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鹿児島県 南九州市

平成 24年 第 7回定例会(12月) 12月11日−02号




平成 24年 第 7回定例会(12月) − 12月11日−02号









平成 24年 第 7回定例会(12月)


 本会議2号     (12月11日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  菊 永 忠 行
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  満 留 秀 昭
10番議員  東   兼 喜        21番議員  今 吉 賢 二
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  森 田 隆 志
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    企 画 課 長  下 薗 宏一郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    商工観光 課長  塗 木 博 人
教  育  長  小 野 義 記    税 務 課 長  東     篤
総 務 部 長  有 水 秀 男    福 祉 課 長  堂 園 政 利
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    健康増進 課長  石 田 俊 彦
建 設 部 長  下之薗 博 幸    建築住宅 課長  楠 元 章 一
農林水産 部長  田 中   泉    都市計画 課長  大 隣 健 二
会 計 管理者  新 留 育 男    茶 業 課 長  鮫 島 信 行
教 育 部 長  小 園 和 幸    耕 地 課 長  松 窪 義 高
                    農業委員会
頴 娃 支所長  山 下 由 海       事務局長  福 留   保
知 覧 支所長  上 野 勝 郎    学校教育 課長  井之上 良 一
                    社会教育課長兼
川 辺 支所長  東   利 文     中央公民館長  小 濱 義 智
財 政 課 長  金 田 憲 明                    
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  浜 田 和 人
庶 務 係 長  朝 隈 克 博                    
 
 第7回定例会議事日程(第2号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問




平成24年12月11日 午前10時0分開会





△開議



○議長(森田隆志)  これから本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において満留秀昭議員,今吉賢二議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2一般質問



○議長(森田隆志)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,深町幸子議員。

  [15番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  先に通告してありました2点について質問いたします。

 まず1点目は,空き家条例の制定についてであります。

 集落内の空き家が年々増加し,防犯・防火面や木々の整理がされていないことから近隣住民に迷惑をかけていると思いますが,快適な住環境を確保するため空き家条例を制定する考えはありませんか。

 2番目に,通学路の安全対策について,県内の市町村教育委員会が,6月から8月にかけて,公立小学校555校,特別支援学校小学部15校を対象に通学路の緊急合同点検を実施し,危険箇所が1,711カ所に掲がったと平成24年11月21日の南日本新聞に掲載されておりました。本市の点検管理と今後の対策をお尋ねいたします。

 壇上による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本日もどうかよろしくお願いをいたします。

 深町議員の質問にお答えをいたしたいと思います。

 空き家条例の制定についてでございますが,空き家対策につきましては,全国的な問題になっておりまして,本市におきましても,長年にわたり適正に管理されていない老朽化した空き家が見受けられ,周辺の方々に不安を与えているところでございます。

 老朽化し周辺環境に影響を及ぼすおそれのある空き家であっても,個人の財産であることから,本来は,その所有者や相続人がその建物をしっかり管理すべきでございますので,基本的には,建築物の所有者等に適正な維持管理を行うようお願いしていきたいと思っております。

 昨日の蓮子議員の質問に答弁いたしましたとおり,条例制定につきましては,全国で空き家等の適正管理に関する条例を制定している自治体があり,県内でも近隣の枕崎市や鹿屋市も条例を制定していますことから,これら自治体の条例を参考に南九州市も条例制定に向けて,取り組んでまいりたいと考えておるところでございます。

 次の通学路の安全対策については,教育長より答弁をさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  通学路の安全点検に関する御質問にお答えいたします。

 通学路の点検管理と安全対策については,本市にとりましても喫緊の課題であることから,警察や道路管理者などの関係機関等と連携しながら次のような取り組みを進めてまいりました。

 1番目に,6月に臨時校長研修会を開催し共通理解を深め,各小学校ごとにPTAや公民館長,地域と連携した通学路点検をいたしました。

 次に,通学路の点検後,特に危険度が高く,道路環境の改善等が必要な箇所がわかる「交通安全マップ」を作成,配布いたしました。

 次に,市教委では,各小学校からの報告に基づき,緊急に重点的に合同点検が必要な箇所39カ所を抽出いたしました。

 8月9日に,抽出箇所について,学校,市教委,市役所建設課・総務課,警察署,国道事務所,南薩地域振興局による合同点検を実施いたしました。

 合同点検を実施した箇所はほとんどが「道路が狭く歩道がない」,「見通しが悪い」,「信号機や横断歩道の設置が必要である」といった危険箇所であり,関係機関ごとに対策について検討することを申し合わせました。

 11月26日には,合同点検に参加した全ての関係機関が集まり,「通学路連絡会議」を開催し,対策の進捗状況と今後の見通しについて協議いたしました。その結果,危険箇所の半数近くは,路側帯の白線を引く,歩道にラバーポールを設置するなどの対策が,既にとられていることが確認できました。

 予算や用地買収等の問題もあり,早急に対策のとれない箇所もありますが,合同点検を実施した全ての箇所について,今後も鋭意対策を進めていくことを確認したところです。

 また,来年度につきましても,今年度と同じ方法で,関係機関等による通学路の合同点検を実施し,新たに危険箇所として抽出した箇所について,交通安全対策に取り組んでいくこととしております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  昨日,蓮子議員がるる空き家条例については御質問いたしました。私もせっかくこうして準備しておりますので,私なりに質問させていただきたいと思います。

 まず,ウィキペディアの2012年4月8日に掲載されているものでございますが,空き家条例とは地方自治体の条例であるということ,そして空き家の所有者に適正な維持管理を義務づけるとともに,自治体が空き地の所有者に必要な措置を勧告できることなどを規定している。

 次に,埼玉県の所沢市が2010年7月に全国で初めて空き家条例を制定し,2010年10月1日に施行されております。都道府県としては和歌山県が2011年7月に初めて制定し,2012年1月1日に施行されました。まだこの条例については各県下新しい条例であることがわかりました。2012年1月に条例を施行した秋田県の大仙市では,家屋倒壊のおそれがあり,強風時に危険があるとして所有者へ勧告,措置命令が出され,その後,行政代執行による家屋の解体が行われたということでございます。2012年時点で全国16都道府県の31自治体で制定されていると掲載されておりました。

 このことについて,私,埼玉県の所沢市の空き家条例に関する条例を見せていただきましたが,やっぱり目的定義,1から10条まで市長の権限においてするということになっております。平成22年10月1日から施行するという条例ができております。ぜひ,私たち南九州市も,きょうはもう1人の方が空き家条例について質問をされるようでございます。よく考えてみたら知覧の方,頴娃の方,川辺,それぞれの旧町の代表の方々がこうして関心があってされているのだなと私はつくづく思います。

 そこで,いろんな条件があると言われましたけど,所有者がするんだということも言われました。もちろんそこが基本だと思います。しかしながら,私はこの条例をつくることによって予算措置が伴わないし,何とか南九州市の関係機関の方々がこの条例に対する前向きな,つくるということは言われましたが,いつごろ,どうされる計画があるのか,その辺をちょっとお尋ねしたいなと思っております。



◎市長(霜出勘平)  今いろいろと紹介をしていただきました。昨日の蓮子議員の質問にもお答えをいたしましたが,南九州市もいろいろな先進地の事例等を参考にしながら,早急にこの条例制定に向けて取り組んでいきたいというような答弁もしたところでございますが,それは本日も変わらないところでございますので,いろいろといい条例ができるように努力をしてまいりたいと,このように思います。



◆議員(深町幸子)  市長から前向きな答弁をいただきました。この問題につきましては,それぞれの関係機関の皆さんとの話し合いの中で早急に条例ができることを期待しておきます。

 次に,通学路の安全対策でございます。この問いについては,私,今回3回目でございます。そんな中で,先ほど教育長から詳しく今回のされたことを説明がございました。この中身を見たときに,ほとんど私がお尋ねしたいということを既にされているということ,予算措置は伴わない,それこそコースの変更をしたりですね,173カ所があったと,平成24年10月21日の県下の新聞にも出ておりますが,予算措置の伴わないコース変更とか,それがどのぐらい,どんな形でされているのですか,具体的にお尋ねいたします。



◎学校教育課長(井之上良一)  ただいま御質問のありました既に改善がなされている箇所についてでございますけれども,本市において改善がなされた箇所として報告した箇所は13カ所でございます。

 先ほど,教育長の答弁の中にありましたように,半数近くが既に対策がとられていることは確認できましたとありましたのは,その後報告を上げた後に通学路の連絡会議を持ちまして,その中で確認できた箇所で,その後少しまた改善が進んだということでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  この問題が新聞とかに出て,それぞれの合同の研修会があったようでございますが,私,10日ぐらい,10日以上なったかな,日曜日にもかかわらず,教育課長,川辺の井之上課長です,その係の方々が一生懸命,勝目の方面の現場を見られて改修の検討をされているのを見たときに,早速前向きに一生懸命頑張っているんだなと私は大変うれしいでした。子どもたちの命と,それから健康を守るためにも,ぜひ今のこの問題については1カ所ずつ,予算措置の伴わない所から早急に改善していってほしいと願っている1人でございます。前向きな答弁をいただきました。どうか頑張っていただけるように期待いたします。

 終わります。



○議長(森田隆志)  次に,菊永忠行議員。

  [19番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  おはようございます。余りに早く終わりましたので心の準備がまだ固まっていないというようなことでもありますけれども,しっかりと市民の代表として一般質問をさせていただきたいというふうに思っております。

 質問に入る前に,11月25日,昨日も話が出ていたようですけれども,日曜日にもかかわらず知覧町の松山校区の市政懇談会が行われました。副市長,総務部長を初め各所管の職員の皆様方の出席をいただきまして,開催されたことに対しまして,感謝を申し上げます。

 また,それから12月1日,南九州市市制施行5周年記念式典が行われ,市民栄誉賞を受賞された赤?勇さんを初め,市民表彰,地方自治部門,教育部門,社会福祉部門,産業経済部門の受賞を受けた8名の皆様方に対しましてもお祝いを申し上げるところであります。

 また,続きまして次の日には,12月2日,南九州市の一周駅伝というようなことで,悪天候にもかかわらず,選手の皆さん,役員の皆さん,それぞれ参加をいただきましてありがたく感謝しているところでもあります。

 それでは一般質問に入りますが,私は通告してあります2点について質問をいたします。

 平成24年度本市のまちづくりについて,まちづくり大綱に定めた七つの分野の基本方針に従い,諸施策について述べております。1番目「安心・安全な食の提供と未来を支える農業のまちづくり」,2番目に「活力ある人と物が動く新たな産業づくり」,3番目に「人と物の交流を促進する社会基盤づくり」,4番目に「安全でうるおいのある生活環境づくり」,5番目に「いきいきと健やかに暮らせる健康・福祉のまちづくり」,6番目に「心の豊かさと創造力を育む教育・文化のまちづくり」,7番目に「協働と自立による住民主役の個性的なまちづくり」を述べております。

 その中で3番目の「人と物の交流を促進する社会基盤づくり」の中で,市営住宅について述べております。「新たな市営住宅の建設を計画的に進めてまいります」と述べていますが,現在までの取り組み状況と,これからの計画をお伺いしたいというふうに思っております。

 次に,5番目の「いきいきと健やかに暮らせる健康・福祉のまちづくり」の中で,「子育て支援体制の強化については,安心して子どもを産み育てられるように母子保健サービスを充実する」と発言をしていますが,取り組み状況をお伺いいたします。

 それから,鹿児島県知事が地域住民らと意見を交換する「地域リーダーと語ろ会」が先般行われて,小児医療の課題についての要望が出されたとあるが,その内容をお伺します。

 あとの質問については自席からお伺いいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  菊永議員の御質問にお答えいたします。

 まず,最初の市営住宅についての御質問でございますが,市営住宅の建設につきましては,総合計画に基づき計画的に進めているところでございます。合併後,昨年度までに南野元団地と諏訪下団地に合わせて6戸の住宅を建設し,本年度は緑ヶ丘団地に6戸を建設中であり,ほぼ計画どおりに実施できているところでございます。

 今後の建設につきましては,平成27年度までに諏訪下団地に8戸の建設を行い,牧之内団地の建てかえ事業にも着手してまいりたいと考えております。

 市営住宅の建設につきましては,今後も交付金事業を活用したいと考えていることから,事業着手に当たりましては,国・県との協議も必要とはなりますが,本市の財政状況を見きわめながら,計画どおり執行できるように努力をしてまいりたいと考えております。

 2番目の御質問の「子育て支援については,安心して子どもを産み育てられるように母子保健サービスを実施する」という発言をしているが,取り組み状況を示せということでございます。

 母子保健サービスの取り組み状況についてでございますが,市内の3保健センターを拠点といたしまして,妊娠期につきましては,定期健診の無料受診券発行や個別相談を実施し,安心して出産を迎えられるよう支援をいたしております。

 出産後につきましては,各種乳幼児健診を実施いたしまして,成長・発達の異常の早期発見に努めるとともに,子ども自身に何らか支援が必要な場合や保護者に育児不安がある場合など,必要に応じて心理士や理学療法士等,専門職による個別支援が受けられるような体制を整えておるところでございます。また,親子交流の場といたしましても保健センターを利用していただいているところでございます。

 少子化,核家族化,情報化が進む中,育児に関する不安や悩みは増加していると思われますので,今後も専門職種との連携やきめ細かな個別対応等サービスの充実に努めていきたいと考えております。

 子育て支援についての2番目の御質問でございますが,先般行われました「地域リーダーと語ろ会」,伊藤知事が来ていただきまして実現をいたしたところでございますが,そのときのことについてお答えをいたしたいと思います。

 この会の中で市民代表のお1人として南薩医師会東会長が発言された内容の中に,小児・産科医療等に関する要望があったところでございます。

 発言の趣旨は,現在の南薩二次保健医療圏のうち,枕崎市・南薩医師会エリア内に小児科専門入院施設がないため,地域拠点病院として位置づけられる県立薩南病院に,少子化対策としても重要となる小児救急に対応した小児科を再開してもらいたいという内容であったところでございます。

 これに対しまして知事からは,県としては,「鹿児島大学に地域医療への従事を条件とした地域枠をとり,奨学金を支給して医師の養成に取り組んでいるところであり,すぐに課題解消とはならないが,まずは鹿児島大学内の地域医療支援センターがうまく機能できるように関係機関とも協議を重ねていきたい」という答弁内容であったところでございます。

 本市といたしましては,地元で安心して産み・育てる環境整備は,地域振興等にも多大な影響を与えるとの認識から地域の課題として捉え,関係する南さつま市・枕崎市とともに作成いたしました「県立薩南病院に小児科の再開とあわせて婦人科の開設を求める要望書」を先般,県知事ほか関係機関に提出いたしたところでございます。

 今後も地元市民等が主体となりまして産み育てる環境づくり体制の充実等を地域の声として発言するべく,3市が協力して事業を展開していく計画を持っておるところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(菊永忠行)  ただいま市長のほうから明快な答弁をいただきました。これ1回目の答弁を見て終わってもいいのかなというふうにも感じていますけれども,私もせっかく寝ずに調べてきましたので,一応質問をさせていただきたいというふうに思っています。

 まず,1番目の市営住宅のことについてですけれども,市営住宅の件については,平成20年12月の定例議会,産業建設常任委員長の所管事務調査事項の市営,公営住宅の現状と今後の対応について報告がなされています。それから,平成21年3月定例議会の中でも住宅政策について同僚議員も質問をし,それから先般9月の定例議会でも住環境の整備についても質問がなされているところでもあります。

 平成20年の委員長報告の中で市営公営住宅戸数について,頴娃地域268,知覧地域313,川辺地域111と,地域による差が今後の住宅建設の地域バランスを考慮し,計画的に建設するようにということで委員長報告で述べているところであります。提言をしているところであります。

 また,平成21年の3月定例議会の中では,先ほども答弁の中にありました諏訪下の団地6戸,緑ヶ丘団地6戸,建設中であるというようなことで,建築をし,また緑ヶ丘団地については建設中であると。それから平成27年度までには牧之内団地に8戸の建設を行う予定というようなことで答弁がなされているところでもあります。

 この中で平成21年の3月の定例議会の中で市営住宅の20棟の新築をすると答弁をしていますけれども,この現在の地域バランス的にはどのようなふうになっているのかお伺いをしたいというふうに思っております。



◎建築住宅課長(楠元章一)  ただいまの地域のバランスということでお答えいたします。

 おおむね旧3町の住宅の状況を見ますと,知覧,頴娃地区につきましては公営住宅が260から300戸建てられておりますが,川辺地域は約110戸程度が建設されているところでございます。しかしながら,民間住宅を見ますと,頴娃地区が約300戸,知覧地区が約400戸,川辺地区が760戸と,これは平成22年度の国勢調査に基づいた調査でございますが,合計しますと頴娃地区で公営・民間合わせた住宅が約600戸,知覧地域が約800戸,川辺地区が約870戸ということで,そういう形になっていると思います。平成20年の12月議会の所管事務調査の中でも要望がありましたように,既存の民間住宅の民間活力を圧迫することなく,事業をこれからも進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  ただいま詳細に市営,公営住宅の地域のバランスというようなことでお伺いしましたけれども,いろいろな戸数的なことについても今数字のほうが出てきているようであります。

 川辺のほうは,市営,公営ということで少ないようですけれども,これは民間の住宅という,こういう政策でこのようなふうになっているというようなことで,平成21年度の3月定例議会の中でもそういう形で答弁のほうも出ているようです。地域活性のためにも市営住宅建設については推し進めていってもらいたいというふうに思っているところです。

 これについては財政的なこともありますけども,住環境の促進については,こういう形で産業建設常任委員長の提言,議会のほうでも提言が出されているわけですので,計画に沿って,計画的に取り組んでいってもらいたいというふうに思っております。

 これについては答弁があったら答弁を,市長。



◎市長(霜出勘平)  旧3町の住宅事情,今お話をしたとおりでございます。川辺地域は公営住宅は少ないのですが,議員がおっしゃるように川辺地域は活性化住宅等もたくさんありますし,民間の方々が積極的にそういった建設をされておるようです。そういったことで,これも民間を余り圧迫しないようにということも我々は考えていかなければいけないと思います。

 そしてまた,老朽化した住宅がだんだん多くなってきますので,その辺のところも年次的に建てかえをしていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。もちろん財政も考えながらやっていかなければいけないのですが,人口減ということもこれは現実の問題となっておりますので,その辺のところもよく見きわめながら,我々は老朽化した物を改築,新築ということを考えていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 そういったことで,地域バランスというものは,これからも維持しながら,市民の皆さんが本当に快適な居住をしていただくように努力をしてまいりたいと,このように思います。



◆議員(菊永忠行)  市長のほうが前向きな答弁というようなことであります。そういう形で,今市長が述べたように老朽化した住宅については早急にそういう形で整備をしていただければありがたいというふうに思っております。よろしくお願いしておきます。

 次に,子育て支援についてですけれども,先ほども答弁をいただいております。この子育て支援ですけれども,医療費の助成事業というようなことで,いろいろな施策をとっております。子育て支援の充実では個別に予防接種関係,子育て応援特別支給手当等の事業を取り入れて導入して支援をしていますが,これからも若い夫婦といいますか,若い人たちが住みやすい住環境づくり施策を講じてもらいたいと,これからも進めていってもらいたいというふうに思っていますけれども,これについてはどうでしょうか,お伺いします。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  議員指摘の若い世代が住みやすい住環境の整備ということで御指摘がございましたけれども,特に乳幼児医療等につきましては,議員御存じのとおり,今2回にわたって,今現在,平成24年6月診療分からでございますけれども,中学校3年まで拡充をいたしております。また,インフルエンザの季節になっておりますけれども,これらにつきましても小学校6年生まで,年2,000円という範囲でございますけれども助成等をいたしながら,いわゆる若い世代が住みやすい環境づくりということで,今後もできるものはぜひ取り組んでいきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  今言ったように若い人たちがそういう形で住みやすいまちづくりに少しでも貢献していただければというふうに思っております。

