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鹿児島県 南九州市

平成 24年 第 5回臨時会( 8月) 08月03日−01号




平成 24年 第 5回臨時会( 8月) − 08月03日−01号









平成 24年 第 5回臨時会( 8月)


 平成24年第5回臨時会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 8・ 3金 本 会 議

 1.付議事件
 承認第 3号 専決処分の承認を求めることについて                  (承認)
 議案第53号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第54号 南九州市えい二枚貝栽培センター条例を廃止する条例の制定について  (原案可決)
 議案第55号 財産の処分について                          (可決)
 議案第56号 財産の無償譲渡について                        (可決)
 議案第57号 平成24年度南九州市一般会計補正予算(第4号)          (原案可決)

 本会議1号     (8月3日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  菊 永 忠 行
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  満 留 秀 昭
10番議員  東   兼 喜        21番議員  今 吉 賢 二
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  森 田 隆 志
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    知 覧 支所長  上 野 勝 郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    川 辺 支所長  東   利 文
教  育  長  小 野 義 記    財 政 課 長  金 田 憲 明
総 務 部 長  有 水 秀 男    企 画 課 長  下 薗 宏一郎
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    総合営農 課長  鶴 留 孝 一
農林水産 部長  田 中   泉    耕 地 課 長  松 窪 義 高
建 設 部 長  下之薗 博 幸    頴娃建設 課長  吉 満 峰 治
会 計 管理者  新 留 育 男    川辺農林水産課長 南 田 祥 作
教 育 部 長  小 園 和 幸    保健体育 課長  福 田 成 孝
頴 娃 支所長  山 下 由 海                    
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 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  浜 田 和 人
庶 務 係 長  朝 隈 克 博                    

 第5回臨時会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.承認第 3号 
専決処分の承認を求めることについて 
 第 4.議案第53号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第 5.議案第54号
     南九州市えい二枚貝栽培センター条例を廃止する条例の制定について
 第 6.議案第55号
     財産の処分について
 第 7.議案第56号
     財産の無償譲渡について
 第 8.議案第57号
     平成24年度南九州市一般会計補正予算(第4号)




平成24年8月3日 午前9時5分開会





△開会



○議長(森田隆志)  ただいまから,平成24年第5回南九州市議会臨時会を開会します。

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△開議



○議長(森田隆志)  これから本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において,亀甲俊博議員,田畑浩一郎議員を指名します。

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△日程第2会期の決定



○議長(森田隆志)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本臨時会の会期は,本日の1日にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。会期は,本日の1日に決定しました。

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△日程第3承認第3号専決処分の承認を求めることについて



○議長(森田隆志)  日程第3,承認第3号専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  皆様,おはようございます。本日は,どうかよろしくお願いいたします。

 承認第3号,地方自治法第179条第1項の規定に基づき,平成24年度南九州市一般会計補正予算(第3号)を専決処分したことについて報告し,承認を求めるものでございます。

 補正予算の内容につきましては,本年6月27日の梅雨前線豪雨により発生いたしました川辺町高田の舟ヶ尾地区及び内ノ牧地区の農道の災害復旧に要する測量設計費等の経費について専決処分したものでございます。

 舟ヶ尾地区につきましては,農道の一部が約15メートルにわたり陥没し,内ノ牧地区につきましては,農道の路肩が約10メートル崩壊したものでございます。

 本来,災害復旧事業につきましては原形復旧が基本でございますが,両地区におきましては,崩壊側の地形が急斜面であり,原形復旧となりますと,下部より高さ5メートルを超える擁壁等を構築する工法を採用することとなり,復旧費も高額と見込まれることから,今回の復旧工法では,若干農道の線形変更の検討も計画いたしているところでございます。

 また,今回の災害復旧につきましては,9月に予定される災害復旧の査定前に,九州農政局との事前協議が必要なことから,測量設計等の委託料107万1,000円のほかに,旅費7万円をあわせて補正したものでございます。

