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鹿児島県 南九州市

平成 24年 第 4回定例会( 6月) 06月12日−01号




平成 24年 第 4回定例会( 6月) − 06月12日−01号









平成 24年 第 4回定例会( 6月)


 平成24年第4回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 6・12火 本 会 議(開会)
 6・13水 本 会 議
 6・14木 休  会
 6・15金 常任委員会
 6・16土 休  会
 6・17日 休  会
 6・18月 休  会
 6・19火 議会運営委員会
 6・20水 休  会
 6・21木 休  会
 6・22金 本会議(閉会)

 1.付議事件
 議案第38号 南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       (原案可決)
 議案第39号 南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について        (原案可決)
 議案第40号 南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第41号 南九州市企業立地促進条例の制定について              (原案可決)
 議案第42号 三本松工業団地水道条例の一部を改正する条例の制定について     (原案可決)
 議案第43号 南九州市下水道及び農業集落排水受益者負担金条例の一部を改正する条例
        の制定について                          (原案可決)
 議案第44号 南九州市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について(原案可決)
 議案第45号 南九州市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定について    (原案可決)
 議案第46号 南九州市給水条例の一部を改正する条例の制定について        (原案可決)
 議案第47号 平成24年度南九州市一般会計補正予算(第1号)          (原案可決)
 議案第48号 平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)    (原案可決)
 議案第49号 平成24年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第50号 平成24年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)        (原案可決)
 議案第51号 南九州市防災行政無線通信施設整備工事請負契約の締結について      (可決)
 議案第52号 平成24年度南九州市一般会計補正予算(第2号)          (原案可決)
 報告第 1号 平成23年度南九州市一般会計継続費繰越計算書について
 報告第 2号 平成23年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について
 報告第 3号 平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について
 諮問第 2号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて                  (承認)
 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて                  (承認)

 本会議1号     (6月12日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  菊 永 忠 行
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  満 留 秀 昭
10番議員  東   兼 喜        21番議員  今 吉 賢 二
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  森 田 隆 志
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長   霜 出 勘 平    知覧特攻平和会館長 菊 永 克 幸
副  市  長   鶴 田 康 夫    商工観光 課長   塗 木 博 人
教  育  長   小 野 義 記    税 務 課 長   東     篤
総 務 部 長   有 水 秀 男    福 祉 課 長   堂 園 政 利
市民福祉 部長   折 田 盛 彦    頴娃支所福祉課長  古 市 博 信
建 設 部 長   下之薗 博 幸    畜 産 課 長   三 宅 俊 正
農林水産 部長   田 中   泉    茶 業 課 長   鮫 島 信 行
会 計 管理者   新 留 育 男    総合営農 課長   鶴 留 孝 一
教 育 部 長   小 園 和 幸    水 道 課 長   神 薗   誠
頴 娃 支所長   山 下 由 海    都市計画 課長   大 隣 健 二
知 覧 支所長   上 野 勝 郎    学校教育 課長   井之上 良 一
川 辺 支所長   東   利 文    社会教育 課長   小 濱 義 智
財 政 課 長   金 田 憲 明    福祉事務 所長   新 原   誠
企 画 課 長   下 薗 宏一郎                     
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 事務局職員出席者
事 務 局 長   中 薗 浩 二    議 事 係 長   浜 田 和 人
庶 務 係 長   朝 隈 克 博    議  事  係   霜 出 雅 邦

 第4回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)平成23年度南九州市土地開発公社決算書並びに平成24年度(第1回)南九州市土地開発公
     社事業計画資金計画の変更及び予算の補正
  (3)公益社団法人南九州市農業公社平成23年度決算報告書及び平成24年度事業計画書等の提出
     について
  (4)有限会社川辺やすらぎの郷第13期決算報告書及び第14期事業計画書等の提出について
  (5)所管事務調査報告
 第 4.報告第 1号
     平成23年度南九州市一般会計継続費繰越計算書について
 第 5.報告第 2号
     平成23年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について
 第 6.報告第 3号
     平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について
 第 7.承認第 1号
     専決処分の承認を求めることについて
 第 8.承認第 2号
     専決処分の承認を求めることについて
 第 9.諮問第 2号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第10.議案第38号
     南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
 第11.議案第39号
     南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について
 第12.議案第40号
     南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第41号
     南九州市企業立地促進条例の制定について
 第14.議案第42号
     三本松工業団地水道条例の一部を改正する条例の制定について
 第15.議案第43号
     南九州市下水道及び農業集落排水受益者負担金条例の一部を改正する条例の制定について
 第16.議案第44号
     南九州市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について
 第17.議案第45号
     南九州市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定について
 第18.議案第46号
     南九州市給水条例の一部を改正する条例の制定について
 第19.議案第47号
     平成24年度南九州市一般会計補正予算(第1号)
 第20.議案第48号
     平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第21.議案第49号
     平成24年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
 第22.議案第50号
     平成24年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)
 第23.一般質問




平成24年6月12日 午前10時0分開会





△開会



○議長(森田隆志)  平成24年第4回南九州市議会定例会を開会します。

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△開議



○議長(森田隆志)  本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において今吉賢二議員,西次雄議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(森田隆志)  日程第2,会期決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から6月22日までの11日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。会期は本日から6月22日までの11日間に決定しました。

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△日程第3諸般の報告



○議長(森田隆志)  日程第3,諸般の報告を行います。

 まず,議長報告については,印刷して配付しておきましたので,御了承願います。

 また,市長から南九州市土地開発公社決算書等,公益社団法人南九州市農業公社決算報告書等,及び有限会社川辺やすらぎの郷決算報告書等の提出があり,配付しておきましたので御了承願います。

 次に,所管事務調査報告であります。

 まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長山下つきみ議員登壇]



◎総務常任委員長(山下つきみ)  おはようございます。それでは,総務常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「防災の現状と課題及び今後の対策について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 まず,当委員会では,1月31日及び4月17日に執行部の出席を求め,現地調査を踏まえ,本市の自主防災組織の整備計画,避難体制,及び防災行政無線システムの現状と今後の整備計画などについての説明を受けたところであります。

 自主防災組織の組織率は,平成23年度に100%を達成し,組織数は231となっておりますが,現状においては市民と行政が一体となって組織の活性化を図れるかが課題となっており,市としては組織の運営及び防災訓練に対する指導,助言を行っていくとのことであります。

 委員から,自主防災組織は自治会を単位に組織されているが役員が1年でかわる自治会では組織の強化を図ることが困難ではないかただしたところ,現状では組織の会長はおおむね自治会長が兼ねており,1年で交代することも多いことから,リーダーの養成について対策を考えたいとの答弁でありました。

 避難体制については,各種災害時を想定し,公民館や学校,公共的施設などから頴娃地域24カ所,知覧地域23カ所,川辺地域18カ所を避難場所に選定をしており,避難所として開設するときは市の職員を配置しておりますが,職員だけで対応できない場合は自治会長などに協力を依頼しているところであります。

 委員から,身体障害者等への情報伝達手段についてただしたところ,身体障害者等については要援護者台帳を作成し,消防団及び自治会に配付しているとの答弁でありました。

 また,委員から,災害の種類は規模によって避難場所として適さないところがないか精査するようとの意見が出されたところであります。

 防災行政無線については,現在の設備が老朽化していることから,24年度から29年度にかけて年次的にデジタル化への移行を兼ねた更新を行うこととしているところであります。

 委員から,各世帯への個別受信機の配付について説明を求めたところ,防災行政無線の音声は屋外スピーカーのほか,自治会放送施設の個別受信機により聞くこととなるため,放送施設整備事業補助金により,自治会放送施設の整備を推進しているが,自治会に加入していない方への対応については結論が出ておらず,さらに検討していくとのことでありました。

 委員から,頴娃地域及び川辺地域はこれまで防災行政無線の個別受信機を全世帯に配付していたことから,市民に十分な説明をするようとの意見が出されたところであります。

 津波対策としては,23年度中に津波対策マップを作成し,被害が想定される自治会の各世帯に配付するとともに,海抜表示板を117カ所に設置したところであります。

 以上のような本市の実態を踏まえ,委員会は5月9日及び10日に福岡県八女市及び熊本県水俣市で調査を実施いたしました。

 まず八女市について申し上げます。平成18年に上陽町を,22年に隣接2町2村を編入合併しており,人口は6万9,291人,面積は482.53平方キロメートルとなっております。

 自主防災組織の組織率は89.9%となっており,旧町を単位とした6地域中,山間部を多く抱える4地域は100%を達成しているものの,中心部の八女地域においては83.5%と地域によって格差が見られるところであります。

 市としては,23年度から資機材購入費用及び自主防災訓練に係る費用を助成する県補助金を財源とした避難活動コミュニティ育成強化事業を実施しており,未結成の行政区ごとに説明会を実施し,組織化を推進したことにより,23年度中に25行政区が新規に自主防災組織を結成したところであります。

 また,新規結成の自主防災組織と消防団が連携して合同の訓練を行うなど,自主的な訓練を促すための取り組みを行っております。

 委員から,資機材購入及び訓練に対する補助事業の実施期間について説明を求めたとところ,23年度から25年度までの計画としているが,資機材の維持及び更新時期を考慮すると,継続させる必要があるのではとのことでありました。

 要援護者の避難体制につきましては,21年度に災害時等要援護者支援制度を発足させ,高齢者身体障害者及び援護を希望する人のリストをもとに民生委員,及び区長が対象者を訪問し,要援護者名簿への登録について本人の同意をとっております。

 さらに,地域から要援護者1人に対して2人の支援員をつけていただき,日常的にコミュニケーションをとっております。

 委員から,要援護者対策を含めた自主防災組織の訓練について説明を求めたところ,要援護者の所在と避難経路について話し合う自主防災組織もあるものの,取り組み方に差が見られることから,先進的な地域の取り組みを紹介し,啓発を図っているとのことでありました。

 防災情報の伝達手段については,合併前の八女市,及び立花町において防災行政無線等の設備が整備されておらず,他の町村でも無線や有線など手法が異なっている上に老朽化していたことから,市内全域への情報伝達手段に受信端末としてラジオが使用できること,また整備に係る経費が防災行政無線と比較して安価であったこと,さらに発信できる情報量が多いことなどの理由からコミュニティFM放送を整備することとし,本年7月から放送が開始されるところであります。

 また,本年度は緊急放送時に自動で電源が入る緊急告知ラジオを全世帯に配付する計画となっております。

 次に,水俣市について申し上げます。熊本県の南端,鹿児島県境に位置し,人口は2万7,169人,面積は162.89平方キロメートルとなっております。平成15年7月20日未明に集中豪雨による土石流災害が市内2カ所で発生し,死者19名,重傷者4名という大きな被害に見舞われ,また同時に市役所前を流れる水俣川の氾濫により,市役所庁舎を含む市街地で床上浸水が発生しております。

 市では災害対応においての初動体制の遅れや情報収集体制などの不備などのさまざまな問題点を検証するために,同年10月に豪雨災害検証会を開催し,多方面から問題点及び課題を分析することにより,防災計画の大幅な見直しを行っております。

 この検討会の報告を受け,災害時の職員の招集及び配備体制を再整備し,職員向けのマニュアルを作成するとともに,定期的な情報伝達訓練を行っているところであります。

 また,災害前に7%だった自主防災組織の組織率を高めるために16年度及び17年度を重点期間として組織化を啓発し,24年3月現在で100%となったところであります。

 自主防災組織の育成に当たっては,リーダー研修会を実施するとともにリーダーハンドブックを作成,配付し,地域に出向いて説明を行っております。また,活動計画,活動実績報告書を毎年作成するように指導しているところであります。

 委員から,リーダーハンドブックが果たす役割について説明を求めたところ,地域での役員交代等によるリーダーの入れかわりに対応するためのもので,活動計画のひな型を初め,気象の知識,災害情報の取得先などリーダーとして活動するために最低限必要な情報を掲載しているとのことでありました。

 防災行政無線は,平成6年度から7年度に整備されたもので老朽化しているため,25年度から28年度に更新する計画であります。

 以上,2市の調査を踏まえ委員会は5月15日に次のとおり意見の集約を行いました。災害時において住民の安全が確保されるためには地域での防災意識の高揚が求められることなどから,次の3点について提言するものであります。

 1点目に,自主防災組織の育成に当たっては,リーダーの研修を行うとともに,すべての組織で実施計画及び報告書の作成がなされるよう指導し,また災害弱者への対応を含め,地域の実情に沿った体制及び活動となるよう進めること。

 2点目に,自主防災組織の訓練に係る経費への支援を検討するなど,定期的な訓練の定着を促すための施策を講じること。

 3点目に,災害時においては正確かつ迅速な情報の伝達が重要であることから,すべての市民に災害情報が伝達されるよう体制を整えること。

 これで総務常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長蔵元慎一議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(蔵元慎一)  それでは,文教厚生常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「学校の現状と今後のあり方について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 まず,委員会は1月23日に執行部の出席を求め,本市の現状と検討状況について説明を受けたところであります。本市のここ数年の年齢別人口の推移を見ますと,年少人口の減少と老年人口の増加が顕著で,少子高齢化により児童生徒数は年々減少し,現在の小学校21校のうち複式学級を有する学校が10校で,うち完全複式校は5校となっております。

 教育委員会の推計によると,5年後は児童生徒数が小学校で約230人,中学校で約50人の減少が見込まれ,今後さらに学校の小規模化が進むと懸念されております。

 このような現状を重く受けとめ,市は昨年4月に学校のあり方検討委員会を設置しておりますが,この中で市立幼稚園,小・中学校,准看護学校の魅力と活力のある学校づくりを目指し,学校規模に関する基本的な考え方と適正化に向けた方策等について検討を行い,本年10月をめどに教育委員会に答申を行うこととなっております。

 委員から,学校のあり方検討委員会から具体的な再編統合についての答申がされるのかとただしたところ,学校の小規模化が著しく,また大規模校と小規模校が混在し,子どもたちの教育環境に不均衡な側面も見られ,このためまず現在の児童生徒数,学級数等の推移,地域の歴史や文化,伝統及び特性などの基本的要因を分析して,あくまでも学校規模に対する基本的な考え方と適正化に向けた方策等について検討するもので,個別の学校について明確に具体的な再編,統合を検討するものではないとの答弁でありました。

 委員から,頴娃地域の3中学校を1校に統合してほしいというような保護者の声はないかとただしたところ,学校が小規模化し,部活動などに支障があるという声は聞くが,統合についての具体的な意見,要望は届いていないとの答弁でありました。

 また,委員から,南さつま市の中学校統合については保護者や地域からの要望により計画が進められていることから,本市においても行政主導による統合計画とならないようとの意見が出されたところであります。

 以上のような本市の実態を踏まえ,委員会は5月10日から11日にかけて福岡県嘉麻市,熊本県上天草市で調査を実施いたしました。

 まず,嘉麻市について申し上げます。平成18年3月に嘉穂南部1市3町の山田市,碓井町,稲築町,及び嘉穂町が合併し,嘉麻市が誕生しております。人口は4万2,924人,面積は135.18平方キロメートルで,福岡県のほぼ中央に位置し,周囲を山林に囲まれた緑豊かなまちとなっております。

 市の面積の3分の2を占めながら人口は1万人程度という比較的人口が密集しない合併前の旧嘉穂町において,小学校6校を1校に統合するというおおよその方向性が定められておりましたが,合併後,地域住民の理解がなければ統廃合は進められないという方針のもと,20歳以上の嘉穂地区居住者の中から無作為に抽出した1,000人と小学校の保護者に対しアンケート調査を実施しております。

 委員からアンケート調査の内容及び結果について説明を求めたところ,まず統廃合についての認知度を1点目の項目としたところ,約7割は認知度が低いとの回答であった。次に,統合に期待することについては,「多くの交友関係の中で社会性が向上」や「よい意味で競争意識による学力の向上」などが6割を占めており,不安に感じることについては「登下校時の安全面や通学に係る時間や距離の増大」が約8割に達したとのことでありました。

 また,保護者の意見として,「小規模校によるきめ細やかな教育に十分満足している」という統合には消極的な父親からの意見に対し,母親からは,「将来の進学を考えて,より大きな社会集団で学習できることを望む」という意見が多数を占めたとのことでありました。

 委員から,地域の意見交換会で出された意見及び審議会の検討状況の周知について説明を求めたところ,課題への対応,解決策についてはホームページ等を通じて報告を行い,審議会の検討状況については各地域の審議委員が審議過程で出された意見やこれからの方向性などについて毎月定期的に報告会を行った結果,20年6月に具体的な統廃合の決定をしてからは,事務局への問い合わせはなかったとのことでありました。

 次に,上天草市について申し上げます。平成16年3月に大矢野町,松島町,姫戸町,及び龍ヶ岳町の4町が合併して上天草市が誕生しております。人口は3万1,310人,面積は126.06平方キロメートルで,熊本県の西部有明海と八代海が接する天草地域の玄関口に位置し,市のほぼ全体が雲仙天草国立公園に含まれ,年間を通して比較的温暖な気候を有しているところから,果樹や花卉の栽培が盛んに行われております。

 平成20年度から28年度までの9年間で17校の小学校を6校へ,9校の中学校を4校に統廃合する計画としており,現在小学校は11校,中学校は8校と統合が進んでおります。

 計画の説明に当たっては,子どもたちの教育環境の改善を大前提ととらえ,まず保護者に対し将来の学校の小規模化の実態について説明し,その後,保護者の意向もあわせて地域への説明を行い,単に学校がなくなることによる地域活力の衰退への議論とならないように進めております。

 委員から,行財政改革の面も考慮し統合を進めた経緯はないかとただしたところ,新校舎の整備やスクールバスの運行など,多額の費用が必要となる場合もあり,短期的に考えると財政面での効果は望めないとの答弁でありました。

 委員から,地域との交流機会の減少が及ぼす影響について説明を求めたところ,地域から学校がなくなったことにより,地域とコミュニティを持つ機会は減少していると考えるが,統合校の学校行事を可能な限り新設校へ引き継ぐことで,より多くの子どもたちが地域の行事に参加し,地域も子どもたちも喜んでいるという事例も見られる。

 また,当初学校行事がなくなることにより地域活力が衰退するという不安の声も数多く聞かれたが,地域で知恵を出し合い,行政,議会,社会福祉協議会などと連携をとり,まちづくりや地域づくりの協力体制を整え,地域のきずなづくりに取り組んでいるとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は5月17日に次のとおり意見の集約を行いました。本市の学校の今後のあり方について次の3点を提言するものであります。

 1点目に,学校の規模適正化基本計画等の作成に当たっては,将来の児童生徒数の減少だけを理由とせず,小規模校については子どもの適正な教育環境に必要な1クラス当たりの児童生徒数を的確に判断すること。

 2点目に,再編統合計画を進めるに当たっては,保護者や地域住民の意見を広く求め,統合することへの不安や反対の声に対してはていねいに応対し,十分な情報提供説明を行うこと。

 最後に,学校は子どもの教育のほか,防災,コミュニティ施設としての役割も担っていることから,統合された地域の活性化については行政と地域が一体となって取り組むこと。

 以上を提言し,文教厚生常任委員会の報告を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長塗木弘幸議員登壇]



◎産業建設常任委員長(塗木弘幸)  産業建設常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「農業経営の実態と今後の方策について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 当委員会は,本市の基幹産業である農業が産地間競争の激化,輸入農産物の増加,近年の農産物価格の低迷,生産資材の高騰などにより,厳しい状況にあることから,農業経営の実態を把握し,今後の方策に活かせるよう,今回は特に耕種部門を中心に調査しております。

 まず,委員会では1月23日に調査事項の詳細について協議した後,4月18日に執行部の出席を求め本市の農業経営の実態と課題についての説明を受けたところであります。

 本市の農業経営の実態として,農業生産額は耕種部門で約210億円,畜産部門で約250億円とここ3年間は約460億円を前後する形で推移しておりますが,農家戸数については平成7年度は4,031戸で,平成22年度には2,258戸と半減しております。

 委員から,廃作奨励金を受けて廃業したたばこ農家の状況についてただしたところ,大根やニンジンなどの野菜類や焼酎用カンショへ作物転換した農家がほとんどで,このことから大根やニンジン等の耕作面積が増加しているとの答弁でありました。

 また,委員から,各品目における課題についてただしたところ,野菜関係についてはこれまで同様,安定収量の確保や秀品率の向上で,茶については銘柄統一や経営の厳しい農家等のリタイアも見込まれるため,担い手への農地の集積,また生産販売環境の悪化にも対応できるよう,野菜などとの複合経営対策の推進,畜産については労働生産性や収益が伸び悩む中,運転資金や畜舎整備のために多額の投資が必要なことなどは主な課題であるとの答弁でありました。

 以上のような本市の現状を踏まえ,5月8日から9日にかけ福岡県糸島市,宮崎県都城市の調査を実施しております。

 まず,糸島市について申し上げます。福岡県西部の糸島半島に位置し,平成22年に1市2町による合併で誕生し,人口は9万9,919人,面積は216.15平方キロメートルで,耕地面積は3,634ヘクタールとなっております。18年度の農業生産額は160億円で糸島平野を中心に水稲を基幹作物として,野菜,花卉,果樹,畜産物の生産が行われております。

 22年1月に安全で安心な食料の安定供給に向けた糸島市農力を育む基本条例を制定しており,市民が参画し,食と農と環境を考え,都市と農村とが調和した地域社会の実現に向けたさまざまな施策が盛り込まれております。

 また,年間34億円売り上げるJA糸島直営の農畜産物直売所伊都菜彩を初め市内19カ所の直売所で53億円売り上げるなど,隣接する福岡市をターゲットとした都市近郊型農業が展開されております。

 委員から,農家戸数の変動について説明を求めたところ,農業経営の悪化等により担い手不足が進行し,農家戸数は2,661戸とピーク時の約3分の1にまで減少しており,平成7年で4,235ヘクタールあった耕地面積は10年間で601ヘクタール減少し,耕作放棄地も530ヘクタールとなり,意欲ある経営体への農地集積も課題となっているとのことでありました。

 委員から,農家の経営力を高める方策を行政がどのように取り組んだかただしたところ,食育を含めあらゆる分野で地産地消を推進した結果,市民が地元産への意識を強く持ったことと,行政,JA,農業者及び食品産業事業者が一体となって,糸島市で生産されているすべての農畜産物を糸島ブランドとし,新鮮でおいしいというイメージ定着のために情報発信してきたことなどから,隣接する福岡市民の購買意欲を高め,農家の収益増となっているとの答弁でありました。

