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鹿児島県 南九州市

平成 25年 第 6回定例会( 9月) 09月03日−01号




平成 25年 第 6回定例会( 9月) − 09月03日−01号









平成 25年 第 6回定例会( 9月)


 平成25年第6回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 9・ 3火 本 会 議(開会)
 9・ 4水 本 会 議
 9・ 5木 常任委員会
 9・ 6金 休  会
 9・ 7土 休  会
 9・ 8日 休  会
 9・ 9月 議会運営委員会 本 会 議
 9・10火 休  会
 9・11水 休  会
 9・12木 本 会 議
 9・13金 決算特別委員会
 9・14土 休  会
 9・15日 休  会
 9・16月 休  会
 9・17火 決算特別委員会
 9・18水 決算特別委員会
 9・19木 休  会
 9・20金 休  会
 9・21土 休  会
 9・22日 休  会
 9・23月 休  会
 9・24火 休  会
 9・25水 休  会
 9・26木 休  会
 9・27金 議会運営委員会 本 会 議(閉会)

 1.付議事件
 議案第61号 南九州市土地開発公社の解散について                  (可決)
 議案第62号 財産の取得について                          (可決)
 議案第63号 財産の処分について                          (可決)
 議案第64号 財産の処分について                          (可決)
 議案第65号 南九州市営墓地の設置及び管理に関する条例の制定について      (原案可決)
 議案第66号 南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の制定につ
        いて                               (原案可決)
 議案第67号 南九州市住宅団地合併処理浄化槽分担金徴収条例の制定について    (原案可決)
 議案第68号 南九州市私債権管理条例の制定について               (原案可決)
 議案第69号 南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について         (原案可決)
 議案第70号 南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について   (原案可決)
 議案第71号 南九州市子ども・子育て会議条例の制定について           (原案可決)
 議案第72号 南九州市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定につい
        て                                (原案可決)
 議案第73号 平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号)          (原案可決)
 議案第74号 平成25年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第75号 平成25年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第76号 平成25年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第77号 平成25年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第78号 平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)   (原案可決)
 議案第79号 平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)        (原案可決)
 議案第80号 平成24年度南九州市水道事業剰余金処分について          (原案可決)
 議案第81号 平成25年度南九州市一般会計補正予算(第3号)          (原案可決)
 議案第82号 平成25年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)    (原案可決)
 議案第83号 平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第3号)        (原案可決)
 議案第84号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第85号 平成25年度南九州市一般会計補正予算(第4号)          (原案可決)
 諮問第 3号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 認定第 1号 平成24年度南九州市一般会計歳入歳出決算の認定について        (認定)
 認定第 2号 平成24年度南九州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 3号 平成24年度南九州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 4号 平成24年度南九州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 5号 平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 6号 平成24年度南九州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 7号 平成24年度南九州市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 8号 平成24年度南九州市水道事業会計決算の認定について          (認定)
 選挙第 2号 仮議長の選挙                         
 報告第 4号 平成24年度南九州市一般会計継続費精算報告書について       
 報告第 5号 平成24年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ
        いて                               




 本会議1号     (9月3日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  菊 永 忠 行
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  満 留 秀 昭
10番議員  東   兼 喜        21番議員  今 吉 賢 二
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  森 田 隆 志
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    商工観光 課長   塗 木 博 人
副  市  長  鶴 田 康 夫    福 祉 課 長   堂 園 政 利
教  育  長  小 野 義 記    健康増進 課長   石 田 俊 彦
総 務 部 長  上 野 勝 郎    税 務 課 長   東     篤
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    農林水産 課長   上 野 茂 治
建 設 部 長  下之薗 博 幸    畜 産 課 長   三 宅 俊 正
農林水産 部長  田 中   泉    耕 地 課 長   吉 満 峰 治
会 計 管理者  新 留 育 男    都市計画 課長   大 隣 健 二
教 育 部 長  小 園 和 幸    水 道 課 長   尾 込 福 蔵
頴  娃支所長  松 窪 義 高    知覧特攻平和会館長 菊 永 克 幸
知 覧 支所長  西 野 栄一郎    学校教育 課長   井之上 良 一
                    社会教育課長           
川 辺 支所長  神 薗   誠     兼中央公民館長  小 濱 義 智
財 政 課 長  金 田 憲 明    学校給食センター長 松 窪 和 文
企 画 課 長  下 薗 宏一郎    総合営農 課長   鶴 留 孝 一
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  樋 渡 孝 宏
庶 務 係 長  朝 隈 克 博    議  事  係  霜 出 雅 邦
 
 第6回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
 第 4.報告第 4号
     平成24年度南九州市一般会計継続費精算報告書について
 第 5.諮問第 3号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第 6.選挙第 2号
     仮議長の選挙
 第 7.議案第61号
     南九州市土地開発公社の解散について
 第 8.議案第62号
     財産の取得について
 第 9.議案第63号
     財産の処分について
 第10.議案第64号
     財産の処分について
 第11.議案第65号
     南九州市営墓地の設置及び管理に関する条例の制定について
 第12.議案第66号
     南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の制定について
 第13.議案第67号
     南九州市住宅団地合併処理浄化槽分担金徴収条例の制定について
 第14.議案第68号
     南九州市私債権管理条例の制定について
 第15.議案第69号
     南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について
 第16.議案第70号
     南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について
 第17.議案第71号
     南九州市子ども・子育て会議条例の制定について
 第18.議案第72号
     南九州市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定について
 第19.議案第73号
     平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号)
 第20.議案第74号
     平成25年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第21.議案第75号
     平成25年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 第22.議案第76号
     平成25年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第23.議案第77号
     平成25年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)
 第24.議案第78号
     平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 第25.議案第79号
     平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)
 第26.一般質問





平成25年9月3日 午前10時0分開会





△開会



○議長(森田隆志)  ただいまから,平成25年第6回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(森田隆志)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第88条の規定により,議長において東兼喜議員,加治佐民生議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(森田隆志)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から9月27日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。会期は本日から9月27日までの25日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(森田隆志)  日程第3,諸般の報告を行います。

 議長報告については,印刷して配付しておきましたので,御了承願います。

    ────────────────────



△日程第4報告第4号平成24年度南九州市一般会計継続費精算報告書について



○議長(森田隆志)  日程第4,報告第4号平成24年度南九州市一般会計継続費精算報告書についてを議題とします。

 報告理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本定例会,長きにわたりますが,どうかよろしくお願いを申し上げます。

 報告第4号平成24年度南九州市一般会計継続費精算報告書について御説明を申し上げます。

 本件は,平成23年度から平成24年度にかけて,継続費として執行いたしました地籍調査事業及び松山小学校に係る学校施設整備事業が終了したことに伴い,地方自治法施行令第145条第2項の規定に基づき,議会に報告するものでございます。

 継続費の年割額に対する実績につきましては,精算報告書のとおりでございますが,地籍調査事業につきましては,川辺町の平山・田部田地区の一部,0.13平方キロメートルの地籍調査の再調査を実施したものでございます。

 松山小学校の大規模改造事業につきましては,平成24年3月に着工し,平成24年10月に事業が完了したもので,教育環境施設の質的向上を図ることができたところでございます。

 以上で,報告第4号についての説明を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって報告理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第4号の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第5諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



○議長(森田隆志)  日程第5,諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて提出理由の説明を申し上げます。

 本件は,人権擁護委員,江平定氏が平成25年12月31日で任期満了となるため,引き続き同氏を人権擁護委員候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,諮問第3号を採決します。お諮りします。本件については議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。諮問第3号については議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第6選挙第2号仮議長の選挙



○議長(森田隆志)  日程第6,選挙第2号仮議長の選挙を行います。

 この仮議長の選挙は,議案第61号南九州市土地開発公社の解散について及び議案第62号財産の取得についての審査のために行います。

 お諮りします。選挙の方法については地方自治法第118条第2項の規定によって,指名推選にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。したがって,選挙の方法は指名推選で行うことに決定しました。

 お諮りします。指名の方法については議長が指名することにしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。したがって,議長が指名することに決定しました。

 仮議長に東兼喜議員を指名します。

 お諮りします。ただいま議長が指名しました東兼喜議員を仮議長の当選人と定めることに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。ただいま指名しました東兼喜議員が仮議長に当選されました。

 ただいま仮議長に当選された東兼喜議員が議場におられます。会議規則第32条第2項の規定によって,当選の告知をします。東兼喜議員,仮議長当選承諾をお願いいたします。



◎議員(東兼喜)  仮議長の職につくことを承諾いたします。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前10時7分休憩

───────────

午前10時10分開議 



○仮議長(東兼喜) 再開します。

    ────────────────────



△日程第7―日程第8

         議案第61号―議案第62号一括上程



○仮議長(東兼喜) 日程第7,議案第61号南九州市土地開発公社の解散について及び日程第8,議案第62号財産の取得についてを一括議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第61号南九州市土地開発公社の解散について提出理由の説明を申し上げます。

 南九州市土地開発公社につきましては,造成住宅用地の譲渡が主たる業務で,今後,新たな土地の取得や造成の予定がなく,設置の意義が薄れてきたことや,事務の合理化による行政改革の推進を図るため,同公社を解散したいので,公有地の拡大の推進に関する法律第22条第1項及び南九州市土地開発公社定款第25号第1項の規定により,議会の議決を求めようとするものでございます。

 次に,議案第62号財産の取得について御説明申し上げます。

 本件は,南九州市土地開発公社の解散に伴い,南九州市土地開発公社が保有している南野元住宅団地ほか2団地の宅地44区画,1万7,053.4平方メートルを1億9,160万円で取得するため,南九州市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めようとするものでございます。

 以上,2件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○仮議長(東兼喜) これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第61号及び議案第62号について一括して質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。内園知恵子議員。



◆議員(内園知恵子)  議案第61号南九州市土地開発公社の解散について,南九州市土地開発公社の現況において,資料によりますと,収入は完成土地などの未収金があるとのことですが,未収金の内訳をお示しください。



◎企画課長(下薗宏一郎)  現況における完成土地等の未収金についてのお尋ねでございます。

 南九州市土地開発公社は,平成25年度におきまして,南野元住宅団地2区画,永田上住宅団地2区画の合わせて4区画を販売しているところでございます。

 このうち永田上住宅団地につきましては,本年7月に1区画,8月に1区画の売買契約を行い,現在,契約保証金として2区画合わせまして48万200円が納入され,692万2,800円は未収金となっているところでございます。

 この未収金につきましては,住宅ローンの融資が実行され次第,土地購入者から納入される予定でございます。公社解散までには納入される予定でございます。

 以上です。



○仮議長(東兼喜) ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) 異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,議案第61号南九州市土地開発公社の解散について反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) 反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。



◎議員(内園知恵子)  議案第61号南九州市土地開発公社の解散に対して賛成の立場から討論いたします。

 南九州市土地開発公社は,借入金1億6,580万円とあり,分譲実績もなかなか上がらず,金利負担も大変です。国の経済政策は,大企業や一部の富裕層には歓迎されていますが,長期的デフレ状態から脱却することは不可能と考えられています。宮崎大学の有馬晋作教授は,地価が値上がりしていた経済成長期と違って,デフレ状態の今は土地の先行取得も通用しなくなったと,公社を取り巻く環境の変化を指摘しています。

 南九州市土地開発公社の継続は,借入金の元金及び利子などでますます苦しくなると考えられますので,今後は南九州市が責任を持って若者定住など積極的分譲対策を確立することを求めて賛成討論といたします。



○仮議長(東兼喜) ほかに討論はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) これで討論を終わります。

 これから,議案第61号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立をお願いします。

  [賛成者起立]



○仮議長(東兼喜) 起立多数であります。議案第61号は可決することに決定しました。

 次に,議案第62号財産の取得について反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) 反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○仮議長(東兼喜) 賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第62号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立を願います。

  [賛成者起立]



○仮議長(東兼喜) 起立多数であります。議案第62号は可決することに決定しました。

 しばらく休憩します。

午前10時16分休憩

───────────

午前10時18分開議

  [森田隆志議長,今吉賢二議員,山下つきみ議員,蔵元慎一議員,塗木弘幸議員,田畑浩一郎議員,満留秀昭議員 入場]



○議長(森田隆志)  再開します。

    ────────────────────



△日程第9―日程第10

         議案第63号―議案第64号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第9,議案第63号財産の処分について及び日程第10,議案第64号財産の処分についてを一括議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第63号財産の処分について提出理由の説明を申し上げます。

 本件は,南九州市土地開発公社の解散に伴い,市が議案第62号で取得する土地のうち,南野元住宅団地宅地35区画,1万3,714.15平方メートルの取得価格と同額の総額1億6,010万円で分譲を行うため,南九州市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めようとするものでございます。

 次に,議案第64号財産の処分について御説明を申し上げます。

 本件は,知覧みずほ団地の宅地17区画,5,186.76平方メートルについて,南野元住宅団地等の価格設定や地価公示等の推移を考慮し,処分価格を改正するため,南九州市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めようとするものでございます。

 以上,2件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第63号財産の処分について質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。内園知恵子議員。



◆議員(内園知恵子)  議案第63号財産の処分について,南九州市土地開発公社は平成19年3月から,南野元住宅団地の分譲を始めており,実質6年経過しておりますが,11筆を一般分譲しております。

 今後,市として積極的に分譲する計画やアイディアなどお持ちでしたら,お願いします。



◎企画課長(下薗宏一郎)  南野元住宅団地が市の所有となりまして,心機一転販売に力をさらに入れていく考えでございます。分譲価格の値下げを前面に押し出しまして,早速秋に発行される家づくりの雑誌である住まいの雑誌SU.MI.KAや鹿児島家づくりの本を活用した公告,市のホームページや広報紙への掲載,鹿児島市内の住宅展示場や南九州市内の住宅建築事務所へのチラシの配布などにより,住宅を建築しようとする人たちへの周知を図ります。

 また,周知に当たりましては,移住定住促進対策補助金とセットにするなど,定住促進に向けた効率的な広報に努めてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第63号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第63号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第63号について討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第63号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第63号は可決することに決定しました。

 次に,議案第64号財産の処分について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第64号は,総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第11―日程第14

         議案第65号―議案第68号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第11,議案第65号南九州市営墓地の設置及び管理に関する条例の制定から日程第14,議案第68号南九州市私債権管理条例の制定についてまでの以上4件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第65号南九州市営墓地の設置及び管理に関する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,これまで知覧墓地公園の維持管理を担っていた南九州市土地開発公社が解散することに伴い,南九州市営墓地として管理するため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第66号南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市土地開発公社の解散に伴い,知覧みずほ住宅団地合併処理浄化槽を適正に管理するため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第67号南九州市住宅団地合併処理浄化槽分担金徴収条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,議案第66号の南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の制定に伴い,受益者から徴収する分担金に関し必要な事項を定めるため,条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第68号南九州市私債権管理条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市の保有する私債権に関し,事務の処理について統一的な管理の基準,その他必要な事項を定めることにより,公正かつ公平な市民負担の確保を図るため,この条例を制定しようとするものでございます。

 条例の内容につきましては,私債権の適正な管理のため,督促や強制執行,徴収停止,履行期限の延期,履行の免除及び債権の放棄等の処理基準を明確にし,その取り扱いを統一的に行うための規定を定めるとともに,南九州市仏壇産業後継者育成確保資金などの私債権につきましても,この条例の規定により管理を行おうとするものでございます。

 以上,4件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第65号南九州市営墓地の設置及び管理に関する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第65号は総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第66号南九州市住宅団地合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第66号は,総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第67号南九州市住宅団地合併処理浄化槽分担金徴収条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第67号は,総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第68号南九州市私債権管理条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第68号は,総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第15―日程第18

         議案第69号―議案第72号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第15,議案第69号南九州市税条例の一部を改正する条例の制定についてから,日程第18,議案第72号南九州市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上4件を一括議題とします。

 本案について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第69号南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,地方税法の一部を改正する法律等が平成25年3月30日に公布されたことに伴い,地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成25年6月12日に公布されたことにより,所要の改正をしようとするものでございます。

 主な改正内容は,公的年金等に係る個人の市民税の特別徴収について,特別徴収対象年金所得者が賦課期日後に市町村の区域外に転出した場合においても特別徴収を継続できるようにすることのほか,特別徴収によって徴収する仮特別徴収額を特別徴収対象年金所得者に対して課した前年度分の個人の市民税のうち,前々年中の公的年金等に係る所得に係る所得割額及び均等割額の合算額の2分の1に相当する額とし,本賦課額との平準化を行おうとするものであります。

 また,附則の改正につきましては,「成長と富の創出の好循環」を大綱とした平成25年度の税制改正の金融・証券税制に関する関連法等の改正に伴うもので,上場株式等に係る配当所得等及び譲渡所得等に係る市民税の課税の特例による改正や,上場株式等の譲渡所得と非上場株式等の譲渡所得の損益通算が平成29年度以降の課税からできなくなることから,上場株式等の譲渡所得に係る所得割の税率を一般株式等に係る譲渡所得と同率の100分の3と新たに規定するもののほか,字句等を改正するものであります。

 次に,議案第70号南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案につきましても,地方税法の一部を改正する法律等が平成25年3月30日に公布されたことに伴い,地方税法施行令の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令が平成25年6月12日に公布されたことにより,所要の改正をしようとするものでございます。

