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鹿児島県 南九州市

平成 23年 第 1回定例会( 3月) 03月08日−03号




平成 23年 第 1回定例会( 3月) − 03月08日−03号









平成 23年 第 1回定例会( 3月)


 本会議3号     (3月8日)
   出席議員     23名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        16番議員  松久保 正 毅
4番議員  浜 田 茂 久        17番議員  蔵 元 慎 一
5番議員  大 薗 秀 己        18番議員  塗 木 弘 幸
6番議員  田 畑 浩一郎        19番議員  薗 田   誠
7番議員  深 町 幸 子        20番議員  加治佐 民 生
8番議員  竹 迫   毅        21番議員  下 窪 一 輝
9番議員  永 吉 義 輝        22番議員  西   良 仁
10番議員  東   兼 喜        23番議員  森 田 隆 志
11番議員  今 吉 賢 二        24番議員  田之脇   厚
12番議員  満 留 秀 昭        
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    福祉課長      君 野 悦 郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    健康増進課長    森 田 夏 江
副  市  長  山 内 廣 行    市民生活課長    折 田 盛 彦
教  育  長  小 野 義 記    農林水産課長    東   利 文
総務部長兼                                
 知覧支所長   和 田 二三男    耕地課長      山 下 由 海
農林水産部長   伊瀬知 正 人    畜産課長      三 宅 俊 正
建設部長     田 代 良 民    茶業課長      鮫 島 信 行
市民福祉部長   有 水 秀 男    建設課長      下之薗 博 幸
会計管理者    大 坪 三 郎    建築住宅課長    厚 村 善 人
教育部長     東   信 行    水道課長      神 薗   誠
頴娃支所長    永 谷 岩 男    教育総務課長    小 園 和 幸
川辺支所長    新 屋 清 盛    学校教育課長    大 木 節 夫
総務課長     福 吉 良 夫    社会教育課長    小 濱 義 智
                    保健体育課長兼          
財政課長     上 野 勝 郎     給食センター所長 摺 木 和 文
企画課長     金 田 憲 明                     
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 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  堂 園 政 利    議事係   川 ? 弘一郎
 
 第1回定例会議事日程(第3号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問


平成23年3月8日 午前10時0分開会





△開議



○議長(田之脇厚)  これから本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において峯苫勝範議員,菊永忠行議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2一般質問



○議長(田之脇厚)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,大薗秀己議員。

  [5番議員大薗秀己登壇]



◆議員(大薗秀己)  この時期に風邪を引いたみたいでございます。お聞き苦しい点をおわび申し上げます。私自他ともに認めるばかなんですけれども,私も引いたみたいです。皆さんもお気をつけていただいて,休憩時になったらすぐうがい,手洗いをしていただきたいと思います。本日トップですので,よろしくお願いいたします。

 市長の施政方針が表明されました。私どもも市長も,あと任期9カ月余りとなりましたが,何回も言っておりますけれども,私は合併に賛成の立場で議論に参加してまいりました。新しいまちづくりに期待していました。先輩議員の中には,「合併してもしなくても,地獄よ」と言った方もいらっしゃいます。3年が過ぎ,市民から「合併せんほうがよかったのでは」という声を聞くのは,私だけではないと思います。

 その1つのわけに,合併しなかったら話題にもならなかったであろう川辺火葬場の廃止,給食センター統合などがあります。

 良かったこともあります。頴娃,知覧,川辺,それぞれいろいろな方々との友達の輪が大きな輪がまたできました。行政の簡素化も図られ,節約,整理により行革も進んでいることです。

 市長の施政方針でも,毎年繰り返し財政が厳しい,苦しいという言葉があります。そのとおりです。が,住民にも地域にもはっきり言うべきだと私は思います。それは,何でもかんでもサービスを求める時期は終わった。自分の命は自分で守り,自分の集落のことは自分たちでも協力しあってやる。南九州市は,自分たちでつくるというような協働協調の心を持ってもらえるようにということです。

 さて,国の政治は何とも言いようのない体たらく,子ども手当や高速無料化など,甘い言葉に国民はだまされました。天下り廃止を訴えたこと,そして財源があると言ったマニフェストは,全くのうそでした。責任をとっていただきたいと思っております。

 一方,世界ではニュージーランドで大きな地震が発生し,多くの邦人を含む犠牲者が出ました。尊い命が犠牲になったことは,まことに痛ましく,心より御冥福をお祈りいたします。まさにまさかのことが起きたわけです。正月の大雪も,まさかです。木材加工センターの二度目の火事もまさか,予想もできない事件が起きております。

 ちょうどことし1月14日の議員研修会で,「地球と防災対策」という講演がありました。これまでの常識を覆すようなお話もあったわけですが,その中で私が教訓に得たことは,防災はモラルだということ。人のネットワークが地球防災の要だということ。近助の精神,人が人を助ける,近い人が人を助けるという絆の大事さを教わった気がいたしております。このことは,正月の大雪のとき,私の地元の地域で既に実践されていたことが,大変うれしいことです。

 今回,23年度予算と施政方針が示されましたが,私自身今回の予算は悩み多い予算です。子ども手当,農家戸別補償,きめ細かな交付金など,次の世代にまで残る借金であります。突っぱねたい気持ちはある反面,いただかないともったいないし,赤字の農業ということもあります。不公平感もあります。悩みます。

 さて,まくら言葉が長くなりましたが,本題に入ります。今回の私の質問は,施政全般について5つの質問をいたします。

 まず,農道整備について,きめ細かな交付金事業で,農道整備を数箇所実施することになっているが,川辺地域において要望の多い水田地帯の整備の年次計画を示せ。

 2,学校給食について,北海道で約1,500人の児童生徒が食中毒になったと報道され,新学校給食センターが9月から稼動されるが,同様の事態が発生した場合のマニュアルは作成されているのか。また,共同調理業務委託業者の選定状況を問う。

 3,火葬場について,南九州市火葬場検討委員会の設置が予定されているが,委員会の組織構成を問う。また,結論をいつまでに出す考えか。

 4,河川道路愛護作業について,河川道路愛護作業により,河川や道路が保全されていると思います。地域により愛護作業の回数等にばらつきが見られるが,実績により自治会に油代などの上積み助成を行う考えはないか。

 5,市長選への立候補について,きのうも表明されましたが,さらに聞きます。市長の任期も残り約9カ月となったが,2期目に向け立候補する考えか。

 以上,登壇での質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本日もどうかよろしくお願いを申し上げます。

 大薗議員の御質問にお答えをいたしたいと思います。

 まず,私のほうからは,1番,3番,4番,5番ということでお答えをさせていただきたいと思います。2問目につきましては,あともって教育長のほうから御答弁をいたします。

 1番目の農道整備についてお答えいたします。

 本市における農道整備につきましては,国県の補助事業を導入いたしまして整備を進めているところでございます。また,年次計画につきましては,基本的に本市の財政状況や南九州市総合計画及び農業農村整備事業管理計画に基づいて行っておるところでございます。

 御質問の川辺地域における水田地帯の整備計画でございますが,平成21年度から22年度にかけて,古殿地区に基盤整備促進事業により7路線の農道舗装を行っております。また,今後農山漁村活性化プロジェクト支援交付金事業により,下里地区に農道,排水施設の整備を計画いたしておるところでございます。

 農業農村整備の事業計画は,南九州市全体で計画を立てておりまして,その中でそれぞれ支所の事業計画を網羅いたしておるところでございます。よって,地域からの要望等で通常の補助事業では対応できない路線や,荒廃の著しい路線等につきましては,今回のこのきめ細かな交付金事業で計画をいたし,その中で川辺地域では4路線の整備をお願いいたしたところでございます。地域の要望に完全に応えられない部分もあるかと思いますが,地域の実情等を勘案しながら,今後も可能な限り農道整備を推し進めてまいりたいと考えております。

 また,補助対象とならない小規模の農道におきましては,現在取り組んでおります農地・水サークル活動や原材料支給制度の活用及び業務委託等による維持補修等を実施しながら,農作業等に支障のないように努めているところでございます。

 次に,3番目の火葬場についてお答えをいたします。

 火葬場問題につきましては,検討委員会を設置いたしまして,その中で一部事務組合との関連性を考慮しながら,将来南九州市としての火葬場の方向性を慎重に検討してまいりたいと9月議会で答弁をいたしたところでございます。

 お尋ねの委員会の組織構成でございますが,自治会長連絡協議会,衛生自治団体連合会,女性団体連絡協議会,商工会,市議会議員の代表者を各地域から1名ずつ推薦していただき,また,火葬場の存続問題につきましては大きな問題であることから,住民の代表者も推薦していただき,合計18名の委員でお願いする予定にいたしております。結論を出す時期につきましては,平成23年度から2カ年かけて慎重に協議,検討していただき,南九州市としての方向性を決めてまいりたいと考えております。

 次に,4番目の河川と道路愛護作業についてお答えいたします。

 河川・道路愛護作業におきましては,多くの自治会の方に参加していただき,河川・道路の環境保全及び災害防止が図られていることに対し,感謝を申し上げたいと思います。

 平成22年度の実績見込みでございますが,河川愛護作業につきましては,市内148団体で約85万8,100平米の愛護作業を実施していただき,600万8,000円の報償費を支払う予定でございます。

 また,道路愛護作業につきましても,240団体で83万9,900メートルの愛護作業を実施していただき,約1,679万8,000円の報償費を支払う予定にいたしております。

 御指摘のとおり,愛護作業の実施回数につきましては,各地域によってばらつきもありますが,報償費につきましては,年1回分の作業に対しての支払いでお願いいたしているところでございます。

 複数回の愛護作業に対する上積み助成につきましては,財政的な問題もございますので,今のところ1回分のみ報償費でお願いいたしたいと考えております。

 5番目の市長選への立候補についての御質問でございますが,昨日蔵元議員へもお答えいたしたとおりでございますので,御理解をいただければと思います。

 以上で,回答とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  御質問の2番目の学校給食についてお答えいたしたいと思います。

 先般の北海道岩見沢市の集団食中毒については,報道等によりますと学校給食のブロッコリーサラダからサルモネラ菌が検出され,給食を調理した調理器具の消毒が不十分だったことが,さらに被害拡大させた原因だったようで,9小中学校の休校及び共同調理場の使用停止処分がなされたようです。

 南九州市では,鹿児島県の食中毒等発生時の学校及び市町村教育委員会の対応要領に準じて,本市における食中毒等発生時の緊急連絡体制体系図マニュアルを作成しております。保護者からの連絡状況を学校で把握し,学校長は市教育委員会,学校医,保健所等へ連絡。市教育委員会は保健所,教育事務所へ報告すると同時に,保健所等の立ち入り調査による原因究明に協力し,状況によっては教育事務所や保健所の指導により,給食中止の措置,2次汚染防止など,早急な対応を行うようにしております。

 新学校給食センターにおいては,民間受託業者の実践的な事故防止,事故対応,マニュアルとタイアップしながら,事故防止,事故対応に努めてまいります。

 2番目の次の御質問の調理配送業務と委託業者の選定につきましては,昨年11月19日の議会全員協議会で説明いたしましたように,民間委託業者の技術力や経験,事業実施能力等,業者の総合的なレベル,アピールポイントを比較検討しながら,適切な業者選定を可能とするプロポーザル方式による選定業務を進めております。

 南九州市立学校給食センター調理配送等業務委託業者選定委員会を設置し,現在まで2回の選定委員会を開催したところであります。昨年12月に事業者を公募したところ,県内外から5事業者の応募があり,1月24日,本市の入札契約運営委員会で5事業者の指名選定を行いました。2月16日には第2回選定委員会で5事業者のプレゼンテーションとヒアリングを行い,13名の選定委員により学校給食の調理配送業務の安全・衛生による指導体制,学校給食の教育的意義の理解による研修体制,すべての事故への対策と対応とについてなど,多角的に審査し,採点を行ったところであります。

 この採点の結果をもとに,3月18日に予定しております第3回選定委員会で優先交渉権者を決定する予定であります。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  1番目の質問であります農道整備についてですが,きのう本会議の中で,補正予算で承認されたきめ細かな交付金において,事業が採択になった路線が11路線あります。このことにつきまして,委員会でもこの採択についていろいろ審査をしたわけですけれども,要望がそういうこの事業としては今回受益面積が小さくて,補助事業での採択が低い市単独事業となり得る路線ということ,そして,いわゆる市の事業ではなかなか補助事業では救えないようなところを救ってやりたいというような課長の答弁があり,聞いていたわけですが,簡単に考えますと23路線あって,その23地区の中でも,この前現地調査もしましたが,なかなかそれに付随する近くのところとか,これまで考えられなかった行き止まりのところも整備される事業として,画期的な事業だったと思うわけですが,このきめ細かな交付金というのも,これあくまでばらまき予算だと私は思ってますので,いつまで続くかわからない。ましてや,この事業がなくなったらどうしようかという考えもなければいけないと思うんですよね。

 ということになると,このほかに11路線採択されなかったほかの路線についての計画というのは,どのようになっていますか。



◎耕地課長(山下由海)  今回のきめ細かで23地区を要望いたしたところでございますが,予算上の関係で11地区が採択されたところでございまして,その残りのあと12地区,全体ではまだほかにもたくさんある中での23地区を選定いたしまして,今回11地区が採択になったところでございまして,それも含めまして,今後また新たな事業がありましたら,そういうもので計画を持続しながら検討していきたいと思っております。

 以上です。



◆議員(大薗秀己)  今後事業を選択して,その事業を選びながらということなんでしょうけれども,課長の答弁から考えますと。実際,このきめ細かで100メートル,200メートルそれぞれあったわけでありますけれども,それに付随する先ほど言ったように,まだ近くの路線も採択になってないし,特に私の地元の農道,特に水田地帯の農道に関しては現地調査を何回と繰り返してやってるんですけれども,大きな圃場がたくさん耕地整備計画の中で2反ないし1反整備をされて,すごく大きな団地となったところの整備が,ほとんど手つかずのところがあるんです。この辺も,この計画の中に組んでやらないといけないと思ってたもんですから,今度のきめ細かの事業は,ああ,よかったなと。

 そのうちのメインのところでも,一本ずつでも採択していただきたいなと思っておりましたら,残念ながら外れたわけですが,やはり待っているんじゃなくて整備計画があるべきじゃないんでしょうかね。長年かけてもいいと思うんですよ。残念ながら,これも自分で言いながら過疎債の話をしたくはないんですが,こういう計画を組むことの大事なのも過疎事業としての考え方に網羅すべきだと思うんですけど,この辺の考え方はないんでしょうか。



◎耕地課長(山下由海)  事業の選定につきましては,地域からの要望がありまして,整備の実施につきましては検討を行いまして,小規模な1路線だけでは市の単独費扱いとなるところでございまして,多額の予算を必要とすることから,1路線だけでなく地域を大きくまとめて数本の整備を行う補助事業の導入を検討しながら,計画樹立をしてまいりたいと考えております。

 また,数多くの要望箇所が出ていることから,南九州市総合計画や農業農村整備事業管理計画に基づきまして計画を行い,また国,県の割り当て予算の減少により,採択地区も限られることから,地域間の均衡性,地域の実情を勘案しながら,選定につきましては,今後におきましても慎重に検討を行いながら選択していきたいと考えております。



◆議員(大薗秀己)  その事業の計画は,過疎事業には考えてないんですか。



◎耕地課長(山下由海)  過疎にも計画を入れてまいりたいと考えております。



◆議員(大薗秀己)  このことは,この前の委員会の審査の中で,担当部局は各支所の農林水産課長のところで選定し,上部に上げられて最終的には財政当局で選定されたということを報告を受けたんですけれども,やはりまずは現地を一番知っている,いわゆるその当事者である,市役所の中の現場の方々がその選考の中にも携わるべきだと思うんですけど,このへん財政課長がここ,ここって判断で決めたんですか。



◎財政課長(上野勝郎)  事業の採択につきましては,きめ細かな交付金につきましては年末に国から示されまして,早急な対応をしたいということで取り組んでまいりましたが,なかなか国から具体的な通知がまいりませんでしたので,前回のきめ細かな臨時交付金と同じような考え方ということが大分示されておりましたから,それにとりあえずその形にしとって,主管課のほうから事業要望をとって,そして国から示された基準に従って,その中で交付金の事業にあう事業を選択しようということで,事業を取り組んだところでございます。

 そういう形で申し込み,主管課等からの事業採択要望をとったところ,総額で5億433万1,000円の事業要望が上ってまいりました。この中で,耕地課,建設課の事業を合わせますと,あわせて2億604万2,000円ということで,交付金が2億700万でございましたので,この耕地課と建設課だけでも交付金を消化するというような事業計画となりましたので,これではちょっとまずいということで,財政課といたしましては,今回の採択につきましては,すべて明許繰越ということで,次年度に明許繰越を実施する関係上,事業費が確定していないと明繰の場合は補正がききませんので,そういうことで事業が大体実施が見込まれることと,それから,補助の目的に合致した事業であるかということ,それから,緊急性があるかということ,それから,公共施設,それから社会福祉施設,教育施設,農林業等と幅広い分野で活用したいということ,それらを勘案いたしまして,事業の採択というか,事業計画を立てたところでございます。

 その中で,やはり公共施設,社会福祉施設,教育施設,そういうところに重点配分を行いまして,残ったところにつきまして農林道,それから市道で配分をいたしたところでございますが,そういう中で耕地課関係の農道につきましては,トータルで3,700万ほどの事業配分しかできなかったということで,それにつきまして23地区ほど上ってきたということでございますが,それらすべて緊急性,それぞれ事業目的に合った事業だという判断をいたしまして,その中から事業ベースで3,700万円をこちらのほうで割り振ったということになったところでございます。

 ですから,どこがどうということではなくて,すべて23路線が同じような同等のレベルということで,我々といたしましては時間的制約もあった関係もございますが,その中で3,700万,各市町ごとに1,200万程度の事業配分ということで,それにあう事業費をリストアップをいたしまして,計画をしたというのが実態でございます。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  たくさん説明していただいたんですけれども,主管課と相談して,これならこの路線はやっぱりしなきゃいけないなということを実感して決められたということですよね。



◎財政課長(上野勝郎)  総体的には,この中でそういう判断をいたしました。



◆議員(大薗秀己)  先ほど少し説明しましたが,大きな団地が水田,耕地整備が完成して大きな団地になったところが,まだ一本も農道舗装されてないところがあります。ここは,担当部局のほうからも話が来てるはずですので,十分精査して進んでいただきたい話だと思いますので,このことは我々だけじゃないと思いますけれども,皆さん要望があると思いますので,見ていただきたいと思っております。

 その中で,23年度の農業委員会から農業施策の提案事項というのが建議書の中で出されているようですけれども,このことについて市当局はどのように対応していらっしゃいますか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  例年であれば,農業委員会と頴娃町時代においては,そういった農業委員会の要望を受けて農政部,農政課とのそういった協調連絡会みたいな形でありましたけれども,農業委員会のほうからそういった要望等は,現在においては承っていない状況でございます。



◆議員(大薗秀己)  これは国への農業政策の要望書であるわけですので,農業委員会が取りまとめて,多分これは農林水産省に出すその前に,やっぱり市のほうも見なきゃいけないはずですけど,このことを聞いてるんですけど,わかりますか。建議書の中である部分ですけど。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  今そういう形で建議書なることについては,あったかもしれませんけれども,私は目を通しておりません。



◆議員(大薗秀己)  見てなければ残念なんですけど,やっぱり南九州市のこの食料供給基地を目指すという中に,農業委員会からもこのことはやっぱりたくさんある項目じゃなくて数少ない,農業委員会が発足して,まだ3年目ですけど,その中で出てきている項目の中の大事な農道整備事業の促進を図っていきたいということでありますので,共になってやるべきだと思うんですので,これはぜひ見ていただきたいし,このことについての市の考え方を聞きたかったんですけど,ちょっと残念でした。

