議事ロックス -地方議会議事録検索-


鹿児島県 南九州市

平成 22年 第 6回定例会( 9月) 09月07日−01号




平成 22年 第 6回定例会( 9月) − 09月07日−01号









平成 22年 第 6回定例会( 9月)


 平成22年第6回定例会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 9・ 7火 本 会 議(開会)
 9・ 8水 本 会 議
 9・ 9木 議会運営委員会
 常任委員会
 9・10金 休  会
 9・11土 休  会
 9・12日 休  会
 9・13月 休  会
 9・14火 休  会
 9・15水 休  会
 9・16木 本 会 議
 9・17金 決算特別委員会
 9・18土 休  会
 9・19日 休  会
 9・20月 休  会
 9・21火 決算特別委員会
 9・22水 議会運営委員会
 決算特別委員会
 9・23木 休  会
 9・24金 休  会
 9・25土 休  会
 9・26日 休  会
 9・27月 休  会
 9・28火 休  会
 9・29水 休  会
 9・30木 休  会
10・ 1金 議会運営委員会
 本 会 議(閉会)


 


 1.付議事件
 選挙第 2号 鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙           
 発議第 6号 議長への臨時会招集権の付与を求める意見書の提出について      (原案可決)
 発議第 7号 安心・安全な国民生活実現のため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通
        省の出先機関の存続を求める意見書の提出について          (原案可決)
 諮問第 4号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて       (適任)
 議案第49号 南九州市森林馬事公苑の火災事故に関する和解について        (原案可決)
 議案第50号 市道路線の変更について                      (原案可決)
 議案第51号 南九州市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定
        について                             (原案可決)
 議案第52号 南九州市介護保険条例及び南九州市後期高齢者医療に関する条例の一部を
        改正する条例の制定について                    (原案可決)
 議案第53号 南九州市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について  (原案可決)
 議案第54号 南九州市温泉センター条例の一部を改正する条例の制定について    (原案可決)
 議案第55号 南九州市保健センター条例の一部を改正する条例の制定について    (原案可決)
 議案第56号 南九州市B&G海洋センター条例の一部を改正する条例の制定について (原案可決)
 議案第57号 南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について      (原案可決)
 議案第58号 南九州市農業経営基盤確立研修施設条例の一部を改正する条例の制定につ
        いて                               (原案可決)
 議案第59号 南九州市川辺ふれあい農園条例の一部を改正する条例の制定について  (原案可決)
 議案第60号 南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について       (原案可決)
 議案第61号 土地改良事業の施行について                    (原案可決)
 議案第62号 平成22年度南九州市一般会計補正予算(第5号)          (原案可決)
 議案第63号 平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第64号 平成22年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)    (原案可決)
 議案第65号 平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)   (原案可決)
 議案第66号 平成22年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)    (原案可決)
 議案第67号 平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)  (原案可決)
 議案第68号 平成21年度南九州市水道事業剰余金処分について          (原案可決)
 議案第69号 平成22年度南九州市一般会計補正予算(第6号)          (原案可決)
 議案第70号 南九州市立学校給食センター厨房機器等の購入に係る物品売買契約の締結
        について                             (原案可決)
 発議第 8号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書の提出について (原案可決)
 発議第 9号 ビブワクチン及び肺炎球菌ワクチンの公費助成・定期接種化を求める意見
        書の提出について                         (原案可決)
 報告第 3号 平成21年度南九州市決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率につ
        いて                               
 陳情第 4号 350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書採択の陳情     (採択)
 陳情第 5号 肺炎球菌・ビブワクチンの予防接種に対する助成に関する陳情書      (採択)
 認定第 1号 平成21年度南九州市一般会計歳入歳出決算の認定について        (認定)
 認定第 2号 平成21年度南九州市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について(認定)
 認定第 3号 平成21年度南九州市老人保健事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 4号 平成21年度南九州市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について (認定)
 認定第 5号 平成21年度南九州市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 6号 平成21年度南九州市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について  (認定)
 認定第 7号 平成21年度南九州市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について(認定)
 認定第 8号 平成21年度南九州市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について (認定)
 認定第 9号 平成21年度南九州市水道事業会計決算の認定について          (認定)



 本会議1号     (9月7日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        15番議員  柚 木 茂 樹
4番議員  浜 田 茂 久        16番議員  松久保 正 毅
5番議員  大 薗 秀 己        17番議員  蔵 元 慎 一
6番議員  田 畑 浩一郎        18番議員  塗 木 弘 幸
7番議員  深 町 幸 子        19番議員  薗 田   誠
8番議員  竹 迫   毅        20番議員  加治佐 民 生
9番議員  永 吉 義 輝        21番議員  下 窪 一 輝
10番議員  東   兼 喜        22番議員  西   良 仁
11番議員  今 吉 賢 二        23番議員  森 田 隆 志
12番議員  満 留 秀 昭        24番議員  田之脇   厚
   欠席議員     0名
───────────────────────────────────
 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    農林水産課長     東   利 文
副  市  長  鶴 田 康 夫    耕地課長       山 下 由 海
副  市  長  山 内 廣 行    福祉課長       君 野 悦 郎
教  育  長  小 野 義 記    商工観光課長     塗 木 博 人
総務部長兼                                 
 知覧支所長   和 田 二三男    市民生活課長     折 田 盛 彦
農林水産部長   伊瀬知 正 人    健康増進課長     森 田 夏 江
建設部長     田 代 良 民    茶業課長       鮫 島 信 行
市民福祉部長   有 水 秀 男    水道課長       神 薗   誠
会計管理者    大 坪 三 郎    教育総務課長     小 園 和 幸
教育部長     東   信 行    農業委員会事務局長  宮 原 知 見
頴娃支所長    永 谷 岩 男    教育総務課長     小 園 和 幸
川辺支所長    新 屋 清 盛    学校教育課長     大 木 節 夫
                    中央公民館長兼           
総務課長     福 吉 良 夫     図書館長      古 市 博 信
財政課長     上 野 勝 郎    川辺支所農林水産課長 下 薗 宏一郎
                    保健体育課長兼           
企画課長     金 田 憲 明     給食センター所長  摺 木 和 文
建設課長     下之薗 博 幸                      
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  堂 園 政 利    議事 係  川 ? 弘一郎


 


 第6回定例会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.諸般の報告
  (1)議長報告
  (2)株式会社頴娃観光開発公社の第15期決算報告書及び第16期事業計画書等の提出について
 第 4.選挙第 2号
     鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
 第 5.発議第 6号
     議長への臨時会招集権の付与を求める意見書の提出について
 第 6.発議第 7号
     安心・安全な国民生活実現のため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続
     を求める意見書の提出について
 第 7.諮問第 4号
     人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
 第 8.議案第49号
     南九州市森林馬事公苑の火災事故に関する和解について
 第 9.議案第50号
     市道路線の変更について
 第10.議案第51号
     南九州市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について
 第11.議案第52号
     南九州市介護保険条例及び南九州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定
     について
 第12.議案第53号
     南九州市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第13.議案第54号
     南九州市温泉センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第14.議案第55号
     南九州市保健センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第15.議案第56号
     南九州市B&G海洋センター条例の一部を改正する条例の制定について
 第16.議案第57号
     南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について
 第17.議案第58号
     南九州市農業経営基盤確立研修施設条例の一部を改正する条例の制定について
 第18.議案第59号
     南九州市川辺ふれあい農園条例の一部を改正する条例の制定について
 第19.議案第60号
     南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について
 第20.議案第61号
     土地改良事業の施行について
 第21.議案第62号
     平成22年度南九州市一般会計補正予算(第5号)
 第22.議案第63号
     平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
 第23.議案第64号
     平成22年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)
 第24.議案第65号
     平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
 第25.議案第66号
     平成22年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
 第26.議案第67号
     平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)
 第27.陳情第 4号
     350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書採択の陳情
 第28.陳情第 5号
     肺炎球菌・ヒブワクチンの予防接種に対する助成に関する陳情書
 第29.一般質問




平成22年9月7日 午前10時0分開会





△開会



○議長(田之脇厚)  ただいまから平成22年第6回南九州市議会定例会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(田之脇厚)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において森田隆志議員,峯苫勝範議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(田之脇厚)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。本定例会の会期は,本日から10月1日までの25日間にしたいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。会期は本日から10月1日までの25日間に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3諸般の報告



○議長(田之脇厚)  日程第3,諸般の報告を行います。

 まず,議長報告については印刷して配付しておきましたので,御了承願います。

 また,市長から株式会社頴娃観光開発公社の第15期決算報告書及び第16期事業計画書等の提出があり,配付しておきましたので御了承願います。

    ────────────────────



△日程第4選挙第2号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙



○議長(田之脇厚)  日程第4,選挙第2号鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙を行います。

 今回,鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の市議会議員区分に1人の欠員が生じたため,候補者受け付けの告示を行い,届け出を締め切ったところ,2人の候補者がありましたので,広域連合規約第8条第2項の規定により選挙を行います。

 この選挙は同条第4項の規定により,すべての市議会の選挙における得票総数の多い順に当選人を決定することになりますので,会議規則第32条の規定に基づく選挙結果の報告のうち,当選人の報告及び当選人の告知は行いません。

 そこで,お諮りします。選挙結果の報告については,会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することとしたいと思いますが,御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。したがって,選挙結果の報告については会議規則第32条第1項の規定にかかわらず,有効投票のうち候補者の得票数までを報告することに決定しました。

 選挙は投票で行います。

 議場の出入口を閉めます。

  [議場閉鎖]



○議長(田之脇厚)  ただいまの出席議員数は24人です。

 次に,立会人を指名します。会議規則第31条第2項の規定によって,立会人に菊永忠行議員,山本森満議員を指名します。

 候補者名簿を配ります。

  [候補者名簿配付]



○議長(田之脇厚)  候補者名簿の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  配付漏れなしと認めます。

 投票用紙を配ります。

 念のため申し上げます。投票は単記無記名です。

  [投票用紙配付]



○議長(田之脇厚)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を点検します。

  [投票箱点検]



○議長(田之脇厚)  異状なしと認めます。

 ただいまから投票を行います。

 1番議員から順番に投票願います。

  [議員投票]

    ────────────────────

 1番  峯 苫 勝 範 議員     2番  菊 永 忠 行 議員

 3番  山 本 森 満 議員     4番  浜 田 茂 久 議員

 5番  大 薗 秀 己 議員     6番  田 畑 浩一郎 議員

 7番  深 町 幸 子 議員     8番  竹 迫   毅 議員

 9番  永 吉 義 輝 議員     10番  東   兼 喜 議員

 11番  今 吉 賢 二 議員     12番  満 留 秀 昭 議員

 13番  内 匠 秋 夫 議員     14番  山 下 つきみ 議員

 15番  柚 木 茂 樹 議員     16番  松久保 正 毅 議員

 17番  蔵 元 慎 一 議員     18番  塗 木 弘 幸 議員

 19番  薗 田   誠 議員     20番  加治佐 民 生 議員

 21番  下 窪 一 輝 議員     22番  西   良 仁 議員

 23番  森 田 隆 志 議員     24番  田之脇   厚 議員

    ────────────────────



○議長(田之脇厚)  投票漏れはありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終わります。

 開票を行います。菊永忠行議員,山本森満議員,開票の立ち会いをお願いします。

  [開票]



○議長(田之脇厚)  選挙の結果を報告します。

 投票総数24票,有効投票24票。有効投票のうち,徳峯一成議員3票,松下喜久雄議員21票,以上のとおりです。

 議場の出入口を開きます。

  [議場開鎖]

    ────────────────────



△日程第5発議第6号議長への臨時会招集権の付与を求める意見書の提出について



○議長(田之脇厚)  日程第5,発議第6号議長への臨時会招集権の付与を求める意見書の提出についてを議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(森田隆志)  発議第6号議長への臨時会招集権の付与を求める意見書の趣旨説明を申し上げます。

 地方自治体は憲法第93条に基づき二元代表制をとっており,その一翼を担う議会は,執行機関とは独立・対等の関係にあります。議会にはその重要な機能として自治体の基本事項を決定する団体意思の決定機能と,執行機関を監視,評価する機能があります。

 しかしながら,現行の地方自治法においては議会の招集権は首長にのみ付与されており,議会に対しては一定の要件のもと,臨時会の招集請求権が議長及び議員に付与されているのみであります。よって,議長への臨時会招集権の付与を求めることについて,国に対し働きかけるため意見書を提出しようとするものであります。

 意見書の提出先は,衆議院議長,参議院議長,内閣総理大臣,総務大臣,民主党鹿児島県地域主権推進会議会長であります。

 よろしく御審議くださるようお願いいたします。



○議長(田之脇厚)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第6号を採決します。

 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。発議第6号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第6発議第7号安心・安全な国民生活実現のため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通

         省の出先機関の存続を求める意見書の提出について



○議長(田之脇厚)  日程第6,発議第7号安心・安全な国民生活実現のため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める意見書の提出についてを議題とします。

 本案について趣旨説明を求めます。



◎議員(菊永忠行)  発議第7号安心・安全な国民生活実現のため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求める意見書の提出についての趣旨説明を申し上げます。

 憲法第25条において,国はすべての生活部面について,社会福祉,社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならないとし,国の社会的使命が規定されております。

 しかしながら,高速交通基盤の整備が遅れている地域では,人口や所得等の伸びに格差が見られるため,地域間格差の是正に向けた道路網の整備等の取り組みが必要であり,さらに地震や津波などに対する防災対策や危機管理体制の拡充も急務となっている。よって,国において,国民の安心・安全な暮らしを実現するため,防災・生活関連予算の拡充と国土交通省の出先機関の存続を求めることについて,国に対し働きかけるため意見書を提出するものであります。

 意見書の提出先は,内閣総理大臣,国土交通大臣,鹿児島県知事,民主党鹿児島県地域主権推進会議会長であります。

 よろしく御審議くださるようお願いいたします。



○議長(田之脇厚)  これをもって趣旨説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本案については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから発議第7号を採決します。

 お諮りします。本案は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。発議第7号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△日程第7諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



○議長(田之脇厚)  日程第7,諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  改めましておはようございます。今定例会,長きにわたりますが,どうかよろしくお願いを申し上げます。

 諮問第4号人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて,提出理由の説明を申し上げます。

 本件は,人権擁護委員河部道弘氏の任期満了に伴い,その後任に知覧町郡の江平定氏を候補者として推薦したいので,人権擁護委員法第6条第3項の規定により,議会の意見を求めるものでございます。

 住所が南九州市知覧町郡8345番地3,氏名が江平定,昭和23年9月19日生まれでございます。

 以上,御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから諮問第4号を採決します。

 お諮りします。本件については議会の意見は適任であると答申することに御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。諮問第4号については,議会の意見は適任であると答申することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第8議案第49号南九州市森林馬事公苑の火災事故に関する和解について



○議長(田之脇厚)  日程第8,議案第49号南九州市森林馬事公苑の火災事故に関する和解についてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第49号,本案は南九州市森林馬事公苑の火災事故に関する和解について,地方自治法第96条第1項第12号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。

 平成22年5月17日,午後1時2分,指定管理者施設南九州市森林馬事公苑内の堆肥置き場近くにて,指定管理者施設職員が焼却炉で段ボール等を焼却処分していたところ,施設周辺に置いてあった包装資材等に火の粉が飛散し,その火が施設に延焼したもので,示談書を取り交わし相手方に損害賠償金を請求しようとするものでございます。

 和解の相手方でございますが,住所は南さつま市加世田本町53番地6,特定非営利活動法人エコ・リンク・アソシエーション代表理事下津公一郎で,損害賠償金を3万9,558円とするものであります。

 和解の内容につきましては,相手方は南九州市に対し損害賠償金を支払い,南九州市は相手方に対して損害賠償金以外の一切の請求をしないとするものでございます。

 御審議の上,御決定を賜りますようにお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。発言の通告がありましたので,これを許します。まず,森田隆志議員。



◆議員(森田隆志)  2点ほどお尋ねいたします。

 説明とそれから解釈を求めていきたいと思います。まず,1番目に,今回の議案につきましては損害賠償を請求するという議案でございますが,火災における損害賠償というようなことでございますが,後に現場等の写真も添付してありますけれども,この建屋について,その評価額に対する損害の賠償の議案だというようなふうに判断するわけですけれども,火災をしたその建物について撤去をする費用はどこがどういう形で処置したのか,そこを1点お尋ねしておきます。

 それから,指定管理者により行われる事務事業について,火災時の責任,災害時の責任ですかね,火災も含みますが,そこにつきましては原因者の責任と,それから設置者である市の責任というようなふうに考えられるわけですが,今回の場合,全額原因者の責任ととらえてよいのかどうか,そこについて解釈と説明いただきたいと思います。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  お答えいたします。

 まず,1番目の建物の撤去に係る費用の件でございますけれども,延焼しました堆肥置き場,これは旧足洗い場,馬の足洗い場でございますけれども,建物の撤去につきましては,6月15日の議会全員協議会で報告いたしましたように,火災の主たる原因が指定管理者のエコ・リンク・アソシエーションにあるということで,指定管理者の責任で処理をしていただきました。

 なお,市も火災共済のほうには加入してるところではございますけれども,火災共済のほうでは,この撤去費用は補償されないということで指定管理者のほうに処理をしていただいたところでございます。

 それから,2番目の原因の根拠,責任の所在でございますけれども,これにつきましては今回の火災はごみの焼却それから火の不注意ということで,指定管理者のエコ・リンク・アソシエーションにあるということで,始末書等も添付しておりますように提出させております。責任は指定管理者にあると考えているところでございます。



◆議員(森田隆志)  今,答弁をいただきましたとおり,基本協定書の中に損害賠償及び不可抗力第6条の中に,損害賠償等につきましても条文で協定の中に記されておるわけでございますが,その中につきましては管理物件を損傷し,または滅失したときは,それによって生じた損害を甲に賠償しなければならないというようなことでうたわれておりますので,そういうことだというふうに考えるところでございますけれども。

 今回のこういう火災事故等につきまして,本市におきましては指定管理をしている事務事業がかなりの数に挙げられておるわけでございます。そういう中におきましては,飲食を主たる業務にする中での市の事務事業の規定をしているところも中にあるわけです。というようなことで国家賠償法第1条の規定に基づく市の責任というのを,指定管理者の管理上の瑕疵による損害が生じた場合,甲の施設の設置者である市の責任はどのように発生してくるものかどうか,その辺につきましても解釈をしっかりとしておかないといけないというような気がいたします。そのような場合での指定管理者の位置づけは,職務を行う中でどのように判断されるかというのが非常に大事になってくると思っております。本市におきましては,事務事業の管理につきまして指定をされて,指定管理者の設定をしておるわけですが,そのようなところにおきまして判断の基準というのがしっかりとしたもので示されないといけないというふうに思うわけでございます。

