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鹿児島県 南九州市

平成 23年 第 5回定例会( 9月) 09月06日−01号




平成 23年 第 5回定例会( 9月) − 09月06日−01号









平成 23年 第 5回定例会( 9月)


 平成23年第5回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日 曜 日       程
 9・ 6 火 本 会 議(開会)
 9・ 7 水 本 会 議
 9・ 8 木 休  会
 9・ 9 金 議会運営委員会 常任委員会
 9・10 土 休  会
 9・11 日 休  会
 9・12 月 休  会
 9・13 火 休  会
 9・14 水 休  会
 9・15 木 本 会 議
 9・16 金 決算特別委員会
 9・17 土 休  会
 9・18 日 休  会
 9・19 月 休  会
 9・20 火 決算特別委員会
 9・21 水 決算特別委員会
 9・22 木 休  会
 9・23 金 休  会
 9・24 土 休  会
 9・25 日 休  会
 9・26 月 休  会
 9・27 火 休  会
 9・28 水 休  会
 9・29 木 休  会
 9・30 金 本 会 議(閉会)

 1.付議事件
 議案第49号 和解及び損害賠償の額を定めることについて               (可決)
 議案第50号 南九州市総合計画策定条例の制定について              (原案可決)
 議案第51号 南九州市税条例等の一部を改正する条例の制定について        (原案可決)
 議案第52号 南九州市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定に
        ついて                              (原案可決)
 議案第53号 南九州市立学校体育施設開放事業照明施設使用料徴収条例の一部を改正す
        る条例の制定について                       (原案可決)
 議案第54号 南九州市知覧農産物処理加工施設条例の一部を改正する条例の制定につい
        て                                (原案可決)
 議案第55号 南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第56号 南九州市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について   (原案可決)
 議案第57号 南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第58号 市道路線の認定について                        (可決)
 議案第59号 市道路線の変更について                        (可決)
 議案第60号 南九州市立頴娃准看護学校条例の一部を改正する条例の制定について  (原案可決)
 議案第61号 南九州市文化会館条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第62号 南九州市公民館条例等の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第63号 南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第64号 平成23年度南九州市一般会計補正予算(第5号)          (原案可決)
 議案第65号 平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第66号 平成23年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第67号 平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第68号 平成22年度南九州市水道事業剰余金処分について          (原案可決)
 報告第 4号 平成22年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ
        いて
 陳情第 2号 地域医療と国立病院の充実強化に関する陳情書              (採択)
 発議第 3号 地域医療と国立病院の充実強化を求める意見書の提出について     (原案可決)
 承認第 4号 専決処分の承認を求めることについて                  (承認)
 認定第 1号 平成22年度南九州市一般会計歳入歳出決算の認定について        (認定)
 認定第 2号 平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 3号 平成22年度南九州市老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 4号 平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 5号 平成22年度南九州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 6号 平成22年度南九州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 7号 平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定につ
        いて                                 (認定)
 認定第 8号 平成22年度南九州市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい
        て                                  (認定)
 認定第 9号 平成22年度南九州市水道事業会計決算の認定について          (認定)
 本会議1号     (6月21日)
   出席議員     23名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        16番議員  松久保 正 毅
4番議員  浜 田 茂 久        17番議員  蔵 元 慎 一
5番議員  大 薗 秀 己        18番議員  塗 木 弘 幸
6番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  薗 田   誠
7番議員  深 町 幸 子        20番議員  加治佐 民 生
8番議員  竹 迫   毅        21番議員  下 窪 一 輝
9番議員  永 吉 義 輝        22番議員  西   良 仁
10番議員  東   兼 喜        23番議員  森 田 隆 志
11番議員  今 吉 賢 二        24番議員  田之脇   厚
12番議員  満 留 秀 昭        
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市    長  霜 出 勘 平    企画課長       下 薗 宏一郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    健康増進課長     森 田 夏 江
副  市  長  山 内 廣 行    税務課長       東     篤
教  育  長  小 野 義 記    福祉課長       堂 園 政 利
総務部長    有 水 秀 男    畜産課長       三 宅 俊 正
市民福祉部長  折 田 盛 彦    水道課長       神 薗   誠
農林水産部長  田 中   泉    知覧農林水産課長   上 野 茂 治
建設部長    田 代 良 民    総合営農課長     川 畑 雅 樹
会計管理者   新 留 育 男    耕地課長       松 窪 義 高
教育部長    小 園 和 幸    建築住宅課長     厚 村 善 人
頴娃支所長   山 下 由 海    建設課長       下之薗 博 幸
知覧支所長   大 坪 三 郎    学校教育課長     大 木 節 夫
川辺支所長   新 屋 清 盛    社会教育課長     小 濱 義 智
財政課長    上 野 勝 郎    学校給食センター長  摺 木 和 文
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 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  朝 隈 克 博    議事係   川 ? 弘一郎

 第4回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)平成22年度南九州市土地開発公社決算書並びに平成23年度(第1回)南九州市土地開発公社事業計画資金計画の変更及び予算の補正
  (3)有限会社川辺やすらぎの郷第12期決算報告書及び第13期事業計画書等の提出について
  (4)公益社団法人南九州市農業公社平成22年度決算報告書及び平成23年度事業計画書等の提出について
 第 4.選挙第 1号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 第 5.発委第 1号
     南九州市議会委員会条例の一部を改正する条例の制定について
 第 6.南九州市農業委員会委員の推薦について
 第 7.報告第 1号
     平成22年度南九州市一般会計継続費繰越計算書について
 第 8.報告第 2号
     平成22年度南九州市一般会計繰越明許費繰越計算書について
 第 9.報告第 3号
     平成22年度南九州市一般会計事故繰越し繰越計算書について
 第10.諮問第 1号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第11.議案第38号
     南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について
 第12.議案第39号
     南九州市立学校給食センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第40号
     南九州市地域活性化施設霜出げんき館条例の一部を改正する条例の制定について
 第14.議案第41号
     南九州市過疎地域自立促進計画の一部変更について
 第15.議案第42号
     平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)
 第16.議案第43号
     平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第17.議案第44号
     平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第18.議案第45号
     平成23年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第19.議案第46号
     平成23年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)
 第20.陳情第 1号
     30人以下学級実現,義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の採択要請について
 追加日程第1.発議第 2号
     30人以下学級実現,義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書の提出について
 第21.一般質問


平成23年9月6日 午前10時0分開会





△開会



○議長(田之脇厚)  ただいまから,平成23年第5回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(田之脇厚)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において,塗木弘幸議員,薗田誠議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(田之脇厚)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から9月30日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。会期は,本日から9月30日までの25日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(田之脇厚)  日程第3,諸般の報告を行います。

 まず,議長報告については,印刷して配付しておきましたので御了承願います。

 また,市長から株式会社頴娃観光開発公社の第16期決算報告書及び第17期事業計画書の提出があり,配付しておりましたので,御了承願います。

 次に,所管事務調査報告であります。

 まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総務常任委員長内匠秋夫議員登壇]



◎総務常任委員長(内匠秋夫)  おはようございます。総務常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「地域活性化対策について」の調査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は,2月7日に執行部の出席を求め,当調査に当たり,本市の人口の推移及び定住促進対策について説明を受けたところであります。

 本市の人口は,国勢調査によると,昭和60年に4万9,189人でありましたが,平成22年の速報値では3万9,089人と,25年間で1万100人もの減少が見られます。特に15歳未満の若年層の人口が約5割減少し,また15歳以上65歳未満の生産年齢人口が約3割減少する一方,65歳以上の高齢者の人口は,約4割増加すると推計され,少子高齢化の進行がうかがえます。

 次に,人口動態を見ると,出生数は減少傾向で,死亡数は出生数を上回りながら増加傾向で推移し,また転出者数が転入者数を常に上回っており,人口の減少は顕著なものとなっております。

 定住促進については,総合計画の重点プロジェクトである快適な住環境の提供として,住宅団地の分譲,公営住宅の整備,移住・定住促進事業補助,空き家バンク制度の各施策が展開されております。なお,これらの情報発信は,インターネット上の専門サイトへの登録や民間情報誌への掲載,地方での広報により行われております。

 委員会から,集落維持が困難な地域について質したところ,人口や世帯数の減少,もしくは高齢化率が高いということで,集落の機能維持が困難という自治会が8自治会,機能が低下している自治会が23自治会との答弁でありました。

 また,委員から,自治会の活性化対策について質したところ,自治会の活性化に向けて検討会を設置するとの答弁でありました。

 以上のことを踏まえて,委員会は地域活性化対策の中から,定住促進対策を主眼に,7月6日から8日にかけて岡山県笠岡市と島根県大田市を調査いたしました。笠岡市は岡山県の西南部に位置し,面積は約136平方キロメートルで,平成22年度末の人口は5万3,981人,世帯数は2万2,438世帯となっております。

 鉄道及び高速道路等の交通網が整備されており,隣接する広島県福山市や岡山市,並びに倉敷市のベッドタウン的なまちとなっている一方で,これらの市への結婚,就職などによる転出が人口減少の起因となっている現状があります。

 当市は,人口減少が続くことへの危機感から,平成19年に直近3年間に転出・転入した人に対するアンケート調査を実施し,20年度に市長を本部長とする「定住促進本部」を設置,あわせて係長以下の職員によるワーキンググループでの会議を経て,21年度に副市長直轄の定住促進センターを設置しております。

 この定住促進センターは,どの部にも属さない特例組織として,3年間の時限立法のもと設置されたもので,担当する事業を直接実施することにとどまらず,情報の収集,提供に努めながら,各部署と連携協力し,相乗的な効果を生み出す核となっている役割を果たしております。人員は,課長級1人,係長級1人,嘱託職員1人の3人で,22年度から臨時職員を1人増員しております。

 また,センターでは,人口の推移について,自然動態,社会動態の月別,年齢別の年度比較はもとより,転入先,転出元の住所地別の推移や県内近隣市の状況まで詳細に把握し,分析しておりました。

 委員から,若者の定住に向けた雇用の確保について説明を求めたところ,市内での新たな雇用の場の創出は難しく,通勤圏内である福山市,倉敷市,岡山市を雇用の場を考え,40歳以下の子育て世代の定住促進を図るため,最大100万円を助成する住宅新築助成金や時限的に固定資産税の2分の1に相当する額を3年間助成する制度を設けている。さらに,民間による住宅団地の造成を推奨するために土地開発許可を受けて建設した道路,及び道路附属物などを市に寄附したものに対し奨励金を交付する新設土地造成促進奨励金制度による相乗効果で,一定の成果を上げているとのことでありました。

 また,井原市,里庄町等の3市2町で構成する井笠圏域振興協議会が事業主体となり,実施している結婚推進事業は,広域での取り組みにより,集客や宣伝の面で効果を上げております。

 次に,島根県大田市について報告いたします。

 大田市は,島根県の東西の中央部に位置し,日本海に面しており,面積は約436平方キロメートルで,平成22年度末で人口は3万8,812人で,世帯数は1万6,042世帯となっております。沿岸沖合い域を含め,恵まれた漁業環境にあるとともに,水稲,畜産等の農業も盛んであります。平成19年に世界遺産登録された石見銀山遺跡や,温泉津温泉などに年間100万人を超える観光客が訪れております。

 松江市からは約70キロメートル,浜田市からは約65キロメートル,広島市からは約130キロメートルの距離にあり,松江・出雲市圏と浜田・益田市圏の中間にある県央の拠点都市として,その役割を果たすことが期待される地域でありますが,平成17年国勢調査と22年国勢調査の人口を比較すると2,634人減少しております。また,大田市を含む1市3町で構成する大田圏域が,島根県の中でも最も減少率の高い状況となっております。

 委員から,小規模な集落の維持について説明を求めたところ,市内27カ所に嘱託職員を配置したまちづくりセンターを設置している。センターでは,市の行政窓口業務のほか,市からの交付金により,地域課題解決に向けた活動支援等を実施し,地域の特性を生かした住民主体のまちづくりを醸成する取り組みを行っているとのことでありました。

 また,平成18年度を定住元年と位置づけ,定住促進に係る諸施策を集中的に進めていくため,19年度に定住促進ビジョンを策定し,その実施期間を19年から24年度までの5年間と定めております。

 なお,総務部まちづくり推進課に課長補佐と定住促進員として雇用した嘱託職員の2人体制による定住促進の総合相談窓口が設置されており,空き家の活用対策,定住相談及び移住・定住者等のフォローアップを行っております。

 さらに,商工会議所,農協,漁協,民間サイドにおいて対応可能な分野に係る連携協力を促すための大田定住促進協議会が組織され,市民協働によるまちづくりに取り組んでおります。

 定住者の受け入れ対応としては,基本マニュアルを作成し,定住後の紛争防止を含めたアフターフォローを行っております。

 また,定住希望者の定住地を確保するための空き家調査事業を実施し,空き家登録の拡充を図っており,空き家バンクに登録された物件は,島根県の宅地建物取引業協会大田支部と連携して,売買や賃貸の価格の査定を行っております。

 なお,情報発信手段として,定住支援ガイドブック及びふるさと情報誌を作成するほか,東京,大阪,広島での定住フェアへの参加など,積極的に取り組みが行われております。

 以上の調査を踏まえ,委員会は,7月19日に次のとおり意見の集約を行いました。

 本市の定住促進のために次の4点について提言します。

 1点目に,今回調査した両市とも専門の担当部署に職員を配置し,定住促進ビジョンを策定することにより,目標の設定と成果の分析を詳細に行っていたことから,本市においても定住促進ビジョンを早急に策定し,現状の分析と具体的な目標に基づいた事業を展開することにより,成果の検証と計画の見直しが図られる仕組みを構築すること。

 2点目に,定住促進に係る全庁の取り組みを把握し連携を図ることや,定住希望者に対し情報提供及び各市申請手続等のサポートをきめ細かに行うために,その中心となる部署を明確にするとともに,専門職員を配置すること。

 3点目に,企業誘致等による市内での新たな雇用の場の創出が難しい現状においては,広域に目を向け,本市の住環境のよさをアピールすること。

 4点目に,情報誌等の作成も含めて,情報をしっかりと発信することは重要であるが,情報の発信においては,情報媒体や情報発信対象等の絞り込みを行うこと。

 これで,総務常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長今吉賢二議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(今吉賢二)  文教厚生常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「高齢者の健康増進対策について」の調査の経過と結果を御報告申し上げます。

 まず,委員会では,2月4日に執行部の出席を求め,本市の高齢者の健康増進対策の現状と今後の運営方策について説明を受けたところであります。

 総合計画のまちづくりの大綱に,「いきいきと健やかに暮らせる健康福祉のまちづくり」が掲げられ,「高齢者が住み慣れた地域や家庭で,快適に安全な生活を送れるように生きがいづくりや社会参加の促進,介護保険制度などに基づく自立支援や介護者の負担軽減に向けた支援体制の強化を図る」とあります。

 本市のここ数年の年齢別人口の推移を見ますと,年少人口の減少と老年人口の増加により,少子高齢化に進展が顕著で,平成21年10月1日現在の鹿児島県年齢別推計人口調査では,高齢化率は34.4%で,県平均の26.3%を大きく上回っており,高齢化が進むにつれて,国民健康保険事業の1人当たりの医療費は微増でありますが,年々増加しております。

 また,長引く景気低迷は,本市の基幹産業である農業にも影響を与え,その結果,国民健康保険事業加入世帯の大部分を占める農家等の所得が減少したことから,国民健康保険税の歳入は,ここ3年間で2億1,300万円の減少となり,国民健康保険事業の運営を圧迫し,国保財政は危機的な状況にあると言えます。

 以上のような本市の実態を踏まえ,委員会は,7月13日から15日にかけて,岡山県瀬戸内市,広島県庄原市で調査を実施いたしました。

 まず,瀬戸内市について申し上げます。

 瀬戸内市は,岡山県の南東部に位置し,平成16年に3町の合併により,人口3万9,270人,面積が125.53平方キロメートルとなっております。温暖な気候から果樹栽培が盛んで,特にオリーブは国内随一の生産量を誇っており,海岸部は,瀬戸内海国立公園に指定されております。

 瀬戸内市では,子供から高齢者まで地域で安心していきいきと生活できる総合支援システムを構築することを目的として,だれもが徒歩で通える集会所や公民館などで,地域住民が活発なふれあいサロン活動を実施し,ひとり暮らしの高齢者や虚弱高齢者が地域において孤立しないよう情報提供やコミュニティづくりを行っております。

 平成22年度の実績としては,91グループが地域ニーズなどに基づき,地域交流活動,趣味・教養活動,地域文化の伝承,介護予防活動などを自主運営により展開し,行政や市民ボランティア団体が出前講座,栄養教室及び料理教室などの活動支援を行っております。

 また,ふれあいサロン活動代表者の交流会を定期的に開催し,情報交換や地域の抱える問題についての検討を行い,グループの活動を客観的に振り返ることで改善点などを発見し,よりよいサロン活動に努めております。

 委員から,ふれあいサロンへのボランティア団体の活動支援について説明を求めたところ,支援活動を希望するボランティア団体は,年度当初に,市社会福祉協議会へ登録を行うこととなっており,23年度は40団体が登録し,それに基づき団体の特色,支援活動内容などの情報をサロンへ紹介しております。

 なお,ボランティア活動に登録している医師,看護師,理学療法士及び作業療法士などの専門的な知識を持った方の出前講座や指導についても,謝金は一切支払われず,すべて無料で行われているとのことでありました。

 委員から,ふれあいサロン活動の開設及び継続に当たっての留意点を質したところ,開設に当たっては,地域の活性化や高齢者の健康増進,現代の井戸端会議の場としてのふれあいサロンの必要性について十分な説明を行い,理解してもらうことが肝要である。サロン活動は,リーダーの資質や力量に左右されることが多いが,1人だけに大きな負担がかかることのないように,行政が側面からサポートし,また次の世代に円滑に引き継げるよう,新しいリーダーの育成に対し,積極的な支援を行うことが,活動継続のためには不可欠であるとの答弁でありました。

 委員から,ふれあいサロン活動の充実が医療費抑制に結びついているかと質したところ,高齢者が気軽に立ち寄り地域住民と触れ合えることは,認知症予防としては効果があると思うが,直接的な医療費抑制には結びついているとはいえない。将来,医療費抑制となるよう,子供のころから生活習慣病予防や健康づくりに対する教育,習慣づけが必要で,行政,地域住民及び市民ボランティア団体などが一体となり,健康づくりの意識啓発に取り組むことが重要であると考えるとの答弁でありました。

 次に,庄原市について申し上げます。

 庄原市は,広島県の北東部,中国山地に位置し,平成17年に旧庄原市と6町が合併し,人口4万78人,面積は本市の3倍以上の1,246.6平方キロメートルで,農地と森林が市の面積の約9割を占めております。農業と林業が盛んで,最高気温0度未満の真冬日も多く,豪雪地帯としても有名であります。

 庄原市では,総合計画をもとに健康づくり計画,食育推進計画及び高齢者福祉計画を策定し,地域の特性を生かした保険事業を推進しております。

 特に高齢者の健康づくり計画は,?おいしく食べたい。?生き生きと過ごしたい。?心豊かに暮らしたい。という3つの柱に具体的な数値目標を定め,事業の進捗状況や実践結果について,市民のアンケートなども加味しながら検証を行うこととしております。また,健康福祉祭りでは,毎年約3,000人の市民参加のもと,各課がそれぞれの立場で健康に対するテーマを設定するなど,健康づくりに対する意識の啓発を行っております。

 委員から,特定健診などの受診率を高めるための対策について質したところ,受診率の向上には苦慮しているが,一人でも多くの方に受診してもらうため,商工会や事業所等とも連携をとりながら,未受診者に対して,文書や電話で受診勧奨を行うことや,土曜日の受診を可能とするなど,受診しやすい環境づくりに取り組んでいるとの答弁でありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は,7月22日に次のとおり意見の集約を行いました。

 本市の高齢者の健康増進対策について,次の3点について提言するものであります。

 まず1番目に,健康づくりへの意識啓発は,行政と市民が一体となって取り組む必要があることから,機会あるごとに地域へ出向き,健康づくりのために活動する市民グループへのサポートや,地域リーダーの育成などを積極的に支援すること。

 2番目に,高齢者の健康づくりについては,年齢や地域性などを十分考慮しながら,具体的施策を示し,年度ごとに実践結果についての検証などを行い,効果的な事業推進に努めること。

 最後に,国民健康保険事業の財政状況の悪化は,本市だけではなく,数多くの自治体が抱える問題であるので,適正な事業運営が行えるよう,国の支援を含めた医療制度改革について積極的に働きかけること。

 以上で,文教厚生常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長菊永忠行議員登壇]



◎産業建設常任委員長(菊永忠行)  産業建設常任委員会が閉会中に実施した所管事務調査事項の「集落営農の現状と課題について」調査の経過と結果を報告申し上げます。

 当委員会では,本市の基幹産業である農業が,近年の農産物価格の低迷,生産資材の高騰などにより厳しい状況にあること。また,農業従事者の減少及び高齢化や耕作放棄地が増加していることから,集落を基盤として農業生産の維持を図っていく集落営農組織の育成が重要と考え,今回調査しました。

 まず,委員会では,2月8日に執行部の出席を求め,本市の集落営農の現状と課題について説明を受けたところであります。

 本市での集落営農は,平成7年に川辺地域,古殿地区において,農地の荒廃は集落の荒廃につながるとして,集落の有志が集まり,村づくり委員会機械利用部会を設立し,転作,水田での大豆や麦の栽培に取り組んだのがスタートで,現在では18の集落営農組織が設立され,川辺地域が最も多い11組織,知覧地域4組織,頴娃地域3組織で,うち川辺地域の2組織は,農事組合法人となっております。

 集落営農には,構成農家の所有,または共有する機械や施設を共同利用する共同利用型,構成農家及びオペレーターなどが組織の所有する機械や施設を利用して作業を受託する作業受託型,集落全体の営農に個々がその能力にあった作業に従事し,効率的な生産を行う集落ぐるみ型の3つの形態があり,各地域の実情にあった形態がとられております。

 集落営農を推進する上での課題は,集落営農に対する農地保有者の理解,また,集落営農を継続的・専任的に推進するリーダーの確保や,行政及び若手兼業農家の参画が求められるとのことでありました。

 委員から,組織運営において会計事務が難しいと考えるが,どのような対策をとっているのかと質したところ,会計事務能力向上のため,担い手育成総合支援協議会と,県において認定農業者に対し,パソコン及び複式簿記の研修を毎年実施しており,今後も継続して実施していきたいとの答弁でありました。

 以上のような本市の現状を踏まえ,7月6日から8日にかけ,兵庫県たつの市,岡山県真庭市での調査を実施しております。

 たつの市は,兵庫県の南西部に位置し,面積は210.93平方キロメートルで,揖保川をはさんで農地が広がっており,耕地面積は3,070ヘクタール,農家戸数は4,304戸であります。農業は水田農業が中心で,基幹作物が水稲,転作作物として,小麦・大豆を推進しており,認定農業者数は85人となっております。