それから,この農道整備に対しまして,この前委員会の中で工法についてアスファルト舗装だということを聞いたんですけど,もうちょっと安い工法がある。1メーター1万円だということを間違ってたら,また訂正させてください。ということですが,もっと安い工法があるということなんですけど,これで進めていく考えはありませんか。



◎耕地課長(山下由海)  ただいま工法につきましては,農道舗装の構成ということで,現在大型交通の通らない農道舗装ということで,アスファルト舗装をやってるところでございます。

 それと,現在大型交通の出ないところのコンクリート舗装もやっておりますけれども,これと同じように財政的なそういう予算を勘案しながら,両方で検討しております。大体アスファルトで4センチなら,路盤を12センチ,かさ上げタイプで4センチ,7センチというやつで約メーター1万円程度を思っているところでございます。これが一番最初大型交通がない,一番最小の路盤舗装構成だと考えております。

 以上です。



◆議員(大薗秀己)  工法のあり方は,いろいろ大型が通らない部分が確かに簡単な方法もあるというのは,知ってらっしゃるんであれば,先ほど市長の答弁の中にも,原材料の支給というような話もあったわけですが,これこそ私が先ほど質問席で話をした,地元と一体化して,重機を持ってない地域がこれまで維持班というような形で持っていたような軽い重機を一緒になって,運転オペレーターは出していただければいいんでしょうけれども,そうやって共になって農道整備を進めていく方針を決めていかなければ,なんもかんもさっき課長やら市長が言うように,事業を待ってたら何年も先送りになっていくんですよ。

 だから,この農地・水サークル活動をうまく利用すれば,多分農林水産省もこの事業は今後も取り組んでいくはずです。そうでないと,なんもかんも行政にお願いする事業だけじゃ済まないことは,もう重々わかってるはずですから,これが次のこの地域に貢献する事業としては,一緒になって地域も,それから行政もなってる事業としては,一番取り組みやすい事業じゃないんですか。

 だから,原材料支給の中をうまく利用し,地域との相談をして,この安い原材料でなんもかんも行政にお願いすることは,これからできないんですよという発想を持っていただきたいと思いますが,私の発想は何かおかしいですかね。意見があったら聞かせてください。



◎耕地課長(山下由海)  農道につきましては,財産としては市が管理するわけですけれども,管理につきましてはそこを使う受益者が管理するということになっておりまして,今回の農地・水,これにつきましても,地域ぐるみで地域農業者,混住者を含めまして住んでる方々でそこを,その道路を守る,施設を守るという事業でございますので,こういう事業をもっと続けられるようにしていきたいと思います。

 今国のほうでは,平成23年から27年までまだ農地・水のこの5カ年を延長しまして,27年まで事業を進めるような方法で説明があったところでございますけれども,まだ正式なあれがまだこっちに伝わってきておりませんけれども,27年度まで延長されまして,その中でコンクリート舗装もいいと,側溝敷設もいいという法の改定になってくるというような話を聞いてるところでございまして,今後また使いやすい事業になるんじゃないかと思っております。

 以上です。



◆議員(大薗秀己)  確認させてください。今私が言ったように,農地・水サークルなどの事業と一緒になって原材料支給制度をうまく活用していったらどうですかと提案しましたが,この事業も考えているということでいいんですか。



◎耕地課長(山下由海)  そういうことでございます。



◆議員(大薗秀己)  次に,火葬場のことについて質問いたします。

 地域代表も含めて18名ということは,6名ずつの構成になると思いますが,これ行政の担当者は構成員には入って,委員会の中には入っていないんですよね。

 それから,予算は報償費でしたっけ。18万円組んであったみたいです。年何回開催する予定でしょうか。



◎市民生活課長(折田盛彦)  委員会の中に行政は入らないかというようなことだろうと思うんですけれども,とりあえずこの検討委員会につきましては,市長の諮問に応じて調査研究を行うということでございますので,私ども行政サイドのほうは,議事録や資料要求等があった場合に,その情報提供をする立場になろうかなと思います。事務局として入るということになります。

 それから,18万円の予算の中身でございまして,何回開催するかということでございますけれども,とりあえず来年度,23年度につきましては,3回程度を考えておりまして,そのうちの1回は市がかかわっている火葬場等の現状を委員の方々に視察研修していただいて,現状を把握していただき,そしてその委員会の会議に臨んでいただくということになろうかと思います。



◆議員(大薗秀己)  検討委員会で2年間あれば,ほんとよく協議できると思いますので協議していただいて,できましたらそういう情報といいますか,こういうことがありますということを市民にも公表していただきたいと思います。

 次にいきます。4番目,河川・道路愛護作業につきまして,これは1番目と重なるところがちょっとあるんですけれども,今実際この河川愛護について,道路愛護作業について,数で言うとすごくばらつきが100ぐらい団体であるんですけども,市全体でこの数だと思いますが,河川を持ってる地域と持ってない地域もあると思いますが,行っていない自治会というか,そういう団体はいくらぐらいありますか。



◎建設課長(下之薗博幸)  河川愛護,あるいは道路愛護作業の愛護作業を実施してない自治会の数ということでございますが,この愛護作業につきましては,奉仕作業をお願いしているということで,その奉仕作業に対しての報奨金の支払いをするために実績報告書を出していただくということで,実施している数は把握しておりますけれども,してない数というのは,ちょっと数字的には把握をしておりません。

 ただ,先ほど市長の説明にもありましたけれども,団体数でいきますと道路愛護で240団体ということですので,大方の自治会が実施をしていただいているというふうには思っております。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  この話は,不公平感のこともありまして,思って聞いているんですけど,コミュニティー自治会へのあれは補助と言ったらいいんですかね,コミュニティー事業として各自治会に1戸当たり幾らということで配分されている事業,お金がありますが,この中でやっぱり一生懸命自治会のために一緒になって河川を掃除したり,それから道路の市道を含めて道路の掃除もしてるところもあるんですけれども,自治会長嘱託委員会のときなどには,やってるんだと,このおかげで市も助かってますよということを実績を訴えながら,全市民がこの事業に取り組むべきだと私は思うんですけど,この辺の考え方は伝わっているんですか。



◎建設課長(下之薗博幸)  この愛護作業につきましては,毎年4月に行われます第1回行政嘱託委員会の席で道路愛護,あるいは河川愛護作業についてお願いをいたしているところでございます。周知的にはもう全市,全自治会に周知をしているというふうに考えております。

 以上です。



◆議員(大薗秀己)  周知はしているけれども,その程度だということで理解しますけれども,やってないところがありますよね。であれば,せめて自分ちの前の例えば植え込みの前の草取りぐらいは,自分たちでしなさいと,するのが当たり前だというようなことこそが,今この厳しい財政を訴えるこの時期に来てるんじゃないですか。この関係で言うと,お金の上積みを私はここに質問書の中で書きましたけれども,私が言いたかったのはお金じゃなくて,やっぱり市民全体で道路も,そして災害に結びつく河川愛護をしとくことが,今から大事なんですよということを訴えていただきたいということを言っておりますので,この辺もよく御理解いただきたい。それから,反論があったらしてください。

 それから,この延長の中で,私は田部田という地域に住んでおりますが,市道だけじゃなくて農道も清掃をしております。この中で,その農道の分はカウントされないんですけど,今後こういうことを進める上では,1回じゃなくて2回払ってるんですよね。その意味でも,助けてやる気持ちはございませんか。



◎建設課長(下之薗博幸)  農道の道路愛護につきましては,私の口から言う立場ではございませんけれども,道路愛護作業を複数回されている自治会も確かにございますので,例えば2回目の作業を行ったときに,その作業箇所が1回目と別なところ,路線が違ったり,同じ路線であっても作業する場所が違えば,それは報償金の対象となりますので,そのときはまた申請をしていただければと思います。

 ただ,現在のところ道路愛護作業,河川愛護作業につきましては,1回分の場所については,1回分の申請ということで対応させていただいているところでございます。

 以上です。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  農道関係については,特に頴娃,知覧等においては畑かん地域,頴娃地域においては11工区畑かん営農振興課の中であります。そういった中で環境美化コンクールというのもしながらやっております。そういった形で,その11月ごろ環境審査がございますが,それにあわせてテロン缶,ピクリン缶等が下水にはまって,それがもとで荒廃するといったようなこと等も,これまでもあったりして,注意をしながらお互いに今議員の指摘があるように,お互いに自分たちの農地は守っていこうといったような形でやっております。

 川辺地域においても,特に川辺地域水田地帯が多い中で,これはもうどうしてもやはり水路は欠かせない管理でございます。そういった形で,今後もさらなる指導をしながら,お互いにやっていくんだという気持ちを培っていくべきであろうというふうに思いますので,今後とも指導してまいりたいと思います。



◆議員(大薗秀己)  油代の上積みがないということに結論がなったみたいですので,残念ですが,市長のツルの一声があればいただきたいんですが。(笑声)



◎市長(霜出勘平)  この道路愛護作業,河川愛護作業につきましては,市民の方々のそういった奉仕精神を発揮していただきながら,この我々の南九州市をきれいにしていこうというような取り組みであるところでございます。

 この報償費をお願いをいたしております。これはもう本当に気持ちと,市からの気持ちということで,皆さん方の労働に対する対価としては,もう物足りないわけでございますが,本当の気持ちということでお願いをしているわけでございますので,そういったことから今油も大変どんどん上っておるようですが,これが恒常的に上がるようでしたら,油代をまた上乗せをしなければいけないというふうに思っておりますが,現在ではこれで我慢をしていただいて,奉仕の誠を発揮していただければ,大変ありがたいと思っております。



◆議員(大薗秀己)  次に,5番目の市長選への立候補についての質問ですが,市長は1期目のときは,幸いに無投票で市長になられたわけでして,そのときにもうマニフェストをつくっておりましたが,後から見たんですけれども,今回はマニフェストをつくるつもりでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  できることならつくらないほうが手間も省けていいんですが,今はこの時代の趨勢として,世の流れとして,もうマニフェストが先行するような形になっておりますので,人並みにはやらなければいけないなというふうに思っております。



◆議員(大薗秀己)  きのうの予算の審査の中でも,南さつま市が中学3年生までの医療の無料化をということをうたって,そしてそのほかにも,これは市長にも差し上げたと思いますけれども,南さつま市長のマニフェストです。このマニフェストの成果というか影響というのは,非常にあると思いますので,私は残念ながらあのときのマニフェストをちょっと見あたらなかったもんですから,持ってこれなかったんですけど,一番この合併で期待してたのが,ブランドづくりだったんですよ。

 知覧茶というこの地域に根づいたすごくいいブランドを,南九州市で知覧茶という,私はネーミングはそれでいいと思ってますから,このブランドづくりに一歩踏み込んでないような気がします。この取り組みをぜひ入れてほしいんですけど,このような考え方はありませんか。



◎市長(霜出勘平)  今お茶のブランドの話が出ました。これはいろんな形で合併いたしまして今3年が過ぎ,4年目に入ってきたところでございますが,まずこの合併して一番大事なのは,旧3町の一体感だと,融和が一番大事だということで取り組んでまいりまして,それなりにいろいろな団体の方々,組織の方々が努力をしていただいて,それなりのこの実績は上ってきているのではなかろうかなというふうに思います。

 その中で,このブランドについていろんな茶業の方々,真剣になってこれまでいろいろな協議をしていただいてきたところでございますが,それぞれこの知覧茶のこのブランドについては,まず知覧のこの銘茶研究会というのがありまして,この方々が中心になって,この知覧茶の名声を内外に示していただいてきたところです。

 その方々は,もうお話にも聞いていらっしゃいますが,以前このブランドを確立する前に,新茶の時期に一番忙しいときに夜行列車で静岡に行き,そしてそこでこの研究をして,そしてまた夜行列車で帰ってきて,いろんな品質を高めていったという物すごい努力の結果があるわけです。そういった経緯もありますので,これを行政が知覧茶ということで統一をしてやりなさいということは,なかなかこれはできないところです。やはり皆さんがよく話し合いをして,そしてその関係者の方々が同じ気持ちになってそれでやっていこうというようなことがないと,これを行政が統一をしなさいということは,これはちょっと難しい面があると。今後におきましては,やはり行政も中によく入って,いろんなこの仲介役をしながら,一日も早くこのブランドの確立ができればいいと。

 大薗議員は知覧茶ということでございますが,頴娃茶,それから川辺茶というのも知れ渡っているわけでございますので,どのような形にされるかわかりませんけど,統一はしたほうがいいというふうに我々も思っておりますので,やはりこの中に入って,いろんな形で助言等ができればいいがなというふうには思っております。

 一番いいのは,やはり業界の方々が,茶業の方々がそれぞれ自主的にこれでいこうという形が一番理想ですので,それを目指して行政もいろんな形で加わって,助成アドバイスなりしていきたいというふうに思っております。



◆議員(大薗秀己)  この話は,それぞれ皆さんこれまでこの3年間に一般質問もされ,聞いてきたわけですが,その同じ答弁だったと思いますけれども,難しかったこの合併を,ほんとあちこちと話し合いをし,崩れたやつをまとめた南九州市です。そして,観光協会も今度合併するということになりました。商工会も合併の兆しが見えてきたそうです。するんですよね。であれば,この一番メインであった川辺の町民にしてみれば,観光のメッカである知覧は確かにそうでしょうけども,合併することで知覧茶を一緒に知覧茶という銘柄で売れるんだということは,一つ形にあったと思うんですよ,情報の中に。やはりこれこそ市長のリーダーシップが大事だと思います。あと4年間という言葉をきのう言いましたけど,あと4年じゃなくて,やれれば立候補して皆さんが認めれば,そのとおりですから,選挙で勝てばいいんですから,4年間の間の一つの大きな柱として,ブランドの茶をつくるんだと,南九州市のお茶づくりをするんだという,マニフェストに入れていただきたいという私の要望ですが,いかがでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  いろいろ先ほども申し上げました。立候補するからにはマニフェストをつくらなければいけませんので,その中でこれを市が,私がそのリードしてというような御発言でございますので,そういったことを入れられたら入れていきたいというふうに思います。



◆議員(大薗秀己)  給食センターについてお伺いいたしますが,今そのマニュアルが進んでいるということ,そういう研修会も行っているということですが,この北海道の話だけじゃなくて,食中毒というのはないわけじゃないんですよ。あり得る話ですが絶対にあってはならないことです。

 特にこの給食センター,3,500食をつくるというセンターが食中毒になった場合,あってはならないことですけども,こういう非常事態に備えて,何らかの対応をすべきだというのは,もうこれは教育長を含めて教育関係者みんな思ってると思います。

 であれば,今回岩見沢のほうは学校を休校にして,何日間というのはちょっと私も調べられなかったんですけども,1,500人の方々が食中毒になり,5,000食つくった中の1,500食ですから,学校を休校にして,そしてその間保健所からの指摘で掃除したり,それから消毒したりということを行ったということですが,この辺の市側の対応のマニュアルの中に,9校,それからその9校じゃなくても,その間の給食の考え方はどのように対応されていくんですか。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  食中毒が発生した場合のマニュアルということでは,先ほど答弁の中でありましたように,県が指示しております対応マニュアルに準じて,本市でもそれを適用するような形で対応する予定でございます。

 その中で,学校の休校につきましては教育事務所,それから,調理場の停止につきましては保健所等の指導を受けながら対応してまいるつもりでございます。

 また,教育委員会自体でもそれに対応しても,非常に緊急な判断が必要な場合は,その状況に応じて判断してやっていく予定でございます。

 その間の休校になりますと,もう学校のほうは休みになりますので,子供たちの対応はもう自宅での対応,それから,学校を休校せずに共同調理場を停止にした場合は,もうそれは保護者にお願いをして,弁当持参という形での給食対応になろうかと思います。



◆議員(大薗秀己)  その弁当持参ということになるかということで,これは普通考えればそうだと思います。ただ,問題になるのは,その給食センターの中で今回はブロッコリーのサラダで検出されたということになってますけども,子供たちが例えばそのブロッコリーを見たときに,今度は拒否反応が出るらしいです。食べれなくなるそうです。ジャガイモで食あたりをすると,今度はジャガイモを食べれなくなるそうです。

 この辺の対応っていうのは,いわゆる心の分野ですけど,ただ食中毒が出たから,しばらく給食はできません。またもう掃除をして,消毒をしましたから,できましたから,給食を開始しますという単純な流れじゃないと思うんですけど,この辺の対応の仕方考えていますか。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  学校での食育の推進につきましては,学校での給食担当,それから養護の先生方等を通じてその後の心のケアとか,そういうものについては考えてまいりたいと思いますけれども,なかなか実例がございませんので,今度どうなっていくかということは,先ほど申しましたこの北海道の事例が,一応23日まで休校ということで,それ以降は学校のほうが一部学級閉鎖をやっているということでございますので,今後そちらの事例を参考にしながら,心のケアで,それからその後共同調理場も,保健所の指導で23日から5日間,共同調理場は閉鎖ということになっておりますので,そういう状況を見ながら今後参考にして対応させていただければというふうに考えております。



◆議員(大薗秀己)  次に,2番目の質問にあります業務委託の選定ですが,5つの業者がプレゼンテーションを開いて,もう既に18日ですから,あと10日すれば優先交渉権者を決定するということで答弁いただきましたが,この業者の5つの中に県内外ということでしたけど,市内の方々,それから前から議論になっていました現給食センターで調理業務を行っていた方々の中に応募されて,入札に参加したのかどうか,これは公表できますかね。できるんですかね。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  この委託業務につきまして,5事業者が今回選定されたところでございますけれども,5事業者につきましては,応募要領の中で鹿児島県に実際委託を持っている業者ということで選定をしたとこでございます。

 その中で,2業者につきましては,本社は県外にある業者でございますけれども,3業者につきましては県内の業者でございます。1つは,鹿児島市の給食に携わってる事業者,それからあと2業者につきましては,現在知覧給食センター及び川辺給食センターを委託している業者でございます。職員につきましては,現在21名の職員が本採用としてそれぞれの知覧,川辺給食センターのほうに勤務をしているところでございますけれども,現在における本採用の21名につきましては,選定後には必ず優先で採用していただきたいということを,それはもう募集要項の中で,基準書の中でうたっておりますので,この業者につきましては確認しているところでございます。

 一応職員数といたしましては,パートも含めて35名以上ということで,35名以上の職員を使いなさいということで規定をしておりますので,今の計算でいきますと,現在パート,臨時職員で働いている方も,それにつきましても優先して採用していただきたいということを仕様書等にも書いておりますので,現在の給食センターに携わっている方は,新しい業者につきましても双方の合意のもとで,継続採用がされるように確認しているところでございます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前11時5分休憩

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午前11時6分開議 



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  もう一度確認のために説明のし直しをいたします。

 選定された5業者につきましては,県外の業者が2業者,それから,県内の業者で鹿児島市の先ほど言いましたように給食センターを委託している業者が1業者,それから,市内の業者が現在の川辺給食センターの委託をしている業者が1業者と,知覧の給食センターは県内ですけれども,それぞれ違いますので,その5業者ということでございますので,よろしくお願いいたします。



◆議員(大薗秀己)  その5つの業者のプレゼンテーションとヒアリング,もちろん内定じゃなくて,内輪の一応調べていろんなことするんでしょうけど,さっきも,いつも指定管理のときに思いますけど,単なるその点数だけで採点するのは,ちょっと私は危ないと思うんですよ。これはもうこのヒアリングとプレゼンテーションは,点数だけの採点で決めてるんですか。この優先交渉権というのは,その点数で決まるんですか。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  一応選定におきましては,点数制になっております。それぞれの項目いろいろ衛生問題とか,それぞれ見積もりの問題とか,いろんな項目がございまして,それぞれを点数制にして200点満点ということでしております。あとはヒアリング,プレゼンテーション,それからヒアリングをしますので,ヒアリングでの点数,それぞれつけて,その中での最高得点を決めて,今のところ今後その第3回の委員会でそれぞれの皆さんの了承を得て決定をするという形の,段取りでおります。



