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鹿児島県 南九州市

平成 23年 第 4回定例会( 6月) 07月01日−03号




平成 23年 第 4回定例会( 6月) − 07月01日−03号









平成 23年 第 4回定例会( 6月)


 本会議3号     (7月1日)
   出席議員     23名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        16番議員  松久保 正 毅
4番議員  浜 田 茂 久        17番議員  蔵 元 慎 一
5番議員  大 薗 秀 己        18番議員  塗 木 弘 幸
6番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  薗 田   誠
7番議員  深 町 幸 子        20番議員  加治佐 民 生
8番議員  竹 迫   毅        21番議員  下 窪 一 輝
9番議員  永 吉 義 輝        22番議員  西   良 仁
10番議員  東   兼 喜        23番議員  森 田 隆 志
11番議員  今 吉 賢 二        24番議員  田之脇   厚
12番議員  満 留 秀 昭        
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    川 辺 支所長  新 屋 清 盛
副  市  長  鶴 田 康 夫    財 政 課 長  上 野 勝 郎
副  市  長  山 内 廣 行    企 画 課 長  下 薗 宏一郎
教  育  長  小 野 義 記    健康増進 課長  森 田 夏 江
総 務 部 長  有 水 秀 男    税 務 課 長  東     篤
市民福祉 部長  折 田 盛 彦    福 祉 課 長  堂 園 政 利
農林水産 部長  田 中   泉    水 道 課 長  神 薗   誠
建 設 部 長  田 代 良 民    建築住宅 課長  厚 村 善 人
会 計 管理者  新 留 育 男    畜 産 課 長  三 宅 俊 正
教 育 部 長  小 園 和 幸    学校教育 課長  大 木 節 夫
頴 娃 支所長  山 下 由 海    社会教育 課長  小 濱 義 智
知 覧 支所長  大 坪 三 郎
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事 務 局 長  中 薗 浩 二    議 事 係 長  浜 田 和 人
庶 務 係 長  朝 隈 克 博
 
 第4回定例会議事日程(第3号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.議案第42号
     平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)
 第 3.議案第43号
     平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第 4.議案第44号
     平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第 5.議案第45号
     平成23年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)
 第 6.議案第46号
     平成23年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)
 第 7.議案第47号
     和解及び損害賠償の額を定めることについて
 第 8.議案第48号
     平成23年度南九州市一般会計補正予算(第4号)
 第 9.議員派遣の件
 第10.議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件


平成23年7月1日 午前10時0分開会





△開議



○議長(田之脇厚)  これから本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において松久保正毅議員,蔵元慎一議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2議案第42号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)



○議長(田之脇厚)  日程第2,議案第42号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)を議題とします。

 本案について各常任委員長の審査報告を求めます。

 まず,総務常任委員長の報告を求めます。

  [総常任委員長内匠秋夫議員登壇]



◎総務常任委員長(内匠秋夫)  おはようございます。総務常任委員会に付託された議案第42号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は,6月24目に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,歳出について申し上げます。

 職員人件費については,当初予算編成後の早期退職者3人と,新規採用予定者のうち辞退した2人の,計5人分の職員人件費の減額及び人事異動に伴う職員人件費の補正が主なものであります。

 委員から,職員採用辞退理由と職員不足分の補充の考え方をただしたところ,辞退理由については,他の採用を優先する者が1人と,建築技師の採用予定者で,建築技師資格の取得ができず,採用要件を満たさなくなった者が1人あった。また,補充については,合格者発表を採用予定人数としていることから,補充できないとの答弁でありました。

 企画費の土地利用規制等対策費は,県交付金の交付決定額により補正するものであります。

 特定目的基金費の平和基金は,人事異動に伴う平和会館管理費の職員人件費の減額分を,全額平和基金へ積み立てるものであります。

 次に歳入の主なものについて申し上げます。

 財政調整基金繰入金は,今回の補正に係る財源調整の結果,一般財源に不用額が生じたため減額するものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで総務常任員会の審査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,文教厚生常任委員長の報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長今吉賢二議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(今吉賢二)  文教厚生常任委員会に付託された議案第42号,平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は去る6月24日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,歳入の主なものについて申し上げます。