 集落営農については,従来の個人完結型農業における農機具の過剰投資に歯どめをかけ,集落の農地は集落で守っていくという観点から積極的に推進しております。現在52の集落営農組合が組織されており,内訳は,特定農業団体が21組織,特定農業団体に準ずるものが29組織,法人が2組織となっております。8割が20年以上に組織されておりますが,転作のみ取り組んでいる営農組織が約7割を占めております。

 市は,平成17年度に集落の農地において,担い手農家が管理できる面積を算出したところ,将来,耕作放棄地になる農地が約890ヘクタールで,全体の約3割に上ることが判明し,集落内の農地保全や担い手などについて,集落が今後どのように進むべきか,全員アンケートや世代別座談会を男女別に実施しております。

 また,各農家から農地面積及び農作業委託面積の聞き取りを行い,10年後の集落農業のビジョンを作成し,目標を明確にし,優先順位を定め,具体的な実践活動を展開しております。

 平成22年度からは,新規の集落営農の組織化を推進するため,新たに取り組む集落のために未来営農推進講座を年5回開催し,15集落が受講しております。

 また,特定農業団体において,「たつの市集落営農連絡協議会」を平成19年4月に設立し,組織間の連携強化,機械の共同利用,新しい技術導入の情報交換等が進められております。

 このほか,経営研修会を毎年開催したことで,経営改善が図られた組織が増加し,法人化に向けた準備が推進されております。

 一方,本市同様,農業従事者の減少及び高齢化により,水田等の遊休地や耕作放棄地の解消が課題となっており,収益を向上させるため,高たんぱく小麦や高たんぱく大豆,黒大豆,トウモロコシ,ソバなどの特産品化への取り組みを進め,産地づくりの実践と水田の有効活用を図りながら,担い手農家の育成と集落営農組織による経営の確立を推進しているとのことでありました。

 委員から,未来営農推進講座における県の対応について説明を求めたところ,農業改良普及センターが共催となり事業を推進しており,講座の講師料などは県の担い手育成総合支援協議会補助金から支出しているとのことでありました。真庭市は,岡山県の北部に位置し,平成17年3月31日に9町村が合併して誕生しております。

 面積は,約828平方キロメートルで,岡山県でも最も広い面積を有し,南北に約50キロメートル,東西に約30キロメートルと広がっており,標高差もあるため,地理・気象条件が多様で,各地域において特色のある農業経営が行われており,農家戸数は5,860戸となっております。

 現在,集落営農組織は,法人組織が3組織,農業生産における一部,または全部について,共同化,統一化の合意が図られている実践型組織が40組織,実践型組織の基準は達していないが,合意を基準として集落農業を維持している維持型組織が17組織で,市全体では約60組織となっており,県内で一番多く組織化されております。これは,中山間地域が多いことや,また高齢化により,個別経営だけでは地域農業の維持が困難となってきたため,集落営農を推進してきたとのことであります。

 なお,地域の農地を守るため,182集落が中山間地域等直接支払い交付金事業を,また25集落が,農地・水保全管理支払い交付金事業を活用し,農業生産の維持を図っており,このような取り組みが集落営農推進を助長してきたとのことでありました。

 委員から,農業機械導入補助について説明を求めたところ,県補助率が3分の1,市補助率が6分の1の50%補助率で対応している。また,補助事業により導入された農業機械が買い替えの時期にきており,平成23年度から集落営農組織などに対しては,耐用年数が過ぎた農業機械を買い替える場合,6分の1の補助率で補助する制度を設けたとのことでありました。

 以上の調査結果を踏まえ,委員会は7月15日に次のとおり意見の集約を行いました。

 本市の集落営農における農業経営が効率的かつ安定的に運営されるよう次の点について提言します。

 1番目に,各集落の農業状況を十分調査し,集落営農の組織化で生産コスト削減や,農業機械等の合理化が可能な地域はないか,今後さらに検討すること。

 2番目に,補助事業により導入し,老朽化で更新時期を迎えた農業機械が見られるが,農業機械の買い替えは,将来の組織運営において大きな負担となることから,市単独補助を含めた新たな方策を講じること。

 3番目に,集落営農組織間の情報交換は重要であり,意見交換の場を設けるなど連携強化と支援体制を確立すること。

 4番目に,集落営農の推進に当たっては,付加価値を高めるため,生産から販売まで一体的にとらえ,生産意欲が高まる振興策に取り組むこと。

 最後に,農業者,農業委員会,土地改良区,農協,県などの関係機関による協議会等を設置し,十分な協議を行い,集落営農の今後のあり方や方向性を示すこと。

 これで産業建設常任委員会の調査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  これで諸般の報告を終わります。

    ────────────────────



△日程第4承認第4号専決処分の承認を求めることについて



○議長(田之脇厚)  日程第4,承認第4号専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  本定例会,長期にわたりますが,どうかよろしくお願いを申し上げます。

 それでは,提出理由の説明をさせていただきます。

 承認第4号は,南九州市介護保険条例の一部を改正する条例の制定について,専決処分の承認を求めるものでございます。

 本件は,東日本大震災により被災した介護保険被保険者の保険料について,減免等の適切な措置を講ずる必要があり,国による基準が平成23年6月30日に示されたことから,南九州市介護保険条例の関係条文の規定を改正したものでございます。

 専決処分の内容は,今回の国の示した減免措置の各条件について,被災地からの転入者について該当があった場合に,迅速に対応ができるよう規定を追加したものでございます。

 以上,地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告し,承認を求めるものでございます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから承認第4号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。承認第4号は承認することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第5議案第49号和解及び損害賠償の額を定めることについて



○議長(田之脇厚)  日程第5,議案第49号和解及び損害賠償の額を定めることについてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第49号和解及び損害賠償の額を定めることについて御説明を申し上げます。

 本件は,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 本件の物損事故は,平成23年6月16日木曜日,午前9時30分ごろ,南九州市頴娃町御領の御領保育園において,南九州市の嘱託職員が移動図書館業務のため,市所有の移動図書館車を駐車の際に,同保育園駐車場の屋根に誤って車体上部を接触させ,駐車場の屋根の雨どい及びスレート屋根の一部を損傷したもので,損傷した施設の修繕費用について示談書を取り交わし,相手方に損害賠償金を支払おうとするものでございます。

 和解の相手方でございますが,住所が鹿児島県南九州市頴娃町御領3450番地2,氏名が社会福祉法人御領福祉会理事長下窪勝で,損害賠償の額を1万6,100円とするものでございます。

 和解の内容は,南九州市は損害賠償金を支払い,相手方は南九州市に対して,損害賠償金以外の一切の請求をしないとするものでございます。

 損害賠償額につきましては,全額を市が加入しております全国市有物件災害共済会からの自動車損害共済金で措置し,支払いを行いたいということで,後ほど補正予算の議案にて別途提案させていただきます。御審議の上,御決定を賜りますようお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本件については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第49号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第49号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第6―日程第13

         議案第50号―議案第57号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第6,議案第50号南九州市総合計画策定条例の制定についてから日程第13,議案第57号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上8件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  まず,議案第50号南九州市総合計画策定条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,地方自治法の一部改正により,総合計画基本構想策定義務の根拠規定が削られたことから,引き続き総合計画を本市の進むべき方向と目標を示す基本的な指針として位置づけ,基本構想を議会の議決事項とすることなどを定めるため,この条例を制定しようとするものでございます。

 次に,議案第51号南九州市税条例等の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,現下の厳しい経済状況及び雇用情勢に対応して,税制の整備を図るための地方税法等の一部を改正する法律(地方税法施行令等の一部を改正する政令及び地方税法施行規則の一部を改正する省令)が,本年6月30日に一部改正され,公布されたことに伴い,関係条文を改正しようとするものでございます。

 改正の主な内容は,寄附金,税額控除の適用限度額の引き下げ,過料の引き上げによる罰則規定の強化,肉用牛売却期による所得税課税の特例期限の延長,高齢者向け優良賃貸住宅の固定資産税減額措置の期限延長,株式等の配当所得,譲渡所得に対する軽減税率適用期限の延長などでございます。

 次に,議案第52号南九州市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,災害弔慰金の支給等に関する法律が一部改正されたことに伴い,災害弔慰金について,支給対象となる遺族の範囲に,死亡した者の兄弟姉妹を加える必要があるため,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第53号南九州市立学校体育施設開放事業照明施設使用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,南九州市立頴娃小学校の講堂を施設の老朽化により解体・撤去したことに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第54号南九州市知覧農産物処理加工施設条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市知覧農産物処理加工施設の条例の規定について,施設管理に関する規定を見直したことに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第55号南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。

 本案は,港湾法の一部改正に伴う改正と,市が管理する港湾に聖ヶ浦港,東塩屋港,西塩屋港の3港湾を追加するため,所要の改正をしようとするものでございます。

 議案第56号南九州市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,道路法施行令の占用料の改定に伴い,鹿児島県道路占用料徴収条例が改正されたことから,県に準じた道路占用料とするため,所要の改正をしようとするものでございます。

 続きまして,議案第57号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市道路占用徴収条例の一部改正に伴う普通公園の占用使用料の改正及び公園管理に関する規定の見直しに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 以上,議案第50号から議案第57号までの8議案について提案理由を御説明申し上げましたが,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第50号南九州市総合計画策定条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第50号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第50号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第51号南九州市税条例等の一部を改正する条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第51号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第51号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第52号南九州市災害弔慰金の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第52号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第52号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第53号南九州市立学校体育施設開放事業照明施設使用料徴収条例の一部を改正する条例について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第53号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は,原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第53号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第54号南九州市知覧農産物処理加工施設条例の一部を改正する条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第54号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第54号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第55号南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第55号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第55号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第56号南九州市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第56号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第56号は原案のとおり可決されました。

 次に,議案第57号南九州市普通公園条例の一部を改正する条例の制定について,質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから議案第57号を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第57号は原案のとおり可決されました。

 しばらく休憩します。

午前11時5分休憩

───────────

午前11時15分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

    ────────────────────



△日程第14―日程第15

         議案第58号―議案第59号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第14,議案第58号市道路線の認定について及び日程第15,議案第59号市道路線の変更についてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第58号市道路線の認定について御説明を申し上げます。

 本件は,道路法第8条第2項の規定により,市道路線の認定について,議会の議決を求めるものでございます。

 まず,知覧支所管内の瀬世向建石線は,市道瀬世初穂線と,市道瀬世向線を結ぶ農業農村整備事業により整備された路線でございます。

 次に,川辺支所管内の馬場君屋敷線は,県道石垣加世田線,勝目工区の整備に伴い,市に引き継がれる旧県道の路線でございます。

 以上について,市道路線の認定をお願いするものでございます。

 次に,議案第59号市道路線の変更について御説明を申し上げます。

 本件は,道路法第10条第3項の規定により,市道路線の区域変更について議会の議決を求めるものでございます。

 区域変更をしようとする路線は,頴娃支所管内の路線で,県道頴娃川辺線,牧之内工区の整備に伴い,市に引き継がれる旧県道の路線で,市道赤坂線に編入するため,起点の変更をお願いするものでございます。御審議のほど,よろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第58号市道路線の認定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第58号は,産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第59号市道路線の変更について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第59号は,産業建設常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第16―日程第19

         議案第60号―議案第63号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第16,議案第60号南九州市立頴娃准看護学校条例の一部を改正する条例の制定についてから,日程第19,議案第63号南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定についてまでの以上4件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  まず,議案第60号南九州市立頴娃准看護学校条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市立頴娃准看護学校の入学金,授業料等について,行政改革大綱に基づく集中改革プランの使用料及び手数料の適正化のための見直しにより,適正・公平な負担と財政健全化を図るため,他自治体の類似施設の例を参考に所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第61号南九州市文化会館条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,行政改革大綱に基づく集中改革プランの使用料及び手数料の適正化により,文化会館に係る使用料について料金体系の統一を行うとともに,管理に関する規定の見直しに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 次に,議案第62号南九州市公民館条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,行政改革大綱に基づく集中改革プランの使用料及び手数料の適正化による公民館の使用料の見直しに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容でございますが,校区地区公民館20館の使用料の調整と管理に関する規定を見直したことによるものでございます。

 なお,南九州市川辺農村環境改善センター条例,南九州市総合地域施設(農業研修館条例),南九州市知覧農業者トレーニングセンター条例,南九州市手蓑研修館条例につきましても,施設を校区公民館として使用していることから,公民館条例と同様に使用料及び施設管理に係る規定の見直しを行い,所要の改正をしようとするものでございます。

 続きまして,議案第63号南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 本案は,南九州市道路占用料徴収条例の一部改正に伴う都市公園の占用使用料の改正及び行政改革大綱に基づく集中改革プランの使用料及び手数料の適正化により,体育施設に係る使用料について,市内の同一または類似した施設の料金統一,及び複雑料金体系の改善と,住民負担や近隣市との均衡を考慮した見直しに伴い,所要の改正をしようとするものでございます。

 以上,議案第60号から第63号まで提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第60号南九州市立頴娃准看護学校条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第60号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第61号南九州市文化会館条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第61号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第62号南九州市公民館条例等の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第62号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第63号南九州市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第63号は,文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第20議案第64号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第5号)



○議長(田之脇厚)  日程第20,議案第64号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。

市長(霜出勘平) 議案第64号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第5号)についてでございますが,今回の補正は,補助事業の内示等に伴う経費,人事異動等に伴う職員人件費及び当面における経費について補正しようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,832万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ207億4,608万2,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきましては,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,議会費につきましては,東日本大震災により,所管事務調査の研修先を東北地域から中国関西地域に変更したことにより,経費を減額するものでございます。

 次に,総務費につきましては,新学校給食センターが9月1日から使用開始を迎えるに当たり,8月1日付で発令しました人事異動に伴う職員人件費やJR西頴娃駅のトイレ整備事業が,県の木あふれるまちづくり事業に選定されたことに伴う建設費,また,コミュニティ助成事業として決定された打越及び谷場自治会への補助金等を新たに計上するほか,文化会館や知覧特攻平和会館等の施設の維持管理に要する経費などの増額補正でございます。

 次に,民生費につきましては,重度視覚障害者等が移動する際の同行援護給付費及びグループホーム,ケアホームを利用する場合の家賃の定額補助金や,南薩歯科医師会南九州支部が実施いたします地域支え合い体制づくり事業の補助金等を新たに計上するほか,児童扶養手当法の改正等によりまして,近年増額傾向にある児童扶養手当の不足見込み額を追加計上するものでございます。

 次に,衛生費につきましては,前年度の老人保健医療給付費の確定に伴う国・県支出金等の返還金を計上するものでございます。

 次に,農林水産業費につきましては,環境保全型営農に取り組む農家への支援や南九州市有害鳥獣捕獲対策協議会が実施いたしますイノシシやタヌキ等の箱なわの購入及び講習会に要する経費の補助金等を新たに計上するほか,地球温暖化によりまして,お茶の芽吹きが早まる一方,晩霜被害が拡大している状況であることから,防霜ファン設置事業補助金を増額し,茶業農家の経営安定を図るものでございます。

 また,現在,頴娃熊ケ谷牧場管理組合が指定管理者となり運営しております熊ケ谷放牧場の老朽化した牛舎,堆肥舎及び乾燥貯蔵庫の屋根改修等に要する経費を計上し,施設の維持を図るものでございます。

 次に,土木費につきましては,市道西垂水松山線の補償物件に要する経費や市道門之浦西塩屋線道路改築工事の本年度終了に向けて,両路線間で支出費目の組み替え補正をするものでございます。

 次に,消防費につきましては,東日本大震災によりまして,消防団員の死者・行方不明者が521名に上がったことから,消防団員等公務災害補償等責任共済等に関する法律施行令が8月10日に施行され,消防団員1人当たりの掛け金が本年度に限り「1,900円」から「2万4,700円」に改正されたことに伴う経費の追加や,4月31日をもって解散いたしました南薩地域消防広域化運営協議会への負担金の不用見込み額を減額するものでございます。

 また,今回の大震災を教訓といたしまして,津波被害防止のために,市内の海岸地域の海抜表示や避難所誘導の看板,また海抜や避難所を表示した地図を作成する経費を追加計上いたしたところでございます。

 次に,教育費につきましては,人事異動に伴う職員人件費のほか,一般教職員徳原住宅の浄化槽の改修経費,小学校の施設整備事業費につきましては,松山小学校の法面工事等,中学校につきましては,川辺中学校の弓道場の屋根改修や非常用放送設備の整備に要する経費等を計上するものでございます。

 次に,災害復旧費につきましては,ことし7月5・6日の豪雨により被害を受けました農地1カ所,農業用施設2カ所の災害復旧に要する経費を追加するものでございます。

 次に,公債費につきましては,前年度の市債借入額の元金償還額が確定したことから,元金償還金を補正するものでございます。

 次に,諸支出金につきましては,知覧特攻平和会館の前年度収入の確定に伴う学校整備積立基金と平和基金への積立金の増額補正が主なものでございます。

 一方,歳入につきましては,見込まれる分担金,国県支出金,繰入金,諸収入及び市債について補正をいたしますが,このほか地方特例交付金については,決定通知に基づき減額し,財産収入につきましては,有限会社川辺やすらぎの郷の株配当金を計上するものでございます。

 また,中学校の施設整備事業に学校整備積立基金から300万円を充当し,不足する財源は繰越金で調整いたしたところでございます。

 次に,第2条の地方債の補正につきましては,災害復旧事業債の追加や臨時財政対策債の借り入れ可能額の確定により,地方債の変更を行うものでございます。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第64号は,各常任委員会に付託します。

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△日程第21―日程第23

         議案第65号―議案第67号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第21,議案第65号平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から,日程第23,議案第67号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)までの以上3件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  まず,議案第65号平成23年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,692万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億3,792万9,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の事業実績に基づく後期高齢者支援金,前期高齢者納付金の追加納付や国庫補助金等の精算返還金,並びに当面における経費などを補正するものでございます。

 歳入につきましては,国民健康保険税の本算定により,一般被保険者及び退職被保険者等分を増額し,国庫支出金及び前期高齢者交付金につきましては,それぞれの交付決定通知に基づき増減をいたしました。

 また,前年度の決算に伴いまして,繰越金を全額計上する一方で,財政調整基金繰入金を減額し,調整いたしたところでございます。

 次に,議案第66号平成23年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ79万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億9,969万円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の決算に基づき,後期高齢者医療広域連合納付金及び一般会計繰出金を補正し,歳入につきましては,繰越金について補正するものでございます。

 次に,議案第67号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,770万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ44億2,570万1,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,前年度の事業実績に基づく介護給付費準備基金積立金や,国県支出金等の精算返還金及び一般会計繰出金などを補正し,歳入につきましては,見込まれる国県支出金等や前年度の決算に伴う繰越金を全額計上いたしたところでございます。

 以上で,議案第65号から議案第67号までの提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第65号から議案第67号までの以上3件について一括して質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第65号から議案第67号までの以上3件は,文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第24陳情第2号地域医療と国立病院の充実強化に関する陳情書



○議長(田之脇厚)  日程第24,陳情第2号地域医療と国立病院の充実強化に関する陳情書を議題とします。

 陳情第2号については,文教厚生常任委員会に付託します。

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△日程第25一般質問



○議長(田之脇厚)  日程第25,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,大薗秀己議員。

  [5番議員大薗秀己登壇]



◆5番議員(大薗秀己)  よろしくお願いします。9月定例会議会の一般質問をいたします。

 今回初めて一番くじを引き当てましたので,元気よく端的に質問をいたしますので,何とぞよろしくお願いいたします。

 今回の私の質問は,すべて12月4日告示の市長選に係るマニフェストではっきりしてほしい事柄なんですが,次の4年間,南九州市のまちづくり指針を市長自らの発言であらわしていただきたいと思います。

 さて,平成23年は自然災害の年です。3月11日に発生した大震災でまだまだ復興の兆しも見えない日本列島,震災後それ以外の土地でも落ち込んだ日本経済,なのに一昨日の台風12号の直撃は何ということでしょうか。被害に遭われた方々にお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 私には,今回の台風は人ごとではありませんでした。私の人生の中で数々の台風で痛い目に遭ってきました。農業をあきらめたこともありますし,しかし,そのたびに助けてくれたのが地域であり友人であり家族です。行政の手助けも大きな力となり生きてきたことを忘れてはならないことです。ことしはまだまだ台風も心配ですが,早い被災地の復興を願ってなりません。

 さて,本題に入りますが,ちまたでは,12月の選挙の話がよく議論になります。話題ではなく議論になります。その一つが庁舎問題です。6月定例会で同僚議員が質問をされていましたが,そのような計画があるのかないのか。平成の合併時のあめとして合併特例債がありました。これは,合併推進債ということに名前を変えておりますが,これまで充当した事業を示していただきたい。この推進債を活用する事業について,マニフェストの中で次の4年間,どのように考えていくのか,伺います。

 3,農業振興について。一点目農畜産物のブランド化の推進については,次の4年間に決着がつけられるのかどうか,見解を伺います。二点目担い手農家の育成や集落営農の体制づくりについて,具体的な支援策を示していただきたい。

 4,観光行政について。観光客が減少している現状があります。今後の観光客増に向けた施策を伺います。

 5,友好姉妹都市交流については,これまで北九州市と平川市,佐賀の小城市と交流を行っておりますが,北九州市の夏祭り,平川市の産業祭に参加を積極的に取り組む考えはないか。

 マニフェストについて。市長選に出馬するとの意向であるが,マニフェストを示す考えがあるか,お伺いします。

 以上,1回目の質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  大薗議員から多くの質問をいただきましたが,質問順にならって御答弁をいたしたいと思います。

 まず,1問目の新庁舎建設についてでございますが,庁舎のあり方につきましては,内部組織でございます庁舎のあり方検討会におきまして,現有庁舎の現状と問題点,耐震状況など諸課題について検討を進める中で,庁舎の耐震診断が必要であることとなりまして,調査を行ったところ,知覧庁舎東別館と川辺庁舎別館を除く庁舎は,耐震基準を満たしていないことが判明をいたしました。庁舎のあり方につきましては,総合支所方式のあり方や庁舎の規模,財源など多くの検討課題が多く,また市民の代表を含めた検討委員会等を設置いたしまして,短期間で結論を出すことは困難であり,長い時間がかかるものと思われます。しかしながら,本市の災害対策の中枢でございます庁舎の地震対策は,庁舎のあり方の議論とは別に早急に行われなければならないことから,今後計画的に耐震基準を満たしていない庁舎の耐震補強を行う予定でございます。

 次に,2問目の合併推進債についてお答えをいたします。

 合併推進債は,原則,合併の際に策定いたしました新市基本計画に基づき実施する公共施設の整備事業等を対象に,事業費の90%の範囲内で起債できるもので,その元利償還金のうち,40%を基本に最高50%までが普通交付税で措置されるものでございます。なお,活用できる期間は合併後10年間に限られているところでございます。

 御質問のこれまでの合併推進債充当事業についてでございますが,平成20年度の平和情報ネットワーク構築事業に1,600万円,平成21年度の農家台帳システム整備に410万円,固定資産システム整備に930万円,同じく固定資産の土地評価統合整備事業に840万円,防災行政無線統合整備に1,160万円の計3,340万円,平成22年度の公有財産管理システム構築事業に460万円を充当し,この3年間で5事業に総額5,400万円を借り入れているところでございます。