 今回の案件につきましては,額的には少ない額でございますけれども,その指定管理に関する自治事務につきましてどのような責任を市が持っていかないといけないのかというようなことも当然考えられてくるわけでございます。

 それから,もう1つ付け加えますと,保険に関する条文につきましては先ほど説明がありましたとおり,本市も建物災害共済にもかかっておりますし,乙といいます,その指定管理者がかからなければならない保険につきましても賠償責任保険もありますし,それから普通傷害保険というのも規定の中にうたっているようでございます。確かに責任はその指定管理者のほうにあるから指定管理者のほうに今回は請求をしたというようなことでこの案件が出てきているというようなことでございますが,先ほど申しましたようなところについてのその解釈の仕方,判断について,課長でもよろしいですけれども,どのようにお考えか説明をいただきたいと思います。



◎財政課長(上野勝郎)  私のほうから答弁させていただきたいと思います。

 今御指摘にもございましたとおり,指定管理施設,市の公共施設もそうでございますけども,瑕疵等があった場合につきましては総合賠償のほうを加入いたしておりますが,ただ,指定管理施設につきましては,その機能を高めるために指定管理者が独自にやる業務等もございます。それらからいたしまして,今議員からも指摘がございましたとおり,個別の具体的内容につきましては協定書という中で具体的に手続につきまして協定を結んでいますが,その中で今ありましたとおり,施設の所有権そのものにつきましての保険,例えば今言ったような建物災害とかいうものにつきましては,当然市のほうでも加入しなけりゃならないということで協定が結ばれております。

 そして,またその指定管理施設を使っての管理運営上の損害賠償につきましては,それぞれの指定管理者が加入するようにということで協定が結ばれておりますので,被害を受けた住民等から訴訟等が起こされた場合につきましては,その具体的な事故の内容が,市が委託した部分に係る分なのか,それからまた指定管理者が独自に行っている業務なのか,それによってケース・バイ・ケースで異なってまいりますので,原則的にはこの協定にありますとおり,管理運営上に生ずる損害につきましては指定管理者のほうで保険をかけていただくというふうに基本的な考えを持っております。ただ,その中で市も当然国家賠償法に基づきまして損害が求められる場合につきましては,総合賠償の保険のほうで対応できますので,それにつきましては補完はしているところでございます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  次に,大薗秀己議員。



◆議員(大薗秀己)  今,森田議員のほうからこの保険に関しましては同じような質問が出てましたけども,聞きましたけども,私のほうはちょっと付け加えて,先ほど出ていました,食料品といいますか,食事に関する提供をする指定管理者もあるわけですが,この部分の例えばあってはならないことですけれども,食中毒が発生した場合の保険などのその加入の状況的なものは全指定管理者のチェックがどのようになっているのか一つ聞きます。

 それから,2番目に,この火災にあった堆肥舎はもうなくていいことはないはずですけれども,馬という動物がそこに生活をしているわけですので,現状復帰をしなくていいというようなことで1回説明を受けてたんですが,火災にあった堆肥舎はもうここで復帰なくていいというのがあったのでもう1回聞きますが,現状復帰はしなくていいのかお聞きします。



◎財政課長(上野勝郎)  1点目のその飲食物による損害賠償等につきましてのチェック体制はどうなってるかというような御質問でございますが,それにつきましては年度末,それからまだ定期的に指定管理者のほうから各施設の管理者,所管課等につきまして定期的な報告等がなされております。その中で不備な点があれば指摘,勧告というような指導等もやっておりますので,それぞれの施設の主管課のほうで対応しておるというふうに考えているところでございます。



◎保健体育課長兼給食センター所長(摺木和文)  2番目の火災にあった堆肥舎の現状復帰の件でございますけれども,火災にあった堆肥舎は先ほど申しましたように,本来は馬の足洗い場であったところでございます。堆肥場として現在利用されておりましたけれども,本来の馬の足洗い場は平成13年度に建築しました洗蹄場という小屋がございましてそちらを利用しており,洗い場としての現状復帰は必要がないということで判断し,先ほど申しましたように先の全員協議会のほうで再建は考えていないということで報告いたしました。

 なお,この堆肥場につきましても隣接に本来の堆肥場がございますので,指定管理者側におきましても,そちらを利用するので業務上必要ないということで調整をいたしまして,現状復帰の必要がないということで判断したところでございます。以上です。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第49号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第49号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第9議案第50号市道路線の変更について



○議長(田之脇厚)  日程第9,議案第50号市道路線の変更についてを議題とします。

 本件について提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  議案第50号,本案は市道路線の変更について,道路法第10条第2項の規定により,市道路線を変更することについて,同条第3項の規定により議決を求めるものでございます。

 南薩縦貫道の整備による主要地方道鹿児島・川辺線の施工に伴い,市道下里鳴野線の起点に移動が生じ,延長が33メートル伸びたために起点の字名が変わることから,路線の変更を行うものでございます。

 起点が「川辺町神殿字瀬戸口」から「川辺町神殿字稲荷田外園」に変更するものでございます。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 お諮りします。本件については会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。本件については委員会付託を省略することに決定しました。委員会の付託を省略します。

 これから討論を行います。まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。これで討論を終わります。

 これから議案第50号を採決します。この採決は起立によって行います。本件はこれを可決することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。議案第50号は可決されました。

    ────────────────────



△日程第10―日程第19

         議案第51号―議案第60号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第10,議案第51号南九州市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから日程第19,議案第60号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定についてまでの,以上10件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第51号から第60号まで一括して御説明を申し上げます。

 まず,議案第51号,本案は一般廃棄物許可手数料について,原価算定を行い近隣自治体と比較したところ,一部の許可手数料について原価を下回り,近隣自治体との均衡を失しているため所要の改正をしようとするものでございます。

 改正の内容でありますが,事業者が事業範囲の変更許可を受けようとする場合,許可証交付時の手数料を1,000円から2,000円に引き上げるものです。

 次に,議案第52号南九州市介護保険条例及び南九州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 社会保険の保険料等に係る延滞金を軽減するための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い,介護保険料及び後期高齢者医療保険の延滞金の率を改正する必要があることから,所要の改正を行うものでございます。

 次に,議案第53号南九州市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 老人福祉センターの料金体系の見直しに伴いまして所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,大広間,和室,大研修室の使用料を午前・午後等の使用料から1時間単位での使用料に変更するもので,1時間当たり大広間で500円,和室が100円,大研修室が750円に改正するものでございます。

 次に,議案第54号南九州市温泉センター条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 温泉センター浴室フリーパス券を統一し,えい中央温泉センターに共通のフリーパス券を新設するため所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,えい中央温泉センターの一般浴室利用のみのフリーパス券(半年券)でございますが,これを2万5,000円から2万2,000円にし,大人用の一般浴室トレーニングルーム・プールが利用できるセット料金のフリーパス券(半年券)2万5,000円を新設するものでございます。

 次に,議案第55号南九州市保健センター条例の一部を改正する条例の制定について御説明を申し上げます。

 南九州市保健センターの使用料について,施設面積当たりの使用料に差違があるため,各保健センターのバランスを考慮し,所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,南九州市頴娃保健センターの母子指導室の1時間当たりの使用料を500円から700円に,南九州市知覧保健センターの健康指導室の1時間当たりの使用料を600円から700円に,同じく機能訓練室の1時間当たりの使用料を500円から300円に改正するものでございます。

 次に,議案第56号南九州市B&G海洋センター条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。

 南九州市B&G海洋センターの施設運営等の見直しに伴い所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,海洋センターの開所期間の変更を,プールは7月21日から8月31日までに,艇庫が7月1日から8月31日までに変更し,プールの開所時間を午前10時から午後5時30分までに変更するものでございます。

 また,プール施設等の使用料を1人当たり100円に改正し,プール利用権(21枚つづり)でございますが,2,000円を新たに新設するものでございます。

 次に,議案第57号南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。

 近隣自治体との均衡を図るため,港湾施設の使用料及び土砂採取料の額の改定,使用料の対象施設の追加並びに占有料の新設について所要の改正を行うものでございます。

 次に,議案第58号南九州市農業経営基盤確立研修施設条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。

 社団法人川辺町農業公社の名称変更及び使用料の見直しに伴い,所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,「社団法人川辺町農業公社」を「公益社団法人南九州市農業公社」に名称変更及び施設の使用料の改正でございます。

 次に,議案第59号南九州市川辺ふれあい農園条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。

 南九州市川辺ふれあい農園の使用料について近隣類似施設との均衡を図るため,所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,農園の使用料を,「団体用区画」を1万円から6,000円に,「個人用区画」を5,000円から3,000円に,「車椅子使用者区画」を2,000円から1,000円にそれぞれ改正するものでございます。

 次に,議案第60号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について説明を申し上げます。

 農業経営基盤強化促進法による嘱託登記について原価算定を行ったところ,所有権移転及び所有権保存登記の手数料が原価を下回り,近隣自治体との均衡を失しているため,所要の改正を行うものでございます。

 改正の内容は,所有権移転登記を1筆「3,000円」を「3,500円」に,所有権保存登記を1筆「200円」から「2,000円」に改正するものでございます。

 以上で,議案第51号から議案第60号までの提案理由の説明を終わります。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第51号南九州市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第51号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第52号南九州市介護保険条例及び南九州市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第52号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第53号南九州市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第53号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第54号南九州市温泉センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第54号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第55号南九州市保健センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第55号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第56号南九州市B&G海洋センター条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第56号は,文教厚生常任委員会に付託します。

 次に,議案第57号南九州市港湾管理条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第57号は,産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第58号南九州市農業経営基盤確立研修施設条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。森田隆志議員。



◆議員(森田隆志)  議案第58号は,南九州市経営基盤確立研修施設条例の一部を改正する条例の制定でございますが,今回名称が社団法人川辺町農業公社から公益社団法人南九州市農業公社という名称に改めるというようなところも入っております。名称変更に伴ったことで,その法人に何かその公益といいますか利点が,例えば税法上でどうかなるとか,そういうことがあるのであれば,そこをお示しいただきたいということが一つです。

 それから,研修施設の利用料金につきまして,今回,次の59号もですが,同じように料金が,額面が下がって利用料の改定があるわけですが,これは使用者にとっては非常にありがたいというようなことだというふうに思っておりますけれども,ここのその提案理由の説明の中に,どのような理由で料金の改定をするのかというのが書かれておりませんし,市長の今の説明の中でもありませんでした。どういう理由で改定をなさるのかということをお尋ねします。

 例えば,類似施設があるのかどうかわかりませんが,その辺の59条に書かれているようなそういう意味合いがあるのか,利用者がおるわけですので,耕作者の所得というんですかね,その辺との兼ね合いがあったのかどうか,そこをお尋ねしておきます。

 それから,今現在その農業公社につきましては,川辺庁舎で事務をとっておると思っておりますが,その辺について農業公社の名称変更等々が出てきた中で,事務事業について相変わらず現在のままでいかれるのかどうか,機械等もかなり持っておられると思いますが,その辺についてはどういう考えなのかお尋ねいたします。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  3点ほどございましたけれども,農業公社の名称変更に伴う運営上の利点については一般社団法人及び一般財団法人に関する法律などにより,平成25年11月末までに公益社団法人か一般社団法人への移行申請を行う必要がございます。

 社団法人川辺町農業公社は,県知事に公益社団法人の申請を行い,公益社団法人として認定されました。社団法人から公益社団法人になったことで大きな利点は,まず公社が実施している農用地利用集積事業や研修事業,農作業の受委託,農業機械等の貸付事業が担い手農家や集落営農組織,農業後継者の育成・確保に貢献していること,さらには効率的で生産性の高い農業の確立や地域農業の発展,農村の活性化に貢献するなど,これらの取り組みが営利目的でなく公益的な事業であることが認められたことであると考えます。このほか,先ほども議員のほうからもありましたように,税制上の優遇措置が受けられるというところでございます。

 川辺町農業公社から南九州市農業公社への変更は,川辺町での事業展開から将来に向けて南九州市全域を対象にした事業を目指していくことが大きな利点であると考えます。

 2つ目の研修施設の利用料金の算定基礎と施設の利用状況については設立当初,利用料金は修復資材の張りかえ費用を耐用年数で除した額をもとに算定しております。今回はこの算定方法に基づき,平成20年度から本年度までの被覆資材の張りかえ費用により使用料の算定を行ったところです。

 硬質プラスチックハウスは平成20年度及び21年度において,6区画すべてハウスの被覆資材の張りかえを行っており,その経費が987万円で,これを耐用年数8年で除した1区画当たりの額が20万5,625円となりました。

 強化型ビニールハウスは平成22年度張りかえを計画しており,2区画分が66万4,000円で,これを耐用年数の3年で除した額が1区画当たり11万560円となりました。このことにより硬質プラスチックハウス1区画990平方メートルについて年額30万円を20万円に,強化型ビニールハウスは1区画930平方メートルについて,年額14万4,000円を11万円に改正しようとするものであります。

 利用状況については硬質プラスチック4棟とビニールハウス2棟を農業公社が使用し,硬質プラスチックハウス2棟を研修生が使用しております。

 3つ目の公社の事務事業については,川辺庁舎で現在も行っておりますし,川辺農業公社の事務事業や管理運営に関することについては引き続き川辺支所農林水産課が担当することになっております。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第58号は,産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第59号南九州市川辺ふれあい農園条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。森田隆志議員。



◆議員(森田隆志)  先ほどちょっと申しましたけれども,現在のふれあい農園につきまして,どのような使用のされ方をされているか説明いただきたいと思います。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  ふれあい農園の使用状況でございますけれども,川辺ふれあい農園の使用状況につきましては平成22年9月1日現在におきまして104区画のうち87区画が使用されております。

 内訳は個人用90区画のうち78区画,団体用10区画のうち7区画,車椅子使用者用が4区画のうち2区画が使用されております。以上でございます。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第59号は,産業建設常任委員会に付託します。

 次に,議案第60号南九州市手数料条例の一部を改正する条例の制定について質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第60号は,産業建設常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第20議案第61号土地改良事業の施行について



○議長(田之脇厚)  日程第20,議案第61号土地改良事業の施行についてを議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第61号土地改良事業の施行について御説明を申し上げます。

 平成23年度新規土地改良事業として,農山漁村活性化プロジェクト支援交付金,下里地区を施行するに当たり,土地改良法に基づき議会の議決を求めるものでございます。

 整備を計画いたしております地区は,川辺町神殿地内下里地区の12.5ヘクタールの計画区域内で,農業用道路は幅員が狭く路面侵食が著しいため,営農に支障を来していることから,5路線で延長1,680メートルの整備を行うものでございます。

 また,下流受益地の用水不足が生じているため,8路線2,250メートルの整備を行うものでございます。

 御審議方どうかよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提出理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。大薗秀己議員。



◆議員(大薗秀己)  このプロジェクト事業は,資料を見ましたときに非常にありがたいなと,この地区にとっては農業の振興に役立つかなと思って見てるとこですけども,その意味でも少し質問させてください。

 同地区は遊休農地が散見されます。このことについての区画整備計画まで盛り込めたらなお一層有効だと思うわけですが,この辺の計画はなぜしなかったのかですね。農道と農業用水の施設を造るということで,水田地帯ですのでいいんですが。かなりこの転作もありますので,有効に使うためにはこの計画も必要だと思うわけです。

 それと,また後ほど出てきます9月補正の中で,みんなで取り組む地域営農支援事業という補正が出てるわけですけども,この地区でこのような話し合い活動が行われることも非常にいいことですので,この地区はこの交付金を採用することで農業として何を目指してるのか,この辺の話し合いの指導はどのようになっているのかお聞きします。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  まず,1番目の下里地区は遊休農地も多いが区画整備計画はしないのかということでございますけど,本地区は平成17年と18年度の農村振興基本計画作成に伴うワークショップや平成19年度から始まった農地水環境向上対策事業の推進の中で,基盤整備に対する機運が高まってきました。

 市としましても区画整理による一体的整備が望ましいことから事業を推進してまいりましたが,高齢化や離農者の増加などで,区画整理では受益者負担の問題でどうしても全体の同意が得られませんでした。

 現況は農道は狭く,水路は土水路が多いことから,営農や農地管理に多大な支障を来しており,遊休農地の増加することが懸念されております。このため本事業による早期整備をほとんどの地元受益者が熱望しており,農道及び用排水施設の整備を進めていくものであります。

 また,今後,話し合い活動で畦畔除去などにより耕作面積を拡大し,地元農業者や地権者が共同で行うような方策なども検討していく計画でございます。

 2点目のみんなで取り組む地域営農支援事業神殿地区についてでございますけれども,神殿地区につきましては現在,農地水環境保全向上対策事業に取り組む神殿ホタル会が中心となり,神殿地区のこれからの農業について検討を行っております。農業者の高齢化は進む一方で,農地の中心となる水田は基盤整備が進まないことから,集落営農に活路を見出し,水稲以外の作物などの生産や農作業の受委託の現況を目指した話し合いや調査などを行うための事業でございます。このような活動を後押しするためにも,今回の土地改良事業の取り組みは必要であると考えているところでございます。以上でございます。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第61号は,産業建設常任委員会に付託します。

 しばらく休憩します。

午前11時8分休憩

───────────

午前11時20分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

    ────────────────────



△日程第21議案第62号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第5号)



○議長(田之脇厚)  日程第21,議案第62号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第5号)を議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第62号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第5号)についてでございますが,今回の補正は補助事業の内示,決定に伴う経費,人事異動等に伴う経費及び当面における経費について補正をしようとするものでございます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,006万3,000円を追加いたしまして,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ208億8,259万5,000円にしようとするものでございます。

 補正予算の内容につきまして,歳出から主なものを御説明申し上げます。

 まず,総務費につきましては,知覧文化会館の舞台吊り物改修工事費の入札残を減額する一方で,同施設の防水工事請負費やテレビ難視聴地域解消事業に新たに1地区を追加する経費などでございます。

 次に,民生費につきましては,市立保育所への入所児童数の増に伴う経費の増額や法施行に伴う児童手当から子ども手当への組み替え,前年度の事業実績に伴う生活保護費の国庫補助金等の返還金を追加して計上するものでございます。