◆議員(大薗秀己)  確認します。最後です。パートを含めて,今度の業務委託には35名以上の採用をしていただきたいと。その中の21人が今は知覧と川辺の給食センターで働いている方を,採用を優先順位でお願いするということを言ってあるということで確認してよろしいですか。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  そのとおりです。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前11時10分休憩

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午前11時20分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

 次に,東兼喜議員。

  [10番議員東 兼喜登壇]



◆議員(東兼喜)  冒頭の言葉といたしましては,大変不徳というか,不要な話になろうかと思いますが,きょうの南日本新聞の朝刊に,霜出市長のすばらしいお顔が載っていたようでございます。(笑声)以心伝心といいますか,私も勇気をいただきました。そういうことで,早々に質問に入らさせていただきます。

 私の質問は,先の12月定例議会の一般質問において,森田議員が本市の行政改革大綱や総合計画で示されているその中で,本市のまちづくりの機関である行政遂行上,一番基礎をなす自治会運営や取り組みの位置づけなど,事細かに論を取り交わしをいたしておりますが,再度私が本市の自治体のあり方など,現状認識を踏まえ実務的課題点を提言しながら,市民運営の基礎的コミュニティである自治会組織のあり方について市長に質問をさせていただきます。

 まず,自治会の組織についてですが,自治会組織の現状をどのように認識しているのか。

 2つ目に,自治会の再編,統合に向けた方向性というか,方針を示していただきたい。

 3つ目に,自治会活性化検討会の組織構成や検討内容を示していただきたい。

 4つ目に,自治会の再編,統合の推進に当たって,助成制度を新設する考えはないか。

 次に,高齢者福祉対策の一環でありますはり・きゅう等の施術料についてのことでございます。

 その1つが,市内における各町のはり・きゅう等の利用状況を示していただきたい。2つ目に,本事業の助成限度額など,施術料の助成金額の見直しを考えていただきたいということを1回目の質問といたし,あとは自席で行います。よろしくお願いします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  東議員から自治会組織について,はり・きゅう等施術料について質問をいただいておりますので,お答えをいたしたいと思います。

 まず,自治会組織の1番目でございますが,現状をどのように認識しているかという御質問についてでございますけども,現在市内には267自治会がございまして,そのうち30世帯以下の自治会が全体の約26%の70自治会あるところでございます。自治会内におきましても,都市集中型で世帯数が増えている自治会,また反対に少子高齢化により世帯数が激減する自治会もありまして,このような自治会におきましては,自治会運営も困難状況のところもあると認識をいたしております。

 以上のことから,2番目の再編や統合に向けた方向といたしましては,行政といたしましても,このような自治会につきましては統合等を含め,進めていくことが最も必要かと思われます。しかしながら,行政から統合,再編を推進することはできないのが現状でございます。このようなことから,行政嘱託員,地区,校区公民館長合同会事に説明やアンケート等,平成23年度設置いたします自治会活性化市民検討会の意見等も参考にしながら,自治会住民の強い意向があれば,行政といたしましても協力し,安心・安全で過ごせる地域を目指して自治会の運営を後押ししていきたいと考えております。

 3番目の自治会活性化市民検討会の構成につきましては,自治会,地区,校区公民館長,ボランティア団体,女性連絡協議会,NPO男女共同参画審議会の代表や鹿児島県共生共同リーダー研修受講者,公募などによる委員20名で構成しようと考えておるところでございます。

 また,アドバイザーは学識経験者2名を予定しているところでございます。検討の内容につきましては,これからの公共のあるべき姿について,これからの自治会と行政の役割について,自治会の規模,組織についてなどを検討いたしまして,直面する自治会の課題解決への糸口を探りながら,今後の自治会のあり方,自治会の活性化方策などについて検討することといたしておるところでございます。

 4番目の自治会の再編や統合の推進に当たり,助成制度を設ける考えはないかにつきましては,今後小規模な自治会におきましては,統合再編を進めていく自治会もあると思います。そのような自治会のスムーズな運営等を補助する上では,助成という受け皿が必要であると思いますので,今後自治会等の要望などを伺い,検討してまいりたいと考えております。

 次に,2番目のはり・きゅう等施術料についてにお答えをいたします。

 平成21年度の利用状況は,頴娃地区で312人で2,967回,これは8院で,はり・鍼灸院は8院あるとこでございます。知覧地区におきましては495人で4,964回,10院であります。川辺地区におきましては659人で6,542回,21院ございます。合計で1,466人で,1万4,473回となっております。

 はり・きゅう助成事業は,保険診療の対象外であることから,高齢者の負担軽減を目的により高い福祉サービスの観点から,旧頴娃町が1,000円で20回,旧知覧町が700円で40回,旧川辺町が800円で30回を,合併後,平成20年度から1,000円で25回に統一をして,助成をいたしておるところでございます。20年度及び21年度の利用実績によりますと,数回利用した方から,25回すべて利用した方までもあり,平均約10回の利用となっていること等から,現段階では施術料の助成金を見直す考えはないところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(東兼喜)  第2回目の質問に入らさせていただきますが,その前に時間の都合上,大変勝手なことでございますが,質問の内容を前後して質問をさせていただきたいと思います。

 そこで,早速でございますが,はり・きゅう等のことでございます。先ほど市長のほうからも御答弁をいただきました。事実,私も資料をいただきまして,早速それなりの見解を出したところでございます。

 そこで,まず質問する前に,私もこのはり・きゅう等と言いましても,医学的とか,そういう技術も全く持ち合わせておりませんので,その辺十分御理解いただき,また言い過ぎな点があろうかと思いますが,その点はお許しをいただきたいと思います。

 そこで,市長からも回答いただきましたように,高齢化の中,対象者70歳以上でございますが,ここにも資料のとおり,21年度,22年度の資料もいただいております。利用率が少ない,まず。せっかくいい制度だと言いながら,わずか今市長からも御答弁があったように,1割ちょこっとですよね。この件は,もちろん早くいえば3割負担をしていただいて,3割補助をしてるような形になってるわけですが,そこで私の問いたいのは,せっかくいい制度なのに,なぜされていないのかといいますと,この資料から算出しますと,早く言えば25枚つづりですよね。25回は行けるわけですよね,1年に。それが,1枚から10枚使う方が全体の50%,21年度,22年度。情けないちゅうよりも,これ何だろうかと。私もその関係の方々問い合わせました。そして,11枚から20枚使った方が22%,それから,全額使う方もいらっしゃいます。これが現状の利用率ですよね。これを見ましたときに,本当にこの制度が適当なのかという感じもしてならないわけです。

 先ほども申しましたように,医学的な私も知識がありませんけれども,関係の方々に早く言えば,これも高齢者の方々がお金が高いけれども,はりとかきゅうに行けば気が休まると。そして,効果もあると,長く行けば効果もあるという方々の声も聞いております。しかし,お金も高いというのもあります。

 なおまた,やはり医者に行って医者で治る場合と,医者はそれは私もわからないけれども,勧めてはいないだろうけれども,やはりお年寄りの方々は昔の治療っちゅうんですか,そういう頼れる気持ちは私は多くの方々がいらっしゃると思うんです。その辺,この利用率が低いその原因は何だろうか,ひとつその辺を御理解なさってるのか,担当の課長さんでも結構でございますが。



◎福祉課長(君野悦郎)  このはり・きゅうの助成につきましては,各町,私はそれぞれ長年にわたって実施をされておる事業でございますので,高齢者の方々には,この周知は徹底されているもんであろうというふうにまず思います。そしてまた,毎年民生委員やアドバイザーの方々を通じまして,あるいは市の広報紙等を通じましてPRもしておりますので,十分認識をされておる。その中で,高齢者の方々がそれぞれ自分の体にあった,この病状にあった診療をなさっていらっしゃるというふうに思っております。

 病院に行きたい方は,病院がいいと思われる方は病院での診療をされますし,はり・きゅう等が非常に私の体にはきく,あるいは効果があるというふうに感じていらっしゃる方については,その施術をしていただいているというふうに思っております。

 ですので,この診療回数が少ないから,これがどうこうというふうに理解はいたしておりません。私としてはそれぞれの体の状況に応じた診療をしていただいているというふうに理解をしておりますので,御了解をいただきたいと思います。



◆議員(東兼喜)  当然も理解しないまでもないんですが,先ほども資料にも,また市長も御答弁もいただきましたが,川辺,知覧,頴娃,その関係の方々がいらっしゃいます。また,本日ここの我々の仲間の方もいらっしゃるわけでございますが,耳の痛いところもお許しをいただきたいんですが,せっかくこの制度を活用するために,設けた事業であるわけですよね。これが私知覧町時代に調べたことがあるんですが,利用率,つまり枚数の件数そのもの配布する,件数を計算した件数は,この合併前は高かったんですね。30%ぐらいの方々がたしか24枚つづりやったかな。それを受け取った方は対象者からすると多かったんです。だから,合併した途端にこれが減ってきたもんだから,早く言えばこれもちょっと言い過ぎかもしれないけれども,私その関係,つまり今度は反対側の関係の方々に,お二方だったけれども,顔なじみだったもんだから,料金そのものは施術料ですよね。これも段階があります,調べてみましたら。それで,往診もなさる,もちろんそれなりの設定はされております。この設定料金そのものは,どういうふうなお決めでなさったんですかという,私は担当局にお聞きしました。

 そうしたところが,これはなぜ聞いたかというと,一般の方々,利用する方々が1回行けば2,000円,2度行けば4,000円,やっぱし3回,5回行かんにゃ治らん,そうなると1万円かかる。こうくるんですね。

 それで,もうそれよりかは我慢するとこは我慢するんだと,それよりも接骨院に行きゃあ,200円,150円じゃ済むんだと。もちろん,社会保険制度があるからでしょうけれども,そういうお話も1つ,2つじゃないんですね。多々聞くわけですよ。そういうことで,私も反対側の方々にどうなさって,どういう基準があってするんですかと。そうしたら,いや,それがなと,ただ紙が来たんですよと。紙が来て,受診料がもう表が来たから,そのとおりとらにゃいかんじゃったんだと。

 いや,それはそれでいいけれども,もっと掘り下げてお聞きしますが,高いんですか,安いんですかと,こう聞くと,これは汚い言葉だけれども,「いや,実はな,もっと安かってもよかたっどん。もっと前は,まだ安かったたっどん」と,こうくるんですね。この辺は,私どもも言える立場じゃございませんけれども,やはり一般住民がこれはいい制度ながら,やっぱし当時この制度を設けた途端にぱっと上っちゃったんですよね,施術料が。という話でした。

 そういうことで,私はこれはできれば,もとを下げればいいんだけれども,何かしらそんな辺があったりして,行き詰まってる点もありますけれども,かといってこれを課の方々にもっと設定をランクを下げてくださいよというわけにもいかないわけですよね。

 それで,行政もその辺にもちろんかかわったら大変なことですけれども,できればやはり皆さんも,これは数少ない方々だと言えばいいけれども,多くの方々が券をもらって,やっぱしそういうことを利用しようと思うけれども,真にはお金が高いから負担が大きいから行けない,また2回,3回使えないというのが実情だと私は認識するんですが,その辺は課長さんどうですかね。これは個人的にお伺いするわけにも,聞くわけにもいかないでしょうけれども,どういう認識を,もう一回その辺を確認をさせていただきたいんですが,どうですか。



◎福祉課長(君野悦郎)  診療報酬の額につきましては,今3,000円というふうに私認識をいたしております。これにつきましては,鍼灸師会の方々が十分検討をなさり,その上で適当な本当額として1回当たり3,000円が妥当であるというふうにお決めになって,それぞれ診療をなさっていらっしゃるというふうに認識をいたしておりますので,そのことについて私どもが見解を申し上げるということは,適当でないかというふうに考えますので,ここでは答弁を差し控えたいというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  この問いについては,最後の質問になろうかと思いますが,どうですかね,行政としてせっかく,鍼灸師会ちゅうんですか,私も用語がよくわかりませんけれども,そういった方々と,あるいはこういう話の関係で,会合というんですか,そういうあるいは総会なりも年じゅうあろうと思うんですが,そういうお招きをいただいたこともないものなのか,あるいは,こういう検討会もしたいんだがという申し合わせもないものなのか,その辺はどうなのか,ちょっとお伺いします。



◎福祉課長(君野悦郎)  毎年総会もございますので,その席には私のほうにも御案内がありますことから,都合のつく限り参加をさせていただいておりまして,合併後の3回,4回は出席をしているというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  質問は先にいきますが,そこで,やはりさっきも出ましたけれども,やっぱし受ける側といたしましては,市民の側といたしましては,せっかくいい制度でいいその病名とか,あるいは治療を受ける,施術を受ける内容にもよりますけれども,効果は確かにあるというような市民の声も多く聞かれるわけですよね。

 私もその一人でありましたし,特に私もこういう特定な病気をしたことがありまして,どこに行っても治らんというんじゃなくて,特殊な病気になりますと,やっぱしはり・きゅうとか,そういうのは効果があるということで,やっぱし昔の先輩の方々の教えっちゅうんですかね,これは非常に大切なことで,そこに行ったらそういう方々も専門的にやってる方がいっぱいいらっしゃる。今傾向としてそういう方々,そこに集中していらっしゃる。名前も申し上げませんが,触れませんけれども,やっぱりそういったことで非常に私は捨てがたい治療だと思っております。

 そこで,せっかくこういう制度があるならば,それじゃみんなが利用するようにできれば,25枚もらうんだから,3分の1でも使うような仕組みをしていただくために,500円ぐらいはもっと追加できないかな,半額で行けるようにできないんだろうかなと。市民の声もありましたので,「いや,それは簡単には先生方も下げやせんで,やっぱり市に頼らにゃいかんで」というような声があるようでございます。

 そういったことで,できれば診療時に対するこれは上げられないか,下げられないといういろんなのがあるらしいから,できれば受ける側としての,市としてそれは今のこの数字からいいますと,五,六百万がまたプラスになってきますけれども,何かそういう捻出の方法を考えて,500円ぐらいを半額にしていただくような方法というものには,さっき市長からの無理だというような答弁でありましたけれども,今総合的な私の質問等も,内容等も含めまして,これにお答えいただきたいと思いますが,どうですか。



◎福祉課長(君野悦郎)  市民の中には,議員がおっしゃるように,いろんな要望があろうかというふうに思います。しかしながら,私どもといたしましては,合併時に先ほど市長の答弁にもありましたように,700円,あるいは800円,これを1,000円という形で今統一をして,2年が過ぎたところでございます。そういう中で,まだ3年目の結果が出ておりませんので,2年というふうに申し上げましたけれども,そういうふうになっているところでございます。

 そのようなことから,私どもとしてはいろいろなこの高齢者の方へのサービス,あるいは市民へのサービスというものは,公平なサービスを提供するということを基本に置いて,それぞれ考えていかなければならないというふうに思っているところでございます。

 そういう観点から,このはり・きゅうを必要な方にはいたしますけれども,利用されている方は議員がおっしゃるように,この対象者,22年度で申し上げますと,1万1,131人の中で受診券の交付をもらっている方は,10%強の1,393人でございます。その中で足りないという方もいらっしゃいますけれども,病院に行かれる方についても,それなりの回数が増えますと2,000円,3,000円,あるいは月においては1万円というような自己負担というのも発生するわけでございますので,現段階では私どもとしても,まだ大きな市民の高齢者の声として,この私どものほうにも届いておりませんので,またこのことについては,鍼灸師会等とも,あるいは担当の対象者の方々等とも十分また話し合いをする機会があろうかというふうに思いますので,私どもとしては検討をする中で考えていきたいと思いますので,現段階ではこの1,000円の公費負担という形で考えているところでございますので,御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  市長に最後のお答えをいただきたいんですが,先ほど2つの問いにもお答えをいただいたところでございますが,特に最後の,もう既にいろいろお話もやりとりもお聞きになっていらっしゃると思いますが,どうですか,市長,やはり今南九州市に先ほども申しましたように,この事業をなさっている方々が本当に過半数の方々が,今おまんまも食えないようなお話もあるようでございます。

 一方,私ども受ける側としましては,行きたいけれどもお金が高いから行けない。早く言えば,スーパーマーケットに2,000円持って行けば,袋いっぱい持って帰るけれども,「はり・きゅうに行っても2,000円かかる」と,そのかわり,受ける側,受けない側,本当に受ける側としましては,もう夫婦で昔は一生懸命やっておったけれども,働く時間はあるんだけれども,する時間はいっぱい余っていても来てくれないという声が,これは現実なんです。

 頴娃,知覧,川辺,たくさんの方々がいらっしゃいますけれども,私は地元のことでありますので,その地元の内容だとお含みいただいても結構でございますが,非常にこの方々も生活に支障を来しておるようでございます。

 やはりだから,それじゃ治療にいきゃんせよというわけにもいかないけれども,やっぱりその辺も含めて,共存の立場で私はいろいろ予算も絡むことでしょうけれども,総合的な社会福祉制度でございますので,半額の事業を取り入れていただくように,市長の最後のお答弁もいただきたいと思いますが,要望とし,またなおかつ,できればいろいろあります,この事業の内容はですね。できればことしの6月あたりに条例等の改正も出していただくということで,鍼灸師の方々のお話も聞いております。それで,そういうことでございますので,条例改正等もなさるように,ひとつ御協力いただくように要望をして,終わりたいと思います。市長の答弁がありましたら,お聞かせください。



◎市長(霜出勘平)  よくわかりました。先ほども答弁の中で申し上げましたけれども,やはり一概にこの施術料だけではないんじゃないかというふうに思います。

 例えば,頴娃地区におきましては,このはり・きゅうの診療所は8カ所あるんですね。そして,312人の方が利用されていると。そして,知覧地区においては10カ所あると,495人ということですね。川辺地区においては21あるんですよ。これが659ということで,頴娃よりも大体倍以上の方々が利用されておるということですので,そういったことから,頴娃地区においては行きたいけれども,近くにそういう施術所がないというようなこともあるんじゃないかというふうに思います。

 だから,一概に安ければそれに越したことはないですけども,一概に高いからこのはり・きゅうを利用しないんだというのは,ちょっと当たらないんじゃないかと思いますが,これはこういったこういう病院のことやら,総体的にやはり考えていかないと,一概にこの施術料だけの問題ではないというふうに思います。

 また,目の前に当事者もいらっしゃいますので,(笑声)はなはだ答弁もしにくいところなんですけれども,総体的にいろんな機会とか,施術料とか,そういったことを勘案しながら,これから我々もいろいろと努力をしてみたいというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前11時55分休憩

───────────

午後1時0分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(東兼喜)  それでは,午前中に引き続いて残されておりました大きな課題といいますか,質問をさせていただきたいと思います。

 まず,市長にお聞きしたいと思います。

 そこで,まず市長は2月22日だったと思いますが,この本議場におきまして,23年度の施政方針をいたしました。その中で,まちづくりの大綱,そのページが11ページでございましたが,そこで地域行政の核である自治会の活性化は,喫緊の課題となっておりますと。進行する少子高齢化は,多くの自治会においてその存続を含め,大きな課題となっております。これらの課題解決の糸口を探り,進むべき方向性を定めるため,市民,自治会代表者などで構成する自治会活性化市民検討会を組織しますとおっしゃってくれました。

