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鹿児島県 南九州市

平成 22年 第 4回定例会( 6月) 06月16日−02号




平成 22年 第 4回定例会( 6月) − 06月16日−02号









平成 22年 第 4回定例会( 6月)


 本会議2号     (6月16日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        15番議員  柚 木 茂 樹
4番議員  浜 田 茂 久        16番議員  松久保 正 毅
5番議員  大 薗 秀 己        17番議員  蔵 元 慎 一
6番議員  田 畑 浩一郎        18番議員  塗 木 弘 幸
7番議員  深 町 幸 子        19番議員  薗 田   誠
8番議員  竹 迫   毅        20番議員  加治佐 民 生
9番議員  永 吉 義 輝        21番議員  下 窪 一 輝
10番議員  東   兼 喜        22番議員  西   良 仁
11番議員  今 吉 賢 二        23番議員  森 田 隆 志
12番議員  満 留 秀 昭        24番議員  田之脇   厚
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    財政課長      上 野 勝 郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    企画課長      金 田 憲 明
副  市  長  山 内 廣 行    建設課長      下之薗 博 幸
教  育  長  小 野 義 記    税務課長      東     篤
総務部長兼                                
 知覧支所長   和 田 二三男    福祉課長      君 野 悦 郎
農林水産部長   伊瀬知 正 人    耕地課長      山 下 由 海
建設部長     田 代 良 民    畜産課長      三 宅 俊 正
市民福祉部長   有 水 秀 男    商工観光課長    塗 木 博 人
会計管理者    大 坪 三 郎    農業委員会事務局長 宮 原 知 見
教育部長     東   信 行    教育総務課長    小 園 和 幸
頴娃支所長    永 谷 岩 男    学校教育課長    大 木 節 夫
                    文化財課長兼           
川辺支所長    新 屋 清 盛     教育振興課長   西 野 栄一郎
                    保健体育課長兼          
総務課長     福 吉 良 夫     給食センター所長 摺 木 和 文
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 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  堂 園 政 利    議事 係  川 ? 弘一郎
 
 第4回定例会議事日程(第2号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.一般質問






平成22年6月16日 午前10時0分開会





△開議



○議長(田之脇厚)  これから本日の会議を開きます。

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△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において蔵元慎一議員,塗木弘幸議員を指名します。

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△日程第2一般質問



○議長(田之脇厚)  日程第2,一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 まず,蔵元慎一議員。

  [17番議員蔵元慎一登壇]



◆議員(蔵元慎一)  おはようございます。皆様も,もう御存じのように,きのうは日本がサッカーが勝利いたしまして,1日中そのニュースを見たわけですが,どこかの市議会だったと思うんですけれども,そのユニフォームを着て議会が行われてるとこが出ていました。ちょっとこう元気がなくなってきてた日本が,これで少し元気を取り戻したかなあというふうに感じております。

 それでは,通告していましたGISについて市長の所見を伺いたいと思います。

 現在,我々人類は,目まぐるしい科学技術の進歩の中に生活し,その成果を一昔前までは信じられないような速さで,そして,さまざまな分野で恩恵を受けています。

 最近の大きなニュースで,立て続けに宇宙開発にかかわるものが幾つも出てきました。2人目の日本人女性宇宙飛行士としてスペースシャトルに搭乗した山崎直子さん,国際宇宙ステーションに長期滞在した野口総一さんの帰還,そして種子島宇宙センターから打ち上げられたH2Aロケットに登載された鹿児島県産人工衛星「はやと」の交信成功,近いところでは宇宙探査機「はやぶさ」の7年ぶりの帰還など,人類の長年の夢であった宇宙への旅立ちは徐々にかなえられようとしています。

 このような中,我々が日ごろ,身近に使っている宇宙技術がGPS全地球包囲システムによる衛星測位です。カーナビゲーションシステムやGPS機能つき携帯電話などにより,地図がなくても目的の場所へ正確に移動することができるようになりました。

 また,航空や船舶の航法支援,測量など,多くの分野で使用が拡大しております。この非常に高精度な測位技術のもとに,今まであった既存の地図,統計,台帳,画像等の地理空間情報を結びつけ活用するというのがGIS地理情報システムであります。

 国は,地理空間情報を国民生活の向上及び国民経済の健全な発展のために活用するため,平成19年5月に地理空間情報活用基本法を成立し,整備,提供,GISの利用促進などに関して,国と地方公共団体の責務を定めています。

 また,平成20年4月に閣議決定された地理空間情報活用推進基本計画では,地理空間情報の整備,提供,流通に関する指針を規制し,地理空間情報の提供,流通を促進することが重点の一つとして示し,国と地方公共団体が連携して地理空間情報の活用推進に取り組むことを求めております。つまり,地理空間情報高度活用社会の実現に向けては,地方公共団体が重要な担い手として位置づけられているのです。

 このような流れの中で,我が南九州市でも21年,22年度に,固定資産税係において,固定資産税システム事業費として5,000万余りの予算を投じ,地籍図データ,路線価データ,画像データを統合,整備を進めております。また,22年度には財政課のほうに公有財産管理システム構築事業として2,000万余りの予算が計上されました。今後においても,建設部,農政部にGIS関連の計画があると報告を受けております。

 このように,地理情報システムの有用性は,行政事務の効率化,住民サービスの向上など,ますます高まっていきます。しかしながら,昨今の社会情勢の中,年々厳しくなる市の財政状況をかんがみますと,多額の初期投資や維持管理は大きな負担になることも十分予想されます。国の指針の中では,行政内部における組織間の情報共有や計画的事業の振興を図らないと整備が重複したり,組織横断的な活用や新たな業務への展開まで踏み込めなかったりと,せっかくのGISが生かされない例もあると指摘されているところであります。

 そこで1点目の質問は,地理情報システムへの取り組み状況はどのようになっているのか。

 2点目に,今後,活用に当たり,連携体制を構築する考えはないか,市長に質問いたします。

 あとは自席より行います。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  おはようございます。本日もどうかよろしくお願いをいたします。

 蔵元議員の御質問にお答えをいたします。

 まず,1番目の地理空間情報の活用について,このGISへの取り組み状況を問うということでございます。先ほど御説明がございましたGIS,いわゆる地理情報システムでございますが,このシステムは地理的位置を手がかりにいたしまして,位置に関する情報を持ったデータをコンピューターで総合的に管理確保し,さまざまな形式での表示,分析を可能とする技術でございます。

 本市におきましては,現在税務課における地籍管理システムにより市内の地籍図発行を行っております。また,地籍管理システムと航空写真を重ね合わせることにより,固定資産税の状況把握を行っております。さらに航空写真を利用することにより,家屋の外形図作成を行い,家屋の課税状況を把握いたしておるところでございます。

 今年度以降につきましては,具体的に決定していることといたしましては,税務課においては固定資産,土地評価統合整備事業,財政課においては公有財産管理システム構築事業,そして建設課におきましては,道路台帳統合事業を導入する計画で取り組んでおるところでございます。

 2番目の,今後活用に当たり連携体制を構築する考えはないかという御質問にお答えいたします。本年度計画している公有財産管理システム構築事業では,地図データ等について,庁内LANを利用しまして流通させることが可能な統合型GISシステムを構築し,試験的運用を図るものでございます。このことにより,地図整備コストの削減や部署間のデータ共有による業務の高度化が図られるものと期待をいたしております。

 また,南九州市道道路台帳統合業務におきましては,平成22年度を初年度とし,平成24年度までに統合を図る計画であります。この業務につきましては,オルソ画像を使用する必要がございます。聞きなれない用語でございますが,オルソ画像とは,高い所から撮影をいたしました航空写真はひずみが生じることから,そのひずみを修整した航空写真のことでございます。この道路台帳統合業務で作成するオルソ画像を固定資産土地評価システム,あるいは公有財産管理システムに利用できるものと思っております。このように連携できる部分につきましては,その有効活用を図っていく必要があると考えておるところでございます。

 以上で,蔵元議員の質問への答弁とさせていただきます。

 申しわけございません。まだ答弁がありました。これらの地図情報システムの総合的な利活用は,本年度作成予定の「南九州市情報化計画」の中でも位置づけを行いながら,相互の連携を図ってまいりたいと考えております。

 どうも失礼いたしました。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前10時8分休憩

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午前10時9分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(蔵元慎一)  今答弁いただきましたけれども,昨年度固定資産税係でGISへの取り組みということで,固定資産台帳地籍図,それから画像とかの事業を行っております。

 先日,私固定資産係のほうに行きまして,その成果品ですかね──を見せていただきました。マルコポーロというソフトウエアの名前なんですけれども,それを見せていただいたんですが,市長は,これは見たことがございますでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  まだ見ておりません。



◆議員(蔵元慎一)  ぜひとも,その5,000万円もかかっていますので。今,これが3支所,18箇所のパソコンで,多分見れるように整備をされていると思うんです。建設部とか,その関係のところだと思うんですけれども,それから窓口ですね。これは,先ほど答弁書の中に入っていましたように,昨年データ化しました地理情報を地図上にあらわすようになってるわけです。地形図,それから家屋図,それに今度は航空写真を重ね合わせるようにできておりまして,非常に正確にその状況がわかるということになっております。

 多分,これは今さっきも言いました国の地理空間情報活用基本法というののもとで,多額の補助が入っていますので,市としての負担はそんなにはないんですけれども,ことしは財政課のほうで2,000万ほど,それから来年度からですかね,道路台帳整備ということで1億3,000万ほど使って,この地理空間情報の事業が進んでいくわけですけれども,これだけ大きな予算をかけて,市の予算をかけてやってくわけですけれども,その準備段階なんです。担当のほうにもちょっと聞いてみたんですけれども,この事業をするに当たって,庁内での話し合いのようなものが持たれましたかというふうに質問したんですが,担当の職員同士での話し合いはしたことはありますという答えでありましたけれども,そういった部会みたいなものはできていないのかどうか,ちょっと確認をさせていただきます。



◎企画課長(金田憲明)  連携体制についてのお尋ねでございますけれども,現在,それぞれの業務につきましては,各部署のほうで専門的に語っておりますので,その庁内的な連携体制というものは図られてはいないところでございます。

 ただ,昨年度から策定を行っております情報化計画というのがございますけれども,これは22年度に策定する予定でございます。この中におきましても,相互の連携というものを位置付けをしながら,情報計画の中でも位置付けを行っていかなければならないというふうに思っております。

 この全庁的な連携体制につきましては,本年度以降,積極的に計画をいたしてまいりたいと思っております。



◆議員(蔵元慎一)  今年度取りかかるということであります。例えば皆さんが家を造るときにどうするかというと,まず造りたい建て主が──施主がいますよね。施主は,自分はこういった家を造りたいなあという思いを持ちます。そして,それを設計屋さんに頼んで,じゃあ設計図を引いていきます。そして,その施工に入ります。そこには電気屋さんが入ったり,水道屋さんが入ったり,基礎屋さんが入ったり,建具屋さんが入ったり,左官屋さんが入ったりというふうになっていくと思います。今,たとえが正しいかどうかわかりませんけれども,設計図がないままに,もう左官屋さんが工事をしたような感じだと私は思っているんです。このGISというのは,庁内の全体の中で推進をしていかなければ,その効果というのが,非常に限定的になってしまう事業だと思っております。

 ですから,今回,固定資産税,これは多分基本になる図面を引くので,順番的には,もうこれで問題はないと思うんですけれども,そういった計画が,最初なされてから,じゃあ次に事業の,もう実際の計画を立てていくと。それからかかるというのが順番だと思うんです。

 それが,今回,ちょっと調べてみましたら,そういうふうな順番になっていないということで今回の質問になったんですけれども,ここに平成22年度の3月に,国交省から地方公共団体における地理空間情報の活用の手引きというのが出されておりまして,150ページぐらいのPDFのデータだったんですけれども,ずうっと見てみましたら,やはりそのようなことが書かれているわけです。まず,じゃあどういったものを構築しようかというのを最初に持っていないと,建設部で作るデータと,例えば固定資産で作るデータがかぶってしまう。重複して投資してしまう恐れもあるということで書かれております。

 それから,これはやはり庁内で供用をしないと,やっぱり効果が出ないことですので,南九州市の場合はもう非常にこのネットワークが整備されておりますので,その問題はないと思いますけれども,その辺も考えながら進めていく必要があるということがあります。

 この中で,行政情報をデータ化するというのは,これはもう今から国全体でやっていくんですけれども,最終的には,やっぱり市民のためにそれはするものであって,今度は市民のためのデータでなければいけないんですけれども,これはまた市民への公表というか,提供もしないといけないというふうになってるんですけれども,その辺の計画についてはお考えではないでしょうか。固定資産税係で地籍図か何かの発行はもうされてると思うんですけれども。