 第1条の歳入歳出予算の補正につきましては,予算の総額に歳入歳出それぞれ114万1,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ210億2,434万3,000円としたものでございます。

 歳出につきましては,災害復旧費の農林水産業施設災害復旧費に114万1,000円を追加し,歳入につきましては,災害復旧費県補助金40万4,000円と繰越金を73万7,000円追加計上したものでございます。

 以上,地方自治法第179条第3項の規定に基づき議会へ報告し,その承認を求めるものでございます。



○議長(森田隆志)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。

 これから,承認第3号を採決します。この採決は,起立によって行います。本件はこれを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。承認第3号は承認することに決定しました。

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△日程第4議案第53号和解及び損害賠償の額を定めることについて



○議長(森田隆志)  日程第4,議案第53号和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第53号和解及び損害賠償の額を定めることについてでございますが,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 本件は,平成24年6月26日午後2時30分,南九州市消防団頴娃方面隊の石垣分団詰所敷地内において,消防ホース干し場に干してあった消防ホースが固定した部分から外れて,通行中の軽貨物自動車のフロントガラスを破損する損害を与えた事故に関するものでございます。

 今回の事故は,消防ホースが固定した部分から外れたことによって生じたもので,市が所有,管理する施設等の管理上の瑕疵があったことを認め,示談書を取り交わし,相手方に損害賠償金を支払おうとするものでございます。

 なお,この件につきましては,全国町村会総合賠償補償保険の幹事保険会社の担当弁護士にも相談を行い,市に損害賠償責任があることについて,確認を行っております。

 和解の相手方でございますが,住所は,鹿児島県南九州市頴娃町別府2879番地,氏名が,中村徳雄でございます。

 和解の内容についてでございますが,「南九州市は,相手方に対して,車両の修理代8万3,800円を損害賠償金として支払い,相手方は,南九州市に対して,損害賠償金以外の一切の請求をしない」とするものでございます。

 損害賠償額につきましては,全額を市が加入する全国町村会総合賠償保険による賠償保険金で措置し,支払いを行おうとするもので,本件に関する予算につきましては,議案第57号の一般会計補正予算(第4号)に計上いたしたところでございます。

 以上で,提出理由の説明を終わります。御審議のほど,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(菊永忠行)  通告はしていませんでしたけれども,ちょっと確認だけさせていただきたいというふうに思っております。

 この6月の26日午後2時30分というようなことで,ホースを干しているところから金具が走行中の車に当たってフロントガラスを損傷したというようなことでありますけれども,写真を見る限り,この敷地内道路について,これは市道なのか,私道なのかということと,ここへいつも車がとまっているようですけれども,いつもこういう状態であるのかどうかということをお伺いしたいというふうに思っております。



◎頴娃支所長(山下由海)  この土地につきましては,自治会敷地内でありまして,当該敷地は,石垣3集落の共有施設であるところでございます。で,被害者の中村徳雄氏は,当該敷地の奥に住宅と車庫がある関係から,通常一般道路へ抜けるためには,当該敷地を通行しなければならないところでございまして,そういうことから周辺の方々もこの敷地を自由に利用することをこの3集落の方々も慣習で認められてるところでございます。

 それと,この車ですが,一般道路へ抜けるために通行していたとこですが,ホースが外れていたのに気がついておりまして,離れて当たらないように通行していたとこですが,当時は停滞前線がありまして,強風が吹いているということで,一瞬の強風にあおられてホースが舞い上がったということで,それがフロントガラスに当たったというところでございます。

 以上です。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第53号を採決します。この採決は,起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第53号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第5─日程第7

         議案第54号─議案第56号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第5,議案第54号南九州市えい二枚貝栽培センター条例を廃止する条例の制定についてから,日程第7,議案第56号財産の無償譲渡についてまでの以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第54号南九州市えい二枚貝栽培センター条例を廃止する条例の制定について,提案理由の説明を申し上げます。

