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鹿児島県 南九州市

平成 22年 第 3回臨時会( 4月) 04月13日−01号




平成 22年 第 3回臨時会( 4月) − 04月13日−01号









平成 22年 第 3回臨時会( 4月)


 平成22年第3回臨時会会期表

 1.会期日程表
月   日曜日       程
 4・13火 本 会 議

 1.付議事件
 議案第36号 平成22年度南九州市一般会計補正予算(第1号)         (原案可決)
 承認第 1号 専決処分の承認を求めることについて                 (承認)
 承認第 2号 専決処分の承認を求めることについて                 (承認)

 本会議1号     (4月13日)
   出席議員     24名
1番議員  峯 苫 勝 範        13番議員  内 匠 秋 夫
2番議員  菊 永 忠 行        14番議員  山 下 つきみ
3番議員  山 本 森 満        15番議員  柚 木 茂 樹
4番議員  浜 田 茂 久        16番議員  松久保 正 毅
5番議員  大 薗 秀 己        17番議員  蔵 元 慎 一
6番議員  田 畑 浩一郎        18番議員  塗 木 弘 幸
7番議員  深 町 幸 子        19番議員  薗 田   誠
8番議員  竹 迫   毅        20番議員  加治佐 民 生
9番議員  永 吉 義 輝        21番議員  下 窪 一 輝
10番議員  東   兼 喜        22番議員  西   良 仁
11番議員  今 吉 賢 二        23番議員  森 田 隆 志
12番議員  満 留 秀 昭        24番議員  田之脇   厚
   欠席議員     0名
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 地方自治法第121条による出席者
市     長  霜 出 勘 平    会計管理者  大 坪 三 郎
副  市  長  鶴 田 康 夫    総務課長   福 吉 良 夫
副  市  長  山 内 廣 行    財政課長   上 野 勝 郎
総務部長兼 
 知覧支所長   和 田 二三男    建設課長   下之薗 博 幸
建設部長     田 代 良 民    福祉課長   君 野 悦 郎
市民福祉部長   有 水 秀 男    税務課長   東     篤
───────────────────────────────────
 事務局職員出席者
事務局長  中 薗 浩 二    議事係長  浜 田 和 人
庶務係長  堂 園 政 利    議事 係  川 ? 弘一郎
 
 第3回臨時会議事日程(第1号)

 第 1.会議録署名議員の指名
 第 2.会期の決定
 第 3.承認第 1号
     専決処分の承認を求めることについて
 第 4.承認第 2号
     専決処分の承認を求めることについて
 第 5.議案第36号
     平成22年度南九州市一般会計補正予算(第1号)



平成22年4月13日 午前10時0分開会





△開会



○議長(田之脇厚)  ただいまから,平成22年第3回南九州市議会臨時会を開会します。

    ────────────────────



△開議



○議長(田之脇厚)  本日の会議を開きます。

    ────────────────────



△日程第1会議録署名議員の指名



○議長(田之脇厚)  日程第1,会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は,会議規則第81条の規定により,議長において内匠秋夫議員,山下つきみ議員を指名します。

    ────────────────────



△日程第2会期の決定



○議長(田之脇厚)  日程第2,会期の決定の件を議題にします。

 お諮りします。

 本臨時会の会期は,本日の1日にしたいと思います。

 御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 会期は本日の1日に決定しました。

    ────────────────────



△日程第3―日程第4

         承認第1号―承認第2号一括上程



○議長(田之脇厚)  日程第3,承認第1号専決処分の承認を求めることについて及び日程第4,承認第2号専決処分の承認を求めることについてを一括議題とします。

 本件について,提出理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  承認第1号,本件は,南九州市税条例の一部を改正する条例の制定について,専決処分の承認を求めるものでございます。