 今予防接種のことでお話がありましたけれども,きょうのテレビのニュース等でも,特に近年子宮頸がんという婦人のそういうのが急に増えているというようなことで,年に3回ほどというような,きょうのテレビのニュース等で言っていたようですけれども,そういう予防接種等,本市もこれからもぜひそういう形で助成というのができればありがたいというふうに思っております。

 関係がありますので,次に小児医療というような形で地域医療の課題についてですけれども,伊藤知事と語ろ会というようなことで,南九州市のほうで実施されたというのが先般新聞等で見ましたけれども,この件については隣の枕崎市あるいは南さつま市の地域の方々からも請願など出ているというようなふうに聞いているところでもあります。

 先ほどから言うように,子どもを産み育てやすい環境の整備をすることを,先ほど市長のほうもありました少子化対策の観点からしても,国あるいは県の課題でもあると同時に各市町村が取り組むべき課題でもあると感じております。特に小児科と産科の充実は不可欠であると思っているところでもあります。

 この小児医療ということでありますけれども,平成23年度以降,南薩地域における小児科について,先ほど市長のほうもありました入院施設,この地域に入院施設がなく地区外へ救急搬送する事態が増加していると聞いているところであります。

 この「地域のリーダーと語ろ会」の中で出たかどうかわかりませんけれども,南九州市の場合ですけれども,小児救急搬送調査というものが出ているようです。平成21年度が68件のうち,地区外に救急搬送されているのが21件,平成22年度が57件のうち25件,平成23年度が61件のうちの28件が地区外に救急搬送をされていると,そういう調査の結果のほうも出ているようです。

 このようなことから,地域医療体制の充実からして,近隣の市町あるいは保健医療部局あるいは医師会との協議がぜひ必要なんじゃないかなというこの救急医療体制については,先ほどの市長のほうも要望書を重ねてやっていくというようなことでありましたけれども,そういう形でこれからも地域小児科医療については喫緊の課題だと私のほうは思っているところであります。

 この小児科救急医療体制については,本年度の施政方針の中でも救急医療体制については医師会と連携を図りながら充実に努めると市長のほうも述べているわけです。こういう形でよろしくお願いしたいというふうに思っております。

 質問の最後になりますけれども,私は今回,施政方針の中から一般質問をさせていただいていますけれども,市営住宅の件,それと子育て支援,それから小児医療についてということで,これはどれも先ほども言った移住定住促進の観点から若者の住みやすいまちづくりにつながっていき,また,南九州市の人口増にもつながっていくというようなふうに思っております。総合計画の基本理念「自然豊かで創造と活力に満ち,くらしといのちが輝く"こころ"やすらぐまち」づくりにつながっていくというようなふうに思っております。これについては人口増というようなことですけれども,全国的に,世界的にもそうですけれども,企業の経済の不安定というようなことで,企業誘致イコール雇用にもつながってくるというようなふうに思っております。こういう企業誘致についても大事なことです。まちづくり大綱に定めた七つの分野をよく精査し,協議をし,市民の声を聞きながら南九州市の発展のために推し進めていただきたいというふうに思っております。市長,答弁いただきます。



◎市長(霜出勘平)  もう私の答弁が要らないぐらい詳しく説明をしていただいたところでございますが,答弁をいたしたいと思います。

 先ほどの知事との語ろ会,これは知事が就任されてから県内をいろいろと回られまして,懇談会を実施してこられたのですが,今回からちょっと形を変えてみようということで,その1番目の会場に南九州市を選んでいただいたことは大変光栄に思っているところです。

 その中で,先ほども答弁の中でも申し上げましたが,南薩医師会の東会長が,やはり小児科,それから産婦人科,これがこの地域には不足しているというようなことで,これを薩南病院に何とか置いてもらえないかというような要望だったところです。

 いろいろとこの専門家に聞いて見ますと,小児科についてはやはり少子化ということで,なかなか経営的にも成り立たないというような側面もあるようです。

 そしてまた産婦人科については,もう各地でいろんな訴訟等も起こっておりますし,そういったことで,なかなかそれに手を挙げていただくお医者さんが少ないということもあるようでございますが,そういったことで,我々といたしましては,個人のこのお医者さんに,やはりお願いをしていかなければ,それもいいんですが,やはりこういった側面がありますので,これは公立病院で,こういったものを設置していただいたほうが,いいんじゃないかと思っております。

 また,薩南病院の現場におきましては,小児科,産婦人科設置については,大変意欲を持っていらっしゃるようですが,あとは県のこの方針次第というようなことであるようでございますので,今後におきましても,県に対しては,枕崎市,南さつま市ともども,強く要望をしていかなければいけないのじゃないかというふうに思っておるところです。

 やはりこういった子どもを産むには,その後の安心して育てられるというような保障が必要なわけでございますので,そういったことを充実していかない限り,少子化は続いていくんじゃないかというふうに思っておりますので,このことについては,それぞれの関係者と協力しながら,進めていきたいというふうに思っております。



○議長(森田隆志)  次に,伊瀬知正人議員。

  [4番議員伊瀬知正人登壇]



◆議員(伊瀬知正人)  皆さん,おはようございます。大変お疲れさまでございます。私は,先に通告しておりました観光振興について質問いたします。

 まず1点目に,観光施設の入り込み客数をどのように把握しているか。2点目に,観光振興を図るため,観光に関する各種事業をプロジェクトチームで取り組む考えはないか。3点目に,観光施設や直売所等における特産品販売は極めて重要と考えるが,販売戦略をお伺いします。

 以上,登壇での質問とし,あとは自席から質問をいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  伊瀬知議員の御質問にお答えをいたします。

 観光振興についてということでございますが,まず1番目の入り込み数をどのように把握しているかという御質問でございます。

 観光施設の入り込み客数につきましては,あらかじめ指定をされた施設を四半期ごとに聞き取りで調査をしております。

 この調査は,観光地点や宿泊施設などを部門別に調査するもので,県に報告しており,有料施設の入り込み数は実数ですが,公園や物産館などは施設ごとの推計として報告し,把握いたしておるところでございます。

 次に,プロジェクトチームで取り組む考えはないかということでございますが,観光の振興につきましては,観光ルートの拡大化,体験型観光の推進とソフト事業による誘客推進が,総合計画に掲載されております。観光客誘客活動といたしまして,県内外のイベントへの参加,観光協会と連携した関西・九州地区旅行業者への誘致活動や,雑誌記者招聘事業,広域連携によります台湾トップセールスなどを実施し,観光ルートの拡大化にも努めておるところでございます。

 また,特産品PRや販売,教育旅行での体験学習などは,農林水産部や生産者と連携しながら活動をしております。

 一方,ハード事業に関しましては,県の魅力ある観光地づくり事業を実施中でございますが,地元の観光関係者や民間事業者,県・市の関係部局などと連携しながら推進しておりまして,頴娃の番所周辺などで成果を上げております。

 今のところ,本市単独事業としてプロジェクトを組んで取り組むような事業計画はないところでございますが,引き続き市の各部署はもとより,県や観光協会,生産者と連携しながら,積極的な事業の推進をしてまいりたいと,このように思っております。

 次に,特産品販売のその戦略を示せということでございますが,現在,本市での特産品販売は,知覧平和公園,番所鼻自然公園周辺,アグリランドえい,道の駅川辺やすらぎの郷等で実施をしております。御指摘のとおり,観光と特産品のPR・販売につきましては,一体的な取り組みが必要でございます。

 伝統工芸の川辺仏壇はもとより,お茶やサツマイモ,畜産など日本有数の食料供給基地を自負する本市にありましては,このような基幹産業から生まれました特産品の販売を観光と絡めることは,経済効果や地域活性化のために非常に重要であると考えます。

 そのためには,主体となります商工業者や農家が付加価値を伴った商品開発や販売対策を積極的に研究,実施することが必要であり,市といたしましても,新たな特産品の開発・販売につきましては,工芸品コンクールや助成事業の実施などにより,引き続き支援してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(伊瀬知正人)  ただいま市長のほうから答弁をいただきました。観光振興については,これまでも同僚議員からもたびたび質問がされ,市長は,前向きの答弁がされているところでございます。

 観光客,交流人口がどのくらい南九州に入っているのかであります。入り込み客数を把握することは,観光振興上,また,観光統計からも極めて大事なことであると思います。

 そこで,先ほど答弁の中にもありましたように,有料施設については,確実な数値として出てくるわけですけども,問題は,公園等や民間施設等の把握でございます。

 そういったことからいたしますと,やはり推計,聞き取り,こういったもの等については,確実なものでないといったようなことからいたしますと,どうなのかなというふうに思うんですが,近隣の市町等における調査等はどのようにやっているか,確認はされているかお聞きいたします。



◎商工観光課長(塗木博人)  近隣の状況でございますけれども,基本的には本市と同様でございます。それぞれの施設の算定方法ということですけれども,総売上額を1人当たりの平均客単価を設定いたしまして,その金額で除する方法,あるいは,レジを通った数に乗数を乗ずる方法,あるいは目視による推計などを行っているようでございます。

 県のほうにも問い合わせいたしましたが,県立公園の入場者につきましても,受け付けへの事務所のところでカウントをしているけれども,その他場所がどこから入るかわからない状況の公園もございますし,サッカー場あたりは,申し込みの申請書を頼りにするとかといったような状況でございまして,正確にカウントしているような状況ではございませんので,いわゆる推計といったような形で,どこも数字をはじき出している現状でございます。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  他の市町においても,近隣等においても,県の観光統計上等の捉えからするとやはり,そういったことで推計,聞き取りというようなことのようでございますけども,やはりできるだけ適格な入り込み状況を把握するためには,公共・民間問わず各施設の入り込み数,先ほどありましたように売り上げ,あるいは民間等の要望等を聞き取りするような,そういった調査報告をしてもらう調査員を設置して,各施策に生かすべきではないかというように考えますけれども,いかがでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  おっしゃるとおり,より正確なデータ採集のためには,現場に調査員を配置してカウントするといったような方法が,望ましいところではございますが,先ほど申しましたように,施設数が多いこと,あるいは公園など場所によっては,どこからでも入るような状況であるといったようなことと,それから多くの調査員,いわゆるマンパワー,費用が必要であるといったようなことから,難しいかと考えております。

 それから,入り込み客の把握自体は,その観光客の誘致活動,あるいは特産品販売戦略の重要な要素となるわけでございますが,その人の数だけでなくて,男女別であったり年齢だったり,団体客か個人客か,あるいは目的は何なのか,出発した場所はどこなのか,それから交通手段は何を使っているのか,滞在時間はどのくらいあるのか,予算はどのくらいの旅なのか,そういった細かいデータが必要になってきますので,このようなことはアンケート調査するとか,あるいはスタンプラリーを実施して,各個体の情報を得るといったような,局部的な調査などによって収集しながら,事業自体は進めていければと思います。



◆議員(伊瀬知正人)  資料をいただきまして,入り込み客数の中で,やすらぎの郷の入り込み状況報告を見てみると,農水部のほうからの決算統計から見ると,28万ぐらいのレジカウントのそれで見ると,そういうふうな状況です,毎年同じような,若干,23年度上がっていますけども。

 観光のほうからの資料としては,50万を超える捉え方をしているといったような状況もありますけれども,やはりそれは当然,今言ったように,推計あるいは聞き取りと,団体客が来れば,その状況の捉え方によっても違うだろうし,というようなこと等で,観光サイドから見ると,そういう捉え方であろうというふうに思いますけれども,やはり先ほど申しましたように,そういった調査員を置いて,これもやはり有償になるか,観光ボランティアとかそういった方々にお願いをするというような手もあるんじゃないかなと思いますけれども,もう1回,その辺について,市長としてはどのように考えているか,お答えいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  もう,このことについては,その施設の関係者の皆様方に注意深く,やはり実数を把握していただくようにお願いするのが,一番ベターじゃないかというふうに思っております。

 調査員もこれも置ければ,それなりのこの確実な数字が出てくると思いますが,なかなか場所も多いですし,それから,もうずっと1日中,張りついていかなればいけないというようなこともあるわけですので,観光協会あたりにそれぞれ頴娃,川辺,知覧と観光協会があるわけですので,その方々に御協力をいただいて,そういったことも,まずそのような形で実施ができればいいなというふうに思っておるところでございますので,そういう方々に協力を求めて,実施ができるようにお願いをしていけたらというふうに思います。



◆議員(伊瀬知正人)  そういった関係団体等とも十分連携をとっていただいて,実数に近い数字を把握し,各施策に生かしていただきたいというふうに思います。

 次に,観光振興を図るための先ほども答弁もいただきました。やはり観光振興は,特に他の部署との連携が必要だと思います。そこで,やはり内部のプロジェクトは,まとまった段階では,民間外部を含めたプロジェクトを立ち上げて,方向を見出していくということが必要ではないかなというふうに思います。

 一歩,前に進めて,例えば,同僚議員からもありました知覧の昭和通りの構想や市内一周バスツアー企画,また,頴娃の釜蓋神社,番所自然公園,大野岳,瀬平公園,川辺の塘之池公園も整備がされました。

 そういったことなどの入り込み客の増,定着と地域の活性化について,また現在,指定管理をされている岩屋公園,頴娃のアグリランド,こういったところについては,経営診断等もするべきじゃないかなというふうに,私なりには思っているとこですけども。

 あるいは,先日,喜入のほうに観光農園がオープンしましたけれども,そこらあたりとも,アグリランド,十分連携をしていけば,またまだ入り込み増につながるんじゃないかなということも考えております。

 先般,私も,喜入の観光農園のほうに行ってみましたけれども,簡易の宿泊施設20棟ございますけれども,20棟,全て1年間計画で1年で22万が全部,もう契約済みだといったようなこと等もあったりして,ああ,これはたくさん来ているんだなというふうに思うところでしたけれども,そういったところと十分連携をしていくといったようなことなどについて,ソフト・ハード含めて,プロジェクトをつくってやる必要があるんじゃないかなと思いますけれども,再度,お聞きをいたします。



◎市長(霜出勘平)  鹿児島市が喜入にすばらしい農園をつくられたということです。この前の市制50周年記念の挨拶の中でも,森市長も,そのようなことを連携していけたらというようなことをおっしゃっておりましたので,本当にそれはその連携をして,いろいろとまた観光客の皆さんには,この南九州市を市内を回っていただければというふうに思っております。

 やはり今の観光客は,魅力のあるところをつくりさえすれば,もう道路事情もよくなっておりますし,それから交通,その車等もレンタカーもありますし,いろんな形で自由に回っていただける体制は,できているんじゃないかというふうに思っております。

 要は,何カ所,このパワースポットをつくれるかということですね,南九州市内に。もう,それにかかっているんじゃないかというふうに思います。

 今,頴娃の番所鼻,それから釜蓋神社,そして川辺におきましては,今,有志の方々が田んぼアートにも取り組んでいただいておりますし,これをさらに,例えば旧川辺町,旧知覧町,この辺の田んぼどころに,こういったものも広めていただければ,それなりの大きな効果は出てくるんじゃないかというふうに思っております。

 プロジェクトチームをこのまあというような御提言でございますけども,現在のところは,やはり観光課を中心にして,それで農林とか建設とかいろんな形で,南九州市が一体的に取り組む必要が,あるんじゃなかろうかなというふうに思っておるところです。

 将来的には,こういうプロジェクトチームをつくって取り組んでいく必要もあろうかと思いますが,まずは,それぞれのこの地にパワースポットみたいな,魅力のあるこの施設をつくることが,一番先決ではないかというふうに思っています。

 それには,やはりこの市民の皆さんの協力というものが一番大事なわけでございますので,そういった協力を求められるような土壌を,これから我々はつくっていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。



◆議員(伊瀬知正人)  ただいま市長のほうから,関係課とも十分というような話もありました。

 そういった中で,やはり現在は,スポット的なそういったこと,頴娃の釜蓋神社を初めとする関係,現在,県の魅力ある観光地づくり事業,県営事業で釜蓋神社の駐車場とかトイレの整備,また,釜蓋神社から番所までの遊歩道の計画が進められていると聞いています。非常にいいことだなというふうに思っておりますし,このことはやはり当然,観光客の入り込み増につながっていくものと確信をするものでございます。

 それから,スポットでもある大野岳の駐車場に現在,トイレがあるわけですけども,現在のこのトイレがくみ取り式になっておって,女性の方々がトイレに行って,たまがって帰ってくるといったような状況になっているというようなことです。

 また,水不足ということもありまして,くみ取り式にしたんだろうなというふうに理解をするわけですが,水そのものも,飲料水には今,使用できませんというようなことでありますけれども,現在は,飲料水に使用されていないのか,そして水洗化にする考えはないのか,お聞きいたします。



◎都市計画課長(大隣健二)  議員からの質問にお答えいたします。

 現在,大野岳公園のトイレにつきましては,くみ取り式のトイレでございます。水源は湧水でございまして,頂上にある水タンクのほうにポンプアップをして自然流下で,手洗い用として使っているのが現状でございます。

 現在,総合計画に基づきまして,平成26年度に実施設計を予算要求するつもりでございます。その際,水不足が懸念されているトイレでございますので,循環型トイレの設置も,必要ではないかなというふうに考えているところでございます。

 今,普通公園にあるトイレ等について,補助事業の採択が難しいところから一般財源で対応するしかございません。整備計画に基づきまして,順位をつけまして,対応していきたいと考えていることから,26年度に実施計画をまず策定しようというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  ただいま手洗い用として利用しているというようなことですけれども,これは先ほど答弁があったように湧水であるわけです。その湧水を展望台のところまでポンプアップして,それを配水しているというような状況だろうと思いますけれども。

 年間を通じて渇水期になるのは,11月と2月ごろが,一番渇水期になるだけだろうというふうに推察をするわけですが,そのほかの時期においては,十分使える湧水であるといったようなこと等から,やはり全項目水質検査をして,観光客がせっかく頂上まで登って,景観もすばらしいなといったような情景を感じて,帰ってきて神社のところに行っておさい銭を上げて,一服というときに水が飲めないといったようなこと等では,どうかなというふうに思いますが。

 これについて,もう1回,答弁をしていただきたいと思いますが。



◎都市計画課長(大隣健二)  この湧水につきましては,旧頴娃町時代から飲み水としての使用を控えておりました。私どものほうで,都市計画課のほうでも,現在,引き継いでいるわけでございますけれども,十分な調査もしておりません。今後,前回の旧頴娃町時代の調査報告を確認しながら,必要であれば,その調査を進めていかなければいけないと考えます。



◆議員(伊瀬知正人)  簡易項目の10項目においては検査をしていると思いますけれども,ただ,46項目の全項目をしていないので,飲料水には適しないということであろうと思いますけれども,年に1回のそういった46項目の検査をしていけば,飲料水に適するということになると思うんですが,その辺の調査については予算化が伴うわけですけども,先ほど私も申し上げたように,時期的にはそういったことがありますけども,問題ないんじゃないかなと。

