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鹿児島県 南九州市

平成 26年 第 1回定例会( 3月) 03月06日−03号




平成 26年 第 1回定例会( 3月) − 03月06日−03号









平成 26年 第 1回定例会( 3月)


 本会議3号     (3月6日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  今 吉 賢 二
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  森 田 隆 志
10番議員  東   兼 喜        21番議員  満 留 秀 昭
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  菊 永 忠 行
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    財 政 課 長  金 田 憲 明
副  市  長  鶴 田 康 夫    企 画 課 長  下 薗 宏一郎
教  育  長  中 村 洋 志    福 祉 課 長  堂 園 政 利
総 務 部 長  上 野 勝 郎    健康増進 課長  石 田 俊 彦
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    農林水産 課長  上 野 茂 治
建 設 部 長  下之薗 博 幸    総合営農 課長  鶴 留 孝 一
農林水産 部長  田 中   泉    建築住宅 課長  楠 元 章 一
会 計 管理者  新 留 育 男    水 道 課 長  尾 込 福 蔵
教 育 部 長  小 園 和 幸    都市計画 課長  大 隣 健 二
頴 娃 支所長  松 窪 義 高    学校教育 課長  井之上 良 一
知 覧 支所長  西 野 栄一郎    中央 公民館長  小 濱 義 智
川 辺 支所長  神 薗   誠    学校給食センター所長      
商工観光 課長  塗 木 博 人             松 窪 和 文
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  樋 渡 孝 宏
庶 務 係 長  朝 隈 克 博                   

 第1回定例会議事日程(第3号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問
 第 3.議案第28号
     平成25年度南九州市一般会計予算(第7号)



平成26年3月6日 午前10時0分開会





△開議



○議長(菊永忠行)  これから本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(菊永忠行)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において,深町幸子議員,下窪一輝議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2一般質問



○議長(菊永忠行)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,加治佐民生議員。

  [11番議員加治佐民生登壇]



◆議員(加治佐民生)  おはようございます。私は,先に通告してありました2件について質問いたします。

 まず1件目,小中学校の再編についてでございます。

 少子化が進む中,小中学校の再編は避けて通れないと考えるが,見解を問います。

 また,昨年12月に頴娃地区中学校再編検討委員会より,統合すべきとの答申がなされたが,これまでの取り組みと今後の対応を問います。

 2番目に,鳥獣被害防止対策について,施政方針において,「鳥獣による農作物への被害防止のための電気柵等の導入を支援し,被害軽減に努めてまいります」とあるが,どのような支援を考えているか。

 以上,2点質問いたします。

 あとは自席で対応いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  私のほうからは,鳥獣被害防止対策について答弁をさせていただきます。

 鳥獣被害防止対策につきましては,農作物の被害状況を踏まえ,これまでも猟友会にお願いし,有害駆除対応をしていただいてきたところでございますが,現在の捕獲体制には限界もあるため,意欲ある農家を対象とした,わな狩猟免許取得助成を引き続き行い,わな猟免許等を取得していただき,自ら捕獲し駆除を行うなどの方策を推進していきたいと考えております。

 さらに新規事業といたしまして,3戸以上の任意組合で鳥獣被害防止対策に取り組み,自力施工を行う組合に対し,資材費相当分の定額補助となる国の鳥獣被害防止対策実践事業にも取り組み,また,市単独の鳥獣被害防止対策事業といたしまして,作物を問わず販売目的で生産されている方を対象とした,電気柵導入経費に対する一部助成も予算計上しております。

 この鳥獣被害防止対策につきましては,地域での対策を講じる必要があると考えているところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(中村洋志)  お尋ねの南九州市の小中学校再編については,南九州市立小中学校の適正規模について,南九州市学校のあり方検討委員会から意見書を提出していただき,さらにその意見書に基づいて具体的対応策を検討・協議した,南九州市頴娃地区中学校再編検討委員会から頴娃地区の3中学校の統合を実施すべきとの答申を提出していただくなどの動きがあったところであります。

 南九州市内の小中学校につきましては,それぞれに歴史や伝統があり,地域の方々や卒業生等のさまざまな思いや感情等があることを承知いたしております。

 南九州市教育委員会といたしましては,基本的には民意を尊重する,優先するという考え方でございますので,行政主導で強引に小中学校の再編を推進することは考えておりません。

 しかしながら,冒頭で申し上げましたとおり,市民が主体となった検討委員会からの次代を担う南九州市の子どもたちに真に必要な教育環境を整備するため,学校の統合を実施すべきであるという答申を市教委が受けたという事実は真摯に受け止めなければいけないというふうに考えているところであります。

 次に,頴娃地区中学校再編検討委員会から答申が出されましたが,これまでの取り組みと今後の対応についてお答えいたします。

 平成25年8月19日に,頴娃6地区の地区公民館長,頴娃地区7小学校のPTA代表,頴娃地区3中学校のPTA代表,そして3中学校の校長など,総勢19名の委員で構成する頴娃地区中学校再編検討委員会の協議をスタートさせたところであります。

 その後,10月,12月と協議を重ね,昨年12月20日に答申を受けたところでございます。

 3回にわたる協議の中では,再編に関して多くの意見,質問等が出され,市内各中学校の教職員の配置状況,多様な部活動の設置状況などさまざまな角度からの説明を行ったところでございますが,充実した集団活動を展開することで将来の社会適用のために必要な人格形成がなされるためには,学校は一定の規模が必要であることが望ましいとする意見書等が大勢を占めたことから,このような答申内容になったものであろうと考えているところであります。

 この答申の中には,頴娃地区の3つの中学校及び7つの小学校の保護者を含む頴娃地区住民に対し説明会を実施することとの意見が付されておりました。市教委といたしましては,この意見に従い,現在,頴娃地区の説明会を行うための準備等を行っているところであります。

 なお,この説明会につきましては,民意を尊重する観点から,市教委が日時や場所を強引に一方的に設定するのではなく,頴娃地区の各地区等でそれぞれの事情を考慮した日程調整などを行っていただき,調整のなされた地区から順次市教委との協議の上,説明会を開催していこうと考えているところでございます。

 各地区の説明会が終わった後で,中学校統合に向けた作業を進めるべきか否かを判断したいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  先日,南さつま市の赤生木小学校閉校のニュースがありました。県内の小学生のピークは,1959年の33万7,000人余りから,現在は9万7,800人と激減しているそうです。県内でも本年度9校が閉校というようなことでありますが,地元を大事にするという考えはわかりますけれども,本市においても,これから10年後等は相当な統廃合が考えられると思いますが,そこについてはどのようにお考えでしょうか。



◎教育長(中村洋志)  御指摘のように,今後,児童生徒数は激減することが予想されておりますので,そういうことも考慮する必要があるというふうに考えております。

 先ほども申し上げましたように,民意を大事にすると,当該の住民あるいは関係者等の御意見を参考にしながら,ただ,客観的なそういう児童生徒数減等も考慮しながら検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(加治佐民生)  学校のあり方検討委員会の意見書の中で,3番目の適正化の基本的な方針として,1,小学校の適正規模として,本市では複式学級の解消ができる学校づくりを目指すとなっていますが,現在は,かなり複式学級の学校もあると思いますが,その点についてはどのように今お考えでしょうか。



◎教育長(中村洋志)  現在,本市でも複式学級を抱えた小学校が複数存在しております。基本的には,小規模校のメリットもあります,もちろんデメリットもあるわけですけれども。将来の子どもたちの集団思考とか,あるいは社会に適用することを考えますと,一定規模がやはり必要であるという認識に立っております。

 現在,複式を持つ小規模校におきましては,集合学習を実施する等のいろんな工夫もなされているところですけれども,中長期的に子どもたちの発達とか成長を見ていくためには,一定規模があるという認識は持っているところでありますので,ただ,先ほどから申し上げておりますように,規模が小さいということだけで一方的に統合していくということでなくて,民意を尊重しながら,状況を見ながら,市教委としては考えてまいりたいという基本的な考えを持ってるところであります。



◆議員(加治佐民生)  先日もらいました後期総合計画の現状と課題として,児童生徒数は減少してると。魅力と活力ある学校づくりを目的とした市立学校の再編について検討する地域への支援を行うとありますが,どのような支援が考えられますか。

 また,表現としてまだ弱い感じがしますが,踏み込んだ表現はできないでしょうか。



◎教育長(中村洋志)  先ほど来申し上げておりますけども,非常に微妙な問題でありまして,一方的に行政主導でっていうことになると,民意を無視した形になることは避けたいというのが基本的な考えであります。

 ただ,方向性としては,先ほど来申し上げておりますように,子どもたちの将来の成長を考えたときに,一定規模の学校が必要であるという認識は持っているところでございます。



◆議員(加治佐民生)  いずれ,最終的には小学校の再編は避けて通れないと思います。そのときに,先ほど言われましたように,地元の声,父兄の声,子どもの声を尊重しながら慎重に取り組んでいただきたいと思います。

 平成22年ですかね,文教厚生委員会で上天草市に学校の統廃合で執行部と合同で研修に行きました。そのとき,上天草市は9年間かけて2段階,3段階の合併に取り組んでいるようです。本市もそういう場合には,そのような例を参考にして取り組んでいただきたいと思います。

 次に,中学校の再編の問題ですけれども,頴娃地区中学校再編検討委員会は何回ほど開催されたんでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  先ほど教育長が答弁いたしましたように,当初6回程度の会議を予定しておりましたが,思いのほか迅速に審議が進みまして,3回で集約し答申をいただいたところであります。



◆議員(加治佐民生)  その中で委員個々それぞれ異なる意見があると。どのような意見があったんでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  おっしゃるとおり,まず最初は,小規模校のメリット・デメリット等の入口論から始まりまして,出た意見としましては,中学校の全教科教員が配置されていない状況では学力の差が顕著になるのではないか。学校規模が大きくなると,これに比例して,いじめや不登校などの発生が懸念されるのではないか。小規模校では教師の目が行き届き,より密接なマンツーマンの教育が受けられるのではないか。小規模校のこういったメリットが,学校規模が大きくなることで失われ,まとまりがなくなるのではないか。それから,委員の方で,他市の中学時代を過ごした方でしたけれども,統合した中学校で大きな学校生活を経験したことで多くの友人や体験ができ,それまでの小規模校とはまた違った効果もあるといったようなさまざまな意見が出されたところであります。



◆議員(加治佐民生)  例えば,中学校が地区から統合され無くなるわけですが,そこにある小学校と中学校を統合したらと,そのような意見はなかったもんですか。



◎教育部長(小園和幸)  小中一貫あるいは一体型といったようなことかと思いますが,委員の方からは,例えば頴娃の中学校で言いますと,頴娃中学校は4小学校にわたります。別府中学校は2小学校,青戸中学校は2小学校ですので,その時点では小中一体型・小中一貫といったような意見,要望というのはなかったんですが,事務局としても,このことについてはその時点で先行して検討する事項ではなく,統合再編が必要と判断して次のステップに進んだ段階で,選択肢の一つとして検討されるものだと考えておりました。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  現在,肝付町は中高一貫校を進めてますよね,そのような意見とか,考えてなかったですか。



◎教育部長(小園和幸)  県立の高校との一体,楠隼高校をモデルとした御意見だと思いますけども,それは全くありませんでした。



◆議員(加治佐民生)  今後,地区ごとに説明会をするわけですよね。そのとき,こういう意見が出るかもしれないと思うんですが,どのような考えを示すんですか。



◎教育部長(小園和幸)  先ほど申し上げましたように,まず,頴娃地区中学校再編検討委員会の答申をもとに,まずは中学校の再編を検討することが先決であり,その再編をするといったような地域の住民の声を集約することが先決であると。例えば,小中一貫・一体,中高一貫というのは,次の段階で考えるべき事項であると思っております。



◆議員(加治佐民生)  地区ごと説明会は地区の要請においてやるということでしたけれども,大体いつごろまでに全地区を終わる計画ですか。



◎教育部長(小園和幸)  当初は,できれば年度内にと考えていたんですが,各地区それぞれ年度末はいろんな総会であるとか役員改選であるとか,日程調整がなかなか難しいようで,今地区の説明会として決まっているのが,3月16日の青戸中学校区,つまり上別府地区の説明会が決まっております。それと,2月25日には保護者は入っておりませんが,宮脇地区,粟ケ窪地区の公民館長・自治会長研修会でこれをテーマに研修をしたいということで,教育長,私,学校教育課長,教育総務課担当で伺いまして説明をし,御意見等を伺ったところであります。あとはまだ日程調整中であります。



◆議員(加治佐民生)  その地区ごとの説明会を済まして,地区の理解が深められたら,検討委員会からは開設準備委員会を早急に設置し,とありますけども,その辺のタイムスケジュールはどのように考えてますか。



◎教育部長(小園和幸)  一応今お願いしております平成26年度当初予算案に,開設準備委員会を開設した際には対応できるように,委員の方々への費用を計上しているところでありまして,3月末にその上別府地区を含めまして,一,二地区できれば,それから,あと別府地区とかも調整中ですので,4月,5月ぐらいに集約できるならば,1学期中か夏休み中ぐらいには次の準備委員会に移行できるというような工程も想定はしております。



◆議員(加治佐民生)  このことがスムーズにいったと仮定しまして,現在の頴娃地区の中学生の生徒数は332名ですよね。そうした場合に,現在ある中学校を活用して対応できる施設ではないかと考えますが,そこについてはどう考えますか。



◎教育部長(小園和幸)  今現在の頴娃中,別府中,青戸中,3中学校の生徒数で単純に試算いたしますと332名ですので,標準的には全クラスが9クラス,特別支援クラス1クラスということになりまして,標準的に計算しますと,校舎面積で4,775平方メートル必要です。

 現在の3中学校のうち一番大きいのが,頴娃中学校で約3,000平方メートル,別府中が約2,700平方メートル,青戸中ですと約2,600平方メートル。3中学校が統合するとなった場合には,新たに設置する,あるいは既存の中学校を拡大増設する等のいろいろな選択肢が考えられますが,新中学校を増設する場合は約5,000平米近くの校舎が必要になると。既存の中学校に増設する場合でも,頴娃中学校の約3,000平米に対して,約2,000平米の校舎が必要になるというような試算であります。



◆議員(加治佐民生)  知覧町,川辺町と頴娃町の地形を比べますと,知覧と川辺町は割と長いですよね,頴娃町はほぼ丸の感じがしますよね。そうした場合に新しくつくるとしたら,大体中央の場所ぐらいというような考えを持っておっていいんでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  新設,増設を含めまして,場所についても全く先入観といいますか,想定はしておりません。これは,開設準備委員会的なものの中の最も重要な事項であります学校の場所であるとか通学区域,通学手段,それから,さまざまなそういった分科会的なもので真っ先に検討されるべきものであると。ですので,新設する場合にどこをといったようなことは,予断としては持っておりません。



◆議員(加治佐民生)  まだ話が進んでませんから,そういうことまだ考えていないんでしょうけども,知覧中学校は昭和51年にそういう話が出て,約5年かけて開校してるんですよね。ですから,余り急いでもまたいろいろあるでしょうから,約5年をめどに順調に進んでいけたらなと。そして,頴娃の生徒たちがすくすく育つことを期待して,この件に関しては質問を終わります。

