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沖縄県 石垣市

平成26年 12月 定例会(第8回) 12月10日−04号




平成26年 12月 定例会(第8回) − 12月10日−04号







平成26年 12月 定例会(第8回)





            平成26年第8回石垣市議会(定例会)
                 12月10日(水)
                   (4日目)
                               開 議 午前10時02分
                               散 会 午後 4時37分

 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 12 │ 福 島 英 光  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 石 垣 涼 子  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 長 山 家 康  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 友 寄 永 三  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 東内原 とも子  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 箕 底 用 一  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 石 垣   亨  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 平 良 秀 之  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 砥 板 芳 行  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 我喜屋 隆 次  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
  (な し)

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  (2日目に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  浦 崎 英 秀 君

  副 主 幹 兼  宮 良 八十八 君     庶 務 係 長  伊 盛 加壽美 君
  議事調査係長

  主    査  山 盛 心 山 君     主    事  仲 田 守 善 君

              議  事  日  程 (第4号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.尖閣諸島における戦時遭難事件について           │
│     │       │ (1) 尖閣列島戦時遭難事件について              │
│     │       │  ?遺骨収集を実現するための本市の取り組みについて     │
│     │       │  ?資料及び記録集の作成について              │
│     │       │  ?尖閣諸島の資料館建設の取り組みについて         │
│     │       │2.領土・領海の保全対策について               │
│     │ 伊良皆高信君│ (1) 尖閣諸島の資源等の保全対策について           │
│     │       │  ?尖閣諸島海域の水産資源の保全について          │
│     │       │  ?中国漁船による大量漁船団に対する対応策について     │
│ 一般質問│       │3.都市計画行政について                   │
│     │       │ (1) 旧空港跡地利用について                 │
│     │       │  ?跡地利用連絡協議会の進捗状況について          │
│     │       │  ?ゾーニング計画の進捗状況について            │
│     │       │  ?市の公共施設建設の可能性について            │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.新庁舎建設について                    │
│     │       │ (1) 高台の位置の選定は行わないのか。行うならいつ頃か。   │
│     │ 友寄 永三君│ (2) 高台移設の場合、現地の跡地利用は考えているか。     │
│     │       │ (3) 来年3月までの市長(答申)に間に合うか。        │
│     │       │2.交通安全対策について                   │
│     │       │ (1) 県道87号線と交差点の交通安全対策について       │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.男女共同参画社会の推進について              │
│     │       │ (1) 市職員の管理職、審議会、委員会での女性の登用の実態に  │
│     │       │   ついて(第2次石垣市男女共同参画計画 いしがきプランの  │
│     │       │   スタート年次2006年と2014年の到達について)   │
│     │       │2.いのだ幼稚園の教育環境について              │
│     │       │ (1) 「北部五校地区協議会」の要請書に「保育環境に適切でな  │
│     │ 井上美智子君│   い」と指摘されていることについて、どのように考えます  │
│     │       │   か。                          │
│     │       │3.幼稚園の預かり保育について                │
│     │       │ (1) 預かり保育が春休み・冬休みに実施されていない理由につ  │
│     │       │   いて                          │
│     │       │ (2) 実施されていないことによってどのような問題があると考  │
│     │       │   えていますか。                     │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.農家所得の目標額に向けての取り組みについて        │
│ 一般質問│       │ (1) 土づくりへの取り組みについて              │
│     │       │ (2) 表土流出防止策について                 │
│     │ 崎枝 純夫君│2.伝染病侵入予防対策について                │
│     │       │ (1) エボラ出血熱侵入防止への対応について          │
│     │       │3.水事情について                      │
│     │       │ (1) 古井戸(民家)の復元について              │
│     │       │ (2) まちなか美しゃ守り隊事業について            │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.機構改革・組織編成について                │
│     │       │ (1) 市主催行事・イベント等の見直し、民間委託への取り組み  │
│     │       │   について                        │
│     │ 砥板 芳行君│ (2) 指定管理者制度の活用について              │
│     │       │ (3) 技術者育成・適正配置について              │
│     │       │2.下水道について                      │
│     │       │ (1) 下水道整備計画について                 │
│     │       │  ?旧空港跡地周辺の下水道整備計画について         │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



            平成26年第8回石垣市議会(定例会)

                 12月10日(水)

                   (4日目)



                               開 議 午前10時02分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおり、昨日に引き続き一般質問となっております。

 それでは、本日最初の質問者、伊良皆高信君の質問を許します。伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) おはようございます。それでは、さきに通告いたしました件につきまして、要旨を述べ質問させていただきます。

 さきの定例会で議決いただきました尖閣列島戦時遭難事件に係る遭難者の遺骨収集等の実現を求める要請決議にありますように、本市として再度上陸許可申請及び遺骨収集と慰霊祭を行う等、どのように考えているのか、見解を求めます。

 この事件に関し、戦時中の背景や国及び軍がどのように関与したか。正確な史実を後世に残すためにも資料の収集とあわせて今年度事業で進められている尖閣諸島関連等の資料及び展示するなど広く発信するための施設を建設する取り組みは考えているのかということで、その辺についてもお伺いをいたします。

 次に、ことし9月中旬から11月中旬にかけて小笠原諸島、伊豆諸島に大船団で領海侵犯し、日本国の希少な資源である赤サンゴを根こそぎ盗み持ち去る中国密猟漁船団に日本国として激しい怒りを覚えるものであり、決して許されるものではありません。力で強行的に出てくる中国に対し、日本国として断固毅然とした対応を求めるものであります。

 そこでお伺いをいたします。尖閣諸島海域の水産資源を密猟目的で来る中国漁船に対し、本市としてどのように対処していくのか。また、最近発見された沖縄本島北西140キロの海域地点の海底資源、金、銀、銅等の海底鉱床を保守、保全していくにはどのようにすればいいのか。日本国民の本気度が問われていると考えます。本市の水産資源の保全と密猟船の対応策の考え方の見解を求めます。

 次に、さきの定例会で質問いたしました旧空港跡地利用についてお伺いをいたします。

 一つ、跡地利用連絡協議会の進捗状況について、ゾーニング計画の進捗状況について、本市の公共施設建設の可能性について、市の取り組み状況をお伺いいたします。

 以上、要旨を述べ、再質問は自席にて行います。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) おはようございます。伊良皆高信議員の3点の質問に対して順を追ってお答えいたします。

 1点目の遺骨収集を実現するための市の取り組みについてお答えいたします。

 明治28年1月14日に日本政府が尖閣諸島を我が国の領土として編入することを閣議決定して以来、歴史的及び国際法上も石垣市の行政区域であることはご承知のとおりであります。

 さきの太平洋戦争で、石垣から台湾に向かう疎開船2隻が米軍の機銃攻撃を受け、1隻は炎上沈没し、もう1隻はエンジン停止で遭難の後、魚釣島に漂着いたしました。しかしながら、食料不足等により、多くの方々が亡くなられました。残されたご遺族の皆様の悲しさは、戦後70年を迎えようとしている今日においても癒やされることがないものであると思います。

 議員、ご質問の遺骨収集の取り組みといたしましては、何よりも遺族会の皆様の心情やお考え等を最大限に考慮し、あわせて国の動向も踏まえ、対応してまいりたいと考えております。

 2点目の資料及び記録収集の作成についてお答えいたします。

 市の取り組みとして、尖閣戦時遭難事件に係る個別の資料収集は行っておりませんが、一括交付金を活用して、尖閣関連資料収集事業として戦前戦後の新聞等から関連する記事を収集し、データベースの構築を図っております。

 また、尖閣諸島自然環境基礎調査事業として、自然環境に係る既存資料の収集、衛星写真等の収集を行っているところであります。

 3点目の尖閣諸島の資料館建設の取り組みについてお答えいたします。

 尖閣諸島は、中国漁民遭難救助に対する中国からの感謝状授与、かつおぶし工場などの経済活動、戦時遭難事件など数多くの歴史があります。また、センカクモグラ、センカクツツジなど、尖閣諸島固有の貴重な動植物が存在しております。今後、尖閣諸島においては、歴史や自然を受け継ぎ、保全していくことが求められており、尖閣諸島に関する資料、情報を一元的に収集、保管、公開できる場が必要であると考えております。

 市としましても、国及び県などへ尖閣諸島に関連した資料館建設の必要性について訴えてまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) おはようございます。伊良皆高信議員の2番目、領土・領海の保全対策について。2点の質問要旨に順を追ってお答えいたします。

 1点目の尖閣諸島海域の水産資源に関しまして、八重山漁港の操業実績等によりますと、一本釣り漁法でとれるハタ類やマチ類の底魚の種類や、はえ縄漁業でとれるマグロ類やカツオ等が確認されております。また、矛突き漁による操業実績もあり、ブダイ類やタイ類等が漁獲されており、豊かな漁場として形成されております。

 保全対策につきましては、海上保安庁の巡視船や水産庁の漁業取締船による取り締まりが行われており、今後とも継続して要請してまいります。

 2点目の中国漁船による大量漁船団による対応策につきましては、尖閣諸島周辺における中国漁船に関する情報は、八重山漁協における外国漁業操業等調査監視事業による情報において、10月ごろまでに石垣島以南において中国漁船を五、六隻確認できたと聞いております。

 最近では、確認することは余りないようですが、中国漁船の対応に関しましては、石垣海上保安部巡視船及び海上保安官の大幅な増強をしていただいているところでございまして、これによる対応になると考えており、引き続き要請してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) おはようございます。伊良皆高信議員の旧空港跡地利用計画についてお答えいたします。

 1点目の国、県、石垣市で構成する連絡協議会の進捗状況についてですが、近く跡地利用計画についての市の考え方をまとめ、来年1月に連絡協議会メンバーの意見を聞く予定となっております。

 2点目のゾーニングに関しては、平成24年3月策定の基本計画や平成25年9月に行った事業化調査業務の考え方を踏襲しながら、公園などの公共施設や医療・福祉施設など、公益的施設の規模、位置などを勘案しながら検討しているところであります。

 3点目の市の公共施設建設の可能性についてですが、ゾーニングの中で市民サービスゾーンを想定しておりまして、基本的にはその中で立地を検討してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、伊良皆高信君の再質問を許します。なお、伊良皆高信君より参考パネル等の使用の申し入れがありますので、これを許します。伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) それでは、順を追いまして再質問させていただきます。

 まず初めに、この遺骨収集からなんですけれども、私、戦後処理の一環として捉え方をしております。したがいまして、日本政府に対しての人道的な観点からの要望という形を捉えていただければ大変ありがたく思います。

 さて、昭和44年の9月に、当時の石垣喜興市長が、魚釣島に渡りまして慰霊碑を建立し、また、慰霊祭を取り行われております。今から45年前のことでありますけれども、そのときに、担当課に確認すると、そのときに市長以下何名の方々が、遺族も行かれたと聞いておりますけれども、そのときに遺骨収集はされたかどうかなんですよ、問題は。確認したら、そういう資料がないと、出てこないということですので、再度お伺いしますけれども、どう探しても、その今遺骨を収集されたという記録はないんですか。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) さまざまな資料を調査しておりますが、今私どもの手元にある資料の中には、持ち合わせておりません。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) そうすると、まだ、魚釣島には、六十何名でしたか、資料によりますと、151名が当時疎開されておるということで、そのうちの何名かがお亡くなりになられてる。60名か70名という形になってますけれども、そうすると、いまだ魚釣島からこの遺骨が一体も帰ってきていないということで確認しますけれども、しかし、先ほど申し上げましたように、牧野先生がこの「沈黙の叫び」という中で書かれているんですよ。石垣喜興市長が行かれて、その後に、宮良さんが、宮良さんなどがという文書が入ってまして、結構何名かで行かれたと思うんですけれども、遺骨を取りにいったという記述が出てくるんですね。

 その中でも、やはり資料も出てこないということになりますと、結局は向こうでお亡くなりになられた方々の遺骨は、もう誰も帰ってきていないということで話を進めさせていただきますけれども、なぜ私がこだわるかといいますと、新聞報道でされましたから、皆さんおわかりだと思うんですけれども、私のおじが向こうで眠っております。取り残された中の一人であります。したがいまして、どうしても遺骨を取りにいかなければ、やはり息子として、その息子は名前も言いますけれども、伊良皆高吉でございます。

 どうしても生きてるうちに遺骨を収集しないと子どもとして忍びないということで、あえてこの問題に議会の場から発言をさせていただいております。

 実は、昭和52年に伊良皆高吉さんは尖閣に渡っております。当時亡くなられた方の村山さんという方のご親戚の方々、数名かで行かれて、結局探し切れなかったということで帰ってきております。

 その後に、実は、この報道を知った方が生存者でございますけれども、その方から、実は魚釣島のこの場所に頭の方向を3遺体、方向を変えながら埋葬したということを聞いているんですね。

 ですから、今この資料にある亡くなられた方の取り残された方の資料と生存された方の人数が違うんですよ。実は取り残された方々は6名いたと。そのうちの3名がお亡くなりになって、3名が生還されたと。その一人は、台湾経由で本土のほうに戻りましたもんですから、実は、この生還された方の名簿には載ってないということになっております。

 したがいまして、当時尖閣のほうで生還された方々が、今会長さんもそうですけれども、もう70過ぎております。戦後70来年でなりますから、当時2歳であったということですので、もう行こうにも生存者は、もう行けないという状況なんですね。

 ですから、ご遺族の方にこういう話を持ちかけて、行きたい方があればぜひ行ってみたいと、遺骨を取りにいって見たいという強い希望が、実は私のおじからなんですけれども、あったわけですね。

 そのことに対して、中山市長は、国に対して魚釣島に上陸して、さまざまな調査研究をしたいという発言をされております。

 しかし、この遺骨収集に関しては、まだ、石垣市として日本政府に発信してないという、こういう現状があるわけなんですよ。したがいまして、中山市長の考え方として、戦後来年70年を迎えますのに当たり、遺骨収集をぜひ行って向こうのほうで慰霊祭もしてくるという、こういう方向の考え方はございませんか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 尖閣諸島の遭難事件に関しましては、石垣市としても、また、私としても、政府に対して現地での慰霊祭の要請は行ってまいりました。その要請の際にも、地元の遺族会の皆様方のご意向ということをお話をさせていただきましたけれども、やはり慰霊祭の名目であろうとも上陸することによって、そこが中国が何らかしらの抗議行動等をとった場合に、遺族会の皆様としては不本意であるというようなお話を聞いていた流れでこういう形になっておりますが、ただ、遺骨収集という形になってきますと、これまた話が別だと思っております。

 これは、当然、遺族の皆様がいらっしゃって、関係者は何名かいらっしゃると思いますが、遺骨収集に関しましては、先ほど議員がおっしゃったように、戦後処理の一環と同等だと思っております。南洋等の遺骨収集作業も行っておりますし、政府としては。硫黄等でも遺骨収集作業を行っております。そういうことを考えますと、実質的には、尖閣諸島でのこの事件に関しても、遺骨収集作業は行うべきだと私は考えますので、今後、遺族の皆様方とお話もしながら、どういう形でその作業に入っていったほうがいいのか。また、政府も含めて実現できるような形で進めていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) ぜひ議会のほうで議決されてますから、ぜひ市として一緒に取り組んでいければ大変ありがたく思っております。

 それと、実質のところ、この牧野 清さんが発言されている内容なんですけれども、実質のところ151名が行かれて、そこに、生還された方々の名簿が66名になってるんですね。死亡者の名簿が88名という形で書かれてるんですよ。ですから、これ数字的に何名か合わないと。牧野先生が書いてるのは、29名という差が出てくるということで、実数が合わないということになってるんですね。

 ですから、これ生還されたのか、亡くなられた方なのかという部分もわかりませんけれども、そういった方々の名簿がないということ自体、大変この尖閣の遭難事件に対して資料がないということで後世に正確な事実が伝わらないというのが出てくるわけですね。

 したがいまして、この70年近くたって、発言、こちらで発言された方々ほとんどもうお亡くなりになっておられると。この本にもありますように、かなりもう情報の収集が難しいということなんですよ。ですから、来年の戦後70年というのが一つの節目になってきているのかなと思っているわけなんですね。

 県紙のほうでもこの記録収集をされているようです。石垣市もされております。したがいまして、間違った記述がないようにということで、あえてこの資料収集ということをさせていただきました。いろんな形で資料を読んでみますと、第一千早丸、友福丸なんですけれども、第五千早丸が一心丸という形で、実は第五千早丸が炎上して沈没したということなんですけれども、でももう一方の記述には、第一千早丸が、結局、友福丸が炎上して沈没したと。この沈没した船が違ってるんですよ、記述がですね。ですから、正確に付すためにも、この辺は、しっかり精査しながら後世に残していくべきだろうと、このように考えますけれども、今、答弁では資料収集等々行っておられるということですが、この辺もしっかり精査していただきたいなと、このように思っております。

