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沖縄県 石垣市

平成26年  9月 定例会(第6回) 10月10日−06号




平成26年  9月 定例会(第6回) − 10月10日−06号







平成26年  9月 定例会(第6回)





            平成26年第6回石垣市議会(定例会)
                 10月10日(金)
                   (6日目)
                               開 議 午前10時01分
                               散 会 午後 5時14分
 出 席 議 員
   ┌────┬────────────┬────┬────────────┐
   │番  号│   氏    名   │番  号│   氏    名   │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  1 │ 仲 間   均  君 │ 12 │ 石 垣 涼 子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  2 │ 仲 嶺 忠 師  君 │ 13 │ 崎 枝 純 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  3 │ 長 山 家 康  君 │ 14 │ 前 津   究  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  4 │ 友 寄 永 三  君 │ 15 │ 宮 良   操  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  5 │ 東内原 とも子  君 │ 16 │ 長 浜 信 夫  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  6 │ 箕 底 用 一  君 │ 17 │ 井 上 美智子  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  7 │ 石 垣   亨  君 │ 18 │ 小 底 嗣 洋  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  8 │ 平 良 秀 之  君 │ 19 │ 今 村 重 治  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │  9 │ 砥 板 芳 行  君 │ 20 │ 伊良皆 高 信  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 10 │ 我喜屋 隆 次  君 │ 21 │ 知 念 辰 憲  君 │
   ├────┼────────────┼────┼────────────┤
   │ 11 │ 福 島 英 光  君 │ 22 │ 大 石 行 英  君 │
   └────┴────────────┴────┴────────────┘

 欠 席 議 員
  (な し)

1.地方自治法第121条の規定による出席者
  (初日に同じ)

1.議会事務局出席者
  局    長  松 原 秀 治 君     次    長  浦 崎 英 秀 君

  副 主 幹 兼  宮 良 八十八 君     庶 務 係 長  伊 盛 加寿美 君
  議事調査係長

  主    査  山 盛 心 山 君     主    事  仲 田 守 善 君

              議  事  日  程 (第6号)
┌─────┬───────────────────────────────────────┐
│ 日  程│           件              名            │
├─────┼───────────────────────────────────────┤
│ 第  1│             一   般   質   問             │
└─────┴───────────────────────────────────────┘

              本日の会議に付した事件及び処理結果
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.教育行政について                     │
│     │       │ (1) 冠鷲プロジェクトの成果と課題について          │
│     │       │2.環境行政について                     │
│     │       │ (1) 不法投棄の現状と課題について              │
│     │       │ (2) ごみ分別の簡素化について                │
│     │ 石垣  亨君│ (3) 最終処分場等の休業日の変更について           │
│     │       │3.一括交付金事業について                  │
│     │       │ (1) 前年度までの状況                    │
│     │       │ (2) 前年度までの総括                    │
│     │       │ (3) 課題と対策                       │
│ 一般質問│       │ (4) 今年度の進捗状況                    │
│     │       │ (5) 事務事業と予算規模の変化と定員適正化計画との整合性   │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.観光行政及び観光施設整備等について            │
│     │       │ (1) 観光施設の整備・リニューアル、受入体制、安全対策等、  │
│     │       │   来年度予算編成方針及び取り組みについて         │
│     │       │  ?米原海岸施設整備の進捗状況・安全対策への取り組みにつ  │
│     │ 砥板 芳行君│   いて                          │
│     │       │  ?観光施設及びスポーツ施設の指定管理者制度活用について  │
│     │       │  ?南ぬ浜町人工ビーチの施設整備の進捗状況について     │
│     │       │2.農林水産行政について                   │
│     │       │ (1) 「農林水産物流通条件不利性解消事業(県事業)」の本市  │
│     │       │   における活用状況について                │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │ (2) 農林水産物及び加工品の流通コスト低減化に対する本市の  │
│     │       │   取り組み及び課題について                │
│     │       │ (3) 冷凍冷蔵品等の流通体制について             │
│     │       │3.公共工事・入札について                  │
│     │       │ (1) 平成25年度から今年度の公共工事で入札不成立となった件  │
│     │       │   数                           │
│     │       │ (2) 入札不調、不落札等の入札不成立の原因について      │
│     │       │ (3) 上記の対策について                   │
│     │       │4.防犯対策について                     │
│     │       │ (1) 観光客及び流動人口の大幅な増加により、犯罪及び犯罪未  │
│     │       │   遂件数、不審者情報が増加傾向にあるが、行政の防犯への  │
│     │       │   取り組みについて                    │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.農道(奈良佐5号線)の市道認定について          │
│     │       │ (1) 奈良佐5号線の使用状況と現状をどのように把握しておら  │
│ 一般質問│       │   れるのか                        │
│     │       │ (2) 早急な市道認定により諸課題を解決し、安心安全な道路の  │
│     │       │   整備が急がれるがどう思うか               │
│     │       │2.石垣発宮古島行(午前の便)の運航の必要性について     │
│     │       │ (1) 午前の便の必要性をどのように考えておられるのか     │
│     │ 大石 行英君│ (2) 午前の便の運航による波及効果と今後の本市の取り組みに  │
│     │       │   ついて                         │
│     │       │3.美しい星空を守る条例制定への作業の進捗状況について    │
│     │       │ (1) 制定作業の状況と今後の取り組みについて         │
│     │       │4.真栄里公園周辺の歩道整備による健康都市づくりについて   │
│     │       │ (1) 段差の解消や外灯の設置の拡充による安心安全な歩道、歩  │
│     │       │   きたくなる歩道の整備について              │
│     │       │ (2) 真栄里公園周辺をシンボル的な歩道整備の重点区域として  │
│     │       │   整備されてはどうか                   │
│     ├───────┼───────────────────────────────┤
│     │ 友寄 永三君│1.教育行政について                     │
│     │       │ (1) 冠鷲プロジェクトの成果について             │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘
┌─────┬───────┬───────────────────────────────┐
│件   名│ 氏   名 │       処 理 結 果( 質 問 事 項 )       │
├─────┼───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │  ?学力はどれだけ向上したか(具体的に)          │
│     │       │ (2) 全国学力テストの成績の開示は現在どこまでされているか  │
│     │       │ (3) どうして学校別の成績開示ができないか          │
│     │       │2.鳥獣被害対策について                   │
│     │       │ (1) 年間どれくらいの被害報告があるか            │
│     │       │ (2) 猟友会(員)に対してどんな援助(支援)があるか     │
│     │       │ (3) 猟友会員から具体的な被害対策はないか          │
│ 一般質問├───────┼───────────────────────────────┤
│     │       │1.農業行政について                     │
│     │       │ (1) 農業振興のためのプロジェクトチームの設置について    │
│     │       │ (2) 耕作放棄地の解消について                │
│     │ 崎枝 純夫君│2.教育行政について                     │
│     │       │ (1) 教室へのクーラー設置について              │
│     │       │3.環境行政について                     │
│     │       │ (1) ごみ一つない町づくりについて              │
└─────┴───────┴───────────────────────────────┘



             平成26年第6回石垣市議会(定例会)

                  10月10日(金)

                    (6日目)



                               開 議 午前10時01分





○議長(知念辰憲君) おはようございます。これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お配りしてあるプリントのとおり、昨日に引き続き一般質問となっております。

 それでは、本日最初の質問者、石垣 亨君の質問を許します。石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 皆さん、おはようございます。去る9月7日の選挙において、市民皆様の負託を受け、議場に送り出された1人として、向こう4年間しっかり務めてまいる所存でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 質問の前に、再質問の順序の変更についてご了承を願いたく存じます。再質問の順序については、1番目の教育行政については一番後にさせていただきます。

 それでは、過日ご通告申し上げました事項について、一般質問させていただきます。

 まず、教育行政について、冠鷲プロジェクトの成果と課題について伺います。

 8月26日の八重山日報1面トップで、「小学校県内2位に躍進、全国学力テストで八重山地区」の見出しで報道がありました。学力向上で一定の成果を上げた玉津教育長が公約達成したことが、大きく取り上げられていました。大きな成果を得ましたが、同時に課題点もあろうかと思います。今後の展開に、この課題点、これをどのように解決していくか、お尋ねをいたします。

 次に、環境行政について、(1)不法投棄の現状と課題について伺います。

 細か過ぎる分別はわかりづらく、高齢者ばかりかよほどの注意を払わなければ、我々世代でも赤紙を張られ、回収されずに置き去りにされることもあり、このようなことが不法投棄の増加につながってはいないか、懸念されるところであります。

 (2)ごみ分別の簡素化について。1とも関連いたしますが、先日の我喜屋議員と同様の趣旨からお尋ねをいたします。

 かつて石原都知事時代に、東京都のごみ処理の現場を視察いたしました。プラ類は焼却処理が一番コストはかからずに済むとのことであり、他の自治体でもほとんどが焼却処理をしているのが実状です。また、環境省の平成20年度調べによりますと、自治体の焼却炉の67%は余熱を利用した発電や熱利用した施設の運用をしているとのこと、将来的には焼却し、熱利用の発電等も視野に入れ、チッパーの電源に活用するなども考慮すべきと考えます。

 私は、その前段階として、5種9品目の細か過ぎる分別を市民個人に押しつけるのではなく、資源ごみの缶、瓶、容器プラスチックは一つの袋ででも回収できないか、お尋ねをいたします。

 今議会に上程されました抜き取り防止の条例で一区切りついたところで、ごみ散乱の懸念事項が払拭されました。現在、最終処分場のヤードで仕分けしている作業員、プロの皆さんの仕分けに委ねることができないかとお尋ねするものであります。

 我が家では、かつて燃やすごみ、燃やさないごみの2種分別のときに、大きなごみ箱を2つずつ、2階の分まで4個購入いたしました。いつの間にかこれが5種9品目になりました。ごみ箱の中で、真ん中から分け、袋を2枚かけるなど工夫をしながらやってきましたが、ごみがまざってしまったり、面倒だったりでうまくいかず、今では小さな袋をあちこちにかけてあります。

 掃除のプロや偉人は、「ごみはマイナスのエネルギーを発生させる、だから、身の周りは常に整理整頓して場を清め整えなさい」と言います。場を清めるどころか、多くの家庭の台所では、分別用のごみ袋だらけではないでしょうか。

 さて、中山市長にお聞きします。中山市長は、アイロンがけと掃除が得意と聞きました。特にアイロンがけは奥様にはやらせないとのこだわりをお持ちですし、掃除や身の回りの整理整頓にも常に心がけているようであります。そこで、多くの市民の台所がごみ袋でいっぱいの状況をどうお感じになるかお聞きいたします。

 ごみ分別を簡素化し、市民の負担を軽減し、行政サービスとして仕分けるとなるとコストがかかります。そのコストをどこで補うか、同時に考える必要があります。観光入域客とごみ量に相関関係はあるか。彼らはどれくらいの負担をかけているか。観光とは無関係の市民も、観光関連事業者同様の負担を強いられてはいないか。こういうことも含めて見直しの時期を迎えているのではないかと考えます。社会情勢の変化が急激であり、特に新空港開港後は、それ以前に立てたさまざまな構想や計画の見直しの時期が、5年あるいは3年というのは悠長過ぎると考えるのは私だけでしょうか。

 (3)最終処分場等の休業日の変更について伺います。

 さて、皆さんはいつ大掃除や整理整頓、引っ越しやPTA作業をするでしょうか。大抵は休日の日曜日ではないでしょうか。日曜日に、不要になったたんすや粗大ごみを2階から他人の手をかりておろしてもらった。あるいは、友人の手をかり、引っ越しの作業をし、粗大ごみが出た。もとのところに置くわけにもいかないし、持っていく先にも場所がないのですぐに処分したい。また、PTA作業で大量の伐採された木の枝が出た。役員の1人の畑の隅に仮置きしたが、平日に改めて処分場に持ち込もうとしても人が集まらない。このようなことで困っています。当局のお考えをお聞かせください。

 次に、一括交付金事業について伺います。

 前年度までの状況、2番目に前年度までの総括、3番目、課題と対策、4番目に今年度の進捗状況、5番目に事務事業量と予算規模の変化と定員適正化計画との整合性をお聞きいたします。一作年度、1億数千万円の事業費を未執行にした反省をどう生かすか、お尋ねするものであります。

 以上、質問要旨を申し上げ、再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君の質問に対する当局の答弁を求めます。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) おはようございます。石垣 亨議員のご質問、冠鷲プロジェクトにおける成果と課題について、お答えいたします。

 石垣市教育委員会では、学力向上推進の取り組みとして、平成23年度から冠鷲プロジェクトを立ち上げ、文・武・芸のバランスのとれた人材の育成を図っております。

 事業といたしましては、市立全小中学校に電子黒板と書画カメラを整備し、あわせてデジタル教科書を配付しております。今年度は、小中学校にタブレット型PCの整備を行い、ICT機器を活用した授業で学習の効率化を図っています。さらに、ICT支援員を配置し、授業をサポートする体制をとっております。

 また、地域家庭支援事業も活用し、地域全体で児童生徒の学力向上の機運を高めるべく施策を展開してるところであります。

 今年度で4年目を迎えるわけですけれども、この間、実施団体は11団体から19団体へ、また、参加児童数については252名から513名となり、本事業の必要性が年々高まっております。

 このような取り組みと先生方の頑張り、何よりも子どもたちの努力の結果、今年度の全国学力・学習状況調査において、小学校では全国平均正答率、県平均正答率を超える大きな伸びを見せており、成果だと考えております。

 課題といたしましては、1つには中学校の全国学力・学習状況調査結果が、県や全国平均正答率と開きがあることだと考えます。今後、一層の取り組みを強化してまいります。

 2つ目には、地域家庭支援事業では、放課後の帰宅もしくはクラブ活動開始前までのすき間の時間帯を利用して学習を支援する事業であるため、支援者の確保が重要となります。本市の場合、共働き家庭が多く、支援者を確保することが困難な状況にあります。

 3つ目は、地域、家庭、学校と連携しながら学力向上に取り組むべきしっかりとした組織づくりが大事だと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) おはようございます。石垣議員の環境行政について、3点ご質問がありますので、順次お答えいたします。

 まず1点目、不法投棄の現状と課題について、お答えいたします。

 本市では、不法投棄が後を絶たない状況となっております。市民からの通報で発覚した不法投棄事案は、平成24年度で43件、平成25年度で24件、平成26年度、ことし9月時点においては、前年を上回る38件となっております。

 主な不法投棄物としては、生ごみなどの生活ごみや、テレビ、冷蔵庫など家電製品、あるいは家具、廃タイヤなどがあります。また、不法投棄される場所といたしましては、海岸付近や防潮林や山林など、車両の通行が可能で、かつ人目につきにくい場所が多い状況となっております。また、道路の植栽や畑などに、たばこやごみの投げ捨て、あるいは空き缶のポイ捨てが後を絶たない状況となっております。

 本市では、これまでこれらの状況を改善し、快適な生活環境づくりを促進するため、空き地管理条例により、あるいは平成11年にはごみ散乱防止条例を制定し、市、市民、事業者が一体となって、日本最南端の自然文化都市にふさわしい清潔で美しいまちづくりを目指しております。また、ごみ散乱防止条例に基づき、市役所前のやいま大通り、港通りを重点区域にモデル指定し、通り会の清掃活動などを支援してるほか、多くのボランティア団体や個人に、公園や道路、海岸線などのさまざまな場所でクリーン活動を実施していただいております。

 その一方で、一部の人とはいえ、不法投棄が続く現状は大変残念に思います。

 課題といたしましては、市民の意識啓発を強化し、また、八重山福祉保健所や八重山警察署などの関係機関と連携を強化する対策が必要と思っております。

 特に、市民一人一人が、不法投棄をしない、させない、許さないというモラルとマナーが強く求められております。

 質問の2点目に、ごみ分別の簡素化についてお答えいたします。

 本市では、市民のご理解とご協力のもと、平成9年6月より5種分別収集を実施しております。第4次石垣市総合計画前期基本計画において、排出されるごみの減量化、それと適正処理、また再資源化を図る循環型社会の構築へ向けて、諸施策を展開するとされており、5種分別収集は、資源循環型社会の構築へ向けた基本的施策と位置づけております。

 また、最終処分場の延命化を図ることを目的として、平成20年10月より、容器包装プラ類の資源化を実施しております。さらに、ことし4月からは、缶類等の資源化を実施しております。5種分別のうち、資源ごみや容器包装プラスチック類、ペットボトル、瓶類あるいは缶類、家庭用金属類、古紙類と細分化されていることが現状です。特に平成20年度から実施しております容器包装プラスチック類は、まだ市民への浸透が十分行き届いてないと思われます。

 本市では、ことし4月より実施しております缶類等の資源化の実施に伴い、新たに発行したごみ出しの手引きを全世帯に配付し、また、高齢者へのごみ分別説明会を実施するとともに、市民を対象としたごみ分別出前講座を開催し、ごみ分別について常に普及啓発を図ってるところです。

 今後とも、市民皆様のご理解、ご協力を賜り、資源循環型社会の構築に向け、取り組んでまいりたいと考えております。

 ごみ分別の簡素化につきましては、平成25年度からスタートしました石垣市一般廃棄物基本計画を早目に見直し、簡素化と同時に減量化について取り組みたいと考えております。

 質問3点目です。最終処分場の休業についてお答えいたします。

 現在、石垣市最終処分場などの一般廃棄物処理施設については、施行規則の規定に基づき、日曜日及び1月1日から3日間までを搬入できない日とされております。いわゆる休業となっております。

 資源循環型社会の構築を目指すためにも、市民とともに協働により、それぞれの役割と分担のもとごみ減量化を図り、処理施設を可能な限り延命したいと考えております。

 多くの市民の皆様は、土曜、日曜日に家庭清掃を行うものが多いと思います。その際には、ごみの5種分別の上、ごみ出しの曜日の日に門前に出していただければ、市のほうで収集運搬いたしますので、どうぞご協力とご理解をお願いいたします。

 なお、県内各市においても、日曜日は休業となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) おはようございます。石垣 亨議員の一括交付金事業についての5つのご質問に順を追ってお答えいたします。

 1点目の一括交付金事業の前年度までの状況につきまして、お答えいたします。

 予算規模で申しますと、平成24年度総事業費は12億7,950万2,000円、執行額は11億2,315万4,000円、執行率88%で、事業数は71件でございます。平成25年度総事業費は9億5,148万2,000円で、執行額は8億6,044万6,000円です。執行率90%で、事業数は71件でございます。

 2点目の一括交付金の前年度までの総括についてお答えいたします。

 沖縄振興特別推進交付金は、沖縄の振興に資する事業、沖縄の課題解決のために実施する事業に充てられる交付金で、これまで事業を実現したくても財源が厳しいなどの理由でできなかったことが、自主的な選択に基づいて、自由度の高い事業として実施することが可能となっていることから、観光振興、教育振興、定住条件の確保など、本市の課題解決のために実施しております。

 一方で、事業の執行率が、24年度88%、25年度90%となっていることから、執行管理体制を強化するとともに、事業立案に当たっても、熟度を高めるため、早目の事業計画書の提出を促しているところであります。

 3点目の課題と対策についてお答えいたします。

 平成24年度と平成25年度につきましては、不用額が多いという課題がありました。さまざまな事業を実施しており、事業ごとに不用の理由は異なりますが、事業を実施していく中で、当初想定されていなかった課題や調整に時間を要し、年度末まで事業実施に向けて取り組んでいたこともあり、各種事業の不用額を把握することができませんでした。また、早い段階で不用な状況を判断し、新たな事業を追加する場合でも、一括交付金事業の場合、事業計画の熟度を要求されることから、年度途中で事業を追加することが容易ではないなどの理由が挙げられます。

 対策といたしましては、これまで以上に事業の適正かつ早期な執行を進め、不用額を早い段階で把握し、新たな事業に振りかえていく必要があります。その意味で、今年度から毎月末に執行状況調べを実施し、事業の着手状況及び予算執行状況を確認しております。未着手の事業につきましては、担当課へのヒアリングを行い、早期の事業着手に促すこととともに、入札による執行残や予算執行の残額を確認し、計画額から余った分について、予算の組み替えを実施することで、不用額を抑えることに努めております。

 4点目の今年度の進捗状況についてお答えいたします。

 予算ベースでの総事業費12億5,727万6,000円で、事業件数は65事業です。9月末現在、執行額は5億6,079万5,000円で、執行率45%となっております。

 5点目の事務事業と予算規模の変化と定員適正化との整合性についてお答えします。

 定員管理につきましては、各関係課から、事務事業の状況、人員の状況などヒアリングを行い、定員数を決定しております。このようなことから、事務事業と予算規模の変化と定員適正化計画との整合性につきましては、通常業務に加え、平成24年度から一括交付金事業を実施するための事業数がふえている部署には、事業数、事業予算規模、事業の特殊性などを引き続き考慮し、定員適正化計画の目標職員数の範囲内において適切に対応してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、石垣 亨君の再質問を許します。石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) ありがとうございました。それでは、環境行政のほうから再質問させていただきます。

 まず、不法投棄、ポイ捨ての実態調査、これがどのように行われているのか、通報によるものだけではなく、あればそれをご教示いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 不法投棄のポイ捨ての実態調査についてお答えいたします。

 冒頭で、さきに説明いたしました不法投棄件数は、市民からの通報により把握しているものです。実際、残念ながら人目につかない山林や海岸防潮林などには、多くのごみが投棄されているのではないかと懸念される現状にあります。

 実態調査は行っておりません。毎年、5月30日のごみゼロの日に、ごみ不法投棄県下一斉パトロールなどを実施してるところです。

 通報があった場合、まず、現場を確認し、その土地の所有者など管理者がいる場合は、投棄されたごみの処理を依頼すると同時に、投棄されない環境づくりについてもご配慮、ご協力いただくようお願いしております。適切な管理者がいない場合は、環境課で処理いたしておりますが、生活系のごみについては、内容物に投棄者など特定する情報が含まれてることがあり、このような場合は、投棄者などに対し厳重注意をするとともに不法投棄ごみを処理しております。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 実態調査を行っていないということであります。やはり、市民からの通報をもとにということであれば、実態が把握できていないと言われてもしょうがないと思います。年間の件数でいいましたら、24件からおおむね30件とか、そのような程度でおさまっております。実際、我々見ますと、かなりの量が捨てられております。これが、ちゃんとしたデータとしてとっているんであれば、新空港開港前後の比較とか、あと、分別方法の変更による比較、こういったものが数値にあらわれてくるのかなと、それも見たかったんですが、通報をもとに活動しているようでありますので、実態が反映されていないと、わからないということが現状のようであります。

