、公金の使い道としまして、適切か否かとのお尋ねでございますが、1点目は、観光による地域活性化は人の移動や集客を促す時間や空間、そして体験等によって生まれるものだと考えられます。年間を通して課題である冬場の誘客や観光コンテンツの創出を図る目的において、また箕底議員おっしゃるとおり、冬場の時期では国内でも類を見ないイベントとして、今回の新春花火大会は新しい取り組みとして評価をいただきたいものだと考えております。

 2点目、新春花火大会は単なる花火の打ち上げだけではなく、ナイトマーケットを同時開催することで、地域の出店業者によるアイデアあふれるにぎやかな空間を提供することができました。

 また、花火大会終了後の美崎町への繁華街への客足が地域経済への波及効果を創出できたものだと認識をいたしております。

 3点目、花火は、非言語(ノンバーバル)という言葉の電波を使わずに楽しめる要素を持った老若男女、外国人等にも幅広く、会場及び会場近隣からも見て楽しんでいただけます。観光客には、日本最南端での冬場の新しい魅力として、地元の青少年初め、市民には地元石垣島でも一定規模のすぐれた花火大会があることが我がまちの自慢となるように推進をしていければと考えております。

 以上、お答えを申し上げます。

             〔(答弁は簡潔に、長い)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 箕底議員のご質問にお答えいたします。

 太陽光発電設置補助金活用実績及び新たな蓄電池設置補助金の可能性について、お答えいたします。

 まず、1点目、本市の太陽光発電システム設置補助金制度は住宅に設置される太陽光発電システムを対象とし、経費の一部を補助する制度です。再生可能エネルギーの導入を促進し、温室効果ガスを削減するとともに、環境保全への意識啓発を図ることで、地球温暖化防止に寄与することを目的としております。

 交付実績は、平成24年度、1件当たり交付金額を5万円とし、予算額198万円に対し、39件、195万円を交付いたしました。25年度は、1件当たり交付額を3万円とし、予算額を240万円に対し、23件の申請があり、69万円が交付されました。26年度は、1件3万円、予算額90万円に対し、9件、27万円を交付いたしております。

 なお、27年度は10件、30万円を予定しております。

 次に、蓄電池への設置補助制度の検討についてお答えいたします。

 蓄電池への設置補助金につきましては、経済産業省が平成24年3月以降、各年度補正予算より対応しております。個人、法人向けの設置をリチウムイオン蓄電池の導入支援事業費補助金制度とスタートしております。周辺機器や設置工事費を含め、経費が高額に上ることから、補助額上限は、個人100万円、法人1億円となっております。

 国のエネルギー政策にかかわる全国自治体への補助制度波及については、現在のところ福島県や東京都など8都道府県56市町村で補助制度が開始されておる状況です。主に関東地区に集中しており、四国、九州、沖縄は、ゼロとなっております。沖縄県に確認したところ、現時点で予定がないようです。

 本市においても、補助制度を検討する上で、沖縄の電力事情や蓄電池の費用、普及効果を初め、需要の有無、導入効果のみならず、技術的な価格などさまざまな観点から進める必要があると考えております。もとより電力をめぐっては、平成28年4月から電力小売全面自由化、また32年には発送電分離が予定されております。エネルギー政策にさまざまな課題があるようです。

 したがいまして、これらの状況も慎重に勘案しつつ、取り組みを重ねていきたいと思います。

 終わります。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、箕底用一君の再質問を許します。箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 再質問は多少前後いたしますので、ご了承願います。

 まずは、土地区画整理事業、登野城地区の進捗状況でありますけども、昭和52年に事業計画を確定し、その同年の年に事業を開始したと、今日まで37年の事業が経過しております。当初の事業計画の完了予定はいつだったのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 当初の予定についてお答えいたします。

 昭和52年5月26日から昭和59年3月31日までとなっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 当初の計画では約7年ぐらいの予定だということで、今回は、この事業がいろいろとありまして37年の経過がたっていると、そのおくれてる要因はなぜ37年もたっているのか、その答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問、おくれている要因についてお答えいたします。

 既存住宅等が多数あり、物件の移転件数が多くなることで事業費が大きいことや本地区面積が50ヘクタールと大きいことから、地権者が多く、合意形成が難しい状況がありました。

 また、保留地の処分が進まないため、予算の確保等が難しいことや用地買収でなく、減歩での本事業に対しての理解が得られなかったなどの要因であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) さまざまな理由で、今回のこの土地区画整理事業、37年経過しておりますけども、冒頭の答弁によりますと、この事業目標として、終わる予定が平成32年3月末を予定していると、この事業にあと5年かかるということでありますけども、これ本当にあと5年で終わる予定ですか。

 今までの議会の答弁を聞きますと、議事録を見ますと、平成18年の答弁では、25年には終わるというような話も答弁でされております。それがいまだに継続されている状況であります。そのような状況で、本当に32年までに終わるのかなと、その目標ですので、そこに対しての根拠はないと思うんですけども、やはりこの事業を早く終わらせなければ、次のステップが組めないと思うんですね。そこら辺も考えながらどんどんどんどん進めていければなと、そう思うんですけども、今年度、新しく新年度、27年度、事業計画はどのようになっているのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問、平成27年度の事業についてお答えいたします。

 平成27年度は、道路工事に伴う建物の物件移転補償や宅地の造成工事を予定しております。事業費は1億6,800万円で、約1.6%の進捗率を見込んでおります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 今年度事業では1.6%の進捗を見込んでいるということでありますけども、この土地区画整理事業ですけども、当初の計画では約7年の期間だということでありますけども、この区画整理事業のほうには最低でも何年までに終わらせないといけないですよという、そういったものはあるのかないのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問、区画整理事業のおおむねの事業期間についてお答えいたします。

 都市計画事業認可に際し、おおむね5年から7年で、作業可能な区域で計画を策定しております。

 しかし、地権者の同意を得る必要があることから、10年以上を要する事業がほとんどの状況にあります。登野城地区は、本地区50ヘクタールを一括して事業認可を取得しており、事業長期化の大きな原因となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 50ヘクタールの広大な面積を区画整理するということで、52年ごろから開始しておりますけども、やはりこの事業、余りにも長過ぎて、本当に終わる見込みがあるのかわからないんですけども、いろいろと調べてみますと、この区画整理事業、ほとんどの長いところで50年とかあるところもあるんですけども、そこら辺に関しては区画整理の見直しを図って、縮小して事業完了を終えている地域もあります。

 そのような流れがあるんですけども、本市としてもそのような流れを、もしこの32年までに終わらなければ、縮小して終わらす必要があるんじゃないかなと、終わらせなければ、次のステップもいけないだろうと、そう思いますけども、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 事業を長期化している区画整理事業については、公共団体が行っている事業主体の場合には完了してなくても事業を完了することができることになっておりますので、それに向けて県と調整を進めたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 副市長、この37年という言葉を聞いたことがないですか。新空港開港、37年間かかりました。その37年よりも、今この事業は物すごく長いスパンで計画されて進行しております。このような長い事業をいつまでたっても持ち抱えるのも、かなり問題があるだろうと、そう思います。

 かつては新川の元議員でありますけども、双葉地区の亀谷善一さんも、元議員がこの質問をされております。早く終了して、双葉地区を導入してくれと、そして新川地区の過密なあの住宅地を早く区画整理をして快適な住環境をつくってほしいという要望も、もう以前からそういった議会で質問して、議論をしているわけでありますね。

 そういったことを考えますと、本当にこの事業、ただただ進めていくわけにもいかないと思うんですね。そこら辺はしっかりと今後の見通しも見ながら縮小するのか、もうすぐ事業を完了するのか、そこら辺も考えながら進めてほしいなと、そう思っております。

 現在、沖縄県のほうと住環境について、新川真喜良のほうでいろいろと詰めているということですけども、新川地域居住機能再生推進協議会というものを何度か部長と課長のほうで沖縄県と調整しておりますけども、この事業計画の策定に当たって区画整理事業が私はこの地区には望ましいんじゃないかなと思っておりますけども、この事業を導入するようなお話も聞こえるんですね。都市建設課のほうからはですね。このような事業を導入することで、どのような新川地区の住環境が改善されるのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 事業導入についてどのようになるのか、お答えいたします。