 それと、先ほども申し上げましたように、取り残された方々、実は、4名、6名なんですけれども、4名が取り残されて、2人が生還したと。2人がお亡くなりになったという記述もあります。しかし、もう一つの記述には、4名が取り残されて1人だけ生還したというまた記述もあるんですよ。ですから、この辺の記述が実質のところなかなか整合性が合わないということで、この辺もしっかり調査していただきたいなという気持ちであります。

 そしてさらには、この本から見ると、私のおじは7月3日、要するに一心丸(第五千早丸)が攻撃を受けて炎上、沈没した際に7月3日に亡くなってるという記述があるんですけれども、亡くなった死亡年月日が記述されてますけれども、実は9月の二十六、七ですかね。これはもう生還した方からの証言であります。9月27日に亡くなったということであります。したがいまして、約2カ月近く生きていたということになるわけなんですね。ですから、この辺もしっかりと残していくべきだろうとも考えております。

 そして、さらには、証言された方なんですけれども、台湾経由で帰っております。そのときに、先ほども言いましたように3体のご遺体を方向を西、東に向けて埋葬したということでありますから、探せばきっとこの辺にあるだろうということで聞いてきたということであります。

 しかも、もう一人の方は、ちょっと名前は伏せますけれども、もう一人の方が実は同様に8月の17日まで生存されたということになってますけれども、この方は明治生まれの方で、かなり高齢だということで、まさかこの方は取り残された一人ではないという形で記述も多分間違っているだろうと思っております。

 その辺も含めて今わかっている範囲で亡くなった方々が3名、そのうちに、わかるのが2人。もう一人が、これも不明なんです。亡くなった方がもう一人不明なんですよ。しかし、生還された方は、3名いらして、3名とも名前が一応聞き取り調査した方から名前も聞いております。一人は中学生だということも聞いております。

 ですから、この本当に生存された方々の証言が今後厳しいという状況において、ぜひともきちっとした正確な史実を残していただきたいなと、このように思っております。

 そして、市長、今おっしゃいましたように、遺骨収集に関しては、日本政府も積極的に取り組んでいるという、これは先ほどおっしゃいましたように、南方もそうですが、尖閣諸島も魚釣島もその一環として強力的に遺骨収集に取り組むという姿勢を石垣市、そして、石垣市議会がやっていけば、来年じゃなくても何年後には実現するという可能性も出てきます。

 今、中国とのあつれきがこのようになってますけれども、しかしそれも時がたてば解決するのか、解決しないのかわかりませんけれども、しかし、我々の声はしっかり発信していくべきだろうと、このように思っております。来年、陳情に行ければいいかなと思っております。

 本来でしたら、要請決議されましたんで陳情に行く予定でした。しかし、衆議院が解散して、そういう日本政府においては、そういう時期ではないということで、文書だけは送付してあります。

 そして、先ほども陳情要請決議の中に、さっき言った第一千早丸と第五千早丸、私が書いた文章の中にもし第一と第五が入れ違ってあるんであれば、この私の文章もこれは間違っておりますので、これも直したいなと思っておりますので、その辺をしっかり確認しながら、再度文章の訂正なりしていきたいなと、このように思っております。

 それでは、次に、資料館の建設についてなんですけれども、今今年度事業で今尖閣諸島関連に関する事業がされております。その中で、今、何年か前に三木さんが尖閣諸島関連の資料を寄贈されております。その資料が今どこにあるかわかりませんけれども、それとあわせて今言った市が行ってる事業、今、市民会館の展示ホールということもありましたけれども、しかし、これは常時常設からすると、やはりしっかりとした施設をつくって、尖閣諸島関連施設という形で、ぜひ建設していくべきだろうと。その辺のことに対して再度当局の見解を求めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 伊良皆議員の再質問にお答えいたします。

 今回の質問状をいただいてから、さまざまな資料を見させていただきました。今、議員がおっしゃるように、さまざまな資料で数字やいろんなものが食い違っているところがたくさんあります。その分でも確かなものを確実に残すために、先ほどご提案がありました資料館はきちっとつくっていくべきだろうと思っております。

 それと、竹島のほうの資料館は、島根県のほうでつくっておりますので、私どもはその資料館の建設に向けては、国、県に積極的に要請をしてまいりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) ぜひ取り組んでいただきたいと思っております。一括交付金を活用できるという部分で取り組んでいただきたいなと思っております。

 そこで、関連しますけれども、これ戦時遭難時の事件のときに、こういった収集の資料はなかったっていうんですけれども、この本の中にも実は、台湾の方や朝鮮人の方、あるいは軍人軍属の方が乗っておられたという、これ証言も出てきております。その辺のことに関しては、かなり証言とるのも難しいだろうなと思っておりますけれども、それも含めていろんな文書、公文書なり、県が資料収集したものなり、ぜひこれも含めてしっかりとした資料収集並びにそれを納める施設をぜひ力を合わせてやっていければと思っております。

 何よりも遺骨収集を早目にすることが私は強く望まれると、このように思っております。したがいまして、人道的立場、戦後一貫の処理として、ぜひ取り組んでいただきたいと。遺族の方のご心情は察しに察しますけれども、その辺はしっかりとこの本の中にもよく後世に伝えるべきだという証言集がありますので、その辺もしっかりと取り組んでいただきたいなと、このように思っております。

 次に、領土・領海に移ります。

 尖閣諸島の資源等についてですけれども、尖閣諸島海域の地下資源に関しては、もう既に調査されておりますから、別に置いといて、水産資源に関してですが、新聞にもありましたように、波照間沖、それから、与那国と西表の中間地域、中ノ曽根、沖中ノ曽根、新聞報道にありましたように、実は、中国漁船がこの近海を調査して小笠原に行ったんじゃないかという新聞記事がございました。

 1隻、2隻だったら、これは密漁で闇に紛れて密漁して帰っていくというのが密漁というんですけれども、この小笠原諸島の現象を見るときに、これは密漁じゃないですね。これは明らかに挑発ですね。しかもAPECが中国で開催されるということで、東京都ですから、もう日本国の首都ですよ。首都の目と鼻の先に、こういった大船団を組んで密漁どころではないですね。これは密漁と言わないですよね、本来は。もう挑発的行為に出てきたということであります。

 昭和53年に尖閣諸島において100隻余の漁船団が魚釣島周辺に領海侵犯をしたという事件がありました。実は、このときに、しっかりと政府は、日本政府は法整備をしておけば、今回の事件に関しても即対応できたかなと思っております。

 結局、中国とのこういったいさかいを内々におさめようということが、多分当時の日本政府の中にもあったと思いますけれども、この尖閣諸島は、先ほども部長答弁がありましたように、石垣市の行政区域であります。したがいまして、この資源はしっかり守っていかなければいけないと、このように思っております。

 しかし、このように200隻あるいは尖閣諸島近いわけですから300隻以上、まだ来るかもしれません。そうなった場合に、果たしてこの状況を打破することができるかということとなると、非常に今の現状の海上保安庁の体制ではもう無理だということに結局、結論に達するわけなんですね。

 ですから、私が言いたいのは、憲法も改正して、早目に。しっかりとした法整備をしていくということが何よりも諸外国に対しての日本国の主権たる国家、日本国の安全保障あるいは国防の体制につながってくると、このように思っております。

 さて、今、部長答弁されましたけれども、昨年国のほうから沖縄県に対しまして、沖縄県漁連に対しまして基金が積み立てられております。その中で八重山漁協がその基金を活用して操業されてるということを聞いてますけれども、その辺の実情を少し教えていただければなと思っております。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 沖縄県漁業基金事業の事業目的につきまして、かいつまんでお答えしますと、日台漁業取り決めが設定されたことにより、台湾漁船による我が国漁船の操業が侵されている状況にあるという、こういう状況を踏まえまして、我が国漁業関係者の当該水域における安全操業や権益を確保し、水産物の安定的な供給を確保するために、台湾の漁業実態を把握し、有効な漁業資源に資する取り組みを緊急かつ着実に実施することが必要であると。このため国が基金を造成して助成を行い、影響を受けている漁業者等の経営安定を図るための事業となっております。

 八重山漁協の取り組みにつきましては、台湾漁船等対策事業の中で、外国漁船操業等調査監視事業、漁具被害復旧支援事業、民間漁業者交流事業の3事業がございますけれども、今年度は1番目の外国船操業等調査監視事業を行っているものでございます。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) ただいま部長の答弁だと、この基金を活用して今外国人漁船操業調査ということであります。何隻行かれて操業して帰ってくるのかという部分に関しても教えていただきたいなと。

             〔何事かいう者あり〕

 操業、要するにこの実績なんですよ、要は。ですから、この基金を活用しながら、この海域に常時経済活動をしてるということが大事かなと思っております。

 先ほどもあったように、大変、今行かれる、尖閣諸島海域に行かれる船がなかなかいないと。やはりトラブルを避けたいというのがそれは実情だろうと思っております。しかしながら、燃料費あるいは人件費含めて基金から出てくるわけですから、その辺は行けるやはり漁業者の皆さんがいれば、積極的に活用していただきたいなと、このように思っております。

 そしてさらには、八重山漁協だけじゃないですね。伊良部漁協含めて、沖縄県漁連を含めて、常時その経済活動をしているという状況をつくっていただく、それがいいということにもなりますし、ましてや、この水産資源をしっかりと守りながら、尖閣諸島は日本国の領土であるということを内外的に示していくということにもなろうかと思っておりますので、引き続きぜひ取り組んでいただきたいなと、このように思っております。

 そして、今、去年からという話、この基金ですね。どのような日数あるいは隻数、あるいは金額という分おわりであればぜひ教えていただきたいなと思っております。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 外国船操業等調査監視事業の内容につきましては、日台漁業取り決めの適用水域及びその周辺水域の台湾漁船等の操業状況、操業状況調査監視、台湾等取締船の行動調査監視、さらに漁業調査及びその計画策定を行う内容となっております。

 この事業経費につきましては、適用水域での調査、監視事業経費でして、1隻当たり14日間の賃金や用船料さらに燃料代等の支給を行っており、100隻を対象に調査経費を計上しており、1億6,000万円ほどの事業経費となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) 14日間の中で1億6,000万円という事業で答弁いただきました。しっかりと引き続き、来年度も引き続きこの事業を取り入れてやっていただきたいと、このように思っております。

 次に移ります。都市計画事業でございますけれども、パネルを使用させていただきます。

 先ほど旧空港跡地ですね。こちらが今県立八重山病院の予定地であります。色塗りから見てくると、もうほとんどがこの黄色のとこ、財務省、国有地なんですね。あと若干かぶってくるのが、県有地ということになります。

 そこで、お伺いしたいのが、沖縄県は国といろいろこの病院建てる際に、いろいろ事業の調査あるいは調整をされてると思うんですけれども、この予定地、県は国から買ったのか借りたのか、それとも借りてるのか、買ったのか。その辺だけちょっと1点教えていただけませんか。



○議長(知念辰憲君) 都市建設課長、入嵩西 覚君。



◎都市建設課長(入嵩西覚君) 伊良皆議員の再質問にお答えいたします。

 病院予定地の取得の方法ということなんですが、私たちが聞いてるのは、県は土地を購入したというふうに伺っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) 県は、この膨大な敷地を買ったということであります。しかしながら、今市が計画しているゾーニング見てくると、これ資料いただいた資料、ゾーニングの資料ですね。そうすると、ここに県立八重山病院が来ると。その中で4つの地区のゾーニングに分けて今都市計画事業を入れようという形になってますけれども、この中で、一つはこのゾーニングに合った集積されると思うんですけれども、その中で、今、この石垣市において老朽化されてる公共施設というのがありますね。それとあわせて今博物館構想が出てきております。その中で博物館構想の建設の構想の中で、博物館の位置については、まだ決定されてないと思うんですけれども、その1点だけちょっと確認なんですけれども、博物館の位置は決定されているかどうか。教育委員会ですかね。

 これ単純にわかる。構想、構想はもう出てますから、わかると思うんですけど、この1点だけ答弁をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 伊良皆議員のご質問にお答えいたします。

 ただいま検討委員会のほうでいろいろ構想を練っておりますけれども、場所についてはまだ決定しておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) 博物館に関しては、まだ、場所が決定されてないということであります。そして、文化会館も老朽化して、大変危険家屋ということになっております。そしてさらには、織物事業協同組合の施設、あるいはパパイアの施設等々を含めて危険家屋になりつつあります。かなり老朽化しております。そういった施設をこのゾーニングされた部分に集約するということの今提案なんですよ。その辺に関しては、どうでしょう。市としてその辺の考えはお持ちかどうか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前10時50分

                               再 開 午前10時50分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 国、県の土地が大多数ですので、国、県、関係機関と調整をさせていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 伊良皆高信君。



◆20番(伊良皆高信君) 先ほど答弁があったように、ゾーニングされて、もう事業を進めましょうという段階にきてるわけなんですね。ですから、今のうちに、今の現段階で市として考え方を一つにして取り組んでいかないと、国と調整しても話が見えないじゃないですか。だから、石垣市としてこの土地が限られてきてますから、こっちにしっかりと集約して、公共施設、市民サービスゾーンのところにしっかりと用地を確保しながら、建設に向けて取り組んでいくという部分で、現段階のうちでしっかりとした考えを持たないと、また後手後手に回ると思いますよ。

             〔何事かいう者あり〕

 だから、先ほど言いましたように、博物館も構想が出てきております。しかし、今言った2つに関しては、2件に関しては、文化会館は老朽化が激しくて危険家屋ですよね。

 もう一つパパイア事業のこの建物もそうですよね。だから、部長に耐震テストを入れてくださいと言ってますけれども、耐震テスト入れられました。耐震度テスト。

 まあまあこれは、通告してませんからいいとして、ですから、このように市が管理してる施設がかなりもう老朽化してきてると。しかし、中心市街地にはもう市として土地がないと。幸いにして、旧空港跡地がこの広い土地利用ができるわけですから、今言ったこの件に関しても、しっかり庁内で話し合われて事業を前に進めてくださいよ。私はそれが一番いいとは思うんですけれども、それはもうまた関係機関にまた意見をお聞きするだろうと思うんですけれどもね。したがいまして、いかにこの空港跡地を有効に利活用するかということなんですね。そして、また、こっちがしっかりと区画整理事業が入って、また、市民のために活用していくということになれば、またさらに石垣市のまちづくりに貢献できるというように思っておりますので、しっかりと対応策を庁内で協議して、しっかりと答えを出していただきたいと、このように思いまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、伊良皆高信君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午前10時53分

                               再 開 午前11時05分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、友寄永三君の質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) こんにちは。

             〔何事かいう者あり〕

 おはようございます。過日、通告いたしました本員の一般質問を行わせていただきます。

 初めに、新庁舎建設についてお伺いいたします。

 既に3人の議員が新庁舎建設について質問をしておりますので、重複するところもあると思いますが、確認事項としてご理解いただければと思います。

 1点目に、高台の位置の選定は行わないのか。行うならいつ頃か。

 2点目に、高台移転の場合、現地の跡地利用は考えているか。

 3点目に、来年3月までの市長答申に間に合うか。

 以上、3点についてお伺いいたします。

 続いて、交通安全対策についてお伺いいたします。

 県道87号線、八重山農林高校東通りを於茂登集落へ向かう道路です。それと、市道宮良産業道路、農業試験場からバンナ公園へ向かう道路です。

 その交差点での交通事故が平成25年度は5件、ことし平成26年度は3件起きております。事故のほとんどが農業試験場からバンナ公園へ向けて一時停止することなく直進してくるレンタカーとの事故であります。

 その原因として一番考えられるのが、市道宮良産業道路を農業試験場側からバンナ公園へ直進するときに、とまれの標識が樹木、雑木等で覆われていて標識が見えないのが原因だと考えます。

 地元の方は、県道87号線が優先だと理解しておりますが、レンタカーを利用する観光客は、標識が樹木で隠れていたということで事故に遭う確率が高くなります。

 観光立市宣言をしている石垣市において、観光客を少しでも危険から遠ざけるというのは当然のことだと思います。石垣市の市道にある標識が見えないという状況から事故が起きている現状をどう考えるか、当局の見解を求めます。

 再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 友寄議員の新庁舎建設に関する3点のご質問に、順を追ってお答えいたします。

 まず、1点目の高台の位置選定についてお答えいたします。

 新庁舎建設につきましては、現在、基本計画の策定作業に鋭意取り組んでいるところであります。建設位置に関しましても、この基本計画で検討を進めているところであります。

 討論に当たりましては、学識者、関係団体、公募市民等で構成される策定委員会、庁内の共通認識を図るための庁内委員会で議論が行われております。

 同時に、内容が決定する前に、市民意見を拝聴するため、全市民、全公民館を対象に地域意見交換会を各地域を直接訪問して行ってまいりました。

 地域意見交換会では、庁舎建設について多種多様なさまざまな意見がございました。建設位置につきましても、同じように、多種多様なさまざまな意見がございました。高台の位置選定ということでありますが、先ほど申し上げましたとおり、多種多様なさまざまな意見が出ていることから、高台の位置選定、つまり候補地を提示することに関しては、一方的な提示ではなく、また、同時に土地に絡む権利や利権や地価の高騰など、不要な誤解と混乱を招くことがないように、そのさまざまな意見を精査しながら議論を慎重に、そして、丁寧に行う必要があると考えます。