 また,九州大学のキャンパスが段階的に糸島市に移転されているところでありますが,九州大学と行政が連携し,農業施策の課題解決に取り組むこととしております。

 委員から,九州大学と糸島市がどのように連携するのかただしたところ,大学は各研究分野の最先端の技術や知識などをいち早く提供し,糸島市は農地等を研究のフィールドとして提供するとともに,大学や研究機関,農業者,農業団体,事業者への連携に努め,6次産業化への研究開発や事業化への支援などを実施することとしており,産・学・官の連携や農・商・工の連携による新たな農業展開が図られているとの答弁でありました。

 次に,都城市について申し上げます。宮崎県の南部に位置し,平成18年1月1日に1市4町が合併して誕生し,人口は16万8,944人,面積は653.8平方キロメートルで,耕地面積は1万3,100ヘクタールとなっております。

 農業生産額は698億円で,品目別生産額では肉用牛151億円,豚224億円,ブロイラー148億円と農業生産額の82%を畜産部門が占めております。また,お茶や野菜の栽培も盛んで,加温ハウス等による果菜類や花卉の導入が進むなど,畑地灌がいを利用した多様性に富んだ農業経営が展開されているとともに,近年は農業関連企業の進出も多く見られます。

 委員から,立地されている農業関連企業と農家に与える影響をただしたところ,くみあい食肉を初め乳製品のデイリー,お茶の伊藤園,霧島酒造,ヤマエ味噌醤油,その他多数の加工会社や法人が立地されている。なお,これらの企業は流通コストがかからないこともあり,農畜産物を安定した契約単価で購入するため,農家の経営安定と生産意欲が増加し,さらなる規模拡大につながっている。また,農業者以外の雇用機会の拡大も図られ,地域振興に大きく貢献しているとの答弁でありました。

 委員から,新規就農者への取り組みについて説明を求めたところ,過去5年間の新規就農者は94名で,うち新規参入者は15名となっているが,地域農業振興センターや地域担い手総合支援協議会を設置し,関係機関が一体となって担い手の育成,支援,農地集積に取り組んでいるとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は5月15日に次のとおり意見の集約を行い,本市の基幹産業であります農業の経営向上のため次の5点について提言するものであります。

 1点目に,担い手不足が深刻化する中,意欲と能力のある農業経営者を育成,確保していくことが重要であることから,経営改善に向け所得向上につながる農業方策を見出し,指導,普及に努めるなどの支援策を講じること。

 2点目に,地域の実情に見合った農畜産物関連企業の誘致は地産地消と農家の生産意欲を増大させ,また新たな雇用の確保にもつながることから,積極的に推進すること。

 3点目に,産学官及び農商工連携を図り,農畜産物の高付加価値化,ブランド化を図るための新たな方策を講じるとともに,新商品の開発や地元食材を使った料理の普及に努めること,またお茶やサツマイモなどの銘柄統一の実現に向けた課題解決に全力を挙げて取り組むこと。

 4点目に,地元の新鮮な野菜等を地元で提供することは消費者との交流を深め,多面的農業を理解してもらう機会となり,さらには生産者の生きがいにもつながることから,農産物直売所のより一層の充実を図ること,また市内全域の農家が参入できるよう,規模拡大を含め検討していくこと。

 最後に,農業者,農業委員会,農協,県などの関係機関による協議会等を設置し,農業経営の実態を十分把握するとともに十分な協議を行い,本市農業の振興策を示すこと。

 これで,産業建設常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これで諸般の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第4―日程第6

         報告第1号―報告第3号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第4,報告第1号平成23年度南九州市一般会計継続費繰越計算書についてから,日程第6,報告第3号平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書についてまでの以上3件を一括議題とします。

 報告理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  報告第1号,本件は,地籍調査事業及び学校施設環境改善交付金事業の執行に係る「平成23年度南九州市一般会計継続費繰越計算書」を調製いたしましたので,地方自治法施行令第145条第1項の規定によりまして,議会に報告するものでございます。

 次に,報告第2号,本件は,移住定住促進対策事業外4件の事業の執行に係る「平成23年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書」を調製いたしましたので,地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして,議会に報告するものでございます。

 次に,報告第3号,本件は,簡易水道事業の建設改良費の執行に係る「平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書」を調製いたしましたので,地方自治法施行令第146条第2項の規定によりまして,議会に報告するものでございます。



○議長(森田隆志)  これをもって報告理由の説明を終わります。

 これから,報告第1号平成23年度南九州市一般会計継続費繰越計算書についての質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第1号の報告を終わります。

 次に,報告第2号平成23年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(内園知恵子)  このことについて,繰越明許費をしたとすれば,平成24年度は早急にできるのでしょうかということと,土木費7款2項道路橋梁費の件ですが,これは暮らしに直結している道路なのでしょうか。であれば単年度で完了するべきではないでしょうかということをお尋ねいたします。



◎建設部長(下之薗博幸)  それではお答えいたします。

 まず4ページの7款2項道路橋梁費の市道単独整備事業費でありますが,これは市道雪丸新牧線の改良工事費でございます。繰り越しの理由といたしましては,登記名義人に相続人が多く,名義変更に時間を要したということと,地籍訂正箇所もあったことから工事発注が遅れまして,年度内完成が見込めないということで繰り越しをしたものでございます。現在工事中でございます。

 次に,同じく道路橋梁費の市道補助整備事業費でありますが,これは小野厚地線の改良工事でございます。繰り越しの理由につきましては,登記名義人の相続人の調査と家屋調査に時間を有したということと,それと県の砂防水路の地籍が合わなかったということで,地籍の訂正の必要が生じたために繰り越しをしたということでございます。現在,作業を進めております。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第2号の報告を終わります。

 次に,報告第3号平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 以上で,報告第3号の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第7―日程第8

         承認第1号―承認第2号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第7,承認第1号専決処分の承認を求めることについて,及び日程第8,承認第2号専決処分の承認を求めることについてを一括議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  承認第1号,本件は,南九州市税条例の一部を改正する条例の制定につきまして,専決処分の承認を求めるものでございます。

 地方税法及び国有資産等所在市町村交付金法の一部を改正する法律が平成24年3月31日に公布されたこと等に伴い,南九州市税条例の関係条文の規定を改正したものでございます。

 専決処分の主な内容は,土地に係る固定資産税の平成24年度の評価替えに伴う負担調整措置につきまして,現行の仕組みを3年延長するもののほか,東日本大震災被災者が土地を譲渡した場合の所得課税特例の期限延長などでございます。

 次に,承認第2号,本件は,南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について,専決処分の承認を求めるものでございます。

 地方税法の一部を改正する法律が平成23年12月14日公布されたことに伴い,南九州市国民健康保険税条例の関係条文の規定を改正したものでございます。

 専決処分の内容は,東日本大震災被災者が土地を譲渡した場合の所得課税特例の期限延長でございます。

 以上,地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分を行いました2件の条例改正について,同法第179条第3項の規定により報告し,承認を求めるものでございます。



○議長(森田隆志)  これをもって,提出理由の説明を終わります。

 これから承認第1号専決処分の承認を求めることについて質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから承認第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本件は,これを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。承認第1号は承認することに決定しました。

 次に,承認第2号専決処分の承認を求めることについて質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから承認第2号を採決します。この採決は起立によって行います。本件は,これを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。承認第2号は承認することに決定しました。

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△日程第9諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



○議長(森田隆志)  日程第9,諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  諮問第2号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明を申し上げます。

 本件は,人権擁護委員下之門幸男氏が平成24年9月30日で任期満了となるため,その後任に川辺町野崎2421番地,井上陽子氏を人権擁護委員の候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。御審議のほど,よろしくお願い申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから諮問第2号を採決します。お諮りします。本件については議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。諮問第2号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第10―日程第12

         議案第38号―議案第40号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第10,議案第38号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてから,日程第12,議案第40号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上3件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第38号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,出入国管理及び難民認定法及び日本国との平和条約に基づき,日本の国籍を離脱したもの等の出入国管理に関する特例法の一部を改正する等の法律が施行され,外国人登録法が平成24年7月9日に廃止されることに伴い,外国人登録原票の記載事項の証明手数料を削除するものでございます。

 次に,議案第39号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,住民基本台帳法の一部を改正する法律,住民基本台帳法施行令の一部を改正する政令及び住民基本台帳法施行規則の一部を改正する省令が,平成24年7月9日から施行されることに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容は,住民基本台帳法等の一部改正の施行に伴い,外国人登録法に伴う事務が廃止されることとなり,外国人住民に対しても日本人同様に住民票が作成されるため,外国人住民に関する印鑑登録事務の改正を行おうとするものでございます。

 次に,議案第40号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市行政改革大綱の具体的方策に基づき,南九州市立古殿保育所を平成25年4月1日に社会福祉法人別府福祉会に民間移管することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 以上,3件の議案につきまして提案理由を申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第38号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第38号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第38号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第39号南九州市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第39号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第39号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第40号南九州市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(内園知恵子)  この議案に対しまして,市立古殿保育所を民間移管するまず第1の理由をただしたいと思います。



◎福祉課長(堂園政利)  お答えいたします。提案理由でもございましたですけれど,南九州市行政改革大綱,これは平成20年の9月に策定いたしたところでございますが,この中で具体的方策という中に,民間移管等の推進というのがございます。これにつきましては,事務事業全般にわたる見直しを行い,民間のノウハウ,活力を有効に活用することにより公共サービスの質の維持,向上及び経費の削減が図られると判断された事業については積極的に民間移管を推進というのがございます。

 それとあわせて事業の廃止,民間移管についても検討を進めるというのがございますので,それを受けまして公立保育所の民間移管に検討を重ねてきたところでございます。

 民間移管につきましては,社会福祉法人へ完全に経営を委譲するため,多様な保育サービスや今後の法改正などにも柔軟に対応でき,積極的な保育サービスの提供が期待されると。それと,また国,県の運営補助が適用され,市の財政負担は軽減し,施設の老朽化についても保育所が迅速に対応できると,このような理由から民間移管をするということになったところでございます。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。



◆議員(内園知恵子)  南九州市立古殿保育所を民間移管することに対し反対の立場から討論をいたします。

 先ほども理由をお尋ねいたしましたが,この民間移管というのは営利目的があると思います。それに子どもたちは市で責任を持って育てるべきと考えます。よって,民間移管することに対する反対の討論とさせていただきます。



○議長(森田隆志)  次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第40号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第40号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第13―日程第18

         議案第41号―議案第46号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第13,議案第41号南九州市企業立地促進条例の制定についてから,日程第18,議案第46号南九州市給水条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上6件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第41号南九州市企業立地促進条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市内での工場等の立地を促進し,地域経済の発展及び就業機会の増大を図るため,市内において新たに工場などを新設,増設,または既設の工場等を移転しようとする場合に,現在,南九州市過疎地域産業開発促進条例により一定の基準を満たす製造業,情報通信技術業,旅館業について固定資産税の課税免除を行うことができるとされているところでございます。

 今回,南九州市企業立地促進条例を制定し,過疎地域産業開発促進条例の課税免除対象にならない貨物運送業,卸売業,陸上養殖業などについても,固定資産税の課税免除の対象とすることで,さらに企業立地の支援と立地の促進を図ろうとするものでございます。

 次に,議案第42号三本松工業団地水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,あともって御説明申し上げます南九州市給水条例及び南九州市簡易水道事業条例の水道料金の一部改正にあわせて,これらの条例を準用している三本松工業団地の水道使用料につきましても,料金の統一を図るため所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容でございますが,平成24年10月の検針により確定する水道料金から改訂し,段階的調整を経て,平成26年4月の検針で確定する水道料金から南九州市給水条例及び南九州市簡易水道事業条例の新料金体系に統一しようとするものでございます。

 また,料金の支払い請求権の放棄について新たに規定を追加するものでございます。

 次に,議案第43号南九州市下水道及び農業集落排水受益者負担金条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,川辺東部地区の受益者負担金について,知覧垂水地区の例により徴収を開始することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第44号南九州市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,川辺東部地区の使用料金体系を,知覧垂水地区の例により統一することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第45号南九州市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市の水道料金を旧町の料金体系から料金統一することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容でございますが,南九州市の水道料金は旧町の料金体系のままであることから,新料金体系を確定して,平成24年10月の検針により確定する水道料金から改定を行い,段階的調整を経て平成26年4月の検針で確定する水道料金から完全に統一するものでございます。

 議案第46号南九州市給水条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市の水道料金を旧町の料金体系から料金統一することに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容でございますが,南九州市の水道料金は旧町の料金体系のままであることから,新料金体系を確定して,平成24年10月の検針により確定する水道料金から改定を行い,段階的調整を経て,平成26年4月の検針で確定する水道料金から完全に統一するものでございます。

 また,料金算定の特例や料金の支払い請求権の放棄について新たに規定を追加するものでございます。

 以上,6件の議案につきまして,提案理由を御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第41号南九州市企業立地促進条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(内園知恵子)  通告してなかったんですけど許していただいてありがとうございます。

 議案第41号の南九州市企業立地促進条例の制定についての件でありますが,この目的として本市の産業の開発を促進し,本市における経済の浮揚及び雇用の増大を図ることとなっておりますが,地元の住民の採用はされるんでしょうかということと,あと撤退するときに関してのことがちょっと,廃止,休止は入っているんですけれども,第12条に課税分に課税免除した固定資産税を付加することができるとありますが,全国でもトラブルがいろいろと起きておりますので,慎重にやっていただきたいということと,元通りになおして返していくというようなことを担保していただきたいということです。



◎企画課長(下薗宏一郎)  ただいまの質問についてでございます。地元雇用につきましては,この条例でうたっておりませんが,企業立地促進補助金という形で5名以上の地元雇用というのが条件になっておりますので,そちらの制度とあわせての地元雇用の増進という形をとっていきたいというふうに考えております。

 それと,ここでは固定資産税を減免しますよという条例でありまして,また立地協定とかそういったものにおいて撤退についてのさまざまな条件というのは定めていくべきではないかというふうに考えております。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第41号は総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第42号三本松工業団地水道条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第42号は総務常任委員会に付託します。

 次に,議案第43号南九州市下水道及び農業集落排水受益者負担金条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第43号は産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第44号南九州市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。



◆議員(亀甲俊博)  このことについてお聞きをします。

 条例改正をして料金を徴収をするんですけれども,地域へこのことの説明をどの程度しているのか,地域の方々が説明がないということで,不平不満も出ているところもあるようですが,その辺どうなっているんでしょうか。



◎水道課長(神薗誠)  お答えいたします。

 説明につきましては,合併前の住民説明会,それから合併後,料金がかわるというのは未加入の人たちにも説明をしております。また今後につきましても今回の議会が終了後,広報,いろんな場において説明をしていきたいと考えております。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第44号は産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第45号南九州市簡易水道事業条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第45号は産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第46号南九州市給水条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第46号は産業建設常任委員会に付託します。

 しばらく休憩します。

午前11時12分休憩

───────────

午前11時20分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。

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△日程第19議案第47号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第1号)



○議長(森田隆志)  日程第19,議案第47号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第1号)を議題とします。

 本案について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第47号平成24年度南九州市一般会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は人事異動等に伴う職員人件費及び補助事業の内示等に伴う経費並びに当面における経費について補正しようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億9,270万3,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ210億2,270万3,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,職員人件費につきましては,4月1日付の人事異動に伴う給料及び諸手当の整理を行うほか,新規採用予定職員の辞退者や育児休業者,休職者に係る経費を減額するものでございます。

 次に,総務費につきましては,市道大川門之浦線整備事業を起因とした損害賠償請求控訴事件の判決が,本年3月28日に控訴棄却という内容で言い渡され,同年4月13日に確定したことから,委任弁護士への成功報酬を計上するとともに,平成24年度コミュニティ助成事業助成金の決定に基づき,知覧地域の厚地自治会,川辺地域の両添公民館及び頴娃地域の宮脇地区公民館への備品整備に要する経費と,川辺地域の今村自治会の自治公民館整備に要する経費を新たに計上するものでございます。

 また,ウッドタウン知覧団地の調整池を囲む転落防止用のフェンスの一部及び門扉が老朽化し,フェンスの一部が傾き,現在応急的な措置は施してございますが,他の部分についても倒壊の恐れがございますので,延長にして約92メートル区間のフェンスと門扉部分の改修に要する経費を計上するものでございます。

 このほか,平和会館管理費に世界記憶遺産推進費の事業を設け,知覧特攻平和会館で保存しております特攻兵士の貴重な遺書や遺品を世界記憶遺産として登録する登録申請するための準備経費を新たに計上するものでございます。

 次に,民生費につきましては,社会福祉協議会が実施する生活維持支援の見守り体制などの基盤づくりに必要な調査等の実施に要する経費として,安心生活創造事業補助金を新たに計上するほか,本年度より子ども手当が児童手当にかわり,所得制限が設けられたことに伴う電算システムの改修委託費や母子高等技能訓練促進事業を活用した看護師資格取得の新規申し込みがあったことから,同事業費の不足額を追加計上するものでございます。

 次に,衛生費につきましては,簡易水道事業特別会計及び水道事業会計への繰出金のほか,当初排水路整備のみの計画でございました地方改善施設整備事業厚地地区が集水力向上のための路面舗装につきましても補助事業の対象となったことから,委託料から工事請負費への事業費の組み替えと工事請負費を増額するものでございます。

 次に,農林水産事業費につきましては,補助事業の内示に基づき,頴娃地域の折尾地区5カ所,只角地区1カ所の荒茶加工施設の機械更新に係る経費の補助金のほか,県単独事業を活用して市内10カ所の茶農家が整備する茶園洗浄装置の導入に係る経費の補助金を新たに計上するものでございます。

 また,鹿児島県地域振興公社が事業主体となり,畜産農家の堆肥製造施設整備,堆肥散布車等の整備を行う資源リサイクル畜産環境整備事業2件分の事業負担金を新たに計上し,畜産担い手育成総合整備事業については1件分を追加するものでございます。

 なお,これらの事業負担金につきましては,全額事業参加農家の負担となっているものでございます。

 次に,商工費につきましては,消費者行政活性化補助金の交付決定に伴い,財源を組み替えるものでございます。

 次に,土木費につきましては,本年8月8日に開催予定の南薩縦貫道神殿インターから川辺インター間の供用開始に伴う開通式典に要する経費及び東塩屋港の標識灯の故障により電子基盤等の交換に要する経費を計上するものでございます。

 消防費につきましては,川辺中央分団拠点施設整備に係る建築確認申請手数料を計上するものでございます。

 教育費につきましては,給食センターの代替職員に要する経費や県教育委員会の人事異動に伴いまして,本年4月1日付けで本市に赴任いたしました教育公務員3名分の赴任旅費を計上するものでございます。

 また,経年劣化によります宮脇小学校体育館暗幕の更新,本年4月上旬の強風により破損した粟ヶ窪小学校の体育館屋根防水工事,別府小学校に車椅子を使用する児童が入学したことに伴い,南側校舎と北側校舎間の渡り廊下に併設してございますスロープに上屋を設置する経費を計上するものでございます。

 一方,歳入につきましては,見込まれる分担金及び国,県支出金等について補正し,不足する財源については繰越金を増額して調整するものでございます。

 以上で,議案第47号の提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(伊瀬知正人)  予算説明資料の7ページ,上段,2款1項12目世界記憶遺産推進費について質問いたします。

 6月4日に全協で説明も受けましたけれども,この事業についていつの時点からこのような事業化になったのか,収蔵品等の劣化はどのような状況になっているのか。今後,事業を進める上で世界記憶遺産登録申請にいたるまで,また登録決定後に整備をするためには多額の費用を必要としますけれども,国,県との連携を十分図り,補助事業等は考えられないのか。財源的にはどのように考えているのか,質問をいたします。



◎知覧特攻平和会館長(菊永克幸)  まず1問目についてお答えいたします。

 平成23年5月に福岡県田川市の山本作兵衛コレクションが世界記憶遺産として登録されました。このことについて,職員からの提案,そして23年10月に特攻の遺族の方からも知覧特攻平和会館の職員に照会がありました。その後,平和会館の資料が世界記憶遺産の登録に値するものであるかどうかの内部検討を行いまして,本年2月に参事及び専門員2名が田川市の状況を調査に行ったところでございます。

 そのようなことから,本年3月16日には文化庁に出向いて担当者から話をお聞きしたところ,平和会館にある遺書や手紙などは貴重な資料で,記憶遺産に値するものであり,可能性があるとの前向きな話がありましたので,このことが平和会館の世界記憶遺産登録推薦へのきっかけになったところでございます。

 そこで,4月20日には職員2名が田川市に推薦登録についての研修に行っております。その研修の結果を踏まえまして5月28日に庁議を開催し,平和会館の世界記憶遺産登録推薦に向けて準備を進めるという決定がなされたので,予算を6月議会に上程したところでございます。

 それから,2点目についての収蔵品等の劣化でありますけれども,遺書や手紙の中で和紙で,墨で書かれているものは大きな劣化は見られませんけれども,一般の紙に万年筆で書かれているものは紙の性質が年月の経過とともに変化しまして,茶色く変色し,インクも薄くなり,劣化が進んでおります。

 それから,3点目ですけれども,ユネスコへの登録推薦については2年に1度で,しかも日本から2件しか推薦ができません。そこで,申請にいたるまではまず準備会で推薦書の作成や登録範囲の選定などを検討いたします。決定までには日本から2件という非常に高いハードルが待ち構えています。

 仮に,知覧特攻平和会館が世界記憶遺産に登録されるとユネスコからは原本の公開が30日以内と制限されることから,レプリカの作成も必要になってくると思われます。

 また,資料を保存するための専門員の育成や外国からの入館者のための外国版による館内案内表示などの整備も必要になってまいります。

 それで,財源的には,一応県のほうにも確認いたしましたところ,国・県補助がないという話を聞いたところでございまして,そういうことでレプリカの作成などのソフト面は平和基金を充てる考えでありますが,またハード面で小・中校の平和教育旅行の増などで駐車場が不足していることから,駐車場の整備や基金及び該当する財源を模索していきたいというふうに考えております。

 以上で終わります。



◎財政課長(金田憲明)  私のほうから財政的な面で補足して説明申し上げたいというふうに思います。

 知覧特攻平和会館の世界記憶遺産化に向けましてはさまざまな経費というのが必要になってくるというふうに思われます。今,平和会館の館長のほうから説明がございましたけれども,施設の整備等につきましては,今後具体的な何を整備しなければならない,そのようなこと等が検討されてくるかというふうに思います。