 今回の改正につきましては,附則のみの改正でありまして,その改正内容につきましては,税条例の一部を改正する条例と関連して,上場株式等に係る譲渡所得等の分離課税に係る特例を改正後の附則第9項として規定するほか,平成25年度の税制改正に伴います関連法との改正による字句の改正及び関連法等の特例規定が拡充されたことにより,本条例の附則として規定してまいりました特例規定が不要となったことにより,該当する項を削除し,その項を繰り上げて本条例を整備するものでございます。

 次に,議案第71号南九州市子ども・子育て会議条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,子ども・子育て支援法第77条第1項の規定に基づく合議制の機関として,南九州市子ども・子育て会議を設置し,その組織及び運営に関し必要な事項を定めるため条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第72号南九州市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市肉用牛特別導入事業基金につきまして,基金財源のうち国費分について国への返還が決定し,今後は鹿児島県が定めた家畜導入事業実施要領に基づき運営することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 以上,4件の議案につきまして御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第69号南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第69号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第69号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第69号について討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第69号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第69号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第70号南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第70号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第70号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第70号について討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第70号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第70号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第71号南九州市子ども・子育て会議条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第71号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第72号南九州市肉用牛特別導入事業基金条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第72号については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第72号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第72号について討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第72号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第72号は原案のとおり可決されました。

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△日程第19議案第73号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号)



○議長(森田隆志)  日程第19,議案第73号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号)を議題とします。

 本案について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第73号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,職員人件費の職員給与の減額支給措置に基づく経費及び補助事業の内示等に伴う経費並びに当面における経費について補正しようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億7,800万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ219億338万7,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,各費目にわたります職員人件費につきましては,先の議会で議決いただきました平成25年7月から平成26年3月まで実施される職員給与の減額支給措置による補正のほか,これに伴う共済費の減額及び育児休業者,休職者の該当費目の給料等を減額するものでございます。

 次に,総務費につきましては,本年度中に解散を行い,精算を予定する南九州市土地開発公社の財産等を今後一般会計で引き継ぎ,管理を行うための経費として,公社保有の分譲用完成土地の取得経費及び取得後の住宅団地及び知覧墓地公園の管理費用等を新たに計上いたしましたほか,企業誘致促進補助金として三豊機工株式会社と株式会社エヌチキンの2社に対し,設備投資及び新規地元雇用に対する補助金並びに市民音頭制定に要する関係経費を追加いたしました。

 民生費につきましては,児童扶養手当の支給見込みの増に伴う扶助費を増額したほか,保育士の確保を目指し,保育士の処遇改善に取り組む民間保育所への補助を行う保育士等処遇改善臨時特例事業費を新たに計上いたしたところでございます。

 次に,衛生費につきましては,国民健康保険事業特別会計の今回の補正予算に係る収支不足を補うための繰出金のほか,老人保健事業費に第三者損害賠償金受領に係る返還金を計上いたしました。

 次に,農林水産業費の農業振興費につきましては,補助事業の内示等に基づき,株式会社アグリストちらんのニンジン選果・選別機の導入,南九州市農業公社の大豆用コンバインの導入,キンカン生産農家の防鳥・防虫ネットの導入補助金等を新たに計上し,経営体育成支援事業でトラクター等の機械導入に係る採択事業の増により,交付金を増額するものでございます。

 茶業振興費には,茶産地力パワーアップ条件整備事業補助金として,蒸機や粗揉機など処理能力向上のための荒茶加工施設整備を行う瀬谷茶生産組合など4工場に対する補助金を追加し,畜産業振興費には,株式会社エヌチキンの鳥肉処理能力向上の設備整備に対する補助金を追加し,活動火山周辺地域防災営農対策事業費の減額は,MKミルク生産組合の作業機械導入に対する補助が不採択となったものでございます。農地費では,基幹水利施設管理事業の割り当て減に伴い,事業費を減額するものでございます。

 林業費につきましては,松くい虫特別防除事業の執行に伴う減額のほか,頴娃文化会館付近の松林のシロアリ駆除のための委託料を追加いたしました。

 次に,商工費につきましては,武家屋敷などの観光地においてスマートフォンなどからインターネットへ写真や動画を投稿することなどが可能となる通信環境を整備する,観光地Wi─Fiスポット整備事業を補助事業の採択により追加したほか,県が整備を行った大川地区の公衆トイレの管理費を計上いたしました。

 土木費では,都市計画費に知覧本通線の清流溝周辺に水車や鯉の日陰棚,あずまや整備を行う補助事業費を追加いたしたところでございます。

 消防費では,指宿南九州消防組合の負担金で,高規格救急自動車,水槽付消防ポンプ自動車等の購入に伴う減額と,今後追加して整備を行う自動心マッサージ器の購入に伴う負担金を増額するものでございます。

 教育費につきましては,教育総務費に松原小学校校長住宅の屋根防水工事費を追加したほか,社会教育費の伝統的建造物群保存整備事業補助金は,県補助金が直接所有者への支払いとなることから予算の減額を行うものでございます。

 公債費は,元利均等償還方式の起債償還において,利率見直しに伴い,利子が下がったことによる元金償還金の増と平成24年度に借り入れを行いました手蓑小学校体育館,神殿小学校校舎の大規模改修に係る起債借入額が,事業費に対し過充当となっていたことが判明したため,過充当の相当額を繰り上げ償還する元金償還金を計上いたしたものでございます。

 諸支出金は,平和基金費に平成24年度決算による知覧特攻平和会館使用料の未積立分の積み立てを行うものでございます。

 一方,歳入の市税につきましては,市民税の個人分が,本年6月1日の本算定の結果,農業所得の増額により所得割額が伸びたことから1億2,098万2,000円の増額となったもので,軽自動車税につきましては,当初の見込みに比較し,最も税率の高い四輪乗用自家用車の所有台数の増により,397万円を増額するものでございます。

 次に,地方特例交付金につきましては,住宅借入金等特別控除分の交付金の本年度交付額が決定されたことに伴い,減額するものであります。

 そのほか,分担金から市債につきましては,各事業に見込まれる歳入を計上し,前年度からの繰越金を全額計上した上で,今回は一般財源の収入額が所要額を上回ったため,財源調整のため,財政調整基金繰入金を減額して調整するものであります。

 次に,第2条の地方債の補正につきましては,指宿南九州消防組合の車両及び機器整備のための負担金事業に緊急防災・減災事業を充てるとともに,当初に緊急防災・減災事業の起債で予定しておりました松ケ浦小学校,清水小学校及び知覧幼稚園の改修工事費は,施設の老朽化に伴う改修という判断により過疎対策事業債を充てることとし,また,臨時財政対策債につきましては,本年度の発行許可予定額が決定されたことから増額するものでございます。

 以上で議案第73号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。内園知恵子議員。



◆議員(内園知恵子)  議案第73号平成25年度南九州市一般会計補正予算(第2号),ページ16ページ,款の2項の1企画費に当たるところで,南九州市企業立地促進補助金交付要綱に基づく設備投資補助金及び雇用創出補助金が4,540万円補正されています。内訳をお示しください。

 次に,ページ22ページの款の5項の1畜産業振興費について,強い農業づくり交付金事業費で鶏肉処理施設を整備する補助金が計上されています。既設の施設と新設の施設を合わせ1日当たり羽数処理はどのくらいになるのでしょうか,お尋ねいたします。



◎企画課長(下薗宏一郎)  南九州市企業立地促進補助金交付要綱に基づきまして,今回,2社分の企業立地補助金の予算をお願いしております。要綱の第5条第1項第2号による設備投資補助金につきましては,土地取得経費を除く投下固定資産総額の100分の10,製造業のうち食料品及び飲料を製造する工場等においては100分の15を乗じた額で,どちらも2,000万円を限度としております。

 三豊機工株式会社は,投下固定資産総額2億8,704万9,000円に補助率の10%を乗じて得た額は2,870万4,000円となりますが,限度額の2,000万円となります。

 株式会社エヌチキンは,食料品の加工場ですので,投下固定資産総額1億3,760万円に補助率15%を乗じた額は2,064万円となりますが,限度額の2,000万円となります。

 同要綱の第5条第1項第3号の雇用創出補助金につきましては,新規地元雇用者数に30万円を乗じた額で1,000万円を限度としております。

 三豊機工株式会社は,新規地元雇用者が10人で,1人当たり30万円を乗じた額が300万円となり,設備投資補助金と合わせて2,300万円となります。

 株式会社エヌチキンは,新規地元雇用者が8人で,1人当たり30万円を乗じた額が240万円となり,設備投資補助金と合わせて2,240万円となります。

 三豊機工株式会社と株式会社エヌチキン,2社の合計で4,540万円となるところでございます。



◎畜産課長(三宅俊正)  2番目の質問に対してお答えいたします。

 処理実績としまして,平成23年で759万羽,平成24年で710万羽,今回の目標年度29年度で800万羽に行う計画ですが,これを操業日数290日で割りますと,平成24年実績で1日当たり2万4,500羽の実績です。これを,目標年度29年で1日当たり2万7,600羽となる計画ですが,今回の一番の目標として,時間当たり4,000羽を4,500羽にするのが一番の目標です。

 これは,現在,県の食鳥検査委員が3名体制で行っているわけですが,勤務として午前7時から午後5時15分までに終了の要望があり,それから従業員の勤務状況改善の意味から,時間当たりの能力を上げ,操業時間を短縮をするのが一番の目標でございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  雇用創出補助金が1人につき30万出しているということですが,あまり南九州市地元の人たちが少ないのかなどうなのかなということで,この辺のところは,よそからの人が多いんでしょうか,地元の,南九州市の雇用が多いんでしょうか,どうなんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  社員のうちに南九州市の社員が多いのかどうかということについてのお尋ねでございます。

 まず,三豊機工につきましては,現在,社員181人のうち南九州市の住民は102名でございます。エヌチキンにつきましては,現在196人のうち南九州市の住民は85人でございます。



◆議員(内園知恵子)  地元企業に対しての誘致ということで,十分に,これは雇用創出のお金を出すに値するものということだというふうに,企画課は思っていますか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  定住促進に,今,南九州市,重点的に取り組んでいる中で,やはりこういった企業が増設等を行って雇用を拡大していくことにつきましては,とても大事なことだというふうに考えております。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第73号は各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第20―日程第25

         議案第74号―議案第79号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第20,議案第74号平成25年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から,日程第25,議案第79号平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)までの以上6件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第74号平成25年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,754万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ63億2,454万8,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,負担額の決定に伴い後期高齢者支援金の医療費等負担金,前期高齢者納付金及び介護納付金等を計上したほか,前年度の事業の実績に伴い,諸支出金として国庫支出金等への精算返還金を計上するものでございます。

 歳入につきましては,本賦課による保険税の収入見込みの増額分を計上するとともに,前年度療養給付費交付金の追加交付分及び前年度決算に基づく繰越金を計上したほか,今回補正の収支不足額につきましては,一般会計繰入金を増額して調整するものでございます。

 次に,議案第75号平成25年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ363万5,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億3,603万5,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の保険料精算分,延滞金精算分及び出納整理期間中に納付された保険料を,後期高齢者医療広域連合に支払う納付金及び前年度の事業実績に伴う剰余金の一般会計繰出金を計上するもので,歳入につきましては,繰越金で調整いたしたところでございます。

 次に,議案第76号平成25年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,086万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億9,383万2,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の事業実績に伴い確定しました介護納付費準備基金への積立金,国県等への返還金及び一般会計への繰出金を計上するものでございます。

 歳入につきましては,国県支出金等の補正のほか繰越金を増額して調整したところでございます。

 次に,議案第77号平成25年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ39万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,165万5,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,職員給与の減額支給措置に伴い職員人件費を減額し,建設改良費につきましては,青戸簡易水道地域に九州電力が高圧送電線を建設することに伴う配水管の移設工事費のほか,県道頴娃川辺線高嶺橋に配水管を添架することに関する県との協定に基づき,負担金を計上するものでございます。

 歳入につきましては,諸収入に九州電力からの受託事業収入を計上したほか,財政調整基金繰入金を減額して調整したところでございます。

 次に,議案第78号平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ28万8,000円を減額し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億8,005万5,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,職員給与の減額支給措置に伴い職員人件費の減額を行うもので,歳入につきましては,一般会計繰入金を同額減額して調整するものでございます。

 次に,議案第79号平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,職員給与の減額支給措置に伴う職員給与費について補正しようとするものでございます。

 補正予算第2条につきましては,収益的支出の予定額を234万8,000円減額し,3億2,785万8,000円にしようとするものでございます。

 補正予算第3条につきましては,議会の議決を経なければ流用することのできない経費である職員給与費の予定額を234万8,000円減額し,7,906万円にしようとするものでございます。

 以上で,議案第74号から議案第79号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第74号から議案第79号までの以上6件について,一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第74号から議案第76号までの以上3件は,文教厚生常任委員会に,議案第77号については産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

 お諮りします。議案第78号平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)及び議案第79号平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第78号及び議案第79号については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから,議案第78号平成25年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)について討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第78号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第78号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第79号平成25年度南九州市水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第79号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第79号は原案のとおり可決されました。

 しばらく休憩します。

午前11時7分休憩

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午前11時21分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

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△日程第26一般質問



○議長(森田隆志)  日程第26,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。まず,浜田茂久議員。



◆議員(浜田茂久)  質問に入ります前に,東部農免道路とはどこかと,今日もおしっこをしながら隣の人に聞かれました。その資料を持ってまいっておりますので,議長の計らいで執行部と議員各位に配付をお願いしたいと思います。



○議長(森田隆志)  はい,議員,そのまま自席にいてください。

 この件に関しましては,議会運営委員会において配付の許可がされておりますので,議長としてこれを許可いたします。なお,資料の内容については確認はされておりませんので,よろしくお願いいたします。

  [資料配付]

  [17番議員浜田茂久登壇]



◆議員(浜田茂久)  議長の許可を得ましたので,質問に入りたいと思います。

 議員各位におきましてはお疲れと思いますがおつき合いのほどをお願いを申し上げます。

 今朝ほどの新聞に,埼玉県地方が甚大なる被害を受けておりますので,その被害の千葉県と埼玉県に対する早期の復興とお見舞いを,本議場から申し上げる次第ではあります。

 以上です。

 私は,先に通告してあります農道整備と医療福祉政策について質問を展開してまいりたいと存じます。

 まず,第1は広域営農団地農道整備事業南薩東部地区について質問をいたします。

 昭和45年より平成6年までという気の遠くなるような時間と700億円強の事業費をかけて完成した畑地かんがい事業に対し,まず,事業に係わってこられた先人,先輩諸氏の並々ならぬ信念と御努力に心よりの敬意を表したいと存じます。御案内のとおり,南薩畑地かんがい事業は,年間を通じての降雨分布が不均一でかんがい施設も不便であったため,干ばつの被害多い地域で生産性が極めて低かったことから水資源対策計画として,昭和20年代に地下水位利用可能調査,昭和30年代に深層地下水水位調査が実施されたところであります。

 しかし,地下水の利用は困難と判断,昭和39年に池田湖へ他水系から導入し,池田湖を調整池として利用する構想が持ち上がり,昭和45年,事業に着手したものでございます。本事業の地域は,本市の頴娃・知覧地域と指宿市指宿・山川・開聞地域,枕崎市に及ぶ御案内のとおりでございます。標高1,500メートル以下の畑地6,072ヘクタール,受益戸数1万1,348戸の事業であります。

 この結果,本地域の農業産出額は,全国的には昭和60年をピークに減少傾向にあるのに対し,ずば抜けた成長を遂げております。自給率低下進行を阻止し,食の安全と経済の安定を考えるとき,南薩地域がさらに協力し,全国に農産物食料供給するに当たり,体制づくりが必要であります。

 莫大な時間と労力,国民の税金を使い整備されてきた本地域が,食料自給率向上のための食料供給基地として,未来型農業を展開していくことが責務であると考えられます。(傍聴席で発言する者あり)ありがとうございます。

 そこで,本年6年より着手した広域営農団地農道整備事業南薩東部地区の早期の全面開通が何よりも求められております。本農道は,農畜産物の輸送の時間短縮と農村地域の生活環境の改善,さらに,農村地域の開発,発展に寄与するものとして,全長3万2,224メートルで,うち2万1,300メートルが農林水産省予算,9,064メートルを国土交通省予算で新設し,残り1,860メートルは既設道路利用区間でありますが,農林水産省所管は平成24年4月開通し,国土交通省部分が平成27年4月整備完了する予定であります。全面供用開始ということになっております。

 既に,枕崎,頴娃区間の広域農道南薩は開通しており,国土交通省区間の事業主体が指宿市と南九州市,指宿市である2区間が完成することで物流は飛躍的に発展するのであります。

 また,本農道は,国道226号線頴娃街道のバイパスとなるとともに,海岸沿いに走る国道に対し,地震津波等の災害発生の際,山側を走る避難道路としても重要な路線であることを勘案し,指宿市にも要請し,一日も早い完工にこぎつけるべく,具体的な手だてを講じていただきたいと存じます。

