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鹿児島県 南九州市

平成 26年 第 3回定例会( 9月) 09月02日−01号




平成 26年 第 3回定例会( 9月) − 09月02日−01号









平成 26年 第 3回定例会( 9月)


 平成26年第3回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 9・ 2火 本 会 議(開会)
 9・ 3水 本 会 議
 9・ 4木 常任委員会
 9・ 5金 常任委員会
 9・ 6土 休  会
 9・ 7日 休  会
 9・ 8月 休  会
 9・ 9火 休  会
 9・10水 休  会
 9・11木 議会運営委員会 本 会 議
 9・12金 決算特別委員会
 9・13土 休  会
 9・14日 休  会
 9・15月 休  会
 9・16火 決算特別委員会
 9・17水 決算特別委員会
 9・18木 決算特別委員会
 9・19金 休  会
 9・20土 休  会
 9・21日 休  会
 9・22月 休  会
 9・23火 休  会
 9・24水 休  会
 9・25木 休  会
 9・26金 議会運営委員会 本 会 議(閉会)

 1.付議事件
 議案第40号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第41号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第42号 南九州市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)
 議案第43号 南九州市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について   (原案可決)
 議案第44号 南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例の制定について     (原案可決)
 議案第45号 南九州市課設置条例の制定について                 (原案可決)
 議案第46号 行政組織再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について    (原案可決)
 議案第47号 南九州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準
        を定める条例の制定について                    (原案可決)
 議案第48号 南九州市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条
        例の制定について                         (原案可決)
 議案第49号 南九州市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制
        定について                            (原案可決)
 議案第50号 南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制
        定について                            (原案可決)
 議案第51号 南九州市川辺農村環境改善センター条例の一部を改正する条例の制定につ
        いて                               (原案可決)
 議案第52号 南九州市総合交流促進施設(ちらん夢郷館)条例の一部を改正する条例の
        制定について                           (原案可決)
 議案第53号 南九州市農産物処理加工施設条例の制定について           (原案可決)
 議案第54号 南九州市いじめ問題専門委員会条例の制定について          (原案可決)
 議案第55号 南九州市いじめ問題調査委員会条例の制定について          (原案可決)
 議案第56号 南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定に
        ついて                              (原案可決)
 議案第57号 平成26年度南九州市一般会計補正予算(第4号)          (原案可決)
 議案第58号 平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第59号 平成26年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第60号 平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第61号 平成25年度南九州市水道事業剰余金処分について          (原案可決)
 議案第62号 平成26年度南九州市一般会計補正予算(第5号)          (原案可決)
 報告第 4号 平成25年度南九州市一般会計継続費精算報告書について
 報告第 5号 平成25年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ
        いて
 選挙第 2号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 請願第 2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願書       (採択)
 請願第 3号 「集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回し,立法化に反対する」意見書
        の提出を求める請願書                       (継続審査)
 陳情第 4号 川内原発再稼動の地元同意に係る陳情書                (不採択)
 陳情第 5号 集団的自衛権の行使容認の閣議決定を撤回することを求める陳情書   (継続審査)
 発委第 2号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充を求める意見書の提出につ
        いて                               (原案可決)
 発議第 2号 市長専決処分事項の指定について                  (原案可決)
 認定第 1号 平成25年度南九州市一般会計歳入歳出決算の認定について        (認定)
 認定第 2号 平成25年度南九州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 3号 平成25年度南九州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 4号 平成25年度南九州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 5号 平成25年度南九州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 6号 平成25年度南九州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 7号 平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 8号 平成25年度南九州市水道事業会計決算の認定について          (認定)

 本会議1号     (9月2日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  今 吉 賢 二
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  森 田 隆 志
10番議員  東   兼 喜        21番議員  満 留 秀 昭
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  菊 永 忠 行
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    商工観光 課長     塗 木 博 人
副  市  長  鶴 田 康 夫    福 祉 課 長     山 脇 勝 次
教  育  長  中 村 洋 志    健康増進 課長     石 田 俊 彦
総 務 部 長  上 野 勝 郎    税 務 課 長     久 松 広 充
市民福祉 部長  東     篤    農林水産 課長     上 野 茂 治
建 設 部 長  下之薗 博 幸    畜 産 課 長     三 宅 俊 正
農林水産 部長  福 留   保    茶 業 課 長     大 坪   力
会 計 管理者  新 留 育 男    建築住宅 課長     楠 元 章 一
教 育 部 長  堂 園 政 利    知覧特攻平和会館長   菊 永 克 幸
頴 娃 支所長  松 窪 義 高    学校教育 課長     井之上 良 一
知 覧 支所長  西 野 栄一郎    中央公民館長兼図書館長 吉 松 健 二
川 辺 支所長  神 薗   誠    学校給食センター所長  松 窪 和 文
財 政 課 長  金 田 憲 明    頴娃教育振興課長    川 畑 正 樹
企 画 課 長  下 薗 宏一郎    知覧農林水産課長    芝 原 和 己
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長     樋 渡 孝 宏
庶 務 係 長  菊 永 隆 信    議  事  係     霜 出 雅 邦
 
 第3回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
 第 4.選挙第 2号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 第 5.報告第 4号
     平成25年度南九州市一般会計継続費精算報告書について
 第 6.議案第40号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第 7.議案第41号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第 8.議案第42号
     南九州市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
 第 9.議案第43号
     南九州市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について
 第10.議案第44号
     南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例の制定について
 第11.議案第45号
     南九州市課設置条例の制定について
 第12.議案第46号
     行政組織再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
 第13.議案第47号
     南九州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について
 第14.議案第48号
     南九州市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
 第15.議案第49号
     南九州市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について
 第16.議案第50号
     南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制定について
 第17.議案第51号
     南九州市川辺農村環境改善センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第18.議案第52号
     南九州市総合交流促進施設(ちらん夢郷館)条例の一部を改正する条例の制定について
 第19.議案第53号
     南九州市農産物処理加工施設条例の制定について
 第20.議案第54号
     南九州市いじめ問題専門委員会条例の制定について
 第21.議案第55号 
     南九州市いじめ問題調査委員会条例の制定について
 第22.議案第56号
     南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第23.議案第57号 
     平成26年度南九州市一般会計補正予算(第4号)
 第24.議案第58号
     平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第25.議案第59号
     平成26年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 第26.議案第60号
     平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第27.請願第 2号
     ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願書
 第28.請願第 3号
     「集団的自衛権行使容認の閣議決定は撤回し,立法化に反対する」意見書の提出を求める請願書
 第29.陳情第 4号
     川内原発再稼動の地元同意に係る陳情書
 第30.陳情第 5号
     集団的自衛権の行使容認の閣議決定を撤回することを求める陳情書
 第31.一般質問


平成26年9月2日 午前10時0分開会





△開会



○議長(菊永忠行)  ただいまから,平成26年第3回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(菊永忠行)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(菊永忠行)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において伊瀬知正人議員,蓮子幹夫議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(菊永忠行)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から9月26日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。会期は本日から9月26日までの25日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(菊永忠行)  日程第3,諸般の報告を行います。

 議長報告については,別紙印刷して配付しておきましたので,御了承願います。

    ────────────────────



△日程第4選挙第2号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙



○議長(菊永忠行)  日程第4,選挙第2号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 今回,鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の市議会議員区分に2人の欠員が生じたため,候補者受付の告示を行い,届け出を締め切ったところ,3人の候補者がありましたので,広域連合規約第8条第2項の規定により選挙を行います。

 この選挙は,同条第4項の規定により,全ての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので,会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち,当選人の報告及び当選人の告知は行いません。

 そこでお諮りします。選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち,候補者の得票数までを報告することとしたいと思いますが,御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。したがって,選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。

 選挙は投票で行います。

 議場の出入口を閉めます。

  [議場閉鎖]



○議長(菊永忠行)  ただいまの出席議員数は22人です。

 次に,立会人を指名します。

 会議規則第31条第2項の規定によって,立会人に亀甲俊博議員,塗木弘幸議員を指名します。

 候補者名簿を配ります。

  [候補者名簿配付]



○議長(菊永忠行)  候補者名簿の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  配付漏れなしと認めます。

 投票用紙を配ります。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。

  [投票用紙配付]



○議長(菊永忠行)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を点検します。

  [投票箱点検]



○議長(菊永忠行)  異状なしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 1番議員から順番に投票を願います。

  [投票]



○議長(菊永忠行)  投票漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終わります。

 開票を行います。

 亀甲俊博議員,塗木弘幸議員,開票の立ち会いをお願いします。

  [開票]



○議長(菊永忠行)  選挙の結果を報告します。

 投票総数22票,有効投票22票。有効投票のうち下本地隆議員19票,道上正己議員1票,たてやま清隆議員2票,以上のとおりです。

 議場の出入口を開きます。

  [議場開鎖]

    ────────────────────



△日程第5報告第4号平成25年度南九州市一般会計継続費精算報告書について



○議長(菊永忠行)  日程第5,報告第4号平成25年度南九州市一般会計継続費精算報告書についてを議題とします。

 報告理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  報告第4号平成25年度南九州市一般会計継続費精算報告書について御説明を申し上げます。

 本件は,平成24年度から平成25年度にかけて継続費として執行いたしました総務費の地籍調査事業及び消防費の防災行政無線デジタル化工事が終了したことに伴い,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき議会に報告するものでございます。

 継続費の年割額に対する実績につきましては,精算報告書のとおりでございますが,地籍調査事業につきましては,川辺町の平山・田部田地区の一部0.17平方キロメートルの地籍調査の再調査を実施いたしました。頴娃地域の防災行政無線デジタル化工事につきましては,平成24年6月に着工し,平成26年2月に事業が完了したもので,住民の生命及び財産の安全を確保するための防災環境の整備充実を図ることができたところでございます。

 以上で報告第4号についての説明を終わります。



○議長(菊永忠行)  これをもって報告理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第4号の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第6―日程第7

         議案第40号―議案第41号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第6,議案第40号和解及び損害賠償の額を定めることについて及び日程第7,議案第41号和解及び損害賠償の額を定めることについてを一括議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第40号和解及び損害賠償の額を定めることについて御説明を申し上げます。

 本案は,市道本別府高田線の道路陥没により発生した事故2件のうち1件について,和解及び損害賠償の額を定めようとするものでございます。

 2件の内訳でございますが,平成26年6月26日午前9時45分ごろ,前日の陥没復旧箇所を普通四輪自動車が通行したところ,隣接する部分が陥没し,右側前輪及び後輪を損傷した事故と,午前10時10分ごろ,当陥没上を通行して右側前輪を損傷した事故の2件でございます。

 1件目の午前9時45分ごろに発生した事故につきましては,現在,運転者が治療中のため,治療完治後,改めて議案として提出する予定でございます。

 2件目の午前10時10分ごろ発生した事故につきましては,直径1メートル余り,深さ約20センチメートルの陥没箇所に,中渡瀬正剛氏運転の普通四輪自動車が通行した際の車両損傷に係る損害賠償でございますが,修理費用金20万7,306円のうち,南九州市の過失割合70%に当たる金14万5,115円を支出しようとするものでございます。

 過失割合につきましては,株式会社損害保険ジャパンより,事故当時の天候,道路の状況等総合的な判断で,南九州市と中渡瀬氏の過失割合を7対3とする提示がなされ,中渡瀬氏との話し合いの結果,了解をいただいております。

 なお,本件に関する予算につきましては,議案第57号の一般会計補正予算第4号に計上いたしたところでございます。

 次に,議案第41号和解及び損害賠償の額を定めることについて御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市知覧町東別府にあります市有林内の樹木が強風等により相手方の納屋に倒れ,棟瓦を破損し,損害を与えた事件に関するものでございます。

 和解の相手方でございますが,住所は南九州市知覧町東別府2682番地,氏名は,三宅シヅでございます。

 和解の内容につきましては,南九州市は,相手方に対して,損害賠償金として6万4,800円を支払い,相手方は,南九州市に対して,損害賠償金以外の一切の請求をしないとするものでございます。

 損害賠償額につきましては,全額を市が加入する全国町村会総合賠償保険による賠償保険金で措置し,支払いを行おうとするもので,本件に関する予算につきましては,議案第57号の一般会計補正予算第4号に計上いたしたところでございます。

 以上2件につきまして,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第40号和解及び損害賠償の額を定めることについて質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第40号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第40号は可決することに決定しました。

 次に,議案第41号和解及び損害賠償の額を定めることについて質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第41号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第41号は可決することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第8―日程第10

         議案第42号―議案第44号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第8,議案第42号南九州市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第10,議案第44号南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例の制定についてまでの以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第42号南九州市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,行政財産の使用を許可した場合において,使用者から徴収する使用料等の減免規定に国を追加することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第43号南九州市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の公布に伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第44号南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,平成27年3月31日をもって,南九州市立頴娃准看護学校を閉校することに伴い,条例を廃止しようとするものでございます。

 なお,条例の廃止に伴い,南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例並びに南九州市手数料条例についても所要の改正をしようとするものでございます。

 以上3件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第42号南九州市行政財産の使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第42号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第42号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第42号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第42号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第43号南九州市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第43号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第43号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第43号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第43号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第44号南九州市立頴娃准看護学校条例を廃止する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第44号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。議案第44号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第44号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第44号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第11―日程第12

         議案第45号―議案第46号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第11,議案第45号南九州市課設置条例の制定について及び日程第12,議案第46号行政組織再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第45号南九州市課設置条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,平成27年4月1日から部制を廃止し,組織を再編することに伴い,条例を制定しようとするものでございます。

 なお,この条例の制定に伴い,南九州市部設置条例を廃止しようとするものでございます。

 次に,議案第46号行政組織再編に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,平成27年4月1日からの行政組織再編に伴う関係条例の整備を行うため,この条例を制定しようとするものでございます。

 以上2件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第45号及び議案第46号について一括して質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。内園知恵子議員。



◆議員(内園知恵子)  議案第45号南九州市課設置条例の制定について,まず,この条例を設置することにより,どのようなメリットがあるのでしょうか,お尋ねいたします。

 また,縦割り行政となり,住民にとってどちらにも関係する課などがあったときにはたらい回しになるのではないかということが考えられますが,課同士の連携をどのように図っていくのでしょうか,お尋ねいたします。



◎総務部長(上野勝郎)  まず,この条例のメリットについてということで答弁させていただきたいと思いますが,本案につきましては,先ほど市長のほうから提案理由がございましたとおり,平成27年4月1日から部制を廃止することに伴い,市長の直近下への内部組織で課となるために,地方自治法第158条第1項の規定により本条例を制定するものでございまして,この条例につきましては,今申しましたとおり,部制を廃止して課にするものでございますので,条例そのもののメリットと申しますか,この部制から課制にするメリットということで答弁させていただきたいと思います。

 部制を廃止し,課制にするメリットといたしましては,組織のスリム化及び効率化が図られるものと考えております。

 現在,合併協定によりまして,事務所の方式は総合支所方式を基本とし,一部を分庁方式としておりますが,今回は総合支所方式を堅持しながら,支所業務につきましては証明書類の発行などの窓口サービスや各種申請受付,住民相談の市民生活に直結するサービスに重点を置いた業務体系へ移行し,他の業務につきましては本課へ集約し,事務の効率化を図ることといたしております。

 これは,地方自治体の財政規模に見合った適正な職員数とするために業務集約を図る必要があるとともに,課制にすることによりまして,機動的で迅速な意思決定や効率的な事務執行が行われるものと期待をいたしているところでございます。

 それから,2点目といたしまして,部制を廃止することにより縦割り行政となり,住民の皆様の各種手続に対しまして,関連する課が複数になる場合にたらい回しになることが考えられるということでございますが,現在の部制におきましても,業務は課単位で行われており,2課に関係する業務につきましては連携してその業務に当たっておりまして,課制に移行することによりまして縦割り行政になることにはならないと考えております。

 なお,重要な事項につきましては,三役,それから総務課長,関係課長で組織をいたします庁議で,また2以上の課等の所管する業務で,行政上,また財政上,また管理上,企画調整を図る必要があるものにつきましては,企画課長並びに関係課長及び係長をもって組織いたします企画連絡会議というのを設置いたしまして,協議または調査研究を進めることといたしているところでございます。

 さらに,2課以上の課等に関連する重要な行政案件で,かつ限られた期間内で解決を図るために複数の課等から必要な知識及び経験を有する職員の参画を得る必要がある場合につきましては,現在,行政課題プロジェクトチーム設置基準等に関する規定というのを設置をいたしておりますが,この規定に基づきまして,行政課題プロジェクトチームを設置し,課題解決を図っていくことといたしておりまして,これまで以上に連携を密にしながら業務を遂行してまいりたいと考えているところでございます。

 以上,答弁とさせていただきます。



◆議員(内園知恵子)  スリム化をするということでしたけども,これは職員が減るということも考えられるわけですよね。



◎総務部長(上野勝郎)  先ほど答弁いたしましたとおり,職員の定数につきましても,適正化計画に定めておりまして,計画的に,また年次的に職員の定数を削減を図っているところでございます。



○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第45号及び議案第46号は総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第13―日程第15

         議案第47号―議案第49号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第13,議案第47号南九州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定についてから日程第15,議案第49号南九州市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定についてまでの以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第47号南九州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,子ども・子育て支援法第34条第2項及び第46条第2項の規定に基づき特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関し必要な事項を定めるため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第48号南九州市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,児童福祉法第34条の8の2第1項の規定に基づき放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関し必要な事項を定めるため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第49号南九州市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,児童福祉法第34条の16第1項の規定に基づき家庭的保育事業の設備及び運営に関し必要な事項を定めるため,この条例を制定しようとするものでございます。

 以上3件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第47号南九州市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第47号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第48号南九州市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を行います。発言の通告がありましたのでこれを許します。内園知恵子議員。



◆議員(内園知恵子)  議案第48号南九州市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について御質問いたします。

 南九州市放課後児童は何名ぐらいいらっしゃるんでしょうか,お尋ねいたします。



◎福祉課長(山脇勝次)  南九州市の放課後児童健全対策事業につきましては,現在,南九州市放課後児童対策事業実施要項に基づき実施しております。

 これまで小学校低学年,3年生以下を対象としておりましたけれども,平成25年度から6年生までの全学年が対象となったところでございます。

 旧町ごとの放課後児童の数の御質問ですけれども,平成26年5月1日現在の登録児童数でお答えいたします。

 旧頴娃町でございますが,8児童クラブに181人,旧知覧町,5児童クラブに146人,旧川辺町,7児童クラブに155人,市内全域で合計20児童クラブに482名が登録されております。

 以上,答弁とさせていただきます。



◆議員(内園知恵子)  この方々を1施設ごとに2名以上で見なければならないというのがありますけども,その点は守られていくんでしょうか,お尋ねします。



◎福祉課長(山脇勝次)  新しい条例に基づきまして,放課後児童クラブの基準が今回定められるところですけれども,放課後児童クラブにおきましては支援員を,今,議員のほうからありましたとおり,2人以上配置することとしております。このうち1人は補助員という形で代替が可能ということで運用していきますので,今後2人体制になりますけども,運営は従来と同じような運営にされるものと思っております。

 以上でございます。



○議長(菊永忠行)  いいですか。(「はい」と呼ぶ者あり)ほかに質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第48号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第49号南九州市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第49号は文教厚生常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第16―日程第19

         議案第50号―議案第53号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第16,議案第50号南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第19,議案第53号南九州市農産物処理加工施設条例の制定についてまでの以上4件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第50号南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市知覧農業者トレーニングセンター使用料について,他の類似施設との均衡を図るため,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第51号南九州市川辺農村環境改善センター条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市川辺農村環境改善センター使用料について,他の類似施設との均衡を図るため,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第52号南九州市総合交流促進施設(ちらん夢郷館)条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市総合交流促進施設(ちらん夢郷館)の備品使用料を設定すること等に伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第53号南九州市農産物処理加工施設条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市頴娃農村婦人の家,南九州市川辺農業構造改善センター及び南九州市知覧農産物処理加工施設の使用料等を統一することに伴い,条例を制定しようとするものでございます。

