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鹿児島県 南九州市

平成 25年 第 7回定例会(12月) 12月04日−02号




平成 25年 第 7回定例会(12月) − 12月04日−02号









平成 25年 第 7回定例会(12月)


 本会議2号     (12月4日)
   出席議員     21名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        18番議員  竹 迫   毅
7番議員  塗 木 弘 幸        19番議員  菊 永 忠 行
8番議員  田 畑 浩一郎        20番議員  満 留 秀 昭
9番議員  松久保 正 毅        21番議員  今 吉 賢 二
10番議員  東   兼 喜        22番議員  森 田 隆 志
11番議員  加治佐 民 生                     
   欠席議員     1名
17番議員  浜 田 茂 久                     
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    企 画 課 長    下 薗 宏一郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    商工観光課 長    塗 木 博 人
教  育  長  小 野 義 記    福 祉 課 長    堂 園 政 利
総 務 部 長  上 野 勝 郎    健康増進課 長    石 田 俊 彦
市民福祉部 長  折 田 盛 彦    農林水産課 長    上 野 茂 治
建 設 部 長  下之薗 博 幸    耕 地 課 長    吉 満 峰 治
農林水産部 長  田 中   泉    建築住宅課 長    楠 元 章 一
会 計 管理者  新 留 育 男    学校教育課 長    井之上 良 一
教 育 部 長  小 園 和 幸    保健体育課 長    福 田 成 孝
頴 娃 支所長  松 窪 義 高    学校給食センター所長 松 窪 和 文
知 覧 支所長  西 野 栄一郎    知覧教育振興課長   久 松 広 充
川 辺 支所長  神 薗   誠    農業委員会事務局長  福 留   保
財 政 課 長  金 田 憲 明                   
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 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長    樋 渡 孝 宏
庶 務 係 長  朝 隈 克 博                   

 第7回定例会議事日程(第2号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問


平成25年12月4日 午前10時0分開会





△開議



○議長(森田隆志)  これから本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において西次雄議員,内園知恵子議員を指名します。

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△日程第2一般質問



○議長(森田隆志)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  議員の皆さん方,執行部の皆さん,おはようございます。きょうは一番バッターということで,大変私自身喜んでいるところでございます。

 それでは,早速質問に入ります。私はB&G財団が全国各地で海洋性レクリエーションを軸にした実践活動施設である,本市の平成元年と平成10年に譲渡事業を開始しているB&G海洋センターについてと,前立腺がん検診について,市長,教育長に質問をいたします。

 まず1点目に,B&G海洋センターについてでございますが,その1として,温水プールであるわけですがきょうはプールということでさしていただきますが,平成15年度からの利用状況と使用料収入及び管理費を示していただきたい。また,温水プール施設として平成14年から15年に事業導入した省エネ対策事業のボイラー施設のこれまでの稼働状況と,今後のプールの運営並びに稼働していないボイラー施設の対処をお聞かせいただきたい。

 その2として,知覧町の松ヶ浦港にある艇庫の平成15年度からの利用状況,施設の管理の現状及び広報活動の状況並びに今後の運営方針を示していただきたい。また,地域活性化の一旦としての海浜学校の開設は考えられないか,お聞かせいただきたい。

 2つ目に,前立腺がんの検診についてでございますが,近年の社会構造による高齢化と生活の多様化とともに食事の洋風化で,男性特有の前立腺がんの発症や死亡者が増加の傾向にあるといわれております。私は高齢者の1人として,我が南九州市においてもPSA血液検査による男性固有の前立腺がんの早期発見が医療費抑制も図られることから,無料検診を実施する考えはないか登壇での質問とし,以下は自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えをいたします。

 私のほうからは2番目の前立腺がん検診について,答弁をさしていただきます。

 本市では,厚生労働省のがん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針に基づきまして,がんを早期に発見し,市民の健康保持を図るため,胃がん,肺がん,乳がん,子宮がん,大腸がんの各検診を実施をいたしております。

 この指針は,厚生労働省がさまざまな研究報告に基づく有効性評価や疾病構造の動向,検診の提供基盤の検証などをもとに,がん検診事業の重要性や適切な実施方法について,地方自治体に示したものでございます。がん検診の目的は,いかに多くのがんを発見するかではなく,早期発見により,そのがんで死亡する可能性を確実に減少させる効果があるかどうかということでございます。研究報告の中で,前立腺がん検診につきましては,検診を実施したといたしましても死亡率減少効果の有無を判断する証拠が現状では不十分であり,その効果が不明であることと,検診を受けることで結果的に不必要な治療や検査が行われる可能性があるなどのデメリットについて,受診者に説明が必要とされている検診と報告をされております。

 したがいまして,本市におきましては,現在,前立腺がん検診を任意受診としているところでありますので,御理解をいただきたいと考えております。

 今後につきましても,このような研究報告や国の動向に注視しつつ,有効性の高い効果的な検診の実施に取り組んでまいりたいと,このように思っております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  それでは,私のほうからB&G海洋センター関係の御質問についてお答えいたします。

 まず1番目の,B&G海洋センタープールの平成15年度からの利用状況と今後の運営及びボイラー施設の対象についてお答えいたします。

 まず,利用状況でございますが,平成15年度が1万6,203人となっていて,その次の年から1万5,111人,1万4,614人,1万6,027人,9,682人,1万128人,9,134人,7,154人,3,073人,2,610人,2,648人となっています。

 次に,使用料収入については,平成15年度が104万9,200円,次の年から,97万7,800円,100万4,620円,119万1,020円,56万2,130円,60万9,320円,58万3,370円,49万9,190円,22万8,880円,20万5,110円,22万6,190円となっています。

 管理費でありますが,光熱水費等の合計で申し上げます。平成15年度471万4,255円,次の年から,292万5,555円,313万6,329円,407万6,621円,194万547円,155万1,511円,149万1,428円,152万3,097円,47万2,158円,41万6,627円,39万423円となっています。

 次に,ボイラー施設の稼働状況については,平成6年から稼働しておりましたが,平成23年度から老朽化により使用できない状況となっております。

 プールの今後の運営については,現在ボイラーが使えない状況にあることから,開所期間を7月21日から8月31日までの夏場とし,午前10時から午後5時30分までの開所としたいと考えております。稼働していないボイラー施設については,ボイラーの修理には多額の費用を要すること,また,燃料費等の経費を考慮した結果を踏まえ,現在のところ再設置する予定はございません。

 次に,艇庫の平成15年度からの利用状況等,今後の運営方針及び海浜学校の開設は考えられないかとのお尋ねについてお答えいたします。

 まず,利用状況でございますが,平成15年度が893人,平成16年度以降は,986人,741人,952人,538人,150人,168人,103人,200人,42人,76人となっています。

 次に,施設管理の現状については,現在,直営で運営を行っており,開所期間を7月1日から8月31日までと定めております。施設については,台風や塩害による老朽化が激しく,特に屋根については改修を要する状況でありますが,利用者も少なく,多額の改修費用を要することから,現在のところ改修の予定はございません。また,舟艇や備品等についてもかなりの年数が経過していることから,更新が必要なものもありますが,利用状況と厳しい財政状況を勘案し,更新を控えているところでございます。

 次に,広報に関しては,現在のところ十分とはいえないことから,今後は利用者の安全を第一に考えながら,少しでも利用が増えるような広報を行っていきたいと考えております。

 艇庫の今後の運営については,これまでどおり開所期間を7月1日から8月31日までの午前10時から午後5時までとし,利用申し込みに応じて開設いたします。

 次に,地域活性化の一環として海浜学校の開設は考えられないかとの御質問につきましては,現在の利用状況,施設設備の老朽化及び指導,施設運営に携わる人材の確保が困難なこと等から,厳しいものがございます。また,7月の海の日にさまざまなイベントを計画してまいりましたが,海洋センターが外海に面しており,波が高くて実施できないことが多いことからも,海浜学校の開設は困難であると考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま,市長並びに教育長のほうから御答弁をいただいたところでございますが,実は重要なことですので直接関係はないかもしれませんが,御答弁いただきたい。

 現在,鹿児島県のB&G海洋センター連絡協議会というのがあるわけでございます。もちろん出席もなさっていらっしゃると思うんですが,この連絡協議会における平成20年度から現在までの事務局研修会,あるいは,大会等もなさっていらっしゃると思うんですが,そのへんの状況,どういう出席をなさっていらっしゃったのかお答えいただきたいとちゅうことと,それから,この協議会の動向,これを教えていただきたいんですが,といいますのも,いろいろ県内17市町のところでこの事業を実施しているわけです。本土には14,それから,離島のほうに3つあるわけでございます。もちろん,施設の内容もそれぞれ異なっており,また,ある施設はプールとか艇庫,それから,体育館,あるいは,武道館等も一緒に全て併用してやってるとこもあるし,中には我が市のとおりB&Gのプールと,それから艇庫を持っているわけでございますが,中には1つのところもあります。いろいろあるわけでございますが,その辺の状況を踏まえて,どういう動きなのかその動向をお知らせいただきたいちゅうこと。

 それから,非常に答えづらいと思うんですが,正直にお答えいただきたいんですが,現在本市の推移,つまり,B&Gそのものはいろんな評価ちゅうんですか,ランクがあるわけです。例えば,ポイント制によって年次的に変わる可能性もあったり,あるいは,事業が停滞するところは下がったり,いろいろあるようでございます。実は私も県内各地を探索し,また,事情等も聴いております。その辺を踏まえて質問しているわけでございます。それで,本市の場合はどの程度なのか,ランクはどうなのか,その辺を正直にお答えいただきたい。

 それと,いま一つ,この譲渡契約書の中にいろいろ事業等も報告するようになっているわけですが,その辺,毎年報告をなさっていらっしゃると思うんですが,その状況等の報告をここ平成20年度からでもいいですがなさっていらっしゃるのか,その辺をお聞きいたします。これは執行部で結構です。所管の課長でも結構です。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  御質問にお答えいたします。

 まず,1点目の,研修会参加状況等の御質問でございました。4月にB&Gの連絡協議会の総会等がございます。それから,同じく南九州ブロックの総会等もございます。5月になりますと,県B&G海洋センター指導員等研修会がございます。6月にはリーダー養成の研修がございます。それから,11月になりますと,B&G海洋センターの市町担当者会議,それから,同じく海洋クラブの責任者会議等々がございまして,そのほかに1月に全国市町会議等がございます。それから,2月には全国教育長会議がありまして,そちらに出席いただいてるとこでございます。

 次に,2点目の,動向等についてのお尋ねでございました。県内には17のB&G施設がございまして,それらがそれぞれの管理運営についての協議会を実施しているとこでございます。

 それから,3点目の,評価についてでございます。B&Gが定めました評価のランクづけとしましては,特AからA,B,C,D,Eまでの6ランクございます。本市の場合はBのランクで,上から3番目の評価となっているとこでございます。

 それから,契約書等の件でお尋ねがございました。こちらについての譲渡についての契約は,自動的な更新というふうに捉えているとこでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま回答はいただいたんですが,場所とか,日時は結構ですが,年度別に合併後20年度から25年度まで,まだ25年度もあと数カ月残っているわけですが,事務局サイドの研修,あるいは,その他リーダー研修とかいろんなのがあるんだということでしたが,大会等を含めて年次別に何回あって,出席をその会ごとにしたのか,しないのか,その辺を把握していると思うんですが,教えていただきたい,再度。

 それと。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前10時19分休憩

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午前10時20分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◎教育長(小野義記)  先ほどの協議会の件でございますが,協議会といったら子どもたちの協議会のことですよね。

 これは,県内というよりも南九州ブロックでやっています。夏にカヌー競争と,それから,水泳大会です。この2つを持ち回りでやっている状況でございます。年に1回あります。

 子どもたちの協議会については以上でございます。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  手元に22年,23年の資料しかございませんので,そちらで説明させていただきます。

 全体で11の総会と研修会と,今,教育長が申しましたスポーツ大会等がございます。



◆議員(東兼喜)  それぐらいは即答できると思うんですよ。私が聞いているのは,20年度から25年度はまだ数カ月ありますが年度別に.それぐらいははっきりと出席したのかしないのか,回数もわかっておれば,事務局会とか,あるいは,研修会等,大会等もあるわけですよ。その辺を説明できないんですか,もっと具体的に。

 そいじゃあ,いいです。もう時間がありませんので,わかりました。

 ここで,市長に,教育長でも結構ですが,お答えいただきたいんですが。

 全国B&Gのサミットというのが,私は毎年あると思っております。知覧町時代にも霜出町長時代に聞いたことがありますが,その全国サミットに,合併後20年度から出席されているのか。そうしたら,その辺のサミットの内容等を,どうだったとかその辺を含めてお知らせいただきたい。

 それと,今先ほど,評価で執行部のほうからBランクだというようなことを聞いて,私もびっくりしたんですよ。本当だったんだろうかという気がしてならないんですが,できたら,教育長,この推移。私は合併当時,平成19年12月ですが,20年度はもっと低かったんじゃないかなと。私も資料をいっぱい持っています。そんなBランクとか,そんなところじゃないです。もうこれは資料は公表しませんけれども。そういうことで,本当にこの推移が教育長自身はお分かりだと思うんですが,確かに現在は資料によるとBランクだけど,実際は聞いてみるとそうじゃないんですよ。ずっと下なんです。早く言えば,このランクは事業の協力によって評価され,特Aがあって,A,B,C,D,Eまであります。そこで,教育長,これはもう正直なところ,年度別でも把握なさっていらっしゃると思うんですが,その辺を再度お聞かせいただきたい。

 それと,市長に御答弁いただきたいんですが,今,我が海洋センターではプールと艇庫事業を開始しているわけであります。そこで,取得免許,インストラクターというんですが,艇庫の場合とプールの場合,違います。昭和61年度に知覧町は初めて取り入れてやっているわけです。それから免許を61年に取った方がプールのほうでいらっしゃいます。そして,平成12年度に最後の方がいらっしゃって,合わせて10名取っていらっしゃる。これは資料は執行部のほうからいただいたので,間違いないと思います。最初,プールの運営取ってる方,61年に取っているわけです。そうしますと,当時の20代だとすると,もう既に30年が経過してるわけですから,もう50を超えている,もう定年前の方じゃないかなと気がしてならないんですが,それはともかくとして,現在10人はいらっしゃるけども,12年度以降,早く言えば,十何年前からこの免許取得には何もかかわっていない。もうそうしますと,ほとんどの免許を持っている方は40代を超えていらっしゃるんじゃないかなと。そこで,この方々の人員配置についてどんな配慮をなさっていらっしゃったのか,市長,お答えいただきたい。いま一つ,今後,このような免許を持っていらっしゃる方についてのどういう将来の動向を考えていらっしゃるのか,お聞かせいただきたい。

 以上です。



◎教育長(小野義記)  全国のサミットについては,一昨年までは市長と,それから教育長は別々にやっていたんですけども,昨年からは合同で全国サミットが行われています。この全国サミットは,いわゆる全国のB&Gの活動状況報告,それと,先ほど言われました特AとかAランクの方々の表彰,そういう会になっております。

 それから,Bランクについては正直にお話しをしてるんですけれども,間違いなく私が参りましてからはもうずっとBランクなんですけども,これはいろんな評価の基準がありまして,アドバンスインストラクター,それからあるいは,アクアインストラクター,こういうのを1名以上ずつ配置すると,そういうのが1つの評価の観点になってるわけです。あと,活動状況です。そういうことから,うちの場合は指導員を2名以上今配置していませんので,少し落ちてるんです。指導員を2名以上配置するとAランクに入ります。活動状況はまあまあいいということです。プールのほうが結構活用していますので,そういう結果が出てるんだと思いますし,先ほど言いましたサミットとか市長会とか教育長会に出席すると,点数が上がってくるんです。例えば,市長さんが参加すると2点と,教育長は1点と,そういう点数がついてるんです。ですから,そういう会議にはもうできるだけ極力行くようにしてますけども,やっぱり市長,教育長一緒に行くというと,なかなか行事等の調整もありますので行けないこともあります。しかし,可能な限り出席はしている状況であります。

 以上でございます。



◎市長(霜出勘平)  私への質問でございます。この職員の配置につきましては,可能な限りそういうのを配慮しております。

 それと,このBランクというのは何もうそを言う必要もありませんので,BはBということで申し上げたんですが,やはり教育長がおっしゃるように,市長が何点とかそういうのがあるみたいです。だから,可能な限り日程を調整して出席するようにはしております。来年は1月30日だということですので,今から調整をいたしております。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  ただいま,市長,教育長のお話でちょっとわからない点もあるし,いやいやながら答弁しているような気がしてならないんですが。

 再度,この全国サミット,恐らく年に1回だろうと私も認識し,また,知覧町時代にも,合併前も霜出市長もB&Gのサミットの話もしたことがございます。それで,年度別に,合併後20年度から,年に1回だろうと思うんですが,場所,日時は不要ですが,出席毎年していらっしゃったのか,その辺を再度お答えしていただきたいということと,いま一つ,その推移をどうのこうの私は言いたくないんだけれども,後々質問するのに非常にこれは重要なことですので,再度お答えいただきたいんですが,いろいろランクづけされます,事業評価によって。例えば,霜出市長がサミットに出席すれば10点の評価がされるんですよ。私は資料を持っていますよ。だから,その辺を含めて,教育長,再度年度別に出席をなさったのか,その辺を再度教えていただきたい。



◎教育長(小野義記)  教育長出席については全て出席しております。場所は東京です。会場はB&G財団の笹川記念会館であったり,あるいはまた,船舶何とか記念会館とかあるんです,場所は変わることはありますけど全て東京であります。私が参りましてからは教育長会については,もう全て出席したつもりです。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  再度,教育長にお答えいただきたいんですが,毎年出席なさったと,それならば,その出席の感想をお聞かせいただきたい。なぜこんなことを言うかといいますと,事業のその地域の事情によって席が変わっていくんですよ。その辺も含めて私は聞いてるんですが,例えば,Bランクということでありましたから,毎年そんならば上のほうにお座りになったのか,その辺を含めてお尋ねしているところです。再度お答えいただきたい。



◎教育長(小野義記)  出席については余り喜んでは参加していませんけども,できるだけ出席する方向でおります。感想は,全国の優秀な活動をしているB&Gの活動状況等が報告されますので,やっぱりいろんな私たちの研修にはなっているだろうと思います。

 それから,座席の問題ですけども,常にBランクですのでずっと下のほうに座っています。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  このことを市長にもう1回お答えいただきたいんですけど。