 全体的にはハード的なものにつきましては該当する地方債,それから先ほどもございましたけれども,平和基金の活用,このようなもの等が考えられるというふうに思っております。

 また,基金につきましては,将来の施設の更新ですとか修繕とか,そのようなこと等も考えられますので,基金をすべて使うという,これはもうできないということでございます。将来にやはり備えておかないとならないというものでもございます。

 それから,先ほどもございましたけれども,国・県補助金等の活用ですけれども,現在,具体的にどのような補助事業が該当するというもの等は,先ほどもございましたとおり,現在はございません。

 ただ,私のほうの部門で考えたところが,鹿児島県のほうが現在進めております地域振興推進事業,こういうのがございます。地域の特性を生かした将来の鹿児島の発展につながるような事業については,地域振興推進事業,これを活用もできるというのがございます。

 その事業が今該当するとかどうとかということは言えないんですけれども,私どもといたしましてはそのようなものが活用できないかということ等で県とも事業採択に向けては,内容のほうが具体化しましたら事業採択に向けて努力をしていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(伊瀬知正人)  ただいま説明をいただきましたけれども,国・県事業の補助事業はないということで,先般の6月4日の全協でもレプリカをつくるだけでも4億円相当かかるというようなこともございまして,いろんな説明があったように,駐車場とか整備等については今言ったような地域振興推進事業等でできるかと思いますけれども,また地方債等でもできるかと思いますけれども,やはり毎年毎年の平和会館の運営費相当でも基金も2,000万円相当繰り出しているわけで,またスピーチコンテスト,これあたりもやはり基金を費やしているわけで,基金においても8億円足らず,7億9,000万円ぐらいしかないわけですので,限られたこの財源はやはり有効に使っていかなければならないということからすると,やはりもう少し国,県とも先ほど説明があったように,2年に1回,日本から2件しか認められないということからすると,やはりもう少し,国,県ともタイアップして事業を推進していくべきではないかなというふうに思いますけれども,このことについて再度お聞き申し上げます。



◎市長(霜出勘平)  このことについては,我々は全精力をつぎ込んで必ず成功させなければいけないということで今取り組んでいるところでございます。

 先般,伊藤知事ともお会いした折に,南九州市がこういう計画があるんだというようなお話をしまして,本当にいいことだと,ぜひやってくれというようなことで励ましも受けたところでございます。

 議員がおっしゃるように,できるだけ一般会計から投入しないで補助事業等を取り入れながらやっていかなければいけないというふうに思っております。

 いろいろな情報等をアンテナを高くしてこの受けながら,早急に,そしてまた南九州市の一般財源を極力縮小しての成功に持っていきたいと,このように思っております。

 この遺品,遺書のレプリカについては,これは今のところはないようですが,これもあきらめずに文化庁あたりにも相談をしながら,そしてまた駐車場のこのインフラの整備等についてはいろいろな国・県事業がございますので,それにこの当てはめながら,やっていきたいというふうに思っております。

 そういったことでございますので,なるだけ基金もまたこれからも大変厳しい財政状況になってまいりますので,こういうのを残しながらこれを必ず成功させたいというふうに思っておりますので,議員の皆さん方もどうかお力添えをいただければ,大変ありがたいと思います。



◆議員(浜田茂久)  同僚議員のほうから世界遺産の問題,質問が出ましたが,同じく,議案第47号,総務費,款項目,2の1の12の事業費,0301,327万5,000円なり,この今のやりとりの中でも聞いておりましたが,私は少し角度をかえて姿勢を,市の姿勢をただしたいと思います。

 突然,この重大な問題が世界記憶遺産費として提出された,私は世界恒久平和を願う基地としてこのことに取り組んだであろうということは想像がつきます。

 しかし,お題目が世界に向けての先の大東亜戦争に対する大きな問題を含みながらの議案であります。余りにも唐突過ぎる予算提示であります。そして,新聞発表を見ますと,このように報道されております。

 この特攻隊員の遺品を選定して,そしてユネスコのほうにお願いするということでございますが,この英霊の遺言,いわゆる遺品をどういう資格を持って選定するのか。余りにも唐突過ぎる。この特攻隊員1,326名の英霊は国を思い,そして父母を愛する家族愛,その心からやむにやまれぬ思いの中で,覚悟を決めて,命をかけて,今に生きるわれらのために散華された御霊の遺言であります。

 それを選定してユネスコにお願いするという御霊を冒涜する行為であると,私はそういう考えに立って質問いたします。まさしくこの御霊の心は,その魂はとき,時空を超えてきらめきのある,胸を打つ,そしてとても深く,広く,我々が伺い知れぬ境地にいたっておる,あの遺言であります。

 どうか市長,このことに対して,私がなぜ質疑するかというのは,私自身が日本で初めての世界遺産を,屋久島を責任者として,当時の土屋知事と2人でスクラムを組んで,日本で初めての世界遺産を決めた動きをした者の一人でありますから,そういうことを考えますと,我々が土屋知事,そして須賀副知事,議員代表の私3名で1年がかりでユネスコに申請いたしました。それから後1年かかっていよいよ屋久島自然世界遺産を日本で初めてとりつけたわけでありますが,余りにも唐突過ぎるというのが1点。

 そして,世界遺産に対する,記憶遺産に対する市の姿勢を,哲学をお示しいただきたい。私どもの土屋知事との日本国に対するひとつの生命はこれからの我が日本国も自然と人間が共生しなければならない時代に突入したと,よってその先駆者として鹿児島県の冠たる屋久島を世界遺産条約に登録すると,いわゆる共生とは自然に対し人間が我慢をしながら共生するというのは,大きな哲学であります。

 そういう思いで1年がかりで申請いたしました。ここ1カ月,2カ月の間で世界自然遺産の場合は,草木であり環境でありますが,今回のこの市が突如として提案したものについては大きな哲学を感じられない。よって,市の,市長の考え方をさらに深く掘り下げた説明をいただきたいと思います。

 これは世界に向けての,先の大戦に対する,そしてこれからの問題も含んでおりますので,防衛省とも話ながら進めるべきだと私はこう思いますので,この問題だけは座して見逃すわけにはいきませんでしたので質問いたしました。お答えいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  田川市の山本作兵衛さんの炭鉱の絵につきましては,これは最初,田川市その近隣の北九州市の皆さん方,炭鉱のこの施設を世界遺産にしようということで動いておられたようです。その中で,文化庁の職員がこの絵のほうがかえって記憶遺産としてユネスコは関心を持つんじゃないでしょうかというような,そういうようなヒントをいただいて,それを申請したら,第1号の記憶遺産になったという経緯もあるところです。

 いま,これは唐突だと,余りにもこの準備もしないでこれをやるのは何か無謀なというようなお話でございますが,これは我々もそういう記憶遺産というのは,真実知らなったところです。自然遺産というのは,これは世界遺産ということで認識がありましたが,記憶遺産というのはほとんど認識がございませんでした。

 このことにつきましては,安部少尉,黒島に不時着をされて,そして黒島の青年に伝馬船に乗せてもらって開聞にたどり着き,2度目の特攻をして知覧から飛び立って散華された,この安部少尉の遠戚に当たられる福島昴さんの奥さんが,遠戚に当たられるわけですが,この安部少尉の実家でももう皆さん老齢化されまして,このいろんな資料をもううちではちょっと扱いきれないということで,遠戚に当たられる福島昴さんの奥さんのもとに送ってきたんだそうで,そういったことから,福島さんが特攻で二度死んだ男だったですかね,二度死んだ特攻兵ですか,そういった題で本を書かれて,それで知覧のほうでその展示会もやろうというようなことで来られて,そのときにいろいろとお話をいただいたところです。

 我々は本当にいいヒントをいただいたなということで,すぐ何とかやらなきゃいかんということで飛びついたところです。

 旧知覧町時代からやはりこの平和の尊さ,それから命の尊さ,そういったものを全世界にこの地から情報を発信していくんだということで,先人の方々も取り組んできていただいたところです。これが記憶遺産に登録をされますと,1,036の特攻散華された隊員の皆さん,そして御家族の皆さん,その関係者の皆さん,本当にこれ以上の供養はないのじゃないかというふうに,私は思っております。

 そして,また,この史実を忠実に全世界にこれは記憶遺産ですので,全世界にこれまで我々が取り組んできたことが発信できる絶好の機会だと,このように思っておりまして,本当にこの平和情報を全世界に発信できる絶好の機会ではないかというふうに思っておるところでございます。

 そういったことで,文化庁の先生方,そして専門の方々もアドバイザーにお願いをいたしまして,早急にこの準備委員会を立ち上げまして取り組んでいかなければいけないというようなことを,今思っているところです。

 そういったことで,これから拍車をかけて,いろんな形でいろいろな方々の御意見等をお聞きしながら,これが実現するようにいろんな関係者の方々と一丸になって取り組んでいきたいと,強い,そういう願望を持っておることをおわかりいただけたら,大変ありがたいと思います。



◆議員(浜田茂久)  私が言わんとするのは,崇高な御霊の魂を冒涜するなかれ,すなわち冒涜とは聖域を汚すことでありますから,それだけは十分配慮した審議会でやっていただきたい。どうせこれは委員会のほうに付託されるでありましょうが,付託される前にこのことを申し上げて,きょうのところは質問は終わります。



◆議員(田畑浩一郎)  私は,説明資料の8ページの下段,3款1項6目安心生活創造事業費とあります。これ新規の事業となっておりますが,具体的にどのような事業をするのかお示しいただきたいと思います。



◎福祉課長(堂園政利)  お答えをいたします。

 この事業につきましては,厚生労働省が選定する地域福祉推進市町村が事業の三原則,3つの原則ですけど,まず1点目が,基盤支援を必要とする人々とそのニーズを把握すると。2点目が,基盤支援を必要とする人が漏れなくカバーされる体制をつくると。3点目が,それを支える安定的な地域の自主財源確保に取り組むと,この三原則を前提としてひとり暮らし世帯等への基盤支援,例えば見守りとか買い物支援などを行うことにより,ひとり暮らし世帯等が地域で安心,継続して暮らせる地域づくりを行うというふうな事業になっているところでございます。

 この事業に沿った形で,南九州市社会福祉協議会が実際の事業を行うわけでございますけど,先ほど言いました原則1の基盤支援を必要とする人々とそのニーズを把握するという点におきましては,地域の役員に出席をしていただきまして,福祉座談会を開催すると。この中におきましてはマップの作成,例えばその地域の危険箇所とか,それと例えば家のつながりですね,普段のつき合いのあるところはどことどこかとか,そういうのを把握して地図におとすということでございます。それによって見守りの状況を把握できるということでございます。

 それと,あと社会福祉協議会とか自治体の職員による老人クラブとかふれあいいきいきサロンへの参加をしまして,そこで何が今必要としているのかとか,そういうニーズの把握も行うと。さらに基盤支援サービス,先ほど言いましたとおり,見守りとか買い物支援ですけど,そういう支援サービスの対象者とか世帯の把握をしまして,そしてそれらの方がどのようなニーズを必要としているかを調査するものでございます。

 それで,これら2点目の原則2ということで,内容につきましては省略いたしますけど,先ほど言ったとおりでございます,につきましては,これらの事業実施やニーズを集約するために地域活動コーディネーターという職員を1人配置いたすところでございます。

 それと,原則3のことにつきましては,この事業を推進することによりまして,社協の事業の周知を図り,社協の会費,及び寄附金等への理解,賛同へつなげていくと。さらには各地域において福祉座談会の開催,及び地域支え合い活動については,地域の自主活動としての取り組みという意識づけを図るというふうなことを行うところでございます。

 それで,事業費といたしましては500万円ということで,この事業におきましては国からの補助を市が受けまして,市が社協のほうにトンネル補助という形で補助をするというふうに流れていくところでございます。

 500万円の主な内訳といたしましては,先ほど言いましたコーディネート職員の給料,それと訪問調査などをしていただく地域生活応援員の養成講座とか,地域実態調査の業務の謝礼と,それとこれらの座談会や研修会等を開くためのいろいろな消耗品とか,そのような事業に使われるという内容になっているところでございます。

 この事業につきましては全国で13都道府県がまだ実施されていないということで,鹿児島県においてもしかりでございます。その中で本市が選定をされたということでございます。選定された理由といたしましては,南九州市と社会福祉協議会が連携がうまくいっているということで選定されたというのを聞いているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(田畑浩一郎)  この事業は何年続くとかそういうのは判っているんですか。



◎福祉課長(堂園政利)  この事業につきましては,今年度と来年度,平成25年度の2カ年事業ということになっているところでございます。先ほど言いました内容の事業を2カ年にかけて実施して,支援体制の構築を,基盤づくりをすると,その後,26年度以降に実際,実働として活動をしていくというふうな内容になっているところでございます。



◆議員(蓮子幹夫)  予算書の17ページ,説明資料の13ページの資源リサイクル畜産環境整備事業費について,家畜の畜ふんの野積みが禁止されて旧頴娃では草地畜産基盤整備事業であったりとか,こちらの知覧,川辺はリサイクルの事業を取り組んでいるというのは重々承知しているんですけれども,総体予算が2億1,398万円の補正前の額ですよね。そして,今度補正をかけて2億3,196万1,000円になると,これをなぜこの6月の時点で736万5,000円と747万5,000円,これはよくよくこの事業の中の聞き取りであったり積み上げがうまくいかなかったらこういうふうになっていると理解をすればいいのか,それとも新たにまたその農家のニーズが出てきたというふうに理解すればいいのか,それかその搬入をする量が相対的に増えている最初の積算が少し不十分であったというふうに理解すればいいか,そこのところを説明していただきたいと思います。



◎畜産課長(三宅俊正)  お答えいたします。

 この事業は俗に言う公共事業で,事業計画主体が南薩地域振興局で窓口が県となっております。事業実施主体は鹿児島県地域振興公社で,地区名は川辺第4地区で,対象地区は枕崎市,南さつま市,南九州市であります。

 平成21年度に計画策定を行いまして,平成22年度より実施し,継続して現在までいたっている事業でございます。端的に言いますと,この事業は公社が設置して目的物を受益者が買い取るという方式になっております。

 まず,知覧地区ですが,24年度に新たに実施するわけなんですけど,単年度で完了予定ですが,堆肥製品置き場及び堆肥散布車の購入に係る分ですが,事業費が2,600万円程度で受益者負担が736万5,000円,歳入歳出を同額で計上しております。

 次の川辺地区の分ですが,養豚農家の分ですが,22年度より継続で実施している事業で,24年度は事業費で2,600万円程度でペレットマシーンと運搬車の設置購入に要する費用で,受益者負担分が747万5,000円を歳入歳出計上しております。今年度完了予定です。

 あくまでも計画策定及び窓口が県になる関係で,若干予算計上する時期が遅れる可能性があります。

 使途法としては,公社がつくりまして建て売りを行うような状況なんですけれども,その残りの分,躯体分だけで約28%が受益者負担分で出てくるわけですが,その分について農家から徴収して,その同額を地域振興公社に補助残を納入するという形になっております。

 以上で終わらせていただきます。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。



◆議員(東兼喜)  先ほど同僚議員が説明書の8ページの下段ですね,ここの安全生活創造事業費ですが,先ほど課長のほうからも説明をいただいたところでございます。

 実は私,社協のほうにも出向きまして,事業の内容とこれはどうなっているのかということで,私も珍しいことでしたので,そしていろいろとお話も聞きました。ところが,これは22年度から始まっておるんだと,そして23年度もやって,県のほうにもお願いしながらやってきたんだということで,たまたま今回は国のほうで,これはいいことだということで,私も本当にいい事業だということで目にとまったもんですから,お伺いしたところですが。

 そこで,まずせっかくこういう事業であるならば,既に24年度も川辺,知覧地区がもう決まっていますよね。私はもっと手遅れじゃないかなと,もちろんトンネル事業だから社協がやってくれるだろうという気持ちじゃなくて,聞いてみると,南九州市の社協は本当に頑張っているなと,私も実感したから,これは今後も頑張ってくださいよということで終わったんですけれども,今その中の話もいろいろ聞きました。

 そこで,せっかくだからやっぱり市の市報にもこういうのは載せて,今後高齢者はひとり暮らしの生活が増えていくことも既にわかっていることですから,そしてまた独居老人,1世帯が恐らくこの数字は今さらもう申し上げるまでもないんですが,広報についてのどういう考え方をしておるのか,今後の対応も考えていただきたい。

 今ひとつ,この事業については,社協のほうでも条件とか制限とかいろんなのがあるんじゃないのということでした。その辺は初めてのことだからよくわからないというような回答もいただいたところですが,その辺はどうなんですか。

 例えば,ある自治体が事業に取り組んで,途中でどうしてもせっかくこの人がやってくれるということだったけども,たまたま先行きが身体のためにだめになったと,かわりの方もなかなか難しい,だからやめなきゃいかんとなった場合に,これ返納が生じるのかということも聞いたところ,その辺はわからないということでしたが,その辺どうなるのか,ちょっとわかっておったら範囲内で課長でも結構ですが,御説明をいただきたいと思います。



◎福祉課長(堂園政利)  まず1点目の広報への掲載等につきましては,こちらのほうで聞いているところによりますと,今年度は1団体,1地域ですね,実施するというのを聞いているところでございます。今年度につきましてですけれども,これから取り組むわけですので,広報紙への掲載につきましては極力掲載する形でいきたいというふうに思っているところでございます。

 あと今年度のこの事業につきましては,国の事業ということで補助の限度額が1,000万円ということですので,1,000万円の範囲内であれば実際に要した費用を補助するということになっているところでございます。こちらのほうで把握しているのは以上でございます。



◆議員(東兼喜)  今,回答もいただきましたが,やはりいくらトンネル事業であっても,先ほども申し上げましたように,我が南九州市も本当に,これは先々1世帯独居老人の世帯がもう目に見えているわけですよね,パーセントも。そういう中でございますので,どうかその辺,社協に任せるんじゃなくして,行政がやっぱり目配り,手配りもする気持ちを持って,一体となってやっていただきますよう要望しておきます。

 以上です。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第47号は各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第20―日程第22

         議案第48号―議案第50号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第20,議案第48号平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)から,日程第22,議案第50号平成24年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)までの,以上3件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第48号平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ83万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億2,743万6,000円にしようとするものでございます。歳出につきましては人事異動に伴う職員人件費の補正のほか,料金改定に伴い,熊ヶ谷地区の給水地区の量水器を設置する経費や平成23年度の簡易水道事業債の借入実行に伴い,借入利率が確定したことから利子償還金を減額するものでございます。

 歳入につきましては,簡易水道料金の改定及び各月検針の実施に伴う影響額及び公債費の利子償還金の減額分をそれぞれ使用料と一般会計繰入金から減額し,不足する財源については財政調整基金からの繰入金を増額して調整するものでございます。

 次に,議案第49号平成24年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ96万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,706万9,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,農業集落排水使用料の改定に伴い,自家水等認定メーターを新たに設置する経費等について補正するものでございます。

 歳入につきましては,使用料改定に伴う影響額を減額し,不足する財源につきましては一般会計繰入金と繰越金を増額して調整するものでございます。

 次に,議案第50号平成24年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正は,人事異動に伴う職員人件費及び水道料金の改定等に伴う料金収入並びに建設改良費について補正しようとするものでございます。

 補正予算第2条につきましては,当初予算第3条に定めた収益的収入の予定額を625万5,000円減額し3億4,003万1,000円に,収益的支出の予定額を158万6,000円増額し3億1,154万8,000円にしようとするものでございます。

 補正予算第3条につきましては,当初予算第4条に定めた資本的収入が資本的支出に対して不足する建設改良積立金からの補てん額を1,504万9,000円とするとともに,資本的支出の予定額を490万円増額し1億5,462万7,000円にしようとするものでございます。

 補正予算第4条につきましては,当初予算第7条に定めた議会の議決をへなければ流用することのできない経費であります職員給与費の予定額を158万6,000円増額し7,791万9,000円にしようとするものでございます。

 以上で,議案第48号から議案第50号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから,議案第48号から議案第50号までの以上3件について,一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第48号から議案第50号までの以上3件は産業建設常任委員会に付託します。

 しばらく休憩します。

午後0時10分休憩

───────────

午後1時10分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。

    ────────────────────



△日程第23一般質問



○議長(森田隆志)  日程第23,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。まず,蓮子幹夫議員。

  [5番議員蓮子幹夫登壇]



◆議員(蓮子幹夫)  私は,先に通告してありました2点について一般質問いたします。

 まず最初,えい別府温泉センターへの足湯の設置についてであります。

 現在,えい別府温泉センターは指定管理者によって管理運営されているわけでありますが,釜蓋神社がにわかにパワースポットとして脚光を浴び,市内外からたくさんの方々がお見えになっております。その方々の声として,この別府温泉センターに足湯の設置をすればいかがかというたくさんの御意見,御希望をお伺いしているところでありますが,市も観光的な面と健康増進の面も含めて,一石二鳥,三鳥の効果も狙いながら積極的に取り組むべきであるかと考えますが,市長の考えはいかがか,質問をいたします。

 次に,2点目,中学校の統合についてであります。

 現在,頴娃地域内に3中学校がありますが,これを統合する考えはないか,質問をいたします。

 まず,めどとしてどれぐらいの目的で統合するしないを結論を出していく考えであるか,それと教育というものを費用対効果等で議論するということははなはだ逸脱しているかもしれませんが,3中学校を設置している場合と1中学校に統合した場合に,校長の宿舎,教頭の宿舎,そして学校主事の配置,そういうものも視野に入れて計算をすればどれぐらいの費用対効果が出てくると思うか。

 もちろん教育の質も低下をすることは絶対許されないと思います。住民のお考えも大いに反映されなければなりませんが,特に行政が主導をして方向性を示していくことも大事だと考えております。この件について,市長,教育長の考え方はいかがか,質問いたします。

 残りの質問は自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蓮子議員の,えい別府温泉センターへの足湯設置についてお答えをいたしたいと思います。

 えい別府温泉センターは平成6年5月にオープンいたしまして,年間約11万3,000人を超える方々に利用されております。平成23年度の利用者内訳といたしましてはフリーパス券利用者が32%,入浴料割引券利用者が33.3%,割引回数券利用者が7.5%で,約7割が固定客と言える利用者となっております。市民の健康増進と福祉の向上には大いに寄与しているものと思います。