 以上4件の議案につきまして,御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第50号南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第50号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第51号南九州市川辺農村環境改善センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第51号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第52号南九州市総合交流促進施設(ちらん夢郷館)条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第52号は文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第53号南九州市農産物処理加工施設条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第53号は産業建設常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第20―日程第22

         議案第54号―議案第56号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第20,議案第54号南九州市いじめ問題専門委員会条例の制定についてから日程第22,議案第56号南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの,以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第54号南九州市いじめ問題専門委員会条例の制定について,御説明を申し上げます。

 本案は,いじめ防止対策推進法第14条第3項の規定に基づく南九州市教育委員会の附属機関として,南九州市いじめ問題専門委員会を設置し,その組織及び運営に関し必要な事項を定めるため,条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第55号南九州市いじめ問題調査委員会条例の制定について,御説明を申し上げます。

 本案は,いじめ防止対策推進法第30条第2項の規定に基づく南九州市長の附属機関として,南九州市いじめ問題調査委員会を設置し,その組織及び運営に関し必要な事項を定めるため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第56号南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について,御説明申し上げます。

 本案は,いじめ防止対策推進法第14条第3項の規定に基づく南九州市教育委員会の附属機関として南九州市いじめ問題専門委員会を設置し,及び同法第30条第2項の規定に基づく南九州市長の附属機関として南九州市いじめ問題調査委員会を設置することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 以上3件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願い申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第54号南九州市いじめ問題専門委員会条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(浜田茂久)  いじめ問題の条例制定についてでありますが,諮問委員会としては,筋から言えば,これは,教育長の諮問委員会となるべきところでありますが,市長の諮問機関としたところの理由の説明がなかったから質疑いたします。



◎総務部長(上野勝郎)  ただいまの御質問につきましては,議案第55号の御質問かと思いますが,この委員会につきましては,平成25年6月28日に公布され,同年9月28日施行されました,いじめ防止対策推進法というのがございますが,その第30条の第2項の規定に基づきまして,市長の附属機関として設置するように法律が求めておりますので,それに基づきまして設置するよう,条例で設置したものでございます。



◆議員(浜田茂久)  法律の改定があったということは十分御承知の上で,それを理解してやってるのかどうかちゅうところを質してるんです。

 わけもわからず,ただ単に,上意下達で,教育長サイドの諮問機関が,執行部の長のほうに移行する法律施行の改定があった,その理由を述べよと言ってんです。

 以上。



◎総務部長(上野勝郎)  いじめ問題につきましては,教育委員会サイドで,今議員がおっしゃるとおり,優先的には審議されているわけでございますが,他地域におきまして,教育委員会がなかなか機能を果たせなかったということで,これにつきましては,首長にも率先してかかわる必要があるということで,国のほうで考えまして,こういうような法律ができたというふうに考えております。

 その中で,現在市といたしましては,一応,法律に基づきまして,この条例を設置をいたしますが,基本的には,やはり議員がおっしゃるとおり,教育委員会の組織の中で,十分審議,調査されて,被害者等の納得がいく形で結論が出せるものというふうに考えておりまして,この市長部局で設置をいたします調査委員会につきましては,その部分が不備である場合,それからまた,関係者等から,教育委員会等の調査が不満足な場合等につきまして意見等があった場合に,首長のほうで,それを総合的に判断いたしまして設置するかを決めて,必要があれば設置するものでございますので,我々といたしましては,他地域ではそういう状況でございましたが,本市におきましては,教育委員会のほうの部内でちゃんとした調査等がなされて,適正な処理がなされると思っておりますので,今おっしゃるようなことにはならないのかというふうに思っております。

 今申しましたとおり,予算につきましても,今回につきましては,教育委員会の部分につきましては,いじめ対策につきましては,常時取り組まなければならないということで,即予算化もしましたけども,今回の,この市長部局の委員会につきましては,その調査結果を踏まえての委員会となりますので,必要に応じて予算措置するということで,今回の予算措置は行っていないところでございますんで,併せて説明させていただきます。

 終わります。



◆議員(浜田茂久)  要は,教育委員会サイドでは,内部隠しが多々あるんです,自分たちを守るために。そこを国民として耐えがたいと,どうしても国民的立場,市長,県知事レベルの政治的判断が必要だなということに基づいた法律の制定でありますから,その趣旨をよくかみ締めていただきたい。

 さらに,この知覧町では,残念かな,中学生であったろうかと思いますが,合併していじめが始まった,当然,子どもたちが集団となると,違った異種の考えがありますから,その中で,闘争心があったことであろうと思いますが,要は政治的判断が必要ということを,国民の声が盛り上がったためにできた法律でありますから,将来を担う子どもたちが,助け合う精神を持つことが大事だということを肝に銘じながら,トップにある者は,かみ締めて,この法律を遵守していただきたいちゅうことを申し上げ,終わり。



○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。

午前10時52分休憩

───────────

午前10時54分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(浜田茂久)  質疑の前に一言。議事録に残していただきたい。

 長年,40年,議員として市民及び県民からの指示をいただいてきておりますが,事務局長に,質疑において左右されることを述べろと言われたのは初めてでありますが,意味がわからんとすれば,先ほど述べた問いかけ,いわゆる質問に対して,どうお答えいただけますか。以上。

 要は,法の精神をよくかみ締めておりますかということにつきるんです。

 以上です。これは質問。



◎総務部長(上野勝郎)  先ほど答弁いたしましたとおり,これにつきましては,本市といたしましては,基本的には教育委員会のほうで処理すべきだと思っています。

 ただし,今議員がおっしゃるとおり,政治的にどうしても判断しなければならない場面が出てきた場合につきましては,首長のリーダーシップのもとで,そういうふうに取り組んでいかなければならないというふうに考えています。

 以上です。



○議長(菊永忠行)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第54号については文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第55号南九州市いじめ問題調査委員会条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第55号については総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第56号南九州市報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第56号については総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第23議案第57号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第4号)



○議長(菊永忠行)  日程第23,議案第57号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第57号平成26年度南九州市一般会計補正予算(第4号)について御説明申し上げます。

 今回の補正は,職員人件費及び補助事業の内示等に伴う経費並びに当面における経費について補正しようとするものであります。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億9,821万円を追加し,予算の総額を歳入歳出それぞれ216億5,398万5,000円にしようとするものであります。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,各費目の職員人件費につきましては,育児休業,休職及び病休の職員の該当費目の給料,職員手当等を減額するものでございます。

 次に,総務費は,庁舎管理費において,平成27年4月からの行政組織機構の再編に伴う各課等の配置変更のため,庁舎内部の改修及び備品購入に要する経費のほか,国の過疎地域等自立活性化推進交付金による地域伝統芸能継承者育成事業補助金,電算費に組織再編による庁舎内のLAN配線の改修と社会保障・税番号制度のシステム改修負担金,頴娃文化会館のホール空調の修繕経費,知覧特攻平和会館の空調と外壁の改修に要する経費,市道本別府高田線の舗装路面の陥没による賠償金,市有林の倒木による家屋損傷に対する賠償金を新たに追加し,市税等過誤納返還金は,所要見込みによる不足額を計上いたしました。

 民生費につきましては,温泉施設の電気料金の値上がり分を指定管理委託料に追加し,衛生費では,予防費に,本年10月から定期接種化される成人用肺炎球菌及び水痘の予防接種に要する経費のほか,頴娃浄楽苑の屋根防水改修工事費を追加いたしました。

 次に,農林水産業費の農業振興費は,補助事業の内示等に基づき,経営体育成支援事業でトラクター等の機械導入に係る採択事業の増により,交付金を増額するほか,茶業振興費には,活動火山周辺地域防災営農対策事業で,17事業主体の摘採機能付降灰除去機導入に対する補助金を追加いたしたところでございます。林業費は,林業振興費に南薩地域景勝林保全対策事業で頴娃町郡の長崎自治会近くの松林保全のための樹幹注入経費,川辺町清水の市有林の造林事業経費を追加し,水産業費には増殖場設置と漁港浚渫の県営事業負担金を追加いたしました。

 次に,商工費には,夢・風の里アグリランドえいの高圧電気引き込みの改修工事等を追加いたしたところでございます。

 土木費では,都市計画費に岩屋公園の平安橋のかけかえ工事費を,住宅費には,市営住宅の浮辺団地5戸,永里団地12戸分のトイレ水洗化工事のほか,川辺の諏訪下団地及び両添団地の計4戸の解体工事費を追加いたしました。

 教育費につきましては,小学校費に青戸小学校の屋内運動場の屋根防水工事と川辺小のケヤキの再生事業に要する負担金を追加し,社会体育施設管理費に頴娃運動公園駐車場の舗装工事費を追加いたしました。

 災害復旧費につきましては,6月の梅雨前線豪雨による13件の農地等災害復旧費と市道2線の公共土木施設災害復旧費を追加し,公債費は,元利均等償還方式の起債償還において,利子が減となったことによる元金償還金の増額と借入利率の確定及び利率見直しによる利子償還金の減額を行うものであります。

 諸支出金は,平和基金費に平成25年度決算による知覧特攻平和会館使用料の未積立分の積み立てと一般寄附金の積み立てを行うものでございます。

 一方,歳入の市税につきましては,市民税の個人分が,本年6月1日の本算定の結果,564万6,000円の増額,固定資産税は,太陽光発電設備等の償却資産及び家屋の新築棟数の増により3,500万円の増が見込まれ,軽自動車税につきましては,当初の見込みに比較し,最も税率の高い四輪乗用自家用の所有台数の増により378万円を増額するものでございます。

 次に,地方交付税につきましては,普通交付税の本年度交付額が決定され,予算に対し1,969万9,000円の減額を行うものでございます。

 その他,分担金から市債につきましては,各事業に見込まれる歳入を計上し,このうち,地域の元気臨時交付金基金繰入金は,基金残額の全てを計上したほか,国の補正予算によるがんばる地域交付金についても,交付限度額で計上をいたしました。

 この結果,今回の補正における一般財源の収入額は所要額を上回ったため,財源調整のため,財政調整基金繰入金を減額して調整するものであります。

 次に,第2条の地方債の補正につきましては,過疎対策事業債のうち消防ポンプ自動車購入等の充当予定額を,県からの1次配分額に応じてがんばる地域交付金を財源として振りかえ,緊急防災・減災事業債は,南九州消防署建設用地の造成工事費分を,同じくがんばる地域交付金を財源とすることとして限度額を減額し,また,臨時財政対策債につきましては,本年度の発行許可予定額が決定されたことから増額するものでございます。

 御審議方,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第57号は各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第24―日程第26

         議案第58号―議案第60号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第24,議案第58号平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から,日程第26,議案第60号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの,以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第58号平成26年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ93万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億8,773万5,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,総務費で海外療養費の不正請求防止のため審査業務委託及び制度改正に係るシステム改修経費を追加したほか,負担額の決定に伴い後期高齢者支援金,前期高齢者納付金及び介護納付金を計上し,諸支出金に保険税の還付加算金の所要見込額を計上するものでございます。

 歳入につきましては,本賦課による保険税の収入見込みの増額分を計上するとともに,システム改修等に対する国庫支出金のほか,療養給付費等交付金と前期高齢者交付金の決定による減額を行い,今回補正の収支不足額につきましては,前年度決算に基づく繰越金を計上して調整するものでございます。

 次に,議案第59号平成26年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ239万5,000円と追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億6,919万5,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,出納整理期間中に納付された保険料を後期高齢者医療広域連合に支払う納付金及び前年度の事業実績に伴う剰余金の一般会計繰出金を計上するもので,歳入につきましては,繰越金で調整いたしたところでございます。

 次に,議案第60号平成26年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,535万7,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ47億5,835万円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の事業実績に伴い確定した介護給付費準備基金への積立金,国県等への返還金及び一般会計への繰出金を計上するものでございます。

 歳入につきましては,支払基金交付金の補正のほか,前年度の決算による繰越金を計上したところでございます。

 以上で,議案第58号から議案第60号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いいたします。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第58号から議案第60号までの,以上3件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第58号から議案第60号までの,以上3件については文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第27―日程第30

         請願第2号―陳情第5号一括上程



○議長(菊永忠行)  日程第27,請願第2号ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願書についてから,日程第30,陳情第5号集団的自衛権行使容認の閣議決定を撤回することを求める陳情書についてまでの,以上4件を一括議題とします。

 ただいま議題となっています請願第2号は文教厚生常任委員会に,請願第3号,陳情第4号及び陳情第5号は総務常任委員会にそれぞれ付託します。

 ここで,しばらく休憩します。

午前11時12分休憩

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午前11時25分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。

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△日程第31一般質問



○議長(菊永忠行)  日程第31,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。まず,内園知恵子議員。

  [2番議員内園知恵子登壇]



◆議員(内園知恵子)  皆さん,お疲れさまです。一般質問をさせていただきます。

 まず初めに,川内原発再稼働について。

 九州電力川内原発の再稼働申請について,政府の原子力規制委員会は,新規制基準適合性の審査書案を公表しました。これを受けて安倍首相は,「一歩前進,安全だという結論が出れば,立地自治体の理解をいただきながら再稼働を進めていきたい」と述べています。これは断じて認められないものです。

 再稼働反対は,朝日新聞の世論調査,7月29日付ですが,賛成が23%,反対が59%という数字が出ております。

 原発は,使用済み核燃料を完全に処理することができず,技術的に未完成で危険があり,一旦事故を起こせば,地域社会の存続すら危うくする取り返しのつかない事態を引き起こします。事実,福島がそうです。

 この原発を再稼働を進めたいというが,市長の再稼働に対する見解を問う。

 2つ目に,世界記憶遺産についてです。

 特攻遺書の世界記憶遺産登録を再度申請するに当たり,どのような申請とする考えか,見解を問う。

 3番目に,市営住宅についてです。

 施政方針で,快適な住環境を維持するため適切な維持管理に努めると述べていますが,網戸のない住宅などへの対応を問う。

 以上です。あとは自席で行います。よろしくお願いします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  内園議員の御質問にお答えをいたします。3点ほどございますが,順を追ってお答えいたしたいと思います。

 まず,原子力発電所再稼働についての御質問にお答えいたします。

 九州電力川内原子力発電所の再稼働に対する見解でございますが,原子力規制委員会は,平成26年7月16日,九州電力川内原発1,2号機につきまして,新規基準に適合しているとする審査書案を定例会で了承しております。

 審査合格後は,電力会社が薩摩川内市に再稼働の意思を伝え,薩摩川内市長,次いで鹿児島県知事が再稼働に同意する手続をとり,最終判断は電力会社と薩摩川内市となっているところでございます。

 本市といたしましては,エネルギー政策は,最終的には国の責任であり,明確な方向性を示していただき,国の責任において再稼働の必要性を明記した文書を示すべきであると考えておりますが,現在のところ,再稼働についての最終判断は,電力会社と薩摩川内市であることから,これらの動向を見守りたいと考えております。

 次に,2問目の世界記憶遺産についてお答えいたします。

 南九州市がユネスコ世界記憶遺産登録を申請した知覧特攻平和会館の知覧からの手紙,知覧特攻遺書は,6月12日に,文部科学省の日本ユネスコ国内委員会文化活動小委員会において審議が行われました。その結果,今回は国内の候補とならなかったところでございます。

 日本ユネスコ国内委員会の審議内容につきましては,日本からの視点のみでなく,より多様な視点から世界的な重要性を説明することが望まれるなど,評価のポイントとして大きく4点についての指導を受けたところでございます。

 これを真摯に受けとめまして,今回の審議結果や世界に発信するための視点を,有識者やアドバイザーの皆様の意見を聞きながら,申請内容を検証し,資料の劣化防止対策や保存管理計画の策定を行い,引き続き2017年の登録に向けて取り組む考えでございます。

 3点目の市営住宅の御質問にお答えをいたします。

 市営住宅の中で,現在網戸がない住宅は昭和30年から40年台に建てられた住宅でございます。これらの住宅は,既に耐用年数を超過していることから,新たな器具等の設置は行わず,既存施設の維持管理に努めているところでございます。

 しかしながら,現在の地球温暖化等による住宅を取り巻く環境の変化や入居者の身体的な負担を考慮しますと,最低限の処置は必要と考えられることから,合併後は,網戸の設置要望のあった住宅につきましては設置してきているところでございます。

 網戸のない住宅につきましては,今後,市営住宅の整備計画との整合性を図りながら設置を検討してまいります。なお,設置につきましては,建具等の状況により取りつけができる場合とできない場合がございますので,現場の状況と入居者の意向を確認した上で判断してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(内園知恵子)  今,御答弁をいただきました。

 国の最終判断としては,電力会社と薩摩川内市であることから,これを見守りたいということですが,私は,市長に対して,どういうふうに思ってますかということをお尋ねしております。

 川内原発合格を出した規制委員会の新基準に対して,原子力市民委員会座長であります法政大学教授舩橋晴俊さんという,大学教授ですが,原発再稼働の問題については,技術的判断の問題ではなく,総合的政策判断の問題として考えるべきであります。政府の責任で判断すべきことですが,安倍政権がその判断をしないと回避したことで極めて無責任な事態になっていると申しております。

 そして,総合的政策判断というのは,まず1つ目に,原発の技術的,工学的な安全性の問題,2つ目に,万が一事故が起きたときの原子力防災計画,住民避難の問題,第3に,使用済み核燃料,高レベル放射性廃棄物の処理の問題,この3つが全て,再稼働是非を問うための判断すべき材料でありますと。

 そこで,第2に上げました,万が一事故が起きたときの原子力防災計画,住民避難についてお尋ねします。

 本市では,いちき串木野市の方々が避難してくることになっておりますが,ハンディキャップを持つ人はどのように避難させるのか,何時間かかるのか,赤ちゃんや妊産婦,お年寄り,病人,この方々を含めて,何時間で逃げ切れるのか,移動手段はどうするのか,渋滞は起きないのかなど,いろんな検討が必要だと思いますが,どのような検討がされておりますか,お尋ねいたします。



◎総務部長(上野勝郎)  原発事故に対します避難者の受け入れの関係でございますが,まず,いちき串木野でそういう被害が発生した場合につきましては,とりあえず一旦は屋内退避ということで,関係の方々は,いちき串木野市内のある施設のほうに一旦収容いたします。

 その後,避難計画ということで,それぞれ,風向きとかいろんな状況で避難経路が決定されまして,それに基づきまして避難がされるわけでございますが,仮に南九州市のほうに避難されるときに際しては,いちき串木野市からの経路につきましては,県警等が先導をとって誘導いたしますので,渋滞等につきましては,その旨確保された形で来るものではないかと思っております。

 ただ,市内に入りましてからの経路につきましては,道路等も不慣れでございますので,我々といたしましては,本市が災害をこうむった場合の災害調査班というのを設置をいたしておりますが,その方々を活用いたしまして,各交差点ごとに配置するなどして,避難者がスムーズに避難場所に行けるように対処いたしたいというふうに考えているところでございます。

 それから,特に要配慮を要する方々につきましては,医療機関ないしは福祉施設等といちき串木野市との協議の中で進められておると思っておりますので,こちらに避難される方々につきましては,それ相応の生活能力のある方々がおいでになるというふうに考えています。

 ただし,議員が御指摘になりましたように,お子様連れとか,そういう女性とかいう方々はいらっしゃると思いますので,それらにつきましては,十分な避難ができますように,本市の避難所運営にのっとった形で,十分な対応をさせてまいりたいというふうに思っているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  十分な対応をさせていただくということを答弁いただきましたが,8月13日に南日本新聞に掲載されていたことですが,事故時の避難先,30キロ圏内の12市町にアンケートを出しましたと,その自治体は,防災面の遅れが既に指摘されていますが,受け入れる側の準備も難航していますということが出ておりました。

 それで,今このままゴーサインが出ましたので,再稼働するのであれば,冬ごろにはというような話も聞こえてきますが,再稼働までの準備ができると答えたのは水俣市など熊本県の2市町,それからどちらかといえばできると言ったのは指宿市など鹿児島県4市で,準備可能なのが6市町だけでした。できないと言ったのは南さつま市など鹿児島県の3市,どちらかといえばできないは湧水町と熊本県津奈木町,回答しなかったのが霧島市,このように出ておりました。