 この決意は本当に変わらないのか,再度念のために決意を述べていただきたいということと,ここに含まれております方向性を定めるため,市民というふうなことでありますが,私は一応再編,統合の意味も大きくあろうというふうに認識しているんですが,これ以外に含めた内容がございましたら,その辺も含めてお答えいただきたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  もう1年も前,2年も前であれば,もう心が変わることもあろうと思いますが,(笑声)二,三日前お話しをしたことですので,これを変えると大変なことになるんじゃないかというふうに思います。決意は変わっておりませんし,そしてすばらしいこの検討会を立ち上げて,今後の自治会がどうあるべきかということで,いろいろと検討をしていただければというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  できれば,まだその決意はそれで結構ですが,活性化の意味を含めて,この言った施政の中にも,ほかにもいろいろ大案があったんじゃなかろうかなというのが,それを引き出したかったんだけれども,残念でございましたが,後でまたおいおい質問をさせていただきます。

 そこで,次に私は資料もいっぱいもらいました。その中で確認をとりたいと思うんですが,今私どもはやっぱしある程度の認識というものは,世帯数,人口,いろんなこともありますけれども,これが主な要因になってくるのは事実でございます。

 そこで,いろいろそのたびそのたびごとに資料もいただいておるんですが,今回は一番肝心な世帯数,あるいは人口がメインでございましたので,資料を取り寄せましたところ,やはり国勢調査は5年に1回ですが,その前後の年の人口と多少のじゃなくて,大きな開きがあるもんだから,この辺の数字というものはどういうふうな,もちろん住民基本台帳がもとになった人口なり,世帯数はもちろんもうそれはその日その日でわかるわけですけれども,統計的な数字というものは,大小開きがあるもんだから,この辺の数字の違いをひとつお尋ねし,明快な回答をいただきたいということでございます。まずそれから。

 以上。



◎企画課長(金田憲明)  人口,世帯等についてのお尋ねでございますが,御承知のとおり国勢調査につきましては,5年に1回ずつ行っております。そのような関係で,その前後の年につきましては,もう人口の把握というものにつきましては,住民基本台帳による人口になりますので,そこの部分につきましては,若干隔たりがあると申しますか,そのような数値にはなっているというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  ただいまの企画課長の答弁は,余りにも粗雑な回答じゃないかなというふうに思ってるんですが,私の聞いてるのはもちろんそうですが,答にはなっているんですけれども,今資料をもらった資料で,この資料とこの資料をお持ちだろうと思うんですが,国勢調査わずか1年の差で,例えば国勢調査が17年に行われてるわけですよね。2年の差で,相当な差が出てきている。例えば,21年,22年,去年国勢調査があった,その数字さえも人口,世帯数で1,390の差がある。

 それから,21年のこの住民基本台帳に基づいた数字だろうと思うんです。それと国勢調査たった1年のずれで,1,679人の人口も変わって,こんなに違いがあるのはどういうことなのか,私説明をいただきたいんですがね,もう一回。



◎企画課長(金田憲明)  人口,世帯につきましては,平成17年は国勢調査がございますので,17年の世帯数につきましては,1万6,769世帯,それから,人口につきましては4万2,191というのが国勢調査の数字でございます。

 その翌年でございますけれども,これにつきましては,県の推計人口とかいう数字でございますけれども,これにつきましては18年度が1万6,773世帯,それから,人口については4万1,630というふうな数字になっております。

 この国勢調査と,それから住民基本台帳によりますと,その人口の差というものにつきましては,国勢調査のほうが実際10月1日を基準といたしまして,そこに住んでいる方,これは明確には何カ月というようなのがございますけれども,ただいま数字を持ち合わせておりませんので,そのような基準に基づいていらっしゃる方を市内全域全部調べ上げたのが,国勢調査でございます。

 住民基本台帳の場合につきましては,その南九州市内のほうに住民票を残しておれば,その数値も上がってまいりますので,そのようなこと等におきまして,この全体の南九州市内全域となりますと,そのような違いも出てくるのかなというふうに思っております。一つは,その調査の違いが若干はあるというようなことでございます。



◆議員(東兼喜)  そういうところで理解はしましたが,今後はやっぱりこういう基礎となる数字でございますので,報告等においては,ある程度の期日というのか,年度末とか,あるいは1月1日とか,そういう年度の節をつけて報告等についてはするような体制もいいんじゃなかろうかなというふうに思いますが,参考にしていただけりゃ幸いで,質問は先にいきます。

 そこで,集落の,あるいは自治会の組織の現状でございます。いろいろ執行部の皆さんも,集落のことについては,もう既に3年も経過しておりましたので,十分それなりの知識も持ち,また勉強もなさっているんだろうというふうに私は認識しております。

 そこで,今どういうふうに集落自治会を認識してるかと,現状のことですよね。答は単なる一辺倒の答えに過ぎないですが,もちろん中身もそれぞれ御検討もなさっていらっしゃると思うんです。私もそれなりの考えもあったりして,今現在我が集落,地域5集落がございます。何とかせんにゃかいかんと,我がせんにゃいかんということで,もう半年を経過しましたけれども,なかなか先に行かない。そういうことで,そういう情報もあったのか,せいかしらないけれども,各知覧町内ですけれども,2つの自治会からどうせくるったっどかいと,待ってくださいじゃない,私は。そういう自治会からも,こういう質問もなさいますので,もしなんだったら聞きに来てくださいという話もしましたし,今一番困っているのは,ちょうど各自治会も年度末っていうんですか,決算,あるいは新年度の準備かれこれで,もちろん運営等,あるいは役員改選といろいろさまざまな今お忙しい時期であろうというふうに認識しております。

 そういうさ中でありますので,私はそういう方々にもとにかく頑張ってくださいという激励をするしかないわけですが,そこで私も我が知覧町だけのことですけども,皆さんにも認識していただければありがたい,もちろんいらっしゃると思うんですけれども,今我が知覧町は,旧知覧町のことですが,先ほど報告にもありましたように,75自治会がございます。もちろん,編成されたこともあるし,あるいは統合した集落もあります。以前は110ぐらいあった集落でございます。

 それを少し申し上げますが,大正3年となりますと,大分先の話ですけれども二ツ谷という集落なんか,あるいは高星という集落なんかは,当時桜島爆発で疎開してきた方々でございます。それが当時は20世帯近くあったのが,現在は3世帯,元気な世帯ですよ,そういうふうな状況。二ツ谷なんかも,当時は迫瀬戸山と一緒になって,そして昭和26年,28年にかけて迫瀬戸山から分離されたのが二ツ谷に行った世帯が大半だったんですよね。そういう流れの中,そしてそれが過ぎまして,昭和44年ですか,この施行に伴いまして小組合規模というものが,いろんな鹿児島県の行政等の仕組みで,早く言えば合併を進めた時期であって,そこに乗っかったのが柚木,永山,今現在共親という集落ですが,それから当時続いて松久保,これも東,西あったのが,今松久保,それから,取違,堂園,中原,峰苫これも上別府になったのもそのときです。

 それから,塗木も東,西あったのが南,北ですね。それから,上門,下門,新田,それから田附,これも浮辺となっておりますが,これも合併です。それから,中福良,これが大きな中心になっているんですが,ここも東,西とあって,それに薗田という集落一緒になって中福良と,これも合併したところです。

 今申し上げました7つですか,7つの集落の中に2つは統合してるんですね。

 それから,私の集落なんかも瀬世という集落ですが,明治から区制というものが敷かれて,そして瀬世区という段階で終戦後として,昭和24年に瀬世区が分かれたところでございます。

 そして,町,下,中,上,向と,そういうふうに分離されたところで,そういうのが今度新たに何とかできんかと,せんにゃいかんというところで,だれがすっとか。いや,それはおまえがせんなということで,取りかかって現在おるわけでございます。

 そこで,私もこれには興味を持っておりましたので,何かその辺を探りたいと思っておるわけでございます。

 そこで,こういう認識等も頴娃なり川辺町もあるんですが,この辺担当のあるいは市長,その辺は認識していらっしゃるのか,もしわかっとったら川辺,あるいは頴娃地区のほうも教えていただきたいと思います。

 以上です。



◎企画課長(金田憲明)  集落は自治会におきますその現状と意向についてなんですけれども,これにつきましては,先ほども申し上げましたとおり,現在非常に自治会の活性化というのは喫緊の課題になっております。そのようなこと等から,アンケート調査も行ったところでございます。

 このアンケート調査につきましては,全自治会長に対しまして,昨年の9月から10月にかけて行いましたが,その中でいろいろ実態も浮かび上がってきたというふうに考えております。

 頴娃地域におきましては,やはり現在の自治会制度,公民館制度というものが非常に機能を果たしているというようなこと等で,今後合併ですとか,統合再編とかというのに対する意向というのは,余り高くはなかったようでございますが,川辺地域におきましては,集落の数も多く規模の小さいところも多いっていうようなこと等で,今後自治会のあり方が非常に維持するのに困難な状態になっているというような自治会も多かったことから,今後の問題としては再編,統合を考えなければならないというような意識を持ってる自治会が多かったようでございます。



◆議員(東兼喜)  できりゃもっと明快な回答が欲しいんですけれども,質問が多いので先にいきますが,先般の12月の一般質問の中にも,森田議員が申しましたところが,それじゃ自治会の低下,これも現状ですのでお聞きしますが,ここのところで困難,あるいは立ち行かないという言葉も数字も,ここで表示されておりました。そこの中で,人口30人未満,世帯20未満,高齢化率66.7%,そして維持困難は人口5人未満,これをあわせて23自治会だということをおっしゃいました。

 そこで,この数字の中身の根拠ですね,これをちょっとお知らせいただきたい。聞きたい。

 それと,あわせてこの数字,私が現実な数字からして,ちょっとハードルが線が,この引いた線が低いんじゃないかと,その辺をどう考えていらっしゃって,この数字が出たものなのか,あわせてお答えをいただきたい。質問の内容はわかりますよね。



◎企画課長(金田憲明)  この俗に言われておるんですけど,「限界集落」というような言葉が使われているというふうに思いますが,私どもはこのような言葉は使っておりませんが,先ほどの議員の質問の中にございましたが,集落機能の維持が低下ということで,これは人口が30人未満で,かつ世帯数が20未満,それからこういう自治会,それからまたは高齢化率が66.7%,3分の2以上が高齢化,65歳以上の方だというような自治会,これを合わせますと23自治会でございます。これが私どもが把握している数字でございます。

 この23自治会のうち,中にはさらに厳しい自治会もございます。65歳未満の人口が5人未満ということで,ほとんどの方が高齢者だというような自治会がございますけれども,それが7つほどございます。

 このようなふうにして数値をとらえているところでございますが,この自治会におきまして,その維持が困難とか維持が低下とか,私どもが勝手にこのような幾つの自治会があるとかっていうふうに言っておるんですが,実際はその自治会におきましては,「とんでもない,私たちはいくら高齢化しちょっても元気な自治会ですよ」というふうな自治会もございます。一方,その反面世帯数も多くて,若い人が多くても維持が困難だといういうようなお考えの自治会もあるようでございます。

 そのようなこと等で,この数字というものにつきましては,私どもが目安としてこの23ですとか,あるいは7つとかという数字は申し上げました。ということで御理解いただきたいというふうに思います。

 この数値の意味でございますけれども,これだけ世帯数も少なく,それから高齢化率も高い,若い人たちも少ないというものについては,非常にこれまでの経験と申しますか,いろんな方々からも御意見を伺った上で,これであればなかなか数字で見た上でも維持が困難,あるいは機能が低下しているというような考え方で,この数値を設定をしてございます。この数値が全国的,一般に使われている数字ではございませんので,南九州市,私どもが判断いたしまして,このような維持が困難ですとか,維持が低下しているというような数値を上げているところではございます。



◆議員(東兼喜)  よくわかりました。そこで,今例えばさっき私が知覧町の内容を申し上げましたが,そのほかにも中福良校区に牧永野というところがあるんですよね。これは昔は牧と永野が一緒になってできたのが牧永野というところですよ。今,これが当時も今から30年前は,私が調べましたところ,30世帯あったのが,現在は5世帯なんですね。こういうスピードできているんです。そういうところも,この数字の中に入ってるのか,執行部側は数字をおっしゃいましたので,入ってるのか,その辺だけお答えください。入ってるのか,いないのか。



◎企画課長(金田憲明)  具体的な自治会の名前は申し上げませんでしたが,23自治会の中には,議員のおっしゃいます自治会も入っております。



◆議員(東兼喜)  それでは,いま一つ,今知覧町のことですが,から森田議員が12月の川辺の内容を申し上げましたが,知覧にもあるんですね。これもこの中に入っているのか,いないのか,集落名を申し上げませんでしたのでおわかりだろうと思いますから,おっしゃってください。入ってるのか,入ってないのか。



○議長(田之脇厚)  東議員,内容が分りづらいのでもうちょっと詳しく。



◆議員(東兼喜)  失礼しました。浮辺集落なのか,その辺がさだかじゃございませんですが,三反割という集落のことでございます。それが自治会名ですが,これはどうなっているのか,今度はその辺をちょっと教えてください。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後1時22分休憩

───────────

午後1時23分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎総務課長(福吉良夫)  ただいま議員が申されました自治会は,私が住民基本台帳から調べた自治会名にございませんので,多分浮辺自治会に入っているのではなかろうかと思いますが,まだ世帯は2世帯ほどあるとか,ないとかと今聞きましたので,多分いろんな広報紙等については,市から直接郵送されていると思っております。



◆議員(東兼喜)  もうこれを取り上げると先に行きませんので,先にいきます。

 次のこの再編に向けた統合との方向性ですが,今,先ほどもいろいろ市長のほうからもありました。確かに行政としては,やはり強力に勧めないのはもう事実であろうと思います。しかし,やはりこの前も,先般も議論されたように,市が方向性を定めなければ,私は一定の成果は上がらないと思います。だから,別に強制力を持ってやりなさいということじゃないんです。もちろん,ここにも後押しをしていきますと言ってくれましたけれども,これじゃ意思が伝わりません。私はもう既に5集落が知覧町内で話がきているんです。何とかしてくれよということで,中にも入りました。だから,一つの方向性を定めて,これがその再編統合だろうと私はもう認識しておりますので,ひとつ幸い検討会も立ち上げるということになりましたので,この検討会のほうに入りますが,ここで結構なことだと私も大賛成でございます。早く立ち上げていただきたいと。

 そこで,この検討会のメンバー,それから時期,もう一回これをお聞きしたいんですが,ここにもさっき答弁もございました。できりゃこのメンバーを,20名ということであるようでございますが,学識経験者,これがどういう方なのか,アドバイザーもここに連なっておりますが,もちろんそれなりの資格のある方だろうというふうに認識しておりますが,この辺の名称がわかっておったら教えていただきたいということと,委員の20名の中に,やはりできれば細かな,あるいはただ大きな集落,もちろん今都市集中型の世帯が多くなるのはもう事実でございますが,こういったところも大切ですけれども,できれば自治公民館長さんが代表になっていらっしゃるだろうと,中心になってくるだろうと思いますが,不公平のない委員の選出を考えていただきたい。これはどういう内容になっているのか,その辺も検討なさっていらっしゃるだろうから,その辺をもしわかっとったら教えてということと,いつごろ設立して立ち上げていくのか,その辺がわかっとったら教えていただきたい。

 以上です。



◎企画課長(金田憲明)  メンバーについてでございますけれども,現在,考えておりますのが,自治会長さんの代表者,それから校区公民館長,ボランティア団体,女性連絡協議会,NPO,それから男女共同参画審議会,県の共生協働リーダー研修の受講者,それから公募というようなふうに今考えております。

 これらの方々のメンバーにつきましては,それぞれの地域,それから自治会の実態がわかるような,そういうものが反映されるようなメンバー,不公平がないようなメンバーと申しますか,そういうものに努めたいというふうに思います。

 それから,アドバイザーのほうでございますけれども,これは学識経験者ということで,このような自治会の問題に対する造詣の深い方をお願いしようというふうに考えております。

 現在考えておりますのが,国際大学の教授,准教授,あるいは鹿児島大学の教授,准教授と申しますか,そのような方々を考えているところでございます。

 時期につきましては,できるだけ早い時期にこの検討会のほうは発足させたいというふうに思っておりますので,できるだけ早い時期ということで,4月,5月ぐらいまでには,何とか発足をさせて早く検討を始めたいというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  その検討会の20名の中のことですが,できればもっと数を増やして,私はこういう大切な大切な基盤づくりの元をなすコミュニティ活動のための組織づくりですので,多くの自治会長さんを大小,それぞれの30世帯未満のところとか50世帯未満,あるいは70世帯,100世帯,そういうふうなランクを区切って,そういう方々のところから私はまんべんなく1人ずつでもここに加わって御意見等賜るような委員会組織にしていただきたいと思うんですが,その辺は再検討する必要ないのかお伺いします。



◎企画課長(金田憲明)  メンバーにつきましては,現在20名ということで先ほどもお答えいたしましたが,これに先立ちましてアンケートのほうも行っておるところでございます。そのアンケートの集約の結果というものは当然,この自治会活性化市民検討会の中でも反映,報告いたしながら,自治会長さんが考えてらっしゃること等については報告をいたしたいというふうに思っております。そのようなこと等で,あまり人数をたくさんにいたしましても,検討会のほうもなかなか進まないということもございますので,多くの方の御意見というものは取り入れたいとは考えておりますけども,現在のところはこの20名で,ただし多くの方の御意見というものが反映させるようなふうに検討会のほうは持っていきたいというふうに思っております。



◆議員(東兼喜)  今私はなぜ言ったかといいますと,やはり検討会を立ち上げるための中にも,今行政がおっしゃるようにアンケートの調査をしながらやっていくという,そういうアンケート調査をするのではなおさらのことですね。私は先に申し上げました知覧町の例を申し上げました,大小いっぱいあります。もうきょうあす,それこそ苦しい状況もあります。そういう集落に対して,あるいは再々統合しなさい,統合の御意見等賜るにも,その辺のところにも出していいのかと,あるいは大きな集落の場合に,もうしたくないのに,それ今後に出さなきゃいかんとか,そういうアンケートもいい加減なアンケートじゃいけないから,総合的にそういうことをするのであれば,ぜひアンケートもしていただきたい,市民に対しても。だから,方法としましても市民に出す場合等,各新しい,あるいは長年やっている会長さんもいらっしゃるでしょうけど,その当時の自治会長さんの場合との,市民の場合との考え方も違うと思いますよ。その辺もやはりどういうふうな内容で市民に対して御意見等を賜ったほうがいいのか,その辺も十分するためには,私はこの検討会の委員の数は増やしてもいいと思うんですよ。その辺も十分要望しておきますので,組み込んでいただければ幸いでございます。

 それから,最後に残りました,この統合に向けた組織づくりのためには,どうしても必要なんです。私が現在取り組んでおりますけれども,なかなか進まないのをひとりでやるのもこれは確かにその雛形づくりまでいろんな市町村合併の資料を参考にしながらやります。しかし,いざそれを公表する,あるいはするにはその5集落,一人じゃなくしてやっぱり二人,三人いただくには,腰を上げるためにはそれなりのお膳立てが必要になります。やってみればわかりますが,なかなかなんとんしれんと,まあそういうような言葉ですよね。そこにやっぱし,例えば今我が市でもコミュニティー活動として各集落に12万円,そしてさらに各世帯に対して1,800円,私のところも全体では大きなお金になります。それを統合した場合に,その12万円が4集落欠けたら,わずか12万しか残らない,それと世帯についてはそのまま残っていくわけですが,今私もそれの中身を皆さんに発表しながらやっております。そのためには,どうしてもこの事業を立ち上げるには私のところさえも1年,2年じゃなかなか先に行かないような現状がありますので,最低でも四,五年かかって合併するんじゃありませんか。その道筋が立ちさえすれば,私はスムーズにいくと思って自信もありますけれども,やはりなった後に私は助成がいただきたいということがありますので,その辺を含めてぜひこれも検討課題として,いろいろ検討なさっていらっしゃると思うんですが,できましたら日置市とかあるいは南さつまとか,あるいは志布志とかいろんな例があります。そういう例も参考に,それは人がしたでこっちもせんなわいということじゃなくして,やはり我が南九州市の将来ビジョンのためにも,そういう方向性を定めるのであれば,その定めに従ってすることはして,出すことは出して,行政,大きな行政改革になると私は自信ありますよ。どうですか,その辺,企画課長,市長でよかです。