 次に,衛生費につきましては,人事異動等に伴う人件費の追加と,国民健康保険税の本算定に伴う国民健康保険基盤安定負担金に係る国民健康事業特別会計への繰出金の増額補正であります。

 次に,農林水産事業費につきましては,補助事業の内示等に伴う基盤整備促進事業費や団体営調査設計事業費,漁港活性化対策事業による頴娃漁港しゅんせつ事業の県営事業負担金並びに市の単独補助事業として実施いたします防霜ファン設置事業などの増額補正と,人事異動に伴う人件費や農業集落排水事業特別会計への前年度事業確定に伴う同会計への繰出金を減額補正するものなどでございます。

 次に,商工費につきましては,観光用DVDダイジェスト版の追加作成に係る経費とオートキャンプ森のかわなべの入口ゲートの自動センサーの交換に要する経費の増額補正でございます。

 次に,土木費につきましては,市道維持管理費の増額補正などのほか,老朽化した市営住宅の解体に係る経費を新たに計上するとともに,補助事業の交付決定に伴う市道補助整備事業費を減額補正するものでございます。

 次に,消防費につきましては,指宿地区消防組合が購入する高規格救急車の購入に係る経費に過疎債を充当することによる財源区分の変更と災害時の避難所の見直しによりまして,新たに3カ所が増えたことから,これらに避難所標識板を設置する経費を追加計上するものでございます。

 次に,教育費につきましては,人事異動に伴う人件費の支出科目間の組み替えと知覧地域内全校区公民館へのパソコン整備の経費や知覧校区公民館の屋根防水改修工事費を新規計上するとともに,知覧平和公園内の全施設の電源供給の基となっており,知覧体育館南側に設置してあります受電設備の修理に要する経費を増額補正するものでございます。

 また,頴娃給食センターの給食配送車につきましては,当初予算に備品購入費として計上しておりましたが,現在整備を進めています給食センターでの配送車のメンテナンス経費の軽減や事務効率の向上を図ることから,リース車へ変更するために,使用料及び賃借料へ組み替えるものでございます。

 次に,災害復旧費につきましては,ことしの梅雨時期の豪雨による農道の災害復旧経費を追加するものでございます。

 次に,公債費につきましては,平成21年度の市債借入実績に基づき,元金償還金を減額補正するものであります。

 次に,諸支出金につきましては,知覧特攻平和会館の平成21年度収入の確定等に伴い,学校整備積立基金と平和基金への積立金を増額補正するものであります。

 一方,歳入につきましては,見込まれる負担金,分担金,国・県支出金,繰入金,諸収入及び市債について補正いたしますが,今回の補正は臨時財政対策債の借入可能額の確定に伴い,同起債を全額計上したことから歳入超過となるため,財源調整といたしまして財政調整基金と公共施設等整備基金繰入金を減額したところでございます。

 次に,第2条の債務負担行為の補正につきましては,株式会社南薩木材加工センターが鹿児島銀行から設備資金として借り入れる5億657万7,000円と運転資金として借り入れる1億円の2件の損失を出資自治体の人工林面積割合に応じて補償するため追加するものでございます。

 次に,第3条の地方債の補正につきましては,災害復旧事業債の追加や起債対象事業費の増減や臨時財政対策債の借入可能額の確定により,地方債の変更をするものでございます。

 以上でございます。



○議長(田之脇厚)  これで提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。大薗秀己議員。



◆議員(大薗秀己)  説明資料のページでよろしいでしょうか。説明資料9ページ,下段,商工費,ダイジェスト版を昨年度作ったということを補正理由の中に書いてあります。1,200枚作ったわけですけれども,これが少なくなったので3,000枚追加するということですが,その3,000枚,倍以上作るわけですけども,その根拠といいますか,なぜそんな数を作る必要があるのかどうか。内容によっては600枚ずつ作ったのか,今度は1,500枚ずつ作るのか,この辺の数字もお示しください。

 それから,26ページ農業費の,これ所管なんですが,ここで聞いておきたいんですので質問します。

 知覧の里宣伝販売推進事業費ですが,国・県からの100%の補助があるわけですけれども,人件費とか保険料,機械のリース料などが全部これで見込まれているわけですけど,その詳しい内訳につきまして委託料をお示しください。



◎商工観光課長(塗木博人)  DVDの件についてお答えいたします。

 御質問のDVDは昨年12月に平成21年度事業として作成したものですが,現在まで8カ月間で約800枚を配付しております。残りが300枚余りと残数がわずかとなったことから,本年度下期以降の活動用といたしまして,今回補正をお願いしているところでございます。今後,新幹線開業に合わせて,関西以西からの教育旅行の需要が高まることが予想されることから,この地域への積極的な誘致活動が必要となります。このようなことから年間の必要量をおおむね1,000枚といたしまして,DVDの内容について不都合となるなど,変更の必要のない2年から3年分のストックが必要と考えております。すなわち2,000枚から3,000枚で検討いたしました結果,単価が1枚当たり30円ほど安くなる割安感があって,スケールメリットが得られるということで今回3,000枚でお願いしたところでございます。以上でございます。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  茶業振興費の委託料の内訳でございますが,この事業はサツマイモとお茶の館知覧の里でのお茶の販売促進事業を展開するための委託料でございますが,委託料の主なものは先ほどもございましたように,人件費,保険料並びに機械リース代等でございます。

 人件費については,3名の6カ月分,約47万1,520円でございます。保険料については3名分の雇用保険,社会保険,労災保険で16万7,569円。機械リース料は見せる製茶機械を館内に置き,実際にはお茶の製造を行っているところを見学させ,その機械リース料として213万5,718円が計上されております。

 また,そのほかに建物の借り上げ料として33万円を計上しているところでございます。合わせますと510万4,807円となります。

 なお,財源につきましては,全額,観光課の商工費県補助金ふるさと雇用再生特別基金事業補助金となります。以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  DVDのほうですが,21年度の12月,9カ月前にでき上がったんだと思いますけど,内容としまして,ちょっとすみません,私も勉強不足で見てないんですが,何分でですよ,例えばこういうDVDというのは時代がこうやって流れていきますので,時代が変わってないものがあったり,今度も高速道路が1本途中ですけども開通しましたし,そういう情報なども含めていろいろ変更があると思うんですよ。それで,3,000枚作るとなると,これも変わることですけれども,またそういう部分の変更などを含めた新しいものが欲しくなる時期が来ると思いますけども。先ほどの課長の説明では,3年分を30円のメリットを考えて3,000枚ということでしたけれども,この辺の検討がどのようにされたのか,再度聞きます。

 それから,農業費のこのお茶の里ですが,県の補助金でしたね,宣伝費ということで1年6カ月分ですけれども,この後も補助金を見込んでいるのか。それとも,次年度からは一般財源を見込んでいる考えなのかお聞きします。



◎商工観光課長(塗木博人)  このDVDは知覧特攻平和会館における平和教育,それと現在大分活発に行われております農林漁業体験,この2つに特化して制作しております。すなわち修学旅行ですね,教育旅行ともいいますが,修学旅行を誘致するためのDVDで,上映時間は6分30秒でございます。内容自体が平和会館と現在行われている体験ものでございますので,さほど色あせることはないというような考え方で2年あるいは3年分のストックを用意したところでございます。

 内容につきまして今後変更があった場合は,制作した会社と連携をしながら一部を変更していくような形がとれるかと思います。以上です。



◎農林水産部長(伊瀬知正人)  このふるさと雇用再生特別基金,補助金でございますけれども,22年度,23年度として計画をしております。すなわち24年の3月分まで見込んでおるとこでございます。



○議長(田之脇厚)  ほかに質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第62号は,各常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第22―日程第26

         議案第63号―議案第67号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第22,議案第63号平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)から日程第26,議案第67号平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)までの,以上5件を一括議題とします。

 本案について,提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第63号平成22年度南九州市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5,351万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ61億2,651万8,000円にしようとするものでございます。

 歳出につきましては,本年度の後期高齢者支援金,老人保健医療拠出金,介護納付金等の拠出額の決定に伴う経費や前年度の事業実績に基づく国・県支出金等の精算返還金並びに当面における経費などを増額補正するものでございます。

 歳入については,国民健康保険税の本算定により,一般被保険者分を減額し,退職被保険者等分を増額。国・県支出金については交付見込み額の再算定により増減し,医療給付費等交付金につきましては,現年度見込み額の減及び前年度実績に基づく追加交付額を増額いたしました。一般会計繰入金につきましては,税の本算定に伴う税の軽減分と支援分を保険基盤安定繰入金として増額し,繰越金については前年度の決算による繰越金を全額計上いたしました。

 財政調整の結果,1億2,269万5,000円の財源不足を生じましたので,財政調整基金からの繰入金を充当いたしたところでございます。

 次に,議案第64号平成22年度南九州市老人保健事業特別会計補正予算(第1号)について御説明申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ440万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ920万9,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,前年度の事業実績に基づく国・県支出金等の精算返還金及び一般会計への繰出金について補正し,歳入については繰越金について補正するものであります。

 次に,議案第65号平成22年度南九州市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ196万7,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1,986万7,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,後期高齢者医療広域連合納付金や一般会計繰出金を補正し,歳入につきましては繰越金について補正するものであります。

 次に,議案第66号平成22年度南九州市介護保険事業特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,775万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ41億7,508万7,000円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,保険給付費や介護給付費準備基金積立金,前年度の事業実績に基づく国・県支出金等の精算返還金や一般会計繰出金などを補正し,歳入については,保険給付費の増額に伴う国・県支出金や支払い基金交付金,繰入金等について補正するものであります。

 次に,議案第67号平成22年度南九州市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ52万円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ7,402万円にしようとするものであります。

 歳出につきましては,新規加入見込み者等の本管への接続工事費及び前年度の事業実績に基づく消費税及び地方消費税納付額の不足見込み額を補正し,歳入については繰入金及び繰越金について補正するものであります。

 以上で,議案第63号から議案第67号までの提案理由の説明を終わります。

 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから議案第63号から議案第67号までの,以上5件について一括質疑を行います。質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。

 ただいま議題となっています議案第63号から議案第66号までの,以上4件は文教厚生常任委員会に,議案第67号は産業建設常任委員会にそれぞれ付託します。

    ────────────────────



△日程第27―日程第28

         陳情第4号―陳情第5号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第27,陳情第4号350万人のウイルス性肝炎患者の救済に関する意見書採択の陳情及び日程第28,陳情第5号肺炎球菌・ヒブワクチンの予防接種に対する助成に関する陳情書を一括議題とします。

 陳情第4号及び陳情第5号については,文教厚生常任委員会に付託します。

    ────────────────────



△日程第29一般質問



○議長(田之脇厚)  日程第29,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。まず,蔵元慎一議員。

  [17番議員蔵元慎一登壇]



◆議員(蔵元慎一)  それでは,通告していました集中改革プランの進捗状況について市長の所見を伺いたいと思いますが,その前に一つ。

 連日の猛暑衰えを知らず,記録の更新を伝えるニュースが頻繁に聞こえてまいります。熱中症による被害も深刻な問題です。先日,近所のひとり暮らしの高齢者も救急搬送される騒動がありました。日ごろの民生委員や保健推進員の方の声かけで様態の悪化に早く気づき大事には至りませんでした。

 地域の共生・協働による大切さを改めて考えさせられました。まだしばらくは暑さも続きそうです。市としても最大限の配慮をもって対策に取り組んでいただきたいと願う次第です。

 さて,民間の調査機関がリアルタイム財政赤字カウンターというのを公表していますが,国と地方を合わせた債務残高は総額837兆円を超え,国民1人当たり656万円の借金をしている計算になります。国・地方を通じた厳しい財政状況の中,社会保障費の増大,少子高齢化,長引く経済不況を考えると,本市においても厳しい財政運営を強いられることが十分に予測されます。市はこれまで以上に効果的で効率的な行政運営をしていかなければなりません。

 そこで,南九州市では市民と行政が協働しながら,限られた財源の有効利用と行政サービスを充実させるために南九州市行政改革大綱を策定し,その内容を具体的な項目と目標を掲げて実施計画とした集中改革プランを平成20年12月に策定しています。本プランの進行管理は市民の代表で構成される南九州市行政改革推進委員会に進捗状況や達成状況を報告し,それに対して出された意見を尊重しながら,市長が本部長となる南九州市行政改革推進本部が進行管理を行うこととなっています。

 そこで,質問の1点目ですが,現在までの進行管理の中で計画どおりに進んでいない取り組み項目があれば,その項目と理由を示してください。

 2点目に,改革の進捗率の低い項目については今後どのように対応する考えか,また改革が難しいと思われる項目については廃止を考えているのかを質問をいたします。

 私は,今回公表されている平成20年度の資料をもとに,その成果や疑問点を質問いたしますが,21年度において調整済みのものもあるかもしれませんので,現在の状況でお答えいただきたいと思います。

 これで登壇による質問は終わります。あとは自席で行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  蔵元議員の御質問にお答えをいたします。

 集中改革プランの進捗状況について御説明を申し上げます。

 集中改革プランは,66項目について取り組みを進めているところでございますが,その中で取り組みが計画どおり進んでいないと思われる項目が15ほどございます。

 21年度の実績につきましては,まだ行政改革推進委員会の最終的な評価が出ておりませんので,行政改革推進本部会議の2次評価を踏まえながらその内容を御説明いたします。

 まず,公共的団体の整理・統廃合につきましては,関係団体のそれぞれの考え方に相違があり,整理・統合が計画的に進んでいない状況にあります。

 市立保育所民間移管につきましては,既存保育所の改修事業等について,国・県等の補助事業がないことから,民間移管が計画より遅れております。

 PFI手法の活用につきましては,指針の策定作業が遅れております。

 市民参画条例の制定につきましては,現在検討段階ではありますが,調査・研究が進んでおりません。

 パブリックコメント制度につきましては,平成21年度に2つの計画について活用いたしましたが,いずれも意見等は出されておりません。この制度の仕組みなどについて広く市民に周知を図る必要があると思っております。

 グループ制の導入につきましては,現在調査段階でありますが,本市におきましては組織再編が過渡期であり,グループ制導入は時期尚早であるのではなかろうかということでございます。

 庁舎についての調査・研究につきましては,各庁舎の耐震状況等の調査が必要ということでございます。

 南部出張所の廃止時期の検討につきましては,現時点では検討委員会を立ち上げていないところでございます。

 広域的な連携の推進につきましては,関係自治体との調整も必要でありまして,本市独自の考え方だけでは進めることができないところでございます。

 人事評価システムの検討・導入につきましては,計画より遅れておりますが,県内の他団体の状況等を調査中でございます。

 電子決裁・テレビ会議システムの導入についてでありますが,まず電子決裁システムにつきましては検討がなされていないところでございます。また,テレビ会議システムは,機器を借りてデモンストレーションを行いましたが,導入の決定までには至っていません。

 印刷物への広告掲載につきましては,封筒への広告掲載の申し込みがなかったところでございます。

 ホームページへのバナー広告掲載につきましては,常時5件の掲載を予定いたしておりましたが,3件しか申し込みがありませんでした。

 職員による自治会文書発送につきましては,まだ諸問題の検討を行っている段階でございます。

 土地開発公社の経営健全化につきましては,整備した住宅団地の分譲が計画どおり進んでおりません。

 次に,集中改革プランの進捗状況の思わしくない項目につきましては,ただいま御説明申し上げましたとおりでございます。今後の対応につきまして全般的に申し上げますと,取り組みの遅れている項目につきましては,これまでの作業の遅れている原因を究明しながら積極的な取り組みを進めてまいります。

 具体的な今後の対応の必要なものについて御説明を申し上げます。

 まず,市立保育所民間移管につきましては,これまで内部検討委員会を開催してまいりましたが,今後民間委員で構成する審議会を開催し,具体的な民間移管に向けた取り組みを進めてまいります。

 パブリックコメント制度の活用など,制度の導入を図ったものの,その手法,制度の中身が十分に理解されていないものにつきましては,広報活動などにより再度制度の周知を図ってまいります。

 庁舎についての調査・研究につきましては,市民の皆様の考え,全市的なバランス,地域の活性化の考え方などさまざまな課題が山積しておりますので,拙速な解決を図るべきではないと思っております。しばらく時間をいただきたいと考えております。

 南部出張所の廃止時期の検討につきましては,今年度中にあり方検討委員会を設置する予定でございます。

 また,電子決裁・テレビ会議システムの導入につきましては,まずテレビ会議システム導入の必要性と有効性を再度調査研究してまいります。電子決裁につきましては,先進地の事例調査,実用化した場合のメリット・デメリットなどの検討を行ってまいります。

 印刷物,ホームページへの広告掲載は今後も掲載の働きかけを積極的に行ってまいります。

 土地開発公社の経営健全化につきましては,分譲住宅団地の販売促進になお一層努力するよう指導をしてまいります。また,今後の土地開発公社のあり方についての検討も必要であろうかと考えております。

 改革が難しいと思われる項目の取り扱いについてでありますが,この集中改革プランの中から削除なり,廃止する考えはないところでございます。集中改革プランの最終年度であります平成24年度までの実施状況を最終的に取りまとめ,どの部分で改革ができなかったのか,その原因は何なのかなどを検証し,次の行動計画策定において参考としていきたいと考えております。

 蔵元議員への答弁とさせていただきます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩をします。

午前11時55分休憩

───────────

午後0時58分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(蔵元慎一)  では,お昼からの部を始めさせていただきます。

 市長のほうで今答弁のほういただいておりますが,答弁にはない部分で,私がもらった資料が20年度の評価ということで,もしかしたらもう進行している部分もあって,この答弁の中にはない部分もあるかもしれませんので,改めて聞くことになるかもしれませんけれども。

 まず,市民係のほうで20年度の評価の中でローカウンターの設置について,これが進捗状況が悪いというふうになっておりました。このローカウンターの設置につきましては21年度に解決というか調整ができているんでしょうか。



◎総務課長(福吉良夫)  ただいま質問のありましたローカウンターの設置についてでございますが,庁舎管理の関係で総務課から回答させていただきたいと思います。

 窓口サービスの充実ということで,便利で快適な窓口サービスが受けられるよう,利用者の視点に立った満足度の高い窓口サービスの充実を図るということで,ローカウンターの設置が検討されているところでございます。3庁舎それぞれカウンターがあるわけでございますけれども,川辺庁舎におきましてはローカウンター方式を採用しております。知覧,頴娃支所には一部高齢者を対象にいたしましたローカウンターを設置しておりますけれども,これではなかなか利用者の視点に立った窓口対応とは言えないのじゃないかということで,平成23年度にはローカウンター設置についての予算を計上する計画でございます。