 さて、不法投棄で困っているというので、現場を私、見ました。そうしましたら、道路の脇に廃家電の残骸、もう現状をとどめないくらい壊れた冷蔵庫、そういった物に、またそのあいた部分に生活ごみが投棄をされていると、イタチごっこのような状況で、せめてこの廃家電だけでも先に取り除いてくれないかということで、複合ごみだったもんですから、すぐやる課に連絡をいたしました。まあ、2週間以上たったと思いますけれども、この処理がどうなっているのか。通常、このように長い時間がかかるのか。流れを教えていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前10時28分

                               再 開 午前10時28分



○議長(知念辰憲君) 再開します。市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 すぐ連絡をいただいた場合、すぐやる課、あるいはすぐやる課のほうからまた環境課のほうに連絡があって、実態調査をいたします。もちろん、その場所の所有者がいるか、また、ごみの中身を調べまして、投棄した人がわかるかどうかも調べながら対応しておりますので、少々時間はかかっております。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 2週間以上かかっております。所有者も、土地の所有者はわかるはずです。ただ、原型をとどめないぐらい長期間放置されていますので、こういった場合はとりあえず取り除く、取り除いた上で、廃家電の処理方法がありますよね。それに従ってとりあえずやっていただく。観光立市宣言をしているまちは、せめてこれぐらいは、道路沿いの目につくところはやっていただきたいなと考えます。

 これは、係のほうに言ってありますので、別の件ですけれども、市有地に大量の浄化槽とか、流し台とか、産業廃棄物みたいなのが、その近くにも投棄されています。白保ですけれども、その近辺に3カ所ぐらい、もう大量に捨てられているところがありますので、これ、早急に動いてくださるようにお願いをいたします。

 分別の簡素化について、収集運搬の課題として5つを挙げています。そのごみ処理計画書の中で、1つは市民のごみに対する意識の高揚、2番目に事業者への資源ごみ等の分別徹底に対するさらなる啓発、また、適正処理困難物の回収ルートの確保、4番目にアパート等への排出ルール順守に対する啓発、5番目にアルミ缶等の抜き取り防止。5番目は、今議会での条例提案で、課題解決に向け一歩踏み出しております。他の4点は、他力本願的なもので、相手の良心に頼るところが大きいのかなと思います。

 誰しも年をとると、いろんなことが何かと理解がしにくくなる。なぜ、赤いシールが張られて回収してくれないのかがわからない。また、余りにも細か過ぎる分別は、若い人にとってもとても面倒くさい。例えばホース、ワンカップの日本酒の中ふたはどうか、ふたはどうかとか、すぐにはわからない。こういう面倒くささが生活ごみのポイ捨てにつながっているのではないかと感じますが、どう思いますか、部長は。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 石垣市の5種分別につきましては、大変細かいというご指摘もありますけど、この減量化に向けての分別ということでご理解いただいており、細かいあるいは大変さが、今おっしゃるように、投棄に、不法投棄とか、それに結びついているかどうというのはちょっと、そのような可能性もあると思ってる状況です。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 実態調査、調査がないからわからないですね。憶測でしか、想像でしか判断できないと思いますけれども、もっと高齢者から簡単にしてくれないかという要望は常にあります。家の中がごみ袋だらけで困っている、5種9品目は余りにも多過ぎます。アルミ缶の抜き取りの心配がひとまず払拭されました。ですから、雑プラとか、容プラとか、そういったプラスチック類をひとまず燃やすごみ処理するまでの間、皆さんが一昨日言ってました。その検討が始まるまでの間、ヤードにいらっしゃるプロの皆さんに仕分けをしてくれるような施策ができないか、これをお願いするものでありますけれども、どのようにお考えですか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 市民の皆さんにごみ分別を簡素化し、ごみに対する理解を深めていただく。同時に、今ご提案の作業として市のほうでそれを処理場において分別したりするということも、コストの問題もあります。その辺、分別の簡素化と減量化のバランスをとれて、あるいはコストも考えながら、早急にこれも見直しさせていただきます。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 検討してくれるという格好であります。

 観光入域客の増加、これとごみの量が相関関係があるかどうか、私はあると考えて、仮説を立ててちょっと計算をしてみました。また、観光とは直接的に関係のない職種の住民の皆さんも、観光客のごみ処理の費用、コストを負担してる、このような現状もあると思います。

 住民、一般市民が4万8,000人です。これが、30日間この島の上に滞在するとして、延べ144万人です。8月の観光客が13万1,000人、これは、泊数は除いてあります。約10分の1です。日帰りで帰る方はいらっしゃらないので、2日、1泊2日されるはずです。10分の1以上の負担があるものと考えられます。

 そういった意味では、その仕分ける作業のコスト、こういったものをその事業者さん、もしくは観光客の皆さんで負担する、こういうことも検討する時期に来ているのではないかと。

 また、容プラその他のプラスチック、燃やすことで料金が、事業系の料金と家庭系の料金とのバランス、こういったものもあわせて検討する時期に来ていると私は思います。重ねて部長のご決意伺います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 石垣議員のご質問にお答えいたします。

 おっしゃるように、観光客、相当、100万超えて、4万8,000の人口、ごみの排出量はそれに比例するものだと推測されます。ただ、一方で、ごみ減量化を進め、大量消費の社会を見直すということで、国も平成12年に循環型社会構築に向けた推進法をやっております。そのような観点からもあわせて、それぞれが立場においてごみの減量化、大量消費を見直していくということも、まず一方に置きながら、今ご指摘の費用対効果、どちらのほうに作業を担ったほうが減量化になるかもあわせて、今回の中で検討していきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) ぜひ幅広い意見を聴取しながら、よりよい検討を進めていただきたいと思います。

 次に、休業日の変更ができないかどうかということを伺います。

 先ほどの件では、ちょっと近視眼的な考え方、机の上で考えられた返答かなと伺いました。実際には、このような机やたんす、ベッド、布団が要らなくなったと、若い者の手をかりて2階からおろしてきた。それをすぐに運びたいんだけど、運ぶ先がない、庭先に置くスペースもない。また、倉庫、あるいは畑の周りの掃除、また、引っ越し、PTAの作業、いろいろあります。仮置きする場所があっても、平日のあきを見込んで、その役員を再度平日に集めてごみを処分しにいくっていうのは、なかなか人手も集まらないです。実際に、そうやって困ってる市民が多くあるんですね。

 また、平日、実際、一般の最終処分場に持って行っても、これは、別の産廃のところに持って行ってくれとか、いろいろ指示されることがあります。ですから、あわせてほかの自治体が日曜日みんな休んでるから、こちらもそのようでいいんだというお考えではなくて、やっぱり日本一幸せあふれる石垣市を目指してる自治体ですから、何とか検討できないかと、再度、お尋ねいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) ただいまのご質問にお答えいたします。

 現在、クリーンセンターや最終処分場は、日曜日は休み、正月3日休みということでやっております。おっしゃるとおり、多くの作業は、大体土曜、日曜日になさって、環境美化に市民が努めてるところであります。

 施設の休業日については、先ほども申しましたように、ほぼ同じような形態をとっております。その理由としては、平日、土曜日に実施している収集運搬業務の関連性があります。平日を休業日とするか、あるいはまた、日曜日もあけるとするかについては、そうする場合に、現在、私たちが各地域にお願いしてるごみ分別のまた曜日の変更等ということも考えられます。あるいは従業員の問題、あるいはこれにかかわる動力とシフトの問題などもあって、いろいろ総合的に検討させていく必要があるんじゃないかなと思っております。

 また、先ほどお話の出ました大きなたんすや机など粗大ごみについては、ご承知のように、現在、収集日が限られております。自分で搬入できない場合は、ご連絡いただければ、指定日にシールを、シールはまた各店舗で売っておりますので、それを張っていただいたら、市のほうで運送して搬入しております。ご協力をよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 粗大ごみを家の中から塀の外に出すことができないから困ってるんです。若い人の手をかりて、日曜日に2階から1階までおろしました。それをまたごみを出すべきところに持って行って、シールを張ってという作業ができないから困ってるんです。日曜日であれば、そっくりそのまんま運搬することができますよね。再度、ご答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) お答えいたします。

 確かに日曜日に作業をし、大変、お年寄りなどが大きなごみを落として、そのままその日で処理したいというの、理解しております。そのほうがまたすっきりすると思います。

 ただ、土曜日はまだ4時半まであいてるし、今また、日曜日までそのまま処理できるような方法、ヤードをどのように一部あけるかどうかも含めて検討させていただきたいと思います。市民の負担を軽減すると同時に、減量化にも努めたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 極めて公務員的な物の考え方だと思います。また、ごみの減量化、減量化と簡単に言いますけれども、ある物を処分をして家の中をきれいにする、身の周りを整理整頓してきれいに生活するということが目標でごみを出すんであります。もちろん部長のおっしゃるように、大量消費もみんな見直されてきております。不要不急の物は買わないような世の流れになってきております。今は、処分をするのに利便性を考えてくださらないかという話でありますので、この点も、それでは検討委員会のほうにぜひ加えて、検討をしてください。また、取り上げますので、よろしくお願いいたします。

 次に、一括交付金事業に移らせていただきます。

 前年度までの状況について、24年度の事業執行率が88%で1億5,000万円未執行であった。平成25年度の執行率が9割で、9,100万円が未執行であったということであります。

 反省点は、冒頭でお聞きをいたしましたけれども、前年度までの総括を含めて、事業立案に当たって、熟度を高めるための早目の計画書の提出があればできるんだというふうなお答えでありましたけれども、私はこれ、ちょっとその程度じゃ厳しいのかなと思っております。再度、お尋ねいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 石垣 亨議員の再質問にお答えいたします。

 早目早目の執行という前に、先ほども申し上げましたように、毎月末に現状のヒアリングをしております。その上で、残額、これから執行状況をさらに早めるように私どももアドバイスをし、また、担当部署においても執行を進めている状況です。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 毎月チェックするというのは、非常にいいことだと思います。ただ、課題と対策の中で、事業追加の際、新たな事業を追加する場合に、非常に事業計画の熟度を要求されるから、新しいのに振りかえるのが難しいんだというお話がありましたけれども、これは、私は最初から準備をして並べておけばいいだけの話だと思います。申し込みをして、受け付けをして締め切ったら終わりではなくて、当然、いろんなアクシデントも考えながら、常に並べておいて準備をさせておくと。そうすればスライドできる話でないかなと思っておりますので、そこら辺の取り組みをぜひ強力に進めていただきたいと思います。

 あと、まとめるような格好で言いますけれども、事務事業と予算規模の変化、これと定員適正化計画との整合性ということでお尋ねしますけれども、私は、目標職員数の範囲内で適切に対応していきたいとおっしゃっていますけれども、私は、これが適切でないから常に完全執行ができない、事業が残ってしまうと、消化ができないっていうような状況が続いているんじゃないかなと考えております。

 決算ベースで見てみました。一括交付金事業だけでなく、全体的なものです。まず。平成20年度で196億6,600万円余りです。これに、職員数が474名で当たっておりますので、1人当たり4,149万円ぐらいの予算の割り当てになります。それから24年度、これが224億2,700万円余りです。このときの職員数が452名であります。1人当たり4,961万9,000円余りとなっております。25年度、245億9,400万円、職員数は472名、1人当たり計算していきますと、5,210万6,000円余り。このように、年々上がってきてるんです。20年度で4,100万円だったものが、5年たったら5,200万円と、1人当たりの予算規模が1,200万円余りもふえている。予算イコール私は仕事だと思います。金額は、その量を示しているはずです。

 ところで、地方公務員法第17条では、任命の方法が定められています。その4項においては、人事委員会を置かない地方公共団体において、職員の採用及び承認は、競争試験または選考によるものとすると定められています。石垣市は、中山市政になって、まだ選考採用はありません。ゼロのようであります。

 さて、80対20の法則、いわゆるパレートの法則というものに、アリの実験があります。集団のうちの2割が食べ物の8割を集めてくる。勤勉な2割の個体だけを取り出して集団にすることで、またさらにそこでもパレートの法則、80対20の法則が出現してきます。つまり、働きアリといわれたもののうちの8割が怠けアリになり、勤勉な2割が食べ物の8割を集めるようになっていきます。さらに怠けアリの集団でも同じく80対20の法則が出現してくるようであります。すなわち、怠けアリの集団から働きアリが2割生まれてくる。それらが、食べ物の8割を集めてくる。この法則は蜂の世界でも同様である、人間の世界でも当てはまると言われています。この市役所はどうでしょうか。原因と結果、努力と報酬の間には必ず不均衡が生じ、その割合はおおよそ80対20となるようであります。

 問題解決においてこれを応用する場合には、原因の20%が結果の80%を握っている。問題解決では、全ての原因を潰そうとせずに、上位20%の原因を潰せば問題の80%が解決することを示しているようです。例えば、駅前の放置自転車を削減しようとした場合に、放置される理由の上位20%、これを解消したならば自転車の80%がなくなるというようなことであるようです。

 話がそれましたけれども、私は、この一括交付金事業の実施が完全にいかない原因の一つに、マンパワーの絶対的な不足があると確信をしております。

 そこで、市長にお尋ねいたします。地方公務員法に定められながらも活用されていない選考採用、私は、ぜひこれを任用の際に活用してもらいたい、このように思います。現在のように難しい試験に合格できる成績優秀な者だけを採用していては、パレートの法則が容易に当てはまる原因となってくることであります。さまざまな個性ある若者が混在しているほうが、活気と刺激ある職場となるのではないでしょうか。私は、このように思います。

 八重山には、「仕事ドゥ人ユ習ス」、仕事が人を教え育てるという言葉があります。ここで改めて市長のお考えをお聞きしたいと思います。せめて一括交付金制度の残存期間、あと7年間ゆっくり人材育成するのもいいでしょうけれども、スピード感を持って仕事をこなせる人材、結果を出せる人材を選考採用することをお考えくださらないか、お尋ねをいたします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前10時53分

                               再 開 午前10時53分



○議長(知念辰憲君) 再開します。総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 実際には、競争試験において職員を採用しているのが現状でございます。選考採用については、今後、調査研究させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 調査研究でなくて、前向きに検討すると、せめてこれぐらいのお答えはいただけないか、再度、ご答弁をお願いいたします。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 検討してまいりたいと思います。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 力強く検討してくださることを期待いたします。

 次に、教育行政冠鷲プロジェクトの成果と課題に移ります。

 しっかり取り組んだ小学校、これは、確実に成果が上がっているようであります。中学校に対して、取り組みが弱いように見受けられます。今後はどのように取り組むのか、具体的にお示しをください。

 私は、中山市政の1期目のマニフェストの積み残し、形を変えてやったかもしれませんけれども、市職員の出前講座、このようなことをこれで取り入れていってもいいのかなと考えます。小学校レベルの学習の面倒を見ることは、比較的簡単、容易でありますけれども、中学校となると限られてくるかもしれません。そこで、優秀な市役所職員の出番であります。費用弁償または報酬を出してもいいかと思います。今後の課題解決にどう取り組むのか、具体的にお示しをください。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 石垣 亨議員の再質問にお答えいたします。

 小学校におきましては、学校、家庭、地域で取り組んだ冠鷲プロジェクトの成果があらわれ、成績は大きく向上しております。ただ、中学校におきましては、議員ご指摘のとおり、全国学力調査結果で全国平均、県平均に及ばない状況にあります。

 そこで、各学校では今回の学力調査の結果をしっかり分析し、課題を明確にして、生徒一人一人の学力、学習状況に応じた学習指導の改善、充実を図るよう教育委員会として指導支援に努めてまいります。また、学校の教員の皆さんには先進地の視察も考えております。

 今後とも、冠鷲プロジェクトの取り組みを継続し、学校、家庭、地域がしっかりと連携して、なお一層の学力向上に努めてまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 石垣 亨君。



◆7番(石垣亨君) 冠鷲プロジェクトの成果は何か、ずばり玉津教育長は公約を果たした、就任当初に掲げた県内3位以内を見事に果たした、私は、これに尽きると思います。これは、教育長が1人決意するだけでは果たせない。多くの人々の心に想いが届き、それぞれが決意をし、ともに行動をしていくことで初めてなし得るものであります。ここには、強力なリーダーシップがないとなかなかできないと考えます。不動の6位に40年余の期間甘んじ、誰もなし得なかったことを、わずか1期の間できっちりと成果を上げた。私は賞賛に値することだと心から敬服をいたします。

 教科書選定問題では孤軍奮闘し、筋を通し、中央の大手新聞の一面に、八重山、石垣島、大きく取り上げられ知名度を上げました。また、新制度創設の端緒をつくった教育長として、中央では高く評価をされているようであります。法を曲解し、みずからのイデオロギーを押し通した、混乱のもとをつくった、もう一方の町教育委員は再選され、法を遵守し、なおかつ大きな実績を上げた同胞が上程すらされないとなったら、中山市政は対外的にどのようなイメージを与えることでしょうか。これは、中山市長本人がどうということではありません。石垣市が与える対外的なイメージということで捉えてください。

 八重山ヒジュルという言葉があります。アララガマ精神、一致団結の宮古の人との気質の違いを比較する場合に使われますが、宮古の方は同郷の人に対する思いが強くて、能力にかかわらず上のポジションの者が引き上げる。八重山は違う、出る杭は打つ、足を引っ張る、遠くに飛ばす、このように言われています。どこかでありました。何かがあれば宮良人、それにおさまらなければ大浜中出身という。掲げたスローガンとは大きく違うような気がします。あれは、たしか視野は世界、視点は郷土、もっと心を大きく視野を広く持ってほしいと願うものであります。

 さて、最近の調査結果でウチナーンチュも本土の人も遺伝子レベルでは同一との報道がありました。最近読んだ本の中で、日の本の国は古事記、日本書紀以前のはるか太古の昔に高度な文化を持ち、そのことを記した歴史書や古文書がありました。しかし、みずからの出自を隠すためにある一族によって、全て焼却、破壊されたといわれています。モーゼやイエス・キリストも日本の天皇に謁見しに来ていた。大和の語源は神の名ヤハーウェ、民を示すウマト、これがヤーンマトとなったと。つまり神の民という意味だそうです。ユダヤ教と天皇家とのかかわりを示す言葉であります。ウマト、沖縄ではウマンチュ、万人と訳しています。古い日本の言葉が数多く残っています。沖縄、大和、ユダヤ、雄大なロマンを感じます。「白銀も黄金も珠もなにせむにまされる宝子にしかめやも」子を思う山上憶良の歌で、就任の挨拶をした熱い情熱、そして強力なリーダーシップを兼ね備え、実績をしっかりとつくった玉津教育長の再登板を願い、私の一般質問を終えます。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、石垣 亨君の質問は終わりました。10分ほど休憩します。

                               休 憩 午前11時01分

                               再 開 午前11時12分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に続き会議を開きます。

 次の質問者、砥板芳行君の質問を許します。砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) こんにちは。それでは、一般質問最終日、2番目の一般質問をさせていただきます。

 質問の説明に入る前に、一言、所見を申し上げたいと思います。

 去った9月7日に行われました市議会議員選挙において、市民の負託をいただいて、2期目の市議会議員としての使命をいただきました。これからの4年間、しっかりと市民生活の向上、市民福祉の向上にしっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 とりわけ、昨年、南ぬ島石垣空港の開港で、本市に多くの観光客が訪れております。観光産業はこれまで大変厳しい中に置かれておりましたが、ここに来てやっと息を吹き返しつつあります。

 本市の経済を牽引する観光産業でございますけれども、とりわけこの流れを絶えることなく、持続的発展をさせることによって、市民所得の向上に取り組んでまいりたいというふうに思います。執行当局の皆様も、市民所得の向上に一緒にやって取り組んでまいりましょう。

 それでは、質問の説明をさせていただきます。

 昨年からことしにかけて取り上げました米原キャンプ場の安全対策、施設整備の進捗状況について、再度、取り上げさせていただきます。

 昨年、米原キャンプ場の海洋レジャーにおける安全対策について取り上げましたが、その後、地域ボランティアの方々を中心に、関係機関で安全対策に取り組んでいた中、ことしも8月に残念ながら水難事故による死亡事故が発生いたしました。

 米原海岸は、本市の指定海水浴場ではなく、遊泳に関しては利用者が注意を払って利用しなければならない海域ではありますが、本市で最も人気のある観光地であり、海岸として多くの観光客、そして市民が利用しております。

 昨年来、多くの観光客が本市を訪れており、今後、さらに米原海岸を利用する観光客を初め市民の利用の増加が予想される中、自然を相手にするレジャーであるから自己責任が伴うという前提に立つのではなく、根本的に安全対策及び体制の構築、安全に資する施設整備が求められていると思いますが、まず1番目に、米原海岸施設整備の進捗状況、安全対策への取り組みについて、2番目に、観光施設及びスポーツ施設の指定管理者制度の活用、また現在、整備が進められています南ぬ浜町人工ビーチの施設整備の進捗状況についてお聞きしたいと思います。

 次に、本市の第1次産業は、島外出荷の際の輸送コストが大きな負担となっておりますが、平成24年度より、沖縄県が一括交付金を活用して、県事業として農林水産物流通条件不利性解消事業を実施しております。この事業の本市における活用状況について、また農林水産物及び加工品の流通コスト低減化に対する本市の独自の取り組み及び課題について、3番目に、冷凍・冷蔵品の流通体制についてお聞きいたします。

