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鹿児島県 南九州市

平成 23年 第 5回定例会( 9月) 09月07日−02号




平成 23年 第 5回定例会( 9月) − 09月07日−02号









平成 23年 第 5回定例会( 9月)


 本会議2号     (9月7日)
   出席議員     23名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        16番議員  松久保 正 毅
4番議員  浜 田 茂 久        17番議員  蔵 元 慎 一
5番議員  大 薗 秀 己        18番議員  塗 木 弘 幸
6番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  薗 田   誠
7番議員  深 町 幸 子        20番議員  加治佐 民 生
8番議員  竹 迫   毅        21番議員  下 窪 一 輝
9番議員  永 吉 義 輝        22番議員  西   良 仁
10番議員  東   兼 喜        23番議員  森 田 隆 志
11番議員  今 吉 賢 二        24番議員  田之脇   厚
12番議員  満 留 秀 昭        
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市    長  霜 出 勘 平    財政課長    上 野 勝 郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    企画課長    下 薗 宏一郎
副  市  長  山 内 廣 行    税務課長    東     篤
教  育  長  小 野 義 記    福祉課長    堂 園 政 利
総務部長    有 水 秀 男    総合営農課長  川 畑 雅 樹
市民福祉部長  折 田 盛 彦    水道課長    神 薗   誠
農林水産部長  田 中   泉    建設課長    下之薗 博 幸
建設部長    田 代 良 民    商工観光課長  塗 木 博 人
会計管理者   新 留 育 男    学校教育課長  大 木 節 夫
教育部長    小 園 和 幸    社会教育課長  小 濱 義 智
頴娃支所長   山 下 由 海    保健体育課長  菊 永 克 幸
知覧支所長   大 坪 三 郎    保険係長    有 永 志 郎
川辺支所長   新 屋 清 盛           
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 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  朝 隈 克 博      

 第5回定例会議事日程(第2号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問


平成23年9月7日 午前10時0分開会





△開議



○議長(田之脇厚)  これから本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において加治佐民生議員,下窪一輝議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2一般質問



○議長(田之脇厚)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,菊永忠行議員。

  [2番議員菊永忠行登壇]



◆2番議員(菊永忠行)  おはようございます。よろしくお願いします。まず,質問に入る前に,今回の台風12号による被害は,四国地方,紀伊半島各県に死者・行方不明者が約100名を超えると言われておりますが,被害に遭われた方々に対しお悔やみとお見舞いを申し上げます。報道等によりますと,避難指示,避難勧告を出してなかった行政区もあったと聞いていますが,想定外のことが今地球規模で被害が発生しています。

 南九州市は,災害に強いまちづくりのために毎年防災訓練等を行っています。今回は9月4日に南薩消防組合を初め各機関や,自衛隊の参加協力をいただき,実のある防災訓練ができたのじゃないかと思っています。これからも市民に対し安心・安全のまちづくり,安心・安全なまち啓発活動をよろしくお願いしたいというふうに思っております。

 それでは,質問に入らさせていただきます。

 まず1点目ですけれども,南部出張所の存続についてですが,合併協議会において,南部出張所は5年以内に廃止するとなっており,市長はその後の協議会で合併協議会の決定を尊重する考えであるが,5年間存続することから,いろんな方々の意見を聞きながら検討していきたいと答弁している。その後,協議会等を立ち上げて検討しているか。

 次に,二松台公園の整備について。二松台公園はソフトボールのナイターリーグやスポーツ少年団の活動など,地域住民に幅広く利用されている。公園内の旧プールは,雨水がたまり,また雑木が繁茂をしているが,安全面や衛生面から,旧プール撤去を含め整備する考えはないかお伺いし,1回目の質問とさせていただきます。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本日もどうかよろしくお願いいたします。菊永議員の御質問にお答えいたします。

 まず,南部出張所の存続についての御質問でございますが,南部出張所につきましては,合併協議の中で,地域バランスも考慮する必要があること等から,合併後5年以内に廃止するという決定がなされたところでございます。また,その後の利用実績につきましても,年々減少している状況でありますことから,合併協議会の決定を尊重し,予定どおり廃止していきたいというふうに思っております。また,この存続についての協議会については,これは立ち上げていないところでございます。どうか御理解をいただきたいというふうに思います。

 2問目の二松台公園の整備につきましては,教育長のほうから答弁をいたします。



◎教育長(小野義記)  二松台公園の整備に関する御質問にお答えいたします。

 この旧二松中学校プールは,昭和48年7月に建設され,昭和56年3月の二松中学校閉校とともに閉鎖されたもので,約30年近く手つかずの状態だったと考えられ,旧二松中学校プールを取り巻く雑木林が相当繁茂している状態です。現地調査をして感じましたことは,外観上はこんもりとした森になっていて,森の中にある旧プールは全く見えない状況です。また,旧プールを取り巻く高さ1.8メートル程度のフェンスも,雑木林のためよく見えない部分も多くなっています。

 このような状況ですので,外見上は小さな森に見え,周囲の景観を損なうこともなく,侵入することも非常に困難な状況ですので,景観・安全面からは問題はないと考えていますが,旧プールには雨水がたまっていますので,排水対策を講じ埋め戻しを考えています。その後の当地の活用については関係課と協議して進めてまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆2番議員(菊永忠行)  この1点目の南部出張所の存続の件ですけれども,この件については,旧知覧町議会の平成19年度の9月議会,それから20年度の3月議会,これは同僚議員が質問させていただいております。それに6月議会と質問をしています。平成20年度のときには市長,それから両副市長にも答弁をいただいていますけれども,その当時は合併したばかりでまだ早いんじゃないかというようなことで答弁をいただいているところですけれども,いろいろな社会変化も出てくるというようなことで,その時点でいろいろ考えて検討する機会も出てくるというような答弁をしているところであります。

 また,市長はよく南部出張所の利用率,利用者数というようなものを言われますけれども,この3町合併し南九州市が誕生し,4万2,000ぐらいという人口が年々減少し,今約3万9,000というようなことになっております。人口のほうも減少しているというようなことを考えますと,一概に利用率の低下というものが言えるのかどうかというようなふうにも感じていますけれども,これについてはどうお考えなんでしょうか。お伺いします。



◎市長(霜出勘平)  この南部出張所については,いろいろと合併にたどり着くまで,任意合併協議会,そしてまた合併協議会ということで段階を踏んできたんですが,そのたびに住民の方々にはこういう任意合併協議会の,そしてまた合併協議会のこれを全部お配りをいたしまして,そしてこれに基づいて住民説明会も行ったところです。この両方とも5年以内に廃止するというようなことで住民の方々にも周知をしてきたところでございます。

 ただ,やはりこの5年間で存続活動ということでしたが,この利用者が極端に多くなって,どうしてもこの南部出張所が貴重な存在だというような位置づけがなされればまた協議の必要もあろうかということで,これまで一般質問なんかにもお答えをいたしてきたわけでございますが,やはりもう利用者も減っていると,この存続する意味もないんじゃないかというような判断をいたしたところです。

 これは協議会を立ち上げてこの存続について協議はいたしておりませんが,いろいろと松山,松ヶ浦校区の何人かの方々についても,ないよりもあったほうがいいのよねというような答が返ってきておりました。そういうことでありますので,やはり地域バランス等も考えながら,このことは合併協議会でももみにもんだわけですので,そのことを尊重して,これ以上利用者も増えないだろうというようなことで,予定どおり廃止していきたいというような方針でありますので,御理解をいただきたいというふうに思います。



◆2番議員(菊永忠行)  先ほど私のほうから言いましたけれども,この人口約3,000人の減というような中で利用の減というものがあるわけです。一端にそういう人口が減ってきている中で,利用率のほうも,だんだんこれは利用する方々も減ってきているでしょう。市長のほうの本年度の施政方針の中で,これは12ページ,13ページにかけて載っているかと思いますけれども,「今後も市民の皆様と行政が協力をしながら,地域でできることは地域でやっていただくという協働の精神のもと,限られた財源の有効活用による行政サービスの維持向上に努め,住民主役の個性的なまちづくりを取り組んでまいりたいと考えております」というようなふうに施政方針の中で述べております。

 この行政サービスということですけれども,市長のほうがそうやって合併協議のものは尊重していくというようなことでありますけれども,どうしてもこの南部地区については,行政のサービスの低下というものがはっきりあらわれてくるんじゃないかなというふうに思っていますけれども,これについては行政サービスの観点で,市長はどのようにお考えですか。



◎市長(霜出勘平)  行政サービスについては,これは改善もしなければいけないし,また高めてもいかなければいけないというふうに思いますが,今合併して4年目に入ったところですが,松山校区の方々との懇談会も2回ほどやっているんです。その中でも,このことについては要望もなかったわけでございます。そういうことで,これがほんとに先ほどから申し上げますように,飛躍的に利用者も増えたというようなことであれば,この合併協議のこういう決定もまたいろいろと協議をしていかなければいけないというふうに思いますが,現在のところ,先ほどから申し上げておりますように,利用者も減っているというような現状でございますので,この合併協議を覆すだけの理由がないところですので,御理解をいただきたいというふうに思います。



◆2番議員(菊永忠行)  どうしても市長は行政として,そういう行政の再編という形で,南部出張所のほうは協議会のほうを尊重するということで,廃止のほうにというような御意見でしょうけれども,この南部出張所,それから隣接する二松台公園なんですけれども,この二松台公園は,もしものときの南部地区の避難場所にも指定されています。そういうことから考えて,まさかのときの災害対策本部はすぐに設置ができるわけです。そういうことから考えても,どうしても,そう急がなくても,いろんなことを加味しながら,存続ということを考えながら,ゆっくりじっくりと地域の声を聞きながらやっていってもらいたいなというふうに思っておりますけれども,この災害の指定場所になっているというような観点から,どうしてもこの施設のほうは存続してもらいたいなというふうに思っていますけれども,これについて何か答弁はありますか。



◎市長(霜出勘平)  災害対策本部はこの庁舎に設けるわけでございますので,あそこの南部出張所に設けるわけじゃないんですが,あれば何人かはあそこで過ごせるということです。そういったことではありますが,大所高所から見た場合,やはり南部出張所だけ残すわけにいかないというふうに考えているところです。



◆2番議員(菊永忠行)  南部出張所だけ残すわけにはいかないというようなことでありますけれども,旧川辺町あるいは頴娃町,そういうところにもこういう出張所みたいなものを設置したら,同じように均等にできるというようなふうな考え方もあるんじゃないかなというふうにも感じていますけれども,そういう形でいろいろなこともすぐに,あと1年という形で,合併後5年間存続するというようなことでありますので,あと1年間を十分に住民の声を聞きながらやっていただければなというふうに思っております。

 合併協議会での決定を尊重するということは十分に私のほうも理解はできますけれども,地域住民の声を聞くことも大事と考えています。この協議会の検討を期待します。この期待ということは,将来そのことは実現すればいいとあてにして待ち受けることというようなことを辞書のほうにも期待,存続をしていただくというようなふうに期待をしたいなというふうに思っているところであります。

 出張所の件についてはそういう形で,行政としては廃止の方向に向いているというふうなことでありますけれども,何回も言いますように,もうちょっと住民の声を聞きながらやっていただきたいというふうに思っております。

 次に,二松台公園の整備についてですけれども,先ほど教育長のほうから答弁がありました。閉校してから約30年というようなことであります。閉校記念碑等を通りすがりによく見るんですけれども,やぶになって,カヤやら草が生えて,全くそういう閉校記念碑等も見えない状態であったというようなことで,ちょこっと話をしたらきのうおとつい,近くでその他火災というようなことでありまして,私のほうも地区の活動のほうに参加させていただきましたけれども,その時に見たら,きれに草が刈られてありました。よかったなというふうに思っているところであります。

 このプールですけれども,昭和48年に建設されているというふうなことであります。建設後10年足らずで閉校となったわけですけれども,補助事業というような形で決定をしているだろうというふうに思っていますけれども,やっぱりこのプールの撤去あるいは整備については,私も通るときにいつも思っていましたけれども,早く草刈りとかああいうのができなかったのかなというふうに思っていますけれども,これについては,本年度の予算のほうにも市有地の管理事業というものがありますけれども,この予算の中で600万というような予算の計上をされていますけれども,この600万の予算について,市有地を良好な状態で維持管理を行う草払い等に係る作業業務委託となっている。こういう業務委託ですよね。草払いと今までに,もう30年,閉校になってあるんですけれども,下のほうの南側の運動公園のほうについてはもう年に数回,芝を払ったり,きれいなナイターソフトあるいはそういうグラウンドゴルフ,スポーツ少年団のそういう大会等,すごくいいグラウンドなんです。だけども上のほうのプール跡は,もう雑木が繁茂して,見苦しいというようなふうにずっと感じていたんですけれども,この補助事業でつくったものが何年かのそういう償還の期間ですか,そういうのがわかったら教えていただきたいなというふうに思っております。



◎保健体育課長(菊永克幸)  今の御質問ですけれども,一応財産処分ができるかと,可能であるかということかと思いますけれども,それにつきましては,旧プールの撤去等については,以前は補助金適化法によりまして,まだ補助金も償還しなければならなということでありましたけれども,先日,県に確認いたしましたところ,処分制限の期間である30年を超えております。実際38年を経過しておるわけでございますけれども,そういうことで,財産処分は可能であるということの回答は得ているところでございます。

 以上です。



◆2番議員(菊永忠行)  財産処分のそういう確認というようなことで,今回そういう形で私が質問をして,県のほうにお伺いをしたというようなことであります。38年がたっているというようなことであれば,8年間そのままにやっていたというようなふうにとられてもおかしくないんじゃないかなというふうに思っておりますけれども,またこの整備等については,この二松台の運動公園,すごく利用率もよくて,ナイターソフト,先ほども言いましたけれども,スポーツ少年団の地区の大会の試合,それから校区の球技大会等々行っているわけですけれども,それにグラウンドゴルフ,毎週1回行っているようですけれども,下のほうの駐車場等が保健体育課のほうにお伺いしたところ区画線を整備をいたまして,49台の駐車スペースがあるというようなことでありますけれども,そういう地区の大会等あるいはナイターソフト,あるいは地域の行事等をするに当たって,どうしても駐車場が足らなくて,南部出張所とそのプールの間の通路のほうにもとめて,片側にとめるんですけれども,ようやく車が通れるような状態。それから,県道のほうにも歩道をつくっていますけれども,そこにとめたりしているような状況であるというようなことで,先ほど教育長のほうが答弁にありましたように,埋め戻しというような形で,更地にするというようなことでできたらというふうに考えているというようなことであれば,早急にそういう形で整地をして,駐車場なりそういうのもいいんじゃないかなというふうに考えていますけれども,これについてはどうですか。



◎教育長(小野義記)  二松台グラウンドの駐車場が今49台ぐらいです。旧プール跡の土地を整地しますと約20台ぐらいはとめられるだろうと思うんです。そのことについては,先ほど言いましたようにプールの整備をするだけです。それから小屋もあります。小屋も撤去ということになりますけれども。それでお尋ねの駐車場については,今御指摘のように南部出張所とプールの間の道路です。あそこを道路をもう少し整備すると,今横に並んでいますが,あれを縦に並ぶような形に整備すると約30台ぐらいとめれるんじゃないかなと私たちは踏んでおりますので,両側の木を伐採をして,道路をちょっと拡張して,そして駐車場を確保するという形を考えております。

