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沖縄県 石垣市

平成27年  3月 定例会(第3回) 02月24日−01号




平成27年  3月 定例会(第3回) − 02月24日−01号







平成27年  3月 定例会(第3回)





            平成27年第3回石垣市議会(定例会)
                 2月24日(火)
                   (初 日)
                               開 会 午前10時02分
                               散 会 午前11時17分
 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 12 │ 福 島 英 光  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │    │            │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
   ┌────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┤
   │ 14 │ 前 津   究  君 │
   └────┴────────────┘

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  市    長  中 山 義 隆 君     福 祉 部 長  知 念   修 君
  副  市  長  漢 那 政 弘 君     農林水産部長  岩 下 幸 司 君
  総 務 部 長  當 真 政 光 君     建 設 部 長  石 垣 雅 好 君
  企 画 部 長  嘉 数 博 仁 君     会 計 管理者  新 盛 三 修 君

  企画部観光文化 大 得 英 信 君     水 道 部長兼  与那国 明 弘 君
  スポーツ局長                総 務 課 長

  市民保健部長  長 嶺 康 茂 君     消  防  長  大 工 嘉 広 君

  市民保健部参事 慶田盛   伸 君     福 祉 部主幹  翁 長 珠 江 君
  兼 環 境課長

  総 務 課 長  高 坂 正 則 君     児童家庭課長  運 道   徹 君

  防 災 危 機  慶田城 用 允 君     監査指導室長  桃 原   直 君
  管 理 室 長

  財 政 課 長  知 念 永一郎 君     農政経済課長  向 井 信 夫 君
  税 務 課 長  金 城   勝 君     畜 産 課 長  金 嶺 紀 夫 君
  納 税 課 長  石 垣 英 邦 君     水 産 課 長  平 良 守 弘 君
  契約管財課長  比屋根   悟 君     むらづくり課長 半 嶺 重 行 君
  企画政策課長  南風野 哲 彦 君     農林水産部技幹 慶田盛 昭 文 君
  商工振興課長  天 久 朝 市 君     都市建設課長  入嵩西   覚 君
  観光文化課長  大 嵩 久美子 君     空 港 課 長  上 地 正 宏 君

  ス ポ ー ツ  川 平 孝 子 君     港 湾 課 長  玉 城 広 文 君
  交 流 課 長

  市民生活課長  名 嘉   昇 君     下 水 道課長  富 永   忠 君

  市 民 課 長  前 花 宏 明 君     施 設 管理・  宮 良 信 則 君
                        すぐやる課長

  健康保険課長  具志堅   智 君     会 計 課 長  黒 島 玲 子 君

  健 康 福 祉  前 底 正 之 君     水道部施設課長 山 田 善 博 君
  センター所長

  福祉総務課長  大 浜 方 信 君     消 防 署 長  大 ?   武 君

  障がい福祉課長 上 原   斉 君     消 防 本 部  宇 根 規 光 君
                        総 務 課 長

  介護長寿課長  宮 良 亜 子 君     消 防 本 部  大 ? 安 久 君
                        予 防 課 長

  (教育委員会)
  教  育  長  石 垣 朝 子 君     総 務 課 長  宮 良 長 克 君
  教 育 部 長  成 底 啓 昌 君     学 務 課 長  安 里 行 雄 君
  学校指導課長  宮 良 永 秀 君     八重山博物館長 東 迎 正 則 君

  い き い き  丸 山 さい子 君     学 校 給 食  宮 良 信 世 君
  学 び 課 長                センター所長

  文 化 財課長  古 堅 博 之 君     市立図書館長  吉 見 武 浩 君
  市史編集課長  松 村 順 一 君

  (農業委員会)
  事 務 局 長  宮 城   晧 君

  (選挙管理委員会)
  事 務 局 長  天 久 朝 彦 君

  (監査委員)
  事 務 局 長  東蔵盛   進 君

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  浦 崎 英 秀 君

  副 主 幹 兼  宮 良 八十八 君     主    査  山 盛 心 山 君
  議事調査係長

              議  事  日  程 (第1号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件             名             │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│ 会議録署名議員指名について                         │
│ 第  2│ 会期決定について                              │
│ 第  3│ 平成27年度施政方針演説                           │
│ 第  4│ 報告第1号 専決処分の報告について                     │
│ 第  5│ 議案第25号 権利の放棄について                       │
│ 第  6│ 議案第38号 石垣市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正│
│     │       する条例                            │
│ 第  7│ 議案第39号 大濱信泉記念館設置条例の一部を改正する条例           │
│ 第  8│ 議案第40号 石垣市立幼稚園入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例の│
│     │       一部を改正する条例                       │
│ 第  9│ 議案第41号 石垣市行政手続条例の一部を改正する条例             │
│ 第  10│ 議案第2号 平成26年度石垣市一般会計補正予算(第8号)           │
│ 第  11│ 議案第11号 平成27年度石垣市一般会計予算                  │
│ 第  12│ 議案第20号 石垣市家畜等処理センター指定管理者の指定について        │
│ 第  13│ 議案第26号 石垣市福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例         │
│ 第  14│ 議案第27号 石垣市介護保険条例の一部を改正する条例             │
│ 第  15│ 議案第28号 石垣市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める条例    │
│ 第  16│ 議案第29号 石垣市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例        │
│ 第  17│ 議案第30号 石垣市保育所における保育に関する条例を廃止する条例       │
│ 第  18│ 議案第31号 石垣市子どものための教育・保育給付に関する利用者負担額を定める条│
│     │       例                               │
│ 第  19│ 議案第32号 石垣市保育所条例の一部を改正する条例              │
│ 第  20│ 議案第3号 平成26年度石垣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)   │
│ 第  21│ 議案第4号 平成26年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)    │
│ 第  22│ 議案第5号 平成26年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)     │
│ 第  23│ 議案第6号 平成26年度石垣市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)   │
│ 第  24│ 議案第12号 平成27年度石垣市国民健康保険事業特別会計予算          │
│ 第  25│ 議案第13号 平成27年度石垣市後期高齢者医療特別会計予算           │
│ 第  26│ 議案第14号 平成27年度石垣市介護保険事業特別会計予算            │
│ 第  27│ 議案第15号 平成27年度石垣市農業集落排水事業特別会計予算          │
│ 第  28│ 議案第21号 新たに生じた土地の確認について                 │
│ 第  29│ 議案第22号 町の区域の変更について                     │
│ 第  30│ 議案第23号 市道の一部廃止について                     │
│ 第  31│ 議案第24号 市道の認定について                       │
└─────┴───────────────────────────────────────┘
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件             名             │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  32│ 議案第33号 石垣市景観地区条例の一部を改正する条例             │
│ 第  33│ 議案第34号 石垣市自然環境保全条例の一部を改正する条例           │
│ 第  34│ 議案第35号 石垣市住区基幹公園条例の一部を改正する条例           │
│ 第  35│ 議案第36号 石垣市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例   │
│ 第  36│ 議案第37号 石垣市水道事業給水条例の一部を改正する条例           │
│ 第  37│ 議案第7号 平成26年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)│
│ 第  38│ 議案第8号 平成26年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第4号)       │
│ 第  39│ 議案第9号 平成26年度石垣市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)    │
│ 第  40│ 議案第10号 平成26年度石垣市水道事業会計補正予算(第3号)         │
│ 第  41│ 議案第16号 平成27年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計予算       │
│ 第  42│ 議案第17号 平成27年度石垣市港湾事業特別会計予算              │
│ 第  43│ 議案第18号 平成27年度石垣市公共下水道事業特別会計予算           │
│ 第  44│ 議案第19号 平成27年度石垣市水道事業会計予算                │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬────────────────────────────┬──────────┐
│ 番 号 │      件             名       │   処理結果   │
├─────┼────────────────────────────┼──────────┤
│     │ 会議録署名議員指名について              │ 11番 我喜屋隆次君│
│     │                            │ 12番 福島 英光君│
│     │ 会期決定について                   │ 2月24日〜3月16日│
│     │                            │  (21日間)   │
│     │ 平成27年度施政方針演説                │ 演      説 │
│報告第1号│ 専決処分の報告について                │ 報      告 │
│議案第25号│ 権利の放棄について                  │ 総務財政委員会付託│
│議案第38号│ 石垣市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例 │   〃  〃   │
│     │ の一部を改正する条例                 │          │
│議案第39号│ 大濱信泉記念館設置条例の一部を改正する条例      │   〃  〃   │
│議案第40号│ 石垣市立幼稚園入園料及び保育料に関する条例の一部を改 │   〃  〃   │
│     │ 正する条例の一部を改正する条例            │          │
│議案第41号│ 石垣市行政手続条例の一部を改正する条例        │   〃  〃   │
│議案第2号│ 平成26年度石垣市一般会計補正予算(第8号)      │   〃  〃   │
│議案第11号│ 平成27年度石垣市一般会計予算             │   〃  〃   │
│議案第20号│ 石垣市家畜等処理センター指定管理者の指定について   │ 経済民生委員会付託│
│議案第26号│ 石垣市福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例    │   〃  〃   │
│議案第27号│ 石垣市介護保険条例の一部を改正する条例        │   〃  〃   │
│議案第28号│ 石垣市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める │   〃  〃   │
│     │ 条例                         │          │
│議案第29号│ 石垣市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例   │   〃  〃   │
│議案第30号│ 石垣市保育所における保育に関する条例を廃止する条例  │   〃  〃   │
│議案第31号│ 石垣市子どものための教育・保育給付に関する利用者負担 │   〃  〃   │
│     │ 額を定める条例                    │          │
│議案第32号│ 石垣市保育所条例の一部を改正する条例         │   〃  〃   │
│議案第3号│ 平成26年度石垣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第 │   〃  〃   │
│     │ 4号)                        │          │
│議案第4号│ 平成26年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第  │   〃  〃   │
│     │ 2号)                        │          │
│議案第5号│ 平成26年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)│   〃  〃   │
│議案第6号│ 平成26年度石垣市農業集落排水事業特別会計補正予算(第 │   〃  〃   │
│     │ 3号)                        │          │
│議案第12号│ 平成27年度石垣市国民健康保険事業特別会計予算     │   〃  〃   │
│議案第13号│ 平成27年度石垣市後期高齢者医療特別会計予算      │   〃  〃   │
│議案第14号│ 平成27年度石垣市介護保険事業特別会計予算       │   〃  〃   │
└─────┴────────────────────────────┴──────────┘
┌─────┬────────────────────────────┬──────────┐
│ 番 号 │      件             名       │   処理結果   │
├─────┼────────────────────────────┼──────────┤
│議案第15号│ 平成27年度石垣市農業集落排水事業特別会計予算     │ 経済民生委員会付託│
│議案第21号│ 新たに生じた土地の確認について            │ 建設土木委員会付託│
│議案第22号│ 町の区域の変更について                │   〃  〃   │
│議案第23号│ 市道の一部廃止について                │   〃  〃   │
│議案第24号│ 市道の認定について                  │   〃  〃   │
│議案第33号│ 石垣市景観地区条例の一部を改正する条例        │   〃  〃   │
│議案第34号│ 石垣市自然環境保全条例の一部を改正する条例      │   〃  〃   │
│議案第35号│ 石垣市住区基幹公園条例の一部を改正する条例      │   〃  〃   │
│議案第36号│ 石垣市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正す │   〃  〃   │
│     │ る条例                        │          │
│議案第37号│ 石垣市水道事業給水条例の一部を改正する条例      │   〃  〃   │
│議案第7号│ 平成26年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予 │   〃  〃   │
│     │ 算(第3号)                     │          │
│議案第8号│ 平成26年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第4号)  │   〃  〃   │
│議案第9号│ 平成26年度石垣市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)│   〃  〃   │
│議案第10号│ 平成26年度石垣市水道事業会計補正予算(第3号)    │   〃  〃   │
│議案第16号│ 平成27年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計予算  │   〃  〃   │
│議案第17号│ 平成27年度石垣市港湾事業特別会計予算         │   〃  〃   │
│議案第18号│ 平成27年度石垣市公共下水道事業特別会計予算      │   〃  〃   │
│議案第19号│ 平成27年度石垣市水道事業会計予算           │   〃  〃   │
└─────┴────────────────────────────┴──────────┘