 加えて,海岸付近に存在する各集落から広域農道に結ぶ避難道路となる,特に危険地帯の長崎集落から避難道路整備を併せて検討いただきたいと存じます。

 本市のみならず南薩地域全体の振興を考えたら,スピードのある施策を積極的に推し進めるべきでありますが,市長の熱意のほどをお示しいただきたい。

 強いて言えば,広域農道の早期全面開通は地域の悲願であり,本市の発展を約束するものであります。肝に銘じ,新たな工程計画を吟味した取り組みが必要でございます。

 次に,医療福祉政策について質問をいたします。

 県立保健看護学校の再興及び活用,また,市立頴娃准看護学校の存置,存続について見解を,特に質してまいりたいと存じます。

 私は,まず第1は医療福祉の現場の現状変化に対する市の対応について,第2に医療福祉の充実を基軸にした新たなまちづくりのありようを,第3にそれらを支援する人材の育成環境などに対する事案を基調とした政治姿勢で物を申し上げます。

 我が国は,規模においても,その速さにおいても,歴史上経験したことのない高齢化を世界に先駆けて経験しております。現在の医療福祉体制は,これらの社会現象の前に窮地に立たされております。高齢化の進展のさなか,医療費の抑制を図るため,医療の必要性の低い患者を在宅医療に移行させる療養病床の再編が各々の自治体で始まっております。

 しかし,受け皿となります老人保健施設や特養などの介護施設が十二分に整備されていない現状,家庭の事情で自宅の療養が困難な医療難民,介護難民となって行き場がないというケースが生じるという危惧があります。よって,医療病床の再編は,医療費削減,財政負担軽減化だけでなく,利用者の(傍聴席で発言する者あり)



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前11時37分休憩

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午前11時38分開議 



○議長(森田隆志)  再開いたします。



◆議員(浜田茂久)  議長の御配慮に心から感謝を申し上げ,退場の命がないように心からお願いをいたします。



○議長(森田隆志)  質問者は質問を続けてください。



◆議員(浜田茂久)  利用にとってよりよい医療介護の提供を早期に具体化する必要がございます。また,病状が安定し医療の必要性が低くなった人にできるだけ在宅での医療を受けてもらうため,その受け皿として在宅医療体制の仕組み整備が急務とされておる現下,問題は,病気が急変したときにすぐに対応できることや家族の負担をどう軽減しているかであります。

 患者が在宅でいつでも安心して医療が受けられる体制をつくるため,かかりつけ医や専門医,看護師などの医療スタッフの円滑な連携を図るシステムの構築が当然必要となってまいります。

 これらの課題解決が要求されており,市政の最重要課題であります。

 また,これから起こってくるのは団塊世代の大規模な高齢化に伴う都市部の高齢化であり,多くの高齢者はおおむね元気でございます。その健康な高齢者の増加傾向にある都市から,移住者と地域の高齢者の能力を十分に活用し,高齢者を含む全ての人々が安心して暮らせる社会を実現するニューシルバータウンの建設を私は政治課題としております。

 私どもの南九州市の持つポテンシャル,1つ,温暖な気候,2つ,豊かな環境,3つ,食材の豊富さ,4つ,古代ロマン漂う多くの史跡,物語の存在,5,伝統や文化の豊富さ,6つ,平和教育に関する多くの取り組み,7つ,温厚で人情味あふれる地域性などを背景に,高齢者や障害を持つ人々も生き生きと暮らせるまちづくりを推し進めることが限界集落の傾向にある地域社会の活力の維持を可能にいたします。医療福祉を全面に推し抱いたまちづくりにおいて,生活環境の重視,住民主体の政策を展開し,高齢者や障害を持った人々も,それぞれに安心・安全な生活の場を得られる地域社会を建設・実現することが,合併した今の南九州市に求められている重要な政治課題であります。

 これまで述べてまいりましたが,医療福祉を取り巻く現状を鑑み,それを支える人材の育成が急務であります。その意味合いにおきましても,市立頴娃准看護学校の存置・存続,さらに県立保健看護学校の再興・活用も,私ども政治家に課せられた問題でございます。看護教育の機会の放棄は,避けなければなりません。

 教育基本法では,その前文に「我々日本国民は,たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家をさらに発展させるとともに,世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである」と,「我々はこの理想を実現するため,個人の尊厳を重んじ,真理と正義を希求し,公共の精神をたっとび,豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに伝統を継承し,新しい文化の創造を目指す教育を推進する」と明記してあります。

 この教育基本法からまず読みとれることは,我々議会に身を置く者の使命的なものであります。看護師制度を廃止して,看護師の資格を一本化するという動きが出ておりますが,その結果,各地の准看護師の養成機関が廃止される傾向にあることはまことに遺憾であります。生活者の暮らしを確保するには,地域における医療供給体制の整備・充実を図ることが最も重要な課題であります。

 それに当たっては,医師,看護師の負担軽減に資する医療補助者などの配備・配置が当然必要とされてまいります。これまでの准看護師の育成は,家庭の経済的理由と看護師不足に対する対策的な要素が強く,さらには医師会を初めとして,低賃金で下働き要員としての事情などに応じたものであった感がありますが,今後の医療福祉を考えるとき,新たな方向性が見えてくるのであります。

 高齢化の進む社会にあって,介護という立場ではなく,日常の暮らしの中で寄り添い,見守り,万が一の際に医療機関等とつなぐ,即座に対応できる人材の配置が,今後多く求められることが予想されます。准看護師の新しい形のかかわり方など,社会状況に応じた人材の育成が重要な課題であります。

 これまでの准看護師については,社会的要請が変化し,その需要が低下したことから,その養成を行う機関の廃止が順次進んでいることで,本市においても同様な結論が出されようとしていることに憤りを感じる次第であります。これからさらに逼迫する高齢者社会,その中で求められる准看護師の果たす役割などを考え,さらに社会に必死に貢献する卒業生や多くの関係者の働きを思いやると,安易に断念するのはいかがなものでありましょうか。

 過去に鹿児島県立保健看護学校が,さらに市立頴娃准看護学校までも歴史を閉じることは断じて許されるべきものではありません。市立頴娃准看護学校の存置・存続,県立保健看護学校の再興・活用に関する御見解を市長,お示しいただきたいと存じます。

 さらに,教育は国家百年の大計とも言われます。教育政策を考えるに当たり,目の前の問題だけで短絡的な結論を出すことなく,未来の世代を育成する上での長期的な展望と確かな洞察により,計画的に教育施策は進める必要があります。ここで,教育に必要な財政資源を他に先駆けて確保・投入する,いわゆる米百俵の精神が必要とされるのであります。

 本市は,未来のある日本を願いながら命を捧げた多くの英霊の意思を受け,自足性ある日本を築くため,先進的取り組みを行うことが求められております。この地があすの医療と福祉へのモデル地区になるのだという強い決意が,時代を築く礎となった英霊のみたまに対する真実の鎮魂であると考えるものであります。

 そこで,日ごろ私が最も信頼する賢明な指針の人物である教育長に御所見を求めるものであります。

 以上,壇上での質問は終わりますが,あとは自席でやりたいと思います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  浜田議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,1番目の農道整備についてお答えいたします。

 広域営農団地農道整備事業南薩東部地区は,鹿児島市喜入町の県道知覧喜入線を起点といたしまして,南九州市頴娃町の市道鬼口大隣線までの延長3万2,224メートルを整備するものでございます。

 計画区間のうち農林水産省区間につきましては,平成24年度で完了をし,供用を開始いたしております。現在,国土交通省区間の指宿市と南九州市の市道の一部が未整備で,両市におきまして早期完成に向け整備を進めているところでございます。

 本市内の未整備区間は,市道麓荷辛路線の一部になりますが,平成26年度の完成を目標に整備を進めているところでございます。

 また,長崎自治会の避難道路でございますが,JR指宿枕崎線の北側に迂回するための避難道路を整備する計画で,本年度は測量設計を実施する予定でございます。

 2問目の医療福祉政策についてお答えをいたします。

 私は,県立保健看護学校の再興及び活用は考えていないかと,これについてお答えをいたしたいと思います。

 平成22年3月に閉校となりました県立保健看護学校跡地の活用につきましては,閉校前の平成21年8月24日付で県から県有財産の取得,借り受け等の希望について照会があり,議会へもお諮りし検討をいたしましたが,その当時,南九州市民を初め県民の期待に添えるような計画がなかったところでございます。

 当該敷地につきましては,保健看護学校開校以前に,この敷地を活用していた知覧高等学校の前身である薩南農業高等学校が鹿児島県立として開校する際,地元でございます霜出地区の住民の方々が土地を無償で提供するとともに,その後の学校運営等におきましても,さまざまな支援を行ってきたところでございます。また,地理的には南薩の中心部に位置していることから,交通アクセスの利便性にすぐれ,十分な面積も確保をされております。

 このようなことから,保健看護学校跡地の活用につきましては,南九州市民を含めた鹿児島県民からも有効的な財産活用が求められていると考えておりますので,県において総合的な観点から最も有効な活用策を検討していただくよう,平成21年11月13日付で要望をいたしているところでございます。

 市立頴娃准看護学校のことにつきましては,教育長のほうより答弁をさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  市立頴娃准看護学校の存置・存続についての見解についてお答えいたします。

 頴娃准看護学校は,昭和40年に開校して以来,48年間で1,500名を超える卒業生を輩出し,市内の病院,医院にも多くの卒業生が勤務しております。

 しかし,近年は南九州市出身の入学生も少なく,また,卒業後に市内医療機関に就職する者も減少してきている状況であり,設立当時の意図からは大きく乖離をしてきていると考えております。

 今回,平成26年度の入学生の募集停止を検討しなければならない状況に至った最も大きな要因は,実習先の確保が困難であるということです。頴娃准看護学校の主な実習先である国立病院機構指宿医療センターからは,大幅な実習生の定数削減を求められておりますが,新たな実習先の確保は困難であり,特に産科,小児科のある病院の確保は,南薩地域はもとより鹿児島市内においても非常に厳しい状況です。

 また,外部講師についても合併後減少してきており,教員の負担が過重になってきたこともあり,近隣の病院に打診いたしましたが,講師の確保は非常に厳しい状況であります。

 さらに教員においては,5年以上の臨床経験を有し,専任教員として必要な長期研修を受けなければならないこととなっておりますが,長期にわたる県外研修を受講できる職員及びその間の代替職員の確保は極めて厳しい状況であります。

 専任教員については,現在要件を満たす者はおらず,これまではこの2つの要件と同等以上の学識経験を有する者という規定を適用してまいりましたが,このことについても県保健福祉部からの厳格な強い指導を受けるようになってきています。

 現在,国においては准看護師養成所から,看護師養成所3年課程の設置を予定するものを支援策として,看護師養成所3年課程導入促進事業を導入するなど,移行支援を進めている状況であり,准看護学校の存続は極めて困難になってきています。

 以上のような理由から,平成26年度入学生募集は困難であると判断して,募集停止を決定し,8月2日付で平成26年度入学生募集中止の申し出を県に提出し,受理されたところであります。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩いたします。

午前11時59分休憩

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午後0時59分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(浜田茂久)  先ほど答弁をいただきました。まず,東部広域農道,県単事業で始まりましたが,この事業は農家負担ゼロであります。鎌田知事の自治省の知恵を働かせ,後に続く土屋知事,すばらしい構想を持って,国50%,鹿児島県県単でありましたが39%,農家負担ゼロ,受益市町村11%,1%は事務費であります。そういう有利な予算措置の中で進められてきました。おおむね本日まで55億円の予算を投入してございます。あと一歩のところが,始発駅のスタートであります南九州市でございます。

 指宿市におきましては,その部分と池田湖の部分が残っておりますので,互いにしっかりと手を携えてこの問題を解決することが,本市の限りない発展につながることになります。

 さらにもう一つ,この広域農道に対し,地震災害の折の避難道路として長崎地域を私は指摘しましたが,かの集落は避難道路がなく,ルース台風のときに自分の家族を目の前で波にさらわれております。その犠牲者が8名に達しております。大きな台風が来ただけで人命が奪われていく非常に危険地帯でございます。

 さらに加えて申し上げますなら,南海トラフ,フィリピンのプレートがいよいよ活動を展開してるということが,我が鹿児島県には京大の大学そのものが県に入って,数十年追跡調査をいたしております。さらに東大の地震学の学者が入って,いよいよ鹿児島県沖の南海トラフ,動き出した。もしもこれが万が一の地震,津波につながりますと9.1,先の東日本の高波と同等の波が押し寄せ,甚大なる被害を受けることは火を見るより明らかであります。

 行政がそのことが予測されて,何ら手を打たなかったとするならば,不作為の犯罪とみなされるのでありますので,早急な対策を避難道路として取り組んでいくべきということを指摘して,東部農免道路とこの避難道路につきましては一応終えますが,次の人命を守る医療と福祉の問題につきましては,これもまた重大な問題であります。

 我が国は,民主国家であります。一部の新聞事例でもって政策が決定するような独裁者の国会ではありません。市民の手によって,市民のための政治を市民がとり行う,いわゆる議会民主主義の中で政策は決定されていかなければならないということを指摘いたしまして,教育長の3つの答弁がございました。私は,本当に尊敬してやまない名教育長でありますが,この3つの課題,例えば参加の実習の場所のありよう,そして,教授陣の不足,財源的な問題,これは全て解決済みであります。そのことを教育長に伝えまして,一応,両方の再質問はとどめたいと思います。

 何かございましたら,教育長,市長,特に市長は,准看護問題は教育長に振らずに,正面から真っ向に私と論陣を張っていただきたかったという思いを伝えて,何かございましたら発言をいただきとうございます。



◎教育長(小野義記)  それでは,先ほど浜田議員の本当に大所高所からの現在の医療体制,福祉体制に関する見解をお聞きいたしました。また,頴娃准看護学校に対する熱き思いもお聞きいたしました。

 頴娃准看護学校については,これまでにも学校の存続にかかわるような課題もありました。御指摘いただきました長岡藩の米百俵の精神と同じような気持ちで対応してまいりました。それは,地域医療の充実を願って,准看護学校,大事に育ててこられた頴娃町の皆さんの思い,そしてそこに真摯に学ぶ生徒の皆さんの姿があったからです。その当時,准看護学校の職員に私がよく話をしたことは,ここで学ぶ皆さんの境遇等を考えて,一人一人の生徒を大事に育ててほしいということでした。頴娃准看護学校の存続を願うからこそ,職員の人事の刷新を図り,そして教室の増設とか,倉庫の建設とか,備品の充実等を図ってまいりました。准看護学校の発展を願うからこそ,ハード面,ソフト面の充実を図ってきたということになります。今お話しましたような考えは,今でも変わっておりませんけども,今回の本当に苦渋の判断というのは,時代が変わり社会情勢が変化してきたことによるものだと考えているところでございます。

 今回の判断は,南九州市立としての存続は厳しいということになりますので,今後,時間の許す限り,大きくは4つの課題を解決することのできる民間移管の方策等を検討してまいりたいと考えております。民間移管等の存続については,関係機関,あるいは市民の皆さん,あるいは議会の皆様方からの支援を受けて進めてまいりたいと考えております。

 後継運営者が一日も早く決まりますよう,議会の皆様方にも御支援をよろしくお願いいたしまして,准看護学校再興への見解といたします。

 以上でございます。



◎市長(霜出勘平)  この広域農道のことにつきましても,浜田議員は旧頴娃町議会議員のころから取り組んでおられると,本当に大変な熱意を持ってこれの完成に向けてこれまで努力をされてきたということはよく存じております。このことにつきましては先ほど申し上げましたように,市道部分につきましては26年度を目途にこれを完成させると,そして,長崎自治会の避難道路につきましては,本年度から測量設計を実施し,早急にこれを完成させたいというふうに思っております。

 2問目のこの看護学校のことでございますが,このことにつきましては,私も知覧町民,特に地元の住民として大変残念な思いをいたしたところでございます。そういったことで,この跡地についても,これを何とか県のほうで,まず看護学校の再興ということで考えていただきたいというような申し入れもいたしておるところでございますし,そしてまた,いろいろな観点からこの跡地利用を促進していただきたいということで,うちの鶴田副市長ともども副知事のところにお伺いいたしまして,要望書等も提出をいたしておるところです。

 これまで,この保健看護学校の跡地につきましては,南薩振興局,これの設置もどうでしょうかというようなことも提案申し上げましたし,それから,松下忠洋先生が御存命のときに,東南アジアからの介護士の研修施設に,ここは寮もあるしどうでしょうかというような話も,いろいろと先生も御尽力いただいたところですが,これもちょっとかなわないというようなことでありましたし,また,大阪市内の大きな病院が,自分のところで看護師を養成したいというようなことで,実際現地も見に来られたことがありますが,これも条件が整わず成立をしなかったところでございます。

 いろんな形で,我々もまた議会の皆さん,そしてまた,市民の皆さんからお知恵をいただきながら,このことについてもまだ解決をしておりませんので,すばらしい施設を招聘できるように努力をしてまいりたいと,このように思っております。



◆議員(浜田茂久)  ただいま農道整備の事業,避難道路の事業,そして,名教育長の答弁いただきました。

 実は私,きのうは県庁に参りまして,教育委員会,そして保健福祉部局,総勢の中でお話いたしました。あえて御報告申し上げますが,私が保健福祉部長,教育委員会陣に伝えたのは,もしも頴娃准看護学校の閉校に向けて,県の指導であったとするならば頴娃町の先人の思いに報われないと,よって,その県の指導で持っていったという発言が両部局からあるとするならば,すぐさま県庁の記者会見をいたしまして,私は堂々と知事選に立候補することを発表するということだけは伝えました。

 両部局で答えが返ってまいりましたのは,南九州市民の意見を十分拝聴し,名教育長もおられますので,お手伝いを存分にさせていただきたいというのが県の姿勢であったということをこの本会議でお伝えいたしまして,質問はとどめますが,締めくくりとして一言。