 移転先として、可能性のある場所としての候補地を提示するタイミングといたしましては、市民意見や議論の醸成を見て、適切に判断をしてまいりたいと存じます。

 2点目の庁舎建設について、高台移転の場合の現地の跡地利用についてお答えいたします。

 仮に建設位置が移転となった場合には、中心市街地の空洞化と、衰退が懸念されますので、そうならないよう、中心市街地の活性化に資する土地利用を講じなければならないと考えています。

 また、建設事業への充当や財政事情も考慮し、仮に財産処分という場合には、その際は、石垣市公有財産検討委員会における検討や、石垣市公有財産規則等にのっとるなど適正な対応をしてまいります。

 3点目の庁舎建設について、来年3月の市長答申へのタイムスケジュールについてお答えいたします。

  現在取り組んでおります基本計画の策定作業につきましては、今年度内の策定を目指しております。建設位置等の内容、方針に係る策定委員会としての方針は、年内に決定するスケジュールとなっております。しかし、策定委員会や地域意見交換会等において、さまざまなご意見やご提案が出ておりますので、未来に悔いを残さないような庁舎建設でなければならないと思っております。その意味でもしっかりと対応すべく準備をし、大所高所から、さらなる議論を深めていく必要があると考えております。

 このことから、議論の推移を注視し、丁寧かつ慎重に意見を積み上げ、来年3月の市長答申も含めタイムスケジュールに関しましては、時期にこだわらず、柔軟に対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) おはようございます。2点目の交通安全対策について、県道87号線と交差点の交通安全対策についてお答えいたします。

 議員ご指摘の県道87号線、富野大川線と宮良産業道路、市道の交差点は、宮良産業道路側、市道のとまれの標識がございますが、樹木、雑木等で視界をさえぎっている状況がございました。早速、市道の雑木等の伐採、除去、また、標識の高さの調整を行い、標識をしっかり確認できるよう安全対策を実施したところでございます。

 今後とも定期的に巡視パトロールを行い、市道の状況を確認し、安全対策を講じてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き友寄永三君の再質問を許します。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 第1回の新庁舎議員特別委員会におきまして、アンケート調査を行ったという話がありました。そのときに私は部長のほうに、高台と現地どちらのほうが多かったんでしょうかと質問をしましたら、その項目は入っておりませんというお答えをいただきました。私からすると、まず1番目に入ってるんではないかと思うような質問がなかったのが、非常にどうしてなのかなというふうに思いました。まず、2つですね、質問として、高台と現地どちらがあなたはいいのかというような意見と、高台であれば、どちらのことを指すのかと、この2つがそのアンケートにはなかったので、非常に何のための、私からすると何のためのアンケートなのかなというふうな思いがありましたので、どういう意図でこのアンケートにその質問を入れなかったのか、答弁お願いいたします。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前11時16分

                               再 開 午前11時17分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 友寄議員の再質問にお答えいたします。

 庁舎建設につきましては、現地か移転かということで方向性を示しておりますので、その移転の中にさまざまな市民の意見の中から高台はどこかという意見がたくさん拾えるような形で移転というふうに方向づけております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) ちょっとよく意味が理解できなかったんですが、もっと質問自体でもっと具体的な質問を積み上げていけば、一般市民もどんどんどんどんこの新庁舎建設に向けて盛り上がってくるんじゃないかなと思います。

 こういうのがありますね。答弁の中にですが、候補地を市民に提示するタイミングとして、市民意見や議論の醸成を見て考えるという項目があります。私が思うには、逆に具体的になればなるほど、市民の意見や議論が醸成されるという考え方を持っております。早目に具体案を提示すれば、もっともっと市民でああでもない、こうでもないというような意見が出てくるのではないかと思いますので、何も情報を提供することなく、市民の意見や議論の醸成を見るのはどうかなと思うんですが、当局の見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 庁内検討委員会、それから、策定委員会でも同じような議論がたくさんされてまいりました。それから、5カ所の地域の意見交換会においても、移転という話の中で、さまざまな高台や予定候補地、それぞれが考える予定候補地というのがたくさん上げられました。

 このように、多くの市民が具体的にどちらのほうがいい、こちらのほうがいいという意見もたくさん出てまいりますので、今の段階では多くの皆さんの意見を私どもはたくさん集めると。そして、拝聴する。それをいかに次の段階に持っていくかというための今が材料づくりですので、焦らずに丁寧に積み重ねていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 今、材料を集めてるということでありますので、なおさらアンケートにおきましてももっと具体的なアンケートでよかったのではないかなと思います。

 8月から関係団体に6団体ヒアリングを行っております。そして、9月には2,000人に対してアンケート調査を行っております。11月には市内5カ所におきまして、地域説明会が行われました。しかし、それに参加した人で高台はどちらかと質問したら誰も答えられない、こういう状況で本当に議論になってないんじゃないかというふうな思いがあります。

 涼子議員も述べておりましたが、何も決まらないんじゃないかと。片方は現地というのははっきりしてて、片方は高台というのは何カ所もあって、それでは、しっかりした議論にならないのではないかと。そういう考え方、議論のあり方として正しかったのかどうか。今までの8月から積み上げてきたものが余り積み上がってないんじゃないかという気がします。この議論のあり方に私は正しくないと思っております。当局の見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 具体的に見えてこないというご質問ですが、昨年度の基本構想、それから、今年度の基本計画と段階を経て具体化を進めております。先ほど申し上げましたように、今は多くの皆さんからさまざまなご意見を拝聴する段階であります。それに基づいて作業を進めることにより、これからさらに具体化していくものが今後の課題だと思っております。引き続き今まで以上に丁寧に慎重に作業を進めてまいりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 先ほどから材料を集めるという意見であるんですが、策定スケジュールから見ますと、この12月に建設位置の決定という予定が入っております。まだ、高台の場所も明示できない状況であるにもかかわらず、12月には建設位置の決定、この時点であくまでも材料集めだと言いながら、予定では建設位置の決定、事業手法の決定まで予定されております。まだまだ時間があるというんであれば、今の方法でいいと思います。しかし、来年の3月には市長答申と、こういう流れがある中で、具体案を出さずに材料だけを集めてるという言い方であれば、現地ありきのアリバイづくり的な説明会であったり、アンケートであったと思われても仕方ないのじゃないかと思います。当局の見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 先ほど冒頭のお答えで申し上げましたとおり、きのうの宮良議員の質問でもお答えいたしました。これは行政手法として時期を決めて年度内の事業ということで進めていく過程の中で、どうしても時期を限定しなくちゃいけない。その中で進めていく中で、どうしてもその状況に応じて持ち越さなければいけないということもあり得ます。議員が前々からおっしゃっているとおり、焦らないでもっともっと時間をかけるべきじゃないかというご意見もいただいてまいりました。そのとおりだと思います。そういう意味で今回市民意見をたくさん拝聴する中で、さらに具体化するためには、焦らないで、時間に拘束されないで、未来に悔いの残さないように私たちは新庁舎建設に向かって準備を進めていかなければいけないと思っています。

 その意味からも現地ありきで今やっていることは、アリバイづくりではないかというご質問ですが、そういうことは毛頭ございません。現段階では策定委員会においては、現地なのか、移転なのかという方向性が定まっておりません。議論の最中であります。議論を進めるためには、市民意見を拝聴する必要があるため、策定委員会としての方向性が決定する前に全市民、全公民館を対象とした地域意見交換会を実施して、各地域を訪問しているところです。そのことからも現地ありきでもなく、アリバイづくりでも全くありません。このことに関しては強く否定させていただきます。同時にそのような誤解を与えないよう丁寧に取り組んでまいります。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) やっぱり先ほどから現地なのか、移転なのかという話になるんですが、移転なのかと言われても、どこのことなのか、やっぱりないと移転だと言いにくいと思います。本当にそこが議論にならないのではないかなと思うんです。移転先を高台であれば、旧空港であるとか、現在の八重山病院跡であるとか、バンナ公園近くであるとか、何カ所か出ております。その中で最も適当であるというところを絞り出して、その後、高台だとここだ、現地だとここだと、この両方でどちらがいいかという考え方のほうが議論として進みやすいと思います。最初で現地なのか、移転なのかと言われても、移転がイメージできないところがあるので、現地ありきのパフォーマンスじゃないかというふうに見えるところがあるという意見をいたしました。

 もう一つ、あとは現地建てかえ派の多くの方が、この市役所がもし移転すると、市街地が空洞化してしまうという心配をされております。やはり高台移転という考え方とセットであると思うのが、この跡地利用ですね。高台に移転するという考え方とこの市役所が移転した場合、この跡地をどういうふうに使うと。どういうふうに使ったら美崎町もっと活性化すると。何かそういうセットでの話し合いもこの委員会では必要なのではないかと思います。移転すればもう全て何もないということは絶対あり得ないので、こういう意見があるとか、市民に対してどういうふうにすれば美崎町のため、石垣のために何かいい設備、施設がないか、そういう意見ももっと公募もできるのではないかと思います。

 ですから、高台という場合、この現地の跡地利用まで含めて考えたほうがいいのではないかと思います。当局の見解をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。

             〔何事かいう者あり〕



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 友寄議員も参加いたしました白保公民館のほうでも多くの市民の皆さんから旧空港跡地とか、八重山病院跡地とか、さまざまな具体的な意見も出てまいりました。皆さんが余りわからないということではなくて、多くの市民の皆さんから具体的な意見をたくさんいただいております。

 そして、高台移転と跡地利用をセットで考えるべきであるというご質問ですが、現段階では策定委員会においては現地なのか移転なのかという方向性は定まっておらず、議論の最中です。その段階で高台移転と跡地利用に特化した議論を先行して行うことは、移転ありきと捉えられかねないことも予想されるため、その点につきましては慎重に対応する必要があると思います。

 それから、策定委員会は、5回計画しておりますが、まだ、第2回段階であります。第2回段階では、多くの意見を収集して、その収集した内容によって議論を深めて、なおかつその上で方向性を定めていく。その定めていく中で移転なのかどうなのかっていうのを具体化していく。それが3回目、4回目だと思っています。まだ、2回段階ですので、今の段階で方向づけをするということは早とちりだと思います。今後、庁舎の建設位置考える際に、跡地利用に関してもどのようにするのかということも考慮しながら策定委員会ではもちろん十分に議論していくつもりであります。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 先ほどからやっぱりどうしてもかみ合わないところが一つありまして、まず、現地なのか移転なのかを考えると。移転になればどこなのかを考えるという考え方で当局は考えていると思いますが、一般的に私はそうだと思わないんですよね。それだと本当に議論が進むのか。今、もう白保で、旧空港とかいろんな場所が出たと。おのおのは自分はここだと思ってる。別な方は別な場所だと思ってるっていう、そういう中で議論が本当に進んでるのかっていうところです。まとまってないです、1カ所に。1カ所にまとまってないと、どうしても意見として弱くなると思います。ですから、この議論のあり方としてどうかなとも思うというのはそこなんですけど、どなたがこの最初にこういう手法というんですか、考え方、議論のあり方。高台はどこだという決め方を先にするのではなく、まずは現地か移転かという方法で考えようという、最初にそれが決まったのはどの会議でそれが決まったのか、答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 これは昨年度の基本構想の中での議論の中で決定をしております。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 質問を続けてください。友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) もうそれが一番の大きなすれ違いだと思っております。この状況でなかなか進まないんじゃないかと。移転か現地かという考え方ではなかなか進まないという私の考えを述べて、また次に移ります。

             〔何事かいう者あり〕

 何度か地域説明会参加しながらいろんな質問が出てくるときに、同じような嘉数部長、今は材料集めてる段階ですのでという答弁が多かったように思います。それでは、ある時点で場所が決まった時点でもう一度地域の方々に説明をするというような話であったと思っております。この状況、3月までという状況がありますが、柔軟に対応していただけるということでもありますが、同じように5カ所の地域で説明会を持つのか、どういうふうに考えていらっしゃるのか、答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 議員の特別委員会の中でもご報告させていただきましたが、それがまとまった段階で、改めてまた地域の皆さん、関係団体の皆さん、そして、地域を訪問して丁寧に説明をさせていただきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) これは1回目の説明会と同じように5カ所だと考えてよろしいのでしょうか、地域説明会。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 前回は5カ所回りましたけれども、大幅な地域を1カ所に集中するということは、大変厳しいものもありましたので、もう一度このやり方を検討しながら進めていきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 多くの市民の方に説明できるように求めまして私のこの質問は終わります。

 続きまして、安全対策についてですが、早速対応していただきましてありがとうございます。できれば一時停止の立て看板があれば、なおいいと思いますが、どうでしょうか。当局、立て看板設置できますでしょうか。答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 防災危機管理室長、慶田城用允君。



◎防災危機管理室長(慶田城用允君) 再質問にお答えいたします。

 県道87号線と宮良産業道路の交差点付近に注意喚起の立て看板を設置し、交通安全対策を講じてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆5番(友寄永三君) 立て看板も設置していただけるということですので、非常にすぐ動いていただきましてありがとうございます。

 あとは答弁にありましたように、定期的に巡視パトロールを行っていただくということを求めまして、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、友寄永三君の質問は終わりました。

 それでは、午後1時30分再開することとし、それまで休憩いたします。

                               休 憩 午前11時36分

                               再 開 午後 1時31分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、井上美智子さんの質問を許します。井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) こんにちは。さきに通告しました事項について一般質問をいたします。

 まず初めに、男女共同参画社会の推進についてお伺いします。

 来年は、第2次石垣市男女共同参画計画いしがきプランの最終年度ですが、去る10月の定例本会議で初めて議席についたとき……

             〔何事かいう者あり〕

 済みません。執行部の席には、女性が一人もいませんでした。女性の管理職への登用は思うように進んでいないと感じました。私たち女性の置かれている地位には、まだまだ男性と比較して大きな格差があります。男女平等についての法整備や制度をつくる上で重要な役割を果たす女性の国会議員の比率や地方や行政、民間などあらゆる分野で方針、政策決定の過程に参加する女性が圧倒的に少ないことも女性の地位の低さをあらわすものです。

 行政は、実効ある施策を具体化し、実施していかなければなりません。そこでお伺いしますが、第2次石垣市男女共同参画計画いしがきプランのスタート年次2006年と今年度2014年の市職員の管理職、審議会、委員会での女性の登用の実態について答弁を求めます。

 次に、いのだ幼稚園の教育環境について伺います。

 第6回定例会におけるクーラー設置問題の関連で取り上げましたが、早期の解決が必要だという視点で再度ご質問をいたします。

 いのだ幼稚園の教育環境についての一番の問題は、天井が低く、普通の大人なら天井に設置されている扇風機に手が届くほどです。それに加えて凹凸があり、熱がこもりやすく、紙飛行機も飛ばせない構造となっております。

 そこでお伺いいたします。北部五校地区連絡協議会の要請書に保育環境に適切でないと指摘されていることについて、どのようにお考えですか。ご答弁をお願いいたします。

 次に、幼稚園の預かり保育についてです。

 現在、全ての幼稚園で預かり保育が実施されていますが、本来であれば、保育所へ措置される児童です。しかし、保育所が足りないため5歳児もしくは地域によっては4歳児で幼稚園に行くことになっています。来年4月から子ども・子育て支援制度が開始されようとしていますが、沖縄の5歳児問題として各地で問題になっています。

 保育所不足、待機児解消の受け皿として、幼稚園の教育時間終了後に預かり保育が実施されてきました。ところが、幼稚園には、夏休み、冬休み、春休みがあり、預かり保育は、夏休みのみの実施となっています。

 そこでお伺いします。預かり保育が冬休み、春休みに実施されない理由について答弁を求めます。

 再質問は自席より行います。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さんの質問に対する当局の答弁を求めます。市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 井上議員のご質問にお答えいたします。

 男女共同参画社会の推進について、市職員の管理職、審議会あるいは委員会での女性の登用の実態について、特に、スタート時、プランのスタート時ですね。2006年と現在2014年の到達についての数値をお答えいたします。

 本市では、男女共同参画社会実現に向けて、平成18年度にその理念や考え方を具現化するため、第2次いしがきプランを策定し、平成21年度には、男女共同参画を一層推進するため、基本となるその考えをまとめた石垣市男女共同参画推進条例を制定しております。

 また、第2次いしがきプランは、4つの基本目標、16の主要目標、45の具体的施策を掲げて、女性の意見を政策の決定過程に反映させるため、審議会や委員会等において女性登用の目標値を30%以上と定めております。