 南九州市にも,このようなアンケートがありましたでしょうか。



◎総務部長(上野勝郎)  各アンケートにつきましては,南日本新聞社に限らず,いろんな報道機関,関係のところからアンケートがまいっておりますので,今ちょっとその資料を持ってきてませんので,南日本新聞社が直接あったかというのは把握できておりませんが,アンケートそのものにつきましては,いろんなところから調査が来てまいりまして,同じような回答をさせていただいておるところでございます。



◆議員(内園知恵子)  アンケートに対してきちんと答えているといことですが,どのようなお答えをされているんでしょうか,お尋ねします。



◎総務部長(上野勝郎)  アンケートの内容につきましては多岐にわたっておりますので,どの点についてということで御指摘いただければ,その件につきましての答弁をさせていただきますが。



◆議員(内園知恵子)  今,避難のことについてですので,避難のことでどのようにできるかということのアンケートがもし来ていたら,そのことについてお答えいただきたいと思います。



◎総務部長(上野勝郎)  避難につきましてもいろんな質問が参っておりますが,我々の一貫した基本的な考え方といたしましては,原子力災害に限った避難ということではなくて,南九州市のほうに,本市が災害を被った場合の避難所設定というのがございますので,それを活用する形で避難を受け入れていきたいというふうなスタンスで,回答しているところでございます。

 と申しますのが,具体的には,本市が被害を被った場合につきましては,各避難予定施設ということで65カ所ほど設定いたしておりまして,具体的にはその都度その都度,災害に応じて避難所を設定するわけでございますが,そのときには勧告等になりますと,市のほうで職員を派遣いたしまして,避難所の便宜を図っていくというような形をとっておりますので,それらを応用する形でやりたいということで,原子力災害のみに限った避難ではなくて,本市の避難所運営に基づいた対応を,今後はそれらについても応用していきたいということで考えているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  今,私がお尋ねしているのは,川内原発がゴーサインが出ましたので,それで再稼働させられたときに,もし再稼働するということは,こういうことも考えられるということで避難先のことを考えているわけですが,そのことに対してお尋ねしているところでした。

 それと,高齢者など災害弱者と言われる要援護者の避難計画について,伊藤祐一郎県知事は10キロ圏内で十分,30キロは現実的ではなく,不可能という,このような見解を示しております。ひどい話ですが,国民は万が一のときに取り残され,切り捨てられてしまいます。この知事の発言を市長はどう考えますか,お尋ねします。



◎市長(霜出勘平)  それぞれいろんな判断があろうと思いますが,とにかく我々は大体30キロ圏内ということで,いちき串木野もその中に入っているわけです。そういったところからこちらのほうに避難の要請があれば,いちき串木野に限らず,我々は受け入れをしなければいけないのじゃないかと,このように思っておるところです。



◆議員(内園知恵子)  九州電力川内原発1,2号機の再稼働の前提となることで,基準が適合性の審査をめぐって,原子力規制委員会の田中俊一委員長が,審査では実施していない解析を実施したと,事実と異なる国会答弁をしていたことが8月15日に明らかになりました。

 また,基準の適合性はみなすが,安全だとは,私は申し上げられませんと,このように田中俊一原子力規制委員長は申しております。

 規制委員において,それが安全だという結論が出れば,再稼働します。これは安倍首相が申しております。つまり,2人とも安全だとは言ってないんです。これはお互いに責任逃れではないでしょうか。こんな詭弁と,うその二重奏の上に,川内原発再稼働が強行されようとしています。このようなお粗末な事態が明らかになっているにもかかわらず,市長はそれでも規制委員会の国が決めたようなことの言うとおりにしたいと思いますか。再度,お尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  我々は素人でありますので,やはり国の判断とか,それから当事者であります電力会社,薩摩川内市,鹿児島県,こういった方々の判断を基準にしなければ判断ができないわけですので,そういった方々のそういうような発言等をよく精査しながら,これからこの原子力発電,再稼働については考えていかなければいけないのじゃないかなというふうに思います。



◆議員(内園知恵子)  国が言ったこと,今,規制委員が言ったことということで,いろいろとこういう間違いもありましたと申してきましたが,再稼働について,川内市民へのアンケートを出しましたが,85%の方々が反対しています。また,薩摩川内市内の山之口自治体というところからは,議会に対して,再稼働するなという陳情が上がっております。これも南日本新聞の8月14日に掲載されておりました。いちき串木野市では,住民の半数以上の反対署名が集まりました。このように,自分たちの力で皆さんやってるんです。

 私たちは,市役所前で1カ月に1度ですが,川内原発再稼働反対行動をもう2年もしております。また,8月31日,JR川内駅前で,九州電力川内原発の再稼働反対の集会が行われました。きのうの南日本新聞で御存じの方もいらっしゃると思いますが,県外はもちろん,韓国,台湾からも駆けつけてきてくださいまして,約1,800人の方々でデモを行いました。

 このように,原発再稼働反対の運動が盛り上がっております。

 福島では,自殺は原発事故が関係していると福島地裁が認めました。福島第一原発事故から3年半たっても汚染水さえ止められない。汚染水対策の凍土壁もいまだに凍らない。こんな状態が続いているんです。再稼働などとんでもないと思います。

 住民の財産と命を守る立場にある市長として,何としても国の考え方だけではなく,市長自身で再稼働について考えていただきたいと強く思います。

 最後の最後にもう一度市長の意見をお聞かせください。



◎市長(霜出勘平)  先ほどから答弁をしておるように,これはもういろんな方々の思いとか,いろんな方々の生活がかかっておるわけです。我々は30キロ圏外に住んでおるわけですが,この私が軽々にいろいろなことを話せば,大変な御迷惑もかけるんじゃなかろうかなというふうに思っております。

 我々は,基本的には国の安全というものが担保されるのかどうか,そして,原子力発電所のある薩摩川内市がどのような判断をされるのか,また,九電はどのような判断をされるのか,そういったものを慎重に見守っていくべきだろうというふうに思っております。だから,今の時点で,どうのこうのという軽々しいことは,これは私の口から言えないところでございます。



◆議員(内園知恵子)  市長自身の考え方をお尋ねしたいということでお願いしましたが,やはり当たり障りがあることで,なかなか本音は言えないというような御答弁でありました。市長の立場も考えてあげないといけないのかなと思いました。(笑声)

 これで,原発の問題については終わらせていただきます。

 次に,世界記憶遺産について,この2014年6月14日,南九州市がユネスコの世界記憶遺産登録を目指していた「知覧からの手紙,知覧特攻遺書」は国内候補から漏れました。選考に当たった国内委員会は,日本からの視点のみ説明されていると指摘。世界的な重要性を説明するよう注文。2年後に再度挑戦を表明した市には大きな課題となりそうだという記事が載っておりました。日本ユネスコ国内委員会文化活動小委員会の河野俊行委員長は,今回選ばれた「シベリア抑留者からの引き揚げ記憶,舞鶴への生還」は,「ロシア,ナホトカ市の理解と協力があるなど,より広い視点から世界的な重要性が説明されている」と申しております。また,加藤重治ユネスコ国内委員会事務総長は,「知覧について申請するからには,一方の側からだけの見方ではなく,ほかの視点から見ても共感を呼ぶようなまとめ方,出し方が重要」と指摘しております。

 この中で,一方の側からだけの見方というのがありますが,この一方をどのように捉えておりますか,お尋ねいたします。



◎知覧特攻平和会館長(菊永克幸)  ただいまの質問にお答えいたしますけれども,小委員会から評価のポイントということで指導がありまして,知覧特攻平和会館は日本からの視点のみということで,世界的な重要性の説明がないということでしたけれども,それで一方の側からということですけれども,こちらのほうとしては,やはり特攻について,内側の視点といいますか,そういう関係で申請書の作成があったということで,次回の申請につきましては,日本国内にある特攻関係類似施設との連携とか,そしてまた,アメリカ,台湾とか,国外との連携,協力も必要ではなかろうかと,そういうところにも手紙,写真,映像等が保存されているのではないかということもありまして,その調査も必要であるというふうに,今思っておりますので,そういうことを模索していきたいというふうに思っております。



◆議員(内園知恵子)  一方からの側だけの見方というのは,今,御答弁いただきましたようなことでは,ちょっとあれじゃないかなと思ったんですけども,日本の場合,この特攻隊から出したその人たちは,相手側から見れば加害者であるわけです。その被害者のほうの立場から考えれば,そういうのが世界の遺産としてどうなんだろうかなという,そういう見方じゃないかなって私は思ったんですけど,ちょっとここに新聞の切り抜きがありますので,読ませていただきますが,

 鹿児島県南九州市が特攻隊員の遺書などを世界記憶遺産に登録するため,ユネスコに申請書を送ったそうですが,違和感があります。国内で彼らを鎮魂し,平和を誓うのは日本人なら当然ですが,世界となると話は別だと思うからです。まず,特攻機の激突で戦死した米英の兵士やその御遺族の方々の心情はどう考えるのでしょうか。また,問題はさらに複雑で,多くの研究者の努力で艦上に残された破片などから,特攻隊員の氏名が特定されるようになってきています。匿名ゆえに安らぎがちな特攻隊の加害性が具体化され,多くの死の原因になった人の遺書となると,こちらの心情だけではいきません。原爆投下した原爆機の機長に,日本人が複雑な感情を持つことを想像してみてください。世界の記憶遺産にふさわしいでしょうか。

このような意見を言っている方もおります。ここまで出すまでにたくさんのお金をかけ,たくさんのいろんな方にお世話になってここまで来たんだとは思いますけども,このような意見もあるということを考えながら,また,やってみてほしいと思います。

 それから,知覧の特攻平和会館を見学したドイツ人女性に,日独の戦争資料の違いを聞いてみました。「ドイツにある強制収容所関係の資料館に比べて,ここはこういうことを二度と繰り返してはならないという訴えが感じられなかった」と。「特攻隊員の死は,無駄じゃなかったと説明しているような印象を受けた」と書いてあります。

 また,このようなことを一応意見として考えてみてほしいと思います。

 それから,「先日は,開館以来の入場者数が600万人を超えた」と,「この数字に知覧町は喜んでばかりもいられまい」と。「どういう視点で続けていくのか,町の姿勢も問われ始めている。今後は,外国人入館者の目にも耐えるような考えをしなければならないだろう」と。「戦争の実態とは,吐き気がするようなものであるはずだ。そして,特攻とは戦争をより悲惨たらしめた大きなキーワードだ。それをテーマに掲げている以上,特攻平和会館には戦争の実態を思い知らすような展示にも,もっと取り組んでほしい」という,こういう意見があります。これをやっぱり無駄にしないで考えていっていただきたいと思います。

 このような意見に対して,館長としてどのような御意見がありますでしょうか,お聞かせください。



◎知覧特攻平和会館長(菊永克幸)  ただいま,平和会館のいろいろな指摘等をお伺いしたところなんですけれども,間もなく戦後70年という年を迎えるわけですけれども,貴重な証言をしていただく方々も,年月の経過とともに少なくなっております。それで,平和会館は特攻隊員の方々が人生最後に家族や恋人など,愛する人へ残した遺書類を公開しておるわけですので,それを全世界に公開をしていくということで,やはり平和会館のコンセプトといたしまして,戦争のない平和,二度と悲惨な戦争を起こしてはならないという世界恒久平和を願って平和情報を発信していきたいというふうな考えで,常々そういうことを思って,平和会館の管理運営にも当たっております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  史実を残すということは大切なことだと思いますし,それを守っていくということも大切なことだと思います。

 知覧からの手紙ということで,333点選ばせてもらったということでしたが,余り言葉のきついものとか,そういうものは出さずに,家族を思ったこととか,そういうことを出させてもらいましたということが載っておりましたが,この知覧からの手紙が本当に本心だったものかということもうかがわれるような文があります。「全体主義の国家は,最後には破れる。あしたは自由主義者が1人この世から去っていきます」隊員が憲兵や上官の目を盗み,軍に渡した遺書とは別に,食堂のおかみ,鳥濱トメさんらに託した手紙だそうです。また,娘さんの礼子さんという方が本を書いておりますが,礼子さんは,この手紙を託されたときに,憲兵に見つかったら大変なことになるということで,何せポストへ投函するまでが一番怖かったと,このようなことが書かれております。

 このような事実が,やはりある以上,当たり障りのないと言ったら失礼ですけども,優しい言葉で書かれている,最後に「お母さん」という言葉が書かれているのを私も読ませていただきましたけども,それだけではなかったんだということを,やはりこれも隠さずに世界に発信していかなければならないことなんじゃないかなと思います。

 この信太正道という人が書いた「最後の特攻隊員・二度目の遺書」からということで,「きさまたち将校生徒は,軍人の鑑でなければならない」「鑑」というのは手本だそうです。「手紙に泣き言書くな」「このように注意を受けました」と,「それから絶対に本心を書かないことにしました」と,このような書を残している方もおります。

 このような戦時下の背景のもとに,特攻隊員の遺書は書かされたのです。本音が書けなかった部分があったことは事実だと考えられます。私は体験していませんので,わかりませんけど,このようなことが考えられるのではないかと思います。

 ピアノのあのときの映画でも見ましたけども,特攻隊員で死に切れなかった方は別なところに収容されて,本音を語るといけないからということで,もうそこに確保されて,出させてもらえなかったというのがテレビに出てきました。やっぱりそういうのを知っている方々が,本当にこれが世界に発信されて,平和を求める,二度と戦争を起こさない遺書として出していくわけですけども,その辺のところもやっぱりきちんと精査してやっていかないと,この次の申請にもということにならないように頑張ってほしいとは思いますけども,その辺のところをしっかりと考えていただきたいと思いますが,館長としてはどのように考えますか。



◎知覧特攻平和会館長(菊永克幸)  先ほど話がありましたように,知覧からの手紙ということで333点を登録申請をしたわけですけれども,その中には,先ほど申し上げましたように,家族を思い,恋人を思いというふうに書いておられたわけですけれども,それで,その辺,特攻隊員が全て本当に自筆で,自分の思いを書いたのかどうか,その辺は,我々もそこまで追跡等はしていないところですけれども,その辺もよく今後,同じ轍は二度と踏まないという考えでもって,十分,有識者とか,アドバイザー等も含めまして,検証,精査していきたいというふうに思っております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  遺産登録が通るためのそういう考え方ではなくて,本心を,本当のことを,こういうこともありましたということもお知らせしながら認めていっていただけたらと思いますので,その辺のところも十分に考慮しながら,これからも大変でしょうけども,やっていただきたいと思います。

 これで2つ目の問題を終わりにしますけど,3つ目まで入っていいんでしょうか。



○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。

午後0時5分休憩

───────────

午後0時58分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(内園知恵子)  済いません。先ほどの世界遺産登録の件について,最後の最後の市長の答弁というか,考えをいただきたいと思います。再申請をするに当たり,どのような反省をされましたか,どのような視点で今後取り組んでいく方針か,お聞かせいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  今か今かと待っておりましたが,ついに指名がありませんでしたので,答弁の機会を逸したところでございますが,このことについては,議員がおっしゃるように,いろいろな見方があると思います。我々は,やはり彼らは,議員がおっしゃったように,加害者であると同時に犠牲者でもあるんです。国の国策によって,犠牲になった方々なんです。外国から見れば加害者ということになるでしょうけど。だから,やっぱりそういうような視点からも,やはり世界に訴えていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。我々は特攻作戦を世界に情報発信をする気は毛頭ないんですが,この特攻作戦というのは,世界戦史上まれに見る作戦であったわけです。その中で犠牲になった方々ということで,この犠牲になった方々の思いというものを通じて,世界恒久平和を築いていかなければいけないという思いで,記憶遺産に登録をしようということなんです。

 そういったことで,いろいろと今回,国内委員会のほうで,4つのことについても,こういうような指摘指導を受けたところでございます。これを真摯にもう一回,我々はゼロからこれについてはしっかりと検証をしながら,そして,こういう考察もしながらやっていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 やはり,戦争物であるわけでございますので,なかなか難しい点もございますけども,やはりこの太平洋戦争の中で犠牲になった彼らの悲鳴というものを,世界の方々に知っていただく必要があるのではないかというふうに思っております。333点選んだわけでございますが,このほかにも相当な数の資料がたくさんあるわけですが,その資料を後世にしっかりと引き継いでもいかなければいけないのじゃないかと,これを風化させて,劣化させてはいけないというようなこともあるわけです。

 だから,それと同時に,やはり彼らの本当の気持ちを通して,戦争というのはむごいもんだと,何も残らないんだと,あとは墓石しかないんだということをしっかりと伝えていかなければいけないというふうに思っております。

 いろいろと遺書の中でも,彼らの本当の気持ちというのも書けなかったものもあるんじゃないかなというふうに思っております。もうこれはそういう戦時下で仕方のないことだっただろうというふうに思いますし,また,それまでの日本男児としての教育も受けておった方々でしょうから,やはり泣き言は言うなというようなことで,教育も受けておったんじゃないかと思います。天皇陛下万歳じゃなくて,本当は「お母さん,お父さん」というようなことを思って死なれていったんでしょうから,そういったことはやはり遺書の中には書いてないんですが,その書いてない部分までも,我々はやはり世界に発信をしていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。

 いろんな困難もあろうかと思いますが,登録を成功させることによって,本当に死にたくない,生きたいというような思いで無念な中で死んでいった方々のそういった気持ちを少しでもはらせられれば,それは我々の責務だろうというふうに思っておりますので,このことについては,まずこれまで取り組んできたことをしっかりと検証して,そして必ず登録ができるように,日本の国内委員会の理解を得られるように,しっかりと頑張っていきたいというふうに思っております。これが国連に行って,そこでいろんな指摘をされるということは,それでいいんですが,国内委員会を突破しないことには意味がないわけですので,まず第1のハードルをしっかりと乗り越えて,そしてユネスコに挑戦をしていってみたいと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  市長の思い,戦争は二度と起こしてはならないという,そういう気持ちが伝わってきました。ぜひそういう気持ちを忘れず,本当の心を書けなかった人たちのことも思って,考えていただきたいということを要望しておきます。

 それでは,3番目の市営住宅について入らせていただきます。

 本市におきまして,網戸の取りつけのない住宅はどのくらいあるのでしょうかということで,頴娃町が6戸,川辺町が17戸,知覧はゼロでしたが,この川辺町が古い建物が多いということなのでしょうか,それとも早くから市営住宅として住民のためにスタートさせたからなのでしょうか,この戸数の多いのはどういう理由なんでしょうか,お尋ねいたします。



◎建築住宅課長(楠元章一)  川辺地域が建具のない住居が多いということは,主に木造の老朽化した住宅が多いということと関連しているかというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  この方々もきちんと家賃を払ってそこに生活をさせていただいているわけですから,要望があったら網戸を取りつけるということでしたが,要望がなくても取りつけるという考えはないでしょうか。



◎建築住宅課長(楠元章一)  先ほど,市長の答弁の中で申したかというふうに思っておりますが,合併後は要望があった場合取りつけておりますと。今後は整備計画との整合性を図りながら,設置について検討してまいりますというふうに考えております。

 先ほど市長が答弁したことと同じようになりますが,来年度以降,予算化を図りながら,検討をしてまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  この網戸のない市営住宅に入っている方々というのはどのような方々でしょうかお尋ねします。



◎建築住宅課長(楠元章一)  事細かに1戸1戸の入居者について把握しているわけではございませんが,大体,高齢の方が多いかというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  やはりこの高齢の方々にも,この暑いときに冷房も,網戸もないんですから,多分クーラーの施設もないと思いますので,ぜひとも網戸を,要望があったら,つけていただきたいと,本当は要望がなくてもつけていただきたいと思うんですけども,もうそこが外れたらつぶすというような意見も聞いておりますので,要望があったら,ぜひともつけていただきたいということで。

