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鹿児島県 南九州市

平成 24年 第 3回定例会( 3月) 03月05日−02号




平成 24年 第 3回定例会( 3月) − 03月05日−02号









平成 24年 第 3回定例会( 3月)


 本会議2号     (3月5日)
   出席議員     22名
1番議員  西   次 雄        12番議員  峯 苫 勝 範
2番議員  内 園 知恵子        13番議員  蔵 元 慎 一
3番議員  吉 永 賢 三        14番議員  山 下 つきみ
4番議員  伊瀬知 正 人        15番議員  深 町 幸 子
5番議員  蓮 子 幹 夫        16番議員  下 窪 一 輝
6番議員  亀 甲 俊 博        17番議員  浜 田 茂 久
7番議員  塗 木 弘 幸        18番議員  竹 迫   毅
8番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  菊 永 忠 行
9番議員  松久保 正 毅        20番議員  満 留 秀 昭
10番議員  東   兼 喜        21番議員  今 吉 賢 二
11番議員  加治佐 民 生        22番議員  森 田 隆 志
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    企 画 課 長  下 薗 宏一郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    健康増進 課長  森 田 夏 江
教  育  長  小 野 義 記    税 務 課 長  東     篤
総 務 部 長  有 水 秀 男    福 祉 課 長  堂 園 政 利
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    商工観光 課長  塗 木 博 人
建 設 部 長  田 代 良 民    総合営農 課長  川 畑 雅 樹
農林水産 部長  田 中   泉    建 設 課 長  下之薗 博 幸
会 計 管理者  新 留 育 男    水 道 課 長  神 薗   誠
教 育 部 長  小 園 和 幸    学校教育 課長  大 木 節 夫
頴 娃 支所長  山 下 由 海    社会教育 課長  小 濱 義 智
知 覧 支所長  大 坪 三 郎    保健体育 課長  菊 永 克 幸
川 辺 支所長  新 屋 清 盛    建築住宅 課長  厚 村 善 人
財 政 課 長  上 野 勝 郎    茶 業 課 長  鮫 島 信 行
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 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  浜 田 和 人
庶 務 係 長  朝 隈 克 博                    
 
 第3回定例会議事日程(第2号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.議案第 2号
     市道路線の廃止について
 第 3.議案第 3号
     市道路線の認定について
 第 4.議案第 4号
     市道路線の変更について
 第 5.議案第16号
     平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)
 第 6.議案第17号
     平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第 7.議案第18号
     平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)
 第 8.陳情第 1号
     川内原発増設計画の撤回などを求める陳情書
 第 9.陳情第 2号
     陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める陳情書
 第10.請願第 1号
     公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願
 第11.請願第 2号
     TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する請願書
 追加日程第1.発議第 1号
     川内原発増設計画の撤回などを求める意見書の提出について
 追加日程第2.発議第 2号
     陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める意見書の提出について
 追加日程第3.発議第 3号
     公的年金2.5%の引下げに反対する意見書の提出について
 追加日程第4.発議第 4号
     TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する意見書の提出について
 第12.議案第23号
     南九州市仏壇産業後継者育成確保資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第24号
     南九州市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について
 第14.議案第25号
     南九州市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について
 第15.議案第26号
     平成24年度南九州市一般会計予算
 第16.議案第27号
     平成24年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算
 第17.議案第28号
     平成24年度南九州市後期高齢者医療特別会計予算
 第18.議案第29号
     平成24年度南九州市介護保険事業特別会計予算
 第19.議案第30号
     平成24年度南九州市簡易水道事業特別会計予算
 第20.議案第31号
     平成24年度南九州市農業集落排水事業特別会計予算
 第21.議案第32号
     平成24年度南九州市公共下水道事業特別会計予算
 第22.議案第33号
     平成24年度南九州市水道事業会計予算
 第23.一般質問




平成24年3月5日 午前10時0分開会





△開議



○議長(森田隆志)  これから本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(森田隆志)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において,深町幸子議員,下窪一輝議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2―日程第4

         議案第2号―議案第4号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第2,議案第2号市道路線の配置についてから,日程第4,議案第4号市道路線の変更についてまでの以上3件を一括議題とします。

 これから,議案第2号から議案第4号の以上3件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第2号から議案第4号の以上3件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから,議案第2号から議案第4号の以上3件について一括して討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第2号市道路線の廃止についてを採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第2号は可決されました。

 次に,議案第3号市道路線の認定についてを採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第3号は可決されました。

 次に,議案第4号市道路線の変更についてを採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第4号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第5議案第16号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)



○議長(森田隆志)  日程第5,議案第16号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)を議題とします。

 本案について,各常任委員長の報告を求めます。まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長山下つきみ議員登壇]



◎総務常任委員長(山下つきみ)  総務常任委員会に付託された議案第16号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,歳出の主なものについて申し上げます。

 企画費の移住定住促進対策事業費は,住宅取得等補助金の申請件数及び額が増加傾向にあるため,4件相当分を増額補正することと,今年度中完成が見込めない分について,財源区分の変更をするものであります。

 電算費の平和情報ネットワーク構築事業費は,ネットワーク回線通信に係る一定の品質を整えたサービスを提供できる業者が,22年度まで1社であったものが2社となり,競争の結果,執行残が多額となったため減額補正するものであります。

 観光施設管理費のお茶街道ゆとり館管理運営費は,お茶街道ゆとり館の屋外に設置してある引き込み開閉基盤が損傷し,雨水等の浸入により漏電のおそれがあるため,修繕料を補正するものであります。

 委員から,損害保険の適用はできないかただしたところ,市が加入する全国自治協会の共済制度では,建物と一体となったものと認められず,対象外となるとの答弁でありました。

 観光関係費は,市単独補助金として明かりイベント開催事業補助金を計上していたところ,県の補助事業に採択され,事業実施団体に直接交付されたことから減額補正するものであります。

 委員から,県の補助事業に採択された経緯について説明を求めたところ,新幹線の開業に伴うイベントとして採択されたもので,今年度限りの措置となるとのことでありました。

 次に,歳入の主なものについて申し上げます。

 財産収入の不動産売り払い収入は,遊休財産の処分として実施した知覧地区永里の園田住宅跡地,及び川辺地区の旧瀬戸山小学校跡地の売り払い,並びに法定外公共物の払い下げによる増額補正であります。

 諸収入のうち南九州市地域公共交通協議会返還金は,国からの補助金の交付決定に伴い,市の補助金を返還させるものであります。

 次に,繰越明許費について申し上げます。

 総務費の移住定住促進対策事業費は,住宅取得等補助金のうち今年度中の完成が見込めない分を繰り越すものであります。

 次に,地方債について申し上げます。

 学校施設環境改善交付金事業に充当するために緊急防災・減災事業を追加し,起債の必要のなくなった災害復旧事業を廃止,また,各事業の実施見込みや今年度借入総額の調整により,起債区分ごとに限度額を変更するものであります。

 審査の中で,当初予算で措置すべきものや年度上期に把握されていた不用見込み額を,今回,減額補正しているものが見られることから,委員会としては,適正な予算計上と計画的な予算執行に努めることを要望します。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,総務常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長蔵元慎一議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(蔵元慎一)  文教厚生常任委員会に付託された議案第16号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,歳入の主なものについては,市税の増額や各事業費の確定による国・県からの補助金の増減に伴う補正であります。

 次に,歳出の主なものについて申し上げます。

 清掃総務費の一般経費は,指宿広域市町村圏組合及び南薩地区衛生管理組合への負担金を減額補正するものであります。

 委員から,それぞれの組合負担金の減額理由について説明を求めたところ,指宿広域市町村圏組合については,頴娃地域に設置する管理型最終処分場にかかわる工事等の入札残の減額で,南薩地区衛生管理組合については前年度決算が確定し,繰越金及び資源ごみ事業収入などが,当初予算額を大幅に上回ったことによる減額とのことでありました。

 高齢者福祉費の施設整備等補助事業費は,既存の4グループホームがスプリンクラー設置を計画しておりましたが,2施設が未実施のため補助金を減額するものであります。

 委員から,小規模な施設でスプリンクラー設置義務のない施設や,消防法施行令の適用により設置が免除されている施設であっても,入所者の安心・安全を考慮し,施設管理者へ設置に向けて指導はできないかとただしたところ,24年度も国・県から1平米当たり9,000円の設置補助を受けられる見込みであることから,引き続き設置をお願いしていくとの答弁でありました。

 教育総務費の一般経費は,川辺中学校のソフトテニス,松山小学校のタグラグビー,知覧中学校の野球部に対する九州大会や全国大会への出場奨励金を増額補正するものであります。

 委員から,出場奨励金の交付対象となる大会及び金額について説明を求めたところ,交付対象となる大会規模はおおむね九州大会以上とし,金額については,個人は沖縄を除く九州管内が1万円,東北,北海道が2万5,000円,それ以外の地域が2万円,団体は,小中学校の部活動団体は20万円,スポーツ少年団,高等学校,体育協会及び文化協会加盟団体にあっては,10万円を上限としているとのことでありました。

 学校施設整備事業費の学校施設環境改善交付金事業費は,24年度事業として着工を目指しておりました,手蓑小学校の屋内運動場及び神殿小学校の校舎の耐震補強及び大規模改造工事が,国の3次補正予算で採択されることとなったことから,今回,委託料や工事請負費などを新たに計上するものであります。

 公民館費の公民館管理運営費は,当初予算において,賃借料を計上しておりました市内の校区・地区公民館20館へのAED設置に当たり,設置型,または可搬型等の機種についての情報収集・調査や公民館長,学校,保育所,各種団体等から意見収集等に期間を要し,設置が本年2月となったことから,不用となった賃借料を減額するものであります。

 委員から,予算の執行については,あらかじめ関係者などの意見を集約し,早目の執行に努めるようとの意見が出されたところであります。

 次に,繰越明許費について申し上げます。

 小学校費の学校施設環境改善交付金事業費は,国の3次補正予算で採択することになり,新たに計上された,手蓑小学校の屋内運動場及び神殿小学校の校舎の耐震補強及び大規模改造工事に係る使用料及び賃借料,工事請負費などを全額繰り越すものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,文教厚生委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長塗木弘幸議員登壇]



◎産業建設常任委員長(塗木弘幸)  産業建設常任委員会に付託された議案第16号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第10号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,執行部の出席を求め,現地調査を踏まえて審査いたしました。

 まず,農林水産業費の主なものについて申し上げます。

 森林土木事業費の治山事業費は,頴娃地域鶴田地区において,県費単独補助治山事業が新規に補正計上されております。なお,本事業は24年度に事業を実施する予定でありましたが,県の予算編成により本年度事業採択となったものであります。

 委員から,工事内容について説明を求めたところ,延長32メートル,高さ7.1メートルに対し,高さ2メートルのコンクリート土留工,段積苗工,L型トラフ水路工などを施工するとのことでありました。

 農地費の県営土地改良事業費は,負担金の増額補正であります。

 委員から,負担金が4,000万円を超える多額の補正となった理由について説明を求めたところ,県営畑地帯総合整備事業において,頴娃中部西1期地区及び頴娃中部西2期地区の事業費が大幅に増額されたことによるものが主な要因で,東日本大震災の対応のために措置されていた公共事業費の5%執行留保の解除,及び国の4次補正予算によるものとのことでありました。

 畜産業振興費の資源リサイクル畜産環境整備事業費知覧地区は,当初,南薩振興局において知覧地区の農家の施設整備を計画しておりましたが,管内の他の地区の施設を優先して整備することとなったことから,事業計画見直しに伴う負担金の減額補正であります。

 委員から,本事業の今後の事業計画についてただしたところ,南薩振興局の説明では,本地区については,24年度に実施する計画との答弁でありました。

 次に,土木費の主なものについて申し上げます。

 砂防費の急傾斜地崩壊対策事業費は,県単急傾斜地崩壊対策事業上出2地区において,登記事務が難航したことにより,一部工事に着手できなかったことによる工事請負費の減額補正が主なものであります。

 次に,繰越明許費について申し上げます。

 土木費の道路橋梁費において,市道単独整備事業費及び市道補助整備事業費の2件が繰り越されることとなりましたが,市道単独整備事業費は市道雪丸新牧線の登記事務難航により,工事発注がおくれたことから工事請負費を繰り越すもので,市道補助整備事業費は市道小野厚地線の土地所有者及び相続人の調査,連絡等に時間を要したことなどから,工事請負費,公有財産購入費,補償費を繰り越すものであります。

 次に,債務負担行為補正について申し上げます。

 大家畜経営維持緊急支援資金利子補給は,畜産物価格低迷等により借入金の償還が困難となったことから,緊急に既存借入金を長期低金利資金によるものに,借りかえを実施したことによる利子補給の追加で,対象農家は14戸となっております。

 また,農業近代化資金利子補給及び農業経営基盤強化資金利子助成は実績に基づき,期間,限度額をそれぞれ変更するものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。

 これから,各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第16号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第16号は各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。

    ────────────────────



△日程第6―日程第7

         議案第17号―議案第18号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第6,議案第17号平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)及び日程第7,議案第18号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を一括議題とします。

 本案について,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長蔵元慎一議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(蔵元慎一)  文教厚生常任委員会に付託された議案第17号及び議案第18号について審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,議案第17号平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について申し上げます。

 本案は,不足が見込まれる一般被保険者療養給付費及び一般被保険者高額療養費の増額補正が主なものであります。

 委員から,一般会計繰入金の増額理由について説明を求めたところ,毎年医療費が増加傾向にあり,昨年度は県からの借り入れや国民健康保険財政調整基金を取り崩し,歳出増に対応したが,本年度も税率を上げずに事業運営を行っており,国保財政が非常に厳しい状況となっていることから,一般会計からの繰り入れにより歳入不足を補うこととした。

 なお,医療費の伸びを抑制するため,特定健康診査などの保健事業に取り組んでいるとのことでありました。

 委員から,特定健康審査の受診率が県内19市のうち唯一50%を超え,生活習慣病の早期発見や予防に努めていることを評価するとの意見が出されたところであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に,議案第18号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)について申し上げます。

 本案は,居宅介護サービス利用者の増加により,医療費等負担金の増額補正及び利用が当初見込みより少なく,不用が見込まれる地域密着型介護サービス給付費,施設介護サービス給付費の医療費等負担金の減額補正が主なものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。

 これから,議案第17号及び議案第18号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから,議案第17号及び議案第18号について一括して討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第17号平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第17号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

 次に,議案第18号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第5号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。議案第18号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

    ────────────────────



△日程第8―日程第9

         陳情第1号―陳情第2号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第8,陳情第1号川内原発増設計画の撤回などを求める陳情書及び日程第9,陳情第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める陳情書を一括議題とします。

 本件について,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長山下つきみ議員登壇]



◎総務常任委員長(山下つきみ)  総務常任委員会に付託された陳情第1号及び陳情第2号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,参考人及び執行部の出席を求め,本陳情に対する見解も参考に審査いたしました。

 まず,陳情第1号川内原発増設計画の撤回などを求める陳情書について申し上げます。

 本陳情は,福島第一原子力発電所事故において放射性物質の拡散をはじめとする,さまざまな問題が引き起こされており,将来に向けて原子力に頼らない社会を目指すべきであるという趣旨から,手続を凍結している川内発3号機増設計画への同意の白紙撤回と,川内原発1,2号機の定期検査後の稼働については,抜本的な安全対策が構築されるまで再開しないことを県知事に要請する意見書の提出を求めるものであります。

 審査の中で,委員から,火力発電を稼働させること等による地球温暖化対策との関連についてただしたところ,温暖化対策も進める必要があるものの,二酸化炭素の排出による被害と放射能汚染による被害の程度を比べると,放射能汚染を引き起こさないための対策が優先されるべきではとの答弁でありました。

 審査の中で,国の原発に対する政策を見きわめながら,さらに慎重に審査するため,継続審査にすべきとの意見もありましたが,委員会としては,原子力発電所の事故による放射性物質の拡散が,市民の生活に多大な影響を及ぼすことは,福島第一原子力発電所の事故において明らかとなっていることから,再びこうした事態を引き起こさないための措置を要求する本陳情の願意は,妥当と認めるものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本陳情は採択すべきものと決定しました。

 次に,陳情第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める陳情書について申し上げます。

 本陳情は,陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設について,西之表市及び熊毛3町の首長及び議会が反対を表明しているにもかかわらず,政府が米国との共同文書に「馬毛島が米軍の空母艦載機離着陸訓練の恒久的な施設として使用されることになる」と明記したことは,地元の意思を無視するものであり,また,訓練による騒音など環境に与える影響も懸念されるという趣旨から,政府に対し,陸上空母離着陸訓練施設を初めとするすべての米軍関連施設,並びに自衛隊施設整備とあわせた陸上空母離着陸訓練の馬毛島への移設について反対する意見書の提出を求めるものであります。

 委員会としては,政府が地元議会等が反対する中で,十分な説明がないままに計画を進めるなどの不適切な対応をとっていることを考えると,本陳情の願意は妥当と認めるものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本陳情は採択すべきものと決定しました。

 これで,総務常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって,総務常任委員長の審査報告を終わります。

 これから,陳情第1号及び陳情第2号の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。



◆議員(浜田茂久)  ただいま,陳情第2号,すなわち陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設について反対のこの事案でございますが,審議の中で,今,我が国が置かれている環境,すなわちこの極東の軍事行政の変化,さらにペルシャ湾の我が国が一番エネルギーで重要とする地域のペルシャ湾等を考えますときに,さらに北朝鮮の核問題等々,非常に我が国不安定な環境にございます。

 その中において,少なくとも何とか我が国に,竹島・尖閣列島すべての問題等々含めて他国が侵入してこないのは,少なくとも日米安保の中で,我が国家は安全保障という意味で保たれております。そういう中で悲しいかな,先の大戦で我が国は敗戦いたしました。そして,その結果,我が国を守るために残されたのが沖縄の普天間基地問題でございました。

 以来,本日まで,大きな国民の課題,国家の課題としての事案で残されておりますが,今回,我が国を守るための施設,軍備がなされておりません。そして,その中で普天間問題も大きな問題となっておりますが,この普天間を絡めた離発着場の問題でございます。

 少なくとも,委員会の議論の中で,この問題は国民を守るために,国家を守るための国管の先決事項であります。その重大なる問題に対して,我々の地域ではございません。鹿児島県内ではございますが,この本議場で言いもって全会一致で反対ということには,疑義を感じる者の1人として質問いたしますが,少なくとも議論の中で,国民を守るための国管,国権事項であるが,国の決定がまだなされていない審議の過程であります。

 そういう中にあって,少なくともこの案件については慎重審議のため,国の国権事業であるから,少なくとも慎重審議,継続という意見はなかったものかどうか,1点だけ質問いたします。

 以上。



◎総務常任委員長(山下つきみ)  ただいま浜田議員が質問されましたように,慎重審議をすべきではないかという意見も確かに出されました。

 また,その陳情者のその陳情の概要を聞く,それから示された資料などに目を通した結果,賛成多数で採択すべきものというふうに委員会では決定したところであります。

 以上です。



◆議員(浜田茂久)  少なくとも,良識ある国家を思う意見が出たということでありますから,この辺でとどめます。ありがとうございます。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから,陳情第1号及び陳情第2号について一括して討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,陳情第1号川内原発増設計画の撤回などを求める陳情書を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は採択です。この陳情は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。陳情第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

 次に,陳情第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める陳情書を採決します。この採決は起立によって行います。この陳情に対する委員長の報告は採択です。この陳情は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。陳情第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第10請願第1号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願



○議長(森田隆志)  日程第10,請願第1号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願を議題とします。

 本件について文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長蔵元慎一議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(蔵元慎一)  文教厚生常任委員会に付託された請願第1号公的年金の改悪に反対する意見書提出を求める請願の審査の経過と結果について報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,参考人と執行部の出席を求め,本請願に対する見解も参考にし,審査いたしました。

 本請願は,国が現在支給されている年金額は,平成12年度から14年度までのマイナスの物価スライドを行わず,特例措置により年金額を据え置いたことで,本来の年金額より2.5%高い特例水準で支払われているとして,本年度から26年度までの3年間で,年金額2.5%を引き下げる改正法案の撤回に向け,国に対し働きかけることを求める内容となっております。

 委員会としては,この法案が成立すれば,老齢年金受給者だけではなく,障害年金及び遺族年金受給者の生活や地域経済に深刻な影響を及ぼすことが危惧され,年金受給者の生活を守るためにも特例水準の当面の維持存続が望まれることから,公的年金2.5%の引き下げに反対する意見書提出を求める請願の願意は,妥当と認めるところであります。

 賛成討論として,公的年金2.5%の引き下げは,年金受給者の生活に多大な悪影響をもたらすことから,採択すべきとの発言がなされたところであります。

 以上,採決の結果,賛成多数で,本請願は採択すべきものと決定いたしました。

 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。

 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから請願第1号を採決します。この採決は起立によって行います。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。請願第1号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第11請願第2号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する請願書



○議長(森田隆志)  日程第11,請願第2号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する請願書を議題とします。

 本件について,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長塗木弘幸議員登壇]



◎産業建設常任委員長(塗木弘幸)  産業建設常任委員会に付託された,請願第2号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する請願書についての審査の経過と結果について報告申し上げます。

 委員会は2月27日に開催し,参考人及び執行部の出席を求め,本請願に対する見解も参考にし,審査いたしました。

 本請願は,TPPに参加することになれば,農水産物輸入の完全自由化により,農林水産省の試算では,米の生産は9割減少し,食料自給率は40%から13%へ低下するとされており,農林水産業や地域社会は壊滅的な打撃を受け,国土や環境も荒廃することが懸念され,特に,本県及び本市においては,農業をはじめ暮らし全般に多大な影響を与える。

 現在,求められることは,食料を外国にゆだねるのではなく,40%に満たない食料自給率を向上させる方向に踏み出すべきであり,TPPに参加しないよう,国に対し働きかけることを求める内容となっております。

