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沖縄県 宜野湾市

平成22年  9月 定例会(第356回) 10月12日−05号




平成22年  9月 定例会(第356回) − 10月12日−05号









平成22年  9月 定例会(第356回)



     平成22年第356回宜野湾市議会定例会会議録(第5日目)

                           午前10時00分(開議時刻)

                平成22年10月12日(火)

                           午後4時17分(散会時刻)

1.出席議員(28名)

    議席番号  氏名      議席番号  氏名

      1  玉元一恵       2  米須清正

      3  屋良千枝美      4  宮城勝子

      5  佐喜真 進      6  宮城 克

      7  宮城 司       8  知名康司

      9  濱元朝晴      10  桃原 朗

     11  伊波秀男      12  桃原 功

     13  喜舍場 保     14  森田 進

     15  比嘉憲康      16  呉屋 等

     17  島 勝政      18  平良眞一

     19  上地安之      20  呉屋 勉

     21  知念吉男      22  我如古盛英

     23  岸本一徳      24  伊波一男

     25  大城政利      26  又吉清義

     27  仲村春松      28  伊佐光雄

2.欠席議員(なし)

3.説明のために出席した者

      職名     氏名        職名     氏名

    市長      伊波洋一     教育長     宮城茂雄

    水道事業管理者 新田宗仁     総務部長    仲村 隆

    企画部長    城間盛久     基地政策部長  山内繁雄

    福祉保健部長  玉那覇豊子    市民経済部長  新城正一

    建設部長    稲嶺盛政     教育部長    宮平良和

    指導部長    下地邦敏     消防長     平安名常明

    会計管理者   國吉秀子     選挙管理委員長 喜瀬昭夫

4.議会事務局出席者

      職名     氏名        職名     氏名

    事務局長    松川正則     次長      松本幸雄

    議事係長    宮城秀樹     主任主事    上地章弘

    主任主事    伊禮理子     主事      松田江里奈

5.会議に付した事件は議事日程第5号のとおりである。

                議事日程第5号

              平成22年10月12日(火)午前10時開議

 日程第1 一般質問

    (1) 平良眞一      (2) 上地安之

    (3) 桃原 朗      (4) 知念吉男



○議長(呉屋勉君) おはようございます。ただいまから第356回宜野湾市議会定例会第5日目の会議を開きます。(開議時刻 午前10時00分)

 本日の日程は、お手元に配付してあります議事日程表第5号のとおり進めてまいります。

 日程第1.一般質問を行います。18番 平良眞一君の質問を許します。平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 皆さん、おはようございます。絆クラブの平良眞一でございます。よろしくお願いいたします。

 ただいま議長からお許しをいただきましたので、通告してあります1から4までの一般質問を行いたいと思います。

 その前に、去った9月12日に行われました市議会議員選挙におきましては、地域の方や、そして市民の皆さんのおかげによりまして、三たびここにいらっしゃる28名の議席の中の一人として加えていただいたことに感謝をしたいと思います。また、改めて責任の重さを感じているところでございます。今後も市民の代表として、市の発展のため、そして市民のために、市民本位の立場で頑張っていきたいと思っておりますので、今後ともひとつよろしくお願いをいたします。

 それでは、一般質問を始めさせていただきたいと思います。本日は、選挙管理委員会の委員長も出席されていますので、まず初めに3番目の選挙における開票事務についてからお伺いをしたいと思います。

 去る7月11日に第22回参議院選挙が行われましたが、その2日後の7月13日の新聞、新報、タイムスの両方の紙面に、開票作業のミスの記事が載っており、記事を見て本員も初めて知ったところでございます。タイムスの記事の見出しが、「宜野湾市の開票、早朝6時半まで」といった見出しで、その記事をちょっと読まさせていただきますけれども、「県選挙管理委員会によると、11日の参議院選挙で最も開票作業がおくれたのは宜野湾市だった。12日午前6時半ごろまでかかったという。県選管は、立会人の討議が長引いたほか、疑問票の処理に時間がかかったと聞いている」という記事であります。

 一方、新報の見出しは、「票を数え間違い、終了4時間おくれ」との見出しで、このほうは、「第22回参院選比例代表の開票作業で、宜野湾市選挙管理委員会が票の数え間違いから、投票用紙を確認し直すミスがあった。同市立体育館で行われた開票作業は、終了時間が予定より約4時間おくれの午前6時ごろまでずれ込んだ。トラブルによる同選挙の結果などに影響はないとしている。同市選管によると、計数器で93票と数えた束が、誤って100票の束の中に含められたという。数字が合わないことから立会人が再確認し、ミスに気づいた」というふうに記事が出ていますけれども、この記事だけでは内容がよくわかりませんので、もう少し詳しく状況を含めて内容を御答弁いただきたいと思います。

 あとは自席から質問を続けてまいります。よろしくお願いいたします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時06分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時07分)

 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(喜瀬昭夫君) お答えいたします。平成22年7月11日に執行された参議院議員選挙の開票について、選挙区の開票については、午前0時に終了いたしました。しかし、比例代表の開票については、最終集計で午前3時ごろのときに投票総数と開票総数が合わず、集計のやり直しを行いました。それから、選挙長と立会人5人による投票効力の点検のときに、疑問票が多く、12政党、比例登載名簿186人の名簿チェックをしながら疑問票の点検を行ったことにより長時間を要しました。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) るる説明ありましたけれども、起こったミスはどうしてミスが出たのか、それでおくれが出たのか。ミスでそういうようなおくれが出たと思うのですけれども、開票作業の人数的なものなのか、あるいは全く初歩的なミスだったのか、おくれざるを得ない原因があったのか、原因としてはどういった原因だったのでしょうか。もう一度御答弁いただけますか。



○議長(呉屋勉君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(喜瀬昭夫君) お答えいたします。先ほども答弁しましたように、この比例代表登載名簿については、余りにも登載者が多くて、それから12政党、この特に登載名簿の186人、これをこの疑問票とすべて名簿を対象にしながらチェックをしたこともおくれた原因、それから先ほどおっしゃるこの100票と93票、7票の問題ですが、最終的にチェックをしてみたら、ある政党の数が100票から抜き取ってしまって、最終的にチェックの段階でミスが起きたと。しかし、開票事務については時間の制約がありませんので、我々は正確に市民に公表するためには、どうしても慎重に時間を要したということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) それでは、選挙管理委員会としては、この選挙開票作業に当たって、選管の担当者含め、あるいは開票作業をする方々へのこの作業内容を含めた開票に当たっての事前の説明といいましょうか、そういったものがどういった形で開票作業をする方々にやっているのか、そのあたりちょっと御答弁お願いできますか。



○議長(呉屋勉君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(喜瀬昭夫君) お答えをいたします。まず、職員の皆さんに投開票の依頼をいたしまして、投票の従事者、それから開票の従事者については、それぞれ事務局長と担当の係長のほうで選挙の投票のあり方、あるいは開票のあり方について十分な説明会を一応は持っております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 新聞の記事にも載っていたのですけれども、同選挙の結果には影響がなかったとされているのですけれども、たまたま影響がなかったのですよね。これが宜野湾市の開票が結果に影響が出ていたら、これは大変な、大きな問題になっていただろうというふうに推測されますけれども。ですから、しっかりこういった事務作業、あるいは開票作業には取り組んでいただきたいと思います。

 それから、去った9月12日に行われました宜野湾市の市議会議員選挙において、600余りの票が合わなくなっていたと。そして、そのために開票作業もおくれたということをちょっと耳にしたのですけれども、それが事実なのかよくわからないものですから、そのあたりの御説明、詳しく御説明をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(喜瀬昭夫君) 御答弁申し上げます。平成22年9月12日に執行されました市議会議員選挙の開票については、4年前の開票時間よりもおよそ1時間30分も遅延をいたしました。原因については、最終集計のときに御指摘のとおり票が合わず、再度全体的なチェックをいたしましたところ、仕分け作業のかごに集計されていない票が多数見つかったために再度機械を設置し、集計器を設置し、従事者に作業をさせたことによるためであります。今後の開票事務につきましては、3人の委員でチェック体制を強化しながら、正確に迅速な開票事務が行われるように努力をしていきたいと思っております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) もちろん開票作業、そして開票結果にこれはミスがあってはならないというふうに思っております。投票者の数と票の数は、これは一緒でなければならないというのは、それは基本的な問題です。それだけ慎重にならないといけないというのは、もう当たり前だということで思っておりますけれども。しかし、本員も開票立会人をこれまで何度かさせてもらったのですけれども、このようなミスのために開票おくれ等はなかったのです。私が今まで何度か立ち会いした中ではです。ただ、残念なことに、今回このように立て続けに開票作業のミスによりおくれが出たというのは、やっぱり反省をしなければいけないと思いますし、その反省を踏まえて、先ほども答弁あったのですが、今後の対処法はどのようにしなければならないというふうに思っておるのか、反省を踏まえて今後の対応をもう一度御答弁いただけますか。



○議長(呉屋勉君) 選挙管理委員長。



◎選挙管理委員長(喜瀬昭夫君) 御答弁申し上げます。御指摘のとおり、我々としては正確に迅速な開票事務を行うのが基本モットーだと思います。そのためには、今後、我々選挙管理委員4名いるわけですけれども、委員長は選挙長になりますからちょっと動きはとれませんが、あと3人の委員のチェック体制を強化しながら、このようなおくれが出ないように迅速な開票事務を我々としては心がけていきたいということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 参議院選挙、そして市議会議員選挙には、こういった開票ミス等によっておくれが出たのですけれども、まだ選挙はこれで終わりではなくて、特にことし、11月28日には県知事選挙、そしてその同時選挙になるであろうというふうに言われております本市の、宜野湾市の市長選挙が予定されています。今後もこのようなミスがないようにしっかりと掲示物、ポスター含めて違反、抵触するのであれば、それは注意をしながら、公正公平に選挙事務作業していただきたいと要望しておきます。それで、この開票事務作業については、これで終わりたいと思います。

 次に進みたいと思います。次に、1番目の市道長田1号の道路整備についてを質問していきたいと思います。長田1号の道路整備事業は、今年度からの事業となっておりますけれども、該事業、どういった事業なのか、そしてどのような補助金の対象の事業なのかをまず御答弁いただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) おはようございます。ただいま御質問の市道長田1号の道路整備事業の概要ということと、どういう補助金かということの御質問でございますが、現在私どもが今進めている長田1号の整備箇所については、沖縄自動車道の建設に伴って築造されたのり面、土羽というところです、それが風雨によって、風雨等によって侵食が進み、歩道が沈下し、危険な状態のところが見受けられるのがあるものですから、のり面の保護等を行うことにより歩行者及び通学路における安全で快適な潤いのある生活空間を創出することを目的としています。

 そして、その補助金ということでございますが、私どもが使っている補助金として、地域活力基盤創造交付金という今進められている交付金、補助金の事業ということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 今年度の予算に約1,000万円ぐらいの予算が計上されていますけれども、この1,000万円の予算はどの事業に向ける予算なのか、御説明お願いできますか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。今年度の予算で実施しているものについては、崩壊のおそれがある道路部分の防災対策を推進し、安心できる暮らしを構築する道路整備として、先ほど説明した地域活力基盤創造交付金ということで採択された内容で、災害防除の観点より、沖縄自動車道の建設に伴って築造されたのり面の改修、危険箇所と言われているところです。崩れて沈下が進んだところとか、そういったところののり面の改修設計及び歩道沈下箇所の設計ということでございます。その進捗でございますが、7月の中旬、12日でしたか、契約を締結し、今現在その設計作業中で、23年、来年の1月末日までの契約でその実施設計を実施することに今なっております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、今回のこの予算は設計だけですか。工事は今年度はさわらないと、設計だけということで理解していいのですか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。今御指摘のとおり、今年度は設計が終わらなければ工事でやる予算とか、そういったものができませんので、今年度は設計ということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 先ほど部長の答弁でこの事業、こののり面の部分の工事だと。そして、そののり面に面した道路のひび割れ等々の整備だというふうにして答弁あったのですけれども、これだけの事業なのでしょうか。聞いた中では、富浜カジマヤーですか、そこの十字路部分の歩道整備も入っているというふうに聞いているのですけれども、この事業はどこどこの整備なのか、今部長がおっしゃった、そののり面の部分だけの整備事業なのか、そこをもう一度御答弁お願いできますか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時22分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時22分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。先ほども御答弁申し上げましたけれども、今年、今進めている事業が災害の、いわゆる崩壊のおそれのある箇所とか危険箇所、そういったものを今の事業案として取り扱っておりますが、今御指摘の富浜カジマヤーについては、県道も改修事業を予定しておりますので、その中で県道と、県側とも協議を進めながら、その辺については私どもの整備のスケジュールを県と合わせて調整していこうとは思っております。

 そして、今御指摘の私どもの事業については、とりあえずはいわゆる災害防除という観点から事業を採択してもらっている関係上、現在のところはその災害防除のほうを優先して進めていって、それから以降のものについては、またこれから県と協議を進めて、引き続きその事業で歩道とかそういったものの整備もできるように進めてまいりたいと思っています。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、ちょっと最初に戻るのですけれども、この整備事業、どこどこの整備をする、皆さん計画をされているのですか、計画は。こののり面、当初はのり面だけの説明あったのですけれども、また今富浜カジマヤーの歩道の狭い部分、そこの部分の、今県との工事とタイアップしながらやるというふうに説明あったのですけれども、この2カ所なのですか。長田1号の部分のこの2カ所の整備ということなのですか。政策事業の中を私見たのですけれども、それだけではないと思うのですけれども、ちょっと確認してもらえますか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時24分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時25分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。先ほども御説明しましたけれども、今事業を進めている内容については、沖縄自動車道と並行して走っている道路、そこののり面、その災害防除の観点からのり面の保護、沈下箇所、そういったものが今の事業として進めているところでございます。そして、先ほど県道32号の改良も今県のほうで設計とか調整、進められているというお話申し上げましたけれども、それとあわせて、私どももそれについては調整協議して、事業採択に向けて実施していこうとは思っています。現在進めているものについては、自動車道と並行して走っている長田1号側のその危険箇所、崩落、沈下しているところ、そういったところの災害防除の観点から今事業を進めているということでございます。それ以降の歩道整備とかそういったものについては、これから政策、いわゆる事業採択に向けて取り組んでいくということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、ちょっと確認をさせていただきたいのですけれども、歩道整備なのですけれども、サンエー付近の一部、今50メーターぐらいですか、歩道がない部分があるのですが、その部分の整備は皆さんは計画として持っていらっしゃるのでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時27分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時27分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。今御指摘のサンエー付近等についても、歩道整備とかそういったものについては、今後実施していくという形で今取り組んではおります。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 場所を確認したいのですけれども、私が言っているその場所なのかです。以前にそこは補助事業で拡張工事、歩道整備やっているのですけれども、その事業のときの一部が残っているのです。その部分のことなのか。つまり向こうの床屋さんですか、床屋さんからお店のある部分、お店までの部分、約50メーターぐらい、そこの部分の整備をこれからやっていくというふうに皆さんも、場所的にはこの部分なのか、そこをちょっと確認したいのですけれども。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時28分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時28分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) 今平良議員の御指摘のところ、私どもも、これは昭和56年でしたか、そのころに一たん補助事業として完了という手続、一応とられているのですけれども、そのまだ未整備のところについては、当時地権者の合意が得られなくて、補助事業もそれ以上の継続ができなくて、一応56年で終わった形、一応とってはございます。

 また、平成15、16年にも1度地権者との調整もしてまいった経緯がございますが、まだその合意に至らなかったということで、現在取り残している状況でございますが、私どもとしてもそこは地権者の合意が得られ次第、先ほども説明したような形で事業採択に向けて取り組んでいくということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 私が指摘した部分だということであります。これは先ほども答弁の中にもありましたように、以前に長田1号の補助事業の整備をしたときから地権者との折り合いがつかなかったという話も聞いているのですけれども、やっぱりそこ入るには、どうしてもその当時の、なぜできなかったのかという理由を皆さん把握しておかなければ地権者との交渉ができないと思うのです。その以前の、そのできなかったときの理由は、皆さんわかるかなということでお聞きしたかったので、今そういった問題があったということも把握しているということでありますので。