◎市長(霜出勘平)  教育長は皆勤賞みたいですが,私は2回ぐらいしか行ってないんじゃないですか。だから,AになれなくてBだというふうに思っておるところです。

 これもいろいろと教育長がおっしゃったように事例とかいろんな発表があります。そして,最後に出席してきょうはよかったかどうかという感想分を書かされるんです。それをうまく書かないとまた点数は上がらないみたいなんですが,よく記憶してないんですが,2回は行ってると思うんですが,その中でも笹川会長の話がよかったとか,そういうような感想文を書いた覚えがあります。



◆議員(東兼喜)  ただいま市長から生の声を聞きました。事実がそうなんですよ。このことは後に多少触れますけれども,先に行きます。

 そこで,今先ほど教育長のほうから御答弁もいただいたところですが,この利用状況,まさしく私のもらった資料と同じだったんですが,平成15年度を100とするならば,平成23年度から早く言えば故障かれこれで普通の普通のプールに変わっている。そうすると,極端にこの利用数字が減ってくる。そして,まして25年度,11年後は,本年度は2,648,つまり,当時の数字は別として,15年度から以降,84%落ちている。これ,まずどういうふうにお考えなのか。

 それと,確かに利用日数も少ないです。ここはもうもちろん普通のプールになってるから,ここ3年間はその数字は理解できるんですが,22年度までは稼働しておったわけだから,その辺のこの合併後の3年間の推移にしても60%以上も落ちている。この辺は私もっと行政としての力入れが不足していたんじゃないかなと気がしてならない。この辺の説明をしていただきたい。何が原因だったのか,因果を含めて御説明いただきたい。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  プールの利用者が減ってきた理由につきまして,お答えいたします。

 プールにつきましては昭和60年度の建設後,平成5年度に温水化工事を施工し,平成6年度から温水プールとして運用してまいりました。しかしながら,冬場の利用者の伸びがみられなかったところでございます。それによりまして,効率的な運営を図るために平成19年度から5月から10月までの半年間というふうに運営期間を縮小したいきさつがございます。

 それから,プールの利用者が減った原因といたしましては,近隣市の枕崎市のほうになぎさ温泉プールというのがございます。それから,喜入のマリンピア喜入,南さつま市の健康スポーツプラザキット,そういった施設等ができたことも1つの要因と捉えているところでございます。



◎市長(霜出勘平)  私のほうからも答弁をいたしたいと思います。

 この温水プールをつくるように一般質問したのは,知覧町議でありました私でございます。そういったことで,その当時は随分利用者も多かったんですが,この施設はもう,議員も行ってみられたらわかるとおり,壁もしっかりとした壁じゃないんです。たから,風も入ってきますし,冬場のこの温水プールということではなかなか厳しい面があったようでございます。それと,今,課長から話がありましたように,この近辺にそういった,加世田,枕崎,それから,喜入,こういった温水プールもありまして,そちらのほうに流れたというようなこともあったようでございまして,私はこの温泉を利用した温泉プールというものを考えておったんですが,それが量が足りないということで全て沸かさなければいけないというようなこともあって,なかなか利用者が増えなかったというようなことがあったようです。



◆議員(東兼喜)  これはもう,こんな質問を繰り返すと時間がありませんが,再度この件で執行部からお答えいただきたいんですが,ここ二,三年,異常気象で西日本では七,八月は記録的な猛暑が続いたわけです。おまけに,30度以上が8割も続いている。そういう状況の中で,行政はどんな努力をしたのか,ここ二,三年,それを教えていただきたい。担当課長,結構です。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前10時37分休憩

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午前10時38分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(東兼喜)  温水プールの活用について,どんな努力をなさったのか,ここ二,三年でも結構ですが,御答弁いただきたい。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  温水プールとしてどういった努力をしたかという御質問だと思いますが,知覧につきましては平成22年の9月に開所期間の変更を2カ月間に改正する改正案をお出ししまして,それ以降,23年からは2カ月間の運用とさせていただいているとこでございまして,議員おっしゃるように通年で運営できれば一番よろしいことでございましょうけれども,本市のプールにつきましては19年度に半年間に期間を縮小し,さらに,23年度からは2カ月間の縮小にせざるを得なかった状況にございます。



◆議員(東兼喜)  苦しい答弁であろうと思うんですよ。

 それで,もう先に行きます。教育長にお答えいただきたいんですが,我が南九州市も26各小学校を含めて,また,行政のほうも二,三カ所あるわけです。そこで,もちろん市のプールは頴娃にもあるわけですが,この辺はみんなお金を使ってきて,利用しているわけです。もちろん,本当におもてなしの心が私はなかったように思えてならないんですよ。それで,もうとやかく利用状況を云々は言いませんが,この3年間に今現在のB&Gのプールが普通に変わっています。このことを,頴娃,あるいは,川辺の市民の方はどういうふうに理解なさっていらっしゃると思いますか。その辺を,頴娃と,あるいは,もちろん知覧の方々もええそうかなという程度の話なんですよ。その辺を御答弁つらいところもありましょうけれども,頴娃,川辺の市民の方はどういうお考えだと御理解なさってらっしゃるのか。



◎教育長(小野義記)  合併した当時から,この温水プールのほうはフル回転してないんですよ。途中で期間を短縮したり,あるいは,ボイラーを使えなくなって,もう全然使えないからということで夏休み期間だけしか開所してないような状況なんです。ですから,合併したときに,知覧町と知覧以外の頴娃町とか川辺町にも温水プールじゃありませんけどもプールがありますので,ですから,当時,頴娃町,それから,川辺町の皆さんがこの知覧町のプールの利用ということはほとんどなかっただろうと考えております。調査をしたことはございませんけども,それぞれの町のプールを利用していたということだと考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  そいじゃあ,再度執行部にお伺いしますが,このプールに,もちろん艇庫のほうもそうでしょうが,我が南九州市も毎月市報を発行してるんですよ。皆さん,みんな見ていますよ。私は90%以上見てると思いますよ。それで,この一番広報を利用することができたのに,全くしていない。これはどういうことだったのか。私は一番広報のことだと,もちろん各小学校やらいろいろあって,もうよかたいがという気持ちもあったかもしれないけれども,私は何で公営の施設をPRできないのか,その辺を含めて御説明いただきたい。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  御指摘のように,広報につきましては不足していた部分はございます。それで,ことし艇庫のほうに直接施設の出入口のほうに案内板を2枚掲示したところでございます。そういったことを少しずつでも取り組んでいかなければならないかと感じております。

 それから,広報につきましては,これまで市報,ホームページ等への掲載がしてございません。そういったこともこれから取り組んでまいりたいと考えているところでございます。



◆議員(東兼喜)  それでは,もうこの問題で30分以上使いました。

 そいじゃあ,市長にお答えいただきたいんですが,これいろいろ今御意見等もいただいて,これは残念だなという気がしてならないんですが,この利用を含めて,立地の場所からして多目的な施設の公園があるところなんです。市民の皆さんが健康を育む上で最高な環境の場だと私は認識しております。そのためには私はどうしても,現在のプールを何で整備できないんだろうかと,もちろん,また温水プールに活用するような市政はできないのかと残念でならないんですが,市民もそう願っていると思いますよ。この辺について市長はどうお考えなのか,お答えいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  先ほども申し上げましたように,もう今のこの知覧の海洋センターのプールを,これを温水プールとして使うということは,本当に私はちょっと効率的じゃないというふうに思っております。もう周りにもそういうようなところがいっぱいあるわけですので,これを皆さん方は今でも利用されておりますし,これからもそうしていただけたらというふうに思っております。

 これがしっかりした建物であって,その光熱費もわずかなもので済む施設であれば,この辺のところも考えていかなくてはいけないと思いますが,もうごらんのようにすきま風がどんどん入ってくる状況であれば,もう温水プールとして使うことはこのままでは私は不適格というふうに思っておる。これでもし何か事故でもあったらやはり我々の責任を問われるわけですので,もうプールとして使用したほうがいいというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  この話は最後にさしていただきますが,本当に今,市長の話を聞いて私は残念でならないんです。なぜかといえば,今度は日本がオリンピックの開催も決まりましたよ。いま一度,私は叫びたいんだけれども,鹿児島県で志布志の方,山口観弘さんという方も一躍有名になった方ですよ,この方は。本当に私は有明まで行きましたよ。毎日プールで,それもB&Gのプールですよ,なされた方ですよ。新聞等にも載りましたよ。もちろん一流選手になるにはそれなりの血筋,血統者でしょう。また,早く言えば,体力やら精神力も必要。また,努力も精神,毎日,過ごさなきゃいかん,練習もしなきゃいかん,もちろん,環境だと思います。有明ののも25メートルですよ。うちの南九州市も25メートル。私は南九州市からそういう選手が出てもおかしくないと思うんですよ。そういう努力を,私は市が全く動かれないのが残念なんです。そういうつもりで,子どもに夢を託すために,再度,活性化する気持ちはありませんか。



◎市長(霜出勘平)  あのプールはこのままずっと使用していかなければいけないと思っております。温水については,もうこれは理解をしてください。なかなかこれは維持管理ということも大変難しいし,利用客もだんだんだんだん減っている現状でございますので,プールだけは残したいと思います。



◆議員(東兼喜)  それじゃあ,再度,これには関係します。今,省エネの事業をやっていますよね。省エネの事業ですよ導入エネルギー事業やっていますよね。それが全く活用されていない。せっかく目の前に1号機,2号機あるでしょう。6億円近くお金をかけてやってる事業ですよ。それが全く活用されていない。これはどういうことですか。それで温水プールも利用できるとなっておるんじゃないですか。その辺を再度お聞かせいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  先ほどもお答えをいたしましたように,現在あのボイラーが使えない状況にあるわけです。これはやはり修理をしますと相当高額な修理代になるわけでございますので,ここは夏場のプール使用というようなことで我々はいきたいというふうに思っておるところです。



◆議員(東兼喜)  本当に大きな事業で,正確には6億円近く,5億7,600万円かけた事業ですよ。これが全く,もちろん,平和会館かれこれ一帯がこの省エネ対策事業でやっておるわけですけれども,この話は別にして,まずい点も出てきますのでよします。

 それじゃあ,次に行きます。海洋センターのほうです。海洋センターは利用状況も私ももらっております。本当に残念なことに,ゼロに近い状況になっております。そこで一言聞きたいんですが,艇庫のほうです。早く言えば,平成15年度が893人おったのが,平成25年,まだ25年はあと数カ月ありますが,わずか76人ですよ。これをさかのぼりはしませんが,合併後,20年から25年度までの数字,この辺は把握していると思いますが,日数は何日ですか,利用者日数。開所した日数です。人員はわかっています。今資料もらっております。それを教えてください。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  日数でございます。平成20年度が150人でございまして,日数につきましては一般利用の方が利用されている部分もございますが,20年度が3日間で150人です。次に,21年度が6日間で168人,22年度が3日間で103人,23年度が3日間で200人,24年度が1日間でございます,42名。それと,25年度が2日間で76名でございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま日数等を教えてもらったんですが,私はそんなもんだろうと想像しておりましたが,例えば,25年度,ことしは特に猛暑続きで,気象庁の話によると8割が晴天ですよ,30度以上ですよ。それにわずか2日ですよ。

 それはともかくとして,そんならば,この23年度,24年度の数字が今出ました,日数も出ましたけれども,一般の利用者だったのか,またその辺を教えていただけませんか。



◎知覧教育振興課長(久松広充)  23年度でございます。学校等が151名,グループが49名でございます。それから,24年度につきましてはグループだけの42名でございます。



◆議員(東兼喜)   これは質問のいっぱいあったんだけれども,時間になりましたけれども,本当にせっかく立派なのをもらって,そして,事業をしている。もう私は両方とも投げ捨てているんじゃないかなと残念でならない。

 そこで,プールのこともいっぱい聞きたかったんです。本当にこれはもう地元の同僚議員がいらっしゃいますが,本当に申しわけないと思うんです。そこで,これはもう最後ですが,私事で本当に申しわけないんだけれども,子どもたちが東京と福岡におるんです。そして,夏休みは毎年帰ってきます。それで,私は海岸に連れていきます。もちろん,鬼口のほうにも行きます。そうしますと,そのたびに私は地元の方ともお話しし,そしてまた,現場にも足を運んでおります。地元の方は悲鳴を上げているんですよ,艇庫の話です。何で,もう市は捨てているのよと,こうなんですよ。全くボート,カヌーが浮かんでいない,真夏にも。そして,何か市は手を打ってるんだろうかと。本当,建物を見るのが情けないというのが大半でしたよ。そして,管理もそこそこ。もう皆さん,本当に担当の方は行っているのか行ってないかわからない状態。もちろん,予約制だからでしょうけれども,私は予約制にも問題があったと思うんですよ,やる気がないから。そして,その建物の屋根の下には本当にもうくだらないものが,もちろん,地金もありますし,不要なものもいっぱい放置している。それと,中には場所が悪かっただろうと。あそこ,あれを四角場浜につくれば,まだもっともっとよかったはずじゃと。今こうなんですよ。私は海の日だけでも,前後だけでもいいから,せっかく海洋少年団というのをつくって,まだ継続していらっしゃる,そんな方々を無料開放する方法もあると思うんですよ。いろんな行事をやるように,あるいは,名前はつけてありますけれど全くしていない。私は体験学習もやればできたはずだと思うんです。

 その辺聞きたいんだけれども,もう時間がありませんので最後になりますが,これは市長にお答えいただきたいと思いますが,私は地域を守る,せっかくつくった先輩方の意思を酌んでやるのも必要じゃないかと思うんですよ。県内含めて私は全部回りました。有明にも行きましたよ。もちろん,海岸沿いの北には出水の長島にも行きました。そして,阿久根,それから,日置,それから,いちき串木野,それから,南さつま,そして,指宿にあります,山川に。みんな各地域も確かに苦労していますけれども,私は今坊津にしろ,あるいは,日置,串木野にしろ,一生懸命あの手この手で頑張っていらっしゃる。そうして,今私も当初ランクの話も質問しましたけれども,みんな事業にすりゃポイントが出てくるんですよ。



○議長(森田隆志)  東議員,時間になりましたので簡潔にお願いいたします。



◆議員(東兼喜)  いちき串木野市は今度新しく2,800万円,その中の8割がB&Gが出してくれるんですよ。そんな市政が全くうかがわれない。

 そこで,市長にお答えいただきたいんですが,海洋センターの復活を目指して私は地域との懇談会をぜひ進めて,開く必要があると。もう地域が悲鳴を上げています。市長,ひとつ海洋センターの復活をどのように考え,今後どう進めていくのか,最後に質問させていただきます。



◎市長(霜出勘平)  艇庫のことだろうというふうに理解いたして,答弁をさしていただきますが,この艇庫もあれは昭和60年ぐらいだったですか,B&Gを誘致して,我々も鉢巻きを巻いて,誘致活動をやったのを,いまだに鮮明に覚えております。そのときにはプールだけども,この艇庫については今の立地しているところは外海に近いから,なかなか思うような活動ができないんじゃないかというようなことを申し上げたことも覚えております。だけども,地元の要望が強くて,一緒にプールと艇庫と建設をしていただいた経緯があるとこです。そのときから松ヶ浦校区が中心になって艇庫がいろいろと守ってきていただいたというんですか,そういう経緯があるところです。

 ただ,今になってみれば,もう利用者がほとんどいないという状況です。これはやはり外海ということで,計画をしても波が高かったりして計画どおりその事業も進まないと,そういうことも大いに影響があったんじゃないかなというふうに思っております。地元の方々が一生懸命やっていただいた,そのことは十分承知しておりますが,それと利用者のあれがかみ合わなかったというふうに私は理解をいたしておるところです。

 だから,今後これを復活さしても有効活用はできないのじゃないかなというふうに,私としては今のところは思っております。

 以上です。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前11時4分休憩

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午前11時15分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,蓮子幹夫議員。

  [5番議員蓮子幹夫登壇]



◆議員(蓮子幹夫)  私は,先に通告をしてありました2点について一般質問いたします。

 まず1点目,頴娃・川辺庁舎の今後の在り方についてであります。

 頴娃・川辺庁舎は,現在も旧町内の中において中心的な核的な要素を発揮しているところであります。両庁舎の今後の在り方によっては地域の経済や人口に大きな影響を与えていくものと考えております。今後の在り方を問います。

 2点目,自主防災組織について,平成23年度に組織率100%を達成した自主防災組織について,機能を十分に発揮させるためにどのような指導,支援をこれから行っていく考えか,質問いたします。

 残りは自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蓮子議員の御質問にお答えいたします。

 まず,最初の,頴娃・川辺庁舎の今後の在り方についてということでございますが,本市では合併時に庁舎スペースの不足や本庁への一極集中を避けるため,総合支所方式及び一部の機能を各庁舎に振り分けた一部分庁方式をとっております。

 市庁舎の今後の在り方につきましては,平成40年度に新庁舎建設を目標とし,本庁舎以外の支所につきましては将来の行政組織に見合った庁舎存続を行い,支所地域に対しましては地域の特性を生かした地域振興に配慮していく必要があると考えております。

 組織機構につきましては,現在平成26年度から平成30年度までの5年間を計画期間とする第2次組織機構再編計画を作成しているところでございます。この計画では,新しい庁舎建設まで当分の間は総合支所,一部分庁方式を続け,支所業務は市民に直結する窓口サービスに重点を置き,それ以外の業務は本課集約を積極的に進め,組織のスリム化や効率化を図っていく計画でございます。

 このようなことから,頴娃庁舎と川辺庁舎につきましては引き続き総合支所として位置づけるとともに,頴娃庁舎につきましては農林水産関係の本課を主に,川辺庁舎につきましては市民福祉関係と教育委員会を主にした本課体制による一部分庁方式を維持していく考えでございます。また,頴娃地区の経済団体や南九州市商工会主催の地域活性化懇談会におきまして,頴娃支所管内の職員数の減少が多いことから,旧3町の均衡ある発展のために頴娃支所に新たな課の設置など検討するよう要望もあり,可能な限り各庁舎の職員数に配慮した組織機構の見直しを検討し,平成27年度に部制を廃止するとともに,税務課と収納対策課を川辺庁舎から頴娃庁舎に移転する計画であるところでございます。

 次に,自主防災組織についてお答えをいたします。

 自主防災組織の指導,支援についてでございますが,南九州市が実施しております自主防災組織の支援は,自主防災活動に必要な資機材の購入に対する助成を合併当初から行うとともに,宝くじを財源としたコミュニティ助成事業の地域防災組織育成助成事業の積極的な活用も行っているところでございます。また,訓練等につきましては消防分遣所にお願いいたしまして,自主防災組織の要望に基づき,訓練,講話等を行っております。