 当該事業導入により、国庫補助を受けて新川地域内の生活道路の改善を図ることが可能となります。事業の整備計画に盛り込むことで必要な公共施設の整備を図っていくことができますが、当該事業の補助率は他の公共事業より低いことや事業全体の事業費が膨大になることが予想されることから、財政的な面も含め、事業化について検討を行っているところであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 検討を行いながら、さらに加速しながら、住環境の整備に向けて取り組んでほしいなと、新川団地の建てかえもありますので、それにあわせて進捗的なものも考えて、早く整備しなければ、あちらは災害が起きたら、非常に防災の観点からは困難な地域じゃないかなと、そう思っておりますので、しっかりと取り組んでほしいと、そう思っております。

 ちょっとお尋ねしますけども、区画整理事業ですけども、旧空港、区画整理事業を導入しようという動きもあります。そして、新栄町の船たまり場のほうも区画整理事業を導入するということもあります。新港地区、南ぬ浜町も区画整理事業を導入しないといけないだろうと考えておるんですけども、一体市はどこを優先して区画整理事業を行っていくのか、それと区画整理事業はこの事業をかけ持ちしながらでも区画整理事業できるのか、ちょっとご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 先ほどの土地区画整理事業導入の件についてお答えいたします。

 土地区画整理事業を導入するに当たって、通常の事業とは違う減歩とか保留地の処分とかという形で事業を進めてまいります。経済が順調に右肩上がりで成長しているころには、区画整理事業をもてはやされて、いろんなところで事業を日本国中、進めてまいっておりますが、土地の値上がりが見込めない現状では、なかなか事業実施、難しいところがあります。

 たまたま旧空港跡につきましては、ほとんどが行政が所有する土地、国、県、市の土地がほとんどだということで、土地の値上がりを極端に見込まないでも、ある程度の事業実施は可能じゃないかということで、区画整理事業ということで、今検討しております。

 逆に旧空港跡地の場合は、用買方式でやった場合、用地取得にかなりの費用がかかるということで、区画整理事業を選択している状況があります。新港地区とか、ちょっと新栄町の船だまりですか、あの辺、区画整理事業というのは、私はちょっと聞き覚えがございませんし、所管外ですので、ちょっと発言を差し控えさせていただきます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) それでは、副市長から答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 副市長、漢那政弘君。



◎副市長(漢那政弘君) 箕底議員の再質問でございますが、区画整理事業のことでございます。

 旧空港の跡地利用につきましては、先ほど都市建設課長からも答弁ございましたが、新港地区、それから新栄町の船だまり、そこにつきましては区画整理事業の利点である、例えば土地を購入しなくても、減歩で生み出すというのが一つの大きな利点でございます、区画整理事業の。要するに、土地を購入したりせずとも、地主さんのほうから提供してもらう、それが一つの大きな利点でございます。もちろん、それだけじゃございませんけども、一番多く使われているのは、返還軍用地でそういう手法が多数使われております。

 一方、新港地区、それから新栄公園につきましては、所有者がはっきりしておりますし、そういうこともございます。特に、新栄公園など市有地でございますから、そこで減歩で道路とか公園をつくるときに、減歩して、提供していただかなくもいいわけでございますので、そういう観点では区画整理事業の最大の利点ということにはならないのかなというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 一応私が聞いてるのは、区画整理事業が旧空港とか新港地区とか、船たまり場、今現在持っている区画整理事業をかけ持ちしながらできるかということなんです。ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 副市長、漢那政弘君。



◎副市長(漢那政弘君) 箕底議員の再質問にお答えします。

 区画整理事業を今実施しているわけでございますが、それともう一つ、要するに2つ、あるいは3つかけ持ちで事業ができるかという質問でございます。補助事業でございますから、国の事業認可を受けて、あるいは県の事業認可を受けて実施するわけでございますが、1つだけしかしないということでは、そういう取り決めはございません。

 ただ、通常は完了見合いと呼んでまして、これも10年、20年ぐらい前から呼んでますが、一つのものを完了させまして、それから新しい新規を目指しましょうというのが大体そういうことでございます。

 だから、道路、都市計画事業、大体街路の事業を何本か持っております。そういうことでございます。公園だってそうでございます。そういうことでございまして、完了見合いで新規目指しをするということが通常でございますけども、今議員おっしゃるように、2つもできますかというのは、できないということではありません。一番大事なことは、土地利用が真に必要かどうかということでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 副市長、答弁は簡潔にお願いします。

             〔何事かいう者あり〕

 私もわかりません。後で、副市長室に行ってお伺いしますので、よろしくお願いします。

 時間もないので、淡々と進めていきます。児童生徒における派遣費補助についてでありますけども、県内外の派遣費補助について、25年、26年度の実績を今述べていただきましたけども、沖縄県から児童生徒に対する補助制度はないのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 沖縄県から児童生徒に対する補助制度はないのかというご質問ですけれども、沖縄県からは高等学校体育連盟や高等学校文化連盟等に補助金を交付しております。高体連は連盟が主催する夏季高校総体、春秋大会の2大会に宿泊費の補助をしております。現在は県から中学校への派遣費補助はありませんので、教育委員会として派遣費の補助に向けて県に働きかけていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) ぜひそのように県にも呼びかけて、またいろいろと制度をつくっていただきたいなと思います。

 また、中山市長には市長に就任してから、この派遣費補助問題に力強く取り組んでいただいております。今回は平成25年度ベースで1,295万円、そして今回26年度では3,455万6,800円のかなり派遣費補助に対して支出していただいております。これは本当に保護者の観点から考えると、本当に感謝してもいいなと、そう思っております。

 しかしながら、その派遣費補助の一つの問題点といいますか、選抜選手という方がいらっしゃいます。児童生徒の中にはですね。選抜選手というのは何かというと、派遣で大会等に行ったときに優勝とかしたりとか、また決勝に行ったりとか、そこの辺で選手の中から沖縄県代表として選抜で選ばれる選手がいます。

 その選手に対して保護者の方から相談がありまして、選抜選手に選ばれることに非常に喜ばしいんですけども、毎週週末に1回、必ず沖縄本島に行って練習しないといけないというのが現状なんです。あるスポーツでは月に1回という、このバスケット、例えばサッカー、ハンドボール、バレー、そういった方々が選抜に選ばれると、かなり親の負担がかさみます。そういった選抜選出の保護者の負担額、教育委員会として把握してるのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 今、選抜選手に対する派遣費補助もやっております。現在、バレーボールで1名、バスケットボールで1名、テニスで2名、陸上競技で3名の計7名です。それで、選抜選手が強化練習等に参加する場合ですけれども、航空運賃と宿泊費の補助をしておりますけれども、今のところ保護者負担の実態については把握していないというのが現状であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) ぜひこの派遣費補助に対してどれだけの負担が派遣費に保護者の負担があるのか、これはぜひ調べていただきたいなと思ってます。調べて、その実態把握をすることで、また補助率的なものの見直しもできるだろうと思ってます。今現在では石垣市の要綱を見ますと、県内渡航費は8,000円で、宿泊費が4,000円、1泊当たり行っております。県外派遣が1万5,000円、1回派遣ですね。

 それを見ますと、県内はかなり親の負担軽減が図られているだろうと感じておりますけども、やはり県外に対しての派遣費補助が1万5,000円というのは、県外で大体大会をするところは九州なんですね。そして、九州地方の福岡、北九州、佐賀、宮崎、あの辺で行うんですけども、福岡を石垣市からの1週間前から予約する運賃を見ますと、片道4万2,000円、これが往復8万4,000円なんです。その8万4,000円に対して1万5,000円というのは、かなり親の負担はかかっているなというのが現状じゃないかなと、そう見ております。

 お隣の宮古島市のほうは、あちらの要綱も取り寄せてみました。そうしますと、県外派遣に対しては、小学校児童に対して2万2,500円の補助を出しております。そして、中学校の生徒、県外派遣は3万8,000円を出しております。県内宮古島の小学校、中学校の県内の派遣は7,100円、若干石垣市よりも1,000円ぐらい下がりますけども、やはり県外派遣に対してしっかりと分析して、この単価をつけていると、石垣市もそこら辺の実態把握をしながら、その単価の見直しを、派遣費の補助の見直しを行っていただきたいなと思いますけども、答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 実態把握に努めまして、関係する機関とも調整しながら、なるべく保護者の負担を軽減していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 部長、実態把握をしていくということですけども、今年中に実態把握をして、何らかのアンケート、アクションでも起こすのかどうか、答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 実態は、現在行っておられる方もいらっしゃいますので、早目にアンケートがとれると思います。実態把握に向けて、早急に取り組みたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) ぜひ実態把握を早急に取り組んでいただいて、見直し策定に取り組んでいただきたいなと思っております。