 では、この部分、いつごろからその地権者に交渉していくのか、その辺のところを御答弁お願いできますか。地権者と話を進めていくのかです。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時31分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時31分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。ただいま御指摘の箇所については、今現在、私ども長田1号の改良ということで、災害防除のほうで進めている事業が、それの進捗がある程度行き次第、私どもはそのサンエー付近等についても継続して事業展開を図っていきたいと思っています。

 ただ、現在、県道32号の、先ほども説明したように、県道の改修事業も想定されていることから、それに合わせていきながら、私どものほうもそこの解決に向けて、事業を実施できるような形で今進めていくという計画はしてございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) この部分に関しては、一般質問等々で何度か取り上げさせていただいたのですが、平成17年の9月議会にこの件で質問いたしましたところ、そのときの答弁の中に4〜5件の物件補償が出てくると、そして金額的にも大まかに見積もって2億円から2億5,000万円ぐらいの予算が含まれてくるだろうと。ですから、すぐは手をつけるなということの答弁があったのですけれども、この部分で地権者のほうから了解を得られれば、皆さんが補助事業をやっているこの補助で、その予算も獲得できる、この補助金でできるというふうに理解していいのでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前10時33分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前10時33分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) ただいま御指摘の箇所については、一たん昭和56年に補助事業として終わった経緯がちょっとあるものですから、国、県、再度補助採択ができるかどうかについては、私どもが今すぐ確約はできませんけれども、私どもとしては当然補助事業、先ほど言った交付金も踏まえて、補助事業の中で事業実施をしていきたいと思っています。先ほど御質問の中で、その補償費の金額が2億円とか幾らとかになるという考えでいきますと、やっぱり市の単独財源だけでは厳しい面もございますので、引き続き県とも協議を重ねながら補助採択して、事業できるような形で進めてまいりたいとは思っています。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) この道路は以前から質問等で取り上げているのですけれども、もう当局も御承知のとおり、志真志小学校あるいは嘉数中学校、中部商業高校、それから琉球大学への通学路、そして地域の方々の生活道路として、たくさんの子供たちから大人まで住民が利用している、本当に重要な道路でありますので、この該道路も約50メーターぐらい歩道がないのです。この歩道がない部分がちょうどバスとか大型トラックとか通る道路なものですから、歩道がないために車道からみんな歩いているのです。毎日危険な状況でそこを通勤通学しているものですから、ぜひこの該事業で、補助金でもって事業できるように、ここはもう多くの住民が、本当に長年もう要望されてきておりますので、ぜひ市当局も対応していただいて、この補助金活用できるように、そして事業がこの部分もスムーズにできるようにひとつ取り組んでいっていただきたいということを要望しておきます。

 それでは、次の2番目の市報の全戸配布の状況と課題についてを質問したいと思います。まず、今年度の広報発行事業の予算が増になっております。印刷製本費が前年より20万円増になって、そして委託料、シルバーさんだと思うのですけれども、前年より11万5,000円の増となっておりますけれども、この増になった説明、予算の増になった説明をしていただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) おはようございます。それでは、平良議員のほうにお答えいたします。実は、この市報配布については、平成16年4月から全戸配布ということでスタートをしておりますけれども、今回、去年に比べてよりも議員おっしゃったように、11万5,000円ほどの予算増があるということについては、人口の動きと世帯数がその分だけ増になったと。戸数が多く、その分に係るシルバーの方々の手間暇等も出てきますので、その分だけの増、アップという形になっております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) この広報発刊事業に関しては、もちろん人口が、世帯数が多くなるわけですから、その分の増ということで毎年少しずつふえてきております。ことしも先ほど言ったように、今年度も20万円等々ふえておりますけれども。このシルバーに委託している部分、いわゆる自治会に加入していない未加入世帯の配布状況、配布状況の確認はどのようにやっているのか、御答弁をお願いします。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) それでは、お答えいたします。現在市報は4万部発行しておりまして、そのうち1万6,400ほどは各自治会の自治会加入者の方々、そしてシルバーさんのほうに委託しているのは2万1,500ほど、2万1,500ほどがシルバーさんのほうに委託をしておりまして、直接印刷会社のほうから公民館のほうに自治会分と、それからシルバー分を配布するという形で、そしてシルバーのほうは公民館のほうからそれを受け取って、以前に地図を作成したこの分については自治会加入です、抜けたものについてはシルバーの担当ですということで割り振りをされておりまして、そういうことを地域のシルバーの配布の担当の方が公民館のほうからその分を受け取って、各戸のほうに配布している状況ではありますけれども、現在転入転出について、以前は役所のほうから自治会のほうに、この方々が転出しました、転入しましたということは、その情報等についても自治会のほうに流れていたみたいなのですけれども、現時点では個人のプライバシー等の問題等もあるということで、このあたりも廃止されているような状況で、なかなか議員がおっしゃる、その転出転入したというところがなかなか見えない部分もございまして、我々としてもシルバーさんには、例えば電気がついている、ついていない、あるいは洗濯物がある状況、あるいはチラシ等がずっと長い間置かれていて、ここはひょっとして転出したのではないかとか、あるいは今まで回ってみて、新しくお家のほうに人がいるとか、そういうようなことは気をつけながら配布しながら、できるだけ漏れなく対応していただくようにということで、絶えずシルバーのほうとは調整はかけているところではあります。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 今、部長答弁ありましたけれども、アパート等に住んでいる人というのはもう出入りが多いのです。その確認等々、電気とか洗濯物とかこれで確認できるかどうか、非常に疑問なのです。結局入居された部屋、あるいは空き部屋、その情報がなければ、これシルバーさんに言ったって配ることできないです。自治会長さんにも確認したのですけれども、自治会ともシルバーさんともそういった話はないらしいのです、今は。どこがあいているのか、どこが入っているのか、そういったのをシルバーさんとの確認はされていないらしいです。自治会のほうも、以前は住民異動簿、これもらって、ああ、どこに新しく入ってきたのだなということで把握できたのですけれども、そういったものがなくて、今は、個人情報保護条例ですか、あれで簡単にそれがなくなって、自治会長さん自体もそのアパート、特にアパートの入れかわりがわからない状況だということで、そういうシルバーさんとのやりとりというのも全然今はないらしいのです。そういう状況で皆さん、ただシルバーさんに委託をして、それでいいのですか。どういうふうに考えていらっしゃるのですか。もう一度御答弁お願いできますか。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) お答えいたします。平良議員おっしゃるとおり、実は私どもも全戸配布ということで平成16年からスタートしておりまして、自治会の分についてはもともと自治会に加入している分で、班長さんを通じながらくまなく配布できるだろうと思っていますけれども、未加入の分については先ほども話をしたように、なかなか転入した、転出していってもなかなかわかりづらいような状況等がありまして、議員おっしゃるとおり、とにかくシルバーさんのほうに私たちもお願いをすると同時に、自治会のほうとも連携をとって、とにかく全戸配布するように頑張っていただきたいというようなことを考えているところで、お願いもしてはいるのですけれども、実は今、議員おっしゃるとおり、なかなかコミュニケーションが自治会ととられていないというのは、電話して行ったときに自治会長さんがいなかったとか、そういうようなことも、なかなか時間的なかけ違い等もあるという話も聞いております。

 それで、私どもとしては、今後について、市民課のほうで例えば転入転出がありますので、転入した場合に市報も同時に配りながら、何とかカバーできないかなというようなことも今、担当所管のほうとも話し合いをして、できるだけ転入した方については、希望であれば、いついつとかをめどにして配布しますとかいうような方法等で対処できないのかなということも、市民課とも調整をかけながら、とにかくできるだけ漏れがないような方法等で全戸配布は頑張っていきたいなと思っています。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 市内の世帯数がふえれば、それなりの数の部数をふやす、全戸配布をするために皆さんそういうような形でやっていると思うのですけれども。今年度も20万円ぐらいふやしているのですけれども。そういった中で、シルバーさんの市報配布に関して、自治会の会員の方々にも配られているところがあるのです。要するに二重に、自治会からも。自治会員なものですから班長さんが配って、またシルバーさんも配っているということで、自治会に、各世帯から自治会の会員から苦情もあるそうなのです。

 実際に私のうちにも2度ありました。1度目は、これはもういつ入れられたかわからない状況でポストに入っていたのですけれども、たまたま2回目、配ったときにお会いしたのですよ。女性の方だったのですけれども、「うち自治会員だから入っていますよ」と、「班長さんが持ってきますよ」と言ったら、「何で配るの」と言ったら、「余っているから」と、そう簡単に言いますよ。「余っているからどうぞもらってください」と。そういうことでシルバーさん、配っている方々もいらっしゃるのです。皆さんどういうような指導をしているのか。ただ配ってくれと、先ほど説明があったように、自治会に印刷屋さんから持っていって、では自治会の分と、自治会加入者の分と。残りは未加入世帯の分ということで、シルバーさんがそこに持っていっても、ただ持っていってもアパートというのはどんどん、どんどんふえてくるわけですから、シルバーさんわかりませんよ。皆さんのほうでどこどこ配りなさいというふうな指導をしない限り。この電気がついている、洗濯物が下がっている、こんな配り方がありますか。そんな、見ながら、暇ないです。電気ついているの夜ですよ。夜まで配っていないと思いますけれども。

 そういったこともたくさんあるものですから、皆さん本当にどういう形で解決していく計画しているのか。これ無駄金です。本当に無駄金です。配られていない部分。そして、空きアパートまで配っている部分、そう考えると無駄遣いです。真剣にどういった形で対応していこうと皆さん考えているのか、もう一度御答弁お願いできますか。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) 今新しい9月末現在での世帯数をちょっとチェックしてみたら、3万9,000世帯ございまして、自治会加入分と未加入分があるのですけれども、平良議員おっしゃる説明も重々肝に銘じているところなのですけれども。今後については、再度自治会長を含めて、それからシルバーさんを含めて、こういうような取りこぼし、あるいは二重に配布しているもの、どういうような現状なのかとか、もう一度集まって、そのあたりの対処策を検討していきたいなと思っております。よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、アパート等、特にアパートなのですけれども、集合ポストといいましょうか、そういったものがほとんどなのですけれども、そのポストを確認したこと、市当局としてはありますか。ポストに市報あるいはチラシ、そういったのがたまっていて、ちりになっている、そういうところが多く見られる。私、見ているのですけれども、皆さんはそういったところを確認したことはありますか。御答弁お願いします。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) 自治会加入の部分、それからシルバーさんが配る部分、その他、市のほうで、うちの秘書広報課の広報担当のほうで直接配る部分もあります。例えば市内の公共施設であるとか、学校とかというところも全部うちの担当のほうがじかに持っていって配っているのです。例えば長田の公務員宿舎とか、そういったものは全部配っているのですけれども、その回りながらの空きポスト等も実際には、今議員おっしゃる大きなアパートなんかのボックスなんかどうなっているかということについては、担当のものは現状等は確認しているようであります。そして、そういったものについてはシルバーさんにもようよう注意をしながら、この余分なもの等がたまっている場合については、できるだけどういう状況なのかは確認するようなという形での、お互いの話し合いを持ってはおります。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、もうこの全戸配布に関しては、市長が就任以来、約8年ぐらいになりますか、こういう方法で今全戸配布ということで、現在の方法でやってきておりますけれども、非常にこれまで見てきた中で、先ほどから申し上げましたように、無駄になっている部分が結構多く見られるのです。そういうことを感じるのです。だから、今のこの方法でこれからもずっと続けていく計画なのか。

 以前私も経験といいましょうか、これまでやってきたのをもっと強化しなさいということでお話し申し上げたのですけれども。もちろん自治会の会員の方々は、自治会の方々がボランティアで交代して配布されていますけれども、自治会加入していない方々、本当に必要な方、必要な方々は、スーパーにでも2〜3日に1遍は行くし、給油所にも1週間に1回は行くと思いますし、銀行にも1週間に1回は最低行くと思いますし、こういった皆さんが行く場所に、以前も置いてあったのですけれども、そういった場所に置いてもらって、置かせてもらって、そこに必要な方はそこに全部置いてあるからもらってくれという方法にするのであれば、まだ無駄を省けるのではないかなということを私思うのですけれども。以前もそういった形でやっていたのですけれども、置いてあるというのがわからないのです、市民のほうが。それで、何名かの方々から、なぜうちには配らないかという苦情があって市長も全戸配布と、今の方法になってきたのですけれども。こういった無駄が出る部分もあるものですから、公共機関、スーパー等々に置く方法もこれからまた検討すべきではないかなと思うのですけれども、そういったことに関しては検討する価値があると思いますけれども、どうでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) 先ほども申しましたけれども、銀行さんであるとか郵便局、それから先ほど言った中部土木事務所であるとか、それからその他です、スーパー、大きいところにも今一応全部配っているところではあるのです。さらに今議員おっしゃるとおり、例えばファミマがあったりとか、大きなスーパー等もありますので、そういったところまで今後手を伸ばして置かせていただくかというほうについては、今後できるだけ市民の全戸配布を趣旨目的としておりますので、要するにそのあたりも今やっている以上に、例えば郵便局とか銀行、そういったこともやってはいるのですけれども、例えば病院も含めてやっておりますけれども、その他の商業施設等にも配れる云々等については検討をして、その直接窓口である企業等とも調整をしてみる必要があるかなとは思っております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) もちろん全世帯に配るのは、これは非常にいいことだと思いますが、思うのだけれども、本当に今の状況を見ると配られていない部分があって、無駄になっている部分が結構あるのです。やっぱりそういった部分、改善できるところ、あるいは改善すべきところは改善をしながら、そして見直しをするところは見直しをして、無駄を省くような形で、もちろん市民から苦情のないような形で、方法をいろいろ考えながらぜひ検討していっていただきたいと思います。また、状況を見ながら、この市報配布に関しては質問をしていきたいと思います。きょうは、今回はこの程度でとどめて、次の質問に移っていきたいと思います。

 最後に、4番目の都市計画道路3−4−68号我如古線の整備についてをお伺いいたします。該道路は、昭和43年に都市計画を決定されて以来、今日まで42年余りが経過をしている都計道路であります。地権者はこれまで42年間も規制を受けて、自分の土地でありながら自分の土地を自由に使えないという現状の中で、都市計画道路の見直しのガイドライン、その策定により、都市計画道路は廃止をし、6メーターの道路の整備に向けて今進めているところだと思います。

 ようやくこの道路、見直し作業が始まったところでありまして、地権者を初め地域の方々が大変期待をされているところであります。これまで地域説明会も何度となく持たれて、見直しへの事業が地権者と一緒になって進められているところでありますが、その中でこの見直しとなる概略設計も終わって、住民説明会が先月、9月15日だったと思いますけれども、その前に8月31日に私どもも案内があったのですが、ちょうど8月31日、台風で説明会ができなくて、また延期になったということで、この9月15日、ちょうど私たちもこの案内がちょっと行き違いでわからなくて説明会出ていないのですけれども、その説明会の内容はどのような内容だったのか、まず御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) 平良議員の質問にお答えします。御質問の御指摘のとおり、当初8月31日に事業説明会するということで、公民館通じて地権者等にも案内をかけたのですけれども、ちょうどその日が台風に当たってしまって、やむを得ずその日は中止して、改めてまたその説明会の日程は連絡するということで、その中で今御質問のとおり、去る9月15日に我如古公民館において説明会を実施してございます。