 今後の指導,支援につきましては,毎年実施しております市の総合防災訓練時に自主防災組織の方々にも参加していただき,避難誘導訓練,炊飯支援訓練,初期消火訓練,救出救護訓練などを行っていただきたいと考えているところでございます。訓練等の実施につきましては,行政嘱託員・校区・地区公民館長合同会で平時の訓練等の必要性を説明し,積極的に訓練等を実施するように呼びかけてまいりたいと考えております。また,本年度は自主防災組織の活動計画書を提出していただいておりますので,来年度初めには今年度提出していただきました計画書と比較検討し,訓練等が実施できていない組織を重点的に訓練等の実施に向けて働きかけてまいりたいと考えております。

 答弁とさしていただきます。



◆議員(蓮子幹夫)  1点目の頴娃と川辺庁舎の今後の在り方というか,この答弁書,今いただいたわけでありますが,この中で非常にわかりにくいというか,どういうふうに地元の方々に説明すればいいのかなというような言葉がありますので,そこについて詳しく答えていただきたいと思います。

 地域の特性を生かした地域振興に配慮していくと,地域の特性を頴娃はどのようなふうに,川辺はどのようなふうに,知覧はどのようなふうにして,地域の特性という言葉をここの中で使っているのかということと,私も一問一答でいけばいいんでしょうけれど,聞けるところだけまではもう1点だけ聞かせてください。

 ここに今,支所長さんたちがいらっしゃいますので各支所長さんたちにもお答えしていただきたいんですが,人間が少なくなって支所の周囲の経済的な状況に変化があるようなふうに肌で感じていますか。人の流れが変わったようなふうに感じていますか。それはいつごろからそういうふうに感じていますかということを答えていただきたいと思っています。



◎企画課長(下薗宏一郎)  先ほど質問のありました,支所地域に対しましては地域の特性を生かした地域振興に配慮していく必要があると考えておりますということにつきましては,まず,庁舎建設検討委員会の中で提言のあった,やはり本課に集中することによって支所の職員が大幅に減っていきますので,新しい庁舎を造ったときはそういった地域の特性を生かした地域振興に配慮していく必要があるということで,ここは表現をしているところでございます。

 この特性につきましては,平成40年に新庁舎建設を目標として,そして,そのときの地域の特性を生かした地域振興に配慮していく必要があるということで,今具体的にどういうものであるということではありません。



◎頴娃支所長(松窪義高)  御質問にお答えさせていただきたいと思います。

 支所の変化をどのように感じているかということでございますけれども,頴娃支所につきましては秀峰園が民間移管されました。また,給食センターも統一された関係で職員が少なくなっている状況でございますけれども,頴娃支所周辺につきましては秀峰園は離れておりましたので人数的なものはそう変わらないわけで,給食センターの分が削減されているような状況でございます。

 周辺につきましては,やはり食事等につきましても人数が減っているということで,その辺の関係の方からは利用が少なくなってきてるんじゃないかという話も聞いております。これに合わせましてJA等も減っておりますので,その辺の関係もあるんじゃないかと思っているところでございます。

 先ほど市長の答弁にありましたように,職員数の減少が多いということで商工会等からは要望等もございましたので,その辺を考慮していただきまして,税務課,収納対策課を頴娃庁舎に持ってきていただくということで人員を増やしていただければ本当にありがたいということで思っている状況でございます。

 いつごろからそのように感じているかということでございますけれども,やはり合併当初からは若干は少なくなっておりますので,当初時点からやはり商工会の方から等は話を聞くことはございましたけれども,近年,個人的ですいませんけれども,私,支所長に今年からですので,特に聞くようになったのは私自身については支所長になってからでございます。

 以上です。



◎知覧支所長(西野栄一郎)  答弁させていただきます。

 知覧支所として私どもが感じているというのは,以前から知覧は観光の町と言われるぐらいでございまして,観光客の方々の数が新幹線を機にだろうと思います,多少人の通りというのは増えているんじゃないかというふうに感じております。それに連れまして,いろんな要望が若干増えてきているかなというような感じがしますが,そんなに大幅に変わっているというものじゃないだろうというふうに感じております。



◎川辺支所長(神薗誠)  お答えいたします。

 川辺地域の関係につきましては,私が感じているところはこの議会とかいろんな会合等においての昼食等が少なくなっているというふうに認識しております。

 それと,合併して新規採用職員の方々が大体の方が知覧地域に住むように,単身で住む人たちがいるようになっているのではないかなということで,若干そういう人たちの人数が少なくなっているのではないかなと。ただ,人員が少なくなっただけでは,家族がおったりして川辺地域から通勤をしたりしていますので,そういう部分での消費というのは,若干は少なくなってるかもしれませんけれども,そんなに大きな変動はないのではないかなと思っております。

 一番大きなのは,こういう会等の昼の昼食等の関係は大きく落ちているではないかなと思っております。

 以上です。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねてお尋ねしますけれども,40年に庁舎の建設を一つの目安として取り組んでるんだと,もう少し地域の住民の方々に配慮をするんであれば,ここの地域はこういう特性ですよということを,ここで地域振興をこうやって図っていきますよということを説得材料として,新庁舎を建設をする大きな推進力にしていくべきだろうなというふうに感じますが,特性はそのときに考えると,地域の特性というのはそれはときどきによって大きく変化はするかもしれませんけれど,根底にある特性というのはそんなに変わらないようなふうに認識をしていますが,そこいらあたりのお考えはいかがですか。



◎総務部長(上野勝郎)  地域の特性ということで,庁舎の在り方市民検討委員会の提言の中にも地域の特性を生かした振興を図れというような提言がございましたので,それに対する市の対策と方向性といたしましては,現在それぞれの地域が独自のイベントを開催したり,観光ルートの開発,それから,新たな特産品の開発など,地域の活性化にそれぞれ地域が取り組んでいるところでございます。これらにつきまして,市といたしましてはこれまで同様,それらの活動に対しまして支援するとともに,先ほど企画課長が申しましたとおり,今後この庁舎建設までの間に市民の方々の理解をいただくことを進めながら,その中で市民の皆様方の提言をいただきながら新たな振興策もその中で検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  考え方が云々ということではないですけれど,私は特性というのはそこの地域が持っている財産であったり,目に見えない価値をそういうふうに認識していますけれども,そういうことではないんですか。私がこういうふうに認識しているとすれば,全体的に,じゃあ頴娃は何が特色があるか,ほかに対して利しているところがあるか,川辺はどういうことがあるかというのを,それを大前提にしながらその地域がもう少し,人口は右肩下がりで少なくなっていくけれど,なるだけ意気消沈しないように時間をかけて穏やかにやっていくと,そういう人口推移に対応していくっていうふうに私は理解していますけれど,今勝手にイベントをしてる,どうしたこうしたっていうことであれば,余りにも地元のその住民の人たち頼り的なところばっかりが見受けられるようなふうにありますけれど,行政のほうでこういう特性もありますよ,こういう利点もありますよということで位置づけをして,そして,その住民の方々がちゃんと納得をした上で新庁舎建設に向かっていく,それから,その庁舎の職員の配置が少なくなっても行政がちゃんとこういう手立てをしてくれているというふうに認識すると思いますけれど,先ほど言ったそれでいいですか,特性という考え方は。どうですか。



◎市長(霜出勘平)  これはこれからそういうことをやっていかなければいけないわけですが,例えば,頴娃につきましては畑作地帯でございますので農業振興とか,それから,16キロのすばらしい海岸線も持っておるわけですので,そういった漁業,観光,こういったものを特性として私は位置づけていけばおのずと答えは出てくるんじゃないかなというふうに思っております。

 だから,やっぱりそういった産業,それから,観光といったそういうような特性を地元の皆さん方と話し合いをしながら,引き出しながら,これからはこういう振興をやっていけないというふうに考えておるところです。



◎企画課長(下薗宏一郎)  地域の財産,目に見えない価値とか,そういったものにつきましては,私ども行政を遂行する上でやはり,例えば,今回頴娃に2件の陸上水産業を誘致しましたけど,そういった豊かな自然環境とかそういったものについては,私どもどこの庁舎にいてもそういったメリットというのは生かしていっているところでございまして,職員の配置と地域の特性のそういった地域の財産,目に見えない価値の創造,育成というものについては,南九州市どこにいてもそれに取り組んでいる状況でございますので,それと直接職員の配置とどのようにリンクするかというのは,これは我々としても今回税務課を頴娃庁舎に移すということでございますが,これは税務課が頴娃庁舎に移っても同じような業務ができて,頴娃地区をそれじゃあ税務関係の業務を強化しますよということではなくて,これは地域に配慮して頴娃の職員を増やしていこうと,そういった中で一番現況の行政の運営の中で適切に運営できるのが税務課ではなかろうかということで動かしたところでもございます。



◆議員(蓮子幹夫)  今は税務課の話が出たので,またその点について今ちょっと尋ねさせてもらいますが,私はこの間の全員協議会の中でも私なりの考え方で申し上げましたけれども,連動しないといけない課であったり,そういうところの人たちとより連絡を密にとりながら,収納の対策であったり納税を促進をさせるということは必要だと思いますが,あなた方が常日ごろ標ぼうしている財政に効率よくということからすると,移動の距離が長い,連絡が密にとれないような状況にもあるようなふうにも感じますけれども,なぜあえて人数合わせのようなそういう課の配置になったのかなというふうな思いですよ。

 そういうことを思えば,茶業課は茶業界の人たちが言ったから農業を主体としてと,市長も先ほど御答弁の中でおっしゃっていただきましたけれども,農業であったりそういうものをコアな部分で支えていくとすれば,一番そこはコアなところじゃないかなと思いますけれども,それについてどういうふうに考えて,その税務課とかそういうものを持っていったほうがよりよい効果が出るというふうに認識して,今回の考え方になったのかということを答えていただきたい。

 それと,逆な発想からいえば,すぐに異動できる課といえば,すぐにまた別なところに異動をさせていくという可能性も大いにその中に含んでいるということですよね。私はだから今特性を特性をということでおっしゃたから申し上げるわけですけれども,農業を中心としてやるんだったらもうちょっと別な方法,別な課というのも考えられたんではないかなというふうに思いますが,そこのところの見解はいかがですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  税務課の異動については,確かに議員おっしゃるようにコストがかかります。異動経費がかかります。ただ,私どもが今回利点を考えているのは,やはり南九州市頴娃地区経済団体連絡協議会,あるいは,南九州市地域活性化懇談会の中で商工会からも強い要望があったことも踏まえております。ですので,頴娃地区の職員数を何とか増やそうということで行政改革推進本部会議でも何度も話し合って,税務課を移設することにしました。

 それと,どうして税務課なのかということで,税務課に限らずほとんどの課についてはつながりがあります。ですので,できることなら本課は一つの庁舎にあったほうが,それは業務的に効率的であるということであります。税務課については,特に国民健康保険税,あと,介護保険料,それと,後期高齢者医療保険料については,福祉あるいは健康増進課とのかかわりが強いと考えられます。一方で,市民税,固定資産税,軽自動車税につきましては,市の財源確保の点では強く財政課とはかかわりがあると思います。そういったことで,ほかの課に比べて他の課との独立性が高く,近隣の市町村を見ましても,これは部制でなくて課制をとってるところがありますので,議会の委員会条例で調査したところなんですが,ほとんどの多くの課が総務部,あるいは,総務文教ということで,委員会の所管がどちらかというと総務常任委員会になっているようでございます。あと,旧3町の歩みを見ましても,頴娃町が総務文教常任委員会が所管しておりました。もう1つの課は産業厚生常任委員会です。旧知覧町におきましても総務文教常任委員会が所管,あと,もう一方の委員会が産業厚生常任委員会。川辺町では総務常任委員会が所管し,残りの文教厚生・産業建設常任委員会となっております。

 それと,数合わせの話も出ましたが,やはり現在税務課と収納対策課を持っていくことで現在の頴娃庁舎は私どもの試算ではもうこれ以上職員を増やせない状態になるというふうに考えております。

 あと,他の課が考えられなかったかというような質問もございましたが,そういったことで,他の課についても1課を持っていけばいいんでしょうが,なかなかその連携,あるいは,また将来に向けて課長の兼務とかそういったものもございますので,現在は平成30年までの第2次組織機構再編計画の中ではこのような計画を立てているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねてお尋ねしますが,今話が出たんですが,平成30年をそこを目途として知覧の庁舎には職員を何名配置する計画,川辺と頴娃には何名を配置する計画でといいますか。それは年次的にちゃんと順を追ってプランニングしてるでしょうから,そこのところをお答えください。



◎企画課長(下薗宏一郎)  私が今から申し上げる数字につきましては,組織機構再編計画を立てるに至って各課と話し合いながらこれぐらいの人数が必要ですよねということで取りまとめた数字でありまして,実際の人事関係につきましては今後動いていきますので,その数字だということを念頭にお聞きいただきたいと思います。

 平成30年は,頴娃106人,知覧180人,川辺116人,合わせて402人のイメージ図となっております。



◆議員(蓮子幹夫)  これでいって,退職をなさっていく方,新採の方,新採を実施をしていくわけでしょうけれども,もうちょっと職員の減のスピードは,当初は今の状況で55名減になっていますけど,これだと50人を切るような感じで職員の定数というか人数の管理はしていくというふうに理解すればいいんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  平成25年現在が450名です。そして,平成30年が402名ですので,48名ということで,およそ50名となります。



◆議員(蓮子幹夫)  これは私の見解として言うわけですが,この5年の間に3,583人の人口減少と,これから先,これは32年ということで書いてありますが,それよりもうちょっと加速して,32年だと5,195人の人口が減少していくわけですから,職員の数はあなた方が全員協議会の中で説明しましたけれども,適正な数というか,最終的にどこぐらいまでを考えて落ちつかせていく考えですか。



◎総務部長(上野勝郎)  定員適正化計画につきましては,平成20年度に第1次を作成いたしまして,その後,再度の見直しを行いましたのが今第2次定員適正化計画ということでお示しをいたしているとこでございますが,定員の考え方につきましてはやはり類似団体ということが参考になるんではなかろうかということで,類似団体を基にいたしまして再度の計画の見直しを行ったところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  私が尋ねているのは,今この人口1,000人当たり職員数が幾つ幾つっていうのが示されているわけですよ,資料の中で。だから,自分たちが目標とするのはこの人口1,000人に対して職員は何人存在させるのが妥当でしょうということでやっていく計画ですかと。それに則って,どこの庁舎に何人,本庁に何人というふうに出てくるだろうと思うからお尋ねしてしいてるところです。



◎企画課長(下薗宏一郎)  全員協議会の中で,類似団体の人口と普通会計職員数の比較表ということでお示しいたしました。これは現在南九州市に類似する市でこのような状況ですよというものを示すものであって,この中で我々は何を目指すかというのではなくて,定員適正化計画等に基いて,退職者数が毎年おります。そして,新規採用を一部事務組合からの戻しを含めて5人と計算して,その流れを今職員定数として定めている基本的な計算の方式ですので,1,000人当たりに何人を目指しているという今の状況ではございません。



◆議員(蓮子幹夫)  今現在がそういうことであって,しかし,最終的に新しい庁舎を造っていって,そこでそれを支えていく住民の方々が分母とすればどんどんどんどん減っていく上で,職員はもうぎりぎりの行政サービスができる最終的な職員の定数というのは,御自分たちでもこの水平面積も考えて,道路の延長だったり諸々を想定しながらいった場合に,これぐらいの職員は最低限必要でしょうねというのがあれば,そこいらあたりを逆算しながら1,000人に対して何人の職員は絶対必要だというふうに出てくるというふうに私は推測をするわけですけれど,そこいらあたりの数はどうですか,数字は。



◎企画課長(下薗宏一郎)  先ほど,定員適正化計画の話も出ましたが,実際は定員適正化計画も24年から29年の計画,いわゆる職員を示したのが本来で,そして,参考資料として34年までを出しております。これは職員の動向を含めてこういうふうに持っていけばというような提案なんですが,最終的に庁舎建設がおよそ15年後になります。そういったときに,類似団体についても病院があったり,福祉施設があったり,またあるいは,南九州市のように農業に力を入れるとか,それぞれの特性がありますので,類似の団体についてはあくまでも参考,そのときどきの行政の状況によってその後の人数は変わっていくと思います。ですので,今庁舎建設時の平成40年に職員を1,000人当たり何人にしようというような目標は,なかなか立てにくいというふうに考えます。



◆議員(蓮子幹夫)  小さい数字のことはもう余りお尋ねしてもというような思いもありますけれども,地域の特性をということを大前提にうたって,庁舎をこれから定数の管理をしていく,職員の配置を管理をしていくということあれば,地元のそういう危機感であったり,非常に身につまされるような思いしている方々もたくさんいらっしゃるでしょうから,できればそこは丁寧に説明をしながら,地元との融和を図って,そして,こういう配置にしていきますよというものを,しょっちゅう開いてくださいというふうには私のほうでも言えませんけれども,ある程度の年数を経過した場合はこうこうこうですよということで説明をしていかれたほうがよいようなふうに感じます。住民との関係が,どうしても周辺に居を構えている者たちは一抹の寂寥感だけしか残らないような状況でありまして,中央にいる人たちをただうらやましがると。地域間の格差が見えないところで存在をするようなふうにありますから,そういう見えない地域間の格差を払しょくするためにもそういう会合はもたれたほうがいいと思いますが,説明的なものをしょっちゅうということではないですけれど,そういうことは一切念頭にないですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  確かに行政機構改革をしますと,これまで行く場所が変わったりする方もいらっしゃると思います。ですので,組織機構再編計画ができ上がれば,これについては公表をすることになっておりますし,また,機構の改革によって住民に影響のある部分については広報等で当然連絡をしていかないといけないというふうに考えます。

 また,これらについては校区・公民館長会と自治会長会がありますので,そういったところでも説明をしていかなければならないのかなというふうに私は思っているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  ぜひその庁舎の在り方であったり職員の配置については,そういう思いをしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいますので,そういう対応をしていただければ幸いかなと思っております。

 次に,この自主防災組織についてお尋ねをしますけれども,一番最初に災害が発生をした云々というふうになってきたら,一番真っ先に機能をしないといけないところの部分だろうと認識をしています。常備消防も非常備消防も大きな災害の現場に出て,より大きな広域的な活動をしないといけないですから,地元はまず自分たちでと自助の努力をするためのこの自主防災組織だと思いますが,組織を編成をする,組織率を100%達成するのが最終到達地点ではなくて,これをずっと訓練を積み重ねながらやっていくことが,100%は常に来ないんだよと,常に9割のところにずっとみんないて,一生懸命訓練を重ねながら危機意識を持ってというふうにやっていくのは当然だと思いますけれど,この答弁書の中に,計画書を出していただいたけれどもなかなか実施ができていないようなところもあるように答弁をなさっていますけれども,それについてこれからどういうふうに指導をしていく,また,するしないは自由でしょうけれども,つくるときにつくるところが最終到達地点だというふうに現に勘違いをしてしまって,そういうふうになっているような状況もあるんじゃないかなと思って尋ねているんですよ。