◆議員(蔵元慎一)  23年度設置ということで,それまでの間はやはり利用者が不便のないように,職員の対応でその辺を解決していただきたいと思います。

 次に,職員提案制度の活用状況ということでお聞きしたいんですが,プランの進捗状況はもう21年の4月に規定を制定しているということで一応の評価はできるんですけれども,今までこの職員提案制度が提案がされているのかどうか,その実績を答えていただきたいと思います。



◎企画課長(金田憲明)  職員提案制度についてですけれども,実績でございますけれども,昨年提案として出されたのは1件でございます。それについて審査をし,最終的には採用ということに至らなかったという実績がございます。以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  1年以上たっているわけですかね。1件ということでこれもまだ,プラン自体にはその規定がされたわけですので問題ないと思いますけれども,やはり,こういった制度使わないと意味はないということです。多分職員の方々もまだ慣れてない。しかも,積極的にするのには恥ずかしさもあるかもしれませんけれども,その辺はまた庁内でよく周知徹底していただきまして,ぜひこの職員の方々が一番現場を知っているわけですから,その中で疑問点とか不都合な部分は解決していく能力があると思いますので,ぜひ活用していっていただきたいと思います。

 それから,各種審議会等における公募委員枠の拡大ということで,今いろいろな審議会等に公募の枠をつくりまして,その方に参加していただいて開催するというような制度ができております。多分もう幾つかの審議会でそれは活用されていると思いますけれども,今その公募枠で出された審議会が幾つぐらいあるのかどうか,まずお答えいただきたいと思います。



◎企画課長(金田憲明)  市のほうでいろいろ設置いたします審議会等につきまして,できるだけ市民の意見を聞かなければならない。聞いたほうがいい。このような市民目線に立った審議会のあり方というのが非常に重要だということで,各審議会等に公募委員という制度を設けております。企画のほうで所管いたしますのが地域審議会あるいは行政改革の推進委員会,それから男女共同参画の審議委員会,それから総合計画の審議会,このようなさまざまなものがございますけども,このような審議会等に今公募委員という制度を設けまして,通常の場合が数名ということで若干名,二,三名の方の公募枠を設けております。

 現在,このように私どもの所管するところでは公募委員という枠が設けられておりますけれども,これまでの規定の中でそれぞれの役職で,審議会委員の方をお願いする場合等もあるようでございます。これらの件につきましては,やはりその要綱なり条例なりというものも改正の必要性がございますので,それらに向けて,また公募委員というもののその意義というものを再度確かながら,要綱あるいは条例等の改正というものも必要になってくるかというふうに思います。

 現在,手元のほうに市のほうで設置いたします審議会全体についての公募委員の状況というものを持ち合わせておりませんので,概況について説明させていただきました。以上でございます。



◆議員(蔵元慎一)  行政と市民の協働の観点からいくと非常に重要な施策であると思うんですけれども,公募である性質上,ややもすると同じ人が参加をしてくるようなことも十分予想されます。それで,今ちょっとどんだけ把握できているのかという質問したんですが,これはやっぱりどうしてもこういった市民の皆様の関心がどれだけあるかということでもありますけれども,複数の審議会に同じ方がなるようなことも,ややもすればあるかもしれません。その辺についてはやはり横の連携をとりながら調整を図っていくような形で公募の制度は活かしていっていただきたいと思います。

 それから,秘書人事係のほうで人事評価システムの件がまだ進捗状況が悪いようでした。まず,現在の人事の行う場合のプロセスはどのようなものになっているのか,差し障りのない範囲でお答えをいただきたいと思います。



◎総務課長(福吉良夫)  人事評価制度は,職員の日常の勤務や実績を通じまして,その能力や仕事ぶり,適正などを客観的に評価いたしまして,配置あるいは能力開発などの人事管理をいたしているところでございます。

 今回,集中改革プランでは21年度に人事評価システムを,平成23年度から24年度に施行を行い,24年度から本格実施の目標となっているところでございます。以上です。



◆議員(蔵元慎一)  今の新しく導入を考えているその人事評価システムと今の評価の制度とは違うと思うんですけれども,どういったことを考えているのか。推進の研修等も行っていると思いますけれども,その辺をちょっと聞かせてください。



◎総務課長(福吉良夫)  どのような評価制度の設計にするのかということでございましょうけれども,能力評価や業績評価など評価方法をどこまで取り入れるか,このシステムの策定に苦慮しておるところでございます。本市における人事評価システムが構築されていないところでもあります。県内の市においても導入している市は少なく,これから導入していくところが多いところでございますが,人事評価に関する専門研修では,先進的に取り組んでいる自治体は,ボリュームのあるシステムになっているところであります。

 これから取り組む自治体につきましては,シンプルな制度からスタートさせることが重要とアドバイスを受けたところでございます。本市における制度策定の検討を推進しながら人事評価システムの導入に取り組んでまいりたいと思います。



◆議員(蔵元慎一)  今,任命権者である市長の考え方は,これは個人的な感じ方ですけれども,人の輪を大切にするような人事だと私は感じているんです。ただ,今後はやはりこの人事評価システム,これが点数制みたいなものになってるのかどうかわかりませんけれども,そういったものであった場合に市長はこれは積極的にそのようなシステムを鑑みながら人事を行っていく意思があるのかどうかをお伺いしたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  これが今検討の段階でございます。これが大体成熟してきましたら,それを十分に活用をいたしまして,この人事をやっていったほうがいいのではなかろうかなというふうに思っておりまして,大変期待をいたしておるところでございます。



◆議員(蔵元慎一)  今,ちょっと後でもう1回出てくるんですけど,人材育成基本方針というのを作っているようでございますが,その中にアンケートを職員のほうにとっていらっしゃるみたいです。その中のアンケートの内容で,現在の人事異動は適材適所であるとは思わない,またはどちらかといえばそうは思わない回答は4割近くになっているというふうにここに書かれてあります。職員の中に,やはり4割の方は不満があるというふうになっております。まあ,不満があるということは,私は,自分だったらまだできるんだというような表れでもありますけれど,これが悪いほうにとらないで,いいほうにとれば意欲があるということですので,そういった感じでぜひ皆さんの職員の方がやる気が出てくるような人事評価,そういった人事を行っていっていただきたいというふうに思います。

 今,この人材育成計画の進行状況をお尋ねしますけれども,現在進行中である定員適正化計画では,20年度で485人であった職員数は24年度に452人に目標設定をしていますが,平成22年度にもう既に465人というふうに順調に定員の管理は進んでいるようであります。

 ただ一方で,職員1人当たりの仕事の量は増えてきているということでありますので,人口の減とかそういう事業量はさほど変わらないうちに職員だけが先に減っていくような状況も見受けられます。それで,その人材育成ということは,1人ができる仕事量が増えるのを補わないといけないですので,非常に重要な施策だと思いますけれども,今ここに公表されています南九州市人材育成基本方針というのが20ページぐらいにまとめられていますけれども,これは職員の方々にはどのような形で周知をされているんでしょうか。



◎総務課長(福吉良夫)  南九州市人材育成基本方針につきましては4点ほど掲げてありますけれども,現在職員にはこれは通知をいたしておりまして,もう現在この人材育成計画に基づいて実行している段階でございます。



◆議員(蔵元慎一)  私はずっとぱらぱらっとしか見ていませんけれども,非常に膨大な量の計画であると思っております。これは職員の方々は非常に大変でありますけれども,この書いたものが無駄にならないように,きちっとこれを習得させる,周知するというのがやはり大事になってくるかと思いますので,ぜひこれだけのものですからその指導をよろしくお願いしたいと思います。

 次に,情報政策係のほうの電子決裁・テレビ会議システムの導入に関してですけれども。今,南九州市が発足しまして総合支所方式で行っているわけですが,この行政コストの一番のネックが,支所間の移動にかかわる時間とエネルギーのロスだと私は今思っております。これはまた先ほども答弁にありましたけれども,庁舎の建設等はまだしばらくはないというふうに市長のほうは述べておりますんで,ただこの時間のロス,エネルギーのロスは何か方策をとって解決しなければならない問題だと思ってます。

 その一つとして,この電子決裁・テレビ会議システムはその一つとしてあるんだと思いますけれども,これが今の段階ではまだ進捗状況が悪いというか,なかなか進んでいないということですけれども,この電子決裁・テレビシステムについては一応答弁の中には少し書いてありますけれども,どのようなふうに考えてるんでしょうか。



◎企画課長(金田憲明)  まず,電子決裁のほうですけれども,電子決裁のシステム,内容のほうで考えられるものが,財務会計におけます伝票,それから文書の管理,それから庶務事務いろんな文書があるんですけども,これらについてそれぞれ別々でシステムをやっぱり入れてはならない。これは経費のほうがかかってしまうというようなこと等が考えられます。そのようなこと等から,やはりこの電子決裁にしても統合型のシステム,このようなもの考えていかなければならないと思っております。県内のほうではなかなかその事例がないところでございます。新潟県の新発田市ですかね,こちらのほうが先進的にそのような電子決裁のシステム等は入れているようでございます。このようなところがその統合型のシステムについてどのような形で,そしてどのような有効利用図っているのかっていうこと等の調査・研究が必要であろうというふうに思っております。まずは,この電子決裁についてはまだ内容のほうについての調査・研究が必要だというふうな考え方でございます。

 それから,テレビ会議システムでございます。これも庁舎が離れている中におきましてコミュニケーションをとり,それから経費のコストダウンを図り,こういうことのためにはテレビ会議システムというのも一つの方策ではなかろうかということで,これは昨年,デモンストレーションということ等で部課長会議等で1回実演を行っております。その後,機器をお借りいたしまして,3庁舎のほうにそれぞれシステムを設置いたしました。ただ,期間が非常に短かったものですから,1週間という間しか機器を借りることができませんでした。その中で,職員には利用してくださいということでお願いをしたんですけれども,なかなかその有効性,どのようなことで利用していいのかというようなこと等まで検証ができていない状況にございます。このようなこと等から,さらにこのテレビ会議システムについてもその有効性というものを再度検証しながら本市のほうに導入するのかどうかということの検討をしていく必要があろうというふうに考えております。



◆議員(蔵元慎一)  もう私も今50ですけれども,このテレビ会議というの,実際に自分の中で考えた場合,やはりテレビに向かってしゃべるというのは非常に恥ずかしいような感じもします。ただ,これはやっぱり慣れていくものであって,慣れないからもう拒否するというのではなくて,それができてこれを使わないといけないというふうになれば,やっぱり有効利用はできると思いますので,ぜひ前向きに考えていただきたいと思います。

 ただ,こういう電子決裁・テレビ会議システムに関しては,肌と肌を合わせての話し合いではないので,要所要所でやはりそういったことは大切です。軽微なものに関してこれで済むものでっていうことで言っているわけですので,ぜひともこの効率化ですね,それから無駄,職員の方の時間の無駄,それからエネルギーのロスというのを考えて前向きな検討をしていただきたいというふうに思います。

 それから,文書法制係のほうで職員による自治会文書発送の検討ということで,自治会の文書,今はシルバー人材センターのほうにお願いして集配という配る作業をしているんですが,これをゼロ予算事業ということで検討されたようでございますけれども,これはいろいろ課題があって進んでいないということですけれども,20年度はそうですが21年度はどうなんでしょう。



◎総務課長(福吉良夫)  自治会に対する市職員の担当制による行政文書の発送の検討につきましては,平成22年度以降の施行実施を目標としてるところであります。

 現在,内部の検討段階でありますが,市職員の担当制による発送業務を行う場合には,次のようなことが懸念されてるところでございます。

 まず,職員は旧町の枠を超えて各庁舎に配置されておりますが,文書の発送起点は,3庁舎それぞれの総務課,地域振興課であることから,居住自治会またはその近隣自治会への通勤経路上で担当を割り当てることが困難な状況であります。居住する自治会またはその近隣自治会へ担当を割り当てますと,例えば頴娃庁舎に勤務する知覧在住の職員は,頴娃庁舎から知覧庁舎へ文書受け取りに行き,知覧庁舎から担当自治会へ配付することとなり,時間を要するとともに職員への旅費支給を考慮する必要が出てまいります。

 次に,自治会への発送は一定の時間に自治会長へ到着すべきであると思われることから,おおむね配付日の夕方に配達を完了するためには,発送日に定時退庁をする必要が生じ,出張・会議出席・時間外の勤務がある場合は,その都度,他の職員への交代を手配をする必要も生じてまいります。自治会への発送は正確でかつ自治会長の信頼を得られる配付方法が何より求められると考えております。

 また,経費的にも現在の委託料が職員で対応する場合の人件費と比較して高いものではないことから,当項目につきましては,自治会発送文書につきましては今後さらに検討をしてまいりたいと考えております。



◆議員(蔵元慎一)  非常に流通というか,その部分で難しいようなことでありますけれども,私が思ったのは,よく委員会とか今あったりすると,職員の方が自分の出身地域の自治会は多分皆さん,みんな知ってるんですけど。例えば,頴娃の職員の方が川辺のほうの自治会の名前がぱっと出てきたときに読めなかったり,読み方が間違ったりとかっていうのがたまにあります。これは皆さんも感じてると思うんですけれども,この職員の方が文書発送を受け持つことによって,少しでも南九州市268ぐらい自治会があるんですかね,それを周知していただきたいというようなふうに考えたもんですからここを指摘したんですが。ちょっと難しいようでありますので,もう1回その辺は検討していただきまして,やはり職員の方に関しましてはやっぱそれがなくてもこの自治会を早く全部が覚えられるようにやっていただきたいと思います。

 次に,川辺町農業公社の今後の課題ということで,先ほどもう議案に入りまして,今,公営南九州市農業公社という名前になったんですかね,公益ですかね。もう名称も変わり,南九州市の中の公社としての動きになっているということですけれども,今この受委託の業務等ですね,これは全市的に,まだそんなに急にはいかないと思いますけれども,全市的に広げるような計画になっているんでしょうか。



◎川辺支所農林水産課長(下薗宏一郎)  平成22年度から公益社団法人南九州市農業公社になりまして,早速知覧地区,これは厚地において早期水稲に対して2ヘクタールの防除の紹介を兼ねて防除作業を実施しました。そうしますと,やはり地区の皆さんがそれを見ていて,さらに13ヘクタールの防除の申し込みがあり,ことし既に15ヘクタールの無人ヘリによる防除を実施しております。

 あと頴娃地区ですが,現在早期水稲地帯ということで,農薬を散布をする農家あるいは散布をしない農家まちまちで,共同による大規模な防除がなかなか難しいということ。

 それと,あと指宿農協になりますので,今後その作業については協議が必要だということです。ただ,3月に指宿農協とは南九州市農業公社にするということで協議をいたし,そのことにも賛同を得,そして必要であればお互いに協力体制を築いていこうというような話はしております。



◆議員(蔵元慎一)  ぜひとも今川辺の農業公社時代に持っているその機動力をできるだけ南九州市の中で生かして,公社の経営自体が今後ともよく経営ができるように広げていっていきたいと思うんですが,南九州市には頴娃のほうに農業開発センターというのがありまして,聞くところによるとこれも前は旧頴娃町時代に指宿農協との連携で公社化するようなこともあったような話も聞きました。同じような組織になる予定だったのかもしれませんけれども。内容も担い手の育成ということで,研修生の受け入れも両方ともされてるんですけれども,単純な回答でないかもしれませんけれど,我々が思うには同じ市内に2カ所そんなふうに研修生を受け入れる制度があってもどうなのかな,無駄じゃないのかなというふうに感じてもおります。ですから,ここも調整ができるのであればどちらかに集約する,もしくはまた全部を一緒にするような将来的な展望もあるのではないかなというふうに思いますが,どうなんでしょうかね。



◎川辺支所農林水産課長(下薗宏一郎)  合併によりまして農業研修施設は川辺にある農業経営基盤確立研修施設と頴娃の農業開発研修センターの2施設となりました。川辺にある経営基盤確立研修施設では,現在研修品目をJA南さつまの特産であるクルクマに限定して研修を行っております。その他の野菜,花卉については頴娃総合開発研修センターで行うということで協議が整っているところです。



◆議員(蔵元慎一)  その農業の同じような分野ですので,ぜひ連携を持って進めていただきたいと思います。

 次に,企画係のほうで土地開発公社の今後の方針ということでお伺いします。

 今回のプランの中で,多分一番厳しい指摘を受けているように思うんですけれども,この目標値です。昨年度で18区画という販売目標を持っていたようでございますが,実際には何棟だったかちょっと教えていただけますか。



◎企画課長(金田憲明)  昨年度,南九州市土地開発公社のほうの販売実績のほうでございますけども,21年度末で13区画ほどの分譲のほうを行っているようでございます。



◆議員(蔵元慎一)  多分これ永田中福良団地のほうがかなりうまく販売が進んでいるようなんですけれども,やはり南野元住宅団地のほうがなかなか進んでいない状態であると思うんです。今後においても社会情勢,景気が低迷していることを考えると販売には長期間を要するというふうに考えております。

 一方で事業の決算書のほうを見ると,金利と事務費で毎年800万円が消えております。ということは南野元団地が700万の販売価格ですので,1棟分がもう丸々消えていくというような,これは単純には比べることはできませんけど,そんなふうに見ることもできるんじゃないかなというふうに思います。これを10年も20年も続けていくとどうなるかはおのずと結果はわかると思います。やはり開発公社に関してもこれは別経営ですので,ここで強く言うわけにはいきませんけれども,あり方に関しての検討をぜひ考えていただきたいと思うんですが,市長,どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  先ほどもお答えをいたしましたように,やはりこれは検討をしていかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。開発すべきものがたくさんあれば,存続もですが,今ある造成地については市に寄附をしていただくとか,そういった方法もあるわけですのでこれは検討をしてまいりたいというふうに思います。



◆議員(蔵元慎一)  県のほうの指導の中にもそういったのは盛り込まれているようでありますので,ぜひとも早い段階で,まだ今黒字でしょうけれども,これがだんだん先細ってきますので,それがなくならないようなスパンを考えてもらって,早目に検討していただきたいというふうに思います。

 児童福祉係市立保育所民間移管の進行状況についてお尋ねします。

 私が持ってるのは20年度での資料だったので,今の答弁を聞きますと民間を含めた検討委員会を立ち上げてするということですので進展はしていると思うんですが。この市立保育所の民間移管がまず集中プランに取り組まれたというか,載ったその最大の理由は何でしょうかね。