 歳入については,新規事業採択による県補助金や,平成22年度老人保健事業特別会計決算剰余金に伴う繰越金等の増額補正であります。

 次に,歳出の主なものについて申し上げます。

 賦課徴収費の一般経費は,頴娃地域の家屋全棟調査を年度内に完了させるため,臨時職員賃金,家屋評価システムライセンス使用料を増額補正するものであります。

 委員から,臨時職員増員の理由についてただしたところ,頴娃地域の全棟調査に当たり,尺貫法による台帳記載を当初約5割程度と見込んでいたが,実際は7割から8割程度が尺貫法による記載であることが判明したため,メートル法に統一し,より精度の高い台帳作成を円滑に行うとともに,台帳未記載家屋及び増築家屋の調査を効率的に行うためとの答弁でありました。

 委員から,全棟調査による固定資産税への反映額について説明を求めたところ,22年度に実施した川辺地域の例では,約300万円の増額となったことから,頴娃地域でも同程度の増額が見込まれるとのことでありました。

 また委員から,適正で公平な課税のためにも,増築家屋の調査はもとより,滅失した家屋及びそれに伴う現況地目変更の把握にも努めるようとの意見が出されたところであります。

 温泉施設費の温泉センター管理費は,わくわく川辺の浴槽等のタイル修繕に係る増額補正であります。

 委員から,修繕に係る市と指定管理者との協定について説明を求めたところ,1件につき,20万円未満については指定管理者が負担するものとし,20万円以上については市が修繕を行うとのことでありました。

 委員から,指定管理者制度による管理運営であっても,市も定期的に施設の点検を行い,市民が安心・安全に利用できる施設の維持に努めるようとの意見が出されたところであります。

 文化振興費の自主文化事業費は,東京国立美術館が実施する優秀映画鑑賞推進事業の内定に伴い,上映のための委託料を増額補正するものであります。

 委員から,この事業では過去2年間川辺文化会館で上映されていることから,今後は知覧及び頴娃文化会館での実施も検討するようとの意見が出されたところであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案の所管に属する部分は,原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,産業建設常任委員長の報告を求めます。

  [産業建設常任委員長菊永忠行議員登壇]



◎産業建設常任委員長(菊永忠行)  産業建設常任委員会に付託された議案第42号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第3号)の所管に属する部分について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は,6月24日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,農林水産業費の主なものについて申し上げます。

 農業振興費の農政関係費は,サツマイモとお茶の館「知覧の里」において,空調機が設置から16年経過し,故障が生じたことによる修繕経費と,県単独事業そば産地活性化推進事業を実施する川辺地区の農事組合法人「土里夢たかた」に対する補助金が補正計上されております。

 委員から,そば産地活性化推進事業について説明を求めたところ,県は個別所得補償制度において,「そば」を戦略作物として位置づけたことから,現在,秋そば1ヘクタールを作付し,地産地消に積極的に取り組んでいる「土夢里たかた」がモデル産地として選定され,本事業により新たに夏そば0.5ヘクタール,秋そば1ヘクタールを作付し,全体で2.5ヘクタールにおいて生産しようとするものである。なお,本事業は生産だけにとどまらず加工,販売まで展開しようとするもので,2カ年の継続事業となるとのことでありました。

 農業経営基盤確立研修施設管理運営費は,硬質プラスチックハウスにおいて,ハウス内の温度変化に対応する天窓の自動開閉に不具合が生じたため,自動開閉を行う制御基板の修繕経費が補正計上されております。

 委員から,天窓開閉の故障原因について説明を求めたところ,設置後12年経過しており,長期使用したことによる制御基板の劣化が原因とのことでありました。

 なお,委員から,本施設は湿気により制御基板が故障する可能性が高いと考えるが,原因究明を徹底して行い,同様の施設への対策を講じ,栽培作物に大きな被害を与えないようにとの要望が出されたところであります。