 なお,平成22年度は,当初予算におきまして,公有財産管理システム構築事業のほか,給食センター建設事業にも4億2,180万円の起債を計画しておりましたが,平成26年度まで延長をされました過疎地域自立促進特別措置法によりまして,同事業が交付税の算入率が70%である過疎対策事業債の対象事業となったことから,年度途中ではございましたが,過疎対策事業債へ変更いたしたところでございます。

 次に,今後の合併推進債への活用についての御質問でございますが,合併推進債を含め,毎年の起債額総額につきましては,これまでと同様,財政計画に定めた起債総額の範囲内を基本に,交付税算入率の高い財政上有利な地方債から優先的に活用することといたしておりますので,毎年の予算編成の中で財政状況や公債残高等に留意しながら判断してまいりたいと考えております。

 3番目の農業振興についてお答えいたします。

 本市では,生産者や農協などの関係団体の努力によりまして,消費者の本物・健康・安全志向などの多様なニーズに対応した農産物が生産されておりまして,市場などでも高い評価を得ておりますが,まだまだ消費者に浸透しているとは言えない状況でございます。

 このような中,各品目ごとの推進状況は,次のとおりでございます。

 野菜のブランド化につきましては,南の食糧供給基地として,消費者及び市場から信頼される産地づくりを目指し,高品質のものを量をまとめて安定的に出荷できる産地づくりを進め,7品目10団体が鹿児島の農林水産物認証を取得いたしております。

 今後は,ブランド産品の有利販売を促進するとともに,重点品目の野菜価格安定対策基金造成事業を活用いたしまして,野菜農家の経営安定及び産地の維持を図ってまいります。

 なお,今後の課題といたしまして,ロットの拡大,品質向上並びに安定的出荷を基本とし,販売環境の変化などに対応できる産地づくりなど,ブランド戦略の充実強化に努めてまいります。

 茶のブランド化につきましては,現在,茶業振興会や茶流通対策協議会で協議されているところでございますが,ブランド化につきましては,市内の茶業者が十分審議し,理解された上で決定いただくことが望ましい形と考えております。

 畜産のブランド化につきましては,肉用牛・黒豚が鹿児島黒牛・黒豚銘柄販売促進協議会の推進でございます鹿児島黒牛・鹿児島黒豚,白豚につきましては農協経営の茶美豚(チャーミートン),ブロイラーにつきましては鹿児島組合チキンフーズを通して薩摩若軍鶏を中心に,いずれも規約制定の中で全国展開をされておるところでございます。卵につきましては鹿児島の農林水産物認証制度を利用した各GPセンターごとの各銘柄において販売されていることから,畜産物につきましては,ブランド定義,規約,販売店の指定などを考慮し,現体制を十分に活用することが最善と思われます。

 なお,今後も各品目ともトレーサビリティシステムの構築など,生産者の顔の見える販売体制を確立しながら,定期的な販売促進やPR活動により,さらなる銘柄確立を図ってまいります。

 次に,2点目の担い手農家の育成や集落営農の組織体制づくりについてでございますが,農家戸数の減少や農業従事者の高齢化が進行する中,本市の基幹産業でございます農業の持続的な発展を図っていくためには,地域農業の担い手となる経営体であります認定農業者,新規就農者,集落営農組織などを育成し,耕作放棄地対策,担い手対策,農地流動化対策を一体的に検討することが重要であると考えております。

 このため,県・市及び農協などの関係機関で構成する市担い手育成総合支援協議会では,認定農業者制度の普及推進,認定志向農家などの把握・誘導などを就農相談活動などを行うとともに,経営相談会,複式簿記,パソコン講習会などの開催,家族経営協定締結の推進,補助事業や制度資金の情報提供も行っておるところでございます。

 一方,集落営農の組織体制づくりにつきましては,地域営農などの仕組みづくりが喫緊の課題であることから,各種支援策や先進事例を紹介する南薩地域集落営農塾や,法人化を施行する農業経営者を対象とした鹿児島農業法人塾などへの参加を呼びかけているところでございます。

 また,平成22年度から23年度に,みんなで取り組む地域営農支援推進事業に,本市の5地区が取り組み,話し合い活動や先進地研修を行い,既に3地区が新たに集落営農組織を設立しております。

 既存の集落営農組織におきましては,農業機械の機能向上,新規導入が必要でございますが,農産物の価格低迷などにより,自己資金での更新などが円滑にできていない状況であることから,国・県の補助事業を有効活用して導入を促進してまいりたいと思います。

 なお,農業・農村活性化推進施設等整備事業に,新たに集落営農組織対策型の新設や国庫補助事業における採択要件の緩和を,本年8月に農業・農村振興施策提言として県にお願いいたしたところでございます。

 4番目の観光行政についてお答えいたします。

 御指摘のとおり,平成22年度の本市への観光客は,大河ドラマ「篤姫」が放映された平成20年度に比べまして4割ほど落ち込む結果となりました。原因といたしましては,いわゆるリーマンショックに端を発した世界的な不況や家畜伝染病口蹄疫,鳥インフルエンザの蔓延,新燃岳の噴火などの影響が考えられます。

 また,ことし3月の東日本大震災による国民の移動の自粛や原発事故による日本の放射能汚染を危惧した外国人観光客の動きが鈍くなっていることも影響をいたしております。

 このような状況の中,九州新幹線全線開業から約半年が過ぎまして,知覧特攻平和会館,武家屋敷ともに6・7月の観光客は,対前年比で50%程度増加するなど,最近になりまして,新幹線効果が顕著になってきておるところでございます。

 また,新たな観光資源といたしまして,番所鼻自然公園や釜蓋神社への観光客が増加するとともに,特産品,朝市の実施や川辺の水田を利用した田んぼアートの製作など,市民が主体となって実施する地域おこし観光も活発になっておりまして,期待を寄せているところでございます。

 さらに,知覧特攻平和会館では,出前講座や企画展など新たな取り組みも実施をいたしまして,誘客活動を推進いたしております。今後もメディアや広告媒体を活用いたしました情報発信を積極的に実施いたしまして,団体旅行,教育旅行,個人旅行の誘客を推進していきたいと思います。

 また,関係機関と連携いたしました誘致活動,観光ボランティアやイベントの実施によるおもてなし対策,近隣観光施設との連携,新たな観光地発掘,本市産業特性を生かした観光の推進など積極的に実施したいと考えております。

 観光につきましては,活動効果の検証が難しいこともありますが,時代背景を見極めながら,継続的に地道に活動を進めていきたいと思います。

 5番目の友好姉妹都市交流についてお答えいたします。

 福岡県北九州市とは平成20年7月に交流協定を,青森県平川市とは平成20年8月に友好親善交流盟約を,佐賀県小城市とは平成20年11月に友好姉妹都市提携協定を結び,それぞれ交流を行っております。

 北九州市とは,両市の子供交流,農畜産物など特産品の販売,職員の人事交流などを行っておりまして,ことし8月には,北九州市長との会談によりまして,災害時相互応援協定の締結による防災連携や知覧特攻平和会館の出張展示などの新たな取り組みが協議をされまして,その実現に向けて取り組んでいくことになっております。

 平川市とは,ねぷた祭りへの相互参加や青少年交流を行い,平川市は特産のりんごを,知覧・川辺二日市で販売し,本市はお茶やサツマイモなどの販売に南九州市茶業振興会やJA南さつまが取り組んでおるところでございます。

 小城市とは,郷土芸能など文化の交流や小城羊羹の販売,本年度から知覧特攻平和会館の出前講座など,新たな取り組みが始まったところでございます。

 今後におきましても,祭りへの参加や特産品等のPR,販売拡大に向けた取り組みなど,民間団体等の御協力をいただきながら,北九州市,平川市,小城市との交流を進め,さらに友好を深めていきたいと考えております。

 最後のマニフェストについてでございますが,このマニフェストにつきましては,やはり市民の皆さんに御理解をいただくためにもお示しするつもりでございます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩をします。

午前11時55分休憩

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午後0時57分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆5番議員(大薗秀己)  マニフェストについて市長は示す意向であるということでしたが,いつごろ,もう12月4日が告示とあれば,やっぱりそれを早目に市民に示すべきだと思います。いつごろなのかお答えください。

 マニフェストとは,政権公約,選挙公約集,選挙の際に政党や立候補者などが示す政策要領のこと,政策の目標数値,達成期限,財源,行程などが具体的に明示された選挙公約を言うということですので,この件について市長の見解をお願いします。



◎市長(霜出勘平)  マニフェストについてですが,今のところ,いつこういうのをお示しできるかということをはっきりと言えない状況でございます。12月までには,できるだけ早い段階で市民の皆さんにお示しをいたしたいというふうに思います。

 今,議員がおっしゃったようなことをこのマニフェストでお示ししたいというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  それでは,庁舎建設計画につきましてですが,自治会長の会があったときに,このような質問が出されたと聞きました。そのときに市長がどのような答弁をされたのか。ここでお答えください。



◎市長(霜出勘平)  川辺の嘱託員会の席で,自治会長さんからそのようなお話がありました。そういう話があるがどうなのかということでございましたので,いえ全然そういうような具体的な計画もありませんし,そのようなことを話した覚えもないというようなことをお話をいたしました。



◆5番議員(大薗秀己)  それでは,市長,自分の今現市長としてですけれども,新庁舎が必要なのか。今のこの南九州市の財政の状況,それからさっき言った耐震強化,耐震の話,これまでも数々の同僚議員がこのことについては質問されたのに,同じような答えが返ってきておりますし,6月議会でも同じでしたけれども,市長として新庁舎が必要なのかどうか,今のこのマニフェストに私は記載されるべきだと思いますけれども,この辺の考えはどうなんでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  現在のところでは,先ほどお答えをいたしましたように,この3庁舎とも耐震がないというようなことでございますので,この耐震をできるだけ早く,できればもう一挙に3庁舎ともやりたいんですが,財源の問題もありますので,優先順位等を決めながら,1年でも早くこの耐震補強をやっていかなければいけないというふうに思います。

 そしてまた,この庁舎のあり方については,あり方検討会も設置をいたしまして,議員の皆様方にもお願いをしていることでございますし,やはりこのことは,そういった総合支所方式,その中で分庁方式も取り入れているわけでございますが,そういったことも含めて,やはり総合的に皆さんの御意見をお聞きしながら,これはやっていかなければいけないのではなかろうかというふうに思います。

 そういったことでございますので,庁舎をつくるとなると,そう簡単にはいかないと思います。やはり長時間を要するわけでございますので,今は新庁舎を造るということについては,当分ということで何も考えていないところでございます。



◆5番議員(大薗秀己)  再度確認します。これをマニフェストに載せる考えは,ありませんか。



◎市長(霜出勘平)  そうですね,マニフェストにつきましては,やはり市民の皆さんの御意見等もお聞きしながら,この新庁舎建設については,進めていきたいというような方向でいきたいというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  この話を言うと,ちょっと余り広くなりますけれども,現に国の政権与党である民主党は,たくさん国民に期待を持たせて,最後はどんでん返し,今は国民がそのことで振り回されているわけですので,この辺をはっきりと公約として示せば,住民の方はそれなりの判断をなさると思いますので,この辺をまた検討してください。

 次に,合併推進債の話ですが,今度の9月定例会で補正の中で出てきた地方債を見てみますと,224億8,000万となっております。この中の同じ資料で21年度末の残高は,215億7,000万ですので,9億は増えているわけですので,これも市長選に大きな影響が出る文言になると思います。

 今後,この南九州市の財源を舵取りするのは,やっぱり市長ですので,目標として旧川辺町の話ですが,10億を借りて13億を返すんだというような目標数値をもって取り組んでいたことがあるわけです。市長としてこのような考え方があるのかないのか。もうやっぱり必要だから,推進債,それからいろいろ過疎債など有利なものを借りていって事業推進していかなければいけないと思っているのか,どちらかなのか,その分だけでもお答えください。



◎市長(霜出勘平)  この過疎債にしろ,推進債にしろ,借金でございますので,やはり計画的な健全財政を保ちながら,いろんな投資をしていかなければいけないのではなかろうかなというふうに思っております。

 時としては,今回みたいな台風の豪雨災害と,こういうようなこともあろうかと思いますが,そういったときには,もう市民の皆さんの命ということもあるわけですので,そういった,時には思い切った借金もしなければいけないというふうに思いますが,平常時は,やはり健全財政を保ちながら,この借金については考えていかなければいけないだろうというふうに思っております。



◆5番議員(大薗秀己)  次にいきます。お茶の特にブランド確立と,農畜産物のブランド推進についてですけれども,特に二つの部分について質問いたしますけれども,この4年間,3年数カ月の間でお茶のブランド化につきましては,数多くの一般質問がされ,今でもきょうの現状でも同じような答弁が返ってきているところですが,やはりこうお茶のまち,知覧,頴娃,そして川辺という一つのブランドを統一することは,財政的にも今後全国のお茶を売り出す南九州市の戦略としても,非常にいいイメージになると思うんです。ブランドが統一されることは。

 全国お茶品評会では,大変残念な成績に終わったと聞きました。このままでは,産地間競争にも遅れてしまうのではないでしょうか。

 これも,この向こう4年間のマニフェストに乗せて,南九州市のブランドだ,お茶だというものを目指すことをマニフェストに載せる考えはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  合併いたしまして4年が過ぎようといたしておるところですが,このお茶のブランドについては,なかなか前進が見られないところでございますが,やはりこれは,長年かかって築き上げたものもあるわけでございます。そういう思いも生産者の方々にはあるんじゃなかろうかなというふうに思いますが,とにかく早い段階で,この南九州市としてもブランドを確立しなければいけないというふうに思っております。

 今,JA南さつまでは,二つの地域ブランドを持っておりますが,これはやはり旧知覧町で生産をされたお茶にしか使えないというようなことでございますので,農協のブランドは農協のブランドとして,やはり南九州市としても,ブランドを一日も早く確立をすべきだろうというふうに思います。そうしないと,やはり川辺茶,知覧茶,頴娃茶とそれぞれありますと,しまいには,やはりこの南九州市内で身内同士で足を引っ張るようなことになるんじゃなかろうかなというそれを危惧いたしております。

 だから早い段階で,やはりこの振興会の皆さんがいろいろ話をしていただき,そしてこのブランド名を決定していただいて,そのもとでこれからは生産にも励み,そしてまた,この販売にも励んでいかなければいけないのではなかろうかなというふうに思っております。

 皆さんが御理解をいただけたら,その4年間の間に,そのことは私が先頭に立って,皆さんとよく話をしながら,すばらしいこのブランド名を確立できたらというふうに思っておりますので,今後努力していきたいというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  そこまで答えていただいたのでもういいんですが,市長はその振興会でどんなことを言っているんだろうかということを質問するつもりでしたが,今度はそれを自ら4年間の間に引っ張っていくということをおっしゃっていたので,これもよしといたしたいと思います。

 それでは,次の畜産の話ですが,もう一つのブランドについてです。

 ことしの生肉中毒もありまして,稲わらセシウムも話題になりまして,牛肉,特に畜産物の,それから鳥インフルエンザもですけれども,特に畜産物の販売が落ち込んでおります。消費が落ち込んでおります。この震災には,直接関係ない南九州市でも,相当の生産額が落ち込んでいるということを聞いております。やはりこの南九州市ブランドを立ち上げるということに関しては,どの部門も一緒なんでしょうけれども,大変な努力が要る。

 前も言ったことがありましたけれども,福島県飯舘村の震災地とは直接違う関係ですけれども,原発の放射能が降る町として,町自体を疎開といいますか,避難した町の村長さんを私,ちょっと知っているんですが,この人がいつも言います。飯舘という町は,人口7,000,8,000人もいないのに,飯舘牛を売り出すのにどひこ金づくりをしたもんかと。非常に特産品として力を入れてきた,本人の言葉で変えれば数億円,金がかかってきたんだということを言っておりましたし,やっぱり特産品も売り出すためには,簡単ではないということを言っております。

 ここで,鹿児島県の認証制度もありますけれども,南九州市の認証制度というのもつくって,認証マークなりロゴだけでもそういうものが走っていけば,安心・安全な食糧供給基地,南九州市の産物だというのを売り出す作戦の一つにはなるんじゃないかと思うんですけど,この辺,どう思いますか。



◎畜産課長(三宅俊正)  畜産のブランドにつきましては,1町でブランド化しているのは,特別というか,岩手県の前沢町がやっているわけなんですけど,前沢町も合併しまして,奥州牛と前沢牛がブランドが二つになっているような状況なんですけど,前沢牛につきましては,生産者協議会のほうで企画化されまして,販売店も指定されたわけなんですけれども,一番問題は,ブランド化しても販売店の指定等で結構難しいんじゃないかと思います。そこまで踏み込むかというのは問題があるわけなんですけど,鹿児島牛につきましても,現在,ブランドの日経のアンケートによると,2009年の10番ぐらいの位置ですので,結構ブランド化されていますし,それから,全国に肉の販売店の指定店があるわけなんですけど,それで取引がホテルであれば,年間300キロとか,年間1,500キロ取引をしなければ,指定店から外れるという,数字はちょっと言いかねるんですが,そのような状況でありますので,やはり生産者協議会をつくって,それから販売店まで指定するとなると,かなり大変な道のりになるんじゃないかと思っております。

 それで,とりあえずは,県が鹿児島県の統一である鹿児島黒牛で,それを利用した形のブランド化を進めるべきだと,現在のところはそっちのほうがいいんじゃないかと思っております。

 以上です。



◆5番議員(大薗秀己)  そのことも含めて,畜産振興大会を今年中には開くということなんですが,具体化された話が一つも私の耳に入ってこないので残念なんですけれども,具体的には動いているんでしょうから,ちゃんと早目にその組織の立ち上げ,それからそのような話,振興会,振興大会の実現化をしていただきたいと思います。

 次に,産業建設常任委員会の報告が本日なされたわけですけれども,この中で,特に私も集落営農の代表ということで,大豆14町,お米を4町歩,ソバその他のものに取り組んでいるわけですが,全国,この前みたいな,真庭市,たつの市を見ても,本当に同じような状況があります。

 市内18組織の経営状況は決してよくありません。交付金に頼っているのも現状なんですけれども,地域の農地は地域で守るという言葉は,これはもう全国統一の言葉です。やはりこれまで取り組んできたことが,今実を結んでそういう組織が立ち上がっているわけですが,その組織自体,先ほど出てきた2番目に言った老朽化の機械の更新時期にきているわけです。そこを真庭市に至っては,市の単独補助を設けて,その集落営農組織の経営改善に一役買っているという話も聞いて,これはうらやましい話だなと,このことについては,我が市でも農業振興を図るためには,一番これから核になるんじゃないかなと思うわけですが,こういう発想はできないもんでしょうかね。



◎市長(霜出勘平)  本市は,南の食糧供給基地と位置づけておるわけでございますが,とにかく農業なくしては語れないというような一面も持っているわけでございますので,できればそういったことも何とか皆さんに少しでもお手伝いができればいいのではなかろうかなというふうに思うところですが,これからいろんな総合的にこの検討をさせていただきたいというふうに,今ここでやるとかやらないとかということはできませんので,前向きにやはり検討すべきだろうというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  確かにこれもお金がかかるから難しいちゃ難しいんですけれども,改良事業というのをこれまでたくさん取り組んできました。遊休農地解消事業,それから荒廃農地解消事業,転地返し,言葉はわかりますよね。土の改良です。こういうのにまたプラスして,石灰,ヨウリン,こういうのを農地にやって,マグネシウムも含めて,いい野菜をつくるためにはそういうものも必要ですという事業がこれまであったわけですけれども,国の財政難も含めてこういう事業が消えてきたわけですが,やっぱり今後こういう集落営農組織,個人で取り組むやつは難しいと思うんですけれども,優秀というか優良な集落営農組織を立ち上げるためには,もう特に大型機械が進んできますので,あぜとり事業にその補助金を出すとか,そういう土壌改良剤の補助を出すとかいうのは,やっぱり考えていくべきだと思うんですけど,この辺,どう考えますか。



◎市長(霜出勘平)  議員がおっしゃるように,やはりこれは考えていくべきだろうというふうに思っております。

 そしてまた,国に対してもやはりいろんな形で援助をしていただくように,提言をしていくべきだろうというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  次にいきます。この観光行政につきましての質問は,この後,14番議員が専門的にもっと突っ込んで質問されると思うので,私はさわりだけいたしますけれども,先ほど市長の答弁の中にも田んぼアートが出てきましたが,私は市長の講話を聞いたことがあります。その中で,青森県田舎館村の田んぼアートは,すばらしいというのをおっしゃっていたので,半信半疑でしたけれども,5月の末に見に行ってきました。関心しました。物すごいことです。

 そして,簡単ならば,ちょっとやってみようかなと思っていたんですが,いやこれはこんなに一言で言って,まねはできんなと思ったわけです。

 そして,担当の方,それから向こうの村長さんと話をしたら,いろいろトラブルもあったけれども,19年間やってきて,今あのすばらしいものができているんだと,自治省の地域おこし大賞ももらっているようですけれども,本当にすばらしい。で,今でき上がっているものをネットで見たら関心します。関心します。ぜひあれは,この南九州市,特に川辺は水田地帯ですので,市長がおっしゃったように,やって人に喜んでもらう作戦にはなるんかなと,また新たな町おこしの材料にもなると私は思って,試作的なものも行っておりますけれども,完全にことしは失敗作です。失敗作ですけれども,みんなが興味を持ち始めておることも事実ですので,本気で市長,田んぼアートに取り組む考えでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  私は,このねぷたサミットで青森に行ったときに,田舎館村の鈴木村長さんとお会いしていろいろ話を聞いて,これはすばらしいなということで帰ってきたわけでございますが,やはりアートでございますので芸術ですから,なかなか1年2年簡単にはいかないと思いますが,議員がおっしゃるように,田舎館村でも長年かけてつくりあげたものだということです。それだけにまた価値があるんじゃなかろうかなというふうに思いますが,このことについては,やはり今頴娃では釜蓋神社,それから番所鼻など,いろんな地域の方々がパワースポットをつくり上げていただいています。

 だから,そういったことで南九州市でもいろんなところでそういう素材があるわけですので,これを大事にしながら一生懸命取り組んでいけば,私は成功するんじゃなかろうかなというふうに思っております。

 ですから,一,二年で完全なものができるんだというようなことは,頭の中から消していただいて,長年かけてつくり上げていくんだということで努力をしていただければ,必ず成功するのではなかろうかなというふうに,やはり市としてもそれなりにこの応援はしていかなければいけないというふうに思っております。これは,田んぼアートだけではなくて,いろんなこの南九州市内のパワースポットの発掘ということにおきましても,やはり行政も一生懸命お手伝いをしていかなければいけないのではなかろうかなとそういう思いです。



◆5番議員(大薗秀己)  答弁の中にも九州新幹線が全線開業してからということで答えがなっているわけですが,ちょうど指宿枕崎線の中に,たまて箱号ですか,非常に効果を発して観光客が指宿のほうは増えているということをお聞きしました。

 また,それをほかの方と雑談をする中でも,結局,浦島太郎が指宿にいたわけでも何でもないわけですけれども,つくり上げた伝説であり,そういう観光のためのものであると。これは,行政も一緒になって,うそを言うわけじゃなくて,夢を持たせる発想を持っていけば,お客さんが喜んでもらえるんだったらいいのではないかということを言っております。