◎市民福祉部長(有水秀男)  この集中改革プランに保育所の民間移管を取り上げた理由でございますが,これについては行政改革を進めるためには保育所も民間で実施したほうがいいんじゃないかというようなことから,これに取り組んだところでございます。以上です。



◆議員(蔵元慎一)  試算はされているのかどうかはわかりませんけれども,市が管理するのと民間が管理する場合ですね,その運営費ですよね,運営費,ほかのメリット・デメリットというのもあるんでしょうけれども。私がほかの自治体のいろいろなこういうやはり同じような市立保育所の民間移管に関しての資料を見ますと,やはり経費的には1.5倍程度やっぱり市が運営する場合はかかるようなところが多いようです。本市がそういうふうな状態かどうかはわかりませんけれども,多分その辺でこの集中改革プランのほうに載ってきているのだと思います。ただ,今後はやはり今言った民間の方を含めた検討委員会ですので,それを十分に協議を重ねていただきまして,目標は23年度に始まるということに最初の段階はなってますけれども,なかなかそれは難しいかもしれませんが,ぜひ3施設,これも3施設を一緒にするということもないわけですので,古殿の保育所に関してはまだその施設のちょっと耐震化の問題等もあって,今すぐにいかなければ勝目保育所それから星の子保育所ですかね,のほうも先に検討していただくとかですね,それから幼保一元化という国の政策の部分の問題もありますんで,それも見ながら進めていってほしいと思います。

 集中改革プランは総合計画に基づいて合併後の南九州市が早急に取り組まなければならない行政改革を目標を定めて検討・調整・実施していくものであります。計画は作ることが目的ではなくて,計画が進行することによって行政改革がなされていくことが重要だと思います。21年度の決算に出てくる財政指数等を見ますと,県内でも堅実な財政運営が南九州市はなされているところであります。今後とも持続可能な健全財政の確立を図っていただきまして,次世代に将来負担をかけることのないように一丸となって頑張っていただきたいと思います。

 最後に,集中改革プランの進行管理について,ちょっと疑問に思ったものですから質問いたします。

 現在21年度の行政改革本部会議の2次評価をしているということであります。私が今度の一般質問するのにもらった資料は20年度のものでありまして,21年度は一応2次評価までいって,それで今から民間の行政改革推進委員会のほうにそれを提出して,またそれを審査していただいてその回答をもらうということで,それが来年の1月ぐらいに公表できるということでありました。

 ただ,23年の1月にできて,22年度はあと3カ月しか残ってないわけです。この中身を見ますと,やっぱり年度で目標とか設定をしてるわけですので,もう少し早いこの評価の工程ですね,進行管理というのができたほうがいいのではないかなというふうに思います。企画課のほうにおきましては,ここ合併後,総合計画等の制定に忙殺されていることとは思いますけれども,ぜひともここはちょっと,もうちょっと早い進行管理を考えてほしいというふうに思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,深町幸子議員。

  [7番議員深町幸子登壇]



◆議員(深町幸子)  平成19年12月1日,頴娃町,知覧町,川辺町の旧3町が「創造と活力に満ち"こころやすらぐまち"」を目指し,南九州市が誕生しまして3年目が過ぎようとしています。3町それぞれ課題がある中で,南九州市の発展のために行政,議会が市民の幸せを願って運営されてきているところでございます。

 私は,先に通告してありました2点について質問いたします。

 1点目は,住宅用火災警報器の設置についてであります。命と財産を守るために,既存住宅に対する住宅用火災警報器を平成23年5月31日までに設置することが義務づけられております。

 総務省消防庁では,火災警報器の普及率について,本年6月時点での推計は全国で58.4%,鹿児島県は53.7%と報道しておりますが,本市の普及率は何%でしょうか。

 次に,2点目は文部科学省は平成22年7月30日,小学校6年と中学校3年を対象に4月に実施した2010年度全国学力テスト学習状況調査の結果を公表したと,平成22年7月31日の南日本新聞に掲載されました。

 従来の全員参加から31%の学校を取り出した抽出方式に変更されたが,鹿児島県内は公立小・中学校とも4月20日,全800校で全国学力テストを実施しています。

 鹿児島県では中学校の数学が4年連続で全国平均を下回っています。また,小学校国語A問題は4年連続で全国平均を上回ったと報道されております。

 県教育委員会は,分析は学校や市町村ごとにするはずである。結果を子供に還元してほしいと言っています。

 そこで,全国学力テストについて文部科学省は,小学6年と中学3年を対象に,4月20日に実施した2010年度全国学力テスト学習状況調査の結果を公表し,鹿児島県教育委員会は数学が全国平均を下回ったと新聞報道しています。

 本市の小学校及び中学校の結果と今後の対策をお尋ねいたします。

 以上で登壇による質問を終わります。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  深町議員よりお尋ねのありました住宅用火災報知器の設置についてお答えをいたします。

 住宅用火災警報器の設置につきましては,指宿地区消防組合及び南薩地区消防組合それぞれの消防組合が中心となりまして推進をいたしておるところでございます。

 普及率につきましては組合別での結果でございますが,頴娃地域では平成21年11月現在で43.9%となっております。また,川辺・知覧地域では平成21年11月現在で33.3%となっております。平成22年度につきましては調査中でございまして,結果が出ていないところでございます。

 市といたしましても,チラシ等を配布したり,広報紙を利用いたしまして啓発もいたしておるところでございます。

 以上で,答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  2番目の御質問にお答えいたしたいと思います。

 文部科学省による全国学力・学習状況調査は,43年ぶりに実施されて4回目を迎えていますが,本年度から調査方法が変わり,全国の学校の30.7%による抽出方式になりました。その調査結果については,県・国段階での平均正答率は出ていますが,市並びに各学校の平均正答率はまだ出ておりません。しかし,本市が抽出校以外で実施し,採点等を業者委託した小学校の15校,中学校の3校の平均値は出ていますので,その結果についてお答えいたします。

 小学校の場合,国語A,算数のA問題では国・県と同程度ですが,国語B問題が県・国より下回っていて,算数B問題は国よりも下回っています。

 また,中学校では,国語・数学のA・Bともに県平均以上か同程度ですが,国と比較いたしますと数学A・Bともに国の平均値より下回っています。

 この全国学力テストにより測定できる学力は特定の一部分であるというとらえ方をしていますが,今後の対策として次のような対応をしていきたいと考えています。

 1つは,各学校ごとの調査結果をもとにした子供たちのつまずきの原因の的確な分析。

 2番目に,説明する力,データを読み取る力となる思考力・判断力・表現力の育成を図る授業力の育成。

 3番目に家庭学習の習慣化。

 4番目に管理職研修会,教務主任研修会,教科等部会等の研修の充実。

 5番目に,教育委員による学校訪問,校内研修への指導主事の派遣等による学力向上に関する指導助言。

 6番目に,活用力を育てる授業実践事例集や成果を上げている学校の事例の紹介等の対応の充実を図ってまいります。

 以上でございます。



◆議員(深町幸子)  まず,火災警報器について質問いたします。

 私はこの結果を聞いたときに大変びっくりいたしました。もっともうほとんど終わってるんじゃないのかなと。なぜかといいますと,命と財産を守ることでございます。そして,高齢化率が高い,ひとり暮らしの方たちが多い中で,あちこち聞いてみますと全然反応示をしておりません。何とかせないかんと思います。もう既に残り9カ月となっております。悪質訪問の販売に高齢者の方々がだまされないように,何か早急な手だてが必要と思いますが,ここで広報するとか言われてますけど,本当に広報紙を何人の方が読むでしょうか。高齢者の方々の問題が私は一番大変ではないのかなと,いつも思っていたところでございます。そして,チラシを配布して広報紙を配るといいますけど,もっと具体的な対策をする考えないのか。9カ月しかありません。市長のお答えをお尋ねいたします。



◎市長(霜出勘平)  頴娃地域とまた知覧,川辺地域では10ポイントぐらいの差があるようでございます。そして,また鹿児島県と指宿地域でも10ポイント差があるようでございます。このことにつきましては,いろいろ原因もあろうかと思いますが,やはり我々はこの全体的に市の広報紙等でこれを広報いたしておるところでございますが,やはりこの頴娃地域は消防団員の方々が回っていただいてこの戸別訪問で調査もしていただいたということです。やはりそういったことをこれからやっていき,そしてこの設置の啓発,そしてまた何か問題がないかですね,その時点でいろいろとお聞きすることもできるのではなかろうかなというふうに思っております。今後,この消防団員の皆さん大変お忙しいところではございますが,いろいろと御協力をいただいて,早く全家庭にこれが設置できるように努力をしてまいりたいと,このように思います。



◆議員(深町幸子)  市長の答弁の中で普及率についてはまだ平成21年の11月現在となっております。知覧,川辺も11月現在で33.3%,3分の1ですね。何とかこれを高くしてもらうためにも,もう今22年の9月でございますので,相当上がってるんじゃないのかなと思うところです。100%までいきますことを願っております。

 次に,2番目の問題をお尋ねいたします。

 22年7月31日付南日本新聞に,都道府県別公立では中3は国語・数学の各A・Bとも秋田県,福井県,富山県が4年連続上位,小学6年は秋田,福井,青森などが上位を占めたと報道されておりました。

 そこで,上位を占めている秋田県や福井県に先生方を派遣することを県に要請する考えありませんか。教育長にお尋ねいたします。そして,また今までそのようなことを行動されておりましたらお知らせください。



◎教育長(小野義記)  教職員の派遣の研修等については,鹿児島県は従来から岐阜県それから兵庫県との交流をしておりますけども,東北地方のこの秋田県等との交流はしておりません。非常に距離的に遠いということもありまして,なかなか研修関係も一緒にするということができないわけですけども,実は確かに今お話ありましたように秋田県は過去4回ですね,ことしも含めて全国のトップレベルにあります。

 それで,昨年の10月下旬にこの秋田県で研究会がありました。これは全国を対象としたですね。この秋田県についてはなぜこんなに安定的に成績がよいのか,どういう教育が行われているのか非常に興味がありましたので,その研究会に私も出席をいたしました。ちょうど1年ほど前ですけども。その中で非常に強く感じたことがありますが,次の3点については特に強く感じたことで,今後このことについてはまた本市でも充実していきたいと思ってるんですけども。

 一つは,授業参観等もずっといたしましたけども,教師が非常に自信を持って授業をしているということですね。非常に自信を持って授業をしてるということが一つです。

 それから,パネルディスカッション等もありましたけども,その中で感じたことは,保護者が教師を非常に信頼してると。私たちは学校の先生方をものすごく信頼してますという意見がたくさん出てきたんですね。これは鹿児島県もそうだと思いますけども,このことは特に秋田県強いですね。

 3番目に,これも本も発刊されてますけども,秋田県は全県的に家庭学習が非常に充実しています。家庭学習ですね。家庭学習については学校側からの働きかけとともにやっぱり家庭の協力があるということです。このことについては鹿児島県も「6090運動」というものをやってるわけですね。小学校で60分,中学校で90分をやっていきましょうと。

 一番目の教師が自信を持つというのを研究授業等を主催しながら授業力の向上を目指して本校でもやってますし,それから保護者は秋田県と同じように鹿児島県の場合,非常に全国に比べると信頼をしてると私は思っております。

 今後,こういうことを参考にしながら本市の教育の充実を図るために,この具体化を図っていきたいと。また,この事実をいろんな研究会等で教職員の皆さんにもお話をして,今進めてる施策はいろいろあります。その施策の充実を図るようなやっぱり取り組みしていかなくてはいけないという,そのように考えております。以上でございます。



◆議員(深町幸子)  今,教育長が自ら秋田のほうに研修に行かれて,すばらしい研修をされてきております。涙が出るほどうれしいでした。そこで,その結果を土台にしながら,1年,2年でその結果が出るはずもないと思いますが,ぜひ南九州市の子供たちの学力向上アップのために努力していただきたいなと思うところです。

 最後に一言だけ私の思いを話をして終わりたいと思いますが。

 平成22年の3月,管内の中学校の進路状況は,南九州市内の3公立の高校に39.4%の進学率であると聞いております。中学校の子供たちが本人一人一人が希望する市内の3公立高校へ全員行けるように願っているわけですが,残念ながらことしも思いどおりにならなかった子供たちが涙をのんだと聞いております。

 少子化の時代,南九州市内の公立高校が再編の対象にならないよう,学校,家庭,地域で今こそ真剣に考えなければならないと思います。

 以上ですべての質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後1時55分休憩

───────────

午後2時5分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。次に,竹迫毅議員。

  [8番議員竹迫 毅登壇]



◆議員(竹迫毅)  それでは,南九州市の関係する火葬場について,それからヤンバルトサカヤスデ対策について,この2問について質問いたします。

 まず,火葬場についてでありますが,南九州市の関係する火葬場の建設,大規模改修及び一部事務組合加入等について,これまでの経緯を示していただきたい。

 次に,火葬場ごとの本市市民の使用状況及び本市が加入している一部事務組合全体の使用状況を示していただきたい。

 次に,今後の火葬場のあり方についてをお示しいただきたい。

 それから,2番目ですが,ヤンバルトサカヤスデ対策についてですが,現在薬剤の無料配布を実施しておりますが,この薬剤費を抑制するためヤスデ返しに対する補助制度を設ける考えはないか質問いたします。このヤンバルトサカヤスデについては以前も質問しているところであります。

 以上,2点について答弁をいただきたい。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  竹迫議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,本市の関係する火葬場の建設,大規模改修及び一部事務組合加入等について,これまでの経緯を示せということでございます。

 本市の関係する火葬場につきましては,合併前から引き続きそれぞれ3つの施設を使用している状況でございます。

 まず,頴娃浄楽苑の経緯につきましては,以前は山川火葬場と枕崎市共同斎場を利用していましたが,地元住民の強い要望によりまして,平成元年5月に,約2億2,400万円を投じて,頴娃の単独施設として建設されております。

 平成12年度には,開聞町との共同処理を開始するために,約4,700万円の事業で大型炉1基の増設工事を行っておりますが,市町村合併の関係で,開聞町は平成19年4月から指宿市火葬場を使用することとなったため,現在は頴娃の住民のみが使用している状況でございます。

 次に,知覧町の住民が使用しております枕崎共同斎場につきましては,平成3年度に総事業費約2億8,700万円で建設されております。現在までは年間の維持管理費で部分補修などを行っており,大規模な改修は行っていないところでございます。

 川辺火葬場につきましては,町の単独施設として昭和52年に総事業費9,250万円で建設されており,平成12年度に約400万円かけて火葬炉の改修を行っております。

 なお,枕崎共同斎場及び川辺火葬場につきましては,平成19年4月1日から,南薩地区衛生管理組合で管理運営され現在に至っているところでございます。

 次に,火葬場ごとの本市市民の使用状況及び本市が加入している一部事務組合全体の使用状況についてでございますが,頴娃浄楽苑は本市直営の施設であり,その使用状況につきましては,平成20年度で252件,平成21年度で264件の火葬を行っております。

 次に,枕崎共同斎場につきましては,枕崎市,南さつま市坊津町,南九州市知覧町が加入いたしておりまして,使用状況につきましては,平成20年度で使用件数658件のうち,知覧町の使用件数が172件,平成21年度で使用件数617件のうち,知覧町の使用件数が179件となっております。

 次に,川辺火葬場につきましては,平成20年度が235件,平成21年度は264件の使用件数となっております。

 次に,火葬場の今後のあり方についてでございますが,頴娃浄楽苑につきましては,引き続き施設の運営を図っていきたいと考え,知覧町の住民が使用している火葬場につきましても,これまで同様枕崎共同斎場で行っていく考えであります。

 また,川辺火葬場につきましては,できる限り施設の延命化を図りながら存続問題も含め,南九州市全体の火葬場のあり方を検討する調査検討委員会設置の予算を平成23年度に計上することにいたしております。

 その検討委員会の中で市民の御意見を十分にお聞きし,また南薩地区衛生管理組合との関連性も考慮しながら,将来南九州市としての火葬場の方向性を慎重に検討してまいりたいと考えております。

 次に,2番目のヤンバルトサカヤスデ対策についてお答えをいたします。

 ヤンバルトサカヤスデ対策について,薬剤費を抑制するためヤスデ返しに対する補助制度を設ける考えはないかという御質問でございます。

 御承知のようにヤスデ対策につきましては,密度抑制対策として集落周辺の山林・原野・水路沿い等に薬剤散布をいたしているほか,家屋侵入防止対策として自治会長を通じての薬剤の無償配布を行っておりますが,その取り組みに多額の費用を要し,市の財政を圧迫いたしておるところでございます。

 ヤスデ返しに対する補助制度のあり方につきましては,以前にも御質問をいただき検討を重ねた経緯がございます。ヤスデ返しの効果の有無や市の財政状況,県内の市町村の予算措置の状況,さらには現地検討も含め,あらゆる角度から検討してまいりましたが,住宅環境の違いによりヤスデ返しの設置ができる家屋とできない家屋がございます。特に,中山間地域における集落では,家屋が山や川に囲まれており,またイヌマキ等の樹木による生け垣が多いため,ヤスデ返しの設置が難しい地区なども多くあるところでございます。

 以上のようなことから,補助金交付に当たっては,公共性や平等制の観点から補助制度の創設は難しいのではないかと考えております。

 なお,8月に開催されました頴娃・知覧両地区の行政嘱託委員会・地区公民館長合同会におきまして,市の財政状況や薬剤の適量散布などの理由によりまして,現在無償配布している家屋侵入防止薬剤について,一部有償化を平成23年度からお願いしたいとの説明もいたしたところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後2時16分休憩

───────────

午後2時17分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(竹迫毅)  このまま火葬場の問題から質問していきますが,以前同僚議員がこの火葬場について,川辺の火葬場について質問があったところでございますが,たしかそのとき炉の改修だけでも8,000万余り必要と答弁があったように記憶しているんですがどうですかね。



◎市民福祉部長(有水秀男)  おっしゃるように川辺の火葬場につきましては,これは業者の方に見積もっていただいたんですが,火葬場のこの解体をして新しく2基設置した場合に,大体8,200万程度かかるということでございます。以上です。



◆議員(竹迫毅)  聞くところによりますと,旧川辺町のほうで一部の市民だとは思いますが,どうしても川辺の今ある火葬場を造りかえとか,造るようにせえとかいうような声があるというようなことも聞いているところですが。市長,どうなんですか。嘱託員会か,そのほか等々でどのような声があるのか答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  特に造りかえというような話はないところでございますが,存続をするべきだというような御意見は多数あるところです。そういうことで先ほど申し上げましたように,とにかくできるだけ延命化を図りながら,そしてこのことにつきましてはいろいろ市民のお考え等もお聞きしながら検討をしていこうというようなことで今進めているところでございます。