 次に、新規シャトルバス参入についてでありますけども、皆さんもご承知のように、タクシー協会が死活問題として、昨年の6月ごろから行政に対して許可を認めるなということを訴えておりました。タクシー協会のほうもいろいろと日ごろから厳しい状況にあって、今回新規シャトルバスに関して空港から離島ターミナルまでの直線を走らすということであります。

 それに対してタクシー協会のほうは、離島ターミナルというのは一つのドル箱的なものになっておりまして、かなりこのバスが参入してまいりますと、本当に死活問題と言っても仕方ないと思っております。

 このタクシー問題、参入問題ですけども、以前から空港開港のときからタクシープール、そしてバスプールの問題等、そして予約タクシーの設置に向けたいろいろな要請をしてまいりましたけども、なかなかタクシー協会の言うことは聞いてもらえないと、ずっとタクシー業界側からは要望しておりました。

 一方で、空港のバス停、当時は1つのバスの停留所しかなかったんですね。これをバス会社のほうからは、とてもじゃないけど、2台分用意してくれということで県側に要請したところ、バス会社のことは1カ月も足らずで、すぐやったと。タクシー側は乗車、そして降車するところのスペースを2台分から3台分にふやしてくれと、今現状では白線を引いてないので、白線を引いてくれというような要望もしておりましたけども、なかなかできなかったものですから、1年半ぐらいかかって、やっと白線を引きました。そういったこともありまして、やはり同じ公共交通機関であるバスとタクシーに、余りにもバスに対してだけが優遇されてるんじゃないかというようなタクシー業界からも猛反発をしてるところであります。

 そういった中で、この新規参入シャトルバスが出てくるわけですけども、当初この新規シャトルバスの行政側に対して打診があって、行政側としては、役所側はタクシー協会のことをしっかりと熟知していたことだと思うんですけども、そのときにシャトルバス参入の会社のほうにどのようにお伝えしたのか、いえばタクシー協会としっかりと協議してから、要するに協議の上で、我々のところに来てくださいと言ったのかどうか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 港湾課長、玉城広文君。



◎港湾課長(玉城広文君) 今回のシャトルバスの申請事業者が許可書を一応提出したときに、タクシー協会のほうにも協議していただきたいということで伝えてはあります。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) そのように役所側は参入バスに、会社にお伝えをしているわけですけども、一方で、その参入会社の方からタクシー協会に、もう県が許可をおろすからよろしくなというような、一方的なものであったということでした。それをバス会社のほうは役所に対して、タクシー協会はちゃんと話し合って認めてもらったというようなことを役所のほうにお伝えしたというような話も伺ったんですけども、こういった行政の離島ターミナルは港湾課管轄でありますけども、そこら辺を新規参入させる場合において、しっかりと間に入って協議させてもよかったんじゃないかな。一方的にバス会社の方の話だけ聞いて、タクシー協会の話は聞かないというのは、ちょっといかがなものかなと、そう思っております。

 このバス会社の方は、もう既に許可がおりる見込みだから、タクシーの皆さんには大変申しわけないということまでおっしゃってるんですね。それを言うということは、行政側が何らかの認めるという前提で物を申したと思うんですよ。行政側ですよ。

 だから、そこら辺を余りにもちょっとタクシー協会側に軽視的なものがあったんじゃないかなと、私は分析しております。これだけタクシー協会が死活問題と言っている中で、しっかりと調整をしながら、分析もしながらやらんといけないだろうと、そう思っております。

 以前は、まちなかじゅんかんバスというものもあって、そこでは公共交通協議会も立ち上げて、しっかりと情報、そしてニーズ把握をして、どのような方が乗るのかという分析もしながら、それでニーズがあるということで、まちなかじゅんかんバスも走らせております。なぜ今回、このタクシー、新規シャトルバスに関しては、この地域交通協議会というのを立ち上げないで、しっかりと審議させないで許可を出したのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 地域協議会の対応の話につきましては、所管課であります商工振興課のほうに調整して、今回は該当しないということを確認した次第であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 該当しないということであるんですけども、該当しないからといって、そういったタクシー協会側に配慮できてないような状況であるんですよね。そこら辺はちょっとおかしいなと思うんですよ。よく当局が言うように、ニーズ調査もせずに事業できないよと、よく言いますよね。そこら辺はなぜ今回ニーズ調査もせずに、そういった利便性という言葉だけが前に来て、ひとり歩きして、そこら辺を利便性があるからといって認めていくのか、そこらちょっといかがなものかなと、ちょっと考えるところであります。

 タクシー協会も、乗務員は500名いると言われております。家族合わせると、2,500名、そしてそこには家族を養って、しっかりと税金を納めている中で、タクシーの乗車、車両ですけども、そこに関連して板金屋なり修理工場なり、そこに関連する保険屋さん、社会保険とか、いろいろとあります。そういった企業に対してもかなりのダメージだと、私はそう思っております。そこら辺もしっかりと分析しながら考えないと、行政側としてはちょっといけないんじゃないのかなと、そう思っております。

 これタクシー協会の本当に悲鳴的なものが聞こえてくるんですけども、今回のこの許可に当たって、やはり政治的な判断が必要だろうということで請願書を提出されました。議会側にですね。議会は市民の代表の場であって、22名の議員がいると、その場所でしっかりと議論してくださいということで、請願書を提出しております。そして、土木委員会に付託されました。

 土木委員会で審議がされている中で、いろいろとご指摘もあったと思いますけども、まだ結果が出ていない中で、行政側が一方的に認めてきたということも、現在起こっております。それは議会軽視だということも、土木委員会で言われております。それはまさしくそのとおりだと、そして議会軽視以上にタクシー業界の乗務員の皆さん、家族の皆さんに対しても、それは軽視だと私は思ってます。そこら辺は真摯に受けとめて、ちゃんと反省しないといけないだろうと思っております。なぜ今回請願書が出ているにもかかわらず、新規シャトルバスに関して許可を認めたのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 副市長、漢那政弘君。



◎副市長(漢那政弘君) 箕底議員の再質問にお答えをいたします。

 質問の趣旨は、請願書の審査中になぜ許可をしたのかという趣旨の質問でございます。ご存じのように、新規路線バスの参入のための市の管理する離島ターミナル内におけるバス停設置に係る許可の申請がなされているのはご案内のとおりでございます。それは昨年の6月6日に出されております。市としましては、それを受けましてバス企業、あるいはタクシー協会、関係事業者、もちろん県もですけども。

             〔(議長、時間がありませんので)という箕底用一議員〕

 わかりました。協議などを行ってまいっております。そして、今ございました1月14日には協会から請願が出されていることも承知しております。建設土木委員会において2回も審議、意見聴取をされております。私ども、その場におきましても、市の考え方も説明させていただき。

             〔何事かいう者あり〕

 2回しております。市としましても、これまで8カ月間の協議、意見聴取、検討の結果、バス停設置については許可相当と判断をしております。2月4日に設置許可を行ったものでございます。ご理解をいただきたいと思います。

 以上でございます。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 箕底用一君。



◆7番(箕底用一君) 到底納得できるわけも、本当にないですね。請願書の請願法第5条には、「この法律に適合する請願は、官公署において、これを受理し誠実に処理しなければならない。」と、そして今回の行政の対応は、基本的人権である憲法第16条で保障された請願者に対して、権利を軽視するものであって、我々議会に対しても軽視するものと、そう強く思っております。そこら辺は行政側もしっかりと、この辺は真摯に受けとめて、今後の請願書のあり方、そして行政側としての捉え方、これは考えないといけないと、そう思っております。そのような形で、私は強く訴えたい。

 時間もありませんけども、あと1点、ちょっと言いますけども、当初市長室に行って、タクシー協会とお話ししました。その当時、市長はアクセス道路ができるまでは、当分は無理じゃないかということであって、タクシー協会含め、私も含め、何とか理解をして、市長室から退室したんですけども、その後の新聞の報道によりますと、ターミナルもバスの過密状況、この状況が緩和されるまでは許可しないという流れでした。あっ、なるほどなと、そういった考え方もあるんだなということで感心しておりましたけども、全然緩和してないんですよ。