 一方で,えい別府温泉センターの近くにはパワースポットとして注目を集めております釜蓋神社,リニューアルオープンいたしました景勝地の番所鼻自然公園及びタツノオトシゴハウスという観光資源として有望な素材があり,それらの中間地点にえい別府温泉センターはありますので,新たな温泉利用者の開拓につなげるための手立てとして,足湯施設は検討する必要があるものと考えます。

 しかし,敷地のどこにどのような規模の足湯施設を設置するかにもよりますが,釜蓋神社や番所鼻自然公園の景観,眺望に比べまして,えい別府温泉センターの足湯に観光客が魅力を感じるか,ひいては無料で短時間利用の足湯利用者が有料であるえい別府温泉センターの利用者増につながるか検討する必要もございます。

 また,足湯施設の衛生管理につきましては,現在のところ公衆浴場と違い,水質や清掃などの法規制はございませんが,屋外で不特定の方が利用することを考えますと,屋内の浴場と同様に,あるいはそれ以上の日常の水質管理や清掃作業が必要になり,経費もかかることが予想をされます。

 観光関係者とも協議をいたしまして,これらのことを総合的に検討した上で,判断をしていきたいと考えております。

 次に,中学校の統合についてお答えをいたします。

 それぞれの学校には長い歴史と伝統があり,地域の文化振興の面で重要な役割を担ってまいりました。また,学校は地域におけるさまざまな交流の拠点となっており,地域活性化に果たす役割は極めて大きいものがあると考えております。

 このような地域とともにある学校の重要性や地域の方々の学校に寄せる思いを重く受けとめ,可能な限り存続を図りたいと考えております。

 しかし,本市におきましても少子化の進行は依然として続いており,遠からず学校の統合,再編の検討は避けて通れないものと認識をいたしております。

 私からの答弁は以上でございます。



◎教育長(小野義記)  中学校の統合問題についてお答えいたします。

 学校の統廃合については文部科学省でも平成20年の6月には小・中学校の統廃合を促進する方針を出しておりますが,本県では平成23年7月17日の南日本新聞に5年以内に鹿県内の小・中学校108校閉校というショッキングな記事が出るというような状況になります。

 このことについては,これまでの議会でも答弁いたしましたとおり,学校は地域活性化の核になっている知的財産であり,可能な限り存続を図りたいという考えはかわっていません。しかし,子どもたちを取り巻く社会環境は急激に変化していますので,本市も学校統廃合を進めている市町村と同様に,子どもたちの教育環境を整備するということから,そう遠くない将来,学校の統合,再編等を検討しなければならないことは避けて通れないと考えています。

 このようなことから,学校のあり方検討委員会を昨年度立ち上げ,審議を続けているところです。

 具体的な学校の統合,再編については,学校のあり方検討委員会の検討結果を受けて民意を尊重した学校統廃合について検討,協議する組織を設立することが肝要と考えているところです。

 頴娃町の中学校については,3中学校の生徒にとってより望ましい教育環境に整備することを前提とした検討,協議のための組織が必要だと考えているところでございます。

 それから,最後の御質問の費用対効果みたいな,このことについてはもう既に合併したところの市町村の状況等も聞いておりますけれども,新校舎の整備やスクールバスの運行など,多額の費用が必要となる場合もあり,短絡的に考えると,むしろ財政を圧迫している,単純に財政面での即時効果は望めるものではないと,こういう回答を得ていますので,例えば3つの学校を統合した場合に,そういう費用対効果と言いますか,財政面のそれが非常にプラスになるとは,そういうことはないように思います。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねてお尋ねをいたします。

 この中に,答弁書をいただいたわけでありますけれども,本当,今観光スポットとしてもうテレビ等でも非常に注目を集め,また有名な,著名な方々がたくさん来訪し,それが報道されたり,また番組の中でひとつの番組をつくったりというふうになって,にわかに脚光を浴びて,私はその地元に暮らす者として,これを本当今過疎化が多いに進んでいる地元の起爆剤,また一つの中心的な役割を担わせるファクターの一つにするべきではないかなという強い思いからこういうお尋ねをしているわけですけれども,効果がどうであれ,考え方としてこれを健康増進の面からもわかりませんけれども,観光の面で言えば,もうボランティアのガイドの方が海岸線をずっとウォーキング,ウォークラリー的に番所の整備された公園から海岸線をずっと徒歩で行って,釜蓋神社まで行くと,ちょうど中間点ですから,またそこで景観を楽しみながら,そしてまた一服の憩いのひとときを過ごすと,そしてそこでまた地元の人たちの素朴なもてなしがあったりとか,そういうふうにすれば,非常に少ない投資で大変大きな効果であったり,そういうものが得られるような気がしてなりません。

 また,それを設置するということで自然発生的に今度は民間のいろんな思いをなさっている方々が施設もまた自分たちで新たに設置をしたり,そういうふうにして今度は相乗効果で雇用が発生したり,またいろんな意味での地域貢献もできるようなふうに思いますけれども,検討をしなければというふうにありますが,それはもちろん御提案いただければ前向きに検討しますよということでしょうけれども,一過性のものにならないためにも,なるだけ時限的に時間を,タイムスケジュールをちゃんと組んで,時系列的に大体24年度はこういうことぐらいまでは検討してみたい,こういうことぐらいまではやったほうがよいんじゃないかなというふうな考え方はないですか。



◎市長(霜出勘平)  今のところはそういう具体的な検討はいたしておりません。だから,今蓮子議員のほうからこのような御提案をいただいたところでございますので,先ほどからも申し上げておりますように,いろいろな方々とこの協議をして,この足湯の設置ができないかというようなことを前提にして,これから協議をしてまいりたいと思います。

 いろんな絡みが出てくると思います。例えば,別府温泉のこの湯量の問題も,それから現在,かけ流しということで評判も得ているわけですね,浴場そのものがですね,これが足湯に湯量をとられて,今えい別府温泉そのものが持っているその特徴は消えてしまっては,これも何もならんことですので,総体的にいろんな方々とこの協議をしながら,これを何とか実現に向けてできないか検討していきたいというふうに思っております。

 これも今突然こういうことを言われたわけでございますので,これからまた協議もいたして,部内でも検討しながらこの早く協議を進められるように検討していきたいと,このように思っております。



◆議員(蓮子幹夫)  今,協議,検討を進めていきたいというような御答弁がありました。ぜひこれはマリンゾーン計画の中にもある程度のアウトラインの中で策定をしているようなふうに私も理解をしています。

 時間が数年経過してから熱が冷めたと,そういうときに設置をしてもなかなか本当に効果がある,また目玉になる,そういうものではない,何か遺物的になってしまうと思いますから,ぜひ時間が許す限り早急に検討していただいて,ぜひ予算化をしていただきたいと思います。

 もう一点,お尋ねをしております頴娃のこの3中学校の問題についてでありますけれども,先ほど文教厚生委員会の委員長の所管事務調査の報告の中に,この学校が小規模化して部活動などに支障があるという声を聞くけれども,統合についての具体的な意見,要望は届いていないという,そういう答弁があったと。我々の考えというか,我々の意見というか,そういうのはもう小規模化をしてしまって部活動ができないということは,暗に行政に統合をしていただきたいという要請,要望というふうにも映っていますけれども,そこまで余りにも踏み込んでうがったような考え方をするのがよいのか悪いのかというのもあるかもしれませんが,ここはそういうものまでくみ上げて,ぜひ行政が対応をしてもらいたいと思っています。

 そして,さらにお尋ねはしますけれども,この南九州市としてどの程度の学級数が,標準学級ですよね,それはもう1学年に2ないし3学級が当然標準だというふうに学校教育法で言われているわけですから,それについてはお答えいただかなくても結構ですけれども,今小規模校がこうやって顕在をしているというのが望ましいのか,それとも1校に統合してちゃんとした標準学級数を持つ,そしてその専門の教科の先生たちがちゃんと配置をできる,ある程度の競争原理の働く学力を維持できる,そういう学校をつくっていくのが当然の行政としての務めではないかと思いますけれども,その前に先ほどの説明,答弁の中にもありましたけれども,地域の機運の上昇であったりとか理解であったりとかというのがなかなか示されないという趣旨の答弁もあれば,委員長報告もあったわけですけれども,これについて,これからより具体的に学校のあり方検討委員会だけではなくて,地域の方々の声も,そのあり方検討委員会の中にすぐに提示をして,こういうふうな地域の声はこうだと,要望はこうだと,考え方はこうだという,そういうような意向調査も早急にするような必要性はあるようなふうに私は感じますが,そこいらあたりの見解はいかがですか。



◎市長(霜出勘平)  まず先ほどの足湯につきましては,マリンゾーン計画,これも今策定中ですので,そういったことも絡めながらやっていきたいと思います。

 それから,この中学校の統合でございます。中学校にしろ,それから小学校のこの小規模校もあるわけですよね。そういった再編,統合,こういったものは今,特に小学校につきましては地域のエゴ,おとなのエゴというのが表面に出てきて,子どものことを真に考えて,子どもはどのような教育環境で勉強すればいいのかということが置き去りにされておるような気がします。

 地域がさびれるからとか,それが表面に立って子どものそのことはちょっと考えていただいていないような節があるんじゃないかというふうに思います。

 日本は経済国家,それから自由主義国家なんですよね。義務教育が終わると,もうすぐに競争社会に放り出されるわけです。そこでやはり小規模校で,何々ちゃん,何々ちゃんと,こうそういう手厚い教育を受けたほうがいいのか,ある程度の競争はなくてはならないのか,その辺のことを地域の皆さんが真剣に考えていただき,それをこの市政に,学校あり方検討委員会にでもぶつけてもらえれば,私はそれが一番いいことではないかというふうに思っております。

 やはり子どものことを主体に考えて,これからこの地域の子どもはどうあるべきか。それでやはり小規模校でいいというようなその地域の皆さんが結論を出されたら,それは大いに尊重しなければいけないと思う。で,地域一体となってその我々の,皆さんの目標とする教育をしていただけるでしょうから,やはり私はその皆さんが真剣に今考えていただく時期に来ているのではないかというふうに思っておるところです。

 そういった点で,川辺地域,知覧地域はもう1校になっているわけですね。頴娃地域がやっぱり3校あるわけでございますが,いろいろな,まず子どものことを考えてどうあるべきか,それからやはりこれから財政的にも厳しくなるわけですので,その中でやはりこの経費の節減等も図っていただければ,我々としては大変ありがたいというふうに思っておりますので,まず地域がそのようなことを自らそういうあれを立ち上げていただいてやっていただければ,大変ありがたいと思っております。

 先ほどの,議員おっしゃいましたように,この文教厚生委員会からの報告についても本市においても行政主導による統合計画とならないようにと意見も出されたというようなことでございますので,できれば地域の方が真剣に子どものことを考えて,これから検討していただければ大変ありがたいというふうに思います。あとは教育長のほうから答弁をいたさせます。



◎教育長(小野義記)  御質問にお答えしたいと思いますが,確かに頴娃町の場合,小規模の中学校があるわけで,いろんな課題等が出てきているわけですね。今言われましたように,部活動の問題とか体育の問題もありますけども,学習面でもやはりかなり課題が出てきているということになります。

 今標準学級ということを言われましたけれども,大体標準学級ぐらいなければその専門教科の教師を配置できないというのが実情なんですね。ですから,具体的に言いますと,例えば別府中,それから青戸中は3学級ですので教員の配置は6人なんです。中学校は9教科ありますので,3つの教科は専門の教員を配置できないということになるわけですね。

 そういう問題もありますので,そういうことも含めて検討していかなくてはいけないわけですけれども,文部科学省が言っている標準学級,小学校では12学級,18学級出ていますけれども,その標準学級に応じたその考え方ではちょっと南九州市の場合は無理だろうと,私は思います。

 ですから,南九州市としてはどのぐらいの規模の学校が必要なのかということを,小中別に出して,そういう大体の方向を出した後に,今議員が言われましたような,民意をくみ上げるような,くみ取るようなそういうことをしていきたいと思いますので,とにかく今あり方検討委員会を立ち上げていますので,そのあり方検討委員会で本市の小・中学校のあり方について検討して,そのとりまとめができた後,民意を尊重する学校の統廃合検討委員会を立ち上げたいと思います。この段階でいろんな市民の皆さんのアンケートをとるとかそういうのが出てくるんじゃないかと思っております。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  今,答弁をいただいたわけですけれども,学校のあり方検討委員会の中で,それはもちろん中学校だけに特記してやっているわけではなくて,すべての公立学校を南九州市立の学校を対象としてやっていることでありますから,その中でいろんな意見が出てくるかもしれませんけれども,私的には,できれば中学校は知覧と川辺の地域はもう1校になっていると,残りは頴娃だけですから,そこの中でまた特別委員会的なものを,そのあり方検討委員会の中でも設置をしていただいて,より迅速に2年,3年,複数年かかってやっていって,それから今度は行政がまた意向の調査をして,住民の人たちの機運の上昇を待つと,そういうふうになっている間に,この委員長報告でもありましたけれども,中学校の生徒数がもう50名は絶対確実に減ですよと。そういうふうになっていく中で,果たして今あり方検討委員会の方々が想像しながら検討をするのは,5年後を想像しながらが10年後か15年後かと,私は逆にお尋ねをしたいぐらいですけれども,大体の想像をするに,10年後ぐらいを想像しながら,ある程度のものを今してくれているのかなというふうな思いですけれども,そのときになって人口が増になっていく,生徒が増になっていくような傾向は悲しいですし残念ですけれども,余り期待は薄いというふうに理解をしています。

 その中で時間だけがどんどん過ぎて環境がなかなか整えられないと,そういう中で学力もなかなか伸び悩むというふうだったら,最初からも競争原理を働く社会の中に出ていくときに大きなハンディだしマイナス要因だと思いますけれども,そういうのを取り除くためにもある程度の時間のことは,できれば明確に知らせてほしいですけれど,大体ことしの8月10月ぐらいに第1回目のあり方検討委員会の答申が教育委員会に出されるということですけれども,またそれを受けて1年ないし半年ないし2年ないしという,そういうような時間が経過をしていって,そしてそれからというふうになってくると,非常に風化したものになってしまうような気がしますけれども,それを駆け足で,急ぎ足でやっていいものができるかどうかというのは,それは評価は,大いに分かれるかもわかりませんけれども,頴娃地域に住んでいる人たちはできれば駆け足でやってほしいという思いが強いですけれども,そこのところの考え方はいかがですか。



◎教育長(小野義記)  この学校の統廃合問題ですね,もう随分前からこの議会でも取り上げられているんですよね。そのときにお答えしました気持ちは全くかわっておりません。それで,やはり統廃合というのは非常に微妙な問題ですので,やっぱり地域住民の考え方を十分尊重していかなければいけない。もちろん賛成という方もいらっしゃいますし,その反対に絶対にいけないという方もいらっしゃるわけです。そういう意見をやっぱり調整しながら進めていかなければ無理が来るということになりますので,あと何年後かとちょっと言えませんけれども,その何年後かというのは,やっぱりその地域によって違ってくるだろうと思います。ですから,南九州市内の小学校はこの程度必要だというのを出しますので,それをもとに一つの地域の方々が考えていただくということです。ですから,非常に統合関係は早めないといけないという意見が強い地域は早目に検討委員会が立ちあがっていくだろうということですね。

 市内全域一斉にはちょっとすることは無理だろうと考えていますので,方針を出してそれに基づいて統廃合の検討委員会を立ち上げて,その地域の民意を尊重したものを立ち上げてやっていきたいということで,早いところはすぐなるかもしれませんし,ちょっと時間がかかるところも出てくるであろうと,そう考えております。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  先ほど尋ねたんですけれど,頴娃地域の中学校に特化して,ほかの小学校,中学校はいろんな御意見等々もおありでしょうから,それは平たくならさないといけなくて,大変御努力しないといけない部分もあるかもしれませんけれども,ちょっとほかの川辺地域,知覧地域の中学校のあり方とすると,いびつな感が否めません。

 ですから,そういうところを特化したようにして,あり方検討委員会も特別委員会を設置していただけないのかというのと。それ以前に,できれば同時進行で頴娃の保護者の方々であったり,地域の方々に対する意向調査を実施するという,そういう考え方はお持ちにならないですか。



◎教育長(小野義記)  学校のあり方検討委員会は昨年立ち上げたわけですよね。で,ことしの10月か11月ぐらいまでに答申を出してもらう予定ですので,それから今言われたようなことにとりかかっていきたいと,そう思っております。同時並行はちょっと無理だろうと思いますので,頴娃地域だけでなくてやっぱり知覧も川辺も同時に考えているわけですよね。ですから,頴娃町は皆さんが本当にそういう気持ちがあれば,その検討委員会は立ち上がりが早いだろうということを考えておりますので,もうしばらく時間をいただきたいと思います。

 以上でございます。



◎市長(霜出勘平)  これには予算も伴うことでございます。今中学校はもう頴娃地域だけですよね,問題ですよね。この中学校の統合について頴娃の皆さんが大方それで統合したほうがいいということであれば,もう来年でも再来年でも,私は借金をしてでもこれはやるべきだろうというふうに思っております。

 だから,教育委員会のほうは検討委員会を立ち上げて,その中で今中学校も小学校もというようなお考えのようです。それはそれでいいんですが,地域の方々の同意というこの合意というものが一番私は大事じゃないかというふうに思います。中学校は頴娃地域だけでいいわけですから,だから頴娃地域の方々が早く統合してくれと,大方の方がおっしゃれば,行政としてももうそのように,駆け足で行きたいと。

 御存じのように,南さつまの津貫地区。あそこは早く加世田中に統合してくれと,地元の方々がおっしゃっているわけですよね。こういうようなことであれば,大変ありがたいというふうに思いますので,地域の議員としていいリーダーシップを発揮していただいて,そのような合意形成をしていただければ大変ありがたいと思いますので,よろしくお願いします。



◆議員(蓮子幹夫)  考えてもいないような御答弁をいただきましたけれども,本当できれば早急に頴娃の地域がそういう意向で一つの方向に向いて一生懸命力をあわせようというような機運を高めていくように,我々のほうでも働きかけができるもんなら精いっぱい汗をかいていきたいと思いますけれども,最終的に行政が先ほど市長もおっしゃったように,予算を伴って決定をしないといけないということですから,市長のお気持ちはいかがですかということをもう最後にお尋ねするつもりでしたけど,その前に市長から素晴らしい御答弁をいただいたので,私はその言葉をいただいたということで,地元の皆さんに,できればこういう機運の上昇をと,早目に早目にやっていかないと,子どもたちの学力的な面からも,学力的な面が落ちるということが,人格が落ちる,そういうことではないですけれど,できれば優秀であって,できれば選択肢をたくさん持つ,そういう子どもたちになってもらったほうが,この南九州市の財産である子どもたちの頭脳が流出したり人材が流出したりするということが防げるというふうに考えています。

 早急に答えがまとまればよいかもしれませんけれども,できればそういう面で教育委員会の方なりなんなりがある程度の機会をとらえながら,PTAの会長さんの会合であったり,そういうところには参加することもたくさんおありでしょうから,こういうふうな意向で,できれば地域間の格差が解消されるように,我々は精いっぱい汗をかいていきたいんだということを説明してもらえれば,PTAの保護者の方々もそれに向けての賛同の意は,大いにあると思いますから,できるだけその方向で努力をしていただきたいと思っています。

 先ほどの足湯の設置についてもそうですけれども,思いつき,考えつきで言っているのではなくて,賞味期限を過ぎれば非常に風化して無用の長物にもなりかねないものがたくさんあると思います。時間時間で新鮮に適切に,そして最小限の投資で最大限の効果をという行政の初期の目的に添えるように,鋭意努力をしていただければ幸いかと思います。

 以上,質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,竹迫毅議員。

  [18番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  私,通告してあります公用車の購入について質問いたします。

 公用車購入に当たっての手順を示していただきたい。また仕様書作成に当たって仕様に室内高を1,400ミリメートル以上と記入されているのも見られますが,高さ条件等を設定した理由を示していただきたい。なお,仕様書を厳しくすることにより車両は限定され,競争の原理が働かなくなると考えますが,その見解を問うところであります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の公用車の購入についてという御質問にお答えをいたしたいと思います。

 この公用車の購入に当たりましての手順を御説明申し上げます。

 まず,公用車を購入しようとする課において仕様書等の資料を作成し,予算執行の伺いの決済を行います。その後,入札方法や業者選定案について入札契約運営委員会を開催,入札執行の依頼を行い,委員会において入札方法,業者選定等について審議,決定をいたします。

 その決裁終了後,選定業者への見積もり依頼を行いながら,同時並行で見積書提出時までに予定価格調書を作成し,見積書提出期限の到来を待ち,提出された見積書との比較を行います。

 その後,予定価格内において最低の見積もり業者を落札者と決定し,決定通知後契約を締結し,契約業者より公用車の納入を受け,検査合格後引き渡しを行います。

 御指摘の公用車は総務課で購入する予定にいたしております7人乗りのワンボックスカーのことかと思いますが,この公用車は来賓送迎や各種視察,研修等で複数の人が一緒に行動する場合等の利用を中心に考えておりまして,後部座席への乗り降りや長時間の乗車を考慮して,室内高がより高く,室内空間の広い車が望ましいと判断いたしまして,購入に当たっての仕様にその旨を設定いたしたところでございます。

 競争原理について申し上げますと,今回の公用車購入は,環境に配慮した低燃費,低公害車のワンボックスカーが前提となっておりまして,仕様を厳しくすることにより車両が限定されましたが,本市内の業者においても取り扱いは対応可能と思われ,競争性はあるものと考えておるところでございます。

 これで私の答弁とさせていただきます。



◆議員(竹迫毅)  手順等についても今示されましたが,この室内高ですね,ハイブリットについては考えとしてはわからないわけでもないです。しかし,この室内の高さが1,400ミリメートルということになりますと,対象車種はどういうものがありましたか。



◎財政課長(金田憲明)  対象車種でございますけれども,アルファードとベルファイアというものが車高が1,400ということで該当するようでございます。



◆議員(竹迫毅)  この使用は,例えば市内でも使うだろうし,県内,県外等も多く考えられるんですか,使用については,どうですか。聞いたところによりますと,旧川辺町の公用車のセドリックですか,あれのかわりだというようなことも聞いたところですが,その使用の仕方ですね,距離とか。そういうのはどうなりますか。