 以上でございます。



◆2番議員(菊永忠行)  私のほうは,プールの撤去という形で,いろいろ社会教育課長のほうにも相談しながらいたところ,この撤去についてはコンクリートというようなことで,産廃というようなことですごくお金がかかるというようなことです。800万から1,000万近くかかるんじゃないかというふうな話を聞いて,ええ,そんなにこの撤去,壊すのにお金をかかるのかというような形で感じていましたけれども,こういう形で,金がかからないような,そういう整備もできるのであればそういう形でぜひやっていただきたいなと,地域住民に使いやすいそういう公園等で整備していただければありがたいなというふうに思っております。

 なるべく早くそういう整備のほうを着手できればなというふうに思っておりますけれども,今回2点ほど質問させていただきました。南部のことで出張所の件,それから二松台公園のプールの撤去というような形で質問させていただきましたけれども,私たちも地域を代表してこういう形で議会のほうに出させていただいております。地域の声を行政に反映するためにも,地域の考えていること,あるいは行政の考えていることを密にとりながら,協力しながらできればなというふうに思っているところであります。

 そういう形で,南部出張所の件ももう一回考えていただきたいというふうに思っております。最後にもう一回市長,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  この二松台公園のプールにつきましては,旧知覧町時代,廃校の後でどうしようかということでいろいろ協議をした経緯がございます。先ほどから答弁があるように,補助金適化法の関係もありまして,壊せないということでしたので,ただ,水がたまると問題も起こるということで,何カ所か底に穴をあけてあるはずです。水がたまらないように。だけど,ちょっと管理も悪くて現在は水がたまっておる状態でございますので,これをまた箇所を増やしまして,下のほうに浸透していくようにやりまして,あと埋め戻しをしようかというような協議もいたしております。そういったことで,まず安全面を確保したいというふうに思っておりますし,おっしゃるような駐車場につきましては先ほど教育長のほうから答弁がありましたように,南部出張所からBコートに行くあの道路の左右をちょっと整備すれば,それなりの台数は確保できるんじゃないかというようなことを思っておりますので,今後協議をしていきたいというふうに思います。

 南部出張所については,どうか御理解をいただきたいというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  次に,竹迫毅議員。

  [8番議員竹迫 毅登壇]



◆8番議員(竹迫毅)  皆さん,おはようございます。きのうから一方的に聞き役の執行部の皆さんも大変お疲れのことと思います。出番がなくて残念がっている職員の方も多数いらっしゃると思いますが,我慢していただきたいと思います。

 それでは,通告してあります3点について質問いたします。

 まず1番目に,生活雑排水対策について,この中で公共下水道,農業集落排水の事業の加入世帯及び合併処理浄化槽設置世帯数並びに単独浄化槽の設置世帯数を示していただきたい。また,現在の整備状況をどのようにとらえているのか。

 そして,河川の浄化や地域環境の改善のため適正な家庭雑排水処理が求められているわけですが,今後どのように推進する考えか答弁いただきたい。

 2番目に,これは教育長ですが,図書館及び学校図書室について質問いたします。

 まず,午後6時から午後7時までの開館延長をしていますが,図書館ごとの利用状況を月別に示していただきたい。また,その効果をどのようにとらえているか答弁いただきたい。

 それから次に,移動図書館車の活用状況を示していただきたい。また,現在の台数でサービスを十分提供できていると考えているのか答弁いただきたい。

 次に,学校図書における司書の配置状況と現状で十分児童生徒に対応できる体制がとれているのか質問いたします。

 3番目ですが,校区,地区公民館について。地区公民館及び校区公民館の使用料徴収の減免対象はどのようになっているのか。また,使用料が金融機関での納入のため,住民からの苦情を聞いております。納入方法を改善する考えはないか答弁いただきたい。

 これで1回目の質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えいたします。

 家庭雑排水対策についてお答えをいたしますが,1番目の御質問でございます公共下水道,農業集落排水の加入世帯数及び合併浄化槽設置世帯数並びに単独浄化槽の設置世帯数についてでございますが,平成22年度末で公共下水道への接続世帯が1,522世帯,農業集落排水への接続世帯が462世帯,合併処理浄化槽設置が4,159世帯,単独処理浄化槽が5,501世帯でございます。現在の整備状況は,平成22年度末での公共下水道,農業集落排水,合併処理浄化槽を合わせた汚水処理人口普及率は44.66%でございまして,鹿児島県の平均値69.93%を大きく下回っている現状でございます。

 公共下水道及び農業集落排水整備事業につきましては,事業を終了しておりますので,今後は単独処理浄化槽からの転換を含め,さらなる合併処理浄化槽設置整備の推進を図る必要があると考えております。

 2番目の御質問でございます。河川の浄化や地域環境の改善のため適正な家庭排水処理対策の推進についてでございますが,河川や湖沼などの水質汚濁の原因として生活雑排水が大きく影響しておりまして,公共用水域等の水質保全を図るためには,畜産事業所等からの排水処理対策と併せて,生活雑排水対策が重要であると考えております。

 現在,平成22年度から平成26年度までの5カ年の循環型社会形成推進地域計画に基づきまして,10人槽以下の住宅用合併処理浄化槽を設置する場合には,設置費用に対する助成を行っておりますが,今後におきましても現行の助成制度を継続しつつ,くみ取りや単独処理浄化槽からの転換をいかに進めるかが重要であると考えております。

 単独処理浄化槽につきましては,浄化槽法の改正によりまして,平成13年4月以降の新設設置はできなくなっておりますが。現在でも合併処理浄化槽を上回っている現状があります。単独浄化槽は合併処理浄化槽とは異なり,トイレの排水のみの浄化でございまして,その他の生活雑排水はそのまま側溝等に流されている状況でございます。このようなことから,くみ取りや単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ転換する場合の助成の拡大等につきましても,普及率の状況等を考慮しながら検討を行い,公共水域の水質保全と快適な生活環境の保全に努めたいと考えております。

 以上で私のほうからの答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  図書館と学校図書室に関する御質問にお答えいたしたいと思います。

 まず初めに,午後6時から7時までの3図書館の利用状況とその効果についてお答えいたします。午後7時までの開館延長については,7月から9月の3カ月に限り頴娃図書館,知覧図書館,川辺図書室ともに実施しております。平成22年度各館における開館の延長時間に当たる午後6時から7時までの入館者数は,頴娃図書館で7月が214人,8月が420人,9月が280人,知覧図書館では,7月が326人,8月が408人,9月が336人,川辺図書室では,7月が104人,8月が164人,9月が103人で,3図書館での合計が2,355人となり,この入館者数は7月から9月の全入館者数の4%となっております。

 この開館時間の延長は市民からの要望により平成21年度から実施しております。延長時間での市民の利用は,7月から9月まで入館者の4%ですが,できるだけ多くの市民の要望にこたえていきたいと考えております。

 次に,移動図書館の利用状況についてお答えいたします。移動図書館につきましては,平成23年1月に桜号を購入し,現在,2台体制で運行しているところです。移動図書館車による巡回先は,幼稚園,保育所,小中学校,地区公民館等で,平成22年度は1台体制で46カ所を巡回し,延べ748カ所に配本いたしました。平成23年度からは2台体制で,64カ所を巡回し,延べ1,026カ所に配本する計画です。巡回回数については幼稚園,保育所,小中学校が2週間に1回,年間20回程度となり,地区公民館等につきましては月1回,年間10回程度になります。

 移動図書館車の利用実績につきましては,平成22年度で8,343人が5万2,753冊利用いたしました。利用者の内訳は,小中学校の利用者が全体の72.7%,幼稚園・保育所で24.8%,公民館で2.4%になっております。現在のところ,十分なサービスはできていると考えていますが,今後の利用者の状況によっては巡回方法の見直しや台数を増やすことも検討したいと考えております。

 次に,学校図書室の司書の配置状況と児童生徒への対応状況についてお答えいたします。現在,図書館司書については,児童数の多い3小学校と5つの中学校には司書1人を配置し,その他の小学校は2校兼務としています。従来の旧3町では,すべての学校に1人配置している町,2人兼務の町,3校兼務の町と司書き配置状況は異なっていたことを合併後統一いたしました。その際,児童生徒数500人の学校も30人程度の学校も同じように配置されていたものを是正したものであります。

 学校図書室の運営については,学校の自助努力も必要ですので,児童会・生徒会活動の一環として図書委員等を置き,図書の貸し出し・整理等を行い,十分な対応が図られていると考えているところでございます。

 次の御質問の校区公民館等についての御質問にお答えいたします。

 まず1番目の校区,地区公民館の使用料減免状況についてお答えいたします。校区,地区公民館の使用料減免は,南九州市公民館条例施行規則第9条に定めております。全額免除は,市または市の機関が主催し,または共催して使用するとき。社会教育団体が営利を目的としないで使用するとき。公益上,特に必要と認めるときと定めています。5割減免の場合は,市または市の機関が後援して使用するとき。その他教育委員会が特に必要と認めるときと定めております。

 具体的な減免対象につきましては,全額免除は,市子ども会育成連絡協議会や校区あるいは単位子ども会,高校生クラブ育成連絡協議会,市各種女性団体連絡会,市体育協議会,市スポーツ少年団及び単位団体等の社会教育団体が使用する場合があります。また,区及び自治会,市内の公共的団体が,営利を目的としないで使用する場合なども全額免除となります。

 5割免除につきましては,市または市の機関が後援をして使用する場合などがあります。ただし,市または市の機関が主催し,または共催して使用する場合を除いては,空調代については受益者負担をお願いしているところでございます。

 次に,使用料の納入方法の改善についてお答えいたします。地区,校区公民館の使用料金につきましては,納入通知書にて指定された金融機関及び会計窓口での納付をお願いしております。地区内に指定された金融機関がない公民館については,本年7月から郵便局でも納付できるように改善したところです。地区,校区公民館窓口での支払いについては,非常勤職員である館長,書記に現金の取り扱いをお願いすることは,館長,書記の責任や負担が大きくなりますので,現在行っておりません。現在のところでは,現状の取り扱いでお願いしたいと考えております。

 以上でございます。



◆8番議員(竹迫毅)  最初の市長のほうからいきます。

 今後は合併処理浄化槽,この方向で行くべきだとは思っております。どうですか。この加入率はどうなっていますか。公共下水道,農集,その地区の加入率,どうなっていますか。



◎水道課長(神薗誠)  お答えします。公共下水道につきましては22年度末で91.78%,農業集落排水事業につきましては,知覧の垂水地区で88.04%,川辺の川辺東部地区で89.29%でございます。終わります。



◆8番議員(竹迫毅)  どうなんですか。全部100%ということは厳しい面があると思いますが,それに近くならないところはどのようなことが原因であると見ていますか。



◎水道課長(神薗誠)  100%にならない理由なんですけれども,両地区,下水道も含めてですが,高齢者世帯で後継者のいない世帯の方が加入をされていないということにつきましては,今は知覧の公共下水道,垂水の農業集落排水につきましては加入負担金20万円,それから処理区域に接続するとなればトイレの改修等多額の経費が必要になるというようなことで,これはもう両農業集落排水ともですけれども,多額の経費が必要となるということで,そういう高齢者世帯等については加入がなかなか進まないという状況についてなっております。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  今後は合併浄化槽でなければ個別処理の場合はできないわけですが,この個別処理について,市町村が整備する制度があるということがあります。そのようなことはどうですか。承知していますかどうですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  浄化槽の設置整備事業につきましては,市町村設置型があるということは承知いたしております。ちなみに,県内の42市町村でこれを実施しているのが4市町村でありまして,いずれも公共下水を計画していたけれども,余りにも事業費がかさむと。そういったことから,この市町村の設置型を採用したという様なことであります。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  今答弁がありましたが,その市町村設置型の事業の内容を把握していますかどうですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  事業の内容につきましては,把握をいたしております。



◆8番議員(竹迫毅)  それでは,その事業を導入しようかとか,どういう方向でいこうとか,そのようなことは考えていないのか,検討したことはないのか答弁いただきたい。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  この市町村設置型につきましては,いろんな考えがあるわけでございますけれども,河川の水質汚濁が進み,地区全体,それぞれのまちの,ある一部の地区という意味ですけれども,地区全体を行政主導的に事業導入をするという意味では,メリットがあるわけでございますけれども,この事業につきましてはやはり市町村の負担が増加するということと,それから処理水の放流先の確保であるとか,あるいは浄化槽設置に伴う附帯工事費とそれから排水管工事費や屋内の排水工事等のこれが個人負担になるといういろんなメリット・デメリットがあるようでありまして,そういうことを総合的に勘案したところで,市町村設置型というのは今さっき言ったように,下水道事業を予定したけれどもそれができなかったということから,この市町村設置型に転換したというようなことで,この市町村設置型については,今のところ,私どものほうでは検討はしましたけれども,この答弁にありますように,個別の単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換を図っていくということの基本方針を確認をいたしたところです。



◆8番議員(竹迫毅)  この公共下水道については,旧知覧町,頴娃町,川辺町においては詳しく承知しておりませんが,公共下水道でやっている知覧地区以外も計画していたところがあるわけです。農集にしても。しかし,人口減少,戸数減少,そういうこと等から,もうその方向で行かないということにはなっているわけです。しかしながら,そういう農集,公共下水道を計画した地域,そういうところのエリアについては,この市町村設置型,これを導入したほうが私はいいんじゃないかなというふうに思うんです。この制度は利用者負担が少なくて済むというメリットがあります。そして,設置のときの国の助成,補助とかそういうのもいいと。それから,災害に遭った場合はその2分の1をば国の負担,そして2分の1をば起債できるというような制度のようですが,そういうところももろもろつぶさに検討したのかどうか,答弁いただきたい。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  先ほども申しましたけれども,そういうこと等について中身まですべて比較検討した結果ということで御理解をいただきたいと思います。



◆8番議員(竹迫毅)  検討したということですが,その検討の結果,検討の内容がどのような内容だったか答弁いただきたいんですが。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前10時52分休憩

───────────

午前11時7分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  先ほどの答弁で検討したという答弁をしましたけれども,これはあくまでも市民生活課の中で,今までの浄化槽のありようについて検討したということであります。



◆8番議員(竹迫毅)  先ほど答弁ができなかったわけですが,やはりこういう新しい事業ができているわけですから,こういうものは我が南九州市にとって,生活環境の整備,河川・海の汚染を防ぐためにどういう方向でやったほうがいいのか,そして住民の負担がどうなるのか,行政負担がどうなるのか,あとの維持管理,そういうものがどうなるのか。こういう新しい事業ができているんですから,これは比較検討してやるべきだと思うんです。市長どうですか。



◎市長(霜出勘平)  このことについて今市民福祉部長が答弁をいたしたとおりでございますが,このことについては大事なことですので,また報告をさせ,県のほうにもいろいろ問い合わせをしながら検討してみたいというふうに思います。