 それと,1回組織をつくって,組織図を作成してもらって,組織図が4年も5年も変更しない,引越しをしていきましたよと,ここに今お住まいではないですよという方も役員の中にいらっしゃったりとか,組織図としては存在をしてるんでしょうけれども,その自主防災というその組織が全然機能していないようなふうにも聞くところもありますが,そこいらあたりについての指導であったりとかっていうことは,どういうふうに考えてますか。



◎総務部長(上野勝郎)  ただいま議員が御指摘ございましたとおり,組織の設立に向けた努力が今までなされてきておりまして,その内容につきましては十分じゃないということで認識をいたしているところでございます。

 現在,答弁にもございましたとおり,各地域の自主防災組織の訓練計画というのを提出していただきました。その結果はやっとまとまったところでございますが,それを見ましても温度差が各自主防災組織にあるようでございます。積極的に取り組んでいるところもあれば取り組んでいないところもあるということで,認識を新たにいたしたところでございます。

 それに向けまして,全て一律に自主防災組織につきまして指導というのはなかなか難しいところがございますので,現段階におきましては組織をつくるに当たりましては規約等も定められて,その中に今おっしゃいました組織図,それから,訓練計画等も記載されているはずでございますので,それに則った取り組みができるように,こういう取り組みをしていない団体を中心に計画的に指導を進めていきたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  難しいという認識をしてるというのは,もう実際実行できていないし,指導が徹底なされていないから当然なんですよ。それをこれから先どのような計画を持って指導をしていったり,援助していくつもりですかということ,具体的に,ただ私がここで尋ねたから答えてくださいというのではなくて,ある程度そういうものについての対処というのは今まで答弁の中にありましたよね。今までそういうことが実施されてなかったから,今年度は実施計画を出していただいたんだと。実施計画を出していただくときに,それだったらことしはこうこうこういうことでこういうような訓練の仕方をしていただきたいと,こちらのほうでは考えておりますので,ぜひそのようなふうにしていただけないでしょうかというような相手との密な連絡をとっていくのが当然だと思いますけど,それはじゃあ今現在全然,ただペーパーだけを出してもらって,それで終わりだったという認識でいいですか。



◎総務部長(上野勝郎)  現段階につきましては,御指摘のとおり言われても仕方がないのかなと思っています。今私が申しましたのは,これを結果がまとまりましたのでこれに基づきまして,これまではただ4月の嘱託員・校区・地区公民館長合同会の中で全体的な説明で終わっておりましたので,今後につきましては,また夏に地区ごとの嘱託員会等もございますので,そこでまた地区ごとにも説明してまいりますし,また,それぞれ来年度の計画の中でもそういう取り組みがなされていない団体等につきましては個別に指導していきたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  部長,結局,昨年度のうちに課題は自分たちで見つけ出しているんですよ。課題を見つけ出して,出た答えは計画書だけ出してくださいですよ。もうちょっと進んだ計画何なりというのを,本当は自分たちの係であったり課の中であったり,目標地点を定めるべきだと思いますけれど。本年度はただ紙だけを出してもらうという経過になったそのプロセスは,どういうプロセスでこういう結論になったのか,教えてください。



◎総務部長(上野勝郎)  訓練計画のこの報告という点につきましては,我々といたしましては当初認識がなかったところでございますが,頴娃地域のほうでこういう実施計画ないしは実績につきまして報告いただいているということが今年度の初めにわかりましたので,同じような取り組みを,川辺,知覧地域でも取り組んで,その実態を把握しようということで,今回初めてこういう計画書を自主防災組織のほうから提出していただいたところでございますのが経緯でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  であるならば,本当にもう自分たちで,今おっしゃったのは全然横の連携もうまくとれてなかったということです。頴娃はそういうふうにやってたよと,訓練もやってたよと。頴娃に係がいて,知覧に係がいて,川辺にも係がいるわけですよ。そういう人たちが我々の自主防災組織はこういうふうな運営の仕方,こういうような活動の仕方をしているよということが,横の連携がうまくとれてれば同じようなふうに,ただものを与える,ただ資機材を与えるってそういうことではなくて,全てソフトもハードも同じようなふうに運営ができていたはずですよ。それを昨年度はもう見つけているのに,今年はその課題についての解決策を全然示さないし,指導をしていないようなふうに感じますけれど,そこのところのお考えはいかがですか。



◎総務部長(上野勝郎)  自主防災組織の育成支援につきましてはそういうことで,中にはまだ資機材そのものも調達していない自主防災組織もあるようでございますので,それらも含めまして,これまでちょっと指導が不足しておったようでございますので,今後積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えています。



◆議員(蓮子幹夫)  本当,私が冒頭申し上げましたけれども,常備消防も非常備消防も全然違う広域的な活動をして,最終的に自分たちの地域は自分たちでというのが,そういう思いでつくられた自主防災組織でしょうから,これに対しては資機材はちゃんと十分に配慮したものを配付して,そして,訓練もより充実したもので,一旦緊急の際にはこの自主防災組織が十分な組織力を持って機動力を発揮していただくように,来年度はもう少し横の連携もたくさんとって,そして,お互いの場所が1つの防災組織ではなくて2つ3つの防災組織が合同で訓練できるような,そういう環境整備もしていくように鋭意努力をしていただきたいと思います。

 私の質問は終わります。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後0時0分休憩

───────────

午後0時58分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,西次雄議員。

  [1番議員西 次雄登壇]



◆議員(西次雄)  私は,先に通告してありました2件について質問いたします。

 1問目の,ふるさと納税について伺います。

 平成20年度からふるさと納税制度が施行され,本市でもこれまで5事業に県を通じた寄附金を含めて平成24年度末で1,400万円余りが納税されているかと思います。全国の市町村では,ふるさと納税に特典を設けて,地域特産品を謝礼として納税者に贈ることで多くの寄附金を集めている自治体がございます。これは,地域の産業に役立てている自治体がほとんどですけれども,本市の対応をお伺いしたいと思います。

 2問目は,合併特例措置についてであります。

 11月4日付の南日本新聞によりますと,県内7市を含む全国241市で合併支援の特例措置について話し合う協議会が発足したと報道されています。本市はこの中に含まれておりませんが,本市の対応をお伺いします。

 以上で,1回目の質問とさせていただきます。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  西議員の御質問にお答えいたします。

 ふるさと納税につきましては,本市は施行当初の平成20年6月から取り組みまして,平成20年度から平成24年度までに241件,1,562万7,419円の寄附金をいただいております。

 本市に寄附される方には,寄附金を充当する事業について,福祉の向上に関する事業,地域の活性化に関する事業,教育の推進及び文化の保全に関する事業のほか,ふるさとづくりのために必要な事業など,5項目の事業から選択していただいております。本市の特典といたしましては,寄附額に応じまして,2,000円から5万円未満に煎茶1本,5万円以上10万円未満に煎茶2本,10万円以上にみそ調味料等のふるさとセットを,お礼状と一緒に送付いたしております。

 今後も広報紙,ホームページ,愛郷会の総会などを活用いたしましてこの制度の周知を図りながら,南九州市の取り組んでいる平和に関する事業などの情報をさらに発信いたしまして,南九州市のふるさとづくりのための御協力をお願いするとともに,寄附をされた方々の篤志に応えてまいりたいと考えております。

 2問目の,合併特例措置についてお答えをいたします。

 御質問の合併算定替終了に伴う財政対策連絡協議会につきましては,当該協議会への加入周知のお願いという形で平成25年8月に島根県雲南市長ほかの連名で県の市長会を通じて参っております。県市長会といたしましては,この件につきましてはそれぞれの自治体で判断すべき事項としており,市長会での取りまとめは行っていないところでございます。この案内は,合併を行った自治体を対象としたものであり,10月16日に241の合併市の賛同を得て設立総会が開催されたようでございます。また,最新の情報では,11月15日現在で250合併市が加入しているとのことでございます。

 本市は現在この協議会に加入いたしておりませんが,その理由といたしましては,県内でも組織化されていない中で全国組織に加入することは時期尚早ではないかということ,合併算定替は特例措置であり,合併前から十分に認識されていたことであることなどを考慮したものでございます。現段階ではこの協議会へは加入参加しないことといたしておりますが,今後県内市町村で交付税に関する勉強,研究を行う組織ができた場合は,前向きに加入を検討することといたしております。

 また,現在総務省では合併市町村への財政支援として,市役所の支所運営など必要経費を計算して地方交付税を手厚く配分する新たな制度も検討されており,その動向を注視していかなければならないと考えております。

 以上で,答弁とさしていただきます。



◆議員(西次雄)  回答いただきまして,本市も既に特典を設けているということでございます。

 ホームページを見てみますと,本市でもそういうふうにふるさと納税の条文があるようでございます。本市でも,きばいやんせ南九州市ふるさと寄附金条例を設けて,5つの事業を提示して,納税者の方々の意識を高めているということについては,非常にいいことではないかと思います。また,その5つの事業に応じて寄附者が私はこういうほうに使っていただきたいと,あるいは,その中でも平和事業に使っていただきたいとか,そういうのが出ておりますので,非常にいいことであると思います。

 そういう中で,全国の市町村で自分たちの地域の特色を生かした特典品,要するに特産品を贈って,いかに他の市町村と違いを見せながら,あるいは,その中で寄附をいただいてそれを地域に還元していくかというのは,非常に工夫を凝らしている中で難しいところもあると思います。そういう中で,本市はそれぞれの段階に応じて,煎茶あるいはみそ調味料等のセットというようなことでございますが,年度ごとに資料をいただいておりますけども,これを見させていただきますと,やっぱり年々寄附が増えているということでございますので,喜ばしいことではございます。

 そういう中で,県内でも結構多くの自治体が特典を設けていらっしゃると思うんですが,そこらの状況がわかれば教えていただきたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  県内の状況については,お手紙だけのところもございます。あと,最近では非常に特典を設けるということで1万円以上の寄附金に対して特産の焼酎,私どもの計算では5,000円相当かなというぐらいの大きなお礼をしているところもあるようです。

 垂水がカンパチや焼酎セットとか,ほかの市町ではデコポンセット,あと,広報紙1年分の送付,それと,焼酎や黒豚,先ほど申し上げましたが,お礼状のみのところとか,さまざまであるようでございます。



◆議員(西次雄)  私もちょっと調べてみましたけれども,県内でも幾つかの市や町でやっていらっしゃるようでございます。

 そういう中で,この制度があるわけですので,もうちょっと制度を生かして地域の産業に生かせないかなと私は思っているところなんですが,この先ほどいただいた回答の中で,2,000円から5万円未満に煎茶1本ということで,あるいは,5万円以上10万円未満に煎茶2本ということでございますが,煎茶1本としますと単価的にはどのくらいになるか,教えていただければありがたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  お茶につきましては,1本1,050円でございます。



◆議員(西次雄)  お礼の気持ちですから,幾らということはないと思うんですよ。先ほどございましたようにお手紙だけでお礼状というのもあるし,今申し上げました本市の場合は考え方としては特典ということもいえばそういうふうにいえるかなと思うんですけれども,私はその寄附をいただいたことで地域の産業に生かしたいという気持ちがあるもんですから,この質問をさしていただいたわけですが,ある町では寄附をいただいた中から,早く言えば,70%ぐらいを特典として返しているところもあるようでございます。というのは,そのことで寄附をされた方は喜んでやってるのかなと,あるいは,自分たちの地域にない特産品をいただけるということで寄附をしてるのかなという気もしないでもないんですけれども,そういう中で,地域の振興を図るためにはもっとそういうふうに寄附に対する特典に結びつく品物を多くあげて,もっと寄附が集まらないのかなと。そのことが,地域の産業が少しでも活性化するんではないかなというふうに思っているわけでございます。

 そういう中で,かごしま応援寄附金募集推進協議会というのもございますが,本市も入っていらっしゃるわけですが,これについては特典はないと思うんですが,いかがでしょうか。お伺いします。



◎企画課長(下薗宏一郎)  かごしま応援寄附金につきましては,鹿児島県を通じて南九州市を指定した方からの寄附金が,全体の6割が南九州市に寄附されるものでございます。私どもはこの方々にもお礼の品を贈っております。



◆議員(西次雄)  大変,今のお答えを聞きますといいことではないかと思います。要は県を通じてじゃなくて,入ってくるのは県を通じて6割が入ってくるということで,その方にも特典としてお礼を差し上げているということですので,それは受け取るほうは非常に気持ちが通じてるのかなというふうに思います。

 その中で1点だけお伺いしますが,このかごしま応援寄附金は南九州市を指定した場合は6割ですよね。無指定の場合も県を通じてきた分は県内各市に割り振られて,例えば,何%ぐらいでというのがわかれば,南九州市に指定してないんだけどその南九州市に割り振られたパーセントというのがわかれば教えていただきたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  かごしま応援寄附金の市町村交付金につきましては先ほど6割というふうに申し上げましたが,6割のうち4分の1が市町村数の均等割,あとの4分の3につきましては人口割で振り分けることになっております。



◆議員(西次雄)  今,人口割で来る分もあるということでございますが,県はどのくらい受け取られるんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  かごしま応援寄附金で県を通じて寄附されるものについては,市町村の指定がない場合も私は4割で,あと残りの6割は市町村に配分すると認識しております。



◆議員(西次雄)  4割は県のほうで活用さしていただくということでございますよと。

 そういう中で,確かに20年度から寄附額そのもの,あるいは,寄附者の数も増えておられるようですけれども,本市の場合は煎茶ということでやっていらっしゃるようですが,私は先ほどほかの市町村の事例を申し上げましたけれども,寄附された分のもう少しせめて半額分ぐらいを地域の特産品として地域に還元して,そのことでもうちょっと寄附も増えるのかなという気がしないでもないんですけれども。本市の農業も非常に厳しい状況がございます。特に,きのうの質問の中でもお茶等は非常に厳しいと。また,国のほうでも水田の転作を廃止しようというような話も出ているようでございます。川辺地域は特にお米が非常に多いわけですが,米の消費も非常に全国的には減ってきております。そういう中で,転作を廃止し,水田の活用を今後どうするのかというのは,当然国でも考えておられると思うんですけれども,私はもうちょっとこの特典にもっとお茶を,そして,お茶の健康の効果を記録したデータ等,あるいは,PR等を含めて,あるいはまた,お米についても地域の産業を守る,あるいは,少しでも地域の産業に貢献できる,そういうのをこの寄附の中からもっと考えられないのか,そこらを思うと,どうしてももうちょっとできないのかなという気がします。

 そういう中で,市長,どうでしょう。もっと特産品を何割かもっとあげて,地域の活性化につなげられないかと思うんですが,いかがでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  このふるさと納税につきましては,私どもの感触としては特典をあげたから寄附金が多く集まるというものではないというふうに感じております。かえって,もらったうちの70%もお返しすると失礼に当たるんじゃないかというふうに思っております。寄附をされる方は,こういった特典は全然気にしないでされる方がほとんどだというふうに認識をいたしております。先ほどそういう特典をもうちょっとあげたらと,例えば,商品名を言っちゃ何ですが,森伊蔵をあげるっちしたらそれは少しは集まるだろう,もう手に入らないようなものをお返しにするということであれば,それは少しはだけど,そんなに効果はない。こういう寄附をされる方はそんなのは度外視して本当にふるさとのためになけなしの金を贈ろうという人がほとんどだろうというふうに思っております。

 だから,できれば議員の提案されているような,例えば,これは各商店というわけにはいきませんので,農協のあれでこういう米はこういう宅配便もやっていますよと,南九州市にはお茶もあるんですよ,それから,サツマイモもあるんですよと,そういった農産物の紹介はこれからそういう御提案をヒントにいたしましてやっていかなければいけないんでしょうけども,この特典の額を上げる,お茶を1本やったところを2本やろうと,そういうことは余り効き目がない,これをやり過ぎるとかえって失礼なことになるというふうに私は認識をいたしております。



◆議員(西次雄)  市長のお考えを伺いましたけれども,しかし,制度としてある以上,利用している市町村が全国にはたくさんあるわけです。その中で,25年度で1億5,000万円も上げた市町村もあるということ。市長のおっしゃるように,確かに本来の気持ちはそういうことだと思います。それがもう寄附そのものでいえば,確かにそのとおりだと思います。ただ,全国ではそういういろんな市町村があるわけです,実際に。その中で,やっぱり地域の産業に生かしていると。先ほども申し上げましたように,お茶の低迷を考えると少しでもPRにもなるし,あるいは,そのことで消費が増えるかもしれない。先ほど申し上げましたように,こういうお茶の効能がありますよと,そういうのも入れてすれば,私はもっとそういう効果もあるんじゃないかと。

 それと,今,安倍政権になりましてアベノミクスが報道されておりましたけれども,最近は余り出ないんですけれども,円安で輸出産業は非常に潤っているようにみえます。そういう中で,やっぱり都市部ではある程度景気が回復してきているという感じの人も結構いるんじゃないかと思うんで,そういう中で,やっぱり今,市長がおっしゃったように,本当にの気持ちだけでされる人もいらっしゃるでしょうけれども,少し景気がよくなったと,余裕が出てきたと,じゃあ全国の特産品はどんなのがあるかなということで寄附をされる人もいるんじゃないかと思います。そのことは,ある町では1億5,000万円も集めたと,25年度で。そういうところもあるわけです。ですから,私は制度としてある以上は活用してもいいんじゃないかと。そのことが,特に我々の地域では人口も減っている,まだ我々の地域まではアベノミクスの経済効果は来てない,そういう中で,やり方の1つとしてはあると思うんですが,今後の検討課題とはいかないんでしょうか,お伺いします。



◎市長(霜出勘平)  この特典の額を上げるということは,これはいかがなもんかと思いますが,いろいろ御提案はいただきました特産物の紹介とか,それから,例えば,お茶は体にもいいですよと,こういう効果も出てるんですよと,そういうことはお礼状と一緒に差し上げるべきだろうと,これからそういう努力をしていくべきだろうというふうに思っております。