 女性登用の実態につきましては、第2次プラン策定時の平成18年4月時点で市の職員の管理職は課長級2名で管理職全体64名中、女性の比率は3.1%であります。

 平成22年4月時は、課長級4名、管理職63名中6.3%となっております。平成26年度ことし4月、女性管理職は、管理職63名中、課長職6名で9.5%でございます。

 次に、審議会、委員会等での女性登用率は、平成18年度4月時点で審議会21.9%、委員会13.2%で、平成22年4月時点では、審議会28.2%、委員会21.1%でございます。ことし26年4月で審議会20.8%、委員会13.2%となっております。したがいまして、第2次いしがきプランで目標としました30%にはいまだ到達していないのが実態であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 井上議員のご質問が2点あります。順を追ってお答えいたします。

 初めに、北部五校地区協議会の要請書についてお答えいたします。

 いのだ幼稚園は、これまで伊野田地域の幼稚園教育、保育施設として利用されてきております。幼稚園は、園児8名に対し、保育室1室、遊戯室1室などを有し、保有面積は150平方メートルです。保育条件につきましては、4歳児、5歳児保育を実施しており、平成22年度より預かり保育も実施しております。教育委員会では、当該幼稚園保育環境について、これまで教育保育環境改善のため修繕、改修などを行い、適切に施設の維持管理に努めてきました。クーラーにつきましても、今後、教育保育環境充実のため施設状況を確認しながら鋭意取り組んでまいります。

 2点目に、預かり保育が春休み、冬休みに実施されていない理由について、お答えいたします。

 預かり保育の実施日は、石垣市立幼稚園預かり保育条例第4条の中に、石垣市立幼稚園管理規則第6条に規定する休業日を除く月曜日から金曜日までするとなっております。また、石垣市立幼稚園管理規則第6条に規定する休業日は、冬期休業日が12月26日から翌年1月5日まで、学年末休業日が3月21日から3月31日まで。学年初めの休業日が4月1日から4月8日までとなっております。

 次に、井上議員の実施されてないことによって、どのような問題があるかについてお答えいたします。

 現段階では問題はないものと認識しておりますが、次年度以降は子ども・子育て新制度のもと、預かり保育の実施日については検討してまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、井上美智子さんの再質問を許します。なお、井上美智子さんより参考パネル使用の申し入れがありますので、これを許します。井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) まず初めに、男女共同参画社会の推進について再質問いたします。

 審議会、委員会の女性登用率は、平成18年の計画初年度と今年度は同じ13.2%、審議会に至っては、初年度21.9%、今年度は20.8%に比率が下がっています。さらに管理職については、初年度3.1%、今年度9.5%という到達です。来年、最終年度となる第2次いしがきプランの最終目標の30%からは、ほど遠い達成率となっています。なぜ達成率が低いのか、どこに原因があるのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 再質問にお答えいたします。

 達成率が低い原因がどこにあるかということでしたのでお答えいたします。

 原因につきましては、一つ、これだという理由、特にあるわけではないです。複合的な、それぞれいろんな理由が重なってこういう率で大変低い率になっております。例えば、私たちが取り組むべき周知徹底がまだ十分じゃないという点、あるいは一方で、女性の側の意識のほうがまだ遠慮がちになっているということも言われております。

 ちなみに数字で確認したところ、平成6年スタート時についても、女性のほうがなかなか数値としてそういう管理職あるいは決定の場になりたがらないという、女性自身の数値が低い数値が出ておりますし、平成17年のアンケート調査においても、そのような似たような結果になっております。翻って、なかなかそういうまだ私たち社会の意識改革もさることながら、男性、女性のほうの改革もまだまだ必要じゃないかと思っています。そういう幾つかの複合的理由が重なって、その数値となってあらわれていると理解しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子君。



◆17番(井上美智子君) ありがとうございます。女性の意識の問題なんですけど、こういうもう管理職とかは、もちろん女性の意識もあるかもしれない、ある程度決めて、目標を持ってやりましょうという、今もうそういう段階ですよね。だから、そこに目標を持って、もう推していただきたいというのがありますね。女性で最初にばっと手を出すのがちょっと難しい部分があります。そこでこういう計画も立てて、男女共同参画ということで、みんなで目標を持って女性を推していただきたいという思いがあります。

 特に、私が一番最初に気になったのが、管理職が少ないということなんですけど、さらにお聞きしますね。最終目標30%に向けて、この低い管理職への女性登用について、今どのような対策をなされているのか、お聞きします。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 女性の管理職の登用が低いということで、それに向けた取り組みということでございますが、本市といたしましては、先ほども市民保健部長からありましたように、管理職にみずから手を挙げてという管理職等ですね。管理監督者のほうにみずから手を挙げてという職員アンケートの結果で低い状況が出ております。

 ただ、そういう中で、本市としての取り組みとしては、女性職員のステップアップ女性リーダーの研修等を特に積極的に取り入れてございます。ご本人の意識改革、女性の意識改革等も含めながら、また、働きやすい職場環境、女性にこれまで女性の課題といたしまして、結婚、出産、また、介護とか、仕事以外の家事労働の大きさの比重が言われておりました。それは、また一つの大きな課題だと考えられております。そういう課題に対して、一つずつ働きやすい職場環境の醸成に向けて取り組んでいるところでございます。特に、やはり女性のリーダー研修を重視して取り組んでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) そうですね。一応働きやすい、女性が働きやすい環境、これはもちろんただ女性が働きやすいという環境はもちろん男性も働きやすい環境だと思います。労働時間の問題など、いろいろこれから社会全体で考えていかないといけないと思いますが、せっかく男女共同参画社会を目指して理念とか、方針が示されています。それに向けて市当局としてもっと努力していただきたいと思います。

 せっかくもうこういう立派な目標計画を持っているんですけど、こういう女性が積極的な役割を発揮できる社会実現のために、この計画、本当計画倒れにならないようにぜひ取り組んでいただきたいと思います。今回、石垣朝子先生が教育長の席にいらっしゃることは、とても心強いです。

 中山市長、この数字のままでは、最終年度を迎えられないと思います。この女性登用については、多分何度もご答弁なさったと思いますが、決意新たに市長の熱い思いをお聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 議員ご指摘のように、石垣市の中においても、職員、部課長を含めての幹部職員も含めて、また、各種審議会においても、数字がなかなか女性のパーセンテージが上がってこないというのは私も感じているところでございます。

 それぞれ委員会なり審議会をつくる際にも、担当者も結構苦労しながら、その女性の委員を登用したいということでいろいろと探しているところでありますけれども、先ほど来話ありましたように、いろんな仕事の都合とか、おうちの家事、育児等を含めて、ちょっと厳しいという返答で参加を辞退される方もたくさんいらっしゃいます。ただ、議員ご指摘のその働きやすい環境もしくはそういった審議会に参加しやすい環境ていうのは、どうしてもつくっていかないといけないと思いますし、男女共同参画社会を目指していく石垣市としては、やはり目標の数値は何とか達成したいなというふうに思っています。

 今後、事業を進める中においても、また、役職員の登用する際にも、そのことをしっかりと意識持って取り組んでいきたいなと思いますし、また、誰かが、その先鞭をつけて、部課長とかリーダーになっていくことによって、次の世代の人たちが私もじゃもう少し頑張って上を目指そうかというようなことにつながると思いますんで、まずはそのリーダー的な役割を果たす人たちをできるだけ多く誕生させるような仕組みを頑張っていきたいと思っています。

 目標達成に向けては、最終年度という形になりますけれども、全力でとにかくできるだけ近づけるように頑張っていきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) ありがとうございます。一応今までの答弁では、女性が悪いような、女性が意識が低いようなことをおっしゃいますが、今本当にいろんな女性の活動で今女性はとっても活発に仕事をしています。家庭内での男女差別があって、家庭内でこれは男の仕事、女の仕事、でも今若い人たちは、そういうのから取っ払って、お互いにできる仕事をどんどんやっていますが、こういう家庭内での女性の仕事が多いということもこれから皆さん一緒に考えていただいて、女性が社会で働きやすい家庭の中の環境というのもこれから目指したいと思います。

 そして、結局、そういう年齢になってきたら、親の介護もありますし、いろんな問題があります。それも決してお母さん、女の仕事ではありませんし、また、市が老人施設とか、そういうことを充実することによって、女性が働きやすい、そういう社会になると思います。どうか市長、一緒に頑張りましょう。よろしくお願いいたします。

 それでは、次の質問にいきます。次に、いのだ幼稚園に関して再質問いたします。

 これまで教育、保育環境改善のため、修繕、改修などを行い、適切に施設の維持管理に努めてきたというご答弁でしたが、具体的にどのような修繕、改修を行ってきたのですか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 井上議員の再質問にお答えいたします。

 いのだ幼稚園施設の修繕などの具体的な内容につきましては、昨年度は空調機の設置、アルミサッシ窓の改修及び扇風機の修繕を行っております。今年度につきましては、床の補修や雨漏り補修及び倉庫屋根の修繕などを行っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) いのだ幼稚園改修と修繕なさってきたとご答弁いただきましたが、ちょっと写真を見せますが、先ほども申し上げましたが、天井が低いということで、158センチの女性がぱっと扇風機に手が届くんです、こんな感じで。それぐらい低いんです。もちろん園舎の中も暗くて、そんな感じの状況です。

 その建物の構造がちょっとすごくおもしろいんですけど、こんな感じに園舎がぐちゅぐちゅってなってるんですね。それで、入り口があったりして、結局、先生の目が届かない場所がこっち、こっちに子どもたちがいたら、こっちから見えないとか、そういう死角になる部分もあります。とってもちょっとその当時は、多分すばらしいって、すごい設計だなとかって思われたと思うんですけど、実際、教育環境には決していいっていう状況じゃなくて、もう先生方は、園長先生は、もうお願いだから建てかえしかないよって。いろんな問題はあるんですけど、それは全て天井が低い、こういう複雑な設計ということで、結果的にも構造上の問題ということで、園長先生ともこの園の先生ともいつも話すんですけども、建てかえしかないんじゃないかということです。

 職員室もちょうどこっち西日が入るとこで、夏では38度ぐらい、もう平気で上がるそうです。そういう環境の中で、もう先生は、保育環境には絶対適さない、もう絶対建てかえしかないという結論を先生方は出しております。園舎の建てかえがぜひ必要だと思います。ご答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 いのだ幼稚園は、昭和52年に建築されまして、約37年が経過しております。いのだ幼稚園につきましては、経年による施設の劣化は見られますが、教育委員会といたしましては、施設の状況確認や幼稚園より要望を受け、修繕及び改修などを行い、施設の維持管理に努めてきております。

 今後の整備計画ですけれども、平成27年度4月より施行される子ども・子育て支援新制度により、平成28年度より幼稚園9園について、幼稚園型認定こども園の移行を計画しております。いのだ幼稚園につきましても、新制度による施設改善、改修を予定しており、関係部課との連携を図りながら、平成27年度内には整備を進めていけると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 平成27年度より施行される子ども・子育て支援新制度移行より幼稚園の整備内容とは具体的にどのようなものですか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 平成27年度4月より子ども・子育て支援新制度がスタートいたします。新制度によりまして、平成28年度より9園が幼稚園型認定こども園へ移行する計画となっておりまして、3歳児の受け入れや、給食の提供も行う予定であります。

 新制度によります整備内容につきましては、各幼稚園施設の状況などを考慮して整備することになります。具体的には、3歳児の受け入れや教育、保育環境の質の向上の観点などから、空調機の設置や昼寝のための畳敷き及び便器の設置などのほか、各幼稚園の状況に応じ、間仕切りの設置など、新制度によりまして整備を行っていく予定です。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) 今さっきも言いましたが、この建物の状況です。3歳児というのは、ちょっと考えられませんね。本当に危険な場所というのが何かいっぱいあって、先生も見えない場所もいっぱいあって、ここで3歳児というのは、もう絶対考えられません。子どもたちがちょっと積み木を置いて、ちょっと上に行っちゃったら、また扇風機にかからないかなって、先生そういうのも心配してますし、でも縄跳びなんかは絶対できない。そういう本当にぜひゆっくりこの園舎を見てください。全て、もう何か不備なことは、全てこの建物そのものの構造によって先生がこれは困ると。それはもう本当に建物そのものが問題になってしまいます。ぜひ子どもたち、本当に3歳児を預ける親もちょっとは不安、大変不安ですね。だから、これはぜひもう建てかえしかないと、もう強く要望いたします。ぜひ幼稚園に行って、園長先生とも幼稚園の先生ともその思い、何ていうか、もういっぱい訴えたいんですね。この園がこんなに恐ろしいとこだよっていうのを。ぜひこれを聞いていただいて、ぜひ建てかえの方向にいっていただきますよう強く要望いたします。よろしくお願いします。

 それでは、次進みます。先ほどの答弁で冬休み、春休みに実施されない理由は、石垣市立幼稚園預かり保育条例第4条に基づくとのことでした。

 そこでお伺いしますが、春、冬は行わず、夏季休業日についてのみ預かり保育を実施した経緯について、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 夏休み中の預かり保育が開始されました経緯についてお答えいたします。

 石垣市立幼稚園の預かり保育は、平成12年度、保護者のニーズのもと少子化対策事業として県内初の預かり保育としてまきら幼稚園が預かり保育がスタートしております。その際、夏休み中の預かり保育はありませんでした。その後、平成15年度に石垣市立幼稚園預かり保育が条例化されましたが、まきら幼稚園のほかに預かり保育は拡大されておりません。その当時、幼稚園の就園率の低下が見られましたので、幼稚園就園率低下の要因を解明するため、平成19年度に幼稚園預かり保育に関するアンケートを実施しました。その結果、多くの保護者が幼稚園預かり保育を希望し、さらに夏休み中の預かり保育の要望が多かったため、平成20年度からまきら幼稚園におきまして夏休みの預かり保育を実施しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) やっぱり父母の要求からということですよね。質問の要旨の説明でも述べましたが、預かり保育の対象者は、本来であれば保育所で措置されるべきです。行政として保育する責任があるのではないでしょうか。春休み、冬休みも預かり保育を実施してしかるべきとも考えます。ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 夏休みは、44日間の長期にわたる休業であることから、夏休み期間だけ一時的に保育所を利用する実態が多く見られました。石垣市教育委員会といたしまして、幼稚園においても預かり保育を実施することにしております。

 次に、春休み、冬休みは実施しないことについてお答えいたします。

 春休みは年度末、年度初めに当たりまして、1年間の教育活動の締めくくりと次年度の教育計画や幼稚園幼児指導要録等の作成、新学期準備など、多様な業務に加え、定期人事異動と重なるため、幼稚園教諭が預かり保育に十分かかわれないことから、春休み預かり保育を実施しておりません。

 また、冬休みにつきましては、休業期間が短く、保護者からの要望もなかったことから実施しておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 井上美智子さん。



◆17番(井上美智子君) そうですか。いろんな最初の答弁では問題はないと認識されていますが、北西部の保護者の皆さんは、ほかに選択肢がないんですね。もう幼稚園へ行く、そして、預かり保育ということで。その預かり保育に対して大変大きな期待があります。

 今もおっしゃいましたように、この預かり保育は、預かり保育の先生がいらっしゃって、幼稚園は幼稚園の先生がいらっしゃる。結局、今の答弁ではこの春休み、幼稚園の先生が業務があるので預かれないというのもちょっとおかしいと思いますね。預かり保育のために預かり保育の先生がいらっしゃる。だから、幼稚園先生は春休みとして仕事をなさって、預かり保育の先生がしっかり預かりの子どもたちを見るということはできるんじゃないかなと思います。

 もちろんこの同じ場所で同じとこで幼稚園、保育ていうのは続いてるので、どうしても幼稚園の先生の負担が大きくなって、それは、問題にはなってますので、幼稚園先生が預かり保育が入ることによって負担になっているっていう。そこで、せっかく預かり保育の先生も入れてらっしゃるんですから、そこはもう預かり保育をしっかり検討していただきたいと思います。

 結局、西北部では、ほかに民間の行くところがないので、お母さん同士が何とかやりくりしたりして、子どもたちを見たり、頑張っているんですけど、どうしても幼稚園で、今まで保育所に預けてたのが、結局もう保育所で5歳児、4歳児がもう見れる定員がないので、とにかく幼稚園行ってください。預かりのほうに行ってくださいという形で、お母さんは何となく無理やり仕事のことがあって保育所に行きたいんですけど、無理やり行かされてるみたいな部分もあります。

 それで、春休み少し長いし、冬休みは、少し短いからあれかもしれませんけど、春休みについては、ぜひ積極的に考えていただきたいと思います。

 もちろんもうすぐ冬休みなんですけど、春休み、冬休み、実施について、ぜひ早急な対応を強く要望いたします。よろしくお願いいたします。

 それでは、これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、井上美智子さんの質問は終わりました。10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 2時07分

                               再 開 午後 2時17分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。

 次の質問者、崎枝純夫君の質問を許します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 12月も半ばになりました。議員生活が始まりまして、はや4カ月でございます。もうことしも終わろうとしております。振り返りますれば、選挙で始まり選挙で終わろうとしております。