 本市は,昨今,過疎化・高齢化により,将来的に集落機能の維持が危ぶまれるなど,市民の暮らしに不安を与える現象が見られております。これらを克服する上で,産業の振興,医療福祉の充実が何にしても増して重要な課題でございます。

 農業におきましては,農業の所得向上と経営の安定を図り,担い手となる後継者や新規就農者の確保を図ることが必要であります。加速する農産物の自由貿易化に対し,戦える農業基盤づくりが求められております。また,国の安定化と繁栄を図る上では,食料の自給率の向上に最善を尽くすことが国の政策課題でもございます。それらを実現する上で,本市の農業生産力の向上と都市へのための配分が可能となるシステムづくりが欠かせないことでございます。農産物等の物流の円滑化を図り,かつ地域防災にも重要となる広域農道の全面開通は,本市の継続的な発展における生命線であることを十分に御理解いただきました。

 さらに教育問題,医療福祉の問題では,教育長の明快なる再興に目指しているという発言がございましたので,心から敬意を表し,御尽力賜りますことを市民を代表してお願いを申し上げ,私の一般質問を閉じたいと思います。

 市民の皆様,御清聴ありがとうございました。

 以上。



○議長(森田隆志)  次に,蓮子幹夫議員。

  [5番議員蓮子幹夫登壇]



◆議員(蓮子幹夫)  私は,先に通告してありました2点,簡潔に申し上げます。

 長く議論をいたしたいので,余分な言葉は省いて質問をしていきたいと思いますが,まず第1点,議会中継放送についてであります。議会の意思決定の過程や個々の見解を議会中継放送により,市民に情報提供するとした場合,施設整備等に予算計上する考えはないものか。

 2点,市道等整備についてであります。

 まず,その中の1点目,地区公民館から国・県道等への幹線道路へ連絡する市道等の整備は重要であると考えております。特に別府地区公民館の連絡道は,現在,危険な状態にあると感じますが,見解を問うものであります。

 第2点目,誘致企業であります黒瀬水産株式会社のところにあります取付道路の整備が進んでいないように見受けられますが,この道路についての今後の取り組みを問うものであります。

 以上,2点。答弁も,簡潔にお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。

 残りは自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蓮子議員の御質問にお答えいたします。

 まず,1問目の議会中継放送についてでございます。

 市町村議会の本会議の模様をホームページ上で生中継したり庁舎内で放送するなど,議会中継の導入が進んできております。県内の19市のうち14市が,これに取り組んでいるようでございます。

 現在,市議会の情報は,市のホームページで会議録の検索ができるシステムを提供して公表しているほか,議会だよりの発行により,議事概要の広報がなされているところでございます。

 今後,議会側におきまして,その意思決定の過程などを公表する手段といたしまして,議会中継放送が必要との判断があれば,施設整備に向けた予算措置を検討してまいりたいと考えております。

 次に,市道整備についてお答えいたします。

 まず,1番目の別府地区公民館の連絡道は危険と感じるが,見解を問うということでございます。

 地域活動の核となる校区地区公民館へアクセスする道路の整備は重要と考えております。御指摘の別府地区公民館への国道226号からの連絡道路につきましては,平成24年度に開催されました別府地区の市長と語る会でも整備の要望があったところでございます。

 市といたしましては,通学路でもあることから整備は必要と考えておるところでございますが,要望の区間は準用河川水成川と隣接いたしており,反対側には民家や消防詰所等があり,整備するためには土地の買収や建物等の移転が必要となりますので,地権者の協力体制や名義変更の可能性等を調査の上,検討していきたいと考えます。

 次に,市道整備の2番目でございます。黒瀬水産株式会社の企業誘致に伴い農道に路線の付け替えが必要となり,平成24年度におきましては測量設計と北側農道の1路線の改良工事を実施いたしたところでございます。平成25年度におきましては残されております南側農道1路線を9月10日に入札を行い工事に着手していく予定となっております。

 本年度整備する農道につきましては,当初,平成25年度完成予定といたしておりましたが,盛土区間が半分程度あり,しかも盛土高が約3メートルとなることなどから,自然転圧を行い,平成26年度に舗装することも検討してまいりたいと,このように考えておるところでございます。

 以上で,答弁とさせていただきます。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねて,答弁書今いただきましたけど,お尋ねしますが,この議会中継については,ある程度,我々議会のほうもちゃんとした意思を決定方向づけをしてからというふうには重々承知の上でこれをお尋ねするわけですけれども,するとすればと仮定の話で非常に聞きづらい部分もありますが,各支所あたりまでであったりとか,もっと細部に当たってというふうにしていくとするならば,予算計上の額としては,大体どれぐらいの額が妥当だというふうに,お考えの中にありますか。



◎財政課長(金田憲明)  議会中継の件でございますけれども,先ほど市長が答弁いたしましたとおり,この議会中継につきましては,議会のほうで決定等をしていただきたいというふうに思っております。

 決定等がございましたら,整備の内容につきましては,どこまでどのような形でするのかっていうことについては,また具体的に検討を,話し合い,議論をしていければというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  今の答弁で推察すれば,ということは,議会が議会中継に向けて前向きに検討して決定を見たということであれば,ある程度の議会の要請要望は大いに議論の中では通用していくというふうに理解をしてよろしいですか。



◎市長(霜出勘平)  議会のほうで全員で協議をしていただいて,この程度のあれでいこうとなれば,それに向けて我々は努力をしてまいりたいと思います。



◆議員(蓮子幹夫)  次の市道整備についてでありますが,この答弁書の中にもありますとおり,市長と語る会の中でも要望・要請があったということは,地域の住民の方々も,現在の道路の状況は危険ないし改良を必要とするというふうに認識をしているというふうに思われるわけですよね。

 それで,それから後,あそこを取り巻く環境も大分変わりまして,あった廃屋も解体をされてなくなっております。それから,道路の反対側に,何と申しますか,原野に近いような状況で放置されたところもありますけれど,今の状況だと,まだ所有者がちゃんとはっきりして海外に在住であると,そういうことでありますので,環境的なものについてはある程度直線的な線形を持たなくても,非常に今住んでいらっしゃる,生活していらっしゃる方々に御負担をかけなくても整備ができる状況にあるのではないかなというふうに,その下の部分には考えていますが,公民館から今度は上に上っていく4806号水成川上迫線,これがJRの高架橋の下を通過をして入ってくるというふうな状況にありますけれど,これもあわせてやはり整備をしないと,どちらからもというか,別府公民館は非常に広い敷地の中で中心的な役割を果たしておりますから,上迫線を利用して公民館に来る,そういう住民の方もいれば,下のほうからという方もいると思いますけれども,これは整備をするとすればあわせていく考えはありますか。

 それと,JRの下が非常に狭小になっていますけれど,これについては,もし整備をするとすれば非常に困難をきわめるとは思いますけれども,あそこを拡幅ができないとすれば何か代替案的なものを,自分たちの中で見解として持っていますか。そこを示していただきたいと思います。

 それと,企業誘致をした黒瀬水産の農道のことですけれども,これについては,なぜお尋ねをしたかというと,反対側の敷地の隣接する農道はゲートが設置されて施錠ができるような状態で,時折と申しますか,常時ではないんですが,施錠をして中でUターンをしてまたもと来た道路に帰っていくというようなふうにして,非常に利便性に疑問を投げかける住民の方々が多いということでありますので,道路は道路にアクセスするから道路だという,私は認識ですから,先にその道路というか,別な取付道路が機能をちゃんと有するようになってから,その道路については引き渡しをすればよかったのではないかなというふうに思いますけれど,施錠をして管理をしないといけない道路を,今,現に農道として活用ができない状況にありますけれど,どういうふうに理解をすればいいですか。住民の方々にどういうふうに説明すればいいですかね。



◎建設部長(下之薗博幸)  1点目の国道から公民館までの整備の件でございますが,市長の答弁にもありましたように,地権者の内諾や名義変更等の可能性など,整備に向けての条件が整えば整備を進めていきたいというふうに考えております。

 それと,御指摘のありました市道水成川上迫線のJR指宿枕崎線の鉄道橋の区間は,現在,幅員が3メートル程度と狭くなっております。幅員を広げるとなりますと,鉄道橋の本体工事はもちろんのこと仮設費など多額の経費がかかることが予想されますので,本格的な拡幅工事というのは現在のところ難しいかと考えております。

 このようなことから,本格的な拡幅工事は難しいと考えますが,両側にあります既設の側溝をば暗渠型に改修することで,1メートルから1メートル50程度の幅員の拡幅が可能かと考えておりますので,JRとの協議を進めていきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◎耕地課長(吉満峰治)  蓮子議員の答弁させていただきますけれども,実際,農道があって施錠をされて,旧頴娃町時代のときに施錠して通行不可能になったということで,今の二枚貝センターの中央付近に農道があったんですけれども,そこから畑かんの圃場整備の部分までは,新しく旧町時代に整備した経緯がございます。現在は,そこを通っていただいて通行をしていただきたいというふうに考えております。

 それと,今年度整備をしますので,そこはまた通行が可能になりますので,もうしばらく本年度まで待っていただければ,通行が可能というふうに考えますので,御理解いただきたいというふうに考えております。



◆議員(蓮子幹夫)  今の市道のことでありますけれども,私が申し上げましたように,ある程度,今改良拡幅をする環境的には整備が進んできていると思いますけれど,あそこをなぜ重要視するかと申しますと,災害避難の連絡場所でありましょうし,公民館が機能を有するとすれば,大体そこに一時的に避難をしていただくというときに,あそこが非常に通行が困難になるということは容易に想像されますので,できれば,なるだけ早急にこういうものには着手をしていただいて,調査も迅速に進めていただきたいというふうに考えております。

 それと,今の耕地課長の説明というか,答弁に少し誤認があるのかなと思いましたので言いますが,以前そういうことがあって,私が,そういうことは何人たりとも道路を封鎖するということはできないはずですがというお尋ねを,旧町時代にしたという覚えもありますし,それからこっちに,黒瀬水産の,今,本体の工場があるところの隣接をする農道のちょうど出口が,もうゲートを設置してあって,現況を見ていただければわかると思うんですが,その中で,今度はUターンしてまた帰ってくるというような状況ですから,あそこの農道を利用する方々は。

 あそこは,私は,企業誘致をして機能がちゃんと発揮されて引き渡しをするといったときに,農道が整備をされてから,そのゲートは設置されるものだというふうに理解をしてたんですけれど,農道がまだ整備をされてなくてぐるっと国道のほうまで出て迂回をやっていくというふうにして,非常に不便に思うという方々が,あそこの圃場を御利用する方々から,これはどうにか解決策というものはないものかというふうに相談を受けたので,こういうふうにお尋ねをしているところであります。

 それと,もう一つ,部長にお尋ねしますけれど,1級市道の石垣只角線,1008号です。これの道路の白線を敷設してありますけれど,白線が,前回敷設しているところより内側に内側に入って線を引いてありますけれど,これは意図して引いてありますか,それともそういうふうに白線が内側に引かれたということは理解してますか。そこらあたりの見解を示してください。



◎建設部長(下之薗博幸)  最初申し上げました,まず早急に整備をお願いしたいというような件でございましたけれど,別府公民館への国道からのアクセス道につきましては,現在,別府校区におきまして市道番所線と釜蓋線の2路線を今年度新規で着手しておりますので,それらの進捗を見ながら進めていきたいと考えております。

 それと,今の白線の引き直しの件でございますけれども,消えた外側線等の引き直しにつきましては,基本的にはもとの位置に引き直すようにいたしております。ただし,路肩部分の舗装部分が茅等にかまれて引けなかったり,路面が荒れている場合など内側に引く場合もありますけれども,基本的にはもとの位置に引くようにしてあるんですが,意図的に内側ということではなくて,路面が荒れておって引けない場合に内側に引くことがございます。

 今御指摘のありました1008番の石垣只角線につきましては,ちょっと現況のほう,私自身はちょっと確認をしておりませんけれども,早急にまた調査をさせていただきたいと思います。



◎耕地課長(吉満峰治)  先ほどの農道の施錠の件ですけれども,また現地のほう調査いたしまして,また検討していきたいというふうに考えております。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後1時36分休憩

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午後1時37分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(蓮子幹夫)  今,答弁をしていただきましたけれども,本当に,公民館に通ずるというか,その道路については,ほかのところの進捗状況もというふうにありますけれど,一番あそこが通学路としてもなんですが,災害の避難道路として一番機能を有しますし,なぜならば,そこの上に消防署の詰所があって消防自動車が出動しないといけないと,災害救助に向かう自動車が,そこから出庫できないというような状況になったら宝の持ち腐れでもありますし,何のための道路整備だったんだというふうな議論も出てくるやに思いますから,できれば最優先の道路として位置づけをして,これから先検討を重ねていっていただくように強く要請をして私の質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,菊永忠行議員。

  [19番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  お疲れさまです。私は,通告してあります予防接種についてと防犯カメラ設置について以上2点について,市長並びに所管事務に質問をいたします。

 まず1点目です。予防接種については,事業目的といたしまして,市民を感染症から守り健康維持を図る。内容等については予防接種法に基づき乳幼児から高齢者までを対象にし予防接種を実施するとなっております。

 予防接種,BCG,結核ですね,それからはしか,風疹,ポリオ,日本脳炎,四種混合,三種混合,二種混合,インフルエンザ,ヒブ,子宮頸がん,小児用肺炎球菌等を実施するというふうになっております。

 この主な経費の内容についてですけれども,ワクチン購入とワクチン接種委託料といたしまして,昨年度当初予算として9,199万5,000円を計上し,また本年度の予算といたしましても8,192万5,000円の計上をしているようです。

 各予防接種の接種率と県内医療機関での相互乗り入れを行わない理由についてお伺いをいたします。

 2点目,防犯カメラの設置についてですけれども,全国的に事件,事故が多く発生をしていますが,市民の安心安全を確保するために防犯カメラを設置する考えはないかお伺いし,登壇での質問として,後は自席から行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  菊永議員の質問にお答えいたします。

 まず,予防接種について,相互乗り入れを行わない理由を示せということでございますが,本市の定期予防接種は,基本的には南薩医師会との委託契約により,市内の医療機関において実施いたしておりますが,特別に対象者から依頼があった場合には市外の医療機関とも個別に契約を行って対応をいたしております。

 御質問の平成24年度の定期予防接種の接種率は,おおむね80%台から90%台となっておりまして,BCGの接種率は91%ですが,一部の種類によっては60%台のものもございます。

 定期予防接種は市内の接種を原則としておりますが,相互乗り入れによる予防接種は,本市に住所のある接種対象者について,医学的理由により接種機会を逃した者,かかりつけ医または主治医が住所地以外にいる者等を,例外的に接種する機会を確保するための措置で,県医師会の協力のもと予防接種を行う事業であります。

 南九州市といたしましては,平成26年度から相互乗り入れによる予防接種を実施するに当たり,市内医療機関に向けて,昨年12月と本年3月の予防接種事業説明会の中で説明を行ってきているところでございます。また,具体的に相互乗り入れ実施に向けて,南薩医師会の理解と協力をいただくため,本年8月に,市長名で南薩医師会長に宛てた依頼文書を提出いたしたところでございます。医師会として特に意見がない場合は,県医師会と委託契約を締結して相互乗り入れを実施していくことになります。

 次に,防犯カメラについてお答えをいたします。南九州市の施設における防犯カメラの設置状況についてでございますが,知覧特攻平和会館,ミュージアム知覧,畑の郷水土利館,えい中央温泉センター,ふれあいセンターわくわく川辺等で,展示品の保護や防犯対策を目的に防犯カメラを設置しております。その他の幹線道路や公園等には防犯カメラの設置はしていないところであります。

 防犯カメラは犯罪の抑止効果が期待できるものの,犯罪に関係するものに限らず,その公共空間を通行する全ての方々を承諾なく撮影することから,プライバシーの侵害などにつながる恐れもあり,防犯上特に必要とする場合を除き,防犯カメラの設置については慎重に取り扱うべきと考えております。

 なお,学校等における設置状況につきましては教育長より答弁をいたしますので,よろしくお願いいたします。



◎教育長(小野義記)  学校に防犯カメラを設置することにより不審者の侵入を抑止するなどの効果があることは承知しております。しかし,学校の大半は人が侵入できる箇所が無数にありますので,その全てに防犯カメラを設置することは困難だと考えています。また,防犯カメラの設置だけでは不審者等の侵入に対する対策としては万全ではないことも確かですので,学校の防犯対策に効果的に取り組むためには,保護者や地域の方々の協力を得ることや地元の警察と密接な連携をとること等,多くの人々が学校の安全管理にかかわるようにすることが肝要であると考えています。

 なお,現在,各学校では,児童生徒の安全を確保するために管理職や学校主事等が校内巡視を可能な限り密に行い不審者等の侵入防止に努めています。また,夜間については,窓ガラスや通用口等の施錠を確実にするなどして安全確保に努めているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  ただいま,市長並びに教育長のほうから答弁がありました。

 この予防接種の接種率,一部60%台のものもあるというようなことであります。定期接種,あるいはインフルエンザ接種等については,これは任意というようなふうに理解をしているところですけれども,今答弁があった,行政として,どのように接種率について理解をしているのか,お伺いをいたします。