 そして、その説明会の内容ということでございますが、1つ目は、その歩道整備のアンケート結果についてということで、これについては、先ほど議員御指摘のとおり、都市計画道路を廃止して6メートル道路という形で当初進めていた内容が、私どもがこれまでの説明会の中で、地権者の中で6メートルに歩道もつくのかとか、そういった要望等もございまして、改めてその地権者の方々から歩道整備の必要もあるかどうかというアンケート調査も行うということになりまして、そのアンケート調査を実施した結果についての内容の説明、そしてそれに伴って、そのアンケート調査に伴って、歩道の整備が、アンケートの内容では歩道整備も必要、地権者の方々はおおむね3分の2以上の方々が歩道整備も必要という認識でございましたので、その歩道を整備した場合については幅員構成、当然私どもが計画している、当初の予定していた6メートルの幅員では、歩道はちょっとつけられない状況があるものですから、歩道をつけるとなると幅員構成はこういう形になります。ただ、その幅員構成についても、若干アバウトというのはおかしいのですけれども、場所によってはちょっとその歩道の厳しいところもあるものですから、歩道も含めて9メートルから12メートルの範囲内でやろうということで、地権者の方々にそういう説明をして、そして3つ目についてはその事業のスケジュール、今後これについて、こういう形で進めていこうかという内容での説明をしたということでございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) はい、わかりました。部長、この説明会で地権者は当局から提示されたとおり進めていいということで理解されていたのでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。その地権者は納得したのか、参加者は納得したのか、同意したのかという御質問だと思いますけれども、私どもが説明会で実施して、その意見を聞いた範囲の中では、おおむね地権者はその道路、いわゆるその事業を進めることについては納得、理解してもらえたものと思っています。

 ただ、その参加者の方々からは、逆に今まで、先ほど議員御指摘のとおり40何年間ほったらかして、皆さん方こういう説明会しているけれども、説明会してもまた事業実施に至らないのではないかという云々の形です。逆にそういう話の中で、進めるのだったら、皆さんが進めるのだったら私どもも協力もするというか、早目に、本当はできるだけ早目に事業着手、そういったものを進めてもらいたいという参加者の意見としては、反対というよりはやるのだったら早目にやってもらいたい、早く進めてもらいたいというお話でございました。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) はい、当局からいただいた概略設計図を見せていただいたのですが、この中の起点部分と終点部分を見ますと、この部分だけ、これ今までの都計道路から線形が外れている、ずれているのですよ。そのずれた部分の、外れた部分の地権者もそこは了解しているということで理解していいのでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) ただいまの御質問にお答えします。起点、終点側の地権者はその内容で了解したかというお話だと思いますけれども、私どもが説明した中で、確かにその都市計画道路の中でいわゆる、間に道路を概略で入れてきたのですけれども、既存の道路との取り合わせの中で起点、終点、こういう道路を踏まえてこういう形でしか取りつけできないような状況とかもあるものですから、若干今御指摘のとおり、都計道路の形の中では、若干それよりはみ出る形の起点、終点側あります。

 ただ、それについては、今まで先ほども御説明申し上げましたけれども、幅員が6メートルというときには、そういう形というのを含めてあれだったのですけれども、今回その概略設計した中で、これから次年度に向けて、詳細設計、実施設計と、詳細設計を来年度一応予定しているのです。その中で実際の道路への取りつけとか、そういった形、そしてその土地のどういうところで取りつくという形も踏まえて幅員が決まった中で、その詳細設計でその地権者の土地のどの部分がかかるということも出てきますので、その詳細設計が終わり次第、途中でも必要であればちょっと考えているのですけれども、その詳細設計の進捗によって改めてまた地権者を含めて全員、起点、終点側も踏まえて、全地主への説明会も一応実施を考えております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 部長、この概略設計できているのですけれども、詳細設計を終えてから入っていきたいと。地権者への説明含めて、この外れた部分の地権者と話ししていきたいということの今答弁があったのですけれども、この詳細設計はいつごろ終わって、この外れた部分、この都計道路から外れた部分の地権者とはいつごろから話し合いを持っていく計画を予定しているのでしょうか。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。ただいま私どもがスケジュールとして持っていて、その今想定で進めている内容としましては、平成23年度において実施設計、詳細設計等を実施していこうとは思っています。それの進捗に応じて、23年度、来年にはその外れた側も含めて全地権者、その詳細設計の進捗にもよりますけれども、全地権者、そういったことで再度また説明会も持つということで今考えております。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) この整備事業のスケジュールが23年から27年までということの計画になっているのですけれども、ということは、あと5年です。5年の期間がかかるのですけれども、この期間は精いっぱいということなのでしょうか。まだ早い時期に該事業を完了することはできないのでしょうか。御答弁お願いします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時05分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時05分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。その事業をもっと早く、5年ということではなくて、もっと早くできないかという御質問だと思いますけれども、現在の私どものスケジュールからいっては、それが最適のスケジュールではないかとは思っております。実際問題としまして、私どもとしては都計道路にかわる道路を入れるということで地主ともお約束した話の中で、そして前部長、前々部長も踏まえた中で、単費でもその分については実施するということで地権者に約束した経緯がございます。

 ただ、どうしても歩道、幅員入れて9メートルないし12メーターということになりますと、私どもとしてはできるだけ、先ほど申しました交付金も踏まえて、そして防衛局からの補助金等も対応できないかも踏まえて、財源としては一応国、県の補助金も見込んで、見込みというよりは協議をしながら進めていきますけれども、私どもとしてはその事業については地権者ともお話ししたような形で、どうしても市としては単費投入でもやろうという話が出てきている状況でございますが、先ほど御説明したように、そうなりますとその5年でそれができるかということについては、若干私どもとしては厳しいスケジュールとは認識しています。ただ、その5年以内で実施できるように今事業、スケジュールを組んで対応しているという状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 平良眞一君。



◆18番(平良眞一君) 地権者はこれまで42年間、計画だけでずっと待たされて、規制を受けて、やっと動き出したものですから、できるだけ早く地権者が自分の土地を自由に使えるように、少しでも早く事業が完了するように努力をしてくれというふうに思っております。あとは、またこの事業、進捗を見ながら質問をまたやっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 以上で、私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(呉屋勉君) 以上で、18番 平良眞一君の質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午前11時08分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時24分)

 休憩前に引き続き、一般質問を行います。19番 上地安之君の質問を許します。上地安之君。



◆19番(上地安之君) ただいま議長のお許しをいただきました。通告内容に沿って、順次質問をさせていただきたいと思います。

 今回おかげさまで私もその28名の中の1議席を与えていただきました。今回の9月の選挙、その選挙を通して、さまざまな市民の声を聞く機会がございました。今回の一般質問、海軍病院を初め、若者の失業、あるいは雇用、多くの市民の声を聞いてまいりました。その声を受けて、この議会で当局との議論をさせていただきたいと思います。どうぞ向こう4年間、当局の皆様方としっかり議論をして、少しでも市民の一助になればというような思いで頑張ってまいりますので、どうぞ当局の皆さん、よろしくお願いをいたしたいと思います。

 市長は、沖縄県知事選挙に出馬するに当たって、今議会をもって市長職を終わられるとのことですが、市長就任以来さまざまな問題解決に鋭意努力されたことと思います。これまで7年と6カ月間、まことにお疲れさまでございました。

 本市はまさに最大の懸案事項である普天間問題の解決には、日米合意や安全保障の高い壁に立ち往生するなど、単純に市長や市民の思いだけでは解決に結びつけない非常に難しい問題であることは十分認識をするものであります。市長初当選以来、普天間基地の5年閉鎖を選挙公約に掲げながらも、いまだ公約は果たされるどころか、日夜生命と財産は脅かされている日々の連続であります。

 一方、まちづくり事業の行政運営を検証してみると、本来まちづくりに政治的なイデオロギーが優先してはならないし、地域住民や地域の活性化に支障を来すことは避けるべきであると考える。本市の事業において、イデオロギーが優先し、過去5年間、時間だけが費やされ、肝心な地域ニーズや地域の願いが失望に変わるなど、活性化に大きく後退し、地域に損失を与えている神宮周辺のまちづくり事業がその中の一つであると考えます。

 まちづくり事業については、後ほど質問させていただきますけれども、これまでの行政運営に関し、市長は市民のニーズにどれほどこたえられてこられたのか、予算の執行権者として未来のまちづくり事業の展望を示すことができたのか、自己の行政評価についてお聞きをし、あとは自席にて行います。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) おはようございます。上地安之議員の質問にお答えいたします。市長のこれまでの行政評価について、マニフェストに基づき御質問をされるということで承っておりますので、マニフェストに沿ってお答えしたいと思います。

 まず、教育政策マニフェストで、「大山田いも地区への分離新設校を検討し、過密化を解消します」というふうに訴えました。これにつきましては、大山田いも地区への分離新設校の建設を確定をし、今用地の買収をしているところでございます。平成26年度4月に開校を予定しております。

 次に、「嘉数中学校改築に引き続き、小学校あるいは体育館の改築を行う」と。特に嘉数小学校の改築、宜野湾中学校の大規模改造を行うなどとしておりますが、市として嘉数小学校の全面改築を行ってまいりました。宜野湾中学校の大規模改造をこの10月で全部終わることになります。それから、幼稚園あるいは体育館の改築など着手しております。

 「すべての小学校に外国人英語教師を配置して英語特区を実施します」と申し上げました。現在すべての小学校で外国人英語教師を配置して、英語特区、特区ということが変わっておりますけれども、実施をしております。小学1年生から6年生まで、1年生と2年生は1時間、3年生以上は2時間というのがこれまでの実績でございます。

 「中学校の短期海外留学制度を実施し、世界で活躍する人材を育成します」というふうに申し上げました。これについては、現在毎年10名の中学生の夏休みにおける短期海外留学制度を実施しております。

 「幼稚園での預かり保育を市内8幼稚園ですべて行います」というふうに申し上げました。これについては、市内のすべての幼稚園で定員20名程度を予定して、預かり保育を実施しております。幼稚園改築に当たっては、2階のほうに保育室を設けて保育室で実施をしております。

 「青少年サポートセンターを設置して、青少年の健全育成を取り組みます」と申し上げましたが、青少年サポートセンターを設置し、そのサポートセンターのもとで各中学校へのスクールソーシャルワーカーや、あるいはまた監視、見回りの皆さんの協力ということを取り組んでおります。

 それから、子育て政策でございますが、「乳幼児医療の5歳未満児までの無料化、入院医療費の義務教育終了、中学卒業までの無料化を実現します」と申し上げました。当選した年にその乳幼児医療の5歳未満児までの無料化を実施をいたしております。そして、同時に、入院費無料の、中学までの無料を実施しております。

 「志真志児童センターを初め、小学校区ごとの児童センター建設を促進しますと」申し上げました。志真志児童センター、仮称でございましたが、我如古児童センターとしてことしオープンをいたしました。小学校ごとの児童センターについては現在検討中でございますが、地域を回る放課後児童活動を本市として取り組んでおりまして、それは継続することにしております。引き続きこれについては本市の課題としてまいりたいと思います。

 「宜野湾保育所の改築と定数増、認可園の増園、認可外園への支援強化を取り組みます」と。そして「待機児童解消を取り組みます」と申し上げました。これにつきましては、宜野湾保育所の全面改築を行いました。定数をふやしております。さらに、認可園の増園につきましては、認可外園から3園、認可園に移行しております。それから、本市の既存の認可園から3園分園を実施しております。そして、またあわせて4園について増改築を行っておりまして、その際の定員をふやしております。現在ことしまでに555名の定員増をこの2期の間に行ってまいりました。

 また、ことしじゅうに認可外園から認可園に2園移行いたします。来年、再来年にさらに認可外園から認可園に移行する予定でございます。

 それから……

          (上地安之議員「議長」と呼ぶ)



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時33分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時33分)

 市長。



◎市長(伊波洋一君) 申し上げます。マニフェストに沿ってお答えさせてもらっておりますが、国保なども含めてさまざまな課題を取り組んでまいりました。市としましては、本市において、何よりも市税を、私就任のとき70億円だった市税が、ことし議会に提案してございます平成21年度決算にも示されておりますように88億円になりました。18億円ふやすことができました。あわせて本市の電子自治体化、いわゆる包括的アウトソーシングという形で現在の業務が統合されて、電子化による業務効率を一段と高めることができました。これにおいて、1〜2億円程度の節約並びに何億円分かの市民サービスへの業務事務の転換が行われております。

 それから、業務マニュアルシステムというのを実現をいたしまして、それによって団塊世代が定年で退職する業務の技術をその後任の皆さんに引き継ぐような、そういう仕組みができました。その意味で、本市としましては、毎年100から120の政策事業、総額にしまして40億円から60億円の政策事業を行っておりまして、そういう意味でこの間に600を超える延べ政策事業、340億円ぐらいの政策事業を行うことによって、市内における公園の新設、あるいは校舎の改築、あるいは乳幼児医療の無料化、あるいは福祉サービスの充実、他市においては、市内における補助金等がどんどん削減されている例が見られますけれども、本市においてはそのような削減はせずに、より充実強化をしていくことができました。というのは、市民との協働に取り組んでいる本市としましては、これからますます市内団体、各団体の役割が多いということで、その意味でそういう団体への協力を実現できたことは、本市として私7年いますけれども、財源を確保し、そして十分とは言いませんけれども、一定程度公約に掲げたことを実施できたことと思います。

 ただ、議員御指摘のように、普天間飛行場問題については、日米政府の対応というものが大きな問題でございまして、しかしながら私が8年前に就任をしたときに、県内移設によらない普天間問題の解決という1点においては、今県民が一つになってきたと、こう思っております。沖縄県知事、現県知事もそのようなことを県議会で申しておりますので、そういう意味で本市が取り組んだ方針は間違っていなかったと、こういうふうに思っているところでございます。

 引き続き、これらの方針のもとでやはり沖縄の問題、普天間の問題は解決されるべきであると、そして私は先ほど御指摘ありますように、今回職を辞して沖縄県知事選挙に立候補を予定しておりますが、普天間問題の解決を何よりも最優先に取り組んでまいりたいと、このような決意で今回の2期8年を終えることができることを、私自身は皆さんの御協力を得たことをうれしく思っているところであります。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 市長、本当に細かく説明いただきたいのですが、限られた時間しかございませんので。私が求めた質問内容については、それは行政評価、市長としての行政運営をする評価を、少なくともまちづくり事業についての評価について伺ったところなのです。決してマニフェストのやりとりをしようという話も私は一言も言っていません。一般質問臨む前にもそういった話は一言もしていません。

 特に政治的な基地問題についても今回触れようなんて思っておりません。それは解決がもうできない。これは原点そのものは、普天間の問題、市民の生命と財産をどう守るか、それがすべてのスタートなのです。県内だとか県外とかという議論ではない。そのような市民の立場に立って、そのような政治的な理想をどうこうしようなどという気持ちは毛頭ありません。生命と財産が脅かされている現在、このままではいつまでも理想ばかりで政治イデオロギーばかりに走って解決に至っていないではないですか。それはよろしいです。私が申し上げたいまちづくり事業、その中の一つ、先に進みます。海軍病院についてお伺いをします。

 海軍病院に係る神宮周辺のまちづくり事業、それは後ほどさせていただきますけれども、まずは海軍病院が着々と進む中で、うわさによりますと配水管の接続、市長は防衛局からの要請に対して拒否をされたというようなことも耳に入っております。当局の基地政策部長、あるいは水道局長にお伺いをしたいと思いますが、防衛局から以前からそのような接続についての話し合いは、水道局であり、基地政策部あったと思いますけれども、それはどのような内容だったのですか。そして、なぜ断ったのか、まずそこからお伺いをします。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。実際、海軍病院への給水を断った経過、いろいろありましたけれども、平成19年5月10日に那覇防衛施設局からSACO合意に基づく住宅統合計画、それから海軍病院移設に関しての配水管の布設に関する市の考え方、方針等について聞かせていただきたいということで、役所へいらしていただいて、その話がありました。

 その件については、本市としては海軍病院について、常々市長から好ましくないという発言をしていることから、上司を含めて庁内で再検討をさせてもらいたいということで、一たんは5月10日には帰っていただきました。そして、平成20年6月12日、再度沖縄防衛局から、北中側から給水1本を引き込んでいるけれども、海軍病院建設に当たっては、宜野湾市側からの給水が必要であると。再度宜野湾市の意向を聞きたいということでいらしていただきました。そのときには、市長は2期目に当選をして、マニフェストでも掲げてございましたけれども、政治的判断があって受け入れは困難であるということで、一応私のほうからはお断りをしているというような状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 水道事業管理者。