 私も同感するわけですので,結局,我が南九州市には,優秀な職員の方がたくさんいらっしゃいますよ。農林水産課,部長をはじめ,それから企画課長,商工観光課,それからそれぞれの畜産課の課長,教育委員会部局,この方々の鋭利をつくせば,いい物語ができると思いますので,この発想は簡単に終わらないで,ぜひこの南九州市にお客さんが来るような展開をぜひやっていただきたいと思います。どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  指宿の今たまて箱号が大変人気があってなかなか券も買えないというような状態であるようですが,今のたまて箱で来られる方は頴娃で降りて,そしてまたたまて箱で帰るというような状態でありますので,これを何とか南薩一帯で周遊してもらうようなことを考えて,我々はそういうような仕掛けをしていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。

 今,頴娃のマリンゾーン計画も,頴娃だけじゃなくて,この20キロの海岸線のマリンゾーン計画も策定中でございますので,本当にすばらしいものがあるわけですので,そういったものを活かしながら,この南九州全域を,それから南薩を考えた観光に取り組んでいかなければいけないのではなかろうかなというふうに思っております。

 もうだから,行政だけでもだめですし,あとは民間だけでもだめですので,お互いに手を取り合って,知恵を出し合ってやっていけば,必ず成功するんじゃなかろうかなというふうに思います。

 ことしのこの観光客の入り込みもやはり努力をした結果が,もうこの中の50%の中にはあるんじゃなかろうかなというふうに思っております。平和会館でも,これまではただ,待っておったんですが,もう最近は出かけていって,いろんな都市でこの出前講座をやったり,平和についての語り部が行っていろいろと話をする,そういったふうに動いておりますので,その成果があらわれているんではなかろうかなというふうに思います。



◆5番議員(大薗秀己)  5番目に入ります。8月,正式には6日に,議員の有志の方々8名で北九州市のほうに研修視察に行ってきました。これは,自主的な会ですので特にどうっていうことはないわけですが,さすがに100万都市のイベントだったということを実感しております。

 この中で,南九州市の出展ブースが2店ありまして,応援がてら行ったわけですけれども,ちょっと当日風が強い中で,どの出展ブースも苦慮していたようですけれども,ちょっと反省として,特に我が南九州市のブースの活気が,本当は8月7日のほうの本祭りのほうがメインだったんでしょうけれども,本市の大会の都合もあって1日早く帰ったんですけれども,ああいう交流事業で市長も行って,両市長の対話をするぐらい南九州市のことを存在感を示しているわけですので,こういう結局,友好都市を結んでいて,市長も100万都市に物産を売り出すということも一回答弁していただいておりますよね。

 その中では,企画,農林こういうのがプロジェクトを組んで,観光商工と一緒になって,ちょっとこう本当に参加者にももちろん手出しも必要でしょうけれども,一つのセールを打つような仕組みをつくらないと,このままでは,あのままでやっぱり終わってしまうような気がします。

 ちょっと考え方を変えないといけないと私は思うんですけれども,ちょうど先ほど言いました青森に行ったときも,都市との交流がある平川市ですけれども,平川市の議員の方も,JA津軽みらいでしたっけ。あすこの農業祭があるんだと,南九州市もどんと来てくれないかなという話も聞くわけです。やっぱりそこも含めて,佐賀県の小城市も同じですけれども,何かこうちょっとプロジェクトチームをつくって,南九州市の産物を売るんだという意気込みが欲しいんですけれども,どう考えますか。



◎市長(霜出勘平)  まだ市ができまして今4年目でございますので,今後につきましては,やはり充実したおつき合いというんですか,南九州市のこの産業にとっても,大変効果のあるようなおつき合いもしていかなければいけないのではなかろうかなというふうに思っております。

 北九州市とは,これからこの給食にそれぞれの特産品を使いましょうというようなことも今話をしているんですが,これはことしはちょっと準備の都合でできなかったんですが,また来年度あたりは,そういったことでやっていきたいと。そしてまた,お互いに南と北ですので,一緒にこの同じ災害を受けることはないだろうというようなこともありまして,災害協定を応援協定等も結んでいきたいというふうに思っております。

 だから,これは北九州市に限らず,平川市,小城市,こういったことでせっかくおつき合いをしているんですから,お互いにこの有効なというんですか,産業的にも活力が得られるようなおつき合いをしていかなければいけないというふうに思っております。それには,いろんな市民の皆さんのお力,そしてまた議会の皆さんのお力等もいただかなければいけませんので,今後お互いにこの知恵を出し合いながら考えていけたらというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  次に,深町幸子議員。

  [7番議員深町幸子登壇]



◆7番議員(深町幸子)  3町合併,最後の議会となりました。私は,この12月でございますが,この4年間,市民を代表して,市民の幸せのためにどれほど頑張ったかと今自問自答をしております。反省することばかりです。市民の声を市政へ届けると同時に,行政の動きは早く,的確でこれこそ議会と行政は両輪だと思っております。

 それでは,先に通告してありました通学路の安心・安全対策について質問をいたします。

 23年度市政方針では,「交通安全,防犯体制の強化については,南九州地区交通安全協会など各種関係機関と連携し,交通安全教室を開催するなど交通事故防止に努める。また,防犯についても,南九州地区防犯協会など,関係機関及び団体などと連携を図り,自主的な防犯活動の推進を図り,生活に危険を及ぼす犯罪,事故,災害のない明るい社会の建設に努める」と述べております。そこで,通学路の安心・安全対策についてお尋ねいたします。

 平成23年第1回南九州市議会定例会において,防犯灯の整備について質しました。そのとき教育長は,日没後の暗い道の下校における安全確保については,各学校において早急に児童・生徒に聞き取りするなど的確な実態調査を行い,日没後の児童・生徒の下校時の安全確保に関する意識を高めるとともに,防犯灯設置に関する手続き等について,各学校への指導を行いたいと答弁いたしました。

 その後の対応をお尋ねして,登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問にお答えいたします。

 通学路の防犯灯整備についての御質問でございます。

 このことにつきましては,3月議会では,旧知覧町時代の整備例を参考にしながらも,地域によっては,集落と集落間の距離がかなり離れていて,その延長や設置箇所数も相当なものとなることは予想されるが,やはり子供たちの安全・安心のために費用対効果等を考慮しながら,可能なものから年次的に整備するべきであろうとお答えをいたしたところでございます。

 その後,教育委員会が実態調査を行っておりますが,やはり市内全域的に集落と集落を結ぶ道路まで含めて考えますと,相当の箇所・距離になりますので,まず集落内の危険箇所を優先的に,そして緊急性が高く特に要望が強いところから,年次的に可能な整備を行っていければと考えているところでございます。

 私のほうからの答弁は,以上でございます。



◎教育長(小野義記)   通学路の防犯灯整備に関する御質問にお答えします。

 このことにつきましては,今深町議員さんのほうからも出ましたように,3月議会では,「早急に児童・生徒に聞き取りをするなど,的確な実態把握を行い,日没後の下校時の安全確保に関する意識を高めるとともに,防犯灯設置に関する手続き等について各学校への指導をいたします」とお答えいたしました。

 新学期になりまして,中学校を中心にして実態調査をいたしました。その結果を集落内の道路と集落と集落を結ぶ道路に分けてまとめ,その後,集落内の防犯灯については,PTA等から自治会長さんに要望をしていただくよう各学校に指導をいたしました。

 集落と集落を結ぶ道路については,全市的にとらえますと,途方も無いような箇所,距離になっていますので,緊急性が高く,特に要望が強いところから,関係課と協議し,実施可能な整備をお願いしたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆7番議員(深町幸子)  大変前向きに答弁をいただきました。

 防犯灯の設置について,そのとき先ほど言われましたように,市長は,知覧のことを出されました。防犯灯については,知覧町時代に整備をいたしております。そのままです。徒歩,通学路と自転車通学の皆さんが安全に帰宅ができるようにということでやっておりますが,集落内の暗いところは,集落に街灯を立てていただきまして,その設置費は町で持ったとのことです。ただ,管理については集落でやっていただくということです。集落と集落の間は,町が設置をいたしまして,町でその経費を現在まで持っているというようなことでありますという答弁でした。そして,そういった旧知覧町場合のそのあれを,あれをと言っていますね,モデルにしながら進めていければいいのじゃないだろうかなというふうに思います。

 ただ,頴娃町の場合は,これはすべてバス通学じゃないわけです。自転車通学ですので,集落と集落の間がものすごく長いところもあるのじゃないかというふうに思いますし,その長いところを例えば5時ごろから明くる朝まで電気をつけておって,どうなのかなということもありますから,いろんなことを考えながらやはりこれは子供たちの安心・安全のためですので,一気にはできないでしょうけれども,年次的にやっぱりやっていくべきだろうというふうに思いますと答弁いたしました。

 子供たちの安心・安全のために実態を把握し,課題が見えたと今説明されましたが,これから先,そういう具体的な計画がございましたら,少しでも教育長のほうでお知らせいただければと思います。



◎教育長(小野義記)  この通学路の安全確保については,行政のほうでいろいろ調べましたけれども,それだけではなくて,やはり暗いから早急に必要な場所等,考えられるところ,あるいは暗いけれども,必要ないところ,いわゆる危険性がないとか,安全性があるということですね。あるいは防犯灯はついているけれども,もっとやっぱり明るくしなくちゃいけないと,そういういろんな箇所があるだろうと思われます。

 そういう判断については,その道路を実際に利用する方々に頼らざるを得ないと思います。実際にそこを利用している人の感じを大事にしなくてはいけないと考えておりますので,地域住民のやはり強い要望等を参考にしながら,設置及び設置後の経費等も考慮しながら設置を検討することになるだろうと考えております。

 今お話をしましたのは,集落と集落間の道路のことです。集落内については,またやっぱり地域住民の要望を受けながら,自治会長さんが交通防災係のほうに相談するという形になるだろうと思います。

 以上でございます。



◆7番議員(深町幸子)  それでは,特に要望がいっぱいあったものですから,川辺中学校の23年度の徒歩通学者,バス通学者,自転車通学者は,それぞれ何人かお尋ねいたします。



◎学校教育課長(大木節夫)  それでは,川辺中学校の現在の通学状況,5月1日現在の状況でありますけれども,徒歩通学が,これは学年総合全体で回答いたします。徒歩通学204名,バス通学40名,自転車通学158名,計402名でございます。

 以上です。



◆7番議員(深町幸子)  ありがとうございました。平成23年5月6日に発行されたこの議会報,議員の方々が夜,暗くなってからこうして子供たちが帰られるところを写真を撮っていらっしゃいます。大変御苦労されているところでございます。

 このようなところを見たときに,子供たちは物を言えないし,何とか私たち大人が,子供たちの安心・安全のためにできるだけ早くできることを願っているわけです。

 最後になりますが,予算を伴うことでもあります。市長のこの問いに対してのお考えを再度お尋ねいたします。前向きに検討をよろしくお願いします。



◎市長(霜出勘平)  この通学路の街灯については,本当に子供たちの安心・安全を守るという意味からも,早急にこの整備ができればというふうに考えております。財源の問題もありますので,そういった緊急性の高いところとか,そういったことをよく把握しながらやっていきたいというふうに思います。

 これも,いろいろこの街灯についても,明るいのはいいんですが,そのためにいろんな虫がお茶についたり,それからこの知覧の中郡通りも,街灯の近くのイヌマキも上のほうは枯れているところがあるんです。そういった害もありますので,そういった調査もしながらやらなければいけないと。

 それで,これには虫が寄ってこない黄色い街灯も知覧町内でお見かけになると思いますが,これは環境に優しい街灯なんですが,これも知覧町時代,何で黄色いのをつけるのかと怒られたこともあります。それは,この環境に優しい,虫が来ない,この周りに寄ってこない電球ですので,そういったことも考えながら,今後は子供たちにもいい,そしてまたいろんなそういう農業とか,街路樹とか,そういったものにもいいこの街灯を早急に立てていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  次に,松久保正毅議員。

  [16番議員松久保正毅登壇]



◆16番議員(松久保正毅)  それでは,通告をしておりました地域活性化対策について質問を申し上げます。

 私がいただきました企画課,商工観光課の資料に掲載してありました,近年,南九州市では,少子化による自然減と転入者の減少,転出者の増加により,人口減少が急速に進行しております。

 市内の中山間地域からの市内中心部,あるいは市街地への人口の流出により,相当な過疎化も進行し,地域コミュニティの維持が困難になるなど,深刻な問題となっているところでございます。

 人口の減少は,市民生活の活力の低下を引き起こし,そればかりでなく地域経済や財政にも大きな影響を波及し,地域の存立基盤に係る深刻な問題となっております。

 このように,人口減少は地域活性化を阻害する大きな要因であり,定住促進に向けた総合的かつ戦略的な施策の展開をどのように展開していくつもりか,質問をいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  松久保議員の地域活性化に対策についての御質問にお答えいたします。

 昨年実施をされました国勢調査の速報値によりますと,南九州市の人口は3万9,089人で,前回の平成17年に比べますと,3,102人減少し,総合計画策定時に推計した人口を下回る人口となっておりますことから,定住促進に向けた施策がさらに重要になってきております。

 本市では,平成21年3月に作成をいたしました第1次南九州市総合計画の基本計画におきまして,移住・定住促進対策を重点プロジェクトに位置づけまして,住みたい,住み続けたいと思われるまちづくりを進めてまいりました。

 移住・定住を促進するために,6つの施策を掲げておりますので,施策ごとに主な取り組みを申し上げます。

 まず1つ目の産業振興による雇用の創造におきましては,企業誘致促進を図るための補助金制度を設けるとともに,本市の基幹産業であります農業の後継者奨励金制度により,就農支援を行っております。

 2つ目の快適な住環境の提供におきましては,住宅団地の分譲,住宅取得補助制度,空き家バンク制度などによる住宅取得の支援や,公営住宅の整備により,快適な住環境の提供に努めております。

 3つ目の子育て支援体制の強化におきましては,多様化する保育ニーズに対応した特別保育,放課後の児童クラブの実施や,乳幼児医療費助成の対象年齢を6歳未満から12歳まで段階的に引き上げ,子育てに係る経済的負担の軽減などを図っております。

 4つ目の教育環境の充実におきましては,子供たちが安心して学べる環境づくりのための校舎の耐震補強や衛生的で安心・安全な給食を提供するための給食センターの整備を行ってまいりました。

 5つ目の地域自治会の活性化におきましては,まちづくり事業,コミュニティ助成事業や集会施設等の整備費の一部助成により,地域活動の活性化を支援し,今年度は,自治会の活性化の方針を検討する自治会活性化市民検討会を設置いたしまして,活力ある自治会の育成のための施策を検討していただいているところでございます。

 6つ目の保健福祉対策の充実におきましては,健やかな子育て支援や生活習慣病,予防対策などによる市民の健康増進に努めているほか,コミュニティバスの運行によりまして,買い物や通院などの日常生活の援助を行っております。

 定住促進を図るためには,これまで取り組んできたこれらの施策を連携させ,一体的に実施することや,あらゆる角度から多種多様な施策を展開する必要がございます。現在,市民等で構成いたします移住・定住促進検討会で定住促進に係る施策等を協議していただいておるところでございます。その提言を受け次第,定住促進の指針づくりに取りかかり,あわせて新たに実施すべき事業,改善すべき事業などにつきましては,早急に実施してまいりたいと考えております。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆16番議員(松久保正毅)  人口減の観点から一つ質問をいたしますが,人口の自然動態と社会動態について質問を申し上げますが,私のいただいた資料によりますと,平成13年度では,出生が355人に対しまして,死亡が558名と203名死亡のほうが多くなっておりまして,また近年の平成22年のデータによりますと,出生が273人に対しまして,死亡者が620名と,347名も死亡のほうが多くなっております。

 また,若者市外流出,社会動態のほうでございますが,平成13年度では,転入の1,775名に対しまして,転出1,795人と20名の差でありましたが,昨年の平成22年のデータによりますと,転入が1,136名に対しまして,転出が1,352名と,216人もの転出の増であります。

 また,平成14年の人口が4万4,559名に対しまして,昨年の3万9,738名と,この10年間で4,800名の減少が続いております。特に,20代・30代のデータを見てみますと,10年間でこの20代・30代の生産人口が845名も減少しております。これは晩婚化や未婚化,若者の市外流出も背景にあると思いますが,若い世代を中心に定住促進の確固たる企画を持っているのか,質問いたします。(発言する者あり)



◎企画課長(下薗宏一郎)  現在,定住促進に努めていますのは,これは老若男女を問わず,とにかく住民の増加を図ることを目的に移住・定住の促進を図っているところです。

 ただ,その中で,やはり末長い移住・定住,人口の維持を図るためには,やはり若者の定住,そしてさらに,子供たちのことを考えますと,その適応する年齢の増加を重点に定住促進を図っていきたいというふうに考えているところでございます。



◆16番議員(松久保正毅)  ここに南日本新聞の記事があるんですが,平成23年6月19日の日付の記事でございますが,南九州市定住促進を語るテーマといたしまして「若者,よそ者,ばか者集合」と書いてあります。

 内容を簡単に紹介いたしますと,公募した13名のうち,12名が出席し,活発に意見を交わした。出席者は,手始めに南九州市の現状をそれぞれ発言し,自然や食が豊かである,また働く場所が少ない。人口減に対する行政の危機感がないなどと意見を交わしたとあります。

 10月までに会合を5回開く予定と書いてありますが,今まで何回,開かれたのか,またその内容等を詳しく紹介をいただきたいと思います。



◎企画課長(下薗宏一郎)  全体で5回を計画している中で,現在3回の検討会を終えております。

 そういった中で,やはり根本的に移住先を決めるポイントとか,あと社会動態を,いわゆる転出を減らすためにとか,あるいは自然動態,出生を増やすためになど,さまざまな角度から,今提案のもとになる現状把握,そしてその解決策について検討をいただいているところでございます。



◆16番議員(松久保正毅)  先日,総務委員会で検証しました総務委員長の報告の中にもございましたが,岡山県笠岡市での事例を申し上げますが,笠岡市では,定住促進センターを設置をして,ずっと住み続けたいまちを基本理念に,その場所の確保,働く場所の確保,暮らし条件の確保の3つの方針を推進をしておりました。

 その中でも,少子化対策として,結婚応援事業やカップリングパーティ等を開催をし,出会いの場を提供する事業を市単独で行っております。南九州市もこのような出会いの場を計画する考えはないか,質問を申し上げます。



◎企画課長(下薗宏一郎)  既に女性グループが,頴娃町においてカップルの成立のための集会を開催していただいているところです。

 現在,この移住・定住検討委員会の中でも,やはり現在,肝入りどんが少ないとか,男女が出会う機会がなかなかないというような問題も出されております。これから提言にこのことが発展していくのか,私どもとしてはまだ何とも言えないところですが,こういった提言を待って,本当に結婚を希望して,そういう機会に恵まれない方がおれば,またそういった出会いの機会の創出というのも検討していかなければならないのではないかなというふうに考えております。



◆16番議員(松久保正毅)  私は,知覧町の現状しか知りませんが,知覧町には,30代後半,40代の独身の方がいっぱい存在しております。その中の父親の方から,先日も電話でそういうような,市として出会いの場をぜひもうけてくださいと。うちの息子はもう40代ですと,まだひとり者ですと,どうかそういう場所をつくっていただけませんかと,切実なる願いでございました。

 そのように本当に知覧町の場合,南部の方ですが,もう30代・40代ですね,仕事も収入もいっぱいあるんですけど,残念ながらまだその出会いの場がないのか。独身の方が多いです。それを私は,頴娃町と川辺町の現状は知りませんので,知覧町はそういうふうに非常に多いです。ですから,市として,ぜひその企画を立てていただければと考えております。

 次に,少子化対策として質問を申し上げます。

 笠岡市の事例で,私が一番目にとまったことがありました。笠岡市の少子化対策として,不妊治療支援事業の拡充として,第1子を対象に1回の治療20万円を限度に,2分の1補助をして,対象女性,4回80万円を支給する。第2子以降も対象とし,1回15万円,補助率2分の1,これを6回まで90万円を限度とし,不妊治療支援の拡充を図る事業であるということでありました。

 南九州市には,この制度は恐らく今ないと思います。このような制度をつくっていく考えはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  いろいろと先ほどから申し上げておりますように,この医療費の無料化も段階的に引き上げてきたところでございますが,これはほかの南さつまとか,きょうの新聞にも阿久根が中学生以下というのが載っていましたので,もう余り目新しいことではないわけですが,そういったこともいろいろやってはおります。

 ただ,この本当に抜本的ないろんな解決策を見出さないと,もうそういうお金には惚れないというんですか,そういった個々の助成があるから1人子供を産もうかとか,そういった気持ちにはなかなかなっていただけないのも現状ではないかなというふうに思っております。

 やはり総合的にこの子供を育てやすい環境を我々がつくるのが第一じゃないかというふうに思いますので,今議員がおっしゃったようなそういうことも勘案をしながら,本当に子育てのしやすい南九州市というんですか,そういったことを目指して頑張っていけばというふうに思っております。

 それから,先ほどこの出会いの場所がないということでしたが,頴娃の女性グループの方々が中心になって,そういったことも今やっていただいておりますので,この輪を,またさらに南九州市全体に広げていろいろと取り組んでいけば,若い方々も,また定住をしていただけるんじゃなかろうかなというふうに思っております。

 一番子育て,子づくりのできる皆さんを呼べば,それなりの効果は上がるわけですが,なかなか思うようにいかないところです。

 我々も愛郷会あたりに行ったときも,いろいろとこのふるさと納税とか,それからふるさとに帰ってきてくださいとか,そういったことをいろんな場所で訴えておるわけですが,なかなか思うようにいきません。同じ郷里の出身で,夫婦とも郷里の出身ですが,もう旦那にあなただけは帰りなさいと,私はこっちに残ってというのが大半のようでございます。(笑声)

 そういったこともありましたから,いろんな形で魅力のある南九州市をつくっていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。それには,市民の皆さんの御意見とか,議会の皆さんのお知恵とか,いろんなものを借りながら,これから取り組んでいく必要があろうというふうには思います。



◆16番議員(松久保正毅)  今,市長のほうから愛郷会の話も出ましたが,私も知覧町時代,知覧町出身の愛郷会に何回も出席をさせていただきました。そのとき,同級生とかよく集まっていただきましたが,もう定年を迎えたら,ふるさとに帰りたいという人が本当に多かったです。ところが,田舎に帰っても職がない。職がないのはいいですけど,あとは年金で食ってでも,農業をしながらでも食っていけるというんですが,今度は住む場所がない。

 それで,今度は,この前同僚議員からお話を聞いたんですが,大阪のある方が,とにかく田舎に頴娃町の出身の方が帰りたいということで申し込みをされたそうですが,とにかくこの手続きが煩雑であって簡単にいかないと。しかも抽選であると。そして抽選も代理の方に引いてもらったら,その抽選もなかなか当たらんかったというふうなことで,とにかくその帰りたい人に優先順位をつけるなり,もうこの登録制をして,1回落選したら抽選に外れたら,次は優先して入れるとか,そういうような方策はとれないでしょうか。