 委員会としては,TPPに参加することになれば,本市の基幹産業である農業が壊滅的な状態に陥るにとどまらず,医療,保健,労働等あらゆる分野に深刻な打撃を与えると考えることから,TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する請願書については,本請願の願意は妥当と認め,討論はなく採決の結果,賛成多数で本請願は採択すべきものと決定いたしました。

 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(森田隆志)  これをもって,産業建設常任委員長の審査報告を終わります。

 これから,委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから請願第2号を採決します。この採決は起立によって行います。この請願に対する委員長の報告は採択です。この請願は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。請願第2号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

 しばらく休憩します。

午前10時46分休憩

───────────

午前10時48分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。

 ただいま山下つきみ議員ほか7人から発議第1号川内原発増設計画の撤回などを求める意見書及び発議第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める意見書,蔵元慎一議員ほか6人から,発議第3号公的年金2.5%の引下げに反対する意見書,塗木弘幸議員ほか6人から,発議第4号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する意見書の以上4件が提出されました。これを日程に追加し,追加日程第1から追加日程第4として議題にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。発議第1号から発議第4号の以上4件を日程に追加し,追加日程第1から追加日程第4として議題とすることに決定しました。

    ────────────────────



△追加日程第1―追加日程第2

         発議第1号―発議第2号一括上程



○議長(森田隆志)  追加日程第1,発議第1号川内原発増設計画の撤回などを求める意見書の提出について及び追加日程第2,発議第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める意見書の提出についてを一括議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(山下つきみ)  発議第1号川内原発増設計画の撤回などを求める意見書の提出についての趣旨説明を申し上げます。

 先ほど陳情第1号が採択されましたので,お手元に配付しました意見書を鹿児島県知事に提出しようとするものであります。

 次に,発議第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める意見書の提出についての趣旨説明を申し上げます。

 先ほど陳情第2号が採択されましたので,これによりお手元に配付しました意見書を政府に提出しようとするものであります。

 提出先は,内閣総理大臣,外務大臣,防衛大臣,内閣官房長官であります。よろしく御審議くださるようお願いします。



○議長(森田隆志)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから,発議第1号川内原発増設計画の撤回などを求める意見書の提出について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第1号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。発議第1号は原案のとおり可決されました。

 次に,発議第2号陸上空母離着陸訓練施設の馬毛島への移設反対を求める意見書の提出について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第2号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。発議第2号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△追加日程第3発議第3号公的年金2.5%の引下げに反対する意見書の提出について



○議長(森田隆志)  次に,追加日程第3,発議第3号公的年金2.5%の引下げに反対する意見書提出についてを議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(蔵元慎一)  発議第3号公的年金2.5%の引下げに反対する意見書の提出について,趣旨説明を申し上げます。

 先ほど請願第1号が採択されましたが,お手元に配付しました意見書を関係機関に提出しようとするものであります。

 提出先は,内閣総理大臣,厚生労働大臣であります。よろしく御審議くださるようお願い申し上げます。



○議長(森田隆志)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第3号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。発議第3号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△追加日程第4発議第4号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する意見書の提出について



○議長(森田隆志)  次に,追加日程第4,発議第4号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する意見書の提出についてを議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(塗木弘幸)  発議第4号TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の参加に反対する意見書について,趣旨説明を申し上げます。

 先ほど請願第2号が採択されましたので,これにより,お手元に配付しました意見書を関係機関に提出しようとするものであります。

 提出先は,内閣総理大臣,農林水産大臣,経済産業大臣,外務大臣であります。よろしく審議くださるようお願いいたします。



○議長(森田隆志)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第4号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(森田隆志)  起立多数であります。発議第4号は原案のとおり可決されました。

 しばらく休憩します。

午前10時57分休憩

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午前11時10分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。

    ────────────────────



△日程第12議案第23号南九州市仏壇産業後継者育成確保資金貸与条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(森田隆志)  日程第12,議案第23号南九州市仏壇産業後継者育成確保資金貸与条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第23号は,総務常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第13議案第24号南九州市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(森田隆志)  日程第13,議案第24号南九州市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたのでこれを許します。



◆議員(内園知恵子)  議案第24号南九州市乳幼児等医療費助成条例の一部を改正する条例の制定について質疑をいたします。

 対象年齢の拡充については,我々日本共産党や新婦人の皆さんが,署名活動をしながら願い実現をして頑張ってきましたので,大変子育てしやすいまちづくりの取り組みに対して,すばらしいことだと思っております。

 しかし,支給方法といたしまして,現在は,医療費助成金受給者資格証,このようなものをいただいて病院の窓口に提出し,一たん支払いをしてから後ほどお金をいただくというような償還払いになっております。

 それを病院の窓口で無料化するというような現物給付というような形は,どうしてとれないのかお尋ねいたします。

 あと,この条例は平成24年6月1日から施行するというふうになっておりますが,せっかく3月のこの議会で,もし通れば,4月1日からというわけにはいかないでしょうかというお尋ねです。



◎健康増進課長(森田夏江)  ただいまの質問にお答えします。

 子ども医療助成を4月から実施できないかということでありますが,議会議決終了後に資格者証の切りかえ作業,システムのプログラム改修,県医師会,地元医師会等への周知など,かなりの事務事業が生じることになります。

 このようなことから,平成23年度制度改正のときも移行期間を設けさせていただきましたが,今回も前回と同様,最低でも2カ月間の移行期間が必要と考えておりますので,御理解をお願い申し上げます。

 次に,現物給付についてでありますが,現在,鹿児島県は自動償還方式をとっているところであり,県内の他市町村同様,本市もこの自動償還方式により助成しているところであります。

 したがいまして,本市のみ現物支給とすることは難しいと考えております。

 以上です。



◆議員(内園知恵子)  ただいま現物給付という形をとるのは難しいということでありました。

 九州管内では長崎県と鹿児島県だけが現物給付になっていないということでお聞きしております。ぜひこのようなことができるようにしていただければというふうに思いますけども,どうでしょうか。



◎健康増進課長(森田夏江)  ただいま申し上げましたように,鹿児島県全体でやはりそういう形でまとまっていかなければできない部分じゃないかと思います。

 今後は,そういう形で要請はしてまいりたいと思います。

 以上です。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はございませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第24号は文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第14議案第25号南九州市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について



○議長(森田隆志)  日程第14,議案第25号南九州市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第25号は文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第15議案第26号平成24年度南九州市一般会計予算



○議長(森田隆志)  日程第15,議案第26号平成24年度南九州市一般会計予算を議題とします。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたのでこれを許します。



◆議員(菊永忠行)  ただいまの議案第26号平成24年度一般会計予算,歳入についてお伺いいたします。

 予算書及び予算に関する説明書の4ページ,款1の市税,項の4の市たばこ税についてですが,本年度予算2億2,549万7,000円計上されております。昨年度が1億7,779万5,000円です。4,770万2,000円の増額で,増減率で26.8%になっているようです。

 議案第16号の一般会計補正予算で4,800万円の増額補正が先ほどなされましたけれども,また,南九州市税条例新旧対照表,12ページに記載されていますが,第95条現行は,1,000本につき4,618円を改正案で5,262円とすると,これについて644円の増。

 また,対照表の13ページに,第95条の規定にかかわらず,当分の間,1,000本につき2,495円とすると,現行は2,190円です。これは大体300円の増になっているようです。

 昨年のたばこの値上げによる税収の増額については,理解ができているんですけれど,最近,喫煙者については,健康志向で年々減少傾向にありますが,このたばこ税の積算の根拠をお伺いいたします。

 次に,平成24年度一般会計予算説明資料の144ページの下段,教育費,社会教育施設管理の平和公園管理費の工事請負費,ゲートボール場改修工事についてですけれども,この改修の場所,改修内容についてお伺いいたします。

 以上です。



◎税務課長(東篤)  たばこ税についてお答えを申し上げます。

 まず,たばこ税につきましては,御質問の中でありましたように,二本立ての税率になっております。一つは,紙巻きたばこの分が,これが条例の95条に係る分でございまして,おっしゃいましたとおり,現行4,618円になっております。それから,もう一つが旧3級品と言われる,しんせいとかわかばとかエコーとか,そういうものは税率が若干低くて,現行で2,190円ということであります。

 前年増と比べまして4,770万2,000円の増になった要因でございますけれども,一つには,平成23年度の当初予算を計上する段階で,平成22年の10月に税改正がございました。1箱に換算しますと,紙巻きたばこの分が300円から410円に値上がりをしたというようなことから,平成23年度のたばこ税の予算計上につきましては,前年度比おおよそ30%減で計上をいたしたところでございます。

 その結果,今年度の補正で予算を増額をいたしましたけれども,思ったよりも消費が落ち込まずにきたということで,補正も増額補正をしたところでございます。

 大きな要因としてはそういうことです。

 算定の根拠ということでございますので,少し詳しく申し上げますが,紙巻きたばこにつきましては,昨年の4月から10月までの一月当たりの消費本数の実績を勘案しまして,それに減少率を計上し,年間4,762万5,000本程度消費されるというふうに見込んでおります。

 それから,旧3級品につきましては,同じような計算で254万本程度が消費されるのではないかということで,これをそれぞれのたばこ税率を乗じまして出た答えが,2億2,549万7,000円ということでございます。本年度の補正後の予算額とおおむね一致をしております。

 以上でございます。



◎建設部長(田代良民)  ゲートボール場改修工事についての御質問でございますが,改修場所につきましては,平和公園の北側で知覧特攻平和会館の裏手に駐車場がございますが,その奥のほうの芝生広場でございます。そのゲートボール場が東と西に分かれておりまして,西側の部分が改修場所となっております。

 それから,改修内容といたしましては,その2種広場が高低差が顕著であること等で,斜めになっている部分があるところでございますが,グラウンドを有効に活用できてないというような状況でございますので,その解消を図るために,暗渠排水等を埋設後,そして盛土をして平らなグラウンドにしたいという工事でございます。

 盛土をして芝を張って,総合的な活用ができればということで計画をいたしております。



◎税務課長(東篤)  先ほど議員から,改正の部分で,現在の税率から,また5,262円に税が上がるということでしたけれども,これの適用については来年の4月以降ということで,24年度の予算には計上されておりませんので,念のため申し添えます。



○議長(森田隆志)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第26号は各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第16―日程第22

         議案第27号―議案第33号一括上程



○議長(森田隆志)  日程第16,議案第27号平成24年度南九州市国民健康保険事業特別会計予算から,日程第22,議案第33号平成24年度南九州市水道事業会計予算までの以上7件を一括議題とします。

 これから,議案第27号から議案第33号までの以上7件について一括して質疑を行います。質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第27号から議案第29号までの以上3件を文教厚生常任委員会に,議案第30号から議案第33号までの以上4件を産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

    ────────────────────



△日程第23一般質問



○議長(森田隆志)  日程第23,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。まず,蓮子幹夫議員。

  [5番議員蓮子幹夫登壇]



◆議員(蓮子幹夫)  私は, 先に通告してありました2点について質問をいたします。

 まず第1点,消防団について。

 合併して5年目に入りますが,消防団は指宿地区消防組合と南薩地区消防組合に分割されていることから,頴娃地域と知覧地域において隣接していても,出場が許可されないような状況であります。

 貴重な生命・財産を守る観点から,住民の負託にこたえられるよう,今後,どのように対応する考えでありますか,質問いたします。

 2点目,道路整備についてであります。

 国道の整備は特に重要と考えるものでありますが,中でも,国道226号線の頴娃地域長崎自治会内は非常に危険を感じる箇所であります。これまで死亡事故も多発し,現場診断等も実施されていると思います。現場診断の結果,課題が見出されたと思いますが,その対策が何らとられていないように感じております。道路管理者に対し,改善を強く要請する考えはないか質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蓮子議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,消防団についての御質問でございますが,現在は消防団の出動要請につきましては,各分遣所から防災行政無線を通しまして招集しているところでございます。また,南九州市消防団条例第2条第2項で,方面隊の区域を規定してございます。

 消防団の招集に当たりましては,頴娃方面隊は頴娃分権所から放送し,知覧方面隊及び川辺方面隊は知覧分権所から放送をいたしております。

 したがって,合併以降,頴娃地域と知覧地域の消防組合の異なる隣接する地区で火災等が発生した場合には,管轄地域以外の分団への出動要請はいたしていない状況でございます。消防組合の異なる隣接する地区での火災等が発生した場合でも,各方面隊各分団の出動要請は可能であると,両消防組合に確認をいたしているところでございます。

 このことにつきましては,今後,消防団長,副団長等の消防団幹部による協議も計画されておりますので,両消防組合職員も交えて,その場で議題として協議していただきたいと考えておるところでございます。

 次に,道路整備についてお答えをいたします。

 長崎自治会内の国道226号の歩道設置要望につきましては,市といたしましても,これまで県に要望してきたところでございますが,その後,死亡事故が発生し,現場診断や死亡事故抑止対策会議が開催され,自治会から市に対して事故防止に向けた整備の要望があり,市といたしましては,県及び警察署に要望書を提出いたしております。

 現在,県におきまして横断歩道の引き直し,「スピード落とせ」の路面表示や自発光式道路鋲設置等の応急工事を施工いたしております。

 本年2月22日にも,地元代表,交通安全協会,県,警察,市による現地検討会も行われたところでございます。

 県といたしましては,平成24年度当初予算に調査設計費を計上する予定と聞いておるところでございます。

 市といたしましても,早期整備に向け,県及び警察に強く要望してまいりたいと考えております。

 これで答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  教育委員会のほうにも,道路整備についての御質問が出ておりますので,教育委員会としての答弁をいたしたいと思います。

 年度当初に,各学校では,さまざまな災害等から,児童生徒を守るための通学路に関する安全マップを作成していますが,通学路の交通安全についても,その中に記載してございます。

 安全マップを通して,自然災害,危険な川や溝,洞窟,不審者,交通安全等に対する児童・生徒の危機管理意識を高め,さまざまな事故から自分の身を守る態度や能力を育成するよう努めております。

 長崎自治会の道路については,現場検証もいたしましたが御指摘のような状況ですので,児童・生徒への指導とともに,交通事故防止対策に関して,関係機関への要請等を強めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  ただいま答弁をいただいたわけでありますけれども,まず最初に,消防団について重ねてお尋ねをいたします。

 この答弁の中で出動要請は可能であると,両消防組合に確認をいたしたところでありますとあります。それと,協議も計画されておりますとあります。

 もう5年目に向かって歩き出している状況の中で,今までいたずらに時間を弄したわけではないと思います。なぜ4年の間にすり合わせができなかったのか,どういうことが案件として最重要な解決課題として残っているのか。

 この中に,出動要請のサイレン吹鳴をするときに,今度,全員協議会の中で消防広域の問題も出ました。使っている無線の周波数が違うんだと,一くくりにそういう言葉でしてもらっても,非常に住民の方々は不安に思うことだと思います。

 大川自治会と門之浦自治会は,指呼の間にあります。本当,指差してどこどこと言えば,答えられるぐらいのそれぐらいの近距離にあって,現況の中では出動ができないというような状況です。

 こういうことを,なぜお尋ねをするかというと,災害出動する場合は,業務命令で常備消防も非常備消防も出ていくわけですから,公傷制度が適用されるでしょうけれども,それが,上からの命令がない場合において,ボランティアで出ていっても,活動は優先順位でいけば下のほうになります。

 そういうことを思ったときに,地方自治体が第一義的に考えていかないといけない。生命と財産を保全していくんだという,そういう思いにはせれば,真っ先に解決しないといけない出来事だと思うのに,4年間たってまだできていない。

 これで,消防広域化の話も出てきていますけれども,なかなか協議が進んでいないような状況に,この間の説明は受けました。

その中で,一番迷惑を被る,また被害を被っているのは住民なんです。そういう思いをもう少し強くして,この中の答弁書の中にありますけれども,条例でちゃんとうたってありますよと。

 この条例も各方面隊の活動をということでありますけれども,方面隊の活動は活動で大変重要視してやっていかなければいけないと思いますが,物理的に考えて,人が水平移動して,時間がどれだけ要して救助活動ができるんだということは,十分認識した上でやっていかないとは思いますけれども,今,現況,方面団の活動が最優先事項になっているようなふうに思います。

 私は,もう今度,卒業するんですけれど,現役の消防の分団長を拝命しております。その中で,分団長会議にも何回も参加もさせてもらいました。

 答弁書の中で協議します,協議します,協議も計画されております。結構ですよ,結構なことですよ。

 じゃあ,お尋ねしますが,これはいつごろ,大体解決の糸口を見つけますか。広域のデジタル化までは放っておくつもりですか。広域のデジタル化を県の消防防災課が,この間,徳之島がデジタル無線化になりましたと,国の補助の対象にもなりましたと。一般財源は2割程度で済みますということは新聞報道等でありました。

 12年度に基本設計をして,13年度に移行計画をするんだというそういう旨の報道でした。それまで待っているおつもりですか。何か応急的な手だてで,そういうものを考えて,真の南九州市が一体化して防災に取り組むんだと,そういう考えはないですか。あるんだったらお示しをしてください。

 それと,交通安全のこの長崎自治会のことについてもお尋ねをしますけれども,これも私は,交通課の課長のところまで尋ねにいきました。主管課の方々にも資料の提出も求めました。

 主管課の方々は,現地検討会,死亡事故現場診断の資料もないということでした。その資料すら持っていないというのは,いかがなものかと思いました。

 市長の命で,昔でしたらもう,ここの知覧から頴娃にいけば町外出張ですから出張命令をして,そして復命をしないといけないわけですけど,そこまで厳格に厳正に言うつもりはないですけれども,ただ,その会議に参加をして,参考資料を見せてください,提出していただけないですかということでも,対応できないと。

 何を持って危機感と,何をもって警察と情報を共有していると思いますか。警察の交通課の課長さんがおっしゃったことは,地元から要請・要望があれば,我々は真剣にそれに応えていく努力をする覚悟はありますということでした。なぜ,このことは置き去りにされているのか。

 私がここでわざわざ一般質問をしたのは,現況を見にいっていただければよくわかると思います。

 まず,集落に入るときに,道路標識が出てきますけれども,なかなか見えにくい状況にあります。それと,その自治会内は白の点線です。三,四年前から,県が推進して,快適・安全ドライブ運動,こういう名称だったかわかりませんけど,これに近いような名称で,できるだけはみ出し禁止,そういうものを撤去してきた現況があの状況です。

 あなた方は御存じか御存じでないかわかりませんけれども,死亡事故現場診断をした後で,また民家に車が飛び込んでいるんですよ。それぐらい危ないところなんです。黄色の実線に白点線を修正をしてくださいと,高齢化率も一番多いですよね,あのあたりが,高いはずです。

 それを踏まえたときに,高齢者,子どもに優しい行政になっていただきたい,そういう思いから質問しました。資料がないのはなぜか,資料が提出できなかったのはなぜか,警察と情報を共有しているんだったらなおさら,その会議に参加をして市長にどういう答申をしましたか。市長から,どういう指導を受けて,どういう対応をしなさいというふうに言われましたか,そういうことすら存在してないんですか,お尋ねします。



◎総務部長(有水秀男)  消防団につきましては,蓮子議員も御存じのとおり,分団長をされておるわけですが,合併してから,それぞれ消防団というのは,頴娃とそれから知覧,川辺とは,いわゆる消防組合の核となっていたわけでございまして,そういうような面からも,いろいろとすり合わせをして,それぞれの分団長から統括団長ということに今,変えてきたところでございます。

 先ほどから申し上げましたように,消防団の出動については,分遣所から消防団に対しては招集の出動がかかるということは,もちろん御存じのことと思いますが。

 ただこれが,分遣所が異なっているために,例えば,先ほど言いました知覧で火災があった場合には,南薩地区消防組合のほうから知覧の分遣所にいって,知覧の分遣所からそれぞれの分団に招集をかけるということになっておりまして,川辺についても,川辺分遣所のほうに指令がいって,川辺分遣所からそれぞれの必要な分団に招集がいくということになっております。

 頴娃については,指宿地区消防組合で受けたのが頴娃の分遣所にいって,頴娃の分遣所から招集をかけるというようなことでございます。

 基本的におっしゃるのはよくわかります。大川と門之浦の例を申されましたが,当然,言うことは私も理解いたします。

 ただ,これは言うように,指令系統がもちろん異なっているもんですから,要するに,最初は,必ずその地域のいわゆる知覧なら知覧の地域の分遣所が受けて,それぞれの分団にいくと。

 状況によってまた出動をかけることができるんですが,ただ,その場合にも,知覧の例えば分遣所から頴娃の分団にかけるということでなくて,やはり頴娃の分遣所に一応,連絡をして,そこからまたお願いするというような手はずになっているようでございます。

 今までに,このようなことが可能であるということを私も,今回確認をいたしたわけですが,ただ,今までの場合については,出動要請はいたしてないということでございました。

 先ほど申し上げましたのは,今後,その協議もというのは,ちょっと表現がわかりにくかったかもしれませんが,先般,3月17日の消防団の幹部会で,頴娃の方から,蓮子議員も御存じなわけですが,出動体制についてということでいろいろ御質問等々ありましたので,その件については,この協議をしたいということで,団長のほうからお話があったということは,もう御存じのことと思います。

 そういうことで,その協議がありますので,そのときに,今,蓮子議員が言われたようなことも,議題として協議を持っていきたいと考えております。

 日程につきましては,まだいろいろ都合等がありますので,今,調整をいたしているところでございます。近いうちにできるんじゃないかというふうに思っております。

 おっしゃるとおり,この隣接の地域で,それぞれ本当ならば,例えば頴娃と知覧の境であったときに,実際は知覧なんだけど頴娃から出動したほうがいい。あるいは逆の場合もあるわけですね。おっしゃるのはよくわかります。

 ただ,それが今まで要請がいたしてないということで,私も詳しくは聞いてないんですが,現在のその体制で間に合っているといいますか,そういうことでなかったのかと思います。