◎水道事業管理者(新田宗仁君) ただいまの質問に対して、水道局の対応について若干お答えします。キャンプ瑞慶覧への給水というのは、現行、北中のほうから今実施をしております。これ議員御存じだと思うのですが、復帰前の沖縄水道公社のほうから引き継ぐ形で昭和50年以降、4市町村が今その給水を行っていると。北中から1本でです。あとその部分についての経費はもらっています。

 その後、本市としては、瑞慶覧基地のほうへ宜野湾市から給水したいという申し出は過去にございました。その時点は海軍病院ということではなくして、認可が宜野湾市のほうで認可を受けている区域は、キャンプ瑞慶覧一部含まれますので、桃原市長の時代に宜野湾市からぜひ給水をしたいということは申し出てございました。

 しかし、これについては米軍さんのほうから、基地内の管も老朽化しているので、そこも含めて改修をお願いしたいということでございましたので、水道局としてはそこまではできませんよと。あくまで給水するのであれば、中の貯水タンクも含めて、そういう形で整備をしていただきたいと。本市としては、ぜひこちらから給水もしたいということでやっていました。その後、海軍病院等に関しては、先ほど基地政策部長がおっしゃったようなことは、さきの3月議会で呉屋等議員に前局長が答えたとおり、そういった文書等で、あるいは口頭受理簿で理解はしていました。

 ただ、本市水道局において、水道法の15条で、申し込みがあった時点では水道局はやむを得ない理由がない限り断ることはできませんので、それ以降、本市水道局に対して米軍さんから、防衛のほうから給水の申し込み手続がなされていないということで、本市としては具体的な協議に入っておりませんので、そういった相手方から給水申し込みがあれば、水道局はやむを得ない理由がない限りは、これは法律上断ることはできませんので、たまたまその件に関しては、局のほうから、あるいは米軍さんのほうから給水の申請がなされていないということがあって現在に至っているということでございます。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) それは、市長が政治的な判断で拒否をしたから申請がなかったのですよ。それは、局としては接続の意向は当然持っているわけなのです。確かに今水道局長が言われるように、市長が政治判断を持って瑞慶覧基地に供給をされている、一括給水をとめるという話ではない。それは昭和50年、協定も交わされています、2村2市で。その覚書、協定の内容によって、我々は22.数%の毎年4,100万円、もしくは4,200万円の収益事業として利益をいただいているのです。それをとめなさいという議論ではないのです。もちろん市長もそれをとめたという認識を持っていない。給水を拒否をしたという話ではないのです、その事案は。

 しかし、市長、あなたが拒否したおかげでその事業がどうなったか。それは市長、海軍病院として特殊な医療施設であるものですから、災害に、万が一に備えて、別配管をしなくてはならない、その準備を防衛局は進めてきたのです。ですから、本管がでいご通りまで来ているから、宜野湾市の理解をいただければスムーズにそれが接続できて、万が一の対応型としてそれはつなぐ準備をしようとしたのです。

 それを拒否をしたおかげでどうなったか。設計の変更ですよ。それは、沖縄市のアッパープラザから、ライカム周辺のアッパープラザから普天間神宮、それから海軍病院までその事業を新たな事業を防衛局は変更しなくてはならないことになったのです。そして、あなたは拒否をすることもできる。この二次災害に向けてその設置義務という法的な根拠はないのです。それは、あくまでも準備なのです。ですから、法的にあなたが拒否をしたという話でもない。それも十分理解している。しかし、ここで何が発生したか。設計の変更、沖縄市からですよ、沖縄市から。これだけの事業増として、新たな負担を防衛局に担わすようなことになったのですよ。そこで発生してきたのは何かというと信頼ですよ、信頼。あなたと防衛局の信頼というのが大きくここで崩れてくるわけです。

 まちづくり事業に政治のイデオロギーがあってはならないということも冒頭で申し上げました。それを普天間神宮の周辺の神宮寺であり、周辺の再開発事業、まちづくり事業に大きく影響が出てくるのです、あなたの信頼では。それは、当然当局についても防衛局に予算の折衝、あるいはまた修正業務もこの去る6月に出ているかもしれませんけれども、事業化に進むに当たって当局は大変苦労されますよ。あなたがそういったスタンスをとったおかげで。あなたはそれで満足かもしれません。行政の責任者として、政治の責任者ではない、行政の責任者として大きくこのまちづくりが後退をし、5年間空白になっているではないですか。しかも今回のあなたの行為というのはまさしく信頼を失ったと言っても過言ではないと思います。

 私が申し上げたいのは、その信頼関係を失った上で今後の防衛局と絡む事業に多大な影響が出てくる、それを危惧をしているのです。それの一つが普天間神宮の周辺再開発事業、それが16億円の総事業費、その75%、あるいはまた市道11号、50億円の総事業費、これだって防衛局との絡みです。すべて上位団体の補助団体としての信頼を失った上で、事業化をしなくてはならない。苦労するのはあなたではない。当局が苦労し、損失は市民が大きな損失をこうむる結果になるのです。ですから、この給水については、給水についてはあなたが反対しても結構でありますけれども、今後のまちづくり、普天間神宮のまちづくりに影響ございませんか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時49分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時49分)

 市長。



◎市長(伊波洋一君) 上地安之議員の質問にお答えいたします。海軍病院の建設については、私は第1期の就任のときから議会質問の場で、これに反対であることを明確にいたしました。そして、2期目においても、マニフェストにおいて、海軍病院については、文化財が存在する由緒ある旧普天間集落地域への施設建設はふさわしくなく、国に対して建設計画の変更を求めますということを申し上げて当選をさせていただきました。

 そもそも本来この海軍病院は、この普天間地区につくられるべきものではございません。伝統的な埋蔵文化財地区、あれは全域が埋蔵文化財地区なのです。それを無視して強行的に建設しようとしたのがこの計画です。これで着手しようとしたのも何年もおくれております。というのは、すべてを掘り起こさなければ駐車場もつくれないからです。毎年毎年、億単位の埋蔵文化財調査をしています。

 今議員御指摘のコストの問題で、導水管の話ですけれども、そもそもこういう、本来ならば沖縄の集落が、集落の住居地がある周辺に、その数倍も原野が広がっています。あえてこの旧普天間集落をこの建設地に選ぶということ自体が、これは沖縄県民を無視したものであり、私たち宜野湾市民を無視したものなのだということを訴えているわけです。そのことに対して、今まで私はもちろん協力はしておりませんし、反対であります。そもそも沖縄から海兵隊がグアム島へ移るということが現実にある中で、あえてこのような海軍病院をここに建設するのか。グアムでも海軍病院が建設されようとしております。そういうことをやる無駄を私たちはやはり指摘しなければいけないと、こう思います。

 まちづくり事業ですけれども、普天間飛行場周辺まちづくり事業です。私たちにとっては、海軍病院のためのまちづくり事業ではありません。普天間飛行場という本市のど真ん中に居座るこの飛行場があって、そしてそれだけの爆音やさまざまな被害を受けている本市として、普天間飛行場周辺のまちづくりを実現するために取り組んでいる事業です。それを海軍病院とだけくっつけて議論するということはあってはならないと、このように思います。私たち市としましては、その立場でこの普天間飛行場周辺まちづくり事業を、軍のためではなくて、市民のためのまちづくり事業として、計画を変えて策定をして取り組んでいるわけです。

 そこで問題なのは、軍との交流の必要性というものをぜひ入れてくれという文言の調整がありまして、その文言の調整については合意をして、民主党政権のもとで今進めているわけです。議員御指摘のように、沖縄防衛局という局を議論するのではなくて、日本政府や米国政府と話し合いをしながら、我々があるべきまちづくりをつくっていくことが大変重要であると思います。その意味で局も理解を示して、今回いろいろ調整の中に入っておりますので、海軍病院の建設については、これはこれとして市の立場を私は貫いてきているわけでございます。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 決して市長、海軍病院と事業を絡めているという話でもない。その普天間のまちづくり事業というのは、防衛局予算を皆さん方は利用して、その一帯の活性化を図ろうとしているわけでしょう。そのときの信頼を失いますよと。すべてが政治が前方に出て、行政の責任者として事業化に結ぶところは、それはやっぱり歩み寄るところも必要だと思うのです。それは政治家としてはいいかもしれません。市長として、行政の責任者としてはどうかなと思います。

 市長、今答弁の中でアメリカとの交流事業の話に触れていました。たしか基本構想は、前任の比嘉前市長、その補助金申請をされましたね、平成14年。基本構想の補助金申請です、それ14年です。その後に市長が伊波市長が就任をされていく。基本計画の補助金申請は、市長、あなたの名前で申請されているのです。その事業目的、事業目的の中にも含まれています、アメリカとの交流事業。何でそれ、今さらアメリカの交流事業の修正というのが出てくるのですか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午前11時55分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午前11時55分)

 市長。



◎市長(伊波洋一君) 上地安之議員の質問にお答えいたします。この同事業で行われていますのが、例えば那覇市の野球場、新しい野球場です。それから、うるま市の福祉センター、看護学校なのですけれども、要するに文言の中に、「米軍との交流」という文言を入れることが必要であるという指摘がございまして、従来我々は在沖外国人、あるいは市内外国人との交流という範疇の中に米軍を入れていたわけですけれども、この外国人という表現の中ではなくて、米軍人として明示してほしいという要望が示されたので、その文言を入れることについて検討をしようということで調整をしているわけです。

 いろんな経緯がございます。最初は費用対効果が少ないのではないかという議論がございました。それから、それを調整しながら計画をつくったのですけれども、あわせて今そういうことが途中で出まして、その調整をしております。それは相手のあることですから、防衛局なりの、この要綱なりの、そういったことで言っているものであるというふうに理解をしております。だから、うるま市の福祉センターや、あるいは那覇市の野球場が直接米軍との交流を目的につくられているとはだれも思いませんけれども、その文言が必要であるという御指摘を受けているので、そのことを調整しながら、ではつくっていきましょうというふうに進めているところなのです。



○議長(呉屋勉君) 午前の会議はこの程度にとどめ、残りの質問については、午後1時30分から行います。その間、休憩いたします。(休憩時刻 午前11時57分)



△午後の会議



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後1時30分)

 午前に引き続き19番 上地安之君の質問を許します。上地安之君。



◆19番(上地安之君) 午前に引き続いて質問を行いますけれども、市長とこの海軍病院を初め、あるいはまた普天間神宮周辺のまちづくり事業についての議論を交わさせていただきましたけれども、もう少し整理をさせていただきたいのですが、神宮周辺の再開発事業が5年間空白状態にあります。先ほど市長の答弁の中に米軍との交流関係の文言挿入が、挿入に時間を要している、その調整をしているというようなお話でありましたけれども、ずばり5カ年間その事業がとまっておりますけれども、とまっている理由は、それはもう市長はよろしいです。企画部長のほうでお願いいたします。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) それでは、お答えいたします。午前中も市長のほうから答弁がありましたけれども、14年度に基本構想を作成しました。そして、承知のとおり16年度において基本計画をつくったということで、次の、次年度からは、17年度からは実施計画ということで事務上進んでおりましたけれども、実は当初は議員承知かと思うのですけれども、その神宮の後ろ側あたりを面積として、要するに開発地域ということで入れてあったのですけれども、そこは防衛とのその基本計画をつくった段階で、こういうような状況では市長も先ほど申し上げておりましたけれども、費用対効果がどうなのかと、要するに物件補償等が多いというようなことがあって、そしてその後、神宮さん、それからお寺さん、金城さんのところも自分たちの駐車場として今後計画等もあるというような等々がいろいろございまして、そしてだんだん今現時点延び延びとなってきたというのが今の現状です。

 そして、その中に加わったのが米軍との交流等の問題もあるよということで、大きなのは、とりあえずは、費用対効果はどうなのかと、そしてその後計画したその神宮の正面のところ、そして旧消防跡、そして山田家のところということで、基本計画を出した後、見直しということで調整をかけた現状が今新たな見直しとして今回の補正の予算に乗っけている状況等を加味しながら展開していこうというような内容になっております。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) ということは、事業の見直しがあるということになるわけですね。当初16億円の総事業費の計画になっておりました。その中の7割が用買費用、その用買費用だけについては費用対効果が、あるいはまちづくり事業としてのふさわしさに欠ける、それが防衛局の説明だと思うのです。となりますと、用買の7割の事業が大幅に変更されるというふうに理解していいわけですね。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) お答えいたします。今上地議員おっしゃる16億円というのは、基本計画をつくった後、要するにその見直し、見直しの段階で次のステップ、実施計画を踏もうとしているときに、策定していこうとするときに防衛と調整したのが今言う、この3カ所のポイントでやっていこうというのが見直し案なのです、当初の。

 要するに今おっしゃった当初案というものは、ひょっとしたら50億円ぐらいの予算等があったのです。要するに先ほど言ったように、宜野湾北中城線の後ろ側が米軍側のところでしたので、かなり面積等もあって、あの部分でビルディングが建っているもの全部こう撤去して、そのあたりを含めての面積と想定しておりましたので、今上地議員のお手元にある資料については、その基本計画をつくった後の見直し分の16億円だと考えていただければと思います。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 部長、ですから、16億円内外の総事業費というのが出ているわけです。その中の7割が用買費用にかかる。したがって、それではまちづくり事業にふさわしくないというような局の説明だと思うのです。

 今回修正をかけるということは、それは大幅な事業の見直しが出てくるということです。つまり7割の用買費が一つのネックになっているわけです、今の説明からしても。それが大きく変わるということですね。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) お答えいたします。今見直しということで16億円、その見直しというのは、先ほど申しましたけれども、神宮前の正門のところを取っ払って国道330号沿いから大きく見えるような、その鳥居等が見える形にしていこうというようなところと、旧消防のところと、それから山田家のところを今見直しとしてやっていこうということで、そしてもちろん今言うように、この基本計画、今コンサルも入れてこういった、今まで局のほうと調整をしてきた内容等が、今言うこの費用対効果の件でもかなり指摘を受けていますので、このあたりも含めて、今後その3つのこの場所を想定しながらどういうまちづくりができるかと。

 例えば、では費用対効果についてもどのぐらいどうふやすことができるか、どういうような状況でいいまちづくりができるかということを、今後今の見直しの段階で検討していきたいというふうに私考えております。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) それはいいでしょう。本来のその事業が遅々として進まなかった理由というのは、費用対効果というのはこれは表向きの話だと思います。それを事務段階で、皆様方には防衛局からそのようなお話があったかもしれない、あるいはその修正に取りかかっているかもしれない。やはりそれこそ政治がかかわってきているわけです。それは何かというと、最終ネックは市長の考え方一つです。アメリカとの交流です。その文言がすべてだと思っています。そうではないですか。



○議長(呉屋勉君) 企画部長。



◎企画部長(城間盛久君) お答えいたします。その件につきましては呉屋等議員とも3月議会何度か話をしてもらいましたけれども、実はこの件も局のほうからは費用対効果をあわせて米軍人との交流をどう図るかということもプログラムの中には入れないとだめですよということは、指摘を受けているのはあります。それで、私どももこの間、去年から一昨年にかけてはその文言の、市長のほうも先ほど言っていましたけれども、文言の表現等についても局のほうとはある程度こういう方向性で行って大丈夫ですかねというような形で、こういう方向性で行きますというような形での、私どもとしても詰めは局のほうとはやっているところではあります。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) それでは、内部調整は既に終了したというふうに理解してよろしいですね。要するに市長が米軍との交流事業も含まれる、事業の目的に。それは、市長は了解をしたというふうに理解をしていいですね。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 上地安之議員の質問にお答えいたします。先ほど申し上げましたように、この事業の目的の中に米軍との、米軍人との交流というのが含まれているという指摘があるので、市としましても従来外国人という表現をしていた表現の中に米軍人というものを表現として入れましょうと、文言の調整でございますが、そういうふうに考えております。

 もちろん、しかし、ここでつくられる施設は市民のための施設でございまして、その中のメニューの中にどういうのが米軍との交流として入れられるのかについては、今後とも研究をしていくということであります。米軍の交流のための施設というよりも、それを包含しているということを表現していこうというふうに合意したわけであります。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 市長、そうではなくてはならないです。ただひたすら反米反基地だけ唱えていてはまちづくりはできません。まさしく今市長のその米軍人との交流事業も包括的に、米軍のための施設ではないということも十分理解しています。まちづくりなのです、それは。ですから、市長の考え方一つで、このようにスムーズな形で折衝ができていくわけです。それを午前中から申し上げているのです。そういったことを。