 地方税法等の一部を改正する法律等が平成22年3月31日に公布されたことに伴い,南九州市税条例の関係条文を改正したものであります。

 専決処分の主な内容は,個人住民税における16歳未満の扶養親族に係る扶養控除の廃止,平成22年10月からのたばこ税の税率引き上げなどが主な内容であります。

 全体を通して改正による条項等の整備が行われたため,所要の改正を行ったものであります。

 続いて,承認第2号,本件は,南九州市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について,専決処分の承認を求めるものであります。

 地方税法等の一部を改正する法律等が平成22年3月31日に公布されたことに伴い,南九州市国民健康保険税条例の関係条文を改正したものであります。

 専決処分の主な内容は,医療分の基礎課税限度額が47万円から50万円に変更,後期高齢者支援金等分の基礎課税限度額が12万円から13万円に変更,非自発的な理由により離職した一定の者に係る課税の特例などであります。

 以上,地方自治法第179条第3項の規定に基づき報告し,承認を求めるものでございます。



○議長(田之脇厚)  これをもって,提出理由の説明を終わります。

 これから,承認第1号及び承認第2号について一括して質疑を行います。

 質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。

 これで質疑を終わります。

 お諮りします。

 承認第1号及び承認第2号については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 承認第1号及び承認第2号については,委員会付託を省略することに決定しました。

 委員会の付託を省略します。

 これから,承認第1号及び承認第2号について,一括して討論を行います。

 まず,本件に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本件に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで討論を終わります。

 これから承認第1号を採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本件はこれを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。

 承認第1号は承認することに決定しました。

 次に,承認第2号を採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本件はこれを承認することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。

 承認第2号は承認することに決定しました。

    ────────────────────



△日程第5議案第36号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第1号)



○議長(田之脇厚)  日程第5,議案第36号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第1号)についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。



◎市長(霜出勘平)  それでは,議案第36号平成22年度南九州市一般会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。

 今回の補正につきましては,総務関係費等の経費について補正するもので,歳入歳出予算の補正につきましては,歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ332万8,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ204億2,332万8,000円にしようとするものであります。

 歳出の総務費の補正につきましては,損害賠償請求事件とし,原告山元光一氏から,南九州市長霜出勘平を被告として「霜出勘平に対して7,862万円を南九州市長霜出勘平に支払うよう請求すること」等を内容とする訴状が,鹿児島地方裁判所に提出され,その訴状に基づき3月26日付で当裁判所から第1回の口頭弁論の期日呼出状及び答弁書催告状が送達されたことに伴い,この裁判に要する経費を追加するものであります。

 次に,民生費の補正につきましては,えい秀峰園の入所者が,去る3月15日に死亡し,その相続人の存在,不存在が明らかでないため民法第952条の規定によりまして,家庭裁判所に相続財産管理人の選任の申し立てをする経費及び民間保育園から入所定員の増員要望書が提出されたことに伴い,南九州市幼稚園及び保育所連絡協議会設置要綱により早急に協議会を開催し,協議検討する必要が生じたため,これらの経費を追加するものであります。

 なお,歳入につきましては,財政調整基金からの繰入金を充当いたします。

 以上で,議案第36号の提案の説明を終わります。御審議のほどをよろしくお願いを申し上げます。



○議長(田之脇厚)  これをもって提案理由の説明を終わります。

 これから質疑を行います。

 発言の通告がありましたので,これを許します。



◆議員(柚木茂樹)  若干,質問します。

 冒頭この質問に入る前に,ちょっと整理しておかなきゃならないのがありますので整理しておきますが,実は,私は議選の代表監査で,この山元氏の住民監査請求の監査の意見書を出した者であります。

 結論としまして,監査要求当たらずという結論を出したわけですが,山元氏の監査要求の内容は,市長の監督指導責任も問うているんであります。それで,その監督指導責任,虚偽公文書によって結果,交付金,補助金等が受けられなくなったということでありますが,実はその補助金が出る期日までにその建物の収去を行わなかった,その管理義務を怠った,ということも山元氏は主張しているんでありますが,その歳入,7,800万の歳入に対しまして,違法性を問うているのではないと判断し,その歳出は,入らなかったことで,一般財源でもってまた再度再契約をして工事をしたことが違法だと,このように問うていたわけでありまして,一般財源でその工事を再度したということは政治判断であって何ら違法性はないということで当たらずと,こういう判断をしたものであります。