◆8番議員(竹迫毅)  それはそれできちっとやってもらいたいと思います。

 そういうことで,我が南九州にとってどうかということを出してもらいたいということです。このメリット・デメリットは確かにあると思います,いろんなものについて。この件についても。しかしながら,我が南九州市で浄化関係については,集合処理はもう考えないほうがいいんじゃないかというふうに思います。もう人口減,戸数減,これはもう,今のところじゃ防ぎようがないと思います。そういうことで,合併処理浄化槽,これで行くべきだと思うんです。その方向しか道がないと私は思っているんです。ですから,どの方法でやるかということは十分検討せないかんと,するということですからやってもらいたいと思います。とにかく,さっきも言いましたが,いろんな災害等についても,国の助成もあるというようなことです。それが市町村設置型にはあるけど個人で設置したのにはないというわけです。そういうことで,これはもうほんと比較検討する価値が十分にあると思うんです。

 そういうことで,とにかく私もある会合に案内をもらって,時間を割いて行ったんですが,生活排水がとにかく河川・海を汚しているんだということで,私も改めて勉強させてもらったんですが,ほんとにびっくりしました。そのときもらった資料なんですが,浄化するのに幾らの水が要るかということで出ていますが,これは国立環境研究所の資料ということなんですが,米のとぎ汁3,500ミリリットルをば浄化するに,ふろおけが300リットルとして14杯要るんだということです。そして,一番やっかいなのが,使用済みのてんぷら油200ミリリットルを浄化するのにふろおけ300リットルで500杯分必要なんだということです。これにはびっくりしたんですが。そういうこと等からして,私は単独浄化槽をば設置している人はなかなか合併処理浄化槽へということは金の負担もありますので厳しいと思うんですが,できるだけ早く行政としても合併処理浄化槽に切りかえてくださいというようなことはやっていいんじゃないかと思います。単独浄化槽を撤去するに何か9万ぐらい要るらしいです。私は,今後,その9万円を補助しましょうよというようなことも考えてみてもいいんじゃないかなと思いますが。これは厳しい財政事情ですから一挙にはいきませんが,そういうことも考えていってもいいんじゃないかと思いますが,どうですか。これは市長答えてもらわんといかんですね。



◎市長(霜出勘平)  議員もよく御存じのように,旧知覧町時代は,まだこの合併処理浄化槽がよく普及されていないときだったもんですから,公共下水道,集落排水ということに取り組んだわけですが,現在ではこの合併処理浄化槽が普及してきましたので,もう大きな費用を使って公共下水道,集落排水をつくる必要もないんじゃないかということで,新市になりましてから合併処理浄化槽でいこうというような方針になったところでございます。

 だから,今おっしゃるように,いろんな事業があると思いますので,そういった事業をつぶさに研究しながら,そして一番いい事業を取り入れてこれから進めていきたいというふうに思っております。

 やはりくみ取り式,そしてまた単独浄化槽ということが一番問題になるわけでございますので,その辺のところも,くみ取りもできるだけ合併浄化槽に移行してもらうと。そしてまた単独浄化槽も合併浄化槽に移行してもらう。それにはどうしたらいいかというようなことも庁内でいろいろと協議をしながら進めていきたいというふうに思います。



◆8番議員(竹迫毅)  それと,集合処理になったら恐らく工事ができる業者は南九州市にはいないと思うんです。県内だったらどうなのか私もわかりませんが,相当大手のそれなりのノウハウを持った業者でないとできないだろうというふうに思います。そういうことになりますと,南九州市自体の活性化に余りつながらないわけです。しかしながら,合併処理浄化槽の場合は,市内の建設業者,それから水道工事屋さん,そういう方が,できる人はいっぱいいるわけです。そうしますと地域の活性化にもなると。そして,水洗化する場合は宅内の改造も必要になってきます。そうしますと,左官屋さんとか大工さんとか,そういう方たちも仕事が出てくるということになります。そういうことで,それこそ地産地消でできるわけです。そういうことも含めて私は検討すべきだと思います。異論がありますか,市長。



◎市長(霜出勘平)  異論はございません。私は,いつか前に四国の四万十川の周辺の市町で,今の合併浄化槽よりもさらに進んだ効率の高い浄化槽を設置しているというのも読んだことがあります。やはりそういうこともいろんな形で検討しながらこれからやっていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っておりますので,今後におきましても,我々もアンテナを高くして情報をキャッチいたしますが,いろんな情報がありましたらまた教えていただければ協議をしていきたいというふうに思います。



◆8番議員(竹迫毅)  先ほど部長のほうからあったんですが,とにかく浄化槽を設置するには設置場所と放流先がないとできないわけです。これは公共下水道であってもそういうことが言えるんじゃないかと思います。ですから,そういうような困難なところがあったら,放流できるような側溝を整備するとか,そういうことも今後含めてやっていただきたいなと思います。これは答弁は要りません。

 それじゃ,またもとに戻るかもしれませんが,次に時間もですからいきたいと思います。私は図書館の延長,これについて,9月までやっているというような話を聞いていたもんですから,9月は果たしてその利用があるのかなということを思っていました。が,今答弁の中で,これだけあったらいいんじゃないかなというふうにこの点は思っております。

 それと,図書館車については,以前は旧知覧町で1台回しているわけです。しかし人口にしては3倍強になったわけですが,その中で2台ということで,果たして満足できているのかなと。回る回数はあっても滞在時間,そういうものは十分なのかなということをば,答弁では十分だというふうにありましたが,ほんとに十分だとお考えですか。再度答弁いただきたい。



◎教育長(小野義記)  この移動図書館車につきましては,1台体制のときに大体1台で748カ所回っているんです。2台体制になりましてこれが513カ所に減っていますので,結局回る回数はかなり減ったということになります。ですから,回る箇所が減っていますので,それだけ従来よりも滞在時間が長くなったという計算になるわけですけれども,この滞在時間についてはやはり貸し出しの状況によって若干差異をつけてやらんとできないと。例えば,地区公民館は今余りないんです。そういうのは少なくして学校を長くするとか,そういう工夫はしていかんといけないだろうと思います。現状では,1台体制のときに比べるとかなりいい状態じゃないかなということで,先ほどそういう答弁をいたしたわけでございます。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  地区公民館,校区公民館,そこに,いつ来るのか,市報なんかでも知らせているとは思うんですが,いつ来るのかしらんというような市民が結構いるような気がします。そういうことで,その他の学校等はいつ来るというようなことでわかっていると思います。先生たちや幼稚園教諭ですね。保育園等も。しかし,地区公民館については,また新たに市民に周知したほうがいいんじゃないかなというふうに思うんですが,どうですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  現在,移動図書館車につきましてはそれぞれの利用する地域からの要望に応じた時間で回っているんですが,その要望が小学校,幼稚園,保育所等の場合は午前中に来てくださいということ。それと小学校・中学校につきましては昼休み,それから放課後に来てくださいというような要望がございますので,現在はそこの要望にあわせて回っているところでございます。今御指摘がありましたように,その合間に地区公民館等については回っているという状況がありますので,もしくは運行計画等につきましてはもう少し検討をしながら,利用する方が満足できるような形に持っていきたいと考えております。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  それと,学校等については,中学校なんかはそうでもないと思いますが,小学校,幼稚園,保育所等は,できることなら,司書の読み聞かせ,そういうことが大事だろうと思うんですが,その点は今の体制で十分だということでしたが,その点についてどうですか,十分だと考えていますか。そういう時間がとれていると思いますかどうですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  現在,移動図書館車で行う業務ですが,まず本の貸し出しそういう業務を行っております。それから,幼稚園,保育所,それから小学校等につきましては,今話がありましたように読み聞かせ等も要望に応じて行っております。それと,学校,それらのところからの要望に応じましては,100冊単位で新たな本を学校に届けるということもしております。一番多い学校では,月に2回行きますが,300冊から500冊,その要望がございまして届ける場合もございます。

 以上でございます。



◆8番議員(竹迫毅)  それと,これは子どもさんの保護者から聞いたんですが,学校に配置する司書,ちょっと子どもたちがやっぱり人間関係もあると思うんです。慣れたなと思っておったら異動になったというような話も聞いたことがあるんですが,そこら辺はどういう異動,そういうことをやっているんですか。



◎教育部長(小園和幸)  先ほど教育長が答弁しましたように,3町で司書の勤務形態が異なっていたものを22年度から統一したところでございます。1校1人配置,それから1人2校兼務,1人3校兼務という形態がありましたので,22年度に比較的児童数の多い小学校に1名,中学校に1名,その他は2校兼務とした関係で異動があったところでございます。

 それと,12月から1月,2月にかけまして嘱託職員の募集をしますが,以前勤務しておられた嘱託職員,司書について,もう雇用を希望しない方もおりましたので,その関係で異動が生じているところであります。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  さっきも言ったように,毎年変わるとかなったら,子どもたちと司書の方とコミュニケーション信頼関係がなかなか難しいんじゃないかと思うんです。そういう面では,そういうところを十分考慮して異動をやってもらいたいなというふうに思います。

 今,先ほど部長が,雇用を希望しない人がいてということがありましたが,どうなんですか。臨時職員なわけですが,賃金等の待遇面,そこら辺はどうなんですか。今どき雇用を希望しないということだとちょっとひっかかるところがあるんですが。どうなんですか。やっぱり市の職員と格差はあるとは思っていますが,その格差が余りにもひどければ,これは同じ仕事をしているわけですからそこはちょっとどうかなと思うんですが,その待遇面等はどうですか。



◎教育部長(小園和幸)  確かに司書,嘱託職員につきましては,職員とは格差があります。司書資格を有している嘱託司書については月額12万7,000円,司書資格を有しない嘱託司書補については月額12万円ということでお願いいたしております。

 雇用を継続して希望しなかったという方については,他に職を探したというふうに聞いておりますので,まだ市の嘱託司書よりは条件のいい職があったんだというふうに理解をしているんですが,今議員から御指摘のように,確かに児童,学校側との信頼関係とか人間関係もありますので,配置については22,23年は学校の組み合わせが変わったりした関係もありますので少々異動がありましたけれども,その辺については配慮して配置を考えたいと思います。



◆8番議員(竹迫毅)  どうですか,それと通勤手当等はどうなんですか。臨時職員は。



◎教育部長(小園和幸)  支給しておりません。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  先ほど,市の司書よりいい仕事があったんだろうということです。裏を返せば,市のほうが悪かったんだということになります。ですから,私は市の職員との格差はこれはもうやむを得ないとしても,余りにも格差があるとどうなのかなと。やはり働く意欲,そういうものがわくような,賃金としては検討すべきではないかなというふうに私は思うんです。どうですか。



◎教育部長(小園和幸)  これは市全体の臨時嘱託職員との総合的な関連もありますので,司書嘱託職員だけに通勤手当をということは考えられないところですが,勤務に当たって条件を理解いただくために,通勤手当は出ませんと,なるだけ自宅からの距離等も配慮して,そういうこともありますので配置をしております。そして,例えば公務で司書の研修とかあるときには,公用車使用ができるような手配をいたしております。学校司書だけの通勤手当の検討というのは今のところは考えておりません。



◆8番議員(竹迫毅)  今部長の答弁を聞いて,そういうことがあったら臨時職員を希望する。思うようにいかんかもしれませんよ。しかしながら,例えば頴娃の郡から勝目のほうに行ってくださいとか,そういうことは控えたほうがいいんじゃないかなと。住んでいるところと勤務先,そういうものは十分考慮して,思うようにいかんかもしれんですけど配置をば考えていくべきじゃないかと思いますが,どうですか。



◎教育部長(小園和幸)  今現在でも,22年度,23年度の配置に当たっては,通勤距離とか自宅との距離等を配慮して配置いたしたつもりでございますけれども,今後ももし学校間の組み合わせとかが変わるような場合でも,自宅との通勤距離等は優先して配慮したいと思います。



◆8番議員(竹迫毅)  ぜひそうしていただきたいと思います。やっぱり働くからには,十分な賃金は払えなくても,そういうところも考慮して,気持ちよく働いてもらったほうが,学校図書補なんかについてはなおさら子どもたちに接するわけですから,いやいやながらするのと気分よく働くのとはまた子どもたちに与える影響があると思いますので,十分考慮していただきたいと思います。

 それでは,次に時間もないのでいきますが,一例なんですが,校区公民館の事務の方なんかも,使用料,これについてはなかなかわかりづらいという話も聞いているわけです。そして,この高校生クラブ等の会合,これはどうなっているんですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  高校生クラブにつきましては,施設の使用料は現在全額免除となっております。ただし,空調につきましては使用料を支払ってもらっているところでございます。

 以上です。



◆8番議員(竹迫毅)  そういうことであったらいいんですが,その使用料の納入方法です。これが例えば郵便局が加わったというのは答弁の中で承知したんですが,今事務員さんがいるわけです。いるわけですから,事務員さんに支払うということはそんな負担になりますか,どうですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  ただいま御指摘がありましたように,書記さん等には徴収の依頼は現在はしておりません。ただ,先ほど答弁の中にもありましたように,書記さん等に依頼をした場合,責任,負担が大きくなるのではないかなというのは懸念しております。というのは,3時までに例えば使用料等の納入があった場合は,そのまま金融機関等に持っていける状況があるんですが,それ以降に持ってきた場合に,保管をするということになりますので,そうなりますと,応分の責任が生じるのかなと思っております。あわせまして,保管となりますと,各公民館にそれなりの金庫等の施設をまた設置しなきゃならないとか,それから盗難防止等のために警備等も考えていかなきゃならないとかそういうことがございますので,今のところは何とか利用者の皆さんに納付していただくようにお願いをしているところでございます。



◆8番議員(竹迫毅)  何か校区公民館が盗難にあっちこっち遭ったというような話も聞いているところですが,そういうことを考えたら保管ということはいろいろ問題があるとは思いますが,そんな大金じゃないわけです。そうでしょう。使用料で一番多いのでどのくらいになりますか,各地区公民館,校区公民館で。



◎社会教育課長(小濱義智)  全体の使用料等についてはちょっと手元のほうで把握しておりませんが,これは知覧地区内にありますある公民館の例ですが,一番近いところで7月を言いますと,一番安いときで700円というのがございます。それから一番多いときで2万円ほどという月があるようです。



◆8番議員(竹迫毅)  月で2万円と,多いところで。そうすると,何回か知りませんけれども,そんな大金じゃないわけです。とにかく金融機関に振込に行かないかんと。これはもう大金でもだったらという声です。ほんとめんどくさいと。ほかのところを借りたほうがいいというような声も聞きますよ。これはそれぐらいの大金だったら考えようがありますが,1日で1,000円もとか2,000円もとかになる金額でもないと思いますよ。ですから,その事務員さんのほうに支払って,それで事務員さんが郵便局なり納入すると,そういう方法を私はとっても住民サービスになるんじゃないかなと思うんです。ほんとめんどくさいと言うんです。どうですか,今後。



◎社会教育課長(小濱義智)  現在,実際使用をしていただいている方の大半が自治会あるいは地域の社会教育関係団体等でございまして,使用料が発生しない皆さんの利用が大半でございます。夏とか冬につきましてはまた空調代を若干徴収していただくというような状況になりますが,館長さんに現金を取り扱わせるのにつきましてはなかなか責任を伴うもので難しいのかなと考えているところです。



◆8番議員(竹迫毅)  なるほど人の金を預かりたくないというのは私もそうなんですが,何回も言うように,言うなりゃポケットマネーぐらいの金額だと思いますよ。それを,負担になるとか,それも十分かどうかその人によりますが,報酬ももらっているわけです。ですから,私は仕事のうちだと。そのくらいはやってもらってもいいんじゃないかなと思いますよ。そうしないと,ほんとめんどくさいということですよ。改善する考えがあるか,検討する考えがあるか答弁をいただきたい。