 次に、公共工事の入札についてお聞きいたします。

 この件も、昨年の3月議会にて取り上げました。昨年より、円安や原油高騰、東日本大震災の復興事業等により、建築資材単価や人件費、海上輸送のコストが値上がりをしており、現在の県単価や物価資料に基づいた建築単価で工事の予定価格を設定した場合、またその対策を講じなければ、入札不調・不成立が起きると指摘いたしましたが、その後の工事発注では、受注業者が厳しい工事価格での受注を余儀なくされたり、入札不調や不成立が発生しています。

 そのため、平成25年度、今年度の公共工事で入札不成立となった件数、また入札不調・不落札等の入札不成立の原因、その対策についてお聞きしたいと思います。

 最後に、行政の防犯対策についてお聞きいたします。

 近年、減少傾向にあった八重山警察署管内の犯罪の認知件数が昨年から増加傾向に転じており、ことしは昨年をやや上回るペースで増加傾向にあると聞いております。

 また、観光客及び流動人口の大幅な増加により、島外の人と思われる不審者による女子生徒への声かけ事案等も発生しており、市民の感覚的・主観的に感じる治安の情勢、体感治安の悪化や治安に対する不安の声が上がっております。

 防犯対策には、八重山警察署を初め民間の防犯組織で防犯対策に取り組んでおりますが、安心・安全のまちづくり、犯罪を未然に防ぐ、犯罪を抑止するまちづくりをソフト・ハード面から進めていくためには、行政の防犯への取り組みが重要となってきております。本市の防犯への取り組みについてお聞きしたいと思います。

 以上でございます。

 議長のお許しをいただいて、再質問の順番なんですが、1番目のキャンプ場の安全対策等を最後に持っていきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君の質問に対する当局の答弁を求めます。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) おはようございます。砥板芳行議員の1項目、観光行政及び観光施設整備等について、3点ほどの質問がありますので、順次お答えしてまいります。

 1点目の米原海岸施設整備の進捗状況、安全対策の取り組みについてお答えいたします。

 平成25年度において、石垣市観光施設・観光地再整備計画を策定し、現在、米原地区においての施設の実施設計及び工事発注に向けて作業中であります。スケジュールといたしましては、今月24日の設計完了、11月中の工事発注を予定しております。

 2点目の観光施設及びスポーツ施設の指定管理者制度活用についてお答えいたします。

 現在、石垣市管理の観光施設及びスポーツ施設については、平久保灯台ほか6カ所、明石パラワールド、底地海水浴場、米原キャンプ場、川平公園の計10カ所を指定管理制度により管理運営を行っています。

 各指定管理者に対しては、施設の維持管理及び運営業務、収支状況の比較等の項目別評価表を作成し、計画書に沿った達成度、予算、決算の比較等14項目の評価により、指導・助言を実施し、適正な管理運営に努めております。

 次に、3点目の南ぬ浜町人工ビーチの施設整備の進捗状況についてお答えいたします。

 人工ビーチ施設整備については、国のしゅんせつ土砂等を受け入れ、海浜形成を図っているところであり、土砂投入による海浜延長が約500メートルとなっております。海浜部分については、基礎となる土砂敷きならしのみとなっており、今年度で約300メートル区間についてはビーチ砂となる覆砂等を行う予定となっております。

 背後の緑地については、延長約300メートル区間について、給水施設、照明施設及び植栽等の工事を進めているところです。

 供用開始に向けては、今年度末を目指しておりましたが、国の仮締切堤の譲渡及び施設整備の進捗状況等により、恒常的な供用は厳しいと思われますが、本年も実施したチャレンジデーなどのイベント等においての一時的な開放、または供用については、関係機関と調整の上、実施してまいりたいと思います。

 なお、次年度においては、突堤整備及びシャワー室等、背後緑地の整備に努め、早期の供用開始に向けて取り組んでまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) おはようございます。砥板芳行議員の米原海岸での安全対策への取り組みについてお答えをいたします。

 消防本部では、地元消防団員による巡回監視を実施するとともに、川平出張所職員による警戒パトロールを実施しております。

 また、波浪注意報・警報発令時には、米原地区の防災無線を活用し、水難事故防止の広報を1日4回と、いしがきサンサンラジオからの注意喚起を実施しております。

 また、キャンプ場を管理する施設管理すぐやる課が、キャンプ場入り口に新たにAEDを設置しました。それによりまして、米原海岸での事故に対応できるAEDは、既存の市民救急ステーションと米原地区自主防災会のAEDを含めまして3基となります。

 また、関係課による米原海岸水難事故防止検討会議を開催し、注意喚起のあり方や観光客への情報発信のあり方、ビーチの管理のあり方などについて話し合いました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 砥板芳行議員の農林水産行政についてお答えいたします。

 まず、農林水産物流通条件不利性解消事業、これは沖縄県の事業でございますけども、本市における活用状況についてお答えいたします。

 本事業は、沖縄県から県外へ出荷される県産農林水産物について、遠隔地であることによる不利性を解消するため、出荷団体の県外出荷に要する輸送費の一部を補助する事業でございます。

 対象となる農林水産物は、県内で生産された農産物、あるいは県内で水揚げされた水産物であり、また本事業の対象となる出荷組織は、農業協同組合や農事組合法人、漁業協同組合、農業生産法人等の制限がございます。

 本市の活用状況につきましては、平成24年度で25品目、補助額4,950万5,000円、平成25年度で29品目、1億3,532万9,000円の補助実績となっております。

 続きまして、2番目の農林水産物及び加工品の流通コスト低減化に対する本市の取り組み及び課題についてお答えいたします。

 水産物につきましては、沖縄振興一括交付金事業を活用しまして、石垣市から那覇市間約411キロの空路輸送費と陸路輸送費の差額を補助しており、本年度は1キログラム当たり11円の差額を補助しています。

 課題は、離島であるので、差額ではなく、輸送費全額に補助が可能になることが認められればと考えております。

 3番目の冷凍・冷蔵品の流通体制についてお答えいたします。

 水産関係においては、鮮度を保つため、ほとんどが冷蔵による流通体制をとっております。このため、漁協及び流通会社と協力体制を組んでいるところでございますけども、今後ともそのようにしてまいりたいと考えております。

 続きまして、3番目の公共工事入札につきまして、そのうち2、入札不調・不落等の入札不成立の原因についてお答えいたします。

 石垣漁港水産加工施設建築工事におきましては、鉄骨工事を基本としたモズク洗浄施設やマグロ・ソデイカ等の水産加工施設を計画しております。建築面積が1,400平方メートルと大きく、屋根、外壁工事や鉄骨工事における単価の開きがあったと考えられます。

 3番目の入札不調・不落札等の入札不成立の対策についてでございます。

 これらの対策につきましては、離島地区における見積もり単価の精査、営繕単価や市場価格の適正価格の対策が図られることが必要ではないかと考えられます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) おはようございます。砥板芳行議員の3項目め、公共工事入札についてお答えいたします。

 1点目の平成25年度から今年度の公共工事で入札不成立となった件数についてお答えいたします。

 平成25年度から平成26年度の公共工事で入札不成立となった件数は、予定価格が500万円以上の建設工事で3件となっております。内訳といたしましては、総務部防災危機管理室が1件、教育委員会学務課が1件、農林水産部水産課で1件となっております。

 次に、2点目の入札不調・不落札等の入札不成立の原因及び対策についてお答えいたします。

 防災危機管理課所管の市施設、保育所、指定避難施設、津波避難ビル、公民館など83カ所の施設内に、防災行政無線小型受信機を設置する工事として、平成25年度緊急時一斉放送システム戸別受信器設置工事の入札を行いました。入札については、入札参加資格登録業者のうち市内電気工事業者5社を選定しましたが、5社とも辞退となり、不成立となりました。その後、電気通信工事登録業者に変更し、入札を実施した結果、落札、契約締結に至っております。

 次に、防犯対策、観光客及び流動人口の大幅な増加により、犯罪及び犯罪未遂事件数、不審者情報が増加傾向にあるが、行政の防犯への取り組みについてお答えいたします。

 八重山警察署によると、不審者情報はことし8月末現在13件、刑法犯は9月末現在291件と報告を受けております。昨年度より若干増加傾向にあります。

 犯罪未然防止対策といたしまして、シルバーモーニングサービス、青少年指導員等による児童生徒の登下校時のパトロール、また子どもの遊び場、公園、商店街等及び自転車盗難防止などのパトロールを実施し、青色回転灯の活性化による犯罪の抑止を図り、市公用車に防犯マグネットシートを張りつけ市内を走行するなど、防犯パトロールを実施しています。

 八重山警察署及び関係機関と連携・協力のもと、ちゅらさん運動や地域における自主防犯活動ボランティア団体の育成支援を実施し、犯罪を起こしにくい状況、環境をつくり、犯罪の未然防止を図り、一層の安全・安心なまちづくりに取り組んでおります。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 砥板芳行議員のご質問について、順を追ってお答えいたします。

 初めに、入札不調・不落札等の入札不成立の原因についてお答えいたします。

 本市教育委員会では、平成26年9月16日に、明石小学校屋内運動場改築事業建築工事について入札を執行いたしました。その結果は不調となっております。

 本市教育委員会では、学校施設工事の積算につきましては、沖縄県土木建築部に準じ、建築工事積算基準、その他積算参考資料等、また採用単価等については、物価資料、他見積もり等を徴取し、また同種同規模の施設と比較するなど、適切に積算してまいりました。

 入札不調の直接的な原因は調査段階でありますが、専門工事などにおいて市場単価との開き等が考えられますので、今後、見積もりや単価など、調査研究を進める必要があると考えております。

 次に、対策についてお答えいたします。

 入札不調の対策につきましては、離島地区における見積もり単価の精査及び営繕単価や市場単価等について、適正価格の設定などの対策が図られることが必要であると考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、砥板芳行君の再質問を許します。砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) それでは、再質問を行わせていただきます。

 先ほど申し上げましたが、1番目の施設整備に関しましては最後に取り上げたいと思います。ですので、農林水産行政から再質問をさせていただきます。

 先ほど答弁がありましたけれども、県が行っております、これは新たな沖縄振興計画に基づきます一括交付金を活用して県が行っている事業でありますけれども、平成24年度から沖縄県の自律的経済発展に資する沖縄県の振興という目的で、流通条件の不利性を解消しようということで始まっているんですけれども、平成24年度、これ県全体ではあるんですけれども、執行額ですが、平成24年度が1億7,200万円、平成25年度が2億9,600万円、平成26年度は、これは予算ベースなんですが、3億4,200万円という形で、利用者が年々ふえていっており、また活用状況、利用者が周知がされていったのかなというふうに思うんですけれども、ただ、こういう事業があるということを県のほうが説明をしているんですが、先ほど対象者となる団体の方々に対しての説明は行っていると思うんですけれども、そのほかの生産農家の皆さんに対しての周知が徹底されていないようでございます。

 先ほど、対象者となる団体についてなんですけれども、農業組合、農事組合法人、漁協等ありますけれども、そのほかにも任意団体等があると思うんですが、どういった団体が対象になるのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 まず、周知が不十分だったのではないかという問いに対しまして、県のほうにも私ども問い合わせました。そうしたところ、県ではホームページ、それからラジオ等のプレス、新聞で、いろいろなところで公告しておりまして、告知は十分であったと。また、私どもの職員も参加しておりますけども、かなりの人数が来ていたという報告は受けております。

 ただ、ご指摘のように、団体ということでございます。本事業につきましては、県産農林水産物を県外に出荷する団体等に対し、県外出荷に要する輸送費等について、県が予算の範囲内において補助を交付するものでございます。

 したがいまして、個人は対象外となっておりまして、法人についても細かい規定がありますので、規定に即した集出荷組織として再編し、要件を充足していただく必要があるということでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 対象に農業生産法人は含まれないんですかね。含まれていますかね。済いません、確認でした。

 農業生産法人等以外の、また組合員以外の方々でも、多くの方々が生産意欲を示して事業を行っている方々もいらっしゃるんですけれども、そういった個人を今後救済していく必要もあるんじゃないかなというふうに思います。

 そういった点で、対象者に沖縄県知事が認める者というものもございます。そういったものに、例えば石垣市の経済振興公社、新聞にもありましたが、東京のほうで展示会等を行っているかと思うんですけれども、そういったところを市のほうで推薦をして、県知事の認める団体として、そこに加入していただくことによって、そこに納品することによって、個人の方でも補助が受けられるような仕組みが考えられないかどうか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 今、ご提案のあった、これ石垣島商店のことだと思うんですけども、を活用するという話も十分に考えられると思いますので、県の振興センターのほうとも相談して、ご指導を仰いでまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) それと、2番目につながってくることではあるんですけれども、流通条件不利性解消事業なんですが、これは私は県の地域・離島課に行って確認をしてまいりましたけれども、基本的には原則として県外出荷、県内流通に対しては適用が受けられないということでございます。

 ただ、今、沖縄県本島も含めて多くの観光客が訪れてきており、地域の産物等に対して観光客は食したいというような要望が高まっている中、例えば石垣牛を初め石垣島産の和牛、果物、野菜、そういったものも沖縄本島の業者からの引き合いが非常に多いというふうに聞いております。

 ただ、その際、この事業は県外出荷を対象としているために、県内流通に対しては適用されないということなんですけれども、それに対して水産課のほうでは、2番目に入っていきますけれども、市独自で一括交付金を活用して行っているかと思うんですが、ただ、県事業が県外出荷しか対象にしていない、その理由としては沖縄の振興発展に資するものでなければならないという沖縄振興予算の性格上、そうであるんだというふうに県の方は言っているんですけれども、沖縄の振興発展、沖縄の生産農家の皆様、畜産農家の皆様がいいものをつくってどんどん出荷することによって、それが沖縄振興に私はつながると、県内流通であっても沖縄振興につながると思うんですが、そのあたりどうにか県内流通までも対象にできないのかどうか、答弁いただきたいと思います。そういうまた動きが要請等もできないかどうかですね。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 県内の流通につきましてでございますけども、県内大消費地である沖縄本島への流通コストにつきまして、水産物に関しましては、先ほど申し上げましたとおり、一括交付金を活用しまして、石垣市から那覇市までの空路輸送と陸路輸送の差額、その分の差額1キロ当たり11円の補助をしております。

 ただ、全額を補助していただきたいということで、美ぎ島美しゃ市町村会なんかでも、差額じゃなくて輸送費全般の補助ができないか、国とか県に要望しているところでございます。

 なお、畜産ではないんですけど、農産物に関してはほとんどが本土市場がターゲットであるということで、本島までの出荷には対応していないということでございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 県内流通が十分に補助されないという部分で、県が無理であれば、今後、国のほうにも、沖縄振興予算とは別に、国のほうに要請をしていくということも今後必要ではないかなというふうに思います。

 私も、政治活動の一環で国のほうに行って、政務調査等で話をしに行くと、やはり国のほうとしては、例えば宮古・八重山圏域に関しては、例えば尖閣の問題等もあって、日台の漁業取り決め等もある中で、独自に何らかの施策を講じたいと。ただ、各省庁がそう思ったとしても、やはり一番前に来るのが沖縄振興予算があるために、なかなか独自の直轄事業ができないというふうなことも言っていました。

 ですので、今の八重山地域、離島地域が置かれている現状というのをしっかりと国のほうに要請をすることによって、県事業でできない分、また沖縄振興予算の中で解釈によって認めてあげましょうとか、そういったことになるかもしれませんので、これに関してはしっかりと国、県のほうに要請をしていただきたいというふうに思います。

 また、最後に冷凍・冷蔵品の流通体制についてなんですけれども、こちらも今の石垣から沖縄本島には船の冷凍・冷蔵コンテナで、ほぼ毎日のようにコンテナは運ぶことはできる、月曜日以外は運ぶことができるというふうに言っておりますけれども、沖縄本島の保冷業者、荷受け業者の都合によって、迅速な流通が確保されていないというふうに聞いておりますが、冷凍・冷蔵品の流通体制に対して、宮古島市等では商工会議所等が冷凍・冷蔵品コンテナ等を購入してやっていたり、保冷業者と連携をしたりしているようなんですけれども、これの流通体制、これもしっかり今後構築していただきたいというふうに思います。

 石垣市では、昨年、新しい食肉センターが完成をして、今後、増頭策を構築した上で、島外、県外への出荷というのが今後さらにふえてくるかと思います。そういった中で、まだ流通体制のほうが確立されておりませんので、将来、今後を見据えて、流通体制、特に冷蔵・冷凍品の流通体制についてしっかりと取り組んでいただきたいと思いますが、この件について答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 冷凍・冷蔵品の流通体制の確立について、またコンテナを導入すべきではないかというご提言に対してお答えいたします。

 これにつきましては、実態を十分に私ども把握し切れていないところもございますので、しっかりと市内の業者さんとか生産者、そういった方々の調査をしながら、意見を聞きながら、またコンテナを買うとなると、確保するとなると量の問題とかも、それから衛生面の問題とかもございますので、いろんなことを勉強しながら、調査しながら検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 本市は、観光産業のほうが大変今元気はありますけれども、第1次産業においても、多くの方々が島内に来ていただくことによって、島内消費というものが今拡大しておりますけれども、今後さらに大きなマーケット、市場への流通体制を確保していけば、農家の皆様の、漁業者皆様の生産意欲というのは湧いてくると思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 それでは、公共工事の入札について、移らせていただきます。

 先ほど、入札の件数は25年度から26年度で3件あったと、総務部長から報告がありましたけれども、市発注ではない、昨年、食肉センターも1回目の入札は不調に終わっております。その際も、業者の方からの話を聞くと、とてもじゃないけど予定価格に達する額ではないということを言っておりました。

 また、特にことし、建築工事においては、入札不調には至らなくても、落札した業者は、入札が成立した物件においても、落札した業者からすればほとんど直接工事費だと、諸経費が全くつけられない、そのまま直接工事費が契約金額になっているというふうに嘆いている業者もいました。

 低価格での入札、大変厳しい入札を余儀なくされた業者は、どこで厳しい部分を取り返していくかとなってくると、安全対策であったり、不当に下請、孫請業者への圧力であったり、協力をしていただくという形であったり、そういった形で何とか物件を納めていかなければならない、そこにはやはり品質に落ち度が出てきたり、安全対策に落ち度が出てきたりということが想定されます。

 そういった中で、ことしになって、大型の建築工事で2件、入札が不成立となったということで、初日、仲嶺議員の質問でも取り上げておりますので、重複する部分は避けていきたいと思いますが、初日の仲嶺議員の質問で、適正に物価等を調査しながら行ったというふうに述べておりました。

 また、部内、課内で図面等を詳細に検討をして、入札に付したというふうにおっしゃっておりましたけれども、私が入手した資料ではあるんですが、明石の屋内運動場、単価だけではなく、数量にも大きな誤りがあるんじゃないかなというふうに見ております。

 例えば、鉄筋加工組み立て、教育委員会が出した参考資料のトン数を見てみますと、126トンとなっているんですね。しかし、実際に鉄筋加工業者が拾い出した数量は150トンを超えております。その差24トンとなっておりまして、鉄筋の加工組み立て単価が13万幾らかになりますので、これだけで500万円近い差が出てきているわけなんですね。

 先ほどの加工施設、こちらも鉄骨造ではあるんですが、床面積が大きいので、土間基礎の配筋関係、これも鉄筋だけを見てみると、水産課が出した参考数量は36.2トン、それに対して鉄筋加工業者が拾った数量は60.2トン、ここでも30トン余りの数量が不足が指摘されております。

 あと、ほかの工種全てを見ても、左官工事においては必要な工種が参考数量に入っていない、そういったものも見受けられます。

 鉄筋というのは、ご存じのとおり、柱、はり、コンクリートの中にあって、本数を確認できるものではありません。鉄骨や平米数がわかるもの、そういったものはしっかりとされていますが、中に隠れて見えないものがこのように大きな数量の差が出てきている。

 これは、私が推測するに、予定価格、予算編成で組んだ予算、それと実際の見積もり等で徴取した単価を積み重ねていくと大変厳しい、予定価格をオーバーしてしまう、そのために、例えば鉄筋というものはロスが出ます。この差額も、もしかしたらロスの歩どまりの関係でそうなっているのかもしれませんが、ぎりぎりで予算内におさめるために、ぎりぎりの数量を入れてきていると。

 しかし、実際に工事をしていくと、数量が足りないというふうになってきているんじゃないかなというふうに思いますが、この拾い出した数量をそれぞれ部内、課内でどのように精査をして入札に付したのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 砥板芳行議員の再質問にお答えいたします。

 各工種の数量が適切であったかというご質問だと思います。お答えいたします。

 工事積算につきましては、設計受諾者より提出のありました数量積算データなどについて、発注前に十分調査、精査、確認をし、指名業者のほうへ提示しております。

 また、疑義のある事項につきましては、質疑応答などにより、発注者及び指名業者双方で確認の上、入札に臨んでおり、各工事数量については適切に積算されているものだと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 恐らく、農水のほうも、水産課のほうも同じような答弁になってくると思うんですけれども、明石の屋内運動場に至っては10社が入札指名されていますね。2社が辞退、8社が入札に応じているんですけれども、全社、予定価格をオーバーしております。予定価格は事前に公表されているにもかかわらず、落札できないのがわかっていて、予定価格以上の金額を入れてきているんですね、業者が。これは業者の発注側に対する抗議と捉えてもいいかと思います。とてもじゃないけど、これが現実の数字ですよと、業者が発注者側に示している入札だと思うんですね。

 先ほど、部内で図面等を精査して発注をしたというふうにおっしゃっておりましたが、果たして教育委員会、また水産課のほうに、図面等を精査して、基礎図面、そういったものをしっかりと見て、数量をしっかりとチェックできる職員がいるのかどうか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 石垣市教育委員会学務課です。明石の体育館担当課ですけれども、そこには1名の有資格者が配置されております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 担当課の技術者がいたかという質問でございますけども、建築積算関係に関する資格者はおりません。水産課には、1級土木施工管理技士、水産工学士が存在しております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 資格者はいるということなんですが、建築の資格者はいないと、いらっしゃいますか。──結構です。