 ただ,確認をいたしたところ,要請があればします。先ほどから申し上げるように,直通ではできないので,やはり知覧は知覧,それから南薩消防,頴娃は指宿消防がございますんで,そちらの指令系統があるので,そちらにいったその後になると,当然,時間的にはロスといいますか,遅れるわけです。

 ただ,状況によっては,知覧で済ませる場合もあるし,頴娃のほうで済ませる場合もあると。基本的には,おっしゃるとおり,消防団の方,今,いろいろお世話になっているわけですが,まず,初動で分遣所が対応して,もちろん消防の団員の方にも招集をかけるわけですが,状況を見ながらやっていただいているというふうに私は思っております。

 それから,一体として取り組む考えはないかということでございましたんで,住民の貴重な生命・財産を守る観点からは,住民の負託に応えられるようということでございましたので,おっしゃるとおり,ごもっともだと思っております。ということから,今後はそのようにして,協議をしていきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午前11時45分休憩

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午前11時45分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。(発言する者あり)



◎総務部長(有水秀男)  交通事故等があって,その後,南九州警察署のほうで死亡事故の現場診断を行います。基本的にはそういうふうになっております。

 警察署が主導で行うわけですが,死亡事故現場診断及び検討会実施要綱・要領になるものを作成をしているということで,私も報告を受けたことがございます。

 これにつきましては,基本的にそれぞれの支所ごとで行っていただいているというふうに聞いております。

 ただ,その当時については,ちょっと私もよくわからないんですが,知覧は本所ですが,状況によっては,支所のほうにも要請があれば,職員が行っているということです。

 そのときに,課長等が日程が合えば行くと。基本的には,私どもが行くんですが,私が担当に聞いたところ,もし,都合が悪れば,係長以下職員等で対応しているということであります。

 出席者は,それぞれの団体に呼びかけて,現場診断をするというような手はずになっていると。そして,要するにいわゆる報告書がないかというような御質問でございますが,これは,昨年ですかね,現場診断を行った,実施メモというのを私はもらっております。

 確かに蓮子議員が言うように報告書で上げて,それで南九州警察署が主体であってもやはり市としても対応もありますので,当然,報告書ですべきかなというふうに思っております。

 私は口頭で受けて,あのメモ等も見せていただいて,例えばガードレールの設置,あるいは道路反射鏡とか防護柵とか,そういった対応が必要なときには,予算に反映をさせると。また,既定の予算があったときには,そちらのほうで対応するというようなこともやっております。

 それぞれの方から意見等を聞いて,例えば道路の形状がちょっとよくないなということであれば,建設課のほうが対応するということになっておりますので,そこについては処理はいたしております。

 ただ,おっしゃるように,詳細ないわゆる報告書の提出は求めてはいなかったというのが実情でございます。

 今後におきましては,報告書を求めて,今後の対応をどうするかというようなことを,市としてできることをそれぞれの関係課が集まって協議して,交通事故の防止に努めたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(蓮子幹夫)  重ねて。

 さっき私はお尋ねしたとは思うんですけれども,消防のアナログ無線がデジタルに移行していきますよと,平成26年には完全に移行しますよと。それまでに対策を講じずに,ずっとこのまま両消防組合のまた裂きの状態のままで,隣接する地域には何らそういう善後策的なもの,対応策的なものも見出せないまま,現況のままいくんですかと。

 それを移行していく段階の中で,応急処置的な対応等も考えていないですかということもお尋ねをしました。

 それともう一つ,出動体制が各方面団で違うのは多いに結構なんですが,私自身が非常に痛切に思うのは,昼の火災と夜の火災で全然参加してくれる,ボランティア団体で,職業消防人ではないわけですから,それはもうしようがないとは思いますけれども,なるだけ現場の経験をさせて,そういう出動体制をかけて,その蓄積を継承させるということによって,その現場の出動の人の重さ,そういうもののことを継承させていくという考え方は全然ないですか。

 今,出動手当の4,000円という金額にだけ縛られているような気がして,頴娃方面隊を私は引き合いに出しているわけじゃないんですけど,会議に参加したから言うわけですが,出動手当云々の金額は問わないと。できれば,全分団が出動をして,住民の人たちの生命・財産は,我々も微力だけれども全力でお守りをしている,そういう災害については全面的に協力しているよという姿勢を見せることでも,また,住民の安心の度合いも違うんじゃないかと。

 知覧の出動体制を非難するわけでもないですけれども,一番遠いところの話をすれば,まず分遣所が行くのか,地元分団が行くのか。川の向こうの本当1分か2分のところにあるポンプ車は活用しないで,松ヶ浦小学校の前にある小型の可搬ポンプ,それからずっと向こうの枕崎に近いところの塩屋分団のそこから出動してくる,こういう体制ですよね。

 これをもう1回,方面隊の活動は大事でしょうけれども,だれかがどこかでイニシアティブを発揮しないとだめなんですよ。

 そして,この現況の中で最良のスキームを自分たちで見つけ出さないとだめですよ。お上が言って,お上が言ったその法律の中で移行していくまで,何ら手だてを打たないようなふうに私は答弁で受けるわけですよ。そこいらあたりの考え方はどうですか。



◎市長(霜出勘平)  この頴娃と知覧の消防団については,合併前から松山分団と松原分団はお互いに協力し合って,これまできたというふうに認識をいたしております。

 だから,そういうことから,何もこの垣根があって行けないというようなことは,これはないと。いざ大きな災害でもあったら,もうこれは市民の生命・財産を守るのが第一の仕事ですから,これはもう垣根を取っ払って,垣根はないわけですけども,もうその招集をやっていかなければいけないというふうに思います。

 今まで,そういう大きな火災災害等もなかったわけですので,必要でなかったと言えばそういうことになりますけども,その要請をしなくても済んだというようなことできたと思いますので,今後におきましては,あらゆる災害等に対して垣根を取っ払って,出動をまたお願いをしていくような,システムをつくっていかなければいけないというふうに思っております。

 だから,蓮子議員も今現在,消防団の幹部をされておられるわけですので,そういった幹部会あたりでも,強く皆さん方に言って,早急にそういうような要請があれば,どんどん出動できるようなことを消防団内部でも,意見・具申をしていただければ,大変ありがたいというふうに思っております。



◆議員(蓮子幹夫)  市長,現実問題として,それは以前はありました。合併をしてから拒否をされるんですよ,出動することを。やはりそこまでちゃんと調査をしてください。そして,それがなぜ拒否をされるのかというその理由も,できれば自分の耳でちゃんと聞いてください。そういう現況を踏まえて私はお尋ねしています。

 だから,住民の生命と財産は等しく平等だと言うんだったら,これは早急に取り組まないといけない問題なんですよ。そこいらあたりをもう1回,自分たちで最重要課題だなということを惹起してやっていいただきたいと思います。

 それと,一問一答方式ですから,この長崎自治会の問題をさせていただきますけれども,資料がまずないというのと,あなた方の答弁書のこの中に書かれていることには,甚だ首をかしげますよね。

 市として,県及び警察署に要望書を提出しました。いつ提出されましたか。



◎頴娃支所長(山下由海)  頴娃地域管内の長崎地域のことでございまして,平成22年11月13日に事故がございまして,その後,16日に現場診断はございました。その次に,長崎自治会よりの要望は11月24日に出されたところでございます。それによりまして,23年1月20日付と2月23日付で,県知事と南九州警察署に要望書を出しているところでございます。

 以上です。



◆議員(蓮子幹夫)  ならばお尋ねします。

 出しっぱなし,言いっぱなし,投げっぱなしはないと思いますが,県及び警察署から,その要望書に対して提出したことについて,どのようなことをするという答申がなされたのか。その答申は,どこまでいっていますか,市長のとこまでいっていますか。

 市長は御存じだったら,まず先に市長が,どういう答申が警察,県からありましたよということを。ないんだったら,なぜ市長のところまで,その結果が届いてないのか。届いているんだったら,まず,市長が答弁をしていただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  この要望書については,南九州市長ということで,南九州警察署,そしてまた伊藤知事あてに,昨年,出しております。



◆議員(蓮子幹夫)  それだったら重ねてお尋ねをしますが,この要望書を提出して,先ほども尋ねましたけども,言いっぱなし,投げっぱなしはないわけですよね,キャッチボールでしょうから。その要望書に対して,何らかのアクションがあったはずですから,そのアクションを御存じだったらお知らせくださいということをお尋ねしたつもりです。お願いします。



◎市長(霜出勘平)  先ほど答弁いたしましたように,だから,そういう成果があって,この24年度の当初予算に調査設計費を県としては,計上する予定だというところまで,こぎつけておるところです。



◆議員(蓮子幹夫)  それは,市長のところまで来たでしょうけれども,できれば住民サービスそういうものまで思えば,支所に落として,そういう要望書をまとめて提出されたでしょうけど,住民の人たちが一番危惧することですから,今,こういうような進捗状況にあるよというところぐらいまでは,情報は提示してもよかったんじゃないですか。



◎市長(霜出勘平)  今,お答えしたように,これは24年度4月1日からの予算ということでございますので,これも議会の議決をいただかなければ,これは実現できないってことです。

 だから,そういったことで今後,県議会でも,こういう予算が通りましたら,早速,地元の方々にはそういったことで御報告はしたいというふうに思います。



◆議員(蓮子幹夫)  私がお尋ねをしているのは,そういうふうに議決が必要なのはわかりますけれど,プロセスも報告できないんですか,結果でしか。

 だから,御自分たちでこういうことの活動をやって,こういうふうにやったんだと。で,その今,プロセスはこういうところにありますよということを支所を通して住民に知らしめるというのも,1つの安心感を与えるということでしょうから,それは議決があるのは当然ですよ。議決がないと予算つけられないから,そういう調査もできないし,検討もできないわけですから。

 だけど,プロセスとしてこういうふうにありますよと,それぐらいまでは住民サービスの一環として知らしめる考えはないんですかということを尋ねたつもりでした。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの質問ですけれども,去る2月の22日に,先ほど市長の答弁にもありましたけれども,現地検討会を開催いたしております。地元の代表者,あるいは交通安全協会,県警察も集まりまして,その場で,地元の代表者の方には,県としましては,現在,このようなことを対策として行いました。24年度につきましては,先ほど市長が申しましたように,調査設計費を計上する予定でありますという報告はいたしております。

 以上です。



◆議員(蓮子幹夫)  以上2点お尋ねしましたけれども,この2点については,非常に住民の生命であったり,また財産も関与する部分でありますから,早急に,今,懸案事項であるものについては解決をするように,鋭意努力されたいと思います。

 それと,消防のこれは,消防団の幹部会議がイニシアティブをとるのではなくて,行政が上から規則なり何なりを持っているわけですから,その中で縛りをかけなさい,どうしなさいということは,私は具申しませんけれども,できれば,積極的にイニシアティブをとられて,物理的な面で財産であったり命であったりというのは,カバーしてもらえればありがたいんじゃないかと思います。

 以上,質問を終わります。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後0時3分休憩

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午後1時0分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。

 次に,竹迫毅議員。

  [18番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  それでは,通告してあります2点について質問いたします。

 第1問目の道路整備についてでありますが,市民の融和と一体化のためには,社会基盤である道路整備も重要と考えるものであります。旧町間を結ぶ市道の整備を計画的に進めてはどうかと思いますが,答弁をいただきたい。

 2番目に,学校体育施設開放について,当初予算に川辺小学校屋外運動場照明設備工事が計上されていますが,その必要性を問うものであります。また今後,未設置の市内全校を対象に照明設備を整備する考えか答弁いただきたい。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えをいたします。

 道路整備についてお答えいたしますが,施政方針でも申し上げましたが,道路は,地域経済の活性化や安全・安心な地域の形成はもとより,生活環境の向上を図る上で,最も基礎的な社会資本であり,市民の融和と一体化のためにも,道路整備は重要と考えております。

 市道の整備につきましては,旧町時代からの継続路線の整備を進めながら,新規路線につきましても,総合計画の実施計画に基づき,計画的に進めているところでございますが,御指摘の旧町間を結ぶ市道の整備につきましては,市民の融和と一体化のためには必要な整備と考えております。

 現在,小野から厚地へ通ずる小野厚地線や,峯苫から宮松崎を結ぶ峯苫・松崎猿山線の整備を進めているところでございますが,その他の旧町間を結ぶ路線につきましても,計画的に進めていきたいと考えております。

 次の学校体育施設開放につきましては,教育長のほうから答弁をさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  川辺小学校の屋外運動場照明施設についてお答えいたします。

 川辺小学校運動場の照明施設については,川辺小学校の校区民の皆さんの強い要望にこたえたもので,校区民の皆さんの生涯体育,社会体育の充実を図ることを目的として整備することといたしました。

 我が国の平均寿命は,世界でもトップクラスにありますが,今後,健康寿命を高めることが課題だと考えられます。教育委員会では,市民の健やかスポーツ100日運動の推進を図っていますので,今後とも,多くの市民の皆さんが,スポーツに親しむ諸条件整備に努めたいと考えています。

 照明施設未設置の学校については,校区民の要望を受けて,設置の判断をしていきたいと考えていますが,照明施設設置後の社会体育推進に関する活用計画等を精査した上で,設置の判断をしていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(竹迫毅)  それでは,最初の道路整備について質問していきます。

 前向きな答弁で評価はしているところです。それと,以前,松崎猿山線ですね,私も,前は宮のほうまで整備したらどうかということで一般質問でしたんですが,早速,23年度から予算化してくれたことも,これは評価しているところであります。

 この路線につきましても,旧町間を結ぶ路線としては,一番重要な路線ではないかと思っているところです。といいますのは,以前にも申し上げましたが,頴娃町とそれから川辺町を結ぶ道路としては,あの路線が整備されたら,最短距離で行き来できるんじゃないかということをばをもって,一般質問をしたところです。

 この路線につきましては,今後も限られた財源の中ではありますが,私の思うところは,できるだけ宮まで整備して完成というようなことをば思っているところですが,市長の考えをお聞かせいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員がおっしゃるように,そういったことで最終的にはそのようなことで整備を進めていきたいというふうに思っておりますが,できるだけ予算等も確保しながら,早期に完成をするように努力をしてまいりたいというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  ぜひそうしていただきたいと思います。

 ほかに私が考えているところでは,猿山から松崎,それから,とにかく宮を目指してということですね。それと小野厚地線,これも予算化されているわけですが,この道路も大変重要な路線じゃないかと思います。

 そのほか,上山田の小原川原谷線,その途中から小河路屋敷平線,この線も重要じゃないかというふうに思います。

 一部,枕崎市内を,駒水地内を通過することになると思いますが,駒水地内を通って大隣西塩屋駒水線ですね,あの道路に通ずるわけですよね。これも合併して,やっぱり早く整備しないといけないんじゃないかというふうに思います。

 結構,大隣西塩屋の方なんか,その路線が勝目のほうに出る道路としては便利な道路ということになるようであります。国道沿いのほうはちょっと整備されていますが,駒水寄りのほうですね,あの線がまだまだ不十分じゃないかと思いますよね。

 ほかの路線もですが,やっぱ整備するからには,工事もそれなりに要るわけですが,できることなら,センターラインの引ける道路,そういう道路にすべきじゃないかなと思います。

 この今言った路線,これについて市長の答弁をいただきたい。



◎市長(霜出勘平)  この屋敷平から駒水に行く道路,これはもう先般の選挙のときもしょっちゅう通ったんですが,今回も行ってみました。

 やはり結構,カーブが多くて,まあ幅員はそれなりにあると思うんですが,議員のおっしゃるようなセンターラインを引けるような道路じゃないわけでございますが,あのセンターラインを引けなくても,それなりの機能を発揮するような道路にしていかなければいけないというふうに思っております。

 ただ,駒水は,もう枕崎市でございますので,この辺の調整というんですか,お互いに枕崎市とも連携をとりながら,いい道路にしていかなければいけないなというふうには思っております。



◆議員(竹迫毅)  市長の言われるように枕崎市内を通るわけですから,それは連絡を取り合って,お互いにこれは整備したら,枕崎市内の駒水の方なんかも便利になるわけですから,そこら辺は連絡を取り合って進めていただければいいと思います。

 できたら7メートル,センターラインということでしたが,センターラインが引けなくても,最低5メートルは必要だと思います。やっぱそのすれ違うときには,4メートルじゃ不足ですよね。ですから,私は今言うようなこの路線については,最低幅員を5メートルというようなふうに思っております。

 そしてこの線は,上山田,あっちのほうは,旧知覧の西塩屋・松ヶ浦海岸,貝がたくさんおります。ですから,貝とりに来るのにも大変便利になると思います。そういうことで,そういった人の交流,物の交流が頻繁になるわけですね。そういうことが,やっぱ一体化に向けた1つの道筋じゃないかというふうに思いますので,ぜひ前向きにやってもらいたいなと思います。

 それとほかに,仁田尾耳原間,あそこも一応,整備はされているのですが,幅員がやっぱ足りないところがあるんですよね。ですから,これもさっき言ったように,最低5メートルの幅員の道路には,したほうがいいんじゃないかなというふうに思っているとこです。

 そのほか考えられるのが,飯野から高吉を経て,そして加治佐,あの線も,まだ整備したらいいんじゃないかなと思います。それと,知覧の加治佐と源川のところも,もう少し拡幅とかそういうことをやったらいいんじゃないかなというふうに思っているところです。

 今,私が頭の中で考えているのは,今言ったような,事業化に取り組んでいるのを含めて6路線というように思うわけですが,ぜひ,計画的にやるべきだと思うんですが,今言ったこの路線について,もう1回,答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  地方にとっては,本当にこの道路というのは必要なものでございますので,この整備如何でやはり発展ということにもつながっていくわけです。

 議員がおっしゃるようなそういったとこも,そのほかにもいっぱい,旧町間を結ぶ幹線道路というのは,整備をしなければいけない道路というのはあると思いますので,これも計画的に毎年1本ずつぐらいでもやっていければなというようなことで思っておりますので,これから計画的に整備をしていきたいというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  それでは道路整備は以上で置いといて,2番目の学校体育施設開放についてですが,この川辺小学校の校区民の皆さんの強い要望に応えたものという答弁ですが,どのような要望だったんですか。



◎保健体育課長(菊永克幸)  ただいまの御質問にお答えいたします。

 川辺校区の公民館のほうから要望があったわけですけれども,内容といたしましては,最近,健康の増進と保持,スポーツの振興,趣味の教養等を目指した諸々の活動が,夜間に計画されることが多々あるところでございます。

 そういうことで,明るい昼の時間に人が集まりにくかったということで,ぜひナイターを照明施設をつけさせていただいて,そして土日や祝日などに,いろいろと校区民のレクリエーション等を行いたいということで,切なるそういう熱望があったところでございます。そこが強いという表現を先ほど教育長が用いましたけども,そういうことでございます。



◆議員(竹迫毅)  また,私は考えるんですが,あの川辺小学校のすぐ上には,諏訪運動公園があるわけですよね,立派なナイター設備もあるわけですよ。そこら辺は考えなかったんですかね。



◎保健体育課長(菊永克幸)  一応,我々も,今,議員がおっしゃるとおり,上のほうに諏訪運動公園の照明施設があるわけですけれども,その諏訪運動公園につきましては,先般,利用調整会議も開催いたしましたけれども,28団体が利用するぐらい,そういう多くの方々が一応,出席されたわけでございまして,そういうことで,先ほども申し上げましたけれども,土日・祝日につきましては,予約で割り込むことが困難であるということで,ぜひ川辺小に設置して,川辺校区は南九州市の中でも一番大きな校区でございます。川辺町の2分の1が,その地域の中で暮らすと。8,000人ぐらいの校区民でございますので,その会といいますか,その容量たるものはすごいものがあろうかというふうに思いますので,校区民の親睦イベント,そして保健体育課で行います三大イベント等の行事の練習等を気軽にできるようにということで,設置をするものでございます。

 そして,もう一つの要因といたしましては,やはり諏訪運動公園は,公認の400メートルトラックのグラウンドということもありまして,照明使用料も特に容量が大きいために使用料が高いということで,気軽に使えないということでございます。

 例を申し上げますと,ゲートボール反面30分1,785円という,このような高い料金でありますので,皆さん,その辺もあって敬遠されるということで,ちょっと利用率が低いんじゃないかというふうに思っているとこでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  そのような答弁を聞くと,ああそうかなとも思わないでもないですが,聞くところによると,川辺のほうは,小学校に全校照明施設がついているみたいですね。ほかの既設の利用状況はどんなもんですか,夜間。



◎保健体育課長(菊永克幸)  一応,各学校ごとに,今,川辺地域の小学校ごとに,こちらのほうで今までのデータを集めまして確認をいたしましたところ,小学校は,やはり校区民の親睦イベント,市の行事練習,それからソフトとか野球とか,そしてグラウンドゴルフとか,そういうもろもろのスポーツで使用されておりまして,その校区民の皆様に大変喜ばれているという現状でございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  腹の立つ人はいないと思いますが,私が思うには,強い要望でこれは予算化したということですが,これは市長に答弁してもらわんないかんですが,ほかの頴娃とか,頴娃は別府小にあるみたいですね,そうすると,旧知覧町には,小学校については1カ所も照明設備はないわけですよね。

 そういうこと等からして,強い要望があったにしても,これはほかんとことのバランスも考えんにゃいかんだろうというようなことは,予算を措置した市長として何も思わなかったかどうか,そこ辺を答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  旧川辺町につきましては,もう町の方針として,それぞれ各小学校に軽微な照明をつけてきておったようです。最後に残ったのが川辺小学校ということで,この話があったときに,私も,竹迫議員がおっしゃるように,もう上には立派な照明施設があると,広いグラウンドもあると,あそこを利用したらということを申し上げたんですが,今の保健体育課長が答弁をしたとおりで,軽微なものでいいからやってくれと。