◎教育長(小野義記)  金銭の保管等については,例えば学校なんかの場合,1円でも置かないように今徹底しているんです。ですから公民館の場合,同じような取り扱いをしているわけです。絶対学校に現金を置かないと。そうなりますと,3時以降は金融機関も閉まりますので結局会計の方は自分で持っておかんといけん。公金を自分で持っておくということになるわけです。これもまた問題があろうと。金額の多少にかかわらず。こういうのはやめなくてはいけないだろうと。そういうことがありましてそれぞれ金融機関で払ってほしいというふうになっているわけですけれども,各館の状況等を調べてとみたいと思います。どんな状況なのか。どの程度そういう要求があるのか,ちょっと私たちもつかんでおりませんので,その辺も実態把握をして,検討できる方法があれば検討していきたいと思います。現在のところ,現状の体制でお願いしたいと思っているところです。

 以上でございます。



◆8番議員(竹迫毅)  それだったら,例えば午前中に持ってきてくださいというやり方もあるわけです。どうですか。



◎教育長(小野義記)  ですから,公民館の書記が取り扱うようになれば,今のような施設も決まりをつくらなくてはいけないと思うんです。何時までとか。ですから,実施する場合はそういうのも当然検討いたしますけれども,現在のところでは検討していない段階ですので何とも言えないんですけれども,各館の状況等またきちっと把握して,その要望等が非常に大きければまた検討していかなくてはいけないだろうと思います。

 以上でございます。



◆8番議員(竹迫毅)  まあ地域差もあるんです。便利なところはそうも思わないかもしれないんです。しかし,身近にない場合は,そこで使ってそこに払ったほうが便利です。住民サービスの向上のために公金を持っていたくないんだったら,さっき言ったように,午前中に持ってきてください,午後は預かれませんよというやり方をやったら,その点はクリアできるんじゃないですか。私はそう思いますが。それで,地区の状況によるわけです。ですから,私はそういうことは住民サービスとしてやるべきだと思いますが,どうですか。もう時間がないんですけど。



◎教育長(小野義記)  先ほど答弁しましたように,もう少し各館の状況等を実態を把握して検討していきたいと思います。実施する場合は,今御指摘のような方法等も考えていかなくてはいけないということになるだろうと思います。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  次に,塗木弘幸議員。

  [18番議員塗木弘幸登壇]



◆18番議員(塗木弘幸)  通告してありました小中学校の再編について質問をしたいと思います。

 7月17日,南日本新聞によると,鹿児島県内の12自治体が公立小中学校を再編する計画を立て,小学校71,中学校37,合計108校が閉校の対象となっています。隣の南さつま市でも,坊津地区4小学校と2中学校,計6校を統合した小中一貫校の建設を計画しています。

 学校教育法では,小中学校の学級数は12学級以上18学級以下を標準としており,学校施設国庫負担法施行令でも12学級から18学級を適正規模としています。県では,児童生徒数の減少に伴い,複式学級が増加し,公立小学校は11.6%,公立中学校1.8%と複式学級の比率が全国一高く,学校の規模適正化が課題となっております。

 我が南九州市でも少子化や過疎化により児童生徒数が急激に減少しています。12学級以上の適正規模校は,小学校2,中学校1の3校であり,ほとんどが小規模校となっております。また,複式学級の割合は小学校16.3%で,県の11.6%を上回っております。南九州市過疎地域自立促進計画では,小規模化が進み,複式学級編制となっている小学校においては学校規模,児童の実態に応じた教育課程の編成,適切な学習指導の推進が課題となっており,適正な学校教育が図られるよう,学校の適正な規模等を検討する学校のあり方検討会を設定していくとしております。

 現在,多額の予算を投じて小学校の改修工事も進められておりますが,今後,このことに対してどのような計画や方針で取り組んでいかれるのか,小中学校の再編計画は立てられていないのか質問をいたします。

 あとは自席にて行います。



◎教育長(小野義記)  小中学校の再編計画等についてお答えいたします。

 本市の児童生徒数の推移は,平成23年度が2,995人,平成24年度2,923人,平成25年度2,892人,平成26年度2,828人,平成27年度が2,754人,平成28年度2,675人,平成29年度は2,626人となり,毎年大体62名程度の減少が見込まれております。学校はそれぞれの地域の歴史や文化・伝統とともに,地域の人々に支えられて今日に至っており,地域の核であり知的財産でもあります。それぞれの学校が創意工夫や努力を重ね,特色ある教育成果を上げ,地域活性化の中心となっていますので,小規模校であっても,可能な限り存続を図りたいと考えております。

 しかしながら,子どもたちを取り巻く社会環境は,少子高齢化,高度情報化,国際化と目まぐるしく状況が変化し,子どもたちの教育環境にも大きく影響を与えています。本市も,その他の市町村同様児童生徒数の減少が続くと予想され,そう遠くない将来に統合再編等を検討しなければならないことは避けられないことだろうと考えられます。現在のところ,決して具体的に明確な統合再編を前提とは考えていませんが,いずれその時期が来ることを予測して,今年度から学校のあり方検討委員会を立ち上げたところでございます。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  今の答弁にもありましたように,子どもたちの教育環境が大きく変わっているという答弁でありました。そこで,私は子どもへの教育という観点から質問をいたします。

 小中学校の再編については,地元の住民から,地域が寂れる,学校はコミュニケーションの場所であるなどの理由で反対があると思われます。市のまちづくり大綱の中では,心の豊かさと創造力を育む学校教育の充実を図るとうたわれております。子どもの学校教育ということを考えた場合,この再編という問題に対してどのような方向がいいと思われるのか伺います。



◎教育長(小野義記)  先ほどから適正規模という表現で12学級から18学級というのが出ていますけれども,あれは標準学級という言い方をしています。学校教育の施行規則に載っているわけですけれども,標準学級が小学校であれば12学級から18学級,ということは1学年が2学級から3学級ということです。これは国として考えている標準学級ですので,南九州市として規模も小中学校によって違うと思うんです。南九州市としてはどの程度の学校が望ましいのか。それはもう現実的な子どもたちの数を考慮していかなくてはいけないわけですので,そういう再編の時期が来たときには大体どの程度の学校を目指して再編統合していかなきゃいけないのか,そういう一つの指標みたいなものを学校のあり方検討委員会で立ててもらえばなと今思っているところです。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  教育長自身は今のこの小規模校が多いわけですけれども,小学校について,中学校もそうですが,再編を将来はしたほうがいいという,子どもの教育ということを考えて,したほうがいいというふうに思われるかお伺いします。



◎教育長(小野義記)  この問題は,非常に地域住民の考え方を十分理解していかなくてはいけませんので,私の考えを出すことは,やっぱりちょっと控えておきたいと思いますけれども,自分なりに一つの指標は持っていますけれども,それが理解されるかどうか。ですから,そのためにも学校のあり方検討委員会での答申を受けてまた考えていきたいと思っているところでございます。

 以上です。



◆18番議員(塗木弘幸)  よくわかりました。薩摩川内市では学校のごく小規模化を踏まえ,小学校を46を25,中学校16を14に統廃合するという思い切った構想を策定し,1年間の間に住民説明会を15カ所で開き,約1,200人の住民が参加しております。地域住民との話し合いを早い時期に実施するべきであると思われますが,あり方検討会の今後の実施予定と,どのような形で取り組まれていくのかをお伺いします。



◎教育長(小野義記)  学校のあり方検討委員会での住民への説明等はまだ予定に入れておりません。具体的に再編統合等を考える時期が来たときに住民への説明等を十分していかなくてはいけないだろうと考えております。

 学校のあり方検討委員会は,第1回目を8月の23日に持っておりますけれども,来年まで2年にかけて6回程度一応開こうと思っております。その中身について,第1回目の場合は現状の課題の把握,そして今後の計画等話し合いました。第2回目では,もう少し突っ込んで,今後の児童生徒数の推移とか適正規模等について,また各学校区の現状等についてお示しして,その辺の意見等を伺いたいと思います。

 そういう計画で進めていきますので,中身についてはまだちょっと会の進みぐあいによって,あり方検討委員会の検討のあり方によって若干変わってくるだろうと考えております。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  この検討会は,私はできるだけ早い時期に実施されたほうが,回数を多くするとか,住民説明会もあると思いますが,したほうがいいのではないかと思っております。

 次に,この小規模校の改修工事について質問をいたします。現在,小学校の改修工事は多額の費用を投入し,老朽化している校舎から整備されているところであると思っております。本年度は松山小学校が計画され,約3億4,000万の予算計上がされております。財源はほとんどが地方債となっております。24年度は神殿小学校の改修工事に約1億1,000万の費用が見込まれて,これは過疎地域自立促進計画の中にうたわれております。この小学校は,22年5月現在で,資料を見てみますと,児童数は13人であるわけです。

 市内の他の小学校でも,入学児童数が22年度で2人か3人という学校が5校,10人未満という小学校になると市内21小学校中約半分の10校が10人未満の入学数となっています。全学年複式学級となっている小学校は4校あるわけです。

 私の見解では,まだまだ減少していくのではないかと思いますが,全児童数が10人未満,1けたとなっても改修工事を進めていくのか。今の方針でやっていかれるのか,その辺の改修工事のあり方というものを,方針を説明をいただきたいと思います。



◎教育長(小野義記)  小中学校の改修については,統廃合を想定した改築としておりません。万が一統廃合したときにも,その学校はその後もやっぱり地域の核として社会教育施設,あるいは社会体育施設として残していきたいと思っておりますので,統廃合にかかわりなく改修を進めていきます。

 なお,改修については,できるだけ耐震度調査で問題になった学校からやっているわけですけれども,南九州市の場合,非常に改修率が進んでいまして,今県内でも11番ぐらいにいるようです。鹿児島県が84.3%で,南九州市は96%という高い改修パーセントを示しているようです。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  今答弁されました統合となってその後も小学校に限らずその校舎は地域のために利用していくんだという答弁でありましたけれども,果たして学校の校舎を何億も市費投入して改修して,学校の校舎をどのように使われるかということには私は疑問があると思うんですが,今,再編は全然考えない状態で耐震等改修を進めていくんだという答弁でしたけれども,私は再編という問題と改修工事の進め方については,深い関連があると思うんです。改修工事が完了したが廃校になってしまったと。それは校舎は地域の人が使えばいいんじゃないかということですけれども,費用対効果とかそういう学校の校舎をどなたがどう利用するのか,地域が利用するといってもすぐには考えられないと思うんですが,その利用の仕方というのも。果たして何億ものお金を投入して改修工事を進めるのか,住民の意見を聞いて,あり方検討会の方向性を確認してからでも,耐震工事は別です。耐震工事は私は別だと思います。改修工事は,その方向性を確認してから進めていってもいいんではないかと思いますが,このことに関して答弁をお願いします。



◎教育長(小野義記)  実は,学校の耐震関係の建設等については,改修もかかわっているわけですけれども,松山小学校については,合併前からの計画があったわけです。合併前からの積み残しの分があって,松山小学校は耐震調査にひっかかっていませんけれども改修しなくちゃならないと。あとの改修は,すべて今耐震で問題になった学校を中心にやっております。あと何校か残っていますけれども,それを中心に,耐震調査でひっかかっている場合は改修したほうがいいと思いますので,それ以外の学校については当分の間,改修工事はしない方向にいくだろうと考えております。

 それから,学校のあり方検討委員会である程度の方向を示した後でいいんじゃないかということですけれども,その方向性を示すまでやっぱりかなり時間が必要だと思います。時間が。あり方検討委員会で方向を示してもそのようになるかならないかわからないわけです。具体的に実際に学校の再編統合検討委員会が立ち上がったときには示されると思いますけれども,そこまでかなり時間が必要だろうと考えております。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  ちょっと私の言っているのと教育長が言っているところは違うんじゃないかと思うんですが,私は耐震補強をするだけであれば校舎の規模にも耐震の強度にもよるでしょうけれども,何億もはかからないんじゃないかと。改修工事というのはまだ校舎をきれいにしていくわけですから,それでいけばものすごい費用がかかるわけです。耐震工事そのものは今言ったように,強度の問題で幾らかかるとかあるかもしれませんがそんなに余計はかからないと思うんです。何億もというのは。だから,耐震工事はやっても,改修工事まではちょっと見合わせたほうがいいんじゃないかと,そういう方向性がいいんじゃないかということを言ったところです。



◎教育長(小野義記)  今の御指摘があったような方向でいくということは,もうはっきり再編統合計画ができている段階のことです。現在は出していませんので,そういう考え方でできない。今までやってきたのと同じように耐震と整備を一緒に進めていくということになるかと。そうしなければ,その学校は明らかに統廃合されるということをお示ししたような方向になります。耐震だけだったら。ですから,今までと同じように進めていかなくてはいけないと。再編統合の考え方を出すためには相当やっぱり時間が必要だと思いますので,現状では従来の方法で学校の改築等も進めていきたいと思っております。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  市長の見解をお聞きしたいんですが。



◎市長(霜出勘平)   さっき教育長のほうからも答弁がありました。それぞれの学校については,地域の拠点ということで,地域の皆さん方は位置づけておられます。特に小学校についてはそういう思いが強いようです。南さつま市の津貫地区では,津貫中学校を加世田中に統合してくれと住民の方々がそういう要望をされたケースもありますが,大部分はやはりこのまま残してくれという要望が強いんじゃないかというふうに思います。

 そういったことで,現在の学校についてはほとんどが耐震のない学校が多いのじゃないかというふうに思います。というのは,やはり年数がたっておるから耐震がないわけです。最近造った校舎については耐震がある校舎を造っておりますので,以前造った校舎は老朽化も進んでいるわけです。そうなりますと,やはり耐震だけというわけにいかないというふうに思います。やはり我々の家庭でも,家を改造すると思わぬところをまた予想していた以上に改造しなければならないという面もあるわけですので,そうであれば,耐震と同時に大規模改修をしたほうがいいのではなかろうかというふうに思います。

 不幸にしてこの学校が廃校の憂き目というようなことになったとしても,それはいろんな形で地域の方々に利用していただけるんじゃないか。例えば地震があったときの避難の場所とか,そういった点で活用ができるのではないかというふうに思っております。だから,今学校あり方検討委員会も立ち上げただけでございますので,この方々の意見等も十分聞いて,今後いろんな形で検討していったらというふうに思います。



◎教育部長(小園和幸)   先ほどから教育長が申し上げておりますように,現段階では具体的な統合再編を前提として校舎改築を実施するものではなく,平成21年度に実施しました耐震2次診断結果等に基づき学校施設の耐震化及び老朽化改善を図るための耐震補強,大規模改造工事を年次計画的に実施しているところでありまして,平成25年程度までは安全・安心な教育環境整備のために平成23年度田代小学校屋内運動場,平成24年度手蓑小学校屋内運動場,神殿小学校校舎,平成25年度川辺小学校西校舎,知覧幼稚園等,これは順次耐震補強をする計画でありまして,学校再編とは別問題で,必要なものであると考えているところでございます。

 松山小学校につきましては,耐震2次診断結果が判明前でしたので,耐震及び大規模改造工事として申請していましたが,耐震2次診断結果は耐震力オーケーということでありましたので,東日本大震災の関係で耐震優先ということで,現段階での国庫補助内示は見送りになっているところでございます。ですので,現在は耐震2次診断結果に基づく耐震補強を年次計画的に実施することとしているところであります。