 それから,畳の張りかえというか,取りかえというのは何年に1度くらいとかになっているのでしょうか,ちょっとお尋ねいたします。



◎建築住宅課長(楠元章一)  畳につきましては,入退去をするときに,退去時に新しく表替えをしていただくという形でいたしております。

 ただ,畳の床が傷んで老朽化している場合は,状況を見ながら市のほうで取替えをいたしているところでございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  そうすると,退去ごとに取替え,張替えをするということですが,この方々は,そうしょっちゅうしょっちゅう入れかえはないんでしょうか,あるんでしょうか。



◎建築住宅課長(楠元章一)  それについては,個別の住居によっても,入ってもう1年もしないうちに出られる方がいたりとか,何十年も住んでいらっしゃる方がいたりとかございますので,個別の案件については,この場では即答ができかねます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  すぐに入居,退去がある場合は取替えられるんでしょうけど,10年,20年と住むような人はいないんでしょうか。そういうときはどうなるんでしょうか。



◎建築住宅課長(楠元章一)  先ほど申しましたように,状況を見ながら,例えば要望があった場合には,状況を見て,そういった措置はするようにいたしております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  網戸のほうも畳のほうも,要望があれば,状況を見ながらすぐにでもかえてあげますよというような形でよかったでしょうか。



◎建築住宅課長(楠元章一)  基本的に畳の表替えは,入居者が必要であればしていただくという形で対応していただきたいというふうに考えております。

 床については,かなり傷んでいる分については,状況を見ながら対応していきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  済いません。その畳のことについてですが,それは入居する場合のそういう規約とかなんかあるんですか。



◎建築住宅課長(楠元章一)  規約とか,そういうものじゃなくて,畳については,ある意味入居者の消耗品でもございますので,表替えについては入居者のほうでしていただくという形になっております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  畳については,入居者が自分の消耗品だから,自分で直していただくという見解でよろしいんですね。



◎建築住宅課長(楠元章一)  表替えについてはです。畳の床については,市のほうで取替えとか,そういうのは実施いたしているところでございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  わかりました。

 その網戸のない住宅が川辺地域では17戸もあるということで,これがまた住んでいる方々が高齢者だということでありますので,要望がありましたら,ぜひそういうことで取りつけていただくということで,私の質問を終わります。市長の見解を最後にお聞かせください。



◎市長(霜出勘平)  網戸については,私は前,ガラス屋をやっておりました。専門家でございますので,お答えをいたしたいと思いますが,これは木造の住宅です。この木造はアルミサッシだったら,もうそれでセットになってついていますが,木造の窓については,そういうような状態になってないんです。だから,1間の2つ窓があります。この外側の窓に固定の網戸を取りつけて,そして内側の窓をあけると,もうこっち側の窓はあかんわけで,そういうような取りつけ方もあります。それから,雨戸があるところは,外に持ち出せないんです。持ち出してつけたら,今度雨戸を閉めることができないと,そういうようなことがありますので,やはり1軒1軒,条件が違ってるんです。だから,入居者の方が,もういつも自由に窓をあけたいということであれば,雨戸も閉めたいということであれば,その辺のところをクリアしないとできないわけです。

 だから,御要望を聞いて,それでいいから取りつけてくれとかいうようなことであれば,もう早速予算化して取りつけなければいけないというふうに思っておりますが,サッシであれば,そのようにもうセットになっているからいいんですが,こういう昔の木造は,簡単にいかない面もあるということは理解をしていただきたいと。

 そして,建物そのものが老朽化したら,新しいのをつけたら,もうサッシがつくわけです。解決をするんですが,現状ではいろんな条件があるもんですから,簡単にいかないということは御承知おきいただければというふうに思います。



○議長(菊永忠行)  次に,加治佐民生議員。

  [11番議員加治佐民生登壇]



◆議員(加治佐民生)  9月議会2番目の質問となりました。私は,前もって通告しておりました空き家対策について質問をいたしたいと思います。

 平成21年に空き家の実態調査を実施しているが,その後取り組んだ空き家バンク制度を初めとする対策等について実績を示してください。

 また,老朽化した空き家が自治会内において大きな問題となっているが,取り壊しに対する支援は考えられないか,以上,質問といたします。

 あとは自席で対応いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  加治佐議員の御質問にお答えをいたします。

 空き家対策についてという質問でございます。

 市内で空き家となっている住宅を,田舎暮らしを希望する都市部の方々に紹介する空き家バンク制度を創設するための基礎資料の収集を目的に,本市におきましては,平成21年9月に,自治会長にお願いして空き家の実態調査を行い,268自治会のうち173自治会から報告があったところでございます。

 報告の結果は,空き家が1,026件で,そのうち住める空き家が320件,改修を必要とする空き家が313件,住むことのできない空き家が373件でありました。

 この報告に基づきまして,300件を超える住める空き家を有効活用し,定住促進による地域の活性化を目的に,空き家情報登録制度,通称空き家バンク制度を設けまして,平成22年4月から運用をしております。

 これまでの延べ登録件数は,売買が40件,賃貸が23件,計63件でありまして,年度別には,平成22年度が11件,平成23年度が10件,平成24年度が8件,平成25年度が24件,平成26年度が10件となっております。なお,取引成立件数は売買が25件,賃貸が19件,計44件,現在交渉中が4件となっております。

 次に,老朽化し取り壊す必要のある空き家の取り壊しに対する支援についてでございますが,空き家等の適正な管理につきましては,平成26年6月議会の一般質問に対しまして答弁いたしましたとおり,平成25年8月に,国会議員で構成いたします空き家対策推進議員連盟から市町村へ立入調査権付与や危険住宅の撤去に対する財政支援などを盛り込んだ空き家対策特別措置法案がまとまりまして,今後国会へ提出し成立を目指すとの情報がもたらされたところでございます。

 このようなことから,市といたしましては,この法案の成立で,本年3月11日に,鹿児島県議会の政策立案推進検討委員会から知事に提言されました,空き家対策に関する政策提言に対する県の取り組み内容等が明らかになってから,法律や県のマニュアルとの整合性を図りながら条例を制定しようと計画をいたしているところでございます。

 このように,市といたしましては,国の動向等を注視しながら実効性のある制度を検討し,条例化に向けて取り組んでいき,その中で,取り壊しに対する支援につきましても検討してまいりたいと考えておりますが,現在のところ,老朽化し取り壊す必要のある空き家につきましては,個人の所有物に対する税金支出は,市民の理解が得られにくく,また,適正な管理者と整合性を図る必要性があるなどのことから,取り壊しに対する支援は考えていないところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(加治佐民生)  事前にいただきました資料を見ますと,平成21年9月に,自治会長を通じて空き家の実態調査を行っておりますが,268自治会のうち173自治会より回答をいただいており,その結果,1,026件の空き家が存在するとありますが,回答のない95自治会の空き家の状況についてはどのように想定をしておりますか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家の判断というのは非常に難しいというふうに思います。また,自治会長さんも,それぞれの判断で空き家の判断をされていると思います。

 そういった中で,私ども,空き家の状況を調べる統計といたしまして,土地統計調査というのを総務省が行っております。これは,市内全域を調査して何戸ですよというものではなくて,一部の調査をして推計することになっております。

 その結果は,平成20年の結果しかまだないわけですが,住宅総数が1万9,370戸,そのうち空き家と判断させる住宅が3,390ございます。ですので,全体としまして17.5%が空き家というふうに判断されるということになります。

 これは,あくまでも先ほど申し上げました推計でございますが,これに近い数字の空き家が存在するというふうに考えます。



◆議員(加治佐民生)  今,17.5%が空き家と推計するとありますけども,私は単純にこの自治会長の事例を見て計算したときに,1,300件ぐらい空き家があるんかなと思いましたけれども,その17.5%となった,その基準とか何かそういうのがあるんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  住宅土地統計調査につきましては,基準といいますか,これは調査員が見た目でございます。そして世帯を抽出して見るわけですが,南九州市の2,950戸を調査して,それから推計している数字でございます。



◆議員(加治佐民生)  先ほどの1,026件にかえりますけれども,1,026件の空き家のうち,住めるのが320件,要改修が313件,住めない家が373件とありますが,合計で20件分差があると思うんですが,これはどういうわけでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  私どもとしては,このデータずっと使ってきたんですが,その差については気づいておりませんでした。

 ただ,この基準というのは,住めるのか住めないのかというのは,自治会長さんの主観になりますので,そこら辺の境界というのは,必ずしも,住めるということで住める家なのか,住めないということで住めないのか,あるいは改修して住めるという,そこら辺の判断が,基準をしっかり設けて調査をしているわけではありませんので,そのおよその数字を目安としていただければありがたいと思います。



◆議員(加治佐民生)  その差は,はっきりしない家が20件あったというふうに見ていいんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  そのように御理解いただければありがたいです。



◆議員(加治佐民生)  このバンク登録をしている家というのは,この3つの家のうちに,住めるものと,要改修,この家がバンク登録の中に入っているというふうに判断していいんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  これまで登録された63件については,住める家,少なくとも改修して住める家でございます。



◆議員(加治佐民生)  6月定例会で,同僚議員の質問に対しまして,空き家バンク制度の登録は,売買37件,賃貸23件の計60件,取引成立42件とのことでありますが,8月19日現在では,登録63件,成立44件ということで,件数は増えてきているというふうに見ていいんですか。

 それから,この資料の中で,抹消件数,売買2件,賃貸2件となっていますが,これはどのように数えるというんですか,そういうふうに見ているんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  平成27年度におきましても,既に10件あって,また最近も何件か登録がされております。ですので,空き家バンクとしての登録は増える傾向にあります。

 それと,抹消の2件でございますが,これはさまざまな理由がございます。それは,登録されて瑕疵があった家,いわゆる事情があった家等を含めて取り消しをお願いしているところでございます。



◆議員(加治佐民生)  資料の最後ですけれども,移住定住促進交付実績によりますと,平成25年度の131件,8,135万円のうち,改修した件数が26件の1,960万円,リフォーム実績がありますが,このうち,実際この空き家バンク制度からきて利用した件数というのはどれぐらいあるんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家バンクで取引されたのは,この移住定住交付金につきましては全て売買が対象になっております。この14件のうちに空き家バンク経由が何件あるかについては把握しておりません。



◆議員(加治佐民生)  後からでもいいですので,中身をまた知らせてください。

 それから,空き家バンクとしては終わりになりますけれども,1,026件の空き家がある中で空き家バンク制度を設けていますが,実際,効果としては十分上がっていると考えますか。

 市民の認知度は高いというふうに考えてよろしいでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  南九州市としましては,移住定住を重点プロジェクトに掲げておりまして,その中の一つの対策が空き家バンク制度による移住してこられる方の確保でございます。

 そういった中で,空き家が,現在中古物件あるいはリフォームとして活用されておりますが,こういった方法によって移住定住につながっておりますし,実際に,中古とかリフォームで使われない場合は朽ちるのを待つだけですので,こういった空き家対策としては十分な効果を発揮しているというふうに考えております。



◆議員(加治佐民生)  私は,最近,知り合いで2件,1件は,空き家を借りたいか購入したいということと,それから,もう30年間空き家になっている家を買いたいという話を聞きましたけれども,2件とも全然この空き家バンクを通じていないような感じがしましたので,市民に対しましてやっぱり,市もこういうことで取り組んでいるということで,広報なり,市民に知らしめる必要があると思いますけれども,何かいい方法はございませんか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家バンクの広報の手段としましては,先般行われました3地区での行政嘱託員,そして地区公民館長の会議でも,空き家バンクの登録についてお願いをしたところです。

 そして,市全域に配付します市の広報紙では,昨年12月号で,移住定住の一環として空き家バンクも紹介したところでございます。

 私どもとしては,空き家バンクの登録件数を増やし,またインターネット等で,市外からのお客様を呼び寄せるためにさまざまな努力をしているところでございます。

 引き続きこういった取り組みをしながら,空き家バンクの利用を増やしていきたいというふうに考えます。



◆議員(加治佐民生)  次に,今度は空き家の管理対策ですけれども,一般質問の締め切りが8月19日でした。その翌日の南日本新聞を見ますと,社説で,空き家対策方針,人口減少を考えた対策急務という記事がありましたが,市長はご覧になられましたか。



◎市長(霜出勘平)  ちょっと記憶にありません。



◆議員(加治佐民生)  その記事によりますと,鹿児島県内は約14万7,300戸で,空き家は全国で8番目に高い17%だったと。老朽化したまま放置された空き家は倒壊の恐れのほか,景観,防犯でも問題が多いと。少子高齢化が進み,今後も空き家が増えるのは必至だ。人口減社会に対応した国や自治体の対応は急務であると。

 このことについて,市長はどのように考えますか。



◎市長(霜出勘平)  やはりそういう現状を見るにつけ,何とかせんないかんという思いは強いんですが,なかなかやはり個人の財産ということで,やはりいろいろな整合性も図っていかなければいけないわけですので,市の税金を投入して現在のところこれを何とかしようというような考えはないところです。

 先ほど答弁をいたしましたように,やはり国県の動き等も,よく両にらみをしながらこのことについては,市としての方針も決めていかざるを得ないのじゃないかなというふうに思っておりますし,現在のところは,まだその途中ということになりますか,結論を出していないところです。



◆議員(加治佐民生)  今の答弁聞きまして,6月の同僚議員の質問に対しまして,市長がそのように答えていらっしゃいます。しかし,県議会のほうも政策提言しております。また,国のほうも何らかの措置がとられると考えますが,そうなった場合には,そういう空き家の解体に対して補助を出してもというような考えはありますか。



◎市長(霜出勘平)  その辺のところは,やはり国県の考えと連動した取り組みはしていかなければいけないのじゃないかというふうには思っております。



◆議員(加治佐民生)  県内では,現在7市町が空き家の所有者への指導や命令ができる適正管理条例を定めておりますし,解体費用の補助制度も,霧島市など8市町が設けて撤去を促しているそうですが,このことに関しましては何か考えはありませんか。



◎市長(霜出勘平)  それぞれいろいろな考えがおありでそのようなことをやってらっしゃると思いますが,やはり我々は,市民の理解というものを一番先に考えなければいけないのじゃないかというふうに思っております。やはり国県等,そういう動きがあれば,市民の皆さんもある程度,個人の財産に対してのそのような取り組みというものも理解もしていただけるんじゃないかというふうに思っておるところでございますし,まだ国県の動向を見ながら,これはやるべきだろうというふうに思っております。



◆議員(加治佐民生)  簡単に市長の考えは変わらないと思いますけれども,一応例としまして,鹿屋市は,平成24年度には鹿屋市空き家等の適正管理に関する条例を制定し,ことしの7月から倒壊等の危険がある家に関して解体費用の一部を補助する制度を創設しています。補助金制度の概要としては,解体撤去費と緊急対策費の二本立てとなっています。また,南さつま市は,空き家の管理条例は制定はしておりませんが,危険廃屋解体補助については,本年度から取り組んでいるところで,本市も,どうしても,すぐ隣の町がこういった形でやっとけば,市民からもこういった形で取り壊しに対して助成できないかとかいう問い合わせもくると思いますが,そういったことはないですか。



◎総務部長(上野勝郎)  今本市に対しまして,具体的な補助制度についての要望はまいっておりません。

 ただ,空き家等の適正管理についてという問い合わせ等につきましては,多く寄せられているところでございます。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  ちなみに曽於市も,危険廃屋解体撤去の補助金,対象工事の30%,最高30万円までと,工事として30万円以上ということで,市民の安心安全と住環境及び良好な景観を促進し,併せて市内業者の活性化を図るため,市内の居住者が所有し,所有者が居住してないまたは使用していない家屋を対象とすることで補助金が出ております。

 そういった中で,8月9日に台風11号が接近しました。私の自治会内の空き家で廃屋に等しい家がありますが,ちょうど自治会内の市道に面しておりまして,倒壊寸前,所有者は不明,空き家となって20年余り,自治会長が台風が過ぎ去った後に来て,「これはもう自治会でどうかせないかん」ということで,私のほうに来まして,市で何か助成はないかということでしたけども,市はまだそういうのはないよと,ただ,こういう家を見ますと,空き家の解体とかいう問題ではなくて,誰も管理する人がいないもんですから,もし大きな風でも吹けば,道路に倒れて通行不能になるというような可能性もございます。

 そういったことに関しましては,市としてはどのような対応を考えておりますか。



◎総務部長(上野勝郎)  中身的には,そういう危険,所有者がもういないというのもあろうかと思いますが,ただ,基本的な考え方といたしましては,先ほど来市長答弁にもございましたとおり,適正に管理している方々も多いわけでございまして,彼らにつきましては,自分の資産で自分の財産を管理しているということがございます。

 市のほうでいたずらにそういう制度を設けますと,そういう能力のある方々につきましても,こういうことになりかねないというふうに私どもは思っているところでございますし,現実に,先ほど曽於市等の事例を議員のほうからも発表がございましたが,私どもも昨年の一般質問を受けまして曽於市等にも確認をいたしましたところ,曽於市は平成21年から助成制度を設けているようでございますが,制定当時は700万程度だった補助金が,もう次の年は倍以上の1,700万,その次は年度途中でございましたけども1,400万,1,500万という形で,倍,倍というような形での増加になりつつございますので,先ほど税金という形で申しました,市民の税金で個人の財産を助成するというのはいかがなものかというふうに基本的には思っております。

 ただし,市長答弁でもございましたとおり,国のほうで財政支援を盛り込んだ法案整備というのがなされておりますので,それらが明らかになった時点で,それに見合った形での取り組みにつきましてはしていかなければならないと思っております。

 その中で,振り分けというのも当然出てきますでしょうし,先ほど申しました立入調査権というのも付与されますので,積極的に,税務課ではございませんけど,中のほうに入って調査もできて,そういうことで,明らかにもうこの家は誰もいないと判明した場合については,市のほうで撤去するということも考えられるでしょうが,その際も,ただ単に個人のものをするんではなくて,総務委員会でも所管事務調査をいたしましたけども,市のほうに寄附を受けるとか,自治会のほうに寄附を受けた形で,それを整備してまた自治会に戻すとか,そういう形で,単なる個人の財産への助成ではなくて何かそんな形での対策ができればなというふうに考えておりますので,繰り返しになりますが,国の法律,県の取り組み等を参考にしながら,市のほうの対策についても考えていきたいというふうに思っています。



◆議員(加治佐民生)  今ありましたように所有者がいたり,例えばよそに息子がいるとかいうのならまだ話はわかるんです。もう全然身寄りがなくて,それが県道沿いとか,市道沿いにあって,いつ台風が来たら壊れるかわからんというようなことで,自治会長もやきもきしてるわけです。だから,一般的に言う空き家の管理条例じゃなくて,こういったものの危機管理ですか,災害ですか,こういった形があった場合にはどのように対応するかということを再度お聞かせ願いたいです。



◎市長(霜出勘平)  そのようなことになったら,やはり住民の方々に迷惑はかけられないわけですので,やっぱり市として撤去するなり,例えば道路にそういうような木材等が散乱して通行不能というようなことは,これはいけないわけですので,これについては市のほうで何とか考えて,撤去する方法を考えてみたいと,このように思います。



◆議員(加治佐民生)  最後に,市長の決意を伺いたいんですけれども,南九州市は北九州市と交流都市でありますよね。北橋市長は霜出市長とはじっこんの仲と思いますが,たびたび会っていらっしゃるでしょうが,政策の中で,このような問題について話し合ったことはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  何回か会談もさせていただいておりますが,このことについて特に話をしたというようなことは,現在まではございません。

 そういう話題にもならなかったです。そういう状況です。



◆議員(加治佐民生)  これからもたびたび会うわけですよね。そういった中で,北九州市はこういう関係に対しては先進地で老朽空き家等除去促進事業を始めております。最高50万まで出しているようです。こういったことも十分参考にして,次に会った場合には,このような話も聞いてみてください。

