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沖縄県 宜野湾市

平成23年 12月 定例会(第366回) 12月14日−03号




平成23年 12月 定例会(第366回) − 12月14日−03号









平成23年 12月 定例会(第366回)



   平成23年第366回宜野湾市議会定例会会議録(第3日目)

                       午前10時00分(開議時刻)

            平成23年12月14日(水)

                       午後3時59分(散会時刻)

1.出席議員(28名)

     議席番号   氏名    議席番号   氏名

       1   玉元一恵     2   米須清正

       3   屋良千枝美    4   宮城勝子

       5   佐喜真 進    6   宮城 克

       7   宮城 司     8   知名康司

       9   濱元朝晴    10   桃原 朗

      11   伊波秀男    12   桃原 功

      13   喜舍場 保   14   森田 進

      15   比嘉憲康    16   呉屋 等

      17   島 勝政    18   平良眞一

      19   上地安之    20   呉屋 勉

      21   知念吉男    22   我如古盛英

      23   岸本一徳    24   伊波一男

      25   大城政利    26   又吉清義

      27   仲村春松    28   伊佐光雄

2.欠席議員(なし)

3.説明のために出席した者

      職名       氏名     職名       氏名

     市長職務代理者副市長      教育長      宮城茂雄

              米須清栄

     水道事業管理者  新田宗仁   総務部長     伊佐 努

     企画部長     宮平良和   基地政策部長   山内繁雄

     福祉保健部長   玉那覇豊子  市民経済部長   宮城 聡

     建設部長     石原昌次   教育部長     宮里幸子

     指導部長     古堅宗篤   会計管理者    國吉秀子

     消防長職務代理者消防次長

              大嶺清光

4.議会事務局出席者

      職名       氏名     職名       氏名

     事務局長     松川正則   次長       和田敬悟

     議事係長     宮城秀樹   主任主事     伊禮理子

     主事       宮城顕治   主事       中村 誠

5.会議に付した事件は議事日程第3号の2及び議事日程第3号のとおりである。

             議事日程第3号の2

         平成23年12月14日(水)午前10時開議

 日程第1 決議案第7号 前沖縄防衛局長の不適切発言に対する抗議決議

              議事日程第3号

 日程第1 一般質問

    (1) 濱元朝晴       (2) 知念吉男

    (3) 知名康司       (4) 宮城 司



○議長(呉屋勉君) おはようございます。ただいまから第366回宜野湾市議会定例会第3日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分)

 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第3号の2から進めてまいります。

 日程第1.決議案第7号 前沖縄防衛局長の不適切発言に対する抗議決議を議題といたします。

 本件に対する提出者の提案趣旨説明を求めます。議会運営委員長、伊佐光雄議員。



◆議会運営委員長(伊佐光雄君) おはようございます。ただいま議題になりました決議案第7号について、提出者を代表いたしまして朗読により提案いたします。

     前沖縄防衛局長の不適切発言に対する抗議決議

 去る11月28日、沖縄防衛局の田中聡前局長は、報道陣との懇談会の席で、普天間飛行場代替施設建設事業に係る環境影響評価書の提出時期について問われたことに対し、「これから犯す前に犯しますよと言いますか」と発言した。非公式の席とはいえ、沖縄における防衛省のトップである沖縄防衛局長が、このような暴言とも言える、人権感覚を欠いた発言をしたことはまことに許しがたいことである。市民はこれまでも、市の中心部に位置する世界一危険な米軍基地普天間飛行場があるゆえに、米軍人・軍属による事件・事故が多数発生し、危険と隣り合わせの生活を余儀なくされている。さらに沖縄県民は、米兵による少女暴行事件や県民の尊い生命が奪われるなど筆舌に尽くしがたい苦しみと痛み、人権じゅうりんを戦後66年間も強いられている。

 前局長は既に更迭されたとはいえ、今回の発言は県民感情を逆なでするだけではなく、当該事業の責任者としての認識の欠如を露呈するとともに、女性の人権を無視し、人間の尊厳を踏みにじるものであり、到底看過できるものではない。さらに、政府は更迭直後に評価書を提出すると明言していることも、沖縄に対する配慮が著しく欠けていると言わざるを得ない。

 また、一川防衛大臣は、米軍普天間飛行場移設が政治問題化した発端とも言える1995年の少女暴行事件について、「正確な中身は詳細には知らない」と参議院東日本大震災復興特別委員会で答弁しており、田中前局長を更迭した直後の大臣の発言としては、緊張感のなさや、沖縄の基地問題に対する防衛省や国の姿勢が問われるものである。

 よって、本市議会は、怒りを込めて、田中聡前沖縄防衛局長の発言に抗議するとともに、任命責任者である防衛大臣の責任を明確にすることを強く要求する。

 以上、決議する。

 平成23年12月14日

                          沖縄県宜野湾市議会

 以上で提案説明を終わりますが、慎重審議の上、御賛同賜りますよう、よろしくお願いいたします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時04分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時04分)

 本件については、質疑、討論、委員会付託を省略し、表決に移りたいと思います。これに御異議ありませんか。

     (「異議なし」という者あり)



○議長(呉屋勉君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。

 これより決議案第7号を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ありませんか。

     (「異議なし」という者あり)



○議長(呉屋勉君) 御異議ありませんので、本件は原案のとおり可決されました。

 以上で、議事日程表第3号の2は終了しましたので、これより議事は、議事日程表第3号により進めてまいります。

 日程第1.一般質問を行います。一般質問は、時間の制限を行います。質問時間は、答弁を含めないで1人30分以内といたします。9番 濱元朝晴議員の質問を許します。濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 皆さん、おはようございます。12月定例議会の一般質問、トップバッターの議席番号9番、絆クラブ、濱元朝晴です。よろしくお願いします。今回で3回目の一般質問になりますが、よろしくお願いします。

 ただいま議長よりお許しがありましたので、通告してありました一般質問を順を追って質問をさせていただきます。

 その前に、去る7月17日に胸の痛みを訴えて入院しましたが、その後9月2日に外科手術も無事に終え、機能回復に向けてリハビリしながら頑張っている安里市長が一日も早く元気になって、来年の2月には公務に復帰し、市政運営や諸問題に取り組んでいただきたいと思います。

 それと同時に、市長にかわって市長職務代理者として宜野湾市のために頑張っておられる米須副市長に対しては、各部長と連携をとりながら行政を運営してほしいと思っております。また、健康には十分に気をつけて市民のために頑張ってもらいたいと思います。

 では、早速ですが、国道58号宜野湾バイパスの湾岸道路延伸と周辺計画について質問させていただきたいと思います。西海岸地域の国道58号宜野湾バイパスは、将来那覇、読谷までの西海岸地区をつなぐ重要な場所であり、それによって国道58号の慢性的な交通混雑や交通渋滞をこれによって緩和されると思います。現在、県内では初めての海底トンネルが去る8月28日に開通しました。那覇空港から若狭までの間ですが、トンネルができ、この名称が那覇うみそらトンネルと呼ばれています。トンネルの長さが724メートルで、陸地部分を含めると2.5キロの国道58号那覇西道路であります。この工事は97年に着工して14年かかり、ことし完成しましたが、この国道58号那覇西道路が浦添市の米軍牧港補給地区の沿岸を通り、国道58号宜野湾バイパスへとつながり、臨港道路浦添線も埋め立てが完了して、橋をかける部分の橋げたの工事が始まっています。