 森林土木事業費の治山事業費は,知覧地域厚地塩入地区において,高さ2メートル,延長22メートルの土留めの工事を県費単独補助治山事業により実施する経費が補正計上されております。

 次に,土木費の主なものについて申し上げます。

 住宅管理費は,係争中であった,公営住宅の入居者が,家財道具及び自動車2台を放置し,住宅使用料を納入しなかったことから,入居者及び連帯保証人に対し住宅及び駐車場の明け渡し並びに未納となっている住宅使用料等の支払いを求めた裁判の勝訴判決に伴う強制執行に係る経費を補正計上するものであります。

 委員から,修繕費の内容について説明を求めたところ,強制執行まで住宅内の確認が行えないことから,通常,入居者退去の際は畳,ふすま等の張り替えとなるが,今回は住宅を使用しなくなってから3年以上経過しており,損傷も激しいと考えることから,給湯器,壁,床等の修繕料を見込み計上しているとのことでありました。

 また,未納となっている住宅使用料についてただしたところ,判決後,連帯保証人と滞納分については分納するとの文書を交わしているとの答弁でありました。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で,本案の所管に属する部分は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  これをもって,各常任委員長の審査報告を終わります。

 これから各常任委員長の報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第42号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する各常任委員長の報告は原案可決です。本案は各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第42号は各常任委員長の報告のとおり原案可決されました。

    ────────────────────



△日程第3議案第43号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)



○議長(田之脇厚)  日程第3,議案第43号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)を議題とします。

 本案について,文教厚生常任委員長の審査報告を求めます。

  [文教厚生常任委員長今吉賢二議員登壇]



◎文教厚生常任委員長(今吉賢二)  文教厚生常任委員会に付託された議案第43号平成23年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は6月24日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,歳入について申し上げます。

 歳入については,地域支援事業に係る国庫補助金,県補助金,一般会計繰入金等について増額補正をするものであります。

 次に,歳出については,総合相談事業に従事する社会福祉士2人の初任給決定に伴い,給料,諸手当等の職員人件費を増額補正するものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で本案は,原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,文教厚生常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  これをもって,文教厚生常任委員長の審査報告を終わります。

 これから委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第43号を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第43号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

    ────────────────────



△日程第4―日程第6

         議案第44号―議案第46号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第4,議案第44号平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)から,日程第6,議案第46号平成23年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)までの以上3件を一括議題とします。

 本案について,産業建設常任委員長の審査報告を求めます。

  [産業建設常任委員長菊永忠行議員登壇]



◎産業建設常任委員長(菊永忠行)  産業建設常任委員会に付託された議案第44号,議案第45号及び議案第46号について,審査の経過と結果を報告申し上げます。

 委員会は6月24日に開催し,執行部の出席を求め審査いたしました。

 まず,議案第44号平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。

 本案は,谷場簡水,嶽地区において,前年度の水源探査の結果,良好な水源が確保されたことにより,事業変更認可申請業務委託料及び公有財産購入費の増額補正が主に計上されております。

 委員から,嶽地区の水源の深さ及び水量について説明を求めたところ,水源の深さは185メートルで,1日当たりの貯水可能量は約180トンである。なお,当地区の給水人口は現在319人で,一人1日当たりの最大給水量は300リットル程度であることから,最大使用量は96トン程度と見込まれ,十分な水量が確保できるとのことでありました。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に,議案第45号平成23年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。

 本案は,新たに新築計画のある4戸に対し,公共枡設置4基分の工事請負費を増額補正するものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 次に,議案第46号平成23年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)について申し上げます。

 本案は,人事異動に伴う職員人件費並びに水道施設管理作業員及び水道作業員の賃金単価見直しによる賃金を補正計上するものであります。

 以上,討論はなく,採決の結果,賛成多数で,本案は原案のとおり可決すべきものと決定しました。

 これで,産業建設常任委員会の審査報告を終わります。



○議長(田之脇厚)  これをもって,産業建設常任委員長の審査報告を終わります。

 これから議案第44号から議案第46までの以上3件の委員長報告に対する質疑を一括して行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 これから議案第44号から議案第46までの以上3件について一括して討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第44号平成23年度南九州市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第44号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