 こういう大きな特典があるから1億何千万円集まったということじゃなくて,たまたまそういうことだろうというふうに思っております。

 今年度,南九州市でも1千何百万円,全然南九州市に関係のない方から寄附もいただきました。これは世界記憶遺産の新聞記事を見て,それに使ってくださいということでいただいたんですが,その方にお礼をというようなことを言ったら,そういう気持ちでやってるんじゃないんだということで断られたということもありますので,やはりこれは皆さん方のその気持ちを大事にして,そして,この南九州市にはこういう特産物もありますよと,それだから,今後につきましてはこういったものも利用してくださいと,そういうような積極的な周知というんですか,特産品の紹介というんですか,そういったことに力を入れていったほうが私はいいのじゃないかなというふうに思っております。

 ただ,今やっておるこれはこのまま続けさしていただいて,さらにそういうようなことで紹介等を積極的にやる必要があるし,そしてまた,それぞれのいろんな機会を通じて,今でもこのふるさと納税というのはやってるんですよと,だから,皆さん方どうかそういうお気持ちがありましたら額の多少にかかわらずお願いをいたしますと,そういう広報は積極的にしていくべきだろうとこのように思います。



◆議員(西次雄)  市長の考え方をお伺いしました。

 考え方の相違といえばそれまでです。私自身はやっぱり他でやっていることをまねできるもんでありゃまねもして,そのことが地域の活性化,あるいは,地域の振興になるんであれば,私はやるべきできはないかという持論でございます。

 そういうことで,できましたらまた担当部局ででももうちょっと全国の状況を調べてみるぐらいはぜひしていただきたいと思います。たまたまだったのか,あるいは,そのほかにはもう,インターネットで調べてみますと全国にはたくさんそういう特典を設けて,地元の特産品をやっているところが非常に多いようでございます。私の持論としては,そういうのを活用して少しでも地域の産業に繋げていただければというふうな思いで,質問をいたしたところでございますので,また担当課ででもそういう状況も調べていただければありがたいと思います。この件については終わります。

 次に,合併特例措置の件でございます。

 先ほど,回答をいただきました。その中で,県の市長会を通じてそういう加入周知がなされたということでございましたが,それは全国あるいは県内の市長会で,じゃあそうしようということではなかったということでございますので,それぞれの自治体で判断すべきことだろうということです。

 私はやっぱり32年度までにはどうしても交付税がどんどん減っていくと,そういう中で,本市もいろいろ財政的には課題がたくさんあります。そういう中で,少しでも国に要望できるし,あるいは,消費税も26年度から上がるわけですけれども,そういうのも見込んで全国の市ではこういう連絡協議会を立ち上げたのかなという気もしないでもないんですけれども,やっぱり本音は財政的になかなか運営が苦しい,そういう中で,もうちょっと国に何とかならんのかという要望を出そうということで連絡協議会が立ち上がったと思っております。

 この中で,その組織に加入することは時期尚早ではないかということで回答しておりますけれども,県内の市町村で今後そういう組織ができた場合は検討するということでございますが,組織ができた場合は検討じゃなくて,もう加入できないんでしょうか。そこをちょっとお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  今回のこの島根県雲南市長さん方の動きは,これまでの合併特例措置を延長というような意味合いが強かったもんですから,もうそのことについては十分我々は認識した上で合併をしたわけですので,これはちょっとどうかなというような戸惑いがあったわけです。できれば新たな特例措置というものを考えていただいたほうが我々としてはいいんだがなというような思いもあったもんですから,それも県内全部の合併したところが加入はしておりませんでしたので,今回は見送ろうというような形でやったところです。

 先の九州市長会あたりでもこのことについてはいろいろと議論をされたようでございます。合併されないところも,我々は合併したくてもできなかったんだから,我々にもそういうような特例措置をつくってくれというような意見も出たようでございますが,これはどこの自治体もそのようなことを思っておるわけですので,今後新たなまた動きが出てくるんじゃないかなというふうに思っております。そのときには内容を精査して,加入したほうがいいという判断ができたら加入をしていきたいと,このように思っておるところです。



◆議員(西次雄)  国もたしか記憶が正確かどうかわかりませんけれども,来年度から消費税が上がることで,4兆円でしたか,5兆円規模の経済対策を打つということでございましたけれども,やっぱり我々の地域,特に地方部にいくと人口も減り,税収も少なくなる,そういう中で,少子高齢化,医療費は高騰する,そういう中で,やっぱり財政は難しくなるんじゃないかというふうに思います。財政計画も立てておられるわけですけれども,必ずしもそのとおりはいかないと思います。人口の推計も出ておりますけれども,そういう中で,我が市も財政的には非常に難しい運営をしているところでございます。やっぱり国へ消費税を上げることで,ある程度は要求していくべきかなという気がしております。そういう中で,この連絡協議会も立ち上がったのかなと。それ以前の問題も各市にはあるとは思っております。財政的に非常に運営が難しくなってきていると。だから,こういう対策を求める協議会ができたというふうに新聞報道もされておるようでございます。幸いにも本市は3つの町だけで合併して,割と範囲はそんなに広くない,2つの支所だけということでいいんですけれども,広い幾つもの市や町が合併して,4つも5つも支所があるというようなところは非常に運営が苦しいというような報道もされておるようです。

 そういう中でも,うちも余裕はないわけですので,今後もこういう国への要望というのも全国の市が一体となって取り組みを,あるいは,要望をしていけば,ある程度少しでも財政運営に効果が出てくるのかなという気がしたわけです。

 非常に苦しい市がこの協議会を立ち上げたとは思いますが,我々の市もこの財政運営には十分努力していただいて,要望できるものは要望していただいきたいという思いで,今回の質問は終わります。



○議長(森田隆志)  次に,竹迫毅議員。

  [18番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  どうも皆さんお疲れさまでございます。それでは,通告してあります2点について質問いたします。

 まず1問目ですが,ひまわりバスについて質問いたします。

 ひまわりバスの利用状況を示していただきたい。また,利用者の少ない路線への乗り合いタクシーの活用は考えられないか,答弁いただきたい。

 2問目ですが,降灰対策について質問いたします。

 農作物に対し,どのような降灰被害の発生が考えられるか,また,茶の降灰対策事業で実施する用水供給施設において,水が確保されない場合,補助対象外になるとのことでありますが,国・県に対して,補助対象とされるよう働きかける考えはないか,答弁いただきたい。

 あとは自席のほうで2回目はやっていきたいと思います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えいたします。

 1問目の,ひまわりバスについてでございます。

 ひまわりバスは,平成21年9月から運行しておりまして,年度別の利用状況は,平成21年度が3万352人,平成22年度が5万4,868人,平成23年度が5万8,363人,平成24年度が5万5,508人,平成25年度が10月末現在で3万1,992人,この4年間で延べ23万1,383人の方が利用をされておるようでございます。なお,乗車人数を運行回数で除した平均乗車人数は,4.13人となっております。

 現在,ひまわりバスは46系統で運行していますが,平成24年度で平均乗車人数が1人を下回っている運行路線が4系統あります。このため,ひまわりバスを運営している南九州市地域交通協議会では,利用者の少ない路線や空バス等の対策を講ずるため,本年度国庫補助金を活用いたしまして地域公共交通調査事業に取り組み,運行ダイヤ,運行経路及び乗り合いタクシーの導入の可能性等について調査事業を行っているところでございます。この調査は,平成26年3月には調査の結果と対策についての報告がなされる予定となっておりまして,この調査事業の成果をもとに南九州市地域交通協議会でその対策を協議することとなっております。

 同協議会の協議に当たりましては,平均乗車人数が低い既存路線につきましては,利用者への配慮,乗り合いタクシー導入による空バスの解消,路線の廃止,乗り合いタクシーの管理運営にかかる経費など,さまざまな視点から検討を行い,運行ダイヤ,運行経路及び乗り合いタクシーの導入などの見直しをお願いする考えでございます。

 次に,降灰対策についてお答えをいたします。

 近年,桜島の噴火活動が活発化いたしまして,4年連続で爆発回数も800回を超え,その規模も上空4,000メートルに達するなど,依然として沈静化する兆しがみられないことから,今後の動向が大変心配されるところでございます。

 降灰による農作物への被害につきましては,降灰の時期や作物の栽培時期によりまして大きく左右されるところでございますが,本市の農作物の被害といたしましては,野菜,たばこ,果樹,茶,花き,飼料作物等の被害が発生いたしております。灰が付着することで光合成の作用阻害による生育不良や生産量の減少,収穫期に灰の付着・混入による品質低下や商品性の低下が考えられます。特に,お茶につきましては,灰が付着した状態で摘採・製造を行うと,異物混入茶として取り引きがなされない状況でございます。また,平成24年度の降灰による農作物の被害額は19億5,000万円となっておりますが,そのうち,茶が15億1,000万円と,8割近くを占めている状況であり,降灰除去対策の強化を痛感いたしているところでございます。

 そのような中で,平成24年度,鹿児島,宮崎,両県を対象に,特殊自然災害対策施設緊急整備事業が新設をされまして,降灰除去施設の整備を積極的に行っているところでございます。茶の洗浄施設整備に当たりましては洗浄水の確保は必要不可欠でありまして,市の上水道利用に制限がある中で,水源確保はボーリングに頼るほかはないところでございます。

 これまでは水源が確保されていることを条件に用水施設及び配管施設が対象でありましたが,緊急経済対策として平成24年度繰越事業から水源確保のための井戸掘削が補助対象となったところであります。また,井戸掘削には多額の費用を要することから事業主体は負担が軽減され,非常にありがたい取り組みであるところでございます。しかしながら,国の見解は水源を確保できない場合は補助対象外となるとしておりまして,地域事業主体によりましては多額のリスクを覚悟で事業を進めざるを得ない状況でございます。

 今後,事業対象の範囲を拡大し,積極的に導入が進められるよう,県を通じて要望をしてまいりたいと,このように思っておるところでございます。

 以上で,答弁とさしていただきます。



◆議員(竹迫毅)  本当,あとにまだ質問者がいらっしゃいますので,何かこうプレッシャーを感じて,短くしたのがいいのか,長くしたほうがいいのか迷っているところでありますが,効率よくいきたいと思います。私の質問は,いつものように単発でいきます。しかし,1発で終わるんじゃありませんので,次から次といきますので,そのつもりで答弁いただきたい。

 このひまわりバスについてですが,走っているひまわりバスを見て,1人も乗っていないのを見たり,そういうのが珍しくないわけです。しかしながら,市民の利便性を考えたら,やっぱりひまわりバスは必要だということはもう感じるところです。

 そういう中で,実はこの質問に至ったのは,9月30日だったと思うんですが,松ヶ浦校区の東塩屋自治会,あそこに日置市藤本地区公民館の方が福祉の研修をしたいということで来られたんですよ。そんときにも私にも声がかかって,ぜひ出席しろということだったんです。その中で,日置市が乗り合いタクシーをやっているそうで,そして,日置市のその藤本地区公民館の役員の方々が,「本当,助かっていますよ,便利だよ」という話があったわけです。そしたら,東塩屋自治会のいろんな役員の方が来られていましたが,ぜひ南九州市でもそういうまねをするように働きかけてみろということがあったんです。そういうことがあって,こういう質問に至ったんです。

 そういうことで,答弁を見ますと,着々と射程距離というか,そういうものに入っているように思います。ですから,答弁にもありますように,とにかく調査をしてやらないといけないと思うんですが,実施計画まではできていないと思いますが,ほかのやってるとこなんかに問い合わせはしていないものかどうか。こういう乗り合いタクシーにもいろんな形があると思うんですが,そういう場合の試算とかはやっていないのかどうか,それを答弁いただきたい。



◎企画課長(下薗宏一郎)  先ほど,市長の中で現在乗り合いタクシーの導入により空バスの解消ができないか調査事業を行っているということでございます。これは現在地域の住民の分布状況,そういったもの,それと,現在乗車率を見ながら,今後どのような運行がいいのかというのを提案していただくことになっております。また,現在私どもに知らされているのは人口分布とかそういったことをもとに今現在進められている作業についての報告しかなされておりません。ですので,この事業については来年の3月31日までが事業の期間となっておりますので,そのときにならないとまだ詳しい内容についてはわからないところでございます。



◆議員(竹迫毅)  とにかく,私の言わんとするところは,やっぱこれは財政負担も考えにゃいかんということです。かといって,市民の利便性を損なうことにもならないというふうに私も思います。ですから,今,空バスで走っているような状況を解消して,その乗り合いタクシー,その日置市の場合も前日に委託を受けているタクシー会社のほうに電話で予約するんだということでした。そして,帰りはまたその乗った車に予約というようなことでやっているということでした。

 まあ考え方ですが,今100円ですか。ですけど,お金は市民からしたら安いに越したことはないですけど,その利便性から考えたら負担をまだ多くお願いするということも私はやってもいいんじゃないかなというふうに思います。

 そういうことで,前向きというかそういう準備をしているということですので,ぜひこれは前向きに調査の結果を踏まえて,もういろんな角度から検討せにゃいかんと思いますので,できるだけ早く実施すべきじゃないかと思うんです。その点について,市長,答弁いただきたいと思います。



◎副市長(鶴田康夫)  この件につきましては,南九州市地域公共交通協議会というところで,この機関でひまわりバスを運行しておりますので,私はその会長ですのでお答えさせていただきたいと思います。ひまわりバスの運行については,最初市民からいろんなアンケート調査をとったのをもとにして運行系統とか料金等を決めました。その後,やはりこの地域公共交通協議会でもこの空バスを走らせることについて,いろいろ意見がございました。そういった中で,路線系統の変更,2路線あるやつを1路線にしたり,例えば,拠点間バスの南九州市役所から松ヶ浦まで行くのを番所鼻公園まで延長させたり,あるいは,バス停の増設とかいろいろやってまいりました。それでもなかなか改善がみられないということで,一昨年デマンドバスについての研修を委員の人たちがしていただきました。そういった中で,デマンドバスの導入について,山下議員からも以前質問がございました。そういうこともありまして,もう1歩踏み込んだことをやらなければいけないということで,今コンサルにお願いして委託をしてやっているところでございます。

 そういうこともありますので,その結果をもとにして,なるべく何かそういうものができるように努力はしてみたいというふうに思っております。



◆議員(竹迫毅)  このデマンドバスというのも大きく分けて2通りあるようですが,私はこのデマンドバスという定義というか,そういうものはないようなふうに感じているんですが,そういう乗り合いタクシー,デマンドバス,そういうものにしても,十分調査研究をして,南九州市方式というようなものをばつくり上げてもいいと思うんですよ。

 そういうことで,独自なものをばつくるような考え方でやるべきじゃないかと思いますが,その点についてもう1回答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  今,副市長からも答弁をしていただきましたが,この乗り合いタクシーついても先ほどもお答えいたしたとおり,この協議会の協議に当たりましてやはりそういった導入ができないか,そしてまた,管理運営にかかる経費などどれぐらいかかるのかというようなことを,もうこれは積極的に協議をしてもらって,そして,できればこのことが実現できればというふうに思っておりますので,そのことについてはこれから積極的に協議をしていきたいと,このように思っております。



◆議員(竹迫毅)  それでこのひまわりバスについては,一応終わりたいと思います。また何か考えが出ましたら,また返るかもしれませんが。

 それでは,2問目の降灰対策について質問いたします。

 今回の補正でも減額補正が出ているわけですが,この降灰対策,用水確保を,この点について本当にこれはお茶については深刻な問題だと思います。ほかの作物もいろいろあると思うんですが,やはり先ほどの市長の答弁でも農作物の被害の8割をお茶が占めているという答弁だったところですが,そういうことからいたしますと,本当ことしも茶の価格が安くて大変だということは,これは35億円ですか,減収というようなことが昨日の同僚議員の質問でもありましたが,これは1番茶,2番茶あたりで灰を被ったと,それを洗えもしないということになったら,これは農家も本当一番大変ですが,本市においての税収にも大きく響くと思うんですよ。そういうことから,何とか降灰対策をば抜本的な対策はできないものかというふうに思って,こういう質問をしているところです。

 ですから,とにかくその補助事業とするように働きかけるということには,これはもう異論はないということですので,ぜひこれは強力に働きかけをしていただきたいと思います。そうしないと,思い切ったことができないわけですよ。水が出んかったら補助事業になりませんよと。その水だけでも補助対象になったら,やってみようかと思う生産者,茶工場もあるはずだと私は思ってるんですよ。ですから,この点については引き続き働きかけをしていただきたい。

 それと,私も何とかこういう方法はないもんかなと思って,田中部長にも話をしたことがあるんですが,何とか共同利用の洗浄施設,そういうものはできないものかということを思っていましたので話をしましたら,いろいろ問題があるというような話だったんですよ。そういうことで,確か部長と話したときには,洗ってすぐ加工工程に流さないとだめだという話だったと思うんですが,その点,やっぱり変わりないですか,どうですか。



◎農林水産部長(田中泉)  ただいま御質問がございました共同施設で生葉を洗浄して,各茶工場にというような話でしたけれども,現段階では生葉を洗浄,脱水した場合,すぐに製造ラインに乗せなければ生葉の品質が低下いたしますので,現段階の技術としては洗浄,脱水,そのラインで製造ラインに乗せ込むというのが一番いい方法だというふうに思っております。



◆議員(竹迫毅)  そういうことになりますと,これは困ったことになるんですが,何かそういう技術的な面を解消する方法はないのかなと,素人なりにもこう思います。ですから,やはりこれはこの農業分野だけじゃなくて,ほかの分野で何かそういう技術というかアイデアとか持ったところや営業所も案外あるのかもしれません。そういうことで,私はそういうものをば,これは本市だけでどうこうできるもんじゃないと思います。しかし,県とかJA,それから,県の茶業の団体もあるわけです。もうこれは見込みないぞということで諦めるんじゃなくて,やはりそういう当てもないところをば模索というかそういうことを,やっぱりこれは本市にとってはもうどこよりもやらんないかんのじゃないかというふうに思います。そういうことで,その点についてどうですか。



◎市長(霜出勘平)  先ほども県を通じて積極的にそういう動きをしていきたいというお答えもいたしましたが,それだけでもなくて,今,幸いなことに県選出の国会議員も農林関係の要職にたくさんついていらっしゃいますので,南九州市といたしましても,茶業振興会,JA,行政と,この3者が一体になって,南九州市としての動きもしていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。だから,県を通じたり,南九州市自体でやったり,いろんな動きをしながら,洗浄がきちっと決まらないことには異物混入ということで返品をされるわけですので,このことは完全な灰の除去ができるような,そういう洗浄施設をつくっていかなきゃいかんわけです。それにはまず水が不可欠なわけですので,このことについては南九州市内のいろんな方々と協力して,この実現方に向かって積極的に動いていきたいと,このように思っております。