 これまでも,その10項目検査において不適であるというようなこと等があれば,適しないかもしれませんけれども,その辺の状況はいかがになっていますかね。



◎都市計画課長(大隣健二)  現在,46項目での水質検査を行っていません。安全を確認できない以上,今,同様に手洗い水という形で使うしかないと思っております。

 必要であれば,予算計上させていただきまして,46項目の水質検査をさせていただきたいと考えております。



◆議員(伊瀬知正人)  今,都市計画課としては,そういった捉え方であり,予算が伴うというようなことでございますが,10項目検査の頴娃町時代の結果においても,特に問題はないという結果が出ていると思いますが,その全項目の調査結果等について,市長としては,飲料水に適するような,どうであるかと,そういう発表をするための予算措置についてはいかがでしょうかね,市長,お願いします。



◎市長(霜出勘平)  その調査は,やはりやってみてもいいんじゃないかというふうに思います。

 あそこは電気は来ているんですよね,頂上まではね。だから,これは盗難のおそれもありますけども,自動販売機なんかを置けないのか,そこで水も販売というようなことはできないのか,あわせてちょっと調べてみたいというふうに思います。



◆議員(伊瀬知正人)  ぜひ,そういった形で予算化もお願いをしたいというふうに思います。

 それから,先ほど26年度,市の単独事業でトイレのそういった水洗化については循環方式,まあ循環方式というのが,その水洗の循環方式なのかどうかわかりませんけれども,前倒しをして25年度はできないものか,お聞きをいたします。



◎都市計画課長(大隣健二)  先ほども答弁しましたように,普通公園にあるトイレにつきましては,全てが一般財源対応になります。頴娃方面で番所公園など,スポットとして,今,観光客が増えておりますけれども,まず第1に,番所公園のトイレを先にすべきではないかなというふうに考えておるところから,総合計画には,25年度の計画に番所公園の調査計画を上げてございます。

 それを済ましてから,大野岳のほうに進めていくというような考え方を持っているところでございます。

 以上です。



◆議員(伊瀬知正人)  計画的にやっていくというようなことでございますので,よろしく進めていただきたいというように思います。

 それから次に,特産品の販売戦略であります。生産された農産物や加工品,また技術工芸品など,これらについては,農協や組織を通じて共販体制が確立されていると思いますが,反面,地元における観光施設や直売所で,どれだけ販売されているかということも,極めて重要なことでございます。

 このことは,南九州市に元気をもたらし,意識改革につながり,所得アップにつながり,ひいては地域活性化につながると思います。南九州市の特産品をやはり生産者,販売者もおもてなしの心で販売する,また,南九州産品の品ぞろえが大事だろうというふうに思います。

 そこで,販売者はどのような特産品があるか,余りわからない場合もあるんじゃないかなというふうに思います。年に何回か,特産品協会を中心にいたしまして,オール南九州市の産品の展示即売などを開催して,生産者と販売者との交流会を実施する考えはないか質問いたします。



◎商工観光課長(塗木博人)  特産品の販売につきましては,御指摘のとおりでございまして,新たなイベントとして特産品を販売する企画の提案でございますが,現在,小京都ふるさとまつりを開催いたしまして,そこで市内の特産品の業者の方々に出ていただいて販売をしている,イベントとしてはそうです。

 それから,当然に川辺やすらぎの郷,あるいは知覧特攻物産館などで特産品を販売している状況でございます。

 新たなイベントの開催ということについては,現在のところは考えておりません。



◆議員(伊瀬知正人)  私が申し上げているのは,川辺の技術工芸品等も含めて,農産物も含めて,加工品も含めて,先ほども小京都まつりあたりでか売っていると。これらについては,多岐にわたった販売になっているだろうというふうに,当然,利益も考えながら販売していると。

 私が言っているのは,特産品協会あたりが中心になって,オール南九州産品,加工品を含めて,そういうことで,やはり販売者も理解ができていくんじゃないかなということで,余りその利益のことは考えないで,やはり南九州市産品というのは,やっぱりこう打ち出す必要があるんじゃないかということを考えて,申し上げているところです。

 そのためには,特産品協会等の基盤がしっかりしていないと,できないだろうというふうに思いますけれども,ここらについてもどのようにお考えでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  いわゆるその特産品を扱う取りまとめの団体組織のことだと思いますが,現在,知覧地域では知覧町特産品協会という組織がありまして,既に内規を変更いたしまして,知覧町だけでなく,南九州市全域の方々に入会いただくように門戸を広げております。

 そういうようなことで,もう現実に川辺町,頴娃町からも会員が入っておりますが,できることなら,知覧町特産品協会でなく,これを市全域の特産品協会として,議員おっしゃるような,市全域で市の特産品を販売する戦略に打って出るような組織に,育っていければと思っておりますので,行政としても,その辺,協会と連絡とりながら,市全域の特産品協会設立に向けて努力していきたいと考えます。



◆議員(伊瀬知正人)  市長も,特産品協会については,商工会の合併後に,一本化の方向で調整を行う予定であるということも答弁をしておりますが,今,観光課長のほうからも答弁がありましたけれども,そのような一本化した形で,先ほど申し上げた,まだ隠れた素材がいっぱい加工品等においてもあるだろうと。そういうのを一堂に,やすらぎの郷あるいはアグリランドあたりで,一堂に会してそういうことをやることで,まだ,この特産品等の販売促進もつながるんじゃないかなというふうに思いますけども,そこのところをもう1回,市長,答弁をいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  今,観光課長が答弁をしましたが,今,特産品協会というのは旧知覧町が主体になっておるようですが,これを頴娃,川辺広く呼びかけて,南九州市特産品協会というようなことで,やっていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。

 やはり生産したものは,付加価値をつけて高く売るということが原則でございますので,そういったことをやはり生産者の方々にも理解をいただいて,そして,これは幅広くやっていくべきだろうというふうに思っております。

 今,御提案をいただきましたやすらぎの郷とかアグリランドとか,そういったここに社長もいらっしゃいますけども,やすらぎの郷あたりで,まずそういったものをやれば,本当に効果が上がるんじゃないかというふうに思っておるところでございますので,今,そんなところは積極的に検討してみたいと,このように思います。



◆議員(伊瀬知正人)  最後に,市長の見解をお聞きして終わりたいと思います。

 新幹線も全線開通がなされ,指宿方面においては観光客の増が図られ,経済効果ももたらしております。それにはそれなりの仕かけ,投資もしていると思います。

 南九州市においても,知覧の有料施設だけみても,22年度からすると,23年度は23万6,000人の増となっております。これは官民一体になってPRした成果だろうと思います。

 市長は,第2ステージは発展期として位置づけておりますが,市長の見解をお聞きして質問を終わります。



◎市長(霜出勘平)  「南九州市は,農業と観光と伝統工芸のまちであります」と宣伝をいたしております。そういった意味からも,やはりこの観光ということにつきましては,大きな活性化につながるわけでございますので,これからも力を入れてやっていかなければいけないというふうに思います。

 もうそれも,やはり先ほどから言いますように,魅力のある場所を施設をつくらないことには,お客さんは来てもらえないわけです。例えば今,いぶたまが大変人気があって,指宿までは来ていると。それから先が,西のほうに広がっていかないという現状もあるわけですので,やはりこのことについては,南九州市それぞれ,旧頴娃町,川辺町,知覧町,これから魅力のあるパワースポットをどんどん開発して,これを皆さんに紹介をしていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 それにはやはり,市民の皆さんのこれはもう協力が大でございますので,それで成功している頴娃のおこそ会,この方々の行動等も参考にしながら,観光については広めていかなければいけないのではないかというふうに思っておるところです。

 やはりこの観光交流人口になるわけでありますが,その交流人口の方々が,特産品を両手にぶら下げて帰っていただくというような形にしていかなければ,いけないのじゃないかというふうに思っておりますので,このことについては,特段の努力をしてまいりたいと。

 また,議員の皆さん方も,いいアイデア等がありましたら,どしどし教えていただければ,これを現実のものとしてやっていきたいというふうに思っておりますので,よろしくお願いいたしたいと思います。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前11時28分休憩

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午前11時40分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  私は,先に通告してありました校区・地区公民館のあり方について教育長に質問をいたします。

 現在,本市には社会教育法に基づき市の条例公民館が20校区または地区に設置された施設があります。その役割として住民の教養の向上や健康の増進を図るとともに,生活文化の振興や社会福祉の増進に寄与することを目的といたしております。

 私は,先般,6月の議会において本市の校区または地区公民館の役割と活動内容や公民館の職務,さらには報酬等について,教育長に一般質問を行いました。その事柄を含めて,教育長は,今後現状と課題などあり方検討委員会で協議検討するということでした。また,現在の報酬等については,合併前のあり方や地域性を受け継いだ事業内容を重視した積算となっていると申し述べられ,いずれにしろ,私は検討委員会での結果を楽しみにしていた1人であります。また,多くの市民も期待をしていたのではないかと思います。

 まずは,平成23年10月開始から丸1年間検討協議を重ねてこられました15名の委員の皆さん方に,市政に携わる者として厚く御礼を申し上げたいと思います。本当に御苦労さまでした。しかし,私は,具体的な解決策を得ず,事実上の終了であると認識をいたしております。

 そこで,再度,教育長に次の4点につき質問をいたします。

 地区並びに校区公民館のあり方検討委員会の検討結果と今後の公民館のあり方をどのように進めていくお考えなのかお聞かせいただきたい。

 二つ目に,知覧地域の館長報酬額を頴娃地域と同一にする考えはないか。

 三つ目に,書記の報酬のことでございますが,知覧地域の報酬額は職務内容からして妥当と考えていらっしゃるのかお聞かせいただきたい。

 四つ目に,地区公民館,もちろん校区公民館でありますが,事業収支報告書に書記の報酬を計上している地区と計上されていない地区があります。この指導内容をお聞かせいただき,第1回目の質問とさせていただきます。

 2回目からは自席で行います。



◎教育長(小野義記)  地区・校区公民館のあり方等についての御質問が4点出されておりますので,最初にあり方検討委員会の検討結果からお答えいたしたいと思います。

 南九州市校区・地区公民館のあり方検討委員会から提出されました意見書については,先般,議会にも提出させていただいたところでありますが,主に次の4点について提言がなされております。

 一つは,旧3町の校区・地区公民館の統一された運営のあり方等の検討を行ってきたが,地域の実情を反映した組織運営が定着しているので,今後も当分の間,3町それぞれの運営を充実させながら,3町の統一された公民館のあり方について検討を続ける必要がある。

 2番目に,公民館の業務内容について再度整理し,館長業務を明確にするとともに,業務内容に照らした公民館職員の勤務体制,報酬等の見直しとあわせて計画的な人材育成に努める必要がある。

 3番目に,地域活性化における公民館活動の果たす役割は重要であることに鑑み,行政はその活動の充実のために積極的な支援を行う必要がある。

 4番目に,公民館のあり方については,他市の例にも見られるように,これまでとは異なる新たなあり方が求められている。これらの動向を踏まえながら検討する必要がある。

 以上の4点でありました。

 この提言を受けて,これからの公民館の役割を検討しながら,市民へのサービス等が低下することがないように,市民の皆様の声を生かしながら,南九州市にふさわしい公民館のあり方について,さらに検討を続けてまいりたいと考えております。

 次に,2番目の御質問ですけれども,知覧地域の公民館長と頴娃町の公民館長さんの報酬を同一にする考えはないかということでございますが,公民館長報酬については,頴娃町と知覧町は旧町時代からの報酬を踏襲しております。

 川辺町については,合併後,条例公民館制度を取り入れたことから,知覧地区の算定方式を参照しているところでございます。

 これらの額は,地域の実情を反映した組織運営が定着しているという公民館のあり方検討委員会の意見にありますように,旧町時代に,公民館の地域における役割や館長の職務に関するそれぞれの認識,価値,評価等から業務にふさわしいものとして設定されたものと考えております。

 御指摘のとおり,月額当たりの報酬額につきましては,現在格差がありますので,検討委員会の意見でもありましたとおり,業務内容にふさわしい即応した報酬等の見直しについて検討を進めてまいりたいと考えています。

 その検討に当たっては,旧3町のこれまでの経緯等を踏まえながら,さまざまな角度から多面的に検討したいと考えております。

 次に,3番目の知覧地域の書記の報酬額は妥当と言えるかということでございますが,公民館書記の報酬額については,南九州市報酬及び費用弁償に関する条例により月額を定めてあるもので,知覧の書記の場合は月額8万4,800円となっております。積算につきましては,臨時職員等の賃金単価の事務職員代替の日給5,300円を基準に週4日勤務の月16日として積算しております。

 公民館書記の職務につきましては,各館,それぞれの地域の実情により若干の差異はありますが,基本的には,館長の命を受け,会議室の貸し出し事務,清掃,電話や来客への対応などの会館管理に関する事務,公民館講座の開催に関する事務,公民館だより等の発行,公民館運営審議会,各専門部などの諸会議に係る事務など,公民館のさまざまな事務事業に従事するとともに,週4日間公民館に常駐し,公民館を利用する市民の皆さんにいつでも対応できるようにしており,報酬額としては条例で定めてあり妥当であると考えております。

 次に4番目の御質問でございますが,地区公民館の事業収支報告書に書記の報酬が計上されている所といない所があるということでございましたが,地区公民館の事業収支報告書での書記の報酬については,館長も含めて書記の報酬については,個人に対する報酬として,直接本人に支払っております。したがって,市からの報酬が地区公民館の事業収支報告書に記載されることはないと考えております。

 御指摘の事業収支報告書に記載されている,書記への報酬につきましては,本来の公民館業務とは異なる自治会等に関する業務に対して,公民館が独自に徴収する公民館費の中から支出されているもので,それぞれの公民館の中で協議され決定されているものと考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま教育長から御答弁をいただいたところでございますが,まず私が聞きたいのは,15名の委員の方がいらっしゃいますよね。この15名の方はどういう趣旨のもとで,どういう選出方法だったのかお伺いします。

 そして,さらに,その15名の方々の費用弁償はどうだったのか,支給したのかしなかったのか御答弁いただきたい。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  あり方検討委員会の委員につきましては,まず校区公民館長,自治会長,議会の代表の方,そして学識経験者,それから団体の代表者15名で構成しているところです。

 この中で,校区公民館長さんと自治会長さん,議会の代表,学識経験者の皆様につきましては,頴娃,知覧,川辺からそれぞれ各1名出していただいております。その選出につきましては,例えば校区公民館長でございますとそれぞれの公民館のほうに代表を1名出してくださいと,自治会長さんにつきましてもそれぞれの所の代表の方に委員の選出をお願いしますというような形で御依頼を申し上げているところでございます。それから,その会に出席のための報酬等についても支払っているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  今,選出の内容等をお聞きしたところですが,まず最初の選出方法です。これ確かに私も名簿は持っております。いただいております。校区の方々がそれぞれ1名,それから自治会ですよね。今自治会は頴娃が79ですよね,知覧が75,川辺が112ですよね。これが数字が間違っとっていたら御訂正いただきたいのですが。266の中から3名ですよね。校区は20の中から3名ですよね。先ほど校区の方はこうしたのだという話があったが,これはもちろん校区の方々のお集まりの中で決定されたものだと私は認識するけれども,実情はどうだったのかということを聞いているのですよ。

 それと,いま一つ,問題は自治会です。266,例えば知覧町の場合,数字が間違ったら訂正させていただきますが,75ですよ。私聞いたことないですよ。1人の方を選ぶのに何か集まって決めたとか,そんなこと聞いてないから私は聞いているのですよ。それから,議員の方も3名いらっしゃいますよね。議員の方は私はそれは市民の代表だからこれは出席はどうだった,こうだったは私は言いません。これはまた後で触れさせていただきますが。これは議会の中でも私は議長に問題化したいと思っているところですが。そのほかに学識経験者,私の存じている方もいらっしゃいます。確かに高学歴で知識豊富な方でいらっしゃいます。

 私は,このことはさておいて,一番肝心な自治会と校区がどういう選出をしたのかというのを聞いてるからもう一回御答弁いただきたい。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  ただいまの質問ですが,議員がおっしゃるように,例えば自治会長さん方を,みんな集まってそういう話があったかということですが,おそらく全員集まってその中で代表というような話はないのではないかなと思います。私どもの選任の方法につきましては,それぞれ代表する方がいらっしゃいますので,その方々にそれぞれ委員を出してくだいというような形でお願いしたところでございます。

 それから,学識経験者の方につきましては,地域の実情をよく踏まえている方,それから公民館,自治会活動に見識の深い方ということで,これにつきましては,それぞれ公民館は分館というのを持っていますので,それぞれの分館に選任について依頼したところでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今肝心なことを聞いて,答弁もそれでいいでしょう。校区の場合は,あなた方は,執行部があの人してくれないかと言って選んだんでしょ,中心で。自治会の場合ですよ,今度は逆にですよ,一番基礎になる自治会ですよ,これがなくちゃ校区は進まないのですよ。その自治会が私は,私も経験があります。しております。

 私の思いですが,今自治会は266の自治会長さんがいらっしゃいますが,私は三通りの方があると思うのです。まず一つは,これは私の思いで言ってるのですからね,否応なしにやらなきゃならないんだという方,つまり仕方がないからやっているという館長さん。いま一つは身勝手な館長さん,なればおれが思うとおりにせんにゃいかんという館長さん。三つ目は,なった以上とにかく何が何でも身近な住民のために働かんないかんと。つまり早く言うならば生きがいを持っている館長さん,行動力のある館長の,私はこの三通りだと思うのです。まだほかにあるかも。これは私の思いですからね。そういう三つの思いの館長さんが,もし,今校区の場合も私はこういうことも当てはまるんじゃなかろうかなという思いもしてならないのです。それは後で肝心なことに触れてきますので,それ以上のことは問いませんが。

 私の言いたいのは,ただ,今ここで言ってるのは,例えば校区の館長さんが,なぜこんなことを言うかというと,今,間もなく正月ですよね,各校区で新年会をするにはどうするのかと,している,しながらもまたやめている校区もある。すべてですよ,すべて館長さんが,みんなの意見もそうでしょうけれども,館長さん一つで左右が決まっておるのが現状なんですよ。そういうことで,これは私の論として申し上げておきます。

 それで,今,私が話をさせていただきたいのは,その次に,これは執行部でも結構ですが,この検討委員会,私も検討委員会の資料を分厚い物を,6回開いていらっしゃるのを皆さんにお願いし,いただいております。もちろん目通しも2回しましたけれども,見落としがあるかもしれませんが。今教育長の話でも,私は,してるのか,したんだという答弁もいただいているのですが。まず1点,館長さんのあるいは書記さんの任務内容を本当に具体的に検討したのかということを再度お願いします。

 それから,活動の補助金,今校区にそれぞれ分配して,額は後でまた触れますけれども,この補助金のこと,頴娃は統一ですが,知覧,川辺はそれぞれで違います。これも後で問いますけれども。この補助金のことも検討したのかと。

 それから三つ目,館長の報酬,そして,さらには書記の報酬等のことについても検討委員会で検討したのかしなかったのかお答えいただきたい。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  今の質問にお答えいたします。