 そこで,監査請求にもあるとおり市長の154条職員の指揮監督権,それから148条の管理,まあこれは契約書も含むわけですが,管理及び執行権,それから147条の総括及び代表権,138条の2には,行政は,誠意を持って管理,これを執行することとし,その義務を負うと,このようになっているのであります。この行政の義務を負う代表者は,147条による市長になるわけであります。

 そこで,この請求書を読みますと,その管理,執行及び指揮監督をやらなかったから損害があったというふうに読み取れる文章になっているわけですが,そうなりますと,市長が管理義務を怠ったことで市に損害を与えた,市は被害者ということになるわけでありますが,そうなりますと被害者である市が市民の血税である税金の三百幾らかの弁護料をもって,加害者である市長を弁護すると,こういうことになるわけですが,その辺はどういうふうに考えるのかということをまずただします。

 次に,住民訴訟において,まあ,これは,弁護士を立てなくても立てても,どちらでもとれると思っております。あるいはまた,市長が自ら自分のお金でもって弁護士を立てることも可能だろうと思っております。そこで,住民訴訟において,弁護委託料を計上できる規定がどこにあるのか,それをお示しいただきたい。

 3番目は,仮に315万円相当の弁護料を払った場合,先ほど申しましたように,これが不当な支出と住民がみなし,住民監査請求及びその延長上にある住民訴訟に及ぶおそれはないのか,まずはそれをただしたいと思います。



◎総務部長兼知覧支所長(和田二三男)  今回の訴訟については,平成21年10月29日に監査請求が提出され,平成21年12月21日にその監査の結果が通知され,その結果に,内容に不服があったことから,地方自治法第242条の2の規定に基づきまして,鹿児島地方裁判所に訴状が提出されたものであります。

 その訴状においては,原告山元光一氏,被告を南九州市市長霜出勘平として訴訟を起こしておりまして,請求の要旨としては,被告南九州市長霜出勘平は,個人である霜出勘平に対して7,862万円の支払いを請求せよという内容でございます。

 質問の内容については,既に,監査請求に対し,市長の弁済の必要はなく,職員の処分,弁済額を差し引くことがないと,このことから弁済の措置の必要は認められないとの監査結果も出されております。これに伴う住民訴訟でありますので,このことが刑事事件のような,加害者とか被害者とか,そのような概念の表現がなじむのかどうかわかりませんが,市といたしましては,行政事務執行上の問題であり,また,南九州市長が被告となっていることから,当然市として対応するべきものと考えております。

 2点目につきましては,住民訴訟において法の定めで弁護士委託料が計上できる規定があるかということでございますけれども,先ほど申し上げましたように,平成14年の地方自治法の改正によりまして,地方自治法第242条の2の第4号に規定する住民訴訟については,地方公共団体の執行機関が被告となるとなっていることから,控訴費用については当然地方公共団体が負担することとなっておりまして,根拠については,ただいま申し上げた規定でございます。

 次の,不当な支出とみなされ,監査請求及び住民訴訟の対象となり得るかという質問でございますが,当然,正当な支出と考えており,監査請求及び住民訴訟の対象になるとは考えていないところでございます。

 以上です。



◆議員(柚木茂樹)  さっき全協でありましたように,242条を根拠に裁判費用を計上できるんだと,こういうことでありますが,要するに行政の代表権は市長に与えられておりますから,自治法の整合性上,仮に職員が違法な行動を起こして市に損害を与えても,その職員個人はできないと。代表者である市長が職員にかわって訴状の受け方にならないとできないと。これは,先ほど言いました自治法147条の行政のシステム上の自治法の整合性上の話なんだと,私は判断してるんです。