◎健康増進課長(石田俊彦)  接種率についての御質問でございます。なぜ60%台の接種率のものがあるかというところでよろしいでしょうか。

 この60%台という低い予防接種率につきましては複数回接種の機会があるものでございます。例えば,翌年にまたそういう接種の機会があるという場合は,例えば,子どもさんの親御さんとかが来年も受けられるんだということであれば,初回の接種率というのが60%台というふうに低くなりまして,次回の,2回目とかになりますと90%近くぐらいに接種率がぐんと上がるという状況でございます。

 この60%台というのは,そういう複数の接種機会があるものでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  接種率60%というようなことで,複数年にわたって接種をするというような答弁でありましたけれども,相互乗り入れ等についても,先ほど市長のほうからの答弁がありましたけれども,南薩医師会との協力のもとというような答弁のところもありましたけれども。

 こういう話も聞いているところでもあります。予防接種の期間というものがあるかと思いますけれども,この期間内に熱が出た場合に接種ができなかったというような話も聞いてるんですけれども,そういう人たちについては,相互乗り入れができていない関係で,実費でほかの地域に行って接種をするというような例もあるというようなふうにも聞いているんですけれども,実費で地域外の医療機関で接種を行った場合,補助等については考えられていないのかどうか,どうなんですかね,これについては。



◎健康増進課長(石田俊彦)  ただいま議員からもありましたとおり,南九州市が設定している接種期間の間に接種できなかった定期接種につきましては,任意接種扱いになりまして自己負担ということになります。

 そういうこともありまして,相互乗り入れになりますと,通年で,1年間通しての接種の機会というのを確保されますので,南九州市としても早い時期に相互乗り入れを実施したいという形で動いてきているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  ただいまの健康増進課のほうから答弁がありました,早急にそういう相互乗り入れを実施したいというようなふうであります。

 何で,今まで,南九州市,合併してからもう5年が過ぎ6年目迎えようかというふうになってますけれども,相互乗り入れができなかった,医師会との話し合いについてできなかったというようなことなのか,南九州市が旧町の時代から相互乗り入れ等についてはなかったというようなふうにして理解していいものかどうか,その辺についてもう1回答弁をお願いいたします。



◎健康増進課長(石田俊彦)  相互乗り入れができなかった理由ということですが,相手さんもありますので言いにくい部分もあるんですが,相互乗り入れについては,どうしても医療機関にお願い,相互乗り入れの限りじゃないですけれども,予防接種につきましては医療機関にお願いする立場でございます。したがいまして,医療機関の理解,そして協力がいただけないとこの予防接種は進んでまいりません。

 相互乗り入れがなかなか南薩3市,枕崎市も含めてですが,進まなかった理由というのは,推察するに,相互乗り入れでない場合は南九州市内に限定した医療機関で接種をするわけですが,南九州市がワクチンを購入して必要数量を各医療機関に配付すると,そして予約を入れた接種希望者がそこの医療機関に行って南九州市が計画しています接種のスケジュールに沿って医療機関で接種をしてもらうということになっております。

 相互乗り入れになりますと,1年間通しての接種となりまして,ワクチンもそれぞれの医療機関で準備をしていただく,そして個々人の接種にかかわるスケジュール管理も医療機関のほうで管理してもらわないといけないということになります。

 大きく言いますと,ワクチンの管理,それから接種にかかわるスケジュール管理,これが医療機関にとって負担と感じているのではなかったのかなと,そういうふうに推察するところでございます。



◆議員(菊永忠行)  ただいま相互乗り入れ等についての答弁をいただきましたけれども,期間内に漏れて接種ができなかった場合等について実費で任意接種というような取り扱いになるというような話でありましたけれども,この答弁書の中で,平成26年度から相互乗り入れ予防接種を実施するに当たり,各市内の医療機関あるいは南薩医師会等の理解と協力をいただきながらというようなことでありました。

 やっぱり市民の安心安全というような形で子育てしやすい地域づくり,あるいは高齢者の住みやすいまちづくりというような形でも,早急に相互乗り入れについてはぜひ実施していただければというふうに思っているところであります。

 また,相互乗り入れができれば自己の負担というのも軽減されるわけですので,行政としても早急にそういう形で取り組んでいただきたいというふうに思っております。

 次に,2点目ですけれども,皆様も記憶に新しいかと思いますけれども,8月の25日に三重県の四日市市の中学3年生の女子の生徒が殺害されるという凶悪な事件が発生をしております。この女子中学生の行動等についても,最終的にどこで友達と別れたのかっていうような形で,マスコミ等,テレビ,新聞等についても,近くのスーパーの防犯カメラにちゃんと何時何分に友達と別れてっていうのを報道がなされていましたけれども,先ほどの市長の答弁の中でも,防犯カメラの設置については各市の施設の中で設置をしているというようなことでありましたけれども,こういう凶悪な事件が本市でも100%起きないということは言い切れないというふうに感じております。

 市民の安全のためにも,少しでも整備をしていく必要があるかと思いますけれども,もう1回,防犯カメラの設置について,答弁をお伺いしたいというふうに思っております。



◎市長(霜出勘平)  先ほどお答えをいたしました。これはいろんなところに設置をすれば,それだけの抑止効果というのは出てくるというふうに思いますが,なかなかやはり財政的な面から,そしてまた,効果の面からも,またプライバシーというようなこともあるわけですので,これについてはやはりこれから慎重に検討をさせていただきたいと,そして必要なところは積極的に設置をしていくというようなことでまいりたいというように思っております。



◆議員(菊永忠行)  防犯カメラの設置等について,県内の設置状況について少し調べさせていただきましたけれども,阿久根市,出水,徳之島,薩摩川内,沖永良部,曽於市,南さつま市管内については話を伺っているんですけれども,ただいま市のほうが検討中というような形で話を聞いているところでもあります。また,隣接の鹿児島市の設置状況等についてですけれども,これはいろいろ事業の補助,行政の補助というものがあるというようなことを聞いているところであります。

 鹿児島市で例をとってみれば,商店街のまちづくり事業っていうような形で設置をしている,商店街ですね,設置をしているというようなことも聞いております。それから姶良市ですけれども,これについては平成25年度の港町活性化補助事業というような形で,これについても防犯カメラを設置をしていると,それから鹿屋市等についても,鹿児島市と一緒で商店街のまちづくり事業の中で補助しながら設置をしてるというような,そういう状況でもあります。

 先ほど言いましたけれども,長島町,これについては鹿児島県の県内で初めて自治体が防犯カメラを設置をしたというような話も聞いているところであります。これはどこに設置をしたかというようなことでありますけれども,道の駅に2基,地方自治体のほうで設置をしているというようなことであります。

 先ほど市長のほうから答弁があったように,プライバシーとかいろいろな件がありましたけれども,使用については,使用の規則を制定をして誰でも彼でも見れるというようなことじゃなくて,行政の担当の人たちあるいは警察関係というような形で,見れるっていうようなこととしたらプライバシーの侵害に当たらないのじゃないかなというふうに聞いているところでもあります。

 設置場所等について,今のところは南九州市はそういう形で,ミュージアムとか道の駅とかいうような形で答弁がありましたけれども,私が防犯カメラの設置について,なぜこういうことを言ったかといいますと,幹線道路,何台も設置をしてくださいということじゃなくて,旧町,それぞれ3町あります。頴娃町の1カ所あるいは知覧の1カ所,川辺の1カ所という形で,交通量の多いところ,あるいは人の出入りの多いところっていう形で設置はできないのかなというふうに考えていますけれども,そういう形でどうですかね,設置場所等あるいは設置についてもう1回お伺いをいたします。



◎総務部長(上野勝郎)  防犯カメラの設置の件でございますが,今,市長答弁でもございましたとおり,防犯等につきましては犯罪等の抑止力にはなりますが,当然,今おっしゃったとおりプライバシーの関係で,ここには防犯カメラを設置していますよというようなことも情報提供しなければならないというような基準等もあるようでございますので,必ずここに設置することも通行する方々はわかるわけですので防犯の抑止力にはなりますが,それが結果的に,防犯の確認等に使われるかというと,それは不確定なところでございます。

 それと,設置に当たりましては厳密な倫理基準を設けて設置しなければ理解が得れないということも,いろんなところで裁判でも起こされていますし,判例も出てますし,弁護士等からの提言もなされているようでございますので,設置に当たりましてはそれらを十分精査した上で,設置するのであれば検討していきたいというふうに考えております。



◆議員(菊永忠行)  総務部長のほうからも,そういう形でいろいろな,この設置については各機関,行政あるいは警察,あるいは南九州市の防犯協会とかっていうような形で,いろいろな機関と協議をしながら十分に検討する価値があるんじゃないかなというふうに思っているところであります。

 私は,今回,この一般質問,予防接種についてと防犯カメラの設置について質問をしましたけれども,予防接種についてなんですけれども,さきの8月の11日,南さつま市のほうで行われた南薩3市医療体制の充実等を考えるシンポジウムに参加をさせていただきました。我が同僚の議員の中から本市の6名でしたかね参加をしていたように記憶をしているところですけれども,この中で,鹿児島県の小児医療事業,それに先ほど言ってます予防接種の重要性,それから県子ども総合医療センターの機能,医師による診断の意義についての講演,それから講演が終わってパネルディスカッションが行われていましたけれども,その中で,予防接種,相互乗り入れができていない市町というようなことで大きく南九州市が出ていました。

 これを聞いて,私は今回こうやって予防接種の相互の乗り入れと,何で今までできていなかったのかなというようなことでびっくりして,同僚議員なんかと話をしながら,こうやって今回の予防接種についての質問をさせていただきました。

 その席にも,我が市長,霜出市長も出席をされていたようですけれども,相互乗り入れのできていない南九州市っていうようなことで,大学のパネラーの先生も頭をひねっていたように私のほうは感じていましたけれども,市長,あの話を聞いて,出席していた我が南九州市の市長としてどのように感じたものか,それをお聞かせ願いたいということと,防犯カメラの設置についてですけれども,これについてもいろいろな機関と協議をしながら設置に向けて協議をしていくというのは,話が聞けたらありがたいかなというふうに思っております。最後になりますけれども,市長の感想,その予防接種との8月11日の3市のシンポジウムに参加した感想と,防犯カメラの設置について,最後にお伺いして,私の質問を終わりたいというふうに思っております。



◎市長(霜出勘平)  私もびっくりしました。その後で,皆さん方に南九州市という名前が頭の中に入っていただいたのではないかなということも思ったところでございます。これは,先ほど課長が言いますように,いろんな形で医師会との協議もありまして,なかなか進まなかったということがありますが,環境整備が整っておりますので,今後においては,早急に相互乗り入れができるものと確信をいたしております。

 それから,カメラについてですが,ないよりもあった方がいいわけです。ただ,今,川辺町の商工会あたりでも検討されておりますが,以前はいろんな街灯についても,それぞれの店の負担というようなことで設置をされておりますが,最近こういうふうに商店街も元気がなくなったりしますと,なかなかその負担金というようなこともあって,事が進まないというような側面もあるようです。ただ,我々は市民の安心,安全を守る立場でございますので,やはり必要なところには,それなりの条件整備をして,これからつけていかなければいけないのじゃないかと,このように思っております。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時6分休憩

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午後2時16分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。次に,伊瀬知正人議員。

  [4番議員伊瀬知正人登壇]



◆議員(伊瀬知正人)  お疲れさまでございます。私は,先に通告しておりました頴娃准看護学校の存続について質問します。6月28日の議会,全員協議会で説明を受け,平成26年度末をもって,学校閉鎖という選択肢もやむを得ないという説明でありますが,26年度末で学校閉鎖となった場合,市内医療機関や地域に深刻な影響を与えると思うことから,存続に向けた施策を展開することが重要と考えるが,見解をお伺いします。

 以上,あとは自席から質問いたします。



◎教育長(小野義記)  頴娃准看護学校の存続についてお答えいたします。

 頴娃准看護学校については,近年は南九州市出身の入学生も少なく,また卒業後に市内医療機関に就職するものも減少してきている状況にあり,市内医療機関や地域に多少の影響を与えることはこれまでと変わらないと思われますが,存続するためには多くの困難なハードルを超えなければならないということは,御理解いただきたいと思います。

 今回,平成26年度入学生の募集停止を,検討しなければならないような状況に至った最も大きな要因は,実習先の確保が非常に困難であるということです。特に,産科,小児科のある病院の確保は,南薩地域はもちろん鹿児島市内においても,非常に厳しい状況にあります。外部講師についても,近隣の病院等に打診していますが,講師の確保は非常に厳しい状況であります。また,教員においては,専任教員として必要な長期にわたる県外研修を受講できる職員及びその間の代替職員の確保は極めて難しい状況であります。

 さらに,国においては,准看護師養成所から看護師養成所3年過程の設置を予定するものの支援策として,看護師養成所3年過程導入促進事業を導入するなど,看護師養成の移行支援を進めている状況であり,准看護学校の存続は極めて厳しい状況にあると考えております。

 以上でございます。



◆議員(伊瀬知正人)  ただいま教育長から答弁をいただきましたが,まず民間移管等について検討し,不可能な場合は,26年度末をもって学校閉鎖という選択肢もやむを得ないという考え方になるまでの間,先ほども登壇でも申し上げましたように,全協でも説明があったわけですけども,いつごろから何回ぐらい協議,検討がされて,問題等があるのか質問したいと思います。できれば,これまでの間に中間報告をしてほしかったというように私は思うところでございます。いかがですか。



◎教育部長(小園和幸)  お答えいたします。

 6月28日の全員協議会で説明いたしましたとおり,四,五年前から喫緊の検討課題として,まず平成21年,22年ごろから専任教員の資格等に関して県,保健医療福祉課等からいろいろ指導を受けておりまして,そのことを含め,検討を重ねておりまして,6月28日の全員協議会での説明には,26年度の生徒募集に踏み切るには,26年度早々重大な支障が明白となりましたので,説明いたしたものであります。

 内部での協議は21年ごろから,それらの点について行っていましたが,その後,国立指宿病院等の実習受け入れについての問題が顕在化した後,平成24年5月から平成25年3月まで職員会議,教育委員会協議,庁議等で実習所の確保に関する問題,専任教員の確保に関する問題等を中心に10回協議し,平成25年4月からは生徒募集停止もやむを得ないという検討について9回ほど協議をしてまいりました。問題は,これまでも説明いたしましたとおり,特に母性看護実習において,実習所の確保が非常に困難になっている点,専任教員の要件を満たす教員の確保が困難な点,外部講師の確保が困難な点等であります。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  これまでの間に9回,10回の協議を重ねて,今の方向がされたというようなことでございますけれども,まず実習病院の減少についてですけれども,23年から募集定員も40名から30名に削減されておりまして,主な実習病院である国立病院機構指宿医療センターも同じ附属の鹿児島看護学校等の4校の実習生を受けているため,頴娃准看護学校の学生受け入れについては,26年度もさらに削減を要請されているということですけれども,ほかの市内外の南薩地域を含めて,実習病院等への実習の掘り起こしを,もう少し積極的にするべきではないのかというふうに思いますけど,これまでの掘り起こしの状況についてお伺いします。



◎教育部長(小園和幸)  実習施設の確保対策でありますが,国立病院機構指宿医療センターからは,以前から実習生の削減を要請されておりまして,これまでに平成21年に頴娃町の中村温泉病院,平成22年に川辺町の菊野病院,知覧町の南九州さくら病院,平成23年に開聞町の宮薗病院を新たな実習施設としてお願いしてきております。ただ,これには実習受け入れ病院施設としての要件等もあり,実習施設として県の承認が必要であり,事実相応の規模であっても,さまざまな要件から県の承認を受けられなかった例もあるところであります。

 なお,今一番問題となっているのは,産科のある実習可能な施設であり,南薩地区では枕崎市の森産婦人科と南さつま市の有馬産婦人科しかありませんが,ここは他の学校の実習生を既に受け入れており,新たに頴娃准看護学校の実習を受けることは不可能であるとの回答を受けております。また,鹿児島市内の産科のある病院につきましては,県保健医療福祉課看護係にも相談し,直接交渉等も行いましたが,さらに多くの学生を受け入れている状態であり,新たに受け入れができる状態ではないとのことでありました。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  市内の病院等にも,いろいろと当っているということ,また鹿児島市内にも当たったということでございますけれども,南九州市のほか,この南薩地域,指宿市,南さつま市,枕崎市含めて全体では32の病院中5病院の実習病院の実績でございます。医院等については95もあるわけですけども,先ほど答弁にもありますように,県の承認が必要であるというようなことから,難しいところもあるだろうと思いますけれども,もう少し実習病院の掘り起こしをすれば可能ではないかなということを指摘しておきたいと思います。

 次に,頴娃准看護学校の授業を行う講師の確保についてですけれども,頴娃町内の6病医院,指宿市内の4病医院,知覧町の1病院,全体で11病医院のみの協力体制の状況であります。実習病院と同じように,医師会の協力のもと,お願いするべきではないかなというふうに思いますけれどもどうでしょうか。病院は,全体で32病院中5病院の実習病院の実績の中で,先ほど答弁もありましたように,中村病院,さくら病院,指宿の竹元病院が講師を受けていただいており,菊野病院や指宿医療センター,またその他の病院等から講師を受けられないものか質問をいたします。