 まずは,この公民館のあり方検討委員会の中では,ただいま御指摘のありました館長,書記の業務内容,これについても話題として上げてあります。

 それから,館長,書記の報酬等についても話題として出してあります。

 それから2点目にございました地域の活動補助金については,出してはございません。

 まず,この業務内容につきましても,話題として出したというのが,公民館のあり方検討委員会の中に一つのテーマといたしまして,公民館職員の役割についてというのがあります。その中で業務とか,3点目の館長報酬とかいうのも資料でお示しし,これは委員の方からそういう資料を提出しなさいという質問がございましたので,それに対して出したところでございます。実際それらの中身について具体的に報酬を上げたほうがいいとか,下げたほうがいいとか,そういう話,それから業務についてこれが適正であるとか,不適正であるとか,あるいは多いとか少ないとかと,そういうような具体的なところについての御意見はございませんでした。

 要は,委員の皆さんは,公民館のあり方について,今後の将来像について意見を交わすということで,それらは話し合いの材料として見ていただいたと,そういうふうに思っているところでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  すっきりしない答弁であったようですが。

 今度は教育長にお答えいただきたいのですが,私,今資料を出しながら検討はしたのかしなかったのかはっきりとわからない。確かに皆さんの協議内容を見ましても,今さっき私の言った事業等にかかわる補助金について,少ないとか多いとかは,いや,足らんでこげんせんかとかいう話が全くここに出てこないんですよ。出てこないのに検討したと言う,それはちょっとおかしいんじゃないか。この資料を本当に,例えば先に私が触れました報酬等の資料もそのまま提出しておるのですか,してないのですか,教育長どうなっているのですか,それを御説明いただきたい。



◎教育長(小野義記)  先ほどもお話をいたしましたけれども,旧3町の地区,校区公民館については,統一された運営のあり方等について検討を続けてきたわけです。ですから,統一されたあり方を検討する上では当然その実態が出てくるわけですよね。館長の報酬,書記の報酬,事業内容,あるいは活動の補助金の額とか全て出しております。全て出して検討したのですけれども,先ほども言いましたように,地域の実情を反映した組織運営が定着しているので,今後も当分の間3町それぞれの運営を充実させながら3町の統一された公民館のあり方についてさらに検討を続ける必要があるということが結論なんです。ですから,検討をやめたということは一言も言ってないわけです。まだもう少し時間をかけて検討しなければいけないと,そういうことを言ってるわけです。

 ですから,3町の統一を図ることはたくさんあるわけですよね。できることはもう全てやってまいりました。時間をかけずできるものと,しばらく時間をかけなきゃできないものとあるということについては御理解いただきたいと思います。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  再度お聞きしますが,今の問いでですね。主は2回から4回ですが,4回の間に今校区の補助金がどうだとか,館長さんが頴娃がここで,知覧がここで,川辺がここでという話も算定基礎はどうなっているのかという話も出てきていないのに,言葉は確かに今答弁をいただいた3町それぞれあるのは変えられないからという答弁でそれは済まされているけれども,私が言ってるのは本当に具体的にそこまで話し合いをしたのかということを聞いているのですが,どうだったのかもう一回教えてくださいよ。



◎教育長(小野義記)  何度もお答えいたしますけれども,そこまで話がもっていけるような検討はできなかったということです。統一したものを出そうとしたわけです。統一したものが出せなかったから館長の報酬とか書記の報酬とかあるいは業務内容とかそこの調整ができなかったということになります。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  それじゃ理解しました。

 それでは次に入ります。今この検討委員会のまとめというのですか,あり方検討委員会としての意見書というのを確かに議会も私もいただいております。そこで,これは私の思いですから,まとめについての質問はさせていただきますが,まず感想として,今ここの大きな数字の3の本市公民館の課題というところの(1)で,市としての公民館としての運営というところで,現段階は現在のままとすることが望ましいと,確かに今御答弁もそのとおりです。そこでまた今後は南九州市として3町の一体化に基づく校区公民館の熟慮がしなければならないんだけれどもこれが課題なんだから,私は今この問題をやはり皆さんが,もちろんこれは大変失礼な失言がありましたらお許しいただきたいんだけれども,何か検討の協議内容からしても早く言えば前向きに検討してないような気がしてならない。例えば課題に対しても本当に全体的に議論がかみ合っていないんですね。本当に残念でならない。答弁要りません。

 それから,まだあります。2番目の地域の活性化につながる公民館という題のもとで,公民館と自治会とは運営的に全く組織体も違う,これは異なるところがあるでしょう。ただし,異なる性格を持つが活動においては共同で取り組むことが多いんだ。だって,自治会をなくして校区公民館はあり得ないわけでしょ。それを結びがおかしいんですよ。公民館と自治会が連携して地域の活性化に取り組まんなやせんたっどと,こう言ってる。

 それならば,私がここで思うことは,皆さんがですね,皆さんが役割や活動について,校区は社会教育一本でいいんだと,そして自治会の協力なしでもう校区は役割りは済んでいるんだと解釈しているんじゃないかなと。それが結論だということを危惧してるんです。本当に心配してるんです。答弁は要りません。

 それから三つ目に,公民館職員の役割ということで,地域のリーダーとなる館長及び役員の引き受け手がない。私この言葉自体がおかしいんです。私は,これは,この言葉は私も経験がありますよ。ある地区で10年前にやり合ったんです。三拍子そろって,三拍子そろっている方って,それは遠い昔はおったかもしれない。才学,まことそろった人間ちゃいないですよ。なぜ素人でもいけないの。みんなね,ましてですよ,ここに,私失礼なことかもしれませんが,その辺はお許しいただきたいと思います。

 そして魅力あるポスト,現在の校区公民館長さんは魅力あるポストじゃないんですか。私は魅力あるポストだと思っていますよ。何でこの言葉が出てくること自体がおかしい。私は,本当どうすれば魅力あるポストなんですか。お金なんですか,これ。何も具体的に検討しないでおって,私,校区公民館長さんだったかあるいは地域の学者だったかあるいは自治会長の委員であったかそれは定かではないけれども,私,この結びで言いたいのは,本当にここの中でも頴娃地区は一生懸命やっているとみんな評価をしながら,それに近寄るという努力も全くない。私は執行部の弱さがここにあったんじゃないかなと本当にそう思ってならない。

 そこでまとめに入ります。委員会としてのこのまとめを今日は教育長は私に答弁したんですよね。このまとめを私に答弁した,そうなのか再度教育長に私の最初の答弁がそうだったのかお答えいただきたい。



◎教育長(小野義記)  何か答弁が非常に難しくなってまいりましたけれども,最初答弁は要らないということでしたけれども,そのことから答弁したいと思います。

 まず一つは,検討結果を見たときに,前向きに検討していないんじゃないかなということでしたけれども,決してそうではありません。6回各委員の方は真剣にされたと私は思います。

 2番目に,地区公民館と自治会との連携が必要と言っておりますよね。もともと自治会と公民館はちょっと違った立場にあるわけですよね。違った立場にあるけれどもやっぱり連携をとらなくてはいけないということを言ってるわけで。連携をとらなくてはいけないということを,これから先もっともっと連携をとらなくてはいけないということを述べてあるわけです。連携が必要だということをですね。

 それから3番目に,したくない人がいるんじゃないかということでしたね。魅力あるポストになってないと言われたのは,実は代表の中には当然公民館長さんがおられたわけですけれども,公民館長さんの発言から考えられたことなんです。そういう意見が出てきたもんですから,魅力あるものにしなくてはいけないと。魅力あるものにするためにはいろんな要素があると思います。だからそれはまた今から検討していかなければいけない。さっきお話をされました報酬のこともあると思うんです。報酬,業務内容,位置づけですね,そういうのはやっぱり検討していかんといけないということです。

 それから,この検討結果については,これは最初にお話をしたと思うのですけど,検討委員会のまとめなんですよね。検討委員会というのは教育委員会の諮問機関ということになります。ですから,教育委員会の考え方がそのまま出てきているというのではなくて,検討委員会からこんな形で出てきてますよというのをお示ししてるわけで,これが結論じゃないということです。これをもとにしてまた教育委員会で考えていきますけれども,まだまだやっぱり検討を続けなければ教育委員会としても方針が出せないと,そういう捉え方をしていただいて結構じゃないかと思います。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  今,教育長,私の言いたいのは最初当初に申し上げたこういう三通りもあるんじゃないのと。例えば最初申し上げた1,2,3をA,B,Cと仮につけたとする,今この組み合わせが校区公民館も自治会もAの方だけ集まったらどんな会議になったと思いますか。例えば,Bの方が3人そろったらどんな形になったかということを聞きたいのです。意味は分かりますね。私はだからそういうことで今感想,私の思いを言っただけです。だから今度はもうそれは追及はしません。

 そこで,まとめについて,まず1番目に,統一されたもののあり方検討委員会を行ってきたが,今後は当分の間とありましたよね。これも大分時間かけて検討なさっていらっしゃいますね。この当分の間という,最後に事務局はこう結んでいるんですよね,間違っておったらごめんなさいよ。事務局としては判断できませんので現行のままにしていただきたいと,こういうふうに述べていらっしゃいますよね,当分の間ということをね。

 そこでこのまま,それはもちろん教育長が先ほどから今後も一生懸命やっていくんだという答弁です。私はさっきも言ったように本当に人選をもっと真剣にしてほしかったということを述べたかったんです。もうこっちはそれはあれですから言いません。

 その当分の間という意味を,ここにその場で,私はなぜ事務局,執行部サイドがこうしましょうやという努力のめどでもつけなかったかということを聞きたいのですが,その辺どうだったのか再度お伺いします。



◎教育長(小野義記)  当分の間というのは当分の間ですけれども,3町を統一する上では,30年,40年という歴史の中で定着してきているものがあるわけです。その地域の方々が知恵を出し合ってやってきた制度とか内容があるわけでしょう。それは生活の知恵なんですよね。ですから30年も40年もかかってきて自分たちがつくり出した生活の知恵ですよ,それを変えなければ統一ができないわけです。それを変えるのにはやっぱり相当な時間が必要だということで当分の間ということで出しているわけです。

 それとあと一つは,何でまとまらなかったかというのは,先ほど御指摘がありましたけれども,A,B,Cのものがいるはずだということでしたね。A,B,Cのものを入れたからまとまらなかったんですよ。Aだけ入れていたらまとまっていますよ。それだけいろんな意見を持つ人を入れているわけですので,その点については東議員さんが言われたそれと全く考え方を大事にしていると私は思っているんですけど。A,B,CのAだけだったらまとまっている。A,B,C全部入れたからまとまらなかったんです。そこは御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後0時13分休憩

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午後1時13分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(東兼喜)  時間が大分押し詰まっておりますので,回答につきましては簡潔にお願いします。

 それでは,ちょっと確認をさせていただきたいのですけれども,先ほど最初に申し上げた質問の中で費用弁償のことでしたが,お1方があるいは2方いらっしゃったような話がありましたので,もらっていないんだというようなことでありましたので,その辺十分配慮をし,またその辺念を入れていただきたいと思います。

 それで,今このあり方検討委員会のまとめにつきましては,もう時間の都合で省略させて,またあるいは人材育成のことにも触れたかったんだけれども,時間の都合がありますので。

 最終的に,教育長に,総務委員会でもあるいはまた同僚議員もお話なさったことでありますが,この総務委員会の提言について一つどう考えていらっしゃるのか。昨日本会議で提言なさったですね,もちろん総務委員会の報告書も持っていらっしゃると思うのですけれども,結んであります提言についてどのように考えていらっしゃるのかお答えいただきたい。



◎教育長(小野義記)  あの提言は,今設置してあります公民館の活動そのものを変えるとか,公民館の機能を充実するということとは捉えておりません。例えば薩摩川内市とか日置市が今先行的にやってますよね。やってますが,あれは行政的な組織をつくってその中に公民館活動を取り込む形じゃないかなと考えております。

 ですから,現在の公民館活動の中に行政的なものを入れていくというのではないという捉え方をしております。ですから,そういうことも含めて最近公民館のあり方がちょっと変わった動き,答申に出てますよね。(「出てます。はい。」と呼ぶ者あり)だからそのことを含めているんです。そのことも考慮していかんといけないだろうと考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  それじゃ,いま一つ,検討委員会のほうも続けていくんだというような答弁の内容でありましたので,今後は年次的にやはりそういう人材を含めて,枠も含めて念には念を入れて続けていっていただきたいということを要望しておきます。

 それと,次の問いに入りますが,知覧町の報酬の問題ですが,今知覧は頴娃と合わせておるんですよね。そこで,私の言いたいのは,今なぜ,もちろん川辺町の場合は合併してまだ間もない,そして発足してもわずか1年,それはいろいろお話なさっても私は異論があるだろうと思います。でも,知覧の場合はやはりもう20年という歴史があるわけですよね。この差の根拠です。私がやはりまだここにあり方検討委員会を引き継いでいるんだと言うんだけれども,今早く言うならば総額の8割を均等にして,そして2割は世帯割にしてあるんだよと,この割合が私は正しいのかなと自分で判断してますが,しかし,頴娃の場合はそのままですね,そのままどっかり座っている。そこの差は,それじゃ自治会等でいろんなことがあるからこうしているんだと言うんだけれども,私は知覧の場合もそれぐらいやっている自治会もあるんじゃなかろうか,館長さんは私たちも一生懸命やっているんだと,なさっていらっしゃるんですよ。そういう頴娃に似たようなことをやっているところもあるわけですよね。だとするならば,私はこの割合そのものも検討する必要があるんじゃないのかなということを言っているんですが,その辺どうですか。



◎教育長(小野義記)  結局は統一しなさいということだと思うのですけれども,統一するためにはやっぱり報酬的なものだけじゃなくて,まず業務内容とか勤務日数とかそういうことから検討していかないといけないわけです。その統一がなかなか難しいと,現段階ではですね。ということでそういう計算をしているわけです。

 ですから,知覧と川辺は今統一しましたよね。書記が統一されてますね。頴娃だけがちょっと違うということになっていると思いますけど,やっぱり業務内容がちょっと違うということで,これはもういわゆるこれまでの経緯を踏まえた上での措置なんです。ですから,このことについてもちょっと時間をかけて検討しなければちょっとなかなか統一は難しいだろうというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  今答弁は前回と同じような答弁であるようですけれども,早く言うならば頴娃と知覧,もちろん川辺のことも同じですけれども,3割ぐらい差がありますよね。これを2割でもできるんじゃないですか。それならば,頴娃と同じように仕事もしましょうやという1つのかけ声にもなるんじゃないですか。そうしてくださいよと言える指導力も発揮できるんじゃないんですか。

 その辺を,いや,現在のままに任しているんだけど,私は,ここがおかしいんだけれども,積極性がないんじゃないかという思いがするんですが,もう1回,その辺,お答えいただけませんかね。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  あり方検討委員会の中で,委員会としてのまとめの2の中で,公民館職員の勤務体制,報酬等の見直しとあわせてという文言がありますので,それらを受けて,事務局としては検討をしていかなけりゃならないと考えてはおります。

 それから,館長報酬の件ですが,基本的には,先ほど教育長が申し上げたように,頴娃も知覧も旧町のものをそのまま引き継いでいるということでございます。川辺については,新たに公民館を設置したということで,知覧に合わせて報酬を決めたということであります。

 これにつきましては,特に知覧の分につきましては,合併協議会等の中で協議がなされているものだと考えているところです。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  もっと細かく申し上げるならば,今の答弁はなってないんですよ。

 もっと細かく申し上げるならばね,知覧と川辺は定額が34万円に世帯割をしていますよね。その2割ですよ。その2割が,これは日常変化するんですよ。早く言うならば減る世帯もあるし,また増える世帯もあるかもしれない。その差は,それは年次ごとに変わらなきゃいかんじゃないですか,この数字は。でも,やっぱ同額で,もう来ているじゃないですか。

 それじゃ,毎年,毎年,今度は数字が違っていくんですか。早く言うならば,私,川辺町の館長さんが,いや,知覧と同額はおかしいよと。

 例えば,この2割が川辺の世帯が多いわけですよ。知覧は総額ですよ。296万3,000円ですよ。川辺も296万3,000円,これを均等に分けているんですよ。川辺のほうが世帯が多いでしょう。増えなきゃいかんじゃないですか。だから,その辺を言っているんですよ,どうするのかと。

 ただ,見直しだけじゃいかんのですよ,その答弁は。もう1回,はっきりとその辺どうするのかおっしゃってくださいよ。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  川辺の条例公民館につきましては,合併後,平成20年からできたところで,それまで公民館業務ということが,具体的な業務内容がなかったということで,合併後,その整備をしていかなきゃならないというところから,そのころ,業務に対応する具体的な算出方法がなかったのかと考えております。そのため,同様の方法として,知覧の方式を取り入れたものだと理解しているところです。

 それから,世帯割の件につきましては,そこにつきましては当初のままで今のところ進めているところでございます。

 また,大分戸数等が変化してきたときには,また,そこは検討しなければならないところなのかなとは思っております。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  検討,検討で済まされたら,置き去りになっているんですよ。あの世帯割は,川辺と知覧の場合は70円違うんですよ,計算が。頭が金額が一緒だから。

 教育長にお尋ねします。私が言っているのは,この早くいう総額の8割,2割を,もっと根拠のある算定をできないか。

 例えば,今,頴娃はもうそのまま頭からやっているんだけれども,総額,つまり総予算の,南九州の予算の中で割り振りして,その頭をおそらくここでいう総額500万なら500万を崩したんだろうと思うんですが,皆さんが本当に切実に,校区の公民館,あるいは自治会を,メーンは校区ですから校区を立ち上げとするならば,総額は上乗せして,そしてそれを知覧はこうだ,川辺はこうだという方法をすれば,もっと各館長さんも御理解いただけるんじゃないですか。その辺,検討したことがあるんですか,ないんですか,お答えください。



◎教育長(小野義記)  合併をしまして,川辺の校区公民館ができたときに,その館長等の報酬については,その当時は今,課長が答えたような方法で算定したほうが一番妥当だろうということで出したわけですね。そのほかにはいろいろあるだろうと思いますけど,その時点ではそういう方法をとったということで御理解いただきたいと。

 それと,館長の報酬と書記もそうですけども,人数割というものを若干考えなくていけませんけども,人数にかかわりなく同じような業務をしている部分もあるわけですよね。

 ですから,そこはきちっとやっぱり人数割とかそれはできないだろうと思いますけども,算定する上では,やっぱそういう考え方をしていかなくてはいけないということになります。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  この問いについては最後にしますが,もう私が言うのは,細かく言うならば,頴娃が約800万近い。それから知覧,川辺のほうは300万ですよね。やはり差はつけても私はいいと思う。だから,余り差が大きいから,最低でも頴娃が800万だったら,知覧は400万,川辺は大変だけど300万にしてくれんかというぐらいのことは,私はできるんじゃないかなと思いますので,どうかそれも十分検討していただきたい。

 それじゃ,次に入ります。

 今度は,旧校区公民館で働いている書記の問題,本当に書記の日当が5,300円,これはもう先も答弁もありました。市ののに合わせております。そしてまた,私もあちこち調査もしまして,もちろん,シルバーにしろ,あるいは社会福祉協議会にしろ,日当の算定は市の積算が基礎になっております。

 私が言うのは今,書記の話も,先ほど答弁もいただきましたけれども本当に書記の方は何をやっているんだろうかと,私は校区の館長の経験者の方に聞いても,じゃっどねえと言っていらっしゃるんですよ。

 私も,出勤の日にのぞいたことがあります。頴娃の方も多少時間におくれるてくる方もいらっしゃいますけれども,常時,決まった日には出ていらっしゃるようですけれども,知覧,私は川辺までは,今,二,三は行きましたけど,最近は行ってないけれども,やっぱり怠慢が多いんですよね。