 それ5年前にそのように歩み寄りがあればもっとすぐに、先に事業が実現していたかもしれない。そのようなこの理想ばかりで、政治的なものばかりで事業がとまってはならないし、少なくともまちづくり事業にそれがかかわってはならないというような認識を持っているのです。ですから、政治半分、行政半分なのです。少なくともまちづくりにはそれは、イデオロギーは入れないほうがいい。

 今回の市長の文言挿入については、これは新たな一歩に進みます、間違いなくこれ進みます。あとは企画部にしても局との話し合いが進めやすいです、それは。そういうことになるわけです。ですから、5年間、少なくともあなたはこのような文言で引っ張ってきたという損失ははかり知れない。それは、答弁は必要ありません。

 申し上げたいことは、まちづくり事業に市長の政治の理念でありイデオロギーが左右されて、遅々として進まないことにあってはならないというような私の認識であるということはどうぞ理解をしていただきたいと思います。

 それと、もう1〜2点それにかかわる確認をさせていただきたいのですが、海軍病院は市長は好ましくない、今でも反対している立場かもしれません。しかし、建築基準法の範囲内でどんどんこれは建築はされております。そして、間もなく完成を迎えるでしょう。その完成を迎えたときに、その医療機関との連携、例えば琉球大学のその医療チームあたりとインターンシップ制度を導入してそこで医療技術の向上を図っていく、あるいはまた緊急体制のこの市とのかかわりを持っていく、それも嫌なのですか。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 上地安之議員の質問にお答えいたします。海軍病院がいつ提供されるかは定かではございません。あと何年かかるかわからないです。建物はつくられておりますけれども、その周辺、幾つもの施設の建設計画がございます。それも一つ一つ、毎年毎年、周辺を、土地を、埋蔵文化財調査をして、そして最終的に駐車場をつくって運営されることになろうと思いますけれども、今議員御指摘のこの海軍病院が、実際どういう病院になるかということについても定かではございません。

 と申しますのも、既に沖縄からグアムへの1万人を超える海兵隊部隊の移転というのがもう動きますので、そういう中でこの海軍病院がどういうふうな位置づけになってどのように運営されるかということについても示されておりませんので、今議員御指摘の琉大病院との連携とかそういったことがあり得るのかどうかも定かではありません。

 市としては、海軍病院について今のところどういうことについてもまだ考えをしていないところでございます。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) それは先のことかもしれませんけれども、いずれ伊波市長の後の市長がそこら辺のいい連携が図れることを期待をしたいと思います。

 次に進みます。都市機能用地について、都市機能用地への企業誘致についての質問に移らせていただきたいと思うのですが、二転三転しました。ここに来まして第1街区の再公募された後、企業立地検討委員会で検討され、サンエーさんがそこに立地をされる、その委員会のほうから答申がされております。恐らく庁議もその内容どおり決定するでしょう。そのように決定されるのですか、まずそれから確認させてください。



○議長(呉屋勉君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。平成22年5月28日に土地開発公社より第1街区の買い戻しが完了したことを受けまして、本市としましてはこの公募要領を作成しまして6月2日にホームページに掲載をして周知をしたところでございますけれども、今議員がおっしゃいましたとおり、その後、8月30日に市長より諮問を受け、計4回の企業立地検討委員会を開催をしまして、申し込み企業の調査、審議を行いました。そして、途中で3社のうち1社辞退をしまして、その後企業立地検討委員会の中では、その残りましたその2者のほうを企業立地検討委員会のほうで審査等をやりまして、株式会社サンエーさんを企業誘致するということで選定をしまして、そして9月30日に市長へ答申をいたしまして、その後、10月7日に庁議において決定をしております。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 経過の説明ありがとうございます。市長、その点についても市長には耳の痛い話をするかもしれませんけれども、よく聞いていただきたいと思います。私は、当時第1街区の処分をホスピタリティ・ネットワーク、そこに処分をし、その会社が現地法人を立ち上げて法人市民税が宜野湾市に落ちる仕組み、その会社のほうで譲渡をし、その会社が150億円の総事業費をかけて地上34階、地下1階のホテル事業の計画がありました。市長、あのときの議論を覚えていますか。私は再三申し上げました。非常にこの会社では厳しいですよと、毎回訴えてきました。そのときに私は市長にも申し上げました。一体その事業が頓挫したときにだれが責任をとりますかということも申し上げてまいりました。

 市長、覚えていらっしゃると思います。議事録を開いてください。再三申し上げてまいりました。しかもあなたの公約に、4年前の選挙公約にもホテル計画をここに、マニフェストに入っているのです。しかも2,000人の雇用をする。当時新聞も大々的にアピールをしておりました。新たな観光産業の立ち上げ、その地域で興していくのだということもおっしゃっておりました。あるいはまた、税収効果もかなりの効果をというような内容の新聞報道等もございました。繰り返し申し上げますけれども、私は当時、総事業費の150億円、その資金計画についても開発金融公庫、あるいは市中銀行等を調査をさせていただきました。非常に厳しい結果であったのです。ですから、後悔してはならない、空白をつくってはならない、したがって、見直すべきではないかということも提言をしてまいりました。あなたは全く聞く耳を持っておりません。しかも、当時の企業立地検討委員会の会議録あけてみてください。ありきで進んでいるのです、ありきで。

 ここに座っておりませんけれども、安里猛、当時助役、何ておっしゃいました。伊波市長がトップセールスでその企業を誘致してきたから、皆さんそれで進めてもらいたいというような議論なのです、ありきです、ありき。あのときの審査はどうなったのだろう。少なくとも市長、5年間の空白というのもここでも発生してまいりました。あなたの責任です、あなたの責任。確かに今回買い戻しをして企業に処分をしていく、その処分方法についても埋め立ての積み上げ価格から鑑定価格に変更されて、4億円の収益があるからいいのではないか、そのような考え方を持っていたらおかしいです。

 少なくても市長、あなたはここで改めて謝罪すべきだと思います。当時議論した、あれだけ掲げてあれだけ議会から言われていながら、あなた聞く耳を持たなかった。あなた日ごろ言います、行政と議会は両輪だという表現をあなたよく使います。議会からの提言にまさしく聞く耳を持たなかった。反省すべきではないですか。市長、お答えください。まずその点からお答えください。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 上地安之議員の質問にお答えいたします。8年前に私市長に就任したときに、この都市機能用地への企業誘致というのが大きな課題の一つでございました。既に前市政の中でいろいろとダイエーでありますとか、あるいはほかのディベロッパーとの関係もありまして、裁判もしまして、裁判をして、そして公募ができるようにして公募に入ったわけであります。公募の過程の中で、公募で確定をし、そして進めてきたわけでありますが、そこにホテルを誘致をしたいというのは、私の当初からの意向でございます。

 そういう流れの中で、当時沖縄観光がどんどん進む中でも、まだホテル需要が大きいということでありました。それでいって着地をして、この間の、今御指摘のホテルを含めて建設が決まったわけであります。ところが、やはり全日空が新たなホテルチェーンを、全日空チェーンをそのホテルのチェーンに移していくという流れの中で、そのブランドが使えなくなると。それから、さらに違う形でスタートしていく。世界的なシェラトンのブランドで新たなディベロッパーのもとで、会社は一緒ですけれども、ディベロッパーの協力のもとで取り組んでまいりました。おかげさまで第2街区にホテルが立地しております。170を超える部屋を持つ、およそ700人の定員のホテルが立地をいたしました。

 今回、本市としてはこのディベロッパーのいわゆるその破綻といいますか、それを受けて買い戻し特約条項を活用して土地を買い戻し、そして今回新たな公募ということで、地元の大手のサンエーさんが、サンエー宜野湾シティ(仮称)を立ち上げることになりました。

 そういう意味では、私自身としては確かにホテルを誘致しようとしてきましたけれども、それは残念ながらできませんでした。そのかわり、隣の第2街区に我々が予定していなかったホテルが実現をいたしました。今回、やはり市民のためのこのサンエー宜野湾シティがこの場でそこに立地することができることは、また私たちとしましてもコンベンションシティのもう一つの側面をしっかり支えていただけると思いますので、歓迎しているところでございます。

 税金の話も含めて、あと当分はあると思いますけれども、およそ700名の雇用がこのサンエー宜野湾シティで生まれる予定でございますし、税金も固定資産税、あるいは法人税等で7,300万円を見積もっております、年間です。

 そういう意味では、本市の第1街区での新たに決まります、決定しておりますサンエーの進出は本市西海岸にとって大変有意義なものになったと。紆余曲折ありましたけれども、私自身2期の任期中にこのようなところまでいけたことは、私なりによかったことかなと思っておりまして、確かにその場その場の議論はいろいろございますけれども、市としては一貫してここに企業誘致をしていくのだと、そしてぶれない立場でその来る企業を支えながら取り組んできたと。その結果としてサンエー宜野湾シティに結びついたわけですが、これからも宜野湾西海岸を含めて、普天間飛行場の跡地を含めていろいろと宜野湾は変わってまいります。そういう意味で、今回、都市機能用地全域が埋まったことはよかったのではないかと、こういうふうに私自身は評価しております。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) 自己評価としてそれは処分ができる体制ができたから、ある一定の税収効果がある、あるいはまた雇用効果もある、したがって結果オーライというような表現です、今のは。一貫してぶれないという話もありました。これこそ、これこそぶれた政策です。あんなに大々的に第1街区にホテル計画、第2街区にホテル計画、そしてコンベンションを核とした500万人の集客をそのホテル事業としてそれを迎えていく、その体制づくり、しかもその地域というのは観光振興の指定地域、あるいはまた情報通信の指定地域、しかも国道バイパスが今沈埋トンネルも完成間近、完成したのですかね。間もなく空港と直結道路、将来の展望としてマリーナも存在するし、果たして悔いが残らないのだろうか。確かに処分できたことについては、それは評価もしなくてはならないと思います。将来、今の判断ではなくて将来、果たしてこのエリアに当初どおり市長がぶれないで、その理念に基づいてホテル事業であり、新たな核施設の企業誘致をできれば、それは市にとっては南の玄関口として大きな展望が見えたものだと思うのです。

 ですから、今回はサンエーさんに決着、土地処分であり、事業が進めることだと思うのですが、それは結論としてよろしいでしょう。しかし、あなたが進めてきたものについては非常に疑義もあります、疑義。5年間の空白。5年間の空白というのは、これこそまた市民にとっても損失も与えていますし、それは一つの反省として、反省として知事に就任されたらその反省を生かして頑張っていただきたいと思います。

 全体的に第1街区、第2街区、第3街区、第1街区については今市長からもあり、また市民経済部長からも少し説明がありましたけれども、総合的にその第2街区の処分、当初ジョイントコーポレーション、あるいはまた第3街区についても企業誘致として、中身は置いておいて誘致をされております。問題は、契約する前の段階で、協定書を締結する中で、雇用の問題等が、あるいはまた市内の商工事業者とのかかわりというような協定が結ばれております。そのエリアでどれだけの雇用が生まれたのか、宜野湾市民がどれだけの雇用が生まれたのか、その説明をください。



○議長(呉屋勉君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。まず、今西海岸の雇用はどれぐらいかということでございますけれども、ムーンオーシャン宜野湾ホテル&レジデンス、雇用者が39名です。ラウンドワン宜野湾店の雇用者が175名、それからこれから建設されます株式会社サンエーさんのほうが雇用者700名のうち新規契約者が500名ということで、あとの200名につきましては、これは各テナントとかアルバイト生ということでの700名でございます。



○議長(呉屋勉君) 上地安之君。



◆19番(上地安之君) ぜひともそれは協定を結んで契約をして処分をする、それだけで終わってはならないし、今後のこの雇用政策、それをやっぱり追いかけてもらいたいし、実際に宜野湾在住の何名が雇用されているのか、あるいはまたこの依頼もしなくてはならないし、処分だけがすべてではないと思います。

 先ほど市長が、税収の話もありました。私が市長に就任して税収が20億円近く増額になっているというお話がありました。市長、固定資産税を含めて税額は増額になっているかもしれませんけれども、この雇用政策、若年者が5,000名余り、宜野湾市失業者が出ているのです。若年者の17%が失業者。数で言うと5,115名、この5,115名の何割が、何名がこの今回の都市機能用地で反映されたのか、それまでやっぱり整合性をとって、それを追いかけるような形をしないと。税収が、これある意味で自然増みたいな形で税収はふえたかもしれない。ですから、それはやっぱりそういった雇用政策についてもしっかり追いかけていただきたいし、あるいはまた扶助費、企画部長、扶助費、市長が就任して幾らふえたと思います。大変なものです、これは。21年度決算で69億円です、69億円。その中の生活保護費が前年度4億円増です、現在22億円。しかも法人市民税、市長が就任して8,000万円の法人市民税が減っているのです。それこそ経済政策が十分でない、雇用政策も十分ではない。しっかり、やっぱり企業誘致をするからには、雇用政策についても採用についても市の職員も含めて、市長も追いかけていって、それこそ企業誘致ではないですか。そういったものをどうぞ今後進めていただきたいと思います。

 これにて一般質問を終わりますけれども、幾つかあと通告もしておりましたけれども、次の機会で残りについては質問をさせていただきます。どうぞ市長、これまでの7年と半年間の経験を生かして県知事に挑戦されますけれども、どうぞ御健闘をお祈りを申し上げて一般質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 以上で、19番 上地安之君の質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 暫時休憩をいたします。(休憩時刻 午後2時04分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時21分)

 休憩前に引き続き一般質問を行います。桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 皆さん、こんにちは。ただいま御紹介にあずかりました桃原朗、議席番号10番でございます。まず、新人議員の中ではトップバッターということで多少緊張しておりますが、一般質問、皆さん方の御回答をよろしくお願いいたします。

 去った9月12日に本市の市議会議員選挙を行いまして、36名の方が立候補し、今議席でお座りの皆さん方と喜びをともにしておりますが、その中で、行政機関と一緒に連携していきながら、本議会、また本市の行政に携わる皆さん方とも協議しながら一生懸命頑張ってまいりたいと思います。

 まず、私の質問ですが、市内小中学校の校舎の改築計画についてお伺いしたいと思います。今後改築する校舎には、学校内の防犯対策として、防犯カメラの整備を予定しているのか、お伺いします。あとは自席から質問したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 指導部長。



◎指導部長(下地邦敏君) それでは、お答えいたします。市内の防犯カメラの設置状況でございますけれども、現在小学校3校、中学校1校、そのうち小学校の1校、中学校の1校においてはモデル校ということで、平成21年7月から設置をしているところでございます。現状としてはそういうことであります。

 これからどういうふうな方向でということですけれども、モデル校としてのこれまでの実績から、不審者の未然防止についての効果性というのが評価されておりますので、そのことを踏まえて今後の整備については検討をしていこうという状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) ただいまの説明は、行政側の段取りといいますか、そういうことで進んでいると思いますが、地域の方との連携はどのようになっていますでしょうか、お聞きします。よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 指導部長。



◎指導部長(下地邦敏君) お答えします。安全対策に関しては、当然学校に登校する登校時、それから下校するときの下校時、学校以外の中でもいろいろ安全対策は必要ということでございますので、このあたりに関しては、当然学校から登下校を基本とした各家庭の子供さんへの安全指導は、学校としては基本的にお願いをしているところでございます。

 それから、登下校の時間帯には地域の、議員の皆さんも大変協力していただいていますけれども、安全指導とか、それから防犯パトロール等もPTAの方々が実施している地域もございまして、そういう意味では地域の方々の協力を得ながら実施をしているというところでございます。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 私、以前に中学校の教諭の方々が、これはそういう防犯上の訓練だと思いますが、さすまたを見た覚えがあるのですが、こういった防犯器具等の設置というのは各校すべてあるのでしょうか。ちょっとお伺いします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時26分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時27分)