            平成27年第3回石垣市議会(定例会)

                 2月24日(火)

                   (初 日)



                               開 会 午前10時02分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。ただいまより平成27年第3回石垣市議会定例会を開会いたします。

 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。

                   諸般の報告 



◎議会事務局長(松原秀治君) おはようございます。平成27年第3回石垣市議会(定例会)に際し、下記のとおり諸般の報告を申し上げます。

                     記

 1.平成26年第8回定例会で議決になりました要請決議等については、関係機関へ文書を送付してあります。

 1.次に、去る2月4日、全国離島振興市町村議会議長会第2回総会が東京で開催され、議長が出席いたしました。

 1.次に、平成27年第2回臨時会で議決になりました意見書及び要請決議については、去る2月10日、議員派遣承認に基づき沖縄県知事、沖縄県議会議長並びに各航空会社に直訴要請を行いました。また、同日、第159回沖縄県市議会議長会定期総会がうるま市で開催され、議長が出席いたしました。

 1.次に、去る2月17日、沖縄県離島振興市町村議会議長会定期総会が那覇市で開催され、議長が出席いたしました。また、同日、沖縄県離島振興市町村議会議員研修会が那覇市で開催され、20名の議員が出席いたしました。

 1.次に、去る2月21日、「第32回全国犬ぞり稚内大会」が友好都市稚内市で開催され、議長が出席いたしました。

 1.次に、第2回臨時会以降に本議会への陳情が1件あり、その概要についてはプリントにして配付してあります。

 1.次に、地方自治法第235条の2第3項に基づく例月出納検査の報告書は毎月送付されております。

 1.次に、市長より本定例会に提出される議案は41件を予定しております。

 1.次に、本定例会における説明員の報告があり、その職・氏名はプリントにして配付してあります。

 以上、ご報告いたします。



○議長(知念辰憲君) 諸般の報告は終わりました。

 それでは、これより議事に入ります。本日の議事日程は、お手元にお配りしてあるプリントのとおりであります。

 日程第1、会議録署名議員指名についてを議題といたします。

 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において指名いたします。我喜屋隆次君、福島英光君の両名を指名いたします。

 次に、日程第2、会期決定についてを議題といたします。

 お諮りいたします。本定例会の会期については、議会運営委員会の答申に基づき、本日から3月16日までの21日間とすることにご異議ございませんか。

             〔(異議なし)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) ご異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から3月16日までの21日間と決定されました。

 次に、日程第3、平成27年度施政方針演説を議題とし、中山義隆市長の施政方針演説を求めます。市長、中山義隆君。

                   施政方針



◎市長(中山義隆君) おはようございます。本日、平成27年第3回石垣市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には公私ともにお忙しいところ、ご参集賜りお礼申し上げます。

 施政方針に入る前に、スカイマークの石垣─那覇路線の運休により、航空運賃の高騰が懸念されております。航空路線は離島住民にとって大変重要な交通手段であり、航空運賃の高騰は市民生活や観光に大きな影響を及ぼします。

 本市といたしましては、引き続き低廉な航空運賃の確保や路線の拡充に向け、航空各社への要請や国及び県と連携し、最大限努力をいたしてまいります。

 それでは、平成27年度施政方針に入らせていただきたいと思います。

 平成27年第3回石垣市定例会が開会され、関連諸議案のご審議をいただくに当たり、まず、平成27年度の主な政策を施政方針として述べさせていただき、市民を初め議員各位のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

1.はじめに

 「南ぬ島石垣空港」が平成25年3月7日に開港してから丸2年が経過し、昨年の本市への入域観光客数は初めて100万人の大台を突破し、111万6,000人と過去最高を記録しました。これは、「石垣市観光基本計画」において設定した目標を6年前倒ししての達成となります。これも観光業界を初め関係団体の皆様、そして、多くの市民の皆様の努力のたまものであると感謝しております。

 この好調の要因としましては、一括交付金を活用した官民一体のプロモーション活動やメディア露出等が空港開港効果を高めていることと同時に、クルーズ船の定期的な寄港増が上げられます。本年度もこの好調を維持するため、アジアゲートウェイの国際交流拠点都市として、石垣空港国際線施設を活用し、台湾、韓国、香港など東アジア圏域からのチャーター便就航並びに定期便化に積極的に取り組んでまいります。