 だから,本当にこの仕事,私は他のことを申し上げてもいかんかなとは思いますが,今,一生懸命働いている若い方々ですよ,19ですよ。調べたら500円から700円ぐらいで働いていらっしゃるんで,朝から晩まで立ち詰めでですよ。それからすると高いんですよ。

 あくまでも,賃金というものは,私は仕事の量で判断すべきだなと思うんですよ。だから,校区の事務員さんは,本当にどんな仕事があるのかと。いろいろ言葉は並べておるけれども,そんならば,その言葉どおり仕事があるのかって,ないんですよ,現実は。

 ないのに,また一方で,ちまたでは,あの事務員さんはどこに行ってるんですかと問われるんですよ,問われておるから,私は再三,地元でもこの話をするんです。本当に仕事に合っている金額だとお考えですか,どうですか,教育長,もう1回答弁して。



◎教育長(小野義記)  ただいまのことについては,算定基準等については,先ほど述べたとおりですけども,公民館の書記の業務については,3町の統一を図っております。その業務内容が定着していない部分もあるだろうと思われますので,これまでも書記研修会というのを行っていますので,書記研修会の充実を図りながら,報酬額にふさわしい業務ができる書記を育成していかなくてはいけないと。

 先ほどのお話の中で,館長さんの中に,じゃっどなと言われた人がおられたということでしたよね。そのじゃっどなと言った人がやっぱり指導してほしいんですよ。館長が指導しないといけないわけでしょう。だから指導ができてないんです。多分だろうと思いますけど,これからそういうことのないように,研修を充実させていきたいと思っております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  今ね,教育長もおっしゃることはね,それはそれでいいでしょうけれども,私が言うのは,現実においてね,他が見ても,市民が見ても,私はね,不満が多いから言っているということを念頭に置いていただきたい。

 それならば,見直しがない限り,このまま当分の間,このまま行くんですか,どうなんですか,最後に答えてください。



◎教育長(小野義記)  当分の間,現状の体制でいきたいと思います。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  それじゃ,最後の問題に入りますが,この各校区それぞれ事業をなさっています。事業の内容も,そりゃ異なっております。そして,校区によっては,本当に年に数十回,行事をやっている地域もあります。もちろん,校区によっては,区費を取ってやっていらっしゃる。そしてまた,高いところも,毎年2,000円,区費をもらって,各世帯から。

 これからみると川辺のほうは,大分今,安いですけれども,今,知覧と川辺は,平均すると頴娃のほうは世帯の区費自体は少ないんですよね。これもわかっていらっしゃると思うんですよ。知覧は全体的に一番高いんですよ。年に2,000円,高いところは2,500円,本当,頴娃は高いところで1,500円なんです。1,500円が多いんです。6校区ですよね。

 川辺は最低100円ですよ。大体500円が標準ですよね,600円のところもありますよね。こういう事業費を取って,今,やっていらっしゃるんですが,その事業費そのものも最低100万のところもありゃ,最高500万という事業をやっていらっしゃいます。

 そこで,私が言いたいのは,この事業費の収支決算の中に,載せている校区が,知覧の場合に3校区あるんですね。もちろん,事業収支報告書は市に閲覧なさって,あるいは提出を求めているだろうと思います。

 これを見てもおわかりのとおり,載っけてある,載っけてないとこ,私,これも校区で問うたことがあります。そしたら,執行部当局が載せるなと,もちろん,教育長も先ほど答弁なさった。私は載せるべぎしゃないのか,どうなんですか,これは。

 教育長の,先ほどの答弁の内容はそのとおりだと思います。しかし,市民はそれで納得するのかというと,納得していないんです。もう1回,明快な解答をお願いします。



◎社会教育課長兼中央公民館長(小濱義智)  その館長,書記さんに対して,市が支払った報酬を載せるなとか,載せなさいというようなことはございません。

 今,議員が指摘されているのは,それぞれの校区地区公民館の中で,手当という形で計上されている部分の話じゃないかなと思うんですが,この分につきましては,それぞれの校区地区公民館の中で,館費として集めたものの中から,載せてあるものだと理解しておりますので,そこは館長書記と地域が語り合った上で,手当は支払われているものだと考えております。そこについて,私どものほうで言及したことはございません。

 以上です。



○議長(森田隆志)  次に,内園知恵子議員。

  [2番議員内園知恵子登壇]



◆議員(内園知恵子)  皆さん,こんにちは。お疲れさまです。時間帯が大分眠い時間になってきたかと思うんですけども,住民の福祉と暮らしを守るために一般質問をさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 まず初めに,1番目としまして,危険廃屋の解体,撤去の助成についてです。

 放置された廃屋が増えております。不法侵入や防災の立場から,危険であると同時にシロアリの繁殖場所,いずれはシロアリの巣となるなど,周辺住民の住環境を悪化させ,弊害が大きいため撤去が望ましいと考えます。そのために,南九州市は,撤去の経費の助成を検討すべきと考えます。市長のお考えをお尋ねいたします。

 2番目に,就学援助制度,このことについて質問いたします。

 学校教育法では,経済的な理由により就学困難と認められる児童生徒の保護者に対して,市町村は必要な援助を与えなければならないと,このように書かれております。

 この生徒・児童の申し込み数はどのくらいでしょうかということと,平成22年度から支給項目として,新たにクラブ活動費と生徒会費とPTA会費が加わりました。南九州市は,実施されているのでしょうかというお尋ねです。

 3番目に,消費税増税についてお尋ねいたします。

 4年間は消費税増税の必要はまるでない,消費税の議論などをしないこと民主党は約束すると言っておりましたが,この公約を踏みにじり,民主,自民,公明3党の増税連合で,消費税の増税法案を強行しました。

 野田首相は,税と社会保障の一体改革を掲げて,消費税を10%に引き上げようとしています。ところが,年金においては支給開始年齢の引き上げや,年金支給額の切り下げなど,社会保障制度の大改悪をやりながら,消費税を2倍にするという最悪のものです。

 このような消費税増税が日本経済に壊滅的なダメージを与えることは,平成9年に消費税率を3%から5%に引き上げた結果,平成22年に国と地方の税収は,90兆円から76兆円に落ち込んだということが明らかになっております。

 消費税が10%になった場合,市民の暮らしや本市の地域経済にどのような影響を与えると考えられますか。市民の暮らしを守る立場から,消費税増税に対する市長の見解をお尋ねいたします。

 4番目に,原発についてです。一たび事故が起きれば,今の科学技術では人の手には負えない原発なのだと科学省が言っています。福島原発事故が発生して,ちょうどきょうで1年9カ月です。いまだふるさとに帰りたくても帰れず,16万人の方々が避難生活をしています。

 市長も既に御存じかと思いますが,このような今回の事故で放出された放射能物質は,ウラン換算で広島型原爆の20個分,セシウムは広島・長崎原爆の200倍と言われております。

 国は安全基準を大丈夫,大丈夫と大幅に改悪してきました。車に例えるならば,制限速度,時速60キロを時速120キロまで大丈夫だというようなものだそうです。

 先月,11月11日に,鹿児島中央駅広場にて原発反対集会があり,川内原発3号機増設反対と1・2号機については,再稼働するなと訴えてきました。

 福島から避難してきた方々からも発言がありましたが,子どもを連れて避難された方は,小学4年生の娘さんが,「私は赤ちゃん産まないから福島に帰りたい」と訴えたこと,つらい胸のうちを語られました。

 避難しないで頑張っている人は,無色無臭の放射能の飛散する中での生活です。子どもたちも外で遊べない,洗濯も外に干せない,農畜産物も安心して食べられない,こんな生活です。

 福島県の3万8,000人の子どもたちを対象に放射能の調査をした結果,36%の子どもたちに甲状腺の異常が見つかったそうです。がんとはっきりわかった方は2名おったそうです。

 あのチェルノブイリの事故でも,5年目でやっとわかったというのに,この福島では,1年8カ月でがんがわかったということです。福島第一原発事故から96キロも離れた子どもにも,異常が見つかったそうです。

 鹿児島の川内原発がある限り,いつ再稼働となるか,そして原発がある限り,いつ爆発するかわからない。いつも不安な気持ちはぬぐえません。安心・安全なまちづくりを望んでいる市長として,川内原発再稼働ストップ,また廃炉を求めるよう,県や市長会へ要請する考えはないでしょうか,お尋ねいたしますということで,あとは自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  内園議員の御質問にお答えいたします。

 危険廃屋についてでございますが,市では,平成21年9月,行政嘱託員の皆さんにお願いをいたしまして,各自治会内における空き家の状況調査を実施いたしました。

 この調査は,移住定住対策の一環といたしまして,南九州市に定住を希望される方への空き家情報の提供を目的に行ったもので,行政嘱託員の皆さん方が把握できる範囲で,住むことのできる空き家,改修を行うことにより住むことができる空き家,住める状況にない空き家の3通りに区分いたしまして,その区分は,行政嘱託員さん方の主観に委ね,また,全体の3分の2に満たない,自治会からの回答しか得られなかったところでございます。

 調査の結果は,空き家軒数が1,026軒,そのうち住める状況でないと判断された空き家が373軒でありましたが,調査が市内全域にわたっていないことや,管理の状況などを考慮に入れた調査ではないことから,御質問の放置されている家屋数につきましては,把握していないところでございます。

 次に,解体撤去に助成をする考えはないかという御質問にお答えいたします。

 現在,市では,移住定住促進対策の一環といたしまして,空き家バンク事業に取り組んでおり,空き家の所有者と空き家利用希望者への情報提供を行い,空き家の売買や賃貸借など,その活用に取り組んできております。

 基本的には,老朽化等で取り壊しの必要な空き家については,個人の財産であり,その所有者が責任を持って管理,解体していただきたいと考えておりますが,防災や防犯などの対策とあわせて,今後,その対応を検討していまいりたいと考えております。

 次に,消費税についてお答えいたします。

 平成24年8月に,国と地方を通じた社会保障の安定財源の確保と財政健全化の同時達成を目指すとして,「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税の一部を改正する法律」が,国会において成立をいたしました。

 この法律により,消費税は平成26年4月から8%に,平成27年10月から10%に段階的に引き上げられることになりました。この引き上げ分の5%の消費税は,医療,介護,子育てなど,社会保障4経費に係る国と地方の負担割合を算出し,国分が3.46%,地方分が1.54%としております。また,地方分の消費税収入につきましては,現行の1%を除き,社会保障財源とすることといたしております。

 このようなことも念頭に置きながら,御質問にお答えいたしたいと思います。

 まず,消費税の市民の暮らしへの影響についてでありますが,政府の試算では,消費税が10%になった場合,40歳以上の夫と専業主婦,小学生の子ども2人の計4人で,年収500万円世帯での負担増が,年11万5,000円に上がるとしております。

 また,75歳以上の夫婦のみの世帯で,年金による収入が合計で240万円の世帯の場合で,消費税負担は7万4,000円増えるとしています。地域経済につきましては,具体的数値をはじき出すことは困難ですが,事業所等の営業活動など,さまざまな面で大きな影響を与えることが推測をされます。

 しかし,現在の日本の状況を考えますと,財政再建は果たしていかなければなりません。また,増え続ける社会保障に対する備えも行っていかなければならないという状況にございます。このようなことからいたしますと,消費税の増税は行ってほしくはありませんが,やむを得ない状況ではないかと思っております。

 今後,この消費税の使徒につきましては,国の分は社会保障経費に,また,地方分にしても,引き上げ分は社会保障の財源とすることとなっておりますので,国の動向にも注意しながら,地方分については,今後,ますます増大いたします医療,介護及び少子化対策などの社会保障経費に充てていきたいと考えております。

 次に,川内原発についてお答えをいたします。

 今後の原子力発電問題とエネルギーのあり方につきましては,東日本大震災に伴う東京電力の福島第一原子力発電所の事故を契機に,国の重要な課題となっております。

 エネルギー政策につきましては,原子力発電所の縮減,代替エネルギーへの転換という一定の基本的方向性は見えているものの,現在,衆議院が解散され,総選挙中でありますことから,不確実な要素を多く含んでいる状況であると思っております。

 九州電力の川内原子力発電所の1号機,2号機の再稼働問題や3号機の増設問題につきましては,原子力災害対策重点区域の目安となります30キロ圏外とはいえ,本市にとっても無視できない問題ではあります。

 これら原子力発電所の問題につきましては,今後,政府や原子力規制委員会等での検討協議を経て最終的判断がなされ,国のエネルギー政策が決定されるものと考えております。

 現時点では,新たな政府(国)の方針等,少し時間の経緯を見る必要があると思っているところであり,川内原子力発電所の再稼働ストップや廃炉について,県や市長会へ要請する考えはないところでございます。

 以上で私の答弁とさせていただきます。あとは教育長のほうより答弁をいたします。



◎教育長(小野義記)  2番目の御質問の就学援助制度関係についての御質問にお答えいたしたいと思います。

 初めの就学援助制度は何人の児童生徒が対象となっているかということでございますが,本年度は11月末現在で,要保護児童生徒援助費は,児童が7人,生徒7人の合計14人,準要保護児童生徒援助費は,児童209人,生徒124人の合計333人に支給されております。

 特別支援教育就学援助については,児童20人,生徒2人の合計22人に支給されています。

 2番目の御質問の平成22年度から新しく加わった支給項目については,この項目については,要保護児童生徒援助費についてということになりますけども,クラブ活動費,生徒会費,PTA会費の3項目が新しい項目になっております。

 現在,本市におきましては,これらの支給項目につきましては,支給対象としていませんが,県や他市の動向を十分に見極めていく必要があると考えております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  危険廃屋についてお尋ねいたします。

 人口が減少し,単独世帯の増加に伴い,さらに空き家が増えると思いますが,この空き家に対して,先ほども同僚議員が質問しておりましたけども,何軒あるかということで自分としては考えておりましたけど,御答弁いただきましたので。

 空き家状況を放っておくと廃屋にということになると思います。その廃屋状況がどのくらいあるかということでお尋ねしたいんですけども,正確な数はわからないということで,また,所有者が亡くなって転出したり,所在地がわからなくなったり,または経済的理由で解体や補修が進まないという状況があると思います。

 個人所有物なので財産のことだから,他人が手をかけることはできないというようなことでしたけども,このことに関しまして,南九州市内にある家屋は,捨てられたというか廃屋になっている家屋は,固定資産税の対象ともなっていたと思います。廃屋になって周囲に迷惑のかかるようになった現在では,持ち主の了解のもとに撤去費用の助成制度をつくることは考えられないですかということで,もう一度,お願いします。



◎市長(霜出勘平)  お答えいたしましたように,やはりこれ個人の住宅という,もちろん財産ということでございますので,これが廃屋となったというようなことであっても,やはり我々としては,まず,その持ち主にこれを積極的に解体撤去をしていただきたいというようなことを,お願いをしていかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 そして,条例をつくりまして,このようなことも,もし,そういうことが守れないようであれば,これを勧告・命令というようなことでやっていかなければいけないと思いますが,どうしても,その所有者が見つからないというようなことになれば,またそれはそれで,そのときに検討していきたいと。今の時点では,そこまでどうするかということは,考えを持ち合わせていないところでございます。



◆議員(内園知恵子)  県内では,自治体で実施されているところがあるんですよ。霧島市,曽於市,志布志市,南さつま市,屋久島町というところが,この助成制度をやっているんですよね。

 ここでできているのに,南九州市ができないということもないと思いますし,南九州市と言われますとやはり,特に知覧町なんですけども,観光を売り物にしているところですので,きのうも蓮子議員がおっしゃったように,テレビに廃屋のところが映ったと,とても残念だったというようなことでしたけども,そういうことも考えていただきまして,今までその廃屋になったとしても,固定資産税はちゃんと取っているわけですよね,どうなんでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  それぞれの他の市町村の状況等も話をしていただきました。それもよく我々は存じております。曽於市においても,結構,この助成をされておるようですが,南さつま市においては,これは1年限りということでやっておられて,現在ではやっていらっしゃらないようです。

 基本的には,やはり個人のものは自分で処分するということが基本ですので,そういったことで,条例等を我々は早目にこれを制定して,この廃屋の問題について解決をしていこうと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  もう存じ上げているということですが,金峰町の出身の方が,両親も亡くなって,どうしても解体したいということで解体をすることにしたら,助成制度があって本当に助かりましたというようなことで,この解体をするのに,坪2万5,000円ぐらいかかるそうです,解体者に聞きましたら。そうすると,やっぱり坪数によっても違いますけども,1軒につき100万から150万かかるそうです。

 それを自分で出せっていうのは,ちょっとできないから,経済的にできないからそのまま放っておくというのも,私が聞いたところではありましたので,その辺をちょっと補助があるよということになれば,じゃあ,この際,頑張ってやろうかなという気にもなるんじゃないかと思いまして,こういうことを今,お願いしているわけです。そういうことを少しでも前向きに考えていただいたらどうかなと思いますけども。

 それとまた,台風のときなどに倒壊のおそれがあって,瓦が飛んだりするといけないということで,ネットを張っているところもあるんですよね。だから,そういうところも,やっぱり考えていただきたいなと思います。

 また,違った対策としまして,どのようなことがあるかということでお尋ねしたいんですけども,この空き家バンクですか,今,どのような借り方,売れ方というのか,買い上げのそんな状況をちょっと教えてください。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家バンクの利用状況についてお尋ねでございます。

 現在,これまでの登録軒数が27軒,そして売買と賃貸の成立が,不動産業者の取り扱いも含めまして17軒,そして登録抹消が4軒,あと交渉中が2軒,あと登録中が6軒となっております。



◆議員(内園知恵子)  この空き家バンクの制度も大変いい制度だと思います。また,この居住可能な空き家というのが,ここにも上がっておりますけども,住める程度が320軒ということで,ここが空き家バンクになっているんだろうとは思うんですけども,本人が登録して空き家バンクにやっているわけですよね,本人の登録で。市役所のほうから勧めているわけじゃない,どっちなんでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家バンク制度につきましては,市役所では広報紙,あるいはホームページを通じて,登録についてお知らせをしております。それに応じて登録されるのは所有者の方々でございます。



◆議員(内園知恵子)  本人の登録によって空き家バンクをこのように進めていって,いい結果が出ているという,いい制度ができたなと思います。

 それから,耕作放棄地とセットにして,就農希望者などがいると思いますので,そのような方に貸したりして廃屋化を防ぐことなどは,市長は考えてないでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  なかなかこれ難しい問題ですよね。旧知覧町でいろいろ空き家があって,それをリフォームして賃貸住宅にしようということでいろいろ取り組んだんですが,なかなか集落内での生活というのは,消防に入らんにゃいかんとか,いろんな形で皆さん喜んで入っていただけなかった経緯もあるところですよね。そういったことでございますので,やはり,これは,慎重に考えたほうがいいのではないかというふうに思っております。また,あとは係のほうかで説明をします。



◎企画課長(下薗宏一郎)  空き家バンクと耕作放棄地の関係でお尋ねですが,やはり,今の家のつくりによりまして,年配の方が好む家,そして,若者が好む家があります。それと,やはり農業をされるという方は,定年退職されて細々とされる方はすぐ近くの畑等を借りて農業もできますでしょうが,やはり,若者でこれから農業で生計を立てる方については,なかなか耕作放棄地を集めてさてやりましょうという話には結びつかないような気がいたします。