◆議員(竹迫毅)  それと,この水の利用で昨日も同僚議員のほうから畑かんの水の利用というようなこともできないかということがありましたが,なかなか市長答弁でも厳しいというような答弁だったと認識しているんですが,この畑かんの水の利用が可能になっても,何かその水質も問題があるというような話も聞いておりますが,その辺はどうなんですか。



◎農林水産部長(田中泉)  畑かんの水源につきましては,池田湖の水でございます。あくまでも雨水,地下水等が混合した水ということで,ISOを取得している茶工場につきましては洗浄機には使用しておりませんので,洗浄水としての水の利用は難しいかというふうに思っております。ただ,スプリンクラーによる茶園での洗浄がベストじゃなかろうかというふうに思っております。



◆議員(竹迫毅)  洗浄機では利用できないということですが,これもその水質云々ということであれば,それをばろ過というかそういうものの技術はあると思うんですよ。しかし,コストの問題だろうと思います。そういうことで,これも本当,分野を越えた協力というか,技術,アイデアが必要だろうと思いますよ。

 本当このことで思うんですが,やはりこの視野を広げて,どこにどういうアイデア,そういうものがあるかわからんわけですから,そういうことにもアンテナを高くというか,視野を広げて取り組んでいくべきだというふうに思いますが,この点についても答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  ほかの作物もそうなんですが,特にこのお茶は本市の基幹作物でありますので,この茶業が活発であるかないかということは市の元気さにも影響してくるわけですので,これは何とかそういったことで,きれいなお茶を自信を持って出荷ができるような体制をとっていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 先ほどの池田湖の水,それから,水以外でもいろんなそういう除去方法も模索しながら,いいお茶を,おいしいお茶を,南九州市の安心・安全なお茶を早期に消費者の皆さんに供給ができる体制をとっていきたいと,このように思っております。



◆議員(竹迫毅)  私は旧知覧町時代からも言ってきたことなんですが,旧知覧町も農業立町ということできたわけですが,この南九州市でもその農業立町と,ほかの観光とかいろんな商売とかあるんですが,やっぱり農業が柱だというふうに私は思っております。そういうことで,農業,農家が元気がないと南九州市全体の元気がなくなるというふうに私は思っております。言うんですが,農家が元気よかったら新築もある,増改築もある,車も買いかえる,農機具も買いかえる,そして,スナックも繁盛する,そして,スナックとかいろんな宴会場がありますがそういうところも繁盛する,そしたら,今度は車代行も潤うわけです。代行の運転手さんも言っていますが,「最近お茶がわいかればな,あんま,お茶んしのお客さんがおらんどな」という話をば代行の方がされたこともありますが,まさにそのとおりだと思うんですよ。ですから,農業だけ,お茶だけと決して言ってるんじゃないですけど,もうやっぱ農業が本当元気の源だと思っていますので,いろんな角度からこの洗浄に限らず農政については目配り,気配りをしていくべきだと思いますが,最後になりますが,市長の答弁をいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  今,茶業振興会の皆さん方も銘柄統一も28年からやっていこうと,知覧茶でいこうというような決意もされておりますし,そしてまた,JAにおきましては仕上げ工場も拡張して,立派なものをつくっていくんだというようなことを計画をされておるようでございますので,そういった今のこの皆さん方のやる気をそがないような,そういう対策を立てていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 そういったことで,今御指摘ありました諸々のこと等を,十分これが現実のものになるように努力をしてまいりたいと,このように思っております。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時10分休憩

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午後2時20分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,内園知恵子議員。

  [2番議員内園知恵子登壇]



◆議員(内園知恵子)  皆さん,お疲れさまです。

 先に通告してありました一般質問をいたします。

 まず初めに,医療費の窓口無料化についてです。

 乳幼児医療費助成制度,ひとり親家庭医療費助成制度,重度心身障害者医療費助成制度において,受給者が医療機関窓口で自己負担分を一旦支払い,市が後日助成する方式から,市が直接医療機関に支払う方式,現物方式といいますが,変更するよう県に働きかける考えはないでしょうか,お伺いいたします。

 2つ目に,学校給食費について。

 まず1つ,教育費の無償化は世界の流れになっております。また,憲法第26条第2項では義務教育は無償とするとされている中で,給食費などを徴収している。このことについて市長及び教育長のお考えをお聞かせください。

 2つ目に,子育て世代の経済的負担を軽減するために,児童生徒数2人以上の世帯の2人目の給食費を半額に,3人目以降を無償とする考えはないでしょうか,お尋ねいたします。

 次,武家屋敷群にかかわるトイレ改修についてです。

 武家屋敷への入り込み客数が平成24年度は22万人に達しています。そんな中,観光客から女子トイレの洋式化を望む声が聞かれます。改修する考えはないでしょうか,お尋ねいたします。

 4つ目は,農地・農業用施設災害復旧についてです。

 農地・農業用施設災害復旧事業において,復旧費40万円以下の小災害は国庫補助対象外となります。農業振興の立場から,市独自の助成制度を設ける考えはないでしょうか,お尋ねいたします。

 あとは自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  質問にお答えをいたします。

 まず,医療費の窓口無料化についてでございますが,このことにつきましては以前に同様の質問をいただいておりますが,本市では子ども医療費助成は自動償還払い方式を,ひとり親家庭医療費助成と重度心身障害者医療費助成につきましては償還払い方式をとっているところでございます。

 自動償還払い方式は,国保連合会が仲介することでシステムとして確立しているもので,利用者の負担軽減のために県が平成19年から導入をいたしております。現状では窓口負担無料化あるいは減額化する現物給付方式とすると,この無料化相当分が国民健康保険の国庫負担金を算定する際に減額をされます。これは逼迫している国保財政に少なからず影響を及ぼします。さらに,鹿児島県は乳幼児医療費助成事業として県が補助する部分について,現物給付方式を採用する市町村へは補助しない方針を示しているところでありまして,平成24年度実績で見た場合,県補助金分の約1,300万円が市単独助成に振りかえられ,市の財政負担が増えることとなります。

 現物給付方式は助成を受ける側に関しましてはコスト意識が希薄となることが懸念され,病気に対する予防の怠りや安易な受診につながり,このことが医師の疲弊と医療費の増加に結びつくと考えられております。単に利用者側の利便性や安心感だけではなく,その制度が社会によい影響をもたらすのかも検証すべきと考え,受診の適正化という観点から,現行制度の中ではこの自動償還払い方式が利用者にとっても市にとっても最善と考えております。

 学校給食費についてお答えをいたしますが,私のほうからは(1)についてお答えいたします。

 義務教育の無償化につきましては,憲法第26条第2項の規定を受け,教育基本法第5条第4項に基づき,義務教育の無償の意味を国公立義務教育諸学校における授業料不徴収ということで明確にしております。判例でも,昭和39年2月26日,最高裁判決において,憲法の義務教育無償の規定は授業料のほかに教科書学用品,その他教育に必要な一切の費用まで無償にしなければならないことを定めていないという判決が出ています。このようなことから,現在では給食費につきましては義務教育の無償に当たらないと考えております。

 なお,親には憲法以前の自然権として親の教育権が存在すると考えられているとともに,民法第820条及び児童の権利に関する条約第18条第1項に親の教育義務及び児童の養育,発達の第一義的な責任が明記されているところでありまして,給食費につきましては親の責任に負うものと解しておるところでございます。

 3問目の,武家屋敷群に係るトイレ改修についてでございますが,総務省の発表している住宅における洋式トイレの保有率は,平成20年度で全国平均89.6%となっており,国民生活に洋式トイレの利用が浸透していることがうかがわれます。また,全国的には観光地トイレの洋式化を推進する県もあり,時代の流れからすると洋式トイレの需要は高いと考えられます。

 御質問の武家屋敷周辺には6カ所のトイレがありまして,全てのトイレに洋式便器が設置されておりますが,洋式便器が身障者用のみ設置されているトイレもあり,健常者が身障者用のトイレを利用している状況もあることから,既設トイレの洋式化について利用頻度や便器全体の数,改修費用などを勘案しながら検討してまいりたいと思います。

 4番目の,農地・農業用施設災害復旧についてお答えいたします。

 農地・農業用施設災害復旧事業は,異常気象によって災害を被った農地及び農業用施設を原形に復旧することを目的とする工事で,国庫補助の対象となる条件の中に1カ所の工事費用が40万円以上と定義されているところでございます。

 現在,条件に該当しない災害で排水路及び道路等の農業用施設は,公共性が高く,受益者の確定が難しいため,復旧については市の単独予算で対応しておりますが,農地災害につきましては個人の財産であることから,所有者にお願いしているところでございます。

 今後,農地の小災害につきましては,所有者の経費軽減につながるよう土のう袋等の支給について検討してまいりたいと考えております。

 以上で私からの答弁とさしていただきます。



◎教育長(小野義記)  学校給食についての見解等をお答えいたしたいと思います。

 まず初めに,憲法で規定されています義務教育は無償とされている中での給食費徴収に関する見解を述べたいと思います。

 学校給食につきましては,学校給食法により義務教育諸学校の設置者に対し,学校給食実施の任務及び設備経費,運営経費の負担を定めております。この規定に従い,南九州市におきましても学校給食センターの人件費,光熱水費,施設管理費等については一般会計から支出しており,平成20年度実績では子ども1人当たり約4万6,000円,総額約1億5,380万円を支出している状況であります。なお,同法におきまして,設置者が負担すべき経費以外の学校給食に関する経費は,児童または生徒の保護者の負担とすることが規定されております。

 現在,南九州市が徴収しています給食費については食材料費のみであり,親の教育権の一部として受益者負担の原則に基づき,徴収すべきものと考えております。

 2番目に,子育て世代の経済的負担を軽減のために,2人目の給食費を半額,3人目以降の子どもの給食を無償にする考えはないかということについてお答えいたします。

 児童生徒の保護者の経済的負担軽減につきましては,学校教育法第19条に,経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童または学齢生徒の保護者に対しては,市町村は必要な援助を与えなければならないと規定されており,学校給食の援助等も行われています。

 学校給食の援助については,生活保護世帯には生活保護による給食費の支給,準要保護者には就学援助制度による給食費の助成,障害のある児童生徒の保護者には特別支援教育就学奨励費による給食費の援助などがあります。これらの実施により,その家庭の状況に応じた給食費の経済的負担は行われていると考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時34分休憩

───────────

午後2時37分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(内園知恵子)  一般質問に対して,医療費の窓口無料化についての御質問に対してですが,このことについては市としては難しいというような答弁をいただきましたが,よその県では全国では7県だけしか残ってないし,九州地区では沖縄と鹿児島だけが償還払い方式をとっているということです。

 それで,ぜひ市長に県のほうに上げていただきたいというお願いなんです。

 重度心身障害者医療費助成の場合は,申請者は市役所に資料をもらいに来て,病院で証明をいただいて,また再度市役所に提出をしなければならないと。重度心身障害者ですので1人ではできないということで,家族の方か誰かがついてきてこういう行動をしなければならないということや,月末などにお金がないときに安心して病院に行けるようにしてほしいと,手遅れになるとなお一層負担が大きくなりますので,初診を早くするために病院の窓口で無料にしてほしいというこのような用件です。

 市長は元町長の時代に,県下で第1号に乳幼児医療費を無料にするということをしてくださいました。このような先進地の市長であります。今や全県に乳幼児医療費助成制度が波及しており,霜出市長のリーダーシップが勇気を持ってやってくださったことがここまで引き上げてまいりました。

 九州地区では熊本や宮崎のほうから鹿児島に引っ越してきた方が,こんなに面倒くさいですかということで言われたというようなこともあります。ぜひとも先進地の市長として政治力を発揮し,県に要請してくださることを強く要請いたしまして,ここの場合は進ませていただきます。

 一言,県の言い分と,市長も先ほど御答弁くださいましたが,コスト意識を持ってもらうために償還払いをしているんだというような答弁もありましたけども,上海路線の維持のために多くの県民が反対してるにもかかわらず,これも公費を使って上海研修の実行をいたしました。それから,スーパーアリーナ建設に300億円もかけるという提案をしたりしておりますので,こういうことよりは子どもたちのことが大切じゃないか,福祉が大切じゃないかということで,ぜひとも市長には先進地の市長として,沖縄と鹿児島しか残っておりませんので,県に上げていただきたいというお願いします。

 次に,給食費について,学校給食費は教育費の中の1つとして教育費の徴収をしていることに対してどうでしょうかというお二人に御答弁をいただきましたが,これは別に間違っていることではないというような答弁でありました。

 憲法で学校給食費を必ずしもこれを無償にすることを違反とはしないというふうに,国が書いております。それで,山梨県の早川町というところは,昨年4月から教育費の完全無償化を実現しています。山梨県早川町というところは,教育長の呼びかけで無償化検討会議が結成され,協議を経て町長に報告書を提出。「無償化は我が国の教育行政の源となるものであると確信。未来を担う子どもたちは町民全体で育てていくという理念のもと,義務教育費に保護者からの負担を求めず,全額公費で」と書かれています。議会では全員一致で可決し,給食費,教材費,修学旅行費などを含め,教育費の完全無償化が実現されているそうです。

 こういうことからも考えて,子どもの給食費をいただくということに関してこういうところもあるので考えていただきたいという提言です。

 2つ目に,子育て世代の経済的負担を軽減するためにということで,給食費の助成が可能な根拠としましては,学校給食法第11条経費の負担というところで書かれております。「学校給食費の実施に必要な施設及び設備に要する経費並びに学校給食の運営に要する経費のうち政令で定めるものは義務教育諸学校の設置者の負担とする」とあり,規定についても助成を禁止する意図ではないと政府自身がはっきり述べております。

 このように述べておりますが,学校給食費の助成の実施している事例などもたくさんあります。調べ方が弱かったので,これ以上まだあるかもしれませんが,最も早く山口県の和木町は無償化をしております。1951年からだそうです。2006年には北海道の三笠市が無償としております。2009年には茨城県の大子町というところがしております。2010年には埼玉県の滑川町,ここは町長選に2人の候補者が給食費を無償にするという公約をしまして,どっちが通っても給食費が無料になるということになってましたので,その結果,2011年から小学校,中学校,保育園,幼稚園の給食費無料になっています。また,私たちの身近なところでは,先月行われました鹿児島県霧島市の市長選では市の繁栄は市民の幸せからと,第2子以降の小中学生の給食費は無料にすると公約された候補者がおりました。今やこのようなことが挙がっております。

 南九州市では給食費の滞納,未納があるということをお聞きしましたが,どのような方々がこのような滞納,未納をされているんでしょうか,お尋ねいたします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  それでは,今の質問にお答えいたします。

 まず,無償化及び議員が提言された2人目半額,3人目無償ということでございますけれども,子どもたちを国,地域で育てていかなければならないことはそのとおりでございます。ただ,給食費につきましては,市長,教育長が答弁の中で説明しましたとおり,親の教育権の一部と解釈しているところでございます。

 そして,給食費の負担軽減を行いますと,それに伴って給食費を補填する予算が生じます。議員が提言しています2人目半額,3人目以降無償とした場合,平成25年11月1日現在における世帯構成で試算しますと,年額約2,600万円の予算が必要となります。市の歳入で大きなウエートを占めます地方交付税の減額が見込まれる中で,一般財源を充てることは大きな負担と考えているところでございます。

 また,市全体から見た一部のみの負担軽減を行うことは,受益者負担の原則に反する懸念を生じるというふうに考えております。

 続きまして,未納者がどういう方かということでございますけれども,一応議員のほうに未納者等の資料提出を求められまして提出している状況がございますけれども,平成25年11月25日現在の未納者の状況で申しますと,今現在,児童手当で給食費を支払われる方がおります。未納者的には平成25年度の現年度で148名の児童生徒が未納という形になっておりますが,この方につきましては児童手当で給食費を支払われる方がおりまして,児童手当につきましては10月10日で支給されております。その関係で,その方々につきましては9月の給食費の分は支払われておりますけれども,10月以降の分につきましては児童手当2月分を予定しておりまして,その方々が未納という状況で数字的には上がっております。そういう方が未納の大きな部分を占めているところでございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  済いません,聞き方が悪かったです。

 数字ももちろんですが,このような家庭の方はどのような生活をされている人たちが未納なんでしょうかというふうにお尋ねすればよかったんですけど,どのような方が未納になっているんでしょうかということです。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  未納になっている方の家庭がどのような状況かという質問でございますけれども,その家庭の状況まで調べておりません。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  わかりました。

 これは南九州市の話ではありませんが,鹿児島県の話です。何度督促しても応じない家庭については,家庭訪問をしたら電気,ガス,水道がとめられ,保護者はおらず,子どもだけが暗い部屋にうずくまっていたと。まさに払いたくても払えない状況じゃないでしょうかと思います。また,子ども同士でも未納の問題が話題になり,給食泥棒,食い逃げ,このような言葉を浴びせられ,いじめの原因にもなっているという,これは鹿児島県のお話です,南九州市ではありませんが。このようなことがやはり鹿児島県でもおきてます。

 今,どのような方かって言われたらちょっとプライバシーの侵害になるかもしれませんのであれですが,もう払いたくても払えない人というのはやはり督促をしてもなかなか応じられない方がいるのではないかと思います。

 督促というのはどういう形でされているんでしょうか,お尋ねいたします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  給食費の徴収につきましては,口座振替を基本に納付書払い等による徴収を行っております。口座振替者は再振りでの未納,納付書払い者につきましては納期限後の未納に対し催告書を送付しているところでございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  引き落としでしているということでしたが,引き落としをしてもまだ引き落とせないという家庭もあるわけですよね。それでそういう方が滞納になっていくんじゃないかと思います。

 この学校給食費の無償化を求めて,貧困家庭には就学援助があると先ほども答弁の中でありましたが,このような制度が十分機能しているとは言い切れませんので,学校給食は貧困家庭の子どもたちへの給付として始まり,戦中,戦後の食料難を経験する中で全ての子どもを対象にして拡大されたということです。

 学校給食法では,食材にかかわる部分は保護者負担とすることが一般化されてきましたが,現実に払いたくても払いきれない家庭が増えているという中,改善を求めていただきたいと思うのですけども,この件について何か改善方法というものはありますでしょうか,お尋ねいたします。



◎教育長(小野義記)  先ほども答弁いたしましたように,給食費等で非常に困っていらっしゃる家庭等を対象にして準要保護というのをやっていますけども,現在やっているよりももっと細やかに準要保護の対象者を選ぶということは大事だと思います。