 次に,鳥獣被害防止対策ですけれども,今回答をいただきましたが,非常に今年度は国庫事業あるいは市単独事業と前向きに取り組んでいただいて,評価したいと思います。

 その中で,市単独事業の電気柵等の導入に伴う経費3分の1以内の助成とありますが,いただいた資料によりますと,市単独事業の場合,8万円の50台と,その3分の1で133万4,000円と組んでますが,8万円というのはどのような事業規模を考えているとこでしょうか。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  ただいまの御質問ですけど,8万円の規模ですけど,8万円というのは,まず10アール当たりの規模でありまして,その中で電気柵3台を要請しております。大体10アール当たりの1セットという形で考えております。



◆議員(加治佐民生)  この事業の中に電源も入ってるんですか。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  当然その電源も入っております。



◆議員(加治佐民生)  上限3万円とありますけども,一応50台ということですが,1人の方が圃場が2カ所離れてあるといった場合には,これは1人1件でしょうか,それとも,余裕があれば,1人2件でもいいというお考えですか。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  一応採択の要件といたしまして,1件おおむね10アール当たりを考えておりますので,その辺で1人1件という形になるのではないかと考えております。



◆議員(加治佐民生)  新しく国の事業を導入されて努力されたと考えますが,電気柵の中で20メートル掛ける50メートル掛ける30カ所の3ヘクタールと,これ受益地市内全域とありますが,これも既に事前に場所とかそういう地域は決まってるんですか。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  一応国の事業につきましては,既に受益地として決まっています川辺の水田等,そのほかに,この電気柵につきましては,市内全域受益地,大体30カ所程度を考えておりまして,今のところ,その受益地につきましては一応予算計上はしていますけど,今からの公募という形になろうかと思います。



◆議員(加治佐民生)  こういうことを予算化したということは,既にもう何件かそういう要望が来てるということでしょうか。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  一応これにつきましても鳥獣被害ということで要望はありまして,その中で,1団地としてまとめられるようなところがあれば,国の事業に持っていこうという形であります。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  非常にこの問題に取り組んでいただいて,国の事業,市の単独事業と前向きに取り組んでいると評価します。

 以上で私の質問を終わります。



○議長(菊永忠行)  次に,内園知恵子議員。

  [2番議員内園知恵子登壇]



◆議員(内園知恵子)  皆さん,おはようございます。住民からの要望と福祉について質問いたします。

 共産党の一員として一生懸命頑張りますので,どうぞよろしくお願いいたします。

 まず初めに,学校給食について,安心・安全な農作物を提供する地産地消の運動の広がりが各地で見られる中,平成24年度学校給食において,南九州市産の野菜など,年間使用量は平均45%にすぎない。使用量をもっと増やす考えはないでしょうか,お尋ねいたします。

 2つ目に,南九州市学校給食センターの米の使用量は,平成24年度で市内産は45.83%となっております。安心・安全なおいしい給食の提供に地場産品を100%使用とする考えはないでしょうか。

 2問目に,地元業者育成について,平成20年8月20日付の「地元商業育成についてのお願い」という請願が採択され,当局に意見書が提出されております。

 要望の趣旨は,1,地元業者が調達可能な事務用品,事務機,教材備品などの入札参加は,原則として,本社が南九州市にある業者ですること,2つ,地元業者の経営育成を勘案した購入に努めることとあります。当局は,意見書に基づいてどのような取り組みをされたか,お尋ねします。

 2つ目に,湧水町では,地元業者育成及び振興策として,事務用品,事務機,教材備品などは地元業者にほぼ100%発注しているとのことです。

 本市の50万円以上の平成25年度物品その他発注一覧表では,契約件数は40.74%,契約金額では17.98%と低いが,地元業者に優先的に発注する考えはないか,お尋ねいたします。

 3つ目に,平成25年10月2日の南九州市商工会地域活性化懇談会において,南九州市が発注・購入する業務及び物品などについては,地元業者への指名購入を要望しています。今後の対応をどう考えているか,お尋ねいたします。

 大きな3番として,介護保険についてであります。

 1,厚生労働省は,今回の介護保険改正案で,要支援者向けの訪問介護,通所介護を介護保険サービスから外し,市町村の事業に段階的に移行した上で要介護認定を省いて市町村サービスの利用者を増加する方針であります。要支援1・2に認定されている該当者は何人でしょうか,お尋ねいたします。介護別に教えてください。

 2つ目に,要支援1・2の方々は,サービス量が大幅に減少すると考えられることから,十分な支援を受けられない軽度者の家族の負担が増大し,かえって重度化することが危惧されます。市長の見解をお尋ねいたします。

 あとは自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  内園議員の御質問にお答えいたします。

 私のほうからは,地元業者育成についてと介護保険について答弁をさせていただきます。

 まず,地元業者育成についての,その1でございますが,亀甲議員にも答弁をいたしましたとおり,地元業者が調達可能な事務用品,事務機,教材備品の購入あるいは印刷製本等の業務は,できる限り市内に本社がある業者を選定して入札,あるいは見積もりを行っております。今後もできる限り地元業者の活用・育成に努めてまいりたいと思います。

 その2でございます。地元業者の育成については先ほどの答弁の繰り返しとなりますが,できる限り地元業者の活用,そして育成に努めてまいりたいと考えております。地元業者の活用・育成につきまして,具体的にどのような検討が行われているかという事例を申し上げます。

 50万円を超える物品購入,役務の提供,建設工事の請け負い,備品の購入等につきましては,入札契約運営委員会を開催いたしまして,工事の内容,契約の方法,業者の選定,参加の条件などを審議いたしておりますが,この委員会の中でも議論となるのが市内業者の育成という点でございます。審議する当該案件は,地元業者で調達可能か,実施可能かということを議論し,調達可能,実施可能であれば,市内業者優先でいこうということが1件ごとに審議をされます。

 なお,本市の市内業者の活用状況は,件数で40.74%,金額は17.98%で低いとの御指摘でございますが,本市の50万円以上の発注状況につきましては,事務用品,事務機,教材備品等以外の消防ポンプ自動車など,本市内の業者では対応できない特殊なものを含んでいるためであると考えております。

 何回も申し上げておりますが,今後も市内業者の活用・育成につきまして,できる限り努めてまいりたいと思います。

 地元業者育成,その3でございます。南九州市地域活性化懇談会における御要望に対してでございますが,市といたしましては,地元業者が調達可能な事務用品,事務機,教材備品の購入あるいは印刷製本等の業務は,できる限り市内に本社がある業者を選定して入札,見積もりを行っております。今後もこの方法に変更はございません。

 なお,物品等に係る契約も,一定金額以上は指名競争入札への移行が求められていることから,入札に参加できる条件としては,指名願いの提出が必要であり,地元の業者におきましても指名願いの提出をお願いしたところでございます。

 介護保険についてお答えを申し上げます。

 1番目についてお答えをいたします。要支援認定者数につきましては,平成25年10月末現在で,要支援1の該当者が482人,要支援2の該当者が443人で,合計925人となっております。

 その2についてお答えをいたします。要支援1及び要支援2の該当者は,本人の意向や身体状況に応じて,地域包括支援センターのケアマネジメントにより訪問介護,通所介護,通所リハビリテーション及び訪問看護などのサービスを各事業所で受けております。

 今回,要支援1及び要支援2の該当者が利用する訪問介護と通所介護につきましては,平成27年度から平成29年度末までに段階的に同じ介護保険の枠組みである介護予防給付から地域支援事業に完全移行する計画となっております。

 これに伴いまして,現在,訪問介護及び通所介護は,全国一律のサービス内容や単価などになっておりますが,移行後は市町村の裁量でサービス内容の単価などを決めることになります。本市といたしましては,ケアマネジメントを行いながら,従来どおりサービスが低下しないように事業を実施していく予定であります。

 今回の介護保険法の一部改正に伴いまして,要支援認定者が重度化するおそれはないと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(中村洋志)  お尋ねの学校給食における地産事業につきましては,これまでも議会におきまして可能な限り拡大できるように検討していきたいと答弁してまいっているところでございます。

 学校給食センターといたしましても,JA南さつまの協力により,JA内に地元食材を供給できる生産部門を設立していただくなど,納入指名業者の協力により,可能な限り南九州市産の食材活用に努めてるところでございます。

 実際,米,野菜類及び果物の南九州市産食材の使用率を重量ベースで換算しますと,統合前の3給食センターの合計で,平成20年度に約25%であったものが,平成24年度で約45%まで伸びているところでございます。

 学校給食における地産地消率につきましては,県の調査と同じ内容で把握しているところでございます。重量ベースですので,年間を通して使用するニンジン,キャベツ,大根,白菜,ジャガイモなどの作物が地産地消率の大きな比率を占めており,南九州市の農作物の出荷機関を考えますと,現在の率を維持していくことが大切であると考えてるところでございます。

 さらに現在,年間約35種類程度の南九州市産の野菜類を使用しておりますけれども,南九州市で生産されているその他の野菜類があれば,今後学校給食で取り入れることも検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。

 次に,米の使用率を100%にできないかということですけれども,地産地消を南九州市産のみとするか県内産までとするかなど,その概念をどのように捉えるかにもよりますが,学校給食で使用している米は,平成24年度で県内産100%,うち市内産の購入が45.83%,公益財団法人鹿児島県学校給食会からの購入が54.17%となっております。

 公益財団法人鹿児島県学校給食会の米の供給につきましては,政府米の安定供給が難しくなり,かつ学校給食米に対する国からの補助がなくなる中で,鹿児島県食糧事務所,鹿児島県農政部,鹿児島県教育委員会,鹿児島県経済農業協同組合中央会,鹿児島県経済農業協同組合連合会,鹿児島県学校給食会の関係6社による検討会により,鹿児島県経済連から一括購入契約する一元供給体制を整えたことで,鹿児島県内産の優良自主流通米を安定的に安い価格で学校給食において使用できるようにしているところであります。

 したがいまして,保護者の負担する給食費の限られた財源の中で子どもたちへ米飯給食を配食していくためにも,公益財団法人鹿児島県学校給食会からの購入をなくすることはできないというふうに考えております。

 また,購入割合につきましては,旧3町の平均的割合を維持してきており,今後も継続して行ってまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  学校給食について,やっぱりいろんな珍しいものも食べさせてあげたいと思いますので,全て地元産にしてくださいということは無理があると思いますけども,学校給食センターが大型化されて,野菜生産者の農家の生産量が何かそろわないということでありますが,市の責任で野菜づくりを拡大して育成する考えはないでしょうか,お尋ねいたします。



◎総合営農課長(鶴留孝一)  ただいまの御質問ですが,学校給食ということで市の野菜の振興という形で推進はできないかということですが,一応野菜農家に関しましては主に市場出荷という形が多くなっております。そして,学校給食向けに野菜を生産するのではなかなか推進は難しいんで,一定量毎日あるわけですけど,それが年間を通してずっとあるのか,その辺が担保されない限りはなかなか難しいのではないかと思っております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  学校給食についてですが,学校給食センターが大型されまして,野菜生産者の農家が生産量がそろわないということで取っていただけなくなったというような声が上がっておりました。

 それで,市の責任で野菜づくりを拡大して育成するようなそういう指導というんですか,そういうふうにもっていく考えはないでしょうか,お尋ねいたします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  今の御質問でございますけれども,一応JA南さつまに組織していただいてます生産部会におきまして,今質問されましたそういう意見も生産者の方から出ておりまして,会議の回数も増やしまして,その協議も行っております。

 ただ,こちらとしましても,1カ月前に献立ができております。生産者といたしましては2カ月,3カ月後にできる作物の予定まで給食センターのほうから発注とか数字的なものを示すことはできないかという質問もありますけれども,やはりこちらも1カ月前に献立ができるので,2,3カ月前のところまでは数字は示せないと。ただ,情報交換会を数多くして,そういう情報をこまめに提供できるようにはしていきたいというふうに答えております。

 ですので,生産者育成につきましてはこちらの部分ではありませんので,その辺のところは指導していける立場というか,そういうことは指導する考えはございません。



◆議員(内園知恵子)  済みません,今聞き取れなかったんですけど,そういうふうに指導する考えを持っていませんということでしたか。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  一応食材の搬入につきましては,1カ月前に献立ができますので,作物が3カ月,4カ月できるものを契約栽培みたいには契約ができないということを答弁しているところです。



◆議員(内園知恵子)  農家の方々も,そのように前もって献立表が1カ月前にできるからということでしたけども,もちろん生産計画を考えてそういうふうにできると思いますので,旧町の給食センターの場合はとっていただけたけども,大型になって粒がそろわないということでとっていただけなくなったという生産者の意見がありましたので,お尋ねしているところです。

 平成26年度施政方針では,安心・安全な食の提供と未来を支える農業のまちづくりを方針としていると。地元野菜農家の育成を強化すべきではないでしょうか。



◎教育長(中村洋志)  学校給食センターといたしましても,安心・安全な野菜等のあるいは作物を確保ということにつきましては,非常に念頭に置きながら慎重にやってるところでございますし,ただ,学校給食センターあるいは教育委員会として農家の方々にこういう作物をつくってくださいとか,そういうことは当然できませんので,ただ先ほども,南九州市で生産されてるいろんな野菜があれば学校給食で取り入れていきたいという答弁をいたしましたけれども,ぜひ農家の方々がそういう多様な作物をつくって,給食で使えるようなものがあれば今後は検討の余地はあるというふうに考えております。

 先ほども申しましたように,こういう作物をつくってくださいとかいうことを教育委員会としてはちょっと言うべきでないのかなとも考えているとこでございます。



◆議員(内園知恵子)  教育委員会のほうからはお答えできないというようなことでしたので,次に移ります。

 お米のことなんですけども,給食用のお米が市内産が45.83%で,市外産が多かったんですよね。それを市内産に,ここは米どころとまでは言わないですけども,結構お茶の次に皆さんお米がつくられているところで,わざわざよそから取り入れなくてもお米は地元でできるんじゃないかなという考えなんですけども,給食用の給茶ですか,それを100%市内産でやっているので,お米も市内産で対応することはできないでしょうかというお尋ねです。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  質問にお答えいたします。

 教育長の答弁でもございましたけれども100%にできない理由というのが,産地の凶作時においても鹿児島県内産の米を安定して供給できること,そして国の助成がない中で作況に関係なく安定した価格で1年間購入できるようにする目的で,学校給食会からの米の配給が行われております。

 その関係で100%市内産にした場合,作況が悪かったときとかという保証が確保されないことと,それと価格につきましても一括購入契約ということで安い価格で安定供給をされていますので,その辺のところも含めますと南九州市産の価格というのも,この価格に準じて購入さしていただいておりますので,それを含めますとやはり学校給食会からもある程度購入しないといけないと考えているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  ただいま正式名称は公益財団法人鹿児島県学校給食会のお米もとらなければいけないということで,そちらのほうからとっている購入量が54.17%で市内産よりも多いということなんですが。

 この県学校給食会の宮本事務局長という方が,「市町村自治体の判断で制約はしていません」と明確に答えてくださいました。市内産を少しでも増やしていただけるように考えていただけないでしょうか,お尋ねします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  今購入している割合につきましては,旧3町時代からの割合を維持して購入をしているところでございます。

 給食会におきましても,県内の学校給食会が一定割合上の一括購入契約でないと,給食会といたしましても安定した安い価格での安定供給ができないということでありますので,現在旧3町での割合は維持しておりますので,この割合を今後も維持していきたいと考えているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  地元のお米を使っていただきたいというのは,地元のどこの家庭も皆,地元のPTAの方々も同じだと思うんですけども,そこをできない理由は何なのかと思いますが。