 本案に係るえい二枚貝栽培センターは,貝の養殖・微細藻培養事業を陸上で行うことにより,水産業者の生活安定を図り,雇用対策とともに地域振興に寄与する施設として,頴娃町別府地内に平成10年5月1日に開所いたしました。

 開所から数年間は輸入ハマグリの短期畜養を行い,本格出荷販売しておりましたが,主に原料の問題から採算が懸念されるようになり,市場調査の目的であった販売事業を取りやめ,平成19年度からは種苗生産に力を注いでまいりました。

 種苗生産につきまして,一貫生産を行えるようになり,市内の企業に技術移管する計画も立ち上がりましたので,今回,えい二枚貝栽培センターが所期の目的を達成したことにより,業務を終了し,この条例を廃止しようとするものでございます。

 次に,議案第55号財産の処分についてでございますが,えい二枚貝栽培センター用地を誘致企業である宮崎県串間市西浜2丁目15番地4の黒瀬水産株式会社の事業用地として,当該土地の処分をしようとするものでございます。

 所在地は,南九州市頴娃町別府5864番1外28筆,地目は宅地外で地積1万6,552平方メートル,処分予定価格は3,220万5,400円で,黒瀬水産株式会社と譲渡契約を締結しようとするもので,南九州市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき,議会の議決を求めるものでございます。

 次に,議案第56号財産の無償譲渡についてでございますが,えい二枚貝栽培センター用地を誘致企業に売却処分することに伴い,当該施設の建物及び工作物その他を土地の譲渡先である黒瀬水産株式会社へ無償譲渡しようとするものでございまして,地方自治法第96条第1項第6号の規定に基づき,議会の議決を求めるものでございます。

 無償譲渡する建物は,所在地,南九州市頴娃町別府5864番1外4筆のえい二枚貝栽培センターの管理研究棟の木造220.5平方メートルのほか,電気・ブロアー室,蛤建屋等,合計延べ床面積1,085.44平方メートルで,また無償譲渡する工作物は,微細藻培養池,コンクリート水槽,非常用池等でございます。

 以上,議案3件につきまして,提案,提出理由を御説明申し上げましたが,御審議のほど,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第54号から議案第56号までの以上3件について,一括して質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(浜田茂久)  ただいま,執行部の長として,我が昔日の日から新産業を興さなければならないという,頴娃村時代からのそういう思いの中で立ち上がったのが,頴娃町立二枚貝栽培センターでございました。

 そもそものこの生い立ちにつきましては,しばらくお静かに願いたい。下赤という方が,頴娃高校の代用教員をしておりまして,そして卒業生ほとんどすべてに出稼ぎに行かずにふるさと頴娃村で,頴娃で働いていただきたい,そういうことを卒業に当たって言い伝えてきた方であります。その先生の教え子が頴娃町の農業あるいは商業,大変厳しい漁業に従事し現在に至っておりましたが,その下赤町長が突如,役場をやめまして町長選に立候補いたしました。それは,どういうことかと申しますと,先ほど切り口で話しましたように,長年,新産業を興さなければならないと,頴娃村時代からの思いを果たすことと,さらに自分が代用教諭として頴娃高校で教鞭をとった生徒の諸君に,都会に出稼ぎ行くより頼むからふるさとを守るために地元で生活をしてくれという,そういう願いを伝えた生徒諸氏がすべて頴娃に残ったわけであります。その生活の惨状を役場職員として眺めたときに,いたたまれない気持ちになって,何とかこの卒業生諸氏を,私財をなげうっても,政治家の目的である,命をかけてやらなければならないのが政治家であります。その一つの目的に退職金すべてをこの二枚貝にかけました,彼は。