 私は、1週間、2週間前に3回にわたって、1時、2時、3時とわたって調査しました。そしたら1時間にバスは15台来ます。定期バスを含めて15台来るということは、あちらのバスプール、5台しかとめられないんです。その間、バスの方々は何してるかというと、とめられないものですから、また1周してくるんですよ。その間に、また定期バスが来るんですね。その間に、また離島ターミナルからは、離島からチャーター便が来て、そこのチャーターのバスが来る、そういった流れで、ぐるぐるぐるぐる回ってるんですよ。これこそ緩和していないにもかかわらず、許可する。おかしな話ですよ、これ。

 しっかりと、だから、港湾課のほうは調査したんかというところもあるんですけど、調査してないでしょう、そこら辺も。調査してないと思いますよ。関連するバス会社の方々と、そして観光さんとも話されたと思うんですけども、その席で、唯一川平観光さんも含めて、バスの。このまま役所のほうは、これでいいですかと、規制緩和して、道路交通の緩和が今は大丈夫ということで、シャトルバスの新規参入を認めるけど、それでいいですかということをおっしゃったらしいです。

 そのときに、ある業者が、いや、これはおかしいですよと、大きな声を上げて言ったにもかかわらず、行政のほうは、そのまま退出してしまったということです。そういったバス関連の意見交換もあった中で、おかしいということをおっしゃってるのに、そこら辺を一方的に無視して許可するというのもおかしいんじゃないかなと思ってるんですよね。そこら辺はしっかりとタクシー協会に配慮していただけないと、困るなと思っております。

 今回のタクシー協会の抗議のものですけども、余りにもひどい。そして、バス停の屋根も設置しましたよね。あれおかしいですよ、屋根も。バスの頭が当たりますよ、あれは。設計ミスといっても、おかしいです。あれ設計ミスです、はっきり言って。バスよりも上に上げて、バスを入れて、屋根をつけて、雨が落ちてこないような設計でやるべきものを、バスの頭が当たるんですよ。バス会社はあちらに何十何回当てて、困ってるらしいですよ。そこら辺もちゃんとしっかりと分析しながら、この離島ターミナルの利用をちゃんと考えていただきたいなと、そう思っております。

 本当に時間もないですから、いっぱい言いたかったんですけども、そこら辺も含めて、また次の一般質問でやっていきたいと思ってますので、私の一般質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、箕底用一君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                                休 憩 午後 4時05分

                                再 開 午後 4時18分



○議長(知念辰憲君) 再開します。

 次の質問者、長山家康君の質問を許します。長山家康君。



◆4番(長山家康君) 皆さん、こんにちは。本日最後の質問者となります石垣市議会議員の長山家康です。

 さて、質問に入る前に一言申し上げます。去った2月28日に起こりました市教職員による悪質な飲酒運転事故により、前途洋々たる若者が無念にもこの世を去りました。喜舎場泰明君、27歳、私の友であり、同級生でもあり、今後もともに夢を語り合うはずだった私たちの仲間でした。どんなに悔やんでも、悔やみ切れません。喜舎場泰明君とご遺族の方々に謹んで哀悼の意を表します。二度と同じような悲劇を起こさないためにも一人一人が強い決意を持ち、あらゆる場面において飲酒運転撲滅を訴えなければなりません。彼の死を無駄にしないためにも、石垣市、そして市議会、行政にかかわる私たちが先頭に立ち、飲酒運転撲滅に取り組んでまいりましょう。

 それでは、通告に従いまして一般質問に入ります。

 初めに、ふるさと納税について取り上げます。

 平成20年より導入されているふるさと納税制度ですが、ふるさとや自分の応援したい自治体に寄附をすると、住民税などが控除される仕組みにより多くの方々が同制度を利用して、年々寄附総額もふえております。

 ほかの自治体の実績を見てみますと、長崎県平戸市では平成25年度の個人市民税と法人市民税は計、約10億5,370万円であったのに対し、平成26年に同市にふるさと納税として寄附された金額は12億7,884万円にも上っております。まさに、人口が倍増したようなインパクトをふるさと納税制度の活用によりもたらされております。

 私は、財政力の弱いこの石垣市においても、当制度をフル活用し、新たな財源の確保に全力を注いでいただきたいと思っております。市長の平成27年度施政方針演説の中でも触れられていましたが、そこで質問いたします。

 1、本市のふるさと納税の寄附件数及び寄附額、2、本市のふるさと納税の使用状況について、3、本市のふるさと納税PRの取り組みについて、以上、3項目について当局の答弁を求めます。

 次の質問です。石垣市公設市場について伺います。

 石垣市の公設市場は、現在の建物が竣工し、ことしで28年を迎えます。長きにわたり地元の住民たちでにぎわい、大きな役割を果たしておりますが、最近では社会環境の変化や観光の好況を受けて、公設市場を訪れるお客様の9割が観光客との情報もあり、石垣市を代表する観光施設の一つとなっております。今後もその流れは続くものと考えております。

 私は、当施設を観光施設として戦略的に活用していくべきだと考えております。当施設は、現在、指定管理者制度のもと運営されておりますが、さらに戦略的に活用するためにも市が方針を示すべきであると考えますが、現状は業務の丸投げなのではと思わざるを得ません。

 そこで、石垣市が当該施設をどのように位置づけ、今後どのように活用していくのかを伺います。

 次に、南ぬ島石垣空港の利便性についてお伺いいたします。

 八重山郡民待望の南ぬ島石垣空港が開港し、去った3月7日で2年がたちました。開港効果は絶大で、昨年、2014年の乗降客数は232万5,230人を記録し、2年連続で過去最高を更新するなど、多くの市民や観光客が利用をしております。

 一方で、空港開港後、さまざまな問題点が浮き彫りになってきました。国際線ターミナルの狭隘さや、現在では国際線ターミナルも混雑さゆえ、快適とは言えない状況であります。さらに、地元の住民の利便性の低さについても、多くの市民からご意見をいただいております。

 そこで、南ぬ島石垣空港の利便性についてお伺いいたします。

 1、国際線ターミナルに関しては、県が拡張を決定しておりますが、その進捗状況についてお伺いいたします。

 2、現在のターミナル入居業者についてお伺いいたします。

 以上の2点について当局の答弁を求めます。

 続いての質問は、石垣市観光基本計画について伺います。

 平成22年に策定された石垣市観光基本計画では、平成32年までの本市の観光の課題解決への取り組みや観光産業、関連産業の活性化への取り組み等についての計画です。既に各種発表にもありますように、本計画の前提値としての観光入域者数が目標値の100万人を6年前倒しで達成されました。2014年には112万1,622人もの観光客が石垣市を訪れています。

 数値としての目標数達成は、多くの市民の方に周知のとおりですが、一方で、本計画の策定以降、計画の中身の施策についての進捗度が見えてこない状況です。また、本計画を達成するためには、市民、関係各機関が計画のことについて理解し、目標を共有していかなければなりません。

 そこで、質問いたします。

 現時点での石垣市観光基本計画の進捗状況、次に達成できた部分と未達の部分及び課題について、3番目に、観光関係業者や市民への周知状況について、以上、3点について答弁を求めます。

 最後に、石垣市の飲酒運転撲滅への取り組みについて伺います。

 先日の飲酒運転死亡事故が新聞で報道された翌日、同じ地元の新聞で酒気帯び運転者の検挙の記事が載っていました。私は、本市の置かれている現状に絶望を感じてしまいました。

 また、本日の新聞においても、酒気帯び運転で逮捕者が出ておるとの記事が載っておりました。通年のデータが出ている平成25年の1年間の飲酒運転者検挙者数を人口1,000人当たりで見ると、石垣市は1.55件と、県内11市で最多となっており、全国でも沖縄県は人口1,000人当たりの検挙者数は0.94件と、全国ワースト1位ですので、言いかえれば、石垣市は全国一飲酒運転が多い市であると言えてしまいます。

 新聞で飲酒運転での検挙の記事を目にするのも、珍しいことではありません。それほど石垣市民の意識では、いまだに飲酒運転が犯罪であり、一瞬で人の命を奪うという重大さが浸透していないと言えます。全国に対しても恥ずかしいこの事実を市議会の場で取り上げなければならないほど、本市において取り組みが不十分であり、危機的状況が放置されているということです。

 この異常事態であり、さらなる取り組みが必要とされていますが、そこでお伺いいたします。

 1、本市の飲酒運転撲滅への取り組み状況、2、今後の課題について、以上の2点について当局の答弁を求めます。

 通告させていただいた質問は以上です。再質問は自席にて行います。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 長山家康議員のふるさと納税についての3点の質問と石垣市の公設市場についての質問に、順を追ってご説明いたします。