 ということは,これは地域の皆さんと一緒に使うんですよというようなことで,今回,取り入れたところでございますが,それぞれこれまで旧3町間でいろんな違いがあるわけですが,知覧の中福良小学校は,ソフトボールのこの練習には,その部で照明器具を買って,そして使っていると。

 また,頴娃では,あれは何というグラウンドだったですかね,サッカースポーツ少年団ですか,自分たちでこのグラウンドも確保し,そしてまた照明施設も自分たちで調達をしてやっているというような現状があるわけです。

 だけども,今後におきましては,やはりこの川辺と同じようにしていかなければいけないのではないかというふうに思っておりますので,できるだけ財源を確保し,そしてまた無駄を省きながら,それぞれの学校が,この要望があれば,ジョギングぐらいはできるような施設は,整備をしていかなければいけないのではないかというふうに思っております。



◆議員(竹迫毅)  自前でその照明設備をば買って使ったりしているという認識を持って予算化したとなれば,これはちょっと町民感情として納得いかないところがあるんじゃないかなと私は思うんですよね。

 だったら,この川辺小学校の照明設備を予算化するときに,ほかんとこはいけんじゃろうかいと,聞いてみらんかというようなそういうような気持ちにはなりませんでしたか,どうでしたか。



◎市長(霜出勘平)  だから,そういうことで,これから旧頴娃町,知覧町,そういうような要望があれば,これはやはり要望を取り入れて整備をしていかなければいけないだろうというふうな結論です。



◆議員(竹迫毅)  私は,旧知覧町でも学校に照明設備をというような声もあったんですよね。しかし,そこまでせんでも我慢できんかというようなことで,そういうこともあったんですよ,旧知覧町でも。

 ですから,私は,どこもかしこもせんな済まんとかよというそういう思いも持っております。しかし,旧川辺町は全小学校にあるということですね。そうすると,旧知覧町は1カ所もないと,頴娃については別府小学校にあるだけだというようなことですよね。

 やはりそういうふうにして設備をするんだったら,ほかんところも平等にやってもらわんと,これは本当,南九州市の一体化はまだまだ遠のくと思いますよ。どうですか,私は一体化,遠のくと思うんですが,どうですか,市長はどう思いますか。



◎市長(霜出勘平)  旧川辺町では,もう既成事実ですから,そういうことが整備をされておるわけです。だから,バランスをとる意味でも,やはり知覧町,頴娃町,こういう施設のない学校については,要望があれば整備をしていかなければいけないというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  要望をとったら出てくると思います。

 私は,今のその答弁であれば,これは要望をとって,補正でも対応してやるべきじゃないかと思いますが,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  旧川辺町も,もう年次的にこれまで整備をしてきたわけでしょうから,要望をとりまして,やはり優先順位をつけながら,理解をいただきながら,やはりこれは全小学校,要望があれば整備をしていくべきだろうというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  それと六百幾ら,この照明設備に出ていますが,この海洋センターを含むとありますが,その照明設備の方は幾らなんですか。(発言する者あり)

 当初予算の概要の37ページ,中ほどですよね,社会体育推進費,海洋センターを含むとありますので,どうなんですかね,これはもう屋外照明設備だけなんですか,どうなんですかね,そこを確認。



◎保健体育課長(菊永克幸)  今の予算の関係で,今回,川辺小の照明施設設置費に646万計上いたしたわけですけども,それは海洋センターは全然含まれておりません。ただ,事業の名称がそういうふうになっているということでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  とにかくこれは,早速,準備しているところもあると思うんですよ。知覧町なんか,その口じゃないかなと思うんですが,頴娃町にしても。ですから,そういうことであれば,その照明設備が欲しいところは要望してくださいと。

 これは,全小学校区に文書なり出すべきじゃないですか。年度始めの嘱託員会議もあると思いますので,やっぱそれまでにやってもいいんじゃないかなと思うんですが,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  もうそういったことで,これを頴娃町,知覧町,やらないと不公平なわけでございますので,そういった要望等を早急に聞きまして,やはり財源もあるわけですので,年次的に整備をしていきたいなというふうに思います。



◎教育長(小野義記)  補足をしておきたいと思いますけれども,川辺町でも,川辺小を除いた学校がすべて照明施設ついておりますけども,この目的は,やはり社会体育の充実のためにということで,スポーツ少年団は含まれておりません。

 もともとスポーツ少年団の活動については,そんな夜遅くまでするべきじゃないという意見があるわけですね。ですから,スポーツ少年団用では,すべて施設は整えていないということですので,川辺小学校の場合も,社会体育の充実ということから,そういう要望があってつくったということになります。

 それで,あと知覧町とか頴娃町の場合も,スポーツ少年団のために建てるんじゃなくて,やはり川辺町と同じように,社会体育の充実のために建てるということで,整備をしていきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(竹迫毅)  それでは,教育長の答弁があったように,社会体育の充実のためにお願いしますということで,やっぱり出さんといかんということですね。

 本当,私はスポーツ少年団については,教育長がおっしゃるように,その電気をつけてまでやらんにゃいかんとかと。まあ,どうしてもというときはあるわけですからね,とは,そういうことは思いますけど。

 全市,全小学校区,社会体育が充実するように,ぜひとも計画的に,しかもスピード感を持って整備をしていただきたいと思います。どうですか,答弁いただけますか。



◎市長(霜出勘平)  1年でも早く,全校,この整備ができるように努力をしてまいりたいというふうに思います。



○議長(森田隆志)  次に,田畑浩一郎議員。

  [8番議員田畑浩一郎登壇]



◆議員(田畑浩一郎)  東日本大震災の被災者受け入れについて質問をいたしたいと思います。

 東日本大震災の被災者に対する受け入れ態勢を問う。また,定住促進にもつながることが想定されることから,放射能を懸念している被災者等の受け入れを強化する考えはないか御質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  田畑議員の御質問にお答えをいたします。

 東日本大震災の被災者の受け入れにつきましては,地震で被害を受けた人や放射能による避難地域の住民を対象に,市営住宅6戸を準備しておるところでございますが,これまで入居希望はないところでございます。

 知覧地域外で,放射能を懸念している方々の受け入れにつきましては,これまで東日本大震災後の余震や放射能への不安から,移住の相談が3件ほどありまして,その中で,空き家バンクを利用して1世帯の移住がなされております。

 市といたしましては,放射能被害を懸念して移住をされる方に対しましては,空き家バンクや移住定住促進対策補助などによりまして,支援してまいりたいと考えております。

 平成23年度から,東京,大阪で開催される鹿児島県主催のかごしま暮らし・交流セミナーに参加をいたしまして,移住者向けの紹介や相談に取り組んでおるところでございます。

 その中で,余震や放射能の被害を恐れ,移住を希望される方もおりますので,南九州市のよさや生活に必要なことなどをしっかりと説明いたしまして,その上で住み続けたいという方々に,移住を進めてまいりたいと考えておるところでございます。

 これで答弁とさせていただきます。



◆議員(田畑浩一郎)  入居者がいないということのようですけれども,もう1年たとうとするわけですけれども,支援などで本市からも行かれていると思うんですよ。

 そしてまた,川辺のボランティアの次世会ですか,なども行かれて,現地の方々ともお話をされたと思うんですけども,そういう中で,本市の安心・安全がアピールできたのか。そしてまた,現地の方々とどのような話ができたのか,その辺をちょっと聞きたいと思います。



◎総務部長(有水秀男)  まず,議員も御存じのとおり,次世会の方と,それから職員が陸前高田市に出向きまして,いろいろとボランティア活動を行ったところでございます。

 その中で,市にできることといたしましては,温かいお茶とかうどんの提供とかを行ったりしました。そして,その中でいろいろ向こうからの話も聞いたところでございますが,向こうからの声としては,料理やお茶が温かくてとてもおいしかったとか。

 それからまた,現地のボランティアという方がおられますが,その方たちが,何一つ手伝うことなく,次世会とそれから職員6名が一生懸命ボランティア活動をしていただいて,本当に感謝しているということで,避難者の顔が笑顔になったということも聞いております。

 それから,あと,この種としての情報ですけど,いろいろ皆さん方にも被災地の方にお知らせするというようなこともあるわけですが,現地でもいろんな話をしましたが,それとあわせまして,南九州市のホームページにも載せたところでございます。

 内容としましては,義援金のことですね,義援金も募ったとか,そういうことで幾らそれぞれの社会福祉協議会のところで届けてくださいとか,そういうこと。

 それから,支援物資につきましてもそれぞれ募集をして,例えば食料のほかに女性の下着とか,いろんな日常生活用品を,市民,それぞれの団体に,市役所の職員も含めまして寄附等もいただきながら,3回ぐらいに分けて送付をしたというようなこともございます。

 それと,その中に市としては,先ほど出ました市営住宅の提供につきましても,いろいろ中身を書きまして,使用料の免除とか,提供可能な住宅とか問い合わせとかそういったのも載せております。

 それから,緊急消防援助隊の派遣とかこういったこととか,先ほど言いました炊き出しのボランティアの職員の派遣を行ったとか,そういうことで情報を発信をしたということでございます。

 以上です。



◆議員(田畑浩一郎)  それでは,この受け入れの広報というのは,どのような形で行ったのか。市が受け入れをしますよということをどのような形で行ったのかをちょっと聞きたいと思います。



◎総務部長(有水秀男)  県の市長会等を通じて,一応,向こうの関係の県にそういう情報の提供とかを行ったところでございます。また,先ほど言いましたように,市としても,このホームページ等でもお知らせをしたということでございます。



◆議員(田畑浩一郎)  県のほうとのホームページでということですけれども,本市ホームページにも載していましたかね,それは。



◎総務部長(有水秀男)  先ほど,ホームページでも,いろんな情報発信をしたということは答弁いたしましたが,昨年の4月の18日に,ホームページに載せてございます。

 ただ最近,これは削除をしたということで,といいますのは,東日本大震災に伴い,総務省のほうから県のほうを通しまして,避難した住民の所在地に関する情報を提供してくださいというふうなことがありまして,その方々については,市役所の窓口に来た人について一応,安否情報ということもございまして,その方々に,市役所の窓口のほうで避難先等に関する情報提供という書面に書いていただいた方がおります。その方が今,3名ほどいらっしゃいました。

 その方で,直接の避難というわけでもございませんが,一応,それらしきといいますか,親戚に身を寄せたいとか,南九州市に住みたいとか,そういった方がいて,実際には,直接の被災ではなかったんですけど,そういった方が3名をいらしたということでございます。

 以上です。



◆議員(田畑浩一郎)  これ,広報の仕方が,南九州市のホームページ,ちょっと見にくいんじゃないかなと。やはり大々的に,この震災の方々にわかりやすい,やっぱりこういう受け入れをしますよと,優しいインターネット等でも発信していただきたいというふうに思います。

 それと,県のほうと言われましたけども,この内閣府が出しているホームページの中で,平成23年7月14日なんですけど,震災があって4カ月ぐらい後のこれしか出ていなかったんですけど,これで鹿児島県で公営住宅,仮設住宅,民間等の住宅ですかね,それで病院等を含むという感じで,鹿児島県に119人という数字が出ているんですよ。

 これ見てみますと,都道府県で見てみますと,鹿児島県の受け入れちゅうのが非常に少ないように感じるんですよね。そう,その辺から考えると,鹿児島県が,どのような受け入れ態勢をじゃあしていたのかということがわかれば,市が県の窓口みたいな感じですよね,市のホームページと県がその情報を出していたわけですから,県がどのような受け入れをしていたのか,わかれば教えていただきたい。わからなかったら結構です。



◎総務部長(有水秀男)  済みません,ちょっと,県のホームページについては,把握いたしておりません。



◆議員(田畑浩一郎)  もう何が大事かって,とにかくこの受け入れの広報の仕方が一番大事だと思うんですよ。

 別な市町村見ても,わかりやすいところは,もう大きく出ているんですよね,「東日本大震災の受け入れ」とか。やはりそのぐらい優しくないといけない。そうしないと,また,人も寄ってこないと。

 我が町は平和を語り継ぐ町ですから,震災に対しても,やはり平和と一緒だと思うんですよね,被災された方々,思いは。だから,優しい町であってほしいということから,この質問をさせていただいたところなんですけど,その中で,関西頴娃会,関西知覧会とか川辺会とかありますよね。そのあたりには,この我が町の情報というか,受け入れとか,また,向こうからの情報を聞いたりとか,やはりそういう情報交換というものはなされたのか。



◎市長(霜出勘平)  愛郷会があるわけでございますが,愛郷会に出席をさせていただいたときに,そういったことは向こうの皆様方には,南九州市は受け入れを準備をしているんですよということは,よくお伝えをいたしております。

 ただ,この次世会とうちの職員6人が陸前高田に行きましたが,そのときには,皆さん方のこの救済というようなことで,そういうような余裕はなかったのではないかというふうに思いますが,ただ,この南九州市の人間の心根というのは,十分この被災地の方々はわかっていただいたのではないかというふうに思っております。

 それが証拠に,彼らが帰るときには,被災者の方々がわざわざ壮行会を開いていただいたというようなことでありますので,南九州市の人のこの気持ちの優しさ,心の温かさというのは,十分感じていただいたのではないかというふうに思っております。

 議員がおっしゃるように,これからはやはり工夫を凝らした,そういう広報活動というものは,積極的にやっていかなければいけないのではないかというふうに思います。



◆議員(田畑浩一郎)  それと答弁の中で,23年度から東京・大阪で開催されている鹿児島主催のこのかごしま暮らし・交流セミナーに参加とありましたけれども,これ,去年はどのくらいの方々が参加をされていたのか,わかったら教えていただきたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  かごしま暮らし・交流セミナーの参加状況ですが,平成23年度は大阪と東京に行っております。50名から70名の参加者というふうに見ております。



◆議員(田畑浩一郎)  済みません,これは中身は,どのようなことのセミナーなんですかね。



◎企画課長(下薗宏一郎)  セミナーの内容は,鹿児島県全体へどうぞ鹿児島へお越しくださいという全体の説明がありまして,あと,5市町から7市町のそれぞれ私どもも含めまして,各市町ごとに説明をいたします。そしてその後,各ブースで相談の受け付けという形をとっております。



◆議員(田畑浩一郎)  このセミナー,24年度もまた,あるからこう書いているんですよね。また,こういうセミナーで,受け入れを語りかけていきたいということのようですけれども,50名から70名ぐらいしかいないわけですよね。それまでに,やはり南九州市のホームページの中で,この災害に対しての受け入れをもう一度わかりやすく,だれが見ても受け入れしているんだというような,やっぱり優しいホームページに変えて,ここでも,また,うちのホームページを見てくださいというようなことで,宣伝・広報したほうがいいのじゃないかなと思いますが,どう思いますか。



◎総務部長(有水秀男)  今,議員がおっしゃるように,ホームページも工夫していったほうがいいんじゃないかということでございます。

 今後におきましては,今,おっしゃるとおり,その被災者に対しまして,特に最近は,放射能被害を懸念して移住をされる方もいらっしゃるというようなことでございましたんで,その辺も含めまして,また,ホームページで,市としてできることにつきまして情報発信をしたいと考えております。

 以上でございます。



◆議員(田畑浩一郎)  それでは,住宅6戸を準備しているが,入居がいないわけですが,この入居がいない,宣伝も先ほど言われたんですけど,それ以外に,この放射能を懸念している方々,直接,避難区域じゃない場所,そういうところまで幅広く,この移住定住促進のこの補助だけじゃなくて,この枠を広げて,市単独の補助的なものは考えられないのかお聞きしたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  実際に,南九州市への移住を希望する方については,住宅の問題,そして仕事の問題,それと往々にしてあるのが,やはり田舎暮らしに大きな夢を抱いて,実際の生活を知らないという方もいらっしゃいます。ですので,実際に南九州市で生活するには,どんなことが必要なのか。そしてまた,南九州市は,こんなにいいところですよというようなPRをしっかりしていくのが,まず先決だというふうに思います。

 それと,現在,放射能の懸念による移住の相談が,私どものところに3件ありまして,その1件の方については移住が成立して,もう南九州市民になっていただいているところです。

 そのあとの方については,今の仕事を手放して,南九州市に移住をしてこれないということで,なかなか決断をしていただけないところでございます。

 私どもとしては,やはり本当に南九州市のよさをわかって,住み続けていく人たちに来ていただくためのいろんなPR活動というのを,していくべきかなということでございまして,これは放射能,あるいは余震等もあるんですが,それを懸念する人たちだけではなくて,やはり広くすべての方を対象に推進をしていかないといけないなというふうに思っております。



◆議員(田畑浩一郎)  今言われたとおりなんですよ。仕事をやめてとか,なかなか厳しいんですよ。

 それで,こっちに移住することによって仕事をなくし,そしてまた家を買ったり,だから,幅広くそういう補助ができないかということを今,私は質問しているんですよ。そうすることで,また来る人は増えてくるんじゃないかなと。

 今,この1人来ているという方と私も話したことはあります。その方は,今,農業のところでアルバイトをしているようです。楽しいと,来てよかったなと言っているんですよ。まだ,来たい人はいっぱいいるんだと。

 しかし,受け入れがこの人たちもそうなんですけれども,結局,空き家バンクと移住定住促進,この補助しかないもんだから,なかなか厳しいんですよねと。もうちょっと広い範囲で受け入れをしてくれたら,まだ,この南九州市には人が寄ってくるんじゃないかということを話したときに言われたんですよ。ですから,私は,こうやって質問しているんですよね。その辺についてどう考えますかね。



◎市長(霜出勘平)  他の自治体等の,そういった補助等も研究をしながら,これはやっぱりやっていかなければいけないのじゃないかなというふうに思っております。

 やはり仕事が一番でしょうから,いろんな雇用の場も拡大しながら,そういった優遇措置等についても,これから研究をしていきたいというふうに思います。



◆議員(田畑浩一郎)  もう僕が言おうと思ったら,先に市長が言ったんですけど,「他の市町村と」と今言われましたけども,結局,我が町は南薩消防,広域の中でもこの被災地に支援に行ったわけですよね。そして,指宿消防もまた被災地に支援に行ったわけです。

 やはりそういう広域的な考え方で,今後はそういう語りかけというものも必要だと思います。ぜひ前向きに今後,検討していただきたい。

 以上で終わります。



○議長(森田隆志)  次に,深町幸子議員。

  [15番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  本年は,市政施行5周年の節目の年であります。施政方針の中で,「これまでは市民の融和と一体化を基本に,市の基礎づくりに重点を置いて施策を進めてまいりましたが,これからは,発展期に移行していくことを念頭に,本市の総合計画に掲げております3つの目指すべき将来像の実現に向けて,全力で取り組んでまいります」と市長は述べておられます。

 合併して4年間,市長を中心に行政の方々は,並々ならぬ御苦労があったことかと思います。これからも,旧3町の市民が合併してよかったと言える南九州市のまちづくりのために,お互いに汗と知恵を出し,時代を担う子どもたちのために,安心して暮らせる南九州市を引き継ぎたいものでございます。

 話は少し変わりますが,昼12時になると,市民歌のメロディーが時を知らせてくれます。市民の皆様からやわらかいオルゴールといいましょうか,その音で心が安らぐと聞いています。

 私も,その中の一人であります。できることであれば,10時と3時にもメロディーを流してほしいという厚い要望をあちこちで聞いています。御一考をお願いして,次の2点について質問いたします。

 1番目に,ヤンバルトサカヤスデ対策について。

 ヤンバルトサカヤスデが市内あちこちで蔓延し,市民は薬剤散布と清掃に大変苦労しています。薬剤散布により市民の健康や環境に非常に悪いと考えられます。ヤンバルトサカヤスデの現況と対策をお願いいたします。

 2番目に,勝目交差点改修について。

 勝目交差点改修については,用地交渉難航を理由に,平成22年3月議会において,全事業費を減額したが,現在,国において一部事業を着手しています。これまでの経緯をお尋ねいたします。

 以上2点について登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員にお答えをいたします。

 ヤンバルトサカヤスデにつきましては,合併前の平成11年に,頴娃・知覧地区において初めてヤスデの生息が確認をされております。以来,拡散防止対策,家屋侵入対策等,いろいろと努力していまいりましたが,外来種であり天敵がいない,繁殖力が強いなどの理由から,生息範囲は年々拡大している状況にございます。

 また,平成22年10月には,新たに川辺地区でも大発生が見られるようになりまして,市民生活課で把握している市内の生息地域は,昨年12月末現在で66地区,生息面積は6,229ヘクタールとなり,本市面積の約17%を占めているところでございます。

 予算の執行状況でありますが,ヤスデの家屋侵入防止対策としての薬剤の無償配付や,拡散防止のための業務委託による環境整備と駆除事業等を実施してきておりまして,平成11年度から平成23年度までの事業費は,合計で約6億4,000万円,年平均約5,000万円の支出となっております。

 今後の対策といたしましては,これまで同様,薬剤による防除・駆除を中心に行い,なるべく住民の不快感を早く取り除くため,迅速な防除・駆除活動を行っていきたいと考えております。

 なお,今月末には,昨年大量発生した地域を中心に大規模な薬剤散布を行い,亜成体期である5月ごろの大量発生を,少しでも軽減させる取り組みを行いたいと考えております。

 次に,勝目交差点についてお答えいたします。

 勝目交差点の改修につきましては,平成19年度から国土交通省と協議を行いまして,平成20年度に国道部の右折車線及び歩道拡幅については国土交通省が実施いたします。市道永田下村線のつけかえについては南九州市が実施することで協議が整い,平成21年度から事業を進めてまいりましたが,事業用地の取得が難航し,平成21年度の工事の着手ができず,事業費を減額したものでございます。

 平成22年度以降も用地交渉を進めてまいりましたが,最終的に地権者4名のうち,市の施工区間の地権者1名の用地承諾が,昨年末までに得られなかったところでございます。

 国におきましては,これ以上の事業の延期が認められないということで,市道の取りつけ位置は変更しない形で設計変更を行い,本年2月に工事着手し,平成24年度の完成予定で工事を進めているところでございます。