◎企画課長(金田憲明)  市民への提供の件でございますけれども,現在,連携体制のほうを今から構築しようということで今考えておるところでございます。

 まずは,この連携体制を構築し,その中におきまして,このGISの利活用につきましては,若干の課題というのも含まれてはいるようではございます。と申しますのが,一つは個人情報の保護という点もございます。それから知的財産の保護といいますか,そのような点もあろうかと思います。そのようなこと等をこの連携体制の中で全般的に考えながら,そして市民の方へも公表できる部分については,やはり公表という形のものを検討していかなければならないかというふうに思っております。

 特に,災害情報ですとか,そのようなこと等につきましては,市民生活にとっても非常に大きな影響があろうかと思われますので,そのようなこと等も考えながら,これにつきましては,議員のおっしゃいますとおり,ちょっと順番としては逆だったのかもしれませんけれども,そのようなこと等の反省も踏まえながら,今後積極的に取り組んでいかなければならないというふうに思っております。



◆議員(蔵元慎一)  ぜひとも,この提供という部分に関しては,よく個人情報が入ってますので非常にデリケートな部分もありますけれども,提供をする形でお願いしたいと思います。

 その部分も含めまして,この手引きはワークブックという中では,やはり非常に専門的な分野でありますので,例えば,今市の電算課の職員とか,その辺の部分は詳しいとは思うんですけれども,やはり今から始まる技術でありますので,国交省のほうでは,その研修プログラムを学ばせるようなこともしてあります。こちらから何カ月だか派遣をして,その内容を。そういったことは考えませんでしょうか。



◎企画課長(金田憲明)  その研修につきましても,これは今後研究をしていかなければならないかというふうに思っております。

 それともう一つ,県内におきましてもNPO法人ではございますけれども,「かごしまGIS・GPS技術研究所」というもあるようでございます。ここがどのような活動をしているのかということ等も詳しく調べながら,そして,ここの中におきましても,GPS・GISの利活用につきまして研究勉強会も行っておるようでございます。ここら辺の情報等も集めながら,そして,やはり活用を図っていくのであれば,いろんなところで問題が生じないように,そういうこと等で取り組んでいかなければならないというふうに思っておりますので,その研修会のほうにつきましても,今後前向きに検討してまいりたいと思っております。



◆議員(蔵元慎一)  まだ今からということなんですけれども,やはりこのシステムができ上がったとして,それを活用していく人材を,やはり育てないと,それは絵にかいた餅のような形になってしまいますので,ぜひともその辺は,一緒に人材育成のほうも考えていただきたいというふうに思います。

 答弁のほうが,もう積極的に取り組んでいただくということですので,もう最後になりますけれども,GISは,今後行政情報の運営・管理に非常に重要なツールとなってくると思います。

 一方で,パソコンやインターネットの普及にあわせた「ユビキタス社会」の中で,必要な情報をすぐ得られるという住民サービスにも大きく貢献するはずです。しかしながら,大きな初期投資と維持管理費が毎年かかってきます。早急に推進計画や推進体制を構築し,無駄のない地理空間情報活用社会に向けて取り組むことを要望して質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,菊永忠行議員。

  [2番議員菊永忠行登壇]



◆議員(菊永忠行)  質問に入る前に,宮崎県内で発生した家畜のウイルス性感染症口蹄疫が,毎日のように,テレビ・新聞等で報道されていますが,畜産農家は,今後の経営に不安を持つとともに市民生活に大きな影響が出ているということに対しましてお見舞いを申し上げるものでございます。

 それでは質問に入らさせていただきます。私は,先に通告してあります児童福祉対策について,市長,教育長及び所管事務に質問をいたします。

 まず1点目ですが,保育所及び幼稚園の昨年度と本年度の入所児童数を頴娃,知覧,川辺地域ごとに示していただたい。

 2点目ですが,保育所及び幼稚園の待機児童の状況を示してもらいたい。

 3点目ですが,頴娃,知覧,川辺への,各地域で学童保育の形態が異なっているが,統一を図る考えはないか。また,私立保育所などの学童保育に対して助成等を行う考えはないかお伺いし,1回目の質問といたします。

 あとは自席からお伺いいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  菊永議員の御質問にお答えいたします。

 まず児童福祉対策について,頴娃,知覧,川辺地域ごとの入園児数を示せということでございます。4月1日現在の市内保育園への入園児数は,頴娃地域が私立保育園8園,あわせて21年度391人,22年度395人,知覧地域が,私立保育園5園,あわせて21年度が264人,22年度が266人,川辺地域が公立保育所3園,私立保育園1園,あわせて21年度が215人,22年度が218人となっているところでございます。

 2番目の質問にお答えいたします。市内の保育園に入所を希望しているが,入所できない待機児童はいないところでございます。なお,本年は入所を希望する児童が,市内の一部の保育園に偏ったことにより,一部調整させていただいた経緯がございます。その結果,保育を希望する児童は,すべて保育園に入所していただいたところでございます。

 3番目の頴娃,知覧,川辺地域で学童保育の形態が異なっているが統一を図る考えはないか。また,私立保育所に対して助成等を行う考えはないかという御質問でございます。学童保育は保護者が昼間働いているか,または長期休業中に,家庭で小学校低学年の児童だけとなる,いわゆるかぎっ子等を解消するための保育制度でございます。本年度は,市内の保育園で7箇所,幼稚園で1箇所,地域で1箇所,南九州市立で1箇所の合計10箇所で補助事業として実施されているところであります。そのほか,独自で運営を実施している保育園等を9箇所確認いたしております。

 国の補助基準は,年間運営日数250日以上,1日の開所時間3時間以上,夏休み等は1日8時間以上で,年間の平均は,1日当たり10人以上となっておりまして,私立保育園7園も助成を行っているところでございます。

 その他の私立保育園は,土日及び長期休業期間の開設となっていることから,助成対象になっていないところでございます。

 以上で,私のほうの答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  幼稚園関係のただいまの御質問についてお答えしたいと思います。

 幼稚園の過去2年間の園児数についてお答えいたします。南九州市立幼稚園は,頴娃町,知覧町に1園ずつございますが,頴娃幼稚園については,定員40名のところ,昨年度は23名,本年度が30名です。知覧幼稚園は,定員60名のところ,昨年度48名,本年度40名となっています。私立の幼稚園2園については,勝目幼稚園が定員70名のところ,昨年度が21名,本年度23名,川辺幼稚園は,定員105名に対して,昨年度77名,本年度82名となっています。

 公立私立4園の幼稚園については,待機児童はございません。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  ただいま答弁をいただきましたが,まず1点目の定数の件ですが,平成21年度の所在人数数,年間平均所在率が,定員掛ける12カ月というようなことで,頴娃地域が年間定数4,500名に対し5,099名で,年平均が113.31%で,それから知覧地域が,定数2,760名に対し3,582名で,年平均が129.78%,それから川辺地域が,2,700名に対して2,872名で,106.37%となっているようであります。このうち120%以上のところが,頴娃地域で3園,知覧地域で5園,川辺地域が1園になっております。

 昨年度までの定数の125%,これは10月以降は制限なしで入所を受け入れていたと。できていたというようなことですが,本年度はいろいろ話を聞いてみますと,年間を通して115%台の線を引かれたというようなことを聞いて,入所決定に混乱が生じていると。中でも,執行部のほうもお話は聞いてるかと思いますけれども,兄弟が2つの園に分散して入園された。そういう事例もあったとも聞いております。こういうことは,保護者及び児童にとっても好ましい環境ではないんではないかと思うんですがどう考えていますか,お伺いいたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  議員のおっしゃるとおり,10月1日以降は無制限でということでなっております。しかしながら,これは前提がございまして,年平均で120%を超えてはならないという大原則がございます。そういうことから申し上げまして,今議員がおっしゃるように,それぞれの町で定員を年平均したときにオーバーしている状況が生まれたと。これは政府のほうも認めておりまして,過去3年間においてというのが今までの通例でございました。これを超えては,3年を超えてはなりませんよというのがありました。

 しかしながら,昨年度,今年2月の26日の政府の改正によりまして,この3年が2年に短縮をされましたと。早急にそういうもの等については解消をしなさいというのが私どものほうに通知が参りましたので,それを受けまして,それぞれの園にこういうふうになっておりますのでという御了解をいただいて調整をさせていただいたところでございます。

 なお,この兄弟で2つの園にというのが,当初,申し込みの段階で,どうしても御理解をいただかなければならないという状況が生まれましたものですから,私どもとしては,保護者のほうに誠心誠意説明をする中で理解をいただいたところでございます。

 しかしながら,4月1日以降のそれぞれの家庭の事情によりまして,申し込みがなされた方がおります。この方については,その園で定員が空いておれば,その園に入園を許可をできるわけですけれども,園に定員の空きがないと。もう120%ぎりぎりになっている園があって,過去2年間にわたって120%,その園がオーバーしているという部分については,こちらのほうでできるだけ近くの園を,空いている園を紹介をしながら入園をしていただいていく。あるいは登園の状況と,それから親の通勤の状況を勘案をしながら,最寄りの園をいたし方なく紹介をしていて,了解のもとに入園をしていただいている家庭があることは事実でございますので,ただそれについては,保護者の理解を得ているということを御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  ただいま福祉課長のほうからいろいろと詳しく答弁をいただきました。保護者の方には,了解を得て入園をさせていただいてるというようなことでありました。

 それから,いろいろ聞いてますけれども,4月以降も入園の問い合わせ,これについては各園,それぞれ苦慮しているというようなことを聞いております。現場の声として,中には農業の後継で帰郷し保育を希望したが,こういう定数のオーバーというようなことでかなわなかった例があるというようなふうに思っております。

 それから上の子が入所してるところに入れなかった例や定数がこういうことでいっぱいであったというようなこと。

 それから,ご主人さんが南九州市内で仕事をし,奥さんもパートに行こうというようなことで,これについても,上の子を,ある保育園に預けていると。下の子もそうやってそこのほうに預けて奥さんは仕事に行こうかというようなことで計画をしていたところ,もう定数がそれもいっぱいで仕事にも行けなかったと。それで,自宅で今保育をしているような状況というようなことも聞いております。

 それから,これ私たちの地域のところだったんですけれども,第2子の出産で,田舎に帰ってきて,出産を控え,上の子を近くの保育所に預かってもらおうと,一時的にですね。これについても,もう定数がいっぱいで,預かれないと。この家庭は,自宅で母親の介護をし,そしてその上の子の面倒を見ないといけない。介護はしないといけない。保育園にお願いしようと行っても,これも定数がいっぱいでかなわなくて,しまいに母親を近くの医療施設に入院をさせ,子供の世話,あるいは農家,今ちょうど農家は一番忙しい時期で,4月から今月いっぱいというような話も聞いてたんですけれども,一番忙しい時期に,そうやって地域の方々の声に応えてもらえない。そういう市政策が,この子育てに対して本当に優しい市なのか,町なのかというようなことを疑っているところであります。

 こうやって,地域の待機児童はいないというような,そういう話等もあるでしょうけれども,実際に現場の声といたしまして,そういう声をすごくいっぱい聞いてます。こういう声を聞いたら,本当に私のほうも耳が痛くなります。南九州市は,若者が定住し,子育てに優しいまちづくりを目指しているというようなふうには聞いてますけれども,この件についてどうお考えかお伺いいたします。



◎市長(霜出勘平)  本当に,それぞれ保護者が希望するところに入所ができれば一番いいことだと思いますけども,やはりこのバランスというんですか,南九州市全体での保育ということを我々は考えていかなければいけない。

 やはり,園によりましては,定数に満たない園もあるところです。やはり,そういったことで,それぞれ努力はされてはおるようですけども,親のやはり好みというんですか,そういったことで,どうしてもこの保育園でなきゃいけないというようなこともあるようでございます。

 だから,我々といたしましては,できるだけ御理解をいただくようによく説明をして,今後これに対処していかなければいけないというふうに思います。

 今年度は制度が変わりまして,大変保護者の方々に迷惑をかけてる部分も大変あるようでございますので,今後につきましては,事前に,園とも,そしてまた保護者ともいろいろ話し合いをいたしまして,このスムーズな入園が,入所ができるように頑張っていきたいと,このように思います。



◆議員(菊永忠行)  ただいま市長のほうから,保護者との話し合いで,十分に検討し,話し合いをしていくというようなことでありましたので,それを期待します。

 次に,待機児童の件ですけれども,本年度4月22日,それから5月20日と,2回にわたって南九州市の幼稚園及び保育所協議会が行われているようですけれども,その中で,南九州市の待機児童はゼロと,いないというようなことで,何回も教育長,あるいは福祉部長ですか,そういう形で,そういう行政のほうが何回も言ってるんです。