 まず、1点目のふるさと納税の寄附件数及び寄附額についてお答えいたします。

 ふるさと納税は、自分の生まれたふるさとや応援したい自治体に対して寄附をすると、2,000円を超える部分について一定の上限額まで、原則として所得税、個人住民税が控除される制度です。本市のふるさと納税は平成20年度から実施しており、昨年度の実績は寄附件数が210件、寄附金額は約918万円となっております。今年度の実績は2月末時点で、寄附件数が253件、寄附金額は約1,235万円となっております。

 2点目の本市のふるさと納税の使用状況についてお答えいたします。

 本市ではふるさと納税を実施するに当たり、平成20年度に石垣市まちづくり支援条例を定めております。この条例では、寄附者が寄附金の寄附先について、6つの事業から選択できるように区分が設けられております。

 まず、1つ目が、自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業、2つ目が、福祉のまちづくりに関する事業、3つ目が、未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業、4つ目が、伝統文化の保存、継承に関する事業、5つ目が、地域コミュニティ活動の推進に関する事業、6つ目が、その他のまちづくりに資する事業となっております。

 寄附金を活用する際は、それぞれの区分に寄せられた寄附金額の予算に応じて事業を実施しており、本年度は自然環境保全及び景観の維持、再生に関する事業において、植生管理事業とオオヒキガエル捕獲大作戦、未来を担う子どもの教育及び少子化に関する事業において、学校図書の充実を図る事業と児童書充実事業、その他まちづくりに資する事業において、市民協働のまちづくり講演会と環境に関する市民の意識啓発事業を実施しております。

 3点目の本市のふるさと納税のPRについてお答えいたします。

 本市では1万円以上ご寄附いただいた方へお礼の特産品をお送りしておりますが、昨年度までは寄附金額の大小にかかわらず、1万円以上のご寄附をいただいた方へは同じ特典の中から商品をお選びいただき、お送りしておりました。

 しかし、中には高額の寄附を寄せられる方もおり、特典の魅力化や寄附金の向上を図るためにも、寄附金額に応じた特典の選べるよう特典の見直しを行いました。

 また、これら特典内容を含め、ふるさと納税関連サイトへの情報掲載、ふるさとに関する書類への記事掲載などを積極的に行い、全国への広告、周知を行いました。その結果、今年度は寄附件数及び寄附金額とも、過去最高額に達しております。

 しかしながら、本市におけるふるさと納税の伸び代はまだまだあると考えており、次年度はふるさと納税のさらなる仕組み改善と魅力化向上に積極的に取り組んでまいります。

 次に、石垣市公設市場は食料品及び特産品の適正な販売並びに中心市街地の活性化を図ることを目的として、昭和62年に設置しております。その後、平成元年にアーケードが完成し、天候に左右されることなく買い物ができるようになり、年々観光客もふえ、アーケード商店街がお土産購入の中心的な拠点として発展し、数年前のシャッター通りから、多くの店舗で世代交代や若者が進出し、1年を通して観光客や市民の買い物客でにぎわいを見せております。

 公設市場の重要な役割としては、市民生活に欠くことのできない物資供給の場であること、その効果といたしましては、集客作用によって周辺商店街の形成や活性化に大きな効果を与えてきたことが上げられます。これは本市のみならず、近隣の離島を構成する八重山圏域の消費経済の拠点地を築いてきました。

 しかしながら、今日では観光土産品を扱うテナントがふえ、多くの観光客が商店街や公設市場での買い物を目的に立ち寄っており、以前とはさま変わりをしております。

 なお、設置当初は市直営で市場の維持管理を行っていましたが、平成18年度より指定管理者制度を導入しまして、現在、その指定管理者により管理運営をしております。

 今後の方向性につきましては、当該施設を本市の中心市街地活性化において重要な役割を果たす施設と位置づけ、有効活用できる施設推進を検討しているところです。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) こんにちは。長山家康議員の2項目め、南ぬ島石垣空港の利便性について、1点目、国際線ターミナル施設拡張の進捗状況、2点目、ターミナルテナント入居業者について、順次お答えいたします。

 まず、1点目の国際線ターミナル施設拡張の進捗状況についてお答えいたします。

 新石垣空港国際線旅客施設増改築については、沖縄県、石垣空港ターミナル株式会社、石垣市からなる新石垣空港国際線旅客施設増改築調整会議で、基本施設の策定に取り組んでおります。ターミナル株式会社からは調整会議構成員の3社のほか、エアラインやCIQからの要望を踏まえ、現施設の課題解消、チェックインロビーの狭隘性解消のみを図ることを主眼とした設計案等、県観光部門が掲げる外国人200万人の達成に対応できるようなチェックインロビー、出発、到着ロビー、搭乗待合室の拡張とともに、国内線施設内での提供サービスを国際線利用者が享受できるよう国内線と国際線ロビーを介して連結した設計案が示され、議論されているが、まだ合意に至っておりません。

 次に、2点目のターミナルテナント入居業者についてお答えいたします。

 店舗数は24店舗で、空き店舗はありません。入居業者につきましては、店舗の内容とバランスを考慮して、ターミナル株式会社内で検討し、判断しているとのことであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 石垣市観光基本計画についてお答えをいたします。

 まず、1点目の計画の進捗状況、2点目の達成できた部分、未達成の部分、課題について、あわせてお答えを申し上げます。

 平成22年に策定されました本計画では、平成32年までに入域観光客数を100万人にすることを目標値として定めてございました。目標年を6年前倒ししての達成は、本市の観光理念であります「島ぬ美しゃ心美しゃ」が意味する自然や景観の魅力、人やその暮らしと伝統文化の魅力が新石垣空港の開港インパクト並びに官民一体となった誘客活動や観光関連事業者等の日ごろたゆまない営業努力が功を奏し、計画の目標数値を達成できたものだと考えております。

 また、本計画に掲載されております全47の具体的な施策のうち、現在においては、ほぼ全施策に対応した取り組みや施策が実施されているものだと考えております。ほぼ47施策の達成状況は、おおむね高いものだと考えております。

 しかしながら、一方で、本計画の策定目標であります観光による豊かなまちづくりの達成につきましては、観光関連事業者の所得の向上や地域経済の振興及び観光業を憧れの職業とすることなどへの課題があるものだと思います。

 また、自然環境の保全初め、観光理念を引き続き推進することも一対の課題だと考えます。これまでの施策の見直し、改善を含めた観光基本計画の更新が必要な時期に来ているものだと認識をいたしております。

 次に、3点目の観光関係業者、市民への周知状況についてお答えをいたします。

 石垣市観光基本計画は、石垣市のホームページで公開、周知されており、検索すれば、容易に閲覧可能な設定になっております。

 しかしながら、観光基本計画の周知については、決して十分でないということに対するご批評につきましては、これは否定できる状況ではないという認識をも持っております。予定する観光基本計画の見直し作業においては、観光関連事業者はもとより、地域住民との意見交換会を想定いたしております。観光による豊かなまちづくりを推進する過程において、しっかりと周知についても改善に取り組み、計画を策定していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 長山議員の飲酒運転撲滅への取り組みについてお答えいたします。

 本市における今回の飲酒運転による死亡事故の発生は、まことに残念でなりません。今後このようなことのないよう取り組んでいかなければなりません。

 それでは、市の取り組み状況、今後の課題についてお答えいたします。

 飲酒運転根絶運動は、沖縄県飲酒運転根絶条例に基づき、市民総ぐるみの運動で取り組んでるところでございます。本市の取り組みとしまして、春、夏、秋、年末年始交通安全運動を初め、期間中、広報車による周知やポスターの配布など関係機関と連携し、飲酒運転根絶推進活動を展開しております。

 また、毎月1日の飲酒運転根絶の日に合わせ、交差点での飲酒運転根絶啓発ボードによる周知や啓発活動の取り組みを行っております。

 事業者及び事業者団体対策といたしまして、飲酒運転根絶宣言、二日酔いによる飲酒運転を防止するためのアルコールチェッカーによる始業時前点検の促進、飲食店対策の推進としてハンドルキーパー運動の促進、ポスター、チラシ等の配布を行っております。さらに、今年度から飲酒運転根絶企業・飲食店対抗甲子園を2回実施し、事業者による自主的な取り組みにより飲酒運転根絶促進を図っております。