 旧川辺町では米の使用量は地元産100%でやってきたということをお聞きしました。この現在の45.83%というのは後退しているんじゃないかなというふうに思います。なぜ市内産にできないのかという理由をもう一度お聞かせください。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  南九州市産のものを100%といいますか量を増やせないというふうに形的には答弁いたしましたけれども,実際いってできないわけではございませんけれども,旧3町時代におきましては,川辺町時代は米100%でございました。頴娃町は全て100%学校給食会でございました。知覧町につきましては3分の1が知覧町産,3分の2が学校給食会からの購入と。その3町の割合を平均したときの数量が今の数字でございます。ですので,合併する中で,この数字を維持していこうという協議がなされておりますので,現在その協議に基づいて割合購入しているところでございます。

 ですので,できないということではございませんけれども,学校給食会としましても維持しなければならない。旧町時代の割合も下げてはいけないということで,現在の数字を今後も維持していきたいと考えているところです。



◆議員(内園知恵子)  できないことではないけども,維持していきたいということですが,やはり地元の農家の人たちを応援する意味でも,100%じゃなくてももう少し地元からとる割合を増やしていただきたいということで,次に進みます。

 地元業者についてのことなんですが,物品その他市内外別発注一覧によりますと,平成23年,24年,25年の総件数は118件のうち市内業者は51件の43%,市外業者は67件の57%となっております。市内業者優先の考えは先ほども御答弁いただきましてやっているつもりだということでしたが,実際にこういう要望が上がりまして,きのうの同僚議員の質問にも努力していますということでしたが,やはり商工業者にとっては余り使われていないような気がするので,また私たちにこういう問題が託されたんだと思います。市内業者を優先に考えていただきたいと,このような一覧表の中でも数字で上がっておりますので,その点をちょっとお尋ねいたします。



◎財政課長(金田憲明)  市内業者のほうを優先していただきたいというような御意見です。これにつきましては,市のほうといたしましても最大限の努力をしているというふうに考えております。

 昨日も説明申し上げましたが50万円を超える物品,それから役務の提供,このようなもの等につきましては入札・契約運営委員会というものを開催いたしております。この中におきまして,指名業者ですとか見積もり業者等については,市内業者優先というようなこと等で審議をいたしております。25年度におきまして,数値的にも市内業者の割合というのが低い40%台,契約金額にいたしましたら17.98%とかということで非常に割合としては低うございます。

 25年度のその内容で見たときなんですけれども,25年度では市外業者というものを16件利用いたしております。そして一方,市内業者のほうは11件でございますが,この内容のほうについて見てみますと,これは市内業者では調達ができない,不可能だったというもの等でございます。

 具体的に内容を申し上げますと,25年度の16件の内容で申し上げますと,消防用のホース,それから選挙投票用紙の読み取り分類機の増設スタッカーですとか,それから消防ポンプ自動車,それから調理器関係ですけれどもソフトサーバー,それから災害時に設置いたしますトイレなんですけれどもラップポン・トレッカーとかいうのがあるんですけれども,このようにどうしても市内業者では対応できない物品等がございます。これらについては鹿児島市ですとかそういうようなこと等で市外あるいは県外の業者等にもお願いをしなければならない部分がございます。そのようなことで割合あるいは金額について,年度によっては非常に悪いところもあるようでございます。

 ただ,先ほどから申し上げておりますけれども,市内業者を優先したい,市内業者のほうの育成に努めたいということについては議員のお考えと同じでございますので,これについては今後も継続して取り組んでいきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  きのうも同僚議員に対してお答えいただきましたが,各種主管課に通達してありますと,できる限りそのようにしているというお答えでした。市内業者への発注率は23年度で28件,24年度で12件,25年度で11件というふうに成果が何か下がってきているように思います。

 平成26年度は向上させる方針はあるのでしょうか,お尋ねいたします。



◎財政課長(金田憲明)  26年度についても方針としては変更はございません。市内業者で調達可能,それから実施可能の物品,それから役務の提供,これらのものについてはそのような方針で取り組んでいきたいというふうに思っております。

 ただ,これから年度が明けましてから契約委員会のほうは開催されていきますし,それから物品の調達等も行っていきますので,数値的なことは申し上げられませんが努力はいたしてまいります。



◆議員(内園知恵子)  次の湧水町ではということで,ここにもお電話して尋ねました。ほとんど地元の業者を使っているということでした。

 また,近隣の市の南さつま市では,地元優先は当然ですと。ないものは市外から,これは南九州市も同じです。枕崎市はできるだけ地元業者を使うと。指宿市は共通事務用品を94品目定めて,それは地元から優先的にとっていますというようなお答えでした。

 今,南九州市のお答えも,そのようなことだとは思うんですけれども,市の具体的対策をお示ししていただきたいと思いますが。施政方針で商工業の振興については,市内商工業者の経営安定や魅力ある店舗づくりを方針としています。具体的な政策がないと実現できないので,その方策の一つが契約件数をアップすることだと考えますが,そのように考えないでしょうか,お尋ねいたします。



◎財政課長(金田憲明)  50万円以上のもので入札契約委員会にかけなければならないものというものについて,そのような数字ということで申し上げましたが,あとは市のほうでいろいろ買いますのが50万円未満の物品等もございます。

 これらの取り扱いについては,入札契約委員会の手続というものを省略するようにいたしております。全てのものを入札契約委員会のほうで審議するとなりますと,年間に何千件というものについて審議しなければなりませんので,そこの部分については省略してございます。

 そして,そこの部分につきましては各主幹課のほうにお願いしてございまして,各主幹課のほうでそのような手続を行ってまいります。これらの主幹課のほうで行う手続につきましても,これも平成20年来から,合併してからなんですけれども,地元業者優先の取り扱いについてということで,総務部長あるいは財政課長名のほうで通達といいますか通知をいたしてございます。

 その内容というものが地元の商店街と申しますか,そこから御要望等もあった内容でございますけれども,それらに基づいて努力をしなさいというようなことで申し上げてございます。

 内容のほうをもう1回申し上げますと,地元業者が調達可能な事務用品,それから事務機,教材備品の購入あるいは印刷製本等の業務は,できる限り市内に本社がある業者を選定して入札,見積もりを行うこと。

 ただし,というのがございます。先ほど50万円以上のところで私が説明申し上げましたが,そのようなものですが,ただし,市内で調達されにくい特殊な備品等の購入や特殊技術を伴う印刷製本の技術等については,市外の専門業者を含めてこれを行うことというようなこと等で,市内業者も利用しながら,ちょっと難しいのではなかろうかというものについては市外業者も含めてということでお願いしてございます。

 これは競争原理のほうも働かなければならないというふうに考えております。やはり市の財政というものは,非常にだんだん厳しくもなっておりますので,よい品物をできるだけ安い価格で購入もしなければなりません。そのようなこと等もございますので,中には市外業者のほうを含める場合もあろうということを御理解いただきたいというふうに思います。

 また,コピー機,印刷機等のリース等についても同じような考え方で市内業者,どうしてもできないものについては市外業者を含めても差し支えないと申しますか,やむを得ないというような考え方はいたしております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  市内業者の方が,自分たちもやはり営業しながら税金も納めていくと,そういう中でやはり支えていただかないと自分たちはまた税金も納めていけなくなるし,それはもうお互いに助けて,助けられてということだと思います。

 今の御答弁でありますと,市内業者をできるだけ,絶対とは言いませんけど使うようにしていますということで,この施政方針の中にありますが,その方針をやる考えがあるということで了解してよろしいんでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  きのうから同僚議員に対してもそのようなお答えをいたしております。今財政課長も私より立派な答弁をしたようでございます。私を初め南九州市全体でこういうことには積極的に取り組んでいきたいと。本当に地元の方々が税金もしていただくわけですので,そういった点では,我々としては全て調達していただきたいというような思いを持って,これからも取り組んでいきたいというふうに思います。



◆議員(内園知恵子)  3番目の御答弁いただきましたので飛ばします。介護保険についてです。



○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。

午前11時13分休憩

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午前11時25分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(内園知恵子)   925人ということで人数はわかりました。介護保険は強制加入の公的保険制度で40歳から保険料を納め,65歳からは認定を受ければ1割の自己負担でサービスが使える仕組みになっています。この925人の方々が全員受けているということではないですけども,要支援者向けの中心的サービスであります訪問介護,通所介護のサービスから外され,市町村の事業に移されるということのようですが,この事業というのはどんな事業なのか教えてください。



◎福祉課長(堂園政利)  この事業につきましては答弁でもあったとおり,現在におきましてはそれぞれ全国一律的なサービス内容と単価になっているところでございます。

 それぞれ,その事業のメニューといたしましては,ここに書いてございます訪問介護,それと通所介護,通所リハビリ,デイサービスとか訪問看護というふうなサービス,そのほかにもございますけども,このようなサービスが受けられるということになっているところでございます。

 ただ,今度新しくメニューが地域支援事業のほうに移行されるということで,それにつきましてはこの中で訪問介護,それと通所介護については市町村のほうの事業といたしますよということでございます。

 そのことによって,今で全国一律のサービスであったわけでございますけど,市町村の裁量のほうでサービス内容,それと単価,このようなのが決められてくるということでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  この予防給付のうち訪問介護と通所介護だけを地域支援事業に移行するというのはどうしてなんでしょうか,お尋ねします。



◎福祉課長(堂園政利)  要支援者につきましては,配食,それと見守り等の多様な生活支援サービスが必要であるということで,ここに私が言いました配食,見守りだけじゃなくて,例えば掃除とか薬をもらいにいくとか,それと調理,洗濯,そういうものがございますけど。そういう多様な生活支援サービスが必要であるということで,生活支援の多様なニーズに応えるためには介護事業所以外にも例えばNPO,それと民間企業,それとかボランティアなど,多様な事業主体による多様なサービスを充実していくことが効果的で,効率的な事業であるところでございます。

 介護予防給付のうち例えば訪問介護や通所介護以外,例えば訪問看護等がございますけど,そのようなものにつきましては,サービスについては多様な形態でのサービス提供の余地が少ないと,専門的なサービス内容であるということで,引き続き予防給付によるサービスを継続するというふうになるところでございます。この2つ以外は継続して予防給付ということになるということでございます。



◆議員(内園知恵子)  前は全部外すというようなことだったんですけど,反対があって介護と訪問介護と通所介護だけというふうに,あとはもとどおりのサービスを受けさせるということになったようですが,この訪問介護と通所介護については,地域支援事業に完全に移行された場合,27年度から29年度まで段階的にということになっておりますが,市町村の裁量で事業実施していくということになるわけですが,この財源というのはどのようになるのでしょうか。



◎福祉課長(堂園政利)  財源構成につきましては,これまでの介護予防給付と変わらないということでございます。要は介護予防給付から地域支援事業に移るということで,財源的には構成は変わらないということで,現在におきましては国が25%,それと都道府県が12.5%,市町村が12.5%,それと第1号被保険者の保険料が21%,それと第2号被保険者の保険料が29%ということで,合わせて100%になりますけど,要は公費が50%,保険料が合わせて50%ということで,50,50になって100%という内容になっているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  市町村に移されても財源は変わらないということで,今パーセント教えていただきましたが。この保険給付であれば認定を受けた人には給付券というのがありまして,サービス利用が予算は超えても打ち切ることはできないと,補正予算を組んででも給付する義務が国や都道府県や市町村にあるということですので,このようなことで安心していいのかなと思いますけども。

 現在サービスを受けている方もいると聞きますが,地域支援事業に移行後も継続して同じサービスが受けられるのかお尋ねします。



◎福祉課長(堂園政利)  現在サービスを受けている方が移行後も継続して同じようなサービスを受けられるかという御質問でございますけど,今回予防給付の見直しによりまして介護事業所による従来と同じサービスもあれば,住民が担い手として,例えば先ほど言いましたとおりNPOとかボランティアとか企業とかございますけど。そういう住民が担い手として,一般の方も含めてですけど担い手として積極的に参加する取り組みまで多様な主体による多様なサービスを提供するということで,既にサービスを受けている要支援者につきましては,その方の状態像等を踏まえ,事業移行後も市町村のケアマネジメントに基づき既存のサービス相当のサービスの利用が可能であるということでございます。



◆議員(内園知恵子)  既存のサービスを受けられるというようなことですが,今まで保険給付ですよね。保険給付とこの事業に移るということで,その事業は全く違うと。事業は単なる予算に過ぎず,予算が切れたらサービスが打ち切られることも可能ですと,元厚生労働省の幹部が言っていますけど,この辺のところも心配ないでしょうか。



◎福祉課長(堂園政利)  予防給付費につきましては今内園議員のほうで言われましたとおりなんですけど,地域支援事業につきましては市町村の事業ということなんですけど,これにつきましては今の事業費の上限なんですけど,事業費の上限は現行制度では原則として当該市町村の給付費,介護給付もあるし予防給付もございます。その給付費の3%を踏まえつつ,予防給付費から事業に移行する分を賄えるように設定をし,その後はその市町村の後期高齢者の伸び等を勘案して設定をするということになっているところでございます。

 仮に市町村の事業費が上限を超える場合の対応につきましては,制度施行後の費用の状況等見極める必要があること等踏まえて,個別に判断する仕組みを設定するということになっているところでございます。

 今現在地域支援事業というのは,先ほど言いましたとおり給付費の3%,上限ということになりますけど,それが国が今検討はされてるんですけど,果たして5%になるのか,8%になるのか,10%になるのか,それは今言いましたとおり国が検討してるということで,市町村にとっては移行したことによって影響はないように国もその辺のパーセントは検討をしているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  その辺のところは余り上限がないように検討しているということですが,保険給付を受けられるということ,これ全国一律に基準は同じで受けられるということだったんですけども,普通通所介護事業所なら機能訓練室や相談室などを設けて,一定水準の生活相談員とか看護職員とか介護職員,機能訓練指導員を置かなければなりませんということになっております。

 また,ホームヘルパーとして働く人たちは130時間という研修を受けて,またその修了試験に合格しなければならないということがあります。

 この市町村任せの事業では本当にサービス提供が,今大丈夫だと言われましたけど,まだやっぱり心配だというところがあるので,あと一声,本当に大丈夫なのかということをお尋ねしておきたいと思います。よろしくお願いします。



◎福祉課長(堂園政利)  市町村の事業になったということで,その辺がどうなるんだろうかということなんですけど,例えば人員の基準とか職員の資格,そういう事業所でのそういう施設整備があるんだろうか,どうなんだろうかというのもあるわけなんですけど,これにつきましては今のサービスを低下しないようにしないといけないわけでございますので,国としても,例えば市町村の事業となったから市がどうでもこうでもできるんだよというふうにはなるわけでないし,一定の基準と資格,例えば職員であればこういう資格を持って,こういう人たちでというのを基準を示すわけでございますので,その基準の範囲内で市町村の地域に応じたサービスが受けられるような,それを臨機応変なサービスを生かすということでなっているところでございます。

 ということで,そのような職員の基準,サービスというのは低下しないというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  低下しないように考えているところですという御答弁でしたが,そもそもこれを外すということは削減をするという目的があると思います。そこをどのように低下しないように頑張るのか,その市町村の采配だというふうな形でやっていかれるわけですけども。

 市町村もそんなにいつも財政が厳しい,厳しいと市長は言っております。そんなに余裕があるわけでもありませんし,そういう中で全部市町村が事業所として面倒見ていかなきゃならないっていうことになるわけですが,市長としてはこういうやり方に対して,どう思うかということと,市長会などでこういう大変なことは,よそでもそんなふうに言ってますけども,とても市町村だけでは賄い切れないというような意見を上げていく気持ちはありますか。最後にお尋ねして終わります。