 この市内には,今先ほども市長のほうからも答弁がありましたように,市内には,そういう入所可能な園があるというようなことで待機児童はいないというような見解でしょうけれども,実際にはそういう地区で,我々の,特に知覧地区については,今定数がほとんどいっぱいです。全部いっぱいです。それで,待機児童はいないと言うんだけれども,そういう地域によってはいるということですよね。自分では実際に預けられなくて自分で見ているというような家庭もあるというようなことです。

 先ほどもありましたように,保護者のほうが理由によって地域外へ入所のほうを勧められても断ったというようなこともあります。

 そういうことで,地域外の保育所を紹介されても,これはとてもじゃないが,保護者としては地域外にはちょっと預けられないんじゃないかなあ,二の足を踏むんじゃないかなあというようなふうに思っているんです。

 そういうことで,こういう地域外への入所について,保護者の理解を求めるというようなことですけれども,これについては,もうちょっと何かいい政策はできないのかなというようなふうに感じてますけど,これについてお伺いいたします。



◎福祉課長(君野悦郎)  私どもといたしましては,市内全域を一つの保育をする圏域とみなして,市内をできるだけ一体化していこうという考えのもとにそういうふうな見解を持っているところでございます。

 なお,この待機児童の定義といたしまして,入所保留,自分が希望する園に入りたい。この園でないとだめなんだというような形で待機をするというふうに保護者のほうが判断をした場合には,これは,この待機児童の定義に入れないですよというのが厚労省の定義としてなっております。これは理解をいただきたいというふうに思います。

 それから,自分が希望する園だけ,この園だけですよというのもだめですよ。それから,特定の保育所を私的な保護者の理由でそこだけを待ちますよというのも,これもだめですと。それから立地条件,これもございます。これについては,通常の交通機関,これにおいて,20分から30分未満で登園が可能である。こういうことであれば,これは待機児童には含めませんというのがございます。当然,自分の仕事とか,そういうもの等で逆方向に行くとか,いろんな事例等が発生をするというのは,これは当然でございますけれども,私どもとしては,4月1日時点の中で,申し込みを3月の15日なら,15日までというふうな形で,お受けをして,その上でいろんな条件をクリアする市の基準を設けまして,それぞれの方にこの説明を申し上げて,その上で第一希望でないときには,どうしてもクリアできないときには,第二希望をということで紹介もし,その上で保護者のほうに理解をいただいて,それぞれのところに入園をされている保護者の方もいらっしゃいます。

 そういうことで,そのあとで,4月1日登園を決定,入園を決定した後で,どうしてもそういうふうな入園はできないですよという保護者もいらっしゃいます。あるいは,第二希望であれば,私はそこはもう行きません。家庭で見ますという方もいらっしゃいました。これは事実でございます。

 私どもとしては,その方々については,家庭で保育ができるということであれば,保育に欠ける児童ではないんだということにもなりかねない。そこを疑ってはいけませんけれども,無理して家庭で保育しているということは事実であるということは理解をいたしますけれども,やっぱり保育に欠ける子供を最優先で入所させるということで,いろいろ考えて調整をしていただきましたので,ぜひそこは御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  先ほども言いましたけれども,兄弟で分かれて入園した例では,分散されるぐらいならちょっと考えると思うんです。また,自宅から,先ほど課長のほうからありましたけれども,近いところへ入所,入園をさせたいと,先ほど言いましたれども,第一希望への入園,そういうふうにさせたいのが保護者の願いだというように思っているところですけれども,先ほど言いました協議会の中で,兄弟別々に保育所に通うのではなく,例外も認めないといけないというのは,この例外を認めないといけないというようなことを,教育長のほうが述べているようですけども,この例外というようなことについてちょっとお伺いしたいなというふうに。



◎教育長(小野義記)  今の問題,120%のとらえ方に問題があるだろうと思うんですね。理想的にはやっぱり定員を超えてはいけないというのがあるわけですよね。120%という線は,ちょっと私管轄じゃないからよくわからないんですけれども,待機児童が,待機園児が非常に多い場合,多いところもあるわけですよね地域によっては,そういう場合は120%まで入れていいですよという,そういう考え方ですね。

 ですから,待機児童がそういない場合にはしない。やっぱりこの120%というのを活用してはいけない。やはり100%でできれば,100%でやっていかなくてはいけないわけですね。100%でやっていくと,例えば先ほど出てましたように,兄弟関係でどうしても100%超える場合は120までいいですよと。だから,兄弟関係の解消とか,あるいは親の勤めの関係とか,それから特別なある期間だけとか,そういう子供たちを入れるためには120%あるだろうと思っています。

 ですから,当初から親の希望を生かして,120%いっぱいいっぱい入れてしまえば,それはできなくなるわけですね。その,弊害っていいますか,出てきてるような気がするんですね。

 保育所のことは教育委員会の管轄ではありませんのでよくわかりませんけれども,その委員会では,そういう気持ちでお話をしたんです。ですから,基本的には100%で抑えてあれば,今言われたような特別な例も認めていかなくてはいけないと。ぎりぎりですと,それができなくなるわけですね。そういうことだろうと思ってそういう発言したんです。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  福祉課長のほうからも立地条件やらいろいろなこと,先ほども言いましたけれども,その応募状況によって,若干のこういう変化,まあ人気のある園にはすごく応募のほうも多いと。これは,そういうニーズに合うということは,園のほうは,すごく努力してると思うんですよ,そういう形で。保護者のニーズに合っているから,そういう入園の希望も多いんじゃないかなというふうに思ってるところで,そういう努力をしているところには,園児のほうもいっぱい集まってくるというようなことですけれども,それについて,集まって来ているところのそういう園,定数に足りない園,どこに問題があるのかというようなこと,そこ,まあちょっと行政のほうもいろいろと指導のほうも必要じゃないかなというふうに思うんですよ。だから,そういうところについては,もう1度課長のほうでもいいです。それについてちょっとお伺いしたいなと。

福祉課長(君野悦郎 )  議員がおっしゃるとおり,人気のある園と,どうしても定数に満たない園が市内にあるというのは,これ事実でございます。人気のある園というのは,それなりにいろんな努力をしながらやっているわけでございます。

 私どもとしては,この委員会でもありましたけれども,やっぱりそれぞれこの定数に満たない園には,どうしても努力が足りない部分もあるんじゃなかろうか。そういう部分については,私ども福祉課のほうを通じて,きちっとそこら辺については園と協議をしながら努力をしてもらうことは促すべきであるという御意見等もいただいておりますので,今後そういう部分については,園のほうともしっかりと協議をしていきたいというふうに思っております。

 なお,私どもとしては,市内のすべての保育園が健全な形で運営をされていくようにやらなければいけない。一つのところを,あるいは人気のあるところだけを,この定数を増やすことにおいて,極端な形で定員割れもあるわけですので,そういうところが経営が成り立たなくなるというようなことだけは避けなければいけない。そういう気持ちを持って,それぞれのところに,園に指導もしながら,市内の子供たちが保育を希望するけれども入れないという状況だけはつくらないようにやっていかなければならないというのを念頭に置いて,それぞれの園に指導等をやっていきたいというふうに思っております。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  そういう定数の足りないところ,そういうまあ多いところ,そういう形で行政のほうと協議をして,ちゃんとした理解のできるような,そういう協議をしていただきたいなというふうに思っております。

 そういうことで,この南九州市の幼稚園及び保育所協議会というようなものが2回行われているというようなことで,これの協議については,定数の増という形で,定員増という形で申請がなされているというようなこと,話を聞いてますけども,まあ少子高齢化,少子化について,やっぱ増えない,子供が増えないっていうようなことで,定数の増っていうものは,ほんとは無理があるのじゃないかなというふうには感じてますけれども,今までそういう入園について,年平均をしたら定数の120,130%と,そういうふうに認めていたんだというようなことであります。

 これで,入れない児童たちがいっぱいそういうのが出て来てるわけです,実際に。そういうことで,もうちょっと現場の声っていうものも聞きながら協議をしていってもらえればいいのかなというふうにも感じてるところです。

 それから,保育所への入所の円滑化について,平成10年2月13日,それから平成15年1月30日付で,厚生省児童家庭局保健保育課長の通知がなされているというようなことですが,この中で定数を超えてる状況が恒久的に至る場合は,定員の見直し等に積極的に取り組むこと。この場合の恒常的に至るとは,連続して,先ほども言いましたですね,過去2年,あるいは3年,常に定数を超えている。各年度の年間平均の在所率が,許可定数の120%以上の状態をいうと明記されていますよね。こういう形で,この120%以上の状況ということで,明記されていると。ちゃんとあります。これについては,どのようなふうに考えていますか。



◎福祉課長(君野悦郎)  先ほど申し上げましたように,この部分については120%以上を超えている園については,その弾力的に運営をしなさいというふうに来ておるのは事実でございます。これが,先ほど申し上げましたように,昨年までは3年というふうになっておりましたけれども,本年2月26日付の通知によりまして,それが3年から2年になりました。これを受けて,それぞれの園から増員等の要請もございましたので,急遽でしたけれども,補正をお願いをいたしまして,委員会を開催をいたしたというのは事実でございます。これを開催をいたしましたのが,本年の4月22日と5月20日,2回開いて,それぞれの園の増員要請等に,申請等に対する協議をいたしたところでございます。



◆議員(菊永忠行)  いろいろ,ですけれども,市は国,県の,そういう対策に,頼ることなく,単独で,この定員,あるいはパーセント,これについても単独でこういうことは考えられないものか。それで,定数の120%以上の園が,先ほども言いましたように,昨年度は南九州市内で9園ありますよね。こういう形で,市単独でできる,そういう方法等も考えていく必要があるんじゃないかなというようなことで,国が115%というようなことで,ちゃんと線引きをしたというようなことであれば,これは財政的な面もあるでしょうけれども,市単独でそういう定数について,パーセントについて,財政的な面についても,どう考えているか,ちょっとお伺いしたいなというふうに思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  今,市単独でと申されましたけれども,この定員の見直しにつきましては,それぞれの園から届け出がなされます。これについては,しっかりとその園の定員見直しの協議の議事録等をつけて,市町村のほうへ申請がなされるようになっております。その上で市町村は,幼保育児童数等の推移表,あるいは市長村長の意見,協議会の議事録,こういう法人の届出書を添えて県のほうへ届け出をするようになっております。

 で,私どもとしては,協議会を開いて協議したところ,協議会の意見として,いろんな市内の情勢等を勘案をしたときに,現状のままで推移をするほうがよいのじゃなかろうかという協議会の意見でございましたので,それを尊重をする形で,協議会の意見として市長のほうに出しまして,今回は,まあ,このいろいろ条件はありますけれども,やっぱり定員を割れている園もございますし,幼稚園等については常時定員割れをしている状況がございますので,そこら辺を勘案をして,保護者の方にも非常に御無理は申し上げますけれども,御理解をいただいたほうがいいんじゃないかということ等での意見となったところでございますので,ぜひ御理解をいただきたいというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  協議会のほうは,市長のほうへ報告というようなことであります。市長にお伺いします。この報告を見て,どのように理解をしているかお伺いします。



◎市長(霜出勘平)  まず,この協議会からの提案といいますか,結果について報告があったところでございます。これにつきましては,やはりこの協議会がいろいろと検討いたしましたことについては,これは妥当だというふうに私は受けとめまして,この定員,定数増というのは,今回は見送るというような判断をいたしました。

 まあ,先ほどから議員おっしゃいますように,今年度につきましては特に,前年度は,昨年あたりがもう秋ごろからもう無制限で受け入れておったわけですね。それのしわ寄せも来たんではなかろうかなというふうに思います。だからまあ,来年度あたりは,またスムーズにこういった入所,入園というものが,皆さんきちんと受け入れられていくのではなかろうかなというふうに思います。

 まあだから,いろいろおっしゃいましたが,やはり園といたしましても,企業努力をこれはもうしてもらわなきゃ困るんです。その上で,やはりこれまで旧3町時代,それぞれの認可保育園においては,この子供たちの保育ということで,こういった御努力をいただいたと,そういった実績もあるわけですので,やはり南九州市一円の保育ということも考えていく必要があろうかというふうに思っております。

 まあ,来年度につきましては,いろいろと,この園の方々の御意見,そしてまた保護者の御意見,いろいろとお聞きしながら,スムーズなこの入園,入所ができるように努力をしていきたいというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  市長のほうから,前向きなそういう答弁をいただきましたけれども,そういうことは,来年度こういうことがないように,まあ,現場と,それと保護者,そういう形で協議をしながら,いい方向性に導いていくというようなことでありますので,期待をします。よろしくお願いいたします。