◆議員(内園知恵子)  先ほどのこの固定資産税をちゃんと払っていたので,そのことについてもうちょっと市のほうが手出しが多いかもしれませんけども,お金がなくて撤去できないという,解体できないという人たちに対しての少しでも気持ちがあればと思ってだったんですけども,少しでもそういう気持ちはないでしょうか,市長。



◎税務課長(東篤)  税務課の関係で固定資産税のお尋ねが若干含まれておりましたので,間違いになるといけませんのでお答えをしておきます。

 いわゆる廃屋につきましては,滅失された家屋ということで滅失の手続をとります。これは,原則本人の申し出によりまして税務課職員が現地を確認して,廃屋でその用途をなさないというようなことであれば,課税をしないという手続をとっております。年間それが推移を見てみますと,大体500棟程度ですが,幸いに全棟調査というのがございましたので,川辺,頴娃,知覧となっておりますが,その全棟調査の折に廃屋だというような家屋につきましては,市のほうで判断をいたしまして,当然所有者とも協議をしまして,固定資産税を課さないという措置をしております。その数が大体1,800から2,000棟程度でございました。そういう状況で,原則廃屋につきましては,課税はされていないというふうに考えていただいて結構かと思います。

 終わります。



◆議員(内園知恵子)  課税はしていないということで,じゃあしなくてもいいかとなると,そうじゃないんですよね。1,800もそういうのがあるということは,やっぱり景観ということもありますし,シロアリ駆除という,そういう関係からも,ぜひとも前向きに考えていただきたいということを要望して,次に入らせていただきます。

 順番からいきまして,就学援助制度のことについて,先ほど人数も答弁いただきましたが,この支給方法といたしましても,前から口座振込にしてほしいというふうにお願いしてありましたけども,やはり,親が学校に行くとなると,子どもたちが何であそこのお母さんはきょう来てたのとか,もう仕事場から直接走ってくると,白衣を着たまた学校に走っていくというような,そういう問題から子どもたちの心を痛めるということで口座振込にしてほしいということをお願いしてありましたが,今はどうなっているんでしょうかお尋ねいたします。



◎学校教育課長(井之上良一)  ただいま御質問のありましたことについてでございますが,昨年の12月ごろ口座振込に変更しますという通知を学校に出しまして,本年度から保護者の口座に振り込む形で対応できるように変更しております。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  大変いい方向に考えていただきましてありがとうございます。就学援助の申し込みについては随時なんでしょうか。



◎学校教育課長(井之上良一)  年度途中でも随時申し込みができるようになっておりまして,その都度認定も教育委員会で行うようにしているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  これも大変いい,よかふうになってますということでありがとうございます。

 それでは,2番目の問題ですが,平成22年度にこのクラブ活動費と生徒会費とPTA会費が加わったんですけど,南九州市は実施されていませんということの答弁だったと思いますけども,どうしてでしょうかということをお尋ねします。



◎学校教育課長(井之上良一)  ただいまの御質問につきましては,要保護児童生徒を念頭に置いた質問だと理解してよろしいでしょうか。そのつもりで回答をしたいと思います。

 本市において,要保護児童生徒援助費の支給項目としていますのは,修学旅行費と医療費でございます。議員御指摘のように,新しい支給項目につきまして,対象としていないのは,要保護児童生徒につきましては,生活保護費の教育扶助の中にPTA会費,生徒会費,クラブ活動費に該当するものが含まれておりまして,二重に支給することはできないからでございます。

 以上でございます。



◆議員(内園知恵子)  要保護の場合は生活保護の中に加わっているということで,準要保護に対してはこの制度はないんでしょうかお尋ねいたします。



◎学校教育課長(井之上良一)  文科省から発出されております通知文によりますと,新しい支給項目につきましては,要保護児童生徒を念頭に置いたもので,準要保護児童生徒を念頭に置いたものではないというふうに理解しております。確かに,本県の市の中には,準要保護児童生徒に対しても新しい支給項目を支給している市があるということにつきましては存じ上げているところでございます。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  文科省のほうからこのことについてお知らせが来ているとは思いますけども,鹿児島県でもちゃんとやっているところがありますので,できるだけ生活をするために,大変な児童生徒たちなので,そのように考えていただきたいということをお願いして,済みません,お願いじゃなくて,こうするべきだというふうに伝えておきます。

 それでは,次に入らせていただきます。

 先ほどの消費税の問題ですが,このように答弁をいただきましたが,このように大変な影響があるということで市長から答弁をいただきました。消費税増税は暮らしに影響があるということが92%ということで,毎日新聞が伝えております。日本共産党は,増税しなくても社会保障の財源はあると,財政打開の提言を行い,解決案を示しています。社会保障を再生充実させながら,税金の無駄遣いの一掃,まず一つに,ダム建設とか大型公共事業の見直し,2つ目には,米軍への思いやり予算,ヘリ空母F35戦闘機などの軍事費にメスを入れること,3つは,政党助成金,機密費の廃止をすること,そしてまた,大きく富裕層や大企業に応分の負担を求める応能負担にすること,このようなことです。260兆円もの大企業の内部留保,賃上げやら中小企業への適正な単価で国民経済に還流させれば,国民の所得を増やして経済は成長し,財政危機打開ができるということです。

 地方自治の精神は,国が悪い政治を進めようとしているときに,住民を守るために,国に対して声を挙げ,住民を守る仕事に全力を挙げることにあります。市長もぜひこの立場に立って,税と社会保障の一体改革をやめさせるように国に対して要請すべきだと考えますが,いかがでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  先ほども明快にお答えをいたしたところでございます。共産党さんが,そんないいアイデアを持ってらっしゃるのだったら,これを国民に広く浸透させて,3%市場,10%,20%と,共感を得るような方法をされたら実現すると思いますので,そちらのほうで努力をしていただいたほうがいいんじゃないかというふうに思います。



◆議員(内園知恵子)  私も精いっぱい頑張っているんですけど,なかなか私たちの力が弱くて,そこまで届かないところです。ぜひ市民を守るために市長も頑張っていただきたいと思います。

 それでは,原発の問題について入らさせていただきます。

 川内原発の再稼動ストップや廃炉を求めるようなことはする気はないみたいな答弁でしたけども,300キロ離れた静岡県のお茶も全滅して出荷停止ということが起こっております。南九州市もお茶で有名なところです。原発に頼らない再生エネルギーの爆発的な普及をすべきと考えますが,どのような方法でやっていけるか市長の考えをお聞かせください。



◎市長(霜出勘平)  まずは,日本の置かれている現実を私はこれは見るべきだと,その上で原発に対しても判断すべきだろうというふうに思っております。日本は,いろんなものづくりでこれまで生きてきた国です。資源もない国で,これまで本当に世界で一,二位と言われる経済大国になれたのは,やはり先人たちがものづくりをして,それで,国際的にも認められた国だというふうに思っております。その一番もとになるのはやはり電力だろうと。機械を動かすのも人物なわけですので,これは,今原発に頼っている状況でありますが,やはり,こういう福島の原発事故,こういったことが起こった以上は,これを教訓として,すぐにはゼロにはできないと思いますが,やはり,将来的には原発ゼロというものを目指しながら,段階を踏んで,これはやっていかなければいけないのではないかと,このように思っております。



◆議員(内園知恵子)  だんだん気が重くなってきました。福島の浪江町長の馬場さんという方が,これだけ悲惨な被害を受けてもう原発は要らないって,これが浪江町民全ての感情だと思います。家庭を壊され,隣近所や社会のきずなを壊されました。それから,生業もです。本当に全国各地に避難して,町民2万1,000人がばらばらに生活しています。許しがたい事故ですよ。こういうことを考えれば,原発即ゼロというのは当たり前です。電気の供給は大丈夫です。再生可能エネルギーの方向にかじを切れば相当なものができますよ。私どもも復興計画に,電力自給のために,同エネルギーに切りかえていこうと思ってますというふうに言っております。この人は町長ですけど,霜出市長も,本当に私たちが50キロぐらい川内原発から離れているとは思いますけども,90何キロ離れたところでも,子どもに異常が見つかったということで,300キロ離れた静岡でもお茶が放射能に侵されているということがわかった以上,やはり,国の問題とばかり言ってないで,なってからじゃ遅いので,こういうことをぜひ県知事のほうや市長会のほうに上げていって,市長も1人の人間ですから,自分の意見を伝えていってほしいということ,議会からこういうことが上がったということも伝えていっていただきたいなと思います。

 それで,再生可能エネルギーのことについてなんですけども,太陽光とか風力とか,風力は多分は頴娃町のアグリランドにあると思いますし,元知覧町の議会でも横枕に風力をつくりたいというようなのが出たようなこともありましたけども,この風力とか太陽光をもっともっと増やして,再生可能エネルギーで自然エネルギーでやっていこうというような考えがありますかどうかお尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  大変大きな問題ですので,たかが一市長がこれをどうのこうのという問題ではないと思います。やはり,日本人として,全ての日本人が,これはもう将来的にはゼロにすべきだろうという思いを持っていると思います。ただ,現実を見た場合,これを即ゼロにした場合どうなるかということも,よく日本人は知っていると思います。だから,段階的に一日も早くゼロに持っていくような努力をしていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  市長が段階的にという,その気持ちはよくわかりました。南九州市で,この再生エネルギーをいろいろとやっていくという,太陽光もですけども,風力もです。そういうのをやっていく考えはないでしょうかということで,先ほどのお尋ねもそれでした。



◎市長(霜出勘平)  もうきのうから一般質問もたくさんいただいておりまして,その中でもいろいろな方が,メガソーラーとか,そういう再生エネルギーとか,いろんな形で質問もあるところです。やっぱりそういうことで,可能な限り,やはり,そういったものを取り入れていくべきだろうというふうには思います。



◆議員(内園知恵子)  市長が,今メガソーラーとか風力とか,そういうものを可能な限り取り入れていきたいという答弁をいただきましたので,ぜひそのようにもう私たちの市もそういうことで頑張っていけるというふうに,皆さんが視察に来るくらいの,そういう市にしていきたいなと思いますので,ぜひよろしくお願いします。

 以上で私の一般質問を終わります。ありがとうございました。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時23分休憩

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午後2時35分開議



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,加治佐民生議員。

  [11番議員加治佐民生登壇]



◆議員(加治佐民生)  先ほどの質問で,私の2問目の回答をいただいたような気がしまして,進歩ある回答がいただけると思いまして,予告してありました質問についていたします。

 頴娃・知覧地域において,町道と農道に分かれて調整がとれてない場所があります。また,そこに橋もかかっており,建築後50年がたとうとしております。そのことについてどのような対策を打たれるのか質問いたします。

 次に,太陽光発電についてですが,太陽光発電への本市の取り組みと今後の方針を伺います。また,公共施設等へ太陽光パネルを設置する考えはないか,以上2点を,登壇の質問を終わります。あとは自席で対応いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  加治佐議員の御質問にお答えいたします。1番目の市道路線について答弁をいたしたいと思います。

 御質問の旧町境において,市道と農道に分かれている路線でございますが,旧頴娃町と旧知覧町境におきましては,頴娃の加治佐集落内を通る市道加治佐川線から,浮辺新田地区の農道へ続く1路線,また,旧知覧町と旧川辺町境におきましては,共親集落内を通る市道柚木薗から川原地区の農道へ続く路線と,松久保集落を通る市道松久保菅原線から油免集落を通ずる農道の2路線がありました。合わせて3路線を確認をいたしたところでございます。

 現在,旧3町の市道台帳の統合業務を進めておりまして,先の議会におきまして市道の見直しの審議をいただいたところでございます。

 この3路線の取り扱いについてでありますが,旧知覧町と旧川辺町境をまたぐ2路線の農道部分につきましては,市道認定基準を満たしていることから,市道認定を検討しているところでございます。

 また,旧頴娃町と旧知覧町境をまたぐ1路線につきましては,平成21年度に国庫補助事業によりまして,農道の舗装事業を実施いたしており,また,市道認定基準も満たさないことから,今後も農道として管理することになるところでございます。

 太陽光発電についてお答えをいたします。太陽光発電を初めとする再生可能エネルギーの導入促進を図ることは,地球温暖化対策の推進,さらにはエネルギー源の多様化,エネルギーの安定供給のため重要であると考えております。本市におきましては,平成23年度から住宅用太陽光発電導入支援事業補助金制度によりまして,住宅用太陽光発電システムの設置を支援しているところでございます。平成23年度の実績では,補助件数84件で960万4,000円の支援を実施したところでございます。引き続き,今年度におきましては,11月末現在で補助件数113件,1,321万5,000円の補助を実施しておりまして,普及促進が図られているところでございます。また,国における「電気事業者による再生可能エネルギー電気調達に関する特別措置法」が,本年7月1日より施行され,固定価格買取制度が導入されたことによりまして,一層の普及が進むものと考えております。

 今後,住宅用太陽光発電導入支援補助金制度につきましては,国あるいは県の補助金制度の動向や一定の普及効果等を考慮しながら,次年度も継続して支援を行いたいと考えております。

 次に,公共施設等への太陽光発電につきましては,庁舎や学校等の屋上に設置することが考えられるところでございます。公共施設等への設置につきましては,平成25年度におきましては,市内の小学校に20キロワットの太陽光発電システムの設置を計画しているところでございます。設置に当たりましては,初期投資に係る経費の問題や,整備してからのコスト回収を考えなければならないところでございます。さらには,建物の構造,耐用年数,耐震性及び環境,教育の必要性等,さまざまなことを考慮する必要がございます。

 今後におきましても,既存建物への設置,あるいは新たに施設を整備する際には,国庫補助金制度等の有無を含め,総合的に検討してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(加治佐民生)  ただいま答弁をいただきましたが,当初質問段階では,1カ所しかないだろうということでありましたが,もう一カ所そういう場所があったところでございます。3カ所あったわけですね。その中で,私の質問した場所は,農道という観点からということでありますが,今現在は,市は市道にかかる橋については,長寿命化修繕計画を進めていますが,ここについては,農道として,やっぱりそういう形で整備を進めていく考えですか。



◎耕地課長(松窪義高)  議員御指摘の路線が,まず加治佐自治会から浮辺新田地区への通作道路として受益者の利用がなされているようでございます。市道認定がなされていない現段階では,農道として管理を行います。管理におきましては,受益者による管理をお願いしているところでございますので,日ごろの通常管理につきましては,受益者の皆様にお願いしたいと思っているところでございます。

 加治佐川にこの架設されております御指摘の橋梁につきましては,法定外公共物として,橋長が6メートル,幅員が2.5メートルのスラブ橋でございます。建設当時の工事記録が見当たりませんですけれども,関係者によりますと,昭和38年ごろに建設されたのじゃないかと言われているところでございます。

 今後,補修や架けかえ等の必要性が生じた場合は,事業導入等を含めた取り組みを行っていきたいと思っているところでございます。

 あと長寿命化の調査につきましては,今まだ橋梁としての登録はなされていなかった関係で行っていないとこでございます。



◆議員(加治佐民生)  まだそういうことをしていませんから,直ちにそれをするというふうに考えていいですか。



◎耕地課長(松窪義高)  現在のところ,農道として登録をされておりませんので,これらを農道として登録できるのか,また,この橋梁自体が補助金等に該当する橋梁になるのか,その辺を再度検討させていただきたいとは思っているところでございます。



◆議員(加治佐民生)  早急に登録していただいて,もう50年たっていますから,とっても危ない状態だと思いますので取り組んでいただきたいと思います。

 それから,もう一本の橋は市道に認定して,こちらは農道ということですけども,市道には1級,2級,その他市道,農道とありますけど,この区分けはどういう形ですか。ただ,通行量とか地域間の関係とか,あるいは橋のサイズとかいろいろあると思いますが,そこはどうですか。



◎建設部長(下之薗博幸)  お尋ねの件でありますけど,市道につきましては,先ほど市長の答弁にもありましたが,現在道路台帳の見直しを行っておりますけれども,1級,2級,その他市道と3段階に分かれておりますけれども,その幹線道路的な役割,例えば,集落から集落を結ぶ道路につきまして,幹線道路としての取り扱いで,1級もしくは2級と,その他集落内の生活道路的な役割のある道路につきましてはその他市道ということで区分けをしております。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  道路の幅は関係ないんですか。



◎建設部長(下之薗博幸)  道路の幅員につきましては関係ございません。



◆議員(加治佐民生)  私としては,ちょうど知覧町側は平成21年度に,新田地区農道整備事業ということで,きれいに整備されました。ここは幅を見ますと,4メートルあるのかなというふうに考えます。橋は狭いですけれども,市道側もそれぐらいあるのかなと考えますので,市道への認定はなかなか難しいということですが,そこは,必ずだめということでしょうか。



◎建設部長(下之薗博幸)  先ほどの回答で訂正をさせていただきたいと思います。先ほど幅員は関係ございませんと答弁いたしましたけれども,これは,1級,2級その他町道の区分けに対しての幅員は関係ございませんということで,市道認定につきましては,4メートル以上というのが現在の市道道路認定基準要綱にございますので,4メートル以上でなければ原則として市道には認定できないということでございます。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  じゃあ,農道のその規格はどうなっていますか。



◎耕地課長(松窪義高)  市道認定されていない道路につきまして,交付金の対象になっているのが4メートル以上の幅員を要する両サイドが公道に面した道路になっております。ただ,農道としては,その他の道路として,災害に該当するのが1.2メートル以上の幅員を要する受益者2戸以上ある道路につきましては,農道災害として認定されますので,それらについては対応しております。



◆議員(加治佐民生)  きのうの産業建設常任委員長の報告で,橋梁と道路の幅員が異なる危険箇所が見られることから,今後においては幅員を同一とし,また,危険箇所については表示板の設置や夜間反射プレートを取りつけるなど,事故防止対策を講じるようにとの意見が出されているということがありました。この場所についても,道路から見て橋が非常に狭いんですが,ここについては何か今後検討できますか。



◎耕地課長(松窪義高)  現在のところまだ調査が進んでおりませんので,何を行うというのは,ここで申し上げることはできませんけれども,調査の上必要であれば予算を計上させていただいて対応を考えたいと思います。



◆議員(加治佐民生)  ぜひ早急に取り組んでいただきたいと思います。

 それでは,先ほど回答をいただきました太陽光発電について質問いたします。

 現在,衆議院選挙期間中でありまして,ある政党は2030年に原発ゼロを目指すと言います。また,ある政党は3年を目処に原発を見直すとか言っています。いずれにせよCO2を排出せず,枯渇する心配がなく,新しい産業を開拓できる再生可能エネルギー,特に太陽光発電の需要は高まると考えますが,市としては,その認識は変わりませんか。



◎市長(霜出勘平)  太陽光,風力発電,そういった再生可能エネルギーはこれから利用が高まるものというふうに思います。



◆議員(加治佐民生)  公共的建物,小中学校への設置状況は先ほど,現在も知覧小学校にあるわけですが,今回宮脇小に設置するということでありますが,その採算性はどうでしょうか。



◎教育部長(小園和幸)  宮脇小学校大規模改修に伴う太陽光発電設備につきましては,予算計上ベースで約2,800万円と考えておりますが,これは,採算性は非常に厳しいものがあると考えております。ただ,環境教育であるとか,CO2削減,地球温暖化防止に取り組む姿勢を示すといったような金額換算できない効果は非常に大きいと思います。

 それと,採算性といいますと,建設費用,維持管理費,校舎躯体への負荷,また,太陽光発電の経済的な有効性が想定ほど上がらないといったような意見があることを考慮すると,知覧小学校に続きます頴娃地区での宮脇小学校というようなモデル的な設置例を除いて,現時点で公共施設,教育施設でいいますと,各小中学校,体育館等に順次設置するような計画を策定することは時期尚早ではないかと考えております。