 課題といたしまして、議員ご指摘のように、残念ながら飲酒運転が後を絶たない状況でございます。今後とも八重山警察署、八重山地区交通安全協会及び関係機関と連携し、飲酒運転の悪質性、危険性、事故を起こした場合の重大性など、アルコールにかかわる正しい知識の啓発を図り、飲んだら乗るな、飲むなら乗らない、乗るな、飲酒運転しない、させない、許さない社会環境の実現に向けて、積極的に推進してまいります。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、長山家康君の再質問を許します。長山家康君。



◆4番(長山家康君) それでは、順を追って再質問に入ります。

 まず、ふるさと納税についてですが、先ほど長崎県平戸市について触れましたが、今度は、昨年度ふるさと納税額全国3位の北海道上士幌町の取り組みについて紹介をさせていただきます。

 北海道上士幌町は人口およそ5,000人、税収は約7億円となっております。上士幌町の2014年のふるさと納税の件数は5万件近く、さらにふるさと納税額は9億1,098万円を記録しております。何と住民税の4倍相当ということです。上士幌町では、寄附額の約5割相当の品物をお礼として返しているそうです。地元の特産品をお礼として採用しているため、地域の活性化にもつながり、実際雇用もふえているそうです。単純に考えますと、4億円以上のお金が地域に落ち、循環しているということになります。

 さらに、その特産品を寄附者が新たに購入したり、上士幌町への定住に関心を示す方があらわれ、寄附額以上の効果が出ているということです。ふるさと寄附金により、次年度は幼稚園の無料化にも取り組む計画ということで、夢が膨らみます。

 さて、石垣市に話を戻します。

 本市の来年度の予算にふるさと納税へのお礼として113万3,000円が計上されていますが、昨年の本市のふるさと納税額の実績から推測すると、お礼として寄附額の約1割相当を予定しているのかと思いますが、上士幌町の話をした後だからなのか、とても寂しく感じてしまいます。市の取り組みによっては、住民税の4倍もの寄附額を集めることができるというふるさと納税制度を有効に活用するためにも、お礼の充実やユニークな取り組みが必要となっています。

 そこで、お伺いいたします。

 魅力化向上に向け、上士幌町のような取り組みを本市も取り組み、地域活性化につなげるべきだと考えますが、冒頭の答弁の中には地域活性化につながるような取り組みがなかなか見えてこなかったところでしたので、その点について考えを伺います。

 また、その際に、お礼の充実により予算も必要になってくると思いますが、その場合、どのように対応するか、対応可能なのか、当局の答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 長山議員の再質問にお答えいたします。

 長山議員のおっしゃるとおり、先日の全国紙では、この上士幌町のふるさと納税の寄附金額が約9億6,200万円に上る見通しであると報道されております。これは14年度当初予算で計上された町税収入が6億4,000万円ですので、その1.5倍の規模になると言われています。

 このように今、全国の自治体がふるさと納税の取り組みにそれぞれの地域性を最大限に生かした取り組みが進み、さまざまな効果を上げています。石垣市においても、本市のまちづくりに賛同する方々からのご寄附に対して本市の特産品を特典としてお送りしているところです。平成27年度から全国の成功例を学び、参考にして、魅力あふれる特典商品の見直しやポイント制を導入するなど、知恵を出し、斬新な発想で、本市ならではの取り組みを行ってまいりたいと思います。

 また、その状況に応じて予算額も設定をしていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 石垣市で考えてみれば、例えばダイビングの優待券なり、サンゴの植樹ツアーへの招待券なり、地域限定で使える各種券など多くの取り組みが考えられ、石垣市に足を運んでいただけることが可能になると思っております。その際には、ぜひともカタログなどの見直しも行っていただきたく思います。ふるさと納税額上位の自治体のカタログを比べますと、本市とのカタログとの歴然の差に少しがっかりしてしまいますので、見ていてわくわくするようなカタログの作成も期待しております。

 さて、先ほどは上士幌町の例を挙げました。上士幌町はお礼に力を入れた取り組みでありましたが、本来であれば政策の魅力の向上にも力を入れなければなりません。

 そこで、埼玉県の宮代町の取り組みも少しだけご紹介いたします。

 宮代町ではホームページなどにおいて、事業に必要な資金や目的、その後の利用方法など、明確なビジョンを示しています。例えば、荒れた土地に自然豊かな公園を整備する事業とした場合、必要な資金1,000万円など、資金やそもそもの目的とその後の活用方法なども明示し、また寄附状況など残りの必要額、達成額も見える化することにより、寄附者が貢献度を実感できるような仕組みとなっております。

 そうすることにより、その事業に思いを込めて寄附を募ることができ、実際に事業の成果を見るために当地に足を運んだりと、寄附者と自治体の心のつながりを持つことができるということでした。石垣市においても具体的な事業の設定や事業の成果など、寄附された方々とも末永いおつき合いをしていただくためにも経過報告をわかりやすく行っていく必要があるかと思います。

 さて、今後のPRについてですが、全国各地には石垣市出身の方々による郷友会や八重山民謡教室など、本市と関係の深い団体が数多くあります。そういった団体にもぜひともふるさと納税をPRし、普及に向けて連携をとるべきだと考えますが、必要性についてどのようにお考えがあるのか、また現在取り組んでいるのか、ご答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 現在は関西郷友会、それから関東郷友会のほうには呼びかけておりますが、まだまだこちらの力不足で浸透しておりません。それで、議員がご提言の全国の郷友会、それから島大好き人間、そして石垣にリピーターとして何度も足を運んでる皆様にどんどんどんどん石垣のPR、またふるさと納税のPRをしていきたいと思います。

 それから、全国に沖縄居酒屋とか、沖縄のショップをしてる方、そして石垣のアーティストの出身者が全国で約200名活躍をしております。そういう皆さんを通じて、石垣市の魅力をさらにさらにPRをしていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) ぜひとも全国にある居酒屋などと連携をとって、さらなるPRに努めてほしいと思っております。

 また、本市は全国各地で観光プロモーションの活動を展開しておりますが、その場においても、魅力的な取り組みのPRを充実させていただき、各部署とも連携をとり、その効果が倍増されるような取り組みをお願い申し上げます。

 私は、この制度を活用すれば6次産業化への力強い後押しにも大いになり得ると思いますし、地域のさらなる活性化につながると思っております。職員の皆様の創意工夫により、税収倍増も夢ではない制度です。多くの皆様が石垣市を好きになってくれるような取り組みを期待しております。ふるさと納税の質問については以上です。

 次の再質問に入らさせていただきます。

 次に、南ぬ島石垣空港の利便性について再質問をいたします。

 私は、空港利用時に、あいた時間にターミナル内のテナントを回ったことがありますが、全店舗観光客向けの店舗となっており、地元民の私としてはお金の使いどころがありませんでした。この全店舗観光者向けの店舗となっておりますが、基準や理由があるのか、お尋ねいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 入居基準につきましては、当初開港時のとおり、店舗の内容とバランスを考慮し、テナント業者の育成も含め、総合評価を検討し、社内で決定しているとのことでありました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) バランスを考慮したと答弁にありましたが、市民の目線からしてみれば、全く考慮されてないのかなという実感があります。市民がターミナルで利用できるテナントがなく、例えば赤ちゃんのパンパースや、また生理用品など等、何か忘れてしまったときや、あるいは発売日の雑誌などを飛行機内で読みたいとき、空港では買い求めることができず、車で10分、15分以上離れた集落まで戻らなければいけないという現状があり、大変不便を強いられております。

 私たち八重山郡民が欲しかったのは2,000メートル級の滑走路だけではなく、市民のニーズも満たしたターミナルの機能もやはり必要だと思います。そのためにも日用品などを購入できる店舗やゆっくりと、またゆったりと利用できる、打ち合わせなどができるレストランなどが必要だと思いますが、その件について当局の見解と、また対応可能か、答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 新石垣空港には、航空の安全を確保し、航空輸送の利便性向上に資するため、空港内の関係機関が協力し、石垣空港の円滑な管理運営を図る目的で、石垣空港連絡協議会が立ち上げられております。その協議会構成機関は13機関の代表者で、年4回の会議を行い、市民、観光客等から要望のあった問題に対し、対応機関が対応内容を確認し、解決に向け取り組む協議会であります。