 それから,学童保育についてお伺いしたいと思います。

 この学童保育については,平成20年度第7回の12月の定例会において,同僚議員のほうが一般質問をしています。放課後児童健全育成事業として,県の補助事業で実施しているところはよいのですけれども,独自で実施をしているところについては,市として後押しが必要ではないかと思っているところであります。

 保育園などが,自主努力で行っているところ,これは話を聞いてみますと,保護者の負担っていうものがあるというふうなことであります。保護者の負担で運営をしているというようなことであります。

 先ほども答弁の中にいろいろあります。こういう学童保育についてはいろいろな制約と,補助金をもらうには年間に250日間開かないといけない,あるいは1日3時間の学童保育が必要というような,いろいろな制約があるようですけれども,まあ自主的にやっている,そういうところにも目を向けて,何かそういう対策はできないものかなあというふうに思ってますけれども,これについてはどうなんでしょうか。福祉課長のほうでもいいです。お答え願いたい。



◎福祉課長(君野悦郎)  私どもは,学童保育については,先ほど市長の答弁でもありましたけれども,補助事業でできるだけやりたいというのが,この気持ちでございます。といいますのは,やっぱりそれぞれ負担も大きくなりますので,そういうふうに考えて,地域でできる分は地域でお願いをしながら,いろいろお話をしてみてくださいという形で,本年,今年度から初めて田代校区のほうで地域の校区公民館のほうが運営をしますよという形でやっていただいているところでございます。

 そのほか,地域の方々の御努力で,清水校区のほうでは,人数が少ないから,それじゃあ地域の方々がやりましょうという形でやっているところ等もございます。

 そういうこと等と,それから,今この,まあ園の努力によってやっているところも,やっていただいているところもございます。そういうところ等の状況を考えると,やっぱり私どもとしてはどこまで行政のほうが手を差し伸べるかという部分もございますので,援助してやりたい気持ちは十分ございますけれども,援助の形でも,金銭的な形からいろんな形があろうかというふうに思います。そういうことを含めて,十分今後も検討させていただきたいというふうに思います。



◆議員(菊永忠行)  まあ,そういう形で検討していっていただきたいなあというふうに思っております。

 この,平成20年度の一般質問の答弁の中で,この放課後子どもの教室について教育長のほうが答弁をしていますけれども,来年度から市内のすべての小学校での実施を,今後検討しているところでございます。というようなふうに答弁をしていらっしゃいますけれども,この,来年度からの市内のすべての小学校の,どの小学校の実施というようなことを言ってますけれども,この放課後教室について,これどんなふうなふうになっているのかおわかりですか。お伺いします。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前11時10分休憩

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午前11時20分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎教育長(小野義記)  それでは,先ほどの質問にお答えいたしたいと思います。

 基本的に学童保育と,この放課後子ども教室は,ちょっと違うんですけども,そこで教育委員会のほうでは,この放課後子ども教室の開催については学童保育に影響を与えないように,まあそういう形で実施をということでやってまして,名前も少し変えてます。放課後子ども教室じゃなくて,「地域子ども教室」ということで,ちょっと名称を変えております。

 で,実施方法につきましては,学校の主体性というか,特性に合わせてということで,平日の放課後だけしている学校もありますし,土曜,日曜,祝日だけしている学校もありますし,あるいは,平日も土曜,日曜も祝日も行うと,まあいろんな方法があります。

 そこで,例えば松山のこの教室では,地域子ども教室につきましては,6月から2月ぐらいまでで,1回平均20名程度で,平日開催は読書活動,学習活動と,週末活動は地域体験活動を取り入れていこうということです。学校によってちょっと違いますけども,先ほど御質問ありましたように,昨年度はちょっと2校ほど実施できなかったんですけど,ことしはすべての学校が,この放課後子ども教室を実施しているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  お手数をおかけいたしました。文科省,それと厚生省というような,管轄がいろいろあっちこっち,質問のほうが飛んでるというようなことで,議員の方々からも指摘を受けている(笑声)ところでもあります。時間のほうも,まだ十分あるからどんどんやってくださいというような意見もあるようですので,これについて,もうちょっと質問させていただきたいなあというようなふうにも感じているところでございます。

 この,まあ今,教育長のほうから答弁をいただきましたけれども,そういう形で少しずつ,こういう,まあ学童保育,あるいは地域子ども,放課後子ども教室というようなことで,徐々に,その学童保育に影響を与えない,いい程度でやっているというようなことの,答弁でありました。そういう形で,これからもそういう地域の方々に対して,そういうのをやっていただければなあというふうに思っています。

 この,いろいろ学童保育の件ですけれども,認可を受けている園というような形でやっている,うちらのところもやっているんですけれども,こういう施設に,卒園生でないと預からないというような話も聞いていますけれども,この件について,やっぱり,せっかく認可を受けているそういう施設が,卒園児でないから,そういう学童保育については預かれないというような話も聞いてますけれども,この園については,行政としてどういう,指導とかできるのかどうか。そういう協議ができるのかどうか,そこをちょっとお伺いしたいなというふうに思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  初めて私も,卒園児でないと預かりませんよということについてはお伺いをいたしました。当然,この補助事業としてやる部分につきましてはそういうことがあってはならないというふうに思っておりますので,もう1回再調査をいたしまして,そういうところがあった場合には,きちっと指導をしてまいりたいというふうに思います。

 以上でございます。



◆議員(菊永忠行)  ちゃんと指導していくというようなことでありましたので,どうかよろしくお願いしたいなというふうに思っております。

 今回,児童福祉対策というようなことで質問させていただいていますが,これについては,先ほどから言っているように,現場の声,それから地域の方々の声,これを代弁をして,こういう形で申し上げているところでもございます。これは,切実な思いっていうものを保護者のほうからも聞いてるところでもあります。

 ひとつこの待機児童対策,この入園について,私はこれ,何で質問したかというようなことでありますけれども,手紙をもらってるんです。ちょっと時間もあるようですので(笑声)ちょっと手紙のほうも紹介をさせていただきたいなというふうにも,よく聞いてください。よろしくお願いいたします。

 まあ,そういう地域の声等もあります。こういうことで,まあ,最後に南九州市は福祉の充実,若者が定住し,子育てしやすい環境づくり,また国,県の対策に乗っかっているだけじゃなくて,市単独の,南九州市で単独でできる子育て支援っていうようなものもしっかりと考えながらやっていただきたいなあというふうに思っております。まあ,せっかく手紙をもらっていますので,ここで紹介し,これを聞いて,この若者が定住する子育て支援の対策について,最後に市長の答弁をいただき,私の質問を終わりたいと思いますけれども,手紙を紹介させていただきます。

 「保育園の受け入れの,今年,保育園の受け入れのパーセントが引き下げられたようです。4月に入園できなかった子供がいます。保育園で預かれる予定だったはすが,市役所のほうでいっぱいですと断られ,希望していない園を勧められ,今までは兄弟が通っていたら優先してもらえたので,兄弟で同じ保育園に通えたようです。最近は,働くためならほかの保育園に入れられるはずと冷たく言われ,兄弟別々の保育園に通わされているケースもあると聞きます。別々の保育園になると,運動会などの行事も倍になり,親の負担が増えてしまいます。親の立場からすると,上の子が通っている保育園を信頼しているので,下の子が幼くても入園させたいという気持ちになるのです。保育園ならどこでもよいわけじゃないと思います。子供たちも,兄弟で保育園に通えることを楽しみにしているのです。これからも兄弟を同じ保育園に通えるように優先してほしいです。南九州市に合併したので,川辺や頴娃の方に,知覧はいっぱいだからという理由で通わされているケースもあると聞きます。お金のように,子供まで簡単に振り分けられてしまうということは,あってはならないことだと思います。小中学校は兄弟一緒が当たり前なのに,保育園は別々でも構わないというのは納得できません。知覧町の保育園に通えるように,知覧の子供たちを守ってほしいと思います。よろしくお願いいたします。また,今年は10月ぐらいからの入園の受付もないと聞いています。4月に入園できなかった子供は,一時預かりの状態なのですが,一時預かりをしていても希望の保育園に入れるかわかりませんよと,市役所で冷たく言われてしまいます。一時預かりは時間の制約もあり,金銭的にも負担がかかります。それでも,希望する保育園に慣れてほしくて通わせている親の気持ちをわかってほしいと思います。パート代や内職のお金などは,子供を預けると残らない人もいるようです。最近は少子化で,保育園などに通わないと友達もつくれるチャンスも少なく,子供に友達をつくらせたくて働き始める母親も増えていると思います。幼い子を育てる母親は,いろいろな悩みや不安を抱えながら働いています。保育園は,そんな母親を支えている大切な場所でもあります。特に,幼い子,病気になりやすく,会社から近くの保育園がいい人もいれば,実家の近くがよかったり,家庭の事情でいろいろなケースが考えられますが,親の希望が通らない場合,とても困っている人がいると思います。待機児童を減らすために,10月の入園の受付をしてほしい」と。これは定数を増やせっていうことじゃなくて,パーセント,今までは120,130%近くっていうようなことでありましたけれども,そういうことをお願いしてるんじゃないかなというふうに思います。「安心して出産,子育てのできる環境を整えることが,出生率の増加につながると思います。子供が1人でも多く生まれてこれますように,困っている母親たちを救っていただきたいと思います」というような手紙をいただきました。

 こういう形で,実際これが現場の声なんです。若い,子育てを一生懸命やってる,若い人たちの声だと思います。そういう形で,先ほども言いましたように,南九州市は,そういう子育ての,そういう,住みやすい,定住しやすいまちづくりというものを目指しているんであれば,こういうことについても真剣に取り組んでいただきたいなあというふうに思います。市長の答弁をお伺いし,私の質問を終わりたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  先ほどからお答えいたしておりますように,今年度につきましては,これまでも秋以降は無制限だったわけですので,そこの混乱が,この今年度に来たのではなかろうかなというふうに思います。まあ,そのような反省を踏まえまして,来年度につきましては,もうこれは原則として,やはり兄弟は同じ園で保育をするというような,これはもう原則というようなことで取り組んでまいりたいというふうに思います。

 まあ,いろいろとこの定数の,定員増もやれればいいんですが,やはりこれまで実績のある旧3町,南九州市の保育にいろいろと貢献をしていただいた保育所が,やはりみんな共存共栄というようなことでなくてはいけないのではなかろうかなというふうに思います。まあ,その中で,やはりできるだけこの保護者の方々の要望が聞けるようなふうに,我々も努力をしていきたいというふうに思います。

 今,議員が披露していただいた手紙は,知覧,旧知覧町の方のようですが,まあ頴娃の方からも川辺の方からもそのようなことは聞いておりますので,できるだけ児童,保育,福祉というようなことを,充実をこれから図ってもいかなければいけませんので,努力をしてまいりたいというふうに思っておるところでございますので,どうかよろしくお願いをいたしたいと思います。



○議長(田之脇厚)  次に,峯苫勝範議員。

  [1番議員峯苫勝範登壇]



◆議員(峯苫勝範)  それでは,先に通告してありました3点について質問いたします。

 まず1点目,知覧平和公園及び周辺の駐車場整備についてお伺いいたします。

 知覧平和公園周辺には,自由広場,知覧文化会館,ミュージアム知覧,知覧特攻平和会館,知覧体育館,多目的球場,陸上競技場,サッカー場,知覧武道館,B&G海洋センタープール,弓道場,テニスコート,知覧温泉センター,それに商業施設などが,さまざまな施設が一極集中していることから,例年ゴールデンウイークや大型連休,観光シーズンになると,土曜,日曜日は,公園周辺利用者と各種スポーツ大会など重なった場合,知覧特攻平和会館利用者の駐車場が足りません。

 市長は,第1次総合計画に「住んでいる人と訪れる人との交流を大事にし,お出迎え,おもてなしの気持ちあふれる魅力ある町を目指す」とあります。そこで,(1)といたしまして,公園周辺の12箇所ある駐車場,大型バスを含め1,129台収用できる駐車場はあるわけなんですが,一般客や観光客が,どこに駐車すればよいのかわからず,空いている駐車場にドライバーは駐車しているのが現状です。公園周辺の施設を利用する御客様がよくわかるよう総合案内板と,12箇所の駐車場に,施設名を入れた駐車場の看板を設置する考えがないかお尋ねいたします。

 次に,(2)といたしまして,知覧特攻平和開館は年間約60万人を超える入館者があります。1日平均すると1,600人から1,700人,多いシーズンになると,1日6,000人から7,000人の入館者があると聞いております。そうすると,ほかの施設利用者と重なった場合,知覧特攻平和会館利用者用の駐車場が足りなくなり,知覧温泉センター前東側駐車場,B&G海洋センター前駐車場,サッカー場駐車場を利用しているのが現状です。体の不自由な方々や高齢者の方にとっては,特に車椅子等を利用されている方々にとっては,移動は大変なものです。