 ですから,私は,これは弁護士費用は立てなくてもいいし,市長自らが立てるべきではないかという判断に立っているわけですが,それはそれで根拠はわかりました。不当なというのは考え方の問題ですから,それは,裁判官が最終的に判断するでしょうから,なぜかといいますと,明らかにこれは市長の監督指導義務を問うての住民訴訟なんです。要するに市長に過失があったと。その市長の過失を町民の血税で弁護するのかという,そこが理解できないんです。市民の税金でもって。要するに負けたらですね,仮にここは勝つか負けるか裁判が決めることで,負けたら市長が市長の個人のお金を南九州市に,まあ加害者という言葉が当たるかわかりませんが,払わなければならないと,その確認。

 それと,今度は市長に聞きますが,弁護士を立てるわけだから,訴状のどこを争うのか,その2点を聞きます。



◎市長(霜出勘平)  これは,議員がおっしゃるように,被告が南九州市長霜出勘平ですね,南九州市が被告であるわけで,原告が山元光一ということでありまして,被告の南九州市長霜出勘平は,個人である霜出勘平からお金を取りなさいと,損害賠償を求めなさいという裁判であるようでございます。

 これは,この訴状については,2回ほど補正がなされておるようですが,最初は個人霜出勘平を被告としてあったようでございます。で,今回の3回目の補正で,南九州市長霜出勘平が被告になったところです。当然,これが個人霜出勘平が被告であれば,これはもう裁判費用すべて個人で賄わなければならないと思います。今回の場合は南九州市長霜出勘平でありますので,やはり自治体が,これは,その費用は持つべきだろうと,個人が持ったらこれはおかしなものになってくるというふうに私は判断をいたします。

 そういうことで,この裁判の争点は,個人の霜出勘平が損害を与えたのだから,それに対する損害賠償を求めなさいということでありますが,私もよく裁判は知らないんですが,どうも,個人霜出勘平はこの事業,地方道路整備臨時交付金事業,大川門之浦線ですか,これには執行権もなければ,指揮監督権も及ばないんです。個人霜出勘平ですよ。市長だからこそできるのであって,個人は何もこれは手も出せない,足も出せないと私は思います。その個人に対して,この損害賠償を求めるということは,私はこれはどうかなあというような,そういう思いをいたしております。

 だから,そういうことで,これは霜出勘平個人が損害賠償をしなければいけないというような判決が下されたら,今度は個人霜出勘平がまた,裁判を起こして最高裁まで争わなければいけないのじゃなかろうかなあというふうに思っております。

 だから,今その答えも発表をいたしたところです。これがそうなったら,最高裁まで個人として争わなければいけないだろうと,私はそう思っております。



◆議員(柚木茂樹)  個人として争うということは,やはり個人に請求が来るわけですよね。最終的には,これはどうも市長は勘違いされているんじゃないかという,私は個人的判断をしております。自治法上,代表権を市長に与えてるから,霜出勘平個人はできないから,市長霜出勘平という形にしているわけでありまして,最終的には個人,要するに原因者を重視しなければいけないと思ってるんです。

 最後になりますが,これは,先ほど,冒頭から申し上げましたように,市民の血税なんですよね。これに仮に勝つか負けるかは裁判官の判断ですが,血税を300万も払うと,要するに市長の監督指導権を怠ったことで,その個人のミスによって,まあ,それは市長なわけですが,市長という公的な場の地位におる方なわけですが,それによって市民の血税が支払われると,こういうことなんです,結論から言うと。そうなりますと,私は,弁護士を立てることも可能だし,立てなくてもいいと。明らかにこの裁判には弁護士を立てても勝てないという場合は,もちろん税金がもったいないから立てませんよ。それもできると思ってるんです。

 市長自らが,個人に関することだから,市長が自分の過ちによって市に損害を与えるということを訴えを起こしているわけだから,これは自ら私が受けて立ちますと,そういう御意思はありませんか。裁判費用を自ら持って私が受けて立ちますと,そういう御意思はありませんか。