 課内で、部内でしっかりと検討して発注をしたということであるんですが、今後、これは教育委員会、水産課のみならず建設部も含めて、今後、今こういう状況にあります。全国的に入札が不調、不成立となっている状況が多発しているんですけれども、今後、このような状況ですから、やはり全庁挙げてこの問題に取り組んでいただきたいというふうに思います。

 平成25年度4月8日に、国土交通省土地・建設産業局長が、各都道府県知事、市町村担当課、契約担当課、そしてそういう建設団体に対して、平成25年度公共工事積算労務単価についての運用に係る特例措置についてという文書を出しておりますが、それは把握していますでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 沖縄県企画部市町村課長より、平成25年5月28日付、第445号にて、平成25年度公共工事設計労務単価についての運用に係る特例措置についての通知を受け、平成25年6月12日付で、関係部長、また関係部署長宛てに通知しております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) それは内容は答弁できますか、ポイント。──結構です。

 この文書で通達しているのは、建築工事において、全職種単純平均で労務費が15.1%上昇していると。労務費が15.1%上昇しているので、各都道府県、市町村担当の方々は、平成25年度の4月に国土交通省のほうからそういう文書通達が行っているんですけれども、そのようなこともしっかり今回の公共工事で発注に際して配慮したのか、考慮したのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前11時58分

                               再 開 午前11時58分



○議長(知念辰憲君) 再開します。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 教育委員会では、平成26年度の労務単価表を採用しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) だから、その労務単価が、その通知が反映された単価なのかということなんですよ。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午前11時59分

                               再 開 午前11時59分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 平成26年度実施設計単価表を使ったということは、つまり議員ご指摘の通知が反映されているということでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 単価表が何かということにもなってくると思うんですけれども、これについてはしっかりと反映されているというふうに捉えていきたいと思うんですが、現在、こういう状況の中で、今後の検討、調査研究を行っているとの答弁がありましたが、実際にどのような調査研究を行っているのか、答弁いただきたいと思います。

 これは、いいですか、それぞれの課でやるのではなくて、これはまとめて、本来であれば副市長がいればまとめて答弁できる、ここからはできるんですけれども、どなたかまとめて答弁していただけないでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 工事発注の際には、いろんな工種があります。例えば、水産、港湾、土木、建築、そういうものに限って、いろんな所管課から、所管上部団体から来ます。その中で、営繕単価、今言う建築に関する積算については、県のほうから都市建設課のほうに積算基準、実施単価、そういうものが来ます。それを各課に参考通知として配付しております。

 その中で、個別に工事発注のいろんな特殊事情、そういうのがありますので、これまでは各課のほうで施工条件等についていろいろ単価の調整をしてきております。その中で、全体的な考え方として、こういう場合にはこういうふうな考え方をしたほうがいいんじゃないかとか、それについて今後検討していきたいと思っております。

 なお、設計実施単価等については、県のほうからその都度、参考通知があります。それに基づいて、各所管課で発注時期に合わせて、積算の単価を考慮しながら発注しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) これは、初日に仲嶺議員の答弁でも、仲嶺議員のほうから紹介がありましたけれども、今の県の積算単価ということをおっしゃっておりましたので、再度申し上げると、県のほうが砂川利勝県議の県議会の質問において、「県は平成26年2月に宮古島・石垣島における建築工事の型枠工事、鉄筋加工組み立ての調査を実施いたしました。その結果、物価資料等に掲載の市場単価との間に乖離が見られました。これを踏まえ、離島地域における公共建築工事の積算に関しては、本年4月以降、専門工事業者等から見積もり等を徴取し、これを参考に適切な価格設定を行うこととしております」というふうに、県のほうが答弁しているんですよ。

 それをもって、県の単価が出てくるのを待つのか、独自で調査をして、これだけの島の面積ですよ、業者の数もそんなにありません。独自で調査をして、今、入札が執行されないこの2つの大きな物件に対して、それを恩恵を受ける明石の子どもたち、そして水産業者の皆様、その完成を待っていると思うんですね。

 県のそのような単価が出てくるのを待つのか、独自に調査をして予算を組み直して、VE案を出して入札に伏すのか、そのあたりお聞きしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 確かに、新聞報道で、我々も県の対応をいろいろ勉強しております。それに基づいて、市のほうも、今のところ建築に関してでありますけれども、鉄筋加工単価とか、そういうものについて、工事に発注のときに積算に影響を与える大きなもの、それについては発注所管である契約管財課、それとあと各所管課において、この機会にいろいろまた取り組んでいきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 失礼しました。水産加工施設は随契で決まったんですよね。水産加工施設は、随契で契約はなさっているわけですよね。失礼しました。

 入札不調、これは全国的な問題なんですね。それで、他の自治体ではさまざまな取り組みを行っております。石垣市、今後、火葬場の建築工事の発注であったり、来年は小学校の建てかえ、その後、市役所の建てかえ等も大きな工事があるわけなんですけれども、例えば岩手県の釜石市、津波の被害に遭ったところで、学校が全壊してしまった釜石のほうを含めて、施工予定者技術協議方式という入札方式を採用しております。

 これは、入札の前に、あらかじめプロポーザル方式で、設計、建築業者、設備業者、電気業者を決定をして、予算内におさまるような建築設計等を行って、工事を発注するというような方式も今全国では行われておりますので、そこまで大きな物件ではないので、石垣にそれがすぐできるかどうかはまだわからないんですけれども、ただ、そういったさまざまな取り組みが先進事例があると思いますので、ぜひ参考にして取り組んでいただきたいなと思いますが、この件に関しては、市長のほうは1期目、たしか就任2周年だったと思うんですが、石垣は新空港の建設も始まり、大きな工事等も始まっていくんですけれども、これがしっかりと地域の経済に貢献する工事であるように、業者の皆さんも留意していただきたいというふうな挨拶をされておりましたけれども、先ほど建設部長のほうからも取り組んでいきたいというふうにおっしゃっておりましたけれども、これはやはり市長のリーダーシップで、市独自で、県の対応を待つとかそういったものではなくて、価格変動、いろんな為替の相場であったり、重油であったり、原油価格であったり、そういったものに左右されるものでもありますので、迅速に対応できるように、市のほうで独自に積算価格の調査、またそれを市の工事に発注をさせて、このような入札の不調・不成立が起こらない体制をつくっていく、その決意を述べていただきたいと思いますが、お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 石垣市は、これまで最低制限価格の上限を92.3ということで、これは私が1期目に当選させていただいた後、選挙公約でもありましたので、県内の中ではいち早く取り入れさせてはいただきました。その後の状況を見てみますと、議員おっしゃるように、さまざまな資材価格の高騰、国内におきましては東北の震災の復興、そしてまたオリンピックの需要等もありまして、人件費等も相当上がってきていると、人手不足もあるということも聞いております。

 そういったものを含めまして、石垣市が今算定しています積算の予定価格につきましても、実質的には高い数字が出てきております。その中で、最低制限価格の92.3の上限というものがだんだん厳しい状況になってきておりまして、業者の皆様には大変厳しい環境での入札をお願いしているところですので、ぜひ今後、早目に検討しまして、最低制限価格の上限の引き上げについては取り組んでまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 市長の最低制限価格、県内他市町村に先駆けて上限を上げていただいたわけなんですが、最低制限価格の上限と市場の島の実際の調査も含めて、しっかりとお願いしたいというふうに思います。

 それでは、次の防犯対策についてお聞きしたいと思います。

 先ほどの答弁にもありましたけれども、八重山警察署で調査してきたところ、八重山管内においては、これまで犯罪の認知件数は減少傾向にあったんですけれども、昨年は増加に転じまして、昨年1年間365件、まさに1日1件ですよね、365件が発生していると。また、ことしに入って9月末の暫定で291件、このペースでいくと、昨年を上回るんじゃないかというふうに言われております。

 また、市民のほうから、観光客が大変ふえているんですけれども、観光客にたくさん来ていただくということは前提ではありますが、やはりいろんな方々が来られますので、実際に先月、石垣市のフェイスブックページで不審者情報等も出ておりました。レンタカーの40前後の男性が、浜崎町で女子生徒に対して執拗に声かけ行為を行っていると、1週間にわたって滞在しているというふうな不審者情報等もあって、市民の中からは大変体感治安が悪化しているんじゃないかというふうな話を聞いておりますけれども、市として現在の治安の状況をどのように考えているのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 治安の状況をどう捉えているかというご質問でございますけども、議員からもありましたように、昨年度に比べても若干犯罪、刑法犯のほうが増加傾向にあるということでございます。不審者情報等もありまして、大変心配な面もございます。

 ただ、観光立市の本市でございますので、安全・安心な町を実現するということは本当に大変重要なことだと認識しております。

 また、一時的な取り組みではなく、八重山警察署を初め関係機関と連携して、今後もより一層犯罪の防止に努めていきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 行政は、犯罪の防止、市民もそうなんですけれども、これは警察がやるものだという意識が根強いのかなというふうに思うんですけれども、ただ警察というものは犯罪が起きてそれを検挙するということが主な業務でございまして、犯罪を抑止する、犯罪が起きにくい町をつくっていく、安心・安全の町をつくっていくというのは、これは行政が主体となって取り組んでいかなければならないことでございます。

 民間の防犯組織との連携、また支援というのも重要ではあるんですけれども、犯罪が起きにくい、未然に防止できる、犯罪を抑止するという観点のまちづくりというものが必要だと思うんですが、そういった中で、今、各自治体、全国的に大変悲惨なかわいそうな事件等も起こっている中で、防犯に対して取り組む中で、犯罪を抑止するという観点から、町の中に防犯カメラの設置をふやしている自治体が非常に多くなってきております。

 警察のほうも独自に防犯カメラを設置をしたり、またコンビニエンスストアであったり、商店街が独自に置いている防犯カメラ等を、八重山警察署のほうで防犯カメラマップを作成をしているんですが、八重山警察署がつくった防犯マップを見ていると、一番人が集まって、一番犯罪が多い、また酒に絡む事件、犯罪が起きている美崎町が、実は防犯カメラの空白地帯になっております。

 また、防犯灯、これは箕底議員がずっと取り組んでいるんですけれども、ぜひ、きょうは金曜日ですので、美崎町に繰り出して、12時を少し過ぎるまで美崎町を徘回していただければわかると思うんですけれども、美崎町は防犯灯がほとんどついていないんですよ。街灯がついていないんです。

 特に、稲福酒販の通り、要は街灯はあるんですけれども、全部ついていないんですよ。お店が営業している間は明るいんですけれども、12時を過ぎるとほとんど真っ暗で、市役所の駐車場入り口のところ、あそこも小さな防犯灯が1つあるだけで、あのあたりも真っ暗、市役所の周辺がお店の営業が終わると真っ暗な状態になっているんですけれども、安心・安全が観光地としての重要なファクターであるのであれば、一番人が集まる場所、この地域の安全・安心というものをしっかりと構築していかなければならないと思いますけれども、防犯カメラの設置も含めて答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 総務部長、當真政光君。



◎総務部長(當真政光君) 再質問にお答えいたします。

 やはり観光地としては、本当に安全な安心な町が大変重要だと考えております。やはり犯罪を起こさない町、起こらないようにするまちづくりについては、防犯灯、また防犯カメラも本当に有効な手段であると認識しております。

 今後、調査をしながら、ご指摘の防犯灯のない場所、暗がり、犯罪に結びつくような不安の箇所等については、調査を行いながら対応を庁内で連携してとっていきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) やはり安心・安全な町というものに対して、警察と行政、そして市民団体が連携して取り組んでいくことが必要だと思うんですけれども、その前に安心・安全の町というものをどのように構築していくのかということをしっかり取り組んでいただきたいと思うんですが、先ほど総務部長もおっしゃっておりましたが、本市は観光産業を地域の主要産業として位置づけております。観光地の重要な観光地となり得る要素の1つに、やはり安心・安全というものがあると思いますので、防犯カメラの設置等に関しては非常に高額で大変だと思います。

 また、それを民間がやろうとすると、やはり防犯カメラ、不特定多数の方々を写しますので、人権の問題、プライバシーの問題等も出てきますので、これは行政が責任持って取り組まなければならないものだと思っておりますので、先ほどの観光地として重要な要素である安心・安全という観点で言えば、現在、沖縄振興予算、特に政府は沖縄を国際観光交流拠点特区にまで指定をして、多くの観光客に来ていただきたい、特に外国からも来ていただきたいというふうに奨励しているわけですから、まさに特区を指定しているのであれば、沖縄振興予算を一括交付金なりを活用して、防犯カメラの設置を行って提案していただきたいなというふうに思います。

 また、今、ほかの自治体では、子どもたちが集まる公園等にはスーパー防犯灯というものを設置しております。スーパー防犯灯というものは、防犯灯の機能、防犯カメラの機能、緊急連絡ができる通話機能、そして赤色灯等がついているスーパー防犯灯というのがあります。

 そういったものを主要な公園等にも配置していけば、何かあったときにすぐに緊急連絡ができるというものがありますので、あと公園だけではなくて観光地、先ほど、これから最後、時間がありませんが触れますけれども、米原であったり、底地であったり、そのような観光地にそういったものも設置していくというものが、今後、取り組みが必要じゃないかなというふうに思いますので、しっかりと取り組んでいただきたいというふうに思います。

 それと、最後に、最初に取り上げる予定でした観光行政及び観光施設整備についてではあるんですけれども、ちょっと時間がありませんので、端的にお願いいたします。

 米原海岸の施設整備の内容なんですが、年度内完成、また供用開始になるのか、答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 米原のトイレの整備については、年度内完成を目指して実施したいと思っております。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 施設整備の内容を含めて、答弁いただけますでしょうか。どういった施設を整備していくのか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) 施設整備の内容でありますが、今現在、広大な範囲にまたがりますので、森林エリア、キャンプエリアなどエリア分けし、順次進めていく予定であります。その中で、現在、そのうちのトイレについて設計を発注しており、年度内早目に完成を目指して、供用したいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) あわせて消防のほうにお聞きしたいと思いますが、先ほど、昨年取り上げて、地域の消防団員とおっしゃっておりましたが、取り上げて、後からボランティアで取り組んでいる方に消防団員になっていただいて、そういうジャケット等を支給して、パトロールしていただいているかと思うんですけれども、そういった中でもことし8月に死亡事故が起きてしまいました。

 ここは根本的に安全対策に乗り出していかなければならないと思うんですけれども、消防のほうの今後の安全対策、もう一度答弁いただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 消防長、大工嘉広君。



◎消防長(大工嘉広君) お答えいたします。

 米原海岸では、これまで庁内関係課で連携し、いろいろと安全対策を講じてきましたが、死亡事故が発生しました。8月の事故に関しましては、大変遺憾に思います。

 その後、庁内関係課で会議を持ちまして、これまでの取り組みについての検証をして、また今後の取り組みについて確認をしました。

 まず、消防本部では、これまでどおり消防団員による巡回監視、また職員による警戒パトロール、またサンサンラジオ等を活用しての注意喚起放送、また看板、またチラシ等の配布ということをこれまで以上に強化してやろうということですね。

 それから、防災危機管理室では、注意報・警報発令時に防災無線を活用しまして、注意喚起放送を1日4回実施しております。また、今後、米原地区での難聴地域解消のための機器を整備するということが確認されました。

 また、施設管理すぐやる課では、新たに注意喚起看板を入り口付近、海浜等南側、浜の南側、海浜に設置しました。それから、AEDを海岸南側入り口に新たに1基設置しました。このAEDは、現在、入り口の商店に置かせてもらっていますが、現在、入り口の近くのトイレが工事中です。そのトイレが完成しましたら、そのトイレの外壁に設置する予定です。これで、米原海岸での事故に対応できるAEDは3基となります。

 また、海岸南側入り口に、消防本部の水上バイクの乗り入れが迅速にできるように、スロープをつくって整備していただきます。

 それから、観光文化課では、観光客への情報発信システムを構築し、海浜情報をビーチ利用者へ発信すること。また、米原海岸は1キロ余りと広範囲に及び十分な監視が困難なため、ビーチの一部を市指定の海水浴場にして、監視員やライフセーバーを置く方向で取り組んでいくことが確認されました。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 今、消防のほうから答弁がありましたけれども、AEDの設置、また水上バイクが迅速に利用できるスロープの設置等ありまして、観光文化課では、米原一部を指定海水浴場として指定されるということがありましたけれども、それでよろしいでしょうか。指定海水浴場として、いつから。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 ただいまの市指定の海水浴場の件につきましては、前向きにその方向性はありますけれども、実は地域の皆様が若干指定海水浴場の指定について意見が分かれているところもございます。キャンプ場の縮小、あるいはまた1キロという幅広いビーチを一部だけ指定するということに対する地域の納得がまだ十分なされていないようですので、そこら辺も今後話し合いをしながら、一部のエリアだけの指定海水浴というのが可能なのかどうか、そこが可能であれば、今後、市の施設になりますので、指定になりますので、監視員だとか、あるいはまたライフセーバーをきちっとつけた救護体制をきちっと構築をしていきたいと、そのように考えております。



○議長(知念辰憲君) 砥板芳行君。



◆9番(砥板芳行君) 米原海岸は、本市で訪れる観光客が一番立ち寄る人気のスポットであります。しかしながら、遊泳危険な場所があって、それに対してしっかりとした安全対策がそれまで指定海水浴場でないがためにとられてこなかったという現実がありますので、今後、観光客もふえていくと思います。さらにしっかりとした安全対策、できれば場所を決めて指定海水浴場にするのではなくて、あれだけの広範囲にわたっておりますので、全域が指定海水浴場、危険なところは危険なところとして危険というふうにやっていただいて、安全に遊泳ができるところは指定海水浴場として指定をしていただきたいというふうに思います。

 地域の方々、独自にこのようなものをつくって、シュノーケルをする際にはライフジャケットを着用してくださいとか、皆様のスマホでいつでも見れますが、ハザードマップというものを民間のNPO法人が作成をして、米原の安全対策に民間レベルで取り組んでおりますので、そういった方々ともしっかりと連携をして、情報交換をしながら、安心して楽しめる米原海岸にしていただきたいというふうに思います。

 以上で、私の一般質問を終わらせていただきます。



○議長(知念辰憲君) 以上で、砥板芳行君の質問は終わりました。

 午後2時再開することとし、それまで休憩いたします。

                               休 憩 午後 零時28分

                               再 開 午後 2時01分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に続き、会議を開きます。

 次の質問者、大石行英君の質問を許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) 皆様、こんにちは。私は、このたび8期目の当選を果たさせていただきました。「8」は八重山の「八」、末広がりの「八」、未来を開く「八」でございます。本市の未来20年、30年先を見つめながら、ビジョンを描き、市民とともにその実現へ向けて邁進してまいる所存でございます。どうかよろしくお願いいたします。

 では、質問に入ります。

 まず、1点目に、農道奈良佐5号線の市道認定についてお伺いをいたします。

 さて、奈良佐5号線には、児童福祉施設、病院、介護施設が集結をしております。近年、病院へ通う車、デイサービスの車両等が増加しており、この道路の幅員の狭隘や対面交通などによる危険性が日に日に増加をしているのであります。また、たびたび事故も発生し、年中、蛇が出たり、大雨時には大量の土砂が流れ、歩道や街灯の設置もなく、待機場所もないということであります。そのため、児童福祉施設の子どもたちは、常に安全で安心して学校に通うことができないという状況にあります。このような現状を踏まえ、たびたび病院側からも児童施設からも安全安心な道路の改善についての要請がなされてきたところでございます。そこで、要請書に基づいて、具体的な改善策5項目についてお伺いをいたします。

 まず、1点目に、農道奈良佐5号線の市道の認定についてでございます。2点目に、排水路の設置についてでございます。3点目に、歩道の設置についてでございます。4点目に、横断歩道の設置についてでございます。5点目に、街灯の設置についてでございます。

 以上、5項目について今度どう対応されるのか、お伺いをいたします。

 2点目に、石垣発、午前の便、宮古行きの運航の必要性についてお伺いをいたします。

 さて、宮古島市、石垣市は、深い人的なきずなで結ばれた地域だと言われております。それは、石垣島に宮古島出身の方々が多数居住され、人口の約半数近くは宮古島市の関係者であろうと分析をされる方もおられます。よって、宮古島市には多くの親兄弟、親戚の皆さんがおられることと思うのであります。

 以上のような背景を踏まえ、あらゆる交流をしっかり行いながら、利便性を高め活発化させることにより、両先島の発展に大きく貢献できるものと思うのであります。

 そこでお伺いをいたします。1点目に、午前の便の必要性についてどうお考えなのか。2点目に、午前の便の運航による波及効果と今後の本市の取り組みについてお伺いをいたします。

 3点目に、美しい星空を守る条例制定の進捗状況についてお伺いいたします。

 さて、星のまち石垣市、その名を全国に発信できることは、やはり星まつりの実績が大きいと私は考えております。平成23年には、天文学者が選ぶ日本一きれいな星空ベストスリーに、石垣市、岡山県井原市、長野県南牧村の3地域が選ばれました。この快挙をいかに活用して地域の観光資源につなげていけるかが大事な課題でございます。幸いにして、ことし10月19日、本市においてベストスリーに選ばれた地域の代表が参加し、星空サミットの開催が予定されていると伺っております。意義深いサミットだと思います。

 そこで、無限の可能性を秘めた星空資源が今後も持続可能な資源として守られ、磨かれ、後世につなげていけるかどうかが問われているところであります。私が思うに、日本三選に甘んじることなく、星空といえば石垣島と世界から憧れの眼で見詰められるような星空のメッカを目指すべきだと思うのであります。その意味において、満天に輝く星空を守り、後世につなげるための条例の制定が急務であります。作業の進捗状況を教えていただきたいと思います。