 市道永田下村線につきましては,設計変更によりつけかえの必要がなくなりましたので,交差点の改修につきましては,すべて国の事業実施となったところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  勝目交差点の改修について,教育委員会の答弁をいたしたいと思います。

 勝目交差点については,実地検証もいたしましたが,御指摘のような状況ですので,教育委員会としては,特に川辺中学校の教職員,生徒の通学路に関する交通安全への意識の高揚を図るようにしてまいります。

 御指摘のような視点からの安全管理に関することを考慮して,さらに道路事情を考慮した安全マップを作成するよう,各学校への指導に努めたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後2時2分休憩

───────────

午後2時10分開議 



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(深町幸子)  私,行政のほうから資料をいただきましたが,その中で,3町のヤスデの大発生が頴娃と知覧は平成11年,私,ヤスデのことについていろいろお尋ねしましたら,知覧と頴娃の議員の方々は,知覧じゃ,やあ頴娃じゃ,頴娃が早かった,知覧が早かったと言われました。でも,こうして調べてみましたら同時でございましたので,もうこれから一緒だということを念じてください。

 そして,県本土で初めて発生しております,両方とも。平成11年です。生息の範囲が頴娃が3,995ヘクタール,知覧が2,051ヘクタール,川辺が平成22年9月に発生の確認があり,183ヘクタールでございます。平成22年9月28日に川辺中の周辺で住民の連絡によって発生が確認されております。合計が6,229ヘクタールと,とてつもない広さでございます。

 そして,対策費用は,平成11年が,頴娃は142万6,000円,知覧が157万3,000円,締めて299万9,000円でございましたが,平成16年のピークには,頴娃が4,243万3,000円,知覧が2,684万5,000円となっております。平成18年,合併前は,頴娃が3,532万4,000円,知覧が1,075万9,000円,締めて4,608万3,000円の事業費を使っております。そして,すべて過去,平成23年度までに,先ほど市長がお答えしましたように,6億3,871万1,000円という膨大な事業になっておるわけでございますが,私は,川辺町は今,平成22年9月だもんですから,おたおたみんなしております。もう知覧と頴娃は11年になって大分なれたというのか,なれるということもないでしょうから,本当に川辺の人たちは何だろうか何だろうかと,お年寄りの方々が,ひとり暮らしの方々が,薬をまいて,朝晩ほうきで掃いておりますね。

 そして,そんな様子を目の当たりにしたときに,私は,本当にヤンバルトサカヤスデのことについてもっときめ細かな対応が必要と考えるわけです。市の広報などで皆様に,知覧,頴娃は勉強されていると思いますが,何とかこう市民に知らせる考えはないものでしょうか。特に,高齢者のひとり暮らしの方々が,弱い立場にある方たちが大変苦労している現状でございますが,その辺は,先ほどから言うように,広報紙あたりでできないものかなと,まずお尋ねいたします。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  ヤスデ対策につきましては,ただいまの御質問で住民に対する広報ということのようですけれども,これにつきましては毎年,年度初めの4月ですか,ヤスデ対策について市の取り組み,それからヤスデの生態とはどのようなものでというような詳しく広報紙の中に載っけてありますので,私は,それで一応広報としてはよろしいのかなと思っております。

 そして,集落のほうからも,やはり高齢者の方々が特に不安がっておりまして,市のほうで説明会を開いてほしいというような要望もございますけれども,これは昼であろうと夜であろうと,私も含めて担当のほうで対応させて,説明会を開いております。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  今まででよいという考えでいらっしゃるようですが,私は,本当に川辺の皆さん,これは何だろうかとか,ほとんどまだ知らない人もおります。害はないのか,薬をふって,風が吹いたらまき散らして体に悪いとか,もう本当泣いておりますね。何とかこう小組長会あたりででも,チラシ一枚でもいいですから配っていただけたらと,そう思います。

 それから,平成20年12月議会において同僚議員が質問されております。ヤスデ返しの補助制度を創設する考えはないか質問しております。そのとき,市長が「ヤスデ返し補助制度は今後検討する」と答弁しております。「検討するということはしないことだ」と言われた人も私には耳に入っております。検討すると言ったら,するしないは抜きにして,検討されていると私は思います。その後どのような検討をされたか,お尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  このヤスデ返しについては,たしか竹迫議員が質問されたと思いますが,これは特定の家屋というんですか,そういったところにしかできないということもあるわけですよね。できれば,我々は,この薬剤でこの駆除をしていったほうが一番いいんじゃないかと思いますが,なかなかヤスデ返しにしろ薬剤にしろ,絶滅ということはちょっと考えられないような状況で,もう今何億という予算を投入いたしておりますが,この生息地域が拡大している一方だというようなことであるわけでございますので,ヤスデ返しも,ただ侵入を防ぐだけなんですね。これをもう駆除はできないわけですので,そういったこともありますから,やはりどんな効果がある,その家にとっては効果はあるわけですけれども,これを駆除という全体的な面から見りゃ,なかなかこれも効果がどうかなというふうに思っております。

 この本家本元というんですが,奄美のほうでは,もうこれとは仲良くつき合わんないかんというような結論であるようでございます。ただ,最初の方々は,不快害虫ですので,もう気持ち的に大変な負担があるんじゃないかというふうに思いますけれども,できるだけこの拡大を止めながら努力をしていかなければいけないのじゃないかなという,現在ではこれが一番いい方法だということはなかなか見つからないもんですから,我々も大変苦労をいたしております。



◆議員(深町幸子)  市長にお尋ねいたします。このヤスデについての蔓延防止策,もう本当に広がっていくと思いますが,どの程度までは必ず何とかせにゃいかんとかございますか。家の中に入らないようにとか,これだけはしなきゃいけないとか,私自身,頴娃とか知覧の方々に聞いてみますと,やっぱりヤスデ返しが一番じゃっとなと,これならもう間違いないと,だから,このヤスデ返しをする人たちに定額の補助するとか,何かその方向が一番いいんじゃないかということをあちこちで聞いておりますが,いかがなもんですか。



◎市長(霜出勘平)  以前の質問でもお答えいたしましたが,このヤスデ返しをつけるには,それなりの形態というんですか,塀があって,そこにつけてヤスデを侵入させないというような面があるわけでございますので,どの家でもそれが通用するということはないんじゃないかというふうに思っております。まず,そういった環境を整えてこのヤスデ返しをつけないと,効果はないんじゃないかというふうに思っておりますので,これが,もうそういうすべての家がそれなりの形態をしておるんであれば,もうこれも本当に真剣に検討をしていかなければいけないのじゃないかと思いますが,そういう形態である家,どうしてもこのヤスデ返しでも防ぎ切れないような家というのもあるわけですので,そういったことを考えれば,公平というようなこともありますし,その辺のところもこれからの研究のしどころだというふうに思います。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  ヤスデ返しの件につきしては,市長からの答弁もありましたけれども,市民生活課のほうでも,これはもう早くから補助制度のあり方であるとか,あるいは敷地の形態による効果の有無であるとか,それから県内の市町村の予算措置の状況であるとか,あらゆる角度から検討した経緯がございます。

 古い資料で申しわけないんですけれども,平成22年10月現在の内部検討会時の資料なんですけれども,このときのそれぞれの地区ごとの発生地区が,数字で申しますと,頴娃地域が32自治会2,256世帯,それから知覧地域が24自治会の1,555世帯,それから川辺地域が6地域の659世帯,合計4,470世帯あるわけでございます。

 そして,そのとき,定率の助成というようなものをもし想定した場合,仮に1世帯当たり3万円定額助成をした場合は1億3,410万,それから5万円した場合は2億2,350万というような数字になるようでありまして,そしてきょうの資料でも申し上げましたけれども,6,229ヘクタールというのは本市の面積の17%ということで,これはもうまさに拡大の一途をたどっていて,もう縮小することはないわけですよね。そうした場合に,終息するまで,あるいはもう南九州市全部の世帯にこの一律の助成をし終わらなければ,この助成制度は終わらないということで,これはもう一般財源がどんだけあっても,これはもうでき得ないというようなことで,市民生活課のほうとしては,そのヤスデ返しの助成もいろいろ考えましたけれども,まずは薬剤による家屋侵入防止に努めていただきたいというようなことで,薬剤のほうをお願いいたしておるところです。



◆議員(深町幸子)  市民生活課のほうも大変苦慮されていることで大変敬服いたしますが,川辺の場合が今,知覧,頴娃は11年からなので大分ヤスデと仲よく生きるしかないということで心がされているようですが,できることなら,今こうして発生して,川辺の場合はそんなに広くないですよね。今のうちにそれぞれのところで撲滅していくような形をするためにも,早いうちに川辺町においてはこの退治していく,こうしたほうがいいとか,徹底した指導というか,そのような情報を流していただきたいと私は思いますが,いかがなものでしょうか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  川辺地域のほうにつきましては,知覧境のところに入っている状況の中で,あと100メートルぐらいしたら入りますよというような状況のときから,あの川辺地区の自治会長会の中でもそれぞれパンフレットを配ったり,あるいは現物のヤスデが入った瓶を配ったりして,こういったものですよというような広報には努めてまいりました。

 しかしながら,22年9月に川辺中学校近辺に初めてヤスデの発生がありまして,そのときに私どものほうで,川辺地域の皆さん方は非常にそのヤスデに対しては知識がないというようなこともありまして,天神坊,稲荷町,松元,田部田,新町,佐々良上・下,こういった集落ごとに説明会を夜ですけれども開催いたしております。そして,小野のほうも入りましたので,小野の自治会のほうも説明会を,そして小野の自治会におきましてはもう2回,要望がありましたので説明会もいたしております。

 それから,県のヤスデ対策検討委員会が昨年11月に川辺のひまわり館でございました。この中で,現地検討ということでありましたので,川辺地区の発生地区の自治会長さん,あるいは建築業者の要するにこの土砂を扱う皆さん方とか,そういった方々等も一堂に会して,現状の把握,対策の方法,そういったこと等について会議がありましたので,その中でも啓発に努めているところでございます。



◆議員(深町幸子)  ヤスデについて,大変市民はもちろん,職員の方々も御苦労されております。これを退治はできないということでございますね。だったら,本当にもう一回言いますが,この川辺町,蔓延しておりませんので,今ここで撲滅するためにも,もっと,それぞれの地域で話をしてくれといったら行っておるということでございますが,積極的にそういう地域に行っていただいて,私もはっきり言って,選挙のときにあちこちあいさつ回りしたら,もう多くて,どうなっちょっとかいなと,わからん人がわからんことがわからんという感じでございました。そして,私もとにかく尋ねて,何とか,どのように一番したらいいのかですね。

 そしたら,今まで,これからはそのヤスデの薬に対しては,補助はどのように考えていらっしゃいますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  予算の推移を見ていただければわかりますが,平成23年度は若干対策費が少のうなっております。これは平成23年度から配布薬剤につきまして,22年度までは無償配布だったものを23年度から3割の自己負担ということで,7割の助成にしていただいたということで,若干対策費が落ちているところであります。

 しかしながら,県内のいろんな状況を見てみますと,大部分の市町村が5割助成ということででございますが,南九州市にありましては,とりあえず今の7割助成というものを維持しながら対策に努めていきたいというふうに考えております。

 そして,川辺地区でございますけれども,特に頴娃,知覧の方々についてはヤスデに対する免疫というか,その対策がとられているようでございますけれども,やはり川辺の方は初めてでございますので,やはりきめ細かい対策に努めていきたいなというふうに考えております。

 特に今年度,平成22年度でありましたけれども,去年の3月ごろに薬剤で防除をしたところが5月の亜成体期に少なかったということ等もお聞きしておりますので,今年度は積極的に頴娃,知覧,川辺,全部の地域ですけれども,昨年発生が多かった住宅地との境の山林,原野,水路等については,そういった対策をしていきたいというふうに考えております。



◆議員(深町幸子)  無害だということで一応安心はしているわけですが,大変でしょうが,またこれからるるよろしくお願いいたします。

 次に,勝目交差点の件でございますが,この事業は,それではいつごろまでに完成の予定でございますか,お尋ねいたします。



◎建設課長(下之薗博幸)  完成は24年のいつごろかとの質問でございますけれども,右折車線の設置工事につきましては,国といたしましても早く供用開始をしたいということで工事を進めております。現在,国のほうに確認いたしたところ,24年度の半ばごろまでには完成させたいということでございます。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  24年の半ばごろにはということで,予定だろうと思います。そこで,大変ありがたいことだと思いますが,待ちに待った勝目交差点の改修でございます。

 そこで,最後ですけど,一般の方はもちろんでございます。中学生の通学道路でもあります。先ほど教育長も答弁されたようですが,本当にAZがあり,混雑が予想されております。事故防止のために,児童はもちろんですが,保護者の方々に周知し,できることなら24年の半ばごろまでだということもお知らせいただければ,先ほど蓮子議員が言われたように,優しい南九州市の実態のあれではないでしょうか。市民が大変関心を持っておる道路でございますので,その辺はいかがでしょうか。



◎教育長(小野義記)  先ほども答弁いたしましたけれども,各学校のほうでは安全マップというのをつくっていまして,その中に交通安全も入れているわけですね。しかし,特に中学校の場合は非常に校区が広いですので,すべてのその危険箇所を地図に明記するのは非常に難しいことなんですけれども,この勝目交差点についても,地図には明記してありませんでした。学校の安全マップにはですね。学校のほうも危険だなということは認識していましたけれども,地図には記載していないということで,新年度からはやっぱり記載していきたいと思っております。

 なお,危険箇所等については,やっぱり普遍的なものですので,変わっていく場合があるわけですね。ですので,やっぱり年間を通して機会をとらえて,校区内を回りながら危険箇所をとらえて,その都度やっぱり子どもたちへの意識を高めていかなくてはいけない。ですから,PTAとか生徒等にも,PTA等を通して意識を図るよう指導に努めていきたいと思っているところでございます。

 以上でございます。



○議長(森田隆志)  次に,西次雄議員。

  [1番議員西 次雄登壇]



◆議員(西次雄)  最初に,道路行政についてお伺いします。

 初めての質問でちょっと緊張しておりますが,先ほども同僚議員から道路整備について質問があり,一部重複いたしますけれども,合併して4年を経過いたしましたが,これまで旧3町の融和と一体化に取り組んでこられ,市民スポーツ大会や各種団体・協議会等の一本化は進んでまいっております。私の感じるところでは,一般市民レベルの交流はまだまだ不十分ではないかと感じているところでございます。

 市総合計画にも「人と物の交流を促進する基盤づくり」とありますように,人と物が交流するためには,道路整備が必要と考えます。そこで,旧3町を結ぶ幹線道路の整備について,県道を含めて今後の整備方針,状況等をお伺いしたいと思います。

 また,ことしは辰年であり,各種のメディア等で頴娃地域のタツノオトシゴや釜蓋神社等のパワースポットが話題になっております。市民レベルの交流を促進するためには,幹線道路を市民に周知することで交流の輪がさらに広がると思うが,市民へ周知する考えはございませんかということを1点お伺いします。

 次に,人口対策について質問いたします。

 市総合計画の移住・定住促進対策にもかかわらず,人口は,合併前と比較し2,600人余り減少しています。現在の少子高齢化の状況から見ても,人口増加は見込めないと思いますが,今後の人口対策の取り組みをお伺いしたい。

 以上2点についてお尋ねいたします。以上です。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  西議員にお答えをいたします。

 道路行政についてでございますが,先ほどの竹迫議員の質問でも申し上げましたが,道路は,地域経済の活性化や安全・安心な地域の形成はもとより,教育・医療・福祉などの生活環境の向上を図る上で最も基礎的な社会資本であり,幹線道路の整備は,市内外の交流はもとより,市民の交流を図るためにも必要かつ重要な整備と考えております。

 旧3町を結ぶ幹線道路は主に県道になりますが,3町を横断する主要地方道頴娃川辺線や石垣加世田線など県道の整備につきましては,県と協議しながら進めてまいりたいと考えております。

 また,旧町間を結ぶ幹線的な市道の整備につきましても,必要な整備と考えておりますので,計画的に進めてまいります。

 市民への周知につきましては,現在実施中の道路台帳統合整備事業が平成24年度に完了しますので,国・県道を含む幹線市道の道路網図を作成し,各自治会への配布や市のホームページへの掲載等によりまして,道路網の状況をお知らせしたいと考えております。

 次に,人口対策についてお答えをいたします。

 南九州市は,住民基本台帳によりますと,合併時の人口が4万2,096人,平成24年1月末で3万9,450人となっており,約2,600人減少いたしております。

 人口の減少は,平成23年において,自然動態は出生が250人に対し死亡が697人で447人の減少,社会動態は転入が1,089人に対し転出が1,262人で173人の減少となっており,自然減447人と社会減173人を合わせて620人減少したことになります。

 自然動態につきましては,少子高齢化によるものが主な原因と考えられます。

 社会動態は,19歳から22歳までの年齢の人口減少が特徴となっており,高等学校などを卒業し,就職や進学のための転出が主な原因と考えられます。

 市では,移住・定住促進対策を重点プロジェクトに掲げ,産業振興による雇用の創造,快適な住環境の提供,子育て支援体制の強化,教育環境の充実,地域自治会の活性化,保健福祉対策の充実の6つの施策を総合的に進めております。

 平成23年度におきましては,定住を促進するためには,まず雇用確保が急務であることから,企業誘致促進補助金制度を改め,既存の立地企業や地場企業の事業拡大,新たな分野である陸上養殖業を対象にするなど,雇用の拡大を図っているところでございます。

 平成24年度からは,子どもの医療費助成の対象を12歳未満から中学生までに引き上げることによる子育ての支援,新規学卒者を対象にした企業見学会や結婚を希望される方々を対象にした出会いの場の提供に向けた取り組みを計画いたしております。

 少子高齢化の中にありまして,人口の減少を食いとめるのには,抜本的な対策は見出せないところでございますが,これらの施策を連携させ,一体的に実施することやあらゆる角度から多種多様な施策を展開してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(西次雄)  道路行政について再度お伺いしますが,先ほどの同僚議員の中でも,市道の整備も計画されて,年次的に整備していきたいということがございましたが,県道におきましても,ここに書いてあるように,県と協議しながら進めてまいりたいというふうにお答えいただきましたが,確かに,私が言いたいのは,市民交流を図るために道路網整備が必要であるということで,その点を質問したところでございます。

 そういう意味で,県道も順次整備はされていっております。それと,市道も計画的に整備していくということでございましたが,やっぱり市民の交流を図る,一体化を図る,なかなか一般の市民の皆さんが,例えば頴娃地域の方が川辺地域に,川辺地域の方が頴娃地域や知覧地域に行くにしても,道路の形態なり路線なりを知らないというか,はっきりわからない方もたくさんいらっしゃるようです。また,物流にしても,必要な方はその道路についてはよくわかっていると思いますけれども,やっぱり交流を図る上で道路が,住民の方がよく知っていて,交流を図るには周知も大事でございます。

 そういう意味で,県道を含めて,この幹線となる道路を何路線ぐらいお考えか,お伺いします。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの質問にお答えいたします。

 旧町を結ぶ幹線道路といいますと,先ほどから申しておりますように,一般的には国・県道ということになります。国・県道で申しますと,旧3町を結ぶ路線としましては2路線ございます。それと,旧町間を結ぶその他県道が同じく2路線,合計で県道につきましては4路線が旧町間を関連する道路となっております。

 それと,市道についてでございますけれども,旧町間を結ぶ幹線市道につきましては,この幹線というのの位置づけというのが非常に難しいわけでありますけれども,比較的交通量が多い幹線的な路線と思われる路線,それにつきましては9路線ぐらいかというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(西次雄)  今,県道を含めて県道4路線,市道9路線ということでございますが,やっぱり今お話が出ましたように,交通量の多い路線というのが,交流を図る意味では重要な幹線道路になるのかなというふうに思います。そういう意味でも,計画的な整備を進めていただきたいというふうに思います。

 それと,24年度にこの道路台帳が統合されまして,道路網図を作成できるということでございますので,それが整いましたら,各自治会等への周知をお願いしたいと思います。それでまた交流をできるようにですね。市民が交流することで一体化できるように,御協力をお願いしたいと思います。

 次に,人口対策でございます。

 人口対策については,23年度におきましても620名減少されたということでございます。この数字が,過去合併後の2,600人を上回るような勢いかなというふうに感じますけれども,なかなか現在までの人口対策が,どこも,どこの市町村もなかなか増は見込めないわけですが,減少しているのは間違いございません。

 それで,南九州市としては,移動人口というか,交流人口というかを目的に,グリーン・ツーリズムや,昨年から九州新幹線が開通いたしまして,関西や中国地方から体験型旅行,あるいはグリーン・ツーリズムの客の県内での受け入れが,新聞等で多々載っているところでございますが,市町村によっては,自治体が積極的に民間団体と協力して交流人口の増加を目指しているようでございます。

 本市としましても,交流人口の増加,観光もあるわけですけれども,特に体験型の教育旅行とかグリーン・ツーリズムの場合は宿泊も伴うのが非常に多いわけでございますので,交流人口の増加を目的に,市として積極的にグリーン・ツーリズムに取り組む考えはないか,お伺いいたします。



◎農林水産部長(田中泉)  今,グリーン・ツーリズムにつきましての御質問でございますけれども,南九州市におきましても,前からグリーン・ツーリズムには取り組んできているところでございます。

 特に,今議員おっしゃいました民泊型教育旅行につきましては,年々増加傾向にございます。22年度の実績につきましては,関東・関西を中心に17校の中学校・高校の方が849名,南九州市のほうで民泊されていらっしゃいます。この傾向につきしては年々増えてきているということでございますけれども,今後につきましても,鹿児島県のグリーン・ツーリズム協議会,それから南薩地域のグリーン・ツーリズム推進協議会,そして南九州市のグリーン・ツーリズム協議会と連携をとりながら,なお一層一体となって今後も取り組んでいきたいというふうに思います。