 これで終わりたいと思います。



◎市長(霜出勘平)  南九州市長霜出勘平が被告であるわけですので,個人霜出勘平が裁判費用を出すということは,私は,あり得ないことだろうというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  他にございませんか。



◆議員(浜田茂久)  今回の補正予算等についての原因たるものは,事件番号(行ウ)の第1号,この損害賠償事件の原因の主たるものは一体何かということの認識が足りな過ぎます,今の議論の中では。この原因は,臨時交付金の補助金申請のありようについて虚偽の申請を行ったということからの原因のあらわれであります。その虚偽の申請を行ったために,鹿児島県も困り,国も困り,その交付金を執行することができなかったというのが本当の国,県が困ったことの一つであります。合併して国,県もそれなりの良識を持って対応したのに,虚偽の申請の中において今回の事件が発生したわけであります。その事件番号が平成22年(行ウ)の第1号という,こういう事件の原因でありますから,その原因たるものをもうちょっとしっかりと行政のほうは受けとめて,さらにかみしめていただきたい。

 それと,このへんてこりんなことになっていますけれど,地方自治法の第242条の2は,この条例を作成したその方が平成13年度におかしいと,この条文でいくとおかしいと,為政者の責任者は市長であると,首長であると,首長が,先ほど柚木議員が言われましたように,指揮監督をもって責任が所在すると,よって市長の名によって執行部の職員に対してはその責めの任があるということで,平成14年度に法改正されて第1号の事件なんです,これは,悲しいかな。そういうことからかんがみて,今回の虚偽の事務申請に始まり,そして住民訴訟に発展し,その原因たるものは霜出勘平という市民に対し,たまたま市長が霜出勘平でありますから,自らが自らに支払いをしなさいと,虚偽の原因についてから始まっているわけですから,そのことについての議論であったろうと思いますので,市長の見識を一度明らかにしていただきたい。

 以上。



◎市長(霜出勘平)  ただいま浜田議員がおっしゃるようなことが原因で,このような訴訟が発生したというふうに思っております。これはまことに遺憾でありまして,申し訳ないことだというふうに思っております。

 ただ,こういうことで我々は,その後の処理につきましても,それぞれ議会にも相談をし,そしてまた一般会計からの支出もお願いをいたしまして,この工事,事業そのものを早く終了させようと,市民の生活道路であるわけでございますので,市民の皆さんにいっときも早く快適な生活をしていただくために,そういったことで市の一般の財産も投入しながらこれを完結するのが我々の責務だろうというようなことで相談をして,そのようなことで現在まで進んできておるわけです。

 そういった中で,このようなことが起こったわけでございますが,当然,住民の方としては市の代表である市長霜出勘平を被告とするのはこれは私は当然だろうというふうに思っております。それで,どうして南九州市長に損害賠償を求めず,個人に求めたのかというようなことで私はこの裁判は争われていくべきだろうというふうに思っておるところです。

 いずれにいたしましても,監督不行き届きと,そういったことが原因でこのような訴訟が起こったことについては,大変遺憾であり,申しわけないというふうに思っております。



◆議員(浜田茂久)  要は,為政者は地域の市民のために,すべて市民のために,ということの思いをもって違法性のあるような行為,申請はやっちゃならんという戒めでありますから,そのことを指摘して私は終わります。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。



◆議員(竹迫毅)  まず最初に,補正予算で出ていますこの訴訟について,市長は勝訴する自信があるのかどうか。

 それと,この弁護士費用の予算が議決されれば,これは市民にまた300万円以上の負担を強いることになるんですよね。これはなかなかややこしいなと思っているんですが,霜出市長としてはこの裁判は何が何でも勝たなければならない,負けたら霜出勘平氏自身に請求されるということですよね。ですから,勝つ自信があるのかと。それからまた,補助金の6,000万円以上がもらえなくなったということで,南九州市民に対して甚大な不利益を与えているわけです。その点についてどのように考えるか。それと,私は,この弁護士を頼まなくても,自ら裁判所に行って正当性を述べるでしょうから,それでもいいんじゃないかと思いますよ。6,000万円以上の不利益を市民に与えた以上にまた訴訟費用まで市民の血税を使うのかということに対して私は疑問を持っております。答弁いただきたい。