 指導部長。



◎指導部長(下地邦敏君) お答えします。さすまたに関しては、万が一学校に不審者が入ってきたときの防衛策としての道具ですけれども、これは各学校に現在配られている状況ということです。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 市内各校における防犯対策に関する対応マニュアル等の策定状況、現状の対応状況について伺います。市内各小中学校における防犯カメラの設置状況及び未整備学校に関する今後の対応については、どういう対応をしているのでしょうか。お聞かせいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時29分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時29分)

 教育部長。



◎教育部長(宮平良和君) 桃原朗議員にお答えします。設置状況につきましては、先ほど指導部長のほうから答弁があったとおりでございますけれども、今後の設置につきましては、現在進めています真志喜中学校、これから予定されております大山分離新設校、あるいはまた志真志小学校、あるいはまた普天間小学校です。

 これからの校舎の改築に当たっては、防犯カメラを設置していきたいということで、学校側とも意見交換をしながら設置に向けて現在は進めているということでございます。



○議長(呉屋勉君) 指導部長。



◎指導部長(下地邦敏君) 各学校の防犯対策の計画ですが、各学校においては、当然そういう安全対策といいますか、そういうことはとても大事なことですので、どこの学校も現在対応マニュアル等は既に作成されておりまして、この学校経営計画書の中にその内容が載ってございます。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) ただいまの防犯対策についてですけれども、これは不測の事態がもしあった場合、仮定しましょう。そのときに各父母に連絡等をする場合に、どういった形態、各校でこれは対応が違うと思うのですが、私が知る限りではメーリングサービスといういろんな方法等も活用している学校もございますが、その点はどういった形でPTAさん並びに、父母の方々との連携はどういうふうに指導をしているのかお聞かせください。



○議長(呉屋勉君) 指導部長。



◎指導部長(下地邦敏君) お答えします。緊急事態の対応の方法として、議員お話があったように、メールサービス、これに関しては今、全学校がそれを実施しているというわけではございませんが、市内の約半分の学校程度だと今見込んでいますけれども、そのサービスを各学校で自主的に実施をしていると。そのメールサービスのある場合においては、それが緊急の父母への対応として実施されているということでございます。

 それがされていない学校においては、それぞれの学校独自で、それぞれの教員等々の情報手段、学校からの基本的な連絡ということではありますけれども、最近はどの職員も携帯を持っていますので、担任が責任を持ってそれぞれの学校に連絡をするという体制は、基本的に緊急時の対応として基本計画の中に位置づけられておりまして、当然警察とか消防とか、そういった対応の手法についても共通理解をされているというところです。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) このメーリングサービスについてですが、私もPTAの活動をしているときに、警察に連絡しようかというふうな、大きな事件ではないのですが、ある生徒がちょっと不明になっていると。その子を探すというときに、まずはこういう対応でやったらどうかということで、このメーリングサービスをそのとき導入していましたので、それを一斉配信して、結局は行政側も、警察の対応もしっかり、行方不明の子供がいるよということで届け出も出していましたが、結局は見つけたのは、その学校の父兄の方が発見したという経緯もございます。ですから、そういった不測の事態に対応できるような各学校のマニュアルもしっかりとやっていただきたいと思っております。

 確かに今、携帯電話の普及で、個々人が携帯電話を持って連絡をとり合うというのもいいと思いますが、一斉にそれが配信できる、できないというのは、またいろいろ登録したりとか、そういう難しい面が出ます。個人情報とかそういったのがありますので、ぜひともこの辺は各学校の教師、また市P連というのですか、その中で学校の校長先生も含めて、そういう部会がありますので、ぜひとも皆さんで協議していただいて、しっかり指導をしていただいて、そういうメーリングを普及させるのはいかがかなと私は常日ごろ思っているのですが、この辺も行政側の執行をするところの教育部長さん初め、教育長も初め、そういう子供たちの安心安全の観点からも、ぜひともいま一度しっかり考えていただくよう要望をいたします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時36分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時36分)

 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 続きまして、野嵩地区における旧村道といいますか、そこら辺の安全対策についてお聞きします。

 野嵩1区地区の旧道路、道幅も狭くて、車道と歩道が一つになっているような狭い道路が多くあります。そういった道路についての安全対策面はどういうふうにやっているのかお伺いいたします。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時36分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時36分)

 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。野嵩1区内の今、桃原議員御指摘の道路等については、確かに議員御指摘のとおり幅員が狭いところとか、そういった交通安全上見通しの悪いようなところというのが多々見受けられます。そういった箇所については、市民からの要望とかを踏まえて、私ども安全対策を実施していくという状況で今やっておりますが、御指摘の箇所等についての野嵩1区地区内ということで、道路幅が狭いところとかについて、外側線を引いて車の安全性とか、そういったものを確認しながら、今安全対策を実際は進めているというような状況でございます。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) ただいまのお話の中に、地域の方と、また、これは自治会長さんを初め、そういったお話を、相談を受けながら対策をやっているということだと思うのですが、それでもカーブミラー等の設置が数カ所まだまだ必要ではないかなと。いろいろあるとは思いますが、その点も含めて、実際に今この検討をしている課題が、遂行をいつごろまでにされるのか、ちょっとお伺いいたします。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。ただいまの御質問のところは、たしか野嵩1区4号の野嵩2丁目25番付近のことを特に重点的にそういったお話だと思いますので、その辺について御説明させていただきます。

 今、議員御指摘のカーブミラー等の安全対策でございますが、確かに議員御指摘がありました当該地については、平成22年、ことしの9月にも野嵩1区自治会からカーブミラー等の設置の要請、そういったこともございました。私どももその担当者、現場等の十分把握をして、その変則的な十字路とか、そうなっているところについては、確かに議員御指摘のとおり見通しも悪く、確かに危険な状況でもありますので、今年度の道路維持管理費等を含めて、交通安全対策、そういったものの中で、私どもが持っている交通安全対策交付金という、私どもが事業を一部持っておりますけれども、それで今年度の早くて12月、遅くとも1月ごろまでにはそのカーブミラー等について対処をしていきたいと考えております。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) ただいまのお話で、地域住民の方もほっと胸をなでおろしていることだと思います。

 なぜこのようなお話をするかといいますと、この付近で2〜3度接触事故がありまして、これは行政当局に届け出たかどうかわかりませんが、そういったのを何回も目撃していると。ここは通学路でもありますので、また一日も早い当局の対策をやっていただければ大変ありがたいと思います。

 この3番の安全対策については、当局の今のお話をいただいて、12月から1月までには遅くともやるということでお聞きしましたので、地域の方にもちゃんと私からも御説明できますので、この話は、ありがとうございましたということで、次の質問に移らさせていただきます。

 これは、地域の方がいつも課題であると思います。小さなことだと思いますが、ごみ収集のあり方と、クリーンリーダーといいますか、その活用方法について御説明をお願いいたします。



○議長(呉屋勉君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。

 まず、今ありました共同住宅に係るごみ収集についてなのですけれども、これは宜野湾市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例に基づいて、その共同住宅を建築しようとする方は、あらかじめこの一般廃棄物の搬出方法等について市と事前協議をしないといけないというふうに今定められております。それで、事前に、ごみの分別とか、あるいは出し方、出す場所等を、それを協議をしまして、それをまた共同住宅の完成後に建築主、または管理人、要するに不動産屋さん、そういう方立ち会いのもとに、そのごみの収集方法について決定するということと、それからごみ収集委託業者へ通知を行ってまいります。

 また、ごみ収集につきましては、原則としましては門前収集でありますけれども、そのごみ収集車が進入できない道路、狭い路地等については、ごみ置き場につきましては地域住民の方とか、あるいはまた共同住宅の管理者とか、そういう方々と現場立ち会いを行いまして、そしてごみ収集委託業者の確認、パッカー車の通行が可能かどうかということ等を経て、ごみの設置場所を決定をしております。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 当局からもこういうふうに事前に資料もいただいて確認しましたが、やはり旧市街区は道路幅が狭いということで、車の進入も厳しいということで、決まった箇所に集中してやるということになっているはずなのですが、その場合、そういうごみ収集の場合には、何曜日から何曜日は燃えるごみ、燃えないごみというふうになっているはずだし、そういう、これはある程度モラルの問題だとも思いますが、各家庭によく冷蔵庫なんかに張ってある、ありますよね、そういった告知板みたいなのを各箇所設置されている状況なのでありましょうか、この辺をお伺いしたいのですけれども、いかがなものでしょうか。集積所に燃えるごみ、燃えないごみの曜日とか、そういうのを設置されている状況でありますか。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時46分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時46分)

 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。こういう看板みたいのは設置はしておりませんけれども、ただ各家庭のごみは、こういうごみの分別とか、あるいは何曜日は燃えるごみ、あるいはという感じで、そういった一つの冊子になったものを配布をしております。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 多分、今のお話の中で、普段一戸建て住宅に生活しておられる住民の方々は、しっかりとしたそういう、前日から燃えるごみを置くのではなく、小動物が荒らしたりするということで、そういうモラル、マナーに欠けた住民は少ないと思いますけれども、共同住宅やアパート等に生活しておられる方は、不動産屋さんから、そういったごみを出すときはこれだよというふうな周知徹底されているのかどうか疑問なのですが、よく聞く話が、毎回こういったことで苦情が来るよと。大体決まった箇所でそういう不法にそういったごみを置いていかれる。または、よその行政区から来てこっちにごみを置いたりするということが多々見受けられると思うのですが。

 私が住んでいるところは、普天間2区ですが、そこもそういった不法にごみが置かれて大変苦慮していたところなのですが、そういうごみ収集の、せっかくクリーンリーダーという、各行政区の中にいるはずですから、その人たちをもっと活用して、これはだれが持ってきたか突きとめるのも結構厳しいことだと思いますが、地域の自治会長さんなり、近隣の住民の方々と相談していきながら、そういった指導も行政の側からももっと強く言ってもらう。また、同じ人が、各集積所の近くの人がいつも毎回、小動物が荒らしたのを一生懸命片づけるというふうなことがないように、当局からももうちょっと指導を強くやっていただければありがたいなと思います。

 それと、燃えるごみ、燃えないごみ、また活用できるリサイクル等のごみもありますけれども、これの予算のほうもそういう当局で、いつまでだったらこの予算はこれだけあるけれども、もう予算がないから、各少年野球だとかいろんな団体で集めて今、集積してやっています、資源ごみです。この資源ごみの予算についても、これは執行は全部終わったのでしょうか。この辺をお聞かせいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後2時50分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後2時50分)

 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。今の段階では、古紙の回収、それにつきましては、まだ今予算の執行の最中でございます。



○議長(呉屋勉君) 桃原朗君。



◆10番(桃原朗君) 私も1回生議員で、これから皆さん方とも協議していって、本当に市民に対する行政サービス、また我々議員は市民のために一生懸命働くということで、本当につたない私の話でありましたが、市当局の皆さん方も、ぜひこれからも市民のために一生懸命おのおのの分野で頑張って、また私ども議員の意見、質問を聞いて、真摯に受けとめて頑張っていただければありがたいなと思います。本日私の一般質問は、これにて終わります。ありがとうございました。



○議長(呉屋勉君) 以上で、10番 桃原朗君の質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 暫時休憩いたします。(休憩時刻 午後2時52分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時10分)

 休憩前に引き続き一般質問を行います。21番 知念吉男君の質問を許します。知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 皆さん、こんにちは。日本共産党の知念吉男でございます。

 私の質問の前に少しばかり、9月12日の市議選におきましては、市民の皆さんの大きな御支援で5たび議会で働かせていただきます。初心に返って市民の福祉向上、そして宜野湾市の発展のためにまた頑張る決意でございます。よろしくお願いをいたします。

 それでは、通告に基づきまして一般質問を行います。伊波市長におかれましては、さきの質問にもありましたように、11月に行われます知事選挙に出馬表明がされております。したがいまして、伊波市長に対する一般質問は今回が最後になるかと思いますので、質問事項も「伊波市長の市政2期7年余の実績について」と題しておりますが、まず最初に、基地問題についてお伺いをいたします。

 今、沖縄の米軍基地問題は日本の政治が直面する大問題であると思います。中でも危険な普天間基地の問題は、最重要課題ではないでしょうか。伊波市長は、米軍普天間基地の早期返還問題について、3度の訪米を初め、米国政府にも、日本政府にも多くの働きかけをされたと思いますが、世界一危険な基地と言われる普天間基地の返還や、危険の除去問題、辺野古への新基地建設反対など、これまでの取り組みについて、どのように取り組まれてきたか、まず御答弁をいただきたいと思います。あとは自席から質問をいたします。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。私は、2003年4月に市長に就任したわけでございますが、その前、沖縄県議会議員として1996年から2003年3月までは議員でございました。そもそも1996年はSACO合意で普天間が全面返還をするということで、私も県議時代に跡利用に向けての取り組みを、委員会に属して取り組んでおりましたが、しかし返還は遅々として進まず、2003年というのは、くしくもそのときの返還最終期限の5年ないし7年という節目に当たる年でございます。

 そういう中で市長になるということになりまして、この普天間飛行場の問題、改めて返還と危険性除去の取り組みをする立場になったわけでありますが、既に御承知のように、基地返還アクションプログラムも策定をいたしまして、この間、その事業の一環として、3度の訪米を含め、さまざまなシンポジウム、日米両政府への要請行動等を行ってまいりました。そういう中で、2004年8月に市内の沖縄国際大学に大型ヘリが墜落をするという大惨事も起きました。それに対する市民大会なども開催をして、市民全体としてこの危険性除去を要求していくという取り組みをしてまいりました。

 あわせまして、米軍基地内の安全基準の問題や、今の普天間飛行場の危険性のあり方について調査をしながら、2007年にはマスタープランを通して、危険なクリアゾーンに本市の普天間第二小学校の学校校舎を含め、3,600名の市民が今居住をしている状況が明らかになり、なお一層危険性除去の課題としてきたわけでございます。

 本市としましては、このような世界一危険な飛行場については、何としても一日も早く危険性を除去することが大事だということで、私は一貫して県内移設によらない米本国やハワイ、グアムなどへの分散移転によるこの普天間飛行場の危険性除去と返還を求めてきたわけでございます。

 そういう中で、今や県政挙げて県内移設ではない県外移設という流れが定着してきたことは、この問題の解決には近くなったのではないかと、このように思っております。今、県政がしっかりと県内移設反対を打ち出して、県外、国外移設を日米両政府に求めていく時期に来ているというふうに考えております。

 私は、戦後65年経て、復帰後38年も経ても、毎日宜野湾市民の頭上を飛び交う米軍機の爆音被害、そして、いつ落ちるかもしれないような住宅地上空での飛行、直ちにとめさせるためにも、やはりそのことを実現していく必要があるのだろうと、このように思っておりまして、この8年間求め続けました5年以内の閉鎖、返還、残念ながら実現できませんでしたけれども、しかし、今県民が一致して、県内移設ではなく、この普天間の問題の解決を日米両政府に迫っているというところまで来たという時点で、この2期の市の取り組みも、これまでの県の流れを考えますと、大きく県全体としてのこの問題を一つにすることができたという成果を得たのではないかと思います。あとは、これからは県民が一つになって県内移設に反対をしていく、そして普天間飛行場の危険性除去を何よりも優先をさせて取り組んでいく、このことが求められるというふうに私自身は今考えているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) ただいま市長の答弁の中にもありましたけれども、あの悲惨な戦争から65年、そして祖国復帰をして38年たっても、米軍普天間基地を初め、沖縄県内の米軍基地は、負担軽減どころか騒音や危険の問題、そして米軍による基地があるがゆえの犯罪、事故、ますます厳しくなっているのが現状だと思います。

 その上で、民主党政権になっても沖縄県民、市民の県内移設反対の総意に反して、辺野古に新たな戦争につながる基地を押しつけようという日米合意は許せるものではありません。沖縄県民は、65年前のあの戦争体験、65年間にわたる米軍基地あるがゆえの犯罪や事故、騒音と、精神的な被害、戦争につながる米軍基地への思いは、「普天間基地は閉鎖、撤去、県内移設反対を」というのが県民の総意であり、これは揺るがすことはできないものと私は思います。