 そして,当時私は,県政にお送りいただいておりましたので,相談が参りました。町長として,何としても,海で働く漁民の生徒たちが活気がない,浜に活気を呼び起こすために私のこの少ない退職慰労金でありましたけども土地の購入あるいは資材の購入等に充てて,長年先輩諸氏の蓄えてきた財源には手をつけたくありません。そういうことで,スタートを切りますのでよろしゅう頼んますということで,県庁のほうに参りましたので,その意を酌み取り,林務水産部長を呼び,この思いだから全力を通じて,改良普及員を配置し,県単事業もすべてできることはやっていただきたいということで,スタートし,そして所期の目的を達するために二枚貝の培養にかかったわけでありますが,いよいよ,その成果が,役場職員初め当時の課長,議会でいろいろたたかれた経緯は見ておりましたが,涙を流しながらその町長の思いにこたえるため,本日まで突っ走ってきたのは頴娃の当時の役場員諸氏であります。

 いよいよ一貫体制ができて,そして町長みずからも京都の先斗町に行って,芸者の姿を見たことがない男が無理をして,自分の地元でつくった二枚貝の売り込みを始めました。いよいよ浜田さん1,000万に届くところにきました。というときの時点で彼は病に伏し,町政の場から去っていきました。

 床に伏したときに,何回も私訪ねて行きましたが,最後の最後まで,新産業の二枚貝,当時の課長である満永課長に託しているから頼んもんで言うたのが最後の遺言でございました。

 その頴娃町民が命をかけて政治家としてやってきた物が,きょう,理由として目的を達成したという言葉で廃止をする3案件が出てまいりました。私はこのことについては,目的は達成されておりませぬぞ,目的というのは,浜の活気が出て,そして次の世代がその職を求め,潤いを持って初めて,この創設者の思いが達せられたのが,目的達成であります。

 あなたの今その答弁においては,あんまり海のことは知りもはんでやめもんそ,という理由にしか聞こえませんが,もう一度的確な理由をお示しいただきたい。

 そして,理由説明の中で,あなたが稚貝が手に入らないという理由を述べました。今,中国産1トン稚貝を生産する貝を輸入した場合に,トン当たり600ドルで手に入るんです。これを半年ぐらい育てたら,すぐに10倍の重さになります。それが,すなわち6,000ドルにかわるちゅうことです。でありますから,大きな理由にならないという,もうやりたくないからやめますという理由なら,それはしょうがないなと思いますが,目的達成をしたのでという理由であれば,まだ目的は達成しておりませぬぞという思いがありますから,私のこの問いにあなたは答えていただきたい。

 私は,当時の1万8,000の頴娃町民の思いを込めて,この議場で発言しております。答弁願いたい。



○議長(森田隆志)  静かに願います。



◎農林水産部長(田中泉)  ただいまの件につきまして,御説明を申し上げます。

 えい二枚貝栽培センターの所期の目的は,二枚貝類の栽培技術開発,微細藻類の応用・利用・開発・保護で水産業者の生活安定を図り,雇用対策とともに地域振興に寄与することでございました。

 天候に左右されない,高齢化に対応した陸上型の漁業ということで,貝の一貫生産が確立するまでは,市場調査の目的と施設維持のため輸入ハマグリの販売を平成10年度から18年度まで行ってまいりました。その間,漁業者や漁業関係者を中心に年平均約7名に対し500万円程度,それから合計で4,000万円程度の雇用を行ってきたところでございます。

 しかしながら,平成16年度より輸入元であります中国国内の経済発展に伴う現地でのハマグリ原料の価格上昇や,貝の生息地の環境汚染の懸念等があったことにより,本来の目的でありました陸上での貝の一貫生産に事業形態を移行すべく,徐々に取扱量を減らしてきたとこでございます。

 平成19年度からは,アサリ等の潜砂性二枚貝の陸上生産方法の技術開発に取り組んでまいりました。そして今回,その技術もまとまり,二枚貝センター以外での事業展開が図れることを考え,特許申請を行ったところでございます。