◆議員(竹迫毅)  私は,以前広報委員会で火葬場の写真を撮りに行ったときに,中は入ってみたわけじゃないですが,外から裏にも回ったりしてみたんですが,これはとてもじゃないが炉の改修だけで,存続となれば済むのかなというふうに私は思っています。見ています。ですから,以前,今の答弁では以前より市長はちょっと後退したような答弁に私は聞こえるんです。試算ができているかどうかわかりませんが,もし炉を含めて,建物を含めて,これを造りかえるということになったら,まあ概算でいいですが,どのくらい予算が必要と思われますか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  これはまだちょっと試算をしておりませんが,南さつま市の例で言えば,あそこが4炉だったと思いますが,新たに設置されることで10億幾らかかったというふうには聞いております。火葬炉のもちろん広さとかも,いろんな施設の配置とかいろいろあると思いますので,一概には言えないですが,ちょっと幾らかかるとういうのはまた試算をいたしておりません。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  まあわからないといやあまあそうなんですが,通告にはなかったので,それ以上は申しませんが,頴娃の浄楽園ですね,これが平成元年で2億2,400万ということになっておりますよね。それから,平成12年に開聞町との供用処理を開始するために,当時4,700万円から約5,000万ということになっているようですが,こういうことから,もう平成元年といいますと20年以上たっているわけですよね。そうしますと,頴娃の浄楽園を建設した当時の金額,そんなもんじゃないと私は推測いたします。そうしますと,もうとてもじゃないが川辺の火葬場を,私が思うのはその炉の改修だけでも8,200万もかかるということは,こらあとんでもないことだなというふうに思います。先ほど言ったように,これはもう全体的に造りかえをしないと,後々もたないと思うんですよ。造りかえるという炉だけじゃなくてあとがもたないと,待合室とかですね。なりますともう一体的にやらざるを得ないと私は思います。そうしますと,莫大な予算が必要になってくるというふうに思います。まあそういうことから,私は川辺の火葬場は以前,同僚議員の質問に答えたように,延命処置を図るが廃止の方向というような答弁だったと思っております。私はそういう方向で行くべきだというふうに思います。この件についてはまた答弁を後で求めます。

 旧知覧町は,合併以前ですから,枕崎まで行って,枕崎の当時はどういう組合名だったか定かじゃないんですが,とにかく枕崎,坊津町,旧知覧町を含めた広域でもって火葬場を建設したわけですよね。これはやはり,私は先輩の方々にこの点は感謝しているところです。これはもうスケールメリットですよね。そういうことからして,やっぱり旧知覧町は当時,節約できるものは節約しようという行政,それから市民もそれに協力してくれた。議会もそうだったと思うんですよね。そういう努力をしてきたんだということがあると思いますが,まあ市長も議員も長くされとったし,知覧町長もされとったわけですが,その点は市長はどのようにお考えですか。



◎市長(霜出勘平)  議員のおっしゃるとおりだと思います。やはり知覧の先輩方は偉かったなあと,先見の明があったなあという思いはいつも持っております。そういうことで現在まできたわけでございますが,現実問題といたしまして,先ほどから議員がおっしゃるように,まず枕崎の火葬場につきましては,とにかく延命措置を講じるんだと。(「川辺じゃないですか」と呼ぶ者あり)ごめんなさい。失礼しました。川辺の火葬場はやはり炉をやると,すべて全部やり直すような形に私もなると思います。炉だけで済む施設ではないのじゃないかというふうに判断をいたしております。いろいろと議員もおっしゃるように,現在は南九州市,3つの火葬場でそれぞれ火葬をいたしておるところでございますが,まず一番古いのが川辺の火葬場,そして次が頴娃の火葬場,そしてまたその次が枕崎の火葬場というふうになっておりまして,もう枕崎の火葬場が一番新しいわけですが,それでももう年数もたっておりまして,いつまでもつかというようなこともあるわけです。

 そういうこともありますので,やはり今は川辺の火葬場を延命措置を図りながら,その間に南九州市の火葬場はどうあるべきかということを,私は議論をしていくべきだというふうに思います。まあ川辺の地域審議会あたりでもいろいろと御協議もいただいております。そしてまた,集落長さん方と議員の方を交えた協議もなされておるようでございますが,川辺の方々も新しいのを望んでいるんじゃないんだと,とにかく延命をしてくれというような御意見が多いのじゃなかろうかというふうに思います。だから,いずれにしてもどんどん老朽化して,使えなくなっていくわけですので,この際,先ほど申し上げましたように,早く調査検討委員会,将来に向けても立ち上げて,そしていろんな方々の意見をお聞きしながら,将来の南九州市の火葬場はどうあるべきかということを,早急に議論をしていく必要があるのではなかろうかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  大方は延命を望んでいるんじゃないかと,川辺地区ですね,という答弁でしたが,そりゃあ可能な限り延命はやってもいいと思いますよ。しかし,そのために予算を次から次に,ここは少々ではすまないと思いますよ。半端じゃない金をつぎ込んでいくということはいかがなもんかと私は思いますが,市長はどうですか。



◎市長(霜出勘平)  大きな補修等は,これは今の段階ではできないわけでございますので,とにかく延命をするための予算というものはつけながら,1日も早く本市の火葬場のあり方というものを決定をしていく必要があるのではなかろうかなというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  私は市町村合併,これはメリットもありゃあデメリットもあるということは,お互い共通した認識だと思います。しかし,やはり市町村合併はスケールメリット,それをいかにして出していくかと,つくり上げていくかということが,私は大きな合併の方向性だったと思ってるんですが,市長はどうですか。



◎市長(霜出勘平)  そのとおりだと思います。



◆議員(竹迫毅)  以前は,私自身も知覧町時代,議員をさせてもらって,確かに反省しているところもあります。それいけどんどんで国も地方も民間もだったんですよね。しかし,もうそれはなくなったというふうに私は思っております。

 その当時はあっちに造ればこっちにもと,もう住民の要望はそうだったんです。私たち議員もそういう気持ちでやってきました。その点は本当反省しているところはあります,私もですね。そうしてあっちにもこっちにも,それからあれも欲しい,これも欲しい,こういう時代は終わったんだというふうに私は思っております。それで私は旧知覧町は火葬場についてもスケールメリットを出すということで取り組んできた。それと合併当時にいろいろ出てきた職員の給与水準ですね。これも低かったということは,私だけじゃないと思っていますが,そういう職員も不満がないわけじゃなかったでしょうが,それはもうどうしてもこうしてもほかのところ並みにとかいうような声も余り聞きませんでした,旧知覧町ですね。そういう給与の圧縮された部分,そういうものが旧知覧町行政に貢献してきたんだということも,私は思っております。現在在職されている職員,それからもうとっくに退職された,もう高齢で亡くなった方々も,そういう方々も我慢してくれたと,そういうような諸々があって,小中学校の大規模化改修もやり,そうして建て替えとかそういうところに計画はなっていたんですが,耐震化でしのぎなさいと,国の方針が出たわけですよね。そういうことで,今あるものは節約して使いなさいということでそういう耐震化にも取り組んできたというような。

 それから水道事業ですね,そういうものも旧知覧町は布設替えも全部終わっているというようなことで,そういう諸々の節約我慢があったんだということ,これは忘れちゃならんというふうに私は,そういう意味合いで今の職員,もうやめられた職員の方にもやっぱり感謝の気持ちを持たんにゃいかんとというふうに思っております。

 そういうことで,手蓑小学校から枕崎市の,枕崎の火葬場ですね,これ距離にして何キロありますか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  35から40ぐらいじゃないかという,測ってみないとわかりませんがそれぐらいあるのかなと,30キロ以上あるのかなということです。



◆議員(竹迫毅)  これまで通告せんにゃ済まんようなことじゃないと私は思うんですよ。今後の火葬場のあり方ということになりますと,距離的な問題,時間,そういうものが関係してくるんですよ。もう5キロぐらいの差じゃちょっと納得できない。許容範囲が1キロ。まあ調べてくださいよ。調べられないはずはない。

 それでですね,私は知覧町だけ言いましたが,旧川辺町,どこが遠いのかな,まだ,加世田,枕崎もある,頴娃もありますよね。そして遠いところといったら川辺峠のほうなんですかね,加世田,枕崎に対して。その距離はどのくらいあります。やっぱりこれは大事なことですよ。私が記憶しているのでは旧川辺町の大丸小学校,あの辺からこの庁舎まで16キロぐらいあるんです。これは私んところからも16キロぐらい,そういうことで記憶に残ってるんですが,どこにどういうふうにしていくかということには,ここは距離,そういうものは本当に大事ですから。当たらずとも遠からず,許容範囲は1キロ,調べてください。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後2時35分休憩

───────────

午後2時47分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。

 質問者にお願いでございますけれども,今後詳細にキロ数まで求めるのであれば,正確な解答のため,調査時間等も必要なため,その旨をば,質問通告にしていただきたいということをお願い申し上げます。



◎市民福祉部長(有水秀男)  それでは,先ほどの距離の件についてお答えいたします。先ほどの手蓑から枕崎火葬場ですが,すみません,さっき30何キロと申し上げましたが28キロでございます。申しわけありません。

 それから,川辺の一番遠いところから瀬戸山を基準にいたしまして,枕崎の斎場までが34キロ,それから頴娃の火葬場までが37キロ,それから加世田の火葬場までが22キロでございます。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  距離は確かに今答弁をもらった川辺から加世田は近いと。頴娃は遠い。枕崎は……。これはお互いに遠いところですよね。ということになるわけですが,この距離は遠くても時間的にはものすごく短縮できるようになっていきますよね。南薩縦貫道の知覧道路が完成するというようなことになりますと,これはこの瀬戸山のほうなんか時間短縮は,距離ももちろん短縮されますが,時間的にも短縮されると思うんですよ。まあそういうことになります。

 それで,私は先ほども申し上げましたが,やっぱりスケールメリットということは今後考えて,行政やっていかにゃ済まんというふうに思っております。それと今現在,川辺の火葬場も南薩衛生管理組合に加入はしているということですが,どのような形になっているんですか。加入はしていると,そうすると通常の維持管理,それからその火葬業務,そういうことだけ加入してやっていくのか。そこら辺はどうなんですか。そこら辺を説明いただきたい。



◎市民福祉部長(有水秀男)  南薩地区の衛生管理組合に川辺の火葬場は加入をいたしております。そしてそれにかかる経費は旧川辺町分ということで,南九州市が負担をいたしております。火葬場の運営については,委託という方式で管理組合のほうでやっているところでございます。以上です。



◆議員(竹迫毅)  そうしますと,加入はしているけど権利はないと,部分的だということになりますかね。どういう形になりますかね。



◎市民福祉部長(有水秀男)  管理は一応南薩地区の衛生管理組合に任せてありますが,土地と建物については,旧川辺町,いわゆる南九州市の分でございます。そして修繕費等が発生した場合はそれに応じてこちらが経費を負担するということになっております。

 以上です。



◆議員(竹迫毅)  それと南さつま市の火葬場を建設するときに,何か旧川辺町でも加入する,しない,そういうことがあったんですか。そこら辺も何かあったような経緯があるようですが,そこら辺はどうなんですか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  南さつまの火葬場ができるということで,旧川辺町時代に加入の話があったようなふうに聞いておりますけど,そのときには最終的には加入しないといいますか,考え方としては現在の火葬場を存続といいますか,存続していくと,そういうようなことで私はそんなふうに聞いております。



◆議員(竹迫毅)  鶴田副市長,その辺はよく承知していると思いますが答弁いただきたい。



◎副市長(鶴田康夫)  私も実はこの川辺への火葬の関係を南さつま市で云々という話につきましては,つい最近聞きまして,恐らく私が川辺の助役になる前の話だと私は思っております。



◆議員(竹迫毅)  知っている人がいなければ仕方ないですが,私は何でスケールメリット等から今はああいう状況ですよね,川辺の火葬場。そういう話があったように聞いてるんですが何で入らなかったのかなと,どうだったのかな,財源的な問題なのかな,感情なのかなというようなことも思うわけですが,やはりとにかく単独でやるよりスケールメリットということは考えていかなければならないと思うところです。

 それで,市長の答弁の中にも含まれているように私は思ってるんですが,今後,火葬業務,そういうものについて,本当に広域的な再編というようなことも今後は考えていくべきだと思うんですよ。もう少子高齢化じゃなくて高齢化になっているわけですから,そうしてもう人口減少が始まっているわけですよ。そういうこと等から考えますと,これはもう本当,子供は生まれない,若い人は仕事とかいろんなそういう関係で地元に残っていないというようなことになりますと,やはり5年,10年先やなくて20年,30年,50年先を見据えた行政を考えていかなければならないと私は思うんですが,市長答弁いただきたい。



◎市長(霜出勘平)  はい,おっしゃるとおりでございます。やはり50年後,100年後の南九州市を考えていかないと,今これをやらないとだめだというふうに思います。だから,この火葬場についても,先ほどから再三申し上げておりますが,とにかく調査検討委員会を川辺地域の方,頴娃地域の方,知覧町地域の方,それぞれ入っていただいて,今後いかにあるべきかというようなことをしっかりと協議をいただきたいというふうに思っております。

 いま,川辺の火葬場が俎上に上げておりますが,いずれ,頴娃のほうもこれはもう老朽化が進んでいくわけです。ただ,知覧の場合は,今まで火葬場を持ったことがない。知覧町内に火葬場を持ったことがない。そして,土葬から火葬というときに,枕崎と一緒にお願いをしてやったというようなことで,川辺,頴娃の方々の気持ちもわからないでもないです。今あるものを合併したとたんになくすというようなことは耐え切れない面もおありかと思いますが,やはり,この合併というものは竹迫議員がさっきおっしゃるように,やはり痛みを伴うところは伴い,そしてまた,力をつけるところは力をつけていかないと,本当に誇らしく思う町はできないのじゃないかなというふうに思いますので,今後いろいろと意見をお聞きし,そしてまた住民の方々にも御理解をいただきながら,このことは進めていきたいというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  この火葬場の使用状況を見ても,やはり1基じゃなくて数基あるところもあるわけですから,それから見ますと,平時ではそう極端に偏るということはないところだと思います,火葬場は。ですから,極端に暑いとき,寒い時期,そういうときは葬儀は多いように感じますよね。葬儀場の前を通ると2つあったりとかしますから。そういうことはあると思いますが,1日に2つ,3つ,4つあっても,さばけないような状況じゃないと思います,火葬場そのものは。これは加世田の火葬場にしてもそういうことだろうと,私思います。そういうものですから,私,スケールメリットを考えるべきだというふうに申しているところです。

 本当,これはもう旧川辺郡,それから頴娃町,それから金峰町ですね,そういうところを含めたところにこれはもう火葬場は1カ所でもいいんじゃないかなと,将来的にはです。私はそう思います。そうなりますと,以前合併協議で川辺町も参加した1市何町でしたっけ,合併協議で川辺町の合併協議の委員の方々が,将来の庁舎を川辺町南西部でしたっけ,が地理的に云々というような意見が,私は協議会の傍聴にも数回行きましたが,もう盛んにそれをば旧川辺町の委員の方が言っておられました。そうなりますと,広域になりますと,合併協議で出ていた川辺町南西部というようなところは地理的にこれはいいのかなと私は個人的に思うところです。

 ですから,とにかく方向として,広域でするべきだというふうに思います。市長も検討委員会を立ち上げてやると言うことですから,その中でも今の使っている火葬場全体のことも必要ですが,やっぱり広域でやった場合どういう方向でいったほうがいいのかというようなことも議題に上げてもらって,やっぱり将来を見据えた議論をしてもらいたいというふうに私は思いますが,市長,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  はい,そのためにこの調査検討委員会を立ち上げたいというふうに思います。先ほどこの使用数を申し上げました。平成21年度頴娃は264件,そして知覧が179件,川辺が264件ということですが,この知覧が極端に少ないわけです。これは川辺,頴娃とも今納骨堂ができて,土葬にしたのを掘り上げて火葬しているというような事情もあるようです。だからこれも大体知覧並みの170何件というようなことになってくるのではなかろうかなというふうに,これが落ち着いたらですね,というふうに思います。

 だから,今後,南さつまは新しいのを造っていらっしゃるからちょっと例外だと思いますが,枕崎を含めた広域で火葬場をどうすべきかということを議論をしていく必要があるのではなかろうかなというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  火葬場については,ぜひ先ほど言いましたように,あっちにもこっちにもと,あれもこれも欲しいというようなことじゃなくて,それと思うんですが,人生一度しか葬儀は出してもらえないわけですよね。大東亜戦争末期に大戦の後は復員して帰ってみたら自分の墓が建っていたというようなことも珍しくない話なんですが,そういうことを除くと一生に1回ですよね。そういうことを考えますと,最後の後世に対する奉公という気持ちで,もう遠くてもいいと,時間がかかってもいいというような気持ちになって,後世に対して,その後世には我が子供もいる,孫もいるわけですから,やっぱり負担をかけないようにと,本当,人生最後の後世に対する奉公というような気持ちで考えてもらえば,本当,これはありがたいし,南九州市もうまく発展していくんじゃないかと私は思うんですが,市長はどうですか。



◎市長(霜出勘平)  もうおっしゃるとおりでございます。私は,これは余計ごとですが,今この臓器をもうみんな提供するようにしました。そうすりゃあ焼く分も少なくなるわけでございますので,もう何もかも私のを使えるものは使ってくれということで,携帯にもあれを張ってあります。だから皆さんそういうことをしていただければ,あとのため,人のためにもなりますし,またいろんな形で世の中がよくなるんじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  ちょっと忘れるところでした。あの川辺火葬場の土地,あれは何か,自治会か何か知りませんけど,市が借り受けて,建てているんだという話ですが,そこら辺を詳しく説明いただきたい。



◎市民福祉部長(有水秀男)  この火葬場の,川辺火葬場の土地については,平山区が山林を持っていまして,その平山区有林のところに火葬場が建っております。そして,これについて借地料ということで平山区のほうに借地料を支払っているということでございます。



◆議員(竹迫毅)  幾らですか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  現在は年間65万円でございます。以上です。



◆議員(竹迫毅)  いろいろ雑音といいますか,私の耳には入ってくるんですが,火葬場を廃止ということになったら,どうなんですかね,この土地は当然お返しになるんですか。返すことができるんですか。どうなんですか。