◆議員(西次雄)  22年度は17校の子どもたちが体験型教育旅行で来られたということですが,私も一部その当時担当をしていたわけですが,やっぱりこの人口増という面からいくと,なかなかこう,交流だけが人口増につながるのかというと,そうでもないんですけれども,やっぱり総体的に見ますと,交流が図られることでやっぱり活性化します。

 そういう中で,移住・定住も含めて,いろんな場面で,先ほど出てきましたけれども,住みやすいまちだなとか,農業体験をしたことで農業に興味があるなとか,そういう人たちも出てくるんではないかと,そしてまた,市として協議会等と強力に連携を組むことで多くの人が訪れる。ひいては,地域の受け入れ家庭も少しばかりであっても潤ったり,それがまた次の交流につながっていくと,そういう意味で,やがては,そういう大きな輪の中で田舎暮らしをしたいとか,農業をしたいという人も出てくるんではないかというふうに思いますので,今後ももう少しですね。

 確かに,係がいらっしゃいますけれども,もっと協議会等と手を組んで,発信をして,こちらから,こういう受け入れ体制ができていますよ,こういう体験ができますよというような状況を強力にPRしていただければというふうに思います。その辺をちょっとお伺いしたいと思います。



◎農林水産部長(田中泉)  PR活動につきましては,それぞれの協議会でパンフレット等をつくりまして,各エージェント等にも発信をしているところですが,特にグリーン・ツーリズムにつきましては,平成23年度,農林水産課内に担当者を1名配置してございますので,そこを中心としたPR活動等も実施していきたいというふうに思います。



◆議員(西次雄)  担当もいらっしゃるということですので,各市のグリーン・ツーリズム協議会と一緒になって,今後さらに教育旅行とか,グリーン・ツーリズム客の誘致にさらに取り組んでいただければありがたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(森田隆志)  次に,満留秀昭議員。

  [20番議員満留秀昭登壇]



◆議員(満留秀昭)  予定より早まりまして,ちょっと動揺が隠せませんが,質問させていただきます。

 合併5年目を迎え,施政方針の中で「南九州市の発展期に移行していくことを念頭に,目指すべき将来像の実現に向け全力で取り組む」と述べております。しかしながら,現実は少子高齢化,人口減少に歯どめがかからず,発展期にはほど遠いというのが現状ではないでしょうか。

 ただ,財政面では,国の施策による地方交付税の大幅な増額等により,健全財政が維持されている現状ではあり,南九州市総合計画での平成23年度基金残高計画43億円を大きく上回る約84億の実績になる見込みです。

 また,子ども医療費助成の中学生までの引き上げ,はり・きゅう等施術料助成対象年齢を70歳から60歳に引き下げるなど,思い切った施策は大いに評価できるものがあります。

 ただ,今後においては,大きな財政需要が見込まれること,国の特例措置にも限界があることなどから,より一層の行財政改革が必要になってきます。市民と職員と一体となった南九州市の発展期につなげる市政運営に当たっていただきたいと切に願います。

 それでは,通告してありました2点について質問いたします。

 消防広域化について,施政方針において「消防広域化については本市としての方向性を検討したい」と述べ,議会全員協議会では「指宿市と2市での協議に入りたい」とのことであったが,課題と対応策を問う。

 財政計画について,施政方針において「財政計画については,想定外の財政需要が具体的な数字となったことなどから,平成24年度財政計画の見直しを行い,市民に現在の財政状況と今後の財政見通しを提示する」とのことであるが,増額が見込まれる財政需要額の具体的な数字とその対応策を問う。

 以上,終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  満留議員にお答えをいたします。

 まず,消防広域化についてでございますが,災害時における初動体制の強化や平成28年6月からの消防無線デジタル化に伴う経費の節減を図るため,南薩4市での広域化に向けて協議をしてまいりましたが,「南薩地域消防広域化運営協議会」が昨年7月31日をもって解散をいたしたところでございます。その後,南さつま市,指宿市と本市の3市で新たな枠組みを検討してまいりましたが,南さつま市が3市協議から離脱したため,最終的に指宿市との2市での協議を進めてまいりたいと,先日の議会全員協議会で説明をいたしたところでございます。

 指宿市と2市での協議を進めるに当たりましては,4市協議で既に協議済みの項目の一部修正を行うほか,未調整の6項目の協議が必要でございます。課題といたしまして,本部事務所位置と職員の身分の問題が考えられます。

 まず,本部事務所位置の問題でございますが,本部としては,大規模災害時の応援はできるものの,予算・決算,消防職員の給与・福利厚生,消防財産の維持管理など事務をつかさどる業務が主であることから,南九州市といたしましては,本部事務所の位置には特にこだわらず,消防署の設置,分遣所の充実を図りたいと考えているところでございます。

 火災などの災害が発生したときは,現在,各分遣所で対応いたしておりますが,本市に消防署を設置し救助工作車を配置することが消防体制の基盤の強化につながっていくものと考えております。

 また,本部で受け付けをする文書等につきましても,消防署,分遣所で取り扱いができるよう見直しを行い,住民サービスの向上に努めてまいりたいと思います。

 次に,職員の身分の問題でございます。現在,知覧分遣所,川辺分遣所の職員は市からの派遣方式,頴娃分遣所の職員はプロパー方式でございますが,合併時に統一するのではなく,職員の希望調査を行いながら,期限を設けて統一していきたいと考えております。

 次に,財政計画についてお答えをいたします。

 今回施政方針で申し上げました財政計画の見直しにつきましては,現在の財政計画に比べまして,平成24年度の予算編成後の予算措置状況が,歳出面で,扶助費が約6億円,物件費が約4億5,000万円,繰出金が約9億9,000万円の大幅な増となっているとともに,歳入面で,地方交付税が約7億7,000万円,市債が約5億6,000万円の増となっているなど,大きな乖離があることから計画いたしたものでございます。

 また,基金残高につきましても,これまで,合併算定替えにより普通交付税が増収となった部分について,将来の財政需要に対処するため,毎年それぞれの基金への積み立てを実施してきたことによりまして,計画策定当時に比べて約34億8,000万円の大幅な増となっているところであります。

 このように計画と予算に大きな差が生じてまいりましたのは,政権交代による子ども手当の創設により,従来の児童手当に比べて約3億円ほどの増,また,一部改正された障害者自立支援法の施行によりまして1億4,000万円ほどの増,子ども医療費助成,はり・きゅう助成,予防接種関係経費における制度拡充などの取り組みによりまして約1億3,000万円の増となっていることが大きな要因となっておりますが,これらの事務事業につきましては,継続して取り組んでいかなければならないと考えております。

 また,南薩地区衛生管理組合におきまして,約64億円を要するし尿処理施設の整備を初め,総額約12億円を要する内鍋清掃センターの改修工事,約3億2,000万円を要する川辺清掃センターの延命化工事などの事業が見込まれておりまして,これらの事業に対する本市への負担も生じるところであります。

 しかしながら,現段階におきましては,平成24年度組合予算に計上されております内鍋清掃センターと川辺清掃センターの延命工事関係経費以外の具体的な額はお示しできないところであります。財政計画策定の際は,関係機関とも連携を密にし,具体的な数字を盛り込むようにしたいと考えております。

 さらにまた,保険給付費の伸びによりまして後期高齢者医療広域連合への負担金も年々増加しているとともに,平成23年度から補てんすることにいたしました国民健康保険事業特別会計への法定外繰り出しも制度維持のため,引き続き実施する必要があると考えております。平成23年度は1億3,000万円余りでございましたが,平成24年度は1億6,500万円余りの繰り出しを計画いたしているところであります。

 そのほか,平成24年度から着手することにいたしました防災行政無線のデジタル化につきましては,旧町の区分ごとに2年間の継続事業で実施することとし,初年度は2億4,000万円ほどを計上いたしましたが,総額では9億2,000万円ほどを見込んでいるところでございます。

 以上,現在の計画に比べて増となった財政需要や今後増額が見込まれます財政需要の一部につきまして説明をいたしましたが,これらに対するその対策につきましては,これまでと同様,税等の滞納対策や行財政改革に積極的に取り組み,自主財源の確保を図るとともに,これまで積み立ててまいりました基金や交付税措置の高い市債を有効に活用しながら対処してまいりたいと考えております。

 以上で答弁といたします。



◆議員(満留秀昭)  それでは,消防広域化の件について再度お伺いいたします。

 午前中,同僚議員の質問でもありましたが,隣接する地域に容易に行けないということがありましたが,一番の問題としては,やはり南九州市に2つの消防組合が存在するということで,それが一番のネックになっていると考えます。

 広域化も,4市が3市になり,3市が2市になりということで,南九州市に1つの組合をということで,またデジタル化もあり,そういった2市への協議に即入るということであると理解をしますが,そういう理解でよろしいですか。



◎総務部長(有水秀男)  そのとおりでございます。



◆議員(満留秀昭)  そこで,私は協議会の中でも申し上げたんですけれども,やはりその職員の処遇の問題ももちろんあります。ただ,そこで働いている職員の方々がやりやすいというか,どう考えているのかということを聞いていただきたいというふうに全員協議会の中でも要望いたしましたが,そこはどうだったんでしょうか。まだなんでしょうか。



◎総務部長(有水秀男)  議員がおっしゃるように,その職員の意向もということでございました。ただ,一応今,4市の協議,あるいはその後の協議でも,やはりまず職員の身分の問題,今南薩消防は派遣方式,それから指宿消防はプロパー方式と,自前方式ということで,それについてはそれぞれ職員の意向を聞いたところでございます。

 ただ,前も申し上げたんですが,4市協議の中でも進めていく中で,分科会とそれから部会,それから幹事会,協議会というふうに段階を踏まえてやっておりまして,それぞれの担当職員,係長,あるいは課長とか,そういう人たちも出てきて協議をしてきたわけですが,基本的には,消防組合というのは消防長という人がおりますが,協議会,幹事会等に出席した人がおりますので,消防長からの話は十分伝わっているんじゃないかということを考えて,そういう説明はいたしてないと。というのは,結局,そういういろんな会合の場にそれぞれの代表の方が出てきていただいて,そういう聞き取りもしてるんじゃないかというふうに考えておりますので,そういったことから,南九州市としては,特に職員一人一人に対してのその要望といいますか,そういうことは聞いていないところでございます。

 以上です。



◆議員(満留秀昭)  聞いてないというか,あの協議会の中では「そういったことで検討します」というふうに私は市長がお答えしたと理解していますが,今後もそういう予定はないということでしょうか。



◎副市長(鶴田康夫)  これはやはり卵が先か,鶏が先か,卵が先かという話になろうかと思いますが,今まで総務部長がお答えしてきた中には,4市でやるときにも,やはり両市からそれぞれのメンバーが出て,それから消防組合からもそれぞれのメンバーが出て,4市で進むとなったときにはこういう方向性で進めていきましょうと,その中で職員の意見を聞くとなると,やはりいろんな資機材の整備のこともありますけど,やっぱり一番職員が心配するのは自分の身分の問題だろうと思うんですよね。今回も,やはり市長のほうで2市で進めるべきだという方向性があるとすれば,その方向性の中で広域組合の職員の方々の意見を聞いていくということになろうかと思います。そういった意味では,やはり市長が方向性を示すと,これは大事だと思います。



◆議員(満留秀昭)  その2市の協議に入る中でのことを私は申し上げているんですが,全然職員が知らない間に,2市の協議で,もう2市で進めるんだというような方向性があるということで,非常に不安を抱いているということがあったもんですから,そういった方向で進めるべきじゃないかということで申し上げたつもりです。それはそれで,ぜひ聞いていただきたいと思います。よろしいでしょうか。



◎副市長(鶴田康夫)  それは必ず職員の意見を聞きながらですね。さっき申し上げたように,身分の問題が一番心配だと思いますが,それ以外のことについても,消防組合の職員のことを聞かなければ,我々のこの市長部局サイドでは進められません。そういった意味で十分意見は聞いてまいりたいと思っております。



◆議員(満留秀昭)  そういうことで,どうかよろしくお願いしたいと思います。

 それで,現在は,知覧と川辺が,南薩地区消防組合になるわけですよね。今度の広域化において,その南薩地区の消防組合につきましては,枕崎についても南さつまについても,何かもうこれ以上の存続は無理だと,南九州市についてもそうだということで,2市の協議に入りたいという意向を示したわけですよね。だから,その脱退,あるいは解散については,その3市の議会の承認を得るということで,そこがどうなのか。再三,私も協議会の中でもお聞きしたわけですが,もう3市の意向も,そのもう南薩地区消防組合は解散,脱退だという方向性にはあるわけですね。



◎総務部長(有水秀男)  南九州市が南薩消防から仮に抜けて指宿市と一緒になる場合については,今現在,枕崎,南さつま,それからうちが南薩消防に入っているわけですが,そのときには,それぞれの議会の意見も聞いて,賛成をしていただいて,県のほうがそれを承認するという形になっております。

 ただ,今,この間の全協でも皆さん方にお諮りしたのは,やはり今はこういった状況であって,最終的に指宿市とやりたいということで,皆さん方の御意向がそれでいただければ,協議を進める中で,またそれぞれの市にも話をしていって,こういうふうにやりたいということをやっていきますので,まだその段階には行ってないということでございます。

 以上です。



◆議員(満留秀昭)  そういう予定ならば,鹿児島県の他の広域組合も,ほとんど協議が成立したところはないみたいですよね。一部島でしたっけ,ぐらいで,やはり県はもうもちろんそういう状況はわかっているわけですけれども,ここ南九州市においては,頴娃が指宿,知覧,川辺が南薩地区ということで,まずその解消を図るべきだと思うんですよね。

 だから,まずそこから手がけて,私個人的な意見を言わせてもらえば,もう御破算に願いまして,南九州市は南九州市,南さつま市は南さつま市,枕崎市は枕崎市で,もちろん南九州市は頴娃を含めた1つの消防組合ということで,その後どうするかを協議しましょうというような方向で県にも要請していただいて,消防のデジタル化につきましては,そのデジタル化の施設なり経費をそれぞれの市で共有すると,職員の交流はもうないわけですよね。南九州市の消防,南さつまの消防,枕崎の消防,指宿の消防ということで,そういった方向性はでき得ないもんでしょうか。



◎総務部長(有水秀男)  今議員の話を聞きますと,それぞれいわゆる南九州市,南さつま市,枕崎市とか,単独でというふうに今聞こえたんですが,消防広域化というのは,単独あるいは小さな組織ではだめなので,今後はそういう広域化して,いろいろ効率的に進めなさいということが広域化の原点なんですよね。だから,それは逆行すると思います。というようなことで,現在のところは,そういうことは考えてはいないところでございます。



◆議員(満留秀昭)  逆行するというのは,私も十分わかっているんですけど,協議が成立していない現状があるわけですよ。であれば,4市,3市でするのがベストなわけですから,その方向で頑張るべきじゃないですか。



◎総務部長(有水秀男)  その意味としてはわかりますけど,実際にその単独という,例えば南九州市をとった場合,おっしゃるのは,南薩消防から知覧・川辺が抜けて,そして頴娃町が指宿の消防組合から抜けると,1つの消防組合をつくればいいという御意見なんですけど,実際に今うちが仮にそうしたとしても,消防組合ももちろんないし,消防署もないと,それからいろんな出動とかにも影響もあるということでありますので,そういうことは私はできないと,だから,そういうことで,今のところは2市でどうでしょうかということで,皆さんにお諮りしたところです。

 先般,県にもこの消防広域化についてちょっとお尋ねしたところなんですが,県の担当部局で話を聞いたんですが,広域化というのは全国的にも進んでいないと,御承知のとおり,鹿児島県でも広域化が余り進んでいないというようなことで,やはり今現在国が言われているのは,30万規模の広域化だということを言われているわけですが,それがまだできないというふうなことで,この広域化というのが24年度末にどうにかならんかというようなことで,そういう話もあるんですが,なかなかどこも難しいというような状況であると,こういったことは,これから県としましては国の動向も今後見守りたいと,注視したいということから,その消防広域化がどうして進まないのかというようなことを検証していきたいと,その結果を踏まえて,いわゆる広域化の下になりますか,消防再編,2市なら2市とか,10万人規模ぐらいのをできないだろうかと,そういったあるべき姿を検討したいというようなことでございました。

 そのようなことも踏まえまして,デジタル化も迫っているわけですが,デジタル化ももう期限が28年6月からということでございましたので,そういう方針も早く決めて,そしてデジタル化の工事にかからないと,全国一斉にスタートするわけですので,やはり支障が出るというようなことがございましたので,私どもとしても,その辺を懸念をしているというような状況でございます。

 以上です。



◆議員(満留秀昭)  ですから,そのデジタル化で経費が要ると,同じ組合でなければ,そのデジタル化は進められないのかということなんですよね。別々の組合がその施設だけを共有する方向性というのは不可能なんですかということをお聞きしてるわけです。



◎総務部長(有水秀男)  国,県,それから消防組合の電波を,一応消防組合のほうではそういうのをキャッチするんですが,その場合,県の場合はそれぞれの,国も含めてだったか,ちょっとわかりませんが,県の場合は,いわゆる例えば指宿消防,それから南薩消防,日置とか,いちき串木野もだったと思うんですが,そういったところをまとめて,指令センターをつくりたいというような話はあるところです。

 ただ,個々にやるとなると,なかなかその辺はちょっと難しいのかなと,ちょっと私も専門じゃないのでよくわかりませんが,やはり電波伝搬調査というのをやっておりまして,それぞれの消防組合ごとにやっているんですが,実際に南薩消防もやっておりますし,そして指宿消防もやっているわけですが,実際のところ,今現在のところは南薩消防は基本設計ということで,3市のそれぞれの電波を調査し,指宿についてはそれぞれ頴娃も含めてやっていると,それも現在は南九州市の方針がはっきりまだわからないので,予算的には計上を一応南薩消防もしたいということになっているんですが,なかなかうちの方針が決まらないので,ちょっと今は保留になっています。指宿消防については,そのデジタル化の予算については,現在の体制で予算組みは実施設計をするということで決まったわけですが,実際にはうちの動向がはっきりしないので,今は保留の状態で行きたいと,それでうちの方針が決まれば,それなりの対応をしたいというようなことであってですね。なかなか個別にというのは難しいんじゃないかと,やはりそれも経費的な面もありますし,そういうのはやはり消防組合でやったほうがより効率的じゃないかなというふうに思います。

 以上です。



◆議員(満留秀昭)  心情的にはわかります。私も,とにかく同じ南九州市で何かあったときに,救急救命であっても火事であっても,近くに,知覧の分遣所が近いのに行けないという現状は早く解消しないといけないと思うんですよ。だから,そのためには,2市での協議でスムーズにいくということはわかりますが,あと,いろいろな川辺なり知覧の市民の安心・安全は,今の南薩地区の消防組合であったほうがより確保されるというのはあるわけですよね。南さつま市と南九州市と合併する形もあり得るわけですから,そこら辺も考えるべきではないかということも提案したいわけです。どうでしょうか。



◎副市長(鶴田康夫)  まず,ちょっと2年ぐらい前にさかのぼりますけど,消防広域化という話は,4市であろうと,両消防組合が一緒になろうということでずっと協議会で協議してきたことが調わずに,昨年の7月31日で解散したわけですね。

 そうしたときに,消防広域化,話はこっちに置いときまして,南九州市としては今後どう進めるべき,進んだほうが一番ベターなのかと,両方の消防組合にまたがっているとなると,消防デジタル化だけじゃなくて,そのほかの経費についても無駄な経費が出ているわけです。

 午前中,蓮子議員の質問にもありましたように,市民サービスの向上ということになりますと,今のこの状況では,いいサービスの向上というか,市民サービスよりも市民の生命と財産を守るためには,この状態ではいけないわけです。

 そういった中で,枕崎市が,やはりこの4市協議というようことには非常に無理があったから,じゃ3市でやりましょうという話になりました。そういった中で,3市でやる中では,やはり枕崎市は,南九州市が消防署をつくるということに対しても,県が進めている7消防本部体制に逆行するというようなことを言っておられるし,そのほかにもいろいろありまして,私どもは,消防組合のどちらかに,消防組合に残ろうとすれば,確かに指宿のほうを抜けて南薩消防のほうに行くというのも選択肢としてはあるわけです。だけど,もろもろのことを考えると,やはり指宿地区消防組合に入ったほうがいいという結論でもって,3市でやりましょうと,これは3市がいろいろして議論がかみ合わなかったが,いろいろできなくて,2市でやりましょうということなんです。

 今の段階としては,やはり2市でやるのが一番ベターだと,単独で4市がそれぞれするとなると,最初の市長の答弁でもありましたけれども,災害時の初動体制とかいうことを考えますと,どうしても今の単独市での消防というのは,私はまさに,その枕崎市が言う時代に逆行したことになろうかと思いまして,何とかして2市で進めようという一つのこの市長の積極的な取り組みだということで御理解をいただきたいと思います。



◆議員(満留秀昭)  もう結論は出ているんじゃないといいますか,また3月末に全協があるということですので,この件については終わりたいと思います。



○議長(森田隆志)  しばらく休憩します。

午後3時23分休憩

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午後3時34分開議



○議長(森田隆志)  再開します。



◆議員(満留秀昭)  消防広域化の件については終わりましたが,一言要望といいますか,どっちみち,2市になるにしても,当面は2つの組合が存在するわけです。ですから,指宿消防組合との協議の中で,仮に頴娃地区の青戸なり,そういったところで火事等があった場合には出動するとか,そういうことの協議なんかはでき得るもんですかね。



◎総務部長(有水秀男)  午前中の蓮子議員の答弁にありましたように,それについてはできるということでございます。



◆議員(満留秀昭)  済みません。そういうことがあれば,そういう方向で進めていただきたいと思います。

 それから,財政につきましては,冒頭でも述べましたが,やはり国の手厚い施策といいますか,臨時財政対策債の枠の拡大なり,過疎債への充当率の増加ということで,基金も大幅に計画よりも増加しております。その点につきましては大いに評価したいし,御苦労さまでしたと申し上げたいと思います。