 以上,最後に,また市長の気持ちを伝えてもらって終わりとします。



◎市長(霜出勘平)  ただいまこの資料を副市長のほうからもらいました。積極的に北九州市は取り組んでいらっしゃるようでございます。

 財政の程度も南と北では大変違うんですけども,いいことはいろいろと勉強をさせてもらって,取り入れることができたら,これはそのような形でやっていきたいなというふうに思っております。

 今度会いましたら,特にこのことについていろいろと勉強してきたいというふうに思います。



○議長(菊永忠行)  次に,西次雄議員。

  [1番議員西 次雄登壇]



◆議員(西次雄)  私は,先に通告してありました2件について質問いたします。

 本市の主産業の一つであります仏壇産業は,生活様式の多様化に伴う需要の低迷,あるいは外国部品使用による仏壇の製造による対外的な競争力の低下など,多くの要因があると思いますけれども,現在,仏壇産業は最も低迷しております。危機的状況ではないかと思います。

 その中でも,7つの工程に携わる職人の高齢化も危惧されて,仏壇産業が低迷していることは非常に危惧しているところでございます。

 また,仏壇業界におきましても,いろいろな新製品開発を行っておるようでございます。過去にもいろいろ新製品の開発に取り組んでおりますけれども,また,市としても,工芸品コンクールなどの支援も行われてきておりますけれども,これらのこれまでの製品の拡大的な継続生産には至っていないのではないかと思っております。

 そこで,仏壇産業の新商品開発について,新しい支援制度は考えられないかということで御質問をいたします。

 次に,2件目ですが,薬用植物の作付推進についてであります。

 現在,国は漢方薬の原料となる薬用植物の国内生産拡大に向けて取り組んでおります。日本の医療は,最先端の医療と漢方医療が融合した世界でも類のない統合医療のモデルとも言われております。漢方薬の7割は中国産であり,日本の漢方医療の発展のためには良質の国産薬草の増産が不可欠であると言われております。

 そのような中で,厚生労働省や農林水産省が国内生産拡大に向けて取り組んでいるところでございます。

 そこで,薬草の中には,労力も軽微で,農機もそれほど必要なしに栽培できるものもあり,高齢者でも生産しやすく,また,高齢者の健康づくりや耕作放棄地防止にもつながることから,薬用植物の作付を推進する考えはないかお伺いして,登壇での質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  西議員の御質問にお答えいたします。

 仏壇産業振興についてお答えをいたしたいと思います。

 総合計画後期基本計画の中で,川辺仏壇のブランド力を高めることを基本方向としまして,新たな工芸品の開発及び販路対策の支援を掲げているところでございます。

 御質問の仏壇技術を活用した新商品の開発支援につきましては,これまで,平成19年度から21年度の3カ年間,川辺町商工会が実施いたしました新商品販路開拓開発支援事業において補助金を交付し,仏壇技術を駆使した新商品開発などを実施いたしたところであります。

 また,行政といたしましては,川辺仏壇の伝統技法や技術を生かした新商品や新たな分野の商品開発の一環として,南九州市工芸品創作技術コンクールを毎年開催いたしているところでございます。

 さらに,川辺仏壇協同組合に対しまして,仏壇販路対策事業補助金を交付いたしまして,業界への支援も行っております。今後も,当該補助金を利用した新商品開発など,有効的な活用を促すとともに,国県等の有利な助成制度などの情報提供を積極的に行ってまいりたいと思っております。

 2点目の薬用植物の作付推進についてお答えいたします。

 医療現場での有用性,評価の高まりなどを背景として,そのニーズが高まっており,平成19年から23年の直近5年間の医療用漢方製剤等の市場は,金額ベースで1.23倍に拡大,一般用を含む漢方約全体でも1.16倍と堅調に推移し,需要量の増加が見込まれる状況にございます。

 一方,生産面におきましては,栽培技術,品質等が確立しておらず,漢方製剤等の原料となる生薬の年間使用料,約2万トンのうち国産割合は12%にとどまり,大部分を輸入に頼っている状況で,特に中国産割合が83%と,その輸入量の大半を占めております。

 漢方製剤等は,医療現場におけるニーズが高まっており,その原料となる生薬の需要は,今後とも増加が見込まれますが,輸入の大部分を占める中国でも,国内の需要量の増加,乱獲による自生薬用作物の減少,環境保全を目的とした輸出制限を課していることから,生薬の輸入価格は上昇しております。

 このような中,薬用植物は,耕作放棄地の活用や中山間地域の活性化につながる作物として関心が高まっておるようです。

 そこで国は,農林水産省,厚生労働省の了承での連携調整を踏まえながら,薬用作物の産地形成に向けた取り組みとして,地域ごとの品種選定や栽培マニュアルの作成,栽培技術の確立,機械化の促進に向けた農業機械の改良などの支援策について,本年度から取り組みを始めたところでございます。

 市といたしましては,地域の実情や状況を踏まえまして,気象条件や栽培技術,病害虫防除等の本市のおける多くの課題を整理し,関係機関と協議しながら,慎重に普及についての是非を検討してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(菊永忠行)  ここで,しばらく休憩します。

午後1時52分休憩

───────────

午後2時0分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(西次雄)  先ほど回答をいただきました。

 総合計画の中で工芸品の開発及び販路対策の支援ということで掲げてあるということで,その中で,平成19年から21年の3カ年で,新商品販路開拓開発支援事業補助を行ったということですが,ここらの実績がどういうものだったのか,わかれば教えていただきたい。



◎商工観光課長(塗木博人)  この事業につきましては,小規模事業者新事業全国展開支援事業と申しまして,全国の商工会連合会からの補助をいただいてやっているものでございます。

 その中で,仏壇業界の中で製品として上がってきたのは,キューブ型「想い入れ仏箱」,あるいはリビングにもマッチする壁掛け仏壇といったようなものがございます。



◆議員(西次雄)  3年間で実施したということで,先ほども申し上げましたけれども,いろんな取り組みで支援をしていただいていることには感謝いたしますけれども,これがなかなか継続的な拡大的な販売には結びついていない状況ではないかと思いますが,そこらの認識,この支援を受けた,あるいは新商品の中でこれは継続的に大分伸びているというのがございましたら,これは割と継続的に販売されてるよなというようなのがございましたら教えていただきたいと思います。



◎商工観光課長(塗木博人)  議員おっしゃるように,なかなか爆発的にヒットして販売されているもの,継続的にされているものといったようなものは,それはないというふうに認識しております。



◆議員(西次雄)  道の駅でも,ネクタイピンとか,あるいは金属加工製品とか,蒔絵を使った商品とか展示されているわけですが,なかなか継続的に販売していくような商品というのが生まれていない状況だと思います。

 また,そういう商品もなかなか開発には時間もかかるし,経費もかかるんだろうと思います。私が見た資料の中でも,県の工業技術センターの支援を受けて,仏壇技術を生かした新商品開発等も過去に行われているようでございます。

 そういう中で,何とか川辺仏壇がもう少し衰退を止められないかなと,私は思っているところです。

 資料もいただきました。平成6年は,生産額で言いますと116億からの売り上げですが,年々減少をたどりまして現在は16億というような資料になっているようでございます。

 そういう中で,後継者もだんだん少なくなっておるようでございます。若い後継者も少なくなる。そして,七職の技術を持った方々も高齢化を余儀なくされております。そういう中で,ことしも後継者育成貸与資金も仏壇の部もあるようでございますが,この業種でどういう業種の方が新しく技術を学ぶということになったか,その業種がわかれば教えてください。



◎商工観光課長(塗木博人)  後継者育成につきましては,貸与資金を貸与しているわけでございますが,平成25年4月から仏壇の公正取引規約が制定されて以来,貸与資金を申請する方が多くなっております。その中で,平成20年からですが,ほとんど1名,若しくはない状態であったものが,平成26年にきまして4名の方が申請決定となっております。ちょっと手元に資料がないんですけれども,木地であったり彫刻であったり,そっちの組み立てでない方が申請して,貸与資金を受け取っている状態でございます。



◆議員(西次雄)  本年度は4名ということでございます。ありがたいなと思っております。というのは,先ほども申し上げましたなかなか後継者が育たない,あるいは産業が盛んであれば後継者も多くなるんだろうと思いますけれども,昔の思いがある中では,やっぱり少ないなという感じがいたしております。

 そういう中で,市が仏壇組合にも販路開拓ということで支援をしているところですけれども,組合員も組合員離れが非常に進んでるというふうに聞いております。そこらのことについて,あるいは販売額が非常に減ってる状況をどのように判断されているか,お聞かせいただきたいと思います。



◎商工観光課長(塗木博人)  議員おっしゃるように,平成6年度をピークにだんだん右肩下がりで落ちております。これにつきましては,非常に市としても憂慮しているわけですが,原因といたしましては,平成6年あたりから,特にそれまでは外国産の部品のみが入ってきていたのが,製品が入ってくるようになったと。安価な製品が入ってくるものですから,いわゆる川辺仏壇の市場を奪われる形になって,このような状況になっているといったようなお話を組合から伺ったところでございます。

 そういったようなことで,あと組合員の減少につきましても,この数字と同様になっているわけですけれども,やはり地域を代表する伝統工芸品でありますので,多くの方に組合に入って活動していただきたいというふうに思っております。

 現在資料で見ますと,約半分の方が組合員でないというような状況が見られるようでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  おっしゃるように,外国製品と比較をされると,どうしても高価に見えて経済状況もこういう状況ですね,なかなか販売は思うようにはいかないところでございます。

 そういう中で,やっぱり仏壇だけに頼っていては難しいのかなと。そういう中で,七職の工程があるわけですが,川辺もその七職の皆さんがこのままじゃいかんなと,どうかこの七職を伝統を継いでいかんといかんなという思いで,伝承七職会というのをつくっておられるようですが,彼らの思いもやっぱりこの川辺の仏壇の技術をずっと引き継いでいかないといけないなという考えだと思います。

 そういう中で,県の工業技術センターの支援を受けながら,新しい形の仏壇をつくったりしておるようでございます。それはそれで一生懸命努力してる姿を見れば,我々も何とかできないのかという思いもあるわけですが,その中でやっぱり何とか新しい商品を開発しながら,仏壇産業を維持できないかなというふうにおっしゃっております。

 過去にもこういう新商品開発の支援策をしておるようでございますが,やっぱり彼らの,あるいは仏壇組合だけの技術販路とか新商品の開発は難しいんじゃないかと思います。いろんなデザイン関係,あるいはそういういろんな新商品にかかわった方々を招いて,そういう検討会なり,そういうのに支援できないかなと私は思ってるんですが,平成24年の3月議会で,同僚議員もちょっと質問をしているようでございます。

 その中で,「伝統技術の伝承または新しい技術向上への支援について,今後どのような支援ができるのか,仏壇組合など業界の動向を見ながら検討を進めていきたい」というふうに答弁されております。

 私もこの仏壇産業の販売額の推移を見ながら,このままではもっともっと販売額は衰退していくんじゃないかなと思っているところで,やっぱりもうちょっといろんな角度から見ながら新商品開発の支援はできないかなと思っておりますが,この件について市長の答弁をいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  本当にこの伝統工芸なんですが,低迷をいたしております。やはり,昔はもう作れば売れる時代だったと思います。輸出もかなり好調だったようですので,現在は,今議員もおっしゃるように,なかなか難しいところに差しかかっております。そんな中で,この七職会と,それから仏壇組合,川辺の仏壇業界の中で対立がありますよね。こういうことは,みんなが一致団結して,この危機を乗り切らなければいけない中で,そういうようなやはり対立があったんじゃ,これはなかなか難しいのじゃないかなというふうに思っております。

 そして,この商品開発も,仏壇業界自ら考えてやらなければいけないじゃないかと私は思います。それで,こういう大きな開発をしたいんだけども,これに対して援助をしてくれないかとか,そういう話であればいいですが,商品から全てをこの行政にというようなことでは,これはなかなか前進はできないのじゃないかなというふうに思っております。まず今の仏壇の業界の内部をしっかりと固めていただいて,そして仏壇業界は一致団結して,今のこの厳しいときに当たらなければいけないのじゃないかなというふうに思っております。

 いろいろなこの技術を用いて,いろんな商品も開発されて,例えば今南九州市が行っている青の俳句,これの商品も塗りを重視したものをそういう賞品に宛てがっております。それからまた,茶筒等もすばらしいのができておりますよね。だから,やっぱりこういうような商品も自らがやはり開発していかないと,行政に頼っても限度があるんじゃないかなというふうに思っております。

 まずやはり我々も長年続いた伝統工芸ですので,やはり南九州市の一つの大きな力になっていただきたいということで,これまで応援もしてきておるわけですが,やはりまずはその業界の皆さんがみずから切磋琢磨して頑張っていかなければ,だめなんじゃないかなというふうに思います。

 茶業界も今大変な時期ですが,南九州市茶業振興会というのを皆さん立ち上げられました。これは,やはり小異を捨てて大同につこうというようなことで,本当に大きな気持ちで今茶業界も進んでいるところですが,やはり仏壇業界も,これもほんとにもう一回いろんな形で一致団結をするような体制固めをしていかれなければいけないのじゃないかなというふうに思っております。

 そして,皆さん方がいろんなアイデアを持って来られて,これ何とかしたいんだけども,何とか手伝えというようなことであれば,本当に惜しみなく応援はして,皆さんがそういう気持ちになってくるだろうというふうに思っております。我々もいろんな形でそういう商品については,いろんなアイディア等も出して応援をしてまいりますが,まず仏壇に携わってる方々が必死に頑張っていただくのが先決じゃないかなというふうに思います。



◆議員(西次雄)  市長のおっしゃることはそのとおりだと思います。先般,高田の子ども神輿が立派なのができました。あれも仏壇組合というか,それを通さなくて地元の高田の職人の皆さんが力を合わせて,まずは高田の神輿だということで,ほとんど高田の方の職人で作られたと聞いております。

 これにも市の補助があったわけですが,これについては地域活性化という意味で,非常にありがたいなと。市長も来られて神輿をみられたと思いますけれども,地域に特化した特産品をデザインした仏壇ということで,いいのができたなと私自身も思っております。

 今の市長の答弁の中でおっしゃるように仏壇組合もなかなか一本じゃないということは,私も認識しております。そういう中で,今市長がおっしゃったように,こういう提案でどうなのか,これで何とかならないのかということで持ってくりゃ,考慮するというようなふうにおっしゃったと私は判断したんですが,私も仏壇組合とか七職会とか,そういうんじゃなくて,やっぱり地域の産業,雇用,そういう面からいくと,仏壇技術を駆使して我々はこういうのをつくりたいんだと,こういうのをやりたいんだというふうにくれば,じゃあ本当にそれができるのか,うまくいくのかという検討をする中で,その提案を持ってこられたら,今の答弁でございますと,考えてみるということでございましたが,再度そこをお伺いしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  そういったことで,ただ我々も何もしないというわけじゃないんです。業界も一本になって一生懸命頑張ってくださる,それについては,我々も一緒になって頑張っていきたいというような気持ちですので,そういったことで御理解をいただければありがたいと思います。



◆議員(西次雄)  そういうことで,提案を仏壇業界のほうからくれば,対応していただくということでございますので,そういうふうにお願いしたいと思います。

 私も外から見とって,実際に仏壇業界が本当に一本なのかなという気はしております。どうしても仏壇組合というのは販路拡大が主になりがちです。そうすると,やっぱり販路に携わる組合員のほうが先走るというのもないのかなという気もしておりますが,そこは市長がおっしゃるように,一本化していってほしいなという願っております。

 この件については質問を終了いたしまして,次の薬用植物についてお伺いします。

 回答の中にも,ほとんど中国産が8割を占めているということで回答をいただいております。私が調べたのもそのとおりです。薬用植物は国も今一生懸命国産を奨励しようということでやっております。回答の中にも,耕作放棄地の解消活用や中山間地域の活性化につながるということで回答をいただいております。

 そういう中で,昨年10月ごろですかね,何か九州農政局のほうで薬用植物についての説明会があったと聞いておりますが,本市にもそのような通知があったものか,お伺いします。



◎農林水産部長(福留保)  ただいまの御質問ですが,薬用植物の産地化に向けたブロック会議というのが,昨年九州沖縄地区としましては,9月9日に熊本の農政局の会議室のほうで開催されておるようでございますが,これに対しましては,本市から出席をいたしてはいないところでございます。



◆議員(西次雄)  このブロック会議が,おっしゃるように地域で温度差もあっただろうし,またいきなり来て,じゃあ行こうかということにもならなかったかと思うんですけれども,やっぱり本市も高齢化の中で医療費も上がる。高齢者がじゃあ何をするかというようなことだと思います。

 南さつま市では,聞くところによるとお茶をやめられて,この薬用作物を本年度から試験的につくり出したという方もいらっしゃると聞いております。そういう中で,南さつま市ではこの薬用植物の生産組合をつくって,取り組んでいるような話も聞いております。それはそれでよろしいんだと思うんですけれども,やっぱり国,厚生労働省,農林水産省,中国産に頼ってる現状が非常に危惧されていると思います。この回答書の中にもあります。やっぱり中国も輸出を制限してると。そういう中で,国産を利用して,あるいは需要も増えてるということでございますので,やっぱり高齢者でも生産しやすい薬用植物もあると。そして,機械もそれほど大きな機械は要らないと。それで,またこれも今製薬会社が契約栽培で勧奨しているというような話でございます。

 今後関係機関と協議しながら,慎重に普及についての是非を検討してまいりますということですが,この中で関係機関と書いてございますが,どこの関係機関を想定されてるかお伺いします。



◎農林水産部長(福留保)  議員のほうからございましたように,南さつま市でもボタンボウフウ(長命草)などに取り組んでいるようでございます。中国産のほうが価格高騰をいたしていると。とは言いましても,まだ国産より2倍ぐらいの価格差があるというようなことのようでございます。

 議員御指摘のとおり,漢方薬原料となる薬用植物につきましては,取引自体が市場取り引きではなくて,漢方薬メーカーとの契約取り引きが主流であるというようなことやら,一般的な種苗会社で種子,種苗を販売していないというようなこと,それから,使用できる農薬が非常に少ない,登録がとれている農薬が非常に少ないという中で,除草作業にかなり難儀をするとかいう問題点があるようでございます。

 ですので,本市の気象条件とか,あるいは風土に合った品目を選定するためには,いろんな栽培技術等の検討をしなければならない。特に,制約会社とか,あるいは県等との連携を密にしながら,本市にあった作目を模索検討をしていかなければ,むやみに何でもかんでもというわけにはいかないのではないのかなというふうに考えているところでございます。



◆議員(西次雄)  確かに,普及をしたが収益がなかったということではもちろんだめでございます。本県でも既に栽培をされてる地域が結構あるように伺っております。試験圃場なりをある程度農家にお願いして,実証もする必要があるんじゃないかと思います。

 その辺の取り組みをしていただいて,先ほど申し上げましたように,高齢化に対応する作物であれば実証して,うまくいったということであればどんどん推進していただきたいと思いますが,そこらの実証的な考えはございませんか,お伺いします。



◎農林水産部長(福留保)  県内でも,最近非常にこの取り扱いが増えてきているというふうに聞いております。本市におきましての実績としましては,25年度実績は皆無ということで報告をさせていただいているところでございますが,ことしになりましてから,先ほど議員御指摘の国の動きを見ながら栽培を始めた栽培所の方々が少なからずいるというふうに聞いております。26年産からの統計数値には上がってくるものというふうに思いますが,まずその方々の情報を聞きながら,我々農林水産部のほうでも,検討をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  そのとおりしていただきたいと思います。またことしの実績が上がってくれば,来年に向けてどうなるのかというのもわかってくると思います。また,農林水産課でも積極的に情報を仕入れていただいて,県内の状況,例えば県内で適用作物がどういうのがあるというのがわかり,あるいは栽培管理,肥培管理についても情報を取り入れて,本市に合うんであれば,積極的に推進をしていただきたいと要望をしまして,私の質問を終わります。