 また,これら以外の今後の大規模改造工事については,議員が御指摘のとおり,当然学校のあり方検討委員会での検討結果との整合性を勘案すべきであり,反映させるべきであると思います。



◆18番議員(塗木弘幸)   説明はわかりましたけれども,あり方検討会の早期の実施,もう行われているわけですけれども,なるべく早く結論,方向性を出していただきたいと思います。

 次にいきます。今改修工事は行われておりませんけれども,中学校の再編について質問いたします。

 現在,市内の中学校の生徒数は,22年5月現在で,川辺中学校419人,知覧中学校320人,頴娃中155人,別府中99人,青戸中88人となっております。別府中と青戸中はこれを見ますと,1学年30人程度であり,特に別府中の落ち込みがひどく,22年度入学者は22人となっております。父兄の方から聞いたんです。生徒数が少な過ぎて部活動ができないと。友達との交際範囲が狭くなるなどの声が上がっております。別府中の野球部は部員が少なく,他の学校と合併して試合に出ているような状況でもあったと聞いております。

 中学校については校区という問題もなく,地域の拠点がなくなるという住民の声,反発というものもないと思うんですが,この現状を考えた場合,再編は考えられないか質問いたします。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後0時10分休憩

───────────

午後0時57分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎教育長(小野義記)  まず中学校から考えるべきじゃないかなという御意見でしたけれども,この学校の規模等については小中一緒に考えていきたいと思うんですけれども,どんな教育環境が子どもたちにとってベターな教育ができるかという観点から考えていきたいと思います。このベターな教育というのはやっぱり小中学校で異なるだろうと思います。小中学校でちょっと違ってくると思います。例えば規模にしても,小学校と中学校と規模の場合,ベターな教育という観点から考えるとちょっと違ったとらえ方をしなくてはいけないなと思っていますが,ですから,小中別に,やっぱり小規模校のメリット・デメリット等十分検討していかなくてはいけない。

 御指摘のように,中学校からという,そういうことも学校のあり方検討委員会の中に出てくるだろうというふうな予想ができます。これはもう予想される問題ですけれども,そのことについても,そういうことを含めて学校のあり方検討委員会で検討していただきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  これも中学校に関しては旧町時代に川辺中学校と知覧中学校は既にこの時代の方針があったと思います。そういう考え方で統合をしているわけですが,現在南九州市となって,頴娃だけがしてない状況にあるわけです。いろんな考え方があると思うんですが,1学年22人という非常に寂しい状況にあるわけです。川辺中,知覧中のこの方針というかやり方に沿っていくのが合併して,こっちはしているわけですから,私は頴娃のほうもしたほうがいいと,中学校に関してはいいと思うんですが,これに沿っていくという考えはありませんか。この辺のことに関して考え方を伺いたいです。



◎教育長(小野義記)  川辺と知覧町は早くから中学校の統合がなされておりますけれども,知覧町と川辺町が統合してるのだから頴娃町もするべきだというそういう考え方ではなくて,どういう規模の学校が生徒にとってベターなのかという観点で考えていきたいと思います。

 中学校の場合は,非常に小学校と違うのはクラスの数なんです。1クラスの人数じゃなくてクラスの数で教員の配置が決まりますので,全教科の教員を配置するためにはどのくらいの規模が必要なのかということです。そういう観点から頴娃町のことも考えていきたいと,そのように思っております。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  そういうクラスの考え方でしたら,1クラスのほうがいいのかクラスが幾つもあるほうが,標準かということもあるでしょうけど,さっきの質問と似たようなのになりますけど,教育長は1クラスのほうがいいと思いますか。クラスがたくさんあったほうがいいと思っておりますかお聞きします。



◎教育長(小野義記)  その観点からの考え方は小学校と中学校とちょっと異なります。クラスの数でいわゆる教員が配置されますので,1学年1クラスで3学級の場合でしたら教員は6人しかできないんです。ということは,全教科10教科あります。あと4人は配置できないということになります。ですから,すべての教科の専門の教員を配置できるためには何クラスが必要なのかって出てくるわけですけれども,それでいきますと,現在の知覧中,川辺中ぐらいの規模がなければ全教科の教員の配置が非常に難しいということになりますので,その観点から頴娃町の中学校のことについても考えていかなくてはいけないだろう。小学校の場合は1クラスでもいいのかもしれませんけど,中学校の場合クラスが多くなければ教員が配置できないと,専門教科は。そういうことです。

 以上でございます。



◆18番議員(塗木弘幸)  今の答弁を聞いておりますと,クラスが川辺中,知覧中と同じようにあったほうがいいというふうに私は受け取りました。あり方検討会で早急にこういうことも検討を,また父兄の皆さんの意見とか聞いていただいてしていただきたいと思います。

 小学校の編制については,学校を中心とした校区に住民の愛着が深く,地域のあり方と関係するため,子どもの教育論だけに終わらない問題があり,地域住民ときちんと議論をする必要があると思います。しかし,この問題は今後避けて通れない問題であり,早いうちに方向性を示すべきであると思います。再度このことについて市長の構想を伺いたいと思います。答弁をもらったら終わります。



◎市長(霜出勘平)  議員がおっしゃるように,避けて通れない問題だろうということで,このあり方検討会というものも立ち上げたのではなかろうかなというふうに思っております。その中で,いろいろな御意見が出てくると思います。そういったことを踏まえまして今後対処していったらどうかというふうに思っております。



○議長(田之脇厚)  次に,蔵元慎一議員。

  [17番議員蔵元慎一登壇]



◆17番議員(蔵元慎一)  それでは,質問を始めたいと思いますが,昨日,この問題に関しましては同僚議員が質問しております。中にはかぶってくる部分もありますけれども,再度確認ということで質問させていただきたいと思いますので,よろしくお願いします。

 先日の南日本新聞に,厚生労働省が2010年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費が概算で前年度比1兆4,000億円増の36兆6,000億円で,8年連続増加し,過去最高も更新したとの記事が掲載されていました。その要因には,高齢化や医療の高度化が進んだことが考えられるそうです。

 一方で,南九州市の22年度国民健康保険特別会計を見ますと,一般・退職被保険者の医療費は49億6,200万円余りとなり,1人当たり36万円が支払われています。一般会計及び特別会計の歳出決算額が約331億となっていることと比べると,国にしても市にしても,いかに医療費のウエートが大きいかがうかがわれます。

 御承知のとおり,この国民健康保険制度は,被用者保険制度,後期高齢者医療制度とあわせて国民全員が安心して医療を受けられる医療保険制度として重要な役割を果たしています。しかしながら,近年,特に地方においては少子高齢化への人口構造の変化,長引く経済状況の低迷による税収の悪化などにより医療保険制度の運営は急速に悪化しています。我が南九州市においても,合併後3年間で国保税収は2億1,300万円の減少となり,支出の医療費は6,127万円の増となっているようです。さらに,いざというときの準備金である国保財政調整基金は22年度に2億2,270万円を繰り入れて,基金残高は1,500万円となっています。国保財政は危機的状況といっても過言ではありません。今後は,いかにしてこの局面を乗り切っていくのか危惧されるところであります。

 そこで1つ目の質問ですが,合併後の国民健康保険事業における被保険者の加入者の推移,医療費の支払い額はどうなっているのか。また,保険税の収納率,滞納率の状況はどうか。

 2つ目に,現状の推移,数字等を見れば,今後歳入の不足が生じてくると考えるが,これにはどのような対処をしていくつもりか。

 3つ目に,事業運営を健全化するためには現在どのような対策を講じているのか,また今後の計画があれば示していただきたい。

 あとの質問は自席より行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蔵元議員の御質問にお答えいたします。

 まず,国民健康保険事業の合併後の加入率からお答えをいたします。南九州市国民健康保険被保険者数と人口との比較をしながら申し上げます。

 平成20年度国保被保険者数は1万4,219人,人口は4万861人で,人口に対する加入割合は34.8%,21年度は国保被保険者数1万3,842人,人口は4万391人で,加入割合34.27%,22年度は,国保被保険者数1万3,516人,人口は3万9,738人で,加入割合は34.01%でございます。

 次に,医療費の推移でございますが,平成20年度は48億9,258万2,000円,21年度は49億2,126万3,000円で,対前年比0.59%の増,22年度は49億6,227万1,000円で,対前年比0.83%の増,3年間を通じ6,968万8,000円の医療費の増でございます。

 次に,国保税収でございますが,平成20年度は12億4,838万8,000円,21年度は12億1,827万3,000円で,対前年比2.41%の減,22年度は11億3,073万7,000円で,7.19%の減でございます。3年間を通じ1億1,765万1,000円の減収でございます。

 次に,2番目の今後歳入が不足する場合はどのように対処する考えかとの御質問でございますが,国民健康保険事業は加入者が病気やけがに備えて保険税を納入し,医療費の補助に充てる制度でございますので,必要な経費は国民健康保険事業の中で賄っていくのが正当な事業運営だろうと考えますが,景気の低迷で市民の皆様の所得が伸びない状況でもありますので,今後医療費の伸びと国保税収の状況を注視しながら,24年度以降,税率改正を行うかどうかを慎重に協議を重ねてまいりたいと考えております。

 次に,3番目の健全な事業運営に向けどのような対策をとっていく考えかとの御質問でございますが,国民健康保険財政の逼迫した状態は,全国の市町村が抱える問題でもあります。これは国保制度自体の改革が必要だろうと考えられますので,九州市長会を通じ国への要望を行っているところでもございます。喫緊の課題であります国保税収の確保につきましては,景気の回復による市民の皆様の所得増が影響をいたします。これには国全体の景気対策が必要になってくると考えられますので,市といたしましては,引き続き国保税の収納対策を強化してまいります。

 増加し続ける医療費の抑制につきましては,特定健診や各種がん検診などの受診を推奨しながら,長期的に市民の皆様が健康で過ごせるよう取り組む施策を継続していくことが必要であると考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆17番議員(蔵元慎一)  先ほど最初の質問の中で私が読み上げました数字と今ここに書いているのが少し違うのは,今見ましたら,ちょっと19年度から入っている分との差がありますので,これはその差だということで,一応推移としては今のように医療費は上がる傾向,税収は少なくなっていく傾向,ということで考えていただきと思います。

 加入率の問題からまず質問させていただきます。今,先ほども言いましたけれども,南九州市の国保への加入率というのは34%ということであります。これは全国平均では大体27.7%ということでありますけれども,我が市の人口構造,そういうことから見まして,この割合というのがどういった国保財政に対して影響を受けるというふうに考えておりますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  加入割合につきましては,ただいま34%ということで申し上げましたけれども,やはり国保加入世帯というのは,第1号被保険者でありますけれども,自営業者等が主に入っており,なおかつ60もしくは65歳,社会保険を離脱した方等が入っている。つまり60歳を超えた方等については当然年金だけの収入ということで,所得の低い方等が加入されておりますけれども,一般的には,都会と比べたら,全国的には加入率というものについては若干高いのかなという気がいたします。

 以上です。



◆17番議員(蔵元慎一)  次に,医療費の動向についてお尋ねしますけれども,ここ3年間におきまして医療費は6,127万円増というふうに,私のほうの資料ではそういうふうになっているんですけれども,これはどうでしょうか,この傾向というのは今後も続いていくというふうに考えておりますか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  近年の医療費の伸びにつきましては,ただいま市長が答弁したとおりでありますけれども,わかりやすくこれを1人当たりに換算した場合,平成20年度が33万8,447円,それから21年度が34万7,670円,22年度が36万499円と少しずつ伸びているようでありまして,やはり医療技術の高度化によるもの等ではないかなというふうに考えております。

 それから,過去3年間のレセプトの件数を拾い上げてみたところでありますけれども,これの1人当たりの件数等につきましても,平成20年度が14.96,それから21年度が16.11,22年度が16.45というようなことで,1人の人が病院に行く回数等も増えているのかなという気がいたしており,このことが医療費の伸びになっているのかなというふうな気がいたしております。

 以上です。



◆17番議員(蔵元慎一)  今説明がありましたとおり,医療費は,やはり高齢化が進むにつれて医療機会というのが大体増えてくる。しようがないと思います。それに加えまして今言われました医療がだんだん高度化していく。それによって医療費がすごく高額化していくという傾向もあります。今後も,今答弁があったようにどんどん上がっていくんだというのは確かだと思います。

 次に,合併後の今度は収入である国保税の収納の状況についてお尋ねいたします。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  国保税の収納率でよろしいでしょうか。(「はい,収納率」と呼ぶ者あり)国保税の収納率の近年3年間の分でありますけれども,国保税現年分,平成20年度でありますが94.94%,それから同じく滞繰分が17%,合計しますと87.45%になります。それから,平成21年度が現年分が95.50%,それから滞繰分が18.30%,合計で86.15%であります。それから22年度につきましては,現年分が95.21%,それから滞繰分が19.88%,合計の84.58%となっておりまして,県内の市の中でも一応徴収率については上位のほうとなっております。終わります。



◆17番議員(蔵元慎一)  今収納率のほうを読み上げていただきましたけれども,これはほんとに県内でいくと非常によい成績を上げていると思います。ただし,国保税自体の総額は,税収は下がっているわけです。これは国保税の中の所得割の基礎となる所得が3年間で,これが多分18%減少しているということでありますので,その影響が出ているのではないかと思いますけど,ここはどうでしょうか。税務のほうから。



◎税務課長(東篤)  議員お考えのように,国保税につきましては所得割合とそれから資産割合ということで,固定資産税に係る分もございます。固定資産に係る分につきましては,ある程度一定でございますので,この税収の上限があるというのはもう所得に係る伸びで,ほとんどそうです。先ほどの質問にもありましたけれども,市の被保険者の就業状況が自営業,農業,特に農業につきましては自然状況等に影響を受けますので,ここ数年来のお茶の状況とか畜産の状況とかさまざまな要因で所得が減ったというようなことで税収が減ったのではないかというふうに分析をいたしております。

 以上でございます。



◆17番議員(蔵元慎一)  今までのことを総合的に考えますと,やはり医療費はどんどん伸びていき,税収はだんだん低くなっていくという状態であり,この国保財政が悪化していくことは間違いがないようであります。

 それで,この歳入が不足になってくると。ではそれを補わないといけないということになるわけですけれども,これを解消するためには,昨日も同僚議員のほうからもありましたけれども,選択肢はもう3つしかないと思っています。1つ目は,国保税を上げる,2つ目は,法定外繰り入れをする,3つ目は,両方を組み合わせてするというふうなことが考えられると思います。

 きのうの時点でも市長からは,どういった選択をするかというのは回答はできないということでしたけれども,市民においては,税が上がるということは生活に直ちに影響を与えるわけです。特に,国保税というのは額が大きいですので,これを市民の皆さんに理解をしていただくのはそれなりの準備,時間も必要であるかなというふうに考えます。その辺の部分で市長はどのように考えていますか。



◎市長(霜出勘平)  きのうの森田議員の質問の中でもお答えをいたしましたが,やはりこれからいろいろと総合的に考えていかなければいけないのじゃなかろうかというふうに思っております。一番簡単なのは,税率を上げてそれで賄っていくということが一番簡単というのか,手っ取り早い方法であろうと思いますが,これはきのう申し上げましたように,国のほうでも震災の復興増税というようなことも考えております。いろんな形で市民の皆様方には大変な重圧がかかっていくわけですので,そういった意味では,とにかく医療費のまず削減を一生懸命お願いをいたしまして,そして税率についても慎重に見きわめながらやっていかなければいけないのじゃなかろうかというふうに思っております。