◎市長(霜出勘平)  大変素晴らしいことだというふうに思います。私は聞くところによりますと,この瀬世の5集落はもう4月1日から発足するというふうに聞きましたけど,本当なの。(笑声)そういわれれば,今おっしゃるようなあれを早く今月中につくらんないかんなと思っておるところなんですが,このことについてはもう5集落が統合したから,そういうものまでお願いをしておりましたものを一つに減額するということは,これはやると活動はもうできないわけですので,例えば二,三年は5集落の今までのあれを持ち寄ったものをお願いをするということでやっていかなければならないということでやっていかなければいけないというふうに思います。

 詳細についてはこれからいろいろと協議をして,うまく活動ができるようなふうにしていかなければいけないんですが,そういう瀬世の5集落が4月の1日から一緒になったどちゅうもんですから,その辺早う急がんないかんと思ってそうであれば3月中にそういうあれを決めなければいけないんですが,そういうようなところも含めて教えてください。とにかく,5集落の今までお願いをしておった分については,二,三年はこれは維持しなければ,活動はできないんじゃないかというふうに思います。



◆議員(東兼喜)  逆に指摘を受けたんですが,別に4月にするとかいうことはとてもじゃできない,さっきもおっしゃいましたが,私自身は大変な荷物を背負っておるもんだから,一気に,もちろん集落のその代表の方々は,もう早くしてくれというのもあります。ただし,今ちょっと時間をいただきますが,瀬世の向は94,瀬世の上は75,瀬世の中は97,瀬世の下が47,瀬世町が23,合計が336世帯あるわけですよ。これを今度は人口にしましては,一方は高齢化率66%,2集落あります。一方が,高齢化率は低くて18%,若い連中ばっかりの集落。これがでこぼこがあるもんだから,とてもじゃない均衡が取れない状況もありますし,いま一つ若い集落,年寄りの集落の感覚が全然異なって一致しない面があるもんだから,情願に踏み切っていない,それといま一つ,さっきも申しあげましたように,瀬世区というのは一つの区政の中に年間の行事というものの中の一つが神社祭というのがあるわけでございます。そして,昔は大きな財産もあり,神社を中心として守ってきた地域・地区であったわけです。それが,神社は現在ありますけれども,そのために構造改善を利用して,一つの施設をつくって,その施設が30年経過し,現在,もうだれも使用しない。そしてその維持管理をどうするかというのに立ちあがったのが,この根拠なんです。だから,それを市が見てくれないかということにきたもんだから,そりゃとてもじゃないよと。それから始まった,これが昨年だったんで,これからのひっくり返って,こういうふうになって,だからなかなかいろんな難関がありますので,今はまだ総合的に8人が集まって,一生懸命やっておるけれども,具体的にこうするがああするがという段階で,今発表の段階ですので,それをまとめるについて,もう油に火をつけたみたいになると収拾がつかなくなるもんだから,我慢に我慢をしながらやってるのがあります。そういう段階でありますので,今は公表できませんが,ひとつそういう,私の集落に限らずほかにもそういう集落がありますので,ひとつ今後そういう体制のもとに,皆さん行政がつくっていかなければ,私はこの事業もパーセントは別にして,おいおい声かけ運動になり,そして進んでいくものだと自信もありますので,ひとつその辺をお含みいただいて,私の質問とさせていただきます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  次に,塗木弘幸議員。

  [18番議員塗木弘幸登壇]



◆議員(塗木弘幸)  眠たくなる時間帯でありますので,スピーディーにいきたいと思います。

 通告してありました3点について質問いたします。

 まず,現在わが国の社会情勢は政局の混迷にあり,石油,穀物類など輸入物質の高騰により景気は低迷し,国民の生活は安全と安心を揺さぶられ,先行き不透明な状況にあります。我が市の財政状況も非常に激しいものとなっており,23年度の市税の歳入見込みも前年と比べ1億3,000万ほど減となっております。南九州市の経済発展には本市の基幹産業である農業の振興が不可欠であると思われるが,農林水産費は前年度と比べ1億6,000万の減となっており,また,政権が民主党に変わり,農業への事業仕分けが実施され,補助金の削減が行われ,専業農家に対する県の免税軽油制度も23年度までで打ち切るということであります。農業を取り巻く環境は厳しい状況になっております。また,農業従事者の高齢化が進んでおり,半数以上が65歳以上であるといわれております。菅直人首相も若者が新入しやすい農業を唱えておりますが,現状では若者の農業離れが進んでおります。このような状況の中,農家は桜島の活動に加え,霧島連山,新燃岳の噴火による農産物の降灰被害を心配しているが,本市がどのように対処する考えか。

 また,災害基金を創設する考えはないか。

 2本目として,鳥インフルエンザへの防疫対策等について,出水市の鳥インフルエンザ発生に対する搬出制限は解除されたが,本市の現在までの対応を問う。

 また,畜産業には肉用牛特別導入事業基金や,乳用牛導入事業基金が設立されているが,養鶏業にも基金を創設する考えはないか。

 3番目として,公の施設の管理について,公の施設に管理について,現在91カ所の行政改革集中改革プラン掲載対象施設が存在しているが,今後の管理のあり方を問う。

 あとは自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  塗木議員の御質問にお答えいたします。

 農作物の降灰対策について,まずお答えをいたしたいと思います。

 現在本市では,桜島の爆発に伴う降灰等によりまして,農作物に対する被害が発生し,農業経営に多大な影響を及ぼしている事態に対処するため,防災営農施設整備計画に基づきまして,降灰防止,降灰除去施設の整備等を実施しておりますが,本事業は桜島噴火のみが対象となっております。このため,新燃岳が桜島と同様に長期的に活動が続くようであれば,桜島噴火と同じように活動火山対策特別措置法に基づく支援といたしまして,土壌改良,ハウス施設整備等の農作物の降灰被害を防ぐために必要な施設の整備が早急にできるよう,県及び国に隣接市等と一体となりまして要望してまいりたいと思います。

 このようなことから,国・県の高率の補助事業を優先的に活用できる体制づくりに努力してまいりたいと考えますが,災害の種類も多く,農家の経営形態も多様であるため,災害基金の創成につきましては,火山活動の終息の時期も見えないことから,国・県の動向を見ながら検討してまいりたいと考えております。

 次に,鳥インフルエンザへの防疫体制についてでございますが,今回の鳥インフルエンザは,昨年10月に北海道稚内市における野鳥のカモのふんからの確認から始まり,家禽においては宮崎県を中心に8県で発生があり,現在まで例のない21農場,約173万羽の鶏が殺処分されております。これらを考慮いたしまして,本市におきましては10月27日の部課長会におきまして職員への啓発を行い,1月26日の出水市での発生の確認を受けて庁議を開催いたしまして,2月1日に対策会議を開催をいたしたところでございます。現在は13名の対策本部員と,130名の現地対策本部を設置いたしまして,市の建設同友会へも非常時への対応をお願いしているところでもございます。

 予防措置といたしましては,文書等による啓発指導並びに家畜保健所との連携による巡回指導を実施いたしますとともに,予備費による消毒薬の配付を実施いたしたところであります。

 次に,基金の創設でありますが,現在ある二つの基金につきましては,高能力牛の育成と規模拡大を目的に肉用繁殖雌牛と乳用雌牛の導入に対する基金であります。これは,飼養期間が長期にわたり改良造成を目的といたしております。したがいまして,養鶏場は飼養期間が短期的であり,これらの基金の目的とは異なることから,素蓄導入というものに該当しないかと思われます。

 市といたしましては,養鶏業の基金の創設より,卵価の価格変動が経営に大きく影響していることから,農家が支払う卵価基金への助成を行っておりまして,このことが養鶏農家の経営安定につながると判断しているところであります。

 したがいまして,今のところ養鶏業への基金の創設は考えておりません。

 次に,公の施設の管理についてお答えをいたします。

 現在本市の公の施設の今後の計画に搭載された施設は91施設であり,そのうち指定管理制度を導入している施設が30施設です。このうち20施設が平成23年3月末で指定機関の終了を迎えますが,引き続き指定管理制度を導入する施設が11施設でございます。

 校区公民館に指定管理をお願いしてありました知覧地区の公民館等につきましては,行政が直営で管理すべきものとし,市直営に変更いたしたところでございます。

 今後,順次指定期間の満了する10施設につきましては,指定管理者制度運用指針に基づき,更新についてその適否を判断してまいります。

 残り61施設と,正確に申しますと,川辺図書室と中央公民館を二つに区分して数えると62施設になりますが,これらについて,指定管理あるいは民間移管すべきものとしている施設が3施設,現在は市直営ですが,他の自治体では指定管理あるいは民間移管の例もあり本市でも可能性がある施設が21施設,市直営で管理すべきものとしている施設が38施設であります。

 これらの指定管理あるいは民間移管すべきものとしている施設及びほかにも指定管理あるいは民間委託の事例がある施設につきましては,主管課のほうで検討を進めているところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(塗木弘幸)  まず1番目の,降灰対策について質問をいたします。

 爆発的噴火を続けている新燃岳は,噴煙は上空2,500メートルまで達するといわれております。現在は風向きが北東方向となっており,宮崎方向に吹いておりますが,これから夏場へかけて風向きが薩摩半島の方向に変わってきます。

 南九州市の農家は農作物への降灰に対してびくびくしている状況にあります。降灰に,特に日本一の生産量を誇る茶業農家は,一番茶の収穫への影響を懸念しております。降灰にあった茶の価格は半値以下となりますが,このお茶への対策をどういうふうに行っていくのか,お伺いしたいと思います。



◎茶業課長(鮫島信行)  今非常に桜島の爆発回数も多くなっておりまして,昨年からしますと非常に多いということでございますが,また新燃岳も非常に爆発しておりまして,今茶業界のほうでは非常に心配しているところでございます。このようなことから,やはりお茶のほうでは今洗浄能力の高い機械は開発されておりますけれども,こういうのは非常に価格が高いということで費用がかさむことから,補助事業の導入のほうを計画をしているということで,新年度予算の当初予算にも計上いたしておりますけれども,現在4工場から申請が来ております。今後,茶工場の要望に応じ,やはり計画的に実施していく計画でございます。



◆議員(塗木弘幸)  知覧地域だけでありますが,洗浄機や脱水機への8,000万を超える補助の予算がついております。執行部その他の関係の方の協力に感謝をいたしたいと思いますが,特に茶園での洗浄が効果的であると農家の人は言っておられます。現在使われている洗浄機は購入年月も古く,買い替えの時期にきていると思われますが,この洗浄機について,畑の洗浄機について何かよい対策はないものか,もう1回教えてください。



◎茶業課長(鮫島信行)  今二つのタイプがございまして,茶園で摘採前洗浄と,それから茶工場内での生洗浄というのがございます。今議員がおっしゃられますように,やはり摘採前洗浄のほうが生葉を傷めなくて非常にいいというふうに言われておりまして,以前市内では平成4年から計画的に入れておりますが,知覧地区では平成10年から12年に約160台の摘採前洗浄機を導入してきております。これがもう10年たちまして,結構古くなっているということでございますけれども,実際補助事業といたしましては,次の機械につきましては自分で購入しなさいというのが建前でございますが,今後いろいろと昔の機械は非常に能率が悪いということで,現在,先ほど申し上げました洗浄能力の高い機械ということで,松元機工さんが今大きな機械をつくっていらっしゃいます。モンスターという機械であるようでございますけれども,掃除機で吸い上げて,それから今度は水を噴射して洗浄していくというような機械でございますが,非常に効率がいいということでございますので,今後やはりそういうことを県のほうにも働きかけて,少しでもそういう機械を導入できるようにお願いをしていきたいというふうに考えております。



◆議員(塗木弘幸)  この茶園の洗浄機は800万ぐらいかかるんだそうです。工場に設置する茶の洗浄機は脱水機です。脱水機は一式2,000万ぐらいかかるそうです。高額で補助を導入しなければ,個人では買えないものです。まだまだ数が足りないと思われますが,早急な対策をお願いしたいと思っております。

 関連でありますが,この機械を使って松元町の堀口園など,害虫駆除を高速洗浄で行い,茶の減農薬栽培を行っているところがあります。資金のない我が市の農家では,なかなかこういうこともできないわけですけども,市長の施政方針の中でも安心・安全信頼される茶業産地づくりを目指すというふうにあります。機械の導入をお願いして,こういう減農薬の指導を行っていく考えはないのか伺いたいと思います。



◎茶業課長(鮫島信行)  今おっしゃるように,堀口園さんが一生懸命,よく和香園の宣伝をしていらっしゃいますけども,その中で病害虫のそういった駆除等もそういう機械でやっているということで,今減農薬に非常につながっているということでいわれております。こういうのが補助事業等のこの桜島の降灰対策事業で入れられれば,それも兼ねて今後進めていきたいというふうに考えております。



◆議員(塗木弘幸)  そういう方向に是非指導をお願いしたいと思います。

 次に,頴娃や知覧の南部の畑かん地域では,スプリンクラーによる洗浄が可能であると思われますが,配管布設やかん水器具への補助事業というのは考えられないものか,質問いたします。



◎茶業課長(鮫島信行)  南部の畑かん施設の水利用ということですが,ただこのスプリンクラーの水圧の関係で,やはり今先ほど言いました,松元機工さんのモンスターのそういった洗浄施設の場合は,強い圧力で噴口でありますので,非常に落ちやすいんですけれども,スプリンクラーの現状の配管のノズルではちょっと落ちにくいというのが言われております。その水をその洗浄施設で使えば非常にありがたいんですが,ちょっとそのスプリンクラーの今の現状の施設では,落ちにくくて使いづらいんじゃなかろうかというふうに考えております。



◆議員(塗木弘幸)  この配管布設とかかん水器具の設置には,そんな費用は機械と比べると,まあ効果は少ないんでしょうけれども,できればという農家もおります。市単独の補助も少なくてもいいですから,何か検討をお願いしたいと思います。

 次に行きます。

 農作物への災害基金なんですが,農業の共済保険に加入できる作物というのは,水稲,大豆,ハウス園芸作物だけとなっております。お茶とか甘藷にはないわけです。田畑議員の質問でも出てまいりました,この基金は全然考えられないのか,もう1回,部長,どうでしょうか。部長にお聞きします。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  この基金創成につきましては,災害基金,当然桜島降灰対策事業についても,国50%,県のほうが20%出して合計70%の助成,事業としてこれまで40年代からずっとこうしてやってきている事業でございますし,やはりそういった中で,先ほど茶業課長からもありましたような形で整備が進み,また畑かんの施設を使って散水し,防霜用に利用しているわけでございます。そういった中で,やはりそういったことを踏まえながらやはりいかなければいけないだろうと思うし,この災害基金というのは,先ほど市長のほうからもありましたように,牛のそういった改良に属する部門への基金,目的があってやる部分においてはやっているわけですけれども,現在のところはそういった形で災害時における基金というのはちょっと大きな課題であろうし,またそれが即基金が発動できるのかなというようなことも感じておりますし,ちょっと難しいんじゃないかなというような気がします。



◆議員(塗木弘幸)  それがちょっと難しいということでしたが,現在南九州市では野菜価格安定対策基金というのが創設されているわけです。これは,農家も出して,市も補助をして農協が補助をしてやっているような基金であると聞いております。これは,お茶やサツマイモには適用できるとか考えられないもんでしょうか。このようなやり方でも。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  お茶なりこういった甘藷なり,それはやはり国のあれもないわけで,今そういった中で我々としても九州主要産地の協議会あたりで,そういったお茶の振興法なり,そういったこと等も国も取り上げてほしいというようなこと等も要望もしておりますし,また甘藷等においては国の保証価格というような流れの中でやっているわけです。また,逆に野菜等においても国の,あるいは県の指定を受ければ,その価格保証というのがあるわけですけれども,それでもなかなか難しいといったようなことからして,野菜価格安定については知覧,川辺のほうにおいては2円,指宿農協管内においては1円といったような基金造成をして維持をしているわけです。しかしながら,このお茶,甘藷等においてはそういったこと等で,ちょっと今のところはもう少し今勉強していかなければいけないなというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  どうかこれからまた協議をして,こういう事業を取り入れて,市内の農業生産額も年々減少しているわけでございます。5年前に比べると約36億減と農業は衰退の一途をたどっております。基金成立,補助金導入などにより農家の活性化を図っていただきたいと思います。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後2時7分休憩

───────────

午後2時20分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(塗木弘幸)  鳥インフルエンザへの防疫について質問します。

 鹿児島県では迅速な対応により,2月17日には出水市の移動制限区域は解除されております。南九州市でも適切な処置がとられたと思いますが,口蹄疫の感染経路と違い渡り鳥やネズミなどにより媒介されているといわれています。その対策としては,平常時の防疫体制が大切であろうかと思います。防鳥ネットは適切に設置されているか,ネズミの侵入はないか,家畜伝染病法に基づく消毒が平常時行われているか,一農家では対応できる問題ではなく,地域全体で予防措置がなされなければ,防疫できない対応であります。平常時の指導管理体制はどういうふうになっているのかを質問いたします。



◎畜産課長(三宅俊正)  4月から9月まではモニタリングという形で,これは管内の家畜保健所と連携してやっている仕事なんですけど,4月から9月までを3農場を月1回採血等を行って,採糞,聞き取り等を行っています。10月から3月にかけましては10農場を採血,採糞,聞き取りを行っております。それとあわせまして,今回は北海道の例がありましたので,現在まで3回,全戸調査を巡回して指導,これも家畜保健所と同行なんですけど,巡回して行っております。それと,市の単独によりまして消毒薬として消石灰の配付と,それから一,二羽飼いの飼養農家に対しまして,消毒液の配付を行っております。それと,県のほうでも,今回につきましては,消毒液,そして消石灰の配布,それからネズミの駆除剤の配付,それとあわせまして,今年度特別に一番有効的な防鳥ネット,それから動力噴霧器,それから車両消毒について市の予算は通っておりませんけど,補助を行っております。補助額としては,事業費として大体2,700万に対して1,300万程度の2分の1の補助を行っております。



◆議員(塗木弘幸)  平常時の管理とかが一番大事であると思います。執行部の方々でこの辺の市道とか,あるいは養鶏場を回られての管理をしていただきたいと思っております。

 次に,大型化した鶏舎には,一つの鶏舎に約4万羽の鶏が飼われていますが,18カ月から19カ月のサークルで衛生面を考慮して一鶏舎全部の鶏の入れ替えを行っております。1回の入れ替えに約3,000万ぐらいの費用がかかっているということです。

 鶏の補助金は鶏卵価格安定事業だけであると思われますが,今養鶏業への基金の創設は,考えておられないということでしたけれども,将来へ向けてぜひこういう3,000万も1回にかかるわけですから,こういう定額運用などのこの基金があれば,農家も助かるんではないかと思っております。将来に向けて検討をしていただきたいと思います。

 これをしない,今考えていないということでしたが,畜産の共済には鶏は入っていないわけですが,そしたらこの共済への適用というのは考えられないか,質問します。



◎畜産課長(三宅俊正)  鶏については,共済の適用は受けてないわけなんですけど,ただ,家畜伝染病の侵入があった場合の互助基金のほうは現在実施されておりますので,それで殺処分に対してと,それから経営再開に対してはその伝染病の対応はある程度経営再開の一助にはなるんではないかと思っております。

 以上です。



◆議員(塗木弘幸)  畜産での売り上げは養鶏業が約97億で,一番となっております。また,南九州市の企業の売り上げを見ても,一位はサンエッグ39億,二位は南薩食鳥36億です。養鶏関連の企業の就業者も多いところです。基金の創設などにより畜産も発展すると思います。ぜひ畜産の振興にも力を入れていただきたいと思います。