 それと,保育所関係費ですが,市内保育園より保育定数の見直しの要望に伴い,保育所連絡協議会を開催するための費用ということで5万3,000円ほど出ていますが,この定数の見直しの要望について具体的に説明いただきたい。

 以上,2点です。



◎市長(霜出勘平)  まず,裁判に勝つ自信があるのかどうかということですが,これはもうやってみなければわかりません。我々は素人でありますし,また裁判所の判断というものがあるでしょうから,これやってみなければわからないと思います。

 先ほどからこの裁判費用についていろいろと御意見もあるようでございますが,どうして最初の霜出勘平個人に対する訴訟ということでないのかと,そうであればもうこういうような補正予算もお願いをしないで済む,個人でこれはしっかりとやっていけるわけですので,そういう思いもあるところです。南九州市が訴えられ,その代表である私が監督不行き届きというようなことであるわけですので,このことについては三百何万何がしかの訴訟費用が要りますけども,やはりこれは,申しわけないですけども,そういった形で市の財政のほうから負担をしていただくのが筋だろうというふうに思います。(発言する者あり)

 私もこの法律には疎いほうでありまして,やはり専門家に頼んでそれなりの筋をつけるのが,市民の方々に対しましても,私は,筋だろうというふうに思います。



◎福祉課長(君野悦郎)  お答え申し上げます。

 3月16日付で,知覧町の保育園のほうから,定員30名のところを15名ほど増やしてほしいという要望,それともう1件は3月23日付で,頴娃町の保育園の1保育園より30名定員を,15名定員を増やしてほしいという要望書が出ているところでございます。

 以上です。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。



◆議員(大薗秀己)  先ほど市長の答弁の中で,最高裁まで争うつもりでいるというような発言があったわけですが,今回の327万円というこれは,弁護費用という,弁護委託料ということになっていますけど,その内訳を示してもらえませんか。何回この弁護,それから契約とかあるはずですけども,その内容についてちょっと聞かないといけなくなったので質問いたします。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前10時36分休憩

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午前10時37分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎総務部長兼知覧支所長(和田二三男)  裁判の費用を327万円ほどお願いいたしておりますが,その中身は着手金として315万円と,出張旅費等あるいは諸雑費,事務経費等でございますが,12万円着手に係る分でございます。その内容については,1審が終わるまでということなんですけれども,着手金でございますので,事件が終了した時点で裁判が何回かかるか,まだ予測がつきませんので,最終的な経費についてはわかりませんけれども,1審の着手金ということでこれだけお願いいたしているとこでございます。また,事件終了時に報奨金については協議をして決定することになっております。

 以上でございます。



◆議員(大薗秀己)  着手金というのがこの300万円,これが普通なのかどうかよく私もわからないのでこの辺の見解と,出張手当2万円,1回が1万円ということですけども,2回で済むんですか。これでもう結審するという,1審が結審するということで見積書が出ているのではないかと思われますが,その辺はいかがでしょうか。



◎総務課長(福吉良夫)  弁護士料の着手金の件ですが,これにつきましては,日本弁護士連合会の報酬等基準規定,これに定められておりまして,また鹿児島県弁護士報酬規定に基準額が定められております。これに基づきまして,今回弁護士に相談して300万円という額でございます。

 また,1審の何回行われるかはまだはっきりいたしませんけれども,今回の見積りに当たりましては,まあ2回ぐらいでいいのではなかろうかという弁護士からの見積りでお願いをしているところでございます。

 以上です。



◆議員(大薗秀己)  3回目ですので,先ほど市長が答弁いただいた,その最高裁までやるんだということを言ってるわけですので,これは市長にお答えいただきたいんですが,本当にこの裁判をすることで市として正当性が発揮されるんですか。もうちょっと何かいい方法はないんですか。その辺,市長にちょっと最後の答弁いただきたいんですけど。