 要望内容としまして、空港を利用されるお客様より、空港ターミナル内に薬局がなく不便とのご意見、今おっしゃられました、特に女性のお客様、子ども、お子様の酔いどめ薬、パンパース等の購入、そういったものなども必要だということに意見を頂戴しております。ターミナル株式会社といたしましては、薬局やドラッグストアなど入店すれば薬剤師さんが常駐しなければならないなどの問題が出てくる、そういうところまで対応できるようなテナントさんがいれば今後のターミナルビル整備、増築等に考慮し、対応したいとのことであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 増築まで対応できないとのような回答でありましたが、現在、2階のスペースを利用して対応が可能かと思うんですけども、その可能性について当局の見解をお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 会議時間を延長します。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 2階待合室の有効利用についてですが、現在、海の見えるゆったりとした待合室として利用しております。利便性に向けては、先ほども申し上げましたけども、増改築等の際、市民の要望を十分に反映できるような配慮を行いたいとのことであります。

 また、今後ターミナルビル整備、増築時等に空間を生かした整備を図りたいとのことであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 改築時と言わずに、利用できるところは利用して、2階であれば海が見えるスペースということで、海を見ながらご飯が食べれるスペースにも使えるかと思いますので、いろんな検討をしていただきたいと思います。ちなみに、物販などのテナントが契約として3年での契約となっていたかと思いますが、現在のところ退去の予定者などが、業者がいるのか、お答え願います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 現在、退去業者はいないとのことであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 今後契約期間が3年ということで、あと1年残しているところではございますが、テナント採用の際にはしっかりと地元のニーズなども調査し、地元の八重山郡民、石垣市民の利便性についても配慮しての採用募集を行っていただきたいと思います。

 さて、もう一点だけ追加で質問いたしますが、現在、空港で公用車の駐車場がなく、県外からの重役など、来賓を受け入れる際に支障を来すと思いますが、整備が必要だと考えますが、どう考えておられるのか、お答えをお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 再質問にお答えいたします。

 公用車専用駐車場でありますが、現在、設置されておりません。先ほども申し上げました石垣空港連絡協議会、その中において必要性とかの要請もあります。沖縄県としては、りゅうせき隣の敷地を駐車場として使用できるのか、用途変更の手続が可能か、また用途変更しないで、一時使用ができないか、検討をしたいとのことであります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) わかりました。その点についても、しっかりと今後とも取り組みをお願い申し上げます。

 また、ターミナル全体に対しましても、観光客からも地元のお客様からも愛されるような施設を目指していただきたくお願いを申し上げまして、次の再質問に移ります。

 次に、石垣市公設市場について再質問を行います。

 まず、既に公設市場の建物が市債の償還も終えておりますが、今後も市の所有物として、また指定管理制度のもと管理運営を行う予定なのか、そのメリットと、またデメリットを再度確認いたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 指定管理者については公募により事業者を選定し、去った12月議会において指定管理者の指定について議決を得ております。

 したがいまして、平成27年度4月以降の3年間は当該指定管理者において運営することになります。

 また、指定管理者制度のメリットについては、施設の管理に民間事業者のノウハウを活用することで、利用者に対するサービスの向上が期待できることや選定を公募することで、競争原理による管理コストの軽減が図ることができます。

 一方、デメリットについては、3年ごとに指定管理を公募する制度のため、長期ビジョンでの計画が立てにくいことが上げられます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) わかりました。メリットについては民間のノウハウが生かされているということで、確かにその当該施設を訪れてみて、至るところに民間のアイデアが生かされているなというふうな印象を受けます。

 その中で、デメリットのほうにもありました。長期的なビジョンを立てることが難しいというふうにおっしゃっておりましたが、そんな中、指定管理者制度のもと運営されている中、市のかかわりがなかなか見えてきません。答弁にありました有効活用できるような施策推進とありますが、今後どのようにかかわっていくのか、ご答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 今後3年間は指定管理者との協定書に基づき、現在の利用形態を維持いたしますが、それ以後の活用方法については、現在、策定を手がけている石垣まちなか戦略プランにおいて、公設市場を含む中心市街地について、その有効活用を図ることになります。公共施設の活用方法については、社会情勢や客層の変化に対し、その時々に応じた施策を考える必要があり、当該施設についても例外ではないと考えております。本市の将来を考える観点からも、今後十分な議論を踏まえながら、施設の適切な活用を推進していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 戦略的に活用するためには、市がその指定管理者と市のビジョンを共有されていることが必要になってくるかと思います。実際に当該施設に足を運んで聞いてみると、やはり市がやって手がけなければいけない部分と、またもちろん指定管理者が手がけなければいけない部分、そういったところがあります。

 ですが、曖昧な部分というのがありまして、そういった点に対応するためにも情報交換など、そういった機会があるのかどうか、そしてその機会は十分なのか、反映されているのか、お答えをお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 公設市場も、先ほどお話ししましたように、大変老朽化しておりますので、さまざまな部分で弊害が出ております。それから、修繕しなくちゃいけないところもたくさん出ておりますが、予算の関係上、それぞれ話し合いを持ちながら、一つ一つできることから進めております。今後策定するプランが実際に動いていくには、現在の指定管理の終了後の平成30年度以降になるものと考えておりますが、また当然のことながら、今後の施設の有効活用の点からも、現状の公設市場の課題点などの把握に関し、当該施設管理者との意見、情報交換は重要なことであると思ってます。その意見交換等の機会も今後十分に確保しながら、事業を進めていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) さて、現在のままの運営方法でも、指定管理者のノウハウが生かされている部分もありますが、当該施設のさらなる魅力向上にある意味、限界があるかと思います。私は、この施設をさらに魅力度を増すためにも、増して活用する必要があるかと思っております。本市管轄の施設で数少ないお金を使ってもらえる施設ですので、例を挙げて、問題点を上げさせてもらいますと、例えば現在の公設市場、1階のレイアウトについて、使われていないショーケースや雑多なエリアが多いのですが、この観光客が9割以上というところにおいて、このことについて当局として問題意識があるのか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 先ほども答弁で申し上げましたが、修繕しなくちゃいけないこと、またこのケースに関しても、その置き場の問題、処置の問題、それぞれさまざまこれまで何度もお話し合いをしてきましたが、その対応措置に困っておりまして、今後も継続してその対応を考えていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) もしかしたら、この観光ブームも続かないかもしれない中で、やはり一つ一つの市の施設の魅力を高めていって、満足度を高める必要があると思いますので、そういった点もしっかりと予算をつけれるところは、しっかりと対応していただき、今後さらに活気あふれる公設市場を現場の皆様と情報共有を密に行い、つくっていただきたいと思います。

 公設市場の再質問については以上です。

 次に、石垣市観光基本計画について再質問をいたします。

 まず、答弁にありました観光関連従事者の所得向上や地域経済の振興及び観光業を憧れの職業へとすることへの課題があるとの答弁をいただきましたが、解決に向け、具体的にどのように取り組んでいくのか、お考えをお伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 現在、策定作業を行っております観光動態調査、観光の未来を考える観光動態調査になりますけれども、本観光動態調査において観光事業経営者の景況感、人材育成・養成の課題、観光関連事業者の求人状況の変化、雇用における課題等について調査を現在行っております。その報告を踏まえ、次年度の観光基本計画の見直しの機会に取り組んでまいりたいと考えます。

 また、観光関連事業者の所得向上や観光業を憧れの職業とするには、年間を通した観光誘客及び観光消費額の向上がやはり要件となってくると考えます。本市の観光ブランド化やイメージの向上がやはり必要不可欠となってまいります。

 さらに、観光関連事業者からの声や課題を把握し、積極的な観光施策の立案や事業推進を行うことで、本課題に取り組んでいきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) しっかりと関係各機関、各部署と連携をとりながら、若い皆様が石垣島で働きたいと思うような観光産業づくりを行っていただきたいと思います。

 さて次に、本計画にも、計画期間中は進捗状況の把握に努めるとともに、観光を取り巻く社会情勢の変化などを踏まえ、計画内容の見直しを行うこととしますと示されております。私も本計画の更新が必要だと考えております。空港開港後の大きな変化や、また一括交付金制度の活用によるさまざまな量的、質的の変化が見られるかと思います。施策の見直し、改善を含めた観光基本計画の更新が必要な時期に来ているというお考えをお持ちですが、具体的にいつごろを検討しているのか、お答え願います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 本年度、平成26年度になりますけれども、本年度作業を進めております本市の、先ほど申し上げました観光動態調査並びに沖縄県が現在進めております沖縄観光推進ロードマップの策定との関連も含めまして、内容等を踏まえて、お互いすり合わせをしながら、新年度、平成27年度に進めていけるように取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) しっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。計画達成はすごくいいことだと思いますので、今後のさらなる対応をお願いいたします。