◎市民福祉部長(有水秀男)  火葬場は廃止ということになって使わなくなるということであれば,いわゆる更地にしてお返しをしなければならんじゃないかとというふうに思っています。



◆議員(竹迫毅)  これは平山区から借りて,借地料として年間65万円支払っているということ。そうしますと,更地にして返したら南九州市は払わんでもいいということ。そうしますと,逆に言えば平山区のほうは土地が帰ってきたと喜ぶのか,これは65万円が入らなくなって困ると思うのか,私はそこら辺知りませんが,お金の出し入れとしては南九州市は払うのがなくなる,平山区のほうは金が入らなくなるということになりますよね。どうなんですかね,平山区のほうはどっちを望んでいるんですかね。



◎市民福祉部長(有水秀男)  そっから先の話はしておりませんので,私もちょっとその辺はわかりません。



◆議員(竹迫毅)  そう言わんと大変なことになります。それでいいんですが,いろんな話を,こう雑音を聞きますと,こういうところも背景にあるのかなと私は思っております。そうだとは言いませんけど。

 それでは,次のヤスデに入りますが,時間はあと何分ありますか。

 何かこう,頭に考えついたらまた火葬場に戻るかもしれませんので。

 それじゃあ一応火葬場は中止しまして,ヤスデ返しに,ヤスデ対策に移ります。

 このヤスデですね,これは今年はまた今までとすると,また違った発生状況にあります。それは担当課長,それから部長,見に行ったというような話を聞いてるんですが,どうですか。市長,副市長,どうですか。そのヤスデの異常発生しているところを,現場を見ました。どうですか。



◎市長(霜出勘平)  私はもう地元ですので,菊永,仁田尾,よく見ております。



◎副市長(鶴田康夫)  私はもともと川辺なもんですから,はっきりとたくさんあるとこは見たことないです。



◎副市長(山内廣行)  私もヤスデは発生したのは頴娃は最初でございますので,現場は見ております。



◆議員(竹迫毅)  その発生の場所も,とにかく昼間行ってもだめですよ。これは夜に行かんとこれはもう昼間とはもう全く違うんです。どうですか。部長と課長はどうですか。昼間でした。夜でした。



◎市民生活課長(折田盛彦)  私は地元知覧町でございますので,昼も夜も確認をいたしております。そして議員おっしゃるように今年の場合は特に亜成体期における,成虫になる前の亜成体期というんですけども,その異常発生が知覧南部地区,それから頴娃地区において,非常に今年は多いというふうに確認をいたしております。



◆議員(竹迫毅)  部長は。



◎市民福祉部長(有水秀男)  私は昼間,発生したということで,午前中とか見て死骸をいっぱい見たと。動くところももちろん見ております。以上です。



◆議員(竹迫毅)  夜行性だということですよね,ですから,夜中とは言いませんけど,10時ごろとか朝4時ぐらい,そういうとこに行って見てもらわんと,これは実感はわかないです。けさも多かったんですが,そういうことでですね,今度は市民に一部負担を,薬剤についてはお願いするというような考えのようですが,市長ですね,あれを夜行って異常発生しているところをば,自分の目で確かめたら,これはもう市で全部持たなければならないというような気持ちに,私はなるんじゃないかと思いますが。どうですか。夜行ってみる考えはございませんか。どうですか。市長とそれから副市長にもお願いしたい。



◎市長(霜出勘平)  後学のために近々行ってよく見てみたいと思います。場所等もまた教えていただければありがたいと思います。



◎副市長(鶴田康夫)  ここでプライベートなことをお話しするのはどうかと思いますけれども,私も家内の実家が竹迫議員の近くでございますので,昼間行っても昼間全く見ることないです。またどっかその辺を,発生しそうなところを見に行ってみたいと思います。



◎副市長(山内廣行)  私は以前,線路の上に群がっていて,列車自体がある程度空回りするところの状態まで見ております。



◆議員(竹迫毅)  ヤスデについては,山内副市長が一番詳しいんじゃないかと思います。本当,1回でいいですから異常発生したところを,少ないところはさほどないんですよ。ですからよかったら私が連絡とって,見ていただければありがたいなというふうに思います。ぜひそうしていただきたいなと思います。

 それで,私が何でヤスデ返しに補助制度をと言うかというと,なるほど答弁のとおり,構造上いろいろできないことはないんですよね。要はその基礎造り,あれはやりやすいんです。しかし,昔の,私なんかは床造りというふうに言っていますが,ああいうところがまあやりにくいと,しかし,知恵を出せばとか,知恵とまでいかんでもいろいろ考えると,軽量ブロックで仕切るとか,そういう工夫をしたらできないことはないんですよ。要はそういうところは金が余計かかるということです。ですから,私は一部負担をお願いするにしても,川辺町はどうですかね,小野のところは私も確認したことがあるんですが,それ以上広がっているのかどうかわかりませんが,それも,川辺町のほうも答弁いただきたいと思いますが。要するに,そのヤスデ返しをしたら本当,家の中にはまず来ないようにできるわけです。ですから薬剤費の節約になると。これは一部市民に負担をしてもらうにしても,負担が市から市民に変わっただけでしょう。薬剤費そのものが減るわけじゃないですよ。このヤスデについてはサンケイ化学の一人勝ちですよ,これはもう。

 ですから私は今後の財政とかそういうことを考えた場合には,ヤスデ返しに補助制度を設けて,薬剤費の節約をやったほうが市にとってもいいだろうと,市民にとってもいいんじゃないかと思います。

 これはもう実際にヤスデが異常発生してみないと実感はわかないんです。私もそうでした。ちょっと離れた竹迫集落の川の辺ですが,そこら辺にいるのを見には行くんですが,我が家に来んうちはさほど思わんかったですよ。来てみて本当にわかります。

 そういうことで,以前,いろいろ前の答弁で構造が違ったり,造りが違ったりしてそういう面でばらつきがあると,金額に。そういう答弁だったと記憶しているんですが,そこでまあ小さな宅地とか,宅地を囲む方法と住宅を囲む方法とあるわけです。2通り考えられます。両方やったらなおさらいいと思いますが,そのヤスデ返しで囲むことによって,そういう薬の節約になると。それでその宅地の面積,形状もそれからは同じところはまずないわけですが,それと,住宅にしても大小ありますよね。市長の家のように大豪邸はそれはもう面積も広いですからそれなりに金もかかると思います。しかし,そこで私はじゃあ幾らかかったから何%補助とかそういうことじゃなくて,定額給付金というのもあったわけですから,定額補助をしたらどうかというふうに思うわけです。そういうふうに思います。

 まずその前に,市長,その宅地造成をしたり,新築したりする場合に,そういう時にヤスデのことも考えて建ててくださいというようなことですね。ヤスデ返しも考えて,ヤスデ返しもつけてくださいと。いないところはいいんですよ。新築とかそういう場合ですね。新築だったらやりやすいわけですよ。後からやるから面倒なところが出てくるわけですから。

 そういうふうに市民に広報してお願いする考えはございませんか。新築するとき,増改築する,そういうときにはヤスデの対策も考えてやってくださいと。発生しているところも,発生していないところも含めてですね,そういうふうに市民にお願いする考えはありませんか。



◎市長(霜出勘平)  今まで,そういうことは考えたことはありませんでしたが,やはりそういったこともこれからは必要になってくるのかなという思いがいたしております。新しくよそから来て家を建ててくれる方にそういうヤスデをどうのこうのと言うとまた造らないと言う方もいらっしゃるというふうに思いますが,やはり将来的なことを考えれば,やはり最初のうちにそういったことをお知らせしておいたほうがいいのかなとも思ったりします。これ検討をさせていただきたいと思います。



◆議員(竹迫毅)  これは南九州市だけじゃなくて枕崎市もいますし,喜入町もいるわけですよね,まあ鹿児島市ということになりますけど。ですから,これはいたから恥ずかしいとかどうとかちゅうことじゃなくて,たまたまというかどう言えばいいのか異常発生するところがある。そうかといって隣のうちにはなかなか行かないというところもあるんです。これが不思議なんです。1年遅れか1年半遅れで行くことは行きますけど。何か不可解なところが,私は多くてならんのです。そういうことですね。そうしますと,お願いしていったほうがいいと思います。そうするからには,市も「十分とは言えませんが幾らかは補助をする制度もあります」というようなことを言ってお願いせんと,ただそうしてくださいじゃ私はいかないと思います。余り難しく考えずに,定額給付金じゃないけど,定額補助,私はそれをやったら呼び水になると思うんです。ですから,ぜひそういう方向で前向きに検討して今やる,やらないと断言はできなくても,前向きに検討するという答弁はもらえませんか。



◎市長(霜出勘平)  薬剤については,現在は無償でありますが,今後につきましては一部有償ということでこの助成をしているわけですよね,薬剤についても。だからヤスデ返しについてもそういうできるところはそれなりのあれを検討してみてもいいんじゃないかというふうに思います。



◆議員(竹迫毅)  本当,ぜひ前向きに検討してもらいたい。とにかくそのほうが市民にとってもいいことだし,今後,市の財政を圧迫しないように貢献すると私は思うからそう言ってるんですよ。本当,やりやすいところへ10数万から数十万と。ブロックをやらにゃいかんとかいうようなところになるとかなり金がかかると思います。しかしその大きな財政も苦しいわけですから,決して何十万もというようなことは私は思いませんが,やはり幾らかでもそういう定額補助制度を設けたら呼び水になると思います。貢献すると思いますから,ぜひそのようにしていただきたいということをば申し上げまして,来年度では,予算では実現するものと思って質問を終わりたいと思います。

 どうも,長くなりましたが。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩をします。

午後3時23分休憩

───────────

午後3時35分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。

 次に,塗木弘幸議員。

  [18番議員塗木弘幸登壇]



◆議員(塗木弘幸)  きょうの最後の質問者になると思います。もう少しおつき合いをよろしくお願いいたします。

 私は通告してありました,2点について質問いたします。

 まず1番目に老人福祉について。

 現在,日本の高齢化率は21.5%であり,超高齢化社会となっております。特別養護老人ホームの入居待機者は全国で42万人に上がっています。さらに要介護者の7割強が自宅で介護を受けているが,高齢者虐待や老老介護,独居老人の孤独死など,在宅介護による家庭の,家族の心身の負担は深刻なものがあります。鹿児島県は日本一独居老人が多い地域であります。家族による介護力は大幅に低下しており,介護される側も介護する側も介護施設を要望しており,介護施設の整備拡大が必要であると思われます。

 鹿児島県は,各地域において将来必要となる介護施設,地域介護拠点の緊急整備を進めるため,22年度当初予算に58億を計上し,特別養護老人ホームのほか,小規模特別老人ホーム及びグループホームの増設,スプリンクラー整備を計画しています。2025年には65歳以上の高齢者人口がピークを迎えるが,本市の対応を問う。

 2番目に,児童福祉について。

 今日,南九州市は市税などの収入が減少し,厳しい財政運営の中,長期の財政適正化計画を策定し,行財政改革を実施しています。その施策の展開の中で,南九州市立保育所の民間移管に関しては,委員会を設置し,検討を行っているが進捗状況はどうなっているのか。

 また,市立の児童館が2カ所存在する。施設の現状と今後のあり方について質問します。あとは自席にて行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  塗木議員の質問にお答えいたします。

 まず高齢者福祉についてですが,介護施設の拡充につきましては,介護保険事業計画に基づきまして,今年度頴娃地域に小規模特別養護老人ホーム,定員が29名でございます,1カ所,小規模多機能型居宅介護,定員が9人です。これを頴娃地域と知覧地域に2カ所整備中でございます。

 来年度は平成24年度から26年度まで3年間の第5期介護保険事業計画を策定することになっておるところでございます。その委員といたしまして,医師等福祉関係者や地域代表者等を構成員とした南九州市老人福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会で待機者の状況や介護施設の整備状況及び市民が負担する介護保険料の額等の協議をしていただき,答申がなされます。これを受けまして,介護保険事業計画を策定いたしまして,県の認可を受けた後,必要に応じて施設等の整備をする考えでございます。

 次に,児童福祉についてお答えをいたします。市立保育所は川辺地区内北部,中央部,南部に3カ所ありまして,市民の利便性等を考慮するとともに,老朽化している保育所につきましては,計画的に改築等を行ってまいったところでございます。今回,市立保育所の民営化を進めるにつきましては,職員で構成いたします市立保育所,民間移管検討委員会で,市民の利便性,民営の有益性,他市町村の状況,現在の保育ニーズに対応できているか等について検討いたしているところであります。

 今後の進め方につきましては,市民の方々で構成する市立保育所民間移管審議会を設置いたしまして,保護者を含めた市民の方々に市の考え方を理解していただけるよう,十分説明をしてまいりたいと思っております。また児童館は幼稚園や保育所と違いまして,月曜から金曜まで開園いたしておりまして,午前中は幼児を持つ親子に親子で遊ぶ場を提供することにより,子供同士の遊びや親同士の交流等が活発になり,育児不安等の解消等に寄与する就学前の幼児施設でございます。午後は児童生徒の遊び場として解放する施設でございますので,民営化にはなじまない施設であると考えておるところでございます。

 以上で答弁とさせていただきます。



◆議員(塗木弘幸)  この南九州市,今申されました南九州市老人福祉計画によると,高齢者人口の見込みは65歳以上の老人が21年度1万3,753人,26年度1万3,259人,減少するわけでございますが,介護認定者要支援1,2,介護1から5の介護認定者は2,827人から3,029人に,26年には3,029人に増加するわけでございます。そしてまた85歳以上の後期高齢を越えた人ですね,この人たちが21年度2,540人から26年度には3,146人と増加していく見込みとなっております。高齢化率も32.8%から33.3%と,増加というふうになっております。しかし,ページの93ページなんですけど,施設居宅系サービス利用者数の見込みのところでは,要介護2から5の認定者の見込みが,21年度1,455人から26年度1,576人と増えてるんですが,施設利用者の見込みというところでは,21年度646人から,23年度は増えて679人,そのあと26年度にはまた646人にこの計画では,見込みとしては減ってくるというふうになっております。認定者の数は増えているが施設利用者の見込み数は減っているんです。これは在宅介護は増える見込みはあるからこうして減っているのか,近年の人口構造は都市への人口集中,少子高齢化などにより,大家族から核家族に変容しており,65歳以上の高齢者との同居率は1980年69%から2005年には45%まで低下し,家族の介護力は大幅に低下していると厚生労働省の調べでもこういうふうになっているんですが,この施設サービス利用者数の見込みは,この減っているこの見込みですけど,どうしてこういうふうに数字的になってくるのか,ここを質問いたしたいと思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  この介護保険計画を策定をするに当たりましては,国のほうから指針が示されております。それは参酌対照表と言いまして,これを満たしなさいというのがございます。参酌対照表とは,介護保険及び介護型サービスの利用者を見込む上での指針となるものでございまして,要介護2から要介護5の認定者に対する介護施設,介護保険施設及び介護専用型居宅系サービス利用者の割合,これをば,37%以内でおさめなさいという国の指針がございまして,これでないとだめですよというのが,これを介護保険計画をつくる中での指針でございました。

 その関係で,今申し上げましたようにこの平成26年度の目標としては,利用者数が平成18年と同じ646人というふうに見込みを立てたところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  国が37%以下にしなさいという目標でこうしたということですが,施設から在宅への介護政策では,現在のこの待機者数や独居老人の増加に伴うニーズには応えられないと私は思うんですが,これは目標値でしょうけれども,実際は,実際の数字はどのようになるとお考えでしょうか。



◎福祉課長(君野悦郎)  実際の数字につきましては,第5期介護保険計画,平成25年度から26年度までの計画を策定をいたすわけでございますが,その中できちっとした数字や現在の人口,高齢者数,それから高齢者によります介護保険の割合,こういうもの等を勘案をいたしまして,推計をしてまいりたいというふうに思いますが,現在考えている中では,増えていくんじゃないかというような気はいたしております。



◆議員(塗木弘幸)  私と同じ考えのようですので,次にまいりたいと思います。(笑声)

 共同通信社が本年2月から3月にかけて実施した,47都道府県庁所在地の市長を対象としたアンケート調査に答えて,鹿児島市を含む18市長が,国が力を入れる在宅介護よりも特別養護老人ホームなどの施設介護を重視すべきだと答えております。理由として,独居高齢者や認知症高齢者が増え続けると在宅介護が困難になる。家族の介護負担の軽減が必要だという意見でありました。また,介護費用を補うための公費割合の引き上げの検討が必要と回答した人は8割近くに上がったという記事が出ております。実際鹿児島市は22年6月補正予算でグループホームや小規模老人保健施設整備などに3億8,000円余りを補助金として予算化しております。この調査に対する市長の意見を伺いたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  この在宅介護というのは,本当に大変な苦労があるものというふうに思います。まして,高齢化が進みまして,老老介護というような現実があるわけでございまして,やはりこの施設をできれば充実させたほうが,福祉については効果があるのではないかというふうに思っておるところでございますが,やはりこれもいろんな財源等も考え,そしてまた今後は老人の数もだんだん減っていくわけですので,そういったことも考えながら,やはり取り組んでいかなければいけないのじゃなかろうかなというふうに思っております。

 先ほどもお答えいたしましたが,この第5期の介護保険事業計画を策定することになっておりますので,いろんな方々のこの意見等も聞きながら,どういう方策が一番いいのかこれから検討をしてまいらなければならないというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  現在南九州市には施設への入居待機者が特別養護老人ホームには延べ人数756名,グループホームに136人,養護老人ホームに40人の待機者がおります。またこの中には病院に入院したままで治療の必要のない老人,これら社会的入院者が数多くいると思われます。施設として,市の指定事業者として,認知症対応型介護施設,グループホームが川辺に6カ所,知覧に2カ所,頴娃に1カ所,介護老人福祉施設(特養)が九つ,個人の有料老人ホームが二つ,養護老人ホームが二つありますが,特養の待機者が多いわけですが,特別養護老人ホームは県の管轄でありますけれども,グループホームは市が指定,監督を行うサービスであり,可能な限り住み慣れた自宅や地域で生活が送れることを目指しているというふうになっております。この施設は川辺に多いわけですが,知覧,頴娃に増設の考えはないでしょうか。市長の意見をおお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  我々はこのグループホーム施設につきましては,川辺地域,知覧地域,頴娃地域ということでなくて,南九州市でというような考えを持っております。頴娃地域が少ないから頴娃地域に造るとか,知覧地域が少ないから知覧地域ということじゃなくて,南九州市一帯でいかにあるべきかということをこれから検討をしていかなければいけないというふうに思っております。先ほども申し上げましたように,この事業計画も策定することになっておりますので,そういったことも含めながら,この策定委員会の中でいろいろと検討していけたらというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  認知症の方は環境が変わると精神的に不安な状態になると言われています。頴娃の人が川辺の施設に行くというようなことになってくるわけです。南九州市一帯と言われましたけれも,地元のほうに,これからまたないところに設置をしていただきたいと思っております。