 また、臨港道路浦添線から浦添市城間の国道58号につなぐ浦添西原線もこれから工事が始まります。後々は沖縄西海岸浦添北道路が国道58号宜野湾バイパスにつながると思いますが、この国道58号宜野湾バイパス延伸は国、県の事業ではありますが、宜野湾市はどのような対策方法をお持ちかお伺いします。あとは自席から質問します。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) おはようございます。濱元議員の御質問にお答えします。宜野湾バイパスに連結する沖縄西海岸道路、浦添北道路と言っておりますけれども、平成17年度に都市計画決定がされまして、平成18年度に事業化をされております。これは南部国道事務所の所管の事業でございまして、それを確認しましたら、平成18年度に事業化した後、調査測量、設計を行いまして、平成22年度に牧港橋梁に係る仮桟橋の工事に着手して、平成23年度は同橋梁に係る一部橋梁の工事を行っているところでございます。平成20年代後半の供用開始を目指しているということでございます。具体的なスケジュールについては回答はなかったのですけれども、20年代後半を目指しているということでございます。

 宜野湾地区につきましては、当面既存道路、現況を活用した浦添北道路約2キロメートルの供用開始を行う予定と伺っております。浦添北道路の事業進捗は平成22年度末見込みで約20%、用地取得率は73%となっております。

 宜野湾市は、この事業に係る直接的なものはございませんで、都市計画決定は宜野湾市のほうでやったのですが、直接事業に協力できるものは今のところないかと思っておりますが、早期の整備についてはこちらとしても願っているところでございまして、もしその必要が生じた場合は、また要請等も行ってまいりたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。この事業は、平成20年代後半に供用開始ということで今お伺いしました。この事業により国道58号宜野湾バイパスが、国道58号とつないで宜野湾市の南の玄関口として、そして浦添北線と接続して、宇地泊の今工事している、宇地泊大謝名交差点、そことマリーナ線、真志喜南交差点、そのような地域とつながって、真志喜中央線、真志喜東線が国道58号につながることによって交通混雑を緩和できると思います。

 それと、今、市が取り組んでいる大山7号、真志喜60号などの道路網を早急に実現して、この西海岸のさらなる発展を私は望んでおります。

 そして、そこの今、宜野湾バイパス、ラグナガーデンから沖縄三菱までの交差点というか、信号があるところの一方通行の道と、あと伊佐のユニオンから建設中の(仮称)サンエー宜野湾コンベンションシティですか、そこへの一方通行の1車線があると思いますが、そこをなくして、この宜野湾バイパスを拡張して、これは先ほども言ったように南部国道さん、もしくは公安委員会の関連する仕事になるとは思いますが、その辺、市のほうはどのように考えているかお伺いできますか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。宜野湾バイパスの側道の件だと思いますけれども、これは、こちらとしてもサンエーさんが来るし、いろいろな観点から、そのバイパスを拡幅できないかという思いもございますけれども、南部国道事務所に確認したところ、この副道自体を別の機能、アクセス機能と言っているようですけれども、直接本線に流れ込まないような対策としてこれができているのだということもありまして、撤去は厳しいということを今伺っております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 撤去が厳しいということは、結局この58号宜野湾バイパスが将来つなぐようになった場合に、混雑の原因になると思うのですけれども、その辺もあわせてもう一度県のほうとも調整して、どうしても拡張する必要があると思います。それで、この拡張をすることによってスムーズにいき、交通渋滞の緩和に私はなると思います。

 そして、その一方通行の前にラウンドワン、そして、このサンエー前に、今セメントのブロックで道路がせきとめられているところがありますが、その辺もあわせてやっぱり厳しいのか、その辺のほうも一応考えてもらいたいと思いますが、というのは、ここにサンエーが来年の7月にオープンするということを聞いています。この敷地面積が5,000坪余り、建築面積も4,000余り、延べ床面積も1万8,000とすごい大きい5階建ての店舗が来ますが、そこの駐車場のスペースも1,320台ということで、本当に車がそこに集中するような感じがするのです。その辺もあわせて、このサンエー付近の道路のほうをどのように市としては考えているか、お伺いします。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。宜野湾バイパスとマリーナ線の交差点部分の御質問だと思うのですけれども、この中央分離帯のほうですけれども、当該交差点の整備は宜野湾市のほうで行う予定であります。交通管理者、これは公安委員会ですけれども、公安委員会とも信号機の設置がございますので、その辺の協議を行いながら、その交差点としての環境が整った際に南部国道事務所と協議を進めた後、中央分離帯の撤去を考えております。信号機の設置につきましては、市民経済部のほうが要請をしておりますので、それとあわせながら今後とも継続してこのサンエーさんの問題も解決していきたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございました。サンエーさんができる前に、やっぱりこの辺の道路整備をして、地域の住民に迷惑かけないように早急に対応してもらいたいと思います。その件はこれで終わりです。

 次の質問に入りたいと思います。防災対策についてお伺いします。3月11日の東日本大震災の教訓を生かし、防災については市民の関心、意識が強くなっていると思いますが、宜野湾市民で防災対策にはやはり各自治会の協力がないとできないと思います。そのためには自主防災組織の役割が重要になってまいりますが、日ごろから防災を意識しながら、地域住民が協力して火災の防止や消火訓練等に努めることが大規模災害においては重要だと思います。そして、地域住民同士の連携による避難訓練や避難生活に必要な活動、災害弱者の情報を把握し、安否確認についても必要な情報を各団体各位と協力してやっていかないといけないと思いますが、現在、宜野湾市では自主防災組織を立ち上げている行政区が、市では自主防災組織を大謝名団地が初めて立ち上げております。平成21年に立ち上げて、平成21年10月18日には地震を想定した避難訓練も行っております。

 また、もう一つの自主防災組織は伊佐区自治防災会が平成22年に自主防災組織を立ち上げ、平成23年8月1日には、伊佐区においては地域の防災力を高めるため、さらに避難訓練を行い、西海岸地域の住民や事業者等が避難する場所や、そして避難ルートを確認したり、地域の福祉事業所においては日ごろの活動中でも素早く避難行動ができるよう手順を確認しながら行っております。

 行政、地域等の連絡体制の確認を行っていますが、そして、ことしの9月1日には護岸等に津波避難啓発表示を設置し、10月26日は伊佐区地域防災向上事業として、電柱や信号機柱に海抜表示を設置していると聞いております。

 そのように、宜野湾市では自主防災会を立ち上げて防災活動を取り組んでいるのは、大謝名団地と伊佐自治会の2行政区しかありません。残りの21行政区はまだ自主防災組織がありませんが、特に西海岸地域にある海抜の低い津波の影響がある大山、真志喜、宇地泊、大謝名、各自治会は早急に自主防災組織を立ち上げ、対応をしないといけないと本員は思ってはおりますが、この自主防災組織について当局の取り組み等をお伺いいたします。



○議長(呉屋勉君) 総務部長。



◎総務部長(伊佐努君) おはようございます。濱元朝晴議員の御質問にお答えいたします。いざ災害というときに身近な助け合いを行う自主防災組織は、本市においては、濱元議員からもありましたように、平成21年度に大謝名団地、平成22年度に伊佐区において結成されております。市としましては、最終的には少なくとも各自治会において1つずつの自主防災組織の結成に向けて取り組んでおります。3.11の東日本大震災以降、特に西海岸地域における自主防災組織の結成に取り組む必要があると考えております。

 御承知のとおり、自主防災組織の結成には地域の主体的な取り組みが必要であり、防災担当部署としても平成23年7月15日から8月1日にかけて各自治会に自主防災状況アンケートをとりまして、防災に対する意識調査を行っており、約半数の自治会が何らかの形で自主防災組織をつくりたいとの意向を伺っております。そういった状況も加味しながら、当面西海岸地域における自主防災組織の設立に向けて取り組みを進めてまいりたいというふうに考えております。