 そして、本市の重要施策として位置づけ、取り組んでまいりましたゴルフ場建設につきましては、多くの市民が一日も早い建設を望んでいることから、関係団体と連携し、これまで企業等が進めてきた取り組みをさらに前進させるため、あらゆる可能性を検証し、行政としても積極的に協力し、実現してまいります。

 これら観光振興に資する施策をしっかりと取り組むことにより、世界中から多くの人々が本市を訪れ、交流を通じて、国際交流拠点都市として、本市が世界平和にも貢献できるものと信じております。

 「観光は平和へのパスポート」

 これは1967年の国際観光年のスローガンであります。

 そして、本年は戦後70年の節目を迎えます。戦争を経験した方が高齢化していく中、その記憶を風化させることがないよう、多くの市民に平和について考える機会を提供してまいります。また、戦争の教訓を次世代に語り継ぐため、「八重山戦争マラリア犠牲者追悼式」並びに「石垣市全戦没者追悼式・平和祈念式」を次世代である若い世代も一緒になって開催してまいります。

 平和への思いを次世代にしっかりと引き続くためにも、次世代を安心して育むことができる環境を整える必要があります。我が国では、少子化により人口が減少し、次世代の担い手に大きな危機感があります。政府は、50年後も人口1億人を維持するという目標を掲げております。本市の人口は幸い増加傾向にあります。しかしながら、近い将来には減少傾向に入るという統計もあります。このことから、減少に転じる前に、増加傾向にある今のうちに具体的な対策を講じる必要があります。そのためには、子育てをしやすい環境づくりが重要であると考えております。

 家庭や地域での子育てにつきましては、本年度からスタートする「子ども・子育て支援新制度」の実施に向け、市民参画と協働による「石垣市子ども・子育て支援会議」の議論・提言等をいただき、向こう5カ年の「子ども・子育て支援事業計画」を策定いたしました。本年度はその答申を踏まえ、新たに「子ども政策係」を設置し、来年度における公立幼稚園9園の幼稚園型認定こども園への移行並びに公立保育所1カ所の保育所型認定こども園への施設整備に取り組んでまいります。あわせて、マニフェストにも掲げている待機児童ゼロに向け、着実に歩みを進めるため、新たな認可保育園の新設支援を初め、認可化移行の促進・支援に努めるとともに、保育士確保と既存の保育園の増改築を支援し、定数増に向けた取り組みを進めまいります。

 次世代の子育て環境を整えるのと同時に、人生の最後を見送るのにふさわしい火葬場の建設につきましても、着実に進めまいります。昨年度は、用地の取得・造成を実施し、施設の実施設計を進めるとともに火葬炉設備工事にも着手しております。本年度は、施設の完成を目指し、建築工事、火葬炉設置を含めた設備工事、外構工事に着手してまいります。

 これら施策を推進し、市民サービスを提供する場となるのが市役所です。築45年が経過した本庁舎につきましては、昨年度から基本計画の策定作業を進めており、主に建設位置が議論の焦点となっております。これにつきましては、市民意見を慎重かつ丁寧に積み上げ、将来のまちづくりを見据え、次の基本設計につなげてまいります。

[島の自然環境を守り活かす「いしがき」]

1.環境と風景

 昨年は約111万6,000人という多くの観光客を受け入れてまいりました。このことは、本市の発展と同時に、環境への負荷という側面もあわせ持っております。環境への負荷低減のため、「石垣市エコアイランド構想」を基本として、昨年度は「石垣市海洋基本計画」と連動した波力発電の可能性を沖縄県と協力して取り組んでまいりました。同時に、昨年度に策定した「バイオマス利活用計画」に基づき、堆肥センターのフル活用に取り組むとともに、バイオマス資源を活用した液肥利用を推進するためのプラントを設置しました。本年度は、堆肥センターのフル活用をさらに進め、メタン発酵による消化液の実証試験を実施することにより、資源循環の効率的な収集体制について検討してまいります。

 また、美しく住みよい島を保つために、これまでも不法投棄防止対策及びボランティア清掃支援を「美化推進事業」として行ってまいりました。本年度は、市内の各小中学校において「石垣市における家庭ごみの現状」についての環境学習を実施することにより、次世代を引き継ぐ子どもたちに対し、廃棄物の適正処理や不法投棄防止の意識啓発を図ってまいります。

 これらエコアイランド構想の実践により保たれる豊かな自然環境は、多くの恵みを私たちにもたらしてくれます。その一つが水です。本市の水道水は、その恵みをもとに、各家庭・事業所などに安全でおいしい水を供給しております。これも自然が生み出す本市の魅力であることから、多くの方々に知ってもらい、本市の自然環境保全に対する啓発を行ってまいります。

 近年、観光客が大幅にふえ、それに伴い観光地としての開発が活発になっております。魅力ある風景・景観づくりの重要性が高まっていることからも、本年度は、「石垣市風景計画」の成果や空港開港後の現状を検証するとともに、計画改定に向けた検討を進めてまいります。

 平久保地域には、サガリバナの大群落があり、開花シーズンには幻想的な風景を醸し出します。このサガリバナ大群落地域の適正な保護と利用を図るため、西表石垣国立公園への編入に向けた手続が環境省において進められています。地域資源の保全・活用のため、地元自治体としても積極的に協力してまいります。

 町なかの緑は生活空間を豊かにし、まちを潤してくれます。また、亜熱帯特有の緑は観光客の目を楽しませることもできます。このことから、「フラワーロード」や「花いっぱい」に関する事業を推進してまいりました。本年度も引き続き、道路や公園などの公共空間において、南国らしい熱帯花木で彩るなど緑化を推進してまいります。推進するに当たりましては、「まちかどボランティア制度」を活用し、多くの市民、地域団体による緑化活動を支援してまいります。

 このように本市には、多くの緑と豊かな自然に育まれた希少野生動植物や、白保、名蔵、石西礁湖のサンゴ礁など世界に誇れる自然環境が数多くあります。この豊かな自然を国内外に発信していく施設として、国立自然史博物館の誘致実現に向けて取り組んでまいります。

[快適で生活しやすいまち「いしがき」]

2.快適・安心

 「南ぬ島石垣空港」が開港し、それまで本市の発展を力強く支えてきた空港は役割を終え、空港跡地となりました。その後、跡地には消防庁舎が移転し、平成29年度には県立八重山病院の開院が控えております。あわせて、県道石垣空港線の整備が始まっている中で、将来の本市のまちづくり及び経済に大きなインパクトを与える場所として、市民や企業の期待と注目を集めております。また、跡地南側に位置する南大浜地区は、かねてより商業施設や集合住宅、新興住宅等の立地が進み、新たな市街地を形成しつつあることから、跡地の開発と密接に関係しております。このことから、跡地周辺を含めた適正かつ効率的な土地利用を図るためにも、跡地の大部分を所有している国及び沖縄県と連携し、かつ民間の所有者の理解を得ながら、土地区画整理事業の導入に向けて、具体的な整備手法を検討してまいります。

 道路整備につきましては、市道真喜良14号線・多原支線、都市計画道路3─5─18号(商工西通り)・3─5─19号(二中北通り)の拡幅整備を継続していくとともに、新規事業として真喜良地区のとし計画道路3─5─11号の整備を進めてまいります。また、一般市道の舗装の劣化が著しい箇所におきましては、順次道路の改修整備を推進してまいります。

 海の玄関口でもあります石垣港の整備につきましては、「石垣港港湾計画」をもとにアジアゲートウェイとして、国内外との多様な交流を推進するとともに、八重山圏域の生活・産業を支える物流拠点として、本市の発展に貢献する港湾を目指してまいります。本年度は、離島への物流の拠点となる離島フェリーバース並びに南ぬ浜町での緑地及び小型船だまりの整備を引き続き進めてまいります。市民待望の人工ビーチにつきましては、一部供用開始に向け、背後緑地の整備とあわせ、附帯施設の整備を推進し、市民や観光客などの憩いと交流の場となるよう整備を進めることにより、本格的な国際交流拠点港湾を目指してまいります。

 水道事業につきましては、配水区域の拡張に伴う配水管の布設と老朽管の更新による耐震化を推進してまいります。あわせて、野底浄水場の電気機械設備を更新し、さらなる安定給水と維持管理費の低減に努めてまいります。同時に、無効水量の低減を図るため、配水区域のブロック化を推進し、漏水箇所の早期発見と修繕に努めてまいります。