 そこで,知覧体育館南側のゲートボール場及び交通公園を,平和会館裏のゲートボール場南側空き地に移設し,跡地を平和会館利用者用の駐車場として整備する考えはないかお尋ねいたします。

 次に,2点目といたしまして,知覧平和公園の桜並木について質問いたします。

 桜は,南九州市にとっては,お茶と並んで,市の木として,市内の学校や公園など市内各地に数多く植えられ,市民からも親しまれております。また,平和公園には欠かすことのできない桜です。大切な桜です。ところが,平和公園桜並木の桜が,昨年,ことしと開花がおもわしくなく,観光客や花見客をがっかりさせ,大変さみしいことでしたが,その後樹木医により,桜並木の桜119本を調査され,その結果,健全な桜はゼロ本,やや不良が17本,不良,著しく不良,枯れ死寸前合わせると102本との結果が出ておりますが,この結果に対し,今後どのような対応策を考えているのかお伺いいたします。

 次に,3点目といたしまして,戦争史跡等の整備及び活用についてお尋ねいたします。

 まず,(1)として,旧飛行場周辺にある戦争史跡の維持管理体制はどのようになっているのか。平成6年から平成10年にかけ,知覧町内顕彰碑が56箇所設置されましたが,現在草やぶとなり入口もわからない戦跡もあります。もっとわかりやすく整備し直す考えはないかお尋ねいたします。

 次に,(2)といたしまして,西元地区にある猿山を,旧飛行場跡地や,あるいは旧川辺町を展望する展望所として案内説明看板やトイレ等を整備する考えがないかお尋ねいたします。

 次に,(3)といたしまして,知覧特攻平和会館周辺や旧知覧町,旧飛行場周辺の戦争案内,戦跡案内ボランティアを育成し,平和学習に生かす考えはないかお尋ねいたします。現在3名の方々がボランティア活動を実施していただいておりますが,戦争体験者も年々高齢化し少なくなっております。私たちは,世界の恒久平和を願う市民として語り継ぎ,受け継いでいく使命があるのではないかと思います。そこで,後継者を育てる必要があるかと思いますが,市長の考えをお伺いいたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  峯苫議員の御質問にお答えいたします。

 答弁者は教育長,市長というふうになっておりますので,1番目の駐車場整備につきましては後ほど教育長のほうから答弁をしていただきます。

 駐車場整備の2番目についてお答えをいたしたいと思います。知覧平和公園は,都市計画法に基づいてた都市計画施設であり,現在23.2ヘクタールが都市公園法の手続による公示公告がされ,供用開始されておりますので,形状の変更については難しい状況にございます。また観光客等の駐車場利用につきましては,各種スポーツ大会や市のイベント等が同時開催されますと,非常に込み合いますので,事前に警備会社へ駐車場警備の委託をしたり,大会主催者による駐車の誘導等を依頼して混雑を避ける工夫をいたしておるところでございます。

 現在のところ大きなイベントとスポーツ大会が同時に開催されない限り,通常は問題なく対応できているところでございます。御指摘の体育館前のゲートボール場並びに交通公園は体育館や陸上競技場などの各種競技大会開催時の市民の皆さんの憩いの場,くつろぎの場,昼食の場となっておりますので,現状のままで行きたいと考えておるところでございます。

 次に,2番目の平和公園の桜並木についてお答えをいたします。知覧平和公園入口の桜並木はすべてソメイヨシノで119本ございますが,大型バス駐車場側と中央植樹帯の桜は昭和37年知覧町政30周年を記念して植樹されたもので,48年が経過いたしまして,ソメイヨシノとしては相当な古木になります。自由広場側の桜は昭和62年植樹ですので,23年が経過しております。これらの桜につきましては,近年樹勢が弱まってきたように感じておりましたが,ことしは特にその傾向が著しく強く感じられ,4月の開花も通常の4割程度でしたので,早急に樹木医による樹木現況調査を実施いたしたところでございます。調査結果につきましては,先に提出した資料のとおり,不良もしくは著しく不良等と診断されたものが119本中102本に及んでおります。これからの対応といたしまして,樹木医の指導を受けながらまず樹勢回復措置を施せば延命を図ることが可能である比較的若い桜の枯枝の撤去,剪定整枝,植樹帯の踏圧防止対策,表土耕転,土壌改良,地衣類除去等の樹勢回復処置をしてまいりたいと考えているところでございます。1日も早く満開時の花のトンネル,そして花散るときの桜吹雪が見える状態にしていきたいと考えているところでございます。

 次に,3番目の戦争史跡の整備活用についてお答えをいたします。

 旧飛行場周辺の戦争遺跡の維持管理につきましては,市指定文化財の旧知覧飛行場給油給水塔や登録有形文化財の旧陸軍飛行場防火水槽弾薬庫,着陸訓練施設鎮定跡などがございまして,さらに市所有の戦跡地につきましても文化財課で管理しているところでございます。しかし,その他の戦跡につきましては,フィールドミュージアム事業で顕彰碑や誘導標識などは建立いたしましたが,民地が大部分を占める上に,市指定文化財に指定されておりませんので,それらの管理につきましては特攻慰霊顕彰会や地元集落民,土地所有者が行っているのが現状であります。今後とも引き続き指定文化財の維持管理に努めたいと考えているところでございます。

 次に,猿山の展望所につきましては,これまでに峯苫議員を初め,地元集落の皆様の御理解と御協力をいただき,特攻基地を一望できる景勝地として生まれ変わっているところでございます。このことにつきましては,関係者の皆様の多大な御協力に深く感謝をいたしておるところでございます。猿山には山砲座跡や防空壕等の戦争遺跡が残されておりますが,山砲座跡につきましては平成16年度に戦跡調査整備事業で現況測量を実施いたしまして,記録保存をいたしております。

 これらの戦争遺跡に加え,猿山には中世の山城としての遺構も残されておりますので,整備による地盤の形状の変化は文化財の保護という観点から好ましいことではありませんので,現状のままで保存していきたいと考えているところでございます。

 次に,ボランティアのことでございますが,知覧町,知覧飛行場跡地の戦争遺跡は,油脂庫,弾薬庫,給水塔など約20箇所が点在をいたしております。御指摘のとおり平和会館を中心施設といたしまして,これら遺跡を平和学習の素材として生かすことは,大変意義深いことでございます。現在平和会館では遺跡のパンフレットを作成いたしまして,遺跡巡りの散策コース等をお客様に情報提供をいたしております。近年,遺跡に関する説明や見学を希望される団体も増えてきておりまして,現在の対応としては要望に応じてできる範囲でボランティアの方にお願いをして,現地案内等を実施しているほか,一部民間の自治体をもあるようでございます。しかしながら,歴史的な経緯や施設の説明をできる方が少ない上に,ボランティアのほとんどの方が80歳以上の高齢者でございまして,歩きながらの説明案内が難しくなってきているのが実情でございます。このようなことから,現在の方々以外にも新たなボランティアを募集いたしまして,研修等による育成を図り,知覧飛行場跡地の戦争遺跡を平和学習の場の一環として位置づけるとともに,戦争の歴史的な経緯などを後世に伝えて行かなければならないと考えておるところでございます。

 以上で峯苫議員の質問に対する答弁とさせていただきます。



◎教育長(小野義記)  最初の御質問であります知覧平和公園及び周辺の駐車場整備についてお答えいたしたいと思います。

 駐車場の総合案内板,各駐車場の案内板の設置についてお答えいたします。

 知覧平和公園には大小含め12箇所の駐車場があり,大型車,普通車あわせて約1,100台の駐車が可能で,大規模なイベントにも対応できると考えています。しかし,知覧文化会館前と体育館前以外の駐車場は,公園の外側のわかりにくいところにあり,各公園施設へのアクセスが悪く,観光客や来園者に不便を来していると思われます。今後,御指摘のように公園利用者や観光客の利便性を向上させるために,各施設等のアクセス道路に駐車場への案内板の設置ができるよう検討してまいりたいと思います。

 以上でございます。



◆議員(峯苫勝範)  まずは,今教育長がお答えいただいた駐車場のことについてちょっと。12箇所あるわけなんですけれども,その中で平和公園周辺を案内する総合的な案内板というのが2箇所,私気がついているところなんですけれども,その2箇所,1箇所は平和会館裏のゲートボール場のところにあるわけなんです。それは,まだできて新しいと思うんですけれども,サッカー場の駐車場という新たにできたそういった施設が載ってないんですね。で,しかも,駐車場に入る裏側を向いているんですね。で,入って運転者が目につくような形で立っておればいいんですけれども,それが運転者の裏なんですよね,見るところは。だから,やっぱ立つ位置もちょっとまずいんじゃないかなって。もちろん,中に書いてある案内の説明もまずいというふうに私は思うんですけども,それともう1箇所,ちょうど桜並木を入って文化会館の駐車場に入る手前を九大建設のほうに右折するんですけども,そのちょうど体育館の角にございます。これは,昔青年団がなんか寄贈してくれた総合案内板なんですけれども,もうほとんど中身が今の状況とマッチしてないというのが目につきました。で,それも場所がやはり桜並木を入ってきてドライバーの方々が目につくような総合案内板の位置ではないんじゃないかなというふうに思います。今回,ぜひそういったところもやり直しをしていただくと,新たに見直しをしていただくということをお願いしたいというふうに思うんです。

 それと,12箇所あるその駐車場に,駐車場という看板が3箇所しかございません。で,ほとんどあとはもう何も看板のない,当然白線引いてございますので,お客さんは,ああここ駐車場だな,と思ってとめられると思うんです。で,特に多目的球場あるいは陸上競技場,そういった体育館を利用する一般の方々が来られた場合,どこに駐車すればいいのかわからないというようなところが目につくんじゃないかなと思うんです。特にまた文化会館においては,この南薩一円であるいろんな県の話し合いとか,あるいは協議会とかいうようなことも文化会館を利用する形態が多くなってきていると,利用状況が。そういうことで,非常に駐車場が教育長はこれで十分じゃないかなというようなことなんですけれども,できればそういった施設名を入れた駐車場の看板。例えば,B&Gプールであれば「B&Gプール駐車場」とか,あるいはサッカー場であれば「サッカー場駐車場」とか,やっぱそういった名前を入れた,施設名を入れた看板という物については,教育長どのように考えますか。これも,本当は教育長が答弁するあれでは私はないと思うんですけれども,できれば市長部局の都市計画係というのがあるわけですので,ここをまず整備して,あと教育委員会のほうが維持管理をしているというようなことなんですけど,まあ今回維持管理をしているところは教育委員会でしたので,こういった答弁に,教育長の答弁になったんじゃないかなと思うんですが。教育長,その辺についてはどう考えますか。



◎文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎)  お答えを申し上げます。

 まず平和公園の全体のことから申し上げます。

 私8月に文化会館のほうに参りまして,教育振興課を受け持っているわけですが,まあその間にいろんなことがございまして,職員とたびたびこの看板のことは話をしているところでございます。全体的な総合案内板をどこに設置するか,先ほど御指摘のありました特攻平和会館の北側にある駐車場,それも最近工事に伴いまして移設をした分でございます。ほかの事業等で絡みがございまして,今のような状態になっているわけですが,これは全体的に見直すべきだということを常々言っておりまして,今回御存じのとおり桜の件もございました。あの一角を変えるということがあれば,当然総合案内板も設けるべきだろうと,そのデザインまで含めて検討していくべきだろうということで話をしておりました。当然,今議員さんがおっしゃられました駐車場名もと,まあ私どもはどこの駐車場ちゅうんじゃなくてまあ第1駐車場,第2駐車場とかいうような名前を話をしていたわけですけれども,必要があればそういった駐車場名も含めまして,今後全体的に見直していきたいというふうに考えているところでございます。



◆議員(峯苫勝範)  まあ,当然経費的なものもかかるわけです。できれば早急にというような形でお願いをしたいというふうに考えるところなんですけれども,自分たちはここに住んでるからよくわかるわけです。特に高速が無料化というようなことで,特にこの自家用車,あるいはマイカーあるいはレンタカーというものが非常に増えております。それで,なるべくそういった方々がわかりやすいような駐車場の整備をということで,前向きに検討を考えているということですので,ひとつよろしくお願いをしたいというふうに思います。

 次に,体育館横のゲートボール場のことなんですが,交通公園,これを平和会館裏のゲートボール場のほうに移設できないかということで質問させていただいたところなんですけども,どうですか,市長,変更が非常に難しいですか,どうですか。