 なお、10月に行われた県主催の自主防災組織のリーダー研修において本市から4自治会10名が参加されております。また、自主防災組織の育成を図るために、今後助成措置も検討をしているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございました。やっぱり自主防災組織を立ち上げるには地域の協力も必要だし、市民の生命財産を守ることが最優先ということで、ぜひ、あと21行政区を一日も早く組織を立ち上げるように努力してもらいたいと思います。

 次に、防災無線の件でお伺いしたいと思います。防災無線とは、津波が発生して、津波警報は発生時にその伝達すべき内容について、受け入れる人の立場に立って建設することが、必要かつ重要であると思いますが、特に西海岸にある地域の自治会は、地震発生、災害に関しては正確な情報を入手することが大事だと思います。災害においては、テレビ、ラジオの公共の情報が入りますが、市当局は災害時に情報を提供するシステムとして防災無線で呼びかけるなど対応すると思いますが、現在市内に防災無線は88局、平成20年4月に設置した9局合わせて97局が完備されていると思いますが、現在、宇地泊第二土地区画整理地域と第1街区、第2街区、第3街区の企業誘致等の地域にはこの防災無線がどのように配置されているか、あるのかないのか、その辺をお伺いします。



○議長(呉屋勉君) 総務部長。



◎総務部長(伊佐努君) 御質問にお答えいたします。いち早く情報を市民に発信する防災行政無線は、平成6年から平成20年の間にかけて市内97カ所に設置をしております。ほぼ全域を網羅しておりますけれども、御指摘の宇地泊第二土地区画整理地域においては、開発地域ということで防災行政無線をまだ設置していない場所がございます。市としましては、当該地域が新たな街づくりを進めている地域であり、今後も人口増が予想され、多くの方々が住み、生活をしていく場所となりますので、西海岸一帯の防災行政無線の増設とあわせて補助金を活用した取り組みを検討しているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。というと、まだまだ一局も配置していないということですが、やっぱりこの地域は海岸に一番近いし、一番危険なところだと思うのです。それを一応、予算をどうのこうのというものではなくて、早急にそこに設置してもらわないと、今住んでいる人もいます。そして、いろんな今アパートとか、そういう住宅も建っていますので、とにかく人が住んでいる以上は、やっぱりそこに防災無線をつけるのが義務だと思いますので、一刻も早くそこに防災無線をつけてもらいたいと思います。

 防災無線の件はこれで終わって、次、避難ビルと避難場所についてお伺いします。現在、宜野湾市のホームページを見ると、相変わらず前の避難場所を載せてありますが、この件については県からの指示待ちなのか、それともまだホームページを直していないのでしょうか。

 というのは、この前の伊佐の避難訓練においては、避難場所を普天間中学校として訓練していると思いますが、宜野湾市のホームページと防災手帳には避難場所を伊佐区自治会区域は伊佐公民館、大山自治会区域は大山公民館、真志喜、宇地泊、大謝名、大謝名団地等も各公民館を指定しています。それと同時に、小学校の体育館、中学校の体育館ということで案内されていますが、去る11月8日に宜野湾市も含め震度4の地震がありました。たまたま津波はありませんでしたが、西海岸地域においても津波等が発生した場合には避難場所をどこに行けばいいのか、そして確実に安心、安全な場所、高台がなければ、やっぱり避難するところは、統一しないと市民は混雑すると思いますので、早目にホームページの避難場所を安全で安心なところを確保して指定してほしいと思いますが、その件に対してお伺いします。



○議長(呉屋勉君) 総務部長。



◎総務部長(伊佐努君) 御質問にお答えいたします。確かに大震災以降、高い津波が予想される場合に、今、西海岸地域が低地帯でありますので、避難場所をできるだけ高いところに設定していくという作業を現在見直しを進めているところであります。その避難場所の指定がまだおくれておりますけれども、できるだけ高いところに指定をしていくということを今検討しております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。今おっしゃったように、やっぱり高いところだと安心して避難できるということになりますが、というと西海岸地域というのは高いところがないので、どうしても真栄原、喜友名の辺に避難すると思いますが、そのためには、やっぱり近くにビル等があります。市民が安心して避難場所に行けない、早急に避難するためにはやっぱり避難ビルというのが必要かなと思いますが。この避難ビル、前回の市当局は、高さが2階から3階建てのビルであれば大丈夫というふうなことでお伺いしておりましたが、東日本大震災後はやっぱり4階とか5階に避難しないとどうしても危険であるというふうなことが今言われていますので、その辺の緊急避難ビルの件で、市当局はどういうふうに設定して、どういうふうにこの避難ビルへ、住民や避難者を案内するか、それぞれどういうふうに考えているか、その辺をお伺いできますか。



○議長(呉屋勉君) 総務部長。



◎総務部長(伊佐努君) 御質問にお答えいたします。確かに避難するいとまがない場合に、近くの避難ビルに逃げていくということが非常に重要なことです。津波発生から到達するまでに時間がない場合の津波避難ビルの指定ですけれども、避難ビルを指定する場合に、国のガイドラインに沿っていろいろな条件を加味して選定していくことになっております。今、市としては、現在、西海岸地域の建物の構造、建築年、場所、高さ等のデータを収集しております。今後、津波避難ビルの候補を選定し、建物所有者、居住者等の理解を得て指定していきたいと思っております。

 今のところ津波避難ビルの指定がなかなか進んでおりませんけれども、先ほどの調査に基づいて可能な限り津波避難ビルを指定していくように努力していきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。まだ避難ビルも選定されていないということでお伺いしましたが、やはり、どうしても、いつ本当に地震が起きて、津波が起こるかわかりませんので、早目に検討をして、地域住民が安心して過ごせるようにお願いしたいと思います。

 そして、避難する場所は高台が近くにあればいいのですけれども、避難する時間がない場合は、今言ったように避難ビルを頼るしかないということでありました。そのためには、やっぱり避難する人たちが今どこにいるか、どういうふうな状況になっているかというのが一応重要だと思いますが、この前、宜野湾市消防本部が津波に対する防災対策が求められている中で、西海岸地区に141カ所ある消火栓標識に海抜表示をつけているということを一応お伺いしました。この海抜が何メートルに今いるのか、この地域に、そういう標識があれば、やっぱり簡単に避難することができますが、その海抜表示の件や、その表示があることを一応市民や地域にもっと広報してわかるようにやってもらいたいと思いますが、そのことは一応市のほうも一緒になってやってもらいたいと思います。以上で、この避難ビルの件は終わりたいと思います。

 次に移りますが、仮設避難港についてお伺いします。仮設避難港の整備計画は、議員諸公が議会で何回も質問をされておりますが、国と県との兼ね合いもあって難しい問題だとは思いますが、宜野湾市民のため早急に解決しなければならないと思います。

 さて、この仮設避難港のこの場所は現在、海岸保全区域に指定されているということで、公共用財産、すなわち行政財産ということで、国の財産を宜野湾市にある仮設避難港を県の中部土木事務所が管理している状況だと解釈していますが、現在の仮設避難港の国と県との状況はどのようになっているか御説明お願いします。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(宮平良和君) おはようございます。お答えいたします。仮設避難港の進捗状況につきましては、去る9月定例議会で比嘉憲康議員にお答えしたとおりで、宜野湾市は去る6月、あるいはまた7月の県知事、あるいはまた中部市町村会の協議の中で仮設避難港の整備については要請をしてきております。その中で、県といたしましては、本来であれば用途廃止をして市のほうに譲渡に向けて、県のほうが基盤整備をしていくということで国からの指摘を受けて早期に護岸等の整備をしていくということになるべきものであるのですけれども、県といたしましては、現状の中で財政的な事情で、現在も補助率としても環境整備のほうで3分の1のメニューしか見当たらないということもあって、当面といいますか、要するに整備する計画が立てられないということを受けまして、そうであれば、宜野湾市といたしましてはマリン支援センター初めぎのわんゆいマルシェ、あるいはまたそばの環境整備事業ということで、着々と西海岸の整備に着手してきていると。今、御指摘の仮設避難港だけが取り残されている状況の中では、市としてはこれ以上は待てないということもあって、であれば宜野湾市ができる事業を進めさせていただきたいと。