◎建設部長(田代良民)  今,市が管理いたしております公営住宅等につきましては,所得とかいろんな基準等があります。ただ,いろんな抽選につきましては,公平な形でやっているところではございますが,それぞれ申し込みの方々も事情があられて,今お聞きしますと,それなりの気持ちはわかるんですけれども,一方的から見ますと,不公平さも出てくる可能性もありますので,今の段階では,そういった特別なのは考えてはいないんですけれども,今後検討する余地はあるんじゃないかなというふうには思います。



◆16番議員(松久保正毅)  随時,市内の方は,近いですので何回でも申し込みはできますが,県外の方には,ぜひその優先的な方策も考えていただきたいと思います。

 次にまいります。

 市長の答弁のまず一つ目に掲げてありました産業振興による雇用の創造ですが,新たな企業の立地は,旧川辺町時代から引き継いだ吉開ファクトリー1社であります。頴娃地域に三本松工業団地がありますが,1社が飼料,肥料等を生産をしておりますが,残り8区画,倉庫も含めて利用されていない状況であります。

 また,川辺の塘之池工業団地は,農工団地としての指定を行っておりますが,民有地,未造成の状態であり,指定から21年も経過をしております。このままでは雇用の創造が考えられないと思いますが,これからどのように展開していくつもりですか。市長,お願いします。



◎市長(霜出勘平)  誘致企業もいろんな方々の情報等もいただきながら一生懸命やっておりますが,御存じのように,このようなもう経済も冷え込んでおります。なかなか来ていただけるというようないい話も余り現在ではないところです。ただ,今えい二枚貝センターに水産会社が来たいというような話はあるところでございますが,それ以外,いろんな方が,例えば看護学校跡ですね,これも大阪の病院があそこで看護婦の養成をしたいというふうな話もあって視察にも見えたんですが,それも実現はしなかったところです。

 このそうばかりも言っておれませんので,やはりいろんな情報をそのアンテナを高くして,情報を得ながら,この企業誘致についてもあきらめないでこれからどんどん積極的に推進をしていかなければいけないというふうに思います。



◆16番議員(松久保正毅)  先ほども申し上げましたが,総務委員会では,笠岡市と大田市を検証いたしまして,一番思ったことが,南九州市にないのがこの定住促進本部というのがないということであります。この両市とも定住促進本部を設置をして,本部長に市長,副本部長に副市長,本部委員に教育長,各部長,会計管理者,各支所長,議会事務局長を置いて,またその下に職員として数名をセンターの職員として体制を整えております。

 ぜひ,ちょうど今9月ですので,今度の人事異動の前に,こういう定住促進センターを創設をしていただきたいと思いますが,市長,最後の決意などを質問を申し上げます。



◎市長(霜出勘平)  そういった今現在でも,それを企画課に置いていろいろやっているんですが,いろんな情勢を見ながら,そういうような体制が必要であれば,早急にそういうことは考えていきたいというふうに思っております。

 情勢を見ながら,そういう充実すべきときには,充実をしていきたいというふうに思います。



◆16番議員(松久保正毅)  最後になります。市長,状況を見ている場合じゃないと思います。選挙も近いです。どうか前向きな答弁を最後に決めて質問といたします。



◎市長(霜出勘平)  一生懸命頑張ってまいります。(笑声)



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後2時7分休憩

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午後2時20分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

 次に,山下つきみ議員。

  [14番議員山下つきみ登壇]



◆14番議員(山下つきみ)  先ほど5番議員より,プレッシャーとも激励ともとれる言葉をかけられました。いい意味でプレッシャーをかけられたのかなと思っておりますが,二人がかかりの質問になるかもしれません。ぜひ前向きな答弁を期待したいと思います。

 通告してありました観光行政について質問いたします。

 九州新幹線鹿児島ルートが全線開業して,この9月で半年が経過しようとしています。新幹線時代の到来を九州の活性化にどう活かし,効果をどのように広げていくのか,鹿児島,熊本,福岡の沿線地域では,それぞれの地域の特性を活かした施策を打ち出しています。

 平成22年度から,鹿児島県の新幹線効果活用プランの主な取り組みとして,新幹線による県内への交流人口を増やす。増えた交流人口を各地域へ広げる。増えた交流人口を地域の活性化に活かす。この3点をコンセプトに関係機関団体との連携を図りながら取り組みが進められています。

 8月22,23,24日の南日本新聞に,「生かせ縦軸」と題して,開業半年を前に各地域の変化と課題が掲載されておりました。

 新幹線を利用する観光客の多くが,まずは南へと鹿児島を目指すんだそうです。新幹線の玄関口,鹿児島中央駅の新幹線利用者数は,1日平均1万3,400人,前年比の1.6倍,県の観光動向調査でもその効果は明白であり,宿泊者数も前年比2けたのプラスが続いています。

 指宿市におきましては,5月,27%,6月,57%と大幅な増となっており,観光客の出発地は,関西,中国地方,北部九州など,沿線地域からの入り込みが目立っています。

 特に,指宿への観光客が増えた要因は,先ほど,同僚議員の質問に市長の答弁にありましたように,開業に合わせて運行が開始されましたJRのローカル線,指宿のたまて箱,いぶたま号の効果が大きく,平均乗車率9割という驚異的な人気の観光列車にあります。

 その相乗効果は,宿泊施設,レンタカー業界まで波及し,指宿が舞台となりました,NHKの大河ドラマ「篤姫」ブームをはるかに超えると言われています。

 観光客誘導のキーポイントは,観光地の魅力はもちろんですが,交通アクセスが重要であることを結果として実証しているのではないでしょうか。

 本市への中央駅からのアクセスは,民間の乗り合いバスのみであり,便数も少なく,加えて観光地は広範囲に数多く散在しています。新幹線を利用し,さらに増加傾向にある個人客を効率よく本市へ誘導できれば,経済効果を上げることにもつながります。

 そこで,通告してありました,今後の観光行政に次の3点を関連して質問いたします。

 1点目,九州新幹線が全線開業し,本市への観光客増を図るべきと考えますが,個人客については,中央駅からの交通アクセスが悪く,移動手段の利便性を確保することが望まれますことから,バス業者との連携による本市めぐりの観光ルートを設ける考えはないでしょうか。

 2点目,観光ボランティアガイドを本年度も養成しておりますが,どのように活用していかれるのか。

 3点目,近年,観光スポットとして観光客が増加している釜蓋神社や番所鼻公園などを市として整備していくお考えはありませんか。

 以上お尋ねし,登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  山下議員の観光行政についての御質問にお答えいたします。

 まず,1番目のバス業者等との連携による本市めぐりの観光ルートを設ける考えはないかということでございますが,九州新幹線が全線開業いたしまして,鹿児島中央駅までの移動時間が飛躍的に短縮されたことを受けまして,九州地域はもちろん,関西以西からの観光客の入り込みが顕著となっております。

 御質問は,鹿児島中央駅から本市までの移動にかかる交通手段,いわゆる2次交通における課題についてでございますが,御指摘のとおり,観光バスによる団体旅行で動くお客様以外の交通手段は路線バス,タクシー,そしてレンタカーが主流となっております。

 最近,特に観光形態の多様化によりまして,個人客が増加する傾向がありますが,本市への移動は,交通費や時間の関係で円滑な旅の妨げとなっております。

 また,本市への動線となっております国県道は,急峻でカーブが多く,必ずしも整備が十分でないことからも,お客様には不便をおかけいたしておるところでございます。

 御提案のバスによる本市観光めぐりコースの提案でございますが,周年を通じ継続した運行は,現在,運行している民間の実績に照らしても,費用や需要確保の点で困難かと思いますが,実施時期や催行回数,魅力あるコースの設定など,ある程度の条件をクリアできれば,モニターツアーとしての実施は可能かと思います。

 今後,課題を分析いたしまして,バス事業者とも協議しながら,より効果的な事業としての検討をいたしたいと考えます。

 同時に,南薩縦貫道の早期完成や動線となっております国県道の整備についても,要望を続けていきたいと考えております。

 次に,2番目の観光ボランティアガイドを養成しているが,どのように活用する考えかというような御質問でございます。

 これまで,本市観光ボランティアにつきましては,知覧観光協会運営による武家屋敷を中心とした案内だけとなっておりましたが,市といたしましても,新たな観光資源の発掘や個人旅行の増加,旅行形態の多様化に対応するため,現地案内やおもてなしの環境整備の必要性から,ボランティア育成講座を本年度実施いたしたところでございます。

 受講申込者は予想を上回る24名となり,ことし5月から7回の講座を開催いたしました。このように,基本的な準備は整いつつありますが,今後,ボランティアが現地で実際に案内できるようなシステムを構築する必要があります。

 ボランティアガイドとして登録,旅行者や旅行エージェントからの現地案内の需要の取りまとめ,ボランティアの人員配置,必要な書類の準備や関係機関との連絡などの招請機能の本部,いわゆるボランティアセンターの設置が必要となります。

 これにつきまして,現在,南九州市観光協会やシルバー人材センター,あるいは民間の施設等で,設置についての可能性を検討中でございます。いずれにいたしましても,ボランティアガイドによる観光案内は,本市観光振興にとりましては,大変重要なものと認識いたしております。今後,魅力ある観光の御案内ができるよう,積極的に取り組みたいと考えております。

 次に,3点目の釜蓋神社,番所鼻公園をどのように今後,整備する考えかというような御質問でございますが,釜蓋神社,番所鼻自然公園につきましては,御指摘のとおり,飛躍的に観光客が増加しつつあります。

 その原因といたしましては,釜蓋神社は,釜の蓋を頭に乗せてお参りするユニークな参拝方法や,最近,流行のパワースポットとしての位置づけがされたことなどが考えられます。

 番所鼻自然公園は,県の魅力ある観光地づくり事業による施設整備や民間によるタツノオトシゴ養殖場の立地,海岸線や開聞岳など,景観のすばらしさなどによるものと思われます。

 さらに,地元,頴娃観光協会を初めとした関係者の熱心な取り組みや情報発信が実を結びつつあることも否めません。

 今後の整備に関する御質問でございますが,余りにも情報が先回りし,急激に観光客は増加していきているため,受け入れ態勢が整っていないのが現状でございます。駐車場やトイレを初め,現地での説明や物販体制,交通アクセスに関する環境整備の必要があります。

 番所鼻自然公園につきましては,本年度も県の事業で継続して園路などの施設整備を実施することとなっておりますが,このほかの課題につきましても,地元と連携しながら,市としても施設整備や維持管理,情報発信の観点から,応分の対応を実施したいと考えております。

 以上で,答弁とさせていただきます。



◆14番議員(山下つきみ)  ただいま答弁をいただきましたけれども,きょうのこの質問を決めましてから,久しぶりに南九州市の主な観光地をマーケットリサーチをして回りました。

 時に,お客様の前でマイクを持って,今でも御案内することもありますので,余計,その地元の南九州市については,愛着は人一倍あるんじゃないかなというふうに個人では思っているんですが,平和公園の駐車場のところに観光案内所がありますけれども,そこにも,日曜日に2時間ぐらいお邪魔をしまして,いろいろ観光客の方の反応を聞いたりしておりました。

 やっぱり日曜日ということもありまして,ひっきりなしに個人のお客様がいらっしゃいます。丁寧に対応されておりましたが,食事処のたまたま案内を受けたお客様だったと思うんですが,わざわざ,とってもおいしいお店を御紹介していただき,本当にありがとうございましたというようなことで,また,お礼に来られた方もいらっしゃいました。

 ほかにもこういう観光地がありますよと丁寧に説明されておりましたけれど,時間の都合で,そのお客様は見れないということだったんですが,やっぱりこういうところにおもてなしの心っていうのが生きているんだなというのを,まずうれしく思ったことが1点ですね。

 それから,これは以前から問題になっておりまして,余り大きくならないうちに,何とか解決ができるんではないかと危惧しておりましたところが,武家屋敷についてでありました。

 ここも500円ちゃんと払って,入園チケットを私も1枚持って,観光客のつもりで回ってみようということで行きましたんですが,大型バスが2台,福岡からのツアーのお客様がいらしていましたが,70名いらっしゃったんですが,オプションなもんですから,チケット購入はたった11名だったわけです。70人の中の11名しかチケットは購入されておりませんでした。

 最大手の旅行会社のツアーだったわけですが,今,価格競争が激しいですから,どこも格安で出す関係上,ほとんど入場料,入園料というのはオプションなんですね。

 それで,平和公園に関しては,たとえオプションであっても,やはり興味を引かれるものがほかにない施設ですので,自分でお金を払ってでも入ろうとされるお客様が多いんだと思います。

 ところが,武家屋敷に関しては,チケットのチェック制がないもんですから,で,添乗員さんはちゃんとついていて,11名分のチケットを買われたんですよね。どうやって回られるのかなと思って,ずっと後ろからついていったんですけれど,自由散策というふうにするもんですから,チケット持っている方はパンフレットですから,見ながら,あっ,ここへ入ってみよう,あちらに入ってみようとされるわけです。

 ところが,持ってない方は,どこを歩けばいいのかっていうのがなかなかわからずに,結果的には,持っている人の後ろについていくわけですよ。そして,庭園の入口でチェック制じゃないもんですから,言葉はちょっと汚いですが,ただで入れるんですね,今のシステムだと。

 そうすると,途中で保存会の方あたりから依頼されている方なんでしょうか,ちゃんとチケットを売る場所があるんですけれども,入園チケットはバッグにしまっている方やらもいらっしゃると思いますので,ただ,手に持ってないからということで,「庭園をごらんになる方は,こちらでチケットをお買い求めください」って声かけはされるんですが,ほとんど素通りなんですね。

 それで,そのまんま結果的に,最後の庭園まで11名のお金を払った方と払わない方は,一緒に行動ができたという結果になりました。

 これ今,始まったことじゃないです。もう既に何年も前からそういう状況はありました。その都度,関係のところにも行って話はしたつもりだったんですが,なかなか話し合いがうまくいかないんだということでは,きょうまでずっと来ていたんですけど,さすがに70名のうちの60名は,ただで見たんだというふうになると,非常に腹が立つ思いだったわけですよね。

 そこで,この場合のその対処法というのは,いや,トラブルが,ですからいろいろあります。チケットを買った人と買わなかった人とのお客さん同士のトラブルも当然あります。

 買った客と旅行者のトラブルもあります。そういうトラブルを恐らく市にも持ち込まれたことがあったんじゃないかなと思うんですけれども,これは直接,きょう,通告はしておりませんでしたけれども,現市長が,旧町の町議時代,それからトップとしてお仕事をされておられたときに,十分かかわってこられた事業だったと思うんですね。

 伝建地区の保存とか,それから国指定の名所になったとかって,そういう位置づけまでされるのには,相当,旧知覧町の方,職員の方,先輩の方々の大変な努力で,今の位置づけができていると思うんですが,どうですか,やっぱり,そういうところで一線になって仕事をされてきた市長として,この現状をもう一度,その原点に戻って,市長自ら出向いていって,その保存会の方々と話をしてみようとか,そういう思いになられないかなと思って,きょうは,あえて一番最初に,この質問をさせていただいたんですが,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  御指摘のように,今,庭園保存会,7庭園ありますが,なかなかみんな,心を一つに頑張っていけない状態であります。

 それには,いろいろなことがあるんですが,やはり知覧町時代は,知覧町が主体になってリードしてというんですか,あとの6庭園を,ということで頑張ってきましたが,それも,なかなか武家屋敷でございます。そこで育った方々でございますので,なかなか苦労も余りしていらっしゃらないというようなこともありまして,もう知覧町におんぶにだっこだったわけです。

 だから,やはり,これではもう,いつかはじり貧になるなというようなことで,みんなが7庭園が頑張っていかないと,この観光業界,厳しいものがありますので,今後のためにはならないなというようなことで,7庭園の方々の中から,会長,副会長というようなことで,自ら運営をしていただいたほうが,苦労もあるし,これからの庭園の発展にはいいんじゃないかというふうな思いで,そのような体制にしたところでございますが,なかなか思うたようにはいかないで,そして,その間に,そういうことをしている間に,やはり都会から帰ってこられた後継者の方とのこの軋轢もありまして,ごたごたしている状態でございますが,もうこれも,間もなく終息するんじゃないかなというふうに思っております。

 で,やはりみんなが,7庭園がそれぞれ汗をかいて知恵を出して頑張っていかないと,もう昔みたいではないです。今の観光業界も,いろんなところも一生懸命頑張っておる。

 その証拠として,釜蓋神社,番所鼻公園も,地域の皆さんも,一生懸命頑張ってあれまでしていただいておるわけですので,やはり当時者が頑張らないといけないというふうに思っております。

 そういったことで,今回,また体制を一新いたしまして,会長も新たな方になっていただくようでございますので,今後また南九州市も,それなりのお手伝いを十分しながら,この昔みたいな武家屋敷にしていかなければいけないというふうに思っております。



◆14番議員(山下つきみ)  ただいま市長のお考えをお聞かせいただきましたけれども,とにかく来てくださったお客様が,気持ちよく見ていただけるようなお迎えをするというのが一番だろうと思いますので,そういったところで,トラブルがあってはならないことですから,多分,市は保存会の一員でもあるわけですよね,1棟は市のものになっているわけですから,そのあたりは,ぜひリーダーシップも発揮していただいて,ぜひまとめていただければと思います。

 それでは,質問のほうに戻りますが,新幹線で中央駅まで来られて,本市に個人のお客様が入ってこられる場合は,先ほど言いましたように,乗り合いバス,もしくはレンタカーだと思うんですね。

 駅周辺のレンタカーの事業所に聞きますと,これ,レンタカー協会の情報だったんですが,前年比1.8倍から2倍ぐらいのその利用客があるということで,確実にその新幹線効果が出ているんだなというふうなことをおっしゃっておられました。

 そこで,本市に入ってくる観光バス,いわゆる定期観光バスです,団体ではないんですが,定期観光バスのルート,それから便がどの程度,本市に入ってくるとかというのは把握をされていらっしゃいますか。



◎商工観光課長(塗木博人)  本市に入ってくる観光,定期的に動いているバスのことでございますが,南薩観光さんが動かしております,ちらんシャトルライナーというのがございます。これは,鹿児島中央駅から知覧を経由して指宿の各ホテルに動くやつで,それを1往復動いているんですけれども,そのデータをちょっとお聞きいたしましたところ,1回当たりの平均が4.3名というようなことで,本来ならば11名以上いないと採算ラインに乗らないのだけれども,4.3名しか乗っておりませんといったようなことで,定期観光というのかどうか知りませんけれども,知覧の武家屋敷,あるいは平和会館を観光して指宿に入る便については,このような状況でございます。



◆14番議員(山下つきみ)  地元のバス会社の名前が今,出たわけですけれど,これはやっぱり終末に限定されていますよね。中央駅発の知覧の観光,2時間ぐらいとって,それから指宿の各ホテルへ送る,その逆パターンとコースが2通りあります。

 それからもう一つ,民間のやはりバス会社で,2ルート持っているところがあるわけですよね。中央駅からやはり出発をしまして,同系列のホテルに寄って,それから,フラワーパークとか開聞岳,池田湖,そして知覧を経由して中央駅までという,9時間という非常に長い定期観光でありますが,そのルートと。

 あと一つは,すべて同系列の施設を利用するというふうになっているもんですから,利用されるお客様が限定されてしまって,なかなか人数の増につながらないということで,民間の2社が知覧のほうには入ってきております。

 定期観光と私たちは普通に言うんですけれども,定期観光のルートというのが,15年ぐらい前までは非常に多かったんですね,西駅時代ですけれども。この定期観光というのが激減をして,あるいは廃止になった路線もたくさんありますが,この廃止になった背景には,自然の景観よりも箱物とかテーマパークのほうにお客様が流れていったのが,一番の原因だというふうに観光業界のほうでは見ているようです。

 佐多岬に行く定期観光とか,坊津を回る定期観光とかというのは,箱物が一切なくて,自然の景観を楽しんでいただくというコースだったわけですが,これがもう全くなくなりました。

 南国イメージを出すために,私も,若いころは,佐多岬定観はムームーが制服でございました。ムームーの制服に左の耳にハイビスカスをつけて,ビーチサンダルを履いてという,そんな時代も,今,想像しないでください。そういう時代も本当にあったんです。

 1日に5台も6台もバスが出るぐらいの時代があったわけですよね。そういう時代があっただけに,今,その定期観光というのがほとんどなくなったという,非常に寂しい思いをしているんですが,ぜひ,これが復活できないものかなということで,きょうのこの質問になりました。

 これは現在,姶良市の例でございますが,これもことしの新幹線の開業に合わせて,「アイラビュー」号というのが運行されております。一応,これは緊急雇用対策事業ということで,平成23年度1年間だけを試験的にやりましょうということで,乗車率はやっぱ80%ということです。中央駅発着ですね。

 これは,バス料金は無料なんです。ただし,保険とか資料などのお金ということで,小学生以上が500円という料金になっておりますし,昼食などは実費ということになっておりますが,ただこれは,姶良という町を知っていただきたい。名所も知ってもらいたいというようなところからスタートをしているそうなんですが,3月12日に走らせて,7月31日でもう1,000人に達したということで,1,000人目の方に市長からプレゼントを渡す,もう新聞とかに出ておりました。

 これは,あくまでも県の事業でやっていますので,市の持ち出しは一切ないということで,こういう無料というのができたんだろうなと思っておりますが,もしこれが好調なら,次年度,24年度は検討をしたいというようなことを担当の方がお話をされておりました。

 それから,指宿のディスカバリー号というボンネットバスなんですが,これも民間業者がことしの3月12日から走らせています。西大山駅が発着,また,日本本土最南端の駅という,それだけで観光バスがやってくる,そういう駅でしたけれど,ここで山川の砂むし施設,それから長崎鼻のパーキングガーデンで入浴,入園というのが一応,条件ということにはなっておりますが,とその温泉でふかしたサツマイモとかゆで卵とか温泉サイダーなどがサービスとして振る舞われると。

 夏休みは,毎日運行されておりました。9月以降は,土日,それから祝日に限定されますということでございました。今,申しましたように,これも民間業者でやっているものです。

 で,新幹線で来られたお客様が,例えば,その貸し切り団体を受ける時間帯ですよね,それは,大体午前10前後が非常に多くなっています。ということは,広島とか岡山あたりを7時,8時ぐらいに出られた方が到着するのが大体10時前後なんですね。そして,翌日の午後3時から4時ぐらいのその送りというのが,圧倒的に多くなっています。実際に,私もそういうお客様を何回かお供しましたけれども。

 それから北九州市のある団体さんをお供しましたときに,南九州市が交流都市であるということを1人もその団体の方が知りませんでした。これには非常に残念な思いをしたんでしたけれども,これから仲よくしていきましょうねというような話もしたんですが。

 そこで現在,運行している民間の事業者,あるいは各関係者などと協議をして,南九州ルート,要するに川辺から知覧,頴娃をずっと回りながら,指宿温泉送り。

 もう宿泊は,できることなら南九州にもとどまっていただきたいのですが,やはり宿泊施設というのは,10軒ぐらい並ばないと,なかなか集客は難しいと思うんですよ,よほど,その魅力のある宿泊施設でもない限りは。