◎市長(霜出勘平)  国の方針ですから,全国どこの市町村もそういうことでやっていくだろうというふうに思っております。その中で,やはり独自性を出しながら,このケアマネジメントを行いながら,このサービスは低下しないようにというような努力をしていなかなければいけないのじゃないかなと。できれば,国におんぶにだっこが一番いいんですけども,そういうわけにいきませんので,やはり南九州市として努力をしながら,サービスを低下させないような方策を考えていきたいと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  低下させないようにやっていくという御答弁をいただきましたが,私も勇気を持ってこのように市長に言っているわけです。できれば黙っていたほうがいいのかもしれないんですけども,市長も勇気を持って市長会などでそういう意見を出して上げていってほしいという要望を上げまして,終わりといたします。



○議長(菊永忠行)  次に,塗木弘幸議員。

  [7番議員塗木弘幸登壇]



◆議員(塗木弘幸)  昼前の中途半端な時間帯になりましたが,ひとつよろしくお願いいたします。

 通告してありました2点について質問いたします。

 1番目,茶流通拠点施設整備について,南九州市の昨年の茶の販売額は,一昨年に比べ,約26%,30億円の減となり,茶業界はここ数年の価格の低迷により,沈滞し困窮しております。

 このような状況の中,知覧茶への銘柄統一は決まり,市長は早くから拠点施設の整備を行うと公約をされてきました。

 平成26年度当初予算において,新たに茶流通対策関係費として茶流通拠点施設整備に予算が計上されているが,事業内容と施設整備に向けた今後の取り組みと,2番目,市の公共工事入札の現状と対応について,建設現場での人手不足が深刻化し,鹿児島県発注の公共工事において入札不調が増加しているが,本市の公共工事発注の現状と今後の対応について,以上2点を質問いたします。

 あとは自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  塗木議員の御質問にお答えいたします。

 まず,茶流通拠点施設整備についてでございますが,南九州市の茶銘柄を知覧茶とする方針の決定に基づきまして,茶品質の高位平準化を図るため,仕上げ加工施設や茶低温貯蔵施設並びに出品工場など,施設整備の具体的な計画を南九州市茶業振興会,JA及び市等で協議をしてまいったところでございます。

 昨今の茶業情勢を鑑み,早急な施設整備が必要である中で,茶業関係機関の負担軽減など勘案し,既存施設の有効利用を原則とした専門・分散型の施設整備を検討しております。

 その中で,付加価値を高めた茶の販売対策を目的とする仕上げ加工施設は,JA南さつまが主体となり,現有施設を活用して整備し,施設の円滑な利用を図るため,JAいぶすきと調整することとしております。

 当初予算におきまして,新たに茶流通対策関係費といたしまして,3,000万円の施設整備費を予算計上しておりますが,その事業内容は,小売茶販売率の向上による茶業経営の安定を図るため,南九州市全体の仕上げ加工を見込み,仕上げ加工数量を現行の約20%,60トン増加し,さらに最終商品の異物混入防止,重量検査,衛生管理等の機器導入と建物の増改築の整備に係る経費の一部を助成するものでございます。

 また,今後の取り組みといたしまして,茶の低温貯蔵施設につきましては,JAいぶすきが主体となり,茶流通の状況調査に基づき整備計画を検討することといたしております。

 優良茶研修施設となります出品茶工場につきましては,南九州市茶業振興会が事業主体となり,施設の規模や設置場所等を検討し,整備することといたしております。

 次に,公共工事入札の現状と対応についてお答えをいたします。

 昨年末から市内地元業者におきましても,県や本市の公共工事を多数受注している状況が見受けられました。このような状況の中,県の入札不調の増加を踏まえ,また地元業者の受注状況を考慮しながら,入札の時期の調整を行ったり,現場への支障のない範囲で現場代理人の兼務ができるよう,要件の緩和措置を行いましたが,本年度は本市におきましても多くの公共工事の入札が行われたこともあり,現在まで入札不調が3件あるところでございます。

 今後におきましては,県発注の公共工事において,入札不調が増加している状況等も踏まえまして,早期に発注をできるものは早期に入札を行い,地元業者の受注状況等を考慮しながら,公共工事の入札を行ってまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(塗木弘幸)  昨年12月議会の下窪議員の質問の答弁において,当面,拠点施設として仕上げ加工施設,貯蔵施設,出品茶工場の3施設の整備に取り組んでいくということでございました。

 また,今の市長の答弁でも,既存施設を利用し,分散型の施設整備を行っていくということですが,まず1番目に,今回予算が計上されました仕上げ加工施設ですが,JA南さつまの既存の施設を増改築して加工数量を60トン増やすという説明でございました。

 この施設は,約1億2,000万ぐらいかかるということですが,この加工施設の整備というのは,これで終わりとなるのか,今後の取り組みはどう考えておられるのか,いろいろお茶も紅茶とかウーロン茶,抹茶など,さまざまな製法のお茶も製品化されると思いますが,このようなことも含めて答弁をいただきたいと思います。



◎農林水産部長(田中泉)  現在進めております仕上げ加工施設の整備につきましては,JA南さつまが中心となりまして加工をしていくということで決定をしております。

 現在,加工状況につきましては,先ほどもありましたように,JA南さつまの処理計画としましては315トンを現在処理しております。そして,整備後につきましては,376トンということで約60トンの増となっております。

 このようなことで小売茶の製造を増やして茶業経営の安定を図るわけですが,今後の加工施設の整備の計画ですけれども,小売茶の消費が伸びていけば,当然加工施設の能力そのものは足りなくなってくると思います。ですので,今後の計画としましても,この仕上げ工場につきましては,その状況によりましては増やしていかなければならないというふうには思っているところであります。



◆議員(塗木弘幸)  状況に応じて増やしていくということでございます。

 次に,低温貯蔵施設についてはJAいぶすきが主体となり検討していくということですが,この施設も古いようでございます。これはいつごろから整備される予定なのか,質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  現在,JAいぶすきが所要しております茶貯蔵施設につきましては,昭和47年に設置したもので,施設としましては大変古うございます。

 今後の整備計画としましては,流通形態の調査を行いながら,その貯蔵の方法,貯蔵庫の大きさ,そして利用状況等を調査をしながら整備計画を進めていきたいということで,具体的に何年後に整備するということにつきましては,現在まだ決まっておりません。



◆議員(塗木弘幸)  この仕上げ加工施設,貯蔵施設については,JAの施設を有効利用とすることですが,JAが整備し管理を行うということになるわけですが,農協だけに依存するのではなくて,茶業界が一体となって協議運営をしていかなければ,知覧茶統一となったわけでございますので,ならないと思いますが,行政としての方向性はどのように考えておられますか,質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  流通に関しましては,両JAが主体となってやるべきものだというふうに思っております。そこに市が流通に関しまして,なかなか中に入るということは難しいところもございますけれども,今後といたしましても流通業者,そしてJA等と,そして振興会,協議しながら,この流通に関しましての検討をしていきたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  せっかく知覧茶統一ということになったわけです。JAだけでなくて,茶業界がやっぱり一丸となって,こういう施設の運営をしていっていただきたいと思います。

 次に,出品茶工場については茶業振興会が主体となり,規模や場所を検討し整備するとしております。当面,知覧にある2工場を活用していくということですが,機械も古く,知覧の工場はまた出品茶用のスペースは非常に狭くて,作業がスムーズにできないという声も聞いております。また,工場が2つに分かれているということは,生産効率が非常に悪いわけでございます。一つの工場とし,早い時期での整備が望まれます。当局としてはどのような考えでございますか。



◎市長(霜出勘平)  25年度の出品茶につきましては,大変優秀な成績を上げていただきました。議員がおっしゃるように頴娃地域の出品茶については,青戸のJAの施設で,そして川辺,知覧の出品茶につきましては,JA南さつまの施設でそれぞれ仕上げを行ったところでございます。

 将来的には一つにまとめてやっていくべきでしょうが,現在はこの2つの施設で十分事足りるというふうに思っております。

 南さつまの今出品茶の仕上げ施設,ここを改造して南九州市の仕上げ工場にするんだというような最初の話でした。そうであれば,もうこの知覧,川辺の出品茶の仕上げ施設がなくなるわけですので,それは大変だということで,それを急がなければいけないなというようなことも話しておりましたが,この施設はこの施設で残していくんだというような南さつま農協の方針でございますので,私はそれでいいんじゃないかというふうに思っております。だから,この2つの施設をできるだけ活用して,これからはやっていかなければいけないというふうに思いますし,また,これもいつまでもこの2つの施設を使えるわけでもありませんので,将来的には一つにまとめてやっていかなければいけないというふうに思います。

 ただ,やはり,一つにまとめますと,川辺,頴娃,知覧,それぞれ思いがあるようでありまして,場所をどこにしようかというようなことからまず検討が必要なというふうに,現状ではそのような認識もいたしておるところですので,そういったことも十分皆さんと話し合いをしながら,将来的には一つの施設にまとめていかなければいけないんじゃないかと,このように思っております。



◆議員(塗木弘幸)  将来は一つにまとめていくということでございますが,茶どころの静岡や佐賀にはお茶の生産性向上,品質の向上,また後継者育成を図るために,出品茶加工施設を併用した茶業研修施設があちこちに整備されているんです。日本一の茶産地となった南九州市には,この研修施設というものがございません。JAとかそういうところには一部そういう部屋があるかもしれませんけども,この市にはないわけです。そういう研修施設を併用した出品茶工場とか,あるいは市の職員もそこに入っていいわけです。そういう施設を設置する考えはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  将来的には,この出品茶の仕上げ施設を1カ所にまとめるという段階ではそういったものも必要だろうというふうに思います。

 先ほども申し上げました25年度のこの出品茶については,本当に完璧な成績を上げていただいたんじゃないかというふうに思っております。全国茶大会でも産地賞,農林水産大臣賞,そして県の大会でも同じ農林水産大臣賞,産地賞,それから経営改善コンクールにおきましても,またすばらしい成績を上げていただきまして,もう本当三冠達成ができたんじゃないかというふうに思っております。これも現有施設を使ってそういう成績を収めることができたわけですので,まずはこの施設を大事に使いながら,将来的にはやはりそういった議員がおっしゃるような研修室も兼ね備えた仕上げ工場というんですか,拠点施設をつくっていく必要があろうかと思いますが,現在は,やはり財政も厳しい状況ですので,これでやっていけたわけですので,これからも何年かはやっていけるというふうに思いますので,これを大事にしながら使っていけばと,このように思っております。

 また,会議室なんかも,それぞれ頴娃にはまた頴娃にいろんなそういう施設もありますし,川辺にもあります,知覧にもあります,それを持ち回りでやっていけば,それぞれ皆さん方にも負担がかからないで,そういった協議もできるんじゃないかと,このように思っておりますので,現有施設を活用しながらやっていけばというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  将来はつくっていかれるということですが,こういう声も聞いております。南九州市の茶農家がよく研修に行っておりました県の茶業試験場も移転をし,そういう研修機関も少なくなるわけです。

 そしてまた,市の茶業課は知覧に1カ所に集約されましたが,国の試験場跡を改修したもので非常に手狭で,来客があっても立ち話になってしまうという話を聞いております。各地に整備されている研修施設の規模というのはさまざまなんですが,1,000万か2,000万ぐらいでできたものもあります。嬉野市のやつは2億1,200万ぐらいかかっております。いろいろさまざまですが,このような研修施設というものは,茶どころにはあります。

 最初,この拠点施設を言われたときに,多くの茶業関係者はそう思ってたんです。統一された出品茶工場にこのようなものが併設された立派なものができるんだろうと思っていました。それがこのような分散された,しかも2つの施設はJAがやっております。3町の茶業界と行政が一つになって取り組んだ施設としては実像として見えてこないと思っております。市長,独立した形ででも,研修施設,そんな規模は大きくなくても,何億もかかるものでなくても,設置をしていただきたいと思いますが,もう一回市長の答弁をお願いします。



◎市長(霜出勘平)  選挙公約というような言葉も聞くんですが,私が申し上げたのは,まず,銘柄統一をしなければいかんと。それから,仕上げ工場を知覧茶でいくんだったら,その全体の仕上げを1カ所でやらなきゃいかんと。これ質を均一化するためにも,異物混入等を未然に防ぐというようなこともありますし,まずこの仕上げ工場をする。それと,できることなら,この出品工場も南九州1カ所でできるようなのをつくれば,この3点セットは必要だなというのは申し上げました。それも先ほど申し上げました,この出品茶については,JA南さつまの今使っている施設をこの仕上げ工場に含めて整備するんだというような話でしたから,そうなると,まずその出品茶の仕上げ工場が必要だなということで,その3つを申し上げたと。

 それで,るる今説明しましたように,この出品茶工場につきましては,25年度,両施設で加工したものが本当に完璧なまでの成績を上げていただきましたので,当分はこれを活用すべきだろうというふうな思いを持っておるところで,そして,この旧3町の生産者の皆さんも,どこに出品茶の仕上げ工場をつくればいいかというような意思統一もできていない段階でありますので,これも十分に詰めながら,そして,将来的にはこの出品茶につきましても,そういう会議のできるような施設も備えたものをつくっていけばいいんじゃないかなというふうに思っております。

 私が最初から申し上げてるのは,まず銘柄統一,そして,仕上げ工場を全体のものをつくる,そして出品茶の仕上げ工場もつくるという,この3つのことなんですが,いつの間にか,拠点施設だけが先行しまして,いろいろとまた振興会の方々の中でもそういった話があったようですが。私が公約をしたのは,この3つを何とか早急につくっていかなければ,この南九州市のお茶はこれから発展しないんだよねというような話をしたつもりなんですが,この拠点施設だけがひとり歩きをして,立派な会議室も備えたものをつくるんだというような話になっておるようですが,現実はそういったことで話をしてきたところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  よくわかりました。日本一の生産量を誇る知覧茶ということになるわけです。立派な施設を近い将来つくっていただいて,この館から知覧茶は発信していくんだというような設備をしていただきたいと思います。

 この点に関してはこれで終わります。



○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。午後は1時から再開します。

午後0時6分休憩

───────────

午後0時58分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(塗木弘幸)  それでは,次の入札不調の件に関しまして質問をいたします。

 鹿児島県発注の2013年度発注工事で,10月末時点で入札不調が34件発生,2012年度と比べ4倍を超えているところでございます。

 理由としては,技術者不足と予定価格での受注では採算が合わないということでございます。今の答弁で,技術者不足への対応は,工事現場への兼任を認めるということで対策をとられておりますが,この施行期間はいつからいつまでなのか。県は1月31日付で通知し,平成27年3月31日までということに単年度の措置をしておりますが,いつからいつまでなんですか。

 それと,業界ではちょっとまだ知らない人が多いようですが,どのような周知をなされているのか,質問いたします。



◎財政課長(金田憲明)  今議員からの御質問があったように,不調というものが本市のほうでも現在で3件発生してるようでございます。そのようなこと等で入札の執行時期の調整ですとか,それから現場への支障のない範囲での現場代理人の兼務とか,このようなことを行っておりますが,今現在,この現場代理人等への兼任というものについては,25年11月19日付で通知と申しますか,そのような取り扱いを行っております。