 次に,議案第45号平成23年度南九州市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第45号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

 次に,議案第46号平成23年度南九州市水道事業会計補正予算(第1号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案に対する委員長の報告は原案可決です。本案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第46号は委員長の報告のとおり原案可決されました。

    ────────────────────



△日程第7―日程第8

         議案第47号―議案第48号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第7,議案第47号和解及び損害賠償の額を定めることについて及び日程第8,議案第48号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第4号)を一括して議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  議案第47号和解及び損害賠償の額を定めることについてでございますが,地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 本件は,平成23年5月17日午前11時30分,南九州市の都市公園でございます諏訪運動公園内の駐車場において,相手方の運転手が貨物車両を駐車中に,植栽してありますクスノキの枝が折れ,当該車両の運転席の天井部及びフロントガラス等に損害を与えた事故に関するものでございます。

 今回の事故は,公園の植栽樹木の枝が風の影響で折れたことによって生じたもので,市が所有・管理する施設の管理上の瑕疵があったことを認め,示談書を取り交わし,相手方に損害賠償金を支払うものでございます。

 なお,この件につきましては,市の顧問弁護士及び全国町村会総合賠償補償保険の監事保険会社の担当弁護士にも相談を行い,市に損害賠償責任があることについて確認を行っております。

 和解の相手方でございますが,住所は鹿児島県垂水市本城3705番地2,氏名が園田陸運株式会社代表取締役社長,園田純俊で,和解の内容についてでございますが,南九州市は相手方に対し,車両の修理代15万9,600円を損害賠償金として支払い,相手方は南九州市に対し損害賠償金以外の一切の請求をしないとするものでございます。

 損害賠償額につきましては,全額を市が加入いたしております全国町村会総合賠償保険による賠償保険金で措置し,支払いを行おうとするものでございます。

 続きまして,議案第48号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第4号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正につきましては,議案第47号で御説明申し上げました諏訪運動公園駐車場での駐車中の車両へ与えた損害の賠償金について補正するもので,歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ206億2,775万8,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,損害賠償金に係る経費を総務費に追加計上するとともに,歳入につきましては,全国町村会総合賠償補償保険による賠償保険金を諸収入に計上するものでございます。

 以上で提案理由の説明を終わります。御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから議案第47号及び議案第48号について一括して質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(大薗秀己)  議案第47号は,和解及び損害賠償の額を定めることについてとありますが,今回のこの自然現象で起きた事故に対して,私なりに,何か腑に落ちないことがありますので質問させていただきます。

 市がすべて悪いと,0対100というようなことになっておりますけれども,この過失の割合というのの決め方はどのようにして決定したのか,それから,このように風が吹いて起きた木が折れたということですけれども,このような事故が,事故というんですか,ことがあって,全国いろんな行政と民間でのトラブルの例,実例,それで裁判が行われてこういう判決が出ているというような実例があったらお知らせいただきたいと思います。



◎総務部長(有水秀男)  まず1点目の市側の過失割合の決定についてでございますが,今回の損害賠償の案件につきましては,国家賠償法第2条の規定に基づく賠償を行うものでございます。同法第2条に,「道路,河川その他の公の営造物の設置または管理に瑕疵があったために他人に損害を生じたときは,国または公共団体はこれを賠償する責に任ずる」と規定をされております。今回の案件では,諏訪運動公園の植栽管理の瑕疵についての判断と過失割合の判断について,それぞれ次のとおり判断を行ったところでございます。