◆17番議員(蔵元慎一)  ここにちょっと資料をいただいておりまして,一つの例です。この不足している分を,例えば3億円財源が不足しているというふうにここに書いてありますけれども,これを所得が200万円で3人世帯である場合,30%上げなければ追いつかないというふうに書いてあります。これがどれぐらいの額なのか。これは階層がいろいろあるわけですけれども,この例は幾らぐらいなのか。それと,もし平均的にどれぐらい上がるのかというのがわかっていましたらちょっと示していただきたいと思います。



◎税務課長(東篤)  3億円が不足すると。これを税で賄うという場合の例で資料はあるかと思いますけれども,3億円税を増税するとなりますと,所得階層で200万円程度で今年度の税額が39万7,400円程度になるものが51万2,800円に試算をするとなるようです。これにはさまざまな要因がありますので,必ずしもこうなるというわけではありませんけれども,我々が試算をしますと約30%程度,200万円の所得で家族3人というような場合でなるようでございます。

 それから,いろんなケースがございます,所得に応じて。あとまた軽減をされているような家庭もございますので,様々ありますけれども,その例えばのケースですけれども,これが400万円になりますと限度額になりまして74万6,700円ですので71万円という限度額を超えてしまうという結果になるようです。それから,2割軽減,5割軽減,7割とあります。今シミュレーションしてあるのは2割軽減ですけれども,これが12万5,900円が15万8,800円ということで,3万2,900円増えますので23%程度増額になるというようなシミュレーションがなされております。

 以上です。



◆17番議員(蔵元慎一)  これはほんとに極端な例で挙げているんだとは思いますけれども,それが数字としてありますので,さっき言った200万円3人世帯で30%上がると,実に所得は200万なのに12万円ほど税が上がってしまうということになります。我々も,たった1年の間にそんなに保険税が上がったらびっくりするんじゃないかなというふうに考えるわけです。そういうことから考えると,税改正だけでは対応できるものではないなというふうに思っているわけです。

 確認をしますけれども,国保の加入率が34%であるとすれば,あとの66%が被用者保険,それから後期高齢者保険ということでよろしいんですか。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  そのとおりでいいかと思います。



◆17番議員(蔵元慎一)  そうしますと,これは一般会計からの法定外繰り入れをするとなりますと,これは国保加入者以外の住民が66%はいるわけです。その方たちは国保には関係ないので,それを公費で払うというのも,これはやはりその方たちにとっては不満な部分も出てくるかもしれません。非常にどちらにしろ大変な選択だと思います。

 この選択肢を今からどちらかというふうに市長のほうも決めていかなければいけないんですけれども,それにはやっぱり十分な説明,それから納得のいく説明を今後,その先の道筋まであらわして,ずっと上がっていくなと思うのはみんなそれは嫌ですので,何年間で大体追いつくんだとか,そういうのを示しながらきっちりと説明する必要があると思います。

 市長は昨日,いろいろな会合で御自身も,それぞれ職員の方もなんでしょうけれども,事あるごとにそういったことを市民の皆さんに説明をしていくというふうに答弁をしておられます。これはほんとに重要なことだと思いますので,ぜひその説明は丁寧にやっていただきたいと思います。

 次に,健全な事業運営に向けての取り組みですけれども,国では,将来の医療費の抑制のために治療重点の医療から疾病の予防を重視した保険医療体系へと転換を図っていくこととしています。ある報告によると,生活習慣病の医療費は国民医療費の4分の1に相当すると書いてあります。南九州市も「健康南九州21」と銘打って健康増進計画を作っていますが,その計画の中で取り組んでおる状況,目標値の達成率とか,そういったことがあれば説明していただきたいと思います。

 具体的にいうと,特定健診の割合が目標が何%であり,今現在は何%であるとか,保健指導の割合が何%であるとか,そういった形でいいと思います。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  今私の手元にあるのが特定健診の21年,22年の実績でありますけれども,21年度の実績が45.60%,これは県内19市の中では第1位になります。それから22年度の実績につきましても47.60%ということで,特定健診,特定保健指導,それらにつきましても県内でトップクラスだというふうに理解をいたしております。

 以上です。



◆17番議員(蔵元慎一)  今示されたように,南九州市においては大変立派な成果を上げているようでございます。これらの取り組みはすぐに医療費の抑制につながるものではありませんけれども,中長期的な視野でいくと効果が出てくるものであると考えます。今後とも目標値達成のために努力を続けていただきたいと思います。

 次に,レセプト点検についてお伺いします。現在の取り組み状況はどのようになっているんですか。どういった体制で,例えば保健指導をする方が何人ぐらいいるとか,保健推進員もこれにかかってくるかどうかちょっとわかりませんけれども,その流れです。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  レセプトの関係につきましては後で係長のほうから説明をいたしますが,ますこの健康づくりのための保健推進員の設置状況でありますけれども,これが頴娃が115人,知覧が84人,川辺80人,計279人となっております。それから,母子保健推進員というものも設置しておりますが,頴娃が8人,知覧が7人,川辺が18人,計33人。それから新しく特定健診が始まったわけですけれども,特定保健指導の主眼とするものが運動,口腔,栄養となっておりまして,その栄養の部分をつかさどるのが食生活改善推進員であります。これが頴娃が46人,知覧が33人,川辺が36人ということで115人設置されておりまして,先ほども申しましたように,こういった方々が市や看護師,それから保健センターの職員といろいろ一致協力しながらいろんな総会等にも出向きまして,この特定健診を受診されるような推進等をお願いして,県内でも,先ほども申しましたようにトップクラスの健診状況であるということであります。



◎保険係長(有永志郎)  レセプト点検の実践について申し上げます。

 レセプト点検と申しますのは,医療機関から上がってきました個人の診療の内容についての点検を行うもので,それにつきまして疑義があるものを国保連合会を通じてまた医療機関への差し戻しなどを行うものでございますが,それの点検につきましては,21年度がレセプトの件数が21万5,788件で,そのうちの疑義があったものに対して効果があったのが1人当たり992円ということで,これを被保険者数で掛けますと1,404万1,000円ほどの効果が出ているところです。20年度につきましては,1件当たりが568円でございまして,それを被保険者当たりにいたしますと821万円ほどの効果を上げているところでございます。

 レセプト点検員の人数は8人で,14日勤務体制でレセプト点検を行っているところです。

 以上です。



◆17番議員(蔵元慎一)  私も数を今初めて聞いてびっくりしましたけれども,これでいくと400人まで行かないですけど,そういった体制で保健指導というか,こういったことに取り組んでおられるということであります。これは非常に大事なことであります。今後もこの県内の1位という座を守れるように,守ることがまた医療費の抑制にもつながってくるわけでありますので,対応していただきたいと思います。

 レセプト点検につきましては,今多分IT化とかで能率が上がるようになっていくんだと思います。こちらに対してもかなりの額の医療費の抑制に貢献していると思いますので,こちらのほうも引き続きやっていただきたいと思います。

 次に,ジェネリック医薬品についての利用促進についてお尋ねいたします。

 今私,ここに財布を持っているんですけれども,7月に保険証を送ってきました。国保なんですけれども。そのときに一緒にこういうカードを送ってきています。これは保険証と一緒に出すと,そのジェネリック医薬品が使えるという,今までは口で言わないといけないような状態ですけれども,なかなか医者に,「先生,これ安い薬があるとおもどんそれおば使うてくれんけな」と言えるかと言ったら,多分10人に二,三人しかそれを言える人はいないと思います。これですと,窓口で出しておけば一応その意思は伝わるわけです。市長は持っていらっしゃいますか。



◎市長(霜出勘平)  私は共済保険なもんですから,それは持っておりませんが,もう以前から私も血圧が高かったり病院に行くんですが,お医者さんに,「私は共済なんだけども,国保が大変な状況なんでジェネリックをやっぱり率先して使わなければいけないと思いますので,ジェネリック医薬品はどうでしょうか」,「よかたいが,この薬でよかたいが」というようなことで,その主治医はなかなかそのジェネリックを使おうとしないんです。だから私は不思議で,この担当にも,やはりジェネリックと,そうでない薬についてはお医者さんの懐に入る率が違うのかなという質問もしたりしたんですが,なかなかお医者さんによっては使いたがらないお医者さんもおるわけです。

 だから私は,市長として,国保じゃないんだけれども,やはり国保の皆さん方にもそういうことをお願いしている手前,自ら使っていかなければいけないというような思いがあったもんですから,そういうようなことも言ったんですけど,なかなかそういうことで,今のところ使っていない状態です。だから,やはりそういうようなカードがあれば,お医者さんにもそういうことも言いやすいんじゃないかということで,大変いいことではないかなというふうに思っております。



◆17番議員(蔵元慎一)  係長,ぜひ余っていると思いますので,市長にも渡していただいて,その説明会をされるときに,やっぱりこれ取り出して,こういうのがありますよというふうに示して,これを出せば薬代がちょっと安くなりますよというぐらいの,冗談じゃないんですけれども,そういったユーモアも交えて話すことが大事ではないかなというふうに思います。

 住民の皆さんに周知させるためには,余り難しい数字を使って説明しても理解はできないと思うんです,この国保会計なんていうのは。ですから,言うときも,悲観的なもう,お願いします。医者どんに行かないでくださいなんて絶対言えませんので,お願いしますというような感じじゃなくて,市民目線で一緒に健康でいましょうというような感じでお話をしていただきたいというふうに思います。難しいとみんな抵抗があると思います。その中で重複受診だとか多受診だとかいうのはちょこっちょこっとつついて話をされれば,そのほうが効果があると思いますけれども,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  そういったものがあれば説明もしやすいというふうに思います。国保審議会あたりでもいろいろそういったことも言うんですけれども,やはりお医者さんがどういうわけか,そういったふうに乗り気じゃないみたいですので,そういうようなものがあれはまた効果も上がっていくんじゃないかというふうに思います。



◆17番議員(蔵元慎一)  私も5年前に,生まれて初めて入院・手術というものを経験いたしました。そのころは議員でもあり事業主でもありましたので,国保税も限度額いっぱいでその請求書を見るとやっぱり,こんなに高いものだなというふうに感じていたわけです。がしかし,そういった入院となって,治療が終わって退院となって,その請求書を見たときにびっくりしました。180万という請求書でした。そんなにかかるのかなと思っていました。最近は医療高度化ということで,妥当な金額なんでしょうけれども,とてもじゃないけどこれ全部払うとしたら借金でもしないと払えないような額だと思います。それを,国保は補ってくれるわけですので,ああ,これはやっぱりこの制度というのはありがたいものだなというふうに感じたわけです。

 国民皆保険が成立して50年がたつそうです。国民の健康を守るという目的のもとに続けられてきたわけですけれども,保険事業として各保険者が財政的に運営しなければならないことになっております。しかしながら,ここに来て急激な人口動態,それから社会情勢の変化,それから医療の高度化の影響があり,自治体は真摯に取り組んできたわけですけれども,それにもかかわらずやっぱり立ち行かなくなってきているわけです。

 繰り返しになりますけれども,今後保険税の改正があり税が上がるとなりますと,一般的には滞納者の数も増える傾向にあります。滞納が続くと短期被保険者証の発行,それからそれ以降は資格証明書の交付となり,非常に困る方々も出てくるんだと思います。また,それによってこの方たちが治療を我慢したり受診が遅れたりすることのないように,十分な対策も考えながらこの税の改正には臨んでいただきたいと思います。

 国民健康保険制度は相互扶助の考えのもとに加入者がお互いの費用を負担し合い,独立して事業を運営しています。健康に過ごしている方たちにとってはまた逆に負担が増えることには何かしら不満も感じる部分もあるかもしれません。しかしながら,健康でいることが人が生きていく中での最大の幸福であります。今後においても,健康増進計画の推進によって市民の皆様の健康を守り,生きがいを感じる社会づくりを目指していただきたいと思います。そのことが将来の医療費の抑制にもつながっていくと思います。

 国の医療保険制度改革は避けて通れないでしょうけれども,市は来年の予算を立てていかなければなりません。市長は重大な決断を下さなければならないと思いますが,市民に一番納得のいく施策をとっていただくように要望いたします。最後に御決意を述べていただき,質問を終わりたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  おっしゃるとおりでございますので,いろいろ答弁もいたしました。この医療費の抑制については特定健診や各種がん検診,そういったものを推奨しながら,早期発見早期治療というようなこともやっていきながら,そしてまた,庁内におきましてもいろいろな所管に集まってもらって協議をしながら,医療費の適正な,国民健康保険の適正な運営を果たしていけるように頑張っていきたいというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後1時57分休憩

───────────

午後2時10分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。

 次に,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆10番議員(東兼喜)  前置きになりますけれども,最後のトリになりました。実際,私も議員生活をもう十数年やりますけれども,このようなことは初めてでございます。そういうことで,私自身本当に心にしみるものもあるのじゃないかなと反省もしながら今立っているところでございます。

 そういうことでことしの我が日本は大変な天災に見舞われました。3月11日の東日本の大震災,そして先般ですが,紀伊半島を襲った台風12号,もう皆さんもこの状況もけさのテレビ等でも放送されております。死者,不明者も100人を超えたという報道もなされているようでございます。そういうことで,亡くなられた方にはほんとに哀悼の誠をささげ,そしてまた被災された方々には心からお見舞いを申し上げたいと思います。

 我が南九州市は台風の常襲地といいながらも,いまだにここ数年そういう惨めな思いもしていないのが現状じゃないかと思っております。「備えあれば憂いなし」という言葉もございます。執行部も含めて我々一体となって危機管理はもとより,災害に対する備えをしていかなければならないのじゃないかなと思っているところでございます。

 それでは,早速質問に入ります。

 新市の将来像である「自然豊かで創造と活力に満ち,暮らしと命輝く心安らぐまち」を基本にスタートしてはや4カ年が過ぎようとしております。しかし,変化する社会情勢の中,国政や県政はもとより,我が南九州市の財政も厳しさを増している中でございます。そんな中,市政の中の市道整備についても総合計画を基本に,第1次,さらには第3次実施計画が既に施行されております。

 言うまでもなく,市道は市民の日常生活はもとより,通勤・通学,また産業・経済振興の上,市道の維持管理を含め,整備は必要かつ不可欠であると同時に,また,高齢化社会による電動カーの普及や児童生徒の安全・安心の確保のためにも歩道の整備が必要急務な区間も多いと見受けております。

 そこで,市道整備について質問します。

 まず,幹線市道の歩道整備状況と未整備の実態など今後の整備計画をお示しいただきたい。

 次に,市道永里浮辺線の未整備区間の中福良─上之町間の歩道整備が急務と考えるが,整備に向けた見解をお聞かせいただきたい。

 2つ目に,市道の県道への昇格についてでございます。特に重要な役割を果たしております幹線市道永里浮辺線は,県道へ昇格すべきと考えるが,市長のお考えをお聞かせいただき,第1回目の質問とさせていただき,2回目から自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員の御質問にお答えいたします。