 私ごとになりますと、敗戦に継ぐ敗戦が続きまして、ストレスのたまりっ放し、この時期がありました。9月に3度目の正直、還暦のこの年であこがれのこの壇上に立つことができました。

 去った県知事選におきましては、支持する翁長氏が圧倒的な大差で勝利をいたしました。

             〔何事かいう者あり〕

 うちなんちゅとして、しまんちゅとしての誇りを感じた瞬間であります。しかし、勝者があれば、敗者もあります。おごることなく謙虚にしっかり支えていきたいと思っております。

 一連の人事案件につきまして、私の所感を述べさせていただきます。

 副市長の件です。二度の調整の不発、一度の否決、一言で言いましてしつこい。どうしてもこの人でなければならない理由が何なんだろうか。ここまで来たら、市長、正々堂々と説明し、本会議において市民に向かい訴えるべきではございませんでしょうか。一番理解に苦しんでおりますのは市民と思います。圧倒的な数の与党を擁し、いまだ解決できないこのていたらく、全く理解できません。

 反対する与党の皆様の意見も聞いてみたいものだと。行政運営のこの空白、早急に解決してほしいものと強く感じるものでございます。市民の願いでございます。

 質問に入ります。

 赤土の流出が相変わらずとどまるところを知りません。赤土の流出は、海の汚染のみにかかわらず、農家にとってもダメージは大きいものでございます。赤土防止の86%が農地、いわゆる畑からだと言われております。

 お伺いいたします。土づくりへの取り組みと表土流出防止策についてお伺いいたします。

 次に、エボラ出血熱侵入防止への対応について。

 続いて、古井戸の復元について、続いて、まちなか美しゃ守り隊についてお伺いいたします。

 自席よりご質問します。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 崎枝純夫議員の1、環境保全型農業の取り組みについて、土づくりの取り組みについて、表土流出防止策について、お答えいたします。

 まず、基本的な事項ではございますけども、農業や農村は、農産物の生産の場のみならず、多面的機能を発揮しているとされております。この多面的機能とは、国土の保全、自然環境の保全、良好な景観の形成、文化の伝承等、農村で農業生産活動が行われることにより生ずる多面にわたる機能でございます。

 このため、安定した農業経営の確立とあわせ、環境と調和のとれた農業生産を図ることが必要であり、このための基礎となる土づくりは極めて重要であると考えております。

 土づくりのためには、有機物の農地への還元が重要であり、有機物をすき込むことにより、養分になるのみならず、土壌中の微生物の多様化を促進し、土壌の生産性の向上などの効果があり、農業の持つ自然循環機能を維持増進するとされております。

 このような自然循環機能の維持増進により、化学肥料、農薬の使用等を削減する効果や耕土流出の防止などの効果もございます。

 このように極めて重要な土づくりや農業の自然循環機能の維持増進のため、一括交付金やサトウキビ増産基金等を利用して、休耕地における緑肥栽培の推進、堆肥センターをフル活用して耕畜連携により生産された堆肥の農地への施業、土づくりとあわせた肥料の削減や緩効性肥料の積極的利用等を推進しております。

 これらの取り組みにより、硝酸性窒素の地下水や河川水への流入の軽減や、耕土の流出軽減対策を推進しているところでございます。

 さらに、耕土流出防止対策としては、土木対策として、排水路や沈砂池の整備等も実施しているところでございます。

 また、農薬や化学肥料の削減についても、病害虫の発生予察やフェロモントラップの設置による成虫の交信攪乱による相互防除を実施しているところでございます。

 このような取り組みを総合的に進めることにより、農業や農村の持つ多面的機能や自然循環機能の維持増進に取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 崎枝議員のご質問にお答えいたします。

 2点、市民保健部にかかわるものがありますので続けさせていただきます。

 まず、2点目の伝染病侵入予防対策、エボラ出血熱侵入防止の対応についてお答えいたします。

 本市においては、大型クルーズ船が寄港するとともに、新空港開港に伴い国内外からの入域観光客が増加の一途をたどっており、市民のみならず、これらの観光客も視野に入れた、保健医療対策の取り組みが求められております。

 また、西アフリカにおいては、エボラ出血熱が流行し、中東を中心とする発生に見られる中東呼吸器症候群いわゆるMERSが指定感染症として指定され、国外での感染症の動向から目を離せない状況が、厳しい状況が続いております。

 これら感染症対策といたしまして、本市では、健康福祉センターを新型インフルエンザ等対策本部の事務局として位置づけ、急患搬送を担う市の消防本部とともに、あるいは八重山保健所管内健康危機管理対策連絡協議会、または厚生労働省の那覇検疫所における石垣地区新型インフルエンザ等検疫感染症対策協議会などにおいて、国、県の関係機関と定期的に感染症情報を確認し、訓練を通しての意見交換を行いながら、それぞれの役割について共通理解を図っているところです。

 ことし5月には新型インフルエンザ等の対策特別措置法に基づき、石垣市においても新型インフルエンザ等対策行動計画を策定いたしました。

 大きく構えて、小さくまとめるという感染症防止対策の提要に即し、現在、各部署において業務の被害を最小限にとどめるための予防策、被害が発生した場合の対応など、速やかに対応できるよう業務継続計画を取り組んでいるところでございます。

 続けて、4点目についてお答えいたします。

 まちなか美しゃ守り隊についてでございます。

 本市では、まちなかにごみが落ちてない美しいまちづくり推進するため、まちなか清掃員による定期的な環境美化活動を実践することを目的といたしまして、ことしの11月より石垣市まちなか美しゃ守り隊事業をスタートしております。

 本事業では、生活が困窮している方、あるいは年金の少ない高齢者などにまちなか清掃員として決定していただき、週に2回ごみ拾い活動をしていただき、報償費として1回につき1,000円を支給するものとなっております。

 具体的には、毎週火曜日と金曜日の午前7時から午前9時の間の約1時間程度、自宅付近の歩道が設置されている道路の清掃活動を実践するものです。

 また、交通事故防止の観点から、交通安全ベストを着用して清掃していただいております。

 担当区域の清掃が済みましたら、あとは現在新川公園、市役所、真栄里公園にてごみを分別した上で、環境課の職員が回収しております。

 本事業の効果といたしましては、週2回の道路清掃を実践することにより、確実に道路に落ちているごみが減っております。さらに高齢者の皆様がごみ拾い活動を行っている姿を子どもたちや多くの市民が目にすることによって、環境美化に対する意識の啓蒙が図られることを期待しております。

 また、月に8,000円以上の報酬が得られることにより、清掃員としての働くことにより生活の一助になるということもあります。

 清掃活動を通して、美しいまちづくりに貢献することにより、そのことが自信と誇り、そして、自立につながることができるものだと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 施設管理・すぐやる課長、宮良信則君。



◎施設管理・すぐやる課長(宮良信則君) 崎枝純夫議員の古井戸の民家の復元についてお答えいたします。

 井戸の復元に関しての質問ですが、関連した事業として、一括交付金を活用したまちなか親水広場整備事業の事例を紹介させていただきます。

 本事業では、本市の現存する古井戸を復旧させ、まちなかの観光スポットとしての利用や市民の憩いの場、さらには災害時の緊急的な水利用を目的に、親水広場を整備しました。

 市民からの公募により、市民がいつでも利用できる場所及び未活用の井戸9カ所を候補に絞り、5カ所を整備いたしました。新川のナータジィーカー、カジイヤヌカー、登野城の喜納カー、まつむとう家、それと大浜の大浜郵便局の井戸を選定し、整備を完了いたしました。昔懐かしい井戸の復元により、地域の人たちにも喜んで利用していただいております。

 事業完了後も何件かの問い合わせはありますが、単年度事業として事業完了いたしております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、崎枝純夫君の再質問を許します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 赤土流出防止、流出対策という形で、再質問させていただきます。

 質問でも話しましたが、赤土流出の80%以上、これが農地から流れているということであります。赤土流出防止対策という条例は、県のほうなんですよね。条例に基づいて規定があります。農地からほとんど流れてくるという場合、農地が耕作していない裸地のとき、その地に作物が植えつけられていないとき、このときに約10ミリ以上の雨だと赤土流出が始まるという状態がずっと続いています。

 裸地状態が問題なんだよね。言うように、対策をいろいろやっているとは聞いていますが、具体的に裸地状態の対策、どういう取り組みをしているのか、お聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 赤土流出防止のために裸地を防ぐ、農地の裸地対策について市の支援策、お答えいたします。

 農地からの耕土の流出を防ぐためには、発生源の対策が重要となります。特に、農家による農地の営農対策は即効性があり、効果的であると言われております。そのため、市といたしましても、沖縄の自然環境保全に配慮した農業活性化支援事業を導入し、耕土流出防止における営農的対策の支援を行っているところでございます。

 具体的には、農地の被覆対策として、クロタラリアやヒマワリ等、緑肥植物の種子の配付を行うとともに、生分解性マルチフィルムやサトウキビ葉ガラ等のマルチング資材等の提供を行っているところです。

 また、耕土が農地外に流出することを防ぐ対策として、サトウキビ葉ガラこん包の設置やグリーンベルトの設置を推奨しており、葉ガラこん包や月桃・ベチベルの苗などの資材の提供も行っているところでございます。

 また、これ以外にも株出しの推奨だとか、いろんなことをやっているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) いろんな対策をされているにもかかわらず、赤土流出はずっとまだある。ことしに限っては少雨状態で、余り被害はなかったという話は聞いていますが、雨が降り出すと、いまだかつて赤土流出はおさまっていない、いろんな対策を講じているんだけどおさまっていないと、これが1つのまだ現状であります。

 畑の表土と言いましたよね。作物ができる最低限の表土がありまして、これは表土の下にかたい地盤があるんですね。この表土が農家の財産なんですよ。これが流されるということが、農家にとっては非常な負担になります。大体40センチから基準としては60センチ、そういう形での土地改良をされているかと思いますが、ちょっとした災害が起こるぐらいの雨が降りますと、この表土が思いっきり流されていくという現場が多々見受けられます。

 それも含めて、こういうことも考えられないかと。心土破砕という工法があると思いますが、これは表土の下のかたい地盤まで、70センチ、1メーターぐらい下までずっと穴をあけるわけ。それによって、雨が下に浸透してくる、保水力が出てくるわけ。これは非常に効果があるような話を聞いています。

 まだ、石垣でこれをやっているところがあるかどうかわかりませんが、そのことによって土壌がよくなるんだろうね。根が下まで届いていくし、そういういい効果があります。この方法を聞いたことがありますか、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 心土破砕による耕土流出対策についてご指摘というか、ご提案をいただいたところでございますけども、これについてお答えいたします。

 近年、農作業の機械化だとか大型化が進みまして、機械による農作業によって、農地にかたく締まった土層ができることが指摘されております。かたく締まった土層は通水性が悪くなる原因となり、耕土流出の要因にもなっております。また、作物の生育にも支障があると言われております。

 このため、心土破砕機により、かたく締まった土層に亀裂を入れることにより、農地の通水性と保水性を向上させ、降雨が農地へ多く浸透し、耕土の流出が軽減される効果が期待されております。また、保水性が高まることにより、作物の生育に適した土壌の構造になるものと期待されているところです。

 このように、土壌の心土破砕は、耕土の流出軽減や農地の土壌構造の改善にも効果があることから、現在、石垣でも一部で取り組まれているところではございますけども、今後は心土破砕による耕土流出防止の対策も取り組めるよう、関係機関と連携を密にしながら、前向きに取り組んでまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) できることは、いろんなことをやったほうがいいと思うんだよね。

 原因が、土地改良が始まったのが35年ぐらい前、そのころから赤土流出というのが問題になってきたと思います。まだ、改善されておりません。35年前の土地改良の工法、それが非常に問題になっていると思います。あのときの畑の斜度、傾斜、この基準が7%、8%、これぐらいだったと思います。結構な傾斜なんですよ。その時分の土地改良の現場のほうでの赤土流出というのは、結構あるように私も見ております。

 現在、これは改善されていますが、3%以下で土地改良を行うようにということで、面整備の改正が進められております。いろんな形で沈砂池をつくったり、そういうことで赤土流出に取り組んでおるんだけど、なぜとまらないかなと思うぐらい、まだまだ結構赤土が流れておる、この状態でございます。

 土木的対策という形でのやり方でいろいろやっておりますが、この辺の取り組みについて、もう一度具体的にご答弁できたらお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 表土流出防止対策における土木的対策についてお答えいたします。

 水質保全対策事業(耕土流出防止型)という事業がございまして、これは農地及びその周辺の土地の土壌流出を防止し、農村の環境保全に資することを目的に開始された事業でございます。

 事業内容につきましては、発生源対策として、議員ご指摘のとおり、勾配を抑制する工事、それからグリーンベルト、畦畔工、既存の農地から土砂流出を防止する土砂だめます、のり面保護、沈砂池、承水路、排水路、路面保護、土層改良工、暗渠排水路工の工種がございます。こういった工種を組み合わせて、土木的な対策を実施しているところでございます。

 以上です。

 これは、県営事業が主になります。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 県営事業ということですね。

 いろんな対策が講じられておると。これに対する国からの補助事業、そういうのも赤土流出が目的かどうかはわかりません。この対策にもつながるなと思われる事業があります。多面的支払いの内容についてお聞きしたいなと思いますが。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 多面的機能支払交付金についてのご質問でございますので、お答えさせていただきます。

 冒頭の答弁で述べましたように、農業・農村は、国土の保全、自然環境の保全、良好な景観の形成等の多面的機能を有しており、その利益は広く国民が享受しているところでございます。

 しかしながら、近年の農村地域の高齢化、混住化等の進行に伴い、集落機能の低下により、地域の共同活動によって支えられている多面的機能の発揮に支障が生じつつあります。

 また、農用地、水路、農道等の地域資源の保全管理活動、これはこれまで農家がやっていたところでございますけども、担い手農家に農地が集中することによって、負担も増加することが懸念されております。

 多面的機能支払交付金とは、こうした状況を踏まえ、地域の共同活動による農地、水路、農道等の適切な保全管理を推進するための交付金でございます。このことにより、農業・農村の有する多面的機能が今後とも適切に維持・発揮されるとともに、担い手農家への農地集積という構造改革を後押しするという政策でございます。

 具体的には、地域で行う活動に対して、例えば農地のり面の草刈りだとか水路の泥上げ、それから農道の基礎的な保全活動等に交付金が支払われます。また、これは地域資源の農地、水路、農道等の質的向上を図る共同活動としまして、例えば植栽による景観形成だとか、そういう環境保全の活動にも交付金が支払われるということになっております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 具体的な数字はわかりますか。数字というか、補助事業、平米によって幾らとか、面積によって幾らとか、この辺の数字があったと思うんだよね。各地方自治によってちょっと変わるんじゃないかと思っていますが、この辺をしゃべっていただければ。持っている。



○議長(知念辰憲君) 答弁を求めますか。



◆13番(崎枝純夫君) 答弁を求めます。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 2時46分

                               再 開 午後 2時49分



○議長(知念辰憲君) 再開します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 例の資料は後でいただくとして、進めたいと思います。よろしくお願いします。

 赤土流出がなかなかとまらないというのはご承知のとおりと思いますが、この対策を考えたのは前から考えているんですね。協議会もできてあったし、今現在、僕はあると思います。赤土流出防止の協議会があるというのは、存在が確認できますか。どういう内容だったのか、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) ご指摘の協議会につきましては、石垣市赤土等流出防止営農対策地域協議会だと思います。これについてお答えいたします。

 この協議会につきましては、赤土流出防止対策に係る営農対策としての農家指導及び支援や営農計画の広報活動、営農対策の実施検証などを行うため、平成16年に設置されたものでございます。

 協議会活動に当たっては、農家はもとより、沖縄県やJAおきなわ、製糖工場、土地改良区等の関係機関と連携し、赤土流出防止の営農対策を実施するもので、これまで緑肥対策や葉ガラこん包、グリーンベルトの設置、サトウキビの夏植え体系から株出し体系への移行などの活動を行ってまいりました。

 今後とも、このように関係機関と連携を密に行いながら、新たな輪作体系や心土破砕による耕土流出防止等に積極的に取り組んでいきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 協議会があったということの存在を確認しまして、今後、取り組みをもっと強行に持っていただけると、積極的に取り組んでいくというお答えをいただきました。

 協議会はあるんだけど、構成、この辺に僕は指摘したいところがありまして、農業関係者がほとんどなんですね、前のメンバーは。その中に、本気で赤土流出を防止したいと、海を守るんだという組織が結構ありますので、そういう方々もこの組織の中に入れてもらって、これは我々の島ですから、全員で考えんといけない、そういう思いがあります。そういう意味から、本気でこれをとめようという思いでの構成員でもってやっていただければなと思っています。