◎市長(霜出勘平)  旧知覧町時代にこのことにつきましては検討をした経緯がございます。まあだけどもゲートボールについては,やはり打出口の高齢者の方々があそこをまあ拠点にしていろいろと交流を図っておられました。そして,交通公園にいたしましても,年間を通して十分に活用されてないんですが,やはり新学期が始まるときとか,そういったときに子供たちの交通教室ですか,そういったものに使われているということで,このまま置いておこうというような,旧知覧町時代はそういった結論に至ったところでございます。



◆議員(峯苫勝範)  昭和51年に確かこの交通公園は完成されたんじゃないかなというように私は思ってるところなんですけども,まあ確かに市長が答弁の中でも説明,答弁してくださっているように,陸上競技場あるいは多目的球場あるいは体育館等を利用された方々が休まれる,あるいは休憩をとる,あるいは食事をとるというようなことで,特にゲートボール場等においては利用されていると思います。で,振興課長,どうですか,ゲートボール場,交通公園,これは年に何回ぐらい,何日ぐらい利用されていらっしゃいますか。

文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎 )  ゲートボール場は年間のちょっと数字をここに持ってきていないんですが,大体月1回ぐらいはいろんな大会が開かれているというふうに理解しております。(「交通公園」と呼ぶ者あり)失礼しました。交通公園は事実上,年に3回から4回が普通の使用のされ方だろうと思います。



◆議員(峯苫勝範)  市長,今こういった答弁だったです。で,平和会館来られて60万,年間60万近く来るわけですよね。そうすると,今先ほど市長のほうからも答弁があったんですけれども,どうしても平和会館に来るお客様の駐車場が私は足りないと思うんですよね。で,多目的球場あるいは陸上競技場,それから体育館,そこを利用に来たお客さんというのは,できればサッカー場,あるいは給水塔,あるいはB&Gプールの前,そういったところに駐車していただくというような形でお願いをできないかなと思うんで,それについては市長,どう考えますか。

市長(霜出勘平 )  まあそれはゴールデンウィークとかいろんなイベント等があったらいろいろな団体の皆さん方もそういうとこよく理解をしていただいて,例えばソフトボールの大会があるとか,そういうソフトボール関係者はB&Gの前とか,サッカー場の隣の駐車場とかそういったことで,自ら今そういう駐車をしていただいておるようです。だから,このことについては,特に交通公園がそういったことでよく活用されていないということはあると思います。だから,その辺のところはこれからも検討はしていってもいいと思いますが,緑地についてはやはり公園内が駐車場だけでコンクリート,アスファルトだけであってもつまらないわけですので,やはりある程度の緑地というのはないと,人々の憩うというようなことができないわけですので,そういったことは配慮しながら,活用ができる施設についてはまた検討をしていく必要があるんじゃなかろうかなというふうに思っております。だから,今のところはそういうゴールデンウィークとか,大変人がいらっしゃるようなときには警備員等もそれぞれ頼んで,混雑がないように十分配慮はいたしておりますので,今後につきましてはまたさらなる検討をしてみたいというふうに思います。



◆議員(峯苫勝範)  市長は検討していただくということですので,前向きに検討していただいて,緑地,大きな自由広場もすぐ目の前にもあるわけですので,そういったところも多いに利用できるんじゃないかなというふうに考えます。

 それで,都市計画係のほうで,この交通公園とゲートボール場の,要するに変更をかけないといけないという都市公園法にのっとって変更はかけないといけないというようなことで,県のほうにお話を聞きに行ったということだった,その結果はどうだったでしょうか。



◎建設課長(下之薗博幸)  形状の変更,交通公園の移設の件のお尋ねでございますが,御承知のとおり平和公園につきましては,都市公園法に基づく都市公園でございますので,公園を整備する手続としまして計画決定事業認可等の手続を行ってできた工事でございます。で,その中の公園の一つであります交通公園を移設するとなりますと,それなりの手続が必要ということで,県のほうにも確認をいたしました結果,手続を踏まえればできないことはないと,可能であるということでございます。

 以上です。



◆議員(峯苫勝範)  都市公園法にのっとっていろいろ変更をかければ可能だという市長答弁ですので,ひとつそのような形で,平和会館を利用していただくと,これは非常に南九州市にとっては平和会館の使用料というのもここに一つ資料をいただいておるんですけれども,ことしの予算は2億5,490万というような予算です。2億5,000万余り,まあお金が使用料として下りてくるわけですね,入ってきます。その中で,平和会館の管理費というのが1億2,500万と,その残りが基金のほうに充当されているわけですよね。だから,やっぱそういった平和基金あるいは学校整備基金,そういったほうにも使われておるわけなんですけれども,できればそういった財政的なもんも,また平和会館をもっともっとお客さん来ていただいて,あるいは入館するのに,あるいは駐車場に車とめるのにも非常に便利だと,特に車いすとことしの2月だったですかね,車いすに乗られたばあちゃんが雪が降る中をレストランのほうからずっと車椅子で来られる姿を見て,これじゃかわいそうだなと,特に体験者というのは高齢,先ほど高齢化も非常に進んでおるわけですので,できれば平和会館の近くのほうで降車され,あるいは乗車されるというような,私はそういった施設が必要じゃないかなというように思います。変更は可能ということですので,ぜひ前向きにこの問題については取り組んでいただきたいというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午後0時5分休憩

───────────

午後1時5分開議 



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(峯苫勝範)  お昼を食べてちょっと眠いんじゃないかなと思うんですけれども,しっかり聞いとっていただきたいと思います。

 それでは引き続いて質問させていただきます。

 次の平和公園の桜並木についてちょっと質問させてください。

 きのう同僚の大薗議員からも補正予算のところで質問が出たわけなんですけれども,以前旧川辺町で失敗をした例があるという大薗議員の質問の中にあったと思うんですが,どういった内容があったか御存じだったら教えていただきたいんですが。



◎文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎)  お答えいたします。昨日大薗議員からの話があったのはもう御存じのとおりでございます。本当は私直接大薗議員にお聞きしたいと思いましたけれども,何か差し出がましいような気もいたしまして,聞けずにおりました。まあ,同僚の職員から話を聞いている分でお答えさせていただきたいと思います。

 まず話が二つほどございまして,一つは大丸小学校の校庭の木のことのようでございます。どちらを言われたかわかりませんが,記念樹が,山桜があったと。それともう一つクスノキがあって,その二つが治療を施さなければならない状態になったようでございます。樹木医さんをお願いしまして,診断を行い,そして結構高額のお金を支払って治療を施したと。かなりの老木,老木というか古木で,記念樹的なものだったというふうにお聞きしております。まあ,山桜はただしその後枯れたということのようでございます。現在生きているのはクスノキだけということのようです。

 それからもう一つ,現在中央公民館,ひまわり館のところにありましたキンモクセイが2本あったと聞いております。大通りのほうから向かいまして,北へ向かいまして2本立っていた,その左側と,まあ西側と言うべきでしょうか,のキンモクセイが枯れかかったと。そしてそれを,これも樹木医さんをお願いしたようでございます。そして,樹木医さんの診断ではほぼだめじゃないかというような診断だったらしいんですが,非常に言われのある,樹種はキンモクセイと聞いておるんですけれども,それの治療にあたったと,これについても数百万のお金を要したということでございますが,それも土質が悪いんじゃないかというような話で,諏訪公園のほうに移植もしたようですけれども,最終的には枯れてしまったと。まあおそらくそういった実例がありまして,直接お話してないんですが,そういうことが心配されるというような忠告のもとで言われたような発言じゃなかったろうかと思っているところでございます。

 以上です。



◆議員(峯苫勝範)  早速課長調べていただいて御苦労さまでございます。やはり今回810何万ですか,補正が出てきたわけですね。平和公園の49本の桜を樹勢回復措置として施すということで補正が上がってきたわけですよね。で,その調査結果なんですけれども,ちょっと調べさせていただきましたら,市長の答弁の中にも著しく不良と診断されたものが102本あると,119本中102本あるという,86%というようなことで,調査の結果が出てるわけなんですね。その中で,非常にこのこうやく病あるいはてんぐ巣病というのがもうほとんどですか,こうやく病で119本中99本がもうこうやく病と診断されてると。それから,てんぐ巣病については28本が発生しているというような調査結果が出てるんですが,今回の補正の中でも市長のこの答弁の中でも延命を図ることは可能で,比較的若い桜の枯れ枝の撤去,それから剪定,整枝,それから踏圧防止対策,地衣類の除去というようなこと等で,こういう処置をすれば樹勢が回復するというような答弁なんですが,こうやく病それからてんぐ巣病,こういったものについては,特にこの地衣類の除去,これは要するにカイガラムシ,カイガラムシの要するに噴出したそういったものでこういったコケ類なんですよね。コケ類が基の樹表に,表面について木を弱くしているというようなことなんだそうです。それから,てんぐ巣病については,これはもう処置する方法はないんだそうですね。要するに切って焼却するしかないというような処置の方法だそうです。で,この49本をこういった処置をするのに814万9,000円ですか,で足りるんですか,どうですか。

文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎 )  お答えいたします。私どももこの今回補正にも掲げてあります814万,これに対してはいろいろ吟味を重ねました。で,こういったことも私ども初めての経験でございます。それから,樹木医さんの意見も相当聞いたつもりでおりますが,まだこのほかにやりたいことが確かにございます。ただ,これは人の体と桜の体と比較するのは非常に難しいことですが,我々が手術をする場合に一挙にすべての治療を施すことがないことは多々あるわけでございます。これで樹勢回復を図りながら,様子を見て,また新たなやり方,もしくは継続ということも考えざるを得ないんですが,今考えられる中で最もいいやり方はこのあたりじゃないかと。そして,樹勢の回復を待つということで,今回お願いしたものでございます。



◆議員(峯苫勝範)  いろいろ専門家の意見を聞いて,これくらいあったら49本の樹勢回復措置はできるだろうということで予算を組んだということなんですが,こうやく病については,まあ冬場硫黄合剤とかそういうのを散布するというような処置の方法しかないんじゃないかなと私は思うんですけれども,それについては,今回のこの処置の方法については載ってないようですが,そういった薬剤というか硫黄合剤等を散布して処置をするというようなのは考えてないですか。

文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎 )  こうやく病の治療方法でございます。これについても私ども相当議論をいたしてまいりました。で,あそこには御存じのとおり観光客数十万人が参るわけでございます。そこで,農薬類を使っていいものかどうかということも検討いたしました。人が通る場所に農薬を散布する,それには相当な距離の,控えながらいるというようなことで,現在考えておりますのは,数年前に武家屋敷のほうで樹木が樹勢が衰えまして,まあイヌマキを中心としまして自然界のもの,まあいろいろこれは企業秘密で配合比率は我々は知りませんけれども,木酢とかアルコールとかいうようなものを配合して,それを散布し樹勢を回復したと,こうやく病治療にはそれを使ったという実例がございましたので,とりあえずはそのやり方で訪れる人たちに被害を及ぼさない,これ人が飲める物ということでございます。というようなもので治療をしようということで考えております。



◆議員(峯苫勝範)  やはり多数のそういった観光客が集まる施設でございます。その辺については十分専門家のお話を聞いて対応していただきたいというふうに思います。

 それと,てんぐ巣病なんですね。これは,まあ材質を腐敗菌が侵入して木の芯を腐らしていく,挙句の果ては樹勢を弱らせるというような病気なんだそうですけれども,言ってみるとやはりもういろんなところを大型バス等が来るわけですね。そうすると,バスに枝が当たって邪魔になるというようなことで,切除せざるを得ない,そういった桜もあります。そこが原因でそこから腐っていって芯が枯れるというようなところもあるわけなんですけれども,このてんぐ巣病というのは,もうどうしても薬とかそういうのはなくて,ほかの健康な桜に移っていくんだそうです。それを阻止するためには,このてんぐ巣病の拡散,胞子が飛ぶ前に処置をしないといけないと。それが5月ごろまでだと。そうすると,もう現在もう6月なんですよね。で,それでどうですか,その病巣を切って,当然焼却しないといけないと思うんですが,今から予算が通って,今から対応して大丈夫なんですか,どうですか。



◎文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎)  てんぐ巣病対策につきましては,もう議員がおっしゃるようにその通りでございます。平和公園内を歩いてみまして,私が気付いているもの幾つかありますが,これは毎年てんぐ巣病対策はやっておりまして,それがどうしてもゼロになるということがないもんですから,毎年のようにてんぐ巣病対策ということで対応しております。



◆議員(峯苫勝範)  毎年のように対応して下さっているということですので,もう時期が5月ごろまでというようなことで,なるべく早くそういった対策はとっていただきたいというふうに考えますので,ひとつよろしくお願いします。