 ただ,合併特例も28年ですか,切れます。先ほどもあったように,デジタル化,いろんな国保税,多額な経費,投資が必要になってきます。そういうことで,そうなった場合に,何をどうするかとなった場合には,もう収入源が減ります。何を削るかとなれば,やはり大きな出費というのは人件費になってくるわけですよね。そこをどう今後対応するのかということを今は真剣に考えていかなければならないと思いますし,また逆行するように,今度は定年延長の話も出てきております。そこら辺の考え方をどのように今後やっていくつもりなのか,わかっていらっしゃったらお答え願いたいと思います。



◎財政課長(上野勝郎)  個別のその人件費等々の計画につきましては,担当のほうにお聞きしていただきたいと思いますが,これまでの取り組み等につきまして,私のほうから総括的な感じで御説明をさせていただきたいと思います。

 先ほど申しましたとおり,現在策定いたしております財政計画とそれから24年度の予算の差につきましては,市長のほうが答弁いたしたとおりでございますが,これまで,その財源措置等につきましては,補助金の見直し,それから人件費の抑制,税の滞納対策,遊休財産の処分等,それから繰り上げ償還等を実施いたしまして,一般財源の確保を図って,これまで20年度の財政計画から24年度に必要となった経費等につきましては工面をしてきたところでございます。これにつきましても継続して実施していって,一般財源の確保を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。

 特に,なかなか進まない状況ではございますが,遊休財産の処分につきましても,これはもう収入の確保というよりも,支出の削減という形でも有効な手段でございますので,これらにつきましても取り組んでまいりたいというふうに考えておりますし,また,税の滞納対策につきましても,こういう景気の悪い中で税の滞納が増えつつございますので,これらにつきましては全市一丸となって,税の滞納対策につきましても取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(満留秀昭)  財政課長のおっしゃるとおりであると思います。私がお聞きしたかったのは,定年延長がもう国の方向性として示されているわけです。何年の生まれから何歳とかあると思いますが,南九州市としては,もうその方向性でやっぱり進みたいということでしょうか。



◎総務部長(有水秀男)  先ほど人件費の削減も出ましたので,今現在,定員適正化計画というのをつくりまして,平成29年度まで430人に減少するということで,合併より50人以上減らすという計画で,毎年その年次計画を定めてやっておりますが,それについては計画以上に削減をいたしております。

 それから,定年延長の件ですけど,これについては,現在言われているのが,国もですけど,26年以降3年間で1年ずつ延びていくと,と申しますのは,来年やめる人は一応60歳定年と,そしてそれ以降,それよりも3歳下の人までは61歳と,それ以降3歳下がまた62歳ということで,大体15年間ぐらいで定年が60から65になっていると,それに伴って年金も支給が遅れるわけですが,そういうところで国が今後取り組むと。

 人件費につきましては,今言われておりますのが,まだ詳しい説明はないんですが,いわゆる定年延長になった場合には,そのいわゆる定年,60を過ぎた人ですね。その人たちについては,現役世代時のいわゆる70%程度の給与を支給するというような国の考えがあります。多分国がそうやっていただければ,市町村もそれに追随というんですかね。やっていかなければならないと思っております。まだ具体的な話は来てないところでございます。

 以上です。



◆議員(満留秀昭)  ということは,その国の方向に沿って南九州市としても進みたいということですかね,市長。



◎市長(霜出勘平)  もう財政も今よりよくなることはないと思います。どんどん厳しくなっていくと思います。そういったことで,無駄を省き,やはり財源確保をしていかないと,これからは運営が大変難しくなるんじゃないかというふうに思います。だから,先ほどからいろいろと御協議いただいておりますが,そういう消防の広域化ですね。やはりこの1市でやるよりも,4市でやったほうがいいわけですね。我々はそういうことを主張するんですが,なかなか足並みがそろわないというのか,意思の疎通ができないというのか,そういったことがあるわけでございますが,これからは,やはりこの職員のこういう定数等もしっかりと削減しながらやっていかないと,本当に苦しい,市民サービスが低下するようなことになりかねませんので,いろんなことを想定しながら,これから財政計画をつくっていかなければいけないと,このように思っております。



◆議員(満留秀昭)  私は,その定年延長の考え方について市長の答弁を求めたわけですが,「国の方向性によって,その定年延長をする」と先ほど総務課長が述べましたが,その件について,市長の考えは。



◎市長(霜出勘平)  国はそういう方向だろうと思いますが,一方的にそのことだけでもいけないんじゃないかと思いますので,やはり我々としては,そういうのも頭に入れながら,独自性のある行政運営をしていかなければいけないのではないかというふうに思います。



◆議員(満留秀昭)  市長がおっしゃったとおり,独自性をやっぱり出して動いていただきたい。私が今まで感じることは,やっぱり人事院勧告に沿った形でしか動いていないという各市町村の動きがあるようです。やはりそういった70%,定年延長終わって60以降は70%だと,しかし,いや,南九州市はもう60%しか出せないんだと,あるいはもう58からちょっと下げてもらわないかんぞとか,そういった方向で動かなければならないというふうに思うわけですよね。その件について,もう一回。



◎市長(霜出勘平)  いろいろなことを想定しながら研究をしていきたいというふうに思います。



◆議員(満留秀昭)  それで,お隣の,市長よりもっと小さなある市長が,私は社長なんだと,職員は従業員なんだと,そういった方向で,南さつま市,言いました。本坊市長が,そういったことを何か我々のちょっと会合の中で申し上げておりました。なるほどだと思います。霜出市長も,南九州市会社の社長という心構えで頑張っていただきたいと思いますが,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  いつもそういう気持ちで頑張っております。



◆議員(満留秀昭)  あと1点だけ。私は,JA時代に,頑張る封筒ということで,封筒を少しでも長く使いましょうということで,JAは頑張る封筒ということで,いろんなことに利用しておりました。これは旧川辺町時代にも私が申し上げたんですが,私がJA時代,20代のころ,もう約54ですから,もう30年前になりますけれども,封筒1枚のことで,こっぴどく私はしかられたことがありました。1枚の封筒が何十銭すっとか,おまえはって,それが何百枚かというようなことで,30年前です。ある参事に怒られた記憶がございます。

 やはりそういった小さな経費を,職員が少しでも経費は浮かすんだというような,そういった心構え,意思の統一をすることによって,そういった社長と従業員の関係も築けるのではないかというふうに考えております。ぜひ,その頑張る封筒から始めていただきたいと思いますが,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  本市におきましては,この答弁書も,もうあしたからはこの裏のほうも使うようにいたしております。そういった努力をしております。小さなやはり積み重ねが大きな結果につながっていくと思いますので,そういったことはもう職員も十二分に承知をいたしているというふうに思っておりますが,これからもそういったことをしっかりとまた自覚していただくように指導していきたいというふうに思います。



◆議員(満留秀昭)  わかりしました。来週から頑張る封筒がたくさん目に見えることを期待いたしまして,終わります。



○議長(森田隆志)  次に,菊永忠行議員。

  [19番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  お疲れさまです。質問に入る前に,昨年3月11日に起きた東日本大震災から1年が過ぎようとしております。先ほども同僚議員が震災関係について質問をしていますけれども,被災地では,現在も多くの方々の行方不明者をはじめ,いまだに仮設住宅の生活を余儀なくされている現状を見ると,心の痛む思いでいっぱいであります。被災された方々の一日も早い復興・復旧を国民の一人として願っています。

 それでは,質問に入りますが,通告してあります3点について,市長,教育長及び所管事務にお伺いいたします。

 まず1点目,中学校の武道必修化対策についてですが,この質問については,平成21年の6月の定例会で当時同僚議員が質問をしております。平成24年度から全国の中学校で武道必修化が実施されますが,本市の安全対策,指導者の確保,各武道場及び用具等の整備状況をお伺いいたします。

 2点目,インフルエンザ予防接種についてですが,本年も全国各地でインフルエンザが流行しております。本市の予防接種状況と発生状況をお伺いいたします。

 3点目,知覧平和公園の管理運営についてですが,知覧平和公園ゲートボール場の利用状況と当初予算に計上されている改修箇所と既存の施設の一体性をどのように図る考えかお伺いし,1回目の質問といたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  私のほうからは,2問目のインフルエンザ予防接種と3問目の知覧平和公園の管理運営についてお答えをいたしたいと思います。

 本市のインフルエンザ予防接種状況でございますが,本年1月末現在で,小学6年生までの対象者3,632人中,接種者2,165人,接種率59.6%,また65歳以上の高齢者は,対象者が1万3,268人中,接種者が9,253人,接種率が69.74%となっております。

 発生状況でございますが,南薩地域振興局は「感染症危機管理情報ネットワーク」により,インフルエンザ患者の発生状況について内科・小児科等医療機関による定点調査によりまして,1週間ごとに情報提供をいたしております。

 この定点調査によりますと,2月19日発表で,南九州市で定点当たり38.25人(153人)という状況でございます。なお,2月12日発表が,南九州市で定点当たり43人(172人)でありましたので,2月12日をピークに,患者数は減少に転じているものと考えております。

 ただ,定点報告医療機関の報告数の平均からの数値でございますので,実際にはかなりの患者がいるものと思われます。

 症状を長引かせず,苦痛を抑えるためにも,予防接種の受診を今後も推進してまいりたいと思います。

 3番目の平和公園の管理運営についてお答えいたします。

 知覧平和公園ゲートボール場の利用状況につきましては,平成20年度が80件の9,552名,平成21年度が67件の8,880名,平成22年度が91件の1万979名,平成23年度の1月使用分までが66件,9,995名となっております。

 当初予算に計上されているゲートボール場の改修につきましては,現在,主にグラウンドゴルフ場として利用されている西側部分の改修を計画いたしております。

 改修内容といたしましては,グラウンドの高低差が顕著であり,グラウンド全面を有効に活用できない状況の解消を図るため,暗渠排水を埋設後,盛り土を行い,張り芝を施工し,平らなグラウンドに改修するものでございます。

 また,現在ゲートボール場として利用されている東側も起伏が見られることから,南九州市総合計画実施計画に平成26年度の改修予定で計上しておりますので,平たんで広大な一面のゲートボール場及びグラウンドゴルフなどのプレーができるように,一体的な改修を予定いたしているところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  1番目の中学校の武道必修化対策についてとそれから2番目のインフルエンザ予防接種について,学校等の状況等についてお答えいたしたいと思います。

 初めの中学校の武道指導についてでございますが,中学校では,平成24年度から新しい学習指導要領の全面実施となり,体育では,1・2年が武道が必修となり,3年では球技,武道の中から選択することとなっています。

 これは,日本の伝統・文化の尊重と武道の基礎的・基本的知識・技能を習得させることをねらいとしているものでございます。

 本市の中学校では,4校が柔道,1校が剣道を指導することを計画しています。

 指導については,基本的には体育の教師が指導することになりますので,指導者の実技講習は平成21年度から実施され,指導者の育成が図られていますが,武道指導に困難を来す場合は,地域等外部からの指導者をお願いすることになります。

 武道場,用具の整備については,昨年から整備を進めてきているところでございます。

 次に,インフルエンザの予防接種についてでございますが,インフルエンザについては,予防接種法が平成6年10月に改正され,予防接種については,市町村長が行う勧奨接種と医療行為の一つとして医療機関が行う任意接種の2つになり,義務としての予防接種は緊急を除き存在しなくなりました。予防接種を受けるか否かの判断は国民各自にゆだねられたということになり,個人情報を保護するということから,予防接種の有無の調査が困難になってきていますので,インフルエンザの発生状況についてお答えいたします。

 本市の子どもたちのインフルエンザの発生状況は,1月24日から罹患者の報告が始まり,2月23日現在,土・日を除いて,延べ793人が罹患しています。学級閉鎖等の状況は,2月24日現在では,勝目小学校1年生が2日,田代小学校は3年生の学級閉鎖4日を含め2日間の学校閉鎖をいたしました。罹患者,学級閉鎖等,昨年と比較して減少傾向にありましたが,その後,罹患者が増加傾向になり,予断を許さない状況にあります。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  まず,1番目の中学校の武道必修化対策について,ただいま教育長のほうから答弁をいただきました。

 この件については,先ほども言いましたけれども,平成21年の6月の定例会で当時の同僚議員のほうも質問をさせていただいていますけれども,私がこの中学校の武道必修化ということで今回質問をしようというように思ったのは,これはNHKのテレビ番組のほうで,2月6日の月曜日ですけれども,「クローズアップ現代」というところで,必修化は大丈夫か,多発する柔道事故というようなことが放映をされていたように記憶しているところですけれども,この剣道もそうでしょうけれども,特にこの柔道については,すごく死亡事故と重傷事故等起こっていると,ここは中・高合わせて28年間で114名の柔道の活動で死亡事故が発生してるというようなことが放映をされていたように記憶しているところであります。

 こういう形で,子どもたちの安全・安心というふうなことですけれども,この指導者について,本市については,先ほども言いましたけれども,体育の教師が指導するというようなことになるというようなことでしたけれども,平成21年度の答弁の中にもそういう形でありましたけれども,有段者,そういう人たちがちゃんとした指導をしないと,本市でもこういう事故が起こり得るというようなふうに考えますけれども,これについてはどうなんでしょうか,お伺いいたします。



◎教育長(小野義記)  中学校の武道の指導については,大体年間10時間から15時間程度ということになります。非常に時間が短いわけですけれども,安全性を考慮した指導方針については,特に柔道については,次のような指導を行っております。

 武道の礼儀作法を含めて基礎的・基本的な受け身を重視することとし,試合形式にならない打ち込み,かかり練習といいますけれども,打ち込みや約束練習を取り入れた指導を行うこととし,自由練習,いわゆる乱取りですね。自由練習については,そういう試合形式の練習は避けることとすると,こういう方向で,今中学校の,この前も校長会がありましたけれども,3月1日に,そこの場でも各中学校長にそういう指導をしております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  この武道の必修化については,県議会等についても質問がなされているようですけれども,県の教育長等の答弁等によりますと,教員を対象に指導方法の研修会を開催し,11年度は柔道の実施予定の全中学校の教員を対象に,安全に特に特化した研修会を開催というような,この安全武道授業のためのチェックリストの活用に取り組んでいるというようなことですけれども,我がこの南九州市については,こういう形で,県からの通達というような形で,そういうふうにやっているのかどうか,お伺いします。



◎学校教育課長(大木節夫)  ただいまの御質問にお答えいたします。

 安全指導というのが何よりも優先ということでございまして,先ほど教育長が話をしましたとおり,平成21年度から特化した研修を行っているところでございます。24年1月25日には,特に柔道を対象とした指導者講習を行っているところでございまして,本市でも,これまで平成21年度から3年間で延べ11名が参加しております。全部の体育教師が参加をしているということで,特に技能を高める,知識を高めるということで,そういった研修に参加しているところでございます。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  本市では,今までにこういう事故等について報告はないんでしょうか,どうなんでしょうか。



◎学校教育課長(大木節夫)  けがの状況についてお答えいたします。平成22年度と23年度のこれまでの状況ですけれども,本市では7件,武道に関するけがの状況,いわゆる財団法人の日本スポーツ振興センターに報告を上げた分について,その状況を把握しているところでございます。平成22年度が4件,平成23年度が3件でございます。内訳としましては,授業,22年度,柔道が2件,部活が剣道2件,それから23年度は授業の剣道が1件,部活が剣道,柔道1件の3件でございます。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  学校施設等については,ちゃんと整備をされているかと思いますけれども,これについてもう一回お伺いいたします。学校の武道の道場等についてもう一回お伺いしたいんですけれども,整備をちゃんとされているのかどうかっていうことをもう一回お願いいたします。



◎学校教育課長(大木節夫)  武道場の整備につきましては,平成23年度に川辺中学校の武道館の改修ということでございます。それから,平成24年度に青戸中の畳の表替え等をする予定で,懸案しているところについてはすべて対応するということで進めております。



◆議員(菊永忠行)  そういうことで,この武道の必修化というようなことで,子どもたちに安全な教育ができるように,教育委員会を初め指導者等についても十分に研修を重ねて,事故のない,武道の発展に努めていただければありがたいというふうに思っているところです。

 次に,インフルエンザ対策等についてですけれども,先ほど答弁のほうでもありましたけれども,本年度1月末現在で,小学校,6年生の対象3,632人中2,165人が接種をしているというようなことであります。約60%ですかね。

 そういう形で,私がこのインフルエンザということで申しますのも,何か新聞等,あるいはマスコミ等で,ヨーグルトがすごくインフルエンザに効果があるというようなことが,放送がなされていたようですけれども,これについてはどうですか。知っていますかね。どうなんですかね。



◎教育長(小野義記)  ヨーグルトの話も聞いたことがございますけれども,実は本市では,この風邪に非常に効果があると言われているお茶ですね。お茶の飲用をすべての学校でやっております。以前にも保健所に伺ったことがあるんですけれども,お茶に含まれるカテキンは,確かに風邪の予防に効果があるということでございました。本市では,すべての小中学校でお茶給食を実施していますが,お茶は本市の基幹産業でもありますので,お茶給食のほうで対応していきたいと考えております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  このお茶のほうは,このお茶給食という形で,もう数年前から我がこの南九州市は取り組んでいるというようなことであります。

 ダブルブロックという形で,お茶,それとヨーグルトと,そういう学校の給食の後にそういう対応ができれば,この医療費の抑制というものにもつながっていくんじゃないかなというふうに思っていますけれども,もう一回お伺いします。



◎教育長(小野義記)  風邪の予防という観点からではなくて,以前から学校給食の中でヨーグルトも出しておりますので,本当にその効果があるのであれば,その回数を増やすということも検討していきたいと考えております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  そういう形で,二段構えで,先ほどの武道の必修化じゃないですけれども,二段構えでそういう予防のほうに努めていただければ,すごくありがたいなというふうに思っております。どうかよろしくお願いしておきます。

 それから,3点目,知覧平和公園の管理運営についてですけれども,これについては当初予算の発議のほうでも質問させていただきましたけれども,予算等については,入札関係というようなことでお伺いできないというようなことでありましたけれども,私が,このゲートボール場,あるいはグラウンドゴルフ場,多目的公園というような形でありますゲートボール場について質問をしたのは,グラウンドゴルフ協会のほうから狭いというようなことでお話をお伺いいたしまして,こういうことに質問しているところですけれども,新聞に,これは2月24日付の新聞ですかね。落語家の三遊亭歌之介さんが,平和の桜の植樹完成式というものがあったということで新聞等に掲載されていました。平和の桜を植樹するというようなことで,すごく共感を持っているところであります。平和を語り継ぐまちというようなことで,平和の花を,世界の花をこの知覧の地に植えたいという,落語家のあの歌之介さんが世界の42種84本の桜を植樹したということでありますけれども,この事業はすごくいいことだとは思いますけれども,狭いところにまた桜の植樹をしたというようなことですけれども,どうなんですかね。この植樹をする際に,そういう企画課,あるいは観光課ですか,そういういろいろな所管のところがありますけれども,皆さんであの植樹について協議を,植えるところについて協議をなされたのかどうか,お伺いします。



◎建設部長(田代良民)  新聞等でもありました桜の森につきましては,歌之介師匠のほうから桜の寄贈の話があったときに,平和公園自体ではほとんどもう植栽計画も終わってるということで,3町の知覧,頴娃,川辺地区の公園等に植えてもいいでしょうかというお話を申し上げたところ,歌之介さんとしては,あくまでも平和公園だというお話でございまして,それで我々といたしましては,都市計画課,あるいは観光課,それから関係部署等ともいろいろ協議を重ね,そして今の敷地のところで何カ所か選定をいたしまして,歌之介さんのほうに来ていただいて,あそこがいいというような選定をしていただいて,植えた経緯があるところでございます。



◆議員(菊永忠行)  すごくいい事業だと私のほうも思っていますけれども,この植樹,植栽について感じたことは,その桜,この間隔ですか,すごく見た目が,私の素人目で見ても,何か狭いような感じもしていますけれども,これについてはどうなんですか。



◎建設部長(田代良民)  最初のこの将来的な面からいきますと,狭い感もあるかしれませんが,ある程度大きくなるまでは,あの今の間隔でも十分じゃないかなというふうに思っております。今現在,大体5メートル間隔で植栽をいたしておるところでございます。



◆議員(菊永忠行)  午前中の質疑の中で,この平和公園の管理について総合的に考えて整備をしていくというようなことでありましたけれども,行った方はわかるかと思いますけれども,ゲートボール場,それから西側のほうのちょうどあの中間点に植栽を,木を植えてありますけれども,それについてはどうなんですか。総合的な利用をというようなことであれば,邪魔になるというようなふうにも考えますけれども,このほうについては何か計画があるんでしょうか。



◎建設部長(田代良民)  芝生広場が改修によりまして一体的な平らな広大な一面となったときにおきましては,今ちょうど西と東に分かれた形で木を植栽してありますけれども,その中に大きな樹木,ケヤキとかタブとか,それからクスノキとかが数本ありますけれども,そのほかにシマネトリコという細い木がずっとこう一列に植えてあります。これにつきましては,平成20年度の南薩地区植樹祭のときに植栽されたようでございまして,今後におきましては,その一体的な利用ということから移植を考えて,グラウンドゴルフ,あるいはゲートボール等ができるようなふうに計画を検討していきたいというふうに今考えております。



◆議員(菊永忠行)  検討していくというようなことであります。あそこを,先ほども利用者というような形で市長のほうから答弁がありましたけれども,この南九州市のゲートボール協会の会員,あるいはグラウンドゴルフ協会の会員等について,グラウンドゴルフ等の会員についてはこの市内に1,300人というような形の会員がいると,ゲートボールについては約1,000人近くいるんじゃないかというような話もお伺いしているところであります。