 前の支払制度の件なんですが、啓蒙活動というのをまたしっかりしてもらって、農家に知らしめて、これが活用させてもらえるように要望して、この質問は終わります。

 続きまして、エボラ出血熱における基本的な対応について。

 今、世界を震撼させておりますエボラ出血熱、これに感染しますと、約60から70%の致死率と言われております。人類が発見したウイルスの中で、最悪のウイルスということであります。なかなか石垣にはこの話題はたどりにくいところがありますが、世界ではもう震撼しているという状態でありますが、お答えをいただきました。

 この対策はできているよということでありますが、もし患者から119番通報がありましたら、救急の要請があった場合、消防本部というのはどう対処する手はずになっているのか、この辺から聞いてみましょうか。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 エボラ出血熱に対する感染症予防対策は、八重山保健所を中心に話し合いが行われていますが、消防本部の対応策としましては、119入電時に、発熱症状に加え、過去21日以内の西アフリカ滞在歴が確認できた場合は、エボラ出血熱の感染が疑われる患者として八重山保健所に連絡し、保健所の職員が訪問するまでの間、自宅などその場での待機を要請することになっています。

 保健所の職員が傷病者をエボラ出血熱の疑い患者と診断した場合、保健所の移送車両で保健所の職員と連携して搬送に当たることになります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 保健所の移送車両での搬送ということなんですが、救急車は使わないということですか、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 患者の移送については、感染症法第21条に基づき、都道府県が主体となって行うことになっております。また、病気の蔓延を防ぐため、消防本部の救急車による搬送は原則行わず、八重山保健所の移送車両を使用することになります。

 なお、保健所との連携移送については、去る平成26年11月28日付で、総務省消防庁よりエボラ出血熱患者の移送に係る保健所等に対する消防機関の協力についてとの通知がありました。

 また、先日、八重山保健所所長、また担当の職員が来署しまして、当本部に移送に関する協力依頼がありました。現在、石垣消防本部と八重山保健所で、患者移送協力に関する協定締結に向け、準備を進めているところであります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) これについては、いろんな形で連絡をとり合いながら、国と既にやられておるということで、安心はしております。

 僕がこれを取り上げたのは、いろんな感染病があります。そういう中で、もし石垣に入った場合、これを想定すると、観光客がまず一発で来なくなるでしょうね。物すごい影響、人命にかかわることで、もちろん住民の人命が大切です。国境、非常にこっちに近いというところで、まずニュースでいろいろ取り上げられる中で、東京、成田、羽田、この辺では一生懸命やっているとニュースがありました。

 その中で、国境に近い国際空港があります。そういう観光客に多大な影響を与えるというのは目に見えています。去った9.11の事件がありました、テロのね。そのときに、直接被害者ではない沖縄でも、観光客が激減しているんですよ。そういう経緯もあります。

 こういうことは、まずみずから警鐘を鳴らして、取り組みをやっていこうという気概が必要じゃないかなと、私のこれは警鐘です。これについては、質問を終わります。

 次に移ります。古井戸(民家)の復元についてです。

 石垣に井戸の取り組み、すぐやる課の課長が一応説明してくれましたが、これは非常にいい取り組みだなと思って、私は感心しております。これをさらに拡大して、石垣にどれぐらいの井戸があるのかと。

 最初に、井戸ということを取り上げようと思ったのは、今回の少雨傾向が続いた断水の件がありました。断水の件で、水事情が悪くなる、石垣という、八重山という島自体、どっちかというと水が豊富だなというイメージがあったというふうに思うんですよ。山はあるし、川はあるし、宮古に比べて、宮古は山がありません。そういうことで、水が豊富で、これだけダムもあるのに、なぜ断水するのかと思った市民は結構いたと思います。そういう中で、やっぱり断水しました。

 この中で思いついたのが、井戸です。これが昔の井戸、ちょっと資料を調べてみました。私が住んでいる字石垣だけで140の井戸があります、民家に。四ケ字、もちろん物すごい量があります。昔はこれが文化だったんだね。それぞれの井戸の利用を再現できないものかと、今、ほとんど死んでいるんですね、井戸ね。これが再現できた場合の水の利用価値、物すごい、別に飲み水に使わなくてもいいんですよね。風呂、庭の植栽への水かけ、いろんな使い道があると思います。

 今、復元しました井戸も、歴史的なものから、非常に価値のあるものだなと思っておりますが、こういうのも含めまして、これには市の財政が非常に必要になるかとは思いますが、水の節約にもつながりますし、この辺、一考いただけるかどうか、これは市長の答弁が必要になるかなと思っておりますが、お願いできますか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 古井戸の復元についてということでございますが、これは一括交付金を活用したまちなか親水広場の事業で5カ所、整備をさせていただきました。この整備の中においては、市民、そしてまた観光客の皆様が井戸を利用できる形で、基本的には手動式の井戸を設置させていただきましたけども、それが基本的な考え方でございますので、民家の中で個人の住宅の中に、もしくは個人の敷地の中に設置するという分に関しましては、一括交付金の趣旨、また税金の投入という形ではそぐわない可能性がありますので、その辺は検討したいなと思っております。

 ただ、昔の井戸を復元することによって、さらに水事情等の最近の渇水の際にも利用することもできますし、災害時の利用も十分考えられますので、ぜひこの事業としては進めていきたいなと考えておりますので、今後、事業の支出の予算等の準備ができれば、次の新たな古井戸の再生に向けて取り組んでいきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 市長の答弁に前向きな意見が出ましたので、心強く思っています。

 井戸の復活というのは、市民の水事情の問題もありますが、これには深い歴史があって、井戸を掘ること自体、先人の我々の遺産と思うんですよ。こっちに歴史があって、そこに住んでいる先祖のことを思いながら水を使うと、そういう思いから、それに携わる、復活した後の住人の喜び、こういうのをかみしめながら、復活してほしいなと僕は思っています。

 観光にしても、こっちの人との歴史を伝えてもらって、探索するなり、そういうことも可能かなと、観光の1つの資源にもなるかなと思ってもおります。こういうのも含めまして、この問題についての質問を終わります。

 続いて、まちなか美しゃ守り隊、再質問します。

 議長、ちょっと休憩、いいですか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時06分

                               再 開 午後 3時06分



○議長(知念辰憲君) 再開します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 新聞等で見ました、まちなか美しゃ守り隊と。アルミ缶抜き取り条例というのが6月に制定された。この経緯があってのまちなか美しゃ守り隊ができたということであります。非常にいい取り組みだなと、私自身は思っています。

 前回での私の質問等でも、ごみ一つないまちづくりということが1つの私のテーマになっていましたので、そういう形が一歩前進につながっていっているのかなと思っております。

 今、この取り組みの中で、清掃員、まだまだこの数では足りないんじゃないかと、私自身思っております。一部の地域だけの清掃になっているという感じです。週に2回の仕事ということで、清掃員、これをふやすことができるのかどうか、質問したいと思いますが、ご答弁よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 まちなか清掃員をふやすことができるかというご質問です。お答えいたします。

 まちなか清掃員は、現在、11月14日に15人でスタートしております。その後の新聞報道等もありまして、3人増加し、現在18人となっております。7月に調査しまして、アルミ缶抜き取り作業員などに調査しまして、約30名程度が推測されるということで、予算は30人分を確保していることから、要件等を満たせば、さらに増員していきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 県内で同様の事例はありますか。同じようにやっているところ、ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 県内の実情なんですけど、条例改正に伴って、そういう有償ボランティア的な作業をしているという事例は特にありません。ただ、各市、それぞれボランティア、あるいはそれぞれの制度、あるいは地域の方々にお願いして、まちなかを清掃している実例は見られます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 言うなれば、先進地と言っていいんじゃないかなと思っています。いい取り組みだなと思っています。ごみ拾いばかりじゃなく、これが輪が広がって、住民の間にもごみ拾いが大切だというのも伝わっていければいいのかなと思っています。

 道路際の草の繁茂、そういうのにも目を向けてもらって、そういうものの取り組みはまた施設関係で立場が違うんだという話でもありましたが、とにかく町をきれいにするんだという意識を与えられるような市の取り組み、これが非常に必要じゃないかと思っております。

 これ来年度の継続という形では考えられますか、今年度のみということではないでしょうね、確認します。ご答弁お願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) ご質問にお答えいたします。

 11月に事業を始めたばかりです。年度末にも1回の支払いもしております、先月ですね。また、そのような状況も見ながら、あるいは事業の検証もしながら、できるだけ続けたいと思います。

 それよりも、同時にごみを捨てない、あるいはきれいな町をつくるという考えも、あわせて取り組んでいきたいと思います。新年度におきましても、予算措置をして、取り組みに努めたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 最後です。今回の私の一般質問の要旨は、まず赤土流出に始まりまして、エボラ、古井戸、まちなか清掃と、1つのテーマがあります。石垣をとにかく守っていこうという1つのテーマがあります。

 赤土流出で、今、死にかけているサンゴもあると聞いています。これは我々が守らなくちゃ誰が守るんだという、強い思いの人がたくさんいます。私も同じ考えであります。

 エボラの問題もそうです。観光客が来なかったらどうなるんだと。早いうちから、そういう警鐘を鳴らそうと。まず、僕は質問で言うのを忘れていましたが、エボラに関しては訓練したほうがいいと思う、そういう対策の訓練。これを世間にアピールするわけ、内地にもね。石垣はこういうことも取り組んでいるんだという1つのアピールをすると、これが大切なことだと思います。

 古井戸の件は、地元の足元にこういう観光資源もあるんだよという、これは1つのものですが、まだ結構あります。いろんな拝所とか、そういう形で観光の名所も我々の先人がつくったところがたくさんあるんだよと、景色もそうです。今、いろいろ議会でも問われている水族館とか、そういう箱物もまたこれはこれでいいでしょう。だけど、金のかからないような形での観光資源というのが結構ありますよという1つの私の警鐘です。

 1周道路を走っていますと、防潮林がないところはきれいな海が見えて走れる。防潮林の下草をきれいに整理したら、海を見ながらドライブできる、観光できる。草の繁茂というのが非常に景観が悪い。いろんなちょっとした金の使い方で、景色の見方、そういうことで我々のこの島が光るんだと。

 いつも宝石に例えられます、この島は。まだ、原石のままでありますので、これを磨くのは我々市民、そういう中から一つ一つ掘り起こして、島づくりに取り組んでいったほうがいいんじゃないかという思いからの私の質問でございました。ありがとうございました。

 終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、崎枝純夫君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 3時15分

                               再 開 午後 3時26分



○議長(知念辰憲君) 再開いたします。次の質問者、砥板芳行君の質問を許します。砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) こんにちは。本日、最後の一般質問に立たせていただきます。しばらくの間、おつき合いのほどよろしくお願いします。

 それでは、過日、通告いたしました質問の内容を説明させていただきます。

 まず初めに、機構改革・組織編成でございます。

 石垣市を取り巻く社会情勢や社会環境が大きく変わりつつある現在、市民福祉の向上、市民生活の向上を図る中核的な役割を担う石垣市役所においては、社会情勢や社会環境に合わせて変革を行っていかなければなりません。

 昨年の南ぬ島石垣空港の開港により、本市を訪れる観光客は史上最高の約94万人となり、ことしはついに100万人の大台、110万人を突破すると言われております。そのうち、海路、空路による外国人観光客も大幅に増加し、観光客100万人時代の到来、国際化時代の到来を受けて、私たちはしっかりと地域の未来を捉えていかなければなりません。

 また、社会の価値観の多様化により、市民のニーズも多種多様化しており、その市民のニーズをいかにして応えていくのかということも求められております。

 このような社会情勢や社会環境の変化に対応していくためには、行政業務本来の職務を整理し、民間活力を導入しながら、行政のスマート化に取り組んでいかなければならないことから、ことし3月定例会でも取り上げました市主催の行事・イベント等の見直し、民間委託への取り組みについて、その後の取り組みの成果、今後の方針、指定管理者制度の活用について、また9月定例会でも指摘された、公共工事を取り巻く環境が大きく変化し、入札不調も相次いできたことから、市発注の公共工事を発注前の計画段階から専門的・技術的知識を持った職員が検討し、発注から工事完了までの高い品質を確保するための技術者の育成・配置についてお聞きしたいと思います。

 次に、下水道整備についてお聞きいたします。

 下水道は、上水道や電気、ガス、電話と同じ、市民生活を支える基礎的インフラであり、海が最大の観光資源である本市においては最重要の環境保全でもあります。現在、市内各地において、下水道工事が市民のご理解とご協力のもと進められておりますが、今回の定例会初日に、平良議員、大石議員も取り上げました旧石垣空港跡地並びに周辺地域の下水道整備計画、最近になり大きな課題となってきました県立八重山病院の移転に伴う下水道整備についてお聞きいたします。

 以上でございます。

 なお、再質問につきましては、自席より行わせていただきます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君の質問に対する当局の答弁を求めます。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 砥板芳行議員の3点のご質問に、順を追ってお答えいたします。

 1点目の主催者行事・イベント等の見直しと民間委託への取り組みについてお答えいたします。

 民間活力を推進するため、民間にできるところはできる限り民間に委ねることを基本に、行政と民間との適切な役割分担のもと、民間委託を積極的に取り組んでおります。

 スポーツイベントの見直しにつきましては、新たな石垣島トライアスロン大会の主催構成団体に、日本トライアスロン連合、沖縄県トライアスロン連合、石垣市トライアスロン協会等の競技団体が主体となり、大会を運営する方向で検討を進めております。

 今後は、千葉ロッテマリーンズ石垣島協力会、石垣島マラソン大会等の業務についても、業務の一部委託や民間への移管などを検討してまいります。

 2点目の指定管理者制度の活用についてお答えいたします。

 指定管理者制度は、公の施設の管理に民間のノウハウを幅広く活用し、市民サービスの向上と行政コストの削減等を図ることを目的として、平成15年度に制度が創設されております。

 石垣市におきましては、限られた財源を有効に活用し、質の高いサービス提供や効率的な行政運営を実現していくため、アウトソーシングを推進していくこととしており、指定管理者制度を活用することにより、地域の振興につなげていきたいと考えております。

 なお、指定管理施設は、現在27施設で行っております。

 3点目の技術者の適正配置についてお答えいたします。

 技術職の職員につきましては、既存事業に加え、沖縄振興特別推進交付金事業による観光施設整備、福祉避難所整備、防災無線整備、防災備蓄倉庫整備等の事業に対応する技術職員が少ないため、技士を集約することで対応できないか、調査研究しているところであります。

 建築技師職員に対しアンケートを実施し、また所属長とヒアリングを行ってまいりましたが、課題も多いことから、引き続き調査研究してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 機構改革・組織編成について、3点目の技術者育成についてお答えいたします。

 近年、施工技術や情報化の進展、社会・経済情勢の変化、市民ニーズの多様化など、公共工事を取り巻く状況は変化し続けています。これらへ対応するため、公共工事に関する業務の幅が広がっており、さらにその内容は複雑化、高度化しております。

 本市におきましても、沖縄振興特別推進交付金事業、また南ぬ島新空港開港による観光施設等の整備、火葬場、庁舎、学校等の公共施設の老朽化による建てかえなどにより、技術職員の必要性が一層高まっております。

 本市が発注する建設工事等において、品質やコスト面でよりすぐれた調達を行うためには、技術職のスキルアップが必要であります。そのための専門的知識・技術を習得できる研修に職員の派遣を行い、技術者の育成を図っております。



○議長(知念辰憲君) 下水道課長、富永 忠君。



◎下水道課長(富永忠君) 砥板議員の旧空港跡地周辺の下水道整備計画についてお答えいたします。

 旧空港跡地は、公共下水道石垣処理区域外のため、現在進めている石垣市公共下水道事業計画には入っておりません。旧空港跡地の下水道計画については、現在計画中の旧空港跡地利用計画及び南大浜地区インフラ整備計画とあわせて検討していきたいと思います。

 また、新八重山病院建設に伴う下水道接続については、八重山の医療を守る郡民の会から、新沖縄県立八重山病院の建設に伴う関連施設の整備についての要請を受け、事業スケジュール及び財政計画等を検討してまいりました。

 新八重山病院から建設中の八島汚水中継ポンプ場まで、下水道汚水幹線の延長が約2.6キロとなります。平成29年度末の開院時期を考えますと、実施設計、汚水管渠布設工事を合わせた期間が3年間と短期間であります。また、財政面の負担も大きいことから、新八重山病院建設工事に伴う下水道整備は厳しいものがあると思われます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、砥板芳行君の再質問を許します。砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) それでは、順を追って再質問をさせていただきたいと思います。

 まず、初めの機構改革の部分なんですが、石垣市主催の行事やイベント、これがかなり多くて、市職員はかなり負担になっていて、特に年末から年始にかけて、年度末にかけてそのような事業が集中していることから、本来、次年度に向けて予算であったり、次年度に向けての計画を企画・立案をし、まとめていく重要な時期に重なっておりますけれども、そのような時期にイベントの企画、運営までやっていかなければならないということで、市の主催する行事・イベント等、見直し、また民間委託を推進していく必要があるんじゃないかということをことしの3月の定例会でも取り上げさせていただきました。