 内容のほうにつきましては,現場代理人は本来ならば現場のほうへ常駐しなければならないとなっておるんですけども,現在のいろんな状況等を勘案いたしまして,国のほうからの通知というのも来ておりますけれども,要件を定めて最大3件まで,ただし,契約額で若干条件がございますけれども,普通の場合は2,500万円まで,建築一式工事の場合は5,000万円までというふうに定めておりますが,こういう金額要件のほかに,あと兼任する全ての工事が南九州市の発注であること,それから兼任する工事の現場が同一現場か,あるいはまた一定の範囲内にあること,それから,工事内容のほうに関連性があるというようなこと等をいたしております。

 また,そのほかに,請負金額についても,1つの請負金額については2,500万円未満というようなこと等で行っておりますが,現在,この措置につきましては,11月19日で通知いたしておりまして,当分の間と申しますか,状況を見きわめなければならないんですけども,これはまだ終期のほうについての設定はいたしておりません。当分の間,このまま,このような要件のほうで行いたいというふうに考えております。

 ただ,状況,情勢の変化によりましては,また国・県からの通知があったり,また県の取り扱いは若干南九州市の取り扱いと違うようでございますけれども,そのような状況等を見ながら,内容のほうのまた変更も起こり得るかもしれませんけども,現在のところ,終期のほうについては定めておりません。

 それから,周知の件ですけれども,この現場代理人の兼任というものにつきましては,国のほうの通知等を受けまして,本市のほうでも24年の2月20日で,今の条件よりも若干厳しいんですけれども,現場代理人の兼務というものを3件までというものを認めております。

 ということで,内容のほうについては現在のほうが若干緩和されております。というようなこと等で具体的に通知というものを業者の方へ連絡はいたしておりません。このことについてはお詫びしなければならないかと思うんですけども,国・県の取り扱いのほうにつきましてもいろいろ変更がございます。そのような状況等を見きわめておりましたところ,なかなか正式な数値といいますか,件数とか金額とかというものを通知できなかったものですから,これまでの要件というのが3件までは兼務できるということになっておりますので,各主管課のほうと相談いただければ,その要件等については詳しく説明できたのではなかろうかというふうに思っております。

 ただ,この周知につきましては,やはり関係者のほうにはできるだけ早急に伝えるべきであったというふうに思っておりますので,今後はそのような通知については早急に行いたいというふうに考えております。



◆議員(塗木弘幸)  今の説明ではよくわからなかったんですけど,2月24日から実施されてるわけですか。そこをはっきりと伺いたいんですが,期間はまだ不明であるということでしたが,1年,1カ月で終わるとか,そういうことでもないんでしょ。単年度ですか。1年様子を見るとか,そういうことなんですか。そこをもう一回はっきりとお願いいたします。



◎財政課長(金田憲明)  現場代理人の兼務につきましては,25年の11月19日のほうで改正をいたしております。そして,この取り扱いについては,当分の間,兼務は3件まで認めますよということは継続してまいります。現在のところ終期のほうについては定めておりません。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  周知をぜひしていただきたいです。皆さんわかってないようですので。そうしないと,1年を通じて何人技術者を雇い入れるとか,雇用の問題も出てくるわけですので,それは周知をしていただきたいと思います。

 今説明がありましたけれども,土木工事においては通常,公共工事の現場には,現場代理人と主任技術者という工事の管理者が必要となるわけです。

 今説明がありました現場代理人ですが,県の施行要綱を見ると,それぞれの当初請負金額が2,500万円未満であること,兼任できる工事は2件までとなっております。市は,今説明がありました工事現場の一つの請負金額が2,500万円未満で3件まで兼任できる,また契約額の合算額が2,500万円までとなっております。これは現場代理人です。

 主任技術者は,県は請負金額2,500万円未満は兼任可能となっている,そういう条件だけです。市は,兼任しようとする工事の1件当たりの契約額が2,500万円未満であること,契約額の合算額が2,500万円未満であることという合算額が市の条件には付いてるとこでございます。

 それと,今説明がありましたけれども,市の発注工事のみというような説明がありましたが,私がここに持っている資料では,主任技術者に関しては,合算の対象となる請負工事は,南九州市発注以外の全ての工事を含むということを書いてありますけど,ちょっと今の説明と違うと思うんですが。

 そのことと現場代理人,主任技術者は両方とも県の要綱には合算額2,500万円というものはないわけです。県の格付のB級のクラスの業者は,請負額が市とすると県の工事が大きいわけです。そうすると,ほとんど兼任ができないと,この請負額合算額が2,500万円未満という条件が市はついてるわけです。この兼任がなかなかできないと金額を超えてしまうんですね。県の工事は,発注額はちょっと市とすると大きいですので,そのような状況にあるわけです。そこで,県に準じた規制の緩和というのはできないのか,質問をいたします。



◎財政課長(金田憲明)  南九州市発注のというようなことで申し上げましたけども,これについては現場代理人でございます。現場代理人は兼任する工事が全て南九州市発注の工事であることということで定めております。

 それから,県に準じてということでという話もございますけども,今議員のほうから話もございましたとおり,本市の場合で,県のように大規模の工事というものはそれほどは多くございません。

 それと,工事の内容ですとか,それから現場等のことを考慮した場合で,本来ならば1つの現場に現場代理人というのはそこに常駐しなければならないんですけども,工事の内容ですとかそのようなことを勘案した場合,兼任しても構わないというような判断をした場合は兼任ができるというものでございます。

 それから,主任技術者の場合なんですけども,原則ということで申し上げました。主任技術者の場合でも2,500万円以上の工事でも兼任できる,この場合はございます。これは,建設業法の施行令第24条第2項に基づくものでございますが,これらについては具体的な内容等を事業主管課のほうと協議をしていただきまして,その協議によって,兼任しても構わないというようなこと等の判断がされれば,そのような措置もとれるというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  その辺を協議をしていただいて,明確なそういう条件を示していただきたいと,なるべく県に準ずるような形にしていただきたいということです。そして,明確にそういうことを周知していただくようにお願いいたします。

 それと,一応県は単年度だけの応急措置と,今回の措置をしているわけですけれども,請負者の皆さんは,技術者の高齢化や,そしてまた薩南工業高校など土木科もなくなっております。技術者の育成機関が少なくなっている状況でございます。そういう状況にありますので,現場管理がおろそかにならないような形で技術者の兼任を,これから単年度ではなくて通年で実施していただきたいと思っております。

 次に,建設業界も10年前と比べると受注額は半減しております。経営規模を小さくし,技術者の雇用を控えている状況でございます。

 公共工事の発注は,10月以降の下半期に集中しています。今年度は国の経済対策を盛り込んだ補正予算が12月に施行され,県内の工事受注額は前年度比48%増,件数で12.9%の増となっているとこでございます。本市でも1月に入札不調が発生しているところでございます。

 昨日の委員長報告にもありましたけれども,入札不調となり再入札を行い,工事着手をしたが,年度内完成が見込めなくなったため,繰越工事となっている事例もございます。年度末に集中すると,標準工期のとれない工事が出てくるものと思います。年間を通じて均等発注ができればいいわけです。今の答弁でも,早期にできるものは早期に発注するという答弁でございました。この対策を具体的にどのような形で行っていくのか質問をいたします。



◎財政課長(金田憲明)  年間を通じてと申しますか,それを全体的なバランスを考えながら入札のほうも行わなければ業者の方にもなかなか難しいという面は,こちらのほうでも承知をいたしております。

 そのようなことから,今年度具体的に行いました入札の時期の調整でございますが,入札の案件というものが入札・契約運営委員会のほうに上がってまいります。その入札案件の工期というものを勘案しながら指名業者の状況を見て,その指名業者はどのぐらいの受注を受けているのかというようなこと等の資料をもとにし,今の時期に発注,契約を行えば工期が重なってしまい,その場合についてはなかなか受注ができないのではなかろうか。そのような案件につきましては,1回入札の時期を一月程度ずらしましょうかとか,というようなこと等で入札・契約運営委員会の中で実際協議を行っております。

 具体的に案件というものが上がってこなければ,その調整というのができないものですから,そのような入札・契約運営委員会に上がってきた段階で,委員会のほうでそのような調整を行っております。

 また,財政課のほうにおきましては,年間を通じてやはり事業というものが順調に,スムーズにできるようにというようなこと等の配慮をいたしたいというふうに思いますので,主幹課のほうに対してもそのような通知,連絡というものを今後もまた行っていきたいというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  ぜひ所管課とも連携をとって,年間を通じて均等発注が極力できるようにお願いをいたします。

 次に,入札不調の理由として,2番目の予定価格での受注では採算が合わないという業界からの声が出ております。建設現場での人手不足は深刻化し,人件費も上がり,資材価格も高騰しているわけです。公共工事の入札価格が自治体の設定した落札予定価格を上回って受注者が決まらないという事態になってきているわけです。

 国土交通省は昨年,労務単価の見直しを行っております。市はこのことに対して,どのような対応をとっておられるのか質問いたします。



◎財政課長(金田憲明)  入札が不調になった原因といたしましては,その労務単価が上がった,建築資材のほうが上がった,それでなかなか受注者のほうが,それでは経営的にもうまくいかないというようなこと等で入札不調があるというようなこと等でございます。

 確かにそのような情報につきましては,労務費のほうが全国的にいけば7%以上のアップがあったとかいうふうに聞いております。これにつきましては,本市におきましても請負契約書の第25条において定めている25条の第6項というものがございます。予期することのできない特別な事情により,工期内に日本国内において急激なインフレーションまたはデフレーションを生じ,請負代金等が著しく不適当となったときは,発注者または受注者は前各項の規定にかかわらず請負代金等の変更を請求することができるというようなことになっております。

 この条項等によりまして,本市のほうにつきましても適切な対処をとっていかなければならないというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  ぜひこの価格,出費が多くなるわけでしょうけれども,検討もしていただきたいと思います。入札不調がないように,また地元業者育成のためにも適正価格,そして標準工期の確保,年間を通じての早期発注を願って,私の質問を終わります。



○議長(菊永忠行)  次に,吉永賢三議員。

  [3番議員吉永賢三登壇]



◆議員(吉永賢三)   お疲れさまです。私は先に通告してありました茶業振興について,施政方針において「茶流通拠点施設の整備を行い,日本一の茶産地として新たな販売戦略やお茶の持つ健康増進機能の実証,さらにはお茶文化の創造など総合的に推進してまいります」とあるが,具体的な取り組みを問う。

 あとは自席にて質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  吉永議員の御質問にお答えいたします。

 茶流通拠点施設は,南九州市の茶銘柄を知覧茶に統一する方針の決定に基づきまして,茶品質の高位平準化を図る施設として整備を計画いたしております。

 現在南九州市は,荒茶の販売が大半を占めておりますが,今後市況に左右されない安定した価格での取引を実現するため,付加価値を高めた茶の販売戦略は必要となっております。

 また,茶の消費拡大を図るとともに,高騰する医療費の削減により健康で明るい日本の発展に寄与するとともに,さらなるお茶の振興を図るため,茶産地みずからが率先して茶の健康増進に関する実証事業を実施することといたしております。

 事業の内容といたしまして,1日お茶6杯以上9グラムを3カ月間飲用し,前後の血液の変化を鹿児島大学医学部等と連携し検証するもので,多くの市民の皆様にモニターとして御協力をいただきたいと思っております。

 近年生活様式の変化によりまして,喫茶を含むお茶の文化が失われつつある中で,小学生を対象とするお茶とのふれあい事業や市民を対象といたしました南九州市お茶アドバイザー養成講座,さらには消費者を対象とした南九州市お茶一杯の日バスツアーなどを通じてお茶の文化を普及するなど総合的に取り組んでまいることといたしておるところでございます。



◆議員(吉永賢三)  先ほど同僚議員も質問をいたしているところでございますが,茶の流通拠点施設の整備について先ほど計画をお聞きしましたが,再度確認でお聞きしたいと思います。



◎農林水産部長(田中泉)  お茶の拠点施設につきましては,茶業振興会とJAと協議を進めている中で,分散型の拠点施設を整備することとしております。仕上げ工場につきましてはJA南さつま,貯蔵施設につきましてはJAいぶすき,そして出品茶工場及び研修施設等につきましては,茶業振興会が事業主体となって整備を進めることとしているところであります。



◆議員(吉永賢三)  仕上げ施設,それと貯蔵施設,それぞれの拠点施設をJA南さつまとJAいぶすきのほうである中で,先ほども市長の答弁もありました既存の施設を使いながら今後整備していくということなんですが。先ほどの答弁でも将来的に整備は必要であると思いますが,その協議をしていく中で,まだ決まっていないこともありますが,今後どのようなスケジュールで進めていくのか答弁いただきたいんですが。



◎農林水産部長(田中泉)  スケジュールにつきましては未確定なとこでございますけども,それぞれの分散型,専門型の施設につきまして,仕上げ工場につきましてはJA南さつまが平成26年度整備を計画しております。

 貯蔵施設につきましてはJAいぶすきが今後の消費動向,そして産地貯蔵庫としての能力を発揮するための貯蔵施設の整備ですので,その辺につきましては流通関係者との協議も含めて整備をする計画であります。年度につきましては,まだ未確定であります。

 出品茶工場につきましては,先ほど市長が答弁したとおりの考え方でいるところであります。



◆議員(吉永賢三)  拠点施設の整備について,先ほどもありました。このお茶の今後の振興に関しても,研修施設等とか整備をしているところはやはり,ほかの静岡県とか中心に調べたところ,そういったところから振興推進を図っているような状況もありますので検討していただきたいと思いますが。

 やはり今生産量が一番だと思いますが,南九州市内の生産量というのはどれぐらい,昨年もですが把握されているのか教えてください。



◎農林水産部長(田中泉)  南九州市内で生産されます荒茶生産量につきましては,約1万1,700トンが生産されております。



◆議員(吉永賢三)  この1万1,700トンという中で,国は現在50億円程度の輸出量を3年後150億円国外に輸出したいという方針等も出ているんですが,本市はこのような状況についてはどのような考えを持っているのか見解をお聞かせください。



◎農林水産部長(田中泉)  輸出茶についての御質問かと思いますけども,輸出茶につきましては,国は現在50億円の輸出を行っておりますけども,2020年度までには3倍の150億円としていることの目標を立てているとこでございます。

 これらのことを受けまして市といたしましては,国及び県並びに茶業振興会等と連動し,輸出に対応するための体制整備を推進することとしております。

 なお,輸出に対する輸出研究会,研修会等の実施を検討しているところであります。



◆議員(吉永賢三)  今後やはりこういった動向等も踏まえて,茶の拠点施設を整備し,どんどん茶の振興に発展していただければと思っているところでございます。

 また,質問の中で,日本一の茶産地として新たな販売戦略ということでありましたが,資料請求いただいた中での質問をさせていただくんですが,消費拡大対策事業というのは,これはどのような事業をなされているのか,また3町,頴娃,川辺,知覧ではどのような状況であるか質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  消費拡大事業につきましては,国内でも消費拡大を図るため,市並びにJAと連携いたしまして,市内の旅館,飲食店を媒体に上級茶の喫茶機会を増やす対策や付加価値を高めたお茶の販売対策,そして消費者のニーズに合った茶の生産を行うための消費地等での宣伝販売活動を展開しているところでございます。



◆議員(吉永賢三)  これ南九州市内の旅館,飲食店を媒体にそういったお茶を使っていただくように進めているという状況なんですが,これは年間通してどれぐらい出ているんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  市内の旅館,飲食店につきましては,南九州市内で13カ所の方々に協力をいただいております。量としましては仕上げ茶で352キロが平成24年度の実績でございます。