 今現在,学校からと,それから,本人からの申請と,あるいは,地域からの申請等で上がってきていますけども,現在いわゆる所得税等を参考にしながら準要保護を決定しているわけです。ですから,あれを見た限りでは,全てが給食費が払えないという状況ではないような気がするんです。そういう人もいらっしゃるかもしれませんけども。そういうことを考えますと,先ほど言いましたようにもう少し細やかにそういう困窮者の方々を救うような,いわゆる申請をしていただかなければいけないだろうと思っております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  滞納者があった場合のそのお金というのは,補填方法として何もされてないということは結局はたまっていくだけですか。どうなんでしょうか,お願いします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  一応未納者につきましては,こちらのほうでも徴収等行っておりまして,なるべく給食費の未納がないように徴収を行っているところでございます。

 今までの説明でもありましたけれども,児童手当受給対象保護者の同意のもとにおきまして,児童手当支給担当部署との連携を図りながら児童手当からの徴収も行っております。また,長期滞納者につきましては,給食センター職員2名1組によりまして夜間等の臨戸徴収を行いまして給食費の徴収,また,分割納入計画を記した納付誓約書の提出をお願いしております。

 そのようなことによりまして,未納額が少なくなるように努力しているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  戸別訪問をして,やはり少しは効果が上がっているということでしょうか,もう一度お尋ねいたします。



◎学校給食センター所長(松窪和文)  少しずつではありますが,徴収を行っております。



◆議員(内園知恵子)  なかなか滞納してしまえば徴収することが難しいということで,生活保護やその児童手当などを当てにして,そこからいただいているということなんですが,反対の立場から言いますと,よか車に乗って,よか洋服を着て,携帯電話を持って,それでも払わないという人もいるということをよく耳にしますけど,そういう方はしっかりと家まで訪ねてもらって,そういうのを見れば職員の方は本当にこの人は払えないんだな,払いたくても払えないんだなという人と,いや,この人は払えるはずなのにというのは見分けがつくと思うんですよ。そういうのを,払えない人には払わなくていいようにしてくれ,払いたい人からは取れというんじゃなくて,全体的にやっぱり第1子は自分の保護者のあれでしたとしても,第2子目からは半額ぐらいにはどうでしょうかということで提案させていただきましたが,第2子目の割合としていきますと,48%ぐらいが児童生徒の複数家庭と複数世帯ということになっていますので,このぐらいだったら。こういうことをすることによって子どもが増えたり,若者が戻ってきたりというようなまちもあるようです。

 そういうことをやっぱり福祉に優しい市にしてほしいということと,やっぱり給食というのは子どもたちが楽しみにしていて,温かくておいしい給食を誰にも気兼ねなく食べれるように,それこそお金を払ってない人は楽しみだった給食時間になれば保健室に行っているというような話も聞こえてきました。教育の一環としてこういうことがないようにしていただきたいということで,これもぜひとも市長考えていただきたいと思うんですけど,今までの話を聞いててどうだったでしょうか,一言お願いします。



◎市長(霜出勘平)  先ほど教育長の答弁の中で,学校給食費の援助等には生活保護世帯には生活保護費の支給,準要保護者には就学援助制度による給食費の助成,障害のある児童生徒の保護者には特別支援教育奨励費による給食費の補助ということで,明確にこの給食費として補助をしているわけですので,こういったことで給食費については払っていただかなければならないのじゃないかなと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  答弁はいただきましたが,それでも払えない人がいるということで滞納者が増えているんだと思いますので,その辺のところをもう1歩踏み入れて考えていただきたいと思います。

 それでは,次に進みます。3番目の武家屋敷群に係るトイレ改修についてです。

 知覧町は観光施設としてトイレを6カ所設置してあるということでしたが,この武家屋敷通りの上郡公民館の前ということになっておりましたが,洋式トイレが男女1つずつ設置されていますということで,大型バスで来られた方々はガイドさんの説明とかがありまして,武家屋敷通り内に洋式トイレがあるということはわかるかもしれませんが,個人で来られた方々はやはり市役所西側駐車場などに来られるんではないでしょうかと考えられます。そこでトイレを済ませてから安心して武家屋敷群を回っていかれるんじゃないかと考えられますが,その西側駐車場のトイレに3つあるんですけど,洋式が1つもないんです。身体障害者のトイレはありますけども,トイレがあって徴収所,隣なもんですから,ちょっと目につかないということもあって探さなければ,もうちょっと大きな看板でも何か設置していただけるか,そうすればとも思いますけども,やはり健常者が身体障害者のトイレを使うということはちょっと気を使うんじゃないかなと。もし本当に必要な方が来られたときに入れないということに対してと思いますので,3つある中の1つぐらいは改修していただけたらなと考えます。

 そういうふうにトイレをしてほしいと言っていた方が,またリピーターとして友達でも連れてきたときに,何年前に私言ってたんだけど,まだ変わってないというようなことのないように,ぜひ考えてほしいなと思います。

 それから,女性の場合は旅をするときはスカートじゃなくてスラックスで,和式だとズボンの裾がぬれるというようなことがありまして,洋式を選ぶという理由もあるそうです。そういうことからも考えていただければなと思います。

 これは観光地に観光者が要望していったことですので,ひとつ考えていただきたいと思います。

 先日は平和会館の近くの観光案内所に行って,いろいろ訪ねてみました。身体障害者のトイレもありますし,普通のトイレの中にまた洋式トイレもありました。「平和会館の中に行ってみて,山形屋と同じようにきれいなトイレだよ」って言われたもんですから,早速うかがってみました。男性のほうはうかがいませんでしたが,女性のほうのトイレは8つある中に6つ洋式トイレで,本当にきれいなトイレでした。ああいうところを使っていかれた方々は,本当に気持ちよく見て帰られるんじゃないかなということを私も感じましたので,ぜひせめて西側駐車場に3つある中の1つを洋式に改修していただければなと思うところですが,一言お願いします。



◎市長(霜出勘平)  先ほどもお答えいたしましたように,もうこれはやはり最近は洋式トイレというのが普及をしております。全国平均も89.6%になっておるようでございますので,このことについては和式も残しておかなければいけない,やはり和式をいつも使っていらっしゃる方は洋式じゃ出ないという人もいらっしゃるようですので,和式も残しながら洋式化を進めていかなければいけないもう御時世になっているんじゃないかなというふうに思っております。

 いろんな改修費用などもかかるわけですので,そういったことも財源を見つけながら,1つずつでも改修していかなければいけないのじゃないかと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  ぜひ検討してみてください。

 それでは,4番目の農地・農業用施設災害復旧についてですが,これは平成25年9月2日の台風により,1時間に120ミリの雨が降り,その雨が農道を流れ落ち,側溝がないので直接茶畑の中に流れ込み,茶畑の中を通り土手を崩して低いほうに水は流れていったものと考えられます。土羽が2カ所ございました。機械作業では危険なので余り近くまでは入れないということで,バックで戻ってきてまた次の列に前進していくというような形をとっている農作業をしておりました。ロスも多く,早く市の力も貸していただきたいという要望でありましたが,こういう復旧作業はないということで先ほども御答弁いただきましたが,先日私は対県交渉の中でこれと同じことを県の土木課の方とお話しをさせていただきましたが,このことについては市町村のほうでやってくれるはずですと,いろんなことを組み合わせてできるはずですから,相談してみなさいということしたが,どうでしょうか。



◎耕地課長(吉満峰治)  今,議員が御指摘の場所につきましては,私が聞いた範囲では自分で造成をして,前山林だったところを茶園にしたということで聞いているところでございまして,造成した場合には切り土面,盛り土面というのはやはり基準の勾配というのがありますので,そういう形でしていただかないと,ただ崩れたから災害でかけますという形にはちょっといかないのかなと,難しいのかなという判断はいたしております。

 それと,災害の適用の中に適用外ということで,維持管理不良なものは適用外ですよと。自分の農地は自分で守るためには,やはり適切な維持管理が必要な部分がありますので,その辺はしっかりしていただいた形で,降雨があった場合に災害したら復旧するという形が適切じゃないかというふうに考えているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  先ほどのお茶の関係のお話の中でも,お茶は本市の基幹産業であり,力を入れていきたいというような市長の答弁もありましたし,やる気をそがないように努力しますという言葉もいただいたところですが,これもまたよその県のことなんですけども,島根県の邑南町は8月末に同町を襲った豪雨災害の農地・農業用施設復旧で,13万円未満も対象に町独自の営農支援事業を設けたということです。建設課長補佐は,工事費13万円未満のものでも対象になると,このような場合があるので,確認作業をしながら対象外であってもほかの補助事業を使えるようにしていきたいと答えてます。

 このような形にはできないのか,お尋ねいたします。



◎耕地課長(吉満峰治)  耕地災害の場合ですけれども,13万円以上40万円未満というのも対象になる場合がありますけれども,これにつきましては暫定法で激甚指定にされないと国庫補助対象にならないということですので,激甚指定にならなければもう40万円以上が国庫補助の対象という形でございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  こういう場合はもう自分で直すしかないということですか,お尋ねいたします。



◎耕地課長(吉満峰治)  現在のところは施設につきましては,市長答弁でもございましたように市のほうで対応はしております。農地につきましてはやはり個人財産ということで,40万円以下につきましてはもう個人の方にお願いをしているということでございまして,近隣市町も調べてみましたけれども,南さつま市,枕崎市,指宿市,同様でございまして,ただし,土のう袋等について支給をしているようでございますので,今後南九州市といたしましても支給できないかということで検討したいというふうに考えているところでございます。



◆議員(内園知恵子)  土のうは支給してくださるということで,先ほどの答弁にもありましたが,少しでもその農家の負担にならないように助けていただければと思います。

 せっかくやる気で頑張っているところを,もう機械も入れないというような状態でありましたので,何らかの形で支援していただける方策はないだろうかということで,このような質問を出してみましたが,もうこれここだけではないと思います。そいで,あそこは側溝がなかったんですよ。側溝がないがために,畑に全部砂利ごと流れていくわけですよ,農道を通って。そういうところは側溝をしていただくというようなことはお考えにならないでしょうか,お尋ねいたします。



◎耕地課長(吉満峰治)  土のう袋を支給すると言いましたけれども,それも今から検討したいということですので,支給するということではございませんので。

 それと,排水路等についての整備ですけれども,やはりそこの受益者の方々がいらっしゃると思いますが,その方々の代表者でも構いませんので,側溝整備の要望書を出していただければ補助事業に係らないかということで耕地課のほうでまた検討はしたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  少し光が見えてきました。ありがとうございます。

 これで私の質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,山下つきみ議員。

  [14番議員山下つきみ登壇]



◆議員(山下つきみ)  私の質問でありますが,このふるさと納税については先に同僚議員が質問をされました。市長の答弁は現状維持のような答弁に私は受け取りましたけれども,改めて私なりに質問,提言をして,1歩進んだ答弁を期待したいと思います。

 御承知のとおり,このふるさと納税制度とは,地方間格差や過疎化などにより税収の減少に悩む自治体に対し,その格差是正を推進するための新構想として平成20年4月の地方税法改正により5月から導入された制度であります。それぞれの自治体がインターネットなどで発信されているふるさと納税の事業に貢献したい,応援したいという納税者の思いをその地方公共団体への寄附金という形であらわしたときに,額に応じた税の控除が受けられるというものであります。寄附額によって特産品,お礼ですが,もらえるということ,それから,出身地以外でも可能であるということ,税金が控除される,税の使い道を寄附者自身で決めることができる,複数の自治体が選べるなどの特徴が情報として広く知られるようになりました。その土地にゆかりがなくても納税できることから,自治体によりましては今や貴重な新規財源となっているところもありまして,あの手この手の知恵を絞ってアピールを行っています。

 そこで,通告してあります次のことについて質問をいたします。

 1つ目に,ふるさと納税制度が平成20年5月に導入されました。本市では6月から導入されてるわけですが,これまでの実績とどのような事業に生かされたかを示していただきたい。

 2つ目に,多くの自治体が工夫を凝らした特典などを設けPRし,成果を上げている例が見られますが,これまでの対応と特典やPRを含め今後の対応をお伺いし,登壇での質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  山下議員の質問にお答えをいたします。

 ふるさと納税についてでございますが,まず1番目の実績とどのような事業に生かされたかという御質問でございます。

 ふるさと納税制度導入以来,平成20年度が54件で274万3,960円,平成21年度が45件で242万5,704円,平成22年度が50件で346万7,343円,平成23年度が43件で346万2,691円,平成24年度が49件で352万7,721円の御芳志をいただいたところでございます。平成24年度までの合計額は1,562万7,419円で,この内訳といたしましては,南九州市への直接寄附が1,116万2,000円,県経由で寄附されるかごしま応援寄附金が446万5,419円となっております。

 事業への活用につきましては,平成22年度から24年度の3年間で,乳がん検診事業の福祉の向上に関する事業に100万円,共生・協働の地域づくり事業等の地域の活性化に関する事業に191万4,000円,子ども交流事業等の教育の推進及び文化の保全に関する事業に551万246円,ウミガメ保護監視員設置事業等の市長がふるさとづくりのために必要と認める事業に70万円を活用いたしております。

 次に,2番目の,これまでの対応と特典やPRを含め今後の対応を問うということでございます。

 先ほどの西議員の質問にもお答えいたしましたように,本市の特典は寄附額に応じ,2,000円から5万円未満に煎茶1本,5万円以上10万円未満に煎茶2本,10万円以上にみそ調味料等のふるさとセットを,お礼状と一緒に送付をいたしております。

 今後も広報紙,ホームページ,愛郷会等を活用いたしまして,さらに本制度の周知を図り,ふるさと納税に御協力いただけるような環境づくりに進めてまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさしていただきます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後3時20分休憩

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午後3時30分開議



○議長(森田隆志)  それでは,再開します。



◆議員(山下つきみ)  先ほど答弁をいただきましたけれども,西議員への答弁とほぼ数字的にも同じような,そして,市長の考えも同じような答弁でありました。もうこれは今のところは当然だと,それで思っておりますが,実績については非常に20年度から24年度までの合計額まで示していただきましたし,それから,どんな事業に幾ら幾ら使ってますというところまで答弁の中には入っておりました。

 このふるさと納税制度というのは,出身地でなくても全く縁もゆかりもない方がそこのまちのその取り組み,あるいは,その事業に対して応援をしたい,貢献したいという気持ちを寄附金という形であらわして,できる制度なわけです。これまで,寄附をしてくださった方で,出身者と出身者以外の数字の割合というのは出してますか。もしわかっていたら教えていただきたいんですが。



◎企画課長(下薗宏一郎)  出身者と出身者でないかの数につきましては,具体的には把握しておりません。ただ,ごくまれに南九州市の方がいらっしゃいまして,それ以外のほとんどの方は市外の方でございます。あと,個人とか法人とか,あるいは,出身者の所在する県とか,そういったものについては把握しているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(山下つきみ)  これまで241件の納税があったという数字でございましたが,これは1人の方が,例えば,2回,3回というふうな例もあるんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  定期的に寄附をされている方もいらっしゃいます。



◆議員(山下つきみ)  本市の場合は目的が5つ示されておりまして,その中から選んで納税をされていると思うんですが,その寄附行為のあった方に事業のその成果などを伝えていらっしゃるのか。もし伝えているとすれば,どのような方法で行っているのか,教えてください。



◎企画課長(下薗宏一郎)  寄附者の方にはお礼とあわせて,また,明くる年のお願いとあわせて実績を送っております。それと,一般の方々にも全て閲覧できるように市のホームページに寄附金の納入状況,そして,使途についても公表しているところでございます。



◆議員(山下つきみ)  市のホームページを見ますと,確かにこういう事業に生かされましたというようなことは書いてありますが,これは人口3万3,000人余りの埼玉県宮代町でございますが,原則として前年度に分野や事業を指定していただいたその寄附金というのがあるわけですが,その寄附金を次年度の事業実施に充てておりまして,その事業の予算額と充当された寄附財源が幾らというところまでインターネット上で公開をされています。大変面倒な作業だと思うんですが,寄附者1人1人にもニュースレターとしてお知らせをしてるということなんです。

 今,本市ではホームページで載せてありますよということでしたが,寄附者の方1人1人にそういうお知らせといいますか,例えば,寄附者への情報伝達というのはお礼を贈るのはもちろんなんですが,一つの礼儀だというような感じもするんですけれども,どうですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  先ほども少し触れましたが,寄附をした時点でのお礼の手紙とお礼の品物を,人によっては異なりますが,まず差し上げます。それと,平成24年度の実績としまして,そしてまた,平成25年度にこういった事業に充てる予定ですということで寄附者にはお手紙を差し上げている状況でございます。

 また,広報紙を市外の方で読まれている購読者がおりますが,こういった方々にもまとめて同封しながらPRをしているところでございます。



◆議員(山下つきみ)  わかりました。

 では,5つのその事業から選択をしていただくような形になっておりますが,ホームページで見る限りは,だた,平和に関する事業とか,福祉の向上に関するとか,あるいは,地域の活性化に関する,教育・文化に関するというふうな形で載ってます。これ1つ1つその具体的に事業の内容を紹介をするというようなことはないんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  ホームページにも載せてありますし,あと,寄附者にも送っておりますが,平成24年度は次の事業で活用させていただきましたということで,例えば,赤ちゃん絵本プレゼント,そして,北九州市との子ども交流事業,そういった事業で役立てておりますということで,写真を載せて記事をつけてお送りしております。



◆議員(山下つきみ)  少し今の件については私の見方が足りなかったのかもしれませんが,先の埼玉県の宮代町の例ですけれど,例えば,森林の保全活動についてということで,未来の子どもたちに豊かな自然を残すための事業で,その代表の方の切なる思いが具体的に紹介をされてるんです。昨年1年間で260万円だった寄附金が,この1つの事業だけに2カ月間で740万円集まっています。これは11月19日にNHKの朝の番組でたまたまこのふるさと納税についての放送がありましたので,それを見ておりましたから,宮代町の担当者にお電話をしてお話を伺ったんですけれども,取り組みを限定して,この事業はこういうことをやりたいんだと実に詳しく紹介されているもんですから,それに賛同してくださった方が全国から寄附の申し込みがあって,この事業については目標額を500万円というふうに設定をしているんです。この500万円を超えた時点で,目標額に達しましたのでこの件については終了させていただきます,ありがとうございましたということで,スタッフの写真を載せてホームページでも紹介がされてありました。その後もやはり寄附をしてくださる方々があったもんですから,その分については維持管理で使っていきますというようなことが書いてあったんです。