◆議員(加治佐民生)  順次各小中学校につけるのは時期尚早ということでありますけれども,霧島市は,市役所の再生可能エネルギー庁内検討委員会というのを立ち上げて,順次そういうふうにしていこうと進めています。また,志布志市も既にそういう計画を組んでいますが,本市としては,そういうような考えはないんですか。例えば,学校につきますと,児童生徒の関心も高く教育的な効果もあると思いますが,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  今教育部長のほうからも答弁がございました。各旧町,3町です。1校ずつはこの環境教育ということで,モデル的にやってみようというようなことでございます。今後,先ほど内園議員の質問にお答えをいたしましたが,これは,市が事業主体になって積極的に取り組むというのではなくて,やはり,民間の方々がそういうような相談があったら積極的に相談に乗り,推進を図っていくというようなことでお答えをいたしたところでございます。そういったことで,これも形のあるものは必ずいつかは壊れるわけです。例えば,太陽光ではありませんが,今アグリランドに市の風力発電があります。これも老朽化を進んでおりまして,これを壊すのもお金,そして,まだその後をつくりにしても補助事業があるかどうかもわかりません。それを,今この売電した金額を積み立てているわけでもありませんし,もう全て市の一般財源から出さなきゃいけないということで,採算性はどうなのかなという思いがしております。だから,市としては,事業主体にはなりたくないなと,民間の方々が積極的にやりたいということであれば,いろんな形で相談にも乗り,その支援もしてまいりたいというようなことで今思っておるところです。



◆議員(加治佐民生)  本市も個人の住宅用太陽光発電導入支援事業補助金制度が設けられていますが,その実績は先ほどの答弁でいただきましたが,1件当たりの規模はどういう状況でしょうか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  1件当たりの規模ということでございますけれども,平成24年度の途中実績で申しますと,平均で5.32キロワットの設置となっております。なお,太陽光発電を導入した場合の補助金でございますけれども,1キロワット当たり3万円,最大4キロまでということで上限が12万円となっております。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  国,県の支援もあると思いますが,その金額はわかりますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  国,県の補助金ということでございますけれども,平成22年度が国が1キロワット当たり7万円,平成23年度が4万8,000円,平成24年度が,これが2つに分かれておりますけれども,1キロ当たりの補助対象経費でございますが,47万5,000円以下の場合が3万5,000円,それ以外のものが3万円ということであります。なお,県の補助金については,今の国の補助金額の2分の1ということになっております。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  現在までの対象者の中で地区別の実績というのはわかっていますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この事業につきましては,平成23年度からの事業でございます。地区別で申し上げますと,平成23年度が,頴娃地区で42戸,知覧地区で19戸,川辺地区で23戸,計の84戸となっております。また,平成24年度の途中までの実績でございますけれども,頴娃地区が45戸,知覧地区が25戸,川辺地区が43戸,計の113戸となっております。これは,11月末現在でございます。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  私は,九州電力に問い合わせて聞きましたら,市内で696件の太陽光発電の住宅があるそうです。1人で2件という方もおりますけども,今の実績は補助金制度が始まってからの実績ですので,戸数にしますと大体4%ぐらいの家庭がもうついているということですよね。今後ますます増えていくと思われますけども,県内の各市の支援状況と比べまして,本市の支援状況は何か別段特徴か何かあるんでしょうか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  平成23年度に初めて導入された事業でございますけれども,まさに平成23年3月11日に福島原発の事故がありまして,再生可能エネルギーに対するいわゆる世論といいますか,注目度というものは非常に高まっておりまして,23年度も当初予算を計上しましたけれども,倍の予算になってしまったと。それから,24年度につきましても,一応順調な推移となっております。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  だんだんこう増えていきますけれども,来年度はそれに対応するような考えで臨みますか,どうですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この太陽光発電事業につきましては,平成25年度も同じような考え方で予算措置をし,お願いしたいというふうに考えておりますけれども,基本的には市の補助金の交付要綱に定めてありますとおり,一般社団法人太陽光発電協会内に設けられております太陽光発電普及拡大センター,いわゆるJ─PECにより住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金の交付額の確定通知書を受理したものというふうになっておりますので,国がこの制度を引き続き実施するのであれば市もこのまま行っていくと,場合によって国がこの事業から手を引いた場合には,当然,この要綱からいけば市のほうも事業から手を引くということになろうかと思います。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  きのう同僚議員からメガソーラーについて質問がありました。私が申したいということを同僚議員がやりましたけれども,また少し形を変えた形でいきたいと思います。

 きのうの答弁で,現在頴娃地区に10件,知覧地区に8件,川辺地区で3件のメガソーラーの問い合わせがあるということでありましたが,農業委員会としての見解等があればお示しをしていただきたいと思いますが。



◎農業委員会事務局長(福留保)  お答えをいたします。

 農地に関するメガソーラー等の自然エネルギー設置に係る転用の許可につきましては,あくまでも農地でございますので,農地法の4条並びに5条の許可基準を満たせば,メガソーラー等の導入は可能というふうになるところでございますが,例えば第1種農地という判断をされる農地等であれば設置はできないという考え方でございます。あくまでも農地法の基準に従ったものでなければ許可することはできないというのが基本理念になろうかと思います。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  第1種農地は無理だということ。第1種農地とはどういう農地ですか。



◎農業委員会事務局長(福留保)  第1種農地というのは,農地の転用基準の一つであります立地基準の中の一つになるわけですが,良好な営農条件を備えている農地というふうに定義づけられておりまして,その要件としましては,10ヘクタール以上の一団の規模の団地化がなされている農地,あるいは土地改良事業等の公共投資の入った農地を第1種農地という形で定義づけているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  農地以外に目をつけやすいのが山林だと思いますが,山林についてはどうでしょうか。



◎農林水産部長(田中泉)  山林につきましても数件の問い合わせはございますけれども,1ヘクタールを超す開発におきましては,林地開発の手続が必要でございますので,説明しますと,その後の申請は上がってきてないところでございます。



◆議員(加治佐民生)  きのうの話で,現在進行形の三本松について聞きますが,賃借料は150万円ということでありましたが,年間に市に入る固定資産税はどういうふうに見てますか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  市に入る賃借料につきましては,約2万5,400平米で127万円でございます。それとお尋ねの償却資産税につきましては,実際はどれだけの事業がなされるかということが肝心です。一応約5億円というふうに見ておりますが,その太陽光発電施設の1億円当たりの税収というのが20年間で約960万円という金額を見込んでおります。



◆議員(加治佐民生)  そうしますと,賃借料と初年度の固定資産税ですか,幾らぐらいになりますか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  初年度の概算税額が131万円,それと賃借料が127万円,これはまた場合によっては木の部分,今現在陰になる木の部分があれば若干また別途広がる契約をする必要があるんですが,現状でいきますと258万円になります。



◆議員(加治佐民生)  こういった形で市に収入があるわけですよね。



◎企画課長(下薗宏一郎)  済いません,さっきは設備投資を1億円で計算しておりました。概数でございますが,資産税が5億円としたときに約780万円ということで計算されます。



◆議員(加治佐民生)  そういう金額が入るわけですよね。そう考えた場合に,本市はアグリランドえいというすばらしい土地を持ってますよね。この中にまた新たにそういう施設をつくって収入を得るという考えはできませんか。



◎市長(霜出勘平)  アグリランドえいもいい場所なんですが,補助事業等で導入したいろんな施設等もありますので,今のところは具体的に検討したことはないところです。



◆議員(加治佐民生)  ぜひ広い土地がありましたらそういうことを考えて,また,市民への窓口としまして,例えば住宅用の太陽光の補助は福祉部,それから林地は農林水産課の林務係ですかね。農地については農業委員会とまちまちですよね。この辺で調整をとって,今どういう動きであるというふうな,そういう検討会とか,どこが主導をとるというようなふうにしたほうがいいんじゃないですか,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  一応御提言をいただきましたので,検討をさせていただきたいというふうに思います。



◆議員(加治佐民生)  ぜひ検討してください。

 最後になりますけど,PIDということについて御存じでしょうか。



◎企画課長(下薗宏一郎)  申しわけありません。わかりません。



◆議員(加治佐民生)  事前に調べたんですけども,PIDというのは,ドイツの調査機関が,ドイツはもう日本より太陽光発電が進んでまして,どんどん中国とか韓国,日本のメーカーも入っているそうです。その中で調査した結果,まあ10年ぐらいだと思いますけども,発電能力が非常に落ちるメーカーがあるそうです。ですから,発電機の経年劣化を示す指数だそうです。日本の2メーカーは全然劣化がなかったけれども,あとのメーカー名は公表してないそうですが,50%から95%に劣化するというふうな数字も出ているそうです。そういったことを参考にして,今後の太陽光発電の推進に努めていただけたらというふうに考えます。

 ドイツでは2009年に1キロワット当たり43円ですから今の日本と一緒ですよね。しかし,ことしの7月には24円に下げてるそうです。非常に魅力ある太陽光ですけれども,実際は発電量もなかなか起きないそうですから,今後は国が進める方針ですけれども,市は慎重に取り組んでいただきたいというふうに考えます。

 最後に市長の見解を伺いまして終わります。



◎市長(霜出勘平)  きのうも申し上げたと思いますが,今本当に太陽光,太陽光ということでやっておりますが,議員のおっしゃるように,やはりドイツあたりではもう値段も下がったということでございます。そういった懸念が大いにあるんじゃないかというふうに思っております。

 また,これも安定しないエネルギー源じゃないかというふうにも思っておるところでございますので,慎重に,もう市としては事業主体にはこれはなりたくないなという思いはあるところですが,いろんな形で慎重にこれは取り扱っていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。



○議長(森田隆志)  次に,蔵元慎一議員。

  [13番議員蔵元慎一登壇]



◆議員(蔵元慎一)  通告していました2点について質問をいたします。

 先日,12月1日,市制施行5周年を迎え盛大に記念式典が挙行されました。2年間の市政を振り返ると,均衡ある発展を目指しながら,合併の意義を踏まえ,今後予想される厳しい財政運営を乗り切るための行財政改革を進めてきています。しかしながら,急激な改革は市民の理解を得ることが難しく,今後の課題として先送りされているものも少なくない現状であると認識しております。できれば順風満帆な次の5年間を期待したいですが,少子高齢化の進む社会構造,先の見えない政治,国際競争に取り残されていく日本の姿を目の当たりにすると,何を目指して進めばいいのかわからないというのが本音だと思いますが,市民,執行部,議会一丸となって誇れる南九州市の未来のために頑張っていきたいというふうに思っております。

 さて,本題に入りますが,2点について質問をいたします。

 最初に,ヤンバルトサカヤスデ対策についてであります。

 この質問については,旧町時代も含め多くの議員が行っています。南九州市では旧頴娃町,旧知覧町で平成11年に確認がされ,その後,市内の至るところで発生をしています。これまでに6億4,000万余りの対策費をかけておりますが,拡散をとめるどころか徐々に広がっている現状で,また県内においても至るところで発生が確認されているようです。

 我々議員に相談が来るのもこの時期はヤスデを何とかしてくれということばかりであります。有効な対策がない中で返答のしようもありません。しかしながら,市民の皆さんが安心して生活ができるよう努力するのが行政であり,議会の責任でもあります。そこで,市内においての発生状況についてまずお尋ねをします。

 次に,24年度から薬剤の3割負担がかかるようになっていますが,市が行っている他の対策についてお尋ねいたします。

 また,市民の方々からはいろいろな情報もお聞きします。薬の効能や習性などさまざまです。果たして生態について十分把握ができているのでしょうか,お答えください。

 県は,人や農作物に直接の被害がないので,法のもと,特定外来生物に当たらないという国の回答により,対策が進まない状況のようですが,ここまで蔓延が進みますと市町村任せということにはいかないと思います。県との協議はどのように進めているかお答えください。

 次に,2点目の質問です。二級河川麓川の河川整備についてお尋ねします。

 知覧の麓地区一帯は先人が武家屋敷を中心とした観光のまちづくりを目指し,景観を生かした整備を進めてきています。その一環として平成15年から17年度にかけて麓川リバーフロント整備事業が施行されました。その後,2期工事として下流側に計画がありましたが,平成18年に起きた北薩の大水害のため休止状態となっていたものの,24年度予算に測量費が計上され,今測量が現になされております。今後のリバーフロント整備事業をどのように進めていくお考えかお答えください。

 あとの質問は自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蔵元議員の御質問にお答えいたします。

 ヤンバルトサカヤスデについてでございますが,発生状況でございます。合併前の平成11年に議員がおっしゃるように,頴娃・知覧地区において発生が確認され,年々その生息範囲が拡大の一途をたどっております。

 本年7月には頴娃粟ヶ窪地区,10月には頴娃加治佐地区,川辺上山田中福良地区,11月には川辺大田尾地区で新たに生息が確認されております。住民の情報や職員等の調査で確認いたしました生息範囲は,平成24年11月末現在で,発生地区が85地区,発生面積が7,142ヘクタールと推定をされております。しかしながら,発見されずに生息している地域等もあると考えられることから,生息範囲はまだ広範囲に及んでいるものと思われます。

 次に,現在行っている対策についてでございますが,家屋・宅地への侵入防止対策につきましては,使用者に薬剤購入費の7割助成を実施いたしまして,各自で薬剤を散布し,ヤスデの侵入防止に努めていただいております。

 拡散防止・密度抑制対策といたしまして,集落周辺の山林,原野,水路等への薬剤散布を市シルバー人材センターとの業務委託により実施をいたしております。また,発生地区の自治会等が共同作業による草払い,薬剤散布等の環境整備を行う場合は,薬剤を無償配布いたしているところでございます。

 次に,3番目の県との協議はどのように進めているかということでございます。鹿児島県によるヤンバルトサカヤスデ対策検討委員会やヤスデ蔓延防止対策説明会におきまして,検討委員会のメンバーであります製薬会社の専門員等から生態について説明を受けているところでございます。

 また,駆除を含めた対策について県との協議をどのように進めているかとの御質問につきましては,毎年開催されます県ヤンバルトサカヤスデ対策検討委員会において,発生状況及び駆除対策,不妊化手法の解明調査等の報告及び駆除のための補助事業等の要望などを行っておりますが,これといった効果的な対策は見出されていないのが現状でございます。

 次に,麓川についてお答えをいたしたいと思います。

 旧知覧町では,平成13年度から18年度までに国庫補助事業等を導入いたしまして,二級河川麓川沿いの公園整備を進めながら,あわせて隣接する麓川の永久橋から湊橋までの整備を県に要望してまったところでございます。

 県は,要望に対して最適なリバーフロント整備事業を平成15年度から導入し,永久橋から麓公園までの親水護岸工事125メートルを1期工事として整備し,完了をいたしております。

 引き続き,麓公園から須田木橋までの2期工事を要望いたしましたが,測量設計を平成18年度に実施し,平成19年度から休止となっております。休止の原因といたしましては,平成18年度に北薩地域を襲った台風災害による復旧作業に多くの県予算を配分する必要が生じたためと県から説明を受けたところでございます。合併後も要望を行っておりましたが,今年度委託費が予算計上され,現在用地測量や護岸設計を実施しているところでございます。

 整備の内容といたしましては,麓公園から須田木橋上流にある村永建設倉庫上流までの約150メートルの護岸工事と遊歩道を計画いたしておりまして,平成25年度は用地買収と一部護岸工事を進める予定となっておるところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(蔵元慎一)  今答弁の中で24年度11月末現在では85地区,発生面積が7,142ヘクタールというふうに答弁をいただきましたが,1年前,23年12月現在では,66地区の6,229ヘクタールというふうな答弁をされておるようでございます。地区にすると10何地区かですかね,広さも1,000ヘクタール以上拡大しているという計算になりますけれども,この中で市民からの苦情,それから問い合わせ等といったものはどういうものがあるのかお答えください。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  市民からの苦情等でございますけれども,いわゆる先月,10月から11月が,このヤスデの成体になってからの群遊期に当たるわけですけれども,群遊しますというと,ヤスデが一固まりになっておびただしい数になるわけですけれども,その状態を初めて見た住民の方々はびっくりして,市のほうはこういう状況を知っているのだろうかということで,すぐ現場に来て確認をしてほしい,そして駆除等をしてほしいというような要望が10月,11月,特に11月は多ございました。

 それと,それに比較いたしまして,それぞれの生活環境係の窓口のほうでは,この薬剤の助成の申請に来られるわけですけれども,非常に多く,それぞれの発生地区の状況等を確認しながら,苦情に対応しながらというようなことでございました。

 そして,なおかつ特に山林,原野と家屋の周辺等の駆除の要請等につきましては,市のほうではシルバー人材センターと単価契約をいたしておりますので,発生地区に速やかに,早い日はその日のうちに駆除いたしてるというような状況でございます。

 以上です。



◆議員(蔵元慎一)  これは11年からもう13年間続いている環境との戦いだと思いますけれども,一番最初発生した地域,知覧でいくと南部の松ケ浦とか,中木原とかあの辺の地域だと思いますが,慣れてしまったのか,それともちょっと減ったのかはわかりませんけれども,その苦情の状況っていうのは変わっていますかね,昔からすると。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  初めて平成11年に発生した,知覧町でいえば上木原,中木原地区,頴娃でいけば矢越とかそういう地区だったろうと思いますけれども,発生してから,これはサンケイ化学,薬剤メーカーの話なんですけれども,大体10年ぐらいしたら,その地域に等しく分布するようになって,比較的群遊するのは少なくなるというような話でございますけれども,やはりその地区の薬剤の使用量がぐっと減ったかといえばそうじゃなくって,やはり防除剤の薬剤の購入には来ておられると。それから,その地区の話を聞きますと,やはりヤスデ対策については,朝晩の時候の挨拶みたいなものだというふうな話を聞いておりますから,大変苦労されているというのは確認をいたしております。

 以上です。



◆議員(蔵元慎一)  前の市長の答弁の中には,奄美のほうでは,もうこれはともに暮らさないといけないというような,慣れないといけないという意味でしょうけれども,なかなか今発生してるうちの周辺の地域の方,そういったわけにいきませんので,一生懸命駆除していただきたいんですけれども,現在,主な対策としては薬剤の7割の補助ということでしております。これは23年から始まったわけですかね。これによって例えばもう有料やったらもうちょっと控えようとかいう感じで,金額が減ってるとか,そういうことはないですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この薬剤の3割を御負担いただきたいという,このことにつきましては,私どもの市民生活課のほうでも3年ぐらいかけてじっくりと内部でも検討してまいったことであります。というのも,従前は無料で配布をいたしておりました。そのことによりまして,私どものほうも現場のほうに行きますというと,まき方がオーバーな言い方をすれば,袋を開いてそのままひっくり返したような薬剤散布をされているようなところもございました。それを見て,やはり無料だからこのような乱散布になっているのかなと,それと発生した当時は,やはり環境問題ということ等も非常に声高々に環境に配慮した薬を,そしてまた配慮した薬剤の防除の方法をということでありましたけれども,現在はそのような言葉は余り聞かないようになったような気もいたしております。