◎教育部長(小園和幸)  御指摘の指宿医療センターにおいては,実習生の削減を求められていることもあり,また指宿医療センター自体も病棟の減少等の状況もありまして,講師を依頼できる状況にありません。また,現青木校長を初め,講師の何人かのドクターの方々にも,南薩医師会加入のいくつかの医療機関にもお願いしているところですが,現在のところ新たに講師として引き受けていただける医療機関はない状況です。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  昭和40年の発足当初,先ほど答弁にもありましたように,現在,青木院長が校長をなさっておりまして,医師会の強い要望を受けて設立した経緯もございます。そういった中で,当初の頴娃町時代における医師会との覚書等々についてはなかったものか。これらについてはどうだったのか質問します。



◎教育部長(小園和幸)  昭和40年1月16日付で当時の頴娃医師会から当時の頴娃町長宛てに誓約書をいただいております。内容は1,頴娃町立准看護婦学校が存続する間,講師辞退の挙に出ないこと。2,頴娃町立准看護婦学校の運営管理については,頴娃町教育委員会の決定に全面的に協力すること。ただし,決定前に医師会の意見を参考にすることというものでございます。ただし,3町合併前に当時の頴娃町医師会は,指宿市,頴娃町,開聞町の医師で指宿郡西部医師会という組織を結成しているようで,その後,3町合併後,頴娃町の医師の先生方は指宿医師会から南薩医師会,南九州市,南さつま市に加入しましたが,頴娃町以外の医師会には,この誓約書は適用されないものと考えているところです。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  覚書というか,当時の存続する間は運営等についても協力をしていくんだという,医師会の強い要請の中での問題等もあるということで,現在においては,開聞,頴娃における当時の西部医師会から南薩医師会,南さつま市と南九州市における,この医師会等々ともう少し,そういった実情を踏まえて対処していただきたいなというふうに強く要請をしたいというように思います。

 それから,准看護学校の教員の確保の問題についてですけれども,現在5名,代替職員含めて5名携わっているわけですけど,もう少し早めの募集なり,あるいはこういった実情を踏まえた中での教職員の問題等については,特別職といったような待遇改善等も行った上での募集をしなければ,非常に難しいところもあるのではないかなというふうに思うんですけれども,このことについてはいかがですか。



◎教育部長(小園和幸)  現在,教員については御指摘のとおり,正職員4名と職員代替1名の計5名で,数的には充足していますが,専任教員として必要な長期研修を受講したものは一人もいない状態であり,先ほどから申し上げますように,長期にわたる県外研修を受講できる職員及びその間の代替職員の確保は,極めて難しい状況であります。これまでにも必要に応じて,早め早めに職員募集等の対応をしてまいりましたが,ハローワーク等に掲載いたしても,応募くださる方が皆無に近い状況のこともありました。専任教員としての条件の1つである5年以上の臨床経験のある者はほとんどいない状況にあります。特別職員としての待遇についてですが,准看護学校教員等は正規職員,専任教員とはいえども,市職員である以上,特別職員としての待遇改善については困難であると考えています。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  専任教員5年以上の臨床の経験があって,1年間の長期の研修を受けた者でなければ専任教員としてできないというようなこと等であれば,ただいま待遇改善は他の職員等との条件の中では困難であるといったような答弁でございますけれども,やはりそこのところが改善されなければ,手を挙げてくる人が困難であるのではないかなというふうに私は思います。そこのところは,やはり改善すべきではないかなということを,指摘しておきたいというように思います。

 次に,国の動向であります。平成8年に厚生労働省は21世紀初頭の早い段階を目途に看護婦養成制度の統合に努めると提言しています。看護師養成所を3年過程導入促進事業を導入し,看護師養成の移行,支援を進めている一方でカリキュラムの総時間数を1,500時間から1,890時間へ,専任教員を2人から5人への提言がなされ,平成14年から適用されているとありますが,現在,頴娃准看護学校もこの提言のとおり,総時間1,890時間で運営がされていると認識してよろしいかお伺いします。



◎教育部長(小園和幸)  御指摘のとおり,新カリキュラムに基づき,総時間1,890時間,専任教員5人で運営いたしております。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  看護師養成所3年過程導入促進事業の中で,現在,山川高校の存続問題,また南九州市においても3つの高校がある中で,特に頴娃高校の存続問題と絡めて,もう少し県とタイアップして,この3年過程導入について,どのように考えているかお伺いします。



◎教育部長(小園和幸)  看護師養成所3年過程導入促進事業等の導入により,また頴娃高校存続のためにも,県とタイアップして3年過程の導入をということですが,3年過程とは正看護師を養成する過程で,入学資格が高校卒業以上となっております。頴娃高校との連携ということになると,頴娃高校に衛生看護科を設置する必要がありますが,頴娃准看護学校の生徒は,ほとんどが高校卒業,中には4大卒業以上の学歴を有しており,衛生看護科にあえて高校に入学する必要性,可能性はほとんどないと考えられます。中に,中学卒業後,ストレートに頴娃准看護学校に入学する方も5年ほど前は1名ないし2名おりましたが,この5年間,中学卒業後ストレートに頴娃准看護学校にという方はおりません。中には,高校中退で中卒という資格で受験される方はおりますが,現役での中学からの入学というのはない状況です。

 したがいまして,頴娃高校の衛生看護科への,さらに准看護学校受験生の入学ということは考えられないと思います。また,本校を3年過程に変更する場合,新カリキュラムの1,890時間以上に授業時間数及び実習時間数も増えるため,教員を5名から8名へ増員,さらに実習施設の追加確保,施設の拡充等,新たな課題が生じることなどから,現実的には非常に困難だと考えております。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  3年過程になると,さらに難しくなるといったような答弁でございますけれども,そこのところをもう少し,現在,野田女子高にも看護科というんですか,生活看護科があるわけですけれども,そういったような形で何とか県立としての位置づけの中で,何かできないものかなというふうに思うところでございます。

 次に,14年度以降の准看護学校の推移を見ると,厳しくなる前の平成13年度で全国に362校が14年度には333校ということで29校の減,鹿児島県内で見ると,13年度に9校,14年度には8校となり,1校の減となっております。10年後の平成24年度,全国で225校で104校の減となっております。県内では5校で3校の減となっており,県内4校のうち1校が頴娃准看護学校であります。県内5校のうち3校が,医師会立であり,いかに医師会の関心が高いか,医師会との連携が必要かと思うところでございます。実習病院,医師会以外も同じことが言えると思います。

 そこで,学生が卒業後,地域の病院にどれだけ就職して貢献しているかであります。平成20年度からの状況を見ると,5年間で入学者179人,卒業生159人,県内就職者は108人,南九州市内への就職者は29人,パーセントでいきますと18.2%となっております。この状況をどのように考えるかであります。いかがでしょうか。

 市内就職者が少ないといえば,以前はやっていたかもしれませんけれども,入学条件として3年ないし5年間は,市内または南薩地域の病院などが必要とすれば,就職することなどを条件とすれば,南薩地域の医師会へのメリットが多く,実習や講師の問題も解決するのではないかというふうに思いますけれども,いかがでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  確かに,近年は南九州市出身の入学生も少なく,また卒業後に市内医療機関に就職するものも減少してきている状況であり,設立当時の意図からは,大きく乖離してきているというのは,先ほどの教育長答弁のとおりであります。現在は,家庭を持っている生徒が多いことから,居住地付近の医療機関等に就職する割合が増えているため,南九州市内の医療機関への就職者数が減少している状況にあります。

 御指摘のとおり,以前は委託制度をとっていましたが,所属の学生に特定の医療機関での就労を強制する,就労義務の問題や奨学金の借用を強制し,それを目に見えない鎖として卒業後も特定の医療機関での就労を強制する,いわゆる御礼奉公が問題となり,旧厚生省では1987年看護制度検討会や1994年には少子高齢社会看護問題検討会等で,これらの問題を検討し,1996年の准看護婦問題検討調査会で,これらの問題について初めて実態調査がなされ,21世紀の早い段階を目途に,看護婦養成制度の統合に努めることが提言されたところであります。

 なお,御礼奉公の法的問題として,例示されるのが憲法22条,職業選択の自由,労働基準法16条,賠償予定等の禁止,労働基準法15条,労働条件の明示,労働基準法24条,賃金の全額払い,民法90条,公序良俗等への抵触の可能性であり,伊瀬知議員御指摘のような入学に際して,条件を付すことは法的にも大きな問題になるのではないかという懸念も想定されます。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  労働基準法等々からみても,非常に難しいといったような答弁でございますけれども,逆にまた,雇用対策事業等などの面からそういった病院へのメリットといったような,病院へ補助金が交付されるような,そういった事業等での見解といったようなことはできないものか,お聞きします。



◎教育部長(小園和幸)  国の景気対策,経済浮揚対策で,緊急雇用といったような事業が実施されたこともありましたが,その当時に准看護学校としても,学校として医療機関等とタイアップできることについては検討いたしましたが,その要件に該当するような事業は,当時はなかったようであります。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  県の委託事業で,雇用促進事業で,平成22年と23年度に事業も展開をしておったようでございますけれども,非常に難しいといったような答弁でございます。

 次に,運営経費からいろいろと考えてみました。平成22年度まで定員40名,平成23年度から定員30名で,人件費を含め,20年度4,600万,21年度4,000万,22年度3,800万,23年度3,700万,24年度で4,100万,一般経費だけでみると,24年度526万5,000円,22年度で898万9,000円,一方,24年度は1,411万4,000円となっており,単純に40名定員のときよりも30名定員のときが,経費が増えているのはなぜか質問します。



◎教育部長(小園和幸)  資料要求があった資料からでございますが,平成22年度においては,工事費の執行はありませんでしたが,平成24年度におきましては,実習室空調設備設置工事と倉庫と新築工事を実施し,約440万円の予算を執行しております。なお,工事執行の時点では,募集停止をしなければならないような状況にまで至ることは全く想定されず,何とか現行の管理運営体制を維持しようと考え,可能な維持補修等の管理運営を行ってきたものであります。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  22年度に,答弁にもありましたけれども,きめ細かな臨時交付金事業で,教室の改善工事を別途,支出していると思います。存続する計画で投資したと思います。25年度においても,備品工事費,備品購入等で88万9,000円の支出を計上しているわけですけれども,このほか合併協議会での方向はいかがなものだったのか。ここで質問いたします。



◎教育部長(小園和幸)  御指摘の平成22年度のきめ細やかな臨時交付金事業につきましては,教室の改修を実施したものでありますが,それまで2年生は狭隘なスペースの関係で,不自由な体育館を教室として使用する変則的な授業を余儀なくされていましたが,国の景気対策にあるこの補助金により,臨時交付金により約9割補助の事業として活用し,念願であった教室改修を行ったものであります。合併協議会での協議につきましては,合併前の平成18年11月9日付,合併協定項目37,学校教育事業の取り扱いについての中で,准看護学校の設置及び管理については,現行のとおり新市に引き継ぐことが協議されており,何らの他の条件は付されておりません。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  きめ細やかな臨時交付金等を,400万円を超える投資,そういった状況の中,整備されて学ぶ生徒の条件が整っている状況に今なってきたという状況の中で中止をするという,非常に忍びがたい思いがするわけです。合併協議会においても,現行のとおり進めていくんだという考え方で今,合併6年目に至っているわけでございます。

 また,収入源となる授業料についてですけども,23年度まで6,000円で,24年度から1万円となっているようですけれども,この1万円でも安いのではないかなというふうに思うところでございます。県内の他の学校の4校の状況についてお伺いします。



◎教育部長(小園和幸)  県内,他の准看護学校の状況についてでございますが,川内医師会立川内看護専門学校准看護科は月額2万3,000円,出水郡医師会准看護学校は月額2万5,000円,伊佐市医師会立准看護学校は月額2万5,000円,本市と同じく公立であります肝付町立高山准看護学校は,本校同じ月額1万円となっております。本校の授業料は,他の医師会立の学校に比べて半分以下でありますが,行財政改革の一環として,市全体で検討された使用料,手数料等の適正化の中で検討し,同じ公立の肝付町立高山准看護学校の事例を参照して見直し,引き上げたもので,例年,定数の2倍近い受験申し込みがあるのは,授業料や入学金等が他校より低いことも大きな要因であるとは考えております。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  今お聞きしましたけれども,医師会立においては,2万円から2万6,000円程度いただいているという状況です。25年度の歳入歳出の状況をみても,25年度では750万9,000円の歳入を見込んでおり,1,100万の歳出という状況からすると,あと1万円ぐらいアップして,やっぱり2万円ぐらいにしないと収支とんとんにはいかないのではないのかなというふうに考えるところでございます。

 いろいろと現況を踏まえまして,お聞きしましたけれども,県内に5校しかない准看護学校で南九州市立頴娃准看護学校であります。医師会や関係機関と十分連携して,最後まで残して,地域医療や南九州市の活性化のためにも,閉校でなく存続していただきたいと思いますけれども,最後に市長,教育長の見解を再度お聞きします。



◎市長(霜出勘平)  本当に南九州市としましても,残念な思いがしておるところでございます。るる説明がありましたように,なかなか環境が整わないということが実情でありますので,市立としては存続ができなくても民間移管というような,民間でまたこの施設を使っていただくというような,そういうような医療機関ですか,を模索いたしまして,できるだけ存続に向けて努力はしていきたいと,このように思っております。



◎教育長(小野義記)  伊瀬知議員の発言の趣旨と同様に,頴娃町の准看護学校の存続については,市教委といたしましても可能な限り,努力をしてまいりましたし,実際,昨年度までは,ここまで厳しい状況になることは予想できなかったんです。一昨年前から40人が30人になったわけです。これで止まるだろうと思っていたんです。このくらいだったらやっていけるなと,ところがまたそれ以上の削減を求められている。24か25ですかということで,今問い合わせをしている。まだ下げてくれというのです。ですから,非常にゼロの状態に持っていきたいような感じなんです。これは医療センターが,1つは循環器センターと提携をしているという,そのころから非常に厳しくなってきたんです。そういうこともありまして,市教委としても,本当にもうぎりぎりまで努力をしてきたんです。可能であれば,このまま存続させて設立当時の目的達成のために学校運営をしていければなという思いはあります。

 しかしながら,これまで御説明申し上げましたとおり,実習上の問題です。これが一番きついわけですけども,その中で教員の確保の問題,それから外部講師の確保の問題等,どうしても解決できない状況であり,しかも複数あるということです。ハードルが複数あるということで,そういう状況ですので,このままではどうしても存続は難しい。市としても実習等の確保がないまま無責任な募集はできないという。非常に苦渋の判断に至ったものであることを御理解いただきたいと思います。なお,今後は,平成25年8月2日付で,平成26年度入学生の募集停止の申し出を県に提出し,受理されていることから,現在の状態での存続はあり得ませんけれども,民間移管等も考慮しながら,勘案,方策を検討していきたいと思っているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(伊瀬知正人)  最後に,何とか市長,教育長のほうからも答弁がありましたけれども,頴娃准看護学校を存続して,医師会や南九州市のさらなる発展のために強く要望して,私の質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,竹迫毅議員。

  [18番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  私は,通告してあります人間ドック等の助成についてと,ヤンバルトサカヤスデ対策について質問いたします。

 まず最初に,人間ドック等の助成について質問いたしますが,現在,国保の被保険者に人間ドック等に対する助成制度が設けられていますが,後期高齢者医療の被保険者に対しても,助成制度を新たに設ける考えはないか質問いたします。

 次に,2番目のヤンバルトサカヤスデ対策についてでありますが,現在,ヤンバルトサカヤスデ駆除薬剤の支給手続きは,本所及び支所のみで行われていますが,遠い地域の市民は大変不自由を感じております。手続きを自治公民館長等に依頼することにより,市民に対する利便性の向上を図る考えはないか質問いたします。

 以上,2点について質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えいたします。

 人間ドック等の助成についてでございます。本市で行なっている健康増進事業の1つである人間ドック等に対する助成事業は,国民健康保険の被保険者で年齢30歳以上の者を対象としたもので,旧3町の制度を継続する形で,合併時の平成19年12月にできたものが基本となっております。

 一方,平成20年4月から新たに始まった後期高齢者医療制度により,75歳以上の方々は,それまで加入していた国民健康保険の被保険者あるいは社会保険等の被保険者,被扶養者から県単位で構成する後期高齢者医療の被保険者へと移行し,この方々に対する健康増進事業の各市の取り組みは,それぞれの市町村で実施しているという状況でございます。これらの取り組みのうち,県内における後期高齢者に対する人間ドック等助成事業は19市のうち12市,全43市町村では22市町村で実施しているという状況でございます。人間ドックは疾病の早期発見,早期治療を促し,それが結果的に医療費の抑制にもつながることから,制度創設に向けて検討をしてまいりたいと,このように思います。

 次に,2番目のヤンバルトサカヤスデ対策についてお答えいたします。

 ヤンバルトサカヤスデ駆除薬剤の申請手続につきましては,発生地区の住民に対する利便性を図るため,薬剤支給要綱により,自治会長は当該自治会の会員を代表し,取りまとめて薬剤の支給を受けることができることを明記してございます。