 これでこの質問は終わります。

 次に,公の施設の管理について質問をいたします。

 まず,91施設の中の30施設において指定管理者制度を導入されていますが,昨年12月議会でも大薗議員からも指定管理の選考についての質問もあったところですが,私ももう一回このことについて説明を求めます。

 昨年11月の全員協議会の資料によると,昨年7月,行政改革推進本部会議において,指定管理者手続きのマニュアルを作成され,その後1カ月後,指定管理の満了する20施設の公募,非公募の区分を決めておられます。この時点で地元の団体,農協とか商工会,各種の施設,あるいは企業などへは,指定管理に対する呼びかけや問い合わせは行われなかったのか,南さつま市では,農協が温泉の指定管理を行っておるわけです。また,南九州市でも別府の温泉センターは更生会が運営をしております。総務常任委員会の報告にもあります。地元団体に限定した公募の検討はなされなかったのか,質問いたします。



◎財政課長(上野勝郎)  原則指定管理は公募ということでなっておりますので,公募にしたがってやるわけでございますが,行革の中でこの施設については公募ではなくて任意に設定してということでありますので,その施設施設に応じました対応につきまして,行革本部の中で決定をいたしまして,その取り扱いについて実施いたしたところでございます。

 そして,公募につきましては,市内とか現在のものとかいうことではなくて,全体的にもう市報なりホームページ等で公募いたす関係で,個別な企業等に対する周知というのは行っておりませんで,広く公募したというのが実態でございます。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  私は地元の団体に,極力地元の団体に運用をしてもらうのが雇用の問題とかそういうことに関しても地元の団体にやってもらうのがいいことだと思います。総務常任委員会もそういうふうに言っているわけです。これは,市民の声でもあると思います。ですから,やっぱり最初こういう方々の市内の団体の方々の意見も聞いてから,一般に公募する,しないというのも決められたほうがいいんじゃないかと思います。これは私の意見ですけど,総務常任委員会もそういうふうに言っているわけです。8月20日に募集広告をしておりますが,どのような形で行われたのか,地元の人は,団体とかそういう方々も聞いてみますと,知らなかったという方が多いんです。だから,どういう方法でなされたのか質問をいたします。



◎財政課長(上野勝郎)  実施に当たりましては,それぞれの施設を所管しております担当課のほうで,それぞれ予備的な説明会等を実施いたしているところでございます。それを受けまして,正式な手続に入ったというのが事務の流れでございまして,まず事前に各施設の所管のほうで説明会を持って,希望される団体等につきましては内容を説明してというな説明会は事前に行っているようでございます。



◆議員(塗木弘幸)  今説明会というふうに言われてましたけれども,これに関してもどういう形で,担当のほうでやったということですけども,そしたらどういうことですかね。まあいえば建設会社の方々に連絡したとか,そういう意味なんですかね。福祉はいろんな施設の方もあります。そういう方々にやったのか。どういう形で行われたのか,その説明会はどういうふうに行われたのか質問します。



◎財政課長(上野勝郎)  そういうことで,個別な企業,それから団体等に対して,通知等を差し上げて実施したということではございませんで,こういうことで,まあことしの4月ですが,指定管理をするので,希望される団体等があれば申し出ていただきたいという形で公募をいたしてやったというのが事務の流れでございます。



◆議員(塗木弘幸)  だから,その公募はどういうふうに,公募をどういうふうにされたのかというふうに聞いたら,説明会をしたということなんですが,よくわからないんですけど,そしたらその公募をしたというのは,どういう形で掲載をされたのか,どういう形で行われたのか,もう一回教えてください。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後2時34分休憩

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午後2時35分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎財政課長(上野勝郎)  失礼しました。私の説明がちょっとまずかったようでございまして,その事前の説明会というのは,公募した後に関係の団体から集まっていただいて説明会をしたという流れでございました。訂正させていただきたいと思います。

 そして,その広報の方法につきましては,先ほど冒頭で申しましたとおり,市報,それからホームページ,それから防災無線等々で幅広く周知を図って,相当の期間を設けて周知をしたというふうに考えております。

 以上でございます。



◆議員(塗木弘幸)  防災無線で呼びかけをされたということですが,もう詳しくはしませんけど,私は聞いたことがなかったと思っております。

 実際おられるわけです。地元の施設で温泉の管理をそうだったら私もしてみたいと,してみたかったという人がおるわけです。だから,広報の仕方にも問題があったんじゃないかというふうに思っております。もっと地元の方に呼びかけをしていただけたらと思います。

 そして,それから10月6日に第1回目の指定管理候補者選定委員会が行われ,4回目の10月25日に決定されているわけです。まあこれは参考でいいですけど,集中改革プランには指定管理者選定委員会というのが載っております。これには7人となっております。しかし,ここのところでの選定委員は12名となっております。ここは,この委員会と選定委員とは別なものであるのか,またこれに民間が入っているのか,参考までに教えていただきたい。



◎財政課長(上野勝郎)  選定委員会の構成メンバーにつきましては,総務担当の副市長を委員長といたしまして,総務部長,市民福祉部長,農林水産部長,建設部長,教育部長,それから関係する支所長ということと,それから学識経験者ということで,今回の学識経験者につきましては,温泉センター等もありましたので,川辺と知覧の商工会の会長さんと,経営指導員の方を学識経験者ということで加えております。そういうことでメンバー的には6項目の職種区分でございますが,人員とすればその都度その都度,ケースバイケースによりまして,臨時の委員を増やしておりまして,12名ということになっておるところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  私が聞きたかったのは,参考でいいですけど,この集中改革プランのこの委員会という指定管理者選定委員会というのは7人と書いてあるんです。だから,この選定委員と,また委員会の委員とは違うのか,こっちは12人,こっちは7人なんですよね。それを聞きたかったところです。



◎財政課長(上野勝郎)  先ほども申しましたとおり,構成員は規定上は副市長を委員長といたしまして先ほど申しましたとおり総務部長,市民福祉部長,農林水産部長,建設部長,教育部長,それから関係する支所長ということで,規則のほうで6職種を上げてございます。それに委員長を加えた7名,7職種ということになりますが,実際の委員となりましたときには,それぞれケースバイケースに応じまして,臨時の委員,それからまた学識経験者を増やしますので,実態の人数というのは変わってくるということになりますので,委員会と委員は一緒でございます。



◆議員(塗木弘幸)  この選定委員会のこの執行部だけの7人である程度やり方を決められるんだと,私はそこをちょっと聞きたかったんですけど,やり方,決められるんだと思うんですが,選定委員はまた民間の方も入れられてやられるんだと,そういう解釈でよかったんですかね。それはそれでわかりました。この選定の中で,今回温泉施設の指定管理が2カ所ともセイカスポーツに変更されているわけです。前回の議会でも答弁もありましたが,前任の管理者には何ら問題はなかったが,委員の点数が上回っているということで変更となっております。この方法でいくと,ちょっと極端な言い方かもしれませんが,市の温泉施設が五つあるわけですが,このやり方で行けば全部セイカスポーツになるんじゃないかと,またほかの施設においても市外業者の指定管理になるのではないかと危惧しているところです。書類審査と,1回だけのプレゼンテーションで選定されているが,今後もこの選定方法で実施,すべてこの方法で行くのか,市長の考えをお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  原則的には,今議員がおっしゃるような形で行きたいというふうに思っております。だから,そういうような地元の方々で十分対応ができるというような判断ができたら,できるだけ地元の方々にやっていただきたいというふうに思っております。

 やはり,市民の財産ですので,我々も慎重を期してやらなければいけない,それと同時に,また活性化も考えながら,雇用の面も考えながら,市民の方でできるものはやぶさかではないというふうに判断をいたしております。



◆議員(塗木弘幸)  そういう方向で,地元優先でいっていただきたいと思います。

 前回の議会で,ちょっとこれは追加的な質問ですけども,地元住民の雇用を加味して採点を行うということでありました。この地元の雇用をということなんですが,その後,この雇用を地元から採用しているのか,そういうチェックというものはされておられるのか伺いたいと思います。



◎財政課長(上野勝郎)  私どもの方では選定委員会の事務を所管いたしておりまして,選定委員会で決定された後の事務につきましては,それぞれ所管する施設を管理しておる所管課のほうで事務手続を行っておりますのでその方向で,具体的にこの施設はどうかということでお尋ねしていただきたいというふうに考えます。



◆議員(塗木弘幸)  具体的にというと言いにくいんですが,確認をしていただきたい。私も身元調査をしたわけじゃないですけど,ゆとり館ですか,では全員が地元ではないというふうに伺っております。それはまた,調べてもらえれば。極力,だから地元を,これを言いたいわけです。地元を使えば地元の人を当然使うと。まあ当然ということはないですけど,使われるんじゃないかと。どこも仕事がないわけですから。市長が低コストでの適正なサービスの提供を行っているという前回の答弁もありました。こと温泉には1年に1億近い出費をしているわけです。経済性も考慮しなければならないと思います。地元の業者で指定管理を行い,合併前は利益を出した温泉も存在します。これは地元です。まあしかし,合併なってから温泉料金が下がりましたので,またちょっと今は利益が出てないということですけれども,やり方では利益も出ると思います。地元の人がやっております。ぜひ地元を使っていただきたいと思います。

 次行きます。

 今回期間満了となり,指定管理者を選定した旧施設の中には,指定管理料金に対して収入が大変少ない施設や,指定管理料金は少額でも,施設の維持整備費に多額の予算が使われている施設もあります。南九州市には集中改革プランの中で91の公の施設が掲載されておりますが,管理に多額の費用を必要としている施設,市の住民になじまない施設も見受けられます。旧3町時代の先人たちは,その時代において国の方針や経済活性化事業にそっていろんな施設を創設されたと思われますが,施設が老朽化していたり,あるいは時代のニーズに合わないような施設もあると思います。総務常任委員会の所管事務調査の報告にも,施設の廃止や民間移管など施設のあり方を検討することとしております。合併協議会での申し合わせもあるんでしょうが,もう合併して4年になります。そろそろ南九州市独自の政策が実行されるべきであると思います。このことに関して市長の見解を伺いたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  合併してこれまで南九州市独自のやり方で私はやってきていると思います。この合併協議でのそういった話し合いもあるところでございますが,時代に合わないものは改革をしながらこれまで南九州市独自のやり方でやってきているというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  今のところはそれではこれから施設の廃止とか縮小とかいうのは考えておられないという意味でよろしいんでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  改めるべきは改めながら,改革をしながらやっていくというふうに御理解をいただければいいと思います。



◆議員(塗木弘幸)  地域活性化きめ細かな交付金事業の補正予算においても,公の施設の修理が行われております。これが地域の活性化になるのか,もっと投資的な事業に予算というものは使われるべきものではないのかと私は思っているところです。このことも常任委員会もこういう見解を出しているわけですので,これから検討をしていただいて,なるべく経済的に,また地元が運営できるような施設にしていっていただきたいと思います。終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,深町幸子議員。

  [7番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  私は市報2月号の1ページに「未来へかける私たちのうた」というタイトルで,南九州市民歌が大きく掲載され,感動と喜びで涙が止まりませんでした。3月20日に川辺文化会館で完成発表会が行われるとのことです。市民歌制定委員会が話し合いを重ね,歌詞は334作品,曲は256作品の中から選考委員会の審査で選ばれました。そして,南九州市の広報担当者の方が,「子供のころに親しんだ歌を聞くと昔の記憶がよみがえり,無性に懐かしくなる,そんな経験はだれしもしたことがあると思います。それは,歌が心の奥ふかくに溶け込み,安らぎを与えてくれる心の故郷になっているからかもしれません」というコメントも掲載されております。市民歌は平成22年度で南九州市が3周年を迎えることから,市民に広く親しまれ,また将来に向け受け継いでいくことで郷土愛を醸成することを目的に,制作されたとのことです。CD制作も行われ,公民館や教育機関に配られる予定です。市民の方からCDの注文ができないものかと,早速反響が届いていることも申し添え,3町の絆がますます深まることを期待しております。

 次に,合併最後の年となり,この3年間,議会において市長始め三役,関係職員の方々がそれぞれの立場で真摯に議論する姿に私自身,議会人として更に努力しなければならないと思っております。

 それでは,2点について質問いたします。

 まず1点目は,お茶の消費拡大について,23年度施政方針に茶業の振興については全国県茶品評会等において,産地賞,農林水産大臣賞など上位入選を果たし,名実ともに日本一の茶産地となっており,さらなる茶業振興に努めてまいります。

 具体的には,厳しい茶業環境の中で,組織育成を始め市場性の低い品種並びに老齢茶園の改植を進めるとともに,茶防霜施設や茶工場の再編整備を推進する。また安心・安全,信頼される茶産地づくりのための認証制度の取得や,新たな販売拡大を付加価値を高めた茶の販売や,消費拡大を推進し,茶産地の健全育成に努めてまいりますと述べております。

 以上のようなことから,行政はいろいろの茶業振興に取り組んでおります。私は違った視点から質問いたします。平成元年からの統計によりますと,南九州市は全国茶品評会において,農林水産大臣賞,23回,産地賞17回,九州茶品評会においては大臣賞3回,産地賞4回,県茶品評会では大臣賞15回,産地賞14回と輝かしい受賞歴であります。私は3町が合併し,日本一の茶産地であることに深く関心を持っておりました。お茶アドバイザーの研修を受け,さらにお茶のおいしさ,そして日本の家にはお茶の間といわれる家族がそろう場所があり,ますますお茶の大切さを知りました。そして,もっとお茶の消費拡大をする必要があると思っていたとき,いろいろの会合でジュースやウーロン茶が出され,あるときはお茶は1本も出ていなく,非常に残念に思いました。関係者の話によると,お茶の消費拡大に向けて昼間の懇親会ではお茶で乾杯していると聞き,素晴らしいと思いました。私は夜の懇親会のとき,おいしい,できることならリーフ茶で乾杯できないものかと思います。そのために,各種団体の会合の席で一言,市長始め行政,そして私たち議会も一緒になって,お茶で乾杯と申し添えるならば,市民の意識を時間を掛けて少しずつ少しずつ変えられるのではと思います。川辺町の保健推進委員会では,昨年の4月から会合にはマイボトルを持参しましょうと話し合いがなされ,全員お茶のボトルを用意しております。限られた休憩時間にたくさんの方においしいお茶を出すことは至難の技です。いまではすっかり定着しております。

 今エコ対策でマイ箸,マイバッグ運動があり,マイボトル運動を加えるならば,小さいことではありますが,お茶の消費拡大につながると思われます。

 そこで,お茶の消費拡大についてお茶の消費低迷が続いていますが,消費拡大のためお茶で乾杯という意識を関係機関と連携し,提唱する考えはありませんか。

 また,あわせてマイボトル運動を進める考えはありませんか。

 2点目は,通学路の安全対策であります。23年度施政方針では,交通安全,防犯体制の強化については,南九州地区交通安全協会など各種関係機関と連携し,交通安全教室を開催するなど交通事故防止に努める,また防犯についても南九州地区防犯協会など関係機関及び団体などと連携を図り,自主的な防犯活動の推進を図り,生活に危険を及ぼす犯罪,事故,災害のない明るい社会の建設に努めると述べております。通学路の安心・安全対策について,川辺中学校の関係についてお尋ねいたします。

 平成22年度,南九州市立川辺中学校の通学状況は,バス通学42人,自転車通学175人,徒歩通学202人となっています。通学路が暗く,子供の通学が不安だと保護者の19名の方からそれぞれの通学路の暗いところに防犯灯の設置を示した資料を預かっております。早速私は夕方薄暗くなった何カ所かを調べてみました。確かに暗い通学路を生徒たちが帰って行く姿を見かけました。この資料には,保護者の方の不安なコメントなども寄せられております。1日でも早く,大切な子供たちの命を守るために,帰宅時間にあわせた実態を調査する必要があると思われます。そして,自治会で設置するところ,行政がしなければならないところなど,保護者,交通安全協会,地区防犯協会,教育関係者が一緒になって,抜本的に実態を把握し,早急に設置するべきではないかと思います。

 そこで,通学路の安心・安全対策について,通学路が暗く,子供の通学が不安だという保護者の声を聞きますが,児童生徒の安全のため,防犯灯の整備を進める考えはありませんか。

 以上,2点について,登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員の御質問,お茶の消費拡大についてお答えをいたしたいと思います。

 お茶の消費拡大につきましては,これまで本市はお茶の生産地として茶業振興を図り,お茶の小売りやPRの大半は問屋にお願いしてまいりましたが,リーフ茶の消費低迷の現在,お茶のPRを全国的に展開するためには,問屋や小売店のみでなく,生産者や行政など茶業界あげて宣伝活動を積極的に取り組む必要があるところでございます。

 「お茶で乾杯」という,提唱してはどうかというようなことでございますが,お茶で乾杯という意識は以前よりありまして,また市主催における会合等でも,急須で入れるお茶を勧めております。なお,茶業振興会など茶生産者の会合の折にもお茶で乾杯を進めておるところでございます。御提案していただきましたお茶で乾杯運動を他の団体とも連携しながら,市内の会合等でも実施していただくよう提唱をしてまいりたいと思います。

 次に,マイボトル運動の推進でございますが,お茶は年配者から若者まで幅広く愛飲をしていただいておりまして,嗜好もさまざまでございます。茶器にこだわり,好みのお茶が出回るとお茶のファンも増え,消費拡大につながっていくものと思います。

 御提案にあるように,マイボトル運動も一つの方法ではあると思いますし,茶業振興会における新婚さんに対する急須の提供や,お茶インストラクターにおけるアドバイザー事業などを通じて推進をしてまいりたいと思います。

 2問目の通学路の安全対策については,教育長のほうより答弁をさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  2番目の御質問の,児童生徒の安全確保のための通学路の防犯灯の整備についてお答えいたします。

 これまで各学校では通学路の安全確保について,不審者対策,交通災害防止,川・海・防空壕等による事故防止の観点から,安全マップを作製し,児童生徒の安全確保に努めてまいりました。

 日没後の暗い道の下校における安全確保については,とても大事なことを御指導いただきましたので,各学校において早急に児童生徒に聞き取りするなど,的確な実態調査を行い,日没後の児童生徒の下校時の安全確保に関する意識を高めるとともに,防犯灯設置に関する手続等について各学校への指導を行いたいと考えています。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  まず,1番目の問題について少しお願いといいますか,考えを述べたいと思います。

 これからの時期,まず学校においては送別会,歓迎会,研修会などもあります。また,行政嘱託員会,関係団体などで,お茶で乾杯という意識を変えるということは,時間が大変かかると思われます。市長始め,この席においでの部長,課長の皆さんが担当部局の垣根を越えてこのことについて話し合いの場を設けることができないものでしょうか。市長にお尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  このことは,本当に日本一のお茶の生産どころでございますので,積極的にこれから消費拡大に向けましても取り組んでいかなければいけないものだというふうに思っております。

 本市はお茶が有名でありますが,そのほかにも私はこの前酪農の協議会にも行きましたが,そこでは牛乳で乾杯をされておりました。それぞれ業界においてはいろんな形で取り組みをされておるようですし,枕崎においては焼酎で最初乾杯をして,後でビールを飲むというようなこともなさっておりますので,そういったことは本当に地道に,ちょっと地味でありますけども,しっかりとやっていかなければいけないのではなかろうかなと,いろんな形でこれを啓発して,広めていけばというふうに思っております。



◆議員(深町幸子)  この問題について,今まで様子を見ていましたら,お茶をつくっている方,先ほど言う牛乳の関係の方々,それぞれ現場の生産者が頑張っている,そこに私たち第三者のここにおいでの立派な方がいらっしゃいます。それぞれの立場でお茶で乾杯ということを進めていただければ,もっともっとうまくいくのではないのかなと,消費拡大につながると私は思います。どうかその点を,一言でもよろしいですので,それぞれの会合で申し添えていただきたいと思います。