 4点目に、真栄里公園周辺の歩道整備による健康都市づくりについてであります。

 ある市民から、「大石さん、健康都市をつくるにはウオーキング人口をもっともっとふやすべきではないか。特に、最近は真栄里公園周辺でウオーキングを楽しむ方々がふえている。しかしながら、段差があるし、暗いし、女性、子どもが安心してウオーキングするためにはシンボル的なロードとして本格的な整備が必要ではないでしょうか」との意見がございました。医学の観点からも心身をリフレッシュする観点からも、ウオーキングの効果は大きいようであります。真栄里公園周辺を重点的に整備して、シンボル的なウオーキングロードとして活用してはいかがでしょうか。

 また、もし整備を進めるとするならば、当局としてシンボルロードのイメージをどのように描き、整備の意義についてもどうお考えか、お尋ねをいたします。

 以上、質問の趣旨を申し述べました。再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君の質問に対する当局の答弁を求めます。建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) こんにちは。大石行英議員の1点目、農道奈良佐5号線市道認定について、4項目め、真栄里公園周辺の歩道整備により健康都市づくりについて、順次お答えいたします。

 まず、1点目の奈良佐5号線の使用状況と現状をどのように把握しているかについてお答えいたします。

 現在のところ、近隣農家の基幹作物の生産に寄与している農道となっていますが、その奈良佐地区においては児童養護施設ならさや下地脳神経外科及びリハビリテーションの施設等ができ、今では施設利用者の往来が多く見受けられる車両通行の多い道路となっている状況にあります。

 2点目の早急な市道認定により諸課題を解決し、安心安全な道路の整備が急がれると思うが、についてお答えいたします。

 奈良佐5号線の現在の状況を見ますと、道路拡張、歩道の設置、街路灯、排水溝の整備を行い、安心安全な整備が必要と思われます。整備に向けては、路線の市道認定が必要ですので、農林水産部むらづくり課と市道認定へ向け手続を進めていきたいと思っております。

 市道認定後の道路整備につきましては、補助事業等で実施できないかを模索してまいります。仮に補助事業での実施が困難な場合には、財政事情を勘案し、本市単独の整備事業も視野に入れ進めてまいります。

 次に、4項目めの真栄里公園周辺の歩道整備による健康都市づくりについて。

 まず、1点目の段差の改修について、バリアフリーの観点からもチェックを行い、連続性や安全性等を確認し、できる限り対応を行います。また、街灯については将来的に検討を行ってまいります。

 2点目のシンボルロードとしての歩道整備については、諸施策との兼ね合いや財源確保を踏まえ検討を行ってまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 大石行英議員の石垣発、午前発の宮古島行きの運航の必要性についての2点の質問について順を追ってお答えいたします。

 1点目の午前の便の必要性についてお答えいたします。

 石垣と宮古島を結ぶ航空便は、現在2社の航空会社で合計3便の往復便が運航されております。この3便はいずれも午後に集中しております。一番早い便でも宮古島発の午前11時30分の便となります。石垣と宮古島は同じく県内離島に位置し、先島圏域として観光や物産の流通はもとより、人的な交流についても密接に行っている間柄であります。今後、相互のさまざまな交流をより一層深めていくためにも、交通の利便性の向上を図ることが必要だと考えています。その意味からも、石垣─宮古島間の午前の便は必要と考えております。

 2点目の午前の便の運航による波及効果と今後の本市の取り組みについてお答えいたします。

 現在、午前の便がないため、石垣、宮古島双方における午前の日程が組みにくい状況にあります。例えば、午前に会議等の日程があると前日のうちに移動することが必要となり、余分な時間や経費を費やすことになります。逆に、午後の会議や交流事業の場合には、時間的な制約を余儀なくされてしまいます。したがいまして、午前の便が就航することについては、時間の有効活用が図られること、また経費等の節減にも役立つなど、その波及効果は大きいと推察されます。さらには、県内周遊型の観光プランの組み立てにも、接続時間が限定されています。より先島圏域の観光振興を向上させるためにも、午前の便の就航は必要な条件だと考えています。

 本市といたしましては、同じ先島圏域の自治体と連携を行った上で航空会社と調整を行うなど、石垣─宮古島間の午前の便の就航実現のため取り組んでまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 美しい星空を守る条例制定作業の進捗状況と今後の取り組みについてお答えいたします。

 八重山諸島は、全88星座のうち84星座を見ることができ、21全ての1等星や南十字星など本土では見られない多くの星を観察することができます。平成23年には、天文学者が選ぶ日本で一番きれいな星空ベストスリーに、石垣市と岡山県井原市、長野県南牧村が選ばれました。このことがきっかけとなり、3地域連携のもと美しい星空を地域の観光資源として観光客誘致に取り組むことが確認され、昨年は岡山県の井原市において「日本三選星名所・星空サミット」が開催されました。本年は、石垣市において来る10月19日に第2回目の同サミットが開催されることになっております。

 美しい星空を守る条例制定につきましては、現在、先進地事例を調査し、本市にふさわしい方策を検討しているところでございます。引き続き、調査研究の上、市民を初め関係者の意見を集約するとともに、庁内各部署と連携し、調整を図り、条例制定に向けしっかりと取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、大石行英君の再質問を許します。大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま一通り前向きなご答弁をいただきました。心から感謝を申し上げます。それでは、再質問に入りますが、さらに一歩具体的に進めていきたいと思いますので、当局の誠意あるご答弁をよろしくお願いいたします。

 まず初めに、農道奈良佐5号線の市道認定についてお伺いをいたしました。

 そもそも、この奈良佐5号線はいずこにありやということでございますが、真喜良小学校から市道観音堂線をまっしぐらに2.5キロ西に走りまして、児童養護施設そしてまた病院に行く施設、その接続の道路のことを農道奈良佐5号線と呼んでいるわけでございます。

 時々、市道観音堂線も私は走ることがありますけれども、この観音堂線ももう天下一品の暗さを誇っておりまして、星空を見るにはいいのかなとは思いますけれども、この道路を日常的に、奈良佐の子どもたちはこの道路を通っていかれるということを考えたときに、非常に不安を感じることがございます。

 さて、たびたび奈良佐の施設あるいは病院側からこの道路の改善についての要請がなされてまいりました。しかし、遅々として進まないということを考えてきますと、やはり手おくれにならないうちに再度議会でしっかり提案をすべきだという思いがあって、今回提案をさせていただいているところであります。

 冒頭も述べましたように、農道でありまして、約300メーターの道路になっておりますが、大雨時になると大量の土砂が流出すると、赤土も流出する。そして、また夜になると、たびたび蛇も出ると、ハブも出ると、通学路でありながら歩道もない、幅員も小さく、車の対面交通になりますと、そのたびに道路脇に追いやられると。その道路脇をよくよく見ますと、結構、砂利の斜面になっているということを考えますと、この道路の危険性をそのままにして、未来を担う、21世紀の宝である子どもたちの健全育成が果たしてできるだろうかということを考えたときに、この市道の認定は急がれる、そして先ほど紹介いたしました5項目の要請も急がれるということを感じて取り上げているわけでございます。しかも、小学校までは徒歩で学校に行く、しかし中学校からは自転車で通学されている。そして、部活の帰りは、冬だと、7時、8時というともう真っ暗です。その中を心細い思いでこの施設と学校を往復してるということを考えてみますと、なぜ、かくもこの整備がおくれたのかという思いもあります。

 児童福祉法の中に、こううたわれています。「全て国民は、児童が心身ともに健やかにかつ育成されるよう努めなれければならない」、第1条でこううたってます。第2条で、「国民及び地方公共団体は、児童の保護者とともに児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う」と、こううたわれております。また、中山市長におかれましても、日本一安全安心なまちをつくるというふうに掲げておられますので、このような、日に日に危険を感じながら子どもたちが通ってるというこの交通環境を一刻も早く改善するということは、私たち大人の責任でございます。

 先ほど、市道認定については前向きに取り組むというご答弁をいただき感謝を申し上げますが、これから具体的に、この5項目も含めて、どのように取り組んでいかれるのか、ご答弁をお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 先ほどから、まずは整備の前提となる市道認定を進めたいということでお答えしておりますが、その前に、これまでの要請等の経緯、これまで対応してきたことを一応述べさせてもらいます。

 まず、これまで要請があった場所ですけれども、これまでは市道観音堂線から病院、養護施設、それを行って戻ってきておりました。その要請に対して、上に基幹農道、それと市道が一部通ってましたので、それの要請に基づいて、今は基幹農道とこの市道観音堂線を舗装で去年整備しております。それにつきましては、若干交通の往来は緩和されたと思っております。

 それと、横断歩道につきましては、昨年から八重山警察署とも調整をしまして、市道観音堂線のほうに横断歩道を設置する調整を進めております。

 それと、排水路、歩道の設置、5点目の街路灯の設置については、市道認定後に整備を予定していきたいと思っております。

 なお、市道認定につきましては、早速、所管課であるむらづくり課と調整をして進めていきたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま、この要請のあった5項目について、排水路の設置、歩道の設置、街灯の設置は市道認定の後速やかに実施したいということでございますが、市道認定を急ぐことによってこの3項目の設置が早まるということでございますが、この市道認定の作業はどのような形で進められるのか、具体的によろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 現在は、先ほどから言ってるんですけど、むらづくり課の管理する農道になっておりますので、建設部で所管するには所管換の手続が必要であります。それにつきまして、部同士で協議を行った上で所管換の手続を行った上で、議会に諮って市道認定になります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 所管換、そして議会に諮るというお話でございますが、この養護施設におきましても、病院の施設におきましても、ちょうどことしで9年目で、来年10周年を迎えるということも伺っております。この間、市民の医療、健康に尽くしてこられた施設、そしてまた未来を担う子どもたちに尽くしてこられた施設ということを考えてみますと、認定作業が来年、再来年と引き延ばされることがあったとしたら、この危険性はそのまま継続したままとなるわけでございます。私は、一刻も早く、できましたら来る12月の議会でも上程できるように作業を間髪入れず進めるべきだと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 これまでも農水部さんとは鋭意調整を進めてきておりますので、必要性についてはお互い共通認識を持っております。おっしゃるとおり、ご指摘のとおり、12月に向けて調整させていただきたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま市道認定について、12月議会をめどに調整を進めるということでございますので、着実に進めていただいて、この5項目が一日も早く解決をして、未来を担う子どもたちが安心安全で生活を営めるように頑張っていただきたいと思います。

 私は、何が優先順位かと、やはり未来を担う子どもたちの安心安全こそが最優先課題だと思っておりますので、ぜひ当局といたしましてもそのことを念頭に入れながら作業を進めていただきたいことを要望して、次の質問に移ります。

 さて、午前の便についてお伺いいたします。

 誰もが疑問に思ってることだと思いますが、宮古行きの午前の便がないと、午後の便の2時の便ぐらいしかないと、あるいは2時25分しかないと、そして宮古からの最終便は5時だということを考えてきますと、わずか一、二時間しか宮古島で滞在する時間がないということを考えてみますと、日帰りでは、宮古島に行ってちゃんとした用事ができないということが問題でございまして、ほんとに宮古島出身も多いと、親戚兄弟も多いということを考えてみますと、午前の便を運航し、そしてゆっくりと1日大事に時間を活用して、用事を済ませて石垣に帰ってくると、その交流が活発することが両島にとっての大きな活性化につながっていくと私は思います。

 ある宮古島出身の方が言っておりました。宮古島に自分の両親が施設に入っておられると、空港から近い場合はいいんだけども、遠い場合はタクシーで行くにも大変だと。バスを乗り継いでいったとしても時間がかかり過ぎると。そして、また宮古島で告別式があったり法事があったりしても、これまた一、二時間の時間をやりくりして帰ってくるには、余りにも時間がないと。久しぶりに会う友人に会ってもゆっくり話もできないという生の声も聞かせていただきました。そういうもろもろな角度から考えても、石垣、宮古の交流を活発にするためにおいても、午前の便の運航は不可欠であります。

 若干話は変わりますけれども、四大文明、皆様、よく聞いたことがあると思うんですけれども、四大文明といえば、黄河文明、これは黄河、メソポタミア文明、これはチグリス・ユーフラテス川、エジプト文明、ナイル川、インダス文明、インダス川、古代においてはこの交通の要所である大河のほとりに文明が発達したという歴史がございます。この歴史を踏まえて考えたときに、先島文明というのはちょっと表現が合ってるかどうか知りませんが、先島、宮古、石垣の交流を盛んにして人の出会いを活発化する、物流を活発にするということにおいて、両先島の発展が大きく促されていくと私は思っております。その意味において、再質問を行います。

 先ほど、午前の便についての必要性は企画部長からるるお話がございました。さらに、人の動き、物の動き、経済の動きを活発にするという観点から企画部としてお考えありましたら、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 大石議員の再質問にお答えいたします。

 石垣市と宮古島市は、長年、県内離島あるいはお隣同士の自治体として離島が抱える同様な悩みや苦しみを共有し、また共通のさまざまな課題を抱え、県や国あるいは交通や流通及び旅行関係機関への要請や陳情等に、ともに行動を起こしてまいりました。今後、複雑多様化する社会情勢、観光において、国内はもとより海外との競合がますます本格化してくる状況下において、先島地域が同じ観光圏域として足並みをそろえ有効な戦略を講じるためにも、両市において強力なスクラムを組み、連携を深めていかなくてはなりません。そのためにも、行政間の相互交流や議論する機会を数多くつくらなければならないと感じております。

 その意味からも、お互いが自由に行き来できる交通の利便性を図ることが必要であると考えております。さらには、このような人的交流を引き金とし、協働での観光振興策や物産等の流通を初め、地域経済の活性化にもつなげていきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま企画部長から観光振興策あるいは特産物の流通、経済の活性化という観点からの見解がございました。やはり、午前の便を運航するということにこれほどの大きな効果が見込めてくるわけでございますが、この午前の便をやはり運航するには、もっと強力な働きかけが必要になってくるのかなというふうに考えております。この午前の便を運航するに当たって、今後どう取り組んでいかれるのかということも含めて、その決意のほどがございましたらよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 企画部長、嘉数博仁君。



◎企画部長(嘉数博仁君) 大石議員の再質問にお答えいたします。

 まず、その前に、宮古─石垣便が就航減になった理由として、乗降率が大変少なくなってきたという一つの航空会社の厳しい財政面の部分もありますので、その点を置きながらお話をしたいと思います。

 午前の便を実現するためには、航空会社への一方的な増便要請だけではなく、生活の足とし、航空路線に頼らざるを得ない島々からの就航の要請も多く、厳しい条件下で運航している航空会社に敬意を表するとともに、その厳しい内情を深く理解をした上で、航空会社が午前の便を就航できる条件づくりの一つとして、相互の利用率の拡大を図る施策も両市で進めていかなければならないと考えています。

 したがいまして、本件については先島圏域の市町村で組織する美ぎ島美しゃ市町村会において重要な課題として議論し、観光協会や商工会など経済団体を初めさまざまな団体にも同意を求め、共通認識の上で八重山、宮古各市町村が地域の総意としてその声を関係機関や航空会社等に届け、実現に向けての協議を重ねていくことが重要であると考えています。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) ただいま企画部長から、その実現に向けては美ぎ島美しゃ市町村会あるいは観光協会、商工会、各団体の同意も求めながら共通の認識において要請をしていくということが大事であるというご見解がございました。この両先島が、さらにさらに観光面においても経済面においても大発展をしていくという大きな鍵を握っている午前の便、この交通の利便性という観点から考えてみますと、先ほど部長が、美ぎ島美しゃ市町村会という紹介をされました。この美ぎ島美しゃ市町村会に属して、常にリーダーシップをとってもらってる一人が、また私たちの中山市長でもございます。やはり、トップセールスも非常に肝心になってまいりますので、この午前の便の運航について市長の思いがあれば、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 大石議員の再質問に対してお答えいたしますけども、やはり宮古、八重山というのは非常に地域間の連携も深い地域でありますし、るるご説明あったように、午前中の便がありますと宮古に何か用事があったときの当日に渡って、また用事を済ませて、できればまたもう一便夕方の便があれば帰ってくることもできるとか、そういうさまざまな利便性が出てくると思います。八重山も、今、観光、好調でありますけども、宮古も同じようにその便ができることによって両地域でお互いに観光客が行き来することができれば、石垣でいえば、今、冬場の観光がちょっと落ち込みがちなところもありますけども、宮古のゴルフ場と連携しながら一つのパッケージができるなどさまざまな利便性が出てくると思いますので、ぜひ、これは地域として、また関係経済団体と連携しながら航空会社のほうにも要請、要望してまいりたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 午前の便の運航、就航について、市の企画部においても、また市長においても、強い強い意欲を感じることはできましたので、一刻も早くこの午前の便が実現することを念願しながら、次の質問に移ります。

 美しい星空を守る条例の作業はどうなってるかということでございますが、平成23年に日本三選に選出をされた、あれから3年が経過しているわけでございますが、本市においても新空港の開港とともにまちは日に日に発展をしており、またいろいろな建築物も登場しております。ホテルの不足等もありますので、これからそのような宿泊施設の建築も相次いでいくだろうということが考えられます。

 いろんな角度から考えまして、このまちの進展とともに、光公害、いわゆる光害は光害でも光の害、光害が日に日に恐らく増しているであろうということも考えられまして、関係者によると今しっかりとこの光公害の対策を打たなければ日本三選どころか星のまちとしての面目を失ってしまうよと。実際には、星のまちと、日本三選のまちと言われながらも、実質的にこのまちに来てみれば、本当に星のまちなのかというような格差が生じるような、内実が変わるようなまちになるんではないかという心配を関係者はされております。未来永劫、このまちが世界に冠たる星のまちと言われるためには、それなりの対策が急務であります。

 この星空条例をいろいろ関係者とも連携をとってつくっていきたいという決意は述べられましたけれども、具体的にどのような作業をこれから進めていかれるのか、ご見解を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えいたします。

 どのような作業ということのお尋ねでございますけれども、市民を初め関係者の意見集約等がまず優先すると考えておりまして、その条例に当たりましての初歩としましては、市民の意見の集約が必要になります。意見集約は、ぜひ石垣島天文台、NPO法人八重山星の会等、星にかかわる各団体の皆様、それから各市民の条例に対する思いのある方に対しまして意見交換をするような市民ワークショップを開くなどをしながら意見の集約を行い、その後条例制定に向けての議論を高めていきたいと考えております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 市民の意見あるいは専門の意見、関係者の意見、これを集約して、ワークショップも開いていきたいということでございますが、かつて核廃絶都市宣言を作成する場合も、市民からいろいろ公募して、委員を募って作業を開始されたというふうに伺っております。いろんな意見を聞くと、ワークショップといえども、しっかり関係者、市民あるいは専門家の皆さん、そういう人たちが一堂に集って、ワークショップの前にちゃんとした専門的な検討ができるようなそういう検討委員会の設置がまず先だと思いますが、いかがでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) 検討委員会につきましても重要でございますけれども、担当部課がしっかりとその情報なりその仕組みなり、条例の理念あるいはまた制限をかけるような光の害という、光害というような言葉も出てきますので、そこら辺の調査をきちっとして入らないと、その検討委員会への事務局サイドのご案内なり説明が不足しますので、先に私どもは調査をさせていただきたいと考えております。その状況を踏まえて検討委員会を立ち上げてまいりたいと思いますので、その手法につきましてはご理解をいただきたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 立派な条例をつくるためには、それなりの時間も必要です。しかし、日に日に、刻々、まちは変化をしております。この美しい星空を守る条例ができたころには、この星空が既に消えていたといったんではもう後の祭りになります。検討委員会もしっかり立ち上げると、ワークショップも実際に実行するという決意を述べられましたが、この条例はいつごろ、1年先か、2年先か、3年先かわかりませんが、いつごろでき上がるというふうに想定をされておりますか。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) これにつきましては、今、いつごろ、何月何日という、そこにつきましてはかなり厳しいところがございます。というのは、やはり市民空間を制限をするあるいは経済活動を制限するというような光害条例というようなところになりましたら、理念だけではおさまらない状況がございます。ですから、市民のコンセンサスが得られる条例にするためには、そこにはかなり時間をかけ、あるいはまた市民の意見はきちっと理解できるような環境にするためには、お時間を頂戴したいと思います。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 局長のおっしゃることもよくわかります。時間をくださいと言えばあげなくもないんですが、だけど、5年、10年というまた時間をあげるわけにもいかないと思うんです。やはり、まちの変化はそれだけ激しいんです。ですから、5年、10年とは言いませんが、またあした、あさってとも言いませんが、やっぱりそれなりの期間というか、適切なタイムリミットというか、それはやっぱり展望すべきだと思うんです。3年、4年とかじゃなくて、それなりの展望は僕はできると思うんです。そうでなければ、時間をくださいくださいでは、これは逃げにしかならないなとしか思いません。どうでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 企画部観光文化スポーツ局長、大得英信君。



◎企画部観光文化スポーツ局長(大得英信君) お答えします。

 逃げとか後ろ向きではございません。重要な条例ですので、より慎重に、そして市民の、あるいは市議会議員の先生方のご理解が100%できるように現在進めております。市長のマニフェストでございますので、そこら辺も考慮しながら、スピード感は市長と調整しながら進めさせていただきますのでよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) だいぶ力強い決意を述べていただきましたので、しっかりと未来永劫、この八重山の星空資源が守られるように頑張っていただきたいと思います。

 次に移ります。

 真栄里公園周辺をウオーキングのシンボルロードにできないかという質問をさせていただいております。

 ことしの7月30日のタイムスにこういう記事がございました。沖縄県が健康長寿復活へ、各部が事業報告ということで、健康長寿おきなわ復活推進本部が県に設置をされました。その中で、県庁で開かれた会議の中で、ウオーキングをしやすい歩道の整備、あるいは高校生に対する食育の推進、地産地消の推進など、各部局が健康長寿復活に向けた取り組み状況を報告したという内容の記事を私は入手をいたしました。やはり、健康長寿日本一、世界一に、このウオーキングをしやすい歩道の整備が密接につながっているという、これは記事なのかなというふうに私は受けとめまして、本市においてウオーキングのしやすいそういうシンボルロードを整備することは、健康長寿日本一、世界一を奪還する沖縄県の施策にも合致するという観点で質問をさせていただきます。