 公共下水道事業につきましては、これまで新川、石垣、大川、登野城地区の下水道未普及地区の汚水管渠の整備を行ってまいりました。本年度も引き続き、同地域の汚水管渠布設整備並びに公設市場周辺の浸水防除を目的とした雨水幹線管渠の整備を進めてまいります。

 「南ぬ島石垣空港」の開港以来、入域観光客数の増加を背景に交通量も増加傾向が続いております。このことから、関係機関・団体及び地域と緊密な連携を図り、交通安全対策を図るとともに、交通安全運動や交通環境の整備を推進してまいります。また、飲酒運転根絶に向けては、昨年度は、企業・飲食店対抗甲子園を実施し、事業者による「飲酒運転をしない させない 許さない」の社会環境の実現に向けて取り組んでまいりました。本年度も引き続き、飲酒運転根絶を積極的に推進してまいります。

 昨年も日本各地で局地的豪雨や暴風など自然現象による被害が発生しました。離島県の中の離島にある本市におきましては、災害時の外部からの救援や復旧のことを考慮し、あらゆる自然災害に対する減災対策を講じることが重要となります。その一つとして、迅速かつ適切な防災情報伝達が被害の軽減につながることから、防災行政無線の整備拡充並びに防災行政無線の未整備地区や難聴地域に対する情報伝達補完システムの導入を検討してまいります。さらに、増加する観光客の動態把握を行い、避難者受け入れ検証と避難所の見直しなどによる「石垣市地域防災計画」の修正を行います。あわせて、地域防災力の向上を図るために、本年度も引き続き、防災講演会による災害に強い人づくり、津波一時避難ビル拡充による災害に強いまちづくりに取り組んでまいります。

 また、支援が必要な要援護者に配慮した福祉避難所の整備に向けて、昨年度は基本設計を行いました。本年度は、より詳細な実施設計を行ってまいります。

 災害時におきましては、公的機関の支援が届くまでの間、地域の消防団、自主防災組織が救助活動を行うことが想定されます。このことから、担い手となる自主防災組織を昨年度は10カ所立ち上げ、合計36カ所となりました。本年度も自主防災組織の結成を引き続き各地域に促し、平成29年度までに65カ所の結成を目指し、地域ぐるみの防災体制を強化してまいります。

 救急救命につきましては、近くの事業所のAEDを使って電気ショックを行い、一人でも多くの命を救う「市民救急ステーション」制度を実施しております。現在141件の事業所に登録をしていただいております。引き続きAEDの普及及び設置を進めていくとともに、事業者の皆様のご理解とご協力を賜り、「市民救急ステーション」の登録事業所をさらにふやし、市民の安心な暮らしはもちろんのこと、観光客にも安心して訪れることができる環境を整えてまいります。

 同時に、現在、2台の高規格救急車を運用しておりますが、そのうちの1台が老朽化しております。救急活動の充実を図るためにも救急車の整備を行い、安心・安全なまちづくりを進めてまいります。

[市民の一人ひとりが輝く「いしがき」]

3.生きがい

 少子高齢化の波は本市にも押し寄せております。このことから、全ての市民が健康的な生活を享受し、安心して暮らせる「健康都市」づくりを進める必要があります。そのためには、住民健診、健康増進、母子保健などを積極的に展開することが重要であります。

 特定健診につきましては、昨年度も受診率が県内11市中トップを維持することができました。保健指導率におきましても、昨年度比23.1%増の57.6%と県内11市中最も高い伸び率となっており、これまでの健康増進の取り組みの効果が着実にあらわれております。今後も市民の生活習慣病の予防に向けてさらに取り組みを進めてまいります。

 母子保健事業につきましては、地域の母子の健康や生活環境の向上を図る必要があります。近年の妊産婦や子育て世帯を取り巻く環境の変化を踏まえて、本市の母子に関する具体的な課題等について検討しながら、5カ年を区切りとした新たな「母子保健計画」の策定に向けて取り組んでまいります。

 高齢者福祉につきましては、「第6期石垣市高齢者福祉計画・介護保険事業計画」が本年度からスタートします。計画期間である今後3年間において、低所得高齢者の保険料負担軽減を図るとともに、施設への入所待機者の解消に努めてまいります。また、介護保険制度改正に対応する新しい地域支援事業への取り組みとして、生活支援コーディネーターを配置し、今後の生活支援介護予防サービスの基盤整備を整えてまいります。さらに、高齢者が安心して生活できるよう、地域包括支援センターへつなぐブランチを1カ所設置し、相談窓口の充実及び地域包括ケアシステムの構築に取り組んでまいります。

 障がい福祉につきましては、本年度は、基本計画となる「第4次石垣市障がい者福祉計画」と実施計画となる「第4期石垣市障害福祉計画」がスタートする年度に当たります。これら計画の実現に向け、「障害者総合支援法」に基づき、各種障がい福祉サービスや相談支援及び地域生活支援事業を実施してまいります。特に、基幹相談支援センターを主体とした相談支援のさらなる機能強化を図ってまいります。

 自立支援の取り組みにつきましては、ハローワークとの連携を図り、「就労自立」を支援すると同時に、「生活困窮者自立支援法」とも連動する生活困窮者自立支援事業を導入し、自立の促進に努めてまいります。

[地域の魅力あふれる「いしがき」]

4.活力

 冒頭でも申し上げましたとおり、昨年は約111万6,000人という過去最高の入域観光客数を記録しました。この好調を維持するためにも、本市の観光理念である「島ぬ美しゃ、心美しゃ」を体現する観光受け入れ基盤の仕組みづくりを推進した観光まちづくりに努めてまいります。具体的には、観光需要の安定化により期待される地域経済の活性化やリピーター獲得に対する観光課題である消費額や満足度の向上、そして観光資源としての自然環境の保全、着地型観光コンテンツの造成、空港や港から観光目的地までの2次交通の充実、観光地としての魅力強化や人材育成などに取り組んでまいります。

 また、会議・報奨旅行・展示会などの総称であるMICEにつきましては、市民会館の設備改修により、良好な関係で利用しやすい施設として整備をすることで、島内外のプロを初めとするアーティスト及び団体による多くの公演等の誘致につなげてまいります。そして、これまで以上に多種多様な質の高い場を提供することにより、市民のさらなる文化水準の向上にも寄与してまいります。

 観光誘客の基盤となる観光施設及び観光地の再整備につきましては、「観光施設再整備計画」に基づき、昨年度から米原キャンプ場のトイレ・シャワー室の改修を実施しております。本年度は、その完成と玉取崎展望台の改修に向けた設計を実施し、魅力ある観光施設づくりに努め、観光客のリピーター増加を図ってまいります。

 スポーツツーリズムの推進につきましては、「スポーツ!ウェルカム!石垣島!」を展開しており、昨年度は誘致活動を行った結果、「全国ヴィンテージ8'sバレーボール大会」と極東オセアニア地区の航空会社対抗の「FESPA エアライン バスケットボール大会」が本市で初めて開催されました。大会を通じて、国内外から多くの方が石垣島を訪れ、全国に、そして世界に広く石垣島をPRすることができました。本年度は、ロケーションと施設、島のおもてなしを最大限に活用することにより、スポーツキャンプが集まる場所「石垣島」を目指し、新規を含め、積極的にキャンプや大会等の誘致活動を実施してまいります。

 「初ランは石垣島で!」を合い言葉に実施した第13回石垣島マラソンは、過去最多の5,059名の申し込みがあり、全都道府県からの参加に加えて、6つの国と地域から79人の申し込みをいただきました。このことにより、目標としていた5,000人を突破し、今後は国際的な大会を目指し、さらに発展させてまいります。本年度は、本市の魅力である自然や文化、また、日本最南端のフルマラソンという優位性をさらに生かし、スポーツイベントとしての定着化とブランド化を図り、消費効果を地域に波及させ、活性化を図ってまいります。

 トライアスロンにつきましては、コースや交通規制など大会のあり方を見直すため、昨年度は開催を見送り、再開に向け関係団体等と調整をしてまいりました。本年度からは、スポーツ競技団体が主催し、本市は共催という立場で安全確保に万全を期すとともに、大会の開催を心待ちにしていた全国のトライアスリートを初め、市民、関係者から歓迎されるよう、石垣島を舞台にしたスポーツウェルカム事業の一環として、スポーツを通してのさらなる観光誘客を図ってまいります。