 まず,植栽管理の瑕疵の判断は,損害賠償責任を負うべきかどうかという判断におきまして,本件の樹木が通常有するべき安全性を欠いていたかを検討いたしたところでございます。この件については,当該樹木の折損部分は,病害虫等による腐食は見当たらなかったものの,当日の事故の時間における風速は川辺庁舎屋上の風速の観測では,最大瞬間が9.4メートルを観測し,さらに標高の高い諏訪運動公園駐車場では,これを上回る強風が吹いたと推測され,この影響で枝が折れたことで今回の事故に至ったもので,風にあおられて折れる程度の自重を支えることになります。結果的にこのことが,安全性を欠いていたとの判断をしたものでございます。

 次に,過失割合の判断は,損害賠償額の決定に当たり,本件における運転手自身の注意を基準にして,損害の公平な負担という概念に基づいての判断になります。例で述べますと,市道の側溝の蓋が持ち上がり,一般の通行者が通常の注意を払えば転倒事故を回避できたであろうと判断される場合に事故が生じたケースなどは,歩行者にも過失があると認められ,過失割合に応じた賠償となった事例もございます。しかし,本件の事故は,駐車中に運的席上部に枝が落下してきたもので,運転手の過失は認められないと判断し,本市が損害の全額を賠償しようとするものでございます。

 次に,自然現象で起きた事故に対する行政と民間のトラブルで,全国で同じように対処しているのかという御質疑でございますが,自然現象で起きた事故への賠償事例についてでございますが,設置や管理の瑕疵がある場合については,今回のように賠償が行われております。台風の強風が原因の場合,管理上の瑕疵が認められない場合は,不可抗力として賠償の義務を免れるケースもございますが,今回の事故に類似した案件を市が関与しております全国町村会総合賠償補償保険の保険会社に照会を行いましたところ,台風で倒木した市の樹木によって隣接地の建物を損傷した事例でも,管理上の瑕疵により市が全額を賠償したケースがあり,公共施設等の設置及び管理上の瑕疵による損害賠償は,他の市町村も同様に行われているものと考えております。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  詳しく説明していただきまして,半分わかったようなわからなかったようなとこなんですが,風が悪さをして枝が折れたわけですけれども,風に損害賠償を請求するわけにはいかんわけでしょうから,ごもっともなことだと思いますが,私は植栽も,あの公園内の管理も,ちゃんとしてたと思うんです。それでも起きた事故の中で,0対100というような損害が起きたということに関して,これまでの判例もあるということであれば納得もします。ところが,一つだけちょっと腑に落ちないのが,11時30分,この運送会社のトラックは,ここに何をするためにとまってたんですか。これ,聞いてるんですか。ちょっとつけ加えます。普通であれば仕事の時間中ですよね。とまるなとは言えないわけですけれども,区画線なりそういうものが,市がもし管理して,今はたしか消えてますけれども,あそこにとめていて,区画線外にとめていた事故であれば,まだ考えが違ったのか,この辺はどうなんですか。



◎建設部長(田代良民)  この運転手の方は,仕事の都合上,ちょうどそこで休憩に入ったということでございます。

 区画線につきましては,その当時は,以前引いていた区画線が消えておったところでございますが,現在は区画線を引いてありますけど,それが全然その近辺に車が駐車していなければ,木陰を目的に休憩をしてましたので,問題はないんじゃないかなというふうに思います。



◆議員(大薗秀己)  もし,区画線を引いてある外,それ以外に駐車の形が悪くて,区画線を引いてあるところにちゃんととめてたら事故が回避,こういうことが起きなかったということであれば,損害賠償の額というのは違ってきてたんですか。この辺の見解です。意味わかりますか。区画線を引いてあるところにちゃんととめてあって,それでもしこういう事故が起きなかったらということです。区画線外にとめて,区画線の中でちゃんととめててやった場合はということです。



◎建設部長(田代良民)  区画線の中にあったからあるいは外れていたからということでは,この損害賠償とは関係がないものと思います。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑ありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。議案第47号及び議案第48号については,会議規則第37条第3項の規定より,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。議案第47号及び議案第48号については,委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから議案第47号及び議案第48号について一括して討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから,議案第47号和解及び損害賠償の額を定めることについてを採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第47号は可決されました。