 したがいまして,3割負担をお願いするようになってからは,この薬剤の使用量というものはやや落ち着いてきたのではないかというふうに考えておりますが,先ほど答弁もありましたように,市内における発生地域が年々拡大し,利用される住民の方々も増えておりますので,目に見えた形で減ってるというような状況にはないというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  そのような対策をしながら,市においても直接シルバー人材センター等との業務委託によって,側溝だとか,山林だとか,集中的に発生したところに散布をしているようですけれども,例えば集落内,空き家とか,公園だとかいろいろあると思うんですけれども,そういったところへはやはり同じような対応で散布とか,要請があればなさってらっしゃるんですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  集落内における空き家といいますか,廃屋といいますか,そういった場所につきましては,市のほうでは積極的には駆除,散布等はいたしておりません。しかしながら,集落,自治会の要請によりまして発生源になっている,どうにかしてくれないかという場合には,その自治会長の協力を得まして,ケース・バイ・ケースでございますけれども,薬剤をまいたり,あるいは環境整備ということで,周辺の草払いもしたこともございます。

 そして,公園等につきましては,市のほうでは,私どものほうでは実施はいたしておりません。

 以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  一応聞いておきますが,例えば,公園は管理が都市計画課だったとしたら,そういったところが対応してるんですか。



◎都市計画課長(大隣健二)  現在,都市計画課が管理している公園につきましては,購入をして散布しております。

 以上です。



◆議員(蔵元慎一)  もう1回,購入をしてっていうのは,都市計画課で購入して職員か誰かがまいてる。



◎都市計画課長(大隣健二)  都市計画課のほうで品物を買って散布をしているということでございます。



◆議員(蔵元慎一)  これは自治会によって違うと思うんですけれども,その組織の中に環境生活部みたいなところがあって,そこにヤスデ対策委員みたいなのを設けて,そういう個人の住宅は自分でするんですけれども,そういった例えばお年寄りとか障害者とか,自分でまけない人たちのためにそういった方がお手伝いしてあげてまいてくださるとかっていうのを,対策をとっているところもありますけれども,そういうことに関しては認識はされてますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  このヤスデ対策につきましては,それぞれの自治会でいろいろ積極的に対策をしているところ,そうでないところもありますけれども,例えば東垂水,西垂水の垂水の集落等においては日を決めて集落による共同作業で下水路周辺の草刈り,それから薬剤散布等をいたしております。そういった集落で共同でそのようなヤスデに対する防除活動をしている集落,自治会に対しましては市のほうから防除の薬剤の無償の提供をいたしております。

 それから,個人の住宅にまく,宅地,家屋の周辺にまく薬剤でございますけれども,これは7割助成ということでございまして,市のほうに申請をしていただくということが大原則でございましたけれども,この薬剤の申請については障害者であるとか,高齢者の方々については,わざわざ役所のほうに来て申請をするというのは大変だというようなことで,そこら辺の状況を役所のほうも考えていただきたいというような市議会のほうからも要請もありまして,いわゆる自治会長がそういった交通弱者のための取りまとめを行いまして,まとめて役所のほうで申請をしていただくというようなシステムを,このヤスデの7割支給の要綱の中では定めております。



◆議員(蔵元慎一)  その辺は手続が面倒になった以上,そういった方たちのために,そういった対応していただかないといけないというふうに考えております。

 それとこのヤスデ,繁殖期は年2回あるんですけれども,大体5,6月,それから10,11月ですかね。亜成体それから成体が出てくる時期ですね。2回あるようなんですけれども,そこに集中するわけですよね。そういったときに各所,環境衛生係に集中的にいろいろな駆除,それから手続等が来ると思うんですけれども,ある自治会長の方から,忙しかときぐらい加勢をもらってでも対応しっかりせえよというような御批判もいただいています。確かに,あそこに発生したっていって1人が出る。もう1人またどっかに出る。じゃ,窓口で誰が対応するかというような状態にもなっている,私は見たわけじゃないですけど,なってるかもしれません。そういう時期だけでも臨時の方をお願いするとかといって,対応を万全にするとかっていう考えはないですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  平成23年度であれば,支所の生活環境係は2名ずつでしたので,今のようなことになったのではないかと思います。苦情等があれば対応するために,どうしても現場に出ていくということになれば,電話番もいないというような状況でございました。

 そのようなことから,平成24年度におきましては,月14日ではございますけれども,臨時職員をお願いいたしまして,そういった生活環境,ヤスデだけではございませんで不法投棄の関係であるとか,犬の関係であるとか,いろんな苦情が来ますけれども,その対応のためにお1人ずつ支所のほうに臨時職員の配置をお願いをいたしており,平成25年度以降もそのような対応をしてくれるものと思っているところでございます。



◆議員(蔵元慎一)  ぜひ忙しい時期というのは,我々の仕事もですけれども,そういった体制を組んでいただくのが行政サービスの中でもとっていかないといけない部分かなと,いや何人だというふうに,定員がこれだけだからとか,いや事業が違うからといって逃げておかないで,そこに,要るところに人を配置するということをやっぱり考えていただきたいというふうに考えております。

 生態についてですけれども,私も今本当その話ばっかり聞いているので,いろいろな人がいろいろな生態を説明してくれるわけですね,先生になったような感じです。この薬をまくと寄ってくるだとか,コンクリートがあるところはずっと来るとか,いろいろ聞くのが,どうもその辺は,私それ本当なのかなというふうに疑問を持っております。多分一番かかわってきている部長ですので,その薬が誘引性があったりするのかどうか,それから,本当にコンクリートが好きであそこにとまってるのか。私はただ目立つからそういうふうに見えてるんじゃないかな。薬もそこにまいて,そこに死んでるから目立ってて,そこにいるんじゃないかなというふうに自分では思っているんですけれども,そういったところの生態ですね。生態に関してはある程度把握されてるんでしょうか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  まず,誘引性のある薬剤云々のお話でしたけれども,家屋内に侵入させないための侵入防止薬剤,サンケイが今取り扱っているコイレット,それから有恒社が取り扱っているノックダウンという薬剤がございますけれども,この2つとも誘引性はございません。

 そして,誘引性があるのは,いわゆる山林原野にまいている拡散防止のためのサンケイがつくっているミリペーダ粒剤というのがあります。これはまいて,そして誘引剤ですから,虫を呼びよせて食べさせて殺す薬ということですけれども,このミリペーダ粒剤が誘引性がある薬剤であります。

 そして,特に市民の方々が誤解をされているのが,この家屋侵入防止薬剤のコイレットもちょっと青いもんですから,この青い薬は虫が寄ってくるんだと,誘引性があるんだというような誤解を受けておるようですけれども,決してそうではないということです。

 というのが,結局薬をまきますというと,通常昼間見ればその辺にはいないわけでございまして,一晩した場合に大量に死んでいると,その状況を見て,誘引して死んだというようなふうに誤解されているのではないかなというふうに思います。

 それとコンクリートの話が出ましたけれども,これは確かにコンクリート,アルカリ性が非常に好きなのかなというようなことは感じております。コンクリートブロックがあったり,あるいはコンクリート電柱等がありますけれども,それらにべったりと群遊しているという状況を今までも何回も見ております。

 それから,用排水路等がありますが,その用排水路のコンクリート面におきましてもそのような箇所を何カ所も私どもは見ておりますので,そのような状況かなと。

 それと,行動的には,昼間は比較的おとなしくしておりますけれども,夜の10時,11時ごろになりますというと,いわゆるアスファルト面がこう見たときにでこぼこを打ってると,あれ何かな,路面がちょっと傷んでおるのかなと思って見ておりてみると,ヤスデが大量に群遊しているというような状況のようで,夜型に動くような,そういう生態の特徴があるのかなという気がしております。

 以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  経験上いろいろな生態を,詳しいところだと思います。結局,さっきサンケイ化学が言ったという,10年ぐらいしたらちょっと減る,いなくはならないんでしょうけど減ると,それはその部分に,土の中の養分を食べ尽くすのかどうかわかりませんけれども,もうだんだん移動していく,その傾向はうちの上のほうを見てもそんな感じがあると思います。面でこう進んでいくような感じでいるような気がします。そういった生態を本当はきっちりわかって駆除等もしたほうがいいと思うんでしょうけども,現状では経験によるちょっとした憶測も入ったものであると思います。

 ここに関してはきちっとした研究機関とか大学とかがその生態を調べてもらって,より効果的な駆除のやり方っていうのもあるんじゃないかなというふうに思っているわけです。

 そういうこともお願いはしていると思います。先ほどの答弁の中で,県のほうには,ヤスデ対策委員会というのがあって,不妊化手法とか,忌避植物とかの研究もされているということでした。きのうもちょっと聞きましたけど,その辺の研究に関しては期待をしているのか,あんまり期待がされてないのか,部長のほうで。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  県のほうにヤンバルトサカヤスデ対策検討委員会というのがございまして,その中に民間の薬剤会社であるサンケイ化学のほうが入りまして,そのサンケイ化学のほうが積極的に今調査研究を行っているところであります。その前に先ほどもありましたように,このヤンバルトサカヤスデについては,不快害虫であって,農作物に被害を及ぼしたり,あるいは人体をさしたりとか,そういった被害がないもんですから,いわゆる農林水産サイドでは,益虫のような取り扱いになっているようでございます。

 そうした場合に農作物に大きなダメージを与える,もう10年前でしょうか,アリモドキゾウムシとかいうのが一時流行ったことがありましたけども,これはもう農作物に多大なその被害を与えるというようなことで,農林水産省のほうはすぐに国のほうが動きまして,国の補助金等をぼんとつけて,そして,対策費も大きく,そして,すぐに不妊化虫による撲滅をやり,速やかに収束を図られたというのは記憶に新しいところでございますけれども,このヤンバルトサカヤスデにつきましても,そのような対策費がとられればいいんですけども,なかなかそういうわけにいかず,県のほうでも先ほど申した民間の製薬会社であるサンケイ化学のほうが,いわゆる忌避植物等による,不妊あるいはコバルト60照射による,不妊化による実験,調査研究等々をやっておりますけれども,それから,養鶏場のほうに何かヤスデが寄りにくいと。それは,鶏が出すその糞尿,尿酸の関係で来ないんじゃないかとか,そういったこと等も含めまして,いろいろその調査研究をやっておるようですけれども,結局,このコバルト60照射による分についても,途中で事業からなくなっておるようですし,今忌避植物についての調査研究もあるみたいですけども,どうやらこれもどうなのかなと,私もその会には,平成23年度は川辺地区でございましたので参加をいたしまして,その成果等も聞きましたけれども,なかなかその成果も十分なものとは言えないのかなと,そのような気がいたしております。

 以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  いろいろ答弁もいただきましたけれども,絶滅を今するとしても,もうこれは難しい問題であると思いますけれども,やっぱり,先ほども言いましたけれども,ある市民の方は切実におっしゃったのが,先ほど言った高齢者,高齢者は自分でも薬はまけないんだと。それは,集落でいろいろ対応できるところはしてもらっているところもあるかもしれませんけども,そういうのがなかったんだと思います。もう動くのもやっとなわけですよね。ベッドの近くまで全部ヤスデが入ってきて,そういった中で寝ないといけないという状態で,もうこれをほっておくのかと,そういうふうに言われても,非常に私も心が痛んだわけですよね。そういったまず弱者の方の対応をきちっとしていただくと。それで,共生共同のということを言われてますので,とにかく行政側だけではもう難しいのもわかっていますから,できるだけ自治会の方との話し合いを密にしながら,その駆除の方法を効率的にやっていただきたいというのをお願いします。

 それから,県議会のほうでも,そういった質問があって,これは環境林務部長という方の発言の中で,県といたしましては,特定外来生物の指定の有無にかかわらず,ヤンバルトサカヤスデによる住民生活への影響が大きく,全国にも蔓延する可能性がありますことから,国による効果的な駆除対策の調査研究や蔓延防止対策が講じられるよう,引き続き県開発促進協議会等を通じて強く要望してまいりたいと考えておりますという答弁をしております。

 市長には不名誉だと思いますけれども,南九州市は,ヤスデ先進地だというふうに私も考えておりますので,市長がリーダーシップをとって,県の市長会あたりでも発生している自治体の首長さんのリーダーとなって,そういった要望をぜひとも県に強くしていただかないといけないと思っています。その調査研究が進まないというのは一番お金だと思います。大学も研究機関もお金のないところのものをわざわざ研究をされないので,その辺の予算獲得というのを目指して,強く要望していただきたいと思います。市長の答弁をひとついただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  これがあらわれ出したときには,まだ合併前だったわけですが,お互いに頴娃町から来たとか,知覧町から来たとか,かんかんがくがくあったわけでございますが,本当にこの南薩一帯にこれがもう広がっているのが現状だというふうに認識をいたしております。

 これ一番効果があるのは寒さだということを聞いておりますけども,その寒さもやはり豪雪地帯みたいに何カ月も雪が積もって,そして,その雪解け水というようなことがないとなかなか駆除,全滅ができないんではないかというふうに思います。皮肉にも,現在は地球温暖化ということでますます地球は暖かくなっていくわけですので,もう減るどころか,今後ますます増えていくんじゃないかというふうに思っております。

 前からいろんな議員の方々が対策についていろいろと御提言等もいただき,ヤンバルトサカヤスデ返しというようなこともいろいろ提言もいただいたんですが,これといった駆除方法がないのが現実でございます。だけども,これをほっておくわけにはいきませんので,やはり,もう南薩地区は全部一緒だというような感じでありますので,指宿市,枕崎市,南さつま市,そして,南九州とこの4市はしっかりと手を組んでこれから要望等もやっていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。

 やはり,南九州市だけだと声も弱いわけですので,この4市が力を合わせて期成会あたりでもどんどん声を挙げていけば,これ早晩鹿児島県一帯に広がっていくんじゃないかと思いますので,県も国も重い腰を上げてくるんじゃないかと思っております。努力をしていきたいと思います。



◆議員(蔵元慎一)  それでは,2つ目の質問に移ります。先ほど答弁をいただきました。再開したことに私も,前そういう計画を聞いておりましたので,前というのはもう五,六年前ですよね。その全体計画を聞いておりましたので,またやっと始まったのかなという気がしております。

 そこで,もう一度,19年度に休止するまでの城馬場線,それから,中郡線,それから,周辺公園整備,河良線,早稲田線一帯の整備計画というのがあったわけですね。その全体の概要,ここはこうしてここはこうしてここはこうする計画だったんのだよという,もちろんもう事業が終わって,早稲田線,それから,河良線終わってますよ。須田木橋もかかっていますけど,河川の部分が終わってなかったんですけど,その全体見ないとここだけするという話ではないので,どこまでどうだったのかその河川の部分,説明をいただきたいと思います。



◎都市計画課長(大隣健二)  旧知覧町では,本通り線と位置づけまして,昭和48年から55年にまず第1で中郡地区の整備を,街路整備を進めております。続きまして,2期工事で,本通り線の上郡地区を昭和55年から59年に,下郡地区を昭和59年から63年に施工してございます。城馬場線を63年から平成元年度に整備しまして,今お話ございますリバーフロント整備事業の城馬場中郡線につきましては,平成13年から進めているところでございます。

 経緯といたしまして,中郡公園整備事業を平成14年度から18年度に整備しまして,麓公園と身近なまちづくり支援街路事業,中郡地区としまして,平成13年度から17年度に事業を導入して,付近の公園整備とあわせて街路事業を進めているところでございます。その際に,リバーフロント整備事業を県に要望し,第1期の工事が始まったところでございます。



◆議員(蔵元慎一)  市長ももうずっと知覧町議会時代からずっと,知覧町長,それから今市長として,この一帯の整備計画に関してはもう熟知されていると思いますけど,全てはやっぱりこの武家屋敷というその景観を生かし,昭和40年代に始まっていると思うんですけど,そこに観光地としてのまちづくりをするために,特色のある景観をすごく気にしながらずっと整備をしているわけですよね。イヌマキを植えたり,灯篭をつくったり,ずっと灯篭の街道もつくっておりますけども,街路灯にしてもそうです。河川に関しても,やはりその流れをくんで,やはり第1期工事,護岸,それから,普通のブロックに見えないものにつくるという形で,それで,遊歩道も取りつけて,それをずっと今麓公園から須田木橋に向かってつくっていくと,それが第2期工事だったと思うんですけれど,その次が今度は須田木橋から湊橋だという,その当時の計画はそうでありました。これは,武家屋敷から麓公園におりてきて,麓公園からその辺を周遊させるための計画ということで説明を我々も受けた記憶があります。それが,先ほど言ったように休止していたわけですけども始まると。

 今回測量設計していただいてて聞いているのは,今のところ,あれは,人形館さんの裏あたりまでの計画で今つくり直されているんですけれども,そこ辺はどうなんですか。もうそこ辺でとめるのかどうか,予算がなかったのかどうか。市長としては,その先のことはもう考えてらっしゃらないでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  これは,旧知覧町時代に昭和通り構想というようなことを考えて県にもお願いをいたしたところでございます。ずっとこの麓川を湊橋のところまで広げてもらって,そして,リバーフロントというようなことで周遊が,武家屋敷に来た方々を,今現在出来ている木の橋を渡っていただいて,そして,昭和通りに導いて,それから,また知覧の中郡の商店街を帰ってきてもらおうというような構想を立てたところでございますが,先ほど説明しましたように,この北薩のほうの台風の災害によりまして頓挫しておったところでございます。今度またそれが復活いたしまして整備をしていただくというようなことになっておるところですが,やはり,緊縮財政といいますか,財政的にも大変厳しくなりました。今度,整備をしていただくのは,村永建設のところまでというようなことで,あそこの倉庫が相当これを移動するにも,撤去するにも工事費がかかり過ぎるというようなことがあるわけです。そういうことで,あれをどかさないで,もうそこまでで周遊道路というんですか,それをとめて,ほかのところにこうやっていこうと,今のところはそういう計画です。

 だから,その下流につきましては,最初は湊橋までというようなことだったんですが,このような厳しい経済状況になりますと,ちょっとその先はなかなか目鼻がつかないんじゃないかというふうに思っております。とりあえず,今回は村永建設のあの倉庫のところでとめて,そして,周遊していただく道路についても,もうちょっと予定を変更しようというふうに考えております。



◆議員(蔵元慎一)  そこの補償費とか,そういうのを考えると非常に費用対効果を考えると,難しい面もあると思うんですけれども,どうも尻切れとんぼだと思うんです,見たときに。ですから,やはり,今回はもう今計画されている部分でやっていただきたいというふうに思いますけれども,また,もちろん同意も必要でしょうけれども,その持ち主の方のできるだけここで,予算がなくなったと言われるようなやり方じゃなくて,やはり最後まで行くように今後も努力をしていっていただきたいと思います。

 やはり,この地域はやっぱりそういった全体でのまちづくりをやって,大切だと思うんです。お金がちょっとかかろうが,やっぱり今まできたそういう景観を守ろうというつくり方を途中でもう変えるというのは,やっぱり将来のためにもよくないと思います。40年かけてきたことですので,まだ今からまた50年後も,やはりこの町はきれいにみんなが考えてつくったんだよなというような整備を今後とも考えてやっていただきたいと思います。もし何かお言葉が,最後に。



◎市長(霜出勘平)  やはり,夢は持ち続けて,これは何とかできるように努力はしていきたいというふうに思っております。そういうことで,中郡町の活性化のためにも,やはり空き店舗を利用して,豊玉姫神社のこの水車からくりを見せることも考えたところでございますので,そういった夢は捨てないで,努力はしていきたいというふうに思います。



○議長(森田隆志)  これで一般質問を終わります。

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△散会



○議長(森田隆志)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は,12月21日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後3時58分散会