 また,市の広報誌におきまして,交通手段がない高齢者などの利便性を図るために,これまで同様,自治会長が取りまとめて申請しても差し支えない旨を掲載し,お知らせしているところでございます。今後も,薬剤の申請手続について,周知が行き渡るよう広報に努めてまいりたいと思います。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(竹迫毅)  まず人間ドック等の助成について,再度質問いたしますが,答弁では前向きに検討したいということで,結構な答弁だったんですが,答弁にもありましたが,もう半分近い市町村が実施しているわけです。私も調べているのと一致しているのですが,それぞれの団体で,細かなところは薩摩川内市,それから鹿屋市等も持っているのですが,どうですか。これは検討という段階ではなくて,来年度から実施しますというような答弁が返ってきても,県下の状況を見ても,それでないと検討して財源不足とか何とか,そういうことで逃げられても困りますので,そこら辺を市長,やりますとか,やらないとか,検討しますとどっちですか。はっきりしてもらいたいです。



◎市長(霜出勘平)  これは本当に,議員がおっしゃるように,19市のうちの12市はやっていると,南九州市はちょっと遅い感が否めないわけでございますので,このことについては,近々やりますということで,答弁をさせていただきたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  これ以上の質問は,もう必要ないようですので,本当に私も勉強不足で承知していなかったんです。実際のところ,恥ずかしいんですがね。しかし,これはおかしいなと思って,国保の対象者よりも,リスクは高くなっているわけです。私もその予備軍ですけどね。ですから,本当,これはリスクの高い人,それから合併しても,合併前の市町村でそれぞれ我が町の発展に貢献してきた方たちです。そういうことから,本当これは先ほどの答弁で違うようなことはないと思いますので,もう来年度から実施していくべきだと思います。

 そして,その助成の内容については,やはり類似団体等もありますので,私も資料を持っていますが,同じような助成の内容にしたら,人間ドックに限ったわけではないですから,ほかの検査等もあるわけですから,ぜひそうしていただきたいということです。

 それから,このヤンバルトサカヤスデ対策の薬剤のほうです。これは私も,今答弁をもらってああそうだったのかなと思っているのですが,どのような形で公民館長さんたちにはお願いしているのですか。手続ですね。流れ,答弁いただきたい。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この薬剤の支給関係につきましては,平成23年度から3割の御負担をお願いするというようなこと等について,当時,知覧と頴娃の行政嘱託員の全体会の中で,この支給の関係について御説明をいたしているところであります。

 それから,この答弁にもありますように,平成23年度までは無料だったわけですけれども,この無料の期間につきましては,当然その集落の自治会長さんが取りまとめをしていただいて,そしてどこどこ集落,何世帯分,何袋というような形でしたけれども,要するに3割の負担をお願いするというときに,改めてこの制度について自治会長も,今まで同様,取りまとめができますよというようなことについて説明をしたところであります。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  3割負担でしたっけ,それになったときに,その自治会長さんのほうでも取りまとめができるんだということは説明されているわけですね。そうであったら,市民にそれらのことはやったのかもしれませんが,やっぱりこれは決定して周知すべきだと思うんです。そうしないと,万が一,本所,支所ということになりますと,遠いところの市民は本当に不自由なんです。どうなんですか。自治会長さんがやるとなるということになりますと,書式とかそういうのがあると思うんですが,どのような流れでもらえるんですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この取りまとめにつきましては,一般の住民の皆様方と同じ様式になっております。ただ,取りまとめてなさる場合には,どこどこ地区の自治会長であるというようなことを書いていただく欄がありますので,そこに集落の分,何世帯分,何袋というような形で申請をしていただくということで,それは3支所のそれぞれの生活環境の窓口に,自治会長さんの印鑑を持ってきていただければ,それで申請ができる。そして,自治会長さんは帰るときに,JAの窓口で薬剤を3割で購入していただき,地域に帰ってその申し込みがあった世帯に配付していただくというような流れになっております。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  今の答弁を聞きますと,その自治会長さんがやはり本所,支所に足を運ばないといけないということですよね。そうなったら,やっぱり自治会長さんも大変だと思うんです。そして今,何とか,以前は無償で配付するときは,その自治会長さんの書類があって,それに判子をついて,それをもらって,JAのほうにもらいに行っておったのではないかなというふうに思いますが,どうでしたか。無償配付のときは。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  御指摘のとおり,無償のときには,その流れでありました。



◆議員(竹迫毅)  無償のときは,そういう今,答弁があったような形でやって,3割負担になってから自治会長さんが本所,支所のほうに足を運ばないといけないというふうになったということですが,これは確認も含めてそうですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  無償であっても,3割負担であっても,それぞれの3支所の生活環境のところで,申請事務は当然発生しますし,帰るときもJAのほうに寄って薬剤を受け取る。ただ,増えたのは3割負担ということでありますので,JAのほうに3割分を薬剤費を払って,そして地域に帰って,その申請があった集落の自治会の方々に配付をすると,ただその3割の負担をとるか,とらないかの違いということになると思います。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  私は,遠いところの自治会長さんは,その取りまとめを自治会によって,何か取り決めをするなりしたらいいのかもしれませんが,今まで,あまり出ていなかったのに,急に増えるとか,必要なときは急ぐんです。皆さん。私は,この前,近所の人のところにたくさん出て,薬がないんだということで話があったので,私が行くついでがありますから,もらってきますわということで,書類をもらって行ったんですが,なんかその自治会長さんたちを信用して,自治会長さんが役所に来なくて,やる方法は考えられませんか。どうですか。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後3時19分休憩

───────────

午後3時30分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  先ほどの件でございますけれども,本来,市の補助事業につきましては,市の補助金交付要綱によりまして申請をするものであります。しかしながら,このヤスデの防除薬剤支給要綱を定めるに当たりましては,議会のほうからも要望がありましたけれども,障害者や高齢者,こういった交通弱者の方に対して配慮した制度にしていただかないと困りますよというような要望もございました。本来,この要綱を定めるに当たりましては,市の補助金交付規則を緩和いたしまして,本来は補助を必要とする方が,役所の窓口にきて申請をすることになりますけれども,先ほども言いましたように,この制度を利用しやすい制度ということで,自治会長さんが取りまとめて,申請購入ができるように,要綱に定めて簡素化に努めているところでありまして,やはり大事なのは,この市の補助金交付要綱に準じた形で,業務を行わなければならないという,最小限の規則要綱は守っていきたいというようなことから,決して自治会長さんを云々というわけではないんですけど,最低でも市の窓口にきて申請をしていただきたいということでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  しかしながら,どうなんですか。このヤスデというのは始末が悪いんですよ。例えば,私のうちには今きている。しかし,隣にはきていないという,そういう厄介なところがあるんです。ですから,その自治会長さんのところに来るにしても,Aさん,Bさんが,今日来たから,役所のほうに行ってもらってきましょうと,また二,三日したら,今度はCさん,Dさんが来て,そうしてまた申請してくださいというようなことは,あり得るんですよ。

 ですから,補助金交付要綱ですか。それもあるとは思いますが,その自治会長さんを,まだ簡素化して行政嘱託員でもあるわけですから,自治会長さんが,必要な方が来たら,自治会長の判子を押して,そしてそれをもらった人がJAのほうに3割負担をしてもらうというようなことはできないのかなというふうに思うわけです。その自治会長さんが申請に来たときの,費用弁償等はどうなっているんですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  自治会長さんに対する費用弁償は,お支払いはしておりません。ただ,先ほど答弁をする中で,もう少し追加をすればよかったんですけれども,このヤスデの補助の要綱の中には,申請をする場合の上限というのを設けてないわけです。ですから,その自治会において,集落の取りまとめをしたけれども,例えば10袋であったとしても,その自治会長さんの裁量で,例えば,今後もっとヤスデが発生が多くなるから,きっと自治会の中からの申請も増えるだろうというふうなことで,多めに申請をしていただくことも,それは可能ではないかなと思います。ですから,そこら辺の運用で回していただけば,私のほうは大変助かります。よろしくお願いします。



◆議員(竹迫毅)  それは運用で助かると,しかし,市民の側から,自治会長さんの立場からすると,運用で簡素化,自治会長さんの負担にならないようなやり方はできませんか。どうしても,ハードルを超えることはできませんか。どうなんですか。金額もそう,何ケースもということは,新たに発生したところは大量にいると思いますが,その方は比較的,私の見ている限りでは,最初来たときのようにはないように感じます。だけど,発生するときはあるわけです。住宅の中に来るようになれば,もう我慢できないんです。そういうことで,自治会長さんの判子をもらって,JAに行くというような,そういうことは考えられませんか。できませんか。どうですか。



◎市長(霜出勘平)  このことについては,検討させてください。今,こうですと即答ができないものですから,検討をさせていただきたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  検討ということでありますが,本当,本所,支所に近いところの自治会長なら我慢できると思う。私は,自分のところを例にとるんですが,頴娃の支所に行くにしても12キロ,本所に来るには16キロなんです。この市内では,本所,支所に対して,距離的には松ヶ浦校区は一番遠いところだと思っているんです。ですから,そういうところのことも考えてもらって,これは補助事業でやっているわけでもないし,市の単独でしょ。ですから,私はまだまだ簡素化してやってもいいんじゃないかと思います。例えば,個人で役所に行って,1ケースください,2ケースくださいというよりも,そのヤスデの発生状況という,そういう情報は自治会長さんが一番わかっているんですよ。役所の職員よりも。ですから,余計な無駄遣いもかえってしないと思う。役所に来て,ただ手続さえすれば,いくらでももらえるということは,私は可能だと思います。ただ,自治会長さんも見える。そういうところであったら,今ヤスデがわっぜがちゅわいねと。そういう情報が入っているわけです。そうかというようなことで,使うほうも,そういう便利さが出たら,小出しで私は使うと思う。もうその勢いですね,また行かんなすまんということになれば,2袋で済んだと思えば,1ケース,2ケース取ろかいということに,私はなりかねないと思う。そういうことも踏まえて,市長の検討ということでありましたので,ぜひ簡素化ということで,簡素化してみて問題が今の方法より出てきたとしたら,またそれこそ検討するということでいいのではないかと思います。もう1回,市長の答弁を聞かんといかんですよね。



◎市長(霜出勘平)  ほかのものにも波及していくわけですので,このヤンバルトサカヤスデだけではないわけでございますので,そういった点からも,やはり検討をして,特別にこのヤンバルトサカヤスデについては,そのような形にするとか,いろいろな手続があると思いますので,検討させていただきたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  それでもいいと思うんですが,通告を教育長にしてありましたので,そのつもりでいらっしゃると思いますので。例えば,公民館あたりを申請を受け付けるというようなことは,前から社会教育法に基づく施設だから云々ということが言われてきているわけですが,どうですか。自治会長さんなり,公民館長さんなりというようなことも考えられるわけですね。そこらは,公民館を利用するというようなことはどうですか。



◎教育長(小野義記)  ただ今の件については,教育委員会のほうで一方的に決めるというのは問題がありますので,それをするとすると,やっぱり各校区の館長さんとか,それから書記の皆さん方の共通理解を得るというのが必要だろうと思いますので,今言われたようなことについても,近いうちに下までおろしてみようかなということを考えております。結果がどうなるかはわかりませんけどもですね。この前の議会でもお話をしましたけども,やっぱり校区公民館の場合は,一体化していないんですね。ばらばらなんです。職務内容にしろ,待遇にしろ,そういう状況の中で,また新しいものを,仕事をおろすというのは,非常に,なかなか難しい問題があるだろうと思いますけども,そういう要望が非常に強いようですので,そのことについては近いうちに検討はしたいと思っております。

 以上でございます。



◆議員(竹迫毅)  教育長のおっしゃるのも,わからんじゃないですが,なるほど,旧3町違います。違いますけど,例えばヤスデの事務というか,そういうことをするということは,3町共通するわけです。私はそう思います。

 それと,事務員さんの負担に云々というようなこともおっしゃいますけど,私はそういう負担になるような事務内容ではないと思うんです。本当どうしようもない,仕事に差し支えるような事務であったらですけど,私はそこら辺を考えますと,こういうことでお願いしていきますというようなことでやっていかないと,住民サービスをいかにしていくか,利便性を高めるかということが,私は行政の責務だと思う。そういうことで,教育長はさっきの答弁でしたが,市長,どっちにしても市の施設なんです。部局が違うだけで。ですから,利用できるものは,私は有効に利用するのが妥当であるし,そうすべきだというふうに思うんです。先ほどから市長からも答弁をもらいましたが,私の今の発言を踏まえて,もう1回,市長の答弁をいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  先般,知覧地区の嘱託員,校区公民館長,共同でやった。その席で,議会報を見て,竹迫議員の発言を見て,これをそれぞれ公民館長さんがやらないかんのかというような話も出ました。だから,やはりこういういろんな仕事をやるにしても,相手があることですので,まずそのやっていただく方々の意見,意向を聞いて,こういうことはやらないと,行政が直接こうやってくれと言っても,なかなかいかない面がありますので,いろんな形でそういうような話し合いをしながら,お願いをするものはお願いしていくというようなことにもっていかなければいけないのじゃないかというふうに思っています。だから,今のこのヤンバルトサカヤスデの申請にしましても簡略化できれば,それが一番いいわけですので,いろんな要綱等も精査しながら,何とか議員がおっしゃるような形でできないものか,研究をしてみたいと,このように思います。



◆議員(竹迫毅)  終わります。



○議長(森田隆志)  次に,西次雄議員。

  [1番議員西 次雄登壇]



◆議員(西次雄)  私は,先に通告をしてございました2件について質問いたします。

 1問目の国民健康保険事業についてですが,県内各市町とも国民健康保険事業に大変苦慮していると思いますが,本市でも24年度に一般会計からの法定外繰り出しをいたしております。そして,その苦しい状況をしのいだところでございますが,県内各市とも,高齢化や人口減で今後も医療費の増大は避けられないと思っております。国民健康保険事業の財政運営に対する今後の取り組みと,医療費抑制対策の現状をお伺いします。

 2問目は,川辺小学校の校庭にあるセンダンの大木2本の樹勢が弱っていますが,学校のシンボル的大木で,長い歴史の中で卒業生にとっては思い出深い樹木であり,樹齢二,三百年以上といわれております。夏場の木陰や子どもたちの憩いの場所ともなっております。また,地域社会においても,貴重な存在と思いますが,対応を取っているように伺っていますが,樹勢回復に向けた取り組みをお伺いします。

 以上で,登壇での質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  西議員の御質問にお答えをいたします。

 国民健康保険事業についてでございます。国民健康保険財政につきましては,これまでの議会でも幾度か説明してまいりましたが,平成22年度あたりから厳しい状況を迎え,その状況は年ごとに,増してきている状況でございます。近年,産業構造の変化や景気の低迷等による非正規雇用者や無職者,失業者の増加と,年金受給者など保険税の負担能力の高くない,また年齢層の高い被保険者を多く抱える国民健康保険は,医療の高度化,医療技術の進歩とも相まって,会計収支のバランスが取れなくなっているのが現状でございます。これは,全国の国民健康保険が抱える課題であり,南九州市でも平成24年度決算で,初めて一般会計からも法定外繰入1億3,000万円で収支を確保いたしたところでございます。

 また,平成25年度予算におきましても,引き続き厳しい状況が見込まれております。この不足する財源につきましては,保険税で賄うのが国民健康保険の財政運営の基本ですので,保険税引き上げの検討もいたしておりますが,県内各市と比較してみましても,負担が重い状況にございます。この不足額全てを税で賄おうとした場合の税率は県内最上位をかなり上回る試算結果もあり,ここ数年の景気の状況,今後の医療費の動向や国で進めている医療保険制度改革等の具体的な方向性を十分見極めながら,今後も税率見直しと一般会計繰入,双方から検討してまいりたいと思います。

 一方,医療費の状況でありますが,被保険者は毎年,減少しているにもかかわらず,医療費総額は増えつづけております。平成24年度につきましては,その伸びが幾分,鈍化はいたしましたものの,減少に転じるまでには至っておりません。本市といたしましては,医療費の適正化に向けて一層努力していかなければならないところであり,特定健診や各種がん検診などの受診勧奨による疾病の早期発見と早期治療,重複受診や他受診者への指導,予防医療,ジェネリック医療品の利用促進など,医療費の伸びを抑えるための各種の取り組みを継続して実施しておりますが,平成25年度から新たにレセプトをデータ化し,特定健診データと組み合わせた医療分析事業を行うこととしております。これは,医療費がかさむ糖尿病と生活習慣病の重篤化防止のための保健指導を重点的に実施できるものと期待をいたしているところでございます。

 これらの保健事業の取り組みは,結果がすぐにあらわれるものではございません。継続することで,将来の医療費の抑制,適正化につながるものと思っておりますので,引き続き努力をしてまいりたいと,このように思っております。

 次の質問については,教育長のほうから答弁いたします。



◎教育長(小野義記)  川辺小学校の校庭にあるセンダンの大木2本の樹勢が弱っているという御指摘でございますが,川辺小学校の校庭内に植生している数々の樹木のうち,センダン2本とケヤキ1本の樹勢が衰え,空洞が見られるとして,本年7月に学校長より教育委員会に対応等の要請申請書が出されました。教育委員会として,早速,現地調査を行い,対応を検討し,かごしまみどりの基金による名木,古木等の緑の文化財保全事業を活用した事業を導入することといたしました。この事業の概要は,9月末までに申請のあった全ての名木,古木について,無償で樹木医診断を行い,みどりの基金が上限50万円の予算で,樹勢,回復,施工等を施す古木等が決定され,保全事業が実施されるというものです。例年12月ごろまでに診断結果が出され,樹勢,回復,施工等の古木決定がされるようです。このようなことから,多少,時間は要しますが,申請した樹木については無償の樹木医診断が受けられるみどりの基金事業活用による対策をとりたいと考えているところであります。