 それでは次に,防犯灯の問題に移ります。

 私は,先ほど教育長からきちんと調べるということでいただいて安心しましたが,防犯灯の問題は,中学生だけに限らず一般市民の防犯灯でもありますが危険箇所がたくさんあります。そこで,年次的に計画書を作成し,一カ所から早い対応と思うわけです。大切な子供や市民の命を守るために,年次的に防犯灯の,計画書を作成する考えはありませんか。お尋ねします。



◎市長(霜出勘平)  この防犯灯については,知覧町時代にこれはもう整備をいたしております。ただ,これは徒歩通学と,それから自転車通学の皆さんが安全に帰宅ができるようにということでやっておりますが,集落内の暗いところは集落に街灯を立てていただきまして,その設置費は町で持ったと。ただ管理については集落でやっていただくと。集落と集落の間は,町が設置をいたしまして,町でその経費を現在まで持っているというようなことでやっておりますし,そういった旧知覧町のあれをモデルにしながら進めていけばいいのじゃなかろうかなというふうに思いますが,ただ頴娃町の場合が,これはすべてバス通学じゃないわけですよね。だから,自転車通学ですので,集落と集落の間がものすごく長いところもあるんじゃないかというふうに思いますし,その長いところを,例えば5時ごろからあくる朝まで電気をつけておってどうなのかなということもありますから,まあいろんなことを考えながら,やはりこれは子供たちの安心・安全のためですので,一気にはできないでしょうけども,年次的にやっぱりやっていくべきだろうというふうに思います。



◆議員(深町幸子)  ここに私,保護者の方々が切実な思いで地図を添えて,それぞれのお父さんのコメントも入れたり,預かっております。これはぜひ教育長のほうにおあげしたいと思います。

 そして,年次的に危険な箇所から,一遍には無理だろうと思いますので,計画的にやっていただけることを期待しまして,一般質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,竹迫毅議員。

  [8番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  私は通告をしてあります2点について質問をいたします。

 まず,一つ目が茶業振興について,茶業振興には生産者,行政,JA等の努力はもとより,本市の茶をPRすることが重要と考えます。生産者,JA等と協力して,マスコミ等を利用し,テレビ放映等により本市の茶の魅力を全国にPRする考えはないか。

 2番目に,耕作放棄地について質問いたします。

 施政方針及び当初予算の要旨において,耕作放棄地等の解消に努め,農地の利用集積ができるよう支援したいとのことでありますが,頴娃,知覧,川辺地域ごとの耕作放棄地の現状と解消に向けた対策をどのようにする考えか答弁いただきたい。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えいたします。

 まず,茶業振興についてお答えいたしますが,本市の茶業振興につきまして,これまで低コスト安定良質茶生産を進めるとともに,安心・安全でクリーンなお茶づくりや,農協共販を進め,生産から流通まで農家所得の向上に視点を置き,鋭意努力をしてまいったところでございます。

 しかしながら,長引く景気低迷やお茶離れによる消費低迷で,平成21年度はかつてない価格低迷で厳しい経営を強いられた生産者も多かったところでございます。22年度も1番茶と2番茶は持ち直したものの,夏茶は21年同様コスト割れの価格であり,平成22年度の生産額は20年度より5億円少ない131億8,400万円となってしまいました。竹迫議員のおっしゃる,生産者,それとJA協力して,マスコミ等を利用し,テレビ放映等により本市のお茶の魅力を全国にPRする考えはないかということでございますが,お茶の振興を図っていくためには,議員の御提案のとおり,本市のお茶をPRすることが大変重要ではあります。そのためには,マスコミを利用したテレビ放映が効果的と考えますが,これを南九州市でコマーシャルとして放映するには,多額の費用がかかるために,現在JAや茶業振興会と一体となり,茶消費拡大対策事業等により,北九州市,関東,青森まで南九州市のお茶の宣伝販売や,小学校を対象にいたしましたお茶ふれあい事業,新婚さん急須事業,さらに飲食店での茶宣伝事業などに取り組んでおります。

 先般NHKで放映されました「ためしてガッテン」で掛川市の深蒸し茶の効能で売れ行きが倍増したこともあるようでございます。もう在庫がなくなったということでございますが,これらが単発ではなく持続することが大事でございます。各種茶消費拡大対策で,産学官連携やイベントを実施いたしまして,マスコミ関係者が注目するような取り組みを関係機関と一体となって推進してまいりたいと思います。

 次に,2番目の耕作放棄地についてお答えをいたしたいと思います。

 まず,耕作放棄地の現状でありますが,頴娃地域が261ヘクタール,知覧地域が220ヘクタール,川辺地域が245ヘクタールで,市全体といたしましては726ヘクタールとなっております。

 市の耕作放棄地解消対策といたしましては,独自事業といたしまして,農業委員会が行う南九州市遊休農地等活用条件整備事業補助金と,国の制度で耕作放棄地対策協議会を通じて交付いたします耕作放棄地再生利用緊急対策交付金がありまして,これらの制度を利用して認定農家や担い手農家等の農地確保のため,耕作放棄地の解消対策を進めてきたところでございます。今後におきましても,耕作放棄地対策協議会や関係機関と連携しながら,耕作放棄地解消事業の内容等に関する情報を農家へ提供しながら,耕作放棄地の解消と担い手農家等への農地の集積ができるよう努めてまいりたいと思います。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後3時15分休憩

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午後3時25分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(竹迫毅)  まず,茶業の振興について質問していきますが,私の質問は単発でいきたいと思います。あまり質問を長くすると,私自身何をしたかわからなくなりそうで,立ったり座ったりということになるかもしれませんが,仕事のうちだと思って我慢していただきたいと思います。

 この私は思うんですが,私も実は「ためしてガッテン」あの番組をば見ていまして,そして何よりもあの番組の中で南九州市というものが出てこなかったということは,本当残念というか,そういう気持ちでした。そういうことで,鹿児島県では鹿屋市が出たようですね。茶の効能というか,そういうのは本当,茶は体にいいというようなことは,これはもう昔ながらいわれていたわけですが,改めてそういうものがあったのかということをば思ったところです。

 そういう中で,これはお茶の生産者の人たちからも,何とか宣伝のほうもしてもらいたいと,いろいろ茶摘み機とかいろんなものをするにしても補助はもらっていてありがたいんだが,やはり今後はこの何とか南九州市の茶の宣伝のほうにも力を入れてもらえないかなという,そういう話があったもんですから,そしてその「ためしてガッテン」ですよね,NHKの。そういうことで,今回こういう質問をしているわけですが,あの番組の中で,がんの死亡率が低いというところから出てきたようですが,あの番組見とって後で思うところですが,南九州市の名前が出てこなかったということは,南九州市民自体がお茶をばあまり飲んでいないのかなというようなことも思ったところですよね。そういうことで,とにかく外に向けての宣伝がやっぱり大事じゃないかというふうに思います。

 そういうことで,テレビで放映等,PRするということは,私もどのくらい要るものか,そういうことはまったく知らないわけですが,かなりの金がかかるんだろうなと思っていますが,そこら辺はどうですか。執行部で大体どのくらい1局,全国のネットでというようなことになりますと,またかなりの費用がかかると思いますが,どのくらいかかるとかいうような試算はしていませんかね。



◎市長(霜出勘平)  そのコマーシャルの広告料については,後ほど課長のほうから答弁をさせます。

 まず,「ためしてガッテン」,これは本当にものすごい宣伝効果で,掛川市のお茶の在庫がなくなったというぐらいな,これもNHKで全国放送でしたから,そういう大きな効果が持てたんだろうというふうに思います。それから,このことについて南九州市も残念ながら出てこなかった。ほかのお茶どころもなんで掛川市ばかりやるのかというようなことで,ものすごいNHKに苦情がいったんだそうです。ただ,鹿児島からは,鹿児島の方々はおとなしいんでしょう,あまり抗義は来なかったということなんですが,そういうことでNHKも反省したわけでもないんでしょうけども,あしたの8時からの「ためしてガッテン」では,カテキンについてまた放送があるんだそうです。ぜひ皆さん方も見ていただければというふうに思っておりますが,掛川は歴史も長いですし,もうおやめになりましたけども,榛村という市長さんが長いこと市長をされまして,全国お茶サミットも榛村市長が立ち上げられたということで,歴史的にも長いわけですが,そういったこともあってNHKも白羽の矢を立てたんじゃないかというふうに思っております。あれを見て,本市のお茶農家の方々は,深蒸し茶はおいどんが元祖やったがというような人もいましたけども,やはり全国的に掛川という名前が通っておりますので,そういった点からも取り上げたんじゃなかろうか。だから今後,南九州市も生産量は第一位なんですから,そういった面でも努力をして,皆さんが注目をしていただくように努力をしてまいりたいと思います。

 コマーシャルの経費については,課長のほうから答弁をいたします。



◎茶業課長(鮫島信行)  テレビ放映の多額の費用がかかるといったようなことっでございますけども,今回県の茶生産協会で,首都圏のラジオ放送でございますけれども,4月から9月,週1回,26回されるそうですが,首都圏ではやはり非常に高いということで1,200万ほどかかるということであるようでございます。

 それから,また茶生産協会でTBS系で3月の27日に4分間の取材放映といったような形でされるらしいんですけども,それは30万円かかると。それから,ちょっとお茶屋さんに聞いたやつでございますけれども,ここの方は新茶時期,中元時期,歳暮時期,3時期に約15秒程度のやつを40本流すということで,それにつきましては地元ということで1回に60万,全部で180万かかるところなんですが,それをちょっといろいろ値引きをしてもらって150万円程度ということを聞いております。



◆議員(竹迫毅)  多額の金がかかるということはわかったところですが,とにかく大消費地の,これは東京なら東京でもいいですよね。それで,1局なりで絞って,そういうテレビによる宣伝をしてみるのも一つの方法じゃないかなと思いますよね。そして,その効果をば検証するというようなことで,それで私はこの質問を通告するときに,県もというようなことも考えたんですが,県にお願いすると鹿児島茶ということになって,南九州市茶をアピールすることができないんじゃないかなということで,今みたいな通告をしたところですよね。そういうことで,なかなか厳しい面があると思いますが,何とか東京なり大阪なり名古屋なり,どっか絞ってやってみるということも,一つの方法じゃないかと思いますので,これは本当,予算も伴うことですから,それで私やっぱり生産者もそういう努力をせんにゃいかんと,それにJAですね。そして,行政もということですが,行政ができる範囲枠はもう限られてくると思うんですよね。お茶だけということに行かないわけですから,そういうことで,今後JAとか生産者等と協議をしてみたらというふうに思うんですが,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  それは検討ということでいろいろとまた,それぞれも事情もおありでしょうから,そういうことで何かできないかということで協議をしていきたいというふうに思っております。

 大都市になりますと,ラジオでさえも1,200万ということで,テレビになるとどれぐらいになるのかちょっとわかりませんが,そういったことも勉強しながら検討していきたいというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  それで,ただ宣伝ということでお願いすると,そういう金がかかるわけですよね。で,先ほど市長の答弁にもありましたが,掛川の元の市長ですか,そういう人が熱心にやっぱりそういうことでお茶サミットとかそういうようなことをば呼びかけてやったという,やはりそれは努力,そういうものがあったから本当にそういうことかなというふうに今思っているところですが,それで,やはりこの世間がというかマスコミ等が注目するようなことをばかねがねやらんと,これは振り向いてくれないと思うんですよ,注目してくれないと。そういうことで,そういうことはやっぱり自らの努力ですよね。そういうことで,私知覧町時代に一般質問で提案したことがあるんですが,お茶農家の後継者の結婚式,披露宴を知覧町では木床,それこそきれいなお茶畑が四方に広がっている木床の一番高いところ,それと中部に来たら防災無線の中継基地がある高塚あそこにもありますよね。それで頴娃町で考えたら大野岳はどうかなということも思うわけです。川辺町,ちょっと把握しきれていないんですが,そういうところで結婚式,それから披露宴,そういうものをばやったら,またテレビ放映等もやってくれるんじゃないかなというようなことを思うんですよね。それで,屋外でやることですから,天候とかそういうようなもの等心配されますが,また天候に恵まれなかった,雨が降ったというようなことになったら,またそれなりの話題性が出ると思うんですよね。そういうことで,そういうものをばやったらどうかなと思うんですが,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  もう今の時代は少々のことをしても取り上げてくれない時代だと思います。だから,前の答弁でも申し上げました,やはり武家屋敷あたりでも駕籠かきをやったり,何か人と違ったことをやらないと注目をしてくれないと思いますので,御提案のとおりそういうようなお茶農家の後継者の方々がそういう茶畑をバックにしながら結婚式をするんだというような,本当にいいことだと思っております。これは,そういう後継がまだいっぱいいらっしゃるわけですので,そういう方々にいろんな振興会あたりからでも,我々もこの南九州市としても働きかけをしていって,一つでも実現できれば大変な宣伝効果になるんじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  市長もそう思うということですが,それで,そういう何かをやらないと注目してくれないということですよね。それで,そういうことにやるについては,テントの設営とか,必ずしも天気がいいということはわかりませんから,それなりの準備をしとかんにゃいかんというふうに思うわけですよね。そういうために,行政が助成するというようなことをばやらないと,当事者だけでというようなことは,これは厳しいものがあると思うんですが,いくらするしない等は別にして,どうですかね,市長。



◎市長(霜出勘平)  金額だけではなくて,やはりそういう労力奉仕というか,そういったことはやらなきゃいけないと。で,もしそういうようなことで新郎新婦にそういうような負担がかかるようであれば,そういった少しでも助成というようなことは考えていっていいというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  やるにしても,やっぱりこの話題性,きのうのあれですか,話題性がないといけないというようなことで,駕籠かきもいったようですが,そういうものがないと,本当マスコミも振り向いてくれないと,注目してくれないと思うわけですよね。それで,ああいう屋外で,例えば変わったというかそういうことで披露宴などについては,それから結婚式,同僚議員の深町議員の質問でもヒントを得たんですが,三三九度の杯といいますよね。それをお茶の三三九度というような,そういうこともまた考えてみてもいいんじゃないかなと思うんですよね。

 それから,例えば屋外で焼き肉,披露宴をやるというようなそういうこと等もやっていいんじゃないかと思います。そういうことをやるについては,南九州市産の牛肉を使うとか,その中でも川辺牛を(笑声)大薗議員が熱心なそういう川辺牛でやるとか,知覧牛であるとか頴娃牛であるとかそういうこともやって,そうしたらやっぱり川辺牛の宣伝にもなる,知覧牛,頴娃牛の宣伝にもなると思うんですよ。そういうことで,場合によってはそういう,あわせて茶の宣伝に限らず,そういう牛肉等も宣伝にもなると思うんですよ。そういうことはちょっと無理かどうかわかりませんが,そういう宣伝効果があるんだったら,我々牛肉の農家が,その肉は無償で提供しますよと(笑声),そうしたら,本当持ちつ持たれつというか,また話題性が広がるというふうに思うんですよ。それで,この披露宴はすべて地産地消ですよというようなことで,陸の幸,畑もあるし,そして南九州市は海の幸もあるわけですよ。そういうものすべて地産地消の披露宴ですよというような,そういう売り込みというようなこと等も考えてみたら,どうなのかなと思いますが,どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  素晴らしいアイデアだというふうに思います。これは,やはり新郎新婦がその気にならなければできないことでございますので,我々はそれを,そういう気持ちにいろんな形でして,1組でもまず実現をするように努力をしなければいけないというふうに思います。そうなると,いろんな形でお茶の宣伝もしなきゃいかんというようなのが,まずそのブランド確立から知覧茶ということでブランドを早く確立しなければいけないのではないかというふうに,そうすると大薗議員の要望にもお答えができるわけですよね。一石二,三鳥になるんじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  本当こういう何か違ったことをしないと宣伝効果ないと,そういうことでマスコミ等が1社でも2社でもテレビ局なんかが入ってくれたら,それこそただで宣伝できるわけですよね。それでやっぱりこういうことは,こういうことに限らず市全体で広くこういうことは考えていくべきじゃないかなというふうに思います。

 そして,議員の中にもお茶農家の議員もいるわけですが,やはりこういう後継者等のそういうお祝い事があるということであれば,そういうふうにやっぱり勧めるとか,そういうようなことが,執行部のほうももちろんですが,我々議員もそういうことでやってみないかというようなことで,まあそれは最終的には本人が決めることですけど,そういうことが努力していったらいいんじゃないかなというふうに思います。前向きな答弁が得られたということで,この点は一応中止しまして,また何かこう頭に浮かんだらまた返るかもしれませんので。

 では,耕作放棄地について質問していきますが,県のほうでもこの耕作放棄地についてはなかなか思うようにいっていないような記事がありましたが,それで,本当この耕作放棄地の解消ということは,難しい面もあると思うんですよね。そこで,このいま先ほどの答弁にもありましたが,このそれぞれ地域でありましたが,この中で何とか解消できるような面積,そういうものはどのくらい考えられますか。本当,面積は小さくて形が悪くてというようなところは厳しいと思いますが,何とか地権者等の理解が得られたら解消できるんじゃないかなというような面積はどのくらいありますか,考えていますか。



◎農林水産課長(東利文)  耕作放棄地は,もう既に山のようになっておりまして,元に戻すことが不可能な土地というものと,それから草等を払って農地に簡単に復元できる土地とか,あるいは基盤整備をちょっとすれば農地に利用できる土地というような3種類の土地があるわけですが,それで見ますと,この3種類のうちの不可能なのを除けば,726ヘクタールのうち501ヘクタールは,全部するとすれば可能ではありますが,今議員がおっしゃったように,地権者の問題とか点在しているとか小規模面積とかということでなかなか進んでいないのが現状でございます。



◆議員(竹迫毅)  ということになりますと,大体3分の2は何とかなるんじゃないかと,これは地権者の理解があってのことと思いますが,そこで私が耕作放棄地で気になっているところが頴娃の大川のAコープのちょっと南側の東のほう,それから温泉センターより西側のほう,あそこは確か整備していますよね。あそこが,形も,それから面積もそこそこあるようなところが放棄地になっているんですよね。どのくらい面積があるかわかりませんが,あそこはどのくらい面積があるんですかね。大体でいいですが。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  ただ今議員おっしゃるそのAコープの下,もともと田んぼで湿地のところです。水田再編でやったところですが,それがまた川竹が出てきて繁茂しているというような状況で,あの一体が下のほうと上のほうとあわせて2町歩ございます。そこのところを現在も着工寸前というところまで,十二,三名の地主の方々に承諾を得て,そして22年度事業で繰り越し事業として事業を500万円程度の事業で耕作放棄地対策ということで国の補助金をもらって,2分の1の補助事業で今取り組んでいるところです。



◆議員(竹迫毅)  どうなんですか。あそこは湿地なんですか,どうなんですか。まあ水田,田んぼの跡だということは私も承知しているんですが,どうですかね。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  おっしゃるとおり,一部湿地が残っておりますので,客土まで今回の事業で盛り込んでおるところです。



◆議員(竹迫毅)  それと,大川から耳原です。あっちに行く道路の近くというか,そういうところにも形が悪いような感じはしますが,放棄地だと私は思っているんですが,あそこら辺はどうなんですかね。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  おっしゃるとおり,あの一体,先ほどの答弁で申し上げましたように,畑かん地域でいえば10工区という,大川のあの辺から一帯あるわけですが,今おっしゃるようにあの一帯もやはりもともとの地主さんが地元で自分で耕作をしてない,そして借地という形でやっているもんですから,その借地をしておった方々が転々として耕作をもうしないと,あとだれがしてるのかわからないという地主も,そういうこと等もあってやはり竹が,湿地竹みたいな,苗竹みたいなあれが大分はびこっている畑かん地域であるけれども,そういったところがあります。なかなか大川の下のほうはそういうことで,担い手農家がやろうという意欲のもとで位置づけができましたけど,やはりあってもやろうとするそういった担い手農家がいなければなかなかそれもまたできないといったことで,この耕作放棄地にも取り組めないという実態でございます。