 このことから施設としての二枚貝センターは,所期の目的を果たしたと判断したところでございます。

 以上でございます。



◆議員(浜田茂久)  今の理由説明じゃ,為政者としての姿を見てきた私といたしましては,まさしく不本意の答弁であります。

 浜の活気,いわゆる子や孫が生き生きと伸びやかにその事業に従事し,そしてこの地域を支えていく,浜の生活を支えていく基盤が成り立ってこそ,この事業の成功であります。一個人の下赤という人が退職金すべてをなげうち,自分の身を削ってささげてきたその思いとあなた方が答弁したその内容については,雲泥の差,天地の差があるということを頴娃の民として,頴娃に骨を埋める者として発言しておきます。

 2回目までという悲しい議会の取り決めでありますので,2回目で終わりますが,意見を申し上げまして,最後に,昔日の政治家は,善政をしいて領民に慕われた地方の村長さんたちが多うございました。すなわち,民は摂取の対象ではなく,むしろ慈しみの対象であるべきであり,この慈しみの心は,命をかけて政治家がやらなければならない領民に対する生命,財産,次の世代への安定した生活を送ることであります。

 以上,発言申し上げまして,頴娃町民の総意を伝えて終わります。



◆議員(蓮子幹夫)  財産の処分についてでありますけれども,今,発言がいろいろとあります二枚貝栽培センターのこの土地のことであります。

 この説明資料の中にありましたとおり,地番と面積は全部合ってます。これから先に農道1,農道2を計画はしてありますよね。それも補正予算の中で測量の予算が計上されたりしているわけですけれども,これを一回相手先企業に譲渡して,それからまた用地買収をかけてそこの農道を整備するというふうに理解をすればいいものか。

 なぜこういう複雑な手法をとらないといけないのか,先にまず農道なら農道を整備をして,道路のつけかえをしてと,そしてある程度相手と交渉の下準備等々もするでしょうから,その中で,必要条件的なものをそろえてから交渉するという,ネゴシエーションするのが普通だとは思いますけれども,こういう手法になった理由をお示しをしていただきたいと思います。

 それと,この中に排水路がありますけれども,この排水路はこのままの現況のままでやっていくものなのか,いかないものなのか,なぜこういうことを聞くかというと,前,二枚貝栽培センターで,本当に死んだ死貝をそのままそこに放置しておいて異臭が発生するということで,住民の方々から苦情があって,それを産業廃棄物的な取り扱いをしないといけないということで,そういうことをした経緯もございました。

 死貝がなぜ出るかというと,それは,その当時,輸入をした人たちが全然検品もせずに,そのまま相手方に言われたとおり,その当時は5%のマージンを払って,その貝を死んだ貝もそのまま買ってたと,そういう状況でした。それを取り除いて,その貝をそのままそこに放置したということがあって,その汚水が海のほうに流れて行って,海水の水質の汚濁を招くのではないかということでありましたので,この先にいろんな排水がこの排水路を通じて流れて行くような気がしますけれど,そのときに,この相手先の企業が,この排水路が原因となって,今自分たちが研究を実施しているのに損害を被るとか,また,いろいろな影響があるから,もう一回布設直しをしてくれということは考えられないか。

 この土地の中で,この地籍図,山林と称しているところも,現場に行ってみればわかると思いますが,農地開発をして地目上は山林でありますけれども,もう畑になっているところも多々あります。ということは,山林であれば保水能力はありますけれど,畑だと保水能力は失われているわけですから,その分がその排水路に流れ込んで,流末でこの排水路が処理をできないと,オーバーをしてしまうというようなふうにも考えられますけれど,ここいらあたりの考え方をお示しをしていただければと思います。



◎耕地課長(松窪義高)  まず,1番目の農道の土地につきましてでございますけれども,新設農道の敷地面積との交換となりますので,農道の完了後に面積を計算いたしまして,今現在あります農道と面積を精算いたしたいと考えております。

 仮に,新設の農道の敷地面積が現在の面積より広くなった場合は,市による買い戻しをすることになります。

 2番目の排水路につきましては,現況の既設利用ということになっております。

 ただし,1号農道の横断部分ができてきますので,その部分については,排水路の流量を阻害しないような形で,蓋板施工なり,横断施工なりを行って,支障のないように施工していきたいと考えております。