 その事業というものはどういうことかというと、平成24年、次年度に向けて真志喜60号の道路整備を予定しております。この部分は、三菱の後ろ側から大山7号のほうに接続する道路を構築していきたいということと、それと並行して、実は西海岸地域においては絶対数駐車場が少ないということもあって、できるだけ早期に観光振興にふさわしいような駐車場の確保をしていきたいということもあって、真志喜60号の道路整備と並行して、仮設避難港の陸域部分を、今現在駐車場として使える部分を全面的に市のほうへ長期占用許可をしていただいて、市のほうで仮設駐車場として整備をして、その部分を基本的に県から協力をいただきたいということと、そしてもう一つ、野球場の後ろ側です。今、立体護岸がございます。そして、石積みの擁壁になっている、その護岸のほうから、基本的には遊歩道ということも備えられているのですけれども、そこが途切れている状態になっているということと、そしてモクマオウ林のほうが非常に今、生い茂っていて、環境上も好ましくないということがありますので、その部分を基本的に海浜公園の遊歩道として整備をしていきたいと。その場合に、陸域部分がほとんど仮設避難港の海岸保全区域に含まれていますので、その陸域部に関しても、県としても提供方といいましょうか、その分の協力をいただきたいということで要請をしております。

 その事業に関しましては、県もそういった状況もありますので、市が自主的にその整備をしていくということであれば、県としても全面的に協力をしていきたいということの回答も得ておりますので、次年度から即真志喜60号の道路整備をやっていくということと、そして今、陸域部分の駐車場整備に向けて取り組んでいくということと、そして今、先ほど申し上げた野球場の裏側からラグナガーデンホテル、あの駐車場に向けての遊歩道、あるいはまたそこは管理道路、あるいはまた散策道としても活用できるような遊歩道を整備していきたいということで現在、次年度の予算化に向けて調整をしているというところでございます。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。ただいまの答弁からは、市が主体となって整備して、真志喜60号とか陸地の部分は駐車場として計画するということで理解しておりますが、ただ今も国や県とも前に進まない、難航はしておりますが、この仮設避難港は将来的にはウォーターフロント型でやるというふうな、海辺を生かした跡地を考えていることで前聞いていますが、海浜公園として、その周辺など、宜野湾漁港とかマリン支援センター、ゆいマルシェ、ラグナガーデンホテルと連携した土地利用を基本計画にして、この西海岸をにぎわいとくつろぎのある亜熱帯ウォーターフロントをつくるということで本員は考えてはおりますが、というのは去る10月25日から27日に所管事務調査で経済建設常任委員会のメンバーと北九州にある「うみんぐ大島」を視察してまいりました。この大島は人口1,000名足らずではありますが、福岡県の宗像市の中にあって、福岡県では一番大きい離島となっており、フェリーで25分ぐらいで行ける場所であり、漁業が基幹産業であるが、近年では少子高齢化が進み、人口が減少している中、地域の振興策が不可欠な中で、港整備交付金を活用して島おこしをしているということを聞いております。そこには防波堤、緑地、釣り場、浮桟橋、船揚げ場など、平成18年から平成22年にかけて整備して、特に海洋体験施設として釣り施設や遊歩道、プレジャーボート等の係留施設なども整い、島外から観光客や釣り人を集客して、この地域の活性化を図っております。このうみんぐ大島は、平成23年、ことし7月29日にオープンして新しい海釣り施設でもあります。この場所というのが宜野湾市の仮設避難港と同じぐらいの大きさで、ちょうどこの避難港もこういう感じで工夫しながらやれば、開発することができるのではないかなということを思いました。そして、この場所には管理棟やオリエンテーションをするスペース等もありまして、とにかくすばらしいところで、また国の補助事業を活用して交付金も20億円ぐらいの交付金を利用して完成しております。

 そういうことで、行政側もこの国の補助事業で、周囲は、やっぱり市の事業でできるかもしれないけれども、この本体のほうも早目にこの補助事業を一応使ってやるのが早道ではないかなということを私は思いますが、どうでしょうか、その辺ちょっとお伺いできますか。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(宮平良和君) お答えいたします。御提案どうもありがとうございます。実は、その件につきましても9月定例議会のほうで議員からの提案等もございました。実は、今県のほうに申し入れをしているその内容でございますけれども、県がそういった形で自主的に事業ができないというのであれば、これが市の事業として、市が直接事業者として国の補助金を活用してできるような手法がないものかどうかという形で、県のほうに一応提案をしてございます。県といたしましても、もし市が事業主体となってやってくれるのであれば、そのほうがむしろいいのではないかということで、県としても、市が事業主体となれるような手法を今後検討をしていきたいということで、例えば港湾区域指定にしていくとか、あるいはまた管理移管でもって市のほうが事業主体になるものかどうか、そういったことを含めて、県とは今後、特に基盤整備を中心とした環境整備については、先ほど申し上げた市ができるような国の補助を使って事業できるような、その環境整備をやっていきたいということと、そして、前回9月議会でも議員のほうから提案があったとおり、比嘉憲康議員から提案があったのですけれども、現在の整備基本計画を若干見直していくということも必要ではないかという提案はございました。それを含めて、先ほどの施設のほうで指摘があった海釣り公園、そういったことを含めて、基本的にはウォーターフロントに基づく計画書に基づいて若干のまた見直し等もやりながら、またほかの省庁、国交省ではなくて、ほかの省庁の補助メニュー等も活用できる手法がないかどうか、それも含めて、市としては市のほうが事業主体となれるような状況整備ができれば、こういった国の補助メニューを活用しながら今提案のあった事業整備に向けて取り組んでいきたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。やはり、仮設避難港は38年も放置され、これからも同じことが起こると思いますが、この場所は駐車場不足で、埋立地の事業とか考え方いろいろありますが、やはり沖縄の観光産業は青い海であり、白い砂浜がとてもきれいであるからだと思います。

 ここは西海岸のコンベンションセンターを中心にいろんな施設があります。そういう中でラグナガーデンホテル、宜野湾漁港、マリン支援センター、ゆいマルシェ等、施設が点々としておりますので、本当に宜野湾市の将来像でも亜熱帯の海を生かした交流文化活力をつくる、にぎわいとくつろぎの国際海浜都市がつくれるように私も望んでいますので、ぜひ普通財産にして、早くこの仮設避難港を開発してもらいたいと思います。以上で、この質問は終わります。

 次の質問に入ります。次は、市道宇地泊27号の通学路の交通安全対策についてお伺いします。この件は去年の12月にも質問しましたが、とても危険な所なので、再度質問をしたいと思います。この場所、宇地泊十字路、国道58号の大謝名団地に向けて当山産婦人科付近の通学路になっているところですが、毎朝生徒児童が200名余りここを通って学校へ通学します。また、そこは歩道が50センチからそのぐらいの幅で、20〜30メーターの距離でそこを子供が毎日通っておりますが、たまにこの歩道を2〜3名、縦ではなく横に並んで、車道にかかって並んでいることも多く見られますが、車のほうも国道58号から来るもので、生徒には全然見えなくて本当に危険で、いつも冷や冷やしております。