 その際に、当時、観光文化スポーツ局長だった嘉数企画部長の答弁で、市主催のイベント・行事だけで年間70から80、うち観光文化スポーツ局が担当するのが45事業あるという答弁をいただきまして、ただ局長のほうもかなり職員の負担になっているという認識を持たれておりましたけれども、その際に、土日の出勤が多く、代休もとれず、健康管理も心配しなければならない状況になっているというふうに答えておりましたけれども、その後の取り組み、検討がどのようになったのか、答弁をいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 観光文化スポーツ局の職員の負担軽減については、定員管理の観点から、今年度4月から臨時的任用職員を1名増員して、局の判断で各種イベントに柔軟に対応できるように対処しております。

 しかし、一方で、業務量の負担軽減までは至っておらず、引き続き所管課と事業の整理・見直しや民間委託を含めた対応を協議してまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 石垣市が行っている行事やイベント等、その開催自体に私は疑問を持っているわけではなくて、これだけの多くの行事を市の職員が負担してやらなければならない今の現状に危惧をしているわけでございます。ただいまの答弁で、増員をして、局の判断で柔軟にということではあるんですけれども、業務量の負担軽減にまでは至っていないという答弁でした。

 決して、職員に楽をしてもらうとか、そういうものではなくて、本来、市の職員がやらなければならない重要な仕事、まさに今、石垣市を取り巻く社会環境であったり情勢であったり、そういったものが大きく変化してきております。平成24年度からは、これまでになかった、これまでの業務にプラスして一括交付金事業というものもスタートしている中で、もう少しこのあたりをしっかりと職員が取り組める環境整備というものを取り組んでいただきたいと思います。

 そういった中で、市が主催するイベントで半数以上を担当しているのが企画部観光文化スポーツ局ではあるんですけれども、イベントのほとんどが、市民向けのものもあるとは思うんですけれども、島外からの誘客を目的としたイベント・行事がかなりあるんじゃないかなというふうに思います。

 そういった中で、やはり島外からの誘客を行うということは、石垣市の経済を牽引するリーディング産業は観光産業と位置づけられておりますので、それをしっかりと行っていくというのはとても重要なことだと思いますけれども、市職員だけではなくて、従来もやってはいるとは思うんですけれども、石垣市には観光交流協会であったり、ビジターズビューローであったり、その他の観光に携わるさまざまな公益法人であったり団体等がございます。

 そういったところと今後さらに連携をしながら、できるものはさらに民間委託、そういったところに委託をしていく必要があると思いますけれども、そのあたりの協力体制、また今後の考え方、答弁をいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 最初の答弁でも申し上げましたように、これからさまざまなイベントがさらにふえていく可能性があります。それで、千葉ロッテマリーンズの協力隊とか、石垣島マラソン等も含めて民間に委託できないかを検討してまいりたいと思っております。

 また、議員ご提言のとおり、市主催のイベントを民間委託することで、民間の多彩なアイデアと活力が新たな創造を生み出してくれるものと期待されます。その上で、これまで以上に行政と民間と信頼を深め、連携を強化することで、官民協働のまちづくりにもつながるものだと思います。

 今、ご提言の観光協会、また関係団体と、さらに方向性を協議してまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) さらに協力関係を強化していきたいということなんですけれども、石垣市もそうなんですが、沖縄県も観光立県を目指しておりまして、観光客数1,000万人を目指して、観光立県として沖縄県全体もその辺を取り組んでおります。

 沖縄県において、観光政策を中心になってやっているところに沖縄観光コンベンションビューロー等があると思うんですけれども、石垣市においても、観光協会は一般社団法人だったと思うんですが、公益法人ではありますけれども、そういったところにもう少し連携を強化するという意味で、予算等も含めて検討していかなければならないと思うんですけれども、現在、石垣市及び沖縄県から、石垣市観光協会、またビジターズビューローにどれぐらいの補助金が入っているのか、わかりましたら答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答え申し上げます。

 石垣市観光交流協会、八重山ビジターズビューローは、本市からの補助金は支出しておる状況にございますが、沖縄県からは観光交流協会、あるいは八重山ビジターズビューローへの補助金は現在のところございません。

 石垣市のほうからは、両団体には補助金は交付しております。石垣市から石垣市観光交流協会に向けましては528万円、石垣市のほうから八重山ビジターズビューローのほうには233万円の補助金が支出されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時46分

                               再 開 午後 3時47分



○議長(知念辰憲君) 再開します。砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) ただいま答弁いただきましたが、石垣市のほうから、半官半民と言ってもいい団体であると思うんですが、観光交流協会、ビジターズビューローに対して、観光政策の一翼を担う半官半民と言ってもいいと思うんですが、業界団体でもあるんですけれども、そこにしっかりと補助金を入れて、観光事業に市とともに取り組んでいただいているということなんですけれども、石垣市から観光交流協会には528万円、ビジターズビューローには233万円ということなんですけれども、そのほかにも委託事業等あると思います。

 特に、一括交付金がスタートをして、沖縄県OCVBあたりからも委託事業として予算が入っているかと思うんですが、そのあたりの額がわかりましたら答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) 委託事業としてでございますけれども、石垣市から石垣市観光交流協会に対しまして、南ぬ島石垣空港観光案内所等の委託金としまして、約900万円の委託金が交流協会のほうに委託事業として発注しております。

 あと、沖縄県のほうから、八重山ビジターズビューローさんを通じつつ、約5,000万円の委託金がございます。八重山観光需要安定化事業ということで、約5,000万円の委託金が八重山ビジターズビューローのほうに委託事業として委託されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) ただいま委託事業として、空港の案内所に900万円、またビジターズビューローに対して、こちらはかなり大きな額、5,000万円の八重山観光需要安定化事業という形で5,000万円の委託事業が入っているんですけれども、かなり大きな事業ですけれども、具体的にどのような事業をされているのか、ご説明いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時49分

                               再 開 午後 3時49分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) 大枠といたしまして、航空会社のタイアップイベント事業として、航空会社さんと共同で誘客に向けてのイベントタイアップ事業がございます。あと、招聘事業、例えば台湾のブロガーをご案内をして、発信をしていただくための招聘事業、あとプレゼンに市長、あるいは八重山観光協会、ビジターズビューロー一緒に、プレゼンで誘客に行く場合のパンフレット等の作成等で、おおむね5,000万円の委託事業となっております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) かなりの大きな額ではあるんですけれども、今、答弁いただいたものを市長が行ってプロモーション等を行ったり、そういったことをやっているんですけれども、今、市のフェイスブックページとか、いろんなものを見ていると、かなりそちらのほうにも市の職員がかかわってサポートしているような状況だと思うんですよね。

 これはビジターズビューローに予算が入っているんですけれども、それを市の職員がサポートしている状況にあります。そのあたりもしっかりこれだけの予算を入れて、私も公益法人に在籍していた経験がありますけれども、かなりの額なんですよね。

 また、観光協会にしても、ビューローにしても、ある意味、業界団体と言ってもいい組織だと思います。会員から会費を徴収をして、会を運営している状況もありますので、そのあたりは市の職員が余り負担にならないように、しっかりと観光交流協会でできるものはしっかりと投げて、責任を持って、これだけの税金が使われているわけですから、民間団体とはいっても、お金の使い道というものをしっかり精査をしながら、また役所に依存することもなくできるようにしっかり連携をとって、協力体制を築いていただきたいと思います。

 先日、新聞報道を見ておりましたら、来年の旧正月に大規模な花火大会を、これも一括交付金を財源として開催するとありましたけれども、このイベントにしても、2月、大変重要な時期ですよね。年度末に向けて大変重要な時期ではあるんですけれども、民間との連携、また民間委託等も視野に入れながら開催を計画しているのかどうか、お聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) ご答弁申し上げます。

 予定しております内容につきましては、旧正月の花火大会の事業ということでの本12月議会への補助金の申請をしているところでございます。補正予算を申請しているところでございます。

 観光需要の継続と年間誘客、いわゆる通年型の平準化を図る上で、冬季の観光需要の底上げを図るべく、観光コンテンツの造成による地域のにぎわい創出を開催意義として捉えております。

 旧正月期の台湾、香港及び韓国からの本市への旅行需要を喚起させるためのチャーター便運航及び国内誘客増を目標にした旧暦の正月という暦的な要素を取り入れまして、花火というユニバーサルなツールとなるような事業を活用して、本市の観光魅力を組み込んだコンテンツ造成に新たに取り組みたいという考え方でございます。

 本事業は、委託料としての予算要求をいたしておりまして、本市直属の実行委員会形式ではなく、民間への委託事業を想定をいたしております。民間のノウハウ、民間のアイデア、民間のお力を喚起しながら、アイデアを結集した形で、ぜひプロポーザルをしていただきまして、事業内容を検討しながら、ぜひ民間活力を生かした事業推進を図っていきたいなと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) こちらも冬場、旧正月の時期というのは、国内観光においては季節的にはちょっと厳しい時期ではあります。そういった時期に、旧正月という年間を通しての年間の行事で重要な位置づけをしている近隣の諸国等をマーケットに誘客をするというのは、通年を通して観光客を誘客させるという意味では私も推進するべきだと思いますけれども、先ほども申し上げましたが、観光客誘客というものに対して税金を投入して行事を行うわけですから、誘客で観光客が来られます。来て、今度はビジネスとして恩恵を受けるのは先ほどの観光協会の方々ですので、そのあたりの意義もしっかり共有をして、イベントに取り組んでいただきたいと思います。

 それと、旧正月の時期にということなんですけれども、また先日の新聞報道では、通年運航を予定していた中華航空が運休をするということなんですが、イベント時にはチャーター便を飛ばすというような回答もいただいているようなんですけれども、中華航空の通年運航ができない理由の1つとして、市議会でも何度か取り上げましたが、受け入れ体制、また商品を販売する代理店との契約関係、そういったものが今課題になっていると思うんですが、そのあたりクリアできているのかどうか、もし答弁できるのであれば、現状把握している範囲でよろしいですので、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答え申し上げます。

 現在、緒についたばかりでございまして、花火大会における旅行造成はまだこれから行います。

 ただ、これまで台湾、そして香港、韓国へは、事前に冬場における誘客、インバウンドをぜひ図りたいということで、プロポーザルなり、あるいはまた向こうのイベントに参加をして、OCVBとともに誘客のためのご案内はしてきておりますので、ぜひ議決を頂戴いたしましたら、台湾、香港、韓国へは、県内の旅行代理店を通じながら、商品造成に努めたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 沖縄県那覇空港、史上空前の海外からの観光客が訪れている状況で、今、正確な数字はちょっと忘れましたが、かなりの国際線の路線が今飛んでいる状況です。チャーター便も大切ではあるんですけれども、那覇空港を活用した形で来ることも1つのツールだと思いますので、そのあたりもしっかりと国内航空会社等とも連携をして、ぜひ成功に導いていただきたいと思います。

 このように、石垣市主催のイベント・行事を実施していく上で、民間との連携を強化していく、また民間委託をしていくということは、これは結果的には行政と民間、業界団体、また市民団体、そういったところとの連携ということで、より一層これまで以上にともにそのようなイベント、目的を持って、目標を持って取り組むことによって、これまで以上に行政と民間の連携したまちづくりが進むと思うんですけれども、そのあたりどのように捉えているのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 先ほども答弁いたしましたが、民間にできるところはできる限り民間に委ねると、これを基本に行政と民間との適切な役割分担のもと、民間委託を積極的に取り組んでまいりたいと思います。

 それから、誘客イベントが20年前、25年前から、さまざまな活動で展開してまいりましたが、当時は民間のほうが大変弱くて、マンパワーが必要だということで行政を巻き込んで、そして大きく育ってまいりました。でも、現在は、先ほどの観光交流協会を初め、さまざまな業界団体が力をつけてまいっております。

 そういう意味では、民間と行政が隊を組んで、信頼関係を深めながら、さらに同じ道を誘客活動として取り組んでいければ、信頼関係が深まり、また連携を深めることによって、官民協働のまちづくりが推進していけるものだと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) しっかりと民間と連携して、さまざまなイベント、それで効果を上げていただきたいと思います。

 今から20年ほど前なんですが、地域主権、地方分権が叫ばれ始めた時代、当時、半嶺當泰市長の時代に、先進地を視察する研修に参加する機会をいただきまして、私もそこに参加をさせていただきました。

 当時、若かった知念部長もご一緒だったと思うんですけれども、その際には富山県のほうに行かせていただきまして、富山のまちづくりを富山県の方々と意見交換をしたわけなんですけれども、当時、地方がそんなに注目されていない時代に、富山県は東京で日本地図を出して、富山県を指してくださいというアンケートをとったら、ほとんどの国民が富山県の位置をわからなかった。そういった中で、富山県をもっとアピールをしなければいけないということで、富山県挙げてまちづくり、民間との連携を進めていくというような話でした。

 その当時、私の今でも印象に残っているのが、当時、富山県の企画部の方だったんですけれども、私たちの仕事は、富山にある社団法人、大きな公益法人から地酒の愛好会、いろんな団体を私たちは顔を出して回っていますと、連携をとって回っている、意見交換をして回っている、私たちの仕事は、いろんな団体を針に例えると、針に糸を通していくのが私たちの仕事ですというような明確なことを言っていたのが今でもとても印象に残っております。

 石垣市を元気にしていくためにも、行政だけで丸抱えするのではなくて、今おっしゃったように、いろんな団体、行政マンと民間という垣根を取り除いて、いろんな団体と、いろんな方々と交流をしながら、交流することによって、このイベントはこの団体が得意分野じゃないかとか、そういった発想にもなってくると思うんですね。ですから、そういったものをしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。

 次に、指定管理者制度の活用についてお聞きいたします。

 先ほど、最初の答弁でもありましたけれども、市の施設のうち、指定管理者制度で民間委託を行っている施設の数はありましたけれども、確認の意味でもう一度施設の数と、また市が現在も直営を行っている施設の数、そして主な施設を答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 平成26年4月1日現在、指定管理を行っている施設は27施設となっています。また、以前に指定管理としていた施設で、現在、市が直営している施設の数は18施設であります。

 市が直営する主な施設は、運動公園内の中央運動公園野球場、陸上競技場、総合体育館、水泳プール、テニスコートやサッカーパークあかんま等のスポーツ施設、都市公園の新栄公園、舟蔵公園、新川公園、真栄里公園、長崎公園、大川公園、天川公園などの18になります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 市の施設は、平成24年度末で解散をいたしました公共施設管理公社というところがやっていた部分も多かったと思うんですけれども、現在、解散した公共施設管理公社が管理していた施設のうち、民間委託を行った施設があるのかどうかをお聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 平成15年に指定管理者制度が創設された最初の年度は、現在、シルバー人材センターが指定管理の唐人墓、崎原公園、玉取崎展望台、御神崎、平久保灯台、湧川原、伊野田オートキャンプ場等の7カ所の観光施設、それから米原公民館が指定管理の米原キャンプ場と米原ヤシ群落、川平公民館が指定管理の川平公園、石垣島沿岸レジャー安全協議会が指定管理をしている底地海水浴場と、あわせて運動公園、サッカーパーク、先ほど説明しました20の施設を含めて、石垣市公共管理公社が指定管理を受けておりました。

 3年前に、民間委託可能な施設についてはシルバー人材センターや地域の公民館に分割して、現段階では公共施設管理公社が管理受託していた施設は民間委託した施設はございません。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 今、民間移行していない施設、かなり大きな施設等もあると思うんですけれども、そのような施設も今後指定管理者制度を活用していくのか、そのような方針があるのか、お聞きしたいと思います。

 大規模施設に関しては、運動公園というくくりではちょっと難しい部分があるのかなと思うんですけれども、施設の細分化等を行っていくことによって可能ではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 公共施設管理公社の廃止に伴い、同公社で管理していた施設については、現在、市が直営している状況であります。しかしながら、民間にできるところはできる限り民間に委ねる、先ほども申しましたように、を基本に考えており、現在直営している施設においても、民間委託が可能な施設について指定管理を進めていく必要があると考えております。

 指定管理をする上での課題としては、スポーツ施設等に対する管理運営のノウハウを持っている団体の有無、管理運営に必要な資機材の確保等、あるいは収益のない施設の管理等、さまざまな課題があります。その中においても、可能な限り民間委託できる方向へ課題を一つ一つ整理し、できるところから順次指定管理を推進していかなければならないと考えております。

 先ほど議員から指摘がありましたように、スポーツ施設の中でも、個々に指定管理をしたいというところも名乗り出ていますので、今後、調整をしてまいりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 先ほどのイベントでもそうなんですけれども、このような施設も民間委託することによって、限られた市職員、人材を適切に今必要な時代に合わせて必要なところに再配置をしていくというのが今求められていると思います。

 現在、市が管理している、そういうような観点から、スポーツ施設、公園等だけではなくて、今、市営住宅も市のほうで管理されていると思うんですが、県営住宅に関しては既に民間の不動産業者が指定管理者制度で管理をしている状況でございます。