 先ほど市長の答弁にもありました。今後普天間基地を初め、沖縄の危険な基地問題のあり方について述べられましたけれども、引き続きこの問題を大きく前進させるには、どのような見解を持っておられるのか、もう一度御答弁をいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。沖縄の基地問題、とりわけ普天間問題を解決するのに一番重要な役割を持っているのは、日米両政府でございます。しかし、日米両政府は、5月28日に再び辺野古案というところに立ち戻っているわけでありますが、これに対して沖縄県民は反対をしているわけでございます。

 私は、ことしだけの動きを見ても、1月に名護市で海にも陸にも新基地を建設することに反対をする稲嶺進市長が誕生し、そして2月に沖縄県議会が全会一致で県内移設に反対をする決議を行い、そして4月25日には9万人が参加をする県民大会が行われたと、そしてすべての市町村長、議会議長が参加をして決議がされております。県内移設に反対をするという決議であります。

 そして、去った9月12日においては、名護市において圧倒的な基地に反対をする、県内移設に反対をする議会が名護市でもできていると。こういう流れの中で、今、私は沖縄県政が、まさに沖縄県知事が県内移設にしっかり反対をすることによって、日米両政府はこの移設を断念するというふうに信じております。

 それで、私自身、今回の11月28日に行われます沖縄県知事選挙に立候補を表明をして、そしてその取り組みによってぜひ沖縄県政として、この普天間飛行場の県内移設に反対をし、同時にこの普天間飛行場の危険性除去を一日も早く実現することを、県政として求めていきたいという立場で決意をしているところでございます。

 やはり県民が一つになって日米両政府に対して県内移設に反対をしていく、そして普天間飛行場の危険性除去と返還を求めていくと、このことが一番大きな、これが解決する力になるものだと、このように認識しているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 沖縄県民の総意は、市長の答弁の中にもありますように、1月の名護市長選挙では、基地建設反対の稲嶺市長を当選させる、そして4月25日の県民大会、そして県議会においては県内移設反対の決議と。これらをとってみても、やはり県民の総意は、もう戦争につながるような新しい基地は県内には要らない。反対、これが県民の総意であると思います。ぜひ市長には頑張っていただいて、この県民の総意をぶれることなく国に、そして米国に伝える役割として頑張っていただきたいと思います。今後は、基地のない沖縄、この県民の総意をいかにして国民全体のものにしていくかということが問われるものと思います。

 鳩山内閣、そして菅政権になっても、沖縄の海兵隊の抑止力論が言われております。平和を守る抑止力という事実を歪曲したこの合理化発言、沖縄県民にとって、この65年間の基地があるがゆえのこの不満を思うときに、抑止力論が間違っているということは、だれの目にも明らかではないでしょうか。この抑止力論、ぜひとも全国に歪曲をされたこの抑止力論を解決のために、伊波市長が引き続き全国、日本国民に、この沖縄県民の基地の誘発を知らしめていただきたいと私は思います。そのためにも、ぜひとも頑張っていただきたいと思います。この抑止力論について市長の御見解がありましたら、御答弁をいただいて、また次の質問に移りたいと思いますが、よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。

 ただいま抑止力論ということでありますが、よくテレビ討論や、あるいはさまざまな評論家の新聞での論の中に、沖縄の海兵隊は一日たりとも沖縄から離れるわけにはいかないと、いざ有事のときには、そこから台湾なり、あるいは韓国なりに行くために、いておかなければいけないのだと、富士演習場や、あるいは本土のほうに行かすことはできないというような論拠として用いられますけれども、実際には私たちが米軍の活動をきちんと調査する中で、この沖縄の普天間の中心たるヘリ部隊、ミュー部隊といいますけれども、その2,000名の部隊とともに行動する部隊は、1年のうち半年は普天間にはおりません。遠くオーストラリア、あるいはグアム、フィリピン等々で演習などをしております。

 と申しますのも、そもそも西太平洋にあります5つの安全保障条約、日本、韓国、フィリピン、タイ、オーストラリア、この安全保障の担保としてのそれぞれの国との合同演習に参加しているわけでありまして、そもそも沖縄に海兵隊が居続けているわけでもなく、いなければならない理由も必ずしもないと、これが真実だろうと思います。

 あわせて、今回明らかになっておりますグアムへの統合計画、この中に環境影響評価書、確定をしておりますけれども、何と書いてあるかといいますと、「沖縄から海兵隊がグアムに移ることによって、この沖縄、日本を含む西太平洋地域の安全保障の抑止力が強化される」と、こういうふうに書いてあります。そして、「そのために沖縄から海兵隊はグアムへ行くのであり、そして、そのために日本政府は7,000億円ものお金をこのグアム移転のために使うのである」と、こういうふうにきちんと書いてあります。

 あわせて、また、昨年2月に締結されたグアム移転協定、これは4月に審議されておりますけれども、その冒頭に、「日米両国はグアムに海兵隊を駐留させることが抑止力を強化すると認識をする」と、そういうふうにきちんと書いてありまして、そのためにお金を7,000億円も支払うのだということが協定の中に出ているわけでありますから、世間で言われております抑止力論というのがいかに沖縄の新たな基地をつくるためだけの議論であるかということは、これは白日のもとにさらされているのではないでしょうか。

 私は、やはりそこのあたりを国民や国会の中でしっかり政府が説明をしていく、そのことから本当の意味での安全保障の問題を取り組んで、戦後65年も続いておりますこの沖縄への一方的な基地負担、これを解消するべきだと、こう思います。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 抑止力論は、沖縄に基地を押しつける、こういう口実のもとに今使われているという、私も同感であります。今、世界の動き、国対国の紛争は話し合いでというのが大きな流れであり、新たな戦争につながる基地は要らない。これは、沖縄県民の65年間の体験の中から出た大きな問題で、全国にこのことを広めて、そして抑止力論は平和を守るものではない。そのことを伊波市長が先頭に立って頑張っていただきたいと思います。

 次の(2)番目に移らせていただきます。医療福祉問題について質問いたします。市民が安心安全に日々を暮らしていける。このことに努力されてこられたと思います。この7カ年の間においては、多くの医療福祉問題に実施されてこられたと思います。この7カ年の間には、国においては社会保障の連続的な改悪、そして構造改革路線などで貧困と格差がますます広がり、そのもとで失業の増加、雇用の不安定化のもとで、弱者が安心して生きていけない状態が大きくなっております。

 そのようなもとで、宜野湾市において、地方自治に定められた住民福祉の向上を責務とする地方自治体のありようが問われてきたと思います。住民の生活実態、そして住民の要求に基づいて、多くの医療福祉問題、そして教育の問題も発展をさせられてきたものと思います。その中身について、かいつまんで御答弁をいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 福祉保健部長。



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) 知念議員の御質問にお答えいたします。医療福祉問題について、かいつまんで御説明申し上げます。児童の医療費助成制度につきましては、平成19年10月より、通院は5歳児未満まで、入院は中学卒業まで対象者を拡大しております。あわせて平成20年3月より、自動償還払い方式を採用し、申請者の負担軽減も図ってまいりました。さらに、国民健康保険税、介護保険料の免除、減免制度も充実させまして、市民の命と暮らしを守り、安心して生活できるように努めてまいりました。国民健康保険税につきましては、過去4年間収納割合の達成がなされたことにより、ペナルティーの約6,000万円を回避することができました。また、人間ドック受診の人数制限枠を撤廃して、2,000円の助成補助と特定健診の自己負担分を無料化いたしております。

 市民の健康づくりにつきましては、平成19年度から「はごろもウォーキング大会」を開催し、平成20年度からは毎月ウォーキングデーを実施するなど、1次予防の取り組みに重点を置いた健康づくりを実施しております。また、平成19年度には宜野湾市オリジナル健康体操、「美らがんじゅう体操」の制作、普及により、高齢者から子供たちまで一緒に体操をみんなで楽しみながら肥満を予防し、生活習慣病を改善できるよう取り組んでいるところでございます。

 さらに、高齢化対策といたしましては、高齢者が住みなれた地域で生活し、元気に長生きできる環境づくりを進めてまいりました。地域密着型サービスは、事業所をふやしまして、これまでに7カ所整備してございます。さらに、平成23年3月には事業所1カ所を整備する予定でございます。ミニデイサービス、いわゆるあしび村やーデイサービスにつきましては、23全自治会で実施しておりまして、介護予防につながる事業となっております。また、平成19年度から75歳以上の高齢者を対象にシルバーパスポート事業を実施しております。これも高齢者の外出の機会をふやし、閉じこもりを防ぐ事業として大変喜ばれております。さらに、平成20年度には65歳以上の高齢者についても同様な事業を推進しております。

 障害者が地域において自立した日常生活を営むことができるよう、市内の地域活動支援センター3カ所に対して補助金を交付し、さらに愛育園の母子通園事業からずっと進めております児童デイサービス事業についても継続して支援をしております。平成21年度には、はごろも福祉サービス事業所新設に対しまして1,500万円の施設整備補助を行いました。障害者の就労支援を進めているところでございます。

 子育て支援につきましては、宜野湾保育所の改築と、それから認可園、認可外の増築、さらに分園設置、定数変更などを行いまして、平成14年4月1日の定数より平成22年10月1日につきましては555人の定数増が図られております。認可外保育園の支援につきましては、創設を認可外保育園に限定し公募したことや、認可外保育園の助成を県の定める補助に上乗せし、あるいは支給対象年齢を拡大し、その他、災害賠償保険料や教材費等についても市単独で助成するなど、強化を図っているところでございます。さらに、我如古児童センターが平成22年6月1日に開所いたしまして、近くに児童館のない地域では、要望のある自治会公民館に対して児童厚生員を派遣して、巡回児童館活動を実施しております。おおむね小学校に1カ所の整備を目標に検討をしている児童センターについても、次世代育成計画の中に織り込んでございます。

 さらに、あと3点ほどつけ加えたいと思います。

          (「簡潔に」という者あり)



◎福祉保健部長(玉那覇豊子君) 発達障害児の早期発見によりまして適切な対応をしていくために、今年度から嘱託の臨床心理士を配置して、保育課、障がい福祉課など関連機関で連携した支援を進めております。さらに、児童の虐待やDV対策、ひとり親家庭の自立支援のため、嘱託の相談員を配置し、相談体制を強化しております。

 さらには、最後になりますけれども、低所得者の世帯支援のために就労支援員、さらに就学支援員を配置して、安定した市民生活が図れるように支援をしているところでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 多くの長い答弁になりましたけれども、この7年余り本当にこれだけの医療福祉の事業をこなされてきているということがこのように長い答弁になったと思います。

 「伊波市長は、基地問題だけで、福祉問題とかいろいろ余りやってこない」という話も、ちまたでは聞こえたりするものですから、やはり私は、これだけの実績があるのであれば、もっと市民に、「こういう事業ができましたよ」ということで周知をして、もっともっとこの暮らしやすい宜野湾市をというのがこれからの市政でないかと思います。

 以前は、那覇の前泊市政のもとで、福祉の灯台と言われて、前泊市政が全県、全国に言われました。伊波市長は今、この医療福祉の灯台だと私は思います。その中で、子供の医療費の、先ほど答弁のありました中学校卒業までの入院費の無料化、そして他市町村に先駆けてこの医療費無料化をして、今、西原、那覇など、多くの自治体に広がってきております。これは、私たち市民のこの医療福祉を向上させると同時に、全県の自治体に「先進地に学べ」と広がっている大きな伊波市長の成果だと思います。

 国保問題や介護の問題でも多くの答弁がありました。特にこの部長の答弁の中で、市長が力を入れた、これからまた宜野湾市の福祉、今後の対応はどうあるべきかということで市長の答弁がありましたら、ぜひ見解をお願いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。幾つもの施策を実施をしておりますが、一つ大きいのが子育て支援策ではなかろうかと思っております。御承知のように、沖縄県は認可外保育園が多く、保育に欠ける児童のまだその需要が多いわけでありまして、先ほど申し上げましたように、これまで555名の定員増を図っておりますが、ことしじゅうに認可外から認可化を2園、来年、再来年でさらなる認可外園からの認可化を2園と、これは創設でありますけれども、そういう計画を着々と進めております。これは、やはりまだまだ必要だと思っております。これをぜひ継続していくこと、そしてまた、児童センターの小学校ごとでの要望もございます。あわせて教育の施設の改善も図りましたが、この内容の、私たちの宜野湾市の子供たちが中学校を卒業し、高校を卒業していくときに一人前の社会人として羽ばたけるようなそういう環境整備をしていくことが宜野湾市の発展のために大変重要ではなかろうかと、このように思います。

 あと1点申し上げますと、国保、医療保険の問題でありますが、諸外国においては、そもそも国保などは負担がなく、無料化されているところが多いのです。ヨーロッパも含めて、中南米も含めて。そういう意味では、日本の制度は多くの低所得者の皆さんにとって医療機会を奪うような、そういう制度になっております。それに対して、市としてできるだけ医療機会を均等に確保するということが必要だろうと思いますし、報道されております滞納世帯の子供たちに対しても、宜野湾市は1年間の保険証を発行していくことを決定しておりまして、既に今年度分については発行しておりますが、保険料の減免や軽減措置も、より積極的に取り組んでいく必要があるのだろうと、このように思います。

 本市としましては、市の役割は、市民生活をしっかり安心できるものにしていくと、このことがまず一つの大きな柱であるということを自覚しながら、あわせてまた市の発展をしっかりつくり出していくと、こういうことが大事ではないでしょうか。以上でございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 医療福祉問題においては、最初に述べましたように、国のたび重なる改悪、そのもとでも、先ほど市長からも答弁がありましたけれども、子供たちの医療問題、国保に対する地方自治体の支援に対してペナルティーをかけるとかというような問題などもありながらも、このように地方自治体においては実施しなければならない。これはなぜか。市民の暮らし、そして子供たち、住民の健康を守る上で最小限必要なものであるというこの市民の要求にも基づいて実施されてきているものだと私は思います。そういう意味で、この子供たちの医療費問題、全国的にも多くの自治体が実施されている問題であります。そのことについては、もう地方自治体の事業ではなくて、国の事業として行われるべき問題ではないかと思います。こういう問題含めて、市長には引き続き全国の自治体と一緒にこの問題を、国の制度として実施できる方向に頑張っていただきたいと思います。

 医療福祉問題、これぐらいにしまして、次の産業経済問題についてお伺いいたします。この問題も長引く不況のもと、市内の多くが中小業者であります。そして、全国的にも既存の商店街が衰退している。そういうもとで多くの産業経済問題に取り組んでいかなければならないこの7年余りの行政だったと思います。

 その中でも、午前中の質問にもありましたけれども、長い間放置されていた都市機能用地、この都市機能用地の開発を伊波市長のもとで進められ、この企業の誘致も公募による誘致で今進められて、いよいよもう最終段階、そういう方向に向かっているのではないかと思います。これまでのこの中小企業振興、どのように変わってきたのか、どのように行われてきたのか、まず御答弁をお願いしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。これまで取り組んできました中小企業振興事業としましては、今、知念議員がおっしゃっていますように、都市機能用地への企業誘致に取り組み、去る10月7日には第1街区の企業誘致も決定したところであります。

 また、西海岸地域におきましては、国道58号バイパスの開通により、産業誘致を積極的に進めまして、平成16年にダイコー沖縄、平成17年にサンエー大山シティが立地し、一定の企業集積を果たしています。さらに、平成21年4月にはプロトデータセンター社屋の竣工開業、平成22年2月にマックスバリュはにんす宜野湾店の新規出店も果たしております。

 そのほかにも市内の空き店舗を利用し、事業を行う者へ家賃の補助を行う空き店舗対策事業を平成15年より実施をしております。同事業は、昨年度までは85件の事業所の補助金を交付しておりまして、133名の雇用を創出しております。毎年市内外より100件以上の問い合わせもありまして、本市としましては、今後とも同事業を継続をしまして、市内の空き店舗の解消と地域経済の活性に向けて取り組んでいきたいというふうに思っております。