 次に,議案第48号平成23年度南九州市一般会計補正予算(第4号)を採決します。この採決は起立によって行います。本案は原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第48号は原案のとおり可決されました。

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△日程第9議員派遣の件



○議長(田之脇厚)  日程第9,議員派遣の件を議題とします。

 お諮りします。会議規則第160条の規定により,お手元に配付のとおり議員を派遣することにしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。議員の派遣については,お手元に配付のとおりとすることに決定しました。

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△日程第10議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件



○議長(田之脇厚)  日程第10,議会運営委員会の閉会中の所掌事務調査の件及び各常任委員会の閉会中の継続調査の件を議題とします。

 議会運営委員長から所掌事務のうち,会議規則第104条の規定により,お手元に配付しました本会議の会期日程等議会の運営に関する事項について,及び各常任委員長から所管事務のうち,会議規則第104条の規定により,お手元に配付しました調査中の事件について,閉会中の継続調査の申し出があります。

 お諮りします。各委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。各委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続調査とすることに決定しました。 

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△閉会



○議長(田之脇厚)  これで本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成23年第4回南九州市議会定例会を閉会します。

午前10時41分閉会



30人以下学級実現,義務教育費国庫負担制度拡充に係る意見書



 2011年度の政府予算が成立し,小学校1年生の35人以下学級を実現するために必要な「公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律及び地方教育行政の組織及び運営に関する法律」の改正法も国会において成立したが,これは30年ぶりの学級編制標準の引き下げであり,少人数学級の推進に向け,ようやくスタートを切ることができる。今回の法改正条文の附則には,小学校2年生から中学校3年生までの学級編制標準を順次改定する検討と法制上を含めた措置を講ずること,措置を講じる際に必要な安定した財源の確保も明記されたが,今後,35人以下学級の着実な実行が重要である。

 日本は,OECD諸国に比べて,1学級当りの児童生徒数や教員1人当たりの児童生徒数が多くなっている。一人ひとりの子どもに丁寧な対応を行うためには,一クラスの学級規模を引き下げる必要があるが,文部科学省が実施した「今後の学級編制及び教職員定数に関する国民からの意見募集」では,約6割が「小中高校の望ましい学級規模」として,26人から30人を挙げており,このように保護者も30人以下学級を望んでいることは明らかである。新しい学習指導要領が本格的に始まり,授業時数や指導内容が増加しているとともに,暴力行為や不登校,いじめ等生徒指導面の課題が深刻化し,障害のある児童生徒や,日本語指導など特別な支援を必要とする子どもが顕著に増加している。このような中で,地方が独自に実施する少人数学級は高く評価されている。

 子どもたちが全国どこに住んでいても,機会均等に一定水準の教育を受けられることが憲法上の要請である。しかしながら教育予算について,GDPに占める教育費の割合は,OECD加盟国(28カ国)の中で日本は最下位となっているとともに,三位一体改革により,義務教育費国庫負担制度の国負担割合は2分の1から3分の1に引き下げられ,自治体財政を圧迫している。

 将来を担い,社会の基盤づくりにつながる子どもたちへの教育は極めて重要であり,未来への先行投資として,子どもや若者の学びを切れ目なく支援し,人材育成・創出から雇用・就業の拡大につなげる必要がある。

 こうした観点から,2012年度政府の予算編成において下記事項の実現について要請するものである。



1 少人数学級を推進することとし,具体的学級規模は,OECD諸国並の豊かな教育環境を整備するため,30人以下学級とすること。

2 教育の機会均等と水準の維持向上を図るため,義務教育費国庫負担制度の堅持とともに国負担割合を2分の1に復元すること。

 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 



  平成23年6月21日



鹿児島県南九州市議会

 




内閣総理大臣       菅  直人 殿
総務大臣・内閣府特命
担当大臣(地域主権推進) 片山 善博 殿
財務大臣         野田 佳彦 殿
文部科学大臣       高木 義明 殿
内閣官房長官       枝野 幸男 殿