 5年後には、2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。開催に向けては、本市の温暖な気候、移動手段の利便性、選手の心と体をリフレッシュさせる豊かな自然などを利用し、国内外選手のキャンプを誘致してまいります。その受け入れ態勢として、スポーツを通じた地域経済の活性化や観光振興を図るためのスポーツコミッションについて、本年度に設置される国のスポーツ庁の動向や県、他市町村の取り組みを調査・研究してまいります。

 文化観光の振興につきましては、本市の観光価値を三線の調律を意味する「ツンダミ」と定義し、文化と観光を複合した規模感のある野外イベント「ツンダミ アイランド フェスティバル」を開催し、本市のリゾートイメージを国内外にアピールする象徴となるよう取り組んでまいります。

 特産品のブランド化につきましては、本年度も引き続き、総合的かつ網羅的な事業展開を図ってまいります。具体的には、特産品開発を支援するための開発支援事業、特産品の知名度向上や新商品のマーケティング、さらに国内外における販路拡大・開拓を推進するためのプロモーション及び優位性がある農水産物を活用した特産加工品づくりとブランド化、つくり手を育成する人材育成事業を実施してまいります。

 商業振興・中心市街地活性化につきましては、向こう6年間を見据えた「石垣まちなか活性化戦略プラン」におけるリーディングプロジェクトの確実な実施と、商工会、観光交流協会、商店街、民間事業者等との協働体制の構築をより一層図ってまいります。

 本市の基幹産業である第1次産業のサトウキビ振興につきましては、昨年度は生産性の向上及び省力化に対応するため、集団営農用機械の整備並びに中型ハーベスターを1台導入しました。本年度は、北部地区及び北西部地区を重点地区として、新たに2台の機械導入を実施してまいります。

 また、農業における地域資源の適切な保全管理を推進するために、「多面的機能支払交付金」を活用し、農用地のり面の補修、鳥獣害防護柵の適正管理、グリーンベルトの設置、台風や大雨前後の対策、農道の補修・清掃などの作業を行う活動組織を支援してまいります。

 緊急優良母牛更新事業につきましては、昨年度は、畜産農家に対し、約80頭の産肉能力の高い優良牛の導入を実施しました。本年度も引き続き、畜産農家に対し昨年度と同数程度の予算を確保し、産肉能力の高い優良牛の導入を実施してまいります。

 水産業の振興につきましては、地元産のモズク、マグロ、ソデイカなどを1次加工する県内初の複合型水産加工施設が本年度に完成します。完成後は、産地協議会において、安定供給、衛生管理の充実、品質管理の拡充を行うことにより、付加価値の高い商品を提供してまいります。また、北部地域においては、「漁村地域整備交付金」を活用して、船越漁港の航路しゅんせつと浮き桟橋の整備、伊野田漁港のあずまやの整備を継続的に行い、漁業者の就労環境の改善を図ってまいります。同時に、登野城漁港内の波高を穏やかに保つために、新規事業として「水産生産基盤整備事業」を導入し、波除堤や防風柵の整備及び浮き桟橋等を整備することで漁業者の就労環境の改善を図ってまいります。

 製造業の振興につきましては、昨年度、策定した基本計画に基づき、特産品加工施設の試験・実証的稼働へ向け、商工会を初めとする関係機関との連携強化を図ってまいります。

[豊かな風土の中で育つ「いしがき」]

5.はぐくむ

 教育委員会制度に関する「地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律」が本年4月1日に施行されます。このことにより、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、大綱及び総合教育会議を通して、教育行政における責任体制の明確化、迅速な危機管理体制の構築に向けて、教育委員会との連携を図ってまいります。

 学力向上につきましては、地域全体で学力向上を図る「冠鷲プロジェクト事業」において、保護者・退職教員・高校生ボランティアや地域公民館・婦人会等のご協力をいただき、学校の授業終了後からスポーツ少年団などの活動開始前のすき間時間を利用した取り組みや、長期休暇時における取り組みなどを通して、児童生徒に授業の予習・復習や家庭学習の習慣化を促進してまいりました。

 同時に、情報通信技術を活用したICT教育と情報モラル教育の充実を推進するため、知識基盤社会を生き抜く人材づくりとして、昨年度は、全学校にデジタル教科書を配備し、あわせて、問題データベースを活用したプリント教材を拡充し、基礎学力の定着が図れるようにしました。さらに児童生徒の個に応じたきめ細やかな学習を支援するため、学校教育支援員を配置しました。

 このような取り組みの結果、昨年度の全国学力テストにおいて、小学校の学力が大幅に向上し、県平均を上回る県内上位の成果を上げることができました。このことから、「冠鷲プロジェクト」につきましては、引き続き事業推進を図り、さらなる学力の向上に資するよう取り組んでまいります。ICT教育につきましては、本年度は、小学校の教科書が新しくなるのとあわせて、デジタル教科書を整備してまいります。また、問題データベースの更新、学校教育支援員の配置数の拡充、児童生徒一人一人の教育的ニーズに応えた特別支援教育の充実、タブレット型パソコンを活用したICT教育の推進による学力の向上、さらに主体的な活動及び遠隔協働学習を取り入れた「21世紀型スキル」を身につけた人材育成を図り、学校教育の充実に努めてまいります。

 ICT教育は教師のみならず、児童生徒に対しても学力向上に高い効果が出ていることから、本市の目指す学力県内トップレベルを達成するためにも、ICT支援員の配置、研修会の実施など学校支援事業も展開しながら推進してまいります。また、情報モラル教育の充実を図り、サイバー犯罪等へ巻き込まれない確かな知識や、より一層の道徳教育の推進とともに、発達段階に応じた指導の充実を目指してまいります。同時に、小学5、6年生による外国語活動が必修科目になったことに伴い、中学校だけでなく、小学校へ外国語学習支援員であるALTを派遣し、市立小中学校の外国語活動の充実、国際理解教育のさらなる充実を図ってまいります。

 一括交付金を活用した「児童生徒派遣費助成事業」につきましては、昨年度は、スポーツや文化活動の各種大会への参加派遣費として延べ約4,000名の児童生徒に助成し、全国大会を含め各大会で優秀な成績をおさめることに貢献できました。本年度も引き続き助成事業を実施し、児童生徒の技術力向上と保護者の負担軽減を図ってまいります。

 学校施設整備につきましては、昨年度は「登野城小学校校舎新増改築事業」の実施設計に着手しました。本年度は、仮設校舎及び本体工事に着手し、来年度完成、再来年度の供用開始に向け、計画的に事業の推進を図るとともに、耐震化政策を強力に推進してまいります。

 文化財につきましては、本市の豊かな自然と風土に育まれたものであることから、保護と継承を図るとともに、文化財愛護思想の高揚に努めてまいります。

 同時に、先人から引き継いだこれらの文化的資源を活用していくことも重要であると考えます。本年度は、9年ぶりに石垣─多良間間の航空路線が復活します。本市と多良間村との交流は歴史的にも長く、1771年の明和大津波では、被害を受けた多良間島民の受け入れや食料供給などの支援を石垣島の人々が行っております。このことは、石垣市中央運動公園に「感謝の碑」として昨年、記念碑が建立されております。また、平久保半島東海岸には、多良間島の島民が琉球王府時代に稲作をしていた「多良間田」という伝承の地があります。現在は、草木に覆われ、その跡を観察することは困難ですが、近年までは田の一部を確認することができたようです。この多良間田につきましては、次世代に向けた多良間村との交流の契機とするためにも、資料収集等を行ってまいります。

[人をもてなすふれあいの「いしがき」]

6.交流

 多くの観光客を受け入れている本市にとって、人をもてなし、交流することは非常に重要であります。昨年は、種もみ交流を20年間続けてきた岩手県北上市と友好都市を締結いたしました。本年は、ゆかりのまち締結15周年を迎える徳島県上板町、姉妹都市締結20周年を迎える台湾蘇澳鎮を初め、国内外のゆかりのまち・親善友好姉妹都市と文化・教育など今まで以上に交流を深めてまいります。同時に、本市は国際交流拠点都市を目指していることから、外国に対する市民の理解を深め、国際化を図るため、市内在住の外国人との情報共有や交流並びに次世代を担う中学生の姉妹都市カウアイ郡への派遣を実施してまいります。