 なお,川辺小学校の樹木が樹勢回復施工との決定古木に該当しない場合は,樹木医診断結果に基づいた対策を講じたいと考えているところであります。

 以上でございます。



◆議員(西次雄)  先ほど,回答をいただきました。国民健康保険事業についてであります。おっしゃるように,どこの市町村に至っても,非常に厳しい状況は,私も認識しているところでございます。そういう中で,高額の保険税を払っていらっしゃる方もおります。そういう方々が何とかならないのかという言葉もよく聞くわけですが,元気な人ほど医療費はかからないし,元気で働くことで所得もあると思います。これは,保険料は規定に基づく算定で徴収されていますので,適正だと思いますが,国保全体の医療費をいかに抑えていくかということが大事かと思います。そこで,国保事業計画書の資料をいただきました。医療費抑制対策で,適用や給付の適正化,財政の健全化等が上げられております。そういう中で,いろいろ対策をとっておられますが,その対策の現状はどのように分析していらっしゃるかお伺いします。



◎健康増進課長(石田俊彦)  ただいま対策の現状ということでございました。事前に,お渡ししております国民健康保険事業計画書に,かなりの事業の取り組みを掲げておりますが,全て実績をということでよろしいでしょうか。

 まず,適用の適正化ということで,これは住所が不明な被保険者の対策ということですが,市民生活課,税務課等と連携いたしまして,資格の確認をするものでございます。24年度中は,8件調査対象がおりまして,8件とも調査が完了しております。

 それから,未適用者対策につきましては,これも市民係との連携によりまして,国民年金の喪失者など,保険異動の実態を詳細に把握して,適正な資格の確認をいたしているところでございます。所得の未申告世帯数の対策といたしましては,税務課と連携しながら,未申告者については,早急な申告を促すようにしているところでございまして,平成24年度におきましては,6月時点で504名,未申告者がいたところですが,9月時点では232名というふうに減少しているところでございます。退職資格適用対策につきましても,事実を確認いたしまして,職権で適用をするなど,また本人の申請を促すなどしているところでございます。

 医療費給付の適正化といたしましては,医療費の現状を知ってもらうために,医療費通知を年6回全世帯に送付しているところでございます。

 それから,ジェネリック薬品の普及のために,年2回差額通知を発行しているところです。医療費通知につきまして,目立ってその受診抑制が現れているかというと,はっきり出ている部分はないですが,これは継続する必要があるところでありまして,実施しているところでございます。

 ジェネリック薬品の差額通知による効果といたしましては,年2回実施しているのですが,ジェネリックの利用率につきましては,数量ベースで23年5月時点で31%から25年3月時点では36%というふうに増加傾向にあるところで,ジェネリック薬品の周知が図られて,利用も図られているというふうに理解しているところでございます。

 レセプト点検につきましては,これまで嘱託職員6名を直接雇用しまして,点検を実施しておりましたけれども,25年度からは国保連合会のほうに委託をいたしまして,実施することといたしております。レセプト点検による効果といたしまして,24年度では3,500万円余りあるところでございます。

 医療費等の分析につきましては,先ほど市長の答弁の中にありましたので,省かせていただきます。

 それから,財政の健全化ということにつきましては,税務課のほうで適正な賦課,それから収納率の確保ということで取り組んでいただいているところでございます。保険事業の推進につきましてですけども,疾病予防,重症化防止ということで,特定健診とか人間ドックの受診を促しているところでございます。特定健診につきましては,平成22年度において50.3%ということで,県下第1位ということで,優秀な状況だったんでありますが,だんだん少しずつ落ちてきております。引き続き,また勧奨を続けなければならないと考えているところでございます。人間ドックの補助につきましては,平成22年度から24年度,大体300人余りということで横ばい状態でございます。

 それから,重複・頻回受診者の対策といたしましては,直接,訪問看護師を2名雇用いたしまして,重複・頻回に対象となる方をそれぞれ訪問いたしまして,実態の聞き取りを行って,必要な指導を行っているところでございまして,平成24年度は対象者28名に対して,35回実施しているところでございます。

 そのほか,広報等につきましては,毎年10月にパンフレットを全世帯に配付するなど,またそれぞれの研修会とかを利用したり,また集落に出向きまして出前広報活動ということで,国保の実態を理解してもらうために説明を行っているところでございます。大まかにはそういう状況でございます。



◆議員(西次雄)  今の回答を見ますと,成果が上がっているというふうな判断になるかなと思っております。そういう中で,やっぱり先ほど市長の回答の中でも前年度に対しての医療費の増額がそんなになかったということでございました。

 しかし,この回答の中で,やっぱり法定外繰り入れをしないで,もし税に全て,税を資金とすると県内の各市町と比較しても,高額になるという話がございましたが,やっぱり予防が大事かと思います。この中にもありますように,予防指導をしたり,あるいは生活習慣病の改善という話も出てきました。そういう中で,特定健診もされているということでございます。24年度の報告を見ますと,保健推進員の皆さんの力を借りながら,特定健診の受診も推進をしておるが,受診率は43.5%と,非常にもう少し上がってもいいのかなという気もしておりますが,この辺の結果,要するに,職員の皆様,あるいは保健推進員の皆様が一生懸命やっているんですけども,それに応じていただけない住民の皆さんの対応といいますか,その辺の考え方をお聞きしたいと思います。



◎健康増進課長(石田俊彦)  ただいま特定健診の受診率が平成24年度43.5%で低いのではないかという御指摘をいただきました。この43.5%というのは,まだ速報値でございまして,確定をした数値ではございません。年度末になりますと,いろいろ数字を必要な調整をいたしまして,昨年並みの数値には戻るのではないかというふうに考えております。この特定健診の数値が,受診率が伸びないというのは,働き盛りの40代,50代の方々の受診率が,なかなか上がらないというところがございまして,いかにこの方々の健康に対する意識づけと言いますか,健康であることのありがたさ,そういう健康に対する意識づけをいかにするかということを,我々もいろいろ工夫をしながら取り組んでいるところですが,なかなかここの数値が伸びないところでございまして,私どもも知恵を出し合っているところでございます。



◆議員(西次雄)  そうですね。おっしゃるように40代,50代,元気であればなかなか行かれない人もいらっしゃいます。そういう中で,私の知っている人たちでも検診になかなか行かない人という人がいるんです。医者嫌いといえばいいのかどうか知りませんけども,そういう方がやっぱり手遅れになった事例を,非常に私も聞いております。やっぱり住民にPRをする中で,そういう事例も入れてPRもしていくべきではないかというふうには思っております。健康であるがゆえに大丈夫だという意識の方も結構いらっしゃるのかなと,今のお答えもそのように感じております。そういう中で,医療費の関係で見ますと,先ほどの回答をみますと,糖尿病に関する医療費も結構多いのかなと,ですけれども重篤防止のために保健指導を重点的に実施するということでございますが,医療費的にいいますと,糖尿病,要するにどのくらい,例えばパーセントで出るものか。医療費全体の糖尿病に関するようなのが出るものか。その辺がわかりましたら教えていただきたいと思います。



◎健康増進課長(石田俊彦)  糖尿病に関する御質問でしたが,その前に受診率というか,特定健診の受診率アップを図るために,体験談とかを載せたらどうかという御意見をいただきました。これにつきましては,昨年の委員会の中でも御意見がありまして,早速その御意見をいただきまして,広報誌等で体験談を載せることにしているところでございます。やはり,実際,健診とか人間ドック,あるいはがん検診等受けて,早く発見してよかったという,そういう生の声を載せるのが直接伝わるのかなということで,そういうふうに取り組んでいるところでございます。

 それから,糖尿病のことでございますが,糖尿病の医療費に占める割合という部分ですが,ちょっと資料を手元にありません。確かに糖尿病に罹患すると高額の医療費がかかることは明らかでございまして,糖尿病で入院するとなった場合は,大体50万程度必要な状況というふうになっております。



◆議員(西次雄)  確かに,全ての病態に対して重篤になると,医療費がかさむ。そういう意味で,早めの健診,あるいは早めの治療で軽度な治療で終わることで医療費も抑制できるかと思いますが,医療費の関係で見ますと,全国には先進的な取り組みをされている自治体もあるかと思います。そういう自治体の取り組みを参考にしていらっしゃる事例があれば,医療費の抑制の中でほかの市町村で,先進的に抑制に向けた取り組みをしているところがあって,それを本市も参考にして取り組んでいるような事例があれば教えていただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  前から申し上げております静岡県掛川市は,お茶の消費量が多いんです。それで,医療費は安い。そして鹿児島県では,志布志市がお茶の消費量が多くて医療費が安いというデータが出ているのです。そういったことで,ことしの3月の市報だったですか,特集を組めということで,特集を組んでもらって市民の皆様に,1日6杯以上お茶を飲んでもらおうというような呼びかけもやったところです。これについては,そういう医療費の抑制,そしてまた本市の特産であるお茶の消費拡大,これは一石二鳥も三鳥もあるのではないかなというようなことで,ぜひこれは南九州市が率先してやらなければいけないことじゃないかということで,今取り組んでおるところです。

 今度の全国のお茶サミットというのがあるんですが,これが志布志で開かれます。その中の課題も,全国の皆さんに1日お茶6杯以上飲んでもらおうというようなキャンペーンをしようというような取り組みもやっておるわけでございますので,そういった意味からもこのそういういい事例がございましたので,それをもとにして医療費の抑制に少しでも歯止めがかかればというふうに思っております。



◆議員(西次雄)  今,市長からも話がございましたように,私も確か掛川市の市立病院の先生だったか,お話を聞きました。お茶の効用がいろいろな病気の予防に役立つと,今お聞きしましたように,もともとこの件についても,本市もお茶どころですので,住民にPRをしていただいて,もっとお茶での予防も,さらに呼びかけていただければと思います。

 その中で,24年度の報告を見ますと,先ほど市長の回答の中にもございましたが,被保険者が減っているという,そういう中で昨年の報告を見ますと,一人当たり1万円近くの医療費が増額になっておるようでございます。ということは,やっぱり減った分が増えたのか,先ほどありましたように,医療費全体的にはそんなに伸びていないということでしたのでしたので,そこらの考え方としてはいかが判断されておりますか。



◎健康増進課長(石田俊彦)  先ほど市長答弁にもありましたとおり,医療費自体は平成24年度で一時的な現象かもしれませんが,鈍化傾向にあるところでございますが,一人当たりの医療費を比較してみますと,やはり増加している状態にあるところでございます。これは,やはり答弁の中にもありましたけれども,高齢化が進んでいること,それから医療機器や,新しいその医療技術が進歩したことによって,医療費がかかっているというところに原因があろうかと思います。

 以上です。



◆議員(西次雄)  やっぱりなかなか急には減らない状況は当分続くのかなと思いますが,24年度は少し鈍化したということで,この傾向が続いていければなというふうには思いますが,先ほど医療費が税だけで対応すると非常に難しいと,大変であるということで,各市町よりも高くなるということですが,この計画書の中で,近隣市町等とのバランスを考慮するということで謳っているわけですが,近隣市町とのバランス的にはそう大差はないのかお伺いします。



◎健康増進課長(石田俊彦)  ちょっと公表されているデータとしては古いんですけども,23年度でいいますと,南九州市は19市の中で医療費自体は11番目ですが,国保税の調定額でいいますと第1位という状況でございます。ですから,税負担は医療費に比較して高いところに位置するというところでございます。



◆議員(西次雄)  県内の全体の比からすると,11番目ということでございますが,そう差はないのかなと思います。そういう中で,国は国保を27年度に県単位の広域化するというようなことをうたっているようですけれども,広域化された場合は,保険税はどのようになるのか。現時点でおわかりであれば教えていただきたいと思います。



◎健康増進課長(石田俊彦)  私どもも市町村国民健康保険が県単位に移行するという情報につきましては,報道されていること,それから国のほうのインターネット上で情報収集するぐらいしか,今のところ国,県から直接,説明があったわけでございませんので,その程度の情報しか持っておりませんが,8月21日に社会保障制度の方向づけが閣議決定されたということで,報道等されたところですが,その中で国民健康保険の都道府県への移行につきましては,平成29年度までにという表現があるようでございます。この中で,税負担につきましては,保険料の賦課徴収,県のほうではその国保の運営は担いますけども,保険税等につきましては,市区町村が積極的な役割が果たされるようにということで,県の業務とそれから市区町村の業務というのは,ある程度の線引きがされるような表現になっております。

 以上でございます。



◆議員(西次雄)  まだ正式な説明がないということでございますので,今後の取り組みを見守りたいというふうに思います。やっぱり人口が減る中,高齢化でもあり,医療費の抑制は県全体でも抑制が必要であるし,本市独自でも必要ですが,県単位になると少しでも安くならないのかなという気がしますが,市長にお伺いしますが,人口減や高齢化を考慮すると,当面,法定外繰り入れも必要かなと私的には思うのですが,市長の考え方をお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  現在,南九州市の保険税は高い方にあるところでございます。これを今,法定外繰り入れをしないで,保険税で賄うとなれば,相当なアップをしなければいけないかというふうに思っております。これは,極力避けたいというふうに,先ほどから申し上げますように,やはり医療費の抑制と,これを何とかやっていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 先ほども申し上げましたお茶の消費です。お茶を6杯飲んで元気になろうというようなことをやれば,そういうことをやれば,本当に医療費は下がる。そして,お茶の消費拡大になってお茶農家の収入が増える。収入が増えると,また所得税も増える。そして,国保税も多く納めていただくという,いいこのバランスで回っていくわけですので,そういったことを極力,市民の皆さんには抑制等して医療費の削減というようなことで,いろんなアイデアを出しながら,医療費の抑制にまず努めていきたいと,このように思っているところです。



◆議員(西次雄)  今,市長のほうからも法定外を繰り入れながら,予防に努めてPRをしていきたいということでしたので,ぜひさらなる医療費の抑制に向けた取り組みをお願いしたいと思います。

 次に,川辺小学校のセンダンの対応についてですが,回答をいただきましたが,県のみどりの基金事業で名木,古木等の文化財保全事業とするということでございます。非常にありがたいことでございます。また,これが9月末までの申請ということで,これから正式な申請になるのかと思いますが,このみどりの基金は上限が50万円というふうに回答をいただきましたが,これは1本に対して50万なのか,あるいは1カ所について50万円までというような事業かお伺いします。



◎農林水産課長(上野茂治)  今の名木,古木等みどりの文化財保全事業実施要項の中でいきますと,この事業は予算の範囲内で実施するものとし,1カ所当たりの助成額が50万円を上限とするものでございます。

 以上です。



◆議員(西次雄)  この1カ所が50万円とすると,先ほど樹勢が弱っているのは2本であるということで,お伝えしたところでありますが,教育委員会のほうでは早速,学校からの要望で,現地をすぐさまに調査されたということで,それでこれは県の事業ですかね。県とも現地を見られたのかと思いますが,そこらの状況ですね。専門家によると,樹勢が弱るのは,カビやコケの問題,あるいは土壌環境による問題等があるようでございますが,そこらの状況はわかってらっしゃるのかお聞きします。



◎農林水産課長(上野茂治)  現在の樹勢といいますか,状況について御説明を申し上げます。

 ケヤキにつきましては,胸高直径大体1.5メートル以上ございます。枯れ枝があるほかも,芯腐れを起こしておりまして,治療が必要な状況ではなかろうかと思っております。また,土壌もえらく硬くなっている状況でございます。

 そして,センダンですけれども,センダンにつきましては,枝枯れ等を起こしている。また,土壌等も極めて固くなっておりまして,土壌改良等が必要ではなかろうかというふうに,現地調査をなしたところです。

 以上です。



◆議員(西次雄)  今の回答をいただきましたけれども,実際は9月末までに申請して,その後,県の事業で樹木医が判断をして,どういう回復術がいいのかということになると思うのですが,この回復については,センダンが2本,ケヤキもだいぶ弱っていらっしゃるということですが,私がちょっと聞いたところでは,1本が30万ぐらいかかるのではないかという話もあるように聞いておりますが,そうすると,先ほど教育長のほうから回答いただきましたけれども,それで該当しない場合は,市でもというような話でございましたが,そこらの考え方,要するに古木に該当しない場合は,そういう考え方でよろしいのでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  先ほど教育長が答弁いたしましたように,無償の樹木医診断結果に基づき,予算の範囲内で可能な対策を講じたいと考えております。



◆議員(西次雄)  ぜひ早急に,今年しないと枯死してしまうとは思っておりませんが,非常に元気な樹木と比較すると,実がなっているのは非常に元気がいいと,全然実もならなくて,葉も黄色くなっているのが弱っているようでございます。ですから,単年度でしてほしいということではございませんが,やはり年次的に樹勢,回復をしていただければというふうに思います。小学校の子どもたちにとっては,貴重な存在でも,遊び場でもあるし,木陰でもあるし,また運動会等の行事では参加者にとっても思い出の樹木であり,憩いの場でもあります。木陰の中から運動会を見たり,非常に貴重な存在ではないかと思います。最近は,地域にこういう大木が少ない中,やっぱり地域にあの大木が残ることで,いろんな意味で環境が保護されていくと思いますので,ぜひ年次的でもよろしいですので,古木に対象されない場合は,年次的でも取り組んでいただくようお願いして,私の要望として終わります。

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△延会



○議長(森田隆志)  お諮りします。本日の会議は,これで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は,9月4日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。

午後4時30分延会