◎市長(霜出勘平)  今御指摘をいただいている車につきましては,これまで南九州市にはお客さんがいらしてもそれ相応の車がなかったところです。これまではいろいろとレンタカーを借りて対応をしておった経緯もあるところでございます。

 そういったことで,その来賓用,そしてまたいろんな課で遠出をするときにも,これを使用したいというようなことで,やはり室内がある程度このゆったりあったほうが機能がうまく働くんではないかというようなことで,選定したのではないかというふうに思います。

 できればその機能を重視して,その2種をこれでということでいきたいという,私としては思いもあったんですが,やはりいろんな方々のことを考えますと,そういう車高と,1メートル40センチというようなことで,皆さん方に御理解をいただき,この競争原理を働かせていけばというようなことで,選定委員会でもそのような判断をしたのではないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  使うところですね,それに答えてはないんですよ。県内,県外,どういうところがあるのか,その頻度も大体どのようなところに,場所,頻度,そういうのも考えられているのか答弁いただきたい。



◎総務部長(有水秀男)  主にと言いますか,観光の関係の職員が九州,福岡の辺に行ったり,あるいは小城市とか,交流のある北九州市とかそういったところにも市長等も出かけますので,一緒に複数の職員も行く場合もございます。

 また,議員の皆さん方にもそういった面でも,所管事務調査等でもできる範囲で使っていただきたいというふうに思っております。



◆議員(竹迫毅)  遠いところは小城ぐらいだと,そのほかはどうなんですか,県外があるんですかどうなんですか。



◎総務部長(有水秀男)  空港への来賓の送迎とか,それから4市連絡協議会等も定期的に開催いたしておりますので,曽於市とかそういった遠いところとか,先ほど申し上げましたように,福岡市,北九州市とか,あるいは小城市とか,そういうところも含めまして,県外は,主に九州管内であろうかと思うんですが,そういったところに職員が運転していきたいと考えております。



◆議員(竹迫毅)  北九州,佐賀,小城ですね,そういう多少遠距離と言いますか,そういうところは年に何回ぐらい考えられますか。



◎総務部長(有水秀男)  別段,細かくはしてはございませんが,先ほど申し上げましたそのほかに観光の関係とか農林の物産の関係とか,年に何回かと言いますか,十数回ぐらい行くんじゃないかと,回数については細かく当たってはおりません。



◆議員(竹迫毅)  遠距離と言いますか,今言ったようなところですね。そういうところは年に何回ぐらいはあるなとか,県内ではどうだと,もうあとは市内とか南薩地区だとか,その程度のことは,鹿児島市あたりまでを除いてどのぐらいあるかぐらいはやっぱり当たらずとも遠からずということで調べて,そしてこれも多いからグレードの高いやつにしようかとか,そういうことがあればまた話はわかるんですよ。どうですかね。



◎副市長(鶴田康夫)  先ほども答弁がありましたけれども,やはりお客さんが来られる場合の空港までの送迎,あるいは鹿児島中央駅までの送迎があります。現に知覧の特攻慰霊祭とか,あるいは小京都祭り,そういうものに姉妹交流にある北九州市長,小城市長とか,あるいは平川市長なんかが来られるときなんかもやっぱりお迎えに行くわけです。あるいは企業誘致なんかでもそういうことがあります。

 そういった中で,やはりいろんな体格的に背の高い方もいらっしゃいますし,それからこの公用車は今から使うとなると10年ぐらいは使うと思います。そういった場合に,どんどんじゃないですけれども,体格が皆さんよくなりつつあったりもしますので,そういう来客用のことを考えますと,一つの方法としてはバス会社のバスを,ふさわしいようなものを借りる方法もあるでしょうけれども,やはり職員が運転しておもてなしの心という言い方はちょっとオーバーかもしれませんけど,そういうことからすると,多面的にやはり使うことを考えるとそれはいいんじゃないかと。

 それから,3年ぐらい前でしょうか,皆さん方の議員の方々が青森県の平川市に視察に行かれたときに,空港までお迎えに来ていただいた。そしてある議員の方が帰ってこられてから,南九州市もあれぐらいのことをせんにゃいかんじゃないかということを,今あそこで笑っておられる方がいらっしゃいますけれども,言われたことがございます。

 そういうことも考えますと,いろんな有効活用の仕方があるんじゃないかと,私は思っております。



◆議員(竹迫毅)  今副市長が答弁ありましたが,有効活用,購入することを否定しているんじゃないですよ,私は。つい最近ですが,議会事務局長とも,福岡からその行政視察に来るというようなことで,迎えにいかんにゃいかんというようなことがあって,我々が行ったときもていねいにしてもらえます,バスでですね。それで,我が市もこうマイクロバスがあれば便利なこともあるのになと,そういう会話もつい最近しました。

 そういう意味で,私は購入することを云々ということは言ってないんですよ。私がこの質問をするにいたった経緯を言いますと,市民の方が南九州市は高級車を買うたちゅうがという話,それでどういうあれかなというようなことで業者の方に聞いてみたわけですよ。そしたら,いやこうこうだよということで,そしてそこで仕様書も見せてもらったんですよ。そういう経緯があるんです。

 それで,これはもちろん体格がよくなって,私なんかであれば何も抵抗はないんですが,しかし,140センチメートルですね,それ以上,それより15センチメートル足らず低いのもあるんですよね,車としては。それで,そういうふうに絞り込めば競争の原理がゆるくなるということは言えると思うんですよね。

 それで,迎えるについて,空港か中央駅というようなことですよね。この時間的に1時間ちょっとじゃないですか,そういうところで,私はそれよりも125.5センチメートルの車もありますよ。そういうことで,そんなに窮屈なのかなということは私思いますよ。

 私は,それ行けどんどんの高度成長時代のころとすると,各自治体は,はたから見て,こりゃなるほど節約しているなと,そういう面で工夫しているなというふうに,見られるのが,私は南九州市にとってもプラスになると思いますよ,そういう意味では。それで,この7人乗りということで,これよりもまだ乗れたほうがいいんじゃないかなというようなことも思わんでも,なかったんです。しかしながら,そういうふうにして仕様書を厳しくすると。聞いてみますと,今のこれでは該当する車は,トヨタオンリーらしいですね。裏ではつながっていると見ていいわけですよね。

 それで,私が言いたいのは,やはりその仕様の基準を緩めて,それで競争させたほうがいいんじゃないかと。そしたら,今ではこの該当するのは2車種だと思うんですが,ゆるめたら3車種になるわけですよね。そのようなことで,私は余りにも高さで制限して競争性がなくなるということはよくないと。これはやっぱり市民感情からしても,最初そういう話をされた方は,私は南九州市は金をもってるなということですよね。何かしてくれといったら,予算がありませんというわりにはですね。

 そういう意味からして,やはりグレードが落ちても,お客さんを空港,中央駅ということですから,そんな距離があるわけじゃないですよ。3時間も4時間もと乗ってもらうわけじゃないですよ。いろいろ話をしながら,景色を見ながらしたらもう着きますよ。ですから私は言っているんですよ。どうですかね,私はそう思いますが,もう決めたのは仕方ないんですが,今後のことについて。



◎総務部長(有水秀男)  今回につきましては,先ほど申し上げましたように,中央駅とかあるいは空港とかの,送迎をするわけですけれども,あとこちらに来ていただいて市内の主なところの観光地とかそういったところも回っていただくことも多々あります。そういうことも考えますと,送迎では2時間とか3時間ぐらいかかるかもしれませんが,市内の主だった施設の見学等,視察とかに利用していただくということで,そういうのもあるということでございます。

 それから,購入車につきましては,議員おっしゃるように,あと1車種も考えられるわけですが,今回これにしたのは,市長が答弁の中で申し上げたとおりなんですけど,トヨタのハイブリット車のこういうミニバンタイプですかね,これについては3台ぐらいあるということを認識をいたしております。

 あと,乗用車については,トヨタのプリウスとかホンダのインサイトですかね,そういったのがあるということもわかっているんですけど,今回は特にこういった車種がいいんじゃないかということですが,今後におきましては,この辺まだ検討いたしまして,そういう機会がございましたら十分今後の購入に当たっての参考にいたしたいと思います。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  まあ何回も言いますが,市内をあちこち見てもらうとか,それもずっと端から端まで行くわけでもないわけです,その途中でも降りたりしてもらうわけですよね。ですから,時間が云々ということで車高を高くしましたという答弁は,もうこれは決まっているわけですからね,決まっているんでしょう。ですから,今後のためだということで私は質問しているんですよ。

 ですから,高度成長の時代は消費は経済の美徳だと,使いなさい,使いなさいだったわけですよ。私なんかは小学校のころは貯金をしなさいと,子ども貯金というのがありました。いつの間にか貯金をしなさいというのは聞きませんよね。使いなさい,使いなさいですよ。しかし,今は状況が違ってきていると思うんですよ。

 そういう意味でお客さんには高さが低いけど済みませんと一言言えば,それはもうやっせんとかいや低かとかいう人はいないと思いますよ。

 やっぱりそのぐらいの気持ちでこれから行政をやってもらわないけないと,これは気持ちの持ち方だと思うんですよ。そういうことで私は質問をしているんですよ。どうですか,市長。



◎市長(霜出勘平)  これまで,黒塗りの公用車も全部売り払いました。川辺が使っていたのは,これはもったいないからということでガソリンをまき散らしながらこれまで走っておったわけですが,私ももう運転手もなくて,そして自分でインサイトを運転して鹿児島市あたりに走っていって,それなりのこの節約はしてきたつもりです。今回はどうしても南九州市としてこれぐらいの車がないとやはり対外的にもお客さんに対しても悪いと,おもてなしの心もできないと,そういうような考えで選定もしたのではないかというふうに思っておりますが,こういうようなことをどんどん,しょっちゅうやるわけじゃありませんし,今回に限ってはこのような車が1台はあってもいいんじゃないかと,こういう市民の方々から見ればぜいたくは,これも許していただけるんじゃないかというような判断もあったのじゃないかというふうに思います。

 これからは,市の財政も考えながら,今までどおり,やはり節約に努めていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  私は,この質問をするに当たって,車だけを考えて言っているんじゃないんですよ。これはいろいろほかの備品とかそういうものの購入もあるわけですよね。ですから,ほかのことにも共通した考えを持たないといけないと,そういうふうに思うから言っているんですよ。

 ぜひそういうふうに考えてもらいたいと思います。やっぱり答弁はもらわんといかんですよね。



◎市長(霜出勘平)  先ほどから言っていますように,今回のこの件については,やはりお客さんのおもてなし,南九州市の体面ということもあったわけですから,これはお許しをいただいて,これからやはりいろんな面で,車に限らずおっしゃるように,いろんな形で節約をしていきたいと,このように思います。



◆議員(竹迫毅)  今度購入するこの車の運転ですね,運転はどなたがやるんですか。



◎総務部長(有水秀男)  だれがというのは決まっておりませんが,職員で免許を持っている人については,その利用によってその方が運転をするということでございます。



◆議員(竹迫毅)  私は職員の方がするだろうと,お客さんにしてもらうわけじゃないだろうなとは思っているんですが,もう一点あるんですよね。パワースライドドアというのがありますよね,仕様書にも。これが後から両側だというふうに言ってきたという業者の話なんですが,ここら辺のいきさつはどうなっているんですか。



◎総務部長(有水秀男)  仕様書にはパワースライドドアということになっておりますので,私の考えでは両方という考え方でおったところでございますが,ちょっとよくわからないんですが,片方だけ,多分業者の方から聞かれてそういうふうに答えたんじゃないかと。ちょっとその辺私聞いてないのでわかりませんが。



◆議員(竹迫毅)  これは仕様書の不備なのかどうかですけど,これは片側もあれば両側もあるわけでしょう。そしたら先ほどの流れの中で答弁がありましたが,この手順では公用車を購入しようとする課において仕様書等の資料を作成し,予算執行の伺いの決済を行いますと。その後云々と答弁がありましたよね。ですから,そのときはどうなっているんですか。



◎総務部長(有水秀男)  持っている車両仕様書については,パワースライドドア両側というふうに明記をしてございます。多分これを送ったと思いますけど,両側か片側かというのはちょっと私はそこの辺がよくわからないんですが。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時10分休憩

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午後2時20分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◎財政課長(金田憲明)  それでは,パワースライドドアの仕様について私のほうから説明をさせていただきます。

 業者のほうにお送りいたしました仕様書のほうには,パワースライドドアということで,片側とか両側とかということが明記をしてございませんでした。発注いたしました市のほうといたしましては両側のつもりでありました。そこのことで業者のほうから片側なのか両側なのかということの照会がまいりました。

 それで,こちらのほうといたしましては,両側ですということで,発注をいたした業者のほうに,14社ですけれども,そちらのほうに両側スライドドアだということを連絡をいたしたところでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  それじゃあ最初から両側のつもりだったということに答弁ではなりますが,先ほど聞きましたが,運転はどなたがされるのかと聞いたわけですが,職員だということでしたね。

 このパワースライドドアはやっぱり両側じゃないと具合が悪いんですかどうなんですか。片側じゃだめなんですか。



◎財政課長(金田憲明)  パワースライドドアにつきましては,車の仕様につきまして片側,両側があるそうです。今回の車につきましては,右から左から乗り降りできるようにということで,当初から両側ということで考えておりました。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  パワーでなくてもドアは開くわけですよね。両側から乗れるわけです。それで,どうして両方パワースライドでなければいけなかったのかということですよ。どうなんですか。



◎総務部長(有水秀男)  基本的にはお客さんが来たときには職員が降りて開閉しますが,複数のお客さんがいる場合は両方から乗られたりするので,パワーのほうがよりしやすいと言うんですかね,降りてもできないことでもないんですが,やはりパワーのほうが職員が乗っておって操作しやすいというようなこともありましたので,両側がいいんじゃないかということで決めたところであります。



◆議員(竹迫毅)  今の部長の答弁には納得いかないんです。市の職員が運転をするわけですよね。ですから,パワーで開けてどうぞというより,運転手側のほうは降りて開けてどうぞと,そして乗ったのを確認して手動で閉められるわけですよ。私はそのほうがよっぽど親切だと思いますよ。片側スライドはわからないでもないですよ。ですけど,運転席側は,私は手動でもいいんじゃないかというふうに思いますよ,どうですかね。



◎総務部長(有水秀男)  ちょっと私の説明が足りませんでしたが,当然お客様等の場合については降りてするのが常識かと思いますが,職員等が乗ったりする場合についても,そういう場合もあるということでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  職員が乗る場合,運転席側は手動で開けて,そして手動で閉めていいんじゃないですか。どうですか。どうなんですか。だめですか。



◎総務部長(有水秀男)  これについては,スライドドアということで,自動でということですが,手動でもできるわけですね。状況によって手動でしたり,あるいはパワーでやったりということになろうかと思います。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  そういうことを聞いているんじゃないんですよ。私は,運転席側,運転をする方がむしろ道路等では往来の車もありますから,危険性もありますので,運転手が降りて,そしてどうぞというのがよっぽど安全だと思いますよ。それでなぜこういうことを言うかというと,それで金額が違うはずですよ,値段が。ということは予算が違うと。大分違うんじゃないんですか,20万円ぐらい違うんじゃないですか,オートスライドだったら,どうですか。そこら辺も詳しく調べているんじゃないですか,発注をするについて,そういうところは比較しなかったんですか,どうですか。



◎財政課長(金田憲明)  入札契約委員会のほうで指名委員会のほうなんですけど,こちらのほうに上がってきました設計額というものにつきましては,両側スライドということでしたので,そのような仕様の車ということで,入札契約委員会のほうに上がってきたところでございます。



◆議員(竹迫毅)  それで,選定委員会ですか,そこら辺で上がってきたものがそのまま通すということですか,どうですか,その内容について,仕様については吟味,いろいろ検討をしないんですか,どうなんですか。



◎財政課長(金田憲明)  入札契約運営委員会の中におきましては仕様書についても先ほど車高の件とか出ておりますけれども,その件につきましても委員会の中でも検討をいたしております。

 先ほどから答弁申し上げておりますとおり,今回の車につきましては,来賓の方々が乗り降りするというようなこと等で車高も1,400ミリメートルになりました。またこの両側スライドということにつきましても仕様書の中でも遠くからの方をお迎えしたりもするので,やはり両側スライドというようなこと等で仕様の中でも確認がされたところでございます。

 このようなこと等で若干高級な仕様にはなっているのかもしれませんけれども,先ほど市長が答弁いたしましたとおり,今回の車につきましては低燃費の低公害車,そして来賓用だというようなこと等でこのような仕様になったところでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  高さについては譲ってもこの両側オートスライドドア,これはそのどうだろうかというような話はなかったわけですか。どのような意見が出されました。どうですか,そこら辺を隠さずに,あったのかなかったのか,あったとすればどういう意見があったとか,そこを答弁いただきたい。



◎財政課長(金田憲明)  仕様の中にはパワースライドドアというようなこと等で書かれておりますけれども,このことにつきましては委員会の中におきましてはこれでいいということで特段意見は出なかったところでございます。



◆議員(竹迫毅)  先ほどどういう意見が出されたとか,その選定委員会ですか,そこでの内容を答弁いただきたい。



◎財政課長(金田憲明)  入札契約運営委員会の中で出された意見でございますけれども,まず1つは,この車は知覧庁舎のほうで導入をいたしますので,この発注業者が南九州市内でいいのかどうなのかというようなこと等が出されました。ただ,これにつきましては,これまでの車の購入につきましては,川辺庁舎,頴娃庁舎,知覧庁舎それぞれで購入をいたしておりますけれども,それぞれの地域の業者を指名業者ということで指名をするということになっておりましたので,今回の場合は知覧地域ということで発注業者のほうはそれでいいということが確認をされました。

 それから,また,その仕様につきましても,先ほど申し上げましたとおり,車高の件ですとか,それからもう一つバックモニターですけれども,車が大きいこともありますので,後ろに人がいるだとか,それから障害物があるだとか,そういうことの確認ができるようにバックモニターはあったほうがいいのではなかろうかというような話もされたところでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  ということは,その両側オートのスライドドアですね,両側。そのことについてはなかったということですね。そうすると,これは総務人事係ですかね,そこでは選定委員会に上げるまでの選定ですね,それはどのようなことでそういうことになったのか答弁いただきたい。



◎総務部長(有水秀男)  この車を購入するに当たりましての選定でございますが,こういった車種の車がいいんではないかというようなことで,担当のほうがたたき台と言いますか,それをつくりまして,最終的には市長が答弁しましたように,7人乗りのワンボックスカーで,来賓の送迎と,各種視察,それから研修等で使う,こういったグレードの高い車がいいんじゃないかというようなこと等もございましたので,車高とかそういったのもこれぐらいの車がまあゆったり乗れるんじゃないかというような協議をいたしました。

 そして,仕様書をつくりまして,あと財政課のほうと事前に協議をしまして,これで行きたいということはありましたので,先ほど申し上げましたように,この手順によりまして入札契約指名委員会に上げたところでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  なかなかこの答弁というか,納得いく答弁が返ってこないんですが,先ほどのその室内高ですね,それは譲るにしても,いろいろこれは私なんかから見ると高級車だというふうな考えは否めないんですが,このエアバックとかそういうのは安全面ですからいいだろうと,それからバックモニターですか,こういうのもやっぱり事故を起こすといけませんので,これも必要だろうというふうに思っているわけですよね。

 それで,その私が言わんとするのは運転席側のオートスライドドアですね,それをどうなのかなと。私は,それはもう購入したから今の車云々どうこうしろということは言ってないんですよ,最初から。

 しかし,運転席側はオートスライドドアじゃなくてもいいんじゃないかと,私は思うんですよ。どうですかね。やはりこれはオートスライドでないとだめなんだと,そういう考えですか,どうなんですか。



◎総務部長(有水秀男)  それが必ずなければならんというわけではございませんが,そういう機能があったほうがいいということで,それを選定したということでございます。

 なお,これにつきましては,先ほど市長が言いますように,来賓等の送迎に使うわけですが,先に教育委員会が購入したわけですが,7人か8人だったと思うんですが,それについては手動でやっております。ただ,これについては両方でスライドドアのほうが手でも開けられますが,便利であっていいんじゃないかというような考え方でございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  それは便利は便利ですよね。しかし,私はさっきから言っているように,今後のことだと,この購入予定の車はもう決まっているわけでしょう。だから,それをどうこうしろということは言ってないんですよ。しかし,私は運転席側についてはオートスライドドアでなくても手動でいいんじゃないかと,今後そういう車を購入するようなことがあっても,手動でいいんじゃないかと。運転する人が運転席に座っておって,ボタン一つでやると,それよりもむしろ降りて開けてお客さんが乗ったら手動で閉めてやると,そのほうがよほどおもてなしの心があるんじゃないかと思うんですよ。

 だから,今度はそういうことで購入した,もう決まっているわけですから,しかし,反省の気持ちはないのかどうかということですよ,私が言わんとするところは。

 今の答弁を聞いていると,そういう反省,私は反省するべきだと思っているんですよ。しかし,反省の気持ちはみじんも感じられないですよ,私は。どうなんですか。



◎総務部長(有水秀男)  この車につきましては既にもう落札されまして契約がなされておりますので,どうということはできないわけですが,今後におきましてはまた似たような車を購入するときがあるかどうかはわかりませんが,そのときには議員が言われたようなことを参考にして,今後検討させていただきたいと思っております。

 以上でございます。



◆議員(竹迫毅)  ちょっと前進しましたが,それで,今はこの購入が,契約が決まっている,この車についてもやっぱり反省しなければならないとか,そういう気持ちはないのかなという,私はそういうふうに思うんですよ。運転手は殿様運転手ですよ,これは。どうですかね。

 今後もですが,今の購入が決まっているこの車の購入についても反省の気持ちはありますかないですか,なかったらなかったでまた議論しましょうよ。



◎市長(霜出勘平)  今回については,私はこれでよかったんじゃないかという,我々は機能を重視して買ったわけですので,やはりこれでよかったんじゃないか。今後についてはいろいろとそういうことを,今おっしゃったようなことを勘案しながらやっていかなければいけないのじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  今市長の答弁を聞いてびっくりしているんですが,これについてはよかったんだという答弁ですよね。しかし,考えてみたら手動でもよかったんじゃないかと思うというような答弁が返ってくるのかと期待していたんですが,これは予算が違うから言っているんですよ,私は。いくら予算が違いますか,定価でもいいですが,両側と片側スライドと。