 女性が輝ける社会を目指し取り組んでまいりました男女共同参画につきましては、基本的な計画となる「第2次石垣市男女共同参画計画『いしがきプラン』」が目標年度を迎えることから、本年度はその成果を検証し、さらに推進させるための「第3次いしがきプラン」策定に取り組んでまいります。

[自立した行政運営の実現]

7.行財政改革

 限りある予算と人員を最大限に有効活用し、市民サービスを効率的に提供するためにも、「民間にできるところはできる限り民間に委ねる」ことを基本に、指定管理者制度を推進してまいりました。今後も市直営の施設につきましては、積極的に指定管理者制度の導入を促し、あわせてスポーツイベントにつきましても業務の一部委託など、引き続き取り組みを推進してまいります。

 また、公共施設につきましては、老朽化等の理由により、今後その多くが更新時期を迎えることになります。しかしながら、この更新につきましては、昨今の厳しい財政事情並びに将来の人口減少の可能性も視野に入れて、計画的に実施しなければなりません。そのために、本市が所管する公共施設を総合的かつ計画的に管理していくための計画を、来年度の策定に向け、本年度から着手をしてまいります。

 自主財源の確保と財政の健全化につきましては、「納めやすい環境づくり」と「幅広い滞納処分」を通し、一昨年度の徴収率は92.1%となり、大幅に向上しました。昨年度の徴収率は、これをさらに上回る率を維持しており、延滞金も含めると飛躍的な増収が見込まれます。今後とも「納めやすい環境づくり」を充実させるため、従来の「クレジット納付」、「コンビニ・ペイジー納付」に加え、納め忘れのない簡単・便利な「口座振替」を推奨することにより、納期内納付率の向上を目指すとともに、引き続き、税負担の公平性のもと「幅広い滞納処分」を展開し、安定・継続的な自主財源確保に努めてまいります。

8.予算編成と予算規模

 本市の財政状況は、義務的経費や繰出金、補助金等の歳出の伸びに対し、市税の堅実な伸びがあります。しかしながら、本市歳入の柱である地方交付税が大きく落ち込むことから、歳入不足を補う基金繰入金が過去最大となり、依然として厳しい状況にあります。このことから、市民各位のご理解とご協力をいただきながら、歳出の抑制を図り、なお一層の財政健全化に努めてまいります。

 本年度は、一般会計が総額260億6,760万円で、昨年度当初比13.2%の大幅増となっております。主な内訳としましては、総務費23億2,399万9,000円、民生費99億692万6,000円、衛生費27億7,653万3,000円、農林水産業費19億8,353万9,000円、商工費4億3,202万6,000円、土木費20億3,194万8,000円、消防費7億3,023万2,000円、教育費35億4,599万7,000円となっております。

 特別会計は、総額190億339万9,000円で、昨年度当初比15%の増となっております。

むすびに

 ここまで申し上げてきましたこれらの主な施策につきましては、組織一丸となり、力強く推進してまいります。そのためには、組織として施策を実行する人と自主財源を確保する仕組みをしっかりと整える必要があります。

 昨年度は、職員の出退勤など勤務状況をリアルタイムで把握し、効率的に業務が遂行できるシステムを導入しました。本年度は、職員の能力及び実績に基づく人事管理の徹底を図るとともに、職員の「やる気・意欲」を醸成することを目的とする人事評価制度の導入に向け、ルール策定、評価シートの設計、管理監督職研修等を強化してまいります。

 安定した行政運営を行うためにも、新たな財源の確保が求められております。市税の確実な徴収と同時に、昨年度は一般社団法人八重山青年会議所の環境改善委員会と環境に関する法定外目的税について意見交換を行いました。本年度におきましては、その法定外目的税の今後の導入を視野にさまざまな角度から検討してまいります。

 また、「石垣市まちづくり支援条例」に基づくふるさと納税を通して、自主財源の確保を行ってまいりました。昨年度は、寄附者に対する特典など仕組み改善を行い、全国各地の多くの方々からご寄附をいただきました。制度開始以来、寄附件数は毎年増加傾向にあり、昨年度も約1,000万円の寄附金が寄せられました。これらは本市のさまざまなまちづくりのための貴重な財源として活用させていただきます。本年度は、ふるさと納税をさらに多くの方々へ周知し、本市のまちづくりを応援していただける方の思いに沿いながら、一層の改善を加え、本市のPRを行うとともに、特産品販売の振興に資することも副次的な効果として捉え、暮らしやすいまちづくりの実現を目指してまいります。

 一括交付金につきましては、昨年度は68事業を実施しました。通常の補助事業では実施困難な事業に対し、限られた財源で実施し、進捗状況を把握する仕組みを構築することにより、着実に事業効果を出すことに全力で取り組んでまいりました。この一括交付金は、離島振興にとって、なくてはならない必要不可欠な重要財源であります。本年度も引き続き一括交付金を最大限活用し、本市の実情に即した離島振興に役立つ事業を実施してまいります。

 ここまで本年度の主な施策について申し上げてまいりました。これらをしっかりと実現し、市民とお約束したマニフェストを達成することにより、「日本一幸せあふれるまち石垣市」を皆様と一緒に築き上げていくことを強く決意いたします。

 私は、職員の先頭に立ち、市民と対話をしながら、全身全霊をささげてまいりますので、議会におかれましては、大局的視野から本市発展へのご提言とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

 最後に、本市のますますの発展と石垣市民全員のご多幸を願い、結びとさせていただきます。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 以上で施政方針演説は終わりました。

 次に、日程第4、報告第1号専決処分の報告についてを議題といたします。

 提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) このたびの石垣市議会定例会におきましてご審議いただきます案件は、平成26年度の一般会計及び特別会計等の補正予算が9件、平成27年度の一般会計及び特別会計等の新年度予算案が9件、条例案が16件、その他議案が6件、報告1件、合計41件のご審議をお願い申し上げるものであります。

 それでは、ただいま議題となりました議案の概要並びに提案理由についてご説明申し上げます。

 報告第1号は、専決処分の報告についてでございます。

 本件は、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、議会の議決により指定された市長の専決処分指定事項について、次のとおり専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により、これを報告するものでございます。

 その内容は、平成26年第8回石垣市議会定例会におきまして議決をいただきました石垣5号雨水幹線函渠整備工事に係る工事請負契約について、契約金額中「2億484万9,000円」を「1億9,645万7,400円」に変更するものであります。

 理由といたしましては、同工事において設計の一部変更に伴う工事数量の変更が生じたことによるものでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 説明は終わりました。質疑を許します。

             〔(質疑なし)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) 質疑を終結いたします。

 以上で報告第1号の報告は終わりました。

 この際、お諮りいたします。次の日程第5から日程第44までの40件の議案については、議会運営委員会の答申に基づき、提案説明の後、質疑を省略し、それぞれ所管の常任委員会に付託することにご異議ございませんか。

             〔(異議なし)という者あり〕



○議長(知念辰憲君) ご異議なしと認めます。よって、さよう取り計らってまいります。

 日程第5、議案第25号権利の放棄について。日程第6、議案第38号石垣市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例。日程第7、議案第39号大濱信泉記念館設置条例の一部を改正する条例。日程第8、議案第40号石垣市立幼稚園入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例。日程第9、議案第41号石垣市行政手続条例の一部を改正する条例。日程第10、議案第2号平成26年度石垣市一般会計補正予算(第8号)。日程第11、議案第11号平成27年度石垣市一般会計予算。以上7件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議案第25号は権利の放棄についてでございます。

 本件は、地方自治法第96条第1項第10号の規定により、権利を放棄することについて議会の議決を求めるものでございます。

 沖縄県において、石垣新川川河川改修事業が実施されることに伴い、本市が設定した買い戻し特約権の抹消を行うものでございます。

 議案第38号は、石垣市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律の制定により、消防団員の処遇改善を図る必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 内容といたしましては、石垣市消防団員の報酬及び費用弁償について引き上げを行うものであります。

 議案第39号は、大濱信泉記念館設置条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、研修室等の利用料金について、利用者負担の公平性を図るため、本条例の一部を改正するものであります。

 内容といたしましては、大濱信泉記念館の研修室及び多目的ホールの利用料金は冷房料込みの料金設定となっているため、冬場の利用者との公平性を図るため、冷房料を室料とは別に定めるものであります。

 議案第40号は、石垣市立幼稚園入園料及び保育料に関する条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、平成27年度政府予算案において、特定教育・保育施設等の利用者負担の上限額基準の一部が軽減されたことにより、当該一部改正条例の一部を改正するものであります。