○議長(菊永忠行)  次に,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  前置きになりますけれども,子どもたちが一番楽しくしておりました夏休みも終わりまして,きのうからですか,2学期が始まったばかりでございます。でも,やはり大人の私どもも勿論ですけれども,子どもたちもことしの夏休みは,ほんとに思い出の少ない日々じゃなかったかなと。

 勿論,きのうの南日本新聞にも出ておりましたけれども,ことしの8月は猛暑日はたった1日しかなかったという報道もされております。事実,雨の日と曇りの日が多かったんじゃなかろうかなと。そういう中,我が南九州市も幸い大きな災害もなく過ごしてきたことは,幸いじゃなかったかな。

 そういう中で,我が国でも広島で大きな土砂災害で被災され方がたくさん出ております。また,その中でたくさんの方々も亡くなっていらっしゃいます。亡くなった方々に御冥福をお祈り申し上げたいと思います。

 我が国も,以前から化石燃料の枯渇問題や大気汚染,地球温暖化など,地球環境問題を受けてクリーンな新エネルギーとして期待されておりましたが,2011年3月の未曾有の東日本大震災に伴う原発事故や電力調整を受け,再生可能エネルギーとして太陽光発電がこれまで以上に注目を集めております。

 これに伴い,これらの日本のエネルギー政策という大きな流れの中,2011年8月に成立した電気事業者による再生可能エネルギー電気の到達に関する特別措置法も現在業務が煥発している中でございます。

 私は,先に通告してありました本市の太陽光発電について,市長に質問します。

 まず,太陽光発電の設置及び稼働状況をお聞かせいただきたい。

 2つ目に,平成23年度より施行されております住宅用太陽光発電導入支援事業の現状と今後の対応についてお尋ねします。

 次に,図書館運営について教育長に質問します。

 各図書館の過去5カ年の利用状況及び書庫の収容冊数並びに保存期間を過ぎた蔵書の処分方法についてお尋ねし,第1回目の質問とします。

 2回目は自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えいたします。

 太陽光発電,その1の設置及び稼働状況についてお尋ねでございます。太陽光発電を初めとする再生可能エネルギーの導入促進を図ることは,地球温暖化対策の推進,さらにはエネルギー源の多様化,エネルギーの安定供給のため重要であると考えております。

 住宅用太陽光発電施設設置状況につきましては,国,県の支援に加え,本市が平成23年度から導入いたしました住宅用太陽光発電導入支援事業により,平成25年度までの3カ年で394件,本年度は7月末現在で48件と,これまでに442件の住宅用太陽光発電システムが設置をされております。

 稼働状況につきましては,平成23年度から平成25年度末までに本市の補助事業を活用し,設置された394件の公称最大出力数の合計は,約2,000キロワットでございます。設置場所及び気象条件等を考慮し,キロワット当たりの年間発電量を1,000キロワットと仮定いたしますと,市全体では年間約200万キロワットが発電され,これは一般家庭約354世帯の1年間の電気消費量に相当するものと推計をいたしております。

 2番目の導入支援事業の現状と今後の対応を問うということでございますが,本市の住宅用太陽光発電導入支援事業の現状につきましては,平成23年度から平成25年度までの3カ年で394件,補助金4,591万5,000円,今年度は7月末現在で48件,補助金550万2,000円,合計で442件,補助金5,141万7,000円を交付いたしております。

 また,市の補助制度を活用いたしました平成25年度末までの太陽光発電システムの設置により,年間約200万キロワットを超える発電量となり,普及促進に一定の成果を上げたものと考えております。

 今後の対応につきましては,太陽光発電システム設置に対する助成や電力の固定価格買い取り制度等により,一定の普及が図られ,太陽光発電システム自体の価格も低下するなど,補助金交付による普及促進の目的を達成したとの判断から,国は太陽光発電施設の設置に対する補助を,平成26年3月31日受付分で終了し,平成26年度以降,新たな受け付けは行われていないところでございます。

 これに伴い,県及び本市の補助金も国の制度に連動する制度となっていることから,現在のところ平成27年度以降につきましては,太陽光発電システム設置に対する補助金による支援は行われないこととなるところでございます。

 図書館については,教育長のほうから答弁いたします。



◎教育長(中村洋志)  お尋ねの図書館運営についてお答えいたします。

 まず,各図書館(室)の過去の5年間における利用状況についてお答えをいたします。

 頴娃図書館で,平成21年度が利用者4万1,942名,貸し出し冊数6万304冊,22年度が利用者4万2,458名,貸し出し冊数6万8,698冊,23年度は利用者4万3,566名,貸し出し冊数6万4,851冊,24年度が利用者3万9,555名,貸し出し冊数6万6,688冊,25年度が利用者4万577名,貸し出し冊数6万4,632冊。

 知覧図書館で,平成21年度が利用者7万7,164名,貸し出し冊数6万8,087冊,22年度が利用者7万2,006名,貸し出し冊数6万5,996冊,23年度が利用者7万4,309名,貸し出し冊数7万800冊,24年度が利用者7万4,122名,貸し出し冊数7万7,814冊,25年度が利用者7万2,949名,貸し出し冊数7万4,499冊。

 川辺図書室で,平成21年度が利用者6万2,170名,貸し出し冊数5万9,472冊,22年度が利用者7万3,029名,貸し出し冊数8万6,627冊,23年度が利用者7万199名,貸し出し冊数9万1,507冊,24年度が利用者6万6,857名,貸し出し冊数8万9,966冊,25年度が利用者6万2,505名,貸し出し冊数8万4,272冊となっております。

 そのほかに,移動図書館車におきまして,5年間で利用者4万7,439名,貸し出し冊数31万4,380冊となっております。各図書館(室)と移動図書館車を合わせた5年間の合計は,利用者96万847名,貸し出し冊数140万8,593冊であり,多くの市民の方に利用されているところでございます。

 次に,本年8月19日現在の蔵書数についてお答えいたします。

 頴娃図書館は蔵書冊数7万8,352冊,うち書庫に1万592冊,知覧図書館が蔵書冊数9万2,208冊,うち書庫に2万7,431冊,川辺図書室は蔵書冊数6万8,848冊,うち書庫に1万4,397冊という状況でございます。

 その中で,保存期間を過ぎた蔵書の処分についてでございますが,2館1室共通の図書館資料廃棄基準を設定しているところでございます。

 廃棄の対象資料といたしましては,破損または汚損が甚だしく,補修不可能なもの。亡失資料,無価値資料,その他新聞,雑誌等がございます。

 ただし,郷土資料及び貴重書は廃棄の対象にはなっておりません。

 なお,廃棄までの年数は,新聞,雑誌等は1年から3年,書籍は分類によりまして3年から20年を設定し,利用頻度や書庫の状況等を勘案しながら,慎重に進めているところでございます。

 処分方法は,雑誌や寄贈本で処分を一任されたもの等については,市民を対象に各館(室)等で展示を行い,希望者に贈与しております。また,廃棄図書資料につきましては,市内の小中学校に案内して,希望の学校に贈与いたしております。

 さらに,希望等がなかった雑誌や寄贈本,図書資料につきましては,決裁を受けた後,廃棄処分を行っているところでございます。今後も利用の状況を十分に把握した上で,適切な廃棄事務を行い,市民のニーズに応じた情報拠点として,市民が利用しやすい図書館となるよう,図書資料の整備に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  それでは,今御回答もいただいたところですが,この設置の状況ですが,私が資料要求をしたのと少し数字が違っているもんだから,この辺でちょっと迷いも生じたところですが,再度この違いを御説明していただきたいんですが,私が最初いただいた資料では,26年度までに申請の設置の場所は364となっているんですよね。それと,運転稼働しているのが354となっているんですよ。それと,ここに大分差が出てきたもんですから,この差の説明と,設置と運転している数字が違ってきているんですが,この辺の説明をあわせてお願いします。



◎市民福祉部長(東篤)  お答えを申し上げます。

 議員に御提供いたしました資料につきましては,申請数でございまして,この申請の中で国の申請ではしましたけれども,市のほうに補助の申請がなされていないというようなことでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  再度お聞きしますが,その差がそうしますと,今の説明ではここに相当の数が早く言えば市に申請はしなかったと。

 それなりの理由もあるわけですが,やはり早く言えば,後で質問に問わなきゃならないこの補助制度の問題も出てくるわけですが,その辺は兼ね合いっちゅうんですか,本人がもうそういう市の補助は要らないということのもとで申請,あるいは稼働しているという状況ですか,どうなんですか,その辺を説明してください。



◎市民福祉部長(東篤)  その状況については,申請がありませんので,どういう理由でなかったかということについては,ちょっと把握はいたしかねるところでございます。



◆議員(東兼喜)  わかりました。それでは,現在442件設置されておるわけですが,この中にことしの7月現在の48件の申請を足すと,442件になるということですか。その辺をもう一回説明してください。



◎市民福祉部長(東篤)  市長が御答弁申し上げましたが,そのとおりでございまして,平成23年度から25年度までの3カ年で394件,それから,本年度になりまして7月末現在で48件の申請がございましたということでございます。



◆議員(東兼喜)  わかりました。

 それでは,今度は,稼働の数字が出てきたわけですが,ここで,その発電量そのものがまた相違が出てくる可能性があるわけですが,ただいま御回答いただいた394件の公称最大出力は2,000キロワットでありますが,これを年度別に,24年度,25年度,26年度,それを振り分けてみてください。



◎市民福祉部長(東篤)  年度別のここで言うキロワットにつきましては,そのシステムの公称最大出力のことでございますので,御理解いただきたいと思います。御了承いただきたいと思います。

 23年度分からでございますが,388キロワット,それから24年度が812キロワット,それと25年度が835キロワット,それから,本年度の7月末現在が255キロワットということになっております。



◆議員(東兼喜)  そうしますと,今,御回答いただいた数字が200キロワットになるということですか。もう1回説明してください。



◎市民福祉部長(東篤)  先ほど市長が答弁いたしましたのは,おおむね2,000キロワットになるということでございます。



◆議員(東兼喜)  わかりました。

 それでは,今,キロワットも出たわけですが,発電量もですね。そこで,通常ですね,いろいろ話を聞いたりするんですが,もちろん,また九州電力のほうにも調べても,年間大体家庭で,一般家庭ですよね,家庭の中にもいろいろ構造問題があるわけですが,普通基準になるものは大体1日10キロワットだと。こういう話もなさっていらっしゃいます。また,勿論私も県のほうにも問い合せて,この辺を確認したんですが,大体3,600キロワットが年間の消費量であると。そうしますと,それを崩してみると,大体使う家庭が6キロから7キロ,多く使う家庭が大体10キロから13キロだと。こうしますと,確かに,私もこれを我が家庭あるいは集落の二,三の方々の電気の消費量,あるいはいろんな数字を,今,回る方がポストの中に入れてあります。それは調べてみれば,確かにそのとおりなんですね。大体年間3,600キロワットが通常のようでございます。

 それからすると,我が南九州市の一般家庭の電気量,あるいは太陽光の設置の状況,発電量からすると,この辺の数字が多少違ってくるもんだから,その辺は今後どのような方向で,行政としては何キロワットぐらいで,今,何世帯ぐらいになってるんだよということの数字というものは,どのように考えていらっしゃるものなのか。その辺をちょっと説明していただきたい。



◎市民福祉部長(東篤)  発電量につきましては,大体,その公称電力キロワット当たり,これは日照時間とか,それと地域システムの性能,さまざまなことが影響いたしまして,一概にこれという数字は決められないところはございます。現に,いろいろな書物,インターネット等で調べると,さまざまな数字が出ておりますので,私どもが参考にしたのは,経済産業省のものでありますと,大体公称1キロワット当たり年間1,000キロワットを発電するということで,先ほど2,000キロワットでしたので,200万キロワットを発電して,それは一般家庭の354世帯に相当するんだというような試算で,推計でございます。



◆議員(東兼喜)  私もそれ以上のことはですね,行政のなさることでしょうから,申しません。

 それでは,今,ちょっと質問が戻りますけども,7月までに48件ということでございますが,これは早く言えば,この補助金申請するに当たっても,余剰電力の届け期間というのがあるわけですよね。これは全て間に合うということで,48件は,早く言えば,ことし中に稼働するというふうに考えてよろしいんですか,どうなんですか,その辺を説明してください。



◎市民福祉部長(東篤)  48件については,もう既に設置をされた分について申請がなされておりますので,現在稼働をしているというふうにお考えになってよろしいかと思います。



◆議員(東兼喜)  わかりました。

 それじゃ,もう一言,つまり,早く言えば,県もそうでしょうけれども,勿論市もそうですが,勿論国のほうはもうないわけですが,ことし中にするには,今から申請したら,もう間に合わないわけですよね。早く言えば,余剰電力の供給契約期間というのが90日とかあるわけですから,この辺に触れるようなのは,本市にはないというふうに考えてよろしいんですか,どうなんですか。



◎市民福祉部長(東篤)  この住宅用の太陽光発電導入支援事業という事業は,国の制度に連動しております。これは太陽光発電の導入対策事業補助というのが,国の経済産業省の中の太陽光発電拡大センターというところに申請を行った方の受付が,先ほど市長が答弁したとおり,ことしの3月31日で終了しております。ですから,この申請の受付を受けた方のみが,交付をされているということでございます。



◆議員(東兼喜)  わかりました。

 それじゃ,今,もう一言聞きたいんですが,今度は一般家庭じゃない民業がやっているのは勿論数字的に上がってきていないんで,もし,上がってきていたら,それを教えていただきたい。民業がやっているのはどのぐらいなのか発電量を含めて,もし南九州市内調べとったら,教えていただけませんか。



◎市民福祉部長(東篤)  太陽光発電につきましては,先ほど来,この議論になっているのは,本市が補助制度を設けました平成23年度以降のことについて,今議論をしているところでございますけども,それ以前に御自分で設置された方もいらっしゃると思います。その件数については,残念ながら,把握はできておりませんけれども,議員がおっしゃった発電量等について,ちょっと調査を九州電力のほうにかけてみました。そうしますと,10キロワット未満が945件で,4,284キロワットの公称発電力ということでございます。それから10キロワット以上が,これは事業用ももう入っておりますので,そのように御理解ください。150件の1万4,154キロワットでございまして,全体で発電量が1,843万8,000キロワットということでございます。世帯に電気の量を当てはめますと,約3,500世帯に相当する発電量だというふうにお聞きをいたしております。



◆議員(東兼喜)  それじゃ,参考までに,100キロ以上は調べておりませんか。



◎市民福祉部長(東篤)  100キロ以上につきましては,これは事業用の発電施設ということでございましたら,一番大きいのが979キロワットとか,498とかというようなことで,全体では6,514キロワットということで,この事業用の設置された太陽光発電システム件数については,48件あるようです。ほかに,まだ,現在建設中とかいうのもございますが,詳細なことは把握をしておりませんので,以上です。



◆議員(東兼喜)  ありがとうございました。よく参考になりました。

 それでは,もう時間も大分過ぎていきますので,補助申請のほうで,23年度から今まで,市長も施政方針の中で23年度に設定して,条例もつくってやってきたわけですよね。そして,ことしも,24年,25年度までは施政方針の中でもやってきています。そして26年度はもうしない,ことしはしますけれども,施政演説の中で言葉が出てきておりません。恐らくしないんだろうという,今後はしないだろうという私も推測はしておりましたが,せっかく,ここまで,温暖化対策ということで市も取り組んできたわけだから,早く言葉を言うならば,住宅用太陽光の発電システムの導入の支援のために,私は,新エネルギーの導入を図るためにしたことだから,据え置きでもしていただきたいなと思ったわけですが,ここに回答が,今後はしないんだということのようでございます。そのために,私,各市町村,現在ですね,鹿児島県に離島を除いて16あるわけですが,県に行ったら,県はわからないもんだから,市のところに行って,3カ所ぐらい行って,あとは全部聞き取りしたんですが,近くの枕崎,阿久根,ほか指宿は勿論最初からしてないわけだけれども,16の中で,ことし,26年度までして,27年度はもうしないよという,私はそこまで確認をとったんですが,確かに16の中に7つぐらいは,ずっと続けるんだとおっしゃってるんですね。支援額はそれぞれです。我が南九州市は鹿児島県でも上位のほうで補助制度も立派なものだと私は感心しておるわけですが,その中でも7市が今後も続けていくとおっしゃっているんだから,どうですか,市長,せっかくの新しい事業をひとつ据え置きしていただきたいなと私はそう思うわけですが。26年度以降も,この補助事業の制度を続けていくという考え方をしていただきたいんですが,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  先ほども答弁いたしましたように,これは国のそういうような施策と連動してやってきたわけでございますので,市単独の補助というものは,今は考えていないところです。



◆議員(東兼喜)  実はなぜ,こんなこと申したかといいますと,昨年の3月から市内の屋根を見て,あんなところにあるなと。そんなところを18カ所ぐらい回ったんですよ。そこでね,まだ,勿論,話はいろいろあります。その中で興味深い話がありまして,ぜひ,いい言葉だなと思ったんですよ。というのが,知覧の方で新町におる方で,72歳なんですよ。退職金じゃなくして,生命保険の満期をこれに充てて,そして今,屋根の上にパネルを取りつけておるんですよね。その方が言うんです。電気のない世渡りは本当に1日でも我慢できんと。また,今片側についてるんですが,これだけしても,我が家の電気は足らないんだと。かといって,ここしたから,平和が来るわけじゃないんだと。日本の平和がね。これはすばらしいなと。その次の言葉がいいんですよ。「自分の望む未来を自分でつくっていこうとする親の姿を子どもたちに見せることができたということだけが私は誇りだ」というようなことをおっしゃってた。いい言葉だなと思って,私は,これは,こっちに置いてもいいんだけれども,市長どうですか。私は,せっかくつくった太陽光の支援策も含めて,この一定の効果があったということで,一定の効果というのは,どんだけの効果だったか,私もそりゃ,尺度を言いたかったんだけれども,効果があったということでしょうから,それはそれとして,市長,この太陽光について,どのようなお考え持っておらっしゃったのか。

 それと,私,市長の御自宅は,あそこら辺を通るのは買い物行くときしか実際はないんだけれども,立派な家だな。あそこに取りつけたらな。でも,2つ棟やけ,どうだ,こうだ,じゃあ,陸棟もあるな。陸棟に取りつけたらどうなんだろうかなと,そういう自分ながら個人的な思いもあったんですが,市長,自分の家にも取りつける考えあるのか。また,今後も太陽光についての設置のことについて,自分のことですよ。そういうことを考えていらっしゃるか,ちょっとお聞かせいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  これはクリーンなエネルギーを生産するわけですから,すばらしいことだと思います。補助がなくても,家庭で,そういうような気持ちのあられる方はどしどし取り付けていかれればいいと思いますが,ただですね,後を考えないと,目先のことだけを考えたら大変なことになると思います。これが空き家と一緒で,これが20年なら20年たった場合,これは処理料も,特殊なパネルで,簡単には捨てることができないんだそうですね。だから,その辺のところも考えてやらないと大変なことになるんじゃないかと私は思っております。私の知ってる人が,霜出の目の玉どころに,今,設置をしておりますが,私は,その子どもさんたちに言うんです。お父さんはもうあと20年も生きらんだろうから,その処理をする費用だけは残してもらいなさいよと,そういうアドバイスをしております。これぐらいですね,このパネルというのは,処理に大変なお金がかかる。簡単に処理ができないみたいです。そういうことも考えて,やっぱり,やらないと。世の中よかこっばっかいはなかわけですから,よかこんもあれば,わいかこんもあるわけだから,その悪いことまで考えて設置をされるんだったら,私は,それで,その個人の自由ですから,これはいいと思いますが,なかなか世の中はそうもうかるばっかりではないみたいです。ただ,今おっしゃった方は,そういうもうけなしにですね,俺はいい仕事をしたんだという満足感はおありでしょうけど,そういう人はそれでいいと思います。ただ,これは,後々ですね,空き家と一緒でほったらかしにされたら,これはもう大変なことになるんじゃないかなという思いを私は持っています。当然私はしません。