◎市長(霜出勘平)  これは当初予算でお願いしたんですよ。だから,そのときにこのスライドはどうなっているのかとか,そこらあたりを言えば,これ決まってから今そういったことを言っても,我々は両方そういったことで想定をしてお願いをしたわけなんです。

 だから,これは私は今回はこれで通してもらわんな困ると,そしてこの今後についてはおっしゃるようなことを反省しながらやっていかなければいけないと思います。



◆議員(竹迫毅)  ちょっと開き直りともとれるんですがね。予算を通したからと,それは予算を通したからそれは購入しても云々とは言えませんけど,その予算の執行の仕方について,私は片側スライドでもよかったんじゃないかと,そういう反省があっていいんじゃないかと思う,そういうことなんですよ。今買った車をば,じゃあキャンセルしなさいとかそういうことは1回も言っていないんですよ,私は,ですね。

 それで,この質問の中で,車だけではないですよ,ほかのこともありますからねと,備品購入とか,そういうことも含めて今後のために言っているんですよという,私は言っているんです,発言しているんですよ。

 ですから,今度も言われてみると,片側でもよかったのかもというような,私は答弁が返ってくるものと期待していたんですが,今回予算を通したから,そんときに,予算のときに片側か両側なのかと,そういうことまで言わなかったのが悪いというような答弁ですよね。

 そういうことまでつぶさにやっとったら,それは通年議会をやらんにゃいかんようなふうになりますよ。私はそういう反省があってしかるべきだと思って,こうして今後のためを思って質問しているわけですよ。予算を通したから何を買おうがどうしようがいいじゃないかというようなことでは,私はこれは町民感情として,議員としてもですが,現に市民の中にはそういう声があるわけですよ。ですから,高さは譲ってもなと,しかしスライドドアについては,やっぱりこの件については反省すべきではなかったのかということですよ。

 あくまでも市長,予算を通したからいいじゃないかというそういうお考えですかどうですか。



◎市長(霜出勘平)  これが,予算オーバーしたとか,また補正でどうのこうのという話であれば,これはもう申しわけないこと,予算内で買うわけだから,一番機能の充実したものを買って何が悪いんですか。これからはそういうことでこの両方のあれが要らないというような御意見があれば,そういったことも反省しながら今後については車だけではなくていろんなことを反省しながらやればいいわけですから,今回予算の範囲内で買ったんだから。だからそれを片側だったら安く上がる,それは当然でしょう。これが予算オーバーして,皆さんが認めていただいた予算をオーバーして買って,さらに頭を下げてお願いしますという話であれば,これはまた私は別問題だと思いますが,今回の場合はそういう機能を重視して,そして予算もお願いした,そしてそれに合った車を買ったということですので,今回はそれはもう認めていただかなければいけないのじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  私はそれを認めないとかどうとかいうそのことじゃないんですよ,ないんですよ,それを。予算内で買っているんですから,それは。しかし,これはよかったんじゃないかと,片側でも十分,予算がかかるわけですから,違うわけですから,ですから,やっぱり今回についても片側でよかったのかもというようなことがあっても私はいいと思うんですけど,予算を通したから,その予算内だから,どういうものにしていいというようなことじゃ,これはちょっと市民感情としても私は納得いかないんじゃないかなと思いますよ。

 やっぱり,私は今後のためも含めて,今度のことも反省してもらいたいなということで,時間をとってこうして質問をしているわけですよね。

 ですから,予算を通したからということになりますと,予算の範囲内でやられたらもうそれは何をどうしようと構わんというようなことになったら,これはちょっと南九州市の行政としていかがなものかなと思うんですけどね。



◎副市長(鶴田康夫)  車の購入の執行に当たって私も決済いたしましたのでお答えいたしますが,このパワースライドドアの両側か片側ということについては両側ということでやったつもりでございます。それは私もちょっとその辺は認識が薄かったのかもしれませんけれども,基本的に私は両側の場合もパワースライドのドアだというふうに思って決済をいたしました。

 そういった中で,やはり議員がおっしゃるように,かねてからこの予算の執行については本当に必要最小限で,あげるように努力しているつもりですけれども,今後のいろんなこういう予算の執行に当たって,あるいは入札契約の運営に当たっては,今おっしゃったようなことを十分受けとめてその運営に当たりたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  質問にはなりませんけど,よほどこの副市長の答弁がまともな答弁ですよ。そういうことで,今回はこれで終わります。



○議長(森田隆志)  次に,深町幸子議員。

  [15番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  平成24年度施政方針の中で,市長がまちづくり大綱の第3番目,人とものの交流を促進する社会基盤づくりについて,道路は地域経済の活性化,安心安全な地域の形成はもとより,教育,医療,福祉などの生活環境の向上を図る上で,最も基礎的な社会資本であり,高齢化,少子化が進展している中,活力あるまちづくりにも重要な要素である。地域住民の生活道路である市道の整備については,道路交通の利便性,安全性を確保しながら計画的に整備を進めるとともに,地域住民との協働により維持管理を行ってまいりました。国道,県道の整備についても国,及び県に積極的に働きかけてまいりますと所信を述べられました。

 市民の代表として議席をここに置く者として大変心強く,大きな期待を寄せております。

 そこで,1番目に,通学路の安全対策について,全国で登校中の児童,生徒への列に自動車が突っ込んでくる悲惨な事故が多発しております。4月23日は京都市で10人が死傷,4月27日は千葉県館山市で男児1名が死亡,愛知県岡崎市では男女2名が骨折の重傷を負っております。このような痛ましい事故から子どもたちを守るために通学路の安全確保にさらに務める必要があると思われますが,具体的な対策をお尋ねいたします。

 2番目に,平成23年の6月議会において,自主防災組織に対し防災訓練を定期的に実施するよう指導,助言を行う考えはないかと質問をいたしました。そのとき市長は,5月19日現在で組織率100%になったことでもあり,今後は防災訓練などを多くの団体で実施してもらうため,引き続き啓発を行い,この組織が120%機能するよう努力すると答弁されました。

 そこで,自主防災組織の組織率は100%となっているが,防災訓練等を実施していない組織が多いと考えられます。組織の機能が発揮されるようどのような対策を講じる考えですか。

 以上で2点について登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問にお答えいたします。

 まず1番目の,通学路の安全対策についてでございますが,このような悲惨な事故は決してあってはならないことでありまして,今回の一連の事故を受けまして,通学路における交通安全をこれまで以上に,確実に確保する必要があると考えております。

 御承知のとおり,文部科学省の通知を受けまして,県教委におきましても県内の公立小学校などで通学路の危険箇所を点検することを決めたところでございます。

 本市におきましても,県教委の通知に基づきまして,教育委員会が調整に当たりながら,学校,保護者,道路管理者及び警察署等による合同点検を実施することといたしております。

 この合同点検結果を踏まえて,学校や保護者,警察等の関係機関とも連携しながら,各学校の通学路ごとに児童生徒の安全が確保されるよう,安全対策に努めたいと考えているところでございます。

 次に,2番目の,自主防災組織についてお答えをいたします。

 御指摘のとおり,自主防災組織は災害発生時に機能する組織でなければならないと考えております。現在,市の総合防災訓練時に自主防災組織の方々にも参加いただき,避難誘導訓練,炊飯支援訓練,初期消火訓練,救出救護訓練など行っておりまして,本年も秋の総合防災訓練におきまして同様の訓練を予定いたしております。

 また,それぞれの自主防災組織におきまして,平成23年度に65の自主防災組織が消化器や消火栓の取り扱い,通報訓練,避難訓練などの防災訓練を行っていただいております。

 さらに,頴娃地域の福祉施設におきましては,福祉施設,自主防災組織,消防団,消防分遣所の合同で消火訓練や防災訓練を実施いたしております。

 しかし,中には自主防災組織を結成後,一度も訓練等を実施していない組織もあるようでございますので,そのような防災組織に対しまして優先的に防災訓練等を行っていただくよう,本年4月の行政嘱託員,校区,地区公民館長合同会で協力を呼びかけたところでございます。

 今後,啓発用のチラシ等も作成いたしまして,自治会行事や会合などの際に,消防分遣所職員や消防団員の協力を得ながら,消火訓練や防災訓練等を行っていきたいと考えております。

 また,自主防災組織のリーダーになっていただく地域防災推進人が現在市内に8名いらっしゃいますが,この地域防災推進員をさらに育成していきたいと考えております。

 なお,本年7月末に,鹿児島県防災研修センターで地域防災リーダー養成講座も計画されておりますので,市の交通防災担当者も講座に参加させたいと考えております。

 今後も市民に対しまして,被害の未然防止,軽減に向けた普及啓発活動を行い,防災意識の向上を図るとともに,先進的に活動を行っている自主防災組織との地域間格差の軽減に努め,自主防災組織の活性化につなげてまいりたいと考えております。

 これで答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  通学路の安全対策についてお答えいたします。

 通学路の安全対策については,新学期に入り,京都府,愛知県,千葉県等で集団登校の児童の悲惨な事故が相次いだことから,文部科学省,国土交通省,警察庁合同の対策会議からの通知を受けて,県教委では県内の555校の小学校などで通学路の危険箇所を点検することといたしました。

 本市では,毎年各学校で通学路の安全点検を実施し,安全マップをつくり,児童生徒の登下校時の交通安全の確保に努めています。

 この安全マップは交通安全を含め,不審者,川,崖,洞窟,津波,自然災害等,災害や事故から子どもたちを守るための安全マップとなっています。

 しかし,登下校中の交通事故が非常に多い状況ですので,子どもたちの通学路の交通安全に焦点を当てた交通安全マップを作成することを検討したいと考えています。

 また,児童生徒への交通安全指導を行うとともに,登下校指導態勢の強化を進めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  それでは,ハード面については,行政の方々,児童,生徒の安全のために計画的にされると期待いたします。

 私は,次の時代を担う子どもたちを交通事故から守るために,私たち大人が真剣に今,考え,どうしたらよいか知恵を出し合わなければならないと思います。

 教育関係者の教育長を初め大変頭を痛め,それぞれの箇所を調べ,一生懸命やっております。きょうただいまそのお話を聞きましたが,私はそのたびに,じゃあ地域の子どもたちを保護者,スクールガード,交通指導員,警察,そして地域の私たち見守り隊などと連携を深め,各学校単位でみんなで合同で話し合う,そして安心,安全な通学路の確保ができないものかと思います。

 ぜひそのような考えはないのか,各学校,知覧,川辺,頴娃の小・中学校の子どもたちのために教育長のお考えをお尋ねいたします。



◎学校教育課長(井之上良一)  ただいまの質問にお答えしたいと思います。

 議員が今御指摘いただきましたとおり,地域には大変子どもたちの安全のために力を尽くしていただいている方々がたくさんおられます。今議員がおっしゃったとおりであります。そういう方々の力をお借りして,最も今,急がなければならないのは,そういう方々のお力をお借りして,通学路の安全点検に力を注ぐことではないかというふうに考えております。

 そこで,通学路を中心に先ほどの保護者,公民館,スクールガード等の皆さんでございますが,こういう方々と一緒に,学校が中心になりながら,まず再点検を実施する,このことがまず急がれることではないのかなというふうに考えております。

 そして,その点検結果をもとにして,危険箇所を再度整理して,それに基づきまして,先ほど教育長が安全マップの話をしましたが,今度は新たに交通安全に関する情報のみを掲載した交通安全マップを作成する,これも大事なことではないかと思っております。

 さらに作成後は児童,生徒,保護者,地域住民に広くこれを配付しまして,啓発を行う必要があると思っています。

 さらには,この交通安全マップをもとにして,児童に危険な箇所を確認させて,注意喚起をしていく必要があるのではないかというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  教育課長も真剣に子どもたちの安全のためにどうしたらいいのか考えられているということでございます。

 私は,もう一回お尋ねしますが,保護者やスクールガード,交通指導員,警察,その地域の見守り隊を一緒に集めて連携をすると,もう一回立ち上げて,みんなで1回寄って学校を中心にした会合はできないものかと,それからまたみんなでそれぞれの地域代表の方々もいらっしゃいますので,公民館を中心にやっていけたらいいのではないかなと,特別,交通のこの問題については私たちも危ない箇所とかそういうのはそれぞれの地域で出し合って,話し合いをしておりますが,特にこの交通問題については必要ではないのかなと考えている次第でございますが,課長のお考えをお尋ねいたします。



◎教育長(小野義記)  今議員さんのほうから御指摘がありましたその体制ですね。その体制をつくるために安全点検をいたします,今度,再点検を。その時点から今御指摘があった体制でいきたいと思います。実際の指導じゃなくて,点検をする時点から校区公民館とかスクールガードとか青パト隊とかあるいは保護者とかPTAとか,そういった方々と一緒になって,より細かな点検をすると,点検をする過程を通してその後の交通安全指導はできる体制を整えていきたいと思っております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  南九州市の子どもたちが一人もこれから先も事故に遭わないよう,安心安全な通学道路の確保をやっていかなければならないと,私は思います。今後の,お互いに町民と,そして行政と一緒になって子どもたちを守ろうではございませんか。

 それでは,次に,自主防災の問題でございますが,231の組織があると,今きょうの最初の市長の答弁の中で60カ所がされたと,65の自主防災がやっているということをお聞きいたしました。私これでは少ないのではないのかなと思います。

 それでは,23年度中に防災訓練をされた3町それぞれの実態をお尋ねいたします。そしてその結果をどのように総括いたしますか,お尋ねいたします。



◎総務部長(有水秀男)  23年度の自主防災組織による自治会等の自主防災活動でございます。

 頴娃地域が32カ所でございます。それから知覧地域が17カ所,川辺地域が16カ所となっております。これにつきましては,議員がおっしゃるように,まだ少ないと思っております。前も申し上げたところですが,やはり昨年も答弁いたしましたが,とにかく1カ所でも多くの自主防災組織が訓練等を行っていただくようにということで,ことしの4月の行政嘱託委員会のときにも行政嘱託員公民館長合同会議のときにも,その旨,嘱託員の方々等にも依頼を申し上げたところでございます。

 で,そういう申し出をしていただければこちらのほうからそういう段取りをいたしますということも申し上げました。

 それから,これについては,3月にもこの件について嘱託員の方宛に市のほうから通知を出したところでございます。

 以上です。



◆議員(深町幸子)  自主防災組織率の100%までいたるに当たり,副市長を初め関係者の方々が本当に昼夜を問わずに努力されました。その努力を無にしてはならないと思います。自治会長,公民館長さん方は年々かわられるところもあります,多いです。地域を一つ一つにまとめて訓練をするということは大変努力が要るのではないでしょうか。実際ことしされた人もどうすればいいのか,会合で言われたけど,どうしようもないと言われておりました。そこで私は頴娃地域が川辺の倍,32カ所がやっていると,素晴らしいなと,格差がございます。

 話によりますと,頴娃では分遣隊の専門の方々,そして消防団長,分団長の方々が一生懸命その自主防災についての努力をされたということを聞きました。

 そこで,私は分遣所の方々がどのような動きをされているのか,働きかけはどのようにされているのか,公民館のその全体の中でそのお話はそのままやっておりますが,その辺の横の連携はどうされているのかお尋ねいたします。



◎総務部長(有水秀男)  この訓練等につきましては,先ほど申し上げたように,自治会長さんのほうから声をかけていただくと,頴娃の件を例にとりますと,頴娃地区は合併前は毎年やっていたようでございますが,2年に1回程度,自主防災組織リーダー研修会というのをやっていらっしゃると。これはどういうことかと申し上げますと,いわゆるその自治会長さんとか,あるいはそういった関係の方々,代表者ですね,館長さんとかに参加をいただいて,自主防災組織の現状とか防災訓練とか活動の内容等について,頴娃の支所が主体となって,出向いていって,そういう説明等を行いながら啓発に努めているというようなことで,こういうことからおのおの自主防災組織においてもその活動は活発になされているのかなというふうに思っております。

 これを受けまして,知覧,川辺地区は若干少ないところですが,これらにまた職員が自主防災,頴娃地区でまた6月26日にこういうリーダー研修も開かれるということでございますので,職員等が行きまして,実際はどういうやり方をやっているのか,頴娃のほうが進んでいらっしゃるということですので,知覧,川辺の担当の職員等も行きまして,実際に具体的にどういうふうにしたらこの防災訓練等が充実するのかということについて勉強もしたいというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(深町幸子)  この間いただいた資料の中で,地域の防災推進員が県内には305人いらっしゃいます。南九州市は8人ですね。うち知覧地域が2人で川辺地域が6人という資料をいただいております。100%の自主防災組織は15市町村あるようでございます。その中の南九州市でございます。本当に素晴らしいと思います。

 その中で私が思うのは,専門的な知識の分遣所の方々を中心に,各地域にいらっしゃる本当にボランティアの消防団,ここの議場の中にも消防団として頑張っておられる方がたくさんいらっしゃいます。そういう方々,消火器の交換をしたり,春秋の防火週間の活動,いろいろやって,地域の要であります。災害弱者の方々も大変助かっていると,台風のときなんかも必ず車が防災の関係,災害の関係で雨の中を,台風の中を回っておられます。その方々のノウハウを地区の公民館で,今度できた学校単位の地区の公民館で自治公民館長の皆さん,そして役員の方々に出前講座を開いて,もっと身近に市民が防災に関心を持っていただけるように,仕事を持ちながらの専門的な分遣所の方,そして消防団の方々ではございますが,皆さん大変御苦労をかけると思いますが,何とかこのまんまじゃ急には進まないと思います。大変,自主防災の訓練が少ないから,ここでどうしても腰を据えて何とかできないものかと,御苦労だとは思いますが,市長の考えをお尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  せっかく100%達成いたしたわけですので,今度は体制は整えましたので,中身をやはり充実させていかなければいけないのではないかというふうに思います。

 あらゆるこの訓練をこの皆さん方に提案しながら,これらの中身を濃くしていきたいと,このように思っておりますので,議員のおっしゃるようなそういったことも取り入れながら,これから防災組織を充実させていきたいというふうに思っております。



◆議員(深町幸子)  これから雨期に入り,本当にどういうことがあるかわかりません。みんなで地域を守るためにもこの自主防災組織をフルに活用して,何とか安心して高齢者の方,障害者の方々も守りながらやっていけるような地域を,それぞれの地域の皆さんが目指して頑張れたらいいなと思っております。

 私の質問はこれですべて終わります。



○議長(森田隆志)  次に,菊永忠行議員。

  [19番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  お疲れさまです。質問のほうが重複しているようでありますけど,私のほうも先に通告してあります通学路の安全対策について質問させていただきたいというふうに思っております。

 先ほどの話もありましたけれども,御承知だと思いますけれども,4月23日,京都府亀岡市で発生した集団登校中の児童らの10人が死傷する悲惨な事故が発生をしております。

 また,その1週間もたたないうちに,千葉県館山市で小学校1年生の男児が死亡する事故,また,同じ時間帯に愛知県岡崎市でも横断歩道を渡っていた小学校3年生女児と5年生の男児が巻き込まれる事故が相次ぎ発生をしているというようなことであります。

 全国で多発している児童,生徒を巻き込む登下校時の事故,この事故を踏まえて,本市の事故防止に向けた通学路の安全対策は十分と考えるか,また通学路,幹線道路に歩道の設置がなされていない危険箇所が数カ所見られますが,今後の整備計画をお伺いして,登壇の質問とさせていただきます。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  菊永議員の御質問のお答えいたします。

 通学路の安全対策についてでございますが,この通学路の安全対策につきましては,各学校におきまして定期的な安全点検を実施するとともに,安全マップを作成いたしまして,通学路にける要注意箇所についての周知徹底がなされておるところでございます。

 また,PTAやスクールガード等の協力を得ながら,危険な箇所での立哨指導や巡回しながらの青パト隊等による交通安全指導が行われるなど,地域ぐるみの取り組みが行われているところでございます。

 しかしながら,これまでの議会で指摘がなされているように,通学路における危険箇所は関係機関等と連携した一層の安全対策を講じていく必要があると考えております。

 次に,歩道の整備についてでございますが,歩道が設置されていない危険箇所につきましては,市内全域に相当数あると想定されますので,各学校ごとに実施されます道路管理者や警察署等と連携した合同点検の結果を踏まえながら,緊急性に配慮しながら整備に取り組むとともに,国や県の協力が必要なものについては,継続して要望を進めていきたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  通学路の安全対策についてお答えいたします。

 通学路の安全対策については,先の議会でも指摘がありましたように,十分整備されていないところもありますので,PTAや地域等と連携した各学校の通学道路点検を詳細に行い,その結果をもとに,関係機関との連携を深めながら,通学路の安全確保に努めていきたいと考えています。

 また,各学校での交通安全教室で安全指導の徹底,登下校時の交通安全指導態勢を整えていきたいと考えているところでございます。

 あと,歩道が設置されていない危険箇所についてでございますが,今市長答弁がありましたように,通学路の危険箇所の整備については,相当数の整備すべき箇所があると考えられますので,各学校での調査点検をもとに関係機関への要望を続けていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後3時15分休憩

───────────

午後3時25分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(菊永忠行)  先ほど市長,あるいは教育長の答弁の中で,この道路整備というようなことで,3月の定例会のほうでもこの質問等が出ています。2件ほど出ているんですけど,この中で,教育長の答弁の中ときょうの答弁の中では安全マップを作成し,通学路における要注意箇所についての周知徹底がなされておりますというようなことで,きょうの答弁,市長の答弁でありました。3月の定例会の答弁の中で,道路整備についての質問の中で,安全マップを作成していますが通学の安全についてもその中に記載してございますというような答弁と,もう一つの答弁が,先ほどの答弁の中でも出ていたようですけれども,そういう水害とかそういう形の災害とか,それと交通安全マップという形でもう一つの中には安全マップを,道路事情を考慮した安全マップを作成するよう各学校への指導に努めたいというふうな答弁をしているようですけれども,これについては,先ほども答弁があったそういう災害の安全マップ,それと交通事情に沿った安全マップというようなことで理解していいのか,もう一回答弁をお願いいたします。



◎教育長(小野義記)  これまでも答弁いたしましたように,各学校がつくっている安全マップというのは,いろんな災害,事故等を想定したもので,非常に網羅的なんですね。ですから,それ1枚の地図にまとめるとなりますと,やっぱりどうしてもすべてを載せるのが非常に難しいということですね。