 後でこれ触れますが,農業支援の目的でことし5月から10月25日までの約半年間で1億円以上もの寄附を集めたという,人口5,150人の町の例もあるんですよ。過疎化とか高齢化で荒廃していく農村を何とかして守りたいんだという切実な思いが,町長さんのコメントでもこれなら本当応援してあげたいなというふうに感じさせるような募集の仕方が載せられておりました。

 ですから,活動事業のわかりやすい案内というのはとても大事なことだと思うんです。応援してもらいたい活動を明確に示すということは非常に大事なことだと思いますが。どうですか,本市でも具体的に目標事業を定めて募集をするというような取り組みは今後考えられませんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  これまで,例えば,平成24年度の事業の報告,先ほど申し上げましたが,その下の欄に平成25年度はこのような事業に使う予定ですということで大まかな表現しかしておりません。確かにそういった切実なことでPRすれば,寄附金は増えるのかなという気はしております。



◎市長(霜出勘平)  本当に今その話を聞いて目からうろこみたいな感じがきたところでございます。やはりアイデアを出せば,それなりの成果は上がるんだなというのを実感をいたしました。

 これからはやっぱり担当課を中心に知恵を出して,このことには取り組んでいかなければならないと,さらにそう思ったところでございます。



◆議員(山下つきみ)  通告してある1番と2番とはもう関連をしておりますので,このまま2番のほうの質問にちょっと入りたいと思いますが,先ほど市長が特典を考えずに純粋に寄附をしてくださる方の気持ちを受け取りたいというふうなことをおっしゃいました。もちろんそれが一番ありがたいことではあると思うんですが,寄附金の額によってお礼をする場合,地元の特産品を贈ってます。お茶であったり焼酎であったりということだったんですが,品物の選定とか発送などはどこが実施をしてるんですか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  品物の発送については,まず,お茶については市が直接お礼状と一緒に送っております。あと,ふるさとセット,いわゆる5,000円相当のセットになるんですが,これは道の駅川辺やすらぎの郷から送っていただいております。

 この選定は私どもで行っておりまして,寄附をされる方から意向を聞いているわけではございません。



◆議員(山下つきみ)  先ほど市長の西議員への答弁の中にPRを含めてというようなこともあったわけですが,これまでお礼として贈られた商品について,その後直接購入をしたい,一度そのお礼でいただいた,例えば,お茶ならお茶がおいしかったということで購入をしたいなどの申し込みとか問い合わせとか,そういったものはないでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  直接私どもが手渡しでやっているわけではございませんで,その後直接購入しているのかどうか,そこら辺については私ども把握しておりません。



◆議員(山下つきみ)  インターネットのふるさと納税のポータルサイトを開きますと,すぐふるさとチョイスというのが出てくるんですけど,これがふるさと納税,最初に出てくるサイトなんですが,特産品で選ぶ,それから,使い道で選ぶ,地域で選ぶ,ランキングで選ぶ。で,あなたの支払っている税金の使い道をあなたの意志で選べたらいいと思いませんかというようなことが書いてあるわけですよ。そうしますと,これはどういうものなんだろうということで,まず,地域を見てみようとか,あるいは,特産品を見てみようというようなことで,物でつるというふうに考えるとこれちょっとまたおかしなことになるんですが,純粋にやっぱり,「あ,じゃあ,このまちをちょっと見てみようか」というようなことで,南九州市も当然そこに出てきますけれど,特典はありませんというふうに書いてあるんです。お礼とみるのか,特典とみるのかの違いだと思うんですけれども,特典はありませんというふうに南九州市のサイトには書いてあります。鹿児島県内では市が5つ,町が2つ,7の自治体が特典ありっていうことで,こんな特典がありますよというようなことで紹介がしてあります。

 もちろん,今言いましたように物でつるというのはちょっとおかしなことなんですが,中には群馬県のある町などは100万円寄附をした方は1日町長が務められますみたいなのもあるんですよ。これはちょっといかがなものかなというふうに思ってしまって,かえって不謹慎なんじゃないかなというふうなところも確かにあります。

 1日町長とかそういうところもあるんですが,さっき西議員が1億円以上集めてるところ,これトップクラスだというふうに,ふるさと納税で開くと超有名なまちというふうにして出てきますよ,2カ所。その1つが鳥取県の米子市なんですけれど,これもことしの11月19日に1億円を突破してると。これは特産品の提供会社とタイアップ事業ということで実施をしてるんです。現在30近い地元企業と市とタイアップをして,無償でその商品とかサービスなどを提供してもらってると。企業にとっても最初は赤字でしょうけれど,市を通して全国に広告宣伝ができる。リピート注文への期待もできる。市が負担するのは送料のみということになっています。企業側も新しい商品の開発に取り組むということで,これが地域の経営力が高まることにもつながるということで,産地直送の御当地グルメ人気というのにあやかったもので,前年の同期で金額にして2.3倍,件数で3.3倍。発送用の箱の表には,しっかりふるさと納税無償提供商品,で,企業名のシールがしっかり貼ってあります。その中にはいろいろ注文書とか,商品の紹介であったりそういうパンフレットを入れて送られているということで,これが後に味が気に入った,おいしかったというようなことでリピーターになってくれるんではないかと,そういう期待をして地元企業と協力をしてやってるという取り組みが今回功を奏して,1億円以上集めたというわけです。

 市としても,無償ではないにしても,例えば,今そのお茶とかを額に応じて贈っておられるということでしたけれども,そういう業者さんなり企業なりにもちょっと相談をして,こういうものでPRをしていきませんかというような働きかけはできないものでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  御当地グルメということで,私どももやはりお茶のPRをする意味でお茶は選定しているところでもございます。そして,申し込みの段階で電話等での振込用紙の送付等とか,そういったのを話をするときに,例えば,頴娃の出身者であればやはり頴娃茶を選んで,そしてまた,ほかのとこであればまた川辺なり知覧茶なりとか,そういった選定についての気配りはしているところでございます。

 また,私ども市が行う事業の中で,やはり業者さんとかそういったことについて,実際に業者さんがプラスになればこれはぜひ活用したいというふうに考えますが,やはりこれは業者さんに負担を強いるようであれば,これはもう市としてはできないというふうに思っております。これはそういった希望の方がおれば,またほかの私ども関係課とも協議しながら,そういう方法があるんじゃないかというようなことであれば,検討させていただきたいというふうに考えます。



◆議員(山下つきみ)   企業の方に負担をかけることになるんではないかというようなことももちろんわかりますけども,これはやはり何とかしたいというふうな企業もあるかもしれませんので,そういった協議会というとちょっと大げさかもしれませんけれども,例えば,ふるさとパックなどを今やすらぎからというふうなことでしたけれども,そのふるさとパックで使うものがいろいろありますよね,おみそだったり,しょうゆだったり,そんなのもあると思うんですが,そういった業者さんあたりにも呼びかけて,PRにもなるんじゃないかというようなことで取り組みを進めてみるといいますか,そういうことも大事なことではないかなと私は思います。

 もう1カ所,長野県の阿南町という町,この前総務課に電話をしていろいろお話を伺ったんですが,11月1日現在で高齢化率が40.2%という,人口は5,150人,非常に小さな町でした。ここのその町長のコメントというんですか,当町は中山間地域で集落も谷間谷間に点在し,農業基盤の条件も劣悪で,到底安定した生活の営みは困難であり,少子化,高齢化の進む中,行政としては地域のともしびを消すわけにはまいりません。ふるさと納税制度を活用させていただき,農家の皆さんを応援したい思いで,この事業を展開させていただきましたというその町長のコメントが載ってるんですけれども,これは農業支援の目的ということでことしの5月から10月25日の半年の間に1億円を突破しているんです。町内産の米を贈るということを前面に出しまして寄附の受け付けを開始したところ,5,000人近い人の応援がありまして,ここの町はふるさと納税の平成20年から24年までの一般寄附が合計で1,677万円,本市と大体似たような数字なわけですが,半年間で1億円という寄附を集めてるんです。1万円に対し精米20キロを差し上げますということなわけですけれど,これも希望の届日と,それから,数量の指定までできるわけですよ。例えば,家族の少ないところ,一気に20キロ送ってもらっても困るので,5キロずつ送ってください,いついつ5キロ,いついつ10キロみたいなことで指定ができるというそういうサービスをしているんです。ことしの分は当然お米がもう確保できないもんですから,それでストップをかけたところが1億円以上ということでありました。来年も1億5,000万円分ぐらい,300トンを計画をしているということで,その米を確保するために作付時期までに職員が農家を回って生産増を依頼をしていると。これが耕作面積が拡大するということは,放棄地の解消にもつながるというようなことで,年金プラス50万円構想というのをこの町は今掲げております。当然約束をしますと,約束に沿えないものもあります。米ですから簡単には作れませんので,申しわけありませんがことしはこれで米については終了させていただきます。かわりのものはこうこういうものをお贈りさせていただきますということをきちっと紹介をしているんです。

 ですから,目的がちゃんとあればその目的でふるさと納税をしていただける手立てになるんではないかなというふうに思うんです。今のとこどうですか,市長,目的を持って募集をしてみようかというふうな考えはありませんか。



◎市長(霜出勘平)   先ほどから西議員,そして,山下議員,いろいろな情報,アイデア等を提供していただきました。このことについては企画課が担当課でございますので,私からのトップダウンじゃなくて彼らが課長もよくこの今の話を聞いたわけですので,企画課が主体になってこのことには取り組んでくれるものと私は確信を持っております。

 すぐには成果は上がらないと思いますけども,二,三年たって,1億円はちょっと無理でしょうけども,今よりも納税が増えたら褒めてやっていただきたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)   企画課のほうでもまたこの増額について頑張ろうと思います。

 ただ,先ほど1億円農業のために集めて,1万円以上の方に米最高で20キロ。米20キロといいますと,一般市販されているのがキロ400円としまして大体8,000円ぐらいになります。それに送料を加えるともっとなるのかと思いますが,実際に1万円寄附されて,2,000円の控除があって8,000円は税の控除を受けられます。ですので,8,000円の税の控除を受けて,その人は実質2,000円の負担をしているわけですが,それで8,000円の米をもらうと寄附をした人が利益が出るというようなことになります。

 ですので,この制度というのは余りにもこの制度をやり過ぎると,その住民の住んでいるところの税金はその分下げないといけない,およそ住民税の1割を限度としておりますけど,下げないといけない。そして,その税の確定申告の事務をするのは,その人の住んでいるところで事務は煩雑になる,税収は減る。そういった状況の中で,その人の住むところについては全くいいところがないわけです。そして,一方では,受ける側としては,お金は差額が得られる,そして,地域の振興が図られる。そういったメリットがございます。そして,寄附をされる方については,実質黒字になってしまうというようなことになりますので,やはりこれは本来この制度の持っている,生まれた故郷を離れてもその地域に貢献する,あるいは,そういった人たちは地方などで成人まで教育に税金をつぎ込んできました。そして,就職して税金を納めるのはほかの市です。そういった思いで税金を納めていただいているわけです。基本的にはこういった形で立ち上がった制度ですので,やはりこういった特典で余りやり過ぎるとこの制度自体の崩壊を招くんじゃないかというような危惧もされます。



◆議員(山下つきみ)  市長が担当課が頑張ってくれるものと思うと激励をされた後に,担当課としては非常に難しい部分もあるというようなことで,否定はされなかったなというふうには今受けとめているところなんですが,とにかく,今,企画課長がおっしゃったように,ふるさと納税の制度というのが納税者が居住しない地域に税金が移転されるわけですから,行政サービスを利用する住民が税を負担するといういわゆる受益者負担の原則から逸脱してるというふうな批判も確かにあります。総務省の出してる資料の中にもメリット,デメリットというのがちゃんと示されてはおりますけれども,ただ,自治体が切磋琢磨し合いながら施策を検討して,情報発信をしていくことで,志に合致した事業とか自治体を応援者は的確に選べるようになります。それで,その各自治体の創造力とか,地域の経営力が相乗的に高まっていくのではと考えられます。さらに,まちの規模,あるいは,産業によって,例えば,先に紹介しました自治体のように農業支援策であったり,それから,特産品の開発,PRにつながったり,あるいは,ホテルの宿泊券なんていうのも特典の中に上げているところもありますので観光誘致になったり,あるいは,地元企業の活性化など,町の振興策の一助には必ずなっていくんではないかというふうに思われます。

 本市の企画力に大いに期待をして,私の質問は終わりたいと思います。



○議長(森田隆志)  次に,深町幸子議員。

  [15番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  平成25年第7回南九州市議会定例会に最後に質問させていただくことを,大変うれしく思います。

 昨今の異常気象により河川敷へ土砂が流入し,堆積部にアシなどが繁殖しており,中洲・寄洲は河川断面を狭くし,災害の発生原因になると思われます。そこで,二級河川の維持管理について質問いたします。

 1番目に,防災対策上,河川の中洲,寄洲除去は重要と考えるが,現状と除去計画をお尋ねいたします。

 2番目に,河川の保全のため,河川愛護作業は重要と思われます。高齢化により今後の継続が厳しい状況と考えますが,現状と今後の対策をお尋ねいたします。

 以上で登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  最後になりましたが,深町議員より質問をいただいておりますので答弁をさしていただきます。

 河川の維持管理についてということで,その1問目が,中洲,寄洲についての質問でございます。お答えいたします。

 本市には県管理の二級河川が16本,延長で約108.5キロメートルございます。御指摘のとおり,河川の中州,寄洲は河川断面を狭くし,災害の発生原因となることから,県では現在平成24年度から平成27年度の4カ年の寄洲除去計画を立て,県内371カ所を対象に総額36億9,000万円の事業計画を策定いたしまして,計画的に寄洲除去事業を実施をいたしております。

 本市におきましては,平成25年度までに二級河川麓川ほか6河川,事業費で8,239万7,000円の寄洲除去事業をしたところであります。また,平成26年度以降も,二級河川大谷川ほか7河川の寄洲除去を計画いたしております。

 なお,寄洲除去計画に計上されていない中洲,寄洲につきましては,現地調査をするとともに,河川維持予算の確保につきましても強く要望してまいりたいと思っております。

 次に,2番目の,愛護作業についてお答えいたします。

 河川愛護作業はこれまで自治会等が主体となり多くの方の参加をいただき,適切な管理が図られてきたところでございます。

 御指摘のとおり,過疎化や高齢化の進展に伴い,河川愛護作業は年々困難となってきており,将来にわたり適正な管理が行えるか危惧いたしておるところでございます。河川愛護作業に関しまして,河川の環境保全及び災害防止の観点から,地域の方々には無理のない範囲での作業を引き続きお願いしたいと考えておりますが,市といたしましては愛護作業の軽減化を図るため,平成24年度に乗用型草刈り機を導入いたしまして,本年度から試験的に道路,河川の伐採作業を実施しております。市といたしましては,乗用型草刈り機の今年度の作業量をもとに各支所の実情に合った活用の計画を立て,愛護作業の軽減に努めてまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさしていただきます。



◆議員(深町幸子)  ただいま市長から答弁いただきました。大変,県としてもいろいろな計画をたくさんされてて,安心しているところでございます。

 そこで,下之口区としましても今この計画の中にどこが入ってるのか,大谷川が入っているようでございますが,一応私たちはこの間の区の会で要望書を出そうということで,その結果どうなるかはわかりませんが,また市の方々が来て見ていただいて,本当に必要であれば寄洲,中州をとっていただくという方向にしていただければありがたいと思っております。このことについてはまたそちらの執行部のほうに行きまして,御相談に参りたいと思っております。

 この点については私終わりますが,2番目のこの問題です。南九州市内の旧川辺町のことでお話ししますが,二級河川の土手払いを1回もしない地域があるようです。私,前からずっと思い続けていたんですが,私たちの下之口区では夏冬2回,その後,約また1週間してから焼くという清掃をしています。その草払いに出られなければ2,000円の2回,つまり,4,000円は未進という形で校区に納めている状態であるとき,このままでいいのかなと。そのことを考えると,市内どの家庭も川の恩恵を受けていると思うとき,何とか二級河川の土手払いができないものかといつも思い続けております。きょうはそれを勇気を奮ってお尋ねしております。

 押し寄せる高齢化の波に悲鳴を上げています。このことについてはどのようにお考えでしょうか,お尋ねいたします。



◎建設部長(下之薗博幸)  河川愛護作業の件についての御質問でありますけれども,河川愛護作業につきましてはほとんどの自治会で実施をしていただいており,大変感謝をいたしております。

 一部の地域におきまして,参加をされていない住民,家庭,あるいは,取り組みが低い地域があることは承知しております。先ほど出ました未進制度につきましてはともかくとしまして,愛護作業はあくまでも地域住民の方々のボランティアによる愛護作業でございますので,市から強制はできませんが,毎年行政嘱託員及び地区・校区公民館長会でお願いをしているとこでございます。この参加につきましては,地区,校区,あるいは,自治会等で話し合いをしていただきまして,できるだけ多くの方に参加していただきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  ボランティアの名のもとに本当無理は言えないと。できましたら,自治会の会あたりでそのことについてお話しをしていただいて,1地区だけでも1つずつでもいいですから,川の恩恵をあずかってるということをお話ししながら土手払いをしていただければ,私たち高齢者の地区も大変助かると思っております。

 そのことで1回は若い人たちにお願いしたこともございます,校区が5万円払って。でも,それでも明くる次の年にはもうギブアップだと,できないということで,もうそのままだめになった経緯もあります。その次に,シルバーの方にもお願いしましたが,時間的に半日じゃ無理だということで,やっぱりそういう経緯を踏みながら,一生懸命何とかしようと,とにかくせんないかんと思っております。

 だから,ここにいらっしゃる方は当然年2回とか1回とか伐採していると思いますが,ぜひ皆さん近くでしてない地区がございましたら行政の立場からもお願いしていくということで,あと市長に最後のお尋ねして終わりたいと思います。市長の考えをお願いします。



◎市長(霜出勘平)  やはりこの河川,道路というのは,もう住民全員で守っていかなければいけないものじゃないかなというふうに思っております。無理なことは要求はしませんが,できることをやっていただければいいのじゃないかと思います。やはり参加することに意義があるというふうに思っておりますので,いろんな機会を捉えてこれはお願いをしていきたいと,このように思っております。

 今,ケネディ大統領が死んでから何年ということで,彼の言ったことが,国が何をしてくれるかじゃなくて,国に何ができるかというようなことは貴重な言葉ですので,もう1回この言葉を皆さんにかみしめていただいてやっていけば,協力は得られるんじゃないかなというふうに思っております。



○議長(森田隆志)  これで一般質問を終わります。

    ────────────────────



△散会



○議長(森田隆志)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は,12月13日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後4時12分散会