 以上です。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねて,最初からそういうことが懸念される状況であるのならば,配慮して,最初から排水管は移設するなりなんなりの準備をして,相手方に企業の誘致をしたほうが,よりスムーズになっていくと思いますけれど,後また,敷地の中に行って,その排水路を今度は行政側でまた移設をしてくださいというふうになってきたときにかかる経費より,先に何も障害物がないような状況の中で,そういうものはやったほうがいいようなふうに思います。

 それと,農道のこの関係ですけれども,なぜここをしつこく聞くかというと,今,釜蓋神社と番所が非常ににわかに脚光を浴びて,多分そこは海岸線をウオークラリーをしてもらったりとか,遊歩道であったりというそういう存在になってくると思うから,ここで尋ねるわけなんですよ。

 ここをもう少し丁寧に作業していくんなら,農道であってもある程度の幅員を持ちながら,自転車も人間も一緒に自歩道というんですか,そういうふうな取り扱いをするようなものにまで広げていってやってほしいけれど,取り扱いとしてはずっとこれは農道という考えでいいですか。



◎耕地課長(松窪義高)  排水路につきましては,黒瀬水産のほうも現状のままの使用で,何も支障がないということでございましたので,そのままの利用を考えているところでございます。

 あと,2番目の農道につきましては,現在あります農道と比べまして,同じ形態の舗装形態でコンクリート舗装という形で施工はしたいと考えておるところでございます。

 現在の農道の使用につきましては,新しい農道ができますまでは,利用できるように黒瀬水産と協議をしておりますので,その期間は,そういう形で農道を利用していきたいと考えているところでございます。

 以上です。

 申しわけございません,もう1点。将来も農道のままということかということですが,これは頴娃町土地改良区の土地になっておりますので,頴娃町土地改良区のほうへ機能交換という形で返納する形を,現在のところは考えております。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第54号から議案第56号までの以上3件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。議案第54号から議案第56号までの以上3件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第54号から議案第56号までの以上3件についての討論を一括して行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第54号南九州市えい二枚貝栽培センター条例を廃止する条例の制定についてを採決します。この採決は,起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第54号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第55号財産の処分についてを採決します。この採決は,起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第55号は可決されました。

 次に,議案第56号財産の無償譲渡についてを採決します。この採決は,起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第56号は可決されました。

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△日程第8議案第57号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第4号)



○議長(森田隆志)  日程第8,議案第57号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第57号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,企業誘致に伴う経費,補助事業の内報に伴う経費及び当面における経費について補正しようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3,557万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ210億5,991万3,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,総務費につきましては,本市頴娃町にある「えい二枚貝栽培センター」への企業誘致に伴い必要となる用地購入等に関する経費のほか,先の議案第53号で御承認いただきました損害賠償に要する経費を計上するものでございます。

 次に,農林水産業費の農業振興費につきましては,県からの内報に基づきまして,農業・農村活性化推進施設等整備事業の「葉たばこ転換緊急対策補助金」178万1,000円を新たに計上するとともに,本年度から創設されました青年就農給付金について1人分を増額するものでございます。

 「葉たばこ転換緊急対策補助金」につきましては,平成23年度に廃作した葉たばこ農家を対象とし,廃作地が耕作放棄地とならないように他の作物へ転換を促すもので,本年度限りの補助事業となっております。今回,この時期に予算計上いたしましたことにつきましては,この制度を希望する農家がこれまでの経験を生かしてニンジン及び大根への転換を希望しているもので,ニンジンの播種時期が8月下旬から始まることから,機械等の導入を早期に行う必要があり計上したものでございます。

 農地費につきましては,えい二枚貝栽培センターの敷地内を横断している農道の代替路線として2路線の設置及び南薩畑地かんがい用の管路を移設するための測量設計費を計上するものでございます。