 それからまた、国の雇用対策事業の一つであります、ふるさと雇用再生事業ということで、IT技術者を育成しつつ、市内の中小零細企業向けのポータルサイトを提供する事業にも取り組んでいるところでございます。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 産業経済問題においても、西海岸あるいは既存の商店街の空き店舗対策等、多くの事業をこれまで展開されてきたという御答弁であります。その中でもこの中小業者の振興として、融資制度を初め、小規模工事登録制度、それも私は中小業者の事業を展開する中で一番大きなこの施策ではなかったかなというふうに思っております。130万円以下の公共事業、この小さな事業所、一人親方でも公共事業が請負できるというこの制度、これも私の調査では、県内では、伊波市政になって宜野湾市が最初の発信地で実施された自治体で、今、沖縄市や浦添、那覇にも広がっているという状況で、このように伊波市長のもとで産業経済、そして中小業者の振興に私は大きく前進を図られてきたと思います。

 そのもとで、宜野湾市の産業経済を発展させる一番大きな問題になるのは、やはり経済の問題、産業を興す問題でも、この市内の公共施設をつくる問題でも、一番大きな害悪になるのは普天間基地ではないかと思います。

 このことで、基地返還跡地計画の中で、この跡地を返還されたら、どういう産業経済が発展されるのか、県と共同でシンポジウムなども開かれましたけれども、この普天間基地が返還されて、この跡地、今、基地周辺整備交付金、宜野湾市は年間5億円、それに対してこの返還後のまちづくりの中で、税収など比較されたことがあるのかどうか、まず御答弁をお願いをしたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 基地政策部長。



◎基地政策部長(山内繁雄君) お答えします。普天間飛行場の跡地利用に関しての返還前後の税収比較ということですけれども、まず現在の基地関連の税収は、平成22年度予算で見ますと、基地交付金に防衛施設周辺整備事業等を加えて約12億8,000万円でございます。それから、返還後の税収については、これについては新聞報道もされましたけれども、県の実施した駐留軍用地跡地利用に伴う経済波及効果等検討調査の中で、那覇新都心並みに跡地整備されたという想定でございますけれども、年間税収520億円と試算をされております。そういうことで、跡地利用は市街地形成や経済活動に大きなプラスをもたらすものと分析をされております。



○議長(呉屋勉君) 休憩いたします。(休憩時刻 午後3時53分)



○議長(呉屋勉君) 再開いたします。(再開時刻 午後3時53分)

 会議時間の延長についてお諮りいたします。本日の会議時間は、議事の都合により、この際、あらかじめこれを延長したいと思います。これに御異議ありませんか。

          (「異議なし」という者あり)



○議長(呉屋勉君) 御異議ありませんので、さよう決定いたしました。

 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 宜野湾市のこのドーナツ型のいびつなまちづくり、普天間基地が撤去されたら、こんなに多くの事業、そして財政が目指せるという試算、県のほうでも出されているようであります。このことについて、今後の基地返還跡地計画の展開について、伊波市長の今後、どのような見解を持っておられるのか、考えを御答弁いただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。私、2003年の4月に就任をいたしまして、その年の12月に、当時小泉総理でございますが、官邸でこの普天間飛行場の跡地というものに対する計画をつくるという決定を跡地対策協議会で行ったわけでございます。それ以来、本市として県とともに跡地対策協議会の決定のもとで跡利用基本方針を定め、そして策定調査を行い、いよいよ今の時点で土地利用環境づくり方針ができて、最後の全体計画の中間取りまとめの時期に来ております。

 本市としましては、その中でさまざまな最終的な4案を提供しながら、跡利用最後の段階で決定をしていくということになるわけでありますが、今申し上げましたように、およそ110ヘクタールの公園、それから97ヘクタールの商業業務用地、あるいは同じく97ヘクタールの中高層住宅地区、あるいは低層住宅地区、そしてまた30ヘクタール近くの公共施設用地等々の一応区分のもとに、今申し上げましたように新都心並みの土地利用の張りつけがあれば、先ほど申し上げたような成果になると。

 現在200名ほど働いておりますけれども、想定しております雇用数は3万2,000名ということで、160倍になるわけでございます、波及効果が。これは普天間飛行場のみならず県全体の波及効果というふうにとらえていただきたいのですけれども、その意味で、これは新都心との関係にしましても、6分の1のスピードで少しおくれていくということでありますけれども、今からの土地利用の観点からは。いずれにしろ、しかし20年から25年で投資総額を回収し、30年後にはおよそ2,000億円を超えるような剰余が生まれるというふうに位置づけられております。先ほどあります、520億円の税金の内訳ですけれども、およそ市は140億円、県は67億円、国は313億円ということで、それぐらいの税収が生まれるだろうというふうに言われ、国は所得税等ですけれども。

 その意味で、普天間飛行場が返還をされた暁には、本市がどのようなイメージの市になるかということを私たちは市民にしっかり示しながら、地権者ともどもにこの普天間飛行場を一日も早く返還をさせて、跡利用を実現することが沖縄全体の振興に結びつくということをしっかり日本政府にも、アメリカ政府にもしっかり申し上げていく必要があると思います。

 米軍はいつも自分たちが沖縄にいるから沖縄の県民は生活ができるのだと、このようなことを言っておりますが、これはもう時代おくれの話でありまして、まさに沖縄の経済成長を阻害しているのが米軍基地なのだということを宜野湾市の立場で言い続けていくことが大変重要だと、このように思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 基地がなくなれば、どんな多くの産業経済が誘致できる、これはもう宜野湾市の市内の小さな基地が返還された跡地も、この役所も跡地であり、役所の前も同じであり、宇地泊も、そして真志喜も今、基地であったところが非常に発展をしております。そして、あの那覇の新都心、北谷の美浜、基地経済よりも多くの税収、そして雇用を生み出している、これは県民の周知のところであり、今市長が答弁されたとおりであります。基地がなければ、安心して平和なこういう経済が発展をする、これが沖縄県民の多くの皆さんの総意であり、また願いであります。

 最後の4番目の財政問題についても同じであります。伊波市政になってから、経済不況のもと、国においては三位一体改革や構造改革などで、国庫補助負担金などの削減がありました。こういう大変厳しい状況のもとでも自己財源をふやし、先ほどの答弁にもありましたように、学校や保育所、多くの箱物新設を政策事業として展開されてまいりました。今後の財政のあり方も含めて、これまでの御答弁にもありましたけれども、この宜野湾市の財政のあり方、そして県政に臨む決意についても最後に、7年間のこの軌跡の質問の中でお伺いをしていきたいと思います。よろしくお願いします。



○議長(呉屋勉君) 市長。



◎市長(伊波洋一君) 知念吉男議員の質問にお答えいたします。行政は予算に始まり予算に終わるとよく言われますが、予算によって私たちは仕事をするわけでございます。その予算が、歳入、しっかりとした財政、財源を確保していくことが市民の福祉や、あるいは教育施設の改修等々、すべてそれが必要でございます。もちろん節約をしながら効率的に取り組むことによって、余裕な財源をつくって、そして市民の福祉のためになお一層取り組むということが大事だと思います。その意味で、本市としましては、職員のしっかりとした働き、並びに企業の誘致等によりまして、本市の税収をこの7年の間におよそ18億円ふやすことができました。これは、本市がさまざま取り組んでおります多くの施策にとっては大変貴重な財源でございます。

 あわせてまた、包括的アウトソーシングのように今、全国でも先進的な電子自治体に向けた取り組みなどを通して、市の効率的な運用、なおかつ市民サービスの拡大ということで取り組むことによって、経費が大きく節約をされております。

 あわせて、私が就任時から取り組んでおります入札制度改革、これによっても競争性を実現をして、毎年何億円かの経費節減につないでいるわけでございます。こういったことをしっかり継続的に取り組むことがこれからも重要であろうと思います。

 本市としましては、これまで答弁でも申し上げました西海岸への企業誘致の実現をなお一層促進をしながら、あわせて普天間飛行場など、これからの課題に向けて取り組むことが大変重要ではないかと、このように思います。

 県についてでございますけれども、どうも私は、やはり県はまだまだ努力が足りないのではないかと、6,000億円からの予算がありながら、多くのところでお金がない、これは廃止だという、とりわけ福祉や教育の部門でそれがずっと出てきております。ここにおいて部局間の壁が大きくありまして、この間でお金が行き来していない、振興策などのように5,000万円や1億円を使い手がないようなお金がある一方で、50万円あるいは100万円のお金がなくて施策が打ち切られるというようなことが多くあります。ここを県は変えていかなければいけないのではないかと、このように思っておるところでございます。

 ぜひ、宜野湾市でこの8年間、貴重な市政運営の取り組みをさせていただきましたので、そういったことを生かしながら、もしできるのならば県政においてそのようなことをやってまいりたいと思っております。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 国は、財政のあり方として、この財政不足ということで、これまで税制の改定という中で、市民にも負担を押しつける、そして今はまた社会保障を充実させるためということで消費税の引き上げも考えられているということがマスコミ等で報道もされております。

 そういう国の財政のあり方の中でも、この伊波市長が就任される当時は、当初予算で宜野湾市の予算は230億円ほど、そして現在はもう300億円に差しかかってきている、そういう財政の方向になっております。こういうもとでも、市民に負担を押しつけられた分、また、市民にお返しをしていくという市政であるならば、私は、もっともっとこの宜野湾市が発展されるものと思います。その意味で、伊波市長には、ぜひこの住民の生活向上のために引き続き頑張っていただきたいと思います。

 次の質問に移らせていただきます。市道宜野湾11号の進捗状況と宜野湾区内道路の危険性についてお伺いをいたします。この問題については、両方とも再三の質問でありますけれども、前進がありません。市道宜野湾11号は実現可能なのか、またどこまで進んでいるのか、進まないのか、なぜ進まないのかという理由から御答弁をいただきたいと思います。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) 知念議員の御質問にお答えします。

 市道宜野湾11号の進捗がおくれているということと、進まない理由、実現可能かどうかという御質問でございますが、宜野湾11号の整備は、本市の長年の懸案事項でありまして、都市計画マスタープランにおいても補助幹線道路に位置づけられており、私どもも整備する方針を依然持ってその継続をしております。

 宜野湾11号、そして中原進入路の早期整備に向けては、平成21年度から、市長も踏まえ、副市長、私どもも6回程度米軍及び沖縄防衛局との協議も行って、整備ができるよう要請をしてまいりました。また、平成22年2月には市長、副市長、建設部長で沖縄防衛局に中原進入路及び宜野湾11号の早期整備の要請行動も行ってまいりました。ただ、確かに議員御指摘のとおり、まだその進捗として目に見えていないところはございます。

 今のその内容で進まない理由としましては、100%返還同意、そして基地内巡回道路の移設などの問題、また最近では基地外から雨水排水が飛行場内に流入することにより、雨水冠水被害があることを理由に今のところ進んでいない状況ではございます。平成22年、ことしの3月に入りましては、沖縄防衛局と、基地内に水が浸入するということの問題で、流域計算等の協議も行っており、現在沖縄防衛局に雨水流入の件で協議をお願いしているところでございます。今後とも事業再開に向けて、粘り強く沖縄防衛局及び米軍と協議を行い、事業再開に向けて努力していきたいと思っています。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 基地内の巡回道路の問題、それから最近出ている雨水冠水の問題というこの基地内の問題においては、防衛省、国が真っ先にこの事業を推進していくという立場であるのであれば、真っ先に解決をして、あと地権者の同意をされている部分から進めていくのがこれまでの事業だと思うのです。これがこんな長い間、このようなことでだんだん、だんだん難しい問題が基地の中から発生してくるというような問題、これは国の責任ではないのですか。ぜひ、私たち基地があるがゆえに、この65年間苦しめられてきた問題の中で、今この市道宜野湾11号というものが私たち市民にとってどのような形での事業であるかということを、ぜひ沖縄防衛局にも防衛省にも伝えていただいて、前進させるようにお願いしたいと思います。

 私がこの問題を取り上げるのは、この2番目の宜野湾区内の道路の危険性についてであります。私は、これは10年以上前にも調査をして取り上げたことがありますけれども、この10月6日、7日、8日と、私は国道330号沿いで朝7時15分から午前8時15分まで、この市道宜野湾9号、市道宜野湾10号から宜野湾区内に出入りをする車の台数を調査をしました。6日の9号から宜野湾区内に入っていく車両が96台、この9号から出ていくのが164台、そして10号にも76台が入っていく、そして出るのも93台。両方から200台余りの車が出ていき、また160台余りの車が中に入っていくと、これは7日でも同じで、7日は9号に入っていくのが82台、出ていくのが実に168台、そして10号には69台が入り、10号から出るのが78台。そして、3日目は、宜野湾区の公民館の近くで9号、10号から入ってくる車を調査しました。あいにくとこの日から子供たちは休みでありましたので、ちょっとがっかりしましたけれども、この9号から入る車が132台、10号から入る車が98台、9号から出る車が96台、10号から56台と、こういうときであっても、このように多くの車両がこの宜野湾区内に入ってくるということで、ちょうど7時15分から8時15分というのは、もう子供たちが学校に行く通学時間帯、こういう状況です。

 これはもう10年前になりますけれども、あれからしてもどんどんとふえております。長田交差点においても右折帯ができたにもかかわらず、真栄原、大謝名方面に向かう車、これがどんどんと区内に入ってくる、こういう危険な状況、この9号と6号の曲がり角、やはり調査をされて、そこには電柱は2本ある、電信柱もある。そういうものなど点検をされて、危険度のないような区内生活道路にしていただきたいと思いますが、皆さん調査されたことはありますか。



○議長(呉屋勉君) 市民経済部長。



◎市民経済部長(新城正一君) 質問にお答えいたします。今の市道宜野湾9号とか6号、10号につきましては、去った10月8日に宜野湾区の自治会長から文書によって要請がございまして、それでそれにつきましては朝夕の交通量が多いということがありますので、看板の設置等も含めて近日中にでも宜野湾警察署の交通課と自治会長のもとに現場の確認、設置箇所の調整とか、それを行っていきたいと思います。

 ただ、先ほど知念議員がおっしゃっていました調査をしたかというところですけれども、これは調査はしていないと思います。早速本議会が終わりましたら、宜野湾市の交通課と一緒にまた確認をしていきたいというふうに思っております。



○議長(呉屋勉君) 建設部長。



◎建設部長(稲嶺盛政君) お答えします。ただいま市民経済部長より調査はしていない云々と、また、宜野湾警察署とあわせながら調査して検討をしてまいるという今答弁がございましたが、私ども担当部である土木のほうでも、交通量が多くなっているということは重々認識しております。

 ただ、先ほど知念議員がおっしゃったような形で、1日何台何台ということまでの細かい調査等はしてございません。そしてまた、その市道宜野湾11号との関連で、確かに宜野湾11号が工事に入って、それが終わりますと、その地区内への交通量も多分相当数減るという認識はしてございます。そのためにも市道宜野湾11号は、私どもとしては早期にでも事業を実施していきたいとは考えております。

 ただ、先ほどからも申し上げましたように、米軍との問題でその協議が今実際は滞っている状況ではございますが、引き続き米軍ともその協議を進めて、その事業が一日も早く再開できるように努めてまいりたいと思っております。

 それと、先ほど市道宜野湾9号、10号、6号との交差点等についての電柱や支柱などが交通の邪魔になっているということも、私どももそれについては十分認識してございます。また、それについては、電柱等はまた電力の持ち物とかいうこともありますので、今後電力との協議も進めながら、電柱移転については取り組んでまいりたいと思っています。



○議長(呉屋勉君) 知念吉男君。



◆21番(知念吉男君) 朝夕のラッシュ時は、いつどこで事故が起こらないかと大変心配ですので、調査の上、早急に対処していただきたいと思います。

 質問の途中で、福祉問題で、元那覇市長に前泊さんということを言いましたが、親泊に訂正していただきますようにお願いをいたしまして、質問を終わります。



○議長(呉屋勉君) 以上で、21番 知念吉男君の質問を終わります。

 以上をもちまして本日の全日程が終了いたしましたので、本日の会議を閉議いたします。なお、次の本会議は10月13日午前10時から会議を開きます。本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。(散会時刻 午後4時17分)