 市長、こちらに真栄里公園の地図がございます。この真栄里公園の周辺の道路は、距離にして約3キロ、この小回りのコースは約1.2キロ、この全体を回ってきますと約3キロだというふうに言われております。この3キロのコースを、最近ウオーキングをするたびに、子どもたちそれから女性たちを含めて、結構この真栄里公園に駐車をしながら、最近ウオーキングの人口がふえてますよという意見を私は聞きました。

 ところが、このウオーキングをするコースの、バイパスも含めて、これまたほとんど街灯は設置されているにもかかわらず、先ほど砥板議員が美崎町の話でありましたけど、街灯は設置されているにもかかわらず、ほとんど点灯してない。点灯してないっていうのがありましたね。それを含めて、あの暗い夜道を結構ウオーキングされてることが多いんです。

             〔何事かいう者あり〕

 それで、もちろん、星空を守るためという観点大事ですので、先日、ノーベル物理学賞、LEDでされてました、空に優しいLEDでノーベル賞を受賞した教授たちの紹介がございました。同じように、もちろん星空も守りながら、そしてウオーキングを楽しむというコースが必要であろうというふうに考えております。この紹介はそれだけにして。

 なぜウオーキングかと、健康長寿に、なぜこれほど関係性があるのかということで、私は、医学の心得のある方からウオーキングの効用について勉強してまいりました。ウオーキングするということは、どういう効能があるのかということでございますが、まず1点目に、外を歩くことにより身体のあらゆる器官が動き出す。そして、2点目に脳が活発に動き、視神経、運動神経、平衡感覚などを刺激することで老化の防止につながる。3点目、各組織の筋肉を使うので、基礎代謝量の増加によりダイエット効果がある。4点目に、身体を構成している細胞が活発になるので免疫力がアップして病気の予防になる。5点目に、運動することによってエネルギーの消費がふえ、食事内容の改善につながる。もちろん食欲も増す。運動することで、6点目、歩くことが習慣になることで社会性が高まり、住みよい石垣市ができるということを医学の観点から教わりました。

 また、医学の観点とは別に、20年間ウオーキングを続ける方からも聞きました。ウオーキングの効用はどういうものですかと聞きましたら、歩きながら自然界のあらゆる変化を感じることもできる。そして、季節の移り変わりを肌で感じることができる。きょう1日いろいろ辛いことがあったりストレスがあったとしても、このウオーキングによって癒すことができる。そして、心身ともにリフレッシュして、あすへの希望につなげていけることができるという感想を伺いました。

 このようにウオーキングの効用は非常に大きい。ですから、健康長寿日本一、世界一を取り戻すために、県の推進本部においてもウオーキングしやすい歩道の整備の必要性が報告されました。そのことを考えますと、私は、やはりシンボルロードとして真栄里公園の歩道の整備は大変重要な課題であるというふうに思えてなりません。

 私が、今医学の観点から、あるいはウオーキングの愛好者からの意見を紹介いたしましたが、当局のご見解を賜りたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) お答えいたします。

 大石議員の提案、まことに、中山市長が求めている日本一幸せあふれる石垣市づくりにつながるものと思っております。そういう意味も踏まえて、提案しているもろもろの件について、まずは国道バイパスを管理している沖縄県、そこに当然一緒に整備しないと市の公園だけではそこら辺の話は、構想はこれから進められませんので、まずその考えについて土木事務所のほうに、そこら辺も含めてこういった構想で将来どういうことができますかとかいう相談も一応やってまいりました。

 それについては、すぐ近くに漁港もあってウオーターフロントにつながってる、そういうのなんかも踏まえまして、健康、近くの利用してる皆さん、それと現在街灯が消えていることについても、県の職員にも一応そこについては調査をしてもらっております。それについて、今現在、主要交差点等において電灯をつけてるというふうに聞いております。それについて、この真栄里公園近辺については今後また点灯できるのではないかということで、今調整を進めている段階であります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) だいぶウオーキングのシンボルロードとしての輪郭は少しずつ浮かびつつあります。

 ある方がウオーキングをしながら、どうしても段差が多いと下を向いて歩いてしまうと。しかし、段差がなくてほんとに整備された道路においては、しっかりと前を向いて、時には、星が美しいときには上を向いて歩くことができると。だから、ほんとに段差の解消は大事ですねということをお話ししてました。やはり、満天の星空を眺めながら歩くことができる、またお年寄りにおいては、せっかくのウオーキングで転倒して病院に運ばれるということもあるそうです。ですから、安心安全で、また女性、子どもたちが気持ちよく楽しくウオーキングができるというシンボル的なそういうウオーキングロードは不可欠だと思うんです。そして、またそのようなシンボル的なロードを1カ所、2カ所、3カ所とこのまちにふやしていくことは、なおかつ健康都市をつくる上においても、また幸せあふれるまちをつくる上においても非常に重要な課題ではないかと思います。

 また、この歩道の段差についても、最近は、転倒してもなかなかけがをしにくい弾力性のある舗装もあるそうです、弾力性のある、ということも聞いております。そして、またこの真栄里公園においては、小回りの場合は1.2キロ、大回りすると約3キロというコースになるんですけども、その距離ごとの表示も大事なってくるであろうと言われております。

 ですから、いろんな形で、それなりの、行政としてシンボルロードを整備するのはどのようなイメージを抱いてるかということと、さらに、先ほど、私、医学的な面も述べましたけども、行政としてシンボルロードを整備していくに当たってのそれなりの意義がありましたら、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 建設部長、石垣雅好君。



◎建設部長(石垣雅好君) シンボルロードのイメージについてお答えいたします。

 今現在、将来的にはおっしゃったのが理想であるんですけれども、まず、今提案のありました周囲については、議員3キロと言ったんですけれども、所管課によりますと2キロほどというふうになっておりますので、その部分について、もちろん県との調整もあるんですけれども、公園内の一部にでも休んで休憩できる場所的なところに、距離表示とか、もちろん夜間照明も含めて、まずは取り組めるものから進めていった上で、そこをまたモデル地区として、また新たに別の場所に展開できるんじゃないかなと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) まずはできるところから実施をして、シンボルロードにふさわしい目標に向かって着々と進めていくということでございます。

 この沖縄県が健康長寿日本一、世界一を奪還するんだと、26年後にはそういう目標を達成するんだという決意を秘めて、どんな大いなる目標も一朝一夕にできるものではないと思います。やはり、この幸せあふれるまちも、健康長寿日本一、世界一も、日ごろの着々とした市民一人一人の努力によって、その積み重ねによって実現できるものと思います。

 また、このウオーキング人口がふえるということは、それだけ、行く行くは、今懸案である医療費の抑制にも必ずつながっていくということでございまして、間違いなく幸せあふれるまち、そして希望のあふれるまちは実現可能になってくると思います。ですから、ウオーキング人口の増加を大いに図る上からも、幸せあふれるまちをつくる上からも、ウオーキングのシンボルロードとしての整備が必要でありますので、そこら辺の大いなる決意が市長にございましたら、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 議員ご提案のシンボルロード等につきましてもそうですが、健康長寿を目指すのはまちづくりとして必要なことだというふうに考えております。先ほど建設部長が答弁したように、できるものからスタートしていくことも取り組んでいきたいと思いますし、実際に真栄里公園周辺のバイパスの道路につきましても、私も時々歩く場所でありますけども、やはり夜は暗い状況でありますので、星空等のことを考えれば街灯じゃなくて足元灯なのかなとかっていうようないろんな考えが出てくると思います。そういったことも含めまして、いろんな皆さんのご意見を聞きながら順次整備していく方向で取り組んでまいりたいと思っております。

 市民の皆さんお一人お一人が健康に留意することが、医療費の抑制とかにもつながりますし、石垣全体の財政の改善にもつながると思いますので、いろんな方向から検討しながら、そしてまた先ほど新聞報道にありましたように県のほうも取り組みたいということですので、県の予算等も取り入れられるような方向で取り組んでいきたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 大石行英君。



◆22番(大石行英君) 前向きな答弁ありがとうございました。これで私の質問を終わります。



○議長(知念辰憲君) 以上で、大石行英君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 3時02分

                               再 開 午後 3時16分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に続き会議を開きます。

 次の質問者、友寄永三君の質問を許します。友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 皆さん、こんにちは。初めての一般質問の前に所見を述べさせていただきます。

 去った9月7日の市議会議員選挙において、市民の負託を受け、4年間の市議会議員という職を与えていただきました。これから4年間、市民の皆様の期待に応えられるよう、努力、精進いたしてまいります。市民の皆様初め、市長、市職員の皆様、そして議員の皆様、よろしくお願いいたします。

 それでは、過日、通告いたしました質問に入らせていただきます。

 まず初めに、教育行政において、冠鷲プロジェクトの成果についてお伺いいたします。

 1点目に、冠鷲プロジェクトにより、子どもたちの学力はどれだけ向上したか、具体的にお教えください。

 2点目に、毎年行われている全国学力テストの成績の開示は、現在どこまでなされているのかお答えください。

 3点目に、どうして学校別の成績開示ができないのか、以上、3点の質問にお答えください。

 次に、私を含め、4人の議員が取り上げております、石垣市の農業に大きな被害をもたらしております鳥獣被害の対策について、お伺いいたします。

 1点目に、年間、どれくらいの被害報告があるか、2点目に、猟友会並びに会員に対して、どんな援助、支援があるか、3点目に、猟友会会員から具体的な被害対策の提案はないか、以上、3点の質問にお答えください。

 当局の誠意ある答弁を求めます。

 再質問は自席より行います。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君の質問に対する当局の答弁を求めます。教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 友寄永三議員の教育行政についての3点のご質問があります。順を追ってお答えいたします。

 1点目の冠鷲プロジェクトの成果、学力はどこまで向上したかについて、お答えいたします。

 今年度の全国学力・学習状況調査において、沖縄県や石垣市は、大変よい結果を上げております。

 成績が向上した要因といたしましては、何よりも子どもたちの頑張りと学校現場の教職員の力によるところが大きいと考えております。

 先生方には、朝の帯タイム、ICT機器を使用した授業、学力向上を目指した教材研究や研究授業などの取り組みが、子どもたちの学習意欲を高め、成績の向上につながったと考えております。

 その結果、小学校6年生は、国語A・Bで県平均を超え、算数A・Bでも県平均と僅差になっております。小学校は国語、算数とも成績を大きく伸ばして、冠鷲プロジェクトの取り組み成果が出ております。

 中学校は、県平均及び全国平均を下回っており、今後とも一層の取り組みを強化してまいります。

 2点目の全国学力テストの成績開示は、現在どこまでされているかについてお答えいたします。

 全国学力・学習状況調査は、全国の小学校6年生と中学校3年生を対象に実施しておりますが、その結果については、国は全国の平均正答率を公表し、県においては県の平均正答率を公表しております。

 石垣市教育委員会といたしましては、国や県の判断を踏まえ、小学校6年生の国語A・B、算数A・Bと、中学校3年生の国語A・B、数学A・Bにおいて、市全体の平均正答率を公表しております。

 3点目の、どうして学校別の成績開示ができないかについてお答えいたします。

 文部科学省は、平成26年度全国学力・学習状況調査に関する実施要綱の中で、調査結果の取り扱いに関する配慮事項について、次のように述べております。

 児童生徒個人の結果が特定されるおそれがある場合は公表しないなど、児童生徒の個人情報の保護を図ることと記載されております。

 したがって、現在、石垣市には公表によって個人が特定される学校があるため、公表しないことにしております。

 また、本市の教育委員からは、単に平均正答率などの数値のみの公表は行わず、調査結果に基づいて分析を行い、その分析を含めた公表をするようにとの意見がありました。

 今後、教育委員会といたしましては、結果の分析を児童生徒一人一人の学習に生かして、学力向上の取り組みをさらに充実させてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 友寄永三議員の2番目、鳥獣被害対策についてお答えいたします。

 まず、年間どれくらいの被害報告があるのかについて、お答えいたします。

 平成23年度、521万4,000円、平成24年度、888万4,000円、25年度は1,911万1,000円となっております。

 また、平成25年度の被害額の内訳は、イノシシで1,111万2,000円、キジが363万円、カラスが337万2,000円となっております。

 次に、猟友会への支援についてお答えいたします。

 猟友会につきましては、鳥獣被害の捕獲駆除対策として、常日ごろから協力をいただいているところでございます。

 これまで、ボランティアで捕獲駆除活動を依頼してまいりましたが、今年度から新たに沖縄県鳥獣被害防止総合対策事業を導入し、鳥獣被害対策実施隊を設置することにより、駆除隊員の支援強化を図っています。

 具体的には、隊員の銃刀法に基づく技能講習の免除や狩猟税の軽減が図られるほか、駆除参加者への報酬の支給などがございます。

 また、捕獲した有害鳥獣の買い上げや、実砲補助などの支援を行っております。

 猟友会員からの具体的な被害対策の提案につきましては、農家の日常的な畑の見守りでイノシシの侵入の早期発見や電気柵の点検、また設置されたイノ垣の見回り補修をしてほしいなどの提案がございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。

 引き続き友寄永三君の再質問を許します。友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 私は、教育によって人は変わるという思いでおります。そして、石垣の未来は、私たちの子どもたちにかかっていると思っております。

 学力が全てだと思っているわけではありませんが、学力は子どもたちの能力の大事な部分だと思います。

 玉津前教育長以前の石垣市の教育委員会は、学力向上に対して、そんなに力を入れているというふうに私には見えませんでした。

 玉津前教育長の行った冠鷲プロジェクトは、県内最高水準の学力を目指すという、一般市民にもわかりやすい取り組みであったのも成功の要因の一つだと思います。

 玉津前教育長以前の教育長で、近年、具体的に子どもたちの学力向上を目標に、市民に訴えて行動された教育長はいなかったと思います。その点からも、玉津前教育長は、石垣の教育界に大きな功績を残した方と私は高く評価しております。

 冠鷲プロジェクトは成功したと思いますが、今の答弁では非常に抽象的な言い回しが多くて、「石垣市は大変よい結果を上げました。小学校は国語、算数とも成績を大きく伸ばしました。中学校は県平均及び全国平均を下回っています。」という説明では、実際、この冠鷲プロジェクトがどういうふうな結果になっているのか、一般市民はなかなか理解できないと思います。

 石垣 亨議員もその順位は発表されておりましたが、ぜひ何位から何位に上がったのかを、教育部長、答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 友寄議員の再質問にお答えいたします。

 調査結果については、公表はしておりませんけれども、ほかの市町村の情報、それから関係者の情報を集約した結果、6位から2位に上がっていると判断されます。

 以上です。

             〔(中学生)という友寄永三議員〕

 八重山地区の教育事務所、県内には6つの教育事務所がありますけれども、八重山地区教育事務所は前年の6位から2位に上がっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今の答弁は、小学生の6年生の順位だと思います。中学生は、6位から5位というふうなことがデータとして出ていると思います。

 今回の答弁も含め、この教育界、どういうふうな発表、開示をしているかといいますと、文科省は、国のほうは、各都道府県にその県だけの数字の平均正答率、平均正答率だけをその県に教える、ほかの県が何位にいる、そういうことがわからない状況であります。

 これは、大手マスコミが多くの県に電話を入れて、一つ一つ集約して沖縄県は何位だというのが出ているというのが状況であります。

 そしてまた、沖縄県の中では6地区あると思います。そこで、また石垣市に連絡が来るのは、石垣市は小学生は6位ですよ、小学生は6位から2位になりました。中学生は5位ですと、それだけの情報しか来ない状況があります。周りの状況を確認しないと、どこが1位で、どこが2位で、そういうのがわからない状況にあります。

 これがまた、市におろしますと、教育委員会もどこの学校は何位だと、平均正答率は何点ですと、それを各学校に知らせるだけで、自分は5位だとか、10位だとかわかったとしても、どこが1位と、どこが最下位、そういうのがわからない状況にあります。

 今わからなくしている状況があるものと、もう一つ、今まで開示されていなかった学校の順位を開示していいというふうに、文科省が動き始めております。情報開示を認めつつあると思います。どういう流れで、今、情報開示が行われてき始めたのか、もしわかるのであれば答弁お願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 国のほうも公表は認めておりますけれども、ただし平成26年度全国学力・学習状況調査に関する要領の中で、調査結果の公表を行う場合の6項目の注意点があります。それを遵守をするようにという指示が出ております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今、6項目の話がありました。

 特に、2項目と5項目だと思います。その5項目であるのが、児童生徒個人の結果が特定されるおそれがある場合は公表しないなど、児童生徒の個人情報の保護を図ることと記載されております。

 そしてまた、2項目だと思います。

 これがまた本市の教育委員の会議からも出ております、単に平均正答率などの数値のみの公表は行わず、調査結果について分析を行い、その分析を含めた公表をするようにとの意見がついております。

 これを考えますと、この文でいきますと、その小規模校、個人を特定する小規模校を除けば、大きな学校であれば成績の開示ができるというふうにとってよろしいでしょうか、答弁お願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 小規模校を除けば結果は公表されるのかというご質問ですけれども、これにつきましては先ほど述べました6項目、こちらで紹介いたします。

 1、公表する内容や方法等については、教育上の効果や影響等を考慮して適切なものとなるよう判断すること。

 2点目、調査結果の公表を行う教育委員会または学校においては、単に平均正答数や平均正答率などの数値のみの公表は行わず、調査結果について分析を行い、その分析結果をあわせて公表すること。さらに、調査結果の分析を踏まえた今後の改善方策も速やかに示すこと。

 3点目、市町村教育委員会が、学校名を明らかにした調査結果の公表に同意する場合は、当該学校と公表する内容や方法等について、事前に十分相談するとともに公表を行う教育委員会は、当該調査結果を踏まえて、みずからが実施する改善方策を調査結果の公表の際にあわせて示すこと。

 4点目、調査の目的や調査結果は、学力の特定の一部分であること、学校における教育活動の一側面であることなどを明示すること。

 5点目、児童生徒個人の結果が特定されるおそれがある場合は公表しないなど、児童生徒の個人情報の保護を図ること。

 6点目、学校や地域の実情に応じて、個別の学校や地域の結果を公表しないなど、必要な配慮を行うこととされております。

 教育委員会では、それらのことを含めまして、9月の教育委員会の定例会に諮りました。

 その結果、上のほうでありますけれども、「公表する場合には、それぞれの判断において」という文言があります。それが、教育委員会の中で、今回は公表するのを控えるようにという指示がありました。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今回の発表は存じておりますが、私は、今、来年、次から開示できるかというところで、今、お願いをしております。

 前の質問で、どうして、今、文科省が開示にかじを切り始めたかという部分があります。

 1つは、知事や市町村長など自治体の長を中心に、結果の公表について自治体の判断に任せるべきだという意見が多数あると、もう一つは、税金を使って行うテストである以上、情報公開上の観点から、保護者や地域住民に説明する責任があるという考えで、今、徐々にではありますが、成績開示の流れが出てきております。

 この成績を開示しないという裏には、競争を激化させない、常に成績開示のお話しすると「過度な競争を招く」、そういう言葉がよく出ておりました。

 石垣市は、去年までで考えますと、亨議員のお話にもありました、40年ずっと最下位の学力です。そこで、過度な競争というほどの競争はしていないというのが重々わかると思います。

 やっぱり大人の社会で、競争のないところってほとんどないと思います。もう小学校、中学校、ましてや小学校6年生です。高学年です。競争悪だという考えではなくて、競争が善であると、競争があるところに進歩、発展があると、そういう観点から、数字で順位がわからなければ競争も起きにくい、数字を隠すと競争が起きないと思います。

 子どもたちは、私も子ども5人います。子どもたちは非常に競争を楽しみます。好みます。競争のないことをやりたがりません。

 ですから、もう一つ、問題で言われているのは、ある学校が非常に成績が上がりましたと、例えば平真小が成績上がりましたと、登野城小が成績悪いですと、そうすると、登野城小から平真小のほうへどんどん子どもたちが転校していく、そういうことがあるので、学校の成績の開示は控えたい、そういう思いもあるようでありますが、私はそれはそれでいいというふうに思っております。

 次は、登野城小学校の先生方初め、子どもたちが頑張る番だと、こうやって競争しながらどんどん学力が上がっていくのが、非常に健全な姿、本当にあるべき姿ではないかなと思っております。

 私は、今回この選挙におきまして、子どもたちの学力テストの成績の開示を本当に訴えてまいりました。やはりこの石垣を、未来の石垣を、この子どもたちがつくっていくと、そう考えた場合に、日本一幸せあふれるまちをつくろうというときに、日本でほとんど最下位の子どもたちの学力ではいけないと思います。

 学力を開示したらすぐ成績が上がっていくと、そんな短絡なものではないと思いますが、表に出すだけでも、非常に一つの大きな刺激になるのは間違いないと思います。

 今回、大分県が成績開示をしました。九州で4位だったらしいです。去年、開示して今回1位に、九州で1位になり、どんどん開示する学校がふえてきたということが言われて、載っております。

 やはり開示するところのほうが、学力がどんどん上がっていくと思いますので、ぜひ来年の、4月にテストがあって8月に成績が出ると思うんですが、石垣市の教育委員会は、来年はぜひ成績の、学校間の成績を開示していただいて、もっと競争を楽しむ子どもたち、先生方であってほしいと思いますので、ぜひ開示をお願いして──教育部長、現在の見解をもう一度お聞かせいただきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 やはり、今は平成26年度の全国学力・学習状況調査に関する要領があります。その中の6項目、それを全てクリアすることと、それぞれの判断においてということで、教育委員会の皆さんの判断を仰ぎつつ、また他市の動向も見ながら、その中ではまた議員の提言も受けながら検討してまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) このことに対して、市長の見解もお伺いしたいと思います。

 中山市長、よろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) お答えいたします。

 今回の冠鷲プロジェクトも含めまして、各学校の先生方の頑張り、そしてまたお父さん、お母さん方の協力も含めまして、石垣市の学力向上したという形で発表されております。

 ただ、私はこの学力が、特に小学生が上がった部分に関して、まだ一喜一憂してはいけないというふうに思っています。

 来年、ひょっとしたらまた6位になる可能性もありますし、これは長い目で、スパンで見ていかないといけないと思ってますし、また中学生のほうはまだまだ届かない状況でございますので、それらも取り組んでいくべきだと思っています。