 次に,土木費につきましても企業誘致に伴いまして,市道今浦海岸線の拡幅改良に要する測量設計費を計上するものでございます。

 現在,この路線については,平均幅員が4メートルから5メートルほどでありまして,誘致企業の車両の往来を考慮し,幅員を6メートルに改良し,あわせて市道大川門之浦線から本路線への進入がスムーズに行えるようにしようとするものでございます。

 次に,教育費につきましては,全国大会等の出場者に対する報償費を追加計上するものでございます。

 全国大会等への出場者への報償金は,当初予算で50万円を見込み計上しておりましたが,執行につきましては,これまでに4団体8個人へ46万5,000円の支出を決定している状況でございます。

 今年度,このほかに2団体10個人が全国大会等への出場が決定していることから,これらの団体等に対する報償費を補正するものでございます。

 諸支出金につきましては,財政調整基金への積立金を計上するものでございます。この積立金につきましては,今回の補正が歳入超過となるため,財政調整基金への積立金で調整するものでございます。

 一方,歳入につきましては,企業誘致に伴いまして売買いたします「えい二枚貝栽培センターの土地1万6,552平米の売却代金」の財産収入のほか,県支出金及び諸収入について補正するものでございます。

 以上で議案第57号の提案理由の説明を終わります。御審議のほど,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(蓮子幹夫)  一般会計補正予算(第4号)の企画費の中にありますけれども,ここの中にこうやって土地購入費が計上されているわけですよね,これは旧頴娃町時代,どういう錯誤があったのかわかりませんけれども,1回もう契約案件として締結をして,相手方と称する人がいて,その人に金銭がもう受理されているわけですが,それについて,その当時の購入費そういうものを返納していただくようなお気持ちはないか,またそういう確認の作業を行ったか,しないならしない理由を,しているのならどういうふうな今状況にあるということを,お示しをしていただきたいと思います。

 これは本当,イージーミスですよね,こういうことは,あったらいけないことですから,これから厳しくやっていくでしょうけれども,こういうことが発生したときに,これからどういう対応をとっていくのかというのが,御答弁でいただければと思いますけれども,そこのところをお示しください。



◎企画課長(下薗宏一郎)  契約の相手は,長崎にお住まいの方でしたが,本年4月にお亡くなりになっております。

 土地の売買契約については,現在弁護士に相談しながら契約解除の手続を行っているところでございます。今後,遺族の方と返還について協議していくことになっております。



◆議員(蓮子幹夫)  その当時のことを私も知る由はないんですが,大体こういう用地の買収をする場合において,現所有者であったり,納税者であったりというふうなことで確認をすると思いますが,どういうような確認をして,その人が所有者,地権者であるという判断をしてこういうふうになったのか,そこのところの経緯がわかっているのならば,それもお示しをしていただきたいですが。



◎企画課長(下薗宏一郎)  これについては,平成9年の取引で,遺族に聞きましても全くわからないのが現状でございました。ただ,私どもが調査した中では,市が購入するまでの土地の税金,固定資産税になります,それと土地改良を行ったときの負担金をこの契約の方がしておりました。そういったことで,実質の所有者ということで,契約をされたというふうに私どもは見ております。



◆議員(蓮子幹夫)  それならば,重ねてお尋ねしますけれども,それから数年経過してから,頴娃町が所有権が移転しない道路であったりそういうところを,なるだけ名義の変更をしましょうということで,入会林野事業を導入をして名義変更の促進を図った部分があります。それに該当しなかった理由,またその事業を採択しなかった理由がわかっていたらお示しをしていただきたいですが。



◎企画課長(下薗宏一郎)  入会林野の制度は,確かにそのころ頴娃町で行っておりましたが,どうしてこれを入れなかったのかというのは,私ども把握しておりません。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで,討論を終わります。

これから,議案第57号を採決します。この採決は,起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第57号は原案のとおり可決されました。

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△閉会



○議長(森田隆志)  これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成24年第5回南九州市議会臨時会を閉会します。

午前9時55分閉会