 また、そこの国道58号の角のほうには大きな看板が3つあって、通学や通勤の妨げになっております。その上、歩道のほうもでこぼこで、本当にベビーカーや自転車も通ることができませんので、そこの件と、そして国道58号を左折するときのカーブ、こっちも死角というか、曲がるところが見えにくい状態で、人身事故が起きてもおかしくないような感じであります。行政側は、この看板の撤去は、民有地ということで、前回はちょっと撤去が難しいのではないかということでありましたが、その後どのようになっているかお伺いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。濱元議員も以前にもその件で御質問されているかと思いますけれども、この看板につきましては個人がこの民有地に設置する側と、それから設置させる側の関係でございまして、行政側が直接はタッチできないこともございまして、今のところこれは前に進んでいない状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 今、民有地ということで難しい問題はありますが、やっぱり人間というのは交渉すれば相手の気持ち、そしてそこがいかに危険かということであれば、その民有地の所有者というか、そこも心動かされると思いますが、そのような努力というか、その辺も踏まえて、ぜひ、民有地だから、借地だからというふうなあれではなくて、行政側がその現場に行って、また民有地の主に会って解決するような方法も本員も思っていますが、とにかく頑張って最後までそこが子供たちの安全のためにやってもらいたいと思います。以上です。

 それと、次の質問、最後の質問になりますが、宇地泊第二土地区画整理事業と国道58号の連結についてお伺いします。この宇地泊第二土地区画整理事業も終盤に入って、平成26年には完了するということで聞いておりますが、その進捗状況をお伺いします。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。宇地泊第二土地区画整理事業の進捗状況ということでございますけれども、この進捗状況につきましては平成23年10月末時点で、事業費ベースで91.7%、それから物件補償で98.9%となっています。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 本員は、順調に一応進んではいると思いますが、聞いた話によると、ここの物件補償は一応6軒あると思いますが、何軒かちょっと困難というか、難しいところがあるというふうなことを聞いていますが、その辺の対策とか、どういうふうになっているか、その辺お伺いしますが、お答えできますか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。補償交渉が難航している物件が確かに数軒ございまして、交渉が難航している主な理由としまして、市の補償基準の内容と、それから地権者の補償の考え方に若干相違がありまして、補償金額にまだ合意に達していない状況でございますけれども、市としましては、補償基準の内容を粘り強く説明して、誠意を持って交渉をして、早目に事業が完了できるように頑張ってまいりたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。ぜひ、やっぱり相手方もおりますし、また金額の相違もあるかもしれませんが、早目早目に物件を補償して、この宇地泊地区の整備がスムーズにいくようにお願いしたいと思います。

 それと、次に国道58号と連結している宇地泊大謝名交差点、国道58号、それと国道58号交差点、マリーナ通り、真志喜4号、ここは真志喜南交差点ですか、そこの電柱や電線など、今地中化の工事が行われておりますが、この工事は南部国道事務所さんや公安委員会の間でもありますが、その両方の交差点が、私の聞いた話では平成24年、来年の4月には開通できるということは聞いておりますが、この前の経済建設常任委員会では大謝名交差点が平成24年7月ごろまで工期が延びるということを聞きました。というのは、その前にこの地域の皆さんには、もう4月までにはできますよということで皆さんに公表をしてあるもので、その辺も心配でちょっと今当局にお伺いしますけれども、その辺も含めてどういうふうになっているかお答えできますか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(石原昌次君) お答えします。大謝名交差点の供用開始予定につきましては、当初、確かに濱元議員御指摘のとおり平成24年4月の供用開始に向けて調整を進めておりました。南部国道事務所としましても4月に向けてやっていきたいということの回答を得ておりましたけれども、実際は国道58号の拡幅工事に若干時間を要しているということで、再度南部国道事務所、それから公安委員会と調整を行った結果、それでもまだ工事は残るということですけれども、暫定で平成24年7月、これはサンエーオープンの時期になるかと思うのですが、それまでには供用開始ができるということで協議を進めているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 濱元朝晴議員。



◆9番(濱元朝晴君) 部長、ありがとうございます。やっぱり4月から7月にずれる可能性があるということで、これは県の管轄かもしれませんが、地域住民は県とか市とか関係なくて、ともかく早急にその場所があけば、経済的にもいろんな面で便利になりますし、市民のために、7月ではなくて、もっと早くあけるように一応お願いしたいと思います。そして、一日も早く大謝名交差点の十字路と真志喜南交差点が開通するのを待ち望んでいる人々と、それからこの宇地泊・伊佐線の交差点、宇地泊の交差点がそのことによって交通混雑が緩和になると思います。



○議長(呉屋勉君) 以上で、9番 濱元朝晴議員の質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前10時57分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時10分)

 休憩前に引き続き一般質問を行います。21番 知念吉男議員の質問を許します。知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) おはようございます。日本共産党の知念吉男でございます。ただいま議長からお許しが出ましたので、一般質問を行います。まず、その前に一言。市長席に安里市長がいらっしゃらない。一抹の寂しさがありますけれども、一日も早い職務復帰を願いつつ、そしてまた米須副市長には健康に留意されながら市長職務代理として頑張っていただきますことをお願いをしつつ質問をさせていただきます。

 まず、1番目の基地行政について。米軍基地普天間飛行場をめぐる最近の国の動向と早期閉鎖、返還についてと題しておりますけれども、けさの新聞にもありますように、米軍基地普天間飛行場の動向は毎日のように変化があり、そして日本政府が沖縄に多くの政府要員を、大臣など派遣をして、私たち沖縄県民の頭越しに、あの辺野古に普天間基地の移設をしようという、そういう方向で進んでいるようであります。

 けさの新聞を見ましても、米上下院では海兵隊のグアムへの移設費削減という見出しにありますけれども、日本政府は相変わらず環境評価、アセスを提出という方向は変わらないような、こういう見解が述べられております。

 民主党は、普天間基地は県外という前回の選挙で公約を掲げて政権についたにもかかわらず、首相3代目、野田政権になっても日米合意、そして辺野古への新基地建設を県民の頭越しに押しつけようという、その姿があの前沖縄防衛局長の沖縄県民と女性を侮辱、愚弄する暴言としてあらわれたのではないでしょうか。当局や副市長の見解をお聞かせください。あとは、自席から質問いたします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。前沖縄防衛局長が去る11月28日の報道陣との非公式の懇談会の際で、米軍基地普天間飛行場の代替施設建設の環境影響評価の評価書提出時期について、防衛大臣が年内提出時期の明言を避けていることを問われ、恥ずかしい、非常に不適切な発言をし、更迭されたことは、県民感情からして言語道断な発言で至極当然と認識をしております。95年に米兵による少女暴行事件が発生した沖縄で、女性の人権を侮蔑をし、県民の人間としての尊厳さえないがしろにした発言は、在日米軍専用施設の74%を占める沖縄で基地行政を担う地元トップに対して、県民総意を無視し、強引に辺野古移設を推し進めていく本心が出た発言だというふうに言わざるを得ないというふうに思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 沖縄県民に何が何でも基地を押しつけようという国の姿勢、前沖縄防衛局長の発言は、新基地建設を力ずくで推し進めようという政府の姿勢のあらわれであり、前沖縄防衛局長や大臣の更迭は当然であり、やめればよしとはならないと思います。環境アセスを初め、新基地建設に向けた動きを中止することこそが沖縄県民に対する先決な、やるべきことではないでしょうか。