 また,ここの今回やるところについては,植栽して23年が経過していると,すぐ隣が48年ですね,真ん中の通りと南側の通りになりますか,要するにAブロックとBブロックになるわけなんですが,こちらのほうもきのう市長のほうが大薗議員の質問に対して答えておりましたので,これも市長,なるべく早くそれなりの対策をとっていただいて,まあ市民の皆さん,あるいは観光客が喜んでいただけるような平和公園,そこをぜひとりかかっていただきたいというふうに考えますので,よろしくお願いをしたいと思います。

 じゃあ次に入らせていただきます。

 戦争史跡の整備と活用についてなんですけれども,市の指定する文化財というようなことで,給水塔や陸軍飛行場の防火水槽,それから弾薬庫,訓練の鎮定跡なんですか,まあこれら市の文化財になってるというようなことで,ほかの例えばフィールドミュージアム事業でつくった顕彰碑,そこらあたりについてはどこが管理をするのか,お答えください。



◎文化財課長兼教育振興課長(西野栄一郎)  フィールドミュージアムにつきましては,以前これを実行するときに企画課のほうが中心となりましてフィールドミュージアム事業という事業を行ったわけでございます。これまでのところ,その後の管理体系がうまくいっていないということでございまして,私も4月から文化財課も担当しておるということで,かなりの職員にも確認をし,また前任者にも確認をしておるところです。これがなかなかうまく管理がされていないという事実でございまして,今後この調整,まあ私どもの文化財課としては指定文化財というのは私どもの管轄であろうと,指定になったら,それから前段階の調査,研究,指定文化財になり得るかなり得ないかというようなのは文化財課が調査して,文化財指定にしていくというべきものだろうと思っております。ただ,場所によっては民地がかなりの数あるのも事実でございます。指定文化財になりましても,民地がある分につきましては,やはり所有者の管理と,それから特定できないものについては地元の方々に管理していただくのが理想じゃないかというふうに考えておるところです。



◆議員(峯苫勝範)  確かに民有地のところにそういった戦跡があるわけですよね。だから,今課長言われるように所有者がやっぱり管理をするというようなことで,当然この事業導入してこういった顕彰碑を造るときには,当然その民有地の所有者,そこの承諾をいただいて,まあ建設なりされただろうと思います。その後,先ほども言うように,やっぱり高齢化してきております。で,当時の所有者というのはもう亡くなっていらっしゃらないと。で,子供たちはこっちにいらっしゃらないと。で,だれがあと管理をするかというようなことで,集落の方あるいは地元の方というようなことで市長の答弁のほうにもあるんですけれども,まあ特攻慰霊顕彰会でも造っていらっしゃるわけですね。まあこれは福祉課のほうの担当になるわけなんですけども,こちらのほうも地元の方々が管理をしてくださってるところもあります。ただ,やはり市が造ったものですので,できればその部局あたりがしっかりとそういったところも管理をしていくように,ぜひ市長指導をよろしくお願いをしたいというふうに思います。

 それから,次の猿山の展望所の件なんですけれども,非常にここは,まあ戦跡もございます。それから豊玉姫伝説の碑もございます。それと,非常に以前旧知覧町時代に,霜出町長にお願いをいたしまして,展望所をつくりたいと地域の方々がぜひやりたいというような意見が出まして,市長の許可をいただいて木を伐採させていただいて,非常にその飛行場の台地の見晴らしがよくなったところです。それで,まあおかげで映画「ホタル」のロケ地でもあります。それから,映画「俺は,君のためにこそ死にに行く」のというロケ地でもあります。非常に開聞岳が望めて,見晴らしのいいところです。ただ,そこには市の水道の配水池がございます。で,やはり当時の水道課長も人が集まると困ると,いたずらをされると困ると,いうようなことで,そういった開発はやめてくれというようなことだったんですけれども,ちょうど課長異動になりまして,おお今じゃということで,木を切らさせていただいたんですけれども,ところが裏がこれはまた民有地なんですよ。非常にここは,今度は川辺の町が一望できて,遠くは吹上浜まで展望がきくところです。できればそこ辺りの民有地を購入していただいて,非常にその川辺のほうまで吹上のほうまで見晴らしができるような形にできないか,市長どうでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  議員がおっしゃるようにあそこには配水池があるわけですよね。まあそういったこともネックになっておって,これまでそういうふうにこの展望所として整備ができていないところです。今南薩縦貫道が川辺から知覧5.7キロが整備区間に格上げになりまして,もう今年度から用地買収が進んでいるところでございますが,この道路がやはり猿山からこの内園のほうに向かって道路ができるということで,今平和会館のほうでは航空写真を今のうちに撮っとこうということで,今年度実施をするわけです。だから,そういったこともこれから行わなければなりません。そういった写真等ができ,そしてまた縦貫道が整備をされていきましたら,その猿山の今議員がおっしゃるところにでもそういうような案内板といいますか,昔はこういうような状態だったんですよという写真等も何か掲示ができればいいなあというふうな構想は持っております。

 そして,この特攻隊はこの知覧の飛行場を川辺のほうに飛び上がりまして,川辺の町を回って右のほうに旋回をして知覧の町の上を通って,そして開聞岳の横を通って沖縄に行ったということもあるわけですので,そういったことで,いろんなことで整備ができればいいなあと思っておりますが,いろいろと制約もあるわけですので,そういったことも十分協議をしながらこれから取り組んで行ければというふうに思っておるところです。



◆議員(峯苫勝範)  南薩縦貫道路も問題もあるというようなことで,今回平和会館のほうで航空写真を撮るというようなことで市長の答弁なんですけれども,あそこは非常に,私,この特攻という知覧の特攻基地を紹介する,説明をする非常にいい場所なんです。で,今市長のほうから言われましたように,私,昭和20年の7月19日に米軍の偵察機がこの上空を撮った航空写真を平和会館の調査員からいただいて,それを持って案内をするわけなんですけども,非常に,話は私はへたくそなんですけども,感動して帰っていただいている実績がございます。

 で,そういった写真等をこの山頂の所に掲示していただいて,脇に少しでもちょこちょこっとでもいいから説明書きでも作っていただいて,そういった展望所として私はいいところじゃないかなというふうに考えるところなんですけども,南薩縦貫道は,市長,今すぐというわけではありませんので,できれば早くそういったところも少しでもいいですから手をつけてくださる考えはないですか。



◎市長(霜出勘平)  いろいろと検討をいたしまして,本当にすばらしい場所ですので,これから検討をしていきたいというふうに思っております。一番我々に関係のある配水池というようなこともあるわけですので,その辺のところをどう確保するかということもありますから,慎重に検討をしていきたいというふうに思います。



◆議員(峯苫勝範)  そういった上水道の配水池もございます。そういった万が一の心配もしなければいけないというふうに考えますけども,旧知覧町時代だったですか,山頂まで遊歩道も水道課のほうでつくっていただきました。非常に大型バス等もちょくちょく来ます。で,駐車場もないんです,実際のところは。Uターンするところもございません。それで大型バスもバックしてまた大きな通りまで出ていくというような状況です。まあ,出来れば水道施設もそういった施設もあるわけなんですけども,そこらはまた水道課あたりとも十分協議をされまして,ぜひ前向きに取り組んでください。これはお願いをしたいというふうに思います。

 次に移らさせていただきたいと思います。戦争史跡等の整備活用についてなんですが,ボランティアを育成して,特攻平和会館周辺及び旧飛行場周辺の平和学習に生かせないかということで,先ほど猿山も修学旅行生,来ます。来て,あそこで特攻基地の跡を勉強して帰って,学んで帰っていただいているところです。

 で,この散策コースのパンフレット等もできているんです,実際ですね。ところがなかなかこのパンフレットだけでは,お客さん,どこを今行っているのかというのはよくわからないそうです。ただ,ポイントポイントにはそれぞれ戦争史跡のポイントを印刷してございますけれども,行ってもどういうものなのかよくわからないと。そこで,ボランティアさんたちがちょこちょこっとお話をしてあげて,詳しいことは平和会館のほうで聞いていただければいいというようなことで説明をして回っているというようなことです。

 それで,現在今3名の方々が,観光課からいただいた資料の中には案内をしてくださっているというようなことで,もう何件かは済んでいらっしゃいますけれども,そういったことでボランティアさんということをぜひ,当時の戦争体験者というのは,特になでしこの皆さん,この人たちのお話というのを十分引き継いで,ぜひそういった平和教育,平和学習に生かせないかなあというふうに思うもんですから,そういったボランティア育成については今そういった形でやっていらっしゃると。今後育成する上にどのような考えをお持ちでしょうか。



◎市長(霜出勘平)  平和会館の中には,今3名,そして,これから後を継いでいただくというような方が3名ぐらい。で,これは充実をいたしておりますけども,外のほうのこの戦跡の案内については,大変まだ行き届いていないところです。議員がおっしゃるように,もう何名かやっていただいておりますが,高齢でなかなか自分の自由に行動ができないという方がほとんどでございます。

 また,このなでしこ会の皆さんも,もう80を超えた方々というようなことで,なかなか思うに任せないところですが,本当にそういうようなことを勉強して案内をしてくれる方がいらっしゃれば,またいろんな形でこの交流人口も増えてくるんじゃなかろうかなというふうに思います。

 まず,この方々を発掘してお願いをするように,これから努力をしていかなければいけないと思います。1人は峯苫議員がいらっしゃるわけですので,あと峯苫議員のほかに何人かこういった方々をお願いをできればというふうに思っております。



◆議員(峯苫勝範)  私も以前,町の職員というようなことで,そういった仕事をさせていただきましたので,詳しいことはよくわかりませんけれども,ここ何回かは実証をさしていただきました。

 それで,私も思ったんですけども,やっぱり若い人たちを育てるというようなことで,できれば観光協会あたりに働きかけて,そういった事務局,今現在,観光課あるいは平和会館が事務局になって,そういった方々をお願いがあったら窓口になっていただいておるわけなんですけども,できれば観光協会あたりにそういった窓口をつくっていただいて,そこが武家屋敷でもいいし,あるいは平和会館でもいいし,あるいは川辺の岩屋公園もだし,それから頴娃のアグリランドもですが,そういったところを紹介をする。あるいは,受付をしていただいてボランティアをしていただくというような,そういった構想についてお考えはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  当初,あそこの観光案内所をつくったときに,そういった構想を持っておったところでございますが,現在はそれが生かし切れていないということです。

 武家屋敷等のこの観光ボランティアについては,観光課あたりがやっておるようでございますが,やはりその観光協会あたりが,議員がおっしゃるように一番適当じゃないかなというふうに思っております。そこの観光案内所も,そういったボランティアの休憩所の場にでもしていただければ,それなりの効果があるんではなかろうかなというふうに思っておりますので,また,いろいろと協議をして前向きにこれをやっていきたいというふうに思います。



◆議員(峯苫勝範)  前向きにこれに向かって取り組んでみたいということですので,ひとつお願いをしたいと思うんですけれども,今,市長が言われるように,観光案内所,あそこで今,一人案内をしてくれる方がいらっしゃっておるわけなんですけれども,もう一人観光協会の職員という形で,今,観光課の中に部署しております。できれば,あの方も観光案内所のほうに異動していただいて,で,あそこをもう少し広げないと,増築しないと,とてもじゃないけども私は狭いんじゃないかと思うんですけども,市長,どうですか。あそこを増築する考えはございませんか。



◎市長(霜出勘平)  今のところそういった計画はありませんが,今の施設を十分に利用していただいて,それでも,どうしても狭いということであれば,考えていかなければいけないというふうに思います。



◆議員(峯苫勝範)  今のあの施設を十分活用というようなことで,将来的にどうしても手狭になれば考えてみるというような市長の御答弁ですので,ひとつお願いをしたいというふうに思います。

 観光案内所も問い合わせ件数は非常に多うございます。で,私もちょっと資料をいただいたんですけれども,お一人で朝9時から夕方4時までいろいろ案内をしていただいているところです。やはり一番多いのが平和会館はどこですかというような質問が一番多いんだそうです。すぐ近くなんですけれども。そのぐらい平和会館のあそこの周辺というのは,観光客にわかりづらいというようなことだというふうに私は思います。

 だから,やはり市長が言っていらっしゃいますように,住んでいる人,訪れる人,交流を大事にして,お出迎えの心,おもてなしの心,気持ちあふれるまちづくりというようなことを目指しておるということですので,ぜひそういった趣旨を踏まえて前向きに取り組んでいただきたいというふうに考えますので,よろしくお願いをいたしまして,私の質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  次に,加治佐民生議員。20番。

  [20番議員加治佐民生登壇]



◆議員(加治佐民生)  6月議会最後の一般質問となりました。新たにスタートした政権に期待する国民の声は,1番目に景気雇用対策,2番目に天下りや税金の無駄遣い廃止だそうです。我が南九州市政においても経費節減に鋭意努力されていることと思います。