 次に,21年度,市では今市長の答弁にもありましたように地域密着型介護老人施設を1カ所,小規模多機能型介護施設を2カ所,公募により選定しましたが,重複しますけど,5カ年計画でのこれからの増設の計画は持っておられないでしょうか。質問します。



◎福祉課長(君野悦郎)  今回,公募をして造りましたのは,第4期介護保険計画に出ております市内の施設を整備をする計画で,実施をいたしたところでございます。これで第4期はすべて実施をしたというふうになりますが,今後整備をいたす部分につきましては,第5期介護保険計画に乗せないと,整備ができません。なお,これを無限大に造るということになりますと,これは市民が負担をします介護保険料に直接かかわってまいりますので,そこら辺を含めまして,先ほど市長が答弁を申し上げましたように,審議会の委員会のほうできちっと審議をしていただきまして市民が現段階で負担できる介護保険料は幾らぐらいなのかということ等を含めて,それじゃあ市民の要望に応える施設の整備はどの程度したほうがいいのかというものをば,十分検討していただきまして,計画書を作成していきたいというふうに思っておりますので,その計画書の状況によりまして,整備計画というのもきちっとできてくるということで御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  今年行われましたこの地域密着型介護施設の応募資格について質問します。

 応募資格者は社会福祉法人となっているが,この事業は小規模であり,資金豊富な大法人じゃなくても,介護サービスの知識と能力のあるものであれば運営できるのではないか。実際,自力で有料老人ホームを設置し,県の許可を受けて介護施設を運営している人もおります。社会福祉法人という既得権を保護する余り,本当の介護職を目指す人の育成を阻害しているのではないかという意見もあります。個人で訪問介護やケアプラン作成を行い,事業をしている人もおります。この何て言うんですか,応募資格の社会福祉法人というのは,県や他の市町村でもこのような制限を設けているのか,県は規定していないということを聞いておりますが,このあたりの考えはどうでしょうか。



◎福祉課長(君野悦郎)  今回,公募をするに当たりましての参加資格でございますけれども,これはやっぱり市民が安心して居住,入所ができる施設でないといけないということ等もございまして,現在社会福祉法人を運営していらっしゃる方というふうに限定をしたところでございます。なお,建設に当たりましては,多額の資金を要しますことから,その資金の調達状況,こういう資金計画等も出していただく中で,この人であれば許可をしても建設及び運営に間違いないということ等を判断をするために,現在社会福祉法人,市内のほうで社会福祉法人を営んでおる方というふうに限定をさせていただいたところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  今の答弁は,それはわかっていますけれども,これからもこういう応募資格方法でいくのか,このままでは大きな組織だけが運営をできるということであって,まだやりたい人はいっぱいいるんです。でもこういうふうな制限をつけますと,個人の方々はできないわけです。そこをこれからもこのようにやっていくのか,もう一回質問します。



◎福祉課長(君野悦郎)  今,基本的なことを申し上げましたけれども,今後整備をするのが何によるかということもございます。例えば,旧川辺町でやったときにはグループホームであれば,それほど大きな資金は必要はないということで,個人で意欲のある方というような形にしたところもございます。ですので,ケースバイケースでどのようにしたほうがいいかということは行政内で十分議論をした上で,公募に参加できる資格については検討をして,今議員がおっしゃるような心配がありますけれども,私どもとしては市民にこれをつくってくださいというふうに許可をする場合には,それが確実にできてきちっと運営ができるという見込みがないとなかなか許可するわけいきませんので,それができる範囲内であるなというふうに判断をされる場合には,経費等もございますので,そういう面も含めて十分検討をさせていただきたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  検討をよろしくお願いいたします。

 今回のこの事業では,この密着型の介護老人施設を落札というか,したところは,前回えい秀峰園の民間移管を行った法人と同一であり,設置する場所も同一地域となっております。議会へも陳情の依頼がありましたが,地域に密着したサービスを行う施設なわけです。書類審査とプレゼンテーション審査のみで地域性は考慮されないのか,今後の審査の方針を伺いたいと思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  今回公募をしました部分につきましては,南九州市内で小規模特別養護老人ホームをつくりたい方は,自分でこういうところが高齢者にとって一番住みやすい,環境的にもいいんだよということをば十分PRをしながら計画書を作っていただきたいということでやったものでございます。ですので,これをどこどこ地区にというようなことは,市内全体を一円として考えておりましたことから,公募要領の中にそのように決定をしておったところでございます。それが公募をした結果,たまたま養護老人ホームを民営化したところと同じ法人になったということでございますので,御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  今後はどうされますか。やっぱり書類審査が優秀でプレゼンテーションも良かったとなると,また同じ人に指定するということも出てくると思いますが,今後はどういう審査をやっていくのか,質問します。



◎福祉課長(君野悦郎)  これは先ほども申し上げましたけれども,この介護保健施設をつくる時に,基本的には市内でこの施設を経営し,運営していただける方を公募いたします。場合によりましては,ここ地区にということもあるかもしれませんけれども,私どもは基本的には市内で,例えば養護老人ホームを造りますよというときには,市内で養護老人ホームを経営をしたい方は手を上げてくださいというふうにするというのが大原則であろうというふうに思いますので,そのようなふうに考えておるところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  私は同じところに幾つもできたらそれはあんまり,何と言うかあれではないと思います。やっぱり地域性を入れたほうがいいと思います。

 次にまいります。国は,公営住宅など公共の施設をグループホームやケアホームなどの介護施設への利用を大幅に緩和することを決めていますが,南九州市にも廃止となった幼稚園などの施設があります。この施設をデイサービスなど老人の施設に利用できないものか,高齢者と地域の人たちのとのコミュニケーションの場所にもなるんではないかと思いますが,そのような計画というか気持ちはないもんでしょうか。



◎福祉課長(君野悦郎)  デイサービス等をするのは社会福祉法人の資格を持っていらっしゃる方々が,私はここでやりたいという形で計画を作ってこられるものでございまして,市がここでする人をというような形で現在までやった経緯はございません。しかしながら,今後やりたいという方が,例えば幼稚園の空きスペースでやりたいというようなことがあれば,それは十分この公共建物等の行政内で検討をする機関がございますので,そこでこの検討の余地はあるかというふうに思いますけれども,現段階ではそれらに活用するということは恐らく考えられないというふうに私は思っておるところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  次にいきます。

 この介護表に関してですが,確かに施設介護というのは,要介護1の方で1カ月当たり20万円前後,在宅の場合には月8回ヘルパーさんを週2回,デイサービスに週2回行ったとしてまあ11万前後と,約倍の費用が施設介護のほうがかかるわけです。2008年度は国の介護保健サービス費が7兆414億となり,南九州市の介護給付費見込み額は22年度約40億となっています。年々増加していますが,施設待機者や高齢者増加に伴うニーズに応えるにはやむを得ないのではないかと思います。

 要介護3から5になると,ヘルパーさんが毎日二,三回,おむつの取りかえを行い,週2回は入浴をします。こうなると介護費が高額となり,保険の基準額をオーバーする人もいるそうです。市内の施設に入れず,市外の施設に入居する人もいるわけです。

 市内に介護事業を展開していくことにより,雇用の促進も生まれてくると思います。菅直人首相は就任会見で,社会保障で雇用創出を生み出し,経済成長を実現する考えを示しております。雇用の促進ということに対して,市長の見解をお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  議員のおっしゃるように施設を造れば造るほど,これは,雇用は生まれてくると思います。またその一方でやはりこの財源ということも,市の財源も圧迫するわけでございますし,またこの介護保険料というものにも影響が出てくると思います。そういったことで,やはり大局的に考えていかなければいけないのではないかというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  実際に介護をしている家族の状況を見ると,5割以上が60歳以上の高齢者となっております。要介護3以上ではほとんど終日を介護時間に充てているということです。廃校になった施設を利用するなど,なるべく費用のかからない施策で介護施設の整備を進めてもらいたいと思います。これでこの質問を終わります。

 次は,児童福祉施設に関する行財政改革の取り組みについて質問をいたします。

 本市には市立の幼稚園2カ所,私立幼稚園2カ所,市立の保育所が3カ所,私立認可保育所が14カ所,無認可保育所が2カ所,その他市立児童館が2カ所の保育施設があります。また,本市の行財政改革の推進体制として,行政内部に行政改革推進本部会議があり,外部組織として行政改革推進委員会が設置され,20年度に南九州市行政改革大綱を策定され,12月には南九州市集中改革プランが作成されて行財政改革が進められていると思います。この南九州市集中改革プランの別添調査表によると,市立の保育園である星の子保育所に関しては23年月以降の民間移転を検討,古殿保育所は24年4月以降の民間移転を検討,上山田保育所に関しては24年度4月以降の民間移転を検討となってます。年次的にすべて4月以降となっていますが,この期限はないのか,以降ですからいつでもいいのか。それでは高い措置費を何年も支払っていくわけですから,ある程度の期限が必要であると思います。この期限の検討はなされているのか,質問いたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  現段階では,これにつきましては,古殿保育所を平成25年の4月からできればというふうに考えております。その後,1年おきに星の子保育所を26年,勝目保育所を28年の目標として現在進めているところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  期限がないと目標がないわけですから,いつまでたっても民間移管にはならないと思います。市立保育所民間移管検討委員会の現状と経過報告によると,委員会は20年8月に始まり,今まで2年ぐらいが経過しているわけですが,委員会開催が1回目から4回,今まで開催されておりますが,事業計画と方向性が決まらず,移管の方法,時期が未決定となっているという報告があります。市民に対して十分な説明と理解が得られるように進めるべきではあると思いますが,行政改革という視点から見ると,有能な執政者の取り組みの成果としては,非常に物足りないものがあると思います。

 今,この25年,26年,28年を目標にしているということがありましたが,さらに詳しくこれからの委員会の取り組みを教えてもらいたいと思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  職員でつくります民間移管検討委員会で,本年度で5回を数えて,大体こういう方向であればいいんじゃないかという案ができ上がったところでございます。今後におきましては,これを民間の地域代表,あるいは保護者,こういう方々がどのように考えているかという意見を聞くために,民間移管審議会というものをば,今回の9月の予算にもお願いをしているところでございます。これで,民間の方々の意見等を十分お聞きをしながら,保護者,住民等への説明等を行いまして,この事業の推進をしていきたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  川辺地域に2つ無認可の幼児施設があります。これは保育料も一律で,認可保育所よりも安価となり,保育環境や保育内容も認可保育所とあまり変わらず,利用者が多いという報告もあります。南さつま市ではすでに2保育園の民間移管が発表されております。早期に民間移管をするよう,強く要望してこの質問を終わります。

 次に,市立の児童館について質問いたします。これもこの集中改革プランの別添調査表によりますと,第一児童館,第二児童館ともに,現在の利用料金では民間指定管理となった場合,運営が難しい。直営で管理すべきとなっています。また,施設が老朽化のため,建てかえる必要があると書いてあります。そしてまた,括弧書きなんですけど,これが私はよく意味がわからないんですが,多分これは月1,000円と書いてあるから,料金が月1,000円で掛ける30人という数字を両方とも入れてあります。文教の事務調査資料によると,20年度,第一児童館は21人となっております。第二児童館は幼児数は2人となっております。この30人というこの数字はどっから出てきたのか。作成時にはこの集中改革プランの作成時には児童数が把握されていたのか。20年には2人しかいないわけです。プラン作成時に行革推進会議ではどのような論議がなされたのか質問をいたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  この30名というのは,第一児童館,第二児童館,いずれも定員が30名となっておりますので,その数字がそこに入っているというふうに理解をいたしております。なお,その20年のときの利用者数,21名及び2名については,これはいずれも実数でございます。



◆議員(塗木弘幸)  だからこの作成をするときに,これは実数はわかっていますけどもこれは最高これだけ入れるという意味なんですね。これを作ったときに2人ということが,私が聞いてるのはわかっていたのか,20年ですから,これが作成されたのも20年の12月,これには20年の12月と書いてあります。そこではこの行財政改革にかいして存続とかそういう意味を含めて何にも議論はなされなかったのか,もう一回教えてください。



◎福祉課長(君野悦郎)  行財政改革会議の中では,児童館についてはそのまま存続となっておりますことから,そこら辺の議論はされていないところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  私はこれは行財政改革の係に聞きたかったんですが,まあ次に行きます。もう時間がないですから。

 この児童館の保育料金は月1,000円なんですよね。間違っていたら,ここに1,000円と書いてありますから。これ幼稚園でも月5,000円を徴収していますが,月1,000円の料金ではおやつ代ぐらいにしかならないと思います。これはボランティアで運営しているようなもので,南九州市の財政状態は考慮されているのか。川辺には私立の保育園もあり,入園者も多いと聞きます。安いから児童館を利用しているのかと思われるんじゃないかと思います。1,000円というこの料金は,どうして1,000円なのか。それはまあ安いことにこしたことはないでしょうけれども,入る人は。これは値上げは考えていないのか質問いたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  市長の答弁にもありましたように,児童館は子供を預かって保育をする場所ではございません。これは午前中の時間を,9時から12時までですが,これを使いまして,学校に行くまでの間に,親がおる家庭についてはなかなか保育園にもいけない。そしてまた事情等もございまして幼稚園にも出せないという子供さん等もいらっしゃいます。そういう子供さん等に子供同士で遊ぶ場を提供をしたり,あるいは今現在,世間で子供の虐待とかいろんなことがささやかれております。報道もされております。こういうもの等を防ぐために,親同士が子供の養育に対する悩みとかそういうものをば話し合える,そういう環境を整えるために,児童館というのを設置をしておるところでございまして,これは保育料という考え方ではございませんので,登録料でございますので,そのように1,000円というふうになっているところでございます。なお,ここで食べさせますおやつ等につきましては,父母の会のほうできちっと料金を集めまして,きょうはこういうおやつを出そうという形で,手づくりのおやつにしたり,場合によってはお店のほうから買ったりという形で運営をしていることから,おやつ代等については,この中では支給をいたしていないところでございます。



◆議員(塗木弘幸)  知覧とか頴娃にはこの施設はないわけです。財政の状態というのも考えられたほうがいいと思うんですが,次に行きます。(笑声)

 この施設につきまして,平成21年3月補正予算で,第一児童館に547万,第二児童館に797万の予算の計上がなされまして,補修工事が行われております。第二児童館は,しつこく言うようですけど,人数が少ないわけです。20年度が2人,21年度は8人です。またすぐ近くには総事業費2億7,000万円で設立された勝目保育所があり,放課後の育成事業などもここで行えるはずです。このような状況の中で700万も投資する価値があったのか,今後児童数が増える見込みがあるのか。川辺の市街地までは勝目からは10分ぐらいで行けるわけです。この時点で,700万投資するというこの時点で第一児童館への統合は考えられなかったのか,この児童館のかねての予算というのは200万,それでも1年間に200万要ってるんです。人件費が200万かかってるということです。小さな1円から辛抱をしないと,行財政改革ということはできていかないと思っております。このときに行財政改革推進という検討はなされなかったのか,統合は考えられなかったのか,質問をいたします。これは行政改革の係の方に質問をしたいと思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  先ほど申し上げましたように,私どもとしてはこの児童館というものの目的,あるいは設置をしてありますけれども,これの目的を考えますと,保育所とか幼稚園とは必ず違った施設であるんだということでございます。ですので,行革の考え方で考えていろいろやるというよりも,南九州市内の子供をどのように健全に育てていくか,そのためには投資すべきところには投資しなきゃいけないという観点から,この整備が遅れておりましたトイレ等について,水洗化をお願いをし,議員の方々の御理解をいただいて今整備を進めているところでございますので,こういうものについては必要なんだとういうことを理解をいただきたいというふうに思っております。



◆議員(塗木弘幸)  私は横の連携というか,福祉課はそういうわけです。福祉の人は福祉だからお金がいっても,お金をどんどん投資してやっていいじゃないかというようなことだと思いますけれども,片一方行財政改革という観点から考えられなかったのかと,この辺で2人しかいなかったんですよ,このときは,このあたりでどうかと,財政的な面もあるが,そういう係の人との話し合いというか,そういう場所はなかったのか,それを行革の方に聞きたいと私は思っております。もう一回,なかったのかあったのかでいいです。そういう話し合いは何ですか,平生は行われないのか,という質問です。



◎市長(霜出勘平)  このことにつきましては,児童福祉ということで先ほどお答えをさせていただきました。2人しかいなかったというようなことでございますが,このことについてはやはり今,市長へのメッセージというのも実施いたしておりまして,その中でも知覧町の方がここを利用してすばらしかったというメッセージもいただいております。そういったことで,我々も頴娃町,旧頴娃町,知覧町,これも広報をいたしまして,川辺町にこういう施設があるんだと,それでいろんな子供同士のふれあい,親同士のふれあい,いろんな形でそういうあれができますのでということで今後につきましては,これを広報いたしまして,南九州市の方々が多く利用していただくように頑張っていきたいというふうに思っております。

 大変大事な施設でございます。高齢者福祉に劣らない児童福祉ということでこれからも頑張っていきたいというふうに思います。

 要は,議員がおっしゃるのは利用を高めろと,そうであれば初期の目的が達せられるんだというような御指摘だろうというふうに思いますので,努力をしてまいりたいというふうに思います。



◆議員(塗木弘幸)  私はこのことに対しては今でも工事の必要性を疑問に思っておりますが,行政改革という観点からもこういう施設を必要な事業と,非効率的な事業,縮小,あるいは統廃合しなければならない施設の事業仕分けを行う必要があると思います。今のままで財政運営を行った場合,数年後には財政調整基金もゼロとなるわけです。南九州市の財政は非常に厳しい状態にあるという意識を持って職務に取り組んでいただきたいと思います。

 以上で終わります。

    ────────────────────



△延会



○議長(田之脇厚)  お諮りします。本日の会議はこれで延会したいと思います。御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本日はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は9月8日午前10時から開会することとし,本日はこれで延会します。

午後4時37分延会