 それで,宿泊はもう指宿温泉に任せましょうと。そのかわり,途中は南九州市のいろいろな場所に寄っていただいて,そこで経済効果を高めていただくようなそのコース,日帰りコースでもいいでしょうし,宿泊も,これも考えようによっては,農家の体験民泊なども組んで,コースをつくっていくというのも可能なのではと私は思うのですが,市長はどうでしょうかね,そういう考えは持たれるようなことはありませんか。



◎市長(霜出勘平)  南九州市内には,南薩観光さん,あづま交通さん,そしてほたる観光さん,大変やる気のあるバス業者もたくさんいらっしゃいますので,そんな方々といろいろ研究をしながら,本当にこれができれば,鬼に金棒ちゅうんですかね,大変な効果が上がるんじゃないかというふうに思っております。

 議員がおっしゃるように,やはりもちはもち屋ということで,宿泊はその大きな団体のホテルとかは指宿,鹿児島にお任せして,グリーン・ツーリズムとか民泊とか体験学習とか,そういったことを重点的にやりながら,こういうことができれば,大変効果が上がるんじゃないかなというふうに思っております。いろんな方々と意見交換をこれからもしていければというふうに思います。



◆14番議員(山下つきみ)  とにかく本市にはたくさん観光素材,磨けば光る,いわゆるその観光素材ということ,たくさん持っていると思いますので,今ある観光地,それから観光素材にもっと目を向けて,アピールをしていく手だてというのが,この定期観光バスの果たす役割というのが,非常に大きいんじゃないかと私は思っています。

 旅行会社だけに依存しても,利益につながらなければ,もうすぐに撤退という結果で終わってしまうんですね。だから,これはイメージダウンにやっぱりなるおそれがあります。

 市としても,当市が将来的に費用対効果を生み出すような施策をぜひ民間と連携をとりながら,検討していただきたいということを要望して,1点目の質問はこれで終わります。

 2点目,3点目もすべて関連をしていることではあるんですけれども,ボランティアガイドの養成についてだったんですが,今年度,24名の受講者があったということでございましたが,年代別とか男女別というのは,これはわかっていらっしゃったら教えていただきたいんですが。



◎商工観光課長(塗木博人)  24名のうち,男性が9名でございます。それから,年代といたしましては,昭和9年の方が一番古い方で,若い方は昭和43年生まれの方がいらっしゃいます。地域別でいいますと,頴娃が6名,川辺4名,知覧が13名,市外の方が1名おります。



◆14番議員(山下つきみ)  年代別も,やっぱり若い方から70,昭和9年生まれの方もいらっしゃるということで,かなり年齢層も広いんだろうなというふうに思うことでした。

 やっぱり郷土に強い愛着と誇りを持っておられる方が,おそらく受講されたんではないかなというふうに思っておりますが,現在,いらっしゃるボランティアガイドは,14名というふうにいただいた資料には書いてあったんですが,どこでどういう活動をしておられるのか。

 それから,モデルコースっていうのがありますよね,これ,南九州市のネットで調べますと,モデルコースが武家と特攻と隠れ念仏コース,それぞれ1時間というふうな案内になっているんですけれど,これ,3つのコースとも,ボランティアのガイドさんたちが今,活躍されているんでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  現在の活動の状況でございますけれども,武家屋敷庭園を中心に動いておられる方が3名おります。

 それから,ことし5月から阪急交通公社が催行しておりますスピリチュアルツアーという戦跡をめぐるツアーがあるんですけれども,そこに3名の方が動いております。

 それから,御案内いたしました散策コースですが,これはいわゆる着地型の町歩きのコースというのがはやったもんですから,そのために1人で歩く,あるいは家族で歩く,そういう歩くコースを取りまとめたもので,そこにボランティアガイドがついて回るという状況ではございません。

 以上です。



◆14番議員(山下つきみ)  これは当然,予約制だろうと思うんですが,ボランティアガイドというふうになっておりますが,完全なボランティアなんでしょうか。例えばその交通費なり実費なり,そういったものは支払われているのかどうか。

 というのが,県内には,28人ぐらいボランティアガイドというのが登録をされているようなんですが,観光協会あたりが窓口になっているところは,大体無料が多いみたいなんですけれども,その有志グループというんでしょうかね,あるいはNPOとか,そういったところは実費ですとか,あるいはお一人につき300円とか200円とかっていうふうに,料金を徴収しているような,それもボランティアガイドというふうに呼び方にはなっているんですが,当市のボランティアガイドの実態はどうなんでしょうか。



◎商工観光課長(塗木博人)  その前に,先ほどの年齢の件ですが,昭和48年の方もおられましたので訂正をさせていただきます。

 それから,ボランティアに関する費用なんですけれども,お客様からお金をいただいていることはしておりません。

 それと,武家屋敷に関しましては,交通費といたしまして,1日当たり1,000円を払っております。ただし,1カ月1万円を限度とするということで,10回以上御案内していただいても1万円というようなことになっております。

 指宿あたりのボランティアガイドの様子見ますと,資料代として1人200円,いただいているような現状がございます。で,今後,先ほど申しましたように,ボランティアセンターを立ち上げて,市全域で運営をするというようなことになりますと,やはり応分の費用も発生するわけですから,今後,ボランティアセンター立ち上げに伴いまして,その辺の費用を1バス幾らにするか,あるいは1人,資料代として幾らいただくか,その辺の検討は,今後,やってまいりたいと思っております。



◆14番議員(山下つきみ)   いかにその愛郷精神が強くても,ボランティアというのは,本当に長続きが人によってはしないんじゃないかなということも考えられます。

 いろいろな自治体での取り組みが違うんですけれども,例えば,現地だけで,その現地で待機してて御案内というんではなくて,例えば,バスもどこどこから乗ってくださいというふうな頼まれ方をして,南九州ですと,2時間ぐらいのそのコースを実際,その方もバスに乗って,観光バスですから,ワンマンもあったり,バスガイドがついたりもするんですが,地元のガイドでなければ,やはりボランティアガイドさんのほうが,より詳しく説明ができるんだろうということで,現地で2時間コースとかっていう,ずっとバスに乗りながら回られるような,そういうボランティアガイドというのもあります。

 山口県の萩の城下町周辺は,そういう形で大体ボランティアガイドがついているんですが,2名から4名程度の乗用車ですと,2時間で3,500円とか,5名を超えるバスに乗車した場合は,2時間で5,500円とか,1時間増しで1,000円プラスというような形で,そういう有料でやっているっていうような形もあるんですね。

 今後,その個人客が増えてきたりしますと,当然,ボランティアの数も不足するようなことになったり,あるいは時間を決めて,何時からならボランティアガイドがつきますよとか,いろんなやり方をやっていかないと,お客様のニーズに十分に答えられないというようなことも出てくると思いますので,ぜひそのあたりは,せっかくおいでになるお客様に,満足していただけるような形を進めていただきたいというふうに思います。

 やっぱりプロのガイドとは違うわけですから,その地元に愛着と誇りを持って,何より人と接することがやっぱり好きな方々だろうと思うんですね。本市の顔にもなり得る重要な役割を担うことにもなると思います。素朴な中にも,やはり資質を磨く努力もしていただきたいと。

 実際,ボランティアガイドさんとやはりお客様とのトラブルが起きている事例もたくさんあります。結果的にボランティアガイドさんがいなくなった観光地もあるんです。自分の出番ではない時間に,別なボランティアガイドさんが案内をしているところに,後ろからずっとついてきて,お互いに勉強されるなら何ですけれども,後ろのほうから来て,その人の言っていることはちょっと違うとかうそとか,うそとかとは言いませんが,いや,本当にあるんですよ,そういうことが。

 そうすると,後ろのほうにいるお客様は,そっちのほうに結構,気をとられるもんですから,ええ,どっちが正しいんだろうみたいなことで,それでまた気分を害されたりとかっていうようなことがあって,結果的に,ボランティアガイドが撤退したところも,九州管内の幾つかは観光地にあります。

 そういうことがないように,よく市長が言われる,とにかくおもてなしの心というのをまず先頭にと思って,迎える態勢で十分気をつけてボランティアの養成を,まずしていただきたいというふうに思います。

 それから,これは最後になりますけれど,現在,パワースポットというようなことで,非常に観光客が増えてきている番所鼻公園,それから釜蓋神社,これも4回ほど,日曜日に2回,平日に2回,どのような状況なのかをちょっと見にいってまいりました。

 それで,朝市も,もう実際に始まったということで,朝市の見学にも行きました。地元の方々が,本当にまじめに素朴な味で頑張ろうとしている姿を,今さらやっぱり感動して,ついついどの店からも1品ずつ買ってしまったんですけれども,それぐらい何か,私を見て,どこからですかと聞かれるもんですから,なかなか答え方が恥ずかしいやらだったんですけれども,川辺からと言いましたら,ええっていうことで,とても温かく迎えてくださいました。ああいう素朴さは,やっぱりずっと続けてほしいなというのをつくづく思うことでした。

 今現在のように,その脚光を浴びるようになってからですけれど,市長は,例えば,その番所鼻のタツノオトシゴハウスとか,それから釜蓋神社は,ちなみに行かれたことありますか。



◎市長(霜出勘平)  はい。釜蓋神社も行きました。大変若い方々がたくさん来ていらっしゃったようでございますし,また,番所鼻公園は,あそこの整備の県のほうの開所式というんですかね,そういうのにも参加をさせていただきましたが,やはり,番所鼻公園が何とかできればなというような感じを思ったところです。



◆14番議員(山下つきみ)  ことしの3月に,マリーンゾーン基本計画というのが示されました。平成23年から27年までの5年間が,その計画期間であるということで,基本方向やら方針を定めて,それを実現するために,特に重点的に取り組むべき分野,目標を定めて,実施するプロジェクトということになっておりました。

 計画のスケールが非常に大きくて,しかも重点分野も多岐にわたっております。海の保全活用だったり,歴史文化資源の保全活用とか,人が集い触れあう交流拠点づくりとか,食を中心とした地場産業の活性化,地域を支える人材育成など,非常に多岐にわたっております。

 実施年度も,計画は立っているようです。それぞれのその分野をバランスをとりながら実施していくことが大事だと思いますが,実施には,やはりその現状に応じた優先順位を見きわめることが大事だろうと思うんですね。あっちもこっちも平等に平等に進めていきましょうではなくて,今,力を入れるべきところはここなんだというような,その流れを見きわめて,優先順位というのはつけていくべきじゃないかなと思っています。

 番所鼻公園の整備については,今,市長がおっしゃったように,県の魅力ある観光地づくり事業ですかね,遊歩道とか駐車場などがきれいに整備をされておりました。

 食事処も適当にありますし,見学コースの中にも,タツノオトシゴハウスですとか,吉鐘幸せの鐘とか,いろいろ若い方から高齢者の方まで訪ねていだたけるような,また自然にできた海の池なども,開聞岳をやっぱり眺める絶景の場所ですので,ここはここである程度,お客様を迎えるその形というのは整っているんではないかなというふうに思っていますが,そこで,その公園の来場者数というのは把握をされておりますか,番所鼻公園のほうですけど。



◎商工観光課長(塗木博人)  番所鼻公園の入場者数ですけれども,そこで一々カウントしている状況じゃございませんが,現場にあるいせえび荘並びに,近くのタツノオトシゴの加藤さんと,観光協会の会員でもあるんですが,その方々の話を聞くところによると,1日200名から300名来ているのではないかというようなことでございました。



◆14番議員(山下つきみ)  確かに,建物に入るということであれば,入場者数の把握とかができるわけですけれども,ただ,単に公園を訪ねたという方の把握はなかなか難しいと思うんですが,タツノオトシゴハウスのその資料をいただきましたところが,2010年の2月から始まっているんですが,例えば,2010年の3月は305名だったものが,ことしの3月は1,146名。4月も519名が1,375名。6月,7月に至っても,3倍から4倍ぐらい,去年と比べると,その入場者数が増えているということなんですね。

 やっぱり一生懸命,釜蓋まちおこし会っていうんですかね,あるいはおこそう会とかっていう名前で,一生懸命,地元の方ももちろんですが,よそから入ってこられた方々が,もうリーダーとなって一生懸命頑張っておられる結果が,こういう数字にあらわれているのかなというふうに思います。

 それと今,市長がおっしゃっておられました,市の所有地内に放置されている建物,放置されているという言い方はちょっと語弊があるかもしれませんが,7年間,手つかずの状態になっている建物があります。

 それを市として,これからどういうふうに解決していこうというようなことが決まっているんでしょうか。それとも,これからどうしようかというようなことは,具体的にはまだ決まってはいないんでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  具体的には,何とかできたらなという程度でございます。あそこもいろいろと債権者とかいろいろあるんじゃないかというふうに聞いておりますが,簡単にはいかないのじゃないかと思うんですが,いろんな方々と話し合いをしながら,できれば何とか改善ができたらなというふうに思っております。



◆14番議員(山下つきみ)  それも1つの大きな課題じゃないかなというふうに思っておりますが,先ほど市長がおっしゃったみたいに,とにかくメディアが先行し過ぎて,受け入れ態勢が整っていないというのが,特に釜蓋神社の今の現状ではないかなと思うんですね。

 旅行業者とか,それからメディアの取材とか,あるいは一般観光客とか,役所などからの問い合わせも非常に増えているということなんですが,その対応が市役所であったり,地元の公民館であったり,観光協会であったりと,それぞれ別個に対処しているということで,なかなか統制がとれずに,情報も共有ができていないというのが現状であるということと,まちおこし会の方もおっしゃっておられました。

 今後のその市としての対応といいますか,どのようにやっていかれるおつもりなのかをお聞かせください。



◎商工観光課長(塗木博人)  おっしゃるような側面は否めないところでございますが,現在,市の商工観光課窓口として対外的にはやっているつもりでございます。

 あと現場の加藤さん,タツノオトシゴハウス等,メール等で逐次,新しい情報交換しながら対応していこうと思っているところでございます。



◆14番議員(山下つきみ)  本市のホームページですとか,あるいは県の観光パンフとか市の観光パンフ,もうとにかく,ありとあらゆるものに,今,この番所鼻も,それから釜蓋神社も載せられております。ですから,それを見て来られるのは当たり前なんですよね。

 で,迎える態勢が整っていますのでどうぞとは書いてないわけですけれども,とにかくこんな名所ですよ,ぜひいらしてくださいって書いてあれば,やっぱり皆さん,そこへ来ます。

 現に私が行きましたときにも,7メートルのマイクロでしたけれども,熊本からのバスがちょうど入ってきて,どういう神社なんですかって,また聞かれたもんですから,朝一番でしたけれど,指宿からまだ夕べのアルコールが残ったような団体さんだったわけですが,せっかくだからということで,自分が知っている範囲の案内をしながら,神社のほうまで行きました。

 ところが,お守りとかそういうものも,一切,もう売り切れていたのかありませんでした。で,小さなミニの釜蓋を海辺に投げて運を試すというのもありますが,それも100円入れてくださいというのは書いてありますが,物がないんですよね,そこに。

 それもやっぱりメディアで見ていますので,願かけをしたいんですがというようなことで言われしましたけど,結局はそれもなくて,これ,地元が悪いのでもなく,とにかく,まだ対応が追いついてない現状がそこにあるのかなというふうに思いました。

 で,その発信させた情報に期待をして訪れる観光客が,がっかりして帰るようですと,もう今の人気も一過性で終わってしまうと思います。ですから今をチャンスととらえて,近隣のその観光地と連携をした整備を進めていくべきだろうと思うんですが,一番,喫緊の課題というのは,やっぱり駐車場とトイレだと思うんです。

 駐車場については,もう既に大型バスもどんどんやってきます。で,どこで降ろしようもなくて,とにかくバスが行くところまでとりあえず入ってきて,神社の入口のあたりで降りていただいて,漁港のほうで待機してもらって,出発時間を決めて,また降りていただいたところから乗っていただくというような形を今のところは大体,どのバス会社もとっておられるようです。

 これも,数が増えてくると,地元に住んでおられる方々にも,いろんな迷惑がいくでしょうし,やっぱりその駐車場の整備,地元の方々は一生懸命頑張っていらっしゃいますので,何とかこれを起爆剤に頑張ろう頑張ろうということで頑張っていらっしゃいますが,やっぱり地元だけではできないことっていうのが,恐らくこの駐車場の整備とか,あるいはトイレの整備ですよね。

 トイレも詰まってしまって全く使えなくなっていて,管理者は地元の公民館の名前が書いてありましたので,そこに電話を入れましたら,日曜日だったためか,どなたもお出にならずに,そういうことも行った日に,たまたまでしたけれどもありました。

 そのメディアを活用して,情報発信を推進して,さらに新しい観光地づくりを進めて,それが誘客につながるということは,地域の活力につながるわけですから,非常にいいことだと思いますが,やはり肝心なことは,受け入れ態勢の充実だろうと思うんですね。これは人であったり物であったりだと思います。

 最初の質問をいたしました交通アクセスを整えることもそうですし,それからボランティアガイドさんの活用も含めた来訪者へのおもてなし,それから,ハード的な整備には,当然,予算がかかるわけですけれども,そういったものについては,県の事業などに当てはまるものはないか。

 行政と地域の役割分担というのを十分その協議をされて,ぜひ前向きに課題解決策に取り組んでいただきたいと私は思いますが,最後に市長のお考えを聞かせていただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  先ほどから申し上げておりますように,これは本当に地域の方々が,一生懸命頑張ってつくり上げたスポットだというふうに思っております。

 だから,やればできるんだということを南九州市全体に発信をしていただいたのではないかなというふうに思います。

 これを今度,今,釜蓋神社,それから番所鼻公園,こういったものができたんですから,また川辺にも,また知覧にも,そういったパワースポットを,いろんな形で皆さんが頑張っていただけるような,先例をつくっていただいたというふうに思っております。

 インフラの整備なんかは,もう個人ではできないわけですので,やはり市がトイレとか駐車場とか,そういった整備はしていかなければいけないというふうに思います。

 ただ,やはり主体は地元の方々,今,つくり上げた方々ですので,この方々の気持ちを尊重しながら,市はできる限りのお手伝いをしていくべきだろうというふうに思っております。

 何年か後には,こういういい,先例があるわけですので,川辺の田んぼの後も,この人が,もうあそこの225が渋滞するぐらい,人がたくさん来ていただけるようになるんじゃなかろうかなというふうに期待をいたしております。

 だから,やはり行政と地元の方々と一体となってやっていけば,周遊コースもでき上がるでしょうし,ますます観光,南九州市は発展するんじゃないかというふうに思っておりますので,我々もお話し合いをしながら頑張っていきたいと思います。



○議長(田之脇厚)  次に,田畑浩一郎議員。

  [6番議員田畑浩一郎登壇]



◆6番議員(田畑浩一郎)  私は,先に通告してありました2点について質問いたしたいと思います。

 まず1点目,学校施設の安全対策について,学校内の側溝に蓋版のない箇所が多く見られるが,児童生徒の安全や学校が災害どきの避難場所となることを考慮し,蓋版を設置する考えはないか。

 2点目に,登下校の防犯対策について,防犯ブザーを携行している児童が減少傾向にあると思うが,携行率を示していただきたいと思います。また,壊れた防犯ブザーを携行している児童が多く見られるが,点検や指導をどのように行っているのか,質問をいたしたいと思います。



◎教育長(小野義記)  学校内側溝への蓋版の設置についてお答えいたします。

 学校の側溝に蓋版を設置することについては,いろいろな考え方があります。蓋版設置については,蓋版を設置すると側溝の清掃が困難になるという意見や,子供たちの危機管理能力を高め,危険な場所ではけがをしないように気をつけるような態度が身につかないというような意見もありますので,設置場所については,十分検討する必要があります。

 また,各学校に多くの側溝がありますが,それらすべてに蓋版を取りつけることは,相当な経費を伴うことから困難な状況にありますので,危険度を考慮して,早急に設置してほしいという各学校からの要望をもとにして設置していきたいと考えているところでございます。

 次の2番目の質問の防犯ブザーについての携行率,その点検等についてお答えいたします。

 子供たちの防犯ブザーの携行率は,学校によって違いありますが,100%携行している学校は21校中11校であり,市全体の携行率は65%となっています。

 また,防犯ブザーの点検についても,学校間の格差がありますが,小学校では学校の実施が12校,保護者による実施が5校,学校・保護者両者で実施しているのが4校であり,月ごとか学期ごとに行っています。

 破損した場合は,ほとんどの学校は保護者負担による買い替え等を依頼しております。学校では,全校で防犯ブザーを取り上げた安全指導を年度当初に行っておりますが,子供たちの登下校の安全確保のために,各学校が定期的な点検指導に努め,学校から保護者への指導を徹底していきたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後3時16分休憩

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午後3時30分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆6番議員(田畑浩一郎)  今,答弁をいただいたんですけど,その中で,清掃が困難になるということですけれども,逆をただせば,側溝をすれば清掃は困難になる前に,きれいに掃除がされていくんじゃないかと思うんですよね,逆をただせば。

 それで,危険管理能力を高めると。学校内にそういう危険箇所が,じゃあ,あってもよろしいちゅうことなんですかね,どうなんですか。



◎教育長(小野義記)  その辺は,学校側の判断によるわけですけども,その危険度の度合いだと思います。

 そう危険度のないところまで危険がないようにするのは,やっぱりよくないだろうというそういう考えですね。ですから,やっぱりそこはよく学校のほうで判断していかなくてはいけないということになります。

 以上でございます。



◆6番議員(田畑浩一郎)  そのとおりなんですが,危険箇所ちゅう,確かに度合い的に言えば低いと思うんですよ,側溝の蓋版にしても。しかし,そういうところでのケガっちゅうのが一番多いと思うんですよね。

 車の事故でも一緒だと思うんですよ。見通しがいいなあっちゅうところで,なぜ事故があるんだろうと。子どもたちは,大人が考えられないような行動とかとるのが子どもだと思うんですよ。そういうところで,やはりこの危険な場所というか,側溝というものも,大切であると思って私は言っているんですよ。

 22年の6月に,ある学校で事故が発生したと思うんですが,そのときも,私の記憶でいけば,学校側から早急なそういう報告とか適切な報告だったのかっちゅうことを,じゃあ,まずお聞きをいたしたいとい思います。



◎教育長(小野義記)  あの事故については,田畑議員さんのほうから連絡があってから,学校のほうが動いたということになります。



◆6番議員(田畑浩一郎)  そういう指導をじゃあ,教育委員会のほうは学校のほうにされてないんですかね。ケガがあっても,じゃあ,教育委員会のほうには何も報告がないと。そういうずさんな対応というか,そういうのであれば,この学校に要望を,各学校からの要望をもとに設置していくと。そういう学校が,果たして要望を出せられるんですかね。



◎教育長(小野義記)  基本的には,学校内,また学校の行き帰りの事故については,すべて教育委員会に報告することになっています。

 あと,そのケガの程度によっては,学校内で処理する場合もありますけども,その学校の場合は,ケガの程度が学校側のほうで処理ができるという判断されたんだろうと思いますけども,そのことについては,もう教育委員会もすぐに対応いたしました。