◎市長(霜出勘平)  私が最高裁までと言ったのは,仮にこの原告の主張が認められた場合を言っておるわけです。そうなりましたら,次からは私が個人でこれをやっていかなければいけないだろうと,それには最高裁までやりますよということです。これは,裁判はこちらの意思とは全然関係ないわけです。訴えられたほうですので,これは受けて立たなければいけないというようなことだろうというふうに思います。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前10時40分休憩

───────────

午前10時42分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。



◆議員(竹迫毅)  先ほど,個人ではやるということでしたが,南九州市長として,1審で敗訴ということになったら,2審,最高裁というふうに行く考えですか。そうしますと,このあとは弁護士費用もまた加算しますよね,そうなった場合は。仮に1審で勝訴しても,相手のあることですから,相手が控訴審まで行ったら,それにやっぱりついていかなければならないと思いますが,どうなんですか。1審で敗訴した場合でも最高裁まで南九州市長として行く考えかどうか,そうなった場合は,これは弁護士費用が莫大なものになるのではないかということも私は心配するんです。なぜかというと,これは市民の血税を使わなければならないわけですから。どうですかね。



◎市長(霜出勘平)  大薗議員の質問にもお答えいたしましたように,これが,原告の訴えが認められた場合は,これはもう霜出勘平個人に来るわけです。個人霜出勘平は,これに対してやっていかなければいけないということです。そういうことなんです。

 市長としては,これはどうするかは私はこれは市長としての判断じゃなくて,霜出勘平個人に七千何がしかの賠償が来るわけですよね。それに対して霜出勘平個人は,最高裁まで争いますよということです。



○議長(田之脇厚)  しばらく休憩します。

午前10時44分休憩

───────────

午前10時44分開議



○議長(田之脇厚)  再開します。



◎市長(霜出勘平)  敗訴したら,市としてはこれはそれで私はあきらめるべきだろうというふうに思います。ただ,個人としては,やっていきますよということですね。



◆議員(竹迫毅)  確認しますが,1審で南九州市が敗訴したら,もう控訴しないという意思ということでよろしいですか。そこら辺をきちっと確認します。



◎市長(霜出勘平)  この原告山元光一,被告南九州市長霜出勘平のこの裁判については,これについては,南九州市としては,上告はすべきではないだろうということです。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。



◆議員(今吉賢二)  市長,ここはアメリカですか。アメリカはよく訴訟国と言われて知れ渡っているようですけども,勝ったの負けたのでその裁判の最高裁云々と話が出ていますけども,その前にやるべきことがあろうかと私は考えますが,和解という言葉ですよね,市長はそういうふうな考えはお持ちなのか。いかがですか。1点だけ。



◎市長(霜出勘平)  和解は裁判が始まってからのことじゃないかと私は思います。



○議長(田之脇厚)  他に質疑はありませんか。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  質疑なしと認めます。

 これで質疑を終わります。

 お諮りします。本案については,会議規則第37条第3項の規定により,委員会付託を省略したいと思います。

 御異議ありませんか。

  [「異議なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  異議なしと認めます。

 本案については,委員会付託を省略することに決定しました。

 委員会の付託を省略します。

 これから,討論を行います。

 まず,本案に反対者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  反対討論なしと認めます。

 次に,本案に賛成者の発言を許します。

  [「なし」と呼ぶ者あり]



○議長(田之脇厚)  賛成討論なしと認めます。

 これで,討論を終わります。

 これから,議案第36号を採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

  [賛成者起立]



○議長(田之脇厚)  起立多数であります。

 議案第36号は原案のとおり可決されました。

    ────────────────────



△閉会



○議長(田之脇厚)  これで,本日の日程は全部終了しました。

 会議を閉じます。

 平成22年第3回南九州市議会臨時会を閉会します。

午前10時48分閉会