 歩道整備について,その1,幹線市道の歩道整備状況と未整備の実態や今後の整備計画を示せということでございますが,本市の幹線市道の歩道整備状況でございますが,平成22年4月1日現在の歩道設置延長は,幹線道路と言われます1・2級市道が2万9,804メートル,その他市道が1万3,473メートルとなっております。歩道整備や歩行者の安全な通行を確保するために必要な整備と考えております。

 現在,改良工事によります歩道整備も含めまして,市道永里浮辺線など7路線におきまして歩道の整備を進めているところでございますが,今後も歩道整備につきましては計画的に進めていきたいと考えております。

 その2でございますが,1級市道永里浮辺線の未整備区間である中福良─上之町間の歩道整備が急務と考えるが,整備に向けた見解を問うということでございます。1級市道永里浮辺線につきましては,和田─枦場間において昨年度から歩道整備を進めており,本年度中に一部工事に着手する予定でございます。また,中福良の和田橋前後の局部改良工事につきましても,現在測量設計業務委託の準備を進めており,来年度には用地買収に着手する計画でございます。御指摘の中福良─上之町間の歩道未整備区間につきましては,歩道整備の必要性は認識いたしておりますが,実施中の和田─枦場間の歩道整備や和田橋前後の局部改良工事の進捗を見ながら今後検討していきたいと考えます。

 2番目の市道の県道昇格についての質問でございますが,市道を都道府県道に認定する場合は,道路法第7条の規定及び国土交通省道路局長通達の都道府県道の路線認定規準等についてに基づき,都道府県知事が認定することになります。御指摘の1級市道永里浮辺線や既存の幹線市道につきましては,都道府県道の認定規準と照らし合わせた場合,県道への昇格は難しいものと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆10番議員(東兼喜)  ただいま市長から第1答弁をいただいたところでございます。

 そこでまず,市道の状況でございます。直接質問と,間接的な質問になろうかと思うんですが,現在の南九州市の路線の数と,それから延長キロ数,これはわかっていらっしゃると思うんですが,それをまずお聞かせいただきたいと思います。



◎建設課長(下之薗博幸)  市道についてお答えいたします。

 まず,市道の本数ですが,1・2級市道が148路線で290.5キロ,そのまた市道が1,436線で938.1キロ,合計で申しますと1,584路線,1,228.6キロでございます。



◆10番議員(東兼喜)  申しわけないけれども,各町ごとに,支所ごとにわかっていると思うんですが,その辺を具体的におっしゃってください。

 まず,頴娃から。



◎建設課長(下之薗博幸)  各支所ごとの路線数等について御説明いたします。

 頴娃支所でございます。1級市道が14路線,4万8,361メートル,2級市道が20路線,5万463メートル,その他市道でございますが,408路線,30万2,105メートル。

 次に知覧支所管内でございます。1級市道が24路線,4万5,364メートル,2級市道が24路線,4万1,628メートル,その他市道が578路線で38万4,095メートル。

 川辺支所管内でございます。1級市道が30路線で4万312メートル,2級市道が36路線で6万4,349メートル,その他市道でございますが,452路線で25万2,439メートルでございます。

 以上でございます。



◆10番議員(東兼喜)  今,合計,私も足していないんですが,各支所ごとに今,区分けしていただいて,私もびっくりしました。

 そこで,今,申し上げましたこのキロ数,市道についても1級から3級とか4級とかいうふうに仕分けてあるというところも認識したところでございます。

 そこで,もう恐らくこの市道そのものは,すべて交付税対象になっていると思うんですが,なっていないのか,その辺をちょっと御説明いただきたいと思います,今,申し上げた路線数を含めて。



◎建設課長(下之薗博幸)  その前に,先ほど御説明いたしました市道の本数の延長の件ですけれども,申しわけございません,その他市道につきましては,今回,市道認定と区域変更をお願いしております。その延長路線,延長分を加えた数字でございます。



◎財政課長(上野勝郎)  道路の交付税算入の件だろうと思いますが,先日,24年度の交付税算入の県のヒアリングがあったところでございますが,その通知で申し上げます。

 先ほど建設課長が申しました延長と若干異なりますけども,そこは御了承いただきたいと思います。

 24年度の交付税に算入される路線につきましては,すべての路線が整備済みということで,台帳整備済みということで対象となりますが,その面積が合計で,橋梁まで含めまして120万5,312メートル,それからこのうち道路分につきましては,120万930メートルとなっております。

 このうち1.5メートル以上2.5メートル未満は,譲与税の関係もございますが,これは譲与税はこの部分が含まれません関係で,譲与税につきましては,同部分で119万6,449メートル,橋梁を含めますと,120万831メートルというふうな数値になっているところでございます。



◆10番議員(東兼喜)  ただいまいい数字をいただきました。

 そこで,私も先般,資料もいただいたんですが,細かな資料がいただけりゃよかったんだけれども,お許しをいただきたいんですが,先般のいただいた資料で,歩道の状況を詳しく知りたいんですが,この先般,いただいた資料からすると,現状の,お聞きした市道の内容を聞いて,私も,この歩道の内容の数字が非常に数字が小さいという感覚を持ちましたので,再度,歩道状況のことでお伺いします,歩道状況ですよ。

 頴娃,知覧,川辺それぞれあるわけですが,ここに計画の数字が上がってきております。20年度から22年度,もちろん計も上がってきております。

 現在の,これを合わしたこの数字,過去3年間の数字を合わした現在までの歩道の状況の数字をわかっておったら教えていただきたい。

 恐らく,歩道でも1メートルのものもあるし,あるいは,場合によっては構造改善,あるいは新しい事業を取り入れて,2メートル50,3メートルのもあります。また,延長にしても1メートルのものもあれば,あるいは何キロも何十キロもあるところもあると思います。

 一応,ここでは,私がお聞きしたいのは,幅が歩道として,つまり歩道といいますと,道路と車道と区分されたところが歩道であるわけですが,歩道としての価値をもっているところの延長,つまり長さが,ここの先般もらった資料では30メートル以上書いてあるんですけれども,そうですよね,10メートルの歩道もありますよね,長さが。

 そんなのは別にして,最低でも30以上,50メートル以上のものを認識していらっしゃる数字をわかっとったら教えていただきたい,3町毎にです。



◎建設課長(下之薗博幸)  22年度分まで含めますと,支所管内ごとでは把握しておりませんが,南九州市全体で申しますと,1・2級市道で3万1,178メートルその他市道が1万3,737メートルでございます。



◆10番議員(東兼喜)  いい参考になりました。

 そこで,今,ここに上がってきている数字ですね,先般もらった数字が,私も今持っているんですが,この20年度から22年度の計が今,課長がおっしゃったキロ数とめっぽう違うんですけれども,今の数字は確かな数字ですか。ちょっと教えてくださいよ,もっと確かな数字があるはずでしょう。



◎建設課長(下之薗博幸)  先般,資料要求に基づきまして提出してあります資料につきましては,これは20年度まででなくて,20年度単年度分,21年度,22年度,それぞれ単年度分でございます。

 19年度までの整備された歩道延長はここに計上してございませんので,先ほど答弁した数字が合計でございます。



◆10番議員(東兼喜)  はい,理解しました。

 そこで今,この数字と比較して,質問を長くしますと,あとの質問ができなくなりますので,もう先にいきます。

 先般もらった資料でいきますが,知覧地域が,この20年度から22年度に実施したその数字からのことを言っておりますので御理解いただきたいんですが,全体で5,090メートルして歩道の設置をしたと。そして,その割合が知覧が68%,全体のもう早く言や7割ですよね。

 確かに,ここの数字を発表しますが,頴娃地区がわずか676メートル,そして川辺地区が939メートル,知覧だけが3,475ですよ。つまり,全体の70%がここに掲載されておるんですよ,ねっ。

 恐らくこれは実施したことですから,これが当然だろうと思うんですが,もちろん私も理解できます。知覧の場合は,それなりの事業を平成13年度から,あるいは平成10年度から計画しながら,ここ10年間の間にすべてそれなりの道路につけて,あるいは新しい事業を取り入れながら,そして補助事業を取り入れながらやった結果もそうだろうと思うんですが,その事業の継続性の歩道も入っていると思うんですが,頴娃町が,まず1つ目の質問は,なぜならば,この知覧の数字が全体の80%なのか。どういうふうに判断していらっしゃるのか。

 あるいは,質問の2は,なぜ頴娃がわずか全体の10%にも満たないで,この5%しか歩道の整備をしていないのか,これはどういうふうな理解をしたほうがいいのかそれを説明していただきたい。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの質問ですけれども,市道整備は,歩道整備だけ,今,ここにある数字で申しておりますけれども,市道整備につきましては,舗装の工事,あるいは改良工事,そして歩道工事といろいろあるわけですけれども,頴娃支所管内,知覧支所管内,川辺支所管内,大体市道の整備事業費につきましては,ある程度,バランスをとって整備をしております。

 たまたま,頴娃支所管内につきましては,歩道の整備路線がなかったということでありまして,あえて知覧支所管内だけを歩道を進めたということではございません。

 以上です。



◆10番議員(東兼喜)  今の答弁は,それは苦し紛れの答弁だろうと思うんですが,この答えはそれで結構です。

 そこで私が言いたいのは,ただここで,この数字がそりゃ本当だろうと思います。ただ私としては,知覧地域がそれだけ進んでいなかったから,こんなに一遍に3年間の間にしなけりゃならなかったのかなと,そこが出てくるんじゃなかろうかなと思ったもんだから,その辺のことのニュアンスを聞きたかったんです。

 で,ここに早く言えば,川辺町,あるいは知覧町,頴娃町,それなりの計画を,道路計画も示されておるんですよね。

 ここに,皆さん方がつくって,私どもも議会もこれにのっかったわけだから,早く言やのっかったっちゃそれでいいんですよ。全く知らないのがいっぱいあるわけですよね。

 私も,ここに今,議員の皆さんも持っていらっしゃると思うんですが,10ページから12ページ,13ページ,これが市道関係の改良から歩道まで,ここに歩道が載っているのは,頴娃地区は3つ,それから川辺地区が3つ,知覧地区が1つ,これしかないんですよね。

 これは,道路拡張をやって歩道もしましょうと。早く言えば,私が判断するのは,9メートル以上が歩道がつくんだろうというような考え方でいるんですが,この3カ年計画の計画表を持っているんですが,9メートル,9.25メートルというのは,歩道がつくから9.25メートルということで理解してよろしいんですか。



◎建設課長(下之薗博幸)  そのとおりでございます。



◆10番議員(東兼喜)  だとするならば,私がもらった,ここに要請のあった市政業務,同事務関係書類の要求について私が出した,この資料と皆さんが言っていることと全然違うんじゃないか,これは。これは何のための,私がもらった,私はこれを中心にして質問をしているんですよ。で,もう時間が,こんなのにかかわっとったら長くなりますから。

 例えば,頴娃の場合は私も現場を見ました,見にいきました,自分から。私は,この中で,皆さんが今,ここに計画を上げて,これは実施しますよというのがこれですから,これに基づいてやっているわけですから,だから,私はこの8カ所,見にいきました,この9.25メートルのところを。

 特に,早く言いますよ。今,きのうもある議員が,番所やらあるいは釜蓋神社の話もしました。番所はここに確かに載っております。釜蓋神社は載っていません。そして川辺の早く言えば野崎清水間,これなんかは私は早急にしなきゃならないところだろうと。

 あるいは,小野厚地線,ここに9.25メートルの道路を新しく23年度にしましょうと,これは急ぎの事業ですよ。これを私は,清水野崎間が先じゃないやろうかと。歩道を造るんだったら,あっちが先だと私はそう考えて言っているわけ。

 例えば,番所にしたって番所の場合は,ここのあれからするとまだ後3年後なんですよね。番所だけ,いの一番にしなきゃいかんのに,何で計画がこんなに遅れていくのか。この質問に答えていただきたい。

 頴娃は,3路線もしたから,今後の計画は全くない。それと知覧の場合は,私の判断が誤っているか知らないけれども,継続事業,つまり市が単独でやっている事業,あるいは継続されている,3年以上たった道路,あるいは5年以上たった道路に,それが未完成ですので,事業もここに掲載されているようです。

 川辺の場合も同じようでございますが,川辺の場合は特殊で違って,新しくことしからやるんだという歩道がここに載っている,この差をどういうふうにこの計画書に載せたのか。

 私のこの資料ですよ,この資料と,これとはちょっと相反するもんだから聞いているんですよ。それを教えてください,何で違うのか。



◎建設課長(下之薗博幸)  今,議員がお持ちのこの資料につきましては,議会事務局の職員のほうからも説明があったと思うんですけれども,23年度からここに載せてございます,知覧支所管内の4路線,川辺支所管内の3路線,この7路線につきましては,現在,平成23年度に予算措置がされて,事業に着手している路線だけをここに載せているものでございます。

 それと,24年度以降につきましては,この実施計画書に基づきまして計画を進めていきたいというふうに考えております。

 以上です。



◆10番議員(東兼喜)  細かく聞きたいけれども,もう時間もありませんので,それならば,これだけをお答えいただきたいんですが,今,私がもらったこの資料で,これは私は歩道を中心として質問しておりますから聞いているんですよ。

 頴娃の場合は,わずか3路線しかやっていない,ここ3年間に。川辺の場合は,その倍以上,知覧の場合も,これは継続事業があるからでしょうけれども,知覧の場合は3倍,そして逆に今度は今後の問題,今後,これから先の問題で全く頴娃が計画に上がってない,これはどういうことなのか,それだけでもお答えください,なぜ計画できなかったのか。



◎建設部長(田代良民)  今,この資料につきましては,根本的には,この総合計画に基づいて,ローリングしながらやっていくわけですけれども,この頴娃地区の場合についての計画を優先度を考慮した場合に,集落間を結ぶ今までの計画路線とかありまして,そのところについては,道路改良はやっていますけれども,山間部があったり,集落間の道路であったりして,歩道の必要性を要らない計画の路線というのが多ございまして,頴娃地区の場合は歩道がない。

 あるいは,知覧,川辺等につきましては,集落間であったり,あとは学校の近辺であったり,通学路がある関係で道路改良とあわせて,その中に歩道が入っているという改良の仕方。

 ただ,歩道だけを整備するという事業ちゅうのが,今,補助事業関係はほとんどないもんですから,道路改良とあわせて歩道整備をやっていくという整備の仕方をやっていますので,そういった事情があります。

 それから,23年度はございませんが,この24,25,26についての長期計画構想はあるわけですけれども,その中の分につきましては,とりあえず21,22,23までの部分についてはないけれども,それ以降は頴娃も計画はあるわけですけども,その道路改良の中に歩道計画が入っておりますが,この指摘の種類の中には外れとったというだけのことでございます。



◆10番議員(東兼喜)  それならば,23年以降の計画に載せたらよかったんじゃないですか。私も,であれば,ああそうなのかと判断するんだけれども,もう全くしないようになっているもんだから,何で頴娃だけが,もう頴娃の人は満足していらっしゃるのかな。私どもが普通認識しているところでは,確かに,これは我がとこをほめるわけじゃないけれども,知覧の道路はいいし,歩道も整備されている。川辺の一部分,それに似たようなのがあるけれども,まだまだだと,私個人の問題ですからね。

 頴娃に行ったら,本当に極端に狭いのを感じる。だとするならば,歩道の要望,あるいはそれなりの道路拡張とあわせて,これだけに3次計画の中に載っておるんだったとするならば,早く取り上げる方向性も必要じゃないですか。その辺はどう,部長なりお答えください。