 そして、学校別の公表に関しましては、先ほど来の注意事項がございますけれども、個人が特定されない部分においては、公表するのもあるのかなというふうな考え方は持っております。

 これ、判断するのは教育委員会のことになりますけれども、ただ学習、勉強に関しましては、これまでも石垣市の子どもたちのいろんな意味での表彰なり、評価する部分に関しては、新聞で年に1回、ことし頑張った子どもたちということで、スポーツで頑張った子どもたち、芸能発表会とか、作文とか、絵画で入賞した子どもたちを発表しているわけですから、学力で頑張った子どもたちも、そういう形で評価できるようなことも必要かなと思っています。

 そして、大事なことは、学力に関してはやればやるほど必ず上がるということで、勉強したから成績が下がるということは一切ありませんので、どんな成績の低い学校であっても、これから一生懸命頑張れば必ず上がってくるというのが事実ですので、ぜひ、またそして先生方も転勤も異動もありますので、そういったことも含めて石垣全体、八重山全体の学力を上げていくためにも、ある程度、覚悟を決めて、私たち大人もそういった数字の公表に向けて、考えていくべきじゃないかなというふうに思っています。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 来年の学校の成績の開示を期待いたしまして、この質問は終わりまして、次の質問に移らさせていただきます。

 有害鳥獣の被害額なんですが、平成23年、約500万円、24年、約900万円、そして25年、約1,900万円、どういうわけか倍々のような感じでふえていっております。

 毎年、駆除はされていると思いますが、どういう理由で被害がふえていると思われるのか、答弁のほうをお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 3時47分

                               再 開 午後 3時47分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 その原因につきましては、これも相手が動物なもので、なかなか分析は難しいのでございますけれども、猟友会とかいろんな方の意見を聞きますと、山に食べ物がなくなったのが、一つの原因じゃないかというふうに言われております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 本当にその原因がわからないと、非常に対策が難しいかなというふうに思います。

 今まで何度か質問の中で、行政のほうはイノ垣を設置したり、電気柵の貸し出しをしたりということをやっているというふうな見解というか、話でありました。

 そして、管理っていうんですか、は農家の方やってくださいと。猟友会の方は被害があったときに届け出をして、1週間後ぐらいにイノシシとかキジを駆除しに行く、そういう流れでありますが、やはり今、農家の方たちは本当に年齢的に非常に高齢化している現状がありまして、そこまで本当に一つ一つを見て回るという余裕がないというような話も聞こえております。

 それに関しまして、何かほかに、ほかに農家以外でそれをチェックする方法はないものか、答弁のほうをお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 まず、農家の高齢化ということも課題としてはございますけれども、農家とか農家に限らず地域住民、それから猟友会、行政等が一丸となって、農作物の被害を防ぐということをやっていかなきゃいけないと思っておりますので。

 また、いろいろ維持管理に対して、支援もやるような制度もできておりますので、そういったものも使いながら、多面的機能支払だとか、中山間直接支払だとか、そういう制度もできておりますので、そういったものも鋭意活用しながら対応してまいりたいと思っております。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今、農家の方たちの高齢化のお話をしましたが、猟友会の方々も非常に高齢化しているというふうに聞いております。

 そして、人数も余りいないというような話なんですが、数字があれば、猟友会の会員の推移とか会員の年齢、そういうのがあればよろしくお願いいたします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 猟友会の人数につきまして、平成24年が90人、25年が88人、26年が88人、猟友会の平均年齢につきましては63歳というふうになっております。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 約90名いるということなんですが、多分、これは登録されている人数で、実質、本当に稼働されている方々は、もっと少ないというふうに聞いております。

 年齢的にも63歳ということなんですが、大分、本人たちの話だと、本当に非常にきついというような話をされておりました。

 その点から、これから毎年毎年のことだと思いますので、高齢化の対策は何らかの対策があるのか、お聞かせください。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 現在、猟友会の会員数は88人でございまして、平成24年と比べると2名減少しているところでございます。議員がご指摘のとおり、会員の平均年齢は63歳程度でございまして、年々高齢化が進んでいる状況にございます。

 有害鳥獣の捕獲・駆除は、猟友会へ依頼し、実施しておりますが、その高齢化により効率的な駆除が困難な場合もあると認識しております。

 特に、夏場のイノシシの捕獲・駆除は、暑さのため、体力や持久力が求められ、思うような駆除効果が得られない場合も多々あると聞いております。猟友会に、若い新たな会員の加入が望まれているところでございます。

 ところが、幸い、本年、本市で20人の方が狩猟免許を取得したと聞いております。今後、猟友会へ加入してもらい、先輩会員から狩猟技術の伝承を受けながら、新たな有害鳥獣の駆除隊員として、活躍していただくことを願っているところでございます。

 猟友会の会員の加入についても、猟友会と連絡をとっていただきたいと考えております。

 また、本年、新たに駆除実施隊を設置し、猟友会からそれに推薦のあった精鋭隊員での一斉駆除が可能となりました。今後はその効果が期待されるところでございます。

 以上です。

             〔何事かいう者あり〕



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今年度から新たに鳥獣被害対策実施隊という隊を設置したということですので、具体的にどういうような隊なのか、お教えいただきたいと思います。駆除がメインの隊ということなんですが、どういう隊なんでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 石垣市鳥獣被害対策実施隊についてお答えします。

 これにつきましては、鳥獣による農林水産業等にかかる被害の防止のための特別措置に関する法律の規定に基づき、設置したものでございまして、本年9月に実施隊を設置しております。

 隊員は、市長が職員の中から指名する者、これにつきましては農政経済課の職員も隊員になっております。猟友会に所属し、狩猟登録を行っている者のうち、被害防止対策に積極的に取り組むことが見込まれ、猟友会が推薦する者が、市長が任命した者で構成されております。現在、実施隊員が63名で、任期は2年となっております。

 隊員が駆除等に出動したときには、報酬が支給されることになります。

 また、ほかの恩典としましては、実施隊のうち、主として捕獲に従事することが見込まれる者については、狩猟税が2分の1軽減されます。

 さらに、銃の所持許可の更新、これは3年ごとでございますけれども、そのときの射撃演習、これは鹿児島まで行かなきゃいけないんですけれども、それが免除されるというような特典がございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 非常に、今ボランティアをされている猟友会の方たちにとって、非常にいい流れになってきてるのかなというふうな印象を受けました。

 その中で、駆除参加者への報酬の支給があるとありますが、日当だと思うんですが、お幾らなんでしょうか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 日当は5,000円でございます。



○議長(知念辰憲君) 友寄永三君。



◆4番(友寄永三君) 今までボランティアの猟友会の方々や、農家の高齢者の方々が中心になっているというイメージでおりましたが、今回、沖縄県の鳥獣防止総合対策事業が導入され、鳥獣被害対策実施隊というのができているというのを聞いて、少しよくなっていくのかなという希望を持っております。

 そして、その中に農林水産部の若い方たちもいるということですので、できれば鳥獣被害に対して、農家の方々や猟友会の方々の意見を聞くだけではなく、その解決方法を行政側としても、こういうふうにしたらいいんじゃないかという、こういうふうにやっていこうよというような提言まで、もっと石垣 享議員がおっしゃるように、もっともっと積極的に被害防止をやっていってくれることをお願いいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、友寄永三君の質問は終わりました。

 10分ほど休憩いたします。

                               休 憩 午後 3時58分

                               再 開 午後 4時11分



○議長(知念辰憲君) 休憩前に続き会議を開きます。

 次の質問者、崎枝純夫君の質問を許します。



◆13番(崎枝純夫君) ファイナルクエスチョン、今議会の最後の質問になります。最後までおつき合いいただきたいと思います。

 まず、激戦の中勝ち抜いてこられた全ての議員の皆様、おめでとうございます。思想、信条は違えども、我々の目的は一つ、市民のため、本市のためです。ここにボーダーラインはありません。ボーダーレス、いわば我々は同志です。本市の未来をつくり上げる同志です。期間限定の4年間、ともに頑張りましょう。

 私の信条は、話せばわかる。私には4年前から訴えてきました基本理念があります。土をおこし、生命のエネルギーの供給源、人おこし、人は資源だ。まちおこし、ごみ一つないまちから始めましょう。夢をかなえる、そこに全ての市民の幸せがあるのです。本市の最重要政策と自分なりに位置づけ、農業振興のためひたすら突き進んでいきたいと思っております。

 それでは、通告いたしました項目につき質問させていただきます。

 農業行政について。

 農業振興のためのプロジェクトチームの設置が必要と思いますが、本市の農業振興に対する取り組みと現状をお伺いいたします。

 2点目、農業委員会で取り扱っております耕作放棄地の現状と取り組みについてお伺いしたいと思います。

 教育行政について。

 学校教室へのクーラー設置についてお伺いしたいと思います。

 環境行政について。

 ごみ一つないまちづくりの取り組みについてお伺いしたいと思います。

 当局の明確なる答弁をお願いしたいと思います。再質問は自席から行います。よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君の質問に対する当局の答弁を求めます。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 崎枝純夫議員の農業行政について。農業振興のためのプロジェクトチームの設置が必要だと思うが、本市の農業振興の取り組みと現状について、お答えいたします。

 これは、大変幅広いものでございますので、簡潔明瞭につくったつもりではございますけども、少々長くなることをお許し願います。

 まず、本市の農業の現状と課題についてお答えいたします。

 まず、現状につきまして。本市の農業は、基幹作物であるサトウキビを主体に、パイナップル、葉たばこ、水稲、野菜、畜産等を組み合わせた農業生産を展開してきており、さらに、亜熱帯農業の優位性を生かした施設園芸、花卉、熱帯果樹等の導入が盛んになっております。

 個別の概況でございますが、糖業を取り巻く内外情勢はさらに厳しさを増しており、生産者には従来にも増して単位生産量の増量と高品質のサトウキビづくりが求められてもおります。

 葉たばこを取り巻く諸情勢は、禁煙運動の高まりや国民の健康志向、さらに外国産たばこの関税引き下げの影響など、厳しさを増しております。

 県生産量の4割を占める水稲につきましては、生産農家の努力と農業生産基盤の整備・拡大により、生産量は増加傾向にございます。

 野菜につきましては、生産施設の整備や生産組織の育成を図ってきたところ、観光客の増大も相まって、ファーマーズマーケットの成功が特筆されるところでございます。

 他方、有害鳥獣による被害は農産物の収量や品質の低下などにより、農業の安定的な経営の障害となっており、有害鳥獣による農作物の被害を軽減することにより、生産物の全体的な品質の向上、農家の所得の増加及び生産意欲の向上が喫緊の課題となっております。

 次に、畜産の現状についてお答えいたします。

 本市の主要家畜は肉用牛、乳牛、養豚、採卵鶏等で、農業生産額の6割を占め、基幹作物として位置づけられています。

 肉用牛につきましては、繁殖経営が主体であり、草地の利用等によるコスト低減により、繁殖牛の生産地として位置づけられています。また、肥育牛につきましては、石垣牛、石垣産和牛のブランドが高まってきていることから、増頭による安定供給と品質管理が課題となっております。乳牛につきましては、島内需要を中心とした計画的な乳生産とともに、加工品生産が進んでおります。

 養豚については、島内需要は大きいものの、輸入品が安価で入ってくるため、島内産の消費が伸び悩んでいる現状があり、また、環境面での規制が厳しいため、生産農家及び生産量が減少傾向にあります。環境負荷軽減におけるコスト低減や生産技術及び種畜の改良等を図り、安定的な供給体制と販路の開拓を推進する必要がございます。

 養鶏についても、島内需要を満たすとともに、価格の安定や計画的な出荷を図り、安定的な経営に努めることが必要でございます。

 最後に、農業基盤整備の現状でございます。

 本市においては、過去に実施された国営宮良川地区、名蔵川地区及び県営大浦川地区で整備された農業用水を利用して、安定した農業が展開されております。しかし、施設造成から相当の期間が経過しており、施設の老朽化に伴い多大な労力と費用を要しています。また、前歴事業の完了以降、新空港の開港など、社会情勢や営農形態の変化、受益地域への新規編入を希望する農家が数多く存在するなど、新たな水需要が生じております。

 また、農地からの赤土流出防止対策につきましては、土木的対策と営農対策の両面からの取り組みが必要となっているところでございます。

 以上が現状でございますが、これを踏まえた取り組みにつきましては、生産の基盤となる農業生産基盤整備から順にお答えいたします。

 農業基盤については、老朽化した施設の改修を行うとともに、新規受益を編入して、農業用水の再編整備による地域特性を生かした農業生産性の維持・向上、農業経営の安定に資することを目的として、国営かんがい排水事業石垣島地区に着手したところでございます。

 また、赤土流出対策防止事業等による圃場の勾配修正や、沈砂池等の設置を推進します。さらに、農地や農業用施設等の維持管理を共同で行うことに対して対価を支払う多面的機能支払交付金を活用し、農地を有する農村景観や環境保全などの多面的機能を維持、高めてまいりたいと考えております。

 次に、耕種品目の生産については、栽培指針に基づいた栽培管理の徹底、耕畜連携による土づくりの推進、野菜等を含めた輪作体系の確立が基本になります。

 また、土地利用型農業であるサトウキビを中心とした農作業の受委託や、高性能農業機械の共同利用による管理作業の効率化と省力化を推進し、生産コストの削減を図るよう取り組んでいるところでございます。

 これらを実現するための施策として、農用地の効率的かつ総合的な利用を促進するため、人・農地プランを最大限活用し、担い手農家の農業経営の規模拡大や農家の目標とする営農形態の達成を図る必要があります。このため、地域における担い手農家、兼業農家及び農地を所有する非農家を含め、地域ぐるみの話し合いを基調として、地域農業集団の形成に努める必要があります。地域懇談会など、あらゆる機会を捉えて地域に働きかけ、農用地等の総合的な利用が円滑に行われるよう、農用地の流動化及び集団的有効利用の普及推進等を図ってまいります。

 また、本年度より農政経済課に資源循環係を設置し、堆肥センターのフル活用による耕畜連携の強化及びメタン発酵テストプラントによる新たな循環を形成するための検討を進めているところでございます。

 有害鳥獣につきましては、銃器やわなを使用した捕獲のみならず、有害鳥獣が圃場近くに侵入しにくい環境をつくること、効果的に圃場を柵で囲うこと、防止柵などの日常の見回り点検など、適切な維持管理を行うことなどが総合的な対策が基本であります。

 このため、農家や地域住民、猟友会、行政等が農作物の被害を防ぐという一つの目標に向かい、できることを連携して行うことが重要と考えています。さらに、農家に対しましては、被害が発生した場合に備えて、農業共済への加入を推進してまいります。

 畜産につきましては、粗飼料の確保を図るため、草地栽培技術の向上及び草地整備を推進します。また、優良種畜の地域内における改良を推進するため、優良母牛の更新などによる子牛生産地域の確立を図ります。また、肥育牛の増頭対策につきましては、牛舎の増改築の支援を進めてまいります。

 さらに、耕畜連携による畜産環境の負荷軽減対策も推進してまいります。

 最後に、以上のような生産対策を踏まえた6次産業化や農林水産物のプロモーションの推進についてお答えいたします。

 野菜類につきましては、ファーマーズマーケットをさらに発展させる必要があります。今後は、亜熱帯という本市の地理的有利性を生かし、本土市場の端境期における野菜産地としての定着を推進することが必要であります。

 また、地産地消の推進、学校給食、病院、事業所等に島産野菜の食材活用が重要となります。

 さらに、本年度から稼働した新食肉センター及び本年度建設を進めている水産加工施設をフル活用するため、農・畜・水産物の生産から流通、販売に至るまでの体制を構築するとともに、地産地消の推進、ブランド化を意識した商品開発、観光産業とのリンク等の推進が必要であります。これには、来年2月に開催する予定であるハーブフェスティバルとの連携も視野に入れる必要がございます。

 このため、農林水産部内のみならず、庁内の関係課にご協力いただく体制を構築しているところでございます。また、生産者のみならず、流通、加工、飲食関係者などとも意見交換、検討を進めているところでございます。

 以上、従来から行っている生産対策はもちろん、マーケットを見据えた生産現場の改革など、さまざまな意見交換の場を設けて検討を進めているところでございます。

 以上でございます。



○議長(知念辰憲君) 農業委員会事務局長、宮城 晧君。



◎農業委員会事務局長(宮城晧君) 崎枝純夫議員のご質問にお答えいたします。

 耕作放棄地の現状と取り組みについてであります。

 本市における耕作放棄地の解消につきましては、農業者の高齢化や後継者、担い手の不足などにより、効果的な成果があらわれていない状況にあります。農業委員会としても、農地法による賃借、売買へのあっせんや、農業経営基盤強化促進法に基づく利用権設定促進事業、農地利用集積円滑化事業、さらには、農地中間管理事業などの制度を活用し、農地の流動化を図っているところですが、耕作放棄地につきましては、発生要因や荒廃状況、権利関係、所有者や引き受け手の事情等、それぞれさまざまな対応があることから、耕作放棄地の効果的な解消を図るには、地域の事情に合わせたきめ細やかな対策が必要と考えます。

 現在、耕作放棄地の面積は、平成25年末で約234ヘクタールあります。うち、田んぼにつきましては33ヘクタール、畑につきましては201ヘクタールとなっております。

 また、農業委員会では、各農地制度を利用し、農業委員を中心に各地区で農地利用状況調査や所有者の意向調査を行い、島外においては、ここ数年間、本島・本土での不在村地主農地相談会を開催し、その調査結果をもとに市長部局と連携し、耕作放棄地緊急対策事業や農地の利用関係調整を進め、耕作放棄地の解消を図っているところでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 崎枝純夫議員のご質問、教室へのクーラー設置についてお答えいたします。

 石垣市教育委員会では、これまで特別教室、管理諸室等については優先順位をつけクーラー設置を行ってきました。また、普通教室では扇風機や日よけ等で暑さ対策を行ってきております。さらに、学習環境の改善を図るため、石垣市立小中学校学習環境調査・設備整備計画検討委員会を設置し、全小中学校の教室の温度調査を実施しております。

 その結果を踏まえまして、平成26年9月30日に、第1回目の検討委員会を開催いたしました。今後は、検討委員会で、各小中学校の現状と課題について検討を進め、現場確認等も行いながら、できるだけ早い時期に、より公平でより経済性の高い整備計画策定へ向け取り組んでまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 崎枝議員の環境行政についてお答えいたします。

 ごみ一つないまちづくりについてお答えいたします。

 本市は、我が国の最南西端に位置し、於茂登岳や世界有数のサンゴ礁の海など、豊かな自然環境やすぐれた景観に恵まれた土地です。また、南ぬ島石垣空港の開港に伴い、観光入域客数が100万人に迫るなど、観光立市宣言を行い、観光産業をリーディング産業と位置づけておる観光都市でもあります。

 多くの観光客が訪れる本市ですが、しかし、残念ながら防風林帯や防潮林帯などへの不法投棄が後を絶たない状況となっております。市民からの通報で発覚した不法投棄事案は、平成24年度で43件、平成25年度で24件、平成26年度9月時点において前年を上回る38件となっております。

 主な不法投棄物としては、生ごみなどの生活ごみ、また、テレビ、冷蔵庫など家電化製品、あるいは家具、廃タイヤなどがあります。不法投棄される場所といたしましては、防風林帯、防潮林帯、農道沿いの茂みなど、車で通行が可能な、かつ、人の目につきにくい場所が多く目立っております。さらに、道路の植栽や畑など、ごみの投げ捨て、たばこの吸い殻や空き缶のポイ捨てが後を絶たない現状となっております。不法投棄は観光地としてのイメージダウンにもなりかねません。

 このような状況の中、本市では、先人から受け継いだ美しい自然環境を守り、産業を振興し、将来の市民に保全継承していくためにも、市民の意識啓発を強化いたしまして、さらに、八重山福祉保健所や八重山警察署など、関係機関と連携強化を図り、不法投棄をしない、させない、許さないというモラルとマナーを高め、その機運を強めていきたいと考えております。

 なお、10月20日より秋の大掃除などが始まります。市民とともに、ごみのないきれいで美しいまちづくりを進めたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 当局の答弁は終わりました。引き続き、崎枝純夫君の再質問を許します。崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 農政部長、長い説明、ありがとうございました。農業というこの一つの枠ではまらないような大きい事業があるということがよくわかったと思います。

 今、この農業を取り巻く事情が非常に厳しいということは、いつも、誰もが言っておりますが、平成17年、1,709人いた農家数が、平成22年、1,038、この後の統計は出ていませんが、700名減っています。で、平成24年度の石垣市の統計で、産業別割合で、第1次産業という枠内でありますが、昭和40年から平成22年までのデータが出ています。昭和40年代で42.2%の割合だったものが、平成22年、4年前ですか、9.8%、もうずっと右肩下がりのような状態のこの第1次産業。いろんなことをやっているにもかかわらず、農業自体、こういう状態が続いている。

 で、この若者が少ないというのも非常に原因になっているというのは、関係者はわかっていると思うんです。高齢者が多い。若者が魅力あるような農業というのも一つの課題になってくるんじゃないかと思いますが、関係者もいろんなことを考えながらやっていますが、人・農地プランという策定があります。人・農地プランの策定、この状況と未策定地域というのがあると聞いています。この辺におけるちょっと課題などを、部長、わかれば。これは若者をふやそうという一つの事業なんです。この辺も含めて。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 人・農地プランの策定状況と未策定地域における課題についてお答えします。

 まさに、議員ご指摘のように、人・農地プラン、若い元気のいい農家、担い手農家に農地を集約していこうというような制度でございまして、少なくとも私どもが接する若手の農家は非常に元気がいいという状況ではありますけど、それが何人いるかという、こういう元気のいい方を何人もふやしていかなきゃいけないということだと思います。