◆議員(竹迫毅)  やろうという担い手農家がいないということですが,私合併してそれぞれ,旧知覧地区辺りでは畑を欲しがっている人はかなりいるんじゃないかなと思いますがね。どうですか,その畑を欲しがっているという,どうですか,余っているんですかね,足りないんですかね。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  今おっしゃるように,特に大型農家でキャベツ,あるいはダイコン,そういった今回も大きな事業で集出荷施設までつくった,取り組んでいる22年度で取り組んでいる事業主体もございますし,そういった農家が収集し,そのフォローというか,サブで今言うように担い手農家がそれにぶら下がって集出荷してやるといったような農家はございます。でありますんで,やはりそういった農家に働きかけて,今後はそういった耕作放棄地対策にも取り組んでいくべきだろうと言うふうに思っています。



◆議員(竹迫毅)  大川の北というか,あっちのほうもなるほどここは形が悪そうだねというようなのもあります。そういうところもありますが,形はここはいいんじゃないかというようなところもあるようですよね。ですから,やはりこの畑を欲しがっている人はいると思いますので,やっぱりそれなりに取り組んだら私はああいう整備をしたところですから,もったいないなというふうに思っているところです。どうですか,そういう。欲しがっている人はいると思いますが,どうですか。余っているんですかね,どうですか。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  ここらについてはやはり農業委員会とも連携をしながら,そしてまた貸し手借り手,そういった方々をやはり調査しながら,またやはり長期的,耕作放棄地も対策も5年以上借りなければだめですよというような条件もございますし,そういうことを踏まえつつ,農業委員会とも十分詰めをしながら推進してまいりたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  それで,ああいうふうにして放棄地が本当もったいないと思うんですよね。それで,地主さんの理解と協力がないとだめなんですが,そういうことがクリアできたら,それで小作代はもう5年間は我慢してくださいとか。そして,その耕作する人が恩恵を受けられるような形にして,そして6年目から土地代を払いましょうというような,そういうやり方でも私はいいんじゃないかと思うんですが。それでどっちみち,放棄地だったら収入はないわけですから,そういうふうに私は思うんですが,どうですか。



◎農林水産課長(東利文)  現在の国の制度が,地主に小作料が行く場合は,その小作料を耕作放棄地を解消する経費に充てなさいというようなふうになっておりまして,そういったことで進めているわけですが,ことしは大体南九州市全体でこの制度で6町5反ぐらい解消できる見込みです。既に進めております。

 それから,これは3月4日の南日本新聞の記事なんですけれども,県が新年度におきまして3,171万円を耕作放棄地対策に計上しまして,農地を集約し,営農を推進する市町村の取り組みを支援するということで,中身はまだ聞いてませんけれども,こういった制度ができますと,こういった制度,国の制度,それから農業委員会の制度,こういったのを組み合わせてできるんじゃないかというふうに考えております。



◆議員(竹迫毅)  今の課長の答弁にありましたように,今月の4日の新聞に出ていますよね。それで,この中で5地区の市町村の希望を受け選定するとありますが,これはどういう内容なんですかね,わかっていませんか。



◎農林水産課長(東利文)  まだまったく何も来ておりません。



◆議員(竹迫毅)  この記事を見る限りでは,どこでもかしこでもということではないのかなというふうにも思うわけですが,やはりこういう事業をやろうという11年度予算でやるということですから,やはりこれは早く手を挙げて,それなりの働きかけをすべきと思うんですがどうですか。



◎農林水産課長(東利文)  まったくそのとおりだと思います。早く手を挙げたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  とにかく,500ヘクタールぐらいは何とかできそうだということですから,やっぱり一挙には行かないと思うんですよね。ですから計画的に,とにかく年に10町なら10町やるんだというようなことで計画的にやっていくべきだと,いかないとなかなか解消されないだろうということを思います。そのためには予算が必要なわけですよね。市長はどのように考えているか,予算が伴いますよね。やっぱりそういうことには農業の町ですよね。私はいつも思ったり言っているんですが,もう南九州市は農業がだめになったら,それこそ死に体になるんじゃないかなというふうにかねがね思っております。いろんな業種に農業がだめになったら影響があるわけですよね。それで,何もかんもやらんないかんわけですが,この耕作放棄地の解消ということには,予算も伴っていくわけですが,市長の決意というか考えをば答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  国・県の補助等もあるわけでございますので,こういったこともアンテナを高くしていろんな情報を取り入れながら,できるだけ国・県補助を活用させていただくと,そういった中でこの市独自の一般財源を投入しなければいけないというようなことになりましたら,年次的に計画をしながらやはり取り組んでいくべきだろうというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  次に,菊永忠行議員。

  [2番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  3月の定例会の一般質問,最後の質問となります。皆さん,お疲れのことと思いますけれども,簡単明瞭に答弁をお願いしたいなというふうに思っております。

 また,本当に眠たいところではありますけれども,先の質問の竹迫議員の笑いで大分目のほうも覚めたんじゃないかなというふうに感じているところであります。

 それから,私の仕事のほうでも助成金のほうもアップしてくれというような質問も出たように感じているんですけれども,このほうも協力ができたらよろしくお願いしたいなというふうにも思っております。

 質問に入ります前に,出水市のほうで鳥インフルエンザが発生いたしました。このことについて地域の方々から行政の対応というようなことで相談を受けました。これも休みの日でありまして,所管の農林水産課のほうにちょっと電話をいたしまして,その職員の対応というようなことで公営のそういう施設,市役所とかそういう施設に消毒マット等がないというようなことでありまして,所管のほうにお願いをし,すぐに対応していただきまして,農家の方々も大変喜んでいたというふうに聞いているところであります。

 また,霧島の新燃岳のほうで噴火等がありまして,降灰で被害に遭われている方々にお見舞いを申し上げるところでもあります。

 それでは,通告してあります青少年健全育成について,市長,教育長,所管に質問をいたします。

 青少年健全育成について,1,青少年の保護と健全な育成を図るため,有害図書,ビデオテープ等の自動販売機での販売禁止の手段を講じる必要があると考えるが,条例を制定する考えはないか。

 二つ目,青少年の健全な育成や,本市の善良な風俗が旅館業により損なわれないよう規制を加える条例を制定する考えはないか,以上2点を質問をし,後は自席から質問いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  菊永議員の御質問にお答えいたします。

 まず,一番最初の有害図書,ビデオ等の自動販売機での販売を禁止する条例を制定する考えはないかということにつきましては,後ほど教育長よりお答えをすることになっております。

 2番目の旅館業を規制する条例制定についてお答えいたします。

 このことにつきましては,政令で定める基準に従った都道府県の条例による営業制限をクリアするものであれば,制限地域以外に建設できるとなっているようでございます。

 営業制限に関する市の条例制定につきましては,既に制定されている市もあるところでございます。本市でも旧町時代には旅館業を目的とした建築の規制に関する条例が制定されておりましたので,青少年の健全育成のために新たに市としての条例の制定を検討したいと考えております。

 このようなことにつきましては,私たちが適切に対応できるように,かねてから早期に,的確に情報をとらえるアンテナを磨いて,アンテナを高くしておくこと,子供たちを取り巻く社会環境の浄化に対する市民の意識向上と,即座に住民運動ができる体制づくりが必要だと考えているところでございます。

 私の答弁は以上でございます。



◎教育長(小野義記)  最初の御質問の,青少年の健全育成のために有害図書,ビデオ等の販売を規制する条例制定についてお答えいたします。

 鹿児島県青少年保護育成条例では,無人の自動販売機による有害図書等の販売を規制していますが,販売業者の中には監視カメラを設置しているので無人ではないとして自動販売機を稼働させている状況です。

 市町村による条例制定には,埼玉県羽生市などいくつかの事例がありますが,いずれも罰則規定のある県の条例を超えるものではなく,努力規定及び勧告ができる程度の条例になっています。

 また,このことについては,条例そのものが憲法の表現の自由を侵害するものだとして提訴された事例もあり,県の条例を超えて規制する市の条例を制定するのは難しいと考えています。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  答弁のほうが前後していますけれども,1番目のほうからちょっと質問させていただきたいというふうに思っております。

 ただ今教育長のほうから表現の自由を阻害するものだとして提訴された事例もあるというようなことで,規制を,市の条例を制定するのは難しいと考えるというようなことで答弁のほうに掲げてありますけれども,先ほどから言っているように鹿児島県青少年法育成条例によりますと,青少年の福祉を阻害する恐れのある交遊を防止するとともに,青少年を取り巻く社会環境を整備し,もって青少年の保護と健全な育成を図ることを目的とすると掲げてあります。書店で求めるには抵抗があっても,自動販売機からじゃ人目を気にすることなく手に入れることが可能であります。こうしたことから,自動販売機等での販売禁止の手段を講じる必要があります。こうした措置には財政負担を伴うものではなくて,すぐにでも実施できると思いますけれども,これについてお伺いいたします。



◎教育長(小野義記)  今御指摘のように県の青少年法育成条例では,そのような規制があるわけですね。それで,今の説明の中で,御質問の中に,無人の自動販売機での販売は禁止されているんですけども,今現在無人の自動販売機を置いてそこに監視カメラをつけて,監視カメラで監視をしているので無人ではないというのが業者の主張なんですね。だから一応条例はクリアしているということで,条例ではなかなか規制ができないという状況なんですね。ですから,このことについては市長答弁の中にありましたように,条例制定は難しいですので,住民運動を展開していかなきゃいけないだろうと,そういうふうに思っているところでございます。

 ちなみに,東京都で過激な性行為を描いた漫画やアニメの青少年への販売を規制する東京都の青少年健全育成条例が改正されたんですね。これもやっと改正ができたんですけれども,この東京都ができた,つくった条例でも,付帯決議がついてます。どういうことかといいますと,作品に表現した芸術性,社会性などの趣旨をくみ取り慎重に運用することと付帯決議がついてます。そして,この中身を見てみますと,都は,東京都は業界に自主規制を求めることはできる規定なんですね。ですから罰則規定はないんですね。ただ要求だけできるという,その程度の条例なんですね。ですから,なかなか市の段階で罰則規定を制定した条例,いわゆる強制力のある,それは非常に難しいと考えております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  やっぱりそういう条例制定ということで,ちょっと難しい面もあるというようなことで再三言っているようですけれども,このことについては市長の施政方針の中でもありますように,平和を語り継ぐ都市の実践については,世界恒久平和に向けて知覧特攻平和会館を通じ,平和事業の推進と平和学習を展開してまいりますとあります。

 また,第一次南九州市総合計画の中でも掲げてあります。それから,毎年行われているスピーチコンテスト,平和へのメッセージfrom知覧,この開催には,全国から何千というような応募がありますけれども,そういうことからこういう町にはふさわしくないんじゃないかというふうに思っていますけれども,このことについてはどうお考えですか。



◎教育長(小野義記)  先ほどちょっとお答えいたしましたけども,最終的にはこれは住民パワーでしか排除できないだろうと思いますので,その住民運動をするときの一つの目的として今のことをうたっていけばいいと思うんですね。本市ではこういうことを目指してやっていると,だからこの趣旨から見ても青少年の健全育成からもよろしくないと,だから私たちは撤去を要求しますというのを,いろんな団体に,団体からのそういう要求で業者に対してやっていかなくてはいけない。で,そのことをやっぱり活かしていかんといかんと思います。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  教育長のほうからも答弁いただきましたけれども,これは南九州市内にこの有害図書等の自動販売機を設置している箇所があるかと思いますけれども,これについてはそういう所管の方々は把握していますか,どうですか。



◎社会教育課長(小濱義智)  現在南九州市内には2カ所設置されております。1カ所が県道31号線の川辺町永田にあります。それから,もう1カ所が県道23号線沿い,手蓑校区なんですが,手蓑小学校から1.2キロメートルほど知覧よりの場所にございます。

 以上の2カ所です。



◆議員(菊永忠行)  南九州市の市内のほうで設置されているというのが2カ所あるというようなことでありました。私のほうも警察関係等もお伺いをしたところ,こういう自動販売機,設置が100カ所以上あるというようなことも聞いていますけれども,この今回の件については皆さんの,今先ほど社会教育課長のほうが言いましたけれども,鹿児島知覧線の件で私はこういう質問をしているところであります。

 この通りは,小学校,中学校,高校の通学路にも面しているところでもあります。また,県外の方々,観光バス等,通行も多く南九州市の玄関口でもあります。それから,校区自治会,地域からの反対,苦情もあると聞いております。それから,地域の方々が署名活動も行うというようなことは聞いてますけれども,こういうことで行政のほうも地域の方々にこういう力を貸していただければなというふうに思いますけれども,これについて教育長,どうですか。



◎教育長(小野義記)  今御指摘がありましたように,有害図書等の自動販売機については,県内では34カ所,で152台という統計が,数字があがってますけど,かなり多くの自動販売機が置かれているわけですけども,先ほど言いました住民パワーを使った一つの阻止運動といいますか,排除運動等については,教育委員会も一緒になって,いろんな連携機関,いろんな関連機関と一緒になってやっていかなくてはいけないと。で,今もう既に手蓑のほうでは今進めておりますので,昨夜もその会があって,教育委員会からも担当者が出席をしております。  以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  教育委員会のほうも地域の方々と協議をしているというような答弁でありました。これからもどうか地域のために,そういう協力体制をとっていただければなというふうに思っております。

 この件については,公の秩序,教育及び道徳として,地域の声を聞き,こういうことが起こったわけですよね。今回,二度とこういうことが起きないように行政としても対策を講じていただければというふうに思っております。これからもどうかよろしくお願いいたします。

 次に,二つ目の旅館業を目的とした建築の規制に関する条例についてですが,先ほども答弁もありましたけど,旧知覧町の条例は昭和56年9月26日に条例第16号が施行されていたようですけれども,合併と同時になくなっているようですけれども,この件についてはどうなんですか。協議がちゃんとなされてたのかどうかお伺いいたします。



◎建築住宅課長(厚村善人)  ただいまの質問にお答えいたします。合併協議の事務すり合わせにつきましては,合併以前は頴娃,川辺両町には,現在の市境になりますけども,既存のホテルがあるということで,知覧町だけが条例制定をいたしておりました。2番目として,合併協議の中では,建築基準法に関することにつきましては,市町村条例で建築基準法を上回る上乗せ規制はできないということでございます。

 それから,旅館業の経営につきましては,旅館業法で規制をされておりまして,細かい構造設備等の基準が定められております。

 それから,規制そのものが,いわゆる条例の規制ですね,そのものが健全な青少年の育成と町民の正常な生活環境の保全を図ることと目的としていたことから,事務すり合わせの途中の段階で教育委員会,生活環境,総務課関係とも関係があるということで協議をいたしておりますが,何れの部局とも折り合わずに合併に伴い廃止となっております。

 私もちょうどこの時点に建築の席を離れておりまして,途中まではおりましたけれども,合併の最後のすり合わせがどうなったかわかっておりませんでしたが,経緯を聞きましたらこういうことで回答されております。

 建築のほうとしましては,済いません,これで回答を終わります。



◆議員(菊永忠行)  当時,頴娃,川辺のほうには以前からそういうものが建築されているというようなことで,その条例についてはすり合わせができなかったというようなことだと理解をしましたけれども,これについては出席された,市長或いは副市長,誰かの出席,そういう条例制定について知覧にあったわけですよね,条例が。これについて出席され協議をされた方はいらっしゃいますか,どうですか。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後4時22分休憩

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午後4時23分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎社会教育課長(小濱義智)  正確にどのような話があったかというのについては聞いてはいないんですが,そのときに出席していたという職員がその当時もう新しくそのモーテル等,そういうものはできることはないというようなことでこの条例についてはもう引き継がないというような話があったというようなことは聞きました。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  そういう協議の中で,そういうのができないというような設定というかそういう考えで条例の制定はしてないというようなことであるかと思いますけれども,私が言っている旅館業の中の風営法ということで,もっぱら異性を同伴する客の宿泊の用に供する,政令で定める施設,店舗型性風俗関連特殊営業に対する条例の件というようなことで,これは1981年にはこの条例に基づいて東大阪市が初めてこの条例について設定をしたというようなことも載っていますけれども,いわゆるこれは,言葉が適当かどうかわかりませんけれども,ラブホテルの建築や経営を規制することで,良好な生活環境を維持形成するとともに,青少年の健全育成に資することを目的としているとうたってありますが,政令指定都市や特別区の条例を規制している自治体もあります。現にちゃんとしたこのラブホテル条例というものをうたっている。私は部長にもいつやったっけ,この話したこともあったんですけども,こういう形でちゃんとした条例,政令指定都市や特別区の条例ということで,自治体,言いますけれども新潟市,これは新潟市ラブホテル建築等規制条例,それから渋谷区,渋谷区はラブホテル建築規制条例,堺市,堺市ラブホテル建築等規制条例というようなことで,こういう自治体で条例を制定しているわけですよね。こういうことで,私はこの平和を語り継ぐ町にはやっぱりそういう条例の制定というものも私は大事じゃないかなというようなふうに感じてますけれども,地域住民の運動がというようなことで市長のほうから答弁がありましたけれども,市長,もう1回お伺いしますけれども,これについて答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  先ほども新たに市としての条例の制定を検討したいと考えておりますという答弁をしたところでございます。このことにつきましては,私は議員時代だったと思います,今インディアンのカラオケがもう今廃業になっておりますが,あそこにラブホテルができるという情報が入りまして,このことにつきましては,塗木集落が近く,そして霜出が近いということで,浮辺小学校,霜出小学校のPTAの皆さんがいろいろと立ち上がっていただきまして,阻止に動いた経緯があります。そして,知覧町では,もう電気は通っておりましたから,水道は引かないよと,これが有効だったのかどうかわかりませんが,水道は知覧町としては引くことはできないよというようなことで阻止をした経緯があります。だからやはりこのことは,有害図書の自動販売機と一緒でどこにどのような形でこのラブホテルができるかわからないということですので,早急に検討して条例を立ち上げればというふうに思っております。

 まずやはり,この水道が一番じゃないかと思いますね。どうしても洗わんないかんでしょうから(笑声)この水道ということが一番あれになるんじゃないかというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  水道が必要というようなことですかね。今の時点では条例というものがないというようなことでありますけれども,新しく建設をしたいというようなことがあれば,条例はないわけです。だけれども,県の青少年保護条例というものは生きているわけですよね。これに乗った形でそういう対応をするのか。もし市に建築をしたいというような申請があった場合には,これを,どうですかね,認めるんですかね,どうなんですかね。



◎建築住宅課長(厚村善人)  ただいまの質問にお答えします。

 建築の担当者としましては,旅館業法に基づく詳細な設計がなされて,それが旅館業法の基準に合致しているということで建築確認が出てくれば,受付をして建築主事のいる南薩振興局へ進達をせざるを得ません。ですから,建築課サイドの段階でストップを掛けることはできません。あくまでも青少年保護とか,健全なまちづくりとか,正常な環境の保全,そういったサイドでの規制をしていくだけしかないということでございます。

 以上です。



◆議員(菊永忠行)  せっかく旧知覧町時代にこういう条例をつくったというようなことがあります。その中には,そういうもし建築の申請等があった場合には,そういう審議会というものを立ち上げて協議をし,これが適合か適合でないかというような審議会を町長が委嘱をするというようなふうになっているようです。こういう前の条例等を見て,新しい町この南九州市の条例を早急に制定をしていただきたいなというふうに思っております。そういう形で市長のほうからはこの条例については前向きに答弁をいただきましたので,それを期待して,ちょうど時間が半になったようですけれども,終わらさせていただきたいなというふうに思います。お疲れさまでした。

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△散会



○議長(田之脇厚)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は3月25日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後4時30分散会