◎建設部長(田代良民)  この総合計画につきましては,これを基本にはやっていきますけれども,いろんな財政の中で,いろんな予算要求する中で,均等ある配分をやっていきますと,どうしても計画を例えば24年度にしたいと思っても,前年度の部分の事業が終わらなかったりしまして,また,24年度に入らなきゃいけない。そういう形でずれ込んだりする場合があります。

 それと,早くすれば,また計画のやつを事前に持ってきて整備する計画はあるわけですけども,この総合計画につきましては,3年間計画で載せてありますけれども,これは毎年毎年,予算に合わせた形でローリングをやっていきますので,必ずしもこの総合計画どおり,ここの数字が載っているから,必ずこれをするんだというわけではございませんので,そこは御理解いただきたいと思います。

 我々サイドとしましては,できれば全部を実施したいのはやまやまでございますが,あくまでも予算というのがございますので,その範囲内で割り振りをしながら,整備計画をやっているところでございます。



◆10番議員(東兼喜)  頴娃の事情もわかりました。

 そこで,行政として私どももそうですが,常識論として歩道というのはこれはもちろん歩道は車道と区別しなけりゃいけない。それなりの縁石も持たなきゃいかんだろうと思っています。

 その歩道というのを歩道ですよ,幅が,長さは関係ないです。幅が大小ございますよね。歩道というのは5センチでも歩道なのか。これは5センチはないと思います,ねえ。最低でも50センチ,あるいは1メートル50が標準だとか,いろんなのがあるでしょうけれども,行政として歩道というのの認識はどういうふうに考えているのか,その辺,御説明いただけませんか,部長でも課長でも結構です。



◎建設課長(下之薗博幸)  歩道につきましては,標準的には2.5メートルで,現在,整備をいたしております。

 ただ,ただいまの質問ですけれども,車道と歩道を区分する歩車道境界ブロック等で区分された部分つきましては,歩道として認識をいたしております。



◆10番議員(東兼喜)  再度ですが,これは法的な根拠というのは,きちんと理由があるのかないのか,そこをちょっと説明していただけませんか。



◎建設課長(下之薗博幸)  補助事業等につきましては,通常の場合は2.5メートル以上ということになっております。

 以上です。



◆10番議員(東兼喜)  ですよね。それは私も認識しておりましたが,早く言えば,歩道も私どもが常識で考えて,もう早く言えば,側溝の上にある歩道もございます。あるいは,歩道としてぴしゃっとして,それなりの設置をしたところもあります。

 常識で考えて,区分してあれば,そこが歩道だという恐らく一般的な常識で市民も考えていらっしゃるんじゃなかろうかなと思うんですよね。

 もちろん,歩道にも,その側溝の上にあるものもあるし,あるいは新しく,特に例を申し上げると,ちょっと悪いかもしれないけれども,知覧町で行った地特事業なんかは,2メートル50じゃなくて3メートルぐらいの歩道も,それから永遠4キロも5キロも続いているようなところもあるようでございます。

 そういうのは,別としてですが,今後,今,ここに記載されて,これは道路の3カ年計画の実施計画ですから,これは恐らく歩道なんかは載らないと思うんですが,記載されてない以外に,歩道として各自治体,あるいは1団体,あるいは1集落等から,要望なりここをしてくださいませんかとか,いろいろそういう問題等もあるんじゃなかろうかと思うんですが,現在の状況はどうなっているのかお聞かせいただけませんか。



◎建設課長(下之薗博幸)  歩道整備につきましては,この実施計画書の15ページにも,永里浮辺線,現在,整備中であります東別府の歩道ですが,それと川辺支所の諏訪下線,それと本年度から測量設計に着手しました永田本別府線の3路線が,ここに掲載されております。

 それと,先ほどの質問でありますけれども,知覧支所管内の松山西塩屋線の歩道整備の要望が来ております。それにつきましては,現在のところ,まだこの実施計画書には掲載されておりません。

 以上です。



◆10番議員(東兼喜)  はい,わかりました。

 そこで,通告はしてありませんでしたけれども,今,教育長に質問をさせていただきたいと思うんですが,議長,よろしゅうございますか。

 一番関連性があるわけですが,今,教育長もお聞きなさったと思うんですよ。やはりこれは歩道というのは,もう歩道の目的は,もう言わないでもわかっているわけですが,早く言えば,歩行者の安全・安心を守ること,そして,もちろん登下校の子どもさん方も,本当,安心な通学,そして我々後期高齢者,あるいは高齢化社会に対する一番の必要不可欠な整備事業だと思うんですよ。

 そこで教育長に質問したいのは,今,いろいろ執行部からの御意見等もお聞きになったと思うんですよ。そこで,今,学校関係,つまり我が市には21小学校,それに自治会等が20ございます。もちろん,中心とした校区公民館等ですよね。

 この辺からの,もちろん学校関係の中学校合わせますと,中学校が5つあるわけですから,つまり26の小中学校の方々の御父兄とか,あるいは学校関係からPTA関係のほうからも,そういう歩道についての要望とか,あるいは設置に向けた取り組み等のお話がなされているのか,ないのか。

 あるいは自治会,各校区の自治会等から,今後,先ほどもいろいろ同僚議員が自治会等の公民館等の質問もありました。そしてまた,先ほど学校関係の質問等もなされたところでございます。

 そういう中において,私はやはり学校の周辺は,地域の拠点は学校なんだということも先に市長も答弁されました。そして,もちろん教育長もそれなりの答弁もなさっていらっしゃいました。

 だとするなら,今後,やはりそういったのが中心になることは明らかでございます。そういうところからの歩道に対する要望とか,そういうのは,もしあったらば,内容をお聞かせいただきたいと思います。

 以上です。



◎教育長(小野義記)  学校や子どもたちのことを考えて,歩道の設置等に関する要望等は,当然,自治会のほうでつかんでいると思います,自治会のほうで。そういうことを踏まえた上で,自治会から上がってくるわけなんですよね。学校が直接これ,私たちのほうに上がっていくということはありません。

 以上でございます。



◆10番議員(東兼喜)  わかりました。

 時には,教育長に要望しますけれども,教育委員会等でもそんなようなことがありましたら,上のほうからでも下のほうからでも,そういう話をやっぱし子どもの安心ということの立場から,提言することも大切じゃないかということをお願いしておきます。

 それじゃ,話は次にいきます。

 そこで,今,ここの3次計画に戻りますが,ここに歩道の整備をするように計画はなっております。そこで具体的に,我が地元のところを申し上げてもいいんですけれども,川辺の小野から厚地を今度,工事も始まります。

 ここでちょうど,私も測量をとりました。私は,野崎もとりましたけれども,野崎よりも厚地のほうは始まるわけですよね,23年度事業でするようになっているから。

 ちょうど,県道27号線から入り込んで,厚地に向かって山を登っていくわけですが,知覧の区域はほとんど整備されております。

 そして,川辺区間が,ちょうど1キロ,そこの地点までが1キロ,測量しております,そうしますと,知覧のところにきたら,もう整備されているから歩道は造らない。川辺のなら歩道造るようになっている。この辺の説明を部長なり,あるいはお金のことになりますが,課長でも結構です。説明してください。



◎建設課長(下之薗博幸)  お答えいたします。

 この厚地線につきましては,手持ちの資料に1,140メートルと書いてあると思いますけれども,これにつきましては全線の延長でございます。

 当初,そういうことで計画をされておりましたけれども,ことし,測量設計を実施いたしまして,先般,設計書ができ上がってまいりまして,その中で,再度,検討をいたしまして,この厚地線の歩道につきましては,集落の終点のところまでを歩道をつけて,それから知覧境までにつきましては,歩道はもう要らないということで,現在,検討しているところでございます。



◆10番議員(東兼喜)  いい傾向です。私も,これは取りやめていただきたいということを言いたかったんですよ。それよりも,野崎清水間ですか,これを急ぐべきですよ。これはまだ後の仕事ですよね。

 それと,頴娃の場合,歩道のことですから聞いているんですよ。頴娃の場合,番所線がまだ3年後なんですよね。もう皆さん,きのうも話をいっぱい質問でも聞いていらっしゃった。

 逆に,大川の皆さんが言う釜蓋神社がわんさわんさなるかもしれない。これは計画ですから,見直しもしなけりゃいかん。これはもう,もちろん前文句でありますから,それはそれでいいとしても。

 この番所なんかは,早くすべきじゃないですか,さっきも計画はないと,全くないようになっている。ここのさっきもらった資料には計画は全く載っていない。

 まだ,3年後よりも,きのうから話を聞いとって,番所は観光の名所になるおそれもあるということも皆さんも認識したはずですよ。私もそう認識している。これなんか,早く手をつけるべきですよ,歩道を。その辺,どう思いますか,いま一度,考えてみようか。部長でも。



◎建設部長(田代良民)  番所線につきまして申し上げますと,釜蓋にしましても番所にいたしましても,近年,観光化された,観光客が増えてきた地域でございまして,この番所線につきましては,もう総合計画には載せておりますが,一応,来年度からという形で載せてあると思います。

 まず,初年度は用地測量設計を委託しながら進めていくと。すぐに来年からもう実施で入るとか,そういうわけにはいきませんので,計画的にやっていくと。

 それから,釜蓋のところにつきましては人家連帯部になります。そうなってきますと,どうしても,事業費自体が膨れ上がりますし,今後の釜蓋の観光の動向を見ながらもしなきゃいけませんし,もしするんであれば,どうしても補助事業じゃないと,そこあたりの兼ね合いもありますので,今,ここの総合計画にはまだ載っていないところです。



◆10番議員(東兼喜)  十分苦しい答弁で理解もしております。

 この問題は最後にしますが,できれば,この第3次実施計画ですね,やはりこれは,別に農林水産業関係と言わず,総合的に私は,ほかのところを含めて,特にこの今,問題になった市道,あるいは整備を含めた歩道等も,十分見直す必要があるんじゃなかろうかということを提言しておきます。

 そこで,本論に入りますが,ここで,永里浮辺線のことを今,先ほど市長も答弁をいただきました。

 確かに,ここの線については,やはり頴娃の議員の皆さんも十分御存じだろうと思います。恐らく,ここの路線を大部分の方が通ってきていらっしゃると思います。もちろん,お帰りもそうだろうと思っています。

 そういうことで,今,着工に入りつつあるところですが,問題のこの上之町から,つまり中福良間,ちょうど1.4キロあるんですけれども,実質,歩道がない部分は約920メートル,実測ですよ,あります。途中,永里の入口に白石神社というのがあるんですが,ここの下までが全く上之町の信号機からありません。

 なぜ,私がこんなことを言うかといいますと,永里校区の高齢者が480人いらっしゃって,その中のわずかですけれども,28台の電動車の方々が,今,その電動車に乗って病院通いをなさっています。

 そうして,そこを通らなくて危ないからということで,わざわざ回り道をし,そしてほかの市道を通って,ほとんどの方々が,川辺に行くにしても知覧の診療所,つまり知覧町,あるいは新町付近にお医者さんがあるわけですが,そこに通うために,わざわざこの市道を行けば安心で早いんだけれども,危ないから行けない現状があるわけでございます。

 そこで,この歩道をつけてくださいと言っているわけですが,今,ここに回答いただいたところが,必要性はわかっているけれどもと,局部改良工事の進捗を見ながら,局部という意味のことをちょっと御説明いただきたいということと,今後,検討したいという,急務なところに今後,今から検討,これはどういう回答を理解していいのか私もわからんもんだから,再度,説明してください。



◎建設課長(下之薗博幸)  先ほど,市長の答弁の中で,和田橋前後の局部改良ということ,この局部ですが,和田橋前後の約400メートル区間につきまして,本年度から測量設計に着手する予定でございます。そういうことで,この局部というのは,この400メートル区間を指したものでございます。

 それと,今後,また検討というのは,その前に申し上げましたように,永里浮辺線につきましては,和田橋前後の改良工事と,それと枦場から和田区間の歩道整備と,2地区を現在,整備を着手しておりますので,その進捗を見て,未歩道区間の整備時期については,検討していきたいということでございます。



◆10番議員(東兼喜)  説明は半分はわかりましたけれども,今,この区間は,早く言いますと,ちょうど道路愛護週間ということで,各自治体に皆さん方のほうから,今は各集落のほうにお願いし,そして集落のほうでも,その準備でおおわらは,また,これも大きな集落の事業の一つであるわけであります。

 そこで,ここの区間は永里の方々が,全体の7割,8割近くするんですよ。そして上之町の集落の方が2分の1,3分の1。私も,この方々,館長さんからお願いもあって,何とかここに歩道をせっくれんかと,掃除をするにも大変だと,いろんな指示があって,道路に三,四人,立たせなきゃいかんと。また,ことしはどげんすいこじゃろうかちゅう,これから先だったという話も伝言がありました。

 そこで,こういう事情もあるわけですから,ぜひこの辺考慮して,(「5分前です。」と呼ぶ者あり)ぜひこれを早く早急に取り上げていただきたいということ。

 それでは次に入ります。

 最後のこれが皆さんも興味があったじゃろうと思うんですが,市道の昇格,これを市長からも答弁はいただいた。これは非常に難しいよというような内容であるようでございました。

 私も,これについては勉強もしました。県からも資料もらって,私も,法律の錯覚を,もううんと錯覚した点もありました。あわせてまた,私自身が過信したところもありました。

 そこで,私はただで県に上げるとか,あるいは県に見てくれという意味じゃないんですよ。ああいう道路は,一番肝心,つまり県道と県道を結ぶ一番要所の路線だから,これは市が,市長,どうですか。再度,何かその辺勉強なさって,市道をこの区間でも県道に昇格する努力を考えられないものか,その辺を答弁をいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  だめもとでお願いをしてみてもいいですが,やはり県道から市道に払い下げというのが頻繁に行われますが,なかなかこういう財政状況の厳しいときに県としても,この県道として格上げはなかなかしない。

 そうしますと,この維持管理もしなければいけないわけですので,その辺ところもありますが,御指摘でございますので,振興局あたりとそういったことも詰めてはみたいというふうに思います。



◆10番議員(東兼喜)  前向きな答弁をいただいたところですが,せっかく新しい地元の県議も選出されて,闘志に燃えてくると思いますよ。

 といいますのも,私も,ある以前の県議,そしてまた,他町村の県議の方にもこの話をしましたところ,悪い話じゃないんだと,悪い話じゃない。

 確かに,この法律は法律でも漏れがあるんですよ。穴があるんですよ。だから,前向きに市長がやれば,できると思います。

 とあわせて,私が前ある県議にどうなるのかと言うたら,いや,県は財政が苦しい,お金がないから,先生,そんならば,県の土地とこれ,物々交換したらどうかいというような,看護学校でも譲いがと私はそんな話もしました。

 そしたら,ある県議は経験者ですよ,東さんその話はよかどにいと,出してみればと。県にいってやっぱ県議がおらんにゃやっせんどと言う方もありましたので,どうかその辺,市長,いろいろ市長も,県議の方とのおつき合いも多々おありになろうと思っております。幅広く,そういう人脈を通じて,この我が市の道路の昇格を実現に向けて取り組んでいただければありがたい,よろしくお願いして質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  これで一般質問を終わります。

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△散会



○議長(田之脇厚)  以上で,本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は9月15日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後3時7分散会