 ですから,今回は交通安全だけ焦点をあてて,もう少し詳細に,今までそう危険でないと感じていたところも全部吸い上げようと,ですから,総合的な安全マップなんですけども,これ見ますと20項目で書いてありますね,危険なところが。こういうのも必要ですし,今はその交通安全だけに焦点を絞って,これまでよりも詳しくしていきたいと,そういうことでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  そういう安全マップという形で,各地域,あるいは学校関係等についても,私らのほうも現場を預かる学校等にもお伺いをしました。先ほどの同僚議員の質問の中でも,毎年年度初めに,校長先生をはじめ教職員によるそういう通学路の安全点検というものをやっているというようなことで,学校のほうからもお伺いをしているところであります。

 この危険箇所について,教育委員会として,行政としてどれだけの把握をしているのか,先ほど歩道整備のほうも出ましたけれども,相当数のそういう危険箇所という,歩道の設置もされていないというようなこともありましたけれども,この危険箇所についてどんぐらい教育委員会として把握をしているのか,そういうところがわかったら教えていただきたいなというふうに思っております。



◎教育長(小野義記)  先ほども答弁いたしましたけれども,これまでの安全マップというのはいろんな災害とか事故等を想定したそういう見方を,点検をしているわけですね。ですから,1つのことについて,何と言いますか,細かいところまで掘り下げて点検はなされていないと思います。言葉が悪いですけれども,ある程度こう大まかにと言いますかね,とらえ方をしてますので,今回はもう少していねいに校区内を見渡して,しかもその見渡す場合に,先ほどもお話をしましたように,学校側だけでするんではなくて,PTAとか校区公民館とか,あるいはスクールガードとか,あるいは青パト隊とか,いろんな組織と一緒に点検をして,学校が気づかなかったような危険なところがあるのかもしれません。そういうのも拾い上げていこうということです。

 ですから,非常に詳細な交通安全マップができるだろうと思っておりますので,その手順とか点検の仕方とかまとめ方については,これからまた各学校に指導していきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  今回のこの私の質問ですけれども,全国的にこうやって登下校時の子どもが巻き込まれる事故というようなことで,これは重要なことだというようなことで,今回質問をさせていただいているんですけれども,ちなみに昨年,鹿児島県で,県内でこの登下校時の事故というものがいくらあったか教育長,あるいは教育委員会,把握をしていますかどうですか。



◎学校教育課長(井之上良一)  申しわけありません。学校教育課長のほうでお答えさせていただきますが,県内の事故,とりわけ通学路に関する事故,登校中であったり下校中であったりというものについては,把握をしておりません。

 ただし,南九州市内の事故については把握をしております。23年度4月から,そしてことしの現時点まででいきますと,およそ15件ほどの交通事故が発生しておりまして,その中で通学路に関してと言いますか,登校下校に限って申し上げますと,登校中の事故が2件,下校中が5件ほど起こっております。

 したがいまして,こうしたことを踏まえましても通学路の安全の確保というのは非常に重要なことがらになってきているんだなというふうに思っておりますし,先ほど来,深町議員のほうからも御指摘がありましたけれども,また今菊永議員の指摘がありますけれども,そういうことを踏まえまして,しっかりした安全点検に基づいて対策を講じていきたいというふうに考えておるところでございます。



◎教育長(小野義記)  補足しておきたいと思います。

 昨年度,2011年に県内で発生した事故の件数,小・中学生の登下校中の事故については68件というのが出ております。68件の中で,うち小学生は27件,3年生以下が7割を占めると,過去10年間では,これまで129件がピークだったそうで,減少傾向にはあるようです。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  済みませんね,意地悪な質問だったかと思いますけれども,私は5月の4日の南日本新聞のほうに,大きくこの事故を踏まえて,県内の事故がどんだけ登下校時に発生しているかというようなことが搭載されていまして,これを教育委員会等が把握をしているのかなというふうにお伺いしたんですけれども,さすがに教育長,あるいは学校教育課長,本当におみごとな答弁で,ありがたく感謝しているところです。

 そういうことで,南九州市内でも昨年15件のそういう事故等が発生をしているというようなことであります。未来のある子どもたちの安全を守るためにも,行政,それから我々地域住民,保護者,それぞれが三位一体,力を合わせて子どもたちの安全,安心を続けていかなければいけないというふうに思っているところであります。

 この歩道設計の件ですけれども,自分のところというようなことで余り何ですけれども,松山小学校校区,この市道あるいは県道等を面している学校周辺のところで,ほとんどのところが歩道設置されていますよね。だけれども,市道のほうで設置をされていないというようなところがあります。これについて教育委員会,あるいはそういう道路を管理する建設課等について,いくらそういう歩道が幹線道路に設置がされていないのかどうか,こういうところを把握をしているのかどうか,お伺いしたいというふうに思っていますけれども,どうですか。



◎建設部長(下之薗博幸)  道路管理者として把握している範囲内で申し上げたいと思います。

 学校周辺の通学路につきましては,歩道がない道路がたくさんあるわけですけれども,学校周辺の通学路の中で,特に幹線的な道路で,歩道がなくて危険と思われる路線ということでありますが,道路管理者として今後歩道の設置の必要があるというふうに考えられる路線ということになるわけですけれども,これにはどこまでを学校周辺というかでも違うわけですけれども,特に学校に近い通学路ということで言いますと,代表的な路線は6路線ほどあるかというふうに考えております。

 個別的な路線で言いますと,先ほど出ました知覧地域で言いますと,松山小学校への通学路で言いますと,市道松山西塩屋線でありますが,これは小学校前から菊永集落の入口付近ですね。それと霜出小学校への通学路であります市道川床永山線,これはちょうど霜出小学校の前の川床橋から永山のほうに向かいます川床集落の中が歩道が設置されておりません。

 それと,頴娃地域で申しますと,別府小学校への通学路となっております市道番所線ですが,これは国道226号から番所公園入口付近まで別府小学校の前に当たります。

 それとか,あと九玉小学校への通学路で言いますと,市道春向小長田線の一部ということで,これは九玉小学校の裏門近辺になりますかね,そのあたりが歩道がないということであります。

 それとあと,青戸小学校と青戸中学校の小・中学校への通学路となっております市道青戸折尾線,あと川辺地域で言いますと,ほとんど川辺地域につきましては学校周辺あるんですが,清水小学校の通学路であります清水小学校線が歩道がありませんので,以上6路線かというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  その道路を管理している建設課が把握してるのは,この市内で6路線というような形であるというようなことでありましたけれども,もう一つ,旧国道,これは頴娃地域なんですけれども,この旧国道,大きな路線バスも通っているところというようなことでありますけれども,ここ議員のほうはいますけれども,田畑議員の自宅の前のほうですね,水路があるんです,片側ですね,水路があって,で,もう一つのところは,1メートルか1メートル50高さがあって,旧国道で狭くてしかも大きな路線バスが通っているんです。あれ枕崎から指宿に走るバスかと思いますけれども,そういう形で私もあそこによく見には行くんですけれども,ああいうところ等もどうかガイドパイプ等落ちないような,そういう対策が必要かなとは思いますけれども,これは旧国道ですので,市の道路管理になっているのかなとは思いますけれども,これについてはどうなんでしょうかね。



◎建設部長(下之薗博幸)  お答えいたします。

 宮脇小学校の学校沿いの市道に沿っております水路があるということで,申しわけございませんけど,ちょっと確認はいたしておりませんけれども,今回,実施を予定いたしております教育委員会と合同で行います合同点検調査で現地のほうを確認させていただいて,危険なところがあるようであれば,早急に対策を起こしたいと思っております。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  教育委員会としてはどうなんですかね。教育部長でも結構です。



◎教育部長(小園和幸)  今おっしゃるのは,九玉小通学路となっております旧国道の水路沿いのことだろうと思います。今建設部長が答弁しましたとおり,学校,警察,地域等と実施する合同点検の際に,要望できるものは要望いたしたいと考えております。



◆議員(菊永忠行)  先ほどから本当に全国的にそういう悲惨な事故があるというようなことで,何回も出ているように,教育委員会といたしましては地域の方々,そういう方々を入れて合同検討会を行うというようなことでもあります。

 これについては,国のほうもそういう通達というような形で来ているというようなことで,協議も教育委員会,あるいは警察等,道路を管理する国交省等を交えて協議をしているというようなことも,6月の1日でしたかね,これについてもちゃんと新聞等でも報道されているようです。

 こういう形で未来ある子どもたちを安全,安心につなげるような,そういう施策,対策をぜひとっていただければありがたいというふうに思っております。

 これについて,全国的に,各自治体の首長,あるいは市長,知事等もいろいろと言っているようですけれども,最後にこの安全対策通学路の点について,市長,この児童,生徒の安全,安心のためにもしっかりと取り組むというようなことで,市長のほうもちょっと答弁があったらいただきたいというふうに思っていますけれども,どうですか。市長,教育長,この見解についてお伺いしたいというふうに思っております。



◎市長(霜出勘平)  これは,当然整備をしていかなければいけないと思います。ただ,一気にやれれば一番いいんですが,やはり財源的なものもありますので,年次計画でやっていきたいというふうに思っております。

 例えば,松山校区では今垂水の辺を整備をやっていますし,また菊永から松山小学校までの,これも十分承知しておりますし,そういう今現在やれないところは,やはりこの土木作業員についても,あそこは側溝にふたがかぶってますので,この脇から雑草,竹なんかがこちらのその通行の邪魔にならないよう,極力注意して,清掃もしていくようにというような指示もいたしておりますが,これは早く整備をしていかなければいけないというふうに思います。



◎教育長(小野義記)  本市には,小学校が21校ございますので,今から合同点検を始めていきますけれども,例えば各小学校区で10カ所が危険なところがあったとしますと,200何カ所になるわけですね。膨大な量になりますので,その中で特に緊急性を要するものについて対応していきたいと思いますが,これまでは学校や自治会が個別に道路管理者に要望していた方式が多いと思うんですね。ですから,これから通学路に関しては市教委が一元的に吸い上げる方式にかえていきたいと。そして一元的に吸い上げて,道路管理者に継続的に必要性を訴えていきたいと。

 ですから,その何十カ所上がってきた中で特に重点的なものを吸い上げて,道路管理者に要望していく方式をとりたいと。

 この一元的に吸い上げる方式というのは,昨年の4月に小学生の列にクレーン車が突っ込んで6人なくなったところがあるんです。栃木県鹿沼市ですね。鹿沼市の教育委員会がこういうことを話をしていたんですけれども,やっぱりどこの市町村もこういう形をとらんといけないかなと考えているんじゃないかと思っております。どういう方法になるかちょっとまだ具体化していませんけれども,こういう方向で考えていきたいと。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  そういうことで,いろいろとこの合同の検討会というものが行政に反映されるような,そういう施策をとっていただければありがたいというふうに思っております。

 私の質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  私は,先に通告してありました学校の通学の安全対策について,その1としまして,通学路の安全を確保するためどのような点検を行っているか,また児童生徒の通学に対する指導内容をお示しいただきたい。

 その2として,児童生徒の安全を確保するため,学校の存在がわかる標識と,もちろん道路等を含めてでございますが,近隣道路に設置する考えはないか。

 その3として,防犯灯の整備状況と今後の対応をお示しをいただきたい。特に県道,あるいは国道もそうでしょうが,市道についてのことをお尋ね申し上げます。

 2つ目に,学校の管理でございますが,学校の敷地内に雑草が多く見られる学校があるが,どのような管理をなさっているのかお伺いをします。

 最後に,3つ目に,公民館の活動についてでございます。その1として中央公民館,分館,地区並びに校区公民館の役割と活動内容をお聞かせいただきたいと思います。

 その2として,公民館運営審議会の役割と運営状況をお聞かせいただきたい。

 その3として,地区公民館,もちろん校区公民館でございますが,書記の職務をお聞かせいただきたい。

 その4として,地区公民館長及びそれぞれ校区地区に設置してあります書記,庶務の方でございますが,報酬の積算根拠をお示しいただきたいと思います。

 以上で第1回目の質問を終わらせていただきます。2回目は自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えいたします。

 通学路の安全対策についてでございますが,通学路点検をどのように行っているか,また児童生徒に対する指導内容を示せということでございます。

 通学路の点検につきましては,各学校がPTAや地域と連携いたしまして定期的に実施をしており,その都度,結果を安全マップに反映させ,更新が行われているところでございます。

 児童生徒に対する指導につきましては,安全マップを活用して正しい通学路や通学路上の危険箇所の確認を行うとともに,年度当初に警察署と連携いたしまして,交通安全教室を実施し,校庭に横断歩道と信号機を設置して横断歩道の渡り方や安全確認の仕方を学ばせるなど,実践的な指導に努めておるところでございます。

 2番目の,学校の存在がわかる標識を設置する考えはないかということでございますが,この標識につきましては,現在すべての学校に案内板が設置されておりまして,児童生徒の安全確保に一定の役割を果たしていると考えております。

 今後とも合同の通学路点検の結果も踏まえながら,学校案内板の増設や危険箇所の状況に応じた標識の設置の検討をしていきたいと考えておるところでございます。

 防犯灯の整備状況と今後の対応を示せということでございますが,防犯灯の整備につきましては,集落内は自治会長さんの要望をもとにいたしまして,緊急性を勘案しながら設置の検討をする必要があるのではないかと考えております。

 また今後,学校,自治会と連携いたしました実態調査,関係機関の連携が大事であろうと考えているところでございます。

 以上で,私からの答弁とさせていただきます。あとにつきましては教育長より答弁をいたします。



◎教育長(小野義記)  御質問の1番目の通学の安全対策からお答えしたいと思います。

 通学路の安全点検につきましては,各学校が主体的に子どもたちの意見を聞いたりPTA等との連携を深めたりしながら,年度当初の安全マップ作成時に点検することとしています。

 その安全マップについては,年度途中に数回見直すこととしていますので,見直しの際にも必要に応じて通学路の再点検をすることになります。

 子どもたちの指導については,安全マップを使って自分の登下校の道路の確認,危険箇所の確認をしながら,危険から身を守る意識を高めることとし,交通安全教室を通して道路の歩き方,横断歩道の仕方等のKYT指導を行っているところでございます。

 それから,通学路の安全対策の学校の所在地の問題ですけれども,学校の存在を示す標識については,学校への案内板を設置することで標識にかわると考えられますので,車を運転する人にもわかるように,学校名と学校の方向を指す矢印等を用いた案内板の設置を呼びかけたいと考えています。

 このことについては,大半の学校は既に設置をしていますので,子どもたちの安全確保という視点からの増設等を指導したいと考えています。

 それから,防犯灯のことにつきましては,防犯灯の整備については,昨年から中学校を中心に実態調査を行い,設置を要請する手続き等について各中学校を指導したところでございます。

 防犯灯設置については,生徒や保護者の意見等をもとにして自治会長さんを通して交通防災係へ申請するよう指導いたしました。

 今後も市民の皆さんからの要望をもとに防犯灯設置の検討をしていかなきゃいけないと考えているところでございます。

 あと学校の管理についてお答えいたします。学校の敷地内に非常に雑草が多いということでございましたが,学校の管理については敷地内の除草等の環境整備については,基本的には学校主事をはじめ教職員,児童生徒による校内作業により管理するべきものと考えていますが,教職員や児童生徒の作業以外に大半の学校が保護者や地域の方々による奉仕作業を利用した環境整備を行っています。

 また,危険を伴い,専門的な技術を要する高所等の作業については,全小・中学校に樹木伐採等委託料を学校予算として配当し,さらに学期1階程度,年間3回の環境整備委託料を予算設定し,学校の環境整備を行っているところでございます。

 あと公民館活動についてお答えいたします。公民館運営審議会の役割についてまずお答えしたいと思います。

 公民館運営審議会の役割,運営につきましては,社会教育法に基づく公民館における各種の事業について審議し,意見をいただき,公民館事業の企画等に生かすものであります。

 本市では中央公民館につきましては,南九州市公民館条例で委員の定数を21名とし,年2回運営審議会を開催し,意見をいただいているところです。

 地区公民館の運営審議等につきましては,旧3町の公民館活動に特色がありますので,それぞれの地域の実態を考慮した運営がなされています。

 それから,中央公民館,分館,地区公民館の役割等についてお答えいたします。

 中央公民館は,川辺のひまわり館に置かれており,各公民館を統括するもので,生涯学習講座の開設など生涯学習の推進に係ること,公民館運営審議会に関すること,公民館との設置,管理及び廃止に関すること,条例公民館の育成指導に関することなどの役割があります。

 分館は,頴娃文化会館,知覧文化会館に置かれており,中央公民館と一体となって各町の生涯学習講座等の開設,条例公民館等の育成指導を行っています。

 地区の公民館につきましては,本市には20の校区,地区公民館があり,各地域の実情により若干の違いはありますが,総務部,文化教養部,環境美化部,青少年育成部,保健体育部などを置き,それぞれの部を中心に公民館講座の開設,体育行事,レクリエーション等の開催,学習成果の発表機会となる文化祭や展示会等の開催,各種団体等の連絡調整や市民の集会等の場となる会議室等の提供など,市民の教養の向上,健康の増進,生活文化の振興等に寄与する事業を行っております。

 次に,地区公民館の書記の職務内容についてお答えいたします。

 公民館の書記の職務は,館長の命を受け,公民館の事務並びに事業に従事するもので,それぞれの公民館の地区の実情により若干の違いがありますが,週4日間公民館に常駐し,会議室の貸し出し事務,清掃,電話や来客の対応などの会館維持に関する事務,生涯学習推進として公民館講座の開設に関する事務,公民館だより等の発行,公民館運営審議会の開催,運営等の諸会議に係る業務などがあります。

 また,公民館活動に位置づけらている各専門部の活動計画に沿って,地区の体育,レクリエーション行事,文化祭,青少年育成活動,環境美化活動など地域での諸活動に関する事務や運営など,公民館長の指示のもとに広範囲にわたる業務に携わっております。

 次に,地区公民館長及び書記の報酬の積算根拠を示せということでございますが,校区公民館長報酬につきましては,頴娃地区の公民館長報酬は,月額11万100円です。知覧地区の公民館長については,公民館規模により月額3万250円から4万6,500円となっております。川辺地区の公民館長については,知覧地区と同様に公民館の規模により月額3万円から5万4,580円になっております。

 報酬額の積算については,知覧地区と川辺地区は年額34万円の定額に校区の戸数割による額を上乗せした額となっています。

 この積算方法は,指定管理者制による公民館が運営をされていました旧知覧町の積算方法を踏襲したので,合併後に公民館制度は導入された川辺地区においても同様のように積算されたものでございます。

 頴娃地区の公民館長の報酬についても,旧頴娃町の報酬額を踏襲したものですが,旧頴娃町につきましては,公民館長が社会教育法による公民館業務のほかに,河川愛護作業の調整,福祉スポーツ大会関連業務,消防後援会会費の徴収,環境衛生パトロールの実施,定例自治会長会の運営,地域農業再生協議会等各種委員会への参加など,自治会及び地域のすべての自治活動の取りまとめをする機関としての業務があり,その分,報酬額が高くなっております。

 書記につきましては,現在,週4日間勤務として,日額5,300円の月16日分として積算し,月額8万4,800円としております。

 ただし,頴娃地区の書記については,館長と同じく自治会及び地域の自治活動のとりまとめをする業務がございますので,1万2,000円上乗せし,旧頴娃町時代と同じように月額9万6,800円としております。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  ただいま,市長並びに教育長から御答弁をいただきましたが,これからの質問に当たっては,実は私,4月から5月にかけまして各小学校,もちろん21あるわけですが,それに中学校が5つです,それにもちろん高校もありますが,すべて周辺等を含めて回っております。

 そういう関係,あるいは地区の,また校区の公民館,これも所在地を確認しながらすべて回りました。もちろん,巡回しながら見聞,探査いたしました。

 かようなことで,それぞれいろんな弊害があったり障害があったりするといけませんので,必要範囲内で差し控えさせていただきたいんですが,学校名とかあるいは校区名,地区名,さらには個人名,またいろいろお世話になった方もおりましたし,そういう方々の個人保護のためにも必要最小限度に差し控えさせていただきたいと思います。

 そこで議長にお願いでございますが,質問時間の制限がございますので,宣告の順序,質問の順序を1番,2番を飛ばして3番からさせていただきたいと,公民館の問題からさせていただきたいと思うんですが,よろしゅうございますでしょうか。



○議長(森田隆志)  どうぞ。



◆議員(東兼喜)  ありがとうございます。

 それでは,早速,まず1番目に,社会福祉法ですね,ここに私はちょっと知能がないもんだから申しわけありません。第20条ですよね,ここにいろいろあって,最後のほうに,健康の増進,その次です,要するに情操ですか,情操の純化を図り生活文化の振興,もちろんあとの社会福祉かれこれについては理解ができますが,ここの情操の純化を図り,この辺の御説明を教育長いただきたいんですが。よろしくお願いします。教育長の知る範囲で結構でございます。



◎教育長(小野義記)  社会福祉法ですか。社会福祉法であればちょっと教育委員会の管轄ではないんですけども。



◆議員(東兼喜)  大変失礼いたしました。社会教育法の第20条です。大変失礼しました。



◎社会教育課長(小濱義智)  社会教育法の第20条,今おっしゃるとおり,公民館は市町村その他一定区域内の住民のために実際生活に即する教育,学術及び文化に関する各種の事業を行いもって,住民の教養の向上,健康の増進,情操の純化を図り,生活文化の振興,社会福祉の増進に寄与することを目的とするとなっております。

 この情操の純化のところにつきましては細かく考えたことはないんですが,心豊かさを伸ばすというような意味合いにとっているところです。心豊かな市民の育成と,わかりやすく言えばそういう言葉にとらえられるのかなと思っています。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  何かわかったようでわからんけど,私は私なりの解釈ですけれども,これにつきましては,お互いそれぞれ住民が違うわけですよね。だから,その心を交わる,つまりそれぞれの心を交わるための統一な心を持ちましょうやというのの言葉だというふうに理解しているんですが,その辺はどうなんですか。ちょっともう一回,私の言葉と違うのか,解釈と。



◎社会教育課長(小濱義智)  交わることで豊かなというようなことをおっしゃるんですが,それにつきましては広報的な部分でございまして,公民館というところがまさに人が集い,学び,そしてつながっていくという場所です。そういう行動の中で情操の純化,心豊かさが育まれるというようなところではないのかなと,今お聞きして解釈したところでした。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  多少は理解できたような気がするんですが,時間もありませんので,一応またこの問題につきましてはお伺いしたいと思っております。