 農業が厳しい状況に直面している中で、持続可能な力強い農業を実現するためには、基本となる人と農地の問題を一体的に解決していく必要があります。このため、それぞれの集落、地域において徹底的な話し合いを行って、集落、地域が抱える人と農地の問題を解決するための未来の設計図となる人・農地プランを作成していただき、プラン策定地域及び個人には、農林水産及び関連施策が優先的に実施できるメリットがあります。

 本市においては、策定予定の13地区のうち、平成26年度現在、10地区が策定済みです。未策定地域における課題は、地域農業をリードしていく担い手不足が上げられます。農業委員等と連携し、中核となる農家を掘り越しながら、早期に策定できるよう取り組んでまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 農業をしたいという若者がいて、その一つの基準があって、この基準も非常に厳しい状況にあるという話も聞いています。一応、策定されている地域があって、未策定地域というのがあります。この未策定地域、この地域、どの辺が未策定にされているか、ちょっとわかりますか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えします。

 四ヶ字が中心になります。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 全地域に説明が行き渡るような感じで、若者にとにかく農業の魅力を伝えながら、こういう事業があるよというのも伝えながら、やっていってもらいたいなと思っております。

 私が農業振興のプロジェクトチームをつくってほしいというこの思いは、農業が余りにも多岐にわたっているもんだから、で、石垣市の、私にとって最重要政策として、石垣市が今やらなければいけないこと、これは農業ではないかなという思いがあります。観光はもちろん大事です。今これだけ観光客が来ているもんですから、この辺も含めて、石垣市の食を観光客に提供する。これは大きな使命だと思います。これは、ちょっといいチャンスだなと思っているんです。で、広大なこの農地があるんだから、耕作放棄地、遊休地、それも含めて、農家数のこの現状、この実態、これは本気で、今、我々は考えないといかんじゃないかなという感じに思っていますが。

 農家の所得の向上を図りながらという形の魅力ある農業というのを、何か市が提供して、若者が飛びつくようなそういう施策ができないものなのかなというので、私がプロジェクトチームをつくってほしいというのは、振興に向けての議論をこのチームでやってほしいと。今までやってたとは思うんだけど。やっていながら右肩下がりだから。ずっともう衰退していっているというこの状況が続いているもんだから、ちょっとやり方を変えて、このチームをつくって、で、このチームに農家を入れてほしいんだな、僕は。農家のエキスパート。農業をやっている人じゃないと、農業を語れないんじゃないかなと思うんです。

 そういう中で、このチームの中に農家を入れてもらって、で、本気で農業を議論してもらう。何がいかないのか。振興のための。

 で、農業をやっている人を入れて、このチームの中にもちろん関係者もたくさんおるでしょうけど、観光関係も入れて、商工関係も入れて、農業というのは総合産業なんです。今、6次産業化といって、観光客に提供する。ブランド品をつくって本土のほうに出荷する。いろんな形で総合産業という形になっているんで、そういう観光に携わる人、商工関係に携わる人、そういう人の知恵というのも、また非常に必要なんです。現にかかわっている連中は結構います。そういうのも含めて取り組んでほしいなと。

 今、現状が、土地改良が来年から750億円の土地改良があります。これ認可申請をして、認可されたんですか、ちょっとお願いします。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 今、国営の石垣島地区につきましては、同意徴収をほぼ終了しまして、現在、農水省のほうに提出しております。

 今後、県知事との協議だとか、石垣市長との協議だとか、そういった法律、土地改良法に基づく手続を経て、今年度中には確定するということでございます。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 認可するということで、よろしいですか。この土地改良、非常に期待しております。750億円ですか。

 以前の土地改良で、雨が降ったら赤土を流す。この同じ状態がずっと続いているんです。雨が降ったら、赤土を流す。これ表土です。これは海を汚すというだけの問題じゃないんです。農家にとっては、この表土が大切なものですから。大切なこの表土を持っていかれるということは、農業に非常に影響があるわけ。で、以前の土地改良というのは、斜度の基準が8%だった。

 これは面整備をするということで一応話はついていると私は聞きましたが、これは事実でしょうか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 勾配修正事業により勾配をなだらかにするというような事業を行っております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) この事業の関連事業としてやるんです、これは。だから、県の関連事業だ。

 新しい土地改良の事業、この勾配の基準は何%でしょうか。



○議長(知念辰憲君) 休憩します。

                               休 憩 午後 4時43分

                               再 開 午後 4時43分



○議長(知念辰憲君) 再開します。農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) 勾配につきましては、3%にそろえているということでございます。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 農業の振興のプロジェクトチームということでの一つの目標で、この設置の必要性ということで、いろんな項目からこれが重なってきますので、このプロジェクトチームというのが、農業振興のための石垣市の重要施策として位置づけて、このプロジェクトチームというのが可能なのかどうなのか、この辺を、じゃあもう単刀直入にお答えできますか。



○議長(知念辰憲君) 農林水産部長、岩下幸司君。



◎農林水産部長(岩下幸司君) お答えいたします。

 先ほど、冒頭の答弁はちょっと長かったんですけど、最後のほうに申し上げました。農林水産部内のみならず、庁内の関係課にご協力をいただく体制を構築してきました。また、生産者のみならず、流通、加工、飲食関係者など、意見交換、検討を進めているところでございます。

 このように、もともと農林水産部というのは生産対策が得意な部隊でございまして、こういう私どもの農林水産部の職員に対して、マーケットを見ようよと、それから、JAにも漁協にももう少しマーケットを見ようよというようなことを取り組んでまいりました。

 ただ、先ほど、議員おっしゃったように、やっぱりその立派な農家というのももっともっと声を大事にしろというような声もいただきましたので、いただいたご提案も踏まえて、さらに意見交換を進めてまいりたいと思っております。

 で、プロジェクトチームという形にするかどうかというのは、やはりその対象が物すごく広い関係になりますので、なかなかすぐにやりますということにはならないと思うんですけども、いずれにしても、その気持ちとしては、いろんな人の意見を聞きながら農政を展開していくという気持ちで、恐らく議員と同じような意識でいるということだと思っておりますので、ご理解をいただければと思っています。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 前向きな意見と捉えていいのか、ちょっとわからないような。農業振興というのは、本当に重要な施策でという思いで話しました。市長の声も聞いてみたいなと思っています。こっちで、この農業に対する思い、ちょっとお願いできますか。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) 崎枝議員の農業に対する思いというのをいろいろ聞かせていただいているところでありますけども、農業にかかわらず、第1次産業に関しましては、私は積極的に力を入れていこうというふうに考えております。

 特に、今回のご質問の農業については、議員もご指摘のとおり、観光が今非常に好調でございまして、入域観光客数が110万人を超えてくるというような流れになってきます。

 その中で、その方々に3食、石垣に滞在している間に食べていただくものの中に、地元の産品、野菜や肉、そして卵、そういったものを食してもらって、また、お土産としてパイナップルとか、マンゴーとかを持って帰ってもらうということは、これは非常に大きな経済効果があるというふうに思っています。それらを推進していく中で、島の農地、遊休農地も含めまして、しっかりと農業をできるような状態、そしてまた、若者が収益の上がる農業を取り組んでいくことができるような体制もつくっていくことが必要かと思っています。食料自給率が非常に低い我が国でありますけども、離島は特にまた低い状況であります。

 しかしながら、幸い私たちの島は水稲もとれますし、肉用牛もありますし、それ以外の熱帯果樹もいろいろと産品がありますので、そういったものをそれぞれの部署を伸ばしていくことで、豊かな島になると思っていますので、ぜひ今後ともご提言をいただきながら頑張っていきたいと思っています。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 市長がよくわかっていらっしゃる、すばらしいお答えをありがとうございました。どうもありがとうございます。

 耕作放棄地がこれだけ石垣に多い。で、農地が荒れる。こっちにすきが出るんではない、すきが。これすきというのは何かと。もう農業ができないんだから、開発しようという話になってくるわけ。農業できないんだから、農振を除外したほうがいいんじゃないの、という耕作放棄地がふえる、遊休地がふえるということは、この産業が衰退していることだから、こっちにすきができるわけよ。じゃ、こっちの広大な土地はゴルフ場をやってみようかというような話にもなりかねない。

 だから、そういう中で、そういうところを開墾しながら、100ヘクタール開墾したら100億円の経済効果があるよというのが農業だから。そういう意味で、農業というのをしっかり見守って、推進していってほしいなと思っております。耕作放棄地については答弁を求めません。プロジェクトチーム中でこれは入っていますので。ありがとうございました。

 次、行きます。教室クーラー設置について。

 実は、この教室のクーラーが欲しいというのは、うちの近くで四、五名の小学5、6年生の子どもがいて、ミッキージュースをしゃぶりながら話していましたら、おじい、とにかく教室が暑いと。で、どうにかしてくれという話がありまして、私のことだから、任しておけということで選挙公約に入れました。そういうことで、本当に暑いという子どもの生の声でありますので。お答えいただきました。第1回石垣市立小中学校学習環境調査・設備整備検討委員会を開催したとのことですが、検討委員会の今後の検討事項についてお願いできますか。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 崎枝純夫議員の再質問にお答えいたします。

 検討委員会の今後の検討事項についてなんですけれども、初めに、第1回検討委員会を行っておりますので、その内容について説明をいたします。

 第1回検討委員会におきましては、本委員会発足の経緯及び要綱の説明、学校環境衛生基準、石垣市立小中学校の保有教室及び空調機設置状況、沖縄県・全国における空調機設置状況等の資料の説明をいたしました。

 また、平成26年8月に実施しました石垣市立全小中学校の普通教室環境調査結果報告並びに平成22年度調査による全小中学校への空調機設置及び維持管理費に関する概算費用について説明を行っております。

 そのほか、暑さ対策につきまして学校現場の現状と課題を把握するとともに、空調機のほか、あらゆる手段を検討することについて委員へ意見を求めております。

 ご質問の第2回以降の検討課題といたしましては、空調機設置に関する基準の策定、設置に関する着手から完了までの事業全体計画、優先順位、維持管理に関する課題について議論を予定しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) この検討委員会の委員の構成、わかりますか。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 検討委員会のメンバーについてお答えいたします。

 石垣市立小中学校学習環境調査・設備整備計画検討委員会の委員構成につきましては、教育委員会事務局より教育部長ほか課長3名及び学校の現状及び課題などの面から、石垣市立小中学校校長会より、小学校及び中学校代表2名、また、児童生徒の保健衛生・安全の面から、八重山地区養護教諭研究会小学校代表及び中学校代表の2名、教育部学務課職員2名、合計10名の委員で構成されております。

 そのほか、設置要綱第6条第1項第3号におきまして、検討委員会は、特に必要があると認める時は、検討委員会の会議に関係者の出席を求め、その意見を求めることができると定めておりますので、今後、幅広い観点から検討を進めてまいります。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) クーラー設置ということで、私も一応お願いしているんだけど、ただ、クーラー設置といっても電気代大変だろうから、こっちに自然エネルギーを使って、太陽光発電などを入れて、そういう自然に優しいエコ的な方法もあるかなと思っておりますが、伊原間中学校にこれ設置されたんですよね。この設置内容などわかれば。伊原間の。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 伊原間中学校太陽光発電設備の設置した内容及び目的についてお答えいたします。

 伊原間中学校の太陽光発電装置は、国策である低炭素社会推進への取り組みの一環として再生可能エネルギーを導入し、地球温暖化対策の推進及び児童生徒の環境教育への活用を図ることを目的として、設置しております。

 平成25年度実施の伊原間中学校舎改築事業に伴い、文部科学省補助事業によります太陽光発電等導入事業を活用しまして、発電量、蓄電量ともに10キロワットの設備を整備しております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 会議時間を延長いたします。

 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 太陽光発電で、これ売電できるんかね。で、これで節電できるとか、そういうのは。

 節電できますか、ご説明をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 太陽光を利用して節電などできないかというご質問だと思います。

 伊原間中学校につきましては、太陽光発電設備設置以降、節電については当該施設の総電力使用量の削減に一定の効果が見られております。空調機への節電効果ということにつきましては、石垣市立小中学校学習環境調査・設備整備計画検討会においても、今後議論をしてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) もう一点、ほかの学校施設等、そこに今後この自然エネルギーを活用する計画はありますか。



○議長(知念辰憲君) 教育部長、成底啓昌君。



◎教育部長(成底啓昌君) 再質問にお答えいたします。

 今後の学校施設建設において自然エネルギーの活用を計画しているかとのご質問です。

 学校施設改築における太陽光及び風力発電等の再生可能エネルギーの活用につきましては、節電効果、環境教育への活用とあわせ、また、国の補助制度や民間事業者の動向、他市町村の事例や取り組み等も調査研究し、より効果的な設備整備ができますよう、積極的に検討していきたいと考えております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) まあ前向きないい答えがもらえたかなと思っています。子どもたちのいい笑顔が見れるように期待しております。

 次に行きます。ごみ一つないまちづくりについて。

 今、石垣のこのごみの多さに、正直言って辟易している一人で、こういう思いで質問させていただきました。

 不法投棄などのこの現状が後を絶たないという答弁でしたが、しかし、清潔で美しいまちづくり、観光産業を基幹産業としています。まず、お客さんの思いがあります。おもてなしの迎える側としては、非常に残念な場所を見せているような感じがいたします。不法投棄防止及びごみポイ捨て防止に対して具体的にどのような取り組みを行っているか、ご答弁をお願いしたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 崎枝議員のごみ防止及びポイ捨て防止に対する具体的な取り組みについてお答えいたします。

 不法投棄防止に向けた取り組みといたしましては、不法投棄の監視カメラを現在2台設置し監視に当たって、防止に努めているところでございます。

 また、引っ越しシーズンの3月から4月、特に不法投棄が目立つということで、不法投棄防止強化月間といたしまして、県と、あるいは関係機関とタイアップして不法投棄防止啓発などを努めているところです。

 また、一方、不法投棄の防止のためにパトロールなども実施しております。

 ごみのポイ捨て防止に関しましては、石垣市のごみ散乱防止に関する条例に基づき、ごみ散乱防止重点モデル地区といたしまして、ことし、730交差点から離島ターミナルまでの区間を新たに指定いたしまして、現在、港通り会のご協力のもと道路の清掃活動なども実施していただいております。各団体や活動ボランティアなどにより、さまざまな美化活動にも取り組んでいただいております。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 農家も困っているんだよね。防風林帯、畑、きれいに整地されとる畑のほうに投げるんだよね、投げる人は。

 この不法投棄の防止について、市民の意識啓発、これは非常に必要と思うんだけど、市民の意識啓発に向けた取り組みなど、そういうのを行っているか、この状況をお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 市民の意識啓発についてお答えいたします。

 不法投棄防止には、議員がご質問のとおり市民の意識啓発が欠かせない。ごみ問題について関心を高めることが欠かせないと思っております。本市では平成25年度より石垣市まちづくり支援基金を活用し、全市民に向け、広報紙、各家庭にお配りされていると思います、しまeco通信などを通して、家電リサイクルやごみ問題について、あるいは一般廃棄物の取り扱いについて市民に周知を図っているところです。

 なお、本年度より、よりわかりやすいごみ出しの手引きなど全世帯へ配布し、ごみ分別の出前講座などを開いておりまして、市民への関心を高めているところです。一人でも多くごみ問題に関心を持っていただき、ごみのないきれいなまちづくりに向けて取り組んでいきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 今、ごみに関心がある市民がたくさんいまして、ボランティア、そういうので結構やっておるんだよね。海岸沿いとかね。海岸清掃、道路清掃、平成25年度におけるボランティア清掃の件数など、参加人数を把握しておれば、ご答弁をお願いできますか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 25年度のボランティア清掃についてお答えいたします。

 環境ボランティアが、議員ご指摘のとおり大変広まっております。ボランティアの皆さんには、ごみボランティア袋あるいは手袋なども提供いたしまして、また、場合によっては回収なども市のほうでお手伝いさしていただいております。

 平成25年度に行われましたボランティア清掃ですが、全体的には194件、参加人数4,771人となっております。そのうち海岸清掃活動が活発で154件、参加人数3,124人となっております。

 以上です。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) ごみ問題は非常に大切で、いろんな議員から質問がありましたが、こっちに生まれ育った我々が、この島をいかに愛しているかという度合いが、このごみにあらわれてくるわけ。これ非常に大切なわけ。

 道路とか、こっちの市役所の前でそこに空き缶が投げられている。たばこのポイ捨て、ごみ袋の散乱、これ観光客はみんな見てるんだよね。ある若い女性がいて、ボランティアに参加している子がいて、ごみは捨てるもんじゃなくて、拾うもんと。拾う人もまた大切なんだよね。拾う人を、これをふやさんといかんわけ。

 だから、市民の考え方を、行政だけでは絶対僕はできないと思っている、これは。今、不法投棄がいろんなところにあります。この不法投棄、これみんな片づけてやってくれといっても、行政は絶対できないと思っている。

 こういうのに、一応これは本当に必要なもんだから、この不法投棄の回収は。だから、絶対やらんといかんという意識を持って、これ一括交付金なんか使えないものなのか、これちょっと聞きたいんですが、これ誰かな。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) ごみ問題に関しての一括交付金の活用についてお答えいたします。

 一括交付金につきまして、宮古島市で不法投棄についてそれを使ったというお話は伺っておりますけど、これは特殊な例で、大変難しいという、今、情報を得ております。今後検討させてください。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) これ、いろんな手を使わんといかんと思うわけ、不法投棄回収にはね。

 不法投棄というのは、ごみを捨てるというのもそうだけど、草の繁茂を、これ非常に大切なわけよ。草が生えるとこっちに隠れるから、投げるわけ。だから、常に周囲をきれいにしていかなくちゃいけない。これ同時進行せんといかんわけよ。今、道路のそばの草刈ったからいいんじゃなくて、常に刈られている状態でのきれいなまちじゃないとだめなわけ。で、これが本当の美しいこの島のあり方じゃないかなと、僕は思っております。

 さらに、これに関心を持つ市民のネットワークを構築して、美しいまちづくり市民会議などを設置できないものなのか、これちょっと部長にお願いできますか。



○議長(知念辰憲君) 市民保健部長、長嶺康茂君。



◎市民保健部長(長嶺康茂君) 市民を巻き込んだ市民会議などをつくれないかというようなご質問です。

 ヤーヌマールを掃除しようというのを私たち教えられた最後の世代かと思うんですけど、美しいまちづくりに関する会議など設置に関しては、不法投棄やごみ問題、ポイ捨て防止には、もちろん市民及び地域の協力が欠かせません。行政だけでできるものでもありませんし、効果的には全市民が一緒の目標で取り組むべきだと思っております。

 ただ、議員ご提案の美しいまちづくり市民会議につきましては、その必要性は十分感じております。どのような形でごみに関心を持っていただいて、きれいなまちづくりができるのか、調査研究をさせていただきたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) ぜひいろんな市民の意見を聞きながら、この島のことを思いながら行動を先に移すというのは非常にいいことで、幕末に、ペリーですか、浦賀に行く前に沖縄に寄っているわけよね。中国へ寄って、沖縄に寄っているわけ。そのときに、泊港から首里城まで案内されていった。この道路がごみ一つない見事な道だったということで、朝刊に書いてあります。この子孫でありますウチナーンチュ、我々はこの思いを持っておりますので、美しいまちづくり、あの辺から学ぼうじゃありませんか。

 最後に、この思い、市長の思いをちょっと聞いてみたいなと、よろしくお願いします。



○議長(知念辰憲君) 市長、中山義隆君。



◎市長(中山義隆君) ただいま崎枝議員がおっしゃってた不法投棄に関してのお話等もそうですけども、今、市民の中でごみの清掃、特に海岸線の清掃等をボランティアでやっていただいている方がたくさんいらっしゃいます。漂着ごみに関しましては、私どもがなかなかどんなに努力しても難しいところはあるかもしれませんが、拾うだけしかできませんが、不法投棄に関しましては、これは島内の人間がやっているものでありますので、これは抑えることができるだろうというふうに思っています。市民の意識を高めていくことが必要だと思います。

 たしか平成16年でしたか、2004年ぐらいだったと思いますが、天皇陛下が石垣市、石垣島を皇后陛下と一緒に行幸啓されたときに、あのとき市民総出で清掃したのを私は覚えています。そのとき、青年会議所の担当エリアということで、創価学会さんの研修所から名蔵あたりまでが担当で清掃をしたんですけども、いろんな団体がそれぞれの地域を割り振られて、ビーバーを持っている人はビーバーを持ってきて、トラックを出せる人はトラックを出してという形で清掃をしたときに、ギンネムを刈り取った中にテレビが出てきたり、冷蔵庫が出てきたり、分別されていないごみ袋が出てきたりしたときに、そういったものが不法投棄になって、普段は見えていないところですけど、それを全部とったときに、もう非常にきれいな景観が出てきた。そしてまた、そのギンネムを伐採したところから見えなかったはずの海が見えてきたりとかしたときに、ああ、こんなきれいな風景だったんだなあというふうなのを覚えています。

 そういう意味においては、市民が総出でこの島をきれいにしていこうというような思いとか、そういう行動ができればいいじゃないかなというふうに思っていますし、それをすることによって、やっぱり自分たちの地域を愛するという意識が芽生えてくるんじゃないかなと思いますので、先ほどおっしゃっていただいたチームとか、そういった会議、ごみ一つないまちをつくる会議とか、そういったものも多くの団体を巻き込んで行動ができるようにしていけばいいかなと思っています。観光地としての石垣・八重山をもっともっときれいにしていくのが、おもてなしの心につながると思っていますので、積極的に取り組んでまいりたいと思います。



○議長(知念辰憲君) 崎枝純夫君。



◆13番(崎枝純夫君) 以上で、本員の質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(知念辰憲君) 以上で、崎枝純夫君の質問は終わりました。

 これで、本定例会における一般質問は全て終了いたしました。

 10月14日火曜日午前10時再開することとし、本日はこれにて散会いたします。

 お疲れさまでした。

                               散 会 午後 5時14分