 内容といたしましては、市民税非課税世帯等における幼稚園の利用者負担額について軽減を図るものであります。

 議案第41号は、石垣市行政手続条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、行政手続法の一部を改正する法律が平成27年4月1日に施行されることに伴い、新たに規定を設ける必要があるため、本条例の一部を改正するものでございます。

 内容といたしましては、行政指導をする際の許認可等の権限の根拠の明示、行政指導の中止等の求め及び処分等の求めの手続の規定を新たに設け、あわせて条文中の文言等の整理を行うものであります。

 議案第2号は、平成26年度石垣市一般会計補正予算(第8号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億681万2,000円を追加し、予算総額をそれぞれ250億3,497万2,000円とするものであります。

 主な内容といたしましては、歳入においては、増額分として市税、地方交付税、国庫支出金などでございます。減額分としては県支出金、市債など各事務事業費の予算の整理を行うものであります。

 一方、歳出の主な内容といたしましては、増額分として国の補正予算における地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用した地域消費喚起・生活支援事業、地方創生先行事業や国民健康保険事業特別会計の一般会計繰出金などでございます。

 減額分としては、国・県補助事業等の確定に伴う事業費の整理が主なものであります。

 なお、繰越明許費につきましては、国の補正予算に伴う事業や一括交付金事業を含め、39件の設定を行うこととしております。

 議案第11号は、平成27年度石垣市一般会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ260億6,760万円と定めるものでございます。対前年度比で、額にして30億4,808万5,000円、率にいたしますと13.2%の増となっております。

 主な内容といたしましては、歳入につきましては、前年度の当初に比べ市税、地方消費税交付金、国庫支出金、県支出金及び市債等を増額し、地方譲与税、地方交付税等において減額の編成をいたしております。

 なお、基金繰入金として、財政調整基金、減債基金からそれぞれ繰り入れを運用いたします。

 歳出につきましては、主な事業として、2款で石垣市民会館設備改修事業、3款で子ども・子育て支援制度に係る保育所施設整備費、一時預かり事業、4款で火葬場本体の建設工事に係る石垣市新火葬場建設事業、6款で特定地域経営支援対策事業、7款でものづくりマーケティング総合支援事業、8款で亜熱帯都市公園整備促進事業、9款で救急車整備事業、10款で登野城小学校校舎新増改築事業等を計上しております。

 また、一括交付金事業では、新規事業として3款で社会復帰支援モデル実証事業、6款で農水産プロモーション事業、8款で石垣市中央運動公園リニューアル事業等継続事業も含め、計44事業を計上しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 説明は終わりました。本7件については総務財政委員会に付託いたします。

 次に、日程第12、議案第20号石垣市家畜等処理センター指定管理者の指定について。日程第13、議案第26号石垣市福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例。日程第14、議案第27号石垣市介護保険条例の一部を改正する条例。日程第15、議案第28号石垣市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める条例。日程第16、議案第29号石垣市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例。日程第17、議案第30号石垣市保育所における保育に関する条例を廃止する条例。日程第18、議案第31号石垣市子どものための教育・保育給付に関する利用者負担額を定める条例。日程第19、議案第32号石垣市保育所設置条例の一部を改正する条例。日程第20、議案第3号平成26年度石垣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)。日程第21、議案第4号平成26年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)。日程第22、議案第5号平成26年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)。日程第23、議案第6号平成26年度石垣市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)。日程第24、議案第12号平成27年度石垣市国民健康保険事業特別会計予算。日程第25、議案第13号平成27年度石垣市後期高齢者医療特別会計予算。日程第26、議案第14号平成27年度石垣市介護保険事業特別会計予算。日程第27、議案第15号平成27年度石垣市農業集落排水事業特別会計予算。 以上16件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議案第20号は、石垣市家畜等処理センター指定管理者の指定についてでございます。

 本件は、地方自治法第244条の2第6項の規定により、公の施設の指定管理者を指定するため、議会の議決を求めるものであります。指定管理者となる団体は、株式会社八重山食肉センター、指定の期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日まででございます。

 議案第26号は、石垣市福祉のまちづくり条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、石垣市自治基本条例に関連いたしまして規定する必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 議案第27号は、石垣市介護保険条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、介護保険法第117条に基づき策定される第6期介護保険事業計画において必要な規定を設けるため、本条例を一部改正するものであります。

 内容といたしましては、3年を1期とする平成27年度から平成29年度における第6期介護保険事業計画において、必要な介護サービスに見合った第1号被保険者の保険料率の見直しを行い、また地域における医療及び介護の総合的な確保を推進するための関係法律の整備等に関する法律に基づき、本条例の附則において、介護予防・日常生活支援総合事業等に関する経過措置を規定するものであります。

 議案第28号は、石垣市地域包括支援センターの職員に係る基準等を定める条例でございます。

 本件は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の制定に伴い、介護保険法が一部改正され、この中で地域包括支援センターの職員に係る基準等については、法令で定める基準を参酌し、市が条例で定める必要があるため、これを制定するものであります。

 議案第29号は、石垣市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、石垣市自治基本条例に関連いたしまして規定する必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 議案第30号は、石垣市保育所における保育に関する条例を廃止する条例でございます。

 子ども・子育て支援新制度施行に伴い、児童福祉法第24条第1項の改正により、保育事由を定めることに関しての条例委任が削除されました。それに伴い、市が条例で定める必要がなくなったため、本条例を廃止するものであります。

 議案第31号は、石垣市子どものための教育・保育給付に関する利用者負担額を定める条例でございます。

 本件は、子ども・子育て支援新制度施行に伴い、子ども・子育て支援法に基づく子どものための教育・保育給付に関する利用者負担額等について、国が政令で定める基準を踏まえて市が条例で定める必要があるため、これを制定するものであります。

 議案第32号は、石垣市保育所設置条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、子ども・子育て支援新制度施行に伴い、子ども・子育て支援法、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律及び児童福祉法の一部が改正されたことにより、本条例の一部を改正するものであります。

 内容といたしましては、題名を「石垣市保育所条例」に改め、利用者負担額等に関する所要の規定を定めるものであります。

 議案第3号は、平成26年度石垣市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,945万2,000円を減額し、予算総額をそれぞれ76億5,487万3,000円とするものであります。

 その内容においては、歳入においては、一般会計繰入金の増額や歳入欠陥補填収入の減額等を行い、歳出においては、後期高齢者支援金及び介護納付金の負担額確定に伴う減額を行うものであります。

 議案第4号は、平成26年度石垣市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ243万円を減額し、予算総額をそれぞれ3億682万1,000円とするものであります。

 その内容は、歳入においては、一般会計繰入金に係る保険基盤安定繰入金の増額や事務費繰入金の減額を行い、歳出においては、後期高齢者支援金及び介護納付金の負担額確定に伴う減額を行うものであります。

 議案第5号は、平成26年度石垣市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,606万9,000円を追加し、予算総額をそれぞれ37億6,166万7,000円とするものであります。

 その内容は、歳入においては、支払基金交付金等の増額を行い、歳出においては、介護給付費及び予防サービス給付費等の増額を行うものであります。

 議案第6号は、平成26年度石垣市農業集落排水事業特別会計補正予算(第3号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ574万5,000円を減額し、予算総額をそれぞれ1億1,655万円とするものであります。

 その内容は、歳入においては、一般会計繰入金及び基金繰入金等の減額を行い、歳出においては、一般管理費及び農村下水道接続補助金に係る費用の減額を行うものであります。

 議案第12号は、平成27年度石垣市国民健康保険事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ81億4,755万1,000円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、国民健康保険税、国庫及び県支出金、共同事業交付金並びに一般会計繰入金等を計上いたしております。歳出においては、保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金及び共同事業拠出金等を計上いたしております。

 議案第13号は、平成27年度石垣市後期高齢者医療特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億895万5,000円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金等を計上いたしております。歳出においては、総務費、後期高齢者医療広域連合納付金、諸支出金及び予備費等を計上いたしております。

 議案第14号は、平成27年度石垣市介護保険事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ39億6,782万円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、介護保険料、国庫及び県負担金、支払基金交付金及び一般会計繰入金等を計上いたしております。歳出においては、介護給付費、予防サービス給付費及び地域支援事業費等を計上いたしております。