 危険な普天間基地は移設では解決できない。閉鎖、返還しかない。普天間基地の固定化は許さない。強い決意を示さなければならないと思います。市当局の今後の米軍基地普天間飛行場の早期返還の取り組みについて御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。沖縄県民の総意は昨年の4.25県民大会で確認をしました。普天間飛行場の県内移設ではなく、国外、県外移設を求めていることであります。県知事も県外移設を政府に強く要請しているところでございます。本市として、第3次返還アクションプログラムに沿って米本土、グアム、ハワイ等への海外分散での早期閉鎖、返還に取り組んでまいりました。今後クリントン米国務長官が、外交誌の中でなのですけれども、アジア太平洋の米軍の今後として、3点ございますけれども、1つは地理的に配置を分散すると。そして、2点目は、作戦面での弾力性を高めると。そして、3点目が駐留国などの政治的な持続可能性に配慮するという3点に基づいて再編される見通しを示しております。

 また、米国の日米関係、安全保障論の専門家が在沖海兵隊の本土移転や米国本土ですね、米国が打ち出した在沖海兵隊のオーストラリアへの駐留方針について、普天間飛行場が密集地域にあるため摩擦を引き起こし、大きな戦略に影を落としていると、見解を示しております。オーストラリアへの在沖海兵隊移転が中国に向けて正しいメッセージを発信し、日本とさらなる摩擦を避けることにもつながるというふうに主張をしていることから、米国の動向に変化が生じているものというふうに考えております。このような状況を注視しながら、日米両政府へ今後とも早期閉鎖、返還、それと県外、国外移転を目指し、宜野湾市としては取り組んでまいりたいというふうに思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) けさの新聞にも示されていますように、アメリカ議会、政府においてもこの辺野古への新基地建設は難しい。そして海兵隊のグアムへの派遣費削減という中身にもあらわれておりますように、沖縄の宜野湾市のある米軍基地普天間飛行場、これはもう閉鎖、返還しかないということで、ぜひ強力に推し進めていただきたいと思います。

 次の質問に移ります。米軍基地普天間飛行場から派生する基地被害について。米軍のヘリや戦闘機の住宅地上空での危険な訓練はますます激しくなっている。市民からの基地被害110番の訴え、そしてデジタルテレビへの電波障害や爆音被害など苦情の状況について、まず御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。今年度の基地被害110番に寄せられた12月12日現在まで、全体で442件となっています。そのうち、地デジに関する件数が269件、基地被害に関する件数が173件となっており、ヘリ騒音に関する苦情や午後10時以降の夜間騒音、それからジェット戦闘機の騒音に関する被害の声が多数寄せられております。前年度145件に比較して全体で297件の増です。そして、地デジを除く基地被害で既に前年を上回っており、55件増となっていることから、市民にとって基地被害が増大していることがうかがえるというふうに思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 今、部長の答弁にもありますように、今年度12月までで442件ですか、ここで騒音に関するものだけでも50件以上が伸びていると。来年の3月までの1年間とすると、もっともっとふえるというような状況で、いかに宜野湾市民がこの米軍の飛行場によって派生する基地被害が大きいかということが示されていると思います。

 その中で、デジタルテレビへの電波障害については市内全域に及んでいると思いますけれども、この障害に対する問題、国へどのように要請されておられるのか、御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。地デジ受信障害対策については、対象区域内の申し込み件数が12月8日現在で595件、工事処理件数が467件となっております。対象区域外については12月19日から22日の間に沖縄防衛局、それからデジサポ、それから本市、3者で受信障害の声を寄せられた市民宅を訪問をして、アンテナの向き、それから受信設備に問題がないか、受信設備の指導と改善できないかどうかということをまず調査を行いたい。それから、今回の補助事業を適用して、来年1月から3月まで全市的、特に苦情があった地域を中心に、市内全域になりますけれども、受信障害の概要、概況調査、それをやっていきたいというふうに今考えております。

 それから、国への要請に着いては、10月17日に防衛省、それから官房副長官、民主党本部へ普天間飛行場周辺放送受信障害対策事業の対象区域外の対策、それと視聴維持費、維持管理費の対応方について要請を行っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 今、部長から対象区域外の障害についても国に要請ということでありますけれども、やはりNHKの視聴料、これは同じようにみんなまた受信料取られているわけです。そういった面からも、この市内全域にわたっている電波障害についても、ぜひ国に強力に要請をして、1日も早く全世帯がデジタルテレビを視聴できるようにお願いをしたいと思います。

 次に、普天間飛行場から爆音、受信障害、そして去る5月に発生した奇妙な音声、音は市民が生活する上で我慢の限度を超えていると私は思います。沖縄には憲法、本当に保障されているのだろうかと疑問を感じます。安心、安全な生活権を脅かされているのではないでしょうか。住宅地上空での飛行訓練、爆音、受信障害など、これを提訴することを検討されたことはございませんか、御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。国への提訴については、2010年6月に国の普天間飛行場の危険性放置に関する訴訟の可能性調査報告書が策定をされております。その結論として、普天間基地の閉鎖、撤去に向けた政治的、社会的環境を主体的に形成するため、宜野湾市が国を被告として裁判を提起することは効果的であり、有効であるというふうに報告が出されております。

 本市としては、現在の普天間飛行場移設問題や米国の動向等を踏まえながら、解決の道が閉ざされるような固定化の展開になった状況において、議会とも協議を重ねながら対応をしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 前沖縄防衛局長が暴言の中で、「普天間基地が辺野古に移設できない場合は固定化もあり得る」というような発言も報道されておりました。そういった意味から、私は今回、この普天間基地の動向とここから派生する被害状況を述べていただきました。それを見たときに、今の動向において、この普天間基地が固定化されないためにも、私はこの可能性調査に基づいて、ぜひとも提訴を考えていただきたいということをお願いしたいと思いますが、もう一度御答弁ください。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。先ほども答弁しましたけれども、やっぱり普天間基地が存在しているために、市民に対して、市民が非常に人権を踏みにじられていると。憲法にも保障されて、そういったのも踏みにじられている状況からすると、やっぱり提訴もしないといかぬかなというふうには思っておりますけれども、ただいかんせん提訴の場合は、やっぱり議員の皆さんの、多数の皆さんの賛同がないとできません。そういう意味で、もうしばらく動向を見ながら判断をしていきたいと。それと、市長も復帰した時点で判断をしていきたいなというふうに思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) ありがとうございます。基地問題、最後の問題。米軍普天間飛行場へのMV−22オスプレイ配備に反対する市民大会の開催について。私は、この一般質問通告を提出する日に、12月8日の新聞にオスプレイ装置ふぐあいの報道を見たときに、このままでは、私たちは静かに黙っておれば、そして固定化の方向に向けられるような、こういう状況のもとで、この危険なオスプレイ配備は絶対許されない。阻止しなければならないという思いで通告をいたしました。しかし、宜野湾市のほうでは、10日の新聞には、2月をめどに市民大会の準備委員会を立ち上げるとあり、意を強くしております。市民が一丸となってオスプレイ配備を許さない市民大会になるよう準備委員会、実行委員会が結成されるよう願うものでありますが、この進行状況について、新聞報道にもありましたけれども、御答弁をいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。6月13日に実施したMV−22オスプレイ配備に反対する宜野湾市民緊急座り込み行動で構成した市民主要団体である市議会、自治会長会、老人クラブ連合会、婦人連合会、青年連合会の代表者に呼びかけて、出席した5団体で市民大会開催に向けての意見交換会を12月9日に行っております。内容としては、オスプレイ配備のこれまでの経過、それから今後の取り組みについてのスケジュールを事務局で説明をして意見交換を行っております。