 次の再質問ですが、本市の観光行政について、各イベントまたは年次ごとの検証はどのように取り組んで、また反映されているのか、お伺いをいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えします。

 石垣市観光交流協会と私たち観光文化スポーツ局におきまして構成をされております石垣市観光戦略連絡会を設置をいたしまして、適宜相互の観光施策や実施事業等について協議会を開催し、その会議の中でお互いの情報共有を行いながら、その検証等を行っている状況にございます。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 検証されているということで、本市、毎週多くのイベントがあり、市民からしてみれば、ただやってるだけなのかという意見も耳に入ってきます。こういう検証をされているということであれば、行政、観光関連業者、市民が目標を共有し、観光まちづくりを推進するためにも、この検証結果をのせた観光年次レポートの定期的発行が必要だと考えますが、取り組み状況、また当局の見解を伺います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) ご指摘のとおり、観光行政の検証結果を反映させる意味におきましても、観光年次レポートの定期的な発行、あるいは市民皆様への公表等を行う必要がございます。実は、24年度は公表されました。25年度が滞りございまして、現26年度につきまして、25、26をあわせた形で、近々に本年度の年度内の観光開発審議会を開催をいたしまして、公表に臨みたいと考えております。現在、委員の皆様等の日程調整をしておりまして、年度内の開催で公表できるように努めてまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 昨年、おととしは忙しかったからなのか、発行されてない状況ではございましたが、検証して、次に生かして、質を上げるためにも、このPDCAサイクルをしっかり回していっていただきたいと思います。計画の周知や検証がとても大切であり、本計画の中に市民の計画への取り組みの役割として観光による経済振興での豊かさもありますが、観光により地域に誇りと愛着を持つことも豊かさと言える、観光客との交流を育む草の根のホスピタリティーが望まれる、市民が観光客へ与える人情や行為が大きな観光資源になると示されてあります。私たち一人一人が観光資源となり得るわけです。市民が主役になれるということかと思います。

 そのためには本市の本計画の目標を地域全体が共有しなければならないと思っております。現状、市の各種観光関連の施策について、また観光か、また観光かと、批判の声も聞くこともあります。その批判の多くは、本計画の理念や目標を理解していれば起こらないようなことなのかなというふうに思いますので、さらにこの市民全体で目標を共有するという作業についても取り組んでいただきたいと思います。そうすることにより、石垣市の課題でもありますポイ捨てや不法投棄や路上寝込みなど、そういった課題についても改善が図れ、市全体の魅力が上がっていくことだと思います。計画見直しについて、今後もこの活況づくりが続くように、そして全ての市民が郷土に愛着を持ち、地域全体で観光産業発展、関連産業発展に取り組めるような、市民に寄り添う計画の策定をお願いいたします。石垣市が世界に冠たる観光王国になれるように頑張ってまいりましょう。

 さて、この観光基本計画についての再質問は以上です。

 次に、飲酒運転撲滅への取り組みについて再質問を行います。

 今回の飲酒運転死亡事故では、市教職員が事件を起こしましたが、庁内、外部局も含め、飲酒運転撲滅に向け、どのような取り組みをしているのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 今回の死亡事故の発生に対し、3月2日付、職員に対し、本市立小学校に勤務する教諭が飲酒運転による死亡事故を発生させたことは、公務員全体の信用を傷つけ、市民からの信頼を大きく損なうものであり、極めて遺憾であり、職員はみずから飲酒運転の根絶に率先垂範して取り組むよう、綱紀の厳正な保持について通知し、指導の徹底を図っております。

 また、職員の綱紀粛正については、これまで年末年始、連休や旧盆の前など、機会あるごとに職員に周知徹底を図っております。今後はこれまで以上に、特に飲酒運転について根絶に向けた取り組みを進めてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) この庁内の飲酒運転に対する罰則や、また市の責務などがあれば、どのようなものがあるのか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 庁内における飲酒運転に対する罰則等でございますけども、本市は石垣市職員の懲戒処分等に関する指針を定めてございます。その中で、飲酒運転交通事故、交通法規違反に関する事項を掲げてございます。1点目によりますと、飲酒運転について、「酒酔い運転をした職員は、免職又は停職とする。この場合において人を死亡させ、又は人に障害を負わせた職員は、免職とする」という、この規定が一番重い規定でございます。以下、「酒気帯び運転をした職員、飲酒運転をした職員に対し、車両若しくは酒類を提供し、若しくは飲酒をすすめた職員」等の罰則を設けてございます。

 また、指針につきましては、本市の庁内の中で周知の徹底を図っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) この飲酒運転取り組みについての市の責務がなかなか明確ではないのかなという印象を受けましたが、県の条例などもありますが、本市独自でも市の責務、また罰則を設けるなど、条例の検討も必要なのかというふうに思っております。

 次に、今回の事件は市教職員が起こしたということで、教育委員会にもその事件の後どのような対応がなされたのか、今後どういった対策を講じていくのか、お伺いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 質問にお答えいたします。

 本市の教諭による不祥事が相次ぎ、市民の皆様、児童生徒、保護者の皆様に対して学校教育及び教職員に対する信頼を著しく失墜させる事態となっております。これまで学校現場の教職員に対しましては、研修会や年間の交通安全運動の際には飲酒運転は絶対にしない、させないなどの服務規律の徹底を指導してまいりました。このような中での今回の教諭の飲酒運転死亡事故は、痛恨のきわみであります。亡くなられた被害者のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様に心よりおわび申し上げます。

 今後二度と不祥事を繰り返すことのないよう、教職員一人一人に服務を徹底してまいります。そのために学校現場では、責任者である校長を中心に教育公務員としての生き方、責任感、使命感について真剣に考えていかなければならないと考えております。教育委員会といたしまして、石垣市校長会や八重山地区校長会と連携いたしまして、各学校において飲酒運転根絶に向けた具体的な対策を講じてまいります。会合で飲酒する予定の職員は車に乗っていかない、車に乗ってきて飲酒してしまった職員に対しては車の鍵を預かる、飲酒した翌朝は必ず出勤前にアルコール検知器で確認するなど、実効性ある対策を立て、学校現場の教職員に強く自覚を求め、失った信頼回復に全力で取り組んでまいります。

 また、各学校で飲酒運転撲滅に対する周知徹底方法等について、レポートを提出させるつもりでもおります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) 今回の事件で、市教員への信頼はなくなったものだと思っております。先ほどおっしゃったような取り組みを確実に徹底させていただき、今後このようなことがないように全力を挙げて取り組んでいっていただきますように強く申し上げます。

 石垣市は、飲酒運転全国ワースト1位、大の大人が犯罪を犯すことが地元新聞で、連日当たり前のように報道されております。子どもへの悪影響や負の連鎖が懸念されております。この非常事態に、市はこれまでどおりの取り組みではいけません。これ以上被害者も加害者も出さないためにも関係各機関と連携し、あらゆる手段を講じて撲滅させなければいけないと思っています。

 そこで、石垣市長にも、今後の市の取り組みについて見解を伺います。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) せんだっての交通死亡事故、飲酒運転に絡む死亡事故は大変残念な事件でありました。その後も連日新聞のほうで、毎日のように飲酒運転、酒気帯びが出てること自体が私は信じられないという状況でございます。石垣市市民のモラルの低さというような形にとられかねない、一部の人たちのそういった行動が市民全体の行動のようにとられることも非常に残念に思っておりますので、石垣市としても、これまで以上に強い体制で、飲酒運転撲滅に向けての行動をしていきたいと思っております。八重山警察署、そしてまたその他の機関とも連携しながら、近々それに向けての動きを出していきたいと考えておりますので、議会の皆様方のご理解もいただきながら、全市民で飲酒運転をなくすという強い行動を行っていこうと考えております。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 長山家康君。



◆4番(長山家康君) さて、今回の事件を風化させない取り組みが今後も必要です。分析、研究、先ほども言いましたが、本市独自の罰則を含めた条例の検討など、行政ができるあらゆる手段を尽くしていただきたいと思っております。飲酒運転根絶達成を宣言する日を迎えることこそが、飲酒運転による被害者や犠牲者の皆様に対する最大の供養となると思っております。市民の一人一人が、また議員、また市役所で働く一人一人が、行政に携わる私たちが強い意識を持ち、この石垣市から飲酒運転撲滅に向けて取り組んでいけるように、ともに進んでまいりましょう。

 以上で、私の一般質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、長山家康君の質問は終わりました。

 これで本日予定の一般質問は全て終了いたしました。

 それでは、明日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

                               散 会 午後 4時33分