 市営住宅も、今後、ふえていくことが予想されますけれども、住宅という部分がスポーツ施設とか、そういったものよりもかなり細かい作業等も必要になってくるかと思うんですけれども、今後、市営住宅も市内の地元の民間の不動産業者等に指定管理者制度を活用して委託するのも検討に値するかと思うんですけれども、そのあたりはいかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 施設管理・すぐやる課長、宮良信則君。



◎施設管理・すぐやる課長(宮良信則君) 砥板議員の再質問にお答えいたします。

 市営住宅の現在の管理体制、民間委託の再質問についてお答えいたします。

 現在、市営住宅は、市の直営で管理運営を行っています。今年度、導入しました住宅管理システムにより、郵便局及びコンビニ等での納付が可能になり、入居者の皆さんによりよい納付環境の拡充を図っておるところであります。

 今後は、現在、滞納管理情報の構築後、管理運営を委託しておる他市町村の事例を参考に、指定管理者制度及び民間委託への移行を進めてまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 指定管理者制度の活用、また先ほどのイベント等も含めて、重複しますけれども、限られた市の職員の人材を本来の業務にしっかりと担当させていく、そのような環境づくりが市の執行のほうには求められていると思います。

 ただいま、すぐやる課長からも答弁いただきましたけれども、すぐやる課、市長の1期目の肝いりで設立した課でございます。当初、市への苦情であったり、問い合わせであったり、そういったものを一元的に窓口となる、それをスピーディーに、たらい回しにすることなく、市民にフィードバックしていくというような目的で設立されたと思うんですが、おととしですか、機構改革によって、施設管理・すぐやる課という名称になって、すぐやる課の業務等を見ていると、既存の担当課や係等で余分なものが全てそこに何か集中しているんじゃないかというような気もするんですけれども、すぐやる課のいま一度業務の範囲、内容について、確認の意味で答弁いただけますでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時12分

                               再 開 午後 4時12分



○議長(知念辰憲君) 再開します。企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 施設管理・すぐやる課の業務範囲については、事務分掌によると、道路維持に関すること、市営住宅に関すること、運動公園・都市公園の管理に関すること、市政に係る要望等の迅速な対応及び連絡調整に関すること等となっております。業務内容については、各所掌事務にのっとり対応しているものと認識しております。

 施設管理・すぐやる課から現在の業務内容となった経緯につきましては、公益法人に係る制度改正で、石垣市公共施設管理公社を解散することに伴い、運動公園、都市公園等の施設を直営で管理する必要がありました。このことにより、公の施設を効率的に管理する部署の設置が必要となり、組織改編により施設管理部門を設けております。あわせて、市民からの要望等に対して、迅速に対応する部門も統合しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) すぐやる課、昨年度、観光施設の整備等にかかわる一括交付金を不用とした経緯があります。これも、今、答弁いただきましたけれども、すぐやる課の業務範囲、内容がかなり多岐にわたっていて、複雑化していることによって、そういうような貴重な一括交付金事業もそれと並行して行うことによって、なかなか進められなかったんじゃないかなと、業務内容が多過ぎたんじゃないかなという気がいたします。

 ぜひ、先ほども申し上げましたが、質問でも取り上げてやりとりをしておりますけれども、指定管理者制度、またイベント等をしっかり整理することによって、民間でできるところは民間に委託することによって、すぐやる課が今抱えている業務を負担する、または既存の課・係でできるところはできるように、来年度に向けてそのあたりをしっかりと検討して、新年度の体制に持っていっていただきたいというふうに思います。

 指定管理者制度、今回の議会においても、各委員会によって審査がなされております。建設土木委員会でも審査をさせていただきました。このように、平成25年度の管理者管理運営評価一覧というものも資料としていただきましたけれども、総合評価を見ていると、ほとんどC、きのう、宮良議員も取り上げていましたけれども、Cランクが非常に多いですね。各項目に至っては、D、かなり努力が必要、E、かなりの努力が必要と採点されている業者もいらっしゃいます。

 このあたり、継続させるにしても、このような評価がなされているんですけれども、管理者に対してどのような改善策を指導しているのか、お聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 再質問にお答えいたします。

 指定管理者施設における管理運営が適切に実施できていない場合の対応としては、指定管理者と所管課において締結されている協定書において、現地調査や、管理運営が事業計画等で定められた水準を充足しているか、確認を行うことを定められています。

 また、毎年度の指定期間終了後に提出される事業報告書等の内容を精査し、業務改善に向けた指導を行うものとされています。

 さらには、管理業務に不正行為もあった場合や虚偽の報告をした場合などは、指定の取り消しができると規定されております。

 なお、評価の低い場合は、指定管理者のみの責任ではなくて、所管課の指導体制のあり方も反省し、指導強化の改善に努力していかなければならないと認識しています。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 指定管理者制度に関しては、評価のあり方、きのう、宮良議員も指摘されていましたけれども、外部評価委員であったり、各所管する課で、各課において所管している施設に関しては市民アンケートをとるなどして、さらに市民が使い勝手のよい、民間活力を活用してよかったと思えるような施設にできるように、今後、努力をしていただきたいと思います。

 次に、技術者の件、再質問させていただきます。

 9月、前回議会において、公共工事の取り巻く環境が非常に厳しくなってきている、そういった中で入札不調に至る案件も出てきていることから、その中で発注する事業の中身、図面をしっかりと精査をして発注に付する、そのような技術者を今後養成していくことが必要じゃないかというふうに質問をいたしました。

 また、その後、前回の議会で設立された公共工事に関する調査特別委員会の中でも、そのような提言も意見もさせていただきましたけれども、今後、資格取得に意欲のある職員に対して、全庁挙げて支援策等も今後検討していかなければいけないと思うんですけれども、そのあたりいかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 砥板議員の再質問にお答えいたします。

 建築士、施工管理技士等の資格取得に意欲のある職員への支援策についてでございますが、公共工事の発注者側には資格は要件とされておらず、必要とされておりません。

 しかしながら、技術者の育成、スキルアップの観点から、自己啓発による資格の取得は大変重要だと考えております。そのことから、技術者の育成に向けて、さらに専門研修等の充実を図ってまいります。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 発注する側に資格は必要はありません。ただ、市民の財産をつくるわけですから、そういった中でコンサルに丸投げをするとか、設計事務所に丸投げをするとか、そういったものではなくて、しっかりと図面も精査をして、本当にこのようなものが必要なものなのかどうか、それをしっかりと精査をするという意味では、資格を取得するためにはかなりの知識取得も必要になってきますので、そういった意味では、そういったものを奨励する制度等も必要ではないかなと思います。

 前回、明石の屋内運動場、体育館が入札不調になったということで、再度、再入札が昨日行われたようなんですが、昨日も不調となってしまったというふうに聞いております。その原因は何かというものをしっかりと調査研究していただきまして、今後、そのようなことがないように、そういった際にも技術者がいれば、いろんなところを削れる部分は削っていくという作業等も出てくるかと思います。

 そういった意味も含めて、今後は退職した技術者を再雇用するとか、公募で嘱託職員を採用するとか、そういった一時的な措置も検討して、今後、進めていただきたいというふうに思います。

 以上で、1番目の機構改革についての再質問を終わらせていただきます。

 次に、下水道整備について再質問させていただきます。

 議長、済いません、パネルを使用させていただいてよろしいでしょうか。



○議長(知念辰憲君) パネル使用を許します。



◆10番(砥板芳行君) これは、旧空港跡地まで含めた公共下水道の計画図でございます。今回、旧空港跡地への下水道整備計画については、平良議員、また大石議員、取り上げておりましたけれども、質問が重複するかもしれませんが、さらに違う観点からも含めて質問させていただきたいと思います。

 一昨日、一般質問で、旧空港周辺の下水道整備に十五、六年かかるというような答弁を担当課長がされておりましたけれども、これは面整備、供用開始と捉えていいのかどうか、そのあたりをもう少し説明をいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 下水道課長、富永 忠君。



◎下水道課長(富永忠君) 再質問にお答えいたします。

 一昨日の答弁で、一部誤解を与えるような答弁をいたしました。改めて、ご説明させていただきます。

 事業認可区域内の事業完了が十五、六年かかる見通しです。現在、認可区域372.8ヘクタールありますが、これは平成5年から平成25年度までの20年間で、整備済み面積が215.88ヘクタールで、整備率は57.8%となっております。これまで、毎年10ヘクタール程度の整備をしてきていますので、このペースでいきますと、認可区域内の大川、一部登野城地区の完了までがあと十五、六年かかる見通しであります。

 なお、平良議員、大石議員を初め、また市民の皆様にも誤解を与えるような不十分な答弁になり、誤解を与えてしまいました。大変申しわけありませんでした。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 今、答弁いただいたのは、認可区域の面整備が全てをやることになると十五、六年かかるということなんですけれども、今、県のほうが、これは新しい八重山病院のパース図なんですけれども、旧空港跡地のエプロンがあった場所に計画されておりますけれども、県のほうはここまで何とか下水道を整備できないかというふうに今要望しているかと思います。

 県の病院事業局の試算によりますと、浄化槽の設置に約2億円、また毎年、維持管理費に相当な額が出ていくと、将来的に下水道が整備された後に接続するとなると、既存の浄化槽の撤去工事等もかかってくることから、何とか接続をしてもらいたいというような要望がされておりますし、医療を守る郡民の会も意見交換の中からそのように市に要請しているかと思います。

 おとといの答弁では、八島汚水中継ポンプ場から八重山病院までの距離、この赤い幹線の距離が2.6キロということでよろしいでしょうか。2.6キロあると思うんですけれども、幹線を先行して布設をしていく、工事をしていくとなれば、大体工事期間で何年ぐらいかかり、事業費としてどれぐらいかかるのか、試算をしているのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 下水道課長、富永 忠君。



◎下水道課長(富永忠君) 再質問にお答えいたします。

 2.6キロをポンプ場から整備するには、工事費ベースで約14億円かかります。それで、例年の管渠布設工事の予算規模からいたしますと、約5年から6年はかかる見込みとなっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 今の課長の答弁では、現在、下水道課が毎年行っている事業費ベースでいくと、総事業費、幹線を布設していくのに14億円かかるということですので、現在の事業費ベースでいくと五、六年ということなんですけれども、これを体制を強化をして、予算も検討していけば、6年が3年にできるのかどうか、そのあたりは庁内挙げて検討していかなければいけない課題だとは思います。

 ただ、病院事業局のほうも、何とかこちらまで下水道の幹線を通していただきたいということで、県の事業局のほうも、沖縄県のほうも、市に対していろんな提案をしているかと思うんですけれども、私のほうで入手した資料によりますと、沖縄県のほうは、おとといの答弁でも県立八重山病院は区域外ということを強調されていましたけれども、県立八重山病院がある場所から計画区域内まではわずか150メーターなんですね。なので、県としては、この150メーターを県の病院事業局で下水道管を布設しますと、さらに幹線があるところまでの400メーターも検討したいというふうに言っております。

 また、DからB、これは国道390号なんですけれども、国道に関しては県が管理しております。整備も県がやりますけれども、DからBへの下水道を布設する設計費も、これもDからBまで、県のほうで見ますと。

 さらには、平成27年度、下水道工事は国庫補助が入ってやりますけれども、補助に関しても県内の下水道に係る予算を石垣に集中的に投下しますというふうなことを県のほうが提案をしているかと思いますけれども、そのあたり把握しているのかどうか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 下水道課長、富永 忠君。



◎下水道課長(富永忠君) 再質問にお答えいたします。

 まずは、病院から計画区域内までの150メートルに関しては、工事費は出すが、これは施工は石垣市がすることになります。それと、国道の委託費については、私たちのほうには話は届いておりません。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) 県立八重山病院の移転新築、これはご存じだと思いますけれども、県立宮古病院が移転新築いたしました。それで、県内の郡内の市内の空気としては、宮古の次は八重山だというふうな意見等が出ていたと思うんですが、ご存じのとおり、県立八重山病院は増築に次ぐ増築で、数年前も新たな施設もつくっているんですね、新築で。なので、県の病院事業局からすれば、県立八重山病院の移転新築はスケジュール的にはまだ先なんですよ。

 それを石垣市の市民からの要請、医療を守る郡民の会からの要請等もあったものですから、当時の仲井眞知事が計画を前倒しをして、八重山郡民のために仲井眞知事が前倒しをしたのが県立八重山病院、今の計画になっております。県のほうが石垣市側に歩み寄ってやっておりますので、石垣市としても県の思いに応える努力等は検討してもいいのかなというふうに、総務部長は頭をひねっておりますけれども、そう思います。

 ですので、現段階で不可能というふうな判断に至るのではなくて、現在の状況でいけば6年かかる、しかしながら全庁挙げて下水道事業をしっかりと強化していけば、全く不可能ではないんじゃないかなというふうな考えが出せます。当然、財源の問題とか、そのような問題もあります。

 これは、一昨日の答弁を聞いていてもわかりますけれども、それと私も建設土木委員会におりまして、下水道課を所管しておりまして、下水道事業の大変さ、特に今は730交差点からの雨水管渠布設工事、かなり渋滞を伴いながら、安全対策をしながら進めなければならない、地盤も非常に浸水等もあって大変な工事を、今後さらに誘導路も西に持っていかなければならないという大変な工事をしている中で、下水道課については大変な仕事量、負担になってくるのは十分理解しております。

 ですので、最後に市長、下水道、こちらも含めて、県も今かなり石垣市にいろんな提案をしながら、何とかやっていただきたいと、予算づけの一部の部分に関しても県がやりますというような歩み寄りをしてきていますが、ただ、下水道行政自体が今の状況では非常に人的に、マンパワー的にも今は厳しい状況じゃないかなと思いますけれども、先ほど申し上げましたが、下水道は海の大きな環境の問題にかかわってきます。

 旧空港跡地、南大浜も含めて、真栄里のほうも含めて、旧石垣空港の移転は10年前にわかっているわけなんですよ。2013年3月には、ここから新石垣空港に移転するというのがわかっているわけなんですね。ですので、なぜもっと都市計画でやったり、いろんなものを前もってできなかったのか、都市計画等もなければ、下水道の計画もできなかったと思います。

 しかしながら、実際はこのあたり、都市化、商業化がかなり進んでおりまして、大規模な商業施設等もできてきております。下水道の幹線があと何年でここまで来れば、施設整備、投資を考えている企業、また民間の方々、個人の住宅もあると思いますけれども、計画を立てられると思うんですね。大規模な施設になるほど、浄化槽を設置するのは多額の費用がかかります。

 そういった意味も含めて、都市化、商業化が進んでいる周辺の下水道の整備計画も含めて、しっかりやっていかなければいけないと思うんですけれども、とりわけ現在の下水道整備に関しては、市内の各地で工事をしておりまして、また大きな工事もやっています。八島の汚水中継ポンプ場も今建築中なんですけれども、今の職員体制ではまだまだ不十分じゃないかなと思います。

 そのあたり、下水道行政に対して、海が最大の観光資源でもある石垣市、本市ですので、そのあたり市長の答弁をいただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 下水道行政に限らず、先ほど来、質問もあったように、観光のさまざまなイベント等も含めて、マンパワーという話になってきているわけでありまして、それぞれの部署で、石垣市の限られた人材を片方の部署に寄せれば、ほかでまたしわ寄せが来るという状況ですので、そういったことも鑑みながら、しっかりと対応はしたいと考えております。

 もちろん、県立八重山病院の建設は八重山郡民の悲願でありますので、こちらについても予定どおりの時期に開設できるような形で協力はしていきたいと考えております。

 ただ、その部分と下水道の接続については、この場ですぐ全面的に協力しますというお約束は、ちょっと今の段階ではできかねます。

 今、議員、お話があったように、県側からのいろんなご提案等もありますので、それも持ち寄って鑑みながら、石垣市の財政状況、そしてまた下水道全体の整備計画等もしっかりと見据えた上で、検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆10番(砥板芳行君) おとといの答弁では、かなり厳しいという認識ではありましたが、今、県のほうもかなり歩み寄ってきて、いろんな提案をしてきている状況ですので、早急に不可能という判断に至るのではなくて、もう少し県、また実際に工事をしていく業界団体、業者の方々ともいろんな意見交換をすることによって、いろんな方策が検討できるかと思いますので、そのあたりしっかり取り組んでいただきたいと思います。

 県の病院事業局によりますと、県立八重山病院の設計業務が既に3カ月間おくれているそうです。押している状況で、今後さらにもう少し日数を要するかもしれないということも言っておりますので、恐らくこのあたりが今ネックになっているのかと思います。

 ですので、そのあたりしっかり県とも連携しながら、市民、郡民待望の八重山病院がスケジュールどおり開院するように、また都市計画も含めて、あのあたりの都市計画もしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いまして、私の一般質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、砥板芳行君の質問は終わりました。

 これで、本日予定の一般質問は全て終了いたしました。

 それでは、明日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

 お疲れさまでした。

                               散 会 午後 4時37分