 結論としまして、安里市長の療養明けの2月に準備会を協議することとして、来年5月までに市民大会を開催することを全員で確認をしておると。ですから、それにかかわるさまざまな事務がありますけれども、それについては担当部のほうで一つ一つ積み重ねていきたいというふうに考えております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 今でさえ、このエリアは戦闘機の騒音、そして墜落の危険があるもとで、このように多くの事故を起こし、そして装置にもふぐあいがあるという危険なオスプレイが配備されれば、宜野湾市民がますます苦しめられるという状況になると思います。普天間基地の固定化を許さないというこの気持ちからも、このオスプレイ配備反対、市民大会の成功に向けて行政側が先頭に立って頑張ってもらいたいとお願いをいたしまして、次の質問に移らせていただきます。

 福祉行政について。国民健康保険税、介護保険料及び後期高齢者医療保険料滞納世帯の生活実態調査と被保険者証交付状況についての質問をいたします。今、長引く不況のもとで保険税、保険料を払えない、こういう方々が多くなっているという報道も新聞でありました。沖縄県の国民健康保険税、料の滞納世帯が6月1日現在で5万5,788世帯で、前年度よりも5,936世帯も増加したことが新聞に報道されておりました。宜野湾市の状況はこの3年ほどの世帯数でよろしいですけれども、どうなっているのか御答弁ください。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) 知念吉男議員の御質問にお答えいたします。議員のお話のとおり、12月6日の新聞報道にもありましたように、高齢化と全国的な不況により職を失った方々がふえておりますので、本市においても国保税の滞納者については増加傾向にございます。本市の過去3年間の滞納状況は、国民健康保険税につきましては平成20年度が2,469世帯、平成21年度が2,848世帯、平成22年度が2,953世帯になっております。後期高齢者医療保険料につきましては、平成20年度が330世帯、平成21年度が522世帯、平成22年度が330世帯、この辺は減っております。介護保険料につきましては、現状のシステムでは世帯分類をしておりませんので、実人数でしか申し上げられませんが、平成20年度が857人、平成21年度が847人、平成22年度が793人となっておりまして、国保税については滞納状況が伸びている状況ですけれども、後期高齢者医療保険料並びに介護保険料については、滞納者については減っている状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 国保滞納者は年々ふえていると。介護保険、後期高齢者医療については少しですが、減っているということでありますけれども、いずれにしても国民健康保険税、失業された方々は大変な状況にあるということが示されているのではないかと思います。そういった意味で、この滞納世帯の方々の生活実態調査あるいは収納率向上のために訪問されると思いますけれども、こういうもの等で、この方々が健康であられて生活されているというのであればいいのだけれども、もし病気になったらどうされているのかという点で非常に心配されるところであります。この世帯の生活実態というものは調査されたことがあるかどうか、御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) お答えいたします。国民健康保険税及び介護保険料、後期高齢者医療保険料の滞納世帯につきましては、日常業務の中で滞納者の電話督促や訪問等により、相手のお話や自宅の様子により生活の実態把握に努めております。滞納者の現在の生活状況に合わせて分割納付にも応じております。また、日常生活が著しく困難であると思われる方につきましては、生活保護の相談につないだり、減免等の相談に応じております。財産等や預貯金等の調査によりまして、資産や預貯金のない生活困窮者へは執行停止処分を行い、督促等はしていない状況でございます。以上のような状況で被保険者の実態の状況は、日常業務において行っているということでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 日本民主医療連合会は医療費、介護費相談で、あらゆる年代で医療費の支払いが困難な生活困窮の実態が明らかになったと発表されております。こうした意味から、滞納世帯も、先ほど部長が答弁されましたように、生活困窮者については生活保護なり相談に乗っているということでありますけれども、引き続きこういう方々こそ国保や介護、後期高齢者医療制度というものは市民の健康を守り、よりよい生活を守っていくという制度であるわけですから、調査等をされながら、生活支援を行っていただきたいと思います。

 先ほどの日本民主医療連合会の調査によりますと国民健康保険税を払ったにもかかわらず、また病気になると病院への自己負担が払えなくて病院に行くことを控えているということも、この調査からあらわれておりまして、今医療費の支払いが困難な生活困窮の実態が明らかになっていると発表されているのです。そういった意味から、この保険証のない世帯、持っていらっしゃらない世帯、そういう方々には、ぜひそれなりの行政としての健康を守っていく、生活を守っていく支援を強めていただきたいと思います。

 次に移らせていただきます。第5期宜野湾市高齢者福祉計画・介護保険事業計画について質問いたします。来年4月からの第5期計画策定に当たって今進められていると思いますが、さきの6月国会で成立、改正された介護保険法に沿って進められているかと思いますけれども、まずこの改正、介護保険法の主な改正内容と計画策定の進捗状況について御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時43分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時43分)

 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) お答えいたします。議員のお話のとおり、介護サービスの基盤強化のための介護保険法の一部を改正する法律が6月に可決をいたしまして公布されております。本市におきましても、そのことを受けまして平成23年2月21日には第1回の第5期高齢者保健福祉計画並びに介護保険事業計画に取り組んでおりまして、2月に第1回の会議開催を行い、これまで4回開催をしております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) ちょっと計画の進捗状況については今の部長の答弁でいいのですが、この改正された介護保険法の主な内容を次の計画に当てられると思うのですけれども、この内容を、これが市民が一番気にしているところなのです。これまでのサービスが受けられる制度になるのか、あるいは負担はどうなのかというのがありますので、この内容を知っている限りで御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) お答えいたします。今回の改正の主な内容でございますが、高齢者が地域で充実した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービスが切れ目なく提供される地域包括ケアシステムの実現に向けた取り組みを進めるものでございます。

 具体的には6本の柱が掲げられておりまして、1点目は医療と介護の連携の強化で、単身や重度の要介護者等に対応できるよう24時間対応の定期巡回、随時対応型訪問介護と看護サービスや、保険者の判断により予防給付と生活支援サービスの総合的な実施を可能とする介護予防日常生活支援総合事業の創設等が含まれております。また、2点目には介護職員等によるたんの吸引等の実施を可能とする介護人材の確保とサービスの質の向上。3点目に、有料老人ホーム等における前払いの返還に関する利用者保護規定を追加、高齢者の住まいの整備など。4点目に、高齢者の権利擁護を図る認証対策の推進。5点目に、地域密着型サービスの公募選考による指定を可能とする保険者による主体的な取り組みの推進。6点目に、最後でございますけれども、保険料の上昇を緩和するため、都道府県の財政安定化基金を取り崩し、介護保険料の軽減等に活用することを可能とした内容になっております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 6点の改正があったということで今部長が述べられましたけれども、まず1番目の略して総合事業と言われているこの要支援1、2の事業については、市町村に内容を任せられているというような状況が1つ。それから、介護職員のたん吸引などの医療行為も可能とするということで、今医療の資格のない介護職員が吸引もできるというようなところなど、介護を必要とする方々からは非常に心配の声が今あります。そして、この要支援の1、2の方々がこれまでサービスを2回受けてデイケアを行っていたのが1回とか、3回の人が2回とかですね、減らされはしないかというのが今心配であるわけです。そういうこの先ほどの総合事業というのは市町村のほうに任せられているというような状況が今、先ほどありましたけれども、そういうものがないように、やはり次の第5期計画の中で、やはり市民が、これまでのサービスが受けられるような、そして不安のないような介護計画になるということを期待するわけです。そのためには、この6項目の中で、いい面もありますけれども、多くは国の財政の出費が軽減されるような法改定になっております。保険料の増減についても、財政安定化基金の取り崩しで緩和するようにとか、国の負担分を引き上げてくるというような中身は1つもないわけです、この財政の面でも。そういう面からすると、非常にこれから後の介護保険事業が厳しい状況になるというふうに私は見ております。