◆6番議員(田畑浩一郎)  でも,軽い事故ではなかったと僕は思うんですよ。結構,重たい事故なんじゃないかなと。親にとっては非常に不安があったんじゃないかな,特に女の子なので傷が残ったりとか,そういう損害賠償請求が仮に出た場合,それはだれが責任を問われるんですかね。



◎教育長(小野義記)  学校の登下校あるいは学校内の事故については,すべて学校安全会という保険に入っていますので,そちらのほうですべて治療から損害賠償まで対応いたします。



◆6番議員(田畑浩一郎)  その保険じゃなくて,じゃあ人で言えば,市長,教育長がいるわけですが,最後に責任追及された場合は,市長,教育長,どちらがその責任追及とられるんですか。



◎教育長(小野義記)  その事故の程度によると思うんですけども,校長が責任をとる場合もありますし,教育長が責任をとる場合もありますし,最終的には市長が責任をとるということになる場合もあるだろうと思います。

 以上でございます。



◆6番議員(田畑浩一郎)  市長もちゅうことだったもんで,それでは市長のそういう意見を聞いてみたいと思いますが,本当に危険じゃないのかと,必要じゃないのかなと,どのように思いますかね,この蓋版について。

 災害どきの避難場所等もなっているわけなので,それも一緒に含めた上で,市長はどのようにお考えかお聞きいたしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  先ほど教育長のほうから答弁がありましたように,やはり校長がまず管理者ということですので,その管理者が,やはりここは本当に危険だというようなことで上げていただければ,これは整備をしていかなければいけないというふうに思いますが,現在,そういう管理をされる方々が,この程度でいいんじゃないかというようなことだろうというふうに思います。

 そういったことで,やはりそういった方,もうお任せしている以上は,やはりその方々の管理というものを尊重しなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思います。



◆6番議員(田畑浩一郎)  22年度の10月には,校区の交通安全の法令講習が夜にもあったんです。その際も,お年寄りの方が,側溝でつまづいて倒れたんですよ。ケガはなかったとは思うんですが,もうすぐ立ち上がっていったので。やはりそういう観点からいきますと,地域住民の方が避難場所として,今のところは学校も避難場所になっているわけですので,避難場所として本当に安全なのかちゅうことですよね。

 防犯灯ももちろんないわけですよね。真っ暗の中で,そういうところを懐中電灯を一つ二つで歩いて来られていたようですけれども,それでもやっぱりお年寄りの方々は見えなかったり,気づかなかったりということなんですよ。

 で,避難場所となると,本当に安心して安全なところに逃げたいっちゅうので避難をするわけですから,そういう観点から見ると,本当にそういう蓋版,そういったものは設置はしていくという考えはないですかね。



◎教育長(小野義記)  蓋版設置については,先ほど,学校側の要望を受けてから,受けた後に対応するということをとっていますけども,今言われましたように,緊急避難場所になる場合もあるわけですね。

 ただ,そういうには避難場所である体育館周辺等については,当然,前もって蓋版を設置しなくてはいけないということになりますね。

 で,先ほどの事故の件ですけども,あれは,あの事故の原因というのは,花壇と溝の間が非常に狭かったということですね。意外と溝が深かったんですね。ですから,当然,そこには設置しておかなくてはいけなっただろうと。

 ですから,このことについては,学校側のほうには,やっぱり指導はまずかったのか,それとも危機管理能力がなかったのか,どちらかだということで,一応,指導いたしましたけども,そういうやっぱりまだ,事前に予想して設置しなくちゃならない場所もあると思いますので,先日,各学校すべて再調査いたしました。

 ですから,これをもとにして,また,蓋版設置のほうを年次的に進めていかなくていけないだろうと。

 この中で,学校側がぜひこれしてほしいと,早目にというのをもう1回調査をして,その場所については,できるだけ早く設置できるように努力したいと思っているところでございます。

 以上です。



◆6番議員(田畑浩一郎)  要望があった場所は,年次的にしていくということですよね。

 わかりました。

 じゃあ,次にいきたいと思います。

 防犯ベルの携行率が高いところと低いところとあるわけですが,市全体でいくと65%と,低いように思われるんですが,この低いという理由というか,そういったものがわかりますかね,どうですかね,なぜ低いのか。



◎教育長(小野義記)  防犯ベルについては,今から七,八年前に,それこそ全国的に子どもたちに配付するような方向だったんですね。ですから,その時点では,すべての学校が大体100%近い状況で配付されたと思うんですね。

 しかし,それからやっぱり時間がたっていますので,そのときの危機管理をずっと持ち続けている学校と,そうでない学校との差が出てきていると。

 携行率について,やっぱり子供たちの児童数の差がありますので,小さな学校とたくさんな学校と,ですから大きな学校が携行率が悪くなれば,全体的にも低くなります。

 先ほど言いましたように,約11校でしたかね,11校は半分以上は,もう100%ということですね。そのほかの大規模の学校の携行率が悪かったということで,その後の点検,指導がちょっとおろそかだったと,そういうふうに考えております。



◆6番議員(田畑浩一郎)  もうそういうことも原因の一つかと思うんですが,あと一つは,旧3町のこの購入といいますか,こういう方法がばらばらだったと思うんですよ。

 頴娃のほうでも,今でも寄附でもらっているとおもわれるんですが,ほかの3地域のそういう状況というもの,実態を教えていただきたいと思います。



◎学校教育課長(大木節夫)  購入のいわゆる調達の方法ということで,今,御質問があったわけですけども,以前,合併する前は,町のほうで,教育委員会のほうで一括購入といったところもあったようですけども,現在としては,保護者の購入が,保護者負担が10校,それからPTAで一括購入が8校,その他が3校ということで,3町それぞれ違っているようであります。

 購入方法としては統一したところはありませんけども,23年度は,防犯協会,それから南九州市の金融機関防犯協議会のほうから,寄附がなされているというふうにうかがっております。

 以上です。



◆6番議員(田畑浩一郎)  旧町時代はその町で支給していたということですけれども,新市になってもう4年目を迎えているわけですが,これを統一して市で新1年生に対して配付するという考えはございませんか。



◎学校教育課長(大木節夫)  統一して市でということでありますけど,教育委員会としましては,今の保護者,今の購入方法,先ほど申し上げたとおりでありますけども,その方法で基本的には継続をお願いしたいというふうに考えております。



◆6番議員(田畑浩一郎)  じゃあ,今までどおりということなわけですよね。ほかの市なども,結構,市でくれているところもあると思うんですよ。やはり子どもたちを安全・安心に守るためにも,この防犯ブザーっちゅうのは結構,役に立つのじゃないかと思うんですよね。

 それによって,やっぱりこの携行率なども,多分,保護者負担であれば,結構,保護者の方々も買わない方も多いと思うんですよね。やはりそういうことを考えますと,統一した形で,この寄附でいただける学校とかそういうところは,そのまま寄附でもらえばいいわけなんですけど,やはり自己負担ちゅうなりますと,つり合いがとれないと思うんですよね。ただでもらえる学校もあれば,自己負担と,自分たちで払うと。だから,自分たちで自己負担をする学校に限っては,配付する考えないですか。



◎学校教育課長(大木節夫)  さっき申し上げたように,PTAから寄贈と,それからその他公民館,その他の3校は公民館とか校区の青少年協議会というふうになっておりますけども,そこから寄贈というふうに分かれておりますけども,この保護者負担につきましては10校,この学校に市が負担,市のほうで寄贈となると,またちょっと不公平感が出てきますので,そこはまた同じような,各学校で任せるということを基本的に考えていきたいというふうに思っております。



◆6番議員(田畑浩一郎)  どうしても,配付しないというような感じなんで,それではお聞きしますが,この10校,保護者負担の学校の携行率を示していただきたいと思います。



◎学校教育課長(大木節夫)  全体の携行で,今,ちょっと手元には,アンケートとしてはとっておりますけれども,すぐに保護者負担の学校の携行率が何%ということは,今の状況では出しかねる状況になります。



◆6番議員(田畑浩一郎)  この検討するということもないっちゅうことなんですね。もう率直に自己負担と言われているので,検討の余地もないということでよろしいんですか,そういう理解で。



◎学校教育課長(大木節夫)  市全体で購入した場合に,どの程度になるかという試算はしております。

 そういったところから考えると,どうしても将来的にそういった購入ができないと,全部の調達が不可能であるということも考えて,検討しなければならないということは考えております。そこはもう考える余地は持っております。



◎教育長(小野義記)  旧町時代に,何年かかけて行政のほうで,市のほうで100%して,した時点で,それから先はやっぱり保護者のほうでやっていくべきだろうといって,あとはもう保護者に任せたこともありましたけども,基本的には,やっぱり100%になるまでには,行政も努力していかんといけないと思うんですけども,あとはやっぱり保護者の皆さんも,自分の子供を自分で守るというような意識を育てるためにも大事なことだと思うんですね。

 金額的にも,そう大したことじゃありませんし,これから先の対応としては,また学校が,学校の実態等も調べてみたいと思います。どうしても,その学校のほうで対応できない,あるいは保護者で対応できない,PTAで対応できないんであれば,また,市全体をというようなことを考えてみたいと思いますけども。

 その場合,やはり1年生からそれから順番にこれやっていかんといけないということになります。たとえ購入しても,その後,やっぱり維持管理要りますので,電池代とか保証とか。それはもう当然,親が見ていかなくてはいけないということになるだろうと思います。

 以上でございます。



◆6番議員(田畑浩一郎)  全校で防犯ブザーを取り上げた安全指導を年度当初に行っているということなんですが,これは警察関係,あるいは校区の方々,そういった方々と一緒に連携をしている学校は,どの程度ありますかね。



◎学校教育課長(大木節夫)  先ほど申し上げたように,全校が防犯訓練を行っておりますけども,警察または防犯協会の指導のもとに防犯訓練を行っているというのが何校であるかということは,今,把握しておりませんけども,ほとんどの学校で警察と連携しながら,子ども110番の家のこともございますので,連携をして行っているものと承知しております。



◆6番議員(田畑浩一郎)  警察のほうに聞いたら,やっぱり要望がないと警察のほうは行かないというようなことだったんで,ぜひそういう防犯教室をする際は,警察,そういったところにも連携をとっていったほうが,すばらしい防犯教室ができるんじゃないかと思います。

 ついでに,声かけ事案,南九州市でも,19年度に4件と,20年度に2件,21年度が1件もなかったみたいです。22年度が3件で,今,23年なんですけど,まだ途中なんですが,もう5件発生していると。

 そういうこともありますので,やはりこの防犯ブザーというものは大切であるというふうに,私たちは認識して,今,こうやって質問させていただいているところなんですが,防犯ブザーというのは,災害時にも活用できると思うんですね。地震がありましたと,がれきの下に子供が入っていると。それとか崖から落ちたとか,そういうときも,そういうものを引っ張れば聞こえる。声では聞こえないけど,ずっと鳴らしとけば聞こえるとか,そういうことにも使えると思うんですが,その辺はどのように考えますかね。



◎教育長(小野義記)  防犯ブザーについては,全員,100%携帯させるのが基本的だと思います。

 今,ちょっと60%とかいろいろ出ていますので,このことについては,早急に100%になるように,学校のほうを指導したいと思います。来年度からのことは,まだ,その次に検討していきたいと思います。

 以上でございます。



◆6番議員(田畑浩一郎)  まあ100%持っていたほうが本当に助かると思うんですよ。防犯ブザーは,人家の少ない場所とかもあると思うんです,通学路に対して。そういう場所では,普通の防犯ブザーでは意味がないんじゃないかと,PHS機能型のブザーとか,親の電話に防犯ブザーを引いたとき,子供が引いたら,親の電話に連絡が行くとか。そういうパソコンとか,学校とか教育委員会とか,それぞれあるんですが,そういうところにも,通報が行くような,そういうシステムの防犯ブザーちゅうのもあるわけですが,そういったものは考えられたことはないですかね,今後ですね,今後。



◎教育長(小野義記)  そういう機能のついた防犯ブザーについては,今まで考えたこともありませんけども,問題はやっぱり経費の問題だと思うんですけども,経費を調べてみて,実施可能であれば,そういう機能のついた防犯ブザーを購入させたいと,今んとこ思っておりますけども,こちらの調べたので,大体500円から800円程度なんですね,1個が。

 それで,先ほど言いましたように,新入生にこれを持たせますと,500円の場合で15万ぐらいですね,800円になりますと24万ぐらいかかるんですけども,これにそういういろんな機能をつけますと,また数倍の値段になるだろうと思われますので,検討してみたいと思いますけれども,とりあえず,まずはやっぱ今の現在の機能の防犯ベルを100%,子供たちが持つような指導をしていきたいと思っております。



◆6番議員(田畑浩一郎)  普通の防犯ブザーを100%持たせられるように,また,100%配付できるような,そういうふうな考えを前向きに持っていただけますかね,どうですかね。



◎教育長(小野義記)  このことについては,当然,そういう検査をして,指導をしているというふうに教育委員会でも思っていたんですね。御指摘受けてから調査をしたらこういう結果でしたので,私たちとしても甘かったということになりますけども,やっぱり毎年,教育委員会としても指導しなくてはいけないということを感じております。

 以上でございます。



◆6番議員(田畑浩一郎)  最後に,じゃあ市長にもお聞きしたいと思います。

 未来の南九州市を担う子供たちなので,やはり安全であってもらいたいということから,市長もぜひ,100%子供たちにそういう配付,防犯ベルも普通の防犯ベルで最初はいいと思います。そういうのを配付するように検討はできますかね,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  教育委員会とよく協議をしながら検討してまいりたいというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  次に,森田隆志議員。

  [23番議員森田隆志登壇]



◆23番議員(森田隆志)  南九州市が誕生してはや4年,私たち議会の任期も,あと3カ月余りとなってまいりました。

 私は,議員として市政の諸問題につきまして,この4年間に一般質問した中で,議論を重ねてまいりましたものを含め,総括の意味を込めて,次の3点について質問いたします。

 まず初めに,国民健康保険事業についてであります。

 国民健康保険事業の運営は危機的状況であり,平成23年度は,一般会計より1億3,200万円の基準外繰り入れを実施し,歳入予算の確保を行っております。

 市長は,3月の当初予算の審査の中で,これほど財政が逼迫するとは予想していなかった。保険税の問題を含め,内部でじっくりと1年かけて検討していきたいと答弁しておりますが,これまでどのような協議がなされておりますか。

 2点目,自治会運営につきまして,平成22年12月議会において,本市のまちづくりの機関であり,行政遂行上,一番の基礎をなす自治会の組織運営について,どのように取り組んでいくか質問いたしました。そして,少子高齢化が進む中,活力ある明るい地域づくりを進める上では,そこをリードしていく市の姿勢が大事であると問いました。

 市長は,自治会のあり方や将来を見据えた対策が必要と考えることから,23年度に自治会活性化市民検討委員会を設置し,市民とともに検討していきたいと答弁しておりますが,どのように検討をされておりますか。

 次に,自治会無線放送施設は,事業費の2分の1を補助し,事業の推進を図っておりますが,過疎化,高齢化が進む自治会の現状を見ると,地域の高齢者は,自治会自らが守るという趣旨で,携帯型無線通報器の整備も同事業に取り組むべきと考えております。

 災害時や高齢者の体調不良など,緊急時における安全対策として取り組む考えはないか,お伺いいたします。

 最後に,火葬業務について質問いたします。

 本年,南九州市火葬場検討委員会が設置され,7月4日に第1回会議がなされたと聞いております。2年間にわたり,本市における火葬業務の方向性,とりわけ川辺火葬場の存続,及び頴娃浄楽苑の一部事務組合加入について議論が重ねられておると考えますが,現在の検討状況をお伺いいたします。

 以上で,1回目の質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  森田議員の御質問にお答えいたします。

 まず,1番目の国民健康保険事業の取り組みについてということで,24年度以降の方向性を検討をするとしているが,これまでの協議内容を問うということでございます。

 国民健康保険事業特別会計は,歳入におきましては,近年の景気の低迷の影響によりまして,国保税が平成19年度からの3年間で,2億1,300万円ほどの減収となっております。

 一方,歳出におきましては,老人保健が後期高齢者医療制度へ移行した平成20年度から換算いたしますと,医療費が6,100万円ほど伸びを示しております。

 平成22年度におきましては,県から4,600万円の借り入れを行い,また,国保財政調整基金を2億2,269万5,000円取り崩し,対処いたしたところであります。

 平成23年度は,一般会計からの1億3,200万円の法定外繰入金を予算計上させていただき,歳入,歳出のバランスをとったところであります。

 このような状況を踏まえ,本年4月21日には,市長,副市長,市民福祉部長及び健康増進課全職員,さらに税務課長以下関係職員35名が出席をいたしまして,「本市の危機的な国保財政と健康づくりについて」と題し,討論会を開催いたしました。

 結論といたしましては,長引く景気の低迷による所得減で国保税収が激減しているので,国による景気回復と国保制度自体の改革が必要ではないかということ,また,増加し続ける医療費の抑制は,長期的に健診の受診などを推進し,早期発見,早期治療で重症化を未然に防ぐ健康づくりを推し進めていかなければならないことを確認したところであります。

 そのほか国保財政の危機的状況を周知し,その状況を改善するために,国保運営協議会内での議論や部課長会での職員講和,対外的には市内で開催される各種大会,行事等,行政嘱託委員会や民生委員会などの各種団体に出向いての啓発活動を行い,広報紙などでも広く呼びかけを行っておるところでございます。

 しかしながら,平成24年度以降の国保会計の方向性は,今現在では6月分までの医療費の状況までしか把握できておりませんので,年度末,さらに新年度に向けて,具体的数字が見えてこない状況であります。

 国民健康保険事業は,加入者が病気やけがに備えて保険税を納入し,医療費の補助に充てる制度でありますので,必要な経費は国民健康保険事業の中で賄っていくのが正当な事業運営だろうと考えますが,景気の低迷で,市民の皆様の所得が伸びない状況でもありますので,今後,医療費の伸びと国保税収の状況を注視しながら,24年度以降,税率改正を行うかどうかを慎重に議論を重ねてまいりたいと考えております。

 次に,2番目の自治会運営について,これまでの検討状況を問うということでございます。

 自治会活性化市民検討会は,19人の委員とアドバイザー2人と,運営業務受託業者により会議が進められております。平成23年8月31日に,第5回目の会議を終えたところでございます。検討の状況につきましては,第3回までの会議で,地域の活性化,空き家対策,耕作放棄地対策,集落の各種行事,自治会の組織,役員等集落内のコミュニケーション,防災組織,防犯,買い物等日常生活,ごみ処理,不法投棄,福祉医療等,たくさんの検討課題が見出されました。

 第4回からは,これらについて3班に分かれて,地域の現状や問題点を出し,そこから課題を上げて解決策を検討していくという作業を行っていただいているところでございます。

 第6回から,課題解決に当たって,自治会住民,市の役割と,その役割を果たすために3者がそれぞれ取り組むべきことを検討していただき,最終回となる第8回には,提言書としてまとめていただくことになっております。

 次に,自治会運営についてのその2,自治会放送施設の無線化に伴う携帯型無線非常通報器の整備を取り組む考えはないかとの御質問でございますが,携帯型無線非常通報器につきましては,自治会放送施設の無線化を実施いたしました自治会の個別受信機は,導入したメーカーにより機能を追加できるものとできないものがございます。

 現在は,一部の自治会で携帯型非常通報器を導入しておりますが,平成20年度以前に整備された施設につきましてしは,この機能を生かすためには,追加整備しなければ利用できない機種もあります。

 平成22年の12月定例議会におきまして,森田議員より,この携帯型無線非常通報器の整備について御質問があったところでございますが,その後,検討した中で,携帯型無線非常通報器は,対象地域に偏りがあり,無線化した自治会のみが対象となり,既に整備の終わっている知覧地域,及び平成20年度以前に導入した頴娃,川辺地域の自治会では,メーカーにより対象外となる地域もございます。

 また,この自治会放送施設整備事業の補助目的は,防災行政無線の整備と災害に強い放送設備の整備を行う自治会,団体への補助でありますが,携帯型無線非常通報器は個人が対象のため,補助対象外でございます。したがいまして,携帯型無線非常通報器は,従来どおり個人負担で導入をお願いしたいと考えております。

 ただし,福祉課で実施いたしております緊急通報システムの対象者と同じ条件の方,いわゆる市内に住所を有する者で,おおむね65歳以上の突発性疾患,軽度の認知症等を持つひとり暮らしの高齢者については,2分の1程度の補助としたいと考えております。

 3番目の火葬業務についてお答えをいたします。

 火葬場検討委員会につきましては,校区地区公民館連絡協議会,衛生自治団体連合会,女性団体連合会,商工会,市議会議員,各地域審議会の代表者からそれぞれ推薦していただき,平成25年3月31日までを委嘱期間として,計18名で組織されております。

 これまでの火葬場に関する一般質問の中で,検討委員会を設置し,その中で一部事務組合との関連性を考慮しながら,将来,南九州市としての火葬場の方向性を慎重に検討してまいりたいと答弁いたしたところでございます。

 第1回目の検討委員会を7月4日に開催いたしまして,南九州市民に関係のある火葬場の設置経緯や,一部事務組合との関連等,火葬業務の現状について説明をいたしたところでございます。

 第1回目ということもありまして,委員の皆様には,まず,現状を知っていただかないと議論ができないということもあり,大部分が現状の説明について時間を要したところでございます。

 2回目の検討委員会につきましては,10月ごろを予定しておりまして,南九州市民が利用している3施設の火葬場と,南さつま市に建設されました火葬場,白亀苑の視察を行い,本市の火葬場の具体的な方向性の検討に入っていく予定でございます。

 以上で,森田議員の質問に対する答弁とさせていただきます。



◆23番議員(森田隆志)  まず,国保事業関係について重ねて質問をしていきたいと思います。

 市長の答弁で,3月の当初議会におきまして付託されました文教厚生常任委員会で,市長の出席を求めて国保事業の現状を質し,それから,これから先のその国保事業についての考え方も質した上で,委員会としては審査をした経緯があるところでございます。

 その中で,23年度中に内部におきまして,十分協議を重ねて,24年度から以降の国保運営については,年度内に一定の方向性を出すというようなことで,市長の言葉をいただいたところでございましたが,現在におきまして,今,この答弁書を見てみますと,24年度以降,税率改正を行うかどうかを慎重に議論を重ねてまいりたいと考えておりますというようなことでございます。

 一番大きな問題は,24年度から税率の改正をするのか。24年度までは,23年度,行った予算措置の方法で,できれば取り組んでいきたいと思っているのか,非常に先が見えないということも答弁されておりますけれども,国民健康保険事業ですので,これは国保対象者,市民の6割ぐらいですかね,6割ぐらいが国保対象になるのじゃないかと思っておりますが,その方々に直結した大きな課題だというようなことなんですよね。

 ですので,いろいろ検討をされるということは結構なことなんですが,どのような状態になるか,また,どのような状態で検討中であるか,その時系列的な情報は,市民の方々に逐一,知らしめていかないといけない。この情報の公開というのは,すごく大事な部分でございます。

 ですので,今回,あえてこういうふうに質問させていただきましたのは,まず第1に,この段階で当局が国保事業について,3月の9月ですから,ちょうど6カ月ですよね。6カ月間でどのような検討を重ねたのかというのを,その市民の皆様方につないでいくのが,我々議会議員の務めだというような意味で一般質問をしたわけです。