◆議員(吉永賢三)  市内13店舗に協力をいただいているということなんですが,ほかの飲食店もいろいろお茶の量が出ていくためにも今後も周知して,この事業を拡大を図っていただければと思いますが。

 あと茶の銘柄確立事業というのがありますが,これはどういった事業で現在どのような状況なのか質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  銘柄の確立を図るための事業といたしまして,市内振興会を中心としたお茶いっぱいの日バスツアーとか,いろいろとこの市内振興会等と協力し合いながら,銘柄の確立のためのいろいろなイベント等の実施を行っているところであります。



◆議員(吉永賢三)  このお茶いっぱいの日というのは11月23日に行っているということですかね。



◎農林水産部長(田中泉)  お茶いっぱいの日につきましては,11月23日,勤労感謝の日ですけれども,お茶の消費拡大を目的に日本茶業会が制定された日でございます。この日に市内の茶団地等のツアーを計画しております。内容といたしましては,鹿児島市内よりバス4台にてツアーを組みまして,市内の茶団地,そしていろんな茶に関する体験等を実施しているところでございます。



◆議員(吉永賢三)  先ほどバス4台ということですが,これは実績と効果なんですが,年間1回だけなんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  お茶いっぱいの日バスツアーにつきましては,年1回,11月23日に実施しているところでございます。ですので,1日限定という形でやっております。



◆議員(吉永賢三)  バス4台ということなんですが,利用状況からするとそれぐらいが年間1回で適当なのか,その辺はどうなんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  お茶いっぱいの日バスツアーにつきましては,バス4台ということで約100名の参加者がございます。それに対応するためには,対応するほうとしまして茶業振興会の青年部,女性部の方々が同じぐらいの人数,約100名が対応しながら,このバスツアーを実施しておりますので,お茶の忙しくない時期に限ってくると思いますけども,1回というのが現段階の振興会で実施できる回数じゃなかろうかというふうに思います。

 ただ,いろんな方法があるかと思いますので,これらにつきましてはまた振興会等との検討をしながらやっていきたいというふうに思います。



◆議員(吉永賢三)  約100名ほどということなんですが,ほかの県外の地域でもバスツアーじゃなくて,そういった体験と,宿泊を踏まえた旅,内容としては似たようなことをやっているとは思うんですが,今後お茶の時期,茶振興会との協議の中でもですが,せっかくこういうPRをされる部分があるのであれば,もっと私は年1回を2回なり今後増やす検討をしていければと思いますが,どうでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  都市農村交流を図りながら,茶産地として認識を高めていくことが大事であるというふうに思っております。

 発展的な取り組みといたしまして,今後またいろいろな会社と飲料メーカー等も含めた形でのツアーを組めたらと。あわせて観光協会等の連携も考慮しながら,このバスツアー等については今後まだ発展的に計画はしていくつもりでございます。



◆議員(吉永賢三)  ぜひそういったところも,いろんな商工観光,茶振興だけじゃなくて全体的に考えたときにも,いろんなところと連携をとって進めていっていただきたいと思います。

 まだ販売増につなげる手段としては,市として何か検討されているところがありますか。



◎農林水産部長(田中泉)  仕上げ茶等の販売増の計画につきましては,先ほどもありましたように拠点施設,仕上げ工場等で仕上げ率のアップを図ります。それに伴いまして販売をしていかなければ,幾ら仕上げ茶を増やしても茶業経営の安定にはつながりませんので,今後,今までもやっておりましたけれども全国的なイベント,そして各イベント等でPRを行いながら,仕上げ茶の消費増につなげていきたいと。名前が売れなければ消費も伸びないというふうに思っておりますので,PR活動を積極的にやりながら消費増を図っていきたいというふうに思っております。



◆議員(吉永賢三)  今答弁いただきました中での各全国的なイベント,PRという中で,メディアを使ったPR等もあると思うんですが,自分はそんな思ってなかったんですけど一部市民の方で言われたのが,今アサヒの十六茶のコマーシャルで御当地キャラクターも踏まえた宣伝がなされていると思うんですが,この御当地キャラクターの中で,ぐりぶーとさつま町のさつまるちゃんとイーサキングが入っているんですが。南九州市もお茶を銘柄そういった部分でPRをする中で,お茶むらいというキャラクターがあるんですが,これの活用がなされなかったのかなというのも出たんですが,そういったところはお茶のそういう銘柄のPRに関して視野に入っていなかったのかなと思うんですが,どうでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  御当地キャラクターにつきましては,南九州市お茶むらいというキャラクターがあるわけですが,各イベント等ではお茶むらいの出演を要請しておりますし,また茶業課自体でもお茶むらいのぬいぐるみというんですか,あれを借りまして各イベントで活用さしていただいてPRを図っているところであります。



◆議員(吉永賢三)  せっかくお茶むらいもありますし,南九州市のPRにもなりますし,お茶の振興のPRにもなると思うんで,有効活用をしていっていただければと思います。

 また,県外でも販売戦略などにPRレディを募集して,そういった地元の方たちに協力をもらいながら,そういった振興等もされているようなので,そういったところもまた検討していただければと思います。

 お茶の持つ健康増進の実証についてお聞きしたいと思いますが,昨年志布志市であった全国茶サミットで「主要生産地が茶の健康効果を証明,その結果を発信することが決議された」ということで,新聞にも掲載されておりました。志布志市や静岡県掛川市は調査を実施しているということでありますが,どういった内容で実施されているのかお聞きしたいと思います。

 また,近隣のほかの都市で,そのような取り組みがなされているのかお尋ねいたします。



◎農林水産部長(田中泉)  静岡県掛川市の取り組みにつきましては,平成24年度の4月号の市報により広く市民の方々にお知らせしたかと思いますけれども,「お茶を1日6杯飲みましょう。茶葉は2煎でかえましょう」というようなことで運動を進めておりまして,その結果につきましては議員御承知のとおり,すばらしい結果が出てきているかと思います。

 志布志市につきましても,お茶を各小学校,そして市民の方々に飲んでいただいて,飲む前と飲んだ後の血液検査等を実施し,体質の改善が図られているという実証がされております。これらを参考に南九州市におきましても,これらの事業に取り組むことにしたところでございます。



◆議員(吉永賢三)  本市は364万円の計上をなされておりますが,これを7月までにモニターを決めて8月から飲用開始ということで,来年2月から結果をとりまとめてするということでありますが,これはどのような形で進められるか。モニター募集というのはどのようにされるのかお尋ねいたします。



◎農林水産部長(田中泉)  今年度の事業計画におきまして,健康増進の機能実証事業を計画しておるわけですが,その中で200名の方々のモニターを募集する計画でしておりますが基本的には市内全域に募集することとしております。

 モニターの条件といたしましては,血液検査への協力と検査結果を公表できる方で3カ月間1日お茶6杯以上飲用できる方を対象に募集することとしております。



◆議員(吉永賢三)  3カ月間1日6杯ということで,また採血した結果を公表できる方ということで人数等もあるんですが,これは年齢問わずということですかね。段階的に何か分けて募集されるのか,それとももう200名を今言われた3つの条件をクリアできた方だけに絞るのか,質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  年齢のことをお伺いしているかと思いますけれども,事業内容につきましては鹿児島大学の医学部等との協議,そして健康増進課,そして南薩医師会との協議を重ねながら決定していきたいと思っております。

 年齢につきましては,若い方については,そう体質改善が図られるとは余り思ってないんですけども,年齢を重ねた方々につきましては結果が出てくるんじゃなかろうかというふうに思います。



◆議員(吉永賢三)  答弁書もありました鹿大の医学部と連携します,今の答弁でもありました医師会との協力ということなんですが,じゃ,今の時点では例えば協力員とか,そういう南九州市内の病院関係に協力要請をしていくという考えでよろしいんですかね。



◎農林水産部長(田中泉)  病院関係といいますか南薩医師会との協議も既に行っておりますので,詳細については各機関合同で協議をしていただきまして事業を進めていくこととしているところであります。



◆議員(吉永賢三)  予算書の中にも業務委託費で費用等も入っているんですが,これは想定した中での予算内ということだと思っているんですが,それでよろしいんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  はい,議員おっしゃるとおり,そういうことを想定しての予算をお願いしているところでございます。



◆議員(吉永賢三)  先ほど言いました3カ月間ということなんですが,もう3カ月間内で実証した後,そのほかに1年なりとかそういう経過をとるという考えは今のところはまだないんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  実証期間につきましては,8月,9月,10月を予定しております。この3カ月間飲んでいただいて,その結果を検証しようとしているとこでございますが,単年度で事業を組んでおりますので,3カ月過ぎた後に血液検査をお願いいたしまして,南薩医師会のほうで血液検査をしていただいて,その後2月に鹿児島大学医学部のほうに,その結果の検証をしてもらうということで予定をしているところであります。



◆議員(吉永賢三)  その3カ月間とった後,2月に医学部のほうで検証ということなんですが,200名を対象に3カ月間というものなんですが,例えば市の誘致されている企業とかそういった部分の1企業に協力をいただいて,1年間なり協力をもらってデータをとって,例えばインフルエンザとか風邪だったりとか健康増進につながる,そういったデータもとれるんじゃないかなと個人的には思ったんですが,そのような検討というのはなされてないんでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  事業実施の上でやりやすいのは,企業等にお願いして従業員の方々をまとめた形で実証すればやりやすいんでしょうけれども,先ほども言いましたように市民に広くモニターになっていただいて,その結果を出したいということ等もございましたので,今回の分につきましては,市民に広く募集をかけたいというふうに思っております。

 確かに事業そのものをやっていく中で1企業に限定していけば事業そのものはやりやすいんでしょうけれども,ただ広く市民に広げたほうが,よりPR効果も高まるんじゃなかろうかということで,今回このような計画を立てたところであります。



◆議員(吉永賢三)  今後今回だけじゃなくて,いろんなところから考えても,そういった企業にお願いして取り組んでもいいんじゃないかなと私自身思っているところであります。

 医療費抑制にもつながるためにも,この健康増進に取り組んでいくということですが,平成26年度2億9,500万余りを一般会計から繰り入れをすると思いますが,掛川市は1人当たり10万円程度削減につながっているようですが。本市は1人当たり38万円から39万円が医療費だと思っていますが。



○議長(菊永忠行)  しばらく休憩します。

午後1時49分休憩

───────────

午後2時0分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。



◆議員(吉永賢三)  高騰する医療費削減に,健康増進についてつながると思いますが,市長はどのようにお考えですか。



◎市長(霜出勘平)  このお茶につきましては体にいいということは,多くの皆さんがそういうふうに理解をしていただいているんじゃないかと思いますが,実際こういうふうに改善されたんだよというものを実証するために,200人の皆さんに3カ月間お茶を飲んでもらって,そしてこれを鹿大の皆さん方にも御協力をいただきながら実証していこうということです。

 このことをやることによってお茶の消費拡大にもなるし,そしてまた医療費の削減にもなるというようなこともあるわけでございますので,ぜひお茶の大産地としては,これをやっていくべきだろうという。志布志の全国茶サミットの大会でもこれを決議したところでございますので,今後全国の主要な産地においては,このような実証試験をやっていくものというふうに思っておるところでございます。

 今有馬記者も来ていらっしゃいますが「記者の目」に書いてもありましたように,鹿児島は静岡県に次いで産地なんですね。ただ,茶の消費については,鹿児島市は静岡市の半分しか飲んでないというようなこともあるわけでございますので,だからそういったことも体にもいいし,また景気回復なんかにもいいんですよということを実証していきたいというふうに思って,このような予算も今回お願いをいたしたところです。

 具体的にはまた農林水産部長のほうから説明をしてもらいたいと思います。



◆議員(吉永賢三)  いきなり市長が振られて,部長がちょっと「はっ」という感じもありましたが,確かに掛川市は2,000人を対象にモニターされていらっしゃるのと,1人当たり10万円削減になったという実証もされているようであります。

 本市も,本市のお茶を使ってこういった実証をして,今後消費拡大を図っていきたいということを思っていると思うんですが,これを市民に募集の周知もなんですが,結果とかそういうのを,どのように公表していくのかというのをお聞きしたいと思いますが。



◎農林水産部長(田中泉)  結果の公表かと思いますけれども,結果につきましては,いい結果が出ることと信じておりますし,また出るであろうというふうに思っておりますが,この結果の公表につきましては,市報及び各団体等の会等で,広く市民に周知をしていきたいというふうに思います。特にすばらしい結果が出れば,大きく報道していきたいというふうに思っております。



◆議員(吉永賢三)  私も,最近横周りが大きくなったということで,自分自身もモニターにならずとも,こういったお茶を1日6杯以上飲んで,夜飲むと逆に脳を刺激されて不眠になるとまた大変ですので,この医療費抑制につながるように,またいろんな取り組みをしながら健康増進につなげていただければと思います。

 次に,お茶の文化の創造についてなんですが,先ほどもお茶アドバイザーの養成講座というのが出ておりましたが,これはどのように活用されているのか,この募集定員というのはどのように決められて募集を行っているのか質問いたします。



◎農林水産部長(田中泉)  南九州市お茶アドバイザーにつきましては,今現在4回実施しております。1年に1回ということですけれども,日程的には4回のカリキュラムを組みまして,延べ4日間の講座を受けて,そのアドバイザーの資格を取得していただいているところでございます。

 このアドバイザーになられた方,合計で80名が現在市に登録をされております。この方々につきましては,いろんなイベント等に参加をいただき,茶業関係者並びに消費者との交流を図っていただいて,お茶の普及につなげていただいているところであります。



◆議員(吉永賢三)  お茶文化の継承ということもあると思うんですが,このアドバイザーを活用してイベント以外にもほかの活用方法というのはあると思うんですが,小さいころから習慣づけとか,そういうのも必要だと思うんですが,学校のほうでも,お茶を活用されているんですが,小学生,中学生に1日6杯学校で飲めというのも難しいかと思うんですが,そういった取り組みというのは,給食以外でも何か考えているんでしょうか,教育長お尋ねいたします。



◎教育長(中村洋志)  今御指摘のように,お茶の一大生産地ということで,私たちは,後継者育成も含めて,小中学生にもお茶の効用とか,あるいは歴史文化を含めて伝える努力をしているところでもあります。

 各小中学校でも,お茶に関する教室を開いたりとか,あるいは栄養士が食育指導の中で,お茶の効用,あるいは効果等について子どもたちに伝えていく取り組みもしておりますし,ただお茶を飲べばいいという話じゃなくて,そのお茶の持つ歴史性とか文化性も含めて子どもたちに伝えていく努力は今後も続けていかなきゃいけないというふうに考えているところであります。



◆議員(吉永賢三)  文化継承というのは,やはりそういったところが重要かと思いますので,ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

 また,お茶文化のそういった中で,養成講座で,ただ飲むだけじゃなくて,いろんな料理のレシピだったりとか,お菓子とか,そういったのもあるかと思いますが,頴娃のおこそ会,この間新聞でも出てましたけど,そういった地元が自分たちでいろいろ取り組んでいる部分もありますが,市長,よく側面からもそういったのをサポートしていきたいというお言葉をお聞きしますが,こういった活動にも支援,取り組みというのは何か考えていらっしゃいますか。



◎市長(霜出勘平)  先日も,頴娃の方々がお茶の入った麺を開発したということで紹介もしたんですが,やはりこういった取り組み等に対しては,市もそれなりのお手伝いをしながら普及にも力を入れていきたいというふうに思っております。