 65歳以上の第1号介護保険料は、介護保険発足当初の全国の平均保険料は2,911円、4期目の現在では4,160円、65歳以上の高齢者は年金から、介護保険料、後期高齢者医療保険料も天引きされ、高齢者の生活悪化の重大な要因になっております、現在でも。この根本には、これまでも何度も改正という名のもとにこの介護保険の改定が行われてきたことに、国の負担割合が発足当初25%から、現在在宅では25%、施設介護23%で、このサービスの利用状況により変動するとなっていると思います。これ以上サービス低下と高齢者負担にならないように、国にこの財政負担を求めると同時に、市独自の保険料、利用料の減免制度化を強化すべきだと私は次の計画の中に求めるべきだと思いますけれども、そういう計画になるかどうか御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) お答えいたします。先ほど平成23年2月から第1回の策定委員会を開催して4回目の会議を開催したということでお話をしましたけれども、策定委員会におきましても、やはり保険料のことについては大変心配をしている状況でございます。

 国からの介護従事者処遇改善特例基金と、これまで積み立てておりました介護給付費準備基金の取り崩し等で第3期と同様に第4期ということで4,950円に抑えること、基準額を抑えてまいりましたけれども、この第5期の計画をつくるに当たってはかなり今試算しているところでは厳しいというような状況がございますので、これは副市長等とも話をしまして、副市長会、市長会等通じて、ぜひ国まで声が届くように議員おっしゃるような対策も講じていきたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 市民がこれ以上の負担、今でももう年金から介護保険料、後期高齢者医療保険料を天引きされて、もう年金では生活が大変だというのが多くの声であり、そしてまたサービスを受けられている方々が、これまでのサービスがこれまでどおりに受けられるかというのが心配でありますので、そうならないように、ぜひ国のほうに財政負担を求めて頑張っていただきたいと思います。

 次の質問に移ります。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時54分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時54分)

 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については午後1時30分から行います。その間、休憩いたします。(休憩時刻 午前11時54分)



△午後の会議



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分)

 午前に引き続き、21番 知念吉男議員の質問を許します。知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 福祉行政の最後のあしび村やーデイサービス事業の充実について質問いたします。

 同事業は、家に閉じこもりがちなおおむね65歳以上の高齢者が社会的孤立感を解消し、自立生活の助長を図ることが目的であると概要にも述べられております。同時に介護予防事業にもなっているかと思いますけれども、私もこの問題を取り上げるに当たって、たびたび取り上げますけれども、地域の公民館の事業に見学、参加をさせていただいて1〜2時間高齢者の皆さんと過ごしたりもしております。

 その中で最近思うには、当初30名から40名ぐらいの方々が楽しんでおられましたけれども、最近は非常に少なくなっているということで寂しい思いもしますけれども、しかし私の地域の宜野湾区は、高齢者の皆さんがいろいろのサークルを結成されて楽しんでおられるということで、この老人会の皆さんの活動が、元気の方々が多くなっているのかなということで、いい方向に理解はしております。しかし、このこともありまして、このあしび村やーデイサービス事業の実施状況、資料をいただきましたけれども、これを見ましても、やはり宜野湾区は2番目に少ないところで、また多くなっている地域もありますけれども、しかし全体的には少なくなっている現状ではないかと思います。この事業は、利用者がふえている行政区、そしてほとんど横ばいというようなことで、私が一番最初に述べたように、宜野湾区の高齢者の皆さんと同じように、そしてあるいは宜野湾区の行政区もそうであればいいのですけれども、元気な高齢者がふえて、こういう事業の参加者が少なくなっているというのであれば、これはいいことであります。高齢化社会と言われて、高齢者がふえているということで、こういう状況を、これまでどおりの事業でいいのかということであります。

 そこで、この事業は社会福祉協議会への委託事業であると思います。介護長寿課として現場の実施状況をどのようにして掌握されておるのかどうか、またこの現状を調査されたことがあるかどうか、御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) お答えいたします。あしび村やー事業につきましては、議員のお話のとおり社会福祉協議会に委託をして実施をしておりますけれども、平成20年度から平成22年度の利用登録者数の報告をいたしますと、平成20年度が737人、平成21年度が772人、平成22年度が806人と、全体としては増加の傾向にございます。しかしながら、議員のおっしゃるとおり、自治会単位で見ますと、ここ3年間で5名以上の増加があった自治会は7自治会で、また5名以内の減少があった自治会は1自治会ということになっております。

 このあしび村やーデイサービス事業については、先ほど申し上げましたとおり、社会福祉協議会のほうに委託をしておりますので、当協議会から毎月送られてまいります事業報告書と年2回の事業実施団体連絡会というのを開催しておりまして、主管課の介護長寿課長が参加をし、担当なども参加をして、援助員や自治会との意見交換を行って状況把握に努めているところでございます。

 また、先月11月には、あしび村やーデイサービス利用者に対しアンケート調査を行いました。17自治会、計369人の回答が得られまして、利用しての満足度につきましては、90%の方がとても満足、または満足と答えておりまして、好きな活動内容についてはピクニックや体操、カラオケが上位を占めている状況でございます。

 ただ、今高齢者の移動状況が徒歩で来られるのが76.5%ということですが、家族や自治会による送迎で参加しておられる利用者が13%おられるということから、今担当課ではそのことについて、問題の解消を図ろうということで検討しているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男議員。



◆21番(知念吉男君) 今部長が答弁されましたように、この事業に参加されていらっしゃる高齢者の皆さんは、このアンケートの結果にもありますように、非常に楽しく過ごされていて、回数をもっとふやしてほしいという方々もおられます。私が参加するときも、本当に楽しそうにいろいろのゲームをなさったりを見ますと、この事業をもっともっと充実させていくべきだなというふうに思います。

 その前に私の質問しました今後の介護保険の問題にも関連しまして、やはりこういう事業をもっともっと充実させるためには、皆さんからいただいた利用状況ありますように嘉数区あるいは宇地泊区、ここは非常に伸びている状況でありますけれども、その他の地域は非常に1人、2人の減とか横ばいとかというところが多いわけです。長年実施されているところで、高齢化が進んでいるもとでこういうような状況であるならば、本当に健康で皆さんいらっしゃるのであれば、これにこしたことはありませんけれども、もっともっとこういうのに参加されて、元気に楽しく過ごされているような、こういう事業に充実させていくためにも、もっともっと調査を厳密にされて頑張っていただきたいと思います。

 そういうことで、私の地域のほうで頑張っていらっしゃる支援員、ボランティアの皆さんの声も、ぜひもっと多くの皆さんが参加していただいて、対象者がいらっしゃるのであれば、ふやしていきたいなというような声も出されております。そういった意味で、先ほど部長が年に2回ほどいろいろ交流会があるということを話されていましたけれども、しかし今、支援員やボランティアの皆さんは、こういうふうに多くなっている地域の方々、あるいはまた進んでいる地域の状況なども掌握をして交流を深めて、自分の地域でももっと充実させて、もっと多くの皆さんを参加させたいという希望が出されているのです。こういった意味では、この事業、社会福祉協議会に委託されているけれども、しかし、もっと担当課のほうがこの地域に足を運んでいただいて、こういうものを調査されて、充実させて、あと支援員やボランティアの交流会ももっと深めていただいて頑張っていただきたいと思うのですが、こういう方向でおられるのかどうか、もう一度御答弁をお願いします。