◆議員(東兼喜)  市長から苦しいというんですか,身の狭い回答もいただいたとこです。しかし,この太陽光のパネルも長所,短所もあります。いろいろ心配もなさっていらっしゃいますが,今,新しい技術が開発して,自然ごみに変わるということらしいですから,御安心いただきたいと思います。

 それじゃ,質問の内容を変えます。教育長に。



○議長(菊永忠行)  ここでしばらく休憩します。

午後3時13分休憩

───────────

午後3時23分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(東兼喜)  それでは,図書館の問題について質問をいたします。

 私も年間を通して月に二,三回ずつは各図書館に行っております。特にまた夏休みは,子どもの夏休みということもありまして,各図書館も回っております。

 そういうことで,私は本当に我が南九州市の3図書館はですね,すばらしい内容からして,本の数も多いし,書架にそれぞれ分類されて,非常に陳列されていると感謝もいたしております。

 先ほど利用者数並びに貸し出し数のお答えもいただいたところですが,そこで,この利用者数を,一般とか,児童とか,生徒もそれぞれ,外国人の方も来ていらっしゃるでしょうが,その辺の区別はしているのか,していないのか,もう簡潔にお答えいただきたい。



◎図書館長(吉松健二)  お答えいたします。

 利用者につきましては,年代別等で区別をして,集計はいたしているところでございます。



◆議員(東兼喜)  恐らく年代別は識別できると思いますが,恐らくゲートを通った時点でセンサーがチェックしておるだろうと思うんで,その数字であろうというふうに認識をしております。

 そこで,私,これだけはぜひ聞きたいんですが,貸し出し数にしても,利用者数にしても,年度別に,特に,ここ24年,25年,数字が減ってきているんですよね。もっと具体的に言うならば,先ほど教育長からも御回答いただいたところですが,川辺,知覧,頴娃,それぞれ1万冊,人間もそれぐらいの数字が違ってきてるんですよね。この辺の認識をどのように考えていらっしゃるのか。これは人口もそうでしょうけれども,私は,頴娃なんかが何でこんなに低いんだろうという思いがあるもんだから質問しておりますので,その辺を含めて御説明いただきたい。



◎図書館長(吉松健二)  お答えいたします。

 今,御指摘のありましたように,貸し出し冊数にしましては,24年度から25年度にマイナスの1万1,224冊ということになります。利用者数につきましては,23年度から24年度が6,758名,それから24年度から25年度につきましては4,999名の減で,2年間でマイナスの1万1,757名の減という形になっていくと思います。

 各館によって,御指摘がありましたように若干の違いがありますが,ここ一,二年間に入館者,それから貸し出し冊数ともに減少傾向にあるところです。

 図書館といたしましても,開館時間の延長とか,親子読書会,読み聞かせ会,親子読書の集い,季節に合わせた館内掲示など,読書推進の取り組みを重ねたり,レファレンスの充実等で市民の皆様の利用,資料検索や問い合わせにも対応いたしているところですが,減少の要因といたしまして考えているところは,近年のインターネット,携帯電話,電子書籍等エッジ機器等の普及による読書離れも根底にあるのではないかなと考えているところです。

 また,頴娃,川辺図書室も開館5年以上がたってきまして,図書館利用者の固定化も少なからず進んでいるところではないかなと思っております。

 また,飲食スペース等,確保等の現代のニーズにそぐわない面も若干あるのかなというふうには考えているところですが,その中で図書館といたしましても,さらなる利用者の増加,市民の読書活動の推進を図るため,利用者や貸し出し数のデータを十分に分析しながら,利用者のニーズの把握に努めて,市民の情報収集の拠点となるような機能を存分に発揮できるように努めてまいりたいなと考えているところです。

 また,これまでの事業見直し,改善工夫を重ねるとともに,広報活動も工夫しながら図書館の情報を提供していきたいなと考えているところであります。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  確かに努力はなさっていらっしゃると思います。3図書館も時間延長などを繰り返しながら,いろんな種々賛嘆の努力もなさってらっしゃると思うんですが,私の言いたいのは,早く言えば,生徒児童の利用,あるいは貸し出し数,勿論学校の図書館もあるし,また移動図書館車もあるわけですが,そこで,早く言いたいのは,移動図書館車の配置はどのようになさっていらっしゃるのか。非常に3図書館とも児童生徒の利用率が少ないもんだから。特に,夏休みなんかは,ことしの場合は,ちょっと私も前置きで触れましたけれども,いい天気はわずか,私は過去4年間,5年間,ずっとやってるんだけれども,これは,この数字を申し上げると時間かかりますが,生徒数も児童数も減ってきてるんですね。夏休み,つまり,23年,22年度の1日,23年,24年,それぞれ1日から31日までの全部記録して,もちろん天気予報も書いてやっているんですが,ことしなんかは少ないんですね。もちろん私は毎月行くわけじゃないから。行ったたびの数字を書いても延べ100人以内ですよ。だから,私はこのことを言ってるんですよ。この図書館車は幼稚園なんかも回ってらっしゃると思うんです。もちろん学校も集落もそうでしょうけれども,この配車関係はどうなっているのか,その辺説明していただけませんか。



◎図書館長(吉松健二)  お答えいたします。

 移動図書館車のステーションの問題ですが,現在,平成26年度の移動図書館車につきましては,市内全域で64カ所のステーションを設定して,延べ1,017回巡回する予定にしているところです。ステーションの場所といたしましては,今,御指摘のありましたように,市内の小学校,中学校,幼稚園,保育園,校区・地区公民館等に巡回をしているところであります。運行に関しましては,月曜日から金曜日に運行しておりまして,小,中,幼稚園,保育園に関しましては,月2回滞在時間を1時間,およそ2週間に1回巡回する形にしております。

 公民館につきましては,月1回で,滞在時間は30分を目途に運行を行っているところです。運行に関しましては,9時30分ごろより16時30分ごろまでとなっておりまして,1台運行時のときにやっておりました公民館とか,保育園等が30分から学校が50分というところからすれば,大分時間等も延びてきているのではないかなと思っております。特に,今,幼稚園等におきましては,希望があれば,司書等が読み聞かせを行う時間等もそこにとれるのかなと思っているところです。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  なぜ,この移動図書館車の話をするかと,せっかくですね,勿論宝くじ号も1台おりますけれども,私は非常に効果が大きいと思ってるんですよ。早く言えば,図書館そのものは,まちづくりはもちろんのこと,私は人づくりだと思っております。だから,そのため大きな役割を担ってると思うんですよ。

 ある番組でジャーナリストの池上彰さんがですね,図書は,利用者が持って本を貸すサービスから,本を利用者に届ける時代に変わってきているんだということをもう2年前に言って,この言葉が私も頭から離れない言葉なんですが,だから,特に池上さんの単行本でも,文庫本でも,よく見るんだけれども,非常に,この池上さんの言った言葉が今図書館の読書向上に役立つ言葉だと。そういうことからして,移動図書館車がフルに回るような,もっと工夫すれば,私は有効な手段だと思っておりますので,今後,これを再度見直していただきたい。  それと,早く言えば,時間帯もそれぞれでしょうけれども,限られた2台ですので,限られた区域を回るのも,そりゃ,相当な工面もしなきゃいかんだろうけれども,やはり,もうちょっと1カ所に集中して,時間を稼ぐような方法もあるわけだから,その辺を工夫していただきたいということを要望しときます。

 それじゃ,教育長にぜひお聞きしたいんですが,さっきから言うように,児童生徒の読書熱が,学校にもあるからということもあるでしょうけれども,私は低いと見ているんです。そこで,せっかく基本法にも,「市民への学習支援のため,図書館サービスの充実に努めます」と。そして2つ目に,「学校図書館と市の図書館が連携して読書活動の推進を図り,児童生徒の読書活動による基礎学力の向上と豊かな心の醸成を目指します」と,こういうふうにうたってあるんですよね。もっと,これをわかりやすく,具体的に御説明いただければ,ありがたいんですが。



◎教育長(中村洋志)  ありがとうございます。議員御指摘,もう非常に具体的なお話だったというふうに理解しております。よく御理解されてるなと。先ほど来出ますように,本は非常に子ども,大人にかかわらず,人の心情面,心豊かにする非常に有力な手段でもありますし,今ありましたまちづくりとか,人づくりにも寄与しますし,それから,学校図書館とか,今既成の図書館,室も含めて,そこの連携図ることはとっても大事なことだと。

 もう一方,各方面から,あるいは実態調査から,学力向上にも非常に寄与してると。特に考える力とかいうのには,非常に読書があるいは新聞もそうですけれども,子どもの学力を伸ばすためでも,非常に大きな寄与をしてるという報告がたくさんなされております。

 南九州市は,先ほどもありましたけども,私は他の市町村に比べて非常に読書量,利用者も多いと見ております。ただ,この現状に満足するのではなく,もっと,たくさんの方が利用し,先ほど指摘がありましたように,ただ,来てくださいじゃなくて,届けていく移動車も含めて工夫とか,あるいは,幼児から高齢者が気軽に集えるような雰囲気づくりとか,レファレンスサービスとか,いろんな形で,今後,充実させていきたいということを考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  教育長,ありがとうございます。

 それでは,執行部にわかっていただきたいんですが,やはり,図書館にしても,勿論学校図書館もでしょうけども,図書館そのものは,子どもたちが自由にのんびりと過ごすような環境をつくってあげる。勿論,どの図書館もですね,特に,頴娃,川辺の図書館はその辺には気配りをしながら,本当に環境の整った図書館だと私はそういうふうに認識はしております。

 そこで,勿論,学校図書館は別にしてもいいですが,移動図書館車を含めて,図書館の巡回や観察,指導とか,そういったものの事前活動の内容はどのようになっているのか,担当課長,おっしゃっていただけませんか。



◎図書館長(吉松健二)  ありがとうございました。

 今,ありました環境整備のための職員関係の事前の指導ということですが,担当係長も月に1回ずつ係長会をしながら,3図書館が同じ足並みでそろうような形で連絡調整をしておりますし,司書のほうも,2カ月に1回ずつ司書が数人ずつ集まって連絡調整を行っております。

 それから,私たちの図書館のほうでも,いろいろ職員の技術を向上させるために,例えば,ステップアップセミナーとかいうものであったりとか,親子読書会の発表であったりとか,そのようなものをしながら,それぞれが資質を向上しながら図書館の運営に当たれるような形で指導をいたしているところであります。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  苦しい答弁だろうと思うんですよ。実際,私が聞いてみたら,じゃあ,できれば,もう上の者は来んほうがいいという話なんですよ。だからですね,巡回はしてるんだちゅうけど,本当は巡回してないんですよ。できれば,来ないほうがいいんだと。事務屋さんはそうおっしゃってるんですよ。誰が言ったとは言いませんからね。そういう現実なんですよ。それで,やはり,運営協議会等もあるわけだから,もっと,その辺の話題も取り上げてやっていただきたい。

 最後になるかと思うんですが,3図書館のうちに,私が気がつくのは知覧図書館なんですよ。本当言って,勿論広さの関係もあるでしょう。

 そして書棚にしても,いっぱい上から下まで。そして手が届かんところまである。ほかの3図書館に比較するってこともよくないんだけれども,本当,ほかの図書館は,半分はカラーケースなんですよ。収容のところでは,こんな話もしようと思ったんだけれども,そういう現状。で,知覧の図書館は事務所があんなに広いのに必要なのかということ。あれを市民に開放する方法はないのか,考えているのか,考えていないのか,御答弁いただきたい。



◎図書館長(吉松健二)  知覧の図書館に関しましては,一応,本課という形で3図書館の集約も行っているところであります。そういう形で,いろいろな意味で,事務的な部分も必要な部分がありますので,現在のところ,事務室を開放してということは,考えていないところであります。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  考えていないんじゃなくて,考えてくださいということを言いたいんですよね。というのが,生徒さんの学習室ね,川辺なんか,立派なのがありますよ。頴娃もあるんだけども,頴娃なんかの場合も川辺みたいにすれば,私はもっと環境がよくなると思うんですよ。あんなにスペースがある。もっと有効な利用法を考えれば,私は自由に発想が出てくると思うんですよ。知覧の場合は,私は,もう目いっぱいだからね。空いたスペースもない。かといって,8畳ぐらいのものをつくろうったって,大変だ。だとするならば,やはり,目に見て,学習室がね,私は図書館に必要だと思うから。これは子どもさんに聞いても,やっぱりよかどと言ってるから。だから,それをですね,知覧の図書館のほうにも,何か工面すれば,私はできやしないかということで,事務所まで私も中に行って見渡しながら,改造すればできるの,いや,もっと事務室のところにちょっと移転すれば,できるんだがなと思うもんだから,話をしたんですよ。だから,ぜひ,検討してみていただきたいんですが,どうですか。もう1回御答弁いただきたい。



◎図書館長(吉松健二)  ありがとうございます。御指摘がありましたように,学習室関係につきましては,おっしゃったとおり,川辺図書室のほうは,ひまわり館と第4会議室という形で中にありまして,利用があります。それから図書室もかなり広いスペースの中で学習するスペースがありますので,そちらのほうは,また有効活用するという形で活用法を検討していきますし,知覧図書館につきましては,先ほど言いましたように,事務室の関係につきましては難しい部分もあるとは思いますが,今あるスペースの部分で,うまく子どもたちが,先ほどから出てるように,学習環境として適した環境になるような形で,今後また検討ができる部分については検討してまいりたいと思います。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  ぜひですね,知覧の図書館についての学習室の設置検討をお願いしたいんですが,最後に教育長に,その辺を含めて,ひとつ御答弁いただきたいんですが。



◎教育長(中村洋志)  御指摘ありがとうございます。今,図書館長が答えましたように,川辺,頴娃に比べて知覧の書庫がもういっぱいになってたり,スペースがほかの図書館に比べてのまだ少し機能がプラスされている面もあって,なかなか広げられない状況もありますけれども,工夫改善することで,少しでも,図書館は知覧図書館に限らず,子どもにとって,あるいは市民にとっての非常に学習の場でもありますので,そういうスペースを確保がどういうふうにできるかについては,また館員とも話し合いながら,少しでも子どもたちにとって利用しやすい,入りやすい図書館になるように,工夫改善は重ねていきたいというふうに考えております。



◆議員(東兼喜)  終わります。



○議長(菊永忠行)  次に,田畑浩一郎議員。

  [8番議員田畑浩一郎登壇]



◆議員(田畑浩一郎)  私は,先に通告してありました1点,ラジオの難聴地域対策について質問いたします。

 ラジオの難聴地域が見られるが,実情を把握しているか。また,今後解消に取り組む考えはないかお聞きいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  田畑議員の御質問にお答えいたします。

 ラジオの難聴地域対策についてでございます。

 日常の生活や災害時における停電時など,ラジオ放送は情報の取得のために大きな役割を果たしております。市として聞くラジオ放送は,AM放送がMBC南日本,NHK第1,NHK第2の3局,FM放送はNHKFMとFM鹿児島の2局で,南九州市に届く電波の送信所は,AM放送が霧島市隼人町で,FM放送は鹿児島市と枕崎市の蔵多山となっております。

 ラジオの難聴地域につきましては,市内全域の状況までを把握しておりませんが,災害時における避難予定場所65カ所について調査いたしております。調査の結果は,避難予定場所周辺では全ての放送が受信できるようですが,鉄筋コンクリートの施設の中では,一部の放送が聞きづらいところがあるようでございます。

 ラジオ難聴の解消につきましては,テレビの地上デジタル放送のような個別受信対策の制度がなく,AMラジオ放送局がFM放送との同時放送を行う計画があることや,インターネットで発信するNHKの「らじる・らじる」やMBC南日本のラジコなど,IPサイマルラジオ放送が期待できると考えております。

 市といたしましても,地域一帯の難聴について調査を行い,必要により放送局等に改善に向けた技術的な対応をお願いしてまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(田畑浩一郎)  いまこの答弁をいただきましたけれども,改善に向けて対応をお願いしたいと考えているということですけれども,この避難所の65カ所の調査はしたわけですが,この全体調査の計画というのはあるんですか,どうなんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  全体調査につきましては,行政嘱託員等にお願いするとか,そういった方法で情報を取得する方法が考えられます。今後どうしようかということで,なかなか地域一帯の電波が入ってこないというところがどれぐらい把握されるのかというのが,まだ私どもわかっておりません。

 ただ,南九州市一帯を把握するとすれば,先ほど申したように行政嘱託員さんにお願いしていこうかなというふうに考えております。



◆議員(田畑浩一郎)  このAMが3局,FMが2局ですね。これが僕も相当だろうと,そのぐらいが聞ければいいのかなというふうには思うんですが,県などへの問い合わせというのはなされたんですかね,どうなんですかね。



◎企画課長(下薗宏一郎)  国,県への問い合わせはしておりません。



◆議員(田畑浩一郎)  鹿児島県ではないですけど,和歌山県のほうではラジオ通じるプランというので,その基本方針の中に,「いつでも市民が満足するラジオ受信環境を実現します」というような,まだほかにもあるんですけれども,一つの方針としてこういう形が出てるんですよ。

 僕が言うのは,防災だけじゃなくて,やはりかね日ごろからラジオも聞かれる方は多いというふうに認識しております。そういう中で,市民の皆さんも「ラジオが入らん」とか,また「夜になったらノイズが多い」とか,そういうような声が聞かれるわけで,この質問をしてるんですけれども,今後嘱託員の皆さんもそうですけれども,アンケートの聞き取り調査とか,また観光客の皆さんも車で来たりしますよね。そういう方々がこの鹿児島放送とか,そういう情報などを聞きながら,またあちこちに走り回ったりとか,そういうこともされる方もいらっしゃると思うんですよ。

 ですから,観光客まで含めたそういう聞き取り調査などは行う考えはないんですかね。



◎企画課長(下薗宏一郎)  観光客につきましては,そのほとんどが手持ちのラジオを聞かれるのか,あるいは車の運転をしながら,車に乗りながら聞くのかなと思います。

 私ども65の避難所の調査をするに当たっては,鉄筋コンクリートの中ではなかなか受信しにくいんだけど,入口まで出るときれいに受信がされておりました。そしてまた,特にカーラジオですとよく入ったというのが私の印象です。

 といいますのは,最初入りが悪いというところも,私も再度調査をしまして,それが車でずっと回って,よく入口付近で入るんです。ですので,場合によってはそのラジオの機種にもよりますでしょうし,そのときの天候,時間帯,また先ほど議員,夜間はなかなか外国の電波が入って聞きづらいということです。ただ,これもラジオにもよりますし,家の中の場所によっても入りの状況が変わってくると思います。

 ですので,実際にどういった方々に調査をしようかといっても,移動する方々については,なかなかわかりにくいと思います。ですので,市内にいる,そこに定住していらっしゃる方々を中心とした行政嘱託員さんへの調査の方法が一番いいのかなというふうに考えているところでございます。



◆議員(田畑浩一郎)  ぜひ解消に向けて取り組んでいただきたいと思うんですが,答弁の中で,個別受信の制度はないというようなことですけれども,総務省のほうで無線システム普及支援事業費等補助金という制度があると思うんですが,そこらあたりを使ったら,この難聴地域の対策もできるというように伺ってるんですが,その辺の認識はされていますか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  ラジオについては,テレビがちょうどBS,地上デジタルに変わるときに,1戸1戸の普及対策ということで事業がありましたので,テレビについては国の事業,また県も補助し,NHKの補助もあったわけですけど,今私どもが聞いてる範囲では,放送局にお願いをしようとしたときに,事務的なお手伝いはします。ですが,個別の受信については,例えば電波の増幅器とかを取りつける方法の指導がなされると思いますが,これが補助になるのか,あるいは利用者の負担になるのか,そこまではまだ話をしていないところでございます。



◆議員(田畑浩一郎)  個別受信機のその補助は勿論ないというふうに私も伺っております。だから中継局とか,そういったものに対してそういう補助ができるというようなことだったんですよね。