 議案第15号は、平成27年度石垣市農業集落排水事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額をそれぞれ8,116万円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、下水道使用料及び一般会計繰入金等を計上いたしております。歳出においては、施設管理費及び農村下水道促進事業補助金等に係る経費を計上いたしております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 説明は終わりました。本16件については経済民生委員会に付託いたします。

 次に、日程第28、議案第21号新たに生じた土地の確認について。日程第29、議案第22号町の区域の変更について。日程第30、議案第23号市道の一部廃止について。日程第31、議案第24号市道の認定について。日程第32、議案第33号石垣市景観地区条例の一部を改正する条例。日程第33、議案第34号石垣市自然環境保全条例の一部を改正する条例。日程第34、議案第35号石垣市住区基幹公園条例の一部を改正する条例。日程第35、議案第36号石垣市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例。日程第36、議案第37号石垣市水道事業給水条例の一部を改正する条例。日程第37、議案第7号平成26年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)。日程第38、議案第8号平成26年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第4号)。日程第39、議案第9号平成26年度石垣市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)。日程第40、議案第10号平成26年度石垣市水道事業会計補正予算(第3号)。日程第41、議案第16号平成27年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計予算。日程第42、議案第17号平成27年度石垣市港湾事業特別会計予算。日程第43、議案第18号平成27年度石垣市公共下水道事業特別会計予算。日程第44、議案第19号平成27年度石垣市水道事業会計予算。以上17件を一括議題とし、提案者の説明を求めます。市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議案第21号は、新たに生じた土地の確認についてでございます。

 本件は、国が整備を進めている石垣港港湾改修事業に伴い、地方自治法第9条の5第1項の規定により、本市の区域内に新たに生じた土地の確認をするものでございます。土地の所在は、美崎町1番地及び浜崎町1丁目1番地から3丁目5番地に至る沖合の公有水面埋立地、地積は6万2,658.17平方メートルでございます。

 議案第22号は、町の区域の変更についてでございます。

 本件は、議案第21号に伴い、新たに生じた公有水面埋立地を地方自治法第260条第1項の規定により、南ぬ浜町に編入し、その区域を変更するものでございます。

 議案第23号は、市道の一部廃止についてでございます。

 本件は、道路法第10条第3項の規定により、路線の廃止について議会の議決を求めるものでございます。本路線は、都市計画法第29条第1項に基づく開発行為許可区域内市道において、開発行為に伴う市道廃止の申請に伴い、路線名久宇良横4号線の市道路線の一部を廃止するものであります。

 議案第24号は、市道の認定についてでございます。

 本件は、道路法第8条第2項の規定により、路線の認定について議会の議決を求めるものでございます。路線名、野呂水2号線につきまして、沖縄県施行の道路改良工事による区域の変更に伴い、市道認定をするものでございます。

 議案第33号は、石垣市景観地区条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、石垣市自治基本条例に関連いたしまして規定する必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 議案第34号は、石垣市自然環境保全条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、届け出対象となる開発行為等を明確にする必要があることから、開発行為の定義を都市計画法における定義に改めるとともに、関連する条項の文言の整理等所要の改正を行うものであります。

 議案第35号は、石垣市住区基幹公園条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、土地区画整理法第106条第2項及び石垣市公有財産規則第10条の規定により、施設管理移管を行う必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 その内容といたしましては、登野城地区土地区画整理事業で整備されたアップル公園及びパイナップル公園を石垣市住区基幹公園として定めるものであります。

 議案第36号は、石垣市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、市営住宅として新たに設置する石垣市三川第二市営住宅及び石垣市八島町第二市営住宅と併設する両住宅の駐車場の整備に伴い、これらを本条例の別表に加えるため、条例の一部を改正するものでございます。

 議案第37号は、石垣市水道事業給水条例の一部を改正する条例でございます。

 本件は、水道料金等におきまして、納付期限内に納付しない者に対し、督促状の送付をする際に、その後の事務手続等に係る費用として督促手数料を徴収する必要があるため、本条例の一部を改正するものであります。

 なお、徴収方法及びその金額につきましては、同条例施行規程において定め、平成27年4月使用分の料金から適用するものであります。

 議案第7号は、平成26年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ714万5,000円を追加し、予算総額をそれぞれ1億5,565万5,000円とするものであります。

 その内容は、歳入においては、地方道路等整備事業債の起債計画変更に伴う組み替えを行い、歳出においては、保留地処分金の増加による土地区画整理事業基金積立金の増額を行うものであります。

 議案第8号は、平成26年度石垣市港湾事業特別会計補正予算(第4号)でございます。

 今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,288万5,000円を減額し、予算総額をそれぞれ13億6,421万8,000円とするものであります。

 その内容は、歳入においては、一般会計繰入金及び財政調整基金繰入金並びに市債の減額を行い、歳出においては、総務管理費、改修事業費及び公債費における不用見込み額の減額となっております。

 議案第9号は、平成26年度石垣市公共下水道事業特別会計補正予算(第4号)でございます。

 汚水管渠、雨水函渠工事におきまして、他事業及び補償に不測の日数を要したため、繰越明許費の措置が必要になったことによります補正でございます。

 内容といたしましては、八島町汚水中継ポンプ場建設工事委託につきましては、地盤調査において基礎地盤が複雑な地盤形状であることが確認されたため、基礎工の補強検討が必要となり、設計に不測の日数を要したため、本工事着手もおくれることになりました。

 また、西浄化センターの乾燥及び消化槽の施設設計につきましては、他の処理施設を整備することが決定され、同施設配備計画の再検討を行う必要が生じたため、設計に不測の日数を要したことによる補正でございます。

 議案第10号は、平成26年度石垣市水道事業会計補正予算(第3号)でございます。

 今回の補正は、収益的予算においては、前年の渇水期から現在において地下水をくみ上げる電力量及び軽油の使用量が増大することに伴い、動力費が不足するため予算を組み替えて追加計上を行うものであります。

 資本的予算においては、国道390号線共同溝整備事業に係る県補償金の追加受け入れに伴う補償からのものであります。これに伴い、資本的収入が資本的支出額に対し不足する額については、これを損益勘定留保資金に戻し入れするものであります。

 議案第16号は、平成27年度石垣都市計画土地区画整理事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億6,850万7,000円とするものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、保留地処分金、一般会計繰入金、基金繰入金及び区画整理事業債等を計上いたしております。歳出においては、区画道路整備に係る物件移転補償費、工事及び委託費等を計上いたしております。

 議案第17号は、平成27年度石垣市港湾事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ19億4,105万5,000円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、港湾施設使用料、国及び県補助金、及び港湾整備事業債等を計上いたしております。歳出においては、公有財産購入費、離島フェリー埠頭整備工事、人工ビーチ及び附帯施設整備工事等を計上いたしております。

 議案第18号は、平成27年度石垣市公共下水道事業特別会計予算でございます。

 歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ17億5,170万5,000円と定めるものでございます。

 その主な内容は、歳入においては、下水道使用料、国庫補助金、一般会計繰入金及び下水道事業債等を計上いたしております。歳出においては、八島町汚水中継ポンプ場建設工事委託、石垣西浄化センター場内整備工事及び雨水函渠布設工事等を計上いたしております。

 議案第19号は、平成27年度石垣市水道事業会計予算でございます。

 収益的収入の額は18億9,635万8,000円、支出額は17億5,721万8,000円を計上し、資本的収入の額は1億9,244万1,000円、支出額は8億7,942万8,000円と定めるものでございます。

 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する6億8,698万7,000円につきましては、消費税資本的収支調整額1,236万4,000円、減債積立金1億8,000万円、建設改良積立金9,000万円及び損益勘定留保資金4億462万3,000円で補填するものであります。

 主な建設改良事業は、石垣浄水場の防護ネット設置、野底浄水場の電気機械設備の更新事業、真栄里及び浜崎町地区並びに区画道路及び新石垣空港周辺の配水管布設工事でございます。

 また、企業債発行残高を圧縮し、後年度の利息を軽減するため、旧公庫資金の任意繰り上げ償還を予定しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 説明は終わりました。本17件については建設土木委員会に付託いたします。

 なお、各常任委員会に付託された平成26年度補正予算等につきましては、先議案件として審査を済ませ、3月2日月曜日の本会議においてご報告するようお願いいたします。

 以上で本日の議事は終了いたしました。

 それでは、3月2日月曜日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。お疲れさまでした。

                               散 会 午前11時17分