 で,具体的にこれから質問させていただきますが,24年度に税の改正をする,改定をするということになりますと,どのぐらいの比率で改定をしないといけないのか。

 例えば,10%なのか,15%なのか,今のままでいけば。それとも,またもう一つ,選択の方法といたしまして,その24年度まで一般財源の繰り入れ,基準外繰り入れをするというようなことであれば,23年度は1億3,200万円繰り入れをして,予算を組み立てたわけですが,24年度は,その一般財源の繰り入れで事業を何とかしていこうという考えがあるとすれば,どのぐらいの額がその基準外繰り入れとして必要になってくるのか。

 その辺の状況が,ここに書いてあります2カ月しかたっておりませんから,なかなか把握がしにくいというようなことも書いてありますけれども,23年度予算につきましても,1億3,200万につきましては,これは予算でありますから,実際,事業の中で執行しないといけないのかどうか,この辺もまだ見通しが立っているかどうかもわかりませんが,我々議会の立場からしますと,それが本年度よりも,まだ額的に大きくなるのかどうか。

 それから,また税率の改定をしますと,その税率についてどの程度の税率の改定になるのか,その辺は,非常に市民の関心もありますし,そしてまた,我々もその辺の状態はつかめていかないといけないと思っておりますから,そこについて,部長でもよろしいですが,大体の状況を予想されるような状況として,考えられるところがありましたら答弁をいただきたいと思います。



◎市民福祉部長(折田盛彦)  ただいまの御質問でございますけれども,税率,それから一般会計からの繰り入れでございますけども,具体的な数値は私どものほうでもまだつかんでおりません。

 ただ,先ほど市長答弁の中にもありましたように,今,非常にこの景気が低迷する中で,市民の皆様の所得が伸びていないような状況であると。それと,医療費についても,6月までのデータしか持ち合わせておりませんから,今後,どのような伸びになるのかわかりませんが,そのような中で,今後,医療費の伸びと国保税収の状況等を勘案しながら,24年度に向けて取り組んでいかなきゃならないというふうに考えております。

 そして,具体的にありましたけれども,その中で大幅な,もし税率改正をするとなれば,住民の負担も結構大きくなり,そのこと等を考慮しますと,一般会計からの基準外の繰り入れ等も,24年度についてもやはり検討していかなければならないと考えております。

 いずれにいたしましても,医療費の抑制に向けて安定的な自主運営ができるように,市民福祉部としては努力してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



◆23番議員(森田隆志)  具体的にこうである,こういう形になりそうだというのは,なかなか言えないというようなふうに聞こえました。不確定要素の多い事業でありますし,まだ,23年度事業の動向も,はっきり定まっていないというような中で答弁をしていただくということで,ちょっと無理があるのかもしれませんが,そういうことでありましても,隣接他団体を見てみますと,ことしの4月だったと思うんですけれども,日置市が15%の税率改定をしましたよね。

 新聞で見たところでは,15%税率の改定をして,なおかつ今,自分たちがやっている基準が法定外の繰り入れをやって,国保事業を運営しているような状況なんですよ。6月だったと思うんですが,隣の枕崎市も税率改定を実施しました。

 南九州市も,そのような切迫した状態であるというのは,状況的には余り変わらないということですよ。ですので,市民の皆様方にお願いしないといけない時期は,いずれ出てくるということでございますが,行政のほうといたしまして,ぱっと出したら,これはもうある意味,いろんな問題が出てくると思います。ですので,先ほど言ったようなことにつながってくるわけですが,その辺をよくよく考えていただきたいというのが1つあります。

 それから,けさほどの文教厚生常任委員長の所管事務調査報告の中でもありましたけれども,最後の最後のまとめで,医療制度改革,国の国保事業そのものの制度が,もう現在,疲弊といいますか,制度的に問題が起きて,このままでは,保険者である自治体は運営が不可能になってくるというような現況はよくわかります。

 私どもも,岡山県と広島県に行きました。そこで,この国保運営について,言えば,状況を好転するための方策は何かございませんかって。あったら,私たちに教えてくださいというようなことでありました。ですから,どこの自治体も,そういう状況であるというような間違いないというようなふうに思っております。

 しかし,南九州市といたしましては,これは市がその保険者になるわけですよね。で,市民が被保険者になるわけですので,自治体がその国保事業は運営しないといけないわけですので,いずれにいたしましても,そう遠くないところで税の改正,条例改正を実施して市民の皆様方にお願いをしないといけない状況になるのは,もう間違いないです。

 ですので,きょうここの質問をしたのは,そこに取り組む姿勢といたしましては,その一番大きな問題といたしまして条例改正を行い,国保税の値上げをどのような形で市民にお願いするのか。今回のような一般会計からの繰り入れを今後も続けるのかということだというふうに思います。特別会計の抜本的な解決策は,加入者負担によって事業を運営することだと思いますので,難しい決断が必要になってくるわけですよ。

 ですので,その辺もあわせて決断をする時期,それからその事業そのものを正常とは言いませんが,何とか運営できる状況にのせていくためには,どこかでか,市長が決断をしないといけないということになってきます。

 そのためにも,一番大事なことは,その時系列といいますか,刻々とやっぱり議論を重ねる,その情報をぜひ市民の皆様方によくわかるように開示をしていただきたい,そこが一番大事なところだと思います。

 いきなりぽっと出て,その条例改正の提案をされても,ひょっとすりゃ,そのときの議会は否決をするかもしれませんよ。そういうことも考えて,今も検討中でございますので,そこはぜひ市民の皆様方に,きょう,こういう一般質問をしたので,これはまた,ぜひ議会報等にも書きたいと思いますから,市民にやっぱその情報を出すのが一番大事だと思いますので,ぜひその辺については,執行部のほうもそういう考え方で取り組んでいただきたいというふうに思います。

 市長,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  国保事業は,国保税で運営をしていくのが基本であるわけでございますが,議員もおっしゃるように,どこの自治体も大変苦労をされているのではないかというふうに思います。

 できることなら,県あたりがまとめてこれをやっていただければ,一番いいのではないかと思いますが,現状は,市のほうでやっていかなければいけない現状でございますので,何とか,この医療費の抑制というものを本当に真剣に皆さんにお願いをしながら,この解決に向けて努力をしていきたいと思います。

 いろんな形で,我々もあいさつに呼ばれることがあるわけですが,副市長も含めて,いろんな会合等で,機会があれば,そういう国保税はこうなっているんですよと。だから,皆さん,ということで,いろいろお願いもしている現状でもございます。

 やはり,これが急に一気に国保医療費が下がるということは,もう余り期待ができないわけですが,そうなりますと,やはり少しは国保税を上げさせていただかなければならないのかなと。

 そして,ぎりぎりの線でして,あとは一般財源からの繰り入れというようなことをしていかなければ,いけないのかなというふうな思いはありますが,できれば,また国のほうも,今,復興財源ということで増税を考えておりますので,そうなると,市民の皆さんは大変な重税感というものを味わうんじゃないかなというふうに思っております。

 だから,ぎりぎりまで努力をいたしまして,この国保税を上げない方法で,何とか解決ができないかというふうなことを考えておりますし,また,庁内会議におきましても,いろんな職員の意見等も聞きながら,これの解決に向かっていきたいというふうに思っております。



◆23番議員(森田隆志)  自治会運営に,自治会活性化についてでございます。

 22年の12月議会に,この件については質問を1回したところでございます。本市におきましては,本年度に自治会活性化市民検討会が設置され,8月31日までに,もう5回目の会議が終わられたというようなことでございますが,8回目には,もう提言書をまとめるということでございます。自治のいろいろな,さまざまなそのありようというのを多面的な協議をなされているのが,よくここでわかるわけですが,私は自治会の,昨年の12月議会で質問をしたときは,持続不可能になりつつある小さな自治会が,市内にたくさん出てきますよというようなことで,その再編,統合が自主的にその地域から起こってくるとすれば,その辺の後押しはできないかというような質問をしたつもりでございます。

 今,自治会の合併につきましては,自治会そのものが存続できない状況である自治会が,もう目の前にたくさん出てきそうな形が見えておりますので,そこにつきまして,一般質問もしましたし,その中で,提言もいたしました。

 具体的に言いますと,自治会長の報酬等の予算につきまして,例えば,その自治会が2つが1つになれば,その1つ分の自治会長さんの報酬については,その合併自治会の運営補助といたしまして,例えば,集会施設の整備とか,それからその他組織の再編等で必要になる経費については,そのそういう今,計上されている予算の中からそういう条件整備をしますと,市の負担は今までと変わりなく,その自治会の再編,それから合併・統合について後押しができるんじゃないかという提言もしたところでございます。

 その辺につきまして,強制的な合併というのは,もう当然できないわけですが,市として力強い自治会をつくる意味におきまして,自治会の合併を統合・合併を後押しするような施策については,どうですかということを質問したと思います。

 そこら辺について,この協議会の中で話が出ているところはないかどうか,課長でもよろしいです。



◎企画課長(下薗宏一郎)  自治会活性化市民検討会の中では,若干,報酬等については触れておりますが,その合併に伴っての自主的な自治会の話し合いによる,自治会の合併については,自治会の自主的な話し合いによるということだけは話をしておりますが,その中で,報酬の一部を地域活性化のために使うとか,そういう細部の話には至っておりません。



◎総務部長(有水秀男)  今,おっしゃるとおり,ことし4月に川辺の仁之野下と仁之野上の自治会が合併いたしまして,このときに自治会としての合併をしたんだが,あと財政的な支援はないかというような御質問等もございました。

 これに関連いたしまして,行政嘱託委員会が7月に開かれまして,市の考え方を説明したところでございますが,基本的には,今,やっております自治会活性化市民検討会の意見等も受けましてやりたいんですが,それを踏まえてやるんですけど,考え方といたしましては,現在の行政嘱託員の報酬は,1自治会当たり12万円と,それから世帯割が5,400円となっています。

 それから,自治コミュニティ活動奨励金も支払っておりますが,これについては世帯1,800円ですかね,1,800円ということでお支払いをしているんですが,それで自治会が2つが1つに例えば合併した場合に,やはり,先ほどおっしゃるように,この行政嘱託員のこの12万円というのは,市としては出さないでいいと,出さないということですね,そういうふうになりますので,これは予算の中に入っておるわけですけど。

 これらも含めまして,市としての考え方としましては,今後,要するに小規模で集落機能の低下が懸念される自治会も支援をしなければならないという観点から,合併年度から3年間は,この考え方をもとに自治コミュニティ活動奨励金として,年額12万円を加算をして支出したほうがいいんじゃないかというような考えを持っているところでございます。

 で,3年間でございますので,3年間の間に1つの自治会としてひとり立ちができればいいんじゃないかというようなふうで,一応は考えておるところでございます。

 以上です。



◆23番議員(森田隆志)  今,具体的に,その余剰分じゃないですけれども,そういう形になる部分の12万につきましては,3年間はやっぱり地域のために,奨励金として出せる方向で考えている。

 これはまだ,もちろん条例化もされておりませんし,そういう考え方であるということでございますが,市長,部長からも聞きましたけれどもそういうことであれば,ちゃんと市長の口から,こういう形で取り組むということを言ってください。



◎市長(霜出勘平)  このことにつきましては,庁舎内でいろいろと検討をした結果,やはりそういったことで,支援をしていかなければいけないのではなかろうかなというふうに,そして3年間の間にそういうことで基本をつくっていただいて,がんばっていただけるようなことをしないと,なかなか合併も進まないし,また,自立ということも難しいんじゃなかろうかなというふうなことで,そのようなことを検討をいたしました。

 そして,このことについては,今,検討委員会もいろいろとお願いをしているわけですので,そこにも提案しながら,前向きにこれは実施をしていきたいというふうに思っております。



◆23番議員(森田隆志)  携帯型無線非常通報器についてでございます。いわゆるグリップコールという機器でございますが,今,1回目の答弁をいただいたわけですが,従前のといいますか,平成20年ですか,20年以前に無線化された地域につきましてはアナログ放送ということで,今のその機器を取りつけるのには,また新たなものが必要だというようなことの答弁,説明も前回のときにありました。

 しかし,今,この1回目の答弁の2分の1補助の無線放送施設の自治会整備につきましては,自治会への補助でありますが,携帯型無線非常通報器は個人が対象のため,というようなことを書かれておりますけれども,これはもう全く認識が違います。

 なぜ違うかと言いますと,これは個人の持ち物じゃないんですよ。自治会が自治会の財産として,例えば自治会内に5基なら5基,10基なら10基整備をするという意味なんですよ,自治会の財産として。

 で,その自治会におられる,今,最後に書いてありますけど,「2分の1程度の補助をしたいと考えております」とこう書いてありますが,自治会が自ら自治会の中にいる高齢者の中で,その言えば,なかなかひょっと立って歩けないとか,寝たきりとは言いませんが,つえをついて生活をしている方とか,必要度の中で自治会の選択で,そのグリップコールが必要な方々に,自治会のものとして持っておってもらうというような考え方なんですよ。

 ですから,個人にそれが整備をされていくというようなことじゃありません。あくまでも,今,この自治会無線放送施設も,全く同じ施設整備と同じなんですよ,枠組みは。

 私が一番最初に申しました,地域の老人は,高齢者は,自治会自らが自分たちで守るんだとその趣旨ですよ,趣旨。ですから,自治会の無線放送施設として,グリップコールの整備をするという意味なんですよ。

 ですので,この回答書では,これはもう1回,この次,もし議員に通ったら,もう1回質問させていただきますけれども,この認識はもう全く違います。これをこれから変えられるのは,なかなかできないと思いますが,そこは,その無線放送施設についた品物ですので,市長,これこそやっぱり自治,住民自治の最たるものだと私は思います。

 自分たちの地域の高齢者は自分たちで守るんだという,その考え方ですよ。そこが自治の原点だというふうに私は思います。

 ですので,行政におんぶにだっこじゃない,自分たちが自分たちの地域を守るというそういう考え方をすれば,2分の1補助のこの無線放送施設の中に,当然,入ってしかるべきなんですよ,その1つの機材。ここからまずやっぱり始めないと,自治の自主的なその自治活動というものの一番根本になるところですよ。

 ですので,今,ここに書かれたこれはもう認識が全く違いますので,こういうことで,今,グリップコールというのがあるわけじゃないですので,自治会がいろいろ優先順位をつけて,高齢者の方で一番危ない人たちに,例えば5基なら5基,10基なら10基持っとけば,その人たちに近接な150メーターぐらいのその能力があるそうですから,健常者の方が,どこのだれだれさんだとすぐわかるような品物なんですよ。

 そういう整備ですので,ここはぜひ,もう1回検討していただきたい,そのように思います,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  適格な答弁ができないでまことに申しわけございません。部長が答弁いたしますので,よろしくお願いいたします。



◎総務部長(有水秀男)  先ほど市長が答弁いたしましたのは,この自治会放送設備事業の補助目的というのが,ここの中に書いてありますとおり,第3条に規定してございますが,この2条に,無線放送施設と有線放送施設の新設及び更新に限るということで,これは第2条なんですが,第3条の中に,補助対象となる経費は次のとおりとするということで,1番目の無線放送の場合は,基地局,親機2台以内,中継局及び屋内受信機の設備に要する経費ということで,これだけの一応,ここに補助の対象経費として載っておりましたので,一応,こういうふうに説明申し上げました。

 今のところ個人には,個人のいわゆるグリップコール ,これについての経費が載っていないちゅうことになります。

 誤解のないようにしていただきたいんですが,それでおっしゃることはよくわかるんですが,ただ,過去に,このグリップコールをこれは川辺地域内ですが,導入したところがございまして,自治会名は申し上げませんが,この購入に関して自治会で購入したところもございます。

 それと,あるところでは個人負担,あるいは区で負担したところもございますので,ただ,この辺の見解の考え方だと思うんですけど,相違だと思うんですが,今のところはこの補助要綱がこういうふうになっていますので,個人負担では,要綱も書いてないといけないわけですが,これの導入については,やはり今,先ほど申し上げましたように,この緊急通報システムと同じような考え方で,65歳以上の突発的な疾患とか軽度の認知症等を持つひとり暮らしの方と,同じような考え方でやりたいということで答弁をしたところでございます。

 以上です。



◆23番議員(森田隆志)  その趣旨は,そういう状況,現況はそうであるということで,今の説明はそういうことだろうと思いますが,そういうことであるから私は一般質問をしているわけで,これから先につきまして,20年度まで施設整備されたものにつきましては,附帯機器の設置が必要になってくるとか,その現況もよくわかりました。

 しかし,これから先も,まだ整備をされていない無線放送施設の団体,自治会にとりましては,市のその方向性として,個人のものとして購入したところも過去あると思います。それから,区が経費を出して整備したところもあると思いますが,大事なところは,先ほど言ったそこだと私は思っているわけです。

 ですので,そこにつきましては,これから先,やっぱり十分検討に値することだと思います。地域の高齢者を市が,福祉課が持っているその緊急通報システムで高齢者を救助をしようという考え方,もともと無理がありますよ。すごく無理なところでやっているなという気がいたします。

 ですので,こういうものがあるから,そこについては,ただ,補助対象の中に入れるだけのことですので,あとは,取り込むか,取り込めないかは,それはもう自治会の主体性に任せられるわけですから。

 それをずっと配付しなさいという意味でもないですし,ましてや,ここに最後に書いてある,何か対象者を決めて,そこにそれだけの分については2分の1補助をしますというような,個々の対象をするというような感じに見えるわけですが,そう,本当にやっぱり目線をちょっと変えて,ここについては取り組んだほうがいいと思いますので,そこだけはそのようにしていただきいと思いますが,どうですか,市長。



◎市長(霜出勘平)  我々も勉強させていただいて,これは前向きに検討をしていきたいというふうに思います。



◆23番議員(森田隆志)  最後になりました。火葬場業務についてでございます。

 本年度,火葬場検討委員会ができまして,第1回目の検討委員会が始められたということでございます。

 私は,この件につきましては,21年の9月議会に一般質問をいたしました。いろいろと後々問題が大きくなりまして,今でも,その大きな問題になっております。その問題の1つは,21年の9月議会に質問したときに,市長のおっしゃられたことが端を発しているような気もいたしております。

 私の後,お二人の方が,この件につきましては一般質問もしております,その中で,少しずつ市長の答弁が変わってきておりまして,最終的に,その火葬場検討委員会を設置して,2年かけてこの問題については取り組んでいって,1つの結論を出していくというような答弁になってきていると思っています。

 それで,今,検討委員会の中では全くそういうことはまだ出されて,検討もされていないというようなことだと思うんですが,私は,今,川辺火葬場と,それから頴娃の浄楽苑につきまして,施設的に2つ,本市にありますから,そこについて検討していくというようなことでございますが,川辺火葬場につきましては,これはもうとにかく,でき得る限り延命を図ると,延命措置でするということをやっていただかないと,もうはっきり言いまして,市長が最初の質問のときに答弁された,頴娃の浄楽苑で火葬処理を頴娃の浄楽苑がある間はしていきたいというようなことを言いましたけれども,川辺地域の私はそのときも言いました。川辺地域の方々には,納得は得られませんよということを私はそのとき,はっきり申しておると思います。

 ですので,そこもあわせて,まず,でき得る限りのやっぱり延命措置を図ることが,まず大事だと思います。そういうふうにニュアンス的にはなっているようなふうに思うわけですが,そこを少々の経費的なリスクがあっても,ここは大体頴娃の浄楽苑と同じぐらいのスパンで,やっぱり川辺のあの火葬場をもたしていくんだというようなことがないと,やっぱ地域の住民の方々にとりましては,理解が得られないと思っております。そこについてどうですか,市長。



◎市長(霜出勘平)  確かに,森田議員の質問に対しまして,川辺のほうのあれは,南九州市に2つの火葬場は要らないというようなこと,それでまた,これはもう老朽化して使えなくなったら頴娃のほうにというようなことを言いました。

 後から考えてみますと,この南九州市に2つの火葬場はあるわけですが,知覧地域は枕崎の火葬場を使っているわけです。ここも,そんなにもう新しい施設じゃないんです。やはりもう似たり寄ったりのこの川辺,頴娃,それから枕崎,似たり寄ったりのこの施設であるわけでございますので,そういったことを考えますと,やはり今の川辺の火葬場,そして頴娃の火葬場,これはもたせるだけもたして延命化を図りながら,将来,南九州市の火葬場はどうあるべきか。

 この枕崎の火葬場ももう長くない,そういったことを考えていくべきだろうというふうに考えたわけです。

 そういったことで,この検討委員会もお願いをしておりますので,これも将来の南九州市の火葬場はどうあるべきかということでもお願いをしているわけでございますので,そういったことで,頴娃の施設も,川辺の施設も,延命化をできるだけ図りながらやっていって,その中で,将来の南九州市の火葬場のこの姿というものを,求めていきたいというふうに思っております。



◆23番議員(森田隆志)  ぜひそうしていただかないと,最初申しましたとおり,大薗議員も一般質問されまして,これ,本当にデリケートな問題でございまして,簡単に右から左に移せることではございません。皆さん,それぞれ過去の事情,それから今の事情,いろいろあるわけですので,そこは市長の答弁の中に,最初,ちょっと言い過ぎたといいますか,軽々にやっぱり発言し過ぎたところがあったと私も思っております。

 ですので,そこについては,住民感情を考えますと,そういうわけにいかないんだというような事情がありますので,火葬場につきましても,その火葬場の設置が,南九州市で1つ設置が必要なのか,火葬業務が南九州市としてどのような業務として,どういうふうに取り組んでいけばいいのか,これはちょっとニュアンスが言葉としては違いますから,その火葬業務については,南九州市で業務の取り組みについてはこうでないといけないというのが1つ出てくると思いますが,火葬場につきましては,現在,2地域は一部事務組合に入って加入している現況にありますと,その火葬場につきましては,南九州市の事情を踏まえた上で,一部事務組合の中で,言えば,需要と供給のその量的なものも考えた上で,火葬場というのは考えられていくはずですので,その辺も考えて,こっちの議論もしていかないといけないと私は思います。

 ですので,まず2カ所,その場所があるわけですから,そこは同じときにエンドになれるように,そういう延命処置の努力をしていただきたい,そういうふうに思います。

 それで,またその中でそうなりますと,ここ四,五年の間で,その火葬場をどうこうというようなことじゃないということになるでしょうから,少々,その延命上の経費がリスクがあっても,そこにはその投資をしてちゃんと処置をしていただきたいというふうに思うところです。

 ですので,そのようにして,住民の方々とこの検討委員会が2年かけて,また1つの結果を出していくでしょうから,その辺も十分踏まえて,1つの方向性を出していただかないといけないと思っております。

 最後に,その辺につきまして,(「5分前です。」と呼ぶ者あり)市長の答弁を求めて終わりたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  このことにつきましては,本当に配慮が足りないで,大変住民の方々には迷惑をかけたというふうに思います。

 議員がおっしゃるように,これからまた延命化をできるだけ図り,そしてこの将来の南九州市の火葬場について結論を出していきたいというふうに思っておりますので,どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。

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△延会



○議長(田之脇厚)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は9月7日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。

午後4時50分延会