 しかしながら,その行政が行うのか,それとも放送局がその負担金を出すのかというような問題が出てくるというように伺っているんですよ。ですから,答弁の中にもありますけれども,今後放送局などに改善に向けた技術的な対応のお願いをしていきたいと考えているということですので,今後そういう形で多分出てくると思います。ぜひ放送局と連携をとって,この改善に向けて対策を講じていただければと思いますが,最後に市長の考えをお聞きしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  先ほどお答えしたように,難聴地域を一カ所でも早く解消をしなければいけないのじゃないかというふうに思っておりますし,議員がおっしゃるように放送局等ともいろいろと対応をしながら,改善をしていきたいと,このように思います。



○議長(菊永忠行)  次に,吉永賢三議員。

  [3番議員吉永賢三登壇]



◆議員(吉永賢三)  お疲れさまです。きょう本日最後の一般質問になるかと思いますが,先に通告してありました高齢者福祉について一般質問いたします。

 高齢者福祉の充実については,超高齢者社会を迎える中で,住み慣れた地域で安心して生活できるよう,福祉ネットワークの連携を促進し,より充実した支援体制づくりを進めると施政方針で述べている。市民後見推進事業の取り組みが必要と考えるが,見解を問う。

 あとは自席にて質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  吉永議員の御質問にお答えいたします。

 高齢者福祉についてでございます。高齢者世帯の支援事業につきましては,在宅福祉アドバイザー事業,緊急通報システム事業,高齢者訪問給食サービス事業,地域福祉座談会による安心マップ作成,ひまわり安心カプセル事業,徘回SOSネットワーク事業及び災害時要援護者支援等の事業を実施いたしております。

 市民後見推進事業の取り組みについての御質問でございますが,認知症高齢者やひとり暮らし高齢者の増加に伴い,成年後見制度の必要性は一層高まっており,その需要はさらに増大することが見込まれております。

 また,今後成年後見制度において,後見人等が高齢者の介護サービスの利用契約等を中心に業務を行うことが多く想定されております。しかしながら,平成25年最高裁判所の成年後見関係事件の概要を見ますと,成年後見の主な申し立て動機は預貯金等の管理となっております。

 預貯金等の管理に関連する事業といたしまして,市では現在社会福祉協議会の福祉サービス利用支援事業で,金銭管理や各種の福祉サービスの利用や,必要に応じて成年後見制度を紹介するなど,高齢者の支援を行っているところでございます。

 市民後見人の育成及び活用につきましては,地域の後見ニーズ等の実態を把握するとともに,家庭裁判所及び弁護士等の専門職の団体と連携を図り,地域に合った取り組みを行うことが重要でございます。

 また,市民後見人が適正,円滑に後見の業務を実施できるように,専門職等による支援体制を整備する必要があることから,市は適切に業務運営が確保できると認められる団体に委託し,後見実施期間を設置することも必要と言われております。

 以上のようなことから,市におきましては,地域の実態を把握しながら,今後事業への取り組みを検討していく必要があると考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(吉永賢三)  ただいま答弁をいただきました。南九州市でもさまざまな高齢者世帯に対する地域支援事業として取り組んでいるようですが,今回この市民後見推進事業の取り組みということで,これは厚労省が,平成27年度各地方自治が整備事業として進めていきなさいという方針のもとに出てる施策かと思われるんですが,先ほどありました南九州市で行われております社会福祉協議会のサービスのもと,福祉サービス利用支援事業で金銭管理等や福祉サービスを行っていると思うんですが,この件数について,南九州市の利用状況はどのような状況なのか,御質問いたします。



◎福祉課長(山脇勝次)  社会福祉協議会が行っております福祉サービス利用支援事業についてでございますけれども,認知症高齢者,知的障害者,それから精神障害者などの判断能力が不十分な方々に,契約に基づいて福祉サービスの利用援助,それから日常的金銭管理サービス,書類などの預かりサービスを提供するというような事業でございます。

 当初,県の社協が主体に行っていた事業なんですけれども,市町村の社協のほうの事業ということで現在なっておるところでございます。

 利用の仕方としましては,1回の訪問が1時間程度の事業でございますけれども,こちらのわかってる範囲での利用状況を説明ということでございますけれども,南九州市の要支援者がこの事業にのっかってやっておる件数といたしましては,35件ということでこちらは把握してございます。これは,県の社会福祉協議会の資料に基づくものでございます。



◆議員(吉永賢三)  私がちょっと調べた中で,県内の福祉サービスの利用状況においては,県内ですけど,これは22年度が659,23年度が747,24年度が810で,平成25年度が817ということで,またその中では,今福祉課長が答弁されたように,認知症,また知的障害,さまざまな疾患のもと,利用されてる状況の内訳として,これは25年度ですが,認知症が532人,知的障害が78人,精神的が132人,その他が75人ということで,推計として817人県内ではそういう利用の内訳がされてると思うんです。

 その中で,南九州市の福祉サービスの利用状況は,24年度はこれ南九州市全体の,知覧,頴娃,川辺が38件,平成25年度は33件,26年度だけは知覧地区が8件,頴娃地区が6件,川辺地区は18件,合計32件ということで,若干3件ほど私が調べた中ではずれがあると思うんですが,先ほど利用状況で,これは福祉サービスの利用状況での推移で説明させていただいたんですが,南九州市でもこの福祉サービスにおいては,成年後見制度とはまた若干違うサービス内容というか,先ほども言いました専門的裁判員が入ったり,そういう利用契約のもとで後見人制度というのは契約されるんですが,この福祉サービス利用というのは,そこの形態ですね,県が出してあるサービス利用状況において,要件がなかなか厳しくなってきてると。

 利用に当たって,利用状況に関してはもうなかなか利用したいけど,利用形態自体が後見の適用のもと,形態を今迫っている状況かと思われるんですが,これについて先ほどの質問にありますこの市民後見推進事業ということを取り組む考えはあるのかないのか,質問いたします。



◎福祉課長(山脇勝次)  この市民後見制度につきましては,24年4月に老人福祉法の改正が行われまして,この市民後見制度の重要性がうたわれたところでございます。

 また,その中では各市は,努力目標ということで位置づけられております。老人保健法の32条の2にその旨が記載されておるところですけども,今議員がおっしゃるとおり,南九州市だけでなく,全国的に高齢化率,少子化も含めてですけれども,高齢化率はどんどん上昇していきます。将来的には,南九州市におきましても,人口減少で老人の数は減ってはいきますけども,高齢化率はどんどん上がっていく状況になります。

 現在,約34.19%の高齢化率も,2025年は42.68%,また20年後は44.34という高い数字を示すことになります。

 おっしゃるとおり,この事業をぜひ国の100%事業ということもありまして,取り組みたい意向はあるわけなんですけれども,実際調査をしましたところ,先ほど申しましたとおり,最高裁判所が出しております成年後見関係事件の概況を確認してみますと,その中で財産管理処分業務,預貯金の管理・解約,それから保険金受領,このものが55.5%を占めておると。そして,介護保険契約等が3万4,105件のうち,1万2,000程度ということになっておるようでございます。

 そうしたときに,この事業そのものの実際行う成年後見であれば,弁護士,社会福祉士,それから司法書士などの専門職が当たることになるわけで,これだけで賄いきれない部分を,地域の市民が補いましょうというのが,この事業でございます。

 そうしたときに,南九州市で何件ぐらいあるかということで調査を私どもも行っております。そうしますと,この調査としましては,地域包括支援センターというのが各3庁舎に配置してございます。その中で総合相談という業務の実績の中で,相談件数が25年度ベースで介護,医療,日常生活等の件数が988件,それから介護保険サービスが634件,合計1,622件の相談が地域包括支援センターのほうにございます。

 その中で,後見制度に関係するものは,南九州市で11件ございました。頴娃が1件,川辺が7件,知覧が3件の11件の相談ということで,まだこの制度的なものの周知もされてないことも事実でしょうけれども,現在この事業の必要性というものが,まだ時期尚早でないかということで,まだ踏み切れない状態でございます。

 ちなみに,鹿児島県ではこの事業はモデルで,24年度に薩摩川内市,そして25年度にまた霧島市も実施しまして,現在2市で実施しておる事業でございます。

 以上でございます。



◆議員(吉永賢三)  今答弁をいただきました。確かに,利用状況また解約の件数,これ自分の持ってるデータは,鹿児島県内の状況なんですが,平成25年度で施設入所に関して50件,成年後見に関して16件,本人もおっしゃってる47件,死亡で73件,186件と解約件数と終了件数というのが,推移でもあるんですが。今福祉課長が答弁された中で,日常生活自立度のA2以上というのが認知症を判断する要件の中の一つなんですが,これはあくまでも国の出した推計なんですが,平成22年度(2010年)で280万人,平成27年度で345万人,平成32年度で410万人ということで,日常生活,認知症に係る判定をする中の推計では右肩上がりというようなデータが出ております。

 先ほどもありました南九州市の高齢化率でありましても,平成24年度総人口3万9,138人に対して,高齢者は1,380人,これが33.7%,25年度で34.1%,平成26年度で34.9%ということで,鹿児島県は27%なんですが,これが状況としても高齢化率は上がっていく形,高齢者は減るということですが。

 また,その全体に占める高齢者の世帯割としても,大体24年度が29%,25年度は28.9%,26年が28.7%ということで,その中でひとり暮らしが占める高齢者の割合が16.4%,平成25年度で16.2%,平成26年度で16%ということで,大体16%の割合が続いているんですが,今後考えた推定される中では,やはり高齢化率の単独世帯というのが高くなっていく状況かと私自身も思ってるところですが,今福祉課長のほうからありました県内で実施しているところは,薩摩川内市と霧島市,あと鹿児島市も若干そういった市民後見推進事業に取り組む形で,市民後見養成プログラムとして25年度から実施している状況であるかと思います。

 その中で,平成26年度はまた南大隅町,薩摩川内市が認知症初期集中支援事業を実施しているということで,この市民後見推進事業を踏まえて,さまざまなやはり先ほどありました南九州市にも地域包括支援センターがございますが,そういう総合的な地域支援事業に取り組む必要があるかと思うんですが,これについてどう見解をお持ちでしょうか。



◎福祉課長(山脇勝次)  今議員が申し上げられたとおり,高齢化率というものは,現在南九州市が先ほど数字的には高齢者の数が,人口が3万8,102名,高齢者数1万3,285人,高齢化率34.9%でございます。高齢者の世帯が4,928世帯ございます。そのうち,高齢者ひとり暮らしの世帯が2,752名でございます。

 先ほど申しました地域支援事業につきましては,この事業も国の事業で申しますと,介護保険事業の認知症施策等総合支援事業の中で行われる事業となっておりまして,先ほど鹿児島市,南大隅の例も出ましたけれども,現在この事業を,厚生労働省が行ってる事業の中で取り組んでおるのが,薩摩川内市と霧島市ということでございまして,今年度,26年度は奄美市もこの事業に乗りかかっていこうというような形で,手を上げておるようでございます。

 この事業の導入に当たっては,さっきの例を見ますと,各市,市民後見推進委員会の設置を行っております。この市民後見推進委員会の中で,事業の必要性とか,いろんな今後の地域支援事業等に取り組むこの後見推進事業を含めてなんですが,取り組む見解を示すということで事業は推進されるものと思っております。

 また,地域支援事業につきましては,27年4月から介護保険法も改正されておりまして,充実した事業をということで,現在計画策定を今年度行います第6期の介護保険計画の中で,その具体的な地域支援事業等についての取り組みもうたっていきたいと思っておるところでございます。

 以上です。



◆議員(吉永賢三)  その第6期介護保険事業計画の中で,今言われた事業というのは重視されていると思います。その中で計画を進めていく考えという答弁をいただいたと私も認識いたしてるところですが,やはりその認知ケアの推進事業の中で,この市民後見推進事業の中に,地域支援事業ということで,任意事業の中で先ほど申し上げました認知症初期集中推進事業,また認知症地域支援推進委員等設置事業,また認知症ケア向上推進事業ということで,包括支援でこういった認知のサポートが必要かと26年度うたわれている中で,やはり今課長からありましたこの認知症地域支援推進の設置事業と認知症初期集中支援推進事業の検討委員会なども,早目に本市も設置をして,取り組んでいく必要性が私はあると思うんですが,それについてどうお考えでしょうか。



◎福祉課長(山脇勝次)  認知症の最大の起因は加齢ということで言われております。認知症有病者の正確な数値は,厚生労働省あたりも把握できてない状況で,常に推定値という形で公表しているのが現実でございます。

 65歳から69歳までの15%が有病率だそうでございます。それを南九州市の人口に例えますと,65歳以上は1万3,285名ですので,認知症患者が約1,300人南九州市にいるだろうと推計されるところでございます。

 また,85歳以上になりますと,27%の有病率ということで,4人に1人が認知症ということになります。その方々というものが,人口が85歳以上が3,092名おりますので,約834名おると考えられます。

 また,先ほど言われました委員会の設置でございますが,この中には要援護者としましては,障害者の方も含まれると考えております。障害者は市内に3,213人が登録されておりますけども,この中で身体障害者を除く知的障害者が429名,精神障害者が208名,合計637名該当されるというところでございます。

 言われるとおり,この協議会等の設置につきましては,この事業の該当事業ではございますけれども,事業導入云々ではなくて,この南九州にはぜひ必要な,専門的な見解の方々が委員になっておるようでございますので,早い機会に設置を検討していくと考えております。

 以上でございます。



◆議員(吉永賢三)  その各専門分野の方々の委員を選定をしながら,ぜひ早目に事業検討委員会の設置をし,今後そういった推進事業を計画をしていただきたいと。

 やはり高齢化率もですが,在宅で生活される中での認知症の方っていうのが,今後国の先ほど言われました介護保険制度の改定の中で,施設入所に関しても介護度3以上でないと入所できない状況も出てくると思うんですよね。

 その中で,在宅で生活される高齢者の不安ですね,やはりそういった部分を取り除くそこの家族,老々介護の家庭状況だけではなくて,やはり地域で支援サポートをしていくのが今の現状ではないかと,認知症についてさまざまなテレビでも報道されております。

 それを踏まえて,近隣の市ではまだ取り組んでない状況の中で,やはり南九州市はいち早くこういった福祉支援サービスも取り組んでいただきたいと思いまして,質問させていただいているところでございます。

 先ほどるる質問してるんですが,この相談件数に関しても,金銭管理等さまざまな福祉サービス事業においての相談もあるかと思うんですが,これは南九州市内の中でも,やはり身体的,心理的,経済的虐待ですね,介護放棄だったりとか,そういった件数も23年度,24年度,25年度ですれば,件数的には少ないかと思いますが,これはさまざまな虐待に関する相談で累計ですが,平成23年度で37件,24年で26件,平成25年度で21件という形で,私はちょっと調べているんですが,近隣市でも先ほど言いました老々介護若しくは介護を苦にいろんな事件等もあります。

 そういった事を防ぐためにも,やはりその成年後見制度とは違いますが,市民後見推進事業に早目に取り組んで,さまざまな福祉の支援サービスにつなげていただきたいと考えておりますが,それについての見解をお尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  高齢化は本当に大変早いスピードで進んでおります。私も認知症の予備軍であるわけでございますが,ここにも何人かいらっしゃるようですけども,早くこの対策は講じていかなければいけないのではないかというふうに思って,人ごとではありませんので,頑張っていきたいと思います。



◆議員(吉永賢三)  市長からも前向きな御答弁をいただいたところでありますが,先ほどありました検討していくというところでございますが,どこも社会福祉協議会を主体として,そういった部分に取り組んでいっているようですが,まだ難しいかと思いますが,今後実施に向けた具体的なタイムスケジュール等は,これを27年度の計画に入れ込んで考えていくのか,また,どのような形で各社会福祉協議会だけじゃなくて,地域包括支援センター若しくは居宅支援事業所,医療関係等もあるかと思いますが,そういった部分でどういった連携を図っていくのか,御質問いたします。



◎福祉課長(山脇勝次)  おっしゃるとおりでございます。この事業を実施するには,実施機関の整備が必須でございます。現在,その要件を満たしているのが社会福祉協議会,またはNPO法人等ですけども,現在の南九州市の社会福祉協議会とも,この件について質問のあった後に相談したところですが,現段階ではまだ組織的にできる状態ではないという回答をいただいております。

 また,県内においても,市民後見センター鹿児島というNPO法人,それから広域社団法人成年後見センターリーガルサポートという,この2団体が各薩摩川内市,霧島市のお手伝いをしていただいておるようでございます。

 そこに問い合わせをしましたところ,現行数的にも自分たちで担当できる市町につきましては限界があるだろうということで,回答をいただいております。

 また,この実施機関の育成というものを,この南九州市で育成できればよろしいんですけれども,実際問題としまして専門的な法律の講座,講習等を約40時間,この事業では受講していただかなければなりません。そして,登録をしまして家庭裁判所に推薦をするというこの制度でございます。

 今現在実施をしてる薩摩川内市等におきましても,3年かけてまだ14人の市民後見人しか登録されていないという状況のようでございます。必要性は感じるんですけれども,この市内に果たしてどれだけのこういう思いのある方々を育てていくかということで,そのことをまず福祉の施策の中で今実施しております南九州市では,この地域の見守り活動として,一番いい事業だと私は思っておるんですけれども,この福祉座談会等を通して,地域の中からそういう人材が出ていくことを,この事業の推進も含めて今後は進めてまいりたいと思っております。

 以上です。



◆議員(吉永賢三)  今福祉課長からも答弁がありました。やはり必要性としては感じていらっしゃるというところであるようですので,ぜひこの高齢者の世帯の支援事業につきましても,南九州市も福祉アドバイザー事業や緊急システム事業,また高齢者訪問給食サービス事業,地域福祉座談会による安心マップ作成,あとひまわり安心カプセル事業,徘回SOSネットワーク事業等,さまざまな事業を実施されてるんですが,こういったものを踏まえて,やはりこの市民後見推進事業というのは,必要性が高いと思われるんですよね。

 今件数的にも少ないということで,これに近い事例とか,そういうものがなかなかなかったりされるかと思うんですが,私も以前福祉の業界にいたときに,これに近い状況というのは後見人制度ではないんですが,社協さんが行われている福祉サービスを利用しながら,やはり施設入所であったりとか,いろんな部分でも高齢者の単独世帯であるからゆえに,そういった判断もなかなか難しいですし,これを社会福祉協議会若しくは担当ケアマネージャー,地域包括支援センターだけでは,なかなか検討していったり,把握していったり,実施していく状況としては難しいと思います。

 先ほどありましたいろんな専門的部分や講習に関しても,40時間の講習を受けた後,登録される中で,時間は必要かと思いますが,やはり最後に市長,この施政方針の中で先ほど冒頭でも申し上げました,「高齢者が可能な限り住み慣れた地域で生き生きとした安心して暮らせるように,自立支援,介護者の負担軽減に向けた支援体制の強化,介護予防の推進,地域ケア体制及び認知症ケアの推進を図ってまいります。また,総合相談や介護予防ケアマネージメントを実施し,適切な社会資源や福祉サービスに結べることに,高齢者の自立支援や介護予防を推進してまいります。また,認知症の方々が安心して生活できるよう,徘回SOSネットワーク事業や認知症サポート養成事業など推進してまいります」というふうに,高齢者福祉に関して施政方針を出しておられますので,最後に今までの質問を踏まえてた市長の見解と,今後の事業に対する取り組みは検討したいということですが,今後の福祉サービスにおける充実をどのようにお考えか聞いて,最後の質問といたします。



◎市長(霜出勘平)  これまで福祉課長も答弁いたしておりますし,また私のほうからも答弁させていただきましたが,もうこのことについては,時間は待ってはくれないというふうに思っております。積極的に,前向きに取り組んでいかなければいけないのじゃないかなというふうに思っておるところですが,聞けば聞くほど難しい問題もたくさんあるようでございますので,いろんな方々に相談しながら,また,いろんな方々の協力をいただきながら,これは取り組んでいかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 これまで施政方針で申し述べておりますように,早急に実現をしていくように努力をしてまいりたいと思います。

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△延会



○議長(菊永忠行)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は9月3日午前10時から開会することにし,本日はこれで延会します。

午後4時30分延会