 次に,確かに我々が関係ある公民館,これはやはり法律に基づいて設置されたものだというふうに理解し,設置に当たってはやはり目的と事業,先ほど教育長からもお話があったとおり,回答もあったとおり,それぞれ事項を定めておるわけです。そして,我々南九州市も中央公民館があって,そして分館,それは3つに分かれているわけですよね。そしてさらにその下におりているのが地区,そして校区,同じですけれども,これが全部で20あるわけですよ。

 さらには,法にはないけれども,我々行政が一番根幹をなしている自治会,これも266ですか,あるわけですよね。私は,やはりもとをただせば,やはり地区,あるいは校区公民館にしてもこの自治会そのものが根幹をなしているんだというような考え方もあるんですが,その辺の見解はどういうふうに行政としては見るのか,お尋ねします。



◎社会教育課長(小濱義智)  地域の自主活動を行うための自治会がまずはありきだと思います。で,公民館につきましては,社会教育法に沿ってできたもので,昭和24年あたりにできたものだと思っております。

 その中で,先ほどもありましたが,国民の豊かな生活,そういうものを支えるために学習活動をしたりとかいうことででき上がったものだと考えておりますので,地域の,自治会の中にある組織ではありますが,設立当時の目的は若干違って,現在もそれを踏襲したところがございます。

 ただし,長年の公民館の運営の中でそれぞれ市町村によって特色がございまして,公民館活動の中で,もう自治会活動と同じような同等の活動をしているところもあります。

 また一方では,純粋に生涯学習を目的とした公民館活動をしているところもあるかと,そのように理解しているところです。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今課長がおっしゃったとおり,やはり校区公民館にしろ地区公民館にしろ,やはり我々住民,つまり身近な自治会はもちろんですが,住民のための私は公民館であるべきだというふうに思っているところです。

 そこで,質問の3つになりますが,社会教育法の22条,これは別にしまして,我々市の条例施行規則がございますよね,施行規則に入りますが,施行規則の第4条に公民館係,それから分館の文書事務と,こういうのがありますよね。ここの中に公民館係の中のところの7番に,条例公民館等の育成指導に関すること,それから2番目の分館のところにも同じように条例公民館等の育成指導に当たることと書いてあるんです。これは具体的にどういうふうなことを実施,含めてですね,含めて例を示していただきたいと思います。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後4時11分休憩

───────────

午後4時12分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。



◎社会教育課長(小濱義智)  公民館,条例公民館等の育成指導に関することということですが,これにつきましては,公民館活動の役割等について年間研修会を設け実施しているところです。公民館長会を通した研修会,それから書記の合同会を通した研修会等です。

 具体的な内容につきましては,講座等の開設の件についてとか,あるいは最近の中では,公民館の使用の件です。使用制限の件とか,そういうことについて全体の意見を統一するための指導等を行っているということでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  あとの質問に非常に関係が深いので聞いているので,的確に答弁をしていただきたい。私,今の答えはちょっと不十分ではないかと思うんですよね。時間もあとがいっぱいありますので,先に行きますが,やはりここにせっかく書いてあるんだから,本当にもっと細かに指導内容は報告できなきゃいかんわけですよ。それを,早く言えば役割もやっているわけだから,だから一番肝心なことを聞いているんですよ。だから,これぐらいのことは答弁できなきゃ。

 それと,どうですかね。館長の出勤につきましては,先ほど答弁もいただきました。頴娃は週に3日出ていらっしゃる,そうしますと,知覧,川辺は1回です。これについては,どういう判断のもとにやっているのか。活動を中心にしてやっているのか,役割,役目を中心にしてやってそういう割り振りをしているのか,その辺を単刀直入にお答えください。



◎社会教育課長(小濱義智)  勤務日数についてですが,3町それぞれ勤務日数が異なっているということで,頴娃町につきましてはこれまで長いことずっと公民館活動を実施していただいております。知覧町につきましても一緒ですが,知覧町につきましては,平成18年度から平成22年度まで,指定管理者制度による運営が行われていたということです。川辺地区につきましては,合併と同時に116自治会,24区あった区を7つにまとめて,平成20年度から公民館がスタートしたということです。

 で,特に川辺につきましては,平成21年度に館ができ上がっていますので,実際の活動は22年度からなったんですが,そのように3町の実態が違う中で勤務日数等についても統一するのが難しいところがございました。

 そこで,それまで行われてきた勤務日数の範囲内で,現在業務をしていただいているところです。それぞれの町の地域の実情を公民館の実態にあった日数だと考えております。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今,統一が難しい,この言葉もいいかもしれないけれども,やっぱりさっき言った校区公民館,並びに分館等の育成強化を図るんだから,やっているんだから,やはりこれは前向きに,例えば知覧が元指定管理だったからそれに合している。こんないい加減な答弁をしたらいけませんよ。

 だって,南九州市の条例公民館でしょう。公民館であれば,やっぱり前向きに足並みを揃えるちゅうんですか。やっぱり意見を,あるいは考え方も,もちろんここにあそこに合わせなさいとか,こっちに合わせないでと,それは言えないでしょう。

 しかし,やっぱり基本的には行政がつかさどらなければならないんでしょう。その辺はどう考えているんですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  本市の公民館施行規則の中で,地区公民館につきましては,特にその区域の規模及び実情に即した事業を行うものとする規定がございます。3町の公民館の運営が非常に異なる面がございます。公民館の活動事業内容につきましても,また館長書記の業務等についても3町で異なるところがございます。

 今出されたように,このことにつきましては,今統一すべきだということを議員がおっしゃっているわけですが,公民館につきましても公民館のあり方検討会というのを昨年度から設置し,南九州市の将来を見据えた公民館のあり方はどうあればいいのかということを検討しているところです。その中でまたいろいろな御意見が出てくるものかと考えております。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今,あり方検討会を聞こうと思ったんですけれども,それはそれでいい,後で出てきますが。教育長,今課長が答弁なさったように,実情は確かにそれぞれ内容が違うんじゃなくして,根本は一緒なんですよね。ただ,やり方とか,あるいは種類によって数が違うとか差はあります。そしてまた,各校区によってはその下に自治体,世帯数が大きい集落もあるし少ない集落も。まして校区自体にも大きいのと小さいのがある。あるいは特に川辺の場合に,これは申し上げて失礼かと思うんですが,川辺地区の場合は,非常に回ってみると,区の力が強いんですね。もともと区制大字から来た,明治維新の町村制ができたわけですよね。

 このときから,川辺は水田,かれこれ川が豊富であった関係上,恐らく地主さんがやっぱり立派な田んぼがあっては,米ですから,米はもう国の宝でしたから,やっぱり地主さんが,あるいは権力を持った方々が多いから,私はそのためにできたのか,その辺は定かではありませんけれども,これを郷土史を見てもよく理解できなかったもんだから,この辺,区と校区との違いをどう考えていらっしゃるのか,これはもちろん川辺出身の方でございますし,特に川辺にも私は限定した数少ない校区のことを言っているんですけれども,ある校区は20近い区というのがあるんですよね。もちろん昔から大字ですよね。この力というものが非常に私は強く感じて,館長さんも御苦労なさっているという思いもしました。

 この辺,教育長ちょっとお聞かせいただけませんか,どう思っていたか。



◎教育長(小野義記)  答弁になるかならんかわかりませんけれども,区制というのは今議員さん言われたように,ずっと前からあったわけですね。そしてその区制がなくなったような形で校区公民館制度になってきているわけですけれども,例えば,頴娃町の場合はその区長さんがいたわけですね。その区長と同じような役割を校区公民館長はしているということですね。

 川辺の場合は区は残したまま校区公民館はできてますので,まだ今もそのいわゆる共存と言いますか,一緒になっているわけですよね。しかし,非常に歴史が違いますので,なぜこう調整が早くできないかということだろうと思うんですけれども,3町の校区公民館についてはやっぱり異なる状況が長く続いてきたわけですよね,ずっと。そういう状況ですっかり定着しているんですね,頴娃町にしましても,すっかり定着しているものですから,そのすっかり定着しているものをかえるとなると,やっぱり非常に不都合なことも出てまいります。ですから,時間をかけて課題解決に当たるということは必要だろうと思います。

 今,館長書記の報酬等が異なるのは,やはり職務内容に応じたという,そういうとらえ方をしていますので,職務内容が違うということですね,現在ですね。だから,報酬が違うと。

 ですから,この調整はもちろんしなくてはいけないんですけども,ちょっとやっぱり時間がかかるだろうということで,そのために校区公民館のあり方検討委員会を立ち上げているわけですね。どうして調整を図っていくかということですよね。そういうことでございます。



◆議員(東兼喜)  教育長,ありがとうございました。やはり3町が,それぞれ面々の歩き方をしているなというのを感じたのも実感でございます。

 そこで,いま一つお伺いしたいのは,この条例がせっかくあるのに,つくっているのに,簡単に申し上げますが,条例集を持っていらっしゃいますよね。第4条非常勤職員の任期というところですが,ここに館長さんの任期を書いてありますよね。1年,2年,3年とありますよね。校区によってはこれが守っていないのがあるんですが,この辺をどう感じているのかお答えいただきたい。確認しているのかしていないのか。



◎教育長(小野義記)  先ほどから,歴史が違いますので,館長とか書記のこの業務内容,それから選任方法ですね,それから任期の期間とか全部違うんですよね。一つに調整しようと今しているんですけどもなかなか難しい。

 例えば1年でかわっているところもあるわけでしょう,1年,あるいは2年,3年ってあるわけですね。ですから,今のところ調整ができない段階なんです。

 将来的にどうしたら枠を一本化できるかということについて,今あり方検討委員会で検討していることでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  教育長の答弁はちょっとおかしいです,それ。条例,これは議会でもう決まったことで,決まっていることじゃないですか。これが条例でしょう。それを検討今から何とかと,それはおかしいですよ。

 だから,やはりこういうことからかえていかなきゃ,せっかく条例をつくっておるんだから,条例公民館でしょう。そのために努力をしなきゃならないんじゃないの。あり方検討会に,それなら検討会に入りましょう。あり方,その前に審議会もありますけれども,同じあり方検討会でなぜ,なぜ職員が入っていないの,行政が。それを教えてください。含めて運営審議会の中にも入っていない。これはまた後での議題に入れておきますから。質問事項ですから。お答えください。



◎社会教育課長(小濱義智)  あり方検討委員会につきましては,今現在15名の委員から意見をいただいているところです。この中には,地域の皆さんから広く意見を聞こうということで,委員につきましてはすべて市民の,行政関係は15人の中に入っていないんですが,ただしここでの意見を今後やはり反映させなければならないということで,私ども教育委員会,それからこれに行政部局で企画課,それから総務課それぞれ入っていただいて会議を進めているところでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  このあり方検討会の中に,行政の方が入っているという,今答弁でしたが,私がもらっているこれとは全然違うんじゃないですか。何を報告しているんですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  済みません,ちょっと説明が悪かったです。

 検討委員会の15名の委員には行政の職員は入っておりませんが,そこで幅広く意見を伺い,それを今後に生かすためにこの会自体には,先ほど申し上げましたように,私ども教育委員会と,あと企画課,総務課,入っているところでございます。そこで行政側として意見をお伺いしているということになります。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  確かにこういう大切なこと,いろいろ聞きたかったんだけれども,こういう校区にしろ地区にしろ,これが基本ですから,これを,中身をやっぱりくさいものにはされたくないということではないんですけれども,痛いものにはさわりたくない,さわられたくもない,両方みんな採用していると思うんですよね。その関係で恐らく委員を,入らんほうがよかかもねという,私は単純な気持ちもあるんじゃなかろうかなと思って聞いたんですよね。

 確かにおっしゃるとおり,差し控えたほうがいいのか,その辺はわかりませんけれども,私はやっぱりこの辺は皆さん知識ある立派な方々ですから,市長もほめていらっしゃる職員ですから,どうどうと胸を張って,私は顔を出すべきだと思うんですよ。

 本当にこの中に入っているんですか,そこをもう一回確認します。



◎教育長(小野義記)  学校のあり方検討委員会もそうですけども,この公民館のあり方検討委員会も,やはり民意を大事にするということで行政は入ってないわけですね,委員に。しかし,行政はちゃんと事務局として入っていますので,その場にいますので,委員としてじゃなくて事務局として入っていますので十分意見が言えるということで,そういう受けとり方をしていただければと思います。



◆議員(東兼喜)  それでは,やっぱり職員は記録係としては置いておるということですか。そういうことじゃないですか。どうなんですか,それで,もう一回確認します。



◎教育長(小野義記)  説明をするとか,あるいは詳しいこうしていただきたいことを,民意の会にしていただきたいことを行政のほうから持ちかけるとか,そういうことをしているわけです。



◆議員(東兼喜)  それでは,次に入ります。校区公民館の運営審議会の役割等は先ほど伺いました。これ21名の方々でやっているんですが,今あり方検討委員会と同じように,再度この運営審議会だけは,私は行政側もやっぱりリード役として,私は発言をしてもいいんじゃないかということで,委員としての参加をぜひお願いしたいと思うんですが,その辺どう考えていらっしゃるのか。御意見をお聞かせいただきたい。



◎社会教育課長(小濱義智)  公民館運営審議会につきましてもメンバーは21名ですが,21名の中には今御指摘あるように,行政の人間はおりません。ただし,会そのものには先ほど教育長が話をしたように,事務局という形で参加し,その意見を伺っているところでございます。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  ちょっと後戻りするかもしれませんが,教育長にお伺いしますが,このあり方検討会に教育長ぜひ教育長の名前を出して御出席していただきたいんですが,その辺はどう考えていらっしゃるのか,お答えください。



◎教育長(小野義記)  この中央公民館の運営審議会にしましても公民館のあり方検討委員会にしましてもすべて私は出席しております。事務局として出席しておりますので,意見ももちろん言っていますし,調整をしたりとかいろんなことをしております。



◆議員(東兼喜)  そしたら名前ぐらいはここに明記しているんじゃないですか。せっかく自分で委員ですよとおっしゃっているんだから,どうどうと何も隠す必要ないんじゃないですか。ぜひそうしてくださいよ。課長,きょうは名前を書き添えてくださいよ,お願いします。



◎教育長(小野義記)  このあり方検討委員会は審議をしていただいて教育委員会,教育長に答申をする機関なんですよね。答申する機関ですから,正式に入るわけにはいかないですよね。オブザーバーとして入るのはいいですけれども,答申してもらうわけですよ。ですから入っていないということです。



◆議員(東兼喜)  これ,今教育長が答申の話をしましたが,おかしいですよ,ね。これはもうそれは取り消していただきたいと思います。

 それで,もう次に行きます。時間が。公民館の書記の問題,これも先ほど答弁もいただきました。

 そこで,この規則にも載っています。庶務は書記,会計等に従事すると,そしてなおかつ各公民館,地区の公民館の拘束というのがあるんですよね。ここに全部列記してあります。どこの公民館も同じように書いてあります。

 であるならば,まず1点聞きたいのは,書記は臨時職員ですか非常勤ですか,どういうふうに説明したらいいんですか。お聞かせください。



◎社会教育課長(小濱義智)  非常勤でございます。



◆議員(東兼喜)  今課長から非常勤だと,確かに非常勤と書いてありますよね。しかし,私各校区の館長さん,地区の館長さんの方々は,大部分の方が職員だというような考え方を持っているんですが,この辺御指導なさっているんですか。教育長,その辺もう一回これはやっぱり職員は非常勤ということで臨時職員じゃないという考え方ですか。どういうふうに判断なさっているんですか。



◎教育長(小野義記)  非常勤職員というのは,いわゆる職名,身分ですよね,いわゆる。身分と職名とやっぱり違うのがあります。例えば,学校の職員と言ってもいろいろいるわけでしょう。ですから,公民館の職員といって,これはもう職名じゃなくてそのいわゆる身分的と言いますか,公民館の職員だけれども,身分的には非常勤だというとらえ方ですね。

 もう一回言います。公民館の職員としてとらえる身分的には非常勤とか嘱託職員となっているということで,大きくとらえて職員という言い方もあると思いますので,そこは御理解いただきたいと思います。



◆議員(東兼喜)  それなりに理解はした感じはしますが,汚い言葉だけれども,校区によってはもういい加減にやめてくれればいいと,書記のことですよ。そういう声もありましたよ。どことは言いませんよ。

 それと,本当時間になったらぴしゃぴしゃ帰っとる。もう時間前になったらもう帰る用意をしていると。事実ですよ,みんな。仕事を,本当に行って仕事があるのかないのか,そこまでは言わないよ,私は。形をつくっていますよ。

 そこで,この月,火,木,金ですよね,彼女らが,あるいは男性の方もいらっしゃいますけれども,書記でね。この4日間というのは,これは課長でもいいですが,どういう考え方のもとがあるんですか。ちょっと教えていただきたい。



◎社会教育課長(小濱義智)  公民館は市民の方がいつ来ても開いているということが必要だろうということで,館長が2日,場所によっては1日というのもありますが,基本2日来たときに,週1回休館を設けて残り4日を出てもらわなければいけないだろうということで,4日というようにしてあります。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  それはそういう答弁しかないとは思うんですよね。本当は,報酬まで出しておる,もちろん月給制になっている地区もあるわけですよね。それだけ手厚く私は本当に地域のためにそのやっていらっしゃる方ですからそれは当然でしょうけれども,やっぱり内容がもっと私は世間体から見ても,ある程度メスを入れてもいいんじゃないかなと思うから言っているんですよ。

 それでは,もう一言この身分のことで聞きますけれども,推薦,これは館長さんが,どこの校区もほとんどそうだけれども,ある校区は違っておりました。選ぶんだと,皆の中からだれかおらんかということで,そうしたら,やっぱりおりました。もちろん事務屋さんですからパソコンも打たなければいかん,字も書けなきゃいかん,耳も聞こえなきゃいかん,足もかなわないかんと,それは五体満足もあるだろうと。それは言えます。また年も若いほうがいい。

 しかし,今調べてみると,もうほんの年配の方々が本当に頑張っていらっしゃいます。その辺でとめますが,この推薦,嘱託,委嘱,こういう関係にありますが,これに中央公民館としてこのまま放置する考えはあるのか。今後はこれにやっぱり検討を,もちろんあり方委員会でもこの話は出ているのかしらないけれども,この問題についてどう考えていらっしゃるのか,お答えをいただきたい。



◎社会教育課長(小濱義智)  書記の選出につきましては,それぞれ各公民館で微妙に違っているということは承知しております。ただ,公民館の性格上,やはり地域の実情をよく知っている方が当然上がってくるものだろうと私どもは考えているところです。

 ですので,そこらあたりにもし問題があるのであれば,また公民館長会等で指導をしていかなければならないのかなと思っております。

 以上です。



◆議員(東兼喜)  今そういう他人任せの,答弁もいいでしょうけれども,私はそれはただ我々職員はその来たのを全うすればよかたらいという,私はもっと発展的に公民館の担当であるなら,よし,私が何とかするがという,やっぱりそういう心づけも持たなきゃいかんのじゃないの。ただ任せっきりだと,あっち1カ所つけば火事になったときがとか,そういう恐怖心なんかを持っておったって,こういう大きな公民館活動はできないですよ。

 それでは次に行きます。そこで公民館問題の最後になりますが,館長,書記,これはすべて公費というか,報酬という形で条例に基づいて出しております。

 そこで,私,高い安いを言っているんじゃないですが,教育長さんにこの差はもう事実あるわけですから,知覧が元指定管理だったから,やっぱりそれに合わせたんだと,合しているんだという,そういう指定管理そのものはもうかえているわけだから,なじめないということで。

 だから,私は前向きに,前向きに。教育長,今の金額は,書記の報酬額は公平だとお考えですか。



◎教育長(小野義記)  何度かお話をしましたけれども,合併前の旧町時代のあり方をそのまま受け継いでいる分がかなりあるわけですね。それで,職務内容が違うし,もちろん報酬等も違います。その調整がなかなかできない段階なんですね。ですから,それを早く調整しなくてはいけないんですけど,やっぱり時間をあけてやっていかなくてはいけないだろうと。

 それで,今いろいろ御指摘がありますけれども,その今の報酬に見合うような仕事ができるようなやっぱり書記に育てていかんといけないだろうということは考えております。そのためにかなり館長会とか公民館長会とか書記の会とか合同の会とか持っていますので,その中で書記としてのあり方等についても指導しているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(東兼喜)  もうこの問題は,2時間かかっても私いっぱいあるんだけれども,例えばこの報酬の額ですよ。私は課長に聞きたいんですが,この設定するに当たって,私は情報というものがいっぱいありますよ,今。全県の公民館活動をやっているところなんかを調べたら,すぐ資料は手に入りますよ。そんなのも目を通さなきゃ。

 まして,県の雇用労政課に行ったら,資料がいっぱいありますよ。私はもらってきていますよ。それからすると,うちの市のこの非常勤職員,書記だといった,あんた,今我が市内の大きな商店をやっている,それよりも時給は高いんですよ。まして県がやっているそれよりも70円高いですよ。まして,我が市の職員は16日間ですよ。そして7.5時間しか働いていないんですよ。まだあります。2時間したら帰っているんです。そして有休まであるんですよ。どこどこに中央公民館に電話しなさい,今きょうは休館にしますと。そんなのを目の当たりにしておりますかね。してないでしょう。

 それと同時に,まだありますよ。中にはもう電話もしないで,用はしないで,別な用を済ましている。

 私はそういうために行ったんじゃないんです。電話すればいろいろあるもんだから,突然行ったほうが聞きやすいから行くんですよ。

 やはりこの辺もいろいろ調査して,私は本当にそれだけのお金を出しているならば,私はこういう推薦のやり方やら候補者の問題についてもいないんじゃないんですよ。本人がかわりたくないんですよ,実は。声を大にします。私がだめだといってあの人に頼んでもまた私に回ってくるからと,もう自信たっぷりなんですよ。

 確かに頴娃地区の場合はそれだけの信頼度は高い。またそれはそれでいいんじゃないですか。

 そういうことで,私はいろんな参考のデータを持って,あり方検討委員会はもちろんのこと,運営審議会の中でも。



○議長(森田隆志)  東議員,時間が来ましたので,端的に質問を終えてください。



◆議員(東兼喜)  各公民館の館長さん方もいろいろ意見は言うけれども,なかなか先に行けないと言っていらっしゃるから,十分な考慮をし,また十分耳を傾けて,前向きに公民館活動を中心となってやっていただきますよう,要望して終わります。

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△延会



○議長(森田隆志)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は6月13日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。御苦労さまでした。

午後4時48分延会