 また,お茶文化といいますと,これもお茶については,栄西禅師が中国から種を持ってかえられて,それで,背振山にまかれて,そこが発祥の地だというふうに伺っております。毎年1回,九州茶業で,九州の4つの産地が一緒になって,八女,嬉野,それから,東彼杵,南九州,博多駅で宣伝販売もしてます。それから,また,博多駅から「お茶壷道中」ということで,その栄西禅師がおられたお寺まで,「お茶壷道中」をやって,お茶の宣伝もいたしておるところです。

 そういった意味で,頴娃以外でも皆さん方がお茶を使った食品,お菓子とかいろんなものを開発していただきたいと。それについては,私どもも,それなりのお手伝いをさせていただきながら,茶の需要拡大,そしてまた,健康増進というんですか,医療費の削減,そういったものに寄与できればというふうに思っております。



◆議員(吉永賢三)  各イベントも,南九州市の中でも茶振興会が参加されて取り組んでいらっしゃるのもあるんですが,いろんなイベント全てに参加するのは厳しいかもしれませんが,そういった農商工連携だったり,市もいろいろサポートしていただきながら,参加していないイベントにもどんどん参加して,もっとPRしていただきたいなと思っております。

 最後に,予算計上は少ないんですが,先ほど新聞記者も来ておられますがというのを市長は言われましたけど,2つの茶の銘柄統一と茶の基幹産業の拡大,販売の推進のために,健康増進,2つを掲げて重点プロジェクトの中でお茶の銘柄統一という部分を頭出ししているようですが,これにかける市長の今後に向けての思いとか見解をお聞きして,最後の質問にしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  銘柄統一については,28年度からこれを推進して,ひとつ知覧茶ということでやっていくという,これはそういう方向性が出ております。このことについては,本当に皆さん大英断をしていただいたのではないかというふうに思っております。やはり,それぞれ旧町時代の3つの産地があったのでは,いろいろまた足を引っ張ったり,協力ができなかったりというふうなこともあるわけですので,この銘柄統一は本当に大きな前進になるのではないかというふうに思っております。

 生産量は全国で一番なわけですので,今度は質も名実ともに日本一を目指して,これから頑張れる様相はできたのではないかというふうに思っておるわけですので,このことについてはしっかりとサポートをしながら,そしてまた,我々もいろいろな面で,このお茶農家の皆さん,そしてまた農協,行政,この三者が一体となってこのことには大きな努力をしていかなければいけないというふうに思っております。

 そして,何よりもやはり今後におきましては,今は静岡ですが,やはり鹿児島が,南九州市が日本のお茶を引っ張っていかなければいけない時代になってくるというふうに思っておりますので,そういったことをしっかりと我々は認識しながら,これから進んでいかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。



○議長(菊永忠行)  次に,西次雄議員。

  [1番議員西 次雄登壇]



◆議員(西次雄)  私が最後になりましたが,先に通告をしてありました2件について質問いたします。

 1問目の(1)の公園等の樹木について,樹勢が弱っているものが見られますが,年次的に樹勢回復に取り組む考えはないかとの質問であります。

 本市の公園を見ますと,樹木や植栽に白いかびやコケ類が付着し,枝葉が枯れて,樹勢が弱っていることであります。岩屋公園やアグリランドえい,塘之池公園,知覧平和公園周辺では,既に枯れかけた樹木や植栽も見られます。これから桜の開花時期になりますと,観光客や花見客,さらには特攻慰霊祭等も開催され,大勢の方が訪れる季節となります。

 昨年は,道の駅やすらぎの郷をスタートとして,岩屋公園から諏訪運動公園を周回する第2回さくらウォークが,また,アグリランドを起点とする第1回アグリウォークが開催され,知覧特攻平和会館にも,修学旅行生を含め多くの人が訪れています。

 せっかく訪れる観光客等に喜んでいただけるような公園等の樹木や植栽を生き生きと蘇らせることで,きれいな花が咲き,緑豊かな公園となることを望んでおります。知覧特攻平和会館入口の桜並木は,樹勢回復の取り組みのおかげで見事に回復してきております。

 これらのことから,公園等の樹勢回復を年次的に取り組む考えはないか伺います。

 次に,(2)の昨年9月議会において,川辺小学校の大木の樹勢回復に向けた対策を講じたいと答弁しておられますが,その後の対応をお伺いします。

 2問目の本年2月4日に南薩地域の市が連携して観光特急「指宿のたまて箱」を運行し,好評であったと思うが,今後の取り組みをお伺いして,登壇での質問といたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  西議員の御質問にお答えいたします。

 まず,樹木管理についてでございますが,私のほうからは,公園等の樹木についてお答えをいたしたいと思います。

 樹木管理を含む公園の管理につきましては,公園管理の一元化に伴いまして,平成23年4月に新設されました都市計画課公園管理係で,都市公園7公園を含む41公園の管理を行っております。都市公園7公園のうち6公園につきましては,市内造園業者に年間管理業務委託を発注し,樹木全般の管理も行っております。年間管理業務で対応できないものにつきましては,報告書や口頭で報告を求め,現地を調査し,対応方法を検討しておりますが,高額になる場合は次年度に予算を確保し対応するようにしております。

 昨年は異常気象や高温が続き,樹勢が弱くなっている樹木も見られます。短期的な現象なのか,専門家である造園業者の意見も聞きながら対応してまいりたいと考えております。

 次に,観光振興についてお答えをいたします。

 指宿のたまて箱号,この催しにつきましては,指宿市観光協会,頴娃おこそ会,枕崎市観光協会などの民間団体が中心となって組織する協議会が,指たま号を,指宿枕崎間に走らせることによって,地域の観光振興を図ろうと企画し,ことし2月4日に初めて実現したものでございます。車両内でのおもてなしや各駅沿線での熱烈な歓迎ぶりなどがメディアで紹介され,大きな効果があったことは御承知のとおりでございます。

 また,この企画はJRダイヤに組み込む,いわゆる定期路線としてではなく,イベント運行として単発で実施されたものでありまして,継続運行するには,運行ダイヤや乗車人数,枕崎駅での滞在時間,出迎え体制の維持など課題があるようでございます。

 今後,協議会といたしましては,JRを初め,関係団体と調整しながら,4月以降も運行したい意向でありますが,具体的な方針はまだ決まっていないとのことです。このような民間団体での観光振興イベントには,市といたしましても,可能な限り協力をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



◎教育長(中村洋志)  川辺小学校の大木の樹勢回復に向けた対策についてお答えいたします。川辺小学校の大木,センダン2本,ケヤキ1本,合計3本につきましては,昨年9月議会の一般質問にお答えしておりますけれども,平成25年7月に南九州市みどりの推進協議会に対し,平成25年度名木,古木等緑の文化財保全事業に係る申請を行ったところであります。南九州市みどりの推進協議会では,これを県の組織である鹿児島緑の基金へ申請を行い,平成25年11月30日に,日本樹木医会の樹木医による調査及び診断等が行われたところであります。  平成26年1月31日には,鹿児島緑の基金による最終判定協議が行われ,その結果が,去る平成26年2月17日付で,本市の教育委員会に報告されたところでございます。報告結果につきましては,センダン2本について,鹿児島緑の基金事業により,樹勢回復術を施すというもので,その施行費の全額を鹿児島緑の基金事業費で実施していただくものでございます。また,ケヤキ1本につきましては,基金事業による樹勢回復術の対象外という判定結果でございました。

 この判定結果を踏まえ,平成26年度に国の基金事業費を活用した事業採択を受けられるよう,ふるさとの森再生事業への申請を考えているところでございます。

 なお,センダン2本の樹勢回復術の施行期日等につきましては,具体的にはまだ決定しておりませんけれども,春休み期間中に実施する方向で検討し,計画し,現在調整を行っているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(西次雄)  樹木等の管理ということで,公園管理係で行っているということでございます。市内の造園業者に年間で管理業務をお願いしているということでございますが,それぞれごとにお願いしているのか,一括して造園業者の団体にお願いしているのか,そこらを少しお伺いしたいと思います。

 それで,その中で,一応これは管理業務だけということの認識でよろしいでしょうか。公園の中の補修とか,それとはまた別になるかなと思うんですが,そこらをちょっとお聞かせください。



◎都市計画課長(大隣健二)  御質問にお答えいたします。各公園ごとに市内の造園業者11社を含めて入札によりまして発注をしてございます。それによりまして,各公園の受注者が決まっているということになります。

 それから,補修等につきましては,公園内の樹木,それから,掃除,除草,そういうものを主に発注してございますので,大きな高木とか,そういうもので高額なものにつきましては,また別途協議をして対応するようにしております。

 以上です。



◆議員(西次雄)  公園ごとに管理業務をお願いしているということでございます。

 公園の樹木が枯れかけたり,枝が枯れたりということで,もうこれはだめだなというようなのも見受けられます。そういう場合に,やっぱり植えかえるとすると相当な経費もかかるかなと思っております。そうすると,それよりも,まだ何とかなるうちに樹勢回復をしたほうがいいというふうに思うんですが,市内の主な公園の全体の樹木等の状況をどのように認識されていられるのか。例えば,岩屋公園,塘之池公園,アグリランドえい,特攻平和会館,ここらの状況をどのように認識されているかちょっとお伺いします。



◎都市計画課長(大隣健二)  岩屋公園につきましては,現在約800本の桜がございます。その多くにつきまして,先ほど言いましたように,総合的な形で管理をお願いしてございますので,その管理の中で,枝が折れているとか,樹勢が悪いとかいうものについては報告をもらって,担当者が現地に出向いて対応するようにしております。

 また,塘之池公園につきましては,約400本の桜がございます。こちらにつきましては,昨年の4月にも現地でも御指摘がございましたので,一応4月15日の日に,樹木医にも現地を見ていただいて,その方向性を見出したところでございます。

 それと,知覧平和公園につきましては,約600本の桜がございます。こちらにつきましては,平成22年度から樹勢回復ということで大々的に治療をしたところでございますけれども,昨年度は相当な桜が咲いて回復がなされているかと思っております。

 それと,頴娃のアグリロードにつきましては,約710本桜がございます。その桜の後ろ側にある国の立木等が大きくなりまして,桜の木をちょっと道路側に押している関係で,桜の木の樹勢が真っ直ぐではなくて,道路側に偏っている部分もございますので,それにつきましては,平成24,25年で,今,後ろ側の枝葉を切るような作業を取り組んでいるとこでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  それぞれの公園ごとに桜もたくさん植えられております。本市の基本理念にありますように,自然豊かで創造と活力に満ちくらしといのちが輝くこころやすらぐまちであるためには,樹木等がやっぱり生き生きとした公園であることが,訪れる人たちの心のやすらぎになります。

 特に,今,岩屋公園も現地調査もされているということですけれども,その内容までは触れられなかったようでございます。岩屋公園の樹木を見ますと,危機的状況ではないかと私は思います。特に,樹木の表面が白い菌,あるいは青いコケに覆われたもの,そして,頂上部の枝が枯れているのが結構多くございます。中には,幹が半分腐敗したものも見られるようでございます。こういう枝がやっぱり樹勢が弱っているというのは,よく見ればわかると思います。こういう中で,やっぱり早急な対策が必要かなと思うんですが,この今それぞれの桜の数等が報告されましたけれども,岩屋公園の特に古い桜,公園がつくられてほどなく植えたのか,それ以前からあったものもあるかと思うんですが,非常に幹まで空洞になっているのも見られます。そこらの数的被害木とか,そういうのは把握されていないかちょっとお伺いします。



◎都市計画課長(大隣健二)  岩屋公園につきましても,それから,塘之池公園につきましてもですけれども,桜の樹齢といいますか,年齢というのは50年から60年というふうに言われております。高木になって樹勢が衰えることもございますし,また,塘之池の報告書の中でも,桜が密集していて,風通りが悪くて,根元に芝生とか,そういう草等があり,十分な栄養が得られていない部分についても,この樹勢が衰えているというような報告もいただいているところでございます。

 岩屋公園にそういう状況の木が何本あるかというのは,まだ確認してございませんけれども,それにつきましては,桜の樹木管理業務委託が入札によることによりまして,同一業者が継続して公園管理をできていないところがございます。毎年業者が変更になっているとこでございまして,そこで,各公園の樹木データ,それを作成するように今指示をしております。病院で言うカルテを,各公園の樹木ごとにできるだけ早い時期に作成をいたしまして,役所も業者も同一の情報を持ち,業者が変更になっても,懸案事項の引き継ぎが行われることで長期的な対応ができるような体制をつくっていこうと考えているとこでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  おっしゃるとおりかなと思います。年度ごとに管理業務をされる方がかわっていけば,また見方も違ってきます。処置の仕方も違ってくるかなと思いますが,そういう意味では,そういう樹木カルテなり,そういうのも作っていただければありがたいかなと思いますけれども,岩屋公園もそういう状況でございます。

 そのほかにも,特攻観音の周辺にも大分樹木が植えられてます。桜も当然ございます。それと,記念樹,どうもあの周辺には植えられているのかなと思います。護国神社もございます。こういう中で,また慰霊祭も本年度も行われるわけですが,市長は,その辺は,この特攻観音周辺はどのように認識されていらっしゃいますか。被害木があると思われておられるんですか。余りちょっと気にしてないのか,その辺がわかっていらっしゃる範囲でお願いします。



◎市長(霜出勘平)  これは,被害木が樹勢の弱い桜もたくさんあったようです。それで,いろいろ原因究明をいたしまして,今のところ,参道のあの桜については大体回復をしてきたんじゃないかと思います。

 まず,駐車場ということです。そして,車が,大型バスがしょっちゅう根の上にとまっているというようなこともあったようです。それから,やはり,あそこは観光客が多いもんですから,その方々が踏み固めたということもあるようです。それで,これにまで水分がいかなかったというようなことで,これをちょっと上の土を柔らかくしたり,そして,穴をあっちこっちあけたりしてやったら,今のところいいようです。

 それと,やはり,桜はシロアリがつくんです。そういったことでシロアリ対策もやっておりますが,そういったことで,今のところ,平和公園の桜については,大体よくなってきているのではないかなというふうに思っております。



◆議員(西次雄)  先ほど公園管理の中で桜が五,六十年の寿命と言われているということでございました。今市長の答弁にもありましたように,今,特攻平和会館の入口のところは非常に復活しております。これも樹勢回復術が成功した例かなと思っているんですけれども,そういう中で,あの桜も相当もう年数的にはなっていると思うんです。という意味からいくと,樹勢回復は成功したということはまだまだ大丈夫だと。私が見るところではもう四,五十年になっているんじゃないかと思うんですけれども,今市長が言われたのは,特攻観音の入口のところだと思いますが,私は,それ以外に特攻観音なり,護国神社なりの参道のところが非常にあるというふうに認識しております。そこらが,先ほども申し上げましたように,これから観光シーズンに多くの人が訪れるわけです。そういう中で,樹勢が弱っているというのはやっぱり見苦しいんじゃないかと。あそこの被害状況については,都市計画のほうではどういうふうに認識されているかお伺いします。



◎都市計画課長(大隣健二)  あの公園内の管理部分につきましては,3団体が入っております。私ども公園管理と,それから,神社と,それから,特攻慰霊顕彰会,この3者が入っているところでございまして,お話の参道につきましては,慰霊顕彰会の部分かなと思います。