 さて,私は先に通告してありました交通安全対策について質問いたします。

 本年3月17日,市内において高齢者同士の痛ましい交通事故が発生し,3月23日には関係機関や地区民出席のもと,事故現場診断検討会が開催されたところであります。また,平成21年1月以降市内で5名の方が尊い命を失いました。うち3名は70歳以上の高齢者でありました。

 昨年8月の南九州の人口を見ますと,4万849名のうち1万1,185名が70歳以上の高齢者という状況にあり,今後ますます交通事故の発生が懸念されます。平成21年の市内の事故発生件数は205件,本年も5月末で99件の事故が発生しています。負傷者数も,平成21年で254名,本年も5月末で124名という状況であります。事故のうち約6割は交差点で発生し,そのうちの約7割は信号機のない交差点で発生しているそうです。

 そこで,悲惨な事故が発生しないように,市内で特に危険と思われる信号機のない交差点における信号機の設置や横断歩道設置について,市と公安委員会の連携はどのように図られているか。

 次に,児童生徒の通学路における危険個所,特に道路を横断する危険個所の安全対策はどのように進めるのか。

 以上,答弁を求めます。後は自席で対応いたします。

  [市長霜出勘平登壇]



◎市長(霜出勘平)  加治佐議員の御質問にお答えいたします。

 1点目の信号機及び横断歩道の設置について,市と公安委員会の連携はとられているかとの質問にお答えをいたします。

 信号機及び横断歩道の設置や管理につきましては,市の判断はできないところでございます。これらの設置は,規制標識の設置同様に交通安全上重要なものであることから,公安委員会の許可,地区の合意が必要になりますので,地区の皆様の意見をまとめていただき,その地区の総意として警察署及び市に要望を出していただくことになります。

 そこで,市と公安委員会との連携となりますと,直接の連携はございませんが,地元の南九州警察署を通しての要望となります。現在,市,南九州警察署,南九州地区交通安全協会,南九州地区安全運転管理協議会など,各種団体や地区の方々が参加いたしまして,また,場所によっては南薩地域振興局や鹿児島国道事務所の職員も参加し,交通安全総点検の実施,交通死亡事故現場診断,あるいは交通事故多発地点での合同現場診断・検討会も実施をされており,その場で危険個所の指摘,横断歩道や信号機の設置要望など,交通安全に関する意見や要望が出されているところでございます。

 また,市役所への要望等があった場合には,南九州警察署へその要望内容については連絡をとり,お伝えをいたしておるところでございます。

 これで私の答弁を終わりたいと思います。



◎教育長(小野義記)  それでは,通学路の危険個所の対策についてお答えいたします。

 通学路の交通安全対策については,各学校において学期当初に,不審者への対応やがけ,側溝,川等の危険個所を含め危険個所マップを作成して,児童生徒の安全確保に努めているところです。危険個所マップ作成については,教師と保護者との連携のもとに進めてまいりましたが,今後の課題として,児童生徒自身が作成することを重視し,危険個所マップ作製そのものがKYT,いわゆる危険予知トレーニングという考え方をしていきたいと考えているところです。

 その他,子供たちのこれまでの交通事故の実態を考慮し,特に,飛び出し防止,自転車の乗り方を重視した交通安全教室や,教師・保護者・地域住民による交通安全指導等を行い,児童生徒の交通安全の確保に努めているところです。

 今後とも各学校の危険個所マップを適宜見直したり,関係機関との連携による交通安全指導の充実に努めたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



◆議員(加治佐民生)  市内の信号機の数は,頴娃地区で27箇所,知覧で30箇所,川辺で32箇所の計89箇所あります。市街地が広い川辺では中心部に集中して設置されているようです。

 これから新たに設置する場合の検討については,全く市は関係部署とは連携というのはとれてないんでしょうか。また,交通量の調査とか,調査箇所の選定とか,設置の基準とかわかっていたらお知らせいただきたい。



◎総務課長(福吉良夫)  ただいまの質問にお答えします。

 議員がおっしゃるとおり,現在信号機はそれぞれ地域ごとに設置されておりますが,設置基準といたしましては,新設につきましては県内の多くの要望の中から設置されているわけでございますけれども,まず,一般的な手順といたしまして,交通事故が発生してる場所,あるいは道路が新設・改良された場所,あるいは地域住民からの要望,陳情があった場所等について,市あるいは警察の方々が現場診断をして,公安委員会が許可して設置するという基準になっております。

 そういうことで,南九州市といたしましても,それぞれ先ほど議員から話がありましたように,重大な事故が発生いたしております。そこらにつきましては市あるいは警察,道路管理者等と現場診断をし,また,警察等におきましては交通量調査等を実施いたしまして,地域住民の要望や意見を踏まえながら総合的に判断して設置をお願いをいたしているところでございます。



◆議員(加治佐民生)  ただいまの回答にあるように,県内でも我が警察署管内でも年に1箇所新設できるかどうかというようなことであります。また,今あるのをば廃止するという場合もあるわけですけども,廃止する場合の基準とか,そういうのはあるでしょうか。



◎総務課長(福吉良夫)  現在ある信号機の移設または撤去でございますけれども,この場合にもやはり地域住民の方々あるいは道路利用者の意見を十分聞いて,配慮しながら対処したいと思っております。



◆議員(加治佐民生)  実は,私の地元のことですけども,自分の頴娃町上別府内に非常に交通量が多くて危ない交差点が2箇所ありまして,簡単な検討会をしていただきました。そのときに,1箇所は県道頴娃川辺線の私の自治会の市道が横断する場所です。もう1箇所は,県道喜入石垣線の折尾自治会と市道が2本斜めに交差する交差点の検討をしたわけです。1箇所については交通量から見て設置すべきであるが,交差点改良をしないと,なかなか信号機の設置は難しいというようなことがありましたが,そういったところについては,交差点改良に取り組むという考えはありますか。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの御質問にお答えいたします。

 先ほど言われました2箇所の中で,市道淵別府折尾線と県道石垣喜入線との交差点につきましてですが,この交差点につきましては,御存じのとおり変則的な交差点になっております。

 この石垣喜入線の整備につきましては,御存じのように,青戸の交差点から折尾集落のほうに向かいまして,変電所あたりから折尾の集落付近約700メートル区間がまだ未整備となっております。その区間につきましては,この交差点も含めてですけれども,県のほうに整備の要望をいたしているところでございますけれども,現在のところ整備の着手に至っていないというところでございます。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  なかなかの年数を要するということで,それであったら,簡単に今ある歩道があるところでも安全地帯がないとか,あるいは見通しが悪いから用地を買収して,子供たちが安全に通える場所の確保とか,そういった方策は考えてませんか。



◎建設課長(下之薗博幸)  お答えいたします。

 折尾交差点につきましては,先ほども言いましたように,市道と県道が変則に交差をいたしておりまして,現在,市道淵別府折尾線に横断歩道が1箇所できております。ただ,あと市道折尾線につきましては横断歩道あるいは歩道も設置されておりません。県道石垣喜入線から市道のほうに入りまして,市道淵別府折尾線の横断歩道に向かいます取りつけ的な歩道あるいは横断歩道の歩道だまり等につきましては,用地等の同意等も絡んできますけれども,地元からも要望も出てきておりますので,現状的には把握しておりますので,今後前向きに検討していきたいと思っております。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  また,見通しの悪い交差点で,例えば個人所有の大きな樹木が視界を遮って,そこを二,三本切れば大分見通しがよくなるという場所もあります。そういった場合に,本人さんは伐採してもいいよと言っても,費用がないというようことでありますけれども,そういった面で予算措置はできないもんでしょうか。



◎建設課長(下之薗博幸)  市道あるいは県道も含めてですけれども,道路等に民有地の雑木等あるいは草等が繁茂しまして見通しが悪いというようなところがあった場合に,基本的にはその所有者に伐採をしていただくというのが原則でございますけれども,今,議員が申されたように,こちらのほうに住んでいなかったり,あるいは,もう高齢化,年をとられて自分で伐採ができないというようなところも多々あります。そういう場合は,市の方に本人の同意のもとで連絡をしていただければ,市のほうで責任を持って伐採をさせていただきたいと思います。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  道交法の目的は,道路における危険を防止し,その他交通の安全と円滑を図ることとなっております。また,道路標識については,公安委員会が設置するものと道路管理者が設置するものがあるということで,私は市なり県の連携をとれているかということで質問をしたわけです。

 次に,児童の通学における危険箇所は,各学校のアンケート調査によりますと,小学校で26箇所が示されていますが,そのことについて,取り組み状況はどのようになっておるのでしょうか。



◎学校教育課長(大木節夫)  ただいまの質問にお答えいたします。

 議員が御指摘のとおり,本市の小学校通学路の中で調査いたしましたところ,26箇所が危険箇所として上がっております。学校によっては全然ないというところもございますけども,それぞれ先ほど教育長が答弁いたしましたように,交通安全マップ,危険箇所マップそういったものを作成して,年間を通して子供たちに交通安全指導または学級指導等を通して,または家庭と連携,地域と連携しながら危険箇所をしっかりと認知してもらって,そこでの交通事故等の防止を行っているところでございます。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  先ほど申し上げました折尾の交差点ですけども,折尾自治会は約130軒の自治会で,青戸の小・中合わせて214名の生徒がいますが,そのうち47名が毎日通学する道路であります。早急に安全対策を施していただきたいというふうに思います。

 次に,自治会長から聞いたこととして,これから各地区で青少年健全育成座談会がございます。その中でも,子供たちの非行とか教育の問題は余り出ません。親の関心といいますと,通学路の危険箇所とか,そういったことが非常に多いです。

 これまでも,そういう場で,どこに横断歩道が欲しいなとか,そういった意見が出るけども,今まで何ら後の説明とかなかったという声を聞きますので,ことしもまたそういう会議があるわけですので,十分にその言葉を汲み上げていただきたいと思いますが,どう思いますか。



◎市長(霜出勘平)  いろいろ要望のあったことについては,真剣に調査なり協議をいたしまして,中間報告でもやはりすべきだろうというふうに思っております。真摯に受けとめまして対処をしていきたいというふうに思います。



◆議員(加治佐民生)  冒頭話をしましたけれども,3月23日の事故現場診断に県の担当者も見えまして,このすぐ近くの上淵別府という集落ですけれども,そこに県道の脇に非常に危ないからガードレール設置をということで,すぐ設置するような話をしてましたけども,まだ,いまだその設置がされていないようですが,県への問い合わせをしていただきたいと思いますが,どうでしょうか。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいま御指摘の場所につきまして,申しわけございませんが,私,今現在把握をしておりませんので,場所等を確認をいたしまして,早急に県のほうに問い合わせをしまして,対応していただきたいと思います。



◆議員(加治佐民生)  先ほども課長からありましたけども,交通安全という視点から,昨年6月に私は,今言いました県道の改良工事について質問をいたしておりますが,その後の川辺地区期成会とか,県とのヒアリングとか,どのような状況でしょうか。

 昨年6月にこの交差点から青戸までの交通安全という視点で道路の改良をお願いしたわけです。で,さっき課長からも説明がありましたけども,県としては,その後どのような対応ですかということを聞きたいところです。



◎建設課長(下之薗博幸)  ただいまの御質問ですけれども,県道石垣加世田線の整備につきましては,青戸の交差点から南側につきましては,平成21年度にほぼ整備が完了いたしております。後,北側につきましては,交差点から数百メートルのところまでは整備が済んでおりますけれども,先ほども申しましたように,その先から折尾の集落の入口までの約700メートルが未整備ということになっております。

 折尾自治会からも平成20年の4月に要望書が出され,県のほうにも進達をいたしております。この区間につきましては,総合開発期成会からも要望も出されているところでございますけれども,県といたしましては,道路整備費の全体的な予算が削られてなかなか厳しい中で,要望箇所も大変多いということであります。新規区間の新規着手というのは大変難しいところでありますけれども,この区間につきましては,実施箇所の優先度としましては上のほうに上げてあるということでございますので,市といたしましては,できるだけ早く着手できるように今後も強く要望していきたいと思っております。

 以上です。



◆議員(加治佐民生)  市長,最新号の議会だよりをごらんいただけたでしょうか。この裏に市民の声で,独り言というのがあります。これを見ていただければ,交通の安全ということで本人さんが文書を書いています。読めばいいんですけども,後でじっくり読んでいただきたいと思います。

 以上で質問を終わります。



○議長(田之脇厚)  これで一般質問を終わります。

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△散会



○議長(田之脇厚)  以上で本日の日程は全部終了しました。

 次の会議は6月25日午前10時から開会することとし,本日はこれで散会します。

午後2時10分散会