 そういう形で,大きな大会等になれば,あのトイレ等についてもすごく足らない,1カ所だけではちょっと足らないんじゃないかなというふうに感じていますけれども,この利用者のほうからそういう要望等が出ているものかどうか,お伺いします。



◎建設部長(田代良民)  トイレに対しての要望書というのはいただいておりませんけれども,そういったお話は聞いたことがあります。そういう関係で,今,平成24年度から25年度にかけまして,公園の長寿命化計画というのを策定を計画いたしております。その中で,いろんな施設に対したトイレのバリアフリー化とか,それから改修計画等をこの中で策定いたしますけれども,その中でゲートボール場の利用者,平和公園の来訪者の利便性を向上するための一体的な改修も見据えておりまして,また,トイレ建設につきましても,他の施設と同様,見直しを今後やっていって,その中で検討していきたいというふうに思っております。



◆議員(菊永忠行)  そういう形で,この公園の管理運営についても,利用者の方々が使いやすい,そういう施設にしていただければありがたいなというふうに思っております。

 武道の必修化,それにこのインフルエンザ,この公園の管理運営というような形で,3点について質問をさせていただきましたけれども,高齢化が進むなかで,健康増進というような形でうたってあるこの我がまちですので,そういう高齢者に優しい,そういう環境づくりのほうも必要じゃないかなというふうに思っております。終わります。



○議長(森田隆志)  次に,塗木弘幸議員。

  [7番議員塗木弘幸登壇]



◆議員(塗木弘幸)  時間がないようですので,てきぱきといきたいと思います。

 頴娃,川辺,知覧,3町が合併いたしまして早くも4年が経過いたしました。霜出市長も再任され,2期目の市政運営を担うこととなり,我々市民は,その手腕に大いに期待するところでございます。

 そこで,市長が平成24年度施政方針でも触れられている2点についてお伺いします。

 まず1番目に,お茶の銘柄統一について,基幹産業であるお茶は,合併により,生産量,生産額とも日本一となっているが,ブランドの統一がなされず,旧3町時代の銘柄で販売されている現状である。茶の振興には銘柄統一が望まれるが,これからの取り組みと方向性を問う。

 2番目に,庁舎建設について,当初予算において,知覧庁舎耐震補強工事設計及び実施設計の委託料が予算計上されているとともに,庁舎のあり方市民検討委員会も設置することとなっているが,庁舎整備をどのように計画する考えか,質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  塗木議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,お茶の銘柄統一についてでございます。

 総合計画に記載をしてございまして,茶業振興の重点課題でございます。現在,茶業者みずからの話し合いにより決定をいただきたく,市茶業振興会等で協議をいただいておりますが,地域間でそれぞれの思いがあり,いまだに決定していないところでございます。

 統一に向けた話し合いを重ねていく中で,例えば「南九州茶」など新たな統一銘柄を創設いたしますと,その銘柄への浸透を図るためには多大な労力と時間・経費を要することから,旧川辺町,旧頴娃町は知名度の高い「知覧茶」の名称を入れた銘柄で要望が出されておりますが,「知覧茶」はJA南さつま農協が地域団体商標登録を取得いたしておりまして,知覧町産の銘茶として登録され,地域を超えた変更が難しいことと,今まで「知覧茶」として銘柄確立には多額の投資をして,現在では差別化があらわれ,市場での引き合いが多いことなどから合意に至っておらず,さらに協議を重ねる必要がございます。

 今後,銘柄統一を進めるためには,日本一の茶どころとして,付加価値の高い商品,仕上げ茶での販売を視野に入れた新たな流通拠点施設の整備と同時に進めてまいりたいと考えております。

 次に,庁舎整備についてお答えをいたします。

 庁舎の耐震性につきまして,知覧庁舎西別館を除く各庁舎について耐震診断を行ったところ,知覧庁舎東別館と川辺庁舎別館を除く庁舎が耐震基準を満たしていないことが判明し,本市の災害対策の中枢であります庁舎の地震対策を早急に行う必要があることから,知覧庁舎から順次,年次計画的に耐震補強等を行っていくことといたしております。

 また,本市の財政状況等を考慮いたしますと,近い将来において新庁舎を建設することは非常に厳しいと判断されるとともに,平成24年度から計画的に庁舎の耐震補強対策も講じていくことから,庁舎につきましては,できるだけ既存施設を活用していかざるを得ないと考えております。

 なお,庁舎のあり方市民検討委員会につきましては,南部出張所の廃止後の施設活用策や長期的な視野に立った将来の庁舎のあり方の方向性について検討していただくため,委員15人以内で平成24年度に設置を予定いたしているところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(塗木弘幸)  市長は,新聞社の記者会見で「協議会を設け,2012年度内に銘柄統一に向け一定の結論を出し,施設整備につなげていきたい」と述べておられるが,1年間で銘柄統一への結論を出すのは難しいと思われる。そして,どのような施設を検討されているのか,お聞きいたします。



◎市長(霜出勘平)  このお茶どころ南九州市にとりましては,銘柄統一というのは,本当にやり遂げなければいけない大事な仕事だというふうに思っております。この銘柄統一に向けましての協議会に要する経費を今回計上いたしたところでございます。そういったことで,協議会において,いろいろな形で,この銘柄統一について,できるだけ早い段階で銘柄統一ができるように,皆さん方に御協議をお願いいたしたいと,そしてそれと同時に,やはり3点セットということで,この仕上げ茶の工場,それから加工施設の充実といったものも取り組んでいかなければいけないのじゃないかというふうに思っております。

 現在,県別でいきますと,もう断トツで静岡がお茶の生産は多いところでございますが,皆さん御存じのように,この放射能によりまして,今は静岡も大変苦戦をいたしております。やはり福島に近いということで,風評被害等もこれからも出てくるんじゃないかというふうに思っておりますし,これからお茶は,やはりこの鹿児島県がリーダーとなって推進をしていかざるを得なくなるというふうに思っております。その鹿児島県の中でも,やはり南九州市が全国一の生産量を誇っておるわけでございますので,やはり品質,量ともに,このどこにも負けないすばらしい南九州市のお茶産業をつくっていかなければいけないのではないかというふうに思っております。

 ただ,これまでは,つくれば売れた時代でございます。そういったもう時代は,もう今はありません。足し算だけでこれまでは来ましたが,やはりしっかりとした引き算もしながら,これは取り組んでいかなければいけないのではないかというふうに思っております。そうしないと,やはりこの志布志,霧島,ここは今大変元気があるところでございますので,この両市に追い越される懸念も十分あるわけでございますので,まず南九州市のお茶農家が心を一つにして銘柄を統一して,そして安心・安全,どこにも品質的にも負けない,名実ともに日本一のお茶どころをつくっていくことが大変重要だろうというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  茶業関係者の間では,銘柄統一について反対者も多数おられます。施設整備・建設の協議は時期尚早ではないかという声も聞かれております。今市長も申されましたけれども,生葉,荒茶加工などの品質の統一でレベルアップを先に進めるべきではないかという声が多く聞かれます。このことについて現在どう対応されているのか,お聞きいたします。



◎茶業課長(鮫島信行)  今議員のおっしゃられたように,時期尚早ではないかといったような話が結構あるわけでございますけれども,やはり今後そういったのを進めながら,同時にその銘柄確立も図っていかなくてはいけないと思っております。

 品質の統一,レベルアップというのが前提になります。いろいろと品質の統一では,それぞれ茶工場のほうに,いろんな春の座談会,秋の座談会ということで,品質向上を図っております。そういう中で,品質プラス,また安心・安全というのも今後重要視されてくるということで,現在,かごしまの農林水産物認証ということで,茶工場のほうもいろいろと頑張っていただきまして,たくさんとっていただいているということで,K─GAP,それからISO,J─GAP等も進めておるところでございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  今課長のほうから説明がありましたK─GAP,あるいはJ─GAP,ISO等の各地区の認証取得工場ですね。頴娃地区に80工場,知覧地区に37工場,荒茶工場が川辺地区に17工場ありますけれども,どのような割合で,幾つとられているのか,お聞きいたします。



◎茶業課長(鮫島信行)  安心・安全,信頼される茶団地づくりでございますけれども,K─GAPのかごしまの農林水産物認証制度でございますが,これにつきましては46の茶工場がとっておるところでございます。そのうちに,頴娃町が38工場,それから知覧4工場,川辺4工場ということでございまして,頴娃のほうが82%,知覧のほうが9%,川辺が4%ということでございます。

 それから,J─GAP,これは日本のGAPのほうでございますけれども,これにつきましては,この南九州市に5工場とっていらっしゃいまして,頴娃の方が3工場,60%になります。それから,知覧のほうが2工場,40%でございます。

 ISOでございますけれども,ISOにつきましては品質管理のほうでございまして,茶工場のほうに適用するということでございますけれども,全体で27工場とっていらっしゃいます。これにつきましては,地区別で申し上げますと,頴娃が22工場,81%,知覧が5工場,19%の割合でございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  頴娃と知覧,川辺もそうなんですが,特に頴娃の方がたくさん認証取得をされております。知覧と頴娃とでは,工場の形態,工場は知覧は少ないわけですけれども,この認証取得が大分少ないようでございます。この差を今からどのように整備統一していかれるのか,お伺いします。



◎茶業課長(鮫島信行)  この認証制度につきましては,今,市の予算の中からも一応お願いしておるところでございますけれども,茶工場さんの取り組みにちょっといろいろと温度差があるわけでございますけれども,いろいろな機会を通じて,今後さらに進めていきたいということで,各工場のいろんな総会の時点でも今お話をしながら,やはり今後はそういった認証制度をとっていって,この南九州市のお茶をとにかく売り出していきたいということで,皆さん方に推進をいたしているところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  これは大事なことであると思います。どんどん指導をしていただきたいと思っております。知覧町内の大方の茶業農家,特に北部の加工部会等などは,銘柄統一に対して不信感を持っておられるわけですが,茶業会との協議は今なされているのか,どのような状況か,お聞きいたします。



◎茶業課長(鮫島信行)  これにつきましては,当初,とにかくお茶のこの銘柄統一を図っていきましょうということでございまして,合併後,国内最大の産地として,統一した銘柄が求められているといったようなことで,茶業振興会の理事会等で協議いたしまして,統一銘柄の必要性を確認しております。

 それから,いろいろと茶工場主の御意見や,それからバスツアー等やアンケートもいたしておりまして,その中で,やはり「知覧茶」といったような銘柄も非常にこうして多かったというような話でございました。

 今まで20年度から理事会,三役会,それから総代会ということで,17回の会議をしております。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  ちょっと知覧の方は不信感を持っておられるところが多いようでございます。このことも十分協議をなされてください。仕上げ工場の検討よりも,出品茶工場,今,頴娃,川辺,知覧に出品茶工場があるわけですが,この工場をまず統合し,整備すべきではないかという声も聞かれます。仕上げ工場建設については,茶業振興会,加工組合,流通部会などと連携をとり,段階を踏んで履行されるべきであると私は思っております。

 次に,今市長の答弁にもありました「知覧茶」は,地域の団体商標登録を取得しており,「知覧茶」の名前を使う,統一をするには,「南九州茶」など新たな銘柄を創設するほうがいいという意見だったか,ちょっとまだ文章を把握しておりませんけど,昨年6月議会において,市長は「農協ブランドは農協のブランドということで,南九州市のブランドを確立したほうがよいと思う」と昨年の6月議会,下窪議員の質問への答弁でなされましたが,ブランド統一がなされる場合,県内の半分は南九州市の銘柄となります。県内大手の問屋さんが「知覧茶」をもっと大量に販売したいと言っておられます。「知覧茶」の名称を入れないと,販売としてのメリットはないのではないかと思われます。統一銘柄となった場合,「知覧茶」の名前を使用する考えはないのか,お伺いいたします。



◎市長(霜出勘平)  頴娃の茶農家の方々も,ほとんどの方が「知覧茶」でいきたいという御希望があります。これも,先ほど申し上げましたように,JA南さつまが「知覧茶」「かごしま知覧茶」,この銘柄を地域ブランドとして登録をいたしておるところでございます。それ以外も,なかなかこの2つを使うには難しい面が多々あるようでございます。やはり「知覧茶」を使うには,「南九州市知覧茶」とか,いろんなそういう名称も考えていかなければいけないというふうに思いますが,先ほど議員が「まず銘柄統一を先行すべきじゃないか」というふうにおっしゃいましたが,知覧の特に北部の方々,「知覧茶」というこの銘柄を確立された皆さんは,昔,もう何回も私はここで,この場で申し上げますが,一番茶の一番忙しいときに夜行で静岡まで行って,そしてあの静岡の製茶,このお茶のいろんな技術を教えてもらったんじゃなくて,自分たちでこの会得をして,そしてまたその夜行で帰ってきて,そして自分のところの一番茶を摘んだと,それの繰り返しだったというようなことで,大変苦労をされたようでございます。

 ですから,やはり銘柄統一だけでは不十分じゃないかと,知覧の皆さん方を説得するには,銘柄統一したら,お茶の品質を均一にしなければというようなことが一番頭にあられるんじゃないかなというふうに思っております。

 だから,この3点セットは,できるだけ早い時期に,一緒に同時進行みたいなことで進んでいかないと,なかなか南九州市のお茶を日本全国にまたアピールするには問題があるんじゃないかというふうに思っております。

 頴娃の方々も,「知覧茶」でいきたいということなんですが,一部はやはり「頴娃茶」でもいきたいというようなこともあるようでございます。その辺のところは,早く頴娃地域の方,川辺地域の方々が,いや,どうしてもこれはもう「知覧茶」を使っていきたいんだと,そういう意思統一をしていただくのも解決への早道じゃないかという,そういう思いをですね。この品質的にも知覧の方々に迷惑をかけないから,何とか一緒にというようなことであれば,知覧の方々もまた考えていただくんじゃないかというふうに思っております。

 これは一朝一夕にいくことではないと思いますが,あきらめずに,本当に早い段階で銘柄統一を図り,品質を均一にし,そしてまた出品茶などの加工もしっかりやっていかないと,やはりお茶どころとしてのこの胸を張って「南九州市は日本一のお茶どころですよ」ということは言えないのじゃないかというふうに思っておりますので,私,この4年間の本当の大きな仕事の一つとして,これに取り組んでいきたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  大変よくわかりました。南さつま農協の「知覧茶」商標登録の年数は10年間であるそうです。あと4年すると終了するんだということであります。また,JAも,平成28年ごろをめどに統合されると,今協議がなされていると聞いております。このころまでに統一がなされればいいのではないかと思いますが,課長,この辺のところはどういう意見でありましょうか。



◎茶業課長(鮫島信行)  早目にということで市長もおっしゃっております。今後,いろいろな機会におきまして,そういった話し合いを十分していきまして,拠点施設まで含めたそういったところのほうを今後進めていきたいというふうに考えております。期限につきましては,三,四年をめどに,とにかく話し合いに向けてやっていきたいということで考えております。



◆議員(塗木弘幸)  統一をやっぱりしなければならないと思っております。どうか指導をよろしくお願いいたします。

 最後に,京都の宇治茶は1府4県で栽培され,九州の八女茶は3県にまたがっております。嬉野茶は,市町村合併により広範囲で銘柄が使用されているということも聞いております。本市の茶業発展にも銘柄統一が必要であると思います。しかし,このことにより多大なリスクを負うものもいると思われます。茶農家,関係者と十分協議を重ね,運営をしていただきたいと思います。この質問はこれで終わります。

 次に,2番目の庁舎建設について伺います。

 市長は,施政方針の中で「委員会を設置し,将来に向けての庁舎のあり方の方向性について検討を進める」と述べられております。この庁舎のあり方市民検討委員会について質問をいたします。

 この委員会の設置期間,何年ぐらい,1年間で終わるのか,あと協議内容,今は内部委員会もあるわけですけれども,内部委員会との違いについて具体的な説明をお願いいたしたいと思います。



◎総務部長(有水秀男)  南九州市の庁舎のあり方市民検討委員会ということで,24年度から設置したいと思っておりますが,これにつきましては,この話し合いが終わるまでということで,一応24年度に終われば24年度で終了すると,それ以上であれば,またそれ以上に話をしていきたいということで考えております。

 ただ,いわゆる市の職員で設置しております庁舎のあり方検討会というのが,今現在,21年度から3回ほど検討会を行っているわけですが,この委員会の3回目のときに,南九州市庁舎のあり方市民検討会を設置して協議すべきじゃないかというようなことがございましたので,これを設置するということでございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  昨年6月議会で東議員の質問に対しての答弁の中で,市長の答弁の中で「耐震補強を行い,現在の庁舎がどれだけもつのか,現在の総合支所方式でこのまま進めるのか,組織機構再編に伴う現有庁舎の収容能力など,様々な問題について検討を進めておりますが,いまだに方向性を見出していない」という答弁がありました。

 その後,この内部委員会での検討はなされたのか,進展はあったのかをお聞きいたします。



◎総務部長(有水秀男)  昨年の6月の議員に対してのそれ以降の内部での検討でございます。第3回目の庁舎のあり方検討会を昨年10月11日に開催いたしております。これにつきましては,各関係の部長,それから支所長とそれから関係の課長に出席していただいて検討したところでございます。

 内容としては,3庁舎の耐震補強工事についてということ,それから,他の市の合併したところの建設状況についてということと,それからあと南部出張所のあり方とか,あるいは先ほど言いました南九州市庁舎のあり方市民検討会の設置というようなことで,こういったことについて議論を重ねたところでございます。

 それを受けまして,市長の庁議というのがございますので,庁議を開催して,先ほど質問の中で答弁いたしましたように,この耐震補強の設計とか実施設計等を本年度から順次行っていくということでございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  今私が聞いたのは,昨年2回行っているわけですよね,内部検討会を。その後,この質問があった後に,そういうことを話し合われたわけですかね。



◎総務部長(有水秀男)  6月以降ですので,昨年の10月11日でございます。



◆議員(塗木弘幸)  予算書を見てみますと,あり方検討委員会の委員は15名以内で,地域審議会から3名,女性団体から1名,自治会代表が3名,商工会1名,JA2名,高齢者団体1名,公募が3名,識見者1名を予定しているとなっておりますが,この選定はどのような形で決められたのか。特に,このJAから2名となっていますが,どういう理由なのか,説明をいただきたい。



◎総務部長(有水秀男)  このメンバーにつきましては,あり方検討会の中でいろいろ委員の意見を聞きながら,幅広くその市民から意見を聞いたほうがいいんじゃないかというようなことで,やはり団体の方がいいんじゃないかということで,先ほど議員が申し上げたような方を選任するということです。

 JAにつきましては,指宿とそれから南さつま農協がございますので,それぞれの代表から1名ずつという考え方でございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  このJAの方は,こういうことに対して,JAにこだわるわけじゃないですけど,知識を持っておられ,合併とか庁舎建設の経験があられるとか,そういうことでJAから2名なんですかね。ただ,団体から2名ということでしょうか。



◎総務部長(有水秀男)  JAは,やはり御存じのとおり南九州市としては2つのJAに加入されていますので,やはり1つの機関からでなくて,2つの機関がいいんじゃないかと,ほとんど大体JAの方をいろんな関係者ということで,意見等を聞く場合には大体2つのJAのほうから大体出ていただいております。というようなことで,特に2人ということにこだわったわけじゃないですが,やはり平等に意見をお聞きしたほうがいいのかなというようなことで,そういうことで決めたところでございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  わかりました。この市民委員会の中には,建築とか行政の専門家は入っていないわけです。そしてまた,内部委員会で検討がなされなかったことを,市民委員会でこれを検討していくのか。どこまでこの市民委員会というのは協議をなされるのか。新庁舎建設に対してですから,庁舎の機能とか配置とか耐久性,また組織再編によるこういう収容能力などのこのような検討もされていくのか。ただ,今,この南部出張所の廃止後の施設活用策や長期的な視野に立ったあり方というものに,庁舎のあり方の方向性に長期的なもの,将来のあり方にということの意味をどこまでやるのか,お教え願いたい。



◎総務部長(有水秀男)  この検討会につきましては,建設を前提としたものではございません。先ほど市長が申し上げたように,現在,耐震等を行って,必要最小限の改修はやっていきたいというような答弁をしたわけですが,結局,今後,市としては耐震補強を行って,当然耐震補強を行えば改修ということになるんですが,そういうことで,それらも踏まえて,こういう考え方なんだけど,将来的にはどうしたほうがいいのかというようなこともお聞きしたいと,市の財政状況とか,そういった面をいろいろ説明して,こういった方々の意見も参酌しながら,将来の方向性を決めたいということでございまして,決して建築が前提ではないということでございます。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  市民の意見を聞くということであれば,委員会の設置まで必要なのか,ちょっと疑問に思います。他の審議会などに聞かれてもいいんじゃないかと思いますけれども,今,知覧庁舎本館は1963年に建設され,築48年ぐらいですかね。なっているわけです。これを耐震補強するわけですから,相当期間もつと思われます。鹿児島市役所は築75年で,現在も機能しているわけですから,このような多額の費用をかけて改修工事を行うのであれば,新庁舎建設の検討というのは必要なのかという市民の声もあります。長期的な視野で,建設を目的とするということじゃないという委員会であるわけですから,ちょっと私も質問をしようがなくなってきたんですけど,これは確かに建設に向けてではなくて,新庁舎建設のあり方委員会となっておりますから,みんなが誤解をしているんだということになるわけです。

 それじゃもうここで締めます。将来においては,新庁舎の建設をどのような形かで実行していかなければならないと私は思っております。このことの準備については,早い段階で行われるべきであると思っております。将来に向けて,実のある検討委員会を立ち上げて,検討をしていただきたいと思います。

 以上で終わります。

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△延会



○議長(森田隆志)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(森田隆志)  異議なしと認めます。本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は3月6日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。

午後4時58分延会