 一応現地のほうは,私どものほうでも多々歩いているところでございますが,おっしゃるようなところにつきましては,見た目には,まだそんなに悪くなっているという認識はございません。

 しかしながら,ピンポイントで見ていきますと,そういう部分はあるのかもしれませんので,また確認を進めていきたいと思っております。



◆議員(西次雄)  そうですね。私が見たところは,おっしゃるように管理が違う,顕彰会が管理されておられるのもあるということでございます。そこらは,やっぱりイメージとしては市のイメージになるわけですので,やっぱり連携をとって,樹勢回復をしていただくことが重要かなと思っております。よく見ますと,やっぱり零戦の,あそこらも桜も私は見たところは非常に白いコケ類がついているのが見えるようでございます。そこらもやっぱり連携をとりながら,緑が回復するように。やっぱり入口のあの樹勢回復した桜の生き生きしたのを見ると,それこそこころやすらぐという気持ちになります。特攻観音の参道のあの辺も,もうちょっとそういう視点で捉えていただければというふうに思います。

 もう一点は,知覧の市街地から特攻観音までの灯籠なりがずっと並んでいる間に植栽が見えます。この植栽も,ツツジや桜がというふうに植えられておりますが,この桜,ツツジも,場所によっては非常に樹勢が弱っているのかなという気がしております。

 それで,ツツジを歩道の斜面のところに植えてございますが,これもちょっと弱っているのかなと。川辺の諏訪運動公園の西側の,昨日もお話がございました,ツツジが枯れたりしておると。ああいう工法で,同じ工法で植えられているかなと思っているところですけれども,ここの知覧の特攻観音までの市街地からの樹木も非常に弱っております。ツツジについても弱っているように見えております。特に,知覧地域には年間50万人以上の観光客も見えます。やっぱり,沿道も生き生きとした桜並木あるいはツツジが開いていただければなというふうに思っておるところです。

 そういう中で,先ほど市長も桜の樹勢回復には,いろんな工法があったというような表現をされております。そういう中で,どうなんですか。樹木医さん方に相談された場合に,何が一番樹勢が弱っているとかお聞きしていないでしょうか。例えば根っ子が悪いとか,あるいはさっき私が申し上げましたように,弱っているから白い菌やらコケが浮いているというふうに申し上げたんですが,そこらで造園業者の方,管理されている方々からの御意見というのは伺ってないですか。



◎都市計画課長(大隣健二)  桜の樹勢の関係になりますと,やはり,桜自体が日の光を好む木であることから,植生の状況とすれば,植生空間をたくさんとってあげたほうがよろしいですよと。1本間が約8メートルあけることが一番望ましいというお話もございます。しかしながら,そういう場所はちょっと確保できませんので,約6メートルぐらいで今木を植えてはおりますけれども,その下のほうにある根元につきましても,できましたら,ぼかした,黒土のほうがいいですよと。そのかわり,芝とかそういうものを今現在植えてますけれども,座って行楽するという部分がちょっと減りますけれども,桜のためには約半径2メートル程度のぼかしをしまして,そこに植栽,施肥をしてあげることが一番望ましくて,木のためにもなりますよというような御意見をいただいております。

 今いただいている塘之池公園の調査報告書の中では,今申し上げましたように,桜の木の密集,それと,植栽基盤,根元周りの芝や雑草の密集,そういうものが原因というような形で報告がなされているところでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  桜でいいますと,これから開花の時期を迎えるんですけども,川辺のやすらぎの上の田代から岩屋公園へ通ずる市道の桜並木が非常に人気の場所であります。昨年議会報の表紙も飾ったところでございますが,そこらは割と若い木で元気があるように見えるんですけども,桜にコケが生えたり,少し弱っていると。頂上部の枝が枯れているのもあるということで,地域の有志の方が,コケをおとしたり,肥料をやったりというようなことで,樹勢回復をボランティアでやってみようということでやった経緯がございます。昨年も,さくらウォークが実施されて,非常に人気を博して500名余りが来られたということです。

 そういう中で,地元の人たちも,できるだけそういうふうにボランティアで桜並木を守ろうということで頑張っている人たちもおられます。先ほど市長の答弁の中で,造園業者の方々の意見も聞きながら対応してまいりますということでおっしゃっております。公園の長寿命化計画の中に年次的に対策を講ずるというような考え方,年次的に回復に向けて取り組んでいくというような考えはございませんでしょうか,お伺いします。



◎都市計画課長(大隣健二)  公園長寿命化計画につきましては,施設の長寿命化ということで,この樹木についての長寿命化は含まれておりません。

 今の御質問のとおり,桜の維持管理につきましては,これは,弘前市のお話ですけれども,弘前市公園では,施肥とか剪定,それから,薬剤散布,そのぐらいの維持管理でも桜は育っていくんだというようなお話も出ております。

 年次的なお話になりますけれども,先ほど申し上げましたように,樹木カルテを今作成中でございますので,それに基づいた年次的な樹勢回復に取り組めないか今後検討していくつもりでございます。



◆議員(西次雄)  どうなんですか,市長。見事に知覧の特攻観音の入口の桜が回復したわけですが,今の都市計画課長のお話では,今後カルテ等を作成し,樹勢回復に向けて検討していくということでしたが,樹勢回復に取り組んでいくという表明はできないでしょうか,市長,お願いします。



◎市長(霜出勘平)  先ほども申し上げましたが,専門家の御意見等もお聞きしながら,短期的な現象なのか,もうちょっと危機的な状況なのか,そういったこともよく分析をしてやっぱりやっていくべきだろうというふうに思っております。

 見た目で私が平和公園の桜から得た教訓ですが,まず,議員もおっしゃるように,見た目でかさができておるだったら,これはなかなかです。これをまず治さなきゃいけないんではないかと。そして,やはり上のほうの芽が出ないようだったら,やはりこれまで水分がいってないんじゃないかというようなことを,平和公園の桜で学んだところです。そういったこともありますので,やはり,専門家に聞きながら,年次的にでもやはりそういった樹勢回復に向けては取り組んでいくべきだろうというふうに思っております。



◆議員(西次雄)  今市長がおっしゃったように,今,管理業務を委託されている業者さんとよく話を詰めて,ぜひ樹勢回復に向けて取り組んでいっていただきたいと思います。

 やっぱり桜,ツツジ,もみじもあるところもあります。特に,岩尾公園のキャンプ場に向かうもみじなんかは非常にきれいです。時期になりますと非常にきれいで,多くの人が訪れます。やっぱりそういう中で樹勢が弱っていると,ぱっと公園の見た目もよくございません。ぜひ樹勢回復に向けて,市民が憩う場所としていただけるように取り組んでいただきたいと思います。

 次に,(2)の川辺小学校の大木でございます。

 これについては,緑の基金で樹勢回復を取り組んでいただけるということでございます。そういう中で,春休みになるんじゃないかなというようなお話でございました。何回も見にいったんですが,弱っている状況を見ますと,我々が小さいころからあるわけです。もうそれこそ100年以上あるんじゃないかと思っております。ここ数年前から弱ってきていると,そういう意味で,樹勢回復をしていただけるのは非常にありがたいことでございます。

 ただ,川小にあるケヤキは,多分1回緑の基金で処置をされたんじゃないかというふうに思われます。というのは,腐敗したところに防腐,それ以上腐敗しないように,粘土状の処置をした跡がございます。そういう意味では,されていただいたのはありがたいんですが,その後のフォローがされていないんじゃないかと。もうしっぱなしじゃないかなというふうな感じがしております。

 やっぱり緑の基金でもしていただけるんであれば,その後のフォローもしていただけるように,その緑の基金にお願いしていただきたいというふうに思うんですが,そこらのあたりは,特にどういうふうな,1回限りとか,そういうところは全然聞かれていらっしゃらないかお伺いします。



◎教育部長(小園和幸)  今度対象外となりましたケヤキについては,緑の基金で実施したのかも含めて改めて調査をいたしますが,その後の管理につきましては,所有者,つまり学校,市教委の責務になろうかと思います。緑の基金事業で樹勢回復術を行ったにもかかわらず,回復が芳しくなかった事例は数件あるということは確認しております。このような事例は,施術を施した後の日常の管理を怠ったことが主因と聞いておりまして,このような団体等が再び別の樹木の樹勢回復申請を出されても,事業採択に結びつくことは難しいということを確認しております。したがって,その箇所に何か詰めたというようなものが,果たして緑の基金事業で実施したものなのか,あるいは学校配当の予算で実施したものなのか,そこも含めて確認をしたいと思います。

 このケヤキにつきましては,対象外となりましたのは,緑の基金の対象経費以上に,現状を申しますと,名木,古木として大変な貴重な樹木であるとの判定をいただいたところですが,樹幹腐朽が大きく開口しているため,樹勢回復治療に相当の経費を要すると。したがいまして,事業費50万円を上限とするこの基金事業からは対象外として決定されたようでございます。

 先ほど教育長が答弁いたしましたように,この判定結果を踏まえ,26年度にさらに上限の額が大きい国の基金事業費を活用した事業採択,ふるさとの森再生事業へ申請したいと考えているところでございます。



◆議員(西次雄)  確かにケヤキについては,中がもうほこらみたいになっている部分もございます。そうすると,相当樹勢回復には費用がかかるのかなというふうに思いますが,今回センダンをしていただけるということで,ここは非常に運動場の割かし中心部から少し脇にあって,その周りが広くて,夏場は木陰になって,子どもたちが遊んでいる姿も写真に写っております。そうすると,夏場は非常に木陰で子どもたちがのびのびと遊んでいる,あるいは運動しているように思われます。そういう意味では,ぜひ今回の樹勢回復を成功させていただきたいと思います。そういう意味でも,やっぱり最後のフォローをぜひお願いしたいというふうに思っております。

 昨日もございましたが,福平小学校のクスノキの話がありました。夏場は,子どもたちが読書の会や,運動会のときには家族連れで弁当を広げているというふうな表現もございました。川辺小学校も,東側にもセンダンの,まだこれは少し元気がいいわけですが,ここは非常に夏は木陰で,子どもたちがいっぱいその下で遊んでおります。そういう意味では,貴重な名木,古木かなと思っております。

 どうでしょうか,市長。本市もこういう学校とは限りませんが,公園も含めて,名木,古木,そういうのを保存木としてするように今後検討する考えはないかお願いします。



◎市長(霜出勘平)  今急に言われましたので返答のしようもないんですが,検討をさせていただきたいと思います。



◆議員(西次雄)  検討してもいいというようなお話でございました。ぜひ検討していただいて,非常に貴重な存在,最近はこういう大きな木というのがだんだん我々の周囲からなくなっております。そういう中で,貴重な名木,古木になるのかなというふうに思っております。

 川辺には,県の天然記念物のクスノキもございます。やっぱり後世に残していくべき名木かなと思っております。特に,各学校,お寺とか,そういうのも非常に貴重な存在かと思いますので,そこらをまた今後検討していただいて,名木,古木の保存木として指定していただければというふうに思いますので,検討方お願いします。

 最後に,指宿のたまて箱ですが,市長の答弁の中にも非常に人気を博したということで報告がございました。その中で,民間団体が中心となったということでございますが,これもやっぱりそういう流れで,商工観光のほうも話し合いの中には参加されたと思うんですが,いかがでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  お答えいたします。まず,この協議会の会議自体は,11月12日,それから,12月10日,それから,1月21日の3回開いてございます。そのうち,第1回目があって,その後新聞報道がございました。そういったことで第2回目から参加いたしませんかといったようなことで,私が出席しております。



◆議員(西次雄)  今回初めてしたということで,運行されて非常に報道でも大々的にされております。そういう中で,今回は関係者だけが乗車されて試験イベントとしてされたのかなと思いますけれども,ここらの中で,特にこの中に出迎えの課題というようなことが書いてございますが,具体的にもう一回,ここらの課題等があったということで上がったのがあれば,もう一回お願いします。



◎商工観光課長(塗木博人)  いわゆるおもてなしの出迎え体制の維持がその都度できるかということなんですけれども,実際,当日はいろいろな団体に協力いただきまして,地元の幼稚園生であったり,あるいは指宿商業高等学校,山川高等学校,それから,鹿児島水産高等学校,そういった方,あるいは地元の方々が沿線に出て手を振っていただいたと。市としても,頴娃支所にお願いいたしまして,手のすいた職員はぜひ西頴娃駅で手を振ってくださいというようなことをお願いして,かなりの数の動員をかけて行ったもので,それが今後継続する中で,同じようなことができるかということは確かに課題として残るかと思います。

 以上です。



◆議員(西次雄)  確かに初めてされる方,あるいはそれに民間団体の方,それに参加された方,非常に大変だったと思います。

 今おっしゃったように,今回のはイベント的な要素が多くて,動員をかけたりというようなこともあったようでございますが,この中にもございますが,今後,4月以降も運行に向けた取り組みをしたいというようなことでございます。具体的な方針は決まっておられないということですけれども,やっぱりこういうのは関係団体と連携し,あるいは関係市町が連携していかないと難しいのかなと思いますけれども,交流人口を増やす意味では,非常に有効な方策かなと。特に,頴娃地域は,いろんな活動が今盛んでございます。そういう活動がこの指宿のたまて箱をさらに活用することで活発になり,市全体に波及していけばいいのかなというふうな考えもございます。

 今後については特に決まっておられないということですが,もう全然話し合いとかそういうことは話されていないんでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  この協議会自体の事務局が指宿にございまして,指宿の観光協会会長が協議会の会長になっております。4月にも実施したいといったような意向がございまして,今現在,JR九州のほうと協議を行っているところですが,先ほど答弁にございましたとおり,具体的な日程は決まっておりません。

 そういうことで,今後,協議会の動きによって,第2回,第3回があるのか。その辺は見通しとしては今のところ立っていないところですけれども,おっしゃるように,交流人口を増やすといったようなこと,あるいは枕崎市,南九州市,指宿市,この3市が一体となって連携が図れるということ,そういったメリットもございますので,行政としてもサポートする立場で支援していきたいと思います。



◆議員(西次雄)  今御答弁いただきました。やっぱり関係市と連携することで,全体的な南薩の浮揚にもつながると思います。そういう意味で,民間団体が主導とはいえ,本市も積極的に参加していただいて,地域全体の活性化につなげていただければということで,私の質問を終わります。



○議長(菊永忠行)  これで一般質問を終わります。

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△日程第3議案第28号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第7号)



○議長(菊永忠行)  日程第3,議案第28号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第7号)を議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第28号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第7号)について,御説明を申し上げます。

 今回の補正は,衆議院鹿児島県第2区補欠選挙の執行準備に要する経費について補正をしようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ36万1,000円を追加し,総額を歳入歳出予算それぞれ225億8,314万4,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきましては,歳出から御説明を申し上げます。

 総務費の選挙費に,衆議院鹿児島県第2区から選出されておりました徳田毅議員の辞職に伴いまして執行される補欠選挙の準備経費を計上するものでございます。

 なお,衆議院鹿児島県第2区補欠選挙につきましては,4月15日に告示され,27日に執行されるものでございます。

 歳入につきましては,補欠選挙執行準備に伴う県支出金を計上するものであります。

 以上で,議案第28号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(菊永忠行)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(菊永忠行)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第28号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(菊永忠行)  起立多数であります。議案第28号は,原案のとおり可決されました。

 しばらく休憩します。

午後3時11分休憩

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午後3時12分開議



○議長(菊永忠行)  再開します。

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△散会



○議長(菊永忠行)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は3月26日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。お疲れさまでした。

午後3時15分散会